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  1. 橿原市議会 2019-02-12
    平成31年県立医科大学・附属病院を核としたまちづくり事業等に関する特別委員会 本文 開催日: 2019-02-12


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成31年県立医科大学附属病院を核としたまちづくり事業等に関する特別委員会 本文 2019-02-12 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 133 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  細川佳秀委員長 選択 2 :  地域創造課長 選択 3 :  細川佳秀委員長 選択 4 :  奥田寛委員 選択 5 :  細川佳秀委員長 選択 6 :  地域創造課長 選択 7 :  細川佳秀委員長 選択 8 :  地域創造課長 選択 9 :  細川佳秀委員長 選択 10 :  地域創造課長 選択 11 :  細川佳秀委員長 選択 12 :  地域創造課長 選択 13 :  細川佳秀委員長 選択 14 :  地域創造課長 選択 15 :  細川佳秀委員長 選択 16 :  奥田寛委員 選択 17 :  細川佳秀委員長 選択 18 :  奥田寛委員 選択 19 :  細川佳秀委員長 選択 20 :  奥田寛委員 選択 21 :  細川佳秀委員長 選択 22 :  奥田寛委員 選択 23 :  細川佳秀委員長 選択 24 :  総合政策部長 選択 25 :  細川佳秀委員長 選択 26 :  総合政策部長 選択 27 :  細川佳秀委員長 選択 28 :  奥田寛委員 選択 29 :  細川佳秀委員長 選択 30 :  杉井康夫委員 選択 31 :  細川佳秀委員長 選択 32 :  杉井康夫委員 選択 33 :  細川佳秀委員長 選択 34 :  地域創造課長 選択 35 :  杉井康夫委員 選択 36 :  地域創造課長 選択 37 :  細川佳秀委員長 選択 38 :  地域創造課長 選択 39 :  細川佳秀委員長 選択 40 :  佐藤太郎委員 選択 41 :  細川佳秀委員長 選択 42 :  地域創造課長 選択 43 :  佐藤太郎委員 選択 44 :  地域創造課長 選択 45 :  佐藤太郎委員 選択 46 :  地域創造課長 選択 47 :  細川佳秀委員長 選択 48 :  総合政策部長 選択 49 :  細川佳秀委員長 選択 50 :  佐藤太郎委員 選択 51 :  細川佳秀委員長 選択 52 :  成谷文彦委員 選択 53 :  細川佳秀委員長 選択 54 :  成谷文彦委員 選択 55 :  細川佳秀委員長 選択 56 :  総合政策部長 選択 57 :  成谷文彦委員 選択 58 :  細川佳秀委員長 選択 59 :  成谷文彦委員 選択 60 :  細川佳秀委員長 選択 61 :  成谷文彦委員 選択 62 :  細川佳秀委員長 選択 63 :  市長 選択 64 :  細川佳秀委員長 選択 65 :  原山大亮委員 選択 66 :  細川佳秀委員長 選択 67 :  地域創造課長 選択 68 :  原山大亮委員 選択 69 :  細川佳秀委員長 選択 70 :  原山大亮委員 選択 71 :  細川佳秀委員長 選択 72 :  原山大亮委員 選択 73 :  細川佳秀委員長 選択 74 :  西川正克委員 選択 75 :  細川佳秀委員長 選択 76 :  地域創造課長 選択 77 :  細川佳秀委員長 選択 78 :  地域創造課長 選択 79 :  細川佳秀委員長 選択 80 :  地域創造課長 選択 81 :  細川佳秀委員長 選択 82 :  西川正克委員 選択 83 :  細川佳秀委員長 選択 84 :  地域創造課長 選択 85 :  西川正克委員 選択 86 :  地域創造課長 選択 87 :  細川佳秀委員長 選択 88 :  うすい卓也委員 選択 89 :  細川佳秀委員長 選択 90 :  地域創造課長 選択 91 :  細川佳秀委員長 選択 92 :  地域創造課長 選択 93 :  細川佳秀委員長 選択 94 :  大北かずすけ委員 選択 95 :  細川佳秀委員長 選択 96 :  地域創造課長 選択 97 :  大北かずすけ委員 選択 98 :  細川佳秀委員長 選択 99 :  総合政策部長 選択 100 :  細川佳秀委員長 選択 101 :  大北かずすけ委員 選択 102 :  総合政策部長 選択 103 :  大北かずすけ委員 選択 104 :  総合政策部長 選択 105 :  細川佳秀委員長 選択 106 :  原山大亮委員 選択 107 :  細川佳秀委員長 選択 108 :  総合政策部長 選択 109 :  原山大亮委員 選択 110 :  細川佳秀委員長 選択 111 :  佐藤太郎委員 選択 112 :  細川佳秀委員長 選択 113 :  地域創造課長 選択 114 :  佐藤太郎委員 選択 115 :  地域創造課長 選択 116 :  佐藤太郎委員 選択 117 :  細川佳秀委員長 選択 118 :  奥田寛委員 選択 119 :  細川佳秀委員長 選択 120 :  地域創造課長 選択 121 :  細川佳秀委員長 選択 122 :  奥田寛委員 選択 123 :  細川佳秀委員長 選択 124 :  総合政策部長 選択 125 :  奥田寛委員 選択 126 :  細川佳秀委員長 選択 127 :  総合政策部長 選択 128 :  細川佳秀委員長 選択 129 :  竹森衛副委員長 選択 130 :  細川佳秀委員長 選択 131 :  地域創造課長 選択 132 :  細川佳秀委員長 選択 133 :  細川佳秀委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:            医大附属病院周辺地区市民ワークショップ等について                午前10時01分   開  議 ● 細川佳秀委員長 それでは、これより、県立医科大学附属病院を核としたまちづくり事業等に関する特別委員会を開催いたします。  まず最初に、医大附属病院周辺地区市民ワークショップ等についてを議題といたします。  理事者側の説明をよろしくお願いいたします。資料を配っておりますので、簡単に、わかりやすく。地域創造課長。 2: ● 地域創造課長 平成30年度橿原市議会9月定例会の決算特別委員会の中で触れさせていただきました医大附属病院周辺地区市民ワークショップ等についてのご報告と、地区周辺に関する現在の進捗状況について、大きく3点に分けてご説明いたします。  まず1点目でございます。医大附属病院周辺地区のまちづくりについてご報告いたします。  1枚目、医大附属病院周辺地区のまちづくりでございますが、お手元の資料、全4回市民ワークショップ概要をごらんください。  1回開催するたびに瓦版ということで作成し、市のホームページにも掲載しておりますが、その4回分をまとめた概要版ということになります。  医大附属病院周辺地区のまちづくり基本構想の策定を奈良県と本市で検討を進めておりますので、今年度、市民の皆様方からご意見をいただき、基本構想に反映することを目的に市民ワークショップを4回開催させていただきました。8月、9月、10月、11月と、月に1度のペースで各回約30名の市民の方々に参加していただき、5つのグループに分かれてさまざまなご提案をいただきました。  1ページ目の左下の欄になりますのが第1回目のワークショップの内容です。  医大附属病院及びその周辺の魅力は一体どのようなものがあるのかということと、地域の課題や改善したいところについてお伺いしたところ、魅力につきましては歴史・景観が魅力である、自然や四季が感じられ、行事やお祭りなどの文化がある、交通やインフラが整っているなどのご意見をいただきました。  一方で、課題や改善したい点として、観光やにぎわいが少ない、駐車場が不足しており道が狭い、身近な緑が少ない、橿原市の顔やイメージが湧かないなどのご意見を多くの班からいただいたところです。  右上の欄になります。  2回目のワークショップでは、「健康」「交流」「生活・暮らし」の3つのテーマについて必要と考えられる機能や施設、取り組みについて話し合っていただき、合計で101のアイデアを出していただきました。  意見の多かったキーワードは、「健康」のテーマでは、食・地産地消、医療、「交流」のテーマでは、コミュニケーションや多世代の交流、にぎわいや産業・イベント、「生活・暮らし」のテーマでは、子育て・ファミリー、緑や環境、景観などとなりました。  右下の欄になります。  3回目のワークショップにおきましては、第2回市民ワークショップから出された101のアイデアの中から特に必要な機能や施設、取り組みについて、各グループで上位10項目のアイデアの絞り込みを行っていただくとともに、それらが新駅予定地の東西どちらのエリアにあるほうが望ましいかについて話し合ってもらいました。  「健康」のテーマでは、地産地消のレストランや入院患者の家族の滞在用ホテル、「生活・暮らし」のテーマでは、学生寮や公園、これは既存の緑や水空間を生かすことも含まれております。「交流」のテーマでは、大和高田バイパスと近鉄の線路により4つに分断されていることから、安全で快適な歩行者空間の確保ということでペデストリアンデッキなどが多くの班から出されました。  続いて、裏面をごらんください。
     最終回となります4回目のワークショップでは、医大附属病院と新駅予定地周辺の検討エリアの基本的な認識として、赤枠で囲っております「橿原市、検討エリア周辺の魅力」としまして、歴史的資源が多い、鉄道の利便性がよい、医療が充実している、災害が少なく住みやすいなど、青枠の「検討エリア周辺の課題や改善したいところ」としましては、医大周辺の駐車場が不足している、子どもが遊べる公園や広場が少ない、周辺でランチのできるところが少ないなど、また、緑枠の「まちづくりを行う上で、配慮してほしいところ」につきましては、まちの景観や環境に配慮してほしい、スポンサーを活用してあまり予算をかけ過ぎないでほしい等々が全体の共通認識として共有していただきました。  その上で、下の欄、まちづくりで実現したいポイントとしまして、6つの項目に絞り込んでいただきました。  その6つの項目は、「1.医者や学生、地域の人たちが、学び気軽に交流できる」、「2.子どもからお年寄りまで頼れる人が身近にいて安心して過ごせる」、「3.人々の暮らしが便利で豊かになり、駅周辺で活動する人が増える」、「4.病院の利用者にとってもその家族にとっても、便利で滞在しやすい」、「5.人々が自然を感じながら、健やかに暮らせる」、「6.地域の内外の人に医療のまちの魅力を伝える」といった内容でございます。  また、機能の配置についてもご提案いただいております。  駅の西側につきましては、「みどりと歴史に触れる落ち着きのある憩いゾーン」として、橿原神宮につながる豊かな森とつながるように、イメージは天王寺公園にあります「てんしば」のような緑の癒やしの景観を備えた、子どもたちも安心して遊べる施設を望まれていると。また、代表的な施設としましては、マクドナルドハウス、これは病院利用者やそのご家族が利用できる宿泊施設となります。入院している子どもとその家族がより快適に生活を送り、少しでも心身の負担を低減できるようにと考えられた施設でございます。  駅中心につきましては、「駅を中心とする生活と交流の拠点ゾーン」として、イメージは中和幹線沿いにありますまほろばキッチンのような地産地消を取り扱うレストランや、直売所のようなにぎわい商業施設、また、東西南北のエリアを安全安心で移動しやすい大和八木駅の自由通路のような歩行者ネットワークの形成といった機能でございます。  それから、駅の東側につきましては、「病院・大学との連携・交流ゾーン」として、医師や医大生、地域住民、また多くの人々が駅周辺で活動し交流できる場所の創出、病院や大学との連携による各種イベントの開催などといった機能が求められています。  このように、市民ワークショップの中で多くのご意見やご提案をいただきましたので、このことをご報告申し上げます。  また、これらのご意見をもとに、奈良県さんと協働で、まずは医大附属病院の周辺地区まちづくり基本構想を策定するとともに、引き続き奈良県とまちづくり包括協定で締結しております医大周辺地区全体のまちづくり基本構想の策定に向けて取り組んでまいりたいと考えているところです。  以上で、医大附属病院周辺地区市民ワークショップのご報告を終わります。 3: ● 細川佳秀委員長 ただいまの説明に対し、何か質疑等ございませんか。奥田寛委員。 4: ● 奥田寛委員 たくさんありますが、とりあえず項目だけざらざらと申し上げておきますね。回答を一遍にされると混乱するかもしれないので、1個ずつお願いしたいですが。  これを見て、ちょっと私の中で出てくる疑問は、住居系の話です。とりあえず市営住宅が建っている場所を利用しようというのであるわけですから、市営住宅が最終どうなるのというようなことは当然議論されないとあかんと思うんですが、その話は一切ないですよね。一応、別途の計画がつくってあって、その考え方というのはある程度予習させていただいておりますけれども、市民の間に、困っている人たちはこういうふうになりますという、その投げかけは一切していないわけじゃないですか。言うたら、市の中のほんまにその生活が苦しい人たちの話は一切市民にさせずに、外来者に来てもらおうという外向けの話だけしているというのはちょっと理解できないですよね。だから、問題設定のあり方というのは市がまずつくっているわけじゃないですか。地元の、まあ言うたら困っている人たちを呼んできて、そういう人たちの話をするというんじゃなくて、公募で、どっちかというと地元じゃない人の意見をたくさん聞いているような印象を受けているわけですよ。その辺の組み方、会議そのもののつくり方というのをまず1点伺いたい。  もう1つは、八木西口駅のことが一切触れられていない。これもわざとであるかのように、もともとこの医大周辺の話の中には含まれてないとあかんはずですが、そのことについて市民の皆さんに議論してくれとも何とも一切言っていない。  あと、マクドナルドハウス。これは旅館・ホテル組合サイドの声はどういうふうになっているのかそれを聞いておきたい。  あと、瓦版を作成したという表現で、一見市民に対して説明をある程度しているような言い方をされていますが、どれぐらい枚数はつくってどういう配布の仕方をしているのかを聞いておきたい。例えば、市長さんが地黄町あたりのほうの住民さんに対する講座なんかをされるときにこういう資料を持っていって配布したりだとかそういうことまでしておられるのかどうか。  あと、ちょっと表現として、ごめんなさい、僕が不勉強でわからないのが、ペデストリアンデッキというのは何ですか。それ、ちょっと簡単に単語の問題なので教えてほしい。 5: ● 細川佳秀委員長 とりあえず1つずつ。地域創造課長。 6: ● 地域創造課長 まず、市営住宅の件でございます。  このワークショップを開催させていただいておりますが、この資料の裏面の「まちづくりで実現したいポイント」というところが、これそのまま市民ワークショップの中で議論していただいた図面ということになりますが、その一番右下の米印のところで、2つ米がありまして、その下、この市営住宅につきましては別で計画されております住みかえ計画に基づく事業が進めば、タイミングが合えばということで将来的にエリアの編入を検討するものだということを市民ワークショップの皆様方にお話をした上でこのエリアの中に取り込ませていただいているということでご理解願えればと思います。 7: ● 細川佳秀委員長 1点目、それでよろしいですか。(「よくはないですが、ちょっとほかのやつを先に教えてくれたら」と奥田寛君呼ぶ)  2点目、駅の問題。 8: ● 地域創造課長 八木西口駅のことでございますが、繰り返しになるかもしれませんけれども、おととし、平成29年の9月3日に今井町の役員の方々に県と市で検討している医大周辺のまちづくりの方向性などのご説明を行わせていただきました。その中で、地元さんとしましては、八木西口駅は残してほしいとのご意見を伺っているところでございます。その後、平成29年10月31日付で八木西口駅存続を求める要望書が今井町自治会の会長から約1,400名の署名簿とともに提出されております。平成29年の12月定例会開会日の議長報告もされたところでございます。現在も、近鉄、奈良県、本市によりまして三者協議を継続して行っておるところではございますが、さまざまな問題点を解決することなく新しい駅を設置することは難しいとの認識はしてございます。  本市の考え方としましては、八木西口駅と新駅を併存できるように協議を進めておりますので、地元様への説明につきましては、明確な時期を申し述べることができないということが前提となりますが、奈良県、近鉄、市の3者が共有できる将来構想や鉄道事業者である近鉄さんとのある一定の調整ができ、方向性が定まった後の適切な時期に市民さんへの説明やこの存廃についてのご意見を聞かせていただくことが望ましいのではないかというふうに考えております。 9: ● 細川佳秀委員長 3点目。 10: ● 地域創造課長 マクドナルドハウスの件でございますが、旅館組合のほうに説明しているのかといったことかと思いますが、そこにつきましては、まだご説明はしておりません。このワークショップにつきましては、基本構想というこのまちの未来構想図を描く前の段階の市民さんの意見はどういう思いなんだろうということをヒアリングさせていただく場でございます。このことが、ワークショップで出てきた提案が全てこのまちづくりに反映するということはまだもう少し先のことになりますので、この出てきたご意見をもってすぐに旅館組合さんのほうにこういうものが建ちますよということでは、まだ時期的にないのではないかというふうに考えております。 11: ● 細川佳秀委員長 4点目。 12: ● 地域創造課長 瓦版につきましては、全4回させていただきておりますが、1回開催するたびに概要版ということで瓦版を作成させていただいております。この瓦版は、市民ワークショップに参加していただいた方々にお配りするとともに、市のホームページでも掲載しております。 13: ● 細川佳秀委員長 5点目。 14: ● 地域創造課長 このペデストリアンデッキということは、例えば駅前の広場と横断歩道橋の両機能を持ち合わせたような、例えば建物と接続するような機能、イメージで言いますと、近鉄大和高田駅の駅から道を挟んで建物まで歩道橋のようなものが接続していると。イメージ的にはそういったものでございます。 15: ● 細川佳秀委員長 奥田寛委員。 16: ● 奥田寛委員 じゃ、ちょっと、話がばらけるとややこしくなるかもしれませんが。 17: ● 細川佳秀委員長 できたら、1点ずつ。 18: ● 奥田寛委員 1点ずついったほうがいいですね。  住居系の話というのをさせていただいているのは、この事業、どれぐらいお金がかかりますの。60億。それとも、もっと。大体公の金、県の金で何億ぐらいで、市の金で何億ぐらい。民間が開発等につき合ってくれるその金額で何億ぐらい。その目安はありますか。  あえてちょっと伺っているわけですけれども、市が何十億という金をかけてこれから何十年間も借金をみんなで返していこうというばかでかい公共事業をやりながら、この橿原市の中で困っている人を助けようと、そういう問題を解決しようという姿勢が一切見られへんのはどうかなと私は思いますよ。それだけの金があって、それだけの事業をやるのやったら、外から来はる人を迎え入れる、いい、きれいな整備をしたいというのは片手でやりながら、もう片手でこの橿原市はもっと住みよいまちになるために、今、現にこのまちに住んでいて困っている人を助けるということを同時に組み合わせてやるべきだと私は思うんです。  そういうことを考える中で、もともと県さんが出してくださっていた図面みたいなのには福祉住宅だとかそういう単語も入っていたと思うので、僕はむしろ期待していたんですよ。岡寺駅前のかなりくたびれた県営住宅であるとか市営住宅であるとかというのもたくさんありますよ。 19: ● 細川佳秀委員長 奥田寛委員発言をとめて悪いのやけど、その話は、ワークショップの説明が終わって、次にまちづくり基本構想の説明をするから、そのときに質疑してもらいたい質疑内容やと思うから。 20: ● 奥田寛委員 じゃ、その質疑として後回しにしますね。  とりあえず、そういうふうに地元側で困っている人たちの話を解決するような県営住宅なり市営住宅なりを県さんと協力してある程度新しい場所できれいに建てかえるみたいな発想が一切ない巨額な金の使い方というのはどうかと思いますので、そもそもこれは地元の意見をまず聞いてやるべき話じゃないかと思っているんですが、地元の意見、完全に住居系の会議に分離してしまって一般市民に対しては地元でこれだけ困ったことがありますみたいな相談は言ったりされていないわけじゃないですか。もう完全に来訪者対応だけの審議しかしていないわけですよね。そしたら、市民生活でどれだけ困っている人がたくさんいるのかということの視点を含まずにこの計画をつくっていいのかということを僕は聞いているわけですよ。会議のつくり方。大体その30人からの委員さんがいてたら、指名制の委員もあるわけでしょう。公募の委員さんだけじゃなくて指名制の委員もあるのと違いますの。何でもうちょっと、うちとしてはこういうふうにしてもらいたいみたいな話をする人、それがまあ住宅の側の人であるとか、旅館・ホテル組合側の人であるとか、具体的には誰になるのか、ほかにもいるかもしれませんが、そういう当事者意識を強く持っている人たちにもっと入ってもらうとか、そういう話にならないのかが、それが不思議でならない。  それに関連して言えば、瓦版も、見ているのも結局そのワークショップの何人かだけで、あとはホームページに載っていますぐらいの話やったら、一切、市民は知らんわけじゃないですか、我々自身も。 21: ● 細川佳秀委員長 まずはワークショップの、要は選び方、来ていただいている人らの選び方について、今、疑問を持ってはるわけや。 22: ● 奥田寛委員 つくり方と市民に対する説明で、この時点では、まだ僕は市民全般の広い了解をとれているような作業をやっていただいているような気がしないから、その両点についてもう少しこれから前向きに頑張っていくんやとするんやったら、お答えは欲しいところです。当然そういう中に西口駅サイドに住んでいる住民の声とかも直接反映できるようにしていただかんとあかんと思う。  とりあえず、大きな丸い形で4点挙げさせてもらった問題をぐるっとまとめさせてもらいましたけど、もう1回言うたら住居系、西口駅系、旅館・ホテル組合系、最低そっち側の当事者たちをちゃんと入れた上でそれぞれの問題意識に基づいて、我々は困ったことになったらどうしてくれるのという議論を市民全体に諮るべきじゃないかと私は思います。 23: ● 細川佳秀委員長 今の観点の中で、要はワークショップのあり方ということやんか。今聞いていたら、それは次の段階の話と違うかなというものに感じはしますのやけども、今、理事者側の答弁だけ、お願いしますわ。 24: ● 総合政策部長 まず、このワークショップにつきましては、冒頭、担当課長のほうからも説明をさせていただきましたとおり、基本構想をつくるがためのワークショップというふうにご理解をいただきたいと思います。住民さんのほうからいただいていたご意見で、具体の話までいろいろこのワークショップの瓦版でもご表示させていただいておりますけれども、そういった具体の施設等につきましては次のステップとなります基本計画で位置づけしていくような内容になってこようかと思います。  ただ、基本計画であってもそれが決定しているというふうなことではないというふうにご理解いただきたいと思います。ただ、今回については、基本構想のためのワークショップということから市民のいろんな方にご参加をいただいてワークショップを進めてまいりました。今回のこのエリア、実際には四条新町であるとか小房町であるとか、そういった地区の代表の方にも今回のワークショップには参加をしていただいております。  最終的にこの構想をつくり上げていくというのは、奈良県のほうとともに進めさせていただいておりますけれども、31年度に入ってから公表できるかもわかりません。今、今年度中というふうなことで目指してつくっているところですが、若干遅れぎみというふうなところで、構想については新年度に入ってから時機を見てお示しすることができるのではないかというふうに考えております。 25: ● 細川佳秀委員長 そやから、市営住宅にかかわってらっしゃるのは入っていないの。 26: ● 総合政策部長 大久保の総代さんとかには入っていただいているんですけれども、実はその市営住宅のほうについてはまちづくり部さんのほうでも建てかえの計画を順次進めていっていただいておりまして、そっちの方面でも地元のほうに入っていただいていると。ただ、今回のまちづくりのワークショップを進めるに当たりましても、この地区の市営住宅のあり方というのは大きな歴史の問題もございます。そういったことで、医大のまちづくりをするからじゃなくて、市全体の市営住宅のあり方をしっかりと見直しして、その結果としてこの市営住宅のエリアをまちづくりとして活用していくという、いわば2段階の考え方、そういった市営住宅の再整備なくしてはこのまちづくりも進まない、市営住宅のこのエリアについてはまちづくりに取り組むことはできないというように、我々は認識をしております。これはもう以前から申し上げているとおり歴史的な背景があってというふうなところでございますので、ご理解よろしくお願いしたいと思います。 27: ● 細川佳秀委員長 よろしいですか。奥田寛委員。 28: ● 奥田寛委員 最後、ちょっとだけ。  そういう、だから、最終的に議論せんとあかんような話が、そもそもこの一番初めに問題点を抽出するべき場所であるしょっぱなの状態で一切挙がっていない、抜け落ちているということが問題だろうと言っているんですよ。市営住宅の再配置というのが、言うたらこの大久保だけじゃなくて周りに至るところに市営住宅があるわけですから、それらの内容も含んだ上でその大きな、例えばの話ですよ、岡寺駅前のかなり古びた県営住宅なり市営住宅なりというものを統合してエレベーターつきのビルの市営住宅を駅前に建てるだとか、そういうようなことでもって、この橿原市の、言うたら耐震性にかかわるその課題であるとかそういうものを同時に解決するような、大きな事業をやるのやったらそれぐらいのことは片手でやっていただかんと困ると私は思っている。  だけど、そういう視点についての問題提起は市側がやろうと思っても、やろうと思ったらできるでしょうけど一切していないし、公募した市民の側からそういうことをやるべきやという話も一切挙がっていないわけじゃないですか、今は。じゃあ、その後の話に基本構想に乗っていない話をどんどん横から追加していくという話になるのかといったら、それは不思議でかなんと言っておるわけですよ。当然初めに挙げていくべき課題の1つと違いますのということを申し上げた。  演説になってもしょうがないですから、お答えはあったらでいいです。もう後の話にまたさせてもらいますから。 29: ● 細川佳秀委員長 一応、奥田寛委員からの問題提起でございますので。  杉井委員。 30: ● 杉井康夫委員 これ、今、説明いただいているんですけど、ワークショップをやってから基本計画を立ててくるわけなんですよね。それで、この会議は県のほうとしての、これ、市がいくら言うても県でしょう。医大も、知事が金がないから3年遅れるというて多分言われたと思うんですけど、計画自体が遅れてきているのに県のかかわりというのをちょっと説明していただきたいんですよ。  これは県の事業です、はっきり言えばね。そやから、その辺。 31: ● 細川佳秀委員長 県と市との協働事業と。 32: ● 杉井康夫委員 はい。包括協定を結んでいるからあれやけど、県がどこまで関心を持ってやっているか。その辺を言うてくれな、我々がいくら言うても、県がこれはだめですと言われたら。  いや、これを聞いとかな、どこまでこんな話、まともにしていいのか。 33: ● 細川佳秀委員長 要は、県のスピードと市のスピードがうまく合っているか、合っていないかということやんか。  全体の金額なんか出ているのか、今。  あんまり言うてしまったらひとり歩きしてしんどいで、数字は。どこへいったって全部あかんのやから。  地域創造課長。 34: ● 地域創造課長 奈良県のほうとも、もちろん協働してこのまちづくりを進めさせていただいております。奈良県さんのほうでは、部署的に地域デザイン推進課さんであったりであるとか病院マネジメント課さんであったりであるとか、医大側さんであったりとか、かなり調整をさせていただいております。県の地域デザイン推進課さんのほうでも、この30年度にこの病院周辺のまちづくりの基本構想というのを橿原市と協働で、このワークショップの案を受けた、それを踏まえながらまちづくり基本構想に取り組んでおるというような形で、協働でさせていただいているというところもございますし、また、今の現グラウンドの文化財の発掘調査も県のほうで工事をやられておるということと。 35: ● 杉井康夫委員 県はこのワークショップに、どこが来て何人ほど来てはるわけ。そして、市とのどういう話をしているわけ。それだけちょっと言うといて。 36: ● 地域創造課長 このワークショップ、全4回させていただきましたが、県の職員からも全て出席していただきまして、最後、この市民ワークショップの裏のこの6つの提案ということで、こういう、本来ならもう少し大きな模造紙で作成しました、その模造紙を我々市のほうと県のほうに市民ワークショップの代表者の方から手渡しをいただきましたので、そういう意味ではワークショップの出てきた案、提案というのを県にも市も受け取らせていただいたという形で進めさせていただいております。 37: ● 細川佳秀委員長 ということは、ワークショップ自体が基本は県も市も一緒にやっていますということやねんな。 38: ● 地域創造課長 はい。 39: ● 細川佳秀委員長 佐藤委員。 40: ● 佐藤太郎委員 医大病院ワークショップについての質問ですけど、基本構想を今つくっている段階なんですが、この中に新駅の構想のことがよく書いてあります。要は、新駅ができるということでワークショップをやっているということなので聞きますが、まず、新駅のオープンする時期はいつなんですか。 41: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 42: ● 地域創造課長 明確に新駅がいつできるんだということは今のところ未定でございます。ただ、このワークショップに当たりまして、前提条件というふうに市民のワークショップに参加していただいた方々にお話をさせていただいております。  まず、このまちづくりにおいて重要なポイントになります新駅の設置につきましては、奈良県、近鉄、橿原市との三者協議をしていると。ただ、その実現に向けた調整をしているところですが、近鉄さんは八木西口駅を移設して新駅を整備してくださいというご意向をされていると。しかしながら、本市としましては、八木西口駅はそのままに新しく新駅の整備をしたいという意向であること、それから、新駅の設置も含めまして、これだけ規模が大きいまちづくりとなりますので、近鉄を初めさまざまな関係機関との調整に長期間要するということでございます。  この前提となります基本構想の前段のワークショップに当たりましては、ここに新駅があるということを前提にお話ししてくださいというふうに申し上げてワークショップに入っていただいております。 43: ● 佐藤太郎委員 それはちょっとおかしいですよね。市民様に集まってきてもらって、できるかどうかわからない、実現に向けた調整をしている、いつできるかわからない新駅をできるがごとくに新しいまちづくりの話をさせているということですよね。ちょっとやり方がおかしくないですか。  なぜかといいましたら、駅ができなかったらですよ、できるかどうかまだわからないわけですよね。これ、また最初からやり直しになりますやろ。このやり方というのは、お金も、これ、ただじゃありません。何千万もかかっていますしね。市民の皆様、来ていただいている中で、皆様、労力もかかっています。これ、あまりにもちょっとおかしいやり方をしているのと違うのかなと、僕、思うんですけど。  もう1回言いますけど、ここにもう書いてあるんやったら、明確に新駅がいつオープンするのかしないのか、もう1回教えてもらえますか。 44: ● 地域創造課長 この明確な時期というのは明言することはやはりこの時期では難しいと考えております。  ただ、このまちづくり、長期間かかるというところで、市民の皆様にはこの新駅を前提としながらこのまちづくりを考えていただきたいと申し上げながらワークショップをさせていただいたところでございます。 45: ● 佐藤太郎委員 最後にします。  じゃあ、新駅ができんかった場合、もう1回やり直すということですよね。 46: ● 地域創造課長 今、市の方向性といいますのは、新しいまちの中に新しい駅をつくると。この時期はなかなかいつだということは申し上げにくいんですけれども、本市としましては八木西口駅はそのままに新駅を整備していくということの方向性を持っておりますので、今、段階で新駅をしないという判断は今のところございません。 47: ● 細川佳秀委員長 違うやん。もともとが県と近鉄さんと市さんではこれにするに当たっては新駅をつくりましょうということが大前提になっとるわけやんか。その中の条件の1つとして八木西口駅をどうしましょうかという条件が来てるわけやんか。その条件の中で、市としては八木西口駅は当然当分は存続してほしいという要望を出しとるわけやん。その中で、今、話になってるだけであって、新駅はできるという基本でいくのやろ。西口の問題は市としての条件闘争やんか。(「県は決めたんやろ」と呼ぶ者あり)  うん、一応は。(「確定してないと言うてますやんか」と呼ぶ者あり)  いや、時期がまだ確定してないだけであって。という話やろ。(「だから、そこのところをきちっと話をしないと進めへんで」と呼ぶ者あり)  西口の駅は別個ですよということやんか。  総合政策部長。 48: ● 総合政策部長 ただいま佐藤委員を初め委員の皆様方からいただいたご意見でございます。平成22年に奈良県のほうで新駅をつくりますというふうな構想図が公表されました。それを受けてそれ以降奈良県さんと近鉄さんともお話をされてつくっていきましょうというふうな方向になって、当然市も新しいまちづくりのところにその新駅がありきというふうなところで今進めさせていただいております。  担当課長のほうからもご説明させていただいているとおり、いつできますというふうなことは今の段階では申し上げることはできません。理由は担当課長のほうから申しているとおり、近鉄さんといろいろ条件的なお話がついていないというところでございます。極力早くそういったことが新駅が設置できるように近鉄さんとはまた改めて協議のほうは進めたいとは思いますけれども、現時点においては今の状況としてはそういう形でございます。 49: ● 細川佳秀委員長 佐藤委員。 50: ● 佐藤太郎委員 済みません、やめようと思ったんですけど、もう1回質問しますね。  これ、平成22年に新駅をつくるということを県が発表したと。今の問題は、部長のお話でしたら、協議が済んでいないと。要は、協議が済まなかったら、新駅をつくるかどうかがわからない、新駅をつくるかどうかがわからへん中で、このワークショップをするのを新駅ができるのを前提にするのはおかしいということを言うてるんですよ。  何がおかしいかと言いましたら、これ、新駅ができるかできないかでこのまちづくりが変わるからおかしいんですよ。まちづくりってそんなものと違います。わかってますよね。  だから、奥田寛委員が何回も言うていますけど、まずは新駅をつくるということの骨格をつくらなければならないんですよ。この医大周辺のまちづくりの中心は新駅だからなんですよね。だから、このワークショップとか基本構想、基本計画に進まれるのも結構ですけど、今言われている、これ、平成22年から協議、もう9年やってます。地元との協議ですよね。近鉄が言われている、新駅をつくるならば、八木の西口を潰すとか潰さないとかそういう議論になっているかと思うんですけど、それ、きっちり先にやってからこのお話をされたらどうですか。これ、本当にコストと時間の無駄になりますからね。いや、これ、本当に無駄になりますで。 51: ● 細川佳秀委員長 成谷委員。 52: ● 成谷文彦委員 これについては、ごく最近に県と話し合いをしましたよね。近鉄も入れて。したよね。そのときの結論というのはある程度出ましたよね。出ましたよね。そういうふうに聞いてるけど。もうどこまで言えるかわかりませんけど、言える範囲で言うてください。 53: ● 細川佳秀委員長 それ、市は入ってるのか。
    54: ● 成谷文彦委員 いや、市は返事した。そういうふうに聞いていますよ。 55: ● 細川佳秀委員長 違うのやったら違うとはっきり言いや。聞いた、聞かんという話やから、内容的に。総合政策部長。 56: ● 総合政策部長 奈良県さんとはいろいろと協議のほうは進めさせていただいております。駅についての決着的なお話というのはまだ一切ございません。意向的には西口駅を存続していきたい、新駅は冒頭の計画のとおり進めたいというのが市の意向であるというところと、あと、近鉄さんとの協議についても、以前から言っておりますように、平行線というたらおかしいですが、そういう状況です。  まちづくりを進める流れで、近鉄の敷地内、要は軌道内に立ち入るようなお話、いろんな調査の関係で、そのお話についても、今、近鉄さんのほうからはあまり協力的なお話をいただいていないというのが現状でございます。  駅のことについて結論めいたお話というのは、今の段階では一切ございませんので、よろしくお願いいたします。 57: ● 成谷文彦委員 だから、奈良県からはどういう。それは結論を出していないと言うてるの。絶対ですか。 58: ● 細川佳秀委員長 そらそうやろう、ないと言うてるのやから。 59: ● 成谷文彦委員 それなら、要するに、とある県の人が言っている、立場上言っている話はうそやということやね。一応県としては、近鉄のこういう話があります。要するに、近鉄と県については、もうこれは移転。要するに西口駅をなくして、当初近鉄が言っているように、新駅に移転するという意向の話はしたと。それについて市側も責任ある人がある程度理解を示したと。こういう話を聞いたんです。こういう話がないということであれば、後々今の時点でそういう話が後からわかったら、それは大きな問題になると思いますけど。もう1回私のほうからも確認しますけども、再度。 60: ● 細川佳秀委員長 これ、再度もう一遍はっきりここで言うとかなあかんで。 61: ● 成谷文彦委員 きちっとしてください。 62: ● 細川佳秀委員長 うん。あるかないかというのは。  市長。 63: ● 市長 済みません。マイクをとって申しわけないです。  責任ある人が、最終的には私やと思いますけれども、私に対して、私は一切その話、聞いたこともないし、入ったこともありませんし、西口の駅、新駅についても、今までと同じような流れで進ませていただいております。 64: ● 細川佳秀委員長 はい、これ以上はやめておこう。  次、原山委員。 65: ● 原山大亮委員 このワークショップ(案)ということなんですけど、4回してもらって、これ、最終的にまとめてもらっておるのって、担当課でまとめておるんですかね。 66: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 67: ● 地域創造課長 URさんには委託発注しておりますので、そこでまとめていただいたということになりますが、基本的に市でまとめておるということになります。 68: ● 原山大亮委員 さっきから奥田寛委員さんとかも言うておる部分とちょっとかぶるのかなとも思うんですけど、それ、まとめた後のやつはもう1回見てもらっているんですか。確認もしてもらっているんですか。  というのは、市民によるワークショップ、「市民による」とついておるから、どれだけ結局民意が反映されておるかという話やと思いますねん。おのおの個人が好きなことを言うてそれを取りまとめるのなんかものすごく難しい話ですから一定のかじ取りは必要かと思うんですけど、今、ぱっとこれ、読ませてもらって、思ったんですけど、こんなのまあ誰でも思うし、何ていうか特徴性がないというか、このワークショップで最終的にまとめた案が、これが構想に乗せられていくんやろうけど、何かこう、ほんまにこんなんだけやったのかなと。まとめやすい部分だけでまとめておるのと違うのかなと。僕、ワークショップに行かせてもらってませんから偉そうなことを言うのはあきませんねんけど、要は、民意が本当に。 69: ● 細川佳秀委員長 反映されているとかやな。 70: ● 原山大亮委員 そうそう。反映されている形でこのワークショップ(案)、4回やったやつがまとめて、これが、民意が反映された形で構想のほうに乗っていくのやったら、乗っていくのが本来の姿やと思うんですよね。ただ、それを、3回か4回やって意見をばっと聞いて、それで拾いやすいやつだけ拾って、もうあとは「検討します」で放っといて、それでありきたりな言葉だけ並べてそれだけ構想に乗せるようやったら、果たしてそれが民意の反映かというたら、じゃないですよね。だから、何というのか、さっきそこらの意見を聞いたのかとかここらの意見を聞いたのかという部分も含めて、何というのか、もうちょっとメンバーしかり拾い上げの仕方しかりまとめ方しかり。 71: ● 細川佳秀委員長 これ、最終的にワークショップの委員さんには見てもらってるのか。確認をとっているのやろ。 72: ● 原山大亮委員 最終のでき上がりの形はね。もうこれでいいですかって、それは多分最後に最終案と書いて、それで取りまとめてくれておるようなことも書いてあるからそうやと思うんですけど、そやけど、もっといろんな意見も実際出たと思うし、言うてはるように、いろんな思いがある人もおると思うから、そやから、そこらのまとめ方とか進め方というのは、今後もそういう形でずっとしていくのじゃなくて、何ていうか、進歩していくというか進化していくというか、民意の反映の仕方、拾い上げ方をこれからもしっかり課題として捉えていっておいてもらいたいというお願いです。 73: ● 細川佳秀委員長 西川委員。 74: ● 西川正克委員 ワークショップのメンバーさんのことですけど、最初に戻るかもしれませんけど、参加者30名で6名掛ける5グループと。この構成員ですよね。どういう人が来られたのかという。その年齢とか、あるいは階層とか、あるいは居住地とかということについてちょっと詳しく教えてもらえますでしょうか。 75: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 76: ● 地域創造課長 ワークショップに参加していただくのに市の広報でさせてもらいまして。 77: ● 細川佳秀委員長 いや、それはいいから、メンバー的にどんな構成になっていますかということやねんや。 78: ● 地域創造課長 子育て世代の方、それと近くに住んでおられる地元の方、それから一般に公募によって手を挙げて参加していただいた方。大きくは3点。それと、中には学生さんというのも手を挙げていただいて、本当に二十ぐらいの学生さんが数人おられたというような状況でございます。 79: ● 細川佳秀委員長 それでよろしいか。もうちょっと構成的に欲しいのやろ。地元とかいろいろ、大体何%ぐらい占めているかぐらい、大体わかるやろ。もうちょっと詳しくわかりやすく。 80: ● 地域創造課長 30名のうち、これ、全て一般公募なんですけれども、一般公募で手を挙げていただいた方が12名、それから子育て世代の方で8名、地元にお住まいの方が6名、それから学生さんが4名ということでございます。 81: ● 細川佳秀委員長 西川委員。 82: ● 西川正克委員 子育て世代、学生世代というのは若い。そうですよね。まあわかるんですけども、地元、公募されている方の年齢というか、そこらはどれぐらいかわかりますか。広く、さっきの話じゃないですけども、民意が反映されているかどうかの基準になるのかなと思いますので、そこらわかりますか。 83: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 84: ● 地域創造課長 一般公募の中で一番若い方は30代前半、それから一番高齢者の方につきましては80代ということになっております。 85: ● 西川正克委員 地元の方ですけども、これは今井の地域の方がどれぐらいいてはるのか。それから、ここのこの年齢層はわかりますか。まあ、あまり。それぐらいにしておきます。 86: ● 地域創造課長 済みません、ちょっと年齢まで把握してございませんが、地元の役員の方に来ていただいております。四条町から、それから兵部町から、今井町から、大久保町からと、これらの町から役員さんのような方が出席していただいているという状況でございます。 87: ● 細川佳秀委員長 うすい委員。 88: ● うすい卓也委員 このワークショップなんですけど、僕も一応見学に行かせていただいて、このワークショップに参加されている方とも連絡をとり合ったりして熱心に本当にやられたワークショップだったと思っています。  原山委員がおっしゃるように、このワークショップに乗っていない意見であったりとかこぼれ落ちている意見というのももちろんあると思うんですが、それを拾い上げるのはこのワークショップもありますけれども、我々議員の仕事でもあるかなと思いますので、僕はこの市民のワークショップというのはこの意見として、民意として受け入れるべきやと思います。  その上で少しお伺いしたいのが、この最終案において、一番右下の駅東側の「病院・大学との連携・交流ゾーン」というところの一番最後のところなんですけど、「四条池の水面を活用し、人々の出会いと活動が広がるオープンスペースの創出」と書かれているんですが、この「四条池の水面を活用し」というのはどういう意味なんですかね。水面に何か建てるんですか。それ、ちょっと聞かせてください。 89: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 90: ● 地域創造課長 水面を積極的に利用するということではなくて、イメージ的には耳成山の前の古池を公園と一体となった水辺の景観づくりであるとか、そういう意味も含めた水面の使い方ということでございます。 91: ● 細川佳秀委員長 これでワークショップの説明を終わります。  まだ説明があるのやろ、2点。簡単に。一緒でいいよ、まちづくり基本構想と道路の話は。 92: ● 地域創造課長 それでは、2点続けてお話をさせていただきます。  2枚目となります。奈良県立医科大学周辺まちづくり基本構想【市検討案】というのをまずごらんください。  図面の左上になりますが、本市では、この地域に多様な人々が集まり大学のキャンパスのように活気あふれるまちにしたいという思いから、ウエルネスタウン、健康なまちづくり、メディカルタウン、産学官と医学が連携したまちづくり、スマートタウン、環境に優しく災害に強いまちづくりと、この3つの方針で橿原キャンパスタウンを1つのコンセプトとして4つのゾーニングに分けてまちづくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。  先ほど市民ワークショップでご意見をいただきましたのが図面の右側となります附属病院周辺を高度医療ゾーン、その下、新駅を中心としたまちづくりゾーン、四条町交差点付近を新たな顔づくりゾーンというふうに区分しております。また、図面の左側、新キャンパス周辺を高等教育・研究ゾーンと、この4つにゾーニングしており、非常に大きなエリアであるために時期を段階的に整備する必要があるというふうに考えております。  右下の凡例の一番下になりますが、赤色の一点鎖線の短期というのが新キャンパス付近、青色の一点鎖線の中期というのが附属病院や新駅構想付近、緑色の一点鎖線の長期を橿原警察署前の四条交差点付近として、それぞれおおむね5年先、10年先、それから20年から30年先を目標に整備を進めていくことを想定していると。そして、医大の新キャンパスの先行整備分としましては、大学本部棟や講義棟、実習棟、体育施設などは平成36年度中に竣工するということが奈良県より公表されているところでございます。  ここまで前回、前々回の当特別委員会でご報告をさせていただいたところでございます。本日は、図面の左側、オレンジ色斜線で表示しております新キャンパスと連携した産学官連携ゾーンについてでございます。  このエリアにつきまして、四条町本村と小泉堂、それから慈明寺町、山本町、寺田町にわたる約10ヘクタールの区域となりますが、新キャンパスが隣接するエリアでございますので、その上の丸の中にありますように、土地利用のテーマとしましては、医学を中心に医学であるとか医療を中心として連携できる分野を4つお示ししております。「工」というのが医大との共同研究や開発など、工業との連携、「観」は本市の観光資産を生かした観光との連携、「福食農」は福祉や食、農業といった機能との連携、「文教」は医療にかかわる教育機関との連携をイメージしたものとしています。これらの機能との連携を図ったまちづくりを検討しているところで、このまちづくりの実現に向けては、かねてより地元の方々と一緒にまちづくり勉強会をさせていただいたところでございます。  この区域におきまして、区域内には共有名義という土地が幾つかございまして、それを1名というふうに勘定いたしますと、52名の地権者がおられますが、まちづくりに関してのアンケート調査では大多数が前向きであるとの結果になりました。このようなことから、平成30年7月1日に地元の地権者や役員さんからなる医大新キャンパス周辺地区まちづくり協議会という組織が発足し、各町の代表者がこの協議会の役員に就任されたところでございます。現在は地元のまちづくり協議会が中心となりまして、事業化に向けた企業とのマッチングを図るために事業化検討パートナーということを募集されておりますし、この企業とのマッチングが進むことになれば、開発事業あるいは土地区画整理事業などによってまちづくりが進んでいくことになります。先ほども少しお話がございましたけれども、隣接する新キャンパスと同様に、景観にも配慮された町並みとなるよう調整をさせていただきたいと考えております。  続きまして、3枚目のほうをご説明させていただきます。  慈明寺町・四条町線及び慈明寺町13号線の計画平面図でございます。  図面の引き出し線の下側になりますが、赤色の破線で表示しています右側が既存の市道の拡幅をします慈明寺町・四条町線です。青色の破線で表示しています左側が平成27年6月議会で新たに市道に認定いただきました慈明寺町13号線でございます。  慈明寺町・四条町線は、県道畝傍御陵前停車場四条線、これ、いわゆる橿原神宮の参道でございますが、この参道から桜川までの間で延長約360メートル、計画幅員は下に表記しております標準断面図の右側になりますが、北側に5メートルの自転車歩行者道と車道7メートルを合わせて全幅員12メートルの計画道路となります。  それから、慈明寺町13号線は、桜川から橿原運動公園や奈良県広域消防組合消防本部がございます橿原運動公園線につながる道路までの間で、延長は約1,040メートル、計画幅員は12メートルから14メートル、図面の真ん中あたりに四条西池と呼ばれている、水色で表示したため池がございますが、そこあたりから断面が変化しまして、両側に3.5メートルの自転車歩行者道と7メートルの車道を整備して、全幅員14メートルの道路ということになります。  現在、既に工事に着手しております。来年度に予定しておりますのは、橿原神宮の参道の交差点付近の工事、これが完了いたしますと第1期工事区間約650メートルが完成する予定でございます。  また、第2期工事区間のうち、高取川までの間において、道路に係ります土地所有者の境界画定作業は終えており、これから用地交渉をしてまいります。用地交渉のご協力をいただいた後に文化財の発掘調査が必要になりますし、道路工事に着手して、高取川までの間につきましては平成36年度に完了する見込みというふうに考えております。  さらに、最終の橿原運動公園線までは平成38年ごろを目指して全線開通を目指してまいります。  以上、2点ご報告させていただきました。 93: ● 細川佳秀委員長 今の説明に対し、何かございませんか。大北委員。 94: ● 大北かずすけ委員 基本構想の中で、ちょっと先ほどもお話があったんですけれども、新駅の問題。この分に関しても新駅は確定した形の部分で進めていますけれども、橿原市は西口駅の存続ということで依頼をかけているという話で間違いはないと思うんですけれども、この場合、逆に言うと、橿原市の場合、新駅と八木西口駅とどちらかをとるとかいうお話になった場合、前、八木西口駅をとってもいいんじゃないかというお話も聞いたことがありますが、橿原市としてはそのようなお考えはあるんですか。 95: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 96: ● 地域創造課長 本市としましては、2駅とも併存ということをずっと言わせていただいている。それには変わりございません。 97: ● 大北かずすけ委員 橿原市の希望はそうなんですけれども、近鉄に関してはどちらか1つ、橿原市は2つともという、今のところ平行線ですよね。その中で、先ほど成谷委員のほうも言いましたけれども、県のほうはある程度もう新駅で確定したというようなお話も聞いたところもあるんですけれども、そのような中で、橿原市としては本当に最後まで2つの駅で話し合いするのか、それともどこかでどちらかの1つの駅を選ばなければいけない状況になるのか。今はある程度のスタンスは決まっているのか。そこら辺をもう少し。  というのは、今の現状を先ほどは全く新駅のことも決まっていませんというお話でしたけれども、逆に奈良県のほうで知事のほうからそのようなお話が出てきたときに今のご回答と違うようなご回答が出てくると後々問題が起こると思いますので、今の橿原市の現状を明確にお答えいただきたい。このように思います。 98: ● 細川佳秀委員長 総合政策部長。 99: ● 総合政策部長 八木西口駅の件につきましては、近鉄さんと今平行線というふうなお話をさせていただいております。八木西口駅を残していくためにどのような手法があるのかということの協議のほうもこちらのほうから近鉄さんのほうに投げかけをさせていただいているところがありますが、その投げかけについてのお話については、前段の近鉄さんのお話、いわゆる移設ということを強硬に訴えておられますので、八木西口駅を存続するための手だてのお話が今現在できていないというのが現状です。  我々は両方存続させたいというふうな意向のお話を当然させていただいているわけでございますから、八木西口駅を存続させるために近鉄さんへの働きかけ、そのための条件、このお話が進まないことには現時点のこの駅のあり方そのものは動いていかないというふうに考えております。我々は前提条件としての提示を一刻も早く近鉄さんのほうに申し述べていきたいというように考えております。 100: ● 細川佳秀委員長 大北委員。 101: ● 大北かずすけ委員 そういう中で、特に、前もちょっと市のほうからも出ましたけども、八木駅の内膳のほうに出る改札をつくるんだと。そちらのほうで西口駅の移設の対応をするというお話も検討されているとかいうような話もお伺いしているところもあるんですけれども、そういうことも含めて橿原市は全くそのようなことも考えずに、単純に2つの駅を残してほしいというところの話し合いだけなんですか。 102: ● 総合政策部長 今、委員のほうからは八木駅の西側への出口のお話もされたかと思います。当然、今まで八木駅そのものについての活用、利便性というのは、恐らくここにおられる皆さん方、考え方がほぼほぼ一致してくるんではないかと思います。改札口が、今、東側の1カ所しかないというふうなのが今の大和八木駅の現状でございます。八木西口駅の存廃にかかわらず八木の利便性の向上のための手だては考えていく必要性があるというふうには考えております。その考え方についても、再度きっちりとした調査を行った上でどういった形で、今、大和八木駅をご利用されているのか、利用者のアンケート調査みたいなものも必要になってまいりますので、そういったところは進めたいというふうに考えております。ただ、それを仮に進めるに当たっても、八木西口駅のことと連携して進めるというわけではなく、八木駅をご利用されている方々の利便性の向上というふうなことは考えていきたいとは思っております。  先ほどから言っておりますように、いろいろ市のほうで駅を利用される方の利便性の向上というのは、八木駅だけではなく市域全域にあります13駅の利用者の利便性の向上というのは考えていく必要性がございますので、その一環で、今、八木駅のほうの利便性の向上というのは考えていきたいというふうには考えております。ただ、その結果についてどのような流れで人の動きが変わってくるのかというふうなことをしっかりと検証した上で考えていく必要性があるとは認識しておりますけれども、現在の考え方は市内13駅の利便性の向上に努めたいというふうには考えております。 103: ● 大北かずすけ委員 じゃ、あと、最後に。  特に橿原市として、この新駅というのは必ず必要であるかどうか。そのようにお考えはされていらっしゃいますか。それとも、場合によってはなくてもいいとお考えでいらっしゃいますか。 104: ● 総合政策部長 平成22年に県が構想をお示しされてから以降ずっとタイアップして進めてきておりますので、新駅の必要性というのは十分認識しているところでございます。 105: ● 細川佳秀委員長 ほかに。原山委員。 106: ● 原山大亮委員 これ、医大の新キャンパスが来るということでまちづくりを進めていこうやという構想をこれからこしらえていかはるんですけど、現時点で、これ、数年前からやと思うんですけど、ちょうど小房の交差点のところで高田バイパスの乗り口のところから医大の駐車場に向いて入っていくところ、あれ、月曜日とかかな、休み明けとかもうえらいこと渋滞して、それでびゅっとこう、近くまで行ったらその駐車場に行く車で渋滞しておるのわかるから横からぴゅっとはみ出て、それで本線に乗ろうとしたらもう実はこのバイパス、後ろから直線、車が来てて、もうぶつかりかける、それでからコンビニの前、渋滞がずっと続いておるから歩行者の人らかて、横断歩道にかてもちろん車がとまっていて行き来もできないという状況が、もう結構前から続いていますよね。それで、多分、恐らくほかの議員さんかて問題提起したはった人っていたはると思うんですよ。それで、県会議員の人に相談したという方も僕の知り合いにいてました。そやけど、正直何の改善もされてませんよね。県の施設のために。それが、結局それを県にお願いして、いや、言うてますねんと、お願いしてますねんと、何か考えてくださいと。そやけど、やってくれへんで対応できていないのが現状でしょう。  それで、今度新しくつくる施設に関しては、そういう部分も鑑みて、恐らく建物、その設計なんかもいろいろ考えてくれておると思うねんけど、奈良モデルとか含めてですけど包括協定を結んでおる中で、ほんまのその包括協定の意味をしっかり県にもわかってもらわなあかんと思いますのやんか。県の事業として県がすることで実際に不利益になったりする部分があったらあかんと思うんですよ。「うちがこれをするから、ここらのしんどい部分はおまえらが全部解消しろよ」というような、こんな包括協定なんかないですよね。奈良モデル、奈良モデルって、ふだんから言うておるのやから、連携し合って、助け合って一緒に事業を進めていくのが本来の姿でしょう。  だから、例を挙げさせてもらったら、南奈良病院とかでも、あれは県立で建てておるけど、各町村が負担金出してますわ、県立でありながらね。そやから、そういうふうな事例にならないように本来の包括協定という、奈良モデルという、いつも知事がおっしゃってますけど、本来の包括協定の意味をしっかり考えてもらって、県がする事業によって橿原市が不利益になる分も、今、現状ででも直してもらってませんやんか。その部分、解消してもらってませんやん。この間も渋滞してましたわ。あんなん、もう何年も前から言うてますわ。だから、そういう立場関係というか、しっかり意見を言えるような、しっかりとした包括協定の中で進んでいっていただきたいと思うんです。何かちょっと改善されておる部分とかあるんでしょうか。 107: ● 細川佳秀委員長 総合政策部長。 108: ● 総合政策部長 確かに月曜、木曜というのは医大の病院へ来られる患者さん、あるいはお見舞いのお客さんによってかなり渋滞しているということは以前からございました。我々のほうも、奈良県さんへもお願いをして、実際に中和土木のほうでも右折する車線であるとかのレーンの延長というふうな対策の工事はやっていただいた経緯がございます。それは東西方向、それから国道からお越しになられる、吉野方面から来られる左折レーンの設置などはやっていただいておりますが、いまだに渋滞がすっくりと解消できていないという現状です。  あと、それとは別に、コンビニの前にも車がよく並ぶということで、コンビニの西側から万葉ホール側のほうへ抜ける道中のところに駐車場の確保というのも医大さんでやっていただきました。あまり意気に活用はできていない状況ではございます。  平成36年に新キャンパスが部分オープンということで、実際にこの医大の病院のエリアに来られるお客様、来訪者の方というものの数は当面減らないということを想定いたしますと、何らかの応急の手だてというのが必要になってこようかと思います。我々のほうでも万葉ホールの駐車場の不足ということもございますが、今後の進め方によってはそれ以外のところでの駐車場の確保ということも考えることが可能かというふうに思っておりますので、その辺については奈良県さんともタイアップした形で駐車場の対策については進めていきたいというふうに考えております。 109: ● 原山大亮委員 そうですよね。だから、できることはまあまあそうやって検討してもらってやってもらっておるのはもう知っておるんですけど、実際の話、県が汗をかいておる部分というのが全然僕は見えへんから、そやから、何ていうのか、もちろん市のことやから市で対応するのももちろんやと思うんですけど、そやから言われたことだけ右向け右をするのと違って、やっぱり県の事業なんですから、主体はね。そやから、それに付随して市が協力してやっていくというような形が本当かなと思うので、そのメインの、何ていうのか、そら、地元の細かいことまで恐らく県は把握なんかできないから、そこらは難しいのかわかりませんけど、何ていうのか、意見はしっかり県のほうに言うてもらって、できることとできないことを含めて、市としての、何ていうのか、姿勢というか、あり方というか、そこらしっかり示してもらって、しっかり意見をしていってもらいたいと思います。 110: ● 細川佳秀委員長 佐藤委員。 111: ● 佐藤太郎委員 この添付資料3の計画平面図でちょっと質問がありまして、この標準断面図のところに12メートルと14メートルのところ2つありますけど、2種類を同一道路でつくっているその意図を教えてもらえますか。 112: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 113: ● 地域創造課長 本来なら委員おっしゃるように両側歩道というのが通常の道路の形態かと思われますが、この慈明寺町・四条町線、この赤の点線で指しておりますこの南側につきましては、神武天皇陵があるということでございます。神武天皇陵側から人の往来がないということで、神武天皇陵側には歩道を設ける必要がないのではないかという判断をしております。それを北側に集約しまして、3.5メートルのところを5メートルというところで集約させていただいたという経緯でございます。 114: ● 佐藤太郎委員 結果的にこうなってしまったというのはわかります。  ただ、よく考えてくださいね、皆さん。これ、西側からずっと東側に約1.4キロの道が走ってます。西側からは歩道が南と北、あるんですよ。途中で1本になりますねんから、当然この合体するところで事故って考えられますよね。南側の歩道が、西から来たら急になくなるんですよ。自転車に乗っている方や歩いている方は、当然ながらこの真ん中のブルーの道をまたいで北側の道に出ますよね。この道のつくり方というのは、僕、ちょっとおかしいと思いますのやんか。事故が多発するからです。  ですので、その赤のところの12メートルのお話はわかりました。南側の利用が少ないから自転車歩行者道路は北側にすると。それを1本にされたらどうですか。太い道で。こんな、もともと事故が多発するような計画をするのはちょっとおかしいと思いますけど。どうですかね。 115: ● 地域創造課長 先ほど、私、慈明寺町・四条町線のところだけが片側5メーターということでお話をさせてもらいましたが、図面の真ん中にあります四条西池といわれる水色のところのあたりまでが北側、片側の5メートルの歩道ということになります。この中を見ますと、新キャンパスのこの緑が県有地でございますので、県有地の中に一部道路が通るということになっております。その周りの今の現道は四条西池の西側に南北に通っておるのが現道でございますので、このあたりの組み合わせといいますか、そういう横断歩道の形態というのは、もちろん安全策を講じる必要はあるとは思いますが、一応ここで断面変わりをして安全確保に努めていくというようなことで今は一応検討しております。 116: ● 佐藤太郎委員 よくわかりました。新道をつくって、いきなり事故があるとかなったらあきませんし、よくよく検討していただいてやってもらいたいと思います。お願いします。 117: ● 細川佳秀委員長 奥田寛委員。 118: ● 奥田寛委員 順番に。
     さっきほかの委員さんがおっしゃっていた医大の駐車場入り口の渋滞の件て、あたかもハードの問題、要するに駐車場面積を増やしてもらいましたみたいなハードの問題のような表現をされてますよね。確かに交通阻害の問題やからハードの話という意味合いも当然ありますよ。あるけど、これは9時半でしたっけ。ゲートを早よあけるかどうかだけの話でしょう。ゲートがあくまでの間に車がずっと連なってファミリーマートの前まで出てきているから道路の線が1本潰れてしまうという話でしょう。違いますの。(何事か呼ぶ者あり)  入っていますか。(何事か呼ぶ者あり) 119: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 120: ● 地域創造課長 そのあいた時間帯というのは我々ちょっと確認はしておりませんが、もう少し早い時間帯にあいている可能性もあります。ただ、今、何時からあいているということは確認できておりません。 121: ● 細川佳秀委員長 奥田寛委員。 122: ● 奥田寛委員 何かほかの委員さんからちょっと異論が出ているので、ちょっと引っ込めますわ。僕はその場面を何遍も見ながらそちらに、県に対して医大のいわゆる相撲の土俵ですか、あの横の手前、テニスコートの横の手前、1本貸してもらってラインをもう1本つくるべきやというような話を何遍かさせてもらったと思いますわ。  もう1つ申し上げていたのは、万葉ホールの真正面のバス停。あれはへこみがないんですよね。道路側に絶対バスがはみ出してとまらんとあかんから、バスがとまっている時間が長かったらそこで渋滞が発生する可能性がある。あそこもバスのへこみをちゃんと、反対側は、南に下っていくほうはバスのへこみはちゃんとあるわけですからね、バス停のへこみは。反対側も当然バスのへこみをつくるべきやと私は思っていますけれどもね。そういうことについてもちゃんと県に対して申し入れをして検討していただかんと困ると私は思っていますよ。  全体の言い方としては、とりあえず交通の結節点であるから交通の問題を解消せんとあかんわけじゃないですか。でも、そのこと自体の提言もさっきのプランの中に一切なかったじゃないですか。新駅への動線て、ここにど真ん中に丸を書いてもらっていますが、これ、30年てどういうことやという話ですよ。おおむね30年て。幾度となく今井町から橿原神宮参道線にかけての動線が、観光客に今後たくさん歩いてもらうべきそのルートになっていくだろうみたいな話も聞いたし、県に対する包括協定でもここのラインは強化せなあかんみたいな表現を聞きましたが、ここの計画、30年。何を言っているかわかりますよね。さっきの話に一切出ていなかった地元サイドが一番気にしているラブホを撤去するかどうかみたいな話は、この円の中へ入っている。一切答えていないじゃないですか。地元から問題意識を上げていっている話が全然取り上げられていないじゃないですか。ねえ。  もう1個。これはもう総代がどんどん変わっていきますから、今の総代も同じことを言うか知らないですよ。この図面で一番左側に新キャンパスと連携した産学官連携ゾーン表現が2行で文字が入っていますが、この「連携した」の「た」の右側、縦に赤い線が入って車線のゾーンと緑のゾーンとに分かれているこのラインね。このラインの真下に道路をつないで既存の道路につなぐという、要するにクロスロードにする形というのを地元の方は求めている部分もあったと思います。そこをつくっとかへんかったら池の横だけで新しくできた道につなぐだけで、そこに交通は集中する。ここの話も、総合政策部長、さんざん「地元の総代からこういうふうに話を聞きましたけど」て、僕、あなたに言いましたよね。聞くたびに返ってくる返事が、いや、特にそういう話は聞いていないですねという話やったから確認してくれという話も、さんざん、僕、言うたと思うんですよ。もう地元は言うてる、言うてないはまあ別にして、私個人としてはここの縦というのは要ると思いますよ。山本町サイドの墓地のほうに抜ける道が1本だけやったら危ないと、僕は思うんです。縦のラインが必要やと思う。そういうことの意見というのは一切今まで話が出ていない。言うたら、今井町サイドからこの新駅のほうに来るに当たっても、今のままではもう1つ新駅側に行けるという自信があまり地元の方にないものやから、八木西口サイドを絶対残してほしいという声も強いと思うんですよね。今井町サイドから、この今井町のエリアを抜けた南側だけが歩道の整備が一切なされていない。ガソリンスタンドの前あたり。県としては自転車ロードだと言っているんですよ。飛鳥川の横、ずっと自転車、南に抜けてきて、神宮参道も緑のラインを引いて自転車道路だと言っているんですよ。だけど、この区間だけは自転車の誘導は一切ないんですよ。ガソリンスタンドの横、焼き肉の大使館の前あたりの歩道のことを言っているんですよ。ビジターをほんまに迎えるつもりがあるのかいなという話ですよ。ビジターだけじゃなくて地元住民にとっても利便のあるような、ちゃんと交通をうまく回していく話というのは、僕は真っ先にするべきやと思いますが、それが30年と書いてあるんですよ。おおむね30年と。ちょっと見識を疑うと言わざるを得ない。 123: ● 細川佳秀委員長 総合政策部長。 124: ● 総合政策部長 今井町から参道へ抜けるルートのこと、現時点では自転車道に設定されているというところでございます。今ちょうど華甍のところまで西側に歩道ができ上がっているという状態で、そこから南に向かって側線という形で歩行者対応をしていただいているという状況です。確かに歩道というふうな形のものが設置されていない交差点までのエリアというふうな状況になっておりますので、そこは全体として市としてもやっぱり考えていく必要性があろうかというふうに思います。  それから、新たな顔づくりゾーンの20年、30年のお話でございますが、こちらのほうはもう既に大和高田バイパス現24号の交差のところで国土交通省が整備は完了されて現状になっているという、そういった交通の今の問題点とかも抽出していく必要がございますし、直ちに取りかかれるような事案ではないというふうには判断しております。  ただ、おっしゃっておりますモーテルのエリアについても、一度実際に幾らぐらいかかるのかといった調査などはさせていただきました。調査させていただいたのはかなり、7、8年前になろうかと思います。それから以降、2軒といいましょうか、モーテルが今、コンビニエンスストアに変わっているというふうな事例もございます。こちらのほうは、当然市が積極的に設置していたものではなく、かなり以前から設置されている、老朽化も進んでいるということで、今後、事業者さんとの話し合いというのはここの土地の利用を考えていく上においては最終的には必要になってこようかと思いますが、期間がやっぱりかかってこようかと思います。  それから、新キャンパスのところとハッチングしている、市のほうで今まちづくりの協議を進めているというふうな間のところへの道路の設置のお話でございます。  今まちづくり協議会で検討を行っているエリア、10ヘクタール近くございますけれども、そこの土地利用の状況に応じて当然道が必要になってくるものと考えられます。ただ、どの位置に土地利用の考え方を整理した上でどのような形で道をつくっていくべきなのかというのは、トータル的に考えていく必要性がございますので、まだまだ今後の展開によっては、今、委員がおっしゃっているような位置になることも想定できます。ただ、今の段階ではどこにそのものを設置するのかということは申し上げられないというふうな状況でご理解いただきたいと思います。 125: ● 奥田寛委員 あまりいい答えじゃないんですが、同じことを言ってもしょうがないので、最後に1点だけ。  このラインの周りね。だんだん赤の斜線部分の面積が昔の、当初の図面から比べて増えていくわけですよね。ここが、言うたら農家住宅やったら建てられるみたいなそういうゾーンになっていく可能性も高い中で、最終的に電線電柱の地中化というのは初めからやっておかんかったら後から電線電柱が立ってくるという話になると思うんです。もう市としてはそういうやり方でするのやという話になっておると。そういう話で聞いてよろしいの。 126: ● 細川佳秀委員長 基本的な考え方。総合政策部長。 127: ● 総合政策部長 この新キャンパス西側のハッチングのエリアについてのことと、あと、道路の電柱のありなしの話でございます。  この新キャンパスの西側エリアのまちづくりで、そこについては今後の展開というふうなことを先ほど申し述べたところでございますが、このエリアの。(「今後の展開じゃなくて、事前に電線電柱を地中化して」と奥田寛君呼ぶ)  いや、景観の話として道路整備をするエリアについての電柱のことをおっしゃっているかと思います。このエリアの景観の重要性というのは以前から景観形成ガイドプランにおいてもしっかりと位置づけしているところでございますので、このエリアにおける土地利用の状況に応じた形で電柱のあり方というのは考える必要性がございます。側道から引き込みするというふうなケースも考えられますし、既存のルートで後背地のほうからの引き込みということも考えられますので、極力ないほうがいいというのは我々も考えております。ただ、それがすっくり実現するのかどうかというのは非常に難しいと。予算の面、景観には配慮したい、しかしながら予算のことも考えなければなりませんので、トータル的にやはり考えていきたいというふうに考えております。 128: ● 細川佳秀委員長 最後に、竹森副委員長。 129: ● 竹森衛副委員長 まちづくり基本構想の件で2つ、附属病院の整備の件で1つお聞きします。  現在、病棟が建っているわけですけれども、去年の11月の日本経済新聞の電子版でこの病棟で耐震強度が不足しているという報道がされました。これに関して、もちろんこの医科大学附属病院は30年の歳月を見れば本当に明るくてきれいになっていますし、中に入っているコンビニエンスストアは奈良県一忙しいコンビニエンスストアぐらい繁盛しているところなんですけれども、実際にこれだけ1日に患者さんが1,000人、2,000人来られている中で、そして入院されている患者の方がいらっしゃる中で、県はこの報道の後安心してこの病院で入院できる、通院できるという観点から見て、この報道を踏まえてどういうふうにこれから病院の整備を考えているのか。  もう1つは、高度医療ゾーン、これは今後医学が進歩する中でどういう形でこの高度医療のゾーンを充実していくように、市も、橿原市と言えば県立医科大学と、中にいてたらわかりませんけれども、210円の電車代でこの病院に来られると。あの病院の前の玄関口はもう単車もとめられへんぐらいもう煩雑していて、警備保障の皆さんの車の誘導も大変な努力をされているわけですけれども、その中で今後、医学が進歩する中で高度医療ゾーンというのはどういうふうに、医科大学が西側に移転する中でどういう計画があるのか。市民や県民や国民の命をちゃんと守るといいますか、病気を治療するという中でどういう方向でこの医科大学の附属病院のあり方を考えているのか、その点の協議も含めてどういうふうに進められているのか答弁してください。 130: ● 細川佳秀委員長 地域創造課長。 131: ● 地域創造課長 奈良県さんのほうでは、大学の将来像と病院の将来像、あり方ということをそれぞれ公表されているところでございます。大学のほうには新たなキャンパスづくりに向けてのあり方というところで冊子を出されておりますし、病院のほうもそれに加えて将来像のあり方ということをそれぞれに考えておられるところでございます。  先ほど副委員長さんがおっしゃられていたように、ある一部の建物に耐震の強度が足りないというような報道もなされていることから、なるべく早い段階で新しい校舎、それから耐震に向けた動きはされていくものだろうというふうに考えております。 132: ● 細川佳秀委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。  委員会の報告につきましては、全文会議録にいたしたいと思いますが、委員長に一任願えますか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 133: ● 細川佳秀委員長 ご異議なしと認めそのように決しました。  これで委員会を終了させていただきます。ご苦労さまでした。                午前11時41分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...