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平成29年市庁舎建設及び八木駅周辺整備事業等に関する特別委員会 本文 開催日: 2017-08-22

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    平成29年市庁舎建設及び八木駅周辺整備事業等に関する特別委員会 本文 開催日: 2017-08-22


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    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成29年市庁舎建設及び八木駅周辺整備事業等に関する特別委員会 本文 2017-08-22 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 171 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  槇尾幸雄委員長 選択 2 :  市民活動部長 選択 3 :  槇尾幸雄委員長 選択 4 :  総合窓口準備室長 選択 5 :  槇尾幸雄委員長 選択 6 :  廣井一隆委員 選択 7 :  槇尾幸雄委員長 選択 8 :  総合窓口準備室長 選択 9 :  廣井一隆委員 選択 10 :  総合窓口準備室長 選択 11 :  廣井一隆委員 選択 12 :  槇尾幸雄委員長 選択 13 :  奥田寛委員 選択 14 :  槇尾幸雄委員長 選択 15 :  総合窓口準備室長 選択 16 :  奥田寛委員 選択 17 :  槇尾幸雄委員長 選択 18 :  企画政策課長 選択 19 :  槇尾幸雄委員長 選択 20 :  総合窓口準備室長 選択 21 :  槇尾幸雄委員長 選択 22 :  市民活動部長 選択 23 :  槇尾幸雄委員長 選択 24 :  奥田寛委員 選択 25 :  槇尾幸雄委員長 選択 26 :  西川正克委員 選択 27 :  槇尾幸雄委員長 選択 28 :  総合窓口準備室長 選択 29 :  西川正克委員 選択 30 :  総合窓口準備室長 選択 31 :  西川正克委員 選択 32 :  槇尾幸雄委員長 選択 33 :  市民活動部長 選択 34 :  西川正克委員 選択 35 :  槇尾幸雄委員長 選択 36 :  原山大亮委員 選択 37 :  槇尾幸雄委員長 選択 38 :  総合窓口準備室長 選択 39 :  原山大亮委員 選択 40 :  槇尾幸雄委員長 選択 41 :  市民活動部長 選択 42 :  槇尾幸雄委員長 選択 43 :  市民活動部長 選択 44 :  槇尾幸雄委員長 選択 45 :  うすい卓也委員 選択 46 :  槇尾幸雄委員長 選択 47 :  総合窓口準備室長 選択 48 :  うすい卓也委員 選択 49 :  総合窓口準備室長 選択 50 :  うすい卓也委員 選択 51 :  総合窓口準備室長 選択 52 :  槇尾幸雄委員長 選択 53 :  成谷文彦委員 選択 54 :  小川和俊副委員長 選択 55 :  市民活動部長 選択 56 :  成谷文彦委員 選択 57 :  市民活動部長 選択 58 :  小川和俊副委員長 選択 59 :  市民活動部副部長兼人権政策課長 選択 60 :  小川和俊副委員長 選択 61 :  成谷文彦委員 選択 62 :  槇尾幸雄委員長 選択 63 :  総合窓口準備室長 選択 64 :  槇尾幸雄委員長 選択 65 :  成谷文彦委員 選択 66 :  総合窓口準備室長 選択 67 :  成谷文彦委員 選択 68 :  槇尾幸雄委員長 選択 69 :  環境づくり部長 選択 70 :  成谷文彦委員 選択 71 :  環境づくり部長 選択 72 :  成谷文彦委員 選択 73 :  槇尾幸雄委員長 選択 74 :  樫本利明委員 選択 75 :  槇尾幸雄委員長 選択 76 :  総合窓口準備室長 選択 77 :  樫本利明委員 選択 78 :  槇尾幸雄委員長 選択 79 :  市民活動部長 選択 80 :  槇尾幸雄委員長 選択 81 :  樫本利明委員 選択 82 :  市民活動部長 選択 83 :  槇尾幸雄委員長 選択 84 :  佐藤太郎委員 選択 85 :  槇尾幸雄委員長 選択 86 :  総合窓口準備室長 選択 87 :  佐藤太郎委員 選択 88 :  総合窓口準備室長 選択 89 :  佐藤太郎委員 選択 90 :  槇尾幸雄委員長 選択 91 :  市民活動部長 選択 92 :  槇尾幸雄委員長 選択 93 :  大北かずすけ委員 選択 94 :  槇尾幸雄委員長 選択 95 :  総合窓口準備室長 選択 96 :  大北かずすけ委員 選択 97 :  総合窓口準備室長 選択 98 :  大北かずすけ委員 選択 99 :  槇尾幸雄委員長 選択 100 :  竹田のぶや委員 選択 101 :  槇尾幸雄委員長 選択 102 :  総合窓口準備室長 選択 103 :  竹田のぶや委員 選択 104 :  総合窓口準備室長 選択 105 :  竹田のぶや委員 選択 106 :  槇尾幸雄委員長 選択 107 :  森下みや子委員 選択 108 :  槇尾幸雄委員長 選択 109 :  総合窓口準備室長 選択 110 :  森下みや子委員 選択 111 :  総合窓口準備室長 選択 112 :  森下みや子委員 選択 113 :  総合窓口準備室長 選択 114 :  槇尾幸雄委員長 選択 115 :  竹森衛委員 選択 116 :  槇尾幸雄委員長 選択 117 :  総務部長 選択 118 :  竹森衛委員 選択 119 :  槇尾幸雄委員長 選択 120 :  総合窓口準備室長 選択 121 :  竹森衛委員 選択 122 :  総合窓口準備室長 選択 123 :  竹森衛委員 選択 124 :  総合窓口準備室長 選択 125 :  槇尾幸雄委員長 選択 126 :  企画政策課長 選択 127 :  槇尾幸雄委員長 選択 128 :  槇尾幸雄委員長 選択 129 :  井ノ上剛委員 選択 130 :  槇尾幸雄委員長 選択 131 :  八木駅周辺整備課長 選択 132 :  井ノ上剛委員 選択 133 :  八木駅周辺整備課長 選択 134 :  井ノ上剛委員 選択 135 :  八木駅周辺整備課長 選択 136 :  井ノ上剛委員 選択 137 :  八木駅周辺整備課長 選択 138 :  槇尾幸雄委員長 選択 139 :  総合政策部長 選択 140 :  槇尾幸雄委員長 選択 141 :  成谷文彦委員 選択 142 :  槇尾幸雄委員長 選択 143 :  成谷文彦委員 選択 144 :  槇尾幸雄委員長 選択 145 :  成谷文彦委員 選択 146 :  槇尾幸雄委員長 選択 147 :  成谷文彦委員 選択 148 :  槇尾幸雄委員長 選択 149 :  成谷文彦委員 選択 150 :  槇尾幸雄委員長 選択 151 :  成谷文彦委員 選択 152 :  細川佳秀議長 選択 153 :  成谷文彦委員 選択 154 :  細川佳秀議長 選択 155 :  槇尾幸雄委員長 選択 156 :  成谷文彦委員 選択 157 :  細川佳秀議長 選択 158 :  成谷文彦委員 選択 159 :  槇尾幸雄委員長 選択 160 :  成谷文彦委員 選択 161 :  佐藤太郎委員 選択 162 :  細川佳秀議長 選択 163 :  成谷文彦委員 選択 164 :  細川佳秀議長 選択 165 :  佐藤太郎委員 選択 166 :  槇尾幸雄委員長 選択 167 :  細川佳秀議長 選択 168 :  佐藤太郎委員 選択 169 :  細川佳秀議長 選択 170 :  槇尾幸雄委員長 選択 171 :  小川和俊副委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               日程第1 総合窓口の運営について               午前10時03分   開  議 ● 槇尾幸雄委員長 これより、市庁舎建設及び八木駅周辺整備事業等に関する特別委員会を開催いたします。なお、質疑、答弁の際は必ず起立の上、マイクの使用をお願いいたします。  それでは、日程に入ります。総合窓口の運営についてを議題といたします。  それでは、担当理事者から説明をお願いいたします。市民活動部長。 2: ● 市民活動部長 本日は貴重なお時間を頂戴いたしまして、ありがとうございます。  本日は、市民活動部で担当いたしております、庁内14課99業務の窓口業務を統合し、処理することができます総合窓口の新設についてご説明申し上げます。  このたび、計画を進めております総合窓口新設につきましては、今からさかのぼること4年前の平成25年3月定例会におきまして、議員の皆様の議決をいただき、現在進んでおります橿原市第3次総合計画後期基本計画の第10章にうたってございます「信頼される行政を進めるまち」の第2章、「安心と信頼の市役所運営」を遂行するための事業でございます。あわせまして、その後、平成27年8月に総務省より出されました地方行政サービス改革の推進に関する留意事項で推奨されました総合窓口につきまして、橿原市といたしましてもこれに取り組むべく、平成25年度より総合窓口等検討プロジェクトチームを初めといたしまして、各種の部会で検討を重ね、ここに至ったものでございます。  昨今、市民の皆様の市役所への来庁状況を見ておりますと、通常、一般的な市民の皆様はもちろんこれは例外もございますが、年間多くて1、2回市役所にご来庁いただく機会があると推定されております。その機会に感じられた感想が市役所のイメージにつながり、また、市職員のイメージにつながるものと考えられます。あわせて、自分の住むまちの市役所はこんな感じかといったことも感じていただけます。これまでも皆様に対するサービスや対応には職員一丸となって努力してまいっておりますが、一方では、市民の皆様を初め、ご来庁の皆様には古い庁舎による狭隘なスペースでの対応や休み明けや週末における多数の来庁者による長い待ち時間で、非常にストレスのたまる思いをしていただいております。県下第2位の都市を誇る橿原市といたしましては、こうした市民に直結するサービスの改善は絶対的なものと考え、総合窓口の新設を進めてまいったところでございます。  その方法といたしましては、橿原市独自のワンストップに見合った機能を確立し、多様化する市民ニーズに的確に対応し、安心して利用いただけるクオリティーと事務処理の時間短縮を考えた、スピードを兼ね備えた窓口業務を確立してまいりたいと考えております。また、その開設時期につきましては、現在、橿原市が進めております八木駅前の新分庁舎が来年に完成することもございますので、その完成にあわせて新分庁舎において、市民の皆様にお披露目してまいりたいということで計画をいたしております。  これからも橿原市の顔となる総合窓口が、そこに来られる来庁者の皆様に快適にお過ごしいただき、笑顔でお帰りいただけるようなサービスの向上やクオリティーの確保、またスピーディーな事務処理を備え、市民の皆様に我がまちの自慢として認めていただく窓口を目指してまいります。また、スムーズな運営業務のため、1つの方策といたしましては現計予算が膨らまない程度で総務省が推奨されているアウトソーシングを取り入れることを計画いたしております。  それでは、ただいまよりレイアウト並びに橿原市総合窓口の概要につきまして、担当室長より現況の考え方についてご説明申し上げますので、お聞きいただきたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 3: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 4: ● 総合窓口準備室長 本日はこのような説明機会をいただき、ありがとうございます。私のほうからは、現在進めております本市における総合窓口の運用について説明させていただきます。ご配付しております資料ですが、A3のものが両面で1枚、資料編といたしまして9ページの冊子になったものが1部ございます。よろしいでしょうか。  それでは、資料に基づきまして説明のほうをさせていただきます。  まず、1番、総合窓口導入の経緯についてをごらんください。  本市窓口の現状につきましては、本庁舎と分庁舎を車や電車で移動する必要がある、手続が煩雑で待ち時間が長い、何カ所も窓口を回る必要があるなど、これまで市民の方に大変なご不便をおかけしてまいりました。その解決策といたしまして、来年2月にオープンします新分庁舎で総合窓口を開設することを目指して、平成25年度に策定いたしました橿原市第3次総合計画後期基本計画に基づいて、市民の方にとって便利でわかりやすく、そして親切な窓口サービスを実現させるため、これまでさまざまな検証を行ってまいりました。本市の総合窓口が目指すものですが、端的には窓口での待ち時間の短縮とたらい回しを防ぐための窓口機能の集約化ということです。要するに、市民の方が気持ちよく市役所に来ていただいて、気持ちよく帰っていただく、これに尽きると考えております。  そこで、2番の橿原市版の総合窓口についてということですが、まず、ほかの自治体で行われています、さまざまな総合窓口の運営について調査、検証をいたしました。その結果、表にもありますように人口規模が比較的少なく、来庁される市民の方も少ない自治体では、総合窓口で手続が完結する業務の取り扱い数が多くなっております。それに対しまして、人口規模が10万人を超えて、来庁される市民の方が多くなってくる自治体では、総合窓口で完結する業務数は少なく、完結しない業務に関しては、担当課に案内するといった形で総合窓口運営を行う傾向にあるということがわかりました。来庁される市民の方が多い自治体が、総合窓口で手続が完結する業務を多くすれば、来庁者1人当たりの窓口滞在時間が長くなり、早く用事が終わる方の待ち時間もそれに引きずられて長くなってしまうなど、かえってトータル的な待ち時間が長くなり、市民サービスの向上にはつながらないということがその理由となっております。  そこで、橿原市版総合窓口では来庁される市民の方を総合窓口に滞留させないため、手続時間が長くなる業務であったり、専門性が高く、聞き取りなどに個別判断が伴う業務は担当課を案内し、完結に手続時間が短く、取り扱い件数が多い業務については総合窓口で行っていくということが、現在の本市にとって最も適した総合窓口のあり方であり、トータルで手続時間が短縮し、市民サービスの向上につながるという結論に至りました。  続きまして、具体的な総合窓口の運用について説明いたします。資料3番、総合窓口の配置についてと、4番、総合証明の市民動線をあわせてごらんください。市民の方の動線は緑色で、職員の動線は赤色で記入しております。
     まず、3番の配置図にありますように、総合窓口は新分庁舎1階の中央部分に配置されます。そして、住民票や戸籍、税証明などを一括で交付するための総合証明コーナーと引っ越しや結婚、出産などの届け出を受けるライフイベントコーナーの大きく2つのコーナーに分けられます。まず、多くの市民の方の来庁が見込まれます総合証明コーナーでは、迅速な証明書交付を目指し、ハイカウンターを設置し、その形状を曲線状といたしました。曲線状のカウンターを採用することで、直線カウンターと比べ、窓口ブースを増やすことができますし、視覚的に区別することで市民の方にも場所がわかりやすく利用していただくことができます。また、曲線をつけることで、柔らかな雰囲気、落ち着いた雰囲気を醸し出すことができるとも考えております。  総合証明コーナーでは、これまで市民課、税務課、収税課の3課に分かれて発行していた証明を集約するもので、申請が5ブース、証明書の交付が4ブース、合計9ブースでの対応を想定しております。交付可能な証明書は41種類で、詳細については資料編の2ページのほうに記載しておりますので、またご確認のほうをお願いいたします。一部、固定資産税に関する証明や法人に関する証明、滞納処分に関する証明など専門性の高い確認や判断が伴う証明書については、従来どおりそれぞれ担当課が行うことになります。証明書の発行を集約するとはいっても、市民の方は総合証明コーナーでも、担当課窓口、いずれでも証明書を取得することができますので、仮にほかの用件で担当課に行かれた市民の方が証明書の交付を希望された場合については、わざわざ総合窓口、総合証明コーナーへ移動していただく必要はございません。また、総合証明コーナーでは統一の申請書を用いますので、複数の証明書を取得していただく場合でも、住所やお名前などの記入や本人確認などは一度で済ますことができますので、この面でも市民の方の負担軽減と時間短縮につながると考えております。  続きまして、ライフイベントコーナーについて説明いたします。3番の資料と裏面の5番の資料をあわせてごらんください。  こちらも先ほどと同じように、市民の方の動線は緑、職員は赤で記載しております。ライフイベントコーナーでは、届け出書の作成など時間を要することになりますので、落ち着いてゆっくりと手続していただけるように、現在使用しているよりも幅の広いローカウンターを設置することといたしました。ライフイベントに係る窓口は届け出書の受付が4ブース、交付説明に4ブースの合計8ブースでの対応を考えております。ライフイベントコーナーで取り扱うのは、14課、99の業務となります。そのうち、総合窓口で全て手続が完結するのが児童手当の認定請求手続や社会保険に加入されている方の子ども医療に関する手続など7課、39業務となっております。総合窓口から他課へ案内する業務といたしましては、国民健康保険に関する手続や障害者手帳の申請、水道の開閉栓など13課、60業務となっております。こちらも詳細な業務名や年間の処理件数の実績については、資料編の3ページから6ページにかけて記載しておりますので、またあわせてご確認のほうをお願いいたします。  ここからは、このたびの総合窓口、新しい立ち上げについて今までにない新しい取り組みを行った内容について説明させていただきます。資料6番の総合窓口の取り組みについてをごらんください。  まず1つ目ですが、フロアマネジャーの配置についてです。新分庁舎では、市民の方が来庁された際、まずフロアマネジャーがご用件をお伺いにまいります。フロアマネジャーは幅広く市役所の業務を理解し、証明書発行のための申請書や、次に説明いたしますオーダーシートの記載補助などを行います。特にオーダーシートについては、正確に漏れなく記載されていることで、大幅な時間短縮と案内漏れの防止につながります。そういった意味からも、総合窓口機能を十分発揮させるためのキーパーソンであると考えております。また、市民の方と第一に接するということになるため、優れた接遇能力を有する人材を当てる必要があると考えております。  2つ目については、オーダーシートの活用です。ライフイベントの手続に来庁された市民の方は、まずオーダーシートを記入していただきます。オーダーシートは転入や転出、出生や婚姻などライフイベントごとに7種類用意しております。資料編の7、8ページ、参考といたしまして、桜色で転入用とのオーダーシートをつけさせていただいております。このようなものがライフイベントごとに7種類あるということです。  先ほど申し上げましたように、オーダーシートの記入はフロアマネジャーがお手伝いさせていただきます。オーダーシートはいわば個人用のカルテのような位置づけのものでございまして、世帯ごとの個別具体的な情報を記入していただくことで、市民の方一人一人に応じた最適な手続案内、これが行え、手続漏れ、案内漏れの防止、これをすることができます。  3点目は、総合窓口システムを活用した情報連携です。総合窓口ではきめ細やかな案内を漏れなく行うために、総合窓口システムを導入していきます。このシステムにより、先に説明いたしましたオーダーシートによる情報を一元管理することで、必要な手続をシステム的に判断することが可能となり、ほかの課の手続で必要になる申請書類にあらかじめ氏名などを印字したものをシステムから出力することでお渡ししたりもできますので、この点も市民の方の負担軽減、時間短縮につながります。また、システムを活用した情報連携により、担当課では来庁された方の情報をあらかじめ把握することができますので、よりきめ細やかに、そしてスピーディーな対応ということも可能となります。  4点目は、外部委託の導入です。総合証明業務及びフロアマネジャー業務については、外部委託、アウトソーシングを導入したいと考えております。その理由ですが、総合窓口ではその性格上、繁閑期が顕著にあらわれます。外部委託をいたしますと、繁忙期には職員を増やし、閑散期には職員を減らすというように柔軟な人員配置が可能となり、時期に応じた最適な窓口サービスの提供が可能となります。また、総合証明業務やフロアマネジャー業務については、幅広い業務知識と高度な接遇能力を求めるところですが、これも外部委託にいたしますと、十分研修を重ねた即戦力の委託職員が配置されることとなるため、年間を通して継続的に安定した窓口サービスの提供が可能になると考えております。人員面についても、外部委託により約24名程度の人員削減ができるという試算もしており、費用対効果も図れるものであると考えております。  そのほか、平日に来庁できない方の利便性向上のため、来年4月以降、毎月第2日曜日の午前中は総合窓口を開庁し、各種証明書の発行や転入、転出など住民異動に関する業務を行ってまいります。また、窓口番号発券機やモニターを効果的に配置することで、市民の方が利用しやすい動線確保と案内表示を行い、窓口ごとに色分けするなど視覚的にもわかりやすい窓口構成とすることや受け付けした後には必ずその場所でお待ちいただかなくても、スマートフォンなどで呼び出し番号を確認していただくことも可能となります。またその他、旅券発給業務を本市窓口でも行えるよう県とも協議しているところでございまして、今後、市民の方がより便利に快適に、そして気持ちよく市役所を利用していただけるような取り組みを続けてまいりたいと考えております。  最後に7番ですが、総合窓口導入の効果といたしまして、手続に要する時間短縮の試算をしております。比較的シンプルなモデルケースとなっておりますが、このケースでは総合窓口だけで手続を完結することができ、現在の窓口では約75分かかる手続が、約40分で完了することになり、35分程度の時間を短縮することができます。  総合窓口に関する説明は以上となりますが、新分庁舎での業務開始以降は市民の方、委員の皆様のご意見を伺いながら、そして、自主点検をしながら業務改善に努めてまいります。また、総合窓口で取り扱うことのできる業務を効率的に増やしていくことで、市民の方に快適に窓口を利用していただけるように継続して取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 5: ● 槇尾幸雄委員長 ただいまの説明に対して、質疑等はありませんか。廣井委員。 6: ● 廣井一隆委員 ちょっと教えていただきたいんですが、総合窓口についてというのは何となく雰囲気的にはわかるんですけど、アウトソーシングで外部発注すると、それはほぼ決まりなんですか。それとも今から考えていく内容なんですかね。 7: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 8: ● 総合窓口準備室長 総合窓口の効率的な運営のために、我々は外部委託が非常に効果があるものと考えておりまして、9月定例会におきまして外部委託に関する補正予算等も上程していただいて、ご審議賜りたいと考えております。 9: ● 廣井一隆委員 引き続いて質問させていただきます。  外部発注が必ず有効であるというのはちょっと僕もわからないんですけども、現状、橿原市というのは準職員というのをお雇いになられて、臨機応変に対応されていると僕は思うんですけども、その方々のことも含めて、たまにテレビで言われているワーキングシェアというんですか、仕事の働き方を分けていくという考え方も僕はあると思うんですけども、絶対ではないと思うんですけど、もう1回聞きます。どんな理由でこれが有効であると思われたのか、ちょっと教えていただいてよろしいですか。 10: ● 総合窓口準備室長 委託の範囲ですが、フロアマネジャー業務と総合証明業務、こちらのほうの委託を考えておりまして、その具体的な理由ということですが、まず1点目は、繁忙期と閑散期の柔軟な職員配置ということが可能になります。繁忙期に合わせた人員を直営で確保いたしますと、閑散期には余剰人員が生じる。また逆に、閑散期に合わせますと市民の方に非常にお待ちいただくということがありますので、外部委託にいたしますと、その辺のことが柔軟に、窓口の混雑状況に応じた配置が可能になるというのが大きなメリットにあると思います。  2つ目といたしましては、先ほど申し上げましたように総合証明及びフロアマネジャー業務に関しては、市役所全体の幅広い知識というのが必要になります。外部委託にいたしますと、事前に採用になる前にその辺の研修を十分に積んだ方が配置されることになりますので、直営でいきますと、当然、採用になった時からの研修、業務の習得ということもお願いすることになりますので、そういった業務の狭間といいますか、そういったものもなくなるということもメリットであると考えております。 11: ● 廣井一隆委員 最後、3回目の質問にさせてもらおうと思うんですけども、今、既に働いている職員さんがおられると思うんですね。準職員さんもおられると思うんですけども、その人たちも何年かに1回は配置がえというのがあるわけで、準職員さんにはないと思うんですけども、そこをちょっと柔軟にやっていけば、わざわざ外部に出すということはしなくていいのかなと。もし、外部に出さなきゃいけないというのであるならば、やはりそれは橿原市のことですから、よその市町村に出すというよりも、やはり地元の人を雇用して、研修していただいてやっていくというのがいいんじゃないのかなと僕は思うんです。これは、要望です。これで結構です。ありがとうございました。 12: ● 槇尾幸雄委員長 奥田寛委員。 13: ● 奥田寛委員 順番にちょっと幾つか伺いますが、こういう資料はいつになったら出ますか。市役所の見取図、平面図はいつになったら出ますか。まだ準備されていないですか。本庁舎サイドも分庁舎サイドも。これありきでしょ。これを見ながら議論せんと話にならんと思いますけどね。まだ準備していないですか。それが、ちょっと1点目。いつ出してもらえるのか。  第2日曜の午前が、これは総合証明書の窓口業務についてやるとおっしゃいました。いわゆるライフイベントサイドはしないんですか。ここの部分をもうちょっとはっきり言っていただきたい。いわゆるライフイベントサイドと総合証明サイドと2つに分けた言い方をしていただいていますけれども、総合証明サイドというのはコンビニで証明書が取れる時代になってきているわけでしょ。作業的に重複するわけですね。実際、そっち側で証明書1枚を出すのに、何ぼの単価がかかるかという経費の計算を当然やってはりますか。その辺をちゃんと説明した上で、外側で出していくほうが効率的なのか、それともそうじゃないのか、目に見えるように説明していただかないとあかんと思いますね。  もう1つ言うと、総合証明とライフイベントだけじゃなくて、3つ目があるでしょ。生活保護の方であるとか、納税相談とかで、繰り返し来られるタイプの方、年1回で済まないタイプの方、その方についての説明がこの中にはない。2階か3階にあるんであって、1階の総合窓口じゃないという説明なんでしょうが、見取り図がないからそこもわからない。ちょっと順番にお答えいただいていいですか。 14: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 15: ● 総合窓口準備室長 まず、休日、日曜日の開庁。総合証明とライフイベント、戸籍の受付であったり、住民異動、こちらは両方とも対応いたします。  2点目としまして、1枚当たりの証明書交付の単価を計算しているのかというところですが、申しわけございません。1枚当たりの単価までは現状として幾らですというところまで計算はお示しできませんが、コンビニ交付、委員がご指摘のとおりです。ただ、コンビニ交付にはマイナンバーカードがご存じのとおり必要になってまいります。今、橿原市、市部では全国2位という交付率ではありますが、件数として2万1,000件ぐらいの交付にとどまっております。例に挙げますと、橿原市の場合、自動交付機のほうが非常に浸透しておりまして、こちらのほうの橿原市民カードの交付が約7万7,000件あります。実際に自動交付機を利用していただいている方というのが、5万数千人おられます。ということは、5万数千人の方が少なくともマイナンバーカードを取っていただかないと、外に証明書の発行の機能が行くということにつながりませんので、最終的にはもちろん、委員もご指摘いただいていますけど、そういった方向ではあるとは思いますが、現状、総合証明を市民の方が市役所に来られて、実際に取られているという状況を鑑みますと、今のところはこういった形でさせていただくのが一番いい方法ではないかと考えております。 16: ● 奥田寛委員 1点目のこれ、答えてもらっていないような気がしますけど。ごめんなさい、ちょっと言わんと忘れるから、先に言わせてください。  運転免許証の切りかえに、この間、免許センターに行ってきたんですよ。土曜日はめちゃめちゃ混むんですね。いうたら平日の3倍、4倍ですというて悲鳴を上げてはりました。僕に言わせていただいたら、土曜日のほうが混むのがわかってんのやったら、土曜、日曜を通常の勤務日に当てて、平日の月曜日か火曜日に休んだらいいのという話なんですよ。それは、免許センターについて僕が思ったことです。絶対そっちのほうが需要が高いねんから。この第2日曜日の午前という中途半端なやり方なんですが、これはどうなんでしょうね。ここにある程度、人数が高いような、集中するような様子が出てきたら、午後にも拡大するとか、あるいはほかの曜日も拡大するとか。多少、考えを持っていただくことになるんでしょうかね。  これの関連でもう1つ思うのは、当初のイメージではもうちょっと夕方を延長しようかみたいな話も出ていたように思います。それがいつの間にかなくなっているんですよね。いうたら日曜の午前のほうが平日の夕方よりも人数が来てもらえそうな気がしますだとか、そういうことで振りかえてはるのかどうか。その辺の感覚がちょっとわからない。あわせてお答えいただいていいですか。 17: ● 槇尾幸雄委員長 企画政策課長。 18: ● 企画政策課長 ご質問にありました課の配置でございますけども、以前の委員会のほうで、このような分庁舎の着色したやつで課の配置図についてはご説明させていただいております。 19: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 20: ● 総合窓口準備室長 休日開庁と平日の時間延長の件だと思います。まず、委員ご指摘のとおり、当初、休日開庁、また時間延長の検討についても触れられておりまして、我々も一番効率のいい、市民の方に便利に利用していただく形が何が望ましいかということを検証いたしました。実際に今のような形で開けさせていただくということについては、県内、大阪府、兵庫県も含めまして、実際に休日開庁されているところをいろいろ調査いたしました。その結果、こういった形での開庁が一番多くありましたので、実際にやられている実績を参考にしながら、この形では決めさせてはもらっています。ただ、いろんな自治体に聞き取りいたしましたところ、ある自治体ではもっと幅広い課で、もっと土日も含めてやっていたけど、実際に市民の方が来られなかったということで、縮小しています。1日やられていた市もございまして、そこも実際には半日にしても市民の方の来庁数は増えなかったというようなことも聞き取りとして、我々は伺っております。  ですので、一旦はこの形でスタートさせていただいて、やっぱり後は実際に橿原市民の方がどのぐらい利用していただくかということになると思いますので、先ほど委員にご指摘いただきましたように、開庁後については、利用が多ければ当然、土曜日も含めて、また平日の時間延長も含めて、それは検討してまいりたいと考えております。 21: ● 槇尾幸雄委員長 今度、初めててオープンするわけやんか。だから、オープンしたとき、橿原市も初めてやんか、こうやって総合的にやるのが。お客さんも初めてやんか、来るお客さんもな。どれだけちゃんと応対できるんか、どれだけのものが来るんか。今、想定はできるんやで。でも、実際問題としてちゃんと応対できるのかというのもわからんわけやんか。そやから、お客さんを待たさんと、市民の方にちゃんとサービスできるのかということを一番先に考えてもらわなあかんと。奥田寛委員が言われたように、一遍、橿原市としてやってみてもうて、それに応じて応対していくと。土曜日、日曜日に多かったら、できるだけ土曜日、日曜日に移していくと。ほかの市はほかの市。これは関係ないわけや。橿原市はどうやと、橿原市はやっぱり土曜、日曜は多いんやと。多かったらやっぱり一応それは開けていかなあかんと思うし、その辺は柔軟に応対していただきたいなと思うんやけども、どうやろ。市民活動部長。 22: ● 市民活動部長 ただいま槇尾委員長のほうからいただきましたご意見でございます。我々もこの土曜日、日曜日の開庁、また時間延長につきましては、さまざまな方面から検討いたしました。市内、市外を問わず、市町村に問い合わせをし、また大阪方面までも問い合わせをさせていただきました。それで感じましたことは、大阪の環境と橿原の環境は若干違うところがございまして、夜間でありましても大阪でありましたら、働きに出られている方が多うございますので、7時ぐらいまでの開庁をすれば証明等の発行を取りに来られる方が多うございますが、橿原市の場合は、大阪に出られている方が橿原市で住民票を取るということになれば、8時、9時、10時になってしまうと。そんなこともございますので、今の委員長がおっしゃいましたように、まずこのスタートの時点では第2日曜の開庁をさせていただいて、また市民の皆様のニーズ、またいろんなご意見を取り入れた中で、柔軟に対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 23: ● 槇尾幸雄委員長 部長、1年間はテストケースやと。そやから、柔軟に1年間の統計を取ってみて、この日が多いとか、土曜、日曜が多いとかというのを、初めてのことやから市民も今までここに来てもらった、何十年間な。そやけど初めての場所で今度するわけやんか、来年2月か3月からな。来る者も初めて、やるほうも初めてということで、多分この絵に描いたようにスムーズになかなかいかんと思うんやけども、そやけどもそのことも含めてやけども、できるだけ待ってもらえんように。また、いつどういう時期にどれだけのお客さんが増えるということで、1年間は私はテストケースやと思っているので、その辺もちゃんと1年たったら、また報告してもうて、変えるべきところはちゃんと変えていただきたいなと思っております。  ほかに。奥田寛委員。 24: ● 奥田寛委員 ちょっとずれた話をしているように聞こえるかもしれませんが、コンビニで証明書を取るというのは、今、土曜でも日曜でも、あるいは夜間でも、あるいは東京でもできるんでしたか。料金を変更してもいいと思うんですよ。基本的にコンビニに多分、託したほうが経費が高くなるやろうと思っています。経費の計算をされていない、出していないというのは、9月議会にまた決算があるから、準備しといてください。  大体、サービスとしていつでもどこでも取れますといういいサービスをしているほうが、同じ住民票1通を取るにしても、値段が高くても構わへんと思うわけです。窓口で取るのに300円、400円でも、コンビニで、東京で夜中に取ったら500円とかでもいいのと違うかなという気がする。そういうような意味合いを含めて、計算をし直して、条例とかで料金を作り直すというのはありやと僕は思います。計算すらしないというのは、もうそういう可能性を全部すっ飛ばした計画になってしまっているから。その辺を含めて、ちょっと。これは絶対必要ですから、何の議論をやるにも必要ですから、早めに出してください。要望でお願いします。 25: ● 槇尾幸雄委員長 ほかに。西川委員。 26: ● 西川正克委員 7番目の総合窓口の導入効果のところの触れ込みが、待ち時間が長いと。総合窓口の導入によって解決策と。考えられるのはやっぱり何カ所も窓口を回る必要があるというのは解消されるやろうと。75分が導入後、40分になるというのは、これは何かそういう根拠。その下に書いてある図のとおりですか。その図のとおりでしたら、要するに導入後、保健センターとか、教育委員会とかに行く必要がないから短縮されるんだという理解でいいですか。 27: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 28: ● 総合窓口準備室長 まず、75分から40分。これは実際に業務を試算した計算になっておりますので、この時間短縮は図れるということでございます。移動時間に関しては、もう物理的な移動時間で、あと業務に関しては総合窓口化することによって、今まで行ってからスタートしていた業務が、それぞれ同時進行で進めることができますので、そういった面でも時間短縮が図れているというような状況でございます。 29: ● 西川正克委員 よう見たら、本庁舎は45分で、新分庁舎が40分と。だから、要するに純粋に保険医療課だけとか、証明関係だけとかに来はった人が今と導入後とでは、いうたら5分の短縮という表現の図ということでよろしいですか。 30: ● 総合窓口準備室長 今の表でいきますと、その5分と児童手当の認定請求の10分がありますので、こちらも同時進行できますので、これも時間短縮につながると思います。 31: ● 西川正克委員 そしたら、本庁舎45分から一番下の赤の35分の所要短縮ということで、10分の短縮と、総じてということですか。要するに言いたかったのは、今までと順番が、まず申請書を書いて、順番待ちをして、申請書を渡して、また待って、番号を呼ばれて、取ると。だから、総合窓口で一生懸命やってくれてはると思うし、それはあれなんですけど、時間的には今までのパターンとあまり変わらへんのかなと、やり方と順番と。要するに、待ち時間が長いというのが短縮されるというそこらはあまり期待はどのぐらいできるのかなというは、ちょっと疑問なわけです。それは、どうですか。必ずできるという。10分ということになっていますけども、それは大々的にできるんですか。 32: ● 槇尾幸雄委員長 市民活動部長。 33: ● 市民活動部長 今の時間短縮につきましては、この表にも書いております、これはあくまでもシミュレーションでございますので、短縮ができると、その一番の理由といたしましては、やはりオーダーシートを今回導入するということで、そのオーダーシートを書いていただいた瞬間に、分庁舎におります全ての課が、その方の情報がもう端末に記入されます。ですから、今まで一々、課に行って、どこどこの誰でございます、何々で来ましたというような説明はもう既に省かれます。1階の総合窓口でオーダーシートを書いていただいて、総合窓口での用件が終わって、例えば税務でありますとか、保険でありますとか、福祉でありますとか、別の用事があるという場合には、2階、3階に上がっていただきましたら、もうその係員が待っておりまして、お待ちしておりましたという形で業務が始まりますので、その分の時間短縮を含めてかなりスピーディーな運営が行われるということでございますので、その書類の記入をいただくことで、スムーズな業務を図ってまいりたいと考えております。 34: ● 西川正克委員 要するに、今は市民課に行って、それから1階の保険医療課に行って、それから環境衛生、別々に行っていたところが1回で済むと、その分、短縮されるという総括的なそういう理解でよろしいですね。 35: ● 槇尾幸雄委員長 ほかに。原山委員。 36: ● 原山大亮委員 業務委託するということなんですが、民間の業者さんを使われるということですよね。その業務委託する期間というのは契約されると思うんですけど、いつからいつの契約になるんですか。 37: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 38: ● 総合窓口準備室長 今、考えております期間ですが、平成30年2月1日から3年間で、3年後の1月末までの期間を考えております。 39: ● 原山大亮委員 最初に言うてはった、その業務を熟知した人材を配置して円滑に業務が行われるようにされるということなんですけども、3年間契約して、3年後にまた業者がかわったとしますやん。そしたら、また一からです。引き継ぎの形にもよるとは思うんですけど、もちろん業者がかわっていくことも考えられることですよね。かわっていくごとに説明というか、業務に対する対応が一からにまたなっていくと思うんですね。その辺もちょっとしっかり考慮しといたほうがいいんじゃないかなと思います。  もともとおられる職員の方とかやったら、ずっとある程度、担当課にいらっしゃるわけですから、その業務の内容も熟知されていて、新しい人が入ってきて引き継ぎして、それが悪いところは修正されていって、効率よくされていくと思うんですよね。そやけど、民間委託するということは、確かに繁忙期には人を増やして、暇なときの人を減らすと、そういう利点もあるとは思うんですけど、結局、業務がいいかげんなことになってしまったり、市民の方からクレームが出るような形が続くようであれば、これはまた本末転倒だと思うので、そこらもちょっと考慮していただきながら、そして、管理体制ですよね。業務委託しとるからというて、市が丸々その人らにやってもうとるから、市は関係ないねん、市は口を挟まれへんねんというような無責任な形にならないように、そこらにもちょっと気をつけていただきたいなと思うんですが、どうでしょうか。 40: ● 槇尾幸雄委員長 市民活動部長。 41: ● 市民活動部長 業務委託につきましては、先ほど室長のほうからも説明がございましたが、証明窓口、図面でいいますとRになった部分でございます。Rになった部分の証明窓口を委託させていただこうと考えております。その横のライフイベント、戸籍でありますとか、転入、転出、皆様のご意見、またその事情をお聞きしなければならない特殊なものにつきましては、市直営で行います。ですから、今、委託をお願いさせていただこうとしております証明窓口につきましては、非常に簡易な業務といいますか、証明を発行、また受付をするという業務でございますので、これは3年間の契約でさせていただきまして、次回の入札の時期にはまた同じく我々の思いも入れた仕様書をつくります。こういう業務をしていただきたいという方を集めるということを心がけておりますので、またそのクオリティーが落ちないようには、心がけていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 42: ● 槇尾幸雄委員長 部長。今、原山委員が聞いたのは、業務委託するんやと。これは丸投げということやんか。そやけども、ちゃんと丸投げするにしたって、これは一般市民から見たら、これは市の職員やと思ってやるわけやから、そやからその辺の監督をちゃんとやっといてくれよという要望やから、それに答えてくれなあかん。市民活動部長。 43: ● 市民活動部長 ただいま原山委員並びに委員長のほうからいただきました、その管理監督の面につきましては、市の職員ももちろんその場におりますので、その辺は十分に遺漏のないように、市民の皆様にご迷惑をかけないように努めてまいりたいと、責任を持って努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 44: ● 槇尾幸雄委員長 うすい委員。 45: ● うすい卓也委員 配付していただいたA3の資料の4番目ですけれども、この市民の動線というところです。図の上と左側からの動線は書かれているんですが、平面図とかを見たら、図の右側にもエントランスがあって、そちらからも入ってくる市民の方々はいらっしゃると思います。こっちは道路側なので、そんなに多くないかもしれないんですが、エントランスがある限り入ってくることはあると思いますので、そういったところに対する対応というか、例えば職員の人をわざわざ置く必要まではないかもしれないんですが、真ん中の総合案内に来てくださいというような動線をつくったりとかは考えていらっしゃるのかお答えください。 46: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 47: ● 総合窓口準備室長 委員ご指摘のとおり、3カ所のほうから市民動線があると思いますので、説明の中でも申し上げましたように、フロアマネジャーが柔軟に動き回ることができますので、南のほうから来られた方については、そちらのほうにご用件をお伺いに行くというような、そういった運用を考えておりますので、十分対応は可能かなとは思います。 48: ● うすい卓也委員 ということは、フロアマネジャーお一人が対応されるという形になるんですか。 49: ● 総合窓口準備室長 説明不足で済みません。フロアマネジャーは1名ではなくて、想定では5名程度が必要になってくると考えております。 50: ● うすい卓也委員 先ほど槇尾委員長もおっしゃられたように、どの出入り口からどれだけ入るのかというのは、1年間ぐらいを通して、どの時期にどこからどれだけ入るのかというのが把握できると思うので、それを踏まえて1年後にはさらにもっとスムーズにできるようにやっていただけたらと思います。  あともう1点、確認だけなんですけれども、6番目の総合窓口の取り組みというところで、親切のところですね。待ち人数をスマートフォンなどで確認ができるということなんですが、確認するだけで、例えば携帯会社とかでしたら、行く前に携帯で予約して、その時間に行くとかというのができるんですけれども、これはあくまで来て、今、何番目かというのを確認するだけということになるんですか。お答えください。 51: ● 総合窓口準備室長 スマートフォンでは確認だけで、予約まではできるものではございません。何番、待ち人数何人、そちらのほうだけでございます。 52: ● 槇尾幸雄委員長 成谷委員。 53: ● 成谷文彦委員 では、根本的な話をきょうはしたいと思います。まず、出発点が平成25年ですけども、これも同僚の大北委員とも、議員になったときから、窓口のワンストップを早くしてくださいと。現庁舎でもこのシステムは、今見ても当然できる話やったと。だから、早くしなさいよという話をずっとさせていただきました。結局、スタートが分庁舎ができてからという話で延びてきて、来年の2月、3月となりました。このシステムについては、ある程度、理解はできます。ただ、これだけ長くかかった時点で、時代はもっと進んでいますよね。今、説明した形を国が市役所に求めていますか。どういう形を、これが完成形ですか。どういう窓口業務、市役所を今後やっていかなければいけないかという、そういう課題は当然出ているかと思いますけども、その辺の認識はどのようにされていますか。 54: ● 小川和俊副委員長 委員長を交代いたしました。市民活動部長。 55: ● 市民活動部長 我々が25年からプロジェクトチーム等々を立ち上げまして検討してまいりました。その内容につきましては、先ほど委員にご指摘いただきましたように、総務省の指令でございますとか、その他、国からの指令により進めてまいったところでございます。それが今の時代に合っているのかということは、当然これだけめまぐるしいスピードで動いておる時代でございますので、なかなか追いついていない部分もあろうかと思います。その辺につきましては、先ほど委員長のほうからもご指摘いただきましたように、柔軟な体制でまず2月にはスタートさせていただきますが、それによって気づいた点とか改善する点がございましたら、それは柔軟に対応していきたいと思っております。 56: ● 成谷文彦委員 だから、根本的に国はどういうふうに言っていますかと言うたでしょう。要は簡単ですよ。窓口に来ないようにしなさいよと言っているんでしょ。総合窓口は7年前には早くつくりなさいと私は言いました。今はあと5年後、10年後には市民が窓口に来なくてもいいようにしなさいよと言っているのと違いますか。それは理解していますかと。総合窓口がなくなってもいいと言っているんです。 57: ● 市民活動部長 5年後、10年後の姿、これにつきましては当然、我々も考えております。これはマイナンバーカードの普及でありますとか、コンビニ交付がこれから普及していく。ただ、今すぐにこれができるものではございませんで、先ほど室長のほうからもございましたように、マイナンバーカードを取得していただく、あと7万人の方に取得していただく作業も残っております。これがひと月やふた月でできるものではございませんので、それはできるだけスムーズにマイナンバーに移行していただく、コンビニ交付もスムーズに運営を開始できるように同時に進めてまいりたいと考えております。 58: ● 小川和俊副委員長 市民活動部副部長。 59: ● 市民活動部副部長兼人権政策課長 先ほど来ちょっと紹介をいたしました地方行政サービス改革の推進に関する留意事項というのは27年に出てございます。その中でも特に、要は27年8月28日、総務省の発出のものなんですが、その中で特に窓口業務のことについても触れてございます。その中で基本方針2015において、窓口業務のアウトソーシングなど、汎用性のある先進的な改革に取り組む市町村数を2020年までに倍増させるというような成果指標も国は設けておりまして、それに基づいて私どもの市につきましても、窓口業務の総合窓口化あるいはマイナンバーカードの交付推進によるコンビニ交付を普及させていただいて、できるだけ市役所窓口の混みを解消していくというような形で取り組んでいるところでございます。 60: ● 小川和俊副委員長 成谷委員。 61: ● 成谷文彦委員 ほかの部署で、通知が行っているところはありますか。全然知らないということでいいですか。ならば、言います。どこの省かわかりませんが、多分、総務省だと思います。こういう制度の通知が行っているはずです。マイナンバーのポータルシステムで、子育てワンストップサービスをしなさいと。具体的には幼稚園、保育所については、インターネットでも申し込みしなさいと。その試験期間は今年の7月、実施運用は今年の9月です。そういう通知は知らなかったですか。今この総合窓口でいくと、幼稚園の申し込みに行くのに2時間も3時間もかかる。これがマイナンバーを持っている人、登録していたら携帯でお母さんができると。そういうことはちゃんと対応できていますか。そして、総合窓口に来て、それをやろうと思うたら、タブレットコンピューター、国から1万台、貸しますと、そういう指示も出ているんです。そういうのは置いているんですか、総合窓口に。誰か知っている人。 62: ● 槇尾幸雄委員長 委員長を交代いたしました。総合窓口準備室長。 63: ● 総合窓口準備室長 成谷委員のご質問で、マイナポータルのほう、今、総合窓口でも導入しているのかということでございます。7月から仮の運用が開始しておりますので、今現在、市民課のほうでマイナポータルということで、市民の方、インターネット環境のない市民の方に対応するために、1台用意しております。今後においても、ちょっと台数を増やしまして、新分庁舎に行った暁には、そういった活用というのは十分可能でございます。 64: ● 槇尾幸雄委員長 成谷委員。 65: ● 成谷文彦委員 だから、総合窓口に来たときに、コンピューター1台を置いといたら、またお母さんにそういう情報を与えといたら、携帯で申し込めるわけでしょ、今。住民票とかその辺のものも出さなくても言い訳でしょ。そういう話でしょ。だから、ここに来て申し込むのに、住民票が要りますから、それを申請しますと来たときに、住民票を出して、これは後から携帯でできますよとわかったら、市民は怒りますよ。そういう話でしょ。そういう時代に入ってきているんですよ。  だから、お母さん方、お父さん方が若いからすぐ対応できるだろうと、マイナンバーもよく理解していただけるから、そういうところに入っているわけで、今後、介護保険も全てこういった形になっていくわけでしょ。その通知は行っているんですか、市全体で。皆さんは理解しているんですか。誰が答えるの。その方向性はわかっているのか。総合窓口、これが完成形じゃないと。ここまで来るのに8年もかかったら、もう遅れているでと言っているんですよ。次の総合窓口として、どういう形を目指しているのかということ。国ではいろんな形でもう指示を出しているんですよ。そういう補助金も出しているわけでしょ。だから、市としてはどこまで考えているのかという。お答えください。 66: ● 総合窓口準備室長 総合窓口という観点で申し上げます。今、委員にご指摘いただいているのは、ICTの活用であったり、BPRの活用、そういったことで取り組んでいけと、国のほうのこういったことを頑張っていけというご指摘だと理解しております。先ほどおっしゃいました電子申請、そういったことに関しては、申しわけありません。我々、まだまだ勉強不足で今後取り組んでいく方向ではもちろん考えてはおりますが、今現在まだそこには至っていないというのが現状でございますので、ご理解いただきまして、今後、取り組みを前向きに進めてまいりたいと考えております。 67: ● 成谷文彦委員 だから、前向きに検討して、7年も8年もかからないように。そのときにはまた時代が変わっているから。頼みますよ。ここ1、2年でそういう方向性と、要するに市役所のあり方を問われている時代なので、しっかりやってもらって。  市役所のあり方ということで質問させていただきます。総合窓口からちょっと外れますけども、新しい窓口というか、市役所がどういうもののサービスをしなきゃいけないかということで、今まであんまり総合窓口には来ない相談も、そういう意味合いのことで質問させていただきます。横浜市でごみの分別についてネットで、AI(人工知能)で答えているんです、ごみの分別について。橿原市は今、ごみの分別は市民にはどういうふうに周知させて、どのようにお答えしているんですか。 68: ● 槇尾幸雄委員長 環境づくり部長。 69: ● 環境づくり部長 成谷委員のご質問、横浜市のごみの分別の例を言われました。橿原市につきましては、ごみの分別につきましては広報等を通じまして、それから、家庭での持ち出しのごみは当然、可燃物のごみ、不燃物、粗大ごみ、そういう系統を全て一覧表にして、年間表みたいな形にして年に2回、広報に入れて市民の方々に配布させていただいておりますとともに、広報とあわせて橿原市のホームページにおきまして、ごみの分別はどうかということを全部そこに記載させていただいている状況です。ただ、成谷委員がおっしゃるように、横浜市の先例を言われましたが、我々も今、リクエスト収集について取り組んでおります。その中でどうすべきかということは当然議論しながら、よりよい方向にごみの分別がわかるように周知徹底していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 70: ● 成谷文彦委員 横浜市の神対応は知っているんですか。知らないですか。ここで紹介します。それが新しい時代の市役所なんです。要はAIで、今言ったようにペーパーとかホームページでいくと、燃えるごみはこんなんとか例が書いてますやん。例えば、ラインみたいにAIが答えてくれるんですよ。要するにメールをやりとりしているような。ライターの分別はどうしたらいいですかと聞いたら、捨てたいものが使い捨てのライターなら、「使い捨ては燃やすごみですよ。中身は使い切ってくださいね。故障や火事になるから」というような。要するに分別が難しい部分に関しては、燃えるやつとか燃えないやつ、そういうのを細かく説明をしてくれる。ここからが神対応。その中でごみの分別で「旦那」と来た。こういう質問が来たら、どう答えるんですか。 71: ● 環境づくり部長 成谷委員の旦那という話、ごみの分別かどうかというのはちょっと置いといて、そういうやり取りができるということですから、それはそれですばらしいことだと思います。我々が今、準備しておりますのは、成谷委員がおっしゃるように、ごみと言われるものはやっぱり400種類ほど分析して持っております。その400種類をどういうふうに出していただいたらいいのかというのを仕分けてして、わかりやすい対応ができるように準備して、リクエスト収集につなげるように準備させていただいておりますので、その辺はAIのことも勉強しますけれども、一応そういう手続のもとに進んでおりますので、よろしくお願いいたします。 72: ● 成谷文彦委員 横浜市はこんな答えを出しています。「人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」というようなアルマン・サラクールの言葉を使って言っていましたよと。だから、忍耐力を鍛えてみたらどうですかと。これはAIが答えているんです。それをこういうシステムまで行っているということは、環境でごみだけ考えていたらいいのと違うんです。  市民が何かを問いかけたときに、ここでひょっとしたら人権のほうで相談に乗ったらなあかん、何か弁護士のとこで相談に乗ったらなあかん話を総合窓口みたいなことで、これをどういうふうに振って、どのように答えるかというのが新しい市役所のあり方なんです。それをしっかり5年後、7年後に目指してほしい。もうこういう時代になってんねん。もうこんなんノウハウ持ってきたら、全国どこでも。そういう時代になってきているということをしっかり考えて、総合窓口もただ単に事務的な処理をやったらいいという時代ではなくなってきているということをしっかり理解していただきたいと思います。要望します。 73: ● 槇尾幸雄委員長 今、成谷委員が言われたとおり、日々、医療も進歩しております。職員もできるだけ進歩してください。ほかに。樫本委員。 74: ● 樫本利明委員 私はちょっと簡単なことを一言聞きたいんですけど、ここの資料の2ページの下から2行目になるのかな。括弧の中で臨時運行許可、これは市民課でするということは、例えば国の施策で臨時福祉給付金、あるいは商品券の発行、そういうのは現在、何か裏のほうへプレハブこしらえて、あそこでやったりしとるけど、わざわざそんなんこしらえんでも、もうここで賄えると、そういう解釈でよろしいか。 75: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 76: ● 総合窓口準備室長 臨時運行許可、それについては車検を受けるための臨時ナンバーのことでございまして、臨時福祉給付金という事務とはちょっと違う業務でございます。
    77: ● 樫本利明委員 それはわかりましたけど、例えば国の施策で臨時福祉給付金とか、あるいは商品券云々とか、そういうことは国の施策で急遽せんなんようになったら、それはこの市民課の1階の総合窓口のところでできますか。わざわざそれだけまた本庁舎の裏へ行ってくれとか、そういうことにはならんのやろな。 78: ● 槇尾幸雄委員長 市民活動部長。 79: ● 市民活動部長 臨時給付金とか現在は南館の裏のプレハブを使ってやらせていただいておりますが、将来的に分庁舎が完成したときに総合窓口でできるのかということでございます。現状で考えておりますスペースでは、総合窓口の部分に特別な窓口を設けることが非常に難しいのかなということがございますが、何せ立派な庁舎でございますので、交流スペース広場でありますとか、にぎわい大路の一角等々で活用させていただいて、そういう仮説の臨時的なものは設けていきたいと考えております。 80: ● 槇尾幸雄委員長 できますって言うていいねん。樫本委員。 81: ● 樫本利明委員 委員長、できますって簡単やけど、例えば臨時給付金とか商品券のこれには、やっぱり所得制限とかそういうのをかけてくると思うわ。何でもかんでも発行、市民1人ずつ、それにはならんと思う。ということは、さっき聞いとったら、この1階のフロアの部分、これは民間に委託するわけです。こういう所得制限かけてきたら、個人情報も絡んでくるから、こんなん民間のところでは賄われへんと思うわ。これはやっぱり役所直営でやらんな。交流広場って簡単に言うけど、そこへ全部パソコンやらセットしてしようと思うたら、そんな簡単にできんのかな。簡単にできんのやったら、それで構わへんけどな。そんな簡単にできないような気がする。そやから、その部分だけここの裏にちゃんとこしらえてあるあそこでやりますわって、そんな不細工なことはできないやろうと思うんやけどな。その辺はどう考えてはるのかな。 82: ● 市民活動部長 先ほど説明させていただきましたように、総合窓口の運営につきましては、全てが民間委託ということではございませんで、窓口の一部を委託させていただきます。ですから、1階の総合窓口には職員もおりますし、対応できるような体制はとっております。今の交流広場等々でパソコン等々のしつらえということでございますが、これは簡単なことではないとは思いますが、そのとき、そのときの事業になるわけでございますから、この辺はプレハブを建てるのと同じく、その場所で検討していきたい、やりたいと思っております。 83: ● 槇尾幸雄委員長 佐藤委員。 84: ● 佐藤太郎委員 9月に補正がでるということで、もう一度確認させていただきたいんですけど、今この本庁舎の1階で下に受付いますよね。これは、外部委託されているんですよね。そしたら、新しくできる分庁舎にフロアマネジャーを外部委託したいと。本庁舎に今ある受付と分庁舎のフロアマネジャーの違いは、ここに書いてある、導入後、転入届け出、印鑑登録、子どもの給付金とか個人情報が市役所の職員以外の連中が見放題になるということですよね。ただ、それでも構わへんから、市役所としては業務が簡素化するので、金をかけてアウトソーシングしたいというお話をされているということですよね。どうなんですか。 85: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 86: ● 総合窓口準備室長 あくまでもフロアマネジャーの位置づけなんですが、今の総合窓口の申請書記載、オーダーシートの記入の、市民さんにしていただくための補助という位置づけですので、直接、パソコンで例えば市民さんの個人情報を見て云々するような業務に当たることはございません。委託の部分ですが、そのフロアマネジャーと証明発行、受付発行という部分にかかわりますので、こういったところもアクセス権限で、所得情報であったりとかそういったものは見られない環境というのは当然つくりあげていきますので、それはないと考えております。 87: ● 佐藤太郎委員 そしたら、今の本庁舎では受付がありまして、入り口のところで記載するときに、その人の名前とかを見ますやんか。それは、市の職員が見ていますよね。ここの1階の受付の前に申請とかの記入欄があって、わからんかったら市の職員が見に来てくれるわけです。その方のお名前とか家とかは市の職員しか見ないようになっているわけでしょ。それが分庁舎になったら、アウトソーシングするために、市の職員じゃない外部委託されたところの従業員が、その申請者の名前とか住所を見ることになるわけですよね。全く見ないということですか。 88: ● 総合窓口準備室長 全く見ないのかということであれば、委員ご指摘のとおり、当然、記載の補助をしますので、必要な情報は目に入ってきます。業務委託に関しまして、そういった個人情報の保護の観点というのは非常に重要というは我々も十二分に認識しておりますので、我々、市職員と同等水準の守秘義務であったり、レベルのセキュリティというのは仕様書等によって当然求めていくところでございますので、そういったところは契約上であるとかでクリアしていけると考えております。 89: ● 佐藤太郎委員 この分庁舎、今後30年、40年続くわけですよね。このフロアマネジャーという制度は多分何十年も続くと思うんですけど、今の子どもたちって就職難じゃないですか。この業務というのは30年、40年続くということは、新たに雇用を増やしてもいいという考えには何でならなかったかというのを教えていただきたいです。直接、市の雇用の枠を増やしてもいいんじゃないかという議論には何でならなかったかというのを教えていただきたいです。 90: ● 槇尾幸雄委員長 市民活動部長。 91: ● 市民活動部長 その職員の雇用に関しましては、今現状も市民課のほうでは約半数以上は臨時の職員で対応しているところがございます。次期できます新分庁舎についても、臨時の職員は当然必要となってまいります。今、委託をして職員さんをまたその委託業者さんが集めるわけですが、これにつきましてもできるだけそれは地元の方を採用していただきたいという要望は我々も出しますし、我々が直接雇用するのか、業者さんが雇用するのかの差であって、採用される方はできるだけ橿原市に近い方、橿原市に関連のある方を雇っていただきたいという要望はこれからも出していきたいと考えております。 92: ● 槇尾幸雄委員長 大北委員。 93: ● 大北かずすけ委員 2点、ちょっと簡単なことをお伺いします。まず1点は、コンビニ交付のことです。今現在はコンビニ収納は実施されていらっしゃると思いますけど、コンビニ交付はいつから、先ほど言いましたように、発行手数料はどのように考えていらっしゃるのかお答えいただいていいですか。 94: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 95: ● 総合窓口準備室長 まず、コンビニ収納は現在もしております。コンビニ交付のほうなんですが、来年、新分庁舎オープンと時期を合わせて、来年2月からスタートするということで現在進めているところでございます。  手数料ということで、先ほど奥田寛委員のほうからも高くすればいいんじゃないかと。逆に他市の状況を考察してみますと、低くしているところもあるというのも伺い知ることができますが、今現在では窓口であっても、コンビニであっても同じ手数料でいくべきではないかなと考えております。ただ、料金に関しては今後いろんな中で検討はしていくことにはなるとは思いますが、その理由といたしましては、コンビニのほうはマイナンバーカードとなりますので、マイナンバーカードが必要となってくる、全ての方がお持ちじゃないという状況と、あとコンビニに行きたくても行けない、例えば機械操作がやりにくいという、いわゆるIT弱者の方も当然おられると思います。証明書はあくまでも行政証明という位置づけでございますので、取る位置によって金額を異にするというのがどうかなというのが議論の1点ではあると思いますので、まだ最終の決定ではございませんが、今現在では同様の金額でいいのではないかと我々は考えております。 96: ● 大北かずすけ委員 ということは、コンビニは手数料はかかると思いますけれど、その手数料は市が負担するということの考え方で、市民の方には同じ金額で証明書類を発行するというのを基本的には考えていらっしゃるということで、そのように理解させてもらいます。  あともう1点。2月は新分庁舎がオープンする予定になって、総合窓口がスタートするということなんですけれども、昨年ちょっと委員会で視察させていただいて、総合窓口の視察に行かせていただきましたけれども、そのときにも新たな職員の対応ということに関しては、旧の場所で体制をスムーズにするための準備をまず半年前から手続をさせて、それで新分庁舎で総合窓口の受付を始めると。それでも混乱したということはありますけども、橿原市の場合はどうも今聞いていると、今の体制はそのままいって、極端に言ったら1月末までいって、2月1日からオープンするときに、新対応でいきますよという話になると、理屈はわかるんですけれども、現実に事務をされる方がほんとうにそれでスムーズに流れるのかなというは大変危惧をします。やっぱり試行期間というのは必要なので、今のこの庁舎の1階でそのような対応でできるかどうかというような対応をしながら新分庁舎のスタートに準備できるかというようなことは考えていらっしゃらないのか、どのようにお考えなのか。 97: ● 総合窓口準備室長 新しい総合窓口の開設に向けて職員の研修なり、業務習得はどうするんやというご質問やと思います。それに関しては10月から実際にまずは今の市民課業務が中心になりますので、新しく総合窓口に属する職員も含めまして、市民課業務を覚えていただいて、その後、市役所内に仮の総合窓口のシミュレーションの場所を設けます。そこで実際の業務の運営であったり、業務の流れというのを順次、職員が10月以降2月にかけて習得してまいりますので、そういった事務の混乱というのはないように努めてまいります。 98: ● 大北かずすけ委員 特に市民課の方と、あと保険医療の方とやっぱり業務内容が違うし、特にやっていないと、そこら辺でものすごく混乱したというのをお伺いしました。それも含めた中で課の中でするのか、逆に保険課の方と市民課の方の人で交流して研修するとか、具体的なことをしないと頭だけですることにはちょっと大変危惧いたしますので、そこら辺も含めてしっかりと混乱のないように準備していただきたい。もうこれは要望にしておきますので、よろしくお願いいたします。 99: ● 槇尾幸雄委員長 ほかに。竹田委員。 100: ● 竹田のぶや委員 ライフイベント窓口についてお尋ねいたします。  資料の3ページのほうなんですが、ライフイベント窓口で完結する業務ということで、現在の担当課、市民課、子育て支援課、保険医療課、次の4ページ、環境業務課、緑地景観課、環境衛生課、学校教育課となって7課、39業務となっておりますが、前にいただいた平面図を見てみますと、1階のフロア、ライフイベント窓口のところには市民課と保険医療課のスペースの表示しかないんですが、この1階のライフイベント窓口には7課が全部入ってくるんでしょうか。 101: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 102: ● 総合窓口準備室長 新庁舎1階には、(仮称)市民窓口課と書いている部分と保険医療課の2課しかございません。ここに書いている課の業務をライフイベントコーナーで完結できるということで、課があるわけではございません。 103: ● 竹田のぶや委員 それがちょっと心配なんですけれども、ライフイベント窓口業務で完結ということで、特に4ページの小中学校の手続き学校教育課となっていますが、その小中学校の手続き4つ、転校とかの関係の業務、市民課のほうで対応できるのか心配なんですけれども。それこそ、ややこしい問題があって、本庁舎の学校教育課のほうに行ってくださいとなったら、それこそたらい回しになりますので、その辺大丈夫でしょうか。 104: ● 総合窓口準備室長 委員ご指摘のことはごもっともでございます。我々もそういったことがないよう1つずつの業務を精査しておりますので、そういった心配はないということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 105: ● 竹田のぶや委員 その業務を市民課のほうに、ちゃんと完結ということですので、できるように教育というかよろしくお願いいたします。 106: ● 槇尾幸雄委員長 森下委員。 107: ● 森下みや子委員 1点は、先ほどマイナンバーの申請者が2万1,000名ということで、かなり少ないという状況であると思います。市民カードは7万数千人ですか、申請されているということで、市民の方からの要望なんですけど、1回だけでしたか、土日に申請を実施していただいているんですけども、その月1回の申請のときに、いろいろ用事が入ったりして、また翌月、また翌月ということで、いまだに申請ができないというような状況で、市民の方からちょっとそういうような声も聞いております。  そうした中において、先ほどかなり少ないということですので、もういよいよ来年2月からスタートする予定をしておりますので、やはり推進していくという意味からも、できれば月1回ではなくて、2回、3回と土日を増やしていただいて、推進のほうも進めていただきたいと思うんですけれども、その点について答弁をお願いいたします。 108: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 109: ● 総合窓口準備室長 委員、今ご指摘いただきましたのは、我々もそのように考えておりまして、お配りいたしましたA3の資料の3番、配置図、こちらのほうを見ていただきましたら、マイナンバーの執務スペース、これを図面上、一番左の端、にぎわい大路の独立した執務スペース、こちらのほうで設けておりまして、今、委員のほうからおっしゃっていただきました土日開庁であったり、柔軟な窓口開設がしやすいような形ということで考えておりますので、その辺はそういった取り組みを進めてまいりたいと考えております。 110: ● 森下みや子委員 開設してからは、そのような形でやっていただいたらいいんですけれども、今現在、2万1,000名ということで、来年2月に開設するまでに1人でも2人でも、やはり推進していくということはすごく大事であると思いますので、今現在、月1回だけ土日に実施していただいておりますが、今は8月ですけれども、9月は多分もう広報で土日をお知らせしていただいていると思うんですけれども、10月、11月、12月、1月と、やはり日にちも増やしていただきたいという市民の方の声もありますので、1人でも増やそうというような気持ちがあるのであれば、そういった努力も必要ではないかなと思っているんですけれども、その点について答弁お願いいたします。 111: ● 総合窓口準備室長 マイナンバーカードの普及促進については、我々も必要なことだと思っておりますので、市民課のほうとも相談いたしまして、広く普及できる取り組みを進めてまいりたいと考えております。 112: ● 森下みや子委員 写真撮影のほうはすごく市民の方は喜んでおられていましたが、写真撮影のほうはサービスで実施していただいておりましたが、写真のほうはもうやらないというような。写真のほうもできればあわせて考えていただけたらなと思っております。それは、要望させていただきますので、ぜひとも1回を2回に、2回を3回にという形で拡充をしていただきたいと思います。  それと、資料の3の3ページなんですけれども、これは子育て支援のほうも窓口をワンストップの中で推進していただいていると思うんですけれども、子育て世帯包括支援センターということで、妊娠、出産に至るまで、総合的に子どもの推進をしていくということで、国のほうでも今、実施をしていくということで打ち出しされているんですけれども、そういった対応もここで実施していただけるんですか。 113: ● 総合窓口準備室長 子育て世帯の方が相談できるのかということですが、その辺はかなり込み入ったとか、詳しい相談になりますので、今、2階のほうに配置を予定しております。こども未来課、子育て支援課のほうで支援員さんであったり、あと健康増進課のほうがそういった相談ということで、サテライトではありますが、窓口を設けるというようなことも考えておりますので、そちらのほうで手厚い対応が可能だと思います。 114: ● 槇尾幸雄委員長 竹森委員。 115: ● 竹森衛委員 何点か質問いたします。現在、各課で民間委託、何課で民間委託の業務をされていて、全体で何名の方がその仕事に携わっていらっしゃるのか、まずお答えください。そして、その業務内容、例えば、上下水道でしたら料金等の受付をされているわけですけども、その点についてまずお答えください。 116: ● 槇尾幸雄委員長 総務部長。 117: ● 総務部長 今、竹森委員からご質問のありました、市全体として委託業務が何件あって、それに携わっていただいている事業者さんの人員が何名かというお尋ねでございますが、市といたしましてトータルでそれを整理した情報を整理できておりません。ご指摘いただきました件につきましては、至急に整理にかかりたいと思います。よろしくお願いします。 118: ● 竹森衛委員 楽しいですね。総務部長がそれを把握していないなんて。それでいうたら、アウトソーシングするというのは、ちょっと首をかしげるわけですけども、それをちゃんと把握しといてください。例えば、単純業務か、それとも市民にとって切実なことを聞かなければならないような業務に携わっていらっしゃるのか、それは臨時職員とかは把握していらっしゃるでしょうけども、市の庁舎もしくは業務をしているところで、それぞれどういう形で仕事をされているかということを把握していただかないと、物事が始まらないと思っています。  それから、もう1つ。総合窓口、フロアマネジャーのことに関してですけども、これは実際に2月から業務を進めていくと、外へ出すということですけども、実際に橿原市は3月、4月の転入、転出の手続の煩雑さはもう他の市町村と比べても非常に多くなる中で、この総合窓口とフロアマネジャーに関して、市長査定、補正予算はいつされるかわかりませんけども、全体で何名配置して、どういう形で予算を補正で考えていらっしゃるのか、それをお答えください。  それと、私はこの総合窓口、総務省がこの1枚目に書かれているように、外へ回すということで書かれていますけども、今、市民性が高くなっている状況の中で、それから、仕事の継続性、そういうことからいうても、オーダーシートの記入に当たっても、さまざまな配慮が必要です。簡単に事務の仕事をしている人はちゃっちゃっとチェックしていけばいいわけですけれども、他の市町村から高齢者の方が来られた場合、橿原市に転入された場合に当たっても、相当な配慮が必要です。それから、個人情報に関してもやっぱり職員の皆さんが誇りを持って、臨時職員の方であろうが、それから、4次試験までクリアして正規の職員になっておられようが、やっぱり市民サービスを向上させる、そういう立場からいっても当然、この総合窓口及びフロアマネジャーの任に就かれる方は職員でなければならないと。そうやってさまざまなクレームがあったときにでも、しっかり分庁舎を支えているということで職員を配置しなければならないと考えていますけれども、その点についてはどうお考えですか。 119: ● 槇尾幸雄委員長 総合窓口準備室長。 120: ● 総合窓口準備室長 順番にですが、まず、何人分ぐらいの業務委託の職員がいるのかというご質問でしょうか。 121: ● 竹森衛委員 何名配置するのかです。 122: ● 総合窓口準備室長 直営で総合窓口をした場合、内訳は省きますが、59名が必要だと考えております。その部分で委託に我々が考えておりますのは、約24名程度。ただ、委員もご承知やと思いますが、業務委託に関してはこちらから何人をどこにということを言ってしまうと、偽装請負ということにもつながりますので、その業務を市民の利便性を損なわない範囲でという仕様の中で委託していくことにはなりますので、実際の委託職員が何名かということまでは、我々が申し述べることはできません。  続きまして、オーダーシートに配慮が必要だということでございます。そのとおりでございます。いろんな個人の情報を、「はい」「いいえ」ではありますが、記入していただくことになりますので、その記載に当たってはやっぱりオープンにならないように、もちろんバインダーとかを使用していくことになりますので、横からはのぞき見できないとか、そういった物理的な配慮、人的な配慮というのが必要になってくると考えております。  委託職員の個人情報ということでございますが、まず職員でなければならないということでご指摘いただきましたが、一応、窓口の業務委託といたしましては、公共サービスの改革法などの法整備で窓口の民間委託が可能となっております。また、平成27年6月4日付の内閣府の改革推進室通知で、民間委託できる窓口の範囲というのが示されておりますので、具体的な住民票とか戸籍であったりという、我々が考えております窓口業務の民間委託については、当然、仕様とかで個人情報の保護という観点は十分に配慮しながら、堅持しながらではありますが、委託していく上で問題はないと考えております。 123: ● 竹森衛委員 偽装請負の関係の問題をおっしゃっていますけども、それは当然、全国でさまざまな問題が起こっているわけです。ですから、鳴り物入りで96億円も税金を投入して公費ホテルと分庁舎とこれがほぼ顔を見せているわけですけれども、その建物に目がけてさまざまな手続を市民や橿原市に転入される方が総合窓口という形で来られるわけですから、当然、これから何十年もそれが継続していくわけですから、そこで職員がその業務に携わって、外部委託ではなくて、24名、問題がないとか言わはりますけども、やっぱり責任を持って市の職員として、いわゆる公僕として仕事をするように、やっぱりそういう方向で物事を進めないと。  例えば、新しい取り組みという形で、こういうふうに書かれていますけれども、市民に責任を持つという立場の職責で仕事をする、そういう人員の配置をすべきではないかと思っているんですけども、繰り返し質問しますけども、室長が言われた派遣された外の方と守秘義務の問題でも契約を結ぶと言っていらっしゃいますけども、公務員の守秘義務とレベルが違うわけです。そんなん紙で契約を結ぶのと、やっぱり公務員が公務員として市民にさまざまな責任を負って仕事をするという立場は違いますから、大きな全体のその方のありようがこのシートで記入されるわけですから、その点はもう一度考えるべきではないでしょうか。 124: ● 総合窓口準備室長 先ほどからの繰り返しになりますが、個人情報保護の観点はほんとうに我々も最も一番大事なものであるという認識は、委員のご指摘と共通でございます。公務員と委託職員とやっぱり法的な縛りが違うやろうということなんですが、それも事実でございます。まず、個人情報の保護に関して、法的な整備としては、橿原市の個人情報保護条例及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律という法に縛られるところでございまして、その中で個人情報漏洩などを防止するための責務であり、それぞれに対して罰則規定もございます。あと適正な委託業者の選定、それに対しては会社の就業規則であったり、守秘義務、会社の従業員教育、そういった状況を踏まえて、きちっと対応している業者というのも選定していきたいということも考えております。委託業者を決定した後は、委託契約を結んでいくことにはなるんですが、当然、委託契約の中でも個人情報の守りというところは当然うたわれているところではありますが、それ以外にも個人情報の保護に関する特記仕様書として、別で明文化して契約上もきちっとした個人情報保護の担保というのは努めてまいりたいということで、個人情報保護に万全を期してまいりたいと考えております。 125: ● 槇尾幸雄委員長 以上をもちまして、本日の日程は終了いたします。  理事者より報告があるので、許可いたします。企画政策課長。 126: ● 企画政策課長 私からは、現在、建設中の新分庁舎1階に配置されます課の名称等についてご説明させていただきます。お手元に配付しております、こちらの橿原市総合窓口についてというA3の用紙がございますけども、ここの3番の総合窓口の配置についてというところをごらんいただきたいと思います。資料には、(仮称)市民窓口課と記載しておりますが、新分庁舎のオープンにあわせまして、現在の市民課と総合窓口準備室を統合し、正式名称を市民窓口課にしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 127: ● 槇尾幸雄委員長 本日の総合窓口の委員会は、これで終了いたします。  皆さんにお諮りします。この間、一番長老の樫本委員より私に対して、きょうの委員会とは関係ありませんが、一言ちょっと聞きたいことがあるというて電話がありました。このことについて皆さんにお諮りいたします。井ノ上委員の質問は10分か15分で終わるから、ちょっと時間を取ったってくれということでございますので、皆さん、これを認めてもよろしいですか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 128: ● 槇尾幸雄委員長 異議なしということで、井ノ上委員、発言を許可します。 129: ● 井ノ上剛委員 7月10日の委員会でのご質問に関連して幾つか質問したいと思っております。  まずその前に、前回の委員会で私自身、ちょっと不用意な発言がありましたので、お詫びと撤回をしたいと思います。その部分といいますのは、私の発言の中で分庁舎に来られる来庁者の利便性のために、1階に軽食や喫茶を提供するサービスは、これは必要であると思うと発言した次第なんですが、これは商店街の規約によりますと、簡単に軽食、喫茶を提供したくても、業態変更というのは簡単にはできないというような状況になっているとのことでした。つまり、八木駅のこの南側に人の流れがざっと増加するわけなんですけれども、それを営業チャンスと思ってコーヒーであるとか軽食を出したいと思っても、すぐには営業ができないんだと、そういった規制があるということをお聞きしましたので、それを知らずに発言をしましたので、まずこの部分はちょっと撤回、お詫びをしたいと思います。  その上でご質問をしたいんですが、前回の委員会でお聞きしましたとおり、レストランの営業方針に関しましては、提案書の116、117ページにございます。10時から22時の営業、宿泊施設と連携した夕食つきプランの提供、観光客向けの弁当、テイクアウトコーヒーの提供、そして、市施設内への宅配コーヒーの提供。以上のとおり計画に変更はないということでしたが、現時点での変更があるのかないのか、これをお聞かせいただけますでしょうか。 130: ● 槇尾幸雄委員長 八木駅周辺整備課長。 131: ● 八木駅周辺整備課長 ただいまの井ノ上委員のご質問ですが、提案書の117ページに、今、議員がお述べの庁舎の来庁者、また職員に宅配コーヒー、宿泊施設の夕食つきプラン、観光振興支援のメニューやお弁当、テイクアウトコーヒー、コンベンション、これにつきましては各施設の連携ということで、事業者からの提案、あくまで案でございます。これ全て管理しているセクションと合意形成したものではございません。そのような形で先日も地元の商店街の方にご説明はさせていただいております。 132: ● 井ノ上剛委員 前回の委員会でもお答えいただきましたけれども、2つの地元の商店街に対しまして、過去の説明では認識の違いがあったとお答えされていましたけれども、その上で今後、誠心誠意、対応、説明していくというご発言がありました。その後の説明の状況と地元との合意形成の状況について、お聞かせいただけますでしょうか。 133: ● 八木駅周辺整備課長 前回、井ノ上委員のほうから、このようなご質問がありまして、実際、地元の商店街との認識の違いということでご指摘いただきました。その後、地元の2つの商店街の理事長、また理事の役員の皆様方にこれまで市の説明がかなり不足していたということで、まず謝罪に回らせていただきました。現状の報告をさせていただき、近鉄八木駅名店街協同組合に対しましては、先日、8月19日に市のほうから正式に再度の説明会を開催させていただきました。もう1つの八木駅前商店街振興組合に対しましても、改めて説明会を開催させていただく予定にしております。 134: ● 井ノ上剛委員 説明、合意形成に関しては緊急を要すると思いましたので、我々と言ってしまうと語弊があるんですが、私及び有志議員が中心になりまして、地元の商店主さんとの意見交換会を8月10日に内膳町のすみれホールで実施しましたので、そこで上がってきたご意見を簡単にご説明させてもらいます。  まず、お一人目、飲食店経営の男性の方です。和歌山県で類似の事例を見たけれども、一般客がそっちへ流れてしまったので、当市においては営業時間の短縮、客席数の削減など対策を講じるべき。  お二人目、これは飲食店経営以外の経営者の方です。提案書に記載されているレストランの概要について、これは前述、ご説明しましたけれども、把握すべき市職員が理解不十分だった、説明不足だったということをお怒りでした。  3人目、飲食店経営の男性。ホテル建設にもともと賛成だったけれども、こんな内容のレストランが入るとは聞いていなかった。  4人目、飲食店経営の男性。今年の冒頭に橿原で飲食店をオープンしたが、ホテルが建つと聞いていたけれども、飲食店は入らないと聞いていたと。  5人目、飲食店経営以外の男性。聞いた説明と話が違う。  最後、6人目、飲食店経営の男性。共存共栄ということでホテルには賛成したけれども、レストランについては市の説明が少しずつ拡大してきていると。これは3年前から決まっていたんじゃないかと、こういったご意見がありました。  ここからご質問させてもらいます。まず、名店街の側つきましては、副理事長さんが理事長代行という立場で出席をされまして、これは特別委員会の総意であるということで、レストランオープン自体に反対という意見を実は表明されております。一方の振興組合さんに関しましては、参加されたのが個々の組合員さんの立場で参加されておられまして、先ほど発表した6名の中にもその発表者がいらっしゃったわけなんですが、まず7月末に振興組合さんの理事長さん、市に対して何らかの書面をご提出されたということを組合員さんからお聞きしているんですが、これは事実関係をお聞かせいただけますでしょうか。 135: ● 八木駅周辺整備課長 委員おっしゃるように、7月に地元の方から文書は提出されました。実際にその内容につきまして、記載内容が若干事実と異なっておりますので、現在その内容について調整をさせていただいている状況でございます。 136: ● 井ノ上剛委員 内容につきまして、現時点ではこの場では教えていただくことは難しいということですね。これは、私が地元の振興組合の会員さんから、組合員さんから聞いている内容なんですけれども、理事長さんももともとは、先ほどの6名の方々と同じように、レストラン運営についてはもともと説明を十分聞いておらず、合意もしていないという発言だったと私は聞いております。そのことをお答えいただけますでしょうか。 137: ● 八木駅周辺整備課長 振興組合の理事長様にはこれまで近鉄八木駅名店街協同組合が開催しております新年合同協議会にご参加されておりまして、そのときに飲食施設の説明をさせていただきました。その内容を当時、理事長も出席されておりましたので、市としては説明をさせていただいたという認識でこれまで来ておりました。最近、聞いていないとか、先ほど委員がおっしゃいましたが、そのような形でこちらのほうがきちっと説明ができていなかったというような事実もわかりましたので、謝罪させていただいている状況でございます。 138: ● 槇尾幸雄委員長 総合政策部長。 139: ● 総合政策部長 この商店街さんとの調整のほうは現在も進めさせていただいておるところでございます。先ほどからも説明させていただいておりますように、7月10日に開催されました、この庁舎並びに八木駅周辺整備事業のこの特別委員会の後、地域の商店街の方々ともお会いさせていただき、新分庁舎の1階にできる飲食施設についての確認をさせていただいたところ、我々の認識とは大きな違いがあったということでございます。そんなこともあって現在、調整を行っているところでございます。  そのような状況の中で、6月の定例会本会議において、私の発言と政策審議監の発言の内容については訂正をさせていただきたいと考えております。改めて訂正する機会を9月定例会において設けていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。私のほうからは八木駅名店街協同組合さん、それから、商店街の振興組合さんの2つの商店街の方々に対して、商店街として共存共栄を図っていくべきというお言葉であるとか、あるいは理事長には前向きなご意見をいただいておりますといった内容そのものが誤っていたというところがございます。したがいまして、そういったところの文言を修正する発言の機会を9月の定例会に設けていただきたいということをお願いしたいと思います。 140: ● 槇尾幸雄委員長 わかりました。9月に本会議があるんやから、一般質問があるんやから、そこで十二分に聞いてください。きょうは終わります。 141: ● 成谷文彦委員 いやいや。 142: ● 槇尾幸雄委員長 何でよ。関係あらへんがな、きょうはもう。 143: ● 成谷文彦委員 一般質問と規定する必要はないです。特別委員会で。 144: ● 槇尾幸雄委員長 違う。一般質問もあるやろうし、特別委員会もあるんやから。きょうはここに入っていないやろ。きょうはたまたま樫本委員が俺に電話をかけて、「ちょっと聞いたってくれるか」ということで、きょうは許可しているわけやんか。そうやろ。ほかは認めない。井ノ上委員ということで俺は認めているんや。ほかの者は認めない。 145: ● 成谷文彦委員 提案します。 146: ● 槇尾幸雄委員長 あかん、あかん。 147: ● 成谷文彦委員 提案します。 148: ● 槇尾幸雄委員長 そんなんあかん。 149: ● 成谷文彦委員 それは議運でやってください、議長。議運でしっかりやってください。 150: ● 槇尾幸雄委員長 それやったらそれでいいやないか。それは構わへんわ。 151: ● 成谷文彦委員 どこできちっとやるかというのを議運できちっと決めてください。 152: ● 細川佳秀議長 議運の委員長さんは。 153: ● 成谷文彦委員 残ってもらって。
    154: ● 細川佳秀議長 副委員長は。槇尾議員。 155: ● 槇尾幸雄委員長 ちょっと待ってくれ。委員長さんがおられないので……(何事か呼ぶ者あり)  いやいや、違う。わかってる。俺が副委員長なのはわかっている。委員長さんがいないから、委員長さんと相談して答えさせてもらいます。それでよろしいですか。 156: ● 成谷文彦委員 議運を開いてください。委員長と副委員長じゃなくて、議運を開いてきちっと決めていただきたい。 157: ● 細川佳秀議長 要は、どこで、どういうことでさせてもらうかということやろ。 158: ● 成谷文彦委員 きちっとこの問題について。 159: ● 槇尾幸雄委員長 わかりました。 160: ● 成谷文彦委員 その前に、何で9月でないとあかんのか、もうちょっときちっと説明して。 161: ● 佐藤太郎委員 何で9月と向こうが決める権利があるの。 162: ● 細川佳秀議長 いや、向こうが勝手に言うただけの話やんか。 163: ● 成谷文彦委員 今、言えない理由を。 164: ● 細川佳秀議長 本会議の訂正やから、本会議で訂正するという意識の中で、直近は9月議会という格好で言うてると思う。 165: ● 佐藤太郎委員 委員長、実際に困っている人らがいるわけです。 166: ● 槇尾幸雄委員長 わかってる、それは。言いたいのはわかる。ようわかった上で、たまたま、わかってるから、樫本委員が電話かけて、「ちょっとだけ時間やったってくれ」ということで俺かて15分認めとるわけやんか。10分か15分と。それも、やっぱり酌んでくれなあかんわ。何でもかんでも言うていいようにな。そうやろ。そやから、その分は配慮してるやんか。そうやろ。 167: ● 細川佳秀議長 議運でこの話は上げるという話になっているから、議運の委員会の方で一旦任せてもらわなしゃあない。 168: ● 佐藤太郎委員 でも、議長、この委員会は分庁舎のことを話し合う委員会でしょう。 169: ● 細川佳秀議長 いや、それはわかっとるよ。 170: ● 槇尾幸雄委員長 きょうは違うやないか。わかってるわ、そんなことぐらい。  ちょっと協議会にします。                午後 0時03分 協議会               ───────────────                午後 0時14分 再  開 171: ● 小川和俊副委員長 委員長を交代いたしました。委員会へ戻します。  今日は、特別委員会を閉会いたします。  ご苦労様でした。               午後 0時15分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...