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  1. 橿原市議会 2017-03-08
    平成29年予算特別委員会(平成29年度当初予算) 本文 開催日: 2017-03-08


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成29年予算特別委員会(平成29年度当初予算) 本文 2017-03-08 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 395 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  廣井一隆委員長 選択 2 :  廣井一隆委員長 選択 3 :  成谷文彦委員 選択 4 :  廣井一隆委員長 選択 5 :  佐藤太郎委員 選択 6 :  廣井一隆委員長 選択 7 :  廣井一隆委員長 選択 8 :  学校教育課長 選択 9 :  廣井一隆委員長 選択 10 :  佐藤太郎委員 選択 11 :  学校教育課長 選択 12 :  佐藤太郎委員 選択 13 :  廣井一隆委員長 選択 14 :  教育総務部長 選択 15 :  佐藤太郎委員 選択 16 :  教育総務部長 選択 17 :  廣井一隆委員長 選択 18 :  教育総務部長 選択 19 :  廣井一隆委員長 選択 20 :  成谷文彦委員 選択 21 :  廣井一隆委員長 選択 22 :  教育長 選択 23 :  成谷文彦委員 選択 24 :  廣井一隆委員長 選択 25 :  学校教育課長 選択 26 :  成谷文彦委員 選択 27 :  廣井一隆委員長 選択 28 :  教育長 選択 29 :  成谷文彦委員 選択 30 :  廣井一隆委員長 選択 31 :  教育総務部長 選択 32 :  成谷文彦委員 選択 33 :  廣井一隆委員長 選択 34 :  総務部長心得 選択 35 :  成谷文彦委員 選択 36 :  廣井一隆委員長 選択 37 :  教育総務部長 選択 38 :  成谷文彦委員 選択 39 :  廣井一隆委員長 選択 40 :  総務部長心得 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319 :  廣井一隆委員長 選択 320 :  たけだやすひこ委員 選択 321 :  廣井一隆委員長 選択 322 :  スポーツ推進課長 選択 323 :  たけだやすひこ委員 選択 324 :  スポーツ推進課長 選択 325 :  たけだやすひこ委員 選択 326 :  スポーツ推進課長 選択 327 :  廣井一隆委員長 選択 328 :  成谷文彦委員 選択 329 :  スポーツ推進課長 選択 330 :  成谷文彦委員 選択 331 :  廣井一隆委員長 選択 332 :  魅力創造部副部長 選択 333 :  成谷文彦委員 選択 334 :  廣井一隆委員長 選択 335 :  魅力創造部副部長 選択 336 :  成谷文彦委員 選択 337 :  魅力創造部副部長 選択 338 :  成谷文彦委員 選択 339 :  廣井一隆委員長 選択 340 :  竹森衛委員 選択 341 :  廣井一隆委員長 選択 342 :  生活交通課長 選択 343 :  廣井一隆委員長 選択 344 :  成谷文彦委員 選択 345 :  廣井一隆委員長 選択 346 :  生活交通課長 選択 347 :  成谷文彦委員 選択 348 :  生活交通課長 選択 349 :  成谷文彦委員 選択 350 :  廣井一隆委員長 選択 351 :  生活交通課長 選択 352 :  成谷文彦委員 選択 353 :  廣井一隆委員長 選択 354 :  大北かずすけ委員 選択 355 :  廣井一隆委員長 選択 356 :  生活交通課長 選択 357 :  大北かずすけ委員 選択 358 :  生活交通課長 選択 359 :  大北かずすけ委員 選択 360 :  生活交通課長 選択 361 :  廣井一隆委員長 選択 362 :  大北かずすけ委員 選択 363 :  廣井一隆委員長 選択 364 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 365 :  大北かずすけ委員 選択 366 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 367 :  大北かずすけ委員 選択 368 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 369 :  大北かずすけ委員 選択 370 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 371 :  大北かずすけ委員 選択 372 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 373 :  大北かずすけ委員 選択 374 :  廣井一隆委員長 選択 375 :  佐藤太郎委員 選択 376 :  廣井一隆委員長 選択 377 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 378 :  廣井一隆委員長 選択 379 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 380 :  廣井一隆委員長 選択 381 :  佐藤太郎委員 選択 382 :  廣井一隆委員長 選択 383 :  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 選択 384 :  佐藤太郎委員 選択 385 :  廣井一隆委員長 選択 386 :  佐藤太郎委員 選択 387 :  廣井一隆委員長 選択 388 :  観光政策課長 選択 389 :  廣井一隆委員長 選択 390 :  観光政策課長 選択 391 :  細川佳秀議長 選択 392 :  廣井一隆委員長 選択 393 :  観光政策課長 選択 394 :  廣井一隆委員長 選択 395 :  廣井一隆委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ● 廣井一隆委員長 休憩中の予算特別委員会を再開いたします。         日程第5 議第25号 平成29年度橿原市一般会計予算について 2: ● 廣井一隆委員長 日程第5、議第25号、平成29年度橿原市一般会計予算についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は、まず総括的な質疑を行い、次に第1条歳入歳出予算については、予算説明書により歳入歳出を各款ごとに行い、次に予算書の第2条債務負担行為、第3条地方債、第4条一時借入金、第5条歳入予算の流用の質疑につきましては一括で行いたいと思います。ご異議ございませんか。成谷委員。 3: ● 成谷文彦委員 原則それで基本的には進めたいと思うんですけども、答弁の内容によっては関係するところが広域になる場合もありますので、款に入った段階で、多少入る可能性があればその辺のところは許可願いたいと、このように思っております。(「あとは委員長判断で」と呼ぶ者あり)  できるだけ、しますけど。(「あまり飛ぶようなことになったらあかんけどもという話で、あとは委員長判断」と呼ぶ者あり)(「委員長に任せます」と呼ぶ者あり) 4: ● 廣井一隆委員長 では、そのようにさせていただきます。  ご異議なしと認め、そのようにいたします。なお、質疑の際には款名、ページ数を言っていただきたいと思います。  それでは、まず、総括的な質疑を願います。総括質疑ありませんか。佐藤委員。 5: ● 佐藤太郎委員 予算の話をする前に、今回の不正事件について、関係者がいるところの予算も出てきているという中で、私は普通、その内容をきっちりと報告もしくは事情の説明をして、さらに解明するという意思を示していただいてからこの次年度の予算の話をするべきやと思うんですけど、どうでしょうか。(「教育委員会のやつね」と呼ぶ者あり)(「そやから、その税金の……」と呼ぶ者あり)(「協議会」と呼ぶ者あり) 6: ● 廣井一隆委員長 協議会に切りかえます。                 午前11時15分 協議会                ───────────────                 午前11時23分 再  開 7: ● 廣井一隆委員長 委員会を再開させていただきます。  では、最初に佐藤委員より意見がありましたので、教育委員会より今までの経過報告をよろしくお願いいたします。学校教育課長。 8: ● 学校教育課長 畝傍中学校夜間学級における不正取得問題につきましての概要をご説明いたしたいと思います。平成29年2月18日の新聞及び2月28日の新聞に掲載されておりましたけれども、平成25年度及び26年度の部活動推進費補助金において不正な支出が発見されました。本件は12月下旬に報道機関への情報提供がございまして、それをもとに市教委が平成29年1月6日、書類等を確認したところ、先ほど申しました部活動推進費補助金といたしまして4万8,200円の不正な請求が確認されました。  これを受けまして、1月10日に現在の畝傍中学校の校長、そして現在の二部の教頭、そして二部の事務員、そして当時の校長、そして当時の二部の教頭より事情を聴取いたしました。今回の件は当時の教頭が行ったことではございますが、私的な流用はなく、生徒が使用する消耗品等全て学校活動に使ったとのことであり、その領収書等は確認しております。当時の校長も、書類事態に不備がないため不正には全く気づかなかったということでございます。また、市教育委員会といたしましても、書類としてきちんと領収書が添付されておりましたので、これ以上疑う余地がなく、補助金を学校へ当時支出してたというふうな経緯でございます。
     我々市教委といたしましては、書類の検査等を行い、不備がなかったけれども、故意に不正な請求がこれ以上ないか聴取者に確認したところ、この1件であるという回答を得ました。同日、当該校より全額返金があり、補助金関係書類の修正及び歳入処理を行っております。  1月16日、本件を県教委に報告したものの、当時の教頭は既に退職しておりまして、懲戒処分を行えないとの回答を得ました。それ以降、市での処分の検討や私的な流用の精査、他の書類の精査等、調査を継続して行っておりましたが、2月18日、この件につきまして新聞報道がされ、同日、当時の教頭から辞職願が提出され、受理された経緯でございます。  その後、再度、報道機関から情報提供がございまして、それに基づきまして調査を進めますと、平成25年度分の書類を確認しましたところ、部活動推進費補助金の5万円の不正請求が確認されました。市教委といたしまして、聞き取りを実施したところ、事実を認めこれ以上ないと誓約したにもかかわらず、市教委に報告しなかったことを厳しく詰問いたしました。市教委といたしましては欺かれたことを重く受けとめ、再度聞くがこれ以上ないかと問いただしたところ、ないとの返答でございましたけども、疑念を払拭することができず、これらの件も情報提供がなければ発覚がしなかったと考えられることから、当時の教頭に対し刑事告発することとしました。現在、刑事告発を警察署のほうに持ち込みという段階で正式な受理はされておらない状況でございます。  なお、不正に請求された5万円につきましては、聞き取りした翌日の2月23日に当該校より全額返金があり、補助金関係書類と訂正及び市の歳入への入金もいたしました。  今回の件を受けまして、臨時校長会も開催し、また、これまでも再三、公金の適正管理について指導をしてまいりましたが、このようなことが二度と起こらないよう指導を徹底してまいりたいと思い、また、再発防止に向け、調査チームの立ち上げ等、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 9: ● 廣井一隆委員長 佐藤委員。 10: ● 佐藤太郎委員 今回のこの4万8,200円と5万円は不正なお金なんですか。 11: ● 学校教育課長 当時は書類等不備がなく、適正に支出したわけでございますけれども、領収書等を不正に詐取し請求したということでありますので、不正なお金ということでございます。 12: ● 佐藤太郎委員 今の回答でもありましたけど、これは不正なお金なので警察のジャッジは関係ないんじゃないんですかね。昨日の文教でもそうですけど、警察の結果を待って報告するということと別に考えたほうがいいんじゃないでしょうかということです。今、不正とおっしゃりましたよね。 13: ● 廣井一隆委員長 教育総務部長。 14: ● 教育総務部長 不正なお金というのは、お金自体が不正ということでなくて、不正な行為をしたことによって扱われたお金という意味でございます。(「結局、一緒やん」と呼ぶ者あり) 15: ● 佐藤太郎委員 そしたら、走らせてないバスの領収書を持っていって換金してもいいということですか。 16: ● 教育総務部長 その行為自体が不正ということでございます。もう一度丁寧に言いますと、そういうことをしたことが不正でございます。(「それじゃ、お金取れへんかったら意味ないねやろ。不正じゃないんやろ。書類だけ出してお金取れへんかったら不正じゃないやろ。お金と行為とがセットやろ。そんなん詭弁言うたらあかんわ。もう一度答弁、委員長、お願いします。そんないい加減な返事はあかんで」と呼ぶ者あり) 17: ● 廣井一隆委員長 教育総務部長。 18: ● 教育総務部長 今のこの件につきましては、お金というのが非常に、私も認識があれでございますけれども、まず、この不正ということは、その当時の元教頭がその領収書を利用して、不正なお金というよりも、不正な方法によりお金を取得したということについての事案でございまして、その中でのお金としてはどうであったか、それは部活動推進費の補助金の中でそういう行為を行った。そのお金については、先ほど課長が説明いたしましたけれども、私たちが調べた中では不正支出がなくて、最終的には今のところは学校のほうから戻されておるというのが事実でございます。 19: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 20: ● 成谷文彦委員 だから、必要な文具とかそんなんが必要やったら、ちゃんとその手続をやればいいだけの話やろ。なぜしてなかったの、その人が。(「領収書出したらいいですやん、手書きの」と呼ぶ者あり)  そんなん必要で、橿原市は文具代5万円を払われないの。本来すべきことをやったら、ちゃんと出る金額でしょう。何でそこまで手の込んだことをやらないといけないの。ちゃんと説明してください。 21: ● 廣井一隆委員長 教育長。 22: ● 教育長 ただいまの説明の中で、詐取したという4万8,200円と5万円についての使途はどうかと、こういうことであったと思います。それについては、我々が隠す意図は全くございません。ただ、領収書でさまざまついておりますので、公開の場でお見せするのはどうかなということで、そういう個人情報でございますので、それらをお考え願えれば、ごらんいただくことについて全く我々は隠す意図はございませんので。(「昆虫館もですか」と呼ぶ者あり)  昆虫館ですか。昆虫館とは、どういうこと。(「領収書も全部見せてもらってもよろしいんですね」と呼ぶ者あり)  昆虫館については、昨日、当該教頭が指導主事時代に在職した時代の簿冊を調べるということで、文教のほうで決定していただいておりますので、当然ごらんいただくことになっております。(「きちっと手を挙げて、委員長に従ってください」と呼ぶ者あり) 23: ● 成谷文彦委員 佐藤委員の最初の質問に答えてないから、補足質問させていただきます。要は、4万8,200円と5万円と、今現在わかってる範囲で不徳にこの元教頭は収得したという、こういう事実は認識してるし、それについてどう思うかということと、同時にまた出てきた領収書のお金がどこから出てきて、それを何でその領収書があったら別に問題がないということはないでしょうけども、いいのかという。本来請求すべきところに請求すべき話でしょう。必要なんでしょう、夜中で文具が。必要なんでしょう。必要やから領収書を管理してたわけでしょう。そのことについて、きちっと市が管理してたのということです。認識してたのかという。だから、きちっとその辺のところ、2つのことを1つにしたらあかんで。まず、不正に収得したということの事実に対して、市はこのことについて、県教にはもう退職してるから何もできませんという。ただ、市職員で再任用か何かでいてはったから、これは解雇したんですか。解雇したということは、これは市が罪を認めたことになりますよ。辞職したんですか、どっちですか。正確に一つ一つ言ってください。 24: ● 廣井一隆委員長 学校教育課長。 25: ● 学校教育課長 この不正したことにつきましては重く受けとめておりますので、先ほど申しましたとおり、刑事告発をして、今は審理していただいている状況でございます。  あと、領収書がついておればということなんですけれども、今回詐取したものについて……。(「いや、質問に答えてないやん。罪を市も認めて当人も認めたから解雇したんかと言ってる。どっちなの」と呼ぶ者あり)  今回の件につきましては、2月18日、先ほど報告させていただきましたとおり、新聞報道のあった同日付で退職願が出されてますので、みずから退職されたという形でございます。 26: ● 成谷文彦委員 これは罪が確定したの。受理したの。辞職を受理したの。解雇したのかと言ってるんです。普通の辞職になるの。あしたからやめたいから言ってやめたと、そういうことなの。市としてはどんな認識をしてるの。勝手に受理したらあかんで。受理していいの。犯人やと認めたの、市は。どうなの。受理したの、してないの、どっち。 27: ● 廣井一隆委員長 教育長。 28: ● 教育長 2月18日付で退職願いが提出されて、受理をして退職ということでございます。 29: ● 成谷文彦委員 受理の理由は何ですか。 30: ● 廣井一隆委員長 教育総務部長。 31: ● 教育総務部長 本人の申し出によります。 32: ● 成谷文彦委員 ひょっとしたら刑事事件にもなるかという人の辞職願を受理していいの。どうなんですか。受理していいんですか、人事。 33: ● 廣井一隆委員長 総務部長心得。 34: ● 総務部長心得 通常、ご質問にありますように、例えば懲罰委員会に係るような事案を抱えた場合、本人から退職の申し出があってもこれを受理することはございません。ただ、今回の事案につきましては、県につきましても我々橿原市にとりましても、当時のことに対して懲罰を与える権限を持たないということでございましたので、本人からの申し出を受けてこれを受理して退職を認めたということでございます。 35: ● 成谷文彦委員 金額、まだこれだけと確定してないやろ。確定したの。この2件しかもうないですよというふうに、ちゃんと調査して確定したんですか。 36: ● 廣井一隆委員長 教育総務部長。 37: ● 教育総務部長 私たちの調べられる範囲におきましては調べました。ただ、先ほど課長も申しましたように、そういった点も懸念されますので、刑事告発をしております。今ちょっと預かっていただいてるような形になっておりますけど、刑事告発を進めております。 38: ● 成谷文彦委員 何かやってることがばらばらやん。一方はこれで結論出しましたから受理しました、一方は告訴しますって。話し合ってよ、2人で。どっちやの。 39: ● 廣井一隆委員長 総務部長心得。 40: ● 総務部長心得 成谷委員さんのご指摘としては、ばらばらじゃないのかということでご指摘いただいてるんですが、先ほども申しましたが、本人からの退職をこれを留保する特段の理由を我々は持たないというのが今の実情です。(「ちょっと待ってよ、それおかしいやろ」と呼ぶ者あり) 41: ● 廣井一隆委員長 成谷委員、まだ説明、ちょっと待ってください。(「いやいや、今のところからいったらあかんねん。それおかしいやろと言ってんねん。質問させてください」と呼ぶ者あり)  いや、最後まで言うのを聞いてからにしましょうよ。もう1回言うてください。総務部長心得。 42: ● 総務部長心得 繰り返しの答弁になるんですが、懲罰委員会の対象にできません。今回の案件については橿原市としては懲罰の対象にできないということで、退職願を留保する根拠を持たないという状況の中で、本人の退職願、これを受けとらざるを得ないという判断になります。先ほどからも教育委員会のほうからの答弁もありますように、当該人、くだんの件に関して刑事告訴したという行為は、それはそれで別に行っております。この2つの整合を図るべきやということについては、図れない案件だったというふうにご理解いただきたいと思います。 43: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 44: ● 成谷文彦委員 言っている意味がわからん。懲罰委員会で審査できないということを結論出せたの。その根拠は何なの。要するに、夜中だけの話やったら、そういう意味合いはわかるわね。県教委でやってくれという話になると思います。市が絡んでる部分もあるわけでしょう、市で働いてるわけやから。早々と懲罰委員会をかける必要がないという結論を出したというのは、その元教頭の人が橿原市に携わる全ての事業に対してきちっと調べて、一切そういうものはありませんというのがあれば、それは懲罰委員会にかける必要はないということでしょう。それを確認したの。その根拠は何ですか。 45: ● 総務部長心得 懲罰委員会の対象にならない根拠は何かというご質問で、それにつきましては地方公務員法の中で、当時、くだんの職員については県教委、県の職員でございましたので、当然そのときの行為に対しての処分権は我々橿原市は持たないということになります。その後の退職されてからさらにまた県に戻られたりすれば、また県も処分対象にできたんですが、その後、県に戻られることもございませんでしたので、県としても処分対象とすることはできなかったということで、根拠は地方公務員法ということになります。 46: ● 成谷文彦委員 そういう立場で市の予算に一切手をつけてないの。関係してないんですか。直接、元教頭が携わってる中で、さまざまなことが考えられる部分があると思いますよ。それについてのきちっとした調査はしなかったんですね。ないというの。要するに、県職員やから、県職員の立場である以上、橿原市には一切何の調査もする権限がないということですか。市立中学校でいて、市の予算を使って。学校の先生、みんなあかんと言ってるの。そういうことやろ。どうなの。これだけ結論が早いねん。警察に出すということは、順当なる手続の流れです。市で調査するということについて、これはできませんと結論を出すのが早過ぎるやん。だから、どこまで調べたの。ただ相手が県教委であるということだけで一切調査しないという、そんな乱暴な話はないと思う。その辺の説明をきちっとしてください。 47: ● 総務部長心得 お尋ねの件について、確かに不正な行為によってということで、市の受けた損害について当人からの弁済があったということで、違う形で補填は受けたところでございます。ただ、くだんの件につきまして、当該人がほかに同様の行為がないのかということについて、この退職を受けるについて、そのことの調査については行っておりません。その行為については刑事告訴をするということで警察に委ねたというようなところでございます。退職を留保する案件には至らなかったということで、当人からの申し出を受けて退職はこれは認めたということで、それと、損害をこうむった、不正な行為があったということに対しての追及というのは別の話として捉えて進ませていただいておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 48: ● 成谷文彦委員 理解できんのやねん。本来調べなあかんというところで、こんなん言うたから、じゃ、それでいいわというだけで受理したわけでしょう。だから、そういう姿勢がいいの。正しいの。市民が納得すると思うの。要するに、市のまだ職員というか、どういう立場かわかりませんけど、であれば、市としてきちっと管理し、調べられるはずですよね。もうやめてしまったら、行きたくないと言ったら、無理やり来させる権利はあるんですか、市に。(「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり) 49: ● 廣井一隆委員長 暫時休憩します。じゃ、次は1時に再開といたします。                 午前11時47分 休  憩                ───────────────                 午後 1時01分 再  開 50: ● 廣井一隆委員長 休憩中の予算特別委員会を再開します。  教育総務部長。 51: ● 教育総務部長 まず、先ほどから出ております元教頭の履歴を簡単に申し上げますと、平成21年度から24年度が昆虫館の指導主事、25年度、26年度が畝傍中学校二部の教頭でございました。その後、27年4月から昆虫館に在籍しておったという状況でございます。  その中で、元教頭が昆虫館の指導主事に在職しておりました平成21年から24年度につきましては、文教常任委員会で調査するということでございまして準備を始めております。また、私たちも今回の件を踏まえまして調査に入らせていただきます。その後の平成25、26年の学校関係の調査は行っておりますが、それについての詳細については、現在、刑事告発を進めておるといった状況でございます。また、その後の昆虫館に在籍しておりました27年度以降についても、専門家を入れました調査委員会を立ち上げて調査を行わせていただきます。その結果につきましては、きっちりと報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。 52: ● 廣井一隆委員長 政策審議監。 53: ● 政策審議監 今、部長のほうから報告がございました。その中で、調査委員会等を設けるということを考えております。我々としましても、先ほど成谷委員からもご指摘がございましたように、全庁的にわたるんじゃないかということでございます。教育委員会だけにとどまらず、そういう調べることがあれば調べさせていただくということでございます。その中で、我々としましては、専門家を入れた第三者の人も含めました調査委員会を立ち上げて調査させていただきたいと思っております。後日、先ほど報告がありましたように随時報告させていただきます。よろしくお願いいたします。 54: ● 廣井一隆委員長 副市長。 55: ● 副市長 午前中いろいろご指摘をいただきまして、その対応についてもこれから真摯に対応させていただきたいと思っております。今、部長が申しましたように、調査委員会を立ち上げながら、その内容を把握してまいりたいと思っております。これにつきましては、市民の皆様に対してご不信、またはご迷惑をかけたことをここで改めておわびさせていただきたいと思います。いろいろ各委員さんからいただいたご指摘の内容に基づきまして、市として真摯にこれから取り組んでまいりますので、よろしくお願いをしていただきたいと思っております。 56: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 57: ● 成谷文彦委員 本来やるべきことが少し進みましたが、その中で、まず、調査委員会の構成メンバーをどのようにするのか。また、いつごろをめどに第1回目の報告がもらえるのか。 58: ● 廣井一隆委員長 政策審議監。 59: ● 政策審議監 調査委員会のメンバーといたしましては、先ほど私が申しましたように専門家を入れたいということで、幸いなことに、部局といたしまして教育委員会部局を調べるということでございますので、教育委員会以外の市長部局で立ち上げたいと。その中には、当然、我々のほうにもまた弁護士さんもおられると。法務専門家もおられますので、その方を含めて、弁護士さん、公認会計士さんを入れて、第三者の方を入れた上で調べさせていただくと。また、ご報告はまとまり次第、逐次行いたいと思っております。 60: ● 成谷文彦委員 緊急性が望まれるので、しっかりやりたいという気持ちはよくわかる。これから立ち上げるということですから、即答はできないとは思う。ある意味では、これぐらいのめどでしたいという答弁をいただかないと、そんなん1年も2年もかかるんだったら、議会できちっとやろうかという話になりますから。その辺のところの答弁を、いつまでか。 61: ● 政策審議監 今、成谷委員の厳しいご指摘でございます。我々といたしましても、警察のほうの告発は別であります。我々としまして、第三者の方を含めた調査委員会を立ち上げ、できる限り早急にさせていただきたいと。ただ、何カ月とか言うことはちょっとできませんけれども、今調べる書類に対しては、会計書類に関しましてはそんなにたくさんないと心得ておりますので、できる限り早急に調べて報告させていただきたい。 62: ● 成谷文彦委員 そんなにないということはないと思いますので。基本的に告訴の問題もあるし、この事件の内容から考えて、その元教頭だけをやるのか、関係者全員をやるということですね。今うなずいてるから、何人ぐらいを予定してるんですか。 63: ● 政策審議監 例えば夜間中学と申しますと、そのときの校長、教頭、そして担任の先生、そしてまた事務担当者でございます。また、昆虫館におきましては、全職員を調べさせていただくということでございます。特に会計担当者を重点的に調べるということでございます。 64: ● 成谷文彦委員 もともとの最初の発覚した領収書についての関係者はどないなるんですか。 65: ● 政策審議監 領収書の関係ということでございますと、先ほど名前が出ておりましたけれども、その方々についても当然のごとく、第三者の委員会でございますので、調べられる範囲で来ていただいて調べさせていただくということでございます。 66: ● 成谷文彦委員 その辺のところ、どれぐらいのペースで報告を受ける予定ですか。いやいや、こんなの1年も2年もかかんのやったら、議会でやると言ってるやん。だから、どれぐらいのペースでやってくの。当面、1回目はいつやるの。当たり前の話やないですか。今、そこまで妥協してるねんで、私。そんな答弁受けつけへんと言ったら、それで終わりやで。 67: ● 政策審議監 今、どれぐらいのペースでやるのかということでございます。できる限りということで申しました。我々としましては、委員さんの誰を選ぶかということも考えております。その中で、今、成谷委員がご指摘のように、できる限り早く調べるということで、先ほど申しましたように、調べる年数、21年から24年、そして25年、26年、そしてまたそれ以降、27年以降となっておりますけれども、確かに会計書類等ありますけれども、できる限り早期に調べさせていただくと。そしてまた、関係者におきましても、来ていただいて調べさせていただくということでございます。 68: ● 成谷文彦委員 一応、その進捗状況を見ますけども、その内容によっては不十分であるということであれば、当然、ある意味では市の職員の話ですから、身内ですから、厳正にやっていただけるというふうに信じてますけども、厳正さがなければきちっと議会でもやるということについて、まず言わせていただきます。  あと、もう1点。何で先に処分だけを受理したのかという、その説明をもう1回きちっと。依願退職を受けつけたわけでしょう。その判断はどうなったの。間違いやったの、正しかったの、どっちですか。 69: ● 政策審議監 今、依願退職を受け入れたということでございました。確かにその時点で我々が知り得た範囲は、新聞に2月18日に載っておりました、その年度だけであるということで、あと、教育委員会のほうで調べておりましたけれども、その年度に関してはもうそれで終わりだということで、本人さんから話を聞いたとき、もうないということでございました。そして、本人も深く反省しているということで、新聞に載った時点でやめさせてほしいと、やめるという決意をかためられたということでございましたので、我々もそれを見まして、そしてまた、言葉は悪いですけども、弁済されている、実損がないということもございましたので、やめるということは相当大きなことになります。本人にとってはこれから働くことができない、市の関係機関では絶対働くことができませんので、そういう形も受けとめまして、本人の意思を尊重したということで、我々はその時点では、25年でしたか、後の年度にそういうのがあるということは知り得なかったということでございますので、その時点で、その年度だけであったという判断で受け取ったということでございます。 70: ● 成谷文彦委員 ということであれば、今後の調査委員会の結果を踏まえて、また、警察での判断も踏まえて、追加の懲罰を検討することも可能ですね。その辺のところはどうなんですか。 71: ● 政策審議監 ただ、先ほど総務部長心得も申しましたように、懲罰委員会の対象になるかどうかということでございました。今の時点、この身分のことも朝あったと思いますけれども、県教委だったということの時点では我々に処分権はないということでございます。そしてまた、27年以降、臨時職員、そしてまた特定任期付職員として働いておられたと。その時点のことに関する不正がもし判明すれば、それは考えるということでございます。 72: ● 成谷文彦委員 1つは、県教育委員会とすぐ逃げますけども、市と県と、この件に関しては県教委は一切処分しないという、そういう結論をいただいたんですか。 73: ● 廣井一隆委員長 学校教育課長。 74: ● 学校教育課長 この事案が発覚いたしまして、1月10日にヒアリングを行った同日に県教委のほうに相談を申し上げたところ、今現在、県のほうでの身分が退職しているということで処分を行えないという回答を得ました。 75: ● 成谷文彦委員 調査委員会の内容について、県教委にもしっかり伝えてください。県は県で、また検討をもう一度するかしないか結論を出していただきますけども、その辺のところをあやふやにはしないで。少なくとも、橿原市の教育委員会からの報告内容によっては、県も再度検討しなければいけない部分があるかと思います。だから、その辺のところをしっかり報告し、その結論を出していただくようにお願いしたいと思います。ともかくもスピードを上げていただきたいと思いますので、再度、その内容によっては議会でもう一度きっちり審議。当面は文教のほうでやっていただけるというふうに思いますけども、その内容次第であれば、きちっと継続して議会でこの問題について質問させていただきますので、よろしくお願いします。 76: ● 廣井一隆委員長 佐藤委員。 77: ● 佐藤太郎委員 元教頭の退職届を出した日と受理をした日を教えてください。まず、それを1つお願いいたします。 78: ● 廣井一隆委員長 人事課長。 79: ● 人事課長 退職届を届け出された日時は2月18日です。受理いたしました日にちも18日付となっております。 80: ● 佐藤太郎委員 先ほど、新聞に出たのでやめたいと言ったという回答があったんですけど、新聞に出た日も18日でしたか。わかりました。 81: ● 廣井一隆委員長 よろしいですか。 82: ● 佐藤太郎委員 もう1つあります。その調査メンバーに私も入れてもらいたいです。その理由は、今回、要は、僕はなぜこういうことを、普通に考えたらおかしいんですけど、なぜ言うかといいましたら、この事件に僕の名前がずっと挙がり続けてるんですよね。それは名前は伏せときますけど、要は領収書を持っていったといわれる会社は僕の友達で、持っていってないとずっと言い張ってます。バス会社の子は持っていってないということを言ってます。そうしたら、後日、とある方と元教頭がそのバス会社の子にちょっと話があるという話を持ちかけて、「その領収書のことをかぶってくれ」と。「ほんじゃ、うちの会社はどないなりますねん」と言ったら、「佐藤が何とかしてくれる」と、その方からそのバス会社の子が言われてるので、一旦受けてしまったという経緯があるんです。その辺をきっちり調べていただきたい。僕はそういう不正に加担もしてない。だから、その調査委員会につきましては、無理と思うんですけど、自分の無実を晴らしたいので参加したい、入りたいという思いがありますが、いかがでしょうか。 83: ● 廣井一隆委員長 回答できますか。(「いやいや、無理やったら無理と言ったらええねん」と呼ぶ者あり)政策審議監。 84: ● 政策審議監 今、佐藤委員さんのことでお申し出がございましたけれども、私が先ほど申しましたように、第三者の委員会を立ち上げたいということを申しております。また弁護士さん、公認会計士さんを含めて、市の専門家等がいますので、その中で調査メンバーをつくるということでございますので、まことに申しわけございませんけれども、ご遠慮願いたいということでございます。 85: ● 佐藤太郎委員 一歩間違えたら、何もしてない無実の会社を潰すはめになったということを重々理解した上で、調査のほうをお願いいたします。 86: ● 廣井一隆委員長 総括の続きから入ります。総括はありませんか。竹森委員。 87: ● 竹森衛委員 基金のことでお聞きします。平成27年度決算で、基金の総額は58億3,367万7,000円なんですが、そのうち財政調整基金は21億880万3,000円で、減債基金が18億2,532万円、そして、その他の基金、これは公共施設にかかわる基金を含めて35億4,234万2,000円なんですけれども、平成29年度に向けて、この基金の推移を大体どのように見込んでいるのか答弁ください。 88: ● 廣井一隆委員長 総務課長。 89: ● 総務課長 まず、平成28年度の状況でございますけども、平成28年度の基金につきましては、財政調整基金のほうで3億円の積み立てをいたしました。あと、その他目的基金といたしまして、退職手当基金で1億円の積み立て、公共施設整備基金で5億円の積み立てをしたという状況でございます。28年度末残高につきましては、財政調整基金その他3億円以外に利子分等も含めまして、財政調整基金の残高といたしまして24億1,209万7,000円でございます。あと、その他目的基金の中でも、退職手当基金につきましては、そこに1億円と利子が増えまして、退職手当基金につきましては6億3,497万6,000円、公共施設整備基金につきましても30億5,852万2,000円という形になっておりまして、あと、29年度の予算につきましては、予算を編成するに当たりまして、財政調整基金で最終的には調整させていただいたということでございますので、財政調整基金を予算上は3億円の取り崩しを見込んでおります。財政調整基金の最終的な29年度末の残高といたしまして、21億1,644万1,000円になります。あと、その他目的基金の中では、公共施設整備基金につきましては、当初予算の中で1億円の積み立てをいたしまして、29年度末の残高につきましては31億6,168万3,000円、あと、退職手当基金につきましても1億円の積み立てを予定しておりますので、退職手当基金の残高といたしまして7億3,571万2,000円という形になっております。基金の状況につきましては以上でございます。 90: ● 廣井一隆委員長 ほかに質疑ございませんか。大北委員。 91: ● 大北かずすけ委員 総括表の中で、今回の公営企業会計、上水道・下水道事業会計の金額で、今回の予算が大きく減額になっている、2億と1億。2億1万7,000円と1億1,400万円減額になってきておりますけれども、この中で今まで、特に昨年から市のほうでつくっていただきました総合管理計画というのがございます。この中では、28年度から公営企業に関しては、年平均約20億、19億9,000万円が毎年必要になるという形の計画をつくられていらっしゃいました。その中で、28年度はまだ予算に関してはこの計画をつくっている段階だったので、そのままだったんですけど、今回これだけかかるということは、増えるという計画の中で今回予算が減っていると。この際、総合計画そのものをどのようにお考えで、それを予算にどのように反映させていらっしゃるのかということをお伺いしたいです。
     なかなか、つくってすぐに予算はつくりませんというのだったら、だんだん先送りになって、今はお金がないから、この40年間計画を先送りにすることによってますます財政が厳しくなるんじゃないか、このように思うんですが、いかがでしょうか。 92: ● 廣井一隆委員長 上下水道部長。 93: ● 上下水道部長 事業費がかなり減っておるということで、今ご質問なんですが、確かに今回大幅に減らしております。計画のほうにのっとってするのが通常なんですが、歳入歳出を見比べまして適切に判断させてもらった結果なんですが、ただ、やっぱりこちらのほうも企業会計ということに変わりまして、企業会計の中で、委員さんが言われるように、これから先の事業の先細りじゃないのかという話もあるんですが、まず、企業として、その辺の赤字というか、先行投資も視野に入れまして、適切に財政を確保していかなければならない。この企業として会社をきちっと起こしていかなければならない中で、今回改めさせてもらって、このような結果を出させていただいております。 94: ● 大北かずすけ委員 では、橿原市がつくりました橿原市公共施設等総合管理計画、このことに関しての重みというのはどう考えてらっしゃるのか。ただ40年間の計画をつくりました。私も何回もお金がありませんよねと、これもたくさん要りますよね、これからの財政に対しては大変ですよねという話をずっと議会でも何回となく言わせていただいてるんですが、この計画に基づいてやっていくということがまず前提だと思ってたんですけれども、財政計画を見るとそうなっていない。だから、そこの関係を、もちろん今の企業会計でこれだけの予算は出せないというのだったら、今後どのような方向でやっていくのか。絵に描いた餅で終わってしまうので、お金がありませんからできませんでしたになっては、という思いがあるし、この財政そのものが、これは別に上下水道だけじゃないんですが、橿原市はお金がありませんからできませんでした、計画はしましたけど設備計画ができませんでしたと言ってしまうような結果になりかねないので、まず最初にお伺いさせていただきたい。このような思いで、だから、まず、上下水道が最初に目につきましたので、ほかにもあるんですが、そのことについてもう少しお答えいただければと思います。 95: ● 上下水道部長 委員さんおっしゃるとおり、計画に対して、今後の将来計画ということで、このものに対しては重みはあります。ありますが、ただ、過去にこのような計画を現年度出させていただいてます。ただ、自分としまして、今後この計画に対して沿っていけるように努力する所存であるんですが、まず、この企業会計として、収支きちっとできるように、まずは面的整備をしてるところに対して水洗化率を上げていって、財政面に対して十分補填できるような状態を持ちながら、将来の計画に近い形をとっていきたいと。今、委員さんが何のための計画やとおっしゃっていますが、そのとおりです。計画どおりにいけない財政面もございます。これに対しては、水洗化率を上げて、できるだけ収入を増やして近い形を持っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 96: ● 大北かずすけ委員 上下水道課の答えはそうだと思います。ただ、これは市として計画を立てていらっしゃるので、市の財政としてどのようにお考えでいらっしゃるか。逆に言ったら、その計画性のためには、市の財政から繰り越しなり繰り入れをしていくことも含めてやっていかないと、多分できない。公営企業になったときに赤字で事業をしろとは言えないのは当たり前のことですので、お金がないのならどこかからお金を出さないといけない。そういうのを含めて、市としてどのようにお考えか、財政のほうでお答えください。 97: ● 廣井一隆委員長 総務部長心得。 98: ● 総務部長心得 大北委員お尋ねの、公共施設等総合管理計画に基づいて、市の財政はどう連動していくのかというご趣旨のご質問かと思います。公共施設等総合管理計画におきましては、いろいろな角度から検討する中で、まず財政面の負担という中で3つの項目を挙げさせていただきました。1つは公共施設、もう1点がインフラ系の施設、もう1つが最後に今、吉川部長からも答弁がありましたが、公営企業の施設についてということで、将来的に費用が必要となりますよという切り口から入った計画となっているのは事実でございます。このFMの公共施設等総合管理計画につきましては、冒頭に申し上げました公共施設を対象として、その総量を縮減していくことをメインとした計画となっております。それはそれとして当然推し進めていくということに変わりはございません。  あと、財政面全体で申し上げますと、当然に連結の概念の中で表裏一体です。企業も市長部局の予算につきましても当然、連動して動くものでございますので、全体の収支、財政の状況を見きわめながら当然に取り組んでいく必要があるというふうに認識しております。 99: ● 大北かずすけ委員 そのことも踏まえて、以前からお願いしてる。多分、29年度中には出していただける、あと1年たつのかわかりませんけれども、財政計画。その部分に関して、まず、早期に確定した分は多分あと1年後になるのかと思いますけれども、何度もお願いしてる分で、まず、この計画に基づいて財政計画がどうなのか、橿原市の財政を今後どう見るのか、市債の推移も見ていかないといけない等もあると思いますけれども、そのようなことを踏まえた上でも、早期にまず、簡略案でも結構ですから、早期に財政計画をお願いしているところで、多分、3月中には簡易には出すというお話をいただいてたと思うんですけれども、できればこの12月には無理やけど、3月には簡易なものはというお話があったかなと思うんですけれども、出せませんか。 100: ● 総務部長心得 大北委員さんとは、財政計画を早期に提出できないのかというところで何度もお話しさせていただいたかと思います。その中で、前の定例会の中でお話しした3月と申しますのは、次の年度、平成29年度の3月を指した答弁をしておりますので、平成30年の3月定例会には次期の財政計画をお示ししたいということをお答えさせていただいたつもりなんです。それを少しでも前倒しできないのかと、粗い数字でもいいからということで強い要望はたびたび伺っておるんですが、前も申し上げましたように、新年度の当初予算を議会にお諮りするのも実際には精査を重ねますので、ぎりぎりになると。その作業とあわせながら、粗い数字でもという要望についてはちょっとお答えするのが相当難しいんです。ですので、平成29年度の3月、平成30年3月の定例会において、次の財政計画についてご説明させていただきたいと思っておりますので、重ねてよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 101: ● 大北かずすけ委員 それはもう来年3月まで出てこないということですね。それまで橿原市の財政というのは動いてると思いますので、特に財政が大変厳しいという、今のこの公共施設管理計画だけを見ても、毎年45億から50億のお金がトータルでかかってくると、3つの分類を含めて。という中で、大変厳しい中でやっていかないといけない。これはやらないといけない、横に置いとくわけにはいかない事業のお金をここに計画されていると思っていますので、そういうことも含めた中で、今後の財政計画を見ながら財政運営をしてもらいたいし、またそのためを踏まえての予算であると、このように認識したいと思いますが、それはそれでよろしいですか。 102: ● 総務部長心得 大北委員さんお尋ねのとおり、将来も見据えた上での予算ということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。 103: ● 廣井一隆委員長 ほかに質疑ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 104: ● 廣井一隆委員長 それでは、以上で総括質疑を終わります。  次に、予算書の第1条、歳入歳出予算について、予算説明書の歳入の第1款市税から質疑を願います。  予算説明書の4ページから9ページ。質疑ありませんか。成谷委員。 105: ● 成谷文彦委員 全体的な流れを教えていただきたいんですけども、市税について、個人、法人、固定資産税と伸びを示していますが、の予定ですが、現状、この伸び率についての基本的な考え方と、そのベースになるのは昨年度からの収入になるかと思いますけども、実際、橿原市は今どんな感じでまちが伸びてるのかという、地方創生と言われてきてさまざまな施策が打ち出されている中で、どういった効果があるのかということと、特に恐らく資料等でちょっと示していただいた前の年度ぐらい、3年度前ぐらいまではほぼ市税についても横ばいだったと記憶してます。だから、その横ばいのときから現在までの税収が伸びてきた部分の大きな要因をまずお聞きします。 106: ● 廣井一隆委員長 成谷委員、今聞かれた質問は2つですね。 107: ● 成谷文彦委員 いや、関連して。 108: ● 廣井一隆委員長 関連して1つで。じゃ、増えた要因ということで。 109: ● 成谷文彦委員 あと、もうちょっと細かくは、それを聞いてから。 110: ● 廣井一隆委員長 わかりました。増えてきた要因をお答えできる方、お願いします。(「個人、法人、固定資産税、軽自動車税等々」と成谷君呼ぶ)  増えてきた要因です。よろしくお願いします。税務課長。 111: ● 税務課長 各項目ごとに市民税の個人の部分におきましては、1人当たりの所得というのが伸びてきてるというのが現状でございます。今回につきましても、2年間の伸び率を換算いたしまして、0.9%の増という形で見込ませていただいております。法人におきましても、昨年度の状態、先ほど委員さんもお述べのように、今年度の決算見込みをベースにいたしまして、昨年度からの伸び率を掛けてという形での積算をしておりまして、奈良県の財務省のほうの近畿財務局の奈良事務所の経済状況報告等々におきましても、経済は緩やかに持ち直しつつあるという形の動向も踏まえまして、過去からの伸び率もこの場合は見させていただきまして、法人のほうについても1%の伸び率を見ているところでございます。  固定資産税におきましては、土地のほうにおきましては、まだ地下の下落傾向が続いておりますので若干の増という感じでありますが、家屋におきましては3年に1度、評価替えということが起こります。その部分におきまして、第3年度という形になりますので、滅失する、取り壊しされる家屋よりも新築する家屋のほうが圧倒的に単価が高いという形もありますので、3年前の状況と同じような形で約6,000万円ほど家屋のほうで増加になる見込みをしております。  償却資産におきましては、今年度、一部の企業におきまして設備投資等々が多くありましたし、新たに新しい店舗等々もありまして、当初予算と比べておりますので償却資産のほうも伸びてるような状態になっておりますが、28年度の実績が伸びたという形になっておりまして、償却資産のほうもその分の増という形で見ております。 112: ● 成谷文彦委員 ちょっとわからない。個人、法人とも対象になる個体というか、個人だと人数、法人だと法人数は変わらずで伸びたのか、それとも法人の場合は伸びたのか、個人の場合は減ってでも伸びたのか、その辺のところをお願いしたいと。  あと、固定資産税については、新築が増えているということですから、恐らく建てかえ需要が相当来てるのか、それとも新しく開発して新築になってるのか、その辺のところの分析はできてますか。 113: ● 税務課長 まず、最後の固定資産のほうからなんですが、先ほどちょっと言葉足らずでしたが、3年前の同時期の比較におきましても、6,000万円ほど伸びているという形におきまして、新築の件数自体はそんなにも大きくは変化はしておりません。ただ、滅失する家屋、新築する家屋という形の部分での増、新築のほうが圧倒的に単価が高いですので、その分で増という形になります。  個人におきましては、納税義務者数の推移ということなんですが、27年度を除きまして、ほぼ納税義務者数のほうは伸びてきているという形におきまして、28年度におきましては5万5,077人という形を見込んでおりまして、あと約500人ほど伸びるであろうという積算のもと29年度の予算をつくらせていただいております。  法人におきましても、法人数自体はそんなにも変わってはいないという形が現状ではございます。法人数におきましても、26年度と27年度の比較なんですが、50社程度の増という形になっておりますので、そんなに極端に上がったという形ではないといったところになっております。 114: ● 成谷文彦委員 予想外に。多分、個人に関しては分析が難しいと思いますけど、いわゆるパートの人が増えたとか、そういう分析でよろしいんですかね。恐らくあんまり増えてないか、減少かなと思ってましたけども、その辺のところまでは分析は難しいよね。  何らかの形で分析していただきたい。特に法人についても分析していただきたい。というのも、本来の税収が今後どう変わるのか。しっかり今、地方創生と言われて、いわゆる国全体では潤っているような形がなかなか地方に届いてないというのが現状です。それについて橿原市はいろんな形で提案もさせていただきましたし、今、市も一生懸命いろんな形を考えてるとは思ってるんですけども、この状況で見ましたら、約1%というのが全国平均ですので、これについては特段、橿原市が飛び抜けて景気がよくなったとは思えないんです。そういう意味で、今、橿原市を活性化するため、まちづくり、そういったものをするための施策というのをいろいろ考えられていると思うんですが、この数字を見てどのようにお考えでしょうか。また、どのような目標を設定されて、今後計画を立てていかれるんでしょうか。  もうちょっと説明します。要は、市民の人が、納税するかしないかは別としても、豊かになるにはどうしたらいいんですかという、基本的には行政で一番考えなあかんことです。それについて、今現状としては、橿原市はそんなに全国的に特段悪いとは言いませんけども、特段いいとも言えない。少しでもよくするには何をしなければいけないかというのが予算の本来の趣旨だと思います。それについて明快なお答えをいただきたい。 115: ● 廣井一隆委員長 総合政策部長。 116: ● 総合政策部長 今回の市長のほうからの施政方針にもお示しをさせていただいておりますけれども、昨年3月に策定をさせていただきました、橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略というものをつくらせていただいております。その中で、橿原市へ人を呼び込む施策であるとか、子育て世帯等も有効に橿原市に導くための結婚・出産・妊娠・子育ての支援の施策であるとか、あるいは、新たなまちづくりとしての施策、そこに仕事をつくる施策といった4つの柱を掲げて、橿原市のこれからのビジョンを掲げさせていただいております。それぞれ4つの基本方向に対してのそれぞれの施策というのも具体的に載せさせていただいておりますので、そういったことを着実に行っていくことによって橿原市の人口増につながるものというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 117: ● 成谷文彦委員 予算なので、数字で言ってほしいんです。だから、29年度は445億をかけます。かけて、市民の人がどれだけ豊かになるんですかという、その数値目標を基本的に立てないんですか。 118: ● 廣井一隆委員長 総務部長心得。 119: ● 総務部長心得 成谷委員さんからのお尋ねの、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいて、平成29年度の当初予算案にどのように反映されているのかというお尋ねかと思います。大きい項目といたしましては、4項目の計画になってございます。1つ目の地域の特性を生かした仕事をつくるという部分におきましては、予算上、重立った事業の集計ですが、約9億3,300万円の予算になっております。内訳といたしましては、企業立地の促進の奨励金が2,887万7,000円、あと、融資関係、特別小口融資の預託金で5億9,400万円、緊急の融資預託金で2億600万円、創業支援融資預託金で3,800万円、商工業活性化事業補助金で6,100万円などとなっております。  2点目の新たな人の流れや交流を増やすという項目につきましては、重立った事業の総額で7億100万円程度となってございます。主な内容といたしましては、観光客誘致への取り組みといたしまして、視察研修旅行の委託などなど、観光に対しての取り組みが約9,900万円、各種行事などへの補助金が約3,800万円、観光協会への補助金が850万円、観光交流センターの管理運営費などが約5,400万円などとなります。あと、文化財対策などの費用といたしましては、1億8,600万円程度。内訳といたしましては、史跡保存関係の取り組みの経費、今井町の景観保全への取り組み約8,300万円、博物館の管理運営費の経費が5,200万円程度などとなります。あと、主だった数字を言いますと、文化振興といたしましては、国民文化祭がございますので、負担金が約2,800万円、あと、図書館やこども科学館、昆虫館などの管理運営の経費を合わせまして約2億900万円などとなります。  3点目の若い世代の結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえるという項目につきましては、相当事業数が多うございますが、トータルで約86億6,000万円程度となってございます。内訳といたしましては……。(「いい。それは項で気になるところが出てきたら、別の款で聞くから」と成谷君呼ぶ)  などというところで、計画に基づいた予算配分を重点的に行ったところです。 120: ● 成谷文彦委員 だから、それをやって例えばどれぐらい伸びるの。個人の所得が伸びるのか、法人がいっぱい伸びるのか、後で言うけど、車の台数とか、どこで先に市の収入として反映される、数値目標はどこなんですか、どれぐらいなんですか。だから、445億使うけども、じゃ、ここのところだけは何とかこれぐらいにしましょうという、いくかいかないかは別でしょう。ただ、いけへんかったときに、それを責めるんじゃないんです。なぜいかないかということを検証することが一番大事なのであって、だから、いろんな項目、これいいな、これいいなと言って今やってますけども、一番根幹的に、市民全体、市全体がどれぐらい発展して、また、市民の人がある程度豊かになったのかということの指標を見るのに、今この予算書だけでは当然推しはかれないんですけども、1つの見方としては、市税というところから見た場合、どこの数値をどのようにしましょうかということです。それを考えてるんですかと言ってるんです。考えてなかったら、考えてないでいいですよ。数値目標を設定してるかと言ってるんです。やりたいというのはわかるで。数値目標を設定したかという、そういうことです。 121: ● 廣井一隆委員長 総合政策部長。 122: ● 総合政策部長 予算上の伸びの数値目標というのは、現時点では市としては持ち合わせていないのが現状でございますが、まち・ひと・しごと創生総合戦略においては、今、中西心得のほうから申し上げましたとおり、4つの基本目標ごとに目標としての数値を定めております。ただ、計画期間でございますけれども、31年度までの計画ということでございますので、31年度の数字を目標として、それぞれの目標に向かった施策を展開していくといった流れになっておりますので、よろしくお願いいたします。 123: ● 成谷文彦委員 その辺が非常に甘い。行政のプロなんだから、ここにいてはる人が一番考えなあかん作業でしょう。正直に言って、そのための給料をもうてはると思うんです、市民から委託されて。そういったことを明確にすることが、やっぱり一人一人の職員の仕事の内容について明確になることなので、ここがふわっとしてたら、それは無理やもん。だから、1%いけへん数字になるんだもん。そこのところ、しっかり、国からこんな予算が落ちてくるから、またこういうことができるからこれにしましょうという、そういう下請け的な行政であってはいけないということが、根本的には地方創生の大きな意義だと思います。だから、今、橿原市にいてる皆さん方がしっかり考えて、しっかり運営していくというこの姿勢がないとあかんと思うんですよ。どうもその辺のところが甘過ぎるし、わからないし、枝葉末節のところだけ一生懸命頑張ってるという、そういうふうになりますので、逆に言えば、その辺のところが明確にならない限り、枝葉末節のところがある意味ではしてはいけないことをやってるという、そういうことも考えられますので、しっかりこの辺のところを明確に敏感になるような職員であっていただきたいと思いますし、また来年はもう選挙はないと思いますので、私はいてますので、しっかりお聞きしますので、1年間考えて、ここまで伸ばしたいんやと。  例えば、固定資産税の新築、もうちょっと聞きたかったんですけども、非常に建てかえ事業が増えてる部分と、ミニ開発があるところがあれば、エリアによっては全然ないところもあると。そういう建てかえができない理由というのがエリア的に何かあるのかということまで丁寧にきちっと対応していくような形をしないといけないと思います。ただ単に、これぐらいの伸びでこれぐらいで、こんなものでいけるの違うかというような、そういうアバウトな、もともとの予算の根本的な数字がアバウトであれば、当然、各款の予算についてもアバウトになると思いますので。もうちょっとしっかり精査していただきたいと思います。  それで、さっき後でと、車の台数がちょっと知りたいので、軽自動車は伸びてますけども、ガソリンも伸びてるんですね。ちょっと計算の仕方がわからないんですけども、重量税は減ってるけど、これは法的な問題もある。橿原市の全体的な車の保有台数というのは多分つかんでないと思うんですが、原則、車は増えてるんですか。(「普通車も合わせて」と呼ぶ者あり)  そうそう、全部。だから、言うてんねん、まち全体のことを考えたら、軽自動車だけで橿原市はみんな動いてないねんから、市税といったら軽自動車だけやから、軽自動車のことだけを考えていたらいいということではないというねん。だから、全体的な保有台数ぐらいはつかんでますかと言ってるねん。事前に質問要項で入れといたで。だから、急に言うたらあかんと思ってやな。 124: ● 廣井一隆委員長 税務課長。 125: ● 税務課長 ただいまの成谷委員のご質問に的確にお答えできるかどうかはわからないですが、県のほうに軽自動車税の取得税という形の部分で聞かせていただいたところがございます。27年度の県全体の軽自動車税の取得税になりますが、2万499台、当然この中には中古の部分も入っております。普通自動車のところになりますが、3万4,039台ということで、県のほうからは報告をいただいております。市内の軽自動車税、28年度の決算見込みの台数なんですが、軽自動車におきましては2万8,859台の台数を見込んでおります。 126: ● 成谷文彦委員 市のデータが欲しいと事前に言っといたから、一回問い合わせて、きちっと。今、これ、市のデータですか。普通自動車が3万という。市のデータ、県のデータ。 127: ● 税務課長 引き続き、先ほど言わせていただきました軽自動車2万499台、これは27年度なんですが、これは軽自動車の県全体の台数です。それと、3万4,039台と言わせていただいたのは、県全体の普通自動車の取得税の台数でございます。先ほど2万8,859台と言わせていただいたのが、市内の軽自動車の総台数、賦課台数でございます。 128: ● 成谷文彦委員 だから、実態として橿原市に車が何台あるか、一回ちょっと調べるだけでも調べてください。よろしくお願いします。もう一回、要望しときます。予算委員会内でわかる範囲内であれば報告を受けたいと思います。そういった意味で、これはまたいろんな形で質問もさせていただきますので、家と車の現状把握をしっかりとしていただきたいと、このように思います。 129: ● 廣井一隆委員長 ほか、質疑ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 130: ● 廣井一隆委員長 ないようですので、少しここで暫時休憩いたします。再開は2時10分といたします。                 午後 1時59分 休  憩                ───────────────                 午後 2時12分 再  開 131: ● 廣井一隆委員長 休憩中の予算委員会を再開いたします。  第2款地方譲与税、8ページから9ページ。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 132: ● 廣井一隆委員長 第3款利子割交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 133: ● 廣井一隆委員長 第4款配当割交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 134: ● 廣井一隆委員長 第5款株式等譲渡所得割交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 135: ● 廣井一隆委員長 第6款地方消費税交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 136: ● 廣井一隆委員長 第7款自動車取得税交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 137: ● 廣井一隆委員長 第8款地方特例交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 138: ● 廣井一隆委員長 第9款地方交付税。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 139: ● 廣井一隆委員長 第10款交通安全対策特別交付金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 140: ● 廣井一隆委員長 第11款分担金及び負担金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 141: ● 廣井一隆委員長 第12款使用料及び手数料。竹森委員。 142: ● 竹森衛委員 使用料、手数料に関して、住宅の使用料について質問します。昨年の予算委員会で、それぞれの住宅別の住宅使用料は、もう答弁していただきました。そんなに差がないと思います。それで、実は収入済額が7,421万800円というのは、平成27年度、それでありますけども、収入未済額が1億7,880万1,853円で、その収入未済額、26年度は1億7,700万1,543円なんですけども、それと対比して、未済額が180万300円増えているわけです。実際に、それまでに公営住宅法の関係で、裁判に勝ったんですけども、1億円を超える債権放棄を、この住宅の使用料でやっているわけですけれども、今回9,631万8,000円、この使用料確保を今後どうしていくのか。また未済額を積み上げて、訴訟して、債権放棄してという循環を繰り返すのか。使用料の懸案に対してどう確保していくのか答弁してください。 143: ● 廣井一隆委員長 住宅政策課長。 144: ● 住宅政策課長 住宅使用料につきましては、引き続きまして、電話や訪問を通じまして徴収に努めていきたいと思います。また、これにつきましては、今現在、これのいろんな基準をつくっておりまして、その基準にのっとりまして、これまで以上に徴収に向けて努力を進めていきたいと、今、進めておるところでございます。 145: ● 廣井一隆委員長 竹森委員。 146: ● 竹森衛委員 この使用料というのは、当然収入、所得に応じてその金額を決めて、最低の家賃は5,000円でしたかね。それに向けて、それぞれの収入を見て、払える金額を、当然使用料金額を提示しているわけですけども、それでもなおかついろんな生活事情があって、積み上がっていって1億8,000万近くの未済額が生まれるわけですけども、今、課長がおっしゃったそれで、9,631万をきちんと使用料として確保できるのかどうか。それも含めてもう一度答弁してください。 147: ● 住宅政策課長 今現在ですけども、議案にも出させていただきましたように、滞納者に対しまして、訴えの提起等を順次行っていく形でやっております。また、今現在、滞納者に対しましても、ある一定の基準を作成しておりまして、これにつきましては、4月、新年度からなんですけども、運用を開始して、長期また高額な滞納者につきましても、順次文書で支払いや住宅の明け渡し等も求めまして、応じない方につきましては、訴えの提起などを行いつつ、引き続き訪問とかをやりながら、納付に向けて進めていきたいと、今、進めておるところでございます。  それと、家賃の金額ですけども、先ほどの低金額なんですけども、5,000円から応能応益という形で算定させていただいております。 148: ● 廣井一隆委員長 ほかございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 149: ● 廣井一隆委員長 13款国庫支出金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 150: ● 廣井一隆委員長 14款県支出金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 151: ● 廣井一隆委員長 第15款財産収入。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 152: ● 廣井一隆委員長 第16款寄附金。
                     (「なし」と呼ぶ者あり) 153: ● 廣井一隆委員長 第17款繰入金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 154: ● 廣井一隆委員長 第18款繰越金。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 155: ● 廣井一隆委員長 第19款諸収入。竹森委員。 156: ● 竹森衛委員 15款財産収入のところをちょっと聞かせてください。P38から39で、クリーンセンターの売電収入なんですけど、1億8,200万、前年比、計上しているんですけども、今回3,000万円減額積算の根拠を示してください。 157: ● 廣井一隆委員長 環境づくり部副部長兼環境企画課長。 158: ● 環境づくり部副部長兼環境企画課長 平成29年度のクリーンセンターの売電の予算につきましては、先ほど委員さんが言われました1億5,249万4,000円。前年度が1億8,229万9,000円で、およそ3,000万円の減額があると。それの根拠ということでよろしいですか。  予算の算定の根拠ですか。(「そうです」と竹森君呼ぶ)  焼却をさせていただきましたら、その熱を利用してボイラータービンを回すことによって、発電を行っている施設でございます。ごみ搬入量を、まず予測いたします。それに基づきまして、年間の焼却処理計画、マスタープランというものを作成いたします。このマスタープランというのは、焼却炉やボイラータービンの定期整備……。(何事か呼ぶ者あり)  それは1つが電力の自由化、それと電気事業法の改正に伴いまして、電力の価格は低下しております。それがまず1点ございます。  2つ目が、先ほどちょっと言いましたけれども、発電するためにはごみを焼却いたします。そのごみ量が、今年度までは御所市のごみをとっておりました。その関係で、来年度以降は、御所のごみをとらないというところで、焼却する量が減るということで、当然それに伴いました発電量が減るいうことで、余剰電力が減っていくということがございます。  その2つが1つの要因になっております。 159: ● 廣井一隆委員長 質問するほうもそうですし、回答される行政側もそうなんですけど、簡潔明瞭でお願いします。竹森委員、それでよろしいですか。  先ほど言った諸収入。竹森委員。 160: ● 竹森衛委員 あわせて、45ページのごみ処理とし尿処理施設の負担金収入、平成28年度と比較して、若干少なく予算計上していますけれども、それの積算根拠はどうなっていますか。 161: ● 廣井一隆委員長 環境づくり部副部長兼環境企画課長。 162: ● 環境づくり部副部長兼環境企画課長 まず、ごみ処理の負担金収入でございます。7,800万円。これにつきましては、今年度、28年度までは、先ほど言いましたように、御所市さんのごみを年間4,000トンから4,500トンほど受けております。それが、今年度で終了することに伴いますことと、来年度からは吉野広域さんのごみ、吉野町と川上村、東吉野村のごみ処理を、年間2,600トンを受ける予定でございます。その関係で、量が違うのが1つ。  それと、単価につきましては、吉野町さんのトン当たりの単価が3万円を価格としておりますので7,800万円。御所市さんのほうは2万1,900円ということで、その関係で金額が若干落ちているというところでございます。 163: ● 廣井一隆委員長 環境づくり部副部長兼環境保全課長。 164: ● 環境づくり部副部長兼環境保全課長 し尿処理の負担金収入、ちょっと減っているというところでございますけども、これは実績のほうを見させてもらっておりまして、橿原市自身の処理量も年々減少してきております。それと、現在、高取町のし尿の受け入れを行っておりますけども、これにつきましても、徐々に減少しているというところもございまして、その辺の絡みで、多少減額させていただいているというところでございます。 165: ● 廣井一隆委員長 諸収入、よろしいですか。                  (「はい」と呼ぶ者あり) 166: ● 廣井一隆委員長 第20款市債。                  (「はい」と呼ぶ者あり) 167: ● 廣井一隆委員長 以上で歳入の質疑を終わります。  次に、歳出の第1款議会費から質疑願います。  予算説明書の52ページから55ページ。質疑ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 168: ● 廣井一隆委員長 第2款総務費。たけだ委員。 169: ● たけだやすひこ委員 予算書の67ページ。概要の14ページを見ていただけますか。(13)番、本庁舎管理費のアというところなんですけれども、設計業務等委託料、東駐車場を立体駐車場にするための設計委託という項目で、1,007万5,000円、予算計上していただいておるんですけれども、まずお聞きします。東駐車場というのはどこですか、場所は。 170: ● 廣井一隆委員長 資産経営課長。 171: ● 資産経営課長 東駐車場というのは、本庁の東側の1個挟んで隣にある、今も市役所東駐車場として運用している駐車場になります。 172: ● たけだやすひこ委員 東駐車場の件なんですけれども、それは所有権がどこにあるのか。そして、地積が、面積が何平方メートルあるのか。そして、今現在、駐車場として利用しとるんですけれども、駐車台数は何台駐車できるのか教えていただけますか。 173: ● 資産経営課長 土地としましては、個人所有の土地になりまして、市が借地をしているという形になります。土地の面積としましては1,358.85平方メートルでして、現況、東駐車場の駐車台数としましては55台を駐車できるという状況になっております。 174: ● たけだやすひこ委員 その55台の駐車ができるという形の中で、その日によって駐車台数は変わると思うんですけれども、平均的な話の中で、満車になっておるんですか。それとも、大体どれぐらいの利用率があるんですか教えてください。 175: ● 資産経営課長 駐車場の運用台数を、稼働率等を集計等はしておりませんので、東駐車場が常に稼働率どれぐらいで動いているかというところまでは、把握できておりません。ただ、本庁としまして、ガードマン等を駐車場の入り口等に配置して、運営、警備等をしている中で、繁忙期等になりますと、やはり市役所全体の駐車場自体がほぼ満車状態になって、ちょっと入場待ちが出るような状態もありますので、繁忙期等は東駐車場のほうもほぼ満車のような状態になっているというふうに理解しております。 176: ● たけだやすひこ委員 それで、これからです。駐車場を立駐をするための設計委託という形で、1,000万ちょっと予算積みをしていただいておるんですけれども、この設計委託というのは、概略設計なのか、それとも詳細設計なのか。どちらですか。 177: ● 資産経営課長 設計委託費と言いますので、詳細設計のほうを、もうさせていただこうというような形で考えております。 178: ● たけだやすひこ委員 詳細設計をするという形の中で、その理由、目的をはっきりと教えていただけますか。 179: ● 資産経営課長 東駐車場を立体化する理由ということかと思います。現状、来庁者駐車場としましては、本館、西館、第2駐車場、東駐車場、合わせまして135台の駐車場を、来庁者用として駐車場があります。その駐車場につきましても、繁忙期におきましては、ほぼ満車状態になって、来庁者等にご迷惑をおかけしているような状態となっています。新分庁舎完成後は、市民のライフイベントに係る窓口が、新分庁舎のほうに移転をすることになりますが、本庁舎におきましても、その後、整備において、教育委員会等の分散しているその他機能等を集約して、防災機能等の拡充も図った上で、本庁舎の整備をしていくということになりますので、整備した後も、駐車場の台数としては同じぐらいの台数が必要になってくるのではないかと考えています。  また、現状の駐車場自体、駐車の枠、スペース自体も非常に狭いということで、利用者にもご不自由をおかけしているような状況です。例えば西館前であれば、現状の駐車ますというのが2.3×5メートルぐらいの枠の大きさになるんですが、駐車場の設計施工指針では、普通乗用車の駐車ますというのが、2.5×6メートルということで、現状より面積で約3割程度広いような駐車スペースになります。本庁舎整備後につきましては、当然、普通車での枠での駐車場整備という形に考えておりますので、将来的に同じ面積の駐車場スペースがとれたとしても、面積的に言いますと、駐車場にとめれる台数等が約3割程度減ってくるという中で、どうしてもこれらの駐車場の減少分も踏まえて、駐車場、駐車台数の増加を図っていく必要があるというようなことで、東駐車場を立体化して、駐車台数の増加を図っていきたいというふうに考えております。 180: ● たけだやすひこ委員 ちょっと正確な数字を聞いていないのであれなんですけれども、実際に、今度、立駐を計画しようとする台数、計画台数が何台なのか。そして、新分庁舎云々という話も出ましたけれども、新分庁舎自身が駐車スペースがないと、駐車台数が少ないという形の中で、実際にそれもあわせて、今、計画をしようとしている、設計を発注しようとしているこの立駐に、今現在は55台がとめれるスペースがあったという形の中で、何階建てで、要するに何台を確保したいねんというような話をお願いできますか。 181: ● 資産経営課長 計画を予定している駐車場としましては、2層式の駐車場を、2階建ての駐車場を計画しております。1階部分に43台、2階部分に43台で、駐車台数としましては合計86台の駐車ができるというような予定をしております。現状55台ですので、31台の駐車台数の増加を図れるという形になります。 182: ● たけだやすひこ委員 今31台がプラスアルファの部分だという形の中で、実際にその31台が新分庁舎、そしてなおかつこちらのほうの繁忙時の駐車として、本当にそれだけのプラス、増加でいいのか。そこら辺の検証はどうですか。 183: ● 資産経営課長 将来的に、全体の計画の中でどれぐらい確保ができるかというところの検証については、まだ正直できていないところでございますが、現状として、現状の駐車場であっても、繁忙期については不足してくると。その中で、今後、庁舎等の建設が進む中では、事業用地であったり、作業ヤードとして使えない部分、現状使えている駐車場も使えない部分も出てくると考えますので、まず駐車台数をできるだけ増やして確保していきたいという思いの中で、東駐車場を立体化して、31台を増やしたいというふうに考えております。 184: ● たけだやすひこ委員 今2層式という形の中で31台プラスになると、増加になるという形の中で、将来的において、3層、要はその分ができますよ、できるよというような構造計算的なことも踏まえて、2層という形で、現在は設計をされるのか。いや、もう2階で終わりですよという形なのか教えていただけますか。 185: ● 資産経営課長 現状2層式で考えておりますのは、東駐車場の敷地は南北に細長いような形状になっております。南北72メートルありますが、東西については22メートルほどになりまして、1フロアの床面積としては、最大1,200ほどとれるんですが、多層にした場合に、中間層の車路が、非常に面積的に車路になる部分が、車路として占有する面積が多くなってくるという中では、中間層においては、駐車台数が30台から35台程度ぐらいになってくるのかなと思います。それに対しまして、駐車場の整備費用というのが大体平米7万円程度かかってくるというように見込んでおりまして、例えば1フロアを足しますと、1フロア1,200平方メートルぐらいのフロアをつくったとした場合、8,500万ほど1フロアに対してかかってくるんではないかというようなふうに見込んでおります。それを考えますと、30台から35台ということは、1台駐車分をとるのに対して250万ほどかかるという中では、ちょっと費用対効果の面でも無駄が多いのかなという中で、2層式ということにして、屋上部分は車路をあまり使わずに、駐車スペースに使えるということで、2層式が効率的であるというようなことを考えています。  また、東駐車場はちょうどJR畝傍駅の駅前でもありますので、景観的にもあまり前に高いものではなく、2層ぐらいの高さのものでしたほうが、景観的にも向いているのではないかという部分で、2層式を計画しております。 186: ● たけだやすひこ委員 最後にもう1点。この2層式で、今、平米当たり7万円、建設費用として予算的な話になるんですけれども、ということは、2層、要するに86台分の2層式、2階の部分を、もし平米7万円という形になれば、予算的には実際に建設費用は幾らになるんですかね。教えてください。 187: ● 資産経営課長 現状、今平米7万円程度というのは、中間層等であれば1フロア7万円程度になりますので、1フロア8,500万ほどということで、今答弁させていただいております。ただ、今回の2層式というのは、当然、1階部分も柱であったり、基礎というものが出てきますので、その部分を見込んで、工事費、実際の整備費というのは1億2,000から3,000万程度かかってくるのではないかというふうに見込んでおります。 188: ● 廣井一隆委員長 協議会にします。                 午後 2時39分 協議会                ───────────────                 午後 2時41分 再  開 189: ● 廣井一隆委員長 委員会を再開します。大北委員。 190: ● 大北かずすけ委員 今、協議会でも議長が言われましたけれども、この本庁舎の建てかえ、このことに関しては、今、どのような状況かまだ決まっていませんよね。白紙の状態かなと思うんが、それは決まっているんですか。 191: ● 廣井一隆委員長 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 192: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 本庁舎の建てかえにつきましては、現在地を拡張して建てかえるという方針で考えております。ただ、具体的にどんな機能が入って、各フロア、各執務課のスペースがどれだけ要るかとか、そういうふうなことについては、まだこれから検討させていただきたいというふうに考えております。  今回、本庁舎の整備等業務委託料ということで上げさせていただいておりますけれども、その中で、必要な規模や機能、それから配置計画の検討を行って、従来方式やBB方式、またPFI方式などの事業手法の検討も行いながら、また複合施設としてどんな可能性もあるのかというようなことを、各事業者の意向調査なども行いながら、ここの今後の活用について検討していきたいというふうに考えております。具体的な内容については、まだ定まっておりません。 193: ● 大北かずすけ委員 今回ついているこの分に関しては、設計業務委託手数料は、駐車場のための設計委託ですね。今の本庁舎が今どのようになっているという話の部分は含まれていませんね。そのような、含まれているようなお話と聞こえたんですが。 194: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 説明不足で申しわけございません。ただいまの東の駐車場の委託料とはまた別物で、今回、別途計上させていただいております。 195: ● 大北かずすけ委員 まだここの利用状況、どのようなものが入って、どのような状態になるかわからない。なおかつ分庁舎で、多分こちらのほうには、市民の方は分庁舎のほうに来ていただく方向で、こちらの本庁舎のほうでどれぐらいの人が来ていただくかということもわからない中で、本当に駐車場が足らないのかどうかというお話もあるかなと思うので、その中で、先行して1,000万、多分この設計費用が通れば、あと1,200、1,300万、1億2000、1億3000万の予算がもう承認されたことになるんですよね、逆に言うと。設計だけして、建てるのはやめておきましょうというような話はおかしい状況になるかなと思うと、この1,400、1,500万、1億5,000万近いお金を、まずここで認めてくれというようなお話の状況の中での今回の提案になってきているのかなという中で、本当にそれの部分が要るかどうかわからない状態の中で、今回のこの予算を本当に上げてきていいのかというのは疑念に思うんですが、それに対してはどうですか。 196: ● 廣井一隆委員長 政策審議監。 197: ● 政策審議監 総合的に考えるべきではないかということだと思っております。我々といたしましても、先ほど議長からも提案がございました。きちっと全体の中で考えておるのかということでございます。そのとおりであると思っております。ただ、説明していないということも、申しわけなかったと、それは思っておりますけれども、ただ、本庁舎の建てかえにつきましては、私もいろいろ議会で答弁させていただきました。その中で、去年12月ですけれども、ここで建てかえをするということで言わせていただいたと。それまでに、いろんないきさつがあったということは、もうご承知のことと思われます。その中で、我々としたら、本庁舎、今、確かに駐車場は足りんのかということでございます。今現在、先ほど課長が申しましたとおり、繁忙期にはもう全然足らないといことで、駐車を待っていただいている。特に、今、申告の時期も重なっておるということでございます。  先ほど申しましたように、我々としましては、本庁舎を建てかえするに際して、やはり、今度、南の土地の交渉に行っておりますけれども、それが片がつきますと、ここに後で出てきますけれども、調査と取り壊しの費用をお願いするということでございます。その際には、やはりどういう形にしていくのかということで、先ほど小林課長が申しておりますけれども、これからどういう形で建てかえをしていくのかということも踏まえまして、また議論をしていただく必要があると。ただ、本庁舎の位置につきましては、ここでもう条例で決まっておるということでございます。ここで、本庁舎の位置は決められておるということでございますので、その位置を変えようとするならば、条例変更が要ると。それは、議員さん、今24人おられますけれども、3分の2以上の賛成が必要であると、これは条例に載っております。そのことを踏まえながらと思っております。  我々、今まで分庁舎を建てるに際しましても、議会で説明するときに、私も一旦本庁舎で持っていくことも可能ですということを言いましたけれども、それはお叱りを受けたと。本庁舎はここでやっていくというのが決まっておると。それは、22年に基本構想も出ておりました。そこで、本庁舎の建てかえはここでやるということでございますので、それを踏まえてやらせていただきたいと。総合的に考えた上で、今、駐車場が足らないのではないかということでございます。その後、この南側の土地を取得して、全体の本庁舎建てかえに向かっていきたいということでございます。そのときに、やはり駐車場が必要であるということでございますので、ただ、今までにきちっと説明してなかったということは、申しわけないと思っておりますけれども、それを踏まえた上で、今、予算を上げさせていただいているという状況でございます。 198: ● 大北かずすけ委員 2点、まずお伺いします。  まず、今、本庁舎をここで建てかえするということに関して、お話が出ているのは重々承知しておりますが、議会で議決はしておりませんよね。だからまだ、もちろん本店を移転するには3分の2が要るとかいうお話はわかりますけれども、まず、議会で議決していない話であるということは、確認、まず1点。先、確認してください。 199: ● 政策審議監 今、建てかえするのにどうだということでございます。設置条例があって、ここで決まっておるということを申しております。その中で、私、何回も今まで、当初の段階では、リノベーション、リファイニングということも申しましたけれども、それではだめだということで、議会でお叱りを受けたと。その中で、熊本大地震があったということを踏まえまして、建てかえさせていただきたいということで、一応そういう了承、議決ではございません。確かに、大北委員がおっしゃるように。いただいておりませんけれども、誰も反対される方もおられなかったと心得ておりまして、その中で、ここで建てかえは認めていただいたと。その中で用地交渉、ここで、今、議員さんがおられますけれども、竹森議員さんからも言われました。用地交渉はどのぐらいかかるのかと。ちゃんといっているのかということで、29年度までになし遂げたいという返事をしたことを覚えております。今現在、それが進んでおるということで、建てかえということになりますと、この場所でさせていただきたいということでございます。 200: ● 大北かずすけ委員 全体構想のまだできていない中で、どれぐらい本当に駐車場が要るのか。今現在、繁忙時には、駐車場が足らないというのが事実かもわかりませんが、これを設計して、建てかえてする間に、分庁舎ができますよね。それやったら、多分市民の方は分庁舎のほうに行くんですよね。それだったら、今、本当にこの繁忙期に、今回ここに来られている方が、そのときに駐車場が足らないかどうかという話では、分庁舎のほうでは足らないと思いますけれども、本庁舎のほうでは足らないとは思わない。だったら、分庁舎のためにあそこの駐車場をつくるんですかという話になるかなと。そういう計画になっているんですかというのが、まず1点です。  それと、もう1点が、あと同じ10ページに出てきています。5行目ほど下に、土地借上料826万1,000円。これも、裏の土地の借り上げじゃないんですか。逆に、そこの借り上げの件じゃないんですか。確認します。 201: ● 廣井一隆委員長 資産経営課長。 202: ● 資産経営課長 土地借上料のほう、826万1,000円を予算計上させていただいています。この土地借上料の分ですかね。(「はい」と大北君呼ぶ)  内訳としましては、現状借りております東駐車場の賃貸借料が618万円になっております。それと、あとこの南側、国道165号の角のところに、さら地になった土地があります。もとの家具屋さんのところを借りていくということで、その借り上げの賃貸借料を足しまして、合計土地借上料として826万1,000円を計上しているというような形になります。 203: ● 大北かずすけ委員 家具屋さんの跡、この200万、これは単年度で借りるんですか。ある程度長期の借り上げという形になるんですか。 204: ● 資産経営課長 南側、家具屋さんの跡の部分については、長期で借りていくというような形で予定しております。 205: ● 大北かずすけ委員 であるならば、今の駐車場を広げたら済むだけの話や。別に今の駐車場が足らなければ、そこを駐車場として当面使えば済む話ですよね。あえて東側の駐車場を建てなくても、それぐらいとめれますよね。ただ、全体像が見えてから建てるんだったらわかるけれども、今、そこの土地も借りて、駐車場が足らないと言って、そこの土地も借りれている。このような状態の中で、あえて今回建てる必要が本当に、設計をもかける必要があるのか。建てるとしたら、やっぱり1億5,000近いお金が必要になってくる。このようなお金を、先行投資みたいな形で、部分的に先にお金を使う必要がどこにあるのかというのを思うんですが、いかがですか。 206: ● 資産経営課長 東駐車場のほうが全体の計画ができてから、当然、規模等を見て建てていってはどうかというようなお話やと思います。ただ、本庁舎としましてはこの場所。当然、本庁の建物を使いながら、南側に建てるという中では、建設が始まりますと、本庁の中庭、第2駐車場、作業ヤードも考えると西館の前の駐車場も使えないというような状態になってきます。その建設までに、東駐車場をできるだけ車をとめれるように確保をしまして、その建設期間中までに建てて、駐車場を確保していきたいという思いで、来年度、29年度に設計委託費を計上しているというような状況でございます。 207: ● 廣井一隆委員長 原山委員。 208: ● 原山大亮委員 原山です。私は議員1年生で、認識不足の部分がたくさんあるので、ちょっと教えていただきたいんですが、市庁舎というのは、ここで建てかえというふうに確実に決まっているんですか。 209: ● 廣井一隆委員長 政策審議監。 210: ● 政策審議監 ここで決まっておるのかということでございます。我々の認識としましては、先ほど申しましたように、ここに本庁舎を置かれた由来があるということと、設置条例でここで決まっておるということでございます。これを変えるには、先ほど申しましたけれども、3分の2の議員の賛成が要るということでございます。そういう中で、過去のこの庁舎、昭和33年に建っておりますけれども、その中で、大変恥ずかしい話ですけれども、もう耐震がないということでございました。その中で、補強も考えましたけれども、できないということで、基本構想をまずつくろうということになりまして、そのときに、平成22年にできておりますけれども、候補地があったということは事実でございます。この場所と、五井の場所、三つほどあったんですけれども、その中で、1,100坪も1つの候補に挙がっておりましたけれども、基本構想の中で、有識者の意見、議員の皆さんの意見を踏まえた上で、ここで本庁舎を建てかえるということになっております。それを踏まえて、やらせていただきたいということでございました。  先ほど、駐車場のこと、ちょっとまだ説明が足らない分もあったと思いますけども、その中で、我々としましては、先ほど黒田課長が申しましたように、確かに市民の方は来られる方は減るということでございます。ただ、それと相反しまして、今度、ここへ、今、分庁にある公用車、そして教育委員会の公用車等がここへ戻ってまいりますので、その台数を確保する必要があるということと、先ほど申しましたように工事、我々としましては、これはもう議会にまたお諮りしていく必要がございますけれども、やはり何年で建てるんだということで、これは早期に建てさせてほしいということを申しております。また、議員の皆様方からも、当然耐震がないということで、早くこの場所でやってほしいという要望もあったと心得ておりますので、やはり市民の安全と職員の安全を図るためにも、早期建てかえしていく必要があると心得ております。  その中で、やはり今、新しい有利な起債が出てきたということで、この前ちょっとお話しさせていただいておりますけれども、その期間が限定されておると。平成29年から32年度でやりなさいと。国のほうから、交付税措置も含めた起債が認められたと。緊減債でございますけれども、公共施設等適正化事業債と言いますけれども、その期限が迫っておると。その中でできる限りやろうと思えば、今、何とか皆さん方のご協力をいただいて、やらせていただきたいということで、ちょっと予算的に今上げていかないと、この期間にできないということでございます。  我々としましても、どういう建て方をするのか。先ほど小林課長が申しましたけれども、相当の期間、皆さんと議論する必要があるということで、やはりその中で調査して、基本設計、実施設計、これは3年かかります。建てるとなれば、今、分庁舎を見てもらったらわかりますように、1年から1年半はかかるということでございますので、平成32年度に着工する必要があると。それでないと、有利な起債を選べないと。この起債の差は相当ございますので、皆さん方のご協力のもと、市民の安全のために、ここで早期に建てかえをお願いしたいということでございます。 211: ● 原山大亮委員 この市庁舎が耐震基準を満たしていないのと、期間も決められていて、建てかえをしなければならないというのはよくわかりました。ただ、僕、2月5日に選挙を当選させてもらって、ここに来させてもらってからの話なんですけど、市庁舎建てかえの話がまだ決まっていないという話と、もうここで決まってんねんという話が両方あって、もちろん私たち議員のその判断というのは委ねられたりする部分もあるんでしょうけど、今、大北議員も言うてはりましたけど、はっきり決まっていない中で、駐車場をつくるであるとか、もちろん測量するのに1,000万円、予算は上がっていますけど、それが最終的に議会の3分の2以上の議決が要るというのが、もう最終的な答えじゃないですか。それが最終的な答えという形で、答えを得てからじゃだめなんですか。要は、先行してすることに、恐らく疑念を、皆さんが抱いていると思うんです。ここで建てかえやなあかんと法律で決まっていて、しかも3分の2以上の議会の議決が要る。それは、もうどうにも揺るがない決定ですよね。その形をつくってからであれば、恐らく今のような問題は起こらないんじゃないんかなと思うんです。どうですか。 212: ● 廣井一隆委員長 協議会に切りかえます。                 午後 3時00分 協議会                ───────────────                 午後 3時01分 再  開 213: ● 廣井一隆委員長 委員会に戻します。総務部長心得。 214: ● 総務部長心得 市庁舎の位置をめぐって、どういう手続を経る必要があるのかというお尋ねかなと思います。庁舎の位置を定めるにつきましては、特別の議決が要るということになる案件になりますので、議員の皆さんの3分の2以上の賛成が必要やということになります。理事者側のほうから位置を変えたいということであれば、議案として理事者側から提出させていただきますし、もしも議員の皆様のほうから議員提案という形で上がれば、それが議題になるという案件になるんかなというふうに思います。  あと用地の関係で、今、議論には上がらなかったんですけども、早期に有利な起債を充てるためには、事業を進める必要があるというお話とあわせまして、借地用地については、そこの角も、こちらの東の立体駐車場の用地の話につきましても、相手さんのあることでございます。相手さんのご理解をいただけて、初めて借地も成立するということでございますので、土地利用に関しましては、いろいろ資産活用の観点から、所有者の方はいろいろほかの引き合いも受けておられるのが事実です。必ずしも私どもにその土地をご提供いただけるわけではないと思うんです。今のところ、我々のほうからの説得に応じていただけて、いいですよというご理解をいただけておりますのは、今までの議会でのご議論の中で、本庁舎はこの位置であるという議論が尽くされて、今の状態になっているというふうに、我々は理解しておりますので、説明の足らなかった部分もございますが、この事業を今まで計画を進めさせてきていただいた次第です。  最後に成谷委員さんがおっしゃっていましたけど、本庁舎とはどう考えているのかということでありますと、やはりその言葉のとおり、市の本部機能を有した部分が本庁舎に当たるというふうに考えております。 215: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 216: ● 成谷文彦委員 もうちょっと詳しく言ってください。本部機能というのはどういうことですか。総務があったらええの。市長の机が1つあったら大丈夫なの。どこまでが本部機能なの。議会も入るの。どこまで。 217: ● 総務部長心得 成谷委員さんお尋ねのどこまでを含めて、本部機能というふうに呼ぶのかというふうにお尋ねです。委員さんもおっしゃいますように、当然、議会の機能も必要になると思います。あと棟を分けるか一緒にするかは、もう全然別の建て方の話ですので、本部という議論の中では、議会も当然に重要な部門でございますので、当然に議会も含まれると考えております。  今回、八木駅南で整備いたします新分庁舎以外の大部分が入ると。その機能をあわせ持つ部分が本庁舎というふうに位置づけられると思います。
    218: ● 成谷文彦委員 法的に規定はあるの、それは。本部機能というだけなん。その4文字だけなん。本部機能。 219: ● 総務部長心得 成谷委員さんお尋ねの本部機能と申しますか、本庁舎はどこかと。あとは支所でありますとか、派出の窓口的なところになると思いますので、本庁舎がどこかという議論にまた戻るかと思いますが、この場所にあるのが本庁舎ということになると思います。 220: ● 成谷文彦委員 例えば市全体、今、FMやっています。これの全部の機能の何%は持っとかなあかんとか、そういう規定はあるんですか。だって、教育委員会は別に入ろうが入るまいが、今、離れてるねから、あれが本部機能の絶対条件ではないでしょう。あったらいいねという十分条件でしょう。だから、最低限何がないと本部機能と認めるのか認めないのか。その議論はないんですか。だから、たくさん集まっていたら、これは本庁舎や。あそこの向こうが本庁舎や言うたら、いけるわけですか。分庁舎のところが機能がいっぱいあったらとか、市長がいなくても、議会がなくても、あっちが分庁舎や言うたら、あれは本庁舎やとしますと言ったら、本庁舎になり得るんですか、理論的に。本庁舎の規定がちょっと明確でないです。教えてください。 221: ● 総務部長心得 具体的に明確な規定として、どの機能を持っていたら本庁舎と呼ぶのかというような明確な規定はないというふうに考えています。通常で考えますと、意思決定ができる部門がやはり必要になるのかなというのは、一般的には考えます。 222: ● 成谷文彦委員 もう一度精査していただけますか。やっぱり法律やから、本庁舎の規定というのは、必ずあると思うんです。どこまでなのか、どうなのか。何メートル離れたらそれはあかんのかという話もなってくると思うんです。大きく分庁舎まで広げられる。だから、そういうことをもう一度きちっと報告してください。その上で、しっかり本庁舎をここに建てなければいけないことも踏まえて、いろんな知恵を出したらどうでしょうか。大きいビルをつくって、1フロアでいけるという意味だったらそれでもいいし。いや、もう絶対2フロア、3フロア要るとか。地上にないとあかんとかあるやん。持ち帰ったらあかんとかさ。それぐらいは確認してください。それを受けてから、話を聞きます。 223: ● 廣井一隆委員長 それじゃ、ここで暫時休憩します。                 午後 3時08分 休  憩                ───────────────                 午後 3時22分 再  開 224: ● 廣井一隆委員長 休憩中の予算特別委員会を再開いたします。  総務費の続き、よろしくお願いいたします。税務課長。 225: ● 税務課長 先ほどの歳入の中の軽自動車のところで、成谷委員のほうで、市内、県内の乗用車の台数ということで、済みません。ご報告させていただきます。普通乗用車の県内全部の数ですが、40万9,000台という形になります。本市におきましては3万5,000台。軽自動車におきましては、奈良県全体で22万7,000台、本市におきましては2万1,500台。 226: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 227: ● 成谷文彦委員 今の報告で、全体的に見たら、総台数としては橿原市は増えてんの、減ってんの。どんどん減っていっているの。わかるか。 228: ● 廣井一隆委員長 軽自動車のみですか。 229: ● 成谷文彦委員 普通自動車も入れて。 230: ● 廣井一隆委員長 入れてですか。税務課長。 231: ● 税務課長 普通乗用車におきましては、減っている傾向にあると思います。軽自動車におきましては、ほぼ横ばいというような感じと、現在はそういう推移になっております。 232: ● 廣井一隆委員長 それでは、総務費の続きをお願いいたします。うすい委員。 233: ● うすい卓也委員 さっきの休憩前の本庁舎の建てかえの件の続きをちょっと聞きたいんですけれども、熊本地震の前と後で、耐震構造のないところに起債を使うと有利になると。どういうふうに割合は変わるのかというのを教えていただきたいなと思いまして。 234: ● 廣井一隆委員長 総務課長。 235: ● 総務課長 本来、庁舎の建設につきましては、交付税参入のない、例えば一般単独地方債という充当率75%の地方債しか当たらないというのが、平成28年度までの制度でした。今回、地方財政計画等の中で、平成29年度からになりますけども、公共施設等の適正管理の推進というのが国のほうで図られておりまして、その中で、昭和56年の新耐震基準導入前に建設されました、耐震化が未実施の市町村の本庁舎の建てかえ等につきましては、市町村役場機能緊急保全事業というのが、新たに平成29年度から創設されました。その地方債の内容といたしましては、今まででしたら、充当率につきましては75%でありましたけれども、充当率が90%まで引き上げされたというのと、あと交付税措置につきましては、充当率90%のうちの75%部分につきましては、交付税の措置が30%図られたということで、その分につきまして、有利な地方債の制度ができたということでございます。 236: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 237: ● 成谷文彦委員 今の問題は、種々言うとちょっと大変なので、また別の機会に言います。  別な角度で説明書のほうの55ページ、契約検査課の入札。これも、毎回ちょっと言わせていただいているんですけども、入札制度の改善ということで、いろいろ要望も出させていただいてました。先ほども言ったように、税収というところから考えても、地元業者がどのように伸びてくるかというのは、大きな市内の消費にも影響します。そういうことはご存じだと思いますので、できるだけ入札については、多くの企業が入札できるようにということでお願いしてましたけども、その点について、改善はもう検討されているんでしょうか。 238: ● 廣井一隆委員長 契約検査課長。 239: ● 契約検査課長 入札契約制度につきましては、橿原市の入札参加資格者名簿に登載されております企業の方に、入札あるいは契約していただくという形になっておりますので、その中で、中小企業、特に小規模事業者につきましては、随意契約というような形の中で、できる限り、小規模ではありますが、そういった形の内容の対応を、できるだけさせていただいておるというのが現状でございます。  随意契約でない、いわゆる入札の形につきましては、従来どおり発注規定に基づきまして、一般競争入札あるいは指名競争入札というような形で実施させていただいている次第でございます。 240: ● 廣井一隆委員長 協議会に切りかえます。                 午後 3時29分 協議会                ───────────────                 午後 3時37分 再  開 241: ● 廣井一隆委員長 委員会に戻します。  総務費でお願いします。大北委員。 242: ● 大北かずすけ委員 69ページ、公有財産売却システム使用料ということで出ていますけれども、まず公有財産売却システムということについて、少しご説明をお願いできますか。 243: ● 廣井一隆委員長 資産経営課長。 244: ● 資産経営課長 公有財産売却システム使用料、これは公有財産のほうをインターネット公売を使って売却していくということを考えておりまして、そのインターネット公売に対して、落札額に対して手数料がかかるという部分を計上させていただいております。 245: ● 大北かずすけ委員 公有財産売却に当たる橿原市の財産に関しては、どのような形で選択をされて、それとも遊休で使われていない土地は全て売却をできるようにしているのか。それはどのようにされていらっしゃいますか。 246: ● 廣井一隆委員長 売却するのを選んでいるやり方を説明できますか。資産経営課長。 247: ● 資産経営課長 売却する物件をどういうふうに選ぶかということですが、まず土地の売却につきましては、まず一般的に公売をかけさせていただきます。公売をかけさせていただいて、それで売れ残った、公売で応募が……。まず売る土地自体を、市有地をどの土地を売っていくかというのは、庁内委員の市有地活用検討委員会という委員会がありますので、その委員会の中で、どの土地を今年度は売っていきましょうとかいうことを検討しています。そのことでいいんですか。済みません。 248: ● 大北かずすけ委員 その土地を決める基準とかいうのは何かあるんですか。橿原市はいろんな土地を持っていらっしゃると思って、いい土地でも、活用できるのでも売れないような土地はありますよね。橿原市が持っている分で道がないとか、そういうのは売れないけれども、これやったら活用できるよという土地で、今、橿原市が活用できていない土地とか、また逆に橿原市が計画しているけれども、まだやっていない。そういう土地は多分売らないと思うんですけれども、逆に民間が活用できて、市が活用し切れていない土地は、基本的には売ったらいいと思うんですけども、そういうような何かこの土地はそういう土地でも、この土地は売ったらいけないよというような部分の、何かそういう基準があるのかなという。 249: ● 資産経営課長 委員言われるように、土地のほうは市のほうで事業等で活用する予定のない土地であって、売れそうな、民間等に公売をかけて、買い手がつきそうな土地等をピックアップしまして、その有効活用検討委員会のほうで、土地を選んで公売にかけていくというような形になります。 250: ● 大北かずすけ委員 そういう中で、今、橿原市が持っている、少し確認もしたんですけれども、五井の大きな土地、大変有効な橿原市が持って、ずっと寝ている土地がありますよね。こういう土地に関してはどのようにお考えなのか。活用が決まっているのか。多分決まっていないとは聞いていますが。 251: ● 廣井一隆委員長 総務部長心得。 252: ● 総務部長心得 大北委員お尋ねの五井の土地についてどう考えているのかというお問い合わせだと思います。確かに一定の面積がありまして、市の保有する一団の土地としては、一番大きい土地かなというふうに考えています。あわせて、横に河川もございますので、企業誘致、工場なんかの立地にも適した場所でもあります。国道にもすぐ接道しておりますので、市として、今のところ具体的な活用の案はございませんが、今のところの案がないことをもって、売却候補地としては選定しておりません。そして、まだ保有しながら、有効な活用が図れるんじゃないかということで、今のところはまだ保有すると。内容としては、市の部分と都市開発公社の部分とがございます。 253: ● 大北かずすけ委員 この土地は、一体橿原市は何年保有しているんですか。 254: ● 廣井一隆委員長 回答できますか。資産経営課長。 255: ● 資産経営課長 昭和49年に取得した土地で、43年保有している土地となります。 256: ● 大北かずすけ委員 活用できて、大変いい土地であるという認識のもとで、それだけ長い間寝かせしておくのが、果たして本当に正しいのかどうかということを検討していただきたい。いい土地やから、何かできるだろうと。今の橿原市の財政から見て、あの土地を何かできるのと。あそこに本庁舎を持っていくんだったら、またそれは別ですが、そういう気持ちはないでしょう。だったら、そのことをより活用して、財政の件から考えても、そういうことを踏まえた中で考えられるべきではないか。ただ、どうやのと。だから、いい土地やから、何かできるかわからへんから、いい土地だから持っておきますねと言って、何十年も寝かせておくのが正しいんですか。そういうことを検討していただきたいことを、もう要望です。また聞きますから、また検討した結果を教えていただきたい。  続きまして、同じくその下、土地用地購入費5億5,227万2,000円。ここには、八木駅前であるとか、田中町とか、八木町国有地とありますが、これをもう少し具体的に、どの場所かわかるように説明をお願いできますか。 257: ● 資産経営課長 用地購入費の内訳になりますが、八木南事業用地、内膳池の公社からの買い戻しの分割払いをしている金額になります。飛騨地区同和対策事業用地は、田中町のほうにありまして、現在、公社で保有している土地になります。こちらを公社から買い戻しまして、公募売却をかけていく用地として買い戻しをするという形になります。もう1点が、八木町の国有地になります。こちらは、法務局の横の国税局と自衛隊の官舎が、今もう使用していない土地になりまして、こちらのほうが官舎が廃止になりましたので、国のほうが法務局での改修をして、残る部分についても公売をかけていくと、売却していくという土地がありますので、そちらを市のほうで購入していこうということで、その予算を計上しております。 258: ● 大北かずすけ委員 特に最後の土地に関して、初めて聞くんですけど、公社からの買い取りは、買い戻しというふうに関してはわかりますけれども、それやったらこの本庁舎と分庁舎の間の土地ですよね。通路になるというか、そういう部分の具体的な活用というのを、特に分庁舎と本庁舎をつないでという話はよく出ていますけども、その用途の一部として購入ということのお考えですか。また別途考え方があるんですか。 259: ● 資産経営課長 八木町の国有地の官舎跡地につきましては、ちょうど本庁と今度できる新分庁舎の間ぐらいになるんですが、当面につきましては、今度分庁舎のほうに窓口業務が集約されることによりまして、公用車等も集約されてくると。今、保健センター等で使っている公用車等も集約されてきます。将来的にここの本庁を建てかえるときには、ここで持っている公用車自体も置くところがなくなる。現状は、JRの前に公用車置き場もあるんですが、そこの空きが5台程度しかない中で、公用車自体が集約してきますので、一旦はその公用車等も置く駐車場として、取得した後、使っていきたい。ただ、その後につきましては、当然、今、八木駅周辺のほうの全体的な計画も考えていっている中で、将来的には公園であったり通路というのも踏まえて、考えていきたいなというふうには考えております。 260: ● 大北かずすけ委員 もう少し具体的にこの1億2,200万、広さはどれぐらいで、どれぐらいの駐車が置けるスペースですか。 261: ● 資産経営課長 土地の面積としましては、今官舎が建っている部分の、法務局の増築を除く、増築した部分に対して残る部分になりますので、面積としては780平方メートルぐらいの面積になってきます。駐車台数としましては20台程度になってくるのか、置ける駐車台数というのは20台程度になってくるのかなというふうに考えております。 262: ● 大北かずすけ委員 駐車場を本当にたくさん確保することに躍起になっていただいているみたいで、ますます東側の立体駐車場は、今のところ急いでつくる必要はないのかなというような思いが、今、しております。まず、この件に関しては、それでさせてもらいます。  続きまして、そのページの一番下、補償料2,400万円。これ、電線の地中化ということで上がっているかなと思います。具体的に教えていただけますか。 263: ● 廣井一隆委員長 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 264: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 ここで上げさせていただいております補償料と言いますのは、現在工事を施工しております敷地の中に入っております電線類、敷地の西側に電柱が立って、電線が張ってあるんですけれども、それを電線類地中化工事ということで、今年度に発注をいたしまして、その後、その電線類を地中化したこんな管を配管するんですけれども、その中に関西電力、NTT、近鉄ケーブルネットワーク等の電線が入るということになります。それの補償料を見込んでおります。 265: ● 大北かずすけ委員 済みません。もうちょっと、理解ができていないんですけども、関電であるとか、そういうケーブルネットとかの分を管に入れる補償料というのは、橿原市が払うんですか。 266: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 今の敷地の西側の道路につきましては、電線類地中化協議というのが毎年ありまして、第5次の電線類の地中化協議のときに、敷地の東側の道路は無電柱化します、西側については電柱を立てる道路として整備をしますということで、1度決定をされております。今回、この工事について、市のほうで電線類をまた地中化するということで、管路を整備して、その中の配管については、それぞれの電線事業者が行っていただくということで、もともとここは無電柱化ではない路線を無電柱化にしてやるというようなことから、それを委託費として、補償料としてお支払いするということでございます。 267: ● 大北かずすけ委員 理解はできたんです。だから、もともと業者の持ち分を、市が計画を変えたから、その計画の変更分は橿原市が持ちますよと。工事代金は橿原が持って、地中化にしてくださいということの理解でよろしいですか。 268: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 そのご理解でよいと思います。 269: ● 大北かずすけ委員 あと1点、これの長さ、距離はどれぐらいの区間の地中化ですか。 270: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 西側の道路の長さが105メートル、長さにしてございます。その中に、関電は4管、NTTが2管、近鉄ケーブルネットワークが1管、それに伴います、あと既に張ってある撤去費用なんかも含めて、以上の金額になっております。 271: ● 大北かずすけ委員 わかりました。今井とかで考えているよりずっと安い金額でやっているということですね。今井、地中化を進めてますもんね。そのことに鑑みると、全然金額的な桁が。やっぱり何もないところだから、安くできているんですか。 272: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 これは入線料のみとなっております。今井のほう、ちょっと私はどういうあれというのが、今ちょっと把握してございませんけれども、まず地中化の工事で、地下にパイ100ミリぐらいの管を、塩ビ管であったり鋼管であったりするんですけれども、その管を地下に埋める工事を、先に市の負担でやります。それは、この補償料の中に入ってございません。それができた後に、入線だけの工事を各電線事業者でやっていただくというようなことで、この金額になっております。 273: ● 大北かずすけ委員 次のページ、71ページ。まず上から行きます。施設分類別基本的方針策定支援業務委託料、これについてご説明お願いできますか。 274: ● 廣井一隆委員長 資産経営課長。 275: ● 資産経営課長 施設分類別基本的方針策定支援業務委託ですが、昨年度、総合管理計画を策定させていただきまして、その後、施設評価するためのガイドラインというのも策定させていただきました。今後、これらの今市が所有している施設をガイドライン等で評価して、その評価を資料としながら、各分類ごとの方向性を決めていこうと。総合管理計画よりもう少し進んだ方向性を決めていこうということで、その分類的基本方針を定めるのに際しまして、外部審議会であります市有施設再配置検討審議会であったり、市民の意向を把握するためにもワークショップ等もやりながら、いろんな方向性、いろんな意見を聞いて方針を決めていくというような業務を支援していただく業務となります。 276: ● 大北かずすけ委員 大変急いで進めていただきたい事業だと思っておりますので、これはもうほぼ1年で大体の方向性は出るんですか。 277: ● 資産経営課長 ファシリティマネジメントのほう、大北委員から以前からもちょっと遅れているんじゃないかというようなことも、大分ご意見としていただいております。当然、喫緊の課題として進めていく必要があるということは理解しております。ただ、やっぱりその施設の方向性、分類的な方向性を決める中では、市民であったり、いろんな意見を拾い上げながら決めていきたいと思いますので、できるだけ急いでとは思いますが、ちょっと1年では厳しいのかなと。1年半とか2年以内とかいうぐらいかかるのかなということで、この支援業務につきましても、28年度からの29、30の3年間という債務をとらさせてもらっているというような形になっております。 278: ● 大北かずすけ委員 わかりました。じゃ、あと2年では答えが出てきて、その部分で進めていただけるということの理解でよろしいですね。もう事業がスタートしていますから、40年間の事業がスタートしている中で、計画がまだ決まっていませんねんという中でのスタートしている事業ですから、早々決めていただかないと、ますます財政が後ろに偏って、ますます大変になるという部分がありますので、よろしくお願いいたします。 279: ● 廣井一隆委員長 うすい委員、どうぞ。 280: ● うすい卓也委員 説明書の95ページで、あと予算の概要の16ページの部分の結婚活動支援事業費ということに関して、3点質問させていただければと思います。  まず1つ目、ここに書かれている結婚支援サポーターとは、具体的にどのようなことをするのでしょうか。これが1つ目です。  2つ目、そのサポーターには任期があるのでしょうか。それとも、毎年度こういった形で予算を計上して、どんどんどんどん増やしていくおつもりなのでしょうか。  3つ目、この事業を広報誌とかホームページでお知らせしていくと思うんですが、僕も独身なんですけど、20代とか30代ぐらいの独身の子が、結婚したいなと思って、わざわざ橿原市のホームページを見たり広報誌を見て、こういった事業を知るということはまあないと思うんです。ですので、こういったことをしているんだよということを、若い世代に周知させるために、広報誌、ホームページ以外で何かすべを考えられているのであれば教えていただければと。この3つです。お願いします。 281: ● 廣井一隆委員長 市民活動部副部長。 282: ● 市民活動部副部長 今おっしゃっていただきました結婚活動支援のまず1点目なんですが、結婚活動のサポーター、具体的にどういうことをするのかということなんですが、これにつきましては、広報あるいはホームページで、市民の方々をまず公募させていただこうと思っております。そんな中で、いわゆる結婚活動の支援する教育、結婚教育も含めて、結婚とはどういうものであるか、どういう心構えが必要であるか、あるいはいわゆる出会いの場の提供するためのイベントの創出のためにどういう活動をしたらいいのかというようなことを、ボランティアとして、サポーターとしてなっていただく方々をまず公募して、それでなおかつ結婚教育のカウンセラーの方に講師となっていただいて、まず講習を受けていただこうと思ってございます。その後、市が認定したサポーターとして活動をしていただく。その中で、出会いの場というのも、我々の公募事業で、28年度につきましては、3団体が事業実施していただいております。そこでうまくカップリングになったとしても、その後のフォローというのが、実際、今の現状ではできない状態でございますので、そういう結婚活動のサポーターの方々が、カップリングされた方々のフォローをしていただけるような形の中で、まずは今年度の講習を受けていただいて、公認をしたサポーターとして活動していただくと。  このサポーターの方々の任期につきましては、基本的に今は1年間の任期を考えてございます。ただし、更新を妨げないというような形の中で、年々そういうサポーターの方々が増えて、行く行くはそういう方々が、橿原市の結婚活動の支援するNPO法人とかの認証を受けていくような活動団体になればいいのかなというふうな形で考えてございます。  それと、あと広報、告知等々についての事柄でございます。これにつきましては、3月の広報「かしはら」におきまして、特集、見開き4ページで、結婚活動をこういう形で本格的に市が支援しますというような形で、既に掲載させていただいております。その中で、28年度の事業はこういうことがありました。29年度についてはこういう取り組みもやっていきますということで、啓発をさせていただいています。その後の内容につきましては、例えばサポーターの方々経由で、口コミで啓発であるとか、場合によってはSNSとかいうようなことも立ち上げた中で、若い人たちにそういう活動支援について知っていただくような機会を提供していきたいというふうに思ってございます。 283: ● うすい卓也委員 ということは、今は広報誌だけでやってて、これからそのサポーターの人らがSNSとか自発的にやっていくという答えですね。市がこうやって婚活をサポートしていくというのは、何かまちが活性化していったりとか、少子化に歯どめがかかるいいきっかけになるかなと思うんですけれども、予算をつけてやるからには、しっかりその成果に見合うだけのことにならないといけないと思うんす。ですので、例えば1年間のサポーターが何人生まれて、それで成婚が何組しっかりできたのかというのを数値化して、しっかり経過報告をしていただきたいと。その要望を出して、僕の発言を終わります。 284: ● 廣井一隆委員長 竹森委員。 285: ● 竹森衛委員 予算書の56ページから57ページで、人事給与管理費のことで、担当課にお聞きします。長時間労働の実態をどの程度把握しているのか。職員の健康管理の問題です。県庁の職員は、残業を84時間以上やっているのが、財政課で22人、人事課で6人、最長で168時間残業をしている県庁の職員がいるわけですけども、橿原市は長時間労働の実態をどのように把握しているのか。それが1点。  それから、毎年決算でいろいろ健康診断のお金の実績が掲載されているわけですけども、特に近年、メンタル的なケアの問題について、どう進めているのか。  それから、その職員の推移ですね。実際に長期の療養と言いますか、長期で休まなければならない職員、管理職も含めてどのような推移、ここ直近3年やったら3年でどうなっているのか。  4番目に、法律で条例が変えられましたけども、男性の育児休暇。これは、実際に何名とれているのか。  この4点についてお答えください。 286: ● 廣井一隆委員長 人事課長。 287: ● 人事課長 まず、4点のうちの第1点目、職員の長時間労働について、人事のほうではどういう把握をしているのかということでございます。大きな話で申し上げますと、時間外の実績で申し上げますと、平成26年度からトータル年間8万8,616時間、27年度10万7,609時間というような形で、平成28年度については、1月末での集計になりますが、8万1,942時間という形で、ここ26年度から27年度にはかなり増えておりました。28年度については、同じ27年度の1月末の時点では、27年度よりも4,368時間減少しているということで、27年度が近年ではピークとなっておりました。  まず、県庁での84時間、最長168時間という勤務状況のお話がございましたが、本市で100時間を超える職員の推移と言いますか、平成26年度6人、27年度34人、28年度は4月から1月末までの期間で14人ということで、トータルでの年間総時間の推移と同じように、27年度が最も多ございました。  それと、2点目のメンタルヘルスケアについてということですが、メンタルヘルスに関しましては、まず予防ということで、メンタルの状況を各個人が把握できるように、昨年7月から、市として国が義務化しましたストレスチェックを実施しております。このストレスチェックによりまして、職員のメンタルに関する健康診断のような状況ですので、その結果に基づいて、ストレスが高いと判断された結果が出ますと、その後のフォローということで、産業医の面接を受けてもらったりですとか、人事課の職員の面談をするというような形でのフォローを行って、予防に図っております。  また、メンタルの調子がおかしいという職員に対する対策といたしましては、こころの相談室というナビプラザでの臨床心理士の相談ができる機会等を設けて、プライバシーに配慮しながら、相談を受けながら、メンタルの健康を保てるような、またもしくはメンタルを崩している職員については、そこで回復していってもらえるような取り組みをしております。また、産業医が、メンタル休職者に対する相談をお受けして、職場復帰に向けて、環境整備も含めて意見をいただきながら取り組んでいるという状況です。  次に、そのメンタルの職員の推移ですけれども、ここ3年の数字で申し上げさせてもらいますと、病休休職者ということで、病気休暇等で休んでおる職員が26年度で133人おりました。27年度151人、28年度2月1日現在ですが、109人というような推移をしておりますが、その中で、精神疾患ということで休職をしている職員について、26年度16人、27年度10人、28年度8人ということで、一旦精神疾患を患った職員が、また職場復帰をする、そういうフォローも行いながら取り組んでおりますので、増加傾向というよりも、一旦復帰をしていただきながら、また新たにそういう疾患を患う職員も出てきているというようなことで、大きく増加しているという状況ではございません。  次に、男性の育休取得というご質問でありますが、27年度、28年度の数字を申し上げます。育休取得者18人が、27年度ございましたが、その中で男性は4人、28年度のこの2月1日現在ですけれども、23人の取得数に対して、男性が2人ということでございます。 288: ● 竹森衛委員 精神的に患って休んでらっしゃる方はいらっしゃるわけですけども、この予算で、健康診断等の委託料が若干増やされているわけですけども、人事課としては、これだけの長時間労働をしている職員がいてる中で、これ以外にやっぱり検査項目と言いますか、診断の項目を増やして、もっと職員がそういう病気にならないように、そのための予算を計上すべきではないかと思うんですけども、いかがですか。 289: ● 人事課長 健康診断の費用のこの数字の内訳としましては、通常の一般健康診断や、雇い入れ時の健康診断、その他成人病検診も含めて行っているわけですけれども、そこに新たにストレスチェックということで、ストレスに対してのメンタル的な予防を図るというようなことで、今実施しております。まず、その結果を踏まえて、精神疾患等に陥らない状況を、どう職場を含めてつくっていくのかということを、まず検討、検証して考えていきたいと思っております。 290: ● 竹森衛委員 何かようわかったようなわからんような答えなんですけど、この予算で万全に職員の健康管理を保てるということで、今の休んでいらっしゃる方に対して、職場復帰してもらうのが、我々の思いですし、それに対しての十分な手立てはやっているという認識で、人事課として仕事をされていますか。 291: ● 人事課長 今申し上げました健康診断という意味でのストレスチェックについては、まずどういう状況かということを職員の皆さんに把握してもらうということですけれども、いざ仕事の中での悩み、また職場の中でのコミュニケーションの問題を含めてのいろんな問題については、人事課の職員の専門職がその相談を受ける。もしくは、先ほどのこころの相談室で、専門の心理士さんのほうに相談をするという機会を設け、そしてその状況をまた人事のほうで把握した上で、対応策を考えさせていただいているところです。それは、ただそういう場だけを提供するということだけではなく、それを受けて、職場の改善を図っていくための取り組みを、各所属に向けて行っていっておりますし、またそれを進めていきたいというふうに考えておりますので、その点、ご理解いただければと思います。
    292: ● 竹森衛委員 もう一つ一つ、端的に聞きます。宿直業務、1,800万から1,200万円に減額計上しているんです。これは、特段の何か理由が生まれたのか。それが1点。  それから、非常勤職員、それから臨時職員、正規職員との対比で、労働条件の改善、退職金等々も含めて、それはどのように改善されているのかお答えください。 293: ● 人事課長 まず、宿直業務の予算の金額が、昨年度から618万5,000円減少しているという内容ですが、従来から宿直業務については長期的な契約を行ってまいりました。ただ、宿直について、分庁舎が完成しまして、来年2月に引っ越しを行いますと、その宿直業務については、分庁舎に移していきたいというふうに考えております。ですので、現在委託している宿直業務の委託料は、契約変更を含めまして、来年2月の当該日までの契約というふうに変更してまいりたいと思っております。  それ以降の分庁舎での宿直業務については、東急コミュニティのほうで実施をしていただくというふうに予定しております。  もう1点ございました。申しわけございません。非常勤職員と正規職員の処遇の問題であります。昨日、政府のほうで非正規公務員に、給与以外に賞与を支払うということに対して、地方公務員法と地方自治法の改正の案が閣議決定されたというニュースが伝わっております。現在までは、正規職員とは別に、非常勤はその報酬賃金については、賞与を考慮しておりませんでしたけれども、この政府決定を受けて、これは平成32年度に向けての話ですけれども、検討していかないといけないのではないかというふうに考えております。ただ、3年に1回の非常勤職員の賃金、報酬の見直しについては、これまでどおり、来年度29年度に実施をして、今の水準でいいのかどうかということを見直してまいりたいと思います。この報道に出ました閣議決定の内容を踏まえて、検討してまいりたいというふうに思っております。 294: ● 竹森衛委員 概要の14ページのことで、まず八木町の国有地1億2,200万ですけど、これは不動産鑑定ではどのぐらいになっているんですか。それが1点。  公売というか、そういう競争で買っているのか随意か、それが1つ。  それから、補正で900万、設計の予算が計上された八木駅前のシェルターの設置は、市民の利便性から言うたら、どういうものがどういうところへどれぐらいの長さで、それから風雨等も含めて、今の屋根やったら、タクシー乗り場まで行くのにも、まあ言うたら非常に時の間に合わんわけですけども、今のやつをどうしていくのか。  それから3番目に、説明がありました3月3日に、八木駅の南の市有地活用にかかわる基準不適合の土の処分について1億3,000万。この複合施設の購入費の中に計上されていますけども、この1億3,000万の積算根拠をお答えください。 295: ● 廣井一隆委員長 資産経営課長。 296: ● 資産経営課長 竹森委員の質問で、八木国有地取得の鑑定等をとっているのかという質問についてお答えさせていただきます。八木国有地につきましては、国から買うということで、国の土地評価での売却になるということで、市のほうでは鑑定をとっておりませんで、予算上は路線価から公募価格を積算しまして、一応予算額として1億2,200万を計上しているというような形になります。  売却の方法というのですが、現状、国のほうから国有地を売るに際しまして、まず公共用の事業に使う場合に、先行に買いませんかというような、公共用の取得要望等を受け付けて、そこに対して公売をしていくというような形になりますので、その公共用の用地として市のほうで希望を上げまして、買い上げていくというような形になります。 297: ● 竹森衛委員 国が思っていた価格というのは、坪単価何円で、この国有地の広さは幾らですか、面積。国は高く買ってもらいたいと。豊中市で言えばそうですよね。当然、国民の財産ですから、そんな80何%引きの売りなんてあり得ないから。それを、ちゃんと国としては、たとえ市であっても買うてもらいたいわけですから、これに関しての坪単価、路線価格を含めて、国としては、この金額を最初から提示したのか。それとも、高い数字なのか、低い数字なのかお答えください。 298: ● 資産経営課長 取得の面積としましては、先ほども質問がありまして、お答えさせていただきましたように、約780平方メートルとなります。土地の売却価格ですが、財務局のほうにも、売却となった場合、どの形でどういう価格でというような協議、打ち合わせは何度か持たさせていただいています。その中で、国が正当な土地評価額を出した部分で公売をしていくということで、国から現状の時点で平米幾ら、坪幾らで売りますというような価格の提示は受けておりません。その中で、市として、書面、路線価等から予算を算定する中では、公募価格等から予算額を算定しているというような形になっております。 299: ● 廣井一隆委員長 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 300: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 まず1点目、八木駅前のシェルター設置工事についてでございます。これにつきましては、朝からもありました補正をやらせてもらって、現在、八木駅前シェルターの設計業務委託で、どんな設備を設置するのかということで、まだ現在検討中でございます。今回、この八木駅前シェルター設置工事で予算計上させてもらっておりますのは、複合施設の東側の歩道部分のうちのバスがとまるスペースの部分、一部分だけにさせていただいております。延長にしましてL=30メートル、面積が120平方メートルでございます。残りの部分につきましては、翌年度以降に実施していきたいというふうに考えております。  この構造ですけれども、先ほどありましたように、まずシェルターと言いますのは、太陽光であったり雨から身を守るというようなことで、屋根を設置するということでございます。従前から駅前広場にあるシェルターについては、風が吹いたら雨がよくかかるというふうに言われておりましたけれども、実は歩道の中で建築物を設置する場合には基準がありまして、内空2.5メートルのところまでは屋根とかができないというような決まりがございます。ただ、駅広のほうにつきましては、その基準よりも少し高い位置になっておりますので、今回設置させてもらおうと考えておりますのは、もうその基準いっぱいいっぱいの2.5メートルの高さで実施していきたいと。また、幅につきましても、駅の北側にありました部分につきましては、平面的に見ると、幅が3.3メートルでございますけれども、その幅も4メートル程度に広げたいというふうに考えております。  また、今6,000万ということで計上させてもらっておりますけれども、これは材質によっても変わってくるということで、現在北側にありますアルミハニカムパネルと、アルミ製の屋根なんですけれども。そのアルミの材質で予算を計上させていただいております。 301: ● 廣井一隆委員長 ここで暫時休憩します。                 午後 4時28分 休  憩                ───────────────                 午後 4時42分 再  開 302: ● 廣井一隆委員長 休憩中の予算特別委員会を再開いたします。  総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長、先ほどの続きからお願いします。 303: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 基準不適合土壌の処分費が幾らになるかということでございます。先日、3月3日の特別委員会で述べさせていただきましたように、処分の土量といたしましては5,500立方メートルございます。そして、処分の費用が、先日申し上げましたように、立米当たり2万1,600円、これで1億1,880万円になります。そして、以前から見ていた同じ5,500立方メートルの処分費が立米当たり2,550円で見てましたので、1,407万4,500円がマイナス分となります。それに運搬費を足しまして、諸経費をかけますと、1億4,500万ということになります。それから、この土壌の調査をする費用、251検体とっております。それの調査費用が900万、それから新しく地中障害ということで、池の中からコンクリートがら、混合廃棄物等が出てまいりましたので、その処分費用を160万計上しております。これを全部合計いたしますと、1億5,500万程度になります。  そして、このPFI事業は、一般の競争入札とは違いまして、公募型プロポーザルで行っておりますので、落札率というのはございませんけれども、その辺を考慮いたしまして1億3,000万を計上させていただいております。 304: ● 廣井一隆委員長 竹森委員。 305: ● 竹森衛委員 落札率は、そうしたら80%台というふうに見ているということですか。 306: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 80%程度で見させていただいております。 307: ● 廣井一隆委員長 次、大北委員、お願いします。 308: ● 大北かずすけ委員 今のできれば計算式がわかりにくので、ペーパーでいただければ、ちょっと資料請求をしていたので、今の言葉をペーパーにしたやつでいただけたほうが議論はしやすいんですが、そういうのは無理なんですか。一応、この間も資料請求かなんかしてたので、今言うてた計算式をそのままペーパーで配ってもらうことは可能ですか。 309: ● 廣井一隆委員長 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 310: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 今はございませんけれども、作成しまして、この予算委員会中に出させていただくということでよろしいでしょうか。 311: ● 廣井一隆委員長 たけだ委員。 312: ● たけだやすひこ委員 詳しい資料だけどんなんが要るかと、もう一遍だけ言うといたってよ。 313: ● 廣井一隆委員長 大北委員、必要な書類をもう一回説明してもらっていいですか。 314: ● 大北かずすけ委員 私は、今説明されました5,500立方メートルの2万1,600円を、計算式を今言われましたよね。その計算式をそのままペーパーにしていただければ、わかりやすいのかなと。聞き取りは全てができていないので、あと足したり、引いたり、何かいろいろとされていましたよね。その部分をしていただければと思います。 315: ● 廣井一隆委員長 それでよろしいですか。 316: ● 大北かずすけ委員 まず、それを出していただいて、そこからスタート。 317: ● 廣井一隆委員長 それはあしたということで。総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 318: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 今、平面図の中で、3月3日の特別委員会で説明させていただきました40区画のうちどの部分がだめであるかという部分は、平面図の中に落とした資料を作成して、今、持っているんですけれども、その中で、既に終わっている部分と終わっていない部分というのが、色分けがちょっとできていませんので、またちょっと改めさせていただきたいというふうに思います。 319: ● 廣井一隆委員長 それじゃ、たけだ委員。 320: ● たけだやすひこ委員 予算の概要の15ページ、新規で(33)のア、オリンピックキャンプ地の誘致業務委託料、微々たる45万ほどなんですけれども、この件について教えてください。 321: ● 廣井一隆委員長 スポーツ推進課長。 322: ● スポーツ推進課長 オリンピックキャンプ地誘致業務委託料につきましては、昨年10月に、奈良県、五條市、御所市及び葛城市と、スポーツを通じて地域を活性化するための連携と協力に関する包括協定を締結いたしました。連携事項の中に、国際大会、全国大会等の開催及びキャンプ地誘致に関することと明記されており、その取り組みの中で、2020年東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地誘致に取り組むための費用でございます。 323: ● たけだやすひこ委員 具体的には何かありますか。 324: ● スポーツ推進課長 キャンプ地誘致のためには、オリンピックの期間だけではなく、大会の前後も相手国と交流を持つことが条件となり、その計画を策定することになります。県では、現在、誘致に向けて積極的にPR活動をしておられます。当市としても、その誘致に向けて取り組んでまいりたいと思っております。まだ具体的に報告することはございません。 325: ● たけだやすひこ委員 それじゃ、この45万という金額の根拠は何ですか。 326: ● スポーツ推進課長 今後、交流計画というのを策定していくに当たりまして、大使館等を通じて、相手の国との交渉に入っていくに当たって、そういうアドバイザー的な方も必要となってまいりますので、その方との契約等になってまいります。 327: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 328: ● 成谷文彦委員 そんなん45万で今ごろやって、間に合わへん。実際、具体的な交渉相手はもう決まっているの、国、種目。 329: ● スポーツ推進課長 候補として、頭に描いておるところはあるんですけども、まだそことも交渉段階には至っておりません。 330: ● 成谷文彦委員 誰が交渉するの、それ、国。アドバイザーって、もうワンクッションおったら、もうオリンピックは始まるで。 331: ● 廣井一隆委員長 魅力創造部副部長。 332: ● 魅力創造部副部長 オリンピックまでまだ期間があって、国のほうも、ホームタウンのほうの募集は継続して続けておりますので、その間、アドバイザーに業務を委託して、私どもと一緒に交渉をさせていただくということで進めてまいります。 333: ● 成谷文彦委員 それで交渉が決まったら、すぐ補正予算を組むねんな。そんなん45万で来えへんで。だから、もう2年前から言うてるやん。日本遺産が決まった段階で、日本遺産の趣旨は何なの。どうぞ。 334: ● 廣井一隆委員長 日本遺産の趣旨を誰が答えてくれますか。魅力創造部副部長。 335: ● 魅力創造部副部長 成谷委員の日本遺産の意義ということでございますが、いろんな部分で、日本の中で世界に発信するいろんな民族行事や資産、文化財がございますので、これをこれからたくさんの人が海外から来ていただくに当たって、それを日本遺産として認定することによって、各地のそういうものを発信して、来ていただいた人に親しんでいただくというのが、日本遺産の1つの目的でございます。 336: ● 成谷文彦委員 だから、要は日本遺産ということも指定して、要するにターゲットはオリンピックやから、ふわっとした市とは違うから、オリンピックなんです。オリンピックに来たときに、オリンピックだけ見るんじゃなくて、日本のいろんなところを見てもらおうと、その流れをつくりましょうということで、日本遺産を指定して、それの案内を全世界にもう発信してんねや。そういうツアーを、海外また日本の人たちがツアーを組んで来てもらうという流れの、文化面に対して日本遺産やの。  スポーツは、そのときにいろんな種目のスポーツの人たちを誘致して、当然、その中でその国との交流もあり、地元の人たちとも交流をしていこうというところの接点、スポーツと文化と接点。だから、日本遺産が決まった段階で、もう日本全体はそれに向けて動いているわけやんか。今からどこと交渉しましょうなんという話は、確かに遅れているのは知っているねん。決まっていないと思う。だから、もう限られたところしか、もうないはずなんですよ。だから、そのめどがあるのかどうか。それだったら、45万はしんどいよねと。もう決まったすぐ、補正予算でも組むのかと言うてんねん。 337: ● 魅力創造部副部長 あまり残っていないという話なんですけども、まだ国によっては決まっていないところはたくさんあるというのは聞いております。国も引き続いてホームタウンのほうの募集は、またされるということは聞いておりますので、それに向かって、私どももやっていきたい。それのための相手と接点をつなぐための委託料でございます。これが、相手との交渉が進みましたら、その段階で市民の交流とか、実際のホームタウンでのキャンプ、そのようないろんな事業を附属的にさせていただきますので、それはそれとして、また予算のほうを要望させていただくということになろうかと思います。 338: ● 成谷文彦委員 だから、そういうことでも、例えば奈良のスポーツもどんどん利用しましょうと。サッカーとバスケがありますから、そういう人たちを呼ぶ段階で、今の施設が間に合うのかどうかという話になるやん。ぱっと来て、相撲をやるわけでもないし、だから、橿原の施設で受け入れられる施設って限られているでしょう。それを、決まってから施設をつくると、本当に間に合うの。だから、そういう意味合いのことを考えて、本当にスピードアップしてほしいし、真剣に考えてほしいし、早くしていただきたい。もうそれでいいです。 339: ● 廣井一隆委員長 竹森委員。 340: ● 竹森衛委員 予算書の95ページと97ページと。これは関連しますので、コミュニティバスの運行事業費と地域交通網整備事業費、一緒に質問をさせていただきます。  新しく県道橿原神宮東口停車場飛鳥線というのができまして、それで、コミュニティバスの案として、コミュニティバスとしての延伸を考えていると。これは、料金も含めて具体的に明日香村の小山から南浦、そして南山、そして市営香久山墓園、昆虫館と、飛鳥資料館ということで、かめバスとの関係も含めて、路線の計画というのが示されているんですけども、これは、今後、負担の軽減も含めて、どうしていくのかということが1点。  それから、神宮前中央出口からイオンモールにかけての路線バスに関して、当初から東坊城のところにバス停を1つ設置してほしいという要望が、この市の公共交通会議でも出されたわけですけれども、それに向けて、この240万円が計上されているのかどうか。これは、一体どこにどのように設置をするのか。  それから、このイオンモール線に関しては、中学生、高校生がやっぱり夏休み、休日等、友達同士でよく行っているわけです。高校生や中学生の子どもたちのために、割引、つまり今は290円5回分を買えば1,000円。それで200円になるわけですけれども、それに対して、中高生のために、その負担を軽くするために、バス代を軽くするために、今後、そういう計画があるのか。  最後に、超小型モビリティ。これは2,400万計上して走っています、私もよう見ていますけど。これの費用対効果というのは一体、今年2,400万計上されますけれども、この費用対効果、利用度、それらはどうなっているのか。  以上、質問を終わります。お答えください。 341: ● 廣井一隆委員長 生活交通課長。 342: ● 生活交通課長 まず1点目、新県道を活用したバス路線というところでございます。これは、まだ先日の2月の公共交通会議に案としてご提案させていただいたところでございまして、この県道を活用いたしまして、近隣に明日香村のかめバスというのが走っておりまして、その辺のところの調整も踏まえた中で、実際にどういった路線で走らせるのかというのを、今、明日香村とも調整を図っていっているというところでございます。  2点目です。イオンモール行きのバスのところで、東坊城町のバス停の要望があったというところなんですけれども、それにつきましては、現在、旧の県道から少し離れたところに、今、バス停の工事を始めておるところでございます。予算に記載させていただいておりますのは、先ほど申しました県道を使ったバス路線のところの調整を踏まえた中で、位置等とも踏まえて、これは計画をさせていただきたいというふうに思っております。  それから3点目、イオンモール線の学生さんへの割引というところでございます。竹森委員おっしゃっていただきましたように、5枚券の1,000円という分がございます。それは活用していただきたいのはもちろんなんですけれども、そういったお声もある、学生さんのお声もあるというところも、また会議の中でも何かやっていけるところがあれば、ご提案させていただきたいというふうに思っております。  それから最後に、モビリティのMICHIMOの件でございます。現在、MICHIMOの展開をしておるんですけれども、まずこれにつきましては、飛鳥情報交通協議会というところで、これは明日香村、橿原市、高取町、明日香村の振興公社、橿原市観光協会というところで構成されております。これは、いろんな補助金を導入できる枠組みとなっておりまして、それを活用させていただいておるところでございます。今現在の2月までの集計でございます。今年度で2月までで277台のご利用をいただいておるというところでございます。参考までに、昨年度で申しますと122台、これは10月からの半年分になりますけれども、こういった推移で行っておるというところでございます。 343: ● 廣井一隆委員長 成谷委員。 344: ● 成谷文彦委員 2,400万かけて、277台の2月末までの貸し出しやね。それでいいんですか。収入は幾ら、まず。と、使っている台数。 345: ● 廣井一隆委員長 生活交通課長。 346: ● 生活交通課長 まず、ご利用されている方の利用料金なんですけれども、約110万ぐらいの収入というふうに聞いております。台数は6台で運行をいたしております。 347: ● 成谷文彦委員 これは、高取、明日香、橿原で運営しているということですけども、明日香、高取は何台持って、何ぼ売り上げがあって、予算は何ぼなんですか。 348: ● 生活交通課長 明日香村の運行しておる台数と言いますのは11台で運行しておるというところでございます。費用面のことにつきましては、ちょっと明日香村の振興公社に、別の組織になりますので、その辺までのデータはちょっと把握しておりません。  高取町のほうにつきましては、モビリティを持って事業展開しておるところではないです。 349: ● 成谷文彦委員 明日香、聞いて、あした報告をください。すぐわかるでしょう。本当はわかっているやろ。わかっていない。例えば明日香村は11台で、同じような売り上げで、予算は半分以下やったらどうする。そういうことも踏まえて、明日香の予算を、実績と確認して、報告をください。それぐらいすぐわかるやろ、電話したら。明日香村の電話番号知っている。(「はい」と呼ぶ者あり)  委員長、報告を。 350: ● 廣井一隆委員長 報告できますか。大丈夫ですか。生活交通課長。 351: ● 生活交通課長 別組織になりますので、どこまでのデータをいただけるかというのが、またお話をさせていただいて、あした報告させていただきたいと思います。 352: ● 成谷文彦委員 できないようであれば、10時までに連絡ください。自分で調べます。よろしく。これはもうそれ以降の話や。2,400万が妥当なのかどうかと、比べるところがないから、明日香村に聞いたらいいねんな。 353: ● 廣井一隆委員長 じゃ、これもあす以降ということですね。大北委員。 354: ● 大北かずすけ委員 モビリティに関しては、もうそれはあす以降ということでお願いいたします。  その前に、コミュニティバスに関して再度。今、コミュニティバスの乗客、1台の平均乗客数ってどれぐらいですか。 355: ● 廣井一隆委員長 生活交通課長。 356: ● 生活交通課長 まず、今年度の累計予想人数で申しますと、1月までの統計にはなりますが、3万3,157人の利用となっておりまして、ちょっと今、計算で1台当たりというのは出ないんですけれども、今年度の予想人数は、先ほど申しました3万3,157人ということでございます。 357: ● 大北かずすけ委員 全てはわかりませんけれども、基本的にほとんど乗らずに、空気を運んでいるような気がして仕方ないんです。それも、なおかつ途中で乗降客を拾っているというのも、ほとんど見当たらない。始発駅と終着駅では人が乗っているかなという部分もありますので、そういう部分で、検討委員会でそういうことの乗降客の検討、それとあとは旧県道と言いますか、コースの変更を、できればバスを小型化にして、もう少し、もともとのバスが走っていたバス路線を走って、今の広いバスじゃなくて、人がいるところをバスが走って、人がいるところで駐車場をつくって運行するということの計画は、見直しは、1年間待ちました。一応去年4月に運行して、1年間検討しますというお話がありましたので、1年間、この結果を見させてもらおうと思って待っていて、それの1年間の検証、今後の方向性をもう一度お願いできますか。 358: ● 生活交通課長 まず、バスの小型化というところなんですけれども、現在コミュニティバスのリースが切れまして、所有が橿原市という所有形態になっておりますので、まずこれにつきましては、比較的小型のポンチョ型と呼ばれるものですので、できましたらそれで運行させていただきたいというところと、また先ほどの説明とちょっとかぶる部分があるかもしれませんけれども、新県道も含めた中での公共交通のあり方というところのコミュニティバスを位置づけて考えていきたいというふうに考えております。 359: ● 大北かずすけ委員 ということになれば、地元自治会であるとか、そういう意見をもう少し具体的に聞いて、その中で検討していただけると理解していいんですか。ただ、今走っているところを少し手直しするだけであるという形であるとか、もう少し思い切った形で、本当に利用しやすいような形で検討し直すというところまで踏み込めるのかどうですか。 360: ● 生活交通課長 まず、バスの交通網を考えるときに、インフラ整備のところもございます。京奈和自動車道であったり、橿原運動公園線といったところの整備にあわせまして、それらとリンクしたような形でバス路線のほうも考え、また公共交通会議には、市民の代表ということで自治委員さんにも来ていただいておりますので、そちらのお声も参考にはさせていただき、計画に当たっていきたいというふうに考えております。 361: ● 廣井一隆委員長 総務費でまだまだありますか。大北委員。 362: ● 大北かずすけ委員 簡単に答えていただければ結構です。  71ページ、先ほどとめられましたけれども、複合施設維持管理業務委託料、また複合施設運営業務委託料、これについてご説明願えますか。 363: ● 廣井一隆委員長 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 364: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 複合施設維持管理業務委託料1,642万8,000円でございます。これにつきましては、3月3日の特別委員会でご説明させていただきましたように、新分庁舎のオープンの時期を4月1日から2月13日に早めてオープンさせていただくということでお願いいたしました。維持管理業務というのは、当初、引き渡しが2月28日でございましたので、そこから29年度分につきましては、3月31日までというのを見込んでおりますけれども、早期オープンにつきまして、引き渡しが平成30年1月15日になりますもので、そこから維持管理業務が発生するという形になります。その分を追加で予算計上させていただいております。これは、PFI事業者が維持管理業務として提案していただいている金額を月割にさせていただきまして、今2カ月分計上させていただいております。
    365: ● 大北かずすけ委員 早くオープンするから、その分の維持管理費が発生したということですね。逆に、今早くオープンすることによって、貸し館という部分もあるんですか。 366: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 新分庁舎のところには、4階にコンベンション施設というものがございます。そちらのほうは、同じく2月13日にオープンで、貸し館業務をスタートする予定でございます。 367: ● 大北かずすけ委員 ということは、逆に収入もまた上がってくるということですね、貸し館なら貸せば。あと1階には貸し館はないんですか。1階は飲食店等が入るかなという話があったかと思うんですが。 368: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 ちょっと質問の趣旨を、私が間違っておりました。このPFI事業では、宿泊施設と、それから飲食、物販の施設が入るということになっております。宿泊施設につきましては、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントが、5階から10階までを宿泊施設と運営すると。それは、月坪2,500円ということで賃料が定まっておりますので、早期オープンについては、それの分の費用が、収入として発生するということでございます。また、飲食、物販施設につきましても同様でございまして、早くオープンする分、こちらは月坪1万円でございます。その分が追加で、歳入として予算計上させていただいております。 369: ● 大北かずすけ委員 確認だけ、歳入のどこに上げていたんかな。それだけ、ちょっと教えて。 370: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 一般会計予算説明書の47ページ、複合施設賃料収入。ここで606万9,000円ということで計上させていただいております。これは、宿泊施設の賃料と飲食、物販施設の賃料と、それから1階にATMが入ることになってございます。そちらの3施設の収入でございます。 371: ● 大北かずすけ委員 わかりました。  次に行きます。73ページ、上から4行目、本庁舎整備調査業務委託料。これについて説明をお願いできますか。 372: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 本庁舎整備等業務委託料でございます。こちらにつきましては、本庁舎の建てかえを現在地にて行う場合、必要な機能や規模から配置計画の検討を行い、従来方式やDB方式、またPFI方式などの事業手法の比較検討を行います。また、複合施設としてどのような活用ができるのか、民間事業者の意向調査や事業の可能性の調査を行う委託料でございます。 373: ● 大北かずすけ委員 ということは、ここの本庁舎の今後どのような形があるべきかということの検討を、まず委託とする形ですよね。だから、まだ全体像はこれからですよね。これに関して、市のほうは何か注文はつけているんですか。こういう形の部分は入れてほしいとか。言っていないね。駐車場だけで先行したということですね。 374: ● 廣井一隆委員長 佐藤委員。 375: ● 佐藤太郎委員 あしたへの宿題なんですけど、複合施設賃料収入の内訳と、あと新庁舎の維持管理費用ですね。僕が今見ている限り、PFI事業モニタリング、複合施設維持、複合施設運営、新庁舎展望運営費、これ以外にないのかということと、あとその内訳ですね。2カ月でこれだけかかっているということは、1年にしたらすごい額、1億を超えていきますので、どうなっているのかというのを明確にわかるように、書類と言いますか、データでお出しくださいとお願いいたします。 376: ● 廣井一隆委員長 出せますか。総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 377: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 契約書に基づいて、維持管理費用等を出していますので、その契約書のほうを持ってきたいと思います。 378: ● 廣井一隆委員長 契約書全部じゃないでしょう。そのページだけですよね。総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 379: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 契約書のほうで、年度ごとの支払い費用というのを契約書の中で明記しておりますので、その部分の抜粋を持ってきたいというふうに思います。 380: ● 廣井一隆委員長 佐藤委員、それでよろしいですか。 381: ● 佐藤太郎委員 ありがとうございました。 382: ● 廣井一隆委員長 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長。 383: ● 総合政策部副部長兼八木駅周辺整備課長 済みません。もう一つ、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、先ほど佐藤委員が述べられた展望のところの委託料というのは、どこの。 384: ● 佐藤太郎委員 言ってよろしいですか。 385: ● 廣井一隆委員長 はい、言ってください。 386: ● 佐藤太郎委員 ページ195の10番目ぐらいですかね。211万7,000円というのがあるんですけど、要はこの施設に関しての維持管理が、年間どれぐらいかかっているのかというのを検証したいので、資料の提出を求めたいと思います。 387: ● 廣井一隆委員長 観光政策課長。 388: ● 観光政策課長 今、195ページにあります新庁舎展望施設の運営委託業務委託料につきましては、ただいま10階に展望施設のプランニング業務、今年度事業で進めさせていただいております。それにつきまして、運営するに当たって、2カ月分の人件費等の委託をさせていただくと、そういう部分で計上させていただいております。 389: ● 廣井一隆委員長 一連の流れということで、商工費までちょっと話が入っているんですが、ちょっと本来的にはあまり好ましくないと思われます。今回、特別というか、今回はそういう意味で一連の流れの中でペーパーを出すということで、基本的には款ごとにということは、最初に決めておりますので、款の中でやっていただきたい。要望としておきます。  観光政策課長。 390: ● 観光政策課長 ただいまの佐藤委員のご質問に対して、この予算書に上げさせてもらった内訳表をお出ししたらいいという形でよろしいですか。 391: ● 細川佳秀議長 要は2月で210万ほどかかっておるわけやろ、これ、予算計上が。それだったら、年間にしたら、月100万の1,200万かかりますんかという話やんか。そうですか。それやったら、それの一覧を出してくれたら。それの根拠となるものは。 392: ● 廣井一隆委員長 観光政策課長。 393: ● 観光政策課長 その資料について、人件費だけを計上しているんですけども、その人件費の計算方法だけ出させてもらうということで。はい、済みません。 394: ● 廣井一隆委員長 それでは、本日の委員会はこれにて延会し、あす9日午前10時に再開いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 395: ● 廣井一隆委員長 ご異議なしと認め本日は延会し、9日午前10時に再開することに決定いたしました。  なお、ただいまご出席の方々には、改めて開催通知をいたしませんので、ご了承願います。どうもご苦労さまでした。                午後 5時28分   延  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...