橿原市議会 2016-09-01
平成28年９月定例会（第１号） 本文
それでは、ここで市長から祝辞を受けることにいたします。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
5:
◯市長（
森下 豊君） 市民を代表いたしまして一言お祝いを申し上げます。
このたび、奈良県市議会議長会から、在職２０年以上議員として特別表彰を受けられました
竹田きよし議員、並びに在職１５年以上の特別表彰を受けられました竹森議員、そして小川議員、長年にわたりまして本市市会議員として市政運営に、そして橿原の顔としてご尽力をいただきましたこと、心より敬意を表するものでございます。
今後とも、我々の活気あるこの地域を、皆様方と一緒になりまして、元気な地域づくりのための実現に向けてご尽力をいただきますことをご期待申し上げますとともに、ますますご健勝で、ご活躍いただけることを祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。おめでとうございます。
6:
◯議長（
松木雅徳君） ありがとうございました。これをもって伝達式を終わります。
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午前１０時０９分 開会
7:
◯議長（
松木雅徳君） これより平成２８年橿原市議会９月
定例会を開会いたします。
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市長挨拶
8:
◯議長（
松木雅徳君） 開会に当たり、市長から挨拶を受けることにいたします。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
9:
◯市長（
森下 豊君） おはようございます。開会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。
本日ここに平成２８年橿原市議会９月
定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、お忙しい中ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
本
定例会におきましては、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを初めまして、平成２７年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定についてなどの諸議案についてご審議を賜りますことをお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。
10:
◯議長（
松木雅徳君） それでは、これより本日の会議を開きます。
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日程第１ 会議録署名議員の指名
11:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第８０条の規定により、４番、成谷文彦君、１３番、高橋圭一君、１５番、廣井一隆君を指名いたします。
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日程第２ 会期の決定
12:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第２、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本
定例会の会期は本日から９月２７日までの２１日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
13:
◯議長（
松木雅徳君） ご異議なしと認めます。よって、本
定例会の会期は本日から９月２７日までの２１日間と決しました。
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日程第３ 議長報告
14:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第３、議長報告を行います。
議会事務報告、平成２８年５月・６月・７月分の例月出納検査結果報告、平成２８年度監査の結果報告（８月実施）、橿原市内建設関連業者に関する要望について、中国共産党政府による法輪功迫害の停止と、臓器の強制摘出の停止のため日本政府の正義の行動を求める意見書に係る陳情、以上５件につきましてはご配付申し上げたとおりでございますので、よろしくご清覧おき願います。
これをもって議長報告を終わります。
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日程第４ 厚生常任委員会所管事務調査報告
15:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第４、厚生常任委員会所管事務調査報告を受けることにいたします。厚生常任委員長、
奥田英人君。
（２４番
奥田英人君 登壇）
16: ◯２４番（
奥田英人君） ２４番、
奥田英人。厚生常任委員会所管事務調査報告。
平成２８年７月１４日に「介護給付費返還に係る取消訴訟の経過について」と「市総合プール入場券の配布について」と「臨時福祉給付金について」を、８月３１日に「直営デイサービスセンター３施設の運営ついて」と「橿原市総合プールでの事故について」、厚生常任委員会を開催いたしました。
内容については、既にご配付しております厚生常任委員会所管事務調査報告のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告を申し上げます。
17:
◯議長（
松木雅徳君） ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
18:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わり、厚生常任委員会所管事務調査報告を終わります。
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日程第５ 総務常任委員会所管事務調査報告
19:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第５、総務常任委員会所管事務調査報告を受けることにいたします。総務常任委員長、
竹田きよし君。
（１１番
竹田きよし君 登壇）
20: ◯１１番（
竹田きよし君） １１番、
竹田きよしでございます。総務常任委員会所管事務調査報告を申し上げます。
平成２８年８月８日に「橿原市国民健康保険税条例の一部改正について」と「例月出納検査の結果報告について」を、８月２６日に「公共施設等総合管理計画について」と「訴訟（建物収去土地明渡等請求事件）の報告について」と「橿原市パブリックコメント手続実施要綱について」、総務常任委員会を開催いたしました。
内容については、既にご配付いたしております総務常任委員会所管事務調査報告のとおりでございますので、ご了承願います。
以上、報告を終わります。
21:
◯議長（
松木雅徳君） ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
22:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わり、総務常任委員会所管事務調査報告を終わります。
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日程第６ 建設常任委員会所管事務調査報告
23:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第６、建設常任委員会所管事務調査報告を受けることにいたします。建設常任委員長、廣井一隆君。
（１５番 廣井一隆君 登壇）
24: ◯１５番（廣井一隆君） 建設常任委員会所管事務調査報告。
平成２８年８月２６日に「農業委員会所管事務調査報告について」と「一町配水池増設及び既設配水池改修工事について」、建設常任委員会を開催しました。
内容については、既にご配付いたしております建設常任委員会所管事務調査報告のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
25:
◯議長（
松木雅徳君） ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
26:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わり、建設常任委員会所管事務調査報告を終わります。
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日程第７ 文教常任委員会所管事務調査報告
27:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第７、文教常任委員会所管事務調査報告を受けることにいたします。文教常任委員長、大保由香子君。
（１９番 大保由香子君 登壇）
28: ◯１９番（大保由香子君） １９番、大保由香子でございます。文教常任委員会所管事務調査報告をさせていただきます。
平成２８年８月３１日に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う教育委員の任期の特例について」と「教員の処分及び今後の対応について」と「学校施設整備基本計画（案）のパブリックコメントの実施について」と「橿原市立中学校生徒にかかる重大事態における損害賠償等請求事件の経過について」、文教常任委員会を開催いたしました。
内容につきましては、既にご配付いたしております文教常任委員会所管事務調査報告のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告を申し上げます。
29:
◯議長（
松木雅徳君） ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
30:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わり、文教常任委員会所管事務調査報告を終わります。
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日程第８ 市長の行政経過報告
31:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第８、市長の行政経過報告を受けることにいたします。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
32:
◯市長（
森下 豊君） 平成２８年６月議会での報告以降行ってまいりました主な行政経過は、ご配付しております行政経過報告のとおりでございます。主な工事の進捗状況とあわせて、よろしくご高覧いただきますようお願いを申し上げます。
33:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって市長の行政経過報告を終わります。
なお、一般質問の通告は、
文書をもって
発言内容を記載の上、本日午後５時までに提出願います。
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日程第９ 議第４６号 橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正について
34:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第９、議第４６号、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
35:
◯市長（
森下 豊君） 議第４６号、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。
本件につきましては、農業委員会等に関する法律の改正により新たに設置されます農地利用最適化推進委員の報酬を定めるとともに、農業委員会の委員の報酬について、支給方法、報酬額の見直しを行うものでございます。
内容といたしましては、月額・日額併用制で支給していました委員の報酬を月額制に改め、会長、小委員会委員、その他委員及び農地利用最適化推進委員の報酬額をそれぞれ定めるものでございます。
よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
36:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
37:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わります。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
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日程第１０ 議第４７号 橿原市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について
38:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１０、議第４７号、橿原市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
39:
◯市長（
森下 豊君） 議第４７号、橿原市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正についてでございます。
本件につきましては、執行機関の附属機関として、新たに橿原市障がい者福祉基本計画等策定委員会を設置し、当該委員会に橿原市障がい福祉計画策定委員会を統合させるため、所要の改正を行うものでございます。
よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
40:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
41:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わります。
本件は厚生常任委員会に付託いたします。
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日程第１１ 議第４８号 平成２８年度橿原市一般会計補正予算（第２号）について
議第４９号 平成２８年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第１号)
について
議第５０号 平成２８年度橿原市下水道事業会計補正予算（第１号）につ
いて
42:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１１、議第４８号から議第５０号の平成２８年度補正予算に係る議案３件についてを一括して議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
43:
◯市長（
森下 豊君） 議第４８号から議第５０号の３議案につきましては、一括して提案説明をさせていただきます。
まず、議第４８号、平成２８年度橿原市一般会計補正予算（第２号）につきましてご説明申し上げます。
本件につきましては、総額７億７，１２２万円の増額補正をいたしております。
歳出の主な内容といたしましては、基金積立金、八木駅周辺整備費、税外収入等償還金、介護保険制度施行費及び農業委員等報酬等の増額をいたしております。
これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金、繰越金及び市債等を追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
次に、議第４９号、平成２８年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算（第１号）につきましてご説明申し上げます。
本件につきましては、総額２０５万２，０００円の増額補正をいたしております。
歳出の内容といたしましては、国民健康保険事務管理費を増額しています。
これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金を追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
最後に、議第５０号、平成２８年度橿原市下水道事業会計補正予算（第１号）についてご説明申し上げます。
本件につきましては、第２条で特例的収入及び支出の金額を定めています。
概要を申し上げますと、公営企業会計へ移行するための打ち切り決算に伴いまして、決算額が確定したことによりまして、未収金及び未払金を補正するものでございます。
よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
44:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。
なお、質疑される場合は、議案番号等を述べられてからお願いいたします。
それでは、質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
45:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わります。
お諮りします。本３件については１０人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
46:
◯議長（
松木雅徳君） ご異議なしと認めます。よって、本３件については１０人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第５条第１項の規定により、２番、亀甲義明君、４番、成谷文彦君、５番、竹森 衛君、７番、小川和俊君、１０番、杉井康夫君、１１番、
竹田きよし君、１７番、槇尾幸雄君、１８番、松尾高英君、２２番、田中かずとも君、２４番、
奥田英人君、以上１０人の諸君を指名いたします。
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日程第１２ 認第 １号 平成２７年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について
認第 ２号 平成２７年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
について
認第 ３号 平成２７年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
定について
認第 ４号 平成２７年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
いて
認第 ５号 平成２７年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認
定について
認第 ６号 平成２７年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
認第 ７号 平成２７年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳
出決算認定について
認第 ８号 平成２７年度橿原市墓園事業特別会計歳入歳出決算認定につ
いて
認第 ９号 平成２７年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定
について
認第１０号 平成２７年度橿原市上水道事業会計剰余金の処分及び決算認
定について
47:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１２、認第１号から認第１０号までの平成２７年度決算に係る議案１０件についてを一括して議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
48:
◯市長（
森下 豊君） 認第１号から認第１０号までの１０議案につきましては、一括して提案説明をいたします。
まず、認第１号、平成２７年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定につきまして、全般的な概要を申し上げます。
歳入決算額４４３億８，４１８万６，９０４円に対しまして、歳出決算額は４２０億１，４２８万３，９４９円で、差し引き２３億６，９９０万２，９５５円の黒字となっております。
このうち翌年度への繰り越し事業充当財源９億５，４６４万７，８２０円を差し引きました１４億１，５２５万５，１３５円が翌年度への純繰越金となり、前年度の純繰越金１５億５，５６７万８，３０５円を差し引きました単年度収支は１億４，０４２万３，１７０円の赤字となっております。
次に、歳入の概要を申し上げますと、予算現額４７２億２，４１０万８，８５０円に対しまして、９４％の収入済額となっており、調定額４５５億３，８４７万９，７６６円に対しましては、９７．５％の収入で、１０億８，６６９万７，３８８円の収入未済額となっております。また、前年度決算額に比べますと、１７億９，４８７万２，８４５円、４．２％の増となっております。その主な要因といたしましては、地方消費税交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金、寄附金などが増加したことによるものでございます。
続きまして、歳出決算額の概要を申し上げますと、予算現額に対しまして８９％の支出済額で、５２億９８２万４，９０１円の未執行となっております。そのうち、翌年度への繰越額１３億９，８４９万９３８円を差し引きました３８億１，１３３万３，９６３円が不用額となっております。また、前年度決算額に比べまして１２億４，５１１万７，３６０円、３．１％の増となっています。
平成２７年度の予算の執行に当たりましては、限られた財源を有効に活用し、高度化・多様化する市民ニーズに応えるため、生活関連の社会資本整備を初め、少子高齢化社会への取り組みなどを積極的に推進し、本市の特性を生かした魅力あるまちづくりを推進いたしました。また、社会経済情勢の変化に適切に対処し、中長期的な視点に立った安定した財政構造を確立するため、財源の確保はもちろんのこと、基金への積み立てや一般行政経費の節減及び合理化に努め、財源の計画的・重点的配分に努めたものでございます。
次に、認第２号、平成２７年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額１６０億１，３３３万円に対しまして、歳入決算額１６０億１，５２１万８，０７４円、歳出決算額１５８億９，９６０万５，６１５円で、１億１，５６１万２，４５９円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第３号、平成２７年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
予算現額１３億５，８８０万円に対しまして、歳入決算額１３億３，３２７万９，９８０円、歳出決算額１３億２，９４１万９，１８０円で、３８６万８００円が翌年度への純繰越金となっています。
次に、認第４号、平成２７年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額８５億１，１３８万５，０００円に対しまして、歳入決算額７６億２，８４８万１２３円、歳出決算額７２億７，３８５万７，５２９円で、３億５，４６２万２，５９４円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第５号、平成２７年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額４６億２６８万１，７２０円に対しまして、歳入決算額３９億１，８７２万６７円、歳出決算額４０億７５７万４，００５円で、８，８８５万３，９３８円の赤字が発生しておりますが、公営企業会計への移行のための打ち切り決算に伴うものでございまして、地方公営企業法の規定の全部適用に伴いまして、橿原市下水道事業会計に引き継いでおります。
次に、認第６号、平成２７年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額１億８，１８０万円に対しまして、歳入決算額１億８，４３３万１，６１３円、歳出決算額１億７，３３６万８，１４３円で、１，０９６万３，４７０円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第７号、平成２７年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額７，９８６万８，０００円に対しまして、歳入決算額２，８７６万７，８９１円、歳出決算額７，０５５万９，１８６円で、４，１７９万１，２９５円の赤字が発生しておりますので、平成２８年度の歳入から不足分の繰上充用を行っております。
次に、認第８号、平成２７年度橿原市墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額７，１１０万円に対しまして、歳入決算額６，７４６万１，１４５円、歳出決算額６，３５８万６，１７２円で、３８７万４，９７３円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第９号、平成２７年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定について説明いたします。
予算現額４８億７，５３０万円に対しまして、歳入決算額４８億９，１６３万１４４円、歳出決算額３５億３，９８０万３，２２３円で、１３億５，１８２万６，９２１円が翌年度への純繰越金となっております。
最後に、認第１０号、平成２７年度橿原市上水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について、その概要を説明申し上げます。
剰余金処分につきましては、地方公営企業会計基準の改正に伴いまして、昨年度から新設されました長期前受金戻入額の累計４億８，９８１万１，８５９円とその他未処分利益剰余金変動額４０億２，０７０万３５０円の合計額を自己資本金へ組み入れる処分を行うことについて、議決を求めるものでございます。
また、決算認定につきましては、収益的収入３０億３，６０３万２３５円に対しまして、収益的支出２５億５，１１２万６，７６０円で、差し引き４億８，４９０万３，４７５円の純利益に、前年度繰越利益剰余金４５億１，３１５万１，７６９円を加えました４９億９，８０５万５，２４４円のうち剰余金処分額を差し引きました４億８，７５４万３，０３５円を翌年度に繰り越す繰越利益剰余金といたします。
また、資本的収入は１億２，４０４万８，５５０円、資本的支出は５億６，３８１万５，３１１円となり、不足する額４億３，９７６万６，７６１円は、当年度分消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填いたしました。
以上が歳入歳出決算の概要でございますが、詳細につきましては決算附属書類及び決算審査意見書をご高覧いただきまして、ご審議いただきますよう、よろしくお願いをいたします。
49:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。
なお、質疑される場合は、議案番号等を述べられてからお願いします。
それでは、質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
50:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。本１０件については、１０人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
51:
◯議長（
松木雅徳君） ご異議なしと認めます。よって、本１０件については１０人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員選任については、委員会条例第５条第１項の規定により、１番、大北かずすけ君、３番、
森下みや子君、６番、西川正克君、８番、奥田 寛君、９番、細川佳秀君、１２番、樫本利明君、１３番、高橋圭一君、１５番、廣井一隆君、１６番、河合 正君、１９番、大保由香子君、以上１０人の諸君を指名いたします。
さきに設置されました予算特別委員会及び決算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、本会議休憩中に予算特別委員会はロビーに、決算特別委員会は委員会室にお集まりください。
それでは、暫時休憩します。再開時間は１０時５０分といたします。
午前１０時４０分 休憩
─────────────
午前１０時５２分 再開
52:
◯議長（
松木雅徳君） 休憩中の本会議を再開いたします。
休憩中に予算特別委員会並びに決算特別委員会の正副委員長の互選を行いました結果、予算特別委員長に竹森 衛君、同じく副委員長に成谷文彦君が、決算特別委員長に大北かずすけ君、同じく副委員長に西川正克君がそれぞれ互選されましたので、ご報告申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第１３ 承第４号 橿原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に関する専決
処分の報告について
53:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１３、承第４号、橿原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に関する専決処分の報告についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
54:
◯市長（
森下 豊君） 承第４号、橿原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に関する専決処分の報告についてでございます。
本件につきましては、市民の納税環境を整えるため、普通徴収の方法によって徴収する国民健康保険税の納期ごとの分割金額の端数計算の方法を変更することにつきまして、平成２８年度の課税業務上、急を要したため、地方自治法第１７９条第１項の規定により専決処分を行ったことにつきまして、同条第３項の規定に基づき、これを報告し、議会の承認を求めるものでございます。
よろしくご承認を賜りますようお願いを申し上げます。
55:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。質疑はありませんか。竹森君。
（５番 竹森 衛君 登壇）
56: ◯５番（竹森 衛君） ５番、竹森 衛でございます。承第４号、橿原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に関する専決処分の報告について質問いたします。
既に８月８日に総務常任委員会が開会されまして、この問題について、その扱いについて所管の委員から厳しい問いただしもあるわけですけれども、もちろんこれは市民にとっていいということでありますけれども、問題は、８月８日に会議を開く前に、議員には専決処分に関しての書類が渡されています。６月議会でも専決処分のことに関して意見を言わせていただきましたけれども、専決処分というのは、本当に急を要すると。例えば、地方自治法第１７９条の規定で議会が成立しないとき、地方自治法第１３３条のただし書きの場合において、なお会議を開くことができないとき、特に緊急を要するための議会を招集する時間的余裕がないこと、そういうことでどうしてもやむを得ずということになりますけれども、今回は、市民にとって当然いいことです。いいというか、納付の仕方について平準化しているわけですけれども、それやから、９月議会で専決処分で議決をもらえばいいじゃないかと、そういう安易さがあるんじゃないでしょうか。
例えば、この議案について、議長や議運の委員長などにどういうふうに諮って、そして、どうしても議会の日程がとれないということの理由も総務委員会では示されていません。こんなの、半日、１日あれば所管の委員会を開いて、本会議で。それはそれで、国保の条例というのは大事な条例の１つですし、市民にとってもその条例が変えられるというのは重要な条例改正になるわけですけれども、それについて、今後どのように改善していくのか。間違い、例えば６月議会に出すべきであったと。それは、人間、誤りはするわけで、それに対してどういうふうな手順をもって措置を講じたのか、その点について答弁してください。
57:
◯議長（
松木雅徳君） 西田審議監。
（説明員 西田喜一郎君 登壇）
58: ◯政策審議監（西田喜一郎君） 政策審議監の西田でございます。５番、竹森議員さんのご質問にお答えいたします。
確かに竹森議員ご指摘のとおり、８月８日の総務常任委員会で報告させていただいたということでございました。確かにそのときに奥田 寛委員さんほか、多々厳しい意見をいただいております。「いつでもできるのか」ということまで言われましたけれども、今回、この案件に関しましては、先ほど議員お述べのとおり、市民のためになることでございましたけれども、当然、６月議会がございました。その時点で上げるべき案件であったということは承知しております。ただ、我々のほうで、事務方のほうで、この案件につきましては、納税額を期割で１００円単位に変えるということで、条例改正をせずにできるのではないかと誤解しておったということがございました。そのことを、先ほどお述べのとおり、我々、議長、副議長さんに報告いたしまして、申しわけないですけれども、納税期限が迫っておるということで、課税する必要がございましたので、それには条例改正の必要があったということでございます。
今回、まことに申しわけなかったんですけれども、本来、６月議会できちっと審議していただいて、議論していただく案件でございましたけれども、それができなかったということで、これは我々がまさに、議会を軽視したわけではございませんけれども、本質であります、きちっと条例に上げていくということを承知しておらなかったということで、まことに申しわけございません。
今回の案件につきましては、熟知していなかったということで専決処分したわけでございますけれども、先ほどお述べのとおり、この案件につきまして、本当にきちっと説明して、議論いただくべきものであったことは承知しております。これからはこういうことのないように、我々も襟を正して、市民と議会にはきちっと報告してまいる所存でございます。まことに申しわけございませんでした。
59:
◯議長（
松木雅徳君） 竹森君、もういいですか。（「はい」と竹森君呼ぶ）
これをもって質疑を終わります。
お諮りします。承第４号につきましては、会議規則第３６条第３項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
60:
◯議長（
松木雅徳君） ご異議なしと認めます。本件は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
61:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって討論を終わります。
承第４号について採決いたします。本件は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
62:
◯議長（
松木雅徳君） ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。
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日程第１４ 報第６号 平成２７年度橿原市健全化判断比率及び資金不足比率の報告に
ついて
63:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１４、報第６号、平成２７年度橿原市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。
報告の朗読を省略いたします。
市長から報告の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
64:
◯市長（
森下 豊君） 報第６号、平成２７年度橿原市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございます。
本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第３条第１項及び第２２条第１項の規定に基づきましてご報告を申し上げます。
まず、健全化判断比率の１つ目の指標、実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額の標準財政規模に対する比率を見るものでございます。今年度も実質赤字額は生じておりません。
２つ目の指標、連結実質赤字比率は、全会計を対象としました実質赤字または資金不足額の標準財政規模に対する比率を見るものでございます。今年度も連結実質赤字額は生じておりません。
３つ目の指標、実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金等の標準財政規模に対する比率を見るものでございます。昨年度より０．３ポイント改善し、８．９％となっております。なお、早期健全化基準は２５％でございます。
４つ目の指標、将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率を見るものでございます。昨年度より８．６ポイント改善し、７５．９％となっております。なお、早期健全化基準は３５０％となっています。
次に、資金不足比率でありますが、この指標は公営企業の健全化の指標として設けられたもので、資金不足額の事業規模に対する比率を見るものでございます。今年度は、上水道事業では資金不足額は生じておりません。下水道事業は７．１％の資金不足比率でございますが、地方公営企業法の規定の全部適用に伴う打ち切り決算によるものでございます。なお、早期健全化基準に相当する経営健全化基準は２０％となっています。
以上、述べましたように、本市におきましては、財政状況の指標となる健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、全てが国の定めた基準内という状況でございます。
ご報告を終わります。
65:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
66:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わり、報第６号の報告を終わります。
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日程第１５ 報第７号 平成２７年度橿原市土地開発公社の経営状況の報告について
67:
◯議長（
松木雅徳君） 日程第１５、報第７号、平成２７年度橿原市土地開発公社の経営状況の報告についてを議題といたします。
報告の朗読を省略いたします。
市長から報告の説明を求めます。市長。
（市長
森下 豊君 登壇）
68:
◯市長（
森下 豊君） 報第７号、平成２７年度橿原市土地開発公社の経営状況の報告についてでございます。
本件につきましては、過日、理事会で承認されました平成２７年度橿原市土地開発公社の決算についてご報告申し上げます。
まず、収益的収入におきましては２億６，８０８万２，６４４円となっております。主なものといたしましては、市からの買い戻し等による土地売却収益は２億５，１１０万１０円で、売却面積は２，４８５．５１平方メートルでございます。
一方、収益的支出におきましては２億６，６０６万８，０４６円となっており、差し引き２０１万４，５９８円が当年度の純利益でございます。純利益につきましては、繰越利益準備金を増額いたしまして整理を行っています。
続きまして、資本的収入におきましては、共有財産処分特別会計への借換返済資金に係る長期借入金で３５億円となっております。
一方、資本的支出は４１億３，７０１万３，６９７円となっております。まず、公有地取得事業費といたしましては４４９万６，２１９円であり、その内訳は、土地造成費、支払利息、事務費でございます。残りは長期借入金償還金であり、４１億３，２５１万７，４７８円となっております。
詳細につきましては、決算報告書及び附属書類をご高覧いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
69:
◯議長（
松木雅徳君） これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
70:
◯議長（
松木雅徳君） これをもって質疑を終わり、報第７号の報告を終わります。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。本日はこれにて散会し、あす９月８日から９月１９日まで本会議を休会とし、９月２０日午前１０時に再開したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
71:
◯議長（
松木雅徳君） ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、９月２０日午前１０時に再開することに決しました。改めて再開通知はいたしませんから、ご了承願います。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午前１１時０７分 散会
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