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平成21年決算特別委員会(平成20年度決算) 本文 開催日: 2009-09-07
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    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成21年決算特別委員会(平成20年度決算) 本文 2009-09-07 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 472 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  松尾高英委員長 選択 2 :  松尾高英委員長 選択 3 :  竹森衛委員 選択 4 :  松尾高英委員長 選択 5 :  総務部次長 選択 6 :  竹森衛委員 選択 7 :  総務部次長 選択 8 :  竹森衛委員 選択 9 :  総務部次長 選択 10 :  松尾高英委員長 選択 11 :  竹森衛委員 選択 12 :  松尾高英委員長 選択 13 :  代表監査委員 選択 14 :  竹森衛委員 選択 15 :  松尾高英委員長 選択 16 :  監査課長 選択 17 :  松尾高英委員長 選択 18 :  森下みや子委員 選択 19 :  松尾高英委員長 選択 20 :  市民経済部長 選択 21 :  森下みや子委員 選択 22 :  市民経済部長 選択 23 :  松尾高英委員長 選択 24 :  竹森衛委員 選択 25 :  松尾高英委員長 選択 26 :  税務局次長 選択 27 :  竹森衛委員 選択 28 :  税務局次長 選択 29 :  松尾高英委員長 選択 30 :  竹田きよし委員 選択 31 :  松尾高英委員長 選択 32 :  福祉総務課長 選択 33 :  竹田きよし委員 選択 34 :  松尾高英委員長 選択 35 :  リサイクルプラザ館長 選択 36 :  松尾高英委員長 選択 37 :  竹田きよし委員 選択 38 :  松尾高英委員長 選択 39 :  福祉総務課長 選択 40 :  松尾高英委員長 選択 41 :  竹田きよし委員 選択 42 :  松尾高英委員長 選択 43 :  槇尾幸雄副委員長 選択 44 :  竹田きよし委員 選択 45 :  松尾高英委員長 選択 46 :  代表監査委員 選択 47 :  竹田きよし委員 選択 48 :  代表監査委員 選択 49 :  松尾高英委員長 選択 50 :  森下みや子委員 選択 51 :  松尾高英委員長 選択 52 :  施設課長 選択 53 :  森下みや子委員 選択 54 :  松尾高英委員長 選択 55 :  総務部長 選択 56 :  松尾高英委員長 選択 57 :  竹森衛委員 選択 58 :  松尾高英委員長 選択 59 :  税務局長 選択 60 :  松尾高英委員長 選択 61 :  竹森衛委員 選択 62 :  松尾高英委員長 選択 63 :  市民経済部長 選択 64 :  竹森衛委員 選択 65 :  市民経済部長 選択 66 :  竹森衛委員 選択 67 :  市民経済部長 選択 68 :  松尾高英委員長 選択 69 :  竹森衛委員 選択 70 :  松尾高英委員長 選択 71 :  住宅課長 選択 72 :  竹森衛委員 選択 73 :  住宅課長 選択 74 :  竹森衛委員 選択 75 :  住宅課長 選択 76 :  松尾高英委員長 選択 77 :  竹森衛委員 選択 78 :  松尾高英委員長 選択 79 :  財産管理課長 選択 80 :  松尾高英委員長 選択 81 :  総務部長 選択 82 :  竹森衛委員 選択 83 :  松尾高英委員長 選択 84 :  槇尾幸雄副委員長 選択 85 :  竹森衛委員 選択 86 :  槇尾幸雄副委員長 選択 87 :  竹森衛委員 選択 88 :  松尾高英委員長 選択 89 :  副市長 選択 90 :  竹森衛委員 選択 91 :  松尾高英委員長 選択 92 :  竹森衛委員 選択 93 :  松尾高英委員長 選択 94 :  議会事務局次長 選択 95 :  松尾高英委員長 選択 96 :  樫本利明委員 選択 97 :  松尾高英委員長 選択 98 :  総務部次長 選択 99 :  樫本利明委員 選択 100 :  総務部次長 選択 101 :  樫本利明委員 選択 102 :  松尾高英委員長 選択 103 :  副市長 選択 104 :  樫本利明委員 選択 105 :  松尾高英委員長 選択 106 :  槇尾幸雄副委員長 選択 107 :  松尾高英委員長 選択 108 :  樫本利明委員 選択 109 :  松尾高英委員長 選択 110 :  監査委員事務局長 選択 111 :  樫本利明委員 選択 112 :  松尾高英委員長 選択 113 :  副市長 選択 114 :  松尾高英委員長 選択 115 :  竹田きよし委員 選択 116 :  松尾高英委員長 選択 117 :  政策監 選択 118 :  竹田きよし委員 選択 119 :  松尾高英委員長 選択 120 :  奥田英人委員 選択 121 :  松尾高英委員長 選択 122 :  定額給付金等交付事業推進本部課長 選択 123 :  松尾高英委員長 選択 124 :  竹森衛委員 選択 125 :  松尾高英委員長 選択 126 :  広報広聴課長 選択 127 :  松尾高英委員長 選択 128 :  槇尾幸雄副委員長 選択 129 :  広報広聴課長 選択 130 :  松尾高英委員長 選択 131 :  竹森衛委員 選択 132 :  松尾高英委員長 選択 133 :  総務課長 選択 134 :  松尾高英委員長 選択 135 :  竹森衛委員 選択 136 :  松尾高英委員長 選択 137 :  財産管理課長 選択 138 :  松尾高英委員長 選択 139 :  槇尾幸雄副委員長 選択 140 :  松尾高英委員長 選択 141 :  財産管理課長 選択 142 :  槇尾幸雄副委員長 選択 143 :  松尾高英委員長 選択 144 :  総務部長 選択 145 :  松尾高英委員長 選択 146 :  竹森衛委員 選択 147 :  松尾高英委員長 選択 148 :  財産管理課長 選択 149 :  竹森衛委員 選択 150 :  財産管理課長 選択 151 :  松尾高英委員長 選択 152 :  竹森衛委員 選択 153 :  松尾高英委員長 選択 154 :  税務局次長 選択 155 :  竹森衛委員 選択 156 :  税務局次長 選択 157 :  松尾高英委員長 選択 158 :  松尾高英委員長 選択 159 :  松尾高英委員長 選択 160 :  竹森衛委員 選択 161 :  松尾高英委員長 選択 162 :  障がい福祉課長 選択 163 :  障がい福祉課長補佐 選択 164 :  竹森衛委員 選択 165 :  障がい福祉課長補佐 選択 166 :  松尾高英委員長 選択 167 :  竹田きよし委員 選択 168 :  松尾高英委員長 選択 169 :  福祉総務課長 選択 170 :  松尾高英委員長 選択 171 :  竹田きよし委員 選択 172 :  松尾高英委員長 選択 173 :  健康福祉部長 選択 174 :  松尾高英委員長 選択 175 :  竹田きよし委員 選択 176 :  松尾高英委員長 選択 177 :  危機管理室長 選択 178 :  松尾高英委員長 選択 179 :  竹田きよし委員 選択 180 :  松尾高英委員長 選択 181 :  槇尾幸雄副委員長 選択 182 :  松尾高英委員長 選択 183 :  副市長 選択 184 :  松尾高英委員長 選択 185 :  竹森衛委員 選択 186 :  松尾高英委員長 選択 187 :  福祉総務課長 選択 188 :  松尾高英委員長 選択 189 :  竹森衛委員 選択 190 :  松尾高英委員長 選択 191 :  危機管理室長 選択 192 :  松尾高英委員長 選択 193 :  竹森衛委員 選択 194 :  松尾高英委員長 選択 195 :  障がい福祉課長 選択 196 :  松尾高英委員長 選択 197 :  竹森衛委員 選択 198 :  松尾高英委員長 選択 199 :  かしの木園長 選択 200 :  松尾高英委員長 選択 201 :  竹森衛委員 選択 202 :  松尾高英委員長 選択 203 :  健康福祉部次長 選択 204 :  竹森衛委員 選択 205 :  健康福祉部次長 選択 206 :  松尾高英委員長 選択 207 :  槇尾幸雄副委員長 選択 208 :  かしの木園長 選択 209 :  松尾高英委員長 選択 210 :  槇尾幸雄副委員長 選択 211 :  松尾高英委員長 選択 212 :  竹森衛委員 選択 213 :  松尾高英委員長 選択 214 :  市民課長 選択 215 :  松尾高英委員長 選択 216 :  竹田きよし委員 選択 217 :  松尾高英委員長 選択 218 :  森下みや子委員 選択 219 :  松尾高英委員長 選択 220 :  健康増進課長 選択 221 :  森下みや子委員 選択 222 :  健康増進課長 選択 223 :  森下みや子委員 選択 224 :  松尾高英委員長 選択 225 :  竹森衛委員 選択 226 :  松尾高英委員長 選択 227 :  公共施設対策室長 選択 228 :  松尾高英委員長 選択 229 :  文化財課長 選択 230 :  松尾高英委員長 選択 231 :  竹森衛委員 選択 232 :  松尾高英委員長 選択 233 :  公共施設対策室長 選択 234 :  松尾高英委員長 選択 235 :  槇尾幸雄副委員長 選択 236 :  文化財課長 選択 237 :  槇尾幸雄副委員長 選択 238 :  文化財課長 選択 239 :  槇尾幸雄副委員長 選択 240 :  松尾高英委員長 選択 241 :  公共施設対策室長 選択 242 :  槇尾幸雄副委員長 選択 243 :  松尾高英委員長 選択 244 :  公共施設対策室長 選択 245 :  松尾高英委員長 選択 246 :  槇尾幸雄副委員長 選択 247 :  松尾高英委員長 選択 248 :  文化財課長 選択 249 :  槇尾幸雄副委員長 選択 250 :  松尾高英委員長 選択 251 :  公共施設対策室長 選択 252 :  松尾高英委員長 選択 253 :  槇尾幸雄副委員長 選択 254 :  松尾高英委員長 選択 255 :  市長 選択 256 :  松尾高英委員長 選択 257 :  竹森衛委員 選択 258 :  松尾高英委員長 選択 259 :  文化財課長 選択 260 :  松尾高英委員長 選択 261 :  竹森衛委員 選択 262 :  松尾高英委員長 選択 263 :  市長 選択 264 :  松尾高英委員長 選択 265 :  松尾高英委員長 選択 266 :  竹森衛委員 選択 267 :  松尾高英委員長 選択 268 :  竹森衛委員 選択 269 :  松尾高英委員長 選択 270 :  浄化センター所長 選択 271 :  松尾高英委員長 選択 272 :  業務課長 選択 273 :  松尾高英委員長 選択 274 :  森下みや子委員 選択 275 :  松尾高英委員長 選択 276 :  環境事業部次長 選択 277 :  森下みや子委員 選択 278 :  環境事業部次長 選択 279 :  森下みや子委員 選択 280 :  松尾高英委員長 選択 281 :  美化推進局長 選択 282 :  森下みや子委員 選択 283 :  美化推進局長 選択 284 :  森下みや子委員 選択 285 :  松尾高英委員長 選択 286 :  環境事業部長 選択 287 :  松尾高英委員長 選択 288 :  環境事業部長 選択 289 :  森下みや子委員 選択 290 :  環境事業部次長 選択 291 :  槇尾幸雄副委員長 選択 292 :  松尾高英委員長 選択 293 :  槇尾幸雄副委員長 選択 294 :  松尾高英委員長 選択 295 :  美化推進局長 選択 296 :  松尾高英委員長 選択 297 :  槇尾幸雄副委員長 選択 298 :  美化推進局長 選択 299 :  松尾高英委員長 選択 300 :  森下みや子委員 選択 301 :  松尾高英委員長 選択 302 :  松尾高英委員長 選択 303 :  松尾高英委員長 選択 304 :  竹森衛委員 選択 305 :  松尾高英委員長 選択 306 :  農業委員会事務局長 選択 307 :  竹森衛委員 選択 308 :  農業委員会事務局長 選択 309 :  松尾高英委員長 選択 310 :  竹森衛委員 選択 311 :  松尾高英委員長 選択 312 :  竹森衛委員 選択 313 :  松尾高英委員長 選択 314 :  商工経済課長 選択 315 :  竹森衛委員 選択 316 :  商工経済課長 選択 317 :  竹森衛委員 選択 318 :  商工経済課長 選択 319 :  松尾高英委員長 選択 320 :  森下みや子委員 選択 321 :  松尾高英委員長 選択 322 :  商工経済課長 選択 323 :  松尾高英委員長 選択 324 :  森下みや子委員 選択 325 :  槇尾幸雄副委員長 選択 326 :  松尾高英委員長 選択 327 :  槇尾幸雄副委員長 選択 328 :  松尾高英委員長 選択 329 :  商工経済課長 選択 330 :  松尾高英委員長 選択 331 :  森下みや子委員 選択 332 :  松尾高英委員長 選択 333 :  竹森衛委員 選択 334 :  松尾高英委員長 選択 335 :  商工経済課長 選択 336 :  竹森衛委員 選択 337 :  商工経済課長 選択 338 :  竹森衛委員 選択 339 :  商工経済課長 選択 340 :  松尾高英委員長 選択 341 :  竹森衛委員 選択 342 :  松尾高英委員長 選択 343 :  観光課長 選択 344 :  竹森衛委員 選択 345 :  観光課長 選択 346 :  竹森衛委員 選択 347 :  観光課長 選択 348 :  松尾高英委員長 選択 349 :  樫本利明委員 選択 350 :  松尾高英委員長 選択 351 :  観光課長 選択 352 :  樫本利明委員 選択 353 :  観光課長 選択 354 :  松尾高英委員長 選択 355 :  森下みや子委員 選択 356 :  松尾高英委員長 選択 357 :  松尾高英委員長 選択 358 :  槇尾幸雄副委員長 選択 359 :  松尾高英委員長 選択 360 :  景観室長 選択 361 :  槇尾幸雄副委員長 選択 362 :  景観室長 選択 363 :  松尾高英委員長 選択 364 :  樫本利明委員 選択 365 :  松尾高英委員長 選択 366 :  景観室長 選択 367 :  槇尾幸雄副委員長 選択 368 :  松尾高英委員長 選択 369 :  竹田きよし委員 選択 370 :  松尾高英委員長 選択 371 :  建設部次長 選択 372 :  竹田きよし委員 選択 373 :  建設部次長 選択 374 :  竹田きよし委員 選択 375 :  建設部次長 選択 376 :  松尾高英委員長 選択 377 :  竹森衛委員 選択 378 :  松尾高英委員長 選択 379 :  契約検査課長 選択 380 :  竹森衛委員 選択 381 :  契約検査課長 選択 382 :  松尾高英委員長 選択 383 :  竹森衛委員 選択 384 :  松尾高英委員長 選択 385 :  建築指導課長 選択 386 :  松尾高英委員長 選択 387 :  竹森衛委員 選択 388 :  松尾高英委員長 選択 389 :  都市計画課長 選択 390 :  竹森衛委員 選択 391 :  松尾高英委員長 選択 392 :  財産管理課長 選択 393 :  松尾高英委員長 選択 394 :  竹森衛委員 選択 395 :  松尾高英委員長 選択 396 :  建設部次長 選択 397 :  竹森衛委員 選択 398 :  建設部次長 選択 399 :  松尾高英委員長 選択 400 :  危機管理課長 選択 401 :  松尾高英委員長 選択 402 :  槇尾幸雄副委員長 選択 403 :  松尾高英委員長 選択 404 :  教育委員長 選択 405 :  松尾高英委員長 選択 406 :  教育長 選択 407 :  松尾高英委員長 選択 408 :  槇尾幸雄副委員長 選択 409 :  松尾高英委員長 選択 410 :  成谷文彦委員 選択 411 :  松尾高英委員長 選択 412 :  学校教育課長 選択 413 :  成谷文彦委員 選択 414 :  学校教育課長 選択 415 :  成谷文彦委員 選択 416 :  学校教育課長 選択 417 :  成谷文彦委員 選択 418 :  学校教育課長 選択 419 :  成谷文彦委員 選択 420 :  松尾高英委員長 選択 421 :  総務部長 選択 422 :  成谷文彦委員 選択 423 :  松尾高英委員長 選択 424 :  市長 選択 425 :  松尾高英委員長 選択 426 :  竹森衛委員 選択 427 :  松尾高英委員長 選択 428 :  学校教育課長 選択 429 :  松尾高英委員長 選択 430 :  教育総務部長 選択 431 :  松尾高英委員長 選択 432 :  学校教育課長 選択 433 :  松尾高英委員長 選択 434 :  世界遺産推進課長 選択 435 :  松尾高英委員長 選択 436 :  中央公民館長 選択 437 :  松尾高英委員長 選択 438 :  教育総務部次長 選択 439 :  松尾高英委員長 選択 440 :  昆虫館長 選択 441 :  松尾高英委員長 選択 442 :  竹森衛委員 選択 443 :  松尾高英委員長 選択 444 :  教育総務部長 選択 445 :  松尾高英委員長 選択 446 :  竹森衛委員 選択 447 :  松尾高英委員長 選択 448 :  教育長 選択 449 :  松尾高英委員長 選択 450 :  松尾高英委員長 選択 451 :  教育長 選択 452 :  松尾高英委員長 選択 453 :  竹田きよし委員 選択 454 :  松尾高英委員長 選択 455 :  教育長 選択 456 :  松尾高英委員長 選択 457 :  森下みや子委員 選択 458 :  松尾高英委員長 選択 459 :  学校教育課長 選択 460 :  森下みや子委員 選択 461 :  学校教育課長 選択 462 :  森下みや子委員 選択 463 :  松尾高英委員長 選択 464 :  松尾高英委員長 選択 465 :  松尾高英委員長 選択 466 :  松尾高英委員長 選択 467 :  竹森衛委員 選択 468 :  松尾高英委員長 選択 469 :  松木雅徳委員 選択 470 :  松尾高英委員長 選択 471 :  松尾高英委員長 選択 472 :  松尾高英委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     日程第1 認第1号 平成20年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について                   午前10時02分 開会 ● 松尾高英委員長 日程第1、認第1号、平成20年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は、まず歳入を一括で行い、次に歳出を各款ごとに行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2: ● 松尾高英委員長 はい。ご異議なしと認め、そのようにいたします。なお、質疑の際には、歳入は款名とページ数を、歳出はページ数を言っていただきたいと思います。  それでは歳入の質疑に入ります。質疑ありませんか。はい、竹森委員。 3: ● 竹森衛委員 まず総括的な質問をさせていただきます。  平成20年度の決算状況と調査表、それから監査委員の結語から判断しても、当然経常収支率の比率の高さ、これはその数字を見ても明らかです。弾力性を失って硬直化も進んでいます。三大事業に続いて起債を起こして、現在の償還金額より増やして、地方債の依存体質をまだ深めようとしていますけれども、今現在でもそれから抜け出しているという現状ではありません。今後この決算状況等の調査表をもちろん財政課がつくってるわけですけれども、今後これを、財政改善化の問題も含めて、どう改善しようとしてるのか、それについて答弁をしてください。 4: ● 松尾高英委員長 総務部次長、はい、どうぞ。 5: ● 総務部次長 今委員がおっしゃるとおり、経常収支等の比率につきましては、かなり厳しい状況になってきてるのは事実でございます。経常収支、特に財政の構造の弾力化を示す指標でございます。適正基準が80というふうに言われておりますけども、現実の私どもは、平成19年度決算で98.7、20年度決算で99.4という数字になってきております。これは経常一般交付税、剰余税の大幅な減、これは歳入でございますけども、それから歳出では少子高齢化に伴います扶助費の増、それから退職金、定年退職者の増、それから主にはごみ処理施設等の起債のピークを迎えてるというので、この経常収支がかなり厳しい状況になってきているところでございます。類団と比べましても、類団の平均が94.1ということで、19年度決算でございますけども、35市のうちの21番目でございます。奈良県の平均が98.6ということで、奈良県の平均ともほぼ同額の数字でございます。  今後どういうふうに改善していくかということでございますけども、経常収支につきましては、まだ地方債のピークを今迎えている状況でございまして、数年続いてまいります。少子高齢化に伴います扶助費の増というのは、大体去年とことしで3.4%、金額にして約3億5,000万近く扶助費も増えてきております。今後も続く見込みでございますので、今すぐにこの経常収支の改善とか、そういう弾力性を取り戻すということはできないというふうに考えております。しかしながら地方債の抑制をしておりますので、平成27年度あたりになりますと、地方債の元利償還金がかなり減ってまいります。ちょっと中長期的な目で見なければならないと考えておりますので、財政の抑制をしながら徐々の改善を目指していきたいと考えているところでございます。以上でございます。 6: ● 竹森衛委員 今、近い将来では財政の弾力性をもう一度もとに戻せないと。今、次長がおっしゃられたその答弁の中には、この庁舎の建てかえの問題は加味されていないと思います。地方債の依存体質、もちろん市長の考え方があるわけですけども、八木駅の南北のこの歩道の拡幅等にかかわる負債の規模とか、これから補正予算で組まれている地域防災センター、仮称ですけども、それに伴う新たな2億の起債の発生が伴うような補正予算の計上がされていますけれども、財政課として、昨年、平成18年度の類団の人口の1人当たりの地方債残高が29万447円と。現在、その時点で44万3,000円と。で、24年までに今の計算では約30万4,000円。大体29万円に近づけたいと、こういう計画を立ててると昨年度の決算でおっしゃられてますけど、これは保てますか、今のこの状況で言えば。新たにこれ11億起債起こして、庁舎の建設にかかわってお金が出ていくわけですから、依存的な体質を、本来ならばそういうものをなるべく少なくして、財政の組み立てができるようにしなければならないと考えてますけど、去年次長が言われたこの数字に、29万円に近づけたいということは、これは計画が実際に実行できますか。 7: ● 総務部次長 平成21年の現在で、地方債の市民1人頭、一般会計分で平成20年度末現在額で37万7,000円となっております。で、21年度の末見込みを36万3,416円と見込んでおるところでございます。地方債の残高につきましては抑制を続けておりますので、ピークが平成15年でございました、558億5,667万7,000円ございました。今平成20年度末で474億980万円と、ピークに比べまして約85億円の減少を見ているところでございます。今年も昨年度と比べましても地方債残高は一般会計分で約31億、普通会計で29億、約30億ほどの減少を見ているところでございます。そういうことで、市民1人当り、今20年度末、申し上げました37万7,000円でございますけども、徐々に減らしていく努力を続けていきたいと考えております。以上でございます。 8: ● 竹森衛委員 今の次長の答弁で言えば、全体の予算の中で民生費と言いますか、扶助費にかかわる、決算カードで言えば、性質別の歳出で言えば59億8,100万円と、公債費の決算は58億5,300万と、ほぼそれと同額の公債費と言いますか、それが組まれていますけれども、将来10年スパンで市庁舎の建設の計画を考えてはる中で、この依存体質というのは当面は抜け出せないということですな。 9: ● 総務部次長 今ご指摘の点でございますけども、公債費につきましては私どももシミュレーションをしております。地方債を25億毎年発行する、それから20億発行するという形でのシミュレーションをいたしております。今先ほど申し上げましたように、ごみ処理施設等の大型の事業で財源として発行いたしました地方債が今ピークを迎えている状況でございます。ですから元利償還金といたしまして、約55億から52億台が平成27年まで続いてまいります。それから以降につきましては40億台の真ん中ぐらいに落ちてまいります。それから平成30年度になりますと、約30億台に元利償還金の合計額が落ちていくという状況でございます。これは25億円を毎年借り入れるという条件のもとに設定した額でございます。ですから地方債の残高も先ほど申し上げましたように、100億単位で言いますと、平成19年度で500億台が今続いておりますけども、平成20年に400億台に入りまして、平成26年度では300億台になるというふうに考えております。そしてさらに平成30年度では200億台に地方債の残高が減ってまいると、こういうふうに考えておるところでございます。 10: ● 松尾高英委員長 ほかにありませんか。はい、竹森委員。 11: ● 竹森衛委員 監査委員にお聞きしたいと思います。この監査委員の審査意見書について、補助金の交付について概ね適正に処理されたという意見ですけども、概ねというのはつまり磐石に使われてないという表現ですけど。いや、日本語をとらえるわけじゃないですけど、これは何が概ねという表現に当たるわけですか。例えば領収書がなかったんですか。例えばこれは手書きで書いてたとか。もう万全で完璧にこれは目的に沿って使われてるというふうに普通は書くべきですけど、それはどういう形でこの文章が、表現が出たんでしょうか。 12: ● 松尾高英委員長 はい、代表監査委員
    13: ● 代表監査委員 ご答弁申し上げます。概ねということは、すべての事象について我々全部が、抽出的な点もございますので、その点をお含みいただきたいと思います。以上でございます。 14: ● 竹森衛委員 そしたら抽出してチェックして見てはるということですか。まあ言うたら、パーッと税務署員が原資資料を全部チェックするみたいなんじゃなくて、ピックアップして見て間違いないということですか。 15: ● 松尾高英委員長 はい、監査課長。 16: ● 監査課長 補助金の監査につきましては一部抽出となるところがございますが、交付決定時の精査、また確定時の精査、特に確定時の精査につきましては、領収書の添付等についてかなり踏み込んだ形で添付するよう、またきっちり添付がなされてるかどうか、記載がなされてるかどうかについて監査しております。その中でやはり一部、領収書の日付漏れであるとか、ただし書きで品目等が書いてないとか、明細が書いてなかったとか、その部分についてはきっちりと担当課について指導いたしたものでございます。以上でございます。 17: ● 松尾高英委員長 はい、森下委員。 18: ● 森下みや子委員 ちょっと関連でお尋ねしたいんですけども。  21ページです。自転車駐車場の使用料の件なんですけどもね。使用料というか、自転車の駐輪場の件なんですけれども。それぞれ駅に駐輪場を設置していただいてるんですけれども、その駐輪場の中に体の不自由な方の優先的な駐輪の場所を設置していただきたいというふうな市民の方からの要望をいただいてるんですけれども。まあ要望ですけれども。  21ページの自転車駐車場使用料の件で答弁お願いします。 19: ● 松尾高英委員長 はい、市民経済部長。 20: ● 市民経済部長 ただいま自転車の駐車場の中で障害者の確保ということで、現在17カ所あるわけでございます。それでご指摘のとおり、障害者のスペース等々については現状やっておりません。前向きに検討させていただきたいなと思ってます。何台かスペースをとるということで考えさせてもらいます。以上でございます。 21: ● 森下みや子委員 できるだけ入り口のほうでお願いいたします。 22: ● 市民経済部長 はい。 23: ● 松尾高英委員長 要望でございます。はい、竹森委員。 24: ● 竹森衛委員 ページ12ページから13ページ、市税についてですけども。市税についてお聞きします。監査委員の意見書の中の8ページから9ページも含めて、それに関してお聞きします。  もちろん市税の税収確保は当然必要なことなんですけれども、今の経済状況から言ったら、個人も、言うまでもなく法人も企業を維持するのは大変な状況で、不納欠損額が法人で平成20年度30件出ています。その中で法17条の第7第4項が20件、法第14条の7の第5項、これが10件出ていますけれども、それぞれどういう理由で不納欠損にしたのか、法適用の根拠、それを述べていただきたい、答弁していただきたいと思います。 25: ● 松尾高英委員長 はい、税務局次長。どうぞ。 26: ● 税務局次長 法人に限らず個人の場合も含めまして滞納整理を、税金を滞納された方につきまして、地方税法上、15条の7第1項1号、2号、3号それぞれ、1つは無財産、それから生活困窮、それから財産、それから滞納者ともに所在不明の場合には滞納処分の停止をすると、こういうことになっております。さらに滞納処分の停止をいたしまして3年間経過いたしました場合は、法第15条の7の第4項の規定によりまして納税義務が消滅すると、こういうことになっております。さらに滞納処分の停止をいたしました段階で、将来的に事業の再開の見込みがない等、税を徴収する見込みがないと判断される場合につきましては、地方税法15条の7第5項でございますが、この規定に基づきまして直ちに納税義務を消滅させることができると、こういうことになっております。ですので、委員ご質問の法人市民税につきましては、3年経過をしたことによりまして納税義務が消滅いたしたものが20年度の場合は20件、104万8,000円、それから納税義務を直ちに消滅させましたものが10件の766万2,000円でございます。特に法人の場合につきましては、ほとんど全部でございますけども、不況等の影響もございますけども、事業不振によります債務超過、これに伴います破産、それから倒産等に伴いまして税徴収ができなくなったと、こういうものでございます。以上でございます。 27: ● 竹森衛委員 それでは、会社でしたらもう実際に債権者があって、弁護士さんが入られて事業の破産等の手続をするんですけど、個人の場合、それは昨年度でしたら、15条の7の第4項は535件あるわけですけど、この扱いというのは、収税課としてはどういう取り扱いをして処理されてるんでしょうか。 28: ● 税務局次長 先ほど申しましたように、法人の場合と個人の場合とがございますけども、特に個人の場合は、いわゆる滞納処分をすることができる財産がない場合、無財産という場合以外に、財産をお持ちになっておられますけれども、その財産を滞納処分することにより生活を、困窮に落としめるとか、あるいは生活を窮迫させるとか、事業の継続が難しくなるとか、そういうふうな場合に滞納処分の停止をすることにいたしております。こういうような場合につきまして、さらに私どもとして取り扱っております、ちょっと当を得ておりませんかわかりませんけども、基本的に滞納処分の停止をいたしました場合は3年間、その納税者の方の状況を見ながら、資力が回復されたときには直ちにまた滞納処分の停止を取り消しまして、徴収を図るということにいたしておりますけれども。個人と言いましても、滞納処分の停止の段階で捜索等も行った上で、3年の間に納税義務が、回復することが見込まれないと、こういうふうな判断をされる場合につきましても、地方税法15条の7第5項を適用いたしまして、直ちに納税義務を消滅させると、こういうふうな取り扱いをいたしております。ちなみに3年経過によりますものが535件、1,665万1,000円。それから即時消滅が81件の2,075万2,000円となっております。以上でございます。 29: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにありませんか。はい、竹田委員。 30: ● 竹田きよし委員 1つだけお尋ねします。一般会計の収入をトータル的に見ますと、景気が悪いという中で振り返ってみますと、市税が、実績対比になるわけですけども、大体19年度が159億6,000万ということですね。ことしが同じような数値で来てるということは、20年度の実績対比から見ますと、さほど落ち込んでないのではなかろうかなと。そんな中で、その収入未済額ですね、やや昨年より減っておるということは、健闘しておるということに私は評価してるわけなんですけども。トータル的に見ますと、365億6,000万余りが最終の収入額でございますけども、それも昨年と比べますと、ほぼ同じ数字になっておるということでございます。  ところでそんな中で、分担金、6ページの貸付金の元利収入の未済額515万3,863円ですか、それとその下に雑収入の未済額、これは具体的にどういう内容になっておるか、これだけちょっとお尋ねしたいんです。あとは大体全体的によく、うまくおさめてるなと、こういう具合に自分なりに思ってますねんけど、ここだけちょっと教えてくれるかな。7ページ。貸付金の収入が515万3,863円と。トータルで、これはどないなっとるの、雑収入の。 31: ● 松尾高英委員長 担当課、どうぞ。 32: ● 福祉総務課長 はい、この515万3,863円の未済なんですけれども、平成10年当時に貸し付けました生活支援金のその全部が回収できませんで、その分を515万3,863円。つまりは47ページのところに示してございます災害援護資金貸付金元利収入とございますけれども、そこの部分の未済額ということになっております。 33: ● 竹田きよし委員 それでその下も。 34: ● 松尾高英委員長 はい、リサイクルプラザ館長、どうぞ。 35: ● リサイクルプラザ館長 雑入のところの収入未済額で1,158万1,850円というのは、資源物の収入の未済金額でございます。よろしいでしょうか。 36: ● 松尾高英委員長 はい。 37: ● 竹田きよし委員 前段の515万3,000円、この口の貸付金が残っておるということは、20年度のやつですな。持ち越してトータルと違いますな。で、不納欠損も上がってないということは、それは見通しがあるということですな。その点。(「10年前の……」と呼ぶ者あり)  不納欠損しやんと置いてあるやん。 38: ● 松尾高英委員長 はい、どうぞ。 39: ● 福祉総務課長 この分につきましては、かなりしんどい状況がご本人にはあるんですけれども、今現在ご本人さんと調整しまして、できるだけ回収に努めたいと思っております。 40: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 41: ● 竹田きよし委員 はい。今さっき10年かかったのが、ということやけども。これは10年かかった言うて、そんなん一般の刑でも25年したら無期懲役でももうなにするのに、10年てこんなん普通考えられへんのと違うか。何か欠損するならするとか、そこら辺のことを監査委員としてどのような考え方を持って認定されたのか、それをちょっと聞きたいんですけど。 42: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 43: ● 槇尾幸雄副委員長 今話聞いたら、もう10年ぐらい前と今課長が答えとるんやけども、10年前やったらまだ係長ぐらいの先の先の人がしはったことであって、今ここで課長にそのことを言えと言うのが無理であって。これ、不納欠損で落とすんやったら不納欠損で落とすと。そんなんこれから先、今課長が言われたように努力するって言うたって、10年前のやつを努力したって、なかなか返ってきやへんと思うね。この辺でまた相談して、不納欠損やったら不納欠損で、あかんもんはあかんと言わんと、いや、もらえる可能性があるんやと言うたら、また次に課長になった者が、またここで同じような答弁せんならんやろ。そのことをまたちゃんと皆で相談して、不納欠損なら不納欠損でいいさかいに、しゃあないやないか。あんたがしたことと違うんやさかいに。あんたがまだ40代のときのことやさかいに。 44: ● 竹田きよし委員 そやから名前出してへんやろ。名前出したら、それを今監査委員ということをちょっと一部言うてるけども、監査委員としてこういう監査した結果、10年なったら見通しがあるのかあらへんのかと。そしたら不納欠損処理しなさいとか、市長とよく相談しなさいとか、こういうことを指摘したのかなということを言うてるわけや。 45: ● 松尾高英委員長 はい、そしたら代表監査委員。 46: ● 代表監査委員 監査といたしましては現課が努力すると、できるだけ歳入をとりたいということで指導をしておるところでございます。今後請け負っていきたいと思いますが、大いに歳入については各課ご努力いただきたいと、このように指導しております。 47: ● 竹田きよし委員 きのうおとついの単位の3年以内のやつやったら、今その言葉でわかるがな。10年や。10年やったらおらへんかもわからんわ、死んでもうて。10年のやつを今検討しますわと言うことが、無理と違うかという意見も差し述べてるような環境になってん。あんた1人頑張ったかて、あんたかて、もうその間にやめやなわからへんで。それをな、しっかりとな、指摘はして、これはいつまでもほっとくなやと、けじめをというのはそういうところやん。けじめをつけると。そんなん10年たやすく……。そんなもん金利も倍になってるんやで、10年で。そこら辺をどういうような指摘をここしてきたんでと、監査委員としてどうしてきたんでということを問うてるんや。そのなってる内容と違うねん。監査委員としてどういうようなことを対応してきたんですかと。監査委員は3人いてるんや。で、どういう具合にしてきたんだということを尋ねてるねん。 48: ● 代表監査委員 ただいま竹田委員からのご指摘でございます。我々の方向は先ほど申し上げたとおりでございまして、できるだけ収入を上げるようにいろんな方法を考えて対応をしていただきたいということを指導しております。しかし今竹田委員がおっしゃることもよくわかります。今後それを加味して指導をしていただきたいと、いきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 49: ● 松尾高英委員長 はい、ありがとうございます。はい、森下委員。 50: ● 森下みや子委員 51ページなんですけれども。同じ雑収入のところで。余剰発電売電料収入ですか。これは何ですかね。 51: ● 松尾高英委員長 真ん中ぐらいですか。施設課長、はい、どうぞ。 52: ● 施設課長 余剰発電料収入につきましては、ごみ焼却場で余熱発電を行っております。できるだけ場内で発生しました発電電力につきましては場内で使用いたしております。場内のプラント機器を稼働させるために使用いたしておりますけれども、それ以上に余った電気につきましては、関西電力のラインに乗せまして、売電という、売り電という形で販売いたしております。その収入の金額でございます。以上でございます。 53: ● 森下みや子委員 し尿処理場のほうで太陽光発電も設置されてるというのを伺ってるんですけども、それはこっちのほうに入ってないんですか。 54: ● 松尾高英委員長 はい、総務部長。 55: ● 総務部長 し尿処理場の屋根の上に太陽光発電のパネルを乗せておりますが、それにつきましては場内での電力の補助という形で使わせていただいております。以上です。 56: ● 松尾高英委員長 そしたらほかに。はい、竹森委員。 57: ● 竹森衛委員 いっぱいあります。おつき合いを。まず市税の収入の確保の問題です。昨年度、個人、法人含めて3億円少なくする、つまり少なく見込む、そのマイナス補正を出されてます。今後、個人の市民税で言えば、団塊の世代の人が退職していって、そして年金を主に収入として暮らしていくと。それは市内の納税者の中で当然そういう方が発生すると。今後、個人市民税の税収がどれぐらい減っていくか、そういう今後10年にわたっての歳入の市税の確保に当たって、こんな途中で3億円も減収を見込まなければならないような補正を組む事態が起こる可能性があるんで、個人市民税に関してはどういう推測と言いますか、そういう計算をされたことがあるでしょうか。それが1点。  それから入湯税に関してですけども。これは税負担をしいてる箇所が何カ所あって、今後この入湯税という特別税、それの歳入の見込み等もあわせて答弁してください。 58: ● 松尾高英委員長 はい、税務局長。 59: ● 税務局長 ただいまの竹森委員さんについて、今後の市税の税収等々の伸びのご質問と入湯税のことと思います。ただいまご指摘のありましたとおり、ちょうど昭和21年から25年生まれが団塊の世代に入ってくるわけでございまして、昨年のそういう退職者は平成19年度では3,598人、20年度では3,854人と、この推移を見ていきますと、確かに退職者の人数は徐々に増えてきているというのは事実でございます。そして今後の税収の伸びなんですが、法人市民税におきましては今年度も昨年度に比べまして若干減収しております。市民税につきましても、税源移譲等々がありまして、当初一たん徴税額等々は上がったんではございますが、今後、今の政治等々を踏まえてどのような税制改革がなされるのか、ちょっと今のところはっきりと見通しがつくのが困難でございます。ただ、このままで行きますと、ほぼ横ばい的な税収確保ではないのかなというのでございます。  それとあと入湯税につきましては、現在入湯税の課税客体は橿原ロイヤルホテルのほうでやっております。昨年度、19年度につきましては、入浴者数が7万6,229人、20年度が7万822人で、入浴者数が減ってきております。それとあと修学旅行生等々が来られてますので、課税免除者数というのは、5,009人から昨年は7,900人というふうに約3,000人ほど増えておるのが現状でございます。以上でございます。 60: ● 松尾高英委員長 はい。よろしいですか。竹森委員。 61: ● 竹森衛委員 はい。使用料、手数料、一般会計の歳入の20ページから21ページに関してお聞きします。自転車駐車場の使用料収入は1億4,410万80円ですけれども、今八木駅南の駐輪場のこの内膳町が経営される移転計画はどうなってるんでしょうか。この収入1億4,400万ですけども、内膳町、八木駅南の駐輪場は約1,800万ぐらいの収入があるんですよ。これ、今1,100坪のこの土地活用も含めてですけども、ちょうどすみれホールの南側に移転計画がなされてると思いますけども、それはどの程度に進捗してるのか。それが具体的に運用されていけば、当然その収入は減るということを見込まなければなりませんけども、その現状はどうなってますか。答弁してください。 62: ● 松尾高英委員長 はい、市民経済部長。 63: ● 市民経済部長 内膳町の今現在すみれホールの南側ですが、市のほうからお願いをさせていただいて、駐輪場の建設また駐車場の建設を今現在やっていただいているわけでございます。工事はことしの2月に着工されて、工事の完成は11月か12月ごろと今聞いている次第でございます。しかし内膳町の地縁団体でございますが、内膳町の地縁団体の内膳町自治会のほうで、若干役員の改選とかいろんな形で、今内部で検討、いろんな形で動きがありますので、今現在のところ、今後内膳町の自治会に対して駐輪場また駐車場についてどのように協議していくか、今後の検討課題になっているわけでございます。それと一応、内膳町のほうで直営でされるのか、それか市のほうへ委託をされるのか、それのほうも内膳町の自治会のほうは若干まだ正式な形に、今いろいろ検討を、内膳町の自治会の内部の話でございますので、そういうことで推移を見させてもらっている状況でございます。以上でございます。 64: ● 竹森衛委員 そしたら工事は完成しても、実際に町内でのいろいろな話し合いがまとまらなければ、この1,100坪の土地の部分に自転車の駐輪場としての役割と言いますか、市民がそこへ継続して駐輪するということになる可能性も高いということですか。 65: ● 市民経済部長 我々としたら基本的に内膳町の自治会のほうにお願いさせていただいたのは、やはり八木南の整備の中で1,100坪の活用が一番重点項目というのか、重大項目であるということの認識で内膳町のほうにお願いさせていただいているわけでございます。そういう観点から言わせていただきましたら、今後内膳町の自治会との話し合いの中でも、基本的には駐輪場をお願いする、駐車場をお願いするという形で進めていきたいと思っている次第でございます。以上でございます。 66: ● 竹森衛委員 そしたらこの当該の内膳町の自治会と、市が覚書か何か、この2月に工事を始めて11月に完成すると、それに当たっての約束事を決めるようなものは市として結ばれてるんですか。 67: ● 市民経済部長 内膳町自治会とは昨年の9月に、今現在内膳町の会長を辞任されたわけでございますが、前会長と市長の間で協定書を締結させていただいておるわけでございます。以上でございます。 68: ● 松尾高英委員長 はい、よろしいですか。はい、竹森委員。 69: ● 竹森衛委員 歳入の12款の使用料、手数料、ページ22ページから23ページについてお聞きします。  これは既に裁判で確定している問題ですけれども、昨年の決算委員会等でお聞きして、この市営住宅の家賃の訴訟で原告が敗訴したと。それで収入の確保という形で進めていらっしゃるわけですけれども、まずその時点で事務処理者は43名、そしてまだその処理をできてない方が9名いらっしゃると、そう答弁いただきました。現在その現状はどうなっているかという点が1点。  それからもう1点は、20年4月から応能応益家賃として納めているけれども、それはまあ納めてらっしゃると。それで結局裁判で敗訴されて、その分は未納分という形で残ってるわけですけれども、資力などをかんがみて、応じて分納で納めてもらってると。その事務処理者、現在の数に対してどういうふうな納めてもらい方を、家賃の納め方をしてもらってるのか。  それから総額に対して多額になってらっしゃる方。もうそれこそいろんな経過のもとで煽りたてられて、そこに乗ったとお聞きしてるんですけども、総額に対して今後それをどういうふうに納めてもらうのか、その計画。住宅課としてどうなのか、答弁してください。 70: ● 松尾高英委員長 はい、住宅課長。 71: ● 住宅課長 委員さんがおっしゃっていただきましたように、事務処理が終了しました43名の方におきましては、平成20年の4月から応能応益家賃を滞りなく支払っていただいておるところでございます。また滞納繰越分につきましても、それぞれの資力に応じて分納という形で支払っていただいております。それから去年の時点で未処理者9名という方がおられましたけども、この9名の方につきましても引き続き個々に折衝を行いまして、3名の方については事務処理が終了いたしまして、支払いを開始していただいておるところでございます。それから4名の方につきましては、現在書類の取り交わしの段階まで来ております。残り2名につきましては、この4名の方のめどがつき次第、順次折衝に入ってまいって、完全解決に向けて努力したいと考えておるところでございます。  すみません、総額に対してどのように納めてもらうかという件につきましては、債務承認を取り交わしまして、先ほども言いましたように分納という形で納めていただいてるところでございます。以上でございます。 72: ● 竹森衛委員 未納額総額幾らですか。それと、それぞれ当然支払える能力というのは個々あると思うんですけど、それは幾らから幾らまでの幅で納めていただいてるかどうか。それを追加で答弁してください。 73: ● 住宅課長 収入未済額の総額としては2億8,623万4,000円で、この内訳といたしまして、市営住宅の平成10年から19年、滞納繰越分ですね、この分につきましては、約です、2億6,838万円、それから20年度、現年度分につきましては1,456万9,000円。また改良住宅につきましての滞納繰越分、10年から19年度分が196万9,000円、そして平成20年度が131万6,000円というのが収入未済額の内訳でございます。以上でございます。よろしいですか。 74: ● 竹森衛委員 資力に応じて分納で納めてもらってると去年も答弁されてるわけですけども。それは資力はいろいろあると思います。そんなん、個々人それぞれ生活基盤があるわけですから。それは例えば5,000円から5万円とか、それは一月そういう形でその幅をお聞きしてるんですわ。もう5,000円やったら5,000円、3,000円やったら3,000円しか納められない、1,000円しか納められない方もいらっしゃるでしょう。5万円やったら5万円納められる、そういう方もいらっしゃるんで。例えば支払い開始されて、去年未処理者が9名のうち3名支払い開始されてるわけですから。その方々も含めて、今46名ですけども、どういう幅でその未納分を解決されようとしてるのか、それをお聞きしたいと思ってるだけです。それ答えてもらってません。 75: ● 住宅課長 ただいまのご質問につきましては、それぞれの皆様の資力に応じてという中で、生活困窮者の方も多々おられまして、低い方であれば500円から、それから今正確な数字はないんですが、1万円ぐらいまで納めていただいてる方がおられます。以上でございます。 76: ● 松尾高英委員長 はい。よろしいですか。はい、竹森委員。 77: ● 竹森衛委員 15款財産収入について。ページ42ページからページ43ページ。市の普通財産というか、財産の運用ですけれども、土地の貸付料、これはもちろん大口の企業があるわけですけれども。将来相手とのかかわりで財産の運用として、この土地貸付料のいわゆる収入の見通しですね。相手が当然地価が下がったら下げてくれと。かつてよりもこれは大分下がってると思うんですよ。かつてやったら2億以上あったんじゃないか。なかったかな。とりあえず1億4,000万台から5,000万台を全体では推移してるんですけども。この土地貸付料の歳入としての見通しをどう考えてるのか。それが1つ。  それからこれは売り手と買い手の問題がありますけども、財産の売払収入1億400万を計上して、当然得られた収入が7,000万円ですけども、この何カ所を明らかにして市としては売りたいと。それで何カ所それで売り払うというか、相手さんから購入してもらうようになったのか。これが2点目。  それから3点目は、前回もというか、これまでもあまり具体的な回答というか答弁をいただけませんでしたけども、今市の財産として五井町の4,800坪のかつてのし尿処理施設の跡地の問題です。これは運用の方法はさまざまな考えで検討会を前回開いてるとおっしゃいましたけども、地元との協議も一方では水面下で話し合われてるのではないかというふうに聞いてるわけですけれども。このし尿処理施設は、これでもう実際に本格稼働を2年前からですね、してるわけですから、この土地は実際に、まあ言うたら土地の時価の変動があります。で、取得するのに元金が9億数千万で、その間かかった利息が6億数千万ですから、4,800坪の土地に対して16億円ぐらいの税金を投入してるわけですけども、それに対しての今後の見通し。それはしばらくもうほっとくと言うのやったら、ここでもう話は別の方向に行きますけども、消防団員の方の訓練の場所に使うとか、もうほんまにどうするのか、その点の具体的な……。宝の持ち腐れですわね、4,800坪。そういう形で利用するという形で三十数年前に森市長の時代に購入してるわけですから、その財産の運用についてのあり方について答弁してください。 78: ● 松尾高英委員長 はい、そしたら財産管理課長、どうぞ。 79: ● 財産管理課長 ただいまの委員さんのご質問の中で土地貸付料に関してなんですけども、これについては近鉄八木駅北の近鉄百貨店に貸している部分の貸付料が大部分を占めております。近鉄百貨店の場合であっても、3年に1回の賃貸料の見直し、それは当然土地の時価等を照らし合わせながら契約料を定めております。以上です。 80: ● 松尾高英委員長 はい、総務部長。 81: ● 総務部長 今の委員さんのご質問の後の関係についてお話させていただきます。まず財産の売り払いでございます。売り払いにつきましても、今お答えしましたように財産管理課に関係するものもございますが、各課にまたがっております。4つの課がまたがっております。4つの課の中で今回の5,200万という財産の売払収入が出ているということでございます。で、もう一つの売り払いにつきまして、市の取り組みとしてどういう取り組みをしているかということについてでございます。毎年1度、期間を決めまして土地を出しまして公募をしているという状況でございます。結果としましては公募をかけてるんですが、実際は売れてないというのが状況でございます。現在こういう財産売払収入で入っている金額につきましては、近隣の方からの申し込み等々で売り払えた残地の売払収入が主になっております。  続きまして五井の関係でございます。五井のし尿用地の跡地でございますが。現在、おっしゃっていただいたように、購入から起債を償還しまして、15億から16億程度の公費を注ぎ込んだではないかということでございます。そのとおりでございまして、現在は完全に償還を終わった状況でございます。現在五井の土地につきましては、橿原市の市内を見渡していただきましたらおわかりのことだと思いますが、大きな一団の土地でございます。その活用というのは大きな課題になっております。そういうことからも現在いろいろ検討をしている状況でございます。これ以上の内容につきましては、まだお知らせできるような状況までは行ってない。しかし大切な財産を活用していくためには、どうしていくのかということの検討はいろいろ行っている状況でございます。以上です。 82: ● 竹森衛委員 まず土地の貸付料のことで、この歳入の見通しのことで聞いたんです。で、今、財産管理課長から3年ごとの見直しと。ここ5回の例えば見直しで、どういうふうに賃料、いわゆる貸付料が推移したのか、それを答弁してください。  それと五井町の4,800坪の土地の運用の問題ですけども。総務部長が言える段階ではないという答弁ですけども、一定の年数を区切って何か検討委員会とか、だれか土地活用を……。1,100坪の土地活用の問題ではいろいろ頓挫しましたけども、いろいろ経営コンサルタントとか、そういうそれ専門の人も入れてしないと、こんなもんずうっと置いておくのか、それともやっぱり市民にとって明らかに見えるような形で話し合っていくスタイルをとっていくのか。そうでなければ、いつかはだれかは言わんようになるやろと、もう決算委員会でも予算委員会でも、だんだん議員も忘れていって、ああいつの間にか竹森だけがしょっちゅう言うとると、ああまた言うとると、ああ、また答弁しようかと。それではなしに、やっぱり市民の、当時で言えば起債も起こして16億円の金をかけて、まあ言うたらそれは必要性に迫られて購入したわけですけども、それは地元の反対があっていろんな経過があったんですけど。それを副市長が中心になって、そういうプロジェクトを立ち上げて、何らかの形で進めていかなければ。それはやっぱり皆さんも日々の業務が大変で、そら900人以下に職員も減ってるわけですから、その中での仕事をするわけですから、当然そういう方向を見出すべきではないかと思うんですけども、いかがですか。 83: ● 松尾高英委員長 はい。 84: ● 槇尾幸雄副委員長 今、竹森さん、ちょっと聞き捨てならんような言い方されたように思うんです。何か私らが、議員がこのままほってたら忘れるだろうと。忘れてませんよ、竹森さん。というのは、竹森さんもわかっておられると思いますが、買うたときの金額は9億か10億かというような大きな金額で購入しとるわけですね。で、今あの辺の価格というのは10万円以下ですよ。4,500坪で9万円、8万円というような金額。非常に価格も下がり、そして今どこに来てもろうて、どこに何をしてもらうというのは非常に難しい。一番難しい時期だと。多分市長初め皆さんも活用についてはいろいろ考えておられますが、今一番難しい時期かなと思って、多分そういうことを言われてないと思っておるんです。そのこともちょっと勉強して、ほかの市会議員は何も言わないということは、竹森さん、これだけはないと思っといてください。 85: ● 竹森衛委員 別に言葉のあやで言っただけで。時価の変動があるということは知ってるわけですわ。これ減ってるわけですから、当然。バブルのとき……。 86: ● 槇尾幸雄副委員長 時価の変動だけじゃなしに、今の時代考えて、ほかの業者、ほかの会社とか何とかというのは、今非常に来にくい、今一番来にくい時代やということも覚えていただきたいなと。 87: ● 竹森衛委員 市としてはどうするのかと。例えば1年に1度会議するのか、例えば1年に2度は集まって、これはこのままでしとくのかと。それは何らかの形で行政としてはそれに対して努力をしてると、そういうことがなければ。購入したと、それはまあ言うたら放置してるわけではないと、そういうふうにしとかないと。 88: ● 松尾高英委員長 はい、副市長。 89: ● 副市長 ただいま竹森委員さんのほうから、例えばとして副市長を筆頭にということでございましたので、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。おっしゃってる意味は多分こうだと思います。貴重な財産を、高く買うて税を多く投入してきてるんだから、やはり少しでも市民への還元と言うんですか、そういうふうな形を進めるべきであろうと、こういう趣旨であろうと思うわけです。私もそういうふうに思います。ただ、それを座して我々もほっておるわけではございません。結果論から言えばそういう形になろうかと思いますが、毎年、この土地だけと違って、畝傍御陵の前にもあります、それから香山中学校の土地もあります。これは単に売って金にすればいいというだけじゃなくて、やはり橿原市の将来の街づくりにも影響をしてくるそれぞれ場所であります。やはりそれらも考えながら、そしてなおかつ少しでも有利な形でというのが私たちの本意でございます。私を筆頭に土地貸付委員会もございます。それらも踏まえながら、そういう委員会の中で毎年、いや、もうこの土地については処分、見切り発車と言うたら言葉は悪いですが、すべきであるというのについては、一応売らせてもらっております。その他の土地については内部でまだ、先ほど総務部長も申し上げましたように、ここで申し上げる段階ではございませんが、いろいろ努力はさせてもらってるということは、ここで申し上げられると思います。ご期待くださいということまではいかないかもわかりませんねんけれど、最大努力をしてるということだけは、私はこの場でご答弁をさせていただけると思います。よろしくお願いします。 90: ● 竹森衛委員 期待させていただきます。 91: ● 松尾高英委員長 それでは歳入の質疑はございませんか。以上で歳入の質疑を終わります。  次に歳出の第1款議会費から質疑願います。58ページから59ページでございます。質疑ありませんか。竹森委員。 92: ● 竹森衛委員 議会費の中で、ことしの9月から議場の配信システム、インターネット配信がされてるわけですけども、これは本会議場に限定されてるわけですけど。それが今の決算委員会など常任委員会の部分までインターネット配信を広げるということになれば、どれぐらいの費用が見込まれますか。 93: ● 松尾高英委員長 はい、議会事務局次長。 94: ● 議会事務局次長 昨年来より本会議場におきましてインターネット中継をさせていただいております。この委員会室もインターネット中継をすれば、どれくらいの費用がかかるかというお問い合わせでございますけども、正式な見積もり等はまだとっておりません。ただ本会議場におきましてはテレビカメラ等は既存のテレビカメラ等を使っておりましたので、大変経費が安く上がっております。ただ、この委員会室はそういう対応ができる設備がございません。カメラも1台しか設置されておりませんので、そのカメラ自体から設置をしていかなければなりませんので、相当な金額がかかると思います。私どものあくまでも推測でございますけども、約500万ぐらいはかかるであろうというふうに考えております。それだけの経費をかけましてこの委員会室を、事務局としてもいろいろと、本会議場インターネットを始めましてから、この委員会室のインターネット中継も検討をしてまいっているところでございますけども、委員会室は本会議場と異なりまして議事がスムーズに流れないことが時々ございます。そのような場合にインターネット中継に耐え得るかどうか、その辺もこれから十分に検討いたしまして、また設置するかどうか議員さんともご相談をさせていただきながら検討をしてまいりたいと、こういうように考えております。以上でございます。 95: ● 松尾高英委員長 はい。それでは議会費を終わります。  次、第2款総務費に移らせていただきます。58ページから95ページでございます。総務費ございませんか。はい、樫本委員。
    96: ● 樫本利明委員 61ページの積立金のことでちょっと財政課長に聞きますけど。これは支出済額が800万6、000円ですか。この後ろを見たら、これは退職基金かな、なってますわ。それから多分私はこの決算の前の予算のときはおれへんかったさかい、ちょっとその予算額はわかりませんねんけど、多分この金額は予算額で決算やっとると思いますわ。それは退職基金のことやから最初に必要な分だけ確保して、積み立てるのかどうするのかとっとくて、それはわかりますわ。  その次の67ページの上から基金積立金のところに、財政課で何かちょっと、財政調整基金で501万2,000円ですかな。これは私が思うのには、これは多分予算のときはなかったから、決算のときで余剰金ができてきたから、こういう中途半端な細かい金額が出てきたんと違うかなと思いますねんけど、その辺は財政課長、どうですの。 97: ● 松尾高英委員長 はい、総務部次長。 98: ● 総務部次長 今委員がご指摘の点につきましては、それは基金の運用益金の金利分を積み立てていってるということをおっしゃってるというふうに解釈いたしております。基金につきましては、一般会計での短期の資金繰りのための貸し付けでありますとか公社への貸し付けとかを行っておりまして、銀行さんよりも安い金利で貸し付けいたしまして、一般会計等の負担を少なくすると、こういう目的でやっております。しかしながら金利を最近で見ますと、一般会計は0.35%で貸し付けておりますし、公社へは0.2という低利で貸し付けております。それで理論上、これだけ期間を貸し付けますと金利を生みます。当然銀行さんへ預けとったら金利を生みますので、その部分を基金へ積み立てていくと、こういう形をとってるということでございます。以上でございます。 99: ● 樫本利明委員 たまたま今ちょっと財政課長が、基金を運用して、その益金が云々と話が出てきましたけどね。で、今の課長の答弁では、開発公社ですかな、土地開発公社ですか、そこへ貸し付けてそこから益金を。それ以外に、例えば退職基金とかほかのを大体ざーっと見たら、75億から70億ちょっとぐらい基金がありますねん。これはほかへ運用してまんのか。 100: ● 総務部次長 基本的に申し上げますと、運用の基金と今申し上げたのは積み立てでございますけど、一部銀行さんへお預けしております。それから先ほど申し上げましたように普通預金へ入れておりますけども、それの一部は先ほど申し上げました一般会計で借りております、それから公社への貸し付けと、こういう三本立てでやっております。以上でございます。 101: ● 樫本利明委員 これ、次ね、私はちょっと副市長に聞きますねんけど。副市長は総務部長もした、それから水道管理者もして、まあ言うたら今副市長をして、もちろん何と言いますの、そういう会計というのもそういうのに直結しとると思いますねん。実は1カ月前ほどの週刊誌で、あなたの町もデリバティブで大損した、だれがこんなばかな金融商品を税金で買ったの、と書いている。合法なのか国会で追及された、怪しい金融商品を全国の自治体が買いあさっていた、住民の生活を元手にしたギャンブル、悪いのは買ったほうか売ったほうかと、こんな記事がある。それで、そこへまだもうちょっと言わせてもらったら、三井住友銀行はリスク等を十分説明しており、当時のお客様の状況に照らして適切と、銀行はこんなん言うとるわけですわ。これは実は奈良県でも1カ所だけ役所が5億大損している。この間ちょっと市長に聞いたら、神戸のほうはようけありますわと。奈良県、うちはやっていない。確かに橿原市は私の見た範囲ではやっていない。ところが、これ決算やらいろいろ基金のこの積立金を見とったら、例えばどこもそういう運用をしとるところが出てきてないわけですわ。この間、開発公社、副市長は直接関係あるさかい、報告事項で見とったら、例えば土地開発公社の決算書の報告書の中には、そのキャッシュフローに出資金とか何か投資とか、そういう文言の項目があるわけです。たまたまここは0になっている。ということは、土地開発公社なんかは余剰金とか基金とかがあったら、まあ言うたら、そういうところへ運用できんことはないと僕はこう見とるわけですわ。担当課から、このごろ奈良県の損しとる市町村の内容を聞いてもらっても、一切そんなこと出てこない。それで、多分これ予算もやっぱり年間40億ぐらいで、特別会計入れたら60億ぐらいの予算規模ですわ。この週刊誌によると5億やっとるわけですわ、損しとるわけですわ。そしたら、これ表から聞いてもろうたかて、どういう資金の運用してこんな損しているかわからへんわけですわ。それで私が思うのには、副市長がずうっとやっぱり総務部長もし、そういうところも歩いてきとるから、そういうことには精通しとると思うけれども、これ、橿原市は何かそういう情報公開やっているから、いや、そういう点はきちっとセーフティネットがありますと、こうやってやってるという、何かそんなんありますか。今後こういうことは橿原市は絶対しませんと、必ず市民の目に触れるよなこういうセーフティネットがありますと、そういうことが何かあるのか。 102: ● 松尾高英委員長 はい、副市長。 103: ● 副市長 ただいま樫本委員さんから、私は結果的には一番長くこの市におらせてもらっております。その経験も踏まえてご答弁せよと、こういうことだろうと思います。結論的に申しまして、その仕組債、橿原市は過去一切そういう形の運用はいたしておりません。またもう一つは、土地開発公社でもそういう形ができるかと。これは私の知る限りではできないと思います。あくまでも土地の公共用地の先行、もしくは本市はとっておりませんが、工場用地とか企業をかっての先行買収と、こういう形であろうと思います。本市の場合、基金で今70億ですか持っておるわけなんですが、それについてはあくまでも土地開発公社あるいは市の一般の基金不足、一時的な不足等々に当ててるわけでございまして、そういういわゆる今おっしゃった仕組債というような形の投資は一切行っておりません。また過去にも一切行っておりません。以上でございます。 104: ● 樫本利明委員 それは私が議員になってから十何年の間、過去はありませんでした。それで、いや、まあ今は財政が逼迫しておるさかいどうとか言うてやっておるけど、これからまたそんなん、どういうふうに世の中変わっていくかわからない。やっぱり余剰金とかそういう基金、退職基金でも銀行へ預けといたら、金利しれとるねんやろ、多分。それを何かに運用しようとかかると思うわ、これから。だからそういうことのために何かセーフティネットというのを。そういうのはやっぱりないと言うわけで、今のとこ。それは何かやっぱり将来的に考えてほしいと。もしそういう事態が起こったら、こんなんわかったら、僕は、これはだれが責任とると言うたら、やっぱりときの首長が責任とらんならんと多分思う。そういうセーフティネットを何かやっぱり今後……。 105: ● 松尾高英委員長 はい、どうぞ槇尾副委員長。 106: ● 槇尾幸雄副委員長 今、樫本委員、一生懸命言うてはるねんけども。何のために会計監査があるか、何のために予算、決算があるかと。それをちゃんと精査するための仕組みやと。私も監査委員もさせてもろうて、また土地開発公社も入らせてもろうて、そしてこの13年間の長年の中で一切ないと。副市長が言われたとおりだと。このおかしいような買い物する、おかしいようなところへ投資すると言うた場合は、必ず皆の目の前を通ると、そういうことで、その余計なことをする市、県、国あるかもわからないけど、私は橿原市に対しては絶対それだけはないと信用してるし、今後も金利が安いというて、良いところに飛びつくということは絶対あってはならないと逆に思っておりますので。 107: ● 松尾高英委員長 はい、樫本委員。 108: ● 樫本利明委員 いやいや、槇尾委員、話が違うで、これ。いや、僕はちょっと監査のほうにお聞きしたいんですけどね。僕が言うとるこの役所なんか、年間予算規模40億ぐらいですわ。それで5億損を、この週刊誌によるとね。こんなん今槇尾委員が言うように、予算があって決算して、どこかでこれ僕はわかると思うねん。それがわからんのか、それも役所ぐるみやっとるかと言うたら、そんなことは絶対してないと思いまんねんけど。何かそういう点で、いや、そんなん心配せんといておくなはれと。監査で、もうこういう点に目を光らせてたら、これは絶対セーフティネットがありますねんと、そういうことはありますかな。 109: ● 松尾高英委員長 はい、監査委員事務局長。 110: ● 監査委員事務局長 今樫本委員ご指摘の部分でございますけども、ご存じのとおり毎月、例月出納検査を行わせていただいておりますし、その中に資金の運用状況等も監査の審査の対象になっております。その辺につきましては監査委員さんのほうできちっと目を通していただきまして、そういう危ない運用はされてないというふうに監査をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 111: ● 樫本利明委員 いや、局長そない言うけど、実は南都銀行のことを言うて悪いけど、市内のある会社、うちが仕事をさせてもろとってん。そしたら南都銀行から、投資顧問会社設立したから資金を運用させてくれと、こう来たと言うわけや。その資金は会社から持っていったんと違って、南都銀行から即投資会社へ持っていって、言うたら施主は保障しとるだけや。その投資会社がえらい損したと言うて回収にかかったんやて。もともと話違うやん、こんなん南都銀行から持ってきた話やと言うたら、いや、それは違うと言うて、結局は南都銀行にまあ言うたら乗せられて、それで損だけ払わされたという話がある。だから局長はそない言うて表向きはそうやったかて、やっぱりそんなんわからない部分があるような気がする。だからその辺だけはきちっとやで。だからその辺で。いや、そんなんもう、絶対その辺は何かきちっとした橿原市はセーフティネット、市長も副市長もそんな余計なことを考えさせへん、そういうところはきちっと監査でこれだけは見張ってますねんて言うて、何かそんなんはありまんのか。 112: ● 松尾高英委員長 はい、副市長。 113: ● 副市長 再度のご質問にお答えしたいと思います。ご心配だと思いますが、先ほど申し上げておりますように、橿原市に限って私は言えるわけなんですが、言えばそういう形は一切とっておりません。ただ何年か前に銀行の金融の自由化というのがございまして、今まで銀行に預けておれば、最終的に政府が保障されたという時代があったわけなんですが、それがなくなりました。だからある一定の、むしろ逆に預金等をある1つの銀行に預けておって、その銀行が破産した場合にそれが回収できないという恐れが出てきましたので、その時点で橿原市だけじゃなく全国的に、公金のあり方、どういうふうなあり方、という形をしております。だからいつも会計には会計管理者、かつては収入役ですが、もとで公金等管理委員会等々ございまして、いつも今南都の状況はどうだとか、いろいろ金融機関の状況を、専門委員も入っていただいて定期的にチェックをしております。だから南都銀行に一定の預金もしておりますが、またある一定の公社の負債とチャラと言うたらおかしいですけど、万が一のときにも大きな損はしないということも、いつも専門家も入っていただいて遂行し、各金融機関、橿原市が取引をしている金融機関のその運用状況、あるいはその見通し等々も見させてもらっております。  それから再度、重ねてお答えいたしますが、いわゆる仕組債と言われるような類については、本市は一切、過去にも今現在もありませんし、これは私は誓ってここでご答弁を申し上げる次第でございますので、よろしくお願いします。 114: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 115: ● 竹田きよし委員 今副市長から言われました、1つは、個人も企業も一緒なんですけども、1,000万までは貯金されても保障するけども、それ以上のやつは倒産になったら知らへんと、これが1つ言われた。それがセーフティネットの1つなんですけども。今1つは、樫本委員が言うてはるのは、投資信託のような積み立てとる年金を、例えば20億円あるやつを投資顧問というか、今下がってますわ、半分になってますけども、そういうところへ投資をしてて、ごっつい穴があいとると。売ってしもたらもちろん言わんならんで、売らんかったらいいわけですけども。そういうことが橿原市として約款というのか、することができないということが入って。やってませんというのは、やるということができるということになるわけですわ、言うてみたら。それよりも、そういうことは縛りでやることができないと、目的以外のところはそのお金を使えない。例えば公社のやつは、土地を買う、手当てをする、本来ならば本体丸の市がしなきゃいかんところを、公社をあえてつくったのがそこにあるわけですね。それは経済が本当に上り坂のところで、どうしてもこれではおっつかんという中で、そういうことができてきたわけですけども、今はもう逆になってしまって、もう要らんような状態になっとるわけです。だからそういうことの、言うならば、する、しないよりも、できないシステムになってるという回答でいいのと違うかなと、こう思いますねんけど。その点どうですか。できるのか。 116: ● 松尾高英委員長 政策監。 117: ● 政策監 今竹田委員お述べの、現金あるいは有価証券あるいは基金等の運用の問題でございますが。これは確か地方自治法235条だったと思いますけども、その中で現金の保管と、こういうことが載っております。この中で最も確実かつ有利だと、こういうことで1つの規制が法律上ございます。なお、ちょっと悩ましいのは基金、241条ですか、基金につきましては確実かつ効率的と、こういう言い方をしておるということでございます。いずれにしても、この法律2つをもちまして確実ということでございますので、公金の運用につきましては確実な方法で、橿原市副市長が今申しましたように、当然預金等、一応確実な運用をしていかなならんと、こういうことでございます。以上でございます。 118: ● 竹田きよし委員 ということは、信託とか株は元金が保障できてませんね。それは約款に載ってますやんか。だからおのずから、安全安心から見たら元金保障がないということはできないですわな。そういう答弁をしてもろたらなと思います。 119: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、奥田委員。 120: ● 奥田英人委員 すみません、ちょっと聞きたいんですけど、国からの事業で定額給付金の事業で今の現状をちょっと教えていただきたいんですけども、よろしくお願いします。 121: ● 松尾高英委員長 はい、担当課、どうぞ。 122: ● 定額給付金等交付事業推進本部課長 平成21年の2月1日基準日で5万588世帯の対象世帯がございます。4月10日に申請書を発送いたしまして、現在、8月末時点における給付済み世帯数につきましては4万9,025世帯、給付受給率が96.91%でございます。以上でございます。 123: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。竹森委員。 124: ● 竹森衛委員 これから新規事業を中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず64ページから65ページの文書広報費の中のコールセンターの設置に関してでございます。これは情報化対策として市長が施政方針の中で、住民の電話によって回答する方式をとるということですけれども。これを始める時期は若干その年度中になっているわけですけども、一体幾ら件数があって、時間帯で言えばどの時間帯が多いのか。それからこのコールセンターを設置した成果と言いますか、それをどういうふうに考えてらっしゃるのか。で、今年度予算をさらに増やしました、21年度。市民の問い合わせをこのコールセンターの設置によってどういうふうに分類されてるのか。それを答弁していただきたいと思います。 125: ● 松尾高英委員長 そしたら広報広聴課長、お願いします。はい、どうぞ。 126: ● 広報広聴課長 このコールセンターにつきましては橿原市の目指すビジョンの一つということで、市民と行政が相互に理解を深め、協働してつくり上げていくことが街づくりの理念となっておりますが、この街づくりの理念を実現するために、市民と行政をつなぐ一つの窓口ということで出発いたしました。平成20年度につきましては主に外部発注ということで、システムの構築を外部に委託しまして、あわせて試行1カ月でありますが、3月の試行運用ということを含めた予算の執行を行いました。  3月の試行の段階におきましては、21年3月2日から3月末まで21日間、午前9時から午後5時15分までということで、土・日・祝日を除きます試行を行いました。この3月の時点の実績におきましては、主に1日当たり10件という入電件数がございまして、そのうち主なものにつきましては約8割までが問い合わせ、そしてあとの残りが苦情や要望、提案という趣旨のものでした。具体的な件数を申しますと、21日間の試行で221件の入電がございまして、そのうち181件までが問い合わせ、あと8件が苦情、要望等でございました。  問い合わせのカテゴリーにつきましては、このコールセンターを今後機能させていく中で、問い合わせに答えるというだけではなくて、いろんなカテゴリーに分類した中のどういった施政に対する問い合わせが多いのか、そういう分類を行うのも一つのシステムの利用価値があるということで執行しております。3月の時点で申しますと、カテゴリーの中で最も多かったのは税金、そして2番目に定額給付金等の事業、そして届け出証明等でございました。現在システムの中にはそういう応答履歴を逐次ため込んで分析をして、そしてそれを活用するというところのシステムができ上がっております。大きなカテゴリーでは23の分類を行いまして、次に小カテゴリーと言いまして、さらに分岐したカテゴリーを90件ほどこしらえた中の分類を行っていくというものでございます。  成果につきましては、今現在これは3月の段階の試行と4月1日からの本格運用では若干内容が異なっております。4月以降につきましては午前8時から午後の9時までということで、夜間におきましてもご利用いただける時間帯を広めまして、さらに土・日・祝日休みというのではなくて、年中無休という設定を行っております。  試行と同じくファックスにつきましては、先ほど申しおくれましたが、24時間年中無休というファックスの受電の体制をとっております。  そこで本格運用を4月からいたしました中で、4月、5月、6月、7月の段階の分析は今ちょっと手元にございますが、一番多いのがカテゴリーの中では4月が定額給付金1,279件ということで、8割以上が定額給付金でございました。あと5月、6月、7月までの分析結果によりますと、国保、年金あるいはごみ、清掃、リサイクル、介護、税金、その他ということで、1位から5位まで若干調べたものがあるんですが、基本的には今現在の段階では定額給付金が圧倒的に多くて、今年度施行する中の要するにコールセンターの役割ということでは、かなりの成果が上がっておると思っております。応答件数の一番多いのは午前の9時から11時台まででございまして、2桁の利用、約12%から、多い月で17%の利用がございます。あと9時まで夜間の部分につきましては、5時以降から若干徐々に減ってきておりまして、パーセントとしても3%前後で、最終9時間際では1%に満たないという月もございました。だから基本的には24時間コールセンターの対応というよりも、現在今本格運用しております午前8時から午後9時までで、このまま予定どおり行ってまいりたいと思っております。はい、以上でございます。 127: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 128: ● 槇尾幸雄副委員長 今ちょっといろいろ長ったらしい説明やってんけども、結局5時過ぎたらほとんどないということやろ。そやから今聞いた定額給付金は、もう非常に突出して、ことしはそのことで多いと。だからあとのこのこと以外はそんな、きょうじゅうに相談せないかん、あしたじゅうに相談せないかんというのはないわけやな。それからもう5時やったら5時で締め切って、あとのはまた明くる日にしてもらったらいいだけのことと違うんか。そんな長ったらしい時間を割かんでもいいのと違うの、こんなん。それと、うちの役所に市民相談室に、何か聞いてたら、その内容とほとんど同じような内容もあるやろし、そのぐらい長ったらしい時間、別に相談室を開けとかんでもいいん違うんかい。 129: ● 広報広聴課長 今おっしゃるとおり、データ的に見てそういう状況になっておりますので、今後の検討ということでよろしくお願いしたいと思います。  市民相談室との関係にございましては、来庁されて直にお話されるというのが基本で、対面の面談の形をとっております。電話でも一応いろんな苦情も利用されるということで、コールセンターも一つの利用方法ということで、そういうことでご理解いただきたいと思っております。以上でございます。 130: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、竹森委員。 131: ● 竹森衛委員 ページ64ページから65ページ。昨年、万葉ホールに書庫を設置する工事で予算を800万計上して、524万3,700円で済んでるわけですけれども。主な工事費用の中心はスプリンクラーの設置工事が中心となってますけども、書庫の保管などはこれによって万全を期すことができてるのか、それについて答弁してください。 132: ● 松尾高英委員長 担当課、はい、総務課長。 133: ● 総務課長 今竹森委員さんのおっしゃいます万葉ホールでの倉庫設置、昨年させていただいたわけでございますけれども、この後、書棚等もろもろの器材機器等も整備していく必要もございまして、まだ完全な状態というわけではございませんけれども、順次整備してまいる所存でございます。以上でございます。 134: ● 松尾高英委員長 はい。ほかにございませんか。はい、竹森委員。 135: ● 竹森衛委員 庁舎対策費、一般会計ページ68ページから69ページですけども。庁舎基本構想を策定するために441万円を策定業務の委託料として使っています。今年度も945万円計上してるわけですけれども。今年度に引き続いた事業として、庁舎のあり方については10年をスパンで考えるということですけれども、これらの策定業務を委託した後、その進め方ですね、どの段階まで今それが話し合われて、10年間のスパンの中でこれを取り組もうとされてるのか。実際に橿原市新庁舎建設基礎調査の報告書が2000年5月に冊子としてつくられてるわけですけれども、市民からもいろいろなアンケートをとって、そのアンケートの答えもいろいろ掲載されてるわけですけども。この庁舎の基本構想を今後どうしていくのか。2年間にわたってこの委託料を払ってるわけですから、この基礎調査を踏まえて、どうしていこうとされてるのか、答弁してください。 136: ● 松尾高英委員長 はい、財産管理課長。 137: ● 財産管理課長 この決算書類に記載されております441万円というのは、実はこれは平成19年度に行いました基礎調査の繰越分でありまして、この調査というのは、ご存じのようにこの庁舎が非常に老朽化とかしておりまして非常に課題を抱えておることについて、基礎的な前提条件の整理を行い、大まかな素案の検討をしたものがこの基礎調査でございます。現在の状況はと言いますと、平成20年5月につくりましたこの基礎調査をもとにしまして、昨年より基本構想の策定業務を開始しております。これで最近の地方自治体の動向とかの整理とか、また新庁舎の目指すべき姿、理念と言いますか、そういうのを取りまとめしようと今しております。今後につきましては、当然のことながら、こういう基本構想策定後の取り組みといたしましては、もう皆さんご存じのように非常に厳しい財政状況でありますので、財政部局と協議しながら順次手続に入っていきたいなというように考えております。以上です。 138: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 139: ● 槇尾幸雄副委員長 ちょっと今の答弁、竹森委員が聞いてるのと、俺はものすごい開きがあるように思うけども。基本構想委託料に、基本構想というのは、この役所をどこへ建てるのか、どういうやつを建てるのかというようなことを私たちが考えてるんです。今答えの中でそんなこと全然返ってきてないように思うんやけど。ちょっとちゃんと答えてよ。 140: ● 松尾高英委員長 財産管理課長。 141: ● 財産管理課長 この基礎調査におきましても、基本的にやっぱりこういう庁舎を建てかえとなったら、現在抱えておるこういう公の土地とかを中心にその候補地を検討しております。ですから、そういう候補地も含めて、この基礎調査におきまして、その長所・短所と言いますか、そういうことも踏まえながら現在の基本構想の策定業務に入っております。以上です。 142: ● 槇尾幸雄副委員長 何でこんなことを聞いたのかと言うと、実は皆さんも知っておられるとおり、3年か4年前に庁舎対策課、部か知らんけども一遍つくられたわけでございます。そのときに部長、課長、係長か課長補佐かという、部長から課長補佐まで、係長か、4人か5人ぐらいの課があった。そのときに私は、建てかえもできん、建てかえも考えるのに何でこの部が要るのかと言って質問したことがございます。そのときに部がないようになって、今係かな、財産管理課長のところになっておるんやけども、今金がないんやというのは私らもようわかってます。どこへ建てかえするのかということも、結局建てかえするのには最低2,000、3,000坪のところに建てかえせにゃならん。この後ろへ建てるとか、この前へ建てるとか。今はあそこへ建てるのは1,000坪のところは無理ですわね。おのずから建てかえするところというのは最低でも3,000坪要るというようになるわ。五井か、ここか、そして耳成校区か。本当に限られてくるんです。その中で金がなかったら、建てかえせんかったら、もうその課をなくしたらいいんですよ。いまだに継続するというのは、いつか建てかえせにゃならん。けども、いまだにその計画すらできてないというのが今現実ですやろ、財産管理課長さん。だから、今回もだれか一般質問もすると思うんですがね、いつも言うように、やるならやる。そしてそのときには必ず財源が要ると。先ほどもだれかが3号歩専のことで言わはったが。私は1つ言いたいのは、今橿原市にとって何が必要かと。やっぱり優先順位をきちっとつくっていただいて、ことしはこういうことをするんやと、来年はこういうことをするんやということの中で、いつかこの役所を建てかえんならん。なぜかと言うと、3年前にこの金がないさかいに、何とか10年20年もたそうと思って耐震補強をしようと思ったときに、耐震補強できないような建物ですわね。40年前に建てられたときに、非常にこの地盤が悪くて、松の杭を打って、その上へこの4階建ての建物が建っておるんです。これはもうみんなが知ってるわけです。しかしながら震度4か5が来たら、これはひょっとしたらこのままズボンとつぶれるかわからない。ここにおられる皆さん、あっと言う間にあの世へ行く可能性もあるわけですわね。そういうことで、一刻も早く建てかえせないかんわけでございますが、わかっておるんやけども、なかなか金もないし建てられへんと。質問されて答弁するときに、ちゃんとこのことも含めて、その課があると言うだけじゃなしに、今無理やとはっきり言っていただいたら私らも納得するんで、今の答え、その答弁の仕方では納得しがたいことがあるとこがあるので、もう少し答弁をきちっとしていただきたいなと思っております。 143: ● 松尾高英委員長 はい、総務部長。 144: ● 総務部長 今槇尾副委員長さんがおっしゃっていただいたそのとおりの形で今現在は進んでおります。おっしゃっていただいてるように、財源の不足、不足と言いますか、庁舎建設に対しての財源不足は否めないところでございます。庁舎の建設に伴いまして自己資金をどれほど準備できるか、それが今一番大きな課題でございます。その中で、課長も今答弁しましたように、庁舎の基本構想につきましては、全体的な流れがどうあるべきかということをまずはつくりたい。それとともに先ほどおっしゃっていただきました用地の問題でございます。用地の3,000平米、その土地を、面積をどのように確保していくか。いろいろもうご存じのことなんですが、例えばこの場所で建てかえするならば、その面積をどこで確保するのかということが残ってまいります。おっしゃっていただきましたように、当初は部から、初めは担当からスタートしてますけども、部になり、そこの意思表示、市としての意思表示が部で表示されました。その後いろいろ検討も、耐震もできないという状況の中で再検討もされ、部から室に変わっております。今、室の中で業務として続けさせていただいてるのは基本の構想のあり方、それとともに面積をどう確保していくのか。所有者との面談等々も行っております。おっしゃっていただいたように自己資金をどう確保するかの中で、今の優先順位をしっかりつけていかなあかんということでおっしゃっていただいてます。もうそのとおりでございまして、まずは優先順位が、初めは前のほうへ行った時期もございましたけども、現在はちょっと後ろに下がってる。それは自己資金の問題というところでの判断でございます。  以上が現状でございますねんけども、庁舎というのはもう避けて通れないというのは認識はしとるんですが、もう少し時間をいただきたいという状況でございます。以上です。 145: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 146: ● 竹森衛委員 新庁舎の基本構想の策定業務の委託について、公募型のプロポーザルを去年の8月22日に行ってらっしゃるわけですけれども、これは当該予算は2,000万なんですけども、これは結果としては1つはどうなったのかということ。それから今後その庁舎の問題にかかわって言えば、この基本調査で市民の皆さんにアンケートをとられて、現在の庁舎の問題点をえぐってらっしゃいますし、それから将来の庁舎建設についての市民の考え方も、各11の地域に分けてちゃんと分析されてますし、新庁舎の建設場所についても、それぞれの考え方できちんと分類されてるわけですから、それを生かしてしなければ、このすばらしいというか、きちんとした報告書の意味がなくなるわけであって、その点について、今後担当室としてはどう踏まえてらっしゃるんでしょうか。 147: ● 松尾高英委員長 はい、財産管理課長。 148: ● 財産管理課長 昨年にプロポーザルを行いましたのは、20年度、21年度の債務業務といたしまして、全体として最終的には業務委託金額1,785万です。昨年の5月に設けました基礎調査も含めてなんですけど、当然こういう成果物については閲覧コーナーに置かせていただきまして、広く市民の皆さんに見ていただこうと、そういうふうに努めております。以上です。 149: ● 竹森衛委員 これを公示して、実際どこと委託契約をされましたでしょうか。 150: ● 財産管理課長 昨年のプロポーザルによって業務委託を受けた業者は株式会社オオバです。以上です。 151: ● 松尾高英委員長 はい。ほかによろしいでしょうか。はい、竹森委員。 152: ● 竹森衛委員 ページ86ページから87ページ。収税課がこの滞納管理システムの改造業務委託をしてシステムを変えてるわけですけれども。昨年、当然税金をなかなか納められないということで納付相談に見えてらっしゃる方はたくさんいらっしゃると思います。しかしインターネット競売などで悪質とみなすその納税者に対して、そういう処分をされてるわけですけれども、実際にそういう判断のもとで差し押さえをされた納税者、いわゆる市民は何名で、それぞれ、私の聞くところによると生命保険まで差し押さえてると、そういうことをお聞きするわけですけども、動産、不動産含めてどういうものを押さえてるのか、それは何名なのか、答弁をください。 153: ● 松尾高英委員長 はい、税務局次長。 154: ● 税務局次長 平成20年度におきまして、一般会計で差し押さえをいたしました件数は422件でございます。その内訳といたしましては、預貯金が150件、給料等が44件、動産が17件、不動産等が158件、その他、生命保険、国税還付金等を入れまして53件と、以上でございます。 155: ● 竹森衛委員 そういう処分を422件するまでに、どういう形で納税相談か納付相談か、言葉はいろいろ言い方あると思いますけど、そこに至るまでどういう経過で、例えば文書の送付、それから相手との話し合い等々、もしくは相手が一たんこの金額で納められると判断しても、途中でいろいろな経済状況が変わったときの、やっぱり市民に対する聞き取りのあり方、そういうものをどうしてるのか。こういう差し押さえをすることが別に手柄でもないと思うし、市役所の南の棟で展示するのは、まるで私から言うたら質屋かなと。いつからそないなったんやと思うような、そんなことが別に手柄話でも何でもないと思うわけですわ。そこまでに、そういうことがないように、それでも422件差し押さえ物件をとらざるを得ないという状況がありますけども、そこまでどう働きかけていったのか。市民と市役所との信頼関係の問題がありますから、もうそこまでされるんやったらもうええわ、どうでもせえ、というふうな形で物事をおさめるのがいいのか。その辺をどういう経過で話し合ってるのか。何回文書を送付したのか、本人とどういう面談の仕方をしたのか。そういう経過ですね、それを少し答弁してください。 156: ● 税務局次長 市税の滞納整理でございますけれども、基本的に私どもは税収入の確保と租税負担の公平を図るということがございますけども、これ以外にも自主納税の推奨あるいは啓発のために必要であると、こういうふうに考えております。まず滞納になりました場合には督促状、さらに催告状を発しまして、まず自主納税をお願いすることといたしております。次に、納税する意思はございますけれども、一度に納税できない方等につきましては納税相談というのを行いまして、納税者の方の実情に応じまして分割等の納税の猶予措置を講じております。ただ、しかし分割につきましても、ただ安易に分割を認めるということではございませんで、滞納の早期解決あるいは滞納の累積防止と、そういうふうに図る必要がございますので、納税者の方一人一人に実情をきめ細かく聞きながら、しかしできるだけ、先ほど申しましたように、早い段階で滞納を解決するような格好で納税相談をやらせていただいております。しかしながら財産がありながら税をお納めいただけない。これはどういうふうに申し上げたらいいんですか、資力がありながらお納めいただけない方とか、せっかく納税誓約を、分割の計画等もいただき、納税の履行をお願いしてるわけでございますけども、しかしながらその再相談ですね、都合が悪くなれば再相談もお受けすると、こういうふうな話をしておりますが、そういうふうなご連絡もなく納付ない方等につきましては、やむなく滞納処分による差し押さえをさせていただいております。  納税相談の件数につきましては把握はいたしておりませんけれども、分納計画等が20年度で約四、五千件ほど、これは丸い数字で申しわけございません。ですので、相談にお見えになる方は、さらにそれをかなり上回った方になるかと思います。私どもといたしましては差し押さえ自体が目的ということではございません。納税者の方々と、納税についていかに早いこと解決していただけるかということについてやっていきたいと思っておりますし、もし差し押さえをいたしました場合でも、直ちにその財産の処分とか取り立てとかいうようなことではなく、当然その段階で改めて納税相談等をしていただいた場合には、それをお受けいたしまして、一括でお納めいただければ当然解除もいたしますし、さらに分割ということになりましても、その辺の履行が間違いないと認められる場合については、差し押さえ財産の解除とかそういうふうな形で、納税者の方と十分にいろんな意味でのお話をしながら進めさせていただいてると、こういうことでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 157: ● 松尾高英委員長 はい、まだありますか、総務費。ほかにございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 158: ● 松尾高英委員長 なし。はい。それではちょうどお昼の時間となりましたので休憩をさせていただきます。1時から再開をいたしますが、再開時に議会だより用の写真撮影を行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。それでは1時再開でございます。                   午後0時04分 休憩                   午後1時03分 再開 159: ● 松尾高英委員長 始める前に1つお願いがございまして。午前中に結構時間がかかりましたもので、これからの決算以外の関連質問等は、なるべく一般質問とか予算特別委員会でご協力いただきますようにお願い申し上げます。  それでは第3款の民生費に移ります。94ページから127ページでございます。質疑ございませんか。はい、竹森委員。 160: ● 竹森衛委員 ページ94ページから95ページですけども。第2期障害者福祉計画を策定をしたわけですけども、それに基づいて3つの重点項目を示されました。で、それは施設入所者の地域生活への移行、それから入院中の精神障害者の地域生活への移行、それから福祉施設利用からの一般就労への移行、それぞれ平成23年度までに数値を示して策定をされていますけれども、具体的にこの数字を達成するのに、障害者福祉計画をきちんと作成して、ことしの3月の日付で議員にもいただいてるわけですけども、これを踏まえて、市の施策としてどのように数値目標を達成しようとしてるのか、お答えください。 161: ● 松尾高英委員長 はい、障がい福祉課長、お願いいたします。どうぞ。 162: ● 障がい福祉課長 今の地域策定計画につきましては、補佐から答えさせていただきます。 163: ● 障がい福祉課長補佐 障がい福祉計画の作成に携わっておりました関係から、私のほうから答弁させていただきたいと思います。  それぞれ先ほど3点委員がお述べいただきました退所、もしくは退院の促進事業でございますが。私ども橿原市といたしましては、精神障害者の退院促進、これにつきまして、私どもの職員でございます精神保健福祉士のほうを各退院可能な病院まで出向かさせていただいております。具体的に申しますと、奈良県立医大、飛鳥病院、當麻病院等々に退院可能な方がおられる、それまでの地域生活に関してどのような支援が必要であろうかと。そういう形で積極的に病院のケースワーカー等と事前協議を入念に行いまして、幸いながら橿原市におきましては、他市に類を見ない2人の精神保健福祉士を置いていただいております。この関係で積極的に私どものほうから病院に出向きまして、退院促進のほう、または退所の促進のほうを前向きに検討させていただいております。数値につきましては、多くの数値はここには書かさせていただいておりません。と申しますのは、実現の可能な範囲の中で、我々が実際に歩かせていただいて実現可能な範囲の数値としてここに挙げさせていただいております。以上でございます。 164: ● 竹森衛委員 橿原市の第2期障がい福祉計画の概要版の6ページで、現在、平成10年入所者数が100名で、地域生活移行者数を10名として設定されてますけども、その設定に当たって、例えば3年計画で進めていかれるわけですけども、それは具体的にこの数値を挙げるということは、地域生活に移行できる方、移行することが可能な方というふうに、当然その数値を挙げられてると思うんですけども。具体的に今2人の精神福祉士ですかね、いらっしゃるわけですけども、当然そこで面談とか病院とかされてるわけですけども、それはこの数値で出されてる、今補佐が言われた可能な数字ですか。 165: ● 障がい福祉課長補佐 一応この数字というものは、自立支援法が始まりました際に、県全体の数字の約1割を、まあ言うたら退院もしくは退所して地域での生活をしていただこうと、そういう目標的な数値目標でありました。今現在社会事情も大層厳しいございます。その中で一応努力目標という形で、この数字を念頭に置きながら実際に支援に回っている状況でございます。病状等から申しまして、また病院へお帰りいただくと、そういうふうなことが極力ないような形での支援をしていきたいと思いますので、あくまでも努力目標という形で数値を挙げさせていただいております。以上です。 166: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、竹田委員。 167: ● 竹田きよし委員 107ページから126ページにかかわってくることなんですけども。非常に橿原市も高齢化が進んでまいりまして、75歳の人たちが1万700人ほど数値的に出ておるわけですけども。今一番世の中、そんな中で独居老人と言いますか1人所帯、この支援、高齢者支援とか、あるいは保護と言いますか、そういう制度も当然あるわけなんでございますけれども。特に旧村と新興住宅という分け方がどうかと思いますねんけども、地域におきます疎遠という状況が非常に、隣の人がどんな状況にあるかというのがなかなか見えてこない世の中にもうはまってしまってることで、亡くなっておられても1カ月もたって気がつくとか、そういうことも多々あるわけで。そんな中で午前中にコールセンターという相談も出ておったわけでございますけども、生活保護をいただいてる方は、それなりの家庭状況というのをきっちりと把握されてるわけなんですけども、年齢にかかわらず、身寄りもない、どこもないという中で突然亡くなってると。それは新聞受けを見たら、たくさん新聞がたまっておる。これはあかんというような気づき方になってるわけですけども。そこで何を言いたいかということなんですけども。この前もありましたけども、もちろん生活の中には電話も引いてありますし、もちろん年金ももらえてる人もおって、通帳も保管されてるというのか、そういう状況もあるわけですけども。そしたら通報はいいけれども、だれがその後の処理をしてあげるのかと。後見人制度が法律的にはあるわけなんですけども、そういうような人たちがすべて後見人を定めて、いざとなったときにはこうやという届け出は制度としてあるわけですけども、ほとんどがそういう状況にはまってない中で、お葬式はだれがするのや、市やでと。法律上見ますと、手当てを市がしなきゃならんという法律があるわけなんですけども。そこへ行くまでに窓口として、そういう不明なところ、交通事故等、あるいは不審者がどこか道で倒れて亡くなっておると言うたら、警察へ一報が行くわけなんですけども、そんな状態でも市のほうへと。病院は身元をうまく通さんとなかなか受けてくれないという状況が出てまいってます。それでも後の連帯保証人をしてくださいと、こういうことにはまりますと、なかなか受けてくれないということになるわけですけども、それの代わりを窓口を明確に。この場合はここですと言うて、そこからいろいろの関連部署に連絡する。福祉で管理のほうがええのか、福祉、何でも福祉かなっていう場合もあるやろし、高齢者福祉やったら何やけど、高齢者になった場合はだれやねんという場合もあるやろし。その点、これについてどういう整理をされているか、ちょっと、ここやということが見えてたら、私が勉強不足で自分だけわからへんという状態になったあるのか、ちょっと答えられる人がおったら答えていただきたいなと思います。 168: ● 松尾高英委員長 これは担当課、どこになりますか。はい、福祉総務課長。 169: ● 福祉総務課長 実はその件につきまして、昨年のちょうど12月に役所の中でもどこがするべきなのかとか、そういった状況になったらどういう役所の中で動きがとれてるのかというような状況をまず関係課と思われる課長さん方に寄っていただいて、葬祭に関する取り扱いについてということでまずは情報を集めさせていただいたという経過があります。ただ、今委員さんがお述べのようにどこの課が進めていくのかというところはまだ明確化されておりませんし、現実そのようなことが橿原市内でも相次いで起こっているような状況でございますので、今後に向けてできるだけ庁内で早急に、本当はこういう場合にはこうするというようなマニュアル化ができればいいんでしょうけれども、他市町村も意見を聞きまして進めていきたいと思っております。  先ほどお述べのようにひとり住まいの高齢者というところでは、地域の民生委員さんにいろんな情報をつかんていただいているということがございます。それもご本人さんの申し出がありまして、緊急を要した場合にはこの方に連絡をとってくださいとかっていう情報をつかんでるわけなんですけれども、なかなかそれにしてもご本人さんの了解が得られないというような状況もございますので、その点からも情報収集という意味からでも、また地域の力をおかりして進めてまいりたいと考えております。以上です。 170: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 171: ● 竹田きよし委員 そこには、これは中和消防が非常にこれもかかわってくるわけですね。119番とか、あるいはそのときの火事がいった場合に障害者がおられる場合にはその手当をしとかないかんし、現場へ行ったかて「だれか中にまだおられますか」って、とりあえず火事いっとたら、わしらに尋ねたかてそんなん知るかいうてこの前言いましたけども、そういうことを中和消防もそういう点、独居老人とかあるいはそういう障害を持っている人のデータというのはちゃんと蓄積されておりますかということを私も監査のときに再三してるわけです。おっしゃるように行政には言うてますと、こう言う。言うてるだけでは具合悪いわけで、そうしたら、行政側は福祉においては独居老人の状態というのはそれになりにこうなっていると。だから、お互いに共通するところがありますので、そのとこへ次言うてみたら、いや、個人情報保護でもうそこから行かしまへんねんて、こんな話が出てくるわけやけども。実際起こってしもて、いてるにもかかわらず手当ができなかったから、それこそ報道関係は何をしとるのかということに、そんなんわかってるはずやと、こういう返りが来るわけです。だから、しっかりとそこら辺は消防と、消防もコンピューターに皆入れる体制はとっとるわけなんですよ。とっとるわけです。そうしたら、行政に言うてますねん。言うてあるなんて、いつ幾日どの文書、見せてください言うたかて、なかなかすっと出てこないって。そしたら、責任の、こう転嫁し合いをするような格好になります。行政も福祉計画やいろいろ進める中で、あるいは自治会単位がありますので、そういうことに流したことがあるのか、こういう今世の中こうなって自治会、自治会にも入らないという人もたくさん増えておるわけなんですよ。そうしたら、隣の人が亡くなっても、うちは自治会入ってない、だから知りませんと。こんなんも極度にあらわれるわけですよ。だから、そういうことを困るのが大変目に見えて多いんですわ。だから、これは早急に、検討、検討いうて、早急にこれは取り組まないかんと思うわけですけども、ここら辺のところをできたら市長、そこら辺のトップダウンで窓口を決めるような格好をしてもらわんと、ちょっと検討してまんねん、検討してまんねんという問題と違うと思いますねん、これは。危機管理の問題も非常に関係しますやん、これも。危機管理の問題、ところもね。だから、そういう点をやっぱりきちっと仕分けをしとくべきだと思いますねんけど、どうですか。 172: ● 松尾高英委員長 答弁、はい、健康福祉部長。 173: ● 健康福祉部長 先ほどおっしゃっていただきました消防との関係でございますが、例えば身体障害者の名簿等、独居老人等の名簿等、これにつきましては本人さん、ご本人さんの承諾を得た分につきましては消防のほうへお知らせしておるという現況でございます。ただ、本人さんが知らしてほしくないというふうなことで、あくまで個人情報であるんで知らしてほしくないというような、言葉は悪いですけれども、拒絶をされた場合にはこれはあくまでも個人情報を優先するという形で、今どういうふうな対応をしたらいいのかなということで検討しておるところでございます。  それから、先ほど福祉総務課長がお答えしましたケースでございますが、委員さんが最初にお述べいただきました住所がわからずに、例えば橿原市内で行き倒れになられたという方につきましては、生活保護制度の中で行路病人等の対応ということがございますので、これにつきましては法律的にきちっと対応できるかなというふうに考えております。それで、独居老人と、また独居老人ではないですけれどもひとり暮らししておられて隣近所との関係を絶っておられる方と、全く自治会活動にも参加していただけない、民生委員さんが行っていただいても接触を持つのを好まれないという、こういう方につきましてはどういうふうな対応をしていったらいいかということで、先ほど福祉総務課長がお答えしましたように、関係各課集めて協議をいたしまして、今後どのように対応するのがベストかということを検討しておるところでございますので、ご理解のほどをお願いいたします。以上でございます。 174: ● 松尾高英委員長 ほかに。はい、竹田委員。 175: ● 竹田きよし委員 いや、ご理解って、そんな、そこから向こう進めてらんとやな、そうかというわけの理解ではいかんやんか。そういうことで、結局窓口をどこへやったらどうなんのかということができてないから、今言うたら自分のとこへ来た生活保護の人たちはわしらわかるけれども、それ以上というような、まあまあ、ことですやんか。だから、そうじゃなしに、年齢関係なしにそういう場面が起こったときにどういうことですか、はい、わかりましたって、すっと流せるようなことをやっぱりしとかんといかんでということを言うてるわけなんです。  それから、個人情報保護については、そんなん言うまでもわかってますやんか。しかし、そういうことも広報でいろんな場面でこういうことやからひとつ協力、消防かて入れたいんですよ。入力したいんですよ。だから、連携してその行政側から外へ漏れるということは、行政側はきっちりやっぱり一番重いもんですから、きっちりそれの中につかんどくというのが、そこへ当ててこんででけへんねやし、そこから流出したということが問題なんですけども、行政側のことはきっちりではつかんどくというのは何も問題ないん違いますの。その個人情報という問題のとらえ方はですな、行政、警察や消防や行政の中でほかの人に見せるとか、それは問題ですけども、それをどっと災害が起こった、何した、そんなんを保護やさかい何やさかい言うてますの、ほんなら。それはいけへんと思うねんけど。そこら辺をきっちりとやっぱり危機管理の体制にもかかわってきますやん、言うてみたら。それは高齢者ばかり違うんやで、言うてみたら。そういうことも踏まえ、全体を見てやっぱりきちっとしたところをするとこがしとかんとあかんということを言うてますねんけど、市長、そういうことで。 176: ● 松尾高英委員長 危機管理室長。
    177: ● 危機管理室長 先ほど消防関係の中で独居老人、高齢者の啓発というような形で質問ありました。それに対してお答えさせていただきたいと思います。橿原市消防団につきましては、1分団から10分団までございます。で、10分団の女性分団につきましては高齢者及び独居老人という形で、年間市内全体で約2,400件を対象に、2カ月に1回ぐらいを対象に訪問をやって指導をやっているような状態でございます。で、団員につきましては2人1組で実施いただいておりますので、約200~250件ぐらいが対象になると思います。以上でございます。 178: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 179: ● 竹田きよし委員 私はね、消防団の調査活動の実態を質問しとるん違うんですよ。そんなん、私にはわかってます、あんたの言うことは。女性の人は日ごろ、そういうところをきっちりとつかんどかないかんと思うて、ずっと日々の業務の中でやってます。そんなん、わしは言わんかてわかってるわけです。そういうんじゃなしに、今言うて高齢者であろうとどうあろうと、どこが行政として窓口にするところをきっちりと言えるようなことができてないということを言うてるわけです。できてないということ。できてたら、言うてくださいと言うてるわけ。私にはそれがふっと浮かんでこないわけなんですよ。それを尋ねている。消防団員が調査とるやとれへんのか、そんなこと言うてないんですわ。 180: ● 松尾高英委員長 はい。ほかにございますか。 181: ● 槇尾幸雄副委員長 先ほどから竹田委員、いろいろと質問されておるわけでございますが、危機管理課もまた福祉のほうの人も答弁されております。これをばらばらにするんじゃなしに、どこか1つ窓口を決めて、そしてだれかが相談あったときはそこが応対すると、その中でここはどこの担当とか、ここがどこの担当とか、そっちで決めてええことであって、今の竹田委員の質問に対して、竹田委員が聞こうと思うてんねやけども、全然違う答えが返ってきてるように、市長、思うんですね。市長、そうですよね。できたら、このことについて今本当にお年寄りも多いので、窓口1つにして副市長やったら副市長が責任持ってやると、そこへみんな集まるということを決めていただいたら、私たちが一々考えんでも、このことについては副市長に聞いてええということでいけると思いますので、市長忙しいので、もう副市長に押しつけなはれ。 182: ● 松尾高英委員長 はい、そういうことで副市長。答弁、副市長お願いします。 183: ● 副市長 竹田委員さんのご質問に総括してお答え申し上げます。おっしゃられる意図は独居老人これから多く増えてくると、そういう中で今でもいろいろ問題がある中でどの課、どの課ということでいろんな支障を来しておるということでございますけど、そういう場合はどこの課をという形を早急に決めて……。(何事か呼ぶ者あり)  はい。決めて、また議会にもご報告さしてまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願いします。 184: ● 松尾高英委員長 早急な対応をよろしくお願いいたします。はい、竹森委員。 185: ● 竹森衛委員 今、竹田委員がおっしゃった件ですけども、もう既に全国では常盤平団地の会長がそれに積極的に取り組んでおられますけども、孤独死防止のための対策室か、そういうものをちゃんと設置してやっぱりそれをどうしていくのか、個人情報の問題でも手挙げ方式でどうしていくのかということをちゃんと調べて、そういう対策委員会並びに対策室をつくってください。そうでないと責任の所在が不明瞭です。やっぱりこれから公団でも、私の住んでる公団でも孤独死の方が結構おられますし。結構というのは、まあ数日もしくは……。特に集合住宅は普段から人間関係があってもなかなか、突然病に襲われて亡くなられる方もいらっしゃいますし、そういう場合の先進的な活動をしてるところもありますし。基本的には年齢関係なく、今リストラされて50歳代でもちょっとお酒に気持ちがいって孤独死をされてる方もいらっしゃいますし。それを未然に防ぐ対策委員会というか、そういう責任の所在を明らかにするような、そういう部署をつくってください。これは要望です。  それから、まず96ページから97ページの市長の重点施策の中でAEDの設置購入、これを31カ所に設置して969万1,500円、それを執行しているわけですけども。まず設置して、それを使用できる人の講習の体制はとどうとってるのか。地区公民館も設置されてますけども、それも含めてこれまでそれを設置して具体的にいざというときにその場所に、仮に公民館などいらっしゃったら、講習等は何回されてるのか、それが1点。  それから、もう1つは実際にそれを使用しなければならない、迫られたケースはこれまでの何件あるのか、これを答えてください。 186: ● 松尾高英委員長 はい、答弁をお願いいたします。福祉総務課長。 187: ● 福祉総務課長 20年度に市の予算で購入させていただきましたのが34台でございました。そして、ほかにまた寄付という形でいただいておりましたので、市内の公設施設におきましての台数は50台となっております。何回講習したのかということなんですけれども、20年に設置したときに施設のほうで業者による講習を、また小学校のほう、中学校のほうもその業者による講習会を実施させていただきました。そして、何件そういう事例があったかということなんですけれども、こちらのほうといたしましては過去にちょっとさかのぼってもよろしいですか。19年に2回、そして20年に1回、そういう事例を聞いております。以上です。 188: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 189: ● 竹森衛委員 当初の台数よりも寄付等でその台数が増えてて、購入したとき1回だけと。やっぱり機械というのはもちろん習うより慣れろで、それから使える人も幅を広げなければならないと思うんですけども。その点に関しては今後どういうふうに考えてらっしゃいますか。業者による講習会を1回実施して、それでマスターできるものでしょうけども、今後の活用可能な、そういう方法は考えてらっしゃいますか、そういう講習会は。 190: ● 松尾高英委員長 はい、講習について担当課。はい、危機管理室長。 191: ● 危機管理室長 AEDの講習というふうな形でございますが、危機管理課のほうの対策といたしまして自主防災会の訓練がございます。で、その中で当初火災訓練等を実施やっておりましたが、最近になりましてAED・心肺蘇生の訓練を開催をやっております。指導に当たりましては橿原の消防署、それと消防団第10分団が担当いたしております。昨年度では約12~13回開催させていただいております。以上でございます。 192: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございますか。はい、竹森委員。 193: ● 竹森衛委員 ページ、98ページから99ページですけども、障害者の方の相談支援と充実強化のための事業の委託料が執行されています。相談件数は説明書で3,943件にのぼっておりますけれども、この相談はだれが、どのような相談内容で相談を受けてるのか、大まかな分類はこの3,943件担当課でそれは分類されているのかどうか、それをされていたら答弁していただきたいと思います。  それから、今後この相談支援充実強化を図る上で、その相談を踏まえてどういう点に力点を置いていかなければならないか、それはちゃんと分析されてますでしょうか。 194: ● 松尾高英委員長 はい、担当課、障がい福祉課長。 195: ● 障がい福祉課長 相談につきましては、ほとんどがピアポートという精神障害の方の相談になっております。それで大体60%ぐらい、そのほか知的障害の方の相談が30%ぐらいというふうになっております。分析についてもそうなんですねんけども、今後も地域活動支援センターでこのような精神障害の方の相談も増えていくかというふうには分析しております。ですので、担当課としましても今年度から精神保健福祉士を1名増員していただいたところでございます。以上でございます。 196: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、竹森委員。 197: ● 竹森衛委員 第3款民生費の124ページから125ページですけれども、この発達障害者支援、これを橿原市が平成20年度その事業をやったわけですけれども、臨時職員を採用して個別の支援計画を立ててやってはるわけですけども、この1年間の支援事業の成果、それから今後この支援事業をどのように進めていくのか、その予算を執行されてますから、それについて答弁してください。 198: ● 松尾高英委員長 はい、担当課、答弁をお願いします。はい、かしの木園長。 199: ● かしの木園長 発達障害者支援体制整備事業、どういう成果があったかという内容だったかと思いますねんけど。発達障害者支援体制整備事業いいますもんは、自閉症、アスペルガー症候群等の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これらに類する脳機能の障害を有する児童、障害児について乳幼児から成人期までの各ライフステージに対応する一貫とした支援体制の整備を図り、発達障害児の福祉の向上を図ることを目的としております。そして、実施した内容でございますが、1つ目としましては関係機関との連携、これは早期発見、早期療育、特別支援教育を行うため福祉、保健、教育等の関係機関との連携を深めてるものでございます。そして2番目としまして、サポートブックの作成でございます。これは連携していくため本人のライフステージを見据えたサポートブックを作成し、本人支援、家族支援のために活用する。これにつきましては本人さん、例えばパニック障害を起こした場合どのように対処したらいいのかと親御さんにそのサポートブックに書いていただき、それをまた外出されたところそれを携帯していただき、その場で起こった場合それを見たらわかるかなというような内容でございます。そしてもう1つ、幼児療育指標のガイドブックの作成でございます。これにつきましては、一応かしの木園で今やっておる療育方法等を記載したガイドブックでございます。これを使用してまた今後ともかしの木園で療育に努めていきたいと考えております。そして、今後の方針いうたらおかしいですねんけど、やり方ですけど、今後一層各教育、福祉部門の連携を強化いたしまして早期発見、早期療育に向けて頑張っていきたいなと考えております。以上でございます。 200: ● 松尾高英委員長 はい、ほかによろしいですか。はい、竹森委員。 201: ● 竹森衛委員 同じく124ページから125ページでいわゆる学童保育、放課後児童健全育成事業の関係ですけども。ことしも今年度この予算の執行で畝傍東や晩成、耳成南、いわゆる1学校区に2つもしくは収容できる学童の数を増やすためにその施策をしているわけですけども。今後その人口の増える具合で担当課としては1小学校区2つの施設という計画は、具体的に場所としては増やす場所が具体的に示すことができるかどうか、それを答弁してください。 202: ● 松尾高英委員長 はい、健康福祉部次長。 203: ● 健康福祉部次長 放課後児童健全育成施設、いわゆる学童ですけども、現在のところ1校区に2つ以上の計画はあるかというご質問でございます。現在のところ各学童からの要望はございません。耳成南で第2を、昨年畝傍東で施設としては1つなんですけども、そこを増築して学童としては2つ運営していただいております。今後も国の施策では1施設に71人以上の場合は運営費に補助をしない、つまり大規模化を防止するという、そういう観点の施策が出ております。本市においても今後の推移を見ながら72を超える可能性があり、それが数年続くようなことが起こってくればその都度対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 204: ● 竹森衛委員 そのときに小学校の空き教室を活用していくという、そういう方向は検討されているんでしょうか。 205: ● 健康福祉部次長 小学校の余裕教室の活用というご質問でございます。学校によって空き教室、余裕教室を活用できる学校もあれば、その学校の規模によってできない学校もあります。で、具体的にはケース・バイ・ケースでなると思います。どうしても余裕教室がない場合は、これまでのように適切な近くの場所を捜して建てる、あるいは市の施設があればそれを活用するというふうな方向で考えてまいりたいと思っております。以上です。 206: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、副委員長。 207: ● 槇尾幸雄副委員長 もうちょっと先に言うたらよかったけど、これ、施策がちょっと前に……。かしの木園の、課長、今子どもさん何人ぐらいいてはるかな。 208: ● かしの木園長 今かしの木園では8月末現在で88名が在園しております。以上でございます。 209: ● 松尾高英委員長 はい、副委員長。 210: ● 槇尾幸雄副委員長 これ、予算のときに、今決算のときに言うことではないと思うんやけども、市長、一遍ぐらいここへ見学なり行かれたことございますか、ありますか。私も行きましてん。非常にこの、88名いてて、そして建物は古いわ、障害者が本当にここでええんかなと思うような建物でございますので、これはもう要望でございます。本当に普通の子どもじゃなしに体の障害に合うた、本当にここで何かあったらどうするんかなというよう思いで私も見学しておりましたので、ぜひともこの場所については今後きちっとしたしたもんを、その金もないので建てかえとはできませんので、何とか考えてやっていただきたいなと、要望にしておきます。お願いします。 211: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 212: ● 竹森衛委員 ページ、100ページから101ページの国民年金事務費の問題です。消された年金の問題はいろいろあるわけですけれども、今年度その予算を計上して年金問題に対応するために専門家の社会保険労務士が配置されています。もちろん相談件数、労務士によって、資格を持ってらっしゃる方によってどのような問題が持ち込まれて、橿原市の1階の窓口に来てよかったと解決が図られた事案についてはどれぐらいあるのか、担当課は答えてください。 213: ● 松尾高英委員長 はい、市民課長。 214: ● 市民課長 臨時職員といたしまして年金の3名雇用させていただいております。1名は毎日勤務で、あと2名は週3日勤務でございます。年金の総数といたしましては、月平均大体1,320件ぐらいの窓口相談がございました。主に年金特別便等の相談件数でございます。解決したということはちょっとこちらのほうでは把握しておりません。以上でございます。 215: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。  以上で民生費を終わりまして第4款の衛生費に移ります。ページは128ページから147ページでございます。  ちょっと理事者の入れかえ等を行いますので、しばらくお待ちください。128ページから147ページでございます。はい、竹田委員。 216: ● 竹田きよし委員 131ページ。てんぷら油の回収についてちょっとお尋ねしたいと思います。このことにつきましては、前々から一般質問なり等々で自動車燃料にという方向を議員からも提案と言いますか、上がっていたことでございますけども。この前新聞でも出てましたように燃料化の第一歩を踏み出したということで大きく、私は毎日新聞なんですけども、見せていただきました。その車はごみの収集のところにそれを当てるということで広くPRしたいと。CO2を削減という基本的なそういう意識を持ってというのを一番動く広告塔だということでわかるわけですけども。  そこで1つお尋ねするわけなんですけども、そこを今進めるに当たって現在までは石けんの原料としてやってたわけですね。年間大体油の回収がたしか約9,000リットルを回収をされてると、こういう状況で、それをすべて燃料化にするかということを私は2~3カ月前にあの担当部署のところへ行きました。そうしたら、いや、そこはそうしたら前々からの取引もあるし、切れるのかどうかという問題も私は気になったもんで。それは全部いかないと。そうしたら、そのうち何ぼかと。それから、どこへ委託するのかということもお尋ねしましたら、京都へ委託するでということで、京都へ委託したやつを燃料として買うということですね。で、ここでもう1つ突っ込んで私はこの前提案をしてまいったわけなんですけども、せっかくそういうことをやるのならば、地産地消という言葉がありますように自分たちの町で排出したもの、油ですね、排出したものは自分たちの町でそういった装置を300万とか600万の小型のやつが機械としてあるわけですね。だから、地産地消、そういう分野でほかの市も、例えば福祉の事業所ってありますね、作業所という、そこらのとこへ1つのそれなりの仕事もでき上がってくるわけでございますので、1リットル1円で今そこで買うてもうてると言うけども。買う値段が取りにきて京都まで持ってくるというもちろんコストもかかりますので、できましたら人材シルバーもそれなりの回収の役割の1つとして頭へ浮かんでるわけなんですけども。福祉の分野においてもその装置、機械を買うためには恐らく他市というのか、大阪かもわかりませんけども、半分ぐらいは補助金があるらしいですよ、補助金が。だから、我が奈良県橿原市はそういう補助金があるのかどうか、それは調べてもらわないかんわけですけども。そういうことにしますと、作業所へ置いといてもらって福祉の分野でもこれを使うとるということになりますと、1年に1回環境フェアというのをやってますね、万葉ホールで。そういうところでやっぱりPRはごみ収集車の車だけじゃなしに、そういう分野も例えば9,000リットルのうちに3,000リットルは今言うてる業務用の行政で使うと。あとはそういったところにも使うというような取り組みをもう一歩進めてやったらどうかなって、これは提案なんですよ。やったらどうかなって思いますので、十二分な検討をしてもうたらなと、かように要望なんですけど。 217: ● 松尾高英委員長 はい。ほかにございませんか。はい、森下委員。 218: ● 森下みや子委員 133ページのこの予防接種事業費の件なんですけれども。これは高齢者のインフルエンザの予防は実施していただいているんですけれども、乳幼児におけるインフルエンザの予防接種、これもかなり市民の若いお母さん方からの要望も私、伺っているんですけれども。この点について答弁いただきたいんですけれども。 219: ● 松尾高英委員長 はい、担当課、お願いいたします。はい、課長。 220: ● 健康増進課長 高齢者のインフルエンザにつきましては定期予防接種の一種ということでさせていただいておりますけれども、お子様については現在任意接種という形になっております。ただ、要望は多いということですけれども、なかなかやっぱり難しい問題がございまして、当面はこのような形で続けさせていただきたいと、今の段階では思っております。ただ、今新しい新型インフルエンザの関係も今新聞等で賑わっておりますけれども、その点につきましても今後どのような状況になるか、今現在のところわかっておりませんので、そこらもまた情報が入り次第また皆さん方にもお教えしたいと思っております。以上でございます。 221: ● 森下みや子委員 なかなか子どもさんですので医療面で難しい面もあると思うんですけれども、どのような点で難しいのかって、ちょっともう少し具体的にその理由を教えていただきたいんです。 222: ● 健康増進課長 問題点と言いますと、まず国の制度がございまして、現在橿原市につきましては国の制度にのっとった形で予防接種をさせていただいておりますので、お子様の予防接種については現在入っておらないということでございます。それと、副反応等の問題もございまして、やっぱりある程度国の制度にのっとった形でやらせていただきたいというところでございます。以上でございます。 223: ● 森下みや子委員 国の制度もそれはもう大事なことなんですけれども、やっぱり橿原市に本当に住んでみたい、それで住んでよかったと言っていただけるような、橿原市独自としてかなり若いお母さん方の声も多いですし、そういった中で市のほうも国の制度、また他市町村の動向を見ながらではなくて、やっぱり市独自で先進的に実施をしていただきたいと思います。全国的にも実施されている市町村もございますので、そういったところをもっと研究していただいて、積極的に実施をしていただくというような方向で検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 224: ● 松尾高英委員長 はい、要望で。はい、ありがとうございます。はい、竹森委員。 225: ● 竹森衛委員 ページ、144ページから145ページの発掘調査事業費ですけども、まず温水プールを中心とした周辺整備にかかわって市民の皆さんにも入ってもらった委員会がつくられて、そして具体的にそれを進める内容が盛り込まれているわけですけれども。まず、現在の周辺整備にかかわる策定計画の現状と、それから発掘の調査事業を行って埋蔵文化財についての結果はどうあったのか、その2点、担当者は答弁してください。 226: ● 松尾高英委員長 はい、公共施設対策室。 227: ● 公共施設対策室長 まず、1点目の周辺整備の現状というご質問でございます。それにつきましてはごみ焼却諸施設の周辺整備基本計画という形で、平成20年と21年度の2カ年の債務負担事業によりまして、周辺整備の基本構想、既に策定されております基本構想をもとに、より具体的に周辺整備計画として策定する業務を現在行っております。まず、20年度につきましては、この周辺整備の具体的に取り組む基本的な基軸となります内容を検討する業務でありましたので、まず今委員述べていただきましたように委員会の回数であったり、時間等々にかなり時間を要しまして、20年度としての業務を少し21年度に繰り越しをさせていただきました。それで、今のところ20年度の事業分としてはほぼ完了しておりまして、それに引き続きまして21年度におきまして、今度はその全体のごみ焼却処理施設周辺の既存の施設も含めまして古墳、それから一体的な事業用地、新たに設けさせていただきました事業用地も含めまして、より具体的に財源であったりという点も含めまして現在計画を策定中でございます。  もう1点につきましては、文化財課のほうに私どものほうから業務をお願いしておりますので、その辺は文化財課のほうから答弁していただくようにお願いいたします。以上でございます。 228: ● 松尾高英委員長 はい、文化財課長。 229: ● 文化財課長 実は平成21年1月19日から2月26日まで、今回の場所につきましては昭和51年に国指定になっております新沢千塚古墳群に隣接してるということもございますし、ただし、今回の調査の部分につきましてはまだ史跡はなっておりません。ただし、性格的には重要な地域でございますし、今まで考古学のメスも全然入っていないという状況もございましたので、まずもって今回の敷地の全体、半分ですか、ではございますけども、まず遺跡があるのかないのかの見極めをしなきゃいけないということで、先ほど申しました期間の間に試掘調査を実施いたしました。調査の結果ではございますけども、この古墳群が形成された時期に伴う遺跡というものは少のうございましたけども、これの前身であります弥生時代から古墳時代の前期というこの時代に位置する遺物、遺構が出ておるわけでございます。ただし、今回につきましては、遺構の性格というものは若干おぼろげながらではございますけども確認できましたけども、まずもって先ほど冒頭で申しましたように、遺跡があるのかないのかの見極めですので、今回につきましてはこの試掘調査によって遺跡がどうもあるという判断を私ども考えております。ですから、今後の展開いかんによっては本格的な発掘調査というのが必要不可欠ではないかなというふうに考えております。以上でございます。 230: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 231: ● 竹森衛委員 まず、周辺整備に関しての計画に伴う大まかな温水プールをことしの予算委員会でそのことを明言されてますから、それを中心に大枠でどれぐらいのお金がいわゆる本体価格も含めてですけども、かかろうというその算段と言いますか、そういう数字的なものを持ってるのかどうか。一体幾らかかるのかということですわ。それから、もう1つは今文化財課長がおっしゃられたこの1万600平米のところを仮に発掘して、今もそういう遺構も含めてのことをおっしゃってますけども、そういう重要な新沢千塚古墳群の中の重要な部分として占められれば、この計画というものはもう事実上前へいかないのではないかと、こう思うわけです。それは幾らさまざまな考えはあっても、それは私の意見ですけども。そうすれば、この1万600平米はどういう活用の仕方をするのか、今後このままほっとくわけにはいかないと思いますから、今後の展望と言いますか、それも含めてどう考えているのか、答弁をしていただきたいと思います。 232: ● 松尾高英委員長 はい、公共施設対策室長。 233: ● 公共施設対策室長 ご質問のまず1点目、事業費、周辺整備事業としてどれぐらいの事業費がかかるものかと、今現在でどうかというご質問かと思います。ただいま先ほどお話しさせていただきましたように、今の基本計画の策定業務の中で現在周辺整備、その既存の3施設、それから古墳群一帯を含めた周辺整備の公共ゾーンとしてふさわしい整備のあり方という部分に今とりかかっております。それで、その部分で市民に対してどのようなサービスの提供ができるのか、それによってどういうような機能がこのゾーンとしてふさわしく将来計画として成り立っていくものかというところを、非常に重要な部分を今計画の策定としている業務の段階でございます。今後につきまして、この業務の中で大まかな事業費、全体の事業費で、その事業を実施するについてはどのような財源、補助金であったり、交付金であったりというようなそういう財源的なものが果たしてどれぐらい使えるものか。それから、あとは運営に対して今どきですので民間的な参画も得ることができるのかどうかといったところ、その辺をいよいよ絡める中で整備計画としてまとめていきたいということで、今のところまだ事業費、全体の事業費という数量、金額的なものは出てきておりません。 234: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 235: ● 槇尾幸雄副委員長 今いろいろ説明受けたんやけども、今先ほど文化財課長が言われた部分で、多分ちょうどここに風呂か何か建てる計画の、ちょうど試掘されたところは西ぴらのちょうど山のほうだよな、課長、違うんかな。 236: ● 文化財課長 はい、そうです。 237: ● 槇尾幸雄副委員長 あっこやんな。試掘料が約300万円ぐらいかかっとるんかな。違う? 238: ● 文化財課長 はい、そうです、はい。 239: ● 槇尾幸雄副委員長 300万ぐらいかけて試掘したと、その中でひょっとしたら未盗掘の古墳が出る可能性があると言っておられるように聞こえたわけでございます。もしかですよ、そんなような立派な重要な埋蔵物、古墳が出てきたときに、課長今言われているような計画、すべて計画ができないということになり得る可能性がありますわ。何ぼここで何をつくろう、ここで何をつくろうと言うてたって、その埋蔵物がものすごう重要な埋蔵物が出てきたならば、一からまた考え直さなきゃならんということになりませんか? 240: ● 松尾高英委員長 公共施設対策室長。 241: ● 公共施設対策室長 今周辺整備計画で検討しておりますエリアといたしましては、今試掘をしていただいた1万平米の土地、それから県道の北側の既存の3施設のエリア、それと周辺に広がります古墳群、その一帯を周辺整備の計画のエリアとさせていただいております。 242: ● 槇尾幸雄副委員長 わかってる、わかってる。エリアはわかっている。だから、そのエリアわかってるけども、そこでその重要な今、試掘しただけや。試掘しただけでも、ひょっとしたら何が出るかわからんと言うとるわけや。課長、せやろ。そのときに出てきたときに計画一からもう1回つくり直さないと。今、自分がいろいろこうやって考えとるわけや。考えるのが先か、出てきたときにまた一から考え直しや、違うかな。 243: ● 松尾高英委員長 はい、公共施設対策室長。 244: ● 公共施設対策室長 私、先ほど整備計画のエリアと言わせていただいたのがその辺でございまして、今例えば温浴施設、温水プールというものをその1万平米のところへ建てるのかどうか。そこは既存施設の3施設もかなりの年数がたっておりますので、今回そのエリアで一体的なことを考えるのか、どれが有利かというふうにする計画と我々考えておりまして、南側の1万平米の部分で仮に重要なものが出てくるというふうなことであれば、それを取り入れた、逆にそれを目玉とするようなすばらしい計画にも持っていけるんではないだろうかというふうなことでは考えております。以上でございます。 245: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 246: ● 槇尾幸雄副委員長 どんなのをつくってくれるのもええんやけどな、かまわないけども、橿原、明日香、この辺一帯のことを一番先に何を建てる、何をつくるというのじゃなしに、出てきたらいかに保存するかというのが最優先されるんですよ。課長、そうでしょ。だから、どんなよいものを建てる、どんなことを考えるというよりも、出てきた時点で工事すべてストップです、必ず。だから、もうちょっと突っ込んで本当にそうやって出てくるんか、出てこないんか、先に調査する。調査した後でそのことを、今言われた、課長言われたことは確かに大変いい立派なことです。そのとおりだと思っとります。しかしながら、こういうやつをつくろうと思うたときに、そのことが古墳の重要なのが出てきたときに国や県がストップかけてくるという可能性もあるから、できたら私は建てる計画をする以前に、本当にそこにどんな大事なものがあるかぐらいは今試掘調査した時点で終わってるわけですわ。あと、きっちりと出そうと思うなら、いくらかかるかわかりませんよ。わかりませんけども、私、そのことのほうが先かなと。同時並行じゃなしに本来ならばそれがなければ同時並行で考えていただいたらいいけども、今試掘して発掘してないんですよ。そうでしょ、課長、文化財課長。 247: ● 松尾高英委員長 はい、文化財課長。 248: ● 文化財課長 まだ試掘の段階でとどまっております。 249: ● 槇尾幸雄副委員長 私はその場所で何をするとか、何を建てるかというよりも、そのことが私は大事ではなかろうかなと思っておりますので、もう一度考え、聞かせていただきたいと思っております。 250: ● 松尾高英委員長 はい、公共施設対策室長。 251: ● 公共施設対策室長 南側、今試掘していただいております南側、20年度で予算をいただきまして試掘という業務に入っていただきましたけれども、それはあくまでも今の周辺整備計画を策定するに当たっての1つの条件整理、資料収集という形でまず試掘に入っていただきました。それで、今報告いただいておりますのは、まず本発掘は必要であろうというところでございます。それで、仮に南側に建物的なものを計画するのであれば、その段階で、工事に入る段階で本発掘という形にはなって、通常であればそうなってくると思います。ただ、先ほども何度も失礼いたしますけれども、先ほども申させていただきましたように、今南側の1万平米の部分に特化して建物を、そこに集中して建物を建てる計画だけを考えておるんではございません。北側の既存の3施設のエリアも含めまして、どういう整備が一番ごみ焼却処理施設の周辺整備の再整備としていいのかということを検討させていただいておりますので、今行っていただきました試掘も参考に、十分参考にさせていただく中で全体の計画としてまとめ上げていきたいというふうに思っております。本発掘が必要という状況になれば、新たにまた予算、新年度なりの段階で予算をいただく、それで進めていきたいというふうに今のところ考えております。 252: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 253: ● 槇尾幸雄副委員長 ちょっと、市長に聞きます。市長、私がいろいろとやりとりしとるんやけども、市長自身どう思われますか。今るる説明を受けましたが、私の言いたいのは先にその発掘をした後、発掘した後どんなものが出てくるかわからん、掘ってみなわからない、中に入っとるのやさかいに。そのときに別にこれでここへ建物をつくる、何をつくってもかまわないと言うてからでも遅いことないと思います。そのことが私は、何も別に、何か出て着たときに国や県、横やり入れられたら何もできない可能性があるんですね。そのことも市長なんか、副市長も含めて一番よう知っておられるので、その辺で一遍私ら課長と話ししてもらちが明かないし、市長の考えだけお願いします。 254: ● 松尾高英委員長 はい、市長。 255: ● 市長 槇尾委員さんのほうからいただきましたいろんなご意見ありました。私は、まずやっぱりそこから大事なものが出てきたら守るほうが順番としては一番ではないのかというふうに考えております。それがいつ出てくるかわかりませんので、そのときに、ここには126号古墳と言われるすばらしいものも出てきてる経緯がございます。何が出てくるというのを優劣つけるわけじゃないんですけれども、やっぱり我々が守っていかなあかんもんが出てきたときにはしっかり守っていきたいと考えております。 256: ● 松尾高英委員長 竹森委員。 257: ● 竹森衛委員 ちょっと、もう少し発掘の調査事業、ことしの1月19日から26日まで部分的な調査をされたわけですけど。まず調査された面積、それから、もう一度詳しくどの時代のものでどの程度出てきたのか、ちょっともう一度繰り返す答弁をさすようですけど、面積どれぐらいやったのか、それをまず答えていただきたいと思います。それから、本格的な発掘をしようと思ったらどれぐらいの費用がかかるのか、総額ね。これが1点です。  それから、公共施設対策室長にはこの温水プールを中心、その施設に限定しないと言うてるけど、もともとはこの余熱利用、焼却場の余熱利用という形で地元に対しての見返り施設と、そのために地元の方はあちこち大淀の温水プール等へ行ってらっしゃるわけですわ。そういう経過があるわけであって、実際に歴史的なすごいものが出てきたら、それは市長が選挙の出られるときの公約でこれは見直すというか何か、そういう発言をされてると思いますけども。実際にここにはそういうものができないわけですから、前もってこれは私としてはきちんと本格的な発掘をして、それから物事を進めていくのが手順ではないかと。確かに公共施設対策室長がこの事業計画、基本計画を立ててらっしゃいますけども、立てても今槇尾さんがおっしゃられたように最優先でそれを守らんならんわけですから、それは幾ら地元の方が言われても、その場所は使用不可能なわけですから、温水プールというものに対しては考え方は断念ということではないかもわかりませんけど、それは実質的には遺跡の保存が最優先するわけですから、それは後でお話を地元としていただいたらいいわけですけれども。具体的には1万600平米のこの土地を取得して、そこに温水プールを中心に周辺整備をするということですから、文化財課長さんにはもう少し具体的にどれぐらい、あの1万600平米のどの部分を掘られて調査されたのか、それも含めて答弁してください。 258: ● 松尾高英委員長 はい、文化財課長。 259: ● 文化財課長 まず1点目でございます。試掘調査をしました結果、まず先ほどおっしゃっていただきました敷地面積が大体1万平米あるわけなんですども、そのうちの750平米を試掘調査をさせていただきました。ちょうどこの部分につきましては、丘陵と丘陵の間にはさまれている、いわゆる谷の部分に当たってくるわけなんですけども、調査したのはですけども、敷地の全体ではございません。ちょうど予算的なこともございまして、まず奥のほうから、谷のいわゆる奥のほうですね、ほうからまず調査にかかっていったわけでございます。その結果でございますけど、まず先ほど冒頭で申しましたように、この部分につきましてはもう当初から考えておりました谷の一部に当たりますので、まずこの古墳群がつくられた時期というのが一番盛行するのが5世紀に入ってからでございますので、そのぐらいの時期のものが出てくるのかなと予想していたわけなんですけれども。実際のところ掘ってみますと、そういう盛行の時期のものではなく、もう少し前段階、いわゆる弥生時代の後期から古墳時代の前期、いわゆる新沢千塚古墳群というのは古墳時代の中期が中心になって展開しているんですけども、それよりもちょっと前身の遺跡、いわゆる土器が大量に出てきております。そのため、その古墳群が形成された時期の遺構というのは逆に少のうございまして、その前身というのが今回の試掘の大きな成果ではなかったかなというふうにも考えておるわけでございます。先ほど申しましたように、1万平米もございますその中で全体を把握するのにはなかなか困難を要しますし、かなり深くもなりますので、そういう谷の奥の部分をまず今回は中心にやらさせていただきました。その結果そういうような成果が上がってきたわけでございます。  で、先ほどの2点目でございます。この部分を本調査したらどのぐらい費用がかかるんだというご質問かと思います。これにつきましては、今回の試掘のデータももちろんございますし、また残りの部分の試掘が正直申しましてまだできておりません。ですから、今ここですぐにどのぐらいかかるかというのはなかなか判断しがたいところもございますので、その点ご理解いただけたらなと思います。以上でございます。 260: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 261: ● 竹森衛委員 当初文化財課が考えていた以前の弥生時代後期から古墳時代という形で試掘で出てきたわけですけども、実際には重要なものが750平米の発掘の調査で出てきているわけですけども。市長としては、この本格的な調査が進められて弥生時代後期から古墳時代と、当初考えていた時代よりも古い時代の遺跡及びさまざまなものが、その時代のものが出てきた場合には、今基本計画はつくられていますけれども、この計画を見直さざるを得ないんじゃないかと思うんですけども、それはどうお考えですか。 262: ● 松尾高英委員長 はい、市長。 263: ● 市長 今の750平米の試掘の話は、実は余り私のほうまでは届いておりませんでした。その内容に関してはどれほど価値のあるものかということ等も私はちょっと存じてなかった、大変申しわけない部分であるんですが。私としては全部試掘してしまうというのは金額的にも余りかかり過ぎるかなと思うんですが、今のところから今課長が話したようにすばらしいものが出てきている、その可能性があるんならもう少し試掘してみてもいいかなというふうに考え……。(何事か呼ぶ者あり)  ああ、そうですか。言葉を間違えました。発掘する範囲を広めてみるというのも、現場のみんなともう少し話してみないとわかりませんけれども、1つの選択肢かなというふうに考えます。 264: ● 松尾高英委員長 はい。ほかによろしいですか。(「ちょっと待って、ちょっと協議会に切りかえて」と呼ぶ者あり)  はい、協議会にします。
                      午後2時22分 協議会                   午後2時28分 再開 265: ● 松尾高英委員長 委員会に戻します。 266: ● 竹森衛委員 そうしたら、槇尾さんが言われたように発掘が最優先で、基本計画は後回しということに……。  それで、あとね、その温水プールに関しては当初はどういう言い方をしたかいうたら、ただのプールではないと、障害者の方とか高齢者の方が利用できるような、当時で言うたら25メートルを長さとしてのそういうプールを計画してると。今度これ、今槇尾さんがおっしゃったような形で言えば、それは崩れるわけですやん。まあ言うたら、どういう何コースつくるかは別にして、それは総合的にそれも判断してやっぱり考えていってもらわないとあかんと思いますので、その点はちゃんと言っておきます。 267: ● 松尾高英委員長 ほかに、衛生費で。はい、竹森委員。 268: ● 竹森衛委員 同じページで、これは転廃交付金というのは、合特法の関係だと思うんですけども、これは業者との関係で言えば金銭的な解決の問題と、それから、いわゆる事業という形での補償と思ってるんですけども、僕が間違いだったら謝ります。この件に関しては合特法との関係で言うたら、これまで仕事をなさっていた事業所との補償関係は今後どういうふうに進めていかれますか。具体的に話し合われて協定をされた、その協定内容を説明をしていただきたいと思います。  それから、ページ136から137ページに戻りますけども、昨年のこの決算委員会で業務の収集の施設、老朽化していて、これはもう今年度の予算ですけども、事業所の改築の設計を進めていますけども、全体像としては担当で仕事をされてる業務収集の担当者としてはどういう形で大枠であの場所を、市民も当然いろんなことで聞きにいきやすい、そういう観点からどういう施設のあり方として考えてらっしゃいますか。その2点。 269: ● 松尾高英委員長 はい、浄化センター所長。 270: ● 浄化センター所長 合特法の関係で転廃交付金のほうにつきましては、海洋投入業者でありました八光海運と合理化計画を交わしております。その中で八光海運のほうにつきましては、車両の減車措置といたしまして4台の現車をなくすという形で、それにつきましては1台7,005万円を、これは4台という形で、あとの分4台をなくすということで今年度2年目に当たっておりまして7,005万円、これにつきましては7,005万円が転廃交付金となっております。それ以外に代替業務といたしまして、ごみ収集の資源ごみの収集、ごみ焼却場の灰運搬及び不適運搬の金属類の運搬業務、し尿処理場の灰運搬業務、し尿処理場の処理場の運転業務、これにつきまして代替業務として与えているという状況でございます。 271: ● 松尾高英委員長 はい。 272: ● 業務課長 現在今建っておるプレハブの面積が約160平米ほどあります。今年度、21年度で一応設計させていただいて来年度工事という目的の中で、一応今の面積の約3倍の480平米ぐらいを考えておりまして、来庁者及び職員のほうの福利厚生も含めて全体的な問題を払拭する目的で建てかえをさせていただく予定をしております。 273: ● 松尾高英委員長 はい。ほかにございませんか。はい、森下委員。 274: ● 森下みや子委員 135ページです。ちょっと、この斎場費のところなんですけれども。最近いろんなセレモニーホールとか、各市内にもたくさんできておりますし、近隣市町村のほうにもできてきてるんですけれども、橿原市のこの利用状況が今現在どういう状況になっているかなというところをちょっと教えていただきたいんですが。 275: ● 松尾高英委員長 はい、環境事業部次長。 276: ● 環境事業部次長 今斎場、市営斎場のほうの利用状況のお尋ねでございますけれども、ええっと、ちょっと待ってください。ああ、すみません。こちらの主要施策の成果及び予算執行の実績報告書という薄いこの冊子がございますねんけれども、ここの41ページのほうに市営斎場といたしまして市営斎場の利用状況というのを載せてございます。大体年間大人で1,171人の火葬をやっております。近年の状況をずっと18年から19年さかのぼって見ますと、ほぼ歳入では横ばいでございますので、そんなに大きな落ち込みはないんですけれども、斎場、今お伺いの斎場がほかにできておるねんけれどもというお尋ねですねんけども、そこの葬祭場のほうでございますけれども、20年度では125件となってございます。これは19年度は153件でございました。そして、18年度は149件でございました。たしかに減ってございます。以上でございます。 277: ● 森下みや子委員 今まで火葬関係の組合に入られてる事業所、また過去5年でしたかね、事業の実績のある事業者のところが市営斎場を利用できるということを以前から伺っているんですけれども。やはり市民のための市営斎場ですので、その実績も大事だと思うんですけれども、市民の方が希望するそういった業者のところでお葬式ができるような状況にしていただくことはできないんでしょうか。すみません、答弁お願いいたします。 278: ● 環境事業部次長 斎場のほうの利用についてでございますけれども、葬祭業者と言いますか、その業者のほうで段取りいうんですか、同時に2人一遍にすることもできませんので、その辺がございまして、そういう業者によって使用していただいておるというように思うんですけれども。 279: ● 森下みや子委員 そうしたら、今の答弁でしたら、どこの葬儀のところでも利用できるということですか。 280: ● 松尾高英委員長 答弁、はい、美化推進局長。 281: ● 美化推進局長 ただいまの質問でございますけども、従前から条件をつけさせていただきまして待っていただいております。で、一応以前に、6年ぐらい前ですかね、委員さんのほうからもそういう質問がございまして、以前にはそういう縛りがなく、必ずもう市の指定業者しかだめだと、市の葬祭業組合に入ってなければだめだいうようなあれがありましたけども、5年ほど前に一応そういう条件をつけさせていただきまして、条件を守ってだければ使用していただくというふうになりました。それでも現在2業者ほど待っていただいてる業者もございますので、その辺のところの経過を見た中で今後そういう枠を外すかどうかについても考えていこうというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 282: ● 森下みや子委員 今2軒ほど待っていただいているというのは、この事業の実績が5年というところの枠内ででしょうか。 283: ● 美化推進局長 そうですね、5年の実績を積んでおられる業者がおられますので、それで今現在待っておられます。 284: ● 森下みや子委員 そうしたら、今後緩和を検討していただけるというふうに解釈させていただいてよろしいんでしょうか。 285: ● 松尾高英委員長 はい、環境事業部長。 286: ● 環境事業部長 一応5年目、今申しましたように緩和しておりますが、2軒の業者さんに待ってもらって、期限が来ましたらまた入ってもらうという形になりますので、一応緩和という方向で考えてるということでございます。 287: ● 松尾高英委員長 もう1回答弁お願いします。環境事業部長。 288: ● 環境事業部長 今現在待ってもらっておる業者2軒を入ってもらうという形でございますので、今後ね、5年を経過したら、そういうことでございますので、よろしく。 289: ● 森下みや子委員 そうしたら、その5年という規定は変わらず実施されるということでしたでしょうか。 290: ● 環境事業部次長 はい、それについては5年という規定は変わらずということでございますので、よろしくお願いします。 291: ● 槇尾幸雄副委員長 ちょっとおかしいぞ。 292: ● 松尾高英委員長 槇尾副委員長。 293: ● 槇尾幸雄副委員長 前にかてそんなあれがあったときに、今組合みたいなのをつくってあるわけやろ、向こうで。組合つくってあるやんか。で、そこに新たな人も入ってもらおうと思ったらさ、要綱か何かあるやろ。新たな業者入ってもらおうと思ったときに。それに要綱変えなあかんのん違うの。(「市は要綱ないやろ、組合の要綱と……」と呼ぶ者あり)  あるはずやねん、そやから、向こうが要綱つくったったら、それが市との約束事やろ。それをまあ言うたら、外さんと新たなその……。 294: ● 松尾高英委員長 はい、美化推進局長。 295: ● 美化推進局長 今の件でございますけども、以前は市の葬祭業組合に入ってなければ指定はできませんでしたけども、それを緩和させていただきまして、市の指定業者に入っていなくても5年のそういう実績を積んで、そういう条件を、市で示させていただきました条件を整えれば参加していただくというふうに緩和したところでございます。 296: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 297: ● 槇尾幸雄副委員長 5年の実績さえあったら、積んだら、だれでもまあ言うたら加入できるということ。 298: ● 美化推進局長 そういうふうに緩和いたしましたけども。 299: ● 松尾高英委員長 はい、森下委員。 300: ● 森下みや子委員 それをもう少し緩和していただくということを私は要望したいと思っております。やはり市民の方の希望している葬儀業者もあると思うんですね。やはり市民のための市営斎場ですので、そういった中今先ほど最初に言わせてもらいましたように、いろんなセレモニーホールもたくさんできておりますし、これからまた人口も減少と言うんですか、少しずつ減ってきてるというふうな中で、少しでも市の歳入を増やすための1つの方法として、少しでも市民の方が希望する利用をできるような、そういう制度を今後ちょっと前向きに検討していただきたいと思いますので、要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 301: ● 松尾高英委員長 これで第4款の衛生費を終わります。  それでは、トイレも含めまして休憩をいたします。                   午後2時46分 休憩                   午後3時00分 再開 302: ● 松尾高英委員長 委員会を再開しますが、先程申し上げましたように、時間がかかりましたもので、何分簡潔明瞭によろしくお願い申し上げます。それでは第5款労働費に移ります。ページは146ページから149ページでございます。                (「なし」と叫ぶ者あり) 303: ● 松尾高英委員長 それでは次に、第6款の農業費に移らせていただきます。  質問ございますか。はい、竹森委員。 304: ● 竹森衛委員 まず、ことしの6月17日に農地法等の一部改正がございました。これに基づいて家族経営を中心とした地域営農が私ども壊されかねないと考えてるわけですけども。担当課としてはこの農地法がどういう、農地法等の一部改正の法律についてどういう認識をされてるのか。実際にこれが施行されるのはいつか。それから、これに対してこれが施行された場合の橿原市の農業振興にかかわる対策としてはどういうふうに考えているのか、お答えください。 305: ● 松尾高英委員長 はい、農業委員会事務局長、どうぞ。 306: ● 農業委員会事務局長 まず、今年の6月17日農地法の改正が成立なりまして、同月の24日に公布があったわけでございます。この改正をもとに6カ月以内に施行しなければならないという状況でございます。改正点の主なものといたしまして、基本的には従来でしたら農地はその耕作者自らが所有することが最も望ましいと認めておったところでございますが、昨今自給率の低下等農業者離れもありまして、そうした中で農業場の確保というところから、法人または企業の参加等が認められたわけでございます。そうした中でもその中にはもし耕作放棄というような大きな問題も出てきますので、そういった罰則規定も設けられておるところでございます。  それから、2点目といたしまして、国または都道府県が病院、学校等の公共施設の設置のために行う農地転用も今まででしたら了解のもとに許可権者の知事の同意で済んでおったわけですが、今度は協議の上許可をいただくということになっております。  それから、次に相続税の納税猶予等の措置がございまして、今まででしたら納税猶予を受けるには自作農業主義のたてまえにより人に貸すということでは納税猶予が打ち切られたわけでございますが、それを耕作するということで継続して受けられるということになっております。それから、農地の賃貸借権の存続期間の特例といたしまして、今まででしたら民法上で20年以内とされておりましたが、50年まで可能となったことでございます。大きな点はそれぐらいだと思いますが、またちょっと熟読してませんので、どうかよろしくお願いいたします。 307: ● 竹森衛委員 今説明を受けたわけですけれども、そうすれば農業生産法人に対する企業の出資規制を緩和すると、そういう形で借地の期間も20年から50年に延長すると。そういうことによって、これまで橿原市内で家族経営でやってらっしゃる方の地域営農というのが当然影響を受けると思うんですけども、農業委員会等でそれらに対して農業を振興するという立場からどういう考え方で委員会等が持たれて、そして各農業委員さんはその問題意識をもって話し合われているのか。それが実際にその議題になっているのか。このままいけば、今までやったら20年という縛りがあったやつをもう50年という半世紀にまで広げられるわけですから、仮にその農業をやる国内外の企業に農地の利用権を全面的に認めて、そして要らんときにはもう撤退ということになれば、後は家族経営の方が実際に所得保障や価格保障がされてないわけですから、だんだん農業耕作地の耕作放棄の農地を守ると言いながら、それとは逆の方向に進んでいくわけであって。この農業、橿原市の農業を振興する事業を進めるに当たって、農業委員会等でどういうふうに議論されてますか。 308: ● 農業委員会事務局長 ただいま竹森委員さんの質問でございますが、今現在のところ農業委員会としてまだこの法改正が行われた間なしでございまして、今ちょっと今後これからも勉強会にも入っていろいろ検討してまいりたいと思いますが。ただ、農地の放棄、そういうことは極力避けるために巡回、また地域の農業の皆さん、また農業委員さん等と一緒に啓発等に当たっていきたいと思っております。そして、先ほどもちょっと言いましてんけども、企業の参加してあとほったらかしなどということでございますが、こういった罰則規定も改正前でしたら、法人に当たりましては300万円以下の罰金を1億円以下の罰金、また個人でしたら6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金を3年以下の懲役または300万円以下の罰金という科料になるのでございます。以上でございます。 309: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 310: ● 竹森衛委員 そうしたら、農業委員会等で、これ、やっぱりこれからの橿原市ももちろん言うまでもなく農業にかかわる大きな法改正ですので、委員会等でしっかり問題意識を持って話し合っていただきたいと思います。以上です。 311: ● 松尾高英委員長 はい、ほかに農業費ございませんか。はい、それではこれで第6款農業費を終わりまして、次に第7款の商工費に移ります。ページは154ページから161ページでございます。  質疑ございますか。はい、竹森委員。 312: ● 竹森衛委員 商工費の中でページ、156ページから157ページ。商業活性化事業補助金、補助金として支出しています。半分以上はムーンライト・イン・藤原京に費やしているわけですけれども、その中で空き店舗対策事業、まず20年度の予算執行に当たっての現況ですね。もちろん八木駅の南はもう電柱を地下に埋めるという計画は実行されるわけですけれども、空き店舗対策事業についてはどういう、1年間それが実施されたのか。その対策事業で空き店舗を埋めることによって、そこの商店街もしくは中心市街地活性化という点からいうたら、どのようにそれが効果として生まれているのか、答弁してください。 313: ● 松尾高英委員長 はい、担当課お願いします。はい、商工経済課長。 314: ● 商工経済課長 前年度、20年度につきましては、1件の申請がございました。場所につきましては中曽司町で、手づくり弁当ということで補助させていただきました。また、21年度につきましても、現在八木駅南側商店街、ちょうど小柳時計店さんの近くになりますねんけど、そちらの店舗を要望がありましたので検討中でございます。以上です。 315: ● 竹森衛委員 商工経済課で今年7月8日に全会一致で可決された法律はご存じだと思いますけど、商店街の活性化のために地域住民の需要に応じた事業活動の促進に関する法律ですけども、空き店舗の増加に悩む商店街への支援を定めたと。ハード面でなくてソフト事業、高齢者、子育て支援、宅配サービス、地域イベント、商品ブランド開発、こういう形で支援の対象を広げたわけですけれども、今この手づくり弁当、そして八木駅南、この空き店舗対策事業の周知に関しては1年間でどのように市の広報等で周知されてますか。 316: ● 商工経済課長 現在商工会議所においてその宣伝活動とチラシもしくは新聞紙上に掲載していただいております。以上でございます。 317: ● 竹森衛委員 今私前段で言いました7月8日に成立した法律に基づいて、実際に全国の90%以上の商店街が、いわゆるそんなことをしたくないんねんけどもシャッター通りの商店街になってると。そういうそれを補うための支援策ですけども、今その商工会議所を通じてとおっしゃいましたけれども、新しく通った商店街の活性化のための法律を生かして、今後今手づくり弁当のお店とか、そういうお店が中曽司でやってらっしゃるわけですけれども。その支援対策を強めていくような、そういう方向で空き店舗の利用や意欲のある人材の育成とか確保についても支援を進めていくようにもっと周知をしてほしいと思うんですけども、いかがですか。 318: ● 商工経済課長 我々、市役所と商工会議所ともに手を携えながらその活動に推進してまいりたいと考えております。以上でございます。 319: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。森下委員。 320: ● 森下みや子委員 橿原市独自のうまいものと言うんですか、特産品についての、以前も私質問もさせていただいているんですけれども。例えば橿原市全国、今でしたらインターネット情報の社会ですので、本当に世界からこの橿原市の独自のそういったうまいもの市、おいしいお菓子関係等々、そういったコンテスト的なものを皆さんから公募しまして、そしてそういうのも検討していってはどうかなということを以前何年か前に質問もさせていただいたと思うんですけれども。本市のうまいものに対する状況をちょっと教えていただけますか。現状、取り組みの状況。 321: ● 松尾高英委員長 商工経済課長。 322: ● 商工経済課長 現在商工会議所とその商品を現在検討中でございます。研究、検討中でございます。今後さらに皆様方の納得のいくような、また喜んでいただけるような商品を開発と言うんですか、していきたいと考えております。以上でございます。 323: ● 松尾高英委員長 森下委員。 324: ● 森下みや子委員 以前からずっとそれ、答弁を毎年というほど聞いてるんですけれども、本当に期待させていただいていいんでしょうか。大体どういう形かというのとか、どういう取り組みをされて……。もっと具体的に答弁していただけたらなと思うんです思うんですけども、よろしいでしょうか。 325: ● 槇尾幸雄副委員長 ちょっと、委員長。 326: ● 松尾高英委員長 ちょっと待ってください。槇尾副委員長。 327: ● 槇尾幸雄副委員長 皆それぞれ言われるのはようわかってるんです。本当に橿原市のうまいもんつくらなあかん、わかっています。しかしながら、これは皆民民でやることであって、そこはもうけが出るか、これをつくったらもうかるか、これをつくったら皆に食べていただけるかということが大事であって、この役所でつくるということはできません。ちょっと私はこのことについてその質問の内容が少し、役所の人間にするのは少し、俺、おかしいんかなといつも思うてますので、これはもうその辺で止めといて、努力目標ということでどうでっしゃろうか。 328: ● 松尾高英委員長 はい、商工経済課長。 329: ● 商工経済課長 ただいまの貴重なご意見、ありがとうございました。今後も市職員を含めて検討してまいります。よろしくお願いします。 330: ● 松尾高英委員長 森下委員。 331: ● 森下みや子委員 ちょっと、先日テレビを見てましたら、多分三重県やったと思うんですけれども、三重県の高校生がね、調理関係の仕事をされてて、そういう授業をされてましてね。それを皆様方に、土曜日か日曜日でしたかね、調理、料理したものを皆さんに食していただくという、そういうのをちょっとテレビで見たんですけれども。やっぱり若い皆さんの意見も取り入れることも大事やと思うんですね。そういった中でちょっと前向きに、よろしくお願いいたします。 332: ● 松尾高英委員長 はい、これは要望でございますので、どうかよろしくお願いいたします。この第7款商工費、はい、竹森委員。 333: ● 竹森衛委員 156ページから157ページの特別小口融資の預託金とそれから市の緊急融資の預託金に関してですけれども、もちろん資料としてそれぞれ業種別にいただいているわけですけども。預託金、今年度は緊急で引き続き緊急の融資の預託金を組まれているわけですけども、通常15億円の金額まで市内の業者が融資の申し込みをしているわけですけども。この15億円に対して、もちろん申込金額はそれよりも下回っているわけですけども、引き続き市内の中小業者の皆さんの営業、特に資金繰りを円滑に進めていくために、その予算に関しては引き続き維持をするという立場で中小業者の経営を守っていくという、そういう考え方でこれからも商工行政を進めていかれますか。 334: ● 松尾高英委員長 商工経済課長。 335: ● 商工経済課長 この緊急融資につきましては、平成22年の年度末までが期限となっております。すなわち、あと残る半年ほどになると思います。22年度につきましては、さらに昨今の社会情勢等を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 336: ● 竹森衛委員 緊急融資に関しての今年度の申込件数、8月末か7月末ぐらいで業種別にわかりますか。昨年は3カ月間で建設工事が12件とか製造が16件とか、合計、申込件数で言えば65件なんですけれども、決裁の件数は47件と減ってるわけですけども、当然審査もあるということで。ことしのこの市の緊急融資の申請の状況はどうですか。 337: ● 商工経済課長 平成20年度実績につきましては47件、9,000万円でございます。さらに、21年度におきましては、8月末現在でございますが、40件で750万円でございます。あと、詳細につきましては後ほどまたご報告させていただきます。以上でございます。 338: ● 竹森衛委員 750万? 339: ● 商工経済課長 ああ、失礼しました。7,500万です。失礼しました。 340: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。はい、竹森委員。 341: ● 竹森衛委員 商工費158ページから159ページの都市再生事業の中の観光交流センター誘致に伴う発掘事業費など1億7,419万円執行されています。現在その計画、示せる範囲で計画の詳細なことを説明していただきたいと思います。それから、用地購入に対しては1億円出費していますけども、坪単価、平米単価でどれぐらいで購入してるのかどうか、それもあわせて答弁してください。 342: ● 松尾高英委員長 はい、観光課長。 343: ● 観光課長 それでは1つ目の点につきまして、まずは用地購入は幾らほどかかってるのかと、このお話でございますが。まずは観光用地利用費として9,927万1,652円でございますが、この分の用地の購入の平米数が269,92平米でございまして、平米単価に直しますと36万7,781円でございます。そして、もう1つの点は現在のいわゆる観光交流センターの流れはどうかというお話かと思いますが、現在のところ一応実施設計中でございまして、9月末あたり、本月の9月末あたりでもってほぼでき上がる予定でございまして、それから以降の段取りと申しますと、いわゆる都市開発委員会等におかけをさせていただいてその場で細かいお話をさせていただき、そしてご審理を賜ってから12月のいわゆる議会の議決を賜りたいと。そして、段取り的にいけば1月ないし2月に着工の運びとさせていただきたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。 344: ● 竹森衛委員 大体のわかる範囲で、例えば何階建てで1階のありよう、2階のありよう、3階のありよう、そういう市民に橿原市に来てもらって、そしてこの場所に来てわかりやすく行ける、それから橿原市の名産と言いますか、そういうものを購入してもらう、そういうもちろんインフォメーションセンターもメインとしてはあるでしょうけども、そういうイメージとして知りたいわけですわ。それで、発掘は既にやってらっしゃるわけですけれども、別に文化財的なものが出てるのか出てないのかと、それもお聞きしたいと思います。細かくですわ。 345: ● 観光課長 まず発掘のお話をさせていただきますと、7月から8月の初めでもって一応実施調査が終わりまして、基本的には藤原京の土器等が多少出ましたが、何ら文化財的に言いますと通常出る枠であるということから、発掘調査後埋め戻しをしたところでございます。そして、建物の規模ということで今のお話をさせていただきますと、現時点では一応地上5階建て、鉄筋コンクリートづくりということを基本的に思っております。延べ床面積約1,770平米、そして1階のところにつきましては、いわゆる駅前の観光トイレとともに観光物産エリア、あわせてざっと390平米弱でございます。それから、2階につきましては同じく1階とともにいわゆる観光物産エリア、これが大体227平米、あと3階につきましては子育てエリア、そして4階の市民相談男女共同参画エリア、そして5階は市民活動エリア、大体ともに384平米でございまして、延べ床1,770弱を思っております。現在のところ特徴と申しましては、1、2階部分に一応いわゆる観光的な要素の位置づけ、いわゆる八木駅の中奈和という位置づけを持っておりますので、ユニークな建物と言いますとやはり平米的に多少ちょっと狭い等もございまして、お客様が入れば広く感じるという意味合いから吹き抜け工法に寄って1、2階をそういった展開を考えていきたいなと、かように思っております。そして、当然趣味や観光などが自由にご利用いただける、観光トイレもさることながら、子育てができり支援施設、あるいは市民団体の交流施設等々を考えております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 346: ● 竹森衛委員 総額これだけの平米数の建物、コンクリート地上5階ですから、どれぐらいのお金が必要になってきますか。 347: ● 観光課長 当初5億円でございますが、本体工事、後ほど予算委員会において細かくお話しさせていただきます。ということは、7,500万の補正予算をご提示させていただいておりますので、その段階におきましてお話をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 348: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。はい、樫本委員。 349: ● 樫本利明委員 課長、聞きまんねんけどね。1階、2階は観光課でやって、それで3階は子育て、4階、5階は何か市民交流、これどこが、だれが主導権握ってまとめてまんの。観光課がやってまんのか、全部。 350: ● 松尾高英委員長 はい、観光課長。 351: ● 観光課長 一応今のところ5階までが観光課が束ねさせてさせていただいておる形であって、当然全体的には、これも後ほどお話しさせてもらわんなんとは思いますが、社団法人橿原市観光協会というものに一応引き継ぎいただきまして、後々3、4、5の運営形態につきましては独自的なそれぞれの課によって取りまとめをいただきたいと、今その準備をしております。ただいま3階、4階、5階につきましては、それぞれの担当課と今取りまとめの上やらしていただいておると、こういう格好でございます。
    352: ● 樫本利明委員 取りまとめはかまへんねんけど、個々に言うとくんなはれという話じゃなしに、中のことに、細かいことについては全部観光課が窓口になってやってますさかいに、ちょっと要望あったらそこへ、観光課長とこへ頼みに行ったらええのか、いや、それは上は上で別々に言うとくんなはれということを聞いとんねんけど、その辺はどう。 353: ● 観光課長 一応窓口は私どもの観光課となっておりますので、そういうことかと思います。よろしくお願い申し上げます。 354: ● 松尾高英委員長 はい、森下委員。 355: ● 森下みや子委員 要望なんですけれど。子育て支援や男女共同参画等々入っておりますが、若者のサポートステーション、もしくはジョブカフェという形で若者のそういった拠点もつくっていただきたいと思います。  それもまた検討してをいただけたらいいかなと思います。よろしくお願いいたします。 356: ● 松尾高英委員長 観光課でまとめてくださってますので、また要望は観光課によろしくお願いいたします。では、第7款商工費、これで終わらせていただいてよろしいですか。                (「はい」と呼ぶ者あり) 357: ● 松尾高英委員長 次に、第8款土木費に移らせていただきます。ページ数は160ページから185ページでございます。今ちょっと理事者の入れかえを行っておりますので、もうしばらくお待ちください。  それでは、第8款土木費、160ページから185ページに移らせていただきます。はい、槇尾副委員長。 358: ● 槇尾幸雄副委員長 ちょっと、173ページ。これ、私ちょっとわかりませんので、間違うたらまた、委員さん、間違うてますと言うてください。都市計画の部分で景観形成業務委託料約750万円というのが入っていますね。これ、毎年このような金額で入っているんですが、これの仕事ってどんな仕事ですの。 359: ● 松尾高英委員長 はい、景観室長。 360: ● 景観室長 景観形成業務委託につきましてちょっと説明させてもらいます。20年度で眺望保全地区の指定に向けた実態調査いうことをさせてもらっています。これにつきましては、平成18年12月に制定した橿原市景観条例、一定の視点から特定の対象物が重要な眺望景観であると位置づけされた場合ということで、その眺望保全地区を指定することができることになっております。本市では藤原京から見る大和三山の眺望を保全することが橿原市景観形成ガイドラインにおいて位置づけられており、また、飛鳥、藤原の旧都の関連資産群として世界遺産の暫定リストに登録されていることから、藤原京旧跡から見る大和三山の眺望を保全するための取り組みを20年度から行っております。この事業につきましては、このような背景を受け、藤原京から見る大和三山の眺望を保全するために設定する眺望保全地区のエリアの検討と、当該エリア内における建物等の実態調査を行うことを目的として20年度から実施することになりました。以上です。 361: ● 槇尾幸雄副委員長 俺、何かようわからんのやけど、難しいこと言われたって。要はここでな、パネルか何かで写真で写してしょっちゅうやってるやんか。あのことやろ。(「それと違う」と呼ぶ者あり)  一緒やと思うで。俺、何回か見たことあるんやな。そやけど、これ、こんなこと毎年しゃんなんことか。ほな、そのぐらい橿原市内というのは変わるもんと違うやんか。継続をするというのはようわかるけどな、そやけど、これ、700万円も800万円もかけてやな、毎年そんなん建物も変わらへんしやで、大和三山は昔からあるやんか、せやろ。藤原京も昔からあるやん。何か、俺、何回かこのパネルで見たことあるような気してしゃあないんやんけどやな。これ、ことし初めて、こんなん。 362: ● 景観室長 一応20年度から眺望いうことで業者に委託してやらさせてもらっております。で、21年度引き続いてまた眺望の、今度は一応保全計画の原案を作成することを21年度で予定しております。 363: ● 松尾高英委員長 樫本委員。 364: ● 樫本利明委員 課長、今のあれね、例えば耳成山の上へ登って耳成山から見たときとか、それから畝傍山だったら畝傍山から見た、そういう角度から見た何かいろんなもんを調査するいう、そういうことと違いまんのか。 365: ● 松尾高英委員長 はい、景観室長。 366: ● 景観室長 藤原京から見た眺望ということで、下から上へ見るものなんで、山の上から下を見るということではないんです。一応眺望というのは、山の半分以上見えるいう……。 367: ● 槇尾幸雄副委員長 違う、違う。何を言いたいんかというと、今下から見るとか上から見るとか言うてるけども、中身の説明というのはほとんど何回聞いても同じようなことを聞いてきたわけや。そやから、無駄に上から見ようが下から見ようがその言葉遊びするんじゃなしに、無駄遣いをしてくれるなというだけのことやねん。1回したらもうそれでええやないかと、それだけのことです。終わります。 368: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。はい、竹田委員。 369: ● 竹田きよし委員 169ページ、白橿町の歩道の整備460万余り繰り越しになっておるわけですけども、メーターにして82メーターということですけども、具体的に入り口からしたらどこら辺までになんの。  それから、サクラの木、あるやろ。サクラの木を、あれは地元と相談して撤去するのかどうかということも早うから言うてやったやろ。 370: ● 松尾高英委員長 はい、建設部次長。 371: ● 建設部次長 当然地元自治会の意向もございますので、市の計画と地元自治会、皆さん方の意向の調整を今してるところでございます。サクラの木もかなり老木で、いろいろ枝も折れて落ちてきてるという状況もございますので、それもまたいろんな意見がございますので、植えかえをするのか。私のほうは一応植えかえという方向では考えておりますが、それも地元の考えも、自治会の考えもありますので、その辺は今現在調整中でございます。 372: ● 竹田きよし委員 それと関連して、久米から久米・戸毛線というのか、舗道の整備、橿原神宮の西のほうからちょうど工事がもう大分終わってあるように思うわけです。前段で焼却場の行く道中をですね、市のいろんな計画を進める上においてですね、その舗道の整備を桜井土木がやるという約束があるわけで、ちょうど今木の植えかえとか、順次やってますやんか。あれは直接市ではないわけやけども、非常に町並みからしたら関連するわけですので、その点はどういうように聞いてるかな。 373: ● 建設部次長 事業本体は委員さんもよくご存じやと思うんですけども、県の桜井土木事務所が一応主体で工事をどんどん今進めてくれています。で、我々としてはお手伝いできるところがあればお手伝いさせてもらいますよということで、県とはいろいろ相談させてもうてますけども、今のところあの事業について大きい用地買収とかは余りないんで、県のほうで積極的に予算を確保しつつやっていきたいということを所長のほうからは確認しております。以上でございます。 374: ● 竹田きよし委員 で、どこまで。 375: ● 建設部次長 その辺はまだ新年度予算いうか、新しい制度が何か地域活力云々ということも、云々の話をいろいろしてますんで、どこまでことしやるということについてはまだ私具体的につかんでおりません。以上です。 376: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、竹森委員。 377: ● 竹森衛委員 そうしたら、土木費、まず160ページから161ページ。契約検査についてですけども、入札の方法は事後審査型など日々そのあり方に対しては改善されてるわけです。そして、契約管理システム改造、そういう業務のために約300万円執行されてるわけですけれども。平成20年度土木工事、それから建設コンサルタント、役務提供、物品調達について本来の提示した価格に対して執行と言いますか、入札価格のそれぞれの合計でどれぐらいこれらの審査型の入札方法で節約と言いますか、それを金額が抑えられているのか、それぞれパーセンテージ示すことができれば示していただきたいと思います。それから、あわせて20年度の平均90%以上の入札率の工事は何件にのぼっているのか、これを答弁していただきたいと思います。 378: ● 松尾高英委員長 はい、契約検査課長。 379: ● 契約検査課長 一応建設工事、コンサル、役務、物品、最後に一応総計というふうな形でそれぞれの件数、金額、パーセンについてお答えを申し上げます。まず、建設工事でございます。総件数につきましては、228件でございます。これは入札、随意契約も含めた総件数ということで228件でございます。積算の総額でございますが、30億9,491万6,825円でございます。それに対する落札の総額でございます。22億9,308万4,724円でございます。落札率につきましては74.09%でございます。これに伴いましての入札の差金でございます、8億183万2,101円でございます。次に、建設コンサルの分野でございます。発注の総件数といたしましては、入札・随契も含めまして93件でございます。積算の総額でございますが、4億2,105万3,318円でございます。次に、落札の総額でございます。3億2,130万1,743円、落札率につきましては76.31%、入札差金につきましては9,975万1,575円でございます。次に、役務の分野で単年度契約の分でございます。契約件数につきましては、460件でございます。積算総額といたしまして10億624万142円、落札金額ですけれども、8億7,974万6,375円でございます。落札率につきましては87.4%、入札の差金につきましては1億2,649万3,767円でございます。  次に役務の長期継続契約分、これにつきましてはコンピュータのリースであるとか、建物の総合管理ということで3年または5年という契約日数で発注をするものでございます。件数につきましては139件、当該20年度の契約積算額といたしまして8億4,005万9,117円。落札金額につきましては7億8,292万4,397円。積算の総額です。これは3年あるいは5年という形の積算の総額といたしましては15億4,660万1,049円。落札総額でございますが、14億68万6,590円。落札率といたしましては90.91%でございます。  次に物品調達の関係でございます。総件数347件。積算の総額といたしまして4億4,477万4,237円。落札総額といたしまして3億8,865万3,862円。落札率といたしまして87.38%でございます。  次に全体の集計といたしまして、発注件数につきましては1,267件、積算の総額といたしまして、これは長期分を除きます、あくまで20年度の積算の総額といたしまして58億7,004万3,639円。落札金額ですが、46億6,571万1,101円。全体の落札率ですが80.35%。入札差金につきましては11億4,133万2,538円。以上になってございます。よろしくお願いいたします。 380: ● 竹森衛委員 そこで特に建設工事の落札率が74.09%ですかね。当然それは落札率が低いほうが差金が出るわけですけども、どのパーセンテージが適切かどうかということはいろいろ議論のあるところですけども。通常元請けの業者が仕事をとって下請けに仕事をしてもらう。ここまで下がってるというのは、当然それは入れた金額が低いからなんですけども、仕事の善し悪しから言うと、当然最後に検査をされてるわけですけれども、平成18年度でいただいてる資料で84.56%なんです。10%も下がってるんです。下請けの業者がそう……、最初にとられた方がそれだけの率で、一次下請け、二次下請けでその仕事が可能かどうか。今回も要望書で出てますけども、それに関しては差金が出るのはいいんですけども、きちんとした工事のその検査のあり方というのは、当然その検査が通らなければ市からお金をもらえないわけですけども、その点に関しては、これ、極端に10%も平成18年度から減ってるというのは、何かこの入札の過程において原因があるんでしょうか。結果として、それは落札した業者がその低い価格を入れたということですけどね。だから逆に心配してるんです。仕事を受けて、その方が直接仕事をしてるんだったら、当然それは74%でもやり繰りをしはるかもわかりませんけど、その辺に関してはどういうふうな考え方を持ってらっしゃいますでしょうか。 381: ● 契約検査課長 落札率が18年度から比べてかなり下がっておるやないかという形の中で、19年とかも比較しますと、19年度よりは若干上がっておるという中でございます。建設工事につきましては19年度の落札率からいきますと、約1.3%程度上がっておるという形でございます。今委員おっしゃってたのは18年度のパーセントなんかをおっしゃってたと思うんですけれども。その中で私どもの品質確保という中で、建設工事につきましては最低制限価格制度を引きまして、品質の確保という形で努めております。最低制限の下限になります価格の割合につきましては、国が示しております設計金額の約67%が最低制限の下限という形になってございます。それに比べますと約10%程度は高い数字でなってきてございます。その中で品質確保あるいは工事の成績がどうやという形なんでございますけれども、今現在のところでも、そういうあまりに極端に不具合が生じたというような建設工事の検査と言うんですか、竣工を見るということはほとんどございません。なお、今後国の通達等に基づきまして、この最低制限価格の関係が引き上げという形になってきてございます。これにつきましては、私ども発注者といたしまして、品質確保というのを最大のテーマといたしまして今現在見直しという作業に入っておるところでございますので、その辺あわせてよろしくお願いしたいというように思います。以上でございます。 382: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、竹森委員。 383: ● 竹森衛委員 感想としては、そうしたら不況でなかなか公共工事が減ってるから、どうしてもその……。まあ、言葉悪いですが、民商の事務局長でしたから、たたき合いと言いますか、こういう形でも仕事をとらざるを得ないというね、そういう現状が生まれてるのかなと。どこがその落札率がどこがええかというのは、僕はもうそれはわかりませんけども、74まで建設業の落札率が下がっていいのかなというのは、これは、まあ思いですけども。それはあくまでも契約検査課ではちゃんと、きちんとしたもとで仕事をされてますから、それはもうもちろん心配ないと思ってます。  それからもう1つは、162ページから163ページの安心・安全の街づくりで、既存の木造住宅に対する耐震改修事業、これを施策として盛り込まれて、いろいろ努力を担当課、建築指導課はされたんですけれども。募集も広報で昨年の8月にされてるわけですけども。121万6,000円と10件に対して努力されてるのは知ってるわけですけども、3件に留まってると。今年も同じように耐震改修は大事なんで、同じように1件につき60万円のこれをされてるわけですけども、これを去年の周知等のことも含めて、これをさらに市民に通知をして、そしてこの事業を利用する、そのためのさまざまな努力をされてると思うんですけど。実際にこれを今後予算計上して実行するためにはどういうふうに担当課としては、今年……、もちろん去年のやったことも踏まえて、今年どういうふうにやってらっしゃるのか。 384: ● 松尾高英委員長 建築指導課長。 385: ● 建築指導課長 耐震改修の促進に伴いまして平成20年度の決算につきましては、委員さんのおっしゃるとおり20年度は3件ということでございました。20年度につきましては当初補助要綱をつくらせていただきまして、8月に広報をかけさせていただいて、それから公募、募集をかけるということでございまして、少し始まるのが遅かったかなということで3件ということになったのかなというように考えておるところでございます。  それから今年につきまして、今どういう状況かということを少しお話させていただきますと、耐震改修についての問い合わせが今6件でございます。そのうち2件につきましては今現在決裁をさせていただきまして、事業が進んでまいっているという状況でございます。しかしながら、この数字につきましても、やはり担当課としては非常にまだまだ低い数字ではないのかなというように思っておりまして、この8月につきましては、特にそういう56年よりも前にあった団地につきまして、広報かしはらで流すということだけではございませんで、実際にうちの職員が出向きまして、そこで個別訪問をさせていただく、もしくは区長さんを通じて説明会を開かせていただくというようなことで、今少しでもこの制度につきましてご理解いただき、それを使っていただけるようにしていきたいなということで努力しているところでございます。以上でございます。 386: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。竹森委員。 387: ● 竹森衛委員 まず都市計画マスタープランというのを作成されました。きちんとした資料をいただきました。それぞれの地域からアンケートをとられて、都市整備に関しての重点を置くべき取り組みなどをされてるわけですけれども、それぞれ中部地域とか。このマスタープランはもちろんつくられたわけですから、それに応じてそこに重点を置かれると思うんですけども。例えば中部地域で言えば一番市民の住民アンケートで答えてらっしゃる数字の高いのは、八木駅周辺など中心市街地における市街地整備と活性化ということですが。今まあ八木駅南整備事業を150億かけて南側がきれいになったわけですけども。ちょうど八木駅の商店街から南に歩いていけば、最初の信号のところ、東側は道路が広くなってますけれども、西側のほう、いわゆる内膳町に行く側、ここはこのまま、まあ言うたらいろんな立ち退きの問題もあると思うんですけども、あれで一応はまあ非常に……。単車で走ってても当然道路も狭くなって往来するのにも危ないわけですけども、それに関しては、このマスタープランを生かして、例えば車が通りやすいとか、人が歩きやすいとか、そういう形での計画をそれぞれ、今中部地域のことを言いましたけども、東部で言えば下水道設備など、そういうことが一番重いわけですけども。その点に関してこのマスタープランを立てられましたけども、都市計画課としてはこれを立案して冊子、本にした課ですけども。今後各課とは計画的に定期的に話し合いを持ってこれを実施するという、こういう具体的な方向づけはちゃんと明記されてますやろか。進んでますやろか。 388: ● 松尾高英委員長 はい、都市計画課長。 389: ● 都市計画課長 実はこの都市計画マスタープランにつきましては20年後の都市を見つつ、おおむね10年後の方向づけをするということで全体構想を定めまして、各地区、委員さんが先ほど申しましたけれども、中部地区とか東部地区とか、各5地区に分けてそういう整備をしていくという方向づけでございます。それで我々といたしましては、これはうちの都市計画課のほうでまとめさせてもらって、福祉部局とか環境部局、いろんな課が寄り集まってできた結果なんです。だから我々の思いとしては、この3月にできましたので、タイミングごとに進捗状況とかを今後精査していきたいと考えております。 390: ● 竹森衛委員 その中部の中心市街地の活性化とかがあるわけですけれども、市有地の活用の検討業務、これはまあ委託をしてやったわけですけども、実際はまあ、しばらく置いておいてほしいと、見守ってほしいというのが市長の施政方針の発言ですけども。今後はこれ、1,100坪のこの土地の活用についてはどこが担当して、定期的にどういうふうな活用方法を探っていくのか。それは具体的に各課なり担当者なりを決められて進められてるのか、その点を今現状で結構ですから。それはしばらくはあのままで置いておくと、46億円をかけて購入したやつを、しばらくは橿原市の土地に平成42年まで債務負担行為を組んでますから、そこまでお金を返して一億数千万のお金を負担していくと、そういうこう……、まあ何も進んでなかったら進んでなかったで結構です。だれかがそれについては担当の責任者となって、どうしようかと考えてるのかどうか。実際にいろいろホテルの誘致とかやったけど、実際にはそれは相手との関係がありますから、当然それは成立しなかったわけですけども。その辺については、せっかく市有地の検討の業務委託をしてるわけですから、今後の方向はどうでしょうか。 391: ● 松尾高英委員長 財産管理課長。 392: ● 財産管理課長 財産管理課は普通財産の賃貸とか処分とか活用とかについても、うちの財産管理課で行ってる業務ですので、私のほうからお答えさせていただきます。  今、竹森委員さんおっしゃられましたように、昨年7月に公募をいたしましたけれども、9月前後に起こりました世界的な金融不安の影響かと思うんですけど、この公募事業はうまくいきませんでした。しかしながら、いずれにしましても市民の貴重な財産であることは重々私どもも承知しておりまして、今後については昨今の社会経済情勢とか、そういうのも踏まえまして、昨年のその公募がうまくいかなかった原因等を整理させていただきまして、できる限り一日も早くそういう検討事項について整理いたしたいというように考えております。以上です。 393: ● 松尾高英委員長 竹森さん、よろしいですか。(「はい」と竹森委員呼ぶ)  はい、それではこれで第8款の土木費を終わらせていただきまして、続いては第9款の消防費、ページ数は184ページから191ページでございます。今理事者の入れ替えを行っておりますので、しばらくお待ちください。  第9款の消防費、184ページから191ページでございます。それでは消防費、質疑ございませんか。竹森委員。 394: ● 竹森衛委員 消防費の中の水防費です。ページ、188ページから189ページです。  まずハザードマップを作成されました。先日佐用町でああいうひどい水による土砂災害と言いますか、豪雨による災害がありましたけれども、ゲリラ豪雨に対しての対策は万全かと。土のう袋を11万何ぼしか予算組んでないけど、それで水防用資材かな、そういう形で組んでますけども、ゲリラ豪雨に対しての今後の対策ですね。もう対岸の火事ではないと思います。もう本当に水かさが上がるのは早いんですわ。何でかと言いますと、明日香村の私どもの議員が7号台風のときに、あの山が倒木したときに、ちゃんとしなかったために高取川も、それから明日香村の豊浦のとこの川も雨降ったらすぐ水かさが上がるんですよ、やっぱり保水能力が落ちてますから。やっぱり下を何ぼきれいにしても、もともとは山ですから、そこでどれだけ保水できるかという問題があるんですけども。それから言えば極めて、朝、大雨が降って、3時、4時に川を見たら、もうすぐに水かさが上がってるんですよ。それでゲリラ豪雨、もうこれから橿原市も、それは橿原市にだけ藤原京があるからと言って降らないというわけじゃありませんから、それに対する対策をどう考えてるのか、これが1点です。  それからもう1つは、それらに対する普段から訓練をされてますけども、自主防災組織です。まあ、128カ所ということで数値を示されていますけども。今後この自主防災組織の組織率を高めるために、担当課としてはどのような働き掛けをし、地域に出向いてどういうようなことをされてるのか。その2点、答弁をしていただきたいと思います。 395: ● 松尾高英委員長 建設部次長。 396: ● 建設部次長 この分につきましては一応備蓄用の土のうとしまして、2,000袋を一応備蓄をしております。で、あと土のう袋をまた改めて購入とかもしておりますので、まず1つは安心だろうというふうに思っております。で、場合に応じては、どんどんどんどんとそういう土のうを再度備蓄をしていきたいというふうに思ってます。そのために使った費用でございます。 397: ● 竹森衛委員 じゃ、どんなゲリラ豪雨が来ても万全と。 398: ● 建設部次長 大概ゲリラ豪雨と言われるときには、先に警報とかが出る場合のほうが多いので、我々職員は常に自宅で待機しておるということで、万全の体制をとっておるわけです。ただ、最近多くなりましたのは、よく家の前のごみが詰まりますねんとかいうことで、ちょっと掃除をしておいてもらったらこんなことになれへんのになということが結構ありますので、自治会の役員さんや区長さんや総代さんに、折りあるごとにそういうふうにお願いをしておるということで、だんだん、だんだんそういう被害は少なくはなってきておるんですけども、我々としても心構えはしっかりとしていきたいというふうに思っております。以上です。 399: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、危機管理課長。 400: ● 危機管理課長 竹森委員さんの先ほどのご質問の中に、洪水ハザードマップ作成をいたしまして、どういった運用をしておるかということなんですが。現在ですね、市内におきまして出前講座を実施しております。その中で危機管理課としましては、3つのメニューを作成しておりまして、その中に洪水にマップを生かすと、防災にマップを生かすといった出前講座のメニューを設けております。そういったことで市内の防災会等のご要望があれば出向かせていただきまして、そういう形で洪水ハザードマップの説明を、また橿原市内の水防についてのお話を説明させていただいております。  そして今現在、橿原市の自主防災組織なんですが、今年の4月1日現在で131組織が結成されております。組織率72.2%といった状態でございますが、今後まだ結成されていない自治会等へ働き掛けをさせていただきまして、まず結成のお願いをしておるところでございます。引き続き今年度も続けていくということで、ご理解よろしくお願いをいたします。 401: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。  はい、以上で第9款の消防費を終わりまして、第10款の教育費に移らせていただきます。ページ数は190ページから233ページまででございます。理事者の入れ替えを行いますので、もうしばらくお待ちください。  それでは第10款の教育費、190ページから233ページ、質疑ございませんか。はい、槇尾副委員長。 402: ● 槇尾幸雄副委員長 朝から教育委員長さん、寂しそうに座っておられるので、教育委員長さんに一言ちょっと聞きたいなと。193ページ、いじめ・不登校についてでございます。そのくらい難しいことは聞きませんので。今、橿原市に現実的にいじめ・不登校というのは何件ぐらいあるのか、わかってる範囲で結構ですので、お答え願いたいなと。 403: ● 松尾高英委員長 はい、教育委員長。 404: ● 教育委員長 ご配慮ありがとうございます。今槇尾委員さんのご質問ですが、教育委員会議のときには、担当のほうからいつも件数と説明をしていただいておりますが、申しわけありませんが、私、今記録を持っておりませんで、担当のほうから答えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 405: ● 松尾高英委員長 担当は、はい、教育長。 406: ● 教育長 平成20年度でございます。いじめ、小学校18件、中学校22件でございます。不登校、小学校43名、中学校140名でございます。(「もう1回言うて」と槇尾副委員長呼ぶ)  はい。いじめ、小学校18件、中学校22件。不登校、小学校43名、中学校140名。暴力行為、小学校9件、中学校153件でございます。いじめ、不登校につきましては、大体全国平均と似通っております。今暴力行為で中学校153件と申しましたが、そのうち96件がいわゆる器物破損でございます、ガラス割ったとかいうことで。この153件というのは確かに平均から多い数値でございます。この実態につきましては同一犯が多いということでございます。以上でございます。 407: ● 松尾高英委員長 はい、槇尾副委員長。 408: ● 槇尾幸雄副委員長 あの、教員委員長さん、どうもすみません。なぜ私教員委員長さんの名前をあえて言わせていただいたのかというと、今の学校の状態、教育委員会がしっかりと把握してほしいと。だれかに当てて、だれかに答えさすんじゃなしに、教育委員会が必ず入学式、卒業式、何かの形のときに必ず行かれるわけです。そのときに上辺だけ見るんじゃなしに、今の学校の状態どうやと、まじめに勉強を子どもがする、まじめな子ばっかりならば教育長も教育委員長も要りませんよ。何か起こるときに、何か起こったときに、学校、PTA、そして教育委員会と、この3つが中心になって、1つでも起こらせないようにするのが私は教育委員会の仕事だと思っております。そして、この間の発表でございますが、DVね。これ今日本でわかってるだけで4万件、その中で奈良県が2番目というような高さでございます。DVと言うならば、うちの家内が私をいじめるとか、こういう場合のことを言うんですね。いや、これイコールですよ。このことが私はね、家庭内暴力がイコール、私は子どもにたくさん……、親の背中を見て子どもが育つと言われるとおり、やっぱり家庭内暴力があることによって、私はこの子どもの不登校、そしていじめ、これが上がると思っております。これ、本当に少なくなるほうがいいんやけども、この間はその4万件の中で奈良県が2番目と聞いたときに、一遍このことをきちっと教育委員なり教育委員長さんなりに聞きたいなと。そしてこの今携わっておられるのはね、橿原市で言うたら、どこやったかな、ちょっと今浮かび出さへんけども、ある課が担当しておられるんですね。あれ、どこやったかな。子育て支援室かな。私、このことでその課に行かせていただきました。そしたら、その職員さん、そこ2人しかおられなかったんですね。今ちょっと何かそういう専門の人が1人か2人か入られて、それも職員さんと違いますよ。で、私、そのときにそこの室長さんかに聞かせていただいたら、2人で大丈夫ですかということを、市長、聞きました。そしたら、この人たちはどんな仕事をしてるのかというと、結局、家庭内暴力があったときは警察、そうですね、警察の対応。そして不登校の場合は学校との対応。本当にこんなことが起こる、これだけの数があったときに、この2人でここが行けるんかなと。私は初めこの子育て支援室というのは何を仕事されるとこかなと思って行ったら、そんな仕事をされてるんですね。本当に大変やなと。  なぜ大変かと言うと、またこれも仮の話ですよ、これ、1本の道路をつくる、100メートルなら100メートルの道路をつくる、これに1,000万円要る。この道路つくったら、この仕事はこれで終わるんですね。これで終わりです。しかしながら、いじめとか不登校とか言うたら、1回や2回行っても終わらない。1年、2年、3年かかるかわからないというような大変な私は仕事だなと。しかしながら、この仕事は一番大事ではないかなと思っております。急に本当に教育委員長さんに目を合わせて声を掛けましたが、このことをしっかりと私は教育委員長初め教育委員の方にぜひとも中身のことをしっかりと勉強していただき、今度橿原市の子どものために頑張っていただきたいという思いできょうは言わせていただきました。どうも失礼しました。 409: ● 松尾高英委員長 はい、成谷委員。 410: ● 成谷文彦委員 不登校といじめについての関連質問ということで。人件費ということで今示された生徒数に対して、学校側では例えば正の教員何名、また非常勤何名という、具体的にどういう人数でこの人たちに対応されているか、お答えいただけますか。 411: ● 松尾高英委員長 学校教育課長。 412: ● 学校教育課長 教員につきましては、正教員につきましては一応、今約600名ほどの教員が小中学校合わせております。それと、いじめ・不登校の関係の教員につきましては各学校に小中学校に配置させていただいておるところでありますが、小学校で16校で17名、それから中学校6校で15名の教員配置、これは小学校、中学校のいじめ・不登校関係の教員につきましては、これは非常勤の講師で対応させていただいてると。その人数が小学校が17名、それから中学校が15名ということで対応させていただいておるところであります。以上です。 413: ● 成谷文彦委員 当然600名の正職員の方はすべてに対して対応できるとは思えませんので、この人数で実際のところ対応できてるんでしょうか。 414: ● 学校教育課長 各それぞれの学校の実情にもよりますが、なかなか……、まああの県というか国の教員配置の定数というのがありまして、これは各学校の学級数において教員配置をしております。それはもう国の基準に基づいてやっておるわけです。それにプラスその学校の実情に応じて県費の講師等の加配もいただいておるというところなんですけれども、この配置等につきましては年々厳しくなっておるという状況でございます。さらに、この辺については県国に対しての教員配置の要望についてはさせていただきたいと思います。それと市費の非常勤講師でありますいじめ・不登校の教員については、金額的には大体横ばい、現状維持という形で進んでおる状況であります。以上です。 415: ● 成谷文彦委員 非常勤講師に関して質問なんですけども、法的にはある程度予算を組みなさいという形の国からのある程度あったかと思うんですが、それに対して、ほぼ満額の予算はついてるんでしょうか。 416: ● 学校教育課長 いじめ・不登校の教員配置については、これは法的に義務化されていないところであります。特別支援教育の対応の非常勤講師につきましては、交付税の算入基礎の中で基準の金額を見て配置をさせていただいておるというようなところであります。 417: ● 成谷文彦委員 実際のところ、満額予算はついてるんですか。 418: ● 学校教育課長 その辺については、今のところ1年遅れの交付税の算定金額に基づいた形での予算ということになっておる実情でございます。以上です。 419: ● 成谷文彦委員 恐らく厳しいというお話だと思うんですが、そういう意味でもしっかりと予算をづけていただきたいという希望を出したいと思います。財政のほう、その辺のところ検討していただけますでしょうか。 420: ● 松尾高英委員長 はい、総務部長。 421: ● 総務部長 今担当課長が答えました交付税の算定の分の額につきましては、ほぼ入れております。その中でこのいじめ・不登校の対策の報償金、まあ臨時職員になりますが、この関係につきましては完全に市費でございます。それで、これが国から求められた制度でいくならば、これは要らない。財政の立場から報告させていただいているんですが。ですから市としましては、財政の立場から言いますと、予算額としては十分確保してるという考え方でおります。こういう現実的にはいろいろな問題が出てるということは認識しておりますけども、他市に比べても遜色ない形では入ってるとは認識しておるところです。以上です。 422: ● 成谷文彦委員 今そういう説明ですけども、人数的に140名が多いか少ないかということでありますけども、市長、その辺はどうお考えですかね。 423: ● 松尾高英委員長 市長。 424: ● 市長 中学生の不登校140名でよろしいでしょうか。小学校43名。(「小学校43名も入れて」と成谷委員呼ぶ)  はい。すべての橿原市内の中学生3,000名少し、その中の140名ということになりますと、ざっとですけれども1クラスに1人ちょっと、1人、2人というのが現状ではないかと思います。この数は私、我々の世代から考えると非常に多い不登校の数だというふうに考えています。原因はいろいろあろうかと思いますけれども、市としてできる範囲のことは、やはり教育ですのでしなきゃいけないという認識は持っておりますが、今、財政的なこと云々は横へ置いときまして、県からの講師の加配もございまして、それを受け取っていた時期も実はあります。それは、まあほかのところの調整によって、それを受けられたり、受けられなかったりというのも、実はそういう現状もあるんです。それはいいことでもあるし、それが本当にいいことであれば、市としてそれを単独でやるのも一つの手段かなというふうに思います。ただまあそこまではっきりしたデータ等を持っておりませんので、その判断については、まだ判断しかねるところはありますけれども、ともかく必要であれば、あるいはそうしなければいけないという判断を持ったときには、いろんな対応を考えていきたいというふうに考えております。 425: ● 松尾高英委員長 教育費に関しまして、ほかに。はい、竹森委員。 426: ● 竹森衛委員 192ページから193ページの就学指導費の中の教科用図書の選定にかかわってです。橿原市は、もちろんアンケート等を一定の期間を決めて、それを市民にそのアンケート、意見を聞くという、そういう体制をとっておられますし、教科書は1カ月近く展示をされているわけですけれども、8月6日の臨時の教育委員会で各科目、それぞれどこの会社が選定されたのか、それを述べてください。  それからもう1点は、教育委員会の傍聴なんですけれども、5名に限定されてます。そういう大事な、子どもたちが教科書を扱う、そういう臨時の教育委員会では、いつもくじになるわけですけども、くじを引くわけですけども、その辺の傍聴者を広げるという観点はどうなのか。人数をもう少し、10名なら10名、15名なら15名、部屋の関係もあると思うんですけども、それを増やしてほしいと思います。これが1つ。  それからもう1つ、夜間中学の整備事業、これは中学校費です。これは202ページから203ページに該当するわけですけども。この夜間中学の整備をする。当初は調査業務等委託料で720万円、施設借上料で1,345万円、組まれておるわけですけども。これは実際に平成20年度はどういうふうに執行したのか。同時に小学校・中学校の就学援助に関しての生活保護世帯に対しての1.3倍ですけれども、予算的にいろいろきつい面はあると思うんですけども、子どもたちが学校へ安心して行けるように1.5倍に引き上げるような、そういう予算措置をする考え方はあるのかどうか。それから昨年決算委員会で議長が相当述べられましたけども。通園児送迎の車両運行業務委託料、これは204ページから205ページですけども。今年度の予算では、それは半径800メートル以内、それよりも超えているところは、どの幼稚園にかかわらず送迎をやるという、議会としても附帯決議を議決したわけですけども、これは具体的には、予算委員会では考えていくという、こういう考え方ですけども。もうこの9月に入れば来年度予算の準備をしなければなりませんから、この議会の附帯決議、いわゆる当時、ここに今はおられませんけども、平沼さんが地図を見せて、当時の議員が、800メートル範囲内から超える地域をコンパスで円を描いて示されたわけですけども。当然そこに該当する園児がいてるわけですけども。それに対しての幼稚園の運営費にかかわってどう進めていくのか。  それから世界遺産に関してですけども。世界遺産のこの当然世界遺産の登録推進を進めていくわけですけども。今現在、まあ啓発業務を委託しているわけですけれども、よくわからないんですわ。まあ市が積極的に世界遺産のことをカンカンになってやっているというような姿が、私が見てないのかどうかわかりませんけども、その件に関しては、もう登録を申請するという、そういう方向で進めていこうと考えてらっしゃるわけですから、その辺に関しての今後のあり方。  それから210ページから211ページの地区公民館等の管理運営に関してです。当然、監査委員の意見にも触れられていますけども、この地域の拠点である公民館の、いわゆるバリアフリー化などに関して今後どう考えていくのか。これからは高齢化社会です。例えば具体的に言えば、失礼ですけど金橋地区公民館です。非常に階段が急です。あの2階の図書があるところへ昇っていくの。まあ一度、こう齢、70歳、80歳になって、あの階段を昇るというのは、なかなかタフなもんですわ。せやからやっぱり地区の公民館の現状を見て、その地区公民館がこれから地域福祉の拠点としてなっていくという時代ですから、その地区公民館のあり方ね、僕はまあ、市長はいろいろ考え方がありますけども、まず高齢者が集まりやすく、なおかつ行きやすいような進め方を考えていかなければならないと思ってますけど、その点に関しては、どういうふうにこれからの管理運営にかかわって、どう考えてらっしゃるのか。
     最後に、昆虫館の施設整備の進め方です。224ページから227ページにその範囲が広がるわけですけども。昆虫館のこの繰越明許費が2,675万、これがその工事請負費や委託料になっているんでしょうかね。実際には、あんまり……。手数料2万1,000円、補正予算が組まれて、これ一たんなくなったんかと思うんですけど。今後この昆虫館、これから9月5日からコミュニティバスが明日香村まで行ってます。僕もまだ乗れてないですけども、乗らせてもらおうと思いますけども。そういう意味での一つの目玉になります。やっぱり近畿で箕面と橿原と3つしか昆虫館はありませんから、やっぱりその昆虫館をこれからの整備においてどういうふうに他市町村から、当初は三浦市長時代やったら、もう10万人を超えてたわけですけども、今はまあ6万、7万という集客人数ですけども、これによってどのように集客も含めてレベルアップというか、ボトムアップしていこうと考えてらっしゃるのか。以上、すみませんが、それぞれお答えいただきたいと思います。 427: ● 松尾高英委員長 それではまず最初は学校教育課からですかね。はい、学校教育課長。 428: ● 学校教育課長 まず教科書採択のお話になると思いますが、ちょっとその各教科の採択業者については、後ほどお答えさせていただきたいと思います。失礼します。  それから学校教育関係におきましては、就学援助の部分につきましてなんですけれども、竹森委員さんお述べのように、現状は生活保護の基準の1.3倍という形での認定をさせていただいておるところであります。それについて1.5倍等にするつもりはないのかというご質問かと思いますが、これにつきましては、そのときの経済情勢それから財政状況等に鑑みながら検討をさせていただきたいと、かように考えておるところであります。学校教育課については以上でございます。 429: ● 松尾高英委員長 あと附帯決議がついた送迎の件で。はい、教育総務部長。 430: ● 教育総務部長 通園の関係。白橿の通園支援、その辺の関係で議会の附帯議決、その質問があったと思うんですけども。この送迎車の運行について、この施策については附帯議決で、実施による市内の幼稚園児の通園児における安心安全を確保し、著しい不公平感を是正するよう適切かつ具体的な措置を講じることを強く議会から求められました。これが附帯議決だと思うんですけども。これに対して、まず安心安全である随行の保護者に対してはボランティア傷害保険の措置をとっております。それから21年度中に方向性を打ち出す予定をしております。ですからさらに通園児における安心安全についても、少しでも負担の配慮ができればと考えております。ですから著しい不公平感の解消について、1つは通園区の見直しや通園経費の助成等も考えられますが、これらについては各方面の声を聞きながら、また行政改革の観点からも見極めてまいりたいと思っております。ですから現行のようなやり方では固定していく考えはございませんので、全市的な見直しの中で是正を図っていきたいと思いますので、21年度中に検討していきたいと思っております。以上です。 431: ● 松尾高英委員長 あと世界遺産の関係。学校教育課長。 432: ● 学校教育課長 教科書の採択につきまして、中学校の教科書については平成22年度からの使用ということになります。各教科における採択の教科書会社ということでありますが、まず国語につきましては三省堂、それから書写、東京書籍、それから社会の地理、東京書籍、社会の歴史、帝国書院、社会の公民、帝国書院、それから地図、帝国書院、数学、東京書籍、それから理科の第1分野、啓林館、第2分野も啓林館、それから音楽の一般、器楽とも教芸出版、それから美術につきましては日文出版、それから保健体育については学研、それから技術家庭の技術につきましては東京書籍、それから技術家庭の家庭につきましては開隆堂、それから英語につきましても開隆堂と。以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 433: ● 松尾高英委員長 あと世界遺産の関連について。はい、世界遺産推進課長。 434: ● 世界遺産推進課長 委員さんお尋ねの世界遺産の登録の関係の質問に対しましてお答えしたいと思います。20年度決算で世界遺産登録関連業務の委託料157万5,000円につきましては、世界遺産の暫定リストに掲載されました近鉄岡寺駅から東側周辺の丸山古墳、植山古墳、菖蒲池古墳等につきましても、今後の世界遺産登録に向けての保存と活用の方法について検討すると。あわせまして主目的といたしましては、岡寺駅からの誘導ですね、場所、あるいは現地をよりたくさんの人々に知っていただくための内容を盛り込んだ委託経費ということでプランの策定経費を決算のほうで報告させていただいております。それで世界遺産の策定業務に伴いまして、観光課のほうでこのプランに沿った形で啓発活動の一環ということで、昨年度岡寺駅前を基点といたしまして、観光案内表示板を4基設置していただきました。  それと、竹森委員さんご指摘の世界遺産登録に向けての情勢があまりよくわからないということでございますが。近年の情勢を申し上げますと、年々世界遺産の登録に向けましては審査のハードルが高くなってきておりまして、近年は飛鳥・藤原の構成資産のような連続性のある複数の資産での登録を目指すところが増えておりまして、主題ですね、目的あるいは構成資産、それとの関連性、また構成資産の選択理由、構成資産相互の関連性など推薦の根本的な論理づけを十分にする必要があるというような傾向になっておりまして、非常に審査が厳しいということでありますので、しっかりとした各資産の価値証明ができるように十分な課題の検討を今後していく必要があろうかと考えております。ですから、あまり拙速に推薦を目指すのではなく、じっくりと中身を固めていくという方向になっております。それにつきましては、明日香・橿原・桜井が県の文化課が事務局となっております飛鳥・藤原の登録推進協議会のほうで専門家の方々のご意見をいただく場、専門委員会やサポート会議等を設けておりまして、そこで慎重に推薦までの準備を進めておるというふうな状況でございます。  橿原市といたしましては、それと同時に今後どういう取り組みをやっていく必要があろかということでございますが、これにつきましては、世界遺産の登録に向けまして住民の方々にそういう機運を醸成していただくというのが重要かと思っておりますので、まずは啓発に力を注いでまいりたいということで、今年度につきましては、先ほど言いました岡寺駅からの観光案内表示板の追加を近々3カ所設置の予定をしております。それと夏ごろには、八木駅南側の広場の街灯に啓発ののぼりを設置させていただいております。それと関連する事業といたしまして、藤原宮跡につきましては国の文化庁の本格整備前の暫定整備事業ということで従来から花園の植裁事業を展開しておりますが、その辺も含めまして啓発に力を注いでいきたいというふうに考えております。 435: ● 松尾高英委員長 はい、ありがとうございます。あの、ちょっと今日中に何とか一般会計まではいきたいので簡潔によろしくお願いいたします。あと地区公民館のあり方について質問があったので、どなたか担当。はい、中央公民館長。 436: ● 中央公民館長 委員さんのご質問で地区公民館のバリアフリー化についてでございます。一番最初に館ができた香久山でございましたら昭和57年に建設されたということで、年数も相当古く建っており、高齢化も少なかったと思っております。それが今現在高齢化社会になってきておるということてであります。そこで建物も古くなってきているということで、大規模改修も含めて、そのバリアフリーのほうも一緒に検討していけたらいいかなと思っております。以上でございます。 437: ● 松尾高英委員長 あと昆虫館等あったんですが、先に教育委員会の傍聴について、どなたか担当課。はい、教育総務部次長。 438: ● 教育総務部次長 竹森委員さんのご質問のありました傍聴の関係です。確かに今回教科用図書の選定委員会を設けました。その中におきまして傍聴の方が5名以上と来られてましたことでございますけれども。何とかして私どものほうも変えられる内容という部分があれば、と言いますのは、収容人員等、部屋の大きさもありますので、その辺を考慮させていただいて一度協議させていただきたいというお答えでご了解いただきたいと思います。  次に、もう1問ありました夜間学級の進捗状況でございます。ご承知のように本年度決算では平成20年度に耐震診断を委託させていただいて、その決算額が出ております。ちなみに本年度予算化いただきまして、平成21年度では大規模改修と、それと増築に伴う設計委託を現在発注しているところでございます。つきましては、次年度、22年度で、その設計に伴う工事予算を上程させていただきたいという考えで今現在進んでおります。以上でございます。 439: ● 松尾高英委員長 はい。あと昆虫館の進め方について。はい、昆虫館長。 440: ● 昆虫館長 先ほどの竹森委員さんのご質問にお答えさせていただきます。決算書の中で明許繰越額といたしまして2,675万円となっておりますけれども、その繰り越しの内訳としましては工事費と委託料からなっております。まず上段の委託料1,521万8,700円につきましては、施設整備に伴う調査基本設計を昨年の8月から実施し、後に繰越措置を行いまして、21年6月30日までの委託期間によりまして、昆虫館区域の地形測量及び土質調査、建物の現況調査、基本設計、実施設計の業務を進め、現在はその業務が完了しております。そしてその次に、その下の段の工事請負費でございますけれども、1,153万155円につきましては、現在放蝶温室の南側に位置する食草温室がございます。チョウチョが飛んでいる温室の真南側でございますけれども、この食草温室の移設費用でございます。工事期間といたしましては、21年3月から6月末までの期間で本館の南側の空き地、ちょうど里山の南側のところに空き地がございまして、そこへですね、180平米の温室の移設と、そして既存の放蝶温室の横の20年の月日がたった温室の撤去を行い、更地にする工事を行いました。現在工事もすべて完了し、新しい温室への食草植物の移転も完了しております。それに伴いしまして、食草温室の建築確認に伴う手数料を支出させていただきました。  そして、その次に昆虫館の今後のリニューアルの進捗と内容でございますけれども。昆虫館のリニューアルの内容につきましては予算額としまして、平成21年度予算、1億623万6,000円、そして22年度の債務負担予算が1億8,390万円の合計2億9,013万6,000円の計上をいただいております。事業の主な内容といたしましては、大きく分けて3つの部分からなっております。まず1つは、放蝶温室の南側、先ほどの旧食草温室の跡地に研修棟の新築する工事であります。鉄筋コンクリート造で3階建て、延床面積が約530平米の建物を建築し、温室棟から渡り廊下でつないで一体利用するものでございます。建物の用途といたしましては、1階に収蔵庫、研究室、ボランティア控室、中2階には収蔵庫、3階には体験型の研修室、そしてトイレ、情報コーナー、生態展示等を計画しております。そして2つ目の工事といたしましては、多目的広場及び本館改修工事であります。本館玄関前の車寄せのところに屋根つきの多目的的広場を設置し、雨天の遠足の食事や、休憩、イベント等の広場に広く利用するものでございます。本館内の改修工事といたしましては、多目的トイレ、ミュージアムショップ兼受付回りの改修、研修室の設置、授乳救護室の設置等の改修であります。そして3つ目といたしましては、展示のリニューアル工事でございます。本館1階の第1展示室、これは化石が展示しておるんですけども、そこの改修。そして第2展示室、これは主に標本展示でございますけれども、それの展示室の改修。そしてジオラマ展示室の周りの各改修という20年振りの大規模な改修を行うものでございます。業者の選定といたしまして、技術提案方式、プロポーザル方式ということで、提案者より提案を受け、ことし7月に専門業者によります技術提案のプレゼンテーションを実施し、同日付けで評価委員会を開催し、業者を特定し、8月11日付けで展示業者でございます株式会社ムラヤマと請負契約の締結を行い、現在は子ども目線に合った展示を目指して、その業務を進めておるところでございます。以上、すべて工事につきましては、21年度、22年度の債務予算による工事ということでございます。したがいまして、ことし12月の閑散期から来春の4月もしくは5月にかけて工事を実施する計画で現在は進めております。以上でございます。 441: ● 松尾高英委員長 はい、ありがとうございます。  この際、会議時間を延長いたします。  はい、竹森委員。何とかまとめていただきまして、よろしくお願いします。 442: ● 竹森衛委員 まず傍聴者の数は、それはもう課長が今答弁されたように増やすというか、たくさんの方が教育委員会の審議を傍聴できるように、5名から増やしていけるように進めていただきたいと思います。  それから就学援助金制度のことですけども、0.2倍を増やしたら、どれぐらいの対象者が増えて、どれぐらいの予算が必要になってくるのか。それはちゃんと積算をしていただきたいと思います。  それから教育総務部長からお聞きしました通園児送迎車両の運行業務の件に関しては、よくわかりません。一体どうするのか。白橿幼稚園のやつをもう22年度はやめるのか。全体的なその800メートルという、この一つのエリアを設定して附帯決議を議会として議決しましたけども、具体的に総合的に見直すと言うてはりますけど、どう見直すのかよくわかりませんから、それを答えてください。  それから地区公民館に関しては、やっぱり公民館を今、香久山でしたら大規模に改修すると、そうなれば地域の地元の建築業者の方に仕事が行きます。やっぱり地域密着型のこう……、いや、まあその方々がこう入札で落札されるということが条件ですけども。もう少し11の地区公民館のあれを見ていただいて、これからの超高齢社会、橿原も迎えるわけですから、そこに行きやすいような、そういうあり方がいかにあるべきか、それも今後検討していただきたいと思います。  それから世界遺産登録に関しては、まあじっくり腰を据えていくということだろうなと。もう5年、10年ぐらいの年数で啓発していくと。焦らないと。ほかもぎょうさん出してきてると。慌てたらけつまずくから、そういう考え方で担当課は進めていくということでしょうか。以上です。 443: ● 松尾高英委員長 はい、教育総務部長。 444: ● 教育総務部長 ただいまの竹森委員さんの質問の件なんですけども、白橿幼稚園の通園支援についてのことだと思うんですけども。これについても一応今現在は21年度に実施するという仮定で進んでおるわけなんですけども、これも21年度中には一応通園児の安全面の配慮と利用されている保護者等がどう思っておられるか、その辺もしっかり見極めた中で検討していきたいと思っております。以上です。 445: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 446: ● 竹森衛委員 よくわかりません。まずはあの附帯決議を大事にしてくださるという観点から言うて、それは全市的に波及というか、それはもう子どもの安全、園児の安全を確保するために、そういうところに広げるような形で、もうこの議会が終わったら、もう来年度の予算の起案をされていかれるわけですから、それに対してどういうふうなスタンスで行くのかですわ。今やったら、21年度は予算を見ればやられてるというのはわかるわけですけども。この議会が決議した附帯決議というのは、全市的に800メートルという一つの距離を示しましたけども、それに対して平等にと言いますか、それでやるという方向が担当課にあるのかどうかということです。 447: ● 松尾高英委員長 はい、教育長。 448: ● 教育長 全市的にするとなれば、例えば全園区にスクールバスを走らす。あるいは電車通園という現象もありますので通園定期をどうするか。それから一部に2キロを超えるところを通園されている子どもさんがおられますので、そういう長距離をどないするかということがございます。これにつきましては、行政改革の観点からの見極めも必要でしょうし、それから公私、公立・私立という役割もございますので、公私協調の面からも折り合いをつけていかなければならないという問題があります。そして園区を改めるという、そういう方法もございます。これにつきましては幼稚園ではございませんが、小学校の通学区域の検討委員会の答申が出ております。この中で地域としては、もう既に通学区域が、地域として分断されているところがあるので、さらなる分断につきましては、例えば小学校については、行事についてその地域で応援していると。それから、そのほかについては小学校区ではなしに地域レベルでやっているという、そういう2つの方向でやっているところはもう既にありますので、それらを分断することについては避けるべきだという、そういう意見もありますので、それらもすべて勘案して、今年度中に方向性を出していきたいと。なお、白橿につきましては、そういう現場の状況もありますので説明もせなあきませんので、若干そういう説明の期間も必要だというふうに考えております。 449: ● 松尾高英委員長 協議会にします。                   午後5時05分 協議会                   午後5時09分 再開 450: ● 松尾高英委員長 委員会に戻します。  はい、教育長。 451: ● 教育長 通園支援につきましては、決議の内容についてはよく承知しているつもりでございます。その中で現状の推移の中でできることは、経費をかけるか、あるいは園区をさわっていくかということのどちらかになろうかと思いますが、そういう決議の重みは十分認識して、できるだけ早い機会に方向性を出してまいりたいと考えております。 452: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 453: ● 竹田きよし委員 白橿南北合併に当たって、それは確認してあることがあるわけ。どういうことかと言うたら、行財政改革の一環として教育委員会は幼稚園の統廃合を進めたい。で、進める一番については白橿から進めたいと。その理由は何かって。10年前には500人近くいてた幼児が今や40人、2つ足しても40人以下に落ちてしもとると。こういうことで現象率はナンバーワンやと。こういう中から1つにしたいと。で、その条件として、南のほうは北へ行くについてバスを出すということで、期限は決まっておりません。ずっと出すということになっておるわけです。で、私たちは、次はどこかなと。うちだけかな、うちで終わるのと違うかなということで、その合併するときに懸念をしてたわけなんです。何でそんなこと言いますかというと、共同調理場が数十年前に南小学校と白橿と合わせての共同調理場になって、今や自校方式になってしもうて、1つで終わってしもうとる前歴があるわけです。これも白橿で終わるんじゃないかなということを再三言うてきたわけなんです。しかし、今そのことが全然もう前へ進むような状況が見えてこないわけですね。で、一方で800メートル、白橿の合併条件にはそういう条件であるけれども、やっぱりそういうわけにいかんでって。800メートルのところも考えてもろうたらどうですやろということで、今、議長が言うてたことにはまってきたわけですね。だからそういうことで、私らについては合併することによって、それがついてくると、バスがついてくると、こういうスタンスを持っておった。合併の条件、やっぱり遠うても合併したら、あれができるんかなと、バスを運行してくれるのかなって。条件、ほんならうちもしようという促進剤のことでスタートしてるわけなんですけども。今のそういった格好で、それではあんまりやないかというのも、こういった委員会の中から附帯決議に進んできたわけですけども。そういうことを今一度ですね、一つは行革を止めることなくやっぱりやっていくということは地元に対して裏切り行為になってくるわけでございますので、その点しっかりと、バスのことよりも、そういうことは次はどうなるのかなということが、白橿だって好き好んでしたもんじゃないわけですので、よろしくその点。  それから空いたところの空き教室の利用というものは、間もなく10月からいろんな考え方を整理してつくっていただく運びとなったと。それも合併したメリットして非常に喜んでるわけなんですけども。だから、ああいうことも、うちもしたら、ああいうパターンになるねんなと。これの何て言うかんかPRというのか、なかなか見えてこないというわけなんですけども。その点、そういう状況は今どうなってるんのかなということを、私たち地元、そういう立場からしたらですね、そういうことが区画の小学校の、その区画の見直しと言うのか、学校校区の見直しとあわせて、共有して進めてるということを聞いてたわけですけども。その点どうですか、教育長。 454: ● 松尾高英委員長 教育長。 455: ● 教育長 現在統廃合、それと市立幼稚園と市立保育所の幼保の合体ということも視野に入れております。先に白橿の場合は、そういう最盛期の1割に満たないという状況が生じてモデルケースとしてやりました。今後については、そういうケースもございますし、それから幼保の合体という中で幼稚園と保育所の統合を進めていく。この2通り……。(「石川とか金橋やとかいっぱいしてる」と呼ぶ者あり)ええ、あの一体化、一元化、まあ両方ともありますけども、どちらでもない、まあ合体ということを今検討しているところでございます。今まで提案したこと以外の方法で市長部局と今検討しているところでございます。これにつきましては遅くとも年度内、それから早ければ年内に説明できるかなという思いをいたしております。  それから若干園区についてちょっと混乱した答弁をしましたけども、確かに幼稚園の場合、園区のそういう変更という議論はございませんでした。議会の決議を十分かみしめてやってまいります。 456: ● 松尾高英委員長 課長、よろしいですか。答弁はもう結構です。議会の附帯決議というのは大変重いということを真摯に受け止めていただいて、今後の対応をぜひよろしくお願いいたします。はい、森下委員。 457: ● 森下みや子委員 193ページの小中学校における学校評議員制度についてなんですけれども。これは数年前から小学校3校、中学校1校、実施していただいておりますが、今、全校まだいってないと思うんです。ですので今の現状と、そして今後の予定、そしてこの学校評議員制度の成果についてご報告いただきたいと思います。それが1点目。  2点目、199ページなんですけれども、これは教育サポーター制度についてなんですけれども、これの詳しい状況を教えていただきたいと思います。  もう1点は、同じページの中学校における部活動推進指導員についてです。これ21万円の予算がついておりますが、何人の指導員を配置して、そして何の部活動に対応していただいているのか。ちょっとこの3点お聞かせていただきたいと思います。 458: ● 松尾高英委員長 そしたら学校評議員の関連について担当課からご答弁をお願いします。はい、学校教育課長。 459: ● 学校教育課長 質問の1点目といたしまして、学校評議員の関係なんですけども、これは昨年度まで小学校3校、中学校1校ということで評議員の制度を設けさせていただいてやっておったわけなんですけれども、本年度からは学校評価につきましては、外部評価につきましては、これはもう義務化されておるということになっております。その中での対応ということで、本年度からは全校対応しておるというところでございます。そういう現状でございます。  学校評価につきましては、昨年度されたところにつきまして評議員から提言等をいただいて中で、その成果というか、その意見を参考にしながら学校運営に生かしていくというところになっております。  それから2点目といたしまして、部活動の推進指導員の関係なんですけれども、これは県事業でも部活動の推進指導員という、まあわくわくプランということで、学校にその部の指導者がおらないという場合に、それを補填する意味での部活動の指導者を民間なり外部から招聘しておるというところであります。市費につきましては、市の事業でやっておる分につきましては、これは今現在、ことしは1名の外部指導者の派遣をお願いしておるというところであります。  それと学校教育活動サポート事業の委託料につきまして、これは各学校の授業等におきまして、総合的な学習等の授業におきましていろいろと事業を行っておるというところの中で、例えば児童会活動の活性化、安全教室とか防犯教室の開催等、各小中幼稚園で実施されております、そういう活動について委託をして、教育委員会が各学校に委託をして事業を実施しておるということで、その経費について支出をさせていただいておるということであります。それにつきましては、基本的に各学校の規模等に応じて予算配分をさせていただいているというところでございます。以上でございます。 460: ● 森下みや子委員 今の部活動推進指導員のね、これは21万円、市費の分ですけども。これは何部に配置していただいているのかということと。そしてこの教育サポーター制度なんですけれども、今説明いただきましたが、先ほど槇尾委員も、また成谷委員もね、いじめ不登校においての質問等もありましたが、こういった教員のOBとか、いろいろそういう対応のできる人材バンク的な教育のサポーター制度、ですのでクラブ、部活もそうですし、図書館の専任司書にしましてもそうですし、いろんな教育における補助的なもの等々に、もう少し教育サポーター制度、これをもっと枠を広げていただいて、より充実した制度にしていただきたいと思います。ちょっとその点について答弁いただきたいと思います。 461: ● 学校教育課長 部活動推進の指導員の関係ですが、これについては大成中学のソフトテニス部に外部コーチを招聘しておるというところであります。  学校教育活動のサポート事業につきましては、これについては外部の講師等、平和学習、先ほど言ってます交通安全教室とかの講師とかを招聘して現在やっていると。平和教育につきましても、それの体験された講師の方とかを招聘して、主に講師料として支出しておるのが現状でございます。また、教員のOBの活用等につきましては、今後とも検討はさせていただきたいと思います。以上です。 462: ● 森下みや子委員 特にその学校のクラブの部活なんですけれども、やはりことしはインターハイも奈良で行われましたし、奈良県は全国においても体力低下ナンバーワンというふうにも新聞等々でも目にさせていただきました。そういった中で、やはり児童生徒たちが本当に希望しているスポーツを満足してできるような、そういう体制も前向きに考えていただきたいと思いますので、ぜひこのサポーター制度、枠を広げていただいて充実した、そういう指導員の配置も前向きに検討していただきたいと思います。要望です。 463: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。以上で第10款、教育費を終わらせていただきまして、そして次に第11款、災害復旧費をさせていただきます。ページは232ページから233ページでございます。                (「なし」と呼ぶ者あり) 464: ● 松尾高英委員長 質疑よろしいですか。  それでは次に第12款、公債費についてに移らせていただきます。ページ数は232ページから233ページでございます。質疑ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 465: ● 松尾高英委員長 それではこれで公債費を終わらせていただきまして、次に第13款の予備費に移らせていただきます。ページは232ページから233ページでございますが、これに対して質疑ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 466: ● 松尾高英委員長 以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。はい、竹森委員。 467: ● 竹森衛委員 認第1号、平成20年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について反対の立場で討論いたします。  本年、昨年と監査委員の意見書にも述べられているように、決算状況を分析しても厳しい財政状況が続いています。経常収支比率はさまざまな要因がありますけれども、数値をを99.4%にまで、その数字は至っています。財政的な弾力性も失われており、財政運営を判断する視点としての計画性の指標、実質収支比率も低いわけです。もちろん市民にとって、妊産婦の無料検診の回数を5回に増やしたり、災害への取り組みとして既存の木造住宅への耐震改修への補助金、それから避難場所である学校施設等の耐震診断及び耐震補強工事、それらの施策は執行されていますけれども、依然として温水プールを中心として周辺整備の工事が計画されていますし、新たに起債を起こして、八木駅南北の通路を含む工事、これに対しての設計の委託料も執行されています。また、(仮称)地域防災センターなど、当面これらの問題を具体的に着手し、起債をまた増やすという財政状況が極めて厳しい状況とは逆の方向に走っています。今でさえ、ごみ、し尿、リサイクル館、八木駅南の事業で多額の税金の支出もこれまで伴っており、起債の償還、ランニングコストの占める負担は大きいわけでございます。基本健康診査の充実や乳幼児医療費、小学校卒業するまで無料化を拡大し、また小中すべて30人以下の学級規模にするための教員確保など、暮らし、福祉、教育を充実させて、高齢者の方も負担率の軽減など、市民の命と健康を守るための施策に、さらに力を注ぐべきであるということを提案して反対討論といたします。以上です。 468: ● 松尾高英委員長 はい、ほかに討論ありませんか。はい、松木委員。 469: ● 松木雅徳委員 平成20年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について賛成いたす者でございます。  平成20年度は地方交付税が地方財政計画に基づき増額となったものの、市税が微増で、地方譲与税、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金が減額するなどにより、厳しい財政状況になりました。このような中で妊娠検診助成の交付負担回数の増、子育て対策としてブックスタート事業の実施やファミリーサポートセンターの開設を初め、橿原3号歩行者専用道路や、観光交流センター、耳成山観光トイレの整備など、市民ニーズの高度化、多様化に応えるべく取り組まれております。さらに災害に備え、消防団の消防ポンプ車の更新や小中学校の体育館や校舎の耐震補強工事、そして一般住宅等の耐震改修設計や補強工事に対する補助も進められました。また、幼稚園の統廃合を初め、行財政の効率化や事務事業の見直し等による行財政改革にも積極的に取り組んでおられます。今後も厳しい財政状況でありますが、健全な財政運営に努めながら本市の特性を生かした魅力ある街づくりに向けて努力されることを願って、賛成といたします。議員各位のご賛同をいただけますよう、よろしくお願いいたします。 470: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。これをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 471: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。  それでは本日の委員会はこれにて延会し、明日8日午前10時に再開いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 472: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、本日は延会し、明日8日午前10時に再開することに決定いたしました。なお、ただいまご出席の方々には改めて開催通知はいたしませんので、ご了承願います。どうも本日はご苦労さまでございました。                   午後5時32分 延会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...