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平成19年橿原市議会議員定数に関する特別委員会 本文 開催日: 2007-06-14

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  1. 橿原市議会 2007-06-14
    平成19年橿原市議会議員定数に関する特別委員会 本文 開催日: 2007-06-14


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    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成19年橿原市議会議員定数に関する特別委員会 本文 2007-06-14 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 13 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  竹森委員長 選択 2 :  平沼委員 選択 3 :  竹森委員長 選択 4 :  西川委員 選択 5 :  竹森委員長 選択 6 :  奥田委員 選択 7 :  竹森委員長 選択 8 :  奥田委員 選択 9 :  竹森委員長 選択 10 :  岩佐委員 選択 11 :  竹森委員長 選択 12 :  竹森委員長 選択 13 :  竹森委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      議第50号 橿原市議会議員定数を定める条例の一部改正について                 午後2時00分 開議 ● 竹森委員長 議第50号、橿原市議会議員定数を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  昨年10月24日に議案上程されてから、継続審議をして、参考人の方、4名の意見を拝聴し、熟考して参りました。そこで、この委員会で賛否を語らない発言が引き続きあればお受けすることにいたしますけれども、委員各位発言がございますか。平沼委員。 2: ● 平沼委員 ここに、橿原市議会議員定数5減の直接請求議会を傍聴してという、請求人自ら書いたビラといいますか、報告がございます。私は案件継続にして審査してきたということに、決して無駄なことではなかったというふうに思っているわけです。ここに書かれてあるのは、議員さんの定数増減について誰一人意見は述べていないと。これはおかしいと。こういう主旨なんですけれども、やっぱり財政の問題にしても、議会会議の方法にしても、委員会に付託された案件について、議案を出した方に、賛成反対意見を述べずに、いろんなことを聞いて、そして一旦賛成反対という発言をするときには、委員長の許可をもらって、まず賛成であるのか反対であるのかという立場を鮮明にして、そして「私は反対です。よってこの案件は否決したい。」もしくは「賛成です。よって可決したい。」これが議会の中のルールといいますか、会議を行う手順なんですけれども。そういうことも1年以上時間をかけて、そして即決の採決をしなかったために、いろんな見識者意見、それから議案を提出した方が推薦する人の意見、こういうこともきちっとお話を伺って、また請求人自らが話を出来る機会も保障できて、しかもそれが橿原市の公式な文書として議事録に残って、その議事録についてはインターネットでも、それから議会の照会でも、全部一字一句、加えず省かず残ってきたというふうに思っているわけです。そういった意味では、こういう形をこれ以上、議会による引き延ばしとか、それから身分を守るための見苦しいことだという誤解が未だに続いているのであれば、私としては、あと、市民にもっとたくさんの人が傍聴される所で、もっと財政の問題とか、会議のありようとか、そういうことを議論をしたり、理事者側の答弁をいろいろ聞きたいとは思っておりましたけれども、もうこれ以上会議をすることが引き延ばしという誤解がまだ解けないのであれば、一応所期の目的であった、会議ルールやら、参考人意見を聞けたということで、もう自分達の質疑については終了して、採決を採ってもらっても、今まで一番、もっと慎重にやるべきだというふうに私自身が言ってきましたので、私の方から、これ以上こだわって採決を後ろにもっていく必要がないと。こういうのが私の現在の意見です。 3: ● 竹森委員長 それ以外に発言はありませんか。それではこれをもって発言を終わりたいと思います。  これより討論に入ります。討論ありませんか。西川委員。 4: ● 西川委員 議員定数削減について反対をさせていただきます。3点にわたって、反対討論理由を述べさせていただきます。まず、橿原市にふさわしい議員定数の数はいくらか。この間何回か、この委員会発言、私1年生ですけどもさせていただいて参りまして、ダブるとは思いますけども、3点にわたって反対理由、述べさせていただきます。第1は橿原市にふさわしい議員定数というのはいくらなのかということです。これも前回言いましたけども、人口10万人から15万人までの都市議会議員の数の平均値、いわゆる類似都市平均値というのは25.5議席ということになっております。従って橿原市の議員定数26人というのは、多くもなく、少なくもなく、妥当な数であるというのが1点目です。それから地方議会及び地方議員の果たすべき役割というのは何かという点についてでございます。2月20日に行われました特別委員会で、参考人の方がおっしゃらてれましたけれども、地方議会住民代表機関であると。そして立法機能監視機能がというのがあり、監視機能の方がより重要である。そのためには議会迫力がなければならない。その迫力とは議論迫力であり、数の迫力である。少数のうちわだけの会議ではなくて、たくさんのいろんな多様な意見を持つ会議というのは大事なことであり、そこに迫力があると。今回も6月議会で7名の方が一般質問という形で発言をされますけれども、やっぱりそういう形で多くの議員発言されるということは、それだけ監視能力が機能するということで、これが議員の数が、定数削減することになるといいますと、やっぱりそれだけ住民の目線で考える、またその代表の方が少なくなるということですから、監視能力がやはりその分少なくなるということが言えるのではないかと思います。たくさんの目があるということは、それは大きな力であります。迫力であります。議会迫力というのは、議論迫力と数の迫力であり、議員を減らすということは、議員必携には住民の声や心を代表する事が、議員の心得として重要である。「議員は、住民代表者である。それは、住民が考えていること、思い願っていることのすべてを代表するということである。大きく叫び、強く訴える組織やバックを持った住民の声は容易に把握できるが、地域社会の片隅にいる弱者の声、組織を持たない住民の小さな声、特に声なき声やため息は聞き取りにくい。住民と行政の橋渡しをすべき議員は、そうした大きな声、小さな声、声なき声、ため息全ての声を把握してこれを代表し、住民の心情をつかんでその心で物事を考える事が大事である。」と述べられています。議員定数を減らして、この声なき声を十分に行政に反映できるでしょうか。3点目。行政改革のために議員定数を減らすという考えに反論をさせていただくということです。参考人の、これも前回の特別委員会での参考人ですけど、野村氏が「議会費が都道府県の0.2%、市町村0.9%と削減しても行政改革にならない。行政をよくするための保険であるというふうにおっしゃっておられます。以上で、この3点にわたって述べさせていただきましたけども、結論として、議員定数の5名削減に反対させていただきます。以上です。 5: ● 竹森委員長 奥田委員。 6: ● 奥田委員 賛成討論をさせていただきます。いろいろと皆様のご意見を伺いまして、じっくりと考えさせていただきましたけれども、参考人のですね、河村助教授なんかもおっしゃっておりました。現在の議会議員定数なり、報酬なりというものを考えるうえで、この2つの要素をですね、同時的に考える必要がある。世界的にバーターしているという言葉遣いをしておられましたね。議員定数が多ければ報酬は少ない設定であることが多い、議員定数が少なければ報酬が多い設定である場合が多いということでございます。野村先生は、いわゆる池田内閣の時代に、議員報酬について特別職報酬審議会を設けることが通達で出されたという内容をおっしゃっていただきました。確かに、市議会議員が自ら市議会議員定数であるとか、報酬であるとか決定しにいくのは非常に難しい部分があるものと思います。つまり、報酬なりをですね、議員が自ら増やそうとすれば当然お手盛りだという批判を受ける。先ほど申し上げました特別職報酬審議会というのは、そういう批判に答える形で出できたものだというふうに思います。逆に減らそうとすれば減らそうとしたで、人気取りだとかパフォーマンスだとかいう言い方がなされてしまうということで、なるべくならそういうものは第三者に考えていただいて、第三者の意見を尊重する形で議決を採っていくというのもひとつの方法であるというふうに考えます。ですから特別職報酬審議会というのが存在するのであれば、その報酬と絡めて検討すべき定数いうものも、第三者の意見を尊重していくという考え方が意外と良いのではないかというふうに思いまして。この現在の条例提案の場合はまさしく住民が自ら議員以外の第三者として提案をしてきてくださっている内容でございますので、住民意見を代弁して議員はいつも発言するというふうに思うわけですけれども、市民が直接発言してくださっているわけですから、これを尊重することは非常に住民の声をきちんと議会の中で処理するという考え方にかなっているというふうに思うわけでございます。さらに、いろいろな言い方の中で、議員定数が多ければ議会の権力、議会の力は強いのだという主張もいくつか拝見いたしましたが、結局ですね、ある程度の数は絶対に必要だと思うんですが、26という数字にこだわる明確な根拠というのは類似団体の平均値ということ以外には聞いておりません。直接請求をしてこられた住民の方が提出してくださった資料は、あくまでも定数×月額報酬の平均を目指すべきという人件費そのものを平均化すべきであるという考え方に則って、定数を5つ減らさないなら報酬を一人当たり10万ぐらい減らす考え方もあるよという言い方の資料をいただいております。ということであれば結局ですね、定数を減らす側の考え方としては報酬は報酬審議会に任しておりますけれども、とりあえず暫時的には今の報酬で良かろうと。逆に定数を維持するんだというご意見の方からは、第三者の市民の意見をある程度尊重するのであれば、報酬を自らある程度減らしていくんだという対案が示されて然るべきだろうと思うわけでございますが、そういう方面のご意見というのは、あまり私は聞いていないように思います。したがって、定数で、定数のみによって議会の力というものを担保し続けるのだという意味合いは、半分はそれなりに主張としてあるかと思いますが、相変わらず住民側のトータルコストを平均まで落してくださいという要望に応えていないものと考えます。さらに、もう一点申し上げますと、日本の選挙制度は単記非移譲式という独特の、世界的にありえない選挙制度を使っているということも、私何べんか申し上げました。つまり議員定数を増やせば増やすほど、議員一人あたりの信任率は下がるという、ありえない制度でございます。例えば比例代表制でしたら、議員の数というのをいくら増やしてもその党がいただいておる信任率というのは、特に増えたり減ったりしないわけでございますけれども、今やっております制度ではそこが変動すると。あえて、いわゆる不信任ですね。リコール権。住民によるリコール権というのものが、50%で成立するということがはっきりわかっておるわけですから、私はこの市議会議員自身を選ぶときにですね、不信任がいつでも成立するような議員が楽々通ってくるぐらい信任率が低い状態というのは、もうひとつ議会の質を上げるために役立ってないというふうに考えるわけでございます。議員の数は当然大事ですけれども、議員の質ももちろん高めていくための考え方として、むしろ定数は増えれば増えるほど良いということは言えない。むしろある程度少なくてもかまわない。少ない方が質が担保される可能性があるというふうに考えます。さらに、いわゆる条例の提案権でございます。いわゆる12分の1という条例の提案権がございまして……。 7: ● 竹森委員長 奥田委員、市民から定数に関して、5人削減をするということで、その問題について、端的に、例えば条例の問題とか、そういう問題はこの審議にはなじまないし、なぜ奥田委員は5人定数を削減することに賛成として……。 8: ● 奥田委員 いや、だから、その賛成理由として申し上げております。あの、関係あるとか関係ないとかいう判断、私行っております。私の意見ですので。続けさせていただきます。条例の提案権の問題がございます。いわゆる議員定数の12分の1で条例提案できるということであって、この橿原市議会において、条例提案というのが議員のサイドからあまり活発に行われてきているような状況でないと。26の定数であるよりも、24の定数であれば、3人ではなくて2人で条例提案が出来るようになるわけですから、議員条例提案権の強化という意味合いからして、24以下の定数にしておくというのは意外と強い意味合い、議会の側の強い力になる意味合いがあるものと思っております。おおよそ長くなりまして申し訳ございません。以上のような論点から、私は今回の条例提案について賛成といたします。よろしくお願いします。 9: ● 竹森委員長 はい、岩佐委員。 10: ● 岩佐委員 反対の立場から意見を申し上げますけども、私の方は先ほどの西川委員反対のご意見に概ね同意するものですが。橿原市の現在女性議員は4名でございます。そして、その中でも組織を持たない、党に所属していない女性議員は現在2名です。私はまだまだ全体的に女性の議員が非常に少ないと思っております。組織を持たない、しかし女性が、やっぱり市民の半分女性ですから、まだまだ女性議員が出てくるようにしていきたいと思います。そのためには、議員定数が狭まれば、一層女性達が議会の場にくることは大変難しくなってくると考えます。よって、5人削減には反対をいたします。以上です。 11: ● 竹森委員長 はい、それ以外に討論をされる方、いらっしゃいますか。それではこれをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件は原案どおり可決すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 12: ● 竹森委員長 起立少数であります。よって本件は否決すべきであるということが決定をされました。  以上で本委員会に付託されておりました議案の審査は終了いたしました。なお、報告については委員長にご一任願いたいと思いますけれども、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    13: ● 竹森委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。これをもって橿原市議会議員定数に関する特別委員会を閉会をいたします。どうもご苦労さまでございました。                 午後2時24分 閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...