ツイート シェア
  1. 橿原市議会 1999-03-01
    平成11年3月定例会(第5号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成11年3月定例会(第5号) 本文 1999-03-24 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 272 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 2 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 3 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 4 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 5 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 6 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 7 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 8 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 9 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 10 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 11 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 12 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 13 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 14 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 15 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 16 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 17 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 18 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 19 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 20 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 21 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 22 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 23 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 24 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 25 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 26 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 27 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 28 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 29 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 30 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 31 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 32 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 33 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 34 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 35 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 36 :  ◯25番(竹田清喜君) 選択 37 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 38 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 39 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 40 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 41 :  ◯6番(福井達雄君) 選択 42 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 43 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 44 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 45 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 46 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 47 :  ◯11番(和田正博君) 選択 48 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 49 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 50 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 51 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 52 :  ◯6番(福井達雄君) 選択 53 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 54 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 55 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 56 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 57 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 58 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 59 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 60 :  ◯23番(青木光治君) 選択 61 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 62 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 63 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 64 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 65 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 66 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 67 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 68 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 69 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 70 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 71 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 72 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 73 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 74 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 75 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 76 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 77 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 78 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 79 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 80 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 81 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 82 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 83 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 84 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 85 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 86 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 87 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 88 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 89 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 90 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 91 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 92 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 93 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 94 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 95 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 96 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 97 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 98 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 99 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 100 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 101 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 102 :  ◯7番(平沼 諭君) 選択 103 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 104 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 105 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 106 :  ◯総務部長(植田育宏君) 選択 107 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 108 :  ◯建設部長(樫本正彦君) 選択 109 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 110 :  ◯7番(平沼 諭君) 選択 111 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 112 :  ◯総務部長(植田育宏君) 選択 113 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 114 :  ◯建設部長(樫本正彦君) 選択 115 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 116 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 117 :  ◯23番(青木光治君) 選択 118 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 119 :  ◯4番(杉井康夫君) 選択 120 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 121 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 122 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 123 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 124 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 125 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 126 :  ◯23番(青木光治君) 選択 127 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 128 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 129 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 130 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 131 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 132 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 133 :  ◯22番(馬場 前君) 選択 134 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 135 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 136 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 137 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 138 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 139 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 140 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 141 :  ◯22番(馬場 前君) 選択 142 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 143 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 144 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 145 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 146 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 147 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 148 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 149 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 150 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 151 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 152 :  ◯23番(青木光治君) 選択 153 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 154 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 155 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 156 :  ◯市民経済部長(梅本孝好君) 選択 157 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 158 :  ◯7番(平沼 諭君) 選択 159 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 160 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 161 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 162 :  ◯理事(森本忠夫君) 選択 163 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 164 :  ◯22番(馬場 前君) 選択 165 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 166 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 167 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 168 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 169 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 170 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 171 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 172 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 173 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 174 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 175 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 176 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 177 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 178 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 179 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 180 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 181 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 182 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 183 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 184 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 185 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 186 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 187 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 188 :  ◯1番(岡 史朗君) 選択 189 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 190 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 191 :  ◯23番(青木光治君) 選択 192 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 193 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 194 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 195 :  ◯6番(福井達雄君) 選択 196 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 197 :  ◯24番(住友 均君) 選択 198 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 199 :  ◯6番(福井達雄君) 選択 200 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 201 :  ◯建設部長(樫本正彦君) 選択 202 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 203 :  ◯24番(住友 均君) 選択 204 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 205 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 206 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 207 :  ◯11番(和田正博君) 選択 208 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 209 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 210 :  ◯23番(青木光治君) 選択 211 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 212 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 213 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 214 :  ◯11番(和田正博君) 選択 215 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 216 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 217 :  ◯22番(馬場 前君) 選択 218 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 219 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 220 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 221 :  ◯11番(和田正博君) 選択 222 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 223 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 224 :  ◯24番(住友 均君) 選択 225 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 226 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 227 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 228 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 229 :  ◯22番(馬場 前君) 選択 230 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 231 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 232 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 233 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 234 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 235 :  ◯24番(住友 均君) 選択 236 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 237 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 238 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 239 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 240 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 241 :  ◯23番(青木光治君) 選択 242 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 243 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 244 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 245 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 246 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 247 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 248 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 249 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 250 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 251 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 252 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 253 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 254 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 255 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 256 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 257 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 258 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 259 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 260 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 261 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 262 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 263 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 264 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 265 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 266 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 267 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 268 :  ◯新監査委員(笹部和男君) 選択 269 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 270 :  ◯議長(森本平雄君) 選択 271 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 272 :  ◯議長(森本平雄君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                午前10時02分 開議 ◯議長(森本平雄君) これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ────────────────────────────────────────              日程第1 議長報告 2: ◯議長(森本平雄君) 日程第1、議長報告を行います。  議会事務報告No,2につきましては、ご配付申し上げましたとおりでございますので、よろしくご清覧おき願いたいと思います。  これをもって、議長報告を終わります。 ────────────────────────────────────────   日程第2 議題2号 橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負             担に関する条例の一部改正について 3: ◯議長(森本平雄君) 日程第2、議題2号、橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。              (25番 竹田清喜君 登壇) 4: ◯25番(竹田清喜君) おはようございます。25番竹田です。  本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催して審査いたしました結果、本件は原案どおり可決すべきであると、決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 5: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。
     これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 7: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第2号について、採決いたします。本件に関する委員長の報告は、可決であります。  本件は委員長の報告のとおり、決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 8: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────       日程第3 議第3号 橿原市監査委員条例の一部改正について 9: ◯議長(森本平雄君) 日程第3、議第3号、橿原市監査委員条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。 10: ◯25番(竹田清喜君) 本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催して、審査いたしました。  まず、監査委員の定数基準及び増員理由を問われたのに対して、市監査委員の定数については、条例で定めるようになっており、地方自治法では、その基準として県及び政令都市は4名、町村は2名、市については、2~3名となっており、本市においては、4月に情報公開も控え、業務チェックの強化を図り、より適正な行政運営を執行していく立場から増員願いたいとの答弁がありました。  次に、情報公開の実施に伴っての増員については、他市にもこうしたケースがあるのか、また、1名増員することによる予算増を問われたのに対して、情報公開のためだけでなく、4月1日より各都道府県及び政令都市に外部監査制度を導入されることに伴い、本市などの30万人以下の都市は任意であるが、県下第二の都市として、公明正大に透明性を出すために、内部監査の充実も大切であると考えている。  また、経費については、条例で一人当たり月12万8,000円の12カ月分が決められているとの答弁があり、この答弁に対して、監査事務の充実を図るための増員であることからも、本市の顧問弁護士との整合性もよく考えながら、進められたいとの要望がありました。  次に、具体的な人選はされているのかとの問いに対して、基本的には、法律に明るい人ということで現在、模索中であるとの答弁があり、この答弁に対して、できることなら、弁護士ではなく、公認会計士などを選任されてはどうかとの問いに対して、本市としては、現在、法律関係が大切であるという判断をし、その専門の方に相談をしているとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、採決を行った結果、本件は、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 11: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 12: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声がありますので、質疑、討論を終わります。  議第3号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 13: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第4 議第4号 橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 14: ◯議長(森本平雄君) 日程第4、議第4号、橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関する、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。              (25番 竹田清喜君 登壇) 15: ◯25番(竹田清喜君) 本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催して審査いたしました。  まず、今回設置される情報公開審査会の構成と本市各種審議会の委員の顔ぶれがほとんど変わらないことから、今後、委員の選任についての工夫が必要であると思うがどうかとの問いに対して、情報公開審査会は委員5名で構成し、学識経験者として、大学教授、弁護士等で構成を予定している。  また、各種委員については、人を目的として選んでいるのではなく、その審議会の目的のために各会の代表を選任しており、結果として、重なっての所属もあるようだが、今後についてそうしたことも十分考えながら進めたいとの答弁があり、この答弁に対して、こうした審議会を設置される場合、多くの市民が参加できる人選を考えられたいとの要望がありました。  以上で質疑を終わり、採決を行った結果、本件は、原案どおり、可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 16: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長の報告に対する質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 17: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 18: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第4号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 19: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────  日程第5 議第5号 橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 20: ◯議長(森本平雄君) 日程第5、議第5号、橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。              (25番 竹田清喜君 登壇) 21: ◯25番(竹田清喜君) 本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催して審査いたしました。  まず、今回の休職期間の改正により、身分的にはどのようになるのかとの問いに対して、身分上は分限条例で3年であり、給与の支給期間が変わるということであるとの答弁があり、この答弁に対して、これまでの3年の期間が1年になれば、残りの1年は無給になるのかとの問いに対して、傷病の中で結核以外の場合、現在3年間給与を支給できるようになっているが、改正により1年間80%の支給になる。  また一方で、職員については、市町村共済組合に加入をしており、そこからの給付がある。それらにより、結核以外の病気等の休職で、この改正後の条例を適用すると1年は市から80%、その後の1年半は共済組合からの80%の給付があり、通算すると3年間の休職のうち、2年半は市と共済組合でカバーすることができるとの答弁がありました。  次に、本市の職員907名中の休職者の数及び原因と、こうした数の他市との比較状況を問われたのに対して、現在4名の休職者があり、いずれも心身の故障が原因である。  現在、他市との比較はしていないが、近年、長期休職は増えている状況であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、採決を行った結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 22: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 23: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって、質疑、討論を終わります。  議第5号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 24: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第6 議第6号 橿原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 25: ◯議長(森本平雄君) 日程第6、議第6号、橿原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。              (25番 竹田清喜君 登壇) 26: ◯25番(竹田清喜君) 本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催して審査いたしました。  まず、これまで特殊勤務手当を支給すると判断されていた基準を問われたのに対して、危険性、不快性、困難性、不健康性のあるものに手当を支給しているが、その中において困難性については幅があったため、今回絞り込み、見直しをしたいとの答弁がありました。  次に、休日夜間応急診療所や自動車整備作業への手当が削除されている理由を問われたのに対して、これらについては、民間に委託等していることから削除しているとの答弁があり、今回、特殊勤務手当について、水道局等のものも含め、かなりの見直しがされているが、労使の交渉は行われたのかとの問いに対して、勤務条件にかかわってくる問題であることから、職員組合とも協議をし、合意をいただいている。  また、水道局においても、管理職手当と企業職手当の重複等についても、さまざまな考え方がある中で、現状の水道局の赤字財政等を考えた場合、手当がなくても管理職は事が起これば仕事に出てくることに変わりはないが、この状況を見た中で手当の重複はなくしていきたい。また、企業職手当等についても若干の減額をしているとの答弁がありました。  次に、労使の合意の結果であれば問題はないと思うが、今後、こうしたことで、職員の不利益にならないような取り扱いと、不適切なものは改めていく中で、十分慎重に進められたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、採決を行った結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 27: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 28: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって、質疑、討論を終わります。  議第6号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────      日程第7 議第7号 橿原市手数料徴収条例の一部改正について 30: ◯議長(森本平雄君) 日程第7、議第7号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。              (25番 竹田清喜君 登壇) 31: ◯25番(竹田清喜君) 本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催して審査いたしました結果、本件は原案どおり可決すべきであると、決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 32: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 33: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声がありますので、これをもって、質疑、討論を終わります。
     議第7号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第8 議第8号 橿原市税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条             例の一部改正について 35: ◯議長(森本平雄君) 日程第8、議第8号、橿原市税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、竹田君。              (25番 竹田清喜君 登壇) 36: ◯25番(竹田清喜君) 本件につきましては、3月11日に総務常任委員会を開催し、審査いたしました結果、本件は原案どおり可決すべきであると、決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 37: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 38: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって、質疑、討論を終わります。  議第8号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 39: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────    日程第9 議第9号 橿原市国民健康保険財政調整基金条例の制定について 40: ◯議長(森本平雄君) 日程第9、議第9号、橿原市国民健康保険財政調整基金条例の制定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、福井君。              (6番 福井達雄君 登壇) 41: ◯6番(福井達雄君) 厚生常任委員会より、ご報告申し上げます。  本件につきましては、3月11日に厚生常任委員会を開催して審査いたしました。  質疑において、国保税が高過ぎて払えない人が増えている一方で、奈良市では平成4年度で21億円だった国保の基金が平成8年度で55億円に膨れ上がっている現状があり、基金を積み立てるよりも、国保税を引き下げることが必要ではないかと問われたのに対して、国保の健全な財政運営に当たって、年度間の財源の不均衡を調整するために、積み立てるものであり、例えば昨年末からのインフルエンザの発生や、高額医療費の発生などで、予期しない支出の増加に備え、積み立てるものである。  また、決算余剰金が生じた場合基金として積み立てていく考えであるとの答弁がありました。  次に、基金の積み立て目標額はいくらかと問われたのに対して、保険給付費の3カ月相当分を目標としており、約12億円であるとの答弁があり、この答弁に対して、予期せぬ病気が急速に広まったりした場合は、一般会計から臨時的に投入するべきであると思うが、今後は基金の貯めすぎに注意しながら、運用していってほしいとの要望がありました。  次に、基金は将来的に、介護保険制度に使われることもあるのかと問われたのに対して、国民健康保険特別会計と介護保険特別会計は全く別であるので、使う予定はないとの答弁がありました。  以上の結果、本件は原案のとおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 42: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 43: ◯議長(森本平雄君) これをもって、質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 44: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第9号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 45: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────          日程第10 議第10号 訴えの提起について 46: ◯議長(森本平雄君) 日程第10、議第10号、訴えの提起についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、和田君。              (11番 和田正博君 登壇) 47: ◯11番(和田正博君) 建設常任委員会より報告いたします。  本件については、3月11日に建設常任委員会を開催して審査いたしました。  まず、今回訴えに至った経過の説明を問われたのに対して、醍醐一号線という都市計画街路で、数件の家の除去補償交渉を行ってきた中の一つである。  平成8年7月30日に円満に解決をし、土地については、先行取得することから、土地開発公社予算で対応し、建物補償については市の当年度予算で契約をし、通常の補償契約の中で、7割の金額を平成8年8月9日に支払い、その際、登記関係の抵当権の抹消もすることを確約したが、その後、いっこうに履行されず、さらに新しく次の抵当権まで設定されていることが判明したことから、弁護士とも相談し、平成10年5月には、契約解除を行い、同時に、先に支払っている部分の返還請求を文書で交付し、今日まで何度となく、交渉ももったが、返還計画すら出されないということで、今回訴えを行いたいとの説明がありました。  次に、土地の面積や補償金額等を問われたのに対して、宅地として14.7坪、建物については木造瓦葺2階建てで、延べ床57.19m2で、築造後30年程度の物で、補償金額は、土地については土地鑑定評価をもとに積算し、756万700円で、坪当たり約51万円程度となり、建物については、補償積算基準に基づき、算出した1,523万4,500円であるとの説明があり、これに対して、築造後30年以上もたっている家の価値はゼロに等しいのに、補償金として市は、十分支払っているにもかかわらず、こういうことをするのは市に対して因縁をつけているとしか思えないし、以前も、このような問題があったし、12月にも、市営住宅の家賃の問題等についても、市の金なので『難癖をつけて取ってしまえ』という考えだと思う。したがってこのような者に対しては、毅然とした態度で臨み、弁護士をフルに活用し、法的な訴訟をどんどん行うべきだと考えるとの意見がありました。  以上の結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上、ご報告します。 48: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 49: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声がありますので、これをもって質疑、討論を終わります。  議第10号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 50: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────      日程第11 議第11号 橿原伝染病棟組合規約の変更について 51: ◯議長(森本平雄君) 日程第11、議第11号、橿原伝染病棟組合規約の変更についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、福井君。              (6番 福井達雄君 登壇) 52: ◯6番(福井達雄君) 厚生常任委員会よりご報告申し上げます。  本件につきましては3月11日に厚生常任委員会を開催して審査いたしました。  質疑において、組合が解散した後に新たな組合が設立されるのかと問われたのに対し、今までは市町村が組合を持つようになっていたが、法律が変更されたことにより、感染者が出た場合、県のほうで全て治療するとのことになったので、市町村の組合は解散し、新しい組合はつくらないとの答弁がありました。  以上の結果、本件は原案のとおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 53: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 54: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。これをもって質疑討論を終わります。  議第11号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 55: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第12 議第12号 平成10年度橿原市一般会計補正予算(第5号)について 56: ◯議長(森本平雄君) 日程第12、議第12号、平成10年度橿原市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 57: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました。  質疑の方法は、歳出から各款ごとに行い、歳入を一括で行いました。  まず歳出の第2款、民生費の質疑において、生活保護費が、歳出で2億5,000万円減額され、歳入で生活保護返還金という形になっている理由を問われたのに対して、2億5,000万円の減額については、当初見込んでいた保護人員を大幅に下回ったため、措置費の減額である。また、返還金については、現時点で最低生活ができないけれども、年金や、保険金が入ることによって一定の収入がある場合、見込みで保護を開始し、その支出した生活保護費に見合うものを、返していただくことになるが、それらの累積が当初の見込みよりも増えたことによって増額しているとの答弁がありました。  次に、生活保護所帯の方が亡くなった場合の葬祭費について香典等で賄うということで、市からは、保護費を支出されないようだが、香典等は別のものとする考えはないのかとの問いに対して、葬祭扶助については、毎年若干の変更はあるが原則として17万5,000円を限度として、そこから収入分を差し引き、不足した分について、補てんする制度であり、現実問題として葬祭費がかなり高額なことから若干の問題はあるが、法の運用からは、こうした形になるとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に討論において、住友委員より、まず第一にリサイクルプラザの建設工事費が補正で前倒しをされ、この事業費が16億1,200万円に対して、建設事業債が12億1,200万円と非常に大きなものとなり、これらが地方の財政危機を招く大きな原因となること、また、リサイクルプラザについては、談合疑惑問題が明確になっていないこと、また第二として、生活保護費に関しても、国からは、是正と見直しという形で削減を行っていることから、反対するとの反対討論があり、起立採決の結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 58: ◯議長(森本平雄君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり)              (「討論あり」と呼ぶ者あり) 59: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。
     これより討論に入ります。はい、青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 60: ◯23番(青木光治君) 議第12号、平成10年度橿原市一般会計補正予算(第5号)に反対する立場から、討論を行います。  まず初めに、今回の補正予算は橿原市の財政危機、借金財政を一層加速させるものだという点であります。  10年度当初予算では、財政危機に対応するために、縮減した予算が組まれました。市債も対前年度予算比21.4%マイナスの40億3,760万円に抑えたわけです。ところが相次ぐ補正によって、今回補正の分も加えますと22億7,890万増えて、63億1,650万円。なんと当初予算の1.56倍に大きく膨れ上がったわけです。  たびたび指摘しておりますが、橿原市の財政情況は、本当に深刻な情況であります。今回の補正でも、市の土地が分譲宅地として売り払われています。  こうした深刻な情況にありながら、今回の補正予算は、財政危機、借金財政をさらに加速させるものであります。  また歳出を見ますと、予算のほとんどがリサイクルプラザの建設事業費に充てられています。リサイクルプラザの建設については、9月議会で石川島播磨重工業との工事請負契約の締結に、談合疑惑ありという理由で、我が党議員団は反対いたしました。こうした談合疑惑もいまだに消えてはおりません。  よって一般会計補正予算に反対を表明いたします。 61: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議題12号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 62: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第13 議第13号 平成10年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2               号)について 63: ◯議長(森本平雄君) 日程第13、議第13号、平成10年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 64: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 65: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 66: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 67: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第13号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第14 議第14号 平成10年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第2号)               について 69: ◯議長(森本平雄君) 日程第14、議第14号、平成10年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 70: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 71: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 72: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第14号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第15 議第15号 平成10年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第               2号)について 74: ◯議長(森本平雄君) 日程第15、議第15号、平成10年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 75: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 76: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 77: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第15号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第16 議第16号 平成10年度橿原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)               について 79: ◯議長(森本平雄君) 日程第16、議第16号、平成10年度橿原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 80: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 81: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 82: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第16号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 83: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第17 議第17号 平成10年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正               予算(第1号)について 84: ◯議長(森本平雄君) 日程第17、議第17号、平成10年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 85: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 86: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 87: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第17号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    88: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第18 議第18号 平成10年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算               (第1号)について 89: ◯議長(森本平雄君) 日程第18、議第18号、平成10年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 90: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 91: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 92: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第18号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 93: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第19 議第19号 平成10年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)に               ついて 94: ◯議長(森本平雄君) 日程第19、議第19号、平成10年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 95: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 96: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 97: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第19号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 98: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────     日程第20 議第20号 平成11年度橿原市一般会計予算について 99: ◯議長(森本平雄君) 日程第20、議第20号、平成11年度橿原市一般会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 100: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました。  質疑の方法は、まず総括質疑を行い、次に、歳入歳出予算については、各款ごとに行いました。  まず、総括質疑において、地方財政計画も含めて、地方財政そのものが危機となり、減税についても、地方の減税補てん債という形で結局は、地方に負担がかかってくる中で、本市としても財政危機をどのように改めていくのかとの問いに対して、本市としての基本的な考えは、予算編成において、特に緊急性のあるものに限定し、節減できるものは節減する予算を組んでいる。また、介護保険など、日が決まっていて、どうしても進めなければならないものについては、厳しい財政情況ではあるが、優先的に予算を計上している。また、従来の計画の中で着手しなければならない事業で、若干延ばしても市民生活に直接支障が出ないものについては、少し延ばすなどして、ここ数年の厳しい財政危機を乗り切っていく、財政運営に努めているとの答弁がありました。  次に、歳出の第1款議会費の質疑において、近畿市議会議長会及び奈良県市議会議長会負担金が、前年度より増額されている理由を問われたのに対して、来年度、奈良県10市の当番市として会議を開催するために負担金を増額願っている。なお、全国並びに近畿市議会議長会については、人口割などによる応分の負担金を計上しているとの答弁がありました。  次に洛陽市歓迎会委託料に関連して、平成8年以来、洛陽市と交流されているが、その際の旅費等の支出方法を問われたのに対して、本市の場合平成7年にロマントピア藤原京を開催した際に、洛陽市の当時の市長がお見えになり、平成8年に洛陽市にお礼に行った経費が計上されている。その後平成10年には、洛陽市との友好のあかしとして、ボタンの花の苗木をいただくため、本市の助役をはじめとする担当職員の派遣費用、またその後の答礼費用や本年5月の花の咲く時期に洛陽市長以下御一行を迎えるための費用を予算に計上しており、十分検討の上、最小必要限度の経費を計上しているとの答弁があり、この答弁に対して、こうした財政が厳しい中で、洛陽市との交流費用が全体として大きすぎるのではないかとの問いに対して、本市としては、友好親善文化交流や歴史的な問題を大事にするため、最小必要限度の予算の中で交流をすることは、市民にお許しをいただけるものであると考えているとの答弁があり、この答弁に対して、洛陽市と本市がこのまま友好関係を進める上で、将来的には、姉妹都市提携も考えられているのかとの問いに対して、市長の心境としては、今のところ姉妹都市は考えていないが、こうした問題については、個人的に決めるものではなく、これからの市民との交流の場において出される声によって判断していきたいとの答弁があり、この答弁に対して、市民感情を優先して進めていくのであれば、市民に対してアンケートを取るなど方法を先に行うべきではないかと考えるとの意見がありました。  次に庁用備品購入費の内訳を問われたのに対して、議会委員会室の放送設備について数年前から部分的に改修をしてきたが、本年度、財政上の問題も考え、現状の机を除き、マイク、本体、ワイヤレスの一部を入れかえる予算として450万円を計上しているとの答弁があり、この答弁に対して、これまでも、これらの放送設備ついては、入れかえるべきだとの声があったが、財政が困難であることを理由に机はそのままでマイク等だけを入れかえるというのは、いろんな機材がシステム化されている現代にそぐわず、かえって余計な経費がかかることになるため、本年度に机も含めて一度に入れかえすることも検討されたいとの意見がありました。  次に第2款総務費の質疑において、臨時雇い賃金が前年度に比べて四倍となっている実態を問われたのに対して、基本的には、育児休業者に対する賃金を昨年度は7名分の約300万円を組んでいたが、本年度は10名分の約1,000万円を予定しており、その他の職員の補充を2名考えており、合わせて1,200万円の予算となるとの答弁があり、この答弁に対して、地方公務員のあり方の問題として、少数精鋭で市民サービスを行うことが必要であるが、必要な場所に職員を配置して市民全体に奉仕するという立場であるなら、一般職を抑えて臨時雇用を増やしていくということではなく、少数精鋭でありながらも、必要なところに一般職員を増やし、臨時雇いを抑えることが大事ではないのかとの問いに対して、全体的な職員配置については、毎年度業務量にかかわって見直しをしているが、季節的な内容によって臨時職員で十分対応できるものについて配置していることから、若干人数が増えているとの答弁がありました。  次に、地方の時代として、人づくりが大事な中で、職員の研修計画についての考え方を問われたのに対して、職員研修については、それぞれの役職において一定の課題別に実施をしている。研修の方法については、いろいろとあると考えるが、今後、一部民間手法を取り入れたものという提言もいただいており、さらによりよい方法で効果的な職員研修をしていきたいとの答弁があり、この答弁に対して、今後やりがいのある職場づくりのためにも、職員提案等もっと浸透させ、職員を育てるためにも、特に研修については配慮をされながら進められたいとの要望がありました。  次に文化事業団設立の出資金1億円の予算計上の内容を問われたのに対して、現在万葉ホール等の文化施設や運動公園等の体育施設についての運営管理は、各部局で所管しているが、それらの運営管理を一本化することにより、運営の簡素化、あるいは開館時間、開館日等の統一が図れると考えている。  また人員については、文化ホール、体育施設等兼務職員や、嘱託職員、アルバイトを含めて86名であるが、財団を設立することによって順次職員をプロパーなり、再雇用職員に切りかえていきたい。なお、手続きについては、民法に定める財団法人という位置づけになることから、県知事の許可が必要となり、それらの手続きをふまえるために出資金1億円の予算計上を願っているとの答弁があり、この答弁に対して一般会計部門の職員数や人件費が現象傾向にあるが、その一方で、新しく予定されている文化事業団への天下りという問題が出てくる恐れがないよう注意していってほしい。また、新たに設立される文化事業団については、新しい感性が必要とされるので、できるだけ若い職員で業務にあたって欲しいとの要望がありました。  次に、職員の時間外勤務手当が前年度比で1,343万1,000円のマイナスとなっているが、現況や今後の見通しはと問われたのに対して、本市の職員の総定数は1,031人で、平成11年1月1日現在での職員数は1,016人となっており、できるだけ効率的な運営を目指し、平成10年度の職員採用にあたっても、専門的な職員を除いた一般事務職の採用は行わなかった。時間外勤務手当については本俸の7%が目安となっており、それに基づいた形で予算編成を行っており、本年度においても節減傾向となっているが、台風7号の関係や地域振興券など事前に予想できなかった業務も出てきており、ノー残業デーなどさまざまな工夫をしながら節減に努めていきたい。  また、特に問題となっているのが、休日出勤の代休で、土曜日や日曜日に出勤した場合は時間外勤務手当を支給するのではなく、平日に振替休日を取るように要請しているが、業務によっては多忙なため、代休が取れない職場も相当数あるので、各部課と議論をしながら、さらに節減に努力していきたいとの答弁がありました。  次にこの答弁に対して、平成11年度の重点施策として、行政改革の数値目標の設置や徴収体制の強化が挙げられているが、目標として挙げること自体がナンセンスで、行って当然であると考えられるので、新しい事業にあった適正な人員配置や管理職の能力アップのための研修など、4月からの市役所の体制づくりに、しっかりと取り組んでほしいとの要望がありました。  次に、女性政策推進事業費として、約300万円を計上されており、弁護士の相談会や講演会など、市民に対してわかりやすい施策を行ってきているが、市役所内部でも、女性と男性が対等に仕事を分かち合えるよう、何か取り組みを行うべきであると思うが、現況はどうかと問われたのに対して、本年度の取り組みとしては、庁内に助役を長とした関係部課長の組織による女性施策推進委員会を設置し、さらにその下部組織として、担当者部会を設置し、ポスターの制作やチラシの配布を行い、また業務にかかわるさまざまな付随的な業務を、どの職員がやっていくのか、どうあるべきかなどを先般まとめ、その成果を全部課に回覧、配布し、今後庁内の啓発や問題提起のきっかけになるよう進めていきたいとの答弁がありました。  次に、テレビ放送等広告料について、現在の財政情況を考慮すると、その必要性があまり感じられないのではないかと問われたのに対して、現在、奈良テレビで「橿原市アワー」を年2回と、県内10市が共同で行っている「生き生きタウン」を再放送を含めて週2回放送しており、財政の厳しい折ではあるが、必要最小限の橿原市の映像を提供していきたいとの答弁がありました。  次に、このテレビ放送による効果はどれくらいあるのかと問われたのに対して、目に見えた数値としての効果はわからないが、一定の放送を行うことにより、橿原市がどのような取り組みを行っているかを市民に知らせることができ、ある程度の効果はあると考えているとの答弁がありました。  次に、納期前納付報奨金と納税組合奨励金について、合わせて2億円程度計上されているが、現在では銀行預金との金利差がかなり高くなっており、今後の方針をどう考えているのかと問われたのに対して、以前、市税の納税状況が悪いことから作ったものであるが、納税組合については、納税に協力をいただき、成果も上がっているが、全国的に見直しが行われているところもあり、本市としても急に廃止するのではなく、慎重に検討していきたいとの答弁がありました。  次に橿原地区交通対策協議会負担金と、橿原高市暴力団追放協議会負担金の内容を問われたのに対して、本市と高取町、明日香村の一市一町一村によって協議会を持っており、交通対策協議会については、人口一人当たり22円を、暴力団追放協議会については16円をそれぞれ負担しているものであるとの答弁がありました。  次にこの負担金を実際には宴会などに利用しているというちまたの噂があるが、どうかと問われたのに対して、負担金については規定に基づいて使用しており、飲食費には使っていないとの答弁がありました。  次に、第3款民生費の質疑において、まず医療費公費負担協力交付金について、その内容を問われたのに対して、福祉医療の老人・乳幼児・心身障害者・母子で医療費を2割または3割が負担される。その該当者は、本市で助成する制度で、その際市内の医療機関等で発行される証明書が必要となる。その手数料分と、福祉医療に理解をいただいているということで、本市の医師会と歯科医師会へ交付している協力金とを合わせたものであるとの答弁がありました。  次に、国民健康保険特別会計繰出金で4億円程度計上しているが、一方で、財政調整基金が積み立てられるが、推移の状況はと問われたのに対して、国保税と国からの支出金や補助金、また一般会計の繰出金で医療費を賄うという現状で、一般会計からの繰出金は平成8年度で約3億7,500万、9年度で約3億9,600万、10年度で約4億6,000万円程度になる見込みで、11年度では約4億2,200万円程度になる見込みで推移しているとの答弁がありました。この答弁に対して、国保税の徴収状況により、繰出金を出しているのかと問われたのに対して、法令で決まった項目が数点あり、それに従って一般会計から国保会計へ繰り入れており、税を徴収したからといって、回すことはできないとの答弁がありました。  次に、貯蓄生活設計普及運動推進事業補助金の内容を問われたのに対して、県の事業で、補助金に基づき地元の女性を中心に集まってもらい、講師を招いて、さまざまな貯蓄の問題について勉強会を行ったり、大蔵省や造幣局へ出向いて研修などを行っており、現在大垣町を対象地域として事業を進めているとの答弁があり、この答弁に対して、地元の要望があれば他の地区でも事業を行っていくのかと問われたのに対して、要望があれば地区で事業を推進できるよう県の方へ依頼していきたいとの答弁がありました。  次にデイサービスについて、運営や管理の方向性がはっきりと見出せないが、本市の考えはどうかと問われたのに対して、平成11年度で、鴨公地区、今井地区に2カ所建設を予定しているが、現在「やわらぎの郷」で運営しているのと同様、公設民営を基本としたデイサービスセンターの運営を考えている。今後、介護保険制度が導入されると、今までの委託という形ではなく、市がデイサービスの事業主体となって、運営は民間に委託するということで進めていきたいとの答弁がありました。  次に、介護保険の保険料はまだ決まっていないが、災害などの関係では、国の方で一定の減免措置を考えられているようだが、高齢者等の年金生活者や低所得者に対する減免については、どのように考えているのかと問われたのに対して、保険料については平成12年1月頃に、国が介護報酬額を正式決定する予定であるが、低所得者層に対する負担割合案として、国が示しているのは、所得別に5段階に分けて、保険料を設定し、低所得者層の最も低い負担割合では5割減、最高で5割増しとなっている。また、1割負担等についても医療保険の高額療養費と同じように、高額介護サービス費の設定を国の方で考えているとの答弁がありました。  次に、介護認定審査会に出席してる方々の中には、あまり活発に意見を述べない人もおり、審査会のメンバーの中に、近い過去に介護を経験した方や、現在介護を家で行っている方をぜひとも入れていただきたいと思うがどうかと問われたのに対して、認定審査会のメンバーとして、福祉法人の施設からさまざまな経験を持った方々に来ていただいており、今後の参考意見としていきたいとの答弁がありました。  次に、「やわらぎの郷」で運行しているバスの委託料が年々減少しているが、その理由はと問われたのに対して、開設当初は本数に限らず、年次契約をしていたが、使用が少なくなってきたので、使用に応じて委託料を支払う方式に契約を変更したためであるとの答弁がありました。  次に、敬老会の弁当は毎年ほぼ200~300食も余り、捨てざるを得なくなっており、また行事自体も見直しの時期に来ているのではないかと問われたのに対して、敬老会については、毎年約7,000名の75才以上の方々に加えて、金婚祝賀として150~200組の方々をご招待しているが、実際に出席されるのは、その内約3分の1ほどであり、昨年は台風7号の影響で、一昨年は雨、3年前は周辺の整備で通行状態が悪かったため、事前の見込より出席率が悪くなってしまった。今後は弁当に無駄が出ないよう、さまざまな角度から研究して努力していきたい。また、行事自体については、非常に楽しみにしている方々が多いので、現状のまま続けていきたい。なお敬老会の11年度の予定計画については、75才以上の対象者が6,870名で、出席予定が1,800名で弁当が4,800個必要と見ている。その算出基礎は、6,870名に98%をかけてこの中の72%が必要数と見ており、ちなみに平成10年は75%であり、これらから4,400食が必要となり、合わせて金婚祝賀として200組400食を予定しているとの答弁がありました。  次にこの答弁に対して、弁当数の出し方について、この試算では必ず余ったり、足りなくなったりすると思われるが、7,000名ほどの方が参加するかどうかわからないまま弁当をつくること自体に無理があることからも、抜本的に敬老会の内容を変えていくことも検討してほしいとの要望がありました。  次に、福祉作業所の増設について、場所等は決まったのかと問われたのに対して、五井町で一般住宅を2部屋借りて、4月1日から作業を開始するとの答弁がありました。  次に、子供の広場助成事業補助金について、その現況を問われたのに対して、去年は高殿町で実施し、今年はまだはっきりと決まっていないが、市の南西部の方で要望があるとの答弁がありました。  次に、本市では老人保健施設の計画があったが頓挫して、今回かなはし苑に老人保健施設を増設するということで予算化されているが、介護保険が導入されてから順調に運営されていくのか、またゴールドプランの達成は大丈夫かと問われたのに対して、かなはし苑については、今現在、老健施設などの建設をしていただいでいるが、事業の開始は平成11年11月頃を予定している。ゴールドプランについては、平成5年度に作成した橿原市老人保健福祉計画に基づき、平成11年度末でほぼ達成できるのではないかと考えている。ただ、現在平成10年から11年にかけて、介護保険事業計画を策定していただいており、12年以降の5年間にわたる事業計画の中で今後の目標設定が行われる予定であるとの答弁がありました。  次に、市内の老健施設の問題は深刻で、病院に入院する高齢者は1カ月ほどで移されてしまうが、市内には受け入れ先が少ないので、ほとんど市外の施設にお世話になっており、市民の苦情も多いと聞くが、今後の方針はと問われたのに対して、老健施設についてはかなはし苑に引き続いて、国の採択はまだ受けてないものの、民間の方で計画をしていただいている。ただ、平成12年4月に間に合うかどうかはわからないが、順次事務的に手続きを進めているところであるとの答弁がありました。  次に、施政方針の中で、同和問題については、引き続き啓発活動を行っていくとなっていたが、先般の同対委員会の中で小集落地区改良事業は飛騨地区で95%、大久保地区で87%の達成率になっており、環境改善の事業はほぼ終わり、この1~2年で完了するという状況において、市の政策としてより一層市民の差別意識解消に向けて、啓発事業を進めるのは、かえって逆行しているのではないかと問われたのに対して、ハード面については、市民や関係者等の協力により、期限にほぼ目標を達成できそうであるが、一方残念なことにソフト面については、女性問題や外国人、障害者等に対する差別問題も含めて、まだまだ根本的に残っており、国の同対審の答申でも、ハード面については一定の成果を見ており、平成14年以降は一般地区との整合性を図りながらやっていくが、人権啓発についてはまだまだ足りないということで、国の施策でも位置づけられており、橿原市だけの問題ではなく、全国的な中でやっていきたいと考えている。本市においても、差別事象がまだ起こっており、一日も早く解決できるよう、より一層取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次にこの答弁に対して、同和問題はハード面、ソフト面の両方とも解消の方向に進んでおり、同和行政をなくし、一般行政に移行して、行政全体の水準を引き上げることにより、市民の意識もさらに変わってくるものと考えられ、人権啓発の問題についても本来は市民がもっと自由に自主的に論議していくものであって、行政が市民の心の問題に介入して統制を行っていくことは、非常に危険であり、同和問題の解決には向かっていかないと思う。特に、最近の総理府の調査によると、地区外の人は同和地区の人ともっと交流したい、という意見が多く、反対に同和地区の人は地区外の人と交流したいという意見が少なくなっており、市民を差別者扱いして、考えを植えつけていくのは基本的には間違いであり、自主的な同和問題についての交流ができる方向づけこそが本当の解決につながると思うがどうかと、問われたのに対して、行政が主体となってやっているというわけではなく、あくまでも、市民も啓発して、やっていただこうと。例えば藤原京保育所や、大久保保育所については、一般地区との交流を図っており、今までの意識の中にあった、行政だけでやるというのではなく、官・民一体となって取り組んでいくのは当然のことであるとの答弁がありました。  次に第4款、衛生費の質疑におきまして、休日夜間応急診療所運営費の中の、各委託料の内容を問われたのに対し、休日夜間応急診療については、休日と夜間、及び深夜に行っており、医師会、歯科医師会、薬剤師会と、それぞれ、委託契約しているので、その委託料である。また医療事務等委託料については、深夜の医療事務をしていただく職員を「日本医療」と契約し、派遣願っていることによる委託料である。また、病院群輪番制委託料については、休日夜間応急診療所で診察を受けた中で、もう少し詳しく診察しなければならないときなどのために、市内の平尾、平井、平成の3病院に対し、輪番でお願いしていることに対する委託料であるとの答弁がありました。  次に本市では、何年か前にペットボトルの回収車を購入されたが、全然活用されていないが、リサイクルプラザが完成したときに、活用されていく考えなのかと問われたのに対して、ご指摘のものは車載型のペットボトル減容車で、何かイベントがあるときしか使っていない現状となっている。これについては、収集体制とペットボトル回収モデル地域の選定調整がうまくいかなかったことが、活用できなかった主な原因と考えている。なお、リサイクルプラザが完成したときには、ペットボトルは収集したものを減容せずに、直接持ち込む体制を考えていることから、この車については、現状のようなイベント等での使用、また各学校等での実演等で活用していきたいとの答弁がありました。  次に予防医学の観点から、各種の検診は非常に重要だと思うが、国は昨年ガン検診の補助金をカットされたが、今年は乳幼児検診の補助金を半分にし、来年には全額カットされようとしているようだが、これについての考えはどうか。また、ガン検診については、本市単独で負担されているが、乳幼児検診についても単独負担していく考えはあるのかと問われたのに対して、国としては、補助金打ち切りの理由の一つとして、いろいろの検診については、一般国民に広く理解が広まってきたことにより、打ち出されたようだが、本市だけでなく全国の市町村が、ガン検診に補助金をつけるように要望されている。また市民に対しても、検診の重要性を訴えながら行っていきたい。なお、乳幼児の検診費用の市単独での負担については、他市町村等の動きも見て、関係者で協議していきたいとの答弁がありました。  次に、小児救急医療支援事業を今年されているが、具体的にどのようなことを実施されていくのかと問われたのに対して、休日夜間応急診療所において、医師2名のうち、1名については、医大から小児科の先生に来てもらっているので、それを続けていきたいとの答弁がありました。  次に、清掃総務費の中の再資源集団回収報奨金を、今年度も計上されているが、古紙の値段が暴落している状況であるが、続けていかれるのかと問われたのに対して、もし、古紙等が回収されなかったときは、一般ゴミとして市の焼却炉に持ち込まれるとゴミの減量につながらないことと、古紙の再利用を幅広く活用していくのが重要と考えることから、今後とも取り組んでいかねばならないと考えており、業者に対しても引き続き回収されるよう要請し、引き続き各地域で回収いただく団体には1kgあたり5円を、また、資源を回収する業者に対しては1kgあたり2円50銭を交付してきたいとの答弁がありました。  次に、本市では、過去に焼却場から出た残灰を埋め立てに使っていたが、ダイオキシンについての調査はされないのかと問われたのに対して、過去に埋め立てた土地については現在施設等が完成していることから、調査等は考えていないとの答弁があり、これに対して、何か問題があってからでは困るので、十分に考慮願い、調査していただきたいとの要望がありました。  次に第5款労働費の質疑において、シルバー人材センターの運営状況、今後の見通しについて問われたのに対して、発足当時は、会員登録者も少なかったが、最近の社会情勢もあり、登録者数も増え、本年2月現在、男性258名、女性114名、合計372名となっている。また、業績については、黒字経営に向かっており、今後さらに、市民の方々のご理解のもと、活動範囲を広げたい。なお、事業実績としては、本年2月現在、公共事業で142件、1,439万3,712円、民間事業で1,177件、5,806万136円となっているとの答弁があり、これに対して、会員登録しているのに、仕事が回ってこない等の声を聞くが、高齢化がさらに進む中、仕事を求める期待も大きいので、十分にこたえるように行ってもらいたいが、どうかと問われたのに対して、最近までの傾向として、仕事の内容でより好みがあったが、最近では、「みんな一緒で行えば嫌われる仕事でも、やろう」と理解されてきており、幅広い業務に従事願っているため、ご指摘のようなことは減ってきていると思う。との答弁がありました。  次に農業費の質疑におきまして、土地改良事業費の水辺環境整備の内容を問われたのに対して、橿原神宮の深田池を整備するもので、国、県の補助を受け、約1億8,000万円で遊歩道や、橋をかけ、池の周りを周遊できるようなものにする計画であるとの説明がありました。  次に米の生産調整について、11年度はどうなるのかを問われたのに対して、前年度と同じであるとの答弁がありました。  次に、農業委員会費の農業経営移転円滑化特別対策事業費の内容を問われたのに対して、市内各地区を20に分けて担当委員が農協を通じて、各農家の農業経営等の相談に応じるという事業であるとの答弁がありました。  次に本市では、以前から市民農園整備を図られ、多くの方々から好評を得ていると聞くが、現状と今後の考えを問われたのに対して、現在古川町、曽我町、縄手町に計4カ所設置しているが、いずれも盛況となっており、あくのを待っておられる方がある状況である。したがって11年度についても、鴨公地区でもう1カ所49区画を整備していく予定である。また現状では、東部農協管内には全くないため、農協を通じて土地を探している状況である。いずれにしても農家の多い所には必要がないし、住宅地の真ん中ではできないことから、比較的住宅地に近い、適当な土地を見つけ、行っていきたいとの答弁があり、これに対し、近くであればそれにこしたことはないが、車で行くこともできるので、減反等で遊んでいる土地をうまく活用されるよう、市からも、働きかけていただきたいとの要望がありました。  次に商工費の質疑におきまして、商工振興費の中で商工会議所補助金として、1,500万円を出されているが、これの内容を問われたのに対して、市内の中小業者も含む商工業者育成のために、市との連携のもとに運営補助として交付しているものであるとの答弁があり、これに対して、今回地域振興券が実施されようとしている中、商工会議所がどのような取り組み等の反応をされるのか期待していたが、積極的な方向が見えてこないが、こういうときこそ、商工会議所が中心となり、市と協力し、行っていかなければならないのではないのか。そのために、今日まで毎年多額の補助金をつけてきた意味がないと思うがどうか。また、地域振興券をスタートするにあたって、商工会議所と市との間でどのような話し合いをされたのかと問われたのに対して、今回の地域振興券の登録店については、現在1,427店舗が登録されており、歯科医院、理美容業、酒米穀店、プロパンガス協会等が、一括して申請登録願っているところであるが、商工会議所でもアイディアを募集もされ、一部の商店街ではイベント等も計画されているようであるが、あまり目立った対応がむつかしいようである。また、市と商工会議所との話し合いについては、役員会や、各部会、常議委員会等にも私どもも入り、対応等を考えている。また、各商店街の会合等にも、会議所の職員と私どもがともに入り、県内外で行っている実例等を示し、検討いただいたり、客とのコミュニケーションを図っていただくために、尽力していただきたい旨をお願いしているところであるとの答弁があり、これに対して、努力をされていることはお聞きしているが、残念ながらほとんど具体的な案はないように思う。これについての市長の考えはどうかと問われたのに対して、ご指摘の点については、私も会議所に対し申しており、それも会議所が地元橿原市の商工業の発展を自らの手で担っていただくことを前提として、今日まで補助金等も出しているのであって、今回のように6億円という大金が市内に入ってくるのを認識していただいているのかなあと思うが、これは私どもの責任でもあり、大変申しわけなく思っている。しかし、関係者の方々には、苦慮願っていることは十分理解しているし、この地域振興券については来年度も続けられるような動きもあると聞いているので、意義あるものとなるよう申し述べ、市とともに行い、自立できるような力をつけるよう、努力したい。なお、本年度についても、もう少し時間があるので初志の目的が達成できるよう頑張るので、各議員におかれても、温かい目で本市の商工業発展のために、ご尽力いただきたいとの説明がありました。  次に土木費の質疑におきまして、駅周辺地域整備事業費で、新ノ口駅の整備計画を問われたのに対して、平成10年度から12年度の3カ年での整備計画を立てていたが、用地買収が思うように進まず、現段階では、12年度ごろになると思う。なお用地買収についても、おおむね前向きに進んでいるとの答弁がありました。  次に八木駅前南整備事業については、地下駐車場整備を先送りにし、今年度は、主に街路事業を行っていくことに変更されたようだが、今後の考えはどうかと問われたのに対して、11年度については、街路事業を中心に、用地交渉も継続していくのと、都市計画決定等の外部的な調整を行っていくことになる。なお地下駐車場の設計等については、10年度補正がつけば、詰めていきたいとの答弁がありました。  次に本市では、昨年の4月まで宅地開発の要項によって、負担金を取っており、この歳入だけで約1億円が市に入っていたが、昨年からこの負担金を取らなくなったことにより、収入は減ったし、さらに最近では、ミニ開発が市内で多く見受けられるようになったが、問題はないのかと問われたのに対して、昨年4月から市の開発指導要項を都市計画法との整合性を持たせるということで改正をし、法との整理をした。その結果、ご指摘のような収入の減や開発件数が増加する傾向については否めないが、都市計画法や建築基準法の中で引き続き指導してまいりたいとの答弁がありました。  次に土木費に直接関係はないが、耳成山公園のあずまやに、数人のホームレスが住みついており、地元の人々が遊びに行っても近づけない状況となっているようだが、どのように対処するのかと問われたのに対して、このことについては地元からも通報を受けており、年末に関係課等で対策について勉強会を行い、職員が注意をしたり、「出て行ってもらいたい」との要請を続けているが、現在のところ、警察の取り締まりの対象にもならないため、苦慮している状況であるとの答弁があり、これに対して、今後増えてきたときのためにも、早急な対策を考えていただきたいとの要望がありました。  次に第9款消防費の質疑において関連して、中和広域消防にもドクターカーが導入され、救急にあたられているが、それらが現場に到着するまでに市民ができる初歩的な処置についての啓発はされているのかとの問いに対して、本市では毎年、地区別の防災訓練を3月と9月に実施しており、その中においても救命蘇生訓練を必ずメニューに入れており、また2カ年にわたり行っている避難生活体験事業にも同じくメニューに取り入れているとの答弁がありました。  次に県において取り組まれている防災航空隊と、本市との連携を問われたのに対して、防災航空隊は平成10年4月に発足し、12月12日に奈良市において、公共ヘリポートが開港している。ヘリコプター等の機種は、本年3月に導入され、運航は5月下旬から6月を予定されている。その後の実際の運航については、県下47市町村と県の消防防災課等を含めた中で、奈良県消防防災ヘリコプター応援協定を結ぶことになるが、現状では具体的に決まっていないとの答弁がありました。  次に第10款教育費の質疑において、8億数千万円の減額について、学校施設の大規模改造は今後どのように進められていくのかとの問いに対して、大規模改造については、従来は3年に2校のペースで進めてきたが、財政が厳しい折、今年度からしばらく延伸することもやむを得ないと考えているとの答弁があり、この答弁に対して、財政難を理由にした延伸については、納得できないが、国からの公費助成はどのようになっているのかとの問いに対して、文部省の大規模改造または耐震等の助成は従来どおりであるとの答弁がありました。  次に学校解放事業の内容を問われたのに対して、学校週5日制が始まり、その中で第2、第4土曜日に各学校に指導員を配置していただき、体育館並びに運動場を子供たちに開放しているとの答弁があり、この答弁に対して、今後においても体育館並びに運動場だけの開放であるのか。将来的に教室の開放等も考えられないのかとの問いに対して、今後については、地区公民館の利用等も考えていきたいが、教室の開放については、現段階においては、考えていないとの答弁がありました。  次に、高齢者大学講座開設準備経費の内容、及び学校交流推進事業委託料の内容を問われたのに対して高齢者大学講座については、高齢者に十分余暇を利用していただくため、平成12年の開講に向け、11年度において調査研究をしたい。また、学社交流推進事業については、学校、PTA、地域自治会等と連携し、共同の草刈りや学校の整備、通学路の整備等をしていただいているとの答弁がありました。  次に、学校施設大規模改造については、財政が厳しいことから削減されているが、今後、年を伸ばすことで、これまでの3年で2校のペースをどのようにされるのかとの問いに対して、これまで、築20年を経過したものは大規模改造の対象として進めてきたが、今年度からは財政当局との交渉の中で、3年に1校の改造を行い、支障のある部分については、営修繕で対応したいとの答弁がありました。  次に、こども科学館の利用状況と万葉ホールの文化施設が文化事業団に入ると、図書館は、公立図書館法により公立で運営することになるが、これらの整合性は図れるのかとの問いに対して、こども科学館については、本年2月末現在で3万6,482人の入館者があり、内3万1,411人が有料入館である。また、入館者数については、当初より落ちていることについては、現在の展示については、年数がたっていることから、飽きがきていることがあるが、最近は、他府県からの団体の入館が多くある状況である。こうしたことから、今後、展示物について5年で見直すということで計画しているが、一度にすべてを更新するのではなく、年度を追って、広範囲の方が入館いただけるように、変えていくことが得策でないかと考えている。また、図書館と文化ホールの整合性については、基本的に万葉ホールは市の公共施設であり、その中の一部を文化事業団に委託して管理運営をするということで、内部的には、調整しながら進めることは可能であると考えているとの答弁がありました。  以上で歳出の質疑を終わり、次に歳入の第2款、地方特例交付金の質疑において、今回初めての交付金であるが、どのくらい継続すると考えられているのかとの問いに対して、国から聞いている限りは、恒久減税については、当分の間と聞いており、地方特例交付金については、そうした減税に対応する地方財政への財源措置というように考えていることから、これからも延長していただけるものと考えているとの答弁がありました。  次に第12款国庫支出金の質疑において、公立学校の大規模改造事業の補助率が2つに分かれていることの理由を問われたのに対して、一般の改造工事については3分の1の補助であり、耐震補強を同時にする場合は2分の1の補助となるとの答弁がありました。
     次に第13款、県支出金の質疑において保育所の延長保育について、開所時間延長促進事業と長時間延長保育の違いを問われたのに対して、開所時間延長促進事業については、開所を早め、11時間以上開所する保育所に対しての補助金を出すもので、長時間延長保育については、保育時間を9時間以上、保育されることに対する補助金であるとの答弁がありました。  次に、第15款繰入金の質疑において、財政調整基金が2億円繰り入れられているが、実質の残りはどのぐらいであるのかとの問いに対して、本年度、2億円を計上しており、その結果、利子相当の361万7,000円が残りとなっているとの答弁がありました。  次に、第17款市債の質疑において、公債費比率を問われたのに対して、9年度は公債費比率が18.0%であり、起債制限比率が3カ年平均で13.5%である。また、10年度の予定としては、公債比率が17.8%、起債制限比率が14.1%を見込んでいるとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に討論において住友委員より、今日の地方財政の危機の原因に財政難の問題が出ていたが、これは政府の地方財政計画にもあるように、政府の大型ゼネコンの推進によるむだ遣いであり、9兆円の減税についても、高額所得者に対する減税であって、国民の多数の減税にはなっていない。こうした中にあって、地方に大型事業を推進し、不況対策として、前倒しをさせるということで、その財源についても単独でやらせ、また、地方債を乱発させるなど、ますます地方財政の危機につながっており、こうした特徴が、11年度予算にも色濃くなされている。また大型公共工事を国から押しつけられている反面で、生活保護費が前年度よりも2億800万円削られ、学校の大規模改造をはじめとする教育費も8億7,000万円が削られるなど、教育・福祉の後退となっている。また同和行政についても、本市の場合は人権条例などを含めて、問題解消の方向とは逆らったものになっており、教育基本法の精神に基づいて教えていくことで、同和教育を終えんさせていく必要があると考える。また一部、情報公開事業費や重度障害者の訪問入浴サービス、また、川西保育所の建設や防災無線など評価される点はあるが、前段の理由により反対するとの反対討論があり、次に浜田委員より、限られた財源の中で時代のニーズにこたえるべく、福祉重点の予算を組まれたことに敬意を表し、今年度の予算案に賛成するとの賛成討論があり、起立採決の結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  審査の経過は以上であります。  以上、ご報告申し上げます。 101: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。平沼議員。              (7番 平沼 諭君 登壇) 102: ◯7番(平沼 諭君) 委員長さんにお聞きしたいと思いますが。一般会計予算説明書の65ページに書いてあります、管理費弁護士謝礼378万円というのは、12月議会で議決した、市営住宅の家賃未払い者に対する訴えの提起の訴訟費用というふうに心得ておるんですけれども、これの担当する弁護士が1名なのか、2名なのか、橿原市の顧問弁護士なのか。どなたと契約されているのかと、いうのをお聞きしたいと思います。  さらに、橿原市の4つの家賃を今供託されてる方々は、4つの団地に、住宅に居住されてるはずですが、この4つの住宅はすべて、同和対策事業でできてるというふうに思ってるわけです。  わたしの聞きたい本旨は、行政側の弁護士というのが、裁判所におるときに、かなり厳しい訴訟をやります。今まで行政訴訟の裁判の傍聴を数多く経験してますけれども、市役所の職員では、そう厳しいと言いますか、そこまで言えないなと。相手方にかなり誤解を与えるなと。そういう対応っていうのが、節々ございまして、できれば同和対策事業についても精通され、そして十分行政と、打ち合せの可能な弁護士でやってほしいなと、いうふうに願ってる次第でございます。  さらに、4つの住宅のところで、私の知るかぎりにおいては、最低が2,700円から最高が13万円までの幅がありますけれども。確かあと1週間、3月の31日までの間に所得収入申告をしない場合については、最高額の請求書配付っていうのが4月1日以降の請求書になるというふうに思います。現時点で、滞納額を供託されてる方の中にも、収入申告をされてる方が、多数いると聞いておりますけれども、収入申告も出していない方が4月1日をかわりますと、例えば2,700円の方が収入申告をしておれば、約13~4%のスライドで3,200~300円の4月分の1カ月の家賃というふうになる運びが、5万とか6万。もしくは1万円の方が1万1,500円となるところを、13万円という請求額に、橿原市からの請求額になると、いうふうに聞いております。そのへんの対応、あと1週間しかございませんので、たとえ相手が訴えると、供託するというふうに覚悟を固めていても、最後に迷惑するのはやっぱり市民ですから、その辺について十分、あと1週間の間でどのような説得に応じなくても、丁寧な説明がなされてるのか。その2点について、お答えをしていただきたいというふうに思います。 103: ◯議長(森本平雄君) 予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 104: ◯1番(岡 史朗君) ただいまのご質問につきまして、委員会で出ておりませんでしたので、この場で理事者より説明をさせます。 105: ◯議長(森本平雄君) 植田総務部長              (説明員 植田育宏君 登壇) 106: ◯総務部長(植田育宏君) ただいまの平沼議員さんのご質問のうち、弁護士の費用にかかる分につきまして、私の方からご答弁さしていただきます。  弁護士費用で378万につきましては、一応定例の顧問料として7万3,500円の12カ月分の2人分178万円と、プラス200万円が特別弁護料という形で計上さしてもらっております。それからお尋ねの分につきましても、当然この中から最終的な対応さしていただきます。  それとまた、一応市営住宅につきましては、市の顧問弁護士の方で、2人のうちの1人を担当していただいておるところでございます。  以上でございます。 107: ◯議長(森本平雄君) 樫本部長。              (説明員 樫本正彦君 登壇) 108: ◯建設部長(樫本正彦君) 平沼議員のご質問の中で、家賃の督促の関係、まあ供託された人に対する家賃の督促と言いますか、それについてのご質問でございます。  供託につきましては、我々が話し合いをしている中、突然供託という行動に移られたわけでございます。供託そのものは、法的な行動でございまして、我々としては、その後話し合いという形は、申し入れがあればする考えでおるわけでございますが、その後話し合いの申し入れはないわけでございます。したがいまして、個々に指導をしながら、なおかつまた、質問がございます方々には指導をし、説明をしているところでございます。そうした中でも、なおかつ供託は今100件ぐらいございます。徐々に減っていくとか、あるいは相談もございますけれども、そういう状態の中で、やはり法的、あるいは県や国の指導に基づきながら、粛々と指導をしていく。その中でいわゆる近傍同種家賃という通知をしなければならないと、そういうふうになっておるわけでございます。そういう中で、4団地ございます中で、安い場合は約2,700円ほどの家賃が約2万円近くなると。あるいは、8,500円の家賃が9万ほどになると。また、大きい団地、新しい団地では、1万3,000円ほどの団地が13万円ほどになると。まあ、いろいろあるわけでございます。それがいわゆる、皆さん方になるべくしないですむように、やっていきたいと思いながら、1年間はできるだけぎりぎりの指導をし、県下の状況も眺めながら。橿原市は、たまたま供託が多かったので、そういう指導をしておるところ、県下のある市からは生ぬるいんじゃないかというようなご意見もあったわけでございますが。私どもとしては、できるだけ指導をして、ぎりぎりの選択をし、いよいよ新年度につきましては、そういう中でも、やはり職員の限られた中で、残業も強いられ、いろいろやりながら適正な指導をしていかざるを得ませんので、最終的には100件近く近傍同種家賃の最高家賃についての通知をせざるを得ないと。このように、なっておるわけでございます。そのようにならないように、できるだけ今後もいろんな形で皆さん方に呼びかけていきたいと思っております。  それと、同和対策事業であるという位置づけでございますが。家賃につきましては、同和向き配慮という家賃につきましては、ほとんどそれらの補助助成がなくなっておるわけでございます。そういう中で、建設についても、すでに一般予算に切りかえられて、かなりなるわけでございますけれども。家賃につきましても、そういう中でできるだけ、差別がなくなったとは言えませんけれども、配慮が少くなった中で、ぎりぎりの我々の指導も努力しているところでございますので、よろしくご理解を願いたいと思います。 109: ◯議長(森本平雄君) 平沼君。              (7番 平沼 諭君 登壇) 110: ◯7番(平沼 諭君) 私は、橿原市の訴えの提起のときに、賛成もしておりますし、こういうなんも、裁判で争うのが一番いいというふうに思っております。ただ、先ほどの質問の趣旨ですけれども、3月の31日までに収入申告さえしておれば、今、樫本部長が説明のあったように、2万円の家賃の人に、4月1日以降の家賃が13万円のあなたは家賃ですよと、こういう通知が行く。2,700円の人に5万円の家賃ですよと行く。収入申告さえしておれば、7年間の経過で約12~3%のスライドで、是正していくということと、あまりにもかけ離れてしまうと。その期限が、3月の31日まででしたらあと1週間あるので、そういうことは一切かまわないという、確信を持ってる方に対しては、いまさらとやかく言う必要はないと思うんですけれども。そういうこと知らなかったと、いうようなことがないようにだけ、最後までご努力をしてほしいと。こういう要望ですので。  もちろん私も法律というのは官報に載り、また橿原市の条例も議決されて施行日から、市民一人一人、国民一人一人に知らしめてから、法律が実行されるというようなもんではなくて、官報が載った日から、そのまま法律というのは適用されるし、条例も施行日から適用されるというのは十分知っておりますけれども。過去の同和対策事業、そしてまた、その被差別部落に対するさまざまな教育や、行政として取り組んできた経過を踏まえて、きちっと誠意ある対応を最後まで、行政の方は続けるという姿勢だけ、要望しておきたいと。このように思う次第でございます。  さらに、先ほど言いました、裁判というのは極めて残酷な言葉のやりとり、法律解釈をめぐって進んでいきますので、情緒的な、もし感情論の入る余地がかなり少ないと思いますけれども、できればこれから5年、10年、もしくは20年近く争っていく裁判になっていくだろうと、いうふうに私は想像してるんですけれども。橿原市の中で、この裁判を常時傍聴させていくと、こういうお考えはございますか。例えば、三役から行く、もしくは部課長から行く、もしくは担当者が行く。どのようにお考えでしょうか。  最後に、その点だけお答えをお願いしたいと思います。 111: ◯議長(森本平雄君) 植田総務部長。              (説明員 植田育宏君 登壇) 112: ◯総務部長(植田育宏君) 先ほど私が、弁護料の形でご答弁した中で、大変申しわけないんですが、誤った答弁を申し上げました。ここで訂正させていただきます。  お尋ねの65ページの弁護士謝礼につきましては、すべてこの特別弁護料と。これにかかる分の弁護料でございます。先ほど、通常の顧問弁護料も一部含んだような形で答弁させていただきましたが、訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 113: ◯議長(森本平雄君) 樫本建設部長              (説明員 樫本正彦君 登壇) 114: ◯建設部長(樫本正彦君) 裁判の傍聴につきましては、我々も今まで経験しておりますので、今後もそういう傍聴については、できるだけ申し出て、広く皆さん方に知っていただくと。こういうことで、公平な判断を養うように努力したいと思います。 115: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか 116: ◯議長(森本平雄君) 青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 117: ◯23番(青木光治君) 議第20号、一般会計予算について、反対の立場から討論を行います。  まず、この11年度一般会計予算は、橿原市の財政危機、借金財政を一層危機に陥れるものだということです。確かに、この予算だけを見ますと、昨年度に比べて縮減した予算になっております。しかし、市長も市政方針で述べられましたように、これは10年度の補正予算に前倒しを行ったことによるものであります。ゆえに、この新年度予算の評価は、補正予算と併せて行う必要があります。  11年度予算と、10年度3月補正予算とを併せますと、予算総額では411億6,100万円となり、前年度に比べ9億1,000万円の増となります。  市債についても、併せて見てみますと、40億4,010万円となり、前年度より250万円の増となっております。  また、11年度予算では、財政調整基金を2億円取り崩すなど、基金の取り崩しが引き続き行われようとしています。借金を増やしながら貯金を食い潰していく、こうしたやり方は、改めるべきであります。  また、従来から財政悪化の要因として指摘してまいりました、普通建設事業に占める補助事業と、単独事業の割合を見てみますと、10年度予算では、単独事業が補助事業の2.2倍であったのに比べて、11年度予算では、2.5倍に増加しています。これでは財政悪化を招くのは、当然のことであります。  さて次に、歳出についてですが、情報公開運営事業費、身障訪問入浴サービス事業委託料、川西保育所の建設事業費、防災無線の設計委託料等、評価すべき点は評価した上で、いくつかの問題点について、指摘いたします。  まず、生活保護措置費についてであります。10年度に比べて、2億657万4,000円減額されております。以前から一般質問等でも、この問題について指摘しますと、適正化のためという答弁が返ってまいります。しかし、必要な適正化は図りつつも、本当に困っている市民に対して、行政が積極的に手を差し伸べる、こういう姿勢で臨むならば、減額ということには、ならないのではないでしょうか。深刻な不況が長引く中、生活保護を必要とする市民が、増えていることは、容易に推測できることです。  また、教育予算が大きく削減されております。小学校、中学校の大規模改修。これまでは、3年に2校行ってきたのを、今後は3年に1校にするということですが、ことは子供たちの教育環境にかかわる問題です。財政状況が厳しい中でも、こうした予算は減らすべきではありません。  その一方で、同和対策関係では、6つの重点政策の一つと位置づけられ、引き続き浪費が続けられております。同和行政を早期に終結させる。とりわけ同和のみの個人給付は廃止する。同和の特別扱いはやめて、一般行政に移行させれば、行政水準全体を引き上げることも可能です。深刻な財政状況の中、市民生活に必要な分野には、予算をきちんと配しながら、むだや浪費には思いきってメスを入れることが、求められています。畝傍御陵駅前の立体駐車場が、不要不急の公共事業であったことが、明らかになりつつあります。こうした公共事業のあり方についても、八木駅南の事業も含め、見直すことが求められています。  国の言いなりに、むだと浪費を続けながら、一方では財政難を理由にして、市民生活に必要な予算が切り捨てられていく。だれのための市政なのか、行政の姿勢が問われています。  以上の理由により、11年度一般会計予算に反対いたします。 118: ◯議長(森本平雄君) ほかに。杉井君。              (4番 杉井康夫君 登壇) 119: ◯4番(杉井康夫君) 平成11年度橿原市一般会計予算について、賛成するものでございます。  昨今、地方財政が、非常に厳しい中にもかかわらず、保険・福祉行政、また教育の振興など、きめ細かく市民のニーズにこたえるための諸策に取り組まれており、また、4月1日より、市長部局で施行される情報公開への取り組み等、市民のために、必要最小限の予算編成をされております。今後も、厳しい財政を守り抜き、市長の公約でもあります、「明るく、住みよい、心豊かな街づくり」に、推進されますことを希望して、賛成いたします。  議員皆様のご賛同をお願いいたします。 120: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第20号について、起立により採決いたします。  本件に対する、委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 121: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第21 議第21号 平成11年度橿原市国民健康保険特別会計予算について 122: ◯議長(森本平雄君) 日程第21、議第21号、平成11年度橿原市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 123: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました。  質疑の方法は、まず歳出を一括で行い、次に歳入を一括して行いました。  歳出の質疑において、まず国民健康保険加入者の中で、国保税が高すぎて払えない人が増えてきているが、資格証明書や短期保険証の発行状況はどうなっているのかと問われたのに対して、資格証明書については現在、一切発行しておらず、短期保険証については平成10年度から実施し、当初は450世帯あったが、その後徐々に減ってきているとの答弁がありました。  次に、国保税が非常に高いため払えないことに加えて、不況により今年度の収入が激減したにもかかわらず、前年度の申告を基礎として税金が課されるために、ますます払えなくなる人が出てきているが、自然災害などによる場合や、経済的な原因も含めた減免制度について、本市で適用された例があるのかと問われたのに対して、平成10年度で2件の申請を受けたが、事情を聞いて適当でないと判断したので、該当者はなかったとの答弁がありました。  以上で、歳出の質疑を終わり、次に歳入の質疑において、まず、税の負担割合について、他市では資産税の割合が全くないところもあるが、本市の今後の考えはと問われたのに対して、平成8年度から10年度までの3カ年で、所得割や資産割が含まれ、基本的には応能割を引き下げて、応益割を引き上げ、保険税の平準化を図ってきたところであるが、平成12年度から介護保険制度が始まるので、11年は見送る予定であるとの答弁がありました。  次に、滞納繰り越し分が8,564万9,000円となっているが、滞納額全体のどれくらいにあたるかと問われたのに対して、平成9年度末で、総額が9億余りなので、1割弱になるとの答弁がありました。  次に、現行の税の徴収に加えて、平成12年度からは介護保険料も入ってくるが、今後の徴収体制の方針はと問われたのに対して、昨年4月から収税課の中で、徴収の係を増やして体制の強化に努めてきており、2月末現在の徴収状況は、国保税の現年度のついては、前年度に比べて1%増、市税の方では市民税の個人の分については、特別減税の影響等で1%ほど前年度より落ちているが、最終的には前年度並みになる見込みであり、今年度については、徴収体制のさらなる強化を目指していきたいとの答弁がありました。  以上で、質疑を終わり、次に住友委員から、国民健康保険は本来、市民の健康保持や増進を図るべきもので、商工業者や零細業者など、低所得のため社会保険に加入できない人たちのためのものであるのに、国保税が非常に高いという状況がある。国の方針により、医療費に対する補助率が43%から38.5%に引き下げられ、地方交付税に算入されるものの、多い年では1億円もあった事務費がなくなり、また、医療費を抑制するために、受診を抑えていくという方向ではなく、保険予防の立場から、重病にならないよう、病気の早期発見、早期治療が大切であるのに、ガン検診の補助金をカットするなど、国保会計の圧迫につながっているので、本年度の国保会計予算には反対するとの反対討論があり、起立による採決の結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 124: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 125: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。青木君。簡略に願います。              (23番 青木光治君 登壇) 126: ◯23番(青木光治君) 議第21号、国民健康保険特別会計予算に反対の立場から、討論を行います。  深刻な不況が長引く中で、医療の抑制が起こっています。病気になっても、お金がないため医者にもいけない。薬代が高くつくので、1日3回飲まなければならない薬を1回だけに減らしている。まさに、命にかかわる深刻な事態であります。  こうした中で、橿原市は国保税を引き上げてまいりました。国保税引き上げの結果、剰余金が生じ、基金を作って12億円も貯め込むことが計画されております。剰余金が生じるならば、高すぎる国保税を引き下げるべきです。国保が高すぎるため、払いたくても払えない市民がおります。徴収強化に力を入れるだけでなく、こうした市民にこたえるためにも、今こそ国保税の引き下げが求められているのではないでしょうか。もちろん、国庫負担を削減し、国保会計を悪化させてきた国の責任が重大なのは、言うまでもありません。しかし、国の言いなりになるのではなく、住民の命や健康を守るのが、地方自治体の務めであります。  以上の観点から、国民健康保険特別会計に反対いたします。 127: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第21号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 128: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第22 議第22号 平成11年度橿原市老人保健特別会計予算について 129: ◯議長(森本平雄君) 日程第22、議第22号、平成11年度橿原市老人保健特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇)
    130: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して審査いたしました。  質疑の方法は、歳入歳出を一括で行いました。  まず、介護保険が導入されると、医療費に影響が出ると思われるが、本市の考えはと問われたのに対して、平成11年度については、まだ影響がないと考えられるが、70歳以上の老人の医療費が高額になっていくことから、老人についても一部負担金を課せていくなど、抜本的な改革が徐々に行われているとの答弁がありました。  次に、新高齢者医療制度により、国の方から対象年齢を現行の70歳から75歳に引き上げ、一部負担についても定率制が導入され、新たに多くの人から、保険料を徴収することになるなど、老人医療の改悪が進んでいると思われるが、どうかと問われたのに対して、老人医療については国の方で、70歳以上を75歳以上に引き上げて、独自で保険料を徴収し、医療費の内、1割を自己負担してもらう独立型と、各保険グループに分けて、死亡するまで加入していた各保険でいく突抜け型などを考えており、現在検討中で、本市としても、老人保健法がどのように改正されるかを見据えながら、対応していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に住友委員より、老人医療費については今後、独立型という形で、さらに負担を求めていくことになると思われるが、根本的な問題としては、国が財政構造改革を進めていく中で、社会保障関係について、全国的に大幅に削減していくという状況があり、特に老人医療の適正化という名目で、重複受診者に対しては訪問指導、また長期入院者に対しては家庭復帰訪問という形で、削減が行われている。  また、病院の方でも、お年寄りについては診療補助点数が低いため、診断をすればするほど、赤字になるということで、1カ月たったら病院から追い出してしまうという状況があり、国が財政負担すべき老人医療費を患者の負担にのせていくという国の施策が進んでいることから、反対したいとの反対討論があり、起立による採決の結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 131: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 132: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。馬場君。              (22番 馬場 前君 登壇) 133: ◯22番(馬場 前君) この議第22号について、反対をしたいと思います。  97年度の制度改悪は、お年寄りに対して大きな負担となり、そのことが統計上でもはっきりあらわれております。お年寄りの受診率は上がっているのに、総計受診総日数では減少しております。これはお年寄りが、多くの病気を持っている、持って安心して医療にかかれない実態が、はっきりしていると思います。  こうした中で、98年3月の全国老人クラブというところが実態調査をしましたところ、医療費の負担、保険料の軽減を求める、この意見が非常に強く出され、窓口での一層の負担の軽減を求める声も、強く求められおります。こうした中で、国は支出を抑えてきております。  この議第22号は、こうした国の政策に追随をし、またお年寄りの声を反映したものになっていないために、反対をいたします。 134: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第22号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 135: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。               午前11時57分 休憩              ──────────────               午後 1時36分 再開 136: ◯議長(森本平雄君) 休憩中の本会議を再開いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第23 議第23号 平成11年度橿原市公共下水道事業特別会計予算について 137: ◯議長(森本平雄君) 日程第23、議第23号、平成11年度橿原市公共下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 138: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては、3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました。  その中で、討論において、住友委員より、公共下水道の進捗については、市民の願いでもあるので反対しないが、不況を打破するためにも消費税の引き下げが求められているにもかかわらず、従前どおり消費税が5%上乗せされていることから、反対するとの反対討論があり、起立による採決の結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 139: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 140: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。馬場君。              (22番 馬場 前君 登壇) 141: ◯22番(馬場 前君) 議第23号について、反対します。  公共下水道の事業が年々進んでいくことについては、反対するものではありません。我々もかねてからお願いをしてます、低所得者への料金の軽減や、あるいは布設されたところでの水洗化促進のための貸し付けの増額、また公共性の高い下水道への対する消費税の転嫁など、改善が見られない点で、この第23号について反対したいと思います。 142: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第23号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 143: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第24 議第24号 平成11年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算に               ついて 144: ◯議長(森本平雄君) 日程第24、議第24号、平成11年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 145: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 146: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 147: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これで質疑、討論を終わります。  議第24号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 148: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第25 議第25号 平成11年度橿原市駐車場事業特別会計予算について 149: ◯議長(森本平雄君) 日程第25、議第25号、平成11年度橿原市駐車場事業特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 150: ◯1番(岡 史朗君) 本件については、3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました。  質疑の方法は、歳入歳出一括で行いました。  その中でまず、駐車場の料金収入は、前年度と比べて130万円しか増えていないが、その反面、施設管理費が増大しており、今年1月には新しい駐車場もオープンされているのに、これでは今後の経営状況が懸念されるが、どうかと問われたのに対して、今年1月にオープンした、畝傍御陵前駅東駐車場については、1月中には1日平均30台弱の利用しかなかったが、2月に入り1日70台程度の利用となり、増加傾向となってきている。今後も営業努力により、少しでも多くなるように努めたいとの答弁があり、これに対し、この駐車場については、建設費に約8億数千万円という多額の費用をかけてオープンされたが、1日30台ということでは、その当時私たちが指摘したように、計画そのものの見通しが甘かったのではないのかと問われたのに対して、ご指摘のように現時点での利用者は少ないが、我々としても現状で甘んじているのではなく、近鉄橿原線の西側にある市道3本には違法駐車が多く置かれているので、警察とも協議し、駐車禁止措置ができるよう考えているところであるし、営業努力も続けていくので、後しばらく暖かい目で見守っていただきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に討論におきまして、住友委員より、質疑の中にもあったように、畝傍御陵前東駐車場については、当初の計画では、利用者でいっぱいになると計画されていたのに、実際にふたをあけて見ると、1日わずか30台程度であり、多額の予算を注ぎ込み、大きく地方債がかかった中で、建設そのものが間違いであったことと、私たちは、その節にも、理事者側の説明のようにはならないということで、建設そのものに反対したが、今回この会計を見ても、如実にそのことが出ているので反対するとの反対討論があったため、起立による採決を行った結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上ご報告します。 151: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 152: ◯23番(青木光治君) 委員会審査の中でも出ておりました、畝傍御陵前の立体駐車場について、もう少し詳しい数字をお尋ねします。  年間の料金収入の見込みと、年間の管理費の予算。これがどれぐらいか、お答え願います。 153: ◯議長(森本平雄君) はい、委員長。              (1番 岡 史朗君 登壇) 154: ◯1番(岡 史朗君) ただいまの質問につきましては、理事者より答弁をいたさせます。 155: ◯議長(森本平雄君) 梅本部長。              (説明員 梅本孝好君 登壇) 156: ◯市民経済部長(梅本孝好君) 管理費といたしましては、畝傍御陵前駅東駐車場の管理費でございます。  歳入につきましては、年間1,700万円。それから、管理費につきましては、90万円の12カ月の1,080万円となっております。  以上でございます。 157: ◯議長(森本平雄君) 平沼議員。              (7番 平沼 諭君 登壇) 158: ◯7番(平沼 諭君) 駐車場の問題は、とにかく街の中心地、それからその駅前、これからなくてはならない問題だというふうに思っております。  改めて、畝傍御陵前の駐車場が、その前が池でございまして、池を市が買い上げて区画の整理をし、そしてその時いくらの金で買い上げて、そして駐車場と、それから県の施設、市町村会館、で、この市町村会館にいくらの値段で売ったのか。そのことを一度、改めて聞いておきたいというふうに思っている次第であります。  確かに、現時点では利用者数がかなり少ない。少ないところに市が多額のむだな経費を出しているのかという趣旨の、先ほどの青木議員さんの質問だったと思うわけですけども。私の理解してる範囲におきましては、もともと畝傍町が所有してきた土地を有効利用するために、地域も潤い、そして行政も潤い。そして総額として今現在マイナスになっているのか、まだまだ高い、橿原市がプラスの実質の財政になっているのか。そういうことをやっぱり明らかにしておいていただきたいと、いうふうに思います。 159: ◯議長(森本平雄君) 岡委員長。              (1番 岡 史朗君 登壇) 160: ◯1番(岡 史朗君) ただいまの質問につきましては、理事者より答弁をいたせます。 161: ◯議長(森本平雄君) 森本理事。              (説明員 森本忠夫君 登壇) 162: ◯理事(森本忠夫君) ただいま、畝傍御陵前の旧大久保池からの開発の経過と、現在どのようになっておるのかというようなご質問かと思われます。  すでにまあご承知のとおり、畝傍御陵前の駅の東側につきましては、大久保池という形で、約6,000坪、2町の池がございました。この中でいわゆる大久保町の大字、またいわゆる大久保神社、そして大久保町のお寺の用地という、3つの権利者の用地であったわけでございますけれども。これらを一応買収をいたしました。そして、周辺地域につきましては、個人の権利者の中で、3人権利者がおられたわけでございますけれども、この3人の権利者とのいわゆる等積交換等をやりまして、現代のような形での整備をやってまいりました。おおむね、6,000坪を買えたわけでございますけれども、いわゆるそれらの公共整備、また駅前の整備等をやることによって、約60%しか有効な宅地はできておりません。まあこの中で、現時点におきましては、県の総合福祉会館に一部売却しておるというふうなこと。池のときの買収につきましては、おおむね坪当たり10万円程度で買収をさせていただき、その後造成等をやりました結果、県の福祉会館には約100万円、坪当たり100万円弱という形で売却をしております。この中で、当然畝傍御陵前につきましては、近鉄の東側の駅出口等がございませんでした。この中でいわゆる、駅舎の地下駅舎化。そしていわゆる福祉会館ができるという形で、橿原市で初めていわゆるエレベーター4基をつけた駅構内を整備したと。いうふうな形で、現時点におきましては、本市の近鉄、JRの駅を含めて13ある駅の中で、1番整備された駅舎であるというふうに、私自体も自負しておるところでございます。この中で、現在まだ駐輪場、いわゆる仮の駐輪場にしておりました部分につきまして、約800坪ぐらい現在まだ市の開発公社が保有しておるというふうな状況でございます。今後につきましては、私たちが、開発された当初の計画としましては、できるだけやはりあの地域につきましては、公共施設をつくっていきたいというふうな形で、いわゆる大区画のまま現在整備されておりますので、今後よろしく、公共施設等につきましての検討もお願いしたいなというふうに考えておる次第でございます。 163: ◯議長(森本平雄君) よろしいですか。
     これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。馬場君。              (22番 馬場 前君 登壇) 164: ◯22番(馬場 前君) 議第25号について、反対します。  先ほどから質疑にありましたように、駐車場や駐輪場というのは、市民のために建設したものであって、市民に利用しやすい建物や場所であるべきと考えております。  また、そういう状況の中で、消費税の利用者への転嫁や、あるいは我々は今、これまで議員が利用していた優待券も返上して、市民の皆さんに理解を求めてきたところでございます。  また昨年、畝傍御陵前東に完成しました駐車場は、先ほどからの質疑にありますように、収容スペースが313台あるにもかかわらず、わずかに二桁の収容しかされていない。いわば、1月が10%、2月が22%程度の利用率ではないかと考えております。  こうしたことについて、我々は建設当時から財政を中心とした、この駐車場建設については非常に疑問を持ち、そして反対をしてきたところで、現実にそういったものが段々発揮してきたというふうに考えておりますので、この点について反対をいたします。 165: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第25号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 166: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第26 議第26号 平成11年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算               について 167: ◯議長(森本平雄君) 日程第26、議第26号、平成11年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 168: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 169: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 170: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これで質疑、討論を終わります。  議第26号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 171: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第27 議第27号 平成11年度橿原市墓園事業特別会計予算について 172: ◯議長(森本平雄君) 日程第27、議第27号、平成11年度橿原市墓園事業特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 173: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 174: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長の報告に対する質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 175: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これにて質疑、討論を終わります。  議第27号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 176: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第28 議第28号 平成11年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算につい               て 177: ◯議長(森本平雄君) 日程第28、議第28号、平成11年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 178: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 179: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 180: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第28号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 181: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第29 議第29号 平成11年度橿原市共有財産処分特別会計予算について 182: ◯議長(森本平雄君) 日程第29、議第29号、平成11年度橿原市共有財産処分特別会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 183: ◯1番(岡 史朗君) 本件につきましては3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 184: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 185: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  議第29号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 186: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────    日程第30 議第30号 平成11年度橿原市上水道事業会計予算について 187: ◯議長(森本平雄君) 日程第30、議第30号、平成11年度橿原市上水道事業会計予算についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、岡君。              (1番 岡 史朗君 登壇) 188: ◯1番(岡 史朗君) 本件については3月15日に予算特別委員会を開催して、審査いたしました。  質疑の方法は、一括で行いました。  まず、上水道工事をした後の道路復旧について、何度も舗装を繰り返した場所では、カマボコ形のきついものとなるようだが、歩行者が歩く部分については、フラットにできないのかと問われたのに対して、ご指摘のように、路肩部分については、ある程度フラットにできるが、工事を行った前後の取り合いが同じような状況であれば、同じようなこととなってくる。いずれにしても、現況の復旧については、関係付近の住民の方々等に話をしながら、基本的にはできるだけ少なくと考えているとの答弁がありました。  次に、本市では河川の水質の悪化も含め、自己水の確保が難しいことから、県水の受水率を年々増やしてこられたが、今年度は、古川浄水場の改修が計上されているが、今後は自己水の確保にも積極的に乗り出し、自己水の比率を高めていく考えなのかと問われたのに対して、基本的には、以前から申し上げているように、自己水の水源が新たに生まれるということはないので、県水への依存という方向から、変わることはないが、ここ4~5年という幅での考えでは、曽我川の水質の悪化があるし、赤字解消の努力の一つとして自己水の確保が必要と考えていることから、今回古川浄水場の改修を行っていく考えであるが、これについても、古川では、減価償却のほとんど終わった施設を今まで修繕しながら、言葉は悪いが、「だましだまし」使ってきている状況なので、県水より安くなるということであり、現状の曽我川の水量や水質から考え、施設そのものをすべて新しくするとなると、単価的にはとても合わないものと考えている。したがって今回の改修についても水質の保持という観点からろ過池のろ過砂の入れかえ等の修理、修繕という程度を考えているとの答弁があり、これに対して、基本的には、県水への依存ということに変わりはないということなのかと問われたのに対して、長期的な方向としては、そういう考えであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に討論において住友委員より、本来水道事業会計については、一般会計から繰り入れをし、施設の改善や、自己水の確保をして、より安く、おいしい水を給水するということが基本だと思われるのに、現状は、企業会計ということで、独立採算制をとっているため、県水に依存し、高い水道料金とならざるを得ない今の会計上のシステムについて反対することと、公共料金である水道料金に消費税が転嫁されていることから、反対せざるを得ないとの反対討論があったため、起立による採決を行った結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上ご報告いたします。 189: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 190: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 191: ◯23番(青木光治君) 議第30号上水道事業会計予算について、反対の立場から討論を行います。  1点目は独立採算原則の問題です。昨年の9月議会で、決算の際にもこの問題を指摘いたしましたので、この場では詳しくは繰り返しませんが、上水道事業は1日として欠かすことのできない生活水を供給する、市民の生存権に係わる重要な事業です。企業性よりも、公共性が優先されるべき事業です。今回の予算には、古川浄水場改修工事の予算が組まれていますが、予算委員会の中で、実質改修ではなく修繕であるとの答弁がありました。独立採算で、大規模改修を行えば水道料金に跳ね返らざるをえない、それで修繕という形になったのだと思いますが、貴重な自己水の確保。本来ならば一般会計から繰り入れして、きちんとした改修を行うべき性格のものであります。  2点目は水道料金に消費税が転嫁されている問題です。  以上2点の問題点を指摘しまして、上水道事業会計予算についての反対討論とします。
    192: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第30号について、起立により採決いたします。  本件に対する、委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 193: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第31 議第31号 工事請負契約の締結について(川西保育所改築工事) 194: ◯議長(森本平雄君) 日程第31、議第31号、工事請負契約の締結について(川西保育所改築工事)を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、福井君。              (6番 福井達雄君 登壇) 195: ◯6番(福井達雄君) 厚生常任委員会から報告いたします。  本件につきましては3月11日に厚生常任委員会を開催して、審査いたしました。  質疑において、まず工事の予定価格や設計価格等は示されるのかと問われたのに対して、設計金額は告示しており、監理課で閲覧できるようになっているとの答弁がありました。  次に、新しく建てられる保育所の特徴を問われたのに対して、定員は60人と現状のままであるが、従前は平屋だったものを2階建ての鉄筋コンクリートとなっており、将来的に必要な学童保育の部屋や、身障者に対応できるようエレベーターの設置も考えており、多機能を目指した保育に対応できるよう、また衛生面に配慮しながら進めているとの答弁がありました。  次に、設計等の具体的な資料の提出が急であると、十分に検討する時間がないので、今後は、もう少し早い時期に資料提出や説明を行っていただきたいとの要望がありました。  次に、園庭や屋内遊戯室は、学童保育と同時に使用できるスペースを確保しているのかと問われたのに対して、学童保育の部屋を別にとっており、運動場等は共同使用となっているが、それぞれ十分な広さを確保しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に青木委員より、保育所を建てるのには賛成であるが、入札結果が落札された業者以外は似たような金額になっており、入札方法を改善している努力は認めるものの、本当に談合がなくなったとは明確に言えず、請負契約そのものには反対せざるを得ないとの反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 196: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 197: ◯24番(住友 均君) ただいま委員長報告がございました。その中で、ちょっとずっと調べてみますとですね、いわゆる設計金額とそれから落札、入札金額の割合をパーセンテージで見てみますと、川西保育所が大体95.9%。それから後の曽我川体育館が95.3、で2つの団地ですね、公営団地、これが95.8とぴったり数字合っとるわけですね。だいたい、95.3~8~9という、同じまあ大体同じパーセンテージ出てきてですね、非常にまあそういう状況になってるっていう、これは数字を割った数ですので、どういうこれ、どう評価していいんかちょっとわからないんですけれども。  私の思いますのは、要はその、この設計単価を公表されたということで、それはそれなりに解消されたんですけども。そういうちょっと、単価そのもの、入札の価格そのものが高いんではないんではないかと、こういうふうに思うんですね。だから、予定価格を公表して、この間の初日の本会議では、予定価格を公表しないと言われましたけども。予定価格を公表しますと、だいたいこれが落札になりますと、大体92%~93%になって、わりにそれよりね、低くなるというように聞いておるんですけども、その辺についてちょっとお聞きしたいと思います。 198: ◯議長(森本平雄君) 福井君。              (6番 福井達雄君 登壇) 199: ◯6番(福井達雄君) この件につきましては、理事者の方より答弁いただきます。 200: ◯議長(森本平雄君) 樫本建設部長。              (説明員 樫本正彦君 登壇) 201: ◯建設部長(樫本正彦君) いろいろ提案ございますし、周りからいろいろご意見を聞くわけでございますが、何をどうすれば市民のためになるかと。これを常に追及しなければいけないと、こう思うわけでございます。  その中で、ただいまのご質問につきましては、予定価格を公表するか、もしくは設計価格を公表するかと、こういう選択肢を我々は検討したわけでございます。全国的に見て、いずれも両方するということについては、事前と事後に分けているようでございます。都市によって違いますけれども、我々の市では、何でもかんでも公表することについては、市民のために、もしくは業者のいわゆる企業努力という、そういう面においても、ためにならないのではないかと。で、私は、まず市民第一だと思いますので、それからいきますと、設計価格が先にありきと、こう思っております。  将来は、予定価格をどういうふうにこなしていくかと。国や県では、予定価格は限りなく設計価格であると、こういう解釈しておるわけでございます。我々の市では、それを慣例で幾ばくかの歩引き率を入れているわけでございますが、やがてこれが限りなく設計価格に近づくと。そうなりますと、予定価格とは設計金額であるということになろうかと思いますので、将来におきましては、いわゆる下限の金額をなんらかの形で市民に公開しながら監視していただくと。このようなことを考えていくのが、むしろ企業努力なり、業者においても切磋琢磨し、市民の血税をむだにしなくて済むんではないかと。このように思われますので、私たちとしては、その方向を目指していろいろな努力をしてみたいと思います。 202: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 203: ◯24番(住友 均君) この工事請負契約の締結、川西保育所の改築工事について、請負契約の内容について反対いたします。  保育所そのものについてはですね、災害復旧で1日も早く、父兄の方も願っておられることですので、そのことについては反対はしませんけども。契約について、本来この契約出てますので、この契約が正しく公開されて、ガラス張りに公平にされたかどうかというのが問われてるわけでございますので。それが先ほど質疑したところによりましてもまだ、一応それなりの努力をされておりますけども、先ほど言いましたように、設計金額、それから入札予定額、そういったものをもっと明確にして、より安く、より中身の立派なものをつくっていくという観点から見ますと、まだまだその辺がまだ改善されておりませんし、まだこれでいわゆる談合疑惑いうのも含めて、ないというように思いますので、反対したいと思います。 204: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第31号について、起立により採決いたします。  本件に対する、委員長の報告は可決であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 205: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第32 議第32号 工事請負契約の締結について(市営北妙法寺団地建替工事) 206: ◯議長(森本平雄君) 日程第32、議第32号、工事請負契約の締結について(市営北妙法寺団地建替工事)を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、和田君。              (11番 和田正博君 登壇) 207: ◯11番(和田正博君) 建設常任委員会より報告申し上げます。  本件については、3月11日に建設常任委員会を開催して審査しました。  まず、本件と次の議第33号、また厚生常任委員会に付託された議第31号、この3件については従来、本市で行ってきた入札方法を変えて行われたが、これは総合評点の800点以上の業者と、600点以上の業者とをジョイントさせて、幅広く仕事が行き渡るようにとの考えだと思うが、入札の方法を変えた考えは何かと市長に問われたのに対して、広く多くの業者が参加いただけるようにと、さらに、ジョイントを組むことによって小さな業者の技術の向上にもつながるということで行ったとの市長の説明があり、さらに、担当課より、実施にあたっては、代表者は、総合評点の800点以上、共同体を組むものは600点以上とし、さらに、技術的な面や実積等も条件に加え、管理技術者がいない会社や、この工事と同等の工事実績がない業者は参加できないとしたが、これは、より良いものをつくっていきたいという市の考えであるとの説明があり、これに対して、市の考え、趣旨は立派なことだと思うし、市内のこの条件に該当する業者は実際喜んでいたし、期待もし、準備までしていたのに、いざ入札ということになると、800点以上が独占した形となっている。これについての見解を問われたのに対して、この入札方法については、昨年に続き、今回も試行ということで行ったが、今年度中には、これのデメリットの部分をなんとかカバーできるよう研究し、さらに、業者の問題についても、情報公開を進めていく中で市民の税金で限りなく良いものを、できるだけ安くという時代になっているし、国際基準に従っていかざるを得ない時代でもあり、その中で、求められるのは技術力だと思われる。そういった中で、一般的に大手といわれるところは独自の開発もされているが、地元業者については業者自身の開発よりも、そういう市場があるのかということにつながって行くと思う。  したがって技術力は研さんすればできてくるが、市場での実績については機会を与えてあげなければ、つかないことから、民間での実績も幅広く見たり、設計施工の一括的な発注も視野に入れながら、リサイクルプラザのときに行った、性能発注という考えや、和歌山市で行われている大手業者が落札しても、市内業者を使うよう条例でうたうような方法等をさらに研究し、市長が提案されている開かれた市政に少しでもつながるように考え、努力したいとの答弁がありました。  次に、昨年も同じ入札方法をされ、今回もまた、12社だけが独占した結果となったことは、まことに理不尽なことであり、極端に言うと市長を「なめている」としか考えられないとの意見がありました。  次に、今の質疑並びに答弁を聞いたが、この入札方法では、次も同じことをすれば、同じような結果になる可能性が高いので、理事者におかれては、一工夫も、二工夫もしてほしいということと、今回の入札方法は、情報公開に先駆けていろいろな方法の中の1つとしての試行であり、少しでもオープンにして行かれる姿勢のあらわれと思うことから、新聞発表だけでなく、市の掲示板等での広報も考えられ、市民に積極的に見てもらう方法も考えられたいとの意見がありました。  次に討論に入り、高見委員より2年も続けて、こういう悪徳業者によって入札が行われていることは納得いかない。再度検討するための時間がほしいので、結論については、もう少し保留したいとの討論があり、次に平沼委員より、討論には、原案に対して反対か、賛成しかないのだから、今の高見委員の討論を聞くと今回議決できないということは、原案に対して「反対である」ということだと考える。私は、先ほどの答弁の中で出されていた、情報公開の先取り的な部分や、十分な工夫を考えていかれることを要望し、賛成するとの賛成討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数で、本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上ご報告します。 208: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 209: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 210: ◯23番(青木光治君) 議第32号工事請負契約の締結について、反対の立場から討論を行います。  反対理由の1点目として、入札制度の問題であります。入札制度の改善が図られたとはいえ、健全な競争性を確保し、談合の余地をなくしていく。そうした公正性の確保という点では、現状ではまだ不十分であります。入札制度の問題点は、建設常任委員会の審議の中でも指摘されておりました。こうした入札制度のもとで結ばれる契約が、適切なものかどうか判断しかねます。これが、1点目です。  反対理由の第2点目は、契約の相手方に松本組が入っていることです。議案上程の際にも指摘いたしましたが、松本組は白橿町で市の所有する土地を違法に占有しており、奈良地裁の判決でも、松本組の土地占有は違法であることが認められました。この件に関して、理事者側の見解は、控訴しているため法的には問題がないという答弁でございました。しかし、住民が市の財産を守るために一生懸命がんばっているのに、肝心の市の方が、違法をはたらく業者に毅然とした態度がとれない。これでは、行政に対する市民の不信を招くのではないでしょうか。  以上の理由により、議第32号に反対いたします。 211: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第32号について、起立により採決いたします。  本件に対する、委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 212: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第33 議第33号 工事請負契約の締結について(市営日高山団地建替工事) 213: ◯議長(森本平雄君) 日程第33、議第33号、工事請負契約の締結について(市営日高山団地建替工事)を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、和田君。              (11番 和田正博君 登壇) 214: ◯11番(和田正博君) 本件については3月11日に建設常任委員会を開催して審査いたしました。  その中で、本件については、議第32号と同じ入札方法で行われており、これについても、再度検討するための時間がほしいので、今日は結論を出さず最終日までに、再度、この委員会を開き検討したいとの意見があり、次に、この案件については先ほどの議第32号と同じ考えであるため、速やかに質疑を終了し採決されるよう求めるとの意見が出されたので、双方の意見を協議したところ、本日、採決することとなり、採決した結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上ご報告します。 215: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 216: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。馬場君。              (22番 馬場 前君 登壇) 217: ◯22番(馬場 前君) 団地の建かえそのものについて、反対するものではありませんけれども、日本共産党議員団、これまでにも先ほどから討論に参加しておりますように、予定価格の事前公開、あるいは業者の決定、また入札方法、こういった問題で改善を求めてきたところでございます。  しかし、今回の入札結果を見ましても、こういった点が改善をされてないと判断をいたしますので、反対をいたします。 218: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第33号について、起立により採決いたします。  本件に対する、委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 219: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第34 議第34号 工事請負契約の締結について((仮称)曽我川緑地体育館               新築工事) 220: ◯議長(森本平雄君) 日程第34、議第34号、工事請負契約の締結について((仮称)曽我川緑地体育館新築工事)を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、和田君。              (11番 和田正博君 登壇) 221: ◯11番(和田正博君) 委員長より報告申し上げます。  本件については3月11日と17日に建設常任委員会を開催して審査いたしました。
     まず3月11日の委員会の質疑において、この曽我川緑地については一昨年の県の造成工事において、その工事を請負っていた一業者が、ここにあったきれいな川砂を持ち出し、他の工事で出た残土やガラ、アスファルト等々を不法投棄していた疑いがあり、告発されていた土地である。  このような場所に建設するのは、いかがなものかと思うとの意見があり、次に不法投棄の問題はどうなったのかと問われたのに対して、当時本市議会でも問題となり、現地の確認等もされ、議長名で市長に調査依頼があったため、県へ調査を依頼し、また警察へ告発もされたことから、警察、県それぞれが土質、水質等の調査をされ、支障はないだろうとのことであったとの答弁があり、これに対し、もしこの工事で、不法投棄されたものが出てきたときは、どうするのかと問われたのに対して、この体育館工事だけでなく、公園一連の工事について県とも協議をし、工事の進捗に伴って、そういったものが発見された場合、基本的には県で除去していただくこととなっているとの答弁があり、これに対して、ここが問題となった一昨年に我々が調査に行き、掘ったところからはアスファルトのガラや油のまじった真っ黒な水が出てきたことは、ここにいる部課長も確認していることであるにもかかわらず、県や市は、何の処置もせず今日までほっておいたことは、地球の環境問題が騒がれている現在、許しがたい問題だと思う。  また、今は体育館工事だが、今後いろいろと施設を設けていく中で、それらの議案が出てくるたびに、このような議論をしなくてはならないのではないか。したがって市長をはじめ、関係者が集まり、今後どのようにしていくのか予算の問題も含め、きっちりした話をこの委員会に出していただきたいので、本日は、委員会を延会し、最終日までに、もう1度委員会を開き、その中で答えを聞き、結論を出したいとの意見があり、これに対して市長より、私自身も環境問題については、慎重にやらねばと考えているし、十分責任も感じていることから、きちっと解決すべきであるということは断言するが、ただこの問題は本市だけの事業ではなく県との関連事業でもあるし、国の経済対策の前倒しで行うという経緯もあることから、本市だけがこの問題に取り組むということはできないことから、国県とも相談しなければならず、また財政的な面や、弁護士等とも相談し、そのまま放置することなくきちっとした形で対応したいとの説明があり、これに対して、この場所に不法投棄をした原因者から費用は取れるのかと問われたのに対して、検察当局の今までの話では、原因者が特定できないとなっていることから、原因者から費用を取るということは、明言できないとの答弁があり、これに対して、検察も不起訴となり、県もきちっとした調査もしなかった現状では、市で対応するしかないのではないかと思うが、一方このようなことに市の金を使うと、一部の団体に属する市民から税の使い方がおかしいとか、不明確であるとかの声があがったりするのではないかと、市長に問われたのに対して、ご指摘のような環境問題となると、市民の命にかかわる大事な問題であることから、国、県に対する働きかけも行い、市の応分の負担もしていく考えであるし、もし国、県から出ない場合でも、地方自治体が市民の命を守ることは当然のことであるので、市の予算だけでも行っていきたいと考えている。  いずれにしても、当委員会での結論を十分に尊重し、国や県、市民にも申し上げていきたいし、私も職員も一致団結し、努力、対応していきたいとの答弁があり、これらの答弁に対して、今日は市長だけの考えなので、総務部や財政担当、また、県、国との交渉をする担当者等が1度集まって、より良い方法を検討願いたい。したがって、今日のこの委員会は、これで延会し、最終日の24日までに、再度委員会を開き、それらの答えを聞いた上で、この議案に対する結論を出したいとの意見があり、次に、今までの理事者の話を聞くと、現時点では精一杯の発言と思うし、1週間ぐらい待っても、国や県からの答えは返ってこないと思うことから、本日中に議決願いたいとの意見が出されたため、これについて協議を続けました。しかし、結論が出ないため、本日は延会にすることを起立により諮った結果、起立多数で本件については、後日委員長が通知する日まで延会することと決定いたしました。  次に3月17日に委員会を再開し、審査を続けました。  その中でまず、前回の委員会で問題となっていた点についての考えをただしたところ、市としては、法律、条例に基づいた処理をしていきたいと考えているところであり、平成9年8月に県と県警が現地調査をされ、9月には県、12月には検察の調査結果が出され、結局、被疑者不明であり、不起訴となっている結果を受けとめていくものと考えている。  なお、今回の体育館建設部分については、県警の調査の中で実施されており、その時は、何も出てこなかったという状況である。また、ここを除く、芝生広場や、運動広場の部分については、県の河川工事や公園工事が今後行われ、当然その中で掘削工事が伴うことから、その工事の中で確認を実施して行くということを、県との話し合いの中で確認したとの答弁が担当部長からあり、次に市長より、先日の委員会の後と12日に担当部、各関係者が集まり相談をし、県の方にも指示を仰ぎ、その結果については、今部長が申したとおりであるし、私も昨日、県の河川課長とも面談をした。その中で、県や検察の調査結果では、その時あまり問題となる部分がなかったので整備工事を進める中で、適切にやるという考えで、県議会も、知事も了承されたということであったので、私としてもその答えを了として受けとめた。  しかし、いずれにしても、環境、衛生問題については、市民の方々にとっては重大なことなので、この委員会のことについては河川課長にも十分申し伝えている。  したがって、この体育館建設場所については問題がないということなので、本委員会の趣旨は十分理解をし、尊重していく中で先日も申し上げたが、国の経済対策の一環であることからも、1日も早く進めていきたいとの答弁があり、これに対して地球環境の保全が世界的に言われている中でもあるし、この場所は、私の地域でもあることから、安易な答弁では納得しかねるが、私が告発した当時は新聞等のマスコミにも騒がれた事件であることから、市としては、市民に対してきちんとした処理をし、確実な工事を行ったと説明できるような事業を今後とも行ってもらいたいことを希望し、今日の理事者答弁を信頼したいとの意見がありました。  次に、一昨日の夜に、この工事の契約の相手方である浅沼組の工事部長と名乗る者から、「委員会でこの案件を通してほしい」との電話がかかってきたが、これには「あきれてものも言えん」という思いであるし、「たかが業者の分際」でこのようなことをするのは、「いやがらせ」か、「脅し」としか思われないが、これについての考えはどうかと市長に問われたのに対して、今のことが事実であるかどうか、確認していないのではっきりとは申し上げられないが、事実とすれば、まだ議会での議決もいただかない段階でのそうした行為については問題であり、慎重に対応していただかねばならないであろうし、以後、そういうことのないよう、業者にも十分趣旨をご理解いただきながら、議会での議決後、契約をし、的確な工事を行ってもらわねばならないとの答弁があり、これに対し、このようなことは、今後あってはならないので、理事者におかれても、今後、心して業者に話を促していただきたいとの要望がありました。  以上の結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上ご報告します。 222: ◯議長(森本平雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 223: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 224: ◯24番(住友 均君) この曽我川緑地の体育館の新築工事の請負契約について、反対したいと思います。  まず第1点は、先ほど委員長報告にもありましたようにですね、このとき確かに不法投棄の問題で我々議員もですね、委員会で現地視察しました。その過程の中でも、いろいろ問題点があったわけですけども。ただいまの報告で、一応被疑者不明で不起訴と、こういう形になっておりますけども。私は当日いろいろ聞いたり、調査した段階ではですね、はっきりとその当時の松本組がいわゆる県の指導、いわゆるですね、穴掘ってそこに入れたということで再三指導されたということが、そのときに明白になったわけですね。そういったことを県も市も見逃している。だからこの問題というのは、被疑者不明で不起訴になってますけども、やはり県も責任あるし、市の方も責任があったと、私はこのように思います。  もう1つは、不況の前倒しでこういう形で、大手ゼネコンの会社なってるわけですけども、こういう体育館についても、私非常に見直しをしてですね、もっとやっぱり地元業者が参加できるような、そういうまあ請負工事の内容、また請負契約にするということは、非常に大事じゃないかとこのように思います。これでみんな大体、大手と準大手になっておりますので、そういう意味からもして、こういったものについては本来はやっぱり、地元業者にやっぱり入札をさせるという、そういう内容の請負契約をしていくということについて、したらいいということの提案を含めて、反対したいと思います。 225: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  議第34号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 226: ◯議長(森本平雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第35、決第1号から日程第37、決第37号まで3件、および日程第38、同意第3号、日程第39、同意第4号の2件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 227: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。よって、日程第35、決第1号から日程第37、決第37号まで3件、および日程第38、同意第3号、日程第39、同意第4号の2件については委員会の付託を省略することに決しました。 ────────────────────────────────────────   日程第35 決第1号 公立学校施設整備費国庫補助金の拡充を求める意見書 228: ◯議長(森本平雄君) 日程第35、決第1号、公立学校施設整備費国庫補助金の拡充を求める意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から、提案理由の説明を求めます。馬場君。              (22番 馬場 前君 登壇) 229: ◯22番(馬場 前君) この意見書について、ご説明をいたします。  国の方ではご存じのとおり、銀行、あるいはゼネコン、そういうところには大きな金を注ぎ込んでいるわけですが、予算のなかでも教育予算は大幅に削減をされてきております。この意見書に書いてありますように、奈良県下におきましてもこの8年間でほぼ半分に教育費が減っている。また、こうした状況の中で、地方行政も補助金が少なくなってくる中で先ほどの予算の中でも、各学校の大規模改造、あるいは建かえ、そういったものが減少せざるを得ない状況にも追い込まれてきているところでございます。そういう中で、子供たちがこれから健やかに育っていく中で、やはり小学校、中学校の設備の整備というのは、急がれております。  そういった点から、皆さんの意見書に対するご賛同をよろしくお願いをいたします。 230: ◯議長(森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 231: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 232: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  これより、決第1号について、起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 233: ◯議長(森本平雄君) 起立少数であります。  よって、本件は否決されました ────────────────────────────────────────   日程第36 決第2号 地方財政危機の打開をはかるための対策を求める意見書 234: ◯議長(森本平雄君) 日程第36、決第2号、地方財政危機の打開をはかるための対策を求める意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から、提案理由の説明を求めます。住友君。              (24番 住友 均君登壇) 235: ◯24番(住友 均君) 地方財政危機の打開を図るための対策を求める意見書という形で、本市橿原市もですね、9年度決算では427億円のいわゆる地方債残高。公債負担率が15.6%ということで、非常にまあ財政危機。これがですね、今度の本年度予算も含めますと、ますますこの比率が高くなっていくということでございます。住民の安全健康福祉の施策を推進するという立場から言いますと、この地方財政の問題について、6つの観点がありますけども、簡単に言いますと、たとえば高い地方債をですね、政府資金、地方債、これを低利に借り変えるという形で、また償還期間の長期化をはかるということによって、非常に利息が安くなるというようなことも含めまして、また、地方交付税率を引き上げていくと。そういったことも含めて、国に対して、こういう地方財政の危機を訴えると、いうことでこの意見書を提出させていただきました。  よろしくお願いします。 236: ◯議長(森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 237: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 238: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  これより、決第2号について、起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 239: ◯議長(森本平雄君) 起立少数であります。  よって、本件は否決されました ────────────────────────────────────────   日程第37 決第3号 日本をアメリカの戦争に組み込む「周辺事態措置法案」に反              対する意見書 240: ◯議長(森本平雄君) 日程第37、決第3号、日本をアメリカの戦争に組み込む「周辺事態措置法案」に反対する意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から、提案理由の説明を求めます。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 241: ◯23番(青木光治君) 日本をアメリカの戦争に組み込む「周辺事態措置法案」に反対する意見書です。  現在国会で、戦争協力法案とも言うべき日米安保のガイドライン、「周辺事態措置法案」などが審議されております。今までの日米安保の枠を大きく乗り越え、周辺事態の名のもとに、アメリカの引き起こす戦争に日本が参戦協力する、こうしたことが進められようとしております。政府は、後方支援だから戦争ではないと言っています。しかし、日本が引き受ける武器弾薬・兵員の輸送、燃料の補給、機雷掃海、臨検など国際法では、戦争行為としているものばかりです。憲法の平和原則を踏みにじり、国連も国際法も無視して違法を働くアメリカと運命をともにして、参戦するようなことは許されません。しかも、この憲法違反の戦争行為に、民間や自治体までもが動員されようとしています。  非核・平和都市宣言をしている橿原市として絶対に許すことはできないものです。よって、政府においては周辺事態措置法案をはじめ、新防衛協力指針関連法案を撤回するよう、強く要求するものです。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。  ご賛同をよろしくお願いいたします。 242: ◯議長(森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 243: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 244: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  これより、決第3号について、起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 245: ◯議長(森本平雄君) 起立少数であります。  よって、本件は否決されました ────────────────────────────────────────   日程第38 同意第3号 固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めるこ               とについて 246: ◯議長(森本平雄君) 日程第38、同意第3号、固定資産評価審査委員会の委員選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  職員をして、議案を朗読させます。                 (職員 朗読) 247: ◯議長(森本平雄君) 市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 248: ◯市長(安曽田 豊君) 同意第3号、固定資産評価審査委員会の委員の選任につきまして、同意を求めることについてでございます。
     本件につきましては、本市固定資産評価審査委員会の委員1名が来る3月31日に任期満了となりますので、その後任者といたしまして、引き続き中山清弘氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  どうかよろしくご同意のほど、お願いを申し上げます。 249: ◯議長(森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 250: ◯議長(森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 251: ◯議長(森本平雄君) これをもって討論を終わります。  これより、同意第3号について、採決いたします。  本件はこれに同意することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 252: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件はこれに同意することに決しました。 ────────────────────────────────────────     日程第39 同意第4号 人権擁護委員の委員候補者の推薦について 253: ◯議長(森本平雄君) 日程第39、同意第4号、人権擁護委員の委員候補者の推薦についてを議題といたします。  職員をして、議案の朗読させます。                 (職員 朗読) 254: ◯議長(森本平雄君) 市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 255: ◯市長(安曽田 豊君) 同意第4号、人権擁護委員の委員候補者の推薦についてでござます。  本件につきましては、本市選出の人権擁護委員の委員4名が来る5月14日に任期満了となりますので、その後任者といたしまして、引き続き秋山優氏、増田多美子氏、藤本明美氏、原田佳子氏をその候補者に推薦いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご同意のほど、お願いを申し上げます。 256: ◯議長(森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 257: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  これより、同意第4号について、採決いたします。  本件はこれに同意することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 258: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件はこれに同意することに決しました。  お諮りいたします。ただいま市長から同意第5号、監査委員の選任について同意を求めることについての件が、提出されました。この際これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 259: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、この際同意第5号、監査委員の選任につき同意を求めることについての件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────────────────────────────    追加日程第1 同意第5号 監査委員選任につき同意を求めることについて 260: ◯議長(森本平雄君) 同意第5号 監査委員選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  職員をして、議案を朗読させます。                 (職員 朗読) 261: ◯議長(森本平雄君) 市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 262: ◯市長(安曽田 豊君) 同意第5号、監査委員選任につき、同意を求めることについてでございます。  本件につきましては、本市監査委員条例に基づき、識見を許すものの中から専任する監査委員について、新たに4月1日付をもって笹部和男氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  どうかよろしくご同意のほど、お願いを申し上げます。 263: ◯議長(森本平雄君) お諮りいたします。  本件につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 264: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件については委員会の付託を省略をいたします。 265: ◯議長(森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 266: ◯議長(森本平雄君) 質疑、討論省略の声があります。  これをもって質疑、討論を終わります。  これより、同意第5号について、採決いたします。  本件はこれに同意することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 267: ◯議長(森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件はこれに同意することに決しました。  この際、ただいま同意されました監査委員よりごあいさつを受けることにいたします。監査委員、笹部和男君、登壇願います。             (新監査委員 笹部和男君 登壇) 268: ◯新監査委員(笹部和男君) ただいま紹介いただきました、笹部和男です。  この度は監査委員の選任に同意いただきまして、ありがとうございます。実は笹部和男という名前で私今言いましたが、弁護士の仕事をずっと中川和男という形でしてきております。生まれて以来、中川和男という名前でして、結婚を期に本名は笹倍と変わったんですが、仕事だけが中川で続けておりますので、ちょっとややこしい名前のあれがあるんですけども、どうかよろしくお願いします。  この仕事、初めてのことで、私も非常に緊張もしてるんですが。最近、地方分権の推進というようなこともよく言われておりますので、地方分権の推進が進むということは、行政事務あるいは行政の代務の執行とか、そのあたりの適正とか。あるいは効率化、こういうことがますます重視されるようになるのかなと思っております。そうすると、私どものこの監査委員の業務も、市民の方からいろいろ期待も高まるのかなと思っておりますので、なにぶん未熟ではありますけども、精一杯やらせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。(拍手) 269: ◯議長(森本平雄君) ご苦労さまでございました。  以上をもって今期定例会に付議されました議案はすべて終了いたしました。  平成11年度における橿原市の新しい方向が設定されたのであります。その審議の過程で実にいろいろな問題が指摘されました。執行機関におかれましては、その点に留意され、議会と協力し合って、市の発展に努力されますよう希望するものであります。  議員各位には、終始熱心に慎重審議していただきながら、かつ議会運営にご協力を賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 ────────────────────────────────────────                  閉会あいさつ 270: ◯議長(森本平雄君) この際、市長から閉会のごあいさつを受けることにいたします。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 271: ◯市長(安曽田 豊君) 閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。  本定例会におきましては、平成11年度の一般会計予算をはじめといたしまして、その他諸議案についてご提案を申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては、慎重なるご審議を賜り、本日ここに、全議案滞りなく議了いただきましたことに対しまして、まずもって厚く御礼を申し上げる次第でございます。  ただいまも議長からお話がございましたように、本定例会中、議員の皆様方から賜りました貴重なるご意見、ご質疑等につきましては、十分にその意を踏まえまして、今後の市政執行に当たってまいる所存でございますので、議員各位におかれましては、なおいっそうのお力添えを賜りますよう、切にお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。(拍手) 272: ◯議長(森本平雄君) それでは、これをもって平成11年橿原市議会3月定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。                午後3時04分 閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...