○議長(
大橋基之議長) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 質疑等ございませんか。---別に質疑がなければ、ただいま議題となっております三議案を委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本三議案は原案どおり可決確定いたしました。
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○議長(
大橋基之議長) 日程第五、議案第一号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第五号)ほか、議案第十五号、議案第十八号から議案第二十一号まで、及び議案第二十八号から議案第三十一号までの十議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、去る五日の本会議において総務財政委員会に付託されておりますので、審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。 総務財政委員長。 〔総務財政委員長
市本貴志議員 登壇〕
◆総務財政委員長(
市本貴志議員) 去る五日の本会議におきまして、総務財政委員会に付託になりました議案第一号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第五号)ほか九議案について、休会中の十日、委員会を開催し、
理事者並びに
関係部課長の出席を求め、審査いたしました経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第一号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第五号)についてでありますが、今回の補正は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ十二億九千六百六十九万五千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二百六十億九千百一万三千円に定めようとするものであります。本案については、各常任委員会の所管に属する予備審査を経ており、慎重に審査いたしたものであります。 歳出の主な内容といたしましては、統一地方選挙及び参議院議員通常選挙執行経費の確定に伴う減額、児童手当・児童扶養手当支給対象者が当初見込みを下回ることによる減額、プレミアム付き商品券事業に係る不用額確定に伴う減額、定年前早期・自己都合退職者等の増加による退職手当の増額、ふるさと天理応援寄附金の増加に伴う事務経費の増額、各種基金への積立金の増額、諸土地改良事業に関する国補正予算採択及び補助金の確定に伴う増額、小学校・中学校施設整備事業によるトイレ洋式化改修工事費及びGIGAスクール構想に伴う事業費の増額等により補正を行うものであります。 これらの歳出に見合う財源につきましては、国庫・県支出金、市債及び繰越金等により収支の均衡を図ったものであります。また、小・中学校施設整備事業をはじめ年度内に完了が見込めない十三事業について、繰越明許費を設定しようとするものであります。 本案は、去る六日の
文教厚生委員会、九日の
経済産業委員会におきまして予備審査がなされ、両委員会ともに了とされました。 委員より、ふるさと応援寄附金の活用目的に動物愛護を支援する項目創設の要望が出されました。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十五号、天理市監査委員に関する条例及び天理市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方自治法の改正に伴い、同法の条文を引用する条例について所要の改正をしようとするものであります。 本案は、去る九日の
経済産業委員会におきまして予備審査がなされ、了とされました。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十八号、
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、会計年度任用職員制度への移行に当たり、関係条例の改正を行ったところですが、新たな改正等が生じたため所要の改正を行うものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十九号、昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の廃止についてでありますが、本案は、昭和六十四年一月七日前の行為について平成元年二月二四日前に減給または戒告の懲戒処分を受けた者及び昭和六十四年一月七日前における事由により地方自治法第二百四十三条の二の規定による職員の賠償責任に基づく債務を負う者である。今後対象の事例がないためこの条例を廃止するものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十号、天理市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、新たに審議会等を設置することに伴う当該委員報酬を追加するため、また公職選挙法施行令の一部を改正する政令により所要の改正を行うものであります。 本案は、去る六日の
文教厚生委員会におきまして予備審査がなされ、本案を了とされました。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十一号、天理市特別職の職員の給与に関する条例及び天理市
教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、市長、副市長及び教育長の
給与月額について、現行の特例減額措置の期間を一年延長するため関係条例を改正しようとするものであります。本案は、去る六日の
文教厚生委員会におきまして予備審査がなされ、本案を了とされました。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十八号、
天理駅前広場及び天理市
自転車等駐車場の
指定管理者の指定についてでありますが、本案は、
天理駅前広場及び天理市
自転車等駐車場の
指定管理者の指定を行うため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 本案は、去る六日の
文教厚生委員会におきまして予備審査がなされ、了とされました。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十九号、天理市
総合計画基本構想の策定についてでありますが、本案は、現行の第五次総合計画が今年度で終了することから、令和二年度から新たな十年間にわたる基本的な計画を策定するため、議会の議決すべき事件に関する条例に基づき、議決を求めるものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十号、財産の減額貸付けについてでありますが、本案は、現在減額貸し付けを行っている嘉幡町の体育施設を引き続き減額貸し付けするため、地方自治法第九十六条第一項第六号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十一号、
損害賠償請求権に係る和解についてでありますが、本案は、最高裁判所平成十年(行ツ)第二百七十八号事件判決で認容された
損害賠償請求権について、現在債務者は返済に応じる財産等を有しない中、このほど相手側から和解案の提示があったため、地方自治法第九十六条第一項第十二号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託になりました議案第一号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第五号)ほか九議案についての結果報告といたします。 議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願いいたします。
○議長(
大橋基之議長) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 質疑等ございませんか。---別に質疑がなければ、ただいま議題となっております十議案を委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本十議案は原案どおり可決確定いたしました。
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○議長(
大橋基之議長) 日程第六、議案第七号、令和二年度天理市
一般会計予算ほか、議案第八号から議案第十四号までの八議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、去る五日の本会議において予算審査特別委員会に付託されておりますので、審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。 予算審査特別委員長。 〔予算審査特別委員長
市本貴志議員 登壇〕
◆予算審査特別委員長(
市本貴志議員) 去る五日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託になりました議案第七号、令和二年度天理市
一般会計予算ほか七議案について、休会中の十一日及び十二日、特別委員会を開催し、
理事者並びに
関係部課長の出席を求め、審査いたしました経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第七号、令和二年度天理市
一般会計予算についてでありますが、本会計予算は、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二百四十八億九千万円とし、前年度当初予算と比較して六億九千万円、二・九%の増となっております。 歳出予算の性質別概要といたしましては、人件費、扶助費、公債費の義務的経費が百四十二億一千万円で、予算全体の五七・一%を占め、前年度と比較して一・六%の増となっております。内訳は、扶助費として、生活保護、医療扶助費が増加する等により、前年度と比較して〇・四%の増、人件費は、会計年度任用職員制度の施行等により、前年度と比較して三・四%の増、公債費は、平成二十八年度に借り入れた
天理駅前広場整備事業等に係る起債の元金償還が始まることにより、前年度と比較して〇・九%の増となっております。 投資的経費につきましては十三億八千九百万円、予算全体の五・六%で、前年度と比較して四八・八%の増となっております。その要因は、河川改修工事費の減少及び南・北中学校整備工事費等の皆増等によるものであります。 その他の経費については九十二億九千百万円、予算全体の三七・三%で、前年度と比較して〇・一%の増となっております。その要因は、会計年度任用職員制度の施行による賃金の皆減、介護保険特別会計繰出金及びふるさと応援基金積立金等の増加によるものであります。 これらの歳出に見合う財源は、国・県支出金などの特定財源、市税、地方交付税、繰入金等の一般財源及び財源不足への対応として基金からの繰り入れを行い、収支の均衡を図ったものであります。 なお、委員より、種々意見、要望が出されたものであります。 その主な内容についてでありますが、防犯カメラは犯罪の抑止や捜査にも効果があるため、増設に向けてしっかり取り組んでいただくよう意見が出されました。がん検診の受診率向上のため、今後も引き続き取り組んでいただくよう意見が出されました。有害鳥獣の被害を防止するため、今後も狩猟免許の新規取得者確保に努められるよう意見が出されました。公営住宅等長寿化計画策定業務について、民間の空き住宅の活用も検討していただくよう意見が出されました。予期せぬ事態に備え、緊急対応のための予備費の額について今後検討いただくよう意見が出されました。朝和小学校で行われる民間プールを活用した指導・監視業務についてしっかり検証し、よりよいものにしていただくよう意見が出されました。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第八号、令和二年度天理市
国民健康保険特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ五十八億一千九百七十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、一般及び退職被保険者等療養給付費、高額療養費などの保険給付費、後期高齢者医療事業及び介護保険事業に対する負担金、
特定健康診査等事業費であり、これらに見合う歳入といたしましては国民健康保険料、保険給付費等交付金及び
一般会計繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第九号、令和二年度天理市
介護保険特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ五十七億七千九百五十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、
介護サービス、特定入所者
介護サービス等の保険給付費、介護予防事業及び包括的支援事業等に要する地域支援事業費であり、これらに見合う歳入といたしましては、介護保険料、国庫負担金・補助金、
支払基金交付金、県負担金・補助金及び
一般会計繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十号、令和二年度天理市
後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ八億四千三百七十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、奈良県後期高齢者医療広域連合に対する負担金、健康保持増進事業に係る健康診査委託料であり、これらに見合う歳入といたしましては後期高齢者医療保険料、
一般会計繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十一号、令和二年度天理市
住宅新築資金等貸付金特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三百万円に定めようとするものであります。 歳出の内容といたしましては、当該貸付金の回収事務に係る経費及び公債費であり、これらに見合う歳入といたしましては、回収管理組合返戻金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十二号、令和二年度天理市
土地区画整理事業特別会計予算についてでありますが、本会計予算は
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一億五千二百五十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、山の辺第一工区土地区画整理事業に係る測量設計等の委託料及び工事請負費等であります。これらに見合う歳入といたしましては、国庫補助金、
一般会計繰入金及び
保留地処分金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十三号、令和二年度天理市
水道事業会計予算についてでありますが、本会計予算は、業務の予定量を、給水戸数二万四千六百五十戸、年間総有収水量七百三十九万二千三十立方メートルとし、収益的収入及び支出について、支出総額を十八億五千三百六十万三千円、収入総額を二十億七百六十七万七千円に定めようとするものであります。 支出の主な内容といたしましては、受水費及び原水・浄水設備の運転・維持管理に要する費用、配水に係る設備及び給水装置の維持管理に要する費用、減価償却費及び企業債・利息等であります。一方、収入については、水道料金、配水管移設工事等に伴う受託工事収益等の営業収益並びに預金利息、長期前受金戻入等の営業外収益などであります。 また、資本的収入及び支出についてでありますが、支出総額は十一億九千九百四十万一千円で、主な内容といたしましては、配水管改良工事費、杣之内浄水場更新事業費及び企業債償還金等であります。一方、収入総額は三億八千四百二十七万八千円で、主な内容といたしましては、配水管布設工事負担金、施設分担金、補助金及び投資償還金等であります。また、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額八億一千五百十二万三千円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十四号、令和二年度天理市
下水道事業会計予算についてでありますが、本会計予算は、業務の予定量として配水戸数二万一千八百三十戸、年間総排水量七百五十九万六千五百四十七立方メートルとし、収益的収入及び支出について、支出総額を二十五億二千四百六十八万五千円、収入総額を二十九億四千六百七十三万八千円に定めようとするものであります。 支出の主な内容といたしまして、下水道管及び附属設備の維持管理に要する費用、農業集落排水処理施設の維持管理に要する費用、県汚水処理施設への排水処理費用、減価償却費及び企業債・利息等であります。一方、収入については、下水道使用料収入等の営業収益並びに一般会計からの補助金及び長期前受金戻入等の営業外収益であります。 また、資本的収入及び支出についてでありますが、支出の総額は十五億七千八百八十一万四千円で、主な内容といたしましては、下水道管整備工事費、県の汚水処理施設建設負担金及び企業債償還金等であります。一方、収入総額は三億二千六百三十七万円で、その主な内容といたしましては、企業債及び一般会計からの補助金等であります。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額十二億五千二百四十四万四千円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本特別委員会に付託になりました議案第七号、令和二年度天理市
一般会計予算ほか七議案についての報告とします。 なお、令和二年度予算の執行に当たっては、各委員より出された意見、要望等を十分に反映されるよう要望いたしておきます。 議員各位におかれましては、よろしく御賛同いただきますようお願いいたします。
○議長(
大橋基之議長) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 これより討論を行います。討論通告が来ておりますので、発言を許します。 十三番、
荻原文明議員。 〔十三番
荻原文明議員 登壇〕
◆十三番(
荻原文明議員) 議案第七号、令和二年度天理市
一般会計予算に対して反対討論を行います。 地方財政計画によれば、新年度の地方財政の一般財源総額は確保されたと説明されています。しかし、地域社会再生事業費は交付税としてあるものの、一般行政経費の社会保障の自然増分、幼保無償化等の増加、会計年度任用職員の経費など、自治体財源に余裕が生まれたというものではありません。歳入における一般財源化は自治体財政を圧迫するものとなっています。全世代型社会保障改革の名で高齢者医療の現役並み所得の対象拡大、受診時定額負担の導入、薬剤の一定額全額自己負担等を打ち出しています。また、介護保険ケアプランの有料化、地域支援事業への移行拡大等を求めています。国保制度では、保険者努力支援制度による新たなペナルティーが計画されています。 二〇一九年十月の消費税一〇%への増税は景気の後退局面で行われ、市民の暮らしは一層厳しさを増しています。住民の大多数に景気回復の実感はなく、消費税増税と実質賃金の低下は可処分所得の減少による消費の低迷とともに地域経済に深刻な打撃を与えています。地方自治体として住民福祉の増進を図る立場から、社会保障、教育、子育て、若者支援などが必要です。高過ぎる国保料、介護保険料の引き下げ、移住者への家賃住宅費補助、幼保無償化の完全実施、バリアフリー化計画の早期作成、障害者六十五歳問題の解消、天理市奨学金制度の拡充など、格差と貧困を正し市民の暮らしを守ることを予算の主役に据えることが求められています。以上の観点から、新年度予算に対して反対するものです。 以上で議案第七号令和二年度、天理市
一般会計予算に対して反対討論といたします。
○議長(
大橋基之議長) 以上をもって討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案第七号、令和二年度天理市
一般会計予算について、起立により採決をいたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
大橋基之議長) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決確定いたしました。 お諮りいたします。 議案第八号、令和二年度天理市
国民健康保険特別会計予算ほか、議案第九号から議案第十四号までの七議案については、委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本七議案は原案どおり可決確定いたしました。
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○議長(
大橋基之議長) 日程第七、議案第三十二号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第六号)についてを議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 市長。 〔市長 並河 健 登壇〕
◎市長(並河健) ただいま上程されました議案第三十二号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第六号)について御説明をいたします。 今回の補正は、GIGAスクール構想に伴う情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の内定額が見込みより大幅に減少し、財源調整が必要となったことによりまして、歳入予算の補正をしようとするものでございます。 また、県の小・中学校空調設備緊急支援補助金の交付が令和二年度に繰り越されることに伴いまして、当該補助金を原資とする減債基金への積立事業も翌年度に繰り越すこととなるため、繰越明許費の追加をしようとするものでございます。 以上、簡単でございますが提案の御説明とさせていただきます。何とぞ慎重な御審議を賜りますようお願いいたします。
○議長(
大橋基之議長) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 これより本議案に対し質疑を行います。質疑等ございませんか。---質疑等がないと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、
天理市議会会議規則第三十七条第三項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 議案第三十二号、令和元年度天理市
一般会計補正予算(第六号)について、原案どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本議案は原案どおり可決確定いたしました。
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○議長(
大橋基之議長) 日程第八、決議案第一号、奈良県
広域消防組合の運営における組織体制の見直しに関する意見書についてを議題といたします。 ただいま上程になりました決議案について、直ちに提案者の説明を求めます。 二番、
石津雅恵議員。 〔二番
石津雅恵議員 登壇〕
◆二番(
石津雅恵議員) ただいま上程になりました決議案第一号、奈良県
広域消防組合の運営における組織体制の見直しに関する意見書について、提案者を代表して朗読をもって説明にかえさせていただきます。 奈良県
広域消防組合の運営における組織体制の見直しに関する意見書 近年、自然災害は大規模化、激甚化し、各地で大きな被害が出ており、今後さらなる大規模災害等が予測されます。 このため、平成二十六年四月に奈良県
広域消防組合を設立され、これまで様々な災害等に対応できる消防体制の整備を進めてこられたところです。 奈良県
広域消防組合の重要な意思や方針を決定する議決機関である、組合議会の議員については、現在、旧市消防本部及び旧組合消防本部を構成する市町村から区分ごとに人数が定められ、それぞれの区分を構成する市町村の長又は議会議員の中から選出することとされておりますが、その両者の選出割合などの定めはありません。 地方自治体の民主制度が執行機関と議会との両輪で成り立っているという原則を鑑みれば、
広域消防組合の運営においてより民意を反映させた議論を進めるため、自治体代表である市町村長と住民代表である市町村議会議員の両者が、
広域消防組合の運営に同等に参画することが可能となるよう、体制整備がなされるべきであります。 例えば、運営協議会が組合市町村長のみにより構成されるのであれば、組合議会は組合市町村の議会議員によって構成するなど、両者が手を取り合って、等しく、より地域住民の意思や考えを適切に反映できる仕組みを構築することが必要であると考えます。 つきましては、この趣旨をお酌み取りいただき、奈良県
広域消防組合の運営全体の組織体制を見直しいただけるよう、強く要望いたします。 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 令和二年三月十八日 天理市議会 以上、朗読をもって提案説明といたします。議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願いいたします。
○議長(
大橋基之議長) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 本案に対し、質疑等ございませんか。---別に質疑がなければ、本案を原案どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本案は原案どおり可決確定いたしました。
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○議長(
大橋基之議長) 日程第九、発議案第一号、天理市美しい
まちづくり条例の制定についてを議題といたします。 ただいま上程になりました発議案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 七番、
内田智之議員。 〔七番
内田智之議員 登壇〕
◆七番(
内田智之議員) ただいま上程になりました発議案第一号、天理市美しい
まちづくり条例の制定について、
経済産業委員会を代表して提案説明をいたします。 本発議案は、わたしたちが暮らすまちに愛着を持ち、人々が永く住み続けたい、何度も訪れたいと感じる魅力に満ちた美しいまちを次世代へ引き継いでいく責務を自覚するため、市の責務、市民等の責務、事業者の責務、土地所有者等の責務という四者の責務を明記しております。 また、快適な生活環境の保全に係る規範意識を自ら高め、周囲の人々と思いやる心を育むとともに、相互の理解と連携のもと、協働して誰もが快適に過ごすことができるように、ポイ捨ての禁止やハイカー等へのごみの持ち帰り、事業者への回収容器の設置と適正な管理、受動喫煙を防止するための喫煙の制限、他人に危害を与え、又は迷惑を及ぼさないようにするための愛護動物の適正管理を明記しております。 未来の天理市が、次世代に誇れるさらに美しいまちとなるよう快適な生活環境の保全にかかるモラル・マナー意識を自ら高め、市、市民、事業者、来訪者がそれぞれの責務を認識し、美しいまちづくりを推進していくことを決意し、本条例を制定しようとするものであります。 以上をもって、本発議案の提案説明とさせていただきます。 議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
大橋基之議長) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 本発議案に対し、質疑を行います。質疑等ございませんか。---質疑はないと認めます。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、
天理市議会会議規則第三十七条第三項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本発議案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 発議案第一号、天理市美しい
まちづくり条例の制定についてを原案どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、本発議案は原案どおり可決確定いたしました。
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○議長(
大橋基之議長) お諮りいたします。 お手元に配付しております閉会中の継続調査申し出一覧表のとおり、各委員長より閉会中の継続調査申出書が提出されております。 申し出どおり、閉会中の継続調査とすることにいたしまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、そのように決定いたします。
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○議長(
大橋基之議長) お諮りいたします。 本定例会の会期は三月十九日までの十七日間と決定いたしておりましたが、提出議案を議了いたしましたので、本定例会はこれをもって閉会いたしたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
大橋基之議長) 御異議がないと認めます。よって、これをもって本定例会を閉会いたします。 令和二年第一回天理市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、三日の開会以来、本日まで長期間にわたり、多数の重要議案を終始熱心に御審査賜るとともに、議会運営に御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。理事者各位におかれましては、これらの執行に当たり各議員の意見・要望を十分尊重され、市政全般にわたり、より一層の向上を期されるよう希望するものであります。 最後に、会期中における理事者各位の御協力に対し厚く御礼を申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。 市長より御挨拶があります。 市長。 〔市長 並河 健 登壇〕
◎市長(並河健) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る三日、令和二年第一回天理市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、本会議をはじめ常任委員会並びに予算審査特別委員会において、終始熱心に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。提出いたしました案件は全て原案どおり御議決を賜りましたが、各案件の執行に当たりましては、議員各位より頂戴いたしました御意見、御要望等を十分尊重いたしまして、市政発展のため努力する所存でございます。 また、今議会では、大切な予算審議を中断いただいていまで新型コロナウイルス感染症対策のための県要望を議会行政が一体となり行わせていただきました。本当にありがとうございました。今般の感染症対策は予断を許さない状況でございますが、今後とも市民の命と健康を守るため、引き続きのお力添えを心からお願い申し上げます。 今後も引き続き市政発展のため一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 午後零時四分 閉会地方自治法第百二十三条第二項及び
天理市議会会議規則第百二十七条の規定により署名捺印する。 天理市議会議長 大橋基之 天理市議会議員 東田匡弘 天理市議会議員 加藤嘉久次 天理市議会議員 仲西 敏...