令和 2年 6月
定例会(第2回) ◯令和2年第2回
大和郡山市議会定例会会議録(第5号) 令和2年6月24日 (水曜日) 午前10時 開議 ───────────────────────────────────議 事 日 程 日程第1 議案第31号から議案第41号までの11議案に対する各
委員長報告について (質疑、討論、表決) 日程第2 議案第42号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第5号)について 日程第3
意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う
県営水道料金の引き下 げを求める
意見書(案)について 日程第4
意見書案第4号
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書(案)につ いて (日程第2 議案第42号から日程第4
意見書案第4号までは即決) ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件
議事日程に同じ ─────────────────────────────────── 出 席 議 員(20名) 1番 東 川 勇 夫 君 2番 西 村 千鶴子 君 3番 林 浩 史 君 4番 尾 口 五 三 君 5番 村 田 俊太郎 君 6番 河 田 和 美 君 7番 福 田 浩 実 君 8番 池 田 篤 美 君 9番 吉 川 幸 喜 君 10番 遊 田 直 秋 君 11番 徳 野 衆 君 12番 上 田 健 二 君 13番 丸 谷 利 一 君 14番 関 本 真 樹 君 15番 冨 野 孝 之 君 16番 西 川 貴 雄 君 17番 堀 川 力 君 18番 金 銅 成 悟 君 19番 乾 充 徳 君 20番 大 垣 良 夫 君 ─────────────────────────────────── 欠 席 議 員(なし) ─────────────────────────────────── 説明のため出席した者 市 長 上 田 清 君 副 市 長 中 尾 誠 人 君 教 育 長 谷 垣 康 君
総務部長 八 木 謙 治 君
市民生活部長 中 島 優 君
福祉健康づくり部長 富 田 豊 君
産業振興部長 植 田 亮 一 君
都市建設部長 勝 又 努 君
上下水道部長 上 田 亮 君
教育部長 奥 村 雅 彦 君
財政課長 細 田 朋 洋 君 ───────────────────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 百 嶋 芳 一
事務局次長 樋 口 登
庶務係長兼
議事係長、
調査係長 岡 向 修 治 ─────────────────────────────────── 午前10時 開議
○議長(
東川勇夫君) これより本日の会議を開きます。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) ただいまの
出席議員数は20名であります。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君)
議会運営委員会の結果を
委員長より報告願います。 3番
林議会運営委員会委員長。 (林 浩史君登壇)
◆
議会運営委員会委員長(林浩史君)
皆さん、おはようございます。ただいまから
議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 本日は、日程第1で議案第31号から議案第41号までの11議案に対する各
委員長報告について質疑を行い、次に、議案第40号に対する
修正案が提出されましたので、審議をお願いいたします。続いて、議案第31号から議案第41号まで及び議案第40号に対する
修正案について一括して討論を行い、表決を行います。次に、日程第2から日程第4までの
追加議案1件、
意見書案2件については即決でお願いします。 以上が本日の日程でございます。
議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) これより日程に入ります。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) 日程第1 議案第31号から議案第41号までの11議案を
一括議題といたします。 本件に関し、各
委員長の報告を求めます。 15番
冨野総務常任委員長。 (
冨野孝之君登壇)
◆
総務常任委員長(
冨野孝之君) ただいまから
総務常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。
委員会は、去る6月19日午前10時から開会し、本
委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の
報告書のとおり、いずれも
原案承認と決しました。 まず、議案第32号
大和郡山市
税条例等の一部改正について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、今回の改正で設けられる
ひとり親控除の
対象者数はに対し、未婚の
独り親に対して新たに控除を適用するもので、
対象者は現在市内7人おられますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 次に、議案第37号
大和郡山市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、この条例による
災害補償は全ての
消防団員が対象となるのかに対し、全
消防団員を対象に、公務中に災害に遭われた場合に適用するものですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 続いて、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についての
関係部分について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
市民生活支援基金について、周知の方法と現在までの状況はに対し、
市広報紙「つながり」、
市ホームページのほか、
公共機関の窓口への
パンフレット設置、市長の
ユーチューブ動画配信、市の
公式LINEアカウントを利用し、広く周知しております。6月18日時点で35件、 1,490万 4,000円の寄附の申出があり、そのうち27件、 1,334万 4,000円の寄附の納付を確認しておりますとの答弁がありました。 次に、
コミュニティ助成事業の詳細はに対し、
一般財団法人自治総合センターにより、宝くじの収入を原資として実施されている
社会貢献事業で、今回、
新町東自治会において、地域のコミュニティーの充実を図るため、倉庫、机、椅子などの備品を購入する費用に充てるものですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
東川勇夫君) 11番
徳野産業厚生常任委員長。 (徳野 衆君登壇)
◆
産業厚生常任委員長(
徳野衆君) ただいまから
産業厚生常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。
委員会は、去る6月16日午前10時から開会し、本
委員会に付託されました2議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の
報告書のとおり、いずれも
原案承認と決しました。 まず、議案第33号
大和郡山市
手数料徴収条例の一部改正について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
通知カードを既に交付されている人が
通知カードを紛失したときの対応はに対し、
通知カードの再発行はできませんが、
個人番号を記載した住民票の写しを取得していただくことで
マイナンバーを証明することができます。なお、新たに生まれた方や海外から転入された方などには
通知カードに代わって
個人番号通知書をお送りしますが、この
通知書を
個人番号を証明するものとして使用することはできませんとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 次に、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についての
関係部分について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
商店街金魚ストリート化事業で実施する
セレモニーの詳細はに対し、郡山柳町
商店街協同組合に加盟する35店舗のうち協力していただける店舗の店頭に水槽を設置し、店ごとに違う種類の金魚を泳がせて、歩いて楽しく
まちじゅうを巡っていただこうとする事業で、設置された水槽を披露する
セレモニーとして、10月に
開催予定の柳神くん祭に合わせて、来賓を招いての
テープカットや水槽への金魚の放入などの実施が計画されていますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。報告を終わります。
○議長(
東川勇夫君) 7番
福田教育福祉常任委員長。 (
福田浩実君登壇)
◆
教育福祉常任委員長(
福田浩実君) ただいまから
教育福祉常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。
委員会は、去る6月17日午前10時から開会し、本
委員会に付託されました5議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の
報告書のとおり、いずれも
原案承認と決しました。 まず、議案第34号
大和郡山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び
大和郡山市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、今回の改正により、
家庭的保育事業者等による保育の
提供終了後の受入先はどうなるのかに対し、
連携施設の確保については保育園や
認定こども園等に優先的に枠を設けるなどの対応を考えておりますとの答弁がありました。 また、市内にこの事業を行っている
事業者はどのぐらいあるのかに対し、現在、
認可施設はありませんとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より
反対討論があり、
挙手採決の結果、賛成多数により
原案承認と決しました。 次に、議案第35号
大和郡山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、
理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 続いて、議案第36号
大和郡山市
介護保険条例の一部改正について及び議案第41号 令和2年度
大和郡山市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを
一括議題とし、それぞれ
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少する被
保険者等に対する
介護保険料の
減免措置の詳細はに対し、
事業収入や
不動産収入など年金以外の収入が前年度より3割以上減少した方が対象になりますとの答弁がありました。 また、
消費税増税に伴う
介護保険料の
軽減措置の
対象者数はに対し、第1段階で 5,070人、第2段階で 1,768人、第3段階で 1,554人が対象になると見込んでおりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、いずれも
全員異議なく
原案承認と決しました。 次に、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についての
関係部分について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
学生支援金給付事業の詳細はに対し、
アルバイト収入などで家庭から自立している学生を対象とした国の
学生支援緊急給付金に上乗せをして、
住民税非課税世帯には10万円を、それに準じる世帯には5万円をそれぞれ支給するものです。
ホームページから
申請書をダウンロードし、
添付書類を添えて申請していただいて、不備がなければ申請から2週間程度で支給したいと考えていますとの答弁がありました。 続いて、小学校及び中学校における
情報通信機器整備事業の内容はに対し、国が提唱する
GIGAスクール構想の実現に向け、児童・生徒に1人1台の
タブレット端末を支給するため、端末の購入及び保守や
フィルタリングなどに要する費用を計上していますとの答弁がありました。 次に、
学校給食運営委員会補助金に関し、
給食食材の
キャンセル料の状況はに対し、3月2日から春休みまでと、4月の
学校給食開始日から4月末までの期間の
キャンセル料を
学校給食運営委員会から業者へ支払うもので、5月分については発注の前に
臨時休業が決定されたため、
キャンセル料は発生しておりませんとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
東川勇夫君) 9番
吉川建設水道常任委員長。 (
吉川幸喜君登壇)
◆
建設水道常任委員長(
吉川幸喜君)
皆さん、おはようございます。ただいまから
建設水道常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。
委員会は、去る6月18日午前10時から開会し、本
委員会に付託されました4議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の
報告書のとおり、いずれも
原案承認と決しました。 まず、議案第31号
大和郡山市
都市基盤整備基金条例の制定について及び議案第39号
大和郡山市
水道事業会計剰余金の処分についてを
一括議題とし、それぞれ
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
内部留保資金のうち、
建設改良積立金28億円のみを処分する理由はに対し、
県域水道一体化の検討が進められている中で、参加するしないにかかわらず、水道で生じた利益を今の段階で一旦整理しようとするものですが、
企業会計から
一般会計への繰り出しは、特別な場合に、利益として確定されたものに限り繰り出すことができるため、これに相当する
建設改良積立金のみを繰り出すものですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より
反対討論があり、
挙手採決の結果、賛成多数によりいずれも
原案承認と決しました。 次に、議案第38号
市道路線の認定について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、今回
認定予定の
道路周辺の建物の
建築予定はに対し、
一戸建て住宅が10戸計画されており、うち1戸は
既設住戸ですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、
全員異議なく
原案承認と決しました。 続いて、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についての
関係部分について、
理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、
橋梁維持費の
増額補正の内容はに対し、矢田町の岡陸橋、市役所前の大手橋、
矢田横山交差点北側にある無名橋の3橋の
補修設計に要する費用ですとの答弁がありました。 次に、
総合公園アリーナの
照明LED化の内容は、また
アリーナ内外の照明の
LED化はに対し、今回
アリーナ高天井の照明 196灯を 144灯に減らして
LED化するもので、それ以外の照明については、今後調査を行い、
LED化していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より
反対討論があり、
挙手採決の結果、賛成多数により
原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いしまして、報告を終わります。
○議長(
東川勇夫君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についてに対し、
関本真樹君外1名から修正の動議が提出されました。 この際、
提出者の説明を求めます。 14番
関本真樹君。 (
関本真樹君登壇)
◆14番(
関本真樹君) それでは、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)に対する
修正案の
提案理由を御説明申し上げます。 今回の
修正案は、
歳入歳出補正予算総額より、28億 632万 5,000円を減額修正しようとするものであります。修正の内容といたしましては、
歳出補正予算の第2款
総務費、第1項
総務管理費、第10目
基金費、第24節
積立金28億 1,832万 5,000円のうち、
都市基盤整備基金積立金28億 632万 5,000円を減額し、また、その財源となっております
歳入補正予算の第19款
繰入金、第1項
特別会計繰入金、第1目
水道事業会計繰入金、第1節
水道事業会計繰入金を歳出と同額の28億 632万 5,000円を減額修正しようとするものです。 それでは、その
減額理由について御説明いたします。 この
水道事業会計から
都市基盤整備基金に繰り出そうという約28億円は、
水道事業会計の
内部留保資金の一部であり、残りの50億円以上の金額について、水道の
県単位化に加入するとなった場合に、どのように使われるかが見通せないからです。市民の
皆さんが納めた
水道料金が、市外の
水道等のために使われる可能性が否定できないからです。再開日に
丸谷議員が行った質疑で、市長は、残る50億円余りの資金について市民が納得できる
ルールづくりをしていくと御答弁をされましたが、具体的な方法などについては言及をされませんでした。残る50億円余りの
内部留保資金が市民のために使われないのではないか、その懸念が払拭できないため、この
減額補正の
修正案を提案させていただきます。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
東川勇夫君) これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより議案第31号から議案第41号までの11議案及び議案第40号に対する
修正動議を一括して討論に入ります。 討論の通告がありますので、
通告者の発言を許します。 11番 徳野 衆君。 (徳野 衆君登壇)
◆11番(
徳野衆君) 私からは、議案第31号
大和郡山市
都市基盤整備基金条例の制定について、議案第34号
大和郡山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び
大和郡山市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第39号
大和郡山市
水道事業会計剰余金の処分について、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)について反対の立場で、そして、先ほど提出されました議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)に対する
修正案は賛成の立場で、
日本共産党市会議員団を代表して討論を行います。 まず、議案第34号は、
家庭的保育事業で、
保育終了時に
連携施設が必要なものを、
規制緩和で必ずしも必要としないものになっており、
保護者から見れば保育の継続が妨げられる要件になっております。現在でも
待機児童が 221人と増えている状況では、次の保育を確保することは難しく、認めるわけにはいきません。反対とします。 議案第31号と第39号は、
水道広域化に伴う前段階で
水道事業会計の
剰余金を
都市基盤整備基金に移そうというものです。もともと
水道事業は、あまねく国民に安全・安心、安定的な水供給によって憲法の生存権を保障するものです。しかし、先行する
広域化計画では、
自己水源の放棄や余剰になったダム水の押しつけなどが
問題になっており、
住民負担やサービスの後退を招いているのが現状です。これらを踏まえ、
水道事業の
広域化そのものに
問題があり、国会でも、
徹底審議をするべきなのに会期末ぎりぎりに
委員長職権で
委員会採決を行ったことなど多くの
問題点があり、反対を表明しています。県の広域化にくみせず市独自の水源を守り、市民の命と生活を守るために現状のまま
水道事業を行うよう指摘をして反対とします。今、
大和郡山市民は
コロナ禍の下で経済的不安な暮らしを強いられています。こんなときこそ
内部留保金を活用し
水道料金の減免を延長すべきですし、老朽化した北郡山、
昭和浄水場の
更新費用に活用すべきです。 次に、議案第40号です。これは、
コロナ対策を柱として
ひとり親家庭支援金、
学生支援金、
教育用端末機の購入など多くは賛成できるものですが、
都市基盤整備基金が入っている
予算案のため、議案第31号と第39号の理由から、
一括採決ですので反対とします。 議案第40号の
修正案は、
都市基盤整備基金が削除された
修正案ですので賛成とさせていただきます。 以上で討論を終わります。
○議長(
東川勇夫君) 13番
丸谷利一君。 (
丸谷利一君登壇)
◆13番(
丸谷利一君) 私は、議案第31号
大和郡山市
都市基盤整備基金条例の制定について、議案第39号
大和郡山市
水道事業会計剰余金の処分について、この2つの議案について反対の立場から、そして、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についてに対する
修正動議につきまして、賛成の立場から討論に参加をさせていただきたいと思っております。 まず、今回の議案第31号
大和郡山市
都市基盤整備基金条例及び議案第39号
大和郡山市
水道事業会計剰余金の処分について、これにつきましては、私は、これは第1点、この条例の制定及び
剰余金の処分の2つの議案は、
地方公営企業の
独立採算制という精神に反するものであるというふうに思います。御存じのように、この
水道事業会計というのは、
水道料金の収入によって全ての水道を供給していく場合の経費を賄うということで、完全な
独立採算制になっておるわけでございまして、現在、まだこの
県域水道一体化について参加するともしないとも、そういう立場を取っておらないわけですから、継続して
水道事業が続いているわけです。この
水道事業が続いている状況の中で、
独立採算制に反するような、そういう条例及び
剰余金の処分というのは、これはもう反対せざるを得ないというふうに思います。 これが第1点でございますが、補足して言えば、これまで私も6月15日の議会再開日で発言をいたしましたけれども、
水道事業は平成4年度の証券投資信託で5億円前後の莫大な損失を被ったということから、そこから新しい改革が始まりまして、そして平成8年ですか、今から24年ぐらい前に
水道料金が改定され、その後、一切
水道料金の値上げは行わなかった。それでも利益がまだ出ているという極めて良好な財政状態でございました。 平成8年当時、阪奥市長がおられまして、阪神・淡路大震災直後でしたから災害時に水道水を北和の4つの
水道事業体で融通する融通管を設置するんだということで提案をされまして、事業化されました。そのとき2億円かかったんです。2億円かかったこのお金は、当時の水道局で、これは
独立採算制だから
一般会計から繰入れしてもらうべきであるんだということで強く主張した経緯があります。当時の阪奥市長はその趣旨に同意されまして、
一般会計から
水道事業体へ繰入れしたという歴史的な経緯があるんです。 このことから取ってみても、やはりこのような
水道事業会計から
一般会計に、まだ
水道事業の一体化が決まっていない段階で、公営企業法の精神に反するようなことをやるべきではないというのが、私が議案第31号、そして議案第39号に反対する一つの理由でございます。 そして、もう一点ですけれども、先ほど関本議員も言われましたけれども、平成30年度末で
内部留保資金が81億 3,000万円ぐらいたまっているわけですね。恐らく今年の令和2年3月末の決算でいっても、
内部留保資金はさらにたまっていると思っています。そうしますと、82億円、83億円のお金、これは庁舎全体の建設経費を賄うだけの
内部留保資金が水道局で長年の努力によってためられてきたということであります。 したがいまして、この28億円の
剰余金を処分して一般財政に繰入れするということでございますが、残る50億円につきましてどうなるかということが大きな
問題になるわけです。そして、いよいよ令和3年、来年の1月に統合のための覚書を締結するというようなことが担当部長のほうからも話として出ました。そして、この覚書では、統合時において企業団に資産等を全て引き継ぐと、こういうようなことになっているわけです。したがいまして、この
内部留保資金の28億円の残り50億円について、どのような態度を市として取っていくかということが大
問題です、郡山市民にとってもね。この点について、この議案がもし可決されるとなれば、この
内部留保資金が今のような形では、
県域水道一体化の下で流出するという可能性が非常に高いということが2つ目に反対する理由です。 そして、3つ目でございますけれども、私は6月15日の議会再開日に市長に問いただしましたけれども、市長はそのときに、市民に納得いただけるような
ルールづくり、こういうことをやりたいということをおっしゃいました。しかしながら、市民に納得できる
ルールづくりとおっしゃいますけれども、市民の財産は市長が守るんだというリーダーシップとしてのはっきりした言明がなかったわけでありまして、これも私が反対する大きな理由の一つであります。 今後、
県域水道一体化問題については、市内でどんどんもっと論議をして、どうあるべきかということを考えるべきだと思いますけれども、今後の推移、私は慎重に見守っていきたいと思いますし、今、徳野議員もおっしゃいましたけれども、やっぱり
県域水道一体化の
問題については、そのことが、安定的に水道水を供給してもらえる、そして料金もそっちのほうが有利であるというようなこと、さらには財政の今の資産の引継ぎの
問題、これについてもはっきりしなければならない。そしてまた、郡山の財産である地下水ですね、
昭和浄水場や北郡山浄水場があります。この地下水をどのようにこれから活用を今後ともしていくのかどうか、していくべきなのかどうか、災害対策の
問題とか渇水の
問題とかを想定した上で、総合的に判断をしていただきたいと思います。 以上が、議案第31号及び議案第39号に反対する理由でありますし、また、反対によって、当然この補正予算の歳入及び歳出約28億円を減額しなければならないわけであります。そういうことで減額された
修正案について、私は賛成をしていきたいと思います。 以上で討論を終わりたいと思います。皆様方の御賛同、心からお願い申し上げまして討論を終わりたいと思います。
○議長(
東川勇夫君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議事の都合により、議案第31号、議案第34号、議案第39号及び議案第40号については、後ほど取り扱います。 議案第32号、議案第33号、議案第35号から議案第38号まで及び議案第41号について、
一括採決いたします。 ただいまの各
委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。 議案第32号
大和郡山市
税条例等の一部改正について、議案第33号
大和郡山市
手数料徴収条例の一部改正について、議案第35号
大和郡山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第36号
大和郡山市
介護保険条例の一部改正について、議案第37号
大和郡山市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第38号
市道路線の認定について、議案第41号 令和2年度
大和郡山市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、以上7議案を
委員長報告どおりに決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御異議なしと認めます。 よって議案第32号、議案第33号、議案第35号から議案第38号まで及び議案第41号の7議案は原案どおり可決されました。 次に、議案第31号
大和郡山市
都市基盤整備基金条例の制定についてを挙手により採決いたします。
委員長報告は原案を可とするものであります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第31号は原案どおり可決されました。 次に、議案第34号
大和郡山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び
大和郡山市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを挙手により採決いたします。
委員長報告は原案を可とするものであります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第34号は原案どおり可決されました。 次に、議案第39号
大和郡山市
水道事業会計剰余金の処分についてを挙手により採決いたします。
委員長報告は原案を可とするものであります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第39号は原案どおり可決されました。 次に、議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)についてに対する
関本真樹君外1名から提出された
修正案について挙手により採決いたします。 本
修正案に賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手少数であります。 よって
関本真樹君外1名から提出の
修正案は否決されました。 よって原案について挙手により採決いたします。 議案第40号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第40号は原案どおり可決されました。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) 日程第2 議案第42号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。 朗読を省略し、
提案理由の説明を求めます。 中尾副市長。
◎副市長(中尾誠人君) 早速、
追加議案を上程していただきありがとうございます。 それでは、日程第2 議案第42号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第5号)について御説明を申し上げます。 歳入歳出予算にそれぞれ2億 3,489万 8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 436億 7,446万 6,000円とするものでございます。この補正予算は、今議会で既に御審議をいただいております補正予算(第4号)の提出後に、政府及び市独自で決定をいたしました新型コロナウイルス対策に係る経費でございます。 それでは、歳出より順次御説明を申し上げます。 第3款 民生費は1億 8,046万 7,000円の
増額補正でございます。第1項 社会福祉費、第7目 老人福祉費におきまして、高齢者ひとり暮らし見守り事業実施に要する経費 850万円を
増額補正するものでございます。独り暮らし高齢者の孤独を防ぐために実施しておりますボランティアによる月2回の見守り訪問について、訪問時の配布物品に工夫を凝らすことにより、
新型コロナウイルス感染症対策と健康の維持につなげていくものでございます。次に、第2項 児童福祉費、第2目 子育て支援費におきましては、放課後児童クラブでの
新型コロナウイルス感染症防止に必要となります物品の購入と、小学校の
臨時休業時の放課後児童クラブ開所支援等に係る経費 1,763万 7,000円を
増額補正いたします。同じく第2目 子育て支援費及び第3目 教育・
保育施設費におきましては、市内の公立及び民立の保育園並びに認定こども園での
新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、感染防止に必要な物品の購入に要する経費、1園当たり50万円、16園合わせまして 800万円を
増額補正いたします。第4目 母子及び父子福祉費におきましては、政府による
新型コロナウイルス感染症対策として、低所得の
独り親支援のため、ひとり親世帯臨時特別給付金事業に要する経費1億 4,633万円を
増額補正するものでございます。1世帯当たり5万円、第2子以降は1人につき3万円、さらに収入が大きく減少した世帯に5万円を追加給付いたします。 第7款 商工費は 1,100万円の
増額補正でございます。これは、第1項 商工費、第2目 商工業振興費におきまして、
一般会計補正予算(第3号)にて御議決をいただきました元気城下町さきモグチケット補助事業が大変御好評を得ており、販売も好調であることから、今回、追加のチケット1万枚分の事業費を
増額補正するものでございます。 第10款 教育費は 4,343万 1,000円の
増額補正でございます。これは、授業が再開されました学校・園における
新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、第2項 小学校費、第2目 教育振興費で 1,700万円、第3項 中学校費、第2目 教育振興費で 800万円、第4項 幼稚園費、第1目 幼稚園費で 450万円をそれぞれ
増額補正するものでございます。小・中学校では、学級数に応じて1校当たり 100万円から 200万円、幼稚園は一律50万円分の感染防止に必要な物品の購入に要する経費でございます。第5項 社会教育費、第3目 やまと郡山城ホール費におきましては、図書館事務室の空調設備の改修に要する経費 957万円、第6項 保健体育費、第3目 学校給食共同調理場費におきましては、小・中学校の夏休み短縮に伴う8月の学校給食実施に要する経費といたしまして、会計年度任用職員報酬と給食配送業務等委託料を合わせまして 436万 1,000円をそれぞれ
増額補正するものでございます。 次に、歳入についてでございます。 第15款 国庫支出金、第2項 国庫補助金、第2目 民生費国庫補助金におきまして、放課後児童クラブ感染症対策事業に対する財源といたしまして、子ども・子育て支援交付金 654万 5,000円、ひとり親世帯臨時特別給付金事業に対する財源といたしまして、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金及び事務費補助金合わせて1億 4,633万円、保育園等感染症対策事業に対する財源といたしまして、
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金 800万円、第5目 教育費国庫補助金におきまして、小学校、中学校及び幼稚園に係る感染症対策事業に対する財源といたしまして、学校保健特別対策事業費補助金合わせて 1,250万円と教育支援体制整備事業費補助金 450万円をそれぞれ
増額補正するものでございます。 第16款 県支出金、第2項 県補助金、第2目 民生費県補助金におきまして、同じく放課後児童クラブ感染症対策事業に対する財源といたしまして、子ども・子育て支援交付金 554万 5,000円を
増額補正するものでございます。 また、第19款 繰入金、第2項 基金繰入金におきまして、第1目 財政調整基金
繰入金 5,147万 8,000円を
増額補正することにより収支の均衡を図っております。 以上でございます。何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
東川勇夫君) ただいま
提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 今、副市長のほうから
追加議案の説明をいただきました。その中で、何点か質問をさせていただきます。 まずは、第7款、第1項 商工業振興費、元気城下町さきモグチケット補助金についてお聞きしたいと思います。6月21日時点で79店舗、これは5月末で締めて70店舗から、さらに6月末までの募集延長をされて6月21日時点で79店舗とお聞きをしておりますが、今回の1万枚をどのように店舗に割られるのか、そして、また1万枚が完売された後に追加を考えておられるのかどうかをお聞きしたいと思います。 その次に、第10款、第6項、第3目 学校給食共同調理場費についてお聞きします。今の説明では、夏休みの短縮に伴い会計年度任用職員の報酬及び給食配送業務等委託料という形で説明を聞かせていただきましたけれども、この配送業務等委託料は 286万 4,000円の委託料を追加するということなんですけれども、年間の委託料とは別に追加をするというふうに理解をしていいのかどうか、お聞きしたいと思います。 それと、第3款、第2項、第2目 子育て支援費の中の放課後児童クラブ感染症対策事業補助金の件ですけれども、これも
コロナ対策のための修繕費 1,663万 7,000円というふうにお聞きしましたけれども、全ての放課後児童クラブに対する補助金なのか、その点もう少し詳しくお聞きさせていただきたいと思います。 以上3点、よろしくお願いします。
○議長(
東川勇夫君) 植田
産業振興部長。 (植田亮一君登壇)
◎
産業振興部長(植田亮一君) 5番村田議員の御質問ですけれども、1万枚のさきモグチケットの配布方法及びなくなった場合の追加の発行はという御質問です。 1万枚の配布方法ですけれども、新規参加店舗、今はまだ9店舗ですけれども、新規に参加される店舗にはまず 100枚、以前から参加していただいている70店舗には70枚を予定しております。残りのチケットにつきましては、完売した店舗に追加で配布を考えております。 また、全てが売り切れた場合ですけれども、追加のほうも改めて検討したいと思っております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 奥村
教育部長。 (奥村雅彦君登壇)
◎
教育部長(奥村雅彦君) 5番村田議員の給食の費用は年間の委託料とは別かという御質問にお答えいたしたいと思います。 この部分につきましては、8月分というのは年間の委託料に入っておりませんので、中学校分の13日間、小学校分の4日間というのは別の金額になるということでございます。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 富田
福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(富田豊君) 5番村田議員の御質問にお答えいたします。 学童についてでございますが、議員お述べの 1,663万 7,000円、こちらのほうは小学校の
臨時休業中の学童保育の運営に対する補助金ということになります。それとは別個、消耗品50万円、一般備品費50万円、今回補正予算を提案させていただいておりまして、そちらのほうの合わせて 100万円の中で、学童保育に対しましては、手洗い石けんでありますとか、アルコール消毒液、マスク、空気清浄機等の購入費用に充てたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 御答弁ありがとうございました。 まず、元気城下町さきモグチケットの件におきましては、新たに参加された店舗、現在は9店舗ですけれども、その9店舗に 100枚。以前から登録していただいていた70店舗には70枚、そして、残りは完売した店舗からまたお配りするということになりますが、非常に残りのチケットの店舗による格差が出るのではないかと心配します。完売した店舗に配布するそのルールというのはどういうものか、もう一度お聞かせください。 追加を改めて検討したいということで、ぜひ追加のほうもよろしくお願いしたいと思います。このチケットは、12月末まで使えますので、追加のほうよろしくお願いいたします。 それと併せて、県の社会活動正常化・経済活動活性化事業、県の事業ですけれども、この県の事業では、市の事業に対して同じ分を県でも応援をしていただけるという事業を行うことに対して、さきの一般質問の中でも公明党会派の
福田浩実議員のほうからお聞きさせてもらったときに、県がプレミアム分、クーポン券発行等の事業費に対して同額を上乗せして支援する事業に対し、追加発行を考えておるというような前向きな答弁をいただいておりますが、その追加の仕方、今現在では 3,000円のチケットに対して市は 1,000円分の負担をしますが、この 1,000円を県と市で割って 500円、 500円にするのか。あるいはチケットを 3,000円からまた上げて、その分を市、県で 1,000円ずつ出し合うのか、その辺のことが分かれば教えていただきたいと思います。 それと、給食実施事業のことですけれども、配送業務委託料につきましては、8月は当初から入っていなかったので中学校13日分、小学校4日分の配送業務委託料を別途今回支払うという金額とお聞きしました。給食センターは、2か所で行っております。給食センターの運営に関する委託料も、あすなろに対しましては1年間の委託料として支払いをされておりますけれども、そちらの運営に対する委託料の追加はあるのかどうか、改めてお聞きさせていただきます。 それと、放課後児童クラブの件ですけれども、学校開放に関わっていた学童保育に対しての運営補助金というふうにお聞きしました。当然、運営を行っていた学童、多くの学童が協力していただきましたが、各学童に対する金額は同額と考えてよろしいんでしょうか、もう一度、改めて質問させていただきます。 以上3点、もう一度よろしくお願いします。
○議長(
東川勇夫君) 植田
産業振興部長。 (植田亮一君登壇)
◎
産業振興部長(植田亮一君) さきモグチケットで完売したお店に改めて配布するルールですけれども、このルールにつきましては、現在はまだ設けておりません。今後、検討して定めていきたいと思います。 それと、県の補助ですけれども、1回目の 5,000枚を配布した後に、県のほうが、市が発行するクーポン券等のプレミアム分の2分の1を補助すると発表がございました。県に確認しましたところ、改めて同じような事業をすれば以前の分も対象となるという返事をいただいております。ということは、今回1万枚発行いたしますので、前回の 5,000枚も対象となり、今回の 5,000枚分については前回の分を上乗せするという形で10分の10、すなわち 1,000円丸々県の補助があります。残りの 5,000枚については 1,000円の2分の1、 500円の補助があると確認をしております。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 奥村
教育部長。 (奥村雅彦君登壇)
◎
教育部長(奥村雅彦君) 村田議員の小学校給食、あすなろの調理の委託部分についての追加の費用があるのかという御質問でございます。 調理の部分につきましては、もちろん年間で委託をしております。ちょうど小学校分4日分でございますが、この部分についての追加の費用というのは発生しておりません。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 富田
福祉健康づくり部長。 (富田 豊君登壇)
◎
福祉健康づくり部長(富田豊君) 5番村田議員の学童保育所に関する再度の御質問にお答えをいたします。 学童保育所の運営の補助につきましては、小学校の休業中の運営に関する補助でございますが、この休業中に学童保育所が開所している日数に応じての補助金になっております。よって、開所している日数が若干差異がございますので、学童保育所で全く均一という額ではありません。学童保育所開所日数に応じての補助金ということで御理解を賜りたいと思います。 以上でございます。
○議長(
東川勇夫君) 5番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆5番(村田俊太郎君) 御答弁ありがとうございました。 さきモグチケットにつきましては、完売した店舗に対する配布のルールはまだ設けていないということですが、しっかりと設けていただきながら公平公正に配布していただけるようによろしくお願いいたします。 また、県の補助につきましても、2分の1補助していただけるということで、大いに活用していただきながら運営していただければと、そのように願うところでございます。 給食費につきましては、あすなろに対する委託金は年間で委託をしているということで、8月分は発生しないという御答弁でございました。3月、4月、臨時休校で仕事がなく、休業されていたパートの女性からもいろいろと御要望、御意見をいただきまして、しっかりと休業補償していただきたいという声も届いておりますので、年間委託料で賄っていただけるように、これも強く要望しておきます。 最後に、学童保育、放課後児童クラブの運営補助金につきましては、小学校が臨時休校の間に学童を開所していただいたその日数に応じて運営補助金を払うということでございますので、子供たちの安全のために普通の時間以上に開所していただいていた学童の皆様方にはしっかりと補助していただきながら、これからも学童と学校が連携して、子供たちの安心・安全な学校生活に寄与していただきたいと、そういうように強く願って質問を終わります。
○議長(
東川勇夫君) ほかに御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御異議なしと認めます。 よってこれより採決に入ります。 議案第42号 令和2年度
大和郡山市
一般会計補正予算(第5号)について、原案どおり決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御異議なしと認めます。 よって議案第42号は原案どおり可決されました。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) 日程第3
意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う
県営水道料金の引き下げを求める
意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、
提出者の説明を求めます。 4番 尾口五三君。 (尾口五三君登壇)
◆4番(尾口五三君)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う
県営水道料金の引き下げを求める
意見書(案)の
提案理由を説明させていただきます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は市民の命と健康を危険にさらし、事業の継続に深刻な打撃を与え、雇用や生活にも大きな影響を与えています。緊急事態宣言は解除されたものの、引き続き感染拡大を防ぎ、市民生活を支える万全の取り組みが必要とされています。 そのような状況下において、市民生活や事業活動を支援するとともに、感染予防のための積極的な手洗い実施の励行などを目的として、
水道料金の減免に取り組む自治体が増えています。
水道料金の引き下げは、自治体が実行できる固定経費の負担軽減策として歓迎される声も多く、その促進が求められています。 よって、県におかれては、県営水道における自治体負担を軽減することにより、県下各自治体における
水道料金の
減免措置をさらに促進するため、水道用水を供給している各自治体からの徴収料金を引き下げる緊急の措置を講じられるよう求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。 提出先は、奈良県知事です。
議員各位の御賛同をお願いして、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
東川勇夫君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。
意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う
県営水道料金の引き下げを求める
意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって
意見書案第3号は原案どおり可決されました。 本
意見書を直ちに関係行政庁へ送付いたします。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) 日程第4
意見書案第4号
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、
提出者の説明を求めます。 12番 上田健二君。 (上田健二君登壇)
◆12番(上田健二君) 早速、
意見書を読み上げまして、
提案理由とさせていただきます。
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書(案) 2019年の地域別
最低賃金は、最も高い東京で時給 1,013円、奈良県では時給 837円、最も低い15県では時給 790円に過ぎず、フルタイムで働いても年収は 150万円~ 200万円程度にしかならない。
最低賃金法第9条では、地域別
最低賃金は、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払能力を考慮して定められなければならないとされ、労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう、生活保護に係る施策との整合性に配慮するとされているが、現在のような
最低賃金では、憲法にも保障される「健康で文化的な最低限度の生活」を確保することはできない。 また、地域別
最低賃金は、例えば奈良県と大阪府とでは時給で 127円、東京とでは 176円もの格差があり、同じ仕事をしても得られる賃金に地域格差が生じているが、全労連が実施した調査によると、健康で文化的な生活をする上で必要な生計費に地域による格差は認められず、若者1人が自立して生活する上で必要な生計費は全国どこでも月22万~24万円の収入が必要との結果が出ている。地域格差は若い労働者の都市部への流出を招き、地域の労働力不足を招いている。 世界各国の制度と比較すると、日本の
最低賃金は先進国の中で最低水準である。多くの国では、政府が率先して必要な
中小企業支援策を実施し、公正取引ルールを整備して、
最低賃金の引き上げを支えている。日本でも、中小企業への具体的な使いやすい支援策を拡充しながら、
最低賃金を大きく引き上げることが必要である。 よって、国においては、
最低賃金法にも規定されているように、労働条件の改善を図り、労働者の生活の安定と労働力の質的向上を目指すとともに、国民経済の健全な発展に寄与するため、下記の事項に取り組まれることを強く求める。 記 1.労働者の生活を支えるため、
最低賃金の抜本的な引き上げを行うこと。 2.「全国一律
最低賃金制度」を実施すること。 3.
最低賃金の引き上げを円滑にするため、中小企業への支援策を拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出いたします。 提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣です。
皆さんの御賛同をどうかよろしくお願いいたします。
○議長(
東川勇夫君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東川勇夫君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。
意見書案第4号
最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
東川勇夫君) 挙手少数であります。 よって
意見書案第4号は否決されました。 ───────────────────────────────────
○議長(
東川勇夫君) 以上で、今期
定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
議員各位には連日慎重に御審議願い、御苦労さまでした。これにて閉会いたしたいと存じます。 市長より閉会の挨拶がございます。 上田市長。 (上田 清君登壇)
◎市長(上田清君) 去る6月11日から本日まで14日間にわたりまして開催をいたしました令和2年第2回
大和郡山市議会
定例会は、本日をもちまして全ての日程が終了することになりました。この間、本会議並びに各
委員会におきまして慎重なる御審議をいただき、提案申し上げました全ての案件について、それぞれ御議決と御認定を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。本議会で御審議いただきましたことに十分留意をしながら、今後の市政運営に努めてまいりたいと存じます。 なお、国による感染症対応地方創生臨時交付金の第2次補正予算分の限度額ですが、今週初めに、本市については家賃支援を含む事業継続や雇用維持等への対応分と、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化等への対応分、合わせて総額6億 3,700万円という内示をいただきました。予算化に当たっては、今回、特に具体的な条件、制限等の変更もあるようですので、その詳細については現在詰めているところですが、幅広い角度からより効果的な施策を目指し、アイデアを結集したいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 それから、もう一点、
水道事業について、今回、承認いただいた議案は法的に許されるぎりぎりの範囲での判断によるものでありますが、今後の議論に大変大きなインパクトを与えるものであり、市民の財産を守るという立場でこれからも努力をしてまいりますので、御理解、御協力をいただきますようにお願いを申し上げます。 議員の皆様方には、なお一層の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げ、令和2年第2回
大和郡山市議会
定例会の閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
東川勇夫君) これをもって令和2年第2回
大和郡山市議会
定例会を閉会いたします。 午前11時14分 閉会地方自治法第123条第2項及び会議規則第81条の規定により署名する。
大和郡山市議会 議 長 東 川 勇 夫(印) 副 議 長 堀 川 力(印) 署名議員 福 田 浩 実(印) 署名議員 冨 野 孝 之(印)...