平成29年 9月 定例会(第3回) ◯平成29年第3回
大和郡山市議会定例会会議録(第4号) ─────────────────────────────────── 平成29年9月21日 (木曜日) 午前10時 開議 ───────────────────────────────────議 事 日 程 日程第1 選挙第2号 奈良県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について 日程第2 議案第28号から議案第32号までの5議案に対する各
委員長報告について (質疑、討論、評決) 日程第3 議認第1号から議認第9号までの9議案に対する
決算特別委員長報告について (質疑、討論、評決) 日程第4 選任第1号
任期満了に伴う
常任委員会委員の選任について 日程第5 選任第2号
任期満了に伴う
議会運営委員会委員の選任について 日程第6
常任委員会の閉会中における
継続調査について 日程第7
意見書案第6号
受動喫煙防止対策を進めるために
健康増進法の改正を求める意見書 (案)について 日程第8
意見書案第7号 子ども・障がい者等の
医療費窓口無料化を求める意見書(案)につ いて (日程第7
意見書案第6号及び日程第8
意見書案第7号については即決) ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 決議案第2号
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における 謝罪を求める決議(案) 日程第2 決議案第3号
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝 罪を求める決議(案) 日程第3 選挙第2号 奈良県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について 日程第4 議案第28号から議案第32号までの5議案に対する各
委員長報告について (質疑、討論、表決) 日程第5 議認第1号から議認第9号までの9議案に対する
決算特別委員長報告について (質疑、討論、表決) 日程第6
常任委員会の閉会中における
継続調査について 日程第7
意見書案第6号
受動喫煙防止対策を進めるために
健康増進法の改正を求める意見書 (案)について 日程第8
意見書案第7号 子ども・障がい者等の
医療費窓口無料化を求める意見書(案)につ いて ─────────────────────────────────── 出 席 議 員(21名) 1番 東 川 勇 夫 君 2番 西 村 千鶴子 君 3番 林 浩 史 君 4番 尾 口 五 三 君 5番 北 野 伊津子 君 6番 村 田 俊太郎 君 7番 福 田 浩 実 君 8番 出 口 真 一 君 9番 吉 川 幸 喜 君 10番 金 銅 成 悟 君 11番 堀 川 力 君 12番 徳 野 衆 君 13番 上 田 健 二 君 14番 田 村 俊 君 15番 北 尾 百合子 君 16番 丸 谷 利 一 君 18番 西 川 貴 雄 君 19番 乾 充 徳 君 20番 遊 田 直 秋 君 21番 池 田 篤 美 君 22番 大 垣 良 夫 君 ─────────────────────────────────── 欠 席 議 員(なし) ─────────────────────────────────── 説明のため出席した者 市 長 上 田 清 君 副 市 長 吉 村 安 伸 君 教 育 長 谷 垣 康 君
総務部長 西 尾 卓 哉 君
市民生活部長 猪 岡 寛 行 君
福祉健康づくり部長 上 田 亮 君
産業振興部長 水 本 裕 丈 君
都市建設部長 北 森 正 一 君
上下水道部長 山 田 弥壽次 君
教育部長 中 尾 誠 人 君 財政課長 富 田 豊 君 ───────────────────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 浅 田 友 昭
事務局次長 熊 木 俊 行 議 事 係 岡 向 修 治 ─────────────────────────────────── 午前10時 開議
○議長(
遊田直秋君) これより本日の会議を開きます。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) ただいまの
出席議員数は21名であります。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君)
議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。 7番
福田議会運営委員会委員長。 (
福田浩実君登壇)
◆
議会運営委員会委員長(
福田浩実君) おはようございます。 ただいまから
議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 本日は、日程第1で奈良県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。次に、日程第2で議案第28号から議案第32号までの5議案に対する各
委員長報告について質疑、討論、表決を行います。続いて、日程第3で議認第1号から議認第9号までの9議案に対する
決算特別委員長報告について質疑、討論、表決を行います。次に、
任期満了に伴う
常任委員会委員の選任及び
任期満了に伴う
議会運営委員会委員の選任とあわせて、議長、
監査委員を含めて全ての
役員改選を行うため、日程第3が終わりましたら休憩をお願いいたします。続いて、日程第6で
常任委員会の閉会中における
継続調査についてを諮ります。次に、日程第7及び日程第8の
意見書案2件につきましては即決でお願いします。 以上が本日の日程でございます。
議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。(10番
金銅議員「議長、緊急動議」と呼ぶ)
○議長(
遊田直秋君) はい、10番
金銅成悟君。 この際、暫時休憩いたします。 午前10時2分 休憩 (
議長交代) 午前11時 再開
○副議長(
吉川幸喜君) 議長を交代いたしました。 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開かれました
議会運営委員会の結果について、委員長より報告を求めます。 7番
福田議会運営委員会委員長。 (
福田浩実君登壇)
◆
議会運営委員会委員長(
福田浩実君) 休憩中に開催されました
議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)及び
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)がそれぞれ提出されましたので、日程に追加し、御審議をお願いいたしまして、報告を終わります。 ───────────────────────────────────
○副議長(
吉川幸喜君) ただいま
金銅成悟君外7名から、
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)が提出されました。 お諮りいたします。 この際、決議案を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○副議長(
吉川幸喜君) 御異議がありますので、挙手により採決いたします。 この際、
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)を日程に追加することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○副議長(
吉川幸喜君) 挙手多数であります。 よってこの際、
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)を日程に追加することに決しました。 ───────────────────────────────────
○副議長(
吉川幸喜君) 日程第1 決議案第2号
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)を議題といたします。 20番
遊田直秋君の除斥を求めます。 (
遊田直秋君退場)
○副議長(
吉川幸喜君) 提出者の説明を求めます。 10番
金銅成悟君。 (
金銅成悟君登壇)
◆10番(
金銅成悟君)
会議規則第14条の規定により、
東川議員の名誉を傷つけた
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議書を提出いたしましたところ、早速日程に追加いただきましてありがとうございます。それでは、決議案を朗読します。
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案) 議長
遊田直秋君は、8月31日の
議会運営委員会において、
東川議員に対して、
東川議員が議長当時の
臨時議会を
地方自治法に則り正常に
議会運営をされているのに、
臨時議会を流したと事実と異なる発言をした。 まず、当時の5月
臨時議会は、日程は2日であるが、1日は予備日となっていた。
役員改選は、議長の改選も
大和郡山市議会では1年としているが、まだ、議長の任期は切れておらず、
常任委員も任期は1年であり、その任期も切れていないから
役員改選は行わず、
役員改選は、6月議会で行うことに全議員から承諾をされ、上田市長から上程された
専決処分報告及び議案をすべて審議し原案承認して、議会を閉会することに対して誰の反対もなく閉会されたのである。 それなのに、議長
遊田直秋君は、
東川議員は
役員改選もせずに議会を流したと嘘の発言をされた。 嘘を平気で言っては自分を保身して正義面をされ、正当に
議会運営をされている
東川議員には、嘘、偽りを並べて悪者に仕立て上げるということは、断じて許すことは出来ない。
東川議員の名誉を著しく傷つけたことは誠にもって許しがたいことであり、議長
遊田直秋君には下記の文章を本会議場において朗読をもって謝罪することを求めます。 記 私、遊田は、
東川議員の議長当時に正常に
議会運営をされているのに、
役員改選もせずに議会を流したと公の場で大きな嘘をつき、
東川議員の名誉を著しく傷つけたことを深くお詫び申し上げます。 本当に申し訳ございませんでした。 以上、決議する。
議員各位の御賛同をお願いしまして、決議案の理由の説明を終わります。
○副議長(
吉川幸喜君) これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
吉川幸喜君) 別にないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 11番
堀川議員。 (堀川 力君登壇)
◆11番(堀川力君) ただいま
金銅議員が提出者となり、
賛成者外7名の議員の方から提出をされました
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。 この内容に関して、
先ほど提出者である10番の
金銅議員のほうから、朗読をもって決議案の説明がなされたところでございます。 この
東川議員が議長に就任をしていただいたのは、直近でありますと平成25年の臨時会にて議長に就任をされて、今、
遊田直秋君がうそ、偽りを述べたという、このおっしゃっておられるのが平成26年の臨時会についてであります。私もこの当時、よくこのことを覚えております。
大変役員改選をしようと
東川議長初め努力をしていただきましたが、
役員改選が進まず、しかしながら、議員として、どうしても
専決処分報告及び議案を審議しなければならないという強いその当時の
東川議長の思いのもとに、ほかの議員の方の御賛同をいただいて、無事に
専決処分報告及び議案を全て審議して、原案承認して、議会を閉会したことを私も覚えております。当然、
先ほど朗読にもありましたように、この当時、議長の任期、また
議会運営委員会並びに
常任委員会の任期は切れてはおりませんでした。 そして、6月議会、
東川議長が約束をされたとおり、全ての
役員改選を行い、無事に議事を進められたといった経緯があるわけでございます。先般も否決はされましたが、議長
遊田直秋君に対する
議長在職を求める動議ということで、同会派の議員の方が提出をされておられますが、その決議の中に、「議場の秩序を保持して、議事を円滑に運営するために、まことに適正かつ公平にその職責を果たしている」といったような文面がございました。それに対して、私も質疑をさせていただいたわけでありますが、本当に議長の適正な
議会運営というのは、議事をしっかりと進めて、
議会運営の円滑なる進行をした上で、大事な大事なこの議案をしっかりと我々が
二元代表制にのっとって審議をして、閉会をすると。まさにその当時の
東川議長は、まさに議長にふさわしい、議事を円滑に運営され、適正に、公平にまたその職責を果たされたものであるというふうに私は考えております。 提出者の
金銅議員がおっしゃるべく、まことにもって許しがたい、大きな大きなうそをつかれる
遊田直秋君に対して、提出者の思いと賛同した上で、真実を伝えなければならない議員として恥ずべき行為であるということを議長の
遊田直秋君には実感をしていただきたいという思いも込めて、大いに賛成をさせていただきます。 以上で賛成討論を終わります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○副議長(
吉川幸喜君) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
吉川幸喜君) 別にないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 決議案第2号
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○副議長(
吉川幸喜君) 挙手多数であります。 よって決議案第2号は可決されました。
遊田直秋君の除斥を解きます。 (
遊田直秋君入場)
○副議長(
吉川幸喜君) ただいま
東川議員の名誉を傷つけた議長
遊田直秋君に対し、本会議における謝罪を求める決議が可決されました。
遊田直秋君に謝罪文の朗読を求めます。 20番
遊田直秋君。(20番
遊田議員「そっち行ってか。こんなもん、謝罪文を何ぼ言うてもな、事実と反するやつやからな、そんなもん謝罪みたいなこと、できることない」と呼ぶ) 謝罪文を読まれるかどうかです。(20番
遊田議員「読まない。読めるわけがない」と呼ぶ)(「いやいや、決まったから、読ませてください」「それぐらいの拘束力あるのか。あるんやったら」と呼ぶ者あり)いや、決まったことなので、読まれるか、読まれないかです。(20番
遊田議員「読まない」と呼ぶ)(「はよ読みいな」と呼ぶ者あり)(20番
遊田議員「あかんかったらあかんようにしたらええやん。読まへん。読むことあらへん。議会で決まったら何でもええのやったらな、やったらええねや。数の暴力でやったらええねや。名誉ちゅうようなもんはな、こんなとこで言うことちゃうがな。警察へ言うなりな、ちゃんと名誉棄損でやったらええのや」と呼ぶ)いや、議会で決まったことは議会で。(20番
遊田議員「おう、議会でやろ。そやから、決まったら、もう議会やから、そんなことは絶対に違うから、読まれないと言ってるねん」と呼ぶ)(「議長、問答せんでええやろ、もう。謝罪しなさい」と呼ぶ者あり)(20番
遊田議員「謝罪もすることないがな」と呼ぶ)決まったことに対して、ここで朗読をお願いしたいと思います。(20番
遊田議員「お願いしてもあかんねん。誰が言うてもあかんねん。僕の名誉にかかわっとるやん」と呼ぶ)(「はよせえて」「議長、
法的拘束力あんのか」「あんねやったらしてこいよ。
法的拘束力あんねやったらしてこいよ」と呼ぶ者あり)いえいえ。(「強制力ないぞ」と呼ぶ者あり)静かにしてください。 議会で決まったことを守っていただきたいということです。(「議事進めて」と呼ぶ者あり)いや、進めるというか、決まったことをお願いしたいということで、進めようとしているんですけれども。(20番
遊田議員「不信任でもな、議長の不信任、3回も5回もかけてるやろ。それでも議長やめんでええやろ。それと一緒やん。過半数が狂うたら、何もないということになっとんねん」と呼ぶ)(「議長、休憩中ちゃうのに勝手にしゃべらしたらあきませんやん」「
議事進行」「
議事進行しとるやん」と呼ぶ者あり) 決議されましたので、朗読をお願いします。(「本人、拒否してるのに」と呼ぶ者あり)静かに。 このまま従ってもらわないと、前に進まないんですけど。(20番
遊田議員「進まんといたらええやん。しかし人間やからな、自分の信念をかけてな……」と呼ぶ)個々に自席から話さないように。話されるんであれば登壇して。登壇して、決まったことにおいて話されるのであれば、登壇して話してください。 決議で決まりましたので、朗読をお願いします。(「数の横暴はあかんで」「ルールにのっとってやってるのに何を言うとんねん」「議長、休憩」「何の休憩や」「何の休憩って、これが決着つかへんから休憩や。そやから、ずっとこのままいとけや。そやから休憩やと言うてるわけや。休憩して……」と呼ぶ者あり)自席で話さないようにお願いします。(20番
遊田議員「何」と呼ぶ)自席では話さないように。(20番
遊田議員「自席で話さないように、何ぼでもそっちへ行くねんで」と呼ぶ)決まった文章を読んでいただくのであれば。(20番
遊田議員「文章を読むだけでしかそこに行かれへん。そやから自席で言うてるのや。そっちに行く場合は、その文章を読む以外はあかんのやろ」と呼ぶ)はい。決まったことに関して、壇上でお願いします。 (「そやからな、これどうしても決着つかへんからな」と呼ぶ者あり)自席では話さないように。うるさい。(「注意して言うこと聞かへんのやったら、退場させや」「ルールにのっとってやって、決まったことは守っていかな。それが議会や。決まったことも守らへんかったら、何の議会や」と呼ぶ者あり)(1番
東川議員「議長、動議」と呼ぶ) 1番
東川議員、どういう動議ですか。
◆1番(
東川勇夫君) あのね、議会というのは基本中の基本で、決まったことは守っていかんなんねんけれども、恐らく謝罪されないと思います。この空間、時間、大変貴重な時間、やっぱり空転するいうのもおかしいから、
福田委員長が
委員長報告でされたように、日程どおり進めていただきたい。お願いします。もうこれ、同じやと思います。だから、それを動議にします。
○副議長(
吉川幸喜君) ただいまの東川君の動議について、賛成者はありますか。(「賛成」と呼ぶ者あり) ただいま1番東川君から動議があり、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 ───────────────────────────────────
○副議長(
吉川幸喜君) よって本動議を直ちに議題とし、採決をいたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
吉川幸喜君) 御異議なしと認めます。 よって
議事進行の動議は可決されました。 議長を交代いたします。 (
議長交代)
○議長(
遊田直秋君) 議長を交代いたしました。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) ただいま
東川勇夫君外7名から、
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)が提出されました。 お諮りいたします。 この際、本決議案を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よってこの際、
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第2 決議案第3号
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)を議題といたします。 14番田村俊君の除斥を求めます。 (田村 俊君退場)
○議長(
遊田直秋君) 提出者の説明を求めます。 1番
東川勇夫君。 (
東川勇夫君登壇)
◆1番(
東川勇夫君)
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議場における謝罪を求める決議(案)を
会議規則第14条の規定により提出いたしましたところ、早速日程に取り上げていただきありがとうございます。 それでは、提案理由の説明をさせていただきます。 議会は、市民の代表の議員の集会であり、一つの問題の可否を決する大事な場所であるから、議場での規律を守るということは非常に重要な問題であります。議場での秩序を乱してはいけない。議場及び委員会で無礼な言葉を使い、他人の名誉を傷つけてはいけない等、議場内部の規律を保ち、秩序を保持するために、
地方自治法には当たり前のことがうたわれてあるのであります。 だから、動議を提出しながら答弁をしない、その上、虚偽の発言で
堀川議員の名誉を著しく傷つけた
田村議員をそれでいいと許すことはできないのであります。悪いことは悪いと言い、
郡山市議会の秩序を守っていかなくては、何でもありの
郡山市議会になっていくと考えます。そこで、この決議案を提出させていただきました。 それでは、朗読をもって、決議案の説明にかえさせていただきます。 9月6日の本会議において、「議長
遊田直秋君に対する
議長在職を求める決議を付した動議について」の審議の際、副議長や
議会運営委員会の正副委員長が遊田議長に
役員改選を行い議案審議をしてほしいと何度も求めたが、遊田議長はそれに応じず、議案なんか流したら良いと言った旨の報告を聞いて
堀川議員が、遊田議長は何をどのように公正、公平な
議会運営を行っているのかと提案者である議員 田村俊君に質疑したのに対し、議員 田村俊君は適正な答弁を行わずに、「議案を流したら良いとか、そういう考え方を述べられたのは、先ほど私に説明を、あるいは質問をされた
堀川議員でございます。」と全く事実無根の虚偽の発言を行い、
堀川議員の名誉を著しく傷つけた。 その後、同日の
議会運営委員会で、この事実に反する発言に対して謝罪を求める委員からの発言があったにもかかわらず、未だに議員 田村俊君からの謝罪はない。 このように、事実無根の発言を本会議場で堂々と行い、市民の負託を受けた議員の名誉を著しく傷つけた議員 田村俊君を断じて見過ごすことはできない。 よって、議員 田村俊君に対し、下記の文章を本会議場において朗読をもって謝罪することを求めます。 記 私、田村は、議会を流したら良いと本当に発言したのは遊田議長であるのに、
堀川議員であると公の場で大きな嘘をつき、
堀川議員の名誉を著しく傷つけたことを深くお詫び申し上げます。 このたびの私の行為は、厳格な倫理観を求められる市議会議員としてあってはならない行為であり、大いに反省をいたしますとともに、今後このようなことを二度と起こさないよう、精進してまいりたいと存じます。 本当に申し訳ございませんでした。 以上、決議する。 という決議案でございます。
議員各位の御賛同よろしくお願いいたします。 いけないことはいけないというんですから、全会一致だと私は思っておりますが、やはり正しいことは正しい、いけないことはいけないというのは基本中の基本です。よろしくお願いいたしまして、私の提案説明を終わります。 以上です。
○議長(
遊田直秋君) これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 決議案第3号
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝罪を求める決議(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって決議案第3号は可決されました。 田村俊君の除斥を解きます。 (田村 俊君入場)
○議長(
遊田直秋君) ただいま
堀川議員の名誉を傷つけた議員 田村俊君に対し、本会議における謝罪を求める決議が可決されました。 田村 俊君に謝罪文の朗読を求めます。 14番 田村 俊君。(14番
田村議員「不明瞭であるので、謝罪いたしません」と呼ぶ)はい。(「議長が指名したんでしょう。早く謝罪させてください」と呼ぶ者あり)田村 俊君、謝罪、どうですか。(14番
田村議員「しません。理由が不明瞭でございます」と呼ぶ)(「議長が指名してはんねんで、議長が。何を言ってるの」「遊田議長が指名しはってんで、あなたを。忘れたらあかんで」「聞こえてるんやろ。遊田議長が指名しはってんで。僕らが指名してるのちゃうで。勘違いしたらあかんよ。動議成立してね、遊田議長があなたを指名されたんですわ。議長が指名された。遊田議長が指名しはってんで」と呼ぶ者あり)(1番
東川議員「議長、動議」と呼ぶ) 1番
東川勇夫君。
◆1番(
東川勇夫君) 議長が指名してもこんな現状ですわ。これが郡山議会って恥ずかしい話やけど、というて、これ、本当に時間無駄にしても何やから。先ほどと同じように、福田
議会運営委員長が日程を報告されたように、そのとおり
議事進行していただきたいと思います。
○議長(
遊田直秋君) ただいまの
東川勇夫君の動議について、賛成者はありますか。(「賛成」と呼ぶ者あり) ただいま
東川勇夫君から
議事進行の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 よって本動議を直ちに議題とし、採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よって
東川勇夫君からの動議に対しては可決になりました。 以下、日程を繰り下げいたします。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第3 選挙第2号 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 この選挙は、奈良県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長から選挙の実施依頼があったものでありますが、広域連合規約第8条の規定により、関係市議会の選挙における得票総数により当選人が決定されることとなっておりますので、
会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行わないこととなります。 お諮りいたします。 選挙結果の報告については、
会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よって選挙結果の報告については、
会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決しました。 これより投票を行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
遊田直秋君) ただいまの
出席議員数は21名であります。 投票用紙を配付いたさせます。 (投票用紙配付)
○議長(
遊田直秋君) 大垣議員、体調の都合で、立つのがちょっとあれですので、自席で投票していただきたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) それでは、大垣議員、自席で投票お願いします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
遊田直秋君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。 お手元に配付いたしました候補者名簿をもとに、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号順に1番より順次投票願います。 (投票)
○議長(
遊田直秋君) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
遊田直秋君) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に5番 北野伊津子君、19番 乾 充徳君を指名いたします。 両君の立ち会いをお願いします。 (開票)
○議長(
遊田直秋君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 21票 これは先ほどの
出席議員数に符合いたしております。 そのうち、 有効投票 21票 無効投票 0票 有効投票中 北 良晃君 17票 白川健太郎君 4票 以上のとおりであります。 ただいまの選挙の結果を奈良県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午前11時43分 休憩 午後1時 再開
○議長(
遊田直秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第4 議案第28号から議案第32号までの5議案を一括議題といたします。 本件に関し、各委員長の報告を求めます。 11番 堀川総務
常任委員長。 (堀川 力君登壇)
◆総務
常任委員長(堀川力君) ただいまから総務
常任委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 委員会は、去る9月12日午前10時から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決したところでございます。 議案第31号 平成29年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、財政調整基金の残高はに対し、平成28年度末で23億 1,366万 4,622円です。今回の補正予算による繰り入れ後の繰入金総額10億 8,731万 4,000円を差し引くと、12億 2,635万 622円となりますとの答弁がありました。 また、今後補正を行わなければ、この残高が決算額になるのかに対し、業務を執行した後、繰入金の全てを繰り入れれば、この額が決算額になりますが、近年の執行状況から考えますと、繰入金を全て最終的に繰り入れることは余りありませんので、この金額以上の残高になると推測しておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
遊田直秋君) 3番 林産業厚生
常任委員長。 (林 浩史君登壇)
◆産業厚生
常任委員長(林浩史君) ただいまから産業厚生
常任委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 委員会は、去る9月7日午前10時から開会をし、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。 議案第31号 平成29年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、マイナンバーカードの記載事項の充実について詳細はに対し、日本1億総活躍プランの閣議決定に基づき、女性活躍加速のための重点方針が示され、旧姓併記に対応した住民システムの改修がうたわれているものですとの答弁がありました。 また、既にマイナンバーカードを取得している人への対応はに対し、カードへの記載事項の変更ということで、無料で書きかえの対応をする予定ですとの答弁がありました。 次に、最終処分場施設整備業務の詳細はに対し、すり鉢状になった側面の部分について、遮水シートが劣化しているため、補修したいと考えていますとの答弁がありました。 続いて、武道場において、アーチェリーの矢が場外に飛び出す事例があったとのことだが、被害はなかったのか、また、現在の対応はに対し、矢が近隣に飛び出しましたが、幸い事故はありませんでした。現在は使用を休止しておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
遊田直秋君) 21番 池田教育福祉
常任委員長。 (池田篤美君登壇)
◆教育福祉
常任委員長(池田篤美君) ただいまから教育福祉
常任委員会の審査の経過と結果につきまして御報告申し上げます。 委員会は、去る9月8日午前10時から開会し、本委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第29号 大和郡山市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑につきましては、主任介護支援専門員の研修はどこで行われているのか、また、更新漏れを防ぐための案内などは行うのかに対し、研修は奈良県が主催して実施されています。個々の主任介護支援専門員の更新時期につきましては、各事業所が把握しておりますとの答弁があり、委員からは更新漏れを防ぐために個別に案内を出すなどしていただきたいとの要望がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第31号 平成29年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑につきましては、就学援助費における新入学学用品の購入経費を入学前に前倒しで支給するに当たり、支給後の転出や転校への対応はに対し、申請を受ける際に、支給後入学までに転出された場合には返還していただく旨を記載しようと考えています。また、入学後に転出し、転校された方には返還を求めず、転出先で二重に支給されることがないように、市町村間で情報を共有していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 次に、大和郡山城ホールのじゅうたんの張りかえについて、随意契約するに当たって、契約価格が適正であるかどうかの確認は、また、費用の寄附者が指定した業者と契約することについては問題ないのかに対し、DMG森精機株式会社から、費用の半額を寄附していただくに当たり、改修の実施期限、発注業者についての申し出がありました。 価格についてはDMG森精機株式会社も寄附を行う側として業者と交渉しており、市としても工事の設計を行っており、適正な価格で契約したいと考えておりますとの答弁がありました。 また、張りかえ工事によって公演が中止されることなどはないのかに対し、大ホール、小ホールについては、今年度に予定していた舞台設備改修のための工期を利用して実施し、レセプションホールについては、連続してあいている期間がありましたので、その期間を利用して実施するものですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 続いて、議案第32号 平成29年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑につきましては、在宅医療・介護連携相談窓口の設置場所、人員の配置は、また対象者はに対し、市医師会事務局の訪問看護ステーション内に設置し、医療知識、介護支援専門員の資格、訪問看護の経験を有する人材を相談員として医師会にお願いしているところです。地域の医療、介護、地域包括支援センターの関係者を対象に、介護と医療の連携のための専門的な相談を受ける窓口になりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
遊田直秋君) 16番 丸谷建設水道
常任委員長。 (丸谷利一君登壇)
◆建設水道
常任委員長(丸谷利一君) ただいまから建設水道
常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る9月11日午前10時から開会し、本委員会に付託されました2議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第28号 大和郡山市営住宅条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、条例の条ずれの原因となった規則等の改正の内容は、また、本市への影響はに対し、公営住宅法施行令において、公営住宅の明け渡しの請求に係る収入の基準を条例で定めることができることとされましたが、本市では国の基準と同じ基準としており、今までと変更はありません。また、公営住宅法施行規則において、認知症である者等の収入申告義務を免除し、事業主体が調査し、把握することができることとされましたが、本市においては、認知症である者等が単独で入居している事例がないため、規定を設けておりませんとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第30号 市道路線の認定について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
遊田直秋君) 10番 金銅市庁舎建設推進特別委員長。 (
金銅成悟君登壇)
◆市庁舎建設推進特別委員長(
金銅成悟君) ただいまから市庁舎建設推進特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る9月12日午後1時30分より開会し、市庁舎の建てかえについて及び本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。 まず、前回の委員会において、理事者から報告のあった市庁舎建設基本計画策定業務の事業者選定について、「新庁舎検討職員ワーキングチーム」による新庁舎の建設に向けた提案について、新庁舎建設に関する市民アンケートについて、新庁舎建設工事スケジュール及び来庁者用仮設駐車場の整備について質疑を行いました。 その主なものは、「新庁舎検討職員ワーキングチーム」による新庁舎の建設に向けた提案はどのように反映していくのかに対し、内容によって、基本計画または基本設計に参考意見として反映していこうと考えておりますとの答弁がありました。 また、議会棟については、理事者からの提案を受けて、本委員会で十分な日数の議論を行うこととしました。 次に、新庁舎の建設場所について、会派で検討してもらうこととしていましたので、意見を聞きました。 その主な意見については、これまで準備が進められており、スケジュールも具体的になってきていること、以前の委員会での質疑において、他の候補地はないとの理事者からの答弁があったこと、地方財政措置が時限措置であることなどメリットが大きいと考えられることなどから、現庁舎の位置でよいのではないかとの意見が複数の会派からあり、一方で、県との包括協定の中に庁舎が含まれているのだから、県ともっと打ち合わせて場所を決めるべきであり、場所については再検討すべきであるとの意見もありました。 以上の意見を踏まえて、本委員会として、建設場所は現庁舎の場所と決定しました。ただし、委員長として包括協定との兼ね合い、駅舎の移動については、別の観点から総合的に本委員会で検討していくこととしました。 続いて、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。 議案第31号 平成29年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について、理事者から説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、市役所南東の緑地を仮設駐車場にするに当たり、しだれ桜などは伐採するのかに対し、しだれ桜などのうち、元気なものについては移植し、最終的には戻したいと考えています。移植先は平成30年から使わなくなる矢田幼稚園の敷地と考えていますとの答弁がありました。 また、中央公民館側の駐車場を利用した場合、市役所まで道路を横断することになるが、利用者の安全性の確保はに対し、信号のある交差点の横断歩道を渡っていただくことになりますとの答弁があり、委員からは、人員の配置など、費用をかけてでも利用者の安全第一で進めていただきたいとの要望がありました。 以上で質疑を終了し、続いて討論に入り、1委員より反対討論が、1委員より賛成討論がそれぞれあり、挙手採決の結果、賛成多数で原案承認と決しました。 以上が市庁舎建設推進特別委員会の審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして報告を終わります。
○議長(
遊田直秋君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。 16番 丸谷利一君。 (丸谷利一君登壇)
◆16番(丸谷利一君) 私は議案第31号 平成29年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場から討論をいたします。 本補正予算は1億 3,501万 7,000円を増額補正するものでございます。その内容は、戸籍や衛生関係、さらにはやまと郡山城ホールのメンテナンス費用などの補正は、それぞれの必要性は認め、これは賛成しなければならない、このように思っておるわけでございますけれども、しかし、財産管理費、つまりこの庁舎のそういう測量設計の 697万 9,000円の補正には強く反対するものでございます。 本補正予算の採決は、これらの補正予算を一括して行われるため、やむを得ず反対するものであります。その内容は、私は市庁舎建設推進特別委員会でも再三再四にわたって現庁舎跡での新庁舎の建設は、平成26年11月に締結した、近鉄郡山駅周辺のまちづくりについて奈良県と本市が締結した包括協定において、庁舎や三の丸会館が包括協定のゾーン内に入っているにもかかわらず、それを無視して、本市が勝手に庁舎建設場所について現庁舎跡とすることは、今後の包括協定の推進に、奈良県との間の信頼関係を失わせ、重大な禍根を残すことになると私は警鐘を鳴らしてきました。 庁舎建設場所は、包括協定に基づき、県知事と明確な協議と連携のもとで、郡山全体のまちづくりや観光行政、リニア新幹線の誘致場所、国や県との公的場所などを検討することも大事ですし、観光ホテルなどの誘致場所との関連の中で、総合的に考えるべきでありまして、唐突に結論を出すべきではない、このように私は市庁舎建設推進特別委員会の中でも反対をしてきました。 今回の測量設計の補正予算は、現庁舎跡を新庁舎として建設するための関連予算であり、この補正予算に賛成することは、これまでの私の新庁舎建設場所に対する考え方と大いに矛盾し、一貫性を失うことになるため、議案第31号 平成29年度補正予算(第2号)について、やむを得ず反対するものでございます。
議員各位の御賛同を心からお願いを申し上げまして、私の反対討論を終わります。
○議長(
遊田直秋君) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議事の都合により、議案第31号については、後ほど取り扱いいたします。 議案第28号から議案第30号まで及び議案第32号について一括採決いたします。 ただいまの各
委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。 議案第28号 大和郡山市営住宅条例の一部改正について、議案第29号 大和郡山市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第30号 市道路線の認定について、議案第32号 平成29年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、以上4議案を
委員長報告どおりに決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よって議案第28号から議案第30号まで及び議案第32号の4議案は原案どおり可決されました。 次に、議案第31号 平成29年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についてを挙手により採決いたします。
委員長報告は原案を可とするものであります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって議案第31号は原案どおり可決されました。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第5 議認第1号から議認第9号までの9議案を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。 19番 乾決算特別委員長。 (乾 充徳君登壇)
◆決算特別委員長(乾充徳君) ただいまから決算特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る9月13日午前10時に開会し、当委員会に付託されました9議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書どおり、いずれも認定すべきものと決しました。 初めに、市長より挨拶を受け、審査に入りました。 議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、理事者からまず歳入についての一括説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、個人市民税が減少した主な理由はに対し、65歳以上の老齢人口が増加し、15歳から64歳までの生産年齢の人口が減少しており、平成28年度は、納税義務者数が前年度より 434名の増、4万 242人、所得割課税者も 428人の増、3万 6,187人であったものの、所得割課税者全体の所得割額が前年度比 0.6%の減となっていることが大きな要因であると考えていますとの答弁がありました。 次に、市営住宅使用料の収納未済額の内訳はに対し、市営住宅は68件 3,112万 2,357円で、改良住宅は23件 1,265万 1,750円で計91件 4,377万 4,107円となっておりますとの答弁がありました。 続いて、住宅新築資金等貸付金の回収状況はに対し、現年度分と過年度分を合わせて54件 718万 9,184円の収納がありました。不納欠損となったものは8件で、内訳は借り受け人が死亡し、相続放棄されたものが5件、生活保護受給者で、差し押さえるべき財産のないものが3件となっていますとの答弁がありました。 続いて、歳出の主な質疑については、まず、総務費について、リニア中央新幹線中間駅誘致事業の費用内訳は、また、成果と今後の取り組みはに対し、期成同盟会の経費として45万 2,000円、奈良県にリニアを!の会の経費として18万 2,000円、PR物品に19万 3,000円、雑誌の広告掲載に5万円、DMG MORIやまと郡山城ホール前の看板設置に約57万円を支出しました。中間駅が奈良県に設置されることが確定的になってきましたが、ここに至るまでの流れをつくるため、名乗りを上げ続けることが大事だと思って取り組んでまいりました。早期に環境アセスメントを始めるためにも、場所を選んでいく上で、この五、六年が焦点になりますので、市民の機運、関心を高めていく努力をさらに新たな視点でしていかなければならないと思いますとの答弁がありました。 次に、消費者被害防止対策機器設置補助金の利用件数と成果はに対し、平成28年度は40件の利用があり、利用者へのアンケートでは、「設置してよかった」「迷惑電話の件数が著しく減った」など、おおむね良好な結果をいただいておりますとの答弁がありました。 続いて、自治会防犯カメラ設置補助金の利用状況と成果はに対し、平成28年度は38自治会、58台の補助を行い、成果としては3件の事案について、画像提供をしていただいたと聞いておりますとの答弁がありました。 また、街頭防犯カメラ設置管理事業について、設置の費用と状況はに対し、年間64万 6,824円で、5年間のリース契約を締結しました。自治会防犯カメラの位置と連携し、最も有効な設置位置を検討の上、駅の周辺、国道、県道等の幹線道路が見渡せる場所に10台を設置しましたとの答弁がありました。 次に、空き家調査の結果はに対し、調査件数 3,379件中 1,008件が空き家となっており、そのうち管理不全と思われる空き家 400件については、職員が現地調査を行い、おおむね 200件について、所有者に対して管理を行うように働きかけを行っているところですとの答弁がありました。 続いて、平成28年度参議院選挙からイオン、アピタに設置された期日前投票所について、費用と成果はに対し、設置費用は2カ所を合わせて約 400万円かかっています。前回の参議院選挙と比較して、投票率は6ポイント以上増加し、期日前投票の人数についても2倍以上に増加していますとの答弁がありました。 次に、民生費について、心身障害者医療費助成給付費における一部負担金相当額と対象者の人数はに対し、 1,564万 9,229円で、心身障害者が 841人、重度心身障害老人等医療費の対象者が 864人でしたとの答弁がありました。 続いて、障害児通所給付費について、前年度からの増減とその要因はに対し、前年度から 5,455万 3,213円、18.6%の増となっています。障害をお持ちの方がふえており、一人一人の利用回数もふえていることが要因と考えますとの答弁がありました。 次に、保育実施委託料の増加の理由はに対し、市内の民間保育園の施設が整備され、定員が増加したため、委託料が増加したものですとの答弁がありました。 続いて、生活保護の受給世帯数と、そのうち高齢者世帯及びひとり親世帯の世帯数は、また、ケースワーカー1人当たりの世帯数はに対し、受給世帯は 946世帯で、そのうち高齢者世帯は 479世帯、母子世帯は76世帯です。ケースワーカーは9人で、1人当たり 105世帯を担当していることになりますとの答弁がありました。 続いて、衛生費について、市内二次及び夜間診療委託料において、対象の病院数と受け入れ件数は、また、受け入れ件数によって委託料は変わるのかに対し、3病院において、平日夜間の救急搬送で 2,454人を受け入れていただきました。委託料は1日当たりの単価で決まっており、患者の人数では増減しませんとの答弁がありました。 次に、にこやか収集の内容と利用数はに対し、日常のごみの搬出が困難で、親族や近隣の協力を得られない高齢者や障害をお持ちの方の世帯を対象に、個別に玄関先まで収集を行う事業です。平成28年度末における登録数は 161件で、利用件数は 136件となっておりますとの答弁がありました。 次に、農林水産業費について、青年就農給付金の成果はに対し、平成28年度は継続して給付を受けている人が3人、新規に認定を受けた人が3人の計6人を対象に、1人当たりの年額 150万円を5人に、平成29年3月に新規認定となった1人には、県の規定により半額の75万円を給付したものですとの答弁がありました。 続いて、金魚マイスターの認定人数と取り組み内容はに対し、平成28年度は26人を認定し、平成27年度に認定した29人と合わせて計55人を認定しています。お城まつりで金魚組合と一緒になって金魚の広報活動をしていただき、金魚すくい大会でのお手伝いをしていただきました。また、平成28年度には、見聞を広めるために、せり市の見学を行ったほか、市外での活動としましては、平成29年度ではありますが、橿原市の近鉄百貨店において普及活動を行いましたとの答弁がありました。 続いて、商工費について、全国金魚すくい選手権大会の参加人数は、また、参加費用についての検討はに対し、県予選大会は 1,420人の応募があり、全国大会の参加定員は 2,350人で、79%の出席率、計 2,969名の参加がありました。参加費用については、金魚すくい競技連盟でも検討されましたが、よりたくさんの方に来ていただくことが大切ではないかという意見があり、無料を継続していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 次に、郡山城お城の語り部養成事業の内容と成果はに対し、郡山城天守台の石垣整備が完成するに当たり、来訪者の方に天守台を御案内いただくボランティアの方を養成するため、郡山城の歴史、郡山城の石垣について、ガイドをしていただくに当たってのマナーなど全7回の講座開催をし、93人が修了され、今年度の4月の半ばごろから、土日祝日を中心に案内していただいていますとの答弁がありました。 次に、土木費について、市道伊豆七条高野バイパス線道路新設事業の進捗状況はに対し、平成28年度までに西名阪自動車道から国道25号線までの区間の予備設計及び県道筒井二階堂線南側の道路用地の取得を行い、用地進捗率は7%です。平成29年度は、バイパス道路への取りつけ道路等の検討を地元や関係機関と協議しながら進めております。また、環境影響評価、県道南側の取得した用地についての発掘調査を行う予定ですとの答弁がありました。 続いて、郡山城にぎわいづくり事業の内容は、また、費用と成果はに対し、平成25年度にスタートした天守台の改修が完成を迎え、より多くの市民に展望施設が魅力的なものであることを発信するため、「支える」ということをコンセプトに、完成式典、修羅引き、結びの祝典を立案し、実施しました。式典の運営費や準備費用に 630万 6,000円、のろし台の作成に4万 6,872円、ポスターの作成に9万 3,400円、司会者の謝礼に5万円、柳沢文庫使用料に 3,150円の費用がかかりましたが、現在も展望施設に足を運んでいただく方が多くおられ、バスによる観光もふえたと感じており、相当の効果があったと考えておりますとの答弁がありました。 次に、市営片桐東団地C棟のエレベーター設置後、事故等の問題がなかったかに対し、トラブルは一切なく、住民からも便利がよくなったとの声を聞いておりますとの答弁がありました。 また、市営住宅の耐震診断の進捗状況はに対し、改良住宅を含め 514戸のうち 328戸、63.8%が耐震化を完了しておりますとの答弁がありました。 続いて、消防費について、コンビニエンスストアへのAED設置状況と成果はに対し、日本赤十字社において共同入札により購入したAEDを公共施設に設置し、これまでリース契約により公共施設に設置していたAEDを市内コンビニエンスストア34店舗中18店舗に設置していただいております。使用されたという事例は聞いておりませんが、市民の安心につながっていると考えておりますとの答弁がありました。 次に、教育費について、小学校費の学校管理費の中で、運動場の土の入れかえの実施状況はに対し、全面的な土の入れかえは行っていませんが、よく水がたまる箇所に土を入れて、改善に努めておりますとの答弁があり、委員から水たまりのみならず、学校によっては砂が多く含まれていて走りにくい運動場もあるので、今後の課題として配慮していただきたいとの要望がありました。 続いて、郡山中学校の校門移設の経緯はに対し、郡山中学校の前面道路である県道大和郡山枚方線の改良工事に伴い、従前の位置から8メートル移設しました。移設に当たっては、道路への協力の補償として 543万 9,800円、用地の協力に対して 1,722万 5,286円の歳入を県から受け、移設工事費 989万 2,800円を賄ったものですとの答弁がありました。 次に、学校司書の配置に係る費用と成果はに対し、91万 760円の賃金を要しました。学校司書を利用して、先生方に図書を利用していただいた結果、学校司書配置前の平成27年度に、図書館から中学校への団体貸し出しが5回28冊だったところが、平成28年度は64回 609冊に増加しましたとの答弁がありました。 続いて、学校給食の実施状況は、また、地産地消の取り組みはに対し、小学校給食センター「あすなろ」の開設、中学校給食センター「おおぞら」の改修から2年目を終え、大きな事故もなく、小学校については1日当たり 4,700食、中学校については1日当たり 2,400食の安心安全でおいしい給食を届けることができております。衛生面については、文部科学省より学校給食衛生基準が示されており、徹底した衛生管理に努めております。また、平成28年度の地産地消率は 20.72%で、台風等の気象変動が影響したため、平成27年度に比べ若干下がりましたが、今後も地産地消の取り組みに努めてまいりますとの答弁がありました。 続いて公債費については、市債の発行額が前年度より増加した要因はに対し、清掃センター長寿命化事業、幼稚園耐震化事業と、市民サービスのための重要な施策を行ってきた結果として、平成28年度については市債発行額が若干ふえたものと考えておりますとの答弁がありました。 以上で歳出に係る質疑を終了いたしました。 続いて討論に入り、1委員より反対討論が、1委員より賛成討論がそれぞれあり、挙手採決の結果、賛成多数により認定と決しました。 次に、各特別会計決算について、それぞれ理事者から歳入歳出一括して説明を受け、審査に入りました。 まず、議認第2号 平成28年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、短期保険証と資格証明書の発行世帯数及び滞納世帯数はに対し、平成29年5月末現在、短期保険証の発行世帯数は 772世帯、資格証明書の発行世帯数は34世帯、平成28年度の滞納世帯数は 1,481世帯となっておりますとの答弁がありました。 また、国民健康保険の県単位化後の国民健康保険税の増減の見込みはに対し、12月末から1月にかけて、国からの係数が示されて、それをもとに県で納付金が算定され、各市に示されることになりますので、国民健康保険税の見込みがわかるのは1月末から2月になると考えていますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より反対討論が、1委員より賛成討論がそれぞれあり、挙手採決の結果、賛成多数により認定と決しました。 次に、議認第3号 平成28年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、何ら質疑なく、全員異議なく認定と決しました。 続いて、議認第4号 平成28年度大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、介護保険料の不納欠損の件数と内容はに対し、件数は 269件で、主な理由は居所不明、死亡、転出、生活困窮ですとの答弁がありました。 次に、第6次事業計画の進捗はに対し、主に施設整備を行っており、特別養護老人ホームの新設が1件、老人保健施設の新設が1件、増床が1件、グループホームの増床が1件となっております。特別養護老人ホームについては、新設される50床のうち、市内の利用者を70%程度と見込んでおり、現在 130人おられる待機者が30人程度減少すると考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より反対討論が、1委員より賛成討論がそれぞれあり、挙手採決の結果、賛成多数により認定と決しました。 次に、議認第5号 平成28年度大和郡山市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、市の地域包括支援センターにおけるケアプラン総数と委託に出している件数は、また、ケアマネジャー1人当たり何件のケアプランを作成しているのかに対し、平成29年3月末現在、予防給付のケアプラン総数は 378件で、うち 315件を委託に出しています。総合事業のケアプラン総数は 111件で、うち95件を委託に出しています。3人のケアマネジャーで79件のケアプランを作成していますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。 続いて、議認第6号 平成28年度大和郡山市公園墓地事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、無縁墓地はあるのかに対し、地元の無縁墓地があり、毎年3月と9月の2回、供養が行われておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。 次に、議認第7号 平成28年度大和郡山市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算について、何ら質疑なく、全員異議なく認定と決しました。 続いて、各公営企業会計について、それぞれ理事者から収入支出一括して説明を受け、審査に入りました。 まず、議認第8号 平成28年度大和郡山市水道事業会計決算についての主な質疑について、市内小・中学校にペットボトルの水道水を配布した成果はに対し、全市 6,500人を対象に配布しました。小学校3年生、6年生、中学校3年生を対象に実施したアンケートでは、「水道が安全であることを確認できた」「おいしかった」「有意義であるから続けてほしい」といった意見があった一方で「どこでも買えるので続けてほしくない」との意見もあり、今後、定期的に配布することにより、郡山の水道に愛着を持ってもらえるような施策にしていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 次に、新設した備蓄倉庫の内容は対し、昭和浄水場の敷地内に建築面積40平方メートルで設置しました。倉庫の中には、 200ミリから 600ミリの鋼管を1本ずつ、計8本備蓄しているほか、接続に使う継輪等の備品を設置しております。今後については、北和4市で緊急時に部材を相互に融通するような話を進めているところですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。 最後に、議認第9号 平成28年度大和郡山市下水道事業会計決算についての主な質疑については、下水道普及率の推移はに対し、平成27年度末の普及率が93.2%、平成28年度末の普及率が94.2%で、1%の伸びとなっていますとの答弁がありました。 次に、未接続世帯の接続に向けた普及活動等を行ってきた経緯と成果はに対し、平成24年度から平成28年度までの間で、延べ 7,000軒程度を訪問し、426軒の接続をしていただきました。おおむね 1,200万円程度の増収になったと考えていますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。 以上が、決算特別委員会の審査の概要であります。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(
遊田直秋君) ただいまの
決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。 4番 尾口五三君。 (尾口五三君登壇)
◆4番(尾口五三君) 議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、議認第2号 平成28年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、議認第4号 平成28年度大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、以上3議認に対し、日本共産党市議団を代表して反対討論を行います。 この平成28年度の決算は、アベノミクスと消費税頼みの路線の行き詰まりと破綻が一層明確になり、財政運営上も表面化してきたところです。その特徴は、1つ目はトリクルダウン政策の破綻です。安倍首相は、まず大企業を応援し、大企業がもうけを上げれば、いずれ家計に回ってくると言い続けました。しかし、大企業が史上最高の利益を上げる一方で、労働者の実質賃金は4年連続マイナス、非正規雇用をふやし、正規社員は減らし、経済の6割を占める家計消費もマイナスです。個人市民税は前年度比マイナス 0.4%減、約 1,512万円の減収で40億 900万円となりました。 2つ目は、消費税増税路線の破綻です。「影響は一時的」として、消費税8%の増税を強行しました。しかし、実施から2年を経過しても深刻な消費の落ち込みが続き、安倍首相も予想以上に消費が落ち込み、予想以上に長引いているのは事実と認め、ことし4月実施予定をしていた消費税10%への引き上げを2019年10月まで延期せざるを得ませんでした。地方消費税交付金は前年度比マイナス 9.6%減、1億 5,166万円の減収で、14億 2,340万円となりました。 3つ目は、異次元の金融緩和の破綻です。大量の資金供給に期待をした投機的な動きによって、円安と株高が急速に進み、富裕層や大企業には利益が転がり込んだかもしれませんが、肝心の実態経済の活性化にはつながっていません。この株高もいつまで続くとも限りません。陰りが見え始めています。 配当割交付金は、前年比マイナス34.2%減、 3,889万円の減収で 7,498万円。株式等譲渡所得割交付金は、前年度比マイナス 9.6%減、 6,808万円の減収で 3,883万円となりました。そして、庶民には消費税を増税するが、大企業には減税を続けています。今後、消費税10%増税とあわせて、法人税のさらなる引き上げが予定され、税収はさらに落ち込んでいくことは容易に想像することができます。 法人市民税は、前年度比マイナス 5.2%減、 6,081万円の減収となり、11億 400万円となりました。このような中、本市の一般会計決算は、長引く不況の中で、例年と変わらず実質収支4億 8,151万円の黒字となり、28年連続の黒字決算となりました。 歳出については、住民の願いに応えた施策、子供の医療費助成給付の拡充や地域支え合いデイハウス、コミュニティバス、リフォーム助成制度や少人数学級、学校事務職員の配置など、市独自の施策として一定評価ができるものがあります。 しかしながら、国の方針とはいえ、個人情報の漏えいが危惧されるマイナンバー、さらに、生活保護のケースワーカー不足や保育士の2人に1人が非正規など、雇用の改善が求められています。また、環境問題には目を伏せて、リニア推進の立場をとっています。 そして今回、これまで子供の医療費無料化はなくなり、平成28年1月から自己負担はゼロから一部有料化されました。これまで就学前の子供は医療費は無料だったものが、1医療機関当たり 500円を徴収する、小・中学生の子供には 1,000円を一部負担金として徴収するものです。これまで子育ての充実を求める会から、子供やひとり親、心身障害者医療助成の一部負担金をなくしてほしい、子供の医療費助成の通院対象年齢を引き上げることや窓口払いをなくしてほしいといった要望署名が 6,000筆以上提出されました。 さらに、新たにひとり親の所得制限も導入されています。ひとり親家庭の医療費助成が設けられる所得制限で、親1人子1人の場合、年間所得 230万円以上の世帯に所得制限を設け、親は医療費助成を受けられなくなります。所得制限があっても、子供には医療費助成が受けられるといいますが、これまで一部負担金がなかったことで無料だったものが 500円の負担に、小・中学校の子供には 1,000円の一部負担金がふえることになります。さらに、高校生に至っては、これまで無料だった医療費が全額負担となります。 さらに問題なのは、所得制限というのだから、比較的経済的にゆとりのある方から負担をお願いするのだと思ったら間違いです。例えば親の経済的理由で子供が学校に行けなくなることを防ぐために、学用品などの援助を受けられる就学援助制度というのがあります。その基準、準要保護基準で、親1人子1人の場合、年間所得 248万円以下の世帯で受けられています。 ひとり親は、子育てをしながら家計も支えなければなりません。ダブルワーク、トリプルワークで何とか子供を守り育てようとしているひとり親を準要保護基準 248万円よりさらに低い 230万円の所得制限を設けることは、社会的弱者を精神的に追い込むことになってしまいます。 そして、子供が1日の大半を過ごす小・中学校の大規模改修が課題です。市内小・中学校は、建築後30年以上を経過しているものばかりです。多額の改修費が必要です。特に災害時の避難所となる学校トイレ改修は、待ったなしの課題になっています。 また、
同和対策特別措置法が2002年に期限が切れた後も、旧
同和事業、小規模住宅
地区改良事業が続けられてきました。今回、新たな事業はなかったとしても、残された42区画の残地やマタガ池や柿畑の塩漬け土地の処分が残されたままです。 また、負の遺産として残る住宅新築資金等貸付事業については、特別会計は閉鎖したものの、現在も県内市町村の事務組合で回収努力は続けられています。残念ながら、過去の不正貸し付けあるいは回収困難な状態であり、約9億円の焦げつきが残っています。 また、消防機構の削減を目的とした消防の広域化が進められています。今回も大和郡山市から通信司令部がなくなり、橿原の中央指令室に統合され、救急体制にも支障が出ています。現場到着所要時間は、現在平均9分以上かかっています。これまで出張所廃止以前は5分台で到着していたものが、消防本部1つになったことで8分以上かかるようになり、広域化でさらに9分以上かかるようになってしまいました。職員が日々努力しても限界があります。市民の命と財産を守るために、消防職員の増強が必要です。 以上の理由から、一般会計決算は一括採決でありますので、反対とさせていただきます。 次に、議認第2号についてです。 国保税を払いたくても払えない滞納者が依然として高い水準です。滞納世帯は 1,481世帯と昨年に比べ 121世帯減りはしましたものの、高い水準です。 保険税を滞納すると、正規の保険証がもらえず、短期の保険証や医療費を全額窓口で支払わなければならない資格証明書が発行されます。資格証明書は37世帯、短期証は 818世帯と、昨年に比べて資格証明書は11世帯減っていますが、短期証は30世帯ふえて、依然大変な世帯が存在していることは直視しなければなりません。 もともと低所得者が多く加入するこの制度は、会社員が加入する健康保険組合などに比べ負担が重いとの問題点も生じています。払いたくても払えない滞納収入未済額8億 4,152万円となっており、その7割は年間所得 200万円以下の世帯です。こんな大変な状況のときこそ、市独自で一般会計からの法定外繰り入れをして、保険税を下げるべきです。 さらに、問題解決には、市は国保の広域化を推進しています。本来、市は住民の命と健康を守るために、国や県に意見を上げるべきですが、逆に責任を県の広域化に丸投げするもので、認められません。 以上の理由から、議認第2号は反対とさせていただきます。 次に、議認第4号についてです。 本市では、要支援1と2の方の通所介護、訪問介護を介護保険制度から外す新総合事業への移行が1年前倒しで28年4月からの施行となりました。大和郡山市老人福祉計画及び介護保険事業計画策定委員会では、施設従事者、医師会関係者から多くの疑問や慎重意見がある中で進められてきました。本市の地域包括支援センターは3カ所しかなく、国の基準からいえば2カ所足りない現状であり、市直営の第1包括に至っては、国基準をはるかに超える高齢者数となっています。 介護保険料については、制度が始まった2000年に 3,150円だった保険料が3年ごとに引き上げられ、とうとう 5,400円になってしまいました。また、介護保険料の負担割合も引き上げる問題では、日本医師会の反対を初め、全国市長会でも配慮が不十分、検討すべきだとの表明が出されています。 介護を必要とする高齢者の生活実態は悪化の一途をたどっており、保険料負担は限界となっています。本市としても、国に対し、責任ある財政負担を求め、本市独自でも一般財源の法定外繰り入れなどで保険料の引き下げを抑えるべきと考えます。 以上のことから、議認第4号は反対とさせていただきます。 以上で反対討論は終わります。
議員各位の賛同をお願いして終わります。ありがとうございました。
○議長(
遊田直秋君) 11番 堀川 力君。 (堀川 力君登壇)
◆11番(堀川力君) 先ほど決算特別委員長から報告がございました。私も乾決算特別委員長の報告に賛同する立場といたしまして、議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、議認第2号 大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、同じく議認第4号 大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、以上3議認について、
委員長報告に賛成の討論をさせていただきます。 まず、議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、平成28年度の一般会計の決算は、歳入面では市税収入が伸び悩み、地方消費税交付金などの各種交付金や地方交付金が大幅に減となった状況の中においても、一般会計は実質収支4億 8,151万円の黒字。また、普通会計においては、実質収支が5億 3,817万円の黒字となり、こちらは6年連続の黒字となっております。このことだけでも、かつて赤字団体と言われたことを考えれば、評価に値するのではないかと考えます。 また、歳出面においては、多くの大型事業を実施されました。清掃センター長寿命化事業、衛生センター長寿命化事業、中央公民館耐震改修事業、そして、子供たちの安全安心や子育て支援につながる幼稚園耐震補強改修事業や(仮称)矢田認定こども園建設事業などであります。これらは全て数億円以上の予算を必要とする事業であります。 先ほども申し上げましたが、市税収入が伸び悩み、地方交付税や各種交付金が大幅に減収となる非常に厳しい財政状況にもかかわらず、市民サービス向上のため、迅速かつ大胆に事業を推し進めていただいたことに大いに評価をするものであります。 また、平成27年度と平成28年度の決算書を比較してみますと、市債収入が20億円以上伸びております。わかりやすく言いかえれば、平成28年度は前年度に比べて20億円以上多くの借金をしたということになります。 このことを否定的に捉えることも可能かもしれません。しかしながら、本定例会冒頭において、理事者側から報告をいただきました健全化判断比率は全て国の基準以下となっており、良好な状態であります。また、平成28年度において、市の借金、つまり市債残高がふえたことは事実ですが、ここ数年を見れば、市債残高は減少傾向にあり、平成28年度においては市民サービスの向上、市民の皆様の要望に早急に対応するため、一時的に借金の額がふえただけであると認識をしております。 借金が常にふえ続けることは、本市の財政破綻を意味いたします。しかしながら、市民サービスのために一時的に借金をすることは制度的にも認められておることであり、いかに適切に借金をするかが大切ではないかと考えております。 今後におきましても、財政の健全化と市民サービスの維持向上とのバランスを保ちながら、適切な市債発行に努め、国や県との連携を密にし、補助金や交付金など財源確保にも最大限の努力をお願いするとともに、その財源をもって、これからの大和郡山市のまちづくり、それを一層前進させていただきますよう、強く要望しておきます。 次に、議認第2号 平成28年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、平成28年度の国民健康保険事業特別会計は、保険税収入が減少する一方、医療の高度化や国保加入者の高齢化が進みつつある中、制度全般的に健全な維持が難しい状況となってきております。そのような状況下においても、実質収支2億 8,000万円以上の黒字を維持しており、大いにその点に関しては評価するものであります。 制度の健全な維持向上のため、特定健診や特定保健指導による疾病予防、柔道整復等のレセプト点検の充実や後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品との差額通知などの医療費の適正化、さらには被保険者の方の健康増進や重症化予防等のため、保健事業実施計画の策定にも取り組んでいただきました。今後とも給付と負担の公平を図るとともに、被保険者の方の一層の健康増進についても努力していただきますよう要望しておきます。 続きまして、議認第4号 平成28年度大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、平成28年度の介護保険事業特別会計においては、いち早く介護予防、日常生活支援総合事業に取り組まれ、さらには奈良県の地域包括ケアシステム構築支援補助金を積極的に活用することで、在宅医療・介護連携推進事業に向けた医療・介護ウエブマップの作成を行うとともに、医師会等とも連携して、在宅医療・介護連携推進会議を開催し、地域包括ケアシステムの構築を着実に進められていることを、これも大いに評価するものであります。 今後とも健全な制度運営をお願いするとともに、高齢者の方々が安心して生活を送ることができる介護サービスの維持向上に積極的に努めていただきますように要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。 以上3議認について、賛成討論といたします。
議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長(
遊田直秋君) 16番 丸谷利一君。 (丸谷利一君登壇)
◆16番(丸谷利一君) 私は議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、反対の立場から討論を行います。 まず、今回のこの決算は、歳入総額 337億 8,384万円、歳出総額 331億 8,276万円、差し引き6億 109万円となっております。そして、翌年度繰越財源は1億 1,957万円で、実質収支は4億 8,151万円の黒字となっているわけでございます。 しかし、私は何度も言っていますように、この一般会計及び役所の会計の黒字、赤字というのは、余りあてにならないということを絶えず私は言っております。市債の収入と返済、これを除外したプライマリーバランスでは、この29年度の決算は5億 8,462万円の赤字であります。それは、借金が増加したことによって、辛うじて黒字となったわけでございますが、実質的には、これは赤字であるということをはっきり認識していかなければならない。そして、担当職員の努力にもかかわらず、財政状態はより一層悪化していると言えると私は思います。 総括的に言えば、平成28年度決算は、他市に比べて急速に進んでいる大和郡山市の人口減に歯どめをかけ、市外への企業の流出を抑え、新規企業を市内に呼び込むなどの活力あるまちへ脱皮するための決算結果とはなっていないということが私の率直な評価であるわけであります。 私は、本決算に反対する第1の理由は、人口減に歯どめをかける効果的な施策はとられていないということであります。平成26年度から実施されております転入・定住・家族の絆応援助成金制度が導入されました。しかし、この制度は人口減に歯どめをかけるものではなく、制度前と制度後でも人口減を抑制するものとなっておりません。 平成28年3月31日現在の大和郡山市の人口は8万 8,013名、そして、本年29年3月31日の人口は8万 7,541名、差し引き 472名、 500名近い人口が減少しております。したがいまして、この転入・定住・家族の絆応援助成金制度、決算では 2,730万円が執行されていることになっておるわけでございますが、結果として、これは税金のばらまき以外何物でもないということが言えるのではないかと思います。 次に、第2の反対理由は、企業誘致に積極的な施策が導入されず、本格的な誘致が進んでおらないということです。これも平成26年度に導入されたと思いますが、工場等設置奨励金制度によって、市内に転入してきた企業に対し、固定資産税相当額を1億円を上限として3年間、奨励金として企業に助成するものでありますが、決算結果でも工場等設置奨励金が 5,424万 8,000円を支出されておりますが、この制度も成功しているとは言えません。 市長は、市内に新規に転入してきた企業について、いつも強調されておりますが、市外に転出した企業や倒産している企業件数について余り言明されていませんが、企業の元気度を示す法人市民税は、前年度決算と比較して 6,081万 9,000円、率にして 5.2%も減少しているということは、市内企業の元気度の低下をある意味で反映をしております。 第3の反対理由は、平成28年度決算でもイベント関連の決算は目立っておりますが、上田市長のイベント行政が郡山市の活性化に必ずしも結びついていないと率直に感じております。平成28年度決算を見てみますと、金魚すくい大会、水木十五堂賞、盆梅展、郡山城にぎわい事業など数々のイベント関連事業が果たして我が大和郡山市の活性化に対してどこまで、どれほど結びついているのか、甚だ疑問であります。 それは、本市の中心市街地である近鉄郡山駅周辺のシャッターを閉めた店が年々増加し、もう夜になると、まるで火の消えたまちとなっているようでございます。近隣自治体の生駒市や天理市と比較して、その差は歴然としています。 第4の反対理由は、これからの少子・高齢化時代に対応する効果的で具体的な施策は、平成28年度決算を見ても、ふたば保育園施設整備事業費や矢田認定こども園建設事業費など、一定の施策は実施をしておりますけれども、しかし、今の親の就労形態に対応する休日、夜間、そして一時預かり保育などの、そういう保育所がほとんどふえていない。これでは本当の意味での子育て支援、そして待機児童の解消とは言えないわけであります。不認可となっている市内の民間保育所に対する補助金も年間数万円と極めて不十分であります。これでは真の子育て支援、待機児童の解消にはなりません。 また、高齢者福祉でも、私が今月、この19日の一般質問で本市の地域福祉計画の実施について問いただしても、既に地域福祉計画策定前の10年も15年も前から実施してきたほのぼのサロンやいきいきサロン、そして、軽度生活援助事業を地域福祉計画に実施しているかのような市長のすりかえ答弁もありましたが、平成28年度決算を見ても、本市地域福祉計画が方針として打ち出している新たな仕組みづくりの歳出決算はどこにも見当たりません。 第5点目の反対理由は、防災対策についての人的組織体制が平成28年度決算では見えてこないということです。防災対策で最も重要な施策として、市民と行政の協働の体制をどうつくるかが最も重要な課題であります。地域の空き家対策などで、市民安全課が消防団と連携して調査し、危険な建物の解体につなげていることは、公民協働の成果でございます。そのことは、私は率直に評価します。 また、これらの行政実績が本年11月12日の全市避難訓練の取り組みや弾道ミサイルが日本に飛来する可能性を想定して、10月11日に市民安全メールを配信することは、県下でも先駆的な取り組みとして高く評価することができます。担当の市民安全課の職員の果敢な取り組みに頭が下がりますが、市として市民の命と安全を守るための組織としての人的体制と施策が平成28年度決算では明らかになっておりません。 最後の反対理由になりますが、平成28年度決算でも、市長を初めとした公職の身を切る改革による財政の再建については、全く決算の中では反映されておりません。本市の借金額は、一般会計と特別会計を合算しますと 600億円であります。この巨額の借金を抱えている状況の中で、上田市長は「リメイク大和郡山」で財政の改革を果敢にやっていると、さきの市長選挙でも実績を宣伝されております。 また、市長は「改革は結果だ」とみずからの実績を述べられておりますが、やってきたことは臨時アルバイト職員などの非正規職員の雇用の増大のみで人件費を抑制するということでございます。大和郡山市の現状は、県下で最高の立地条件に恵まれているにもかかわらず、人口減が県下で吉野などの過疎地に近い宇陀市や五條市や御所市と並んで、最速に人口減が進んでおります。そして、日本創生会議から消滅可能性のある自治体として、不名誉なランクづけをされているわけであります。 平成28年度決算は、こうした本市の人口減にストップをかけ、財政立て直しを図る身を切る改革も断行しておらない。これでは次世代に責任を持つ行政とはとても言えるものではないと私は考えます。 以上が議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算についての反対理由でございます。
議員各位の御賛同を心からお願いを申し上げまして、私の反対討論を終わります。
○議長(
遊田直秋君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。 2番 西村千鶴子君。 (西村千鶴子君登壇)
◆2番(西村千鶴子君) 私は、議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論させていただきます。 平成28年度の決算は、歳入面では先ほど来もおっしゃっておられますように、個人市民税の減、地方交付税の減など大幅な減収になったものの、歳出面で努力され、一般会計実質収支は4億 8,151万円の黒字となり、健全財政を維持されたことは、厳しい財政状況下において、各事業当初目標完結に対し敬意を表するものであります。 28年度の事業決算成果については、主要施策の成果及び予算執行の実施報告書、あわせて決算委員会において、各委員からの質問、また私も委員として各事業内容、成果について確認をさせていただきました。 その主な評価点は、市民の安心安全の暮らしのために、自治会防犯カメラの設置補助事業、振り込め詐欺防止のための電話機器設置補助事業、空き家調査、コンビニエンスストアにAED設置等を取り組まれました。保健事業では、妊婦健診の回数補助増加や各種がん検診事業、また、各種予防接種事業実施で健康増進にも取り組まれました。 また、地方創生事業として、郡山城天守台改修工事、それにあわせた金魚マイスター、お城の語り部養成事業等でにぎわい創出を図られ、土木関係では、道路の維持補修事業、近鉄平端駅や市営片桐C団地へのエレベーター設置事業など、バリアフリー化にも取り組まれました。 また、子育て支援で、国の補助金を利用した市立保育園の補助事業で定員増を図り、待機児童解消への取り組みも行われました。 教育につきましては、市内小学校11校、中学校5校の全てに防犯カメラの設置や中学校図書室への学校司書配置を行うなど、未来を担う子供たちの安心安全やみずから学ぶ学習推進にも取り組まれました。さらには、将来に夢の持てる事業として、近鉄郡山駅周辺まちづくり事業、リニア中央新幹線中間駅誘致事業など人口増、工業振興等あらゆる可能性を秘めた事業にも取り組まれておられます。今後も市民全体の機運を高めていただき、中間駅誘致事業に向けて積極的な取り組みをお願いいたします。 以上、代表的な成果を評価するところであります。 そして、今決算委員会で各委員からの要望、またこれまでの市民各種団体からの貴重な意見、要望も来年度の事業化、予算化に向けて反映していただくよう、あわせて来年度の事業化に当たりましては、市民生活に直結する課題、命にかかわる課題を最優先に考えていただきたいと思います。 さらに、国や県の動向に絶えずアンテナを張り、情報収集に努められるとともに、国や特に県と連携をしていただき、補助金や交付金など財源の確保とともに事業連携に努めていただき、将来に向け、夢あるまちづくりに取り組んでいただきますようお願いを申し上げ、賛成とさせていただきます。 以上、
議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
遊田直秋君) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議事の都合により、議認第1号、議認第2号及び議認第4号については、後ほど取り扱いいたします。 議認第3号及び議認第5号から議認第9号までの6議案について一括採決いたします。 ただいまの
決算特別委員長報告は、いずれも認定であります。 議認第3号 平成28年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、議認第5号 平成28年度大和郡山市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算について、議認第6号 平成28年度大和郡山市公園墓地事業特別会計歳入歳出決算について、議認第7号 平成28年度大和郡山市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算について、議認第8号 平成28年度大和郡山市水道事業会計決算について、議認第9号 平成28年度大和郡山市下水道事業会計決算について、以上6議案を
委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よって議認第3号及び議認第5号から議認第9号までの各号は認定することに決しました。 次に、議認第1号 平成28年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算についてを挙手により採決いたします。
委員長報告は認定であります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって議認第1号は認定することに決しました。 次に、議認第2号 平成28年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、
委員長報告は認定であります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって議認第2号は認定することに決しました。 次に、議認第4号 平成28年度大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、
委員長報告は認定であります。
委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって議認第4号は認定することに決しました。 この際、暫時休憩いたします。 午後2時29分 休憩 午後4時30分 再開
○議長(
遊田直秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開かれました
議会運営委員会の結果について、委員長より報告願います。 7番
福田議会運営委員会委員長。 (
福田浩実君登壇)
◆
議会運営委員会委員長(
福田浩実君) 休憩中に開催されました
議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 日程の順序変更を求める動議が提出されましたので、御審議をお願いいたします。
議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) ただいま
福田浩実君外7名から日程の順序変更を求める動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 よって日程の順序変更を求める動議を議題とし、採決いたします。 本動議のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって日程の順序変更を求める動議は可決されました。 ただいま本動議が可決されましたので、
任期満了に伴う
常任委員会委員の選任について、
任期満了に伴う
議会運営委員会委員の選任について、以上2件を本日の日程の最後に順序変更することとします。 以下、日程を繰り上げいたします。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第6
常任委員会の閉会中における
継続調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。 各
常任委員会の閉会中における
継続調査については、お手元に配付いたしております一覧表のとおりとすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よって各
常任委員会の閉会中における
継続調査については、お手元に配付いたしております一覧表のとおりとすることに決しました。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第7
意見書案第6号
受動喫煙防止対策を進めるために
健康増進法の改正を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。 6番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆6番(村田俊太郎君) 早速、
意見書案を提案させていただく機会をいただきましてありがとうございます。朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
受動喫煙防止対策を進めるために
健康増進法の改正を求める意見書(案) 受動喫煙を防止するには、何よりも、たばこの煙が深刻な健康被害を招くことを国民に啓発していくことが重要である。 厚生労働省の「喫煙の健康影響に関する検討会」が取りまとめた報告書(たばこ白書)では、喫煙は、肺がん、喉頭がん、胃がんなどに加え、循環器疾患や呼吸器疾患などとも因果関係があり、受動喫煙は、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中と因果関係があることが示されている。また、国立がん研究センターは、受動喫煙による死亡者数を年間約1万 5,000人と推計している。 たばこの煙による健康被害についてこうした公表がある一方で、世界保健機関(WHO)は、日本の受動喫煙対策を最低ランクに位置付けている。この現状を脱し、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた我が国の
受動喫煙防止対策の取組を国際社会に発信する必要がある。 そこで、国民の健康を最優先に考え、
受動喫煙防止対策の取組を進めるための罰則付き規制を図る
健康増進法の早急な改正を強く求める。 記 1.対策を講じるに当たっては、準備と実施までの周知期間を設けること。 2.屋内の職場・公共の場を全面禁煙とするよう求める「WHOたばこ規制枠組条約第8条の実施 のためのガイドライン」を十分考慮すること。 3.屋内における規制においては、喫煙専用室の設置が困難な小規模飲食店に配慮すること。また、 未成年者や従業員の受動喫煙対策を講じること。 4.各自治体の路上喫煙規制条例等との調整を視野に入れて規制を検討すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、厚生労働大臣でございます。
議員各位の御賛同をお願いし、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
遊田直秋君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 4番 尾口五三君。 (尾口五三君登壇)
◆4番(尾口五三君) ただいま提出をされた意見書に対して、反対の立場で討論をさせていただきます。 日本共産党は、望まない受動喫煙を禁止するという立場であります。先日の塩崎厚生労働大臣の原則室内禁煙は譲れない前提というふうに申しています。 世界保健機関、WHOの総会が、たばこ規制枠組条約を加盟国全会一致で採択し、国会で同条約が衆参両院で承認されるなど、世界でも日本でもたばこの害についての認識が広がっています。 この意見書の3項でいう小規模飲食店であっても例外をつくるべきではないと考えます。公共の場での禁煙を進めることが受動喫煙を防止することになるのであって、従業員や未成年対策をとれでは、主張とも意見書の趣旨とも矛盾していると思わなければなりません。小規模のお店が喫煙室をつくられない場合は、入り口の扉に「うちの店は禁煙です」と張り紙するだけでいいわけでありますから、この3項のことに対して、私は反対として、反対討論をさせていただきました。ありがとうございます。
○議長(
遊田直秋君) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。
意見書案第6号
受動喫煙防止対策を進めるために
健康増進法の改正を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって
意見書案第6号は原案どおり可決されました。 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。 ───────────────────────────────────
○議長(
遊田直秋君) 日程第8
意見書案第7号 子ども・障がい者等の
医療費窓口無料化を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。 5番 北野伊津子君。 (北野伊津子君登壇)
◆5番(北野伊津子君) 子ども・障がい者等の
医療費窓口無料化を求める意見書(案)の提案理由を説明させていただきます。 奈良県では平成28年8月から、福祉医療制度の子ども医療費助成事業において、対象年齢が中学3年生まで拡大されたことで、子育て世代の負担が軽減され大変喜ばれています。しかし、奈良県の福祉医療制度では、医療費はいったん窓口で自己負担分を全額支払い、2、3カ月後に登録した口座に振り込まれる「償還方式」となっています。その際、一部負担金が差し引かれることになります。 子どもの貧困が進んでいるなか、たとえ後日、償還されるとしても子育て世代にとって医療費の負担は重く、経済的困難を抱えた家族からは「お金のない時には受診を控える」といった切実な声もきかれます。早期受診は病状悪化を防ぎ、医療費の軽減につながり、非常に重要です。 子育て世帯、ひとり親家庭、障がい者やその家族は、経済的な心配をしないで安心して医療が受けられるように医療費の窓口無料化を願っています。 多くの都道府県で、自己負担分を窓口で支払わなくてもよい「現物給付」が行われているなか、奈良県が現物給付を行わない主な理由としてあげていた、国民健康保険調整交付金の減額措置については、平成30年度から、未就学児までを対象とする助成については、減額調整措置を廃止することが決まり、市町村における現物給付方式に係るコストが軽減されることとなりました。 奈良県同様、償還方式をとっていた長野県では、福祉医療費給付事業検討会の議論のとりまとめの中で、現物給付方式の導入範囲は、県全体として、子育て支援・少子化対策を推進する観点から、全市町村「中学校卒業」までは、足並みを揃えることが適当であると考えるとされています。そのために県も措置を講ずるよう検討を促しています。 今後、子育て支援、少子化対策と合わせて社会保障充実のため、奈良県においても現物給付方式を導入され、広く福祉医療制度全体で窓口無料化を県の施策として実施されますよう下記の事項について要請します。 記 1.福祉医療制度において、償還方式から現物給付方式に変更すること。 2.福祉医療制度における一部負担金、所得制限を撤廃すること。 3.未就学児以外についても国庫負担減額措置の撤廃を国に要望すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 提出先は、奈良県知事、奈良県議会議長です。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由とさせていただきます。
○議長(
遊田直秋君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 6番 村田俊太郎君。 (村田俊太郎君登壇)
◆6番(村田俊太郎君) 子ども・障がい者等の
医療費窓口無料化を求める意見書(案)に対し、反対の立場から討論させていただきます。 題目については反対ではありません。既に公明党奈良県本部として、平成27年7月に荒井奈良県知事に子ども医療費助成制度の対象者を通院も中学卒業までに拡充するとともに、医療機関における窓口負担のない制度とすることを求める要望書を提出しているからです。 また、ことしの3月6日、公明党大和郡山市議団として、上田市長に対し、子供の医療費の窓口無料化に向け、奈良県との検討を求める要望書を提出。その中で、大和郡山市においても、国の結論を踏まえて、子ども医療費の現物給付導入に向けた検討の場を奈良県と速やかに立ち上げ、見直しを行うこと、対象年齢については、未就学児のみならず、中学校3年生までとすることを明記しています。この要望書は、県会を初めほとんどの市町でも実施しています。したがって、本意見書(案)の1と3については既に我々も要望しているところです。 違和感があるのは、2番目の福祉医療制度における一部負担金所得制限を撤廃することであります。
大和郡山市議会では、平成27年6月と平成28年3月議会において、大和郡山市小児医療費の助成に関する条例等の一部改正の議案が上程され、いずれも将来にわたり継続的に安定した事業とするため、奈良県の補助金交付要綱に準じて所要の改正を行うとして、賛成多数で議決されています。 条例が施行されて1年余り。現時点で精査するには時期尚早と思われます。待機児童の解消、(仮称)平和認定こども園の創設、小学校への冷暖房設備、小・中学校トイレの様式化などなど、総合的に子育て支援を早急に実現しなければならない喫緊の課題が山積しています。 以上の点から、反対とさせていただきます。
議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。
○議長(
遊田直秋君) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。
意見書案第7号 子ども・障がい者等の
医療費窓口無料化を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者 挙手)
○議長(
遊田直秋君) 挙手少数であります。 よって
意見書案第7号は否決されました。 この際、暫時休憩いたします。 午後4時46分 休憩 午後5時 自然閉会
地方自治法第 123条第2項及び
会議規則第81条の規定により署名する。
大和郡山市議会 議 長 遊 田 直 秋(印) 副 議 長 吉 川 幸 喜(印) 署名議員 西 村 千鶴子(印) 署名議員 上 田 健 二(印)...