• 長崎市議会(/)
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  1. 大和郡山市議会 2017-07-12
    07月12日-04号


    取得元: 大和郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成29年  6月 定例会(第2回)       ◯平成29年第2回大和郡山市議会定例会会議録(第4号)    ───────────────────────────────────         平成29年7月12日 (水曜日) 午前10時15分 開議    ───────────────────────────────────議 事 日 程 日程第1  議案第22号から議案第27号までの6議案に対する各委員長報告について       (質疑討論、表決) 日程第2  意見書案第3号 精神障害者公共交通機関運賃割引制度適用を求める意見書               (案)について 日程第3  意見書案第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書(案)につい               て 日程第4  意見書案第5号 2019年10月の消費税増税中止を求める意見書(案)について 日程第5  決議案第1号 核兵器廃絶を求める決議(案)について       (日程第2 意見書案第3号から日程第5 決議案第1号までは即決)    ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議事日程に同じ    ───────────────────────────────────                   出 席 議 員(21名)                          1番  東 川 勇 夫 君                          2番  西 村 千鶴子 君                          3番  林   浩 史 君                          4番  尾 口 五 三 君                          5番  北 野 伊津子 君                          6番  村 田 俊太郎 君                          7番  福 田 浩 実 君                          8番  出 口 真 一 君                          9番  吉 川 幸 喜 君                          10番  金 銅 成 悟 君                          11番  堀 川  力  君                          12番  徳 野  衆  君                          13番  上 田 健 二 君                          14番  田 村  俊  君                          15番  北 尾 百合子 君                          16番  丸 谷 利 一 君                          18番  西 川 貴 雄 君                          19番  乾   充 徳 君                          20番  遊 田 直 秋 君                          21番  池 田 篤 美 君                          22番  大 垣 良 夫 君    ───────────────────────────────────                   欠 席 議 員(なし)    ───────────────────────────────────               説明のため出席した者                       市   長  上 田   清 君                       副 市 長  吉 村 安 伸 君                       教 育 長  谷 垣   康 君                        総務部長  西 尾 卓 哉 君                      市民生活部長  猪 岡 寛 行 君                   福祉健康づくり部長  上 田   亮 君                      産業振興部長  水 本 裕 丈 君                      都市建設部長  北 森 正 一 君                      上下水道部長  山 田 弥壽次 君                        教育部長  中 尾 誠 人 君                        財政課長  富 田   豊 君    ───────────────────────────────────                事務局職員出席者                        事務局長  浅 田 友 昭                       事務局次長  熊 木 俊 行                       議 事 係  岡 向 修 治    ───────────────────────────────────               午前10時15分 開議議長遊田直秋君) これより本日の会議を開きます。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) ただいまの出席議員数は21名であります。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。 7番 福田議会運営委員会委員長。         (福田浩実登壇) ◆議会運営委員会委員長福田浩実君) おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 本日は、日程第1で議案第22号から議案第27号までの6議案に対する各委員長報告について質疑討論、表決を行います。次に、日程第2から日程第5までの意見書案3件及び決議案1件については、即決でお願いします。 以上が本日の日程でございます。議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) これより日程に入ります。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) 日程第1 議案第22号から議案第27号までの6議案一括議題といたします。 本件に関し、各委員長報告を求めます。 11番 堀川総務常任委員長。         (堀川 力君登壇) ◆総務常任委員長堀川力君) ただいまから総務常任委員会審査経過と結果について御報告を申し上げます。 委員会は、去る7月7日午前10時から開会し、本委員会に付託されました2議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第22号 職員退職手当に関する条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、失業等給付給付日数延長について詳細はに対し、災害や心の病により退職した特定退職者対象に、給付日数が60日間延長となりますとの答弁がありました。 また、給付日数延長対象となる特定退職者は、現時点でどのくらいいるのかに対し、大和郡山市では対象者はございませんとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第27号 平成29年度大和郡山一般会計補正予算(第1号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、財政調整基金残高及び市債の残高はに対し、今回の補正予算による繰り入れ後の財政調整基金の残額は、約13億 2,000万円となります。また、平成29年度末の市債残高の見込みは、 395億 724万 2,000円でございますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を以上で終わります。 ○議長遊田直秋君) 3番 林産業厚生常任委員長。         (林 浩史君登壇) ◆産業厚生常任委員長林浩史君) おはようございます。ただいまから産業厚生常任委員会審査経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る7月4日午前10時から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元報告書のとおり、原案承認と決しました。 議案第24号 大和郡山火葬場条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、火葬場斎場予約システムの導入に伴う市外からの利用者増加状況は、また、市内の利用者への影響はに対し、予約システムを導入した昨年8月から平成29年3月までの間、市外の人の利用は 180体で、前年度の同じ期間の利用は 140体でした。また、市内の人が亡くなられてから火葬までに4日以上を経過した事例で、市外の人の利用に関連すると思われるものが、昨年8月から平成29年3月までの間に18体あり、前年度の同じ期間には7体でしたとの答弁がありました。 次に、市外の人の使用料の見直しにより、県下12市と比較してどの程度の金額になるのかに対し、現行では12市の中で9番目の金額ですが、改正後は4番目の金額になりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長遊田直秋君) 21番 池田教育福祉常任委員長。         (池田篤美登壇) ◆教育福祉常任委員長池田篤美君) ただいまから教育福祉常任委員会審査経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る7月5日午前10時から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元報告書のとおり、原案承認と決しました。 議案第27号 平成29年度大和郡山一般会計補正予算(第1号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑につきましては、(仮称矢田認定こども園建設工事における地下埋設物処分費用積算はに対し、奈良県の土木工事標準積算基準に従い積算しております。また、基準に示されていない単価につきましては、積算基準の取り扱いにより、3者から見積もりをとって、最低の金額を採用して積算しておりますとの答弁がありました。 次に、工事請負業者は、産業廃棄物を取り扱う資格を持っているのかに対し、法律により、工事請負業者廃棄物を適切に処分する責務を負っていますが、工事請負業者は直接、産業廃棄物を処理する資格を持っていませんので、請負業者専門業者に委託して、廃棄物の処分を行うことになりますとの答弁がありました。 また、開園の時期に影響はないのかに対し、平成30年4月の開園に間に合いますとの答弁がありました。 続いて、小・中学校耐震について、今回実施する耐震診断耐震工事が済めば、小・中学校施設全ての耐震が完了するのかに対し、校舎、屋内体育館は全て耐震診断を実施いたしております。校舎とは別棟で、床面積が 200平方メートル未満の体育倉庫、部室、外部トイレプール棟など、生徒が常時いない施設については、文部科学省の通知のとおり、また予算的なこともあり、耐震診断を実施していませんとの答弁がありました。 次に、市立体育館への階段昇降機設置により、足の不自由な人も2階に上がることができるようになるのであれば、トイレなど、体育館の中についてもバリアフリー化を進めるべきではないかに対し、競技場に上がる部分にはスロープを設置しており、観客席の一番前段の部分競技場とフラットになっております。トイレにつきましては、障害者対応になっておりませんので、手すり等で対応できるよう考えていきたいと思いますとの答弁がございました。 また、委員からは、障害者だけではなく、高齢者など体育館に上がるのが難しい人は多くおられるので、今後エレベーターの設置についても検討していただきたいとの要望がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長遊田直秋君) 16番 丸谷建設水道常任委員長。         (丸谷利一登壇) ◆建設水道常任委員長丸谷利一君) ただいまから建設水道常任委員会審査経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る7月6日午前10時から開会し、本委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第23号 大和郡山市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第25号 市道路線認定について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、隅切り両側に設けるという規定はないのかに対し、両側隅切りを設けるのが原則であるが、県の開発基準では、事情があって両側に設けることができない場合には、通常の2倍の大きさの隅切りを設けることにより、片側の隅切りでも認められていることから、本市もそれに準じております。本件についても、通常の2倍の大きさの隅切りを設けておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 続いて、議案第26号 (仮称矢田認定こども園建設工事請負変更契約について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、埋設物の処理を行うことで、工期に影響はないのかに対し、外構の工事におくれが出ていますが、12月末までの工期となるよう協議を行っておりますとの答弁がありました。 続いて、 3,600トンとされる廃棄物の中には、使える土も含まれているのかに対し、今回見つかった埋設物は、長年堆積されたビニール、プラスチック、木くずなどで、細かい粒子状になる性質があることから、土との分別は難しく、全てを廃棄物として処分したいと考えていますとの答弁がありました。 また、市が土地を取得する以前の所有者に対し、何らかの形で協力していただくことはできないのかに対し、市が土地を取得してから53年を経過しており、法律上も瑕疵担保責任を求めることは難しいと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長遊田直秋君) 4番 尾口議会改革特別委員長。         (尾口五三登壇) ◆議会改革特別委員長尾口五三君) ただいまから議会改革特別委員会審査経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る7月7日午後1時30分から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元報告書のとおり、原案承認と決しました。 議案第27号 平成29年度大和郡山一般会計補正予算(第1号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、今期定例会補正予算が承認された場合の、回答期日集計等の流れはに対し、9月15日号の市広報紙「つながり」に折り込み、10月15日を回答の締め切りとし、その後、約1カ月をかけて集計を行い、12月議会開会前の本委員会報告したいと考えておりますとの答弁がありました。 次に、通信運搬費15万 4,000円の詳細はに対し、他市で同様のアンケートを行った事例を参考に、回答はがき返送数を 2,000通と想定し、郵便料金を1通当たり77円として算定しておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長遊田直秋君) ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 これより採決に入ります。 議案第22号から議案第27号までの6議案について、一括採決いたします。 ただいまの各委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。 議案第22号 職員退職手当に関する条例の一部改正について、議案第23号 大和郡山市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部改正について、議案第24号 大和郡山火葬場条例の一部改正について、議案第25号 市道路線認定について、議案第26号 (仮称矢田認定こども園建設工事請負変更契約について、議案第27号 平成29年度大和郡山一般会計補正予算(第1号)について、以上6議案委員長報告どおりに決するに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御異議なしと認めます。 よって議案第22号から議案第27号までの6議案原案どおり可決されました。    ───────────────────────────────────
    議長遊田直秋君) 日程第2 意見書案第3号 精神障害者公共交通機関運賃割引制度適用を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者説明を求めます。 7番 福田浩実君。         (福田浩実登壇) ◆7番(福田浩実君) 早速意見書を取り上げていただきましてありがとうございます。 朗読をもって提案理由説明にかえさせていただきます。   精神障害者公共交通機関運賃割引制度適用を求める意見書(案) 国の障害者支援施策においては、身体障害知的障害及び精神障害の3障害一元化基本方針です。しかし、JRや大手民営鉄道航空機等公共交通機関における全国統一運賃割引制度については、身体障害者及び知的障害者適用になっているものの、精神障害者は除外されており、障害の種別による支援の内容に差があります。 精神障害者家族会全国組織である公益社団法人全国精神保健福祉会連合会全国調査では、精神障害者は就労が困難で所得保障も乏しく、経済的負担からデイケアや作業所利用せず、外出を控えている実態が明らかになっています。 平成26年2月に日本は国連障害者権利条約締結国となり、平成28年4月には障害者差別解消法が施行されました。 国連障害者権利条約第4条は「障害者に対する差別となる既存の法律、規則、慣習及び慣行を修正し、又は廃止するためのすべての適当な措置をとること」「この条約と両立しないいかなる行為又は慣行も差し控えること」を明文化しています。 また、障害者差別解消法第1条も「この法律は、障害者基本法の基本的な理念にのっとり、障害を理由とする差別解消を推進し、もってすべての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的とする」と定めています。 国連障害者権利条約が締結され、障害者差別解消法が施行されても、尚、精神障害者障害福祉サービス障害者施策対象から除外されるならば、精神障害者の「社会参加」と「平等」への切実な願いは潰えてしまいます。 よって、国においては、このような状況を踏まえ、精神障害者身体障害者知的障害者と同等に交通運賃割引制度適用を実現するため、公共交通事業者に対して適切な措置を講ずるよう求めるなど、積極的に取り組むよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 提出先は、衆議院議長参議院議長内閣総理大臣総務大臣厚生労働大臣国土交通大臣であります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由説明とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○議長遊田直秋君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 意見書案第3号 精神障害者公共交通機関運賃割引制度適用を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって意見書案第3号は原案どおり可決されました。 本意見書案を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) 日程第3 意見書案第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者説明を求めます。 6番 村田俊太郎君。         (村田俊太郎登壇) ◆6番(村田俊太郎君) 早速意見書を取り上げていただきありがとうございます。 朗読をもって提案理由とさせていただきます。    ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書(案) 昨年末に成立した「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」の衆参内閣委員会における附帯決議では、ギャンブル等依存症実態把握のための体制整備ギャンブル等依存症患者相談体制臨床医療体制の強化などを政府に求めている。政府はこれを受け、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議において検討を進め、本年3月には論点整理を発表したところである。 これまでにも、ギャンブル等依存症による自己破産家庭崩壊、犯罪などの深刻な問題があったにもかかわらず、政府はその実態を十分に把握して来なかった。 政府においては、ギャンブル等依存症実態把握を進め、論点整理等を踏まえたギャンブル等依存症対策基本法の制定などの抜本的強化に取り組むことを強く求める。                 記 1.公営ギャンブル等は、所管省庁が複数にまたがり、しかも規制と振興の担当省庁が同一であるため、一元的な規制が困難な側面があり、ギャンブル等依存症対策の十分な実施が望めない。そのため、ギャンブル等依存症対策企画立案規制と監視を一元的に行う独立組織設置を検討すること。 2.3月の論点整理等を踏まえ、ギャンブル等依存症対策の具体的な対策実施方法を早急に検討すること。 3.アルコール依存症薬物依存症に関しては、それぞれに施策が進められている。ギャンブル等依存症対策法制化を進める中で、こうした取り組みと合わせ、さらに依存症対策の深化を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出させていただくものです。 提出先は、内閣総理大臣内閣官房長官です。 議員各位の御賛同をお願いし、提案理由とさせていただきます。 ○議長遊田直秋君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 5番 北野伊津子君。         (北野伊津子君登壇) ◆5番(北野伊津子君) 日本共産党議員団を代表いたしまして、ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書(案)に反対の立場で討論をいたします。 ギャンブル依存症とは、ギャンブルへの衝動を抑制できず、経済的、社会的、精神的問題が生じているにもかかわらずやめることができない病気です。世界保健機構、WHOが精神疾患と定義をしており、その対策と治療、回復のための社会的基盤づくりが世界的にも大きな課題となっています。 日本のギャンブル依存症有病率は成人人口の 4.8%、 536万人と言われています。諸外国の有病率はいずれも1%前後であり、日本はその5倍から6倍の高率です。なぜ、ここまで依存症がふえてきたのか、それは政府も自治体もギャンブル依存症問題に目をふさぎ、欧米やアジア各国では当たり前になっている水準の対策すらやってこなかったからです。ギャンブル依存症を広げる無責任な政策をとり続けてきた国の責任を指摘して、国として抜本的なギャンブル依存症対策が必要です。 しかし、今回の意見書は、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律、いわゆるカジノ解禁を含むIR推進法とも言われますが、この法律の施行と附帯決議を前提としています。 賭博は歴史的に多くの事件やたくさんの人々の不幸を招いてきました。それは、対策をとれば防げるというような類いの問題ではなく、行為そのものを禁じるしかないのです。 実際、賭博を解禁しておいてギャンブル依存症をふやさない方法などどこにもありません。依存症をふやさない唯一の方法はカジノ、賭博そのものを解禁しないことです。形ばかりの依存症対策を持ち出し、それをカジノ合法化の方便に使うのは余りにも無責任です。ギャンブル依存症対策を言うのなら、カジノ解禁推進法自体をやめるべきです。 カジノ解禁推進法の廃止を強く求めて、反対討論といたします。 ○議長遊田直秋君) ほかに討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 意見書案第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって意見書案第4号は原案どおり可決されました。 本意見書を直ちに関係行政庁へ送付いたします。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) 日程第4 意見書案第5号 2019年10月の消費税増税中止を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者説明を求めます。 12番 徳野 衆君。         (徳野 衆君登壇) ◆12番(徳野衆君) 朗読をもって提案とさせていただきます。      2019年10月の消費税増税中止を求める意見書(案) 政府は、2017年4月予定であった消費税率10%引き上げを2年半延期し、2019年10月に実施することを決定しました。8%増税によって国民は苦しめられ続け、戦後初めて2年連続で個人消費がマイナスになりました。物価上昇と年金・医療・介護など社会保障費負担増のダブルパンチで家計は悲鳴をあげています。このような状態で消費税10%への増税を延期しても、私たちの暮らしや地域経済はますますひどくなり、貧困と格差が広がる一方です。 消費税は、所得の少ない人ほど負担が重く、貧困と格差を拡大する根本的な欠陥を持つ税制です。私たちは、消費税10%への引き上げはきっぱり中止し、日本国憲法が要請する応能負担原則に則った税制の確立を求めます。 消費税増税ではなく、税金の集め方、使い方を見直し、大企業や富裕層を優遇する不公平税制をただすべきです。軍事費や不要不急の大型公共工事への歳出を減らし、税金は暮らしや社会保障、地域経済振興優先に使い、内需主導で家計をあたためる経済政策をとるべきです。そうすれば、社会保障制度の拡充も、財政再建の道も開かれます。 私たちは、住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える消費税率10%への引き上げを中止するように強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先は、内閣総理大臣総務大臣、財務大臣といたします。 ○議長遊田直秋君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 意見書案第5号 2019年10月の消費税増税中止を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長遊田直秋君) 挙手少数であります。 よって意見書案第5号は否決されました。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) 日程第5 決議案第1号 核兵器廃絶を求める決議(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者説明を求めます。 4番 尾口五三君。         (尾口五三登壇) ◆4番(尾口五三君) 提案理由説明をさせていただきます。          核兵器廃絶を求める決議(案) 核兵器を廃絶し、戦争のない平和な世界を実現することは、唯一の被爆経験国である日本はもとより、人類共通の願いである。 しかしながら、今なお1万数千発の核兵器が現存するとされ、核実験を実施している国もあることから、人類は大きな脅威にさらされ続けている。また、民族、宗教、経済的利害の対立などにより、世界各地で武力行使が行われており、核兵器の拡散も懸念されている。 こうした中で広島、長崎の被爆者を先頭に核兵器の非人道的残虐性を告発してきた日本の市民運動等が大きな役割をはたし、核兵器廃絶を求める世論は世界を動かしている。 そこで、昭和60年に非核・平和都市宣言をおこなった大和郡山市議会としても、全人類の幸福と世界の恒久的平和の実現を目指すため、核兵器廃絶を関係諸国に対し強く求めるものである。 以上、決議します。 平成29年7月。大和郡山市議会。 皆さんの御賛同をよろしくお願いします。 ○議長遊田直秋君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遊田直秋君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 決議案第1号 核兵器廃絶を求める決議(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長遊田直秋君) 挙手多数であります。 よって決議案第1号は原案どおり可決されました。    ─────────────────────────────────── ○議長遊田直秋君) 以上で、今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 議員各位には連日慎重に御審議願い、御苦労さまでした。 これにて閉会いたしたいと存じます。 市長より閉会の挨拶がございます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) 去る6月29日から本日までの14日間にわたりまして開催をいたしました平成29年第2回大和郡山市議会定例会は、本日をもちまして全ての日程が終了することになりました。この間、本会議並びに各委員会におきまして慎重なる御審議をいただき、提案を申し上げました全ての案件につきましてそれぞれ御議決、御認定を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。本議会で御審議いただきましたことに十分留意をしながら今後の市政運営に努めてまいりたいと存じます。 議員の皆様方には、なお一層の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、平成29年第2回大和郡山市議会定例会の閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長遊田直秋君) これをもって平成29年第2回大和郡山市議会定例会を閉会いたします。               午前10時51分 閉会地方自治法第 123条第2項及び会議規則第81条の規定により署名する。               大和郡山市議会                  議  長   遊 田 直 秋(印)                  副 議 長   吉 川 幸 喜(印)                  署名議員   林   浩 史(印)                  署名議員   田 村   俊(印)...