• 主権者教育(/)
ツイート シェア
  1. 大和高田市議会 2019-09-01
    令和元年9月定例会(第5号) 本文


    取得元: 大和高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前10時開議 ◯議長(萬津力則君) ただいまより、大和高田市議会9月定例会を再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2 ◯議長(萬津力則君) これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第1 一般質問 3 ◯議長(萬津力則君) 昨日に引き続き、一般質問を行います。  まず最初に、7番横田誠治議員の発言を許します。7番横田誠治議員。            〔7番(横田誠治君)登壇〕 4 ◯7番(横田誠治君) 皆様、おはようございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、議席番号7番、公明党、横田誠治一般質問をさせていただきます。  まず、1番目に、高齢対策につきまして、ひとり暮らしの高齢の対策について、高齢の方のひとり住まいがふえてきており、ご本人が元気なときは周囲の助けも必要ありませんが、体調が急変したときなど、ご自分では思ってもみなかったほど周囲の助けが必要となることが少なくありません。「自分は誰の世話にもならん」と大口をたたいていた方が、思いもかけずご近所に大変な迷惑をかけてしまうこともありました。高齢に限りませんが、自分の体がいつ、どのような変調を来すかは誰にも予想できません。また、隣近所のつき合いが希薄となってきている昨今、お一人で亡くなられ、周囲に大きな迷惑がかかってしまった例もあります。現に最近ですが、トイレでなぜか水を出し放しのまま亡くなられ、マンションの複数の階下まで大変な迷惑がかかってしまった例がありました。そこで、ひとり住まいの高齢の方々の緊急時に対応するような方策を何か検討されておりますでしょうか、お聞かせください。  次に、認知症対策につきまして、特に高齢の方々の認知症検診の受診につきましては、高齢の皆様ご本人から積極的に診察に行かれる方はごく少人数でございます。私は今58歳ですが、この私でさえ顔は覚えていても人の名前が出てこない、なかなか思い出せないことがふえてまいりました。高齢になられた方ほど、それは年のせいと思い込まれ、診察に行かれない間に認知症が進んでしまうことが少なくありません。高齢化に伴い周囲に迷惑をかけることが目立ってふえてきて初めて自覚され、身内の方に連れられ、やっと診察に行ったものの、脳のMRI検査を行った結果、脳の萎縮が既に進行していて、画像を見ると頭蓋骨と脳との間の隙間が大きくあいており、担当医から、「もっと早く診察に来ていれば、進行をもっともっと後に遅らせていたのに」と言われたご家族の方がおられました。脳の萎縮はそのまま身体能力の弱体化につながります。それは健康寿命を縮めてしまいます。できるだけ早く、診察を受け、治療を開始することで健康寿命を伸ばすことにつながり、医療や介護にかかる公的負担も大きく削減できます。そのための早期受診対策について、方策を検討されておられますか、お聞かせください。  2番目に、幼児教育保育無償化に伴う副食費の徴収につきまして、来月から始まります、幼児教育保育無償化に伴い副食費の徴収が必要となってくると先日ご説明いただきましたが、公定価格の一部であります保育料と切り離して実費徴収とすることは、保育の現場で一環として取り組んでいただいている食育というものの低下につながるのではないかと危倶されますが、この点についてどうお考えでしょうか。  また、国の施策でありますから、副食費の徴収の保護への周知はそれぞれの園任せにせず、行政が主導する必要があります。それには、どう対応されておりますでしょうか。  さらに、実費徴収の現場では、あってはなりませんし、ないことを切に望んでおりますが、徴収という現場では必ず滞納というものが発生してしまいます。その場合、滞納への対応の責任は行政にあると思われますが、対応策の検討はされておりますでしょうか。  3番目に、災害時の情報収集体制、発信につきまして、東海、東南海地震がいつ発生しても不思議ではないと言われている中で、地球温暖化に伴い台風被害の規模も巨大化しており、先日来、千葉県では台風15号の被災地で、長く予想できるところは3週間近くもライフラインが断たれると予想されております。被災現場では状況把握ができないため、復旧予想も延びてきているのがメディアでも明らかとなっております。復旧担当職員も当然、被災となり、十分に参集できない中で、限られた人数で被災状況の把握をどうするのか、前回の6月議会でも質問させていただきましたが、そこで新たにSNSを活用することで、広く市民から、言葉だけではなく、画像や動画による最新の情報を得られるようなシステムを整備しておく必要があると思いますが、どうお考えでしょうか。  4番目に、浸水対策につきまして、先日9月4日のゲリラ豪雨ではわずか30分間に約30ミリの雨が降りました。そのため、浸水箇所があちこちで見受けられました。市内では、だんだん田畑がなくなってきて、新たな家が建ち、また新たな浸水箇所が発生しています。その場所を把握されておりますでしょうか。  また、今後の対策につきまして、市独自では限りがありますので、県や国に対して、どう働きかけを行っていくのか、市の考えをお聞かせください。  以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。 5 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。
               〔市長(堀内大造君)登壇〕 6 ◯市長(堀内大造君) 7番横田議員のご質問にお答え申し上げます。  本市の高齢人口は、令和元年9月1日現在、1万9,851人であり、高齢化率は30.7%となっております。さらに、2025年の令和7年には、高齢人口は2万40人、高齢化率は33.9%と推計されており、実に市民の3分の1が高齢の時代が到達すると予想されます。ひとり暮らしの高齢も増加し、介護や認知症対策が本市にとって大きな課題となっております。健康寿命を延ばし、生きがいを持って地域でその力を活かしていただけるよう、また、要介護や認知症になっても自分に合ったサポートを受けながら住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、高齢保健福祉計画、第7期介護保険事業計画にある自助、互助、共助、公助による地域包括ケアシステムをさらに発展させ、第8期介護保険事業計画地域福祉計画においては、地域共生社会の実現を目指してまいりたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  ひとり暮らし高齢対策、認知症対策の詳細については、担当よりお答え申し上げます。 7 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 8 ◯保健部長佐藤博美君) ひとり暮らし高齢の緊急時の方策につきまして、お答え申し上げます。  10月から地域包括支援課ひとり暮らしの高齢を対象といたしました緊急通報システムを開始いたします。緊急ボタンを押しますと、24時間365日受信センターにつながり、緊急通報したり、通話をすることができ、看護師等のオペレーターが状況に応じて、緊急連絡先の親族や協力員等に連絡をしたり、救急車の出動要請をしたりいたします。また、申請時駆けつけサービスをご希望された場合には、親族や協力員が対応できない場合、業者がご自宅に駆けつけることもできます。さらに、緊急対応に加え、月に1回コールセンターから連絡を入れ、健康状態の確認を行い、安否確認をいたします。ご本人は、健康に関する相談を24時間365日いつでもオペレーターにすることができ、適切なアドバイスを受けることができます。  次に、認知症対策についてであります。  認知症の早期受診対策についてのおただしでございますが、認知症に関する相談については、地域包括支援課の窓口等で受け付けております。本人や家族から相談があった場合、基本チェックリストを使い、認知機能の低下がないかスクリーニングしております。平成26年度より、本人や家族が認知症かどうか不安に思っている人が、早期発見し、早期対応するための認知症簡易チェックサイトをウェブ上に開放し、月平均300人にご利用いただいております。パソコンや携帯電話、スマートフォンを通して、自分の状態や身近な人の状態をチェックでき、認知症が疑われる人については相談先や制度のリスト等が表示される仕組みです。平成27年度より、認知症初期集中支援チームを設置し、医師、保健師、看護師、社会福祉士等がチームとなって、認知症の診断を受けていない人や医療や介護サービスにつながっていない人に対し、受診勧奨など必要な支援を行い、自立した生活が行えるようサポートしております。平成30年度には、認知症ケアパスを作成し、医療機関や介護・福祉サービス等の情報提供を行い、認知症になる前から、認知症の診断を受けた後に、その人の状態に合わせて受け付けることのできる支援やサービスを掲載し、活用していただいております。また、地域で認知症に対する正しい理解ができ、早期発見、早期対応や地域での見守りができるように、認知症サポーター養成講座認知症講演会を毎年、実施しております。今後も、認知症になっても安心して住み慣れた地域で生活し続けることができる体制づくりをさらに充実させていきたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 9 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 10 ◯7番(横田誠治君) ちなみに、市内でおひとり住まいの高齢、住民票の上でのことしかわかりようがないでしょうけれども、何人ぐらいおられるか、どこにお住まいかは把握できておりますでしょうか。 11 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 12 ◯保健部長佐藤博美君) ひとり暮らし高齢の方の数についてでございますが、より実態に近いものといたしましては、2015年の国勢調査がございます。そこから独自推計いたしますと、その人口の割合からいたしますと、約3,640人が現在のひとり暮らしと推計されています。 13 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 14 ◯7番(横田誠治君) その中で、例えば要支援の方、また要介護の方で、近所つき合いのある方はいいんですけれども、やっぱり近所つき合いのない方の緊急のときの把握をどうするのかということを、しっかりこれは対応を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 15 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 16 ◯保健部長佐藤博美君) 地域包括支援課では、一応住民基本台帳で1世帯1構成員という方の台帳を作成して把握に努めております。そして、民生委員の方々とその情報をもとに見守りをさせていただいている状況でございます。また、今回、導入いたします緊急通報システムについてでございますけれど、こちらの方は65歳以上のひとり暮らしの方、もしくはそれに準ずる世帯ということで定義をしておりますので、直接地域包括支援課の方ともつながることができるかというふうに考えております。  以上です。 17 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 18 ◯7番(横田誠治君) 緊急通報システムにつきまして、利用についての何か制限というのはありますでしょうか。 19 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 20 ◯保健部長佐藤博美君) 制限といたしましては、まず年齢が65歳以上であること、それから、世帯構成がひとり暮らし、もしくはそれに準ずる世帯ということでございます。これまで疾病でありますとか、そういう所得制限等のほかには、そういう制限のある制度もございますけれども、このシステムに関しましては、疾病に関しましても、所得についても制限は設けておりません。  以上です。 21 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 22 ◯7番(横田誠治君) この緊急通報システムにつきまして、どんな電話でも対応できるんでしょうか。 23 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 24 ◯保健部長佐藤博美君) こちらの方で今回ご用意させていただく予定になっておりますのは、固定電話の設置型のものと、それから携帯電話タイプのものと両方ご用意させていただく予定にしております。  以上です。 25 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 26 ◯7番(横田誠治君) ありがとうございます。認知症対策についてもいろいろな施策をしていただいているところでございますけれども、パソコンやスマートフォンなどとはもう無縁な方もたくさんいらっしゃいます。なかなか自分から進んで受診される方は少ないですので、そこで60歳、あるいは65歳、早い方に越したことはありませんが、ある年齢に達せられた方の皆さんが自然にこの認知症の診察を受けに行っていただくような、そして、またその後、もうがん検診と同じように、年に1回毎年受診していただくような、そういう環境づくりが必要なのではないかと思いますが、どうお考えでしょうか。 27 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 28 ◯保健部長佐藤博美君) 認知症に関しましては、診断ができます医師が、精神科なり、それからそういう県の方で研修を受けた方々が、本当の意味での専門の方々がしていただくことになりますので、医師会の方の体制としては、そこがまだまだ大きく集団検診等を行うには体制が整っていないのではないかというふうには思っております。ただ、本市の方では、窓口ですとか、そういったところでチェックリストのようなものをお渡しすることができますので、ご家族の方や周囲の方々が何か気になることがございましたら、まずそのチェックサイトでスクリーニングをしていただいた上で、専門医の方に当課の方からご紹介をさせていただくというようなことはできるのではないかと思っております。自然にということでございましたけれども、ネガティブなイメージとか、絶望感や偏見を持つというような、受診を遅らせる要因の一つとなります、そういったイメージを当事者の方々もおっしゃっておりますので、そういった意味では、より多くの方に啓発活動や研修を通じまして、認知症というものをご理解いただいて、自然に受診していただけるように努めていきたいというふうに思っております。  以上です。 29 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 30 ◯7番(横田誠治君) ありがとうございます。その悪いイメージをもう払拭するという、そういう環境づくり、よろしくお願いをいたします。高齢の方々ができるだけ早く受診をしていただいて、認知症の進行の有無を本当にできるだけ早くご本人、そして、御家族に察知をしていただいて、早く治療を始められるような対策、環境づくりを、これからもぜひとも早急にお願いをいたします。  次、よろしくお願いいたします。 31 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 32 ◯福祉部長(大中和彦君) 7番横田議員の幼児教育保育無償化についてのご質問にお答え申し上げます。  最初に、実費徴収することで食育の低下につながるのではないかと危倶されている点につきましては、保育所では、子どもが生涯にわたって食を営む力の基礎を身につけることを目標に、年齢に応じた栄養摂取や味つけなどに配慮しながら食事を提供しております。また、保育所における食事が全ての子どもにとって食の喜びや大切さを実感できるものとなるよう、管理栄養士の配置を行い日々努力しているところでございます。  次に、副食費の徴収について保護への周知対応ですが、副食費の徴収に関しましては、市政だより8月号への掲載や、保育所などの利用に対しましても案内文書を配布するなど周知に努めているところであり、10月から始まります入所申し込みにおきましては、保護に丁寧な説明を行い、ご理解を求めていきたいと思っております。  最後に、滞納への対応策の検討につきましては、給食費の徴収にあたり、滞納が出ないよう、保育料の徴収と同じように口座振替とコンビニ納付を促し、もし滞納となる方がおられた場合につきましては、その方々から納付相談をしっかり受けて、滞納が出ないようにこれから努めていきたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 33 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 34 ◯7番(横田誠治君) 新たな徴収のトラブルを避ける方策として、児童手当から副食費を差し引いて支給することは可能でしょうか。 35 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 36 ◯福祉部長(大中和彦君) ただいまの議員のおただしでございますが、児童手当法第21条に基づきまして、保護からの申し出がありましたら児童手当からの徴収もできるとなっております。  以上です。 37 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 38 ◯7番(横田誠治君) 保護の方々のご協力も当然必要ですが、何よりも現場で携わっておられる方々の事務の軽減にもなりますので、どうかよろしくお願いをいたします。  以上です。 39 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 40 ◯市民部長(吉村保喜君) 7番横田議員の被災状況の確認作業体制についてのご質問にお答え申し上げます。  近年、本市では熊本地震や西日本豪雨のような大規模な災害が起こってはおりませんが、本市にも大きな影響を及ぼすことが予想される南海トラフ巨大地震は、発生確率が高くなっていると言われております。  現在、本市では気象警報が発令されますと、警戒本部を設置するため職員を動員し、予備動員体制をとっております。勤務時間外の参集時には、市内の状況を確認しながら登庁等するように動員職員に伝えております。  しかし、大規模な災害が発生した場合は、市外在住の職員等は参集に時間を要します。そこで、現在も大変尽力いただいておりますが、地域に密着した活動をしている、消防団に協力いただくことになると考えております。消防団の各分団と市の災害対策本部は、携帯型MCA無線機で情報交換を行うため、電話回線が寸断された場合でも、問題なく情報収集が行えます。また、この携帯型MCA無線機は警察や消防、ライフライン関係組織にも配備しており、これらの機関との連携にも活用していけると考えております。  議員おただしのSNSの活用については、戸谷議員さんへの答弁の繰り返しにはなりますが、双方向の情報ツールであり優れた機能であることは認識しております。将来的に活用していけるかどうか検討していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしく願いいたします。 41 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 42 ◯7番(横田誠治君) SNSの活用、ぜひともお願いをしたいと思います。言葉だけではなくて、映像の情報で現場に赴く担当の体制や準備も変わってきます。それは早期の復旧にもつながります。また、受けた情報を即、広く市民に発信もできます。今はGPS機能で同時に地図上の位置もわかることができます。発信された情報で被災箇所の付近の家の親族の方が、すぐその発信された方に、例えば、「そこの傾いた家のおばあちゃんは大丈夫か」ということができるわけですね。そしたら、その問い合わせに対して、発信からもう直接、「大丈夫ですよ。ほら」と言いながら、映像でおばあちゃんが、「大丈夫やで。誠治。うちはこれから中央公民館に連れていってもらうから、そっちにおるからな」と、そういうことも可能になってくるんですね。ぜひこのSNSやモバイルの技術も伸びていきますし、30年前ぐらいになりますでしょうか、テレビの宇宙映画で登場人物が全員ポケットから、今のガラケーみたいなものを取り出して、誰とでも交信していると、もう夢のように思っていましたが、それがその10年後には現実のものとなって、今は本当にこのSNSやモバイルの技術は進化してきておりますので、しっかりこのSNSを活用したシステムの運用をよろしくお願いしたいと思います。  あわせて、これは一つ提案なんですけれども、近年、さまざまな場面でドローンが活用されてきております。地震や水害などの大規模災害時は現場に近づけないことも起こり得ることでございます。職員が危険を冒すことなく現場の状況把握ができる、このドローン、今は価格はかなり安くなってきており、それに反比例して性能は格段によくなってきております。被災状況の把握に限らず、映像による被災情報の発信もできます。また、災害ばかりではなく、さまざまな情報の発信、例えば、高田川の桜の情景でありますとか、おかげ祭りの行列等々、また、この市域の状況の移り変わりの記録としても有用と思われますので、ぜひとも導入していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 43 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 44 ◯市民部長(吉村保喜君) ドローンについてですが、議員のご提案のドローンによる情報収集は、確かにリアルタイムに上空から被災状況が確認でき、被災現場のマッピング等に役立つものと認識しております。本市が今後、ドローン導入に向けて検討するに当たり、まずは、パイロットやドローンで得ることができる情報活用方法について考える必要があります。自治体のドローン活用事例やドローン活用に関する研修等に職員を参加させるなど、ドローンを購入しても無駄にならないよう、あらゆる方面からの情報収集と研究を行うことから取り組んでまいりたいと考えております。  よろしくお願いいたします。 45 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 46 ◯7番(横田誠治君) よろしくお願いをいたします。  次、浸水対策について、お願いします。 47 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 48 ◯環境建設部理事(山本善一君) 7番横田議員の浸水対策についてのご質問に答え申し上げます。  本市におきましては、1,000平米以上の宅地開発を行う場合、雨水流出抑制施設の設置を徹底しており、敷地からの流出雨量は開発前と同等であると考えております。  しかし、近年、9月4日のような短時間に大量に降る雨がふえ、上流からの雨水ではなく、その場所で降る雨に対し、水路等の容量を超え、今までは道路冠水等が起こっていない場所でも発生している可能性があります。  これを根本的に解消するためには、水路等の先にある大和川水系一級河川の容量をまずはふやさなければなりません。この対策については、現状は困難ではありますが、本市といたしましては大和川流域総合治水対策協議会を通じ、国、県に対して対策を求めてまいります。  また、把握している浸水常襲地域では、蔵之宮町や池田のように一時貯留施設を整備し、浸水対策に努めております。浸水常襲地域以外を含め、ゲリラ豪雨等による災害軽減策といたしまして、地元自治会や市の施設などに土のうを事前に配布し、敷地内への雨水流入等に対し、自衛策を行っていただいております。さらに、市職員はもとより消防団や消防署などの公共機関とも連携しながら、災害対策に努めております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 49 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 50 ◯7番(横田誠治君) 近年の大規模水害では、時間雨量が100ミリを超えているところが多々あります。行政としての対応はもちろんのことですが、今後、今まで以上の雨が降った場合、市民の皆様お一人お一人がご自分で自分自身とご自身の家族、そして、家や財産、会社や工場がどのような状況に追い込まれてしまうのか、市民の皆様にしっかり考えておいていただいて、事前におのおので準備できることは準備していただくことと、そこに行政がどこまで協力できるのか、市民の皆様に改めて周知をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 51 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 52 ◯市民部長(吉村保喜君) 周知についてですけど、この前の9月4日の降雨ですが、高田川の磐築橋の雨量計によりますと、半時間で45ミリ観測しております。1時間に換算すると90ミリ近くの降雨であり、これは気象台や記録的短時間大雨情報を発令する1時間100ミリに迫る雨量となっております。市民の方々に対して、日ごろから備えや心構えについては、防災訓練や出前講座などを通じ、引き続き周知してまいりたいと考えております。  よろしくお願いいたします。 53 ◯議長(萬津力則君) 7番横田誠治議員。 54 ◯7番(横田誠治君) 千葉県の事例にもありますし、しっかり市民と行政がお互い協力し合いながらやっていけますように、よろしくお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 55 ◯議長(萬津力則君) 次に、8番砂原弘治議員の発言を許します。8番砂原弘治議員。            〔8番(砂原弘治君)登壇〕 56 ◯8番(砂原弘治君) 皆様、おはようございます。議長のお許しを得ましたので、引き続き、公明党、砂原弘治が一般質問をさせていただきます。  まず、このたびの台風災害でお亡くなりになられた方々にご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された方々にはお見舞い申し上げます。一日も早くもとの生活に戻られることを心よりお祈り申し上げます。  今回の災害では、千葉県の広い範囲で、また、長く停電が今なお続いているというふうになっております。以前、一般質問で体育館などの各避難所にクーラーや暖房が使えるくらいの自家発電装置などの設置を要望させていただきました。この大和高田市でも数年前に台風の後、停電が起こったときがありました。私も数時間で済んだ経験がございますが、いつ起こるかわからない災害に対する備えを今一度考えていただきたいと、まずは要望とさせていただきます。  それでは、通告どおり、質問をいたします。  まず、新庁舎建設について3項目お聞きいたします。  まず1項目の個人情報などのセキュリティーについてであります。  現庁舎では、一部各課はカウンターがあり、その奥に職員さんの席、さらに奥には課長など幹部の席が設けてあります。カウンターの奥には誰でも入れるように思われます。一部収納対策室と税務課は関係以外立ち入り禁止と表示されており、一般の方が入りにくいように思います。職員さんの机の上には個人情報がたくさんあります。個人情報保護、機密書類など情報漏えい対策について、現庁舎の改善と、新庁舎ではどのようにされるのか、お考えをお聞かせください。  また、新庁舎の監査委員事務局執務室でありますが、監査は機密文書の確認監査中、監査内容は非公開であることからオープンカウンターにして、他の課との離れた空間、個室的な空間が望ましいと私は思うわけでございます。予定では選挙管理委員会事務局と農業委員会事務局と一緒の空間となっているように聞いております。6月14日の全員協議会での監査委員事務局の執務室について、私の質問に対して回答をいただきました。その内容は、「新庁舎の執務空間については、見通しがよく、来庁にもわかりやすい構成とするため、オープンフロアを基本に設計段階から日々、各課等の業務運用状況等についてヒアリング調査を行った上で、執務室のレイアウトを検討させていただきました。監査委員事務局が配置される予定の執務空間においても、新庁舎建設を機に、最適なレイアウト、職員の働き方などを考慮し、他の課等と同様にオープンフロアとさせていただいております。ご指摘いただきました監査委員事務局内での機密情報の案件につきましては、監査委員事務局奥の打ち合わせスペース、執務空間と区別された部屋、または必要に応じて会議室を利用していただくことで、業務に支障のない運用をしていただけると考えています」と、こういうふうにお答えをいただきました。この考え方は今も変わらないでしょうか。再度、お答えください。  次の項目でありますが、新庁舎来庁の熱中症対策についてであります。どのような対策を考えているのか、お考えをお聞かせください。  また、これも6月14日の全員協議会での冷水機の設置についての質問を、私はさせていただきました。その回答として、「現在の冷水機は昔と違い、衛生的、機能的になっていることを承知した上で、新庁舎での必要について、十分検討をさせていただきました。検討の結果、新庁舎には冷水機を設置しないこととします。来庁の熱中症対策としましては、新庁舎には売店、飲料自動販売機を設置しますので、飲料を購入していただくことで水分補給をしていただく環境が十分整っていると判断しました」と、この考えは変わらないのでしょうか、再度お答えください。  そして、次の項目であります。新庁舎前道路混雑解消についてであります。  現在も朝夕の時間帯、また市役所来庁が多いときや、市役所周辺での自動車が多いときなど、市役所前の道路は混雑しております。さらに新庁舎が建設されれば、新庁舎への出入りが一層混雑し、前面道路は渋滞を引き起こす懸念をされています。どのような対策を考えているか、お答えください。  次、2番目の質問であります。クリーンセンター運営について、4点お聞きいたします。  まず、ごみ収集カレンダーの充実であります。  本市のごみ収集カレンダーは、見にくい、どう見たらいいのかなど、市民の皆様から改善を要望されています。収集カレンダーは2枚に分けられています。香芝市や葛城市のように1つにし、見やすく改善をしていただきたいと思います。どのようなお考えかお聞かせください。  2点目のプラスチック等のごみ家庭回収についてであります。  市内3か所に回収場所は設置してありますが、持ち込む場所まで遠くて持っていけない持ち込み困難な方が多いようです。特に高齢であります。以前、高齢の方が葛城コミュニティセンターにプラスチックの持ち込みを自動車で来た際、奥さんがプラスチック回収ボックスに入れた後、自動車へ戻るときに、運転されていたご主人が自動車を方向転換させるときに、奥さんをひいた、そういった事故が起こっております。プラスチックは大半の食品に使われております。回収されないプラスチックはごみとして処分されます。リサイクルすれば資源です。これは清掃車にも書いておるような文言であります。環境対策にもリサイクルが重要であります。プラスチック等、家庭回収についてのご意見をお聞かせください。
     次のクリーンセンターごみ持ち込み時間についてであります。  持ち込み時間が平日午前9時30分から午前11時30分、そして、午後1時から4時30分までの受け付けであります。朝からの作業を終え、持ち込みに行くのが30分延長になれば、その分、多く持ち込むことができ、午前中で作業が終わる場合がある。現行の平日朝11時30分までを延長することについて、お考えをお聞かせください。  そして、4項目めの広域によるクリーンセンター運営についてであります。  この議会中に、クリーンセンター施設整備特別委員会に報告がありました。天理市でごみ焼却業務を10市町村で運営していく広域化が進んでいます。現在のクリーンセンターでは、回収した焼却ごみをまとめ、天理市に移送する中間施設を予定されております。そのほかのごみについては、現行と同じく、この場所で分別する施設となると報告がありました。焼却ごみは現行のクリーンセンターで行い、分別するごみは違う場所にすることに対してのお考えをお聞かせください。  最後の質問でありますが、市民交流センター運営について、2つ質問させていただきます。  休館日及び夜間営業についてであります。  休館日と夜間営業19時からは、正面玄関が閉まり、壁面のシャッターが閉まります。夜間入り口から出入りすることになります。休館日は日曜日ではなく平日となり、3階の県の行政機関は開庁されております。市民交流センター全体が休館のように思われ、県施設に来られた方が帰られたケースもあるようです。また、開館にもかかわらず、正面玄関が閉まり、入れない、夜間利用が少ないためこのようにしているのか、お考えをお聞かせください。  最後に、市民交流センター駐車場についてであります。  来館から駐車場の台数も少ない、1時間しか無料にならない、市民交流センターを利用で1時間を超える用事となった場合でも、1時間を超えれば有料になる、無料時間の延長について、お考えをお聞かせください。  市民交流センターを利用される方の無料時間はざっくり1時間無料ではなく、30分単位で認証し、2時間までなど延長してはどうでしょうか。お答えください。  以上、壇上でのご質問は終わります。ご答弁のほどどうぞよろしくお願いいたします。 57 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 58 ◯財務部長(森本佳秀君) 8番砂原議員の新庁舎建設についてのご質問にお答え申し上げます。  初めに、個人情報などのセキュリティーについてというところで、ここで3点ほどご質問をいただいております。  現庁舎の執務スペースについてでございますが、現庁舎の執務スペースにつきましては、職員等が出入りするために受付カウンター間にスペースを設けております。そのスペースを関係以外が出入りすることによりまして、個人情報などの情報漏えいにつながらないよう、それぞれの部署の職員が十分心がけておるところでございまして、今後もその強化について職員に十分周知してまいりたいと考えております。 次に、新庁舎のセキュリティーでございます。  庁舎全体のセキュリティーを確保するために、来庁が利用するゾーンと職員が利用するゾーンを明確に区分いたしておりまして、セキュリティーに配慮したゾーニング、動線計画といたしております。具体的には、窓口カウンターから執務室に容易に入れないようにすること、職員の入退室管理はICカードを利用すること、防犯カメラを設置すること、鍵つきの書架を設置すること、閉庁時の管理シャッターを設置することなどでございます。また、監査委員事務局の執務スペースの形態につきましてでございますが、議員おただしにもございました理由から、オープンフロアの執務室とすることで事務局にはご理解をいただいておるところでございます。  次に、熱中症対策についてでございます。  新庁舎では、個別空調方式を採用しております。その使用状況に応じ、快適な空間となるよう、エリア別で温度調整ができるよう計画しております。もし万が一、来庁の方が、熱中症になられた、あるいは、熱中症に限らず気分が悪くなられた、こういったときにつきましては、現庁舎と同様、守衛室に併設された仮眠室で休養をとっていただくことができます。また、2階以上で救急搬送が必要なときは、ストレッチャー対応のエレベーターを設置しております。  次に、冷水機についてでございます。  公共施設や駅のホームなどで見かけることが多かった冷水機につきましては、無料で渇いた喉を潤してくれる水飲み場として利用されてまいりました。  しかしながら、近年ミネラルウォーターが出回りまして、一気に普及することになり、現在ではご自分で水分を持ち歩くなどのライフスタイルが一般化しておるのかなというふうに考えております。そういったところから、冷水機を利用する人が少なくなってきているんじゃないかなというふうに感じております。また、衛生面を気にする人が多くなってきたという側面もありまして、利用に抵抗を感じる方もおられるようでございます。これらのことを踏まえまして、新庁舎におきましては、冷水機を設置しない方向で進めているところでございます。  最後に、新庁舎前の道路についてでございます。  市役所前の渋滞の状況は、担当部局といたしましても十分把握しているところでございます。駐車場の出入口の考え方につきましては、警察とも協議させていただいた上での計画でございまして、この動線は変わることはございません。しかしながら、渋滞への対策につきましては必須でございまして、引き続き、検討をしなければならないというふうに考えております。  入出庫の際に混雑が予想されることに対する対策といたしましては、新庁舎が開庁して当面の間、駐車場出入り口に警備員を配置することを考えておるところでございます。また、新庁舎敷地内の駐車場が満車になった場合は、現庁舎の跡地に整備を計画しております第2駐車場へ誘導できるように、見やすい場所に、電光の「満車・空車」という表示板を設置する計画をいたしております。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 59 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 60 ◯8番(砂原弘治君) ご答弁ありがとうございました。まず、1項目めから少し再質問をさせていただきます。  まず、現庁舎であります市民の方や業者の方、またカウンター内での打ち合わせ場所がある、これは今と変わってないんですね。先ほどの答弁では、十分職員に周知徹底というふうな形で言われておりましたけれども、実際のところ、そのような形がまだまだ見受けられます。どのように周知徹底されたのか、お聞かせください。 61 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 62 ◯財務部長(森本佳秀君) 周知につきましては、これから強化してまいりたいというふうに考えておりまして、机に置いておられるような文書等につきましては、管理の方につきましても十分配慮するように周知してまいりたいと考えておるところでございます。 63 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 64 ◯8番(砂原弘治君) 打ち合わせ場所なんかもスペースがないというようなこともあるのかもしれませんけど、やっぱり小さなところから変えていかなあかん。現在、やっぱりやっていかないと、そういうしゃあないなではやっぱり済まされへんようなものが感じられます。この話は私はきょう初めてやったわけじゃなくて、以前からも直接課には言ったりしております。ある飲料メーカーさんを訪れた際、私はたまたまいてたんですけど、きちっと警備員の人が一緒についていって、カウンターの横から入るところ、施錠されていたところを解除されて、職員さんと一緒に、警備員さんも一緒についてどこかへ行かれたんですね。そういうふうな企業さんは徹底しているわけですよ。誰から突かれても、「ああ、ちゃんとセキュリティーが守られているな」と、こういうふうに思われる、そういうふうな姿勢を皆さんに持っていただきたい。今は旧庁舎ですけれども、今後、新庁舎についてはその辺を十分考慮していただき、しっかりと取り組んでいただきたいと、このように要望しておきます。  そして、監査委員事務局についてであります。これも同じように先ほど回答をいただきました。本当に守られるのかなというふうなことで、きょうちょっと議長にお願いして資料をお手元に配布していただいていると思います。  まず、資料1の、この大阪市配置図ということで出させていただきました。これについては、ここもオープンでされております。ただ、大阪市は大きな市でありますので、いろんな書類が監査に届いて、それを精査するわけですけど、大阪市の場合は、各課、部へ行って資料を見て監査するというようなやり方をしておりますので、この監査課の中ではしないというようなことをお聞きいたしました。大きな市ですので、監査委員の方も大変多くいらっしゃるというふうなことであります。  資料2、これは香芝市です。お隣の市です。ここもオープンでしておりまして、ここにも書きましたけれども、選挙管理委員会の事務局と一緒に併設されております。聞きましたら、総務課という形で、監査の事務局員が選挙等になれば選挙管理委員会の仕事を手伝うというふうなことになっておりまして、もちろん監査委員の人は監査だけをされているんですけれども、そういった場所でやっております。ちょっと横に写っているんですけど、ちょうど右の端のガラスですけど、ここには大きな会議室がありまして、ここで書類のチェック等をきちっとやられているというふうな形で、そこで打ち合わせ等も、機密をこういった形で十分配慮しながらやっていますというふうなことを言っておりました。  3つ目の資料は、これは東大阪市の配置図であります。ここもオープンになっているんですけど、このオープンもちょうどカウンターがあってですね。ただ、ここにも書いてあるように、仕切られているロッカーのようなものが積まれておりまして、一見個室のような形になっていますけど、入れば監査委員事務局もカウンターがあり、ほかの課もカウンターになっていると。少しやっぱり区切られたような形で、工夫をしてやられております。  いずれにしましても、私も何度も、当初この案が出たときに、監査室はやっぱり区切られた空間でやった方が、情報の漏えいとか、また、他の部署、課のそういうふうなチェックをするわけですから、誰が何をチェックしているかということもやっぱりわかってはいけないということで、やはり区切られ空間でした方が安全ではないか、作業効率も今までどおりできるのではないかというふうに、新庁舎の担当責任に言ったわけですけれども、何の改善というか、回答もなく、先日の6月14日に、こういったことをどうなっているかと強くお聞きしたところ、こういうふうな回答が出てきたと。本当に検討したのかなと。先ほどの監査委員事務局の件については、担当課が了承しているというようなことでありますけれども、この事業についてはオープンにするというのは市として決定事項であります。この決定事項に本当に逆らえるのかどうかというふうなところもあります。というふうな部分も感じられましたので、私も監査委員をさせていただいたときに、本当にそう思いましたので、そういうふうに再度質問させていただきました。もう少し新庁舎を建てる際については、しっかりとその辺も考慮しながら、工夫するところは工夫しながら進めていただきたいと思います。是が非でもオープンにしたらあかんとは言いませんが、いろんな形で工夫をできるというふうに感じておりますので、その辺、よろしくお願いいたします。  次に、冷水機、来庁の熱中症対策について、少し質問させていただきます。  この答弁の中では、個別空調方式、各課や部屋でのようなことを言われておりましたけれども、今、ほかに何か対策としてとられて考えていることは、これだけですか。 65 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 66 ◯財務部長(森本佳秀君) 後ほど冷水機のところでお答えする場面があったのかなと思うんですが、私どもの地域包括支援課では、環境省から配布されております経口補水液を常備しておりまして、そちらの方で水分を補給していただけると、そういったことを考えております。  以上です。 67 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 68 ◯8番(砂原弘治君) 例えば、外にミストをするとか、そういったことは考えていませんか。 69 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 70 ◯財務部長(森本佳秀君) 申しわけございません。計画はございません。  以上です。 71 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 72 ◯8番(砂原弘治君) 私が冷水機を言ったのは、昨年、もう本当に暑くて、小学校でしたか、学校でお亡くなりになったということで、それまでも暑い夏が続いておりました。また、今年も非常に暑い夏であります。昨年は前市長が、もうこの事故が起きてすぐに、小中学校の教室にクーラーを設置と。補助は普通教室しかできないけど、全ての教室に設置するということで、本当にそれを聞いたときには、「安全・安心を考えてはりますな」というように非常に感心して、今それがこの9月から全ての小中学校でクーラーが設置され、安全な学校生活の一つというふうなことで動いているわけでございます。新庁舎においても、やはりできることは全てやっていただきたいなというふうに、一つ、考えております。  私がちょっと気になったのは、衛生面を気にする人が多くなってきたという説明もあり、抵抗を感じる人がおられるようであると。また、マイボトルを持ち歩くライフスタイルが一般化していると。これって、市民アンケートか何かをとって、こういうふうな回答をいただいているんでしょうか。 73 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 74 ◯財務部長(森本佳秀君) 一般的にはそのように我々は感じておるところでございまして、アンケート等をとったことはございません。  以上です。 75 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 76 ◯8番(砂原弘治君) 先ほども言ったように、やはり市民ニーズに応じたことをするのであれば、私は冷水機があった方がやっぱり、ちょっとでも飲めるというようなことで安心だなと思うんです。近隣でもハローワークとかまた法務局、高田土木事務所も設置されております。そういうふうな形で、公共施設にもまだまだ置いてあるわけなんですね。よく、この夏でもそうですけど、高齢の方、特にひとり暮らしとかという方なんかは、少しこれだけ暑かってもクーラーを控えられるんですね。これは熱中症対策の中でも言われていて、できるだけ早くクーラーをつけてくださいと。また、水分をとってくださいというような形で、この夏も本当に耳が痛くなるほど広告されているような状況であります。高齢の方や、また、そういった男性の方もそうですけど、余り気にせずにされるんですけど、あれば使うんじゃないかなと。そうやってクーラーの電気代がもったいないという方もいらっしゃるのであれば、飲むというような状況はあると思います。これは、私は市民アンケートはとっておりませんけれども、あれば安心するというのは事実かなと思います。ニーズをできたらそういったところもアンケートをとりながら、細かく市民に還元できるような形で取り組みをしていただきたいなというふうに感じております。また、よろしくお願いいたします。  最後に、新庁舎の前面道路混雑解消についてであります。これは、今も夕方になると、もう混んで混んでというようなことで。また、市役所の出入りが多い時間帯については本当に混んでいるというふうなことで。まず、そこで質問、いろいろ検討されているというふうなこともありまして、いろんな策もとっているということでありますけれども、実際、川沿いの歩車分離の信号から新庁舎まで、一体車が何台とまるかご存じでしょうか。 77 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 78 ◯財務部長(森本佳秀君) 申しわけございません。把握できておりません。 79 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 80 ◯8番(砂原弘治君) それから、歩車分離の信号の時間帯は調べていらっしゃいますでしょうか。 81 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 82 ◯財務部長(森本佳秀君) 申しわけございません。把握しておりません。 83 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 84 ◯8番(砂原弘治君) 私、けさ9時ごろでしたが、歩車分離から新庁舎までは約10台です、とまるのが。歩行専用になる時間帯は26秒余りです。川沿いの道が42秒で、庁舎前の筋の通行時間が46秒と、大変合わせても短い間隔でぐるぐる回っているような感じでありました。ここに来る前ですから9時半ぐらいでしたので、そんなに車も混んでなかったので10台ぐらい、並んで詰まることはなかったです。これは今後、当麻線が開通するとさらに車の量も多くなってきます。やはりこの改善の対策はしっかりととっていかないといけない、このように思うわけであります。歩行の分がもう少し長ければ、ちょっとそういうのをなくした方がいいのかななんて思ったんですけども、それも私としては実際計算してやるわけではないんですけど、やはり近隣の住民の皆さん、また、市役所へ来られる皆さんが、本当に危険がないよう、しっかりとこの辺、もっと細かく調べて検討していただきたい。こうだからこうですよというふうに、先ほどの庁舎のセキュリティーについてもいろいろとありますけれど、やはりもっともっと、こうなってはいけないということを前提にいろいろ考えていかないとだめだなというふうに感じておりますので、新庁舎については、今、建設が始まったばかりでありますけれども、最善を尽くしながらいいものをつくっていただいて、そして、市民に喜んでいただけるようにしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次、お願いいたします。 85 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 86 ◯環境建設部長(勝山孝君) 議員おただしのクリーンセンターの運営についてのご質問にお答え申し上げます。  まず、ごみ収集カレンダーの充実についてでございます。  現在、可燃ごみやペットボトル、新聞・紙類、蛍光灯・乾電池、割れたものの収集日は、分別収集カレンダーにより、月・木収集地区と火・金収集地区の両面印刷で表記させていただいております。また、カン・ビンの収集カレンダーについては、2週間に1度収集を行なうものとして、1番から8番までの収集地区番号で表記されております。  2つの収集カレンダーを1つにまとめて見やすくできないかというおただしでございますが、性質の違う2つの収集カレンダーを1つにまとめますと、混乱を招くおそれがありますので、個々に分けさせていただいております。  ご質問にありました香芝市や葛城市は、校区や地区ごとに収集区域が決められており、収集区域ごとに収集カレンダーを配布しておられますが、本市は、市全体で2つの収集区域としているため、2つの収集区域の収集日を記載する必要から両面印刷とさせていただいています。仮に、香芝市や葛城市のような冊子型の収集カレンダーとした場合、ページ数がふえるなど使いやすさが損なわれることも考えられます。今後も使いやすさや見やすさを考慮し、より良い紙面作りに努めてまいりたいと考えております。  次に、プラスチック等ごみの家庭回収についてでございます。  現在、その他プラスチック製容器包装は、再資源化を目的に、9か所の公共施設で拠点回収を行っております。汚れのとれないものなどは、再資源化が困難なため、燃えるごみとして出していただいているのが現状でございます。  おただしのその他プラスチック製容器包装の各戸収集については、収集体制の見直しやストックヤードの確保等、多くの課題がございます。現在、進めておりますクリーンセンターの施設整備において、リサイクル施設が完成しましたら、各戸収集に向け進めてまいりたいと考えております。  次に、クリーンセンターへのごみ持ち込み時間についてでございます。  現在、平日におけるクリーンセンターへの一般ごみ持ち込み受付時間は、午前の部は9時30分から11時30分までと、午後の部は1時から4時30分までとなっております。  午前の部が11時30分までとしています理由につきましては、午前の部のごみの搬入が全て終わりましたら、手数料の集計と現金収入の照合処理や各受入設備での清掃作業を行なっているためで、この処理に要する時間は、約30分必要でございます。  また、午後の部の開始時刻を1時としている理由につきましては、各受入設備には、搬入時の指導や安全確保のため、職員を配置しておりますが、交代で休憩時間をとった場合、職員配置が手薄になるなど、安全面への配慮ができないなどの問題が発生します。このため、休憩時間については、12時から1時までとし一斉に与えているため、午後の部の開始時刻を1時としております。  次に、広域化によるクリーンセンター運営についてでございます。  本市及び天理市を含む10市町村によるごみの広域化により設立されました山辺・県北西部広域環境衛生組合が準備を進めております新ごみ処理施設の供用開始は、令和6年2月ごろの予定となっております。  クリーンセンターでは、新ごみ処理施設へ効率的に運搬するためのごみ中継施設の整備と、老朽化に伴う設備の更新及び資源化の拡大に対応するためのリサイクル施設の整備を進めているところでございます。  おただしの可燃ごみと資源物を違う場所で行う場合、新たな用地確保や収集体制の見直しなど多くの課題が発生します。また、粗大ごみや資源物については、処理後に可燃物残渣が発生するため、ごみ中継施設へ可燃物残渣を運搬する必要がございますので、ごみ中継施設とリサイクル施設をクリーンセンターの同じ敷地内に設置することで、ごみ処理の効率化が図れるものと考えております。  何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。 87 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 88 ◯8番(砂原弘治君) ご答弁ありがとうございました。まず、ごみ収集カレンダーですね。皆さん御存じのように、高田市は2枚になっていて、1枚が収集日の地区別で、こういうふうな形ですよね。見たことはありますよね。これにもう1枚あって、この番号が書いているんですね。番号が書いているところが地域、地域で1年間のカレンダーの番号を見るわけです。高田市以外の方は知らないかもしれないんですけど、そういうふうな形なんですね。  これも議長にお許しいただいて、資料を出させていただいております。これは葛城市のごみカレンダーをコピーさせていただいたもの、1枚目と2枚目だけをつけさせていただいたものなので、実際どうかというのは見ていただいたらいいんですけど、これは4地区がありまして、校区別に4つに分かれて4枚出されております。もう非常にこれはさっき回答で何か使いにくいとか、何かありましたね、使いやすさが損なわれることを感じられますと。わざわざピンで押さえるようなところまできちっとやって、次が来ればまた4か月1枚で見られるわけですね。次来たら、こうやって毎月やっていくと。これが使いにくいのかなというふうに一つ思います。香芝市も同じようにしている。香芝市は、同じような形で字も大きく書いております。ほとんど同じようです。これも6校区ぐらいになっております。これを見ていただいたら、本当にわかりやすいかなというふうに。というのも、やはり分かれていると、自分の地域に番号が書いていますけど、なかなかやっぱり毎回、毎回、こちらの方に、この収集地区の方に、ここへ張り出して、ビン・カンはここやというような形でやっていかなあかんわけですよ。このようにパッと見たら、きょうは何々、きょうは何々、もう月ごと、曜日ごと、日にちごとでちゃんと、何々と何々が回収やというのが一目瞭然なんですね。先ほど高齢化率が31%というふうなことを言われておりまして、さらには3割の方が高齢になっていくというようなところで、これぐらいの他市のこういうようなまねができへんかなというふうに非常に感じるんですけど、いかがですか。もう1度、いかがでしょうか。 89 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 90 ◯環境建設部長(勝山孝君) 本市の場合、ごみの収集が月・木コースと火・金コースの2地区、そして、1番から8番の8コースの、それを他市の香芝市や葛城市と同じようにつくろうとすれば、16種類を作成しなければいけなく、そして、またそれを16種類の地区に配布しなければいけないようなふうになってきますので、なかなか難しいかなと考えております。 91 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 92 ◯8番(砂原弘治君) 16地区、つくってくださいよ。8とかというのもあるしね。わかりますよ。町で曜日が違うというのがあります。ビン・カンもまた別々というようなことであります。この後にプラスチックの回収についても、それを入れればさらにふえるのかもしれないですけど、16つくってもらっても全然、皆さん喜びますよ、はっきりしてね。もう見やすいですしね。ほんで、言われているのはやっぱり、もしあれやったら、費用面に考えれば、広告を載せればいいのと違うかと。昔、町内の地図に広告が載っていまして、毎年、毎年、更新できるのも広告があるからというふうなことで、今はちょっとそういうのは、町内の地図も個人情報があり、できない部分もあるのかもしれないですけど、そういった広告を利用すれば財源も見込めるのじゃないかなというふうに感じます。再度検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 93 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 94 ◯環境建設部長(勝山孝君) 今後の検討課題としてと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 95 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 96 ◯8番(砂原弘治君) ありがとうございます。それから、プラスチック等ごみの家庭回収については、前向きな答弁ということで、ありがとうございます。ただ、新しいクリーンセンターができてからというようなことで、新しいこのリサイクル施設はいつぐらいの完成になる予定でしょうか。 97 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 98 ◯環境建設部長(勝山孝君) リサイクル施設につきましては、令和9年度の完成を目指しております。 99 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 100 ◯8番(砂原弘治君) ということは8年ですね、8年後、9年後というふうなことで、私も議員になっているかどうか、市長もなっているかどうかということなので、もう少し前でやっていただきたいなというふうに、前向きな答弁はわかるんです、わかるんですけど、もう少しやっぱり。この回収については、多くの方、また先ほども言いましたように、回収ボックスに入れに行っている方も非常に多いわけです。これも回収のいろんなパターンがあるということで、そこへ入り込めないというようなこともお聞きしたことがございます。しかし、それは先ほども同じように、費用を出せば回収もできないこともないと思います。そこで、国はプラスチックの回収について、今、費用を出そうというような、そういうふうなことも言われていると思います。海洋生物の、今、プラスチックの問題で、やはりリサイクルをしっかりと進めていくということで、これは公明党の環境部会からも、原田前環境大臣に対して、「海洋プラスチックごみ対策で地方自治体への必要な財源措置を求めています」ということで、回答としても、「前向きな検討を進めていきます」というような回答をいただいておりましてですね。実際のところはまだそういった費用もついてないかもしれないですけど、やはりこれは世界的な問題でありますので、先ほども言いましたように、やはり全てごみで捨てても高田市の場合は回収、問題なく処理されるというのが現状です。家庭回収になれば、やはり市民の皆さんも協力していただいて、しっかりとそういった環境問題にも取り組んでいただけると。実際、ペットボトルがやっぱりきちっとそういった回収に協力していただいておりますし、また、新聞などの資源ごみ、市民の皆さんはしっかりと対応していただいておりますので、プラスチックの方もできれば回収していただきたい。本当に先ほども壇上で言いましたけれども、ほとんどがプラスチックなんですね。外していくと、みんなこのプラスチックのマークが商品なんかは、もうほとんど外装も全てプラスチック、ほとんどごみにならないぐらい、それをきちっとすればごみにならないぐらいのものになります。そうすると、ごみの袋が売り上げが減ってしまうというようなこともあるかもしれませんけれども、やはり環境のことを考えれば、しっかりと、これは9年じゃなかなか先過ぎて何とも言えなので、もっともっとやっぱり検討していただきたいと、このように、市長、よろしくお願いいたします。  最後、クリーンセンターの広域化による運営についてであります。  今回、私、資源ごみと場所を分けてはどうかというふうな話をさせていただいたのは、やはり地元の方の負担を少しでも、これを剥がすことによって負担を少しでも軽減できるようというような思いで少し言わせていただきました。特別委員会でも同僚議員が聞きましたけど、再度、この場所でごみ中継施設とリサイクル施設を敷地内で設置することについて、地元の理解を得たというような回答をいただいておりますが、本当でございましょうか。もう1度お答えください。
    101 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 102 ◯環境建設部長(勝山孝君) 先日、地元説明会の方にも出席させていただきまして、丁寧に説明の方も行ったつもりでございます。そして、地元の方にも了解を得たというふうに感じています。  どうぞよろしくお願いします。 103 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 104 ◯8番(砂原弘治君) ありがとうございます。やっぱり地元をしっかりと取り組んでいただいて、ありがとうございます。  リサイクルセンターの建物ができるわけですけど、作業はこの建物内だけでする予定でありますか。 105 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 106 ◯環境建設部長(勝山孝君) はい。そのとおりでございます。 107 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 108 ◯8番(砂原弘治君) 今は屋外みたいな形でされている部分もありますけれども、これもまた夏場は非常に暑くなって、そういった作業の環境の面も考えながら、施設をつくっていただきたいと思います。  それともう1つ提案というのは、実はこの葛城川沿いの田井とか、また、今里川合方でしたか、その住民さんから、避難所が葛城川を越えて学校があると。そんなときに、どこかやはり安心な避難所ができないかというふうなことを、ちょっと相談を受けたことがありました。少し離れているのはあるんですけれども、新しいクリーンセンターができるときに、少し一時的で結構です、住民さんが逃げられるような、そういった一時的な避難所としてできるようなものも少し考えていただいて、つくっていただきたいなというふうに感じております。災害が起こっていろんな災害ごみがいっぱいになるというのが、大体そういうのが想定されて、クリーンセンターの、また、そういった敷地等もいろいろと、そういった検討もされるとは思うので、常備というのではなくて、どの施設もそうなんですけど、今後、新しい施設についてはやっぱり少し一時的な避難所の機能を持たせるような、そういうふうなものもつくっていただきたいと思いますので、その考えについて一言ありますか、要望ですけど。 109 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部長。 110 ◯環境建設部長(勝山孝君) 今の議員さんのこの件に関しましては、また、ほかの災害対策ともいろいろ検討しながらやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 111 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 112 ◯8番(砂原弘治君) じゃ、よろしくお願いいたします。  それでは、最後の市民交流センターをお願いします。 113 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 114 ◯市民部長(吉村保喜君) 8番砂原議員の休館日及び夜間営業についてのご質問にお答え申し上げます。  市民交流センターの夜間の開館時間は、交流スペースの利用が午後7時まで、貸館業務及び託児室の利用が午後9時までとなっております。広く市民の皆様が、自由に交流スペースを使っていただける時間は午後7時までとなっておりますので、それ以後は、託児室の安全確保のため、防犯上、正面玄関を施錠させていただいております。休館日につきましては、奈良県施設の運営のみとなることから、県と協議の上、正面玄関を施錠し、休館日夜間出入り口の利用を案内させていただいております。市民の方の利便性につきましては、警備員の配置、案内表示、利用への事前の周知等により、十分配慮してまいりたいと考えております。  次に、駐車場についてでございます。  市民交流センターの駐車場は、主に住民票等の取得や託児、奈良県施設への短時間来館が利用される駐車場であることから、原則無料と想定していますが、1時間を超えて無料とした場合、駐車場の車が満車となり、このような行政機能の役割を果たせなくなるおそれが生じます。市民活動団体の皆様が長時間利用される場合は、近隣の民間駐車場の利用を案内しております。その際には、1時間200円の補助券をお渡しし、最大でも300円でご利用できるように工夫しております。もちろん、電車やバス、自転車や徒歩で来られる方々もたくさんおられます。なお、市民活動団体の皆様が貸館を使用される際に、できるだけ負担の少ない料金で使用していただけるよう配慮も行っております。現行の駐車場料金設定を継続したいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 115 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 116 ◯8番(砂原弘治君) ご答弁ありがとうございます。ちょっと再度お聞きしたいんですけれども、まず、夜間営業、本当にもったいない気がするんです。やっぱりきれいな会館ができて、入り口から入れない、夜間やから。休日もシャッターが閉まっている。せっかくのきれいな市民交流センター、普通でしたらこういうことってないと思うんですね、やっぱり。正面から入れないというような。もう構造的にもそういうふうな形でつくったから仕方ないんですけど、我々も賛成して、しっかりと取り組んでもらいたと思っていたんですけど、まさか夜間にシャッターが閉まって、裏から入らなあかん状態が起きるとは思わなかった事実があります。そこで、警備員の配置、案内、利用というふうな形で対応しておりますといいますけれども、本当にちょっと残念であります。もう1度検討していただきたい。決算特別委員会でもこの管理費用が非常に高額であると。警備員もお昼の人について、具体的には言われておりませんでしたけれども、やはり無駄ではないかなというような懸念をされている方もいらっしゃった。私もそういうふうに思います。きょうび、2人ですかね、いらっしゃって、19台の駐車スペースでありますよね、そういうようなところを管理されているわけですけど、そこを何とか夜間に集中させるとかというような形で、取り組んではどうかなというふうに思います。  駐車場も絡めて言わせていただきたいんですけど、駐車場なんですけど、住民票をとられる方、また、県の施設に来られる方、これは1日何人ぐらいですか。 117 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 118 ◯市民部長(吉村保喜君) 1日の数字は今回持ち合わせておりません。年間の数字で言わせていただきます。住民票が1,597件、託児所利用が724名、県施設の利用が1万6,811名、合計1万9,133件の利用がございました。 119 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 120 ◯8番(砂原弘治君) これ以外で来られる方、また、イベントがあって来られる方については、そんなときに満車になったら、この行政で来られた方は優先的にとめられるんでしょうか。 121 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 122 ◯市民部長(吉村保喜君) 駐車場がいっぱいになればとめることはできません。だから、近隣の駐車場に案内します。 123 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 124 ◯8番(砂原弘治君) その場合、市民団体の皆さんには近隣の駐車場のサービス券か何かを渡されていると言っていましたけれども、渡していらっしゃるんでしょうか、その方たちにも。 125 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 126 ◯市民部長(吉村保喜君) 渡しております。 127 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 128 ◯8番(砂原弘治君) 数はどれぐらいになりますか。 129 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 130 ◯市民部長(吉村保喜君) 今、その数字については、お答えする数字は持っておりません。 131 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 132 ◯8番(砂原弘治君) 200円分のサービス券ですね。近隣の民間の駐車場ですよね。平成30年度、その補助券は何枚利用されていますか。また、何枚購入されましたか。 133 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 134 ◯市民部長(吉村保喜君) その数字についてはちょっと今は持っていませんけど、1時間以内で、無料にした車の台数といたしまして、1万2,307台無料としております。 135 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 136 ◯8番(砂原弘治君) わかりました。渡しているんであればよかったです。29年度は100枚買うて、何ぼか使って、残ったというふうに聞いております。その数字はまた確認していただいたらいいと思います、私も覚えてないので。本当にその台数は少ないですよね。先ほど19台と言いましたけども、それは19台でいいですか。 137 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 138 ◯市民部長(吉村保喜君) 台数については24台です。 139 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 140 ◯8番(砂原弘治君) 台数を間違えましたけど、いずれにしても24台というのは少ないです。ここで公用車が常にとまっているようですけど、どういうことでしょうか。 141 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 142 ◯市民部長(吉村保喜君) 1台だけとめさせていただいております。 143 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 144 ◯8番(砂原弘治君) 台数も少ないのに公用車がとまっている。もちろん公用車の必要性はあると思うんですね。ちょっとどうなのかなと疑問に思います。やっぱり公用車は必ず市民交流センターの用事があるからとめているのかもしれないですよね。それもやっぱり1時間にすればいいのと違いますか。市民に還元できへんのやったら。いや、とめていいのかなと思いますよ、そんな少ない台数のところに。思いませんか。満車になったら市民には我慢してもらう。これはここへ来た人、そうやって言うた人はいいですけど、そこにイベントで来た人には渡してないですよね、補助券というのは。どうでしょうか。 145 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 146 ◯市民部長(吉村保喜君) 駐車された場合は全て渡しております。 147 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 148 ◯8番(砂原弘治君) 補助券ですよ。全員に渡しているということですね、ほんなら、来られてとめられない方については。 149 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 150 ◯市民部長(吉村保喜君) 館の目的以外は渡しておりませんが、館を使用された方には全て渡しております。 151 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 152 ◯8番(砂原弘治君) ちょっと使用されたというのは、例えば、体操で来られた方、車に乗ってきて、いっぱいやったら渡しているということですか。 153 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 154 ◯市民部長(吉村保喜君) そのとおりです。 155 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 156 ◯8番(砂原弘治君) わかりました。ほんなら、これからしっかりと私も訴えてまいります。1時間ちょっと超えるぐらいでも、やっぱり200円かかっちゃうわけですね、近隣にとめると。そこを30分おきにすれば、必ず使った人にはそういうようなサービスが受けられるというような形にすればどうかなというふうに。また、これは市民の皆さんからも要望があったんですね。本当にそういったことでお願いしたいと。全ての人に渡している。以前は主催とされる方に、いっぱいになったときにとめられへんかった場合は補助券を渡すと、こういうふうに聞いたんです。だから、こういうふうな形になっていますけど、全ての方に、今、お渡ししているということですので、これをしっかりと市民に訴えていただきたいと思います。1時間は無料になりますというようなことは、きっちりと訴えていただきたいと思います。かなりのお金になってくると思いますよ。いずれにしましても、そういうことであれば、ちょっとわかりました。  最後に、市民交流センターの夜間営業と休館日については再度検討していただきたいと思います。せっかくある施設ですし、私も賛成させていただいて、市民の皆様にもこういう行事があるということで訴えさせていただいております。また、常に私が住む地域の南側の皆さんはほとんど使う機会がないというのは今も言ってはりますし、何をやっているかわからない。また、北の方の方も交流センターに行く機会がないというようなことを言っておられます。また、機会があってもそうやって遠い方は駐車に困るような現実であります。この議会で、森本議員ですかね、公共施設の駐車場、さざんかホールの駐車場を言っております、やっぱり整備しないといけないと、これは私も同感であります。こういった新しい施設、また、中心市街地にある施設について、駐車場がないというのはやっぱり、このまちではちょっとなかなか、その施設を使うに当たって非常に不便に感じるところがあります。だから、これは要望ですけれども、市民交流センターや、また、さざんかホール、近い場所に第2駐車場という形で、ちょっと離れてでもそういうふうな形で設けていただきたいと、これは少し要望とさせていただきたいと思います。ほかのそういうふうな駐車問題についてはしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に、ちょっと申し上げたいんですけれども、市民のため、また市民の利便性、住みやすい、また市民が誇れる、他市では当たり前のことができていない。また、特徴のある、住んでいる方が他の市の方に、「このまちに引っ越してきたらいい。高田市に引っ越してきていいよ」と、また、若い人に、「高田市はいいところやから、住んでほしい」と住んでいる人が言えるような、そういうまちにちょっと取り組んでいただきたいと思うんですが、市長、最後にちょっと、こういう考えはいかがでしょうか。 157 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 158 ◯市長(堀内大造君) ただいまのお話ですけども、もちろんそういうことを考えながら、今回私も立候補させていただきました。生まれ育ったまちがこれからますます発展するよう、努力していきたいと思っております。 159 ◯議長(萬津力則君) 8番砂原弘治議員。 160 ◯8番(砂原弘治君) しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  これで一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 161 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。            午前11時40分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時43分再開 162 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて会議を再開いたします。  次に、4番所進議員の発言を許します。4番所進議員。            〔4番(所進君)登壇〕 163 ◯4番(所進君) 議長のお許しをいただきましたので質問をさせていただきます。日本共産党の所進です。  今回は、買い物弱への支援事業、また、投票率向上の取り組み及び投票環境の改善について質問をさせていただきます。  1つ目の買い物弱への支援事業について、大和高田市は高齢化率が30%を超え、今年の敬老会でも市長が触れられていたように、70歳以上の方が1万5,174人いらっしゃるという状況です。医療技術の進歩、また、住民自身による健康づくりの活動で元気に過ごされている方、また、病気や障がいを持っていても自立した生活を送られている方がたくさんいらっしゃいます。自分の力を最大限に生かして可能な限り自立した生活を送りたい、これが多くの市民の皆様の願いかと思います。一方で、高齢ドライバーの事故が連日、厳しくマスメディアなどでも報道され、行政も運転免許の返納を奨励している状況がございます。加齢や運転免許の返納によって毎日の買い物に難渋しているという声をたくさんお伺いしております。経済産業省が平成26年度に実施をしました調査では、住んでいるところから500メートル以内に生鮮食品を買う場所がない方、買い物弱が全国で約700万人いるという報告がされております。この配布させていただきました地図をごらんになっていただきたいんですけども、これは高田市西部、東部、高田南部ということで、およそ3つの中学校区でということで色分けをして、2019年5月に作成をさせていただいた地図なんですけども、この赤の文字で書いてあるのが、生鮮食品が買える商業施設、あと、星の部分がコンビニというふうになるんですけども、この地図にもありますように、駅の近くや幹線道路沿いには商業施設が集中しているという状況なんですけども、地域によっては生鮮食品が買える商業施設まで1キロ以上離れている地域がございます。6月の一般質問でデマンド交通の導入をはじめ、外出支援事業の展開についてお尋ねをしたところ、「大和高田市は公共交通機関が充実をしており、まずは公共交通機関を利用できる心身の状況を維持できるよう介護予防や転倒予防教室などを実施している」というご答弁をいただきましたが、実際、市民の中からは、「タクシーがなかなか捕まらないので、30分から40分歩いて買い物に行っている」と。また、「公共交通であるきぼう号の乗り継ぎが悪くて買い物に行きにくい」と、こういった声をお伺いしております。また、9月末には、大和高田市曽大根にあるコープたかだが閉店するなど、買い物に行く場所自体が減少しているという実態もございます。高齢になっても病気や障がいを持っても安心して住み続けられる地域づくりのために買い物を支援する事業が求められている状況です。斑鳩町では軽度生活支援事業として、シルバー人材センターの方が買い物を代行するというサービスを行っております。また、河合町にある診療所では、診療所がケアプラン管理している100名の方に買い物環境実態調査というものを行って、「気晴らしに近所の友人と買い物に行きたい」、また、「自分で選んで買い物をしたい」と、こういった要望に応え、毎週自前で買い物バスを運行されている、こういった事業にも取り組まれております。そして、東京医科歯科大学、谷友香子助教らの研究グループが、「自宅近くに食料品が手に入る店が全くない」と答えた高齢は、「たくさんある」と答えた高齢に比べて、認知症のリスクが1.7倍という調査結果を発表しています。  そこで質問をさせていただきますが、本市におきまして、高齢の方や、また、体が不自由な方への買い物支援事業について、どのように検討されているでしょうか、ご答弁をお願いいたします。  引き続いて、投票率向上及び投票環境改善について質問をさせていただきます。  2019年7月21日投票で第25回参議院議員選挙が行われ、投票率は全国で48.80%、高田市における投票率は43.82%となり、前回を8.68ポイント下回りました。市民の主体的な政治参加を実現していく上で、半数以上の有権者が投票を棄権した今回の結果を決して看過することはできません。投票率向上の取り組みは喫緊の課題でございます。そして、2016年6月より18歳選挙権が実施され、未来を担う若者にどのように主権者意識を育んでいくかも重要な課題でございます。また、「体が不自由で投票所に行くことができない」と、こういった声もたくさんお伺いをいたしました。主権の行使を保証していくということは、命や暮らしを守るということと並んで行政が取り組むべき課題でございます。  そこで、有権者の意識を高め今後投票率を向上させるために、高校への投票所の設置、また、商業施設でのPR活動などが必要だと思いますが、今後、本市においてどのように取り組んでいかれるでしょうか、答弁をお願いいたします。  また、高齢の方や体が不自由な方が投票しやすくするため、投票環境を改善しなくてはなりません。秋田県湯沢市では病院に期日前投票所を設置し、今後は投票所への移動支援も検討されているとのことでした。本市においても公共施設、具体的には市立病院、市民交流センター、葛城コミュニティセンターへの期日前投票所の設置、また、投票所への移動支援について検討が必要かと思いますがいかがでしょうか。ご答弁をお願いたします。  以上で壇上での質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 164 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。13時より再開いたします。            午前11時50分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時00分再開 165 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて会議を再開いたします。  保健部長。 166 ◯保健部長佐藤博美君) 4番所議員のご質問にお答え申し上げます。  高齢や体が不自由な方への買い物支援については、要介護認定を受けておられる方や総合事業対象に対しましては、心身の状況によって、介護保険や総合事業のサービスをご利用いただいて、日常生活に必要な買い物に対応させていただいております。  また、買い物したものを配達してくれるお店や移動販売など、さまざまな高齢サービスの情報を集めました、「みくちゃんおたすけ手帳」を本年8月に、地域包括支援課におきまして作成いたしまして、高齢や民生委員、ケアマネジャー等に配布するなど、今後高齢に必要な情報を逐次提供してまいりたいと思っております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 167 ◯議長(萬津力則君) 4番所進議員。 168 ◯4番(所進君) 答弁ありがとうございます。地域支援事業や介護保険のサービスを利用している方、その方には利用してもらえるサービスもあるということなんですけども、この地図で示させてもらったとおり、駅の周辺であるとか、幹線道路沿いであるというところに商業施設が集中しておりまして、そういった介護保険のサービスを使っている人よりは、高齢の方の、また、体が不自由な方の人口の方が実際には多いと思うんです。だからこそ、サービスを拡充するといいますか、買い物支援の具体的な事業として進めていかなければならないのではないかと思って質問をさせていただいております。  それで、事例をまた紹介したいんですけども、御所市ではコープと市が協定を結んで市内8か所で移動販売をしているということでございます。実施に当たって、市内で約120ある大字に移動販売に対する要望があるかアンケートを行って、30から40の大字が手挙げをされて、そして、今年度は試験的に8か所で実施をしておられるということでした。利用されている方からは、「生鮮食品が自分で見ながら買える」、また、「コミュニケーションの場になる」「今回ないものは次回に持ってきてくれる」ということで好評をいただいているということでした。また、御所市側が負担する費用もゼロで、本市でも大いに参考にできる取り組みかと思うんですけども、こういった取り組みに関してはいかがでしょうか。
    169 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 170 ◯保健部長佐藤博美君) 移動販売についてのご質問でございます。  移動販売につきましては、本年度4月、事業の参入が1事業ありました。この事業は、直接依頼の戸口に車をとめ、近隣の何軒かが利用していただくというものでございます。直接品物を見て購入し、注文すれば次回届けてくれるというものです。現在8大字、20か所で販売をしていると聞いております。ほかにも、本市に参入していただける事業からのお申し出があれば、利用や自治会にご紹介させていただけるかと思っております。  以上です。 171 ◯議長(萬津力則君) 4番所進議員。 172 ◯4番(所進君) ありがとうございます。私の最初の壇上での質問のところでも、斑鳩町や河合町の取り組みを紹介させていただいて、全国的にもいろんな先行事例があると思うので、これは大いに積極的に取り入れていっていただきたいと思います。  そして、この買い物弱の支援というのは、ただ単に不便なことを解消するということではなくて、買い物に行けない、外出できないということが、ひきこもりや、また、偏った食事、健康リスクも高まるという報告もされております。今、最初のご答弁でいただいたのは、今ある地域包括や介護保険のサービスを利用してもらえばこうなりますというお話だったかと思うんですけども、これからの地域づくりや、まちづくりということを考えましたら、買い物弱の支援というのが、地域づくり、とりわけひきこもりや偏った食事による健康リスクを回避すると、そういった効果も期待されると思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 173 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 174 ◯保健部長佐藤博美君) 確かに日常生活の中で外出ができないという項目も含めまして、基本チェックリストの方で私どももチェックをさせていただいております。ご存じのように、地域支援事業、総合事業ができましてから、事業対象というものができましたので、足腰の弱い方で、今お話しいただいたような外出ができないような方に対しましても、事業対象の認定が出ましたら、その時点から総合事業の買い物支援等を使っていただくことは今のところ可能となってきているところでございます。買い物を自分から行きたいという方に対しまして、例えば、障がいの方に対しては福祉タクシーのチケットでありますとか、そういう1割引きのものなどもご紹介を実際にさせていただいておりますし、また、今、地域づくりということでございましたけれども、生活支援サポーターさんが現在、地域包括の方で養成させていただいておりますので、その方々が比較的、その細かなニーズのところを拾っていただいているかなというふうには思っております。  以上でございます。 175 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 176 ◯市民部長(吉村保喜君) 市全体といたしまして、産業振興課で、「みんなの暮らしを支える」ということで、買い物配達サービスの調査を行っております。この調査とあわせて、配達を行っていただける店舗の募集を行っております。前回が平成23年度に募集を行いまして、市政だよりに掲載させていただいて、買い物の配達サービスはこのお店でできますとかということでやらせていただきましたけど、期間があいていますので、再度また買い物弱の方の買い物サービスということで、今、調査を実施させていただいております。 177 ◯議長(萬津力則君) 4番所進議員。 178 ◯4番(所進君) ご答弁ありがとうございます。2年後に第8期介護保険事業計画がつくられるということで、来年度の予算にはこの介護保険事業計画をつくるに当たっての予算も計上されてくるかと思います。買い物や外出など、市民の皆様が本当に身近で困っているような潜在的なニーズというものがたくさんあるかと思いますので、今、市民部長、買い物については調査をしているということでご答弁をいただいたんですけども、また、本当に困っていること、潜在的なニーズというのを抽出して、そして、市政に反映できるような調査というのも、今後も積極的に行っていっていただきたいと、これは要望をさせていただきます。  続いて、次の答弁をお願いします。 179 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 180 ◯市民部長(吉村保喜君) 4番所議員の投票率の向上及び投票環境の改善について、お答え申し上げます。  現在、選挙管理委員会では、主権者教育の一環として、すでに高等学校への選挙出前授業を実施しておりますが、さらなる充実を図るつもりです。また、その他、18歳の誕生月に投票参加を呼びかける選挙啓発リーフレットを送付することや、投票日を掲載した選挙啓発マグネットシートを、本市の多くの公用車に張りつけること等を協議し、可能かどうか検討いたしております。  議員おただしの高等学校への投票所の設置については、期日前投票所が考えられますが、市内の高田商業高等学校においては、市内在住生徒は全校生徒の約20%と少なく、また、満18歳以上となると、投票できる生徒はさらに少なくなります。また、期日前投票所の増設には課題も多く、二重投票を防止するためのネットワークの構築、投票所スペースの安定的な確保、投票の秘密を守るためのスペースの確保、投票箱、投票用紙の保管場所の確保、また、増設のためにかかる多額の経費などが上げられます。よって、十分に協議し、慎重に検討してまいりたいと思っております。  商業施設でのPRにつきましては、現在、選挙時啓発として、国政選挙では、統一街頭啓発日に、市役所庁舎前で、選挙管理委員会の委員及び明るい選挙推進委員会の委員によるポケットティッシュ等の啓発物品を配布し、投票参加を呼びかけておりますので、今後は、商業施設や市民の多数集まる場所及び複数場所での啓発を協議いたします。  次に、期日前投票所の公共施設への設置について、お答え申し上げます。  市立病院ですが、すでに期日前投票所が設置されている市役所庁舎と距離が近いこと、また、インフルエンザ等ウイルス感染の危険性や、患者と選挙人の区別の問題で、困難であると考えております。市民交流センターコスモスプラザについては、ネットワークは構築済みですが、貸館の運営もあることから、これからの検討課題といたします。葛城コミュニティセンターについては、市の南側に位置し、立地に問題はありませんが、選挙期間中、一定の場所を確保することによる当センター利用への不便や、先ほども申し上げておりますが、二重投票を防止するためのネットワークの構築が必要となってきます。いずれにしても、増設のためにかかる多額の経費など無視できない事項もございますので、二重投票の防止措置などをクリアし、増設の効果も考慮した上で、慎重に検討してまいりたいと思っております。  次に、投票所への移動支援の確保についてですが、本市の場合、16.48平方キロメートルの狭い面積に22か所もの投票区投票所を設けており、他市と比較しても、より身近に投票所がありますので、現在、必要はないと考えております。  ご理解よろしくお願いいたします。 181 ◯議長(萬津力則君) 4番所進議員。 182 ◯4番(所進君) 答弁ありがとうございます。期日前投票所の設置については検討していただくということで、前向きなご答弁をいただいたかと思います。また、高校への投票所の設置、市立高田商業高校が実際は市民の方が20%で、あと18歳以上の方がより少ないということなんですけども、例えば、国政ですね、参議院選とかにおいては市町村関係なく投票できて、その体制をどう組むかという問題はあるんですけども、継続的に行えば、アピール効果といいますか、そういった意識を高める効果もあるかと思いますので、ぜひとも検討をしていただきたいと思います。あと、期日前投票をふやすに当たって、選挙人名簿の二重投票を防ぐための名簿の照会、これがどこの自治体でも苦労しているということで聞いてはおりまして、私がお話を聞かせてもらった秋田県湯沢市では、病院に期日前投票所を設けたと。それは本庁と病院を無線のネットワークで結んだということでした。あと、国の資料を見ておりますと、やはり全国どこでも投票率を上げるためには、そういう場所をふやしていくいろんな取り組みがあるんだけれども、ネットワークの構築というのがやっぱり課題になっていって、そこはもう大いに研究が進みつつあるところなので、そういった情報や最新の状況も踏まえて、ぜひそのネットワークの構築ということにも積極的に取り組んでいただきたいと思います。  それで、全く新しいことを始めるという以外でも、本市におきましては、中央公民館やコスモスプラザ、また、葛城コミュニティセンターなどの公共施設でさまざまな事業が、例えば、100歳体操であったり、健康づくりの取り組みであったり、さまざまな事業が行われております。その方に選挙に行くよう呼びかけるということができるかと思うんですけども、この点についてはいかがでしょうか。 183 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 184 ◯市民部長(吉村保喜君) 再度のおただしにお答えいたします。  選挙時啓発といたしまして投票参加を呼びかけることは、もちろん、公共施設であっても可能であり、効率よく啓発物品を手渡せることや、事業主の許可を得て当事業に参加された市民に投票参加を促すことができることから、有効な啓発場所としてぜひとも取り入れていきたいと思いっております。ただし、議員もご存じのとおり、選挙の公示又は告示日以後しか啓発できませんので、選挙期間中の市民参加事業ということに限らせていただきますけれど、よろしくお願いいたします。 185 ◯議長(萬津力則君) 4番所進議員。 186 ◯4番(所進君) ご答弁ありがとうございます。本当に投票率をどう上げていくのかということは、市民の皆様の主体的な行政参加ですね。とりわけテレビの報道などでは、どうしても年齢層が上の方が投票に行く率が高いということが出ているんですけども、18歳投票権が実現されたからには、本当にこれからを担う若者の皆様に、どうやって政治に関心を持ってもらうか、投票に行ってもらうかというのが、行政の本当に大きな課題だと思います。今、期日前投票所の設置であるとか、あと、商業施設、公共施設でのPRはやっていくということでお答えいただいたんですけども、本当にこれからのまちづくりに、それこそ全ての皆様の声が反映できるようにするには、そういった取り組みや環境の改善ということが、これからも引き続き求められるかと思います。  今おっしゃっていただいたことは、ぜひまた検討いただいて、具体化していただくように重ねてお願いを申し上げまして、私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。 187 ◯議長(萬津力則君) 次に、5番沢田洋子議員の発言を許します。5番沢田洋子議員。            〔5番(沢田洋子君)登壇〕 188 ◯5番(沢田洋子君) 議長のお許しをいただきましたので、私、日本共産党の沢田洋子が一般質問をさせていただきます。  まず初めに、福祉タクシーの対象の見直しについてお伺いいたします。  福祉タクシーとは、重度心身障がいの生活行動範囲の拡大と社会参加の促進を図るため、タクシーの利用料金の一部を助成するものです。本市の福祉タクシーの対象は、下肢、体感、視覚、心臓、腎臓、肝臓、呼吸器、膀胱、直腸、小腸機能、免疫の障がい程度が1級及び2級の方、また、これらの障がいが3級以下でも障がいの総合が1級及び2級であれば該当するとされています。しかし、上肢、聴覚は省くとされており、県下で最も基準が低い制度になっています。先日、肢体不自由右上肢体機能障害3級、肢体不自由左上肢体機能障害3級、肢体不自由両膝関節機能障害3級、身体障害手帳でいいますと、総合の1級の障害手帳をお持ちの方が、福祉タクシーのサービスの申請を希望されましたが認定されませんでした。下肢が3級であったとしても総合2級以上の身体障害手帳をお持ちの方が対象となっていますが、本市では上肢・聴覚は省くとされているため、この方は、上肢を省くと3級の下肢だけが対象となるため認定されませんでした。調べましたところ、県下では、本市だけが総合2級以上の身体障がいであったとしても上肢・聴覚は省くとされているため、この方に福祉タクシーのサービスを提供することができませんでした。このような状況は把握されていますか。本市の対象の基準はいつ設けられましたか。また、見直しの検討を行なわれたことはあるのでしょうか、お聞きいたします。  次に、聴覚障がい支援についてお伺いいたします。  まず初めに、新生児スクリーニング検査の公費導入についてです。  新生児聴覚スクリーニング検査は、早期に難聴の有無を発見するために、赤ちゃんに行う聴覚検査です。先天性難聴は1,000人に1人か2人の率で出現すると言われ、難聴のあることに気づかない場合、言葉の発達が遅れたり、コミュニケーションがとりにくいなどの支障を来し、社会性の発達に影響が生じるといわれています。早期発見とその後の早期療養により発達への影響は最小限に抑えられると言われています。新生児聴覚スクリーニング検査は早期発見に有効とし国が推奨していますが、検査を受けるかどうかは任意になっています。県でも、平成24年度新生児聴覚スクリーニング実施体制検討会を設置し、実施体制の検討をするとともに、平成25年3月には新生児聴覚スクリーニング検査の手引きを作成され啓発を行なっています。また、平成30年3月には県下の実施状況の調査結果を踏まえ、受検体制や産科、小児科、耳鼻科などの連携及び検査実施後のフォローアップ体制づくりの実施に向け、奈良県新生児聴覚スクリーニング検査手引き第2版を作成し、さらなる啓発を行っています。この手引きでは医療機関の役割、市町村の役割、教育委員会の役割、県の役割がそれぞれ丁寧に書かれています。市町村の役割の中に、検査の啓発や、検査にかかる費用について公費負担を行い、受診の経済負担の軽減を図るとありますが、本市の実施状況をお聞かせください。  次に、幼児の聴覚検査の実施状況についてです。  新生児聴覚スクリーニング検査を受診されていない幼児の聴覚障がいを早期に発見するためにも、あらゆる成長段階での検診などで検査が必要だと考えますが、本市で行っている幼児期における聴覚の検査方法と実施状況についてお聞かせください。  次に、高齢への補聴器購入の補助についてです。  今、加齢により耳が遠くなる、いわゆる加齢性難聴が日常生活を不便にするだけでなく、社会活動の減少やコミュニケーションを困難にし、うつ病や認知症のリスク要因にもなっていると指摘されるようになってまいりました。高齢になると耳が遠いことは仕方のないことと軽く考えがちですが、高齢性難聴の対応を個人任せにせず、社会的に取り組むことが必要になってきたのではないでしょうか。「最近聞こえづらいので敬老会などの催しに行っても楽しくない」と言われ、外出されなくなった方や、「電話をかけると相手の声が聞こえにくく、言っていることがわからないので電話をかけるのが嫌になった」と言われる方、「聞き間違いが多く、家族から電話やインターホンに出ないように言われて情けない」と言われる方など、加齢による難聴での悩みや相談を受けることが多くなってきました。家族や身近な方とのコミュニケーションにも大きな支障を来しています。不便と感じておられながらも、補聴器をつけていないと言われる方が多いことに驚きました。お聞きしますと、「雑音が入り、ストレスになり、数時間とつけていられない」と言われていました。日ごろから補聴器をつけておられる高齢の方にもお話を聞いてみましたら、「買いかえを繰り返し、やっと合うものを見つけた」と言われる方がほとんどでした。お聞きしますと、一定、雑音などのストレスを感じず、快適に使用できる補聴器は15万円前後のものが多いようです。片耳で数万円、50万円の補聴器をつけておられる方もおられました。これでは誰もが購入できる金額ではなく、加齢によって起こる難聴に対して、補聴器購入の補助制度を創設している自治体もふえてまいりました。本市としても取り組むべきだと考えますが、いかがでしょうか。  最後に教育の充実についてお伺いいたします。  まず、特別支援学級の教員の配置についてですが、ここ数年を見ましても、特別支援学級に通う児童がふえてまいりましたが、現在の配置状況についてお聞かせください。  次に、教員の休職中の代替教員の配置についてです。  本市では教員が休職され代替の教員が必要になった場合の対応はどのようになっていますか。また、現在休職されている教員の状況と配置状況についてお伺いいたします。  次に、ステップ教室の充実についてお伺いいたします。  ステップ教室は通常の学級に在籍し、授業を通常の学級で受けながらも特別な指導を受ける通級指導教室のことです。これまでにも取り上げてまいりましたが、現在、高田小学校のみで実施されています。先日、教室にお伺いし、授業の様子を拝見させていただき、先生とお話もさせていただきました。やはり、1校のみでの開催に限界を感じておられること、また、遠くて通級を断念せざるを得ない児童がいることをお聞きし残念に感じました。せめて中学校区ごとに設置し、必要とする児童全てが通えるようにするべきだと思いますが、いかがでしょうか。  次に、通学路の安全点検についてお伺いいたします。  現在、通学路に指定されている道路や周辺の安全対策はどのようにされていますか。また、通学路内の違法駐車や無断占用などの苦情があるのか。あった場合の指導はどのようにされ、解決されているのかお聞かせください。  次に、春から夏にかけてよく言われるのが、草が伸びて視界が悪くなり危険な場所がふえてくるということでございます。本市では除草作業は時期を決めて取り組まれているのか、お聞かせください。  最後に、学童ホームの時間延長の実施に向けた進捗状況についてお伺いいたします。  以上で壇上での質問を終わらせていただきます。 189 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 190 ◯福祉部長(大中和彦君) 5番沢田議員の福祉タクシーの対象の見直しについてのご質問にお答え申し上げます。  まず、奈良県内の他市町村と本市の福祉タクシー助成対象の取り扱いの現状把握につきましては、今定例会で一般質問の通告を受け、県内の他市について調査させていただきました。奈良県内の市全てではありませんが、6つの市では対象の認定について、上肢、聴覚を含めて重複した程度が1級又は2級であれば助成対象としている市がございました。  次に、本市の基準となります大和高田市重度心身障害(児)福祉タクシー実施要綱につきましては、平成4年に県で制定されたものを準用していると聞いております。その後、8回の遵法改正などを経て現在に至っております。最終の改正は平成22年でございました。  続きまして、見直しの検討を行ったことがあるかとのご質問でありますが、本制度の目的は、障がいのある方の生活行動範囲の拡大と社会参加の促進を図るため、タクシーの利用料金の一部を助成しようとするものであり、上肢、聴覚に障がいのある方は移動することに支障はないであろうという考え方により、対象としなかったと推察されています。しかし、現在の交通状況、生活状態などが制定当初とは大きく変わってきていることは理解しております。今後、他市町村の状況の詳細について調査し、検討させていただきたいと考えております。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 191 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 192 ◯5番(沢田洋子君) ご答弁いただきまして、ありがとうございます。見直しを検討していただけるということですが、答弁の中にも言われましたように、このサービス自身は、確かに壇上でも言わせていただきましたが、障がいのある方が生活行動範囲の拡大、社会参加の推進を図るためとされています。本市でいいますと、この方は上肢を省くと下肢だけのところが3級、そしたら、本市でいいますと、その下肢で2級以上の方でないと、この福祉タクシーは助成されない、認定されないということになりますけども、そうであれば、下肢だけでその1級、2級の状態というのはどういう状態と把握されているのか、お答えください。 193 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 194 ◯福祉部長(大中和彦君) ただいまの議員のおただしでございます。  どの程度が1級、2級というような状態かでございますが、一応本市の考えといたしましては、診断書に基づいて、その医師の診断に基づきまして、それの1級、2級の身障手帳の相当というようには考えております。  以上です。 195 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 196 ◯5番(沢田洋子君) 下肢の1級、2級の障がいと言われる方は、自分で歩行できていたら1級、2級とならないんですね。1級、2級を持たれている方ということは、自分で歩行が困難な方になってまいります。そうすると、この社会生活とかの行動範囲の拡大とか、社会生活の推進という意味では、自分で歩けない状態になっていますから、福祉タクシーではなく介護タクシーや家族の援助を受けながら外出をしなければならないという状況になるんです。この方は、上肢、右も左も障害3級がございまして、言わせていただきましたように、総合で1級です。おうちに行かせていただきましても、お部屋から玄関に出てくるまで相当時間がかかります。これまでは、この方はご主人さんが車に乗られていたので、通院なども自分で通われていたんですけども、実際、自分でタクシーを呼ばなければ病院に行けないという状況になっているんですけども、バスなどの交通機関も厳しいということですから、タクシーなどを利用しなければならない。そしたら、費用もかさんでまいります。このような方が福祉タクシーの対象にならないというのは、県下でも高田市は上肢と聴覚を省くとされていますから、対象にならないんですね。こうした事態を把握していただいていると思うんですけど、下肢だけの障がいを見ますと、1級、2級では自分で歩行できる状態じゃないという方にしか、この福祉タクシーが対象にならないという点では、どのようにお考えでしょうか。 197 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 198 ◯福祉部長(大中和彦君) 再度のおただしです。  今、議員もおっしゃいましたように、私も先ほどの答弁でも申しましたように、生活形態とかが制定当初とは大きく変わっているという事実につきましては理解をしているところです。それにつきましても、今後、そのような方のことも含め、どういう状態が福祉タクシーが必要なのか、再度見直しをさせていただいて、しっかり考えていきたいと思います。  以上です。 199 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 200 ◯5番(沢田洋子君) 早急に検討していただきまして、こういう方も対象になるように見直していただきたいと思います。この方の相談をさせていただきまして、担当課の方も熱心に対応していただいたんですけども、この方は医大に通われていまして、まず、この医大の先生が、「もう総合で1級やから、手帳の申請のし直しをしなくても対象になっているんや」と言わはるんですね。それはやっぱり県下ほとんどの方が、その方の状態では、この福祉タクシーの対象になっているということを把握されてのことで、同じような状態の患者さんの中でも、「あなたがこの福祉タクシーの対象にならへんのはおかしい」と、もう本当に高田市やったからこれが通らないと、本当に情けない思いをしましたので、調べていただいて、早急に見直していただきたいと思います。 201 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 202 ◯保健部長佐藤博美君) 5番沢田議員の新生児聴覚検査の公費負担導入及び幼児の聴覚検査実施状況について、ご質問にお答え申し上げます。  聴覚検査は、全国的に新生児聴覚検査が推奨されておりまして、奈良県では、議員おただしのように、マニュアルに基づき、出生時に入院病院や助産院において、検査が実施されております。本市におきまして新生児の聴覚検査受診率は、平成30年度97.3%でございます。ほとんどの新生児が受診しているという状況でございました。本市では、生後2か月の予防接種交付会の時点で、新生児聴覚検査の受診状況と結果を把握しております。その後の聴覚検査の本市での実施状況といたしましては、4か月、10か月、1歳6か月、3歳6か月健診において、発達に応じた聞こえに関する質問を通して、家庭での様子を把握するとともに、健診時には保健師による問診や医師の診察を行っております。さらに、詳しい検査が必要な場合は、耳鼻科の医療機関へ紹介状を作成いたしまして、早期の受診を勧奨しています。  また、公立の幼稚園、保育所、こども園におきましては、小学校に設置されております聴覚検査のオージオメーターを使用いたしまして聴覚検査を行っており、幼稚園においては、耳鼻科医師の検診を年1回実施しているという状況です。  新生児聴覚検査の公費負担導入につきましては、全額市単独の事業でありまして、全国的には22.6%の自治体が公費負担を行っていると聞いております。県下では、3町、田原本町、高取町、斑鳩町が2,500円から3,000円の一部補助、2村、川上村、下北山村が全額補助という状況でございますが、本市において、現在のところ予定はございません。軽度聴覚障がいの早期発見の観点から、出生時に検査を受ける必要性を妊娠中からご理解いただきますよう、母子手帳の交付時、それから、妊婦健診時、それから、マタニティ教室受講時に周知しておりますが、今後もより多く受診していただけるように働きかけてまいりたいと思っております。  以上です。 203 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 204 ◯福祉部長(大中和彦君) 5番沢田議員の聴覚障がい支援、高齢の補聴器購入の補助制度導入についてのご質問に、福祉部よりお答え申し上げます。  本市では、聴覚障がいで身体障害手帳をお持ちの方であれば、年齢や等級を問わず身体の障がいを補うために必要となる補聴器の購入費を給付しております。しかしながら、障害手帳をお持ちでなく、加齢に伴う難聴の方の補聴器購入につきましては、現在のところ補助制度はございません。このことにつきましては国会でも議論されておりまして、厚生労働省の担当課につきましては、補聴器を用いた聴覚障がいの補正による認知機能低下予防の効果を検証するための研究を推進すると答弁されているところであるなど、今後もますます高齢化が進むことから、本市といたしましても、国の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 205 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 206 ◯5番(沢田洋子君) ご答弁ありがとうございます。新生児の聴覚スクリーニング検査については、本市では97.3%受検していただいているということです。周知に関しては徹底していただいているのかなと思います。しかし、国が言っているのは、100%に向けて取り組んでおられます。県でも、言わせていただきましたように、平成24年に検討会を設置されて、大いにこの手引きの中でも、これも読んでいただいていると思いますが、市町村の役割ということが何項目にもわたって書かれています。この中で周知という点では、重視していただいているのかなと思いますが、いち早く子どもの難聴に気づいて、これで発達の障がいなどのリスクを下げるという点では、国は本当に今、重視されていまして、令和2年度に向けての厚労省の概算要求、これは新生児の難聴児検査、スクリーニング検査ですね、令和元年では4,900万だったものを、この検査の整備事業として4億3,600万円、これを概算要求として出されています。これは予算が通ったわけではありませんから、この金額になるかどうかわかりませんけれども、それくらい重視されているということなんですね。その中には、市町村の支援ということで、これは地方交付税措置として、こうした方の公費負担の助成を実施しなさいと、これが示されています。こうした中で、予算が通りましたら、本市としても公費助成を進めていただきたいなと思いますが、あと1点、今問題になっていますのは、検査の実施ができる病院、医療機関が本当に少ないということがあります。この高田市の市民の方が受けるにしては、一番近いところで奈良県立医大、県下では2つの病院しかなくて、奈良県総合医療センターと奈良県立医大しかやってないんですね。この検査が有効とされていますのは、生まれてから24時間以降、5日以内ということになっていますから、奈良県立医大で出産をされた方はそのまま検査もできると思うんですが、改めて行かなければならない。今回の質問には入れていませんでしたが、この厚労省が言っている概算要求で示されている整備事業としては、医療機関などの検査の機器の設置に関する費用に関しても補助を出すというふうにされていますから、こういうこともいち早く勉強していただきまして、本市でも取り組んでいただきたいと思います。  高齢の補聴器の補助ですが、これは本当にいろんな自治体で補助をされているということが、この間、進んでまいりました。難聴は高齢にとって最も一般的で、身体機能の低下の一つなんですね。先にあらわれるというか。そうした中で、難聴、日本では2017年度を見ますと、65歳以上の方で1,500万人の方が難聴であると推計されています。日常生活に支障を来す程度とされていますのが、70代男性で5人から6人に1人、女性を見ますと10人に1人がこうした日常生活にも支障を来している程度の難聴という調査結果が報告されています。2017年度に開かれました認知症予防の国際会議では、認知症の修正可能な9つのリスク要因の1つに難聴が上げられているんですね。ここを改善することによって、認知症のリスクが減らされるというふうなことも発表されていますから、ぜひとも本市でもこうした助成制度を進めていただきたいと思います。 207 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 208 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 5番沢田議員の教育の充実について、まず、特別支援学級の教員の配置についてお答え申し上げます。  市内小、中学校の特別支援学級の入級数は、年々増加しており、市内8小学校で36学級、3中学校では11学級の計47学級を設置しています。各特別支援学級には、担任教諭が1名配置されており、学級運営に当たっております。また、各学校には、さまざまな障がいを持つ児童生徒に対する学校生活上の介助や学習指導上の支援などを行うことを目的とした教育支援員を、平成30年度から配置時間をふやし配置しているところでございます。特別支援学級に入級していないものの、学校生活を送る上で支援を必要とする児童生徒を中心にその対応に当たっております。今後も各学校の状況を随時把握しながら、支援を必要とする児童生徒が増加する際には、改めて人員の配置を検討してまいりたいと考えております。  次に、教員の休職中の代替教員の配置についてお答え申し上げます。  教員における休職の代替につきましては、講師の配置により対応しているところです。配置する講師の任用は、基本的に県教育委員会が行うことになっております。そのため、従来から市内各校において休職が出た際には、代替教員の配置は県教育委員会の主導で行われてきました。本市において、現在、休職をしている教員はおりませんが、産前産後の特別休暇や病気休暇を取得したり、育児休業が承認されたりしている教員はおり、休職の代替と同様に講師の配置が行われています。なお、現在、小学校において休暇取得1名への代替配置が行われていない状況であります。早急な対応が必要と考えております。  次に、ステップ教室の充実についてのご質問にお答え申し上げます。  高田小学校に設置されているステップ教室には、現在、市内各小学校の児童27名が在籍しており、専属の教諭1名と、数名の教育活動補助員が指導及び各活動のサポートを行っております。  本年度の待機はありませんが、例年、入級希望が多くいることから、通級の活動時間を確保する意味でも、今後新たな通級教室の開設に向け、地域性等を考慮しながら、候補となる学校の検討を進めていきたいと考えています。  また、通級指導教室の開設に当たっては、新たに教員の加配が必要となりますので、教員の配置等について、県教育委員会と協議してまいる所存でございます。  次に、通学路の安全点検について、お答え申し上げます。  通学路につきましては、平成24年に通学路の緊急合同点検が実施されて以来、毎年、本年度におきましては8月28日に実施しております。各学校交通安全母の会、各道路管理、市生活安全課及び市教育委員会、本年度は警察の方も参加していただき、合同点検を継続実施しております。点検した内容のうち、電柱マークや足型マークの設置など、交通安全上の軽微な対応箇所については、原則、その年度内に修理修繕等を行っています。また、カーブミラーの新設や道路標識補修などの大規模な対策が必要な箇所につきましては、各関係機関、高田警察署、奈良県高田土木事務所、奈良交通事務所等と調整しながら対応策を協議し、着手可能な箇所から工事補修等を行っているところでございます。
     市内各学校の通学路における違法駐車や無断占用等についての苦情は、学校には直接届いてはおりませんが、道路管理である土木管理課や生活安全課には報告されており、道路管理が高田警察署と連携し、適時対応し、その解消に努めているところでございます。  また、通学路の除草につきましては、国、県、市などの道路管理によって、時期の違いはありますが、年度当初の段階で計画を立て、定期的な除草が行われております。時期については、例年、国は8から9月の間に、県は7から8月の間にそれぞれ年1回実施することになっております。本市では地元自治会のボランティアが、春と秋の年2回、除草を行っていただいております。その上で、ボランティアが除草できない箇所につきましては、土木管理課が8から9月に除草を行い対応しているところでございます。  最後に、児童ホームの運営についてのご質問にお答え申し上げます。  児童ホームの運営時間の延長については、議会に請願が出されるなど、保護からさらなる運営時間の延長等を望む声が上がっております。そこで、教育委員会といたしましても、これらの声を真摯に受けとめ、よりよい運営時間の設定が行えるよう、来年度以降の早期実施に向けて、まずは指導員らとの協議を進めているところです。  また、指導員の確保については、現在、現状の勤務体制での公募をハローワーク等を通じて行っているところですが、なかなか応募があらわれないのが現状です。指導員の確保は時間延長の実現に大きくかかわることと思います。勤務条件の変更や、シルバー人材派遣などの活用も新たに検討する中で、時間延長の実現に向けた指導員の就業形態や勤務体制の構築を進めていきたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 209 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 210 ◯5番(沢田洋子君) まず初めに、特別支援学級と、また、休暇中の教員の代替について、ちょっと一緒にお伺いしたいんですけども、休暇中の教員1名が、代替が配置されてないということですが、これは休暇中の教員さんがほかにもおられ、ほかは代替配置をしていただいているということなんでしょうか。休暇されている方が1名ということなんでしょうか。 211 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 212 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  議員ただいまおっしゃっていただいたとおり、1名ということでございます。 213 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 214 ◯5番(沢田洋子君) 今、休暇中の教員さんが1名ということでありましたら、私もある小学校に行かせていただきまして、この教員の方の代替については、本当に短期、短期を繰り返しながら配置をしている状況になっているとお伺いしています。本当に先ほど答弁もいただきましたが、県の教育委員会の方に依頼をしてもなかなか代替の先生を送っていただけない。本当にこれは苦労していただいていると思うんですが、来られないからといって、これを学校任せにしていると。ここは校長先生のつながりで、どうにか1か月、2か月とつないで来ていただいているということをお聞きしました。どういう問題が起こってまいりますかといいますと、これは特別支援学級の配置などにも関係しますけども、今、特別支援学級に通われている児童もふえていますが、通常学級に通われている子どもさんの中でも、一定の支援が必要な方というのがふえているということは、これは教育委員会の方もご存じいただいて、ご苦労いただいているところだと思うんですね。こうした中で、保護の方も先生が変わるごとに、子どもの状況を把握していただくために、コミュニケーションから始まって、子どもと先生、保護と先生のコミュニケーションをとるまでに時間がかかる中で、短期に先生が変わってしまうということが、教育現場の中で起こっているのが事実でございます。こうした状況も知っていただいていると思うのですが、今、この特別支援学級であったり、通常学級の先生の配置については基準どおりに配置を対応していただいているということなんですけども、今のこの状況の中で、この基準で対応ができていると、この基準でいいと思われているのか、そこら辺はどのように感じておられるのかお聞かせください。できれば、教育長、答弁をお願いいたします。 215 ◯議長(萬津力則君) 教育長。 216 ◯教育長(早川博君) ただいま沢田議員のおただしについて、答弁を申し上げます。  昨日も植田議員のところでお答えを申しましたように、昨今の子どもたちの状況、あるいは、保護のニーズからしますと、国基準が決して十分だとは私自身もとらえておりません。したがいまして、その基準を何とかさらに緩和してもらうというか、そういう働きかけは随分声をこの間、上げてまいりました。都市教育長協議会がございますのですが、その中でも全員一致して国へ要請をしているという、こういうことでございます。しかし、それが実現できるまでの間は、何とかそこは県で対応していただきたいというところで、これまでお願いをしてきたところでございます。そして、昨日はそこまでお伝えしなかったかわかりませんが、奈良県としては全国的には相当手厚く独自でしていただいている現状も議員ご存じかもわかりません。さらにそれを、要請をしっかりと伝えてまいりたいと。ただ、私に残された任期は少ないですので、継続して次のところには引き継いでもらえるよう、しっかりと要請してまいりたいと思っております。  以上です。 217 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 218 ◯5番(沢田洋子君) 国基準では足りていないということも感じていただいているということですので、県から配置していただくのを待っているのではなくて、今いろんな全国的に見ましても、自治体独自で加配をしているというところも多く生まれていますから、そういうところの実態も学んでいただきまして、高田市で元気な子どもを育てるという観点では、市長も先頭になって、行政一体となってこの教育現場の充実を行っていただきたいと思います。  次に、ステップ教室についてなんですが、私、10年前にも開設されたときに行かせていただきまして、本当に充実されているなというのを感じました。先生もすごく熱心で、子どもたちも生き生きしている、そういう授業風景を見させていただきました。やはりここで問題なのが、壇上でも言わせていただきましたように、1校であるがために、先生にも限界がありますし、通う保護にも、ご家庭にも距離的な限界がありまして、菅原小学校では希望されていた方が遠過ぎて断念をするとか、あと、保護が車に乗らないので通うのが大変ということで断念されている方がいました。先生にお話を聞きますと、週に1回よりも2回、2回よりも4回通う方が、効果が早く生まれるというか、あるということが目に見えてわかるということも言われましたので、やはり指導されている先生自身も、せめて中学校の校区で通える範囲にいただきたいと。答弁では新たな開設に向けて検討していただいているということですから、この指導されている先生などの意見も聞いていただいて、早急に実施していただきたいなと思います。  次に、通学路なんですけども、定期的に除草作業をしていただいている、また、通学路の安全についても、各行政の担当のところでやっていただいているということなんですが、通学路に違法駐車をしたり、無断専用していて、子どもが通学路から道路にはみ出して通うというところも数箇所ございます。やはりパトロールで回ってもいただいていますが、通学の時間に合わせてこうしたことも見ながら、実態を把握して、その実態を見ながらその方にきちんと注意をしていただいて、解決するというふうにしていただきたいなと思います。除草作業については、やっぱり春から夏に向けては、年に1回ではもう全然追いついてなくて、保護の方が連絡をすると、その日か次の日には除草作業に来ていただいているというような、そういうような早急な対応もしていただいているのをお聞きしているんですが、これは毎年のことですから、ちょっとそこの回数をふやして、苦情が出る前にこういう除草作業をしていただきたいなと、回数をふやすことを検討していただきたいなと思います。  最後に、児童ホームなんですが、答弁でもいただきましたように、平成31年3月議会で請願が提出され、議会で全会一致で採択をされまして、本当にこれは利用の方から期待をいただいているんです。私も市内を歩いていたり、お買い物中でも、「いつからですか」というふうに聞かれることも多くなってまいりましたので、ここは私が提案当初からシルバー人材センターや子育てサポーターの協力もいただいて、一日も早く開始していただきたいと申していました。今回はシルバー人材センターの活用も視野に入れたということで、すごく期待もするんですが、この請願を出された当時、教育長でありました早川教育長が9月末でおられなくなる。本当はこの30日までに実施をしていただきたいんですけれども、それは実務的に無理ということで、次の教育長に引き継いでいただくんですけども、早川教育長は本当に一番この会の方とも何度もお会いをしていただきまして、実際にそうした希望する声も聞いていただいた方です。この児童ホームの時間延長の実施に向けて取り組んでいただいたことや、次の教育長にどのように託していただけるのか、お聞かせください。 219 ◯議長(萬津力則君) 教育長。 220 ◯教育長(早川博君) ただいま児童ホームについてのおただしでございますが、議員おっしゃったとおり、随分とこのことについての課題は多いと思っております。しかも早急に何とかしていきたいという思いは、お気持ちがおありの保護の方ともたくさんお会いさせてもらいました。その旨はもうすでに次期教育長には伝えているわけですが、きちっとした形で必ずや早期実現に向けての何がしかの報告ができますよう、尽力してもらえるようにしっかりと伝えてまいりたいと思っています。  以上です。 221 ◯議長(萬津力則君) 5番沢田洋子議員。 222 ◯5番(沢田洋子君) 一日も早く実施されることを求めてまいります。きょう取り上げさせていただきました一般質問は、それぞれに本当に市民の方からの切実な声でありますので、今後検討していただいて、学んでいただきまして、実現していただけますようにお願い申し上げまして、一般質問を終わらせていただきます。 223 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 224 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 先ほど教職員の代替教員の休暇のことについて再質問いただきましたときに、私、休暇取得1名というふうに答弁させていただきましたが、休暇取得は十数名おりますが、そのうち1小学校において1名代替教員の配置ができていないということの訂正を申し上げて、おわび申し上げます。  よろしくお願いします。 225 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。14時15分より再開いたします。            午後2時02分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午後2時15分再開 226 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて会議を再開いたします。  次に、3番向川征秀議員の発言を許します。3番向川征秀議員。            〔3番(向川征秀君)登壇〕 227 ◯3番(向川征秀君) 議長のお許しを得まして、日本共産党の向川征秀が一般質問を行います。  今回は本市の中央公民館について質問いたします。  まず、公民館は昭和21年、戦後改革の中で生まれ、昭和24年、社会教育法施行によって法的根拠を得て、社会教育の拠点として全国に整備されました。現行の社会教育法では、第20条で、「公民館は市町村その他、一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって、住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与すること」と定義されています。本市の中央公民館は市民の社会教育、生涯学習の拠点として、日々の暮らしの学びと生きがいを支援する役割を大きく担っています。中でも中央公民館の大ホールや視聴覚室は、各種講座、自主サークルなどでほとんど毎日活用されているという、大変利用率の高い状況です。しかし、一方では、昭和47年に建てられた現在の中央公民館は老朽化も著しく、この間、設備の故障も相次いでおり、改善が求められています。また、少子高齢化の進行、市民交流センターなどで新しい市民活動拠点が整備されるなど、社会教育、生涯学習をめぐる環境が変化する中で、その役割を見直し、公民館活動を時代に合ったものに質的にも向上させていくことが求められています。今後の公民館事業、社会教育活動の展望についてお伺いいたします。  まず、ハード面、施設整備の面について質問いたします。  この間、中央公民館は大規模な設備の補修や更新が毎年行われています。平成28年度には放送機材の修理、一昨年平成29年度はトイレの洋式化と空調設備取りかえ、また、雨漏りの補修工事、昨年平成30年度は外壁の補修、塗装工事、畳の張りかえ、今年度も引き続いて、外壁の補修工事が行われています。庁舎建替えや病院建替え、また、クリーンセンターの施設整備などがある中で、まだ公民館の建替えは先の話となっていますが、今後、当面必要となる設備の更新や大規模な修繕はどういったものがあるでしょうか。また、この間の設備改善によりバリアフリー化はどの程度進んでいますでしょうか。そして、現在は公民館の利用においても自動車で公民館に来ることがふえていると思います。公民館の施設の中でも利用頻度が特に高い視聴覚室と大ホールだけでも、2つを合わせれば定員は200人を超えています。もちろんいつも満員なわけではないですが、現在の中央公民館の駐車スペースはこれに対して不足していると思います。また、イベント等であれば、例えば、マイクロバス等で公民館に来る、そうしたこともあるかと思います。駐車場の確保はどのようになっていますでしょうか。  次に、ソフトウェアの面、事業の展開の面について質問いたします。  文部科学省の生涯学習政策局が2010年に作成した公民館についてのパンフレットで、公民館が社会教育の拠点として期待される役割、集う、学ぶ、つまり、市民の集まる場所であること、学びをする場所であることであると同時に、結ぶという言葉が設けられています。これは公民館で文化、芸術や市民の交流の場をつくるだけじゃなく、公民館が自主的に民間では提供されにくい分野の講座開設や、また、地域の課題解決に向けた、行政及び住民活動の連携促進を担い、地域における公共の形成に役割を果たしていくというものです。本市の中央公民館の取り組みにおいて、時代に合った新しい社会教育の企画はされていますでしょうか。また、学校との連携及び他の社会教育施策との連携についての現状はいかがでしょうか。そして、これらを実行していくために公民館においての専門職員、社会教育主事や公民館主事といった職員の配置の必要性について、教育委員会の認識はいかがでしょうか。  以上で壇上からの質問を終わります。 228 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 229 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 3番向川議員さんの公民館についてのご質問にお答え申し上げます。  まず、今後必要となる中央公民館の設備の更新や大規模改修について、お答え申し上げます。  今後は、建物南側及び東側外壁の補修、塗装工事並びに屋上の防水工事、また、2階、3階の空調設備取替等工事が必要になってくる可能性があると考えております。  次に、バリアフリー化の状況について、トイレの洋式化改修工事により各階男女1基ずつ、計6基の洋式トイレを設置しております。また、入口及び玄関ホールにスロープを設置し、段差の解消を図るとともに、駐車場内の路面補修を定期的に実施するなど、利用の安全確保に努めております。  次に、駐車場の確保について、現在、中央公民館の敷地内に、18台の駐車スペースがございます。敷地内が満車の際には、保健センター南側の駐車場を利用していただくよう誘導しております。また、保健センターや図書館の行事等が重なり、利用が通常よりも増加すると予想される場合には、中央公民館北側の葛城納税協会所有の駐車場をお借りすることで、駐車場の確保に努めております。  次に、時代に合った新しい社会教育の企画について、お答え申し上げます。  従来からの定期講座に加えて、平成30年度から新たに薬膳料理教室を開講するとともに、今年度には、臨時講座として、心も輝く眉メイク教室を開講するなど、時代のニーズに合わせた新しい分野の講座を企画しております。また、夏休み子ども教室においては、茶道教室、料理教室等、親子で参加できる内容に変更して開講している講座もあります。一方、高齢学級では、警察署や市の消費生活相談室から講師を招き、消費生活に関する最新事例について学んでいただく講座を定期的に開講しております。また、視聴覚講座や中央女性学級では、館外学習において、見学するだけではなく、染め物や機織りなどの体験を行う参加型の学習に取り組んでおります。  次に、学校との連携、他の社会教育施策との連携については、中央公民館活動学習成果発表会の案内を市内小学校に配布し、児童の皆さんに直に作品に触れていただく機会を設けるなど、公民館活動に関心を持ってもらうよう努めております。今後は、中学校、高校でも案内を配布していきたいと考えております。また、夏休み子ども教室についても、広報誌によるPRに加えて、各小学校にも案内を行うなど、学校の協力をいただきながらPRに努めてまいりたいと考えております。一方、他の社会教育施策との連携については、定期講座の企画に当たっては、葛城コミュニティセンターとの調整を図ることによって、それぞれ特徴ある定期講座、例えば、葛城コミュニティセンターにおける洋菓子づくり、ジュニア将棋教室などを開講することで、双方の多種多様な講座の中から、選択していただけるよう努めております。  次に、専門職員の配置について、現在、中央公民館には専門職員は配置されておりません。生涯学習グループには1名社会教育主事が配置されております。多岐にわたる学習ニーズに的確に対応していくため、社会教育に関する経験があり、公民館事業に関する専門的な知識を有する社会教育主事等の専門職員の配置が望ましいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 230 ◯議長(萬津力則君) 3番向川征秀議員。 231 ◯3番(向川征秀君) 答弁ありがとうございます。この公民館事業について詳細な答弁をいただきましたけれども、まず駐車場について再度質問したいんですけれども、公民館の駐車場がいっぱいのときは保健センターの南側駐車場を活用していると。そして、そこもいろんな行事が重なったりしていっぱいなときには、北側の納税協会さんの土地を使わせてもらっていると。この納税協会さんの土地になっている、その三角形の土地の駐車場というのは、もともとは市のものだったかと思うんです。10年ほど前に売却をして、納税協会さんの手に渡っているんですけども、以前からここは公民館等の施設の臨時の駐車スペースとして使われていたというふうに聞いています。当然、納税協会さんの目的もあるわけなんですけれども、余り使ってらっしゃらない時期、シーズン、結構波がありますので、使ってらっしゃらないシーズンとかで、やはり公民館の行事であったり、また、大きなイベント、そして、あるいは館外活動で、例えばマイクロバス等で出かけるとかというときに、やっぱり駐車スペースとして使わせていただけたら、公民館利用にとってもより安全だと思うんです。公民館の駐車場の中はなかなか狭いですし、車が多く入ってきたら自転車との出入りが絡まったりしますので、この点について、この北側駐車場の利用をすることに関しては、これは公民館の方から納税協会さんに、逐次、これは依頼しているんでしょうか。 232 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 233 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  生涯学習課、公民館の方から事前に、葛城納税協会に当該駐車場の利用申請を行うことで、駐車スペースの使用に至っております。  以上でございます。 234 ◯議長(萬津力則君) 3番向川征秀議員。 235 ◯3番(向川征秀君) そうしましたら、やはり大きな行事等でたくさんの人が公民館に来られると。また、駐車スペースが足りなくなると思われる時期には、ぜひ早目に納税協会さんとも相談していただきまして、より利用できるように改善を図っていただきたいと思います。やはりこの間、駐車場の出入りで自転車と車の方が交差して危ないというお話があったり、あるいは、大型の車とかマイクロバスで集まってきたり、あるいは、公民館から館外学習に出かけるときに、これまでは中に入れたのが入れなくなって、外側でちょっと迷惑駐車であるということで、場所を移すということも発生しています。ちょっとこの点について改善を図っていただけたらというふうに要望しておきます。  そして、新しく取り組まれているさまざまな社会教育の取り組みということですけれども、市民の方々のこの社会教育に対するニーズということについては、どういうふうにつかんでらっしゃいますでしょうか。 236 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 237 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。ただいま市民の社会教育ニーズについての調査等、ニーズについてどのようにつかんでいるとかとのご質問でございます。  現在のところ、そういったニーズ調査等は行っておりません。今後、そういった市民の方々のご意見等を聞かせていただく中で、さまざまな事業を進めるに当たっての参考にしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 238 ◯議長(萬津力則君) 3番向川征秀議員。 239 ◯3番(向川征秀君) このニーズの調査ということを申し上げた理由は、これから当然すぐではないにしても、市の公民館、また、ほかの施設も含めて社会教育関係の施設の建替えであったり、場合によっては統廃合といったことも検討されなければならない時期が来ると思うんですけれども、そのときにおいて、どういった施設が必要かということを、やはりニーズに即して検討すべきであると考えます。施設を建てるときにおいて、建物の規模を先に考えて、それから内容を考えるということをやっていたら、恐らく実際に市民の要望と合わないものとなりますし、この間、同僚議員の一般質問でもありましたけども、施設はあっても駐車場が足りないということも、やはりこれはどちらかといえば、建物の建設ということで、施設整備、補助金や起債条件を優先してできてきたという、そういう経緯もあるかと思います。そういった点でも、ぜひまずニーズの把握ということを取り組んでいただきたいと思います。  そして、現時点では、この建替え等についてのビジョンといったものは、何らかの検討はされていますでしょうか。 240 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 241 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  建替え等のビジョンについてですが、中央公民館は、奈良県と大和高田市のまちづくりに関する包括協定において、既存文化、生涯学習機能等の集約、強化を展開する施設として位置づけられております。さまざまな選択肢を想定し、周辺の施設との関連性や立地条件を踏まえた上で、利用からのニーズを取り入れながら、新しい施設づくりのビジョンについて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 242 ◯議長(萬津力則君) 3番向川征秀議員。 243 ◯3番(向川征秀君) このビジョンをこれから検討してつくっていくということで、先ほども申し上げましたけれども、やはり今求められている社会教育はどういったものがあるか、そういったことを十分に検討していただきたいと思いますし、そして、事務局長の答弁にもありましたけども、今、ほかの分野との連携ということで、例えば、消費生活についての高齢学級であったり、また、薬膳料理、そして、夏休み子ども教室で親子のコミュニケーションを図ると。その社会教育ということでいいますと、この多岐にわたる分野があります。社会教育は、社会教育法で、「学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動、体育及びレクリエーションを含む」というふうに定義をされております。非常に広い範囲なんです。一方でこの社会教育に関する範囲というのは、教育委員会所管の分野だけではなくて、市長部局の所管になります消費者教育もそうですし、男女共同参画に関することもそうですし、また、保健分野のさまざまな教室等もこれに入ってきますし、そして、本市においては人権施策として行われる政策も社会教育にかなり入っているところがあります。こういったところを全体として、やっぱり社会教育として把握し、そして、考えていく必要があるかと思います。そういう中で、この公民館がコーディネート、連携の中心となる役割を果たすことが必要と考えます。そういう点での人員配置という点で、もちろん人材育成というのはなかなか一朝一夕には行きませんけれども、社会教育主事及び公民館主事といった知識、経験ある人物の配置ということをぜひ検討していただきたいと思います。  あと1点、ちょっと最後の質問なんですけども、そういうところで今、本市においては、この社会教育については市の総合計画に位置づけ、また、教育大綱、そして生涯学習振興支援という形で進められていますけれども、今、自治体の中では奈良市なんかもつくっていますけども、社会教育推進計画、もしくは生涯学習推進計画といったものを策定して、今申し上げたように、教育委員会所管の分野を超えて、生涯学習、社会教育全般を考える計画というのをつくっている自治体があるんですけれども、今の時点で、本市においては、こういった計画策定といったものは検討されていますでしょうか。 244 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 245 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  今後、今、議員がおっしゃっていただいた内容等について、精査し、策定していかなければならないものと考えております。  以上でございます。 246 ◯議長(萬津力則君) 3番向川征秀議員。 247 ◯3番(向川征秀君) 社会教育の分野は本当に広い分野にわたるんですけども、時として、縦割りになってしまうことがあると思うんです。例えば、ウォーキングを計画されている方がいらっしゃるんですけども、そのウォーキングの企画をするとなった場合に、これは一面では文化財をめぐるウォーキングとなったら、社会教育と文化財の分野になりますし、また、ウォーキングというのは健康づくりということで保健分野でもかかわりますし、また、スポーツと考えればこれは体育の分野になると。でも、広くこれは社会教育という枠になると思うんです。そういう点で、行政の所管の縦割りを超えた社会教育の推進という角度からも、こういった社会教育の計画策定といったことを、今後の課題として考えていただきたいと思います。  以上で一般質問を終わります。 248 ◯議長(萬津力則君) 以上で一般質問を終わります。  この際、早川博教育長から特に発言を求められておりますので、これを許可いたします。  教育長。 249 ◯教育長(早川博君) 議長のお許しを得まして一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。  平成28年4月1日により本市の教育行政にかかわらせていただきました。この間、功少なく課題が目立ち、最後はまた大きな課題を残したまま退任させていただくことになり、大変申しわけなく思っております。しかし、この間におきまして、議員の皆様のご指導をはじめ、市民の皆様のご理解、ご協力を得ながら取り組むことができましたことは、ただただ感謝しかございません。今後は1人の高田市民としまして、本市の発展のためにできることには、微力ながら尽力してまいりたいというふうに思っております。  最後に、本市のますますのご発展と皆様のご健勝、ご活躍をご祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。本当にお世話になり、ありがとうございました。 250 ◯議長(萬津力則君) 早川教育長、本当にご苦労さまでした。感謝申し上げます。ありがとうございました。  以上で日程は終了いたしました。  この際、おはかりいたします。お手元に配布しております閉会中の継続調査申し出一覧表のとおり、各委員長より閉会中の継続調査の申し出書が提出されております。申し出どおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶあり〕 251 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 252 ◯議長(萬津力則君) 以上で本定例会に付議されました案件は全て議了いたしましたので、これで閉会いたしたいと存じますが、これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶあり〕
    253 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  議員各位におかれましては、去る6日の開会以来、連日ご精励をいただき、厚く御礼申し上げます。各執行機関におかれましては、議会の意思を十分尊重の上、市政を執行されますよう要望しておきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 254 ◯議長(萬津力則君) 市長の閉会の挨拶がございます。堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 255 ◯市長(堀内大造君) 9月定例市議会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。  本定例会におきまして平成30年度一般会計決算の認定をはじめ、提案申し上げました各案件につきまして、慎重なるご審議をいただき、議決を賜りましたことに、心から厚く御礼を申し上げます。  なお、本会議並びに委員会におきまして賜りました貴重なるご意見、ご指摘につきましては、十分にその意を踏まえ、今後の市政運営に反映させていただく所存でございます。  議員各位には、本市発展のため、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 256 ◯議長(萬津力則君) これをもって、令和元年9月大和高田市議会定例会を閉会いたします。            午後2時42分閉会 本会議録の正当なることを証明するため、ここに署名する。                   議 会 議 長    萬  津  力  則                   署 名 議 員    砂  原  弘  治                   署 名 議 員    南    幾 一 郎                   署 名 議 員    戸  谷  仁  史 Copyright © Yamatotakada City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...