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  1. 大和高田市議会 2019-06-01
    令和元年6月定例会(第3号) 本文


    取得元: 大和高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前10時開議 ◯議長(萬津力則君) ただいまより、令和元年6月大和高田市議会定例会を再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2 ◯議長(萬津力則君) これより、本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 3 ◯議長(萬津力則君) 各常任委員長及び予算特別委員長より議案審査報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、ご清覧おき願います。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第1 議第35号令和元年度大和高田一般会計補正予算(第1号) 4 ◯議長(萬津力則君) 日程に入ります。  日程第1、議第35号令和元年度大和高田一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本件は予算特別委員会に付託をして審議をいたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。  委員長の報告を求めます。13番西川繁和議員。            〔予算特別委員会委員長(西川繁和君)登壇〕 5 ◯予算特別委員会委員長(西川繁和君) おはようございます。去る6月14日の本会議におきまして、予算特別委員会に付託を受けました議第35号令和元年度大和高田一般会計補正予算(第1号)について、審査いたしましたところ、全会一致で、原案どおり可決することに決しました。  以下、審査の概要を報告いたします。  まず、歳入、第18款、繰入金における基金繰入金についてであります。  委員より、「大きな事業に伴い基金が取り崩されているが、交付税などの減収が考えられる中、財政の見通しなどの計画は持っているのか」との問いに、担当者は、「消費税率の引き上げによる自動車税客体の見直しや幼児教育・保育の無償化など歳入側の見通しは不安定な要素が多いが、歳出側はクリーンセンターの中継基地や総合体育館など、ある程度の計画は把握できている」と答弁されました。  次に、第21款、市債における土木債についてであります。  委員より、「道路整備事業債は工事の規模などの制限はあるのか」との問いに、担当者は、「公共施設等総合管理計画個別施設計画に位置づけられている道路の改修事業が対象であるが、舗装全般に幅広く使えるものと考えている」と答弁されました。老朽化したインフラ整備に活用されたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  次に、歳出、第2款、総務費の中の総務管理費における企画費についてであります。
     委員より、予定されている、まちづくりの指針策定に向けたアンケート調査の規模及び内容についてただされたのに対し、担当者は、「16歳以上の3,000人に対して市民アンケートの実施を考えている。また、市立中学校に在籍する生徒全員を対象にアンケートを実施する予定である。調査内容については、まちづくりの意向や評価の把握ができるものとしたいが、具体的には庁内策定委員会を設置し、検討していきたい」と答弁されました。  また、委員より、定型的なアンケートにとどまらず、今後の大和高田市のあり方を包括できるものとされたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  次に、地方創生事業費についてであります。  委員より、「移住支援事業について、支援金の対象となる企業はマッチングサイトに何社登録しているのか」との問いに、担当者は、「1社であるが、商工会議所と連携し、登録事業者をふやせるよう努めたい」と答弁されました。JターンやUターンによる就業の可能性をかんがみ、市民への周知にも努められたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  次に、第3款、民生費の中の社会福祉費におけるさくら荘運営費についてであります。  委員より、「屋根の改修工事期間中に休業は行われるのか」との問いに、担当者は、「休業は行わないが、屋根の工事のため露天風呂については閉鎖する」と答弁されました。  また、委員より、「外壁などほかに改修が必要な箇所はないのか」との問いに、担当者は、「屋根以外に大きな改修を必要とする箇所は、今のところはないと考えている」と答弁されました。計画的に改修できるよう、施設の管理を適切に行われたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  次に、第7款、商工費の中のプレミアム付商品券事業費についてであります。  委員より、「商品券の販売方法はどのようになるのか。また、委託先では個人情報について適正に取り扱われるのか」との問いに、担当者は、「対象者の抽出を行い、購入申請書を送付する。申請を受け付け、再度該当するかの確認を行った上で、販売開始予定の10月1日までに購入引換券を送付することとなる。個人情報の取り扱いには十分留意するよう、契約時に特記事項としたい」と答弁されました。個人情報については、委託先だけではなく、購入先の店舗においても注意が払われるよう取り組まれたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  また、委員より、「事業者が商品券を現金化することは簡単にできるのか」との問いに、担当者は、「月に1回、換金できるように進めている」と答弁されました。消費増税による事業者の事務的負担が考えられるため、プレミアム付商品券が負担とならないよう、速やかな対応に努められたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  次に、第8款、土木費の中の道路橋りょう費における道路維持費についてであります。  委員より、「今回計上する工事請負費は、公共施設等総合管理計画に基づく道路補修以外の工事にも使うことができるのか」との問いに、担当者は、「入札により見込まれる差金については、個別施設計画で管理している路線の中で充当を検討していきたい」と答弁されました。  また、委員より、「工事の優先順位はどのように決定していくのか」との問いに、担当者は、「老朽化及び車両交通量の双方を勘案し、選定していきたい」と答弁さられました。  次に、橋りょう維持費についてであります。  委員より、橋りょう長寿命化計画の策定の範囲についてただされたのに対し、担当者は、「市道にかかる全ての177橋についての長寿命化修繕計画を策定するものである」と答弁されました。  同じく委員より、「大中公園の桜橋や静橋の補修の計画はあるのか」との問いに、担当者は、「静橋は今年度に、桜橋は令和2年度に改修する予定である」と答弁されました。  また、委員より、「道路をまたぐ橋の中央陸橋や近鉄大和高田駅の歩道橋は計画の対象となっているのか」との問いに、担当者は、「中央陸橋は対象となっており、令和3年度の修繕計画となる。歩道橋は計画の対象ではないが、随時点検補修を行っている」と答弁されました。  また、委員より、計画策定において、実効性のあるものとされたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  次に、第9款、消防費の中の災害対策費についてであります。  委員より、「ハザードマップの作成時に避難所の見直しも行うのか」との問いに、担当者は、「県の浸水想定見直しを受け、避難所の見直しも行い、ハザードマップに反映させていく」と答弁されました。  また、委員より、「内水氾濫についても示されるのか」との問いに、担当者は、「洪水ハザードマップを考えており、内水氾濫は反映されない」と答弁されました。  また、委員より、「活断層による地震についての危険度も示されるのか」との問いに、担当者は、「南海トラフ及び活断層による地震を想定して作成する」と答弁されました。  同じく委員より、「作成・配布だけにとどまらず、継続的な周知はどのように考えているか」との問いに、担当者は、「市民が活用できるよう、地域に出向く出前講座や防災訓練で周知していきたい」と答弁されました。  次に、第10款、教育費の中の小学校費における学校管理費についてであります。  委員より、報酬が計上されている理由についてただされたのに対し、担当者は、「今年度、奈良県人権教育研究会総会及び研究発表大会の運営担当となり、事務に当たる職員が必要となったためである」と答弁されました。県の事業について、市が手当てすることをかんがみ、今後は十分に留意されたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  最後に委員会からの要望事項であります。  ハザードマップ作成に当たって、洪水及び地震の総合ハザードマップを予定されているが、本市の水害特性を考え、内水氾濫についても対象とした市民目線のハザードマップとなるよう要望しておきます。  以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げます。 6 ◯議長(萬津力則君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(萬津力則君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。  討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(萬津力則君) 討論もないようですので、これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  おはかりいたします。  本件は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告どおり決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第2 議第37号大和高田市税賦課徴収条例の一部改正について 外 1 件 10 ◯議長(萬津力則君) 次に、日程第2、議第37号大和高田市税賦課徴収条例の一部改正について及び議第38号の2議案を一括して議題といたします。  本件2議案は総務財政委員会に付託をして審議をいたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。  委員長の報告を求めます。12番森本尚順議員。            〔総務財政委員会委員長(森本尚順君)登壇〕 11 ◯総務財政委員会委員長(森本尚順君) 去る6月14日の本会議におきまして、総務財政委員会に付託を受けました議第37号大和高田市税賦課徴収条例の一部改正についてほか、議第38号の2議案について審査いたしましたところ、一括採決の結果、全会一致で原案どおり可決することに決しました。  以下、審査の概要を報告します。  まず、議第37号大和高田市税賦課徴収条例の一部改正についてであります。  委員より、新たに個人住民税非課税措置の対象となる単身児童扶養者の該当人数及び税収への影響についてただされたのに対し、担当者は、「現在、児童扶養手当の支給対象者で個人住民税が課税されている者のうち、10名が単身児童扶養者に該当し、税収については15万円程度の減収を見込んでいる」と答弁されました。  また、委員より、排出ガス性能及び燃費性能のすぐれた軽自動車に対する減税措置について、市民への周知に努められたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。  なお、議第38号については、提案の趣旨を了といたしました。  以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 12 ◯議長(萬津力則君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(萬津力則君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。  討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(萬津力則君) 討論もないようですので、これより本件2議案を一括して採決いたします。  本件2議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  おはかりいたします。  本件2議案は、委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、本件2議案は委員長の報告どおり決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第3 議第36号令和元年度大和高田介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 外 4 件 16 ◯議長(萬津力則君) 次に、日程第3、議第36号令和元年度大和高田介護保険事業特別会計補正予算(第1号)ほか、議第39号から議第40号、議第42号及び議第43号の5議案を一括して議題といたします。  本件5議案は民生文教委員会に付託をして審議をいたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。  委員長の報告を求めます。8番砂原弘治議員。            〔民生文教委員会委員長(砂原弘治君)登壇〕 17 ◯民生文教委員会委員長(砂原弘治君) 皆さん、おはようございます。  去る6月14日の本会議におきまして、民生文教委員会に付託を受けました議第36号令和元年度大和高田介護保険事業特別会計補正予算(第1号)ほか、議第39号から議第40号及び議第42号から議第43号までの5議案について審査いたしましたところ、採決の結果、議第36号、議第39号から議第40号及び議第43号の4議案については、全会一致で原案どおり可決することに、議第42号については、修正案及び修正部分を除く原案を全会一致で可決することに決しました。  以下、審査の概要を報告いたします。  まず、議第36号令和元年度大和高田介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。  委員より、特別徴収保険料が減額となる理由についてただされたのに対し、担当者は、「一部実施している低所得者の保険料の軽減強化を消費税率引き上げにあわせたさらなる軽減強化として、所得段階が第3段階まで拡大されるため保険料収入は減収となる」と答弁されました。  次に、議第39号大和高田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  委員より、「連携施設の確保が著しく困難と認めるときとあるが、判断基準は設けているのか」との問いに、担当者は、「多様な保育の機会を確保できるよう準備するものであるが、連携施設のあり方などを取り決め、認可責任者として保育の質が低下しないように努めたい」と答弁されました。  次に、議第42号災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてであります。  委員より、「災害援護資金の貸し付けになぜ利息が必要なのか。市中金利から見ると高いと感じるが、低く設定することはできないのか」との問いに、担当者は、「利息は業務維持のために必要と考えている。生活の立て直しに資するため、無利子の据置期間を設け、また繰上償還もできることから、被災時の第一の支援はできるものと考えている」と答弁されました。  質疑終了後、委員全員から原案に対する修正案が提出されました。内容は、貸付利率を保証人がいる場合はゼロ%、保証人がいない場合は年1.5%に改めようとするものであります。災害援護資金は深刻な状況下にある被災者へ貸し出しするものであって、最大限に被災者に対して便宜を図ることが妥当であり、利率についてはできるだけ抑制すべきものと考える。各自治体が一定ではないことは承知しているが、県内12市の中の一番低い利率に設定することによって被災者の負担を軽減し、早期に社会復帰を図ることができるよう、修正しようとするものであります。  なお、議第40号及び議第43号については、提案の趣旨を了といたしました。  以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 18 ◯議長(萬津力則君) ただいまの民生文教委員長の審査結果の報告に、民生文教委員会より議第42号に対する修正案の提案説明もございましたので、委員長報告並びに委員会の修正案について質疑に入ります。  委員長報告並びに委員会の修正案について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(萬津力則君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。  委員長報告並びに委員会の修正案について、討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(萬津力則君) 討論もないようですので、議第42号災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  まず、民生文教委員会から提出された議第42号に対する修正案について採決いたします。  おはかりいたします。  民生文教委員会から提出された議第42号に対する修正案について可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、議第42号に対する修正案は可決することに決しました。  次に、ただいま修正可決した部分を除く、議第42号の原案について採決いたします。  おはかりいたします。  修正可決した部分を除く、議第42号の原案について可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、修正可決した部分を除く、議第42号の原案について可決することに決しました。  おはかりいたします。  ただいま、議第42号が修正可決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、議会会議規則第43条の規定により、議長にその整理を委任されたいと存じますが、ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決しました。  次に、議第42号を除く4議案について採決いたします。  本件4議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  おはかりいたします。  本件4議案は、委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、本件4議案は委員長の報告どおり決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第4 議第41号大和高田市水道事業給水条例及び大和高田市下水道条例の一部改正について 外 1 件 25 ◯議長(萬津力則君) 次に、日程第4、議第41号大和高田市水道事業給水条例及び大和高田市下水道条例の一部改正について及び議第44号の2議案を一括して議題といたします。  本件2議案は環境建設委員会に付託をして審議をいたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。  委員長の報告を求めます。3番向川征秀議員。            〔環境建設委員会委員長(向川征秀君)登壇〕 26 ◯環境建設委員会委員長(向川征秀君) 去る6月14日の本会議におきまして、環境建設委員会に付託を受けました議第41号大和高田市水道事業給水条例及び大和高田市下水道条例の一部改正について及び議第44号の2議案について審査いたしましたところ、採決の結果、議第44号については全会一致で原案どおり可決することに、議第41号については、修正案及び修正部分を除く原案を全会一致で可決することに決しました。  以下、審査の概要を報告いたします。  まず、議第44号損害賠償の額の決定及び和解についてであります。  委員より、「事故が発生した現場付近にカーブミラーは設置されていたのか」との問いに、担当者は、「カーブミラーは設置されていたが、老朽化しており見づらい状態であった。事故後早急に対応し、現在は改善されている」と答弁されました。  次に、議第41号大和高田市水道事業給水条例及び大和高田市下水道条例の一部改正についてであります。  委員より、「消費税及び地方消費税の税率引き上げに伴う条例改正であるが、10月1日以降に使用料が確定する場合に新税率が適用されるのか」との問いに、担当者は、「10月1日以前から継続し水道及び下水道を使用しており、10月末日までに使用料が確定する場合には、旧税率を適用する経過措置が設けられている。また、11月1日以降最初の検針日が前回検針日から2か月以内の場合でも、旧税率が適用されることとなる」と答弁されました。  質疑終了後、委員全員より原案に対する修正案が提出されました。内容は、消費税及び地方消費税が課される場合、当該料金に消費税相当額及び地方消費税相当額を加えた額とすることを明文化するよう改めるものであります。これにより、早い段階から市民に周知することが可能となるよう修正するものであります。  最後に委員会からの要望事項についてであります。  まず、損害賠償の額の決定及び和解については、ごみ収集ルートの点検を行うなど、あらゆる角度から事故の再発防止に努められますよう要望しておきます。  次に、大和高田市水道事業給水条例及び大和高田市下水道条例の一部改正については、消費税率の引き上げに伴う料金改定であるが、市民生活に多大な影響を及ぼすことをかんがみ、早くから周知されるよう要望しておきます。  以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げます。 27 ◯議長(萬津力則君) ただいまの環境建設委員長の審査結果の報告に、環境建設委員会より議第41号に対する修正案の提案説明もございましたので、委員長報告並びに委員会の修正案について質疑に入ります。  委員長報告並びに委員会の修正案について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(萬津力則君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。  委員長報告並びに委員会の修正案について、討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(萬津力則君) 討論もないようですので、議第41号大和高田市水道事業給水条例及び大和高田市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。  まず、環境建設委員会から提出された議第41号に対する修正案について採決いたします。  おはかりいたします。  環境建設委員会から提出された議第41号に対する修正案について可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号に対する修正案は可決することに決しました。  次に、ただいま修正可決した部分を除く、議第41号の原案について採決いたします。  おはかりいたします。  修正可決した部分を除く、議第41号の原案について可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、修正可決した部分を除く、議第41号の原案について可決することに決しました。  おはかりいたします。  ただいま、議第41号が修正可決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、議会会議規則第43条の規定により、議長にその整理を委任されたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決しました。  次に、議第44号損害賠償の額の決定及び和解についてを採決いたします。  議第44号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  おはかりいたします。  議第44号は、委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、議第44号は委員長の報告どおり決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第5 議会改革特別委員会の設置について 34 ◯議長(萬津力則君) 次に、日程第5、議会改革特別委員会の設置についてを議題といたします。  おはかりいたします。  今後の市議会のあり方など、議会改革全般にわたり調査、研究のため、7人をもって構成する議会改革特別委員会を議会委員会条例第6条の規定により設置し、必要と認められる期間、議会閉会中も継続して協議することに決したいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、7人をもって構成する議会改革特別委員会を設置し、関係事項の調査、研究を付託するとともに、必要と認められる期間、議会閉会中も継続して協議することに決しました。  おはかりいたします。  ただいま設置されました議会改革特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、選任いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、議会改革特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、選任することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程追加 議会改革特別委員会の委員の選任について 37 ◯議長(萬津力則君) 本件を議題といたします。  委員の選任につきましては、議会委員会条例第8条第1項の規定により、      2番  植 田 龍 一  議員   3番  向 川 征 秀  議員      7番  横 田 誠 治  議員   13番  西 川 繁 和  議員      14番  仲 本 博 文  議員   15番  西 村 元 秀  議員      17番  島 田 宗 彦  議員  以上、7人の諸君を議会改革特別委員会の委員に指名いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君を議会改革特別委員会の委員に選任することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第6 クリーンセンター施設整備特別委員会の設置について 39 ◯議長(萬津力則君) 次に、日程第6、クリーンセンター施設整備特別委員会の設置についてを議題といたします。  おはかりいたします。  ごみ処理の広域化により、可燃ごみを広域処理施設で共同処理し、粗大ごみ及び資源ごみ等は、現在のクリーンセンター敷地内で、広域化に対応した中継施設及びリサイクル施設の整備が検討されていることを踏まえ、今後のクリーンセンターにおける計画及び進捗等をさまざまな観点から検証するため、7人をもって構成するクリーンセンター施設整備特別委員会を議会委員会条例第6条の規定により設置し、必要と認められる期間、議会閉会中も継続して協議することに決したいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、7人をもって構成するクリーンセンター施設整備特別委員会を設置し、関係事項の調査、審査を付託するとともに、必要と認められる期間、議会閉会中も継続して協議することに決しました。  おはかりいたします。  ただいま設置されましたクリーンセンター施設整備特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、選任いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、クリーンセンター施設整備特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、選任することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程追加 クリーンセンター施設整備特別委員会の委員の選任について 42 ◯議長(萬津力則君) 本件を議題といたします。  委員の選任につきましては、議会委員会条例第8条第1項の規定により、      4番  所     進  議員   6番  米 田 昌 玄  議員      9番  南   幾一郎  議員   10番  橋 本 俊 哉  議員      12番  森 本 尚 順  議員   14番  仲 本 博 文  議員      16番  泉 尾 安 廣  議員  以上、7人の諸君をクリーンセンター施設整備特別委員会の委員に指名いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君をクリーンセンター施設整備特別委員会の委員に選任することに決しました。 44 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。            午前10時40分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時42分再開
    45 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。  先ほど委員を選任いたしました議会改革特別委員会及びクリーンセンター施設整備特別委員会の委員長並びに副委員長につきましては、議会委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することと規定されていますので、それぞれ互選されました正副委員長をご報告いたします。  議会改革特別委員会の   委員長に 15番 西村 元秀 議員     副委員長に 3番 向川 征秀 議員  クリーンセンター施設整備特別委員会の   委員長に 9番 南 幾一郎 議員     副委員長に 14番 仲本 博文 議員  以上のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第7 一般質問 46 ◯議長(萬津力則君) 次に、日程第7、一般質問を行います。  一般質問は一問一答方式で行います。質問の通告のありました者は8人であります。質問時間につきましては、創生高田が3時間、絆が2時間30分、日本共産党、公明党は各1時間30分に制限いたします。  最初に、17番島田宗彦議員の発言を許します。17番島田宗彦議員。            〔17番(島田宗彦君)登壇〕 47 ◯17番(島田宗彦君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長より発言の許可をいただきまして、17番、創生高田、島田宗彦が一般質問をさせていただきます。  質問に入る前に、令和という新しい時代が幕をあけ、はや2か月が経過しました。心機一転にて市民の皆様に市政において明るく前向きな話題が提供できますことを願いまして、私の一般質問に入らせていただきます。  まず、大和高田市の将来に向けての展望と地方創生における戦略的ビジョン、そして、魅力あるまちづくりについてであります。  先日、市長は所信を表明されました。各会派の代表質問にもありましたように、市長の思いは理解できますが、市長が掲げる「住んでよかった、住みたいと思える明るく元気な大和高田にする」ということについて、これらを実現するための明確なビジョンがeスポーツ以外には見えてきません。eスポーツも、さまざまな可能性があるということを否定はしませんが、問題点があり、現段階では一イベントの一環としか捉えることができないように思われます。具体的に何をどうすればよいのか、どのように取り組んでいけばよいのかという市長自らの施策が見えてこないのであります。  予算の制約もある中で、やるべきことが全て実現できるとは思いませんが、我が市の将来に向けて、夢、目標の設定は重要であります。教育問題、まちづくり、行財政改革において、市長は、そのキャッチフレーズを実現するためには何が必要か、自らやりたいこと、取り組みたいことを具体的に施策として示していただきたいのであります。  今後、急激な人口減少や少子高齢化が進む中で、地方を取り巻く環境もだんだんと厳しくなり、大きく変わってくると思われます。政府は、6月21日に地方創生の第2期として、2020年からの5年間の基本方針を閣議決定されました。東京圏への一極集中については年々増加傾向で、直ちに是正ができない状況の中で、都市に住みながら地方にかかわる関係人口という新たな概念が設けられました。出身地など愛着のある地域に対し、直ちに定住するのではなく、週末のたびに地方に赴き、ボランティア活動や副業に従事することなどを想定しているそうです。また、将来の移住にもつながる足がかりとしても考えられています。ただし、地方を取り巻く環境や問題点は各市町村によって異なるわけですから、これをそのまま大和高田市にフィードバックしても無理があります。ただ、これらをヒントにし、今、大和高田には何が必要か、直ちに取り組むべき課題は何か、これらを真剣に考え、速やかに実行に移していくことが重要であります。  今後、ICTやAIの進化、また5Gの実用化など、時代の流れはますます大きく早く変化していく中で、その波に乗り遅れてはなりません。立地適正化計画も進む中で、地方創生に向けて魅力ある暮らしよいまちづくりを進めていくためには何が必要か、大和高田市の将来を担う市長のお考えをお聞かせください。  以上で壇上での質問は終わります。 48 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 49 ◯市長(堀内大造君) 改めまして、おはようございます。17番島田議員の大和高田市の将来に向けての展望と地方創生における戦略的ビジョンと魅力ある暮らしよいまちづくりについて、ご質問にお答えいたします。  現在、本市におきましては、転出超過の傾向が続いており、平成30年10月時点での推計人口は6万2,489人で、ピーク時である平成7年国勢調査人口の7万3,806人と比べて、およそ1万1,000人の減少となっています。また、昨年度実施の総合計画基礎調査など、各種調査の結果を見ても、年少人口や生産年齢人口のうち比較的若い層の人口が少なくなっていることが明らかであり、このままでは徐々にまちの活気が失われてしまうのではないかと危機感を持っております。  しかし、本市には行政機関、医療機関等、暮らしに必要な機能が整っています。加えて、4キロメートル四方の小さな市域に特急停車駅を含む6つの駅を擁するとともに、東西に横断する中和幹線道路、南阪奈道路に直結する国道165号線バイパス等、道路交通体系も充実しており、京阪神都市圏へのアクセスを考えた場合において、非常に利便性の高い立地であると認識しております。  こうした本市の強みを生かしながら、「住んでよかった、住みたいと思える、明るく元気な大和高田」の実現に向け、中期的なビジョンとその道筋を示すまちづくり指針を取りまとめ、これを示してまいりたいと考えています。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 50 ◯議長(萬津力則君) 17番島田宗彦議員。 51 ◯17番(島田宗彦君) 答弁ありがとうございます。  市長もなかなか未経験の中で自らやりたいことを示せというのは直ちに難しいとは思いますが、何かいろんなアイディアを出してほしいと思うわけです。例えば天神橋商店街には空き家店舗があります。それを借り切ってラーメン特区にするとか、また、高田市には市立病院や民間の土庫病院、中井記念病院等、医療施設も充実しております。これらと連携して、国家戦略特区のもと、介護特区を設けて、そこに高度な医療を提供し、AIなどを活用して、市内はもとより市外からゆとりある高齢者の方々を誘致するとか、また、教育問題であれば、私も以前一般質問をさせていただきました義務教育の公立小中一貫校を設ける。9年間のスパンで国際学科やスポーツ学科というのを設けて取り組んでいける。  また、サテライトオフィスということも言われます。現に和歌山県の白浜空港の近くにサテライトオフィスが設けられました。これはすぐに埋まったそうです。いわゆる東京圏への飛行機通勤圏であります。働き方改革にて、在宅勤務やフレックス勤務、また、今後5Gという設備が進んでいく中で、住まいの近くで働く場所を提供する、これらをこのシビックコアのエリアのまちづくりの一環として取り込んではいかがでしょうか。  また、空き家対策では、未来につながる空き家として、これを利活用しまして、そこに幼児から子ども、青少年、壮年、高齢者など、さまざまな世代を超えて集えるコミュニケーションの場を設けていただく。そこで不登校やひきこもりなどのさまざまな問題を地域全体で解決していただく。  ほかにさまざまな私のアイディアがありますが、これ以上言いますと、一般質問のネタがなくなってしまいますので、これぐらいにしておきます。市長も行政にかかわったことがなく、経営等の経験もないようでございますが、その経験がないからこそ、自由な発想やおもしろい考えも出てくるところがあるのではないでしょうか。ぜひとも今後さまざまなアイディアを出していただきたいと、こう思うわけです。  先ほども市長が「住んでよかった、住みたいと思える、明るく元気な大和高田」にするとおっしゃいました。しかし、現実は、高田市はなぜか人気がないわけです。私も住宅にかかわる仕事をさせていただいておりますが、お客様が来られます、「家を探してます」と。「どこでお探しですか」と聞きますと、「香芝市か葛城市か広陵町」と言われます。そこで、「高田市はどうですか」とお話ししますと、「高田はちょっと」「高田はね」という残念な答えが返ってきます。  先ほども市長おっしゃいましたように、過去10年間を見ましても、高田市の人口が約6,000人も減っています。しかし、お隣の香芝市は逆に5,000人ほど人口がふえているわけです。市長は、この高田市が人気がないのはどのようなところに問題があるのか、どのようにお考えですか。お答えください。 52 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 53 ◯市長(堀内大造君) 十人十色の考えがあると思います。私は自衛隊で全国を回っておりましたが、北海道から九州まで住んでおりました。でも、この大和高田市が大好きで、戻ってまいりました。特に大和高田市が人気がないとは思っておりません。 54 ◯議長(萬津力則君) 17番島田宗彦議員。 55 ◯17番(島田宗彦君) そこにさまざまなギャップがあるとは思うんですね。実際、私も生まれ育って高田におるわけですが、先ほど申しましたように、お客さんが来られました。「高田はちょっとね」ということが言われますが、「ここが嫌」という明確な答えがないわけです。  確かに、香芝市は真美ヶ丘ニュータウンや旭ヶ丘というニュータウンがございます。高田市は、鉄道路線を中心に、駅中心に発展してまいりました。ですから、中心部の道が狭いという欠点はございます。しかし、先ほども市長がおっしゃいましたように、狭い高田市の中に近鉄、JRを含め3つの路線が入っておりまして、6つの駅があると。そして、それを利用してインバウンドでにぎわう大阪ミナミにも1時間で行ける。世界遺産の奈良市、また吉野へも1時間で行ける。このように便利なまちというのは、地方都市では全国的に見ても少ないのではないでしょうか。そこに、先ほど私も言いましたように、ギャップが生じているのではないかと。もっともっと高田のすばらしい立地を生かしたアピールが足りないのじゃないかと、こう思うわけでございます。  もう1点、市長に道路行政についてお伺いします。  我が市を取り巻く周辺道路の環境も、ここ数年、かなり変わっております。中和幹線の開通や南阪奈道路の開通、また、京奈和道の一部開通や西名阪道へのジョイントなど、車の流れや人の流れが大きく変化する中で、今開通が長引いています本郷大中線や事業着手していただいています大和高田当麻線、これも開通すれば多少便利になるとは思いますが、直ちにこれがその利便性につながり、周辺のまちの活性化につながるとは思えません。  我が市の現状の都市計画と隣接する地域の状況をかんがみて、将来を見据え、関係周辺自治体と協力して新しい道路を計画してはどうかと、このように思うわけですが、市長はどうお考えですか。 56 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 57 ◯市長(堀内大造君) ただいま島田議員からおただしあったように、新しい道ですね、大中線、着手してやっております。やはり土地の買収や諸問題がありまして、長引いております。それにプラス新たなということなんですけども、ただいま世の中の情勢を見ても、高齢者が免許を返納する、そういう時代になってまいりました。大和高田は奈良市に次ぎ昭和23年に市制を敷いた2番目の市であります。その時代はまだ交通の便が、車も今ほど発達してなく、鉄道が盛んで、それで6つの駅があり、とても栄えました。今後、この状態、今、車社会になってとりかわりましたけども、また、ある程度鉄道がメーンというか中心、それがクローズアップされるのではないかとは思います。  したがって、おっしゃるとおり、それも参考にしながら、6つの駅があるすごい立地を生かしながら、また、それを考えながらまちづくりに励んでいきたいと思います。 58 ◯議長(萬津力則君) 17番島田宗彦議員。 59 ◯17番(島田宗彦君) ありがとうございます。  もちろん鉄道の利用ということは重要でありますが、今後、車のAI化に伴う自動運転ということも言われております。しかし、我が市は道路状況が悪い。ですから、何も中心部をぶち抜いて道路をつくれということではありません。我が市を見据えた中で、例えば南北の幹線というのはいつも混雑している。これを葛城川を通して御所市から葛城市、高田市、そして中和幹線に抜けられないかとか、また、イオンがあります。これを松塚を通して中和幹線まで道をつけられないかと、こういうところでいきますと、比較的そこに民家がないわけですから、当然、我が市だけでできることではありませんが、南北に抜ける重要な道路ができるわけです。  先ほども言いましたように、道路行政というのは、さあつくろう、来年しようということではありません。やはり我が市の20年、30年先を見据えたまちづくりという発想が必要で、今計画してもすぐ実現できるということではありません。ですから、その思いがなければ、これは実現できませんから、ぜひとも今後の検討課題の1つに取り入れていただきたいと、こう思うわけでございます。  市長も今回初めての議会答弁でございますので、今後の取り組みに期待いたしまして、質問はこれぐらいでおさめさせていただきます。  最後になりますが、これから先の5年、10年というのは地方行政において大変重要な時期であると思います。目まぐるしい時代、経済環境の変化の中で、国も地方創生というのは掲げておりますが、国に頼るのではなく、やはり地方独自、また高田市独自の考えのもと取り組みを行いまして、行政も自ら稼ぐという意識を持つことが大事であると私は思います。稼ぐというのは、単にお金を稼ぐ、税収を稼ぐという意味ではなく、人を稼ぐ、物を稼ぐ、サービスを稼ぐなど、さまざまな観点から稼ぐという意識が必要であるかと思います。  市長は、先ほど自衛隊の戦闘機パイロットということでお聞きしております。やはり、そのミッションの遂行というのは常に認識されていたと思いますし、状況判断の中で素早い決断力が求められるということは、就任のときのご挨拶でもお話しされました。今後、ますます課題山積にて、財政も厳しさを増す中で、この大和高田市の市長になられました。市民の皆様方や職員、そして私たち議員のさまざまな意見にも耳を傾けていただきまして、素早い決断力と実行力を発揮され、市民の皆様方の大きな期待に応えていただきたい、こう願うわけであります。  政治にもハネムーン期間があると言われます。これがどれくらいかはわかりません。一月か三月か半年か1年かわかりませんが、市長も職員も私たちも向かっていく方向は同じだと思うんですね。ですから、市民の皆様方も職員さんも私たち議員も新市長はどんなことをしてくれるでしょう、何をしてくれるでしょうというわくわく感でいっぱいであります。そのわくわく感を期待感につなげていただいて、そして、それが信頼感につながりますことを願いまして、私の一般質問を終わります。  以上でございます。ありがとうございました。 60 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。11時15分より再開いたします。            午前11時4分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時15分再開 61 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。  次に、2番植田龍一議員の発言を許します。2番植田龍一議員。            〔2番(植田龍一君)登壇〕 62 ◯2番(植田龍一君) 2番植田龍一でございます。議長より発言許可をいただきまして、島田議員に引き続き質問をさせていただきます。  まず、平成最後の選挙におきまして選ばれました堀内市長、そして市議会議員の皆様とともに、新しい令和の時代を私たちのふるさと高田のため、そして母国日本の未来のために、議場におられる皆様と議論、活動できることを誇りに思い、また、ご理解、ご支援、ご協力いただいております多くの市民の方々に感謝を申し上げます。  今回の選挙でも市内をくまなく回り、たくさんの市民の方々の声を聞かせていただきました。市長におかれましても、同様にたくさんの市民の方々の声を聞かれたと思います。先日の所信表明では、これから4年で高田をどう引っ張っていくのか、どう変えていくのか、選挙に出られた思いや多くの市民の期待に応える方針や夢などが示されると思っておりました。しかしながら、所信表明の内容は、どこのまちの誰のものかわからないような、何とも物足りない、期待外れな内容だと多くの人から聞かせていただきました。  代表質問に立たれた4名の議員の質問からも、選挙公約はどうなった、所信表明に反映されていない、eスポーツだけか、市長の夢は書かれていなかった、また、「明るく元気な大和高田、笑顔と活気あふれる大和高田」というのはどういうことなのか、もっと具体的に言ってほしかった、今の制度やサービスで十分なのか、説明は聞いたが、市長の思いはなかったなどと、それぞれ各会派の代表から物足りない内容に厳しい意見がありました。今後は、周りに遠慮せず、もっと自分のカラーを出して、もっと積極的に市政運営に当たっていただきたいと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。  まず最初に、教育施策、施設等の整備についてであります。  まず、エアコンの設置についてであります。本年度で市内全ての小学校・中学校に7月までにエアコンが設置されると聞いておりますが、一部間に合わないとの話も聞きました。夏休み前に完了し、使用できるのか、夏休みに入ってから完了するのとでは大きな違いがあります。お隣の香芝市では、5月の連休明けには完成し、使用できるようになっております。毎日暑いじめじめした気候が続いておりますが、進捗状況についてお伺いします。  次に、トイレの整備であります。私が議員に初当選した20年前は、学校のトイレは暗い、くさい、汚い、3Kと言われ、子どもたちがトイレに行けないというような大きな問題となっておりました。子どもたちや保護者の方々から何とかしてほしいとたくさんの声が上がり、議会で要望を上げさせていただき、当時の松田市長がすぐに市内の小中学校のトイレを総点検していただいて、その多くを改修していただきました。  以後、現在まできれいに使用していただいておりますが、時代は流れ、便器の洋式化が進み、今は家庭でも社会でもほとんど洋式トイレに変わっております。和式トイレを見ることが珍しいような時代になってまいりました。市内の教育施設において便器は現在どのような状況で、今後どのようにしていくのか、お聞かせください。  次に、ブロック塀についてお伺いいたします。最大震度6弱の揺れが襲い、小学校のブロック塀が倒れて女児が亡くなられた大阪府北部地震から約1年がたちました。震災後、本市においても、強度や高さなど、地震で倒壊する危険のある塀があるかどうか点検していただき、危険な箇所については、すぐに撤去、改修などが進められたと聞いております。現在、全て完了し、安全な状況になっているのでしょうか。今月18日には新潟で震度6強の地震が発生しました。いつ起こるかわからない地震災害に備え、市民の命を守らなければなりませんが、いかがでしょうか。  次に、防犯カメラの設置についてであります。先日の砂原議員の代表質問で明らかになりました。小学校で16台、中学校で6台と聞かせていただきました。今後も必要な箇所にふやしていくことが犯罪の抑制、学校でのいじめの抑制・防止等につながると思いますが、増設についてどうお考えか、お伺いいたします。  次に、学童ホームについてであります。学童ホームは、8小学校全てで開所していただいておりますが、現在、待機児童はいないのでしょうか。定員には余裕があるのでしょうか。また、ホームに使用している教室は十分整備されているのか、お伺いいたします。時間延長につきましては、3月議会で18時から19時へ時間延長の請願が採択されたと聞いておりますが、その後どうなっているのか、お伺いいたします。  次に、給食費の無償化についてであります。平成29年6月から中学校でもやっと給食がスタートし、長年、高田市が近隣他市に遅れていたサービスが解消されました。一方で、全国的にも本市でも給食費の未納が増加していると聞いております。未納者がふえると集める金額が少なくなり、材料費も抑えなくてはなりません。結果、正直に支払っていただいている方々にしわ寄せが来て、迷惑をかけることになります。平等の観点からも、正直者がばかを見るより給食費を無償化にするという考えはいかがでしょうか。すでに無償化を実施されているところもありますが、市長の見解をお示しください。  次に、通学路の安全管理と点検及び整備についてであります。  通学路の安全管理と点検につきましては、毎年、交通安全母の会、PTA、教育委員会、警察や生活安全課、地域の方々などの連携により、毎日のルート検証、危険な箇所のピックアップ、それに対する対応、また地元の人々のご協力でこれまで危険を回避していただき、関係各位に感謝するところであります。また、ピックアップされた危険箇所をできるところから整備・改修することで、これまで子どもたちの安全が確保されてまいりました。しかしながら、さまざまな要因で整備できていない危険箇所も数多く残され、理事者側でも把握されていると思います。  堀内市長は以前、市のPTA会長をされていましたので、この通学路の危険箇所についても十分把握されていると思いますが、どれぐらいの数があり、今後どう対処していくのか、お伺いいたします。  次に、雨水対策等の防災についてであります。  間もなく梅雨入りとなります。この季節は、特に大雨やゲリラ豪雨など異常気象による危険もあり、高田市においても、近鉄大和高田駅、JR、近鉄高田市駅の3か所のアンダーパスがあり、すぐに水つきになり、大変な交通麻痺が発生しております。先週の金曜日の夕方も、突然の大雨に近鉄大和高田駅とJR高架の下で水がたまり、1台の車が半分水につかってしまい、約2時間にわたり高田市の中心部の交通が麻痺し、帰宅途中の市民に心配と不安を与える結果となり、問題が浮き彫りになりました。早急に中心市街地の雨水対策について策を講じなければならないと思いますが、いかがでしょうか。  また、高田川、葛城川など天井川であるため、大雨が降ると雨水が流れていかず、過去にも築山、池田、有井ほか多くの地域でも民家が床上・床下浸水等の被害を受けております。これまでもさまざまな対策を講じてこられたと思いますが、雨の量など、近年予想できない状況が起こり、昨年も全国各地で大災害が起こっております。本市においては絶対に大きな水害は起こらないと言えるでしょうか。お答えください。  ハザードマップも新しく作成されるということですが、もし災害が起こった場合の避難所についても、避難所まで行くのに危険なところがあるとか、避難所自体に問題があるとか聞きますが、この点についてもお伺いいたします。  次に、高齢者の事故防止と免許返納についてであります。  全国各地で高齢者ドライバーによる悲惨な交通事故が相次いで起こっております。高齢者の方々は、自分は大丈夫だと思っておられる方が多くいらっしゃいますが、実際問題として、注意力や判断力、瞬発力等が低下し、反応・対応が遅れたり、道路の逆行やアクセルとブレーキの踏み間違いなどで事故が数多く発生し、国でも大変な問題とされております。75歳以上は違った形の免許に変えるよう検討もされていると聞いております。  私たちの大和高田市は、先ほど市長もおっしゃいましたように、4キロ四方のコンパクトなまちで、高低差もほとんどなく、交通の便にも恵まれているということです。中心市街地周辺の道路につきましても、今まで整備が進められてまいりました。デマンド交通の導入に対しても、「きぼう号」のルートも改善され、増便されたので必要ないと、さきの代表質問にも市長が答えておられました。それほど便利なまちだということです。  高齢者のご家族からは、「危ないので、免許を返納して車に乗らない方が家族も安心できる」との意見も多く出ております。ご本人も返納しようかと迷っておられる方も多くいらっしゃると聞いております。また、車を維持するにも、税金、保険料、駐車場など費用もかさみ、頻繁に利用しないのであれば、タクシーや他の交通機関の方が安くつく場合もあります。事故防止のために安全装置を設置する補助金を出される自治体等もありますが、本市の高齢者の事故防止と免許返納についてはどうお考えなのか、お答えください。  最後に、財政運営の見通しについて、2点お伺いします。  職員の意識改革についてであります。平成から令和に時代が変わり、国民の意識も新たになり、公務員の意識も新たになったと思います。高田市では市長も新たになり、堀内市長は、以前、国民の命と財産を守る自衛官として勤務されていた経験もあり、市民の方々、職員さんからも大いに期待が持たれていると思います。  市長は、初登庁で職員さんに対し、行動の心がけを訓示されたと聞きました。まず、根拠を持って行動する。そして、何事もプラスから考える。その他、研修への参加、適材適所の人事配置などにより、職員のやる気を喚起し、市民サービスの向上につなげるということですが、市民からは、「何が変わったの。約2か月たった今、一向に変わっていない」というような疑問の声も聞こえてまいります。職員の方々は、これまでどおりしっかり職務に当たっておられると思います。しかし、このままでいいんでしょうか。  市長がかわったまちは、市役所の雰囲気、職員さんの雰囲気や態度もよくなったと言われることをよく耳にします。それは、何より市長の姿勢が職員の行動・考え方につながり、変わっていくからだと思います。文字のとおり、市役所は市民の役に立つところです。2年後には市庁舎も新しくなります。窓口はもちろん、市民一人一人に対する対応、職員皆さんの意識改革も全て市民の暮らしの向上のためであります。また、市民の声が根拠というふうになりますので、市民から「市長がかわったら市役所が明るく元気になった」や「高田は笑顔と活気があふれている」というふうに、市長のスローガンが市民の口から自然に出てくるようにならなければいけないと思うんですけど、いかがでしょうか。  最後に、市長の給料についてお伺いいたします。ずばり、報酬の削減はしないのでしょうか。しないということであれば、高田の財政事情はよくなったんでしょうか。また、高田のこれからの財政見通しは大丈夫なんでしょうか。行財政改革、市民や職員さんたちも含め、痛みを伴う改革はもう終わりなんでしょうか。これまで削減しているものはもとに戻されますか。  庁舎新築に続き、市立病院の耐震対策、総合体育館の建替え等、これから財政見通しについては大変厳しい状況が見えていると思います。また、使用料、手数料など、市民負担を見直そうとしておられることも明らかになりました。財政基金も取り崩している状況ではないでしょうか。水道料金は近隣他市と同じように安い値段になったんでしょうか。市民に負担をかけるのなら、まずは自らの襟を正すことが大事ではないでしょうか。  前吉田市長は、なぜ減額されてきたのでしょう。今までの流れをどうお考えでしょうか。その分、稼ぐんでしょうか。市長のアイディアで収入がふえるんでしょうか。クラウドファンディングやネーミングライツなど、どれだけの収入を見込んでおられますか。それで高田の財政が潤い、目標が達成されるのか等々、市民から本当にたくさんの声が聞こえてまいります。前吉田市長よりかなりの金額が増額となっている現在の市長の給料について、市長の考えをお示しください。  以上で壇上からの質問を終了させていただきます。 63 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 64 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 2番植田議員の、教育施策、施設等の整備についてお答え申し上げます。  初めに、エアコン設置工事の進捗状況について。小学校、中学校ともに予定どおり順調に進んでおり、中学校については6月末、小学校については7月末の工事完了を予定しております。  次に、トイレの整備について。市立幼稚園・小中学校・高等学校のトイレ洋式化率を50%以上とするため、平成29年度から3か年計画により整備を進めてまいりました。今年度が計画の最終年度となり、洋式化率は、幼稚園平均で56.1%、小学校平均で50.9%、中学校平均で50.6%、高等学校で56.9%となる予定です。  今後につきましては、児童生徒数の推移に留意しながら、さらなる学習環境の改善を図るために検討してまいります。  次に、ブロック塀について。昨年発生いたしました大阪北部地震によるブロック塀倒壊事象を受け、本市では、幼稚園・小中学校・高等学校のブロック塀を総点検し、法令に不適合のブロック塀26か所の改修に取り組み、平成31年1月末に全ての工事が完了しております。今後も継続して教育施設の安全の向上に努めてまいります。
     次に、防犯カメラの設置についてでございます。平成27年度から28年度にかけ、各小中学校に2台ずつ設置いたしました。今後も継続して安全環境を検証し、関係各課とも連携し、検討を重ねてまいります。  次に、児童ホームについてです。現在、待機児童がいる校区は1か所、定員に達している校区が1か所ありますが、その他6校区につきましては、利用者数が定員に達しておらず、待機児童はございません。また、児童ホームに使用している教室には空調設備が全て設置されています。また、必要な机やロッカーなど児童ホームの運営に必要な整備を行っております。  運営時間の延長については、議会に請願が出されていること、保護者からさらなる運営時間の延長等を望む声が上がっていることを承知しております。本市といたしましては、これらの声を真摯に受けとめ、よりよい運営時間の設定が行えるよう、児童ホームの運営時間延長について、まずは支援員の確保など、延長に伴う運営面での課題の解消とともに考えていきたいと思います。  給食費の無償化についてですが、義務教育学校の給食費については、学校給食法の趣旨にのっとり、保護者に負担をお願いしているところでございます。本市では、経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者を対象とする就学援助費の中に給食費を加え、また、生活保護費にも給食費が加えられる等、負担の軽減を図っているところでございます。  なお、平成30年度の給食費の徴収率は、速報値ではありますが、幼・小・中全体で98.7%となっております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 65 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 66 ◯2番(植田龍一君) それぞれご答弁ありがとうございます。各項目につきましては、順次質問させていただきます。  まず、エアコンの設置につきましては、中学校で6月末、小学校では7月末になるということで、結局、夏休みに入ってしまうことになります。予定どおりということでありますが、隣の香芝市では、すでに5月に完了してエアコンはスタートしておりますので、やはり高田はいつもこういうことが遅い。先ほどの高田の魅力のなさというのも、こういう対応が遅いというのが今までの状態だと思いますので、今後はスピード感をもって、特に近隣他市には遅れをとらないように、最低限そこは合わせていただけますようにお願いしたいと思います。  特別教室を含め教室にはエアコン設置完了ということなんですけど、体育館にはエアコンはどうなっているのか、お伺いいたします。 67 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 68 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  各小中学校の体育館につきましては、今後の課題として考えております。  以上でございます。 69 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 70 ◯2番(植田龍一君) 高田中学校の体育館などは、今新しく建てられたばっかりだと思うんですね。今新しく建ったところというのは、大概、空調整備されているというところが世間では当たり前みたいになっておりますので、こういうところが本当に遅かったんじゃないかなというふうに感じております。  また、後ほど雨水対策のところで聞かせていただきますが、小学校・中学校の体育館につきましては、避難所に指定されていると思うんですね。その避難所の状況、避難所の環境をよくするということも各地で進められております。災害が起こって避難された方がそこで本当に劣悪な状況で過ごされるというのがわかっていますので、どんどん進めていっていただきたいと思いますので、要望しておきます。  次に、トイレの整備についてでありますが、50%を今年度で超えるということで、さらに検討していただけるということなので、ぜひともお願いしたいと思います。体育館のトイレについても50%を超えているのか、これだけ、1点だけお願いします。 71 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 72 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  体育館を含めた校舎外の屋外トイレという位置づけをしておりますトイレにつきましては、現在のところ整備計画の中には入っておりませんので、今後の課題と考えております。  以上でございます。 73 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 74 ◯2番(植田龍一君) 体育館のトイレというのも、先ほど言いましたように避難所に当たっておりますので、避難された方の環境ということをよくしていただきたいので、早急に当たっていただけますように要望しておきます。  第一段階が終わりました。次は第二段階ということになると思いますので、やはり第二段階では、今言ったような避難所とか、そういう災害があったときに使うような施設について、優先的に整備をしていただけるようにお願いしたいと思います。  ブロック塀については、平成31年1月で完了しているということでした。ただ、その基準に達していなくても、基準よりは低いんですけど、老朽化してちょっと危ないんじゃないかというようなところもまだ数多くあると思いますので、そこらも点検、整備していただいて、やっぱり地震が起こって倒れて、低い塀ですけど、ブロックの下敷きになって小さな子どもがけがした、亡くなられた、そういう悲惨な事件が起こらないようにしっかりと対応の方を引き続きしていただきたいと思います。要望しておきます。  次に、防犯カメラにつきましては、8小学校、3中学校に、各2台ということで設置されているということでした。小中学校の規模や生徒数も違うということもおっしゃっておりましたので、必要箇所に応じて今後も検討していただきたい。その中で、やはり体育館なんかも、そういう状況で避難所で体育館に避難されているところでいろいろな犯罪、痴漢的なものとか性犯罪、特に女性や子どもが被害を受けるというような犯罪もふえておりますので、そういうことも見据えてしっかり整備を進めていただきたいと思います。  次に、学童ホームにつきましては、待機は1か所だけであるということでありますので、また、待機児童が出ないように、今後も引き続いて当たっていただきたいと思います。定員についても、1か所が今ちょうど定員いっぱいということなので、ほかの教室がないのか等、検討をお願いしたいと思います。  教室の整備については、空調関係ほか設備も整っているということなので、プレハブ教室で今やっているところがあると思うんですけど、ある程度落ちついてくれば、ずっとプレハブでするより、教室があいて空き教室が出れば、空き教室の方がより安全だし、運動場もプレハブを撤去すれば広く使えるんじゃないかと思うんですけど、その辺は今後どうされるのか、お聞かせください。 75 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 76 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  ただいま議員申されましたとおり、平成30年度におきましては、菅原小学校の空き教室を改修・改造いたしまして児童ホームとしての使用にさせていただいたこともあり、今後、そういったことも含めて進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 78 ◯2番(植田龍一君) ありがとうございます。今後もよろしくお願いしたいと思います。  あとは時間延長なんですが、今、支援員の確保とかしていただいていると思うんですが、8小学校全てそろってスタートするのか、それとも、条件が整ったところから順次スタートしていただけるのか、これについてお聞かせください。 79 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 80 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) ただいまのご質問にお答え申し上げます。  そこの部分につきましては、今まさに、解消する中で人員が確保できたところからスタートするのか、やはり受益の公平性ということも考えて、ある程度まとまった形でスタートさせていただくかというところを検討しているところでございます。  以上でございます。 81 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 82 ◯2番(植田龍一君) ありがとうございます。  支援員の確保とか、なかなか難しいであろうと思いますので、8小学校全てそろって一気にスタートというのは難しいと思うんですね。そうなれば、6か所はいけるんですけど、あと2か所ができないために、ほかのところがスタートできないというような状況になりますので、早期実現するためには、やはり待っている方々、市民の方がたくさんおられると思いますので、やはりリクエストの多い、そして、状況がそろったところから順次スタートしていただけるように、これは要望しておきます。  次に、給食費についてであります。この給食費も難しい問題だと思うんですけど、徴収率が98.7%、ほとんど高田では支払っていただいている。他市ではなかなか、この数字がちょっと落ち出すと、だだだっと、何人か払わへんやったら、払わへん方が得やみたいな感じでぱっと広がるところが出てきているというふうにも聞いております。100%じゃないということは、やはり払わない、払っていないという方がずっといらっしゃると思うんですね。そういう方についての対応というのは、今どういうふうにしていただいているのか、お答えください。 83 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 84 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) ただいまのご質問でございます。  教育委員会事務局の職員が、まさにその滞納整理に向けて日々行っておるところでございます。平成29年6月から、中学校給食の開始に伴い、公会計を導入させていただいております。平成29年度の給食費の徴収率につきましては、その年度の出納閉鎖時点では98%台の徴収率ではありましたが、平成29年度の滞納分を平成30年度にまさに整理をいたしまして、平成29年度調定額に対して現在の徴収率は99.5%というふうになっているところからも、実際、滞納されている方に対して分納であるとかいう対応で納めていただいている状況です。  以上でございます。 85 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 86 ◯2番(植田龍一君) ありがとうございます。  本当に職員の皆さんがこういうところにしっかりと当たっていただいて、ご努力していただいているという結果がそういう数字にあらわれていると思います。ただ、給食の無償化というのは、実施しているところ、奈良県でも山間部に多いと思うんですけど、逆に、それだったら高田はチャンスじゃないかというような見方もできるわけなんですね。高田の人口の流出を食いとめて、他市からの逆に転入、「子育て支援、高田はしっかりしてる。給食費は無償や。この辺ではないとこや」というような、起爆剤というふうにもなるかもわかりませんので、また市長の英断を期待しておきます。  次、お願いします。 87 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 88 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 2番植田議員の通学路の安全管理と点検及び整備についてのご質問にお答え申し上げます。  通学路の対策が必要となる箇所につきましては、平成24年4月以降、全国で登下校中の児童等の列に自動車が突入し、死傷者が発生する事故が相次いだことから、各小学校の通学路において関係機関との連携による緊急合同点検をはじめ、通学路の安全確保に向け取り組みを継続して行ってまいりました。  本市においては、平成24年度から平成30年度の間で要対策箇所総数は187か所ありました。要望に対する対策の進捗は96%以上完了しております。残りの7か所については、道路の拡幅工事箇所、横断歩道・一たん停止等の公安委員会の規制に関する要望が残っております。また、その他の現状におけるさまざまな課題に対して、その解決に向けて条件の制約を受ける中、精いっぱい対策を講じてまいります。  今後も、学校、交通安全母の会、各道路管理者、警察、市生活安全課及び市教育委員会による合同点検を実施するに当たり、新たに生じる課題については同様の対策をしてまいりますとともに、随時出される課題に対しても、関係機関には引き続き早期完了をお願いし、通学路の安全管理に取り組んでまいりたいと考えています。  対応の結果についても、これまでから通学路安全推進会議等で報告しているところでございますが、今後はより広く保護者の皆様等に伝えていくことができるよう努めてまいりたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 89 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 90 ◯2番(植田龍一君) ありがとうございます。  通学路につきましても、90%以上完了して、少し問題があるところが残されているというような答弁でした。そこで、市長もPTAの会長をされて、その辺の問題点をよくご存じだと思いますので、市長、全体的に見てどう思われるのか、お願いします。 91 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 92 ◯市長(堀内大造君) 私もPTA経験が長く、合同点検をやっておりました。確かに高田の道の事情、危険な場所もございます。そこの方は、先ほど答弁にありましたように、随時直していってます。前年度の合同点検では、50か所あって、すでに45か所、年度中に改修しております。随時やっていくんですけども、市道ならいいんですけども、県道となれば県との協議の上やっていかないといけないということもありますので、なかなか100%というところまではすぐにいきませんけども、これからも継続して努力していきたいと思っております。 93 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 94 ◯2番(植田龍一君) ありがとうございます。  力強いご答弁をいただきました。これからも継続してやっていただけるということですので、特に子どもたちの通学路の安全管理、大事なところだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  また、ふだん大丈夫なんですけど、雨が降ると一変して変わるようなところも、ちょっと見落とされがちなところもありますので、そういうところにつきましても、また声が上がりましたら早急に対応していただきますようにお願いいたします。  また、県道であるとか、いろんな理由でできないというようなところにつきましては、できない理由というのをはっきりと地権者というか関係者の方々に説明していただいて、ご理解いただいた上で、それでだめだったらどうしたらいいのかというのをまた一緒に考えて、少しでも改善されるように進めていただきますように要望しておきます。  次、お願いいたします。 95 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 96 ◯環境建設部理事(山本善一君) 2番植田議員の雨水対策等の防災についてお答え申し上げます。  議員ご指摘の中心市街地の雨水対策については、本市中心市街地におけます主要河川は、高田川水系の戸台川、尾張川、甘田川、葛城川水系では土庫川がございます。  戸台川では、本市西町にある高田雨水ポンプ場により強制排水をしております。もう1つは、JR和歌山線高架下の中央道路のアンダーパスに奈良県が設置のポンプ施設により排水しております。  尾張川では、近鉄大和高田駅高架下の中央道路アンダーパスについては、奈良県設置の排水管による自然流下により排出されております。  甘田川では、高田市駅高架下に中央道路アンダーパスについては、奈良県設置のポンプ施設により排水しております。これらに関しては、設置者である奈良県と綿密に連携し、奈良県による排水機能・能力の強化を図っていきたいと考えております。  土庫川では、その上流域の蔵之宮町において雨水貯留施設を運営しており、下流部への内水被害の抑制に努めております。また、元農業用ため池の常光寺池を活用して雨水対策管理も実施しております。  その他の対策といたしまして、高田中学校、高田、片塩小学校敷地内に一時貯留施設の設置等により対策をしております。  なお、台風接近前には必要な箇所への土のうの配備、大雨時の水路を中心としたパトロール等に取り組んでおります。また、災害対策本部設置時には、それによる対応を迅速に行っているところであります。  さらに、ひいては中心市街地の雨水対策につながることになるのですが、一級河川の高田川、葛城川を経て、大和川流域全体の総合治水対策として、国直轄事業では大和川合流部に遊水地計画がなされております。また、奈良県では、本市中心市街地にも影響するかと思いますが、平成緊急内水対策事業として雨水対策を推進しております。  次に、本市において大きな水害が起こらないかとの質問につきましては、今後、その可能性も踏まえた中で、内水対策と本市を取り巻く一級河川の洪水対策のさらなる進展を関係機関等との連携のもと強化していく必要があると考えております。  続きまして、本市では、避難に時間がかかることも考慮して、気象警報が発令された段階等では、まず4か所の自主避難所を開設し、状況に応じ、さらなる避難所の開設を図りますが、災害の状況により避難所への移動が危険と認識されるときには、自宅の2階等、むしろその時点で安全と思われる場所に避難することも1つの方法であると考えます。  以上、よろしくご理解賜りますようにお願い申し上げます。 97 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 98 ◯2番(植田龍一君) ご答弁ありがとうございました。  雨水対策については、どれだけ雨が降るかわからないというようなところもありますので、要は、市民から見ると、雨が降ったけど、最近、水つきせえへんようになったなというのが市民の思いであって、高田市の結果が出るように。ただ、未曽有の大災害とか想定されていないとかというのもありますけど、引き続き、そういうふうにならないようにお願いしたいと思います。  今ありましたように、4か所の自主避難所と、ほかにも避難所16か所、小学校とか高校とか、学校の体育館とかも入っていると思います。その中で、まず、警報発令時に開設される4か所の自主避難所なんですけど、空調設備とかは大体整っていると思うんですけど、武道館につきましては会議室しかないと思うんですね。やはり災害で避難される方が多くなれば、畳のところとかに行かれると思うんですけど、ほかではあるけどここではないというのであれば、早急に設置していかなければいけないと思うんです。この点についていかがですか。 99 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 100 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) ただいまのおただしにお答え申し上げます。  確かに武道館は4つの避難所の1か所に指定させていただいております。昨年度、台風時において、避難されてこられた方が40名を超えているケースが2度ございました。その中で、今議員おっしゃっていただいたとおり、会議室を2か所開放して、その会議室で避難という形をとっていただいております。確かに、本来の武道館の大きな部屋には空調がございませんので、今そのような対応をさせていただいております。ただいまのおただしにつきましても今後の課題と考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いします。 101 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 102 ◯2番(植田龍一君) ありがとうございます。  昨年も2回、そういう状況が起こっていると。そのままになっているわけなんですね。いろいろ検討はしていただいていると思うんですけど、費用的なもの等いろいろあると思うんですけど、去年も避難された方が40名ぐらい、2回されて、そういう状況が起こっている中で、時間が長くなれば、ずっと会議室に座っとけというわけにもいかないと思います。ちょっと毛布を敷いて横になったりというようなところ、絶対出てくると思いますので、やっぱりこういうことについては、本当に緊急に対策を練ってというか、対処していかないといけないと思います。この4か所についてきちっとやっていただけますように、武道館にエアコンをつけていただけますように強く要望したいと思います。  県では体育館が避難所を受けている県立学校が42校あって、その中でも通信手段を確保するためWi-Fiの整備とか、衛生環境を向上させるためにトイレの洋式化というのを進められているんですね。空調の設置については、一応、市町村の対応というふうにされているそうなんですけど、そうなれば、こっちのまちは整備されてるけど、高田はされてないんやとなれば、また高田の悪い部分というのが出てくると思いますのでね。やっぱり「つらいとき、しんどいときに助かった」「すごいよかったね」「いや、向こうは全然なかったけど、高田はこういういい施設で避難できたんや」というように、高田のいいところというのをふやしていただくためにも、この整備の方をしっかり進めていただきますようにお願いしたいと思います。  県がモデルを示して24市町村が運営マニュアルを策定しているとあるんですけど、高田も今策定していると思いますので、しっかりと策定した上で、県の助けを受ける部分は、県にそういうところも助けていただきながら進めていただきたいなと思います。  こういう災害につきましては、市民への啓発というのも大変大きなところとなってきます。災害が起こる前に、災害が起こったらどういうふうにすればいいという、ふだんからの意識啓発というところも大事なことになってくると思いますので、防災訓練とかもまた引き続き行っていただき、啓発活動をやっていただきたいと思います。  次、お願いいたします。 103 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 104 ◯福祉部長(大中和彦君) 2番植田議員の高齢者の事故防止と免許返納についてのご質問にお答え申し上げます。  昨今の報道におきまして、毎日のように高齢者の自動車による事故の情報を耳にします。この事故の原因といたしましては、認知機能や身体機能の低下によることが多いと報道されているところであります。
     このような事故を防ぎ、また、高齢者の方にとっての日常生活の移動支援となるように、現在、本市では、70歳以上の高齢者の方全員に市内を循環しております「きぼう号」が無料となるカードを発行し、「きぼう号」を利用していただくことをお勧めしております。このことは、高齢者の方が自主的に運転免許証を返納しやすい環境づくりにつながっているものと考えております。また、最近では、「未就学児や高齢運転者の交通安全についての緊急対策」が閣議決定されております。  本市といたしましても、今後、国の動向を注視するとともに、高齢者本人やその家族からお年寄りの事故防止や運転免許返納の相談が寄せられたときには、関係機関と連携し対応してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 105 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 106 ◯2番(植田龍一君) ご答弁ありがとうございます。  12時も回って、早く終わらなあかんなと思いながら、ちょっと焦って汗をかいてきましたけど、もう少しなのでご辛抱いただきたいと思います。  高田市では70歳以上の高齢者の方に「きぼう号」の無料券を配布していると。これは免許を持ってる、持ってないにかかわらずということだと思います。そういうことが高田では啓発になっているということなんですけど、やはりこういう事故が多数起こってますので、啓発というところが大事になってくるのではないかというふうに思います。東京都では9割補助で防止装置設置の補助金を出す、そういったところとか、別にタクシーチケットを不便なところだと出すというような自治体もありますので、高田においては今のままでいいのか、もっと何か施策というのがあるのではないかというふうに思います。  市長もアイディアマンですし、いろんなアイディアを出していただいて、事故が高田ではまだ起こってないようですけど、危ないというのはしょっちゅう起こっていると思います。皆さんも経験されてると思います。一方通行を逆行されたり、ああ危ないなと思うようなこともたくさんあると思いますので、これが事故で亡くなられたとなると、本当に悲しいことになります。事故が起こってからでは遅くなりますので、起こらないように何らかの手立て、また、常に啓発活動をやっていただけますようにお願いしたいと思います。  次、お願いいたします。 107 ◯議長(萬津力則君) 企画政策部長兼改革推進局理事。 108 ◯企画政策部長兼改革推進局理事(仲田智彦君) 2番植田議員の職員の意識改革についてのご質問にお答えいたします。  堀内市長就任当初より、登庁式や部長会議等、市長が出席されるさまざまな会議などにおいて、日ごろからの考え方、行動における心がけである「根拠を持って行動する」「まず何事も前向きに、どうしたら実現が可能であるか創意工夫する。プラスから考える」のこの2つについては、直接発信をしていただいております。多くの職員にも伝わってきているところと認識しております。  現在、新人研修や管理職研修におきましても、市長の日ごろからの考え方を伝え、職員各自が自覚を持って、一人一人が持てる能力を最大限発揮し、法令を遵守して何事にも根拠を持って各業務において職務を遂行できる人材の育成に取り組んでおるところでございます。  新体制のもと、市長の考えを共有させていただき、積極的に自由な意見を出し合える職場の中でしっかりと職員も知恵を出して、市長が標榜されております、市民の皆様が「住んでよかった」、また市外の多くの皆様方からも「住みたい」と思っていただける、明るく元気な大和高田市の実現に向け、一丸となって取り組んでまいります。  次に、市長の給料減額についてのご質問でございます。  本市の財政状況は、これまでの行財政改革の取り組みにより、一般会計の決算状況において、平成22年度決算から9年連続の実質収支黒字となります。また、公債費負担に関係する財政指標である実質公債費比率や将来負担比率についても良好な水準で推移しているものと考えております。  しかしながら、新庁舎建設以降も総合体育館、クリーンセンター中継施設などの公共施設の更新整備に多額の財政需要が見込まれますこと、また、人件費や扶助費などの義務的経費が増加傾向にあることから、今後も経常経費抑制を中心とした財政健全化に資する取り組みを通じ、持続可能な財政基盤の維持に努める必要があると考えております。  市長はじめ三役の給料につきましては、本年3月定例会において、前市長の就任時の水準に条例改正されたところであります。今後の状況も勘案しながら検討してまいりたいと市長も捉えておられるところであります。よろしくご理解賜りますようにお願いいたします。 109 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 110 ◯2番(植田龍一君) ご答弁ありがとうございます。  意識改革につきましては、しっかりと職員さんにも伝わってきた、前向きにやっていくというような内容のご答弁でした。市長は、今、職員さん、部長とかより年は若いですけど、やっぱり年上に対してなかなか、ああしろ、こうしろ、こういうふうにしてほしいというところが難しいかもわからないですけど、やはり市のトップでありますので、しっかりと引っ張っていっていただきたいなと思います。  高田市の財政運営というのは、職員さんたちの意識の持ちようによって大きく変わっていくと思うんですね。その職員さんたちを引っ張っていくのが市長の役割でありますので、何より市長の姿勢が職員さんたちの考え方、行動を変えると思います。市長の率先垂範というのは、職員さんたちも市民も注目しておられると思いますので、高田の明るい未来のため、しっかりと示していただくようお願いしたいと思います。  続きまして、給料についてでありますが、平成22年から9年連続黒字、ある程度良好になったというのは、吉田市長はじめ職員の皆さんがずっと減額され、そして市民の方々も議会もみんな協力し、やってきた結果であるんですね。3月に戻されたというのは、吉田市長の考えとしては、それは自分が決めることじゃない、次の市長が決めることだということで、多分戻されたと思うんですけど、やはりこれからの財政状況を考えるとかなりしんどいというのは職員さんもよくおわかりだと思いますし、議会もそう認識してますし、市民の方々もよく認識されてると思います。じゃ、どうするねんというところが問題というか、核心になってくるところと思うんですけど、これ、やっぱり市長の考えというのを聞かないことにはいけませんので、市長、お答えいただけますでしょうか。 111 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 112 ◯市長(堀内大造君) まず、意識改革のことですけども、就任後2か月たちました。初登庁以来、皆さんの顔が大分にこやかになったと思うんですけども、それは私だけなんでしょうか。ありがたいことに、2か月たって、私、まだ一度も怒ったことがありません。それは職員とのなれ合いではなくて、私はちゃんと意思疎通ができてる結果だと思っております。  そういう中で、前にも大和高田市にはまだまだポテンシャルがあると同じように、市の職員皆様方にもポテンシャルがまだまだあると思っております。それを引き出すのが私、リーダーの役目だと思っておりますので、そういう面では意識改革を継続しながら頑張っていきたいと思います。  給料につきましては、恥ずかしながら、給料を知らずに私、市長選に出ました。幾らもらえるのかも知りません。本当に高田が好きで、好きやねん高田で手を挙げて出させていただきました。それで、なってみて、全国850の市長さんがおられます。中には大阪維新の、この間、堺市長の就任当初から20%カットされる方もおられますし、有名になりました明石市長、この間、再選されたことには、今までの3割カットをやめて、全額に戻されました。やはり首長さん850人それぞれの考え方があると思います。そういうところの状況を見ながら、私もまだ2か月ですので、財政、今、ヒアリングしていろいろ把握しております。そういうところを考えながら、当面、この推移を見守りながら、また考えていきたいと思っております。  以上です。 113 ◯議長(萬津力則君) 2番植田龍一議員。 114 ◯2番(植田龍一君) これからしっかり考えていかれるということですが、先ほど言われましたね。明石市長なんかは、選挙公約として挙げて、市民もそこを見てやっていると。ただ、市長の場合、選挙がありませんでしたし、公約も挙げておられなかった。ただ、吉田市長を引き継いでということであれば、吉田市長のやってこられた思いというのもよくわかっていると思いますし、吉田市長が余計なことをしてたのかというよりも、すごいことしてはってんなと思うのであれば、すぐに引き続きやっていただいても。そうされるのかなというふうに感じてましたので、副市長とかもついておられるので、その辺の思い、経緯というのはよく市長に話をしていただいていると思います。  香芝市の吉田市長は1期目のときは、給料もボーナスも50%カット、退職金も50%カット、2回目の選挙のときに、ちゃんと目標を掲げて、それが達成できたのなら満額いただきますというふうに公約もされてました。やはり何かの目標を掲げて、それへ向かっていって、こうなればこうなるというようなところが、今はまだ全然見えていない。そういうのを示しておられないので、わからないんですけど、この給料というのは、ほか、財政がどうのこうの、ベテランとか新人とか関係なしで、市長の独断でこうするといったらこうできるものなので、しっかりと800、市長ともどうのこうのと言われましたけど、高田市の状況、自分がリーダーに立ってこれから高田を変えていくという意思のあらわれとして、今後考えた上でお示しいただきたいと思います。  以上で一般質問を終了させていただきます。時間が12時を回りましたけど、ご清聴どうもありがとうございました。 115 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。13時20分より再開いたします。            午後0時17分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時20分再開 116 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。  次に、12番森本尚順議員の発言を許します。12番森本尚順議員。            〔12番(森本尚順君)登壇〕 117 ◯12番(森本尚順君) 議長のお許しをいただきまして、日本維新の会、会派絆の森本尚順より一般質問させていただきます。  一般質問させていただきますのは半年ぶりですので、少し緊張しておりますけども、3時間ぐらい、きょう一般質問させてもらおうかなと思っておりますので、理事者の方もよろしくお願いいたします。  まず初めに、大和高田市立病院の耐震についてであります。  大和高田市立病院はベッドが320床あり、地域の中核病院で、災害対応の中心的な役割を果たす拠点病院にも指定されています。大和高田市では、阪神・淡路大震災の3年後の平成10年に耐震診断を行った結果、昭和45年に建設された西館の耐震強度が国の基準を大きく下回っていました。ところが、診断から20年たった今も耐震工事は行われておりません。実施するための具体的な計画の策定もできていません。近い将来に発生するとされる南海トラフ巨大地震が起きた場合、大和高田市は最大で震度6強の揺れに見舞われるとされています。病院の西館は、現在の強度では倒壊するおそれがあるという結果が出ています。  そこで、市長にお尋ねいたします。いつごろをめどに基本計画を出されるのでしょうか。  次に、市営住宅について質問させていただきます。  平成28年9月定例会でも質問させていただきましたが、再度質問させていただきます。大和高田市には、平成30年3月31日現在で市営住宅は管理戸数613戸あります。一番古い住宅は昭和29年に建てられ、65年が経過しています。耐震基準も満たしていないし、公営住宅法によるお風呂、水洗便所、台所もない住宅もあります。これは、明らかに法律違反のまま20年近く住民の方に使用させているというわけなんです。  3年前の質問時には、「建替えも含め、老朽化した市営住宅の対応を図ってまいります」と答弁されました。約3年間で住宅建替えについてどのような会議を開き、どのような計画を立てられたのか、お答えください。  最後の質問ですけども、健康増進法の一部を改正する法律、望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設等の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、当該施設等の管理について権限を有する者が講ずべき措置等について定めるという法律です。基本的な考えとしては、望まない受動喫煙をなくす、受動喫煙による健康影響が大きい子ども・患者等に特に配慮する、施設の類型・場所ごとに対策を実施するとあります。  室内での分煙や禁煙が進んでいるため、必然的に屋外でたばこを吸う人がふえる状況になっていることが安易に考えられます。受動喫煙をなくすため、市としてはどのような対応をしていくのか。また、望まない受動喫煙をなくす一方で、喫煙者の権利を尊重する必要性という意味において、人が多く集まる場所や公共施設などに喫煙場所をきちんと設置する必要があると思います。全国的に、JTなどの民間企業と連携し、喫煙所を整備している取り組みも進んでいます。市としてどのような取り組みをしていくのか、市長にお尋ねいたします。  壇上での質問を終わりますが、回答は簡潔に、長々しゃべらないでください。私の持ち時間は3時間しかないんですから。よろしくお願いします。 118 ◯議長(萬津力則君) 市立病院事務局長。 119 ◯市立病院事務局長(安川雅清君) 12番森本議員の市立病院の耐震について、いつごろをめどに基本計画を出すのかとのご質問にお答え申し上げます。  市立病院の西館の建替えにつきましては、早期の対策が必要であると認識しております。この事業を進める上で、同時に検討すべき課題が、大きく分けて2点あると考えております。  まず、1つ目は、建替えには相当な投資額が予想され、債務が増大することから、財源の確保とそれに耐え得る経営基盤を確立するためには、累積欠損金の解消が必要であると考えております。  また、2つ目として、急速な高齢化社会への対応や中和医療圏の人口の推移、また、奈良県の地域医療構想など、特に中和医療圏の情勢が変化する中、市立病院のあるべき姿を具体的に描いていかなければならないと考えております。  議員おただしのいつごろかと明確にすることは、今は困難ですが、両方の課題を解決し、なるべく早期に進められるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 120 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 121 ◯12番(森本尚順君) 事務方には数字的なこととか答えにくいことも多々あると思うので、質問したことだけ、今のように答えていただいたら結構かと思います。  今言われました、これ、市民の皆さんも一番心配されてると思うんですけどね。累積欠損金ですか、これを3月議会の仲本議員でしたか、質問された。そのときの答弁で、「令和2年度末までに累積欠損金を解消した上で」との答弁がありました。じゃ、現在の累積欠損金は幾らで、前回3月議会で言われたように、あと2年で解消できるのか、お答えいただけますか。 122 ◯議長(萬津力則君) 市立病院事務局長。 123 ◯市立病院事務局長(安川雅清君) 議員のおただしにお答え申し上げます。  前年度からの累積欠損金につきましては、平成30年度決算を9月議会で認定をいただきますと、累計で4億8,470万円余りの累積欠損金が発生する見込みでございます。しかしながら、資本剰余金が1億9,500万円強ございます。差し引きいたしますと、平成30年度決算を認定いただきますと約2億8,900万円ほどの累積欠損金になることで、昨年度、平成29年度に比べますと1億3,000万円ほどの累積欠損金の減となります。  2年後の解消に向けましては、公立病院を取り巻く環境というのはなかなか厳しい状況でございます。院内におきましても、経営戦略会議、いろんな会議をとりまして、経営の健全化に向けて取り組みながら、累積欠損金の解消に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 124 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 125 ◯12番(森本尚順君) 今の答弁ですと、借金が3億円近くあると、解消に向けて頑張りますということだと思うんですけどもね。お金がない、だからずっと放ってきた。でも、これ、実際に、来年、借金が全部なくなるという保証は何もないと思うんです。よく、この病院問題、病院だけじゃないですけど、お金がないから放ったらかしになってきているという部分があると思うんですけど、実際、これ、来年、局長が答弁されましたゼロになりますか。令和3年になった時点で、あと2年後、なるんですかね。 126 ◯議長(萬津力則君) 市立病院事務局長。 127 ◯市立病院事務局長(安川雅清君) 2年後ゼロかということに関しましては、まず、2年後にゼロにするというのが我々事務局として与えられた使命かなというふうには認識しております。議員おただしのように、2年後にはゼロにできるかというのは、今の段階ではハードルというものは厳しい状況が続いております。何分、この秋になりますと消費税が10%に上がるということになりますと、経費も上がってくることになりますから、病院経営の中でも収入をいかに上げていくのかということを常々、院内のスタッフともども経営改革に取り組んでいくよう努力してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いします。 128 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 129 ◯12番(森本尚順君) お金はあれなんですけど、でも、毎回、これ、いろんな議員さんが言われますけど、煙突部分というのはもう20年前から倒壊すると、地震が来たら倒壊するんやという診断が出てるんですよ。この大和高田市耐震改修促進計画という、高田市がつくられた、これもお金がかかってると思うんですけど、これ、お金が何ぼかかってるのか、先に教えていただけますか。平成29年3月改訂の大和高田市耐震改修促進計画というのがあるんですよ。これ、どこかでつくっておられるんでしょう。だから、私は持ってるんですけど。これ、何ぼかかったのか、担当部局、教えてもらえますか。 130 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 131 ◯副市長(松田秀雄君) 今、議員お持ちいただいています計画は、公共施設全般に示したものだと捉えております。本市の建築分野で統括してまとめたものだと存じます。ただ、その作成料は、予算を計上してというものではなかったかなと捉えております。もう1度精査しないと確かなことは申し上げられません。よろしくお願いします。 132 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 133 ◯12番(森本尚順君) 結局、多分、お金何ぼ使うたかわかってないと思うんですけど。ここには、国から言われて、これ、平成29年3月に改訂されてるんですよ、市有建築物の耐震化、市有、市が持ってる建物、平成でいいますと32年、来年度末までには95%達成すると。ずらずら書いてるんです。実際、市立病院に関連しますけども、95%まで、これ、本当にいけるんですか。  私が言いたいのは、こういうものとか、もう1つ、大和高田市総合計画後期基本計画、立派なこれ、できてますよ。これ、平成25年から平成29年度と書いてるんです。ここにも「災害時の医療体制の構築、災害時での医療の継続性を図ること及び病院施設の安全性の確保に努めます」と。全然努めてないじゃないですか。多分、これ、四、五百万円かかってるでしょう、つくるのに。一体何にお金を使ってるんですか。ちょっと、これをつくった部局、書いてること、うそじゃないですか。これをつくった部局、ちょっと答弁してください。 134 ◯議長(萬津力則君) 企画政策部長兼改革推進局理事。 135 ◯企画政策部長兼改革推進局理事(仲田智彦君) 議員おただしの総合計画につきましては、後期計画につきましては、企画政策部で作成させていただいております。  以上です。 136 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 137 ◯12番(森本尚順君) つくったのはそちら、今言われました。ここにいいことばっかり、読んでたら書いてるんです。耐震も市で来年度の末までには95%までします。こっちには安全な病院の確保に努めます。今、平成でいいますと31年ですよね。2年前にこれ発刊されてるわけですよ。高いお金使うて。こっちのやつ、安いと言うても、ただでつくってるわけじゃないですよ、これ。そういうときから市民をだましてるじゃないですか。  これ、市民の皆さんも図書館に行ったら見れるんでしょう。インターネットにも載ってるんでしょう。市民がこれを見たら、市はちゃんと考えてくれてんねんなと思うんじゃないですか。市長、どう思われますか、これ。市長、かわられて、わからへん。今、これ聞いたのは初めてや思いますわ。でも、私、これ、市民の方からもらったんです。議員、こんなん書いてますよと。午前中の同僚議員からもいろんな公共施設のことや通学路その他もろもろ、出てますよ、お話が。これを市長、どう思われます。でたらめばっかり書いてるんですよ。それでお金がないとか今言うてるけど、とにかく、先送り先送りにしていって、潰れたらしゃあないやんみたいな話とちゃいます。市長、率直な考えでいいですから、思うたことをちょっと言うてください。 138 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 139 ◯市長(堀内大造君) 今ご指摘あったものなんですけども、総合計画の方は見ました。それはうそというより、目標というか、これからのそういうところを書いているんだと思いますけども、私も今1番目の問いですね、おただしの市立病院に対しては、4月25日に、当選した後、NHKの取材で現地まで行って、手を出しながら、これが問題になっている西館ですということで言っております。  本当に、就任、4月27日以来、ほぼ毎日、この市立病院の問題は頭から消えません。それぐらい悩んで頑張っております。ただ、やはり、いろいろな諸問題、簡単に片づければすぐゴーが出せるんですけども、私、就任以来いろいろ考えてますけども、やはり簡単に建て替えるだけではなく、この奈良県の地域医療構想、それと中和の中における市立病院の位置づけ、それと病床の数、それと、先ほどご指摘あった経営状態、それをかんがみながら今検討しております。本当になるべく早く出せるよう今頑張っており、関係各位の方と、着任して今2か月ですけども、早く進めたいので、市立病院、それと医大等関係のところには面会に行っております。そういうことで努力はしております。 140 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 141 ◯12番(森本尚順君) 私は無所属ではありません、日本維新の会ですから、国会議員も少ないですけど、今度も東京へ行って病院のことを聞きに行くんですけども、県へはしょっちゅう行ってます。  市長、中和広域の病院のところも総合的に考えてとおっしゃいました。じゃ、今まで2か月の間で県の方とか、どういう方と会って、どういうビジョンで話しされたのか、ちょっと言ってもらえます。 142 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 143 ◯市長(堀内大造君) 今、そういうビジョンとかいうよりも、まず初めにヒアリング、まだなったばかりなので、まだ会ったばかりなので、そこまでは達しておりません。 144 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 145 ◯12番(森本尚順君) 私が言いたいのは、この総合計画が目標や言うねやったら、もう、こんなんやめとった方がいいんですよ。また予算、来年3月議会でこういうのが出てきたら、目標やったら何でも書けるじゃないですか。  ここの10ページにこう書いてあるんですよ。「大和高田市の将来の姿。将来の大和高田市がどのようなまちになればよいかについては、『医療・福祉が行き届き、安心して暮らせるまち』が65%で、過半数を占めて最も多い」。これ、市民アンケートも載ってるんですよ、市長、さっき計画やと言うけど。市民のニーズは、今から6年以上前から、アンケートをこうやってとったときから、医療・福祉が行き届いたまちにしてほしい、安心したまちにしてほしいと言ってるんですよ。人口が減ってる。何でか。こんなん放ったらかしやからやんか。ちゃう。ええことばっかり。  私は口も悪い。嫌われてますよ。市長も私のこと嫌いやと思うけど、私は選挙のときからずっと言うてるんですよ。私は嫌われてもいいんです。私はきれいな言葉も言わへんけど、市民がやっぱり困ってる。その人のために私は議員になってるんですよ。だから、私は全然嫌われても構いません。嫌われても選挙では2着でしたけどね。  まあまあ、それは置いといて。簡単な話、もう市長が腹をくくって、これ、借金せんかったら絶対無理やと思うんです。例えば、きょう同僚議員が市長の給料がどうやとか言ったところで、市長の退職金、4年間で約2,000万円をカットしたところで病院は建ちません。ちなみに、こういう話を言ってしまったので、うちの松井一郎市長とか吉村洋文知事は退職金ゼロです。  身を切る改革、ぜひともやっていただきたいですけど、こればっかりしてますと、また先輩議員に怒られますので、最後。まず、こういうものもしっかり目標数値だと言わず、高いお金を、これ、血税でつくってるんです、全部。何年かたったら、職員も誰がつくったんや、いつつくったんかわからんから、さっきも手を挙げへんだけど、まず、市長、1年後、6月議会で私、もう1回、来年この場におれば質問させていただきますから、そのときはもうちょっと前向いた答弁をしていただけるかどうか、これだけお答えいただけますか。 146 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 147 ◯市長(堀内大造君) 前向いた答弁が、どういった認識で前向くというのはわからないんですけども、その状況に応じた答弁をしたいと思います。 148 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 149 ◯12番(森本尚順君) そういうふうに言われたら、またこっちも続けていかないとね。  そしたら、3月議会で仲本議員の一般質問で、最も低い数値がIs値0.28と答弁されました。でも、私の調査では、一番低いところは0.22だと思うんです。この庁舎よりIs値は低い。問題になってます奈良高校よりも低い。奈良高校の体育館は0.0何ぼで、もっと低いですから、それは除いてね。市長、そういうのであれば、もう庁舎、今やったらまだストップできるから、あそこ病院にしたったらええんちゃいます。  これ、事務方、私が言いました一番低い2階部分、Is値0.22で間違いないですか。 150 ◯議長(萬津力則君) 市立病院事務局長。
    151 ◯市立病院事務局長(安川雅清君) 議員おただしの2階部分がIs値の一番低い数値でございます。その数値が0.22で間違いございません。 152 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 153 ◯12番(森本尚順君) それと、6月15日の毎日新聞の記事に載ってるんですけど、これ、多分、市長がお答えになっているとここには書いてるんですけど、もし言ってなかったら、この記事の間違いということなので、お許し願いたいと思います。ここに書いてますのは、「堀内市長は、建替えについて基本計画、基本設計の策定を検討したいと述べ、本会議後の取材に現地で建て替えるかどうかは未定だが、移転するにもそんな土地がない」。土地探されたんですか。 154 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 155 ◯市長(堀内大造君) その件に関しては、お答え申し上げません。            〔「何を言うてるかわからん」と呼ぶ者あり〕 156 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 157 ◯市長(堀内大造君) その建替えの土地でありますけども、検討して探しました。 158 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 159 ◯12番(森本尚順君) 移転する土地、そんな土地がない、それで土地を探した。どういう手続を踏んで探されたんですか。個人で探すものですか、長が。法令にひっかかりませんか。 160 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 161 ◯副市長(松田秀雄君) 再度のご質問でございます。  確かに、土地の空地であるとかいうことは、私ら事務レベルも含めて、例えば地図上でこんなところにあるんじゃないか、こういうところにあるんじゃないかというような協議は何回かやらせていただいております。なかなか現実にそういう適した土地は我々もきっちり見受けられないような状況になっていると、今そういうような認識でございます。 162 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 163 ◯12番(森本尚順君) まず、建替えしようと思えば、新館、東館の借金がまだ、事務方、幾らありますか。それの償還年数も残ってるんじゃないですか。そんな土地を探して建て替える余裕がどこにある。東館の償還、そして放射線棟、3年前ですか、つくった、これ、まだすぐに移転等できないはずですよ。そんなでたらめなことばっかりしてて、おかしいんちゃいます、言ってることも。現地で建替えすらできないものを、土地を探して、償還も残って、何十億円残ってるでしょう、多分。ちょっと、事務方、借金残ってるの、言うてください。 164 ◯議長(萬津力則君) 市立病院事務局長。 165 ◯市立病院事務局長(安川雅清君) 議員おただしの東館、放射線棟の未償還の分の借金の分なんですけども、約26億7,000万円強ほどの返済がございます。  以上です。 166 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 167 ◯12番(森本尚順君) 副市長と市長が新聞の取材のように、土地を探した、どこですかと言うたら、地図上で探したとか言われるけど、じゃ、この26億7,000万円、いつ返そうと思うて探してるんですか。ちょっと、この辺教えてもらえます。なぜ別の土地を探しておられるのか。 168 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 169 ◯副市長(松田秀雄君) 20億円以上の今言っていただいております東館の残債でございますが、約10年、償還期間がございます。ただ、議員も先ほどおっしゃっていただきましたように、全ての借金が終わって、ゼロベースになって物事ができるのかというと、やはりどこかでその状況を見極めて建設という方向で計画を立てていくということは議員もおっしゃるとおりだと思います。  そういう点も含めまして、いろんな可能性を認識していくというのは、我々進める場合の大変重要なことだと思っておりますので、そういうような意味合いで検討、検証しているところでございます。よろしくお願いします。 170 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 171 ◯12番(森本尚順君) ああ言えばこう言う。20年以上も放ったらかしにしてる、この病院問題。きょうの午前中の同僚議員の質問の中で、市長の給料を聞かれた議員がおって、その中で仲田部長がこう答えられたんですよ。9年間、行財政改革の取り組みで、実質収支が黒字になっていると、当然、庁舎、中継施設、お金がこう要ると。その次に体育館の建設のことに触れられてるんですよ。体育館なんか、いつ建て替える。そちらの理事者側では病院より先に体育館を建てるという話になってるんですか。私、こんな話、初めて聞くんです。きょう、でも、答弁で仲田部長、多分言われたと思うんです。どういう意味で。体育館、当然、雨漏りしますよ。でも、市立病院は今でも入院されてるんですよ。いろんな方が通われてるんですよ。20年前に潰れると言われてるんですよ。何で体育館の話が出るんですか。理事者側ではもう絵ができておるんですか、体育館をつくるという。ちょっとその辺。 172 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 173 ◯副市長(松田秀雄君) 確かに、市立病院に関しましては、平成28年、29年だったか、建築の建替えの基本構想までは議員ご承知のようにつくらせていただいております。そういう意味では総合計画にあるような1つの目標に向かって基本構想をつくっていっているというのは市立病院の現状でございます。片や体育館につきましては、もう2年ほど前になりますが、あるときの全員協議会で総合公園に向けてこういうような考え方もあるんですよというところを当時の議員皆様にお話を出させていただいた嫌いがございます。ただし、市立病院につきましては少なくとも基本構想というのが、現実、それを全面的に適用できるかどうかは別にいたしまして、構想化というものは持っております。しかし、体育館はそのような建設に当たる構想等はまだ持ち得ていないのが現実でございます。  午前中の答弁で申し上げましたのは、本市は財政健全化プログラムとか集中改革プランの行政改革の中で、例えば体育館とか、そういうものを仮に構築するならどれぐらいの投資が必要であるか、これ、財政健全プログラムの項目に確かに書かせていただいております。その数値をはめながら財政収支をどういうふうに見ていけるかということをそのプログラムで出させていただいた経緯があることから、午前中の答弁で担当部長がそう申し上げたという次第でございます。よろしくお願いいたします。 174 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 175 ◯12番(森本尚順君) 理事者側がああだこうだ言うても、結局、これは20年以上も放ったらかしになって、そして、いつ起こるかわからない南海トラフ地震ですとか、先ほど言いました大和高田市耐震改修促進計画というところにもいろんな地震が載ってますよ。地震が来たら、奈良盆地東縁断層帯、最大震度7、マグニチュード7.5、中央構造線断層帯、最大震度7、マグニチュード8.0。これで大和高田市で258人の死亡者、避難者数は1万8,804人とかね。これ、一番先に潰れるのが、今でしたら病院。次にこの市役所ということになるわけですよ。  もし万が一のこと、市長、はっきり言います。倒壊して、市民、また近隣の方が亡くなられたら、これ、市長の責任だと私は思いますよ、当然。どうですか。一番先に潰れるのは煙突ですよ。知ってると思いますけど。だから、やっぱり真剣に、もうちょっと、20年間放ったらかしになって、マスコミに騒がれて、そして、毎回毎回のらりくらりやってますけど、これこそリーダーシップをとって、自分がやっていくんだと言えば、やっていけると思うんですよ。いつ言われても、どうやらこうやら、先ほど答弁されましたけどね。どうします。  私は思いますけども、こういうところにこそお金を注入して、専門家を交えて、そして予算を計上して、いつでも建替えに着手できるように、今からでも基本計画の準備をしていく予算をつけて、専門家を交えて、そして進めていくのが一番やと思うんです。職員レベルでやっておっても、やっぱり最終的には市長の決断というのが、職員は持ってるので、前向いてなかなかいかない。ほかの事業やったら、全部、こんな冊子をつくるのにしても、庁舎つくるにしても、いろいろコンサルとか専門家を交えて予算つけてやってるじゃないですか。なぜそれをやってくれないのかが不思議なんですよ。  副市長、どうですか。私が言ってる、専門家を予算を来年度予算でも組んで、補正でもいいですよ、9月からするんやったら。組んでもうて、それで予算立てして、そして、基本計画の準備を進めていくとかという方が、こういうものをつくるよりは生きた金やと私は思うんですけど、どうでしょうか。 176 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 177 ◯副市長(松田秀雄君) 再度、森本議員からご指摘をいただいております。今のご指摘の件につきましては、病院事務局とも協議をして、計画というか、やっぱり建築関係、病院建築関係の専門的な見識というのは大変重要なことだと思っております。そういうことを検討させていただいて、いわゆる専門家の導入といいますか、議論を起こす段階からできれば専門家にいていただくに越したことはないかという考えをしておりますので、検討させていただければと思っております。よろしくお願いいたします。 178 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 179 ◯12番(森本尚順君) 副市長言われるのは、即答できないというのはよくわかるんです。でも、言ってるのは、今まで放ったらかしにしてて、一歩でも、一歩でもという言い方をしたら、また前の吉田市長は一歩進んでますとか言うて、帰って答弁書を見たら、全然進んでなかったやんみたいな話になるんやけどね。それはもう置いておいて、まず、私や同僚議員が代表質問で言ってる市立病院、市長もやっていかなあかんというのはわかってるとは思うんやけど、なかなか。いろんな問題がある。でも、それを今副市長が言ったように、専門家を交えて、まずやっていただきたい。要望しておきます。  次、住宅。 180 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 181 ◯環境建設部理事(山本善一君) 公営住宅について、12番森本議員のご質問にお答えさせていただきます。  平成28年度に耐用年数が過ぎた1棟4戸全室が返還になった市営住宅を公営住宅等長寿命化計画にのっとり除却いたしました。平成29年度には、1棟4戸全室が返還になった市営住宅についても、耐用年数が過ぎておりましたので、除却を検討しましたが、各戸のトイレの水洗化工事を実施するに当たり、補助金を利用し実施しておりましたので、除却を断念した経緯があります。  今回、公営住宅等長寿命化計画を策定するに当たり、将来の入居者数、公営住宅の総戸数も見据えながら、老朽化した市営住宅の統合・廃止の検討も図ってまいりたいと考えております。  次に、会議につきましては、公営住宅等長寿命化計画にのっとり、西坊城外壁改修やマンションタイプの延命化、住宅用火災警報器の取りかえについて、課内での検討を行いました。  なお、お風呂、水洗便所、台所の件につきましては、市営住宅条例におきまして、平成25年度に各住居にはお風呂、水洗便所、台所の設置が義務づけられておりますが、これは平成24年度に国土交通省令による公営住宅等整備基準の参酌すべき基準をもとに条例改正を行ったもので、その条例の経過措置として、条例施行の際に現存する市営住宅等につきましては、なお従前の例によると規定しておりますので、平成25年以前に現存する住宅につきましては、法令上問題はないものと考えております。何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。 182 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 183 ◯12番(森本尚順君) 長い答弁、ありがとうございました。  今言っていただいたの、あれなんですけど、高田市では耐用年数を経過している建物、市営住宅、幾つありますか。 184 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 185 ◯環境建設部理事(山本善一君) 再度のおただしにお答えさせていただきます。  耐用年数が過ぎている戸数は414戸でございます。  以上です。 186 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 187 ◯12番(森本尚順君) 414ですか。そうしたら、次に、旧地域改善向け住宅の管理戸数と、耐用年数が経過しているものの数を教えてください。 188 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 189 ◯環境建設部理事(山本善一君) 改良住宅の管理戸数は467で、入居戸数が。すいません。 190 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 191 ◯12番(森本尚順君) もう結構です。  356と耐用年数を経過しているのが276です。これは県からもらってる平成30年3月31日現在の戸数です。地域改善向け住宅の管理戸数が356で、耐用年数を経過しているのが276ということは、約78%もの住宅において耐用年数が経過していると。これは、奈良県内で12市ある中で最も悪い数字です。他市では早い時期から建替えを計画的に進められて、耐用年数が経過していまだにたくさん残っているのは、御所市と高田、天理市です。それ以外の市町村はほとんど改善されています。  こういう数字、山本理事、ご存じですか。高田が一番遅れてるということはご存じですか。 192 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 193 ◯環境建設部理事(山本善一君) はい。一番低いと思っております。 194 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 195 ◯12番(森本尚順君) この旧地域改善向け住宅、市長、これ、何かご存じですか。 196 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 197 ◯市長(堀内大造君) もう1度お願いします。 198 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 199 ◯12番(森本尚順君) 旧地域改善向け住宅。 200 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 201 ◯市長(堀内大造君) 同和地区内の改良住宅。 202 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 203 ◯12番(森本尚順君) 改良住宅というのは改良住宅なんです。今言いました住宅と、市長が言われてる改良住宅というのは違うんです。そうですよね、山本理事。私が理解してますのは、大和高田市においては、公営住宅と改良住宅というのが別にあるんです。それの管理戸数も全く違います。これ一緒やと思うてはるんですか。副市長も交えて、そちらの理事の方。ちょっと答弁してください。これをわかってないのに、同和地域の改良住宅というのはおかしいんじゃないですか。 204 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 205 ◯副市長(松田秀雄君) 大変失礼しております。混乱させて申しわけございません。地域改善で市営住宅分野で住宅建設をされている種別の住宅もございます。もう1度改めて認識させていただきたいと思っております。 206 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 207 ◯12番(森本尚順君) そういうレベルやから、これ、放ったらかしになるんですよ。改良住宅もわからない。今言った地域改善向け住宅というのは、同和対策事業で被差別地域の環境改善を図るために国策として同和対策事業として昭和44年からずっと、平成でいいますと14年まで続けてこられた事業です。これが切れてから、やはり放ったらかしになってます。  これ、私、調べましたら、高田市が613持ってる全体の市営住宅、この地域改善向け住宅も全部入れ込んでね。地域改善向け住宅は356ですよ。でも、高田市の公営住宅、市営住宅のものは613。このうち入っておられる方は約3分の2、400軒だけです。200は今空き家です。これを先に除去していく。そして、新しく建て替える。私はこれしかないと思う。そうか、もう1つの手立てとしましては、先ほど改良住宅と言われました。これは、もともと違う施策でされてます。同じ同和対策事業であっても、これは違う。でも、こっちも空き家が出てる。市場団地においては、こっちの改良住宅、市営住宅の古くなった方、これ、目的の種別を変えて移っていただいたら、高田市としてはもう新しくつくらなくてもいい。土庫団地においては、約20軒ほど新しくつくっていただき、そして、土庫団地の改良住宅の十何軒のところへ、ここも目的の使用を変えて移ってもらうと。  こういうふうに考えていけば、そんなに費用をかけなくてもやっていけると私は思う。でも、私一人が何ぼ、この住宅問題、3年前から言ったところで、会議すら実際開いてもないようなレベルです。これ、本当に違法状態も続いてる。劣悪な環境になりつつある。山本理事、3年間、具体的な話にもなってませんけど、今後、どのように。こっちの方が病院よりはいけると思うんですけどね。どうですか。 208 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 209 ◯環境建設部理事(山本善一君) 公営住宅等長寿命化計画の見直しにより、今全体で考えておりますので、今、議員おただしの土庫地区だけをやるというのはちょっと無理かなというのを思います。  以上です。 210 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 211 ◯12番(森本尚順君) いや、そうやって揚げ足をとったらあかんよ。最初、市場の話もしたでしょう。私が言ってるのは、被差別地域において劣悪な住宅環境になってきてるでしょうということなんですよ。市長、こういう住宅、見られたことありますか。 212 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 213 ◯市長(堀内大造君) 選挙時に回りました。 214 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 215 ◯12番(森本尚順君) では、どこの地域を回られたかわかりませんけども、こういう地域改善向け住宅というところの住宅は、50年から55年たってるわけです。お風呂もない。衛生面が悪い。トイレは水洗便所になったところもあるし、なってないところもある。そういった中で、やはり55年もたってる、古くなってきてる、これも地震があったら多分すぐに倒壊するような建物です。当然、空き家もふえてきてる。だから、土庫地区、曙地区、市場、地域限定はできへんというんやったら、全部やったらいいじゃないですか。全部やったらいいんじゃないですか。教育委員会がやってるように、クーラーをつけるといったら全部の学校につける。耐用年数が切れてるところが276もあるんですよ。今からスタートして年間30でやっていっても10年かかるんですよ。財源確保して、土庫だけじゃなく、全部やってくださいよ。できますか。 216 ◯議長(萬津力則君) 環境建設部理事。 217 ◯環境建設部理事(山本善一君) 市営住宅の全体を今すぐやれというのはなかなかできないと思いますので、調査等をやっていきたいと思います。 218 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 219 ◯12番(森本尚順君) 調査調査と言いますけど、3年前から当時の田中部長が言われていますよ。「用途廃止か建替えと位置づけております。長寿命化計画に基づき、建替えも含め、老朽化した市営住宅の対応を図ってまいります」。何を図られたんですか。長寿命化計画と言われますけど、きょうのために本会議の一発最初に質疑を入れてあるんです。  これ、長寿命化というのはサンシャインのエレベーターの耐震改修、平成29年、サンライズのエレベーターの耐震改修、あと西坊城の外壁改修、平成30年、31年は火災警報器の取りかえ。これ何。土庫、曙、市場、ほかの吉井、礒野、そういったところ、何を長寿命化計画していただいてるんですか。何もしてないじゃないですか、3年前から。そういうことばっかり言ってるから前向いて進まないんじゃないですか。ここだけやとできへんねやったら全体的に除去を含めて考えていってくださいと、3年前から言ってるんですよ。でも、しない。これ、何でしない。しない理由を言うてください。 220 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 221 ◯副市長(松田秀雄君) 再度おただしをいただいております。  なかなかすぐにできてない、しないというおただしをいただいておりますが、現実にはなかなか前を向いてできてないというのが、そのとおり実情でございます。ただ、長寿命化計画そのものは、やはり各地域の市営住宅、また小集落改良の事業の住宅等々を全体として把握させていただくことと、そしてまた、県・国を通した行政上の住宅行政にかけるつながり、例えば統廃合、除却、改築等々の交付金を長寿命化計画にのっとり確保しながら進めていくという手続上の現実問題もございます。  何より最も大事なことは、もう1度、長寿命化のこの前持たせていただいておる計画を見直しさせていただいて、統廃合を含めた最終的には除却と必要なものの建替え、建設という方向を目指していくべき計画だと捉えておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。予算措置もさせていただいてるところでございますので、改めてしっかり取り組んでいきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 222 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 223 ◯12番(森本尚順君) いやいや、長寿命化計画というのは、私が言ってるのは、火災警報器1,800円のをつけてくれという話をしてんのちゃうねん。違うんです。ほんで、県へも話を聞きに行ったら、この地域改善向け住宅に対しては、県も補助を出すと、出す事業ですと言ってるんです。そっちが動かへんから、議長も同僚議員の西川議員や橋本議員も入ってますヒューライツ議員団なんていうのがあるんですけどね、そちらの方で先日資料をいただきまして、そして、県の職員さんとヒアリングさせてもらってるんですよ。ちゃんと補助金もつくって言ってるじゃないですか。ただ単にそっちがやる気がないだけで、どうせ森本が言うとるねん、放っといたらええやんいうようなもので、またこれ3年間放ったらかし。  昨日も、あれ、どこですかね。愛知県ですか。段ボールの工場が燃えて、古い建物、すぐに延焼していって燃えてるという火事をニュースでやってましたけど。幸い、高田市においての住宅火災というのが、余り大きい火災は私の知る限りはないですけども、やはり、いつ火災が起こるかわからない。空き家もふえてる。そういった中で、全部あくまで待ってるんじゃなく、もうそろそろ重い腰を上げていただいて、前向きに議論をしていっていただきたい。市長、この件、聞いていただいてて、どう思われます。3年間、これも放ったらかしです。 224 ◯議長(萬津力則君) 堀内市長。 225 ◯市長(堀内大造君) 森本議員のおっしゃったとおり、前向きに検討していきたいと思います。
    226 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 227 ◯12番(森本尚順君) ありがとうございます。やっとその言葉を言っていただいたのでね。早く終わらないと、また同僚議員に怒られますので。  最後のたばこの件、お願いします。 228 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 229 ◯保健部長(佐藤博美君) 12番森本議員の受動喫煙対策についてのご質問にお答え申し上げます。  健康増進法の一部を改正する法律が本年7月1日より一部施行されるのに伴い、市内公共施設の類型に応じたたばこ対策を行うことが義務づけられております。これは、望まない受動喫煙から国民を守るための施策であり、特に受動喫煙の影響が大きい子ども等の未成年者、患者等には配慮が必要とされています。しかし、法によると一定の要件を満たした喫煙場所を設置できるともされています。  第1種施設において特定屋外喫煙場所とされる場所は、通常、人が立ち入らない、受動喫煙が生じない場所に区画したエリアを指定し、喫煙所であることの標識を掲示することを必須としての設置となります。条件を満たさない場合は、敷地内全面禁煙の実施となります。  市の対応といたしましては、昨年より、通学路、隣接民家、施設等の有無などの立地条件や利用者の特性、防火等の安全面の現状及び7月1日からの対応について調査を行い、施設ごとに特定屋外喫煙場所等の設置の可能性も含め検討してまいりました。  そして、喫煙可能を予定するクリーンセンター、さくら荘及び市営斎場を除く公共施設において、敷地内全面禁煙とする方針にさせていただきたいと考えております。また、第2種施設である総合運動公園内プール、東部人権文化センター、北ふれあいセンター、西部文化センター等におきましても、子どもや高齢者が利用される文化的施設またはスポーツ施設であることにかんがみ、第1種施設の実施時期に合わせ、7月より敷地内全面禁煙とさせていただきたいと考えております。  喫煙者の立場につきまして、本市でも検討し、吸わない人の健康を守ることへの配慮を十分行った上で、設置可能な喫煙施設の設置について各部局で考えさせていただきました。その結果、クリーンセンター、さくら荘及び市営斎場を除き、各公共施設においては、望まない喫煙を防止できる適切な喫煙場所がなかったことをご理解いただきたいと思います。  来年2020年4月1日には法律が全面施行となることから、今後は、保健所、学校、医師会、薬剤師会、その他関係機関と連携し、禁煙を希望される方への支援を行います。また、受動喫煙の影響を配慮した喫煙ルールやポイ捨てなどが起こらないような喫煙マナーの周知徹底、幼少期からのたばこが健康へ与える影響について最新知識の普及・教育等あらゆる法面からたばこ対策について検討し、子どもや妊婦をはじめ受動喫煙を望まない人の健康を守るため、医師会、学校等で組織した会議を設置するなど、計画的にたばこ対策を推進していきたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 230 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 231 ◯12番(森本尚順君) 先ほどクリーンセンターとさくら荘と市営斎場のみと、ほかは全面禁煙ということですけども、私が知る限りでは、7月1日からこの法律が施行されるということで、今初めてこの3つだけと聞いたんですけど、市民の方々や市役所その他施設におられる職員さんにいつどのような形で告知されたのか。議会の方へはそういう紙、回ってきてなかったんですけどね。どうされてるのか、教えていただけますか。 232 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 233 ◯保健部長(佐藤博美君) 今議員おただしの件に関しましては、昨年、法律が施行され、そして、その後、国の方といたしましても、パブコメでありますとか、そういうものが12月以降に出てまいりまして、最終4月26日にQ&Aという形で、どういうたばこをどう指定していくのかというような詳細が出てまいりました。そういう情報を得た上で、各部局を通じましてアンケートを行わせていただき、そして、確認をとらせていただきました。ですから、各施設の担当者に対しましては全て調査を先月末行わせていただき、周知させていただいているところでございます。  市民に対しましては、この3月の市政だよりにおきまして公共機関が一応敷地内全面禁煙になるというところをお知らせし、そして5月、それから今度7月にもまた出させていただくんですが、市政だよりで今告知をさせていただいているところでございます。ただ、正副議長にももちろんお話の方はすでにさせてはいただいておりますが、議会の方には、今回森本議員からのこれを受けましてのものでございましたので、きょう以降、詳しいポスター等の掲示をしていきたいと考えているところでございます。 234 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 235 ◯12番(森本尚順君) でも、ちょっと遅くないですか。先日、これ、手元に県からもらってる資料があるんですけど、県の方へ行ったら、喫煙ルームをつくるに当たっては、昨年に話をして、今年の3月議会に予算どりをして、そして、そういう施設をつくっていると。県の施設で2種にしても、必要なところの予算は当初予算でとってると。  でも、今の話を聞いてますと、うちはまだ行き当たりばったりで、4月26日にアンケートをとったりとかいろいろして結局廃止と。でも、この庁舎をたとえていいますと、屋上は吸えるところじゃないんですか。 236 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 237 ◯財務部長(森本佳秀君) ただいまの議員のおただしでございます。  議員おただしのように、今回の改正健康増進法では、特定屋外喫煙場所といたしまして、屋外と規定しておりますが、その中には屋上も含まれております。ただし、私がこの庁舎の施設管理者と規定されております。そういった関係上、どうしてもやっぱり市民さんを屋上に喫煙のために案内するのは危険であるというふうに判断いたしましたので、特定屋外喫煙場所からは除外いたしました。  以上です。 238 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 239 ◯12番(森本尚順君) 市民を屋上へ上げるのが危ないという答弁がありました。じゃ、今度、新庁舎のときに、3階テラスというところで、たしか私の記憶、間違ってたらすいませんね、確認ですけども、市民が集う、何やらサテライトですか、そういう部分がつくられるように思いますけど、それは危なくないんですか。3階の上と4階の上と5メーター違うので。どう違うんですか。 240 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 241 ◯財務部長(森本佳秀君) この現庁舎につきましては、議員もおただしのとおり、耐震性能が低うございます。それらも踏まえまして、この庁舎の屋上は除外といたしました。  次に、新庁舎につきましては、当然、これから建築していくものでございまして、いわゆる展望テラス、3階のところなんですが、そういったところについては十分な対応ができているものと考えております。  以上です。 242 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 243 ◯12番(森本尚順君) じゃ、市立病院に聞きますけども、私、小さいときによく市立病院の屋上に行ったことがあるんです。洗濯物干しにか、何か忘れましたけど。今、耐震性がないから屋上はだめと。ここよりもっと悪い病院、屋上へ市民の方は上がってないんですか。 244 ◯議長(萬津力則君) 市立病院事務局長。 245 ◯市立病院事務局長(安川雅清君) 議員のおただしです。  現在、屋上への上り下りにつきましては封鎖といいますか、市民の上り下りは封鎖しておる状況でございます。  以上です。 246 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 247 ◯12番(森本尚順君) そういう耐震がないから屋上へ上がってるのかどうか知りませんけどね、耐震がないから、この上の屋上で吸えない。耐震があるから吸える。それはちょっとおかしいんじゃないんですか。まあ、いいでしょう。これ、議事録、ちゃんと書いといてくださいね。これから耐震のない施設、それには全部、今言われたことを言わせていただきます。  じゃ、屋上に耐震がないからという新しい断り文句を出してこられたので言いますけど、県に高田市の航空写真を持っていって、ここは可能ですよと言っていただいたところがあります。でも、高田市は認めないと。これ、森本部長に渡してあるので、もらっていただいてると思いますけども。県が指導するわけでしょう。県に準じたやり方をしてたらいいんじゃないんですか。何でほかのことやったら法令違反やりまくってしてる大和高田市が、このたばこだけ県よりまだ判断基準きつくするのか、不思議で仕方がない。 248 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 249 ◯保健部長(佐藤博美君) 私も同じように、森本議員がお持ちの県の資料を持っております。まず、県の管理権原者というのは荒井知事でございますので、施設の管理としての管理権原者であります荒井知事の方の見解であるということをまず確認させていただいた上でなんですが、その上で、県のご指摘になられている場所と、それから、このメートル数について実際に私どもは尺をもってはからせていただきました。  そうしましたところ、5メートル四方を隣接地域、それから市民の方々が出入りする通路、それから駐車場等、さまざまな条件を考えましたところ、実際に図面も起こしておりますけれども、安全面、それから隣家、駐車場を利用される方々への影響を考えますと、不可能という結論に達したところでございます。 250 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 251 ◯12番(森本尚順君) ちょっと佐藤部長、すいませんね。今、ふと思い出しました。先ほど森本部長は、耐震がない屋上でたばこを市民の人に吸わすのはあかんということを言われました。じゃ、先ほどの病院も、そこでたばこを吸おうが、屋上じゃないですよ、そこへ入院させてたり、ここで実際私らが働いてる自体、おかしいんじゃないですか、さっきの答弁。たばこを吸うから屋上は危ないじゃなく、この建物全部が危ない。市立病院も危ない。一緒じゃないですか。私、今、ふと思い出したんですよ。たばこを吸うのは、あなたが施設管理者やから嫌なという理由だけじゃないですか。屋上でたばこを吸うのが危ないんじゃないですよ。ここでみんながこうやって仕事をしている自体を否定してるじゃないですか。病院もそうですよ。じゃ、全部封鎖しましょう。危ないんでしょう。屋上だけ危なくて、ここが危なくないということないですよね。どっちかでしょう。ここを使うのであれば、たばこも吸っていいじゃないですか。今、ふと思い出したんですよ。佐藤部長、本当にすいませんね。  そうでしょう。向こうへ行きますけど、さっきのまた病院に戻るかもわかりませんけどね。別に屋上で耐震がないとか関係ないんですよ、そんなの。ここに喫煙所は別に耐震もくそも書いてない。危ないところにみんなおるんやから、それは理由にならない。今思い出しました。じゃ、言います。危ないと危なくない、そのIs値は幾らですか。基準を決めましょう。根拠。ええ言葉見つけた。市長が午前中、植田議員の答弁で言うてはった。根拠。根拠のある行動をしなさい。市長、常々言われてるみたい。その根拠を言ってください。このIs値のだめといいの根拠を説明してください。 252 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 253 ◯財務部長(森本佳秀君) 議員おただしのように、具体的な説明は今のところいたすことができません。ただし、屋上に市民さんを案内することの危険性は、ほとんどの方にご理解いただけるのかなとは思っています。  以上です。 254 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 255 ◯12番(森本尚順君) 私、小さいとき、高島屋の遊園地、百貨店の上に遊園地とか、あんなんありましたよ。今でもビアガーデンとか、子どもの移動の何か、そういう縁日みたいなのとかやってますよ。私、小学校のときやったら高田小学校の屋上へも行ってましたよ。何が危ないんですか。柵が低い高い、そういうのですか。じゃ、屋上、今度のもつくらなかったらいいんじゃないですか。 256 ◯議長(萬津力則君) 財務部長。 257 ◯財務部長(森本佳秀君) まず、危険性については、総合的に判断して危険というふうに考えています。それと、次の新庁舎につきましては、屋上の方に機械設備等を配置する予定をしておりまして、職員ゾーンからしか入れないようなセキュリティ対策を講じております。  以上です。 258 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 259 ◯12番(森本尚順君) だから、言うてるように、何の根拠もないじゃないですか。屋上で危ないとか。何が危ない。ちゃんと柵もあるでしょう。行くのは大人じゃないですか。転倒する人というのは、どこのマンションとかでもそうですよ。うちもビルはありますけど。心を病んで自傷行為をされる方、そういう方というのは、どこへ行っても行かはるんです。たばこを本庁舎の上で吸ってて何が危ない。だって、危なかったら、国も屋上とかいうことを言わないでしょう。屋上とか裏側とかいうところもありますよ、国はね。県はそういうことを書いてません。要は、市民の方がたくさん来られる場所には、ちゃんと喫煙所を設けないと。  マナーのいい人も悪い人もいます。市長は一番よく知ってますよね。高田小学校PTA会長。私もそうですよね。やはり運動会のときに灰皿としては置けない。でも、防火用の何かのバケツとして誰かが置いてるのは。それを置いとかないと、どぶ川とか、植え込みとか、やっぱりほかす人がいる。いる。これはもう明らか。そういうことになりかねない。  そして、職員の方もやはり吸っておられる。この人たちに我慢しろと言っても、やはり道端へ出ていったり、いろんなところへ出ていって吸う。そうした場面を市民の人が見たときに、また苦情やとか、いろいろ来る。こういったところを考えたときに、やはり人数の多く働いておられる本庁であるとか、交流センターであるとか、文化会館であるとか、そういった2種のところももうちょっと考えないと大変なことになるんじゃないかなと。掃除の面、そして公共物の破損といいますか、美化の環境。それと、市役所への苦情。  佐藤部長、今、3つだけの施設を言われましたね。これ、全部2種施設ですよね。2種施設は簡単にできると思います。1種施設、多分、ここ、1つだけが問題じゃないですか。学校、病院はもう無理ですから。役所について、屋上もしくは駐車場の一部、そこにつくらないと絶対に後で問題が起こる。その問題が起こったときは、じゃ、誰が対応するんですか。 260 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 261 ◯保健部長(佐藤博美君) まず、議員おただしの駐車場に関しましては、当市の建設関係の専門職も含めてはかりましたところ、例えば通路を閉鎖する駐車場を十数台分削る、そういった状況であれば設置できなくはないところはございました。ただ、そういたしますと、東側の駐車場ですと、片方通路を閉じてしまいますと、やはり事故の危険性もあるというようなところと、それから、そこに行かれる方の車との接触等も考えたところ、決して安全な場所ではないというところが管理側の状況でございますし、それ以外にもJTの方にもちょっとご相談はさせていただいたんですが、庁舎周りにはやはり適切な場所はないというのが実際のところの見解でございました。  また、屋上に関しましては、今、部長もお話しありましたが、転落の危険性もありますし、それから、防火上の危険性ももちろんございます。あと、エレベーターはございませんので、当然階段を上っていただかなければならないというところと、今議会会期中ではございますが、その間にこの4階までの階段を、エレベーターがございませんので、利用していただいて市民の方に行き来していただかざるを得ないという状況でございましたので、屋上に関しては避けたいというふうに考えているところでございます。 262 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 263 ◯12番(森本尚順君) それはわかります。ただ、言ってるのは、副市長もたばこを以前吸われたので、今も吸われているかわかりませんけど、下に行かれたらよくわかると思うんですけどもね。市民もそうですけど、やはり職員もかなりの方が吸われます。我慢しろと言っても、たばこを吸ってる人というのはなかなか我慢、一日中できるかいうたら、そりゃ、我慢しなければいけないかもわかりません。でも、中にはルールを無視して、高田中学校のように先生が教室に喫煙ルームをつくったり、病院で先日、喫煙場をつくったり、また、土木の別館では緑化の方の更衣室でたばこを吸ってるとか、こういうことがまた起こってくるんじゃないかなということもあるんですよ。何でもだめだめでやっていくとね。  そりゃ、やる人のモラルもありますけども、先ほども言いました。たばこ税が毎年、大体3億3,000万円ほど入ってきてるわけです。たばこを吸ってる方の税金が高田市に入ってきてる。こういうこともちゃんと考えないと。それは目的税じゃないですよ、一般財源で入ってきてるのでね。でも、やはり税として入ってる部分もある。そして、職員さんの福祉。公平にはならないけど、でも、もうちょっと考えてあげないとだめだと思うんです。市長、この辺、吸われないかもわからないですけど、気持ち、もし吸わなくなった場合、運動会の保護者と一緒ですよ。どこかへ放ったり、またそれを拾いに行く人が絶対いるわけですよ。そして、トラブルがまた起こるんです。  もうちょっと。7月1日から始めなだめなんですか。8月1日からやったらだめなんですか。 264 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 265 ◯保健部長(佐藤博美君) この7月1日というのは一部施行として決められた日にちでございますので、これは7月1日から施行しなければならないものでございます。先ほど議員がおっしゃったように、職員側の問題につきましては、人事課とも昨年度、法施行後に話し合っておりまして、私、保健の立場から申し上げますと、今回の健康増進法は国策の1つだというふうに考えております。2019年のラグビーワールドカップ、それから2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、喫煙の後進国であります日本としての1つの国策ということでございますので、まず、やはり公共施設側の7月の法施行は厳しく考えていかなければならないという、これは市町村が厳しく責務として課せられている状況なのだというふうに感じております。  職員への健康教育、それから市民さんへの喫煙教育に関しましても、今年は健康づくり推進協議会等でも喫煙に関して各地を回らせていただいておりますし、市役所の職員に関しましても、禁煙に関しての相談は健康増進課の保健師を含め行っていく予定にしております。 266 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 267 ◯12番(森本尚順君) まあ仕方ないですね。増田次長、すいません、負けました。  ただ、佐藤部長、担当課でされるんだったら、万が一、ポイ捨てとか何かあったら、ほかの部署に振らんといてやってくださいね。そちらの佐藤部長のところでごみ拾いとか全部、高田の公共施設全部してあげてくださいよ。そこの教育委員会施設でたばこが落ちてるからいうて、教育委員会や土木やほかのところを使わないでくださいよ。そちらできっちり美化も、そういう取り締まりも、全部してあげてくださいよ。 268 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 269 ◯保健部長(佐藤博美君) 今の議員の質問に「はい」というお答えをすることは、現実的に不可能だと思っております。ただ、大和高田市にはすでにポイ捨ての防止に関する条例という条例が設置されております。ですから、やはり、ここに関しましては、特に罰則規定のない条例ではございますが、市民さんへモラルをお願いしていくしかないかなというふうには思っております。 270 ◯議長(萬津力則君) 12番森本尚順議員。 271 ◯12番(森本尚順君) ポイ捨ての防止に関する条例とか、罰則規定がないことをやったところで取り締まりも何もない。どちらにしても、市によっても、高田市を含めて7つは吸えない。5つは吸える。これ、やはり法の解釈の違いやと思います。解釈の違い。何の根拠もないのに、屋上がだめだという。危ない。じゃ、フェンスを高くしたらいいんじゃないのということですよ。何ぼ言っても、そちらは吸わせたくない、こちらはどないかして吸えるようにしたい。これはどうしても無理ですから。あとのことは佐藤部長にお任せするということで、仕方ないです。残念ですが。増田次長。  ということで、一般質問、長くなりましたけども、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 272 ◯議長(萬津力則君) 暫時休憩いたします。15時5分より再開いたします。            午後2時50分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午後3時5分再開 273 ◯議長(萬津力則君) 休憩を解いて、会議を再開します。  次に、11番戸谷仁史議員の発言を許します。11番戸谷仁史議員。 274 ◯11番(戸谷仁史君) 議長のお許しを得ましたので、絆を代表いたしまして戸谷仁史が一般質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  皆さんにとって大和高田市という市はどのような市でしょうか。私にとっては、この大和高田市は、伝統と文化と教育のまちであると感じております。伝統については、「天使のいる図書館」でも取り上げられました天神社を含め、神社、お寺、たくさんあります。そして、5月5日に祝賀パレードも行われました、だんじりもその伝統の1つだと感じております。  また、文化につきましては、昨年、国民文化祭のコーラス部門が大和高田市のさざんかホールで行われました。そして、市民のコーラス団体で行うコーラスのつどいが今年で38回目を迎えます。また、市展を見ますと、非常にレベルが高く、県展よりもレベルが高いのではないかという作品もたくさん出品されておりますし、その母体となる美術協会も昨年60周年を迎えております。  また、教育につきましては、特に生涯学習の分野では非常に目覚ましいものがあると感じております。特に土曜塾に関しましては、平成24年に文部科学大臣賞を受賞しており、平成27年には島根県江津市、平成30年には岡山県笠岡市から視察も受け入れております。  このように、私にとっては、大和高田市は伝統と文化と教育のまちであると感じております。大和高田市を元気にするためには、今ある伝統と文化と教育をより発展させていくべきではないでしょうか。このことを踏まえまして、具体的に現状について2点質問させていただきます。  まず、1つ目、「市民交流センターをどう使うのか」と題しまして質問させていただきます。  市民交流センターは、2016年にオープンして以来、丸3年以上が経過しております。オープン当初の来場予定の9万人にまだ届いていないと聞いております。2017年度は来場者数6万6,140人でした。2018年度はどうだったのでしょうか。また、市民交流センター全体として、2018年度においてどの点がよく、そして、どの点に問題があったのか、どのように分析されているでしょうか。お答え願えますか。  次に、2つ目、「子どもたちにとっての図書館」と題しまして質問させていただきます。  先日、大和高田市立図書館は文部科学大臣賞を受賞されました。では、大和高田市はこの受賞をどのように捉えているのでしょうか。図書館事業のどの部分が評価されての受賞と考えられているのか、そして、この受賞を考慮した上で、今後、図書館事業をどのように展開していく予定なのでしょうか。お答え願えますか。  以上で壇上の質問を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 275 ◯議長(萬津力則君) 松田副市長。 276 ◯副市長(松田秀雄君) 11番戸谷議員の市民交流センターをどう使うのかについてのご質問にお答え申し上げます。  市民交流センターへの平成30年度の総来場者数は7万4,453人で、平成29年度と比較しますと約11.3%の増加となります。これ以外に、芝生広場で遊ぶ親子、食事しながらおしゃべりを楽しむ人たち、交流スペースで自習する学生が約1万1,400人おられまして、合わせますと約8万5,800人となり、当初目標としていました来場想定人数の9万人に昨年度よりもさらに近づいた人数となりました。  市民交流センターでは、多種多様な人たちが興味を持てるイベントを企画しております。シニア向けスマートフォン活用講座では、使い方に共通の悩みを持つ人が互いに教え合いながら仲間となり、講座のOBが次年度以降に講師となって新たな参加者に教えることができる仕組みづくりを、また、サイエンスイベントでは、米村でんじろうさんの弟子が実施する実験教室やショーに異なる学校での高校生や活動団体が協力・参加していただくことで、そのノウハウを吸収できる仕組みづくりを構築しています。  このように、イベントの中で交流が生まれ、イベント参加者が、次は参加者に対して催しを提供する側になる仕掛けづくりも取り入れる工夫をしています。また、地域で活動する中で抱える課題をみんなで解決するためのアイディアを出す場において、住民主導で事業に参画していただくことを醸成する取り組みを行っております。  開館から3年が経過し、ようやく少しずつですが、着実に市民協働につなぐ事業展開をお示しできるようになってきたと考えます。来場者数は増加となりましたが、まだまだ市民交流センターでの事業活動が知られていない現実もあります。今後も、市民の皆さんに市民協働とは何か、市民交流センターで何をしているのかをもっと知っていただけるような取り組みと周知を行い、市民活動の活性化と高田の元気発信の拠点施設を目指してまいります。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 277 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 278 ◯11番(戸谷仁史君) 答弁ありがとうございます。
     今回、9万人にわずかに届かないというところまで来ているということで、大分周知の方は進んでいるとは思うんですけども、私も交流センターの事業に関しましてはいろいろ見に行ったりもしてるんですけど、やってることは非常にすばらしいことをたくさんやってるんですね。ただ、それを知らないがために市民の方が来られてないという状況が非常に多いと思うんですね。それに関しまして、やっぱり9万人に届いてないのは、まだその部分がちょっと足りてないというふうに感じております。  具体的に周知に関しましては、今後どのようにやっていく予定か、もし予定あればお答え願えますか。 279 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 280 ◯市民部長(吉村保喜君) 周知については、市政だよりとか、いろんな方法を駆使しまして、ユウガタLIVEとか、いろんなイベントも開催しております、そのイベントの中で周知もさせていただきますし、人が集えばそれも周知の1つとなると思いますので、今後とも市民協働に力を注いでいこうと思っております。 281 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 282 ◯11番(戸谷仁史君) 答弁ありがとうございます。  周知の面、単純に紙面で示せばいいというものでもないし、市民交流センター自身がフェイスブックをやっているのも見ておりますし、私もフォローさせていただいております。そういう面も含めてしっかり考えていただきたいと思います。  ただ、市民交流センターを使っていく上で、一番よく聞くのは、先日来から私も何回も質問させてもらってるんですけども、駐車場が有料であると。これ、中の施設を使っている場合に1時間は無料券がいただけるというふうには聞いているんですけども、例えば交流広場を使うのに1時間で終わるイベントしかできへんのかという話があるんですよ。3時間使ってることがわかるのであれば、3時間無料にすべきじゃないかという意見も市民さんから出されております。これにつきまして、駐車場、昨年度、年間利用料金として全体として幾らいただいているか、お答え願えますか。 283 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 284 ◯市民部長(吉村保喜君) 昨年度の駐車料金でございますが、1万3,531台の利用で123万3,800円の収入がございました。参考までに、平成28年度が1万670台で68万3,900円、平成29年度が1万2,929台で100万800円でございました。 285 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 286 ◯11番(戸谷仁史君) 金額的には100万円ちょっとということで、市のお金全体からすれば、そんなに大きなお金ではないと思うんですけども、利用者からすると非常に重い負担となります。その部分を踏まえて、以前、部長の方から、目的外使用が行われないようにということで有料化しているという答弁をいただいています。それに関しては私も納得なんですけども、目的外使用じゃない場合に駐車料金を払わなくていいような施策というのをしてもらえば、もっと市民交流センターを使っていただけるように思います。具体的にしていくという面では、やっぱり人件費の問題も出てきますので、どうするか、非常に難しいとは思いますが、市民の方から、利用者から、市民交流センターを使うときやったら駐車場が有料やと、それやったらたくさん人に来てもらうイベントやったら市民交流センターじゃない方が安く上がるというふうに聞いてるんです。どうしても駐車料金となると個人負担になるんですよ。その分を主催者側が負担するということも非常に難しい状況になってきます。そう考えますと、市民交流センターを使うことを敬遠されるという主催者の方の話を聞いておりますので、そういう面も含めて、市民交流センターをもっと使っていただける方法、いろいろあると思いますけども、その1つとして駐車料金の問題をもう1度しっかりと検討していただきたいと要望しておきます。  次、交流スペース、喫茶の市民交流機能につきまして、一昨年度は1万2,840人の来場者と聞いております。昨年度の利用状況はどのようであったか、あと、そこに問題点はなかったのか、お教え願えますか。 287 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 288 ◯市民部長(吉村保喜君) 平成30年度の利用者数は1万2,554人で、平成29年度に比べますと286人減でありますが、交流スペースの活動件数といたしましては37件の増で、現状維持の状態と考えております。  今年度の事業の予定と来場者見込みでありますが、夏休みの子ども向けに科学のイベントを開催いたします。講義の後に自分で制作し、成果を体験することができるイベントとなっております。  また、地域の課題を解決するためのアイディアを出し合う「さぶみっと!ヨクスル」を昨年度に引き続き行います。今回は、市内で実際に活動している人の課題がテーマで、身近なこととして捉え、参加しやすい内容となっておりますので、多くの参加者を見込んでおります。それに伴い、喫茶店の利用者がふえることも期待しております。  市民協働の充実という目標に向かって、前年度来場者を超えることを目指しております。よろしくお願いいたします。 289 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 290 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  市民交流センターの中でこの交流スペースというのが一番メーンになると思うんです。この部分が、利用回数はふえている。ただ利用者数がちょっと減ってるだけだということなのでね。利用回数がふえてるということは、それだけ市民の方に周知してもらってるということだと思いますので、今後ともしっかりと、問題点がないかというのを考えながらやっていただきたいと思います。  ただ、市民交流センターの交流スペースの横に喫茶コーナーがあるんですけども、これ、市民交流センターがあいてる火曜日に喫茶コーナーが休んでいるという現状を聞いております。この理由と、あと、なぜ休むのか。先日使われた方が、合唱団のプレゼンに使われたんです。みんなに見てもらおうとやられたので、お子さん連れの方が見に来てくださって、非常に和気あいあいとよかったと聞いてたんですけども、ただ、その後、皆さんとお茶しようかと思ったときに喫茶コーナーがあいてなかったということで、下に皆さんで座って交流できるスペースがありましたので、隣の近商にジュースを買いに行って、そこでまたいろいろとお話しさせてもらったと聞いているんです。せっかく横に喫茶スペースがあるのであれば、あったらそこを使いたかったのにという話を聞いてるんですけども、どのようにお考えか、そして改善される気があるのかどうか、お答え願えますか。 291 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 292 ◯市民部長(吉村保喜君) 喫茶コーナーにつきましては、障害者支援施設の管理運営の中で支援施設を利用されている障がい者の方々の勤務希望が重なり、調整が難しいほどになっているとのことであります。また、自分の働く姿を見てもらうということが就労意欲の向上につながり、大変喜ばしいことであると聞き及んでおります。  業務委託事業所の就労形態を委託契約の仕様に含め、月曜と火曜を喫茶コーナーの休業日に設定した契約を締結しておりますので、市民交流センターの開館日の喫茶コーナーが休業になる日もありますが、現状の委託方法により管理運営を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 293 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 294 ◯11番(戸谷仁史君) 非常に理解は難しいと思います。ただ、そういう形態でないと契約できないというのであれば、その分、来場者の方に迷惑をかけるということはしっかり理解しておいていただきたい。今後改善できるのであれば、改善していただきたいと思います。  次、会議室と多目的室の貸し館機能についてですけれども、一昨年は5,101人となっております。これについての昨年度の利用状況と問題点、今年度どのような予定と来場者見込みをしているのか、答弁願えますか。 295 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 296 ◯市民部長(吉村保喜君) 平成30年度の利用者数は7,590人で、平成29年度に比べますと2,489人の増となっております。利用者の皆様には有意義に活動していただいていると考えております。  今年度の事業といたしましては、例年のとおりとなりますが、多くの活動で交流を広げていただき、市民協働の充実という目標に向かって、前年度来場者数を超えることを目指しております。よろしくお願いいたします。 297 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 298 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  これも市民の方からよく聞かれるんですけども、市民交流センターは有料であるが、公民館は無料であると。なぜですかとよく聞かれるんですけども、これに関してはどのように説明もしくは周知されていくのか、お聞かせ願えますか。 299 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 300 ◯市民部長(吉村保喜君) 市民交流センターの会議室及び多目的室は貸し館としての機能と役割を持たせています。市民活動団体には負担の少ない料金で使用していただけるように設定もいたしております。また、市民活動団体以外の一般利用者につきましては、受益者負担として、現状の運営を継続させていただきたいと存じます。 301 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 302 ◯11番(戸谷仁史君) 説明の意味はわかるんですけど、それが市民に周知されていないということなんですよね。そもそも市民交流センターと公民館は別のものだという考え方で市民交流センターは建てられてると思うんですね。そう考えますと、そういうことの周知というのは、市民交流センターを建てるときにしてなければいけないというものだと思うんですけども、いまだにそういうことを私聞かれるんです、市民の方からね。その辺はしっかりと、わかっていただけるように周知の方を進めていっていただきたいと思います。  本当に貸し館については、特に一番上のコーラスができる場所とかは非常に有益で、よくさざんかホールで合唱祭等のイベントが行われるときに、コンクールの予選の場合には特に高校生の方々とかがあの場所を借りて事前に練習されるということも行われております。さざんかホールでやるだけやったら、なかなか時間が足りないので、そういうところを使ってもらってるというのを聞いてるんですよ。そういう意味では非常に使い勝手のいい場所だとは思うんです。ただ、その辺で市民の方に十分周知されてないという問題点がありますので、今年度、どうやって使ってもらうのか、使いやすいようにどの点が問題なのか、しっかりと考えていっていただきたいと思います。  では、次に、住民票や印鑑証明発行を行う市行政サービスにつきましてですけども、一昨年1,496人と非常に少ない状況です。この状況でどの点が問題なのか、それから、今年度はどのような利用見込みを持っているのか、どうやって変えていくのか、説明願えますか。 303 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 304 ◯市民部長(吉村保喜君) 平成30年度の申請件数につきましては1,597件で、101件の増となっております。休日や夕方の交付申請が可能であることから、利用者の利便性、住民サービスは大きく向上していると捉えており、今年度の利用者見込みは前年度より増加すると見込んでおります。 305 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 306 ◯11番(戸谷仁史君) ふえてても1,500人じゃないですか。これが本当に利便性と言えるんでしょうかね。コストがどれぐらいかかってるかはちょっと聞いてはないんですけども、本当にこれが必要なサービスなのか。できる前から、私、多分、これ聞いてると思うんです。以前、印鑑証明とかのサービスとして近鉄大和高田駅にありましたが、これはもう閉鎖されております。これができる前から、それと違うのか、同じじゃないのかというのは言ってるんですけども、違うと答弁されてるはずです。  そのことを考えまして、今後これが本当に必要なのか、ふえていくにしても、1,500人がいきなり5,000人になったりはしないと思うんですよ。そう考えますと、本当にこの機能が必要なのかはしっかり検討していただいて、どれぐらいコストがかかっているのか、今この場では聞きませんけども、このまま低調なまま進むのであれば、これに関してきちっと数字を出していただくということをしなければならない状況になりますので、しっかりと考えてください。必要であればやることは問題ないと思うんですけども、本当に必要なのかどうか。コンビニでも印鑑証明等がとれるようになってるわけですから、利便性ということを考えるとそこまで必要性はないのではないかと考えますので、しっかりと検討していただきたいと思います。  では、次に、すこやか広場と託児所を含む子育て支援機能につきまして、一昨年、1万1,731人の来場者数と聞いております。昨年の利用状況と今年度の来場者見込みについて答弁願えますか。 307 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 308 ◯福祉部長(大中和彦君) ただいまの戸谷議員のおただしです。  昨年度の利用状況といたしましては、すこやか広場事業におきましては、利用者増を図るため、季節に応じた子育てイベントの開催、また、すこやか広場だけでなく、市民交流センター敷地内にある芝生広場を有効的に活用したイベントの展開などにより、平成30年度の利用者数は1万2,203人で、多少ではありますが、前年度と比べて1.1%の増となっております。  続きまして、託児室につきましては、最近になって市民の方に多く認識していただいているおかげで、平成30年度の利用者数は724人で、ほんの少しではありますが、すこやか広場と同様に1.1%の増となっております。  次に、今年度の事業の予定と来場者見込みにつきましては、すこやか広場におきましては、3階すこやか広場だけにとどまらず、2階多目的ホールや1階芝生広場を活用し、昨年を上回る利用者数になるように、魅力ある子育てイベントの実施に取り組んでまいりたいと思います。また、託児室につきましては、今後、利用時間、利用料金の見直しを検討し、託児の充実に努め、すこやか広場と同様、利用者数が昨年を上回るように努力していきたいと考えております。  以上、よろしくお願いします。 309 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 310 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  この託児所に関しまして、もともと休日保育というのを目的にしていると聞いております。とすると、休日の利用状況というのは、全体として広がっているのでしょうか。 311 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 312 ◯福祉部長(大中和彦君) 再度のおただしです。  休日の託児所の利用状況につきましては、平成28年度は46人、平成29年度は205人、平成30年度は253人と、年々ふえてはきております。  以上です。 313 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 314 ◯11番(戸谷仁史君) 休日保育が必要な人って非常に多いと思うんですね。特にサービス業の方であれば、お父さんお母さん共働きの場合は両方とも土曜日、日曜日の方が忙しいと、当然休みがとれないという方がたくさんいらっしゃると思うんですね。そういう方にとって休日保育というのは非常に重要だと思うんですね。だが、どこまで周知できてるのかと考えますと、利用者数が253人ということであれば、まだまだ足りてないと。まだまだ、知っていれば預けたのにという方はいらっしゃると思うんですね。そういう状況も踏まえて、しっかりと利用数がふえるように。  あと、利用料金、利用時間につきましても、検討してまいりますという話ですので、本当にこれが適正なのか。正直、普通に保育所に預ける方が安いのは当たり前なんです。でも、あえて休日に、やっぱり必要な人というのは高くても預けるとは思うんですけども、安ければもっと預けてくれると思うんですね。これって市民サービスの問題だと思うんですね。ここでお金をもうけようという話じゃないと思うんですよ。そういう観点も考えまして、利用料金、利用時間についてはしっかりと考えていただきたいと思います。  あと、すこやか広場には絵本を置いてると思うんですけども、この絵本自体がその場から借りるということができないと聞いてます。これに対して、そこに置いてある本は直接借りれないとしても、その中にある絵本で図書館に蔵書してる本は、その場所で借りたりできるようにシステムを整えたりというのはできるのでしょうか。 315 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 316 ◯福祉部長(大中和彦君) 再度のおただしです。  すこやか広場にあります絵本につきましては、現在、物語やゲームものの外国絵本が50冊、日本の絵本が200冊と、250冊程度はございますが、その利用といたしましては、現在、親と子、祖父母と孫が集い、語り合い、触れ合うことを目的として配置しております。また、保護者の皆様には、すこやか広場での絵本コーナーがあるから、ここで絵本を読みながら子どもさんとコミュニケーションを図りたいというような声も多く、今のところ貸し出すというような状況は考えておりませんが、今後、そのような必要とする声があれば柔軟に対応はしていきたいと考えております。  以上です。 317 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 318 ◯11番(戸谷仁史君) すこやか広場に置いてる絵本を貸し出してほしいという話ではなくて、例えば図書館にも蔵書してる絵本ってありますよね、重複してる本。そういう場合に、この本をどうしても借りたいねんと思ったときに、これは図書館に蔵書してますから、図書館で借りれますよ、もしくは、現在、図書館の本を予約して市民交流センターで受けとるというサービスを行ってると思うんです。そのサービスが利用できますよということを周知してもらえれば、わざわざ図書館まで行かなくても。この場でこの絵本を、読んでおもしろかったと、子どもがすごい食いついたと、そしたら、予約さえ入れれば市民交流センターに次に来たときに借りて帰れる、図書館からの本を借りて帰られるという、そういうシステムを取り入れることはできないのかということなんです。その点はご検討いただけますでしょうか。 319 ◯議長(萬津力則君) 福祉部長。 320 ◯福祉部長(大中和彦君) 再度のおただしです。  図書館との連携というような状況のおただしかなとは思いますが、今後、そのようなシステムについてどうすればできるのかということをまず研究させていただき、検討したいと考えます。  以上です。 321 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 322 ◯11番(戸谷仁史君) 一番簡単な方法を言えば、図書館に蔵書してある本ってありますよね。その最後のページに、この本は図書館で蔵書されていますので、図書館を通じてネット上でも申し込みできますので、予約していただければ市民交流センターで借りれます、もしくは図書館へ行っていただければ、その場で借りれますよということを告知してもらえれば、簡単にできると思うんですね。  そういう方法も含めて、絵本というのはやっぱり子どもにとって非常に重要です。すこやか広場で親子もしくはおじいちゃんとお孫さんとかという形で一緒に絵本を読むという、このことは非常にいいことだと思うんです。その一歩先も、ついでなので、考えていただきたいと要望しておきます。  次、いきいき相談室、健康測定を含む高齢者支援機能につきましては、一昨年1万8,240人の利用と聞いております。これに関して、昨年度の利用状況と問題点、そして来年度の来場者見込みはどのようになっているか、答弁をお願いできますか。 323 ◯議長(萬津力則君) 保健部長。 324 ◯保健部長(佐藤博美君) 市民交流センター4階のいきいき相談室の昨年度の利用状況でありますが、地域包括支援課が行う事業の利用者は1万7,244人で、306人の増加であります。また、健康増進課が行います事業の利用者は1,460人で、158人の増加であります。合わせまして1万8,704人で、464人の増加になっております。  問題点といたしましては、新規利用者の伸び悩み、固定化があります。これは、いきいき百歳体操が来られていた方の身近な場所で開催されるようになったこと、それから、活動量計の貸し出しが、3年目になりまして、ほぼ関心のある方々にいったん行き渡ったことにあるのではないかというふうに思っております。また、夏場とか冬場にやや利用者が減る傾向にございます。これは、対象とする年齢層の特性によるものもあるのかなというふうには考えております。  今年度の事業の予定と来場者の見込みについてでありますが、従来の事業に加えまして、新たにミニ講座等の開催等を考えております。新たなメニューをふやすことで新規利用者をふやしたいと考えておりますし、また、健康チャレンジでは、40代から20代に今回対象を広げさせていただきました。それで新規利用者を見込んでおります。  さらに、涼みどころとしての場所の提供とか、暮らしの保健室という健康相談の性質も有していることから、それを十分に周知していきたいと考えております。  本年度の利用見込みとしては、地域包括支援事業で1万8,000人、健康増進課事業で1,500人、合計1万9,500人を見込んでおります。  以上です。 325 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 326 ◯11番(戸谷仁史君) 答弁ありがとうございます。  いきいき百歳体操に関しましては、それぞれの地域の公民館で徐々に広がってされているという話も聞いております。ここでは今年度から始めますという話も聞いてるので、そういう意味では健康への取り組みということで、特に高齢者の健康の取り組みというのが、市民交流センター発で外側に広がっているというのは非常にうれしい話だと思うんです。  そうやって大和高田市が全体として健康なまちづくりということを考えていく必要があると思うんですね。そう考えますと、今回、40代から20代まで広げられるということも非常に有効なやり方だと思います。ただ、市民にとって、健康というのがもっと身近であるということを市民の皆さんに知ってもらうというのは、なかなか周知が進んでいないと思うんですね。その部分を含めて、その情報発信の場が市民交流センターになれば、市民交流センターがもっと充実した施設になると思いますので、その点に関してはしっかりと考えていっていただきたいと思います。  では、市民交流センター全体としまして、昨年度よりも今年度、予算が減額されておりますけれども、今年度9万人に届く来場者というのは見込めているのでしょうか。 327 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 328 ◯市民部長(吉村保喜君) 予算の減額について説明させていただきます。  平成29年度にふるさと財団の支援を受けまして、市民活動の活性化による地域再生を目指す仕組みづくりに取り組みました。その中で結成されました「まち部。」で地域の課題を発見し、その解決に向け、イベントやプロモーションや商店街の活性化策を考え、実行に移すという環境づくりができました。  この事業を下地に、平成30年度は地域資源の掘り起こしと地域ブランドの開発に向けて、事業展開しようと再びふるさと財団への助成申請を行いましたが、採択に至らず、支援を受けて行う地域再生マネージャー事業は実施しないことといたしました。  このような経過から、昨年度に予算措置いたしました地域再生マネージャー事業に関連する費用を予算計上しなかったことによる予算の減額となっております。この影響を受けましての利用者数の減少はないかと考えております。  市民交流センターで行う自主事業を興味深い内容とし、また、市民交流センターの取り組みを広く知ってもらうことにより、市民協働の充実という目標に向かって、前年度来場者数を超えることを目指して実施してまいります。 329 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 330 ◯11番(戸谷仁史君) 答弁ありがとうございます。  中身は非常にすばらしいものなんですけども、部長自身が本気でわかってるのかというのは非常に疑問です。ずっと読まれてますけども、これ、会議の性質上間違えたことが言えないというのはわかるんですけども、もうちょっと中身を把握した上で言っていただきたいなと感じます。  私自身もこの「まち部。」のタウンミーティング等へ出席させてもらっております。非常にすばらしいことをいろいろと考えられております。例えば、7月7日、ピアノフェスティバル。これ、蓮取りの後、行けるのかどうかわからないですけど、3時から7時まで。たなばたピアノフェスティバルをコスモスプラザでやられます。  今、市民交流センターの下のところにピアノを置いてるんですよ。オープンピアノという形で、いつでも市民の皆さん弾いてくださいねという形でピアノを置いてるんですね。これって、ヨーロッパではオーストリアとかへ行けば、そういうのが置いてあるんですよ。街角で市民の方がさらさらとピアノを弾きながら歌を歌ったりするんですね。そういうヨーロッパ的なまち並みのことも考えて、市民の方と協働して今置いてくださってると思うんですね。
     やっぱり大和高田市、何だかんだといいましても音楽のまち、コーラスのまちだと私は思っております。そういうことを考えますと、こういう事業が行われているというのは非常に私としてもうれしい話ですけれども、ただ、これをどれぐらいの人が知ってるかなんですよ。この中で市民交流センターの下の部分でピアノを置いておられるのを知ってる方、どれぐらいいらっしゃるでしょうか。そう考えますと、非常に、これ、周知が遅れてる部分だと思うんです。  先ほど出てきましたユウガタLIVEに関しましても、私もいろいろ聞きたいやつがあったんですね。昨年であれば、市商の音楽部でしたっけね、演奏があったんですけど、私、後でフェイスブックで知ったんですよ。そのときに知ってれば行きたかったのにというのが多々あるんです。このユウガタLIVEというのも、性質上なかなか告知が難しいのはわかるんですけども、どうやったら市民の人に知ってもらうのかというところで問題があると思うんです。もともとユウガタLIVEというのはどういうものかというと、まち中で常に音楽が流れてて、その音楽をたまたま通りがかった人が聞いていくという性質のものだと聞いておりますので、告知するというのとは性質的に異なるというのをわかった上で何とかしていただきたいと考えておりますが、何かお考えはございますでしょうか。 331 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 332 ◯市民部長(吉村保喜君) 議員のおただしですけど、ユウガタLIVEにつきましては、議員もご承知のとおり、通りがかりでまた募集があって行ったり、そういう形態も含んでおります。その中でユウガタLIVEが事前に応募されていれば、もちろんホームページで周知をいたしますが、当日出演も可能なことから事前周知ができないことがございます。そんな場合でも、フェイスブックで今やってるよとかの発信は行っております。ただ、それに対して周知が行き届いてるかと言われたら、行き届いてないと思います。だから、ユウガタLIVEを見に来ていただいて、そこで輪を広げていく地道な運動を今行っているところです。  以上です。 333 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 334 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  わかってて聞いてるので非常に申しわけないとは思うんですけど、これ、もしできるのであれば、毎週土曜日は必ずやってますとか、そういう曜日を決めていただいて、ここは必ずやってますよという形にすれば、この曜日に来たら何か音楽が聞けるわということで広がっていくと思うんですね。当然、出演者の状況もありますので、そういうのは非常に難しいのかもしれませんけど、その辺、日程調整等々するなり、あと、大和高田市にはコーラスのグループがたくさんあります。コーラスグループって、そもそも外で歌うというのには余り向いてないかもしれないんですけども、オープンスペースで歌ってもらうというので、合唱連盟の方とも話ししていただくなりしてね。  このユウガタLIVEというのは私としては非常に興味深いイベントだと思うんですけども、なかなかやってるところに私もぶち当たらないというところですね。まだ2回ぐらいしか聞いたことないんです。そう考えますと、やっぱり何とか知ってもらえるように整備していっていただきたいと思います。  こうやって音楽のイベントも芝生広場でいろいろされてます。これは私自身も非常に興味深いと考えております。利用者数9万人ということに関しましては、もっともっとこの部分をふやせると思うんですね。この部分をふやせば必ず9万人を超えていけると思いますので、しっかり考えていただきたいと思います。  先ほど答弁で出ましたけれども、「さぶみっと!ヨクスル」、7月27日に行われます。これも地方創生という面で行政のかかわり方というのはこうすべきじゃないかというものの1つの指針だと思うんですね。そもそも行政側は何をするかというと、場所の提供をしてるだけなんですね。市民の方がこういうことをやりたい、ただ問題点があるということをプレゼンされて、それに対して市民の方が集まられて、いろいろわいわい話しながらいろんな意見を出すと、こういうイベントなんです。これ、札幌、仙台、名古屋、大阪、高松、沖縄で行われております。  大和高田市でもずっと行われてまして、今回で4回目という話です。私も今年になって初めて知りました。いろいろと話を聞かせてもらうと、チラシ、市庁舎内にもいっぱい張ってあります。今まで私も気づかなかったんですけど、本当にこれはおもしろい試みだと思います。こういう試みも周知するのは非常に難しいと感じております。今回に関しましては、市政だよりに挟み込むという話を聞いてるんですけども、そうやって紙の媒体も含めて、SNSも含めてしっかりと周知していただきたい。  本当にこれ、行政が市民とどのようにかかわるかというものの1つの指針だと思うんですよ。その点に関しましてどのように考えておられるのか、そして、今回はどのような形で実施されて、どれぐらい来場者を見込んでいるのか、お答え願えますか。 335 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 336 ◯市民部長(吉村保喜君) 「さぶみっと!ヨクスル」につきましては、今回につきましては、3人の方が身近な問題点について、どのようにしたら解決できるかということで、こうしたらどうだろうとか、こんな考えはできないだろうかとか、その課題に私やったらどこまで協力できるとか、そういう地域ぐるみで解決をしていただくようなイベントを考えております。  そして、来場者につきましては、先着申し込み30名となってますので、一応30名ということでやらせていただこうと思っております。  以上です。 337 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 338 ◯11番(戸谷仁史君) 非常に興味深いことですので、来場者数、参加できるのは30人ですけども、外から傍聴みたいな形もできると思うんですよ。そうやってたくさんの人に知ってもらう。今度は自分も参加してみたいわという方を広げていけば、この「さぶみっと!ヨクスル」というのは非常に広がりの可能性の高いイベントだと感じておりますので、どうぞよろしくお願いします。  次、市民交流センターにつきまして、災害時は避難所指定されておりません。ただ、近隣の高齢者の方から、災害が起こったときに自分は葛城コミュニティセンターですけど行かれへんとお叱りを受けております。こういう場合、交流センターがすぐそばにあるのに行ったらあかんのかと言われてるんですけど、これに関して、もし災害時、ほかの避難場所まで行かれない方が市民交流センターに来られた場合、どのように対応されるのか教えていただけますか。 339 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 340 ◯市民部長(吉村保喜君) 現在、市民交流センターにつきましては、大規模災害発生時等に耐震強度の問題がある本庁舎のかわりに第2災害対策本部として使用する計画となっておりますので、その関係上、避難所ということにはなっておりません。そして、新庁舎ができ上がったときには災害対策本部については新庁舎の方になりますので、今後についてはまた検討していかなければいけない問題だと認識しております。 341 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 342 ◯11番(戸谷仁史君) そしたら、市役所ができ上がる前に災害が起こりましたと。コミュニティセンターまでは行けないからということで、もし市民の方が市民交流センターに来られたときにはどのように対処されるんでしょうか。 343 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 344 ◯市民部長(吉村保喜君) 現在、避難所4か所以外にも16か所、大災害のときはあけますので、そこの方に行っていただくようお願いになると思います。 345 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 346 ◯11番(戸谷仁史君) ということは、高齢者がすぐ近くやからといって来られたときには、悪く言えば追い返すということなんですかね。違うところへ行ってくれというわけですよね。足の悪くない方は、それは構わないと思うんですよ。ただ、足が悪くて本当に歩くのが困難な方で、市民交流センターのすぐそばに住んでおられる方の場合には、やっぱり何とか対応してあげてほしいと。そこに避難していてもらうというんじゃなくて、どうしてもそういう場合はここにありますのでという形でしてもらわなあかんとは思うんですけど、どう対応するか、真剣に考えてください。  何も災害が起こらずに新庁舎ができました、ここが避難所になりましたというのであれば問題ないんですけども、災害というのはいつ起こるかわかりませんので。不測の事態ということを言わないでくださいね、実際起こったときに。ここで指摘しておりますので、それは不測の事態でしたということは言わないように、ちゃんと考えていてもらいたいと思います。  次に、本市では屋内型の遊び場が全くありません。ゲームセンターは遊び場とは言いませんので、屋内型の遊び場がない状況です。先日、桜井市まほろばセンターにひみっこぱーくがオープンしております。このように子どもの屋内型の全天候型の遊び場の必要性がずっと叫ばれております。私も多分4年前の6月ですか、質問させてもらって、どこかでつくってほしいなということを提案させてもらってますけども、室内型の遊び場というのを市民交流センターでつくる、もしくはほかの場所でつくるということは検討されているのでしょうか。 347 ◯議長(萬津力則君) 市民部長。 348 ◯市民部長(吉村保喜君) 議員おただしのひみっこぱーく、桜井市、これにつきましては、1か月強で1万人突破というのは新聞にも載っておりまして、見ております。  市民交流センターといたしましては、子どもが思う存分楽しめる遊び場は、年齢に応じたわくわくする豊富な遊具とそれを設置するスペースが必要と考えております。市民交流センターは限られたスペースで子どもから高齢者までの交流を図っております。桜井市のひみっこぱーくと同等の機能を持たせることは難しいと考えております。 349 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 350 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  そしたら、市としてどこかに屋内型の遊び場というのを考えてほしいと要望しておきます。今、子どもたち、特に夏場、うち、マンションなんですけど、マンションの下で何をやってるかというと、マンションの下に集まってゲームをやってるんですよね。そういう姿を多々見ます。でも、本来、子どもたちは外で遊ぶべきだと思います。そういうことを考えますと、遊べる場所がないんですよ。今、非常に高温化してますので、夏に外で遊べというのはかなり危険な状況だと思います。  小学校でもプール、夏休みは非常に回数が少ないんですね。それはなぜかというと、プールに通うこと自体が、非常に暑いですので危険じゃないかという考え方もありまして、非常に少ない状況となっております。その考え方自体は正しいと思うんです。そう考えますと、子どもたちが暑いときでも寒いときでも遊べる場所というのがやっぱり必要だと思うんですね。そういうことを考えまして、大和高田市で子どもたちがいつでも遊べる場所というのをつくれないか、ちょっと検討していただきたいと思います。  ゲームに関しては、功罪ともどもいろいろあると思います。ゲームはやっぱりよくできてるんですよ。子どもたちがはまる気持ちはわかります。正直、大人でもはまってる方、いらっしゃると思います。私自身もゲームは非常に好きで、学生時代からもよくやってた口なので、ゲームをするのがだめだと言う気はないんですけども、それだけではなくて、体を動かせる場所というのも必要だと思います。特に夏暑いとき、冬寒いとき、それでも体を動かせる場所というのがあると。  桜井市も非常に繁盛しております。小さいまちでは大阪の高石市もつくっておりまして、非常に多くの来場者が来られてます。そういうことを考えますと、屋内型の遊び場というのは必要だと感じますので、ちょっと検討していただけたらと思います。  次、答弁お願いします。 351 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 352 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 11番戸谷議員の子どもたちにとっての図書館についてのご質問にお答え申し上げます。  初めに、市立図書館事業のどの部分が評価されて文部科学大臣表彰を受賞したと考えているのかについてお答え申し上げます。  市立図書館が受賞しました文部科学大臣表彰は、子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書を行う意欲を高める活動を実践している学校・図書館等を表彰するものでございます。  市立図書館におきましては、市教育委員会と指定管理者の自主事業といたしまして、図書館を使った調べる学習地域コンクールやビブリオバトル、おもしろ科学教室を開催しているほか、親子教室やまちなか探検教室、市内8小学校への団体貸し出し、図書館見学等を開催しています。こうした子ども向けのイベントの開催、学校との連携事業によって読書を始めるためのきっかけづくりと読書意欲の向上につなげる取り組みに対し評価していただけたものと認識しております。  次に、今後、図書館事業をどのように展開していく予定かについてお答え申し上げます。  引き続き市教育委員会と指定管理者とが協議を行いながら、子どもたちへの読書支援のために自主事業等を進めてまいりたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 353 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 354 ◯11番(戸谷仁史君) 答弁ありがとうございます。  今答弁にありましたように、ビブリオバトル、おもしろ科学教室、それから図書館を使った調べる学習コンクール、この3本が柱になって子どもの読書支援が行われてると聞いております。子どもの読書支援ということは国も考えております。それに対して大和高田市は効果的な事業が行われているという証拠で、文部科学大臣賞をいただいたと考えております。  では、まず、ビブリオバトルについてですけども、図書館では大人だけでなくて子ども向けのビブリオバトルも行われております。この間の土曜日、ビブリオバトルが行われたわけなんですけども、大人向けのビブリオバトルだったんですけども、これに小学生の方お二方、そして高校生の方お一方が参加されております。子どもさんであっても、やっぱり本が好きだという気持ちがひしひしと伝わってくる、本当にすばらしいプレゼンをされております。  こう考えますと、これ、小中学校でも取り入れられるのではないかと考えます。今回、高田高校の女子生徒の方がチャンプをとられたんですけども、この方に話を聞いてますと、片塩中学校出身の方なんですね。中3のときに初めてこのビブリオバトルを知りましたと。ぜひ出たかったんですけども、高校受験があったのでなかなか出れなかったと。ただ、片塩中学校には読みたい本が全然なかったと聞いております。なぜ今回のビブリオバトルに出られたのかと聞きますと、先日、高田高校で全校挙げてのビブリオバトルの大会があったそうです。この大会でこの方は優勝されてるんですね。そのまま今回ビブリオバトルに出られてるということです。  こう考えますと、本市の小中学校でもビブリオバトルという形式を読書支援のために取り入れていくということも考えられると思うんですけども、その点に関しては検討していただけるのでしょうか。 355 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 356 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  各学校の現状を踏まえた上で考えてまいりたいと思います。  以上でございます。 357 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 358 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  やろうと思えば必ずできますので、しっかりと検討していただきたいと思います。それこそ必要なものはタイマーぐらいです。よろしくお願いします。  次、おもしろ科学教室についてなんですけども、今、理系離れということがずっと言われてる中、子どもたちがどうやって理系のものに触れていくのか、そして興味を持っていくのかという意味で、このおもしろ科学教室は非常に有益だと思います。JAXAから人を呼んだりして、大人が参加しても非常におもしろいイベントをされてます。  これと同様のイベントが土曜塾でも科学の芽という形で行われております。これは市民交流センターでも夏に行われてるんですけども、今年8月4日、土曜塾の科学の芽と市民交流センターのわくわくサイエンス、同じ日にやってるんですけども、これ、何か理由があるんでしょうか。 359 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 360 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  特に理由はございません。今後、開催日程等を市民交流センターとも調整を図ってまいりたいと考えるところでございます。  以上でございます。 361 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 362 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  以前、同じ生涯学習課の中で、図書館事業と土曜塾の事業がかぶったことがあるんですね。同じ課内でもなかなか連携は難しいんですよ。だから、部署が違いますので非常に難しいとは思いますが、やっぱり科学に対するイベントというのはそんなに数多くあるわけじゃないんです。市民交流センターは、多分、夏休みにでんじろう先生のジャイアンというお弟子さんが来られてやられるというイベントだと思うんです。今年は木炭電池ですかね、されると思うんですよね。そう考えますと、どっちも行きたいという方は多分多いと思うんですね。今後こういうことがないようにしっかり考えていただきたいと思います。  科学離れが叫ばれる中で、こうやって科学を実践して、今度それを本に返っていくということが勉強として非常に重要だと思いますので、しっかりと考えていただきたいと思います。  最後、図書館を使った調べる学習コンクールについてなんですけども、これ、まず、目的は調べる力を育てると、調べることで生きる力、考える力を養うというイベントです。調べる学習は、人が生涯を通じて学ぶための大きな力になります。そして、調べる学習では、人はさまざまな情報から自らが必要とする情報の集め方、取捨選択の仕方を学びます。これは現在の情報化社会の中で、どの情報が正しくて、どの情報を取捨選択していくのか、この能力が問われるところなんですね。そういうことをこういう図書館レベルでの学習で取り入れることができます。  調べる学習では、人は深く考え、言葉を選び、自分の考えをまとめていきます。現在、センター試験の改革が叫ばれております。マークシートから記述式に変わります。そういったときに自分で深く考えて言葉を選ぶ、こういう能力がこれから必要だということで、国も施策としてやっていくと思うんです。そう考えますと思考力が問われる、こういう思考の向上が必要だと思います。  現在、これ、図書館事業としてのみ行われております。箕面市の例なんですけど、箕面市では、各学校で調べる学習の大会に出るメンバーを選出します。そして、図書館を1日貸し切って、1日でそれぞれの目的に応じて調べる学習を行い、最後、プレゼンまでつくり上げて、プレゼンしてチャンピオンを決めるというイベントを行われております。  ということは、学校教育でも調べる学習というのは利用できると思うんですね。学校と協力してやっていくという意味では、学校が主体となっていくというのは、現状としては今、非常に難しいと思います。そうであるならば、夏休みの宿題の一部として使う、もしくは、この宿題を必修化するということをすれば、学校の授業、勉強の中で調べる学習を取り入れることができると思うんですけども、それについてはどのようにお考えでしょうか。 363 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 364 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  昨年度、3小学校において夏休みの自由研究として取り組んだ成果を図書館を使った調べる地域学習コンクールの作品として応募していただきました。さらに多くの子どもたちに応募してもらえるよう、各小学校に協力をお願いしておるところでございます。  以上でございます。 365 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 366 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。  そう考えますと、学校で図書館を使って調べる学習をやろうとすると、学校図書館の現状では非常に難しいと思うんですね。どうやったらできるかというと、学校司書を置けばできるんじゃないでしょうか。今、学力・学習状況調査、必ず読書時間を調べられてると思うんですね。読書時間と学力の関係というのは非常に密接であるということを国も理解して言ってるはずなんですね。また、ベネッセの研究で、読書時間と理数系の成績も比例するという研究データが出ております。そう考えますと、読書時間というのは非常に学力向上にとって必要であると。そういうことを考えますと、学校司書が必要ではないかと。  先ほど、高田高校の生徒さんの話なんですけど、片塩中学校には読みたい本がなかったという話なんですけども、現状、本の冊数が非常に不足しているというわけではないと思うんですね。これに関しては、大和高田市も精いっぱいの予算を割り振ってくださってると思ってるんです。ただ、先生が読ませたい本と子どもたちが読みたい本とのギャップが大きいんじゃないかと考えられます。そう考えますと、学校司書をパートタイムでもいいから、週1回でもいいから置けば、学校の先生と生徒とのコミュニケーションの間に入ってくれるわけですよ。そうやって先生が読ませたい本と子どもが読みたい本、両方の需要と供給のバランスというのもとれるように思うんですけど、現状では質量ともに十分ではないと考えております。それを補完する上でも学校司書の設置は必要と考えますけども、これに対してはどのようにお考えでしょうか。 367 ◯議長(萬津力則君) 教育委員会事務局長。 368 ◯教育委員会事務局長(巽正也君) 再度のおただしでございます。  現在、各学校において、司書教諭や図書担当教員により子どもたちへの読書支援の取り組みを行っているところでございます。ただいま議員の方からお示しいただいたご意見、参考にさせていただきたいと考えます。  以上でございます。 369 ◯議長(萬津力則君) 11番戸谷仁史議員。 370 ◯11番(戸谷仁史君) 答弁ありがとうございます。  本当に何が必要かというのは考え方一つだと思うんです。これは、学力向上のために必要なことは子どもたちに対する読書支援だと、そのために図書館の充実であったり、学校司書の設置であったりが必要だと私が考えてる話なんですね。それも参考にしていただいて、子どもの学力向上、底上げということをどのように行っていくのか、しっかり考えていただきたい。  今回、図書館が受賞しているのは、やっぱり子どもの読書支援というのは大事だと国が認めたという証拠だと思うんですね。そのこともしっかり考えていただいて、今後どうするのが大和高田市の子どもたちのためになるのか、子どもの学力向上に資するのか、しっかり考えていただきたいと思います。  今回も非常に細かいことまで質問させていただきました。これに対して精いっぱいの答弁をいただいたと感じております。私自身もまた4年間、「今すぐに、ひたすらに、まっすぐに」、市政の向上、市民サービスの向上のために頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。  以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 371 ◯議長(萬津力則君) おはかりいたします。  本日の会議はこれで打ち切り、あす27日に再開いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 372 ◯議長(萬津力則君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日は、これをもって延会いたします。            午後4時9分延会 Copyright © Yamatotakada City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...