議案の
朗読を省略して、
市長の
説明を求めます。
吉田市長。
〔
市長(
吉田誠克君)
登壇〕
43
◯市長(
吉田誠克君) ただいま
上程になりました
案件につきまして、ご
説明を申し上げます。
最初に、議第30
号一般会計補正予算(第2号)についてでございます。
コミュニティ活動の助成に要する
経費250万円、
空家等対策協議会設置に要する
経費52万円、第7分
団車庫兼詰所の
新築に伴う設計に要する
経費570万円、総額872万円の
増額補正を講じております。
続きまして
条例案件でございます。
議第31
号大和高田市
職員の
育児休業等に関する
条例の一部
改正につきましては、
関係法令の
改正に伴います、再度の
育児休業を取得することができる特別な事情などについて、
所要の
規定の
整備を行うものでございます。
次に、議第32
号大和高田市
職員の
退職手当に関する
条例の一部
改正につきましては、
関係法令の
改正に伴います、
失業者の
退職手当に関する
規定について、
所要の
規定の
整備を行うものでございます。
次に、議第33
号大和高田市
空家等対策協議会条例の制定につきましては、
空家等対策計画の作成などに関する
協議を行うため、
協議会を設置するに当たり、必要な
事項を定めるものでございます。
最後に、議第34号から議第36
号損害賠償の額の
決定及び
和解に関する
案件につきましては、
市役所駐車場での事故などについて、
和解による
損害賠償の額を
決定しようとするものでございます。
以上、ただいま
一括上程になりました
議案につきまして、その
概要を申し上げた次第でございます。よろしくご
審議の上、議決を賜りますよう
お願いをいたします。
44
◯議長(
中谷修一君) 議事の進行上、議第30
号平成29年度
大和高田市
一般会計補正予算(第2号)ほか、議第31号から議第32号まで及び議第34号から議第35号までの5
議案について、
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯議長(
中谷修一君)
質疑もないようですので、
本件5
議案は総務財政委員会に付託いたします。
次に、議第33
号大和高田市
空家等対策協議会条例の制定についてほか、議第36号の2
議案について、
質疑はありませんか。
8番砂原弘治
議員。
46 ◯8番(砂原弘治君) 議第33
号大和高田市
空家等対策協議会条例の制定についての
質疑をいたします。
まず、
平成29年度新年度
予算で計上されております、
空家等対策計画の作成についてでありますが、今のところの進捗
状況とそして具体的な中身についてお答えください。
そして、この今回の
協議会を発足し、もちろんこの
協議会で
空家等対策計画が
完成していくものでありますけれども、この
協議会条例第4条に、会長に
市長を充てるというふうにありますが、なぜ
市長が会長なんでしょうか。お答えください。
47
◯議長(
中谷修一君) 環境建設部長。
48 ◯環境建設部長(田中清隆君) 8番砂原
議員の
空家等対策協議会条例の制定についてのご
質問にお答え申し上げます。
まず、
空家等対策計画策定に向けての進捗
状況でございますが、本年度の4月21日、
大和高田市空家等実態調査及び対策計画策定支援業務の委託
契約を行いました。現在、市内の空き家
状況を把握するため、水道の閉栓情報をもとに地図上に落とし込む作業を行っております。それが完了次第、現地での目視確認を行い、空き家の実態調査及び分析作業などを行います。その実態調査などをもとに計画の策定へと進んでまいります。
内容といたしましては、空き家等に関する対策の対象とする地区及び対象とする空き家等の種類その他の空き家等に関する対策に関する基本的な方針、また計画期間、空き家等の調査に関する
事項、所有者等による空き家等の適切な管理の促進に関する
事項、空き家等及び除却した空き家等に係る跡地の活用の促進に関する
事項、特定空き家等に対する措置、住民等からの空き家等に関する相談への対応に関する
事項、空き家等に関する対策の実施体制に関する
事項、その他空き家等に関する対策の実施に関して必要な
事項を決めます。
そして、次に、本
協議会の会長が
市長である理由についてでございます。
空家等対策の推進に関する特別措置法第7条第2項において、
市長が
協議会の構成員となることが可能な旨が
規定されております。重要な施策である空き家対策の
協議を行う
協議会の会長を
市長が行うということで、より強いリーダーシップをもって課題解決に努める必要があると考えております。
以上でございます。ご理解賜りますよう、よろしく
お願いいたします。
49
◯議長(
中谷修一君) 8番砂原弘治
議員。
50 ◯8番(砂原弘治君) ありがとうございました。具体的にまた委員会でご
質問もさせていただきますけど、1つだけ、ちょっとその具体的な
内容の中に、空き家をいかにして有効活用していくかというのが、少しなかったような気もいたします。そういったことも含めて、また委員会で詳しく
質問させていただきます。
市長が会長になるということで、強いメッセージも、またスピーディーな対応もされると思いますので、よろしく
お願いします。
以上です。
51
◯議長(
中谷修一君) ほかにありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
52
◯議長(
中谷修一君) ほかに
質疑もないようですので、
本件2
議案は
環境建設委員会に付託いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第4 同第4号固定資産評価審査委員会の委員の選任について
53
◯議長(
中谷修一君) 次に、
日程第4、同第4号固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを
議題といたします。
市長の
説明を求めます。
吉田市長。
〔
市長(
吉田誠克君)
登壇〕
54
◯市長(
吉田誠克君) ただいま
上程になりました
案件につきまして、ご
説明を申し上げます。
本市の固定資産評価審査委員会の委員であります阪口昌史氏は、
平成29年6月30日付をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の
規定により同意を求めるものでございます。
よろしく
お願いをいたします。
55
◯議長(
中谷修一君) これより、
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
56
◯議長(
中谷修一君)
質疑もないようですので、
本件は
委員会付託を省略して
審議をいたしたいと存じますが、ご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
57
◯議長(
中谷修一君) ご
異議なしと認めます。よって、
委員会付託は省略することに決しました。
これより、
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
58
◯議長(
中谷修一君)
討論もないようですので、これより
本件を採決いたします。
おはかりいたします。
本件は同意することに、ご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
59
◯議長(
中谷修一君) ご
異議なしと認めます。よって、
本件は同意することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 同第5号農業委員の認定農
業者過半要件の例外
規定適用について 外 13 件
60
◯議長(
中谷修一君) 次に、
日程第5、同第5号農業委員の認定農
業者過半要件の例外
規定適用についてほか、同第6号から同第18号までの14
議案を一括して
議題といたします。
市長の
説明を求めます。
吉田市長。
〔
市長(
吉田誠克君)
登壇〕
61
◯市長(
吉田誠克君) ただいま
一括上程になりました
議案につきまして、その
内容をご
説明申し上げます。
最初に、同第5号農業委員の認定農
業者過半要件の例外
規定適用についてでございます。農業委員会の委員候補者として推薦をしております13名のうち、認定農
業者及びそれに準ずる者は4名であり、委員の過半数を満たしていないことから、農業委員会等に関する法律施行規則第2条第2項の
規定によります例外
規定の適用について同意を求めるものでございます。
次に、同第6号から同第18号につきましては、農業委員会の委員の任命についてでございます。
本件は農業委員会の委員の任期が本年7月19日付で任期満了となることから、農業委員会等に関する法律第8条第1項の
規定により、次の13名を農業委員会の委員として任命いたしたく、同意を求めるものでございます。
まず、同第6号につきましては、今村平治郎氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第7号につきましては、上田美加子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第8号につきましては、梅田昌宏氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第9号につきましては、鵜山久雄氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第10号につきましては、小川隆興氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第11号につきましては、奥本正嗣氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第12号につきましては、木下浩明氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第13号につきましては、中江彰氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第14号につきましては、藤岡秀信氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第15号につきましては、本郷保則氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第16号につきましては、前田全計氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第17号につきましては、森本輝雄氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
次に、同第18号につきましては、弓場一郎氏を農業委員会の委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。
いずれの方も、豊富な識見から適任者であると存じております。よろしく
お願いをいたします。
62
◯議長(
中谷修一君) これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
10番向川征秀
議員。
63 ◯10番(向川征秀君) 今回の農業委員会の委員の任命につきまして
質疑をいたします。
今回の農業委員会の委員の任命は、
改正されました農業委員会法に基づきまして、これまでは選挙で行われていたものが、公募や推薦による任命という形に変わっての
最初の任命ということになってまいります。それに関しまして、どのような形で委員の候補者を選考されたかということについて
質疑をいたします。
まず、この今回の農業委員の公募及び推薦に関しましては、当初21人の方の応募があり、それに基づいて、それを今回13人の方に選考したというふうに聞いていますが、この選考基準、一定の客観的な点数化した基準をもって選考したということですが、この基準は全国的な一定の基準に基づくものであるのか、それとも、本市において独自に何らかの基準を修正または追加したものであるのかどうか。その点について、まず
質問いたします。
64
◯議長(
中谷修一君) 市民部長。
65 ◯市民部長(吉村保喜君) 10番向川
議員の、農業委員会の委員候補の評価基準についてお答えいたします。
まず、評価基準につきましては、
大和高田市農業委員候補者評価委員会運営規則に基づき、
大和高田市農業委員候補者評価委員会を設置し、農業委員会等に関する法律第8条に基づき、
大和高田市農業委員候補者評価判定基準を設け、評価の
決定をいたしております。
また、農業に識見・知識のある方で、長年にわたり地域の農業に携わり、さまざまな農業活動に精通していると客観的に認められる方、また、地域的にも考慮し、慎重に評価した上で13名の方を評価委員会から
報告を受け、委員候補者として
決定させていただいております。
以上です。
66
◯議長(
中谷修一君) 10番向川征秀
議員。
67 ◯10番(向川征秀君) 本市の実情等も踏まえた選考であるということですけれども、この農業委員会に関しましては、従前の場合は選挙という形をとっておりましたので、公職選挙法の準用があり、そして選挙管理委員会によってその立候補であったり、また選出といったことが公正に行われているかどうかのチェックがありました。
今回の新しい農業委員会法では、市町村長による任命になったということで、より任命に関しての透明性であったり、またはその任命に対しての責任というのが大きくなってきています。そうした中で、この応募された方の申告
内容につきまして、不備であったり、また、あってはならないことですけども虚偽であったり、あるいは選考時の何らかの事実誤認があったりというふうなことが起こり得ると考えられますけれども、そういったことを防ぐためのチェックの体制というのはどういうふうにしていますでしょうか。
68
◯議長(
中谷修一君) 市民部長。
69 ◯市民部長(吉村保喜君) ただいまの向川
議員の欠格
事項等についてのご
質問にお答えいたします。
欠格
事項のチェックにつきましては、農業委員会等に関する法律第8条第4項及び
大和高田市農業委員会の委員の選任に関する規則第3条第3号に定められた欠格
事項について、市民課、高田警察署に照会し確認した上、評価委員会で評価しています。
ご理解賜りますよう、よろしく
お願いします。
70
◯議長(
中谷修一君) 10番向川征秀
議員。
71 ◯10番(向川征秀君) ありがとうございます。この農業委員の方々の任務というのは、本当にこれからの
大和高田の農業、そして農業に限らず農地の活用という観点で言えば、まちづくりにも大きな影響力を持っているものであり、公平でそして公正な運用がされますように。とりわけ今回、法
改正によって遊休農地の解消の、発生防止も含めた土地活用に対しての非常に強い役割がなされていること、また一方で、今回、
改正法においては、旧法第1条にあった農民の地位向上という文章がなくなっているんですけれども、ただ、本市においては、やはり農
業者が事業を継続できる、そして、そこから発展していけるということが今後の、あと、新規就農者を集めるということから見ても重要であると思います。農
業者の立場に立った農業委員会として、引き続いて運用されますように要望いたします。
72
◯議長(
中谷修一君) ほかにございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
73
◯議長(
中谷修一君) ほかに
質疑もないようですので、
本件14
議案は
委員会付託を省略して
審議をいたしたいと存じますが、ご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕