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  1. 大和高田市議会 2009-09-01
    平成21年9月定例会(第2号) 本文


    取得元: 大和高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前10時開議 ◯議長島田保継君) ただいまより、平成21年9月大和高田市議会定例会を再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2 ◯議長島田保継君) これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第1 認第号平成20年度大和高田一般会計決算認定について 外 10 件 3 ◯議長島田保継君) 日程に入ります。  日程第1、認第号平成20年度大和高田一般会計決算認定についてほか、認第2号から認第11号までの11議案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。  議事の進行上、一般会計決算歳入から質疑を行います。  質疑はありませんか。3番沢田洋子議員。 4 ◯3番(沢田洋子君) 日本共産党市議団を代表いたしまして、平成20年度の一般会計決算歳入質疑を行います。  不況やリストラによる市税落ち込みは、本市においても深刻な問題です。こうした中、市民納税意識を高める取り組み未収金徴収対策などの努力もあり、徴収率を見ますと市税で、個人で0.2%、法人では1.04%とわずかではありますが上がっています。しかし、滞納分での徴収率は減少していますし、不納欠損額が大幅に増えています。滞納者への調査では、悪質と言われるものはどのように判断をし、どれぐらい把握されておられるのか、また、不納欠損に至る理由についてはどのように判断をされているのか、伺っておきたいと思います。 5 ◯議長島田保継君) 財務部長。 6 ◯財務部長柴原修二君) ただいまの沢田議員さんのご質問お答えを申し上げます。  不納欠損とは、すでに調定されました歳入徴収できなくなったことを表示する決算上での処分でございます。地方税法第15条の7、第4項、第5項及び第18条第1項の規定に基づき、不納欠損処分を行っております。例えば、個人では自己破産により財産がなくなり税を支払う能力がないと認められるときや、法人が倒産して財産などを競売にかけられ、財産がなくなり会社も解散したとき、そして時効による徴収権の消滅などがございます。  平成20年度につきましては、法人大口倒産が3件ありまして、固定資産税都市計画税で約2,800万円となり前年度より増えた原因となっております。  滞納者納付対策といたしましては、督促、催告や電話による納付交渉納税相談を行い、分納納付などの指導を行っております。そして、支払い能力があるにもかかわらず納付しない者には預貯金調査給与調査に基づき差し押さえなどの法的措置を行い、税の徴収を行っております。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 7 ◯議長島田保継君) 3番沢田洋子議員
    8 ◯3番(沢田洋子君) 他の会計におきましても、この滞納不納欠損という額が年々増えています。こうした今後の納税意識を高める取り組み、また、未収金対策というのは、市民モラルのあるところでさらにモラルをアップするだけにとどまらないようにしていただきたいと思います。あとのことは、委員会で取り上げさせていただきます。  以上です。 9 ◯議長島田保継君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長島田保継君) ほかにないようですので、歳出に入ります。  質疑はありませんか。8番上田浄議員。 11 ◯8番(上田浄君) それでは、認第1号の平成20年度大和高田一般会計決算認定歳出について、質疑を行わせていただきます。  人件費の中の退職手当についてです。近年、団塊世代大量退職早期退職者が続いており、原則退職者不補充によって定員適正化目標年次を2年も前倒しで達成されていますが、これは見方によっては、定員の減らし過ぎという考え方もできるわけでございまして、もちろん現有定員の中で頑張ってこられた職員の皆様の多大なご苦労によって支えられていることは言うまでもありませんが、組織のフラット化プロジェクトチーム化、あるいは業務委託指定管理者制度臨時雇用制度など仕事のやり方の見直しや、さまざまな工夫、工面によって経営努力されてこられたことによって達成されたものと敬意を表するものであります。  しかしながら、職場環境において人と人、人間の中にすきま風が吹いてはいないかと懸念しております。そこでお伺いいたします。退職手当について、退職理由の内訳を教えてください。また、退職者が増えたことについて、市長及び幹部はどういう認識を持たれているのかをお聞かせください。加えて、来年度以降3年間の退職者見込み数もあわせてお教えください。  以上、よろしくお願いいたします。 12 ◯議長島田保継君) 企画政策部長。 13 ◯企画政策部長高橋信夫君) 上田浄議員さんの退職者に関するご質問お答え申し上げます。  まず、平成20年度一般会計における退職者退職理由の内訳でありますが、定年退職者12名、管理職員早期退職制度による退職者3名、勧奨による退職者が14名、普通退職者2名の合計31名でございます。  次に、退職者が予定より増えたことについて、どういう認識かとのおただしでございますが、増えた要因といたしましては、勧奨退職者及び普通退職者が16名に上ったことが上げられます。これらの職員につきましては、個人の事情によるものと考えております。  次に、今後3年間の退職者見込み数でありますが、定年退職者及び管理職員早期退職制度による退職者を含め、一般会計といたしましては、平成21年度が28名、平成22年度が25名、平成23年度が21名の74名の見込みであります。なお、これ以外にも勧奨退職者及び普通退職者が十数名程度出てくるものと思われます。  以上のような状況を踏まえまして、引き続き簡素で効率的な行政組織の整備と公共サービスの安定的な提供を念頭に置きながら、職員数適正化に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 14 ◯議長島田保継君) 8番上田浄議員。 15 ◯8番(上田浄君) 高橋部長、ご答弁ありがとうございました。ご答弁によりますと、今後毎年約30名ずつ90名退職予想が立てられるわけでございますね。しかし、20年度決算では、退職手当基金の積み立てはされなかったし、現在、残高ゼロの状況であります。これも大変懸念されることでありますが、後日決算特別委員会ただしてみたいと思います。  以上、ありがとうございました。 16 ◯議長島田保継君) ほかにありませんか。3番沢田洋子議員。 17 ◯3番(沢田洋子君) 20年度決算は、19年度に続き、2年連続の単年度の黒字決算となったわけですが、これは、長い間にこの間進められてきた行財政改革交付金などの増収が要因にあったと思われます。しかし、この間の行革などの痛みは、市民の限界を超えています。これは、国民生活をつぶした今の政治を変えたいとの声が強く出た今回の総選挙にもあらわれているのではないでしょうか。  本市の今回の歳出についてですが、吉田市長は、これまで市民負担をお願いしてきた中でも、これだけは市民サービスを守ってきた、低下させないと配慮されてきた点をお聞かせください。  次に、教育費についてですが、日本教育機関に対する公的支出の割合を国内総生産比で見ますと、OECD平均の5.0%に対し、日本はわずか3.5%。比較可能な国のうち下から2番目に低い水準です。今、教育予算の水準を高めることは、政府の課題となっています。本市においての教育費を見ますと、構成比率は少し高くなっているのですが、今後の見通しをお聞かせください。  また、今後も市税落ち込みが予測される中で、今回の決算を新年度予算にどのように生かし、赤字解消を行っていく見通しをされているのか、お伺いをいたします。 18 ◯議長島田保継君) 吉田市長。 19 ◯市長吉田誠克君) 沢田議員さんの質問お答えを申し上げます。  まず最初に、市民サービスへの配慮についてでありますが、行財政改革の実行に際し、市民の方々に相応の負担をお願いしているところであります。また、それと同時に職員においても人件費など本市財政再建に向け、削減をお願いしているところでもあります。大和高田市全体で行革に取り組み、少しでも早く赤字体質からの脱却を目指している次第であります。このような状況においても、子どもの安全の確保、少子化対策については配慮いたし、学校の耐震化こども園の建設、そして並びに中和幹線道路の促進など、財政大変厳しい折ではありますが、予算化をしているところであります。  次に、赤字額削減についてでありますが、平成21年度施政方針でも申し上げましたように、将来持続可能な行財政基盤の確立に向け、平成22年度以降においても、新たな行財政改革プランを作成いたし、赤字額削減に取り組んでまいります。  最後に、教育費についてでありますが、当初予算におきまして学校のパソコン教育の充実など、将来を担う子どもたちに対する予算の確保に努めている次第であります。また、行財政改革によりまして、いわゆる箱ものの建設が近年、行っておりませんので、その結果として教育費決算額が少なくなっているのではないかと認識をしております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 20 ◯議長島田保継君) 3番沢田洋子議員。 21 ◯3番(沢田洋子君) 教育予算についてですが、子どもたちを担うこうした予算子どもたちにかかわる予算、これは国の方でも平均値を高めていこうという取り組みがされています。本市でもそうしたいい点は足並みをそろえて行っていただけますように、そして税収入落ち込みの中で赤字を解消していくという、これは市民負担を押しつけて行うのではなく、十分に市民に理解を得た上で、また、吉田市長はこのサービスだけは低下させないんだというものを持って取り組んでいただきたいと思います。こうした点も踏まえて委員会の中で細かくお伺いさせていただきたいと思います。  以上です。 22 ◯議長島田保継君) 13番植田龍一議員。 23 ◯13番(植田龍一君) 平成20年度一般会計決算における光熱水費、この中の水道料金についてお伺いします。この水道料金につきましては、20年度予算特別委員会公共施設全般における水道料金節減節水対策についてお伺いした経緯がございます。節水対策は日々の積み重ねが大切であり、節水に努めていくというふうにご答弁をしていただいておりましたが、この決算でどのような結果、数字になったのかお伺いいたします。 24 ◯議長島田保継君) 財務部長。 25 ◯財務部長柴原修二君) 13番植田龍一議員さんの水道料金節減についてのご質問お答えを申し上げます。公共施設全般にわたります水道料金のおただしでございますので、私の方からお答えを申し上げます。  平成20年度一般会計におきます水道料金決算額は、合計で約1億1,400万円となっております。平成19年度決算額と比較いたしますと、約960万円の節減となっており、具体的には例えば本庁舎の水道使用料で約110万円、共同浴場で約200万円、クリーンセンターにおきまして約380万円、公園管理費で約180万円などが大きな節減額としてあらわれております。その他、多くの部署や公共施設におきまして水道使用料は前年度より減少もしくはほぼ横ばいという結果が出ております。その結果、水道料金当初予算額約1億3,000万円から見まして、不用額が約1,600万円と多額なものとなっております。職員経常経費削減意識の徹底や漏水などの早期発見等、日々の取り組み水道料金節減につながってきていると考えております。今後とも節水の意識を常に持ち、市民の皆様にも水資源の大切さを呼びかけながら、引き続き水道料を含めた経費削減に取り組む所存でございます。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 26 ◯議長島田保継君) 13番植田龍一議員。 27 ◯13番(植田龍一君) ご答弁ありがとうございます。全体の数字と主な施設について教えていただきました。一般会計での水道料合計予算額約1億3,000万円に対し、決算額で約1億1,400万円。不用額が約1,600万円出たということです。前年度と比べましても、約960万円の節減をしていただきました。この数字は全体的に大変ご努力いただいたものと思います。今後も先ほどのご答弁のとおり、経費節減に努めていただきますようお願いいたします。  また、先ほどご答弁いただいた以外の部署や施設市立病院や水道局など特別会計に含まれますものにつきましては、後日開催されます決算特別委員会で詳しく審議をさせていただきたいと思いますので、委員会で報告をよろしくお願いいたします。  以上です。 28 ◯議長島田保継君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長島田保継君) ほかに質疑もないようですので、次に、国民健康保険事業特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長島田保継君) 次に、国民健康保険天満診療所特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長島田保継君) 次に、住宅新築資金等貸付金特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長島田保継君) 次に、老人保健医療事業特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長島田保継君) 次に、下水道事業特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長島田保継君) 次に、駐車場事業特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長島田保継君) 次に、介護保険事業特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長島田保継君) 次に、後期高齢者医療保険事業特別会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長島田保継君) 次に、水道事業会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長島田保継君) 次に、市立病院事業会計決算認定について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長島田保継君) おはかりいたします。本件11議案は、8人をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長島田保継君) ご異議なしと認めます。よって、本件11議案は、8人をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。  おはかりいたします。ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任につきましては、議会委員会条例第8条の規定により     1番  萬 津 力 則  議員   3番  沢 田 洋 子  議員     8番  上 田   浄  議員   9番  平 郡 正 啓  議員     11番  泉 尾 安 廣  議員   13番  植 田 龍 一  議員     15番  西 川 繁 和  議員   18番  中 谷 修 一  議員 以上8人の諸君を指名いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長島田保継君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8人の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第2 議第43号平成21年度大和高田一般会計補正予算(第2号) 外 1 件 42 ◯議長島田保継君) 次に、日程第2、議第43号平成21年度大和高田一般会計補正予算(第2号)ほか、議第51号の2議案についてを一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。8番上田浄議員。 43 ◯8番(上田浄君) それでは、議第43号21年度一般会計補正予算について、2点質疑を行わせていただきます。  まず1点は、地域活性化のための新たな交付金として、経済危機対策臨時交付金事業30の事業につき2億6,035万円計上されています。これについては、麻生内閣における経済対策により創設された地方公共団体向け交付金ですが、奈良県及び県内市町村の経済危機対策臨時交付金合計額は137億1,000万円となっておりまして、本市分としては随分少ないような気もしますが、これは本市が国に提出した実施計画の内容と実際に交付されて実施する内容との差異、ずれはあったのでしょうか。お教えください。  もう1点、第3款、民生費、第3項、生活保護費の住宅手当緊急特別対策事業、離職者への家賃補助として598万円計上されています。1人当たり月額4万6,000円で6カ月分支給するとのことでございますが、これは市民にどのように広報するおつもりですか。また、どのような形、手順で実施するのですか、お教えください。  また一方、県社協が実施主体となっている生活福祉貸付制度も、4年前の6割程度で利用が減る傾向にあり、失業や減収などで生活が苦しくなった人にとって利用しにくく、消費者金融などによる多重債務者を生む一因にもなっているとして、利用要件を大幅に緩和されるようでございます。連帯保証人がなくても借りられ、金利を引き下げ、理由や用途を限定しないなど、雇用保険と生活保護をつなぐ安全網づくりを目指すとしております。これらの制度との連携をどのように考えておられるのですか、お教えください。よろしくお願いいたします。 44 ◯議長島田保継君) 財務部長。 45 ◯財務部長柴原修二君) 8番上田浄議員さんの臨時交付金についてのご質問お答えを申し上げます。  今般、平成21年度国の第1次補正予算によりまして、地方自治体に交付されます地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用いたしまして、総額2億6,000万円余りの補正予算を計上させていただいております。この交付金の対象事業といたしましては、国から示されました4つの分野、具体的には環境対策、少子高齢化対策、安心・安全の実現、教育環境の充実であり、すべての事業に対応いたすところでございます。  また、交付金事業の実施計画につきましては、国、県に提出することが義務づけられており、本市におきましても補正予算として計上いたしております事業を県に提出しているところでございます。これは、県から示されました総額、真水部分といたしまして、1億9,100万円、これはすでに県から提示されました額そのものでございます。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 46 ◯議長島田保継君) 福祉部長。 47 ◯福祉部長(木村修造君) 上田浄議員さんの住宅手当緊急特別対策事業についてのご質問お答え申し上げます。  まず、この事業の趣旨をご説明申し上げます。就職活動を行って就労するためには、住民票や金融機関の口座などが必要となる場合が多く、これらをそろえるためには安定した住居が必要であること、アパート等の家賃は毎月発生する固定的経費であること等から、住居を喪失している等の離職者が就職活動を安心して行えるよう、2年以内に離職し、就労能力及び就労意欲のある方に対して住宅手当を給付する事業で、ハローワークが行っている就労や生活支援の雇用対策を補完する制度として実施するものであります。本市では生活相談を保護課で受けておりますが、離職者から相談があればまず、ハローワークでの就労生活支援相談を受けていただき、さらに生活資金に困っておられる場合には、社会福祉協議会での生活福祉資金貸付制度の利用を検討していただきます。  今回、失業者等に対する総合支援資金が創設されるなど、生活福祉資金貸付制度がより借りやすくかつ貸しやすくの基本方針のもとに、効果的な支援を実施できるよう抜本的に見直しされたところであります。この生活の立て直しのための総合支援資金の利用には、住宅手当の申請が要件となっていることからも、ハローワーク、社会福祉協議会と連携を密にしながら、本事業を実施してまいりたいと考えております。  このような事業の性格から、周知についてはハローワークでの広報が最も肝心と考えておりますが、本市での市民に対する広報については、議会でご承認をいただいた後、広報誌、ホームページで周知を図り、さらに市役所ロビーにチラシの設置を考えているところであります。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 48 ◯議長島田保継君) 8番上田浄議員。 49 ◯8番(上田浄君) 最初質疑では、柴原部長、ご答弁ありがとうございました。経済危機対策臨時交付金は、県の示された指導、内示によって計画したもの、こう解釈したいと思って間違いございませんですね。それから、木村部長、ご答弁いただきましてありがとうございました。失業者や低所得者の就業や自立を効果的に支援できるよう、また、市民がこれらの制度を利用しやすくなるようご配慮いただきますよう要望いたしまして、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 50 ◯議長島田保継君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    51 ◯議長島田保継君) ないようですので、本件2議案は総務財政委員会に付託します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第3 議第44号平成21年度大和高田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 外 9 件 52 ◯議長島田保継君) 次に、日程第3 議第44号平成21年度大和高田市国民健康保険事業特別事業会計補正予算(第2号)ほか議第45号、議第47号から議第50号、議第52号から議第54号、及び議第56号の10議案についてを一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。13番植田龍一議員。 53 ◯13番(植田龍一君) 13番植田龍一でございます。  議第52号大和高田市立こども園条例についてお伺いいたします。  いよいよ来年、平成22年4月1日、(仮称)高田認定こども園大和高田市立高田こども園としてオープンを迎えることとなりました。幼保一元化の施設としても大変注目されております。その施設のオープンに向けての今回の条例制定でございますが、このこども園への入園基準というのか、入園要項はどのようになっているのかお伺いいたします。  皆さんご存じのとおり、幼稚園は平成19年から校区制が取り払われ、現在は市内の希望するどの幼稚園にも入園ができるようになっております。このこども園に入園したいと希望する子どもたちも、平等に受け入れられるのでしょうか。希望者が多い場合は、廃止されたはずの校区制を優先するとか、抽選になる場合も考えられるというふうに聞いておりますが、実際はどのようになっているのでしょうか。お答えください。 54 ◯議長島田保継君) 教育委員会事務局長。 55 ◯教育委員会事務局長(江南博仁君) 13番植田龍一議員さんの高田認定こども園の入所についてのご質問お答えを申し上げます。  幼稚園につきましては、就学前児童に対する教育保育の振興に関する取り組み方針にのっとりまして、平成19年度からこれまでの小学校の附属園から独立園として特色ある園づくりに努めているところでございまして、保護者の希望によりまして幼稚園を選べるようになっております。しかし、小学校校区の幼稚園を選択されているのが実情でございます。高田認定こども園の短時間利用児すなわち幼稚園児でございますが、この定員につきましては、3歳児から5歳児までそれぞれ40名の定員となっておりまして、応募者が定員以下の場合は、希望者全員を受け入れいたします。応募者が年齢別受け入れ枠人員を超えた場合には、小学校校区の幼稚園を選択されております実態を踏まえまして、入園を希望する園児が施設の所在する高田小学校校区に在住していることを優先して決定してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 56 ◯議長島田保継君) 13番植田龍一議員。 57 ◯13番(植田龍一君) ご答弁ありがとうございます。今回、3歳児から5歳児まで各学年40名の定員となっており、現状の実態を踏まえて校区を優先される方針だということであります。幼稚園は保護者が送り迎えをするのが原則であり、保護者にとっても近いにこしたことはないのは言うまでもありません。  しかし、校区となると、このこども園からすごく近い高田以外の校区、またすごく遠い高田校区もございます。距離にしましても3倍以上違うところもございます。そして、もう1つの問題は、4歳児、5歳児については、他の校区の幼稚園でも受け入れられるのですが、3歳児を受け入れる幼稚園は高田市内で唯一ここだけとなります。市民からは、不公平が出るという意見も聞いております。質疑はこれでおきますが、今回初めてスタートする施設、今後のためにもしっかりと考えていかなければならないと思います。詳しくは民生文教委員会でじっくりと議論したいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 58 ◯議長島田保継君) ほかにありませんか。3番沢田洋子議員。 59 ◯3番(沢田洋子君) 議第52号大和高田市立こども園条例の制定についてお伺いします。  8月21日に開かれました民生文教委員会の中で、認定こども園についての概要についての説明がありました。その中で、事前に行ったアンケート調査でも、希望者が定員数を超えていることや、希望者が定員を超えた場合の対応についてなどの問題も明らかになりましたが、こうした対策が決まらないままに開設されることについて、どのようにお考えなのかお伺いします。  また、以前の議会の中で取り上げさせていただきました、他の市立幼稚園での3歳児の受け入れ、これについてその後、検討された点をお聞かせください。 60 ◯議長島田保継君) 教育委員会事務局長。 61 ◯教育委員会事務局長(江南博仁君) 3番沢田議員さんの幼稚園における3歳児の受け入れについてのご質問お答えを申し上げます。  高田認定こども園では、本市といたしまして初めて短時間利用児、すなわち幼稚園児の3歳児を受け入れいたします。認定こども園認定基準といたしまして、定員を定めなければならないこととされておりますので、短時間利用児並びに長時間利用児それぞれの定員を定めているところでございます。応募者が3歳児の定員40名を上回った場合は、施設の収容能力や将来の小学校入学のことなども考慮いたしまして、一定の基準を設けまして高田校区優先で受け入れをいたしたいと考えております。  他の幼稚園での3歳児の受け入れについてのおただしでございますが、平成24年度に開設予定の土庫認定こども園、続いて片塩認定こども園で3歳児の受け入れをいたしたいと考えております。このように、認定こども園から順次受け入れをいたしたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 62 ◯議長島田保継君) 3番沢田洋子議員。 63 ◯3番(沢田洋子君) やはり幼稚園での3歳児の受け入れ、これは市民が求めているものですし、公平な保育という点でも他の幼稚園での3歳児の受け入れ、これについては今後も取り上げてまいりたいと思います。また、本市認定こども園は、県下でも初めての取り組みで、今後のモデルケースとなることも伺えます。今の時点では、大和高田市立であるということや幼保連携型で行う、こういう点は評価できますが、認定こども園、これを新しいものを高田市でつくっていくという点では、市民の声を聞く、そして、市民に知っていただくという点については、本気で取り組んでいただけていないと思います。行政本位の認定こども園、このようにならないように取り組まなければならないという点を踏まえて、民生文教委員会の中で取り上げてまいります。  以上です。 64 ◯議長島田保継君) 8番上田浄議員。 65 ◯8番(上田浄君) 議第54号市立幼稚園保育料入園料徴収条例の一部改正について質疑を行わせていただきます。  市立幼稚園の保育料、入園料の値上げ改定の根拠と財政効果をどのように考えているのですか。お教えください。  以上、よろしくお願いいたします。 66 ◯議長島田保継君) 教育委員会事務局長。 67 ◯教育委員会事務局長(江南博仁君) 8番上田浄議員さんの市立幼稚園の保育料、入園料の値上げの根拠、そしてその財政的効果についてのおただしについてお答えを申し上げます。  市立幼稚園の保育料、入園料につきましては、これまで3年に1回見直しておりまして、直近では平成17年度に料金改定を行い、平成20年度が従来の改定時期でございましたが、料金を据え置いた関係で5年ぶりの改定となります。現在の市立幼稚園における保育時間は、月水金の週3日が8時30分から14時まで、火木が8時30分から11時30分までとなっておりますが、平成22年4月からは月曜日から金曜日の毎日14時まで保育をいたします。今回、幼稚園における保育時間を延長することにより、内容の充実も図ってまいりますので、平成19年度の基準額に合わせまして現行の月額6,100円から200円アップの月額6,300円、年額にいたしまして7万5,600円に改定するものでございます。なお、入園料につきましては、保育料に連動して改定しておりまして、現行の4,400円から4,600円に改定するものでございます。  また、財政的効果につきましては、平成21年度の園児数で試算いたしますと、保育料で92万4,000円、入園料で3万5,000円の増額を見込んでおりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 68 ◯議長島田保継君) 8番上田浄議員。 69 ◯8番(上田浄君) 江南事務局長、ご答弁ありがとうございました。  市立幼稚園を利用する父母の皆さんに文書で通知したり説明会を行うなどの措置を講じて、わずかな値上げでも可処分所得が減少している子育て世代の家計には、反応は敏感でありますので、よくご理解ご納得いただくよう要望いたしまして、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 70 ◯議長島田保継君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長島田保継君) ほかに質疑もないようですので、本件10議案は民生文教委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第4 議第46号平成21年度大和高田市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 外 1 件 72 ◯議長島田保継君) 次に、日程第4 議第46号平成21年度大和高田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)ほか議第55号の2議案についてを一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長島田保継君) ないようですので、本件2議案は環境建設委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 74 ◯議長島田保継君) 以上で、本日の日程は終了いたしましたので、これで散会し、明日8日から9月15日まで休会とし、9月16日に再開いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長島田保継君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日は、これをもって散会いたします。            午前10時40分散会 Copyright © Yamatotakada City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...