佐世保市議会 2001-03-15 03月15日-07号
現在、市の所有でない私物としての、すなわち町内や部落で設置している防火用水槽が、市内に127カ所前後存在するかと思います。そして、日ごろの維持管理は、町内あるいは消防分団、分駐所で実施されている。当然、火災発生時には活用をしなければならない。ところが、私物防火用水槽の安全性保持、あるいは水漏れ等の町内や部落で施工するには費用がかさむ改修等にかかわる補助制度がない。
現在、市の所有でない私物としての、すなわち町内や部落で設置している防火用水槽が、市内に127カ所前後存在するかと思います。そして、日ごろの維持管理は、町内あるいは消防分団、分駐所で実施されている。当然、火災発生時には活用をしなければならない。ところが、私物防火用水槽の安全性保持、あるいは水漏れ等の町内や部落で施工するには費用がかさむ改修等にかかわる補助制度がない。
自治大学校編集の戦後自治史によりますと、農村部では部落会、都市部では町内会と呼ばれる地域住民組織は、遠く明治時代以前から存在したものであり、共同で生産を営んでいく自然村であり、生活を営む隣保共同体としての性格を持ったものであります。その当時は、今日のような自治体行政ではありませんので、自分たちが住み、生活を営んでいる地域の抱える問題は、自分たちで解決しなければなりませんでした。