平戸市議会 1998-12-01 12月09日-01号
堺屋太一経済企画庁長官は、一面作家でもあります。最近の著書で「時代末」その上巻では「戦争と奇跡の成長、激動百年をつくった人、組織の盛衰に迫る」、下巻では「日本を巨大な近代工業社会に変貌させた一つの時代が終わり、知価──いわゆる知識の値でありますが、知価社会が始まった」、結びとして「過渡期としての平成、日本の近代は昭和で終わった。
堺屋太一経済企画庁長官は、一面作家でもあります。最近の著書で「時代末」その上巻では「戦争と奇跡の成長、激動百年をつくった人、組織の盛衰に迫る」、下巻では「日本を巨大な近代工業社会に変貌させた一つの時代が終わり、知価──いわゆる知識の値でありますが、知価社会が始まった」、結びとして「過渡期としての平成、日本の近代は昭和で終わった。
さて、今日の国勢の状況については、各位御承知のとおりでありますが、小渕内閣は元総理大臣を大蔵大臣に、堺屋太一氏を経済企画庁長官に異例の抜てきをし、国の経済運営と景気回復を念頭に東奔西走されているものの、いまだにその見通しすら立たない状況にあります。 一昨日の堺屋経済企画庁長官は、九月の月例経済報告で景気は極めて厳しい状況にあると報告、前月の低迷状態が長引き甚だ厳しいから総括判断をさらに後退させた。