長崎市議会 2021-06-28 2021-06-28 長崎市:令和3年第3回定例会(5日目) 本文
また、被爆10年後から現代に至るまでの展示につきましては、復興の歴史だけではなく、被爆者運動から核兵器禁止条約の発効に至った経緯や近年の国際社会の動きなど、新たな視点を常設展示に加えてほしいとの意見もいただいているところです。
また、被爆10年後から現代に至るまでの展示につきましては、復興の歴史だけではなく、被爆者運動から核兵器禁止条約の発効に至った経緯や近年の国際社会の動きなど、新たな視点を常設展示に加えてほしいとの意見もいただいているところです。
次の6ページは、上段が長崎原爆被災者協議会会員の被爆証言や被爆者運動などをまとめた記念誌で、8月9日に発行されました。市内の小中学校や県内の大学、図書館などに寄贈されることになっております。下段は、50年前の昭和45年発行の被爆者を写した写真集長崎の証言の増補改訂版で、7月22日に復刻出版されました。
今回、故谷口稜曄氏に栄誉市民の称号を贈与しようとする理由でございますが、同氏は、被爆者運動に立ち上げから携わられるなど、長年にわたり被爆者の援護の充実、被爆の実相の継承、核兵器廃絶のための活動に取り組んでこられました。
一方では、長いこと核廃絶運動、被爆者運動の先頭に立ってこられた谷口稜曄さん、背中が赤く焼けただれた写真で有名です。また、元長崎大学学長で医師の土山秀夫さんが相次いで亡くなるという出来事もありました。本当に残念です。 この問題での1点目の質問は、7月7日に国連で採択された核兵器禁止条約についてです。
さらに「原爆後の70年-長崎の記憶と記録を掘り起こす」として、戦後復興やこれまで行われてきた被爆者運動の70年間の歴史などについて編さんし、3月までに記録集として発行いただく予定となっております。 私からの説明は以上でございます。
昨年制定された被爆者援護法は、長年の被爆者運動を反映し、所得制限の撤廃や特別葬祭給付金を原爆投下時の死没者にさかのぼって支給するなど評価できる前進面もあります。しかし、国家補償の理念が明記されなかったこと。死没者への弔意を示す特別葬祭給付金の支給対象を被爆者手帳を持つ遺族に限定し、被爆者年金も実現しなかったなどの問題点を残しています。