松浦市議会 2020-09-01 令和2年9月定例会(第2号) 本文
その間、多くの遺物が発見され、鷹島は一躍「元冦のしま鷹島」として有名になったわけですが、特に平成23年は琉球大学、池田教授らのチームにより、1隻目の元の沈没船の一部が発見され、このことにより、日本で初めて鷹島神崎遺跡が国の史跡の指定となっております。 さらに、平成27年には2隻目の元の沈没船が発見され、今や日本での水中考古学の拠点となっていると言っても過言ではありません。
その間、多くの遺物が発見され、鷹島は一躍「元冦のしま鷹島」として有名になったわけですが、特に平成23年は琉球大学、池田教授らのチームにより、1隻目の元の沈没船の一部が発見され、このことにより、日本で初めて鷹島神崎遺跡が国の史跡の指定となっております。 さらに、平成27年には2隻目の元の沈没船が発見され、今や日本での水中考古学の拠点となっていると言っても過言ではありません。
鷹島海底遺跡については、平成30年度からの3カ年の計画として琉球大学池田教授を研究代表者とする科学研究費助成事業「蒙古襲来沈没船の保存・活用に関する学際研究」が実施されております。その中で、これまで未処理であった大型の隔壁板の保存処理に取り組むこととされており、これは本市が将来的に目標としている元寇船の引き揚げにつながる重要な研究でもあることから、積極的に協力してまいります。
23年10月には琉球大学池田教授を中心としたメンバーによる調査で元寇船とわかる船底が発見され、元寇の島鷹島がまた大きな注目を浴びたのは記憶に新しいところでございます。 また、平成24年3月には海底遺跡としては国内初となる国の史跡に指定され、いよいよ本格的に動き始めたというふうに感じたところでございます。