佐世保市議会 2016-12-08 12月08日-02号
「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている」という冒頭で始まる「坂の上の雲」を読んだ方は多分多数おられると思いますけれども、著者は司馬遼太郎です。これは日清・日露戦争の物語です。
「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている」という冒頭で始まる「坂の上の雲」を読んだ方は多分多数おられると思いますけれども、著者は司馬遼太郎です。これは日清・日露戦争の物語です。
先日、委員会の視察で伺った松山市では、豊かな歴史と文化遺産を生かし、同市が舞台となった司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」をモチーフに、主人公の秋山兄弟や正岡子規らが抱いた志と努力、夢や希望をまちづくりに取り入れ、まさにストーリー性にこだわった観光振興に取り組んでおられました。
私は、いまの日本人は明治の日本人が目指したあの坂の上の雲を見失っているのではないかと感じるわけであります。いまの政府はこの国をどこへ導こうとしておるのか、この国の形をどうしようとしているのか、わかりません。その原因の一つには、敗戦後のGHQによる太平洋史観、東京裁判史観等のすり込みによる、要するに自虐史観による教育の影響があるというふうに私は考えております。
一つ目に、「坂の上の雲」放映にちなむ観光振興について。 NHK大河ドラマ放映終了後の12月にテレビドラマ「坂の上の雲」が第3部最終章として放映をされます。このドラマは、港町佐世保を観光資源として売り出す絶好の機会であると考えます。 「坂の上の雲」放映にちなんだ観光振興をどのように考えていくのか、お尋ねをいたします。 また、西九州自動車道路が一昨日佐々インターチェンジまで開通いたしました。