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令和 2年第2回臨時会(第1日 8月 4日)

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  1. 時津町議会 2020-08-04
    令和 2年第2回臨時会(第1日 8月 4日)


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    最終取得日: 2021-04-29
    令和 2年第2回臨時会(第1日 8月 4日)               令和2年第2回臨時会 (令和2年8月4日)  出席及び欠席状況  出欠議員   出席15名   欠席 1名   議席番号   氏   名  出欠  議席番号    氏   名   出欠     1   森   孝太郎  出    9    中 原 裕 子   出     2   濵 﨑 一 敏  出   10    新 井 政 博   出     3   大 塚 俊 久  出   11    山 上 広 信   出     4   平 埜   靖  出   12    矢 嶋 喜久男   出     5   川 原 貴 光  出   13    相 川 和 義   出     6   濱 﨑 幸 德  出   14    川 口 健 二   欠     7   山 口 一 三  出   15    濵 田 孝 則   出     8   浜 辺 七美枝  出   16    山 脇   博   出 議会事務局  事務局長     松 尾 祐 二   補助職員      中 上 真 紀 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名
     町長       吉 田 義 德   建設部長      江 頭 春 彦  副町長      森   達 也   水道局長      朝 長 郁 雄  教育長      相 川 節 子   教育次長      松 園 喜 秀  総務部長     前 田 純 孝   教育総務課長    栗 山 浩 毅  福祉部長     大 石 三 幸   学校教育課長    帶 山 保 磨 議  事  日  程                   開会開議 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期決定 日程第3 諸般報告 日程第4 議案説明      議案第67号 財産取得について〔1人1台端末整備事業におけるPC端末             購入〕      <議案研究>      議案審議 日程第5 議案第67号 財産取得について〔1人1台端末整備事業におけるPC端末             購入〕                   閉議、閉会              (開会開議 午前10時15分) ○議長山脇 博君)  ただいまから、令和2年第2回時津町議会臨時会開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元配付のとおりであります。             ~日程第1 会議録署名議員指名~議長山脇 博君)  日程第1、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、1番、森孝太郎君、2番、濵﨑一敏君を指名します。                ~日程第2 会期決定~議長山脇 博君)  日程第2、会期決定の件を議題とします。  お諮りします。  本臨時会会期は、本日1日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、会期は本日1日間に決しました。                ~日程第3 諸般報告~議長山脇 博君)  日程第3、諸般報告を行います。  議長としての報告事項は、お手元配付のとおりであります。  したがって、朗読を省略します。  以上で、諸般報告を終わります。                ~日程第4 議案説明~議長山脇 博君)  日程第4、議案第67号を議題とします。  提出者町長議案説明を求めます。  町長。 ○町長吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  本日は、令和2年第2回時津町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員皆様には、御健勝で御出席を賜り、誠にありがとうございました。  まず、皆様御承知のとおり、このたびの令和2年7月豪雨では、熊本県を中心として、九州や中部地方中心に記録的な大雨となり、甚大な被害が出ております。  尊い命を落とされました方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  まだなお多くの方が避難生活を余儀なくされており、本町といたしましては、被災地への支援として、7月24日から8月1日までの間、本町職員1名を熊本県球磨村へ派遣し、避難所の運営などを行ったところでございます。  被災された皆様が、一日も早く安心して日常生活を過ごせることを願っておるところでございます。  長崎県でも7月6日に大雨特別警報が発表されました。これを受けて、本町におきましても、町内全域避難勧告を発令し、最大44世帯69名の方が避難をされました。道路の冠水やがけ崩れ等が数件確認されましたが、人的被害はございませんでした。  今後もいつ起こるか分からない災害に万全の備えをしてまいります。  また、新型コロナウイルス感染症につきまして、長崎県内での感染が拡大しております。  本町では、3月16日に時津新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、各種感染予防対策情報提供を行い、町民の皆様不要不急外出自粛や基本的な感染症予防を踏まえた行動の御協力をいただきながら、町内感染発生予防に取り組んでまいりましたが、8月1日に初めて3名の感染者が確認されました。  罹患された方の一日も早い回復をお祈りいたしますとともに、今後とも感染症予防対策の周知を図り、感染症予防の取組を強化してまいりたいと思います。  それでは、今議会で御審議いただく議案第67号、財産取得について御説明いたします。  本議案は、文部科学省が推進するGIGAスクール構想に基づき、町立小中学校児童生徒1人に1台学習用コンピュータ端末整備するための物品購入契約でございます。  本契約に当たりましては、長崎市町村行政振興協議会が行う「1人1台端末整備事業におけるPC端末共同調達」に時津町、長崎市、佐世保市、島原市、大村市、平戸市、松浦市、壱岐市、西海市、波佐見町、佐々町、新上五島町の計12団体参加し、7月16日に入札を執行いたしました。  その結果、扇精光ソリューションズ株式会社が落札し、消費税を含め1億2,345万9,600円で契約を締結しようとするものでございます。  購入する端末は、長崎県が推奨するGoogle Chrome bookのWi‐Fiモデルで、台数は、町立小中学校児童生徒用授業を行う教職員用及び故障対応のための予備用を含めて2,820台でございます。納期限は、令和3年1月29日としております。  つきましては、議会議決に付すべき契約及び財産取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会議決をお願いするものでございます。  以上で、議案第67号の説明を終わります。よろしく、御審議賜りますようにお願いいたします。 ○議長山脇 博君)  議案説明を終わります。  これから、議案研究のため暫時休憩します。               (午前10時22分 休憩)               (午前11時30分 再開) ○議長山脇 博君)  休憩前に引き続き会議を開きます。               ~日程第5 議案第67号~議長山脇 博君)  日程第5、議案第67号、財産取得について〔1人1台端末整備事業におけるPC端末購入〕の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  10番、新井君。 ○10番(新井政博君)  今回の議案第67号、これは教育長にお尋ねしますけれども、時津町においてはICTを活用した学習はかなり充実して進んでいると思います。これは大変すばらしいことだと思っておりますけれども、文部科学省が今度奨励するGIGAスクール、これがどの構想について、なぜこれが今必要なのかということを具体的に、GIGAスクールとは、構想は何かということをやっぱり詳しく教えてもらわないと分からないと思うんです。  それとクラウド、併用したクラウドを使う、クラウド化ですか、ここら辺も含めたところで簡単に説明していただいて、もう少し詳しく説明するということであれば、教育長、後で文書で構いませんので。ひとつそこら辺を取りあえずは教えていただけませんか。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)
     私のほうからお答えいたします。  まず、GIGAスクール構想についてでございますけれども、こちらのほうについては、現在社会におきまして、今まで学校では鉛筆とかノートを使って授業等をやっていますけれども、社会においてはこれにパソコンが入っております。そういった社会情勢に合わせるため、今の小学校、中学校義務教育のところからその社会に適合するようにしなければいけないと、それが世界的にも日本は遅れているというところが基本的なところにございます。  結局パソコンも、いわゆる、今となっては鉛筆ノートや消しゴムと同じようなところでの扱い方が必要とされているというところで、それを見据えてGIGAスクール構想のベースとなっております。  これに合わせて、これまで日本教育として培ってきました先生方のスキル、こういったものと新たなパソコンを使ったところで融合をさせて、より高度な、深度の深い教育をしようというところが考え方でございます。  それから、クラウドなんですけれども、クラウドにつきましては、インターネットでつながって、いわゆる、サーバーが別にあるわけです。そこの中にソフトウエアとか、あるいは作ったデータ、こちらのほうを保存するということで、通常ならば、今まででしたら手元パソコンの中にソフトウエアが入ったりとか、作ったデータを保存すると。それを動かすためには、いわゆる高性能パソコン、たくさんのソフトウエアを動かしてたくさんのデータを保存するということで、高性能の能力を持ったパソコンが必要ですし、たくさんの容量を保存するためのハードディスクも必要ということですが、これをクラウドにすることによって手元に置かなくていいと。そちらのほうのクラウド上のサーバーというのは物すごく大きいものですから、そういった容量の制限もないと。そういったことで、手元パソコンがすごく軽い状態で使える。また、セキュリティもそれだけ深くしなくても済むというようなことがございますので、クラウド化というような方向で進んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  教育長。 ○教育長相川節子君)  今の課長の答えに合わせて、私のほうからもお答えいたします。  このGIGA構想で一番狙っていることは、子供たちが個別最適化された学び、つまり、算数なら算数授業の中で、スタートは一緒でもそれぞれの子供たちによって理解度が違います。そうしたときに、どんどん分かって先に行く子は、やはり応用的な教材を与える。そして、途中でつまずいている子は、またそこを今度は元に戻って復習をさせながら理解をさせて次に進ませるというふうな、それぞれ一人一人の理解度、それをやはりきちっと押さえた上で、そして伸ばしていくという、つまりそれは、個別に、その子によって一番最適な授業の流し方を一人一人組み立てていくと。そういう意味でこのオンラインの授業というのが非常に、今後、子供たちの一人一人の学習の質を高め、そして充実していく、そういうツールであると。そういうことからこの授業が始まっていると思います。  それと併せて、やはり社会とつながる、探求的な学びということを、もっともっとやはり、授業の中以外に、インターネットの中の世界を広げて実現していくと。そして、今回のコロナによる実証で、災害等における遠隔授業ということで、全ての子供たちの学力の保障ができると。そういう意味でこのGIGAというのは狙いがあると思います。  以上です。 ○議長山脇 博君)  10番、新井君。 ○10番(新井政博君)  分かりました。  それで、大まかな構想としては、一人一人の格差があるのを標準化して把握していくということで解釈していいのでしょうか。  それで、このGIGAスクール構想のこれについてのフローをつくっていただくことはできませんか。  そうでないと、どこからどうなってどうなっていくというのが頭の中で理解できないので、分かりやすく、我々もGIGAスクールとはこんなもんだよと説明できるようにフローの構図をつくっていただきたいと思っておりますけど、いかがですか。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  フロー図につきましては作成をしたいと思います。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  2番、濵﨑君。 ○2番(濵﨑一敏君)  このGIGAスクール構想教育の中のIT化という問題を私は今度質問させていただこうと思ってある程度整頓しております。18年から22年にわたって5か年計画でこれをやっているわけです。LANをそろえて、そして1人1台端末を持つということなんですが、これはまた質問のときにしっかりさせていただきますけど、今お聞きしたいのは、1人1台端末を持つようになっていますが、パソコンを使える子ばっかり、どうなんでしょうか、小さい頃から訓練しているのでしょうか。一人一人のパソコンが使える、端末が使えるように教育をするというのはどういう、一言二言でいいのですが、22年度までは予算がつくわけですから、23年度からはもう1人1台持っているはずなんですよね。その場合の訓練について、ちょっと、端っこの問題ですけど、本筋はちゃんと9月に質問させていただきますけど。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  まず、1人1台パソコン整備ですけれども、議員おっしゃるとおり、当初は5か年計画でそろえることになっていました。ただ今回、国のほうでそれを加速させようということで、1人1台パソコンを実現するために補助金をつけて、1人1台を早くするということで、今回の購入で1人1台というのが実現するということにまずなります。  それから、今度子供たちに配った後の教育ですけれども、使い方も含めて、具体的には学校のほうの授業でいろいろなソフトを使いながらやっていくことになりますが、それも学校教育の中で今後進めていくということになります。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑ありませんか。  12番、矢嶋君。 ○12番(矢嶋喜久男君)  運用のことでちょっとお尋ねしたいんですけれども、2,820台やったですかね、入れるわけですけど、これ、個人個人に全てやるということだと思うんですけど、ふだんの保管はどういうふうに考えてあるのかというのと、それと、年度が替わったときに、この処理方法というのか、そこらはどういうふうに考えてあるのですか。  例えば、今使っている人がそのまま持ち上がるというのはいいと思うんですけれども、新しくした場合には、消毒とか、やっぱりいろんなコロナの問題というのが乗ってくるだろうと思っておるんですけれども、そこらの対処をどう考えてありますか。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  まず、保管の問題ですけれども、これは学校のほうに保管庫を置きまして、充電もしないといけないもんですから、そちらのほうで一括で管理をするようにしております。  それから、パソコンの利用ですけれども、先ほどクラウドの話がございましたけれども、パソコンの中には個人データというのは残らないものですから、どのパソコンからでもどの人でもアクセスができる、使えるということになっておりますので、ずっと持ち上がりで持っていくというふうなやり方にはならないと思います。  それから、消毒につきましては、授業の前、いわゆる使用する前と後での消毒をしながら、そこは使っていこうというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  12番、矢嶋君。 ○12番(矢嶋喜久男君)  消毒については十分やっていくということですからいいと思うんですけど、特に今、コロナの問題で、人が使った分はあまり使いたくないというような風潮が出ていると思うんです。だから、特に消毒関係については十分配慮をしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  以上です。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺美枝君)  この一般競争入札に関してなんですけれども、この一社、扇精光ソリューションズ株式会社しか載っていませんけれども、ほかに入札に関わった業者がいるのか。  あと参加団体12団体と書いてありますけれども、21市町村あるうちで、12しか団体が入っていませんが、それはどういうわけなのか。参加されていない市町村はどういう理由参加されなかったのかというのをちょっと説明をお願いします。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  まず、最初入札参加したのは1社のみでございます。扇精光ソリューションズ株式会社のみの入札参加でございます。  それから、2点目のほかの市町村参加をしていない理由ですけれども、これは共同入札をするに当たりまして、そこそこの自治体で導入する機器とか考え方がございますので、そこのところで同じ考え方がそろったところだけが参加をして、今回の入札を行っているということでございます。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺美枝君)  この1社しか入札されていない、その理由が分かれば教えていただきたいです。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  今回の入札につきましては、長崎県の市町村振興協議会のほうでの統一のに出すということになっております。ここのほうで募集を行ったところ、1社しか応募がなかったということでございます。その原因については、どういうことかということで一応協議会のほうに聞いてみたんですけれども、確定ではないのですが、今回の入札というのは非常に多くの自治体のところが参加をしておりますので、それだけ全体金額としてはかなり多くて、30億を超えるような額になっています。となると、実際に入札参加した後の資金の問題も出てくるので、そういったことも影響したのではないかというふうに聞いております。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺美枝君)  3回しか聞けないのでいいです。分かりました。  時津町は2,820台、あと全体でどれぐらい入札、12団体全部で幾ら購入したということと、あとパソコンメンテナンスというのはどこが今後していくのか。できれば地元の業者にできないものなのか。最後なんですけど、教えていただきたいです。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  まず1点目の全体で何台の購入かというところでございますけれども、こちらのほうは全体で6万6,577台ということになっております。  それから、2点目のメンテナンスですけれども、基本的な内容については、いわゆる機械のメンテナンス自体は1年間の保障の中で行っていくことになります。  やり方としては、故障した部分があるところにつきましては、メーカーのほうに送って、修理をして送り返してもらうというふうなことになっております。  それから、通常設定につきましては、クラウドのほうに今度移行しますので、クラウドの中で一括して各パソコン設定ができるというふうな機能がありますので、そちらのほうで各々進めていくというふうになっております。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  パソコン共同入札をされているんですけれども、これでメリットと考えるところ、あまりにも台数も多いし、それぞれにしたほうが、価格的なことも含めて、それぞれのほうがいいのではないのか。その後のメンテナンスとか、そういうのを考えてもそれぞれがよかったのではないのかなと。あまりにも多過ぎてどうなのかなと思ったりもします。  そこら辺は何か不都合を感じているところはないのかというのを一つお聞きしたいです。  それと、今後取扱いに関して。これに教えてくれる人というのが要ると思うんですけれども、以前、電子黒板のときにはメーカーさんが来ていたようですが、今回はそのような説明員みたいな方はどういうふうにしようと思っていらっしゃるのかというのを一つ
     それと、遠隔授業をできるようにということでさっき教育長のほうから説明があったんですけれども、今後またコロナがひどくなってきて学校が休まないといけないとなった場合に、前も質問しましたけれども、そのあたりを含めてどうにかしようというような考えはその後出てきてないのでしょうか。  以上、3点お願いします。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  まず、共同入札メリットでございますけれども、これは少ない数を買うよりも多くの数を買ったほうがスケールメリットが出てきて、購入するほう、いわゆるメーカー側もその調達をするときに、それから私たちの買うときにメーカー側のほうが多く買うことによって価格を下げることができるということがございますので、そういったところを狙って同じようなものを買う市町村が集まって全体の大きさを大きくすることによって価格を下げようというやり方でございますので、そこにメリットがございます。  それから、2点目ですけれども、いわゆる導入した後の教育、まず先生方になると思いますけれども、こういったところにつきましては、県のほうと、今回の分はグーグルのほうがOSを入れておりますので、グーグル社のほう、こちらのほうで基本的な設定とかについてサポートが入るような形になっています。  それから、個々の学校の分については、今ICTサポートをする職員がございますので、こういったところからもサポートしながら、使い方についての説明とかアドバイスをしながら進めていこうというふうに考えておるところでございます。  それから、3点目のところの遠隔授業につきましては、今回システムにおいても遠隔授業ができるような仕様になっておりますので、そういったところについては、そういったコロナとかで休業とかが出た場合の使用につきましては、考慮していくというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  価格的に安くなっているということで言われたんですけど、大体どのぐらい1台につき安くなったというふうに考えていらっしゃるのか。  それと、遠隔なんですけれども、学校内では遠隔ができるような設備が多分入っていると思うんですけど、各家庭に関しては難しいということだったんですけど、そこら辺はまだこれから考えていくことなんですか。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  まず、最初のどのぐらい安くなったのかというところでございますけれども、落札率予定価格に対しまして、98.7%でございます。予算額に対しては97.29%で、大体344万円、予算からすると安くなっているというふうな状況でございます。  今回、落札率部分につきましては、国のほうで補助を行いますけれども、その金額を4万5,000円ということで最初から設定をしておりました。そういったことで、メーカーのほうもそこを目標に開発をしているという背景があると思っておりますので、そういったところから大幅な落札率を下げることができないのではないのかなというふうには考えております。  2点目のほうです。学校のほうは校内LANで当然結ぶということで、家庭と結ぶときにつきましては、家庭のほうの、いわゆるインターネットの接続環境というのが必要になりますので、そういったところで、今のところ、この間6月に各家庭の調査をしたところで、大体何らかのインターネットに接続する環境がある家庭というところが、全体の97.7%ぐらい今あるということになっているので、ここに入っていない方々につきましては、各家庭である程度の準備をお願いしたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  3番、大塚君。 ○3番(大塚俊久君)  いろいろ質問が出ましたので。1点だけお願いします。  この端末機、2,820台購入ということですけど、台数も結構ありますし、これからの維持費、メンテナンス面で金額的にも多額になると思いますけど、この端末機の耐用年数はどれぐらいだと考えておられますか。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  具体的な耐用年数というところは難しいものがありますが、参考としまして、役場のほうの事務パソコンでやっているところ、あるいは、今学校で校務用パソコンとして入れているところですけど、基本的には最低5年間です。それから状況を見ながら1年、2年延ばしたりということなので、5年から7年ぐらいの耐用年数があると思っております。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  5番、川原君。 ○5番(川原貴光君)  例えば、児童生徒がパソコンをちょっと壊してしまったとか、そういった場合には違反金とか罰則金とか、そういった規定もあるわけですか。 ○議長山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長帶山保磨君)  お答えいたします。  基本的には家に持って帰るときの故障といいますか、そういったことが起こったこと等の、1年間はメーカー保証がついておりますけれども、それ以降については、今のところ検討中ということでございます。個人負担にするのか、あるいは、一部負担していただくのか、全部役場のほうで持つのかという部分については。そういった取扱いの注意点というのも併せて、学校、子供のほうにもお伝えを今後していかなければいけないというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第67号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で、本臨時会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  これで、令和2年第2回時津町議会臨時会を閉会します。  お疲れさまでした。              (閉議、閉会 午前11時55分)...