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令和元年第2回定例会(第3日 6月 6日)

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  1. 時津町議会 2019-06-06
    令和元年第2回定例会(第3日 6月 6日)


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    令和元年第2回定例会(第3日 6月 6日)               令和元年第2回定例会 (令和元年6月6日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠  議席番号    氏   名   出欠     1   森   孝太郎  出    9    中 原 裕 子   出     2   濵 﨑 一 敏  出   10    新 井 政 博   出     3   大 塚 俊 久  出   11    山 上 広 信   出     4   平 埜   靖  出   12    矢 嶋 喜久男   出     5   川 原 貴 光  出   13    相 川 和 義   出     6   濱 﨑 幸 德  出   14    川 口 健 二   出     7   山 口 一 三  出   15    濵 田 孝 則   出     8   浜 辺 七美枝  出   16    山 脇   博   出 議会事務局  事務局長     松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名
     町長       吉 田 義 德   建設部長      江 頭 春 彦  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    菊 野 一 朗  総務部長     前 田 純 孝   農業委員会事務局長                               濵 崎 憲 睦  総務課長     太 田 信 孝   区画整理課長    大 串 亮 治  企画財政課長   出 岐 貴 弘   都市整備課長    久保田 慎 一  行政管理課長   野 田 秀 樹   水道局長      朝 長 郁 雄  税務課長     帶 山 保 磨   上下水道課長    大 宅 啓 史  福祉部長     大 石 三 幸   会計管理者兼会計課長                               溝 上 辰 雄  福祉課長     中 尾 博 英   教育次長      松 園 喜 秀  保育所長     平 子 末 代   教育総務課長    栗 山 浩 毅  国保・健康増進課長          社会教育課長    蒔 添 浩 明           成 富 義 徳  高齢者支援課長  今 西 加津子   学校教育課長    岡   由紀子  住民環境課長   永 尾 和 敏   選挙管理委員会委員長                               宮 部 武 夫 議  事  日  程                    開  議 日程第1 一般質問(森孝太郎議員川口健二議員・平埜靖議員)       森   孝太郎 議員         1 町内の投票率について         2 元村一打坂地区の避難場所について       川 口 健 二 議員         1 高齢者の現状と今後の対策について         2 少子化問題について         3 学校における暑さ対策について       平 埜   靖 議員         1 町道の安全対策・管理について      議案審議 日程第2 議案第34号 専決処分の承認を求めることについて〔令和元年度時津町国民             健康保険特別会計補正予算(第1号)〕 日程第3 議案第35号 時津町道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例 日程第4 議案第36号 時津町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第37号 時津町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第38号 時津町都市公園条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第39号 時津町森林環境基金条例 日程第8 議案第40号 令和元年度時津町一般会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第41号 令和元年度時津町介護保険特別会計補正予算(第1号)                    散  会               (開議 午前 9時30分)                ~日程第1 一般質問~ ○議長(山脇 博君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。  日程第1、前日に引き続き、一般質問を行います。  質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。  なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えます。  まず、1番、森孝太郎君。 ○1番(森孝太郎君)  おはようございます。1番、森孝太郎です。よろしくお願いします。  私は、4月に行われました町会議員選挙で、611票という格段なる御支援をいただきまして当選することができました。この場をおかりして感謝を申し上げます。  私が立候補したわけは、この6年間、元村地区自治会活動を通じ、時津町のよさを感じるとともに、地域活動の必要性、りんぽ、昔でいう隣組のことなんですけど、そちらの大切さをさらに町民の皆様に知っていただくことと、40代、50代の同世代に町政に関心を持っていただけるよう、私の活動を皆様に伝えていくことで、いい意味で皆さんを巻き込んで、ともに考え、ともに行動していくことによって、今後の町政や時津町の発展のために、全員参加のまちづくりができるよう、さらに私みたいに若い方に今後政治に目を向けていただき、町議や県議を目指していただけるように頑張ってまいります。  先日、濵﨑議員が町の隅々まで回られると言いましたけど、私も新人らしく、負けずに回っていこうと思っています。私の場合は車で回りますけど。  その際、陳情や苦情だけではなく、謝意や賛辞など、職員さんに届けていく所存であります。  なれない点も多々あり、未熟でありますが、言葉の行間を汲んでいただきまして、よろしく御答弁のほうをお願いいたします。  それでは、質問に入ります。2問の5点あります。  まず、4月に行われました統一地方選挙の投票率、町内の投票率についてです。  4月に行われました統一地方選挙の、前半、後半、2度行われましたけど、とても低い結果になっていると聞いております。この件に関しましては、町内だけじゃなくて、全国的に言われることなんですけど、県内でも低い時津町においては、今後改正することによって、逆に全国に模範になるような形で行っていきたいと思います。  今後、私自身も政治活動する中で、投票率の向上のためにできる限りの行動はしていく所存でありますが、ことし7月には、参議院選挙も控えている中で、特に若年層向けにさらなる働きかけが必要かと思われます。  ①昨今、投票率が向上できていない原因と今回の統一選挙での投票率向上のために行ったアクションをお聞かせください。  ②第6投票所(元村1地区)にある長崎外国語大学アンぺロス寮は、留学生も含めて300人いるのですけど、その中に200人弱の日本人がおり、アンペロス寮自体は住民票を移すことが必須となっているようです。この寮だけでも第6投票所の有権者数の7から8%に当たると思います。  通学路などにはポスター掲示板もなく、横尾に行く道が、皆さん候補者の方も、時津町とは思っていなくて、長崎市という勘違いもされている方もいると思うので、選挙カーも余りアンペロス寮のほうまで行っていなかったと思われます。ですので、候補者を知るすべが少なかったと思われます。アンペロス寮に限らず、50世帯以上の大型のマンションとかは、結構、今時津町に建っております。ですので、敷地外にはなると思うのですけど、入り口付近にせめてポスター掲示板が加増をすることをお願いしたく思いますけど、町の見解をお聞かせください。  ③高齢化になっている時津町も期日前移動投票所及び期日前移動投票車の検討も必要かと思いますけど、町の見解をお聞かせください。  2番、元村一打坂地区の避難場所についてなんですけど、現在、私も住んでいます元村一打坂地区に関して、現在避難場所としてカナリホールや役場、中央公民館になっていると思います。しかし、長崎市との境のために、役場だとか中央公民館に行くのが、結構遠く感じています。打坂地区の皆さんも、役場に避難するという感覚は余りなく、近くのドンキホーテだとか、そちらのほうに行けば大丈夫だろうという感覚を持っています。ですが、近くに滑石公民館滑石小学校があります。ですので、避難しやすい環境がある中で、今現状、境目が、言い方は変ですけど、邪魔になっていると思います。  ①今後避難場所として市町の境は関係なく、最寄りの避難所に避難することは可能か、お答えください。  ②一時滞在施設として民間事業者との協定提携はどこまで行われているのか。また行われているとしたら、町民に対してどのような形で周知しておられるのかお聞かせください。  よろしくお願いします。 ○議長(山脇 博君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  それでは、早速でございますけど、森議員の御質問についてお答えいたします。  なお、1問目の町内の投票率につきましては、私の後に選挙管理委員会委員長がお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、2問目の元村一打坂地区の避難場所についてお答えいたします。  まず、1点目の市町の境に関係なく、最寄りの避難所に避難することは可能かについてでございますが、長崎市、長与町及び時津町では、経済圏と生活圏をともにすることから、長崎広域連携中枢都市圏ビジョンを平成29年3月に策定し、住民の暮らしに密接にかかわる行政サービスにおいて、既に広域的な取り組みを行っているところでございます。  御質問の避難所につきましても、この長崎広域連携中枢都市圏ビジョンに定める取り組みの一つとして、1市2町で締結した災害応援協定に基づき、避難所の相互利用を行っております。  実際、台風接近時には、本町内の避難所に長崎市内在住の方を受け入れているところであり、本町の住民の方も、本町以外の長崎市及び長与町の避難所に避難することは可能となっております。  次に、2点目の一時滞在施設としての民間事業者との協定・提携は行われているか。また、その周知は、についてでございますが、本町では、まず、福祉避難所として社会福祉法人時津会 時津荘、医療法人啓正会 清水病院、社会医療法人春回会 長崎北病院の3カ所と災害協定を締結しております。  さらに、イオン時津店長崎県立盲学校、鍬先医院、長崎外国語大学ミスターマックスの5カ所について、災害時における施設等の提供協力に関する協定を締結しているところでございます。  この協定につきましては、激甚災害など大規模な災害が発生し、本町の施設だけでは避難者の受け入れが困難な場合に、一時的な受け入れをお願いするものであり、本町が開設する避難所とは区別しております。  なお、協定の内容につきましても、常に受け入れ態勢を整えていただくものではなく、町からの要請に基づき、避難者の受け入れを開始することを基本とする内容となっております。  本町では、災害対策基本法に基づき、政令で定める基準に適合する公共施設16カ所を指定避難所として指定しており、台風接近時や大雨のおそれがある場合などには、予想される災害の段階や状況に応じて、順次開設しているところでございます。避難情報につきましても、早目に発令しておりますので、まずは、町の指定避難所に避難をしていただきたいと考えております。  したがいまして、災害協定を締結している施設につきましては、積極的には周知を行っていないところでございます。  以上で、森議員に対する私の答弁を終わります。 ○議長(山脇 博君)  選挙管理委員会委員長。 ○選挙管理委員会委員長(宮部武夫君)  おはようございます。選挙管理委員長の宮部と申します。よろしくお願いします。  それでは、森議員の御質問についてお答えいたします。  1問目の町内の投票率についての1点目、投票率が向上できていない原因と今回の統一選挙での投票率向上のために行ったアクションについてでございますが、まず、投票率につきましては、前回の県議会議員選挙の投票率46.42%に対して、今回は42.33%で、マイナス4.09%、前回の町議会議員選挙の投票率53.89%に対して、今回の投票率は46.15%で、マイナス7.74%となっております。  投票率の減少傾向については、本町だけではなく、全国的な傾向であり、県議会議員選挙で見てみますと、県内では佐々町が0.05%だけ上昇したほかは、他の全ての自治体で前回よりも投票率が減少いたしております。
     投票率が向上しない原因といたしましては、若年層である10代・20代の投票率が極端に低かったのが一因であると考えられます。この傾向につきましては、平成28年12月に総務省が公表した18歳選挙権に関する意識調査報告書によりますと、投票に行かなかった理由の上位3つは、1位が、今住んでいる市区町村で投票ができなかったから、2位が、選挙に余り関心がなかったから、3位が、投票所に行くのが面倒だったからとなっており、本町も年代別の投票率の分析結果から、同じような理由が挙げられるのではないかと考えております。  そこで、今回、本町が投票率向上のために行った施策といたしましては、統一地方選挙が行われる3月、4月は、若者の大学進学や就職などにより住所移転する方が非常に多いことから、まずは県議会議員選挙については、県内の他市町に転出される方についても投票が可能であることから、これらの方々が転出届け出の手続を行う際に、直接本人に対してチラシを配布し、投票方法の周知とともに、投票の呼びかけを行ったところでございます。  また、選挙に関心がない、投票に行くのが面倒だといった意識につきましては、すぐに効果が上がるものではないとは思われますが、多くの若者に関心を持っていただくため、本町では、青雲高校の生徒を対象とした選挙に関する講演を行い、直接、選挙の必要性と重要性を訴える取り組みを行っております。  さらに、町内小中学校を対象として、おととしは時津小学校で、昨年は時津北小学校で、5・6年生の児童を対象に模擬選挙を実施いたしました。  この模擬選挙とは、県の学生サポーターによる選挙演説を聞くところから、実際の投票用紙や投票器具を用いた模擬投票をし、開票作業までを体験するものです。模擬選挙の実施後に児童及び先生にアンケートを実施した結果、児童からは、選挙に対する理解が深まり、18歳になったら投票に行きたいという多くの意見があり、先生方からも、児童たちが選挙に対する関心と理解を深めるために大変有効であるという御意見をいただきました。  こうした取り組みを行うことにより、御家庭でも政治や選挙のことを話す機会が自然にふえていくものと考えております。また、あわせて家族の方と一緒に実際の投票所に行ってみようと呼びかけも行ったところでございます。  先ほど紹介した18歳選挙権に関する意識調査報告書によりますと、家族と政治の話をすることがあるかとの問いに、よくあると回答した方の投票率は高くなっており、また、子供のころ、親が行く投票について行ったことがあるかとの問いに、あると回答した方の投票率は高くなっておりますので、将来のこれらの取り組みの成果に期待をいたしているところでございます。  そのほか、3月30日の選挙啓発パレードを皮切りに、広報車による選挙のお知らせを町内全域で随時行ったほか、4月18日には、イオン時津店及びマックスバリュ店舗前で、各地区の自治会長などで構成する時津町明るい選挙推進協議会及び選挙管理委員会の委員により、選挙啓発タオルをお配りしながら、投票の呼びかけを行いました。  また、町広報紙の2月号から4月号に選挙に関する記事を掲載するとともに、各地区にポスターを掲示し、チラシを回覧いたしました。さらに、期日前投票開始の2日前から選挙期日当日まで、防災行政無線やメールにより投票を呼びかけるとともに、横断幕や懸垂幕、桃太郎旗を掲示したり、公用車に選挙期日入りマグネットシートを張るなどし、広報に努めてまいりました。  さらに、町ホームページにおきましても、選挙のお知らせを2月中旬から掲載しておりましたが、今回の町議会議員選挙では、初めて各候補者の公約などをごらんいただきやすいように、選挙公報につきましてもホームページに掲載したところでございます。  このほか、学生の選挙への関心を高めてもらうことを目的として、長崎外国語大学の学生を優先して選挙事務のパートに雇用することとし、長崎外国語大学との連携会議において働きかけを行っております。  次に、2点目の長崎外国語大学アンペロス寮の通学路や大型マンション入り口付近へのポスター掲示場の増設についてでございますが、ポスター掲示場の数につきましては、公職選挙法及び同法施行令の規定により、投票区ごとの選挙人名簿登録者数と面積に応じて定められており、本町の場合、法定数は57カ所となっております。  本町では、法定数である57カ所のポスター掲示場を設置しておりますので、ポスター掲示場の数をふやすことはできません。  しかしながら、ポスター掲示場の設置場所につきましては、各自治会長の御意見等をお伺いしながら、より人目につきやすい場所に随時移設しているところでございますので、長崎外国語大学の学生寮や大型マンション出入り口付近につきましても、移設したほうが効果的と思われる掲示場がないか、該当する地区の自治会長と協議してまいりたいと考えております。  次に、3点目の移動期日前投票所の開設についてでございますが、総務省からの通知では、市区町村の選挙管理委員会は、期日前投票所を設ける場合には、当該市区町村の人口、地勢、交通等の事情を考慮して、期日前投票所の効果的な設置、期日前投票所への交通手段の確保、その他の選挙人の便宜のため必要な措置を講じることとされております。  このため、投票所がない離島部や公共交通機関がないなど、移動手段が限られている山間部を有する自治体では、移動期日前投票所を開設しております。  本町の場合、期日前投票所を開設している役場や選挙日当日の各地区の投票所に行くための公共交通機関につきましては、国道206号や国道207号といった幹線道路を走るバス路線があり、周辺交通につきましても、長崎市の上横尾から左底、七工区、そして西時津ニュータウンを通って長与に向かうみかんバスが走っているという状況にあります。  本町の行政面積規模や交通条件のもとでは、ほとんどの選挙人が、御自身もしくは御家族とともに投票所に行くことができると思われます。  また、県内の市町長の選挙及び市町の議員選挙における投票所の開設時間については、21市町のうち半数以上の14市町で投票所を午後6時で閉所しているという状況ですが、本町では、午後8時まで開設し、投票しやすい環境に努めているところでございます。  したがいまして、現在のところは、移動期日前投票所の開設については、考えておりません。  もし、お体が不自由な方で、どうしても投票所に直接足を運ぶことができない方などがいらっしゃいましたら、公職選挙法の規定により、郵便投票などができる場合もございますので、選挙管理委員会まで御相談いただきたいと考えております。  以上で、森議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山脇 博君)  1番、再質問をどうぞ。 ○1番(森孝太郎君)  随時再質問を行います。  まず、投票率に関してなんですけど、今回も投票率に関しての御質問が他の議員さんからあっているのですけど、そこの中にいつも、外国語大学さんの選挙事務パートの件が出てくるのですけど、今回で何名ぐらいパートさんがいたのかと、パートさん自体も多分中立の立場になってしますので、多分、そこを雇ってしまったことによって、逆に広がりがないと思うのですけど、その辺をちょっとお聞かせください。 ○議長(山脇 博君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  今回の地方統一選挙におきましては、ちょうど選挙の時期が4月ということで、学生さんたちも入れかわりの時期ということで、実際お声掛けをしたのですが、応募された方がいらっしゃらないということで、今回の地方統一選では、実際パートとして雇用した方はゼロという実績になっております。  あと、こういった形で選挙に携わっていただくことで、選挙への関心を高めていただくということで、以前、何人か雇用して従事していただいた方、そういった方の感想を聞いても、選挙に対する関心というのは高まっているという回答をいただいていますので、一定の効果はあるものというふうに考えております。  それと、投票所での雰囲気といいますか、そういった部分も、若い方が全くいない状況よりは、いらっしゃったほうが若い方も投票所に行きやすいということで、効果があるものと考えております。 ○議長(山脇 博君)  1番、森君。 ○1番(森孝太郎君)  ありがとうございます。  パートがいないということで、今回4月ということもあって、移転もいろいろあったので、多分いなかったかなというのは思っていましたけれども、外国語大学さんに対して、私も地元なので、今回選挙の事務員のほうに2名来ていただきまして、いろいろ話を聞いたところ、やっぱり、まず地元の誰が出ているのかがわからないということもあって、選挙に関心がない人というよりも、町政に関心がないと。しょうがないですね、それは。よそから来ているから。それでもせっかくこの土地に来て、選挙があるので、そこに携わっていただきたいなと思って、何名か学生を呼んでちょっとお話を聞いたのですけど、まずは関心がない理由としては、自分たちの一票が無駄になっているという方が結構いらっしゃいまして、自分たちが気に入った方を入れるとしてでも、どうしても多数の大人の票に負けてしまう、そういう現状があるということだったのですけど。  それでも、選挙に行かんと、選挙に行って、何度も行って、そういう状況が変わらんかったら、また選挙のやり方を考えんばけど、とりあえずは行きましょうという感じで、逆に叱ったような形はしたのですけど。それに関しては、私たち議員がいろいろ考えた上で、そのアクションを起こしていこうと思います。  3番の移動投票所に関しまして、平成26年に長崎市の長崎大学のほうに移動の投票所ができているんです。28年のときにできているんですけど。やっぱり、移動投票所といったら環境の問題で、選挙場に行けないとか、そういうのもあるので、そちらのほうが重視されるのでしょうけど、逆にアンペロス寮みたいな形で、こちらから迎えに行くような形も一回とってみたらどうかと思いますけど。離島だとか、ちょっと離れている土地とかよりも、逆に多いところに行くということを考えたらどうかと思いますけど、その辺をよろしくお願いします。 ○議長(山脇 博君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  移動投票所の件なんですけれども、先ほど委員長の答弁にもありましたとおり、基本的には、今設置されているところというのは、離島部ですとか山間部、特に、過疎が進んで投票所として維持できなくなったところと投票所の統廃合をしたときに、もともとあったところに移動投票所として車で回るというところが大体メーンで動いているというのが現状です。  県内の投票所の数、期日前投票所、移動投票所も含めて確認をしたのですけど、面積当たりの投票所の数でいいますと、本町は投票所が8カ所あるのですけど、県内で2番目の投票所の大きさという形になります。期日前投票所につきましても、現在は1カ所という状況でありますが、これも他の市町と比べますと、面積当たりでいいますと0.048ということで、これが県内で3番目の投票所の多さという形になっているという状況で、先日の山口議員の質問の答弁にもありましたけれども、投票率の下がっているところといいますと、特に町議選のときにおきましては、50代、60代の方が減っているという状況で、特に高齢者の方について減っているわけではないと。若者についてもそう大きく減っているわけではないという状況、そういったことを考えますと、期日前投票所を開設するのに、それなりの経費がかかって、特に、今は1カ所でやっていますので、ネットワークを組んでいないというところがあるのですけど、期日前投票所を2カ所にしますと、片方の投票所に投票に行った方が投票が終わったという情報を別の投票所でも把握をしないといけないということがありますので、そういったところで設備投資も結構な費用がかかるという状況がございますので、それほど大きな効果が見込めないというふうに考えておりまして、そこでどれだけの経費をかけるかという部分での費用対効果の部分でどうかなというふうに考えているというのが現状でございます。 ○議長(山脇 博君)  1番、森君。 ○1番(森孝太郎君)  費用もいろいろかかると思うのですけど、やっぱり投票率が少なくなっていくことに関しては、町政に対して関心がなくなっていくのもあるので、町のいろんな政治などの衰退も考えられます。ですので、そこにかける費用は、私はかけていいと思います。投票率を上げることによって町政に関心を持っていただいているというのが明確に出るので、そちらのほうを逆に費用じゃないところで見ていただいて、今後いろいろ検討していただきたいと思います。  続いて、避難所に関してなんですけど、私も元村1の打坂地区に住んでいまして、役場のほうに避難するということになっているのですけど、誰ひとり、避難所に、役場には行くということがないので、自治会長とかはいろいろとしていただいてはいるのですけど、皆さんそちらのほうじゃなくて、滑石小学校とかに行きたいので、その辺を、行ったときに逆に連携ができていて、滑石小に避難したときに、誰が時津町から来ているとかということの確認は、今のところできるような状況にはなっているのですか。 ○議長(山脇 博君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  そもそも避難所につきましては、協定がなくても、身を守る行動をとるということで、例えば旅行中であっても、その行った先の避難所に避難するというのは、そもそも可能ということになります。  長崎市、長与町、時津町については、先ほど答弁しましたとおり、連携中枢都市圏の協定の中でしっかり確認をして、今どこの避難所に行かれても大丈夫という形で確認をとっております。その点は御心配なくという状況でございます。  名前についても相互にやりとりするという形になっております。 ○議長(山脇 博君)  1番、森君。 ○1番(森孝太郎君)  ありがとうございます。一応、ちょっと安心はしました。  避難所に関しても、私もまだ自治会の役員でもありますので、そちらのほうはどんどん、地域の町民さんのほうにこういう状況だというのを、町議じゃなくて、一役員としていろいろと広めていこうと思います。  ちょっと新人らしく、時間を余り使ったらあれでしょうから、これで質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(山脇 博君)  以上で、1番、森孝太郎君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午前10時 5分 休憩)               (午前10時15分 再開) ○議長(山脇 博君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、14番、川口健二君。 ○14番(川口健二君)  おはようございます。  一般質問もきょうは最終日でございまして、それなりに皆さん、肝に銘じて一般質問されております。  特に、濵﨑議員と森孝太郎議員が、もう既に終わられましたけれども、恐らく、私も46年前を想像しながら聞いておりました。何を言うたか、ほとんど覚えていません。時間内にというのはその後に決まったことですけれども、そういう面では、ぜひ今後とも、一番先輩議員としては失礼ですけれども、12回当選させていただいて、恥ずかしくない議員活動をしようと思っています。  濵﨑議員は歩いて、自転車でと言いました。森孝太郎議員は車でと言われました。私はバイクです。  もう既に町長御承知のとおり、バイクでずっと、朝な夕な回っておりました。人には負けてないつもりでおりますけれども、実際行って回らんとわからんということが現実です。  だから、先ほどから投票率の問題、今度も出ておりますけれども、投票率が悪いのは興味がないということもあるでしょうし、これは時津だけじゃなくて、全国的な傾向にあります。  そこで、やっぱり、最悪でも議員が信頼されていれば、幾らか違うと思うんです。だから、議員活動と議会活動は、私は分けております。議会活動で議場に出てくるのは当たりまえです。問題は、町民が言うのは、私とはよく話し合いをしてわかるんですよ。議員活動してないじゃないかと。これが多いんですよ。  だからぜひ、町長は特別職で、出てこんでもよかとに、あんたは出てきよっとと僕は言うたことありますけど、実際は議員も特別職です。せんならせんでいいんですよ。ただし、投票率、その他を言うならば、議員活動を一生懸命してないと、なかなか選挙のときの投票率は上がらないというのが私の持論です。  ぜひひとつ、そういう面で、町長、きのうは3期目はどうするのかと言われましたけれども、今からゆっくり考えていただいて、ぜひ、住民の期待があるとするなら応えていただきたいと思います。  それでは、通告しておりました件についてお願いします。  まずは、今回、私が通告をいたしておりますのは、高齢者の現状と今後の対策についてであります。次に、少子化問題であります。次に、3問目が学校における暑さ対策についてございます。  まず、1問目の高齢者の現状と今後の対策についてでありますけれども、本町の高齢者人口はどうなっているかということです。5歳ごとの年齢別にお答えいただきたい。  それと、2番目が独居老人世帯数及び寝たきり老人の世帯数はということでお願いしております。  次に、現在も大変大きな問題になりつつあります。認知症者の問題です。認知症の数はどのぐらい時津町内にいらっしゃるかということです。  それから、4番目が、高齢者を対象とする施策のうち、特に力を入れているのは何かということでございます。  次に、少子化問題であります。  総合戦略において、若者の結婚・出産・子育ての希望をかなえるということを基本目標の一つとしてありますけれども、目標達成の目途はいつごろなのかということでございます。  次に、少子化対策は行政上の問題でもあると。町として金銭的な補助が必要であると思うが、いわゆる不妊治療ですね。これは並みのサラリーマンじゃ対応できないというところまで追い込まれております。さりとて、特に女性は子供が欲しいという気持ちがあります。  うちの場合は、三男坊が一人、子ができないんですよ。結婚してもう10年になります。病院に行ってみろと夫婦に言いましたら、もう6年ぐらい前かな、正月に帰ってきたときに、病院に行ってきたと。ところが、病院の先生は、何も異常ないよと。将来を楽しみにしておきなさいということを言われたということで、私自身は安心しました。さりとて、私には子供が5人おりまして、4人がそれぞれ孫がおります。もう10人おります。それで、三男坊だけいないんです。佐世保に現在在住していますけど。そういうことで、少子化問題は非常に切実です。  せんだっても閣僚経験者が、あるいは、数年前は、我が長崎県第2選挙区の加藤寛治議員が、子供を3人以上はつくっていただきたいと。あれは結婚式場でもう言われておるんですね。私も結婚式場で言ってきました、ずっと。私は5人おると言ったら笑われてましたけどね。  そういう面で、少子化問題というのがなければ、日本もいいのですけれども、きのうきょうの新聞紙上、テレビを見れば、安倍総理が70歳までは頑張ってもらいたいということで、方向性を定めたようです。恐らく党がまとめて、これは提案するはずですけれども、そういうことを含めれば、少子化問題は、これは時津に限らず、特に郡部へ行きますと、大変切実な問題であります。  そこで、学校の統廃合の問題とかが出てきて、子供たちの通学にも困るという状況でありますので、この少子化問題についても、それだけの総合戦略がありますけれども、本当に実現できるのかどうか、これをぜひ御答弁いただきたいと思います。  次に、学校における暑さ対策でございます。  安倍内閣の重要課題として、全国の公立小・中学校の空調設備、特に冷房設備の整備に取り組まれております。本町も小・中学校の6校に、全部の教室にはつけるということでありましたけれども、その整備状況はどうなっているのかということでございます。  次に、2番目が、空調設備工事の総事業費及び学校ごとの事業費はどのぐらいになっているのか。それから、完成はいつなのかということでございます。ことしの夏には利用できるということでございましたけれども、実際そうなのかどうか。現場の設置状況についてお答えいただきたいと思います。  次に、教室内はそれで何とかなる可能性はあるんです。実現すれば。問題は、体育部活動、クラブ活動がグラウンドを使ったり、体育館を使ったりする。特に体育館は、社会体育で大人の人もバレーとか何とかで使っておられる。そういうことを考えて、今後、グラウンド等はどうされるのか。あるいは、体育館についてどうするのか。そういうことも含めて御答弁いただきたいと思います。
     それと、もっと大事なことがありました。  熱中症にかかわることで、クラブ活動、特に、屋内であろうが、屋外であろうが、私、数年前に提案したことがあります。気温をはかる温度計を外に出しておいていただいて、それが、例えば29度以上、湿度何パーセントとなったら、クラブ活動は即休憩させる。あるいはやめさせる。そういうことも私はやるべきであると。  だから、運動会前の練習をしよって子供がバタバタ倒れたということで、救急車が走ったりなんかしたというのは、もう現実にあっているじゃないですか。そういうことを含めて、ぜひひとつ、御答弁いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、川口議員の御質問についてお答えいたします。  3問目の学校における暑さ対策につきましては、私が答弁した後に教育長がお答えいたします。  初めに、1問目の高齢者の現状と今後の対策についての1点目、本町の高齢者人口はどうなっているか、5歳ごとの年齢別についてでございますが、平成31年4月末の住民基本台帳によりますと、本町の5歳ごとの高齢者人口は、65歳から69歳までが2,138人、70歳から74歳までが1,833人、75歳から79歳までが1,502人、80歳から84歳までが984人、85歳以上が1,083人で、合計で7,540人となっております。  次に、2点目の独居老人世帯数及び寝たきり老人世帯数についてでございますが、まず、独居老人世帯数につきましては、平成27年度国勢調査でしか把握できておりませんが、本町の高齢者単身世帯数は、973世帯となっております。  なお、寝たきり老人の世帯数につきましては、把握できておりませんが、介護認定の要介護4及び5の状態は、一般的に寝たきりの状態と言われておりますので、平成29年度末の要介護4及び5の状況によりますと、要介護4が175人、要介護5が110人で、合計で285人となっております。  次に、3点目の認知症者の数はについてでございますが、国が平成22年の認知症高齢者数として推計し、公表している数は、介護保険の認定調査の項目にある認知症高齢者の日常生活自立度がⅡ以上の高齢者数をもとに推計を行った数字となっております。  なお、この日常生活自立度Ⅱとは、日常生活に支障を来すような状況・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる程度でございます。  これに基づき、本町の介護保険認定申請時に提出していただく主治医意見書を調査した結果で、日常生活自立度がⅡ以上となっている方の人数は、平成29年度が746人となっております。  この数字が、現時点で本町における認知症高齢者の方の人数になると考えております。  次に、4点目の高齢者を対象とする施策のうち、特に力を入れて行っているものは何かについてでございますが、本町では、高齢者に対するさまざまな施策を行っているところでございますが、特に力を入れているものにつきましては、本年度の施政方針にございますように、地域包括ケアシステム構築の推進、高齢者の健康づくり、生きがいづくりの推進、認知症総合支援事業の推進でございます。  まず、地域包括ケアシステム構築の推進につきましては、少子高齢化の進展により、担い手となる若い世代が減少し、高齢者が増加していく中、昔から培ってきた地域での互助の力で、地域でお互いに支え合い、助け合う地域支え合いのまちづくりに取り組み、生活支援体制の整備を進めるとともに、在宅医療・介護連携の推進、認知症高齢者の支援、介護予防・日常生活支援総合事業の充実を図り、高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を推進しているところでございます。  次に、高齢者の健康づくり、生きがいづくりの推進につきましては、高齢者が生きがいを持って、地域で元気に生き生きと暮らすことができるよう、高齢者の健康づくり、生きがいづくりに取り組み、介護予防事業を積極的に推進いたしております。また、ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加していく中で、元気な高齢者が生活支援サポーターとして、支援の必要な高齢者の日常生活を支える生活支援サポーター活動事業の活性化を図るとともに、地域住民、自治会、民生委員などとの協働による高齢者見守りネットワーク事業を推進し、高齢者を地域全体で支え見守る活動に取り組んでおります。  さらに、認知症総合支援事業の推進につきましては、認知症の方やその家族、地域の方や医療、介護、福祉の専門職の方など、認知症について関心のある方が気軽に集い、自由に語り合い、悩み等が気軽に相談できる場である認知症カフェなづみ野カフェの開催や、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守り、支援する応援者を養成する認知症サポーター養成講座等を実施いたしております。  このように、本町では、近隣市町の動向も勘案しながら、本町が優先して取り組むべき重点課題の解決に向けて、知恵を絞りながらさまざまな取り組みを行っているところでございます。  次に、2問目の少子化問題についてお答えいたします。  まず、1点目の総合戦略において、若者の結婚・出産・子育ての希望をかなえることを基本目標の一つとしているが、目標達成の目途は立っているかについてお答えいたします。  時津町総合戦略につきましては、平成27年度から令和元年度までの5年間を計画期間とし、人口減少に伴う地域の課題や、今後、本町が目指すべき方向性を示す時津町人口ビジョンを踏まえ、本町の「まち・ひと・しごとの創生」に向けた目標や施策の基本的方向、具体的な施策をまとめたもので、平成27年に策定したものでございます。  また、総合戦略におきましては、①仕事を磨き、活力あるまちを創る、②笑顔があふれ、住み続けたいまちを創る、③若者の結婚・出産・子育ての希望がかなうまちを創る、④時代に合ったまちを創るの4つの基本目標を設定し、基本目標を達成するための基本施策及び具体的な施策を定め、具体的な施策ごとに重要業績評価指標(KPI)を設定し、目標達成に向け各種施策の推進に取り組んでいるところでございます。  御質問にございます基本目標、若者の結婚・出産・子育ての希望がかなうまちを創るにつきましては、令和元年度の数値目標を子育てしやすい町と思う町民の割合が80%と設定しております。  現行の第5次時津町総合計画の計画期間を踏まえ、今後、まちづくり住民アンケートを実施することといたしておりますので、アンケートにおいて、町民意識の把握に努めたいと考えております。  また、御質問の基本目標に3つの基本施策、12項目のKPIを設定いたしておりますが、各KPIの進捗状況につきましては、まず、基本施策1の結婚の希望をかなえるにつきましては、婚活支援事業参加者数をKPIに定め、令和元年度の目標150人に対し、平成29年度実績が102人でございます。  また、基本施策2の出産の希望をかなえるにつきましては、3項目のKPIを定めております。  ①妊婦健康診査受診率は、目標100%に対し、実績が99%、②乳幼児一般健康診査受診率は、目標100%に対して、実績が97.4%、③ワーク・ライフ・バランスに関する講習会、勉強会等開催回数は、目標1回に対し、実績が1回でございます。  次に、基本施策3の子育て環境の整備につきましては、8項目のKPIを定めております。  子育て支援講座受講者数は、目標2,500人に対し、実績が1,609人、家庭教育講座受講者数は、目標600人に対し、実績が330人、町内児童館利用人数は、目標4万6,300人に対し、実績が5万2,489人、体験事業への支援件数は、目標20件に対し、実績が4件、2歳以下の児童が第3子である割合は、目標13.2%に対し、実績が12.7%、延長保育実施施設数は、目標9施設に対し、実績が9施設、ファミリーサポートセンター登録者数は、目標230人に対し、実績が240人、町内学童保育所における待機児童数は、目標ゼロ人に対し、実績が15人でございます。  本町といたしましては、平成29年度実績において、12項目のKPIのうち7項目、約6割がおおむね目標値を達成いたしておりますが、引き続き目標達成に向け、鋭意努力してまいりたいと考えております。  次に、2点目の少子化対策は行政上の問題でもあり、町として金銭的な補助が必要であると思うが、その必要性についてどう考えているかについてお答えいたします。  少子化対策につきましては、若い世代が抱える子育ての不安を解消し、子供たちが持つ可能性を存分に発揮できる環境の整備や充実が重要ではないかと考えております。  本町におきましては、先ほど申し上げました時津町総合戦略や時津町人口ビジョンに基づき、多子世帯における保育所の優先利用、延長保育の促進、各小学校区に設置いたしております児童館を子育て支援センターとして活用するための支援専門員や、保育コンシュルジュの配置、子育て世代包括支援センターの設置、各小学校敷地内への学童保育所の拡大整備や運営支援、病児保育やファミリーサポートセンターによる保育サービスの充実などに取り組んでおります。  また、子育て世帯の経済的な負担軽減につながる施策といたしましては、福祉医療費の小中学生までの対象年齢の拡大を行い、現在、現物給付の対象拡大につきましても検討しているところでございます。また、就学援助や、本年4月から開始いたしましたロタウイルスワクチンの予防接種費用の助成などがございます。今年度におきましては、消費税引き上げに伴います子育て世帯の消費に与える影響を緩和することを目的としたプレミアムつき商品券事業も行うことといたしております。  このような状況において、現行の総合戦略の計画期間が今年度で終了いたしますので、新たな総合戦略の策定を行う必要がございます。  本町といたしましては、先ほど申し上げましたまちづくり住民アンケートの結果や、産学官連携により組織いたしております時津町民総活躍プロジェクト推進委員会の御意見等もお聞きしながら、次期総合戦略において、今後必要な少子化対策を考えていくことといたしております。  なお、不妊治療等の必要性というふうなものにつきましては、私もそうしたものは必要だというふうなことで理解をしております。  以上で、川口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山脇 博君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、川口議員御質問の3問目、学校における暑さ対策についての1点目、本町の小・中学校における空調設備の整備状況についてお答えいたします。  町立小中学校への空調設備の設置につきましては、議員御承知のとおり、今年の夏までに設置できるよう、前年度から事業を進めてきたところであります。  本事業により、小学校においては新設102教室、更新10教室の整備を行い、既設利用する5教室を合わせまして、117教室に空調設備が整備されることになります。  また、中学校においては、新設51教室、更新2教室の整備を行い、既設利用する12教室を合わせまして、65教室に空調設備が整備されることになります。  これにより、町立小中学校の全ての普通教室及び特別教室に空調設備が整備されることになります。  次に、2点目の空調設備工事の総事業費及び学校ごとの事業費についてお答えいたします。  総事業費につきましては、設計費と工事費を合わせまして、小学校が約2億円、中学校が約1億円の合計約3億円となっております。  また、学校ごとの事業費としましては、時津小学校が約5,100万円、時津北小学校が約4,300万円、時津東小学校が6,700万円、鳴鼓小学校が3,900万円、時津中学校が5,900万円、鳴北中学校が4,100万円となっております。  次に、3点目の完成はいつごろか、今夏には利用できるかについてお答えいたします。  現在の事業の進捗状況としましては、各学校により若干進みぐあいが異なりますが、おおむね工事は完了し、試運転を実施しているところであります。  今後、7月上旬までには調整を全て完了する見込みでありますので、調整後には全ての学校において空調設備の利用ができるものと考えております。  次に、4点目のクラブ活動については、大分、改善されようとしていることは理解する。このクラブ活動の真夏日の対応については、どうしようと考えているのか、学校側の考えもあわせて尋ねるについてお答えいたします。  一日の最高気温が30度以上である、いわゆる真夏日については、長崎地方気象台の情報によると、長崎地区では、昨年7月においては、31日間のうち25日、8月は31日全てが真夏日であったとのことです。  学校における暑さ対策については、昨年度、全国的な猛暑により小学生が熱中症により亡くなるといった痛ましい事故が発生したことなどを受け、文部科学省より熱中症事故等の防止についての通知がなされました。町教育委員会としましては、本通知並びに県からの通知に基づき、各学校に対して、気象庁が発表する高温注意情報に十分留意すること、児童生徒の体調や水分補給の状況等、確認や観察、声かけを確実に行うこと、気象条件や児童生徒の体調等に不安がある場合は、活動内容の変更や活動を中止するなど万全を期すること、熱中症の疑いがある症状が見られた場合には、速やかに適切な応急処置を行うこと等、例年以上に熱中症予防に配慮するよう注意喚起を行いました。  中学校の部活動については、これまでも適宜休憩・給水時間を確保する、気温による練習内容の軽減や練習時間の短縮等の対策を行ってまいりましたが、本年1月に策定した時津町立学校部活動ガイドラインにおいて、熱中症計を活用した状況把握、活動内容の変更、活動時間の短縮や時間帯の変更、活動の中止等の万全の対策を行うこと、悪天候や高温、多湿時等における大会等の延期や見直し等、柔軟な対応を行うことについて示しております。  また、各学校が定めた部活動に係る活動方針においても、熱中症等の事故防止について、「長期休業中の活動については、大人が必ず1人以上つき、熱中症対策として熱中症計等で環境条件を把握し、それに応じた運動や水分補給を行うように指導する。(時津中)」、「県・町からの情報提供や環境省熱中症予防情報サイトからの情報を参考に対応する。(鳴北中)」などと明確に示し、生徒の健康管理や事故防止の徹底を図っているところです。  教育委員会としましては、生徒にとって意義のある教育活動である部活動が、安心・安全な環境の中で行われるように、今後も引き続き、国、県の通知や部活動ガイドライン等について、校長会や教頭会等、さまざまな機会を捉え、積極的に働きかけを行ってまいります。  以上で、川口議員の御質問に対する答弁を終わります。 ○議長(山脇 博君)  14番、川口君、再質問をどうぞ。 ○14番(川口健二君)  後段の教育長の答弁から先に。必要なところだけ再質問させていただきます。  今の答弁を聞いてますと、各小中学校6校とも暑さ対策は考えておられるということで、ある意味じゃ安心しました。  そこで、これ以上の犠牲者が出んようにするためには、もっともっと気を使って、学校でも判断していただきたいと。ただ、担当の先生任せとか、あるいは、指導者任せだけじゃなくて、やっぱり、たまには校長ぐらいが現場に出て、そして、よく状況を把握しとっていただきたい。何かあって、きれいごとでの記者会見、記者発表する必要なはいです。問題は、犠牲者を出さないということが大事ですから。  私も、もう何回も言うように、ハンドボールで15年間、我が子もいないのに責任者をさせられた。しないと言ったけどね。ハンドボールの先生が、もう川口さんにいけば安心しとってよかけんというようなことやったといって。受けましたよ。女子バレーは3年ですよ。  水道局長の朝長君あたりは体操、きょうは副町長は休んでいますが、ここも女子体操。一緒にやってきましたよ。  そういうことを考えますと、やっぱり、現場を預かっている先生、あるいは、我々役員は、めちゃくちゃ心配なんです。だから、実際、子供たちが、中体連前は勝ちたいために意地になってやる。それもわかるんです。私も経験者ですから。ただし、ただいま教育長が答弁されたり、休憩を取って給水させるとか、そういうことを小まめにやっていただきたい。もしよかったら、校長、教頭、あるいは副校長がおるところもありますけれども、ぜひ、管理職者は、指導者の先生の思いをすれば、さほど難しくないですよ。ほかに仕事はあろうけれども。  ぜひひとつ、先生たち、校長さん初め、幹部職員、幹部の現場の人たちがやっぱり出て回って、子供に声をかける、あるいは、指導者に声をかける。そして休ませる、これをぜひやっていただきたい。  うちの子も陸上をやっていました。ある時期に、今の校長は全然出てこんよと。前の校長先生はしょっちゅう来て、おう、頑張れよと言ってくれよった。先生にも我々にも。今の校長は全然出てこない。そんなもんですよ。だから、それじゃ子供に示しがつかんし、モチベーションが上がりませんよ。  だからぜひ、相川教育長はそういう面ではびしっとしとるから、あなたの言うことを聞かざるを得んとは思うけど、次長、心してやれよ。一緒になって。いやいや本当だ。  場合によっては、言うことを聞かんのは呼びつけてでもやっていただきたい。呼びつけるのと出ていってというのは全然違うから。そういうところをぜひひとつ。次長も、栗山課長も、女性課長も。あなたの優しさで何とか頑張ってやっとってください。お願いします。  それと、体育館の冷房装置については、金もかかるというのはわかってやるんだけど、夕方から夜にかけて、実は、社会体育にも開放しています。そこでバレーをしたりとか、テニスをしたりとかでいろいろあるようです。こういう方々に対して、今回は教室だけやけれども、県内の教育長会議あたりではそういうのは出ていませんか。屋内体育館。いろいろ出ていませんか。 ○議長(山脇 博君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  教育長会の中では、体育館に対する冷房についても、今後考えていく必要があるのではないかという意見も、少数ですけど出てきております。 ○議長(山脇 博君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  校長あたりは、非常に教育長に物を言いにくいところもあるんです。私はずっと、40年以上つき合っていますから、学校とは。わかっているんです。そこでぜひ、教育長、県の教育長会議等で提案していただきたい。県の教育長あたりに。そして、それを県が、知事がどう判断するかですよ。恐らく、今のところは、政府も財源不足ということを理由に体育館までは考えていないと思うんです。ただし、昨年みたいにああいう犠牲者がどんどん出たもんだから、冷房機を全国につけようとなったわけですから。だから、今度は体育館あたりも、できればそのようにして、全国の学校施設の体育館、ほとんど夜間等、あるいは日曜日等には社会体育に開放しているはずなんですよ。だからぜひ、一般町民が犠牲になるようなことがないように、ぜひ対応していただきたい。  教育長、どうですか。教育長会で提案する気持ちがありますか。 ○議長(山脇 博君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  そこを利用する皆さんの生命の安全ということは第一であるということについては、本当に私も認識をしております。  雑談の中とか会議の中では、やはり、先ほど少数意見ではあるのですが、出てきております。先ほど川口議員がおっしゃいました、やはり財源が伴うということで、なかなかそこら辺についての難しい問題もあるということも教育長会の中でも議論があっております。これについては、教育長会でも今後、息長く議論はしてまいりたいと思います。 ○議長(山脇 博君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  これは、長崎県で独自でやるという考えは全然ないですよ。長崎県はある意味じゃ、財政的には、本町よりも苦しいところがあるんですから。だから僕は言うんですけど。  できれば県の教育長等を通じたり、知事を通じたりして、全国の知事会に呼びかけていただいて、議長会に呼びかけていただいて、そして政府を動かす。文科省に。あるいは、政権政党、今は自民党ですから。自民党に文教部会がありますから。かつてのボスは西岡武夫先生です、亡くなった。文科省は西岡先生の言うことを聞かんばどうにもならんというぐらいの時代、私は知っています。東小の体育館は、西岡武夫先生のおかげなんです。これはもう間違いない。森山町長が一番知っている。  そういう形で、政府を動かすのがまず、教育長、時津から。いやいや本当だ。時津から県に上げてもらって。長与も抱き込んで、西彼杵郡でやればいいじゃないですか。ぜひそういう形で、体育館にも、それとこれはちょっと、政府の金は入れられるかどうか知らんけど、B&Gの体育館、あそこもちょっとよかったら、B&Gに甘えてみんですか。今度はプールつくってもらったばっかりですけど。  ぜひよかったら、そういう形で、でき得る知恵をお互い出し合ってやるような気持ちを持っていただきたい。そして、できれば、教室は全部入ったと。あとは体育館だという形で、2、3年かかっても4、5年かかってもいいじゃないですか。時津が言いだしっぺでできたと。それぐらいのプライドを持ってやっていただきたい。  かつて私が塩見町長時代に、亡くなった土井口俊哉部長のときですよ。18歳になった途端に児童手当を切られよったんですよ。それを助け切るのは町長、あなたしかいないと言ったら、彼、涙ぐみましたよ、町長は。そしてあるとき、土井口部長から呼ばれていったら、川口議員、あなたが一般質問でやった件で、実際そうだと。4月に18になればもう来んとやから。1年間。そういう母子家庭なんかとてもじゃないと。そこで塩見町長が出すことになったといって報告があり、本当に私はうれしかったです。  だから、やっぱりその後に、県が、知事が、何とかしようとなった。今じゃ法律が変わったから、何とかなってますよ、児童手当は。  ぜひ、そういうことで、先輩の方々も一生懸命努力してやられたから、ぜひひとつ、次長、一緒になって、県に働きかけていただいて、県は自民党にお願いしたり、県議会にお願いして、知事を動かして県の知事が、議長が、全国の議長会、あるいは知事会に呼びかけてもらうと。今やっているじゃないですか。新幹線問題で。知事と。うまくいきよらんけど。
     そういう形で、まず言いだしっぺは時津町でいいんです。それが5年後、6年後に、体育館に全部つけましたよとなれば、最高じゃないですか。  そういうことで、ぜひ、この最後の問題、お願いしておきたいと思います。  それと、私が事前に言っておったつもりですけれども、クラブの部員がどのぐらいおるかな。中学校では。鳴北と時津の2カ校で。 ○議長(山脇 博君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(岡由紀子君)  屋外と屋内の部活等の数でよろしいでしょうか。  こちらが、時津中学校が、屋内の運動部は5つ、それから屋外が5つ。鳴北中学校が、屋内が3つ、それから屋外が5つとなっております。  以上でございます。 ○議長(山脇 博君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  児童数がわかっておればいいんですけど。児童数はもう聞きません。それでわかるはずですから。危ないということが。  ぜひひとつ、ことしの夏、もう中総体は大体終わったようですけど。ぜひ、一人も水難事故、クラブ活動における死亡、教室における死亡を出さんように。例えば、ブラバンあたりは教室の中でやっていますから。うちの孫は2人ともブラバンやってましたけど、相当きついですよ、あれも。全身から、腹から呼吸しますから。だから、ぜひひとつ、一人の犠牲者も出んように、改めて、ひとつ心して対応をしていただきたい。  特に、校長会、教頭会には直接教育長は出向いておられると思うのですけれども、教育長のほうが足らんやった場合、次長、あなたが補足説明してでも、腹決めさせろよ。そうせんとだめですよ。もし一人でも死人が出れば、誰の責任かということになります。しかも熱中症。屋内じゃないにしても、屋外でその可能性は今確かにありますから。  ぜひひとつ、二度とこの壇上から批判的なことは言わせんように、心して対応してください。よろしくお願いしたいと思います。  遅くなりました、町長、待っておられたようですけど。  高齢者問題で、介護保険が出るときは、あれは40歳から、45歳やったかな、最初冗談じゃなかった、おれたちは世話になると思とらん、ぴんぴんしとるということで、非常に不評でした。ところが、今となれば、あれから30年、40年になって、介護保険があるからこそ、認知症でも何にしても助かっておるわけです。政治の効果というのが即出るわけじゃないです。あのころの評判は極めて悪かった。若い人ほど払わないということがありました。でも、今となれば、自分がその年になって、介護保険があって健ちゃんよかったよ。普通なら金出し切らんぞとおっしゃっているんですから。  だからそういう面じゃ、認知症の問題についても大変難しい問題がありますけれども、これから先、高齢者問題でいろんな問題が出てくると思います。特に昨今は、高齢者が、町長は余りこういうことは好かんけれども、免許返納をしとればよかったというような事故があっています。そしてきのうは、福岡かな。夫婦とも死んでいるじゃないですか。逆走して。  そういう形で、年をとってくれば、みんながだんだんとそうなってくる。特にけさのニュースでやっていたのは、80歳から85歳、認知がぐんとふえるんですよ。びっくりしました。だからそういう面からすると、やっぱりお互いが認知症になっているとは思わんですよね。思いたくないわけです。かつてここの部長経験者で、認知症の夫婦、お父さん、お母さんを抱えておられた。そうしたら、その人、息子に対して包丁ば持って来いと。どこの誰やらがわしば殺しに来ると。守らんばいかんけんだめと。持ってこいと怒ったそうです。お母さんは、昔は魚屋というのはもう売ってきよったですからね。魚屋に行って、もう魚があるけん買うてこんば。それは夜の10時かそこらだそうです。ばあちゃん、それはなかとて。まだ夜ぞと言うて、持ってこいってきかなかった。それで、お父さんがそういう形で、包丁ば持ってこいと言うたから、もう絶対出らんように外から寝室の部屋の鍵をかけたそうです。そうせんと危ない。  ある議員のところは、もう辞めておられますけど、ばあちゃんが、異常にマッチ、火に興味がある。だからもう、出ていくときは、ガスの元栓から何からも、少々であかないようにきちっと閉めて出ていく。これは浜田です。西時津では、年金を出したばっかりなのにまた行ってこいと。幾ら出してこいというそうです。それで家の中もおもしろくないわけです。この間出してきた金はどげんしたと。それが西時津ですから。昔は塩見商店がある。そこに寄って、大型何とかマッチ。あったじゃないですか。そのマッチを絶対買うてこいと。この間も買うとっとに。結局、もしこのマッチの使い方によったら火事になる。往生するということで、親をとめて行かんやったそうです。そうしたら、兄弟仲が悪くなって、長崎市内におる姉が、ああ、だめ、それじゃというようなことで、自分が面倒みるといって連れていっとるわけです。3カ月もおらずに、ごめんやったと。私が勘違いしとった。あのばあさんには大変じゃろと思うと言って、初めてわかってもらった。その人ももう亡くなりましたけどね。  だからそういう形で、年寄りを抱えておれば大変ですよ。だから、私も、我が家のことを言うちゃいかんかもしれんけども、結局、初孫が生まれて1年したときは出ていきました。私の兄弟は。そして、健二よかなと言われて、私が、よし、同じ親けん心配するなといって、私はもう52年になります。そないして面倒見てきた。きょうも傍聴している人がおられますけど、もう100歳近くなって、きょうやろか、明日やろか、いやまだ大丈夫というような感じで、ずっと行っておられる。大変ですよ。そのエネルギーは。  それで、結局助けてくれるのは、いろんなシステムから来るやつで、国がつくったシステムにのっとって、それを町長が末端の自治体の経営者として何とか実現しようということです。だから、これから先も高齢者サロンをつくっていただきました。これは長崎新聞の見られたと思う。諫早のやつが出て、健康体操サロン、結びつく高齢者と。「語らんば」という組織を通じて、自主活動に発展していくと。  助け合える諫早へ、進むケアシステム構築と。全ての人を支える包摂ということで、公助、自助だけでは限界があるという形で、いろいろと市民の力を借りようと。既にあなたも町民の力を借りようということをやっておられる。だから、高齢者サロンで何とかステップ運動、健康に、足腰とか。僕は、あれでは納得してないんですよ。年寄りが何で、カラオケをちょっと回ってみた。スナックを。夜はスナック。昼はカラオケです。そこで、800円から1,000円の会費をもらって。その日の。利用料をもらって。それで、軽くみそ汁をつくって握り飯を出したり、年寄りですから、我が家で一人おって食うよりも、そういうところで同じ仲間がおって食うのがうまいじゃないですか。そういう時代です、今は。  だから、息子が、娘を殺したとか、親が娘を殺したというのはありましたね。きのうか。そういう形で、でたらめですよ、今は。価値観が全然変わったんじゃないかと思うくらい。私たちの子供のときもそんな事件があったとかなと思うぐらい、今は毎日、殺人です。だから、ぜひそういうことで、少なくとも時津町内からそういう犯罪者、被害者、死亡者を出さんようにするために、やっぱり、吉田町長以下、先陣を切っていただいて、何とか町民の安全を確保していただきたい。  なぜか。時津町は年に1回は安心・安全のまちづくりの宣言大会をやっているから、だからそれを町長は忘れるということはないと思うにしても、大体、お互いが、そのときは意識高まっても、だんだん、だんだん日にちがたてば忘れていく。それでは困るんですよ。  だからぜひ、これから先は、最悪の状態で、死者を出さない、家庭から。母親が子供を殺したり、きのうなんか金づちでたたいて殺そうとした。小型の包丁で刺して。そういうことが時津であったら本当に恥ずかしいじゃないですか。  だから、そういう面で、ぜひ、家庭教育も、社会教育課長、頼むぞ。君の仕事や、現場的には。  教育長、次長、家庭教育、昔はここまでなかったと思う。不登校の問題とか、いろいろありますよ。だからぜひ、私ばっかりしゃべって悪かけども、私の持論を聞いておってそのとおりだと思ったらやってください。  ぜひ、今後、高齢者についても、結局助けてくれるのは、町長を中心とした行政体の人たちですよ。なぜかと。我々はできんから。やかましくは言うても。だから町長、そういうところはうらやましかと思うんですよ。  ただし、自治体の経営者として、町民の生命、財産を守るというのが、大きな前提条件になっていますから。これはもう逃げようのない事実ですから。  そういう形で、町長を、副町長はきょうは欠席しているけれども。ぜひ今後とも、副町長、前田総務部長、総務課長、それぞれ関係の福祉、建設、みんな、水道局長も一緒になって、町長を支えていただきたい。そして、それはだめというときもあるかもしれんけど、しかしそのときは勇気を持って、やっぱり、いや、こういう意味で私は言っているんですよと言えるぐらいの勇気を持っていただきたい。大体、宮仕えですから、町長はなかなか物を言い切らん。言えと言われても言い切らん。それが宮仕えの悲しい宿命です。  ぜひひとつ、そういうところをよくわかっていただいて、本音を聞き出してやってください。あんたは余り仕事をせんほうがよかと。もう部課長に任せて。副町長もおるし。なあ、前田部長、頑張れよ。  だからそういう形で、これは高齢者サロンじゃなくて、シニアサロンに変えようと思わんですね。やっぱり高齢者サロンというのは抵抗があるとかな。シニアサロンに変えて、それでうちも一年になります。ふえたかといったらふえていないんですよ。実際は。だから相当時間をかけないといかんからね。ぜひひとつ、そういうことで、高齢者サロンをそろそろ、小島田の宮原会長がモデルケースでやってくれたでしょ。あれからですから、時津も。  ぜひひとつ、高齢者サロンに行ったら楽しかった、今高齢者が何を言っているか。語りたか。自分の若いときの話、自慢話を含めてみんな聞いていただきたい。苦しみ、悲しみ。それを言っているんですよ。話をしてみれば。  だから、シニアサロンとして、名称を変えてもいいし、そういう人たちが何をよくしているかというのをまず知っていただきたい。そして、ステップ何とか運動をしていいですよ。するなとは言わん。してもらっていいけれども、そういう高齢者が何を望んでいるかということです。  時津もあるところに行きますと、大体10人前後は来ています。昼間から。4時半にはさっと帰りますよ。だからそういう形で、長崎市も何軒か私は回りまして見ているけれども、ほとんど昼間行っているのは年寄りばっかり。そこに来れば、川口さん、ここに来ればみそ汁もあるとさ。握り飯あっとじゃもん。これなんですよ。だから、結局、我が家におっても一人で食うか、年寄り夫婦で食うかですから。ぜひ、そういう面では、今、昔で言えばスナック、今も夜はスナックですよ。昼間はカラオケハウスみたいになっていますので。だから、一回、蒔添課長、社会教育担当やけんな、教育長、次長、歌は好かんわけじゃなかろうから、昼間、どこでも2、3軒回ってください。ほとんど看板立てた。カラオケという。  町長、一応、そういうことで、あなたも見て回って、実際をつかんで。ほとんど年寄りです。ぜひそういう形で、私が諫早から飯盛回っておりますけど、もう飯盛なんて十何人来てますから。年寄りが。島原半島からとか、北高から来ております。  だからそういう形で、今の高齢者というのは、もうカラオケができて45、6年になりますけれども、歌いなれして、歌いたいという人はいっぱいおります。  どうですか。異論も相当述べました。ぜひ、町長。 ○議長(山脇 博君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  いろいろ御教示をいただいてありがとうございました。  ただいま川口議員がおっしゃったように、高齢者、今からそうした団塊の世代が2025年度には大半の人たちが後期高齢者に突入すると。また、国立人口問題研究所の推計によりますと、2040年には、今よりも約44%の人たちが独居になっていくというふうな、非常に高齢化社会というものが大きな問題を抱えているというような格好で思っております。  私のほうとしては、そうした中でまず健康でいてもらいたいというようなこと等で健康づくり、そして、生きがいを持っていただきたいというようなことで、そうしたことへの取り組みを進めております。  そしてまた、高齢者のそうした高齢者サロンというようなものにつきましても、カラオケセットもうちのほうは要望が出たらやりますよというふうなこと等でしておりまして、今どこかしらが、一つそういうようなことも出ておるというようなことでございますし、そうした高齢者の居場所づくりというようなことについてもやっていきたいというふうに思っています。  そして、まず非常に大きな問題というのは、やはり認知症ですね。これはもうほとんど、誰もが通る道というふうなこと等で把握をしております。ですから、そういうふうなものにつきましては、非常に家族も苦労しますので、そうした閉じこもりになったらそういうようなことが出てくるので、ですからそうしたことがないように生きがいづくり事業とか、いろいろなものを展開をしておりますけれども、まずそうした予防をまずやると。そして、そういうような格好になられたときのために、御家族のためにもなづみ野カフェというようなこと等で認知症の家族を持っている人たちが集まっていろいろな話もできるというふうなこと等にも取り組んでいっておるわけでございますけれども。  いずれにしましても、今、少子高齢化、人口減少社会というふうなものが一番大きな問題でございますので、そうしたこと等について今後も取り組みをさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(山脇 博君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  最後に言わせていただきますけど、ひきこもりは45歳から60歳までで、数年で61万人になると。平成40年ぐらいになると、認知症だけで800万越えると。これは大きな社会問題です。800万というのは、時津も何人か絶対おるということですから。ひとつ、なるだけ認知症になるなといってもなっていくわけですから。町長が今答弁されるように。ぜひ、なったら、いいよと。家庭だけで責任持たんでいいと。家庭も地域も、そして町も一緒になってやりましょうよという町をつくって、安心・安全の町にしていただければありがたいと思います。  福祉部長、聞いてくれとったな。聞いてくれとうやろ、忘れるなよ。頼むぞ。ぜひひとつ、私が何で各部長にこう言うかというのは、お互いね、人間ね、楽しようと思うんです。それと一緒。これをせねば、ずっとこれで行くんです。ところがこれを逆にしてくれといきなり言われたら、これから入らんとできんのですよ。それと一緒。修正というのは。  だからひとつ、そういうことで、それぞれ、セクションごとにありますけれども、ぜひひとつ、町長をひとりぼっちにせんこと。教育長をひとりぼっちにせんこと。みんなが打って一丸となってやっていただきたい。そして、安心・安全のまちづくりを目指していただきたいということを付してお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山脇 博君)  以上で、14番、川口健二君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午前11時13分 休憩)               (午前11時25分 再開) ○議長(山脇 博君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  皆様、おはようございます。最後の質問になりました。  こうやって2期目を迎えるに当たって、どういう形で2期目を迎えるかなと思いながら、本当に悩んだところであったんです。ただ、いろんな議員の皆さんの話を聞きながら、自分もまた頑張っていかんといかんなと思いはしています。  ちょっと前段で、この前、町長から話があった、ビワの件がありましたよね。なつたより、うちも植えているんです。ことしは進んでないんですけど、なつたよりとか、もぎビワで、すずかぜですね。本当にビワを時津の産物として推進してもいいのじゃないかなと私は思うんです。特になつたよりは、庭に植えて、その時期になったらビワも食べられますから。苗木を配布するとか、いろんなこともあって、これを推進できないかなと思いをしながら話を聞いておりました。  本当に時津の産物には、ブドウだけではなくて、いろんなものがあるということは、やっぱり進める必要があるかなと思いはしております。  2期目を迎えるに当たって、選挙期間中に住民の皆さんに、私はリーフレットの中でスローガンを掲げています。「声をください、時津未来のために」と言いながら、いろんな話を聞いたところです。いろんな励ましや叱咤、宿題もいろいろいただきました。その中でやっぱり出たのが、町道の安全対策、災害に強いまちづくり、それと、割とびっくりしたのが、特に発達障害児童の早期支援という環境づくりの件がよく出ました。どうしたらいいのでしょうかね、親が悩んで、兄弟が悩んで、同級生が悩んで、発達障害は何ぞやという部分が、まだどうやらあるみたいです。  実はきのうもちょっと相談を受けたものがありました。やはり知らなくて、相談もできなくてというのがあるのかなという気がしましたので、今後はそういうことも考えながら、一つ一つ議会で質問させていただきたい。住民の負託に応えていきたいと思います。ひとつ4年間よろしくお願いします。  では、通告に従って質問させていただきます。  質問は1つで7問です。  町道の安全対策・管理について。  町道の総距離は約100キロ、正確には110.7キロである。近年、国道206号線・207号線・臨港道路等が日常的に渋滞することにより、抜け道として町道への車の流入が多くなった。町民の生活道路であり、町民を守るためにもしっかりとした安全対策が必要と思う。  ①町道を抜け道として通行する車両がふえたが、通行量の多い路線や時間帯ごとの台数は把握されているのか。  ②町道で接触事故がふえてきている。事故の場所、数は把握しているのか。  ③町道への通行量がふえたことで改修が必要な場所は把握されているのか。  ④台風、梅雨の時期を迎えるに当たり、町道の上に覆いかぶさる樹木などの把握と対策、伐採についての考えをお伺いします。  ⑤災害が起こりやすい梅雨の時期を迎えるが、災害につながる恐れがある補修おくれはないか。  ⑥左底横尾線の中央線が消えていて、3月議会にて指摘したが、他の町道には、横断歩道等の白線が消えた、または薄くなったなど、早急に対応する道路はないのか。  ⑦左底中通線において町道に雨水が滞留している場所がある。原因は側溝が設置されていないのが原因であるが、対応策を伺う。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(山脇 博君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、平埜議員の御質問についてお答えいたします。  初めに、町道の安全対策・管理についての1点目、町道を抜け道として通行する車両がふえたが、通行量の多い路線や時間帯毎の台数は把握しているかについてでございますが、議員御質問のとおり、朝夕の通勤時間帯や土日祝日に発生する国道の渋滞を迂回して、生活道路である町道に流入する車両は、近年、非常に多くなっております。  まず朝夕の通勤時間帯において、交通量が多い路線としましては、元村郷の水道橋付近から長与町との行政界までの町道中沢原線、役場から水道橋付近までの町道茶屋ノ本線、浦郷の中村饅頭店前から浜田郷の東部リサイクルセンター付近までの時津中央土地区画整理事業で整備した路線、東部リサイクルセンターから国道207号までの町道浜田中央線、イオン方面から時津東小学校付近を経由し、都市計画道路冬切線に至る町道島本線などの路線が挙げられると考えております。  また、土日祝日の国道の渋滞迂回によって交通量のふえる路線といたしましては、久留里郷の鳴北中学校付近から久留里ダムを結ぶ町道合帰線、左底郷の狩底地区から野田郷の山口地区を経由し、カナリーホール前付近に至る町道左底野田線及び町道野田線が挙げられると考えております。  時間帯ごとの交通量の把握につきましては、先ほど申し上げた路線のうち、特に交通量の多い浜田郷の町道浜田中央線、町道島本線の12時間交通量、元村郷の茶屋ノ本線の夕方の時間帯の交通量について調査を実施し、台数を把握しておりますが、他の路線については調査は実施しておりませんので、台数は把握しておりません。  次に、2点目の町道での交通事故の場所及び数は把握しているかについてでございますが、平成28年の本町の町道における事故は55件、平成29年は36件、平成30年は50件となっております。  事故の場所につきましては、人身事故について把握している状況でございます。  なお、事故の原因につきましては、その多くが前方不注意、安全不確認、安全速度違反などの安全運転義務違反となっているところでございます。  次に、3点目の町道への通行量がふえたことで、改修が必要な場所は把握しているかについてでございますが、先ほど申し上げました路線の中で、町道中沢原線につきましては、建物が隣接していない区間について改良工事を行い、道路幅員を拡幅しておりますが、なお、一部の区間については、拡幅が必要ではないかと考えております。  茶屋ノ本線につきましては、役場から時津歯科クリニック付近までの区間は、時津中央第2土地区画整理事業で幅員を6メートルに改良しており、通学路の安全対策のため、路側帯にグリーンベルトの路面標示を行っております。また、時津川の沿線の区間については、時津川の河川改修事業と合わせて拡幅を予定いたしております。  浦郷から浜田郷の時津中央土地区画整理事業で整備した路線については、歩行者の安全な通行を確保するため、今年度に長崎県公安委員会がゾーン30を指定する予定であり、指定に合わせて道路にグリーベルト等の路面標示を行う予定でございます。  また、これまで要望により道路の一部拡幅等改修が必要と判断された路線におきましては、随時、改修工事を行っているところでございます。  なお、生活道路に流入する広範囲の通過交通対策として、時津中央第2土地区画整理事業によって都市計画道路の整備を行っておりますので、その供用が開始されれば、国道から都市計画道路へ通過交通が誘導され、生活道路への流入は減少すると考えております。  次に、4点目の台風、梅雨の時期を迎えるに当たり、町道の上に覆いかぶさる樹木などの把握と対策、伐採についての考えはについてでございますが、台風や梅雨前、降雨時の後には、過去に災害が発生した箇所を中心に、危険と思われる箇所を都市整備課の職員により道路の点検を実施しております。  その際に発見した樹木や竹等で倒れる危険があると判断したものにつきましては、伐採等の対応を行っております。
     また、年間を通じて、道路管理上支障となる樹木等につきましては、車両通行に支障とならない範囲におきまして、土地所有者の了解のもと、伐採等の対応も行っているところでございます。  次に、5点目の災害が起こりやすい梅雨の時期を迎えるが、災害につながる恐れがある補修おくれはないかについてですが、住民の方からの要望や、過去に被災した箇所の周辺など、災害につながりやすい道路側溝や道路のり面等につきましては、現地の状況を確認し、危険性の把握や必要性の判断を行い、適宜改修等の対策を行っているところでございます。  今後も過去の被災箇所の周辺を含め、危険と思われる箇所等につきましては、継続して点検を行い、道路の安全管理に努めてまいりたいと考えております。  次に、6点目の横断歩道等の白線が消えたり薄くなったなど、早急に対応する道路はないかについてですが、白線が薄くなったり、消えかかっている路線につきましては、40路線を把握しております。  今後、通学路や交通量が多い路線を優先して、白線の補修を早急に行ってまいりたいと考えております。  次に、7点目の左底中通線において町道に雨水が滞留している場所の対応策についてでございます。  議員御質問のとおり、町道中通線には一部側溝がない区間があり、この区間におきまして、降雨時に排水ができず、水たまりが発生している状況でございます。  当初は、応急対策といたしまして、路面に溝切りを行い、暗渠排水管を設置する対策を行っておりましたが、今回隣接地の土地所有者の方から土地の寄附の申し出を受け、延長約26メートルの区間について幅員を4メートルに拡幅するとともに、側溝を設置する工事を発注しており、6月中に完成する予定でございます。  今回、土地の御協力をいただきました土地所有者の皆様には、この場をおかりいたしまして御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。  以上で、平埜議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君、再質問をどうぞ。 ○4番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  ちょっと一言言ってなかったのですけど、議長に了解をいただいて水を持ち込んでおります。  町道というのは、生活道路であるということです。抜け道として使われるというものに対しては、やはり何らかの規制をかける必要があるのかなと思います。かといって、かけ過ぎると、国道、県道が渋滞するということにもつながるんですけれども、ただ、町道は住民が生活するための道という認識を持つ必要が私はあるのではなかろうかと思うのです。  今説明がありましたように、浜田郷、東小学校、あの地区は特にひどいです。やはりいろんな形のことを考える必要が、私はあると思っています。  その中で、ちょっといろんなことがあって、資料を取り寄せをしたのですけれども。町道においてはコミュニティ道路をつくるとか、歩車共存道路を設置するという部分の考え方も安全対策の中ではあるのではなかろうかと思うのです。  ただ、コミュニティ道路については、自動車の通行を主たる目的とはしない道路のことであるということでうたってあります。地域の道路はその地域に住む人々のものであるという考え方に基づいて、生活道路から車を締め出し、歩行者の安全や快適性を考慮した道づくりを目的とするべきだということも書いています。  歩車共存道路というのが、資料をインターネットから取り出したのですけれども、国交省の中の道路構造例の開設と運用という部分の中に載っています。  歩車共存道路とは、ということで、生活道路における通過交通の排除など、快適な生活環境の創造をもたらすことを目的とし、自動車の速度を抑制する措置を講じ、交通事故を防止し、歩行者にとって安全かつ安心な通行区間とした道路であるということです。  そういうことがあるのですけど、その辺は、都市整備課はどういうふうに考えをお持ちでございますか。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  お答えいたします。  歩車共存道路というのは、車道を蛇行させることで自動車の速度を押さえて交通事故を防止し、歩行者の安全で安心な歩行空間を確保するものでございます。  時津町の道路につきましては、いろんな形態があるかと思うのですけど、道路の交通量や状態、また、道路の周辺の土地利用などもさまざまでございますので、ほかの市町の施工事例を確認したいと考えております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  大きな違いは、コミュニティ道路というのが縁石等で区切った道、歩車共存道路というのは、皆さん聞かれたことがあると思うのですけど、長崎市内に観光通りがありますよね。あそこの道がくねったようなところに行かれたことがあると思います。そこが歩車共存道路になります。  全国的にもいろんなところで設置が進んできて、要は、スピードが出にくいような道路の設計、そこで公園じゃないのですけれども、話ができるようなスペースを取るということで、2車線を1車線にしてという形でつくられているということなんですけれども。通行量が多ければ、段差をつけた道という部分の中でスピードが出ないということも考えることが必要じゃないかなと思うのです。  というのは、さっき言ったように、町道というのは生活道路という位置づけであった場合は、そういうふうにすべき。全部しなさいじゃなくて、できるところからやっていったほうがいいのじゃないかなという気はいたします。これは、ぜひ検討いただいて、住民を守るためにはどうしても必要と私は思います。  検討をぜひ、お願いはしたいと思います。  どうしても、左底横尾線については、速度規制、あそこは町道といいながら50キロ規制なんですね。ああいう状況の中でそういうところの指導というのは難しい部分はあるとは思います。ただ、町道といえないような渋滞が今起こってきていますので。ぜひ、そういう部分の考え方も持っていただきたいと思います。  次は、町道で接触事故がふえてきておるのですけれども、場所とかが具体的にわかれば教えていただきたいのですけれども。資料をお持ちでございますか。 ○議長(山脇 博君)  建設部長。 ○建設部長(江頭春彦君)  私のほうからお答えさせていただきたいと思います。  平成30年度のほうの接触事故、町道による接触事故の関係を警察のほうから資料をいただいておるわけでございます。  特に、町道の中では、私がちょっと拝見した中では、やっぱり、50の事故の回数のうち、24カ所が交差点というふうになっておって、そのようなことで把握をしております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  実は、左底野田線、先ほどちょっと話がありました、野田の池からカナリーホールまで行く、あれを野田線というのですけれども。左底から野田に行ける左底野田線の3差路があります。そこで接触事故がこの前も起きたという話を聞いています。  一番の原因は何かというのは、要は狭いというのが一番の原因です。私有地のほうになぜかペイントがしてあるんですね。そこで、どうしてしてあるのですかと地元の方に聞いたら、これはいつも事故があるから。事故が起きないために個人の所有、そこに対してペイントをしてあると。これは、都市整備課はその辺は理解はされておりますか。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  お答えいたします。  現地のほうは確認いたしております。把握もしております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  そこは、車2台で、4台でもし来た場合は離合はできないように、非常に狭い場所になっています。事故も多いんです。地元の地権者の方にお伺いすると、ここをどうにかしないとどうしようもないよと。地権者の方に聞いたのですけれども、先ほど、一般質問に出す前に言われたのは、先ほど警察を呼びました、うちの家をかすって逃げていったんだという話も出ています。原因は狭いというのが一番の原因なんです。  ここについては、やはり改修をする必要があるのじゃないかなと思います。  名前はまだちょっと言えませんけど、地権者の方が言われたのは、寄附をいただいている場所もあるんだと。自分もそういう気持ちもある。だから早くその辺の対応をしてほしいということなんですけど、一度その辺については、相談に行っていただくことはできますか。 ○議長(山脇 博君)  建設部長。 ○建設部長(江頭春彦君)  今、御指摘がありました左底野田線、それと野田線の交差点付近ということで考えてございますけれども、左底野田線につきましては、議員も御存じのとおり、以前、左底郷の狩底川のほうから拡幅工事を行っておりまして、ちょうど当該交差点につきましては、建物がありますので、そのときはそこは改良はせずに、拡幅はしないというふうな状況じゃなかったかと思います。  この交差点の付近は、当然、私どもも幅員が狭くて、離合がしづらい、できないというふうなことは承知の上でございまして、ただ、おっしゃるとおり、局部改良で拡幅をしていくためには、どうしてもここは用地の取得もお願いしなければならないし、建物も移転を要するということになろうかと思います。  現在、国道の渋滞でそちらのほうに、町長の答弁でも申し上げましたとおり、通過交通が発生しているのも承知しております。  あとは、現在の、例えば交通量とか、それと西彼杵道路とか、例えば日並左底線が令和4年度末、令和5年度末にそれぞれ供用を開始する、今のところ予定でございますので、その辺の交通量もその後どうなるかというふうなことも勘案して、もし改良工事をする、しない、そういった分については、事業効果を含めて考えていかなければならないかと思います。  また、地権者の方が、今、快くそういったふうに申し出をされているようであれば、私どももちょっと現場には行って、御意思を確認はしたいというふうに考えております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  今おっしゃったとおりで、左底横尾線が渋滞することによって、野田に抜けていく、要は抜け道として使う人が非常に今多くなってきています。  昔であれば、そう通行量は多くなかったんです。最近抜け道として、もう道を皆さん覚えてきたというのがあるのでしょうけれども、非常に通行量が多くなって、渋滞、どちらが本線ですかという話も出るように、車が、2台待つと次の1台が離合できないという、非常に狭い場所に当たっています。ただ、地元の地権者の方もそういう部分の協力はしてもいいということを言ってらっしゃいます。  西彼杵高規格道路ができたから、そこが解消するかというと、なかなかまだ難しいと思いますし、いろんな家が建つとか、いろんなことになる前に、できれば地権者の協力をいただけるうちに話をして、改良工事ができないかなと。あそこを通行どめにすることもできないし、一方通行にすることもできない。でも、ここを通行するには道が狭いということなんです。  野田から左底を抜ける、あそこは、上のほうは2車線になっています。下のほうが1車線になっているのです。だからその辺は、ぜひ、早急に地権者の方と話をしていただいて、どういう方策があるのか、検討をぜひお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  実は、もう一つ、この質問をするときにいろいろ調べていたホームページに、左底の中通りの件が今出ていました。御意見ということで、これは時津のホームページに載っているんです。  どこにお願いしていいのか定かではなかったので、とりあえず時津町内のことなので、メールします。最近、商業施設などお店がふえてにぎわってるのはよいのですが、渋滞がひどく、家の前の一台通るだけの狭い道が抜け道にされて困っています。左底の鳴鼓小の前の道路の一本入った太平軒からの時間帯歩行者通行規制の道です。平日の朝夕はもちろん、土日も昼間から抜け道にされて、生活しているこちらは家に帰るだけなのに、対向車のために離合したりと一苦労しております。角には家も建ち、見通しも悪く、スピードを上げて走る車もあり冷や冷やしています。事故もよくあります。通学路にもなっていますので、早期改善をお願いできないでしょうか、というのがホームページに載っております。  これは認識されておりますよね。これは総務課のほうが担当されているのですか。 ○議長(山脇 博君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  そういった御要望が寄せられているということは認識をいたしております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  その中で、回答としては、ちょっと読んでみましょうね。  日ごろより町政に対しまして御協力いただきありがとうございます。また、今回、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。今回、御指摘いただきました太平軒の駐車場前から国道206号線との交差点までの道路のうち、区間中央の3差路から国道206号線との交差点までの区間には、午前7時から8時まで歩行者専用の交通規制(土・日・祝日を除く)がかけられており、指定時間帯は車両の通行はできません。交通規制の取り締まりにつきましては、公安委員会の管轄となりますので、時津署交通課へ交通規制の指定時間帯における見回りの強化をお願いしました。また、あわせて、速度制限等の指定についても時津署交通課へお尋ねしましたが、交通規制を行うと、規制区間周辺に住んでいる人々の生活環境に影響が出るため、周辺住民の理解がなければ、指定は難しいということでした。本町としましては、各ドライバーが安全のために云々と、こう書いてあるのですけれども、ただ、これは意見として聞いて、これは地元の自治会に対して、PTAに対して、学校に対してという分の問題提起というのはされたのでしょうか。そこをお尋ねします。 ○議長(山脇 博君)  総務部長。 ○総務部長(前田純孝君)  そちらのほうは、住民の方の意見箱ということでお伺いして、正式に回答しているものでございます。  その回答の中にもございました、交通規制は公安委員会で、生活環境が変わると、そういったのを地元の方の中で一応、特に付近住民の方で協議をされて、自治会長とも協議されて、それが要望としてこちらのほうに上がってくれば、また現場のほうで確認をして、改めて協議をしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  こういう問題で、自治会に入っている方は別に、自治会のほうにも話はあるのでしょうけど、入っていない方は、こういう意見として上がってくると思うのです。  当然、ホームページで見るのは当たりまえなんでしょうけれども、ただ、来た場合には、地元自治会とかPTA、学校関係、通学路にもなっていますので、それについては連絡をいただいて、こういう問題があるけれども、どういうふうにお考えになりますかという部分は、やっぱりやる必要があるのじゃないかと思うのです。  同じ時津町の住民です。いろんなことで考えて、心配しながらこういう意見が来たのでしょうけれども、一つの意見としてではなくて、町としてもやはり、地元に対してフィードバックをするということも必要じゃなかろうかと思いますので、ぜひその辺を考えながら、対応をお願いしたいと思います。  特に、町道の抜け道ということで、使う人も大変多いし、あの道というのは、通られたことはあるのですかね。本当に車1台、もう1台来たら、必ずどこかの、ほかの駐車場を借りてでも離合していかないと離合できないような場所になっています。
     確かに、規制があって、地元の自治会とかPTAということで、うたって話をするのであれば、やはりそこに対するフィードバックだけはやっていただいて、その回答をもらうということも考えないといけないのじゃなかろうかと思うのです。ひとつよろしくお願いします。  それと、梅雨の時期を迎えるに当たって、道路の改修がまだ完全に終わってないというか、私が見たのは、野田池の前が、今、ブルーシートに覆われたままで、一向に改修されないような気がするのですけれども、あそこについては、そういうところというのはほかにはまだたくさんあるのですか。また、それはいつごろ改修されるのか。状況だけ教えていただければと思います。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  町道野田線の下山付近のブルーシートがかかっているところだと思うのですけど、そこの災害箇所につきましては、昨年の7月の大雨時にのり面が崩れたものです。  この箇所につきましては、西彼杵道路の野田高架橋の箇所になりまして、長崎県の用地になります。  そこで、長崎県で大型土のうを設置して、応急処置をしている状況でございます。  そして、野田高架橋につきましては、来年の工事着手予定でございますので、それまでは、今、応急処置をしている状況になります。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  ありがとうございます。了解いたしました。  住民があそこに住んでいるというわけじゃないのですけれども、通過道路にはなっているし、ぜひ、梅雨の時期は、このように点検だけお願いしたいと思います。  次に、町道の上に木が覆いかぶさってきて、個人では切れないとか、お年寄りも最近ふえてきて、自分の家だけでも何もできないという方も中にはいらっしゃいます。そういう伐採については、先ほどやるという話を聞いているのですけど、これは住民の方から上げてもらう、それとも、自治会を経由して上げてもらうという形で対応するのでしょうか。その辺はどういう形の対応、どちらに回したらいいのですか。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  その部分につきましては、道路管理者で対応したいと考えております。まずは、土地の利用者の方の了解とかも必要になってきますが、道路管理者で対応したいと考えております。 ○議長(山脇 博君)  建設部長。 ○建設部長(江頭春彦君)  ちょっと補足でございますけれども、一応町道あたりは、日々点検をしておりまして、覆いかぶさっているところは把握をしておりますので、そのようなところにつきましては、申請等ではなくて、支障があるようであればこちらのほうから地権者に一応話をして、どうしても高くて切れないというようなところであれば、うちのほうで対応するというふうなことになります。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  それを聞いて安心いたしました。  地権者の方については、そういうことがあれば相談をしていただくと。危なければ伐採いただくということでいいのではなかろうかと思うのですけれども、ぜひそういう対応をお願いできればと思います。  それと、梅雨の時期を迎えて、いろんな災害が起こると思うのですけど、起こらないのが一番いいんです。ただ、それに対する備えというのが必要になりますから、相談があったときは、このように対応いただければと思います。  次に、6番目に書いております左底横尾線の中央線が消えて。これ、今きれいに、中央線がひかれてあります。今、車にはみ出し防止装置というのがついていまして、中央線のあの白いラインを越えるとブザーが鳴ったりとか、元に戻ったりという車が今ふえてきているのです。  そういうことを考えると、どうしても消えた状態をそのまま維持するというのは余りよくないと思いますので、こういう話の対応というのはぜひお願いはしたいと思いますし、先ほど町長も言っていただきました、中央線が消えている場所とか、あそこまで広い場所は、私は認識はしてないのですけれども、ほかにはそういうところはございますか。教えてください。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  お答えいたします。  現在、40路線を把握しておりますので、そこの部分につきましては、通学路とか、交通量の多いところなどを優先して、早急に補修のほうを行ってまいりたいと考えております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  よろしくお願いいたします。  先ほどから何回も言いますけれども、はみ出し防止装置がついて、事故防止にもつながってきますから、特に中央線と横のラインだけは、消えることがないように、ひとつ対応をよろしくお願いしたいと思います。  次は、最後になりますけれども、左底の中通り線において、町道に雨水がたまるということで話をしております。これは、先ほど6月中にはもう終わるんだということで聞いております。安心しました。  ただ、この路線、中通り線について一番問題点は、ここは昔、宅地、下の家のほうなんですけれども、そこは田んぼで、水については何も問題なく田んぼに流せば済んだ場所なんです。そこにあったやつも一部埋まったとかいう話を聞いておりますけれども、ただ、そこがないもんだから水がたまった。一番の原因は、その地権者の方が、自分で車庫をつくろうと思ってやったら、今度は水が全くはけなくなったというのが一番の原因だと思うんです。ただ、側溝がないという部分で、自分が寄附しましょうという話を聞きました。ただ、ここには、水路がもう一つあるのです。それを御存じですか。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  把握しております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  その水路は個人の持ち物になっているのです。ここはいつかはしないと、もし個人の方がそこをふさいでしまうと、水のはけ道がなくなってくるということになりますので。早い対応、早いというのはなかなか難しいのでしょけれども、今から話し込みをずっとやっていかないと、うまくいかないのじゃなかろうかなと思いはします。  水がたまると、低いところに家が建っているところもあります。そこは水没したりということも考えられなくもないもんですから、ぜひ状況を把握した上で、どういう対応が必要なのか、ただ、そのまま放置するということもできないのじゃなかろうかと思うのですけれども、そういう対応についてはいかがでしょうか。ちょっと話をいただいても大丈夫ですか。地元の方と。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  お答えいたします。  民有地の排水路につきましては、延長が50メートル以上で、かつ公共性があるものであり、用地の寄附や分担金の負担などを条件に、排水路新設工事を行うことができます。  ただ、技術的に排水路を行えるかなど、検討する必要がありますので、現地の確認はさせていただきたいと考えております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  状況がわからないことには、交渉のしようもないのじゃなかろうかと思うのです。  だからぜひ、状況だけ確認いただいて、ただ放置もできませんので、対応をよろしくお願いしたいと思いますし、町長、これ、町長が前に担当されておったときもこの問題は出ていたと思うのですけれども、その辺は御存じでございますか。よかったら教えてください。 ○議長(山脇 博君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今のそこの中通り地区、そこのところについて、私がそこを担当しておったというようなこと等、あれはちょっと記憶はないのですけど、ただ、そうした公共の道路等の排水を受けてやってある水路と、そこの宅地開発のときにそこの宅地の排水を流すというふうなこと等でやった水路というふうなもの等がございます。ですからそうした公共性というふうなもの等も十分勘案をしながら、またそれをやることによって、下のほうの下流のほうに与える影響はどうなのかというようなもの等もございますので、議員おっしゃるように、その状況を十分把握しながら、これは公共でやったほうがいいとかいうふうなものがございましたら、そこの相談はさせていただきながら、整備を進めていく必要があるというふうに思っております。 ○議長(山脇 博君)  4番、平埜君。 ○4番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  ぜひ、状況を調べるように指示をお願いしたいと思いますし、どういう形でやればいいのか、放置はできないということはもうはっきりわかっているんです。水の抜け道がないというわけにはいかないもんですから。ぜひ、どういう方法で、どういう対応をとれるか、ぜひ検討をお願いして、地元の方にもまた話を私はしたいと思っています。できるだけ協力いただける形で、一緒にやっていければと思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。  これで私の質問は大体終わるのですけれども、町というのは、住民のために生活、資産を守るというのが一番の目的として活動しているのじゃなかろうかと思いますので、生命、資産という部分を守れるように、私も一生懸命やっていこうと思っています。  ただ、そこでいろんな問題がありました、なくなりましたということはないように、本当に頑張るつもりでおりますので、ひとつ御協力をよろしくお願いします。  これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山脇 博君)  以上で、4番、平埜靖君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午後 0時 4分 休憩)               (午後 1時15分 再開) ○議長(山脇 博君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程に入るに先立ち、議員の皆様に議案審議について留意事項をお伝えします。  会議規則第54条で、質疑に当たっては、議題外やその範囲を超えたり、自己の意見を述べることができないことになっており、会議規則第55条で、質疑は同一議員につき、同一議題について3回を超えることができないことになっております。そのような発言があったときは、議長が制止しますので、御理解いただきますようお願いします。  また、委員会へ付託となる議案の質疑につきましては、所管の委員は御遠慮願います。そして、その遠慮した分は、委員会の審議の中で大いに質疑を交わしていただきたいと思います。  議事進行に議員の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。               ~日程第2 議案第34号~ ○議長(山脇 博君)  日程第2、議案第34号、専決処分の承認を求めることについて〔令和元年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)〕の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺七美枝君)  一つお伺いいたします。  この国保のことですけれども、30年度は250万円不足だから、元年度から250万円を入れますという国保制度の中身なんですけれども、どうしてこの250万足りなくなったのかという理由と、これはどういうふうに使われたのか、県に納付したものなのか、そこのところをちょっと御説明いただきたいと思います。 ○議長(山脇 博君)  福祉部長。 ○福祉部長(大石三幸君)
     お答えいたします。  最初の質問と2番目の質問の2番目のほうの質問からですけれども、これは県のほうに納付することではなくて、令和の元年度の予算から平成30年度に繰り上げ充用を行うということですので、県に納付するというような形のものではないということが後半の説明でございます。  最初の御質問の250万ほど不足しているということはどういった要因が考えられるのかということにつきましては、一応、平成30年度についての収支の見込みというのを立てて30年度に執行に当たったわけなんですけれども、実際のところは平成30年度の当初の国民健康保険の保険税を見込みに当たっての国保の費用弁償の所得の状況とかに照らし合わせて見込みを立てたのですが、そういったものが実際30年度に入ってみますと、若干所得のほうが下がっておるというふうな状況が主な要因でございます。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺七美枝君)  議案第34号、専決処分の承認を求めることについての反対討論を行います。  専決処分とは、本来、議会の議決、決定を得なければならない事柄について、地方公共団体の長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決、決定の前に、みずから処理することです。本来、専決処分はすべきではありません。  しかし、議会が開けない場合とか、特に、緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかである場合などに限って認められているのです。  議案第34号は、令和元年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、平成30年度は250万円不足したから、令和元年度から250万円入れるという内容です。  町長の提案理由には、繰り上げ充用に係る予算の補正が必要になったが、議会を招集するひまがなかったため、専決処分にしたので、議会の承認を得るために出したとなっています。  ここには2つの問題があると思います。1つは、繰り上げ充用という問題です。  地方自治法では、地方公共団体の会計年度における歳出は、その年度の歳入をもってこれに充てなければならないと定められています。しかし、予期せぬことなどから、その年度に収入する予定であった歳入を確保できず、歳出に対して歳入が不足する場合に、翌年度の歳入でその不足分を補填することができるということです。  繰り上げ充用は、本来はすべきではないのです。繰り上げ充用する場合は、なぜしたのか、どういう予期せぬことが起こったのか、事前に議会に説明すべきです。しかし町長は、議会に諮らず、簡単に専決処分で済ませています。  2つは、議会を招集するひまがなかったという理由が本当かという疑問です。5月10日には臨時議会が開かれています。この問題で本当に臨時議会を開く努力をしたのかどうかは、私には疑問が残ります。  町長の安易な専決処分は、議会軽視につながることを指摘して、反対討論といたします。 ○議長(山脇 博君)  次に、賛成討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第34号は、承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります、  したがって、本案は、承認することに決しました。               ~日程第3 議案第35号~ ○議長(山脇 博君)  日程第3、議案第35号、時津町道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺七美枝君)  議案第35号、時津町道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例の反対討論を行います。  本議案は、本年10月に消費税率が10%に引き上げられることを前提として、条例を変えるための議案です。消費税は所得が低い人ほど負担が多い、最悪の不公平税制です。  しかも、今、日本は、消費も企業投資も輸出もマイナスです。こんな景気悪化の中で消費税を10%に引き上げたら、日本経済も国民の暮らしも大変なことになります。  私は、消費税10%への増税は断固中止すべきという立場から、この議案第35号に反対いたします。 ○議長(山脇 博君)  次に、賛成討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第35号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります、  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。               ~日程第4 議案第36号~ ○議長(山脇 博君)  日程第4、議案第36号、時津町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  この中身の変更点の中に、貸し付けを受けようとする者は保証人を立てなければならないと書いてあるのですけれども、この保証人というのは、ただの保証人でしょうか。それとも連帯保証人のことでしょうか。 ○議長(山脇 博君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  お答えいたします。  通常、連帯保証人と言われるものにつきましては、民法に基づく連帯保証人というものがあります。これは、民法そのもので連帯保証人という言葉が定義されているわけではなくて、民法の督促の中で、連帯して保証を負うもの、そういったものについては、抗弁権であるとか、検査権というのですか、そういったものを有しないというふうな規定でございます。  今回、この災害弔慰金の支給等に関する法律、そういったものに基づいてこの保証というものがあったわけなんですけれども、民法は一般法とすれば、この災害の法律というのは特別法になります。特別法という枠の中で、その法の趣旨に沿った形で、連帯の保証、そういったものを考える必要があるということで、これのお金の流れにつきましては、国が3分の2、県が3分の1の原資を出しまして、貸し付けを市町村が行うというふうな流れになっております。  貸し付けに係る調査義務であるとか、督促とか、そういったもろもろのことは市町村の事務として行わなければならないというような制度でございます。  被災者に対する貸し付け、こういったものが回収ができなかったときについては、市町村は国、県に対してはお金は支払わないといけない。借りたお金は返さないといけない、こういうふうな制度でございます。  そういうふうな中で、国のほうが今まで示しておりましたのが、返済義務を免除しますよというふうに規定しておりましたのが、本人が死亡したときと、そして高度障害になったときについては、国は返済義務を免除しますということでしたので、市町のほうでもそこについては、債権のほうは放棄はできた。あと、自己破産とか低所得という場合については、国はそういうふうなものは出しておりませんでしたので、それはそういったところで返済義務を市町村が免除するときには、そのお金というふうなものについては、全部市町村が自分たちでかぶらないといけないと、そういうふうな制度になっておりました。  そういうふうなことから、昨今、東日本大震災のケースにおきましては、自己破産と生活困窮の低所得の150未満の場合、そういったものにつきましては、国のほうが債権を免除しますというふうな特例法を5月の末ぐらいだったと思いますけれども、私も新聞で読んだのですけれども、それが参議院のほうで可決をされたというふうな状況でございます。  そういうふうなことがありますので、民法でいう連帯保証人というふうなものよりも、若干そういった返済義務が免除される、そういった制度もあるという意味合いにおきまして、特別法に基づく連帯保証人、この制度内での連帯保証人というようなところで考えていただければいいのかなと思っております。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  意味は理解ができました。  やはり、災害があって町からお金を借りようとする人は、本当に究極に困ってそういう行為に当たられる人なので、そういう人に民法でいう連帯保証人をつけなさいというのかと思って質問したのですけれども、そこまでは厳しくないということなので、やはり町民の最低の生きる力を奪うようなことが町ではあってはいけないと思いますので、よろしくお願いしたいという要望をしておきたいと思います。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺七美枝君)  議案36号、時津町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例への反対討論を行います。  本議案は、災害援護資金の貸付利率を保証人をつけて無利子にすることと、より返済しやすくするため、償還方法に月賦償還を加えることとなっています。無利子にすることと償還方法、月賦償還を加えることは、これまでより払いやすくなるという意味で前進面です。
     しかし、保証人をつけることが問題です。保証人を見つけることができなければ、災害援護資金を借りることができません。幾らこれまでより払いやすくなったとしても、借りることが難しくなることは、大きな後退だと言わなければなりません。  以上の理由で本議案には賛成できないことを述べて、討論といたします。 ○議長(山脇 博君)  次に、賛成討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第36号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります、  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。               ~日程第5 議案第37号~ ○議長(山脇 博君)  日程第5、議案第37号、時津町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  一点お尋ねいたします。  ここに専門職大学の前期課程を修了し、と書いてあるのですけれども、専門職大学というのがどういうものかというのを教えてください。 ○議長(山脇 博君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  専門職大学につきましては、学校教育法等の一部を改正する法律、そういったものによりまして、専門性が求められる職業を担うための実践的かつ応用的な能力を展開させることを目的とする専門職大学という制度が国のほうで創設をされております。  それにつきましては、4年制過程の専門職大学と2年制または3年制過程の専門職短期大学というふうなものがございます。  31年の4月で、この専門職大学というふうなものに分類されるのが3校ございました。令和元年、ことし開設予定というふうなものが20校ございます。そういった専門職大学、そこを卒業された方について資格要件として含めて認めますというのが今回の制度改正の趣旨でございます。  専門職大学につきましては、そういうふうな内容のものでございます。 ○議長(山脇 博君)  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  専門職大学の中には、学童に関する必要な、いろんな教育学であったり心理学であったり、そういうことを習っているような大学というのはあるのでしょうか。 ○議長(山脇 博君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  お答えいたします。  今年度、専門職大学を設置する予定のものとして、例えば、東京医療福祉専門職大学というところでは、医療福祉学部、そういったものがございます。あと、国際交流関係の学部とかもございます。  ファッション関係の学部も当然あります。専門職ですので、特別のそういった就業とか、そういったものに結びつくような、そういった大学でございます。  学童のほうの支援員さんの要件というのは、やっぱりいろいろ、福祉的な面とか教育的な面とか、多々あろうかと思います。ただし、そこのなるための資格要件といたしましては、今現在、昨年条例改正のほうをお願いしましたように、中学卒業後に学童のほうで5年間勤められた方については、資格要件を認めますというふうなものであったり、そういったもので緩和をされてきております。  そういった中で、実際にそこの学童で働く者の資格要件としては、学んだことよりも実践的にそこで子供たちを見ていただいたこと、そこに重点を置いていっているというような状況でございますので、今回の改正につきましては、そういった意味から専門職大学というのを学校教育法のほうで新しく設定をしたので、それも学童の資格要件の中に入れて認めてくださいというふうなところでの改正になっております。 ○議長(山脇 博君)  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  やはり、学童といえば、簡単に考えて、何も教育することがないみたいな、ただ、安全・安心のためにそこできちんと見て、それからおやつをあげてというふうにしておけばいいのじゃないかという安易な考えがあるのではないかと思うのですけど、今の時代、子供たちをきちんと育てるために、とても貴重な場所になっていて、すごく専門性が求められるように指導員のほうもなってきております。  そんな中、きちんと学童の子供たちに対する教育を受けていない人が、指導員のなり手がないということで、多分これはつくられた法律じゃないのかなと思うのですけれども、来てくれれば誰でもいいのかというようなところではないです。雇う側がきちんとしておけばいいのですけれども、今町内は保護者運営で、保護者が雇うというところまでしています。一定、町のほうでもそういうふうにきちんと選考する場合、ちゃんとした人を入れますようにというような指導をしていただきたいと思いますけれども。こういう法律が通ったからといって、誰でもいいみたいな感じにはなってほしくないと思いますので、そこら辺の監督というのは、きちんとしていただけるのでしょうか。 ○議長(山脇 博君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  学童のほうの支援員の資質につきましては、法律のほうで研修を受けないといけなというふうなものがございます。  この法律で研修を受けないといけない期間というふうなものが、こういった資格要件を新たにするときに、5年のうちに受けないといけなというのがございまして、その中でしっかり資格研修を受けていただいて、そういった方がそこで学童支援員としての研修を受講していただいて、受けられた方が実際そこで指導していただくというふうな状況になておりますので、そういったものについては、こちらのほうもしっかり、そこにつきましては管理しておりますので、そういったところで資質の向上、そして、そういった安全性とか、そういったものについては習得をしていただいているというふうに考えております。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺七美枝君)  労働条件のことでお聞きしたいと思います。  この学童で働かれる支援員の方々の給料などは、時給にした場合幾らぐらいなのか。また、雇用の仕方で、契約的に雇われているのか。また、ボーナスなどはあるのかというのをちょっとお聞きしたいのですけど。 ○議長(山脇 博君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  学童のそういった要件につきましては、補助事業がございますので、補助の要件があります。支援員1人当たり幾ら支給するとかです。実際の運営自体は学童のほうで行っております。その中で、指導員の給料であるとか、そういった労働状況のほうは決められているという状況でございます。  一つ一つにつきましては、一応監査をする際に確認はしておりますけれども、こちらのほうで、今、手持ちでその数字とか、そういう条件の一つ一つは持っておりませんので、もし必要がございましたら、福祉課のほうに教えていただければ、こちらのほうからそのあたりについて、わかるところにつきましては御報告しようと思います。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  ただいまの質疑なんですけど、質疑であって、この37号に対する設備とか運営に関する基準に対する一部を改正する条例ですので、その件に対する質疑をお願いします。  内容等につきましては質問しないようにお願いします。  ほかに質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  8番、浜辺君。 ○8番(浜辺七美枝君)  議案37号、時津町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の反対討論を行います。  本議案は、放課後児童支援員の資格要件の一部を緩和するもので、これまで学校教育法の規定による大学で、社会福祉学等を専修する学科、または過程をおさめて卒業した者となっていたのを、これに専門職大学の前期課程を修了した者を追加するものです。つまり、卒業していなくても支援員になる資格を与えるというものです。  学童保育には、幼児とは違って、仲間をつくって、逸脱や悪さをしながら遊びをする。ギャングエイジの子供たちの発達、成長に責任を持ってかかわるという独特の難しさがあります。  単に遊びを一方的に与えるのではなく、また上から統制、管理をするのでもなく、子供たちは仲間との関係を自分たちでうまく築き、生活や遊びの主人公になっていけるような複雑性を持ったかかわり方が求められており、学童保育の支援員は、本来保育士や学校教員と同様の高い専門性が必要とされています。  もともとこの規制緩和は、全国的に学童保育を必要とする子供が激増している中で、担い手を確保しようという背景のもとに打ち出されました。  しかし、担い手不足の原因は、介護職などと同じように、劣悪な労働条件があります。本町の放課後児童支援員は、低賃金、不安定な雇用の中、大事な社会的役割を果たしています。  今求められているのは、専門性を保証しないままで規制を緩和するのではなく、仕事の専門性と重要性に見合う労働条件の改善であることを訴えて、本議案への反対討論といたします。 ○議長(山脇 博君)  次に、賛成討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第37号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります、  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。               ~日程第6 議案第38号~ ○議長(山脇 博君)  日程第6、議案第38号、時津町都市公園条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。
                  (なしと呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (なしと呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。               (なしと呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第38号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (異議なしと呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。               ~日程第7 議案第39号~ ○議長(山脇 博君)  日程第7、議案第39号、時津町森林環境基金条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  10番、新井君。 ○10番(新井政博君)  この提案理由のところに、森林の間伐や林業の人材育成、それと担い手の確保、木材利用の促進や啓発等の森林整備及びその促進に関する費用に充てなければならないということで、基金を設立しようということで、125万4,000円が一般会計から入るわけです。これについてですけれども、生命、財産を災害から守るということは非常に大切なことではないかと思いますけれども、まずお聞きしたいのは、この町有林、県有林、国有林、大体どのぐらいあるのですか。 ○議長(山脇 博君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(菊野一朗君)  お答えいたします。  今回の県有林、町有林の面積については、ちょっと手元に資料がございませんが、今回の森林環境譲与税の国からの配分の基礎となりますのが、人工林の面積ということになっております。  そちらの面積で申しますと、時津町の場合は113ヘクタール、これに林業就業者数であるとか、人口、そういったものを基準にこの森林環境譲与税という金額が配分されるということになっております。  以上でございます。 ○議長(山脇 博君)  10番、新井君。 ○10番(新井政博君)  それと、皆さんも周囲の山をずっと見られたら、竹、孟宗竹がかなりはびこっているのですけれども、これ、整備ですから、このような竹なんかを伐採して、要するに、雑木林にするとか、災害から守るためは雑木林が一番いいのですけれども。そういったこともこの中に入るわけです。整備ということは。 ○議長(山脇 博君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(菊野一朗君)  お答えいたします。  今、議員おっしゃられた竹林の整備につきましても、今回の森林整備の目的ということで入っております。  細かい点で、どういった竹の整備に使っていいかというガイドラインがまだ示されておりませんので、具体的な使い道については、まだわかっておりません。  以上でございます。 ○議長(山脇 博君)  10番、新井君。 ○10番(新井政博君)  この竹林というのは、災害に弱いんです。これで大きな被害が出るところがたくさんありますので。ぜひ、せっかく基金を設けられるわけですから、これをぜひ実現していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  建設部長。 ○建設部長(江頭春彦君)  ちょっと補足でございますけれども、一応、この使途につきましては、通常民間の私有林というのが対象となってくるかと思います。  その中で、県や町の公有林については、原則対象になっていない。天然林についても、産業振興課長が申しましたが、原則なっておりませんが、地域の実情とか、そういった分に応じて、可能になるものもあるというふうな定義がされております。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第39号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (異議なしと呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案39号の件は、6月10日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。              (異議なしと呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第39号は、6月10日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。               ~日程第8 議案第40号~ ○議長(山脇 博君)  日程第8、議案第40号、令和元年度時津町一般会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  6番、濱﨑君。 ○6番(濱﨑幸德君)  今回の補正予算に対して、小学校と中学校のトイレ改修事業の予算が出ております。これは一体、どことどこの改修をするのか。また、その改修がいつごろにできるのかというのを教えてください。 ○議長(山脇 博君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(栗山浩毅君)  お答えいたします。  トイレの大規模改修につきましては、今まで小学校を行ってまいりましたので、今回は中学校を行うこととしております。  また、小学校におきまして、大規模改修から年数が経過し、前回の改修時よりさらなる洋式化の必要がある小学校及び改修を行っていなかった体育館や教職員のトイレのある小学校につきましても改修を行うこととしております。  具体的に申しますと、中学校におきましては、時津中学校が校舎内の生徒用と教員用のトイレ、鳴北中学校が校舎内の生徒用と教職員のトイレ及び体育館のトイレ。小学校におきましては、時津小学校が校舎内の児童用と職員用のトイレ及び体育館のトイレ、時津北小学校が、校舎内の児童用と職員用のトイレ、鳴鼓小学校が校舎内の職員用のトイレを行うこととしております。  また、改修のタイミングですけれども、今回が国の当初予算に係る補助を受けて事業を行う予定としておりますので、今年度中に実施する計画になっております。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  6番、濱﨑君。 ○6番(濱﨑幸德君)  今回、国からの予算も出ているということですので、あとは町の手出しの分がどのぐらいかと、もう一つは、時津の小学校、中学校の洋式率といいますか、そこがわかれば、ぜひお願いいたします。 ○議長(山脇 博君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(栗山浩毅君)  お答えいたします。  今回のトイレ改修に伴いまして、設計費と工事費を計上させていただいております。  事業費としましては、1億9,145万2,000円となっております。  財源の内訳といたしまして、国庫補助としまして5,630万9,000円、起債としまして1億1,260万円、一般財源が2,254万3,000円となっております。  今回の改修後におけますトイレの洋式化率といたしましては、校舎内の児童生徒用トイレが86%、校舎内の教職員用トイレが60%、体育館のトイレが78.8%となっております。  以上です。 ○議長(山脇 博君)
     ほかに質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  この議案書の2ページになるのかな。町債について聞いておきたいと思います。  補正までの額が9億5,780万ですか、今度の補正額が2億5,700万というのが出て、合わせて12億1,400万ですけれども、この令和元年の会計年度内にまだまだ町債の必要があるのか。あるとすればあとどのぐらいを見込んでおられるか。ちょっとお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(山脇 博君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  町債、地方債の関係ですけれども、一応、今回の補正予算におきまして、主に8款の土木費になりますけれども、こちらで建設事業関係ですが、こちらの国の内示に伴います補正のほうを全て行わさせていただいております。  その財源の内訳が、基本的に55%が国の交付金、残りの45%の90%分が起債ということになっておりますので、一応国の内示に基づいての予算編成を今回させていただいておりますので、今後新たに補助制度が創設されるとか、追加の国の補助の申請等々の話がない以上は、基本的にはこの額でいくのじゃないかというふうに考えております。  あとはその辺、ちょっと国の制度との関係がございますので、その辺をよく見きわめながら、予算編成のほうをやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山脇 博君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  今の答弁からすると、会計年度内ですよね。よほどのことがない限り、これ以上ふえる可能性はないと。交付税でちゃんと見てくれるからという形もあるわけですね。わかりました。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  8ページの町民総活躍プロジェクト推進委員会補助金の3,080万の内訳をお願いします。  それと、次の9ページのとぎつ夏まつりの147万円の内訳をお願いします。  それから、10ページの住宅管理費の町営住宅の長寿命化、これはどこをするのか教えてください。  それと、11ページの森林環境基金の125万4,000円の根拠を教えてください。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(出岐貴弘君)  それでは、まず私のほうから、予算書の8ページの町民総活躍プロジェクト推進委員会補助金の3,080万の内訳についてお答えさせていただきます。  今回、この3,080万円につきましては、新たに鳴鼓岳の景観を生かしたプロジェクトということで、国に新規プロジェクトの事業の申請を行っておりました。  これが今回、国からの新規事業としての採択が行われましたので、鳴鼓岳を中心としたPR活動、ソフト事業のほうに活用させていただくということになっております。  主な内容につきましては、現在、本町の町のホームページがございますけれども、観光情報関係、それに特化したホームページはございませんので、まずそちらの制作を行いたいというのが一点でございます。  鳴鼓岳に関する観光ルートの開発ということで、時津港から鳴鼓岳まで、途中いろいろ、26聖人の記念碑であったりとか、さばくさらかし岩とか、いろいろございますけれども、そういう部分を絡めて、周遊できるような観光ルート、そういう部分の開発、検討を行いたいと。  あわせまして、現在鳴鼓岳の登山、林道のほうの整備をずっと行っておりますけれども、そこの登山ルートの活用であったりとか、あるいは、これは来年度以降で計画をしているのですけれども、鳴鼓岳の登山道のほうに案内板であったりとか、ベンチなどを休憩箇所のほうに置きたいというふうに計画をいたしております。  その前段といたしまして、案内板とかベンチなどのデザインをどうしたらいいのかとか、あるいは、設置をどのような場所にしたらいいのかとか、そういう検討もあわせて行いたいと思っております。  あともう一つ、主なものといたしましては、現在、よくSNSとかインスタグラム、そういう情報発信のツールがあるかと思いますけれども、これも本町のほうはまだ取り入れておりませんので、今回そういうSNSとかの開設、こちらと、それに合わせまして、翌年度以降の運用マニュアルのほうまできちんと制定をいたしまして、後々もきちんとそのSNSが運用されていくと、そういう形をつくりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山脇 博君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(菊野一朗君)  それでは、予算書の9ページ、とぎつ夏まつり開催支援事業補助金の内訳について、まず御説明いたします。  こちらの147万の補正枠であります。  とぎつ夏まつりにつきましては、平成29年度と平成30年度、2カ年につきましては、日本財団のほうから海フェスタ大村湾事業ということで、助成金を300万ほどいただいておりまして、これを主に花火代のほうに充てておりました。  それで、29、30年度と、花火を立派なものを上げて、なかなか評判がよかったのですが、これが31年度、令和元年につきましては、この海フェスタの助成金がつきませんで、300万という助成金の分が収入がなくなりました。  ただ、この花火が評判がよかったものですから、今年度も同じ規模をやりたいということで、ほかの中身を精査をしまして、なお足りない147万、これを増幅させていただいて、同じような規模で夏まつりを開催しようということで上げております。  それともう一点、11ページの森林環境基金積立金について御説明いたします。  こちらの根拠ということでございますが、国のほうで森林環境譲与税というのを日本全国、全県、全市町村に配分をいたします。  そのうち、10分の1は県のほうに行きますが、10分の9が各市町村に行くようになります。この配分の割合というのが、各市町村の私有林の人工林の面積でありますとか、林業の従事者数、あるいは人口、こういったもので配分の計算をしております。  これで計算しますと、時津町の見込みとしましては、こちらに上げております125万3,000円という金額が国のほうから示されておるということになっております。  済みません。もう一点で、125万3,000円と、あと、基金の利息というほうで1,000円見込んでおりますので、合わせて125万4,000円ということになります。計算が合いませんで失礼しました。 ○議長(山脇 博君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(久保田慎一君)  町営住宅長寿命化事業になりますが、1,570万4,000円上げております。  その内容につきましては、金掘町営住宅の浴室改善になります。内容としましては、全世帯で26世帯ありますが、そのうち21世帯の浴槽につきまして、老朽化のほうが進んでおるもんですから、浴室の取りかえや土間化作業によるまたぎ高さの改善、手すりの設置など、高齢者対応可の浴室改善を行うものです。  以上です。 ○議長(山脇 博君)  ほかに質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (なしと呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  長年待ち望んでおりましたけれども、鳴鼓岳の周辺環境整備事業ということで、駐車場に3,000万上がっております。大変喜ばしいことです。私もたまに登るんです。登っていくとすっきりするんです。  新井議員が一般質問で言っておりましたけれども、大木がある。特に日並側。北側のほうの2、3本、あれを切っていただきたい。日並が見えるんですよ。  それと、長崎市側のほうに向いて、ちょっと高木があり過ぎるんじゃないかと。せっかく展望所とするならば、その横を、滑石方面に向かう元村の上部のほうですけど、あれも伐採してもらえればありがたいと思うんです。  それと、道路を整備していくということですから了としますけれども、展望台まで行くまでの道路の狭さ、狭あいで非常に怖いんです。上から来たらどうしようというのは。そういうことがありますので、ドライバーの気持ちと登る人の気持ちを考えていただいて、4、5年かかっていいじゃないですか。財源的な問題があるから一遍にせんでいいですから。  ぜひそういう形で、道路の狭あいさを解消するということ、それと、展望所から見た、高木があり過ぎると、それも除いてもらえれば、こんないい所ないと。私、今あちこちで宣伝してますから。一回登ってみてと。  だから、願わくば、下から登ってくる登山道、あそこに桜の木を、上から見たら、将来は満開になったらきれいじゃないかと。そういう思いも実はあって見てきたことです。  ぜひ、ひとつそういうことで、将来的な展望に立って、時津の一大魅力の場所として、ぜひひとつ、思い切って計画を練っていただいて、時間は4、5年かかってもいいから。ぜひ、立派な施設に変えてもらいたい。それを付して賛成いたします。 ○議長(山脇 博君)  ほかに、本案に賛成討論の発言はありませんか。  6番、濱﨑君。 ○6番(濱﨑幸德君)  今回の議案第40号に賛成意見を述べさせていただきます。  今回、一番喜ばしいのは、中学校のトイレの予算がついたということでございます。  今回、エアコンがついて、予算が大分、学校予算がない、また長寿命化計画でトイレがいつできるのかと、ちょっと不安がっていたところ、今回、学校施設環境改善交付金という、国から交付金が出るということで、このトイレが急遽早まりまして、本当に喜んでおります。  これによりまして、小値賀町よりももしかしたら洋式化が進んだんじゃないかなと思っております。  町長も、もうついに、県下一に洋式化がなったんじゃないかと、鼻高々で今度はあちこちに言って回られるんじゃないかと思って、今回の議案第40号について賛成意見とさせていただきます。 ○議長(山脇 博君)  ほかに賛成討論はありませんか。  9番、中原君。 ○9番(中原裕子君)  私も40号に賛成意見を述べたいと思います。  総活躍プロジェクトで3,080万の予算を取っていただいているんですけれども、その中身が、やはり鳴鼓岳を中心としたいろんな時津町の宣伝をしていただけるということで、今年度、ホームページのほうもリニューアルをいたしまして、大変充実したものにしていただきました。  また、この議会もスマホでも見られるようになりましたし、本当にホームページ関係は充実してきたのではないかと思います。  それにプラス、こういう時津町のいいところを使ってしていただけるということであれば、時津町の魅力が十分に発揮されるのではないかと思います。  またプラス、花火のほうも一生懸命頑張っていただいて、150万ぐらいの増加で去年とおととしと変わらないぐらいの感動的な花火を上げていただけるということなので、そちらのほうもぜひ宣伝をしていただいて、時津町の魅力発信に、花火は皆さん、ほかの市町の皆さんも楽しみにしていますので、ぜひ頑張ってしていただきたいという希望を込めまして、賛成意見といたします。 ○議長(山脇 博君)  ほかに賛成討論はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第40号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (異議なしと呼ぶ声あり)
     御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。               ~日程第9 議案第41号~ ○議長(山脇 博君)  日程第9、議案第41号、令和元年度時津町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (なしと呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (なしと呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。               (なしと呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第41号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (異議なしと呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  明日からは本会議を休会し、6月11日に議会最終日として本会議を開会します。  本日はこれで散会します。               (散会 午後 2時 6分)...