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平成31年第1回定例会(第1日 3月 5日)

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  1. 時津町議会 2019-03-05
    平成31年第1回定例会(第1日 3月 5日)


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    最終取得日: 2021-04-29
    平成31年第1回定例会(第1日 3月 5日)               平成31年第1回定例会 (平成31年3月5日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席15名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠  議席番号    氏   名   出欠     1   大 塚 俊 久  出    9    久 保 哲 也   出     2   平 埜   靖  出   10     3   川 原 貴 光  出   11    矢 嶋 喜久男   出     4   濱 﨑 幸 德  出   12    濵 田 孝 則   出     5   山 口 一 三  出   13    相 川 和 義   出     6   浜 辺 七美枝  出   14    川 口 健 二   出     7   中 原 裕 子  出   15    新 井 政 博   出     8   山 脇   博  出   16    山 上 広 信   出 議会事務局  事務局長     松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名
     町長       吉 田 義 德   住民環境課長    永 尾 和 敏  副町長      森   達 也   建設部長      朝 長 郁 雄  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 園 喜 秀  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長 濵 崎 憲 睦  総務課長     太 田 信 孝   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   大 宅 啓 史   都市整備課長    出 岐 貴 弘  行政管理課長   溝 上 辰 雄   水道局長      小 森 康 博  税務課長     帶 山 保 磨   上下水道課長    菊 野 一 朗  福祉部長     前 田 純 孝   会計管理者兼会計課長                               小佐々 光 子  福祉課長     中 尾 博 英   教育次長      請 田 和 則  保育所長     平 子 末 代   教育総務課長    栗 山 浩 毅  国保・健康増進課長          社会教育課長    蒔 添 浩 明           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   学校教育課長    岡   由紀子 議  事  日  程                   開会、開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般報告 日程第4 町長の行政報告 日程第5 町長の施政方針 日程第6 議案説明      議案第 5号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例      議案第 6号 時津町公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例の一             部を改正する条例      議案第 7号 時津町国民健康保険税条例の一部を改正する条例      議案第 8号 時津町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例      議案第 9号 時津町男女共同参画推進委員会設置条例      議案第10号 時津町保健対策推進協議会設置条例      議案第11号 時津町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術             管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例      議案第12号 平成30年度時津町一般会計補正予算(第8号)      議案第13号 平成30年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議案第14号 平成30年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      議案第15号 平成30年度時津町介護保険特別会計補正予算(第4号)      議案第16号 平成30年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第4号)      議案第17号 平成30年度時津町水道事業会計補正予算(第4号)      議案第18号 平成30年度時津町下水道事業会計補正予算(第4号)      議案第19号 平成31年度時津町一般会計予算      議案第20号 平成31年度時津町国民健康保険特別会計予算      議案第21号 平成31年度時津町後期高齢者医療特別会計予算      議案第22号 平成31年度時津町介護保険特別会計予算      議案第23号 平成31年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算      議案第24号 平成31年度時津町水道事業会計予算      議案第25号 平成31年度時津町下水道事業会計予算      議案第26号 町道の路線の認定について(十工区第2団地線)      議案第27号 町道の路線の認定について(第2ひなみ野団地線)      議案第28号 協定の締結について〔一般国道206号道路改良工事(井手園             交差点)に伴う南川橋架替工事に関する細目協定書〕 日程第7 一般質問(川口健二議員・山口一三議員・新井政博議員・濱﨑幸德議員)       川 口 健 二 議員         1 高齢者の免許返納について         2 新設のペーロン格納庫に、トイレ、シャワールームの設置を         3 西そのぎ商工会新春交流会の町長祝辞について       山 口 一 三 議員         1 職員の健康問題について         2 町民の健康問題について         3 教員の働き方改革について       新 井 政 博 議員         1 西彼杵道路の完成時期と南北幹線道路の見通しについて         2 「学校給食センターの建て替え」について         3 「地域防災強化に向けて」について       濱 﨑 幸 德 議員         1 公共施設のトイレの洋式化について         2 改正水道法後の水道事業について         3 病児保育について                    散  会              (開会、開議 午前 9時30分) ○議長(山上広信君)  ただいまから、平成31年第1回時津町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。             ~日程第1 会議録署名議員の指名~ ○議長(山上広信君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、7番、中原裕子君、8番、山脇博君を指名します。                ~日程第2 会期の決定~ ○議長(山上広信君)  日程第2、会期の決定の件を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から3月22日までの18日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。               (異議なしと呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から3月22日までの18日間に決しました。                                     ~日程第3 諸般報告~ ○議長(山上広信君)
     日程第3、諸般報告を行います。  議長としての報告事項は、お手元に配付のとおりであります。  したがって、朗読を省略します。  また、去る2月28日に水口直喜君から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出があり、地方自治法第126条の規定により同日許可しておりますので、御報告いたします。  次に、本日までに受理した陳情書はお手元に配付のとおりであります。  以上で、諸般報告を終わります。               ~日程第4 町長の行政報告~ ○議長(山上広信君)  日程第4、町長の行政報告です。  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  本日は、平成31年第1回時津町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には御健勝で御出席を賜り、まことにありがとうございました。  それでは、早速でございますが、議会閉会中の行政報告を申し上げます。  まず、総務部について御報告いたします。  本年1月6日、恒例の消防出初め式を開催いたしました。  当日は、晴天のもと、町内外から多数の御来賓に御臨席を賜り、盛大に式を挙行し、住民の生命と財産を守る決意を新たにいたしました。  議員の皆様には、寒い中、分列行進、一斉放水と最後まで御臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。  次に、3月1日、本町のホームページを8年ぶりにリニューアルいたしました。新しいホームページでは、多様化する利用者の皆様のニーズに応えるため、スマートフォンタブレット端末への対応や多言語への対応ができるようになっております。  また、御高齢の方や障害がある方など、誰もが支障なくホームページをごらんいただけるように利用環境の向上を図っております。  さらに、災害発生時など、ホームページへのアクセスが集中した場合には、災害時専用のホームページに自動で切りかわるようになっております。  今後とも、ホームページを通じて、利用者が知りたい情報をわかりやすく発信してまいります。  次に、福祉部関係でございます。  本年2月12日に、学童保育所つくしんぼうクラブが時津小学校の敷地内に開所いたしました。  児童室は、これまでの1.3倍の広さとなり、67人まで利用可能となっております。小学校の敷地内に移転したことで、利用する子供たちや保護者の皆様にとりまして、これまで以上に安全で安心な通所ができるようになったものと考えております。  また、2月18日に浜田学童保育会ちびっこはうすが時津東小学校の敷地内に開所いたしました。  児童室は、これまでの1.5倍の広さとなり、67人まで利用可能となっております。  いずれの学童保育所も、利用児童の増加に対応するとともに、快適な遊びの場、安全な生活の場を確保いたしております。  今後とも、放課後等における児童の健全な育成のため、地域の方々及び町議会議員の皆様方の御支援、御協力をお願いいたします。  次に、教育委員会関係でございます。  平成30年12月15日に開催された長崎県アンサンブルコンテストにおいて、時津中学校が金賞を受賞し、九州大会へ出場しております。  大会に出場した生徒たちの健闘を心からたたえたいと思います。  次に、本年1月13日、とぎつカナリーホールにおいて成人式を挙行いたしました。  本年は、290名の新成人が出席され、議員の皆様を初め、多くの来賓の方々の御臨席を賜り、華やいだ雰囲気の中、厳粛な式典をとり行うことができました。  式典前には、なづみ太鼓愛好会による太鼓演奏や時津東小学校合唱団ととぎつファミリー合唱団による町内小中学校校歌の合唱で会場を盛り上げていただき、式典では、新成人の代表から、積極的に社会にかかわり、生まれ育った時津のまちづくり、社会づくりに貢献していきたいという決意とともに、お礼の言葉をいただきました。  また、最後には交通安全宣誓を行い、時津警察署長に対し宣誓書を手渡していただきました。  次に、本町海洋センターが、B&G財団が実施する運営や活動に関する評価において、最高評価となる優良海洋センター特Aをいただきました。  今回で10年連続での特A評価獲得となったことから、1月22日に東京都の笹川記念館で開催されましたB&G全国サミットにおきまして表彰を受けました。長崎県内では本町が初の受賞となります。  なお、本町の海洋センターでは、平成29年度から2年続けてB&G財団の助成を受け、平成29年度にはアリーナのトイレ改修工事を、今年度はプール上屋及び床等の改修工事を実施し、2月末に完了しております。  町民の皆様には、6月から改装されたプールを御利用いただけることになります。  以上で、議会閉会中の行政報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  町長の行政報告を終わります。               ~日程第5 町長の施政方針~ ○議長(山上広信君)  日程第5、町長の施政方針であります。  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、平成31年度各会計予算案を初め、各議案を提案するに当たり、町政運営の基本方針並びに所信の一端と施策の大綱を申し上げます。  本年度は、4月の統一地方選に始まり、4月30日には天皇陛下が御退位され、皇太子殿下が翌5月1日に御即位されます。10月には消費税率の引き上げが予定されており、大きな節目が続く大切な一年となります。平成のその先の時代に向かって、確固たる道筋をつけるため、生活の基盤となる道路などの社会資本整備に加え、妊娠・出産・育児の切れ目のない子育て支援や、急速に進む高齢化社会に対応した施策をさらに強化していく必要があります。  政府は、東京一極集中を是正し、地方への新しい人の流れをつくるため、みずからの工夫やアイデアで地方創生に挑戦する自治体を応援しています。本町では、この地方創生交付金を活用して、崎野自然公園のコテージ建設を初め、東部コミュニティセンターの調理室改修やフィットネスルームを新設するとともに、本町の魅力を伝えるテレビ放送を行うなど、交流人口の拡大に向けた地域活性化を推進しております。今後は、鳴鼓岳の景観を生かしたプロジェクトにもチャレンジする予定で、引き続き、町の魅力を高めるプロジェクトを積極的に進めてまいります。  少子化の克服には、若い世代が抱える子育ての不安を解消し、子供たちが持つ可能性を存分に発揮できるよう、教育環境の整備や充実を図ることが大切です。子育て世代の方たちが安心して子供を産み、働きながら育てることができるよう、全ての小学校の敷地内に学童保育所を整備し、さらに4月には新しい保育園が開設される予定です。また、子育て世代の経済的負担を軽減するため、10月からスタートする幼児教育の無償化が円滑に実施できるよう準備を進めてまいります。そして、子供たちの学力向上を図るため、新たな学力調査の導入を初め、語学力の向上やグローバル化に対応した国際的感覚を養うため、中学生を英語圏に派遣する事業を実施するとともに、町立小中学校にエアコンを設置するなど、子育ても教育もしやすい環境づくりに努め、たくさんの子供たちの声でにぎわう明るいまちづくりを進めてまいります。  ふえ続ける高齢者の皆様にも活躍してもらわなければなりません。経験豊かで意欲も能力もある高齢者が、住みなれた地域で、いつまでも健康で生きがいを持って暮らしていけるよう、生活支援サポーター活動事業の活性化を初め、地域全体で支え合う高齢者見守りネットワーク事業を推進するとともに、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に向けた準備を進めてまいります。  ハード面の整備では、2029年度の完成を目指す時津中央第2土地区画整理事業の整備促進を初め、国道206号の慢性的な交通渋滞解消の切り札として期待される西彼杵道路(時津工区)の早期供用開始に向け、積極的に働きかけてまいります。また、子々川日並線や西時津左底線(野田工区)などの生活関連道路の整備を促進するとともに、浦・浜田地区を新たにゾーン30に指定するなど、未来を担う子供たちの交通安全対策にも全力で取り組んでまいります。  以上のような重点施策を実施するとともに、第5次総合計画に掲げる本町の将来像「生活都市とぎつ 誰もが住みたくなる町へ」を目指して、3つのテーマである「快適で活力あるまち」「健やかで美しいまち」「人が育つ協働のまち」の実現を図ってまいります。  それでは、平成31年度の施策の大綱につきましては、配付のとおりでございますが、主なものについて申し上げます。  まず、総務部関係でございます。  消防力・防災力の強化につきましては、時津町地域防災計画及び時津町避難行動要支援者避難支援プラン等の各種計画に基づき、各自主防災組織と連携、協力し、講演や小学校区単位などによる防災訓練を行い、地域における防災意識の高揚と防災力の強化を図ります。  2、人事管理の計画的推進につきましては、会計年度任用職員制度の円滑な導入のため、臨時・非常勤職員全体の任用根拠の明確化・適正化及び会計年度任用職員制度の整備など、2020年度の制度改正に向けた必要な準備を行います。  次に、地方創生の推進につきましては、平成27年度に策定した時津町総合戦略の施策を積極的に実施し、国からの交付金を活用しながら、とぎつ創生の実現に向けたさまざまな事業を実施します。  また、時津町民総活躍プロジェクトの各事業を推進し、町の魅力発信、交流人口の拡大、地場産品の販売力向上、地元飲食店・商店街の活性化に取り組みます。  次に、中学生の英語圏派遣事業の実施につきましては、英語などの語学力やコミュニケーション能力を身につけ、さまざまな分野で活躍できるグローバルな人材を育成するため、中学生を英語圏に派遣し、現地の学生との交流やホームステイなどの事業を実施いたします。  次に、福祉部関係でございます。  まず、児童福祉の推進につきましては、子ども・子育て支援法に基づく時津町子ども・子育て支援事業計画の次期計画2020年から2024年を現状を踏まえ策定し、時津町で安心して子育てができるように努めます。  次に、障害者福祉の推進につきましては、障害者差別解消法に基づき、障害のある人もない人もともに暮らせる社会を目指し、町民や町内事業所等に対する障害者・障害児への理解促進及び啓発に努めます。  また、障害のある子供や発達に支援が必要な子供、その家族が地域で安心して暮らしていくことができるように、教育、保育、保健、医療、福祉等との多分野かつ多職種による連携を深め、多様な支援を推進します。  次に、地域包括ケアシステム構築の推進につきましては、少子高齢化の進展により、担い手となる若い世代が減少し、高齢者が増加していく中、昔から培ってきた地域での互助の力で、地域でお互いに支え合い、助け合う地域支え合いのまちづくりに取り組み、生活支援体制の整備を進めるとともに、在宅医療・介護連携の推進、認知症高齢者の支援、介護予防・日常生活支援総合事業の充実を図り、高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を推進します。  次に、保健事業の推進につきましては、子育て世代包括支援センターを通して、妊娠期から育児期のお母さん方が自分たちだけで悩まず、安心して出産や育児ができるよう、家庭状況に配慮した支援をコーディネートし、医療機関や子育て支援機関等の関連機関と連携しながら、切れ目のない支援を行います。  町民の疾病予防、重症化防止を図るため、各種の予防接種を実施し、乳幼児や高齢者の方々がより安心して暮らせる環境づくりに努めます。  なお、今年度から、ロタウイルスワクチン予防接種について、接種費用の一部助成を行い、子育てしやすい環境づくりを行います。  次に、国民健康保険事業の推進につきましては、時津町第2期保健事業実施計画データヘルス計画)をもとに、効果的かつ効率的な保健事業の実施について、保健・福祉・医療における各分野の担当者と連携を図りながら、一体となった健診事業や疾病予防対策などを推進し、医療費の適正化に向けた取り組みを実施します。  次に、ごみの減量化、分別の適正化及び再資源化率の向上につきましては、限りのある資源の保護、環境負荷の低減、ごみ処理費用の軽減、ごみ処理施設の長寿命化を図るため、ごみ広域行政の構成団体である時津町、長与町、長与・時津環境施設組合とで連携して、ごみの減量化に努めます。  次に、建設部関係でございます。  快適な市街地の整備につきましては、時津中央第2土地区画整理事業について、本年度から小島田地区の建物移転に取り組みます。  また、浜田郷清水地区の道路、宅地を一体的かつ面的に整備するための造成工事に着手するとともに、引き続き幹線道路となる都市計画道路西時津左底線の築造を行い、良好な市街地形成を図ります。  次に、地域内生活道路網、都市計画街路の整備につきましては、国道206号の渋滞緩和に向けて、長崎県が施工中の地域高規格道路西彼杵道路(時津工区)の完成後の地域環境の変化に対応するため、町道子々川日並線において引き続き歩道整備事業などに取り組み、町道日並左底線においても事業を推進するなど、生活道路網の整備に努めます。  また、都市計画街路西時津左底線(野田工区)においては、引き続き用地買収や物件補償に取り組み、計画的な事業推進を図ります。  次に、崎野自然公園の充実につきましては、平成30年6月にコテージ3棟がオープンした崎野自然公園の運営の安定化を図るとともに、指定管理者が開催するさまざまなイベントに協力するなど、崎野自然公園のさらなるPR活動に取り組みます。  また、平成23年度に策定した崎野自然公園施設機能確認計画(長寿命化計画)に基づき、劣化した施設や設備の改善を図り、住民サービスや利便性の向上に努めます。  次に、農業の振興につきましては、農道整備事業や農地基盤整備事業に取り組み、農業生産の向上と農業者の経営安定を図ります。  また、ふるさと納税を活用し、農業の活性化及び農産物のブランド化を図ります。  さらに、とぎつの森再生計画の推進につきましては、住民との協働により、とぎつの森再生計画プロジェクトD“どんぐり”を推進し、どんぐりなどの樹木を育て、里山の再生を目指します。また、花木等を植栽し、町民の憩いの場となるよう整備していきます。  あわせて、アプローチ道路となる林道左底線の拡幅等を行い、鳴鼓岳やプロジェクトD植栽地へ多くの住民が安全に安心して訪れることができるようにいたします。  次に、水産業の復興につきましては、稚魚や稚ナマコの放流など、「つくり育てる漁業」を支援するとともに、水産資源保護のための密漁防止に努めます。  次に、商工業の振興につきましては、西そのぎ商工会との連携・協力により、創業希望者や町内事業者を支援し、活力のある商工業の育成に取り組みます。  次に、地元雇用の推進につきましては、ハローワークや県と連携し、町内企業の情報を広く発信するとともに、合同企業面談会を開催し、町内企業と求職者のマッチングにより、若者の地元雇用及びUIターンを促進します。  次に、教育委員会関係でございます。  まず、将来を豊かに生きる力の基礎を培う学校教育の推進につきましては、学力調査や心理検査を活用して、子供の実態を把握し、主体的・対話的で深い学びに向けて授業改善に努め、確かな学力の向上を目指します。  また、2020年度からの、小学校5・6年生の外国語の教科化、3・4年生の外国語活動の導入に向け、引き続き教職員の指導力向上を図るとともに、外国語指導助手の活用等により、外国語及び外国語活動の充実に努めます。  さらに、昨年に引き続き、中学生を対象に外国語指導助手を活用したイングリッシュデイキャンプを実施し、外国語によるコミュニケーション能力の向上を図ります。  次に、安全・安心で伸び伸びと学習できる教育環境の整備につきましては、児童生徒が安全で安心な環境において教育を受けられるよう、夏までに町立小中学校の空調設備を整備します。  また、教育施設の効率的かつ効果的な維持管理等を行うため、長寿命化計画の策定に取り組みます。  次に、生涯スポーツの振興につきましては、改修した海洋センタープールの利用促進に努め、子供たちが水泳に親しむ機会の増大を図ります。  次に、読書活動の推進につきましては、第3次時津町子ども読書活動推進計画に基づく家庭における子供の読書活動の推進を図るため、家読の普及、啓発に努めます。  次に、歴史・伝統の保存、継承につきましては、茶屋本陣の保存、活用を図るため、早期の用地取得を目指します。  また、ペーロン船の適切な維持管理を行うため、第2ペーロン船格納庫の建設に着手します。
     次に、水道局関係でございます。  信頼される水道水の安定供給につきまして、時津町水道事業基本計画に基づき、老朽化した水道施設及び管渠について改築更新及び耐震化を計画的に進めます。  また、水源の適正管理と細やかな浄水管理によって、安全でおいしい水の安定供給に努めます。  以上の施策の大綱に基づき、編成いたしました本町の平成31年度一般会計予算案は、前年度当初予算に比べて1.7%、1億9,000万円減少し、108億8,000万円となっております。  その主な要因といたしましては、ふるさと納税制度の見直しにより、ふるさと時津応援寄附金が3億5,000万円減少していることなどが挙げられます。  また、投資的経費の主な事業を紹介しますと、時津中央第2土地区画整理事業に13億6,900万円、西時津左底線(野田工区)の道路整備に2億100万円、子々川日並線の道路整備に1億1,700万円、日並左底線の道路整備に5,000万円などとなっております。  これらの大型事業の集中に伴い、4億7,000万円の収支不足が見込まれることから、これまで蓄えてきた基金などを活用し、この収支不足を補うこととしております。  本町の行財政運営につきましては、これからも厳しい状況が続くことが予想されておりますが、今後も健全な町財政を堅持しつつ、選択と集中の観点を持って、町民の皆様の生活を支える各種施策を計画的に推進してまいりたいと考えております。  以上で、私の所信の一端と施策の大綱の説明を終わります。議員各位を初め、町民の皆様の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  町長の施政方針を終わります。                ~日程第6 議案説明~ ○議長(山上広信君)  日程第6、議案第5号から議案第28号までの24件を一括議題とします。  提出者、町長の議案の説明を求めます。  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、今議会で御審議いただく議案第5号から第28号について、順次御説明をいたします。  まず、議案第5号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  本議案は、長時間労働是正のための措置として、国家公務員の超過勤務の上限の設定について人事院規則が改正され、平成31年4月1日から施行されることを踏まえて改正するものでございます。  主な改正内容といたしましては、時間外勤務の上限と時間外勤務に関する必要な事項を人事院規則に準じ、町規則に委任して定めようとするものでございます。具体的な時間外勤務の上限につきましては、人事院規則に準じ、職員の勤務時間、休暇等に関する規則で定めることといたしております。  次に、議案第6号、時津町公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、特別職の任用が厳格化されることから、時津町公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例の見直しを行い、一部改正を行うものでございます。  次に、議案第7号、時津町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございます。  平成29年度までの国民健康保険税につきましては、本町が保険給付費を推計し、それを充足するために必要な税率を決定してまいりましたが、平成30年4月の国保制度改革に伴い、保険給付に必要な費用は県から全額交付されることになり、本町は県から示される国民健康保険事業費納付金を納めることになっております。  この納付金を確保するためには、現在の税率のままでは不足が見込まれるため、県から示された平成31年度分の国民健康保険事業費納付金額と本町の被保険者の状況を勘案し、必要保険税額の確保に留意するとともに、被保険者の負担に配慮し、税率を改定するものでございます。  基礎課税額、いわゆる医療分、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額を合わせたところの改定税率につきましては、所得割額を100分の12から100分の13.1に、均等割額を4万400円から4万2,400円に、平等割額を3万4,300円から3万6,900円とするものでございます。  なお、介護納付金課税額につきましては、税率を改定しないことといたしております。この税率で試算しますと、国保税収入見込み額は7億900万円となります。  また、平成31年度の各市町のモデル保険料は発表されておりませんが、この改定税率を標準モデル世帯による試算で比較した場合、県内21市町の平成30年度税率で見れば、上から14番目に当たります。  次に、議案第8号、時津町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について御説明いたします。  本議案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、一般職の非常勤職員である会計年度任用職員制度が創設されることとなったため、会計年度任用職員の給与等について、地方公務員法第25条第5項の規定に基づき、条例を制定するものでございます。  主な内容は、第2条に会計年度任用職員の種別とその給与の種類、第3条から第27条に給与の決定方法、支給方法、給与の支給対象を定めるものでございます。  また附則において、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理を行っております。  なお、この条例は、平成32年4月1日から施行することといたしております。  次に、議案第9号、時津町男女共同参画推進委員会設置条例について御説明いたします。  本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、特別職の任用が厳格化されることから、地方自治法第138条の4第3項に規定する附属機関として条例を制定するものでございます。  次に、議案第10号、時津町保健対策推進協議会設置条例について御説明いたします。  本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、特別職の任用が厳格化されることから、地方自治法第138条の4第3項に規定する附属機関として条例を制定するものでございます。  次に、議案第11号、時津町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  学校教育法により、専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として専門職大学及び専門職短期大学が制度化され、専門職大学(4年制)の前期課程(2年または3年)の区分を修了した者は、短期大学の卒業と同様の教育水準を達成したこととなり、短期大学士相当の学位が授与されることとなりました。  これにより、水道法施行令が改正されたことに伴い、本条例の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格基準について、専門職大学の前期課程を修了した者を短期大学を卒業した者と同等に扱うこととする条項の改正を行うものでございます。  また、この改正に伴い、あわせて字句の整理による改正を行うものでございます。  次に、議案第12号、平成30年度時津町一般会計補正予算(第8号)について御説明いたします。  今回の補正では、予算書の1ページに記載しておりますとおり、歳入歳出予算からそれぞれ1,975万3,000円を減額し、予算総額を118億444万8,000円とするものです。  それでは、第1表、歳入歳出予算補正の主なものについて御説明いたします。  予算書では2ページからになりますが、補正額の主な内容を参考資料に整理しておりますので、参考資料をごらんください。  まず、歳入についてでございますが、1款の町税では、町民税や固定資産税などについて、決算見込みによる増減額を計上しております。  12款の分担金及び負担金では、私立保育園保育料の減額を、13款の使用料及び手数料では、町立保育所の保育料や施設型給付費の増額を計上しております。  14款の国庫支出金、15款の県支出金では、施設型給付費や児童手当などによる国や県の負担金の増減額を計上しております。  16款の財産収入では、普通財産の売り払い収入を、18款の繰入金では、財源不足を補うため、財政調整基金や減債基金からの繰り入れを予定しておりましたが、一般財源において賄うことができた金額を減額計上しております。  20款の諸収入では、長与・時津環境施設組合の前年度決算に伴う精算返納金などを、21款の町債では、子々川日並線道路改良事業や急傾斜地崩壊対策事業について、事業費変更に伴う増額を計上しております。  次に、歳出についてでございますが、2款の総務費では、県議会議員選挙費を、3款の民生費では、プレミアムつき商品券事業費のほか、前年度の精算による後期高齢者医療療養給付費負担金の減額や公定価格の引き上げによる施設型給付費の増額などを計上しております。  4款の衛生費では、ごみ袋購入や長与・時津環境施設組合負担金について、入札による事業費の減額を、6款の農林水産費では、農業振興費補助金の減額などを計上しております。  7款の商工費では、日本財団からの助成に伴い、とぎつ夏まつり開催支援事業補助金の減額を、8款の土木費では、社会資本整備総合交付金の増額による子々川日並線の道路事業費や国の補正予算に伴う急傾斜地崩壊対策の事業費を計上しております。  9款の消防費では、防火水槽移設工事の減額や国の補正予算に伴う消防団設備整備費補助事業としてAEDの購入費を、13款の諸支出金では、普通財産売り払い収入を用地取得等基金に積み立てるものでございます。  次に、予算書に戻りまして、6ページをごらんください。  第2表の繰越明許費では、年度内に完了できない見込みの事業について、翌年度に繰り越して活用するため、その限度額を設定するものでございます。  次に、7ページをごらんください。  第3表の地方債補正では、事業費の増額に伴い、地方債の限度額の変更を行うものでございます。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんください。  次に、議案第13号、平成30年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  予算書1ページをごらんください。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,098万円を追加し、総額34億5,991万1,000円といたしております。  まず、歳出であります。予算書3ページをごらんください。  2款の保険給付費につきましては、今年度の執行状況等から、高額療養費を1,098万円増額しております。  次に、歳入であります。予算書2ページをごらんください。  6款の県支出金につきましては、平成30年度からの都道府県化により、保険給付費に要する費用は、全て県が負担することになりますので、歳出と同額の1,098万円を計上しております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。  次に、議案第14号、平成30年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ148万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億2,190万5,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、3ページをごらんください。  1款総務費につきましては、健康診査委託費として47万5,000円を計上いたしております。  2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、保険基盤安定負担金として100万7,000円を計上いたしております。  次に、歳入でございますが、2ページをごらんください。  4款繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金等として81万円を計上いたしております。  6款諸収入につきましては、長崎県後期高齢者医療健康診査業務委託料として67万2,000円を計上いたしております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。  次に、議案第15号、平成30年度時津町介護保険特別会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  今回の補正は、保険事業勘定と介護サービス事業勘定ともに予定しております。  先に、保険事業勘定でございますが、歳入歳出それぞれ6,087万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を21億8,246万3,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、3ページをごらんください。  1款総務費につきましては、介護認定調査員報酬等として54万9,000円を計上いたしております。  2款保険給付費につきましては、介護サービス等諸費の減額6,500万円を計上いたしております。  4款地域支援事業費につきましては、介護予防・生活支援サービス事業費等として354万5,000円を計上いたしております。  9款諸支出金につきましては、国庫支出金精算返納金等として2万7,000円を計上いたしております。  次に、歳入でございますが、2ページをごらんください。  保険給付費の減額及び地域支援事業費の増額等に伴い、1款保険料、4款国庫支出金、5款支払基金交付金、6款県支出金及び9款繰入金について、それぞれ補正を行っております。  次に、介護サービス事業勘定でございますが、もう一度予算書の1ページをごらんください。  歳入歳出それぞれ14万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1,861万円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、10ページをごらんください。  2款事業費につきましては、ケアプラン作成委託費等として42万6,000円を計上いたしております。  7款諸支出金につきましては、保険事業勘定繰出金の減額56万6,000円を計上いたしております。  次に、同じく10ページの歳入でございます。  1款サービス収入としてケアプラン作成費の減額30万8,000円を計上いたしております。  8款繰入金として基金繰入金16万8,000円を計上いたしております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。
     次に、議案第16号、平成30年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  補正予算書の1ページをごらんください。  今回の補正では、歳入歳出それぞれ481万2,000円を減額し、総額を3,959万5,000円といたしております。  予算書の2ページをごらんください。まず、歳入につきまして御説明いたします。  分担金で浄化槽分担金を29万4,000円減額、使用料で浄化槽使用料を23万2,000円減額、一般会計繰入金を428万6,000円減額計上いたしております。  次に、歳出でございますが、事業費を481万2,000円減額計上いたしております。  内訳としましては、分担金一括納付報奨金を2万4,000円減額、清掃委託手数料を246万7,000円減額、保守点検業務委託料を135万4,000円減額、浄化槽設置工事費を96万7,000円減額といたしております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。  次に、議案第17号、平成30年度時津町水道事業会計補正予算(第4号)について、御説明いたします。  今回の補正の主なものは、収益的支出で執行見込みに基づく減額のほか、資本的収入で工事負担金の収入見込みに基づく増額、資本的支出で工事請負費の執行見込みに基づく減額でございます。  補正予算書の1ページをごらんください。  まず、収益的支出でございますが、営業費用を1,052万9,000円減額、営業外費用を963万7,000円増額し、補正後の予算額を6億3,057万5,000円といたしております。  次に、資本的収入でございますが、負担金を457万7,000円増額し、補正後の予算額を7,420万円といたしております。  次に、2ページをごらんください。  資本的支出でございますが、建設改良費を9,994万5,000円減額し、補正後の予算額を3億2,228万9,000円といたしております。  詳細につきましては、7ページ以降の見積もり基礎をごらんいただきますようお願いいたします。  次に、議案第18号、平成30年度時津町下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  今回の補正の主なものは、収益的収入で、固定資産除却に基づく長期前受金戻入の増額、収益的支出で、区画整理事業の進捗に伴う資産減耗費の増額及び資本的収入で、事業費確定に伴う企業債・国庫補助金の減額、資本的支出で、事業費確定による減額でございます。  補正予算書の1ページをごらんください。  まず、収益的収入でございますが、営業外収益を313万7,000円増額し、補正後の予算額を8億8,281万円といたしております。  次に、収益的支出でございますが、営業費用を976万6,000円増額、営業外費用を203万円増額し、補正後の予算額を7億5,186万5,000円といたしております。  次に、2ページをごらんください。  資本的収入でございますが、企業債を2,280万円、補助金を2,750万円、負担金を513万9,000円、それぞれ減額し、補正後の予算額を1億2,308万5,000円といたしております。  資本的支出でございますが、建設改良費を5,791万9,000円減額し、補正後の予算額を5億790万1,000円といたしております。  次に、第4条につきましては、事業費確定に伴う企業債の起債限度額の変更を行うものでございます。  詳細につきましては、6ページ以降の見積もり基礎をごらんいただきますようお願いいたします。  次に、議案第19号、平成31年度時津町一般会計予算について御説明いたします。  予算書の1ページに記載しておりますとおり、総額は108億8,000万円、前年度と比較しますと、1億9,000万円の減、率にして1.7%の減でございますが、過去3番目の大型予算となっております。  減少した主な要因につきましては、ふるさと納税制度の見直しにより、ふるさと時津応援寄附金が3億5,000万円減少していることなどが挙げられます。  それでは、予算書2ページの第1表、歳入歳出予算の主なものにつきまして、歳入から御説明いたします。  前年度予算と比較しながら御説明いたしますので、11ページをごらんください。  まず、1款の町税から8款の自動車取得税交付金まで、及び10款の地方交付税と11款の交通安全対策特別交付金におきましては、国が定めた地方財政計画や前年度の実績を踏まえ、収入見込み額をそれぞれ計上しております。  9款の地方特例交付金では、幼児教育・保育の無償化に係る国の負担分を新規で計上し、前年度より9,810万1,000円増加の1億1,610万1,000円を見込んでおります。  12款の分担金及び負担金では、私立保育園保育料が幼児教育・保育の無償化により減額したことなどにより、前年度より3,537万9,000円減少の1億6,264万7,000円を見込んでおります。  14款の国庫支出金では、月読保育園の新設に伴う保育所等整備交付金の終了などにより、前年度より3,823万9,000円減少の19億7,106万円を見込んでおります。  15款の県支出金では、施設型給付費や選挙費委託金の増額などにより、前年度より4,653万8,000円増加の7億9,368万9,000円を見込んでおります。  17款の寄附金では、ふるさと時津応援寄附金の減額により、前年度より3億5,000万円減少の1億5,000万円を見込んでおります。  18款の繰入金では、町債の償還財源として減債基金を4億7,000万円繰り入れることといたしており、前年度より2,833万4,000円減少の5億3,107万1,000円を見込んでおります。  21款の町債では、区画整理事業や西時津左底線(野田工区)道路事業などにおいて、後年度の元利償還金に交付税措置のある有利な地方債を発行することとし、前年度より2,800万円増加の9億5,780万円を計上しております。  次に、12ページの歳出では、事業評価制度などを活用し、限られた財源の中でより効率的に事業を推進することを念頭に置いて編成を行っております。  まず、2款の総務費では、選挙費の増額などにより、前年度より1,550万4,000円増加しております。  3款の民生費では、プレミアムつき商品券事業費の新規計上や施設型給付費の増額などにより、前年度より5,392万2,000円増加しております。  4款の衛生費では、長与・時津環境施設組合負担金の増額などにより、前年度より3,082万4,000円増加しております。  7款の商工費では、ふるさと納税事業費の減額などにより、2億7,795万1,000円減少しております。  8款の土木費では、子々川日並線道路改良事業費の減額などにより、前年度より3,894万円減少しております。  9款の消防費では、長崎市消防事務委託負担金の増額などにより、1,421万6,000円増加しております。  10款の教育費では、教育施設の長寿命化計画策定業務などにより、1,085万5,000円の増加となっております。  なお、具体的な内容につきましては、施政方針や参考資料を御参照いただきますようお願いいたします。  次に、戻りまして、8ページをごらんください。  第2表、債務負担行為についてでございますが、翌年度以降にわたり債務が発生する事業について、債務負担行為の設定を行うものでございます。  次に、9ページをごらんください。  第3表、地方債では、臨時財政対策債や道路事業などの地方債の限度額と借入条件などを定めるものでございます。  次に、議案第20号、平成31年度時津町国民健康保険特別会計予算について御説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  平成31年度当初予算につきましては、歳入歳出予算の総額を34億708万9,000円といたしております。  前年度と比較いたしますと、387万7,000円の増となっております。  歳入につきましては、県が見込んだ国保事業費納付金を納付しなければならないため、それに見合うだけの国民健康保険税を増収分として計上しております。  国庫支出金につきましては、被爆者健康手帳所持者の減少に伴い、特別調整交付金の減収を見込んでおります。  県支出金につきましては、これまでの実績等により推計したところ、保険給付費の総支出額は減少することが見込まれるため、それに伴う保険給付費も減収となることが見込まれます。  歳出につきましては、県が必要と見込む国民健康保険事業費納付金を増額し、計上しております。  それでは、歳入・歳出について御説明いたします。  まず、歳出でございますが、予算書3ページから4ページをごらんください。  1款の総務費につきましては、事務費のほか、徴税費及びヘルスアップ事業を含む医療費適正化特別対策事業等の経費2,608万3,000円を計上しております。  2款の保険給付費につきましては、療養諸費及び高額療養費、出産育児諸費等として24億3,476万円を計上しております。  3款の国民健康保険事業費納付金につきましては、平成30年度から新たに創設した科目となります。  各市町が事業費納付金を納付することで、保険給付費に係る費用は全て県が負担することになり、事業費納付金として8億9,761万8,000円を計上しております。  6款の保健事業費につきましては、保健事業費及び特定健康診査事業費として4,450万6,000円を計上しております。  そのほか、8款には公債費、9款には諸支出金、10款には予備費を計上しております。  次に、歳入につきましては、2ページをごらんください。  1款には、国民健康保険税として6億3,067万6,000円を計上しております。  4款には、手数料を計上しております。  5款の国庫支出金は、特定健康診査等負担金及び特別調整交付金分として7,515万5,000円を計上しております。  6款の県支出金につきましては、保険給付費の支出分として県から交付される保険給付費等交付金、県の特別調整交付金として24億6,127万1,000円を計上しております。  このほか、10款には、保険基盤安定繰入金等の繰入金を2億3,443万9,000円、12款には、諸収入として504万8,000円を計上しております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんください。  また、本件につきましては、国民健康保険運営協議会におきまして御審議いただいたところでございます。  次に、議案第21号、平成31年度時津町後期高齢者医療特別会計予算について御説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  平成31年度当初予算は、歳入歳出予算の総額を3億3,343万8,000円といたしております。  それでは、歳入歳出予算の主なものについて御説明いたします。  まず、歳出でございますが、3ページをごらんください。  1款総務費につきましては、職員の人件費等の一般管理費のほか、徴税費など2,604万円を計上いたしております。  2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、保険基盤安定負担金及び後期高齢者医療保険料など3億547万4,000円を計上いたしております。  このほか、3款諸支出金及び4款予備費を計上いたしております。  次に、歳入でございますが、2ページをごらんください。  1款後期高齢者医療保険料につきましては、2億4,720万9,000円を計上いたしております。  4款繰入金につきましては、事務費繰入金及び保険基盤安定繰入金など6,838万3,000円を計上いたしております。  このほか、2款分担金及び負担金、3款使用料及び手数料、6款諸収入及び7款国庫支出金を計上いたしております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。  次に、議案第22号、平成31年度時津町介護保険特別会計予算について御説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  平成31年度当初予算は、保険者としての予算である保険事業勘定を20億6,783万4,000円、事業所としての予算である介護サービス事業勘定を1,761万2,000円、合計で歳入歳出予算の総額を20億8,544万6,000円といたしております。  それでは、歳入歳出予算の主なものについて御説明いたします。  まず、保険事業勘定の歳出でございますが、3ページをごらんください。  1款総務費として1億1,507万1,000円を計上いたしておりますが、これは職員の人件費等の総務管理費、徴収費、介護認定審査会費などとなっております。  このほか、2款保険給付費として18億2,600万円を計上いたしております。  保険給付費につきましては、第7期時津町介護保険事業計画及び本年度の執行状況に基づき計上しているところでございます。  また、4款地域支援事業費として1億2,546万3,000円を計上いたしております。介護予防・生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費、包括的支援事業・任意事業費などとなっております。  このほか、9款諸支出金及び10款予備費を計上いたしております。  次に、保険事業勘定の歳入でございますが、2ページをごらんください。
     1款保険料につきましては、保険給付費及び地域支援事業費の23%相当額を計上いたしております。  このほか、4款国庫支出金、6款県支出金につきましては、保険給付費及び地域支援事業費において国県がそれぞれ負担する割合に応じて算定した額を計上いたしております。  5款支払基金交付金につきましては、保険給付費、介護予防・生活支援サービス事業費及び一般介護予防事業費の27%相当額を計上いたしております。  また、9款繰入金につきましては、一般会計繰入金として、保険給付費と地域支援事業費で町が負担する割合に応じて算定した額及び事務費を繰入金として計上いたしております。  基金繰入金につきましては、介護保険財政調整基金繰入金3,300万円、介護サービス事業勘定繰入金につきましては、170万7,000円をそれぞれ計上いたしております。  このほか、3款使用料及び手数料と12款諸収入を計上いたしております。  次に、介護サービス事業勘定の歳出でございますが、21ページをごらんください。  2款事業費として居宅介護支援事業費1,565万3,000円を計上いたしております。  7款諸支出金として保険事業勘定への繰出金170万7,000円を計上いたしております。  このほか、9款予備費を計上いたしております。  続いて、同じく21ページの介護サービス事業勘定の歳入でございますが、1款サービス収入として介護予防サービス計画費収入1,518万7,000円を計上いたしております。  8款繰入金につきましては、基金繰入金として介護サービス事業基金繰入金240万円を計上いたしております。  このほか、11款諸収入を計上いたしております。  詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。  次に、議案第23号、平成31年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算について御説明いたします。  当年度は、3基の新規設置費、道路改良事業に伴う1基の移転設置費及び平成30年度末設置見込基数223基の維持管理費を計上しております。  予算の概要でございますが、予算書の1ページをごらんください。  まず、第1条に歳入歳出予算総額としてそれぞれ4,228万1,000円を計上し、前年度と比較して254万6,000円の増額となっております。  次に、第2条、第3条にそれぞれ地方債、一時借入金の限度額を計上しております。  各項目の詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきますようお願いいたします。  次に、議案第24号、平成31年度時津町水道事業会計予算について御説明いたします。  当年度の主な事業といたしましては、配水管布設替工事、道路改良事業、区画整理事業に伴う管渠布設替工事等を行う予定にいたしております。  まず、予算の概要でございますが、予算書の1ぺ一ジをごらんください。  第1条から第4条まで、総則、業務の予定量及び予算の予定額を定めております。  第3条の収益的収入は、水道料金及び長期前受金戻入等によるもので、7億6,300万2,000円を計上し、前年度と比較すると515万1,000円の増額となっております。  収益的支出は、子々川浄水場運転管理等業務委託、上下水道料金徴収等業務包括委託、浄水施設の動力費等によるもので、6億4,850万7,000円計上し、前年度と比較すると2,814万7,000円の増額となっております。  増額の主な理由は、漏水対策に伴う配水管及び給水管等修繕費、浄水施設の動力費等の増加によるものでございます。  次に、予算書の2ページをごらんください。  第4条の資本的収入は、工事負担金、水道加入金及び水道施設の移転補償金によるもので、1億1,177万8,000円を計上し、前年度と比較すると4,215万5,000円の増額となっております。  資本的支出は、配水管布設替工事、道路改良事業・区画整理事業等に伴う管渠布設替工事等で、2億5,124万5,000円を計上し、前年度と比較すると1億7,273万円の減額となっております。  資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億3,946万7,000円は、内部留保資金で補填する予定といたしております。  次に、第5条から第7条までに、一時借入金の限度額、予算の流用禁止項目、棚卸資産の購入限度額についてそれぞれ定めております。  詳細につきましては、予算に関する説明書並びに参考資料を添付しておりますので、ごらんいただきますようお願いいたします。  次に、議案第25号、平成31年度時津町下水道事業会計予算について御説明いたします。  当年度の主な事業といたしましては、時津浄化センター長寿命化計画に基づく沈砂池設備改築更新工事を予定しております。  まず、予算の概要でございますが、予算書の1ページをごらんください。  第1条から第4条まで、総則、業務の予定量及び予算の予定額を定めております。  第3条の収益的収入は、下水道及び中水道の使用料収入や一般会計補助金等によるもので、8億7,138万2,000円を計上し、前年度と比較すると2,936万9,000円の減額となっています。  減額の主な理由は、交付税措置額の減少に伴う一般会計補助金の減少等によるものでございます。  収益的支出は、下水道施設維持管理業務委託や企業債支払利息等によるもので、7億6,121万3,000円を計上し、前年度と比較すると1,946万3,000円の増額となっています。  増額の主な理由は、下水道施設維持管理業務委託契約の更新に基づく委託料の増加見込等によるものでございます。  次に、予算書の2ページをごらんください。  第4条の資本的収入は、企業債や国庫補助金、一般会計補助金等によるもので、1億2,158万6,000円を計上し、前年度と比較すると6,682万2,000円の減額となっています。  減額の主な理由は、時津浄化センター長寿命化改築更新工事費が減少することに伴う企業債並びに国庫補助金の減額等によるものでございます。  資本的支出は、時津浄化センター長寿命化改築更新工事等によるもので、4億7,771万4,000円を計上し、前年度と比較すると8,817万5,000円の減額となっています。  資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億5,612万8,000円は、内部留保資金で補填する予定にしております。  次に、第5条から第7条まで、債務負担行為、企業債、一時借入金に関する事項及び限度額等を定め、第8条から第10条まで、予算の流用禁止項目、一般会計からの補助金額、預金債権と地方債債務の相殺についてそれぞれ定めております。  詳細につきましては、予算に関する説明書並びに参考資料を添付しておりますので、ごらんいただきますようお願いいたします。  次に、議案第26号及び議案第27号、町道の路線の認定につきまして、あわせて御説明いたします。  まず、議案第26号でございますが、本路線は、長崎県土地開発公社が、第10工区埋立事業の2工区の8として整備し、町に帰属された道路を町道十工区第2団地線として認定するもので、起点が町道十工区北海岸線に接道し、終点が町道十工区団地線に接道する幅員6メートル以上で、延長が約1,053.8メートルの道路でございます。  次に、議案第27号でございますが、日並郷の時津北保育園付近において住宅団地開発により築造され、町へ帰属された道路を町道第2ひなみ野団地線として認定するもので、起点が、町道日並中央線に接道する幅員5.6メートル以上で、延長が136.7メートルの道路でございます。  次に、議案第28号、協定の締結について御説明いたします。  本議案は、長崎県において施工いたします一般国道206号道路改良工事において、本町が管理いたしております南川橋架替工事が行われます。  本工事におきましては、現況の橋長9.9メートルが12メートルに延長され、平均幅員9.2メートルが13メートルに拡幅されることとなりますので、拡幅部分の工事費を負担しようとするものでございます。  本工事の施工に際し、工事の目的や工事区間など、基本協定書を2月5日に締結したところでございます。  今回、概算事業費と本町の負担金額が算定されましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、細目協定書を締結するため、議会の議決をお願いしようとするものでございます。  以上で、議案第5号から第28号までの説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  議案の説明を終わります。  暫時休憩します。               (午前10時49分 休憩)               (午前11時00分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                ~日程第7 一般質問~ ○議長(山上広信君)  日程第7、一般質問を行います。  質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えます。  まず、14番、川口健二君。 ○14番(川口健二君)  改めて、おはようございます。  たまたま1番になりました。元号の平成が4月1日からなくなると。しかも定例議会では多分、もう平成最後の一般質問であります。しかも名誉ある1番目ということで一般質問をさせていただき、感謝いたします。  町長におかれましては、当初予算ですから、108億の内容について細かく公開されました。毎年のことでしょうけれども、一番緊張されるときじゃなかろうかと思っておりました。  ぜひひとつ、きょう説明されたとおりの予算執行をされるはずでございますから、途中で財源的な余裕があれば、また改めて補正予算等を組んでいただいて、極力3万人を超える町民の皆さんのニーズに答えてもらいたいということを期待しております。  通告しておりました一般質問をさせていただきます。  まず、高齢者の免許返納についてでございます。これはもう、私は2回目です。1回目は思うような答弁はいただけませんでした。  私は今、シニアの役員をしております。この間も理事会をやりました。ぜひ何とかしてくれという、極端に言えば、応援的な言葉が多いです。  そこで、私としては、高齢者を救済するといいますか、あるいは支援するという意味で、福祉対策の一環としては、絶対価値ある事業であるというふうに私は理解しておりました。  新聞紙上、テレビ等でも、店に突っ込んだとか、そういう事故が余りにも多いです。私自身も74になりまして、ことし75になりますけれども、家族からもう車に乗るなと言われておりまして、今、雨の日なんかは車に乗りますけど、ほとんどバイクです。バイクも30から40のスピードで、飛ばさないように、実は走っております。  そういう中で、なぜ私がこれを取り上げるかといいますと、免許証を自主的に返納した人、こういう人たちの話は、お互い同じです。病院に行くのに不便、うちの女房を乗せて病院に行くのに不便、自分も不便。もう不便、不便が多過ぎるんです。ぜひこれは実現してもらいたい、川口議員、積極的にお願いしてくれろというのが、シニア連の連合会だけじゃないです。私の支持者の中にもそういう方は多いです。  ぜひ、そういう面で、高齢者になって免許証を返納した人が現実はどういう生活をしているか。危ないから降りろと言われた。浜田のうちの近所です。足腰は弱っているんです。シニアカーに乗って回っているんです。奥さんとこの間話をしました。もうシニアカーに乗った途端に動かんようになった。家の中でもほとんどもう歩かずに、もしくは壁に手をついて歩くということが現実ですと言われました。これはもう町長もよく御承知の人だと思いますけれども、あえて名前は言いません。  そういう形で、現実に免許証の返納をした場合にそういう生活に追い込まれているということです。ぜひ、ここで高齢者の福祉対策として、救済措置ということになりますと、返納すれば乗れませんから。そうしたら、交通事故はまず、ほとんど皆無に等しいだろうと思います。  大体、全国で60歳以上の高齢者は4,000万人と言われております。この4,000万人の人が、そういう交通の災害を受けずに済むということであります。だから、ぜひ私は、現実に事故を起こした人の家庭、起こされたところの家庭、こういうところをよくよく承知すれば、これは当然だろうというふうになっていくと思います。  ひとつそういうことで、ここに書いておりますとおり、長崎バスの最低運賃が160円だそうです。バス代、切符代が。これを1区間だけ160円の往復の320円、そのような形で何とかならんのかなと。月4回にして1,280円と書いておりますけれども、この1,280円で命の尊厳と高齢者の福祉の両面からやっていただくと、救済されると思うんです。  だからそういうことで、みずからが免許証を返納したとして、失礼だけれども、小島田のあの山手のところから病院に行く、病院も近くに幾らでもあるし、買い物も幾らでもあります。特にイオンとかありますから。崎野、野田の上、左底の上。こういうところの人たち、日並もそうです。今、長崎バスが中山発で出ておりますけれども、これも便数をふやしてくれと言われているんです。会う人ごとに言われるんです。  ぜひひとつ、そういうことで、高齢者の病院、通院、あるいは買い物、ぜひ助けてもらえればありがたいと。もちろん、うちの娘が、彼杵町に行って、山の上です。一番上、海抜400メートルぐらいにおるんですけど、ことし春から小学校1年生、お姉ちゃんが4年生でおりますけど、たまたま見たんですけど、朝早く出て、そのバスに乗って下までおりているんです。あそこも学校の統合をしました。その統合したところは、それも結構ありますよ。でも統合して新たな学校に行っているもんですから、親は心配だと言います。娘に聞きます。というのは、その間、バス的までの距離が結構あるんです。家の前で回してもらえと僕は言ったことがあるけれども、それはもう無理だということで、町が巡回バスを雇ってさせているということでございまして。  だからそういう形で、時津はそれからいきますと、ちょっとおりればいいじゃないということも言えますけれども、そのちょっとおりるのが、病院に行って足腰が弱い人、これは現実にいるんですから。だからそういう人のことを考えれば、ぜひ町長の勇断をお願いしたいと思います。  次に、新設のペーロン格納庫についてであります。  この話が出まして、この間も私は話をしたかと思うんですけれども、日並のあの高架橋の直進道路の下にゲートボール場が2面、県の配慮で御了解いただいてできたと。そこを有効に活用していただいております。  そこに、いろいろあって、私は強烈に反対したことがありました。それは、町長御承知のとおり、保育園の設置問題。ようやくここが落ちつきそうにあります。もし、あの地点にペーロン格納庫をつくるとすれば、私はもうほかにないのじゃないかと。日並の公民館でこの問題の話し合いがあったとき、シニア連の黒田会長からぜひ出席してもらいたいと言われて行きました。  そこで話をしましたけれども、実際、町内ほかにも探しましたと言われました。ほかに探しても適当なところはないはずなんです。たまたま木場崎は、研修センターもありますけど、船だまりもある。それと、船を上げるスロープもちゃんとつくってあるんです。そしたら、ペーロンの子々川、日並、久留里、左底だそうですが、4地区だそうですけれども、ペーロン船を上げるときにあのスロープがあれば楽に上げられるんです。ぜひ、そういう面で、ペーロン倉庫は日並で結構でございますけれども、私が当初から聞いておった、シャワーはつけない、トイレもつくらないと。現在ある木場崎の北研修所のトイレを使えばいいじゃないかと聞いておりました。  ところが、一つの公的施設をつくるのに、しかも何十年ですよ。西時津のあのペーロン格納庫を見ただけでもわかる。何十年になりますか、あれをつくってから。あれは多分、塩見町長時代につくったのじゃなかったかな。それから行きますと、やっぱりせっかく金をかけるならば、当初からトイレも欲しい。何で私はシャワーを特に強く言うかといいますと、今、女性ペーロンが当たり前になってきたでしょ。時津も出てますよ、女性ペーロン。ところが、女性の肌というのは男と違って敏感ですから、潮をかぶったら肌が刺激を受けて大変です。だからそういう面でも、女性のペーロンに出る人たちのことを考えれば、三、四十人でしょうか。やっぱり、シャワーをつくって、練習が終わったら速やかに塩水を流して、そして我が家でゆっくり風呂に入ってスキンケアをするというのが、私は当たり前だと思います。  ぜひ、そういう面で、トイレ、あるいはシャワールームの必要性はないのかどうか。もしできないとすればなぜなのか。財源の問題なのか。あるいは、そこに北部研修センターがあるから、そこを使えということなのか。使うとした場合に、もし、会場が研修があっていた場合は、騒がしくて大変迷惑をかけるのではないかと。そのように思います。  次に、3番目です。西そのぎ商工会新春交流会の町長の祝辞です。  あのとき、金子予算委員長が、初めてだと。こういうことは今まで経験したことがないとまで言われました。あの人だから言われたと思うんですけどね。  だから、長与の吉田も時津の吉田も、幸い吉田同士、言ってない。あれを聞いておって、ああ、金子さんらしいなと思って私は聞いておった。これは後でしっぺ返しが来る可能性がある。そこでどうだったのかです。あのときの町長の舌足らずと言いましょうか。それをいかが受けとめておられるか。  以上、3点、お願いします。 ○議長(山上広信君)
     町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、川口議員の御質問にお答えいたします。  なお、2問目の新設のペーロン格納庫にトイレ、シャワールームの設置につきましては、私の後に教育長がお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1問目の高齢者の免許返納についてお答えいたします。  本町といたしましては、以前から申し上げておりますとおりに、運転免許証を自主返納した高齢者のみが受けられる優遇措置につきましては、他の高齢者の方との公平性が保たれないものと考えており、実施を考えておりません。  本町における高齢者への交通費助成といたしましては、現在、通院や通所、買い物等の日常的な活動を支援するため、65歳以上の要支援または要介護認定を受けた方で、その方の世帯全員の前年分の所得税が非課税の方に対し、500円のタクシー利用券を年間10枚交付しております。  今後もこの助成を継続し、日常的な活動のために外出する際に支援が必要な高齢者の方には支援を行ってまいりたいと考えております。  なお、高齢者の方が運転免許証を自主返納するかどうかにつきましては、御自身の身体能力の状況を自覚され、運転免許証を返納するかどうかを御自身で判断していただくことが大変重要であると考えております。  そのため、本町では、時津警察署と連携を図り、高齢者の交通事故に関するDVDを購入し、高齢者サロンや各地区で開催される生きがいづくり事業でそのDVDを放映したり、時津警察署交通課の講話を実施して、交通事故を起こさないことの大切さを皆様に理解していただくための事業や、高齢者参加体験型交通安全講習会、夜間の交通事故防止講習会などを実施しており、多くの方に参加いただいております。  今後も、より多くの方々に御自身の健康状態や身体能力、また、交通安全の重要性について理解を深めていただけるような機会をつくってまいりますので、運転免許証を返納するかどうかを御自身で適切に判断していただきたいと考えております。  次に、3問目の西そのぎ商工会新春交流会の町長祝辞についてお答えいたします。  平成31年西そのぎ商工会新春交流会は、1月10日の午後6時から長崎市内のホテルで、来賓や会員、合わせて300名余りが出席し、開催されました。  その中で、新春交流会の開会に当たり、商工会長の挨拶の後、来賓を代表しまして、長与町長、私、加藤寛治衆議院議員、金子原二郎参議院議員の順で祝辞を述べさせていただきました。  主催者である西そのぎ商工会から祝辞を依頼されましたので、私の祝辞は、商工会や会員の皆様への新年の挨拶と日ごろの町政への御協力に対してのお礼、今後とも町と商工会が連携して地域振興に取り組みましょうといった内容でございました。  金子先生とは、当日の午前中に別の会合で同席しており、地方創生関係交付金を活用しました崎野自然公園のコテージ整備、東部コミュニティセンターの調理室改修やトレーニングルームの新設について御報告し、お礼を申し上げ、次年度以降の地方創生関連事業への御協力につきましても、改めてお願いを申し上げておりました。  このようなことから、新春交流会の祝辞におきましては、主催者である商工会から頼まれ、来賓として祝辞を述べる立場でございましたので、町政に対してお世話になっていることへのお礼の言葉を控えさせていただいた次第でございます。  今後は、祝辞を申し上げる機会がございましたら、状況に応じまして、同席されております国会議員の皆様に対し、町政への御支援、御協力についてお礼の言葉を述べさせていただきたいと考えております。  以上で、川口議員に対する私の答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  相川教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、川口議員質問の2問目、新設のペーロン格納庫にトイレ、シャワールームの設置をについてお答えいたします。  新設するペーロン船格納庫につきましては、先の12月議会において答弁いたしましたとおり、日並郷木場崎地区の時津北研修センター横の町有地に建設するように準備を進めておりますが、現在、建物の設計業務に係る委託費用を平成31年度当初予算に計上し、今議会に提案させていただいているところです。今後は、準備が整い次第、建築設計業務に取りかかってまいりたいと考えております。  さて、御質問の新設するペーロン船格納庫へのトイレやシャワールームの設置について検討中であると聞くが、検討する理由は。当初からトイレ、シャワールームの必要は認めないと考えているのか。最近は女性の部のペーロン競争もあり、女性の立場で考えると、塩分を流さずに帰宅することもあり得るが、それでもよいと考えているのか。あるいは、財源の問題なのかについてですが、御承知のように、新設するペーロン船格納庫は、町自治会連合会、町自治公民館連絡協議会、町ペーロン協会等の関係団体から、既存のペーロン船格納庫の安全対策について御要望を受け、検討した結果、保管している船を分散して保管することが最適な方法であると判断し、第2格納庫を建設することに至ったわけでございます。  この新設するペーロン船格納庫には、12月議会で申し上げましたとおり、既設の格納庫から子々川・日並・久留里・左底の船4槽と町ペーロン協会の船2槽を移設し、管理していく予定ですので、町ペーロン大会前の船の手入れや船おろしなどの作業を行う際には、ペーロン協会を初め、船を所有する4地区の関係者の方々がこの格納庫に来られることになります。  この際に、トイレやシャワーを使用したい方がいる場合は、隣接する時津北研修センターのトイレやシャワーを利用することも可能と思っております。  また、現在、木場崎地区の湾内の海上を利用してペーロンの練習を行っているのは、町ペーロン大会の練習を行う日並地区と県ペーロン大会に出場する時津女子チームだけと把握しておりますが、女子ぺーロンの練習時の状況を確認いたしましたところ、これまで女性の選手が海上練習で塩水をかぶったとしても、時津北研修センターのトイレやシャワー設備を利用することができているため、特に支障なく帰宅されていると伺っております。  このように、今回新設するペーロン船格納庫の場合、建設予定地に隣接している時津北研修センターというトイレやシャワー設備を備えた施設があることから、施設の有効活用を図るという意味でも、ぺーロン船格納庫にはトイレやシャワー設備の必要性が低いと判断しているところですが、このことに関しましては、12月議会で答弁いたしましたとおり、ペーロン協会や隣接する時津北研修センターの指定管理者など、関係者の方々と協議したいと考えております。  以上で、川口議員の質問に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  3問目の商工会の新春交流会の件について、その前に会って、お礼を言っておったんだと言われました。それはいいです、それで。ただ、人間性次第じゃ、後でチクリとやられることを覚悟しとってください。あのときの表現がそうでしょ。初めてだ、こういうところはと言われたんですよ。その前にはお礼を言われているんでしょ。公言もされました。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  金子先生に対しての講義ですか。  金子先生があのときにそういうようなこと等で、よそに行ったときはよくそういうような格好でこういうような場ではこう言われるけど、時津、長与の町長はお礼を私に言わなかったというようなことで言われましたけど、それがどの程度の意味で言われたのかというようなことは私もよく把握はしておりませんけど、私はその後に金子先生のところへ行ったんです。そうして、そのときにはちょうど先生のほうは国会とか何とかで忙しくて、そして太田秘書と一緒に内閣参事官とか、それからもう一人、内閣の方を訪問したんですけど、そのときに太田秘書もよそに出張されていたのですけれども、急遽そういうような格好でお願いをしておったら、来て一緒にそういうようなところを回っていただいたというようなこと等で、私のほうは地方創生なんかは特に金子先生にお願いして、今までもずっとやってきておって、そしてその中でも別に、あとそうしたこと等はなかったものですから、先生がどの程度の意味で言われたのかというのはわかりませんけど、その後も極めて、そうしたこと等でよくしていただいております。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  こういうのは幾ら論議しても一緒ですから。  私は、今後、政治的に何かあっても、あなたのところは、もし私に言われたら私は言い返しますから。ちゃんとお礼言っておったじゃないですかって、本人は議会で言うたよと。私はそういう関係もありますから。遠慮しませんから。だからそういう面で、結構です。そういうふうにして、事前にお礼を言っておったんだと。その後のつき合いもごく普通にやっているということは幸いです。でもあの人はそういうことを言える人ですから。心して、やっぱり営業術の一つとして知っておったほうがいいです。あなたより私は古いつき合いだ。昭和50年からだから。  だからそういうことで、ぜひひとつ、今後ああいうことが公然として、何百人もおるところで、こういうのは初めてだと。いろんな人がお礼に来られるということを言われたんですよね。だからひとつ、心して、営業マンとしては心してやっていただきたいと思います。結構です  それと、教育長、ペーロンのことについては、トイレはもうあくまでも北研修場を使えと、使えるじゃないかということで。その本音は何ですか。金がないからですか、もったいないからですか。今のを有効活用しようということなんですか。  今の答弁で皆さん喜ぶということはあり得んですよ。 ○議長(山上広信君)  請田教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  私のほうから答弁させていただきます。  北研修センターのトイレ、シャワーを利用ということで、新しい艇庫についてはお願いしたいと思っております。  これにつきましては、艇庫の建設に当たりまして、川口議員がおっしゃるように、場所を何カ所か考えてはみたんですが、やはり木場崎のところが一番いいのではないかということで考えさせていただきました。そのときの考え方の中に北研修センターがもともと海洋性スポーツの振興を含めて、地区民の方とか、そういう利用ができるということで建設されたということもございましたし、トイレ、シャワーについて、ペーロン船の格納のとき、あるいは練習のときに利用ができるというふうなことを考えておりましたので、そのほうがよろしいのじゃないかということで、有効活用ということで考えておりました。  以上です。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  今、請田次長から、あそこは海洋的な云々、振興でと言われた。僕は初めて聞いたんです。46年議員しておるけど。議場にも立ってきたけれども。誰が言ったんですか。どこから金が出てますか。補助金。 ○議長(山上広信君)  請田教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  補助金のことについて、特に私のほうでは把握をしておりませんが、海洋性スポーツの振興ということにつきまして、北研修センターの設置をしたときに議会の委員会の中で御報告をさせていただいたというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  いいかげんなことを言うたらいかんよ。議事録出しなさいよ。そこの議事録。  8工区にもあるじゃないですか。海洋センターは。同一時期に2カ所もということはあり得んと思うけども。そんないいかげんなことは答弁しないでください。正式な議場ですよ。どこの誰がそれを言ったんですか。海洋的な施設であると。たまたまあそこにあっただけでしょ。埋め立てがあったから。初めて聞いたよ、そのことは。 ○議長(山上広信君)  請田教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  私が申し上げている北研修センターの設置目的と建設経過ということで、従前、委員会の中で説明をさせていただいているというふうに聞いております。その中で青少年の健全育成、海洋スポーツの振興、地域自治体との交流等の目的のために海岸近くに設置をしたということで考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  田口総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  研修センターについては、総務の管轄でございますので、少し過去の経過について説明させていただきます。  北研修センターについては、設置条例の議案を平成17年に出させていただいております。そのときに総務委員会がございまして、その委員会の中で北研修センターの設置目的と経過というのを問われております。  その中で答弁としまして、先ほど請田次長が申しました海洋スポーツの振興、その他いろいろあるのですが、その中でシャワーなども完備しておりますというふうに、設置目的の中で説明している議事録がございますので、これは後で提出というか、議会にあると思いますが、お示ししたいと思います。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  平成17年に委員会でその旨を申し上げて、理解、了解いただいているものと思っていたということですから、それはそれで了です。  ただ、町長、これはあなたに聞くけど、トイレ、男、女はそういうことはしないでしょ。立ち小便なんかはしてもらったら困りますよね。あそこは猟師のための船だまりですから、こういうことについての指導はどうされますか。例えば看板を設置するとか、あるいはペーロンなんかを通じて、ペーロン協会の会長等を通じて、地元を通じて指導するとか、いろいろあると思うけど。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  立ち小便ですか、そういうふうなものを禁止する看板で、普通大人が、あそこら辺は来ていると思いますので、そこら辺についての看板をどうするかというようなこと等は、そこまでというようなことがありますけど。ただ、教育長の答弁の中で話もしておりましたように、これはペーロン協会のほうといろいろペーロン船の第2艇庫をつくるというときにはいろいろ協議をしていきましょうということで話をしております。ですから、川口議員がおっしゃるようなシャワーとかトイレというふうなものについても、ペーロン協会のほうと十分話をして、それでお互いに、うん、じゃあそれでいこうかというふうな、納得のいくようなことで進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  ここにはペーロン協会の会長も座ってますから、うそは町長も教育長も言わないと思うけど、そこは私も信頼して、後で協議をしてください。必要性があるかないか。そこまで気配りしてやれば、普通は起債事業、補助事業だったら40年間は手をつけられないじゃないですか。ああだこうだって。金はもうないですとか言われて。幾らでも経験している、46年の間には。だから僕は厳しく言いよる。  ぜひ、町長、そういうことで、後にペーロン協会、あるいは地元、地区連絡の協議会か、自治会長、公民館長、そういう人たちとよく協議していただいて、そして、ぜひ、ああよかったなと喜べるものに公費は使っていただきたいと思います。  ペーロン協会については、ここではっきりシャワールームをつくりますと言ってほしかったけど、後で協議するということですから、それも町長もそう言ってくれましたので、一応信頼して、期待して、ペーロンのほうは終わりたいと思います。  最後に、高齢者の免許返納について、公平性を欠くとおっしゃいました。ところが、あなたも車を何台か買いかえておると思う。取得税を何回納めていますか。車検していますよ。そして、油を使って揮発油税を払ってますよ。高速道路を行くときには、高速道路、バイパス料と払っていますよ。それだけの投資をしてきた人たちが、危ないから免許証を返納しようというときですから、そのぐらいの、今まで投資しておった高齢者の税金等を計算すれば、私は何も、けちると言えば失礼ですけれども、公平性に欠けるということはないと思うんです。いかがでしょう。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  今おっしゃったような自動車重量税とか、あるいは自動車税とかいうふうなもの等につきましては、税としてそういうふうなこと等で納めていただいて、やってきていただいたわけですけれども、ただここで、免許証を返納されるというふうなときには、私は前にも言ったんですけど、やっぱり先ほど議員もおっしゃったように、例えば歩道を歩いている人の中に突っ込んでいくとか、あるいは、高速道路を逆走するというふうなこと等もあります。免許証を持っている人間というのは、もっと自分がそうした運転をするということに対して責任を持つべきだと、私は思っているんです。  ですから、そういうふうなこと等で人を危害に巻き込むというふうな危険が認められるというときには、これはいろいろな制度でそういうふうな恩典がある、ないというようなことは関係なく、やめるべきだと思っておるわけです。もっと言いますと、免許証を与えるときに、その免許を与えるところは非常に厳しい試験をやります。ところが、果たしてそういうふうな能力がもう備わっているのかどうかというふうなときについては、今、認知テスト、そういうふうなこと等を取り入れてやり始めましたけれども、そうしたこと等について、免許を与えるほうが、もう少しそうしたことに対する責任を持つべきだと、私は思っています。
     そうしたこと等で、免許証を返納するということは本当に苦渋の選択で、私もそのとき、そういうときになった場合には非常に悩むと思います。だけど、やはりそうして自分の身、自分の家族、他人までそうした命の危険にさらすというふうなことを考えたら、それはその判断をしてやめる、そしてもう一つは、運転免許証を返す人だけがそういうふうなバス代とか何とかの恩典を受ける。それを持っていない人はまだ身体的に弱い人であってでもそういうふうなものは受けないというふうなことがあったら、私は免許証を返すからそんなふうな格好でやってくれろというふうなこと等は、少し公平性に欠けるのじゃないかというふうなことで思っておるわけです。  ですから、身体的ないろいろの障害とか、あるいは介護とかというふうなこと等で、そういうふなことが非常に、出かけるとか何とかが困難と言われる方につきましては、今やっている制度等についてまだいろいろ改善をしていったり、あるいは追加していく必要があるというふうなものがありましたら、そこら辺について大いに検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  失礼ですけど、あなたの論は一般では通用しませんよ。不公平だと、その一言で片づけられますか。今、介護保険も何もあるわけです。そういう人を向ければいいんですよ。そのように指導してもらえばいいんですよ。ところが、通常の人で、健常の人だったら、私も70過ぎまして、西海自動車学校、あたご自動車学校、ことしも去年も行ってきました。2回行ってきました。やっぱり刺激になります。だからそういう面からすると、なかなか免許証をあげるということはできないんですよ。あげた人とあげない人の格差をあなたは言っているわけでしょ。現実に免許返納の運動を展開しようというような団体も出てきたじゃないですか。そういう人たちが勝手にすればいい。それに対する助成措置はない。あなたみたいな知事であったり市長であったり町長だったら、絶対出さないわけです。だから私はそういうのは、冒頭に言ったでしょ。高齢者の救済措置として、そして福祉政策としてやれないかというのはそこなんです。いかがでしょう。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  免許証を返す人ともともとそういうふなものを持っていなかった人、介護とか何とかというふうな格好で認定を受ければいいというふうな人は、自動車を運転している人たちもその状況になったらその認定が受けられるわけです。ですから、そこの中で介護法等でやっていったらいいじゃないかというようなことではなくて、免許証を今からもう返納しようかという人は、介護までは行っていない。そしてそういうふうな人がまだ免許証を持っていない人もいるわけです。ですから、そんなふうな人たちと同じような身体能力とか、いろいろそういうふうなしている人たちに免許証を返したからそういうふうな制度、恩典をやるというようなのは、私はそれは少し公平性に欠けるのじゃないかと。もっとそれよりも、そうした自分が運転をするということに対する責任をやっぱり感じるべきだというようなことで言っているわけです。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  町長の答弁の前提は、健常者ということが前提ですから。おかしくなったら車からおりなさいということと一緒ですよ。そういうのは、町でも介護制度の審査があってます。言いますけど、耳、難聴者、7回も8回も審査を受けたと。認めてくれんと。この間、ようやくそれをもらっておられます。ようやく聞こえることになった。審査の内容次第じゃ厳しいということも、そういう人たちが一番知っているんですよ。だから、下肢障害者でも何でもおられますけど、実際言って、車に乗っとったほうが歩くと楽だという人もおるんです。うちの身障者の会長はそうです。足は後ろを向いてますからね。つえをついてこうやって行かれます。その人はもう、歩くよりも車のほうが楽だと。そして元村の副会長なんかもそうです。こげんして立っておくとはよかけど、座り切らんと言うんです。座れば立ち切らん。立つときはよいしょして後ろが抱えて起こす。そんな人たちもおるわけです。それは車が楽だと言っているわけ。  だからそういういろんな人たちがおるわけですよ。そういういろんな人がおるということを考えれば、一概に公平性に欠けるというようなことでいいのか。じゃあ、身体障害者の差別解消法から来た、そういう人たちも、私も、あなたも、健常者として差別するなよという法律もできたじゃないですか。そういう論で私は言いよっとです。  だから、あなたにしてみれば、公平性、公平性と言うけれども、過去を取り上げます。失礼ですが、テーマは違いますけどね。オリンピックの招致が決まった。そのとき私はあなたに何て言ってきたんですか。日本招致決定。町民のみんなに喜んでもらおうと言ったら、あなたは何と言いましたか。覚えているでしょ。不公平です。町民から税金使って怒られると。今は何ですか。別館にみんな上げているじゃないですか。時津中学校の、この間から、きょうもあなたが行政報告されているみたいに。 ○議長(山上広信君)  意見ですか、質問ですか。 ○14番(川口健二君)  質問さ。僕は答弁の矛盾ば言いよっとよ。 ○議長(山上広信君)  答弁の矛盾もあるかもしれませんが、質問の内容は、上げられた一般質問の通告書にしたいと思います。 ○14番(川口健二君)  いや、だから、答弁に対する矛盾があるから言いよっとよ。最後まで聞いてよ。許可してよ。中途半端で終わったら消化不良で、お互いおもしろくないよ。 ○議長(山上広信君)  お互いおもしろくしたければ、質問内容の中で、通告した内容……。 ○14番(川口健二君)  質問内容にかかわるから言いよっとでしょ。どこを考えられてあなたは言うの。 ○議長(山上広信君)  オリンピックの招致の問題でしょ。過去の質問に。 ○14番(川口健二君)  だから、答弁に矛盾があるから僕は言いよる。 ○議長(山上広信君)  矛盾はとりあえずよくあると思います。矛盾はですね。しかしそれは、川口さんがそう思うだけであって。 ○14番(川口健二君)  いいです、議長。あなたがとめるなら、言いません。  きょうの件は、忘れたらいかんよ、あなたは。今後とも。議長の権限ということはわかっておるから僕は引き下がるけど。答弁に対する矛盾があったら突いていいじゃないですか。 ○議長(山上広信君)  内容の矛盾ならいいです。ただ今のは。 ○14番(川口健二君)  内容の矛盾も僕は言いよるわけ。答弁だから。 ○議長(山上広信君)  今の免許返納の問題の矛盾があれば、私は。 ○14番(川口健二君)  いや、だから、免許返納に伴う答弁が、かつての考え方と矛盾があるよと言いよるわけです。 ○議長(山上広信君)  いや、ずっと続けてみてください。 ○14番(川口健二君)  よかと。 ○議長(山上広信君)  とりあえず、そういう気持ちで話してますから。 ○14番(川口健二君)  町長はそう言ったじゃない。答弁で。あのときに私の質問に対して。そして、それが今では、あの別館のところも学校のところも垂れ幕が上がっているじゃない。横断幕が。だから、そういう形で、あなたはあのときに税金をと言ったけれども、今度の問題も税金の問題です。だからどうなんですかと。税金だから使いたくないというのか、僕は矛盾していると思った。あの考えが。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  今、東京オリンピックが決まったときに、そこに縦断幕ですか、役場のところに掲げろというような格好で議員がおっしゃってきたときの話が出ましたので、それはこの質問とはちょっと関係ないかもしれませんけど、その分については、聞いている人たちは何かわからんでしょうから、答弁をさせていただきます。  議員がそう言ってきたので、私のほうは、東京オリンピックが決まったのは、それは非常に日本としては喜ばしいことだと。ただし、県とか何とかでもそこまでの横断幕とか縦断幕等はやらないというふうなこと等を聞きましたので、町のほうでもそこまではやらなくてもいいんじゃないかと思っているというようなこと等で言ったわけです。  税金をそこで使うのはどうだこうだという話はしておりませんし、通常、子供たちがいろいろな大会等に出るときの横断幕、縦断幕は以前から掲げております。ですから、税金を使うからどうだこうだというようなことじゃなくて、私はそういうふうにして、例えばAと言う人は、免許証を更新した人よりもまだいろいろ、歩くのが困難であったり、いろいろな状況にあられるかもしれない。免許証更新をそういうふうなことでやったからといって、その人たちにだけバスの乗車券とか何とかをやるというのは、それは少し公平性に欠けるのではないかと。免許証を返納する人たちは自分のそうした能力等を考えて、自分の命も含め、他人の命も預かっているんだから、そうした責任を持つべきだというふうなことで言っているわけです。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  もう、あなたとこれ以上は論議はしません。いつの日か色が変わったら、ひょっとしたら、色も変わっていくでしょう、将来。いいです。だから、今の答弁で、高齢者の返納問題は、一般町民3万人の常識として判断できんと。私はそう思います。あなた、自信があるなら、町内を回って町長報告してください。  これ、いいです。終わります。 ○議長(山上広信君)  以上で、14番、川口健二君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午前11時44分 休憩)               (午後 1時15分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、5番、山口一三君。 ○5番(山口一三君)  改めまして、こんにちは。国民民主党の山口一三でございます。  議長の発言許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。  今シーズンはインフルエンザが結構はやりまして、推計患者は過去最高ということで、本町の小学校もインフルエンザで学級閉鎖があったということを聞いておりますので、そこら辺をちょっと、改めて、インフルエンザにかからないようにということで、うがい・手洗いを励行したいと思っています。よろしくお願いします。  それでは、1問目の職員の健康問題についてであります。  本県は、健康寿命日本一を目指し取り組みを進めておりますが、本県の生活習慣は全国的に見て良好とは言えない状況にあるということであります。2017年度の県職員の健康診断で、軽度異常や再検査、要精密検査等に判定され、何らかの異常が見られた有所見者の割合が92.8%と明らかにされております。  そこで、県の取り組みや本町職員や町民の健康状況について以下の点について伺いたいと思います。  まず、①「伸ばそう健康寿命~人生100年時代に向けた長崎県の挑戦~ながさき3MYチャレンジ」の内容とはどんな挑戦、活動なのかを教えていただきたい。具体的な内容を教えていただきたいと思います。  ②健康長寿日本一の県づくりは中村知事が重要視しており、県職員向けにヘルシー朝食会やウオーキング教室を開き、県庁発の健康づくりのノウハウを発信してきたが、本町に対し、健康長寿日本一の取り組みに向けた通知や通達はあったのか、お聞かせいただきたいと思います。  ③2017年度の本町職員の健康診断結果の内容は、どのようになっているのかを教えていただきたいと思います。  ④健康診断結果、再検査や要精密検査の対象者の受診状況はどのようになっているのを教えていただきたいと思います。  ⑤現在、本町職員向けの健康づくりに向けてどのような取り組みを実施しているのかを教えていただきたいと思います。  2問目は、町民の健康問題についてであります。  ①2017年度の本町で把握している町民の健康診断結果の内容はどうなっているのかを教えていただきたいと思います。  ②町民の健康診断結果、再検査、要精密検査の対象者の受診状況はどのようになっているのかもあわせて教えていただきたいと思います。  ③町内小中学校及び町民の方々も罹患している過去最多のインフルエンザについて、町内小中学校の罹患者数はどのようになっているのかを教えていただきたいと思います。  ④今年度の小中学校の学級閉鎖や学年閉鎖の実績はどのようになっているのかも教えていただきたいと思います。  ⑤インフルエンザ罹患防止対策として実施した取り組みはどのような活動を実施したのか、あわせて教えていただきたいと思います。  3問目は、教員の働き方改革についてであります。  本年2月、日教組教育研究全国集会が開催され、教員の働き方改革に関する実践、調査報告、残業月80時間の過労死ラインを超える勤務が珍しくない現状などが取り上げられております。  働き方改革を巡っては、中教審が1月、残業上限を原則45時間、年360時間以内とする指針の順守などを文部科学省に答申しましたけれども、具体策は現場に委ねられているということも多く、実効性を高める取り組みへの模索が続いておりますので、本町の現状について、以下の点について質問させていただきたいと思います。  ①頭書の全国集会に本町の教員は何人参加したか、把握されているのか教えていただきたいと思います。  ②町内の小中学校教員の残業管理体制及び本年上期の残業実績はどのようになっているのか、教えていただきたいと思います。  ③全国集会の分科会で、休み時間などを短くして1日の授業の終了時間を25分早めたとか、水泳の授業を1学期のみとし、プールの清掃などの負担を減らした等の発表がありましたけれども、働き方改革に向けた町内小中学校での取り組みの状況は、どのようなことをされてきたのか。また、されようとしているのか教えていただきたいと思います。  ④登校日及び休日の部活動練習時間の目安及びノー部活デーの現状はどのようになっているのか、教えていただきたいと思います。  ⑤県教委は来年度から一部の公立中・高校に長時間労働が問題となっている教員の負担軽減と各競技の専門的な指導力を高める狙いで運動部活動指導員を配置する方向で検討されているが、県教委から本町に対し、検討・協議等の依頼はどうなっているか、教えていただきたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)
     吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、山口議員の御質問について、お答えいたします。  先に私のほうから、1問目の職員の健康問題について、2問目の町民の健康問題についての1点目及び2点目について申し上げ、私の後に教育長が、2問目の3点目から5点目、3問目の教員の働き方改革についてお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  初めに、1問目の職員の健康問題についてお答えいたします。  まず、1点目の「のばそう健康長寿~人生100年時代に向けた長崎県の挑戦~ながさき3MYチャレンジ」の内容とはということで、3・M・Yでサンマイというようなこと等で呼んでおるようでございますが、長崎県は、県民の健康寿命の延伸に向けた新たな取り組みを開始いたしました。  健康寿命とは、日常生活に支障なく、自立した生活ができる期間がどの程度あるかを示す指標です。  平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に支障のある不健康な期間を意味します。長崎県は、県民の生活習慣などを表す数値が、全国と比較しても決して良好ではなく、血圧の高さの平均値は、全国でも高い水準であり、長崎県の健康寿命は、男女とも全国平均を下回っております。不健康な期間が長いと、個人の活躍の場や機会が限定されたり、医療費が高額になったりいたします。  社会全体でも、企業等の生産性の低下や地域の担い手不足にもつながることから、長崎県が持続的に発展していくためにも、県民の健康課題を改善し、健康寿命を伸ばしていくことが不可欠でございます。  そこで、長崎県では、県民の皆さんに健康づくりに取り組んでいただくため、毎年、毎日の毎、自分のことを英語で表現したMY、そして次に掲げる3つのチャレンジという意味を込めたながさき3MYチャレンジを進めております。  3つのチャレンジの1つ目は、本人の健康状態を知るための毎年1回の健診を受けていただくために、2つ目は、運動を毎日行うことで健康づくりにつなげるために、3つ目は、毎日3回野菜を食べて、食事で健康づくりを図るといった内容でございます。  県民の健康寿命の延伸の実現に向け、県民にわかりやすい新たなキャッチフレーズとしてながさき3MYチャレンジを作成し、周知を図るよう取り組みが開始されたところでございます。  次に、2点目の本町に対し健康長寿日本一の取り組みに向けた通知や通達等があったのかについてでございますが、県庁発の健康づくりの状況につきましては、平成30年8月10日に県庁からのメールによって通知がございました。  健康長寿日本一の具体的な取り組みといたしましては、健康医療団体、健康関係団体、医療保険関係団体、経済団体、地域団体、研究・教育機関、報道機関、県・市町の行政機関で構成される健康長寿日本一長崎県民会議の総会が、平成30年11月3日に県庁で開催され、県民会議構成団体における今後の取り組みの方向性の共有が行われたところでございます。  その後、長崎県は、健康長寿日本一に向けて県民運動を展開していくため、健康長寿日本一長崎県民会議の今後の活動と健康づくりに関する施策展開等説明会を平成31年2月18日に県庁、県立保健所等で開催し、県民の皆さんが楽しく健康づくりを継続できるような取り組みについて、構成団体に対して説明が行われました。  長崎県が示した健康長寿日本一に向けた市町が行う今後の取り組み事例の中に、地域の課題に応じて地域内の健康増進事業を実施してください、とございますことから、県民会議の構成団体でもある本町といたしましても、町の健康増進計画、健康とぎつ21第2次に基づく健康の保持・増進に向けた具体的な取り組みや保健事業の充実を図ることで県民の健康づくりにつなげてまいりたいと考えているところでございます。  次に、3点目の2017年度の本町職員の健康診断結果の内訳は、についてでございますが、本町の常勤職員が受診した健康診断で、要経過観察や要治療、要精密検査、治療中と判定され、何らかの異常が見られた有所見者の割合は、91.4%でございました。  有所見者の割合は、血中脂質で52.6%、肝機能で42.2%、尿・腎機能で37.1%でございました。職員の平均年齢は、41.1歳でございます。  なお、2018年度の健康診断結果につきましては、何らかの異常がみられた有所見者の割合は、83.3%と8.1%改善しております。  次に、4点目の健康診断の結果、再検査や要精密検査対象者の受診状況は、についてでございますが、健康診断実施後の措置につきましては、労働安全衛生法及び本町の職員安全衛生管理規程に基づき行っております。  まず、職員が自主的に健康管理に取り組めるよう、職員本人に健康診断結果を通知しております。  また、労働安全衛生法では、特に健康の保持に努める必要があると認められる者に対し、医師また保健師による保健指導を行うように努めることとされており、本町におきましても、健康診断の結果に基づき、産業医業務の委託先の保健師による保健指導を実施しております。  この保健指導の際に、再検査や要精密検査と判定された職員に対し、再検査等の受診を勧奨しているところでございます。  なお、再検査につきましては、法にも規定がなく、職員のプライバシーの問題もありますので、その結果の提出は求めておりませんでしたが、今後は、再検査を受診したかどうかにつきまして、確認したいと考えております。  今後も引き続き、職員が適切に健康管理を行うよう、再検査等の受診の勧奨に努めてまいります。  次に、5点目の本町職員の健康づくりに向けて、どのような取り組みを実施しているかについてでございますが、本町職員は、長崎県市町村職員共済組合の組合員となっており、この共済組合が健康づくり事業を実施しております。  共済組合では、人間ドックを受診する費用を助成する事業やインフルエンザの予防接種の費用を助成する事業、歯の疾患の予防や生活習慣予防の意識啓発を目的としたお口のチェック事業、生活習慣の改善、生活習慣病予防のための健康教育と支援を目的とした健康づくり研修、健康づくり講座、疾病予防アドバイス等の事業を実施しております。  平成29年度には、67名の職員が人間ドックを受診し、インフルエンザの予防接種の助成事業は、被扶養者を含め124名が受給しております。  そのほか、本町では、産業医業務、ストレスチェック、定期健康診断を長崎百合野病院健診センターに一括して委託しており、これにより職員の健康を包括的に管理するとともに、各種検査数値がどのように変化しているかを確認できるよう、委託先を固定するなどし、職員の健康管理に努めているところでございます。  また、本町の職員互助会におきましても、人間ドックを受診する費用を助成する事業を実施しております。  今後も、職員の健康づくりに寄与する事業に取り組むとともに、職員がこれらの健康づくり事業を積極的に活用するよう推奨してまいりたいと考えております。  次に、2問目の町民の健康問題についてお答えいたします。  まず、1点目の2017年度の本町で把握している町民の健康診断結果の内訳はどうなっているのかについてでございますが、町民の健康管理の一環であります国民健康保険の特定健診につきましては、年3回実施の集団健診と被保険者が医療機関で個々に受診する個別健診とがございます。  平成29年度の本町の特定健診の受診者は、対象者4,580人のうち2,164人で受診率は47.2%と、長崎県全体の受診率39.4%及び平成28年度の国の受診率36.6%より高い状況にございます。  平成29年度の特定健診の結果につきましては、健診項目に1つでも医療機関への受診勧奨判定があった方及び保健指導判定だった方が2,079人で、全体の96.1%が何らかの検査項目において基準値を超えているといった状況でございました。  次に、2点目の町民の健康診断結果、再検査や要精密検査対象者の受診状況は、についてでございますが、町は、特定健診の結果、医療機関への受診勧奨判定があった方及び保健指導判定だった方々に対し、主に医療機関で治療をされていない方に保健指導を通じ、再検査の受診勧奨を行っております。  平成29年度の再検査の対象者は269人で、受診者は189人、受診率は70.2%となっております。  町が実施の保健指導につきましては、医療機関での再検査とは別に、国保の保健事業の一環として、前年度の特定健診結果等の値により、糖尿病の早期診断につながるインスリンの分泌状況を見るための糖負荷検査や心電図検査等の追加検査も実施しており、平成29年度の受診状況は、対象者465人に対し、受診者315人で受診率67.7%でございました。  町としましては、医療機関での再検査、国保の保健事業における追加検査等を踏まえ、個人に合わせた食事や運動指導等の生活習慣改善の支援を行うことで、生活習慣病の発症及び重症化予防に取り組んでおります。町の体制といたしましては、平成27年度から時津町保健指導員として5名の保健師等の専門職非常勤職員を雇用し、保健指導の体制強化を図っております。  また、保健指導には、医療機関と連携して早期に対応することが求められており、今年度から西彼杵医師会の医師を対象に、糖尿病性腎臓病重症化予防事業に関する説明会を2回開催し、町民の健康づくりを保健と医療の両面からサポートできる体制の構築に向けた新たな取り組みも開始したところでございます。  以上で、山口議員に対する私の答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、山口議員の御質問についてお答えいたします。  初めに、町民の健康問題についてですが、まず、3点目の町内小中学校及び町民の方々も罹患している過去最多のインフルエンザについて、町内小中学校の罹患者数は、についてお答えいたします。  平成30年度の町立小中学校のインフルエンザによる出席停止者の状況につきましては、2学期が26名、3学期が549名という状況であり、平成31年2月22日現在の出席停止者は計575名となっております。  過去2年間の町立小中学校のインフルエンザによる出席停止者の状況を申し上げますと、平成29年度は、2学期が50名、3学期のうち2月末までが760名、計810名、平成28年度は、2学期が60名、3学期のうち2月末までが471名、計531名となっており、町立小中学校のインフルエンザ罹患者数は、平成29年度と比較すると大幅に減少し、平成28年度と同程度となっております。  次に、4点目の今年度の小中学校の学級閉鎖や学年閉鎖の実績は、についてですが、1・2学期については、罹患者が一つの学級に集中していなかったため、学級閉鎖には至っておりません。3学期につきましては、インフルエンザの流行時期でもあり、1月中旬から2月中旬まで出席停止者が増加し、2校において5学級が、それぞれ1日から2日間学級閉鎖をしております。なお、学年閉鎖については実施しておりません。  次に、5点目のインフルエンザ罹患防止対策として実施した取り組みは、についてですが、学校におけるインフルエンザの対策としましては、飛沫感染、接触感染から、かからない、うつさないを基本として、具体的には、日ごろから屋外から戻った際のうがいや正しい方法による手洗い、小まめな教室の換気、せきエチケットなどの励行のほか、毎日の登校時の健康観察も実施をいたしております。  また、インフルエンザが流行しているときには、多くの人が集まる全校集会や学年集会等を電子黒板を活用して実施する、部活動を休みにする、通常のうがい・手洗いに加え、手指消毒剤による消毒、登下校を含めたマスクの着用の徹底など、感染の拡大を防ぐための対策を行っております。  さらには、家庭においても感染防止対策を講じていただくよう、インフルエンザの正しい知識や十分な睡眠をとらせることなど、基本的生活習慣の徹底等、家庭でできる対策、インフルエンザになったときの対応方法などを学校だより、保健だより、学級だよりなどでお知らせをいたしております。  教育委員会におきましても、10月4日付で各学校長宛てにインフルエンザの流行防止についての通知を行うとともに、マスクや手指消毒剤等を配布いたしました。その後も校長会での示達や通知文書によって学校へのインフルエンザ予防や蔓延防止のための指導を行っております。  インフルエンザの流行期は1月から3月と言われており、県内でも流行している状況にありますので、事前にできる対策の周知徹底も含め、今後も引き続き感染症予防の基本ルールである小まめなうがい、手洗い、せきエチケットの励行等の指導を行い、インフルエンザの拡大防止に努めてまいりたいと考えております。  次に、3問目の教員の働き方改革についてですが、まず、1点目の日教組教育研究全国集会に本町の職員は何人参加したか、把握されているかについてお答えいたします。  日本教職員組合が、本年2月1日から2月3日にかけて教育研究全国集会を福岡県北九州市で開催しておりますが、本町の教職員の参加者数については、把握しておりません。  次に、2点目の町内小中学校教員の残業管理体制及び本年上期の残業実績は、についてお答えいたします。  町立小中学校に勤務する教員の勤務時間につきましては、これまで各教職員の自己申告によって記録しておりましたが、平成30年4月より他の市町に先駆けて、ICカードを用いた出退勤時刻管理システムを導入し、出退勤時刻を客観的に把握しております。  また、本年上期の残業実績についてお答えします。町立小学校における平成30年4月から9月のうち、8月を除いた1月当たりの平均時間外勤務時間は、小学校においては45時間6分、中学校においては63時間10分となっており、前年度同時期と比較して、小学校では22分、中学校では3時間9分の時間外勤務の縮減が図られております。  次に、3点目の働き方改革に向けた町内小中学校での取り組み状況は、についてお答えいたします。  教育委員会におきましては、先ほども申し上げましたが、まず、教職員の勤務時間を客観的に把握するための取り組みとして、ICカードを用いた出退勤時刻管理システムを導入いたしました。  また、学校評価や生活アンケートなど、学校が児童生徒や保護者を対象に行うアンケート調査について、集計業務の負担軽減を図るためにマークシートを利用した集計システムの導入を予定しております。  このほか、文部科学省や県教育委員会からの各種調査について、可能な範囲で町教育委員会が回答するなどして、学校の事務負担軽減を図っているところです。  各学校においては、行事の精選や日課表の工夫など、教育課程の見直しや、定時退校日やノー部活動デーを設定することにより、各教職員が勤務時間を意識して、業務の進め方を工夫したり、改善したりするなどして、超過勤務時間の縮減を図っております。  次に、4点目の登校日及び休日の部活動練習時間の目安及びノー部活デーの現状は、についてお答えいたします。  現在、中学校での部活動練習時間については、時期で若干の差はありますが、平日は2時間程度、休日は3時間程度となっております。  また、毎月第3日曜日の家庭の日をノー部活動デーとして設定するとともに、原則として週1回の部活動休養日を設定しております。  また、町教育委員会では、毎月第3日曜日の家庭の日のノー部活動デーに加えて、週当たり2日以上の休養日、平日1日、土日1日以上の設定や、活動時間を平日は2時間程度、休日や夏休み等の長期休業日は3時間程度とすることなどを示した、時津町立学校部活動ガイドラインを策定し、各学校に発出したところです。今後、部活動に関係する西彼杵郡中学校体育連盟や長与町教育委員会等と協議し、ガイドラインの運用時期等について定め、各学校へ周知することとしております。  次に、5点目の運動部活動指導員を配置する方向で検討されているが、県教委から本町に対し、検討・協議等の依頼はどうなっているかについてお答えいたします。  部活動指導員については、部活動の指導や大会等への引率も認められるなど、教員の負担軽減の効果が期待されています。現在のところ、県教育委員会からは、市町における部活動指導員の配置予定等についての調査が行われているところです。町教育委員会としましては、県立学校における部活動指導員の活用状況や他市町の状況等を踏まえて、財政面や人材確保、効果的な運用方法等について今後研究してまいります。  以上で、山口議員の御質問に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  御答弁、ありがとうございました。  まず、健康長寿日本一の関係の3MYチャレンジ、これはやっぱり、県庁の職員も九十何パーセントが不健康であるような調査結果が出ています。  そういうことで、県内全体の方々に健康についての問題点を改善してもらう必要があると思っております。  毎年1回健診を受けるということと、それから運動をすると。9,000歩歩くということを目標に掲げておられます。それとあと、野菜を食べるということで、みんな健康を取り戻しましょうということになっておるようでありますので、そこら辺も今後町民に対しての周知徹底をお願いしたいと思います。  健康長寿日本一の関係団体、時津町も参加されておると思いますけれども、構成団体の説明会については、町の職員の方が出席されていると思いますけど、どのような内容の説明があったのか、もしわかっておれば教えていただきたいと思っています。 ○議長(山上広信君)  大石国保・健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  先ほど町長の答弁にもありました2月の説明会には、県民が楽しく健康づくりを継続できるような取り組みというふうなことで、県のほうから説明が行われました。主な内容は2つでございます。  1つ目は、長崎健康長寿サポートメンバー制度でございまして、健康長寿日本一に向けて県民のための活動を自主的に実施する企業、団体を登録し、登録企業、団体の活動によって多くの県民が健康に関する情報に接し、また、健康に関する取り組みに参加できるようになる目的で設置されたものでございます。活動の例としましては、県民向けの健康セミナーやイベントの開催などがございます。  2つ目は、長崎健康長寿メイトでございます。少人数のグループ等で健康づくりを、今度は支援ではなくて実践するほうです。健康づくりを実践するものを長崎健康長寿メイトと位置づけ、年に1回健診受診に加え、食生活に関する取り組み、運動に関する取り組みを1つ以上実践し、その取り組み結果を県へ報告するといった内容でございます。  そういった長崎健康長寿サポートメンバー制度は先月の2月25日から、長崎健康長寿メイト制度は今月、3月の15日から県のほうでスタートいたします。そういった内容の説明が説明会で行われたところでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ありがとうございました。  続きまして、③の関係で、職員の健康診断の結果、2017年は91.4%が有所見者ということになっていまして、2018年につきましては83%ということで下がっておりますけれども、やはり、83%の方がまだ体調の関係で悪いということでありますので、そこら辺は、町民3万人の窓口となっておられるので、皆さん、体調管理に十分注意されて、その対応をしていただきたいと思います。  それから、⑤の関係になりますけれども、人間ドック、それからインフルの関係で、人間ドックは63名が受診されたということでありますけれども、この辺の対象の方は何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  一応、年齢で区切ることなく、正規の職員、全職員が人間ドックは受けられるような形となっております。  以上です。
    ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  それは大方何名ぐらいいらっしゃるかはわかりませんか。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  現在職員が171名となっております。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ドックを受ける対象者が171名ですか。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  正規の職員全てが対象となりますので、全職員171名が対象となり、その中で29年度は67名が人間ドックを受診したという状況でございます。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  受診されてない方は、何か、本人のあれですか。受けたくないとか。そこら辺で少ないのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  職場として健康診断は年に1回必ず受診をしていただいているという状況で、それのかわりに人間ドックを受診される方、両方受診される方はおられますけれども、人間ドックの受診については、本人の希望により受診ができるという状況になっております。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  わかりました。  それでは、2問目の町民の健康問題についてであります。  これも受診率はまだ低いんですけど、再検査や精密検査の対象の方のフォローはどうなっているのでしょうか。そこら辺は。 ○議長(山上広信君)  大石国保・健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  町長答弁でもございましたとおり、本町におきましては、そういった結果が良好でない方については、いわゆる保健指導というのを体制をとって進めておりますものですから、その保健指導の中で、当然次の二次的な検査が必要な分については、そういった検査、ほとんどの場合には医療機関での治療を勧奨する、いわゆる、医療機関への受診勧奨というような形も交えて、そして保健指導を徹底していくというような形をとらせていただいております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  保健指導を受けた方は、受けましたとかいう結果は報告が来ているのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  大石国保・健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  本人との面談によって、ヒアリングで容易に次の行動がわかる場合ももちろんございますし、それはそれで次の保健指導につながりますので、そういった方はそれで把握ができるのですが、当然、診療報酬明細書、レセプトという形で2カ月後には私たちは保険者のほうにデータとして来る形となっておるものですから、そういったもので補完して完成させながら、データを固めて、そして対象者の方にしっかりとアプローチをしていくという形をとらせていただいております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ありがとうございました。  続きまして、小中学校のインフルエンザ関係です。  先ほど、教育長の答弁では、年度ごとに減っているということで、今年度は、28年度ぐらいになっているということで、減少しているということであります。そういうことでありますけれども、学級閉鎖ですが、2校の何学級と言われたのか、ちょっと聞き取れなかったので教えてください。 ○議長(山上広信君)  岡学校教育課長。 ○学校教育課長(岡由紀子君)  お答えいたします。  2校の5学級となっております。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ありがとうございました。  インフルエンザの罹患防止のためにいろいろ、うがいとか消毒薬でとか、登下校中のマスクとか、そこら辺をして、また家庭でも早く寝て十分な睡眠をとるとかという指導をされておるということでありまして、ちょっと私も、新聞だったかテレビであったか、見たのですけど、まだ立証はされていないのですけど、紅茶のカテキンとか、研究の段階ですけど、梅干しを食べたらいいとかいう話を聞いたことがあるんですけど、そこら辺の話は全然聞いてないですか。  テレビだったと思うんですけど、もし、そこら辺の指導はどうでしょう。 ○議長(山上広信君)  相川教育長。 ○教育長(相川節子君)  学校でそろってしているということではないのですが、カテキン茶、お茶でうがいをするといいということは、養護教諭のほうがよく言っておりまして、お茶のうがいというのも実行したりしているということは聞いております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ありがとうございました。  それでは、教育の働き方改革について、ちょっと再質問させていただきます。  全国集会、全日教組のそれに参加されているところについて把握されていないということは、やっぱり組合の集会、研究大会ということでありますので、把握するのは無理があると思いますので、それは了承します。  あと、勤怠管理の関係で、自己申告からICカードで管理しているということでありまして、長崎のほうでカードリーダーというのをやるのですけど、それと一緒のようなものですか。                (不規則発言あり)  はい、わかりました。  それでは、長崎市では1カ月100時間超えとか、3カ月平均で80時間超えの時間外勤務が過労死ラインとされている中で、2017年度、超えた市内の教職員の割合が、小学校、延べ7人ですけど、中学校については882人いらっしゃるそうです。  そういうことで、長崎市では国や県の方針に基づいて、2011年度までに市内の小中学校教職員の時間外勤務をゼロにするという目標の行程表をまとめたということが明らかになっております。そういうことで、長崎市の時間外勤務ゼロ、目標の行程に対する本町での、まだ45時間とかそういう話を聞きましたのですけど、そこら辺は長崎市がゼロにするということを明確にしておりますので、そこら辺で御見解があれば教えてください。 ○議長(山上広信君)  相川教育長。 ○教育長(相川節子君)  時津町の場合、80時間以上の小学校の教職員勤務が7.2%、そして中学校が37.5%ということで、確かに勤務時間ゼロというのが本当にベターだとは思うのですが、まずは文科省が言っております45時間、そこら辺を目指して、時津町としては、まずは進めてまいりたいと考えております。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  わかりました。  それでは、④の関係で、部活動関係でガイドラインをつくられているということでありますけど、本年1月16日にスポーツ庁の検討会議がありまして、その中で中学校の部活動に関するガイドラインの骨子案というのが出ているそうなのですが、全国の教育委員会とか学校法人のほうに休養日などを明記した運動部活動の方針を作成すると同時に学校ごとにも方針を作成するというふうなことがうたわれておるようなんですけど、それがこのガイドラインになるのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  相川教育長。 ○教育長(相川節子君)  先ほども申し上げましたけれども、時津町の学校部活動ガイドラインは、国、そして県の通知を受けまして、それにのっとって時津町でも時津町版のガイドラインをつくっております。  休養日を設定します。活動時間を設定します。そして活動計画を作成、公表します。部活動活動方針を策定、公表しますという、大体の概要といたしましては、この4つが柱になっているということでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  部活動の関係で、休日とかに大会に出ますよね。それで出場した場合は、代休を取るようになっていると思うのですけれども、そこら辺で誰がどのようにチェックして確認しているのか、チェック体制というのはどうなっているのでしょうか。わかれば教えてください。 ○議長(山上広信君)  相川教育長。 ○教育長(相川節子君)  これについては、やはりきちっと活動計画、試合の経過についても活動日、そして参加予定大会日時、そういうふうなことについては、作成、公表しますと申し上げましたけど、まずは校長にしっかりそれを出すわけです。そして校長のほうでその結果についても確認をするということで、それの報告を教育委員会が集約するということになっております。
    ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ありがとうございました。  最後に、⑤の県教委の運動部活動指導員の話ですけれども、関係者の皆さんは御存じだと思いますけど、この運動部活動指導員ですが、九州では福岡とか佐賀、熊本、大分県が本年度から導入しているということでありまして、先ほどの答弁では、今後検討という話がありましたので、本県も一日でも早く導入していただきたいと思っております。  教職員さんの時間外勤務は一日でも早く解消していただきたいと思っておりますけど、すぐには解決できないという問題もありますので、近隣市町の動向を見ながら、今後も教職員の皆さんの負担軽減のために取り組みをしていただくことを要望したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で、今回の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、5番、山口一三君の質問を終わります。  次に、15番、新井政博君。 ○15番(新井政博君)  改めまして、皆さん、こんにちは。15番、自由民主党の新井政博でございます。  議長の発言許可をいただきましたので、通告に基づき、順次質問をさせていただきます。  昨年は、全国各地で豪雨、酷暑、台風、最後に北海道地震と、自然災害が毎月のように発生し、甚大な被害をもたらしました。特に夏の酷暑には耐えられませんでしたが、結果として、議会の総意として念願の小・中学校へのエアコン設置が急がれたのではないかと捉えております。  ことしは天皇陛下が4月30日をもって皇太子殿下に天皇の御位をお譲りになられる御代がわりの年で、神武天皇から万世一系、125代目に継がれ、平成の時代が終わり、新しい時代を迎えることになりますが、時津町として、世紀の新しい時代の幕明けにどのように町の運営をされていかれるのか、期待を寄せているところでございます。  1問目は、西彼杵道路の完成時期と南北幹線道路の見通しについてでございます。  皆さんもそうでしょうけど、私がよく町民の方から質問を受けるのが、206号線の渋滞緩和のことでございます。この西彼杵道路は、子々川郷の交差点から野田郷の臨港道路までの約3.4キロでございますが、完成時期がまだ明確になっておりませんし、臨港道路から先につなぐ計画中の南北幹線道路については、どのような計画になっているのかはっきりしておりませんので、実施計画実現に向けての協議はどのような状況なのか、具体的にお示しいただきたいと思います。  そのような観点から、次の点について伺います。  1点目は、西彼杵道路の完成時期はいつごろになるのか。  2点目、臨港道路の渋滞が心配されるわけでございますが、井手園交差点付近の改良状況や左底横尾線交差点付近はどのようになるのか。  3点目、南北幹線道路の事業着手について、長崎県や西彼杵道路建設促進期成会ではどのような協議をなされているのかでございます。  2問目は、学校給食センターの建てかえについてでございます。  学校給食センターに関連する質問については、平成29年第1回定例会のときに、学校給食センターの統合新設についてということで質問をさせていただきました。  第一給食センターが築後約42年、第二給食センターが築後約37年経過しているようでございますが、子供たちに給食を提供する施設としては、既に限界が来ているのではないかと思います。もちろん衛生面であるとか調理機器の取りかえ等については常に図られているようでございますが、センターそのものの老朽化は否めないと思っております。  学校校舎の耐震化工事やICT教育のパソコン等の機器の購入やトイレの改修工事は既に完了し、北小学校の体育館も3月10日には落成式を迎えようとしております。小・中学校にエアコン設置も決まり、予算化されました。いよいよ教育委員会における大きな課題は、学校給食センターの建てかえではないかと思っております。先の議会では、町長も今後協議を進めていきたいとのことでしたので、実現に向けてどのように進めていくのか、よろしくお願いしたいと思います。  そのような観点から、次の点について伺います。  1点目、給食センターに関する建てかえの協議は進んでいるのか。  2点目、給食センターに関する委員会の委員の人選はどのようにするのか。  3点目、建てかえの時期はいつごろを予定しているのか、でございます。  3問目は、地域防災強化に向けてについてでございます。  冒頭に申し上げましたが、昨年は、台風、大阪北部地震、西日本豪雨、北海道地震と、毎月のように大きな自然災害が発生し、甚大な被害を受け、夏には連日のように酷暑に悩まされた年ではなかったかと思っておりますし、これも地球温暖化の影響ではないかと思っております。  以前は、災害は忘れたころにやって来ると言われておりましたが、最近は、災害は、忘れる前にやって来るんだそうでございます。  時津町においては、災害対策についてはさまざまな方向性を持って研究、研鑚されているとは思いますが、目に見えるような政策がなされていないように思われます。来年度の地域防災強化に向けて、ぜひ積極的な取り組みをしていただきたいと考えております。  そのような観点から次の点について伺います。  まず1点目、来年度の地域防災の取り組みについての計画はどうするのか。  2点目、福岡県苅田町の地域防災についての取り組みはどうだったか。  3点目、自主防災組織への防災資材等の配布計画はどのようにしていくのか。  4点目、自主防災組織への補助金制度は設けないのか。  5点目、学校や病院の非常用電源の確保はできているのか。  以上、3問の11点でございます。よろしく願いします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、新井議員の御質問についてお答えいたします。  初めに、1問目の西彼杵道路の完成時期と南北幹線道路の見通しについての1点目、西彼杵道路の完成時期についてお答えいたします。  西彼杵道路(時津工区)につきましては、野田地区の長崎漁港臨港道路から日並の平床地区までの延長約3,400メートル、幅員10.5メートルの地域高規格道路で、長崎県の事業として取り組んでいただいている自動車専用道路でございます。  平成29年3月からは、西彼杵道路時津工区の約半分を占める延長約1,730メートルの仮称久留里トンネルの掘削工事が、日並地区側から本格着工され、2月末時点で、1,528メートルの掘削が完了し、進捗率は88.4%でございます。  また、左底池の上部では、延長約109メートルの仮称左底高架橋の工事も着工されており、現在、橋脚2基、橋台1基が完成し、残る橋台1基を施工中でございます。  西彼杵道路(時津工区)の完成時期につきましては、当初、平成32年度の完成目標でございましたが、地質調査などの結果、施工方法の見直しや追加の対策工事の実施など、工期を含めた事業計画の変更が必要となったところでございます。  事業計画の変更につきましては、昨年10月に開催されました長崎県公共事業評価監視委員会での審議を経て、長崎県において昨年11月に、総事業費が当初の89億円から44億円増の133億円に、工期につきましても、2年間延長し、平成34年度完成を目標とする方針が決定されたところでございます。  本町といたしましては、完成時期が当初の平成32年度から平成34年度と、2年間延長されましたが、これ以上のおくれが生じないよう、引き続き長崎県と連携を図りながら、事業推進に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、2点目の臨港道路の渋滞が心配されるが、井手園交差点付近の改良状況や左底横尾線交差点付近はどのようになるのかについてお答えいたします。  西彼杵道路(時津工区)完成後につきましては、御質問のとおり、国道206号井手園交差点付近の渋滞が懸念されており、渋滞緩和を図るため、同じく長崎県の事業として交差点改良に取り組んでいただいているところでございます。  計画内容につきましては、臨港道路に延長約110メートルの長崎市方面への右折専用車線が1車線増設されるとのことでございます。  また、国道206号に、長崎市方面から臨港道路への左折専用車線が1車線新設され、川平有料道路につきましても、現在の時津方面への右折専用車線を約30メートル延長し、さらに右折専用車線が1車線増設されることとなっております。  現状といたしましては、206号の井手園バス停付近の延長約40メートルの歩道整備が完了し、また、臨港道路では、延長約100メートルののり面掘削工事と延長約50メートルの側溝整備が完了いたしております。その他の区間におきましても、鋭意用地取得を進めているとのことでございます。  また、町道左底横尾線と臨港道路の交差点付近につきましては、道路幅員が狭く、離合することが難しい状況であり、渋滞が発生いたしておりました。  本町では、渋滞緩和のため、平成25年度から平成28年度にかけて延長170メートルの区間において、幅員を5メートルから9.5メートルに拡幅し、長崎市方面から臨港道路への右折専用車線を1車線増設するなどの道路改良工事に取り組み、一定の効果があったものと判断いたしておりますので、交差点改良などの計画はございません。  次に、3点目の南北幹線道路の事業着手について、長崎県や西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会でどのように協議されているのかについてお答えいたします。  長崎南北幹線道路につきましては、長崎市と本町を結ぶ延長約20キロメートルの地域高規格道路で、現在、長崎インターチェンジから長崎市茂里町までの約8キロメートルが供用されており、西彼杵道路同様、長崎県の事業として取り組んでいただいているところでございます。  現在の状況につきましては、先月12日に長崎振興局から説明がなされ、現在、未整備区間である長崎市茂里町から本町までのルート検討を行っている段階とのことでございました。  また、長崎市、佐世保市、西海市、長与町及び本町の3市2町の首長、議長、12の経済団体の代表者を会員とする西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会におきまして、未整備区間の早期事業化に向けて、毎年度要望活動を実施いたしております。今年度は、8月24日に長崎県知事及び長崎県議会議長への要望活動を行い、10月には国土交通省九州地方整備局、11月には県選出の国会議員や国土交通省本省などへの要望活動を実施いたしております。  事業化に向けましては、まずルートを選定し、都市計画決定をする必要がございます。現在、長崎県、長崎市、本町で費用を負担し、長崎県において都市計画決定に向けての資料作成に着手いたしておりますので、本町といたしましては、できるだけ早く都市計画決定ができるよう要望してまいります。  次に、2問目、学校給食センターの建てかえについての1点目の給食センターに関する建てかえの協議は進んでいるのかについてお答えいたします。  給食センターにつきましては、安全・安心な給食を児童生徒に提供できるよう、日ごろから施設・設備の適正な維持管理及び調理場内部の衛生管理に努めているところであります。  議員御指摘のとおり、第1調理場が昭和52年建築で、築後42年、第2調理場が昭和58年建築で築後36年が経過しております。  本町としましては、平成30年第2回定例会において答弁しましたとおり、今後、給食センターを建てかえることとなった場合、建設する用地の確保に時間を要すると考えており、まずは建設に適する用地についての協議を進めているところでございます。現在の状況といたしましては、町内数カ所を候補地として、面積、接道、造成費など総合的に検討しましたが、建設用地としては適当でないと判断したところでございます。  今後も長崎県土地開発公社の第10工区埋立地を含め、建設に適する用地がないか、引き続き協議してまいります。  次に、2点目の給食センターに関する委員会の委員の人選はどのようにするのかについてお答えいたします。  平成29年第1回定例会において、今後給食センターの統合等を検討する場合には、多くの方々に御意見をいただきながら、よりよい調理場を目指したいと考えているので、そのような委員会の設置も検討したいと答弁をいたしておりました。  教育委員会では、その後、学校のトイレ改修、時津北小学校体育館建設及び現在進めております学校への空調設備設置など、緊急性があると判断されるものを優先的に取り組んでいるところであります。  また、給食センターの建てかえについても先に建設用地について協議をしているところであり、給食センターに関する委員の人選を含め、委員会の設置を検討するところまでには至っておりません。  次に、3点目の建てかえの時期はいつごろを予定しているのかについてお答えいたします。  給食センターの建てかえの時期についてでございますが、給食センターを初め学校校舎等の多くの教育施設が建築後相当の年数が経過しております。そのため、教育委員会では、教育施設の維持管理・更新等を着実に推進するために計画的な施設整備が必要と考え、教育施設の長寿命化計画を策定することとし、今回、平成31年度時津町一般会計予算に委託費を計上いたしております。  したがいまして、その計画において給食センターについても建物の状態等により長寿命化を図るための維持管理や更新の経費等を含め検討することになります。  本町としましては、来年度に策定することとしております教育施設の長寿命化計画及び今後の財政状況などを総合的に判断するほか、現在、給食センターの建設用地も未定でありますので、用地の取得が見込まれるようになってから、具体的な時期については決まってくるものと考えております。  次に、3問目の地域防災強化に向けてについてお答えいたします。  御質問の1点目の来年度の地域防災の取り組みについての計画はどうするのかについてでございますが、来年度につきましては、より実践的な防災訓練の実施と避難行動要支援者に対する支援計画の推進を予定しております。  まず、防災訓練の実施につきましては、昨年6月から各地区自主防災組織の代表者である自治会長の皆様と協議を重ねておりましたが、先月13日に行った協議の結果、来年度は、防災訓練を各小学校区単位で行うこととし、全小学校区で1回ずつ、計4回実施することを決定いたしました。  訓練の内容につきましては、避難行動要支援者に対する情報伝達訓練や炊き出し訓練など、実効性のある訓練を実施するよう準備を進めているところでございます。  このほか、避難行動要支援者名簿の更新を行うとともに、新規名簿搭載者に対する避難支援計画の策定につきましても、引き続き各地区自治会長の皆様に御協力いただきながら、継続的に進めてまいりたいと考えております。  次に、2点目の福岡県苅田町の地域防災についての取り組みはどうだったかについてでございますが、苅田町は福岡県の北東部にあり、北九州市に隣接する人口約3万7,000人、面積48平方キロメートルと、人口や面積の規模が本町に近い町でございます。  ことし1月に時津町自治会連合会が自主防災活動に関して視察をされており、本町職員もこの視察に参加いたしております。  苅田町には47の行政区があり、そのうち32の行政区で自主防災組織が組織されております。今回の視察研修では、2つの自主防災組織の活動状況についてお話を伺いました。  本町区自主防災会は、平成24年3月に設立後、毎年1回自主防災訓練を実施しておりました。訓練内容といたしましては、避難訓練や情報伝達訓練、消火器による消火訓練、AEDの実技訓練等を実施しておられました。  新津区自主防災組織では、土のうステーションを公民館に確保しておられました。  平成26年7月の大雨災害時には、新津区でも大雨のために冠水する箇所がありましたが、自主防災組織が土のうステーションから土のうを持ち出し、宅地内への冠水を食いとめた事例が紹介されました。また、土のうステーションにある土のうの整備につきましても、年に1回、自主防災組織で行われておられました。  なお、苅田町の消防団は、6つの分団、団員数123名となっており、本町の団員240名と比べると少なく、災害時における自主防災組織と消防団の役割分担につきましては、本町とは異なっているようでございます。  本町では、土のうの設置は消防団が行っており、土のうも役場本庁舎及び各分団の格納庫に配備しております。また、昨年度には消防団員の土のう積み訓練を実施したところでございます。  次に、3点目の自主防災組織への防災資材の配布計画はどのようにしていくのかについてでございますが、本町では、時津町地域防災計画の定めるところにより、災害時に消防団と自主防災組織等が連携して活動するために必要となる救助・救護用資機材、初期消火用資機材を整備しております。  自主防災組織に対しては、時津町自主防災組織育成指導要綱に基づき、各地区に自主防災倉庫を整備した上で、ヘルメット、サーチライト、ハンドマイク、担架、雨がっぱ、雨靴など、災害発生時に自主防災組織による防災活動が行われるための資材の配布を行っているところでございます。  また、本町では、平成29年度からは自主防災組織訓練等実施経費の助成を行っております。  これは、各地区組織の取り組み内容に応じて防災資機材を新たに配布したり、防災訓練で使用する消耗品費や炊き出し訓練等の材料費などを支給するもので、本町と各自治会長で協議を行いながら、各地区の防災活動に必要な助成を積極的に行っているところでございます。  今後も、平常時から各地区防災組織で有効な活動を行っていただくために必要となる防災資材の配布に努め、各自主防災組織活動の充実に向けた取り組みを行ってまいりたいと考えております。  次に、4点目の自主防災組織への補助金制度は設けないのかについてでございますが、先ほどお話いたしましたとおり、各地区の自主防災組織の活動に対して、平成29年度から自主防災組織訓練等実施経費として必要な助成を行っております。  このため、御質問にございます補助金制度としてではなく、この制度を十分活用していただくことで、各自主防災組織で必要とする資機材や訓練内容を充実させていくことが可能であると考えているところであり、今後ともこの制度を積極的に御活用いただけるよう、各自治会長の皆様と協議してまいりたいと考えております。  次に、5点目の学校や病院の非常用電源の確保はできているのかについてでございますが、まず、病院につきましては、長崎北病院、清水病院、長崎百合野病院に確認を行いましたところ、非常用電源の確保が行われているとのことでした。  なお、長崎北病院及び清水病院につきましては、本町が避難勧告等を発令し、避難生活が長期化した際などに、高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦など、一般的な避難所では生活に支障を来す方々、特に治療や療養を必要とされる方を受け入れていただけるように、昨年9月に福祉避難所の設置運営に関する協定の締結を完了したところでございます。  次に、町立の各小中学校につきましては、現在のところ非常用電源の設置はございません。  なお、停電になった場合を想定し、電力供給の早期復旧を目的として、平成29年5月に九州電力株式会社長崎配電事業所と時津町における災害時の電力復旧に関する協定を締結いたしております。
     停電になった場合には、この協定に基づき、緊急かつ直接的に人命にかかわる施設、災害復旧活動上の重要施設などへの送電について、優先して復旧していただくようになっております。  さらに、平成29年12月には、日並郷の有限会社三幸リースと災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定を締結しております。災害時には、発電機、その他のレンタル機材の提供を行っていただけることとなっております。  このほか、本町の取り組みといたしましては、今年度、消防団の全分団に発電機の配備を完了しております。  本町といたしましては、今後とも、各自治会・自主防災組織の皆様と連携、協力しながら、自分たちの地域は自分たちで守るという協働と互助の精神に基づき、地域住民が自主的に防災活動を行う体制の強化に努めるとともに、早目早目の避難を行っていただけるよう、防災訓練をより一層充実させ、住民の自助・共助の意識の醸成を図ってまいりたいと考えております。  以上で、新井議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  では、再質問をさせていただきます。  西彼杵道路はちょっと誤解があったようなので、子々川の交差点あたりもいいですか。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  西彼杵道路は、先ほど答弁しましたように、臨港道路から日並の平床のところまで、この3.4キロで、それで今度は、ここで一応この西彼杵道路の時津工区が切れるものですから、子々川日並線のほうは町の事業として整備を進めており、現在、ダムから下流のほう、国道に向けての約980メートルぐらいですか、ここの部分につきましては、31年度中に大体完成を目指して、現況3メートルぐらいですけれども、約10メートルぐらいの道路にしていく。それから今度は、ダムのほうから日並中央線までの歩道の整備を行っていくと。これも32年度完成を目指して行っていくというふうな事業でございます。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  ありがとうございました。済みません、補足してもらって。  そうしましたら、西彼杵道路のほうは大体わかりました。2年ぐらい、34年完成ということで。平床からの子々川の日並左底線もいいですか。関連で、言わせてもらって。 ○議長(山上広信君)  内容次第です。 ○15番(新井政博君)  内容は、用地買収が、この前、議会報告会のときに用地買収がなされてないところがあるということで、ちょっと質問があったもんですから、その点はいいですか。だめだったら別に。 ○議長(山上広信君)  わかれば、答えられる範囲内であれば。 ○15番(新井政博君)  だめだったら別に、なしにしてもらってもいいです。  来られた方に、本当に間に合うのかなと随分言われたもんですから、我々もちょっとその認識がなかったもんですから、そこで受け答えできなかったんです。もしよかったら説明してもらいたいと思っています。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  先ほど申しましたように、今、ダムのほうから下流につきましては、ほぼ用地買収とも終わって、事業に着手しております。一部、まだちょっとできていない箇所もございます。しかし、ほぼ完了しております。  今度、31年度から、ダムから日並中央線までの歩道の部分についての用地取得等についてお願いをしていくというようなことで、この部分についても今、地形測量とかで、区域が決定をしておりますので、これについては今後進めていって、今の計画では32年度までにしていく。これも西彼杵道路の時津工区が日並のところで終わるもんですから、これと関連した事業というようなことで進めております。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○議長(山上広信君)  やっとわかりました。  用地買収、まだ買収されていないところが何カ所か残っているわけですけれども、よく地権者の方と話をされて、もめごとがないようにしていただきたいと思っております。  いろいろ、最終的な手段はあるかもわかりませんけれども、なるべく話し合いをしていただきながら、譲っていただけるような方向性を持って交渉していただきたいと思います。  井手園交差点のところですけれども、自分はあそこをよく通るのでわかっておるんですけれども、これから果たしてどうなっていくのかなと思っているんです。例えば、ガソリンスタンドが今度24日に閉店するということも伝わってきていますし、あそこら辺が全部広くなるのかなという、そこらははっきり、あそこの十字路がわからなかったもんですから質問をしたんですけれども、あのガソリンスタンドのところはどのようになるのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  出岐都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  井手園交差点のガソリンスタンドのところですけれども、現在臨港道路のところを延長約100メートル、のり面の掘削を行いまして、のり面のほうは終わっておりますので、今後交差点の部分の路線の確保の工事に入るということになっています。  基本的には、先ほど町長答弁でもございましたけれども、臨港道路から長崎市方面の右折する専用車線が、1車線増設になります。  したがいまして、現在臨港道路から下ってきて、井手園交差点のところは多分2車線だと思います。右折専用車線が1車線と直進と左折の混合車線といいますか、それが1車線の2車線だと思うんですけれども、こちらが拡幅後は長崎市方面への右折専用車線が2車線、直進と左折の混合車線、これが1車線の合計3車線ということで、車線が1つ増加されるという状況になっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  余り理解できていなかったので、きょうは再度こうしてお聞きしているんですけれども、やっとわかりました。  それで、南川橋は今度、幅が13メートルの長さが12メートルになるということだったんですけれども、これは井手園交差点と関連があるから言わせてもらっているのですが。広くて丈夫な橋ができるのは結構。あそこも随分トラック等が往来していて、かなり危険じゃないかなと以前から私は思っていたんですけれども。  それで、向こうの住宅街のほうから出るときに、本当に出にくいんです。危なくて、危険な状況なんです。それで、これは元村1の自治会長からも随分、どうにかならんかという要望が行ったと思うんですけれども、井手園交差点とその信号をどうにか、時間差じゃないけど、スムーズに流れるような方法はないのですか。いつもあそこで詰まっているんです。 ○議長(山上広信君)  出岐都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  南川橋のかけかえ工事、こちらも県の事業ということで、長崎県が施工いたします。もちろん本町も橋梁管理者ということで、協議等々で一緒にやっていくことになるんですけれども、基本的には信号機とかそういう部分につきましては、警察との協議の結果においてどうなるかという部分があるかと思いますので、今後、今の予定ですと31年度から着手するということになっておりますので、そこの中でそういう警察の協議とか、そういう部分を踏まえて、最終的にどういう形になっていくのかという部分が見えてくるのじゃないかというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  あそこは、住民が、朝、出勤途中なんか特に出られないんです。ぜひ考慮していただいて、スムーズに、向こう側の住民の方がすっと出られるように、ぜひ警察と検討していただいて、お願いしたいと思っております。  左底横尾線のほうはもうあれで完了ですね。その後はまだ、つないでみないとわからないですけれども。わかりました。  南北幹線道路の件ですけれども、期成会のほうで随分いろいろと協議されているということだったんですけれども、まだ茂里町からこっちが全然ルート計画はないと。今、ルート計画をしようとしているところなんですか。具体的にはどういったところまでというのが、そこら辺をもうちょっと詳しく説明していただいていいですか。 ○議長(山上広信君)  朝長建設部長。 ○建設部長(朝長郁雄君)  お答えいたします。  先ほど町長の答弁にもありましたとおり、長崎振興局のほうから2月に御説明をいただいております。  この事業につきましては、都市計画の決定をするための資料づくりということで、平成28年度から予算化をいたしまして、町のほうも負担金をお支払いをして、今準備をしていただいているというところでございます。  ルートにも複数案あり、検討をなされておりますが、この分につきましては、公共施設とか河川とか、トンネルを含めて、どのようにしたら一番住環境等に影響がないかとか、事業費の問題とかもございますので、この分については慎重に決定をする必要があるということで、お聞きをしておるところでございます。  また現在、どのルートに確定するかというのは、まだ今比較検討をやっておるというところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  ありがとうございます。  ここから先はどうなるのか、これもよく質問があるもんですから、このような質問をしているんですけれども。わかりました。そのように皆さんには伝えたいと思います。  次は、学校給食センターの件ですけれども、第一が42年、第二が36年たって、ほぼ、もう老朽化もいいところじゃないかなと思っております。  それで町長答弁もありましたように、町内の3カ所を見たけれども、それに適応する土地がないということで。私自身も、もう10工区しかないと思っていました。10工区しか確保できるような広い土地はないだろうと思っております。今から協議をされるということですが、これは、まだ協議の前だから何も言えないと思いますけれども、統合して申請するものなのかということは、それぐらいはちょっとお聞きしたいと思っております。いかがですか。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  用地につきましては、いろいろな航空写真とか、そういうふうなもの等を利用しながら、そしてある程度、6,000から7,000平米ぐらいは確保できるというふうな場所等について検討をやっていったんですけれども、なかなか、そこでの造成費用だったり、あるいは、ちょっと狭く、どうしても取れないというふうな状況があったり、そしてまた、排水とか、いろいろな問題等もございまして、ここは適地だというようなところがちょっと見当たらなかったというようなところで、大分検討は重ねていったわけですけれども。  そういうようなこともありまして、そうしたいろいろな造成とか、あるいは排水とか、そういうふうなものを考えていった場合には、もうそういうふうなものが既に完備しておるような土地というふうなところも検討していったほうが、むしろ効率的に、安価にできるのではないかというふうなこと等で考えております。  ただし、ここの土地については、準住居地域には、こうした給食センター等の建設は建築基準法でできないというふうになっております。ですから、そうでないところというふうなところが候補に挙がるんですけれども、まだそこについての県の土地開発公社のほうも具体的のその金額等とか、いろいろそういうふうなものを算定しておりませんので、もうしばらくそこら辺については、公社のほうとも協議を進めていきながら検討を進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  候補地はやっとわかりました。  それで、せっかく新しいセンターをつくるのであれば、食育も含めた、そういったいろいろな関連したものも考えてほしいと思っているんですけど。まあそれはいいです。答弁は何かありますか。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  第一、第二を統合したものを考えているのかというふうな御質問を私が答弁するのを忘れておって申しわけありません。  大体、面積的には、そうしたもの等を統合してでも、あるいは、別建てしてでも、どちらにしてでも動かれる。レーンを1つにしてしまうと、何か事故が起こった場合に影響が大きいと。レーンを2つにしておいた場合には、片方でそれが処置できるというようなこともございますので、そういうふうなものも見込みながら、両方できる程度の用地は確保しておきたいというような格好で、今それを統合するのかどうかというようなことにつきましては、まだ検討の段階までは至っておりません。 ○議長(山上広信君)
     15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  新しいセンターをつくるわけですから、食育の点からも兼ねてしてもらいたいと思います。  要するに、今の食品工場のような扱いですよね、これは。HACCP方式がありますので、行ったり出たり、一方通行になっていて、その中に1カ所が故障したらこっちからするというふうな方法がありますので、委員会が設立されましたら勉強していただいて、トラブルのないようにしていただきたいと思っております。  それから、今、学校給食を民間に委託するという方法がありますけど、絶対、あれだけはやめてほしいなと。やっぱり自分のところでつくって、ちゃんと食育を兼ねて、栄養価も兼ねて、今のとおり採用してもらって、一般の民間の会社に頼むのじゃなくて、採用してから、ちゃんとした料理を子供たちに提供してもらいたいなと。これだけはお願いします。  それと防災の件についてですけれども、いろいろと総務課のほうも苦心してやっていただいているのは私もよくわかります。補助金についてはそういうことで、隣の町は補助金が出ているんですけれども、うちはうちで、そのやり方でいいと思うんです。しかし、言いたいのは、防災倉庫もできて中身も配布されているんですけど、耐用年数がかなり過ぎたり、劣化したりして使えないものがたくさんあるんです。ほとんどもう使えないのじゃないかなというぐらいです。それで、よくそこら辺を見ていただいて、減価償却も終わっていると思いますので、もう一度、何と何をどのように用意すればいいのかという一覧を書いてもらって、そして統合した設置をしてもらいたいのです。  防災倉庫はあるわ、道具はあるわ、動かすのは誰もおらんわ、そして、どれが耐用年数が過ぎて劣化しているかという見分けもつかない状況なんです、はっきり言って。欲しいものは何かということもわからないし。そういった一覧とチェック、器具の一覧、これとこれとこれは町のほうでお貸ししますとか、そういった一覧をつくるべきだと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  各自主防災組織に配布している備品等につきましては、昨日もちょっと自治会長の皆様にお願いをしたのですが、この間、来年度以降の防災訓練の実施方法について協議をした際に、もう一度点検をお願いして、もう既に使えないという部分をリストアップしていただいて、再助成の決定をした地区もございます。そういった形で定期的に点検を行っていきたいというふうに考えております。  一覧につきましては、要綱のほうに備品のリスト、消耗品のリストというのがありますので、それを見ながらチェックをしていただいているという状況です。そういった形で今後も点検をお願いして、必要に応じて再助成をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  自主防災組織は自治会長さんが主にリーダーでやっておられるんですけれども、ぜひ機材の点検をしてもらって、そして、耐用年数も過ぎてますし、新しい機材が今ネットなんかで随分出てますので、何と何が必ず必要ということを列記していただいて、自治会長さんに配布していただければと思っていますので、よろしくお願いします。これは大事なことですから。  それと、私の個人的なことですけれども、2月28日に国際交流協会の関係で災害時の町内の、県内でもいいんですけれども、在住外国人支援ということで意見交換会があったんです。災害のときに外国人をどう誘導するかという。これも非常に大事なことなんです。これで私もちょっと県庁のほうの交換会に行かせてもらって、非常に勉強になったんです。  今、時津町では、男性が171人、これはこの前お聞きしたからわかっているんです。女性が152人、計323人。そして、世帯数が275人。これが最新版です。  これだけ、323人おられるというのは、県内でも割と多いほうなんです。だから、これをどう誘導するかというのは、県がもう既にどうしたらいいかというのをやっているんです。外国人が転入してこられるでしょ。多言語の案内というのがあるんです。時津町はこれは窓口にありますか。これを用意していただいて、災害のときはこうするんですよ、ああするんですよと、英語、中国語、韓国語といろいろありますので。この辺の配布をとりあえず考えていただきたいのですけど、いかがでしょうか。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  現在、防災に関して、パンフレット等において多言語化というのはまだ行っていないという状況であります。町内には、御存じのとおり外国語大学等もございますので、そういったところに協力をお願いしながら、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  県のものはここにありますので、すぐに配布できると思いますので、後で見とってください。これは急いで、323名もいらっしゃるので。ほとんど外大のアンペロス寮と思いますけれども、しかし、今は町中にもたくさんおられますので。よろしくお願いします。  最後になるんですけれども、前も言ったことがあるのですが、町の防災担当者、防災担当官についてです。自衛隊が大体53歳ぐらいで定年退職するんです。53歳はまだ若いです。それで、そういった優秀な自衛官の方を防災担当官として採用してもらえないかということを考えているんですけれども、町長、いかがですか。唐突なんですけれども。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  自衛隊の方のそうした話は以前にもあったところでございますけれども、私たちのほうで今、危機管理官というような格好で警察の方にも来ていただいたりしています。それは、交通指導だったり、防犯の講話をしていただいたりと、いろいろなこと等で活動をしていただいております。  ですから、防災担当という部分だけで、そこら辺の関係で人を採用するというふうになったとき、その分野でどういうふうな、どれぐらいの活動をしていただいて、その報酬等についてはどれぐらいが必要なのかというようなこと等については、少し検討してみないと、今ここではちょっとあれですので。そうしたこと等につきましては、ちょっと検討はさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(山上広信君)  15番、新井君。 ○15番(新井政博君)  町長も防衛協会の会長さんをされておられますので、しょっちゅう自衛官の方とは対話があると思いますので。時津町でよく自衛官に応募するための手続はスムーズにやっていただいているので助かっているんですけれども。  ぜひ、本職員じゃなくて、運転を兼ねて防災をしていただくとか、いろいろ方法があると思うんです。ぜひ考えていただいて、一人でも採用してもらえないかと思っておりますので、よろしくお願いします。  では、今回の質問はこれで終わります。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、15番、新井政博君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午後 2時59分 休憩)               (午後 3時15分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、4番、濱﨑幸德君。 ○4番(濱﨑幸德君)  皆さん、こんにちは。公明党の濵崎でございます。  本日最後の質問者になりましたので、皆さん、御協力をよろしくお願いいたします。  私もずっと質問をさせていただきました。1期目、2期目と、一回も休まずにさせていただきまして、本日で32回目の質問をさせていただきます。中には、本当に全然実らない質問もありましたけれども、やっぱり、何回も諦めずに質問することによって実った質問もございます。  近日では、昨年の9月に質問をしましたロタウイルスの予防接種費用の一部助成の件です。町長が午前中にされていた施政方針の中で、保健事業の推進の中のロタウイルス予防接種費用の一部助成を子育てしやすい環境づくりのために行うということをおっしゃっていただいて、これは9月に質問をさせていただいたのが実ったということであります。  では、通告書に従いまして、質問をさせていただきます。  最初の質問がトイレの質問で、1期目、2期目の中でトイレの質問が特に多いということで、トイレ議員と言われておりましたけれども、2期目の最後の質問まで、トイレをまたさせていただきたいと思っております。  まず、公共施設のトイレの洋式化について質問します。  時津町の公共施設のトイレというのは、町民の集まるところであり、常に清潔で使用して気持ちいい環境でなければならないと私は思っています。町民の方から、公共施設でトイレが洋式化していなくてとても使用しにくい所があったということで、改善してほしいという要望がありまして、質問をさせていただきます。  まず、①海と緑の運動公園と南公園は、ゲートボールなどで高齢者が町内、町外から多く集まる大会が開催されております。トイレの洋式化がおくれており、とても使用しにくいのではないのかということです。高齢者が集まるところにはトイレの洋式化が必ず必要だと私は思っております。これにつきまして、町の見解をお聞かせください。  ②昨年暮れに起こった浦郷の火災は、お一人が亡くなられた大変悲しい事故であり、心よりお悔やみ申し上げます。  私も火災の現場に駆けつけましたが、消防団員の皆様の適切な対応と機敏な動きに感心しました。消防団員の皆様が警備する消防小屋での働き方改革としまして、トイレの整備も必要であると思っておりますが、消防小屋のトイレ洋式化の現状と対応をお聞かせ願いたいと思っております。  大きな2番です。改正水道法後の時津町の水道事業について聞かせていただきたいと思っております。  社会のインフラ事業の中でも基礎インフラであるのが水道事業だと私は思っております。しかしながら、水道事業を市町村が将来にわたって維持することが厳しい時代に入っております。人口減少などによる事業収入の減少や施設の老朽化などが原因であり、それぞれの市町村が水道事業の基盤強化が今求められております。そこで、時津町の水道事業について伺います。  ①改正水道法後の時津町水道事業の改正はあるのか。  ②将来的に水道事業は原価割れの赤字にはならないのか。  ③全町の水道布設工事が終わるのには何年かかるのか。  ④老朽化対策としてはどのような対策があるのか。  ⑤長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には水道事業は入ってはいないのか、ということを質問させていただきます。  大きな3番であります。病児保育についてです。  現在、共働き世帯で困っているのが、病児保育がないということではないでしょうか。子供はいつぐあいが悪くなるかわかりません。そこで頼りになるのが病児保育であると思います。現在時津町、長与町の病児保育所は閉鎖されておりまして、開所がいつになるのか町民の皆様からよく聞かれております。そこで質問いたします。  ①現在、長崎市の病児保育所を時津町は勧めているが、町として町民の負担を軽減する措置はとっているのか。  ②早く病児保育を開設してほしいというのがありますが、いつまでに開設するのか。予定が決まっていたら教えていただきたいと思っております。  ③長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には病児保育の対策については入っているのか、という質問であります。  ぜひ、よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、濵崎議員の御質問についてお答えいたします。  初めに、1問目の公共施設のトイレの洋式化についてお答えいたします。  まず、1点目の海と緑の運動公園と南公園は、高齢者が多く集まる大会が開催されているが、トイレの洋式化がおくれ、使用しにくいのではないか。高齢者が集まるところにはトイレの洋式化が必要だと思うが、町の見解は、についてお答えいたします。  とぎつ海と緑の運動公園は平成3年に、また、南公園は平成4年に竣工した都市公園でございます。御質問にございますとおり、両公園とも町内外から多くの高齢者の方々が参加する各種大会が開催されております。また、トイレにつきましては、とぎつ海と緑の運動公園の海側のトイレの一部と両公園の多目的トイレは洋式化されていますが、それ以外につきましては、洋式化されていないのが現状でございます。  今回、高齢者の方々から、膝が痛く、和式トイレは使用しにくいので、洋式化ができないかとのお声をいただいたところでございます。  本町といたしましては、両公園とも高齢者の方々の利用も多く、不特定多数の方が長時間利用する公園でございますので、利用者の利便性の向上を図るため、とぎつ海と緑の運動公園はB&G海洋センター側の倉庫横のトイレを、また、南公園は小グラウンド側のトイレを、それぞれ男子トイレ、女子トイレの各1カ所、合計4カ所を洋式化する工事を既に発注し、今月末までには完成する見込みでございます。  また、高齢者の方々が集まる公共施設の洋式化につきましては、その必要性について、総合的に判断してまいりたいと考えております。  次に、2点目の消防格納庫のトイレの洋式化についてでございますが、現在、各地区に消防団格納庫が10カ所ございますが、そのうち、子々川郷の第1分団、日並郷の第2分団、浦郷の第6分団、西時津郷の第8分団、久留里郷の第9分団の格納庫計5カ所に洋式トイレが設置されております。  これまで、消防格納庫トイレの洋式化については、特に要望もなく、洋式化の計画はございませんが、今後、各分団長の御意見等も伺いながら、維持補修を行う際などに必要に応じ対応してまいりたいと考えております。  次に、2問目の改正水道法後の水道事業についてでございますが、議員御承知のとおり、現在、水道事業者が直面する人口減少に伴う水の需要の減少、水道施設の老朽化、深刻化する人材不足等の課題に対応し、水道の基盤強化を図るため、改正水道法が成立したものでございます。  まず、1点目の改正水道法後の時津町水道事業の改正はあるのかについてお答えいたします。  今般の主な改正内容は、広域連携の推進、適切な資産管理の推進、多様な官民連携の推進とされています。  このうち広域連携の推進につきましては、都道府県を広域連携の推進役と位置づけ、広域連携を推進することとしています。  長崎県においては、県及び各市町で水道事業の広域連携に関する検討会が開催され、水道事業の経営統合にこだわらず、経営基盤の強化・経営の効率化に向けて、維持管理、水質検査等ソフト事業での広域化・共同化などの推進について議論が行われているところでございます。  適切な資産管理の推進につきましては、適切な資産管理の前提となる水道施設の台帳整備等により、長期的な観点から水道施設の計画的更新に努めるというものでございます。  本町において水道施設台帳は既に作成しておりますが、今後、法に規定された内容で台帳整備を行い、水道施設の適切な管理に努めるよう考えております。  多様な官民連携の推進につきましては、民間の技術力や経営ノウハウを活用するというものでございますが、本町では、既に浄水場等の運転保守管理や検針業務のほか、料金徴収業務についても民間委託を導入するなど、県内でも先行した取り組みを行っております。引き続き、民間企業の活用による経費削減については検討していきたいと考えております。  そのほか指定給水装置工事事業者制度についても改正があり、指定給水装置工事事業者の指定について、工事を適正に行うための資質の保持や実態との乖離の防止を図るため、5年更新制度を導入することとされています。今後、条例規則の改正準備を進めてまいります。  したがいまして、今回の法改正により時津町水道事業で改正が生ずるのは指定給水装置工事事業者制度のみになります。  次に、2点目の将来的に水道事業は原価割れの赤字にならないのか、についてお答えいたします。  水道工事負担金制度改正の際に、平成27年時津町人口ビジョンで示された戦略人口に沿って人口が推移するという前提で、平成50年度までの財政シミュレーションを行っております。  これによりますと、施設整備計画に基づく建設改良投資、経常的な施設更新により一時的に財政が圧迫される時期が生ずる可能性がありますが、現在の料金体系で赤字になることはないと見込んでおります。  また、平成29年度決算で供給単価と給水原価の関係を示す料金回収率は、133.47%と、類似団体平均値100.12%を上回っております。この指標が100%を下回っている場合が原価割れということになりますが、現状は極めて健全な状態といえます。
     今後も、より一層の経営の効率化等に取り組むことで、良好な経営状態を維持できるものと考えております。  次に、3点目の全町の水道布設工事が終わるのには何年かかるかについてお答えいたします。  これは、全国的に法定耐用年数を超過した水道管路の比率が上昇している中で、全ての管路更新に相当な年数が必要とされるという現状についての御質問と考えます。  本町では、平成28年度から30年度にかけて漏水事故の発生状況等を参考にして、早急に更新すべき配水管について集中的に布設がえを行っております。現在、法定耐用年数40年を経過した配水管は3.4キロメートル程度、法定耐用年数を超えた管路延長の割合を示す管路経年化率は、平成30年度で2.3%程度となります。これは、類似団体平均値13.3%を大幅に下回っており、管路についても比較的健全な状況にあります。  今後、昭和55年度からの第5次拡張事業に伴い増設を行ってきた管路が法定耐用年数を迎えますが、劣化状況は埋設環境等でも異なることから、現在のところ早急に布設がえをする箇所はないものと考えており、一律に更新するのではなく、調査を行った上で、必要な更新を継続して行いたいと考えております。  次に、4点目の老朽化対策としてはどのような対策があるのかについてお答えいたします。  老朽化対策としては、適切な資産管理を推進することが必要であり、具体的には、水道施設を良好な状態に保つように維持及び修繕を行うこと、水道施設を適切に管理するための水道施設台帳の作成、長期的な観点からの水道施設の計画的な更新、水道施設の更新に関する費用を含んだ事業運営などが挙げられます。  これらのことについては、改正水道法において規定されており、今後も法の趣旨に沿った適切な資産管理の推進を実施してまいりたいと考えております。  次に、5点目の長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には水道事業は入っていないのかについてお答えいたします。  長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には、水道事業は入っておりません。しかしながら、水道広域化については、経済財政諮問会議を初め、平成30年6月15日公表された経済財政運営と改革の基本方針2018、いわゆる骨太の方針において、水道の広域化が明記されており、また、今回の改正水道法においても、水道基盤の強化を図るため、広域連携の推進も挙げられているところでございます。  そこで、長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には水道事業は入っておりませんが、議員御質問の1点目でもお答えいたしましたとおり、平成29年より長崎県及び各市町で水道事業の広域連携に関する検討会が開催され、広域的な連携についての議論が行われているところでございます。  次に、3問目の病児保育についての1点目、現在、長崎市の病児保育所を時津町は勧めているが、町として、町民の負担を軽減する措置はとっているのかについてでございますが、平成20年度からこいで小児科で開設されておりました病児保育所さくらっこルームは、本町と長与町2町共同での国庫補助事業として実施いたしておりましたが、小出院長の御不幸により平成29年度から休止されております。  故小出英一郎院長におかれましては、2町の病児保育所の運営のみならず、本町の学校医や保育園医としても御尽力いただくなど、地域の保護者や子供たちの健やかな発達と生活に多大な御貢献をいただきました。この場をおかりいたしまして、改めて感謝の気持ちと心からの御冥福をお祈り申し上げます。  病児保育事業には、まずもって、開設していただく施設と医師が必要でございます。これまで2町では、さくらっこルームの再開のため、こいで小児科様と協議を行うとともに、西彼杵医師会とも相談してまいりましたが、さくらっこルームの再開は現実的に難しく、また、時津・長与で他の場所に開設していただける施設がないかも相談してまいりましたが、これも難しい状況でございました。  そこで、長崎市に2町の病児の受け入れをお願いしたところでございます。  その際に長崎市から、原則的には長崎市の病児が優先だが、2町の現状を考慮し、なるべく2町の病児を受け入れること、また、利用者数の増加が懸念されるため、利用者に対する2町独自の補助制度は遠慮してほしい旨の話がございました。  このようなこともあり、現在、2町では利用者に対する独自の給付は行っていないところでございます。  次に、2点目の早く病児保育を開設してほしいが、いつまでに開設するのか、予定が決まっていたら教えていただきたいについてでございますが、2町の現状といたしましては、まず、長崎北徳洲会病院が、2021年2月に長崎市から長与町に移転する際に病児保育事業を開始していただけることとなっております。  加えて、具体的な医院名は差し控えさせていただきますが、昨年12月末に長与町から長与町内の医院が開設を検討しているとの連絡がございました。  そこで、ことしに入りましてすぐに、西彼杵医師会にも御連絡し、現在、医院と2町で詳細な協議を進めているところでございます。  こちらのほうは、国県費の補助申請の都合もございますが、早ければことし8月ぐらいの事業開始を目指しております。  次に、3点目の長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には、病児保育などの対策は入っているのかについてでございますが、病児保育事業につきましては、現在の長崎広域連携中枢都市圏ビジョンの中には入っておりません。今後、2町で病児保育事業を再開することができましたら、1市2町の住民にとりまして、相互利用のメリットも考えられるところでございます。  したがいまして、長崎市と長与町それぞれに検討をお願いしてみたいと考えております。  以上で、濵崎議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  答弁ありがとうございました。  海と緑の運動公園と南公園のトイレが、今度は4カ所洋式化になるということが、もう注文されているということで、もうすぐなると思いますけれども。これは、もう一遍質問ですが、いつぐらいまでには完成するでしょうか。 ○議長(山上広信君)  出岐都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  現在、発注済みでございますので、3月末までには完成ということで見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  ありがとうございます。  私がこのトイレの話をいただいたのが、これは南公園だったそうですけれども、トイレに入ろうとしたら和式ばかりで、もうトイレができないということで、我慢して帰られたそうです。車に乗って帰られた途中で、もう、しかぶったといいますか、あったということで、それはひどかですねという話から、やっぱりやってみましょうということで始めました。  例えば、海と緑の運動公園、また南公園というのは、町内、町外の方がゲートボールとかに来られると思いますけれども、大体高齢者の方でどれぐらい使用されているということはわかりますか。  大きな大会、例えば、諸般報告書をいただいたんですけれども、31年の2月24日にふれあいスポーツグラウンドゴルフ大会が開催されたということで、私たちのほうに来てますけれども、例えばこのグラウンドゴルフ大会というのは何人ぐらい出たのかぐらいはわかりますか。 ○議長(山上広信君)  大串高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  申しわけございませんが、グラウンドゴルフ大会のほうは、ちょっと私たちも直接把握はしてないので、人数等ははっきりわからないところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  吉田町長。 ○町長(吉田義德君)  私はきょう、朝からグラウンドゴルフ大会に行ってきたんですけど、たまたまきょうは時津町内の町長杯というようなことで、参加されている人数が130人というようなことでございましたので、その分についてだけお答えをさせていただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  朝長建設部長。 ○建設部長(朝長郁雄君)  高齢者の利用人数というのはちょっと把握はいたしておりませんけれども、グラウンド全体の29年度の人数というのをお知らせをしたいと思いますが、回数が346回で、利用人数が3万2,573人というふうな把握はいたしておるところでございます。 ○議長(山上広信君)  蒔添社会教育課長。 ○社会教育課長(蒔添浩明君)  一応、グラウンドゴルフとかゲートボール大会とか、そういったものがどの程度開催されて、どの程度の人数かということでしたので、手元の資料がございましたので、一応こちらのほうで把握している分を御報告申し上げます。  海と緑の運動公園で、これは29年度の実績ではございますけど、あくまでもこれは、大会参加者が先方から報告されている数字ですので、実際その人数がいたかどうかというのはちょっとわかりませんが、29年度に年間7回の大きな大会がございまして、これは全てグラウンドゴルフ大会でございます。時津のグラウンドゴルフ協会であったりとか、あるいは、県の年金受給者協会が主催をされている大会であるとか、そういったものがございまして、7つの大会で合計1,300人参加されてましたので、1つの大会で180人程度来られているのかなと、そのように思っております。  もう一つ、南公園のほうですが、これについては、主にペタンクとゲートボールがございまして、3大会ございました。参加人数が、3大会で340人ということで、113人程度、平均では参加されているのではないかなと、そのように思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  ありがとうございました。  やはり、グラウンドを使うのは、高齢者ばかりじゃなくても3万2,000人以上ぐらいです。また、高齢者の方でわかっているだけでも、海と緑でも1,300人、南公園でも340人ぐらいは使用されているということで、今回洋式化になりまして、高齢者の方、また、若い人でも洋式化にぜひしていただきたいという要望はありましたので、今回大変喜んでおります。ありがとうございます。  もう一つ、運動公園のほうができるということで、今度は消防小屋の件ですけれども、今、10消防団のうち何カ所が洋式があるということでしたか。もう一遍お願いいたします。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  10カ所のうち5カ所、子々川、日並、浦、西時津、久留里の5カ所の分団の格納庫は洋式化が終わっております。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  5カ所あって、あと半分の5カ所が今はまだ和式ということでありますけれども、答弁といたしましては、各分団長に聞いてから行うということで答弁はいただいておりますけれども。  分団長も皆さんに多分聞くだろうと思います。皆さんに聞いてということだと思いますが、やはり将来のことといいますか、今おる消防団もですし、今から入る消防団の人たちというのは、特に若い人なんかは、もう洋式じゃなければできないというような人が多いと思うんです。多分、今の消防団長というのは、まだ和式でも十分間に合うような方だと思いますけれども、その辺を聞いてから行うというのはどうかなと思います。ぜひ、5分団はもうあるのだから、あと残りも徐々にしていくというようなお答えはないでしょうか。ちょっとお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  太田総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  消防格納庫の設備につきましては、全て各消防団の御意見を伺いながら整備を進めている状況でございます。現在の設備についても御意見を伺った上で設置をしたということです。  ただ、それから年数も経過しておりまして、メンバーも変わったりとかがあるかと思いますけれども、その後も今のところ洋式化について特に要望がないということで、今のところは計画がないという状況ですが、先ほど町長が答弁いたしましたとおり、維持補修の際等に合わせて御意見を伺いながら、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  では、まず聞いていただいて、消防団の皆様はなかなか忙しくて、トイレまでは要望がなかったと思います。たまたま私が行って聞いたら、やっぱりしてもらいたいというような要望がありましたので、聞いていただければやっぱり変えてもらいたいというのが出ると思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、水道法の改正がありまして、時津の水道事業というのは今のところ、町長の答弁でも、本当に健全に進んでいるというのがよくわかりました。  今のところは赤字にもならないということで、よそに比べると時津町は赤字にならない。やはり、水道法が改正されたというのは、だんだんと一つの行政だけでは維持ができなくなって、広域にやるというのがこの改正法だと思いますけれども、時津町は今のところは水道事業というのは赤字にならないと。50年度までの財政シミュレーションで計算すると赤字にはならないということで、本当に時津は健全にやっているんだなと思っております。  実は一つ、今回この質問をした後に大阪市の水道工事の発注の不正が出たということが新聞に出たもんですから、布設工事のついでにちょっとお聞きしたいと思っております。  布設工事のときに大阪市の不正事件が発生したのですが、布設工事をして元に戻すときに指定のちゃんとした材料を入れなくて、それこそ、がらといいますか、コンクリートとか、そんな破片をぼんぼん入れて布設したというのがあって、そういうのをしているのに正規の値段を取ったというのが問題になっております。  時津町では布設工事については今どういうことを厳格に行っているのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(山上広信君)  菊野上下水道課長。 ○上下水道課長(菊野一朗君)  お答えいたします。  大阪での事件といいますのが、大阪市が指定をしておる改良土を埋め戻しに使わずに、今おっしゃいました再生砕石といったものを埋め戻しに使ったという事件だと伺っております。  時津町のほうでは、埋め戻しのほうには改良土の指定というのは行っておりません。再生砕石の埋め戻しということで、もともと指定をしております。再生砕石につきましても、コンクリートの廃材を粉砕し、不純物を取り除いて製造したもので、道路の工事の埋め戻しには適した材料となっております。時津におきましては、大阪のような事件は起きておりません。
     それと、埋め戻しの状況につきましても、工事の途中、それと完成時におきましても、職員のほうで立ち会い等を行いまして、適切な埋め戻しの工事が行われていることを確認しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  今、ちゃんと時津はできているということで安心しました。  今回の中で、時津の布設工事監督者というのは、多分、布設工事に関する監督で、ちゃんと見られているんだと思いますけれども、この監督者というのは、今、時津町では何人ぐらいおられて、その人数でちゃんと時津町の工事自体を把握されているのかというのをお聞きしたいと思います。 ○議長(山上広信君)  菊野上下水道課長。 ○上下水道課長(菊野一朗君)  お答えいたします。  布設工事監督者としましては、上下水道課に資格がある者が3名おります。この資格者につきましては、技術的な管理監督を行うということで、上下水道課には最低1名おればいいことにはなっておるんですが、一応、上下水道係にもおりまして、技術的な管理監督を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  わかりました。時津はそれなら健全で、今のところはやっているということであります。わかりました。  もう一つ質問ですけれども、時津のろ過方式というのが、どういうろ過方式をされていらっしゃいますか。上水のほうです。 ○議長(山上広信君)  小森水道局長。 ○水道局長(小森康博君)  上水道でのろ過方式かと思いますが、時津町におきましては、緩速ろ過ではなくて、急速ろ過方式をとっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  ちょっと私も水道法改正のことを調べてみますと、ランニングコストから考えると、緩速ろ過のほうが急速ろ過よりもコストが低いということで、またもう一度見直しているということがありますけれども、時津では、また急速ろ過に変える、改修するときには、緩速ろ過に変えようかなということは今のところは考えていませんか。ランニングコストなんかを考えて。 ○議長(山上広信君)  小森水道局長。 ○水道局長(小森康博君)  お答えいたします。  緩速ろ過の場合、確か土地の面積がかなり必要になったかと思います。今、町内の浄水場におきましては、なかなか用地が取れない状況ですので、急速ろ過式を採用することになるかと思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  わかりました。  緩速ろ過のほうはちょっと場所が要るということで、私も調べておりましたけれども、時津はそこまで場所がないということですね。もう場所がないということで、わかりました。  では、続きまして、今のところ、広域連携中枢都市圏ビジョンの中には水道事業は入っていないということになっておりますけれども、例えば、時津の水が足りなくて、長与とか長崎市から供給を受けるときには、この中枢都市圏ビジョンでちょっと安くなるとかということはないのですか。 ○議長(山上広信君)  小森水道局長。 ○水道局長(小森康博君)  連携中枢都市圏には入っておりませんが、長与町、長崎市とはかねてから南部広域企業団の関係で密接な関係がございまして、解散の折に覚書を取り交わしておりまして、お互いそういった、困ったときには、支援、協力をするというふうな関係になっております。  それぞれ、今長崎市ともずっと支援水の協定書は続けておりますし、長与町は一旦協定書は終了しておりますが、これも場合によってはすぐに御配慮いただけるようになっております。  水の使用料、利用につきましては、供給タンカーで、一応長崎市のほうは提供していただけるということでお話を伺っておりますので、その面については御配慮いただいているというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  せっかく連携中枢都市圏が、今、時津と長与、長崎市で結ばれたということで、今までは広域でやっていたんですけれども、今度は2町と1市でやるということで、ビジョンの中には行政区域を超えた一定の都市圏において、それぞれの限られた財源や地域資源などを活用し合いながら、地域経済を活性化し、持続可能な地域社会を形成していく必要があるということで書かれております。  ぜひもう一度単価なんかを、せっかくここが決まったときには、今度供給単価などを見直したらどうでしょうかというぐらいの動きをしていただいて、時津の水がちょっと危ないときには、もう少し安く今度は入れてくださいというぐらいのお話をしていただきながら、今度はもっとつながりが、中枢都市圏によって強くなったということですので、ぜひその辺もお話をしていただければと思っております。今のところは入っていないということでしたけれども。できたら、ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、病児保育に行きたいと思っております。  小出先生が亡くなられて、本当に、若い先生だったのが急に亡くなられて、大変時津も長与も、病児保育に対して今困っております。長崎市のほうに預けてらっしゃる方に対して、時津町として何か補助はないのかという話がありました。  この間私もちょっと調べて、またいろんな話を聞きましたけれども、もう一度措置といいますか、補助に対しての、町として今までこういうことをやっていたというのをちょっとお知らせいただきたいと思っております。お願いいたします。 ○議長(山上広信君)  中尾福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  お答えいたします。  この病児保育事業というのは、国庫補助事業でございます。国と県と町のほうでお金を出して病児保育を運営していただける医療機関であるとか、施設のほうにお金を補助をするということでございます。  小出先生にしていただいていたさくらっこルームというのは、大体年間800人を超えて900人ぐらいの受け入れをしていただいておりましたので、大体補助としましては、1,200万ぐらいの補助をその事業所のほうに出していただくことになります。三者で割りますので、それぞれ400万ずつ、国が400万、県が400万、町が400万、この400万分を時津町と長与町の2町で案分いたしますので、200万ずつの案分と、こういうふうな形で事業所に対して補助を出します。事業所のほうでその補助を受けて、利用者の価格というのは決められるようになっておりますので、利用者、病児の保護者の方に直接補助するという制度ではございませんでした。そういった補助制度でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  わかりました。  施設に対しての補助であって、本人に対するものではないということですね。よくわかりました。  あと、やっぱり長崎市のほうでも、結局は、病児保育の施設が大体手いっぱい状態で、なかなか時津、長与の方にどんどん来ていただいたら困るということだったそうです。やはり、その辺はどうにかできないのかと、私、素人ながら考えておりましたけれども、内容的にはどこでも厳しい状態だということをお聞きいたしました。  その中でも今度は、今のところ8月にはどうにか病児保育が再開できるのではないかという話が進んでおるということで、お子さんを持っている方は本当に、待ちに待ったというのがあります。ぜひ、これはもう一度しっかりと話をしていただいて、本決まりじゃないでしょうけれども、町としてできるだけ早く進めたいということで、もう一度答弁をお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  中尾福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  今、長与町と一緒に開設を検討していただける医院の先生方と話をさせていただいて、そして、補助事業でございますので、県のほうにも来年度の予算、そういったもので補助の対象に入れてほしいというふうな、まだ本要望には間に合わなかったんですけれども、来年度の追加要望の中で入れてほしいということで、内協議のほうをさせていただいております。  そういったことで、2町といたしましては、できるだけ夏ぐらいの開設を医院の先生が希望されておられますので、そちらの意向に沿った形で、こちらのほうも事務のほうを急いで進めているという状況でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濵崎君。 ○4番(濱﨑幸德君)  本当に、早く、また病児保育ができるといいなと私も思っております。  今回、皆様には御協力していただいて、32回の質問を終えることができました。また6月には、頑張って当選したら、皆さんとお会いすると思いますが、そのときはまた、いろいろな答弁をよろしくお願いいたします。これで終了いたします。 ○議長(山上広信君)  以上で、4番、濱﨑幸德君の質問を終わります。  これで、本日の日程は全て終了いたしました。  明日も定刻から本会議を開き、一般質問を行います。  本日は、これで散会します。               (散会 午後 4時 1分)...