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平成30年第3回定例会(第3日 9月 6日)

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  1. 時津町議会 2018-09-06
    平成30年第3回定例会(第3日 9月 6日)


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    平成30年第3回定例会(第3日 9月 6日)               平成30年第3回定例会 (平成30年9月6日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠  議席番号   氏   名  出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   久 保 哲 也  出     2   平 埜   靖  出   10   水 口 直 喜  出     3   川 原 貴 光  出   11   矢嶋 喜久男   出     4   濱 ア 幸 コ  出   12   M 田 孝 則  出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義  出     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二  出     7   中 原 裕 子  出   15   新 井 政 博  出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信  出 議会事務局  事務局長     松 尾 祐 二   補助職員    若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名
     町長       吉 田 義 コ   建設部長    朝 長 郁 雄  副町長      森   達 也   産業振興課長  松 園 喜 秀  教育長      相 川 節 子   農業委員会事務局長                             M 崎 憲 睦  総務部長     田 口 房 吉   区画整理課長  江 頭 春 彦  総務課長     太 田 信 孝   都市整備課長  出 岐 貴 弘  企画財政課長   大 宅 啓 史   水道局長    小 森 康 博  行政管理課長   溝 上 辰 雄   上下水道課長  菊 野 一 朗  税務課長     帶 山 保 磨   会計管理者兼会計課長                             小佐々 光 子  福祉部長     前 田 純 孝   教育次長    請 田 和 則  福祉課長     中 尾 博 英   教育総務課長  栗 山 浩 毅  保育所長     平 子 末 代   社会教育課長  蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長          学校教育課長  岡   由紀子           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   監査委員    佐々野 誠 一  住民環境課長   永 尾 和 敏 議  事  日  程                    開  議 日程第1 一般質問(矢嶋喜久男議員水口直喜議員・平埜靖議員)       矢嶋 喜久男 議員         1 避難行動要支援者に対する対応について         2 学校及び通学路の安全対策について       水 口 直 喜 議員         1 防災について         2 道路事業について         3 休日の行政各位との連絡について       平 埜   靖 議員         1 小中学校の教育環境について         2 災害防災対策について         3 学校教育と適応指導教室・発達障害について      議案審議 日程第2 議案第41号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法             律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例 日程第3 議案第42号 時津町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第43号 平成30年度時津町一般会計補正予算(第3号) 日程第5 議案第44号 平成30年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第45号 平成30年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第46号 平成30年度時津町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第47号 平成30年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第48号 平成29年度時津町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第49号 平成30年度時津町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第50号 平成29年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 議案第51号 平成29年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定             について 日程第13 議案第52号 平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第14 議案第53号 平成29年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて 日程第15 議案第54号 平成29年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第16 議案第55号 平成29年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定に             ついて 日程第17 議案第56号 平成29年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定             について 日程第18 議案第57号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第19 議案第58号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第20 議案第59号 時津町教育委員会委員長の任命について 日程第21 議案第60号 時津町教育委員会委員の任命について                    散  会               (開議 午前 9時30分)            〜日程第1 一般質問〜 ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  日程第1、前日に引き続き、一般質問を行います。  質問の通告がありますので、順次発言を許します。  なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えます。  まず、11番、矢嶋喜久男君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  おはようございます。  今回は、2問の質問を渡しております。通告書に従って質問をさせていただきたいと思います。  まず、1問目なんですけれども、避難行動要支援者に対する対応についてであります。  平成30年度も8月4日に安全・安心のまちづくり町民大会が多くの町民の参加により盛会のうちに終了したところです。そこで、最近は、日本のいたる所で災害が発生し、実はけさもまた北海道で大きな地震があって、大きな災害が発生しているようです。住民生活が非常に厳しく、十分な対策が求められています。また、平成30年7月の西日本豪雨では200人以上の犠牲者が出ております。長崎県でも7月6日に長崎県全域に大雨特別警報が発令され、同日、時津町において町内全域に避難勧告が発令されたところであります。結果として、本町では大きな災害は発生せず安堵しているところでありますが、今回の避難勧告は新たな制度になっての最初の避難勧告であったと思いますが、全町民へさまざまな方法で避難所への避難を促したと思うが、特に心配なのは避難行動要支援者への対応であります。そこで次の点について伺います。  @避難行動要支援者は町内で何人いるのか。  A要支援者への情報提供はどのような方法で連絡を行い、全ての方に連絡が取れたのか。  B実際に避難した人は何名か。要支援者を避難所まで支援をした方との連絡・連携はスムーズに行えたのか。  C今後への問題点、反省点はあるのか、であります。  次に、2問目。学校及び通学路の安全対策についてであります。  最近、大きな問題として通学路等の塀の高さ等で学校を初め対策をとっているところでありますが、@本町では学校の敷地内や通学路の点検は実施したのか。したのであれば、結果はどうだったのか。対策は必要なかったのか。  A現在、町内では大きな工事等が実施中であるが、町民や子供たちの通学路等で問題になっているところはないのか。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義コ君)  皆さん、おはようございます。  それでは、矢嶋議員の御質問についてお答えいたします。  2問目、学校及び通学路の安全対策についての1点目につきましては、私が答弁した後に教育長がお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  ただいま矢嶋議員さんのほうからも災害の話がありましたけど、本当に7月の西日本豪雨、そしてまた、この9月の台風21号、そして、きょうはまた北海道で大きな地震があっているというようなことで、本当に日本が、今そうした災害等が集中的に起こっておると。そして、台風とか豪雨というようなことは、いつ何時、どこで起こるかというようなことはわかりませんので、そうしたことも含めまして御答弁をさせていただきたいというふうに思います。  まず初めに、1問目、避難行動要支援者に対する対応についての1点目、避難行動要支援者は町内で何人いるのかについてでございますが、現在、町で自力での避難が難しいと思われる方が582名となっており、このうち避難支援者を決定するために、御自身の情報を自治会等の関係者へ提供することに同意いただいた方が256名いらっしゃいます。  この256名のうち、避難支援者が決定し個別計画が作成されている方が171名であり、避難支援者が未決定の方が85名となっております。  さらに、避難支援者未決定の85名のうち、自治会に個別計画の策定をお願いしている方が22名でございまして、残り63名の方は、同居者がいらっしゃるので同居者による避難支援が可能かどうかを確認しているところでございます。
     次に、2点目の要支援者への情報提供はどのような方法で連絡を行い、全ての方に連絡がとれたのか、についてでございますが、時津町避難行動要支援者避難支援プランでは、町は災害情報の伝達手段として町防災行政無線町ホームページ防災メール配信サービス、広報車、自治会・消防団による直接呼びかけ等を用いることといたしております。さらに、本町に気象警報等が発表された際の災害情報につきましては、テレビ、ラジオやインターネット等各種メディアを通じても放送されることになっております。  また、災害情報の伝達ルートといたしましては、町は、原則として自治会、消防団、民生委員・児童委員に対する情報伝達を行い、その上で自治会、消防団、民生委員・児童委員は互いに連携を図りながら避難行動要支援者と避難支援者に情報伝達を行うこととなっております。  今回の避難勧告発令時における情報伝達につきましては、個別計画が作成されている171名の方は、避難支援者がおのおの対応していただくことになっておりますが、避難支援者未決定の85名につきましては、情報の伝達状況が心配でございましたので、自治会に個別計画の策定をお願いしている22名の方は、自治会長さんに状況の確認をお願いし、町で同居者による避難支援が可能かどうかを確認している63名の方は、町から連絡をして状況を確認したところでございます。  次に、3点目の実際に避難した人は何名か。要支援者を避難所まで支援をした方との連絡連携はスムーズに行えたかについてでございますが、平成30年7月豪雨に際しましては、7月6日16時24分に土砂災害警戒情報が気象庁及び長崎県から発表され、本町では17時ちょうどに避難準備・高齢者等避難開始を発令すると同時に、時津町役場、総合福祉センター北部コミュニティセンターコスモス会館の4カ所を避難所として開設いたしました。  また、その後19時25分に気象庁から大雨特別警報が発表されましたので、本町といたしましても、19時40分に避難勧告を発令したところでございます。  開設いたしました町内4カ所の避難所には、延べ61名の方が避難されましたが、そのうち避難行動要支援者に該当する方は4名いらっしゃいました。  避難行動要支援者及び避難支援者の方と災害対策本部職員及び避難所で受け入れる職員との連絡連携はスムーズに行えたものと考えております。  次に、4点目の今後への問題点、反省点はあるのかについてでございますが、今回の避難行動要支援者への対応で町と自治会との情報伝達のあり方について一つの課題が浮かび上がってまいりました。  それは、現在の情報伝達ルートは、町から自治会への一方向のみであり、自治会から町に対する返信の仕組みがはっきりしていなかったということでございます。  このようなことから、平成30年7月豪雨直後の7月11日に開催されました自治会連合会の臨時総会におきまして、議題としてこの件を御協議いただいたところでございます。  現在、町と自治会におきましては、避難行動要支援者及び避難支援者に対する町と自治会双方向情報伝達マニュアルや災害情報を伝達する際における統一した伝文等の作成に取り組んでいるところであり、今後とも自治会長さん方と連携を図りながら減災に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、2問目の学校及び通学路の安全対策についての2点目、町内の大きな工事等において町民や子供たちの通学路等で問題になっているところはないのかについてお答えいたします。  現在、本町内におきましては、本町が施工いたしております時津中央第2土地区画整理事業、町道子々川日並線道路改良事業時津北小学校体育館の建てかえ、また、長崎県が施工いたしております西彼杵道路(時津工区)、時津川河川改修事業など、規模の大きな土木工事、建築工事が行われております。  工事に着手する際は、工事の規模にかかわらず、まずは地元自治会長と事前に協議を行い、工事案内のチラシを作成し、配布あるいは隣組回覧の方法により周知を図り、あわせて工事区域周辺には工事看板の設置を行っております。  また、必要に応じては、地元説明会の開催や工事の施工において、特に影響を受ける住家等につきましては、個別に説明を行うなどの対応も行っております。  工事期間中の現場管理につきましては、工事区域をバリケードで仮囲いし、請負業者の現場代理人が毎日の点検を実施するなど、工事区域のみならず周辺区域におきましても、安全管理の徹底を図っているところでございます。  また、道路拡幅工事や舗装工事、道路や河川、水路のつけかえ工事など、工事によっては通行どめや迂回路を利用していただく場合がございますが、事前のチラシの配布、予告看板の設置による周知を図り、通行どめ等の期間中は、交通誘導警備員を配置するなどの対策を講じております。  特に、現道の拡幅工事や土砂の搬出など、大型車輌の通行が生じる場合には、地元自治会と協議を行い、児童生徒の通学時間帯を避けたり、交通誘導警備員を配置するなど、歩行者や一般車輌の安全確保に努めておりますので、現在のところ、通学路等で問題が生じている箇所はないと考えております。  本町といたしましては、引き続き地元自治会と協議を行わせていただきながら、住民の皆様の安全確保を図るとともに、工事期間中の安全管理の徹底に努めてまいりたいと考えております。  以上で、矢嶋議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、矢嶋議員御質問の2問目、学校及び通学路の安全対策についての1点目の本町では学校の敷地内や通学路の点検は実施したのですか、したのであれば結果はどうだったのか、対策は必要なかったのかについてお答えいたします。  学校敷地内の点検につきましては、本町教育委員会において、町立小中学校6校のブロック塀について実施しております。  点検の結果、町立小中学校6校のうち、時津東小学校に1カ所、時津北小学校に1カ所、時津中学校に2カ所の計3校4カ所にブロック塀があることを確認いたしました。  このうち、安全性に問題があるブロック塀としましては、時津東小学校の1カ所、正門に向かって左側のブロック塀であり、高さが2.1メートルありますが、現行の建築基準法施行令では必要とされる控え壁のない部分が一部あります。  ここにつきましては、今回の点検により差し迫った危険性はないと判断しておりますが、違法建築物ではないものの、既存不適格建築物に当たるため、ブロック塀を取り壊し、金網フェンスを設置することとし、今回の一般会計補正予算(第3号)に既存ブロック塀改修工事費を計上いたしております。  なお、工事が完了するまでの応急的な安全対策として、ブロック塀に張り紙をし、児童及び通行人に対して注意喚起を行っております。  また、その他のブロック塀につきましては、今回の点検では安全性に問題がないと判断しておりますが、今後、鉄筋や基礎の状況を確認するため、ブロック塀内部の点検を行い、必要に応じ対策を講じてまいりたいと考えております。  次に、通学路の点検についてお答えいたします。  教育委員会や学校においては、通学路のブロック塀等に特化した安全点検は行っておりませんが、今回の事故を受けて、学校によっては危険箇所について改めて点検を行ったり、児童生徒の下校指導を行ったりしております。  また、本年8月23日に実施されました道路パトロール通学路交通安全プログラム合同点検の際に、教育委員会職員や各学校の教職員も参加し、ブロック塀の危険箇所がないかという視点からも点検を行っております。なお、点検結果につきましては、問題となるような箇所はございませんでした。  教育委員会としましては、現在、各学校において、PTA、学校支援会議等と連携しながら実施をしている通学路の安全点検の際に、今後は危険ブロック塀がないかという視点も加えて実施するよう指導を行うとともに、学校等から危険ブロック塀について報告・相談があった際には、関係機関と連携を図りながら、児童生徒の安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上で、矢嶋議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問がありますか。  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  答弁ありがとうございました。  まず最初に、要支援者が何人かという中でのことなんですけれども、582名、要支援の対象者がいらっしゃるということなんですけれども、これを例えば、情報を提供するのに同意するとか同意しないとかというふうなお話があったと思うんですけれども、結局、登録というのか、最終的に登録になるのかと思うんですけれども、そこまでの流れというのをもう一回、詳しくお願いしたいと思うんですけれども。よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  お答えいたします。  まず、この避難行動要支援者につきましては、一応該当者について区分がございまして、例えば、要介護の3から5までの方であるとか、身体障害者手帳1・2級を持たれている方、療育手帳Aの1、Aの2を持たれている方というふうな区分が6項目ございます。それはそれぞれ役場のほうで処理をされている方とか、そういう方を押さえておりますので、そういった中で対象となる、こちらのほうが支援が必要じゃないか、該当するんじゃないかということで把握をする方、そういうふうな方が582名いらっしゃいます。  その方々にこちらのほうから、こういうふうな災害のときに支援をする必要がございますかというふうな形で文章のほうをお送りをして、その支援につきましては、どうしても自治会とか外部への情報提供が必要になってまいりますので、その情報提供の同意をしていただいて、支援が必要ですかというふうなことを聞いて、情報提供を同意します、支援が必要ですと言われる方が256名いらっしゃると。この256名の方につきましては、情報提供も同意をしていただいて、そして支援が必要だということで、こちらのほうに御連絡いただいた方ですので、こちらの方々についてそれぞれ個別計画と申しまして、災害があったときにその方を誰が支援をして、情報伝達の支援とか避難の支援をして避難所まで運ぶとか、そういうふうなことを決めていただきます。それが個別計画と申しまして、それが決まるという方。これがその中で171名、今、個別計画が決まってらっしゃる方がいます。この方々につきましては、もう支援者が決まっておりますので、一応そういったところでひとまず安心というふうなところではあるんですけれども、そういった支援者が決まっていらっしゃらない方というのが85名いらっしゃいまして、その85名につきましては、個別計画の策定をちょっと協力をしてくださいということで自治会長さんのほうにお願いをしている、そういうった方々が22名いらっしゃると。支援が必要で外部提供も同意をされているんですけれども、そこの御家庭の中には御家族の方とかもいらっしゃいますので、そういった中で、御家族の中で誰か支援ができるというふうなことで個別計画をつくりませんかというふうなことで、こちらのほうからもう一度確認をして、再度問い直して、そういったところにつきまして、63名いらっしゃったということでございます。  大体、そういった中で個別計画を一つ一つつくっていって、支援者を決めていくというふうな形が、この避難行動要支援者の名簿の流れになってまいります。  582名の中で、同意者が256名と差があるんですけれども、その差の中の要因としまして、もう施設とかそういったところに入所をされてらっしゃる方とか、自分で自分の身は守るからということで、もう別に、同意をして外に情報を出したくないというふうな方、そういった方もいらっしゃいますので、そういったところで差が出てきて、実際に外部に出してでも支援が必要だと言われる方、それが256名というふうなことになってまいります。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  今の課長の説明でよくわかったんですけれども、やはり情報を出すというのを拒否するという方が結構いらっしゃるということですね。  例えば、同意された方が256名、総数で580名ですから、かなりの差がここにあるわけですけれども、その中で同居者がいらっしゃるのが63名、この22名という方は、もう全く、例えば自治会長にお願いして支援をしてもらうというような格好なのか、もう全く、そこらは、無関心というのではないんですけれども、この22名の取り扱いをどういうふうにされているのか、お願いしたいと思うんですけど。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  この22名の方につきましては、支援が必要だということで、町のほうにそういった同意をしますということでいただいた方になりますけれども、その中で簡単に、近所の方が支援がすぐできる方が見つからないとか、自治会長にお願いはしているんですけれども、自治会に入っておられない方とか、そういうふうな方、もろもろいらっしゃいます。  そういった中でも自治会長さんのほうには、一応、地区のほうで、災害のときにはそういった要支援者の方々の支援が必要になってまいります。ですので、そういった中で何とか誰か見つけていただけませんかというふうな形でお願いをしているという方と、それと、要支援者という方はずっと一定じゃなくて、毎年更新されていきますので、そういった中で新しく要支援者で同意をされる方が発生したときに、その方々についてお願いをするとか、そういうふうなことで自治会長さんのほうにお願いをしている方が22名いらっしゃるということになります。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  毎年更新をしているわけですね。毎年この数というのは結構変動があっているということですね。  問題は、22名の方、自治会長さんたちにお願いをして動いてもらっているということで、この中には自治会の未加入者もいらっしゃるということなんですけれども、自治会長さんたちの仕事というのが、かなり広範囲、あるいは高度になっておりますよね。自治会長さんたちと、例えば福祉のほうとの連携というか、コミュニケーションの取り方とか、そこらを十分やっておかないと、情報伝達がうまくいかないとかというふうなことが出てくるんじゃないかなと思っているんですけれども。  今、年に2回ぐらいですか、連合会でこの問題を話し合っているというのが、2、3日前に多分あったと思うんですけれども。そういう中と、あとは臨時的に自治会長さんたちを集めてこういうふうな問題を討議しているとか、そういうふうなこともあるんですか。 ○議長(山上広信君)  福祉部長。 ○福祉部長(前田純孝君)  お答えいたします。  自治会長が集まる機会というのが、保健環境連合会が年4回ございます。そういったときの機会に合わせて自治会連合会を開催して、こういった話をしております。  昨年からこの要支援者については、自治会長に別途そういった自治会、連合会の会議とは別に説明会を開催をして、こういった必要性を理解していただいて、必要に応じて自治会連合会の会長と相談をしながら、臨時的な会議も開いたりしております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  追加でちょっとお答えをさせていただきます。  自治会長さんと町長との懇話会というのを年に2回開催しております。その中でとか、あと、自治会連合会の臨時会等も定期的に開催をさせていただいてまして、たまたまですけれども、現在、その中で避難訓練の話を今ちょうどしているという状況で、その詳細につきましては、自治会の活性化部会というのが設置されておりますが、そちらのほうで協議をするということで、そこら辺を定期的に協議をしております。そういった中で連携を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  いずれにしても、自治会長さんの仕事が一番大きいかなというふうに思いますので、自治会長さんたちとの情報交換、コミュニケーションというのは十分とっていただきたいというふうに思います。  それと、今回の避難で61名避難された中で、要支援者は4名だけしかいらっしゃらなかったということなんですけれども、連絡そのものは大体とれていた中で、4名以外の方はもういいよというような感じの返答だったのか、もう自分のうちから出たくないというふうになったのか、何かそこらの情報はありますか。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  今回の避難勧告の状況なんですけれども、時津町の状況としましては、もうよく御存じのように、そこまで雨量のない、河川の水位も上がっていない、そういった中で広域的に気象庁のほうが特別警報というふうな形で出されたということでございます。そして、大雨等に関する注意というのは、一番しないといけないところは、洪水であるとか、土砂災害というところになってまいります。土砂災害につきましては、一応、マップのほうを町として全世帯に配布をいたしております。その中で自分のところがイエローゾーンとか、レッドゾーンとか、どういうふうな危険性があるのか、そういったものを認識をしてくださいということで配布をしております。自治会長の方々にもお願いをして、そういったものを見て、そして日ごろから避難について考えていただくということをやっております。  そういったものの中で、今回の天候状況を見て、そして今の状況であれば大丈夫だというふうに判断された方というのは多かったと思います。要支援者の方で来られた方といたしましては、例えば、目が不自由な方、御夫婦の方がいらっしゃいまして、旦那さんのほうが病院に入院をされていらっしゃった。奥さん一人でとても心配だということで、そういったところで旦那さんのほうとか、そういった方からも連絡がございまして、何とか避難所のほうで、何かあったときには怖いのでという方もいらっしゃいまして、そういったところで用心に用心を重ねてみえられたというふうな傾向が今回はございました。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  日本全国、今災害が非常に多い中で、本町では大きな災害がないというふうなところで、一つは安堵をしているんですけれども、いつきょうの北海道みたいな、夜中にああいうふうな地震とか大雨とか、来るかはわからんわけです。常にふだんから対策を十分立てておかないと、いざというときに間に合わないということがあります。先ほど総務課長だったか、訓練をというふうなお話があったんですけれども、町内全域でやるのか、どこかの地区をモデルとしてやるのか、ちょっとわかりませんけれども、やはりそういうふうな訓練というのもふだんからどこかでやっていくというのが一つの方策かなというふうに思います。  それと、この問題の最後になるんですけれども、双方からの情報伝達マニュアルを作成すると。町と自治会においてと。問題があったということなんですけど。もうちょっと、ここらが一方通行になっていたということなんですか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  現在、マニュアルを作成して、それに基づいてやってはおりましたが、今回、実際に避難勧告を出して、避難時に情報を出して連絡をした際に、マニュアルどおりに行いはしたんですが、マニュアルにはこちらのほうから自治会を通じて連絡をするという内容までしか記載をしておりませんでした。実際に対応するに当たって、実際に連絡が末端まで届いたのかどうかという確認がすぐに取れなかったという反省点を踏まえまして、先日、7月11日でしたけれども、自治会長会の臨時会を開催した際に、こちらのほうから双方向の情報の共有という方法について協議をさせていただきたいというお願いをいたしまして、現在協議に入っておるという状況でございます。 ○議長(山上広信君)
     11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  いずれにしても、万全を期して、常に準備をしてほしいというのを要望しておきたいと思います。  次に、2問目なんですけれども、学校の敷地内、通学路、特に問題があるところはなかったと、これは初日の一般質問の中でもかなり出ておりましたけれども、東小だけ工事をやると。  ちょっと私が、敷地内に本当はなるのかなと思うですけれども、時津小学校に8月の19日だったか、植木の剪定作業でうちの壮年部が行ったときに見たら、あそこが子供たちの通路にロープを張ってあって、コーンを置いてあったですよね。実際的にあの塀を見たときに、かなり倒れてますもんね。それと亀裂が入ってます。  あそこの場合は、多分、地主さんの問題だろうというふうに思うんですけれども、初日だったか、答弁を聞いておって、余り動いてないなという印象があるんですけれども、もう一回、そこら、例えば地主さんに対して動いたのかどうか、お願いしたいと思います。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  お答えいたします。  初日のときに、学校支援会議、そしてPTA会長が、まずはそこの地主さんのところにお願いに参ったというところでとどめておりました。その後、時津小学校の校長に確かめましたところ、回答がないのでということで、二度目に校長、教頭、そしてPTA会長と、またお願いに上がった。そして、議会初日の日だと思いますが、校長とある方と、また今度は地主のお宅にお願いに上がったところ、現在見積もりをとっているという、そういう話が出まして、早急に対策が講じられると思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  いずれにしても、あそこは子供たちが歩くところですから、あそこに樹木がずっとあって、直接的なというのもあるとは思うんですけれども、それは一部だと思うんです。あれがばさっと倒れた場合には、かなりのあれが来ると思いますので、やはり早急に対策をお願いしてほしいなと。  そして、工事をやっぱり早目にしてもらわないと、子供たちは安心してあそこを歩けないという状況になりますので、その点をお願いしておきたいと思います。  最後になりますけれども、町内の、先ほど町長のほうからも何カ所かの大きな工事を挙げていただきましたけれども、特に区画整理、あるいは時津川の改修における交通安全というか、そこらが私も非常に気になっておりまして、区画整理においても、今、サークルさんですか、あそこから入ってゆり保育園のほうに行って、旧の道路をずっと行って、今度あれが通行どめになるというようなことを夕べちょっと聞いたんですけれども、新たにまた迂回路ができるのかよくわかりませんけれども、子供たちの通学路としては、あそこらは全く使ってないんですか。 ○議長(山上広信君)  区画整理課長。 ○区画整理課長(江頭春彦君)  お答えいたしたいと思います。  現在、通行どめというか、前のゆり保育園がありましたところの、進入するあそこの町道がずっと、萌添さんのほうにのぼっていくところにつきましては、萌添さん、地区外の5軒ほどございますけれども、迂回路をきれいにつくりましたもんですから、従来の町道を、あそこを埋め立てをさせていただくということになっておりまして、迂回路をきれいにつくっております。  その中で、そこを通る子供たちというのはおらなくなるというふうなことでございまして。あと、ほかのもう既に整備が進んでいるところは、当然、その通学路を子供たちは通っていただいているということで、工事の区域につきましては、先ほど答弁の中でございましたとおり、安全管理は徹底をして、大型のダンプ等が来るときは、必ず、出口、交差点に警備員を配置して、まずは歩行者の安全確保をして、それからまた、一般通行がスムーズに行くように優先をしてやっているというようなことでございます。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  区画整理のところについては、やっぱり区画整理課と学校関係の教育委員会とのコミュニケーションをとって、実際的に通学路がどういうふうになっているのかというのは、双方の確認というのをぜひお願いしたいなと。そうしないと、物すごい今、茶屋の本線というのが車がふえて、なかなか渡ろうと思っても渡れないというような現状があるんです。そこらがあるもんですから、十分現場も見ていただいて、ぜひ対策をとるべきであればとってほしいというふうに思います。  それと最後に、時津川の件なんですけれども、山徳橋が今度ちょっと延期になって、工事が始まるのが12月か1月ということで、夕べ聞いたんですけれども、この前からずっと、下のほうに通れんで、通行どめで、全部国道に出ないといかんという問題から、あそこが、国道のほうが赤になっても右折車が突っ込んでくるもんだから、脇道から出られないんです。  交通指導とか、婦警さんたちが立っておっても、やっぱり注意はできないと。非常に自分たちも怖いとおっしゃるわけです。  ぜひお願いしたいのが、時津警察署にもお願いして、せめて通学時間帯にあそこに警察官に立っていただくわけにはいかないのか。お願いしてもらうわけにはいかないでしょうか。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  今、御質問いただいた件ですけれども、通行量も非常に多いところでございます。従前からも地元のほうからもそういうお声はお聞きしておりますので、引き続き長崎県、あるいは警察署のほうと話をしたいと。  どうしても施工は長崎県がしておりますので、私どもも長崎県と一緒になって、警察のほうとそういう対応ができないかどうかということで話をしたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  あそこが、今度迂回路がないもんですから、全部水道橋に集中しますので、あそこは狭いですから、完全に一方通行ですもんね。もうどんどん入ってこられたら、横からも出ていかれないというふうな現状、今でも結構つかえてます。  これが本格的に始まったら、1年ぐらいは通行どめになりますので、またまた問題になるのかなと。だからできるだけ早目に対策をとっていただきたいというふうなことをお願いしておきたいと思います。  今回の質問については、以上の2点なんですけれども、最初ずっとお願いしてきたように、要支援者に対する取り組みを、これは非常に難しい面というのがあるというのは重々承知しております。でもやっぱり対策はとっていかないといけないというのがありますので、自治会長さん、あるいは消防団、民生委員さんとか、直接かかわる人たちの労をねぎらっていただきながら、十分コミュニケーションをとってほしいというのを要望して終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、11番、矢嶋喜久男君の質問を終わります。  次に、10番、水口直喜君。 ○10番(水口直喜君)  改めまして、おはようございます。10番、水口でございます。  先に出しておりました通告に従い、次の3項目について質問をさせていただきたいと思っております。  本日未明、北海道において震度6弱、6.7と報道されましたが、大きな地震が起きております。ライフラインに大きな影響を及ぼしながら、今なお、予断を許さない状況であるようであります。  ここ数カ月の間に、日本列島は思わぬ災害に見舞われています。6月中旬の大阪北部地震、そして、7月上旬には西日本豪雨、さらに一昨日は、台風21号が四国、関西を縦断するなど、各地で多数の被害ととうとい命が奪われました。亡くなられた方々に心より御冥福をお祈りしますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げるところであります。一日も早い復旧、復興をお祈りするところであります。  さて、さまざまな災害により、我々は何を学び、教訓として防災へつなぎ、安全・安心なまちづくりに努めていけるかが課題になるのではないでしょうか。  そこで、次のことについて伺うものであります。  @大阪北部地震では、公共施設の安全性が大きく問われました。本町でも担当者が各学校へ出向き、敷地内を目視で確認されたようでありますが、どのようであったのでしょうか。また、あわせて通学路の安全確認は行われたのかどうか伺うものであります。  これにつきましては、一昨日の一般質問4人、そしてまた、先ほどの矢嶋議員、そして私が6人目になろうかと思いますが、内容についてはほぼ同一でございますが、見方、考え方の視点から見れば、少し御意見もありますので、そのまま質問をさせていただくものであります。  A7月6日の記録的な大雨時には、本町も避難勧告の対象となり、土砂災害や河川の増水など、今までにない警戒が呼びかけられました。  私もあのときには、携帯がかなり鳴り響き、夕方家に帰ったときには、家族全員のが鳴りましたので、今までに経験のない、何か不安を感じたところでありますが、さほどのことがなくてほっとしたところであります。  そこで、(イ)防災無線による周知に対する見解はどのように持たれているのでしょうか。  (ロ)突発的な災害に対する対応の見解についてであります。  (ハ)たびたびこの問題については質問させていただいているんですが、改めて今度の大雨、そしてまた、避難警告がなされた中での対処、ため池、堤ですね、この安全性、危機管理についての見解はどのようにお持ちでしょうか。  次に、道路事業についてであります。  慢性的な交通渋滞緩和対策の一環として、長崎県による地域高規格道路、西彼杵道路でありますが、野田郷の臨港道路から日並郷までの区間、施工が県でなされております。それと同時に、本町施工による日並・子々川線の道路整備も行われております。そこで、次の3つについて伺うものであります。  @おのおのの工事状況及び進捗状況は予定どおりであるのでしょうか。  A中山ダム付近の歩道整備をするということがありましたが、この整備状況についても伺うものであります。  B県事業に対する本町の連携と協力体制はどのように図られているのでしょうか。  次に、3項目でございます。休日の行政各位との連絡についてであります。  このことについては、少し具体例を示さないとわかりづらいことがありましたので、内容についてお示しをしております。  内容につきましては、ある方が、これは日にちを後で聞いたのですが、8月5日の休日、日曜日でございますが、町公民館で健康診断受診があったのでこれを受診されたそうであります。その後、帰宅されましたが、どうもおなかにバリウムが残っていて、はりつめてうまく落ちていかないということで、何か薬でももらえないかということで、診断された場所に戻られたそうですが、そのときには既に診断が終わり、関係者は誰もいなかったそうであります。  そこで、町のほうが開催された受診でありましたので、関係者に連絡をとりたい、または受診された機関、これも連絡とりたいということで、公民館受付や本町の受付を尋ねられたそうでありますが、何もわからないということで、非常に困られたそうであります。その後、本人に聞きますと、無事に夕方近くに楽になったからよかったものの、ふと思えば、このようなことが随時ほかの方に起こったときに心配だから、少し体制について尋ねてもらえないか、一言助言してもらえないかということで、今回質問させていただきましたが、本当になるほどなと。私自身が経験がないものですから、このようなときにはどうすればいいのだろうかということで、具体例を示しながら質問しております。このようなときに関係各位との連絡をどのようにとればいいのか、お示しをしていただく、それがなければ、今後つくっていただきたいし、今あるならば、しっかりとお示しをしていただきたいと思っております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義コ君)  それでは、水口議員の御質問についてお答えいたします。  なお、1問目、防災についての1点目、学校敷地内と通学路の安全確認につきましては、私の後に教育長がお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  初めに、1問目の防災についてお答えいたします。  まず、2点目のイ、防災無線による周知に対する見解は、についてでございますが、7月6日の災害対応の際には、2時43分の大雨警報発表と同時に災害警戒本部を設置し、その後、16時24分に土砂災害警戒情報が気象庁及び長崎県から発表され、さらに降雨が予想されたことから、直ちに避難所開設の準備を整え、17時ちょうどに時津町役場、総合福祉センター北部コミュニティセンターコスモス会館の4カ所を避難所として開設し、避難準備・高齢者等避難開始を発令いたしました。  さらに、19時25分に気象庁から大雨特別警報が発表されましたので、本町といたしましても、19時40分に避難勧告を発令したところでございます。  これらの避難情報は、本町地域防災計画に定めるとおり、防災行政無線、町ホームページ防災メール配信サービスを活用して伝達するとともに、県防災情報システムに避難情報を入力することでテレビ放送局などマスコミへ伝達され、テロップによるテレビ放送や各個人の携帯電話に直接情報が配信されたところでございます。このように、町民の方々は複数の手段により避難情報の収集ができたものと考えております。  この中でも、本町が直接発信する防災行政無線による伝達は、町民及び本町に滞在、通過する方々に対していち早く伝達するための有効な手段であると考えております。  なお、近年の宅地造成や道路改良などにより住環境が変わり、放送音声の伝わり方も変化してきていることから、平成28年度に町内全域で防災行政無線放送音の伝わり方を調べる音達調査を実施し、平成29年度には、子々川郷中山地区と左底郷野添地区でスピーカーの増設工事を実施したところでございます。  さらに、スピーカーの増設やスピーカーの向き、高さ、音量等の調整を行ってもなお聞こえないところにつきましては、戸別受信機を貸与するよう準備を進めているところでございます。  今後も必要に応じて音達調査を実施しながら、放送内容が住民の方々に確実に伝達されるよう努めてまいります。  また、本町では、防災行政無線放送の内容を携帯電話及びパソコン等で確認できるメール配信サービスと放送内容を無料で聞き直しができる電話応答サービスを実施しております。  確実に避難情報を入手していただくため、これらのサービスの利用案内を引き続き毎月の広報紙に掲載するとともに、防災訓練の際などにも積極的に周知してまいります。  次に、2点目のロ、突発的な災害に対する対応の見解は、についてでございますが、大雨や台風などの災害につきましては、近年の気象予測技術の向上により数日先まで災害の可能性のある気象現象の予測が可能となっており、早い段階でこれらの情報を入手し、その対応について準備を進めることが可能となっております。  大雨警報など気象警報は、重大な災害が発生するような警報級の現象が、おおむね3時間から6時間先に予想されるときに気象庁から発表されていますが、この気象警報が発表された時点で、本町は災害警戒本部を設置いたしております。  また、気象庁は、警報級の現象が5日先までに予想されるときには、その可能性を警報級の可能性として高・中の2段階で発表していますので、警報級の可能性が発表されたときは、総務課において情報収集に努め、資機材の事前準備や確認を行うとともに、関係各課においても、行事やイベントの中止、小中学校の休校について検討を開始するなどしております。  さらに、休日夜間の場合であっても関係職員が直ちに参集できるように、自宅待機等を命じて警戒態勢を整えているところでございます。  なお、予測が難しい地震などが休日夜間など役場閉庁時に発生した場合には、初動体制を整えるのに時間を要する場合があります。そのため本町では、時津町職員初動マニュアルを平成25年8月に策定し、災害発生の伝達を庁舎警備員から総務課職員に、総務課職員から各職員にもれなく確実に伝達できる体制を整えております。  この連絡体制については、各課で平常時から活用しているところであり、これにより、非常時でも素早く災害対応体制を構築できると考えております。  さらに、大雨、台風、地震など災害種別ごとに避難勧告等発令の判断基準を明記した時津町避難勧告等の判断・伝達マニュアルにつきましても、平成25年8月に策定しており、避難勧告等の適切なタイミングでの発令や、町民の円滑な避難誘導についてマニュアルに従い行っているところでございます。  今後も、平成28年度、平成29年度に実施しました情報伝達・初動対応訓練などを繰り返し実施し、初動対応を確実に行えるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、2点目のハ、ため池の安全性、危機管理に対する見解は、についてでございますが、近年、大規模地震や豪雨等によりため池が被災し、決壊等により農地だけではなく、下流域の住民や家屋等にも甚大な被害が発生している状況がございます。  そこで、国では、このような自然災害による被災を未然に防止するために、施設の現状を把握するとともに、決壊の危険度や周辺への影響度を確認する取り組みとして、平成25年度から平成27年度の3カ年で、全国のため池一斉点検を実施しております。  この点検は、早急に対策を講ずべきため池を把握し、効率的・効果的な防災・減災対策を計画的に推進することを目的としており、県が事業主体となっております。平成25年度に農業用ため池を対象に一斉点検を行いました。  本町では、町が所有または管理する13カ所のため池のうち、日並郷の木場崎池、火ノ首池、立花川内池、久留里郷の久留里池、左底郷の左底池、野田郷の下山池、浜田郷の山陰池、西時津郷の久保池の8カ所のため池が点検対象となりました。  いずれのため池も豪雨に対する詳細調査では整備の緊急性は低いとの結果が出ております。  このように、町が管理するため池については、緊急に整備を要する必要がない状況となっておりますが、維持管理については適切に行うことが重要であると考えております。
     そのため、上水の水源として利用している左底ため池を除き、農業用として利用しなくなったため池は、ふだんから水をためない、あるいは水位を下げることとしており、農業用ため池も用水を必要としない時期は水位を下げることといたしております。  また、町職員が、月に1回の定期的な点検及び大雨警報発令の前後に見回りを行い、大雨前には地元管理者がため池の栓を点検・管理するなど、ため池の安全性を確認し、適切な維持管理に努めているところでございます。  次に、2問目の道路事業についての1点目、長崎県施工の地域高規格道路、西彼杵道路(時津工区)、本町施工の町道子々川日並線道路整備事業の工事状況及び進捗状況は予定どおりか、についてお答えいたします。  まず、西彼杵道路(時津工区)につきましては、野田地区の長崎漁港臨港道路から日並地区までの延長約3,400メートル、幅員10.5メートルの地域高規格道路で、長崎県の事業として取り組んでいただいている自動車専用道路でございます。  平成29年3月からは、西彼杵道路(時津工区)の約半分を占める延長約1,730メートルの(仮称)久留里トンネルの掘削工事が、日並地区側から本格着工され、8月末時点で1,070メートルの掘削が完了し、進捗率は61.8%でございます。  また、左底池の上部では、延長約109メートルの(仮称)左底高架橋の工事も着工されており、現在、橋脚が2基完成し、橋台2基のうち1基が施工中でございます。  本町といたしましても、早期供用を望んでいるところでございますが、今後の事業進捗につきましては、国の予算確保が必要不可欠なことから、引き続き長崎県と連携を図りながら、計画的な事業進捗が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。  次に、本町が施工いたしております町道子々川日並線道路改良事業(石垣工区)につきましては、国道206号の子々川交差点から中山ダムに向かって延長950メートルの区間において2.2メートルの両側歩道を含む道路幅員10.9メートルの道路を整備する計画でございます。  現在、起点側の子々川交差点付近の延長約120メートル、中間部の子々川浄水場付近の延長約133メートル、終点部の平田工業所様の入り口付近の延長約280メートルの3カ所において道路改良工事に取り組んでおります。また、それ以外の箇所におきましても、順次、工事を発注することといたしております。  本町といたしましては、平成29年度の事業完了を目標に、地元住民の皆様の御理解と御協力のもと、平成24年度から事業に着手いたしましたが、国の交付金の内示状況により計画期間を1年間延長し、平成30年度の完成を目標に、引き続き鋭意努力してまいりたいと考えております。  次に、2点目の中山ダム付近の歩道整備状況についてお答えいたします。  町道子々川日並線歩道整備事業(中山工区)につきましては、中山ダム付近から日並郷の町道日並中央線に接続する地点までの延長1,680メートルの区間において、2.2メートルの片側歩道を整備する計画でございます。  中山地区におきましては、平成29年7月、9月の2回、日並地区におきましては、同じく7月の1回、地元説明会を開催し、平成29年度から事業に着手いたしております。現在、現況測量及び基本設計業務が完了し、用地測量及び詳細設計業務、地質調査業務、土地評価業務などに取り組んでおりますので、各種の業務完了後、早急に用地補償に着手する予定でございます。  本町といたしましては、平成32年度の完成を目標に、地元住民の皆様の御理解と御協力のもと、事業推進を図ってまいりたいと考えております。  次に、3点目の県事業に対する本町の連帯と協力体制についてお答えいたします。  現在、本町内におきましては、議員御質問のとおり、長崎県の事業として西彼杵道路(時津工区)の整備に取り組んでいただいております。  長崎県の事業ではございますが、施工箇所が本町内でございますので、長崎県の担当課と協議を行い、情報を共有するなど、日ごろから連携を図り、地元説明会の開催時や必要に応じ、地元との協議におきましても、本町職員も出席するなど、円滑な事業推進に向けての協力も行っているところでございます。  また、町道日並左底線におきましても、平成27年度から平成29年度の3カ年で、西彼杵道路のトンネル工事の工事用道路として、長崎県との合併施工により、延長700メートルの整備を行ったところでございます。  西彼杵道路(時津工区)の事業推進につきましては、先ほど申し上げましたとおり、国の予算確保が非常に重要ではないかと考えております。  このため、長崎市、佐世保市、西海市、長与町及び本町の3市2町の首長、議長、また、12の経済団体の代表者を会員とする西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会におきまして、要望活動を毎年度実施いたしております。今年度は、8月24日に長崎県知事及び長崎県議会議長への要望活動を行い、10月には国土交通省九州地方整備局、11月には国土交通省本省などへの要望活動を予定いたしております。  本町独自におきましても、毎年度、国土交通省、財務省や県選出国会議員への要望活動を行っております。また、私が別の要件で上京した際は、国土交通省などに足を運び、事業推進のお願いもいたしております。  このほか、毎年秋ごろに実施されます長崎県と市町による国への要望活動に参加するなど、各種の機会を通じて、予算確保に向けて積極的な取り組みを行っているところでございます。  本町といたしましては、引き続き長崎県と連携を図ってまいりたいと考えております。  次に、3問目の休日の行政各位との連絡についての、「ある方が、休日に町公民館で健康診断を受診された後、バリウムがおなかにはったため診断場所に戻ったが、そのときは既に診断が終了し、関係者はいなくなっていたそうである。公民館受付へ尋ねたが、何もわからないということで非常に困られたそうであるが、このようなときの関係各位との連絡網について伺う」、についてお答えいたします。  本町の集団検診は、病気の早期発見と予防のため、7月、8月、11月、2月の年に4回行っております。  8月の集団検診は、特定健診などの健康診査と各種がん検診等を同時に受診できる内容で、8月2日から8月7日までの6日間を北部コミュニティセンターコスモス会館、時津公民館の3カ所に分けて行いました。  今回の質問にございます、バリウムのおなかのはりにつきましては、胃がん検診の受診者へ下剤をお渡ししております。この下剤につきましては、1回2錠分を全員にお渡しした上で、受診者本人に聞き取りを行い、胃がん検診を初めて受けた方や、便が出にくい方などには予備の1回分も追加してお渡ししているものでございます。  また、全ての検診が終わり、受診票を回収する際には、早目に下剤を飲むこと、食事を早目にとると便が出やすくなること、おなかの中でバリウムが固まってしまうので水分を小まめに取ることなど、注意事項を確実に受診者へお伝えいたしております。  休日に公民館で問題が発生した場合、公民館の管理人から社会教育課長へ連絡するようになっておりますが、必要に応じて公民館の管理人から役場の警備員へ連絡してもらい、役場の緊急連絡網を使って担当課へと連絡し、町として対応する体制がございます。  今回のことを受け、公民館管理人から役場警備員へ連絡するよう再度体制の確認及び徹底を図らせていただいたところでございます。  なお、健診受診上のお知らせに、健診受診後の体調不良等に対する役場のお問い合わせ先を追記し、対応いたしたいと存じます。  以上で、水口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、水口議員御質問の1問目、防災についての1点目の大阪北部地震では公共施設の安全性が大きく問われた。本町でも担当者が各学校へ出向き、敷地内を目視で確認されたようであるが、どのようであったのか。また、あわせて通学路等の安全確認は行われたのか伺う、についてお答えいたします。  6月の大阪北部地震に伴う小学校プールのブロック塀倒壊による児童の死亡事故を受け、本町教育委員会では、町立小中学校6校のブロック塀の目視による点検を実施しました。  点検の結果、町立小中学校6校のうち、時津東小学校に1カ所、時津北小学校に1カ所、時津中学校に2カ所の計3校4カ所にブロック塀があることを確認いたしました。  このうち、安全性に問題があるブロック塀としましては、時津東小学校の1カ所、正門に向かって左側のブロック塀であり、高さが2.1メートルありますが、現行の建築基準法施行令では必要とされる控え壁のない部分が一部あります。  ここにつきましては、今回の点検により差し迫った危険性はないと判断しておりますが、違法建築物ではないものの、既存不適格建築物に当たるため、ブロック塀を取り壊し、金網フェンスを設置することとし、今回の一般会計補正予算(第3号)に既存ブロック塀改修工事費を計上いたしております。  なお、工事が完了するまでの応急的な安全対策として、ブロック塀に張り紙をし、児童及び通行人に対して注意喚起を行っております。  また、その他のブロック塀につきましては、今回の点検では安全性に問題がないと判断しておりますが、今後、鉄筋や基礎の状況を確認するため、ブロック塀内部の点検を行い、必要に応じ対策を講じてまいりたいと考えております。  次に、通学路の安全確認についてお答えいたします。  教育委員会や学校においては、通学路のブロック塀等に特化した安全点検は行っておりませんが、今回の事故を受けて、学校によっては、危険箇所について改めて点検を行ったり、児童生徒の下校指導を行ったりしております。  また、本年8月23日に実施されました道路パトロール通学路交通安全プログラム合同点検の際に、教育委員会職員や各学校の教職員も参加し、ブロック塀の危険箇所がないかという視点からも点検を行っております。なお、点検結果につきましては、問題となるような箇所はございませんでした。  教育委員会としましては、現在、各学校において、PTA、学校支援会議等と連携しながら実施をしている通学路の安全点検の際に、今後は危険ブロック塀がないかという視点も加えて実施するよう指導を行うとともに、学校等から危険ブロック塀について報告・相談があった際には、関係機関と連携を図りながら、児童生徒の安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上で、水口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  10番、水口君。 ○10番(水口直喜君)  御答弁ありがとうございました。  それでは、随時再質問させていただきます。  学校の塀の安全性、私はあえて、行政の施設という表現をさせていただきました。これにかかわらずというか、多分、この問題になったとき、みんなされるだろうなと。今度の質問はされるだろうなと想定もしました。しかしながら、冒頭で言ったとおり、見る視点、考える角度が変われば、おのおの意見も、助言も違うだろうなということであります。  そこで私が言いたいのは、冒頭で言いましたとおり、災害で何を学び、教訓として次へどう結んでいくかが、お互いの成長であり、今後の対策だろうと、常日ごろから地道に言い聞かせているところでございますが、まずもって、失礼な言葉をまた申し上げるところでございますが、この問題が起きて、大阪の問題ですので、現地を直接見た人はいないし、私も当然、報道の一つのテレビジョンの画面だけで想定したところであります。  そこで、範囲を広げ、先ほども矢嶋議員が質問されましたが、通学路の安全までどうして持っていかないのだろうかと。どうも聞いていれば、学校内で起きた問題ですから、学校内の施設だけ、それとブロック塀の問題だけに視点を置いて、安全対策に今回視点が向いているのじゃないかな。当然、それが事故と死亡まで起こした要因でありますので、それに一点集中して解決されて、今後の対策を練るのは当然でありますが、これから先どうなるのかと。あの大阪の問題は、多分プールサイドということでございましたが、テレビジョンで確認したところですので、万全ではないと思いますが、プールのコンクリートの基礎があって、その上にブロックをついであった。あれが倒れた画面が写ったときに、多分、専門家が見たならば、私も専門家の一部でありますが、鉄筋が露出して、下との結束がないから倒れたんだろうなと。引き上げとか何とかの問題じゃなく、鉄筋の構造体の問題、基礎との結束との問題ということで捉えました。  今回もこのことが通達され、専門的な機関ということで建築士が目視で見られたということでございますが、私は失礼ながら、事務経験だけで現場経験のない方が多分目視されたならば、このようなことには気づかなかったろうと。自分が知識があるからてんぐになっているわけではございません。先ほどから言っているとおり、何を学び何を教訓とするかが課題だと何度も言いますが、このようなことの中で、ブロック塀にこだわらず、常に違う視点に広げていくことが安全への道じゃないかなと思っております。  そのような観点から、先ほども矢嶋議員が、学校内を問わず、通学路に注目されて質問されて、私も今やっているわけでございますが。  ある意味、今、平たん地だけならば、構造の問題がありますが、今後、がけとか、古いがけは当然コンクリートが入ってない、空積みという関係であっています。  長い間、壊れなくておれば、安全だなとみんな思うわけでございますが、だんだん専門用語ではらむと言いますが、いつ来るのかなという危険性もございますし、通学路の中にこのような箇所があるのかなと、立木等も含めながら。  聞くところによりますと、年に1回、通学路の安全プログラムに基づいて、関係機関が寄って現地を見て、確認されてということでありますので、その点を重視して、今後安全対策に努めていただければと思います。  まずもって、この間、実はある人から、これも通学路の一部だったんですが、歩道がちょうど見えないということで、何を考えとっとかと。子供の視線と運転の視線から見ますと、横断歩道の前に、樹木の下に低木がありまして、それで見えなかった。それはすぐ、出岐整備課長に伝達しまして、緊急に処置をしていただきました。多分、近所の人があげたものではないかなと思って危惧しておりましたが、案の定そうでありまして、たまたまその方にお会いし、了解も得たということで、即報告もいただきましたし、私に忠告をいただいた方にも連絡しましたので、大変、行政のスピーディな対策だということで、ほっとされたようでございますが、ある意味、年に1回、通学路の安全対策でやって、目視でやっているということでございますが、ある意味では、このことから私は、先ほどの経験というか、教訓となると思いますが、子供の視線、もしくはドライバーの視線から見なければ気づかなかったよねと。その注意されたところは、私も随時通っておりました。なぜこれに気づかなかったのか。たまたま横断する人がいなくて、それに遭遇しなかったから気づかなかったのかもしれませんが、やはり、せっかく1年に1遍こういう機会で定期的に点検し、安全につながることをやっているのならば、やはり実践型の視線に基づいて調査、それと今後の対策・実行に結びつける必要があろうかと思いますが、この点、今の実際の点検内容と今後の見解というのはどうでしょうか。このような意見を聞いて。  どこが主体でやっておられるかわかりませんが。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  通学路の安全点検につきましては、先ほど議員おっしゃられたとおり、通学路の交通安全プログラムに基づきまして、毎年度、年度当初、4月から5月にかけまして、各学校のほうから危険箇所の報告をまずいただくようにしております。その報告があった箇所につきまして、こちらで集計をさせていただいて、毎年8月が道路月間ということで、全国的に決まっておりますので、そこのときに町内の小中学校、あるいは盲学校とか、9校の関係者の方、時津警察署、それと長崎振興局、道路管理者、国道も入りますので、その辺を含めたところで危険箇所を一つずつ確認をしていくという形になっております。  その確認結果につきましては、対策方法等を検討いたしまして、例年12月ごろに同じメンバーによります通学路の交通安全推進協議会というのを開催をさせていただいております。そこの中で対策方法であったりとか、あるいはそういう部分を協議をさせていただいているという状況でございます。  スケジュール的には、そういう年間的なスケジュールで取り組みをしておりますけれども、随時学校のほうからも危険箇所であったりとか、あるいは、学校以外からも地元の方のほうからそういうお話とかもございますので、そういう部分は臨機応変に、現地を確認して、危険であるということであり、即対応ができるような状況の部分については、対応をしているような状況でございます。  今、水口議員がおっしゃられた、いろいろな目線と言いますか、そういう部分で点検と言いますか、そういうのをしたらどうかという部分でお話がありましたので、その分はもちろん、今回、先ほどお話しいただいたように、その低木の件もなかなか大人では気づかない部分もございましたので、その部分は、今度また12月に協議会のほうを開催するようにしておりますので、その中でも十分話をしていただいて、いろいろな目線、多角的な方向から安全点検という部分でお願いをしたいということで考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、水口君。 ○10番(水口直喜君)  ぜひ、実践に向けていただきたいと思います。  また、地域を知る人は、常にやっぱり、駐在員、自治会、公民館長さん、地元組織がありますので、この人たちの連合会もしくは会合のときに、自治会や公民館の皆さんから言わせると、いつも働かされる、働かされる、要求ばっかりと言われるのですが、ぜひそういうところの安全性も確認していただきながら、それと意見を述べていきながら、次の段階へ進ませていただければ、いいものが、安全・安心のまちづくりにつながっていくのじゃないかなと思ってますので、期待しているところであります。  それと、この通学路の問題で、管理というか、見守り体制、ふと離れて聞いておりますと、学校、公的な行政機関の問題だけの責任を捉えているような、ちょっと言葉が悪いのですが、発言、それと、通学路については、PTA、PTAは保護者が頭になっておりますので、こっちのほうに委ねたような発言がありますが、私は違うと思うんです。私もPTAにしばらく所属しておりましたが、PTAということになれば、地域、学校、先生、一体となってやるといいながら、しかし組織ですので、どなたかが頭になってやらんといかんということで、PTAというのは、保護者が主体となって動いているような気がします。そこで通学路の問題はPTAに任せて、PTAのほうも学校まで大きく世話してもらってもいろんな仕事もあるだろうからと遠慮されたという発言もありましたが、私はそうじゃないと思っております。常に帰宅までを学校が見るならば、それなりの対策は練らなければならないでしょうし、ある意味、言葉が見つからなかったんですが、見守りは地域の方と親がされていると思います。学校もそうです。ところが、道路の施設に関しては、やはり公の、担当部署の担当だと思っております。先ほどから安全プログラムということでつくっておられますので、ぜひこの辺は重要視していただきたいと思うところでございますし、やっぱり、問題が起きて、昨今は責任、責任と言われますので、少し線を切ったような会話が続きますが、そうではなく、やはり連携した対応が必要かなと。私が見た範囲で、ちょっと横着に申し上げて、気分を悪くされるかもしれませんが、その点はやはり、担当レベルの感覚と言いますか、その視線でやはり連携して、気づいたところは、ここはどうなのと呼びかけるような連携体制をする必要が私はあるんじゃなかろうかと。この点が、ある意味、私から、議会議員として見れば、行政には少し欠けてきつつあるんじゃなかろうかと。責任というのは、あまりとらわれるからそこにこだわっているのかなという気がしますが。やはり住民の安全、安心を掲げて、日本一の安全・安心のまちづくりを目指すならば、そこまでの組織図はつくっていただきたいなと、町長初め、思うところでございますが、やっておられるなら十分ですが、あえてまた、ここで再度お願いというか、自分の意見を述べさせていただいたところでございます。  それでは、次に、災害については、大雨時の問題ですが、ことしは7月の初旬から、雨が降らん、降らんということで、農業関係者、8月が長いなと言いながら流れてきて、突如、8月の終わり、9月の初旬、少しいい雨が降って、その反面、他県では大きな災害に見舞われて、大打撃を受けているようでございます。  それと、何回もこの災害、防災について申し上げるときには、昔の話として、長崎水害を思い出して言うんですが、この間も言ったときに、それに遭遇してないよと、年齢的なものがあるよということで言われて、なるほどなと思いました。  そういう観点から、この間の警報が鳴ったときに、あれと、改めて、そしてまた収拾をみたところでございますが。  今回、上げました防災無線の関係。確かに、今までこの問題について質問したときに、防災というか、災害が起きるだろうなという想定の中では、避難箇所がここにあります。そのときはどうしてくださいという連絡があって、それなりに耳に入ってきます。  それと、予期なくして有事、何かが起きてしまった後は、避難箇所はどこですかといつも、整備できてますかといって、できておりますと町長から答えられて、そうですなと。でもふと考えれば、この中間。突発的に起きたとき、急に雨が降り出した、避難をどうしようか。それと、雨が降り出したよねと思いながら、家にいる。防災無線はほとんど聞こえないそうであります。これは私の考えですので、皆さんは、聞こえるよと言われるかもしれませんが、雨のときには締め切っておりますし、聞こえないんじゃないかなと。この突発的なときにどのようにして町民にうまく伝達する方法があるのかなということを考えたときに、今の防災無線だけでうまくいくのかなと。ある意味、自主防災組織も地域でつくっておられれば、こことの直接連絡、先ほどのは行きっ放しの伝達であって、情報が返ってこないということで、今後整備したいということでおっしゃられていたようでございますが、そのような観点から行くなら、やはり、地域を守っていただくような自主防災組織があるならば、それと密着した連絡網、それと即時対応。それと、どう周辺の方たちに今の状況の伝達をしていくかが、やはり防災の一番要じゃないかなと思っていますが、その点はどうお考えでしょうか。  何回も言いますが、災害前後の対応はされているような気がしますが、突発的ですね。今まで災害担当のいろんな問題も眺めさせていただきますが、災害のあったところは、まさか来ないだろうなと思って災害にあって死亡につながり、避難をしなかったことで災害になっているわけです。来るんじゃなかろうか、やばいよなと思って避難された方はあってない。ですから突発的な有事の場合をどうして伝達方法を考えているのかと。実際、なかったもんですから、体験なしで、やはり、教訓もないのに済んでいるもんですから、これだけが心配で、ちょっと物足らずな質問内容でございますが、内容がわかられましたら、御答弁いただければと思います。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  基本的には、町長の答弁にありましたとおり、防災行政無線による伝達というのを基本に考えておりますが、それを補うものといたしまして、町のホームページの掲載、それと防災メール配信サービスというのを実施をしておりますので、そちらのほうの登録をお願いをしているという状況です。  それとあわせて、放送内容を聞き直すことができる電話のサービス、そういったものもやっているという状況で、あと、それにあわせまして、県の防災システムに情報を入力することによりまして、マスコミ等、携帯電話を通じた、各個人の携帯電話に直接情報を配信するというシステム等も使って伝達のほうをやるということを基本に考えているという状況です。  基本的には、今回の災害の際の放送の状況ですけれども、基本的には災害が大きくなる前に避難の情報というのは出すというのを基本に考えておりますので、今回、放送した時間帯における雨量というのが、7月6日の5時ごろに放送したときには4ミリ、7時30分、40分ごろの雨量は1ミリということで、比較的雨の少ない時間帯に放送ができたということが確認できておりますので、ある程度の伝達はできているというふうに捉えております。 ○議長(山上広信君)  10番、水口君。 ○10番(水口直喜君)  よそでの伝達はうまくいっていると思うんです、私も。当然それは、家を閉め切ってないから。ただ、雨といったらあれですけど、地震がこちらは余りないですから、気にならないですけど、雨を対象にしたときに、雨が降りだせば、当然窓を閉め切りますよね。昔と違って、構造体がいいもんですから、全く聞こえない状態。それとまた、高齢者になればますますわからない。降り出したんだろうなと。どれぐらいの雨量かも確認できない。今回、少ないとか何とかという問題じゃなくて、私が心配しているのは、急に増水関係に来たときに、さあどうしようかと。知らんままに家にじっとしたときには、何もわからないままのことを想定しただけです。  余り過剰に想定すると、そこまでせんでいいよというふうになるかもしれないのですが、やはり、伝達しなければ不安でたまらない。知らないまでは安心なんですが、知ってしまえば不安でたまらない。  ある意味、夜中に電灯が消えてしまえばどうなるんだろうかと、みんなうろうろし出すというのと一緒ですよね。ですから有事の、直接突発的な有事が来たときにはどうするのかと。そのほうは考えているのかと。伝達方法。防災無線ですので、それがつながっていけば有効ですし、つながっていかなければどうなるのか。  ある意味、先ほどから言うように、自主防災組織があるならば、そのメンバーかれこれには少なくとも、行ったり来たりの伝達がなければ、本部が幾らあってもできないわけでしょ。そこに行ってどうするか、しなければ。でも全員がそれに張りつく時間というのが、早急にすぐ来るのかというところも心配です。  ですから、随時それを準備するというわけじゃないんですが、そのときにはどういう対応を考えているんですかという質問をさせていただいているんですが。それについての見解を伺いたいと思います。 ○議長(山上広信君)  総務部長。
    ○総務部長(田口房吉君)  災害というのは、どういう形でいつ起こるかわからないというのが非常に対応についても難しくさせる部分があるかと思うんですけど、今、災害の連絡体制としましては、防災無線とか、先ほど町長答弁、あるいは担当課長のほうから申し上げたようなことでございますが、いろいろとシステム等も技術的に進んでいる部分がございます。  これが一つの新たな考え方としまして、現在、ホームページのほうでの災害対応というようなものが、例えば画面が、スマートフォンとかタブレット等に合わされてない部分とか、そういったもの、あるいは、災害等があったときには、どうしても情報が集中してしまって、例えば電話が通じないとか、そういうふうなことの対応をするためにも、ホームページを災害画面に切りかえるというふうな手法もあるそうでございます。  あとは、目が見えない方々への音声読み上げシステムなんかを持っておられる方々があるんだそうですけれども、この辺の誤読の問題とか、それから、色弱等の方のための対応とか、あるいは、外国の方々への対応とか、そういったものが、今進められておるようでございます。本町におきましても、今回、地方創生というふうな中でのホームページのリニューアルでございますが、あわせてこの辺の災害対応ができるように、今進めているところでございますので、新たな連絡体制というのが、パソコンのほうを通じた部分では、もう少し充実してくるのかなというふうなことを今考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  あと、追加させていただきます。  今回は、時津町における今後の雨量の見込みとかというところを想定して、そこまで行っておりませんでしたが、実際に避難勧告等を出したときには、消防団が巡回して呼びかけをしたりとか、町の広報車を巡回させたりとか、そういった方法もとるようにマニュアル等で整備をしておりますので、そういった対応もとらせていただきます。  それと、先ほどありました避難行動要支援者につきましては、支援者がおりまして、その方々への連絡というのは、ちょっと返すところを今協議中ですが、伝達をする部分については、もう既に整っております。そういった手法で伝えていくと、伝達をしていくということで考えております。 ○議長(山上広信君)  10番、水口君。 ○10番(水口直喜君)  備えがあっていれば、心配ないのですけれども、ふとそこにあるのかなという疑問が生じました。  確かにこの間の雨量も少なかったし、日本のほかの地域で起きたもんですから、心配する我が町に昭和の時代の台風等が来れば、あのようになるんだけどなと。でも、しばらく遭遇してないから、安堵感に満たされて、少し気が飛んでいるんじゃないかなと。今のような質問をして答弁をしていただいたわけですが、備えはそれなりにしていると。足らないものは今後も備えていくということでございますが、やはりなってからでは遅い。なってからでは遅いというか、言葉がちょっと物足りないところがありますが、足らなくてあったときには災害というんだよと。人が加えてやっておれば人災になるけど、何もなくて、想定外、想定外の範疇がおのおのどこのラインで引くかという問題がありますが、これを越えたときには災害で済まさないとどうしようもないという観点もございますが、しかし、これだけのものが日本じゅうを襲いながら、各地であっている中では、やはり公共性責任と言いますか、行政責務ととれるところがございますので、ぜひ、自主防災組織を地域の中心、消防団、また自治会、公民館かれこれもおられますが、これとの連係プレーとの中で要支援者の、先ほどの話もありましたが、弱者救済、そしてまた、子供、高齢者関係、それとやっぱり、避難箇所の方向先かれこれは本部と地域との連携の中でしかるものを確立して、定めておかなければ、やはり有事には備えが効かないなと。これは私の一つの提案でございますので、これはぜひ、おのおの自主防災組織が、地域地域の色合いの中で任せているということになっておりますけど、その点は十分関係各位の行政と地域との密着した連携の中で組み上げていただいて、有事に備えていただければと思っておりますので、その点よろしくお願いしておきます。  それと、次の問題でございますが、これも随時いつも出している問題でございますが、雨量の調整をしてやっているということでございますが、地域のため池、堤、これの雨量を調整する栓番、栓番と言いますか、あの方は地域にはちゃんとおられるんですか。役場の誰かが回りながらやっているわけでございますか。 ○議長(山上広信君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(松園喜秀君)  それではお答え申し上げます。  栓番がいる農業ため池もございますけれども、栓番がいないため池もございますので、大雨等が予想される場合には、栓番がいるため池につきましては、私のほうから電話をかけまして、栓を抜いてくださいとか、随時監視をお願いしますということを指示をしております。  栓番がいないため池につきましては、町の職員が出向きまして、栓の管理をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、水口君。 ○10番(水口直喜君)  今となっては、ため池も、ある意味、古い時代、農業で使われて、老朽化しながら来ておりますし、使用しないから、使用者が余り管理できないということでございますけど、やはり、それが農業だけじゃなくて、都市災害につながるような箇所に位置しておりますので、ぜひその点は、地域を知る人に頼みながら、自然を知り得る人にもお願いして、栓番はぜひ確認していただきたいと思っております。  我が家の横にそのような池がありますので、随時見ておりますが、言えば、以前からの栓番の方に言うことになりますので、言わないでじっとしておりますが、やはり来るなといったときにその対応はされていないみたいです。ですから、どなたがしているんですかということでございますので、防災の意味では、ぜひそこら辺の確立も担当箇所で十分にしていただきたいと思っているところでありますので、よろしくお願いしたいと思っております。  それと、3問目の行政機関との連絡、特に日曜、祭日、連絡がとれない、時間外の連絡で、具体例を挙げさせていただきましたが、健康診断を事例で挙げましたが、私が言いたかったのは、このようなときという文言がどこを示したのかと、ある意味、文章からいけば、この日の健康診断のことかと、勘違いされたかなという気もしますが、私がここで言いたかったことと、私にこのことを伝えてくれた方は、今後いろんな問題で、町レベルで主催し、やったときには、最後までちゃんと面倒みてくれろというお話でございますので、その点は十分注意をしていただきたいと思っております。とにかく連絡がつかなければどうしようもない、という感じです。たまたまいい事例をいただきながら、教訓としていただきましたので、ぜひ、職員も休みをとらなければいけないところもあるでしょうが、連絡だけはとって、対応していただくようにお願いして、今回の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、10番、水口直喜君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午前11時13分 休憩)               (午前11時30分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行います。  次に、2番、平埜靖君。 ○2番(平埜 靖君)  2番、平埜靖です。一番最後になりました。  きょう地震がありまして、安否がまだわからない人というのが、メールでたくさん来ておりますけれども、早く復旧・復興ができるようにお願いしていきたいと思っております。祈っております。  私もこの防災の件について、今回、中に入れておりますが、それもあわせて聞いていきたいと思っております。  ちょっと話をする前に、きのうの夜、こんなに暑かった状況で、クーラーをつけたらちょっと寒く感じて、ようやく気温が落ちてきたかなと思っているところです。ちょっと風邪ぎみみたいな方もふえてくると思いますが、温度管理に注意しながら生活をしていただきたいと思います。  では、質問に移ります。  1、小中学校の教育環境について。  平成30年8月10日に気象庁で異常気象分析検討会(臨時会)を開催されたが、平成30年7月豪雨や7月中旬以降の顕著な高温の要因などについて分析が出ている。  西日本を中心に甚大な被害を出し、平成最悪の豪雨災害となった平成30年7月豪雨。そして、埼玉県熊谷市で国内の統計開始以来の最高気温を更新する41.1度を記録した。熱中症による搬送者が多数発生し、気象状況について、専門家でつくる気象庁の異常気象分析検討会は10日、「異常気象の連鎖だった」との見解を示しました。こうした背景には、地球温暖化の傾向は明らかなので、今後もこのような顕著な豪雨が発生することは覚悟したほうがいい。備えることがますます必要になってきます。そこで質問いたします。  @小中学校に平成28年扇風機が設置された。その後、効果の検証を行うとのことであったが、温度、湿度調査の結果を伺います。  A扇風機導入でどのような改善効果があったか効果をお伺いします。  Bエアコン設置と太陽光遮光・遮熱体と太陽光発電施設を合わせた設置の考えについてをお伺いいたします。  C小中学校の熱中症予防対策はどのように行っているのか。  D改正学校環境衛生基準では望ましい温度の基準を「17度以上、28度以下」に見直したとあります。最高気温については先ほど質問がありました。17度以下に対する対応はどのように考えるかお伺いします。  2、災害防災対策について。  @ことしも豪雨災害が日本各地で発生している。本町でも7月6日大雨により土砂災害警戒情報が発表され、17時ちょうどに避難準備・高齢者避難開始が発令された。続いて、19時40分、町内全域に避難勧告が発令された。地域防災計画書の中で策定された計画を100とすると、どのくらい計画どおりにできたのか。また、高齢者に対する避難行動要支援者等への避難誘導支援の状況を伺います。  A自主防災活動計画の中で必要な資機材の提供や活動の支援を町が行うとある。また自主防災組織の活動の中に飲料水、食料、日用品、医療品等生活必需品の備蓄とある。備蓄はどのような状況なのかお伺いします。  3、学校教育と適応指導教室・発達障害について。  @適応指導教室(教育支援センター)が9月から開設されたが、進捗状況を伺います。  A発達障害、支援員の増強について質問してきたが、文科省の調査では、知的発達におくれはないものの、学習面または行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒が約6.5%いるという結果が出ている。今後この数字はふえていくことが予想される。発達障害は早期に治療、支援を行うと通常の生活に支障がないように改善できることが多いことから、発達障害対象者への早期支援が必要と考える。発達障害支援員増強対策の考えを伺います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義コ君)  それでは、平埜議員の御質問についてお答えいたします。  先に私の方から、2問目の災害防災対策について申し上げ、私の後に教育長が、1問目の小中学校の教育環境についてと、3問目の学校教育と適応指導教室・発達障害についてお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、2問目の災害防災対策についてお答えいたします。  まず、1点目の地域防災計画についてどのくらい計画どおりにできたのか、についてでございますが、災害対応を行う際には、時津町地域防災計画のほか、詳細な対応内容、基準等を定めた時津町職員初動マニュアル、時津町避難勧告等の判断・伝達マニュアル、時津町避難行動要支援者避難支援プランに基づき、対応することといたしております。  7月6日の災害対応の際には、2時43分の大雨警報発表と同時に、災害警戒本部を設置いたしました。  その後、16時24分に土砂災害警戒情報が気象庁及び長崎県から発表され、さらに降雨が予想されたことから、直ちに避難所開設の準備を整え、17時ちょうどに時津町役場、総合福祉センター北部コミュニティセンターコスモス会館の4カ所を避難所として開設し、避難準備・高齢者等避難開始を発令いたしました。  さらに、19時25分に気象庁から大雨特別警報が発表されたため、19時40分に避難勧告を発令するなど、計画及びマニュアルどおり、適切なタイミングで住民に対し避難情報を伝達できたものと考えております。  また、高齢者や障害者などの避難行動要支援者等への支援状況についてでございますが、現在、町で自力での避難が難しいと思われている方が582名いらっしゃいますが、このうち、避難支援者を決定するために御自身の情報を自治会等の関係者へ提供することに同意いただいた方が256名いらっしゃいます。  この256名のうち、避難支援者が決定し、個別計画が作成されている方が171名であり、避難支援者が未決定の方が85名となっております。  今回の避難準備・高齢者等避難開始発令の情報は、時津町避難行動要支援者避難支援プランに基づき、個別計画が作成されている171名の方については、避難支援者におのおの対応していただきました。  避難支援者が決まっていない85名の方のうち、自治会において個別計画の策定中である22名の方については、自治会長に状況の確認をお願いし、町において同居者等による避難支援が可能かどうかを確認している63名の方については、町から連絡をして状況を確認したところでございます。その結果、避難行動要支援者のうち4名の方が避難をされました。  今後も、災害はいつ発生してもおかしくないということを念頭に置きながら、計画及びマニュアルに基づき、初動対応訓練等を継続的に行ってまいります。  次に、2点目の自主防災組織への資機材の提供及び自主防災組織の活動内での飲料水、食料等生活必需品の備蓄状況についてでございますが、本町の地域防災計画では、自主防災組織に対し、必要な資機材の提供を町が行うと定めております。  現在、時津町自主防災組織育成指導要綱に基づき、ヘルメット、サイレンつきハンドマイク、ラジオつきサーチライト、救急箱、担架、保管庫等の備品と雨がっぱ、雨靴、帽子、土のう袋、乾電池等の消耗品を町から提供しております。  また、食料等生活必需品の備蓄につきましては、自主防災組織の活動の中で、各世帯において飲料水、食料、日用品、医療品等生活必需品の備蓄を積極的に行っていただくようお願いしているところでございます。あわせて、防災ハザードマップやカレンダー月暦ぎっちゅに非常時の持ち出し品チェックリストを掲載するとともに、各地区の防災訓練などの際にも、各家庭における非常時への備えの必要性を繰り返し周知しているところでございます。  各家庭でどの程度備蓄されているかまでは調査しておりませんが、国では、各家庭で最低でも3日分、できれば1週間分の食料品等の備蓄に取り組むことを推奨しております。また、長崎県の「みんなで取り組む災害に強い長崎県づくり条例」におきましても、「みずからの安全はみずからで守る」という自助の理念に基づき、県民は、みずからが災害時に必要とする水、食料、医薬品その他の物資を備蓄するよう努めることとされているところでございます。  今後も備蓄の必要性について積極的に広報してまいりたいと考えております。  以上で、平埜議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、平埜議員質問の1問目、小中学校の教育環境についての1点目の小中学校に平成28年扇風機が設置された。その後、効果の検証を行うとのことだったが、温度、湿度調査の結果を伺う、についてお答えいたします。  議員御承知のとおり、教室における学習環境の改善を図るため、平成28年度に各学校の普通教室等に扇風機を設置し、昨年の夏から使用しているところであります。  学校の教室の温度につきましては、6校平均で、平成29年の6月が26.5度、7月が30.1度、9月が27.6度となっており、平成30年の6月が26.8度で前年比プラス0.3度、7月が31.5度で前年比プラス1.4度となっております。  また、湿度につきましては、本年7月から測定しており、7月の6校平均が68.3%となっております。  次に、2点目の扇風機導入でどのような改善効果があったか効果を伺う、についてお答えいたします。  扇風機を各教室に設置しておりますが、扇風機の効果としましては、教室の温度を下げるというよりも、風によって児童生徒の体感温度を下げることを期待するものであります。  昨年、学校に効果を確認したところ、教室内において風があることで涼しく感じられ、学習に集中しやすくなったという意見がある一方、温められた風が来るだけとの意見もあり、そのときの気温、湿度、風向き等による教室の環境や個人の温冷感にも影響されやすいものでありますが、一定の効果はあったと考えております。  次に、3点目のエアコン設置と太陽光遮光・遮熱体と太陽光発電施設を合わせた設置の考えを伺う、についてお答えいたします。  空調設備に合わせて、太陽光の遮光・遮熱体や太陽光発電設備の設置についてですが、空調設備につきましては、現在、町立小中学校の普通教室の設置に向け準備を進めているところであり、今回、一般会計補正予算(第3号)に設置工事設計業務の委託料を計上いたしております。  次に、太陽光の遮光・遮熱についてですが、遮光・遮熱につきましては、一般的にカーテンを使用する、窓ガラスにフィルムを張る、専用の窓ガラスにするなどが考えられます。  窓ガラスにフィルムを張ったり、専用のものにした場合、夏の日差しを和らげ、暑さ対策にはつながりますが、逆に、冬の暖かい日差しも遮ることになり、寒くなることが考えられますので、教育委員会としましては、必要に応じてカーテンを使用することを考えております。  次に、太陽光発電設備の設置についてですが、教育委員会において検討いたしましたが、当初の設置費用が高額になるため、ランニングコストを売電等により削減が図れましても、トータルコストでは通常の電気使用よりも太陽光発電による電気使用のほうが割高になってしまい、費用対効果が見込まれません。また、売電価格についても年々下がっている状況にあります。  このようなことから、太陽光発電設備の設置については、今のところ考えておりません。  次に、4点目の小中学校での熱中症予防対策についてお答えいたします。  学校においては、例年、気温・湿度などの環境条件に配慮した運動の実践や、小まめに水分を補給し休憩をとること、児童生徒の健康観察など、健康管理の徹底等の熱中症予防に取り組んでおります。  しかしながら、7月以降、日本各地で35度以上の猛暑日が続き、また、愛知県において小学生が校外学習後に熱中症によって死亡するという痛ましい事故が発生したことなどを受け、7月18日付で文部科学省から改めて熱中症事故等の防止についての通知がなされました。  本通知並びに県からの通知に基づき、町教育委員会は各学校に、気象庁が発表する高温注意情報に十分留意すること、児童生徒の体調や水分補給の状況等、確認や観察、声かけを確実に行うこと、気象条件や児童生徒の体調等に不安がある場合は活動内容の変更や活動を中止とするなど万全を期すること、熱中症の疑いがある症状が見られた場合には速やかに適切な応急処置を行うこと等、例年以上に熱中症予防に配慮するよう注意喚起を行っております。
     今年度、小中学校で実施している主な熱中症対策として、全校集会を短縮して実施、体育の授業の際は途中で水分補給を行う等、小まめな水分補給の実施、熱中症の疑いがある児童生徒への応急処置として、スポーツドリンクや経口補水液を例年より多目に準備する等の取り組みが挙げられます。  さらに、主に小学校での取り組みとして、昼休み等の運動場での遊びを控える、全校体育の中止、直射日光が照りつける日等は、運動場で遊ぶ児童に対し、校内放送を活用して定期的に日陰に入ることや水分補給を行うよう声かけを行う等の対策が挙げられます。  また、中学校では、部活動時に適宜・休憩・給水時間を確保する、気温による練習内容の軽減や練習時間の短縮等の対策も行っております。  次に、5点目の改正学校環境衛生基準では望ましい温度の基準を17度以上28度以下に見直したとある。17度以下に対する対応はどのように考えるか伺う、についてお答えいたします。  教室の温度につきましては、議員御指摘のとおり、文部科学省の教室等の環境に係る学校環境衛生基準が見直され、17度以上28度以下であることが望ましいと示されております。  また、留意点としまして、温度の基準については、健康を保護し、かつ快適に学習する上でおおむねその基準を遵守することが望ましいものであるが、温熱環境は、温度、相対湿度、気流や個人の温冷感等により影響されやすいものであることから、教室等の環境の維持に当たっては、温度のみで判断せず、その他の環境条件及び児童生徒等の健康状態を観察した上で判断し、衣服による温度調節も含め、適切な措置を講ずることとなっております。  したがいまして、教室の温度が17度を下回ったことだけをもって、何らかの措置を講ずるというものではありませんが、今年度には冬の温度も測定することとしておりますので、学校環境衛生基準及び留意点を踏まえ、適切な措置を講じてまいりたいと考えております。  次に、3問目の学校教育と適応指導教室・発達障害についてという御質問についてお答えいたします。  まず、1点目の教育支援センター、いわゆる適応指導教室が9月から設置されたが、進捗状況は、についてお答えいたします。  本町では、何らかの心理的、情緒的な要因により学校に登校できない児童生徒が安らぎを感じられる居場所の一つとして、教育支援センター・ひだまりを9月3日に開設いたしました。  教育支援センター・ひだまりの概要を申し上げますと、開設場所は、時津公民館別館、開所時間は週4日、9時30分から12時30分までの1日3時間となっております。  ひだまりでの活動内容は、一人一人と話し合って決定しますが、主な活動として、読書や学習のほか、卓球などの軽スポーツをしたり、植物を育てたりする等の活動が挙げられます。なお、ひだまりに通った日数は、在籍校での出席日数として取り扱います。  ひだまりには、教育支援センター指導員2名を配置しており、既に各学校を訪問し、校長先生、教頭先生、養護教諭等との情報交換を行っております。  さらに、長与町の適応指導教室を視察したり、長崎県教育センター主催の適応指導教室指導員を対象とした研修会に参加したりするなど、7月以降、開設に向けた準備に取り組んでまいりました。  また、教育委員会では、パンフレットを作成し、夏休み前に学校を通じて各家庭へ配布したり、ホームページ、広報紙に記事を掲載したりする等、教育支援センターひだまりの周知を図っております。  現在のところ、ひだまりへの通所を希望する児童生徒は3名おり、体験入所や相談を実施しております。  教育委員会としましては、何らかの理由で学校に通うことができない児童生徒が、学習活動や体験活動などを通じて、社会生活に適応できる力を身につけ、徐々に学校へ戻れるように支援してまいりたいと考えております。  次に、2点目の発達障害支援員増強対策の考えについてお答えいたします。  町立小中学校には、学校内における学習面や生活面で教育的支援が必要な児童生徒に対し、支援や介助を行うことを目的とし、教育支援員を配置しております。  教育支援員は、学校長の指示のもと、基本的生活習慣確立のための日常生活上の支援や、発達障害等の児童生徒に対する学習支援、学習活動、教室間移動等における支援、児童生徒等の健康・安全確保等の教育的な配慮が必要な児童生徒の支援を行っております。  教育支援員の配置につきましては、平成29年度当初の段階では、小中学校合わせて8名を配置しておりましたが、特別支援学級の児童生徒数の増加や通常学級における教育的な配慮を要する児童生徒数の増加に伴い、教育支援員を平成29年10月より各小学校へ1名ずつ、計4名の支援員を増員いたしました。  現在の各学校への教育支援員の配置状況は、時津小学校と時津東小学校に各3名、時津北小学校と鳴鼓小学校に各2名、時津中学校、鳴北中学校に各1名の計12名となっております。  一方で、先ほど申し上げましたとおり、本町では何らかの心理的、情緒的な要因により、学校に登校できない児童生徒が安らぎを感じられる居場所の一つとして、教育支援センター・ひだまりを9月3日に開設したところでございます。  教育委員会としましては、発達障害などの可能性がある児童生徒を含め、教育的配慮を必要とする児童生徒の支援の重要性は認識しておりますが、まずは、開設したばかりの教育支援センターにおいて学校と情報共有を図りながら、児童生徒が学習活動や体験活動などを通じて学校へ戻れるよう、支援体制の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上で、平埜議員の御質問に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございました。では、順次質問をさせていただきます。  私が今回、小学校の教育環境についての話をした一番大きな点は、異常気象分析検討会というのが気象庁の中に2007年6月から開設されて、猛暑や豪雪、社会的に大きな影響を与える極端な気象現象が発生した場合に大学や研究機関の専門家が集まっていろんなことを話をする、分析するということになっています。  今回は、平成30年7月の西日本と東日本の豪雨、7月に顕著な高温となり、大きな影響が出たことを受けて臨時会が開催され、臨時会が開かれたのは、広島の災害のとき、2014年8月以降で、4年ぶりの開催になったということです。なぜ開かれたかというのは、一番大きい問題は異常気象。異常気象がなぜ大きな問題になっているかというのは、この資料をいろいろ集めてみたんですけれども、これはちょっとわかりにくくて、こういう形で、右肩上がりで天候が、異常気象というか、高温感を迎えてきている状況があっています。  この中で一番言ってあるのが、気温が1度上がると、湿度が7%ふえるんだということなんです。異常気象の原因というのは、地球温暖化が一番影響しているんだということを言ってあります。  ということは、これで1.7度上昇するという予想になっておりますけれども、そうすると、10%近くの、約1割ぐらいの水蒸気がふえる。豪雨災害というのは、別に、北海道が今度ありました、西日本でありました、だけじゃなくて長崎でもまた起きる可能性があるんじゃないかと。長崎は、35年前、長崎大水害が起こっておりますけれども、もう40歳以上の方じゃないと覚えていないと思うんです。  ただ、長崎でもそういう災害が起こってきたということは、念頭に置かないといけないと思うんです。その一環として温度が上がってきたということは、ことしの夏の小中学校の、きのうから聞いてますと、生活できる環境ではないということで、クーラーをつけてくださいと。全国各地でつける運動が始まって、時津町もそれに漏れず、つけるように進んではいるみたいです。補正予算ですから、ぜひ私も賛成はさせていただきたいと思いますので。  ただ、この中で必要なことは、年々上がってきている温度に対してどうやって対応するかというのは、2年前に扇風機をつけていただきました。それだけではもう足らなくなってきて、これが毎年続くというわけじゃないんでしょうけど、高温化を迎えてくる状況にあるんだろうと私は思います。  その中では、扇風機をつけて、その後にクーラーをつけていただくと、空気の対流がありますから、ほかのところと違って、湿度が下がれば、非常に勉強する環境についてもいい環境が生まれてくるんじゃないかと思うんです。  皆さん、ハワイに行かれたことがあると思うんですけど、南の島というのは湿度が低いんです。そこに行きますと、暑くて外で汗をかいていても日陰に入ってしまうと汗がすっと引くぐらい、非常に快適な状況になります。ということは、クーラーをつけて、そんなに落とさなくても、空気の循環をさせることによって勉強しやすい環境になるのではなかろうかと、私は思います。だからぜひ、そういう部分もあわせてつけていただければ、ずっと記録をしていただいて、子供たちが勉強しやすい環境をつくっていただきたいと思うんです。  エアコンの件については、ずっとほかの議員さんもたくさん聞いてらっしゃいますから、あえてもうこれ以上は聞きませんけれども、ぜひそういうことも考えながらやっていただきたい。それと、扇風機も同時に、エアコン設置で扇風機を撤去するのではなくて、それも生かしていただいて、そうしたら、ランニングコストというのも安くなるんじゃないかと思うんです。  先ほど電気が云々という話があったんですけど、冷房というのはガスの冷房もありますよね。ちょっと費用が安いという話を聞いてます。その辺も検討いただいて、少しでも費用対効果が良くなるような方法をとっていただけないかなと思います。  それとあと、エアコン設置のときに太陽光と遮光・遮熱体という話をしました。なぜそれをしたかというのは、長崎大学に行かれたことがあると思いますけれども、あそこは遮熱体をつけることによって温度が上がることを防止しています。一度見に行かれればわかると思います。もう6年か7年ぐらい前につけてあります。  でも、もう一つ異常気象というのは、暑いだけじゃなくて寒いこともあるんです。10度以下に下がって、5度、4度とか、雪が降るときになると、今この冷房の部分を暖房に切りかえることができると思いますから、そういう部分では、ずっと使わなければその期間だけは使えると思うんです。寒い中、震えながら勉強というのもなかなか厳しいものがあると思うんです。それで、そういう部分を生かしながら、子供たちが勉強できる環境、ずっと使わなくていいと思うんです。ある一定の温度に下がった場合は使うとかということが必要になると思うんです。  この中で、改正学校環境衛生基準ではということで、17度以上28度以下ということを書いています。労働衛生法ではその前から労働環境の部分でこの温度を設定してあります。そうしますと、子供たちに厳しい部分をするのではなくて、ある一定の温度に対しては対応をお願いできないかなと。それを使うこともあわせて、子供たちのそういう環境をつくっていただきたいというふうに思います。  このエアコンの設置の中でもう一つお願いしたいのは、太陽光については聞きました。費用がかかるという話も聞いております。これはしょうがないとしても、ただ遮光ネットについては、うまく何か方法を考えることはできないかなと思います。その辺についてのお考えをもう一度お伺いしてもいいですか。 ○議長(山上広信君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(栗山浩毅君)  お答えいたします。  議員がおっしゃる遮光の分、遮熱とか、そういう部分が、教育長が答弁しましたとおり、カーテンとかフィルムとか、専用のガラスということも考えられるんですけれども、中で言いましたとおり、暑さ対策にはつながるんですが、逆に冬のほうには寒さにつながることもありますので、カーテンの使用という形で学校のほうには対応をお願いしたいと思っております。  そういう形で考えて、暑さ対策、教室の学習環境の状況につきましては、エアコンで基本的には対応したいという形で、今回補正予算のほうに計上させていただいております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  遮光体については、確かに夏の問題。冬の熱が得られないという問題があるんですけれども、冬の場合、長崎は、そんなに極端に毎日毎日寒いというわけではないと思うんです。一番の問題は夏の暑さですから、そこに対してはどのようにするかというのは、ぜひ、ほかのところを早急に見ていただいて、どういうふうな方法がいいのか。データも長崎大学のほうにあると思いますから、もらっていただいて、その上で、踏まえて判断をいただきたいと思うんです。  エアコンをつけることによってもう一つ大きな問題になるのは、教員の労働環境の問題が、実はかかわってきます。エアコンをつけると涼しく、いろんなことができるのではなかろうかと思うんですけれども、ただ、今、労働環境の中では、文科省が行っている学習指導要領の改訂で授業数がふえていると思うんですけれども、そのふえ方に対して、今の状況で対応できるかについてお尋ねいたします。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  オリンピックの年になりましたら、正式にまた英語、外国語科がふえますので、本当に時間数がぎちぎちになります。今はまだ移行措置なので、15時間で終わってますけれども。そういうことから考えましたときに、本当に月曜日から金曜日までの時間割り数の中での1日の日程というのが、本当に子供と向き合う時間というのは、ますますなくなっていくのではないかというふうに感じております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  冷房をつけることによって夏休みの短縮ということも可能性があるのではないかなと思うのです。九州でも阿蘇とかいうのは、やはり1週間ほど短縮してあります。授業の環境については、私がちょっと調べましたところ、1週間短縮したのが、相模原市でやっております。あと大分も今度やるということにしてあります。ちょっと中身をお話しいたしますと、これは学習指導要領の改訂が2020年からということであって、小学校5・6年生は歌やゲーム、外国語活動、3・4年生、5・6年生では教科書を使う外国語が導入されると。これに伴い、授業時間が年間で35時間ほど増加すると。中学校でもこれまでの学習指導要領の改訂で授業数が増加していたということを上げています。大分は日田市がもう来年から実行するということです。この中で一番書いてあるのは、対策を協議したと。その中で基礎学習、学校行事や学級活動、不安解消のための個人面談などの3項目を充実するために年間25から29時間を確保する方針をまとめたと。それで、1時間の短縮を行いますと。ただし、そこに書いてあるのは、土曜授業が全国で一律制度化された場合は、休み期間の短縮については再検討しますよということを書いてあります。  取り組みとしては、繰り返し学習などの基礎教育の定着、学校行事や学級活動、先生と児童・生徒が向き合う時間をつくることなどをするために増加させたということが出ています。  教育長、エアコンが設置されると、そういうこともあわせて検討しないといけないと思うんですけど、その辺はいかがお考えですか。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  時間数の確保といたしまして、今年度は土曜授業を小学校は1時間、そして中学校は2時間、土曜授業ということで設定をいたしました。  それだけではやはり、まだ十分ではないというふうなことも考えます。エアコンを設置した後のことになりますけれども、今後夏休みの期間をどうするかとか、それからまた、土曜日、土曜授業について、拡大するのか現状維持なのかとか、いろいろやはり方法はあると思いますので、これから学校現場の校長会とも協議をしながら、また先生方の声も聞きながら、実数を新たにきちっと計算しながら、どういうふうな対策が行えるかということについては検討してまいりたいと思います。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  エアコンがつくことによって、教員の労働環境の改善というのと子供たちに向き合う時間をつくるという、ぜひその辺も検討しながら進めていただきたいと思います。  夏休みは休みで遊んでいればいいという部分では、ちょっとまた違うのではないかなと。子供たちの教育をどうするかというのが一番重要だと思いますから、その辺を踏まえて、これは教育委員会単位でいろんなことは決定できるはずですから、ぜひ検討をよろしくお願いいたします。  では、次に、災害防災対策についてお話をお伺いします。  9月1日が防災の日だったんですけれども、これは前もちょっと言ったことがあるんですけれども、1923年に関東で起こった地震の関東大震災を忘れないために設けられた日で、防災週間も行われて、9日に放水訓練もその一環として行われるのではなかろうかと思います。  熊本地震が2016年の4月14日と16日、東北が2011年の3月11日、阪神淡路大震災が1995年の1月、熊本の大雨というのは16年の6月、広島が26年の8月に大雨が来ています。  先ほどもちょっと言いましたけれども、災害というのは夏だけじゃなくて、冬の冷害というのも一緒に合わせて来る可能性があります。それに対しての対応もしなければならないと思うんです。  ただ、天災というのは忘れたころにやってくると、昔からいろんな方が言っています。防災の中で、私が思うのは、小規模災害であれば、いろんな流通網ができていますから、いろんなことをしなくてもいいのかなと。問題は、大規模災害の場合はどうするのか。道路網が寸断して、水、電気、ライフラインが全く使えない、これも3日、5日、1週間と続いた場合はどういう形になるのかということを考えないといけないと思うんです。  災害が大きければ、すぐにはできませんから、先ほどからずっと出ています自助・共助・公助、自分でやって自分を助ける、家族や企業、地域でコミュニティでお互いに助け合う、公助というのは行政が救助・支援を行うということが必要なのかなと思います。  その中にはどういうことが必要なのかと、備蓄というものも必要になってくるのではなかろうかと思うんですけれども。  ただ、一番目に書いています豪雨災害がありましたけれども、本町でも7月6日に大雨により災害警報が発令されました。17時に避難準備、高齢者避難開始が発令され、続いて、19時40分に町内の全域に避難勧告が発令されました。  地域防災計画の中で作成されたという部分で搬送先をちょっとやりましたけれども、問題は、この中で高齢者の避難箇所という部分で、どの程度の方が避難されたのか。この中に先ほどありました、町内で582名の方がいらっしゃって、名簿があるのは256名、ない方はどういう形で避難をされるのか。どういう形で避難することを伝達するのかという部分についての考えをちょっとお伺いしたいと思うんです。お聞かせいただけますか。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  要支援者につきましては、先ほども御説明しましたように、支援者というのが決まっております。個別計画がある分につきましては、その支援者の方が要支援者について情報伝達であったり、避難所まで行きましょうとか、そういうふうな呼びかけを行うことになっております。  個別計画がまだつくられてない方、そういう方につきましては、情報伝達のあたりが心配でございましたので、こちらのほうから連絡をした人、そしてあと自治会長さんに個別計画をお願いしている方、そちらのほうには連絡をしてということになります。  何にしましても、避難所を開設しておりますので、避難所までの道を安全に避難をしていただくというふうなのは、それぞれ注意をしながら避難をしていただくということと、それと一番大事なのは、支援者に限らず、近所の人に、向こう三軒両隣と言いますけれども、そういった方で声をかけ合って、危険だと感じたときには声をかけ合って、避難所に行こうというふうに言っていただく。そういうふうな形で誘導のほうをお願いできればと考えております。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義コ君)  平埜議員がお尋ねになった、582名のそうした対象者がおって、256名はその対応等が出されておる。残りの人たちはどうしているのかというふうな御質問でございますが、この582名の中には、要介護V以上の人とか、あるいは障害者とか、そういうふうな方たちで、この方たちはそうした避難が難しいと思われるというふうな人たちをピックアップしておるわけでございます。  そこの中で、施設に入っておられたり、病院に入院をされておられたり、あるいは、ほかの事情等で支援等が必要でないというような方たちがいらっしゃいますので、そういうふうな人たちを除いた256名の方をこの避難支援の対象というふうなことでしておりますので、そこの数字の差というふうなものが出てきておるというふうなことでございます。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  先ほど、名簿を公表していいですよという方もいらっしゃって、その256名というのがいらっしゃるんですけれども、名簿を出さないでくださいと。自分で避難しますよと言いながら、でも施設にも入っていません、要介護にもなっていませんという方について、名簿を出さなければ誰が支援をするのかわからない、支援していいのかわからないのですけれども、そういう方というのは把握はされているのですか。その方に対して、もしいらっしゃるのであれば、どういう形で伝達するかという、そこもちょっとお尋ねしたいと思います。
    ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  そういった方につきまして、今町長が御説明いたしましたように、施設に入っていらっしゃる方は施設のほうで対応ができます。自分の個人情報をそういうふうな形で外に出したくないという方も当然いらっしゃいます。そういった方につきましては、こちらのほうといたしましても、どうやって支援をすればいいかがわからないところがございます。そういった方々につきましては、やっぱり、自分たちで御家族の方であるとか、そういった公の名簿じゃないところで支援のほうを決めていただいて、そういった中で公的な、こちらのほうにある名簿じゃない中で、共助の中で、近所の方であるとか、そういった方に呼びかけをしていただいて、避難を促す、もしくは情報を得ると。そういった形で、ほぼ自分の力でいろんなかかわり合いを持っていただいてしていただくということになってまいります。  そういった方につきましては、そういったので期待をするしかないと。こちらのほうとしてそういった方にどうやってアプローチすればいいのかというところは、若干、役場のほうが全部の人、一人一人をフォローするということはとてもできない状況でございますので、そういった悩みもあるということで御理解いただければと思います。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  非常に難しいというのはよくわかります。ただ、人が亡くなるということになるといろんな批判を浴びたりとか、一番かわいそうなのは御本人さんですから。何かの方法があればなと思いながらお尋ねをさせていただきました。  できれば地域で、そういう方々の見守りをやっていただくとか、お互いに声かけをするとか、できればそういう方々で一つのグループをつくって、お互いに連絡をとり合うとか、いろんなことも考えていただきながら、対応をお願いできないかなと思っております。  では、次に入ります。  自主防災組織の中で必要な資材等の提供や活動の支援を行うということがこの中に書いてありまして、この中に自主防災予防計画という中に、自主防災組織として全町に組織する、また必要な資機材の提供や活動の支援を町が行い、防災組織が主体となって云々と書いてあります。この中に、自主防災組織の活動という部分の中で、資機材の備蓄、その下には、飲料水、食料、日用品の備蓄というふうに書いてありますけれども、町としてその辺はどのようにしてあるのか。今現在の備蓄の量についてもお尋ねしていいですか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  資機材の提供につきましては、町のほうで定めております自主防災組織育成指導要綱の中に定めておりまして、町長の答弁にもありましたとおり、ヘルメットとかサイレンつきのハンドマイク、ラジオつきのサーチライトとかそういった備品、あとかっぱとか、土のう袋とか、そういった消耗品とかを自主防災組織に提供して管理をしていただいているという状況にあります。  飲料水、食料等の備蓄の件でございますけれども、自主防災組織の活動の中でこちらのほうの取り組みを進めていただくという形になっておりますが、実際に自主防災組織を組織されている各家庭においてこちらのほうの備蓄に努めていただくということをお願いをしているのですが、その分でどの程度備蓄しているかという数については把握はいたしておりません。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  町としての備蓄というのは、確か前回、200食ほどあったという話を記憶しております。この中で備蓄については、文章的な問題もあるんでしょうけれども、できれば備蓄をお願いしたいという思いはするところです。  というのは、実はこの前、ちょっとお願いしまして、書類をいただきました。  その前に、もし指定避難場所に全員が避難する、合計人員が約7,600人、予定人員が避難した場合です。半分としても約3,800人位が避難するんでしょうけれども。もし、大規模災害があって、食料を持って出られない、命からがら避難しましたというときに、食料というのはどういう形で調達すればいいか。その辺をちょっとお尋ねしていいですか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  基本的に避難をしていただく際には、各家庭で備蓄しているものを持って避難所に行っていただくのを基本にはしておりますが、災害の状況とか、その方の個々の状況によっては、持ち出しができないという方もいらっしゃるというのは把握はしております。そういった中で、命を守るために直ちに避難をしていただくということで、持たずに避難していただくということは必要かと思っております。ただその後、落ちついた後、必要な品物について各家庭に取りに行っていただいて補充するとか、そういった形もとっていただきたいと考えておりますし、また、町内の各大型店舗と協定を結んでおりますので、そちらのほうで飲料水とか食料品とかというのは確保するような計画となっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  小規模災害であれば、大きな問題はないと思うんです。先ほど言ったように大規模災害の場合、家に取りに帰れるんだったら別に避難する必要はないのかなという気もいたします。  避難指示の中には、家にいることも避難ですよという自治体もあります。ただ、私が大規模災害の中で家に帰れません、食料はありませんというときに、連携協定という部分の中で聞いてはおりますけれども、そうなった場合、どのくらいの食料が確保できるのか。私は自衛隊が来るまで1日か2日、食料が供給できるまで約3日間は持ちこたえる必要があると思っています。  そういう部分を踏まえて、同じことをお伺いしていいですか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  災害時の物資の備蓄につきましては、県のほうが基本方針を定めております。その中で市町と県の役割、目標というのが定められておりますけれども、この中で基本的に自助の考え方のもと、県民については、3日間分の食料等については備蓄に努めることと。市町村におきましては、県が想定している災害の最も大きな被害が見込まれているものを算定をいたしまして、その避難者の数から備蓄の目標量を人口の5%、時津町でいえば大体1,500人程度、その分の食料、水等を備蓄に努めるようになっております。ただ、備蓄というのは現物の備蓄ではなくて、流通備蓄も含めたところで、その市町の状況に応じて検討するという形になっておりまして、それに基づいて町のほうは備蓄の数というのを決めて対応しております。  実際に災害が起きた場合には、県内の市町も含めてこの備蓄をお互いに融通し合うという形の協定をもって対応するということになっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  町でどのくらい確保できますかという話については、ちょっとまだお伺いしていないんですけれども。  連携協定についてちょっといろいろ調べてみますと、まずイオンさんについては、約4,300食ぐらいしか提供できないんじゃないかという話が出ています。というのは、一般の方が来て売らないというわけにはいかないと。店舗に出ている分と相当量ぐらいのものが備蓄としてあるけれども、今備蓄は残さないということを、少なくするということを言っておられます。  通常の小規模であれば、流通過程の中で翌日には届くんです。小規模でなくて大規模の場合はどうするのかということを聞いてみましたところ、ナフコさんとかコメリさんは、もう食料はないと。資機材しかないということを言ってますから。そうしますと、イオンの部分で話をすると、どうやって提供するかという話も私は聞いたことがないと担当者は言ってますから、恐らく話し合いもされてないんじゃないかなと思うんです。  災害というのは、来るのがわかっていれば災害ではないんです。いつ来るかわからないから、協定を結んだ以上は、年に1回とか、防災の日に合わせて会議をするとか、どういう提供方法をとるんだとか、どういう流れでやりますかということを話をしなければならないと私は思うんです。ただ、それはされてないと思いますので。ただ、さっき言った4,300食、3日間で4,300しかなければ、どうやってそれを確保するのか。ミスターマックスさんについても同じような状態で、流通備蓄という部分の考え方でやっているということを聞いておりますから。そんなにたくさんはないと思うんです。だからある程度、アルファ米とか、そういうものを備えて、防災の日に合わせて、2年か3年に1回、その食料を食べながら防災訓練を行うということもあわせてお考えになったらどうかなと思うんです。いかがですか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  協定を結んだ各店舗等と情報交換というのはどの程度のタイミングでしたかと、私もちょっと、今現在把握をしておりませんが、定期的にどの程度の提供が可能かという調査は行っております。そこでいただいた回答をもとに店舗の拡大とかそういったものを図っているという状況でございます。  ただ、町のほうで備蓄をするという部分につきましては、県の基本方針にもありますとおり、必要なものについては、まず御家庭のほうで確保していただくというのを基本に考えております。  といいますのが、仮に町のほうで全てを準備するという形になりますと、相当の費用がかかるという部分がございます。各家庭で備蓄をしていただくということで考えますと、例えば米で言いますと、3人家族の方が3日分といいますと、大体2キロ程度になります。そういった部分につきましては、なくなる前に、少し早目に買っていただくとか、あと、割と日もちのする食材について、少し多目に購入していただいて、そこら辺を賞味期限を見ながら消費をしていただいて、消費した分を買い足していただく、そういった形でお金も手間もそれほどかからない状態で確保することが可能というふうに考えますので、費用のこと等を考えて、そういった形が好ましいというふうには考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  今お話をお伺いしたんですけれども、買い足して云々って、みんながそんなことをやったらすぐに物がなくなるじゃないですか。私は大規模災害のときどうするんですかと聞いたんです。  それが備蓄を家に取りに帰ってというのは、それはおかしいでしょ。それに対してじゃあどうするかと。流通備蓄と備蓄がありますと言いながら、イオンもない、コメリもない。ミスターマックスも同じように流通備蓄の考えを持って、備蓄品ももともとそんなたくさん持っていない状況で、今みたいに言われたら、物がなくなってどうするんですか。ないときにはどこに買いに行くんですか。ライフラインが壊れているんですよ。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  流通備蓄のほうで物が確保できないような大規模災害という場合であれば、仮に町のほうで備蓄している物があったとしても、それが実際使えるかどうかというレベルになってくると思いますので、そうなってくると、どこに備蓄していくかという部分の問題になってきますので、その分について必ずしも町のほうが全てについて備蓄を置かなければならないという状況ではないというふうに考えております。  各協定に基づきまして、他の市町村や他県からの応援、そういったところに頼らざるを得ないというふうに考えます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  少し補足させてもらいます。  そういった大規模災害のときには、自衛隊のほうと年に2回は話し合いをして、流通経路、大村のほうからこちらに運ぶ経路、そういったものも協議をしておりますので、そういった中では全国から集められるそういった品物、備蓄物、そういったものを輸送する手段、そういったものは協議はしております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  熊本の震災のときに、私の友人もおったんですけれども、自衛隊が来て、自衛隊がみんなへ提供できるというわけじゃない。ただ、備蓄はどうしても必要になるということを私は思います。  この件を言うと時間がありませんから、また次回に話をするとして、ただその辺についてはよく考えてください。  特に、連携協定という話はよく出ますけれども、もらえる品物の量が限られていて、全部ストップしてもらえればいいんでしょうけど、ほかに買いに来る方がいらっしゃるのに、とめることはできないんですよ。店もそういうふうに言っているんです。  それと、年に1回ぐらいは、どういう形で災害のときに品物をいただけますかと、どの程度いただけますかという部分も確認をしたほうがいいと思うんです。小規模であれば、流通経路があればそんなことは考えなくていいんです。大規模災害でもし3日間、どうやってそれを耐えるかということを考えておかないといけないと思うんです。  それに合わせてもう一つ言っておくと、御飯についても電気釜じゃなくて炊ける方法があります。前に中尾課長が総務課長のときにお話をいたしましたけれども、そういう意味で防災訓練という部分も合わせてやっていく必要が私はあるんじゃなかろうかと思うんです。  確かに個人の家で備蓄するのはいい。でも、備蓄してあるかどうかわからない、食べ物がない、どうするんですかということでは、やはりいろんな問題が出るんじゃなかろうかと思いますから、その辺も考えていただいて、また次の機会には防災の件でまた話をしてみたいと思います。  ちょっとほかにも言いたい件があったんですけど、時間がちょっとございません。本日はこれで終わります。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、2番、平埜靖君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午後 0時30分 休憩)               (午後 1時30分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。            〜日程第2 議案第41号〜 ○議長(山上広信君)  日程第2、議案第41号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第41号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第3 議案第42号〜 ○議長(山上広信君)  日程第3、議案第42号、時津町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第42号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第4 議案第43号〜  日程第4、議案第43号、平成30年度時津町一般会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  予算書13ページの自治公民館活動促進事業補助金500万円の内訳。  それから、次のページの一般コミュニティ助成金、それから、交通安全対策費。下の7目。  それから、15ページの2款の11目。本庁舎正面玄関掲示板設置工事等302万の内訳を教えてください。  それから、18ページの3款民生費、1児童福祉総務費の委託料、子ども子育て支援事業計画委託は、調査内容を教えてください。  それから、21ページの農林水産業費の野外センサーカメラ、これは何でしょうか。  それと、23ページの土木費の橋梁維持費の維持補修費880万、町道8工区線、これの内容を教えてください。  以上です。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  13ページの自治公民館活動促進事業補助金についてお答えいたします。  こちらの補助金につきましては、自治公民館の改修事業に対する補助となっておりまして、久留里公民館のエアコン、バリアフリー化及び外壁の改修、それと浜田1公民館のトイレ改修に対する補助となっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(大宅啓史君)  私のほうからは、14ページの一般コミュニティ助成金の250万について御説明します。  こちらのほうは、自治総合センターが行っております宝くじの社会貢献事業として、自治会などのコミュニティ活動に必要な備品を補助する制度がございます。昨年の10月に左底自治会がこちらのほうを申請されておりまして、それが助成が決定をされましたので、歳入のほうで一旦町に助成金が入りまして、それは丸々左底自治会のほうに支出をするものになります。  以上です。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  都市整備課のほうから、まず、交通安全施設整備費、工事費の100万について御説明いたします。  内容的には、カーブミラーとかポールコーン、あるいは、外側線の引き直し、これに必要な修繕料ということで、当初予算と比較しまして、過去2年間の実績等々を踏まえまして、不足分を計上させていただいております。  あともう1点、町道8工区線の舗装打ちかえ工事ですけれども、こちらは場所的に8工区の浄化センターがございますけれども、あちらの裏手の海沿い、そちらの部分と、同じくアルパマさん側と言いますか、同じくL字型になった部分、そこの部分を延長380メートルになりますけれども、今回、水道管の布設がえ工事がございますので、それに合わせて舗装の打ちかえを行うという内容になっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  行政管理課長。 ○行政管理課長(溝上辰雄君)  15ページの本庁舎正面玄関掲示板設置工事等について御説明申し上げます。  ここに書いてあります本庁舎正面玄関の掲示板、現在撤去した状態になっておりますけれども、これの新設が一つでございます。  それと、本庁舎5階の第1、第2、第3会議室のクロスの張りかえ、それから、消防設備室の弁のとりかえ、正面玄関入り口の縁石の補修、それから、本庁舎空調機の修繕、それと、第2庁舎5階倉庫の雨漏りの補修、その他庁舎の臨時的修繕料と合わせまして、合計で302万2,000円となっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  18ページ、子ども子育て支援事業計画調査委託についての調査の概要について御説明いたします。  この子ども子育て支援事業計画というのが、現行5年間ありまして、それが平成27年から31年までの計画が第1期の計画になっております。  今回調査いたしますのは、第2期計画である32年から36年までの計画をつくるためのニーズ調査を行うということになってまいります。その調査項目につきましては、このニーズ調査によっていろんな利用、保育とか教育、子ども子育て事業補助金というふうなものが国から支給されますけれども、そういった利用を調査するためにニーズ調査をやるということで、その調査項目につきましては、全国一律に調査をするようになっております。  その調査をするための委託費が今回補正で上げております。実際の計画につきましては、来年度計画策定ということになってまいります。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(松園喜秀君)  それでは、21ページの農林水産業費、林業費の中にあります屋外センサーカメラでございますけれども、これにつきましては、昨年度に整備いたしました鳴鼓岳駐車場と公衆トイレ付近に設置する電池式のカメラでございます。  これは、あそこの公園付近が多くの方が自由に訪れることができるようにと整備しておるんですけれども、常時管理人等がいるわけではございません。そのため、監視カメラを設置しまして、施設等に何かあった場合の記録と防犯等に活用したいということで、2台分要求しております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  済みません、先ほど町道8工区線の御説明のほうをさせていただいたんですけれども、予算書の23ページでいきますと、町道8工区線舗装打ちかえ工事等ということで、880万ということになっております。  こちらが、先ほど申し上げました8工区線の舗装打ちかえにつきまして、480万円、残りの400万円については西時津地区の老人ホーム時津荘がございますけれども、あそこの先の部分、第2崎野線といいますけれども、そちらの路肩のほうが一部補修が必要な部分がございますので、こちらの補修に400万ということで、合計の予算書上の880万ということになっております。  済みません、以上でございます。 ○議長(山上広信君)
     ほかに質疑はありませんか。  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  参考資料のほうでお願いしたいと思います。  歳出のほうであります。  総務費の中間付近の崎野自然公園の防護柵設置及び手すりの設置工事の設置全長といいますか、長さを教えていただきたいと思います。  それから、民生費の下から2番目にあります時津小学校の学童の駐車場整備645万、これは、つくしんぼうの移設ということはちょっと聞いておりますけれども、どこに移設するのかという話と、駐車場何台分を整備するのかということです。  それから、裏に参りまして、教育費の中央付近、時津町ペーロン建造補助金、これはどこの地区が対象になっているのかということを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  まず、崎野自然公園の関係ですけれども、まず1点目の防護柵の設置工事、こちらにつきましては、崎野自然公園の管理棟からキャンプ場まで下る園路がございます。こちらに3カ所、場所的には3カ所で、延長が140メートルになりますけれども、こちらは木製の防護柵が設置をされておりますので、車等々も通行しますので、こちらをガードパイプにかえるという内容になっております。  2点目の、同じく崎野自然公園の手すり設置工事、こちらにつきましては、まず1カ所がコテージの通路です。キャンプ場からコテージまでが非常に急なこう配でございますので、ここが延長が27メートル、こちらの手すりの設置を行うという内容が1点、それともう1つ、同じくコテージから外に設置してありますトイレのほうまで行く通路がございますけれども、延長が15メートルございますけれども、こちらがのり面がすぐということで、転落防止柵のほうを設置をしたいということで、以上の内容になっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  時津小学校区学童保育所駐車場整備事業についてお答えいたします。  こちら、つくしんぼうにつきましては、時津小学校の敷地内のほうに移転をいたします。プールの手前のほうになります。橋を渡ってです。そちらのほうに移転します。  そこで駐車場が12台分ぐらい建物のせいでなくなってしまいますので、そこには学童保育の利用者の方もみえられるということで、時津小学校のプールの奥に三角地帯がございまして、花壇とかそういったのがあったんですけど、そういったところを整備して、そして12台以上になりますけれども、駐車スペースを確保するというふうな事業になっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(蒔添浩明君)  ペーロン船の建造補助金についての御質問がございましたので、お答えをいたします。  今、野田地区のほうから新船を建造したいという申し出があっているものですから、これについて予算を計上したものでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  ありがとうございました。  ペーロン船の関係でもう1件お願いしたいと思いますけれども、各地区でも結構長くペーロン船を使っているところもあると思うんですけれども、時津町所有のペーロン船は何年ぐらいなっているのか。あれも結構古いんじゃないかなと思っているんですけど。 ○議長(山上広信君)  余り関係ないですね。予算・・・。 ○5番(山口一三君)  済みませんでした。終わります。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  今回、補正予算の中に各小中学校の空調設備設置工事設計業務も入っております。  私たちがずっとお願いをしておったわけですけれども、今度設計業務委託ということで、調査をしていただける。来年にはつくかもしれないという答えをしていただきまして、本当にありがたいなと思います。  ほかのところで、自治公民館の活動促進事業で久留里公民館と浜田の公民館と補助が出ていて、これはひょっとしたら建てかえの設計かなと思ったりしたんですけれども、そうじゃなかったというのでちょっとあれだったんですが、いろんなことを一生懸命考えていただいて、海洋センターのプールの改修事業なんかも4,000万計上していただきまして、子供たちが学校のプールで泳げなかった分、十分に海洋センターのほうで泳ぐことができるように、またいろいろ考えていただけるということだったので、とても期待をするところであります。  そういうことで、この議案第43号、30年度の一般会計補正予算に賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成意見はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第43号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第5 議案第44号〜 ○議長(山上広信君)  日程第5、議案第44号、平成30年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第44号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第6 議案第45号〜 ○議長(山上広信君)  日程第6、議案第45号、平成30年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。
     直ちに採決します。  議案第45号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第7 議案第46号〜 ○議長(山上広信君)  日程第7、議案第46号、平成30年度時津町介護保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第46号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)   御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第8 議案第47号〜 ○議長(山上広信君)  日程第8、議案第47号、平成30年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第47号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第9 議案第48号〜 ○議長(山上広信君)  日程第9、議案第48号、平成30年度時津町水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第48号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            〜日程第10 議案第49号〜 ○議長(山上広信君)  日程第10、議案第49号、平成30年度時津町下水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第49号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次の日程に入る前に、議員の皆様にお願いいたします。  日程第11から日程第17までの7件の議案は、各会計の前年度の決算の審議です。この7件の議案の質疑は、決算書につきましては町長へ、決算意見書につきましては監査委員へお願いいたします。  また、この7件の議案は、所管の委員会へ付託することになりますので、おのおのの議案が付託される所管委員会の議員の質疑につきましては、御遠慮いただくようお願いいたします。その遠慮した分につきましては、委員会の審査の中で大いに質疑を交わしていただきたいと思います。  どうぞ、議事進行に議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。            〜日程第11 議案第50号〜 ○議長(山上広信君)
     日程第11、議案第50号、平成29年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  成果報告書の74ページのごみと資源の収集量の推移ということで載っておりますけれども、これが燃やせるごみが111.71%、対年度比で上昇しております。  資源プラ、それから新聞、雑誌、段ボール、牛乳パック、古布が94.56%、それから、資源の雑紙、紙箱が減少しております。これは、燃やせるごみにみんな入れてしまっているのではないのかなということが考えられますけれども、これはどのように住民環境課では考えていらっしゃるでしょうか。  次が、87ページのファミリーサポートセンター事業ですが、これが年々会員数はふえておりますけれども、利用率というのはどのようになっているのか教えてください。  それから、113ページの創業支援事業、西そのぎ商工会の創業塾事業というのが50万円補助金として出ておりますけれども、何名ぐらいの参加で、このセミナーの成果はどのようなものであったのかを教えてください。  それと、160ページの一番上の東部コミュニティセンタートレーニングマシーン購入で480万7,000円ありますが、昨日たまたま東コミに行きまして、室温を見ましたら、夜の8時ぐらいでしたけど、31度ありました。  それで、ここは利用率が設置してからどのぐらいあるのかというのを教えてください。 ○議長(山上広信君)  住民環境課長。 ○住民環境課長(永尾和敏君)  まず、私のほうから、ごみと資源の収集量の推移の件についてお答えさせていただきます。  最近、燃やせるごみの中に紙類の混入が若干ふえているのではないかということで、この燃やせるごみの全体量について少しずつふえてきていると。その中でどういったごみがふえているかといいますと、家庭から出るごみについてはほぼ横ばいで、上昇は余りないんですけれども、事業所から出るごみ、この事業所から出されるごみの中にリサイクルできるような紙類、そういったものの混入が多いんじゃないかということで、クリーンパーク長与のほうでの展開検査、そういった中でそのような状況が見えてきてますので、こういった燃やせるごみの中に混じっている紙類、こういったものをもう少しリサイクルをしてほしいということで、今年度各事業所においてそういった分別とか、リサイクルの推進についてしていただくようなことを時津、長与、それから環境施設組合、三者のほうでいろいろと協議をしながら、そういった対策について強化をしていきたいということで、今後取り組みを進めていこうということで取り組みをやっているという状況でございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  ファミリーサポートセンター事業の利用率につきましては、ちょっと今手元のほうにございませんので、後ほどお持ちしたいと思います。 ○議長(山上広信君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(松園喜秀君)  それでは、113ページにあります創業塾事業の実績について御説明申し上げます。  この事業は、商工会に助成金を支出しまして開催してもらっているものですが、16名の受講がありまして、私どもが把握している限りでは、3名の方が創業、開業をいたしましております。内容としましては、福祉タクシーが1名、飲食店が1名、あとは写真屋といいますか、写真館で1名の合計3名でございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(蒔添浩明君)  東部コミュニティセンターのトレーニングマシーンの利用率ということでございますが、昨日の久保議員さんへの答弁でも申し上げたんですが、分母になる登録者数がきちんと出ておりませんので、それに対する利用率というのは出してないんですけれども、これまで東部コミュニティセンターに設置して開放を始めたのが、ことしの2月からでございます。2月と3月で延べ780人の方が利用されております。  4月以降7月まで、1,673名の方が利用されているということで、一応、ほぼ毎日利用されているというのは確認はいたしております。ただ、日によって少ないときもあっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第50号は、なお内容審査のため、総務文教常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、総務文教常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま総務文教常任委員会へ付託した議案第50号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第50号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第12 議案第51号〜 ○議長(山上広信君)  日程第12、議案第51号、平成29年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第51号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第51号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第51号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第13 議案第52号〜 ○議長(山上広信君)  日程第13、議案第52号、平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第52号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第52号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第52号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第14 議案第53号〜 ○議長(山上広信君)  日程第14、議案第53号、平成29年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第53号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第53号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。
                  (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第53号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第15 議案第54号〜 ○議長(山上広信君)  日程第15、議案第54号、平成29年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第54号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第54号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第54号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第16 議案第55号〜 ○議長(山上広信君)  日程第16、議案第55号、平成29年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第55号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第55号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第55号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第17 議案第56号〜 ○議長(山上広信君)  日程第17、議案第56号、平成29年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第56号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第56号の件は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第56号は、9月20日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            〜日程第18 議案第57号〜 ○議長(山上広信君)  日程第18、議案第57号、人権擁護委員候補者の推薦についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第57号は、原案のとおり適任であるとすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第57号は、原案のとおり適任であるとすることに決しました。            〜日程第19 議案第58号〜 ○議長(山上広信君)  日程第19、議案第58号、人権擁護委員候補者の推薦についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  11番、矢嶋君。 ○11番(矢嶋喜久男君)  人権擁護委員に今度上がっております尾慶藏さんについては、私は元村2の壮年部でいつも一緒に活動している仲間であります。  ことしの3月までずっと副部長という要職を務めていただいたという経緯もありますし、非常に真面目に何事にも取り組んでくれます。ボランティアにも積極的に参加してくれるというようなところがあって、非常に人間的にもいいんじゃないかなというふうに思っております。
     そういうふうなことで、議案第58号、人権擁護員の推薦について賛成したいと思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第58号は、原案のとおり適任であるとすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第58号は、原案のとおり適任であるとすることに決しました。  暫時休憩します。               (午後 2時 6分 休憩)                  「教育長 退場」               (午後 2時 7分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。            〜日程第20 議案第59号〜 ○議長(山上広信君)  日程第20、議案第59号、時津町教育委員会教育長の任命についての件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  本人が目の前にいるようなので、賛成の討論をさせていただきます。  前任の教育長は、実は私のことが大嫌いだったみたいで、庁舎で、廊下で会うたびに、あからさまに顔色を変えて、進路を変えるような状況でした。  私は当時1期生で、よく北小体育館の建設のことを執拗に言ったもんですから、そのあたりもあったんでしょうけれども、議会でも大変失礼なことを言って、しまいにはわびを入れたこともありましたけれども、それでもやっぱり、教育長たるもの、子供たちの見本にならなければいけないもんですから、いつ、誰と、どういう状況であれ、やっぱり笑顔で対応できないといけないと思います。  今、教育は、小学校、中学校の子供たちのために何をやっているかというと、やっぱり、社会に出たときに幸せになれる教育をやっているんじゃないかなと思います。勉強とか運動とかも大事ですけれども、多少頭が悪くても、多少運動ができなくても、多少、人と見劣りがあったりしても、心から笑える、笑顔ができるような、幸せなことができれば、私はそれでいいと思っています。  今の教育長ですが、いつ会っても、私に対してはすごく笑顔で対応してくれますし、どこの会場で会っても、特に酒の席になんか出ればもう、水を得た魚のように笑顔を振りまいております。やっぱり、教育をする立場で、先生たちの中でも笑顔がないと子供たちに伝わっていきません。その中のトップというのは、びっくりするぐらい、顔がちょっとおかしかっちゃなかかなというぐらい笑顔でいてほしいと思いますし、やっぱり、人生は笑えば何とかなると思っております。笑う門には福来る、そういった意味でも、相川教育長にはその笑顔と五つのしおりを武器に、今後も時津の教育行政に携わって、頑張っていってほしいと思っております。応援しております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  相川教育長の経歴、人物、それと経験、この辺を踏まえて考えれば、異論の余地は全くないです。大いに期待できるものはあっても、心配される部分は全然ありません。  私は、今までは今までとして、非常に今は、教育行政というのは、学校教育においても社会教育においても、非常に難しい、本当に並みではできないような難しい状況に、これからのことを考えれば、そういう分岐点にあるんじゃないかなと思います。  そういったことを踏まえて考えたときに、やっぱり、経験に裏打ちされた経歴、それと学識、それと人物、力量、そういったことをどこからとっても、私は相川教育長は大いに期待できると、そういうふうに考えます。  そういったことを踏まえて、賛成したいし、今後においても、町と言わずに、西彼杵、長崎県の教育行政に大いに貢献をしていただきたいと、そういう期待感を持って賛成といたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第59号は、これに同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第59号は、これに同意することに決しました。  暫時休憩します。               (午後 2時11分 休憩)                  「教育長 入場」               (午後 2時12分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  先ほど教育長の任命につきまして同意いたしましたが、ここに再任されました相川教育長がいらっしゃいますので、ただいまより挨拶をお願いしたいと思います。  登壇していただきまして、お願いいたします。 ○教育長(相川節子君)  このたび、時津町教育長として2期目就任ということで、議員の皆様から御賛同を得たということで、本当にありがたく思います。  法改正に基づきまして、新教育長に任命されまして、重責で身の引き締まる思いでございます。  今後も時津町の子供たちのため、教育の充実、発展のため、今までの取り組みを継承しながら、誠心誠意、取り組まさせていただければという思いでおります。  御承知のように、日本の学校教育の指針が、学習指導要領、本当に10年ぶりに大きく変わりました。平成32年度完全実施に向けまして準備を進めているところでありますけれども、教育を取り巻く環境というのが、少子高齢化や情報通信技術の発展、国際化の進展、価値観の多様化と、本当に複雑、変化の激しい時代になっております。将来の社会人としての基礎力を養い、職場や、また地域社会で本当に生に生きる、活躍できる人材の育成、とりわけ私は、児童生徒が自立して、みんなと協調しながらともに生き抜く、そういうふうな子供たちを育てていきたい、そして、ここ、ふるさと時津というところを本当に大事にしながら、そして開いていく人材を、創造力、国際性が備わった、そういう人材を育成してまいりたいというのが私の望みであります。  そういう社会の要請に応えるために、これからも教育理念を引き継ぎつつ、まずは先生方、教員の資質、そして指導力の向上を図り、そして生涯学習社会の実現に向けて、関係機関やいろんな団体の皆様方と連携をしながら、取り組みを重ねてまいりたいと思います。  特に私としては、学校教育で時津の子供たちの、本当に学力をもっと上げたいと。この、残りのというか、今からの3年間で、本当に一番、誠心誠意取り組んでみたいと、今までも本気でしたのですが、さらに方策を考えながら、何とかやはり、新聞に載るプラスの数を今年度は、中学校だけが全部プラスであったのですが、小学校もプラスの数をぜひともふやしていきたいと。これは本当に、切実に、私は今思っているところであります。  そしてまた、当然、人間的な素養としての思いやりやたくましさという、そういうふうな豊かな人間性も、体の健康もですが、そういうものもあわせもって、子供たちを育てていきたいということであります。  本当に学校というのは、安全・安心な場であるべきであります。それに対して、一人でも子供たちが亡くなるということがあったら、もう大変です。それについては、本当に、常に、毎年ゼロであり続けるということについては、本当に校長先生方とともに、ずっと心を配って、育成していきたいということです。  そして、先ほども申し上げました、勉強する、知識習得の場という学校についても、さらに磨きをかけたい。そしてもう一つは、先生や友達というのは、私は、人柄のこすり合いを通じて人格形成をする場であると思っております。とにかく私は、ほめることを大事にしているんですが、もう一つ大事にしたいのは、苦しさに耐えるという、鍛えられてもそれに負けないという、そういう機会を、学校現場の中、また社会教育の場で設定しながら、子供たちをたくましく、そして賢く育てていくということで、私自身、リーダーシップを発揮してまいりたいと思います。  とにかく、子供たちが元気に登校して、そして笑顔で下校する。そして、その姿に満足する保護者、この保護者を私は実現したいと。やはり、子供だけじゃなくて保護者もそれを見守って支え続けていける、そういうふうな親子関係、先生と子供の関係、そして、学校と家庭の関係、そういうことをこれから3年間尽力していきたいと。それが私の学校像であります。  そして、もう一つ大事にしていきたい生涯学習の分野は、今までも家庭教育についての支援というのには、細々ながらですが、尽力をしてまいりました。さらにそれを拡大に努めてまいりたいし、三者、学校、地域、そして家庭の連携というのについては、五つのしおりを育てながら、つながりをより深めていきたい。とにかく、時津のよさである、言葉は悪いんですが、人情味あふれる、お互いさまの関係がまだ十分にあるこの時津の町のこのつながりは大事にしながら、子供たちのそれを、大人になってもまたつなげていくような、そういう社会教育の場に、私としてはなるように尽力をしてまいりたいと思います。  最後に、今日の情勢や課題を踏まえて策定しております時津町の教育振興計画、そして、時津町総合計画に示されています豊かな心と学びのあるまちづくりの実現に向けまして、関係機関、団体と連携を図りながら、教育施策の推進にこれからも真摯に取り組んでまいりたいと思います。  議員の皆様におかれましては、今後とも変わらぬ教育行政への御支援並びに御協力を賜りますようお願いしまして、私の挨拶にかえさせていただきます。これからもまたよろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  ありがとうございました。  これで、相川教育長の挨拶を終わります。            〜日程第21 議案第60号〜 ○議長(山上広信君)  日程第21、議案第60号、時津町教育委員会委員の任命についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第60号は、これに同意することに御異議ありませんか。
                  (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第60号は、これに同意することに決しました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  明日からは本会議を休会し、9月21日に議会最終日として本会議を開会いたします。  本日はこれで散会します。               (散会 午後 2時20分)...