時津町議会 > 2018-09-05 >
平成30年第3回定例会(第2日 9月 5日)

ツイート シェア
  1. 時津町議会 2018-09-05
    平成30年第3回定例会(第2日 9月 5日)


    取得元: 時津町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成30年第3回定例会(第2日 9月 5日)               平成30年第3回定例会 (平成30年9月5日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠  議席番号   氏   名  出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   久 保 哲 也  出     2   平 埜   靖  出   10   水 口 直 喜  出     3   川 原 貴 光  出   11   矢 嶋 喜久男  出     4   濱 﨑 幸 德  出   12   濵 田 孝 則  出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義  出     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二  出     7   中 原 裕 子  出   15   新 井 政 博  出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信  出 議会事務局  事務局長     松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名
     町長       吉 田 義 德   住民環境課長    永 尾 和 敏  副町長      森   達 也   建設部長      朝 長 郁 雄  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 園 喜 秀  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長                               濵 崎 憲 睦  総務課長     太 田 信 孝   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   大 宅 啓 史   都市整備課長    出 岐 貴 弘  行政管理課長   溝 上 辰 雄   水道局長      小 森 康 博  税務課長     帶 山 保 磨   上下水道課長    菊 野 一 朗  福祉部長     前 田 純 孝   会計管理者兼会計課長                               小佐々 光 子  福祉課長     中 尾 博 英   教育次長      請 田 和 則  保育所長     平 子 末 代   教育総務課長    栗 山 浩 毅  国保・健康増進課長          社会教育課長    蒔 添 浩 明           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   学校教育課長    岡   由紀子 議  事  日  程                    開  議 日程第1 一般質問(大塚俊久議員川口健二議員久保哲也議員川原貴光議員・           中原裕子議員)       大 塚 俊 久 議員         1 認知症支援体制の強化について         2 時津町の魅力の情報発信について       川 口 健 二 議員         1 安心・安全な道路整備について         2 クラブ活動の実態と対応について       久 保 哲 也 議員         1 「時津町健康増進計画」について         2 健康増進ウォーキングの奨励について       川 原 貴 光 議員         1 町立学校の夏の対策について         2 野良猫の対策について 前回も質問したが、反響が大きかったので           再度質問する       中 原 裕 子 議員         1 公共施設のエアコンについて         2 超高齢化社会を皆で乗り切るためにできることは何か         3 弁護士による相談窓口の開設について                    散  会               (開議 午前 9時30分)               ~日程第1 一般質問~ ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  日程第1、前日に引き続き、一般質問を行います。  質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。  なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えます。  まず、1番、大塚俊久君。 ○1番(大塚俊久君)  皆さん、おはようございます。  昨日、強い台風21号が四国、関西を縦断いたしまして、大阪など近畿地方中心に大きな被害が出ております。今回は、九州地方ではほとんど影響はありませんでしたが、ことしは台風の発生も多いようですし、いましばらくは台風のシーズンが続きます。今後も大雨を含め、注意していかなければならないなと痛感したところでございます。  それでは、質問に入らせていただきます。今回は2項目、8点であります。  まず、1項目目、認知症支援体制の強化についてでございます。  長崎県は認知症サポーターを2017年度11万3,500人から2020年に13万2,000人にふやすことを計画して、認知症に対して支援強化を図っていく計画であります。  1、町内の認知症の人は増加していると思われるが、年度ごとの推移をお聞かせください。  2、町内に認知症サポーターとして資格を持っている人はどれくらいいるのか。また、今後ふやしていく計画はあるのかお伺いします。  3、現在、認知症サポーターの資格を持っている人はどのような人が多いのか。また、サポーターになるための条件はあるのか、お聞かせください。  4、現在、サポーターはどのような活動をされているのか。サポーターとして十分な活動が行われているのか、お聞きいたします。  5、認知症の人の在宅介護が増加している中、介護に当たる人の負担軽減を図って支援する見守りネットワーク事業は十分な体制は確保できているか。また、見直しは随時行われているか、お伺いします。  2項目目、時津町の魅力の情報発信についてでございます。  時津町は、大村湾を初めとし、風光明媚で、また、26聖人上陸の地でもあり、歴史的にも魅力いっぱいの町であります。町内外にさらなる情報発信の強化が必要だと思われます。そこでお聞きいたします。  1、時津町の魅力をまずは町民に周知することが大事だと思うが、町民へのPRは十分か。  2、鯖くさらかし岩、崎野自然公園などの観光パンフレットやグッズも時津町の認知度を高めていると思われるが、町としての取り組みをお聞きいたします。  3、ことし、10月に長崎県公民館大会、12月に長崎県障害者芸術祭が開催され、多くの方が来町されると思われますが、時津町の魅力を知っていただく絶好の機会だと思います。町としてどのような情報発信の計画を立てているのかお聞きいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  それでは、大塚議員の御質問についてお答えいたします。  初めに、1問目の認知症支援体制の強化についてお答えいたします。  まず、1点目の町内の認知症の人の年度ごとの推移は、についてでございますが、国が平成22年の認知症高齢者数として推計し、公表している数は、介護保険の認定調査の項目にある認知症高齢者の目常生活自立度がⅡ以上の高齢者をもとに推計を行った数値となっております。  なお、この日常生活自立度Ⅱとは、日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意をしていれば自立できる程度でございます。  これに基づき、本町の過去5年間の介護保険認定申請時に提出していただく主治医意見書を調査した結果で、日常生活自立度がⅡ以上となっている方の人数をお答えいたします。  平成25年度が676人、平成26年度が709人、平成27年度が748人、平成28年度が731人、平成29年度が746人となっております。  この数字が、現時点で本町における認知症高齢者の方の人数になると考えられます。  次に、2点目の認知症サポーターとしての資格を持っている人はどのくらいいるのか、また、今後ふやしていく計画はあるのかについてでございますが、これまで本町が実施した認知症サポーター養成講座を受講し、認知症サポーターとなった方は、平成30年3月末時点で1,160人でございます。  今後の計画につきましては、引き続き地域住民向けや職域単位での講座を開催していくほか、小中学生向け認知症サポーター養成講座を開催するなど、認知症に関する正しい理解の普及を進めてまいりたいと考えております。  次に、3点目の認知症サポーターの資格を持っている人はどのような人が多いのか、サポーターになるための条件は、についてでございますが、認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守り、支援する応援者であり、市町村が実施する認知症サポーター養成講座を受講していただくことで、どなたでも認知症サポーターとなることができます。  本町が開催した認知症サポーター養成講座を受講され、認知症サポーターとなった方は、地域住民の方を初め、シニアクラブ高齢者サロンの会員、民生委員、医療や介護事業所の職員、民間企業の社員、小中学生等となっております。  次に、4点目のサポーターはどのような活動をされているのか。サポーターとして十分な活動が行われているのか、についてでございますが、認知症サポーターは何か特別なことをするのではなく、認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者として、自分のできる範囲でさりげない手助けを行うことが主な活動となっており、それぞれのサポーターの方の日常生活の中で、温かい見守りや手助け等活動いただいております。  次に、5点目の認知症の人の在宅介護が増加している中、介護に当たる人の負担軽減を図っていかなければならないが、町の対応は十分か、についてでございますが、今後、高齢者が増加していく中で、高齢者が高齢者を介護する世帯や子供が介護のために離職して親の介護を行う家庭などが増加し、介護を行う側の肉体的及び精神的負担が大きくなり、社会問題となっているところでございます。  このようなケースは、生活困窮や高齢者の虐待などにもつながる場合もありますので、早く周囲が気づいて、介護保険等の公的なサービスへつなげ、介護者の負担軽減を図ることが重要であると考えております。  そのような中、本町では、地域包括支援センターの訪問看護師が御自宅を訪問する高齢者実態把握事業や高齢者見守りネットワーク事業における各自治会単位での地区連絡会において、認知症等で見守りや支援が必要な高齢者の把握を行い、必要な介護保険等のサービスへつなげるよう努めているところでございます。  また、在宅で介護をされている方を対象に、介護の方法や技術等を実習形式により学んでいただく家族介護教室を開催し、その中で介護者同士が介護に対する悩みや意見交換の場を設けるなどの取り組みを行っているほか、認知症の人と家族の会では、認知症の方を介護する家族同士が集い、お互いの介護の苦労や悩みなどの話をすることで、介護者の精神的負担の軽減へとつなげていただいているところでございます。  さらに、平成29年度からは、認知症の人と家族の会及び時津町社会福祉協議会と協力し、認知症の方やその家族、地域の方や医療、介護、福祉の専門職の方など認知症について関心のある方が気軽に集まり、自由に語り合い、悩み等が気軽に相談できる場として、認知症カフェ「なづみ野カフェ」を開催しております。  このほか、介護者の経済的負担の軽減のために、紙おむつなどの介護用品を購入した費用を支給する家族介護用品支給事業や、介護者の労をねぎらい見舞金5万円を年1回支給する在宅介護者見舞金支給事業など、介護者に対するさまざまな支援も行っているところでございます。  介護をされる方の身体的、精神的、経済的な御苦労は大変なものでございますので、本町といたしましても、高齢者実態把握事業による訪問等を通じて、介護が必要な方を把握し、早期に介護サービス等の導入につなげることにより、介護者の負担軽減を図るとともに、家族介護教室認知症カフェ等を通じて、介護者同士が話をできる場を設けて、介護をされている方の精神的負担が少しでも軽減されるよう、介護者の支援に積極的に取り組んでまいります。  次に、高齢者見守りネットワーク事業は十分な体制は確保できているか、また、見直しは随時行われているのかについてでございますが、高齢者見守りネットワーク事業では、時津警察署、長崎市北消防署浜田出張所、時津町自治会連合会、時津町シニアクラブ連合会、時津町民生委員児童委員協議会、時津町社会福祉協議会、時津町居宅介護支援専門員連絡協議会の見守り協力団体による高齢者見守りネットワーク連絡会を開催し、見守り対象者名簿の確認や各団体が行っている見守り活動等の意見交換を行い、情報共有と各団体間の連携を図っているところでございます。  また、見守り協力事業所として、新聞販売や郵便局、電気、ガス、運送業等の御自宅を訪問する事業所や日常生活で利用者の多い店舗等を中心に、33事業所と協定または登録を行っており、日ごろの業務の中で見守り活動に御協力をいただいているところでございます。  このように、見守りネットワーク事業では、地域住民及び見守り協力団体、見守り協力事業所との連携により、地域における見守り体制を構築しているところでございます。  また、見守りネットワーク事業では、見寺り対象者名簿を作成し、年2回名簿の見直しを行っており、その名簿を見守り協力団体とともに共有し、各地域においてさりげない見守り活動を行っているところでございます。  次に、2問目の時津町の魅力の情報発信についてでございますが、昨年の6月に時津町民総活躍プロジェクト推進委員会を設置し、民間的な手法を積極的に取り入れながら、産学官連携の魅力的な地域活性化を推進しているところでございます。  そこで、1点目の時津町の魅力をまずは町民に周知することが大事だと思うが、町民へのPRは十分か、についてお答えいたします。
     昨年度、プロジェクト推進委員会におきましては、4本のプロモーション動画の制作を初め、町内の飲食店を紹介したグルメマップや、観光・移住者向けのパンフレット、ポスターの作成などを行っていただいたところでございます。  また、町のシンボル、鯖くさらかし岩にスポットを当て、落ちないイメージを受験生の験担ぎにひっかけて、受験を控えた町内の中学生を初め、青雲学園の高校生などに合格祈願グッズとしでクリアファイルを配布したり、銀行の窓口で受験料を納めた方には、受験シーズンに風邪をひかないようマスクケースを配布したところでございます。  このようなプロジェクト推進委員会が行った事業につきましては、本町の広報紙やホームページでお知らせしただけではなく、テレビ放送や新聞報道等など各方面で取り上げられました。  特に、県立高校受験前日の長崎新聞のテレビ欄の下に、鯖くさらかし岩が受験生を応援している記事が大きく掲載されましたので、町民の皆様にも幅広く周知されたものと思っております。  次に2点目の鯖くさらかし岩、崎野自然公園などの観光パンフレットやグッズも時津町の認知度を高めていると思われるが、町としての取り組みは、につきましては、町のPRポスターを県庁8階の展望エリアに掲示していただいたり、県選出の国会議員事務所を初め、県の東京事務所や大阪事務所、町内の病院、金融機関、店舗、施設などにも配布し、町のPRを積極的に行っているところでございます。  加えて、今年度末までには、町のホームページを7年ぶりにリニューアルし、パソコンだけではなく、スマートフォンタブレット端末などでも検索できるよう、利用環境を向上させる予定でございますので、本町の魅力をより多くの方に発信できるものと考えているところでございます。  また、プロジェクト推進委員会の皆様にも、一月に一回のペースで、町のPRに向けて協議を重ねていただいているところでございます。  その一例を申し上げますと、鯖くさらかし岩をモチーフにしたアニメーション動画やグッズの制作を初め、崎野自然公園に新設したコテージの稼働率アップに向けたテレビ放送やプロモーション動画の制作についても検討しているとの報告を受けております。  町としても、このプロジェクト推進委員会の事業を後押しし、町の広報紙やホームページでお知らせするとともに、完成したプロモーション動画につきましては、井手園交差点大型ディスプレーを初め、ホームページやユーチューブなどのインターネット上でも公開するなど、町のPRに引き続き努めてまいりたいと考えております。  次に、3点目の10月の長崎県公民館大会、12月の長崎県障害者芸術祭においてどのような情報発信の計画を立てているのか、についてでございますが、両大会では、本町のイラストマップグルメマップ観光パンフレットなどの配布のほか、PRポスターの掲示を計画しております。  このほか、長崎県公民館大会におきましては、実行委員会の予算で鯖くさらかし岩をモチーフにしたクリアファイルを制作し、配布していただくことも予定しております。  また、長崎県障害者芸術祭につきましては、PRグッズなどの配布やプロモーション動画の放映などができないかどうか、プロジェクト推進委員会や関係機関の皆様ともに、今後協議してまいりたいと考えております。  以上で、大塚議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  わかりやすい答弁、まことにありがとうございます。  まず、認知症のサポーターのことでありますけど、サポーターの中に、ちょっと今答弁の中に、小学生、中学生も入っているということですけど、小学生、中学生のサポーターの人数がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  過去、認知症サポーター養成講座を受講された小学生、中学生ということで、小学生の方が149名、中学生が3名ということで、合計152名の小中学生の方がサポーターとなっていただいております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  この小学生とか中学生にサポーター講座を受けてみないかというのは、町のほうから呼びかけを行ったんでしょうか。ほかの団体とかから小学生も受けてみんねという、そういう話が行ったのでしょうか。町のほうから行ったのでしょうか。その辺を教えてください。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  基本的には、小学校、中学校にサポーターの養成講座の開催について随時こちらのほうも呼びかけを行っております。その中で、時津東小学校のほうで2、3年ほど前に依頼がありまして、小学校4年生の方を対象に講座を開催したということでございます。  あとは、社会福祉協議会がやっております夏休みのレッツ社協塾という、講座といいますか、そういうのがあるんですけれども、その中でもちょっとさせていただいているのと、あと、野田地区の健全育成協議会、そちらのほうからこちらのほうに依頼がありまして、その辺で講座のほうを開催をしたということでございます。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  これは、やはり小学生、中学生あたりサポーターにつけて、町民みんなで認知症の方の見守り等など協力していくのは非常にいいことだと思いますので、ぜひこれを進めていってもらいたいと思います。  私の知識不足なのかもしれませんが、認知症カフェとか、今ちょっと答弁の中で出たんですけど、どういうものか、もう一回お聞きしたいと思っております。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  認知症カフェでございますけれども、答弁でも申し上げましたが、平成29年度後半からになるんですけど、月1回認知症カフェということで、認知症の人と家族の会、また、時津町の社会福祉協議会と協力をいたしまして、認知症の家族、また地域の方、また医療、介護、福祉、こういった専門職の方、こういった認知症について関心のある方が気軽に集まって自由に語り合って、悩み等がその場で気軽に相談ができる、そういう場として認知症カフェ、「なづみのカフェ」と言いますけれども、それを実施しているところでございます。  今現在も月1回、地域包括支援センターの1階のところで、第3金曜日だったと思うんですけど、そちらで開催をずっと、引き続きやっているというような状況でございます。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  ありがとうございます。  認知症の方の家族に対していろんなバックアップといいますか、協力体制をとって、心身にも肉体的にも家族はかなり大変だと思うんです。地域と一緒になってこれをどんどん進めていってもらいたいと思います。  認知症でもう一つ、きのうも台風が上陸して多くの方が避難されていると思うんですけど、認知症とか、重度の病気とか、高齢者とかいらっしゃると思うんですけど、この方たちが避難するときの居場所といいますか、やはり特別につくらないといけないんじゃないかと思います。普通の人と同じところじゃちょっとおりにくいんじゃないかと思われるんですけど、その辺の体制は何か考えておられますか。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  避難所の運営になりますけれども、一応町のほうでは、そういった特別な医療的なケアとか、認知症であるとか、障害を持たれた方、そういった方につきましては、避難所に来られたときに個別カードを書いていただきます。どういうふうな支援が必要かというのも書いていただいて、その支援の内容によって通常の避難所では受け入れが難しいというところにつきましては、一応左底の総合福祉センターのほうに保健師であるとか、社会福祉士であるとか、そういった専門職を配置しておりますので、そちらのほうに誘導するようにしております。  そこの場所で個別に場所をとって、そして避難のほうをしておいていただくと、そういうふうなことの対応につきましては、一応そういった総合福祉センターのほうで集約をして対応をする。もしそれで難しいということになってくれば、福祉避難所として時津荘とか、そういったところを指定しておりますので、そういったところにお願いをするというふうな流れになってまいります。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  ぜひ、避難所の確保、認知症とか高齢者の方の居場所、いろんな人に迷惑かけるから、避難所に行くまいと、そういう方が結構いると聞くもんですから、本当は一番先に避難せんといかん人の居場所がないというのは困りますので、その辺を今から充実といいますか、その辺の体制を強化していただければと思っております。  先ほどから、答弁にもあったんですけど、認知症とか高齢者の方への町内での虐待、介護する人もやはりいろんな、先ほども言いましたように肉体的にも精神的にも、経済的にも苦しい方が結構いらっしゃると思うんですけど、そういう方への介護に対する町の支援の体制の強化としては、どのようなことを今から先考えておられますか。強化ということです。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  答弁でも申しましたように、やはり介護者の負担という部分では、非常に大きいものがございまして、そういったものがやはり、介護者の負担となって虐待等につながっていくというようなことがケースとしては確かにあっておりまして、具体的には虐待の疑いがあれば、こちらのほうに連絡がありますので、その中で事実確認等を行いまして、対応していくというようなことでやっております。  その中でやはり、当然、介護のサービスが足りないという部分というのも虐待の一因となっておりますので、この人には、例えば、2人を切り離すといいますか、介護者と介護される側と分かれていただくために、例えばショートステイを利用するとか、一時的に離れていただくとか、そういう形でいいろんな支援をやっておりますので、今後も介護サービスの中で十分対応をしていきたいということで考えております。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  ちょっと順番が逆になりましたけど、町に入っている虐待の件数、これは年々、やはりふえていっているんでしょうか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  完全に虐待として扱っているケースというのは、ほんの数件なんですけれども、疑いがあるということで通報があるのは、年間10件程度になっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  虐待に関しましては、長崎県のこども・女性・障害者支援センターというのがございます。虐待の事例とかがありましたら、そういったところで相談を受けまして、町のほうでそういった事実確認とかそういったものをしまして、県のほうと連携をとって、一時的に保護するとか、そういったショートステイを利用するとか、そういったものを相談をしながら進めております。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  サービスを充実させていっているということはよくわかりましたので、これからもさらなる認知症へのサービスの向上をよろしくお願いして、次にまいりたいと思います。  魅力発信についてでございますけど、いろんなところで行われているということですけど、今、大村湾を利用したサイクリング、絶景ライドというんですか、ああいうのが年に1回行われておりますけど、時津町はその絶景ライドに関してどのような考えをお持ちでしょうか。 ○議長(山上広信君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(大宅啓史君)  ことしも9月末のほうに大村湾を一周する自転車大会がありますけれども、その自転車大会のほうは今、大村市が中心になって、日本財団のほうから補助を受けて去年から事業をやっておられます。私どものほうも、今、月に1回ぐらいですか、会議のほうがございまして、それに参画をしていろいろなことを協議してやっているところでございます。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  絶景ライドの、東京の羽田空港あたりでもポスターとか貼ってPRしているとのことでありますけど、これはやはり、定員とか、そういうのはもういっぱいな状態なんでしょうか。その辺はおわかりになりますか。 ○議長(山上広信君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(大宅啓史君)  絶景ライドのコースは、大村湾を一周するコースと、家族でするショートコースとあるんですけれども、一周するコースのほうは好評のようで、募集をかけたらすぐに応募者がいっぱいで定員を超えたというふうに聞いております。家族で参加する、親子で参加するショートコースのほうは、まだ参加者に余裕があるというふうにお聞きしております。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。
    ○1番(大塚俊久君)  どうもありがとうございます。  やはり、全国的に人気ということでありますので、ぜひ、時津町としてもこれに力を入れてもらいたいと思います。  それに、鯖くさらかし岩ですね。それに崎野自然公園など、グッズがいろいろ今出回って、非常に人気があるみたいなんですけど、これの販売所を設けるとか、計画はしてないでしょうか。 ○議長(山上広信君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(大宅啓史君)  グッズの販売につきましては、今プロジェクトの推進委員会で協議を行っているところで、なかなか町としては販売が難しいので、町内の民間の施設といいますか、お店とか、そういう店舗に協力をいただきながら販売できないか、今検討しているところでございます。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  ぜひ、これを進められて、これは本当に時津のPRにはもってこいだと思っておりますので、どんどんこれに力を入れられて、販売のほうにも努力してもらいたいと思っております。  それに、ことし10月に長崎県公民館大会と障害者芸術祭が開催されますけど、これはどのくらいの参加者があるのか、お聞きいたします。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(蒔添浩明君)  お答えいたします。  県の公民館大会ということですので、これについては私のほうでお答えをさせていただきますが、10月に開催します県の公民館大会、これは例年、県内の各地で行われておるんですが、今回、西海市と長与町、時津町の1市2町で開催をするということで、時津町のカナリーホールをメーン会場として開催をいたします。  ここに県内から約500名程度の方々が参加をされるということで、一応予定をしておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  障害者芸術祭でございますけれども、去年とかおととしの諫早とか大村のほうを見てますと、大体400人弱ぐらいの参加者がございますけれども、ことしカナリーホールで行われます障害者芸術祭につきましては、カナリーホールを満杯にできるように、参加者のほうを募っていって、見ていただきたいというふうに考えております。 ○議長(山上広信君)  1番、大塚君。 ○1番(大塚俊久君)  長崎県公民館大会が500名ということと、芸術祭のほうが満員にするように予定しているということですので、これはもう人数にすると、合計したら相当な人になると思いますので、ぜひこの機会を利用して、時津町のよいところはいっぱいありますので、PRに努めていってもらいたいと思います。  これをしたら、やはり、多分2つで千数百名になろうかと思いますので、これがまたリピーターとかふるさと納税のほうにもつながって、そういう方面に向けてまた時津のPRかれこれ、計画をしてもらいたいと思います。  これで私の今回の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、1番、大塚俊久君の質問を終わります。  次に、14番、川口健二君。 ○14番(川口健二君)  おはようございます。  今回通告しておりますのは、安心・安全な道路整備と、ことしは特に暑うございましたけれども、小中学校におけるクラブ活動の実態と対応ということで通告いたしております。  まず、道路問題からお尋ねしていきたいと思います。  命の保持のために、いわゆるライフライン、インフラ整備ということをよく聞きます。その中でもみんな一つでも欠かすことはできないです。電気、水道、あるいは衛生関係、福祉関係、でもその基盤になっているのは、私は道路じゃないかというふうな思いを持っておりました。そういうことから道路に対して聞くわけであります。  特に道路は、よちよち歩きの子供から下肢障害者、高齢者、女性、履物によってはひっかかって転ぶ、骨折するということが今いっぱい出ております。大腿骨の骨折、手首の骨折、こういうのも町内でそれぞれ、高齢者を含めた人たちで起きておりまして、そういう意味でも、やはり生活していく上で道路は絶対欠かすことができない。ただ、直接歩かないのは乳児だけです。でも、乳母車、あるいは、からわれてだっこされてということで、時津町の人口3万人にのぼる人たちが、毎日、極端にいうと使っている。そういう面で非常に大事な道路でございます。  今まで道路問題を数多く取り上げてまいりましたけれども、私も提案してきたし、そして、それを聞いた都市整備も現状の道路の把握をしたいと、実態がどうなっているか調べてみたいと。この間聞きましたら、ほぼそれが終わったようでございます。その集約された道路の実態からして、お尋ねしておきたいのが、その箇所がどのくらいあったのか、そして、延長で町内にどのくらいの道路があるのか。これは県、国道相当については、国の、県のかかわるところでございますから、あなたが町長としてかかわる時津町の町道、あるいは農道を含めて、ぜひひとつ、御公表いただきたい、公開いただきたいと思います。  それから、次に出てくるのが、その調査した結果がどういう形で実行されるのか。あるいは、どういう形で危険箇所、あるいは悪いところを改修されるのか。それに後の答弁で持っていきたいと思います。  それから、クラブ活動の実態と対応です。特にことしは暑うございました。私は教育委員会の次長にちょっと、個人的には言ったつもりですけれども。この真夏の酷暑の中で、子供だけに任せてのクラブ活動がいいのかどうか。私がかかわってきたところにちょっと聞きましたら、大体30分に1回ぐらいは休んでおると。水を補給しているということも聞いておりました。  そのクラブ活動の実態からして、現在の総数が、小中学校6校でどのくらいのクラブ数があるのか。特に外で、アウトスポーツと言われるいろんなスポーツ団体、クラブがどのくらいあるかということ。  それから、私が最もかかわった時代、副町長もそう、建設部長もそうですけれども、あのころは青少年スポーツ振興会というのがあって、学校の先生たちがなかなか顧問、あるいは担当してくれないという時代がしばらく続きました。県内でいち早くつくったのが、時津町の青少年スポーツ振興会でした。そこの振興会の経験者が指導してくれとったという時期があります。私も15年、ハンドボールをみておりました。そのハンドボールも我が子が卒業していないのにそれをさせられたという現実もあります。女子バレーもそうです。  そして、これは学校に関係なかった時津東小学校を中心とした子供たちの空手、同志会、そこも私は世話してきましたし、最終的には、時津中学校が、野球部は認めないという校長の判断。なぜかと聞いたら、グラウンドが狭いし、使えないと。ほかのスポーツにも影響するということを聞きまして、じゃあ、どうせ使われんなら、硬式野球部をつくろうということで、実は日本ボーイズリーグ、当時の理事長は、南海の監督をされておった鶴岡監督さんです。その人たちのもとで私は硬式野球部をつくった。何で硬式にしたかといったら、危ないからだめだと言うなら、中学校のグラウンドを使わない。長崎バスのグラウンド、それから、久留里の三菱電機のグラウンドを使わせていただいた。そして、私の夢だった、時津中学校からどうしても甲子園に行く子を育てたいという夢があります。おかげさまで、最終的には瓊浦に、うちのレギュラーのキャッチャーが2人行きまして、あとはばらばらになりました。2人キャッチャーがおりまして、1人は農協の前のすし屋をされた照寿司さんの息子、1人は1年後輩でしたけれども、打坂の、おじいちゃんは議員をされておりました。そこの子が出ました。その前に九州大会に出て、初めて出て初めて優勝です。長崎ヤンキースって、古いチームで強いチームがあったんですけど、ここが何回出ても優勝できなかったのを時津男児はたった1回、熊本の藤崎台球場でやりまして勝ちました。私は外野席で泣きました。それが結果的には甲子園に行くことにつながったわけです。  そういう形で、当時の指導者というのは、ほとんど経験者が、部外から協力してくれておりました。これはもう、副町長も建設部長も、体操の先生をされておったから、それと前の副町長をしておった浦川裕水氏もバレーを面倒みてくれておりました。  そういう形で、今までいろんな人たちの犠牲の上に立ってクラブ活動をやってこられた。その延長線上にあるのが、今の鳴北中学校にしても時津中学校にしても、小学校4校にしてもそうでございまして、ぜひ、そういう面での、指導者、教員と学校外の先生たちがおられると思うんですけど、その内容について御披瀝いただきたいと。  それと、クラブの指導時間と学校の閉門時間です。なぜ私はこれを言うのかと。長年世話をしてきて、一番心配だったのは、うちの子供たちは帰ってくるのに5分かかりません。遠いところは、元村の長崎との境界です。そういうことを考えましたら野田の上部のほうです。そうしますと、もう冬場は薄暗くなっているんです。心配しているのは、いろんな意味での事件です。特に女の子に対しての心配が強うございまして、買い食いするなよ、真っすぐ帰れよと。立ちどまってすわって話し込むようなことは絶対やめろということで、厳しく諭してきておりました。  そういう面は、我々指導者が顧問という形であってもちゃんとせんと、心配なんですね。だからひとつ、そういうことで、クラブの指導時間が1日どのくらいで、週に何回休んでいるのか。あるいは、夕方、学校の閉門時間。これはちょっと話をしたら、夜、社会体育で使うので、学校に鍵を、正門等に鍵かけが難しいということを聞いておりますけど、いずれにしても現状をちょっと報告いただきたいと思います。あとはまた再質問します。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、川口議員の御質問についてお答えいたします。  先に私のほうから、1問目の安心・安全な道路整備について申し上げ、私の後に教育長が、2問目のクラブ活動の実態と対応についてお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  初めに、1問目の安心・安全な道路整備についてお答えいたします。  まず、29年度に町道の舗装路面の状態を把握するため、路面性状調査を実施いたしております。路面性状調査につきましては、本町が管理する町道327路線、延長10万8,338.6メートルのうち、新設したばかりの道路や、工事中で調査ができない箇所を除いた323路線、延長10万7,603メートルを対象に実施いたしております。  また、調査項目及び評価につきましては、①舗装路面のひび割れについて、ひび割れ面積をパーセントで表わす舗装のひび割れ率、②舗装の沈下量を測定し、ミリメートルで表わす舗装のわだち掘れ量、③調査車輌を走行させ、車輪の上下作用で舗装路面の凹凸を測定し、ミリメートルで表わす舗装の平たん性、④舗装路面の状態を総合的に表わすひび割れ率、わだち掘れ量、平たん性を用いた指標であるMCIの4項目で対象路線を100メートル間隔で評価等を行っております。  本調査結果を踏まえ、主要幹線道路や車線数、最小幅員等により町道を3種類に分類し、その分類ごとに先ほど申し上げましたMCI、ひび割れ率の管理基準を設定し、平成39年度までの10年間を計画期間とする舗装長寿命化修繕計画を策定いたしております。  今回策定いたしました修繕計画におきましては、路線数が26路線、延長約5,637メートル、舗装面積約2万6,719平方メートルが対象であり、総事業費は全体で約3億5,800万円、年平均約3,580万円程度を見込んでおります。  本町といたしましては、今回策定いたしました修繕計画に基づき、計画的な事業推進を図るとともに、必要に応じては他の事業と連携し、効率的な対応を行うなど、引き続き住民の皆様が安全で安心して利用できるよう、町道の維持管理に取り組んでまいりたいと考えております。  以上で、川口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、川口議員質問の2問目、クラブ活動の実態と対応についてお答えします。  まず、1点目の町内小中学校6校のクラブの総数は幾つあるのか、また、各小中学校別のクラブ数は幾つか、についてですが、町内小中学校の児童生徒が活動しているクラブにつきましては、小学生の場合は少年スポーツ団体、中学生の場合は学校の部活動という形で活動が行われています。  まず、本町の学校体育施設や社会体育施設を使用するために登録している少年スポーツ団体は30団体ございます。  この少年スポーツ団体につきましては、その競技種目によっては学校単位で活動していない団体もあり、全てを学校別に区分することはできませんが、団体名に各学校名が入っているもので区分しますと、時津小学校が4団体、時津北小学校が4団体、時津東小学校が6団体、鳴鼓小学校が4団体、そして、学校別に区分できない、いわゆる複数の学校の児童が所属していると思われる団体が12団体となっております。  また、中学校では、時津中学校が運動部16、文化部2で合計が18、鳴北中学校が運動部11、文化部1で合計が12、中学校の合計が運動部、文化部合わせて30となっております。  次に、2点目の指導者には教員と学校外の方がいると思うが、指導者の総数とその内訳はどうなっているかについてですが、まず、少年スポーツ団体では、全体で111名の方が子供たちの指導をされており、そのうち3名が教員で、108名が教員以外の方でございます。  一方で、中学校では、時津中学校で47名、鳴北中学校で30名、合計77名の方が部活動の指導をされており、そのうち、教員が時津中学校で31名、鳴北中学校で18名、合計49名でございます。  よって、時津中学校で16名、鳴北中学校で12名、合計28名の外部指導者の方が指導されております。  次に、3点目のクラブの指導時間と学校の開閉時間はどのようにしているのかについてですが、まず、少年スポーツ団体の場合は施設を使用できる時間について、平日を2時間、土・日・祝日を3時間までとし、かつ使用できる回数を週に3回までとしております。ただし、練習試合を行う場合には、週3回の練習とは別に月に2回まで申し込みができるようになっております。  したがって、この使用時間の範囲でクラブ活動を行い、平日は午後6時30分で学校体育施設を閉めることになります。  また、土・日・祝日の場合は、午前9時から午後6時30分までのうち、先ほど申し上げたように、施設を使用できる3時間の範囲でクラブ活動が行われております。  一方、中学校の場合、まず、平日の部活動終了時刻を季節によって午後6時30分まで、午後6時まで、午後5時30分までと決めております。  また、土・日・祝日の場合は、1日の活動時間を3つに分割し、2時間30分から3時間を一つの部の活動時間と決めております。  なお、学校の校門の閉鎖につきましては、時津中学校では、管理職員が部活動終了後に生徒門を閉めることにしておりますが、時津中学校の車用の門と鳴北中学校の校門については、社会体育の利用者が施設利用終了時に閉めることになっておりますので、部活動終了時は閉鎖していない状況です。  以上で、川口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  まず、後段の教育長、クラブ活動についてから改めて質問させてもらいます。  昔は、なかなか先生方があけてくれないという実態があったんです。あなたもある程度は理解しておると思います。  今はどうですか。教員の顧問とか、指導についてお願いした結果が。昔ほどはないと思うんですけど、いかがでしょう。実態は。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  お答えいたします。  今はもう、全ての部活に顧問として、教員が1名ないし2名、きちっと配置されているということになっております。どちらの中学校もです。  以上です。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  私はいつも言ってきたんです。父兄には。とにかく先生方は、ボランティアみたいなもんだと。給料ないんだと。だから、私が十数年、二十年近くやっている中で、そのクラブの顧問は、やっぱり家庭持ってます。そういう人もおられますから。小さい子供を、5つか6つの子を学校に連れてきて、父親である先生はクラブの指導なんです。子供は本当、あっちに行ったりこっちに行ったり、ふらふらして、かわいそうだったんです。これが現実だったんです。だから私は父兄にも、全面協力しろと大分言ってきました。だから、もう受けません、しませんと言った時期もあったんですけど、ある顧問の先生が、私が部長を引き受けてくれれば安心して指導に専念できるから、拝み倒してこいと言われてました、父兄が7、8名うちに来たんです。断ったけれども、やむを得ず受けました。父兄もそのときだけなんです。協力してくれるかといえばしてくれない。  だから、大体8月には中体連が終わる。そして、キャンプに行きたいとやっぱり子供たちは言うんです。じゃあ、行くことはいいけど、親の協力がなければ困ると。結局、私はワゴン車を持っとったから、私の車を中心に、2、3の役員で連れていったことがあるんです。そういうのが実態なんです。だから、批判することは簡単ですけれども、その顧問になった先生、そして部外者の協力、これはとてもじゃない、大変なエネルギーを使うんです。  ぜひ、今後そういうことを私は申し上げておきますから、ぜひ、父兄に対して、この開始・閉門時間から全部を文書にして流してもらうようにしてください。各部。文化を中心に。そういう形で、なるだけ事故、事件がないように。時津中学校、鳴北中学校の子供たちがそういう形で巻き込まれんようにしていただきたい。私はそれも教育委員会の仕事だと思います。ぜひひとつ、クラブのことはこのくらいにして終わりますけれども、ぜひ今後とも、特に時津中学校は、歴史的にスポーツが盛んな町で強かったわけですから。ぜひそういうことで、もう次長、やめていくけんな、大丈夫か。ちゃんと事務引き継ぎしておけよ。教育長だけに任したらだめですよ。  特に、岡課長、栗山課長、それと含めて、おれがここの部署だけしとけばいいというもんじゃないぞ。縦の線だけじゃだめ。横もつながれよ。少ない教育委員会だから、誰に言っても心が同じだというふうにとれるようにしてください。よろしいかな。  そういうことで教育長、きちっと意思を伝えて、学校長はじめやってください。お願いします。
     次に、道路の問題です。  今、調査の結果が町長を通じて公表されました。大変細かい観点から調査していただいて、ありがたかったと思っております。  そこで、3億5,800万、これを全部やろうとすれば。一気にしようと思えば3億5,800万でしょ。大体、町長、この調査の結果を何年程度で対応されようと思っておられるかということを、まず1点。  それから、よく内部で検討しますとか、政策会議にかけないかんからと。これは事業費の問題等々もあってのことと思うんですけれども、決裁権で、決済額が副町長で幾らなのか、部長で幾らなのか、課長で幾らなのか、その決裁額を教えてください。とりあえずは2点お願いします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  この町道のひび割れ率とか、そういうふうなもの等を調査しまして、そして答弁いたしましたように、これは早急にやっていかんばいけないというところは、やっぱり道路の大きさとか、あるいは交通量が少ないところとか、いろいろそういうようなところで、ひび割れ率が同じような状況であってでも、交通量が多いというふうなところは、やはり重点的に早くせんといかんというようなことがありますので、3種類ほどに分けまして、そして、そこの中で約26路線、5,637メートルというふうなものを10年間でやろうというようなことで計画をしまして、その金額が3億5,800万と。年間でやりますと、3,580万程度になるというようなことでございます。  ただ、このほかにも、例えば何かの九電とかNTTとか、ほかの水道とかの関係ででも、同時に工事をやって、その補修をせんといかんというふうなものが入ってきますので、そういうふうなもの等は優先してやろうというふうになろうかと思いますけれども、これを10年間。あと、さらにこれ以上の年限で計画をしますと、やっぱり10年の間には変わります。ですから、一回、これくらいでやっておいて、そしてその後にまた見直しをしたほうが現実に合うだろうというようなことで、こういうふうな計画を立てました。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  決裁額についての説明を私のほうからさせていただきます。  歳出額についての決裁でございますが、課長が50万まで、部長が200万まで、副町長が500万までというふうなことになっております。  なお、事業を行う場合は、事業評価とか事業効果予測等もあわせて行うようにしております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  課長の50万までは、大体私も知っておったんですけど、部長が200万、副町長が500万というのは初めて知りました。  そういうことで、意外と知らない議員さんが多いんじゃないかな。私だけが知らんやったということはないと思うんですけど。たまにはそういうことも、委員会なり何なりの中でやっぱり教えてもらってもいいんじゃないかなと思います。  その決裁額が500万、200万、50万ということになっておりますけど、この50万でも200万でも、決裁額の範囲内で、これは副町長が500万の範囲内で、我がで判断できるということで理解していいんですか。いいんですね。じゃあ、部長もそうですね。課長もそうですね。例えば、課長で50万までやったら、部長に相談したりとかということはあり得んということでいいですか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  お答えいたします。  決裁については、以上のとおりでございますが、事業評価、事業効果予測等で、特に重要事項、案件については情報の共有化等も図りながらやっていくというふうな中で、その責任の中で決裁をしております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今、総務部長が申し上げました決裁の区分はそれぞれ言ったとおりです。決められた金額を決裁していくときの決裁権と理解をしていただきたいと思っております。  ですから、新しいもの、いろいろなものをやっていくときに、そこの中で500万以下だから、副町長が独自で判断して決裁していいかというふうなことにはなってきませんので、そこら辺につきましては、当然、必要だったら、私のほうがそれを承認して、そして、事業をさせて、その支出の決裁が500万以下だったら、副町長の決裁権限だというようなことで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  改めて聞きます。  政策評価をするときに、集まるメンバーはどういう人たちなのかということと、それから、政策評価をする目的、意味、どういうのがあってするのか。お聞かせいただきたい。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  私のほうから説明をさせていただきます。  まず、政策評価の意味でございますが、これは予算を決定していく中で、いろいろな考え方、やり方というのが事業によってございますので、最善の状況に近づくように、皆さんの知恵を持ち寄って協議をしていくと。その中で、お互い、今、町でどんなことをやっているのかということも頭に置けるというふうな利点がございます。  それと、今、集まって事業評価、効果予測という名称をしておりますが、これは部長級の職員、現在6名ですが、それから企画財政課が事務局を持っております。そして、この評価だけで当然終わるのではなくて、これは予算化のための動きでございますので、事業評価については、町長、副町長のほうにその後結果を申し上げまして、その後に政策会議というふうなことで、全ての管理職の皆さんが集まる会の中で、一定報告をさせていただくというふうな流れになっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  田口部長から部長クラス6名と。私は5名とばっかり思っていたんです。あと1名はどこにおられるのか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  お答えいたします。  まず、総務、福祉、建設の3部長と教育次長、水道局長、議会事務局長になっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  局長を忘れておりました。どうも済みません。  大方わかりました。10年計画でやっていくと。あなたが町長になって、道路予算が、維持補修費が、3倍から4倍近く、2倍から3倍にはなってきたと思うんです。特に、大宅財政課長は大変苦労されると思いますけど、とにかく私が言うように、私が言うたからじゃなく、みんな言いたいんですけれども、そう簡単にいかんから言わんと思うんです。とにかく道路は生活の基盤です。安心・安全大会がこの間終わりました。あれもベースになるのは道路です。ただ、犯罪に巻き込まれるな、道路をきれいにすることで街灯をつける。明るいところでなかなか事件というのは発生しない、しにくいんです。だからぜひ、そういう面で、道路に関しては、今後とも、総務部長もよろしくお願いします。その上の副町長、よろしゅうございますか。  ぜひ、道路に関しては、いろいろありますよ。私も、本当に45年になってみて、何でやることが次から次に出てくるかということを私もよく言われてました。よう、健ちゃん、一般質問も休めよと言われたこともあります。役場から。でも、回れば回るほどあるんです。特に、町長、あなたは歩いてきているときがあるよな。平瀬町長、あなたの先輩のところ、あそこの前を通ったことあるでしょ。通ってきているじゃないですか。あの道路をどう思いますか。毎日通ってみて。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  私は、あちらのほうは余り通らずに、町道の大きいほうの歩道のほうを通ってくるんですけど、時々あそこのほうを通りますけれども、あそこに限らず、わだち部分とか、そういうふうな部分等があります。ですから、そういうふうな路面の性状調査をやって、そして、あの人がここをこうしろと言うからするとか何とかではなくて、本当にそうしたもの等で重要性が高いところから進めていこうというようなことで、今回の調査をやったというようなことでございます。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  それをやったのは、十分わかります。言いだしっぺは私ですから。言いだしっぺは私ですよ、実は、町長。私が言うたら余り好かんかもしれんけど。そういう形で道路は大事だと。あなたは、歩道のほうは、平瀬町長の前を通ってください。あの道路は、私、前町長に言いました。あなた、自分が町長しとったから言いにくいから言わんとやろと言ったんです。あそこなんて町長がおったから、優先してせろじゃないんですよ。誤解せんように。当然、区画整理途上であるために、みんな、あの平瀬町長の前を通ったり、松本、旧写真館の前を通って、元村へ行く道路が極端にふえているんです。だからぜひ、そういう面でも、私は優先してやるところの1カ所じゃないかなと。  それと、元村の高石自動車から中園に向かっての約200メートル、これもそうです。だからぜひ、そういうところを含めて考えていただきたいということで、この計画の中で優先して対応してもらえばありがたいと。地域の皆さんもそう願っておりますので、ぜひひとつ、よろしくお願いしておきたいと思います。  それから、財源の問題で、10年間あったら大丈夫かということです。10年間。どうですか、町長。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  財源は、今までもずっと、当初は2,000万か3,000万ぐらいで行きますね。3,000万ぐらいで道路の補正予算等を組んでいって、そして、あと、その状況に応じてまた1,000万ぐらい加えて、それで4,000万ぐらいで今やってきております。  ですから、私もこの道路等がちょっと陥没をしておったりというようなところで、転倒事故を起こしたり、いろいろなこと等があったら、これは安全というふうなことについて支障を来してくるというようなこと等で、道路は大事だというのは、これは川口議員と同じ考えですので。ですから、道路予算は優先してつけていくというようなことで、毎年そうした予算はつけていってるし、まだここに計画していなくても、本当にそういうふうなこと等で、急にそこら辺がぼこっと陥没をするというようなこともあるわけです。ですから、そういうふうな場合には、それは優先して、すぐ対応するというようなこと等でやりますので。ですから、予算というふうなもの等につきましては、今までどおりのことでやっていくし、そうしたことにつきましては、それ以外で対応していくというようなことで考えています。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  今、町長答弁の中で急に、突如ということ、実際8工区でありましたよね。道路が完璧に陥没しましたからね。あのときは、ここの指名業者でもあるところの車でしたから、大騒ぎになってません。あれが民間だったら大変な問題です。沈没、沈下したわけですから。だからそういう形で、今町長が言われたとおり、いつどういうふうになるかわからんのが、生活の中で使う道路ですから。ぜひひとつ、そういうことを含めてやっていただきたい。  それとあわせてお願いしたいのは、安全対策です。ガードレール、カーブミラー、それと含めて、この調査の中にも計画としてぜひ入れていただきたい。実際、今は、LED化するということで、積極的に都市整備も動いてますから。いずれは電気代も安い時代に入ってくるかと思うんですけれども、ぜひ、そういう町道沿いの、いわゆる街灯をつけて、LED化を図って、かえていただいて、明るくしてしまうと。  それと、今私が痛感しているのは、町道沿いの草なんです。例えば、野田の堤の上のところは、脇から上のほうにかけて、両サイドから草がこう出てきているんですよ。それと、一度来てもらったんですけれども、墓から下の山口に行くところの、両サイドの大きな木切れですね。ああいうところもぜひ切っていただくように、自主的に判断していただきたいと思います。そうせんと、いつの日か、野田の人から、時津には議員がおらんもんなと。野田ば通らんけんやろと皮肉を言われました。それはなぜか。両サイドの木々を切ってないから。危ないと。だから、議員は時津を通らんとやろ、野田ば通らんとやろと皮肉を言われました。その後、切ってもらいましたけどね。  そういう形で、町内には街灯をつけとっても、車道側を向いているために歩道は暗いと。これは日並で特にあっておりますけど。前も言われたことがあるんです。だからそういう面で、この調査を中心に、道路の本当の意味の安全化、これを図ってもらいたいと願っております。  もう、余り道路、道路と言いたくありませんので、ひとつ積極的に。この計画を通じて、今後の道路計画をつくっていただいて、修理計画していただいて、そして、町民が安心して安全に暮らせる生活ということを目指してもらいたいと思っております。  大変厳しい、厚かましいことを言いましたけど、町長、やむを得んじゃないですか。あなたの役目ですから。だから83万も幾らも高額もらいよるわけだから。まあ、文句言われたって耐えてください。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、14番、川口健二君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午前10時47分 休憩)               (午前11時00分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行います。  次に、9番、久保哲也君。 ○9番(久保哲也君)  9番、久保です。通告に従いまして、ただいまから一般質問をさせていただきます。  暑い夏もどうにか峠を過ぎたようで、いよいよ9月になりました。9月は、初冬ですから、今から秋口でして、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋。きょうはそういうことで、秋の入り口にふさわしい、スポーツ絡みのことで、まず、最も手軽なウォーキングというところを主体にした一般質問をさせていただきたい、そういうふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  まず、質問の第1は、時津町健康増進計画についてであります。  平成15年5月制定された健康増進法施行に伴い、10年後の平成25年度から「第4次国民健康づくり運動」、いわゆる「健康日本21」が展開され、国は健康増進に関する事項について国民と全国自治体に責務を課し、国が示す方針に融和させることを求めています。いわゆる、同調していただきたいということを求めておるわけでございます。  方針は、健康寿命の延長と健康を支え、守るための社会づくり、心の問題、生活習慣病、保健衛生、介護、喫煙、飲酒等々、5項目と多岐にわたり、長崎県は平成25年から34年までの「第2次健康ながさき21」を計画年度に基本方針及び主要事業計画を作成し、市町村には県政策に沿った健康増進計画を勘案し、住民の健康増進の推進に関する施策についての計画立案に努めることと示されておるわけでございます。このような背景を踏まえ、町長の答弁、見解を求めたいと思うわけでございます。  まず、質問の第1は、時津町健康増進計画の策定はどうなっているか、ということでございます。  2番目が、国民、いわゆる町民の責務として、健康増進の努力義務が課せられておるわけでございますが、これは努力義務です。非常に重みのある、私は努力義務と受けとめておるわけですが、国の方針は、いわゆる県であれば県民ですね、町でいえば、私たちのような住民ということになりますけど、その方針は町民に理解、浸透されているかと、そういうことでございます。その点についてどう思うかということであります。  3点目が、これに関連した事項になってきますけど、本町にはB&G及び東部コミュニティセンターにトレーニングマシンルームというのがありますけど、この辺の利用率はどうなっているか、向上しているのかということでございます。
     あとはまた関連質問をさせていただきたいと思いますが、まず、健康増進に関してはこの3点でございます。  2番目が、健康増進ウォーキングの奨励についてであります。  健康増進の手段で最も手軽で安上がりな方法が歩行運動であることは周知のとおりで、全国的にも各自治体ともウォーキング、トレッキングで健康づくりの環境整備を推進しております。そこで、以下の点について答弁を求めます。  1番目、時津町にウォーキングコースをつくり奨励する考えはないか、ということでございます。  2番目が、ウォーキング及びトレッキング、これは同じような内容のことでありますけど、ちょっと詳しく説明しますと、ウォーキングは平場を歩くと。トレッキングは里山を歩く、中腹を歩くと、これがトレッキングということになるわけですけど。これで元気なまちづくりを立案できないか、という2点でございます。  以上、町長の見解を求めます。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、久保議員の御質問についてお答えいたします。  先に私のほうから、1問目の時津町健康増進計画についての1点目と2点目及び2問目の健康増進ウォーキングの奨励についてお答えし、私の後に教育長が、1問目の3点目、B&G、東部コミュニティセンターのトレーニングマシン利用率は向上しているかについてお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1問目の時津町健康増進計画についての1点目、時津町健康増進計画の策定はどうなっているかについてでございますが、国では、平成12年度より展開されてきました21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」は、健康寿命の延伸、生活の質の向上を目的として健康を増進し、生活習慣病等の発症を予防する一次予防を重視した取り組みが推進されてきました。  平成25年度からの「健康日本21第二次」では、引き続き生活習慣病の一次予防に重点を置くとともに、合併症の発症や重症化予防を重視した取り組みを推進するために、健康寿命の延伸、生活習慣病の発症予防、社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上、健康を支え、守るための社会環境の整備、栄養・食生活、身体活動・運動、休養、喫煙、飲酒及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善等といった5つの基本的な方向が示されました。  本町におきましては、平成17年3月に「健康日本21」の取り組みを法的に位置づけた健康増進法に基づき、時津町健康増進計画「健康とぎつ21」を策定し、平成26年3月には時津町健康増進計画「健康とぎつ21第二次」を策定して、健康寿命の延伸や主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防等を取り組んでまいりました。  この計画は、平成25年度から平成34年度までの10年間を計画期間とし、乳幼児から高齢期までライフステージに応じた健康増進の取り組みを推進するため、全町民を対象としており、健康に関する概況、課題別の実態と対策等を計画の内容といたしております。  次に、2点目の国民の責務として健康増進の努力義務が課せられているが、国の方針は町民に理解、浸透されていると思うか、についてお答えいたします。  健康増進法第2条で、「国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたってみずからの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。」と定められております。  健康増進法及び本町の健康増進計画「健康とぎつ21第二次」に基づく健康の保持・増進に向けた具体的な取り組みや保健事業の紹介等につきましては、広報紙の福祉部通信、保健センターだより、町ホームページを通じ、普及・啓発を行っており、町民の理解に一定の効果は得られているものと考えているところでございます。  健康増進に向けた具体的な取り組みや保健事業の紹介等をよりわかりやすい内容でお知らせすることは、健康増進法の趣旨の支援につながるものと考えておりますので、引き続きPRの充実に努めてまいります。  次に、2問目の健康増進ウォーキングの奨励についての1点目、時津町にウォーキングコースをつくり、奨励する考えはないかについてでございますが、体力や活力を維持するためには、運動の習慣化が大切であり、ウォーキングは、毎日の生活の中で、いつでも、どこでも手軽に取り組める運動として大変有効な手段であると認識いたしております。  そこで町といたしましては、町のホームページに「はじめよう!健康長寿ウォーキング」との見出しをつけ、これから運動を始めたい方、まずはウォーキングから始めましょう、といった内容を掲載いたしました。  また、6月にはウォーキングを奨励するためのチラシを全世帯に配布し、町民に広く趣旨・普及を図ったところでございます。  本町におけるウォーキングコースの例といたしましては、距離・目標値を示した看板等の設置を行いましたウォーターフロント・ウォーキングコース、海と緑の運動公園内のウォーキングコースがございます。  また、現在施工中の時津中央第2土地区画整理事業区域内の都市計画道路の歩道にゴムチップ舗装による施工を延長1キロメートルほど予定いたしておりますので、随時、供用開始いたしましたらぜひ、ウォーキングコースとして御利用いただきたいと考えているところでございます。  次に、2点目のウォーキング・トレッキングで元気なまちづくりを立案できないか、についてでございますが、トレッキングは、山の麓を歩いて風景を楽しむといったイメージがございますが、トレッキングもウォーキングに含めて答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。  ウォーキングやトレッキングにより、運動を生活の中で実践し、習慣化することは、生活習慣病の予防、スタミナのアップ、ストレスの解消等とその効果や楽しさが、町民を元気にする源となることが期待されています。  そこで、毎年恒例の町民ロードレース大会・ウォーキングの部が、町教育委員会等主催のもと開催されており、そのイベントへの参加がウォーキングを始めるきっかけとなったり、日ごろウォーキングを生活の一部として親しんでおられる愛好者の方々の親睦や仲間づくりの場となるよう、このイベントを大いに活用していただくための取り組みとして、町は参加者募集のためのチラシとは別に、ウォーキングイベントの案内チラシを作成し、全世帯に配布を行ったところでございます。  そういったイベントへの参加者の輪がさらに広がりをみせていくことで、ウォーキングが町民の身近な運動として定着し、そのことがやがて元気なまちづくりにつながっていくものと考えているところでございます。  町といたしましては、これから運動を始めたい方へのウォーキングを勧める取り組みとして、例えば、シニアクラブ、婦人会等の方々に「歩こう会」といったようなものを結成していただき、ウォーキングの楽しさを共有する仲間づくりの支援とあわせて、ウォーキングを継続的に実践するためのさまざまな方法、例えば、ウォーキングを楽しむこつであるとか、どのくらい歩いたらどの程度のカロリーを消費できるのかといった消費カロリーとの相関が一目で理解できる表でのお知らせなど、新たな取り組みにつきましても研究を進めてまいりたいと考えております。  以上で、久保議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、久保議員質問の1問目、時津町健康増進計画についての3点目、B&G、東部コミュニティセンターのトレーニングマシン利用率は向上しているかについてお答えいたします。  御承知のように、平成29年度に東部コミュニテイセンター2階の会議室を改修し、ここにこれまでコスモス会館2階に設置していたルームランナーやエアロバイクの移設とあわせ、新たに筋力系のトレーニングマシンを設置いたしました。  このことにより、東部コミュニティセンターにおいても、海洋センターと同様、トレーニングマシンの利用ができるようになったことから、特に浜田地区や西時津地区の方々には利便性がよくなったのではないかと思っております。  さて、その利用状況についてですが、昨年4月から7月までのコスモス会館と海洋センター両施設のトレーニングマシンの利用者数と本年4月から7月までの東部コミュニティセンターと海洋センター両施設のトレーニングマシンの利用者数を比較いたしましたところ、コスモス会館と海洋センターの昨年4月から7月までの利用人数が、合わせて延べ2,402人であったのに対し、本年4月から7月までに東部コミュニティセンターと海洋センター両施設で合わせて延べ2,979人の方が利用されております。  比較しますと、延べ577人の増となっており、現在のところ、昨年度より約24%増加しております。  以上で、久保議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  御答弁ありがとうございました。  町長答弁によりますと、時津町健康増進計画は、平成17年に策定されたという県の方針に沿ってということでありますけど、県の方針の中では、いわゆる5項目、それからさらに細分化して三十何項目のいろいろ細かい事項といいますか、細目が立っておるわけですけど、数値目標というのが設定されておるのではないかと。県のホームページなんかを見ますと、県は平成30年、ことしですね、中間報告、24年度から30年度の中間報告という形で、県が設定をした数値目標に対しての達成度といいますか、そういったものが示されておるわけですけど、時津町においては、そういうふうなところについての対応はどうされていますか。 ○議長(山上広信君)  健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  お答えいたします。  いわゆる、「健康ながさき21」は、当然県がそういった目標を設定して取り組みをしておるという、まさに久保議員の話のとおりでございまして、「健康とぎつ21第二次」で策定したときにつきましても、当然目標を設定しております。  その目標をここ10年間でどのように取り組んでいくのかということについては、まさにこの30年が中間の年でもございますので、この30年でまさに県が行っている中間報告と同様に、平成30年についても健康とぎつ21の目標設定を行っておりますし、その目標にどの程度、平成30年の段階で到達しているのかというような評価を行うようにいたしておるところでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  県の、いわゆる数値目標に対する現状の、中間時点の分析といいますか、それによりますと、目標値を、例えばいろんな項目があるわけですけど、その中で5段階に分けまして、まず目標値に達したのかというのがAという位置づけですよね。Bという位置づけの中では、目標値に達してはいないが、改善傾向にあると。これがBというランクです。Cというのは変わらない。それから、Dというのは、悪化している、当初計画を設定をした段階のときよりは悪化しているというのがDということでして、それとEというのは、評価できない、評価困難というような5段階で、いわゆる状況分析をしておるわけですけど、その前段では、出発時点の調査、県民の健康調査というものが把握されていなければ、その中間時点、もしくは計画時点というものが、今どのくらいの位置づけにあるのかというのが見えてこないです。ですから、最初の出発の段階では、健康調査というのが必要ではないか。一例を挙げますと、長与町なんかはやっぱり、町民の健康調査をもとにした健康増進計画というのを立てておるわけです。それをホームページの中で公示しているわけです。そういったところについての感覚というのは、どういうふうに捉えてますか。 ○議長(山上広信君)  国保・健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  健康調査の中で最も把握しにくい部分というのが、栄養調査ではないかというふうに思っておりますので、この栄養調査については長崎保健所と一緒になって、実際平成28年度に一つの地区を選定して調査を行ったというような経過もございますもんですから、そういったものがやがては、実は長崎県のこの健康調査の、いわゆる中間の実際の数字として活用もされておるというところもございます。当然、本町はそういった調査の結果というものを活用して、一旦中間でまとめてみたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  第二次計画は、先ほど町長もおっしゃいましたけど、平成25年から34年までで、ちょうど今、中間地点ということになるわけですから。しかしながら、これは34年で健康増進計画は終わるというものじゃないわけですね。第二次ですから、第三次、第四次、これはもう永遠のテーマではないかと思うわけです。  そういったことを踏まえて考えれば、やっぱり今の段階からでも補完すべきところは補完をして、とにかく出発を最初させると。現状を把握して、そして、新たな骨格をつくって、出発をさせるというような考え方があっていいのではないかと思います。これについての考え方はどうですか。 ○議長(山上広信君)  国保・健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  お答えいたします。  まさに久保議員のお話のとおりであるというふうに、同じ認識でございますので、評価すべきは、まさに数字で評価をして、そして目標に向かって、目標が達成できているのかという段階については、今、県のほうはその5段階を用いておりますけれども、本町はどういった評価が住民の皆様にわかりやすいのかというようなのを検討して、そういった評価を行ってまいりたいと考えているところです。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  所管の課長から、今、前向きな答弁をいただきましたけど、やはり現状の把握をする、そして目標を立てる、そして中間でその分析をする、解析をする、そしてそこからまた新たな見直しをするというような、PCDAというような考え方の中でのDo ingが必要だろうと思いますから、ぜひそういったところを具体的に、そしてこれは、相手は町民だから、役場の中でやるだけの話じゃありませんから。町民がその対象ですから。そのためには町民に理解を浸透させると。そして、それの側面を支援する、環境を整えてやるのが、町の行政サービスの一つであろうというふうに考えるわけです。ですから、そこはやっぱり、町民と行政側が一体になってそれを推進していかなければ、国保の財政というものも担保できませんので。これは、後でちょっと触れますけど。やはり国保財政に絡んでくる問題なんです。それと介護にも絡んでくる。先ほど川口議員が、道路は生活の基盤と言いましたけど、私はやはり、健康づくりの基盤は道路でウォーキングだろうというふうに考えております。そういう意味では、やっぱり、そういう環境整備というのは確かに大きなファクターですから、ぜひその辺はしっかり精査していただいて、今後につないでいただきたいと、そういうふうに考えるわけです。それが増進結果率で結構です。  それから、町民の理解度、これは理解されなければ参画もしてもらえない。賛同してもらえなければ結果も出せないということですから。まずやっぱり、町民に国の方針という大きい方針を、とにかく責務を課しているということは、義務まではいかないけど、責務って非常に重みのある言葉だと思うんです。その責務は町民にも課しているし、やはり自治体にも課しているということですから。やはり国の方針、重みというものを受けとめていただいて、施策推進を具体的に、わかりやすくしていただきたいと考えるわけです。  町長は一定の理解は得られているというふうに考えるとおっしゃっておりましたし、私も今のスクエアステップ運動とか、ウォーターフロントを私は毎晩歩いておりますけど。今は昼間は歩きませんから、誰も。夕方から夜にかけて、8時ごろまでに大体歩き終わりますけど。たくさんの方が歩いております。そして、健康遊具を使って、ツイストであったり、ロープどりであったり、いろんな運動をして、私は生かされておるなというように思うわけですけど。それはそのまま、最終的には町の財政、最終的には町民負担、介護の負担とか、国保の負担とか、そういった形に反映される側面がありますから。ぜひ積極的に、その辺については推進をしていただきたいと考えるわけです。  それから、B&Gと東部コミセンのトレーニングマシーン、女性に聞きますと、あれはフィットネスルームだと。そういった言葉のほうが何かおしゃれな感じがしますから。その人の感覚では、私はフィットネスルームに通って、そういう健康づくりをしているというように捉えたらいいんじゃないかなと。それはどっちでもいいことですけど。  トレーニングマシーンルーム、これは前年対比でいきますと、500人ぐらい利用者がふえたと。ふえたというのは、やはりコスモスから東部コミセンに移したというのが、最大の要因でしょうか。ちょっとその辺、具体的にお願いします。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(蒔添浩明君)  お答えいたします。  議員おっしゃるように、コスモス会館でこれまでトレーニングマシーンを置いていたのが、ルームランナーとエアロバイクと、それと腹筋台とか、そのあたりのものでございまして、今度東部コミュニティセンターの改修によって、そのトレーニングマシーンを、筋力系を取り入れたと、そういうことで充実をさせたということがまずは大きな要因ではないかなと、そのように思いますし、また、これまで海洋センターに行かれていた方が同じような施設が東部コミュニティセンターにできたということで、そちらのほうに動いたということも大きな要因なのかなと。それで西時津、浜田地区、あるいは、こちらの東側の住民の方々が多く利用されたということが、数がふえたという大きな要因ではないかなと、そのように思っておるところでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  500人ふえて2,800人になったという話でしたかね。さっきの教育長の答弁は。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  2,979人になったということです。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  その2,979名、この数字は評価すべき数字なんですかね。利用者、利用率としては。それが満杯ですか。何分の何というところが見えないから。10万分の二千何ぼなのか、ちょっと見えないから。利用率というのが、実際に、対象人口に対する利用率というのが見えないわけですけど、それから勘案して、2,980名というのはどうなんですか。評価すべき数字なんですか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)
     お答えいたします。  済みません、トレーニングのマシーンの対象としておりますのが、大体一般社会人、それから中学生、高校生は保護者が同伴であればというふうな形で、トレーニングマシーンについては、利用をお願いしております。  その他の数字につきましては、ちょっと手元に資料を持っておりませんので、後ほど報告をすることにいたしますが、大体マシーンの利用の登録、高齢者が現状で新規が64名、東コミのほうで172名と、それからB&Gで107名ということで、約300名程度の高齢者の方の登録があると。それから一般の方の登録というのもございまして、これは済みません、ちょっと手元に数字がございませんが、一時期4,000程度の登録があったというふうに記憶しておりますので、それから考えたときにこの数字が十分かといいますと、約半分程度の方は常時使っていただいているというふうな認識でおりますので、一定効果があると、使っていただいているというふうには考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  何かちょっと余り聞き取れない部分のほうが多かったんですが、言いたいことは、まだ、時間的なキャパシティ、それと設備機器のキャパシティ、それで100%なのか、まだ50%ぐらいの利用率で、あと50%ぐらい、さっき教育長がおっしゃった2,980名、6,000名ぐらいまでの利用度を上げることは可能なのか、その辺のところを聞きたかったわけです。これが満杯だったら増設しなければいけませんし。また場所もかえなければいけない。いろんな、また次の一手というものが出てくるわけだけど。その辺の状況をどう把握されてますか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  お答えいたします。  東部コミュニティセンターのほうで利用時間と利用人数ということで、午前、午後、それから夕方、夜間といいますか、ということでございます。  一般的に高齢者の方が午前の利用が多いと。大体5名から10名程度おみえになっております。  午後につきましては、一般の方、高齢者の方がありまして、大体5名から6名程度、夕方につきましては、これは会社帰りの方だと思うんですが、10名程度の方が利用されていると。機器の台数から言いますと、時間的な差異がございますので、まだ幾らかの余分はあるのかと思いますが、一定利用については、充足をされているというふうに思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  私も実は、B&Gも今度移設された東部コミセンのほうも、2カ所とも現場を見てきたところなんですけど、かなり余裕があるなと。はっきり言えば、東部コミセンのほうでは、私が行ったときは3人しかまだ使ってませんでした。黙々とやっていました。利用しているということについては現場を見てきたわけですけど。B&Gについては3年ぐらい前でしたから、現状はどうなっているかわかりませんけど、今の教育長の答弁によりますと、大して3年前と現状というのは余り変わってないということですから、それをよしとすべきか、また次の一手というものがどうあるべきか、ちょっと工夫の余地もあるのかなということを考えるわけです。  その辺については、やっぱり現場というものをしっかりと把握されて、そして満足度はどうなんですか。利用者の満足度。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  海洋センター、それから東部コミュニティセンターの利用者から今の段階で特に不満ということでのお声をいただいておりませんので、利用者の方に当たっては、十分ではないとしても、一定、利用について御満足いただいているのではないかというふうに考えております。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  せっかくあれだけいい場所にあれだけの設備をされて、そして町は健康増進計画をしっかり立てて、町民の健康づくりに積極的に取り組んでいるということを考えれば、私はやっぱり利用率を、まず利用者がどういうふうな評価をしているか。満足度というものを調査をする、これはアンケートをとればすぐわかるわけですから。これはまず大事にやるべきだと思います。そこからまた次の方法というもの、方法論を考える。また、あそこじゃなくて、もうちょっとこう、浦郷あたりにも欲しいとか、特にあれを使う利用者は、日中はほとんど高齢者なんです。若い人は絶対昼間使いませんから。夜しか使わない、若い人は。だから、そういったことまで踏まえて、町民の健康づくりというものがそのまま、先ほども言いましたように、国保とか、特に高齢者を対象にしておけば、そこにすぐつながってくるわけです。だからそこら辺をやっぱり、根っこの部分というのをしっかり固めないと、いたちごっこじゃないけど、モグラたたきがありますね、出てきたところをたたいたってもう遅いんですよ。出てくる前に、大因を、もとになるもの、根っこを絶やすと。根っこをたたくということをしなければ改善されません。そこをやっぱり、健康づくりという、健康増進という形の中で、そして健康にかかわる所管としては、しっかり取り組んでいただきたい。そのためには現場の声というものをしっかり聞く必要があります。その辺については今からでもどうですか。やる気がありますか。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  お答えいたします。  実は、教育振興公社の施設に関しましては、毎年11月に町民に対してアンケートをとっております。それで、今回また、11月には東部コミセン、コスモス会館についての町民の施設アンケートを行いますので、その中にこういうふうなトレーニングルームのこれについての使用のことについても内容、項目をふやして、そしてアンケート集約をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  ぜひ、アンケートをもとにした、とるだけじゃなくて、とるのが目的じゃなくて、改善するためのアンケートだから、そこを踏まえて、そしてしっかり改善をしていただきたい。  私は現場に行って、あそこを利用している利用者の声も実は聞いてきたんです。そうしますと、大きい問題がありました。東部コミセンの話です。あそこは、エアコンがないから、結局窓をあけて、風通しをよくして、外の風、外気を取って暑くならないように、室温を落としているということですけど。  教育長、夏の現場は見ましたか。何か感じることはありませんでしたか。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  あそこにおきましては、よく会議もありますので、帰りに寄ったりして、中に入ったりはしております。暑いです。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  言いたいことは、結論から言えば、せっかくフィットネスルームみたいな非常におしゃれないいところで、実際には、カーブスに行っている人があそこに移って、とにかくカーブスに行きますと、30分で、使いたい放題でいいですけど、月に6,000円かかるんです。それだけの、6,000円かけてでも、やっぱりいい環境の中で健康づくりをしたいという、そういう健康のニーズがあるわけです。あそこもそれに近いところは、中身とすれば、こちらは筋トレですから、全く同じじゃないけど、目的論から言いますと近いところにあるわけですけど。あそこの一番の問題は、まずエアコンがないということなんです。エアコンがないから窓をあけておる。窓をあけたらどうなりますか。教育長。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  外気の暑い空気が入ってまいります。そして、非常に暑くなるということについては事実だと思います。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  教育長の答弁は、それは30点ぐらいですね。赤点に近いですね。  窓を開けたら、あの前は時津中学校の運動場なんですよ。時津中学校のグラウンドは土でしょ。砂ぼこりがどんどん入ってくるんです。特にことしの夏は暑かった。台風がどんどん襲来して。もう窓をあけておったら、日によったら目があけられないぐらいにほこりが入ってくるです。当然部屋の中もほこりだらけだろうと思います。そういうふうな非常に悪い環境の中で、いわばフィットネス、トレーニングをしているという状況があるわけです。  それで、あそこの利用者の話では、公民館とかあちこちの、あそこの会議室、研修室でもそうだけど、みんなエアコン代を100円、200円払ってエアコンを使って利用しているわけです。あの部屋もお金払ってでもいいからエアコン欲しいなと。エアコンがないから夏場は行けませんって。したくないと言っている女性がたくさんおるんです。多分、夏場は、女性は利用率がぐっと落ちていると。私が見に行ったときも男ばっかりでした。  その辺についてぜひ考えて、利用率を上げて健康づくりに寄与すると。環境をつくって整えてやるという考え方の中で、ことしの夏はもう間に合わんけど、しかし冬場はやっぱり暖房という問題も当然要求されます。エアコンをつければ、冷房も暖房も同時に解消できますから。私は、やっぱり町民に対する、住民ファーストという考え方の中で、やっぱりこれは利用者に対するいい条件、環境をつくってやるということで、その中で利用率を上げて、その中で健康増進、健康づくりに手を貸してやって、そしてしかる後に結果として、国保財政、そういうふうな。  次の段階で言いますけど、さっきから国保財政にも寄与すると言ったでしょ。1日に10分間、1,500歩、高齢者の方が歩くとしましょうか。そうしますと、1年間に3万5,000円の医療費が安く上がるという、健康を保持できると、ウォーキングによって保持できるというデータが出ているんですよ。要するに、年間1人3万5,000円ですよ。100人だったら3,500万ですよ。これだけのウォーキング効果、健康に伴う財政効果というのはあるわけです。そう考えたら、これは積極的に推進していくべきだと私は思います。  実際に、100人で3,500万だけど、100人どころじゃないですからね、対象人口は。1,000人超えるかもしれません。そうしたら、大きい経済効果があるわけです。  ぜひ、町長、ひとつそういったことまで含めて、財政の責任者として、ぜひ考えていただきたいと、そういうふうに思います。  健康づくりのほうはこれで話を置きますけど、ぜひトレーニングの利用率を上げていって、そしてフルタイム、フルシーズン利用できるような環境整備をしていただきたい。待ってますから、利用者は。受益者負担であれば、結局、別に一銭も金はかからんわけですから。その辺どうですか。教育長、約束できますか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  エアコンにつきましては、学校等々でもお話があっておるようでございます。  海洋センター、それから東部コミセンにつきまして、トレーニングマシーンの利用につきましては、非常に利用いただいてありがたいと思っています。その中で、非常に暑いというようなこともあるということで、これまで扇風機を設置したりとか、いろいろな方法で対応させていただいたところでありますけれども、費用面等もございますので、その点につきましては、今後研究をさせていただければと思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  行政側も、そんな金の問題じゃないですよ、これは。扇風機で解消できなかったことは、もう学校で証明されたじゃないですか。そんな無駄なことはしちゃだめですよ。一発で片づけるぐらいの考え方で解消してやるというぐらいの腹を据えてやってください。みんな待っている。自分たちがお金を払うって言っているんですから。自分たちの税金じゃないですか。あなたたちはそのお金を預かっているんですよ。税金を預かっている。それは行政サービスをするために預かっているんですよ。それを町民のために使うのは当たりまえじゃないですか。そこで出し渋っとったら、それこそ長与町に引っ越していきますよ、みんな。  ぜひ、そこら辺は費用対効果。そして住民のニーズに応えてやる。住民を時津町にとどめる、時津町に来ていただく。そういうふうな感覚でやるならば、積極的に出すところは出す。そして受益者負担、町としても出すときは出すけど、利用者にも出すところは出していただくと。そういうふうな感覚でやれば、一銭も金はかからんわけだから。結構なことじゃないですか。万々じゃないですか。ぜひこれは来年の夏に向けて実行してください。お願いしておきます。  ちょっと熱のこもった話になりましたけど、ウォーキングの問題について入っていきたいと思います。  先ほどの答弁の中で、町道が107キロあると町長はおっしゃったですね。町内の町道が107キロ。その107キロの町道と山間部に入りますと林道があります。その町道と林道を健康づくりのためにウォーキングを。ウォーキングするって、本当は好きで歩いているわけではないんですよ、はっきり言えば。これは健康づくりのために、自分の自立した生活を末永く保つために、人に迷惑をかけないために、病院の世話にならんために、そのためにやっぱりウォーキングをする。これは大変な犠牲です。犠牲と努力が要ります。町長は朝から健康づくりのために役場まで歩いてきておられるから、大体ウォーキングの効果とかいろいろ十分体験しておるところでしょうけど。  ウォーキングの効果というのは、これはどこの所管になりますかね、ウォーキング効果についてどういうふうに理解しているか、答弁あればいただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  国保・健康増進課長。 ○国保・健康増進課長(大石三幸君)  お答えいたします。  例えば、ウォーキングがもたらす数字的なものの効果というもののエビデンスも含めて、そういったものはここの議場で、私はちょっと皆さんに御紹介することはかなわないわけですけれども、ウォーキングの効果というのは、当然のことながら十分にあるというふうに思いまして、例えば、ウォーキング効果としては生活習慣病の予防、これに貢献していると。肥満の解消であるとか、老化の予防、スタミナのアップ、ストレスの解消といった心持ちについてもいいことがいっぱいで、要するに、心と体にいいことがいっぱいであるというような、そういった効果があると。それと、ウォーキング自体は毎日の生活の中で、いつでもどこでも手軽にできるということが、私は大きいことではないかなというふうに認識しております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  先ほどウォーキングをすることによって、1日10分間、1,500歩歩くことによって、年間1人の高齢者が、グロスで3万5,000円の医療費削減効果があるということを言いました。  学会ではどういうふうな効果を、具体的に症例として挙げているかといいますと、まず高血圧の改善なんです。私も実は高血圧でして、通常170ぐらいありました。今は130まで落ちまして、そのときに主治医から、久保さん、高血圧の薬、降圧剤は死ぬまで飲まんばいかんのですよと言われて、私はぞっとしたんです。死ぬまで飲まんばいかんと、これは恐ろしい病気だなって。病気じゃなくて症状ですね。これは自分で治せるはずだと。体質を変えれば治るはずだと。どうやって体質を変えようか。私なりにずっと自分の体を精査して、これはやっぱり、まず体を鍛えるということと同時に、免疫を高めるということと同時に、やっぱり人間の体は水分が60%以上あります。人間の体は水分でできておるんだったら、人間の体の水分を日常的に入れかえる、どんどん入れかえていく。月に1回60%の水分を全部入れかえてやるというぐらいの考え方で、1日に1.5リットル水を飲めば、私は大体68キロぐらいあるわけですけど、大体60リットルぐらいの水をとにかく入れかえてやろうと。そのためには1日2リットル、新しいきれいな水を。だから私は多良まで水を取りに行って、また七ツ釜まで水を取りに行って、自然の水を飲んでいます。そして、体内の水を入れかえるという努力をしたんです。  こういうふうに、やっぱり健康づくりにも非常に努力と犠牲が伴うんです。その結果、いわば健康というものがどうにか確保できているというのが現状です。  先ほど血圧の話をしました。心肺機能の強化にも貢献できます。それから、骨の強化もできます。それから肥満の解消、メタボも解消できます。脂質異常症、これは動脈硬化の改善もできる。肝機能の改善もできる。糖尿病の改善もできる。腰痛の改善もできる。そして、リラックス効果もある。そして、社会的効果として、いわばウォーキングによって友達ができて、いろんなよりどころが生まれてくる。これだけの症状に対して改善ができるということは、私は3万5,000円以上の効果が表われるんじゃないかなというふうに考えるわけです。そういうふうなことも頭に置いて健康増進運動をしっかりやるべきじゃないかというように考えるわけです。  それと、一番の効果は、最近の学会の報告によりますと、認知症対策もウォーキングで解消できると。完全に解消じゃないわけですけど、いわば抑止効果があると。スローペースで、症状の進行を予防できるということを学会では報告されております。  そういったことを考えたら、これは金かけてでも、お金出してでも、これは皆さん、歩いてくださいと。  町長御存じですか。国土交通省は、コンパクトタウン、歩いて生活できるまちづくりというものを奨励しているんです。何か情報を聞いたことがありますか。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それは、立地適正化計画というふうなものの中でコンパクトシティと。要するに、いろいろ今、過疎とか何とかがずっと広がっていっている。そういうふうなところにお金をかけずに集中的に中心部に集めて、そして、そういうふうなところで生活ができるようにするというようなこと等で、立地適正化計画というふうなものがあるんですけれども。  それはそれとしまして、今議員がおっしゃっているように、ウォーキング、歩くということは、非常に体にいいと。今議員がおっしゃったように、高血圧から糖尿病から、認知症の予防にもなっていると。そして夕方に歩いたならば、成長ホルモンが一番出ているときで、その時間が一番いいとかというようなことで、いろいろの効能としてはウォーキングが一番だというようなことは、私もそこら辺はよくテレビ等で聞いております。
     私ごとで恐縮ですけれども、週に3日ぐらいは、30分以上ぐらい家の前のあたりを歩いております。そういうふうなウォーキングの場所をどこかに特定しないと歩けないというものではございません。  そういうふうなもの等で、身近なところで交通の危険性がないようなところを選んでいただいて、歩いていただくというようなことは非常に大事なことだというようなことで、そうしたもの等につきましては、答弁をいたしましたように、公園とかウォーターフロントなんかもちょっと整備して、これだけ歩いたらこれだけの距離になりますよというようなものを設置したりしておるわけですけれども、先ほど申しました西時津左底線、ここは4.5メートルの歩道がありますので、そこの中に1.5ぐらいのチップの舗装をしていったら、どこからでも、それが完成して10キロぐらいありますので、その沿線のどこに住んでおられてもそれに乗れるわけです。そうしたらそこを起点にしてウォーキングができるというようなことは、将来的にはそういうようなこともやっていきたい。ただ、答弁で言いましたように、ウォーキングは非常に大事だと思っていますので、老人会とか、あるいはほかの団体にも働きかけながら、そうしたもの等の会といいますか、仲間と一緒に歩こうというふうなもの等を呼びかけてみたいというようなことで考えております。  町民の健康に対しての意識は特定健診の受診率、これは県下で6位ぐらいで、健診のその後の対策、これは県下で3位ぐらいというようなこと等で、そうした保健師等も5人ほど増員をして、健康には十分力を入れていこうというようなことでやっております。 ○議長(山上広信君)  9番、久保君。 ○9番(久保哲也君)  なかなか、非常に、ウォーキングに対する理解度は100点に近いというように、町長は実際に実行者ですから。理解されたことを、私も承知をしておるわけですけど。  改めてやっぱり、ウォーキングはいつでもどこでも、どこからでもできるという強みがあるのが一つと、誰でもできる、弱い人には弱いなりに、自分のペースでできるという側面もあります。私も実は里山クラブというクラブの中でウォーキングコースを研究をしておりますけど、私たちは、なるべく楽なウォーキングから、ちょっとハードルを上げて、ちょっときつかったな、きょうは、というところを狙ってコースを設定しようじゃないかというような考え方でやって、みんな、どんどんと仲間はふえてます。ふえているということは、やっぱり効果が出ていることと同時に、そういうニーズがあるのだなということを考えるわけです。  いろいろ、ウォーキングといえでも、やっぱりそれなりの努力と行政側の協力がなければ、コースの設定もコースづくりもできませんから、ひとつその辺については、今後の課題ということで、ぜひ改めて御検討と対応をよろしくお願いして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、9番、久保哲也君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午後 0時00分 休憩)               (午後 1時15分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行います。  次に、3番、川原貴光君。 ○3番(川原貴光君)  3番、川原貴光です。早速質問に入ります。  今回2問ですけれども、初めの学校の夏対策について。  初日から同僚議員の方々が何人も同じ質問をされてますけれども、私自身もこの前までエアコンに対することで、実は反対のほうで回っておりました。やっぱり社会に出るためには忍耐力も必要だと。そういった中で、やっぱり小学校、中学校の間は一番大事なときだから、そういったのもしっかり踏まえて世の中に出ていきなさいということで、実際、私の息子たち、娘たち、子供たちにも心頭滅却すれば火もまた涼し、気合い入れてやれというような立場で今までもずっとやっておりましたけれども、今、報道でもあってますけれども、猛暑、酷暑、はたまた災害レベルという、そこまで来ている状態で、大変なことになっておりますし、先日、浜辺議員が実際に学校のほうにアンケートをとってみても、子供たちはもちろん、先生たちももう、見とってもかわいそうなぐらいだという話が出てました。生の声を聞いておりましたので、根性論も限界があるのかなと思います。現に、安倍首相が、小学校・中学校対策については、もう本腰を入れて、夏の対策、体制をとろうということで動いておりますし、うちの町長も予算をとる方向で頑張りますということでしたので、この1問目の質問の1番目、2番目、同じ内容を3回も4回も聞いておりますので、もう答弁も要りません。実際に、一生懸命頑張ってほしいと思います。  濱﨑議員が言われた輻射式、ああいったものもいろんな意味で検討していただきながら、最善の策を練っていただければいいかなと思いますので、答弁も要らんし、この分については再質問もいたしません。  それから、3つ目のエアコンを設置するよりも夏休みの時期をずらして、早目に入って、早く夏休みを終わらせて、早く入ればよかやかねということも提案をしたんですけれども、これがお盆前に一般質問を決めたことでありまして、盆を過ぎれば少しは涼しくなるだろうと思ってました。朝晩は少し違うとですけれども、日中は、車の外気の温度を見ただけでも36度、37度、少しも変わらんうちに8月の終わりぐらいまでいってしまいました。この私の論法で行ったら、もう丸々、7月、8月2カ月間休まんば無理ということになってしまうし、それじゃとてもじゃないですけど、教育のほうが時間が取れないと。ただでさえゆとり世代から300時間ふえた、また今後もふえるという時期に、ちょっと非現実的かなということで、この部分も、私は質問しましたけど、これはちょっと現実的ではないということで、答弁要りません。  4つ目です。濱﨑議員も質問したところがありましたけれども、これについてちょっとだけ聞いてみたいと思いますので、4つ目の小学校プールの夏休みの運営です。これは今現在、PTAに一任されているため、事故があった場合の責任の取り方の問題、そういった観点からどこもプールが開放されなかったと。聞いた話によれば、東小学校が1日だけ開催したということだったですけど。私は全然しとらんやったと思いました。  楽しみにしとった子供がたくさんおったと思いますけれども、今のままではちょっと、きのうの答弁でもありましたけれども、開放するのが難しいのかなと思いますけれども、改めてもう一回、町の考えをお聞かせください。  それから、2つ目です。野良猫対策です。  この前、一般質問に載せた時点で、日並の先輩方々、各所もですけれども、わざわざ家まで来て、あれはどがんかしてほしかばい、川原君と言うてくれた人も日並以外でいましたし、散歩の途中でわざわざ、私の一般質問に、それじゃちょっとつまらん、もっと強力的に行けというて、マジックで書き直して、こことこことと言うてポストに入れてくれた人もおりました。相当関心が高いのかなと思います。  それで、1点目の8工区の護岸の野良猫。これの一番の問題は、私がこの前見ましたけれども、6月議会のときも言いました。餌やりをする人。このあたりがちょっと、どうにか気持ちを入れかえてくれんと幾らやっても一緒ばいということで、そのあたりの確認はちゃんと取れたのだろうかということです。  それから、2番目。実は北クラブで月に1回ずつ護岸掃除をしております。8月はちょっと私は出てないんですけど。7月に行ったときには、もう全く一緒の状況でした。変わってません。看板設置は確かにされておりますけれども、こがんことばしょっとっちゃ何の解決もならんなと思っております。この際、ちゃんと、餌をやる現場をつかまえて、ちゃんと指導をするということをせんとだめかなと思っております。そのあたりの回答をください。  それから、3番目、ここが一番大事なところですけど。  町長が前回、不妊手術を初め、前向きにこの野良猫に対しては対策を検討したいという回答をしてくれたと思っておりますけれども、それでまず、一番大事というか、町の中であそこのグラウンドの周り、特に私がこの前言いましたけれども、20匹以上滞在しておるんじゃないかなと。住みついておるんじゃないかなと思いますけれども。実はこの前、ちょっと2、3日前に雨降る前と雨降った後に行ったときには、昼間には全くおりませんでした。テトラポットのほうには。だからどこかに避難しとるか、いろんな住み場所があって、寝床に帰ってくるのかわかりませんけれども、結局、ふんはいっぱいありますので、あそこはふんをする場所にはなっておりますので、その対策。  特に、子供たちになついておる猫もおるみたいで、野良猫を手で直接触って、それからまた弁当を食べて、おにぎりを口にしてという状況があるから、それはとにかく町のほうで注意してくれと口をすっぱくして言われましたので。そのあたりの研究を要すると。病原菌対策、こういったこともしてほしいという思いから、どんな対策をされるのかを聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、川原議員の御質問についてお答えいたします。  先に私のほうから、2問目の野良猫の対策についてお答えし、私の後に教育長が、今申し出をされた部分についての答弁をされると思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、2問目、野良猫の対策についての1点目、8工区の護岸の野良猫の餌やり人の確認、把握はできたかについてでございますが、8工区護岸付近は工場が多く、野良猫に餌を与えている人については、仕事やレジャー等で来られた方など複数の人が野良猫に餌を与えており、特定することが難しいというふうな状況でございました。  次に、2点目の7月に護岸清掃をしたときには、まだ餌やりをした跡が残っていた。看板設置ぐらいでは何の解決にもなっていないと思う。パトロールを強化して餌を与えている人に教育をするべきではないか、についてでございますが、住民環境課職員が現場に出る際には、8工区護岸も見回り、餌の撤去を行うとともに、野良猫に餌を与えている方を見かけたときには、餌を与えないよう指導するようにしております。  現在、住民環境課職員による見回りを週1回程度行っておりますが、餌を見つけて撤去をしているだけで、餌を与えている現場には出くわしておりません。  また、B&G海洋センター職員も施設点検等で定期的に施設の見回りを行っておりますので、野良猫に餌を与えている方を見かけたときには指導を行っております。  なお、浄化センター付近の緑地につきましては、頻繁に餌を置いている方がおり、公共施設管理公社職員が餌箱を設置しているところを2度ほど見かけ、その場で指導を行い、餌箱を撤去した事例もございました。  そのほか、町安全指導員が青パトで町内を巡回する際には8工区も巡回し、野良猫に餌を与えている方を見かけたときには指導をするようにいたしております。  また、看板につきましても、現在、B&G海洋センター外周及び浄化センター外周に設置しておりますが、効果のある設置場所や抑止効果のある内容となるよう、検討しているところでございます。  今後も、野良猫に餌を与えている方に対しては、餌を与えることにより野良猫が住みつき、ふん尿等により付近に大変迷惑がかかることなどを十分説明し、餌を与えないよう、引き続き指導をしてまいります。  次に、3点目の前回町長は不妊手術を含め、前向きに対策を検討したいとの回答をしていただいたと思うが、まずは8工区の野良猫の対策及びふん尿の処理と異臭対策、また子供たちが手で触ったことによる病原菌対策は急を要すると思う。どのような対策をするか聞きたい、についてですが、野良猫を減少させる対策として、前回の6月定例会の折に答弁しておりました野良猫の不妊・去勢手術費用に対する補助につきましては、補助金交付要綱を整備いたしましたので、10月1日から補助を開始いたします。  内容といたしましては、これまで実施しておりました長崎県獣医師会西彼支部による所有者のいない猫の不妊去勢事業を活用しながら、この事業の自己負担金1万円に対して町が8,000円を補助し、自己負担金を2,000円に軽減するものでございます。  この補助金制度を活用してもらい、長崎県獣医師会西彼支部による所有者のいない猫の不妊去勢事業を推進するとともに、野良猫の繁殖抑制を図ってまいりたいと考えております。  また、ふん尿対策及び病原菌対策につきましては、西彼保健所及び町内動物病院の獣医師に確認しましたところ、猫のふんから感染するもので特に注意を払わなければならないのは、猫のふんの中にある猫回虫の卵の経口感染によって発症する病気に注意が必要であるとのことでありました。  この猫回虫の卵は、ふんの中で生育し、3日から10日あたりで感染できる状態となるため、排せつ後すぐに処理をすれば感染の可能性は低くなるとのことであり、野良猫のふんは長く放置せず、発見した場合は素手では触らず、スコップ等ですくって袋に入れて処分する必要があるとのことでありました。  B&G海洋センターでは、日々の施設点検を行う中で、野良猫のふんを発見した場合はすぐにふんを取り除くなどの対策をとっており、今後も野良猫のふんの除去等については注意を払ってまいりたいと考えております。  なお、経口感染を防ぐ対策としては、ふんを触らないことが大切となりますので、看板を掲示するなど周知を図ってまいりたいと考えております。  以上で、川原議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  次に、4点目の小学校プールの夏休みの運営についてPTAに一任されているため、事故があった場合の責任の取り方の問題から、ことしからどこもプールが開放されなかった。楽しみにしていた子供たちも多かったと思うが、今のままでは開放するのは難しいと思う、町の考えは、についてですが、先の濱﨑議員の質問にお答えいたしましたとおり、昨年度までは、全小学校が夏休み期間中にプールの開放を行っておりましたが、今年度は、時津東小学校のみ1日間開放しただけで、その他の小学校はプールの開放を行わなかったと聞いております。そして、時津東小学校のように、猛暑の影響を受け、子供たちの安全面を考慮して開放を中止した以外は、各小学校ともプールの事故に対する責任の問題が主な理由でプールの開放を行わなかったということも承知しております。  先のPTAとの協議におきまして、プール開放についてのいろいろな御意見を伺いましたが、町としましても、子供たちの監視の問題や万が一事故が起きた場合の責任や補償については大変難しい問題で、すぐに解決できるものではなく、施設を開放する側、施設を使って運営する側、そして、その施設に子供たちを行かせる側、この三者がそれぞれの責任を考えながら結論を出す必要があると思っております。  議員御指摘のとおり、夏休みに学校のプールで遊ぶことを楽しみにしている子供たちがたくさんいることは十分理解しております。  したがって、現在、海洋センターで実施している水泳教室のメニューの充実や拡大、一例として、学校別の海洋センタープールの開放日の設定等、新しい発想やアイデアを模索し、子供たちが積極的に水泳に親しみ、体力づくりに取り組める環境を整えてまいりたいと思います。  以上で、川原議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  わかりました。まず、プールのほうから、教育長のほうから行きます。  プールに関しては、今は夏休み期間中は町の施設をPTAに貸し出すという考えですよね。貸し出すということは、もちろんPTAが何かあった場合は責任をとらんばいかんということになってしまいますから、誰でもかれでもおじけづいてしまいます。それはもう間違いないと思います。  これは執行者側が嫌と言えば終わりなんですけれども、それじゃなくて、じゃあ、町で考えてみようかという考えはないでしょうか。町のほうで責任を持つじゃないですけれども、しりぬぐいをできるような保険体制から何からやっていこうじゃないかと。それならみんなどう、という考えはどうでしょうか。それをまずお聞かせください。なかと言えばなかで、それはもう執行側の考えですから、どうしようもないですけど。ちょっとお聞かせください。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  お答えいたします。  やはり、これはPTA主催ということで、子供たちに少しでも楽しみを与えたいということで交渉、採用して開放されている。しかし、先ほども申し上げましたが、いろんな諸問題が出てきて、責任等、保障等ということで、なかなか難儀になってきているところで、非常に今困惑をしている状態であるというのが、きのうも申し上げたとおりでございます。  町といたしましては、PTA主催でするのに対して、いろんな補助を出すとか、いろんなことを補助するということにしましても、最終的に責任問題ということがやはり、今の三者の協議の中で一番重要な問題となっております。  そういう意味合いで、やっぱり教育委員会としましては、それにかわる、いわゆるB&G施設を利用した、水に親しむ、そういうふうなプログラムを、例えば各学校に出前で、各学校のプールに行って、出前のプールの、指導じゃありませんが、楽しむ、そういうプログラムをつくるとか、先ほども申し上げましたB&Gで今やっている講座以上に、もっと子供たちにいろんなメニューをつくって開放する回数をふやすとか、そういうふうな施設を利用することで子供たちに水で泳ぐ楽しさを味あわせたいと。そちらの方向にシフトを展開してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  わかりました。  こればっかりは命にかかわることですから。事故が起こって下半身不随になったと言われて、じゃあ町が責任を持てるかというたら、今おっしゃるとおりなんです。それかといって、子供たちにしてみれば、去年までは夏休みに泳ぎに行けたのに、うちの娘の話ですけど、6年生になったらいきなり泳がれんことになった。B&Gがあるやっかと、今の話ですけれども、週末は無料開放になるけんということで、2回ぐらい行ったけれども、結局みんな同じ目的ですから、イモ洗い状態で、泳げるどころじゃないと、そういう状況が発生しております。  ですから、やっぱり水場は誰でも欲しいみたいで、子供たちにとってもプールというのはちょっと憩いの場であったのかなと思います。  しかし、今のような状況じゃ、それ以上のこと、私も、じゃあ、おまえが責任とれと言われてもできませんし、じゃあ親が責任取れるならそれぞれおればいいじゃないかというのも、それも結局施設は学校になるわけですから。それ以上の無理なことは言い切れませんけれども。何か対策として、もうちょっと、例えば、夏休みじゃなかったにしても、授業の間、6月から始まりますよね、プールが。それを5月からちょこっとふやすとか、そういった方向でもいいかなと。正直、7月の終わりごろは暑くて、もうお湯だったということだったので、そのあたりの、上の暑いのをちょっと防御する対策も今後必要かなと思いますけれども、まずB&Gに対しても、今いろんな模索をしている段階だと思いますけれども、子供たちに支障のないような、もうちょっと楽しめるような方向を模索していただければと思いますし。  それから、今言いましたけれども、夏の対策。例えば、暑いから、屋根はもう無理です。お金がかかり過ぎますから。ひと夏だけですから。農業用で使う寒冷紗といって、要するに日よけです。あんなものをさっとするだけでも違うかなと思うんですけど。金もかからんし。ひと夏だけ。それだけでも、今でもプールを2回ぐらい見に行きましたけれども、足元が熱くて入れない。まず立っておれない。中はお湯。40度ぐらいあります。意味がないなと思います。プールというのはもちろん、体の発育もするもんだけれども、気分転換で、冷たいところ、涼しいところに入るのを楽しみにしているのに、お湯にわざわざ入りにいかんでもよかなと思うんですけれども。あの寒冷紗をぱっとやるだけでも違うかなと思うんですけれども、そのあたりについて、今すぐ返事ができるんじゃないかなと思いますけれども、どうでしょうか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  お答えいたします。  海洋センターのプールにつきましては、実は今年度、全面的な改修の予定をしております。プールの上屋、それからプールの中のタイルの交換とか、そういうことも考えております。そういう中で、ことしは非常に暑かったというのもありまして、海洋センターの職員とも話をしておりますが、例えば日よけのネットというんですか、そういうものがあるんじゃないかなと。活用ができんかなというふうなことは検討して、考えてといいますか、案としてはございました。ただ、高いところに設置をするということがあるもんですから、なかなか自分たちではできないということで、今回は断念をしておりますけれども。プール改修の中でそういうものができないかというのが考えることができるのではないかと思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  もう一回聞きますけど、そのプール改修というのは全校やるわけですか。それとも一部でちょこちょこやっていくわけ。 ○議長(山上広信君)  今の質問は学校のプールの話ですから。今のはB&Gなので、もう一遍。  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  申しわけございません。済みません、海洋センターのほうのプールというふうに思ってまして。学校のほうにつきましては、特に今の段階で改修とかという予定はございません。申しわけございませんでした。 ○議長(山上広信君)
     3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  今のところは検討なかったから、今後、寒冷紗、簡単ですよ。日よけです。それを3メートルぐらい上げればいいだけの話だから。そんな金かからんですよ。それをさっとやって、終わったらさっと閉じるぐらいでいいんじゃないかなと思うんですけれども。  どうでしょうか。町長、済みません。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  そういうような、プールの温度が熱くてプールが使用に耐えられないというようなことだけの問題だったら、そこら辺について検討をして、費用等も考えながら検討しましょうというふうな話ができるかと思うんですけど、今その前段の安全対策で、プールの使用がどうなのかというようなことが非常に問題になっておるようでございます。ですからそちらのほうの解決を先にしないといけないのじゃないかなというようなこと等で思っております。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  夏休みの対策やなくて、普通の授業のときの話を私は今しとったんですけれども。それでも、7月の終わりには、夏休み前には、ちょっと授業があるんですけれども、とてもじゃないけどお湯になっているわけ。だから、その授業の間だけでも、例えば、5月の間から、もう早目に授業をするとか、極端に言ったら7月、8月は全く使わないとか、そういった対策を練るとか、7月まで浴びたかったら日よけをするとか、そういった話でどうでしょうか、簡易的にという話ですけど。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  どうも済みませんでした。私は夏休みのプールが使用できないというふうなこと等の話の中だったもんですから、そちらかと思いましたけれども。  授業でプールを使うというふうなカリキュラムをつくっておって、そこの中にそうした授業ができないというふうなことであったら、プールをつくった意味というようなこと等もございますので、せっかくつくってそういうふうなことで使用できないというふうなことであったら、そこら辺については、今後ちょっと検討させてもらいたいというふうに思います。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  ぜひ、学校のほうと連絡をとり合って、行けばすぐわかる、私も一回行っただけで、ああ、熱かねって。黙っており切らんねっていうぐらい熱かったもんですから。北小やったですけれども。対応をしてください。  町長もそれで対応すると、検討するということですので、よろしくお願いします。  この件はもう、夏の対策ですけれども、子供たちの住みやすい環境をやっていくことについて、やっぱり勉強の集中力も変わってくると思いますし、エアコンもつけば、正直、夏休みもそんな長くとらんでもいいかなと。ばりばり勉強させていいんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。  それから、2つ目、野良猫の話です。  初めに聞きます。あそこの8工区の護岸ですけれども、町長、副町長、見学されましたか。視察に行かれましたか。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  川原議員からそういうふうな質問を受けて、私、見に行きました。そして、そのとき野良猫は、確かに私が行ったときには5、6匹ほどおりました。そういうふうな状況等の中で、ここに本当に野良猫がかなりいるなと。ほかのところにもいるんですよ。ウォーターフロント公園とか。よそにもいろいろそういうふうなことで、野良猫はどこででもたくさんいるんじゃないかなというふうなことで思っております。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  野良猫もそうなんですけれども、周りの護岸のごみです。あのあたりも、ちょっと猫だけの話になって、護岸の周り、それも含めて、やっぱり野良猫が寄っているわけです。残飯がありますから。それもだし、テトラポットの中は住みやすいし。夏はちょっと暑くて、多分おらんのじゃなかかなと私は個人的に思うんです。暑過ぎてどこかに避難しとっちゃじゃないんかなと思うんですけど。  多分朝方、今ちょっと涼しくなってきたから、行けばもうふんが結構してあります、朝。だから、あそこら辺にうろちょろしとって、猫は同じところにふんをする習性がありますから、10匹、20匹ぐらい最低おるんじゃないかなと、私はいまだに思っておりますけれども。あそこだけでもおると思いますし、今、町長が言われたように、ウォーターフロントにも同僚議員の話を聞けば、7工区にも多いし、元村にも多いし、野田にも多いとみんな言わすとですけれども、やっぱり、ウォーターフロントとかB&Gとか、そういった人が集まるところの環境は、まず率先してやらんと、人口の交流が多いところは、やっぱり病原菌のもとでもあると。さっき猫回虫、これの卵が結構危ないんじゃないかと、町長が話をされました。猫回虫やったですよね。猫回虫の卵が、そのふんの中に滞在しておるということですから。その対策も必要かなと思います。  不妊手術の件ですけれども、まず、不妊手術をする前に、猫をつかまえんば不妊手術も何もできんと思いますけれども、これを、例えば補助を町のほうから、じゃあやります、10月1日から不妊手術に対しては8割しますということで、愛護団体の方がじゃあやりましょうと言ったときに、なついている猫ならよかかもしれんですけど、野良猫に限っても。ほとんどの猫が、人間が行けば、しゅんとおらんごとなってしまうかなと思っとるんですけれども。そういったところの対策というのは、もう愛護団体に一任されるわけですか。その前に愛護団体の方は不妊手術をやろうという取り組みがあっとる中での話でこういった話になっているのかというのをまず聞かせてほしいんですけど。  それから、つかまえる方法までその方たちが把握をしているのかという話ですけれども、どうでしょう。 ○議長(山上広信君)  住民環境課長。 ○住民環境課長(永尾和敏君)  お答えいたします。  動物愛護団体の方がこの野良猫の不妊去勢手術をしてほしいというようなことでこれを始めたのかということにつきましては、時津町内には野良猫等を保護しようというか、自分たちが野良猫の世話をしたいというような愛護団体はございませんので、そういった団体からの要望というものはあっておりません。また、不妊去勢手術をするために野良猫を役場なりに連れてきていただかないといけないんですけれども、そのことにつきましても、団体への説明とか、そういったお願いとか、そういったことはありませんので、当然、不妊去勢手術をしてもらうためには、その申請をする方、個人で野良猫をつかまえて町のほうに持ってきてもらうということになっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  それをうちの周りの人から強く言われたんです。結局、何の解決にもなってないじゃないかと。じゃあ、今のままでおったら、猫の不妊をするイコール、猫も生き物ですから、生まれてから10年以上は生きます。だから、すぐ数が減るわけではないですけれども、黙っとったら、半年で一番初めは生むらしいですね、子供を。2匹、3匹じゃない、4匹も5匹も生む猫もおるし、年に2回発情期があって、2回から3回妊娠するみたいです、1匹の猫で。その発情したときのふん尿がすごいにおいということで、それで、大変な公害ということになっておって、今のままにしとったらネズミ講方式にどんどんふえていくという状況になっとるから、今のうちに手を打とうという話をずっと、私は、延々、周りからも聞かされて、この議会でも何とか対策をということで、そのあたりを話をしとったんですけど。  住民環境課長にまず聞きます。今の状況で、この猫の対策は、十分ゆきわたっているとお思いですか。 ○議長(山上広信君)  住民環境課長。 ○住民環境課長(永尾和敏君)  野良猫を減少させるための対策といたしましては、なかなか即効性があるような対策というのは難しいと思っております。  ただ、野良猫をふやさないためには、みだりな繁殖を抑制するためにこういった去勢手術というのは有効的なものだというふうには考えておりますので、なかなか一気に野良猫を減少させるということは難しいと思っておりますけれども、こういった去勢手術をすることによって、少しずつでも野良猫を減少させていくことができるんじゃないかというふうには考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  その妊娠去勢手術をさせるのは誰がするわけ。もう一回答えてください。 ○議長(山上広信君)  住民環境課長。 ○住民環境課長(永尾和敏君)  不妊去勢手術の申請につきましては、あくまでも町民の方が申請をしていただくということになっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  時間が来れば、10年、20年すれば、今のままで猫が減るわけですね。町長、そう思ってらっしゃいますね。今の課長の答弁だとそうなりますけれども、そういうことでしょ。 ○議長(山上広信君)  住民環境課長。 ○住民環境課長(永尾和敏君)  野良猫を減少させるためには、例えば、行政とかが野良猫を捕獲して減らせるということができれば一番すぐに減らすことができるんですけれども、動物愛護の観点から、どうしても行政のほうで野良猫の捕獲ということはできませんので、こういった不妊去勢手術の助成等をしながら、住民の方に協力をいただきながら、少しずつでも野良猫を減らしていきたいということでやっておりますので、将来に向けて少しずつでもこの制度で減らしていきたいというふうに考えております。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  もう、水かけ論を言っていてもらちが明きませんので。今のままで、正直、もう無理です。ふえます、ずっと。だって、半年に1匹で3、4匹生むとですよ。それがまた交配して、次から次に生むわけですよ。とにかく捕まえてきて、去勢手術、不妊手術をしてやらんと。多分、ずっとふえるだけじゃないかなと、私は思うんですけれども。  それで、町のほうでは直接手が出せないということであれば、愛護団体、愛護団体といっても、結局迷惑する人たちもおる。そのあたりの調整をとって、全部が全部、愛護団体がおるから、勝手にそがん、わなというんですか、箱わなですよね。それも仕掛けられんしということじゃなくて、例えば、私の生まれた西海市、西彼町なんかは、すぐに箱わなを用意してました。そして、それはかわいそうなことにすぐ殺処分してました。猫が多過ぎて。でも、勝手に人が餌をやっておって、殺すのはあんまりですから。今は知らんですけれども。今はそういうことをしたら大変になるかもしれませんけれども。だから、そういうことはされないと。私も嫌だ、そういうのはしたくない。でも、10年間以上、12、3年猫は生きるわけですから、どんどんふえていっている状況じゃないかなと私は勝手に思っておりますけれども、それは、今の答弁では、長い目で見れば去勢手術の補助を出せばみんながやってくれるんじゃないかと、人任せじゃないかなと私は思うんですけれども。それで本当にいいのかなと思います。  逆に、住民の方に、できれば本当に困っている人がおるならば、その人たちに、じゃあ自分たちで町のほうに、それこそ、去勢手術の申請しかできんわけですよね。箱わなの申請というのは、今のところはないわけですか。したらいかんわけですか。 ○議長(山上広信君)  福祉部長。 ○福祉部長(前田純孝君)  お答えいたします。  猫は、以前は確かにわなを仕掛けてとったりとかしておりましたが、随分昔です。今は、動物愛護関係で、それはもうとることはできません。今回、時津町としては、まずは野良猫に餌を与えないよう指導すること。もし、餌を与える方がいらっしゃったら、そこで野良猫を育てたいということであれば、これ以上野良猫をふやさないということでこの補助というか、去勢手術の補助制度を設けるということになっております。  あと、そういったものをどういったことで呼びかけていくかとなりますと、自治会長で構成する自治会長の連合会、そちらのほうでもいろんな相談を受けております。こういった制度がありますから、今後活用しませんかと。もちろん、こういった制度を活用するときには、野良猫に餌を与えながら減少させていくということになりますので、そこで付近住民の方の協力が必要になります。そういうことも含めて、自治会に説明をしていきたいと思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  わかりました。  今の話では、もう結局は、逃げる猫はちょっと無理だなということですよね。わかりました。  それと、私も今後言おうかなと思ったんですけど、餌やりをする人。これが後を絶たない。看板が何カ所も置いてありますけれども、ただの絵になっています。毎回同じ場所に毎回キャットフードとミルクをやっております。護岸掃除に1回行くたびに必ずやってます。あれは毎日やっていると思います。下手すれば1日に2回も3回もやってないでしょうか。もしかしたら。  だから、そこをまず突きとめて、その人に念書を押させんと、もう切りがないかなと思うんです。散らかします。めちゃめちゃ散らかします。ずっと散らかります。風が吹いてそのままです。そのあたりの対策、対応をどがん考えておるでしょうか。 ○議長(山上広信君)  福祉部長。 ○福祉部長(前田純孝君)  お答えいたします。  まず、そういった方が付近住民の方々とかに大変迷惑をかけているということを周知をすると。実際、8工区につきましては、8カ所12枚、看板が設置されておりました。中には、言葉では餌を与える人には指導をしてくださいという、強い内容のことが書いてあったんですけど、何せA4版ぐらいの小さい看板なんです。今後、設置場所が偏っていたりとか、看板をもっと強力に、皆さんに迷惑かけているんだよというのを周知をして、そういったところの啓発と、あとパトロールによる指導、こういったのを強化していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  多分、餌をやる人も、誰も見とらんうちにさっとやって、誰か人が来たら知らんふりして隠れとるからわからんような状況でしょうけれども、それを警察みたいに張っとっても大変ですけれども、そういうことを町の職員にしろと言っても無理かなと思うんですけれども、やっぱり今言ったように、看板を大きくしようが小さくしようが、餌をやる人は間違いなくやると思います。
     ですから、言葉を強く言います。とにかく捕まえて、町のほうでひとつ、何か罰則じゃないですけど、罰を設けんと、その人たち、猫がかわいかけんと言って、その人たちが一生面倒みてくれて、ふんも取って、不妊手術もして、その後の掃除もしてくれたら別ですけれども、まずしないと思いますので、まあ難しいでしけれども、餌やりをする人たちの対応、対策、もうちょっと強化してほしいと思います。  それから、ふん。町長の今の答弁では、ふんの撤去もしているという話をしてましたけれども、我々がするまでされてないですよね。そのままだと思うんですけれども。どうでしょうか。誰かされているんですか。今答弁でありましたけど。 ○議長(山上広信君)  住民環境課長。 ○住民環境課長(永尾和敏君)  お答えいたします。  野良猫のふんにつきましては、海洋センターグラウンドとか、そういった周りにつきましては、B&G海洋センターの職員が日々見回り等をやっておりますので、その中でふんにつきましても、発見しましたら撤去をして、片づけをしているという状況でございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  わかりました。もうこれ以上言っても一緒です。  ふんもすごいです。護岸のほうにあります。一番奥のほうです。多分すごいと思います。雨が降ったら、この前も言いましたけれども、広がってべちゃべちゃになってなくなって、この前の大雨では広がって、まっ茶色になってます。1メートル範囲ぐらいで。だからそれもまた乾燥すれば悪臭の原因になっているんじゃないかなと、私は思いますけれども。固形のときに取ればまだいいのかなと思うんですけど、そのあたりの病気の心配もありますし、よく夏、誰も病気せんでおったなと思います。  もうちょっと対策、対応、考えるべきところに来たんじゃないかなと思いますけれども、箱わなもしちゃいけない。もちろん殺傷もしちゃいけないとなれば、どうするもんかと頭をひねる。それ以上ふえないことを願うように指導していくしかないのかなと。看板しよっても一緒やしね。インターネットを見たところで、そういったところで変えるような人やったら、今でもちゃんとしているような方たちやろうし、一人二人じゃないし、複数おりますので、そのあたり、今後難しいことだと思いますけれども、町長何か対策というか、こがんしたかということがあれば、よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  この野良猫の不妊去勢手術というのは、川原議員の御質問を受けて、そして私も、ああ、そういうふうなこと等で、野良猫を少しでも少なくしていくというふうなことについては、こうした手法も一つの手段だというようなことで、こういうふうなことを取り組んでいったわけです。ですから、それが何になるのかと言われるというふうなこと等はちょっと思ってなかったんですけれども、そういうふうなことも一つの手段であって、そしてやはり、野良猫等も、私のところにも犬がいますけど、1日に2回も3回もします。ですから、朝から1回取っておっても、また昼からしたりなんかというようなことで、これはかなり、そういうふうなこと等はあると思うんです。ですから、やはりこうした野良猫等をわなで取るというふうなことについても、これはちょっとできないということでございますけれども、飼い猫も野良猫もわからないわけです。ですから、そういうふうなこと等の中では、町の職員がそういうふうなものを全部捕獲してしまうと。これは法的に不可能であってでも、なかなか難しいというふうに思うわけです。ですからそういうふうにして、餌を与えておられる人たちは、動物に対してそういうふうな愛着を持っておられる。そういうふうな人たちがこういうふうな制度を設けることによって、そしてこういうふうなかわいそうな野良猫を多くふやしていかないというふうなためには、そうしたこと等を、この制度を利用したらいいなというふうな、そういうふうなもの等に訴えるというようなものも私は一つの方法じゃないかというふうに思うわけです。  そして、今度は、先ほど課長か部長だったかが答弁しましたけど、地域の中での地域猫というような話もよく聞くわけですけど、そうした中で、やはりこうしたものを地域の中から、8工区だけじゃなくてほかにもいるわけです。ですから、そういうふうなもの等の野良猫を少なくしていくために、自治会長さんたちの会議の中では、そうしたもの等についての対応というふうなことについて何かいい考えはないでしょうかというようなことでの話もしてみようというふうに思っております。  これは非常に難しい問題で、だから、一朝一夕に解決する問題じゃないですけれども、いろいろそういうふうなこと等を、あるいは、特に看板なんかも強くばーんと打ち出すというふうなこと等も、看板は効果がないというようなことですけれども、やはり手段として、少しでもそういうふうな可能性があるなら、そういうふうなものをやってみたいというようなことで思っておりますので、そう簡単にできないかもしれないけれども、今考えられるようなこと等はいろいろ考えながら対応をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  はい、わかりました、町長。  私は箱わなでとって、何とかと思っていたんですけど、それは無理ということならもう無理ですから。それ以上になったら町が罰せられますし、私も罰せられますので。  とにかく、今の方法で、減らすじゃなくてふやさない方法をまずとるという方向で行くと。それは飼い猫に限ってもそうということですね。去勢手術は。それはないわけですか。野良猫だけ。わかりました。了解しました。  対策としては、今後は、とにかくやれるだけのことはやってみて、それでまた支障が出てきたらそのとき考えましょうということですね。それしか今のところないじゃないですか。町長、わかりました。  とにかく、私も今後、地域住民の環境美化のこともしょっちゅう言われますので、これもさんざん町に言ってくれと言われたことの結果ですから。口を横に、町長せんで、ああ、そういう考えもあるなと思ってもらって、川原がこんなことも言うたというのも片隅に置いて対策していただければ、やっぱり思いが強くないと猫の対策はもちろん、いろんな対策も進歩せんと思いますので、ひとつよろしくお願いします。  私の質問は以上で終わります。ありがとうございます。 ○議長(山上広信君)  以上で、3番、川原貴光君の質問を終わります。  暫時休憩します。               (午後 2時 3分 休憩)               (午後 2時15分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行います。  次に、7番、中原裕子君。 ○7番(中原裕子君)  皆さん、こんにちは。7番、中原です。  きょうの5番目で、一番最後で、済みません、私もちょっとのどの調子が悪いので、議長に許してもらってお茶を用意しております。  ことしは台風が次々とやってきまして、大きな災害が各地で起こっております。きのうは大阪がすごい大変なことになっておりますけれども。時津町は大きな災害が今のところありませんで助かっておりますけれども。今後どうなっていくか、本当に年々台風の大型化が進んでおりまして、地球温暖化がもたらしていることが大きな原因となっております。  年々地球の表面の温度は上がり、生態系も大きく変わり、食べ物も様子が大分変わっております。サンマがほとんどとれなくなりまして、スーパーの棚からサンマの缶詰が消え、サバ缶が主流になっています。  また、ことしは害虫の発生も暑さで少なくなり、蚊が少なかったと思います。夏野菜もほとんど安くならず、品数も少なかったです。今後どのようになっていくのかと不安な気持ちでいっぱいです。  ことし、日本の最高気温は41度でございましたけれども、今後徐々に上がって、45度ぐらいまでは上がるんじゃないかというふうに気象予報士がテレビでの中で言ってました。  私たちはこれまで以上に温暖化防止対策にも取り組んでいかなければならないと思います。  また、話は変わりますが、8月20日に長崎市内で母親と子供二人暮らしのアパートで76歳の母親の遺体が見つかりました。48歳の息子はひきこもりで、行政の支援も拒否していたそうです。  現代社会の問題として、8050問題が深刻化しているそうです。北海道のアパートで母親と娘の遺体が見つかったのも記憶に新しいものであります。これも家族が破綻する前に行政や地域はアプローチの仕方を工夫して、支援につなげる必要があると思います。  このようにいろんな問題がありますが、みんなが力を出し合い、助け合いながら、幸せに時津町で生きていかれたらありがたいと思います。そのような仕組みづくりが今後ますます必要になってくると思います。  ということで、通告書に従いまして質問をしたいと思います。  1、公的施設のエアコンについて。  ことしの気温は最高41.4度と過去最高温度だ。時津町はそこまで上がらなかったが、かなり暑かった。これは温暖化によるもので、このまま毎年気温は上がり続けるという予想だ。ことしは命に危険を及ぼすレベルということで、エアコンの使用を促す放送がメディアでも盛んに行われた。そこで町内施設のエアコンについて伺う。  この4つがありますが、3番目の北小のエアコンをつけてもらいたいというのは、きのう回答をいただいておりますので、3番目については回答は要りません。  済みません、北小じゃない。小中学校のですね。済みません。  ①役場の夏場の温度設定は28度に設定されていると思うが、実際の室温は測定しているのか。  ②環境省でも職場の温度設定を問題視しており、28度は仕事を行うにはかなり高いので見直す必要があるとしている。先日、医師の講演を聞いたが、26度が適正であると言っていた。どのように考えるか。  ③番は飛ばしまして、4番。  ④北小の体育館が現在改修中だが、今の機会にぜひエアコン設置をしていただきたいが、いかがか。また、今後災害時の避難場所になる可能性を考えると、順次他校の体育館にもエアコン設置が望まれるが、いかがか。  質問2、超高齢化社会を皆で乗り切るためにできることは何か。  超高齢化社会に進んでいるが、みんなで支え合う仕組みづくりが必要になっている。そこで次の点を伺う。  ①自宅で頑張って生活をしている高齢者もたくさんいる。その方々が一日でも長く自宅で生活ができるように夜間対応型訪問介護が必要になっていると思う。時津町では行われているか。  ②最近、有料老人ホームがふえている。しかし、とても高額で誰もが利用できるとはいえない。そこで、そのような環境を地域で実施できないだろうか。その仕組みづくりを町でできないか。  ③社会福祉協議会で弁当の配食をしていただいているが、月に4回にふやしていただけないだろうか。また、お風呂がある日はお御飯を有料でもいいので提供していただけないか。(ボランティアの活用)  3、弁護士による相談窓口の開設について。  ①最近はいろんなことも問題が多くなり、また法律も変わり、なかなか難しい。月に1度でもよいので弁護士による相談日をつくっていただきたいが、いかがか。長崎市、諫早市、長与町では行われている。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、中原議員の御質問についてお答えいたします。  1問目の公的施設のエアコンについての4点目につきましては、私が答弁した後に教育長がお答えいたしますので、よろしくお願いします。  初めに、1点目の役場の夏場の設定温度は28度に設定されていると思うが、実際の室温は測定しているのか、につきましては、各フロアに取りつけられておりますエアコンのスイッチの液晶画面に室温が表示されるようになっておりますので、そちらで確認しております。  なお、エアコンの設定温度を28度にしても日差し等によって室温が下がらない場合や、室内の人の体調などを考慮する必要がある場合は、設定温度を28度よりも下げるなど、適切な管理に努めているところでございます。  次に、2点目の職場の温度設定は、医師の講演では26度が適正であると言っていたが、どのように考えるか、につきましては、国が定めております事務所衛生基準規則によりますと、事業者は、空調設備を設けている場合は、室内の気温は17度以上28度以下、相対湿度は40%以上70%以下になるよう努めなければならないとされております。  また、国は平成17年度から地球温暖化対策のため、冷房時の室温を28度で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すクールビズを推進しており、本町におきましても、室温設定を原則28度として、来庁者の皆様に不快感を与えない範囲で、ノーネクタイなどの軽装で業務を行い、クールビズに取り組んでいるところでございます。  そこで、室温26度の設定温度につきましては、室内を適正な環境に保つためには、温度だけでなく、湿度についても配慮するとともに、日差しが入るなどの建物の状況や空調の種類、室内にいる人の体調なども考慮する必要がありますので、その状況によるのではないかと考えております。  しかしながら、環境省によるクールビズの説明によりますと、夏場の室温28度というのもあくまでも目安であり、状況に応じて無理のない範囲で室温管理の取り組みをお願いするものである、とされております。  したがいまして、本町におきましては、公共施設の管理運用の方針として、国が定めております事務所衛生基準規則に基づき、冬場は17度、夏場は28度の温度管理を設定しておりますが、必要がある場合はこの限りではありませんので、それぞれの所属長の判断の中で、業務に支障が出ない適正な執務環境の維持に努めてまいりたいと考えております。  なお、3点目の小学校の教室のエアコンの配置については、その方向で取り組んでいっております。  次に、2問目の超高齢化社会をみんなで乗り切るためにできることは何か、についてお答えいたします。  まず、1点目の自宅で頑張って生活している高齢者が一日でも長く自宅で生活ができるように、夜間対応型訪問介護が必要になってくると思うが、時津町では行われているか、についてでございますが、本町には、夜間対応型訪問介護を行う事業所はありませんが、町内には訪問介護事業所は現在8事業所あり、このうち、24時間対応可能な事業所は5事業所となっております。  次に、2点目の有料老人ホームがふえているが、高額で誰もが利用できるとはいえない。そこで、そのような環境を地域で実施できないだろうか。その仕組みづくりを町ができないか、についてでございますが、有料老人ホームは、高齢者の方が入居し、食事の提供、入浴、排せつ、食事等の介護の提供、洗濯・掃除等の家事の供与、健康管理のサービスのうち、いずれかのサービスを提供する施設であり、そのサービスの内容や施設によって入居要件や費用等も異なっております。  このように、介護や生活支援等のサービスがついた高齢者向けの居住施設でありますので、家賃のほか介護等その他日常生活上必要なサービスの提供に対する費用等を考慮し、また、介護度等に応じてそれぞれの施設ごとに料金が設定されております。  有料老人ホームは、老人福祉法第29条第1項に規定する施設であり、市町や県との事前協議を行い、県に設置届を提出し、施設を設置することとなっております。本町の第7期介護保険事業計画では、自宅での介護を望んでいる人が多く、また、近隣自治体と比較して本町における施設整備が充実していることから、介護保険施設の施設整備は行わないこととなっており、本町が事業主体となって有料老人ホーム等の施設整備を行うことは考えておりません。  しかし、超高齢社会が進展し、介護を必要とする高齢者が増加していくことが見込まれる中、本町では、要介護状態となっても住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを推進してまいります。  次に、3点目の社会福祉協議会で弁当の配食をしていただいているが、月に4回にふやしていただけないか。また、お風呂がある日はお昼御飯を有料で提供していただけないか、についてでございますが、社会福祉協議会にお尋ねしたところ、弁当の配食サービスにつきましては、75歳以上の独居高齢者及び80歳以上の高齢者のみの世帯の見守りを目的として、時津町食生活改善推進協議会約20名と社会福祉協議会職員2名で調理を行い、時津町民生委員・児童委員協議会45名と社会福祉協議会職員5名で配達を行っており、現在、月に2回、1回当たり200食を調理し、配達しているとのことでございました。  現状では、時津町食生活改善推進協議会及び時津町民生委員・児童委員協議会それぞれのボランティア活動における調理や配達のご負担を月4回ぺースにふやすことは人的に非常に難しいとのことでございました。  また、お風呂がある日のお昼御飯の有料提供につきましても、売店としての活動は、人員配置や衛生面等から考えて、実施は難しいということでございました。  次に、3問目の弁護士による相談窓口の開設についてお答えいたします。  現在、本町では、行政・人権相談、消費生活相談など各種相談窓口を設けており、また、社会福祉協議会が実施している心配ごと相談につきましても、役場庁舎内で実施しているところでございます。  しかしながら、その相談員に弁護士は含まれておらず、いわゆる法律相談が必要な場合には、長崎県弁護士会が実施している無料相談や高齢者のための電話相談、日本司法支援センター法テラスが実施している無料法律相談などにつなぐことにより対応をしているところでございます。  議員御指摘のとおり、最近、借金問題や相続問題などの法的トラブルを抱え、弁護士に相談したいと考える方は増加傾向にあると言われており、日本司法支援センター法テラスの相談件数も増加しております。  また、早目の相談が解決を容易にすることもあり、より身近で相談しやすい環境の整備につきましても必要性を増すものと思われます。そのため、他の市町の状況等も調査し、弁護士による相談窓口の開設について検討してまいりたいと考えております。  以上で、中原議員に対する私の答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、中原議員御質問の1問目、公共施設のエアコンについての4点目の北小の体育館が現在改修中だが、今の機会にぜひエアコン設置をしていただきたいが、いかがか。また、今後災害時の避難場所になる可能性を考えると、順次、他校の体育館にもエアコン設置が望まれるが、いかがについてお答えいたします。  建設中の時津北小学校体育館に空調設備の設置をとのことですが、体育館建設につきましては、平成31年1月末までに完成させることを目標に業務を行っているところであり、計画にはなかった空調設備の設置について検討することになりますと、スケジュールのおくれが懸念され、また財政上、さらなる負担は想定していないことから、現段階での設置は考えておりません。  また、順次、町立小中学校の体育館に空調設備の設置をとのことですが、町立小中学校における空調設備につきましては、先ほど答弁しましたとおり、普通教室等への設置に向けて準備を進めているところであり、教育委員会としましては、町立小中学校の体育館への設置につきましては現在のところ考えておりません。  以上で、中原議員に対する答弁を終わります。
    ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  御答弁ありがとうございました。  では、順次再質問させていただきます。  1番と2番は、職場の環境をお尋ねしたところだったんですけれども、28度に設置はしているけれども、そのときの状況によって考えていただいているということだったので、本当にありがたいことだなと思いました。  そこにずっとすわって、一日じゅう仕事をされているわけですので、本当に体の調子が温度で変わると思いますので、今後もそれを続けていっていただければありがたいなと思いました。  2階のロビーに入ってきてからしばらくすると、やっぱりちょっと暑く感じてしまっていたので、こういう質問をさせていただいたんですけれども。そこにずっといらっしゃる方の体調というのが一番大事なので、今後もぜひお願いしたいと思います。  4番目の体育館ですけれども、来年の卒業式に間に合うようにということで、今一生懸命建設をしていただいているところなんですけれども、今ちょうど建設中ですので、最後まではできないにしても、エアコンの途中の工事までというのは、来年の卒業式までは間に合うような状態できるのではないのかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。  やっぱり、せっかく今つくっている段階ですので、後からつけるよりは、今したほうがいいんじゃないかなと思うんです。今後、温度が元に戻ればいいんですけれども、大方の予想がもっと上がっていくという予想ですので、ことし7月に東京の高校で熱中症で授業中に搬送された学校もあったりしますし、また福岡市の小中学校の始業式の3分の1が体育館での始業式を中止して、エアコンが入っている教室で行ったと、そういうのもありますので、やっぱり体育館につけるというのは今後は要るんじゃないのかなと思いますけれども、先ほど言いました、途中まででも工事をしておくみたいなのは考えられないんですか。 ○議長(山上広信君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(栗山浩毅君)  お答えいたします。  教育長が答弁しましたとおり、基本的には実績ができておりますので、それに沿って工事を進めている状況です。  空調設備に係る準備なり、そういうことができないかということですけれども、その辺を考慮した場合、実績を見直したり、状況によっては工事を一時的にストップする状況も考えられます。そういう意味で今のところ空調の設備について検討する考えはありません。  以上です。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  前回もそういう質問をさせていただいたら同じ答えをいただいたんですが、なかなか体育館までは考えが及ばないというのがあれかなと思うんですけれども、やっぱり今後気温が上がっていくということを考えれば、基本、体育館というところは運動をするところですので、先ほど議員の中にトレーニングルームのエアコンがないということで、汗をかくのが目的ということだったんですけど、しかしながら、今後上がっていくということになれば、運動すれば体温が上がるわけですから、その分、熱中症にもなりやすい状態になっていくのではないのかなと思うので、今後、せっかく北小で工事をしているのにつけてくれたらいいのになと思うんですが、そこはなかなか、工事を間に合わせたいということで難しいということなんですけれども。  いろんな災害を見てれば、そこの避難所というのに体育館が使われているというところが多いですし、時津町で災害というと台風とかの集中豪雨ということが一番に考えられるんですけれども、それはやっぱり、6月、7月、8月、9月、暑い時期で、一番エアコンが要るわけです。そういうときにエアコンがついてないということになりますと、きのう浜辺議員の回答で、移動式、可動式で対応したいということで言われてましたけれども、なかなかそれでは冷えないと思うので、北小の体育館は難しいということになれば、ほかの体育館で今から考えていただくというわけにはいかないのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(太田信孝君)  お答えいたします。  避難所の使用について、体育館にもエアコンがあったほうがいいのではないかというところなんですけれども、一応、本町指定避難所は現在16カ所ございまして、そのうち空調設備がある避難所が8カ所となっております。空調がない避難所といいますと、大体小中学校の体育館とか、B&G海洋センターになるんですけれども、今回学校のほうの各教室に空調がつくということもありますので、必要に応じて学校の教育活動に影響を与えない範囲でという制限はありますけれども、そういったところの特別教室とかを一時的に利用するとか、そういったことを想定をいたします。それでもなお足りない場合につきましては、仮設の大型エアコンを設置したりとか、そういったことで対応しようと思っております。  これまでの避難所の開設の状況を見ても、私の記憶する限り10年間は、体育館を避難所として利用したことはないというような状況であります。使うか使わないかわからないという避難所としてのためにエアコンを設置するのは、ちょっと目的から遠いかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  避難所というのはちょっと目的外ということで、10年間では余りないようだということでなんですけれども、想定外、今まで経験したことがないような災害が起こっているというのが今の現実で、体育館には関係ないですけど、今回、大型の貨物船がアンカーをしているのに20メートルも流されるような災害がありましたし、いつどのように想定外があるかわからないということで、やっぱりそういう準備だけはしておく必要があると思うし、またそれ以外にも先ほど申しましたように、体育館として考えたときに、子供たちの健康を考えると、今後はやはりエアコンなしでは少々きつくなっていくのではないかなというふうに思います。  先ほどの公的施設のエアコンについてということで、ちょっと関連で東コミのトレーニング室なんですけど、大体今まであったのに何で外したんですか。会議室で使っていたときはあっていたと思うんですけど、何でなくしたんですか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  トレーニングルームの部分は、以前はコイン式のものがございまして、会議のときにお使いいただける形になっておったんですが、ルームの改修をしたときにコインタイマー取り外しをしていただいているという状況です。ですから、吹き出し口自体は設置はあります。  以上です。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  済みません。ちょっとよく理解してなかったんですけど、エアコン自体がなくなったわけではないんですか。どういうふうにして使うんですか。受付でお願いして使うようになっているんですか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  コントロール自体は事務室側になってますので、基本的にはトレーニングルームについては扇風機でこれまで対応していただいていたというのが現状でございます。  エアコンについては、スイッチがありますので、使うことはできます。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  わかりました。じゃあ、使ってないだけで使えるということですね。  じゃあ、お願いすれば使わせてもらえるんですか。やっぱり高齢者というか、そこで使う人が使いたいと思ったときになくて熱中症になったとなれば、責任問題というか、そういうのも考えられるんじゃないかなと思うんですけど。どうなんですか。 ○議長(山上広信君)  教育次長。 ○教育次長(請田和則君)  基本的に東部コミュニティセンターのエアコンにつきましては、トレーニングマシーンの利用者の方がお使いの中で、よくトレーニングをされている方の状況については事務室のほうで確認をお願いしますということでお願いしております。  そういう中で、かなり気温が上がるというようなことで、必要があればということでの使用は可能ということでお話はしております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  そういうことであるならば、そういうふうに使っていいんですよということをお知らせをしていただいて、使えるような状態にしていただいておったらありがたいと思います。  次の超高齢社会をみんなで乗り切るためにはということで質問させていただいておりますけれども、そちらに移りたいと思います。 ○議長(山上広信君)  暫時休憩します。               (午後 2時47分 休憩)               (午後 2時48分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  町長。 ○町長(吉田義德君)  今の東部コミセンのほうは、機能的には稼働することが可能だというふうなことのようでございますけれども、今のいろいろ、私どもが料金を徴収しているシステムというふうなこと等もいろいろ考えて、そしてまた、今度は、そこの東部コミセンだけじゃなくて、そういうふうな運動器具等を設置しているのはB&Gにもあるんです。ですから、そういうふうなところとの均衡性をどう保つかというふうなこと等もありますので、ですから、特別にそうした、先ほどのお話の中で砂等が入ってくるというふうなものがあった場合には、それを器具等を傷めるというふうな、そこに入っておるいろいろな健康器具を砂等が入ってきたときには傷めるというふうなこと等もありますので、諸々そういうふうなことを再度詳細にチェックをさせて、そして検討していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  やっぱり、あるものは使っていいんじゃないかなと思いますので、均衡性ということも考えてとおっしゃったんで、ぜひ考えていただきたいんですけれども。やはり、メーターをつければいいだけなので、ぜひ復活させて使えるようにしていただきたいと思います。  やっぱり、今後どういう状態になるかわからないので、あるのに使わせなかったということになると、やはりそこで何かあった場合に大変なことになると思いますので、よろしくお願いいたします。  ということで、2問目にまいりたいと思います。  夜間対応型訪問介護が必要になってくると思って、時津町でしていないのかなと思って質問したんですけれども、答弁では、8事業所中5事業所が24時間対応型ということなんですけれども、実際に5の事業所で夜間の訪問型介護は行われているのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  御質問の夜間対応型訪問介護というのが、まず1つ、地域密着型サービスということで、時津町内の方しか御利用ができないということのサービスになっております。  答弁も申しましたように、そういった夜間対応型訪問介護という地域密着型のサービスとしての事業所は、町内にはないということでございます。  答弁で申しましたように、訪問介護を行う事業所の中で24時間対応していただいているところが5事業所あるということで、その中でちょっと確認を一件一件させてもらったら、町内の事業所では6件利用があっているというような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  いろんなホームを訪問させてもらってお話を聞くんですけれども、どこもやっぱり、今、いっぱいいっぱいで、なかなか入ることができないという状態なんですが、そこの中でも入れる順番とかがいろいろありまして、そういう人たちも自分の家のほうで生活をしたいという人がいらっしゃるということで、そういう方がそういう夜間訪問型、巡回型とか、随時型とか、それをしていただくと家に帰れるのにねっていう人が結構いらっしゃるんですよということなんです。  時津町は、それが行われていないので、ということで、必ず言われるもんで、いまみたいに6件が実際に利用していらっしゃるということをちょっと私は知りませんでしたので、ああそうですかということで伺って帰ってきたんですけれども。  今後やはり、家で介護をするということになれば必ず、先ほど大塚議員もおっしゃいましたけれども、自宅で介護をすると、その介護をしている人が結構疲弊してきて、結構きつい思いをしていらっしゃるということなので、夜間もそういうふうに巡回をしていただければ、大分違うようになっていくんじゃないかなと思うんです。  こちらのほうとしては、そういうところに介入してどういうふうにしたらいいかというようなのは包括では、今施設にいらっしゃる人が自宅に帰ってという相談とかは包括のほうで受けていただいて、そういうふうな段取りみたいなものを業者としていただけたりするんですか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  地域包括支援センターのほうでは、高齢者の方のいろんな相談をお受けしますので、例えば施設に入所されておって、在宅に戻りたいので、どういった支援をしていけばいいかということで相談を受けたら、それについて一緒に考えて対応したいということで考えております。
    ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  そういうふうに夜間対応型訪問介護というのがないないって、時津町にはないと言われるので、その後に必ずおくれているというふうに言われるので、それが何か嫌で、みんな本当に一生懸命していただいているのに、何でそういうふうにおくれていると言うのかなといつも思うんですけれども。  これができるように、今後できるようにやっていただきたいと思うんですけど、実際に夜間に対応していらっしゃる方というのは、やはり介護福祉士かヘルパーでちゃんと免許を持っていらっしゃる方になると思うんですけれども、前にちょっと聞いたことがあるんですけれども、ヘルパーがいなくて事業所を閉じなくちゃいけないようになったみたいなのをちょっと聞いたんですけれども、現在、ヘルパーというのは、きちんと足りた状態でどの事業所も運営をされているのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  今、介護人材の不足ということで、特にヘルパーさんにつきましては、やはり若い方のなり手というのが、大変なお仕事ということでいらっしゃらないということで、そういうのも踏まえて、専門性のあるヘルパーさんにつきましては、できましたら、そういう体に触れて身体介護という形で支援をしていただく、そういう専門性を持った方はヘルパーさんでお願いをして、生活支援の調理とか買い物とか食事とか、そういった部分につきましては、本町でも今やっておりますが、生活支援サポーターの活動事業とかという形で、そういったボランティアといいますか、そういう方たちに御協力をいただいて、一緒に地域で支えていこうというような流れに今なっております。  それで、特にヘルパーさんにつきましてはそういう形で、なかなか確保が難しいということで、仮に、今24時間対応をやっている事業所でも、当然ながら人の配置、そういう人の確保ができれば対応をしているというような状況ということで、お聞きをしております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  ヘルパーさんを雇うのに、いろんな補助金のほうを厚労省のほうで用意をされているんですけれども、そういうのもぜひ活用していただいて雇っていただくように、各事業所に宣伝をしていただいて、そういう雇いやすい条件で雇っていただいて、ヘルパーさんの人手不足を解消していただけるようにしていただけたらと思います。  ヘルパーの受験に年齢制限はあるんですか。もしなければ、50代、60代でもヘルパーの試験を受けて、ヘルパーになっていただけるような、勧誘みたいなのをしたらどうかなと思うんですけど。どうなんですか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  まず、ヘルパーさんの資格に対しての年齢制限というのは、詳しくは調べておりませんが、今、働くに当たっては、年齢制限というのは考えないようになってますので、恐らく年齢制限はないと思います。  どなたでもというか、意欲のあられる方、ヘルパーとして仕事をして、当然それでお給料をもらうというような、そういう意欲のある方がいらっしゃれば、そういう方にヘルパーの資格等を取っていただくことはいいかなと思いますし、こちらからあえていろいろ呼びかけたりとかは、なかなか難しいと思うんですけれども、そういう意欲のあられる方は、ぜひやっていただくのは構わないかなと思っております。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  ヘルパーの資格を取るのにも結構お金が要りまして、そこがなかなか、高齢になってくると出せないところもありますので、そういう資格を取るのに補助をしていただけるとか、勧誘はこちらではできないみたいに課長おっしゃいましたけれども、そういうのもしていただいて、やっぱり人材というのは、ボランティアでは、私もサポーターをしてますけど、なかなか難しいところもありますので、やっぱり資格をちゃんと持った人が今後もますます必要となってくると思いますので、そのあたりを確保していただけるように、町としても何なり考えていただけたらありがたいと思います。  有料老人ホームですけれども、これをつくってくださいという話ではなくて、これに似たような、今、実際に答弁でもありましたように、町のほうではいろいろ対策を考えていただいていると思うんですけれども、やっぱり地域でもっと盛んに声かけをしてもらったりとか、生活支援サポーターの活用はいかがですかとか、たくさん宣伝していただいて、もっといろんなところにサポーターが入っていけるような仕組みづくりというか。今のところは、せっかく資格は取りましたけど、なかなか仕事がないような状況なので、そのあたりは今後どのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  まず、生活支援サポーターの活動事業の件ですけれども、まずサポーターの養成講座を行いまして、サポーターになっていただいている方が、この間、今年度は終わりましたので、38名いらっしゃいます。それに対して、確かに活動というところは、なかなか今結びついていないということで、こちらもいろんな対策等も考えまして、新たに4月以降は介護保険にない部分のサービスについても拡大をして、そういうのを周知を図っていくという中で、当然個人さんからの御相談は直接受けますし、それ以外ではやはり、要となってくるのは、介護保険のサービス等を使う場合は、ケアマネジャー、そちらのほうがちょうど要ということになってきますので、介護支援専門委員連絡協議会というのが時津町内にありますので、そういったところに御説明を何回かこうさせていただいて、そういう形でサービスを使われる可能性があって、特に、新規で新たに生活支援なんかを使われる場合は、生活支援サポーターの活動事業、こういったものも頭に置いていただいて、サービスのケアプラン、そういったものを立てていただくようにお願いをして、周知を図っていくというようなところでございます。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  やっぱり、今後支援サポーターはもっともっと活躍の場がふえたらいいなと思っております。サポーターがふえることによって、また見守りとかもできると思うし、そして、次のお弁当の配食も、今の人員で考えると本当に大変ということは私も重々わかっております。なので、ここにサポーターに来ていただいてするというのも考えられるんじゃないかなと思ったのでこの質問をさせていただいたんですけれども。  やっぱり、メニューとか材料の指定なんかはにんじんさんにしていただきまして、あと、つくるとか、配食をするというのも、名札をもらっておりますので、その名札を首に下げて持っていけば安心していただけるんじゃないかなと思うので、そういう配食だったら男の人も活躍の場が出てくるんじゃないかなと思うし、10人ぐらいで多分つくってらっしゃるのかなと思うんですけど、にんじんさんのかわりは何回か一緒につくっていただくというのを経験すれば、サポーターのほうでもできるんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(中尾博英君)  この事業につきましては、議員御承知のとおり、社会福祉協議会のほうでやっている事業です。町のほうでやっている事業ではございません。  社会福祉協議会のほうにお伺いしたところ、この事業にはちゃんとした目的がございまして、それぞれ食生活改善グループと時津町の民生委員、児童委員、それぞれの目的があると。それは何かというと、見守りだと。そして、食生活改善グループについては、食生活の改善だというふうなことで、それぞれがボランティアで行っていただいているというふうなことでございます。  ですので、食生活改善グループにつきましては、このような高温多湿な気候の中で衛生管理というふうなものに物すごく注意をして、そしてものをつくって、一つ一つの調理の動作、そういったものにつきましても気を使って、月2回そういった調理を行っていただいていると。そして、民生委員さんたちにつきましても、日ごろ会えないような方について、配食サービスを通してその方々の様子とかそういったものをお伺いをして、そういったものでやっているということでございます。  ですので、これは食生活改善グループと民生委員さんたちがボランティアでやることによって、この社会福祉協議会で行っている事業というのは成り立っているというふうに感じました。  そういうふうなことで、そこの部分について、別にサポーターとか、ほかの外部委託とかそういうふうなものにつきましても御相談したんですけれども、やはり事業の趣旨からいって、この事業そのものというふうなものについては、そういったところは難しいというふうなところで、人員だけじゃなくて目的に沿っても難しいということでございました。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今、生活支援サポーターの人たちの活用についての件をお話されたと思うんですけれども、この生活支援サポーターの人たちは介護保険から切り離して市町村事業として要支援Ⅰ・Ⅱの人たちの生活支援、身体介護は別にして、生活支援というふうなこと等での取り組みというふうなこと等で始まったわけです。そういうふうな中で、非常にそうしたこと等で今後の介護保険を維持継続させるための対策として国が出してきたわけですけれども、そこの中で私どものほうもその趣旨にのっとってやったと。なかなか、これは非常に普及が難しいというようなこともあって、それはそういうような要支援Ⅰ・Ⅱの人たちが新たにホームヘルプを要望されると。そういうふうなケアプランの中でそういうようなことが認められていくといったときに、前々からのデイサービスとか何とかと、そういうふうなこと等で事業所とのつながり等があって、どうしてもそちらのほうに流れていくというようなこと等もございまして、非常に難しかったので、そこら辺を定着させないと今後介護保険はどんどんふえていくというようなことがあったので、介護保険では認定されていないようなサービスもそこの中に取り組んで、まずこれを普及、発展させていこうというようなことでやったわけです。  そういうふうなこと等の中で、今一生懸命担当のほうでもこれを普及させるためにどうしたらいいのかと。私のほうもこういうふうなことをやったらどうかというようなこと等の話もやっているわけです。  そういうようなことでやっておりますけれども、ただ、そういうふうなサポーターは、要支援のⅠ・Ⅱの人に対してのそうしたデイサービス、こんなことをやるようなことになっておりますので、全くそういうふうなケアプランの中でそういうふうなものを認定を受けておられない方とか、そういうふうな人たちを対象にするようなものではないというようなことは御理解いただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  税金を使うためには目的外というのはなかなか認められないということはわかっておりますが、同じ高齢者じゃないのかなと思いますので、こういうふうに言いました。  やっぱり学校も同じで、校門を出ると教育委員会が違うというところもありますので、本当に難しいなと思うんですけれども。  やっぱり、高齢者の方と話をすると、お弁当をふやしてほしいという声もたくさん聞きますし、また、お風呂に入りに行ったときに昼食があるとうれしいなと。  ちょっと長くいたいとおっしゃる方は自分で弁当をつくって持ってきて入ってらっしゃいますけれども、今、年間2万人ぐらいの方が、お風呂以外もありますが、お風呂を利用していらっしゃるんですけれども、これからますます高齢者がふえて、本当にあそこのお風呂というのは楽しみに来ていらっしゃいますので、畳もはりかえていただきましたし、お友達と会えるということで楽しみに来ていらっしゃるので、そういう方がもっとふえたらいいかなと思います。  食事というのは大事で、1週間に1回でもちゃんとしたものを食べると病気にもなりにくい、抵抗力もつくと思いますし、お風呂に入りに来たときに昼御飯をちゃんと食べて帰ると、そこで結構大丈夫な体になっていくのかなと思いますので、これもずっと前からお願いをしているんですけど、なかなか届かないんですが、今後もまた考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後の弁護士による相談窓口の開設についてですけれども、前向きに考えていただけるということで、まことにありがたいと思います。  商工会には登録をされている弁護士さんとか行政書士とかがいらっしゃるので、ぜひそこに依頼をしてみていただいたらどうかなと思うし、先ほど出ました法テラス、ここを使っていらっしゃる他自治体もあるみたいなんですけれども、そこら辺、前向きに考えていただけるということだったので、商工会に尋ねてみるというのはいかがでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  今から検討させていただくとか、どの弁護士さんにお願いするかということは、当然その中に含まれてくるわけですが、今までの弁護士の方に私たちも相談することはあるんですが、一番のポイントというのは、弁護士さんのほうにどういったことを相談するか、あるいはそのときに必要な書類等は何なのかというような、前さばきで少しまとめてあげないと、行ってから一から話してても時間ばかりかかるというふうなこともあると思いますので、そういった体制づくり等も、議員のほうからも各自治体がこういったところでやってますよという御紹介もいただきましたので、まずはそういったところからお尋ねして、最終的なところを決めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  弁護士さんは、タイム・イズ・マネーで、なかなか厳しいところもあって、今部長がおっしゃったように、時間ばかり食ってというところもあると思うんですけれども、やっぱり、一回ここに来て、行政相談や悩み事相談なんかを受けて弁護士に行ったほうがいいですよと言われたら、ちょっとがっかりするような感じもあるんですね。最初から法律家に聞いて、それは法律の問題ではありませんとか、じゃあ、こういう法律があって、裁判とかになったりとかもするしみたいな、そういう適切なものを受けて実際の弁護士の事務所に相談に行くというのとでは全然段階が違うので、やっぱり切羽詰まってから役場に入ってきて、悩み事相談をするわけですので、早急に何なりの答えが欲しいと思って来られるわけです。  調べてみたら結構な自治体が弁護士に実際に来ていただいて、月に1回ぐらいですけど、大きいところはもっと、週に1回とかしているところもあるのすけれども、せめて月に1回でも弁護士が来ていただければありがたいと思いますので、ぜひ前に進んでいただけるようにお願いをいたします。  ということで、今回はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、7番、中原裕子君の質問を終わります。  これで、本日の日程は全て終了いたしました。  明日も定刻から本会議を開き、一般質問と議案審議を行います。  本日は、これで散会します。               (散会 午後 3時15分)...