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平成29年第1回定例会(第4日 3月24日)

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  1. 時津町議会 2017-03-24
    平成29年第1回定例会(第4日 3月24日)


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    平成29年第1回定例会(第4日 3月24日)               平成29年第1回定例会 (平成29年3月24日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   新 井 政 博   出     2   平 埜   靖  出   10   久 保 哲 也   出     3   川 原 貴 光  出   11   水 口 直 喜   出     4   濱 﨑 幸 德  出   12   濵 田 孝 則   出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義   出     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二   出     7   中 原 裕 子  出   15   矢 嶋 喜久男   出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信   出 議会事務局
      事務局長    松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   住民環境課長    帶 山 保 磨  副町長      森   達 也   建設部長      吉 川 忠 彦  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 園 喜 秀  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長 濵 崎 憲 睦  総務課長     中 尾 博 英   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   大 宅 啓 史   都市整備課長    朝 長 郁 雄  行政管理課長   出 岐 貴 弘   水道局長      小 森 康 博  税務課長     溝 上 辰 雄   上下水道課長    菊 野 一 朗  福祉部長     前 田 純 孝   会計管理者会計課長                               小佐々 光 子  福祉課長     太 田 信 孝   教育次長      請 田 和 則  保育所長     平 子 末 代   教育総務課長    蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長          社会教育課長    永 尾 和 敏           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   学校教育課長    岡   由紀子 議  事  日  程                  開  議      議案審議 日程第1 議案第11号 平成29年度時津町一般会計予算 日程第2 議案第12号 平成29年度時津町国民健康保険特別会計予算 日程第3 議案第13号 平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計予算 日程第4 議案第14号 平成29年度時津町介護保険特別会計予算 日程第5 議案第15号 平成29年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算 日程第6 議案第16号 平成29年度時津町水道事業会計予算 日程第7 議案第17号 平成29年度時津町下水道事業会計予算 日程第8 議案第18号 町道の路線の認定について(中央第二6-27号線) 日程第9 委員会提出議案第1号 時津町議会基本条例の一部を改正する条例 日程第10 委員会提出議案第2号 九州新幹線西九州ルート整備促進に関する意見書 日程第11        所管事務調査について(議会運営委員会) 日程第12        所管事務調査について(議会広報編集特別委員会) 日程第13        議員の派遣研修会等の報告について 日程第14        行政調査について                  閉議、閉会              (開議 午前9時30分) ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。  日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。  3月16日、監査委員から定期監査報告書議長宛てに提出されております。  また、本日、議会運営委員長から2件、委員会提出議案議長宛てに提出されております。  以上で、諸般の報告を終わります。             ~日程第1 議案第11号~ ○議長(山上広信君)  日程第1、議案第11号、平成29年度時津町一般会計予算の件を議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  川原総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(川原貴光君)  皆さん、おはようございます。  それでは、本議会におきまして総務文教常任委員会に付託されました議案第11号、平成29年度時津町一般会計予算の審査が終了しましたので報告をいたします。  付託された年月日、それから、出席委員、説明のための委員の詳細はお手元に配付のとおりでございます。  審査方法としましては、各担当の課長の説明を受けまして、質疑を行いました。  それでは、質疑内容を抜粋して報告をいたします。  企画財政課であります。  公会計システム導入に関して、公認会計士の選定方法は。また、町民にわかりやすい状態になっているか。  職員の負担にならないように現行の財務会計システムから、新しいシステムに入れることによって、民間がつくるような具体的なわかりやすい内容になる。  また、取り組んでいないとわからない点があるので、現在は会計士等は専属していないが、どうしても専門的になるようであれば、内容を含めて今後検討していく。  プロモーション動画の内容は。  具体的な中身はこれからだが、人口増のために町外の人に向けて四季折々の本町の名所や史跡等を編集して紹介したい。井手園交差点脇大型ビジョンでの放映やホームページ等への貼りつけも考えている。  行政管理課です。  情報システム機構の内容は。  現在、メールがインターネットを経由して直接職員のパソコンにつながっているが、インターネット回線マイナンバーで使うLGWAN回線を切り離す必要があるため、一旦役場電算室サーバーウイルスチェックを行い、各職員のパソコンに流すシステムになるということです。  総務課・選挙管理委員会です。  選挙権が18歳に引き下げられたが、周知を図るための取り組みは。  県の選管と連携して主に高校生への選挙に関する啓発をしている。本町では青雲学園と鶴南支援学校に出向いて、副教材を配布して選挙に対し深く理解できるように努めている。  高規格救急車は本町と長与町で利用すると思うが、財源はどうなるか。  浜田出張所が時津町にあるため、一旦本町で購入して、後ほど長与町から償還に合わせた負担金をもらうようになる。救急車は本年度中には納車したいということでございます。  それから、税務課でございます。  ふるさと納税での本町から他の自治体へ流出した税金は。  平成27年度では545万8,453円。28年度は集計がまだ終わっていない。  区画整理課です。  区域外ののり面工事まで区画整理の予算に入っているのか。  区画整理区域外関連工事分は別予算となっている。  希望者に対して用地の買収を早くすることは考えないか。  早く用地を買ってくれとの声もあるが、今は区画整理をする上で進めなければならないところを重点的に予算を使う方向で考えている。  産業振興課であります。  海上レストランの話はどうなったか。  大村湾漁協の本所の場所にレストランを建てたいとの組合長の意向で、県の補助金を使うのはもちろん、町のほうでもできる限りの支援をしたい。長崎市や長与町、東彼杵町はどような負担金をするかというような詳細は詰めていないが、29年度中に計画をまとめて30年から31年度の開業に向けていきたいと聞いているということです。  イノシシの捕獲数の移行はどうなっているか。  平成27年、イノシシ185頭、アナグマ52頭、28年度は、現在でイノシシが275頭、アナグマ103頭とふえているが、農業被害は減っている。  都市整備課です。  登呂福の交差点はどのように接続されるか。  国道に対してできるだけ直角に取りつけたいが、用地として購入する宅地の環境問題もあり、土地の地権者とも十分協議して安全な交差点になるように努める。  住民環境課です。  自治会で集めた牛乳パックの回収も行うべきでは。長与町との連携も考えてはどうか。  今後、環境施設組合等を通じて検討したい。  福祉課・保育所でございます。  保育園の滞納は。  27年度の収納率は99.71%である。滞納繰越もあるが、28年の5月時点で約768万円、平成24年、25年、26年分は全て徴収完了であるということです。  今後、北保育園が定員増となるが、保育士の確保はできているか。また、遊び場や保護者や職員の駐車場が不足して交通の支障になることはないか。
     保育士の確保はこれから行う。詳細はまだわからないが、遊び場の基準はクリアしている。駐車場の確保については、まだ工事の詳細もわからない状態なので、交通の支障にならないように安全面も含めてお願いをする、ということです。  国保・健康増進課。  28年度でジェネリック医薬品を使って本町は節約できたか。  27年度はジェネリック利用率64.5%だった。28年度途中ではあるが、利用率は70.7%になった。金額にしておおむね3,000万円の節約につながったと思うということです。  高齢者支援課です。  長寿祝い金の内容は。  今年度予算は77歳で1万円、260人、88歳で3万円、127人、100歳で10万円、14人となっている。  社会教育課です。  社会教育施設体育施設の利用が一定の団体だけしか使えない状況が起こっているが、改善策はないか。  定期団体がふえて一般団体が入り込めない状況もでてきているのは把握している。見直しをする時期だと思うので、どういう形が公平になるか今後研究をしていく。  26聖人の上陸地が今のままでは間違って伝えられる可能性がある。本来の上陸地を伝える対策はどのようにするか。  時津の歴史に詳しい方に話を聞いて、調べた上で何らかの形で検討したいということです。  教育総務課。  奨学金の審査委員は。また、貸し付けができない方がいたが、その理由は。  メンバーは7人で、民生委員、両中学校の校長、外部では北陽台高校の校長、外国語大学の教授など、奨学金の支援をしている専門家が含まれる。貸し付けができなかった理由は、対象者の保護者の所得が高かったため。  所得水準が高くても子供の数が多かったり、進学する学校の環境でも違うので、一概に貸し付けができない基準とはいえないと思うが。  確かに、所得水準だけでは判断できないが、もろもろの事情を差し引いて考慮した上で貸し付けの基準を決めているということです。  学校教育課です。  英語教育でALTが増員された理由は。  平成30年度から小学校の英語が教科化になることもあり、現在1人で6校を受け持っていたALTの負担が減り、小学校に行く回数もふえ、体制の強化が見込まれるため、本町独自で増員した。  心の相談員の状況は。また、養護教員やほかの職員との連携は。  両中学校に1人ずつ心の相談員が配置されているが、教師と違う立場で、かなりの数の子供たちが相談や恋愛話をしたり、その場で学習をしている。養護教員も悩みを持っている子供たちと積極的にかかわっていて、そこからスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携して子供たちの見守りをしているということです。  それから、三役、関係部・次長への質疑に入りまして、連携中枢都市圏構想について、本町に不利となる連携は行わないことや、特に、体育施設社会教育施設等、町民の利用に不都合が生じることがないように配慮することを要望する。  連携中枢都市圏の協定締結を昨年12月に行ってまだ間もない。今後、連携できそうな事業を協議して進めていく。本町が不利にならないように進める。  本町では特別交付税で1,500万円という枠があるので、その特別交付税で措置される枠内の事業費を想定して、事業は計画していく。  ため池のガードパイプ設置環境整備協力費を財源としているが、協力費の使途として適当と考えるか。  この事業を計上するに当たって悩んだので、顧問弁護士に相談に行かせた。弁護士からは、地域から要望があったものを放っておいて何か事件が起これば町は困るとの見解があった。そのため計上している。  財源については、環境整備協力費を財源とする地域活動等支援事業の子育てしやすいまちづくり事業として適当と考えた。  意見がありまして、事業は実施してほしいが、環境整備協力費の使途が子供を理由とする事業に偏っているように思う。まずは一般財源で措置することとし、どうしてもできない場合には、環境整備協力費に充てるようにしてほしい。  今回は環境整備協力費についてこうした進め方をしたが、次回からは事前に議会にも相談するような仕組みを考えたいということでした。  それから、防災行政無線について、個別無線機の設置を検討する考えはないか。  現在の防災無線施設は平成25年度に整備し、26年度から運用を開始しており、改修を終えたばかりである。将来については、新たな別のシステムの開発などあるかもわからないが、いろいろな角度から研究しておく必要はある。引き続き検討を行う。なお、現行システムについては、聞こえづらいとする地域もあり、子局を1つ整備する。また、聞こえない等の個々の相談には、戸別受信機も活用しながら対応していきたいということであります。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論、特に通学路に対する取り組みなど道路事業に力を入れており、子供の教育環境整備費新規事業も多く盛り込んでいる。予算が最大であることも評価して賛成する。  環境整備協力費で予算措置する事業の選定は慎重に行うよう意見を付して賛成する。  採決に入りまして、議案第11号は、全委員異議なく、可決すべきと決しました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませんか             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第11号、平成29年度時津町一般会計予算への反対討論を行います。  私は、これまで繰り返し、誰もが住みやすく、住み続けることができる時津町を目指し、小学生までの助成を中学校卒業まで延長し、現物給付にすること、障害者医療費現物給付に踏み切ること、また、小中学校にエアコン設置をすることを求めてきました。また、高齢者宅地助成や公園のトイレ増設などを求めてきました。  しかし町長は、財源問題を持ち出し、なかなか実現しようとはしませんし、来年度の予算にも組まれていません。  一方で、町の基金は自由に使える財政調整基金6億4,000万円含めて、55億5,000万円もあります。これらの一部を活用するだけでかなりのことができるのに、平成29年度予算はそうなっていません。  また、今年度予算の反対理由として、指摘してきたマイナンバー推進のための予算、フッ化物洗口推進のための予算が来年度も含まれています。  さらに、これまで何度も指摘したように、全国の多くの自治体が国保税の負担軽減のため、一般会計からの法定外繰り入れを行っているのに、本町は高過ぎる国保税の一般会計からの法定外繰り入れをしていません。  来年度予算案にはもちろん、幾つもの前進面がありますが、以上述べた理由で賛成できないことを述べて、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  議案第11号、平成29年度時津町一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  29年度当初予算につきましては、昨年度当初予算から5.4%増の、金額にして5億6,000万円増の109億7,000万円で、昨年度当初予算に引き続き、100億越えの大型予算を組んでいただきました。  29年度の歳出では、社会福祉サービスの充実に向けた高齢者生きがいづくり事業、子供向けの福祉医療時津北保育園増改築など、保健衛生に向けての地域子育て支援事業B型肝炎ワクチン予防接種委託事業ベースアップ事業など、また、土木費の道路インフラ整備では、町道点在舗装側溝補修事業を初め、子々川日並線道路改良事業西時津左底線野田工区の道路事業ほか、幅広く町民生活に直結する事業に予算が図られております。  今後とも第2区画整理事業北小学校屋内運動場建設事業など、大型事業が計画されている中にあり、引き続き国、県への予算確保のため、要望を積極的に行っていただき、事業の早期完成を図っていただくとともに、限られた予算の中で、より効率的に事業を推進させることを要望し、議案第11号、平成29年度時津町一般会計予算に賛成いたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  議案第11号に賛成する立場で討論させていただきます。  100億3,000万、かつてない、年々時津町は大型予算になっていっておりますけれども、特にその中でも、いろんな行政分野にそれなりに予算を配慮していただきまして、増額、増額でしております。  特に、極めて少額な予算でありますけれども、長年言い続けておりましたトイレットペーパー、これが長与に続いて本町も小学校6校に配置するということを聞きました。大変喜ばしく思ってますし、この問題、いつも言ってきましたとおり、日本の無資源国家的な立場からいきますと、牛乳パックというものを改めてリニューアルしていただいて、リサイクルで十分この無資源国家の立場で子供の教育に極めて有効な手立じゃないかと思っています。そういう意味でも、非常に遅まきといったら失礼ですけれども、そういう教育につながることが時津の行政で予算化されたということを大変喜ばしく思っております。  それから、道路関係が、通学道路を中心として、特にオーバーレイが中心になると思うんですけれども、それぞれ予算を組んでいただきました。これで、昨年吉田町長のもとで当初3,000万組んでいただいたんですね。これ、仕事がめちゃくちゃ進んできたわけです。だから、この予算がまた引き続いて3,000万、場合によっては、あと1,000万補正を組むかもしれないという積極的な道路予算でございまして、もういつも言いますとおり、幼児から障害者から高齢者から、若い女子は特にハイヒール、そういうのを履いて歩くわけですから、そういう面では、このオーバーレイも、あるいは道路の改良も、非常に有効な、町民サービスとしては一番わかりやすい、私は政策だと思います。  ぜひひとつ、ことしも課長、部長以下、ぜひ速やかに対応を急いでいただきたい。そして、地域に安心をさせていただきたいというふうに考えております。  それから、生命・財産を守るという意味からすると、町長の究極的な地方自治に、本旨にうたわれたやつでございますけど、塩見町長以来です、高規格救急車浜田出張所に配置すると。これ、約3,300万、大変ありがたいことです。長い間この高規格で、私、当初、これが稼働し始めて、高規格の予算をかけて、この救急車買っといてよかったかと質問したことがあります。塩見町長のもとで。そうしたら、おかげさんで、こういうことがこう助かりました、これでなかったら、ひょっとしたらというような、そういう貴重な命がこの高規格、3,300万で助かると思えば、そう高いもんじゃないなというふうに私は理解しておりまして、大変喜ばしい予算配置でございます。  それから、先に久留里で火事がありました。そう住宅が多いところじゃないですけれども、中尾課長と話し合いをして、君の所管じゃないかと。地元云々は抜きにして、とにかく周囲の人が言って来られたのは、もしうちが火事になった場合は、隣は完全に燃え移る。なぜかと。防火タンクがないからです。あれ、下からつないでますもんね、昨年は。だからそういう面で、これも地域の人に僕は報告しましたよ。喜ばれましたよ。大変喜ばれた。安心したと言われたんです。だからそういうことで、こういう町民の財産、命を預かっている立場では、タイムリーにひとつ予算の配分をしていただきたいと思います。  それから、文化の森の公園庭園改修、これは長い間水がありませんでした。ただ、あそこのきららの関係者が言われたんです。町長さんやらいろんな人来られたですもんねって。そうですよと。だから、町長みずから出向いたから理解してもらったと私は思うんです。  だから、ぜひひとつ、今後も上の建築前に我々は要求しとった、いわゆる光熱費の削減という意味でも、早く上も、大分長くだまされとったと言われればそうですけど、今すぐにでもするかと思ったら、しなかった。ようやく予算化、出てきましたね。そういう面じゃ、吉田町長、配慮、大変私は感謝しております。だから早くこういうことをやっていただくと。  それから、登呂福、ここも私は直接言われまして、あんたたちの言うことばっかりいくもんかと、私はけんかしたことあっとですよ。現場で。子々川のある人と。私のつき合いある人ですけど。でもこうして、あれから2年か、選挙前に言われたんです。それが今こうして出てきたことは、大変喜ばしいことで、登呂福の皆さんは大変喜んでおられると思います。  それから、北小の体育館、長年これも言ってまいりました。これもようやく実施設計に入りますよということで、3,300万ぐらいですか、予算が上がっております。2,400万かな。  それから、私の工区ですけど、東小のプールが、建設以来初めての大改修じゃないかと思います。これも1,520万という金をかけてやるようにしておりますので、ぜひひとつ、父兄を、学校の先生方を安心させてもらうように、ことしの夏は使えるんですかね、教育長、学校教育課長。ことしの夏は使えるんですか、プールは。オーケーね。急いでしてください。  ほかに、私はもう一つ感謝しておきたい。今、安倍内閣でジェネリックというのを言い始めたんですね、去年から。ところが、一昨年の決算委員会でしたか、僕は委員会で、ジェネリックを使わせろよと。医者がジェネリックはありますからねと言わんことには、患者から、先生、ジェネリックはって言い切らんです。私だから言い切ったけど。だから、川口さん、それはあなたが言うとおりやもんなという病院もありました。だから、委員会で申し上げたところ、実は、課長も課長補佐も快く受け入れてくれて、早速医師会との話し合い、薬剤師関係と話し合い、そしてPR用ののぼり、あれまで各病院、薬局、立てられてあったんです。あれを見まして、やっぱりやる気になったらできるんだと。28年度はどのぐらい節約できたかといいましたら、約3,000万。もう3,000万、今の時点で入ってますから。あと、この3月いっぱいでどうなるかですね。  そういう形で、非常に役場の職員も部課長を中心にやる気になっております。明らかにそれは見えております。私には。私が毎日役場に来とれば、いろいろ逆に言う人もおります。部外からね。川口が執務室に入って話をやり込んどるから、部課長も仕事できんで困っているという、そういう、私の政治的動きをいやみたっぷりに、実は議長にそれが行っているはずです。議長からそういう指導をいただきましたから。  でも私は変えません。毎日行くから情報もわかるし、情報も提供できる。そして、お願いもしています。  かつて、もう辞められた総務課長が、川口さん、あんたなあ、浜田だけの議員かと。日並の議員かと言われたんですよ。総務課長がそういう考えでおるかとやりおうたですから。私は時津の町会議員、浜田の町会議員って、議会にあっとかと私は言うたんです。それで、二度とそういうことを俺の前で言うなと。そら公平にせないかんというのはわかると。そこまで僕は言いましたよ。でも、一生懸命来て言うということは大事なことやし、熱心やから言いよってやから、必要性を認めとってやからって、それで話は終わりまして、向こうはおわびされましたけどね。済みませんでしたと。  だからそういう形で、今後ともひとつ、町長の姿勢が、副町長以下に伝わって、そして、職員まで行くようにやってください。特に今年度は、5人ぐらいふやしているのかな。4人かな。その連中も徹底して教育しとってください。熱いうちにたたけですよ。そうせんとのぼせあがってくるのもおります。この間の委員会でも、説明させますって、課長から言われた職員でも、下向いて黙っとっとですよ。そういう人もおりますから、いまだに。  ぜひひとつ、下の声も聞いていただいて、ばかなことをさせんようにしとってください。そういうことがたまにあります。誰の判断かと言ったら、いや、部長は知りません。部長が知らんこと、おまえの判断ですっとかと、そういう例があっとですよ。  だから、仕事を、田口部長がいろいろ気を使って言うからまだいいです。黙っとったら動かん職員おっとですよ。名前は言いません。  だからそういう形で、今後とも職員の意識改革はぜひやっていただきながら、せっかくこういう予算で皆さんが喜んでくれているんですから、ぜひ、町長、あなたの意思を十分下まで通してください。よろしくお願いします。  長々言いましたけれども、予算が今までにない大きな予算ですし、この予算があれば、私が言うように、財源がありませんとか何とか言うなと。よくそういう人、今までおりましたからね。大分言わんごとなりました。私には。  だから、ぜひひとつ、今後も頑張っていただいて、特にふるさと納税についても、いろいろきょうの新聞に載ってましたけど、総務省の指導のもとで、うちの場合はそれはありませんけれども、お返しも3割程度にしろということであったですから、ぜひ上の機関の言うことを聞きながら、きょうの新聞に載っておったとおり、いい商品をやって、送って喜んでもらうということを出して5億円にのぼる、私はふるさと納税を楽しみにしております。  そういうことで、11号の新年度の予算については賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  議案第11号に対して賛成意見を述べたいと思います。  一番よかったなと思ったのが、北保育園などの建てかえで、55名の定員増の計画をしていただいているということで、これで保育園の待機児童が一挙に解消するのではないかなと思いましたので、本当にありがたいことだなと思いました。  また、それに伴い、児童館で子育て支援の拠点事業をしていただけるということで、これもまた保護者にとっては大変心強いものではないでしょうか。  それと、学童保育が現在相当、東小と時津小の学童保育の建物が老朽化しているんですけれども、それを同時に建てかえをしていただけるということで、建設の設計費が計上されておりました。
     それと、待ちに待った北小学校の体育館の設計委託料が出てきてまして、実際に29年度からしていただけるということで、本当にありがたいことだと思います。  それとまた、浜田消防署の高規格救急車の更新。これも本当にありがたいことだと思います。  このように、赤ちゃんから高齢者まで、多岐にわたって希望が持てる予算になっているのではないのかなと思いますので、この議案第11号に賛成をいたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第11号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第11号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ~日程第 2 議案第12号 日程第 3 議案第13号 日程第 4 議案第14号  日程第 5 議案第15号 日程第 6 議案第16号 日程第 7 議案第17号  日程第 8 議案第18号 ~ ○議長(山上広信君)  日程第2、議案第12号、平成29年度時津町国民健康保険特別会計予算から日程第8、議案第18号、町道の路線の認定について(中央第二6-27号線)までの7件を一括議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  山脇産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(山脇 博君)  改めまして、皆さん、おはようございます。  それでは、本定例会で産業厚生常任委員会に付託を受けました議案第12号から第18号までについて審査が終了いたしましたので、会議規則77条の規定により報告します。  まず、議案第12号、平成29年度時津町国民健康保険特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、納税義務者が3%ほど減少する見込みと説明にあったが、何人ぐらい減少し、どのような要因があるのか。  答弁といたしまして、228名程度減少すると見込んでいる。  減少の要因として、年金受給開始年齢の引き上げにより、定年後も社会保険に継続して加入する人がふえたこと、昨年10月から社会保険の加入範囲が一定の収入があるパート勤務の方にも拡大したことなどが考えられる。  次に、過去3年間の徴収率と平成28年度の徴収率見込みは。  平成25年度、26年度、27年度と徴収率は上昇しております。そして28年度は96%を目標に取り組んでいるということであります。  次に、国保・健康増進課であります。  質疑に入りまして、平成30年度から国民健康保険制度改正に向けて予算編成をしている項目はあるのか。  答弁といたしまして、新国保の事務処理システム等に関する改修費用について計上しているということであります。  次に、医療費削減のためにどのような取り組みを予定しているのか。  答弁といたしまして、保健指導員を町内8ブロックごとに割り当てて、地区担当制度による個別の特定保健指導を継続して行い、生活習慣病の予防に取り組むということであります。  討論に入り、反対討論はお手元に配布のとおりでございます。  賛成討論なし。  採決に入り、議案第12号は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第13号、平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、糖尿病性腎症重症化予防事業の事業内容は。  答弁といたしまして、人工透析が必要となる要因で最も割合の高い糖尿病性腎症について、医師の指導により保健センターの管理栄養士等が保健指導を行う事業であるということであります。  次に、後期高齢者医療制度の保険料は2年ごとに見直すが、現在の保険料は幾らか。  答弁といたしまして、平成28年度から平成29年度の保険料は均等割が4万6,800円、所得割の割合は8.8%となっているということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、お手元に配付のとおりでございます。  賛成討論なし。  採決に入り、議案第13号は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第14号、平成29年度時津町介護保険特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、生活支援サポーターの謝礼はどのようになるのか。  答弁といたしまして、1ポイント=10分=50円を基本とし、1回当たりのサービス提供時間をおおむね1時間として、1回のサービス提供に係る活動につき、6ポイント=300円相当の謝礼を考えている。ポイントは現金または特産物に交換することができる。  次に、訪問型サービスB事業実施に向けての生活支援サポーターの確保はできているのか。  答弁といたしまして、平成28年度に生活支援サポーターの養成講座を開催したところ、約50名が受講した。そのうち9名が生活支援サポーターとして登録している。平成29年度以降も生活支援サポーター養成講座を開催し、生活支援サポーター登録者をふやしたいということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、お手元に配付のとおりでございます。  賛成討論なし。  採決に入り、議案第14号は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第15号、平成29年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、浄化槽整備事業の基準となる計画はあるのか。  答弁といたしまして、循環型社会形成推進地域計画を策定している。この計画は5年ごとに見直すことになっており、平成28年度は第3次計画の見直す時期となっており、平成29年度から5カ年を計画した。設置基数は浄化槽設置の実情に合わせ、平成29年度に5基、平成30年度から平成33年度は3基として計画しているということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第15号は全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第16号、平成29年度時津町水道事業会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、布設した配水管の耐用年数はどれぐらいか。  答弁といたしまして、耐久性能のあるGX管を採用しており、耐用年数は100年とされているということであります。  次に、アオコ除去装置を中山ダムと久留里ダムに設置しているが、現状ばどのようになっているのか。  答弁といたしまして、久留里ダムにはダムの底から水流を発生させ、水を循環させるジェット・ストリーマーを設置している。  中山ダムはダムの構造上、ダムの底から水流を発生させることが難しいため、機器を水面に浮かべてオゾンでアオコを殺菌し、ダムの水を循環させるアルジハンターを設置している。気候の変動によりアオコの発生状況に変化はあるが、大量のアオコ発生やカビ臭がする等の問題は発生していないということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第16号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第17号、平成29年度時津町下水道事業会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、長寿命化に効率的な更新計画が必要と思うが、今後の計画はあるのか。  答弁といたしまして、現在の時津浄化センター長寿命化・更新工事は平成30年度で完了予定である。その後は中計ポンプ場を含め、新たな計画を策定し、時津浄化センターと中計ポンプ場の長寿命化に取り組む予定であるということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第17号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第18号、町道の路線の認定についてであります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、質疑を行い、その後現地調査を行い、改めて担当課に質疑を行いました。  質疑といたしまして、のり面にモルタルを吹きつけるとあるが、安全性は保たれているのか。  答弁といたしまして、のり面の設計は道路の施工におけるのり面工の基準で行っている。その基準によると、工事箇所ののり面部分の地質は安山岩であるため、45度の勾配で掘削をし、モルタルの吹きつけを行うことで安全は保たれるとされている。  モルタルの厚さはのり面工の基準に基づき、地質の安山岩がかたい箇所は8センチ、比較的柔かい箇所は10センチ、それぞれモルタルを吹きつけるということであります。  次に、掘削工事を行うことで残土が発生すると思うが、再利用方法はどのように考えているのか。  答弁といたしまして、元村地区の区画整理事業の盛り土として再利用する。それでも残る残土は近隣の公共事業で再利用し、最終手段として民間の残土処分場への処分を考えているということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第18号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  これから、1件ごとに質疑を行います。  まず、議案第12号について、質疑はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第13号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第14号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第15号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第16号について、質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  きのう聞いておけばよかったんですが、私はうっかりして聞き忘れておりましたので、審査が対象になってなければやむを得ません。後で聞きます。  久留里のダムと中山のダムと構造が違うということで、同じアオコを取る機械は同じやつはされないということでしたよね。あのときも私は、中山には行ってなかったんですが、久留里は、あの機械を据えつける、ちょっとテストケースでやるときも行っとったんですがね。  実際、その後、アオコが発生していないかどうかということ。それは目で見りゃわかることですから。極端に言うと、データを水道局のほうで取っているのかどうかということを聞きたいわけです。水道局が取っていれば、そのデータでわかりますから。中山と久留里が違うということの中で僕は質問します。もしなかったら、審査の対象でなかったらそれでいいです。 ○産業厚生常任委員長(山脇 博君)  方法は、これは水を循環させるジェットストリーマーということで、これはもう町のほうが買い取って、それを設置しているということであります。  中山ダムのほうは、アルジハンターというんですか、これを設置して、アオコ発生等が起こらないようにしているということです。  それで、過去のデータというのは、この委員会の中で質問はしていませんが、データとしては取っていると思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、議案第17号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第18号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、1件ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第12号、平成29年度時津町国民健康保険特別会計予算の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第12号、平成29年度時津町国民健康保険特別会計への反対討論を行います。  日本では、国民健康保険制度の設立によって、誰もが安心して医療を受けられる皆保険制度が確立し、世界に誇る長寿国日本を支えてきました。しかし現在、加入者の貧困化と高過ぎる保険料、滞納の増大による財源不足、そしてさらなる国保料、国保税の引き上げという構造的問題が、国民と自治体を苦しめています。  国保加入世帯の平均所得は、1984年当時は179.2万円だったのが、2014年は116万円に減少しています。逆に、1人当たりの保険料は上がり続け、84年度当時は3.9万円だった保険料が2014年度には9.3倍になっています。  厚生労働省が2月9日に発表した2014年度の国保の財政状況の調査によると、国保料を滞納している世帯数は約336万世帯、滞納率は16.7%です。  時津町も2016年6月1日現在、滞納は661世帯、滞納率は15.3%です。滞納世帯が増加の一途をたどっているのは、何も悪意で払わない人がふえているわけではありません。国保は被用者保険のような事業主の負担がないため、公費負担が必要です。  しかし、国は、84年までは約45%あった国保への国庫支出金の割合を、今では約25%にまで減らしています。  国が社会保障の抑制を続け、国保料の国費負担を削減してきたことが、滞納をふやしている最大の原因です。国に最大の責任がありますが、国が責任を果たさないのなら、住民の命と健康を守り、福祉の増進を図るという任務を持つ地方自治体が果たさなければなりません。  しかし本町は、国保税の引き下げを求める町民の願いには応えようとはせず、税負担の公平性の名のもとに、一般会計からの繰り入れもかたくなに拒んでいます。その結果、時津町の県モデル世帯の国民健康保険税額は、平成25年度の28万9,500円から平成28年度は31万5,100円と、2万5,600円の負担増となっています。  税負担の公平性という名のもとに、国保加入者への過酷な負担の押しつけは、国保と他の保険制度との違いを無視したものと言わざるを得ません。  主に企業のサラリーマンが加入する組合健保や中小企業中心の協会けんぽと比べると、国保はもともと加入世帯の平均所得が低いということ、さらに最近は、非正規労働者の加入がふえ、年間所得100万円未満の世帯が多数を占めています。だから、国と地方自治体の公費負担が求められているのです。  そして、滞納者への制裁措置として、保険証の取り上げ、さらには預貯金、不動産などの差し押さえという事態まで進んでいます。  これは、生活困窮者を医療から排除することにもつながり、それが結果的に治療の手おくれを招き、医療費増大の要因にもなります。  平成29年度時津町国民健康保険特別会計予算は、このような根本的な問題点を抱えており、賛成することはできないことを述べて、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  ただいまの議案第12号に賛成討論をします。  確かに今言われた浜辺議員の意見の中に、国保の加入者、これはもう低所得者が多いのは否めないかなと思いますし、私自身も若いころに本当、貧乏人は病院にも行かれんとかという思いもしたことは幾らでもあります。ですから、一概には全て浜辺さんの意見を批判するわけではないんですけれども、じゃあ、極端に言ったら、逆に病院代をただにしたら、みんなほとんど負担がないようにしてしまえば、滞納が減るかといえば、そうでもないかと思います。じゃあ、ほとんどかからんとなれば、やってやりっ放し、いけばよかたいという方向もあるかもしれんし、一番大事なところは、国保以外の人たちが、どうしてもやっぱり不平等になってしまう、二重払いの可能性があるというところはそうだし、本当に困った人は民生委員さんを通して町のほうが何とかしてくれます。それよりも、いつも町長が言ってらっしゃいます医療費の削減、負担をとにかく減らすという、特に町長は高齢者の健康を何とかしようということを第一に掲げていると。  それから、今、担当課で取り組んでらっしゃるジェネリックの医療費の削減を何とかしようということで、私も委員長の立場として審査をしたら、何と27年度はジェネリックの利用率が64.5%、本年度中は途中であっても70.7%までやっていると。簡単に言ったら、いろんな計算法もありますけれども、大体70%になれば3,000万円ぐらいの節約につながっていると。それに加えて、今本当に成人病、それから習慣病、そういったことの対処法を必死にやっております。本当に担当課としてはめちゃめちゃ頑張っているなと、本腰を据えてやってやっているのがかいま見えますので、そのあたりも非常に評価するところであります。  ただ今後、広域になると。30年度からですか。そういった場合に時津町はジェネリックに非常に力を入れていると。県内でも優秀だということを課長からも聞きましたけれども、ほかのところと広域になった場合に、時津町は一生懸命ジェネリックはやっているけれども、ほかの市町村はどうなっているのかなと、そのあたりも公正な意味でも声を荒げていただいて、もっとみんなで真剣にやろうよと。そして、まず第一は医療費の削減もそうですけれども、成人病とかそういったところの予防をするのが一番大事なところだというのをまず町民の皆さんにも心に植えつけていただけるが第一の仕事じゃないかなと思っております。  そういうことで、私、議案第12号、国保の健康保険特別会計の予算に賛成をいたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  さっきも一般会計で申し上げて、二重になります。わかりながらも、その決算委員会で真剣に質疑を交わしまして、大石課長、あるいは土井口課長補佐等々が真剣に取り組んでくれた。早速医師会とも話し合いをします。薬局、薬剤師関係とも話し合いしますといった結果が、あののぼりになって出てきたわけです。  そして、28年度は約3,000万、この3,000万が、道路予算のほうでいけば、平瀬町長当時、まず1,000万でした。それであと1,000万と。ことしの28年度も3,000万から行って、それ以上の金。極端に言うと、3,000万のジェネリックで削減したことが一般会計に持っていってやれば、道路予算が1年分、十分あるということです。考え方ですけど。  それで私としては、健康保険税を上げる、この間もそうでしたよ、相当批判ありました。私は言われました。何で簡単に上げるのかと。そういう微妙な、厳しい立場にあります、議会は。それゆえに町として、あのときは厚生省の指導、あるいは基準の中で、それを下回って、話し合いをして、それに決めたと。価格を決めたということを言われました。  ぜひ、今後もますます病院代は膨らんでいく可能性はあります。しかし、私は時津が一番早く取り組んだと思ってますから。それが3,000万の姿ですから。  ぜひひとつ、町長、叱咤激励していただいて、極力ジェネリック、ほかにも私はインフルなんかの薬は、打つやつは何て言うかね。タミフルって、それは薬の名前だ。            (「ワクチン」と呼ぶ声あり)  おお、ワクチン。そうそう、ワクチン。今、私は、ワクチンもジェネリックであっとじゃないかと言っているんですよ。もしよかったら捜してみろと。そして、特に伝染病ですから、何千人とかかる可能性はあるじゃないですか。時津も相当かかったんじゃないかな。有線放送でそれでずっと注意したぐらいですから。インフル、インフルって言って。だからそういうワクチンなんかもよく医者あたりと、医師会と話し合いして、ジェネリックがあればワクチンも、数多く打つ人もおりますけれども、ぜひ、そういう意味での予防、さっき川原議員も言うたけど、インフルに関してはワクチンを打つことが一つの予防、医学的に見ればですね。  ぜひひとつ、そういう形で、ジェネリックをお互いが、薬もワクチンも使っていただくという努力を、この1年間、また新たにしていただきたいなと。それを請い願いまして、この議案に賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  国民健康保険については、本当に担当課の方は一生懸命されているとは思っているんです。健康指導員の方がいらっしゃいますけれども、指導員の方からよく、行きましたか、どうしました、もう終わりましたかという電話があってます。  住民の健康を守るのが一番の目的なんですけれども、なかなか一人では、誰かが言わなければ行くことないんです。企業であれば行きましたかということを言うんですけど、それ以外は国民健康保険を置いての予防という、健康については自分で管理をするという部分がありまして、この指導員の方がたくさん、今8名いらっしゃいますけれども、電話をいただいて、その確認をいただくということは、健康を守るため、予防をするために非常に役に立つと思うんです。特に、国民健康保険料を下げるためにも予防することは、お金をかけないという、両方の利点がございますから、非常に頑張っていらっしゃると思います。そういうことを考えながら、この第12号については、賛成意見としてお話をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第12号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第12号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号、平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  第13号、平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計予算への反対討論を行います。  2008年4月1日に実施された後期高齢者医療制度は、当時の小泉政権のもとで医療費抑制、構造改革の一環として実施されたもので、年齢別に見ると、一番医療費がかかっているのが後期高齢者であるから、この部分の医療費を抑制する仕組みをつくるという目的で導入されたものです。病気も多く、医療を受ける機会の多い75歳上の高齢者をひとまとめにして、無年金、無収入であっても保険料を徴収し、医療費がふえれば、保険料を上げるか、あるいは、医療保険から医療機関に支払われる治療費である治療報酬を下げるという制度です。  制度そのものに根本的な無理があり、高齢者の尊厳を踏みにじる制度と言わなければなりません。  このような内容で医療に差をつけ、ほかと別扱いをする制度は世界に例を見ません。私は、後期高齢者医療制度そのものに反対です。  今、求められているのは、1、直ちに後期高齢者御医療制度を廃止し、もとの老人保健制度に戻すこと。2、その際、国庫負担をふやすなどの保険料の負担増が生じないよう必要な措置を講じること、3、医療費窓口負担の軽減を図ることです。
     このことを強調し、平成29年度時津町後期高齢者医療特別会計予算への反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第13号について、賛成意見を述べさせていただきます。  平成29年度当初予算は、歳入歳出予算の総額としまして、2億9,886万1,000円となっております。その中で後期高齢者医療広域連合への納付金として2億7,472万6,000円の予算を計上しております。そのままこれは県へ納付しておりますけれども、その中に保険料の徴収及び保険基盤安定金といたしまして、6,714万5,000円を計上しております。この保険基盤安定金とは、国による低所得者に対しての保険料軽減措置でありまして、後期高齢者医療制度運営発足時より激変緩和としまして予算措置が実施されておりました。この制度の持続可能性を高め、また、世代間、世代内の負担の公平性を図り、能力に応じた負担を求める観点から、平成29年度より段階的に縮減することになっております。今後は広域連合と連携を図りながら、国の制度改正に対応していただいて、高齢者の皆さんが無理なく安心して医療が受けられる円滑な制度運営を要望いたしまして、議案第13号に賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第13号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第13号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号、平成29年度時津町介護保険特別会計予算の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第14号、平成29年度時津町介護保険特別会計予算への反対討論を行います。  介護保険制度は、高齢化に伴い、介護を必要とする方が増加する一方、少子化、核家族化などにより家族だけで介護を支えることは困難な状況にあることを背景に、介護を必要とする状態になっても安心して生活が送れるよう、介護を社会全体で支えることを目的として2000年4月からスタートしたものです。  介護保険制度は、加入者が保険料を出し合い、介護が必要なときに認定を受けて必要な介護サービスを利用する制度です。しかし実際は、高い保険料だけ払わされる一方、必要な介護は受けられない状況が深刻化しています。  本町の介護保険料は、第1期の2000年から2002年度、標準月額が2,930円だったのが、第6期の2015年からは標準月額が5,600円と2倍近くになっています。一方で、基金残高は、平成27年度末の1億1,700万円から平成28年度末は1億4,200万円にふえる見込みです。  また、2015年4月から改正介護保険制度が始まり、特別養護老人ホームの入所対象の限定化や要支援サービスの総合事業への移行など、さまざまな改悪が行われました。  来年度からは要支援1・2の高齢者が利用する通所介護、デイサービスと訪問介護、ホームヘルプが介護保険から町の事業に完全移行されます。  これは国の責任放棄であり、町民へのサービスの質の低下が懸念されます。本町の平成29年度介護保険特別会計予算は、保険あって介護なしといわれる、介護サービスを削りながら負担をふやす国の方向に沿ったものであり賛成できないこと、また、基金を取り崩して保険料を引き下げるべきであることを述べて、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  議案第14号に賛成意見を述べます。  介護保険に関しまして、要支援1・2の方々は相当サービスが打ち切られ、厳しくなってきている現状にあります。  そんな中、生活支援サポーターが活用されようとしておりますけれども、これがうまく回っていくのかが今後心配されます。  介護保険料は払っているのになかなか使いづらいところです。国へこれ以上サービスを切り詰めないよう町のほうからも国へ要望する必要があると感じております。  しかしそんな中、高齢者実態把握で包括支援センターのほうから2名派遣していただき、調査をしていただけるということで、これはとても大切なことじゃないかと思い、評価をいたします。  この実態把握で得られました情報を介護の現場に生かしていただき、町としてできるだけの支援をお願いしたいと思います。  以上で、議案第14号に賛成意見といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第14号について、賛成意見を述べさせていただきます。  平成29年度当初予算は、保健事業勘定が20億6,751万5,000円となっております。前年度予算に比べますと、4,729万2,000円の増額でありますが、その要因といたしまして、新しい地域支援事業が前倒しで始まり、介護予防生活支援サービス事業の中に町独自のサービスが盛り込まれるようになったことであります。  今回時津町は、元気な高齢者を対象とした生活支援サポーター事業を始めることになっていることから増額となっているということでありますが、高齢者が地域でいつでも元気で生活することが医療費削減の目標であります生活支援サービス事業は、大変いい事業ではないかと思っております。  以前より高齢者支援ボランティアの要望をしておりました私としましては、大変うれしいことでありまして、議案第14号についての賛成意見とさせていただきます。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第14号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第14号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号、平成29年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  15番、矢嶋君。 ○15番(矢嶋喜久男君)  議案第15号、平成29年度時津町浄化槽整備事業の特別会計に賛成の立場から意見を述べたいと思います。  29年度の計画としては、新規が5基、それと道路改良事業に伴う1基の移転設置ということと、今までの既存の220基の維持管理費ということで、約4,280万の予算が上がっております。今まで以上に新規の開拓というのがまた難しくなってきているのかなというふうにも思っておりますけれども、積極的に相談をして、ぜひこれを達成していただきたいというふうに思っております。  それと、1基の移転につきましても、これは子々川の交差点付近というようなことを聞いておったと思うんですけれども、特に工事においては十分注意をしていただいて、事故がないようにやっていただきたいということを要望して、この議案に賛成したいと思います。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第15号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第15号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号、平成29年度時津町水道事業特別会計予算の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第16号、平成29年度時津町水道事業会計当初予算案について賛成の立場から意見を申し上げます。  平成29年度の事業収入予算は、7億6,944万9,000円、前年対比プラスの831万6,000円であります。支出予算額は5億8,126万1,000円、これは前年対比マイナスの3,898万4,000円の縮減であります。  前年度より水道工事負担金の減額を段階的に進め、かつ、水道水需要の増加が新たな住宅団地開発により見込まれることを勘案すれば、設定された当初予算はおおむね評価すべきと判断をします。  しかしながら、当初予算はあくまで予算であり、期末において当初予算に準じた決算と予算に裏打ちされた事業が円滑に遂行実現することを期待し、賛成意見といたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第16号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第16号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)
     御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号、平成29年度時津町下水道事業特別会計予算の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第17号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第17号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号、町道の路線の認定について(中央第二6-27号線)の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第18号、町道の路線の認定について賛成意見を申し上げます。  本議案は、提案理由のとおり、時津中央第2土地区画整理事業の施工地区内に位置する各道路の築造に当たり、隣接する施工地区外に発生するのり面を道路の区域として整備するために提出された議案であります。認定に当たり、現場視察及び検証をいたしました。  町道の認定要件は全て整備されておりましたが、当該地区は古きよき時代の時津町の原風景を現存し、また、時津街道に接続される道路であり、中世の歴史的遺構などが埋没している可能性も否定できません。開発行為により失われていくものと新しく生まれてくるものとを共存させることはできませんが、記録し、保存することは可能であります。  所管におかれましては、十分に留意の上、業務遂行をいただきたく、意見を付して賛成といたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第18号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第18号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。             (午前10時44分 休憩)             (午前11時00分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。           ~日程第9 委員会提出議案第1号~ ○議長(山上広信君)  日程第9、委員会提出議案第1号、時津町議会基本条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  提出者、議会運営委員長 濵田孝則君の議案の説明を求めます、  議会運営委員長、濵田孝則君。 ○議会運営委員長(濵田孝則君)  それでは、委員会提出議案第1号について説明をいたします。  本議案は、議会報告会の回数の規定について改正する必要が生じたため、議案の提出を行うものでございます。  時津町議会基本条例の一部を改正する条例第4条第2項を次のように改める。  議会は町民、町民団体、NPO等の意見交換会または議会報告会を年2回以上開催し、議会及び議員の政策能力を強化するとともに、政策提案の拡大を図らなければならない。第4条第4項を削る。  附則としまして、この条例は公布の日から施行する。  以上でございます。審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  議案の説明を終わります。  これから、質疑を行います。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  委員会提出議案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。          ~日程第10 委員会提出議案第2号~ ○議長(山上広信君)  日程第10、委員会提出議案第2号、九州新幹線西九州ルート整備促進に関する意見書の件を議題とします。  提出者、議会運営委員長 濵田孝則君の議案の説明を求めます、  議会運営委員長、濵田孝則君。 ○議会運営委員長(濵田孝則君)  それでは、委員会提出議案第2号について説明を申し上げます。  本議案は、九州新幹線西九州ルート整備促進に係る対応について意見書を提出するものです。  九州新幹線西九州ルート整備促進に関する意見書。  九州新幹線西九州ルートは、西九州地域の産業振興や交流人口の拡大等につながる重要な交通基盤であるとともに、長崎県の発展においても極めて重要な役割を担うものであるため、その開業が期待されております。  この西九州ルートは、フリーゲージトレイン(FGT)の導入を前提に、武雄温泉・長崎間の工事実施計画が認可され、平成34年度の開業に向け工事が進められております。  しかしながら、FGTの開発については、平成26年10月に開始された耐久走行試験において台車の摩耗等のふぐあいが発生し、平成27年12月には、国から「平成34年度中に量産車を導入することは困難である。」との見解が示されました。これを受けて、平成28年3月に関係六者による「九州新幹線(西九州ルート)の開業のあり方に係る合意」がなされ、平成34年度に武雄温泉駅での新幹線と在来線特急との対面乗りかえ方式(リレー方式)により暫定開業することとなっております。  なお、FGTについては、その後、改良された台車にて室内走行試験が実施されたものの、この試験の途上において再びふぐあいを生じ、平成28年11月に開催された軌間可変技術評価委員会において、「現時点においては、このまま耐久走行試験に移行する条件は満たされていない。」と評価されたことを受け、国からは、今後、検証走行試験の実施とコスト削減策の検討を行い、改めて今年初夏に耐久走行試験の再開について評価を受けることが表明されております。  こうした経過から、FGTの実現性について、新幹線開業を待望する町民の間には戸惑いや懸念が広がり、また、営業主体である鉄道事業者からも、次回の軌間可変技術評価委員会の評価結果によっては、全線フル規格化の検討が必要との姿勢が示されるなど、最終的な西九州ルートのあり方を早急に求める声が上がってきております。  よって、国におかれては、次のとおり対応されるよう強く要望いたします。  新幹線本来の時間短縮効果が発揮できるよう、山陽新幹線への直接乗り入れを確実に実現すること。  対面乗りかえ方式が固定化することがないよう、全線フル規格化を視野に入れた検討を早急に進めること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成29年3月24日。長崎県時津町議会。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官となっております。  以上、御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)
     以上で議案の説明を終わります。  これから、質疑を行います。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  九州新幹線西九州ルート整備促進に関する意見書採択に対して、反対討論を行います。  西九州ルートは、未完成な技術であるフリーゲージトレイン方式を前提に工事を進捗させてきました。  平成26年耐久走行試験においてふぐあいが発生し、強度的、構造的に難しく、計画どおりの34年度導入はほぼ不可能という状況です。  リレー方式を得てフル規格での運行を目指す計画のようですが、この見切り発車のずさんさの要因は、新幹線の実現というより大型公共事業先にありきであったことの裏返しです。  国に要望するという内容ですが、国や鉄道会社が全額負担するわけではなく、私たち県民の負担も巨額です。  これまで県が負担してきた費用は、28年までで383億円で、交付税措置を考慮した実質負担額で、負担額でも211億円です。  さらに、29年度の県の事業費は212億円です。県下の市と町に子供医療費助成を中学までに拡大し、それを15年間助成できる規模です。本町が県に助成を求めたいのは、子供医療費の対象年齢拡大ではないでしょうか。また、老朽化した社会教育施設、学校教育施設、生活道路、上下水道の整備、地元農業、商工業の振興ではないでしょうか。こうした分野にこそ県は助成するべきです。  長崎県は全国的にも人口流出でトップの県です。大型公共事業は一時的な経済のカンフル剤としての効果はあるかもしれません。しかし、地元経済の好循環、自立するための予算をも奪ってしまいます。地場産業の育成、福祉と教育の予算を充実させることこそ住民の思いであり、町本来の仕事です。  よって、本意見書の採択には反対です。  以上、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  この意見書に賛成の立場で意見を申し上げます。  るるこの問題についてはおくれをとっていると思っております。とにかく新幹線が長崎も西の末端でございますので、なかなか行き届かない。今までも、前知事の高田さんが言われました。当時この問題に大きな力を尽くしたと。長崎の状況、西の末端でございますので、末端が幾ら意見を言ってもなかなか来ないと。ただ、問題になっている、ちょっと名前は出したらまずいと思いますが、出さなければならないのでお許しを得たいと思いますが、佐賀県は何も努力しなくても長崎県が頑張れば通ってくると言われました。まさにこの日本が均等であるこの交通機関、平等であるこの交通機関を地域の発展には欠かせない問題であります。おくれにおくれをとっておりますし、かなり考案されましたが、フル規格で来ることが長崎の発展のためにつながると思い、また、その長崎県にある我が町も賛成の立場で応援をしなければならないと思っておりますので、今後ますますおくれを取り戻すために努力してもらうことを賛成し、この意見書に賛成するものであります。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり) ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  委員会提出議案第2号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  ~日程第11 所管事務調査について 日程第12 所管事務調査について~ ○議長(山上広信君)  日程第11及び日程第12、所管事務調査についての2件を一括議題とします。  本件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長から、目下調査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出があっております。  お諮りします。  ただいまの2委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、所管事務調査についての2件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。       ~日程第13 議員の派遣研修会等の報告について~ ○議長(山上広信君)  日程第13、議員の派遣研修会等の報告についての件を議題とします。  お諮りします。  会議規則第129条の規定に基づき、決定した議員の派遣について、その結果はお手元に配付の報告書のとおりであります。  この報告書に御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付した報告書のとおりと決しました。           ~日程第14 行政調査について~ ○議長(山上広信君)  日程第14、行政調査についての件を議題とします。  お諮りします。  平成30年3月31日までに各常任委員会、議会運営委員会及び議会広報編集特別委員会ごとに行政調査を実施したいと思います。  これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、平成30年3月31日までに各常任委員会、議会運営委員会及び議会広報編集特別委員会ごとに行政調査を実施することに決しました。  以上で、本定例会に付議されました案件の審議は、全て終了いたしました。  最後に、町長から挨拶があります。  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆様、こんにちは。  平成29年第1回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の言葉を申し上げます。  議員皆様には、3月7日からの一般質問並びに議案の審議等、大変お疲れさまでございました。  提出させていただいた議案全てに対して、原案のとおり可決をいただきましたことに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。  特に、今回は、平成29年度の一般会計を初めとする各会計の当初予算についても御審議をいただいたところでございます。施政方針でも述べましたように、人口減少社会、高齢化社会の中で、高齢者の健康づくり、子育て支援は今後ますます重要になってまいります。加えて、時津町総合戦略に基づく地域活性化につきましても、各産業団体とも協議を重ね、その実践を進めてまいります。  あわせまして、道路、区画整理棟の都市基盤整備事業にも引き続き積極的に取り組んでまいります。議員皆様方の御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。  これから1年で最も暮らしやすい季節を迎えます。議員皆様におかれましては、健康に留意され、御健勝にて御活躍されますことを祈念し、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  町長の挨拶を終わります。  これをもって、平成29年第1回時津町議会定例会を閉会します。           (閉議、閉会 午前11時16分)...