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平成28年第4回定例会(第3日12月 8日)

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  1. 時津町議会 2016-12-08
    平成28年第4回定例会(第3日12月 8日)


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    平成28年第4回定例会(第3日12月 8日)               平成28年第4回定例会 (平成28年12月8日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   新 井 政 博   出     2   平 埜   靖  出   10   久 保 哲 也   出     3   川 原 貴 光  出   11   水 口 直 喜   出     4   濱 﨑 幸 德  出   12   濵 田 孝 則   出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義   出     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二   出     7   中 原 裕 子  出   15   矢 嶋 喜久男   出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信   出 議会事務局
      事務局長    松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   住民環境課長    帶 山 保 磨  副町長      森   達 也   建設部長      吉 川 忠 彦  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 園 喜 秀  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長 濵 崎 憲 睦  総務課長     中 尾 博 英   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   大 宅 啓 史   都市整備課長    朝 長 郁 雄  行政管理課長   出 岐 貴 弘   水道局長      小 森 康 博  税務課長     溝 上 辰 雄   上下水道課長    菊 野 一 朗  福祉部長     前 田 純 孝   会計管理者兼会計課長                               小佐々 光 子  福祉課長     太 田 信 孝   教育次長      請 田 和 則  保育所長     平 子 末 代   教育総務課長    蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長          社会教育課長    永 尾 和 敏           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   学校教育課長    岡   由紀子 議  事  日  程                  開  議 日程第1 一般質問(久保哲也議員・水口直喜議員・平埜靖議員)       久 保 哲 也 議員         1 活力ある「高齢者社会の実現」について       水 口 直 喜 議員         1 駐在員(自治会長)との連携、連帯の活動について       平 埜   靖 議員         1 小中学校の空調(冷房)設備設置について         2 とぎつっ子の夢を育む基金について         3 時津町ペーロン船の第二艇庫(仮称)の保管場所増設の要望書につ           いて      議案審議 日程第2 議案第71号 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 日程第3 議案第72号 町長及び副町長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正す             る条例 日程第4 議案第73号 時津町定住自立圏形成協定の議決に関する条例を廃止する条例 日程第5 議案第74号 時津町農業委員会の委員の定数及び農地利用最適化推進委員の             定数を定める条例 日程第6 議案第75号 平成28年度時津町一般会計補正予算(第6号) 日程第7 議案第76号 平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号             ) 日程第8 議案第77号 平成28年度時津町介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第78号 平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号             ) 日程第10 議案第79号 平成28年度時津町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第11 議案第80号 平成28年度時津町下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第81号 平成28年度時津町一般会計補正予算(第7号) 日程第13 議案第82号 平成28年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第83号 平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号             ) 日程第15 議案第84号 平成28年度時津町介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第85号 平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号             ) 日程第17 議案第86号 平成28年度時津町水道事業会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第87号 平成28年度時津町下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第19 議案第88号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について〔時津             町日並郷〕 日程第20 議案第89号 公有水面埋立地用途変更について 日程第21 議案第90号 長崎市及び時津町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約             の締結に関する協議について 日程第22 議案第91号 長崎県市町村総合事務組合規約の変更について 日程第23 議案第92号 時津町崎野自然公園に係る指定管理者の指定について                  散  会              (開議 午前 9時30分)               ~日程第1 一般質問~ ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  日程第1、前日に引き続き、一般質問を行います。  質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。  なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えます。  まず、10番、久保哲也君。 ○10番(久保哲也君)  10番、久保です。通告に従いまして質問をさせていただきますが、きょう12月8日は、実は皆さん御承知のように、1941年12月8日、太平洋戦争が始まりました。総理大臣はきょうハワイオアフ島の戦艦アリゾナ記念館でオバマ大統領と一緒に献花をするというように聞いておりますけど、実は私も、昭和16年、1941年6月生まれでございまして、ちょうど12月といいますと、まだ乳離れをしてないような状況でして、大阪におりましたけど、この戦争の戦争遺児でございまして、この戦争がなければ、多分、私は時津にいなかったでしょうし、この場にも立っていなかったと。日本のどこかでおるか、いないか、人間の運命はわかりませんけど、しかし、言えることは、本当に紙一重、自分の力の及ばないところで人間の運命というのは左右されているんだなということをつくづく痛感をするわけです。  きょうはそういうふうな戦没者の方への追悼の思いも込めて、高齢者の問題について質問をさせていただきたいと思います。  あわせてきょうは、日ごろから大変お世話になっています盲学校の先生と生徒たちがおいでになっているようで、私が会長をしております百道会という地域の老人クラブがありますけど、きょうもこの話をさせていただくわけですが、今月の17日も餅つきで大変お世話になることになっております。まだ御報告はしておりませんけど、7、8名の方が生徒たちと交流をするようになっておりますから、この場をかりて、ひとつよろしくお願いします。  それでは早速、通告に従いまして質問をさせていただきます。  昨年の12月議会でも同じ題目で質問をいたしました。前回は、町長が無投票当選で、町民の付託を受けた後の初議会でありました。町長が2期目への立候補をするに当たり、そのリーフレットの中で、メインタイトルを「夢を形に」、サブタイトルが「絆と協働のまちづくり」をうたい上げ、そして公約の中では、「高齢者が健康で快適に生活ができるまちづくりに取り組みます」と公約されたことを踏まえ、私なりの感覚で、活力のある高齢者社会の実現についてということでございました。町長ビジョン実現のためには、高齢者を対象にした何でも相談室の開設と高齢者の知的財産を広く地域に反映をさせるための人材バンク、その開設の必要性を申し上げ、町当局の見解を求めた経過がございます。  本議会では、活力のある高齢者社会の実現について、パート2という位置づけの中で、視点を変えて、本町高齢化社会の中で地域で地道に社会活動する老人クラブに対する支援、助成について意見提言とあわせて質問事項をつくらせていただきました。  時津町高齢化率23.1%、65歳人口は実に6,914名、そして、高齢化の速度は年率1%の勢いで増加をしております。坂道を転がるように、ますます加速度的に高齢化する社会構造の中で、多様な高齢者に対する支援策が本町においても喫緊の課題であることについては、共通の認識を得ていると思いますが、質問の趣旨と要望をしっかりと御理解いただきまして、施策化、予算化されることを熱望し、以下の質問をさせていただきます。  質問の第1は、本町の生きがいづくり事業も3年目に入ったわけでございますが、どのように評価、検証をされているかということであります。  2点目が、活力ある高齢者社会の実現に当たり、老人クラブに新たな支援制度、平たく言えば、現行247万円の補助金に対して増額を検討できないかということであります。  3番目は、老人クラブ非会員に対する支援策は、現行のほかに検討されているかということでございます。  4番目が、行政が地域の老人クラブ、上部団体であります町老連ということにもなりますが、そこに期待する事柄は何かということであります。  5番目が、介護サービスにおける新地域支援事業はどのように進めているのかということでございます。これは、改正介護保険法に基づきまして、昨年、平成27年度4月から29年度までに通所介護、訪問サービス、それと施設介護サービス、これが市町村に移行するということを踏まえて、新たな段階に入るわけですが、その辺の事柄についてでございます。  最後に、日本一元気な高齢者のまちづくりビジョンを策定できないかということでございます。  以上、6点でございます。答弁をいただき、再質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  それでは、久保議員の御質問にお答えいたします。  まずその前に、久保議員が冒頭、きょうは太平洋戦争に突入した12月8日というようなこと等でのお話がありましたけれども、今、そうした太平洋戦争、戦争を経験された高齢者の方というような方は、非常にそうした御苦労をなされて、今の日本の繁栄を築いてこられたというようなこと等で、私も敬意を表しているというようなところでございます。折しも、きょうはそうした中で高齢者問題についての御質問をいただくというようなことでございます。  それでは、お答えをさせていただきたいと思います。
     活力ある高齢者社会の実現について、まず、1点目の生きがいづくり事業の評価についてでございますが、高齢者生きがいづくり事業は、高齢者の健康づくり及び生きがいづくりの支援並びに老人クラブの活動の活性化を図るため、単位老人クラブ及び老人クラブ連合会を中心として、各単位老人クラブごとに年3回の講演会を実施していただき、そのうち1回を町が指定する町外の施設として川棚町にございますくじゃく荘を御利用いただくこととしているものでございます。本事業では、これまで講演会を66回開催し、延べ2,567名の方に御参加いただいております。  講演の内容につきましては、高齢者の健康づくりに関するもの、高齢者の生活安全に関するもの、高齢者の生きがいに関するものとしており、これまで、特に高齢者の健康づくりに関するものを中心に講演会を開催いただいております。  今後、少子高齢化が進む中で、高齢者の皆様が住みなれた地域でいつまでも健康で生き生きと過ごしていただくためには、まずは、高齢者お一人お一人が御自身の健康への意識を高めていただくことが大変重要であると考えており、多くの高齢者の皆様に御参加いただいている本事業は、高齢者の健康づくり、生きがいづくりへの意識の向上に大きく寄与しているものと考えております。  今後もこの生きがいづくり事業に多くの高齢者の皆様に御参加いただき、いつまでも健康で生きがいを持ちながら、生き生きと安心して暮らしていけるまちづくりを目指して、高齢者の健康づくり事業に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、2点目の老人クラブ対して新たな支援制度を検討できないかについてでございますが、現在、老人クラブに対する補助金としましては、老人クラブ連合会へ運営費として247万円を交付しております。  また、老人クラブ会員と地域の子供たちが世代間で交流を図る補助金、地域支え合い事業補助金として、単位老人クラブ当たり5万円の補助金を交付しております。  このほか、長崎県からの直接補助として、老人クラブ会員老人クラブ活動の一環として県内宿泊を伴う研修旅行を行う場合、その旅行のために必要な経費の一部を助成する老人クラブ研修費助成事業がございます。  補助金の交付につきましては、はっきりとした事業の目的や、補助に伴う事業効果等十分検討の上、補助金の交付を決定することとなりますので、現時点では老人クラブに対する新たな補助金というふうなものについては考えていないと。そうした事業等がございましたら、申請をしていただきたいというふうに思っております。  次に、3点目の老人クラブ非会員に対する支援策は検討されているかについてでございますが、本町では、高齢者が住みなれた地域でいつまでも健康で生き生きと暮らしていただけるよう、高齢者の健康づくりや生きがいづくりに積極的に取り組んでいるところでございます。  本町が実施している高齢者サロン脳トレ・スクエアステップ教室ウォーターフロント公園に設置した健康遊具を利用した健康遊具講習会等介護予防事業や老人クラブを中心に実施している高齢者生きがいづくり事業につきましては、高齢者の方はどなたでも参加できるようになっております。  また、元気な高齢者の活躍の場の創出、健康づくりや生きがいづくりにつながる事業としまして、平成29年4月から実施する予定の介護予防・日常生活支援総合事業において、要支援の方など軽度の方が利用する訪問介護の生活支援サービスを元気な高齢者の方がボランティアとしてサービスを提供する事業の構築に取り組んでいるところでございます。  このように、老人クラブの会員・非会員は関係なく、本町の高齢者がいつまでも健康で生き生きと暮らしていただけるよう、今後も高齢者の健康づくり、生きがいづくりを最重要施策として積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、4点目の行政が地域の老人クラブに期待する事柄は、についてでございますが、老人クラブは地域を基盤とする高齢者の自主的な組織であり、仲間づくりを通して生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行うとともに、その知識や経験を生かして、地域を豊かにする社会活動に取り組み、明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めることを目的とした団体であると認識しております。  本町の老人クラブにつきましては、ゲートボールやペタンク、グラウンドゴルフなどのスポーツを通じての健康づくりやカラオケや舞踊などの文化活動、ひとり暮らしの高齢者等への友愛活動、地域での花壇づくりや子供たちとの世代間交流等の奉仕活動など、実にさまざまな活動に取り組んでいただいております。  老人クラブのような地域で中心となって活動していただいている組織があることは、高齢者の健康づくり、生きがいづくりを最重要施策として取り組んでいる本町といたしましても、大変心強く、ありがたく思っております。  今後、少子高齢化が進んでいく中、老人クラブの皆様には、老人クラブ活動を通じての仲間づくりや、お互いがお互いを助け合う「互助」を大切にしていただくとともに、住みなれた地域でいつまでも健康で生き生きと暮らしていただけるよう、健康づくり、生きがいづくりに取り組んでいただき、地域でいつまでも元気に活躍していただくことを期待しているところでございます。  次に、5点目の介護サービスにおける新地域支援事業はどのように進めるのかについてでございますが、我が国は超高齢化社会を迎え、団塊の世代が75歳以上となる2025年以降、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれております。  このような中、住みなれた地域でいつまでも自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される体制である地域包括ケアシステムの構築を推進するために、平成26年の介護保険法の改正において、地域支援事業の充実が図られることになりました。  改正された地域支援事業においては、現在、介護給付費として支給されている介護予防サービスのうち、介護予防訪問介護介護予防通所介護が移行して実施される介護予防・日常生活支援総合事業や、社会保障充実分として、地域包括支援センターが実施する包括的支援事業に新たに追加された在宅医療・介護連携推進事業認知症総合支援事業生活支援体制整備事業を実施していくこととなります。  介護予防・日常生活支援総合事業につきましては、現行のサービスに加えて、地域の実情に応じて、NPO、民間企業、ボランティア、住民等の地域の多様な主体を生かして、多様なサービスを提供していくこととなり、本町では平成29年4月より実施することといたしております。  その内容でございますが、現行の介護予防訪問介護サービス介護予防通所介護サービス現行相当サービスとして移行するとともに、ボランティア等の住民主体によるサービスとして、訪問介護の生活支援サービスについて、元気な高齢者の方がボランティアとして提供する事業を、訪問型サービスBとして位置づけ、事業を実施していくこととしております。  また、通所介護につきましては、現在、特定高齢者の介護予防事業として実施している生き生き体操教室を通所型サービスCとして位置づけ、生活機能を改善するための運動器の機能向上や栄養改善等の短期集中プログラムを実施していくことといたしております。  そのほか、在宅医療・介護連携推進事業につきましては、現在、西彼杵医師会の先生方にも御参加いただき、医療介護連携検討委員会準備会を開催し、本町における医療介護の連携のあり方を検討しているほか、地域の医療・介護資源の把握、また、医療・介護関係者の顔の見える関係づくりの一環として事例検討会を開催するなど、事業の構築に向けた準備を進めているところであります。  認知症総合支援事業につきましては、認知症が疑われる方やその家族の方に早期にかかわる認知症サポート医や保健師、看護師等で構成される認知症初期集中支援チームの設置や、認知症の方とその家族を支援する相談業務等を行う認知症地域支援推進員の配置等について検討を進めているところでございます。  生活支援体制整備事業につきましては、NPOや民間企業、ボランティアなどの生活支援サービスを担う事業主体が集まり、情報共有や連携を図るための体制として協議体の設置や、地域の生活支援サービスの資源の把握や生活支援の関係者とのネットワークの構築を行う生活支援コーディネーターの設置等を検討しているところでございます。  このように、本町におきましても、地域包括ケアシステムの構築に向けて、介護予防・日常生活支援総合事業や、包括的支援事業に新たに追加された在宅医療・介護連携推進事業認知症総合支援事業生活支援体制整備事業の構築に向けた取り組みを進め、高齢者の方が住みなれた地域でいつまでも暮らしていけるよう、サービス提供体制の強化を図ってまいりたいと考えております。  次に、6点目の日本一元気な高齢者のまちづくりビジョンを策定できないかについてでございますが、本町では、高齢者が住みなれた地域でいつまでも健康で生き生きと暮らしていただくために、今後のまちづくりの重要な施策の一つとして、高齢者の健康づくりを掲げているところでございます。  ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加していく中で、町民の皆様と協働で取り組んでいる高齢者見守りネットワーク事業による見守り体制の構築や、脳トレ・スクエアステップ教室高齢者サロンの支援などの介護予防事業を積極的に推進するとともに、ウォーターフロント公園に設置している健康遊具の利用促進、高齢者の健康づくりや生きがいづくりに関する講演会の実施など、高齢者の皆様が健康で生きがいを持って暮らしていただくための施策を最重要施策として推進しているところでございます。  また、先ほども申しましたとおり、平成29年4月からは、介護予防・日常生活支援総合事業において、要支援の方など軽度の方が利用する訪問介護の生活支援サービスについて、元気な高齢者の方がボランティアとしてサービスを提供する事業の構築を進めているところでございます。  この事業が実施されますと、要支援の方など軽度の方が、安価な利用者負担額生活支援サービスの利用ができるとともに、元気な高齢者の活躍の場が広がり、健康づくりや生きがいづくりにもつながっていくと思っております。  このように、高齢者の健康づくり、生きがいづくりには積極的に取り組んでいるところであり、御質問の元気な高齢者のまちづくりビジョンの策定につきましては、現在考えておりませんが、今後も高齢者の皆様お一人お一人が御自分の健康への意識を高めていただき、いつまでも健康で生きがいを持ちながら、安心して暮らしていけるまちづくりを目指して、高齢者の健康づくり、生きがいづくりに積極的に取り組んでまいりたいと思います。  以上で、久保議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  日ごろから町長の高齢者、高齢化問題に対する考え方というのは十分承っておりますから、私なりに理解をしておるところでございますけど、やはり、さらにより高みを目指して、そしてより効率的な、そして将来にわたってもますます町長のビジョンというものが地域の中でくみ取られて、そしてなおかつ成果を上げていくということを踏まえての今からのいろいろ追加質問になりますけど、どうぞ所管におかれましては、わかる範囲で結構、わからないところはもうわからん、これからの問題として承りますという程度で結構ですから、ひとつ明快な御答弁を頂戴したいと思います。  それでは、質問の第1です。順次進めていきますけど、まず生きがいづくり事業の実施状況は、今日まで、ちょうど3年目になりますから、ことしあたり、ひとつ見直しの時期に来ているのではないかなというふうに考えるわけですけど、その辺の実績を年度別に、当初年度から今日に至るまで、何団体、延べどのくらいの参加者数があったのか。先ほど町長は、二千六百何十名という御答弁をなさいましたけど、それを年度別に教えていただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  生きがいづくり事業の開催数と参加者ということでございますけれども、こちらは平成25年の途中で始まりまして、25年が4回開催をしております。参加者が200名ということになっております。26年度が18回、参加者が680名、27年度が28回、1,071名、28年度が、現在のところ16回で616名と、以上のようなことになっております。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  今のは、ちょっと言葉が足らなかったけど、川棚研修もお尋ねしたかったわけですけど。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  今言ったのが全体の数でございますけれども、そのうち、川棚のくじゃく荘を利用したのが、平成26年度が10団体で365人、平成27年度が10団体で292人、平成28年度が、現在のところ4団体、124人ということになっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  この生きがいづくり事業の中では、メーンになるのがこの川棚研修じゃないかということであるわけですけど、私も実はもう3回、うちのクラブでも実施をし、現場と現状というものを十分把握してきたわけですけど、これはこの中で会員と非会員、一般参加というものを抱き合わせて参加ということになっておるわけですが、一般参加の割合はどうですか。大体状況はどうですか。百働会のほうに関しては、十分把握をしておるわけですけど、全体としてはどうなんですか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  平成26年度、老人会の会員以外の方が参加された割合でございますけれども、平成26年度が13.7%、平成27年度が22.3%、平成28年度が26.6%ということになっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  今のは人数じゃなくてパーセントですか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  そうです。パーセントで今お答えをいたしたところでございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  非常にうちのクラブに比べれば高い割合になっておるから、ちょっと驚きです。うちのクラブは何か周知が徹底せずに参加率が悪いのかなと思いますけど。うちのクラブは実は150人おりますけど、第1、第2、第3で大体150人ですが。そして、参加率は35人前後ですから、ちょうど22、3%ぐらいになるのかな。そして、なおかつ一般参加となってきますと、2、3人という程度でございまして、いわば1割も切っているところなんです。  それはともかく、私は、当初目的というのは、それは現地で、時津町で実施する生きがいづくり事業と、くじゃく荘に日帰りで行って、レクリエーションを兼ねた研修ということで、二本立てになって、年間3回ということになっておるわけですけど、お尋ねしたかったことの一つは、当初もくろんだ一般参加の期待値といいますか、数値と、実態がどうであったのかということをお尋ねしたかったわけなんです。それによって生きがいづくり事業の成果というものが検証されるというように考えてお尋ねをしたところですけど、その辺については、ちょっと所管の見解をお示しいただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  済みません、まずお答えする前に、先ほどの数字のところが、今、慌てて計算しまして、ちょっと間違っておりましたので、改めて訂正をさせていただければと思っております。  26年度につきましては、非会員の参加者ということで、くじゃく荘に限ってのということでありますけれども、そこの部分についてはちょっと把握しておりません。27年度は、くじゃく荘の参加者が23人、くじゃく荘に参加された方の全体のうち7.9%、28年度が、今18人、そのうち割合が14.5%ということになっております。  生きがいづくり事業につきましては、老人クラブの会員の方を中心に、それ以外の方も参加をどんどんしていただいていいということで、老人クラブの皆様にもいつ開催するということでチラシ等をつくっていただきまして、各自治会を通じて回覧をしていただくなど、いろいろ工夫をしていただいて、いろいろ周知を図っていただいて、非会員の方も参加していただくように、今努力をしていただいているところで、今後もやはりそういう形で多くの方、高齢者の方、会員にかかわらず非会員の方もどんどん参加していただいて、健康づくりの意識の高揚というか、そういったところに進めていければということで考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  私も実は、この生きがいづくり事業は非常に有効な手段といいますか、有効な企画だなと。それというのは、老人クラブも非常に組織団体としてはそれなりの歴史があるわけですけれども、やっぱり行き詰っておるのが現状でして、そして、非常に高齢化しております。大体平均を言いますと、80歳近い、79.5歳ぐらいのところに来ておりますけど、79.5歳といったらちょうど男性の平均寿命です。お迎えが来る年齢なんです。ですから、これは実際に高齢化していく中で、どんどん本当は対象人口はふえていくわけなんですけど、現場の会員数はどんどん減少していくというような、非常に切実な問題を抱えておる。そこをやはり打開突破できるのは、この生きがいづくり事業の中で、一般の方々と、外側に外野席におる非会員の人たちとここで融合させて、そして入っていただいて、いわゆるアウトドアのゲートボールであったり、グラウンドゴルフであったり、ターゲットなんかをしていきながら、やはり健康づくりに寄与できると。その中でまた老人クラブの活性化ができてくれば、最終的にはそのまま介護とか国保とか、後期高齢者の保険の、いわゆる費用対効果に反映できると。そういうふうなものの、いわゆるもとになる部分はそのあたりかなというふうに捉えておりますから、これは非常に積極的に今後においても進めていかないといけないと思うんですが、ただ、川棚研修に関しては、やはり問題があります。それは、実は同じところに行くというのは面白味が半減してしまって、先ほどのデータの中でもそうでしたけど、最初は365人、次は295人、今現在122人というお話ですけど、うちのクラブがもう如実に3回行ったけど表われております。もう30人つくるのは大変なことです。何というか、おもしろおかしく、お土産持たせて帰らせる、向こうでビンゴゲームをしたり、室内ペタンクをしたり、それでその商品代というのを一般参加の方も含めて、クラブの費用の中で賄ってやると。そういったことまでして、それは当日の話ですけど、その前から追い込んでいかなければいけない。町のほうで印刷物のチラシについては御協力いただいて、それを自治会に持ち込んで、自治会の中で回覧板という形の中で130枚刷って、実は回していただいておりますけど、それでもなかなか見てくれないというか、まず見てくれないです。ですから、周知という問題も一つあるわけですけど、やっぱりここをもう少し固めていこうと思ったら、もう少し、今の生きがいづくり事業、特に、現場で、時津町内でやるものは置いておいて、川棚行きという問題をしっかり捉えて、そして、現場の意向という、実際に実施団体であります老人クラブの意向というものをしっかり受けとめて、そして見直すべき時期に来ていると思いますけど、その辺についての議論というのは、検討はなされておりますか。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今、川棚のほうで生きがいづくりの事業のうちの一環をするというようなことにつきまして、アンケート調査というようなものを私どものほうでは取っております。そこの中では、後で担当課のほうでお答えさせますけれども、確か私の記憶では、60数パーセントの人は、今のことでいいというふうな話が出ていたというふうに思っております。  ただ、実際にそうしたお声があるとするなら、これが果たしてどうなのかというようなことも、今回でもう3年目を迎えるというようなことでございますので、一度そうした老人クラブの会長さんたちのお集まりの中、話をして、そして状況をお聞きしたいと。  あと、時間的なものとか、そういうふうなもの等がどこら辺までを範囲としていいのかと。余り遠くに行くと、今度は高齢者の方は行くのがきついというふうなこと等になってこられるわけなんです。ですから、いろいろの御意見等を伺いながら、今後のやり方というふうなものは決めていきたいと。  いずれにしましても、私どものほうは、この高齢化をしていく社会の中で、健康に留意をしていただくと。認知症も今から大きな問題になってきます。ですから、そうしたもの等を広く高齢者の人たちに認識をしていただくというふうな中で、閉じこもりとか、あるいは運動不足というようなものをやめて、外に出て、一緒にゲートボールでもペタンクでも何でも、そういうふうな活動をしながら、そして生きがいを持った生活を送っていただきたいというようなことが第一にあるわけでございまして、そこの中でひとつ、そうした川棚のほうで温泉にでも入っていただきながら、受けていただいたならば、少し喜びにもなるんじゃないかというようなことでやってますけれども、本来は、そうしたもの等をやっていただくと。これは3回少なくともやってくださいと言ってますけれども、それ以上でも構わないというようなことで思っておりますので、ぜひこの事業については御理解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  先ほどのアンケートの部分の講演会施設を含めて、全体的に満足されているかということで、満足度というのをアンケートさせていただいております。
     満足と答えていただいた方が68.9%ということになっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  毎月の老人クラブの理事会の中に所管の担当の職員さんがおいでになって、その辺の問題についての意見が出されておるところの雰囲気は十分承知しておることかと思いますけど、当初、実は川棚を決定なさったのは、風呂に入れる、研修もできる、ホールがあるということですね。それと食事ができる。この3点が1カ所でできるというところ、それと、そんなに遠くないというところで決まったというように聞いておるわけですけど。それはそれで一つの見解なんですよね。それは常套なんですけど。しかし、いずれにしても時間がかかるとか、そして風呂はあっても風呂に入る時間がないとか。実は女性は入らないんですよ。ところが、女性のほうが多いんです。行く人は。何で入らないんですかって聞いたんです。そうしますと、やっぱり化粧の問題とか何だかんだあるんですね。それでもう、せからしかというようなことで、入ってもすぐ、何か着がえる暇もなかっていうようなことでして、はっきりいえば、温泉へは、男はちょっと酒飲んでから入ったりもしますけど、女性はほとんど入らないです。ですから、そういったことをいろいろ抱き合わせて考えますと、何も3点そろわなくたって、例えば研修は時津公民館でする、自分のところのクラブでする。クラブの公民館でする。それで、あとは食事と風呂、風呂に入るところはたくさん、ゆりの温泉だって食事もできるところがたくさんあるわけですから。ちょっとそこら辺をもう少し分析して考えて、選択肢の幅を広げることによって、やはり費用対効果においてもより効果的な実施ができるんじゃないかと。そして参加率も上がってくるんじゃないかと。大体、1回行ったところは、もうよかというような人が非常に多いです。仏の顔も3度じゃありませんけど、これは私の言っていることじゃありませんから、これはばあちゃんたちが言っていることを私が代弁しているわけですから。そういうことです。  余りここにこだわっておったら時間がありませんから、次に入りますけど。  先ほど、非常に重要な話題でもありますけど、言いたかったことは、行き先その他について、半分は町が持ちましょうというところだけを出していただいて、費用の半分を出していただいて、趣旨ももちろんそれに逸脱することはしません。趣旨と目的、そして成果というものが期待できるのであるならば、ある程度自由度を与えてやると、そして、その中で融合化というようなものも図っていくというところをひとつ考えていただければ、選択肢がふえますし、行き場は、はっきりいえば、軍艦島だってありますし、高原ハイツホテルかな、今のメモリードが新しく式見ハイツを買いましたけど、ゆりの温泉だってありますし、行き先はたくさんあると思うんです。2,000円の費用の中で行けるところはあります。ですから、そういう提案はいろいろできますけど、枠を絞られてしまったら、その範囲の中でやっぱり考えないといかんというところに制約を受けますと、選択肢の幅がなくなりますから、その辺を検討していただきたいというのを要望しておきます。  2点目になりますが、今、18クラブに対して、先ほど申し上げましたように、1,260名ぐらいの会員さんがおるわけですけど、大体加入率は18%です。高齢者対象人口6,950人に対して1,260人、18%、この18%の人たちに対して、現在247万円の補助金を入れておるわけですけど、そもそもこの補助額の根拠というのはどこにあるのかなということをひとつお尋ねしたいと思います。根拠とあわせて、妥当性といいますか、その金額がいいじゃないかと、これでできるじゃないかという根拠について、難しい質問かと思いますけど、わからんかったらわからんでもいいです。今までどおりで来ましたということでもいいですから、ちょっとお示しいただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  一応今247万ということで、運営費のほうを老人クラブのほうに補助金として出しまして、それを本体である老人クラブ連合会と、あと個別の単位クラブに振り分けをされて、あとは本体の老人クラブ連合会のほうで均等割とか会員割とかで調整をしていただいて、各単位クラブにも補助金をお渡ししていただいているというような状況でございます。  申しわけございませんが、はっきりとした根拠というところを言われますと、なかなかちょっと、私も今すぐお答えは難しいところがございます。  ただ、この補助金につきましては、実は県の補助というのが、この運営費の247万の中に一部入っておりますが、県の補助でもらうのは247万円のうちの53万2,000円というような状況になっております。残りの部分は、本町の一般財源のほうで出しているというような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  この247万円の原資は、今の話ですと、県の53万円だけですか。国は入ってませんか。私はアバウトで国が3分の1、県が3分の1、町が3分の1というような割合ぐらいじゃないかなと思ってましたけど、その辺はどうですか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  済みません、たびたび訂正で申しわけないんですが、53万2,000円じゃなくて85万円です。こちらが、247万に対しての補助として、県のほうの補助が85万ということになっております。残りを一般財源ということになっております。  一応これは県のほうから補助をもらうような形になっております。県のほうが、またこれ、国から県のほうに、恐らく補助金という形で一部行っているんじゃないかということで思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  時間がちょっとなくなってきましたけど、要するに国が3分の1、県が3分の1、町が3分の1ぐらいというところで構成されているというように思いますが、それはそれでいいです。もしあれだったら調べとってください。  言いたかったことは、大体調べてみたら、長与町も大体31クラブに対して430万ぐらいの金ですから、大体1クラブに対して10万そこら。大体同じような割合になっているから。私はこれが少ないとは言わないんです。今まではこれでよかったんです。しかし、やはりこれから、先ほど町長がおっしゃられた、いわゆる要支援の方が介護改正法に基づいて、今の自治体のほうに、市町村のほうに移行されるという形の中で、新しい段階に入っていると。その中では、地域のボランティア団体であったり、いろんな地域の皆さん方の手をかりて、そしてそれを実施していくようなことになるということと関連性が出てくるわけです。今までは一応それでよしとして、なぜかといったら、実際に入ってくる金の中でしか事業はできませんから、したいこともできないのが現実なんです。新たなことをやろうと思ったら金がないんです。金がなかったら会費を上げなきゃいかん。会費を上げたら会員がやめる。そういうふうな構造になりますから、結局したくてもできないというのが現状でして、ここを突破しなければ、町長が考える、町長ビジョンの高齢者が元気で安心して暮らせる地域づくりというものと全部つながるんですよね。ですから、お金お金とこだわるわけじゃありませんけど、やっぱりきれいごとを抜きにして、先立つものは金でして、やっぱりやることをやろうと思えば、発展的に持続させていくためには、それなりの原資が要るということを申し上げておきたいわけです。  3点目に入ります。  3点目は、老人クラブの非会員に対する支援策は検討されているか。これはもう、私も承知しております。高齢者教室であったり、シルバー時津であったり、健康サロンであったり、健康遊具を配置して、それなりの配慮はしておるということであるわけですけど、それの現行の成果というものが、実際にどれだけあるのかなというところについても、実は現場においては検証していただきたいと思うわけです。  しかしまだ、そういう顔の見える、会合に出てくる、いろんなことに参加をしてくれる、顔の見える高齢者の人たちはいいんです。しかし、一番重要な金のかかっているところは、実はひきこもりの高齢者なんです。そこに一番金がかかっておるんです。  実際に、この前まではひきこもり児童とか、そういう子供たちが社会問題になりましたけど、今は実際にひきこもりの高齢者が非常におって、その人たちが、これはそれなりの事情もあることでしょうけど、やっぱり社会コストを上げてしまっているような部分があります。ですから、ここをやっぱり、外に出てきてもらって、そして運動してもらって、健康づくりに参加してもらうということができないと、くどいようですが、町長の考える元気な高齢者のビジョンというのは実現しない。そういうことです。  ですから、そこをやはり、この人たちをいかに引っ張り出して、そして、いろんな社会行事に参加していただく、クラブに参加していただくというところをつくっていかないといけないわけですけど、今日までそういう問題についていろいろ、所管といいますか、内部で検討されたことはありますか。 ○議長(山上広信君)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(大串亮治君)  お答えいたします。  確かにおっしゃるとおり、出てこられない方は、やはりどんな行事にも教室にもなかなか御参加いただけないというところはあります。  そちらのほうを所管課としても、なるべくやはり多くの高齢者の方に御参加いただきたいということは、いろんな教室云々も含めてやっておりますし、いろんな事情で出れない、例えば独居の方とかは、うちのほうも実態把握ということで、直接、包括の訪問看護師等が回って話を聞いたりとかして、なるべくそういう教室へのお声かけとか、そういうところも一応積極的にやっているというようなところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今おっしゃったような、なかなかひきこもり等で出て来られない、これは自治会にしても加入率が非常に下がっておるとか、あるいは、子供会にしてもそういうようなものが低下しておると、老人会にしてもそうだというようなこと等で、やはりそうした傾向というのは、現代の社会の中にあっては、それを外に一緒に出していくのは非常に難しいというようなところがあります。しかし、私どものほうも高齢者サロンを各地区に立ち上げてくださいというようなことで、今15地区、全部立ち上げていただいたり、そしてそこの中には、年に20万の補助を出して運営をしていただいたり、あるいは、こうした生きがいづくり事業をやるというのも、そうしたもの等をいろいろ考えながら、できるだけ高齢者の方に元気で、そして、とにかく認知症が今から大きな問題だと私は思っているんです。ですから、そういうふうなものをできるだけ防ぐために、いろいろのこと等を考えながらやっております。しかし、現実問題として、それは全てそうした方たちに参加していただくというのは、やはり難しいというところはございます。今後ともそうした認識、意識づけというふうなものにつきましては、あらゆる機会を捉えながらお話をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  先ほどから加入率18%、1,260名の会員がおってと言いましたけど、実際、私たちは、現場の中でずっと分析をしてきているんです。そうしますと、30%ぐらいの方は、もう90歳以上、もしくは病弱で、もう行きたくても行けない、入りたくても入れない、入っても迷惑かけるだけだというようなことで、まずこの人たちは、対象ではあるけど、やっぱり別枠で考えなければいけない人たちです。しかし、40%から45%の人たちが、実は中間層で、元気なのにぶらぶらして、はっきり言いますと、余り目立ったことをしていないという人たちが多いです。クラブに対する拒絶反応であったり、余り協調性がなくて、人と話をするのが、元気だけど嫌だとか、いろんな、中間層で、プランクトンみたいな、ちょっとフワフワした人たちがおるわけですけど。この人たちをやっぱり取り込んでから固めれば、しっかりしたものができると思うわけですけど、その辺の働きは老人クラブの中に取り込むことかなというふうに考えて、私も昼夜頑張っておるわけですけど。  先ほどの247万円の金額が多いか少ないかということについてもう一回ちょっと振り返りますけど、大体、247万円というのは、介護保険で言いますと、介護度2の人が老健に入ったと仮にしますと、この人たちが年間245万円ぐらいかかるんです。ですから、ちょうど介護度2の人が老健に1人入った費用を介護保険で賄う金額が245万円ですから、ちょうどそれを結局、いわばその金額がそのまま老人クラブというようなものの運営費になってしまっておる。だからちょっと、そこら辺を、同じ240万円をそっちにかけるか、どっちのほうにウエートを置くか、これはどっちも無視はできませんけど、とにかく大いに考えてみる必要があるというように考えるわけです。  時間がなくなりましたから、ちょっと4点、5点、まだまだお尋ねしたいことがありましたけど、これで終わるわけじゃありませんし、パート3は、場合によったら次の議会でやるかもしれません。いろいろつながりが出てくると思いますけど、最後に、時間もなくなりましたから、時津町老人クラブのみならず、全国の老人クラブも老人福祉法が施行された昭和36年の発足以来、ちょうど55年になります。組織自体が動脈硬化を起こして機能低下しつつあると、現場のど真ん中にいる人間として、私は危惧をしております。  組織の活性化を図るためには、新しい血液を輸血しなければ体質が変わりません。名実ともに時代に適合したクラブ活動が求められている今日であります。その認識の中で、役員が日々研鑚を積み、先頭に立って地域の中に新しい風を送らなければなりません。  しかしながら、恥ずかしい話ですが、財政的には2年に1度の研修もほとんど自腹で行かざるを得ないような経済事情であります。老人クラブが地域の中で、会員、非会員を問わず、助け合い、支え合い、ひきこもりや介護や医療に行き場を求める対象者にともに生きる人間同士としてきずなをつくっていけば、結果として日本一元気な高齢者社会ができると確信をいたします。  日ごろから高齢者支援課の皆さんが、町長の意向を受けて、誠心誠意努力をしていることについては、深甚なる感謝を申し上げたいと私は個人的に感じているところでありますが、行政の力で眠る巨人、これは老人クラブのことです。眠れる巨人です。これはもう本当に、大物ばっかりおるんです。これを進撃の巨人に変身させていただきたいと念願をいたします。  町長が局に町老連三役の意向を聞く機会をつくり、現場の状況と要望を振作していただきたいと重ねてお願いし、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、久保哲也君の質問を終わります。  暫時休憩します。             (午前10時30分 休憩)             (午前10時45分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行います。  次に、11番、水口直喜君。 ○11番(水口直喜君)  皆さん、改めましておはようございます。  先に通告書を出しておりましたので、一般質問を行わせていただきます。今回は、次の1項目をさせていただきます。  駐在員、自治会長さんが兼ねられておりますが、この方々との連携、連帯の活動についてであります。  去る10月24日、総務文教常任委員会では、議員懇談会の一環として、町内駐在員、自治会長さんたちであられますが、この方々と意見交換会を開催いたしました。そして、皆さんとさまざまな質疑・応答を交わし、多くの意見をいただき、有意義な懇談会でありました。出席いただいた皆様方には、大変御多忙にもかかわらずお時間をいただき、改めて心よりお礼と感謝を申し上げるところであります。  さて、懇談の質疑等で、私たちができることは行いましたが、気になる点がありましたので、出席の方々の質問を踏まえて、次のことについて伺うところであります。  まず、①防災マップが作成されましたが、地域、自治会はどのように対応すればよいのかとの質問がありましたが、このことについてどのように取り扱われておられるのでしょうか。  また、5月に作成されました地域防災計画の周知についてもあわせて伺いたいものであります。  次に、②有事の地域の第一の避難所は地域公民館であるとの考えがありますが、この地域公民館の安全性について、所管ではどのように思っておられるのか、見解を伺います。  また、③地域公民館におきましては、建設から長年がたち、老朽化した建物もあります。建てかえたいと思っておりますが、地域の現状ではなかなか困難であるという意見も出されました。現状の町助成金についての見解について伺うところであります。  また、見直しについての考えはないものか、あわせて伺います。  ④道路側溝等の改善を担当課へお願いしましたが、対応してもらえなかった等々、さまざまな質問・意見が出されました。駐在員会議はどのように行われているのでしょうか。  会議では、駐在員、自治会へのお願いが行われているようでありますが、両役(駐在員、自治会長)としての意見等についての取り組み状況について伺うところであります。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、水口議員の御質問についてお答えいたします。  駐在員及び自治会長である皆様との連携・連帯の活動についての1点目、防災マップに対する自治会の対応と地域防災計画の周知についてでございますが、今回の防災ハザードマップについては、本年3月末、県による土砂災害警戒区域の指定を受けたこと、また、指定緊急避難場所を本町で指定したことにより、改めて住民の方々に危険箇所の周知と防災意識の高揚を図り、安全な避難をしていただくことを目的として、各地区ごとの防災ハザードマップを作成いたしました。  今回のハザードマップの作成に際しては、各自治会長との協議を経て作成したものであり、情報掲載面にも住民の皆様にとって防災上大変重要な情報が洩れなく掲載できたと考えております。  そこで地域での対応についてでございますが、まず、ハザードマップは、地域の危険な箇所などを避け、無事に避難することを主な目的としておりますので、地域では今回のハザードマップを活用し、自主防災組織での防災訓練や地域住民に対する防災意識の啓発に取り組んでいただきたいと考えております。  また、本町といたしましても、自治会長の皆様と相談しながら、各地域からの御要望に応じて担当職員が出向いて行き、今回のハザードマップを活用した防災に関する講話や説明を行っておりますので、そのような連携も進めてまいりたいと考えております。  また、現在、今回のハザードマップを活用して、地域独自の避難経路などを追記したハザードマップの作成などを行っている地域もございます。  次に、5月に作成した地域防災計画の周知についてでございますが、今回の計画については、冊子にした上で、防災関係機関となる自衛隊・消防・警察・関係行政機関など全18機関に対して送付したほか、議員の皆様を初め、各自治会長、町管理職及び各課に対して配布しております。  さらに、防災計画全編と約30ページに集約した概要版の2種類を町ホームページに掲載しているところでございます。  次に、2点目の地域公民館の安全性についての見解についてでございますが、本町では、災害の危険が差し迫った場合において一時的に避難する「指定緊急避難場所」と、災害で被災した方が一定期間滞在する場として利用する「指定避難所」があり、本町が管理する施設を指定しております。  指定避難所は、主に小中学校の体育館や北部コミュニティセンター、総合福祉センター、コスモス会館、役場など町が管理する施設を指定しており、災害の発生が予想される場合などには、これらの施設への避難誘導を行うこととしております。  また、指定避難所は、指定基準を策定した上で安全な構造であることが確認された施設を指定しております。  次に、3点目の地域公民館を建てかえる際の現行の町助成金についての見解と見直しについての考え方についてでございますが、補助金につきましては、公民館建てかえ事業の場合、時津町自治活動促進事業補助金交付要綱に基づき、限度額を500万円とし、事業に要する経費の3分の2を交付しております。  自治活動の拠点である公民館や集会所の補助金限度額につきましては、今後、自治会長の御意見も伺ってまいりたいと考えております。  次に、4点目の駐在員会議の内容と駐在員からの意見等に対する取り組み状況についてでございますが、毎年4月に開催しております駐在員会議の内容につきましては、各課から駐在員にお願いする職務等について、また、当該年度の施政方針についての説明が主なものになっているところでございます。  また、自治会長と町との意見交換の場といたしまして、平成26年度から6月と12月の年2回、自治会長と町との懇話会を開催いたしております。  懇話会では、まず、私が町政の動きについての理解を深めていただくために、町が実施している主要な施策の進捗状況等を説明し、その後に、自治会長または駐在員として各地域それぞれの意見や要望ではなく、町全体としてのまちづくりに対する意見等をお伺いしており、これまで高齢者の見守り、文書配布の見直し、町防災訓練などの議題や提案をいただきながら連携を深めさせていただいているところでございます。
     以上で、水口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問はありますか。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  答弁ありがとうございました。再質問をさせていただくところでございますが、随時伺ってまいります。  もうハザードマップ、全世帯に配られて、答弁のとおり、代表である自治会長さんかれこれの意見も聞かれ、つくられたということでございますが、ここであえて、これは説明をし、そしてやったということで町長部局でおられますが、我々の懇談会の中では、どうすればいいのかという意見が出ましたので、ここで質問させていただくわけでございます。  防災マップ、危ないときはこうしなさい、ああしなさいというのは書かれて、わかるような気はしますし、私も見て、なるほどなというところもありました。しかしながら、さあ実践といったときに、どうなのかというのを危惧されての議員・議会への質問だろうと思っております。  一昨日から防災問題についてとか、公民館の問題を質問されておりますが、やはり受けとめ方、行政をやっているよと、質問の最中も自席から聞いておりますが、なるほどなと、行政はやっておるよと。しかし、住民のほうは、果たしてそれが全て万全に理解しているのかというのが、なかなか問題じゃないのかなということで、今回質問させていただいたわけでございます。  地域防災計画、法に基づいてつくられておるところでありますが、行政としての大きな役割、ここの規範を使って、いざ大きな災害、有事のときにはこうしなさい、ああしなさいというのは、当然つくられていると思います。しかし、地域イコール駐在員、自治会長さんが考えておられるのは、いざ起きた瞬間、これからどうすべきかとか、小規模といったらちょっと語弊があるかもしれませんが、軽度の災害、例えば、家がちょっと潰されて住めなくなったとか、その後の処理的には、やはり、一番利用している身近な公民館等々がその役割を果たしているという考えが多分あられて、公民館のあり方、もしくは必要性を訴えられたのじゃないかなという気がしているところであります。  何と言いますか、きのうからの答弁でも行政がやっているという中で、大きく捉えればそうなんですが、いざ、こういう、角度を変えて、一番底辺の災害があったときにはどうするのとか、いざ動くときにはどうするのかとか、防災マップについても防災計画についても、いざ専門的な中核になるのは、やはり地域の消防団でありますし、地域の自治会及び公民館、並びに地域の消防団等々との日ごろのつき合いであるにしても、有事の際についてはどのような行動をとればいいのか。行政が当然、そのリーダーシップはとられると思うんですが、それ以前の時間的には、誰がどうすればいいのかということが一番心配での自治会、駐在員さんの考えではないかと思いますが、この点はどのような形で誘導かれこれをしようと思っておられるのか。  実際、体験すれば、教訓としてこれが足らなかった、あれが足らなかったということがあろうかと思います。しかしながら、ここにおる私もそうなんですが、昭和の大水害、あれが記憶に残っておりますが、本当、記憶から消えている状態でありますし、土のう一つ、誰が並べるのとか、その後の処理は誰がするのかと考えれば、かなり社会状況も変わっているところと思っております。  これらのことを踏まえながら、有事の際にどのような活動パターンといいますか、これをお考えなのか、改めて伺いたいと思っております。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  お答えいたします。  水口議員御承知のように、自治会というふうなものは、規模が大きなところ、行政面積が大きなところ、小さなところ、人口が多いところ、少ないところ、いろんな形態で自治会というふうなものが運営をされておられます。  今回のハザードマップにつきましても、そういうふうないろんな状況が違う自治会の会長さん方に話をして、そして全体としての町の防災の方向性について一緒に考えていっていただくことを目的として、ことしの7月とか9月の臨時の自治会長の連合会の総会のほうでずっとお話をさせていただいて、初稿の段階から校了まで、全部自治会長さんに確認をとって進めさせていただいたというところです。  その中でもやっぱり、それぞれの地区によってお悩みのところがあって、大きなところにつきましては、またその下に班長とか部長とかいろいろいらっしゃいます。小さなところは小回りが利くというふうな利点もございます。そういった中で、各地区の状況というふうなものをいかにこちらのほうが把握をして、一緒にやっていくかというふうなところが重要だと思っておりますので、一応その自治会長さんに個々の状況をお伺いして、そして、そこに対応する町の役割とか自治会の役割、そういったものを話をして進めていこうということで、個々、そういった特殊事情につきまして話をして、防災についてともにやっていこうというふうなところで話をしているところでございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  今つくられましたので、今後いろんなことを考えていくだろうという答弁でございますが、やはり、つくる前からいろんなことを想定しながらいかなければならないんじゃないかなと思っております。  先ほどから何回も言いますが、行政的な考えと受けとめられる方の地域、自治会長、駐在員さんを含め、地域の皆様との考えにかなり温度差があるんじゃないかなというのが一つ、私たちはこの懇談会の中で知り得た情報であります。  役場、町長部局はちゃんとやっているつもりであってもどうなのかと。町長部局、職員さんも時津町の町民でありますし、そこにおられる。ある意味では、自治会、公民館に携わっておられる方もおられるし、そうでない方もおられると思います。  おられる方は、おのおの、少し違ってでも地域の行動パターン、いろんな出来事は把握されていると思うんですが、そうでない方はなかなか、地域性は学べるところがないんじゃなかろうかと思っております。ですから、有事の場合にどうするのといったときに、役場の職員さんであられるから、やっぱり頼るところもあろうし、どうすればいいのかというところもあるし、混乱状態の中だと思うんです。こういう平常心のときには、町から出されたような防災計画かれこれも目を通して、なるほどな、こういうパターンかというのもありますが、実際なったときにはどうなのかというのがやはり、駐在員、自治会長さんの悩み事じゃなかったのか。ですから、何回も申しますが、説明したつもりが、さあどうすればいいのかの具体的な説明は聞いていなかったと。それは、地域力で云々ということも言われるかもしれませんが、やはり、行政がリーダーシップをとっていただいたり、どうすればいいのかというところにあるんじゃなかろうかなと思っております。  ましてや、いろんな災害が起きております。大きなものは災害と言いますが、急に突発的に起こるから災害という言葉になろうかと私は思っているところであります。  これからも地域の方々とよく取り組みながら、やはり連携で行きたいというのが、先ほど言った、いろんな諸団体がある中にしても、自治会イコール自治会長、駐在員さんを頭とする消防団、もしくは行政のそういう連絡網のこの連携・連帯がなければ、そのときの災害・災難は突破できないことだと思っているところでございますので、その点はよろしくお願いしたいと思っております。  そのところを踏まえながら、今回出された地域力の源となる、拠点となる公民館の問題であります。  やはり、先ほどのいざ云々といったときに、先ほども申しましたが、大きな、予知できる、来るだろうというときには、先ほどの防災計画に基づいて公の機関、コミセンとか、いろんな学校を利用するということで、確かに昨今は防災無線で用意しておりますから、自主的に避難ということもあろうかと思っております。しかしながら、今回もいろいろと要支援の方等の避難をどうすればいいのかとか、どういうふうなメニューを用意しているのかという質問があっておりますが、やはりその先頭に立たれるのは、地域的には自治会長さん、公民館長さんであります。このところが、自分がリーダーだから率先してやらんばいかんという考えはある中でも、ややともすれば、それが失敗に終われば、亡くなられるまでその思いを引きずっていかなければならないという悲しい出来事もあります。そのことを考えれば、行政のほうみんなで決めて、行政のほうでそういうメニューも考えていただいてというような社会状態ではないのかなというところもあります。ですから、ぜひそこら辺は、行政、公としてのリーダーシップを図っていただきながら、地域、地域性はあるにしても、いざというときにはやはり、その地域に基づいた避難、そしてまた人命の救助かれこれ等にもマニュアルを早急につくっていただきたいと思っております。  それと、公民館についてでございますが、やはり、日ごろから使用している、使っているというところでありますので、気軽に利用しやすい。それと、先ほども言ったとおり、大きな災害のときはもう公民館に行こうとどこに行こうと大変なことでございますが、やはり小規模、例えば、家の後ろが崩れたよとか、ちょっと住めないとか、そうしたら、公民館には台所もあるし、トイレもあるし、風呂は当然装備されているところは少ないと思うんですが、その中で唯一気軽に使えるところは、やはり地域の公民館なんです。それは、地域活動をされている方は十二分にわかっていると思っております。  ですから、この件について、きのうの町長の答弁でも、地域公民館は地域のものだということでありますが、確かにそうであります。従前は地域活動の中で自分たちのものは自分たちでという、地域力を高めなければならないという、地域のリーダーイコール地域力があって、公民館をつくった、さあつくろうかという、確かにそういう勢いも力も活動もあったように思っております。  しかしながら、いざ公民館をつくろうと、つくりたくてもつくれないという今回の意見、どこも自治会長は思われると思います。運よく、言葉はちょっと悪いですが、運よく立ち退きとか道路関係、もしくは、西時津も今建てておりますが、公共の施設の関連で、助成金をいただきながら、それを原資として建ち上がってこれれば幸いだと思います。今、元村地区も区画整理によって、立ち退き費用を原資として、あとはみずからの地域力で行こうということで考えております。  このような形のところは、できるところはいいのですが、聞くところによれば、もう40年、50年たって、果たしてそれが木造、さあ心配だと、いざ避難、何かのときにはやはり公民館が拠点だよねと。ここで建て直したいという考えでおるんだけど、そういう声があるんだけど、地域力が虚弱になりながら、なかなか体制もまとまってこない。会費等も十分に集まらない、活動もできない。目いっぱいのところで自治会公民館費は使っていると。とてつもなく建てかえの費用までは云々というのが、老朽化した公民館をお持ちの自治会長、公民館長の心配ごとかなと思っております。ですから、今回、このことを上げさせていただきました。  現行の3分の2、上限500万と。これが、私も調査不足でございますが、時代的にいつ決められたのか。その時代の建設価格は幾らだったのか。今やれば幾らであったとか、今回用意しておけば話もしやすかったと思うんですが、急な質問でございますが、この3分の2というか、500万上限というのが、500万というのが、果たして助成金になっているのかどうかというところでございますが、いつごろ決められて、どういうことで、何パーセントぐらいだからこの500万を決めたのだろうかと、わかっていれば教えていただきたいのですが。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  今回の町の防災計画でございますが、これは改正災害対策基本法の趣旨を受けまして、減災、防災というふうなことを趣旨に置いて策定をしておりまして、先ほどのハザードマップ等も災害にあわずに無事避難をしていただくと、早目の避難をしていただくというふうなことが趣旨でございますので、そういった御協力をお願いしたいと思います。  あと、公民館の費用でございますが、現行の要綱につきましては、昭和55年10月に策定をされております。  当時はまた、県費の補助もございまして、県費が3分の2で限度額600万、それから、200平米までにつきましては400万ということで県費がございました。そのときの町の補助金というのは、2分の1補助の300万が限度額というふうなことになっておりました。  その後、県の補助金等が、確か16年か17年ぐらいだったと思いますが、外れております。それで現行の3分の2までで500万ですね。200平米にまでについては300万だったと思いますが、現行の補助割合になって現在に至っているということになっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  以前は県の補助があって、なくなったということでございますが、そのときには、県と町を合わせれば900万ですよね。200平米云々というのを除けば。  今、問うわけではございませんが、県の助成がなくなったとき、町の改正というのは考えられなかったのでしょうか。今の担当部局に聞いても、議事録を見ないとわからんでしょうけど。  逆に言えば、そのことを今問うわけでございますが、このことで減額になっておるし、経済状況としては、建設コストは上がっているわけです。そこを踏まえたときに、今の500万が妥当かどうかという見解はどうでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  昭和55年というのは、私が入庁した当時でございまして、そのときの話がどういうふうになってというのは、ちょっと私もわからないんですが、当時、限度額300万というふうなものを見直しまして、限度額500万というふうなことになっておりますので、その分の補助金が減らされたときの対応は、それなりのことを当時やられているんだというふうに思っております。  公民館の建設費ということでございまして、これは基本的には、社会教育法に載っております公民館の類似団体というふうなことになるんだそうですが、その中では、生涯学習とか、それからコミュニティづくりというふうなものが基本になっておるというふうなことでございまして、この部分の建設費の主体は、やはり地域にあったんだというふうに思っております。  公費のほうをもっとふやして、公費のほうを主体にして皆さんでつくれるような状態をというふうなことだろうと思うんですが、この辺の考え方というのは、やはり、まだ私たちも実際自治会長さん方からそういった声を直接聞いたこともございませんので、今後とも話を聞きながら、地域のコミュニティづくりというのは、本町の骨格をなすような話でございますから、大変重要なことだと思いますので、お話を聞きながら対応していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  ぜひ、駐在員会議等々で、先ほどの答弁では、町全体のことを駐在員さんが聞いているということでございますが、私も議長時代に駐在員さんの委嘱ということで、4月でしたか、あのときに同席させていただいた経験上、出だしですので、委嘱状をやって、施政方針を語って、新しくなられた方もおられますので、町長部局のおのおのの役割と、また駐在員との連携というのを語られたというところは知っておりますが、その後の会合、懇談会には出席したことがありませんので、今回、どのようなことをしているのかなと。しかしながら、答弁の結果では、町全体のことを語っていただいておりますが、改めて駐在員さんというのは、各自治会長を兼ねられております。  ある県では、駐在員と自治会長はなぜ兼ねているのかという意見もございますし、私個人的には、こういうふうに自治会長を経験した中では、いや、そらもう地域の代表ですから、一番わかりやすく、組み上げてきていただいて、19地区ですかね、この隅々までの御意見を聞くから、行政は目が届くんじゃないでしょうかという個人的な意見も言ったことがありますが、町全体のことよりも、やはり、足元を一番知っている自治会長さんが駐在員として来られているのじゃなかろうかと思っております。ですから、この駐在員さんの会議の中に、駐在員ということだけであれば、私は町全体のことを語っていただいても構わんと思うんですが、この冊子を見ますと、駐在員さんにお願い、それから自治会へのお願いというのが書かれておりますよね。そうしますと、お願いだけではなくて、要望かれこれも聞く必要性があるんじゃなかろうかなと。その場で時間がなければ、改めてそういう会合をしながら、意見等々を組み入れないから、改めて我々が、なぜという、今回の質問事項をいただいたんじゃなかろうかなと思っているところでございますが、この点について何か御意見があればお聞かせ願いたいと思っております。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  この4月に1回していたのを新たに2回追加してやるというようなことは、4月は、今議員がおっしゃったように、辞令交付をやって、そして町がお願いをしていることとか、そういうふなものをやってしまったら終わりなんです。なかなかいろいろの自治会、あるいは駐在員として、困っておられるとか、悩んでおられるというふうなもの等を聞く機会がないというようなことで、私があと、これを年に1回か2回、全体でそういうふうな場をつくりましょうかということを自治会の会長さんと話をしました。そうしたら、会長さんのほうも、ぜひそういうような格好でやってくれというようなことで、2回、6月と12月というような格好でやりましょうかというような格好で追加したわけです。  ただし、そのときには、自治会のほうも、駐在員と両方兼ねてますから、ここの話をやったら、私のところのどこどこ地区の側溝がどうだこうだというような格好で、子々川から西時津までそんな話を出していったら、この会というのは、ほとんどそういうふうなもの等で終わってしまうわけです。ですから、そういうことはやらないと。それで、もっと自治会として、あるいは自治会長として、いろいろ、こういうふうなことで困っておるとか、あるいは、こういうような格好にしたらどうだろうかとか、あるいはもう少し、町全体的なことでもようございますので、いろいろそういうふうなもの等の話にしていったらどうでしょうかというようなことで、合意を得てこれはやっていることです。  ですから、いろいろの個別の自治会が持っておられるそうした住民等からいろいろ要望されたこととか、そういうふうなものは、随時町のほうに持ってきていただいて、話をお伺いするようにしておりますので、一緒に立ち上げたここの中の自治会長さんたちとの会議の中では、そういうふうなことはやらないと。  今、その年度で進めておる政策等の、大体今はこういうふうな格好で進んでいますよという、そういうふうなもの等は皆さんにお知らせをするということ等でやっておると。今後も、私のほうはそうしたことで行きたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  町長としての駐在員会議のあり方は、町長がそう思って行動されるのはそれでよしと思っています。  我々が今回、我々というか、議会開催の懇談会で気になったことは、やはり地域のリーダーとしての心配ごとかれこれがあったからこういうのが出ておりますし、そういう話し合い、要望するときはいつなのかというのがやはりあられると思うんです。町長が言われたとおり、駐在員会議でそのようなことをしておけば、多種他目出過ぎてどう取り扱えばいいのかというのがあろうかと思いますので、それはそれとして、それならば、自治会長会議か何かされて、19自治会が集まらなくても、最寄りの3自治会とかいろんな形での会合は私は必要ではないかと。やはり、駐在員さんもリーダーシップをとりながら、私が言ったら怒られるかもしれませんが、町長の前ではやはり、なかなか、こういうのを要望してもいいだろうかということもあろうかと、私は思っております。  ですから、いわば議会というか、議員さんには言いやすいのかなと。この会議をするときにも、今から悪口も言うけんねと言われました。まさにそうだろうと思っております。我々は4年に1回、行政と地域のパイプ役になるというのを少なくとも第一条件としてこの場に立たせていただきます。ですから、住民イコール自治会長は特に、我々には言いやすいし、なんばしよっとばいと。いわば、報酬がときばってくれよとかというような意見も出される。それはありがたいことでありますし、厳しいですけど、あえてここでまた、町長含めた部局にもお願いしないといけないことと思っております。  ですから、ぜひ、現状を踏まえながら、町長、現場の声を聞く機会をぜひつくっていただきたいと思っております。  溝ぶた一つと言いますか、いろんな方が出ると、都市整備施工を責めるわけじゃございませんが、当然、そこに急に来たときには、予算もついていないし、できませんという答えも出るかと思いますが、そこら辺は聞き及んで、その解決法には向かってやっておられると思うんですが、やはり頼んだほうは、聞き入れてもらえなかったとしか思っていないわけでございますので、そこら辺の調整といいますか、聞き及んで、次の段階で予算等も取れますよという説明を加えれば、自治会長さんあたりもなるほどなということで理解されると思うんですが、今のところ、我々の耳に入ってくるのは、聞いてもらえなかった、うてあってもらえなかったでありますので、ここの意見の相違といいますか、それは十分に今後、住民に対して対応していただきたいと思っておりますし、何回も申しますが、ぜひ、違う機会をとっていただきながら、いろんな、建設部局だけでなく福祉の問題、先ほども久保議員が言われたとおり、高齢化の問題、また地区の問題等もありますので、どこかでそういう諸団体も含めながら、現状と意見と、要望が大半になろうかと思いますが、そういう懇談、懇親の場をぜひ、忙しい中でもつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。ぜひその辺をお願いしたいと思いますが。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  行政を進めていく上で、現場の意見を聞くというのは非常に大事だと、私もそれはそう思っております。そういうふうなことにつきましては、そうすることはいとわないわけです。  ただ、今度12月にまた自治会長さんたちとお話をする会を設けておりますので、そこの中でもちょっと、そうした御意見等を伺おうかと思っていますけれども、ただ、自治会長さんたちが、全部の自治会長さん、あるいは何人かの自治会長さんが集まったとして、ここのところがこうあるからどうだこうだというようなことの話をされても、ほかの自治会長さんたちは、そこの現場がどうなのかというのはわからないと思うんです。ですから、そういうふうなことに対して、自治会長さんたちが集まったときに、例えば、西時津のあるところの護岸がちょっと壊れておると。ここら辺はどうにかならんかという話をされても、ほかの地域の人たちはそれはわからない。ですから、そういうふうなものについては、個々のことですので、それは個々に要望をしていただいて、例えば、先ほどから言いますように、自治会全体、あるいは駐在員全体として、こういうふうな格好で行きたいとか、こういうふうなことで思うとか、あるいは、高齢者問題とか、そういうふうなものでもようございます。全体的にかかわるものについてお話をさせてくださいと。話を聞かせてくださいというようなことでやっておりますので、そのやり方がどうなのかというのは、今度の12月にする駐在員会議の中で、私が話を出します。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  ぜひ、現状を聞いていただきながら、町長の意見もよくわかります。全体のことの中でやっていかないといけないし、個々の問題はこうで、担当課へ言ってくれというのもわかりますが、とにかく、そこら辺の現状の運びがなかなか、危惧され、心配されておりますので、ここに出したものでございますので、その点もよろしく。当然、私の意見はもう汲み入れていただいていると思いますので、地域の活力があって、やはり町の活力となっていますので、ぜひそこら辺の連携プレーという中では、いろんな話し合いの場をつくっていただきながら、やっていただきたいと思います。  話が少し横にそれて戻るわけでございますが、公民館の費用、現状500万、そしてまた、55年、ちょっと計算すると30何年前に決められていますが、現状のままで来た、そして、古いところがあるし、防災のことも考えてもということで、先ほど防災と話が前後して申しわけないんですが、地域がいざ必要となったときにどうすればいいのかというようなときに、いろんな角度から公民館は地域のものだといいながらも、防災機能とか、懇親の場とか、いろんなことを考えれば、いろんな寄せ集めの資金、補助金というのが可能じゃないかなという気が個人的にはしておりますが、今後この辺は、ここで言ってありますかと言っても返答はないでしょうけど、いろんな角度から考えていただきながら、地域の実情を把握していただきたいと思っております。  まず、ここで把握していただきたいのは、現状の500万という数字が妥当なのか。今、正直言って、公民館をつくろうと思ったときに、どれぐらいかかると思っておられますか。そして、その500万は何パーセントぐらいになって、本当に地域力であとをカバーし切れるかと、きのうの質問でも出ておりましたが。そこら辺のお考えについて、ちょっと伺いたいと思いますが。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  公民館ですね、これは、先ほど課長のほうも答弁しておりましたけれども、そこの地域の中にたくさんおられるところ、あるいは、そんなにたくさんおられないところ、さまざまです。そういうふうな中で、じゃあ全部のそこの自治会の人たちを収容させようと思ったら、これは物すごい大きな施設が要ります。そこの中で、じゃあどういうふうな人たちをそこの通常公民館を利用するときに寄っていただいて、そして協議をするかと。そのためにどれぐらいのものが必要なのかというふうなことを決めていくときに、そこの地域の中で、自分たちはここら辺ぐらいまでの人たちを寄ってもらう必要があるんじゃなかろうかとか、あるいは、いやここら辺ぐらいまででよかやろうというようなことはさまざまだと思うんです。ですから、その地域によって大きさも変わってくるというふうに思います。ですから、そういうふなもの等について、それは大きさとかいろいろの材質とか、いろいろそういうふうなものを決めていくのは自治会のほうです。ですから、そうしたものについて、私のほうも今の500万というのが妥当だというふうなこと等は思っておりません。ですから、そうしたこと等について、じゃあ基準を設けると、どういうふな基準を設けてやっていったらいいのかというようなことは、自治会の皆さん方と協議をしていかないことには詰まっていかないというふうに思っております。ですから、自治会の方々と、自治会長さんとかと今後協議を進めていきますというふうな答弁をさし上げたというようなところです。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  答弁をしていただくのはいいんですけど、現状を把握していただくためにどれぐらいかかるかとお思いでしょうかというのをここで質問させていただいたわけでございますが、あえて答えが出ませんでしたので、ざっと言えば、大方100坪前後は、皆さんつくろうと思えば必要じゃないかなと言われると思うんです。一番事例に挙げるというのは、公が、ある意味では行政が手を入れなければならない区画整理の中での元村のが一番公が積算できる数字じゃないかなと思っていますが、いざつくるとなれば、やっぱり四五千万、逆に言えば6,000万近くは要ると思います。建物もしくは中の器具等々、高齢化社会を迎え、そのこと等の利用度を考えて、ある意味、今町長が言われたとおり、一時避難につきましても、全部収容する施設にはなり切らないです。ですから、軽度の災害に対応できる地域力の中での、いわば本当に仮住まい的なものが可能であれば、それはそれなりに機能を果たすんじゃないかなと思っております。  ですから、これは私の考えですけど、500万という数字は、1割なんです。あと90%は地域力でと言われますが、果たしてある意味、5,000万と想定したときに、500万をいただきましょうと。あと4,500万ですね。4,500万を自治会費で賄おうとしたときに、何年で賄えると思いますか。ある意味では、つくろうと考えたときに、一部金をつくろうということで考えたときに、何年後に公民館をつくられる状態になるのでしょうか。ここのところの見解をお聞かせ願えますか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)
     まず、公民館とその防災の関係から少し補足をさせていただきたいと思うんですが、一時的な避難というお言葉も使われておりますけれども、やはり避難となりますと、一定の規模のところに避難をしていただかないと、どうしても避難所というのは職員等も張りつけますので、現在は大体、台風とか大雨のときの経験なんですけれども、4カ所あけていると。その中で職員が1回当たり10人張りつくんですけれども、当然24時間ということになると、途中で交代しないといけませんので、大体20人ぐらいかかるんです。  ですから、地区のほうに事前の避難誘導等は、基本的には行わないというふうに考えております。ただ有事ということになりますと、いろんなことが想定されますので、それはちょっと回答しにくいんですが、通常はないだろうと。例えば、4カ所のほうで避難しておって、それでも人が入り切れないというふうなことになったら、例えば次には、学校の体育館とか、そういうふうに、ある程度の固まった規模でないと管理もしにくいし、また、安否確認等も非常にばらばらになるとやりにくというふうなこともありますので、その辺は御理解いただきたいと思います。  そして、地区等の公民館、集会所を防災関係に使わせていただくという場合は、恐らく災害が発生した後、自体に戻れないというふうな状況が発生したときに、いろんな滞在型というんですか、そういった避難所等に使わせていただく場合はあろうかと思うんですが、その場合でも当然建物の安全性というのはそのときに確認をして、避難をしていただくようなことになろうかなと思います。基本的には、大きな建物のほうに避難をしていただくというのが、本町の基本的な考え方でございますので、その辺は誤解がないようにお願いをしたいと思っております。  それから、先ほどの建物をつくっていくところの考え方というのが、議員がおっしゃったとことに私は答えを持ってないんですけれども、地区のほうのコミュニティのあり方というのも地区によっていろいろなやり方がございます。私がおるところでは、公民館施設、いわゆる集会施設は1つしかないんですけど、他の地区では数カ所持っておられるようなやり方というふうなこともいろいろありますので、この辺は全部建てかえなのか、それとも状況状況に応じて統廃合をやっていくのか、あるいは建てかえではなくて、長寿命化というふうな考え方で改築をされていくのか、その辺の事情事情というのは、やっぱりその時々の地域の考え方があろうかと思いますので、ここでこういうふうになりますというふうな回答はちょっとできないかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  今回、駐在員イコール自治会長さんが公民館についての心配事、地域力も含めての我々の意見に対しての答えだと思っております。  昨今の災害が起きて、その避難所にもなっている、いざ云々というときには、心配するゆえから公民館の老朽化の問題も心配された話が、災害がいろんなところで起きているもんですからそういう話題になった。ある意味では、私がこの地域力の活性化のために公民館の支援をどう考えているのかといえば、また違う答えが返ってきたかもしれませんが、実際、一番心配されたのは、今、日本じゅうで起きている災害のときに、我々地域、もしくは地域の一番トップに立っている自分としてはどういうことをすればいいのか、どうすればいいのか、その拠点は公民館だということから、心配ごとに出された問題ですので、今回出した趣旨というのが、少しぶれて申しわけないと思っているんですが、やはり地域力なんです。自治会離れという言葉は使うなと言われますが、実質的にはそうなんです。個人的にいえば、元村のほうも今回の建てかえの計画に基づいて自治会費のお願いをされた。私が地元にする西時津も今、一部組合会の助成金をいただきながら、これは2町からの資金繰りでございますが、いただきながら、それを原資として今、つくっておられるところでございます。  しかしながら、それに足らない分は自治会費ということでお願いしましたが、なかなか苦慮しました。100円値上げするのに数カ月かかりましたし、理解もなかなかです。  地元ですから、はっきり申しますが、自治会公民館が400円で、100円上げさせてもらう、200円上げさせてもらうのにも苦慮するわけでございます。どこの地区の自治会長さんもこの問題は抱えておると言われました。以前みたいに、一次産業、地元産業が大きいときには、我先と、ペーロン船をつくるみたいに、我先だということでの協力体制がありましたが、なかなかそこら辺の地域力、社会状況は変わっているみたいでございますし、あまり出すともったもんが出せばよかやっかやというような皮肉も聞こえてくるような時代となってまいりました。  やはりその点を考えれば、町の活力は地域の活力、イコール町の発展だと。私が言わなくても、町長、しっかりとそのことは踏まえながら行政指針を持っておられると思うんですが。やはりその点をしたときには、地域の拠点は公民館でございますので、集会所かれこれもその時折々、いろんな問題、資金があるときにつくられてきていますが、道路にしても云々かれこれでございますけど、もう新規につくるというよりも、できたものを維持管理、どうすればいいのかという時代に入ってきたと思うんです。それが一つのまた、地域の拠点である公民館だと思っております。  恐らく、強固な建物、軽いじゃなくて強い品物で建てられた公民館は、四、五十年前につくったのではないかと思っておりますし、ほとんどが木造。ある意味では、広い対策はあっているのか、どうなのかと。  何回も申しますが、それをいざ災害のときには、いざ、やはり公民館が使いやすい。  皆さん、考えてみてください。何かあったときに、親戚かれこれのお世話になってもやはり、気がひけるでしょ。いざ公民館に避難してくださいと言われれば、自分たちのものという気持ちもありながら、少し気軽に使えるのじゃないかなと。お隣が、いざ心配だからうちに来んねと言われても、やはりそれは気がとがめる時代です。そういうことを考えれば、やはり地域の活力、その原点、拠点は公民館だと思っておりますので、あえてここで強く主張するわけでございますが、ぜひ、現行、仮の姿として五、六千万借りますよという提案をさし上げましたが、このところを組み入れながら、ぜひ、きょうのお話を聞かれた自治会長さんから、これは今度の町長が集められるところでも、これぐらい、こうあったんだというお話も出されると思いますが、出される前に何か意見がないかとか、心配ごとはないですかと、やっぱり逆に行政部局のほうから投げかけていただければ、やはり話しやすいところもあるんじゃないかなと。自治会長さん、駐在員さんはその会議の中で、きょうはこういう会議があるから、個々の問題はなかなか出せんもんなと、先ほど町長が言われたとおり、地区地区で違うし、自分の意見だけは出せないだろうなという遠慮なところも聞いております。ですから、それが延び延びになって、こういう話になっているわけです。  ぜひ、自分の気持ちだけできょうも質問をさせていただいているのは多々ありますが、現状を踏みながら、きょうは質問をさせていただいておりますので、今後とも地域力の活性イコール町の発展、他町の誰もが時津はいいなと、恨めしく思うような時津の構想、誰もが住みたい町、時津のまちづくりに今後も取り組んでいただきながら、地域の代表である駐在員の意見等々も、十二分にやっておられると思うんですが、組み入れていただきながら、地域の活性力につながって、またそれが発展していくことを祈念申し上げ、そしてまた、お願いを申し上げて、今回の質問とさせていただきます。きょうはどうもありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、11番、水口直喜君の質問を終わります。  暫時休憩します。             (午前11時40分 休憩)             (午後 1時15分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行います。  次に、2番、平埜靖君。 ○2番(平埜 靖君)  こんにちは。お昼一番になりまして、ちょっと眠いかもわかりませんけど、おつき合いいただければと思います。  きょうは議長に許可をいただきまして、ちょっと風邪をひいているもんですから、水の持ち込みをいたしました。どうぞよろしくお願いします。声がちょっと枯れてくる可能性がありますので。  私も議員になりまして、もうすぐ2年になります。いろんなことを依頼をして、頼んで、やっていただきました。特に、町長初め各部局の皆様には大変お世話になっていることを感謝申し上げます。  それと、私は左底に住んでおりますけれども、きょう、左底の道をずっと来ましたら、皆さん御存じですか、イチョウの木が非常にきれいになっています。わざわざ見に来る方もいらっしゃって、写真を撮る方もいらっしゃるんです。非常にいいなと思うんですけれども、ただ、ちょっとお願いしたいのは、歩道のほうにイチョウの葉がいっぱい落ちているんです。一回ぐらい掃除をお願いできれば助かるところでございますけれども、落ちっぱなしで、住民の方がずっと掃いてはあるんですけど、掃いてないところもあります。ひとつ、きれいだけじゃなくて、その代償としてそういうものも必要になってきますので、よろしくお願いできればと思います。これは要望でございます。  では、通告に従いまして、質問をさせていただきます。  1番、小中学校の空調(冷房)設備設置について。  近年世界的に温暖化傾向が強まり、時津町ではことし6月、7月、9月で30度以上が38日、湿度80%以上が56日ありました。とても子供たちが集中して勉強できる状況ではなかったのじゃないかなと思っております。冷房設備、設置率は平成26年度現在、小中学校、全国平均32.8%と普及してきているということで聞いております。時津町として小中学校の普通教室86室、特別支援学級10室の空調(冷房)設備をどのように考えているかお伺いいたします。  2番、とぎつっ子の夢を育む基金について。  平成23年7月6日にとぎつっ子の夢を育む基金条例として設置されましたが、これまでに補助金交付対象となった件数と金額、対象外となった件数とその理由をお尋ねします。  次に、交付要綱の趣旨である本町の明日を担う子供たちの夢を育み、その夢を成長させるために設置されましたが、基金の趣旨が第3条にうまく反映されていないのではないかと思います。これもお伺いします。  3番、時津町ペーロン船の第2艇庫(仮称)の保管場所増設の要望書について。  2月10日、子々川・日並・久留里・左底の各公民館、各自治会関係者及び関係地区議員の方々21名の連名で、時津町長室へお邪魔しまして、町長に直接要望書を提出いたしました。いまだに回答がなく、対応に苦慮しています。回答が出せない理由と今後の対策をお伺いします。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  それでは、平埜議員の質問にお答えいたします。  まず、1間目の小中学校の空調(冷房)設備設置についての小中学校の普通教室86室・特別支援学級10室の空調(冷房)設備設置をどのように考えているのかについてですが、御質問のとおり、文部科学省が平成26年度に発表しました公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果を見ますと、全国の公立小中学校における普通教室の空調設備の設置状況は、全保有室数の32.8%となっています。各都道府県別に比較すると、東京都が最も設置率が高く、99.9%で、北海道が最も低く、0.5%となっています。本県は7.2%とかなり低い状況にありますが、各都道府県の状況を見ましても、かなり地域によって差があるようです。  御承知のように、本町では現在、公立小中学校の普通教室86室には空調設備は設置されておりません。また、特別支援学級10室のうち、時津小学校の2室、鳴鼓小学校の1室以外の7教室にも設置されておりません。  これまで学校の空調設備については、本議会において幾度も議論され、いろいろな御意見をいただいてきたところですが、その中で、実際に児童生徒がどのような環境の中で学習し、学校生活を過ごしているのか把握する必要があるのではという御意見もありました。そこで、各教室の夏場の室温がどのような状況なのか各学校に測定を依頼し、この2年間の測定結果をまとめてみたところ、今年度は、6月から9月にかけて全測定箇所の13.8%の教室で31度以上を計測しており、特に、7月には全体の37.3%が31度以上という結果になっておりました。  このような場合、学校では応急的な処置として、学校備品の扇風機を使用し、できる限り教室の環境改善に努めていますが、床置きタイプのため延長コード等にひっかかったり、児童生徒が接触して転倒させる危険性もあるなどの課題があるため、常設の扇風機が設置できないか検討することにしました。  このような状況を踏まえ、教室における学習環境改善を図るためには、空調設備の設置がよいのか、常設の扇風機の設置がよいのか、費用対効果等の観点から検討を行い、設置費用、電気代、将来的な維持管理にかかる費用などの問題や受電設備の容量の問題など、空調設備より常設の扇風機のほうが費用が安価であること、また、扇風機の風によって体感温度が下がり、現在の室内温度の状況下でもその効果が期待できることなど、費用対効果が見込まれることから、各学校の普通教室等に常設の扇風機を設置することを決定したところです。  なお、この扇風機の県内各市町の設置状況を確認いたしましたところ、諫早市、大村市、雲仙市、佐々町、東彼杵町において、全学校もしくは一部の学校に設置の実績があると聞いております。  次に、2間目のとぎつっ子の夢を育む基金についてお答えいたします。  まず、1点目のとぎつっ子の夢を育む補助金及び奨励金のこれまでに補助交付対象となった件数と金額及び交付対象外となった件数及びその理由についてお答えいたします。  平成23年度の補助交付件数及び金額は、73件、427万1,900円で、交付対象外となったものはありません。  平成24年度の補助交付件数及び金額は、122件、769万2,000円で、交付対象外となったものはありません。  平成25年度の補助交付件数及び金額は、120件、743万6,800円で、交付対象外となったものはありません。  平成26年度の補助交付件数及び金額は、108件、766万2,100円で、交付対象外となった件数は2件で、その理由は、2件とも全国大会等参加事業で予選会を経て出場する公式試合ではない大会への参加であったため補助対象外となったものです。  平成27年度の補助交付件数及び金額は、112件、696万9,700円で、交付対象外となったものはありません。  平成28年度11月末現在での補助交付件数及び金額は、42件、326万6,300円で、交付対象外となった件数は1件で、その理由は、全国大会等参加事業で、予選会を経て出場する公式試合ではない大会への参加であったため補助対象外となったものです。  次に、2点目のとぎつっ子の夢を育む基金の趣旨が、補助金交付要綱の第3条にうまく反映されていないのではないかについてお答えいたします。  とぎつっ子の夢を育む基金は、ミニボートピア長崎時津の売り上げに関して納入される環境整備協力費を原資とし、本町の明日を担う子供たちの夢を育み、成長させる事業などに有効活用するため設置されました。とぎつっ子の夢を育む補助金及び奨励金へは、毎年度800万円を基金から繰り入れて運用を行っています。  とぎつっ子の夢を育む補助金交付要綱第3条では、補助の対象となる事業として3つの事業を定めています。  1つ目は、青少年団体体験事業で、子供たちが自分たちの住む地域を活動の場として、さまざまな体験を通し、人間関係のあり方などを学び、自由で自発的な思考と行動力を身につけることを目的としています。対象となる団体は、町内の子供会等の青少年団体で、会員である青少年の健全な育成のために実施する自然体験や生活体験などの体験活動を補助対象とし、スポーツ活動や単なるレクリエーション活動は補助対象外としています。  2つ目は、青少年健全育成提案事業で、子供たちが地域の中ですくすく育つためには、その地域に住む大人が地域に愛着を持ち、地域の子育てに取り組み、互いの心の交流を持つことが大切です。地域の子供たちは地域で守り育てるという機運を高め、地域社会における人間関係を豊かにし、子供たちの健やかな成長を図るとともに、子供たちの地域活動への参画を育むことを目的としています。対象となる団体は、町内の自治会、自治公民館、青少年健全育成協議会等の団体で、地域の子供たちの異年齢集団が活動できる事業、地域の子供たちと大人が広く世代間交流できる事業を補助対象としています。  3つ目は、全国大会等参加事業で、子供の経験や技術向上の機会をふやし、自己研鑛や目的意識の高揚を図り、全国大会等の大きな舞台で活躍する子供を応援することを目的としています。対象となる者は、全国大会等に参加登録をされた町内の青少年で、予選会を経て参加資格を得た国際大会、全国大会、九州大会、または離島で開催される県大会を補助の対象としています。  限られた財源の中で、施策目的を効率的に実現するためには、一定の要件を定め、補助金の運用を図る必要があります。そして、これまでの補助金交付実績も毎年度750万円程度であり、この補助金が子供たちの健全育成や夢を育み成長させることに果たしてきた意義は大きいものがあると認識しており、とぎつっ子の夢を育む基金の趣旨は、とぎつっ子の夢を育む補助金交付要綱に反映できているものと考えております。  次に、3点目のペーロン第2艇庫の増設要望書への回答と今後の対策についてお答えいたします。  本町のペーロン艇庫は、各自治公民館の御要望によりペーロン船を適切に保管するよう西時津の第7工区に設置をいたしました。また、このペーロン艇庫がペーロン競争の拠点となるよう、シャワールームの設置や建物壁面の写真パネルなどの整備を行ってまいりました。  ペーロン艇庫を設置した当初は、各地区自治公民館のペーロン船10そう、町ペーロン協会所有のぺーロン船1そう、浦郷ペーロン用の小型ペーロン船4そうの合計15そうのペーロン船を格納していましたが、その後、中学校にペーロン船2そうが寄贈され、さらに町ペーロン協会所有のペーロン船が1そうふえ、これらのペーロン船の格納について関係団体が協議され、現在は18そうのペーロン船が艇庫に格納されています。  また、ペーロン船が3そうふえたことによりペーロン船が重なり合うように保管され、手狭になっているという現状は認識をいたしております。  このような状況のもと、本年2月に子々川、日並、久留里、左底地区の各自治会長、自治公民館長、町議会議員などの連名で第2艇庫の建設要望書が提出されました。  本町ペーロン大会につきましては、町の伝統行事として今後も長く続けていただきたいと思っておりますが、ペーロン艇庫の管理については、町ペーロン協会が管理し、町ペーロン大会の運営などにつきましては、自治公民館連絡協議会及び中学校PTAを中心とする実行委員会が運営するなど、町全体で実施をされています。今回の要望書につきましては、ペーロンにかかわる関係団体の全体としての御要望ではございませんでしたので、ペーロン関係団体による協議が整い、全体の合意としての専望がありましたら、そのときに検討をさせていただきたいということで、大変遅くなりましたが、先日回答をいたしております。  以上で、平埜議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  回答ありがとうございます。大体のことはわかりました。  では、順に再質問させていただきます。  先にペーロンの件の話をしたいと思うんですけれども、ペーロンの要望書を出したのは、今、教育長が言われたように2月の10日になっています。どういう要望書を出したのかというのは、ちょっと読み上げます。  時津町長 吉田義德様ということで、2月8日、これは10日に出してますけれども、要望書、時津町ペーロン第2艇庫(仮称)新設についてと。昨年12月21日、ペーロン艇庫のことで左底郷公民館に子々川、日並、久留里、左底各地区の自治会及び有志の方々が集まりました。時津ペーロン艇庫が満船になり、その対策を話し合った結果、安全面を考慮し、なおかつ使い勝手をよくするためにも、新しくペーロン船の第2艇庫(仮称)が必要ではないかという結論に達しました。  今現在、ペーロン艇庫に保管している船は、各地区船が10そう、浦郷の小型船が4そう、時津中、鳴北中で2そう、町の保有船2そう、合計18そうで、艇庫内の通路も使い保管されています。満船のため、ペーロン船の修理や船の移動に支障を来しており、重量物である船の移動を安全に円滑に行うためにも第2艇庫が必要です。新しいペーロン艇庫を子々川、日並、久留里、左底、各地区方面に第2ペーロン艇庫(仮称)として新設をお願いしたく要望いたします、ということで、発起人が、子々川から日並、久留里、左底各自治会長、公民館長、関係団体、それと議員を含めまして21名の連名で発起人として要望を上げました。  私がここの一般質問の中になぜこれを上げたかといいますのは、2月10に出しまして、その後回答がいっこうにないんです。途中で、3月の末だったですか、課長と山口さんが左底の公民館にいらっしゃって、ヒアリングをちょっといたしました。その後に、5月だったですけど、森副町長とお会いして、今精査しているという話をお伺いしました。そして6月、9月に一般質問が上がっています。  私が今こうやって質問をするわけなんですけど、実は、回答書については今読み上げられましたので、読みはしませんけれども、回答が11月21日、質問書を出すまで届いてなかったんです。定例会議に出すことにしたところ、11月29日に偶然にも届きました。偶然かどうかわかりませんけれども、2月10日に出して290日もかかったと。熟慮するには余りにも長過ぎるのではなかろうかという気はいたします。  先ほど言ったように回答書は読みませんけれども、要望書に対する回答はこのように時間がかかるのかどうか。要望書を提出後かなり時間が経過しておりますけれども、なぜそんなに時間がかかったのか。できれば時系列で、進行状況やどういうふうな議論をされたのかを教えていただければと思います。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  お答えいたします。  私宛てに、今議員がおっしゃったようなことで、要望書が提出されました。そのときに私のほうは、ここの答弁を教育長がいたしましたとおりに、このペーロン倉庫は各自治公民館がみんな共同で管理をしておるというふうなこと等もございまして、そして、この子々川から左底の自治会のほうでこういうふうなことで出されてきたけれども、これは全体の合意が得ておられるんですかというふうなことのお話をさせていただきました。そしてそのときに、またこの子々川、日並、久留里、左底、この4そうを移したらいいのですかというふうな話をさせてもらったときに、いや、できたら浦のほうも移してもらえばというふうな話をされると、そこの内容がまだはっきり合意を中で得ていないというふうなことがあったので、これは皆さんの合意を得ているのですかと、私はそこで申し上げました。そして、そういうふうなこと等につきましては、皆さんの合意を得てから対処をしないと、対処がされないというようなこと等の話をそのとき申し上げたところです。  そして、その後に、私のほうはもちろん現場も見に行って、確かにあそこの中は非常にもう窮屈な状況の中で格納されておりますので、私はそれを合意が得られて、どこまでのペーロン船をどこに持っていったらいいのかと、あのときは8工区のB&Gの駐車場の横というようなことがありましたけれども、そこの場所についても、果たしてそこがいいのかというようなこともあったわけですけれども、そういうふうなもの等の検討を皆さんでしてもらわんばでけんだろうというふうには思っていたんです。  そういうふうなことで、うちのほうの担当課のほうが、そうしたこと等のいろいろの協議といいますか、そういうようなこと等の段取りを始めていたと思うんですけれども、おっしゃったように、その回答が遅くなって、2月に出されたのが今というふうなことについては、私もこれは非常に申しわけなかったと。そういうふうなこと等で、それならそういうようなことで私が言っておったわけですから、早くその回答を出すべきだったというふうなことで、その回答がおくれた件については、まことに申しわけなかったというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  確かに、町長が今おっしゃったように、これはもっと早く回答を出すべきだったと私は思います。というのは、要望書を渡して、回答書を出さなければ、その要望書をその場で返していただければ、また別の要望書を出す方法もあると思うんです。ただ受け取った以上は、12月末に来た回答書を見ますと、いっこうに前に進んでいない。ただ、要望がありましたらそのときに検討しますよと、一歩も前に進んでいない状況があっているんです。  21名が行って、全員じゃありませんけれども、要望書を提出した、その段階で、その途中でもいろいろ話をやっているわけです。そのときに対応いただければよかったのに、何度行っても対応いただけない。非常に寂しく思っています。  新井議員が6月定例会で質問されました。ちょっと読み上げます。ペーロン船の格納庫が不足しているようだが、第2格納庫建設の計画はあるのかという質問が出ています。そのときにペーロン船の第2艇庫の建設につきましては、左底、久留里、日並、子々川地区からの第2艇庫の新設について御要望があってますが、現艇庫の管理運営を行う時津町ペーロン協会や練習・大会運営にかかわっている自治公民館連絡協議会などの御意見を伺いながら、今後の艇庫の建設や管理、またはペーロン船の手入れや管理及び大会の運営などを総合的に協議する必要があると考えています、というのが町長の答弁で来ております。  こういう答弁が来ているのであれば、もっと早くそういうこともおっしゃっていただければ、次の手は打てると思うんです。このときも回答書の問題も話をしてあります。  9月に、これは大塚議員が質問された、再質問のときです。ペーロン船の件でされたわけですけど、艇庫については、一度要望書をいただきましたと。その中で艇庫をどういうふうな格好でどれぐらい入れようとされているのか、そこら辺の内部のほうの検討が十分できてないと私は感じたわけです。先ほど町長がおっしゃったとおりです。内部でも協議をされて、今艇庫を使っておられるところの地区の人たち全部の意思として、こういうふうな格好でやってもらえないかというふうなこと等がありましたら、それはそれで検討させていただきたいと思っています、というのが町長答弁で来ています。それはもう十分わかるんです。ただ、これは9月の定例会でおっしゃった、川原議員が3問目に質問されたんです。議員質問等で提案したことは、状況がどうなっているのかを報告する義務があると思うが、ということに対して、町長は、質問に対し、町長答弁は議会における提案のみならず、町民の皆様に検討や実施において約束したことにつきましては、時間を要している場合等は適時、適切にその状況を説明していくことは当然のことと考えています、とおっしゃったんです。各部課長にも指示したところであります、今までそうしたことが徹底されてないということでございますので、今後きちんと確認できるようなことをすると答弁されています。  それはよくわかるんです。一番の問題は、要はこういう要望書を出して、それに対しての、受け取った以上は回答は絶対要ると思うんです。そうしないと、地区としては次が動けないです。次に話をしまして、また要望書を出しますということはなかなかしにくい。ここだけは御理解いただきたいと思います。地区はずっと待っていたんです。いつそれができるのか。  でも、この中で一番みんなが心配していること、これはもう一回申し上げますけれども、ペーロン艇庫が満船なんですね。船を修理するときに、一旦船を移動させて、それから船を返したり、返すときも20人か25人ぐらいの人が要りますから、返して、それで修理をして、ほかの船を乗ったりなんかするんです。非常に危ない状況があると。それもペーロン艇庫に行かれた方は御存じだと思いますけれども、右側に2列に2台の船が積んであります。左のほうも2段に積んであります。通路に2列に2段に積んでありますよね。だから、そういう状況の中で手入れをする、修理をするというのは、非常に危険を伴うと思うんです。時津町の伝統芸能でありますペーロンでそういう艇庫の船の手入れとか何かで、もし船が落ちて、下に敷かれて人が亡くなると、ペーロン大会自体も非常に危うい状況になるんじゃなかろうかということを心配しています。
     だから、船は非常に重いものであるし、やはり安全のことを考えていただきたい。常に、毎日出し入れをやるというものじゃありません。その点だけは御理解いただいて、ただ安全にできる方法を検討いただきたい。そういう部分の回答をいただければ、こういう質問をわざわざする必要もないし、できれば前のほうに、一歩でも二歩でも進んだ、熟慮された文書としていただきたかったというのが、私の意見でございます。その点についてはどういうふうにお考えになりますか。 ○議長(山上広信君)  副町長。 ○副町長(森 達也君)  私のほうから、平埜議員からもお話をいただいた経過がありますので、少しお答えをさせていただきたいと思います。  確かに、要望書をいただきましたし、町長が受けますときに私も同席をいたしておりましたので、実情の話は十分理解をしたということでございます。  それから、町長も先ほど申し上げましたように、いただいた後にすぐ現状の確認に行ったというのも事実でございます。  それから、今おっしゃっていただいたように、非常に難しい部分があるというのも認識をいたしております。  それから、今までのペーロン艇庫の運用・管理の問題につきましては、ペーロン協会が中心になりながら、今言ったような各地区の手入れという部分については、熟練を一定されたペーロン協会の指示に従いながらやってきたことが多分にあるだろうと思います。  そういう格好で、意外と運営が、私が教育委員会で知っている限りの話では、そういうふうにやりよったんですが、今御指摘になられたような部分が、危ないという御指摘であれば、そこら辺は十分検討しなければならないというふうに思います。  ただ、そういう部分も踏まえて、いろんな御要望をいただいたときに、どのレベルでどういう回答をするかというのは、いろいろ考え方がございますので、今回は特に要望書を先に町長と私どものほうにいただいたもんですから、今度は教育委員会としてどう考えているか、どう考えなければならないかというのも踏まえて、一回そちらで検討しろというような指示が出たのは間違いございません。先ほど言ったように、危ないとか、全体の意見がもっとありましたけど、それと同時に、艇庫をどのように今まで運用してきたかとか、あるいは今後どうすべきか、代理がいいのか、それとも増築なのか、あるいは、船の隻数を減らすようなことを考えればいいのかというのも踏まえて、一応検討してまいるもんですから、そういうのも踏まえて、私が平埜議員にお示しをしました、精査をさせていただいたと、このようなことも含めてでございますので、そこら辺は御理解をいただければ大変ありがたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  そういうことで進めていただければと思いますし、一番重要なことは、安全面にどうやって配慮いただけるかということです。  それと、ペーロンの艇庫、これは個人的な意見ですけれども、できればもう手狭になっていて、かなりもうたっているので、できればB&Gのところに大きな艇庫で一度に管理できるようなものが、そのようになるといいのかなと。駐車場もあるし、今の艇庫では違法駐車しながらでないと手入れとかができないという状況もありますので、その辺も含めて、あの用地をまた売却すると資金も出ると思いますから、そういうのも含めたところで検討いただければと思います。これは個人的な意見です。  では、続きまして、2問目に入ります。  とぎつっ子の夢を育む基金についてということで、ずっと先ほど教育長に読んでいただきました。内容については、皆さんは理解されていると思います。  この基金については、18歳以下、高校生を含んだ基金として創設されています。これはボートピアの基金を使っております。  これと同じようなものが、1億創生の分があります。ふるさとづくり基金というのが1億円の分で、今9,600万が残ってますけど、非常にこっちのほうも活動されているということでお伺いしております。  ただ、この質問に上げております、件数の中で3件、交付対象外となるということを聞きました。それについては、ちょっと具体的にお話をしたいんですけれども。  まず、とぎつっ子の夢を育む基金の趣旨に、先ほど教育長に読んでいただいた、この告示は、本町の明日を担う子供たちの夢を育み、その芽を成長させるために設置されたとぎつっ子の夢を育む基金として活用して、青少年の健全育成のために事業を実施する団体、全国大会等に参加する少年等に対し、とぎつっ子の夢を育む補助金を交付することについて必要事項を定めるものとする、ということでうたっています。  第2条では、「青少年とは」ということでうたってあるんですけど、ここで18歳以下の者についてはということでうたってありますから、高校生を含んだものを対象とするというのはよくわかります。  3条において、補助金の対象となる事業は次の各号に掲げるということで書いてあるんですけれども、ちょっとこの中に、等という字が幾つあるか皆さん御存じでしょうか。18個あるんです。等という字の意味が、実は、「など」と読むんですけど、法律的には「とう」と読むらしいんですけれども、法律の世界では何に当てはまるかを想定した上で等を使うというルールが徹底しています。法律の条文で等を使う場合は、必ず、何々等とは、ミカンですよ、これはイモですよとか、これはリンゴですよということを明確にするというのが、具体的に列挙しなければならないということがうたってあるんです。法律を運用するときに何でも「等」とする場合は何でも含まれてしまう。ということで拡大解釈されてもおかしくないということは言っていますから、読み手的には、これは「など」じゃなくて「とう」と読んだほうがいいらしいもんですから、それについての話をしますけれども。  この中に18個書いてあるんです。全国大会等とありますよね、これ、条文の1。次の3条の3にも全国大会等参加事業、時津町の青少年が全国大会、研修会等ということで書いてあります。  書いてあるのはいいんですけれども、ただこれはどこまで含むのかなというのは思うわけですけれども、子供会等はどういう団体を含んで、青少年団体等はどういうものを含むのかお聞かせいただけますか。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  お答えいたします。  青少年団体体験事業の中に時津町内の子供会等の青少年団体がというところの、ここで言います子供会等の子供会以外ではどういう団体があるかということだと思うんですけれども、こちらでは主には町内の子供会ではあるんですけれども、これは青少年団体を対象としておりますので、町内の小学生、中学生を会員とする団体ということで、青少年団体ということで捉えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  この中の子供会等、何があとは含まれるかというのは回答いただいていないんですけれども、青少年団体等という部分を指した場合は、ちょっといろいろ調べてみますと、この中に公共団体というのが含まれて、市町村の事業に大きく関与しているという、体育協会というものも含まれているのじゃなかろうかと思うんですけど、具体的に話をお伺いしたいと。次の回答のときにお教えください。質問したいと思います。  3条の3項に全国大会等、時津町の青少年が全国大会、研修会等へ参加すること、または時津町に住所を有するもの等が全国大会等に参加する時津町の青少年を応援することとあります。この「等」というのはかなり広い意味で使われるんですけれども、この中でなぜ3団体が適用除外となったのか、その理由を教えていただけませんか。  先ほど教育長がおっしゃった、これは27年度ですか、2団体が適用除外になっている。それと、もう一つの、28年度の1件が適用除外になっている。資料は皆さんございませんよね。別表の3のアのところに、先ほど教育長は読まれませんでしたけれども、ここは読まれています。予選会を経て参加資格を得たということをうたっています。その後は読んでないです。選抜、推薦等により参加資格を得た場合を含むという、この情報が入っているんです。これは、予選会の参加資格というのと選抜、推薦等による参加資格、これ2つですから。ここを見た場合は、対象になるんではなかろうかと思います。  それについて回答いただけますか。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  お答えをいたします。  平成26年度にとぎつっ子の夢を育む補助金の申請をして、対象外となった2件につきましては、予選会等を経て参加資格を得た大会の出場ということではなくて、これは、参加資格が抽せんで決められたりとか、そういった上部団体からの推薦とか予選会を勝ち抜いての選出ということでの大会ではなかったため、補助金の対象とならなかったというものでございます。  内容につきましては、今年度、26年度の2件、それから今年度の1件、同じ内容でございます。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  今、回答いただいたんですけれども、この中で、3条のアに書いてあります選抜、推薦等により参加資格を得た場合を含むという部分がうたってあるんです。これは、予選会を経てというのはここには書いてないですよ。予選会を経て参加資格を得た、その後に選抜、推薦等によりというのであればわかるんですけど、参加資格を得た場合を含むということが書いてありますから、これは対象内じゃないかと私は思います。  とぎつっ子の夢を育む、これの趣旨は、子供たちを応援するためじゃないですか。夢を育む、その芽を成長させると書いているんです。その趣旨を考えた場合に、対象外になるという部分のほうが理解にちょっと苦しむ部分があって、等というのであれば、もっと明確にするべきだと思うんです。  この1条から6条の中に書いてますけれども、その後に別表とあります。ここに国際大会も、別表のほうには載っているんですけれども、1条から5条までには国際大会等ということは載っていないです。なぜこれを言うかというのは、ことしラグビーの申請がありましたよね。その分でいろいろ話が出て、相談されて、いろいろ考えたわけですけれども、ただ、とぎつっ子の夢を育む補助金交付審査会というのが6月3日にあっています。審査委員は各部長です。そのときに、結果として国際交流大会であるため、交付基準により補助金対象外とすると書いてあります。でも、国際交流大会がだめだということはどこにも書いていないんです。  とぎつっ子の夢を育む補助金の対象は、予選会を経てとここに書いてあります。これはわかります。九州大会、全国大会へ出場した場合に補助金の対象として補助金が規定された。これもわかります。でも、これだけの表記では、さっき言った3条のアには全部合致していないと思うんです。  それと、スコットランドの国際交流事業として云々ということが書いています。その後に予算の範囲内で補助してやりたいと思うが、国際大会ではなく、国際交流大会と判断せざるを得ない。とぎつっ子の基金条例の中に公式大会というのは一言も書いてないです。これは。国際交流大会ということも書いてないです。全国大会等でおさまっているんです。  そういう状況の中で、先ほど言いました「等」にどういうものが含まれるかという部分がありましたよね。もう一回話をしますと、法律の世界では何が当てはまるかを想定した上で等を使うというのが徹底していると。法律の条文で等を使う場合、必ず、何々等は明確に何と何を指すかということを列挙しなければならないということを言ってあります。そうしないと、拡大解釈になるんだよということは、ここにはうたっております。  このとぎつっ子の夢を育む基金条例を考えた場合に、これはとぎつっ子の夢を育む、その芽を成長させるということを考えた場合には、そんなに厳しくしなくてもいいんじゃないかと思います。  もう一つあるのは、この告示に定めるもののほか、必要な事項は町長が別に定めるということですから、町長、これは話は聞いてらっしゃるんでしょうか。私はそれについてお尋ねします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  その話は知っております。私のほうでは、そうした選考委員会というふうなものがあります。そこの中で、今御指摘のように、非常に判別がしにくいというふうな表現だというふうなことにつきましては、その等というふうな言葉がかなり多く使ってあってわかりにくいということにつきましては、今後検討していかないといけないだろうというふうに思っています。  ただ、全てそういう交流大会とかというふうなもの等につきましては、個人が希望していろいろなところの、どこかで何かの大会とか、そういうふうなものがあるのに自分が出たいというときに、それに出ていくというふうなもの全てに対してそういう補助を出さなければいけないのかというふうなことは、それは、私は相当範囲が拡大していくと思うんです。ですから、そこの中で選抜とか、そういう大会を勝ち抜いてとか、そういうふうなものの規制をかけないことには、どうしてでも金額は相当上がってくるし、じゃあどこまでを規定して、どこまでを規制しないというふうなことをやっていけばいいのかと、それは全くわからないというような格好になってくると思います。  ですから、確かラグビーですか、それは長崎市が確か友好か何か、そのようなこと等でスコットランドチームを招致したいとか何とかというような格好でされたんじゃなかったかなと私は思っております。  それで、そういうふうなこと等で、選抜をしたり、あるいは試合を勝ち抜いてというところの一定の今までやってきたものとは少し違うというようなことはあったというふうに私は思っています。 ○議長(山上広信君)  副町長。 ○副町長(森 達也君)  昔取った杵づかで、「等」のところの定義だけ少しお話をさせていただきます。  等の範囲が確かに広いということは十分理解をいたしておりますが、この制度を企画したときに、スポーツ関連の事業は非常に多いということは、もう当然認識しておったわけでございます。今言われたように、全国大会を勝ち抜くものから、自分たちで好きなチームに申し込んで、いろんな練習試合とか、交流試合をやろうというようなシステムがかなりスポーツの世界ではありましたので、先ほど町長が申し上げたように、これら全てを補助するということは非常に難しいということであったもんですから、予選会を勝ち抜いてという大前提をつくらせていただきました。  ところが、大会によっては、本当の全国規模の大会とかがあるんですが、それについては、予選会を勝ち抜く場合と、長崎県ベストをつくって、選抜という格好でチームを送り出す場合と、長崎県代表をその協会等々が推薦をしていく場合というものが参加資格を得る場合に、そういう方法論もあったものですから、1つの例として、その2つは予選を勝ち抜いたものと見なそうじゃないかと。そうせんば、子供たちが出ていくチャンスが減ってしまうというようなことから、今の3つの条件を付して、全国大会等の参加事業というふうに規定をしたのがもともとの始まりでございます。  だから、今、平埜議員がおっしゃっていただいた部分は、我々が考えている選抜という部分とは少し違っていたということで判断はいたしたところじゃないかなと思います。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  実は、ここに文書があるんですけれども、選抜と書いた分の文書なんですけど、その前に、とぎつっ子の夢を育む基金条例の部分の中に、きちんとそういう部分を書いてないという分は、ここは訂正をしないといけないと思いますし、ただ、さっき言った3のアのところに選抜・推薦等によりということをうたってある以上は、対象外とするよりも、それは対象内として、次にそれをどのようにするか、金額を下げるのかという形でやっていかないといけないと私は思うんです。  ただ、一番大きいことは、基金条例の基金のほうが今、残高が1億9,400万残っているんです。ただ、お金が全部使えるというわけじゃないというのはわかりました。でも、そういうことを考えたときに、この基金をつくった最初の考え方というのは、本町の明日を担う子供たちの夢を育んで芽を育てていくんだということを考えた場合に、ある程度のものは金額が少なくても、薄く広くでもやるべきじゃないかと私は思うんです。  そうしていかないと基金をつくった意味がなくて、選抜、勝ち抜いた勝ち抜いたと言いますけれども、ただ、どういう形の試合なのかというのもいろいろあると思うんです。  ここはちょっと反省いただきたいんですけれども、ここの中に、対象外とするというときに、これは公式大会じゃなく、国際交流大会であると判断せざるを得ないと書いてますけど、この基金条例に書いてないことを書いたらだめですよ。こういうことでそういうだめだというやり方というのは、決して私はよくないと思います。きちんとした形をとるというのと、もう一つは、審査委員は各部長がされておりますけれども、委員は外部のほうに委託をするとかということも考えていただきたいと思うんです。だから、対象外とするというものについての見直しと、救済ができるかどうかわかりませんけれども、やはりその辺も考えていただきながら、お願いしたい思います。それについてお話いただけますか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  先ほどのラグビーの大会の件について少し補足で説明をさせていただきたいんですが、これは長崎市が、ラグビーワールドカップがございますが、それのキャンプ地として誘致をしたんです。手を挙げて誘致をされたんです。その誘致の中で、長崎市の事業として交流を進めようと、スコットランドと。その中で、委員さんの中にたまたま県のラグビー協会の方がいらしたみたいで、その中に含まれた事業ということで、これは通常の大会ではなくて、長崎市自体の交流事業でございますので、そこが今回の勝ち抜いて出場する通常の大会ではないというふうな結論を見たところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  今ちょっと話が出て、もう3回目で難しいでしょうけれども、ただ文書を私はいただいています。この中で見ると、長崎県中学生選抜チームという形で名を打って、長崎県ラグビーフットボール協会が出しているんです。先ほど言われましたけど、いろんな理由があるにしても、この中で選抜して、県のラグビーフットボール協会が選抜しましたよという部分について、先ほど長崎市がやっているからそれは関係ないとかということでは、やはり、ちょっとどうなのかなと。できれば、こういう部分で来ている以上は対応せざるを得ないと。確かに、もう一つ、1人5万というのは出たということを聞いております。確かにいいことなんですけれども、ただ、載っている以上は、やはりそういうふうに理解していただきたい。後で回しましょうか、文章は。手元にありますけど。  だからそういうことも見ていただきながら、選抜のといえば、この選抜は該当するんじゃないかと誰しもやっぱり思うんじゃないかと思うんです。いろんなところに出した書類ももらっています。でもやっぱり、同じように選抜ということで、県のフットボール協会が会長名で全部の書類を回しているという分については、長崎市がやっているものというのは違うと思います。そこはちょっと訂正をお願いしたいと思います。  実は、本当は話をしたいんですけど、まだちょっと時間があるものですから。 ○議長(山上広信君)  その件についてちょっとはっきりさせましょうか。返答があるのならば。  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  これはですね、長崎市が行っている、まあ言えば、ソフト的なメニューです。ワールドカップのスコットランドチームに長崎市に来ていただきたいというふうなことのメニューとして事業をつくってらっしゃるんです。ですから、通常の大会というか、そういったものとは違うということでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)
     それから、今、基金が1億9,000万ほどたまっておると。これはですね、全てそうした子供たちのスポーツ活動に使うというものでは私はなかったと思っています。それは、平瀬前町長がそうした、とぎつっ子の夢を育む基金というような格好でやって、そしてそこの中で、まだこれはとりあえずそんなこと等でやっていくけれども、まだ議員さんたちからほかのいろいろの提案等があったら、それに基づいて検討をやっていきましょうというふうなものが、もともと平瀬町長のときにそういうふうな申し合わせ事項があったと私は思っております。ですから、これを全てこれに使うというふうなものではないと、私は思っております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  今、町長おっしゃっていただきましたけど、先ほど私は言いましたけれども、1億9,400万、全部使えるとは思っていません。それは一言は申し上げておきました。だから、そこが全部使うという話を私はしているわけじゃないんです。  ただ、先ほど研修云々と出ましたので、ちょっと言うと、研修会というのは技能を磨き修得することということで辞書を見ると載っているんです。研修会の研というのは、ものの道理を調べる、きわめるという意味があってますから、長崎市が云々というよりも、子供たちが行くといって、技術が、ラグビーフットボールという部分がアップしていくんじゃなかろうかと思うんです。ラグビーの件については、川口議員も前、ポールが今ないんだというふうなこともおっしゃっておりましたけれども、やっぱりそれと一緒で、する環境もやっぱり必要になるし、子供たちがそうやって技量が上がっていくんであれば、考えないといけないんじゃないかと思うんです。  まして、長崎市、長崎市とおっしゃいますけれども、県の名前で来ている文書であれば、やはり再考はお願いしたいと、そこは思います。  いや、後で文章を見せましょうか、ここに載っていますよ。県の名前で来ています。意味合いはわかります。でも、一番問題は、時津の子供が、スコットランドというのはラグビーの先進地です。御存じと思いますけど。そういうところに行くわけですから、これ、いつもかつも毎年行くというわけじゃないものなんです。だから、そういう部分で、夢を育んで夢を育てるのであれば、そこはやはり、検討の余地があるのではなかろうかなと。確かに広げてしまえば予算がなくて、全部を使えないということはよくわかります。であれば、この基金条例を一部変更して、そういう部分を含んだものに変えていくということもやっぱり考えていかないと、書いてある以上は、いろんな問題があるからということでは、ちょっとやはり問題なのかなという気はいたします。そういうことであります。  では、次、時間がちょっとありませんので、最後になりました、小中学校の空調設備についてということでお尋ねいたします。  小中学校の空調設備について、62教室だったですか、今、時津は入っていません。入っているのは、職員室で、支援教室というのは大体は入ってきております。  ただ、先ほど教育長の話がありましたように、全国平均が32.8%がついているように、2年前からかなり高水準で伸びてきているんじゃなかろうかと思います。  我々も一緒ですけれども、議場で、夏になればクーラーをつけろとか、各執務室については、最低は28度ですよといいながら、やっぱりクーラーを使ってやっているんです。子供たちは、今までは全くクーラーもなくて扇風機もなく、先ほど扇風機はつくということを聞きました。そういう中でやってきている。勉強するときに、あの暑い中でやると頭がぼーっとすると思うんです。だから、もうちょっとそこを考える必要があるというのと、もう一つは、ICTがことし導入されて、その影響か、国語、数学については全国平均を上回ってきました。ここはもう一つ環境を整えて、子供たちがもっと勉強が伸びていくような、全国で有数のことになるような環境を整えてあげるというのはどうかなと思います。  ただ、この冷房の話については、労働衛生法2条でいくと、温度が17度以上、28度以下、相対湿度が40%以上、70%以下になるように努めなければならないと書いています。学校環境衛生基準では、普通教室は温度が10度以上、30度以下、湿度が30%以上、80%以下であることが望ましいと書いていますけれども、いろんなことを考えて、やはり子供たちも我々と同じ、家ではクーラーがついているわけですから、6月、7月、9月の期間中、どうにかできるように、できればクーラーと扇風機が一緒につくのが一番望ましいと思うんです。対流が起こりますので。そういう部分をしていただきたい。  それと、国の助成金が今3分の1あります。この制度を設けていただいて、どうにか考えていただくことはできないかなと思うんですけど、その点についてはどのようにお考えですか。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  この子供たちの教室の温度というようなものについては、この議会の中でも再々質問をして要望がされていました。そういう中で、もう議員の皆様方からもそういうような要望があったんですけれども、私のほうも、つけるにしろつけないにしろ、一体全体、現状がどうあるんだというような格好で温度調査をしろというようなことでさせておりました。それで先ほど言ったような結果が出たわけです。  扇風機をつけるのか、冷房をやるのかと。冷房で考えた場合には、3億3,000万から3億5,000万ぐらい、それに配管等もやり直しをせんといかんというようなことがありました。  扇風機をつけたとしても、そこの中で温度効果が2度から3度ぐらいは影響が出てくるというようなことでしたので、全小中学校の全クラスで冷房をやるとなった場合には、これは相当の時間がかかると。私のほうは1年でも早くその効果をやりたかったんです。ですから、今度の補正に上げろというような格好で、補正で上げさせました。そして、そういうような格好の中でやって、そして最終的にどうしてもこの温度は、まだこれでもどうにもならないというところは空調を使ってもいいじゃないかと。とりあえずはそれをやろうと。1年でも早く子供たちの環境をよくしようと思って今度の予算で上げております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。そういう話を聞いて、非常にうれしく思っております。  補正で上がってくるというのは、私は一般質問で上げたんですけれども、全く考えていなくて、これは本当に感謝申し上げます。  やはり、こういう話し合いをするというのは、後どういう形であれば、扇風機だけで終わりですよというのじゃなくて、見て次の段階を考えるということは非常に私はうれしいことだと思いますので。  この前、武雄市に行ったんです。行ったら、教育予算というのは約20%使っているんです。時津町では約10%ぐらいということを聞いておりますから、やはり教育の町、住みやすい町になるように頑張っていただきたいと思いますので、私も応援してまいります。協力してまいりますので、よろしくお願いします。  本日はありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、2番、平埜靖君の質問を終わります。  暫時休憩します。             (午後 2時15分 休憩)             (午後 2時30分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次の日程に入るに先立ち、議員の皆様に議案審議についての留意事項をお伝えします。  会議規則第54条で、質疑に当たっては、議題外やその範囲を超えたり、自己の意見は述べることができないことになっており、会議規則第55条で、質疑は同一議員につき、同一の議題について3回を超えることができないことになっております。そのような発言があったときは、議長が制止しますので、御理解いただきますようお願いいたします。  また、委員会へ付託となる議案の質疑については、所管の委員は御遠慮願います。そして、その遠慮した分は、委員会の審査の中で大いに質疑を交わしていただきたいと思います。  どうぞ、議事進行に議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。             ~日程第2 議案第71号~ ○議長(山上広信君)  日程第2、議案第71号、職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第71号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第3 議案第72号~ ○議長(山上広信君)  日程第3、議案第72号、町長及び副町長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第72号、町長及び副町長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。  私は、ことしの3月議会で三役及び議員の期末手当を引き上げる条例に対し、町長と副町長の2人分の給与は合計で1,813万円と、年収200万円以下のワーキングプアの9人分に当たること、期末手当も2人分で595万円と高額であることを指摘し、反対をいたしました。今回の議案も三役及び議員の期末手当を0.1カ月引き上げるものです。多くの町民は、低い賃金や年金切り下げなどで苦しい生活を強いられています。  そのような中で、三役や議員の期末手当を引き上げることは、町民の理解が得られないと判断し、議案第72号に反対いたします。 ○議長(山上広信君)  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論を認めます。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第72号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第4 議案第73号~ ○議長(山上広信君)  日程第4、議案第73号、時津町定住自立圏形成協定の議決に関する条例を廃止する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。
                (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第73号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第5 議案第74号~  日程第5、議案第74号、時津町農業委員会の委員の定数及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第74号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただい産業厚生常任委員会へ付託した議案74号の件は、12月15日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第74号は、12月15日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。             ~日程第6 議案第75号~ ○議長(山上広信君)  日程第6、議案第75号、平成28年度時津町一般会計補正予算(第6号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第75号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第7 議案第76号~ ○議長(山上広信君)  日程第7、議案第76号、平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第76号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第8 議案第77号~ ○議長(山上広信君)  日程第8、議案第77号、平成28年度時津町介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第77号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第9 議案第78号~ ○議長(山上広信君)  日程第9、議案第78号、平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。
     本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第78号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第10 議案第79号~ ○議長(山上広信君)  日程第10、議案第79号、平成28年度時津町水道事業会計補正予算(第2号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第79号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第11 議案第80号~ ○議長(山上広信君)  日程第11、議案第80号、平成28年度時津町下水道事業会計補正予算(第2号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第80号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第12 議案第81号~ ○議長(山上広信君)  日程第12、議案第81号、平成28年度時津町一般会計補正予算(第7号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  本庁舎の2階ロビーのキッズルームですが、これ、議運のときにもちょっと聞きましたけれども、工事期間は教えていただいたんですけれども、いつから使えるかというのをもう一回、議場の場で聞きたいのと、それともう一つ、今、一般質問の中にもありましたけれども、扇風機の問題です。これは多分、天井型になるのかなと思うんですけれども、各小学校、若干教室の大きさが違いますけれども、それぞれ普通教室に何個ずつ配置するのか、そのあたりの詳細を。  それから、さっきのキッズルームの詳細がわかれば、それも含めて、よろしくお願いします。2つです。 ○議長(山上広信君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(蒔添浩明君)  扇風機の件についてお答えいたします。  扇風機のほうは、議員おっしゃるように、天井に取りつけるタイプのものでございますが、各教室に3台ずつ設置をするように考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  行政管理課長。 ○行政管理課長(出岐貴弘君)  キッズルームの件でお答えいたします。  まず、工事の期間ですけれども、今週の金曜日、12月9日の時間外の17時30分から工事に入るようにしております。10日、11日の役場の閉庁時、土日を使いまして、一応工事を完了させるという予定になっております。  工事が完了した後に、完了検査等々が必要となりますので、それにつきましても、今のところ、12月12日、翌月曜日の朝9時から竣工検査のほうを行わせていただいて、利用ができるという形で準備をさせていただきたいと思っております。  キッズルームの詳細につきましては、まだ2階の喫煙所がありますけれども、あそこの間仕切りの壁があると思いますけれども、そちらをまず撤去いたしまして、そこのスペースにウレタン材といいますか、クッション性のある空間をつくりまして、そこに子供さんたちがお母様、保護者の方が手続をしている間にそこで待っていただくと、そういうスペースをつくるということで、今準備のほうをさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  よくわかりました。  その扇風機の件でもう一つ。この3台つけたところで、同等の教室なんか、温度の調査と申しますか、例えば30度以上に上がった場合には、2度、3度下がるんだよと、そういった調査をされたんでしょうか。そこだけ教えてください。されてなかったら、する必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、そこまで見解も含めてお願いします。 ○議長(山上広信君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(蒔添浩明君)  お答えいたします。  扇風機をつけることで、その部屋の温度が下がるということは、調査の結果ないと。温度自体が下がるということはありませんが、体感温度が風によって下がるということで、効果は認められているということでございます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)
     東部コミセンの昇降車購入事業が出てますけれども、これは今までのように、2階から3階は、また別のように、1階から2階までは上がって、また2階から3階に行くときには、また乗りかえるのか、そういうのが新しく変わったのか、教えてください。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  お答えいたします。  今回、新たに購入を予定しております階段昇降車ですが、これにつきましては、1階から仮に3階まで上がるといたしまして、途中で2階で一旦おりてとか、そういったことは必要なく、乗ったままで3階までのぼりおりができるようになっております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  ということは、今度は階段の内側のほうにレールがついたんでしょうか。それとも、今度何かするのか、その辺を教えてください。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  お答えいたします。  今回新たに予定をしております階段昇降車につきましては、レールを壁に取りつけてというような従来型ではございませんで、キャタピラーがついた昇降車に車いすごと乗っていただいて、階段を直接のぼっていくというようなシステムになります。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  最新型で、まだ想像がつきませんけれども、あと、使用するときに前回のときまでは鍵を借りてから動かさなければいけなかったということですけれども、今回もまた鍵か何かつけてからするんでしょうか。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  今回、購入を予定しています階段昇降車の利用につきましては、どうしても車いすを利用している方一人では利用ができませんので、どうしても施設の職員等が補助者としてついて利用するということになりますので、特に鍵の貸し出しということはありませんけれども、補助者がついて昇降するということになります。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  キッズルームについて、安全対策を聞きます。  例えば、現在、あそこのたばこのところの壁を撤去してということを言われたかな。そうした場合に、執務室側というか、あそこは柵になるでしょ。柵はもうないんですか。オープンにしておるんですか。それと、ウレタンか何かつくと言われたけど、高床方式じゃなくて、高床って1メートル、2メートルじゃなくて、床から離してウレタンか何か敷かれるのか。  それと、よく中国でもしょっちゅうテレビに出ているじゃないですか。土管にはまったりとか、頭を入れてとか、そういうことが。子供というのは何もわからんで、危ないとか安心だとかいうことは関係ないです。もし万が一、柵が大きかったら、頭が入るかもしれない。だから、縦だけなのか、横もあるのかなど安全対策を考えてほしいんです。安全上はどうなっているのか。 ○議長(山上広信君)  行政管理課長。 ○行政管理課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  キッズルームの安全対策につきましては、まず、壁を撤去するというのが、今、喫煙所に入るときにある2階ロビーとの仕切りの部分ですが、そこの部分を全部撤去させていただきます。  クッション材のような部分につきましては、床にそのまま、じか置きといいますか、直接置くような形になります。  あそこは、現在、れんがといいますか、ブロックといいますか、そういう部分の壁になっておりますけれども、そこに1枚、壁をもう1つ新設をしまして、そこに壁のほうにもクッション材を、大体1.5メートル程度になると思いますけれども、壁のほうにもクッション材を取りつけるという形で安全対策のほうをさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  ただいまの答弁は了です。とにかく今後、施設的なことをつくる場合は、絶対的な安全性、これを高めたやつにしてください。そうしないと、万が一があったら、最終的には裁判を起こされたら、もう町長と係争するわけです、その住民が。そういうことを同じ家族の中で、町民の中でみっともないし、けがしても大したことないよと、よくラバーでもして、コスモス会館がそうですから。あそこは柔道場をつくってますね。あれは危ないよということで、それから下の相撲、土俵場。あれも後にラバーをかけてもらったんです。そして、何とか転んでも、頭を直接打っても、幾らか緩衝材になっておると。ぜひ今後も、今言われたことを基本的に了としますので、安全対策だけは、もうここまで考えるかというぐらい考えてください。よろしく。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  お尋ねします。  農業振興奨励金のふるさと時津夢づくり農業振興奨励金というのは何に使うのかというのと、それから、先ほどの扇風機ですけれども、音はうるさくないんでしょうかというのと、それから、カナリーホールの屋上緑化の花壇ですけれども、これはどのような形になっているのか教えてください。 ○議長(山上広信君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(松園喜秀君)  お答えいたします。  ふるさと時津夢づくり農業振興奨励金といいますのは、今回の議会の答弁でも若干触れさせていただいておりますけれども、ふるさと納税のお礼品として提供していただきました地元産の農水産物に対しまして、例えば、1万円いただきましたら、5,000円をお礼品の代金として使用します。また、郵送料とかその他いろいろな手数料を引きました残りの分に1.5倍をかけて、農協の生産部会等に奨励金としてお渡しするものです。このお渡しした奨励金を時津町の特産品、またブランド化を図ってもらうために使用していただくということで、今回はブドウ部会のほうに333万6,000円だったんですけれども、33万6,000円不足いたしておりましたので、補正予算で33万6,000円を要求していることになります。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(蒔添浩明君)  扇風機の件でお答えいたします。  扇風機の音の面なんですが、弱で30デシベルから40デシベル、強で45デシベルほどの音が出るのではないかと、そのようには思っておりますが、この音については、45デシベルについては、通常、聞こえるけれどもほとんど気にならない程度と、そのようなことで考えておりますので、授業には支障がないと、そのように判断しております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  カナリーホールの屋上部分の花壇の設置につきまして御説明いたします。  カナリーホールの屋上緑化につきましては、ことしの2月に玄関上部のほうを緑化をさせていただきましたけれども、これに続きまして、今度はレストランの上部のほう、ちょっと傾斜がついた部分になりますけれども、こちらのほうに花壇の設置をしたいということで、こちらが斜面になっておりますので、斜面の上の部分と下の部分と、花壇を2列、それぞれ90センチ幅の花壇を22メートル、27メートル、それぞれの長さの花壇を2列設置をして、植栽を図っていきたいということで考えております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  扇風機のほうは40から45デシベルということで、強のときに若干音がするかなと思うんですけど、しかしそれが3台でどのぐらいになるのかわかりませんけれども。できれば、音が余りしないのにしていただくようにお願いいたします。  それと、カナリーホールですけれども、傾斜になった部分をどなたが管理をするんですか。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  植栽の管理につきましては、今のところは社会教育課、もしくはカナリーホールのほうで今のところは管理をやっております。 ○議長(山上広信君)  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  一生懸命考えてしていただいて、大変ありがたいことだと思うんですけれども、やはり屋根の上で傾斜になっているところをするということで、安全には十分注意してやっていただきたいし、また、せっかくやり始めたことなので、枯れて変になるということはやめていただきたいので、そこら辺も含めて、今後のやり方、仕方というのをきちんとしていただくようにお願いいたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  今、質疑もしたとおり、2階のロビー、あそこの入り口のところの今まで喫煙所だったところをキッズルームにするということで、今まであそこで休憩をされていた方は、非常に肩身が狭くなったかもしれませんけれども、お子さんをお連れになって役場に来る方は、ほとんどがもう2階のロビーです。ですから、あそこで今まで子供たちもうろちょろうろちょろして、親も気がきじゃないというところが見受けられましたので、非常にいいことだと思いますし、今、川口議員も言われた、やっぱり事故がないように、事故でもあればまた町の責任になりますので大変ですから、そのあたりの安全対策を十分に加味していただいて、非常によいことだと思いますので、ひとつよかったことだと思います。  それから、扇風機の問題です。先日からずっと議員さんたちそれぞれ、エアコンをつけてはどうかという話もありましたけれども、私個人としましては、実際に小学校に子供たちを現役で置いている親の立場からしまして、正直エアコンは反対です。なぜかというと、社会的な立場になって、立派になったときに、やっぱり当たりまえのことで通ることがままならないことが幾らでもありますので、小学生のときには、やっぱり我慢強さ、辛抱強さということ、絶対忍耐力というのはつけなきゃいかん時期だと思いますし、礼節もそこから生まれてくると絶対思います。そのために、やっぱり暑くてたまらんというときもありますけれども、そのために夏休み、冬休みがあるわけですから、本当に暑くてぼーっとなるけんが、ちょっと来てくださいよと言われて、学級委員から呼ばれて行ったときもありました。温度ば見てくれろと、34度もあっとばいというときもありましたけれども、私たちもそういうときはあったと思います。昔のことを言うたったちゃ何とかがと言いますけれども、そうじゃなくて、やっぱり子供たちの一番大事なとき、小さいときに忍耐力をつけるということは、一つの社会に立ってルールを守っていく中での基本的なものだと私は思いますので、個人的には、扇風機をつけていただいただけで十分環境は、さっき課長がおっしゃったとおり、体感温度は下がって、できるんじゃないかなと、それを乗り越えて勉強もしていただきたいという個人的な意見も述べて、この第81号の議案に賛成をいたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  14番、川口君。
    ○14番(川口健二君)  遅過ぎたというぐらいでありますけれども、カナリーホールの屋根、これはまだ全部じゃないです。ぜひひとつ、少なくとも29年度1年間できちんとしていただきたいなということです。  それと、池の水の問題。これも漏水なのか何なのか、はっきり原因をしていただいて、安定して和風庭園として今後も存続できるように配慮していただきたいと。  キッズルームについても今川原議員がおっしゃるとおりです。ただ、私は安全ということを注視しております。今までインフォメーションのあの女性の人たちが、赤子が来れば抱いてあげて、すわっておられたり、あるいは、子供たちがあちこち動くのを相手してやっていただいた。そういう面では本当に、インフォメーションの人たちはよくぞ気を使っていただいたなと。もう役場の中で今一番評判いいのはインフォメーションです。よく心遣いしていただいてうれしいということを言われておりまして。  ひとつそういうことでも、ぜひ安全に気をつけていただいて、農業振興でただいま松園課長が33万、巨峰云々ということを言われまして、とにかく、10万でも20万でもいいんです。零細業種の人たちに言わせれば、その30万、20万を自分たちで出せって言ったら出し切らんわけですから。そういう面では、今後農業振興、漁業振興、商工振興も、町長、ひとつあなたの思いを、経験を持っておられますから、十二分に判断していただいて、後押ししていただければ、この時津のまちづくりもまた一つの楽しい方向に行くんじゃないかなと、夢を持っていけると思います。  どうぞ、そういう意味を含めて、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第81号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第13 議案第82号~ ○議長(山上広信君)  日程第13、議案第82号、平成28年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第82号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第14 議案第83号~ ○議長(山上広信君)  日程第14、議案第83号、平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第83号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第15 議案第84号~ ○議長(山上広信君)  日程第15、議案第84号、平成28年度時津町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第84号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第16 議案第85号~ ○議長(山上広信君)  日程第16、議案第85号、平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第85号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第17 議案第86号~ ○議長(山上広信君)  日程第17、議案第86号、平成28年度時津町水道事業会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第86号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第18 議案第87号~ ○議長(山上広信君)  日程第18、議案第87号、平成28年度時津町下水道事業会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第87号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第19 議案第88号~  日程第19、議案第88号、あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について(時津町日並郷)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第88号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただい産業厚生常任委員会へ付託した議案88号の件は、12月15日までに審査を終わるよう期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第88号は、12月15日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第20 議案第89号~ ○議長(山上広信君)  日程第20、議案第89号、公有水面埋立地用途変更についての件を議題とします。  本案について質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第89号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第21 議案第90号~ ○議長(山上広信君)  日程第21、議案第90号、長崎市及び時津町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  これは当然、長崎市と頭にありますけど、その下には時津町と長与町がかかわってくる連携中枢都市の問題であるというふうに受けとめております。  そこで、お尋ねしておきたいのは、長崎市が常に頭にあるわけです。長崎市と協議をしてということですけれども、これは吉田町長がかつて福祉部長かな、ごみ収集の委託について、長崎市の所管部長と話し合いをしたと。どうだったといったら、やっぱりかなり強気で言ったというような形で言われたことがあったんです、私に。そういう意味で、うちは人口38万、9万あるんだよと。あんたのところは3万だろと。10分の1もないんじゃないかという式で協議に臨んでこられたら困るなというのが実はあっとです。内容次第では。そういうことについての不安というのはどうですか。ありますか、ないですか。その可能性はあるでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)
     この連携中枢都市圏というふうなものは、地域が経済的にも一体となっているというふうなことで、一緒に発展を目指すというふうなことでございます。  その枠組みにつきましては、事務かたのほうでこれまで協議をさせていただいたというふうな経過で、やはりそれぞれのお考えがありますので、その中にはお断りした部分も本町のほうもございます。  そういったことで、協議というのは、やはりそういった部分というのはゼロではないと思うんですが、これはお互いに助け合うというふうなことでやっておりますので、余り強い、町を攻撃するといったらおかしいですけど、そういったことはございませんでした。  今後ともそういったことで地域が発展するというふうな一つの考え方の中で協議は進めていけるものというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  どういう意味で発展をともにということでしょうか、わかりませんけど、実際は。  例えば、長崎市の人口からして、スポーツ団体の数の相違もありますけど、例えば、長崎市民が中心になったクラブチームで南公園を使わせてくださいという機会が多いとか、あるいは、海と緑を使わせてください、そういう形で、あちこちの市外の、自分たちの行政区域じゃないところに手を打ちながらやっていると。  例えば、三和町の野球場、あそこもかつて、今も長崎市ですけど、長崎市側のスポーツチームが常に借りに来よるというようなことで、地元もなかなか使えんというようなことを、実は私、聞いたことがあるんです。当時の三和町の町議から。だからそういう面からして、本当に今部長がおっしゃったような形で、きれいごとで行くのか行かんのか。絶対的に38万、39万という数字は大きいわけですから、ともにと言いながら、使ってもらわないと困るところもあるかもしれんけど、余り使われたら時津が、不満が出てくるということはあり得るんです。不満があるときにあなた方に直接来ればいいの、利用者が。どっちかといえば議員である我々に言ってくるときが多いです。それで言いわけ無用じゃ困るわけですから、そこを心してやってください。よろしいでしょうか。もうこれ以上言いませんから。  ぜひ、そういう形で、精いっぱい町民のためにともに発展するという当初の、この法律の趣旨を理解してもらって、頑張ってください。  以上。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今川口議員が懸念をされておるというふうなことにつきましては、大きな都市と、そしてその10分の1にも満たないというふうな町とで協定をやっていくという中で、そうした御心配もあられるだろうと。私たちのほうも田上市長と私と長与の町長と話をするときに、田上市長にも同じ都市圏の中で、そうしたスクラムを組んで一緒にやっていくというようなことは、都市圏の発展をしていくためには非常に大事なことであると。だからそれは大いに一緒にやっていきましょうと。  ただし、時津、長与というふうなものがそのために犠牲になるというふうなことは絶対容認をしないというふうなことで、はっきりそういうことで話をしながら進めておりまして、個々のものにつきましても、事務協議をしていく中でそうしたこと等が起こらないようなことでやっていきたいと思っておりますので、御理解をお願いしたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第90号、長崎市及び時津町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議についての反対討論を行います。  連携中枢都市圏は、自治体間の差別的な役割分担を予定しています。  例えば、連携協定によって図書館サービスの提供を連携中枢都市、つまり長崎市が専ら担うことになった場合、図書館の利用については、長崎市が定める条例によることになります。そうすると、当該事務を担当したい時津町の議会の議決は必要なく、住民自治が及ばない領域が生まれることになります。  圏域では、連携中枢都市である長崎市への人・物・仕事の集積が促進され、時津町や長与町の役割が生活関連機能に限定される結果、町の区域の空洞化が進む恐れがあります。  町の空洞化進行に対する批判と長崎市に集積した富の再配分の要求が時津町民から出てきた場合、この問題は時津町だけでは実現できません。  そうすれば、短絡的な問題解決の方法として、長崎市、時津町、長与町の合併が提案されることになるでしょう。  現に、連携中枢都市圏の話が持ち上がっている自治体では、再び合併の話につながるのではないか、中心市だけ活性化するのではないかという不安が多く出されています。  平成の大合併によって地域の疲弊が進んでいます。長崎県は特にひどく、周辺地は不便になり、過疎化が進行しています。  また、熊本地震で行政の対応のおくれの最大の原因として、合併による行政機能の弱体化が指摘されています。  合併の呼び水になる恐れがある議案第90号には反対です。そもそもこんな大事な議案を提案してからわずか2日後に議決するようなことはすべきでないことを指摘して、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  賛成の立場から意見を申し上げます。  本来、この議案は、長崎圏域定住圏構想から発展をしてきて、連携中枢都市構想というような形になってきたという歴史があるわけですけど、これはもう考えてみますと、時津町は時津町だけで今日があるのは、その努力だけじゃないんです。やっぱり、同じ生活圏をともにする1市2町がともに補完し合いながら、行政協定を結び、広域行政の中で今日があると。この安定した今日があるというふうに私は理解をいたします。  そういう観点から考えますと、今後に置いても、南北幹線の問題でありますとか、例えば西彼杵道路そのもの一つとっても、これはもう、いわばそのまま長崎の問題なんです。ですから、同じテーブルで共通の問題を、やはりお互いに知恵を出し合いながら、協力し合いながら解消していく。これはもう住民の福祉の生活に寄与するところでありますから、私はこれをどんどん発展的に広げていって、ちょっと残念だったのは、この中に高齢者問題が全然取り上げられてないんです。福祉の問題では、子育ての問題については取り上げられておりますけれども、高齢者の高の字が全然入ってないんです。その辺をやっぱり今後、共通の問題として取り上げていただいて、とにかく前向きに進めていただきたい、そういう意見を踏まえて賛成をいたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  いろいろ受けとめ方はあります。私もいろいろ受けとめ方を持っております。ある意味では複雑なんです。なぜかと。長崎市を中心にということですけれども、これが議決された以上は、この議決されたことを一つの支えとして話し合いをせざるを得ない。していいんです。ただ、私が何で不安かといいますと、長崎県の財産、138万、我々の財産なんですよ。現在の県庁は。それは再来年移転するんです。そこの土地に市役所をつくれと言って、市民活動に2回署名活動をしたのは、長崎市の一部の人たちです。1万数千人の署名を取ったと、非常に強気でおられるけど、そういう長崎市だから私は怖いんです。  先ほど浜辺議員が言ったように、これは、過去は平成の合併で、琴海を含めた3カ町の合併であって、中間都市をということで金子原二郎知事と話をした、そう言ったんだから。ところが、これはだめでした。ところが、今度この政府の思惑で、中枢都市圏云々という理由のもとで、とりあえずは行政的には一つになっておってくれよと。話し合いをしてうまくやってくれと。次に行くのは、合併じゃないかなと、実は私自身は不安を持っているんです。  だからそういう形で、ぜひ、今後、いずれ早晩、15年、20年後は合併かもしれません。ただし、私は経験してほしくない。なぜか。長崎市は議会にかかった人たちが、何人も僕はつき合いがありましたから、彼らの本音はどこにあるのか。結局公共下水を十二分にやっているわけです。上水はもちろん、インフラの整備はできているんです。投資することが、大してほかの市町村よりもない。だから長与と時津はどうしても長崎市にというのは、僕は直接説得されたんだから。  だからそういう面で、ぜひインフラ整備を、決して長崎みたいに劣っていません。長与、時津はトップクラスですから。90%以上で。  そういうことで、誇りを持って、引かん所は一歩も引かんぞというぐらいで、今後の、いわゆる、1市2カ町の連携でできるような気持ちを持って対応していただきたいということを付して賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  さまざまな意見が出ておりますが、基本的に、先ほど久保議員から出ましたが、この原資は定住圏構想から出ております。今回、それが名前を変えて、連携中枢都市圏構想に変わっているものでありますし、先に考えれば、地方創生の中から生まれてきた、力をともに合わせていい町をつくってくださいというのが原資だと私は思っております。  もともと、長崎県都市構想の中の一部の我々時津と隣の長与町、長崎市がこの中枢都市によってよりよい、広域的なものを含めながら、よりよい経済力と町づくりをつくってくださいと。町の減収、人口減少から突破するためには、お互いの力を合わせてというのが原資だと思っておりますので、いろんな心配ごとも先ほどから出ておりますが、何とぞ将来を見通して、首長ほか、さっき言われたように、吉田町長が言ったとおり、しっかりと見守って協議をしていきますということでございますので、それを期待しながら、議案第90号に賛成するものであります。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第90号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第22 議案第91号~ ○議長(山上広信君)  日程第22、議案第91号、長崎県市町村総合事務組合規約の変更についての件を議題とします。    本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第91号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第23 議案第92号~ ○議長(山上広信君)  日程第23、議案第92号、時津町崎野自然公園に係る指定管理者の指定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  これは、今度で3期目に入るんですかね。指定管理者制度になって。当初のときは複数の申請者があったということで、評価点数がつけられたのが資料として配布されました。本会議に上がる前に、事前に。これは、この間の議運で委員会の付託になっておりますから、せめて委員会の付託の際には、1社だったから評価点数はつけてないということなのか、ちゃんとつけてますよということなのか、過去のやつと比較対象もできます。だから、そういう面で、私は1回目は、点数はそれぞれ理解しますと。ところが、その会社を経営しているのは社長ですよと。社長の人権、あるいは人格もありますけれども、どういう形で評価されていますかと。なぜかと。社長が考えている哲学、その他もあるわけですから、そういうところがどうして知ったんですかと。結果的にそれは出てきますよと私は言っておりました。それは、当時の平瀬町長も答え切れませんでしたけれども、ぜひそういう形で評価点数をつけてあるのが資料としてあれば、委員会に配付してくださいと言いたいです。
     よろしいですか。委員会に付託にしますから、我々議運でそう決めてますから、委員の皆さんに少なくとも資料として、過去の点数と評価するために出していただきたいと思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(朝長郁雄君)  これについては、委員会の中でお話をさせていただいて、必要ということであれば、そちらのほうにお示しをしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  委員会よりも本会議が中心だと思うけれども、委員会の了解をもらわんと出せんということですか。  委員会からの要望があればということでしょ。僕はそう受けとめたわけです。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  必要な資料等につきましては、できるだけお示しして、そして公開された中で進めていきたいと思っておりますので、その分につきましては、出させていただきたいというふうに思いますので。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第92号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第92号の件は、12月15日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第92号は、12月15日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  明日からは本会議を休会し、12月16日に議会最終日として本会議を開会いたします。  本日はこれで散会します。             (散会 午後 3時22分)...