時津町議会 > 2016-09-28 >
平成28年第3回定例会(第4日 9月28日)

ツイート シェア
  1. 時津町議会 2016-09-28
    平成28年第3回定例会(第4日 9月28日)


    取得元: 時津町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成28年第3回定例会(第4日 9月28日)               平成28年第3回定例会 (平成28年9月28日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席15名   欠席 1名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   新 井 政 博   出     2   平 埜   靖  出   10   久 保 哲 也   出     3   川 原 貴 光  出   11   水 口 直 喜   出     4   濱 﨑 幸 德  出   12   濵 田 孝 則   出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義   出     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二   出     7   中 原 裕 子  欠   15   矢 嶋 喜久男   出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信   出 議会事務局
      事務局長    松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   住民環境課長    帶 山 保 磨  副町長      森   達 也   建設部長      吉 川 忠 彦  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 園 喜 秀  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長 濵 崎 憲 睦  総務課長     中 尾 博 英   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   大 宅 啓 史   都市整備課長    朝 長 郁 雄  情報管理課長   出 岐 貴 弘   水道局長      小 森 康 博  税務課長     溝 上 辰 雄   上下水道課長    菊 野 一 朗  福祉部長     前 田 純 孝   会計管理者会計課長                               小佐々 光 子  福祉課長     太 田 信 孝   教育次長      請 田 和 則  保育所長     平 子 末 代   教育総務課長    蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長          社会教育課長    永 尾 和 敏           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   学校教育課長    岡   由紀子 議  事  日  程                  開  議      議案審議 日程第1 議案第59号 平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第2 議案第60号 平成27年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定             について 日程第3 議案第61号 平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第4 議案第62号 平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて 日程第5 議案第63号 平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第6 議案第64号 平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定に             ついて 日程第7 議案第65号 平成27年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定             について 日程第8 議案第67号 町道の路線の認定について(第5木場崎線) 日程第9 議案第68号 町道の路線の認定について(第3中島線) 日程第10        所管事務調査について(議会運営委員会) 日程第11        所管事務調査について(議会広報編集特別委員会) 日程第12        議員の派遣研修会等の報告について 日程第13        議員の派遣について                  閉議、閉会                                  (開議 午前 9時30分) ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。             ~日程第1 議案第59号~ ○議長(山上広信君)  日程第1、議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長川原貴光君)  改めまして、皆さん、おはようございます。  それでは、本議会におきまして総務文教常任委員会に付託されました議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について審査が終了しましたので報告いたします。  審査の日程及び出席者につきましては、お手元に配付のとおりでございます。  審査方法といたしましては、各担当課長の説明を受け、その後に質疑を行うことと決定しました。  それでは、たくさん質疑、答弁がありましたけれども、抜粋して報告いたします。  なお、質疑、答弁の報告書を読み上げますので、御了承ください。  まず、企画財政課からでございます。  元村の忠霊塔について、平和推進事業の一環として原爆の日の前には清掃や献花を行ってほしい。元村の忠霊塔の移設につきましては、ウォーターフロントなど、みんなが集まりやすい場所に移設してもよいのではないか、ということに対して、被爆者の会などと協議をしてみる、ということです。  それから、行政管理課です。  基幹系システムクラウドサービスに移行して1年9カ月が経過したが、トラブルふぐあいはないか。  始めてから現在までトラブル等は発生していない。  総務課です。  消火栓の点検状況は。  春・秋の防火週間中に分団による点検を2回、浜田出張所による年2回の点検を行っている。水を出すところまで点検している。  自主防災組織は重要と考えているが。  自治会や関係団体と話し合いを密に行い、町地域防災計画に基づき、一緒に取り組んでいく。  税務課でございます。  ふるさと納税によって、本町の税収はどれぐらい減ったのか  ふるさと納税に係る控除により、町民税が約545万円減額された。  保育所です。  給食アレルギートラブルはないか。  事前に調査し対応しており、トラブルはない。  福祉課です。  神奈川で障害者施設の事件があったが、そのあたりの対策は。  国からの通知を受け、町内施設に通知したほか、施設対象県説明会があっている。総務課にアドバイスを依頼し、施設からの相談を受ける体制をとっている。また、障害者に対する差別解消理解促進に努める、ということです。  国保・健康増進課です。  母子訪問指導の成果は。  直接顔を合わせることにより、孤立母子の発生を予防し、子育て支援事業につながる。訪問に拒否反応を示す者があるが、粘り強く対応している。  住民環境課でございます。  大村湾をきれいにする会として、また、町としてどのような大村湾浄化対策を行ったか。また、行うのか。  大村湾をきれいにする会として、海上の浮遊ごみの撤去を実施。市町ではできない大規模な工事や研究の対象として大村湾を取り上げてもらうよう、また、県事業等への補助を行うよう関係省庁へ陳情・要望活動を行っている。時津町としては、例年の事業に加え、長崎県が行うアサリによる水質浄化を目的とした浅場づくり事業の候補地として応募しており、現在審査中である。  高齢者支援課です。  毎年くじゃく荘に行っているが、くじゃく荘ばかりでは飽きる。なぜくじゃく荘なのか、説明してほしい。  講演会のための会議室があること、個人負担額の問題、移動時間等を検討し決定した。くじゃく荘は、送迎バスについて高速道路料金のみでよく、個人負担額を低く抑えられる。今後、ほかによい施設がないか検討する。  教育総務課です。  給食公社トイレ手洗い場は何台改修したのか。また、改修が必要となったわけは。  第1調理場、第2調理場とも男1、女2の合計3カ所。手洗い場の設置は、県体育保健課からの指導により、排便の後、衣服を整える前に手を洗うことができるようにするために便器から手の届く場所に手洗い場を設置したものである。  学校教育課です。  学校ICTについて、教員間での技量の格差は埋まっているか。  先生方はおのおの努力をされている。また今年度から直接雇用になったICT支援員が先生に対して個別指導を行っている。昨日は時津中で県教育センター主催の研修会が開催され、30名ほどの先生が受講していた。  社会教育課です。
     学校体育館ミニバスケットのOB会で借用しようとしたが、定期利用団体しか利用ができないと断られた。だれでも利用ができるようにできないか。  学校体育施設は、定期利用登録団体のほか登録していただいた町内在住者または町内事業所勤務者で組織する団体に貸し出ししているので、定期利用団体の利用がない時間帯などについては、町内在住者等で組織する団体であれば利用できるということです。  それから、区画整理課です。  事業は順調に進んでいるのか。  事業はおおむね計画どおり進んでいる。土質の対応があり、工事は計画から半年ほどおくれている。資金は国費の内示額の問題があるが、今のところ、どうにかやりくりができている、ということです。  それから、産業振興課農業委員会です。  シルバー人材センターには、民間からの受注がふえるように、技術力や安全面を向上させるよう指導が必要であると思う。  民間からの受注がふえるように、センターに研修の充実を申し入れる、ということです。  都市整備課であります。  街路灯設置状況はどうなっているか。年間計画は150基程度であるが。  平成27年度は240基を設置している。予算残がある場合は、優先的にLED取りかえを行っている、ということであります。  三役に入りまして、町長部局です。  消防団員報酬引き上げは考えないか。  報酬引き上げについては、近隣市町との比較、物価の状況を考えながら行っていく必要があると認識している。現時点で引き上げは考えていない。  1市2町で運用されているもみじ谷の火葬場が機能的に不足していることから、現状の改善を図るよう時津・長与両町から長崎市に積極的な働きかけを行うことを要望する。  もみじ谷の火葬場は、築後37年が経過している。今後、建てかえ時に働きかけを行うことができるのではないかと考えている。現在、取り組んでいる中枢連携都市圏協議の中でも火葬場の議題が出てくると思われる。  ふれあい農園の新規開設取り組み状況は。  町が新たに開設する場合、道路から離れ過ぎない、駐車場スペースがある、水源がある、などの条件があり難しい。個人でも貸すことはできるが、これらのことを踏まえながら、荒れ地や耕作放棄地対策を行っていく必要があると思う、ということです。  教育委員会のほうです。  中学校の武道(柔道)は、どのような指導内容か。どのような教員が指導しているのか。  指導内容は、習熟度に応じ、生徒の状況に配慮しながら安全に行っている。教員については、時津中、鳴北中ともに初段を持つ体育教員が1名いるが、県下において体育教師は、悉皆講習として全員が研修に参加する義務があり、県から礼法指導、安全面に配慮した指導など徹底した研修が行われている。研修を受け、段位を持たない教員も安全面に配慮した授業に取り組んでいる、ということです。  それから、お茶屋の今後の活用方法は。歴史的価値を踏まえた修理と活用をしてほしい。  町民に知っていただくため、ミニコンサートや茶会などイベントを多数行っており、今後も計画している。活用方法施設整備計画づくりとあわせて時間をいただきながら進めていきたい。歴史的価値の調査は既に行っている。残すところを特定し、残しながら活用できる検討を行いながら進めたい、ということでございます。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論、過去最高の歳出額であり、執行率が高いことも評価し、賛成する。  採決に入りまして、議案第59号は、全委員異議なく、認定すべきと決しました。  以上で、委員会の報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませんか             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  次に、議案第59号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算への反対討論を行います。  全国の多くの自治体は、国保税負担を抑えるために、一般会計から国保会計法定外繰り入れをしています。しかし、本町では法定外繰り入れを拒否し続けています。平成27年度決算審査意見書の地方税、国民健康保険税収入未済額の推移についてによれば、現年度分と滞納繰越分に合わせ、町民税など5つの税の中で最も多く、全体の42%を占めています。26年度が43%ですから同じ水準です。このことは、町民にとっていかに国保税の負担が大きいかということを示しています。そして、本町の資格証明書の発行率も国保税などの滞納者に対する差し押さえ率も全国や長崎県の他の自治体の数字に比べてはるかに高くなっています。つまり、町民は、命と健康維持の支えであるべき国保制度に逆に苦しめられているということになります。  私は、このような町の姿勢には賛成することはできません。国保税以外にも介護保険料後期高齢者医療保険料も町民にとって重い負担となっています。  一方で、町の積立基金は年々ふえ続け、平成23年度の42億2,900万円から平成27年は56億4,600万円にふえています。この4年間で14億1,700万円も新たにため込んだことになります。  基金の中には、とぎつっ子の夢を育む基金1億9,000万円が含まれています。私はこの基金を通学路の安全対策、全ての小中学校教室エアコン設置学校トイレの洋式化、中学校卒業までの医療費助成の拡充などに急いで活用することを繰り返し求めてきましたが、まだ一部しか実現できていません。  子供の貧困も含め、町民の生活が大変な状況になっている今こそ、ため込んだ基金の取り崩しをして、町民の負担軽減や福祉を充実するために使うべきです。  住民の福祉の増進を図ることを基本とする自治体の任務を果たすような税金の使い方に改めることを強く求めて、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算への反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  9番、新井君。 ○9番(新井政博君)  議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で意見を申し述べます。  27年度の歳入総額は約107億4,800万円、歳出総額は約101億9,900万円となりました。  町税の収入率を見ますと、99.27%と高く、また、滞納者の徴収率もファイナンシャルプランナーの活用等もあって、非常に向上しているようでございます。  特に、ふるさと納税給付金による2億4,900万円については、大いに評価すべきと思っておりますし、近々、地方自治体においては、収入額に含めないとされております。また、1市2町の連携中枢都市圏構想の中にもうたってあるところの地産地消の推進の観点からも、今後も時津らしさ、長崎らしさを失わない範囲内で商品開発を大いに進めていくべきと考えております。  財政力指数は0.654と、県内でも恐らく長与町に次ぐ僅差で時津町は2位と非常に高い財政力を示しているところでございます。経常収支比率は88%と、前年度より1.98ポイント向上しておりますが、これは償還金が終わったことが要因とお聞きしております。  今後も福祉も教育も町民サービス等の低下を招かない範疇で努力していただきたいと思っておりますが、そもそも、この成果報告書等を見てみますと、時津町は適正な数値を70から80と設定しておりますので、とりあえず80%になるよう頑張っていただきたいと思っております。  今後も自治体での比率を高める前向きな姿勢と町創生についても、何をどのように実行していくのかを議会や町民を含めたところで考えていくべきじゃないかと思っております。  教育委員会においては、ICT機器の整備がある程度はなされたので、ICT機器を最大限活用した学力向上に努め、明治のしつけであるところの五育、体育、知育、才育、徳育、食育を基本にしながら、教育の発展に努めていただきたいと強く思っております。  特に、今日の子供たちを取り巻く危険が大変多いので、道徳教育の充実を図りながら、道徳は学校教育根本精神につながると思いますので、家庭、学校、社会、それぞれの立場の人が子供たちの健全なる心の教育を推し進めていただきたいと思っております。  以上、意見を付し、また、要望も含めまして、議案第59号の賛成意見といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  本決算の歳出総額は101億9,900万円、5年間の決算総額を見ても最大の決算額であります。100億を超える決算総額は本町で初めての経験だと思っております。  また、厳しい予算の中で、執行者の皆さんが御苦労された結果であり、実質収支も1億7,700万円の平成28年度に繰り越しすべき財源を除き、3億7,100万円が決算剰余金となっております。  各事業においては、執行率が十数パーセントから七、八十パーセント台もありますけれども、ほとんどが100%に近い執行率であります。  そういうことを評価し、議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり賛成いたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  議案第59号の決算について、賛成の立場で討論させていただきます。  まず、いつも私が申し上げますとおり、安心・安全のまちづくり宣言大会ということをメーンに1年間、いろんな行政施策を講じてきておられます。そのうちの一つは道路でございます。道路は、もうライフラインの最たるものでございまして、その道路はただ多ければいいというものじゃないです。いつも言うように。通学道路もある。保育所に行く道路もある。そういう形で、大変道路というのは重要視されております。  特に道路は幼児から高齢者まで使うものでございます。そういう面では、町長にいつも厚かましく言って申しわけないですけど、一番投資して効果があるのは道路だということを言ってきました。  今、この決算書を見ても、特に県立盲学校があるという立場で、安心・安全であるためにも、ぜひ、あの黄色い点字ブロックですか、これはやっていただきたい。立派にやり遂げてあるようでございまして、平成26年度の繰越事業としてを含めても、約1,400メートル、この黄色のをやっていただいておる。これは非常に視力障害者から喜ばれております。私も身障者の協会の顧問をしておりますけれども、そういう意味では、ぜひ今後とも、忌憚なく頑張ってくださいと励ましていただいておりまして、そういう方々の喜びの声も伝えておきたいと思います。  それから、外側線、これはこの間、うちの前から2カ所ぐらいやっていただいています。私は議員活動の一環で、ずっと町内をバイクで回っております。そうしますと、外側線がほとんど、約9割消えたところもあります。特にそういう中でも、人通りの多いところ、車の多いところと人通りの多いところがあるんです。それと、車が右側を通っていって、左が少ないところが、また全然違うんです。同じ町道でも。そういうところを細かく見ていきますと、大変外側線が消えているところが多いということを確認しておりまして、そういう中で、27年度は距離にして2,690メートルやっていただいております。大変ありがたいです。白くなるともう極めてよく目立ちますから。だからぜひ、特に通学路に関するところは積極的にやっていただきたいし、特に朝長課長とその話をしましたら、自分もずっと歩いてみると。距離を図ってみると。多分、両サイドですから、恐らく5,000メートルはあるかと思います。町内全部回れば。細かく言いますと。5,000メートルあると思いますけれども、ローラーでやる場合にそう金はかかるもんじゃありませんから、吉田町長、もしよかったら、この決算を機に、新年度は改めて外側線の塗りかえをぜひ積極的に対応していただければありがたいと思います。  それから、次に、崎野公園を初め文化の森公園といろいろあります。かつて、東小の例を一つ私は申し上げました。それとウォーターフロント、ずっと見て回りました。そうしますと、木でやっている、地中に入っているとすると、やっぱり腐っていくというのがあります。それと、例えばブランコでもそうですけど、動くもんですから、動く部分はどうしても摩耗しているわけです。それで、ウォーターフロントの場合も私は何カ所か指摘しまして、もう定年しました部長のときでしたけれども、行ってみますと。行って確認してよかったということで、みんな修理しております。そういう面では安心です。  そういうことで、やっぱり細かく回るといろいろありますから、切りがないんですけれども、少なくとも崎野においては、これは総務部長が確認されたと思います。下のキャンプ場に行く所の下り坂の右側に防護柵、その防護柵のところが、実は緩んでいて、子供たちは動くので喜んで乗るわけです。落ちたら大ごとです。少なくても3メートルから5メートルありますから。首の骨を折るとか、あるいは背中を折るとか、大事故につながるということで、これはどこがすべきかと。指定管理者である業者がすべきなのか、町がすべきなのかと、僕は申し入れをしました。その後行ったらちゃんとしてあるようでございまして、だからやっぱり、つくればつくったで、経年劣化というんでしょうね、時間がたてばたつだけ、やっぱり弱くなるということは言えますので、ぜひよかったら、そういうところも、指定管理者であれば指定管理者の業者に、あるいは、時津町の管理であれば時津町が都市整備あたりを通じたり、総務の安全対策を通じたりしてやってもらえればありがたいというふうに考えています。  それとあわせて、この決算の結果からして、できれば専門職を置いてするということは非常に無理だと思いますけれども、管理公社があるし、あるいは、シルバー人材、そういうところと委託契約してでも、危険なところをずっとパトロールしてチェックさせると。それでわかれば速やかに補正予算でも組んで対応するというようなことをしていただきたいというふうに考えております。  それから、最後になりますけれども、委員長報告の中にも一部ありました、これは最終日、委員会の話をしましたとおり、元村の原爆の無縁仏の碑ですね。あそこの問題が出てました。委員長も言いましたとおりですけれども、私は町長になるときは提言しておりますけれども、毎年8月9日は、いずれ併用、伝承するという意味で、被爆地としての立場で子供たちに呼びかけをしたり、町民に呼びかけをしてやっているわけです。  ぜひ、もう町長には2番、3番になりますけれども、ここで言いますのは初めてですから言いますが、ぜひ、地元の元村の人たちが好意でしてくれているんですから、無視して持ってくるわけにはいきませんので、話し合いを十分していただいて、ぜひよかったら、あのウォーターフロントの原爆碑の記念碑があるところです。あそこの脇でも無縁仏的な、政教分離でどうなるかは別として、長崎市の平和公園はそれをやっています。私、毎年そこにお参りを家族で行っています。ぜひひとつ、願わくば、あの馬ばかと言われておったところ。そして、伝染病でそこに埋められておったということで、きょうの長崎新聞に支局長が記事を書いております。そういう形で、まさにあの支局長が書いたとおりです。ぜひ今後はそういう形で、誰しも、朝な夕な、遊びに行ったら手を合わせられる場所だということで意味づけをしていただいて、ぜひやってもらえればありがたい。そういうことが27年の決算の結果で得たものであります。  ぜひひとつ、来年度はまた新たに、心新たに町長以下、予算をお互いが無事執行しながら、至らない部分は補正予算を組みながらでも、遅まきながらでも対応をしてもらえればありがたいというふうに思っております。  この100億7,000万ですか、これについては大変、そういう面ではみんな一生懸命頑張ってやってくれたなという思いで賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第59号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第59号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。 ~日程第 2 議案第60号・日程第 3 議案第61号・日程第 4 議案第62号  日程第 5 議案第63号・日程第 6 議案第64号・日程第 7 議案第65号  日程第 8 議案第67号 日程第 9 議案第68号~
    ○議長(山上広信君)  日程第2、議案第60号、平成27年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第9、議案第68号、町道の路線の認定について(第3中島線)までの8件を一括議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(山脇博君)  皆さん、改めまして、おはようございます。  産業厚生常任委員会に付託されました議案につきまして審査が終わりましたので御報告します。  まず、議案第60号、平成27年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席された方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  まず、税務課でございます。  質疑に入り、不納欠損額を減らすための対策はどうなっているのか。また、5年時効で不納欠損になっているのか。  答弁といたしまして、本町では差し押さえなど滞納処分への取り組みを続けており、不納欠損についても大半は5年時効ではなく執行停止期間を経過した分である。これまでの取り組みにより現年度分の徴収率を上げることで滞納繰越分も減少してきており、今後も財産調査や差し押さえに積極的に取り組むことで不納欠損額を減らしていけるよう努力していきたい、ということであります。  続きまして、国保・健康増進課でございます。  平成27年度は平成28年度予算から繰り上げ充用を行ったが、国民健康保険は維持できるのか。  答弁といたしまして、歳出面では退職被保険者療養給付費が年々減っていることもあり、医療費の伸びが横ばいになることが見込まれることや、償還金が前年度に比べ減額すること等から、歳出額をある程度押さえることができる。歳入面では前期高齢者交付金の増額が見込まれること等から平成28年度の歳入と歳出が同額程度になると試算している。  続きまして、二役、関係部・局長であります。  平成27年度より保健指導員5名を採用したことにより特定保健指導の実施率が向上しているようだが、保健指導員をふやす予定はないのか。  答弁といたしまして、保健指導員を地区担当制度で割り振ったことで、特定保健指導の実施率が上昇しているが、実際にその指導の成果を検証するには時間がかかる。今後は成果の検証や現場の声等を参考にしながら、必要と判断した場合には保健指導員の増員について検討していきたい、ということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、本町は保険者支援金を活用した引き下げや、多くの自治体が実施している一般会計から国保会計への法定外繰り入れを行っていません。こういう本町の平成27年度の決算の認定に賛成できないことを述べて反対討論とします、ということであります。  賛成討論といたしまして、平成27年度国民健康保険税の収納率は86.81%と平成26年度に比べて2.313ポイント増となっており、収納率が毎年向上していることは、税の公平性から考えても税務課の頑張りであると思える。  特定健診受診率の向上や特定保健指導員の導入で医療費削減の動きと広がりが見られることから、議案第60号について賛成します。  採決に入り、議案第60号は、賛成多数により認定すべきと決しました。  続きまして、議案第61号、平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席された方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、後期高齢者医療被保険者数はふえているが、今後の推移はどうなるのか。  答弁といたしまして、今後も年に100人から150人程度の増加を見込んでいるということであります。  二役、関係部・局長の質疑に入り、後期高齢者医療被保険者数はふえているが、今後の決算収支の推移について町長の考えは。  答弁といたしまして、後期高齢者医療被保険者数はふえていくことが見込まれるが、現在の制度運営では決算の推移に大きな変化はないと思っている。  討論に入り、反対討論といたしまして、後期高齢者医療制度は国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで負担増と差別を押しつける制度である。  以上のことから、平成27度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について反対する。  賛成討論といたしまして、平成27年度の決算状況としては、歳入・歳出ともにほぼ前年と同額で推移しているが、平成27年度滞納繰越分の収納未収額は前年度比41万5,700円減少したのに対し、現年度収納未収額は前年度比1万7,700円増加している。滞納繰越分が減少しているので、現年度の収納対策を強く要望して、議案第61号に賛成します。  採決に入り、議案第61号は、賛成多数により認定すべきと決しました。  続きまして、議案第62号、平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑に入りました。  まず、介護保険の保険給付費が減少しているが、どのような理由があるのか。  答弁といたしまして、平成27年度の介護報酬改定がマイナス改定されたこと。その他制度改正により特別養護老人ホームに要介護3以上でないと入所できなくなったこと等から施設サービス費が減少したことが考えられる。  二役、関係部・局長でございます。  入所待ちをしている方の介護者へのサポートについて町長の考えは。  答弁といたしまして、国の施策として介護保険のサービスを施設から在宅へと進めていることから在宅介護サービスを充実し、介護者のサポートを行っていきたい、ということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、本町の場合、補足給付の更新申請をしたのは、更新案内をした236人のうち186人で、50人が申請していない。これはプライバシー無視の申請の仕方が要因である可能性がある。よって反対討論とするということであります。  賛成討論といたしまして、平成27年度介護保険給付費において、総計で17億2,438万3,267円で、前年度比約5,296万円減少しており、平成27年度決算は黒字となっている。介護保険料については滞納繰越分は減少しているが、現年度分を含めた未収額の合計は約1,179万4,000円であり、今一層減らす努力を要望し、議案62号について賛成します。  採決に入り、議案第62号は、賛成多数により認定すべきと決しました。  続きまして、議案第63号、平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  まず、質疑といたしまして、浄化槽設置に係る実情と今後の推移は。  答弁といたしまして、全体計画300基のうち未設置が85基ある。未設置のうち空き家は13件、高齢者世帯が25件あり、これらについて設置は難しいと思うが、その他の未設置世帯分を含め設置できるよう取り組んでいきたい。  二役、関係部・局長でございます。  上下水道課の説明では、広報誌で浄化槽設置のお願いについて周知しているとのことだったが、未設置世帯を把握しているのであれば、生活排水を川に流すことを防ぐためにも、自宅に訪問して浄化槽設置についてのお願いをしてはどうか。  答弁といたしまして、浄化槽整備事業開始時に各世帯を訪問し、制度の周知は行っている。浄化槽設置については強制的にお願いするものではないと考えているが、制度周知のためにダイレクトメール等について検討する余地はあると考えている。  討論に入りまして、反対討論なし。賛成討論なし。  採決に入り、議案第63号は、全委員異議なく、認定すべきと決しました。  続きまして、議案第64号、平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方はお手元に配付のとおりであります。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑に入りまして、時津町の水道料金は県内では高いと言われているが、家庭の水道料金は県内でどの位置にあるのか。  これは、20立方メートルで比較した場合ですけど、県内21市町のうち11番目であるということであります。20立方メートルで比較した水道料金をお手元に配付のとおり1市2町の水道料金を挙げております。  続きまして、二役、関係部・局長です。  平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の状況は。  答弁といたしまして、平成27年度の収益的収支、資本的収支ともに黒字であり、健全な経営がなされていると思う。業務量については、1日平均の配水量は8,432立方メートルと前年度より125立方メートル減少している。理由の一つとして、給水人口が2万9,832人と前年度より192人減少したことが考えられる。有収率については89.4%と前年度より1.1ポイント上昇しており、今後は有収率90%以上を目標に取り組んでいきたいということであります。  まず、利益の処分について、討論に入り、反対討論なし。賛成討論なし。  採決に入り、議案第64号のうち、利益の処分について、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、決算について、討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第64号のうち、決算について、全委員異議なく認定すべきと決しました。  続きまして、議案第65号、平成27年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑といたしまして、資本的収支において、支出が収益を大きく上回っており、その不足分として過年度分損益勘定留保資金及び減債積立金にて補填されているとの説明があったが、その原資はどうなっているのか。  答弁といたしまして、過年度分損益勘定留保資金の原資は減価償却費等の現金支出を伴わない支出分が、減債積立金については利益剰余金がそれぞれ原資となっている。  続きまして、二役、関係部・局長であります。  下水道設備(汚水管等)の長寿命化計画の今後の見通しは。  答弁といたしまして、平成24年度から平成30年度を第1期浄化センター長寿命化計画として約6億8,000万円の費用で主に処理場にある水処理施設の整備を行っている。平成33年度から建物や汚水処理施設の整備を行う予定である、ということであります。  まず、利益の処分についてでございます。  討論に入り、反対討論なし。賛成討論なし。  採決に入り、議案第65号のうち利益の処分について、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  決算についてでございます。  討論に入り、反対討論なし。賛成討論なし。  採決に入り、議案第65号のうち決算について、全委員異議なく、認定すべきと決しました。  続きまして、議案第67号、町道の路線の認定についてでございます。これは、第5木場崎線でございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受けて質疑を行い、現地調査後、改めて担当課と質疑を行いました。  質疑に入りまして、消火栓について、防火対象物から半径100メートルに設置しなければならないなどの設置基準があるのか。  答弁といたしまして、消火栓設置の所管は総務課になるが、今回の場所については既設消火栓を使用する。設置基準については、半径120メートルの範囲で設置すれば消防法の条件は満たすものと思われる、ということであります。  討論に入り、反対討論なし。賛成討論なし。  採決に入り、議案第67号は、全委員異議なく原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第68号、町道の路線の認定についてでございます。第3中島線でございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元の配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受けて質疑を行い、現地調査の後、改めて担当課と質疑を行いました。  質疑といたしまして、開発行為を行う際、開発業者が町の下水道を必要となった場合には、町道の工事と並行して町の事業として下水工事も行うのか。  答弁といたしまして、開発行為自体は開発業者の負担で工事しており、工事終了後町に帰属するということであります。  討論に入り、反対討論なし。賛成討論なし。  採決に入り、議案第68号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  これから、1件ごとに質疑を行います。
     まず、議案第60号について、質疑はありませんか             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第61号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第62号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第63号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第64号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第65号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第67号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第68号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  次に、議案第60号、平成27年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第60号、平成27年時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算に反対の討論を行います。  国保加入世帯は失業者、退職高齢者、低所得者など、社会的に弱い立場の方々が多く占めています。  そのため、命と健康を守るはずの国民健康保険が所得に対して余りにも高過ぎるため、国保加入者の生活を圧迫し、多くの滞納者をつくり出す事態が生まれてます。このような事態はあってはならないことです。  こういう中で、全国知事会は国に対して国保の支援を求め、平成27年度から国からの保険者支援金が新たに総額1,700億円出されるようになりました。国は、1人5,000円の財政効果があるとしており、これを原資に国保税の引き下げができるはずです。現に、平成27年6月の大阪社会保障推進協議会の調査では、27年度は大阪府の8自治体で国保が引き下げられています。  しかし、本町は保険者支援金を活用した引き下げや、多くの自治体がやっている一般会計から国保会計への法定外繰り入れをやっていません。  こういう本町の27年度国保特別会計歳入歳出決算には賛成できないことを述べて、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第60号について賛成意見を述べさせていただきます。  平成27年度においての健康保険税の収納率は86.81%と、平成26年度に比べて2.313ポイントの増となっております。収納率が毎年向上していることは、税の公平性から考えても税務課の頑張りだと思っております。  特別会計では、平成27年度は財政的には厳しく、単年度収支は約8,300万の赤字であります。繰上充当で対応しましたが、平成28年度も引き続き財政状況は厳しい状況であり、改善策が求められております。特定健診の受診率の向上や、特定保健指導員の導入で医療費削減の動きと広がりが見られることから、議案第60号について賛成します。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第60号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第60号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第61号、平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第61号、平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についての反対討論を行います。  2008年からスタートした後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を国保や健保から引き離して負担増と差別医療を押しつけるというひどい制度です。  この制度は、対象の高齢者がふえればふえるほど医療費がふえ、それに対応する保険料がふえ続けるという制度です。そして、保険料の際限ない引き上げを押しつけることで、保険料の値上げを我慢するか、医療の縮小を我慢するか、2つの選択に追い込んでいく制度です。  現に厚労省の幹部が、2008年1月18日、石川県での講演で、医療費が際限なく上がり続ける痛みを高齢者に自分の感覚で感じ取っていただくことにしたと述べ、2013年12月には、これからは高齢者にどんどん負担を求める時代だ、先の短い高齢者に基金を取り崩して保険料を下げるような優遇はすべきではないなどと述べています。  さらに政府は、私が6月議会の一般質問でしてきたように、今後は特例軽減をなくそうとしています。そうなると、現在8.5割軽減を適用されている人の保険料は7割軽減となり、保険料が2倍に引き上がります。  年収が80万円以下で、9割軽減が適用されている人の保険料は7割軽減となり、保険料が3倍にはね上がります。  健保、共済の扶養家族だった人が、後期高齢者医療制度に移って2年以内なら5割軽減、3年目以降は全額負担とされ、何と保険料は5倍から10倍の値上がりになります。だからこそ国に対して、長崎県後期高齢者医療広域連合議会から後期高齢者医療保険料軽減特例措置の継続等を求める要望書が提案されることになったのです。  後期高齢者の現金収入の現状は、平均が127万円で、基礎年金満額の80万円が約4割を占めています。  このままこの制度が存続したら、生活もできないし、医療も受けられなくなってしまいます。後期高齢者医療制度は一日も早く廃止し、高齢者が安心して医療を受けることができる制度に転換することを求め、本議案への反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第61号について、賛成意見を述べさせていただきます。  平成27年度の決算状況としては、歳入・歳出ともにほぼ前年と同額で推移しているが、平成27年度末の滞納繰越分は、前年度末比41万5,700円も減少したのに対し、現年度の滞納繰越額が1万7,700円増加しております。せっかく滞納繰越分が減ってきているので、現年度の収納対策を要望いたしまして、議案第61号に賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第61号、平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。  27年度の歳入歳出の決算額は、歳入2億7,685万9,495円であり、歳出は2億7,420万5,675円でありました。差額は265万3,820円です。  結果的には昨年並み、同様の決算でありますが、年々、後期高齢医療の対象が増加傾向にあることを勘案すれば、本決算は一定の評価をすべきであり、本決算の認定に当たり、制度そのものに言及することは差し控えるべきと考え、賛成意見といたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第61号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第61号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第62号、平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第62号、平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算についての反対討論を行います。  介護保険制度は、家族介護から社会で支える介護へというスローガンを掲げて導入されましたが、実際には、要介護度に応じてサービス内容や支給額が制限され、スタート当初から、保険あって介護なしと言われてきました。  さらに、歴代政権の社会保障費削減路線のもと、負担増やサービス取り上げの制度改悪が繰り返され、介護保険だけで在宅サービスを維持できない状況はますます深刻化しています。  給付削減の改悪は、利用者、家族を苦しめるとともに、いざということに使えない制度という、国民の不信を高め、制度の存立基盤を危うくするだけです。
     利用者からサービスを取り上げる改悪や、機械的な利用請求の仕組みを撤廃し、介護保険を必要な、介護が保証される制度へと改革していく必要があります。しかし実際は、制度は悪いほうへと次々と改革されています。  本町では、平成27年8月から合計所得160万円(年金収入280万円)以上で2割負担に引き上げられた人が100人以上います。  また、平成27年8月から補足給付の対象要件が厳しくなり、補足給付を受けている人と配偶者に、自治体が通帳の写しと金融機関に調査するための同意書の提出を求めるようになりました。本町の場合、補足給付の更新申請をしたのは、更新案内をした236人のうち186人で、50人が申請していません。これは、プライバシー無視の申請の仕方に要因がある可能性があります。  こういう点からも、平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について賛成できないことを述べて、反対討論といたします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第62号について賛成意見を述べさせていただきます。  平成27年度の介護保険給付費においては、総計で17億2,438万3,267円で、前年度比、約5,296万円減少しております。平成27年度の決算としましては黒字であります。介護保険については、滞納繰越分が減少してきてはいますが、まだ、現年度分を含めた未収額の合計が1,179万4,000円程度ありまして、今一層減らす努力を要望いたしまして、議案第62号について賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第62号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第62号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第63号、平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  議案第63号、平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について賛成意見を述べさせていただきます。  時津町で浄化槽が約300基、未設置が空き家を除いて72基になっています。非常にいい状況になりつつあるのではなかろうかと思いますけれども、ただ、河川に生活排水が入ることがないように、特にダムにそういったものが入っていかないように今後進めていただき、早く未設置世帯をなくしていただくように努力をお願いしまして、賛成意見とさせていただきます。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第63号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第63号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第64号、平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてのうち、利益の処分についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第64号のうち、利益の処分に対する委員長の報告は可決であります。  議案第64号のうち、利益の処分について、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第64号のうち、利益の処分については可決されました。  次に、議案第64号、平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてのうち、決算の認定についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第64号、平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  本年度事業収入6億9,785万3,222円に対して、昨年計上した特別損失額支出事業費を5億5,805万4,091円、差し引き1億3,979万9,131円の同年度純利益でありました。  あわせて、その他未処分利益、剰余金限度額の1,125万6,519円を加算すれば、当年度未処分利益剰余金1億5,105万5,650円の決算であります。剰余金処分に対する水道局の処分案は、議会の議決を要する処分額として1,125万6,519円を資本金に組み入れ、残る1億3,979万9,131円は、建設改良積立金にしたいとの提案でありました。  所管とは、決算審査とは別に、水道事業の将来ビジョン等々、質疑の上、意見提言交わしたところでありますが、本事業会計に対する監査委員からの特段の指摘事項はなく、また、産業厚生委員会では反対意見もありませんでした。  議案第64号に関する利益処分及び決算の認定について、原案とおり認定すべきと付託委員会の一員として賛成をいたします。  なお、今後の建設改良工事、給水コスト、将来負担の段階的解消、そして、有収率を低下させることなく、お客さんである利用者住民に今後とも評価されるような水道事業の経緯がなされることを要望しておきます。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第64号のうち、決算に対する委員長の報告は認定であります。  議案第64号のうち、決算について、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第64号のうち、決算については認定されました。  次に、議案第65号、平成27年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定のうち、利益の処分についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第65号のうち、利益の処分に対する委員長の報告は可決であります。  議案第65号のうち、利益の処分について、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第65号のうち、利益の処分については可決されました。  次に、議案第65号、平成27年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定のうち、決算の認定についての討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  15番、矢嶋君。 ○15番(矢嶋喜久男君)  平成27年度下水道事業の決算について、賛成の立場で意見を述べさせていただきたいと思います。  報告書の中にもありますように、今、浄化センターの長寿命化更新工事、あるいは、中央第2土地区画整理事業に伴う敷設工事等を行っておりますし、処理区域、面積においても517.2ヘクタールということで、普及率が96.3%、水洗化率が97.2%と、今現在できるところでの努力というのが非常に感じられると思っております。
     今後もでき得る限り、100%というのは非常に厳しいというのは思っておりますけれども、極力この数字に近づけていただきたいというふうに思っております。  また、今後においても、施設等の老朽化という避けられない問題が出てくると思います。これについても十分計画を立てた上で対処をしていただきたいということを要望して、27年度の下水道事業の決算の認定について賛同いたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第65号のうち、決算に対する委員長の報告は認定であります。  議案第65号のうち、決算について、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第65号のうち、決算については認定されました。  次に、議案第67号、町道の路線の認定についての討論を行いますが、その前に委員会審査報告書の訂正をお願いいたします。  お手元に本日付で配付しております、議長あてに提出された産業厚生常任委員会からの委員会審査報告書です。2番目の審査事件のところですが、「議案第67号 町道の路線の廃止について」となっておりますが、これは「認定について」でございますので、訂正をお願いいたします。  また、同じく議案第68号、これの審査事件につきましても「町道の路線の廃止」となっておりますが、これは「町道の路線の認定」でございますので、そのように訂正をよろしくお願いします。  それでは、議案第67号、町道の路線の認定について(第5木場崎線)の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第67号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第67号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号、町道の路線の認定について(第3中島線)の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第68号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第68号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  ~日程第10 所管事務調査について 日程第11 所管事務調査について~ ○議長(山上広信君)  日程第10及び日程第11、所管事務調査についての2件を一括議題とします。  本件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長から、目下調査中の事件につき、会議規則第75条の規定に基づき、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出があります。  お諮りします。  ただいまの2委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、所管事務調査についての2件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。       ~日程第12 議員の派遣研修会等の報告について~ ○議長(山上広信君)  日程第12、議員の派遣研修会等の報告についての件を議題とします。  お諮りします。  会議規則第129条の規定に基づき、決定した議員の派遣について、その結果は、お手元に配付の報告書のとおりであります。  この報告書に御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付した報告書のとおりと決しました。           ~日程第13 議員の派遣について~ ○議長(山上広信君)  日程第13、議員の派遣についての件を議題とします。  お諮りします。  議員研修会等については、会議規則第129条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、本町議会からそれぞれの議員を派遣することにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付のとおり、本町議員を派遣することに決しました。  以上で、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。  最後に、町長から挨拶があります。  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  平成28年第3回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の言葉を申し上げます。  議員皆様方には、9月6日からの一般質問並びに議案の審議等、大変お疲れさまでございました。  提出させていただきました議案全てに対しまして、原案のとおり可決いただきましたことに心よりお礼を申し上げます。  特に、今回は、平成27年度の一般会計を初めとする各会計の決算についても御審議をいただいたところでございます。一般質問でも数多くの御意見をいただきましたが、まだまだ取り組むべき課題は多いというところでございます。  中でも、少子高齢社会、人口減少社会の中、国が進めるまち・ひと・しごと創生総合戦略の中、地域の活性化を図り、人口減少に歯どめをかけるための加速化交付金を活用した時津町民総活躍プロジェクトに基づき、平成29年度から平成33年度までの5年間の戦略を作成し、地域活性化、「住みたい町 時津」のさらなる実現に取り組んでまいる所存でございます。  また、日本経済は、GDPが伸び悩む中、消費増税の先送り、あるいは海外経済の減速により予断を許さない状況にあり、公共事業を初め、地方の財政も厳しさを増すものと思われます。  そうした中にあっても、法律的な行財政の執行に努め、必要な事業については積極的に取り組む所存でございます。議員皆様方の御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。  これから暑さも和らぎ、一年で最も暮らしやすい時期を迎えます。議員皆様におかれましては、健康に留意され、御健勝にて御活躍されますことを祈念し、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  町長の挨拶を終わります。  これをもって、平成28年第3回時津町議会定例会を閉会します。           (閉議、閉会 午前10時44分)...