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平成28年第3回定例会(第3日 9月 8日)

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  1. 時津町議会 2016-09-08
    平成28年第3回定例会(第3日 9月 8日)


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    平成28年第3回定例会(第3日 9月 8日)               平成28年第3回定例会 (平成28年9月8日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   新 井 政 博   出     2   平 埜   靖  出   10   久 保 哲 也   出     3   川 原 貴 光  出   11   水 口 直 喜   出     4   濱 﨑 幸 德  出   12   濵 田 孝 則   出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義   出     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二   出     7   中 原 裕 子  出   15   矢 嶋 喜久男   出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信   出 議会事務局
      事務局長    松 尾 祐 二   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   建設部長      吉 川 忠 彦  副町長      森   達 也   産業振興課長    松 園 喜 秀  教育長      相 川 節 子   農業委員会事務局長 濵 崎 憲 睦  総務部長     田 口 房 吉   区画整理課長    江 頭 春 彦  総務課長     中 尾 博 英   都市整備課長    朝 長 郁 雄  企画財政課長   大 宅 啓 史   水道局長      小 森 康 博  情報管理課長   出 岐 貴 弘   上下水道課長    菊 野 一 朗  税務課長     溝 上 辰 雄   会計管理者会計課長                               小佐々 光 子  福祉部長     前 田 純 孝   教育次長      請 田 和 則  福祉課長     太 田 信 孝   教育総務課長    蒔 添 浩 明  保育所長     平 子 末 代   社会教育課長    永 尾 和 敏  国保・健康増進課長          学校教育課長    岡   由紀子           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   監査委員      佐々野 誠 一  住民環境課長   帶 山 保 磨 議  事  日  程                  開  議 日程第1 一般質問水口直喜議員・平埜靖議員)       水 口 直 喜 議員         1 神崎花園事業について         2 「五つのしおり」について       平 埜   靖 議員         1 時津町の防災について      議案審議 日程第2 議案第49号 時津町職員定数条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第50号 時津町都市公園条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第51号 時津町水道給水条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第52号 平成28年度時津町一般会計補正予算(第5号) 日程第6 議案第53号 平成28年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第7 議案第54号平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第55号 平成28年度時津町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第56号 平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号             ) 日程第10 議案第57号 平成28年度時津町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第58号 平成28年度時津町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第59号 平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 議案第60号 平成27年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定             について 日程第14 議案第61号 平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第15 議案第62号 平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて 日程第16 議案第63号 平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第17 議案第64号 平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定に             ついて 日程第18 議案第65号 平成27年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定             について 日程第19 議案第66号 工事請負契約の変更について〔町道子々川日並線法面工事〕 日程第20 議案第67号 町道の路線の認定について(第5木場崎線) 日程第21 議案第68号 町道の路線の認定について(第3中島線) 日程第22 議案第69号 教育委員会委員の任命について 日程第23 議案第70号 時津町固定資産評価審査委員会委員の選任について                  散  会              (開議 午前 9時30分)               ~日程第1 一般質問~ ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。  日程第1、前日に引き続き、一般質問を行います。  質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。  なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えます。  まず、11番、水口直喜君。 ○11番(水口直喜君)  皆さん、改めましておはようございます。  通告しておりましたので、通告書に従いまして、今回は、次の2項目を一般質問させていただきたいと思っております。  まず、神崎花園事業についてでございます。  この事業も、早いもので10年が経過しました。来年3月には地権者との契約満期がまいります。振り返ってみると、以前、この場所は浜辺に位置し、一面が芝生で覆われ、フェニックスが立ち並び、春には桜が満開になるなど、我が町の庭園では随一というぐらいの堂々たる美しい景観を持っておりました。このようなことを思い出しつつ、面影もなく荒廃した庭園で、協働での花園づくりがこの10年間行われてきたわけであります。  まず、この事業の所期目的について改めて伺うものであります。  次に、この事業に対して、達成感と効果といいますか、この事業で得たものについての見解はどのようにお持ちでしょうか。  また、継続なのか終了なのか、この事業の今後についての地権者・関係諸団体・担当者の見解はいかがなものでありますでしょうか。  この場所は、ウォーターフロント公園の延長上に位置していることから、幅広い活用を視野に、今後の地権者及び関係各位との協議、提案するべきだと考えているところでありますが、どうでしょうか。  次に、2項目め、五つのしおりについてであります。  浅学非才な私ではありますが、教育関係を教育長と語るのは、少しおこがましいとは思っておりますが、この五つのしおりに対する教育長の姿勢が気になっております。  このことについても、私も大変、心あるところがあり、今回の質問をさせていただくことになりました。  しばし、質問というか、お互いの考えの確認をさせていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思っております。  さて、教育委員会では、挨拶を大きな声でします、返事をはっきり言います、履物をきちんとそろえます、周りをいつもきれいにします、時間をきちんと守りますと、5つのしおりの運動推進を提言され、学校教育社会教育の学びの場等々において幅広く啓発活動をされているところでありますが、この活動によって期待されるものというのは、どのようなことがあるのでしょうか。  また、学校教育の場、社会教育の場などで活動・周知の現状についての把握、見解はどのようにお持ちでしょうか、伺うものであります。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  おはようございます。  それでは、早速でございますけれども、水口議員の御質問にお答えいたします。  なお、2問目の五つのしおりについては、私の後に教育長がお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、1点目の神崎花園事業の所期の目的についてでございますが、神崎花園整備を住民との協働事業として手がけたきっかけは、議員御承知のとおり、ウォーターフロント公園から田下川に沿って、田下橋方面に通じる里道の拡幅整備と当該敷地へのごみの不法投棄問題を解決することでございました。  この問題解決に当たり、多くのボランティアの皆様並びに地権者の方の御賛同を得て、生い茂る樹木の伐採を初め、神崎花園開墾整備を行ったところでございます。  また、神崎花園の開園に当たっては、ボランティア団体会議を設置し、その中で、開園趣旨についても協議していただいた経過がございます。  その趣旨としては、四季の花が咲き誇る花園を整備すること、住民が郷土愛を深める場所をつくり出すこと、花づくりの研修や情報交換の場とすることであり、あわせて環境に優しい循環型まちづくり推進シンボルランドとなれないかとの期待も込められておりました。
     これが、議員御質問の神崎花園の所期の目的に当たるものと考えております。  次に、2点目のこの事業の達成感と効果についてでございますが、観光地のようなコスモスや菜の花のイメージには届かない部分もございますが、ボランティア団体会議で年間計画などの打ち合わせを行っていただき、年に4回から5回ほど、草刈りや種まきなど多くの皆様の参加を呼びかけて作業を実施しており、毎回100人を超えるボランティアの皆様の御参加をいただいております。  また、ともに汗を流し、交流するよい機会になっているとの声もあり、花の時期には見物に来られる人もいるようでございます。  本町としては、それぞれ美しい環境を維持し、きれいな花を咲かせようとするボランティアの皆様の取り組みに感謝し、敬意を表する次第であります。このように多くのボランティアの方に参加していただける協働事業は本町の誇りであり、財産であると考えているところでございます。  次に、3点目の事業の今後について、地権者、関係団体、町の見解でございますが、神崎花園の借地期間は、本年度末をもって地権者との契約期限である10年を迎えますので、この後どうするのかとのお尋ねを議員からいただいており、まずは地権者とボランティア団体の皆様の意向をお聞きしたいとお答えしたと存じております。  その確認状況でございますが、地権者におかれましては、可能であれば契約を更新し、これまでどおり花園として管理をお願いしたいとのことでございました。  また、ボランティア団体会議の皆様は、土地を引き続きお貸しいただけるということであれば、このままボランティア活動を続けたいとの御意見をいただいておりました。  正式には、来月開催するボランティア団体会議の席で、地権者の方の御意向をお伝えし、お諮りしたいと思っております。  次に、4点目の幅広い活用を視野に、地権者及び関係各位との協議を提案したいとのことでございますが、当該土地の将来の活用方法は、私有地でございますので、地権者の意向を先行すべきかと考えております。  また、先に申し上げましたとおり、現在、町では、地権者とボランティア団体会議の皆様の御意向に沿うことを第一に考えておりますので、他の活用方法について協議する考えは持っておりません。  以上で、水口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  次に、水口議員の2問目、五つのしおりについてお答えいたします。  まず、1点目の五つのしおり運動によって期待されることは、についてお答えします。  本町の五つのしおり推進運動は、昭和56年にそれまでのオアシス運動にかわるものとして、青少年の健全な育成と町民が自発的意思に基づいて行う生涯学習の基礎づくりの道しるべとして五つのしおりを掲げ、取り組みを進めてまいりました。  次代を担う子供たちが心身ともに健康でたくましく成長することは、町民全ての願いです。そのためには、家庭、学校、地域社会が連携をとりながら、町民が一体となって社会性や規範意識の高いまちづくりの推進に努めることが大切だと考えています。  この五つのしおりは、青少年の健全育成と生涯学習が目指す豊かな人間性や、豊かな郷土を育む道しるべとして、青少年はもとより、町民全ての人としての心得、つまり道徳心を高める運動を展開することで、ぬくもりある人間関係づくりきずなづくりが醸成され、誰もが住みたい町、住みたくなるまちづくりへの礎となるものと考えております。  次に、2点目の学校教育の場、社会教育の場等々での活動・周知の現状についての見解は、についてお答えします。  五つのしおり推進運動については、これまで30年余り取り組んできましたが、町民の意識も徐々に薄れ、形骸化してきているのではとの懸念のもと、平成25年度から社会教育委員会の中で、五つのしおりの再考を行い、今後の取り組みについての検討を重ねてまいりました。それらの検討結果をもとに種々の啓発活動取り組み状況アンケート調査などを実施してまいりました。  学校での取り組みとしては、学校の重点目標の中に位置づけ、実践を図るとともに、各学級への五つのしおりの掲示、中学生の生徒手帳への掲載、入学説明会でのチラシ等による啓発を実施しました。  また、地域においては、全世帯への普及啓発チラシの配布、各地区公民館及び社会教育施設へののぼり旗や看板の設置、町主催イベントでののぼり旗の掲揚のほか、夏休み等の学校休業期間の帰宅放送での啓発、各地区の自治会・公民館の役員会や地区PTAの会議に社会教育委員が出向いての啓発活動を行っております。  なお、各小中学校で実施している学校評価や各小中学校、幼稚園及び保育園を通して実施した五つのしおりの学校や家庭での実践状況として、学校での児童・生徒の実践できた割合としては、「周りをいつもきれいにします」が80%で一番低く、それ以外については、90%程度実践できていました。  また、各家庭での五つのしおりの実践状況は、実践できたと回答した割合が、「挨拶を大きな声でします」が68%、「返事をはっきり言います」が62%、「履物をきちんとそろえます」が62%、「周りをいつもきれいにします」が52%、「時間をきちんと守ります」が63%でありました。家庭における五つのしおりの実践が、学校での子供たちの実践に比べ低く、今後は地域や家庭において五つのしおりを推進していくことに力を入れていく必要があると考えています。  引き続き社会教育委員会啓発活動アンケート調査の検討など行いながら、町民への周知と実践化に向けて、粘り強く取り組みを進めていきたいと考えています。  以上で、水口議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  再質問ありますか。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  御答弁ありがとうございました。これから再質問させていただきたいと思っております。  まず、神崎花園についてでございますが、所期の目的、10年たって、私もこの公園のエリア区域内でございますので、自治会から誘われてみたり、自分も土いじりのほうは若干得意でございますので、行ってみようかなと思いながら。  それと、当初10年前を思い出してみますと、本当に荒廃して、先ほど町長からありましたとおり竹やぶで、えっと思うぐらい。それと、産業廃棄物の不法投棄といいますか、いろんな問題がありました。  当然、手前というか、学校側のほうから見ますと、工業団地がありますし、そこに近道として以前は通っていたのに、もう通れない状態でもあるなと。そこに当時の前町長が目を配られたのか、すると、家が近くであった地主さんとの協議がうまくいったのかでこの運動が始まったのかなと、私もふと思い立ったことがあります。  当時、10年前でございますので、まだ第5次構想の素案はできておりません。第5次の構想、皆様御存じのとおり、協働でのまちづくり、協働という言葉を主体としながら、骨格としながら、誰もが住みたい町へを目指しているところでございますが、この10年前に始まった神崎花園がまさに、協働という事業が始まったのかなと、つくづくとこの事業を思い出しながら、協働の一緒の事業としての位置づけが、この10年前に始まったのかなというのを改めて感じた次第であります。  当初の目的、いろいろと述べられましたが、情報交換の場とか、住民の協働の場、それと触れ合いの場が大事だということで、目的を挙げられました。  この達成感がどうなのか、これはおのおの、協働をどう見るか。おのおのの感じ方、そしてまた、実感というのが、人それぞれ、十人十色というか、今や千人千色だと思っているところでございますが、この事業を始めたというきっかけが、ふと考えたときに、行政的な指導から始まっていったのか、ある意味では、意見というか、気持ちが一つになって、地主さん、当時の首長だった町長との協議の中で、これはいけるぞというような達成感になったのか。今や町長はかわられて、以前の町長はおりませんが、この仕掛け人というのが、どっちの立場かということを考えていくならば、10年が過ぎて、今後の地主さんとの協議を含めた中では、やはり所期の目的というか、話し合いがどのような関係でスタートしたのかなというのが、私は一番重要なことではないかと思っております。  10年前と今とは、若干社会事情かれこれも変わっているかと思いますが、やはり、この事業が始まったとき、私も、先ほど言ったように汗をかきましたが、なぜ、他人の土地をきれいにしなければならないのかと、ちょっと言葉は悪いようでございますが、ここで何をさせようと思っているのかということが、ボランティア団体からも聞こえてまいりました。  私はそのとき、横着にも、いや協働なんですよと。協働って何やと言われましたが、いや、お互いきれいにして、汗をかきながら、ここで何か学べるものがあるんじゃないかなというようなことを言いながら、じっと、時間があれば、皆さんの考え、そして方向性も眺めてきたつもりでございますが、仕掛け人としての、私は仕掛け人は行政がしたと思っておりますが、この点を踏まえながら、達成感をどのように考えているかと、ほぼうまくいっているんじゃないかということでございますが、この10年間の経過を見ますと、花園というのにはほど遠く、なっているんじゃないか。途中でやっぱり、ボランティアの人たちも小言を言いながら、行かんばいかんけん、行ってみようかとかいうような考えもある中で、所期目的の達成感というのが本当にどうなのかなと。聞かれれば、いいよねとみんな言うけど、本音というか、この企画の担当課の方はかわっておられると思いますが、その点を改めて今、10年前を振り返ることはできないにしても、今の状況を見ながら、どういうような見解かなと。それがなければ今後の事業展開、もしくはこれが継続なのか、終了なのかにしても、大きな我が町の協働の事業は、プロジェクト的にしても、この神崎花園にしても、町2カ所で大きなこの協働作業はなっていると思うんです。ですから、この10年間を振り返ってみての、改めての今の現状での見解はどのように企画はもっているのでしょうかなと思っているのでございますが、いかがでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務部長。 ○総務部長(田口房吉君)  10年前の担当課長でございましたので、まずは私のほうから、現在のことは、後で足りない部分については、現課長が答えることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。  まず、協働というふうなお話でございますが、これはもう、もともと協働という事業、たくさんございまして、協働という言葉を使い始めたというか、我が町で聞かれるようになったのが、ちょうど10年ぐらい前だったかなという気はいたしております。  達成感がどのように考えておられるのかというふうなことでございますが、やはり、観光地のようなきれいなものに本当はしたいというふうに思っておりますが、そこはなかなか、やっぱりできないところはあるんですけれども、この神崎花園をみんなでつくっていくというふうなことについては、10年の実績というふうなものを踏まえますと、ある程度できたのかなというふうに思っております。  ただ、個人個人、いろいろ思いはあると思いますので、議員からも今お話がありましたように、少し厳しいんじゃないかという御意見もあるようでございますが、そういったことも踏まえて、今回、どのように今後をしていくかということを御意見を聞くというのが、そこに意義があるというふうに思っております。  ボランティアの皆さんが、今後も続けていっていいというふうなことを、正式に今度お伺いすることになりますが、そういう結論が得られれば、今までのこともある程度達成できたというふうに考えていいのかなと思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  今回、これに捉えてみたいなというのは、位置づけというのも一つあるんです。4項目めに、ウォーターフロントの延長上にあって、活用ができるんじゃないかという、最終的には、今回のこの質問に対しての結論を求めるというような質問をしているところでございますが、いわば、この事業の目的を振り返って今後を考えて、当然、町長が言われたとおり、地権者が第一でございます。継承か、終了か。終了の場合は改めて町が企画する協働での事業をどこに展開していくのかというのは、改めての協議になり得るかと思っておりますが。  地権者第一と言いながらも、夏の大イベントであります夏まつりもウォーターフロントで、それと、いろんな、本町挙げての大イベントの展開の場というのは、このウォーターフロントが一番中心であり、人々の集まりの場、他町、他自治体も含めながら、我が町のアピールの場所はここだと私は自負しているところでございます。  では、大村湾の浜辺の景観、美しい所を臨みながら、この花園へつながっていると。今後の活用ということを考えたならば、このウォーターフロントを中心にどう活用されていくのかなと。個人的な意見を申させていただくならば、ここがある意味では駐車場スペースにもなるべきところで、ウォーターフロントの活用がますますできるんじゃないかとか、今後、数十年前に見ていたあの美しい景観を取り戻して、憩いの場となっていくのか。これはもう、町民の皆様の力を借りなければできない問題でありますし、何回も申しますが、地権者の考え一つだと思っております。  しかし、どっちの方向へ持っていきたいかということを考えるならば、やはり、行政から仕掛けたわけでございますので、当然、自分の考えを持って、今後の、来月協議をされると言われましたが、そこら辺の気持ちを持って話さなければ、皆さんもどっちを向けばいいのかというところに来ているんじゃないかと思っております。  このようなことを個人的にこの場で申し上げてでございますが、改めて、町長、この場所でどういう展開をしようというのを、当然副町長であられましたので、前町長の意向も、当然思いは継承されたと思っています。  今後、地権者や他との協議の中で、どっちへ持っていきたいと、当然それは先に言うべきじゃないというのはわかっておきながらも、熱意がそこにあれば、私は突破できることじゃないかと思っていますが、いかがでしょうか。具体的なことは当然言えないと思っておりますが。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  この神崎花園というようなことで、町もかかわって整備をやっていくというふうなことにつきましては、今までちょっと御説明をしたとおりでありまして、水口議員もそこら辺については、御理解のとおりでございます。  今後の問題というふうなことにつきましては、私は、今のところは特段、その場所をこういうふうなこと等で持っていきたいというふうな構想を抱いておりません。今はそうしたボランティアの方々に10年間やっていただいて、そして、地権者の方もまたその意向で、そこを続けてやっていいというふうなこと等で言っておられるということでございましたら、その線に沿って、今までも何回も言っておりますようなこと等で、話をしてみると。  ただ、今回、契約する期間が、今までのような10年という長い期間ではちょっと無理だろうと。いろいろとそうした住民の皆様方も、だんだんボランティアをされている方たちというのが減少をしていっておるというふうなこと等もございますし。ですから、そうしたこと等も考慮しながら、適正な年限でこの話し合いをさせていただくというふうなこと等で進めていきたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  なかなか具体的に答弁できないことを質問して失礼かと思っております。  とにかく、ここで展開した、当時の企画課長、今の総務部長が言われたとおり、協働というのは以前からあったんだよと。私もそれは思っております。  そこで、やはりこういう時代といいますか、なかなか、ここは個人だよと、みんなで力を合わせてやろうかというのがだんだん薄らいできた中で、この協働というのに、私は正直なところしびれたところでございますし、その協働をおのおのどう感じていくかというのが、今後の課題かなというところでございます。  ですから、この事業によく注目し、大事にしていただければなと、個人的に思っているところで、このようにたびたび質問させていただいているところでございますし、今後の協議、どっちのほうに展開していくかはわかりませんが、ひとつ、ウォーターフロントを生かすという意味では、一つの転換場所かもしれないということも提言させていただきたいと思っておりますし、今後、続いていくならば、どこへ向けていくのか。以前の豊かなあの景観を取り戻しながら、本当に、木陰を大事にしながら、工業団地の人たちも昼間でも来て弁当でも広げてゆっくりしようかというぐらいに展開できていくのか。それとも、もう花園をしつつ、みんなで楽しむ。イベントでもあそこでやろうかというのに転換していくのか。今後の仕掛けというのは非常に大事なことだと私は思っております。  10年から始まって、今や終わろうとし、そしてまた、少し、夏場でございますけれど、疲れぎみなところのボランティア団体もあろうかと思いますので、ここで一方、私はこの企画の、仕掛けといったら言葉は悪いんでございますが、住民感情の盛り上げをしなければ、少し今後のこの手の事業展開には陰りをなすところがあろうかと思っておるところでございますが、改めてこういう意見を述べたときに、どうでしょうか。企画部として。総務部長でも良うございますが。 ○議長(山上広信君)  企画財政課長。 ○企画財政課長(大宅啓史君)  お答えいたします。  一応、今、ボランティア会議の皆さんは、今の神崎花園ボランティア作業が、みんなで久しぶりに集まって、汗を流して、いい憩いの場になっているといった御意見とかをいただいております。  議員がおっしゃる、何か仕掛けようということでございますが、今、私の頭の中には、イベントとかそういった具体的なものはございませんが、今後、ボランティアの皆さんとも協議しながら、皆さんがやりがいを持ってきれいにしていただけるような事業になるように、今後研究をしてまいりたいと考えています。  以上です。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  ぜひ、そのような展開になっていくことを期待しておりますし、また、そういう展開をするならば、当然、予算というのが必要になってまいりますので、その節には、町長、またよろしくお願いしたいと思っております。  このような事業の展開によって、町民の調和といいますか、一丸となる力が芽生え、協働がますます推進して、構想が目指しているまちづくり、誰もが住みたくなる町、時津はいいよなと、みんな、協働態勢を持っているよなというような町になっていくことを望み、期待しながら、この質問を終わりたいと思っております。  次に、五つのしおりでございます。  たびたび教育長とはお話をさせていただく機会もありますし、今議会、3日目でございますが、町長におかれましても、毎朝のように、この議会が始まる前に朝の挨拶に来られまして、おはようと言っていただきます。本当に心地よいものを感じておりますし、この議場に入るときも、挨拶をしますと、教育長は真っ先に元気よく挨拶をしていただく。本当にすがすがしい気分でこの議場に入ってきております。  これは当たりまえのことなんですが、今の社会ではなかなかできているのかなと。私自身も、改めてこの五つのしおりを教育長が強調され、力を入れられているのを見たときに、振り返ってみて、きょうの機会をいただいたところでございます。  まさに人と人の形成事項、当たりまえだといえばそうなんですが、いざ実行しているのかといえば、なかなか、問題があろうかと、皆さんもある意味では思っているかと思います。  こんな話をしながら、下をうつむいている方は、おれに当てられたらどうしようかと思われているところもあろうかと思います。そういう質問している私すら、この五つのしおりを、いろんな教育委員会の方々が、いろんな場所でやっていくんだよと言われたのを聞いたときに、なるほどなと。でも、家に帰り、次の朝、家を出るときにふと見ると、正直なところ、靴はそろっておりません。あいたと思いながらも、それをちゃんとするかと思えばそのままで、出てくるのが常日ごろであります。  いわば、見えないところはいいかなというような甘いところもございますし、しかしながら、この五つのしおりが持っている人間形成、健全な育成についての原点というのは、確かに大きなもので、申し上げたとおり、浅学非才な私すら、共鳴しているところでございます。  それで、ちょっとおこがましいというか、失礼なことを申し上げますが、学校教育のトップの位置におられ、大人は、先ほど私が言ったとおり、悲しいことにこれぐらいでいいかなと。でも、教育長も知ってのとおり、児童生徒というのは、やはり素直なんです。この五つのしおりの冒頭に出ている挨拶運動、これは数年前から各種交通安全かれこれのボランティアで展開されておりますので、いまや子供たちは元気よくおはようと言って、お互いを確認しながらやられておることは、もう申し上げるまでもなく、先ほどの実施の比率といいますか、あれ以上に、私はこの挨拶は九十数パーセントいっているのかなと。ただ、子供たちも十人十色でございますので、おとなしい子があえてやれるかという問題もあろうかと思うし、現に活発な子供たちは、もうお祭りみたいにやっているところで、気持ちよく感じております。  本当、失礼なことをこれから申し上げるわけでございますが、そういう、これからを担う子供たち、育成の健全性を願う中で、先頭に立っている教育者、前も教育長に申し上げましたが、学校の教職員さんたちはどうなのか。全部が全部ではございません。私たちが胸につけているこの議員という印で、学校にいろんな行事で行ったときに、いろいろ言えばですね、議員だから胸張って横着にと言われることがございますが、挨拶というのは、これはかれこれ関係なくて、人しての基準たるものであって、やはり、言葉に出なくても、目が合えば、心の中でどういう気持ちで会釈をされているのかというのは、私は少なくとも自分の感覚でわかっているつもりであります。しかしながら、先生の中には、あっちを向いて行かれる方もおられますし、その実現というのはどうなんでしょうねと、以前、教育長にお話をしました。  やはり、そでが高いのかなというお話もあられましたが、現状、あれから数カ月がたって、どのような展開になっているのかなと。やはり、子供が親の背を見て育つというように、学校教育の場は、今や社会の教育の原点だと私は思っております。  そういう中でやはり、先生の言うこと、先生の姿勢というのは、子供たちは素直に、白紙の状態から、私は入っていくんじゃないかと。  私もことしで61になりますが、かつてのことを思い出せば、やはり、いい先生にめぐり会ったから今があるんじゃないかなというところも多々、考える年になったのかなと思うところでありますので、こういう質問をさせていただくのでございますが、教育の最先端におられて、どうなんでしょうか。まずもっては、この五つのしおり、子供たちの将来に向けての期待を持ってやっていくならば、まず教育の場の改革といいますか、先生たちの意識がまずは大事じゃないかなと思っておりますが、改めてこういうことをしつこく聞くのも何だかと思いますが、ひとつ御意見、今の現状、感想でも聞かせていただければ幸いかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  お答えいたします。  確かに、体育祭の折に、ちょっと挨拶ができていない教職員がいたという、温かい御指摘をいただきまして、そして、その後すぐ、校長に話をしながら、やはりお客様という意識で、どなたにもきちっと、自分から挨拶をするという姿勢を示すことで、これがやはり、子供たちにも環境としての教育につながっていくんだから、ぜひともこのことについては、どこの学校も100%やっていただきたいと。
     なかなか、言っても、はいということで、すぐできるというところまでは行かないけれども、これについては、答弁もいたしましたが、やはりその場その場で粘り強く、校長先生方が気づいたときには、あるときは厳しく、その場で御指導くださいというふうなことで、折に触れ、話はさせていただいております。  先ほどおっしゃいましたが、こういうふうな基本的な生活習慣や社会性というふうな、そういうところでのマナーということにつきましては、やはり、幼児、小学生、中学生、特に小学生ぐらいまでにしっかり根づかせることが、一番大切だと私は思っております。  やはり、そこである程度根づいて、習慣づいておれば、それは自然と、血となり肉となりということで、大人になっても自然体で出てくるんではないかというふうに、私は考えております。だからこそ、そういう保育園、保育所、または幼稚園、そして学校の場で、教師が、先ほど水口議員もおっしゃいましたけど、やはり教師がお手本でありますから、どんなときでも教師の後ろ姿、全ての姿を子供たちは見て、それで学んでいるという、それを忘れないように、そういう姿勢を常に持っておくということが重要であるということについては、先生方もやはり、だんだん意識は高くなってきたと思っております。教育に対する責任と自覚ということについて、使命感ということについて、時津町の教師は、私は頑張ってくれていると思っております。  だから、即効はないかもわかりません。しかし、これは諦めず、継続して、粘り強く運動を展開していく。学校で、社会で、家庭で。そういうことによって、ずっと、知らず知らずのうちに時津町の五つのしおりの形となるものが、花が咲いていくんじゃないかというふうに、私としてはそういうふうに期待を持って、今、実践を進めているところでございます。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  聞かずともわかっておりましたので、あえてこの場所でこういう質問をしておりますので、お尋ねしたわけでございます。  子供たちに、固辞するわけでございませんが、やはり習慣といいますか、先ほども言ったとおり、当たりまえが当たりまえじゃない、忘れる、やはり人間ですから。どうしようもないところかなと思っております。  せっかくこの五つのしおりで人間形成をするとなれば、最近はPTAを離れておりますので、学校になかなか行く機会もなく、現状を把握する機会もないわけでございますが、この五つのしおり、現実化として挨拶する、生徒もするというようなことを、やはり半分継続しているような形状の中で、朝礼が今あっているのかどうか、時代が違いますのでわかりませんが、声を挙げながら、先ほど言いましたが、やっぱり活発な子もおるし、控え目な子もいる。思っているけど、喉から先が出ないという人々も、子供たちもいるかと思いますが、現状としては、読み上げ的な、反復継承な、活動的な展開をされているのでしょうか。 ○議長(山上広信君)  教育長。 ○教育長(相川節子君)  お答えいたします。  残念ながら、学校の中では、暗唱して言うという、そういう習慣は学校の中では実践されておりません。ただ、校長先生方の朝礼や朝の学級での活動の中で、先生方へも、学校教育目標の中に言葉は違っても必ず五つのしおりの内容と一致するものは必ず入れてくれということを2、3年前からお願いをしております。だから、教育目標のことについては、子供たちに担任が指導を続けているというのは、これは確かなことであります。  以上です。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  PTAに関与しているときに、このようなことをちょっと、校長ともよく機会があって話しているときに、水口さん、今ちょっと教育方針も変わってですねと。というのは、私が、校長が学校のトップでありますので、あなたがこうすると言えば、先生たちも従うんじゃないですかと、ちょっと懇親の場で言ったことがございますが、いやいや、そうじゃないんですよと。当時の校長、教頭から叱られたこともございました。PTA会長でございましたので、会長、私たちはいろんなことをお願いするときに、今や先生たちに、頭は下げないが、お願いをして、こういうことをしてくださいと言わなければならないと。私は、ふと、幼少のころを思い出したときに、校長室に、いいことで呼ばれなかったという記憶はございますが、行ったときに、写真が飾られて、絶対的な存在じゃなかったのかなという思いで、当時の校長、教頭にそういう話をしたことがございますが。  いずれにしましても、やっぱり声に出してやらなければ、社会的なものがいろんな傾向の中で、いろんな考えがあるものですから、そこまでやらなくてもというような、ある意味、わずかですが、そういう批判もあろうかと思います。国旗掲揚とか、国家の問題もそうだと思いますが、やはり、今学んだことが何時間後には薄らぐわけです。ということになれば、毎日の習慣づけというか、反復継承が一番大事じゃないかなと思っております。  特に、この五つのしおりの中で、挨拶というのは、当然、おはよう、こんにちは、こんばんはまでは、子供たちは社会の場では余りないかと思うんですが。これは当然、相手がおることですし、自然体で身につくということで思っておりますが、やはり、整理整頓とか、学校の下駄箱かれこれというので、先生があえてちゃんとしなさいという時間帯的なものもないだろうと思いますので、この五つのしおりを大事にしていくならば、やはり、読み上げ的なところをどこかで教えていくのは、私としては、一番効果的ではないかなと思っていますので、私が言ったから採用してくれというわけではございませんが、ひとつ私の思いをくみ取っていただければ、幸いかと思っております。  改めて、この五つのしおり、挨拶運動、触れ合いといいますか、お互いを知ることによるこの触れ合い、まさに原点であり、こういう社会の中で閉鎖的になるよりも、挨拶をすることによっての気持ちの交換をしていく、一つのきっかけの中でのこの挨拶。そしてまた、整理整頓的なものを考えるならば、やはり、ちょっと事例を申しますが、校外的な、野外のトイレでもつくってくれないかという話をするときに、いや、やっぱり、きたなく扱う、自分のものじゃなければどうでもいい、特に公のものは、誰かが世話してくれるだろうというような発想があって壊される。前町長からの引き継ぎの中でも、壊されるからもうつくらない、でも、私はそれを必要ですよと、やはり必要な方もおられるわけです。これに固執するわけでございませんが、やはりこの展開が進んでいって、おのずと人の気持ちの中に、整理整頓というのが芽生えてくれば、この問題はすぐ解消されると思うんです。  やはり、これが根強く、短期間にできるものではございませんが、この五つのしおりの展開によって、この啓発運動によって、地道に、私も言った以上は頑張っていこうと、支援もしていきたいと思っておりますが、ひとつこの趣旨が形成されて、今後の、特に、5次構想でうたっております、誰もが住みたくなる町、時津はいいよねと、どこからこういう展開ができたのか、原資は五つのしおりだったのかなと思われるような活動になって、今後のまちづくりに展開して、確実に私はいけると思っておりますので、ぜひ、力を入れていただきながら、教育の場、そしてまた、社会教育の場でやっていただきたいと思っております。  改めて、ここには管理職の立場で職員もおられますが、ぜひ、自分の職場でも人間関係の大事さ、私がここで横着にも言いますが、議員で言うのではありません。これは人としての、お互いの見識の中でお願いするところでございますが、ひとつこの五つのしおりを張って、朝に見て、やはり住民サービスの一環として、町民と触れ合うときには、この心がけを忘れないでやっていこうというのをしていただきながら、今後のまちづくりに展開していただくことを強く要望、期待申し上げまして、きょうの質問を終わりたいと思っております。  今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  以上で、11番、水口直喜君の質問を終わります。  次に、2番、平埜靖君。 ○2番(平埜 靖君)  皆さん、おはようございます。私が一番オオトリになってしまいまして、別に遅く出したわけじゃなかったんですけど、皆さんが今回早くて、一番最後になってしまいました。  私の分については、通告のとおり、時津町の防災についてきょうはお伺いしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  では、通告に従いまして、質問いたします。  時津町の防災について。これは3項目です。  1問目、防災行政無線について聞こえない地域がないか、自治会長さんに伺うとのことであったが、その後の聞き取りされた状況についてお伺いいたします。  2問目、7月23日、土曜日に久留里郷で火災が起きました。今回の火災は土曜日のため、職員以外の警備員の方が対応されましたが、火災通報、緊急放送、消防団の出動、各体制について熟知されていなかったのではないか。緊急時の警備員に責任を持たせるのは無理があるため、迅速に対応できる責任体制を早急に構築する必要があると思うが、考えをお伺いいたします。  3問目、消防団の出動連絡網が一般防災行政無線と同じではないかと疑問を感じています。今回は最初にチャイムが鳴り、無言のまま4、5分が過ぎ、その後、時津町防災行政無線放送で消防団への出動指令がありましたが、出動におくれが出たのではないか。一刻を争うときは別チャンネルでの連絡が必要であり、消防団専用の連絡網が必要と思いますが、考えをお伺いいたします。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、平埜議員の御質問についてお答えいたします。  1問目の時津町の防災について、1点目の防災行政無線についてでございますが、防災行政無線放送が聞こえにくい家屋の有無を把握するため、6月15日に各地区の自治会長さんに連絡票をお渡しし、御協力をお願いしております。  この連絡票では、聞こえにくい家屋を、昼間、家の中にいる状態で、テレビなど他の騒音がない状況において、そのエリアに通常3回流れる放送が1回しか聞こえない家屋や天候や風向きに関係なく、常時、通常の放送内容が聞き取りづらい家屋としております。  もし、地域住民の方から御相談があった場合は、連絡票により町にお知らせいただくようお願いをして、随時、受け付けを行っております。  現在は、8月末で4地区から合計11軒の家屋の連絡を受けておりますので、これらの家屋については、今後、御連絡いただいた家屋で、音響測定器を用いた調査を行うことといたしております。  次に、2点目の火災時における警備員の対応についてでございますが、まず、町内で火災が発生した場合は、長崎市消防局から役場への直通専用電話による連絡が入ります。  この電話は、総務課と警備員室にそれぞれ1台ずつございますが、この電話連絡による火災情報に基づき、防災行政無線で場所、火災の種類、出動分団名を放送しております。  また、この火災発生時の初動等につきましては、対応マニュアルを整備しているところでございます。  通常、防災行政無線の操作は、総務課職員が行っておりますが、夜間や休日などの閉庁時で職員が不在の場合は、長崎市消防局からの電話を受けて、防災行政無線放送を行うまでの初動は警備員が行っており、この初動以降の対応を緊急参集した総務課職員で行っております。  この火災発生時の対応マニュアルに沿った防災行政無線の初動操作は、各警備員に対して、毎年の研修で周知・徹底を図っているところでございますが、先般の火災におきましては、放送の段階で、呼び出しボタンを押す、サイレンボタンを5秒程度押す、マイク放送を行う、放送終了ボタンを押すという簡単な4段階の操作を、手順を確認せずに慌てて1人で行ってしまったことが誤操作の原因となり、放送がおくれてしまったものでございます。  今回の事案を受けて、再度、警備員全員に対し、閉庁時で職員が不在のときの火災発生時における防災行政無線の初動操作は、本庁舎と第2庁舎の警備員2人が一緒になって操作確認しながら対応を行うことを徹底した上で、無線設備の操作方法の研修及び訓練を行ったところでございます。  今後も、警備員に対する定期的な研修や訓練をしっかり行い、今回のような事案を発生させないように指導してまいりたいと考えております。  次に、3点目の消防団の出動連絡体制についてでございますが、御承知のとおり、本町の場合は、消防・救急業務を長崎市に委託しており、浜田郷に長崎市北消防署浜田出張所があるため、本町で火災が起こった場合は、長崎市消防局からの指令により浜田出張所員である常備消防隊が現場に急行することとなります。  加えて、火災現場では、常備消防隊を援護するため、非常備消防隊である本町消防団が出動することとなっております。  本町の消防団員は、「自分たちの町は自分たちで守る」という基本理念を胸に、火災発生時にそれぞれの職場で消防車のサイレンの音を聞きつけた場合は、長崎市消防局が発信する火災情報で現場等を確認するほか、本町消防担当職員から出動分団長への電話連絡や、分団内における連絡網など、防災行政無線のほかにも複数の情報チャンネルを利用しながら、現場への出動と消火援護活動を行っております。  また、本町消防団におきましては、団員の連絡体制や平常時と非常時の消防団活動で特に注意すべきことなどを記載した時津町消防団活動マニュアルを先月8月に全面改訂し、消防団における消防活動を円滑に実施できるように取り組んでいるところでございます。  以上で、平埜議員に対する答弁を終わります。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  防災行政無線については、もう何度もお尋ねしているところです。  やはり、地区によっては聞こえないところがあるという話をよくお伺いするんです。防災行政無線の役割ということは、緊急時ということになりますから、これが聞こえないというのは、やはり問題になるのではなかろうかと思いますので、一度話が出ておりました戸別受信機とかの対応についても、備える状況の中で貸与するという形を今後は考えていったほうがいいのではなかろうかと思うんです。  やはり、聞こえないのは体の問題とかというものはあるかもわかりませんけれども、逃げおくれ、それはすなわち命をなくすというものにつながっていくのではなかろうかと思いますから、大げさに言いますけれども、防災についてはしっかり対応をお願いしたいところでございます。  ぜひ、戸別受信機などの設置をということで、一度回答もいただいておりますけれども、ぜひその辺も考えていただきながら、設置に向けて、漏れのない調査関係をやっていただいて、聞こえないということがないような形で、住民の皆様にお答えできるようにということを切に願っております。ひとつよろしくお願いいたします。  続きまして、7月23日に久留里郷で火災が発生した件で、今町長からお話をお伺いしました。  確かに、警備の方はなれてないということもあると思うんです。別にそこを責めるというわけではございません。ただ、職員の方がいないときに火災が起きて、おくれました、操作を忘れましたということではやはり、ちょっと問題があると思うんです。これは日ごろの消防の訓練体制ができていないということではないかと思うんです。  研修等を月1回、または月2回とか、頻繁に行うことが必要と思うんです。ぜひそういうこともやっていただきたい。消防署の職員というのは、別に毎日火事があるわけじゃないんですけど、毎日訓練をやっています。それと同じで、火事があったとき、緊急のときにどうやって迅速な対応をとるかということになると思いますから、その訓練だけは、週に1回とか、わかっていてもやはりやる必要があると思うんです。  よく、昔の国鉄、今はJRと言いますけれども、やっていたのは、指差点呼というのをやっていました。やったことに対して指をさしながら確認をするという、二重確認をやるということもやっているんです。  警備員を2人配置して、そこでやるということでございますから、ぜひそういう操作ミスとかということは、もう100%ないような形の対応をとっていただきたいと思うんですけれども。その点についての考えはいかがでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  お答えいたします。  今おっしゃられたような指差確認、そういったものを含めて、今後操作ミスによる放送のおくれ、そういったものがないように徹底してまいりたいと考えております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  ぜひ、火事というものについては、普通の災害と違って、一刻を争うものがやはり多いと思うんです。5分おくれました、10分おくれましたでは、やはりいろんな問題があると思いますから、そういうことがないような、迅速に連絡ができる体制をとっていただきたいということで、お願いしたいと思います  それと、警備員の方については、定期的にずっとかわられていくと思うんですけれども、火事があったときに、責任といいますか、そういう責任体制という部分の、町の職員の方が来るまでの間に警備員の方がいろいろ対応されると思うですけれども、そこの責任もきちんとした体制をとる必要があるかなと思うんです。  それともう一つは、消防団の出動についてのことなんですけれども、連絡網については、警備員の方が職員の方に連絡をとって、そこから対応していくという形になっていますけれども、職員の方が連絡をいただいた段階で、各方面にすぐ連絡をとるような体制というのは、どのように今なっているんでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  お答えいたします。  まず、緊急時につきましては、うちのほうは長崎市消防局のほうに委託をしておりますので、真っ先に消防局のほうが、浜田出張所のほうが現場に駆けつけをいたします。  それはもう、火災通報があってすぐ駆けつけますので、そういった面に関しては、浜田出張所、長崎消防局のほうへお願いをして、消火のほうの対応はお願いしているところです。  あと、消防団につきましては、そこの現場に駆けつけまして、浜田出張所の指示のもとに、そういった援護活動を行う、こういうふうなことになっております。消防団に対する連絡につきましては、浜田出張所のほうから役場のほうに電話が入ってきますので、その役場の電話をもとに、警備員しかいないときは警備員が放送し、それと同時に、消防担当職員へ電話連絡するようになっております。  電話連絡を受けた消防担当職員は、間に合わない場合につきましては、すぐ、出動の分団長さん方に電話連絡をするというふうなことであります。  そして、また、メール配信サービスということで、消防団につきましては、別のメール配信サービスの連絡を持っておりますので、放送とは別のチャンネルで、メールで各分団員へ連絡をするというふうな体制をとっております。  そういうことから、一応、消防団の皆さんにつきましては、仕事をしながら何かあったときに駆けつけていただくと、そういうふうなこともいろんな事情がございますので、本当にそういった中で駆けつけていただいて、こちらのほうも本当に感謝をしております。  そういった中で、こちらの担当職員のほうにしても、そういった連絡については、別チャンネルで早急に分団長さん方に連絡をするという体制をとっておりますので、そういった形で対応させていただいているところでございます。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  3番にも共通する部分があるんですけれども、当日、連絡というか、行政無線で流れたものについては、メールで配信されますよね。そのときはメール配信もされてますよね。  来た覚えが、ちょっと私、ないんです。もちろん登録してますから。消えましたという部分のメール配信は来たんです。  最初、火事が起きましたよという、場所はどこですよという部分のメール配信がそのときなされてなかったと思うんですけれども。されましたですか。
    ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  久留里郷のケースを今言われていると思いますけれども、久留里郷の場合につきましては、メール配信については、あの後で駆けつけた職員、消防担当職員のほうがメール配信をやりますので、警備員が直接メール配信をするというものではございませんので、後からメール配信サービスは、通常の一般の住民の方に送るメール配信サービスはしていたと思います。  今、私が御説明したのは、そのメール配信、一般の住民の方に対するメール配信サービスとは別に、消防のおのおの登録されている団員に関しては、メール配信サービスを持っておりますので、そちらのほうは早急に対応しているということでございます。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  消防団の方に対しては、メール配信には全員の方が登録されているんですか。登録の仕方については、各分団に任せているということですか。ただ、連絡が来ていないとか、消防に行ったけれども、場所がわからなくて帰ったという話をよく聞いたもんですから。その点はどうでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  消防団のメール配信サービスにつきましては、今、消防団員が240名ほどいらっしゃいますけれども、その全部というわけではございません。大体今、110から120名の方が登録をされていらっしゃいます。分団長さんは当然なんですけれども、班長さんとか、そういったところで登録をされていれば、各分団の連絡網で対応ができるというふうな判断があっての登録だと思っておりますので。全分団に関して登録はされております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  済みません、これだけちょっと聞かせてください。  時津町の防災計画の中に、初動について書いてあるのがあります。これは、67ページぐらいに書いてあるんですけれども、伝達については電話という形で書いてあるんですけど、これは電話じゃなくてメールでもされるということでよかったんでしょうか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  時津町の防災計画書につきまして、災害全般に関する初動を書いております。今、私のほうが御説明しておりますのは、火災に特化した話をしております。ですので、火災の場合は緊急で、そういった、もう発生しているものについて対応しないといけない。予防というふうなものの考え方ではなくて、鎮火というふうなものに動かないといけない。そういった中での話になってまいりますので、一応そこのところは御理解いただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  今、防災計画書は全体的なことはわかってはいるんですけれども、やはり、火災とか災害については、いろんな連絡網をちゃんと持っておかないと、何もないときであれば電話でも、防災行政無線でも何でも連絡はつくと思うんですけれども、もうそういう状況じゃない、大雨が降った、大地震があった、大雪があった、今回みたいに火災があった、そういうときに連絡がつくような形態で、いろんなチャンネルをやっぱりつくっておかないとまずいのではなかろうかという気はいたしますので、ぜひ、町民の生命、財産を守らないといけないということもございますから、その辺の対応だけは確認をいただいて、消防団の方にも再度、全員の方が登録ができるような形で、場所はどこだと、常に、リアルタイムで情報を共有できる方法をぜひ考えていただきたいと思うんです。  それと、先ほど言いました警備員の方が連絡云々ということがありましたけれども、来られて、職員の方もそこの確認をする。何人かの人間で確認をしながらやっていくということをしないと、総務課の中で話をしながら、自分たちはわかっていても周りがわかっていないということもないとも限りませんので、災害については、どういう手順、手順忘れという部分が一番怖いところでありますから、せっかくいい設備を、消防団という部分の中で、消防車があってということでやっておられますので、活用できるように、ぜひお願いを申し上げたいと思います。  次は、3番目について、ちょっと重複してしまいましたけれども。連絡網ということなんです。ここでお話ししたかったのは、当日、消防団の消防車というのは、どのぐらい時間がたって現場に到着したでしょうか。できれば時系列で教えていただけると非常に助かります。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  ことしに入りまして、時津町の消防団が出動したのは2件ございます。3月末に元村郷での火災、そして、この前の久留里郷での火災がそうでございました。  まず、元村郷のほうが、通報時間が11時40分でございました。消防団のほうが11時50分に現場のほうに入っております。久留里郷のほうが、通報時間が17時6分でございました。そして、消防団のほうが17時20分に現場のほうに入っております。  こちらのほうの消防活動につきましては、浜田出張所のほうがもう放水とかそういったものをしますので、消防団自体は放水活動は行っておりません。補水と申しまして、ポンプで水を浜田出張所のほうのポンプ車、そういったものに補水をすると、そういった活動に従事しております。  以上です。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  一番心配したのは、おくれて行った状況があったのではなかろうかという心配をしただけなんです。おくれるということはちょっと許されない部分があると思いますから、そういうことでお伺いいたしました。  確かに、火災というものはしょっちゅうあるものじゃないんですけれども、あった時は大変なことになるし、状況的にも、もし浦郷でそういう状況になった場合、風が吹いていた場合は、大火になる可能性もないとは限りませんので、重々その辺をお願いしたいと思います。  それと、Eメールを今、一般の分でしてありますけれども、登録件数が、3月議会のときは260件ということでお伺いしています。今現在はどのぐらいにふえていらっしゃいますか。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  今現在、登録件数は370件になっております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。  全体からすると、登録はまだ非常に少ないと思うんです。この機会を捉えて、防災メールの登録キャンペーン、これは生活情報も入ってますけれども、聞こえないときはこういうのが一番いいと思うんです。そういう加入促進をする必要があるんじゃないかと思いますので、公民館役員、自治会役員、各団体の役員、会員という部分で広げて、だまって考えても、町職員と消防団を登録するだけで約400人近くになるんです。ですから、370件ということはまだまだ少なくて、一般にもまた広げて、登録の仕方がわからなければ、Q&Aコードなんかがありますから、登録の仕方を教えてあげる、それは町にとってもいろんな情報を伝えるには非常に便利がいいものだと思うんです。だから、そういう形のもので伝えていただきたいと思います。  この前ちょっと計算したんですけれども、生活情報のほうが半数以上を占めているという状況です。どこの夏祭りを行いました、どこの夏祭りは中止ですよという部分は出てますので、そういう部分でも役に立つ部分があるのではなかろうかと思いますから、ぜひ、これはキャンペーンを組んでいただいて、1,000件、2,000件という形でできるようにお願いをしたいと思います。  9月1日というのが防災の日だったんです。この防災の日というのはなぜできたかというのは、1923年9月1日ですけれども、関東で起こった大震災をもとに、その日を忘れないためということで設けられたものなんです。熊本地震がことしの4月14日、16日、東北の大震災が、もう2年前ですけれども、3月11日です。阪神・淡路というのは、もうかなり前なんですけれども、1995年1月です。熊本の大雨は、ことしは6月に来ています。広島の土砂災害というのは、平成26年8月、ちょうど今と同じ時期に来ています。ことしの東北・北海道の台風、7号、9号、10号、11号、これは大雨で、農作物にも多大な被害が出て、タマネギとかは30%、葉物野菜は50%ぐらい上がるんだという話は来てます。  時津は、ことし2月だったですか、大寒波が来ました。これが居すわると、ライフラインに対して大きな影響が出るんじゃなかろうかと思うんです。住民生活が支障を来す可能性がありますので、ただ、災害はいつ来るかわからないという心構えはどうしても要るのではなかろうかと思うんです。だから備えが必要と私は思います。昔、天災は忘れたころにやってくるという話をよく聞きました。確かに、地震についても、火災についても、堺の大火とか、いっぱいあってますけれども、やっぱり忘れたころ、もう来ないんだと思いながら、いつ来るかわからない、来たときには大慌てというのがやっぱりあると思うんです。  最近は、もう建物が、昔と比べて高層住宅化、いろんな建物ができています。壊れやすいものがあって、被害もどんどん大きくなってきているんじゃなかろうかと思うんですけれども。そういう中において、やはり災害が起きたときの備えということは必要になるのではなかろうかと思うんです。  小規模災害であれば、時津町が契約されているイオンの防災契約の部分で、物を購入するとか、支給するということは可能じゃなかろうかと思いますけれども、大規模災害になった場合は、道路網の寸断、水、ガス、ライフラインが全く使えなくなる可能性もありますので、逃げる被災者については、物を持って逃げることさえもできなくなります。そういうことを考えたときには、自分で自分を助ける、ともに助けていくという、自助、共助、この前、町長がおっしゃっておりましたけれども、そういうことも考えて。そこに自主防災組織や地域リーダーが生きてくるのではなかろうかと思います。  自助というのは、自分で自分を助けて、共助は家族、企業や地域コミュニティでともに助け合うこと、公助というのは、行政による救助、支援のことということで書いてあります。  そういうことを考えた場合には、ここでは公助という部分については、食料、飲料水等の備蓄が必要ではないかなと思うんです。大規模災害で、次に支援物資が来るのは約3日間だと言われています。要は、3日間をいかに耐えて生活できるようにするか。熊本の震災でも、やはり3日間の食料がなくて、御飯を食べていない人がたくさんいらっしゃいます。そういう部分では、そういう蓄えというのが必要じゃなかろうかと思うんです。  時津町には、避難場所が今19カ所だったですか、17カ所か、あります。3日間耐える必要があるということです。先日伺った備蓄表では、これは非常に少なかったです。カップ麺が百十何食か。備蓄表を9月6日にいただいたんですけれども、毛布が135枚、タオルケットが60枚、非常食が、カップ?で112食、粉ミルクが10缶、離乳食が30缶、非常食が10食、レトルト食品が10食という格好で書いてありますけれども、これは、備蓄という部分では足りないんじゃなかろうかなと思うんです。もっとやはり、各避難場所に備蓄米とかを備蓄をすることが必要じゃなかろうかと思います。  前回質問をしたときに、備蓄について協議して対応していきたいという回答をいただいているんです。これは後で議事録を見ていただければわかりますけれども、どのように進んでいっているのか。ただ、進捗をしていかないことには、ただそのままではいけないとは思います。備蓄するならするように、備蓄したものを、備蓄したままでは消費期限が切れます。大体、水が5年間というのがありますけれども、食料は大体3年ぐらいが多いんじゃなかろうかと思いますけれども。3年に1回、その備蓄米や備蓄品を使って防災訓練、御飯を炊く訓練とか、宿泊体験とかというものをやってみたらどうかなと思うんです。  ただ、今の時津町の防災訓練、ことしは中止になりましたけれども、大規模なものはまだ行われてはいないと思うんです。そういう防災訓練を行うことも、こういう備蓄品を置いていただくのであれば、それをもとに防災訓練を行っていく。御飯をどうやって炊くのかとかをやっていったらどうかなと思います。  長崎市の小学校では、防災体験学習というのが8月に行われているところがありました。学校の体育館に泊まるということで行われているんです。  テーマは、自分で考えて行動する、自助という部分に該当するんだろうと思います。このときに空缶を使って御飯を炊くということをやっていると聞きました。どうやって炊くのか、よくわかりません。方法的には、缶切りで上をあけて、そこに米を入れてということをやるんでしょうけれども。そういう炊き方があるということを体験することは、災害への備えということで、いいことではなかろうかと思います。  ぜひ、こういう考え方をしていただいて、やっていただきたいと思います。そのとき、女子からは、体育館での着がえは大変でした、家で普通に過ごしていることが幸せに感じました、などの意見が聞こえたということは、体験としてはいい経験をしたのではなかろうかと思います。  だから、自助、共助を理解することは非常に重要なことですが、そういうことを体験しながら、そういう精神を養っていただきたいと思うんです。  命を守る、命を救うという大切さが養われていくことが、この防災という部分に対しては非常に大きく生きてくると思いますが、ぜひ、お願い申し上げたいと思います。  時津町ではこの前、8月6日に行われました安心・安全まちづくり大会というのがあります。ここにも通じていくのではないかなと思います。ぜひ、防災訓練、それも備蓄があるのなら備蓄を使って防災訓練をやっていくと。これはやはり、無駄にもなっていかないと思いますし、日ごろやっていないとできませんので、ぜひそこら辺はお願いしたいと思います。  熊本地震のとき、被災者の方がまず言ってらっしゃったのが、避難先の必需品というので、水、食料、これは当たりまえなんですけれども、一番重宝したのは、カセットガスこんろなんです。これは非常に重宝しましたという話があります。これは自分で御飯を炊くということにもつながっていると思うんです。  それと、携帯電話の充電器。簡易トイレ、ラジオということが載ってます。とりあえずこれだけあれば生活はできたんですよと。それ以外のものもありますけれども、やはり、こういうものを日ごろから備えて、日ごろから訓練をしていくということが、町民の生命・財産を守るということにつながっていくと思いますから、ぜひ考えていただきまして、前向きに検討いただきたいと思います。  ちょっとだらだらと話をしてしまいましたけれども、ぜひそういうものを踏まえた部分で、最後に一言お話をいただければ、助かります。 ○議長(山上広信君)  総務課長。 ○総務課長(中尾博英君)  今、議員がおっしゃられた小学校の分について、この前テレビであっていたと思います。鳴見台か、そちらのほうの学校だったと思います。私も見させていただきました。大変いい体験だなというふうには感じました。  備蓄とか、そういった避難訓練につきましては、やっぱり地域の特殊性とか、地理的な条件とかもございますので、各地区で、自分たちの身近なところでどういうふうに災害が起きたときに行動するか、そういったものが実践的には必要になってこようとかと思います。そのときに知っているべき知識、そういったものはどういうものがあればいいのか。そういったものは物すごく大事なものとなってきて、そういった知識を得るためにそういった訓練、子供のころからの訓練、そういったものが必要になってこようかと思います。  私どものほうとしましても、役場のほうとしましても、災害が起きたときには、必ずそこに駆けつけるというふうなことは思っておりますけれども、すぐにはできないときがございますので、幾らか時間を、何日間か置いて駆けつけるケースもあると思います。その中で3日間というふうなものを何とか自分たちの力でしのげれば、助けることが可能になっていく、そういうふうなことで3日間というふうな設定がされていたと思います。  そういった中で、どうしてもそういう災害のときには、みんなが、それぞれが力を合わせて対応しないといけないということもございますし、備えあれば憂いなしということもありますし、そういった中で地域の方とかと協力をしながら、連携をとにかく深めて、そういったものに対応できるような体制を、役場のほうとしましてもとっていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(山上広信君)  2番、平埜君。 ○2番(平埜 靖君)  ありがとうございます。ぜひ、そのようにお願いしたいと思います。  それと、災害時の備蓄の表をいただきましたけれども、これは余りにも少ないですから、最低限ものだけは各避難場所か、また庁舎のほうに備えていただきたいと思うんです。やはり食料というのはどうしても必要なものであるし、ないと困りますので、イオンとも契約しているというのはわかりますけれども、小規模災害ではそれでいいと思うんです。でも、大規模災害には対応できませんから、ぜひ、前の回答にもありましたように、前向きに検討いただいて、備蓄を少しでもやっていただくということをお願いします。これを要望といたしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  以上で、2番、平埜靖君の質問を終わります。  暫時休憩します。             (午前10時53分 休憩)             (午前11時10分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次の日程に入るに先立ち、議員の皆様に議案審議についての留意点をお伝えします。  会議規則第54条で、質疑に当たっては、議題外やその範囲を超えたり、自己の意見は述べることができないことになっており、会議規則第55条で、質疑は同一議員につき、同一の議題について3回を超えることができないことになっております。そのような発言があったときは、議長が制止しますので、御理解いただきますようお願いいたします。  また、委員会へ付託となる議案の質疑については、所管の委員は御遠慮願います。そして、その遠慮した分につきましては、委員会の審査の中で大いに質疑を交わしていただきたいと思います。  どうぞ、議事進行に議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。             ~日程第2 議案第49号~ ○議長(山上広信君)  日程第2、議案第49号、時津町職員定数条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  もともと本町のいろんな事業の関係、特にカナリーホールを建築した、買収した、あの文化の森構想のときに相当な投資をしております。そのために平瀬町長時代に相当苦労をされたということを聞いております。直接本人から聞きました。  自分が町長になってみて、あれは財政的にやめたほうがいいと。それ以来ずっと、職員を押さえてきています。財政改革というようなことで。そういう面では、今度のこの水道事業にかかわる検針委託ということが、これだけの余剰職員を生み出したと。それを行政のほうに再配置できるということであれば、職員は相当今まで無理していますから。数が少ない中で、仕事だけはしなさいと。してきているつもりですね、皆さんが。私はそう思っています。そういう意味からしますと、ほかの行政事務のほうに配置転換できるということはすばらしいことであって、職員1人の仕事のボリュームが幾らか減ってくるということを考えれば、適正な配置をしていただくということを条件に、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第49号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第3 議案第50号~ ○議長(山上広信君)  日程第3、議案第50号、時津町都市公園条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案について、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第50号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第4 議案第51号~ ○議長(山上広信君)  日程第4、議案第51号、時津町水道給水条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  議案第51号、時津町水道給水条例の一部を改正する条例でございますが、この内容につきましては、ことしの3月の第1回定例会におきまして、私が上水道のメーター交換に伴う均等性をここで訴えさせていただいた結果だろうと思っているところでございます。  条例改正でありますので、しばらく時間がかかるのかなと思っておりましたが、町長初め関係部局が速やかに対応していただき、半年の間にまとめていただき、今回の議案の運びとなったことを評価し、賛成意見といたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第51号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第5 議案第52号~  日程第5、議案第52号、平成28年度時津町一般会計補正予算(第5号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  今回の一般会計補正、2億5,000万近くが計上されておりますが、上位法で来る規定的なものではなく、事業的なものがかなり含まれているようでございます。特に中央商店街の道路改修工事、いよいよ着手していただけるのかなと思っておりますが、地元との協議内容、もしくは仕様、商店街となっているために、ああいうインターロック的な舗装で、補助事業で従前やられたと思っておりますが、今回、商店街、そしてまた、町のど真ん中ということで、かなり気にされての改修工事をしていただくものを期待しているところでございますが、仕様をどのような形でされるのか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(朝長郁雄君)  お答えいたします。  この15号線の改修につきましては、地元説明会を開きまして、午前中と午後に分かれて2回の説明会を行っております。  その中で、3案程度の案をお示しをしまして、最終的に皆様に御了解をいただいたものにつきましては、黒のアスファルトに赤の顔料をまぜると。通常の道路よりもグレードアップをするということで決定をいたしております。  それで、以前から御指摘がありました路盤の改良につきましてですけれども、一番下をFe石灰処理を行います。これが15センチでございます。  それと、その上に瀝青安定処理を10センチ、その上にカラーアスファルトを5センチという3層になっておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  ようやく、20数年たってカラー舗装を抜本的にやり直すと。当時は、地元から出てきた言葉なんです。塩見町長はそれを受けてくれた。つくった結果が、私はもう、あれからすぐでこぼこになってきましたから、当時の施工ミスというより、施工の未熟さというか、まだ技術的に熟成されてなかったんだろうと。それで、ようやく20数年たってやることになったんですけれども。あれはもともと、カラー舗装にと言われたのは地元の商店街です。なぜか。地元の売り上げアップを図りたいと。そこで、全部の意志じゃなかったんです。ごく一部。森山町長から、かつて、川口さん、商店街のことは余り口を出すなと。あなたは商売人じゃないんだから、やけどするぞとまで言われたことがあるんです。自分もやめたんだと。浦郷でありながら。そういうことがあって、いろんなことがありましたけど、最終的には地元の中通り商店街が、ぜひカラー舗装したい、自分たちで金を出してでもしたいということになったもんですから、塩見さんがちょうど町長選に出るため、助役をやめて、運動に入っておったんです。そのころ、中通り商店街のある店に来ていただいて、そこでさしで話し合いをさせて、よし、町が責任を持ってやろうということでが、あの道路なんです。だから、本当にあれだけ肝入って、地元も、町長がやったのに何であんな結果になったのかなと。本当にでこぼこでしたから。だからもう、ぜひひとつ、この予算が議決されれば、早速、地元との話し合いが済んでいるなら、早く対応していただいて、喜んでいただきたいと。これは、あそこを通る、我々部外者、地域外の者も迷惑しております。  ひとつそういうことで、20数年たってようやく本格的な改良をするということが出たことを喜んで、賛成いたします。               (不規則発言あり)  賛成討論ばっかりしているもんですから、失礼しました。  そういうことで、この予算が通過した後に、いつぐらいに着工できるかということをお聞きします。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長
    都市整備課長(朝長郁雄君)  お答えいたします。  今の予定でいきますと、11月から12月ぐらいには着工ができるものと考えておりますが、おおむね、実質工期としては、17日間を予定しておりますけれども、さまざまな問題もございますでしょうから、約1カ月ぐらいで完了できるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  そういうことで、早目に仕上げていただきたいと思います。  次に、もう1点、大事なことを落としておりました。  カナリーホールの維持補修工事、1,000万超えてます。カナリーホールは常に優先して予算もつけておられるようですけれども、何年来言っております、建設前の問題から言っておりますのが、実は屋根の問題です。屋上の問題です。我々議会はなるだけ経常経費がかからないようにということで、議会としては総意的ではなかったんですけど、総意的にやって、上に、いわゆる電気をつくるソーラーということを言ってみました。今は亡き浜本精八議員もそれを非常に主張されたんです。ところが、時津町の姿勢で、こうすれば十分その効果はあるというようなことで、いわゆるエコ的には、屋根の上に植えることで大分違うんだと。そうして結局押し切られて認めました。ところが、それこそ数年したら流れ落ちました。今言ったのはわかるんです。それからもう何年も、副町長の森教育次長のころから急いでくれと。もうしばらく待って、今検討中、今準備中、今こういうテスト中と言ってきて、これをいつごろ、町長、あなたやる気になりますか。もう大概にしてもらわんと、議会の声というのは本当に軽視され、無視されたのと同じと、私は実はそう受けておる。それとあそこの池の問題もそうです。絡めて言えば。どうですか、あわせて答弁してください。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今、川口議員の御指摘になった件につきましては、まさにそのとおりで、大変申しわけなく思っております。  私のほうもこの件は非常に気にしておりまして、そしてもう何年前ですか、あそこのカナリーホールの屋根を緑化をするということであったら、その緑化をするのにツタを植えて、そしてそういうふうなことをやったらどうかということで、その実験をしてみるということで、一度実験をやりました。そこの中で、ある部分はうまくいったが、ある部分はうまくいかなかったということがあって、後で担当課のほうから答弁をさせますけど、再度、それはもう一回やらせておると。私のほうもそれはもう何年も言われておることだと。だから速やかにそういうようなことをしろというふうなことで指示をしておりまして、そして、今、新たな方策でやっておるというふうに思っております。  それから、あと一つ、池のほうです。池のほうにつきましても、この前の議会の中で議員から御指摘を受けました。それで、その分につきましては、私のほうもあそこの水を確保するということ等に対してどうしたらいいのかというようなことで、いろいろ検討を重ねました。それで、そこの中で、あそこのカナリーホールの屋根に降った雨を地下にためております。このタンクの水を利用して、池のほうに持っていけないか。その排水系統とか、そのときにどれぐらい雨が降った場合にどれぐらいそれがたまっておるのかというふうなこと等の調査をずっとさせてきております。  そういうふうなこと等のある一定の調査を今済ませて、そして、大体雨量というふうなものがどれぐらいたまってくるというのを今把握しております。  あと、あそこの池のほうが少し漏れておるというふうなことがございましたので、そういうふうなものについてもちょっと調査をさせました。そして、あと循環するポンプ、これにつきましても、池のところにあるわけですけれども、こういうふうなものにつきましても、それが動くのかどうかというふうなこと等の検証とかをさせました。あれは池が2段になっているわけです。あずまやの上部のほうと下の方と出ています。私が今指示をしているのは、上からの水が流れてこなくて、十分な水が確保できるかわからないという中で、あずまやよりも上の池については、これは少しそれを埋めて、そしてそこには、ショウブとか、そういうふうなもの等を植えて、そして景観をつくっていって、下のほうをそのまま池として残すということでどうかというふうなことで、今、そのことをやらせておるわけですけれども、詳しいことについては、担当のほうから説明をさせます。 ○議長(山上広信君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(永尾和敏君)  カナリーホールの屋上緑化の件につきまして、私のほうからお答えをさせていただきます。  カナリーホールの屋上緑化につきましては、先ほど町長が答弁いたしましたように、ツタ類の植栽をいたしまして、緑化をしたらどうかということで、今試験的にやっておりますけれども、カナリーホールの玄関の上部のほうにありますところに、まずは試験的に植栽をしてみて、その生育を図っているということで、今やっております。  生育に当たりまして、その生育を図るためにかん水とか除草、それから肥料やり、そういったことを業者の方に意見を聞きながらやっております。その状況を見まして、今後どのようにカナリーホールの屋上全体にその植栽を広げていけばいいのかというところを、大体生育状況につきましては今回の試験でわかりましたので、その新たな広げていく計画というのを今から早急にまとめていきまして、今年度中に全体計画を作成して実行していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(朝長郁雄君)  お答えいたします。  私のほうから池の件についてお答えいたします。  先ほど町長が申しましたとおりでございますが、今、最終的な取りまとめで金額の確定等を行っておるところでございますので、もうしばらくしたら町の基本的な意見として対応ができるような形になろうかというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  最後ですから、効率的に答えてください。  先ほど町長答弁で、あずまやのほうが漏水していると、そういう言い方をされた。もうあれから1年、2年、3年、4年じゃないんです。からになってから。魚も泳いでおったのが、死んだのか逃がしたのか知りませんけれども、そこでようやく、あなたの答弁を聞いていて、町はやる気になってきたのかなと。今までこんな細かい具体的なことは言われたことがないです。今検討中ですよ、今テスト中ですよというのを聞いてきた。これはもう、今の副町長が教育委員会の次長のときから私は大概やかましく言ってきたんだから。  そういうことで、破れた、漏水している原因は何なのか、いまだにわかっていないんでしょ。もう5年、6年じゃないんです、あそこ。魚が泳ぎよったのが泳がんようになって。あそこでたまには、魚が泳いでいるときは、あずまやにすわってお菓子を食べている奥さんとか子供たちがおったんです。それほど雰囲気がいいんです。  ぜひひとつ、町長、あなたを信頼して僕は言ってますから。今度だけはだまされんようにしとってください。悪いけれども。そうせんと、屋根の問題もそうです。もう何年なります。もう、そういうところ、誠意ないようなやり方やったら、もう崩してしまえというぐらいの気持ちです。  だから、カナリーホールのほうはかなり金をかけて常に補正予算を組んだり、修理費、ああだこうだとしてますけど、外のほうはほとんどないじゃないですか。  ぜひひとつ、そういうことで、堤のことも今議員に言ったって意味がわからないですから、何が堤か、あのぐらいでと。ところが、当時の地主、地域、時津町の考え方が、残しましょうと言って残したのがあの池ですから。そこだけはしっかり、いわれなんかも書いて、あそこを利用する皆さんにわかってもらうようにしてください。そうせんと、10年、20年、30年たったら、何でここがという感じになると思います。あそこはずっと野田の人たちが、あそこの水を頼りに田んぼをつくっておったわけですから。あるいはミカンをつくっておったんです。そういう歴史的なところですから。ぜひひとつ、町長、あなたを信頼しておきますので、部下を叱咤激励していただいて、早目に完成するようにさせてください。お願いします。  以上です。お答えください。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  池の漏水というふうなもの等につきましても、あそこにかなり雨が降ったときにどこまでたまるのかというふうなことを調査をしとってくれと。そして雨が降ったときに雨量計でどこら辺までたまるのか、そしてそれがどれぐらいたったときに減っていくのかというようなことを調査をするようにというような指示をしてやっておったわけです。この漏水がなかなか見つけ切らずに、ただ、今、少しそういうような格好で漏れていくというようなことがあっているもんですから、少し池の底のほうを上げる必要性があるのかなというようなことでちょっと思っておるわけですけれども、漏水部分を補修するといいますか、そういうようなこと等をする必要があるのじゃないかなというようなことで思っておりますけれども、工事をする前には再度、あそこに水を入れ込んで、そして、どれぐらいしたらどれぐらい減るのかと。どこら辺から減るのかというようなこと等は十分調査をしながら進めていきたいというふうに思っております。               (不規則発言あり) ○議長(山上広信君)  暫時休憩します。             (午前11時32分 休憩)             (午前11時34分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  今回の予算では、子育てしやすいまちづくりの事業の中で、本庁舎2階の喫煙所をキッズルームに改修する工事が出ておりますけれども、これは庁舎に来られている方からキッズルームにしていただきたいというような要望があったのか、この工事を決定したいきさつを教えていただきたいと思います。  あと、子育て支援ガイドブックのほうも内容はどういう内容か教えていただきたいと思います。 ○議長(山上広信君)  行政管理課長。 ○行政管理課長(出岐貴弘君)  まず、私のほうからキッズルームの改修工事の件についてお答えさせていただきます。  今回、本庁舎2階のロビーの喫煙ルームをキッズルームに改修ということでさせていただいておりますけれども、これに至った経過につきましては、まず、本町の場合、職員からの提案制度という、例えば業務改善であったりとか、職場環境の改善、そういう職員から提案を受ける制度というのがございます。そこの提案制度の中で、福祉課のほうから、実際そこでお子様連れの保護者が非常に来庁するケースが多い窓口でございますので、役場の2階ロビーの真ん中の階段ですが、あそこで手続をしている間に子供さんが遊んでいるとか、そういうときは従前、職員のほうが気にかけて対応していたんですけれども、そういう部分が見えたということで、職員のほうが自分の家から絵本を持ってきて子供さんに渡したと。そうしたら子供さんは静かにいすにすわって本を読んで待っていたと。そういう状況が見られたということで、今回職員提案という中で福祉課から提案が上がってまいりました。それを内部の審査会のほうで審査をいたしまして、一定、子育て支援ということで必要性があるということで、今回予算のほうを計上させていただいたという経過でございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  福祉課長。 ○福祉課長(太田信孝君)  私のほうから、子育て支援ガイドブックの内容について御説明をいたします。  現在、時津町におきましては、福祉課だけではなく、各課で子育て支援に係る事業というのを実施をしておりますが、その周知方法は各課がそれぞれ広報やホームページ等で周知をしているところですが、そういった中で全体的な部分を捉えたものがないという状況でございました。  子育てをされている方の情報紙として、これらの情報を取りまとめて、各種制度、相談窓口を含めたところで紹介するものを作成する予定としております。  全体の構成といたしましては、子供の成長時期ごとに分類をした形で整理をして作成をしたいというふうに考えております。  配布方法についてなんですけれども、一応、子育てされている方メーンに各施設等で配布をしたいとは考えておるんですが、今回初めてということもございますし、祖父母の世代の方にも内容をごらんになっていただきたいという思いを込めて、全世帯配布とすることと予定しております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  キッズルームですけれども、66万4,000円ですか、予算がついておりますけれども、部屋の中の内容といいますか、例えば、ただいすだけを置くのか、それともテレビとかビデオなんかを見せるようにするのか、その辺を教えてください。 ○議長(山上広信君)  行政管理課長。 ○行政管理課長(出岐貴弘君)  お答えいたします。  工事の内容につきましては、既存の喫煙所が壁で仕切られておりますので、まずその壁を撤去いたしまして、オープンスペースにすると。オープンスペースにした部分にクッション材的な、床に置くような素材があるかと思うんですけれども、よくデパートとかそういうところにあると思うんですけれども、そういうクッション性があるものを床に敷きまして、それで一定のスペースを確保するということで考えております。  今議員から御質問がありましたテレビとか、そういう部分につきましては、一応置く予定ではございません。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  最後です。本みたいなものは置きますか。 ○議長(山上広信君)  行政管理課長。 ○行政管理課長(出岐貴弘君)  申しわけございません。今回、どうしても絵本とか、ちょっとしたおもちゃとか、そういう部分が必要かと思っておりますけれども、一応これにつきましては、職員のほうでもう既に自分の家のほうで使用しなくなった絵本とか、そういうものがあるかと思いますので、そういう部分は、職員のほうから募りまして、設置をしたいというふうに考えております。  それと済みません、もう1点忘れておりましたけれども、床のほうのクッション材もですけれども、一応壁のほうも安全性を考えまして、一定の高さまではクッション材で覆うような形で、安全面のほうにも配慮したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  お尋ねします。  ふるさと納税の農業振興奨励金とふるさと納税業務委託費の内容を教えてください。
     それと、3世代同居・近居促進リフォーム補助金、これの内容を教えてください。 ○議長(山上広信君)  産業振興課長。 ○産業振興課長(松園喜秀君)  それでは、お答えいたします。  まず、ふるさと納税農業振興奨励金でございますけれども、こちらにつきましては、当初予算で428万7,000円組んでおりました。内訳は、ミカン部会225万円、ブドウ部会174万6,000円、ビワ部会29万1,000円でございました。  このうち、ビワ部会につきましては、ことしの冬の大雪によりまして、ビワのほうの提供ができませんでしたので、あと、ミカンとブドウのほうを御提供いただいたわけなんですけれども、非常に農協の生産部会等から多大な御協力を得まして、結果としまして、ミカン部会が436万8,000円、ブドウ部会が300万円、あと、時津ワイン研究会が53万2,000円必要になりまして、合計で790万円の奨励金が必要となっております。  これを差し引きまして、361万3,000円を今回補正予算で組ませていただいております。  続きまして、ふるさと納税業務委託費でございますけれども、こちらのほうにつきましては、答弁のほうでもありましたけれども、管理システムの導入委託としまして、新しく管理システムを導入する費用としまして172万8,000円でございます。  そして、既にさとふるというサイトを使っておりますけれども、こちらのほうには寄附額に応じまして負担割合としまして12%を納める必要がございますので、今回、ふるさと納税の寄附額を1億8,000万円から3億円に増額しておりますから、3億円に十分足りるような委託料ということで、380万8,000円を計上しております。  このほか、先ほど言いました、新しくシステムを導入した後の保守委託費用としまして、16万6,000円を組ませていただきまして、合計で578万2,000円の補正予算の要求額となっております。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(朝長郁雄君)  3世代同居・近居促進事業についてお答えいたします。  この事業は、補助率が5分の1で、上限が40万円でございます。  近居といいますのは、基本的には時津町内ということでございます。それと、子供につきましては、小学生以下の子供が対象になります。  それと、住宅の改修につきましては、同居というのが前提条件ということでございます。これは周知期間も当然要りますので、今回、御了解をいただければ、直ちに広報等において周知を行いたいというふうに考えております。  今の予算では、全体で5件程度の件数を計画いたしておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  先ほど、賛成討論と質疑とを間違えまして、おわび申し上げます。  今回の補正予算につきましては、あのカラー舗装のときに、中央1号線ですか、言いましたとおり、これは久しく二十数年ぶりですね、新たにやり直すということで、恐らく地元の人も、そしてあそこを通る人たちも安心して通れる道路になるものと、楽しみにしてくれていると思います。  特に、吉田町長におかれましては、このほかにも補正予算の中で、町道点在維持補修、それも1,000万を超えることで予算を組んでいただいておるし、それと、当初でも約3,000万でしたか、それを合わせて4,000万です。平瀬町長時代の2年分です。一気に持ってきていただいた。大変、実は喜んでおります。  やっぱり、いつもお願いをしているとおり、道路というのは、小さな子供から障害者から、あるいはお年寄りから、もうみんな、時津町民3万人おれば3万人通る道路です。通る部分が幾らか違うにしても、どれだけ助かるかということです。特に、私がいつも言うとおり、通学道路、ここの外側線がほとんど消えている。一番ひどい所は9割が消えているところもあるんです。ずっと私はバイクで回って確認しておりますから。  所管が現地を回って、どのぐらいの延長になるか、それを調べてみましょうと、前向きに言っていただいています。大変喜んでおるんですけれども、今後ともひとつ、町長、道路は修理しても修理しても追いつかないというのが実態です。  きのう、おとといでしたか、平瀬元町長と福祉協議会で会いまして、話をしまして、実は、あなたの姿勢を当時の副町長であった吉田町長がついでくれて、こういう予算を組んでいるよと。ほう、すごかねと彼は言っていました。だからそういう形で、この道路の問題は今後ともひとつ、あなたのメーンの仕事として考えていただいて、財政やりくりで大変でしょうけれども、道路に関しては、少なくともあと3年近く任期がありますから、ぜひ頑張っていただいて、全然変わったなと言われるまちづくりを目指していただきたいということでございます。  もう一つ、さっきから問題になっておりました、意見か質疑か、意見が多過ぎると言われましたけど、意見も質疑も長年議員をしていると、えっと変わらんことがあるんです。そういうところはきれいごとで通用するかどうかということです。そういう面で、実際言って、意見はだめだと議長も注意しました。しかし、私は少なくとも補正予算で関連してやっているわけですから。だからそこをどう見るかです。それも意見と言われればそうかもしれないし。私本人は質疑と思っているんですから。  ぜひ、あの池の問題も屋根の問題も、大変長年の懸案問題ですから、今まで時津町がおろそかにしておったと、私はあえて言います。今ようやく、吉田町長が細かく言っていただいて、よし、これは期待できるなと、ようやく期待感を、今度は補正予算の質疑を通じてわかっております。  ぜひひとつ、なるだけ早く結論をしていただいて、当時の議会がお願いしておったようなカナリーホールにしてくださいということを意見として付しまして、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  今回の議案第52号の補正予算について賛成意見を述べます。  まず、私が注目しているのは、今回2件あります。1つは商工費、ふるさと納税の事業費です。これが、当初から3億円を見込みますという話でしたけれども、当初から3億載せればよかったんでしょうけど、何か思惑があって2段階に分けたということで、今回補正で上がってきましたけれども、計画どおりに3億円、進んでいるんだなということで、このふるさと納税の事業費が上がれば、もちろん農業の振興費、奨励金もどんどんふえるということで、非常に好循環であることも一つの材料ですし、やっぱり職員さんが一生懸命やっているという姿が見えますので、今後もこのふるさと納税の事業費は、あるうちにどんどん上げてもらいたいと思いますし、頑張ってほしいと思います。  それからもう一つ、今、川口議員もおっしゃいましたけれども、道路に非常に吉田町長は力を入れていらっしゃるんじゃないかなと思います。  それで、この町道の点在補修、その他の補修工事事業、当初予算が3,000万円、そしてまたプラス1,300万円、さっき、質疑でこの1,300万円も何で上がったのかを聞こうかなと思ったんですけど、せっかくよいことをしているのにまたやぶさかなことを言ったら大変だと思ってやめましたけれども、5年ほど前は、多分、予算が1年間で1,000万円しかなかったんじゃないかなと思います。それで、町民の方はやっぱり、道路に関して補修をしてくれと結構言うわけです。その中でお願いに行ったら、ちょっともう予算がない、予算がないからちょっと待ってくれ、評価にかけてみるからということで、ずっと待たされて、結果的にできなかったと。そういったことも多々ありましたけれども、それが吉田町長にかわってから2,000万になり、ことし3,000万ですか、当初予算をつけてもらった上にまた1,300万、合計4,300万ついているわけです。これでもう非常に、課長も大分頭をひねることが真っすぐになったんじゃないかなと思いますし、やりやすくなったんじゃないかなと思います。非常に評価いたします。  この2点を特に大きく評価いたしまして、賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  賛成の立場から申し上げます。  今般、一般質問の中でふるさと納税に関する指摘事項といいますか、質問事項が幾つか出て、町の答弁はいただいたわけですけれども、今回、まだ当初予算を執行してから4カ月の段階でこういう大幅な補正を組んでいるわけですけど、実際はしかし、結局、年度末を見てみなければわからないというのが、このふるさと納税の経過じゃないかなと思います。  場合によっては、遠からず、減額補正を組まなければいかんというようなこともないとはいえない。しかし、その要素はどこにあるかといったら、あのときに質問しましたように、品質の保全をいかに担保するかというところが一番重要じゃないかと思う。そういうふうなところにしっかりと要点を置いていただいて、円滑なふるさと納税の指針に沿った執行がされるように、これは2面あります。これに伴うものというのは。例えば、ふるさと振興に伴う地域振興策、それと幅広い行政サービスが打てるという、その二面性があるわけです。そこら辺にしっかり要点を置いて行政を進めていただきたいと、予算を執行していただきたいということを付しまして、賛成意見とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第52号について賛成意見を述べさせていただきます。  今回の予算の中に初めてとぎつっ子の夢を育む基金の運用の中の4分の1ですね、6月に議会が提案してから初めて今回このような予算がついております。子育てしやすいまちづくりの事業として喫煙所をキッズルームにかえる、また、子育て支援ガイドブック、また、スポーツ文化活動支援事業など、本当に4分の1が、いろいろ今から先、地域活動の支援事業として使われるようになるということで、議会としても6月に決めてようやくこれが皆さんに使われるようになったということで喜んでおります。昨年も4,000万、売り上げからこちらの事業のほうに入っております。やはりいろいろ、今から先、もっと活用する事業は多いと思いますので、ぜひ町として、また議会としても見守っていきたいと思っております。  この事業がしっかりできるのを希望いたしまして、今回の補正予算の賛成意見とさせていただきます。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成意見はありませんか。  9番、新井君。 ○9番(新井政博君)  文化の森公園の件ですけれども、あそこには原爆で亡くなった方と江戸時代のほうそう、要するに天然痘で亡くなった方々の慰霊碑を時津町が建立してありました。それを知ってか知らずかはわかりませんけれども、草ぼうぼうになった状態ということで、近場に移設をしていただくということになりました。これは本当に、亡くなられた方に対して、非常にありがたいことじゃないかなと思っております。  それと、時津町のシンボルであるところのさばくさらかし岩です。今、非常に樹木が生い茂って、半分以上見えなくなっております。さばくさらかし岩というのは、倒れそうで倒れないというのが、奇岩と言われる由来です。底のほうが物すごく細くなっているんです。それが恐いということで、あそこで行商人が倒れるのを待っておったらサバが腐ってしまったということも昔話であります。ぜひ、これがおりましたら、早急に着手していただいて、時津町のシンボルであるところのさばくさらかし岩を今後とも守っていってほしいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  今回のこの補正予算で、私が一番よかったなと思うのは、やはり福祉課のほうの提案でロビーにキッズルームを作成していただくということで、相当ロビーの雰囲気が明るくなるのではないのかなと。そしてまた、町民の皆さんが来てもすごく和やかな雰囲気になるのではないのかなということで、とてもよかったなと思います。  それに、また子育て支援を町が何をしているかというのを一冊の冊子にしていただいて配っていただけるということで、もうずっとこれは念願していたことで、以前からプリントを出してもらったりとか、ぎっちゅに載せてもらったりとかしていましたけれども、一冊、それがあれば、もう子育てで何をやっていただいているのかというのが一目瞭然で、子育てをしていらっしゃる方の非常に力強い味方になるのではないのかなと思いますので、本当にありがたいことだと思います。  そして、3世代同居・近居促進リフォーム補助金というのも少子高齢化に対する対策でありますので、ぜひ200万、全部消化することができるように、町民の皆さんに宣伝をしていただきたいと思います。  それと、ふるさと納税の予算も、本当に一生懸命頑張っていただいた結果だと思いますので、本当にありがたいことだと思いますので、ますます町内の業者さんが活性化するように、またさらに頑張っていただきたいという意見を付しまして、賛成いたしたいと思います。  以上です。 ○議長(山上広信君)  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  多くの賛成意見が出ておりますが、一言私も賛成意見を述べさせていただきたいと思っております。  今回の補正、半年が過ぎたわけでございますが、2億5,000万の補正。この事業において、ひもつき的なものが少なく、単独事業が大きく作用しているのかなと。2億5,000万あればかなりの事業ができると、目を見張って今回の補正を眺めております。  これも町長の決断、そして、担当部局の御尽力のたまものと心から感謝を申し上げておるところでございます。  西時津の公民館の補助、カナリーホール、いろいろあっております。農業支援についてもそうであります。  今後半年しかありませんので、強いて言うならば、繰り越しのないよう、実現することを特にお願い申し上げまして、賛成意見とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第52号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。             (午後 0時00分 休憩)             (午後 1時15分 再開) ○議長(山上広信君)
     休憩前に引き続き、会議を開きます。             ~日程第6 議案第53号~ ○議長(山上広信君)  日程第6、議案第53号、平成28年度時津町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第53号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第7 議案第54号~ ○議長(山上広信君)  日程第7、議案第54号、平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第54号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第8 議案第55号~ ○議長(山上広信君)  日程第8、議案第55号、平成28年度時津町介護保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第55号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。             ~日程第9 議案第56号~ ○議長(山上広信君)  日程第9、議案第56号、平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第56号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第10 議案第57号~ ○議長(山上広信君)  日程第10、議案第57号、平成28年度時津町水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)
     反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第57号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第11 議案第58号~ ○議長(山上広信君)  日程第11、議案第58号、平成28年度時津町下水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第58号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次の日程に入る前に議員の皆さんにお願いをいたします。  日程第12から日程第18までの7件の議案は、各会計の前年度の決算の議案です。この7件の議案の質疑は、決算書については町長へ、決算意見書については監査委員へお願いいたします。  また、この7件の議案は、所管の委員会へ付託することになりますので、おのおのの議案が付託される所管委員会の議員の質疑については、御遠慮いただきますようお願いいたします。そして、その遠慮した分につきましては、委員会の審査の中で大いに質疑を交わしていただきたいと思います。  どうぞ、議事進行に議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。            ~日程第12 議案第59号~ ○議長(山上広信君)  日程第12、議案第59号、平成27年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第59号は、なお内容審査のため、総務文教常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、総務文教常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま総務文教常任委員会へ付託した議案第59号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第59号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第13 議案第60号~ ○議長(山上広信君)  日程第13、議案第60号、平成27年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第60号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第60号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第60号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第14 議案第61号~ ○議長(山上広信君)  日程第14、議案第61号、平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第61号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第61号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第61号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第15 議案第62号~ ○議長(山上広信君)  日程第15、議案第62号、平成27年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)
     質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第62号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第62号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第62号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第16 議案第63号~ ○議長(山上広信君)  日程第16、議案第63号、平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第63号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第63号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第63号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第17 議案第64号~ ○議長(山上広信君)  日程第17、議案第64号、平成27年度時津町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第64号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第64号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第64号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第18 議案第65号~ ○議長(山上広信君)  日程第18、議案第65号、平成27年度時津町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第65号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第65号の件は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第65号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第19 議案第66号~ ○議長(山上広信君)  日程第19、議案第66号、工事請負契約の変更について(町道子々川日並線法面工事)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  町長は予算の編成権も持っておられますから聞きますけれども、左底横尾線でもそうでしたが、財政の効率化ということで、無駄な金は使うなという資金ということは十分理解しておると。それは当然、もっともな、しかるべきことです。ただ、この8,490万に対して、4,000万を超える補正額で出てきたわけです。その理由は、実際、現場に工事が入ってみたら硬岩が出てきたとか。そこで、僕はこの間議運でも指摘しておったんですけど、今度ボーリング調査は1カ所しかしていなかったと。できれば、なるだけなら金を使わないというのはそれでもいいんですけど、やっぱり現場次第では、特に山なんていうのはそうですけど、かつて公共下水道の本管推進工事の、これが出てきたんです。今の8工区ですか。そういうことを考えれば、ちょっと要らん金になるかもしれんけど、基礎調査に少し金をかけて、スパンを短くすると。150メートルに1カ所やったら、せめて2カ所か3カ所して、幾らかかったにしても。そうすると、8,900万あったならば、1億二千何百万になったら4,000万も変更ということ、きょうも僕は午前中に三菱関連の会社の社長をされていたという人と話したんですが、このような契約変更は民間では考えられないということです。だからぜひ、そういう意味では、もう少し基礎調査をするときに、予算の金額のかけ方をふやしたらどうかなと思うんです。そうすると、場合によっては、そのときに、例えば3本ボーリング調査した、もう出ておったと、よし、ここはこうだからこれだけの予算でいいだろうと。それは最初から1億2,000万あろうが、あるいは1億で終わっていたかもしれんし。わからないわけです。だから、願わくば、そういう基礎データには、ボーリング調査等については今後ともあるかもしれませんので、どうでしょうか、もう少し詳細なデータをつくるために、財源の配分からいっても難しいところもあると思うんですけど、もう少し詳細に基礎データをつくる必要があるんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょう。 ○議長(山上広信君)  町長。 ○町長(吉田義德君)  今回の多額の補正をお願いしたというふうなことにつきましては、まことに申しわけないというふうに思っております。  今回の変更の主な要因としましては、今御指摘のあった岩質の変更ということと、それから、工事の箇所を増加をしたということが原因ということになっております。4,000万のうちの1,500万程度が岩質の変更ということでございます。  御指摘のとおり、ボーリングの地質調査をどれぐらいやるかというようなこと等によって、そうしたもの等は変わってくるということがございます。私どものほうといたしましても、国等が道路工事等をやっているときの標準というものが、大体100メートルから300メートルに1カ所ぐらい、ボーリングで地質を調べるというようなことをやっておるわけでございます。  今回の私どもの子々川日並線というところの山切りでは、3カ所のボーリング調査をやっていたというようなことでございますけれども、実質的にその岩質等が変更せざるを得なかったということもございまして、私のほうも今回やった部分の中で、少し考えないといかんというようなこと等は、担当課のほうともちょっと話をいたしました。  大体、1カ所ボーリングをやって、場所によっても違うんですけれども、足場を組んだり、もろもろを含めますと、1カ所当たりどうしても60万とか、それぐらいの金がかかってくるわけでございます。ですから、大体岩盤が同じようなことで想定をされるというようなことがあった場合には、極力費用を減らすためにやっておるわけでございますけれども、今後そうしたところは十分注意をしてやっていきたいと。  あと、追加してやったというところもあるわけでございますけれども、今回特に、民間の近くでアイオン等をたたいて、非常に大きな音を出していて、物すごくうるさいというようなことで、その工期等をできるだけ早く終わらせてくれという地元の要望等もございまして、今回、追加をした部分というのもございましたもんですから、それで工期的には4カ月程度短縮をできる、通算しましたら、別発注というようなことを考えた場合には。そういうこともございまして、今回大きな変更をお願いをしたということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長(山上広信君)  ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  8番、山脇君。 ○8番(山脇 博君)  先ほどの町長の答弁の中で、住民に非常に迷惑をかけていると。細かく言わせていただければ、その目の前が私のおじで、その隣が私の弟です。うるさいというもんじゃないということで、私も現場に行きましたけれども、とにかく電話もできない、お互いの会話もできないほどのうるささが実際でございます。ですから、工期を短くしていただくというのは、これはもう本当に賛成でございます。  それから、工事を急ぐあまりに事故等がないように、警備員等もふやしていただいておりますし、担当課長にもお話をさせていただいて、速度を落としてくれとか、やはり、地元車優先に心がけていただくように、業者のほうに指導等を徹底していただいて、警備員に対する指導もしていただいて、事故がないように、早期完成を願う者として賛成といたします。
    ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第66号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第20 議案第67号~ ○議長(山上広信君)  日程第20、議案第67号、町道の路線の認定について(第5木場崎線)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第67号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第67号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第67号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第21 議案第68号~ ○議長(山上広信君)  日程第21、議案第68号、町道の路線の認定について(第3中島線)の件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  お諮りします。  議案第68号は、なお内容審査のため、産業厚生常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は産業厚生常任委員会へ付託することに決しました。  続いてお諮りします。  ただいま産業厚生常任委員会へ付託した議案第68号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第68号は、9月27日までに審査を終わるよう、期限を付することに決しました。            ~日程第22 議案第69号~ ○議長(山上広信君)  日程第22、議案第69号、教育委員会委員の任命についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  吉田さんは、今まで児童民生委員として一生懸命子供たちのためにしていただきまして、子供に関する行事にはほとんど参加をしていただき、子供たちの相談なんかも一生懸命していただいております。本当に適任でありがたいことだと思いますので、賛成をしたいと思います。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第69号は、これに同意することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第69号は、これに同意することに決しました。            ~日程第23 議案第70号~ ○議長(山上広信君)  日程第23、議案第70号、時津町固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第70号は、これに同意することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第70号は、これに同意することに決しました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  明日からは本会議を休会し、9月28日に議会最終日として本会議を開会いたします。  本日はこれで散会します。             (散会 午後 1時38分)...