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平成25年第2回定例会(第4日 6月 7日)

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  1. 時津町議会 2013-06-07
    平成25年第2回定例会(第4日 6月 7日)


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    平成25年第2回定例会(第4日 6月 7日)               平成25年第2回定例会 (平成25年6月7日)  出席及び欠席の状況  出欠議員の氏名   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   川 原 貴 光  出    9   新 井 政 博   出     2   濱 﨑 幸 徳  出   10   山 上 広 信   出     3   吉 川   勝  出   11   辻   和 生   出     4   山 口 一 三  出   12   矢 嶋 喜久男   出     5   浜 辺 七美枝  出   13   相 川 和 義   出     6   中 原 裕 子  出   14   川 口 健 二   出     7   山 下 しゅう三 出   15   浜 田 孝 則   出     8   山 脇   博  出   16   水 口 直 喜   出 議会事務局
      事務局長    太 田 達 也   補助職員      竹 馬 真 人 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   建設部長      椎 葉 徳 雄  副町長福祉部長事務取扱       区画整理課長    江 頭 春 彦           浦 川 裕 水  教育長      神 近 孝 司   都市整備課長    朝 長 郁 雄  総務部長     田 口 房 吉   産業振興課長    吉 川 忠 彦  総務課長     前 田 純 孝   農業委員会事務局長 松 尾 祐 二  企画財政課長   中 尾 博 英   水道局長      吉 岡 勝 彦  情報管理課長   岩 永   勉   上下水道課長    吉 武 愼 時  税務課長     小 森 康 博   会計管理者会計課長                               森   高 好  住民環境課長   帶 山 保 磨   教育次長      森   達 也  福祉課長     請 田 和 則   学校教育課長    髙 田 勝 也  保育所長     扇   美智子   社会教育課長    蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長           溝 上 辰 雄   長崎国体推進室長  松 園 喜 秀  高齢者支援課長  永 尾 和 敏 議  事  日  程                    開  議      議案説明 日程第1 議案第34号 職員の給与の臨時特例に関する条例      議案第35号 工事請負契約の締結について(時津東小学校校舎増築工事)      議案第36号 町長、副町長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例      議案審議 日程第2 議案第29号 時津国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第30号 時津福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第31号 時津水道事業及び下水道事業設置等に関する条例の一部を             改正する条例 日程第5 議案第32号 平成25年度時津一般会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第33号 財産の取得について(時津消防団用消防車輌購入日程第7 議案第34号 職員の給与の臨時特例に関する条例 日程第8 議案第35号 工事請負契約の締結について(時津東小学校校舎増築工事追加日程第1 議員提出議案第1号 「議案第35号 工事請負契約の締結について(時津                 東小学校校舎増築工事)」に対する附帯決議 日程第9 議案第36号 町長、副町長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例 日程第10 議案第22号 公有水面埋立地用途変更について 日程第11        所管事務調査について(議会運営委員会日程第12        所管事務調査について(議会広報編集特別委員会日程第13        所管事務調査について(総務文教常任委員会日程第14        所管事務調査について(産業厚生常任委員会日程第15        議員の派遣研修会等の報告について 日程第16        議員の派遣について                  閉議、閉会              (開議 午前 9時30分) ○議長(水口直喜君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。  本日、町長から議案第34号から議案第36号までの3件の議案が議長あて提出されております。  これで、諸般の報告を終わります。       ~日程第1 議案第34号・議案第35号・議案第36号~ ○議長(水口直喜君)  日程第1、議案第34号から議案第36号までの3件を一括議題といたします。  提出者町長議案の説明を求めます。  町長。 ○町長吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  それでは、本定例会追加議案として提出をさせていただきました議案第34号から議案第36号について、順次御説明を申し上げます。  まず、議案第34号、職員の給与の臨時特例等に関する条例について御説明いたします。  本議案は、総務大臣から、日本の再生のため、防災・減災事業に積極的に取り組むとともに、一層の地域経済活性化といった課題に迅速かつ的確に対応するため、また、今後消費税の増税について、住民の理解を得て進めるべく、公務員が先頭に立って取り組みを進めていく姿勢を示すよう要請があったことなどを踏まえ、職員の給与の臨時特例措置を定めるものでございます。  具体的には、国及び県の取り組み状況等に準拠し、平成25年7月から平成26年3月までの間、職員の給与を減額することといたしております。  以上で、議案第34号の説明を終わります。  次に、議案第35号、工事請負契約の締結について御説明いたします。  本案は、時津東小学校校舎増築工事請負契約でございます。  この契約に当たりましては、10業者を指名し、5月31日に入札を執行いたしております。その結果、西日本菱重興産株式会社が、1億3,616万6,000円で落札いたしております。これにより、消費税を含め、1億4,297万4,300円で契約を締結しようとするものでございます。  工事概要につきましては、新校舎は鉄筋コンクリートづくり2階建てで、床面積は、542.9平方メートルで、4教室を配置いたします。  既存建物の増築は、鉄骨づくり平家建てで、床面積、31.5平方メートルでございます。この増築分は、職員用更衣室を配置し、現在の更衣室は、壁等を取り除き、手狭となっております職員室のスペースといたします。  また、新校舎建設予定場所にある既存体育倉庫につきましては、解体し、運動場のほかの場所に新築いたします。  そのほかに、特別教室等から新校舎までの渡り廊下の新築と、これに接続する特別教室等の改修を行います。  工期につきましては、本議会で御承認をいただきましたら、平成25年6月13日から平成26年1月8日までの210日間を予定しております。  つきましては、議会の議決に付するべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  以上で、議案第35号の説明を終わります。  議案第36号、町長、副町長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例について御説明いたします。  本議案は、職員給与制度の改正の状況等を踏まえ、臨時特例の措置として、平成25年7月から平成26年3月までの間、町長、副町長及び教育長の給与の1割を減額するものでございます。  以上で、議案第36号の説明を終わります。  よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(水口直喜君)  以上で、議案の説明を終わります。  これより、議案研究のため、暫時休憩します。              (午前 9時35分 休憩)              (午前 9時35分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次の日程に入るに先立ち、議員の皆様に議案審議についての留意事項をお伝えいたします。  会議規則第54条で、質疑に当たっては、議題外やその範囲を超えたり、自己の意見は述べることができないことになっており、会議規則第55条で、質疑は同一議員につき、同一の議題について引き続き3回を超えることができないことになっております。そのような発言があったときには、議長が制止しますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。  どうぞ、議事進行議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。              ~日程第2 議案第29号~
    ○議長(水口直喜君)  日程第2、議案第29号、時津国民健康保険税条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第29号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。              ~日程第3 議案第30号~ ○議長(水口直喜君)  日程第3、議案第30号、時津福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第30号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。              ~日程第4 議案第31号~ ○議長(水口直喜君)  日程第4、議案第31号、時津水道事業及び下水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第31号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。              ~日程第5 議案第32号~ ○議長(水口直喜君)  日程第5、議案第32号、平成25年度時津一般会計補正予算の件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第32号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。              ~日程第6 議案第33号~ ○議長(水口直喜君)  日程第6、議案第33号、財産の取得についての件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。  11番、辻君。
    ○11番(辻 和生君)  議案第33号、財産の取得であります。  今回の消防ポンプ自動車2台と、それから、消防小型ポンプ積載車8台が全て整備をされるわけですが、いわゆる、車輌は整備されても、やはりそれを保管する倉庫、消防用倉庫がまだ今後整備をしなければならない状況にあるというふうに思っております。  特に、久留里地区、今回新しく消防車の入れかえがあるわけですが、そこの移設は急務ということであります。手続等がスムーズに進んでいないというような状況の中で、県当局に対するスムーズな申請、そして処理というものはきちっとしていただきたい。また、そのほか、元村、あるいはまた、他地区を順次整備を今後していかなければならないというふうに思うわけでありますので、今後は、消防用倉庫の整備について、早急な推進、そしてその対策を求めて、賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  平瀬町長もそうでしたけども、吉田町長になってなお一層、町民の財産、あるいは生命を守るという見地で、積極的に車の入れかえ等を中心にやっていただいて、大変心強く、実は思っております。  特に、時津町の状況もますます都市化してきて、大きな店とか高い建物というのがふえてきておるんですね。そういうことについては、タイムリーに私は対応していただきたいという中でお願いしておりましたら、日並地区を担当する分団に、今度、ポンプですか、1ランク、2ランク上の車を購入する、配置するということで、大変心強く思っております。  今後はやっぱり、あと元村地区とか、どのように考えておられるのかということはあるんですけども、ぜひひとつ、辻議員賛成討論にあったとおり、今後ともなお一層の努力をしていただきたい。  それと、実は、きのうきょう問題になっているのは、きのう山口議員から出た西時津消防格納庫の問題です。公園化して駐車場も確保したいということです。これ、私はもう日ごろからずっと思ってきて、実際そうなんだなと。警察署が割り切れば、きのう某議員も言ったですね。わざわざ消防格納庫まで来て、飲みよっとがおるかおらんか見て、どうだこうだと。そういうこともあって、きたないところもあるんだと言いよった。ところが、それは当たり前でもあるわけですね。問題は駐車場の確保の問題なんですよ。緊急で消防団、あるいは消防署員が、例えば駆けつけていくときは、法律を適用しないという条文があればいいけども、それはないわけでしょ。国民ひとしくの交通法規であれば、特例があれば幸い、私は何も心配しません。ところが、西時津で、山口議員のお宅の隣のアパートが火災になったとき、なかなか消防団が集まりませんでした。しかし、集まったときは、車はもうそのまま置いていくわけですよ、格納庫のそばに。ということがあって、これは本当に大変じゃなということで。だから、私は、今後消防格納庫を設置する場合は、大変難しい問題です。時津の状況からいけば。しかし、少なくとも駐車場の確保は、何台か、道端にとめんでいいように。特に浜田の7分団。あそこは浜田公園の前ですよ。公園の中でも車を緊急の場合入れてもいいというものがあればいいですけども、それはないとすれば、小橋さんから浦馬場さんの前、旧ハマサキタケオさん、ずっと路肩に車をとめにゃならんという問題は出てくるわけです。元村もそうでしょ。浦郷ももちろん、あそこは埋め立てで、幾らか余裕がありますけど、長崎バスのステーションの前であるということから、どこを見ても、やっぱり、駐車場に対しては十二分じゃないです。  当然のことですけど、今後、吉田町長、ぜひ、消防格納庫の移転、その他の場合は、少なくとも駐車場が5台ないし7台、10台ぐらいはですね。団員数が24名でしょ、今、固定が。定数24ですから、1分団にせめて10台前後はおけるように配慮しておかないと、例えば駐車違反でやられたときに、町長公安委員会に対して、もの申して行って、それが通用すればいいですよ。お役目ごくろうさんで許してもらえると。それは多分ないと思うんですよ。特例はないと思います。それを考えれば、消防団員は地域のために命、財産守るために駆けつけてきて、罰金も払わなければならんと、免停くると。こんなばかなことはないわけですよ。ぜひ、これを機会に私は、日ごろ言いたかったことを言わせていただいておりますけども、今後、消防力の強化、拡充の際は、駐車場は最低限の条件だというのを全体に判断してもらいたいと、そういう要望をつけて賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はあありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第33号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。              ~日程第7 議案第34号~ ○議長(水口直喜君)  日程第7、議案第34号、職員の給与の臨時特例に関する条例の件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。 ○議長(水口直喜君)  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第34号、職員の給与の臨時特例に関する条例に対する反対討論を行います。  政府はことし1月、国家公務員の平均7.8%賃下げに準じて、地方公務員賃下げを要請する閣議決定をしました。そして、賃金削減相当分地方交付税で削減することを含む2013年度の予算を決定しました。国家公務員賃下げの議論の際、政府は労働組合に対し、地方への賃下げの要請や、それを前提とした財政措置は行わないと明言してきました。  今回の措置はこの方針を何の説明もなく変更するものです。国家公務員賃下げ自体が不当なものであり、それを地方に押しつけることは許されません。今回の賃下げ攻撃の狙いは何でしょうか。1つは、労働者全体の賃金水準を抑え込むことです。今、デフレ脱却景気対策の最重要課題です。安倍首相自身も企業に賃上げを求めています。真剣に労働者賃上げを求めるのなら、全ての労働者賃下げにつながる地方公務員賃下げ要請は直ちに撤回するべきです。  もう1つの狙いは、政府が既に始めています生活保護などの社会保障改悪や、消費税増税によって、国民に負担増を押しつけるための露払いとしていることです。新藤義孝総務大臣は、1月28日、自治体の長に賃下げを要請する書簡を出しました。この中で、今後負担増をお願いすることになる消費税について、国民の理解を得ていくためには、まずは公務員が先頭に立って、さらなる行財政改革に取り組む姿勢を示すことが重要としています。本町の議案説明にも、今後、消費税の増税について住民の理解を得て進めるべく、公務員が先頭に立って取り組みを進めている姿勢を示すよう、要請があったことなどを踏まえ、職員の給与の臨時特別措置を定めるとなっています。  消費税増税そのものが、日本経済も財政も破綻させ、国民の暮らしを破壊する間違った政策なのに、その露払いのための賃下げには、絶対に賛成するわけにはいきません。  この2つの狙いとともに、3つの大問題があります。  1つは、地域経済に深刻なダメージを与えることです。労働問題の研究機関である労働総研の試算によると、公務員の賃金を10%引き下げた場合、その影響は626万人に及び、GDP国内総生産は約3兆円減少、税収では、5,000億円のマイナスになるとしております。今回の賃下げは、こうした地域経済への悪影響を本格的に広げるものです。  2つ目が、地方自治の原則を土台で踏みにじるものであることです。地方公務員の賃金、労働条件は、自治体での労使交渉を踏まえ、議会の議決を経て決めることが法律にも明記されています。政府が賃下げすることを前提に、相当額地方交付税から削減することは、事実上の強要となり、明らかな地方自治への介入です。  3つ目の問題は、国や地方に対する財源確保の責任を投げ出すことです。政府は地方交付税削減分の財源を防災・減災事業地域経済活性化事業などで地方に配分するとしています。しかし本来、地方で行われる防災、減災事業地域経済活性化事業は、国が責任を持って財源を確保し、地方に配分するべきものです。その財源を国民の人件費を削って賄えという今回の政府のやり方は、国民の生命と暮らし、安全・安心を守るという国の責任を自治体での労使関係に押しつけるものにほかならず、住民と公務員を対立させることになりかねません。知事会市長会など地方六団体も今回の政府予算措置に対して、地方交付税を国の政策目的を達成するための手段として用いることは、地方固有財源という性格を否定するものであり、断じて行うべきではないとしています。この問題は、単に地方公務員の賃金問題にとどまらず、地方自治のあり方や、地域経済立て直しなど、さまざまな問題を持っています。  以上の理由で、議案第34号に反対することを述べて、討論を終わります。 ○議長(水口直喜君)  次に、本案賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  今、るる反対討論を申されましたけども、それなりの見解ですから、私は否定はしませんけれども、ただし、一方で、その中で、自治体がもっと改革すべきであると、財政改革をせろということですけど、実は、吉田町長御存じのとおり、塩見町長就任以来、早速何をしたか、行政改革検討委員会の設置でしたよね。それ以来、職員を抑えてきているんですね。だから、かつて人事院勧告があったときにも、数年前、時津町は平瀬町長時代でしたか、全国唯一反対したわけです。なぜか。そういう置かれた立場で、少数の職員で3万の町を担ってきているという、一つの意欲と言いますか、経営者職員の心を一つにしたその改革が、やっぱり相当無理をしてきたということは事実です。  それともう一つ、安倍内閣になりまして、民間企業に給料を上げなさいと、賞与上げなさいということで、今、大企業ということで一部言われておりますけども、できるところはいいでしょ、なんて言われてますけど、少なくとも今まで、政府のトップが給料を上げなさい、手当を上げなさいと言った歴代内閣は誰もいません。それを安倍内閣は勇気を持ってやっているわけです。  それともう一点、公務員民間企業の格差の問題。マスコミが異常にはやし立てて、公務員がいい、公務員がいいと。削減しろ、削減しろと言ってきておるんですね。そういう現実の中で、私は少なくとも、現在の政府が100%いいとか、前政権が100%悪いとは言いませんけども、少なくとも政府の責任というもとで、一面突破せざるを得ないのが、安倍内閣の置かれた立場だろうと思うんです。  結局は、交付税をカットするのは脅迫めいたことじゃないかということ、私も一部それは思っております。ただし、国の財政が厳しいから、まず公務員からしてみてくれと、国家公務員地方公務員、あわせてやるべきであるという総理の願いですね。そこはひとつ、私は理解していただきたいなと思うわけです。  ぜひひとつ、これから町内もどんどん、どんどん格差が広がってきている。民間企業で。それと公務員との格差。これをどのように説明されるか知りませんけど、少なくとも公務員の給料を下げれば、600万人の人たちが影響を受けるんだと言われましたけども、放っておけばどうなるんでしょうか。放っておけばますます民官格差は出てくるでしょ。公務員と民間の間は。  だからそういう面で、この20年間、政治も反省してきたということは事実でしょう。なぜか。かつて自民党政権の中でおごり高ぶりがあった中で、民主党政権にかわったという、こういう事実の中で、国民もばかじゃないわけですから、私は今の民主主義の中でいきますと、それぞれ紆余曲折ありながらも、少しずつでも国民のための政権というのは生まれてくるんじゃなかろうかなと、またそうあってほしいと願っております。  ゆえに、今回のうちの職員の、約170名おるのかな、この削減については、これはもうやむを得んと、しようがないというところで、賛成せざるを得ない。  それと、特別職が10%カット、これも一般公務員に比べれば、生活は何とかできるわけですから、影響があるかどうかは別として、少なくともこのような形で、時津町民3万の中に、役場の職員は高いボーナスと退職金をもらってと、よか思いしとるもんなというのが、実は大半なんです。でもその公務員の給料を下げるなという今の反対討論ですから、町長としては立場が大変難しいと思うんですけどね。しかし、少なくとも日本の法治国家、民主主義のもとじゃ、やっぱり、政府がどういうことを言おうが、システム上やむを得ない。腹も立つところもありますよ、私でも。でもこれはやむを得ない。これを認めんかったらどうなるのかということを考えて、ぜひひとつ、役場職員の皆さん、大変と思います。管理職さん初めとして。管理職手当も削られるわけでしょ。だからそういうことで、大変でしょうけども、ぜひ、来年の3月までと、時限つきですから、町長中心に切磋琢磨して、頑張っていただきたい。モチベーションをぜひ失うことがないように、お願いしたいということを付して賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  次に、本案に対して、ほかに反対討論はありませんか              (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、本案に対して、ほかに賛成討論はありませんか。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  ただいま、浜辺議員のおっしゃったことも若干わかりますし、川口議員がおっしゃったことも重々わかると思います。  国のほうからの、極端に言ったら、一方的な押しつけな政策という感じもしますけれども、しかし、基本的には、時津の行政というのは少数精鋭でやっている、給料云々よりも中身の資質の問題が一番重要だと思うんです。170人ぐらいで3万人の人口に対してやっている。ほかの行政を言ったら悪いですけども、ほかの自治体、私の知っているところでは、同じ規模、3万ちょっとぐらいの人口、広域ですけども、そこ対して正職員が400人以上、そんなところもありますし、それが一概に、立場も関係もあるでしょうから、それが全てじゃないでしょうけども、それにしても時津町の職員の方たち、私は全て知っているわけじゃないですけど、見ている範囲の限りでは、非常によくやっている、そして気配りもよくきくし、一つ一つ真剣にやっているところは事実じゃないかなと思います。  今度、この条例によって、4.7%から上は10%、これは結構な痛手ですけども、9カ月間。それはそれで真摯に受けとめて、今まで50万もらいよったばってんが、10%下げられるから、45万の仕事しかせんでよかとか、そういう問題じゃなくて、やっぱり、議会も行政も何のためにあるかと言ったら、やっぱり町民の方たちのためにある議会、そして行政なわけですから、給料が下がったとか、どうのこうの、云々は別にして、一生懸命、質の向上というのを第一にやってもらって、今後もなお一層頑張ってもらいたいということを付して、私も賛成いたします。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第34号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。              (午前 9時56分 休憩)              (午前10時07分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。              ~日程第8 議案第35号~ ○議長(水口直喜君)  日程第8、議案第35号、工事請負契約の締結についての件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  きのう、議運、全協でちょっと聞いたつもりですけど、議場で出てないやつ、図面に出てないやつで私が聞いたのは、給食を新校舎に運ぶところ、そこに行く道路の状況で、そのまま通すのか、それともアスファルトにするのかというのを聞きましたよね。そういうことで、我々、議運、全協の議員はある程度説明を受けて知ってますけど、町民はほとんど知らないんです。学校長は知っておっても、教頭ぐらいは知っておって、ほかの教員はほとんど知らないんじゃないかと。今度の建設問題について。できるというのはわかっておっても。  だからそういう面で聞きたいんですけど、もう少し細かく、例えば、平面図でこうなっていますけど、ここはこういうふうになっていきますよと。給食車はこう通っていきますとか、あるいは、遊具関係はこうなりますよと。体育倉庫は実はこういうことだから、こっちにこうなんですということですね。きのう次長が説明した運動場のスペースを極力狭くせんための最大の努力をいたしておりますということを言われたけども、そういうことも町民、父兄はほとんど知らないんですね。さりとて、傍聴に来るかといえばこういう状態ですから。だから、そういうので、手続的にはちゃんと間違いなくしましたと。そら、議会の手続は済んだにしても、町民に対する、保護者に対する、地域に対する責任は十分果たしてませんので、できればこういうところで、わかりやすく説明してもらえばありがたいと。時間かかりますけども。  そういうことでちょっと、もう少し追加して説明してもらえればありがたいです。 ○議長(水口直喜君)  教育次長。 ○教育次長(森 達也君)  それでは、改めて説明をさせていただきたいと思います。  本日の資料には、追加議案のほうにはついております。昨日お配りをいたしました資料のほうが、もしお手持ちでしたら、そのほうがわかりやすいものですから。仮設計画図をごらんになっていただければと思うのですが。お持ちでしょうか。なければ、追加議案のほうの資料で御説明をいたします。  改めて、重複して申しわけないのですが、まず考え方といたしましては、先ほど川口議員にもおっしゃっていただきましたが、基本的には、あれだけの児童がいる学校でございますので、運動場をとにかく減らさない配置にするというのが、まず第一の考え方でございました。
     それで、一番、場所の適地をあれやこれや探ってみたんですが、今現在あります体育倉庫を解体をして、そこに設置するのが一番適当ではないかということで、そのように計画をいたしました。  それと、その新しい校舎まで渡り廊下でつなぐということで、特別教室等の前を50数メートルにわたって渡り廊下を出す案とか、いろんな案を検討いたしましたが、子供たちの動線等々を考えて、特別教室等から渡り廊下を、新しい校舎に向けて設置をするということで考えております。  それから、先ほど解体をする倉庫につきましては、運動場の反対側の部分に、今、花壇がございますが、大分悩みましたが、花壇を撤去いたしまして、そこに倉庫を建てさせていただきたいというふうに考えております。  それから、先ほどおっしゃっていただきました給食運搬車の件でございますが、最初、渡り廊下を通じて給食を運ぶということを検討いたしておりましたが、御承知のとおり、結構な勾配がございまして、12分の1の福祉のまちづくり条例に準拠するとなると、相当難しい問題が出てくると。それから、実は、4クラス分の給食を運ぶ際に、外側のほこり等々が舞うような渡り廊下を通るときは、衛生的な面に配慮をいたしまして、全て大きな缶の中に全部、食器から何から入れて運ぶというやり方をとっております。ところがそれが100キロぐらいあるもんですから、この策を持っていくというのは、非常に危険性が伴うということがありましたもんですから、何かいい方法はないかということで、工事用道路を恒久的に使って、給食車輌を運搬をする、給食車によって直接運ぶというのが一番安全で効率がいいのではないかということで検討をいたしました。  給食センターに来ていただきまして、実際車両を持ち込んでいただきまして、本当に可能かという検証はいたしました。それとあと、ここまで持ってくるということで、10分程度ロスが出てまいりますが、給食のタイミング上それが可能かというのも給食公社に検討をしていただきました。それぐらいだったら何とか吸収しようという意見をいただきましたので、これはやれるんじゃないかということで、今回の計画を立てさせていただきました。  それから、運搬のルートにつきましては、正門のところから、図面上ちょっと見にくいんですが、矢印がずっと回りながら普通教室等と運動場の間を通ってまいります。ところが、ここにつきましては、東小学校の校章を形どった花壇とか、防火水槽とか、それからPTAにおつくりいただきました池とか花壇がございます。あと、これをどうするかという問題になりまして、学校とも協議、それからPTAの役員さんとも少しお話を聞かせていただいて、子供たちのためならということで、ここを通らせていただくようにいたしました。ただ、工事中、舗装をかけても傷む恐れがあるもんですから、工事終了後にきちっと舗装と。それから、以前から、泥の部分を子供たちが通るもんですから、できれば舗装をしてほしいという校長先生の強い願いもございましたもんですから、それはもう応えたいということで、そのようにさせていただいております。  あと、夜間照明等が何基か建っているわけですが、これを移設いたしますと、1本100万ぐらいかかるということで、これは既存のまま残しながら、うまく給食車輌を運搬する展開の方法というのも、かなり詰めさせていただきました。  そういうことをして、原価低減をしながら、かつ、子供たちが安全に学校生活を送れるようにということで、今回の計画をいたしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(水口直喜君)  ほかに質疑はありませんか。  2番、濱﨑君。 ○2番(濱﨑幸徳君)  きのう、ちょっと小学校のほうも見せていただいたんですけれども、新校舎を建てるところには遊具がありますけど、それはどういうふうになりますか。 ○議長(水口直喜君)  教育次長。 ○教育次長(森 達也君)  遊具はどうしても工事の場所にかかってしまうもんですから、一回撤去をいたします。ただ、後々、どこに、どういうふうにしたほうが子供たちに使い勝手がよくて、かつ、管理しやすいかという問題がございますので。  それと、工事中はどうしても幅広く場所を使ってしまうもんですから、工事の終わりごろに最終的に学校と打ち合わせをして、場所を改めて指定をするということで考えてございます。 ○議長(水口直喜君)  ほかに質疑はありませんか。  11番、辻君。 ○11番(辻 和生君)  直接工事に関係ないのですが、この4教室、増設をされます。それで、これに伴う備品その他の予算はどのくらい見込んでいるのか。そこをちょっと示していただきたいです。 ○議長(水口直喜君)  教育次長。 ○教育次長(森 達也君)  備品につきましては、今回、職員室も増築するもんですから、先生方が使い勝手のいい職員室にしようじゃないかということで、今、学校のほうで、例えば書類の入れ物があったら、机の上から書類が減るかとか、私どもが持っていますファイリングとまではいかないんですけれども、そういう技術を導入して、先生方と協議をしたいということで、今、まとめてもらっている最中でございます。  それで、補正予算で上げさせていただきたいと思って、まだ、完全に積み上がっておりませんので。申しわけございません。 ○議長(水口直喜君)  ほかに質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ者あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  校区の議員がしないそうですから、私が代表してするようなものです。  東小学校が開校して、忘れ切らんのは、私の長男坊が、44か5になりますけど、1年生は、時津小学校に入学しました。卒業生としては第1期生です。そういう思い出の地でもありまして、あそこに建設するのはいいけども、粘土地帯で、水が大きいと。小島田からの、山手からの。実は、私たちも議員という立場で、地元のそれぞれの縁が深いわけですから、例えば、配水の問題で頭を下げて回りました。御理解ください、御賛同してくださいと。幸い学校ですよね。さすが、よろしかろうと。子供たちのためですし、我が孫も世話になるし、ということで、御理解の上で分水も確定したと。それぞれ、思いを語れば幾らでもありますから、PTAつくったり、体育館の問題で森山町長から呼ばれて、県に働きかけをしてくれと言われて。そういう思いもあるんですけども、いずれにしても、西彼杵郡というよりも、長崎県でも大規模、文科省の決まりからいけば、大規模校というのはあり得ませんけど、規模は少なくともトップクラスの小学校になってしまうわけですね。  4教室全部、普通学級でした場合に、現在、七百二三十人かな、それに対して1教室30人としても120人ぐらいですね。だから、800人超える学校になるわけです。よその学校からしたら、びっくりされるんです。うちの娘が今、小学2年になりましたけど、ここの学区は島原市内ですよ、中心地にある学校です。わずか数百人ですから。運動会だってすぐ終わるような。去年運動会を見に行きました。だから、そういう形でいけば、本当に時津町というのは、私が初当選以来40年になるとよく言いますけど、ずっと教育施設に金を投資してきましたよ。いろいろあって、そういう中でもやっぱり、歴代町長が教育に力を入れる、入れざるを得ないという思いですね。  そういうことで、今後は、僕はやかましく言いよるけども、北小の体育館の問題とか、中学校の特別室の技術室の、例えば、本来は建てかえが一番いいんでしょうけど、とりあえずは修理でおさめておくということです。だからそういう形で、本当に教育に熱心な、少なくとも江戸末期から時津町は県内でも教育の町と言われる歴史の古い町であると、私は自負しております。そう言い伝えられてきてますから。昔は浦上から馬に乗って来ておったそうですね。いい家庭の子供さんたちは、時津まで。そういう歴史のある町らしく、我々現在の人間が町長を中心に、教育長を中心に一生懸命教育施設に力を入れてきているということも一つの事実ですから。  今後とも、ぜひひとつ、教育施設の充実という意味からすれば、取り急ぎやってほしいのが北小の体育館です。もう40年になります。100人、基準をオーバーしておる。そして、いまだにあの状態で、ステージは継ぎ足しをしてやらんと入学式、卒業式ができないというみっともない状況ですから。  ぜひひとつ、今後も教育施設の拡充、充実には力を注いでいただいて、本当に教育の歴史のある町にふさわしい、子供も保護者も安心して預けられる時津の町をつくっていただきたい。特に町長教育長にお願いをして、賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  2番、濱﨑君。 ○2番(濱﨑幸徳君)  私も学校の施設には特にお願いをしてまいりましたけども、今度の校舎は男女トイレともにしっかりと洋式になっておると。そしてまた、ずっとお願いしていた多目的トイレですね。やはり学校におきましては、災害のときには避難所になるということで、ずっとお願いしてまいりましたけども、ようやく東小学校に今度多目的トイレができたということで喜んでおります。  これをもちまして、賛成といたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  13番、相川君。 ○13番(相川和義君)  東小の増築に関してですけど、この増築した校舎に本校舎から移る渡り廊下ですね、きのう中原さんが言ってましたけど、強風と雨と、このときに渡り廊下を通っていく子供たちが、どうしても雨風にさらされてぬれるんです。この対策を何とか考慮していく方法がないものか、教育委員会として模索して、業者と検討してください。それがちゃんとできれば、子供たちも1日中気持ちよい学習ができると思います。これがないと、雨にぬれて授業を受けるという、そういう不愉快な思いで授業を受けさせたくありません、私は。その辺を十分配慮してやっていただきたいと思います。  これをもって私は、この学校の校舎の増築について賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  6番、中原君。 ○6番(中原裕子君)  ただいま相川議員のほうからおっしゃっていただきましたけれども、渡り廊下の件に関しては、ぜひよろしくお願いいたします。  それと、以前、避難路のことを一度申したことがありますけれども、学童保育の裏に新たな通学路をつくっていただきまして、一つ抜け道ができたということで、現在2カ所出入りができるようになっているんですけれども、もう1カ所、どこかに避難路をつけていただくと、災害があったときの避難所ということも考えられたりしますので、本当に700人、800人の子供たちが一度にそこに集まって出ていくという状態にならないでいいように、これを機会にもう一回考え直していただきますようにという意見を付しまして、賛成といたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第35号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。              (午前10時24分 休憩)              (午前10時26分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りします。  ただいま、辻和生君ほか1名から議員提出議案第1号、「議案第35号 工事請負契約の締結について(時津東小学校校舎増築工事)」に対する附帯決議の件が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  議員提出議案第1号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。           ~追加日程第1 議員提出議案第1号~ ○議長(水口直喜君)  追加日程第1、議員提出議案第1号、「議案第35号 工事請負契約の締結について(時津東小学校校舎増築工事)」に対する附帯決議の件を議題といたします。  提出者、辻和生君の議案の説明を求めます。  辻君。 ○11番(辻 和生君)  ただいま議題となりました、議員提出議案第1号について御説明を申し上げます。  お手元に配付の資料のとおりでありますが、本議案は、先ほど議決をされました「議案第35号 工事請負契約の締結について(東小学校校舎増築工事)」に対する附帯決議であります。  提出者は私、辻和生と賛同者、川口健二議員でございます。  その中身について説明をいたします。  「議案第35号 工事請負契約の締結について(時津東小学校校舎増築工事)」については、地元企業との連携強化により、地域経済の発展、活性化に寄与するため、工事段階での地元企業活用及び地元企業からの資材調達を最大限に努めるよう、発注者である町当局は、受注者に対し指導し、実施することを強く要望するものである、ということでございます。  どうか、皆様方の御理解を賜りますようお願いを申し上げ、議案の説明とさせていただきます。  以上です。 ○議長(水口直喜君)
     以上で、議案の説明を終わります。  お諮りします。  本案について、質疑はありませんか。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  私、基本的には時津町の地元の業者の人たちに仕事をしてもらって、地元の方に納税をしてもらうという、好循環ですので非常にいいことだと思うんです。  私、かつて同行したことがありまして、例えば、建築ブロックをつぐとに、A社は例えば330円でした。B社のほうが290円で安く出すから、そっちを使ってくれんかと。わかったよと。それが安かけん、そっちにしようかと飛びついたら、既成がちょっとずれておったり、5ミリずれておったり、3ミリずれておったりして、逆に手間が要って、ひまが要って、赤字になったとか、そういった場合もありましたので、業者さんに対する、例えば時津町がそういった形態で守られておるけんという、甘えのないように。そうせんともう、ほかの業者も入らんけん、時津だけやけんという、そのあたりの問題も一つ出てくるかなと思いますので、重々、業者選定をする場合に、同等以上、基本的なものができる業者、これをまず選定していただくのが第一かなと思いますので、猫もしゃくしもというわけじゃなくて、とにかく努力をしていくことを怠らない、これが一つの、この議案に入れる中の一つの議題じゃないかなと思います。これは、質疑じゃなくて私の意見でした。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  辻君。 ○11番(辻 和生君)  基本的には、私の提案の基本的なものは、設計に基づく設計仕様書というのがあります。それに基づく形で、しっかりとした施工管理をしていただくということは、これは基本的原則だというふうに思います。設計以外のものの要求はこの中に入っていないということでありますから、各設計の仕様書に従った対応ができるように、そこは施工管理もしっかり、時津町当局としてはしていただくことは基本原則だというふうに思いますので、今回の附帯決議には、そういうものは大きく考えた上で、時津町の経済の浮揚につながるための最大限の努力をしていただきたいという思いを込めた附帯決議の提案でございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。  私のほうからは、以上です。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案賛成討論の発言を許します。  13番、相川君。 ○13番(相川和義君)  今までかつてないような状況ですけど、この地元企業の、強く要請に応えてもらうようにという町の行政のほうから、地元企業の育成に関することですので、法に触れるようなことはされんでしょうけど、法に触れん程度で、ある程度は業者に対して、極力地元企業を優先的に使ってもらうようにしていただくことをお願いして、賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  ただいまの議案について、賛成討論を述べます。  先ほど申しましたとおり、やっぱり地元で仕事をしていただいて、何でも請負、それから材料の方、それから働く人たち、皆さん、時津の仕事をするのも、時津の税金を納めるのも、全部好循環で、これこそリサイクルだと思うんです。よそにわざわざ出して、よそに税金をやらんでも、時津町内の業者、それから、雇用者、そういった方たちに対してどんどん支援をするべきことも含めて、非常に理にかなった、附帯決議じゃないかなと思いますので、賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  2番、濱﨑君。 ○2番(濱﨑幸徳君)  私も賛成討論をいたします。  今回、町としては大型予算を組まれましたが、その中でも町税が減っておりました。去年と比べると1億円ぐらい減っております。やはり、町税が減っておるということ、税金を納める方が減るということは、結局は経済が回っていないということだと思っております。ぜひ、地元を優先にやっていきながら、また、景気を回復していただきたいと思いまして、議員提出議案第1号に賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  4番、山口君。 ○4番(山口一三君)  今、濱﨑議員もおっしゃいましたように、地元企業を活性化をするために、町税が少しでもふえるように、工事の活用、資材の活用、企業の活用、そういうことを積極的に進めていただいて、町内の経済浮揚につながるようにしていただきたいということで、賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議員提出議案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。              ~日程第9 議案第36号~ ○議長(水口直喜君)  日程第9、議案第36号、町長、副町長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の件を議題といたします。  本案について、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第36号、町長、副町長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例に対する反対討論を行います。  私は、町長、副町長及び教育長が、みずからの給与の引き下げを求めるのであれば反対いたしません。しかし、今回の引き下げの理由は、議案説明にあるように、職員給与制度の改正の状況等を踏まえとあるように、議案第34号と直結したものです。よって、議案第34号に反対した理由と同じ理由で、本議案に反対することを述べて、討論を終わります。 ○議長(水口直喜君)  次に、本案賛成討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、本案反対討論の発言を許します。              (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第36号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。             ~日程第10 議案第22号~ ○議長(水口直喜君)  日程第10、議案第22号、公有水面埋立地用途変更についてを議題といたします。  本案は、産業厚生常任委員長から、目下審査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き審査したい旨の申し出があっております  お諮りします。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、議案第22号は、産業厚生常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。    ~日程第11 所管事務調査について 日程第12 所管事務調査について     日程第13 所管事務調査について 日程第14 所管事務調査について~ ○議長(水口直喜君)  日程第11から日程第14、所管事務調査についての4件を一括議題といたします。  本件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長、総務文教常任委員長、産業厚生常任委員長から、目下調査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出があっております  お諮りします。  ただいまの4委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、日程第11から日程第14、所管事務調査についての4件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長、総務文教常任委員長及び産業厚生常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。
           ~日程第15 議員の派遣研修会等の報告について~ ○議長(水口直喜君)  日程第15、議員の派遣研修会等の報告についての件を議題といたします。  お諮りします。  会議規則第122条の規定に基づき、決定した議員の派遣について、その結果は、お手元に配付の報告書のとおりであります。  この報告書について御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付した報告書のとおりと決しました。            ~日程第16 議員の派遣について~ ○議長(水口直喜君)  日程第16、議員の派遣についての件を議題といたします。  お諮りします。  議員研修会等については、会議規則第122条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、本町議会からそれぞれの議員を派遣することにしたいと思っております。  これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付のとおり、本町議員を派遣することに決しました。  以上で、本定例会に付議された案件の審議は、全部終了しました。  最後に、町長から挨拶があります。  町長。 ○町長吉田義德君)  第2回定例会が終了するに当たりまして、議員の皆様に一言お礼の言葉を申し上げます。  今回提出した議案につきましては、全て原案のとおり可決いただきまして、まことにありがとうございました。  今、時津町の職員等の給与等につきましても、議案を提出させていただきました。今、厳しい社会情勢の中にありますけども、今、議員さんたちからお話をいただきましたように、私ども、なお、職員ともども一丸となって、時津町の行政の振興、そしてまた発展、住民福祉の向上に今後とも邁進する所存でございます。  今から暑い時期を迎えますけれども、議員皆様方には御健勝にお過ごしになられて、今後ますます御活躍されることを祈念いたしまして、閉会に当たりましての私のお礼の言葉とさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長(水口直喜君)  以上で、町長の挨拶を終わります。  これをもって、平成25年第2回時津町議会定例会を閉会いたします。            (閉議、閉会 午前10時43分)...