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06月24日-04号

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  1. 南島原市議会 2024-06-24
    06月24日-04号


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    令和 6年  6月 定例会(第2回)第4日 6月24日(月曜日)出席議員(18名)       1番  寺澤佳洋君    10番  高木和惠君       2番  松本添花君    11番  隈部和久君       3番  日向栄司君    12番  林田久富君       4番  井上修一君    13番  松永忠次君       5番  田中克彦君    14番  小嶋光明君       6番  末続浩二郎君   15番  黒岩英雄君       7番  永池充宏君    17番  吉岡 巖君       8番  酒井光則君    18番  田中次廣君       9番  中村哲康君    19番  吉田幸一郎君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    建設部長      松尾利明君 副市長       山口周一君    環境水道部長    田口敏夫君 教育長       松本弘明君    教育次長      五島裕一君 総務部長      米田伸也君    総務秘書課長    黒島 啓君 地域振興部長    山口篤弘君    財政課長      山崎 誠君 市民生活部長    石川伸吾君    会計管理者     吉田英雄君 福祉保健部長    隈部修司君    監査委員事務局長  中村 健君 農林水産部長    苑田和良君議会事務局出席者 局長        松藤義孝君 次長        岡野俊作君 書記        永田麻真君 書記        山口梨沙君第2回定例会議事日程 第4号 令和6年6月24日(月)午前10時開議日程第1 市政一般質問月日質問者質問要旨ページ6月24日高木和惠議員1松本市長の政治姿勢について1712市民の声小嶋光明議員1補助金について1882ウニの養殖について3真砂について井上修一議員1原城跡世界遺産センタ-について1962自転車歩行者専用道路の維持管理について3食料品アクセス困難者の支援について4ふるさと応援寄附金について5はり・きゅう施術券助成の対象者について日程第2 常任委員会委員の選任について日程第3 議会運営委員会委員の選任について日程第4 議会広報編集特別委員会委員の選任について日程第5 島原地域広域市町村圏組合議会議員の選挙について日程第6 雲仙・南島原保健組合議会議員の選挙について日程第7 県央県南広域環境組合議会議員の選挙について日程第8 長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について日程第9 長崎県病院企業団議会議員の選挙について (議案質疑)日程第10 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市税条例の一部を改正する条例について)日程第11 承認第4号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)日程第12 承認第5号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について)日程第13 議案第21号 南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第22号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第15 議案第23号 長崎県後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について日程第16 議案第24号 南島原市過疎地域持続的発展計画の変更について日程第17 議案第25号 令和6年度南島原市一般会計補正予算(第1号)日程第18 議案第26号 令和6年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第19 議案第27号 令和6年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) (質疑、受理)日程第20 報告第10号 専決処分の報告について           (南島原市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について)日程第21 報告第11号 令和5年度南島原市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について日程第22 報告第12号 令和5年度南島原市水道事業会計予算繰越計算書の報告について日程第23 報告第13号 令和5年度南島原市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について (質疑、委員会付託省略)日程第24 同意第4号 農業委員会委員の任命について日程第25 同意第5号 農業委員会委員の任命について日程第26 同意第6号 農業委員会委員の任命について日程第27 同意第7号 農業委員会委員の任命について日程第28 同意第8号 農業委員会委員の任命について日程第29 同意第9号 農業委員会委員の任命について日程第30 同意第10号 農業委員会委員の任命について日程第31 同意第11号 農業委員会委員の任命について日程第32 同意第12号 農業委員会委員の任命について日程第33 同意第13号 農業委員会委員の任命について日程第34 同意第14号 農業委員会委員の任命について日程第35 同意第15号 農業委員会委員の任命について日程第36 同意第16号 農業委員会委員の任命について日程第37 同意第17号 農業委員会委員の任命について日程第38 同意第18号 農業委員会委員の任命について日程第39 同意第19号 農業委員会委員の任命について日程第40 同意第20号 農業委員会委員の任命について日程第41 同意第21号 農業委員会委員の任命について日程第42 同意第22号 農業委員会委員の任命について (委員会付託)日程第43 各議案の委員会付託     午前10時00分 開議 ○議長(吉田幸一郎君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は18名であります。定足数に達しておりますので、これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 本日は、小渕農業委員会局長から欠席の報告があっております。 日程第1、市政一般質問を行います。 10番、高木和惠議員の質問を許します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君) (登壇) おはようございます。10番、偏西風、高木和惠です。 南島原市民全体の奉仕者の立場から、令和6年第2回定例会での一般質問を行います。 議長への質問通告は1件、松本市長の政治姿勢について。要旨は具体的に4つに分けて通告しています。 それでは早速、質問に入ります。質問方式は一問一答を選択します。 最初の質問です。 松本市長は、約10年前、市長選に立候補をされました。そのときの思いを伺いたいと思います。よろしくお願いします。簡単に結構です。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 それでは、高木和惠議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は私の政治姿勢についてということで、最初に、約10年前に市長に立候補されたときの思いを伺うということでありますが、私は、生まれ育ったこのふるさとが、これからも住み続けたい、住んでみたいまちと皆さんに思い続けていただけるような、そのようなふるさとでありたい、行政として市民の皆さん方の日常生活、また、将来に向けた様々な分野に係る課題にしっかり取り組んでいかなければならない、そのような思いで立候補をしたところであります。 現在、市長として行政に携わらせていただき3期目でありますが、これまで各種の施策を実施するとともに、本市が直面する課題、市民の皆様にとっての幸せとは何かなどを改めて再認識をしながら、その解決に向けて取り組んできたところであります。 これからも、さらに住み続けたい、住んでみたいまちの実現に向けて、市民の皆様の期待に沿えるように、市政運営に取り組んでまいります。以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  どうもありがとうございました。 10年前を思い起こしますと、あのときは市長選に立候補する人がいなくて、無投票当選となった矢先、不祥事が発覚しまして、思いがけなく市長選のやり直しというときだったと思うんです。そのときの考え方を、ちょっと心情がどうだったかなということを私は聞きたかったんです。 突然の出来事で、南島原市、全体的にショックだったと思いますよね。そこでやり直し、出直し選挙があったんですけども、ここでお尋ねしますが、機会があれば私も市長選に立候補したいという思いはあられたのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  そのときは、10年前の立候補したことについては、先ほど述べたようなことであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、待っていましたと言わんばかりに公約もちゃんと持っとって、そして立候補されたということで認識してよろしいでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  あのときの市長選挙というのは、改めてここで私が申すまでもなく、皆さん方がご存じのとおりであります。 そういうことで、既に2人の立候補者はおられました。そういう中で、3番手で私も手を挙げたところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  そういう考え方を聞いた後に、現在までどのようにしてこられたのかということを聞きたかったんですが、もう最初にそのことを述べられましたよね。 市長の考え方としては、住み続けたいまち、住みたいまち、皆さんのそういうことを目指したいという思いで立候補して今日まで来られたということですが、私は町議に立候補したんですが、約もう26年になります。そのときには、私も一主婦の立場から手を挙げたんですが、今まで女性の議員はいなかった。そのことで、私が幾ら挨拶回りしていても、えっ、奥さんが出らすととか、女が出るのに非常にそういう声を聞いたんです。当選させていただきましたが、紅一点、紅一点ということではやし立てられました。 そういうことは私にあったので、議会というのは男社会で、男性社会と言っても過言ではないようなところ、そして私の耳にあったのが、議会の常識は私たち一般社会の非常識なんですよということで、絶対そういうところを確信持って質問もしてくださいと。ぶれることなく、初心を忘れずにとかいうことも、私、聞かされましたので、そこら辺は支持者との約束で、今日まで本気で一般質問をしてきております。是々非々でおかしいことはおかしい。ぶれません、私は。 市長に私が一番聞きたかったのは、市長、出ませんかということは私もそのとき言いました。しかし、私には、いや、私はそういう器じゃないということを市長から言われたので、いやいや、出てくださいと言ったら、やはり穏やかな、本当に3期ここまで立派にやってこられていると思っていますけども、市長は、私以上に議員の立場があられましたよね。質問する立場から答弁をする立場に180度変わっとると思うんですが、そのことについて、市長の率直なお考え、質問もしよるときと今度答弁をするとき、このお気持ちをお尋ねしたいと思う。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  私も町議から今日まで、こういう立場で来たわけでありますが、町議歴は高木議員さんも私も変わらないと思うんですけれど、あまりそう違わないときにそれぞれ出発はしたと思うんですけど、議員としては、市民の皆さん方、町民の皆さん方のいろんな思いを受け止めながら、それを自分なりにそしゃくをして、そして、やっぱり行政のほうにどうやってそういう市民の皆さん方の思いを伝えて、実行していただくような形になるかというふうな思いでは、自分なりには、本当に皆さん方から見て、それはどうかと思われるかもしれませんけれども、もう一生懸命そういうスタンスではやってきました。 しかし、市民の皆さん方にもいろんな思いが、考え方が、立場があられますので、議員としてそれを一部始終100%そのまま直で伝えるというようなことは、私はしなかったと思っております。そういう判断をしながらいろいろやってきた、それが間違いだったのかどうだったのか、それはありますけれども、議員としてはそういうスタンスでやってきたところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  これを最後にいたしますけども、初心の思いを持って今日まで来られまして、やはりぶれずによくここまで、3期目ですけども、まだ後もありますけども、そういうことで初心ぶれることなく今日までやってきたという実感がありますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。
    ◎市長(松本政博君)  どういうふうに受け止められるかという部分もあるわけでありますが、自分としては、市民の皆さん方を思い、市の将来を思い、それぞれの時点で対処してきたというふうには思っておりますが、その間には、やっぱりいろいろと指摘をされる、あるいは反論をされる、いろんなことは議会も通じて、あるいは一般の皆さん方からも、そういうことがなかったとは私は言いません。そういうことを含めながら、折々反省もしながら、しっかりと市の将来を考え、市民の皆さん方のこの地で暮らしていただける、そういうことを考えながらやってきたというのは自分としてはあるつもりではあります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  ありがとうございました。 そしたら、2番にいきます。 私は、町議から市議に立候補するときに、西有家町でのやり方が市になったときにどのようになるのか、その心配も聞いておりましたので、見届けたいということで、まず最初に立候補しました。 その中で、私がずっと疑問にも思っていたただ一つ、公金の使い方で、自治会の在り方、自治会長に対する姿勢、行政の。自治会というのは任意の団体です。下部組織ではありません。だから、自治会には行政の立場からお願いする立場なんですね。命令する立場ではないと思っています。戦後そういうことに変わったということも、私も勉強しております。戦前は違っていました。戦後はそういうことになって、今、民主主義の世の中で。 そういうことで、私はずっと自治会のこととか、自治会長にやる報酬とか、そういう予算に対してずっと言ってきました。松本市長が市長になられたときに、まず最初に納税組合に対して廃止を求めました。しかし、廃止はできないと、納税組合長さんの力を借りなければ税金が集まらないということで、そうですか、そしたらどうぞということだったんですが、今、納税組合は廃止になりましたよね。もう既に両市は早くから廃止だったんです。でも、なかなか温厚な性格の松本市長だから--本当にもう少し厳しく、敵ではないんですから、苦しいのは苦しいと市民に伝えるように、その辺のところもしてほしいなということで私はずっと言ったら、もう3回も4回も言われたと言われたんですが、もうこれは過去のことになりましたので、よろしいんですが。 ここで、予算及び補正予算について、市長の関わりを伺うということですから、どのように予算を立てるときに--大体は聞いていますよ。部長がヒアリングで各部長から聞いて、最終的に市長に届けるということですが、私は、全体の会議を開いて直接生の声で部長が要求する予算を市長も聞いておるのかというのをちょっと私、知りたいんですが、部長とのやり取りだけじゃなくて、直接部長が予算要求をするのを関わられておるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  高木議員の市の予算組みをするときの、予算について、早く言えばどういう関わりをしとっとかというふうなことだろうと思うんですけど、この予算につきましては、各事業の所要の見込額による各部局からの予算要求があります。これに対して、財政課の査定、それから総務部長の査定、これを経て、最終的に私の査定ということになるわけでありまして、そういう予算の仕組みの中で、流れの中で予算を編成しております。 私の査定段階では、各部局からの予算要求について財政課からの説明、そして、各部局からの説明、そして協議を重ねて最終判断を行っている、そういう流れで予算については行っているところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  予算要求といってもたくさんの事業があるので、特別にあれやこれや聞いても難しいと思いますけども、私が今回この予算について聞きたかったのは、省エネ家電の予算について、これが810万円上がっていましたよね、予算で。810万円は少ないと私たちは思っていたので、私たちのように早く知る状態にある人は、なるべくそれに加担せんようにと、市民の人に譲ろうというような考えを持っていたんです。そして、通告をするときに市民の方から、非常にこれ喜んでおられるので、高木、またしてもらえるように通告してもらえんかと言われたけん、それは喜んでおることを、予算化してくださいというのは簡単なことですので、言いますよと、喜んでいたんです、私も。そしたら、通告その日にもう満杯だったとか。長くなりますので省きますけども、その流用、職員が勝手に流用しとった。そういうのは通告のときに、今日聞き取りで知ったんですが、議会が始まりました。市長の挨拶の中に、省エネ家電に対して相当な市民の方の喜びというか申出が多いので、流用なり補正予算なり組みますということだったんです。 そして、流用というのは、私たちの議決は要りませんね。流用は810万円、そしてまた既に810万円、私たちが追加予算を可決しましたよね。それが2,400万円以上、810万円の予算が最終的にはまたそれから流用して2,900万円ぐらいになっていますよね。そういうことを私は非常に懸念したんです。何のための810万円の当初予算だったのか、当初予算と言いませんけど、予算だったのか。 また、もう810万円は足らんやろうけんで、またの機会のときにしてもらえんやろうかと。そのときにまた申し込もうというとらす人をたくさん聞いていたんですよ。けど、そのときのことは長くなりますので、いろいろは言いませんけども、最終的にこの予算は、環境水道部長、予算を持っていませんよね。最終的に幾らの予算があったのか、執行した額が幾らになったのかというのは、あなたは知っていますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  通告内にそのようなことは書いてありませんが。 ◆10番(高木和惠君)  いやいや、よかと、よかと。知らんなら知らんでも。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁できますか。(「できますかと聞いたと」という高木議員の発言あり)はい。 ◎環境水道部長(田口敏夫君)  すみません、手元に資料をお持ちしておりません。すみません。 流用等を補正予算、組んでおりましたけども、そういったところの情報等を今後も示していきたいとは思っております。すみません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  そこじゃないんです、私の思うところは。 市長、この予算が2,900万円ぐらいあったんです。私はこれを市民に報告しているんですけど。実は1件だけ見過ごしとったということで、12月中に支払っているんですが、1月になってから、市民から、私、補助金もろうとりませんというようなことがあったらしいんです。それ市長、副市長は知っていますか。その見間違いというか、市民に送っていなかったということは知っていますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の高木議員のそれについて、本当に当初予算を組んでおったのは、やっぱりそこまで皆さん方がどうだろうかというふうなことで当初の予算を組んで、さっきお話があったような段取りになっていったと思うんですが、最終的に、それを多分報告はあったんじゃないかと思うんですが、はっきりここでありましたというだけのあれがちょっとあれですが、多分、はい。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  実は、私のところにお詫びに来られたんです、担当が。そして、実は1件だけやらずに間違うとったと。本人さんから出てきて支払いましたと。私はずっと報告していたんです。ここに書いていますけども、最終的の予算額が2,960万円、執行額が2,870万3千円ということで報告していたんです。この報告が間違っとったんですかと私言ったら、いやいや、このときのは間違うとらんけど、その後に執行した分があるんですよということで、私は、もう分かったと言うて、市長、副市長には言っているんですか、間違ったことをと言ったら、言っていますということだったんです。だから、私はこの前、環境水道部のときに、議案には上がっていないけども、自ら報告は何かありましたかと言ったら、あっとらんということだったんです。 やはり部長というか担当課の不祥事、これも不適切な事務処理ですよ、飛ばしとっとですから、やらずに。それは、間違いはあると思う。だけん、市長、副市長には言っとるかと言ったら、言っていますと言うけど、どこにも出てきていない。だから私は聞いてみたんですが、これは通告しておればしゃべらせてよかったとけど、そういうことじゃなくて、素直に間違うとったら間違うとったと言うと。やはりどこかで報告ばしてもらわんば、間違うとった人はおたくたちに言うて、すぐ補助金はもろうとらすやろうけども、そういう問題じゃない。職員がやっぱり緊張感を持ってしてもらいたいために私は言っているんです。 そういうことで、分かりました。 ついでに、議長、ここで自治会のことについて質問を続けたいんですが、市民の声でね。これ自治会の話にしたけんで…… ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、ということは、市民の声の(2)の自治会長と自治会の通帳に関することは、ここで質問をするということでよろしいですか。 ◆10番(高木和惠君)  1と2ね。 ○議長(吉田幸一郎君)  皆さん、それでよろしいですかね。よろしくお願いします。 ◆10番(高木和惠君)  すみません。 実は、もういろいろな事業の予算ば聞いたって市長が困られると思うので、市長は連合自治会とは親しくされていますよね。だから、この辺のところをお尋ねしたいんですが。 自治会長への委託料、これが令和2年、令和3年、令和4年、令和5年、この予算が4,737万2千円と令和2年に上がっているんです。決算が4,430万2,625円。300万円のずれがあるんです、差額が。令和3年も同じ状態です。令和4年も同じ状態、令和4年は4,737万2千円が決算で4,365万4,706円なんです。 自治会は増えておりません。自治会長も増えません。なぜこんなに多く予算を組むのか。何のための決算なのか。私、そういうのを市長に分かってほしいんです。自治会長も自治会も増えません、例年下がっていっているんですから。こげんたくさん差額を取る必要はないんですよ、大まかに予算を。そういうところもお願いしたいと思います、予算の取り方で。 そして、今言いましたけども、市民の声が出ています。自治会長個人の口座に委託金として振り込まれる金額、これ確定申告はしなきゃいけないのかと聞かれているんですけども、この回答と、そして、まちづくり自治会活動交付金の使い方として、私も分かったんですが、自治会の加入件数、会員の保険加入を聞きたいと。どのぐらいの自治会がこういう保険に入られているのかというのも聞きたいということですので、ここで通告していますよね。自治会の加入件数と保険加入先を知りたいということですので、これは通告しています。よろしくお願いします。担当で結構です。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(石川伸吾君)  それでは、まず、自治会長個人に振り込んである委託金の申告について、収入として申告しなければならないのかということで、この委託金は、所得の区分で雑所得ということになりますので、基本的にはもう申告をしていただくということ……(「申告をするべきだと」という高木議員の発言あり)はい。ということでございます。 それから、現在の保険の加入状況等なんですけれども、すみません、ちょっと数字が古いんですが、令和3年度の調査数値になりますが、全自治会427のうち、いわゆる自治会活動保険、これに加入されているのが89自治会、それから、行事があるときのみの1日保険みたいなのがありますけれども、そちらのほうが60自治会でございます。 それから、保険会社がどういうところかということですが、個々の名称はここでは差し控えますが、うちのほうで5社ほど把握をしているところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  そんね、ここでしゃべられんことは、自治会長さんたちに教えてほしいと私は思ってここでしています。秘密じゃなくて、加入の手続とか、いろいろ教えてほしいと思います。 今の自治会長さんの委託金、これ全額確定申告しなきゃいけないのかということです。なぜかといったら、今まで報酬計算も、この計算も同じですよね。報酬の場合は対価としてやられていたと思うんですが、今回改正がありますよ。なしてかといったら、対価としてやれないような自治会長の役割ですよね。だから、報酬をやれないということで、自治会、今回は委託金。これ全額、報酬のときも、各自治体の自治会長さんは、旧町時代からやはり配りものをしてもらった人には渡しているらしいんです。だから、私がもしも5万円もろうてでも、私、やっているんですよと言っても、それが聞き入れられないと、報酬の確定申告のときに。 今度は、委託金は雑所得と今おっしゃりましたけども、今もその辺は分かりません。自治会長さんたちは1年の交代とかなんとかで、あなたたちんごて詳しくないんですよ。それで、それを苦痛に思われている。私、3万円もろうても、何万もろうても、渡しよるけん、私はそれだけ収入にならんとけどもということなんです。全くやっていない自治会長さんもいらっしゃいます。その辺のところをやはり平等に説明をしてほしいということと、納得してやはり確定申告のときに損しないように、不公平感のないように、その辺のところをあなたたちは知らないと思いますよ。そういうのをやはり聞き入れて、個人的に説明してもらいたいと思います。どうですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(石川伸吾君)  この委託金の取扱い、申告等については説明を、機会を持ってできればと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  あなたたちは、自治会長会議ちゅうったってお願いするばかりで、そして、声の出たところは事業をしてくださいとか、そういうことのお願いですけども、ここでついでにお尋ねですが、市政懇談会というのが今廃止になっていますよね。私は前回、市長と市政懇談会をしますかということをしていたんですが、これも--ごめんね、議長。これもここに入れて、一緒じゃけんね。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、(5)をここでもう行うということですね。 ◆10番(高木和惠君)  すみません、5もね、はいはい。 ○議長(吉田幸一郎君)  皆さん、よろしくお願いします。 ◆10番(高木和惠君)  だから、市政懇談会が今中止になっとって、知らんやったとですよ。だから、前回の一般質問で、市長が市政懇談会として、少子化対策で保育所の2か所で説明をしたとかなんとか言わしたけど、市政懇談会ってこれ合併して、8か町のところにずっと市政懇談会へ行っていましたよね。これが途中で4か所に変わりましたよね、2町ずつ合併して。 だから、この市政懇談会がコロナで中止になっているものと思っていたんですよ。いつ頃からされるんですかと前回聞いたらそういうことで、ちょっとかみ合いませんでしたが、これは担当に聞いたところ、そういう市政懇談会はもう廃止になっているんですよということを聞かされて、その根拠としてもらいました、資料を。そしたら本当に、市政への市民の参加、ここで変わっています。市政懇談会の開催回数、昔は1回だったんですね。4か所で年に1回だった。これが何か知らんけど、団体に変わったということ。 これ、何で市長と市民との市政懇談会、廃止になったのか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいま高木議員から、市政懇談会は廃止になっとるということをいただいているわけでありますが、私としては、市政懇談会を廃止はしていないつもりであります。 そして……(発言する者あり)いやいや。そして、この市政懇談会と今やっている市政懇談会が、市政について、特に全市的な視点で取り組むべき分野については、より深い情報交換、また意見交換を市民の皆さん方と行えるように、それぞれ分野を設けて、今日、ここ何年かやってきておりまして、皆さん方が市政懇談会をどういうふうに捉えていらっしゃるかということはあるかもしれませんが。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  ここで部長にお尋ねします。 あなたから聞かされたよね。そして、課長から資料ばもらいました。これは、こがんなっとっとですよということで。昔の4か所でした市政懇談会は今廃止になっているんですよと聞かされて、私、知らんでごめんねと。市長は知っとらしたとに、何でまたそがん言わっさんやったとやろうかいと言うたんですが、あなたに答弁願います。 それと、じゃ、そういう考え方なら、市政懇談会復活ということで、市民との--市長だけでよかとですよ。ほかは、来らっさんでよかと。市長と市民との市政懇談会、そして、聞いていかすだけでよかと。そこで回答せんでもいい。みんなの苦情ばずっと言いたいことば聞いて持ち帰って、それからでいいんですよ。じゃけん、部長あたりは来んでもいい。そういう声がありますので、いかがですか。 その前に、あんた、言いましたよね。もろうとる、書類ばちゃんと。後期の基本計画というのまでもろうたけん、23年から2027年まで。今、市長も知らんと言いよらす。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(石川伸吾君)  後期の基本計画を資料としてお渡しはしましたが、すみません、私はちょっと所管外になりますので、市民生活部長ですので。市政懇談会は総務部の所管になりますので、そのときも申したかと思いますが、そういうことでよろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、答弁者の指名は執行機関で決めますので、そちらから指名しないようにお願いいたします。 答弁はありませんか。総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  市政懇談会、確かに総合計画で前期の計画では、年に4回ずつ市政懇談会を開催するようにしています。 それで、後期の基本計画におきましては、後期の基本計画を策定したのが令和5年度ですから、後期の基本計画では4年度で作成しておりますので、5年度に定めた後期計画では市政懇談会の開催回数を、令和3年度では現状1回、コロナの関係で1回だということで、その目標を令和9年度で2回に開催しましょうという計画を立てているところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  言葉は市政懇談会けども、この間の少子化対策で、保育所と2か所で説明したのが市政懇談会と言わしたけど、それは事業所のでしょうと私言っていたんですが、ここで話ばしよったら、いや、そういう市政懇談会はもう廃止になっとっとですよということで、これ長くなりますので、後に回します。 次に、今度は…… ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、後に回すということは。 ◆10番(高木和惠君)  後で、この終わってから。 ○議長(吉田幸一郎君)  一般質問が終わってからということですか。 ◆10番(高木和惠君)  はい、時間がありませんので。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員に注意しますが、通告順に沿って普通は…… ◆10番(高木和惠君)  はい、今から通告順にします。 ○議長(吉田幸一郎君)  質問をしてもらえませんか。 ◆10番(高木和惠君)  すみません。今から通告順に、3番、あと3番と4番ですから。 通称「真砂」の運営について、指定管理制度の目的を伺うという通告をしています。これ、誰が答弁されますか、そちらで決めるんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  指定管理者制度の目的ですけれども、公共施設の効率性とサービス、品質の向上、民間の知識や技術を活用することで、公共サービスの提供方法を確立し、その品質と効率を向上させることを目的としております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  市長にお尋ねします。 今、あなたたちが指定管理先になっていますよね。あなたたちは民間人としてあそこで経営をされていると私は思うんですが、それに対して市長の答弁を願います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  市が出資している原城振興公社、ここが応募をして、ここに委託をしているというところですね。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  ここに委託してですねと、ここってどこですか。あなたが選考委員会をつくって、選考委員会のほうに応募、これは、事業は地域づくり課ですけど、これを受け付けるのは総務課の管財契約班ですか。応募者からいろいろ聞き取りをして、選考委員会で決めるんですよね。手ば挙げたんでしょう。それ誰が手ば挙げたんですか。原城振興公社は手を挙げているんでしょ。 今度、また金曜日の質問ば聞いとったら、ぜひまた手ば挙げろということでしたが、検討しますと言われましたけども、勉強会は毎日されておりますけど、また手ば挙げられるんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  せんだっての質問にもお答えしましたとおり、現時点では取締役会等での検討を重ねているところですので、その結果を待って、どうするか決定したいというふうに思っています。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今、ここでは副市長として座ってらすけど、今の答弁は株式会社原城振興公社の社長としての答弁ですよね。 だけん、私がいつも言うんです。ここで市長、副市長の立場で答弁をされるのはいいけども、株式会社原城振興公社の社長とか取締役の立場で、あそこの事業計画に対して聞かれてしゃべるのは私に分かりにくいので、ここに何か作ってくれらっさん、社長とか取締役とかと。あなたたちは2役しているんですよね。私はそう思っているんですよ、これ冗談も入れてですけども。 それで私、これ、いつぞやは同僚議員が言われたときに、社長として言っているんじゃないんですよとかと言われた言葉もあったので、私もそういうことを言ってみたんですが、原城振興公社は、あそこの真砂の経営、ふるさと振興公社から始まっていますよね。そして、金曜日の議員の質問の中で25年と言われたんですが、最初の南有馬のときの町長、助役、収入役、総務課長、担当課長のときには管理委託だったんですよ、このときには。管理委託。いつから指定管理になったんですか。このとき管理委託なんですよ。 そして、資本金、出資金が9,700万円あったんですよ、9,700万円。今2千万円になっていますけど。その辺のところをご存じですか。現在の真砂の社長の答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  指定管理になったのは、平成27年4月1日からです。(発言する者あり) ○議長(吉田幸一郎君)  私語を謹んでください。 ◎副市長(山口周一君)  平成27年3月31日までですね。委託管理になったのは平成17年4月1日からです。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  11年に設立させたんです、南有馬が。それからいっときの間、合併前までは管理委託だったんですよ、南有馬の人たちに。そして17年に指定管理となっていますけど、その辺も言えばやぜなかけんね。一応17年から10年間、指定管理でなっています、私に報告は。 そして、あなたたち、ここは第三セクターなのか直営なのか、私はあまり指定管理という意識がなかったんです。補助金、補助金とあんたたちが言うから、あら、指定管理であそこはもうかるところなのに、補助金ばやらるっとやろうかと思いかかって、これにちょっと勉強させてもらったんですが。 金曜日の同僚議員の質問を聞きました。あそこには有能な職員を置かなきゃならない。この有能というのは支配人と私は思うんです。その人は支配人の経験者ですから。全国に公募するということも分かりました。 そして、現在の指定管理者、山口社長ですけども、ぜひまた手を挙げてもらいたい、応募をしてほしいということでしたね。職員として、在り方検討委員会の意見を尊重して、民間のノウハウを利用して経営をしてもらうというようなことを言われました。私はそれが最高なんですよ。今の経営状態がよかれば続けてされていいんですが、今、市民のほうから、経営ばしわえん、商売ばしわえん人間がしよるけんがあがんなっとやけん、やっぱり経験者にそういう人を見つけて指定管理してほしいという声が非常に私にも入っております。 それと、私があそこを、原城振興公社は1つだけと思っていたら、指定管理先が2つありましたよね。コミュニティ原城なんか、天然温泉真砂とか、原の館とかと2つの指定管理先が1つになっているんですよね。それで私が、あそこのお風呂の状態どうなのか、売上げがということで、この前もちょっと言いましたが、あそこは、温泉真砂の売上げ、30年が2,259万円です。そして、この2,259万円、経費が3,354万4千円。赤字なんです。1千万円以上赤字です。見てみたら、燃料費が半分、売上げの半分は燃料費、あとの半分は電気代、水道代、これでもう2千万円なんですよ。賃金も何も出ません。何も出ないんです。ずっとこれ、すればするほど赤字なんです。 これ、何でかと思ったら、あそこは沸かさんばならんね。沸かさにゃならんごたお風呂ですから、誰がしようと私は無理と思います、あそこでもうかるのは。あそこのもうからんところをレストランとか宿泊施設で補っていると思っているんですよ。菅職員ば、市長、やられましたよね、あそこに支配人として。もう1年でダウンされたでしょう。今回また全然違うところへ行かれていますけど。 だけん、私も一生懸命勉強したんですが、実は、一番最初は9,700万円あったんですよ、出資金が。これが18年、19年で株主に配当があっています。株は1,940株あるんです。これを3万5,500円やったかな、あなたたちやっとる、六千八百八十何万だか。それから2千万円にした。その辺のところで、ボーリングをした覚えが私あるんです。あそこをボーリングして、今聞いてみたら、もうちょっとボーリングばしておけばよかったとばってん、中途半端やったけんで沸かさにゃんとやもんと。そのときにやはり1千万円の赤字が出ているんですよ、ふるさと振興公社のときにも。それで、もう一応出資金を2千万円にして、再度しているんですよ。 30年度までは黒字だった、黒字だったと副市長が、あそこの社長がそういうことを言われているんですけども、これ時間が限られていますので、あまり言えませんので。ここに平成19年から20年の決算で、1,940株に1株3万5,500円を支払っていますよ。こういうこともほかの、議会で本当はこういうのを勉強せにゃならんと私は思うんですけども、一応そういうことを言っておきたいと思います。 あなたたち、これを全国に公募しても、この間のあそこの道の駅の話、これはもう相当浸透していますので、誰が次だまされるやろうかいというところで、うちがだまされたということを私聞かされたんですよ。だから、皆さんが懸念されていました、あそこの会社には。一応こういうことを言って終わります。 それで、この次には布津の、ここは通告しておりますので。 ここの布津の給食センターの財産のところですけども、これも私は納得していなかったので、法務局に行って調べたところ、建物の登記もされていなかった。その中で、一番最初の契約者か何か知りません、黒塗りですから分かりませんけど、令和3年に相続されているんですよ、違う人が。違う人が相続されているんです、私たちが契約しとった土地。そういうときには、議会に報告は要らんとですかね。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  契約は相続ということで、特に必要がないと考えます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  30年前に契約を交わした相手方が違う人に相続されているんです。違う人が相続しているんです。それが令和3年7月27日だそうです。7月27日。 それで、私が聞きたいんです、総務部長に。聞くこんならんと、よかと、聞いて。 ○議長(吉田幸一郎君)  どうぞ。 ◆10番(高木和惠君)  そっちで決めんでよか。私、聞いてよか。 ○議長(吉田幸一郎君)  こっちで決めます。はい、どうぞ。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、総務部長、教えてください。 地権者から、更地にせんでよかけん、返してくれろと言ったその地権者の人は、その相続をされた人だったんですか、教えてください。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁は。総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  私は、その案件について相続が、地権者の名義が変わったということは存じ上げていませんので、その内容は知りません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  あんたは何も知らんことばかり、私たちにうそばかり言うとっとですよ。私一人が反対だった。もう建物は仕方ないですよ、解体して返すことになっとっとだから。ただ、5千万円ぐらいある備品をオークションもせんでというところで、私はおかしか、おかしかと言っていたんですよ。それでいろいろ聞いたんです。 ほら、見てみんですか、あそこの深江の給食センター、一応売れましたよね。深江の給食センター、あなた知っとるでしょう。一応売れた。そして手つけの1割を結局断念されたんですが、この事業主さんは金がないんじゃなくて、布津の給食センターのほうが利便性があるから、泣き泣き四百何万捨てらしたとでした。それは何でかと、あなたたちが入札するけんと言うとったっけんで、そいけん、あそこのほうがいいということで、布津の給食センターが近いし、いいということで待ってらっしゃった。私も登記ばしとらすとやろうかいと言ったけど、登記もしていなかったですね、建物の登記。 そして、ここを調べよったら、令和3年7月27日にある人が相続されているんですよ。だけんで、えっ、こげんところを何も私たちに教えずに返した。どういうふうにした条件で返されたんですか。 それは、最初の契約書は更地にして返すだから、更地にして返せば何も問題ないんですが、話をして、話の状態ではどういう返し方になったのか、これは報告あっていませんけども。そして、今度はもう売買されていた。あなたたちは売買したのは知らなかったんでしょう。売ってよかですかねというのはあって、売ってよかですよとあんたたちは言うとるよね。 総務部長、答えてください。せっかく議長から聞いてよかと言われとっとだから、答えてね。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁は。総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  その件に関しては、私が聞いている範囲では、その前の地権者の方が土地を売りたいと市に相談があったと。そのときに、それはもう土地を売る分については、特に市が制約を設ける必要はないということで聞いています。(発言する者あり)それ以外は特に聞いていません。 ○議長(吉田幸一郎君)  最後まで聞いてください。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  売っていいですよと言うたのは、誰が言われた。一つ一つ聞かんば、長くしたら聞かれんけんで。更地にせんでよかけん、土地ば売らにゃんけんか、売ってよかでしょうかと市に来たとでしょう。その人は誰なのかというのはここではしゃべられんけん、後で聞くけども。それじゃ、売っていいですよと言うのは誰ですか。南島原市から返事ばした人は誰ですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  個人の名前は出せませんが、市の職員と聞いています。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  市の職員ですか、教育委員会のと私聞きたいんですが、もうこれ活用はなくなって、令和3年8月でもう終わっているんですよ。教育委員会の持ち物じゃないんですよ。教育委員会が関わって、総務は関わっとらんと、あなた総務部長でしょう。あなたのところに契約班もおるとでしょう。職員って誰ばかばっとっとですか。総務の職員、教育委員会の職員、誰ですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  教育委員会の職員です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  ああ、教育委員会の職員、それもおかしかですよね。もう教育委員会は聞きましたよ、そのことは五島さんから。 しかし、私はここまで来たら、私が発言すれば発言取消しとか、うそばかり言うよとかという話がありますけども、私はそのために一生懸命勉強して言っているんですよ、過去のことですけど。 あなたは、知りません、それ以上知りません、あなたは総務部長けども、この全体の一番のトップですよ。市長、副市長、総務部長と並んでいるでしょう。そのぐらいの立場の人ですよ。今からでもいいですよ。誰が返事をしたのか、言わないことはないと思います。どうされますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  先ほど言いましたとおり、個人の名前は伏せますけども、教育委員会の職員です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  教育委員会の職員にも、名前は言わんでも、これはいろいろあるでしょうが。あなたたち、みんな参事だのなんとかかんとかとあるでしょう。そのくらいまで教えてもらわんば。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  その方の役職を、ちょっと全員役職を私は覚えていませんので、当時何だったかはもう記憶にないので、間違ってはいけませんので、お答えできません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。
    ◆10番(高木和惠君)  お答えできません、後でお答えしますと言ってください、お答えできませんじゃなくて。それはあなたのミスですから。 給食センターはまだあるんですよ、あと有家も西有家も北有馬も。そのために言っているんです。だけん、買手がたくさんあったんであれば市が買えばよかったじゃないですか、あの土地ば。あなたたちは水面下で言うとっとよ、土地ば買わした人の全部やるけん、全部やるけんとあなたたちは言うとっと。それを本気にしとらす人が何人もおらしたわけですよ。やるけんやるけんといって、だから私に、誰が買わしたんですかと言うけん、誰も買うとらっさんよと言うたとやけん。 そいけん、あなたたちがあの土地ば買うて、そしたら土地も建物も市役所のでしょう。深江と一緒でしょうが。深江も四千何百万円で売っとるんでしょう。これが1回も駄目やったら2回目もまたキャンセルだったけども駄目ですよね。だけん、こいだけ建物ば欲しか人もおらしたとやけん、土地も自分たちが買うて、そしたら建物も備品も生きるじゃなかですか。あなたたちは20億円以上の給食センターば建てとっとですよ。だから、私たちは一生懸命、それば少しでも取り戻そうと思って。あなたたちが知恵ば出さんばならんとに、聞いたって答え切らん。 最後に、市長、あなたはどう思いますか。返した土地をまた借りたんですね、平成産業から。何のため借りたんかというたら財産だから、うちの財産。財産なら生かさにゃならんでしょう。生かす方法で借りたならいいけども、借りて、そして売っとらしたと、それば知ったけんで、それで無償譲渡をします、何ですか、これは。20億円の給食センター、いまだに文句が出ていますよ。造らんでよかったとやんば、あがんとばとか、もう本当にそういう話が出ているんですよ。 だけんで、市長はどがんさすとやろうかしらと思っとったけど、そげん心配しよったさなかに、あそこも、道の駅のあれも9千万円ということですよね。市長の言葉ば聞いても、どがんすればよかとやろうか、私は最高責任者と言うとらすけども、最高責任者はもう初めから分かっとる。だから、最高責任者として、私も国会のまねじゃなかけど、あなた、早よ解散して、もうやめてもらえば自転車道路もせんでよかと。もうとにかくやめろやめろと言われる、自転車道路。でも、これは国の補助金やけんやめられんと。あなたが悪者になってやめれば、あそこのお客さんも来んということで撤退されたんですよね、道の駅。そしたら南有馬はまだ来らっさんですよ、14万人は。 そういうことで、今、本当に私、頭が痛いんですよ。でも、私たちがどげん言うたって数の力です議会は、と私言っています。議会ではどれだけ言ったって数の力で負けるんです。あとは市民の人が頑張ってください、署名でも何でもして、市民の声を市長に届けてください、私はこう言っているんですよ。どう思いますかと言うても、もう時間がなかけんね、3分、3分。 実は私、前回の議会だよりを監査委員と約束していました。私が聞き方が悪かったと。契約と議会の議決、どちらが優先かと聞かれとらんということで、相当わびれというて、これは、私はそういう意図的にしておらんということで一応は出しました、議会だより71号で。 それで、そういうことを言われたので、72号で、もうこのことはっきり書こうと思って書きました。そしたら、掲載されないと。広報委員会の委員長が掲載しないというので…… ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、通告にありませんが、それは、…… ◆10番(高木和惠君)  答弁は要りません、私の独り言です。 ○議長(吉田幸一郎君)  独り言は…… ◆10番(高木和惠君)  実は、原稿を読むのは何でかというたら、相当あなたたちは困惑しているようだけども、市民の方から、何で高木議員、議会だよりば載せんじゃったと言わすけん、私、原稿を渡したんですよと。じゃ、事務局に聞いてくださいと言うたら、事務局は、これ多分また何か言わすでしょうけども、私たち分かりませんということでした。私は報告したいと思いますので。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、通告にないので…… ◆10番(高木和惠君)  次、答弁はしません。 ○議長(吉田幸一郎君)  発言をやめてください。通告の中の分を一般質問通告書に沿ってやってください。 ◆10番(高木和惠君)  質問ですよ、それは、質問。 ○議長(吉田幸一郎君)  誰に質問でしょうか、それは。 ◆10番(高木和惠君)  質問はせんで、この前、私が加津佐の新聞に載っとったとば言うたら…… ○議長(吉田幸一郎君)  質問をしてください。 ◆10番(高木和惠君)  市長は淡々と弁解ばされましたよ。いいですよ。私もちゃんと弁護士にも聞いておりますので、私にこれ読むなということでしょう。それは読んだら議長が困るんですかね。 ○議長(吉田幸一郎君)  通告をしているものをしてください。 ◆10番(高木和惠君)  通告は質問でしょうが。質問して答えば求めるときでしょう。 ○議長(吉田幸一郎君)  それは通告にないんじゃないですか。 ◆10番(高木和惠君)  私がまとめるんですよ。まとめるんです。読んでいいですか。つまらんとですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  じゃ、まとめてください。 ◆10番(高木和惠君)  はい、ありがとうございます。 契約と議会の議決とどちらが優先か、代表取締役、譲渡する場合は議会の議決が必要であり、議会の議決が優先ですと。そういうことを私は書いています。宮崎代表監査委員から、再び記事の訂正と謝罪がなかったので--これですよ。前回私は通告もしていないのにべらべらしゃべられた。12月6日の質問終了後、前触れもなく突然の話に私はびっくりしました。広報委員長、監査事務局から何も事前に連絡はありませんでした。 ナンバー71の私の原稿が印刷に回る前に、代表監査委員から謝罪と訂正を記載すること、宮崎代表監査委員(元総務部長)の括弧は削除しろと指示されたことは、広報委員長から電話をもらいました。一応そのまま掲載するように伝えたが、括弧は削除されている。 このように、現在の議会だよりは広報委員会からの指示があります。ですますはカット、であるに統一、写真または図、表を必ず掲載、720文字の制限があり、オーバー分は委員会が削除…… ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、時間ですのでやめてください。 ◆10番(高木和惠君)  あなたは人ば左右するとですか。この前は市長はずっと言わしたですよ。 ○議長(吉田幸一郎君)  左右もしておりません。 ◆10番(高木和惠君)  いいですよ。分かりました。はい。 これは記事として、市民に通告する義務があるんですよ、私は。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、締めてください。 ◆10番(高木和惠君)  締めたくないんですけど、どうしますか。締めてくださいとあなたが締めにゃ、私は締め切らん。 ○議長(吉田幸一郎君)  いや、終わってください。 ◆10番(高木和惠君)  はい。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、10番、高木和惠議員の質問を終わります。 ここで11時10分まで休憩いたします。     午前11時01分 休憩     午後11時10分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、14番、小嶋光明議員の質問を許します。14番、小嶋光明議員。 ◆14番(小嶋光明君) (登壇) 通告に従って、一般質問を一問一答式で行います。 まず初めに、補助金についてであります。 市民に密接している生活環境整備事業補助金の予算が僅か3か月ぐらいで底をつくようになっているようですが、今後、補正予算を組むべきだと思いますが、市長の考えを伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、小嶋光明議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、生活環境整備事業補助金の予算がないようだが、今後、補正予算を組むべきだと思う。市長の考えをというお尋ねでありますが、生活環境整備事業補助金の予算につきましては、令和5年度では2,500万円を計上させていただきました。今年度は500万円増額をし、3千万円を当初予算で計上いたしまして、承認をいただいて事業を進めているところでございます。以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そこで、建設部長にお尋ねをいたします。 今年度になって、多分去年、おととしからの持ち越しで生活改善事業補助金を決定して事業を行ったものと思いますが、今年、令和6年度は何件ぐらい実施されたのかお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  本年度の状況でございますが、令和6年5月末現在で49自治会から相談があっております。 本年度事業予算額としましては、先ほどお話ししましたように、3千万円であります。そのうち15件の事業実施を予定しております。 令和6年5月末現在で3件の事業決定を行っております。残り12件につきましては、手続を進められている状況でございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  この生活環境整備事業というのは、市民の皆様方が非常に困っているところを改良するという意味で非常に大事な補助金です。その中で、市民の方が、地権者が無償で提供して、そこで改善をしていく事業だから、これは、市が単独で建設部で行うならば設計料も要るし、土地の補償も要る。こういう観点から、やっぱり私は少しでも予算化を補正でも組んでやってほしいと。 皆さんから、いろんなところから、ここが悪いのでしてほしいという事業が私のところに来られます。予算がというのを常々聞くから、やっぱりここで行政の執行部のほうに補正を組むべきだと思うんだがという質問をしているんですよ。 そこで、どうですか、市長。もう少し検討されるなり、9月議会で補正を組むなりという考えはないのか、お伺いをいたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  この生活環境整備事業補助金、これは地元地域の生活道路、また水路を整備するものであります。意味合いについては、先ほどから小嶋議員がおっしゃっているようなところであります。 そういうことで、本年度の執行状況を踏まえて、また、市の財政状況を考えながら、補正予算については検討をしていきたいというふうに考えるところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  検討されて、事業課のほうに要望があった場合は、なるだけできるようにしてほしいと、こう思っております。 次の農林課の部分についても、農村整備課のほうの8割補助についても全く同じだと思うので、どのくらい今現在までやっているのか、その箇所を取りあえず聞きます。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(苑田和良君)  令和6年度農業農村整備事業の状況について御説明いたします。 直近の状況で申しますと、申請受理件数が25件ございます。そのうち、交付決定を終えている交付決定済み件数が14件となってございます。 今後、交付決定を行っていない11件について、計画的に順次交付決定を行うことといたしているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  農林課の場合は、ほとんど来るのが水路の問題が多いと思うんです。それで、今、私の耳に入ってくるのが、水路が漏ってどうしようもないと、もう老朽化してと。それで、利用される水路に対して田んぼをつくっている方が今までは10人おったけど、3人ぐらいしかいないとか、そういう状態で整備もなかなか自分たちもできないんですよということを伺います。 そこで、やっぱり材料支給なり8割補助、自分たちも出てでもしてほしいというのが希望があるわけですから、ここも予算があまり執行するのに足らないような状況になってきつつあるんですから、そこもやっぱりあなたたちも執行部と話をしながら、補正でも組んでいただけませんでしょうかというのが必要じゃないかと、今後は。 皆さん困っているんですよ。それで、漏ったところは、今度、田んぼが終わっても水が流れてくるものだから、そこが作物ができないと。いつも通称じゅったというような水がじゅくじゅくで何もできないというような状況が多々あるんですよ。どこのを言われても、やっぱりそういうところが多いんです。だから、そこを改善するためには、やっぱり予算化して、要望に応えてあげるような姿勢を取っていったほうが、南島原は第一産業は農業ですからね、基幹産業として。 道路も一緒です。ほとんどが市道になっているけど、ここは市道ですかというところが市道で、今、トラクターが大きくなっているから通れないと。だから提供して市道になっているから、農道じゃなかとかなて言っても市道なんです、認定されるのは。特に、南のほうに行けば狭い市道が多い。だから、それの改善をするためには、やっぱり予算化して補正でも組んでしていかんば、200万以内だから、市道の場合は。15件したらその予算は終わりになるんですよ。皆さんが今、前から頼んどったばってん、なかなかできないんですよというのがその辺にあるんじゃないかと私は思うんで、今回、この質問をしているわけですから。 昨年度もやっぱり補正を組んでいただき、おととしからたまっていた分が大分償却をできていると思うんです。だから、執行部としても、市長、やっぱりその辺を踏まえながら、皆さん方に全部できるようなことはできないと思います。しかし、前から言って本当に困っているところは、早急に先にでもしてやるというような気持ちでしていただかないと、農家の皆さんも困っているんですから。生産を上げろ、農家の皆さんたちは労力が足らんから、大きなトラクターにせんば間に合わんと、テーラーじゃ足らんというふうなところがあるんですから。 皆さん、それで今、うちの布津町に言わせれば、今まで葉たばこを作っとらしたと。葉たばこを減反してもうやめて、年を取ったからし切らんと。土地が余っとる。余っとるところは加津佐から来たり、南から来て野菜を作っとる。だけど、向こうから来られる方は大きな機械を持ってこられる。入らないんですよと。貸したいけど、借りてもらえないと、トラクターが入らないから。そういうところの改善をしたいという希望があるから、今お尋ねをしているんです。 だから、皆さんが自治会で来られるのか、議員さんが連れてこられて要望されるのか、その対応は早急にしてもらわないと、皆さん方が困っているのを、私にもお訪ねされるから、こういうふうな質問ですけれども、どうですかね、今後。 あと、今着工していない、決定をしていないところは予算内でできるし、まだそれ以外にもいっぱい要望はあると思うんですけど、その辺はどのぐらい数があるのか、分かれば答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(苑田和良君)  ただいま14件の交付決定を終えていると。残りの11件について、そのうち6件については、ある程度事業の精査も済んでおって、交付決定のめどが立っております。 残り5件、この分が今後、当然2割の負担があるものですから、受益者の中での協議と、それから予算的な部分ということで今後精査をして、予算がもし不足するようであれば、補正予算の要求等で対応をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  よろしくお願いしておきます。 次に、ウニの養殖についての結果及び今後の対応についてと質問をしていますので、よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(苑田和良君)  ウニの養殖事業の結果及び今後の対応についてでございますが、ウニの養殖事業の実証実験は、島原半島南部漁協が今年3月から5月にかけて行っております。今年度で2年目となります。 実験方法といたしましては、南有馬町の菖蒲田沖で1つの籠にウニを35個入れていかだにつるす方法で、15箱を実験用として養殖いたしました。 また、今年度につきましては、漁協の販売用といたしまして25箱を別途養殖し、合計で1,400個を養殖しております。 餌につきましては、週二、三回、廃棄部分のワカメとブロッコリーの葉を混ぜて与える方法としております。 実験結果の目安となる身入りの分析につきましては、県南水産業普及指導センターにお願いをいたしまして、昨年度と同様に、今年度においても全体の約7割程度が出荷できる結果となっているところでございます。 なお、漁協の販売用のウニにつきましては、道の駅ひまわりと長崎市内のホテルに販売をされているところでございます。 実証実験といたしましては、今年度が最終年度となることから、今回までの結果を取りまとめて、ウニの養殖方法を確立するとともに、販売方法などの検討についても漁協や商工観光課と連携、協議を行いまして、育てる漁業を推進し、漁業者の収入向上を目指してまいります。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そういう実証実験結果がいい結果で出ているんだから、今、漁業者の皆さん方も、取る漁業から栽培漁業に切り替えんば、イルカが多いし魚は釣れない、魚価は安いということで、非常に後継者不足になっております。 そこで、やっぱり市から補助金を出してでも、その養殖をされる漁業者の皆さん方に、一人にはできないけども、単体漁業の地域の人たちがやるというのであれば補助金を出して、養殖をもっと大々的にしていくべきだと私は思いますけども、その点は今後どういうふうに考えているのか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(苑田和良君)  今、議員御指摘のところでございますが、今回の養殖販売で出ました販売価格のコスト削減や生産量の安定化と併せまして、漁協及び漁業者の方々と協議をして、どういったところが問題で、後継といいますか、取り組む方が増えないのかというところを再度検証した上で、支援できる方法を検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  こっちから仕掛けていかんば、なかなか漁業者の皆さん方は自分たちで出資してこうしようという考えにはいかないと思うんです。 だから、国が幾ら補助金があって、こういう新しい事業をするのには、これだけの、県もあります、市も出しますという形を各漁業単位でも話をしながら、南有馬だけじゃなくても、布津であり、有家であり、深江であり、どこでもできると思うんですよ。ウニは加津佐、口之津かな、その辺で取れるやつを、駆除をしなきゃいけないウニを使いよるんだから。だから、その辺はやっぱり今までの行政のあなたたちのやり方じゃなくて、自分たちから進めて、国・県に対してでも、こういう事業をしたいんですけど、どの補助金があるんですかねというような勉強をして、それで漁業者に伝えれば、やるという方が出てくるんじゃないかと思うんです。その点はどう考えますかね。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(苑田和良君)  今、御指摘をいただいたように、市としても、育てる漁業、もうかる漁業のために何が一番最適解なのかということは、県、それから国と相談をしながら、積極的に漁業者のほうに発信をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そういうふうにして、よろしくお願いしておきます。せっかく実証実験して、こういういい結果が出てきているんだから、これ、今年度で終わりました、はい、事業はしませんということでは、せっかくしてきたのが無駄になるから、努力をしていただきたいと思います。 では、次にいきます。 真砂についてでありますが、再三私もリニューアルについて、その後どのようになっているのかとか、今回、世界遺産物産センター、併せて展開するべきだと思うがという質問をしていますので、まずそこから答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  真砂のリニューアルにつきましては、議会の中でもお答えをしておりますけれども、今年度いっぱいで指定管理者制が切れますので、4月に公募を行いまして決定をしていくわけですけれども、そのリニューアルにつきましては、次の新たな指定管理者と協議を行いながら、そこは決定をしていきたいと思っております。 また、世界遺産センターとの連携ということですけれども、当然、原城温泉真砂、原城跡、世界遺産センター、こういったものについては、西望公園であったりとか原城の聖マリア観音、この辺のルートを含めたところで連携を図っていきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  私も真砂を利用される方とちょこちょこ会う機会がありますので、いろんな意見を聞いておりますが、真砂は、私の考えも多分市の考えも一緒だと思うんですけど、もうける施設じゃないんですよ。自分たちが維持をしていけるように、市から手出しがないようなやり方をして、市民サービスが主体なんです。そう私は考えておるんです。 だから、利益、利益と言わずに、利益を出すんだったら、先ほども出た水道代が幾らとか言われるけど、水道代は市に納める金なんです、水道代って。うちの布津の湯楽里は、自分ところで水をボーリングしているから、市水の代金が要らないから、真砂よりも物すごく利益が上がる可能性があるわけです。ここら辺を考えて、そんなに利益を、今までは上がってきているんだから、ただコロナで利益が上がらなかっただけと。客が減ったから、それはしようがないと。 だけど、リニューアルは、どっちみち老朽化をしているんだから、せにゃいかんと。だから、国に対してでも、どういう補助金が適用できるのか、その辺も検討を、やっぱり今までなるんだから、しながら、こういう状況でほとんど補助金が出ないんですよということであれば、また考えにゃいかんけど、取りあえず国の補助金が出るようなやり方というのがあろうかと思うんですよ。その辺はどうですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  当然、新しい管理者と協議をしていく中で、やっぱり有利な国の財源とかがあれば、大いに活用していきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  工事を、新しい人とするのに、今からでも決めとってですよ。しかからんば、古くなって、これは私がしたいという人が出てこないと思う。 それで、また地域の皆さん方に尋ねてみますと、今のままでもいいですよという人が物すごく多いです。それで、南有馬の近辺の西有家からも来ていらっしゃる方に尋ねたら、ここはそんなに利益は上げんでよかじゃろうもんということで言っていただいております。だから私も、そうですよと。市の持ち物であって、布津の湯楽里も一緒。こういう何千万もかけて、雨漏りがしたからそれを出したでしょう。そういうふうな観点も踏まえて、真砂もするべきだと思うんです。 考え方で違うかもしれんけど、あんたたちをやいやい言うたって、みんな萎縮してせんとと一緒で、その使い方いっちょですよ、人間は。だから、私たちも、少ない人間でそこで宴会したときは、ごちそうあるし、送迎もしてくれる。そういうふうな施設がほかに、市で持ちものがないから私たちもしようと、特に私たちは使うわけですけど。やっぱりそこら辺は踏まえながら、上に立つ人が、副市長さん、ここが、あなたが原城振興公社の社長ですけども、そこは支配人の気持ち、従業員の気持ちを十分酌み上げながら、どうしたが一番いいのかと、スタッフ連中の話合いの下で、こういう要望がありますけどと、あなたもちょこちょこ行って聞いとると思うんですけども、十分に部長も入れながら話していくべきだと思うし、それで、近隣の住民は、これが民間に譲渡されたら私たちは困るという人がほとんどです。それは一部の人は、あがんもうけんところは民間に売ったがいいという声もあろうかと思います。否定はしませんけども、大方の人がやっぱり市で管理をしていただき、継続してほしいという声が多いと思います。 その辺は今後、副市長、本当は原城社長には、市政一般質問だから、関係ないからする必要はないんですけども、補助金を出しているから、たまたまリニューアルするのには市の金が必要なんですね。だから私は質問しとるだけ。経営に対しては言うべきじゃないです、議員としては。これは委託をしている先だから。じゃ、委託した先を全部、今日みたいにできるのかといったらできないでしょう。委託されたから、この金で委託しているんだ、これだけ以内ですればいいんですから。その辺の、やっぱりあなたたちももう少し答弁するときも言っていいんじゃないですか。どうですか。副市長として答えてください。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  真砂の経営につきましては、議員も御指摘していただいたように、平成30年まで、これまでは大体とんとんで来ているんです。赤字はありませんでした。なべての話ですけども。単年度赤字になったり、また黒字になったりと、その繰り返しで来ております。結果的には、平成30年までに100万程度の黒字が出てきたということでございます。 コロナになりまして、御案内のとおり、市から指定管理料を頂いて、どうにか運営をしてきたというふうな状況でございますけども、令和5年度につきましては、それでもまだ全体としては2千万を超える黒字ですけれども、支援がなくても100万ぐらいの赤字で済んだと。そういうふうな格好で職員も頑張っておりますし、地域の皆さん方の御支援もいただきながら、特に浴場の利用が最近多くなってきております。 そういうこともありますので、今までの真砂の成り立ちからしまして、やっぱりあそこは福祉施設的な観点から成り立った施設でございますので、そこらあたりは十分注意をしながら、気を遣いながら、やっぱり地域のための施設だということを中心に考えてやっていくべきじゃないかということで思っております。 そういうことで、増設につきましても、新たな指定管理者等ということで、今、部長が答弁しましたけども、そういうことで、そこらあたりを踏まえながら協議をしていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そういうことであれば、やっぱりそういう考えであれば、今までどおり市民が優先。それで、私が言いたいのは、市民が優先だけど、お風呂に対しても、物産館に来られる観光客、地域の住民の方、お風呂もというふうな看板を上げて、割引券なり、物産館で幾ら購入したら割引券をあげますよとかいうふうな考え方を持っていくべきだと。だから、ここに物産館も一緒になってやっていくべきじゃないかということで質問をしております。 だから、今後そういうふうな考えを持っていかれるのか、いかれないのか、物産館は物産館、真砂は真砂の考え方でいくのか、どうですか、部長。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  ここは、もう1つというふうな考え方で取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そういうふうな考え方でやっていただければ、おのずと客は増えるし、やってみる前からいろいろ言う必要はないと思う。だけど、これはやらんで何を言おかいといったら、何も前に進まんとですよね。 南有馬の人に言わせたら、あの物産館とか有馬商業の跡、運動公園ですね、ああいうところができて、非常に今までは寂しかったと、まちの活性化もあまり見られなかったけども、最近はようやく活性化につながりつつありますということは聞いております。だから、そういう声を聞いとるんだったら、否をするだけじゃなくて、我々は議員としてもバックアップしながら、地域のために、それが地域のためになれば南島原のためになるんだから、やっぱりしていかにゃいかんと思っています。 いろいろ言わんでよか、後ろで。(発言する者あり)ならんとかなんとか言わんでよか。人が質問しよっとやけん、言うとらんた。議長、言うてください、議事進行で。 ○議長(吉田幸一郎君)  私語を慎んでください。 ◆14番(小嶋光明君)  そういうことで、やっぱり前向きに、市民が聞いて分かるような答弁の仕方をしていただければ、市民も分かりやすくていいんじゃないかと思うし、それで今後も、ああ、真砂はそんな利益を上げなくていい。利益は上げにゃいかんですよ、とんとんに、給料分ぐらいは稼いで。そう稼がんでもいいんですから、市民サービスを重点的に置いて、こういうところを重点に置いておりますから、これだけしか利益が上がりませんで、それでいいと私は思う。 だから、今後、そういうことを努力しながら、今度は副市長、社長としてどういうふうな考えしますか。本当は聞かれないけど、聞きましょう。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁できますか。副市長。 ◎副市長(山口周一君)  議員から今いろいろお話をお伺いしましたけども、やっぱりこの真砂というのは、地域あっての真砂だと思います。そこらあたりを忘れることなく、本来の目的に沿ったような格好で頑張っていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  前向きな答弁をいただきましたので、時間は余しますけども、これで一般質問を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、14番、小嶋光明議員の質問を終わります。 ここで1時まで休憩いたします。     午前11時38分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、4番、井上修一議員の質問を許します。4番、井上修一議員。 ◆4番(井上修一君) (登壇) 皆さん、こんにちは。4番、公明党、井上修一です。最後の質問になりますので、多少重複する質問もあるかもしれませんが、その点、御了承いただきたいと思います。 それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従い、一問一答方式で質問させていただきます。 まず、世界遺産センターについて。 6月3日の全協で進捗状況を説明していただきましたが、改めてお伺いします。 令和8年度の供用開始予定の世界遺産センターに期待すること、また将来の展望を伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本教育長。 ◎教育長(松本弘明君) (登壇) 皆さん、こんにちは。井上修一議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、原城跡世界遺産センターについてでありますが、最初に、世界遺産センターに期待できること、また将来の展望を伺うということでございますけれども、国道沿いの原城跡に隣接する場所に世界遺産センターを整備することで、原城跡の現地と一体的な来訪が期待できるようになりまして、世界遺産の価値を学習していただく機会につながるものと考えております。 あわせて、物産販売場を併設することで、本市が誇る特産物を手にしていただく、あるいは知っていただく機会にもなり、観光振興や物産振興にも貢献できるものと期待をしているところであります。 将来の展望につきましては、キリスト教関連の世界遺産として知名度を生かしながら、外国人観光客などの増加に向けて努めるとともに、島原・天草一揆や原城跡、天草四郎を題材にした番組を取り上げていただく機会が増えるように調査研究なども進めていきたいと考えているところであります。以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  今、教育長からお話がありましたが、この島原・天草一揆の歴史的価値についてちょっとお話しさせていただきたいと思います。 島原・天草一揆は1637年に起きました。時代背景として、当時は関ヶ原の戦いが終わったばかりで政局が不安定だったため、幕府は、氾濫に備えて軍備を手厚くする必要がありました。そのため農民たちに重税を課せていた。ですので、ほかにも各地で一揆が起きていました。にもかかわらず、それなのになぜこの島原・天草一揆が多くの教科書に取り上げられているのか。それは、一揆自体が日本最大の規模であったし、一揆勃発に至るまでの経緯と、その後の幕府の宗教、外交政策、政治に多大な影響を与えたという点で、現在も残っているキリシタン関連遺産、鎖国による長崎の出島、檀家制度など、日本史をいろんな角度から学ぶ上で重要な出来事の一つとなっているからだと思います。 その歴史的価値をいかに発信して集客につなげるかが世界遺産センターの役目ではないかと思います。 そこで、次の質問です。 来訪者には個人、団体、様々な方が訪れられると思いますが、安定的な運営を維持するため、団体客の誘致が必要と思われます。中でも、特に歴史的価値、平和学習といった観点から修学旅行の誘致が期待されます。そこで、現在または今後の取組はどうなのか伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  本市における修学旅行ですけれども、今現在、南島原ひまわり観光協会と連携をして取り組んでおります農林漁業体験民泊での来客が大部分をこれまで占めておりました。現在、リピーター校及び新規利用校の誘致のため、株式会社JTBから本市へ出向いただいております観光アドバイザーの知見やネットワークを生かしながら、修学旅行のターゲットエリアであります関東、関西、それから近畿を中心に旅行会社を訪問するなど、現在、セールスを行っているところであります。 当然、これまでも農林漁業体験民泊で来られた中学、高校が、必ずしも有馬キリシタン遺産記念館を訪れたというようなことにはなっておりませんので、やはり世界遺産センターのほうに修学旅行を誘致する際には、民泊で訪れる学校にもぜひ見ていただくというようなところで周知をしていきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  民泊ですね。体験学習という意味でも、また、受け入れる側も生徒と絆も深まることだし、さらにそれは今後も力を入れて進めていっていただきたいと思います。 今言われた有馬キリシタン遺産記念館ですが、今年、開館10周年を迎えて、これまで、先ほど言われました修学旅行で訪れた学校もあるかと思いますが、どれくらいいらっしゃったのか、分かる範囲で結構ですので伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  有馬キリシタン遺産記念館を訪れた学校数ですけれども、令和5年度につきましては10校の439名、令和4年度につきましては8校の365名です。 コロナ禍前の平成30年で25校、607名となっております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  コロナの影響はここにも出ていますけども、この修学旅行で来られる方は、リピーターであってリピーターではない。学校名は、来る学校は変わらないですけど、来る生徒は変わりますので、この世界遺産センターに対して評価が高ければ、また何年か続けて来られると思います。 そこで、先ほども言いました歴史的価値、平和学習といった面で、この間、全協で頂いた資料の世界遺産センターガイダンス施設展示概要ですが、ほぼ、その資料どおりの内容になるのか伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。
    ◎教育次長(五島裕一君)  今の予定ではそのとおりでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  私は、それをくまなく目を通しましたが、私が考えることはほとんど網羅された内容だったと思います。ただ1点、企画展示室がありますけど、その企画展示室には、過去に有馬キリシタン遺産記念館で黄金の十字架など、ほかの施設から借りて展示する企画がありましたが、ここでもそういった企画は予定されているのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  まだ先のことですので、はっきりしたことは申し上げられませんが、当然、金の十字架というのは今、大阪にございますけれども、大事な資料でございますので、そういう特別展につきましては、積極的に行っていきたいというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  金の十字架に限らず、関連の資料は展示される予定があるということで。 そこで提案ですけども、そこに島原城の関連資料をお借りして展示する企画を検討されてはどうかと思います。それはなぜかというと、言わずと知れた、島原・天草一揆は、ここ南島原の原城の領民と島原城の幕府との歴史上類を見ない壮絶な戦いによって多くの犠牲者を出した一揆、言わば戦争ですので、だからこそ、そういった過去があるからこそ島原にも協力してもらって、これは協力してもらえるか分かりませんが、双方の展示企画を行えば、企画自体に話題性もあるかと思いますし、権力を持った者が、自らの野望のために誤った方向に進めばどのような結果になるのかという平和学習といった面で、修学旅行誘致にもつながると思いますが、そういった考えはないかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  先ほども申しましたけれども、企画展示室、特別企画展を行う場所でございますので、いろんな企画は今から検討していくべきものであろうと思いますけれども、いろんな珍しい企画だとか、近く場で協力できるような企画あれば、当然行っていきたいと思います。 それと、ちょっと話は変わりますけれども、遺産記念館の中に絵図ライブラリーというデジタルコンテンツを使ったものも展示をいたします。それは、全国に散らばる島原・天草一揆に関する絵図等を全国から集めてデジタルで見せるという、これはもう非常に珍しいものですので、そういうのも活用していただければというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  その点、よろしくお願いします。 次に、完成後、この世界遺産センターに訪れる方の中には、当然現地、原城跡本丸に見学に行きたいと思われる方がいらっしゃると思いますが、その移動手段はどのように考えておられるのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  本丸への移動手段ということでございますけれども、今現在、原城跡では、史跡原城跡整備基本計画というのを策定しておりまして、史跡内に見どころを増やしていく計画がございます。 基本的には、原城跡全体を歩いて見学をしていただきたいというのが理想ではございます。しかしながら、一方、観光客の状況を見てみますと、高齢者の方や小さなお子様連れの家族などで歩いて見学することが困難なお客様もいらっしゃいます。この点につきましては、先日の田中次廣議員の御質問でもお答えをいたしましたが、世界遺産センターの供用開始に合わせまして、原城二の丸に多目的広場の整備を進めております。トイレ、観光案内所、休憩所のほか、バスの転回場所やお体が不自由な方たちの駐車スペース等を整備するという予定にしておりますので、世界遺産センターの完成に合わせて、より快適に見学ができる環境が整うものというふうに考えております。 また、電動自転車の配備だったりとか、その他の移動手段についても検討を進めているところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  バスでは二の丸の多目的広場を利用するということですけど、個人で一般の方がマイカーで来られたときに、個人のお客さんのそこまでの移動はどうなっているのか、障害のある方とか以外で。それをお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  冒頭申しましたが、基本的には徒歩を想定しております。あるいは電動自転車であったり、あと電動カートとか電動キックボード等も検討しているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  特に、供用開始してしばらくはたくさんの方が来られると思います。その方たちを、言わば口コミとして情報発信元となりますので、できるだけシャトルバスなり、可能であるならば、そうやって運ぶことを考えていただければと思います。 それでは、次に、世界遺産センターを中心に周遊ルートとして原城の聖マリア観音の周知、案内はどのように考えておられるのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  現在、原城聖マリア観音は、土日祝日の午後から限定をして公開をされております。 しかし、もう既にインバウンドを含め、多くの観光客が訪れているということでございます。市といたしましても原城聖マリア観音を貴重な観光資源と捉え、市の観光パンフレット、それからホームページなどへ掲載をして周知を図るとともに、旅行会社などへも広く情報発信をしていきたいということで考えております。 原城聖マリア観音につきましては、今年の9月中旬ぐらいに正式にオープンをされるということをお聞きしておりますので、世界遺産センターや西望記念館など、周辺観光スポットも含めたところで周遊ルートの構築に努めていきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  この原城の聖マリア観音は、一般社団法人南島原世界遺産市民の会の方々が、原城の犠牲者の鎮魂のため40年かけて製作された親松英治氏のところに、まさに三国志にあるところの、人に対して礼を尽くして物事を頼む三顧の礼をされて誘致され、地元市民のクラウドファンディングの寄附により、設置場所に関しても市民の方の協力を得て苦労の末設置され、現在も整備されています。 もう土日は本当、外国からでもたくさんの方が来られると聞いています。私ももう何回も行きましたけども、この設置場所も、原城跡から多少離れていますが、島原・天草一揆の舞台となった原城跡、談合島、天草といった全体をも一望できます。そして、西望記念館の上にあるということを考えると、あの場所に設置されたことは大変大きな意味があって、南島原世界遺産市民の会の方々の熱意があの場所に導いたのかなと思っております。 先ほども言いましたけども、外国、一番遠いところではアイルランドとか何か、アメリカもそうですけど、クリスチャンが来訪に来られているということで、先に原城の聖マリア観音に訪れた方には、なぜこのような木彫りとして世界最大級のマリア像が作られたのか。理由は世界遺産センター、原城跡にあると。そして、世界遺産センター、原城に来られた方には、日本最大の一揆、歴史的惨状を知っていただいた後にマリア観音のほうに行ってもらえれば、より理解が深まると思いますので、その辺は南島原世界遺産市民の会の方々といろいろ協議を重ねて、よりよいルートにしていただきたいと思います。 それでは、次に、自転車歩行者専用道路の維持管理について質問します。 工事が進むにつれて景観がよくなってくると、完成を楽しみにしていらっしゃる市民の方の声もお聞きします。散歩をされたり、実際自転車で供用開始区間を走っておられる方もいらっしゃいますが、一方で、既に草や木などが生えてきているところもあり、維持管理がお金もかかるし、大変ではないかと懸念される市民の声もお聞きします。 そこで質問します。自転車歩行者専用道路の維持管理について、自転車利用者の走行、また歩行者に支障がないよう、環境を確保するため、維持管理基準などが必要と思いますが、それについての具体的な実施回数など、マニュアル等は作成されているのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  自転車歩行者専用道路の維持管理基準についてのお尋ねでございますが、酒井光則議員の御質問で答弁いたしましたとおり、維持管理費につきましては、道路パトロール員2名を配置して定期的にパトロールを実施し、道路の異常等がないか確認をしているところでございます。 また、同時に除草作業箇所の確認も行い、行き届いていない点もあるかと思いますが、草木の繁茂しているところから順次作業を実施し、通行環境の確保に努めているところでございます。 しかしながら、維持管理等におけるマニュアルの作成までは至っておりませんので、日常の維持管理、または点検等の基準は必要であると考えておりますので、今後マニュアルの作成に向けて取り組んでいきたいと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  その点をよろしくお願いします。 次の質問ですけど、利用者の意見、要望など、モニタリングも必要になると思うがという質問ですが、それは、利用するに当たっての、ちょっと質問が分かりにくいと思うんですけども、利用するに当たって、モニタリングによる意見とか要望とかなどを、市民の声を、利用者の声を収集する方法はどのように考えていらっしゃるのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  利用者の意見、要望をどのようになってお聞きするのかということでのお尋ねでございますが、維持管理につきましては、市民からの通報のみだけではなく、広く市民や利用者の皆さんから意見をお聞きし、御協力をお願いすることが重要だと考えております。よって、市のホームページや広報紙での提案募集の掲載を行っていきたいと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  要望とかは、そういった広報紙でいいと思うんですけども、実際走行中に、例えば、雨風が吹いた翌朝など、開庁時間外の連絡もあるかと思いますし、今、ほとんどの方がスマホを持っていらっしゃるので、新たにQRコードをどこかに表示して、専用の窓口を設けられたらいいと思います。 表示する場所については、今、ながらスマホなど、携帯ホルダーを利用する方も、操作するときには止まってすれば罰則はありませんので、駅舎など、休憩場にそういったものを表示されるといいのかなと思いますが、その点はどうかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  議員がおっしゃるとおり、そういう市民の皆様の通報といいますか、提案を取り入れるような方法につきまして、QRコードという、駅舎とかに設置したらどうかということでございますが、そういう方向でいい提案をいただいたので、今後そういう取組をやっていけるような方法を考えていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  利用者の方がスムーズに利用できるように、利用者の理解や協力を得ながら工夫して維持していってもらいたいと思います。 そこで、次の質問ですが、維持管理費の費用は大体どれぐらい想定されているのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  この維持管理費用につきましても、酒井光則議員の御質問で答弁させていただきましたけども、これまで道路照明灯やトンネル内の照明に係る電気料と、道路の除草伐採に要する費用として、電気料が約150万円、除草伐採費用として約500万円と見込み、合計約600万円から700万円程度を見込んでいるところでございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  私がちょっと気になるのが、その700万円の中に水無川の橋梁の部分は入っているのかお伺いします。 そして、どこまでが南島原の区域で、どこまでが島原の区域なのか。管理区域は話合いはされているのか。その点をお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  まず、管理費用の700万円の中に水無川の鉄橋の費用が含まれているのかということに対してお答えいたします。 水無川鉄橋につきましては、現在、本市の整備区間に入っておりませんので、この700万円の中には含まれておりません。 それと、うちの市道南島原自転車道路は、旧加津佐駅からを起点として深江の桜パークの公園内通路までを終点とする道路となっておりますので、この区間を事業をして実施し、管理することとしております。 それから先の分につきましては、現在、島原市と協議を行っているという状態でございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  水無川の橋梁の分は分かりました。 今後、5年、10年とたつにつれて当然維持管理も増えてくると思いますが、利用して途中で自転車歩行者専用道路の場合、国道に変えることはできるのか。実際そのような話はないのか。また、その考えはあるのか伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  今、うちのほうとしますと、自転車歩行者専用道路は、専用で今事業をしているところでございますので、うちの区間につきましては、今実際造っている道路を自転車道路として使っていただくと。国道のほうを通る区間としては、今のところはないというふうに思っております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  使用というよりも、なぜこんなことを言うかというと、話合いによって国が管理してくれる可能性があると私は思っていますので、可能性があるんですね、それは分かりませんけど。そうなると、その維持管理費の700万円がほかの施策に回せるのではないかと考えますが、その点はどう考えられますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  今現在、本市で整備しております自転車歩行者専用道路につきましては、道路法にのっとって整備をしているところでございます。今後の維持管理につきましても、まずは私ども、南島原市のほうで管理していくという方向で考えておりますので、国のほうで管理していただくとか、そこら辺の話につきましては、今何も決まっているような状態ではございませんので、今のところ通常の700万円、その分で管理をしていくという考えで今進んでいるところでございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  開通当初はそれほどかからないと思うんですけど、これが5年、10年となると、これ700万円では済まないと思います。そういった場合に、今そうやって話合いできちんと決められたほうがいいと思いますが、これは、維持管理費というのは、もう皆さんご存じのとおり、後で市の財政にもボディーブローみたいに効いてきますので、自主財源ですので、先々の市民の負担にならないよう、その辺を考えていただきたいと思いますが、その点はどうお考えか。できれば市長にお願いしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の管理の件については、部長のほうから一応取りあえず答弁をしておりますけれども、先ほどのような状況で、また、これまでも過去の議会でもお答えをしておりますけれども、まずは一生懸命南島原市として32.1キロメートルの島原鉄道跡地を整備して、自転車歩行者専用道路として活用するということで、現段階でずっと進めているところであります。 そして、その工事においては、皆さん方思いになると思うんですが、島原鉄道が南島原市に譲ったこの線路については、何ももう問題なく、そのまま1、2の3で南島原市のものに名義変更されてなっていくんじゃないか、なっておるんじゃないかというふうな思いもあられると思うんですが、当時、島原鉄道と当時の地権者の皆さん方の中でどういうふうな形で相談をされて、100年近くこの線路が運営をされてきたかということを考えてみれば、やっぱり当時はそれぞれの地権者とはお話ができていたとは思うんですが、いろいろ様々その話合いはあったと思うんですけれども、いざ、やっぱりそれを島原鉄道からこちらが受け取ってみたときに、中にはやっぱり昔の名義がそのままで活用されていたということでありました。 そういうことで、100年近く利用されておりますので、これを単純に法的な手法で変えていくというよりも、それぞれのやっぱり名義が残っている皆さん方の御理解をいただいて、そして、次の世代にしっかりとやっぱり市のものとしてつなげていくためには、そこの解決も必要であるということで、転々、ちょうど数が今、私、あれですが、そういう個々の個人の名義であったところ、こういうのがはっきり分かって、これをまず解決をしようというふうなことで取り組んで、一生懸命担当の職員も東京に行ったり、あっちに行ったり、いろんな形で御理解をいただいて、今日進めてきているところであります。 こういういろいろ作業をしながら、そして建設面も地元の業界の皆さん方の御理解もいただき、一生懸命今進めてきているところでありますが、予定は3年から5年まで3か年でということで取りかかったものの、中には、間ではコロナが発生をする。また、いろんな世界的な社会情勢の中で物価の高騰、それを入れればもう始まらんじゃないかというふうな論もあるかもしれませんけど、そういうふうな状況の中で、やはり完成年度が後に遅れてきた、遅れているという状況であります。 そういうことで、一生懸命市としても頑張って進めているところでありまして、今すぐ国から支援をという段階にはまだ一定いかないと思うんです。これをしっかり仕上げて、そしていろんな形で、県であるとか、国であるとか、そういうような支援もいただきながら、やっぱり将来に向けてこれの活用を行っていかなければ、そういう思いでは、私自身いるところでありまして、もう現段階ですぐ国にとか、この整備の途中で、そういう段階にはまだないなというふうには思っています。ちょっと長くなりましたけれども。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  答弁しにくい部分もあるかも分かりませんので、これはここで止めておきますけども、先々の市民の負担にならないように、そして、子供たちが喜んで安全に通学する姿、もう布津のほうでは、朝通学するときに、三、四人で安全に通学して、しゃべりながら歩いている。また、自転車道路の開通に向けて楽しみにして、自転車を買ってもう準備している方もいらっしゃいます。そういった方が気持ちよく安全に利用される光景が、5年、10年とわたって続くように英断していただくことをお願いして、次の質問に移ります。 次の質問です。食料品アクセス困難者の支援について。 これは、買物弱者とも言われますが、日用品も含めて。食料品アクセス困難者とは、自宅から食料品店まで直線距離で500メートル以上離れ、自動車を利用できない65歳以上の人を定義しています。 本年2月27日に農林水産政策研究所が、この食料品アクセス困難者の人口推計値を公表しました。これは、5年に一度の国勢調査に基づいてのものですので、2020年のものになります。それによると、食料品アクセス困難者は全国に904万人、前回の調査、2015年と比較すると当然増えています。約80万人増えているそうですが、また、65歳以上の人口に占める食料品アクセス困難者の割合を都道府県別に見ると、長崎県が41%と最も高く、当然、本市でも特に中山間地域での買物、食料品アクセス困難者は数多くいらっしゃることと思います。 そこで、まず、その原因として、免許証の自主返納が上げられると思いますが、高齢により免許を返納された方はどれぐらいいらっしゃるのかお伺いします。令和5年の分で結構だと思いますけど。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  お尋ねの運転免許証を返納された方の状況でございますが、南島原警察署管内におきまして、令和5年度は191名返納されたと聞いております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  今後、全国的にもそうですが、本市も同様、そういったアクセスで困る方は増えてくると思います。そういった背景もあって、その対策の一つとして、本市では東部地区、去年の9月からチョイソコみなみしまばらが運用開始されました。その用途で多いのが、やはり買物と通院、もうほとんどそういうことだと思います。利用頻度の高い指定の停留所、ごみステーションのデータは取れているのかお伺いします。 また、予約ができなかった場合の電話のアクセス数などが分かればお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  まず、チョイソコの利用頻度の高い停留所のデータ、取れているのかということですけども、データは取れております。 それから、予約が取れなかったときの対応ということですけれども、予約自体は、電話でコールセンターにする方法が一つありますけれども、利用される皆さんは高齢者の方が多いということで、電話での問合せ予約をされております。そういった場合には、早めの予約をしてくださいとか、そういった対応があっております。 ただ、予約が取れないというようなお話もありますけれども、データを見てみますと、全体の6割、62%ぐらいが当日予約になっております。予約自体は1週間前から30分前までできるようになっておりますので、早めに予約をしていただけると、自分が思ったような時間帯に予約が取れるんじゃないかなと思っております。 また、この部分が増えていくようであれば、またそのほかの対応を取っていきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  今のところはそういった周知を促すということでよろしいですか。早めに予約してほしいという。 予算があればもう一台増やすとか、もっとたくさん乗れる車にするとかできるんでしょうけども、事業者との兼ね合いもあることと思いますし、現状は難しいのかなと思います。 そこで、次の質問です。買物で困っている高齢者の方々をカバーするため、移動販売業者と情報を共有して高齢者の買物を支援していくこともこれから必要でないかと考えますが、その点についての考えをお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  チョイソコ自体を買物や通院等に利用していただくということで、高齢者の移動手段ということで利用していただいているわけですけれども、当然、先ほど申し上げましたように、このチョイソコに乗車、下車されるデータというのは持っておりますので、そのような情報を必要とあられる方がいらっしゃれば、提供していきたいなということで考えています。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  その情報はぜひ利用させていただきたいと思います。 政府もこの問題は重く受け止めて対策を進めております。といいますのも、昨年10月30日から今年1月20日にかけて農水省がアンケートを実施しました。それによると、89.7、ほとんど90%が対策が必要という結果が出ています。このことを踏まえて、関係省庁も3月29日、今年のです。支援策をまとめたパッケージを公表して、自治体の取組を後押ししているんですが、課題も多く、対策が進まないのが現状のようです。だからといって手をこまねいているわけにもいきませんので、先ほど部長が答弁してくださったチョイソコの予約のアクセス数を利用して、困っている方がたくさんいらっしゃるエリアをまず把握することから始めて、買う側のニーズ、移動販売業者さんとの課題など、私もヒアリングをしながら少しずつ進めていきたいと思いますので、協力をお願いしたいと思います。 あと、これに関して、先ほども言いましたけども、国もそういった対策を進めているということで、補助金などがあれば、私もちょっとパソコンで探してみたんですけど、1回ちょっと見つけたんですけど、また、もう一回見つけようと思ったら、ちょっと分からんようになったので、そこら辺を調べていただきたいと思いますが、どうですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  確かに経済産業省のほうで買物弱者に対する支援策もあるみたいですので、その辺は、また要望があれば、そういった形で対応していきたいと思っています。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  その点、よろしくお願いします。 次の質問に入る前に、個人的なことでありますけども、前回の定例会でチョイソコみなみしまばらについての質問の折に、隣市の島原市が運用されていますコミュニティバスたしろ号、それよりも燃費の面とかでチョイソコ、南島原市のほうがいいという発言をしたことに対して、私自身、まさに木を見て森を見ずといった、島原の地域の実情の理解が足りずに、それに携わる方々に対して不愉快な思いをさせたことにつきまして、この場を借りておわび申し上げたいと思います。申し訳ありませんでした。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 次は、ふるさと応援寄附金について質問します。 返礼品とは別に納税寄附をしてくださった方に対して、市長じきじきのお礼のはがきを送るとか、そういった感謝を伝える取組などあるのか、また進めていらっしゃるのかお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  お礼文につきましては、現在、寄附金の受領証明書、寄附金をこれだけ頂きましたよという証明書を発送するわけですけれども、その中にはお礼文をつけております。 ただ、例えば返礼品を送る場合、返礼品の中にお礼文を現在まだ入れておりません。当然、発送先がそれぞれの事業者になりますので、今回、市長直筆のサインではがきサイズぐらいのお礼文を、9月から返礼品の中に入れていこうということで現在準備を進めているところです。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  そうすることによって、またこの事業が伸びていくと思いますので、その点を工夫凝らしてやっていただきたい。9月からそうやって計画されているということで、頑張っていただきたいと思います。 それ以外の取組として、この一般質問の後に新聞でも見ましたけど、6月10日でしたか、ふるさと納税事業者向け勉強会をされたそうですが、その内容はどのようなものだったのか、エピソードなどあればお伺いしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  ふるさと納税の令和5年度の実績報告会、それから今後の展望ということで、市内のふるさと納税に返礼品として取扱いをされている事業者の方、約40社の方がお集まりいただきまして、報告会があっております。 まずは、今現在、ふるさと納税の市場規模が1.1兆円というふうなことでありますけれども、それはまだ3割、4割ぐらいの方が利用されていると。今後、それが6割、7割となると2.5兆円規模ぐらいになるんじゃないかと。だから、今からでも遅くないので、いろんな部分で返礼品にバリエーションをつけて数を増やすとか、いろんな返礼品を組み合わせるとか、いろんなバリエーションを持って返礼品の数を増やせばどうかとか。あとはやはり、まずはネットで見たり、パンフレットで見たり、絵というのは、やっぱり見せ方というのは大事だよというようなことです。 それから、なかなか目に見えないところかもしれませんけれども、やはり丁寧な箱詰めであったりとか、包装の仕方とか、そういったものがやっぱりお客さんには、お客さんといいますか、そういった納税者の方には通じるものがあるので、そういったものを今後の参考にふるさと納税に取り組んでくださいといったような話がありました。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  返礼品を出品される事業者の方にも恩恵を実感されているということにもつながるように、その辺はやっていただきたい。 ふるさと納税は、南島原の返礼品に魅力を感じて利用される一般の方をはじめ、その多くが、故郷、南島原市に住んでいる両親、家族、また、生まれ育った故郷のため、ふるさとのためにとの思いで寄附していただいていると思いますし、財政力の低い本市にとっては大変貴重な財源でありますので、その寄附してくださった方にも喜んでいただけるよう、今後もいろいろ工夫を凝らしてやられていますけれども、さらに目標を一言。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  令和5年度が10億7,400万円という実績がありますので、令和6年度は予算は15億円で計上させていただいております。 ○議長(吉田幸一郎君)  井上議員。 ◆4番(井上修一君)  目標15億円に向けて進めていっていただくことをお願いして、質問を終わりたいと思います。 それでは、次に、はり・きゅう助成の対象者についてという質問を上げておりますが、これはもう国民健康保険の方は対象になっていますが、社会保険の方は対象になっていません。その理由をと上げていますが、この質問は、もう先般、寺澤議員の質問と全く同じで、詳しく答弁をお聞きしましたので、割愛させていただきます。 ちょっと時間ありますけども、これで4番、公明党、井上修一の質問を終わります。ありがとうございました。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで4番、井上修一議員の質問を終わります。 以上で市政一般質問を終了します。 日程第2、「常任委員会委員の選任について」を議題といたします。 これより、常任委員会委員の任期満了に伴う委員の選任を行います。 常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。 選任された常任委員会委員の氏名を朗読させます。松藤事務局長。 ◎議会事務局長(松藤義孝君)  それでは、各常任委員会委員を御報告いたします。 総務委員会  末続浩二郎議員 酒井光則議員  高木和惠議員  林田久富議員  田中次廣議員  吉田幸一郎議員 以上6名でございます。 文教厚生委員会  寺澤佳洋議員  松本添花議員  日向栄司議員  井上修一議員  中村哲康議員  隈部和久議員 以上6名です。 農林水産・建設委員会  田中克彦議員  永池充宏議員  松永忠次議員  小嶋光明議員  黒岩英雄議員  吉岡 巖議員 以上6名です。 以上のとおりでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  お諮りいたします。以上のとおり指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました各議員をそれぞれ常任委員会委員に選任することに決しました。 日程第3、「議会運営委員会委員の選任について」を議題といたします。 これより、任期満了に伴う委員の選任を行います。 議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、  松本添花議員  田中克彦議員  永池充宏議員  中村哲康議員  林田久富議員  松永忠次議員  田中次廣議員 以上7名を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました各議員を議会運営委員会委員に選任することに決しました。 日程第4、「議会広報編集特別委員会委員の選任について」を議題といたします。 これより、任期満了に伴う委員の選任を行います。 議会広報編集特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、  寺澤佳洋議員  井上修一議員  田中克彦議員  末続浩二郎議員  永池充宏議員  酒井光則議員  田中次廣議員 以上7名を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました各議員を議会広報編集特別委員会委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました各常任委員会及び議会運営委員会並びに議会広報編集特別委員会の正副委員長互選のため、直ちに常任委員会及び議会運営委員会及び議会広報編集特別委員会を招集いたします。 委員会開催のため、2時20分まで休憩いたします。     午後1時56分 休憩     午後2時20分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 各常任委員会及び議会運営委員会並びに議会広報編集特別委員会において正副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。 総務委員会   委員長  末続浩二郎議員  副委員長  酒井光則議員 文教厚生委員会   委員長  日向栄司議員  副委員長  井上修一議員 農林水産・建設委員会   委員長  黒岩英雄議員  副委員長  永池充宏議員 議会運営委員会   委員長  中村哲康議員  副委員長  松本添花議員 議会広報編集特別委員会   委員長  井上修一議員  副委員長  末続浩二郎議員 以上であります。 以上で常任委員会委員議会運営委員会委員議会広報編集特別委員会委員の選任を終わります。 日程第5、「島原地域広域市町村圏組合議会議員の選挙について」を議題といたします。 本組合は、常備消防及び介護保険業務等について、南島原市ほか2市で共同処理するため組織された組合で、欠員が生じたため、同組合の規約に基づいて5名の選挙を行うものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。 島原地域広域市町村圏組合議会議員に、  松本添花議員  中村哲康議員  林田久富議員  松永忠次議員  吉岡 巖議員 を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名した各議員を、島原地域広域市町村圏組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議あり」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議があるときは選挙になりますが、どうしましょう。 暫時休憩いたします。     午後2時23分 休憩     午後2時31分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  それでは、休憩を解き会議を開きます。 先ほど異議があるということでしたので、起立採決により島原地域広域市町村圏組合議会の議員を採決いたします。 賛成の方は御起立お願いいたします。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田幸一郎君)  起立多数と認めます。よって、ただいま議長が指名した各議員が、島原地域広域市町村圏組合議会議員に当選されました。 会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知いたします。 日程第6、「雲仙・南島原保健組合議会議員の選挙について」を議題といたします。 本組合は、医療法に規定する病院の経営及び管理運営等に関する事務について、南島原市と雲仙市で共同処理するために組織された組合で、欠員が生じたため、同組合規約に基づいて、議長のほかに4名の選挙を行うものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議長が指名推選することに決定いたしました。 雲仙・南島原保健組合議会議員に、議長のほか、  日向栄司議員  末続浩二郎議員  黒岩英雄議員  田中次廣議員 を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名した各議員を、雲仙・南島原保健組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま議長が指名した各議員が、雲仙・南島原保健組合議会議員に当選されました。 会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知いたします。 日程第7、「県央県南広域環境組合議会議員の選挙について」を議題といたします。 本組合は、ごみ処理施設の設置、管理及び運営等に係る事務について、南島原市ほか3市で共同処理するため組織された組合で、欠員が生じたため、同組合の規約に基づいて3名の選挙を行うものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。 県央県南広域環境組合議会議員に、  田中克彦議員  隈部和久議員  小嶋光明議員 を指名いたします。 お諮りします。ただいま議長が指名した各議員を、県央県南広域環境組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕
    ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま議長が指名した各議員が、県央県南広域環境組合議会議員に当選されました。 会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知します。 日程第8、「長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について」を議題といたします。 本広域連合は、高齢者の医療の確保に関する法律に規定する後期高齢者医療制度に関する事務を共同処理するため、南島原市を含む長崎県の全市町で組織された地方公共団体であり、欠員が生じたため、同広域連合規約に基づいて1名の選挙を行うものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。 長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員に、永池充宏議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名した永池充宏議員を、長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま議長が指名した永池充宏議員が、長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。 会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知いたします。 日程第9、「長崎県病院企業団議会議員の選挙について」を議題といたします。 本企業団は、医療法に規定する病院の運営及び病院に併設して行う訪問介護ステーション事業等に係る事務について、長崎県及び南島原市ほか6市町で共同処理するため組織された企業団で、欠員が生じたため、同企業団規約に基づいて1名の選挙を行うものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。 長崎県病院企業団議会議員に、寺澤佳洋議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名した寺澤佳洋議員を、長崎県病院企業団議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、ただいま議長が指名した寺澤佳洋議員が、長崎県病院企業団議会議員に当選されました。 会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知いたします。 日程第10、承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例の一部を改正する条例について)」から、日程第19、議案第27号「令和6年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」まで、以上10件を一括議題といたします。 これより通告に基づいて質疑を行います。 なお、委員会付託前の質疑につきましては、概要、大綱にとどめ、詳細につきましては委員会でお尋ねいただきますよう御協力をお願いいたします。 また、質疑ですので、会議規則第55条の規定により、意見・要望は差し控えるようお願いいたします。 まず、承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例の一部を改正する条例について)」から、議案第22号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」まで、以上5件については質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第23号「長崎県後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について」質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  10番、高木です。議案第23号について質疑を出しておりますので、お尋ねいたします。 これは、マイナンバーを保険証にひもづけしていない人に対して、保険証の代わりに確認書ということになるというような説明でした。これは令和6年12月2日から、もう前の保険証が廃止されるということで、今回、資格確認書というのが渡されるそうですけど、これは申請をさせられるのかということを聞かれたので、申請をする必要が出てくるのか。 それと、この資格確認書というのは、本市にどのぐらいの人数か。またパーセントでもよろしいんですけども、その辺のところをお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  初めに、資格確認書についてでございますが、これは被保険者証と同様の役割を持つものでございます。マイナンバーカードをお持ちの方で、被保険者証と連携をしていない方、それと、そもそもマイナンバーをお持ちでない方というのが対象になっております。 その対象の方に、今回新しい保険証を送る際に御案内を申し上げるということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、案内が来るということで伝えてよろしいですよね。役所のほうから来たら、それに回答して出してくださいと。 これ、以前、保険証というのが私たちに届くのは、保険料を支払っている人に限って出しているのだということで、滞納者は保険証じゃなくて、何か別なのをもらいますよね、期限付とか何かいろいろ。今回、広域連合規約のことなんですけども、滞納者がいらっしゃるかどうかは私も分かりませんけども、もしも滞納をされている方も、この1本で資格確認書だけ、これが届くんですよね。滞納をされている人にもということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  滞納されている方については、これまでも多分御相談をいただいているのかと思っておりますが、基本的には届けられるものと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  これで議案第23号の質疑を終わります。 次に、議案第24号「南島原市過疎地域持続的発展計画の変更について」は、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第25号「令和6年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」について、質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  第25号です。臨時福祉給付支援金ですか。これについては、私もちょっと分からないところがあったんですが、また10万くれらすとよねと、新聞に載っとったということだったので、また私たちもらえるとですよねということだったんですが、これ福祉課と通告してちょっと分かったことなんですけども、令和5年に、いろいろ10万とか3万とか7万とかもらった人は今回もらえないんですよということを教えてもらったので、私もそのように伝えています。 この使い方がいいかどうかということをちょっと判断して教えてもらいたいんですが、昨年もらった人はもらえないそうですよと。今回の人は、低所得者の人と住民税の均等割の人に支給されるということのように私、認識したんですが、それでよろしいですかということと、そういうことを言うと、均等割ってちょっと分からんとおっしゃるんです。住民税非課税といったら、もう全然納めていないですということで、均等割といったって分からんと言わすとけども、その辺のところを非課税と均等割、住民税の。そこの違いと、所得税も非課税世帯といったらもう分かっていらっしゃるんです。今までも非課税世帯、非課税世帯。しかし、低所得者と今回は言われているんですけど、低所得者というのはどういう人たちなのかというのを、その辺を分かりやすくちょっと教えていただきたいと思います。聞いていらっしゃいましたので、住民の方が。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  初めに、今年度の給付金についてでございますが、令和5年度に受けられた方は対象外ということになります。令和6年度において新たに住民税非課税、または住民税均等割のみの課税となる対象の方への給付ということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、今、福祉給付支援事業を聞かれておりますが、議案第25号は、あと2つ書いておられますが、別々じゃなくて、3回までしかできませんけども、2回目としてしてもらってよろしいでしょうか。 ◆10番(高木和惠君)  あともう一つやった。 今、結局、均等割というのはどういうのが均等か分からんと、女性はなかなかそういうのに疎いので、その辺を聞きたかったんですけど、聞いときますのでということだったので。 それと、予防対策事業か。これと総合型地域スポーツクラブ支援事業について。すみません、ありがとうございました。 これ、もう一つ、この1番の臨時給付金のところで、親が今回低所得者で10万もらえるというときに、子供がおった場合は子供加算分で5万円もらえるんです。もしもおなかの中に子供がおった場合に、その子がいつ出産してももらえるのかというので、期限があるというように聞いたので、せっかくですので、ここで答弁をお願いしたいと思います。 それと、予防対策事業については……。この保険証の期限は何年かというのも私お尋ねしていたので、多分答弁書が用意されていると思います。保険証の資格確認書は何年かと。今まで1年ずつだったんですが、その分も教えてください。 3番目のスポーツに対しては、行政連携事業として250万渡される。このもらう相手方の名称が決まっておれば教えてください。どこがもらうのか。 予防対策。これ接種ですけども、ワクチンの予防接種に対しては、通告する前に聞いていたんです、福祉のほうに。これ大体、このワクチンって補助金のない前の一番最初の金額って幾らなんですかと言ったら、1万5,300円ということでした。そして、そこから幾ら補助があるんですかといったら8,300円ということでした。そしたら7千円残るんですが、7千円が自分たちの負担金ですかと言ったんです。そしたら、そうじゃないような説明もらっております。また、その7千円から何か補助があって、本人がワクチンをする人は、最終的には幾ら負担すればいいのかです。ワクチンを、もう8回目ですかね、今度。それをするときに幾ら負担すればワクチン接種ができるのかです。 そのことと、このワクチンの名称は決まっているんですかといったら、まだ決まっていないということだったんです。それじゃ、ワクチンが決まっていなくても、もう金額自体はもうこれで動かないんですかと言ったら、まだ分からないというようなこともあったんですが、その辺のところもちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  初めに、保険証の有効期限でございますが、原則1年間ということで……(「はっ」という高木議員の発言あり)1年間。(「うそ」という高木議員の発言あり) ○議長(吉田幸一郎君)  私語は慎んでください。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  1年間。有効期間ということでございます。 それと、ワクチンの金額、接種金額でございますが、接種費の現在のところ想定が1万6千円程度となっております。それに対して国から1人当たりの接種の補助が8,300円ございます。それを差し引いた分の3割程度を自己負担ということで、2,300円程度を今想定しているところでございます。2,300円、接種費の負担が。となっております。 それと、ワクチンの種類、どういった種類ということですが、答えとしますれば、今決まっていないです。WHOの指針を基に、日本の厚生労働省あたりで決定をされると思うんですけれども、現在のところ決まっておりません。秋冬の接種に向けて今調整が行われているというところでございます。 それと、子供加算分についてでございますが、6月3日を基準日としておりますので、いつまで、今、おなかに赤ちゃんがいらっしゃるというお話ですよね。それ以降に申請をしていただくか、詳細はいろいろあると思いますので、5年度でもう生まれた方とかあるので、そのあたりまたお尋ねいただければと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  (3)の行政連携事業、250万円の受入れの相手方でございますが、TEAMひまわりでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  3回目ですね。 福祉部長の今の答弁と、事前に聞いた、職員から聞いたのとちょっとずれがあるんですが、私が5年と聞いているんです。一応5年、テレビでやったかな。5年と聞いたけん、5年ですかと言ったんです。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、何を聞かれているんでしょうか。保険証ですか。 ◆10番(高木和惠君)  保険証もらったら…… ○議長(吉田幸一郎君)  保険証は、どこの質疑ば言われているんですか。 ◆10番(高木和惠君)  福祉やろうもん。 ○議長(吉田幸一郎君)  議案第23号を言われているんじゃないんですか。 ◆10番(高木和惠君)  あ、そうね。 ○議長(吉田幸一郎君)  それはやめてください。議案第23号は終わりました。 ◆10番(高木和惠君)  分かった分かった。聞かんけん。 そしたら、テレビで5年だったか、そこを福祉課に聞いたんですが、これはまちまちだということでした。1年ではない。そこで決めるということでした。すみません。これも後から聞いたものだから、あなたの今の説明ということやった。 それで、子供のことですけど、私が聞いたのは、お母さんが10万もらえる立場けども、子供加算分って、お母さんがおなかに子供がおった場合に、この子供が、今出産ないけども、もしかすれば8月とか9月に生まれる可能性があるといったときに、それはどうなるんですかと聞いたら、職員は、10月までが期限ですと。11月に生まれたとは駄目んごたったけど、10月何日までか答えてもらったんです。だけん、ちゃんと部長にそれ伝えとってと私言っていたんですが、そこの連携できてなかったようですが、そういうことを聞いたんですけど、これ、しゃべってよか、妊婦さんに対しては。もしも子供加算分は10月までの中で生まれれば5万円もらえるということでいいんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  失礼しました。議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  これで議案第25号の質疑を終わります。 次に、議案第26号「令和6年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について、質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  第26号ですね。 これは保険証を普通郵便で送っていたのを、今度特定郵便にするときの金額、予算が124万8千円だったんですが、これどっちでもいいんですが、割り算すれば出てきますので。人数でもいいし、料金でもいいし、よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  料金につきましては、1通当たり160円が加算をされますので、その7,800世帯分ということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  これで議案第26号の質疑を終わります。 次に、議案第27号「令和6年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  これも同じで、155万2千円を今のようにどっちでもいいです。人数でもいいし、料金……、あ、そうか、料金は同じですよね。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(隈部修司君)  160円の9,700世帯分でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  これで議案第27号の質疑を終わります。 以上で承認第3号から議案第27号までの質疑を終結します。 日程第20、報告第10号「専決処分の報告について(南島原市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について)」から、日程第23、報告第13号「令和5年度南島原市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について」、以上4件を一括議題といたします。 まず、報告第10号「専決処分の報告について(南島原市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について)」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  10番、高木です。議長すみません、これ、通告した後に録画見て勉強したんですが、詳しく担当部長が答弁されて説明されておりましたので、担当のほうには、これ質疑しませんということを言っていたんですが、議長に届けるのを忘れていました。これは取り下げます。よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  これで報告第10号の質疑を終わります。 次に、報告第11号「令和5年度南島原市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  第11号ですね。商工費のトイレ整備の繰越しとデジタル田園世界遺産センターの事業と。この構想ということで、日向議員の一般質問で思ったんですが、令和5年のデジタル田園の予算を使っていない。これを見たときに、1,400万あるんですが、繰越しもなっていないし、全部ゼロになっていたので、これ担当で聞いたところ、このデジタル構想のこの予算は何に使うためにですかと聞いたら、これは道の駅のサテライトのところに使う予算だということだったんですが。 そこで、サテライトのこの1,400万どうされるのか、繰り越していないんですが、ここの説明と、トイレ整備については、これまだトイレ整備というのはする予定がないのか。私はできれば、言っていたので、前。トイレを造ればやっぱり3千万ぐらいかかる。トイレカーと今言われているんですが、トイレカーを買えば何台か買われるねと言っていたんですが、この辺のところの説明を求めたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、自転車歩行者専用道路はよろしいんですか。まとめて質疑してください。 ◆10番(高木和惠君)  そしたら、自転車歩行者専用道路について、これは度々繰越しでできます、できますという説明なんですが、本当に出来上がるのかというのを再度お尋ねして、繰越してですよ。本当に出来上がるのか。私には絶対できないんだということが入っているんですけども、本当に出来上がるのかというのを、繰越しておられますけども、その辺のところをお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁を求めます。山口地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  まず、白木野のトイレの整備ですけれども、現在もう着工しておりまして、8月中に完成をする予定となっております。 それから、デジタル田園都市国家構想交付金の繰越明許をゼロにということですけれども、この部分につきましては、これまでも説明をいたしましたけれども、補助金交付決定の取消しを行ったため、令和6年度を全額ソフト事業をゼロということでしているものでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  五島教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  世界遺産センターでございますが、これにつきましては、世界遺産に影響はないかを確認するために実施をしておりました。遺産影響報告書、これをユネスコのほうに提出することになったため、回答があるまでのおおよそ6か月間、この期間が事業地内での工事ができなくなったことから、用地費、補償費並びに関連する経費について予算を繰り越すものでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  松尾建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  自転車道路の繰越予算につきましてですが、5年度予算で繰越しした分につきましては、今年度、6年度で精算の方向でやるというところで、行うことでしております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  自転車道路から、忘れないうちにちょっと質問しますけども、繰越し繰越しとなっているけど、この財源が何になるのか。私たちの財源だったらいいんですが、国からの補助事業みたいな感じでなっとったら、そう繰越し繰越しされんとぞということが言われるんですけども、ここでちょっと言いたいんですが、あそこの南有馬の菖蒲田ですか。菖蒲田というところに金網が張ってあるところのある。あそこの前に神様のおらすとけど、あれ絶対できんとよと教えてもらったんですが、本当にできるんですか。できないならできないと早めにどげんかやっぱり問題、みんなで考えばならんと思うんですが。 まだ部長になられたばっかりで大変と思いますけども、そういうことで、過去に建設課の人が、絶対できんこの道路はということを言われたということを聞いてびっくりしているんです、私は。その辺で繰越し繰越しでできるのであれば、それで結構です。 それともう一つ、さっきのトイレのことについては、部長おらっさんやったけども、地域づくり課に、地域、そこに行って聞いたんですが、造るようにはしていますということでした。もう着工しているんですか、ということで聞き直します。 そしたら、このデジタル田園構想かな、その交付金ですか、あれはもう5年度は使っていないから、6年度ももらえないというような、そういうふうにちょっと私、耳についたんですけども、これはそしたらお返しすることになるんですか、国のほうに、ということをお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、先ほどそれは答弁されたことですが、またお聞きされますか。さっき答弁されたことと一緒になりますけど、いいですか。トイレの着工とデジタル田園都市構想については一緒のことですが、いいですかもう。 答弁を、そしたらお願いします。地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  白木野のトイレですけれども、先ほど申し上げましたとおり、現在工事を進めているということでございます。 それから、デジタル田園都市国家構想の交付金につきましては、国からの交付金は受けておりませんので、返すとかという話にはならないと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  菖蒲田の神様がいらっしゃるところができないと。どの職員が言ったかあれですけども、うちとしますと、鉄道敷内で事業を進めておりますので、その範囲内でできるものと思っております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  繰越し。 ◎建設部長(松尾利明君)  繰越しですか。5年度分の繰越しにつきましては、6年度で終わらせるということで、やります。 ○議長(吉田幸一郎君)  これで報告第11号の質疑を終わります。 次に、報告第12号「令和5年度南島原市水道事業会計予算繰越計算書の報告について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  これ、第12号は、環境水道部の布設工事ですかね。これは有家から北有馬までの水道管を、いけているところの工事と思うんですが、何か所あるのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁を求めます。田口環境水道部長。 ◎環境水道部長(田口敏夫君)  今回、水道事業会計におきまして繰越しする有家北有馬自転車道路関連布設替事業につきまして、建設課の自動車道線道路整備事業が繰越しとなったものによるものでございます。 事業の内容です。先ほど高木議員が質問された箇所は、こちらは有家から北有馬間の鉄橋部分に係る6か所の水道送水管の布設替工事となっております。 完成につきましては、先ほど建設部長が答弁しました令和7年3月末までには完成予定でございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今、6か所ですね。その6か所の中の一つ、西有家の神社の近くに鉄橋があるんですが、その鉄橋というか、その川は、川幅を広げるという計画がなっているんです。その計画、川幅の広がる工事はいつからですかと聞いたんですが、そしたら、河川工事は令和7年から始まる予定だと。今おっしゃったように、自転車道線は、その布設工事を入れて令和7年3月までには完成するんですよね。そしたらずれが出てくるんですが、その辺のことご存じかと思ってお尋ねしています。出来上がってから河川を広げることになるのかなと思って。よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(松尾利明君)  今おっしゃっているのは、須川川だと思いますが、須川川ですよね。(「須川川」という高木議員の発言あり)はい。 つきましては、今回のこの5年度の分の繰越箇所には入っておりませんので、新年度で、6年度の分でやるような格好になってくるかと思います。よろしいでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  よろしいでしょうかじゃなくて、答弁は答弁で。 ◎建設部長(松尾利明君)  はい。そういうことになります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今回入っていないということですが、自転車道線はもう完成すっとでしょ、令和7年3月31日までに完成するんでしょ。そこを聞いているんです。それからまた川幅が広がるのかなと思ったので、支障はないのかな。 ○議長(吉田幸一郎君)  下水道事業会計と関係あるんでしょうか。 ◆10番(高木和惠君)  関係ない。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、それは水道事業会計と関係ない質問になるので、これで終わってよろしいですか。 暫時休憩します。     午後3時10分 休憩     午後3時11分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  それでは、休憩を解き会議を開きます。 以上で報告第10号から報告第13号までの質疑を終結します。 なお、ただいま報告第10号から報告第13号の4件の報告につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告するものでございますので、以上の報告をもって御了承をお願いいたします。 日程第24、同意第4号「農業委員会委員の任命について」から、日程第42、同意第22号「農業委員会委員の任命について」まで、以上19件を一括議題といたします。 同意第4号「農業委員会委員の任命について」から、同意第22号「農業委員会委員の任命について」まで、以上19件については質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 お諮りいたします。同意第4号から同意第22号までの19件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、同意第4号から同意第22号までの19件については、委員会付託を省略することに決しました。 なお、採決につきましては、最終日の7月5日を予定しておりますので、御了承ください。 日程第43、これより各議案の委員会付託を行います。 お手元に配付しております付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。 なお、議案第25号「令和6年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」については、それぞれの所管の常任委員会に分割付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 議員各位におかれましては、あした25日から27日まで常任委員会審査となっておりますので、それぞれ所属する委員会に御出席いただきますようお願いいたします。 次の本会議は、7月5日の定刻から開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午後3時13分 散会...