南島原市議会 2024-03-22
03月22日-06号
令和 6年 3月 定例会(第1回)第6日 3月22日(金曜日)出席議員(16名) 1番 寺澤佳洋君 9番 中村哲康君 2番
松本添花君 10番 高木和惠君 3番 日向栄司君 11番 隈部和久君 4番 井上修一君 12番 林田久富君 5番 田中克彦君 14番 小嶋光明君 6番
末続浩二郎君 15番 黒岩英雄君 7番 永池充宏君 18番 田中次廣君 8番 酒井光則君 19番
吉田幸一郎君欠席議員(2名) 13番 松永忠次君 17番 吉岡 巖君説明のため出席した者の職氏名 市長 松本政博君 建設部長 柘植善和君 副市長 山口周一君
環境水道部長 溝田勝幸君 教育長 松本弘明君 教育次長 五島裕一君 総務部長 米田伸也君
総務秘書課長 隈部修司君
地域振興部長 山口篤弘君
会計管理者 吉田英雄君
市民生活部長 北村哲也君
農業委員会事務局長 小渕 忍君
福祉保健部長 栗田一政君
監査委員事務局長 松尾修一君
農林水産部長 内田繁治君
議会事務局出席者 局長 松藤義孝君 次長 高原洋君 書記 山口梨沙君第1回
定例会議事日程 第6号 令和6年3月22日(金)午前10時開議 (
撤回理由説明、質疑、採決)日程第1 承認第2号 議案の撤回について (
委員長報告、質疑、討論、採決)日程第2 承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第9号))日程第3 議案第2号
南島原市ふるさと応援寄附条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第3号
南島原市コミュニティ原城条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第4号 南島原市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第5号
南島原市漁港管理条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第6号
南島原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第7号 南島原市自然環境、景観等と
太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第8号
南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第9号
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第10号 財産の処分について(旧
深江学校給食センター)日程第12 議案第11号 市道路線の廃止及び変更について日程第13 議案第12号 令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第10号)日程第14 議案第13号 令和5年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第15 議案第14号 令和5年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第16 議案第15号 令和6年度南島原市
一般会計予算日程第17 議案第16号 令和6年度南島原市
国民健康保険事業特別会計予算日程第18 議案第17号 令和6年度南島原市
後期高齢者医療特別会計予算日程第19 議案第18号 令和6年度南島原市
水道事業会計予算日程第20 議案第19号 令和6年度南島原市
下水道事業会計予算 (採決)日程第21 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について日程第22 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について日程第23 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について日程第24 同意第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第25 同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第26 同意第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任について (
提案理由説明、質疑、
委員会付託省略、討論、採決)日程第27 議案第20号 令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第11号) (
提案理由説明、質疑、受理)日程第28 報告第9号
専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)日程第29 閉会中における各委員会の継続調査申出について 午前10時00分 開議
○議長(
吉田幸一郎君) おはようございます。 ただいまの
出席議員数は16名であります。
松永忠次議員、
吉岡巖議員から欠席の届けがあっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第6号により、本日の会議を開きます。 本日は、
石川財政課長から欠席の報告があっております。 ここで、追加議案について
議会運営委員長から報告を求めます。田中克彦副委員長。
◆議会運営副委員長(田中克彦君) (登壇) 皆様、おはようございます。 先ほど、
追加議案等について
議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果について報告をいたします。 市長から議案1件の撤回と、
補正予算1件、報告案件1件の議案を追加提案したいとの申出があっております。 協議の結果、議案の撤回につきましては、市長から
撤回理由の説明を受け、質疑、採決を行い、追加提案されます議案につきましては、追加議案とすることを決定いたしました。 なお、
補正予算につきましては、本日、
提案理由説明後、質疑、
委員会付託は省略し、討論、採決となります。 報告案件につきましては、
提案理由説明後、質疑を行い、受理となります。 以上が
議会運営委員会の協議内容であります。報告を終わります。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 日程第1、承認第2号「議案の撤回について」を議題といたします。
撤回理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 承認第2号「議案の撤回について」、御説明を申し上げます。 令和6年2月22日に提出をいたしました議案第10号「財産の処分について(旧
深江学校給食センター)」につきまして、3月7日付で契約の相手方から都合により
市有財産売買仮契約解除の申出があったことから、議案を撤回いたしたく、
南島原市議会会議規則第19条第1項の規定により、議会の承認をお願いするものでございます。 何とぞよろしく御承認くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) それでは、承認第2号について質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で承認第2号の質疑を終結し、採決いたします。 承認第2号「議案の撤回について」承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、承認第2号は承認することに決しました。 したがって、日程第11、議案第10号「財産の処分について(旧
深江学校給食センター)」は、ただいまの撤回承認により、議事日程から削除いたします。 日程第2、承認第1号「
専決処分の承認を求めることについて(令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第9号))」から日程第20、議案第19号「令和6年度南島原市
下水道事業会計予算」まで、以上18件を一括議題といたします。 最初に、
予算審査特別委員長から審査結果の報告を求めます。田中次廣委員長。
◆
予算審査特別委員長(田中次廣君) (登壇) 皆さん、おはようございます。
予算審査特別委員会の報告をいたします。 3月4日、本会議で付託されました議案第15号「南島原市
一般会計予算」について、3月5日、6日、7日の3日間、
予算審査特別委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過及び結果を報告いたします。 審査に当たっては市長部局から
担当部長等関係職員の出席を求め、細部にわたり説明を受け、審査を行いました。 最初に、総務部から、令和6年度南島原市当初予算案の概要に基づいて
一般会計予算案の全体に係る総括説明がありました。 令和6年度当初予算案の総額は、
一般会計で327億3,406万5千円で、令和5年度に比べ19億2,239万8千円の増、
特別会計は86億3,248万4千円で、令和5年度に比べ839万5千円の減に、企業会計は29億3,683万8千円で、令和5年度に比べ8,994万9千円の増となっておりますとの説明です。 歳入内訳の特徴的な項目の増減についての説明では、市税は、長期にわたったコロナの影響も小さくなり、市内経済の持ち直しを想定し、34億3,023万7千円を計上。
地方交付税は、5年度の実績と6年度の
地方財政計画で示された数値を勘案し、5年度と同額の126億円を計上。
国庫支出金は、
社会資本整備交付金、
デジタル田園都市国家構想交付金などの増により49億7,164万2千円を計上。 県支出金は、
地域水産物供給基盤整備事業補助金、
就農準備資金・
経営開始資金事業費補助金などの増により、28億1,494万1千円を計上。 寄附金は、
ふるさと応援寄附金の増加を見込み、5年度と比較して8億20万円増の15億270万1千円を計上。 繰入金は、
学校施設整備基金繰入金、
財政調整基金繰入金の増があるものの、
ふるさと応援寄附基金繰入金の減などに伴い、12億6,354万2千円を計上。 市債は、緊急防災・
減災事業債、
緊急自然災害防止対策事業債の増などにより、38億2,030万円を計上との説明がございました。 次に、
歳出目的別内訳の特徴的な項目の増減についての説明では、総務費は、
ふるさと応援給付事業、
布津支所別館解体除却事業の増などにより、45億8,689万7千円を計上。 民生費は、
障害福祉サービス給付事業、
児童手当支給事業などの増により、104億5,642万3千円を計上。
農林水産事業費は、
漁港整備事業、
水産物供給基盤機能保全事業などにより、16億8,094万8千円を計上。 土木費は、
自転車歩行者専用道路整備事業、
市道維持管理事業の増により、39億1,863万7千円を計上。 消防費は、
防災行政無線整備事業の増などに伴い、17億5,193万5千円を計上。 教育費は、
世界遺産センター整備事業、B&G
海洋スポーツ振興事業の増などに伴い、37億318万6千円を計上との説明がありました。 なお、これ以降は各部局の
予算審査については、本
予算審査特別委員会が議長を除く議員全員で構成された委員会でありますので、予算についての説明は省略し、審査の過程での主な質疑について報告をいたします。 まず、
総務部関係です。 消防団員の準
中型免許取得に要する費用と補助額の質疑に対しまして、20万円以上はかかると聞いている。オートマ限定解除される方に4万円、準中型以上を取得される方に11万円補助する予定で、28名を予定しているとの答弁でした。
総務秘書課のテレビ、ウェブ等の
広報推進事業で2,865万円計上されているが、6年度はどのような内容なのか。それと、今年の戦略とかターゲットとか、来年度はこのようにしていくという計画はあるのかとの質疑に対しまして、令和7年度、合併して市制施行20周年を迎えるため、
シティプロモーション、
PR推進事業として、令和6年度に20周年に向けたロゴやキャッチフレーズ、PR動画を行いたいと考えております。
テレビドラマなどともタイアップができればということもあり、6年度は、それも含めて行いたいと考えている。
長期的戦略は、具体的にはありません。今後は、単年度で終わるものではなく、後に残るような取組を目指して進めていきたいとの答弁でございました。
防災行政無線整備事業の内容と
防災ラジオを配布しているが、
防災ラジオの使用状況はとの質疑に対しまして、
防災行政無線の工事の内容は、親局の
西有家庁舎の操作卓の工事と
上原中継局と8か所の再送信局の工事は終わっております。現在、各自治会内に立っている屋外子局の建て替えと移設工事などを行っている。
防災ラジオの視聴率については調べておりません。今、
防災行政無線の更新工事を行っておりますが、エリアを100%カバーできないので、
防災ラジオで補完するということで、
自治会長会議、
自主防災組織等に対し働きかけをしていくとの答弁でございました。 次に、
地域振興部関係について、
新型コロナウイルス感染症対策利子補給の金額が5,700万円とあるが、何件分なのかとの質疑に対しまして、令和6年度は357事業者を対象としているとの答弁でした。 南島原そう
めん小麦開発事業で、昨年も地元の小麦の開発がうまくいかないということであったが、地元の小麦を使ったそうめんができているのかとの質疑に対しまして、南島原そう
めん小麦研究事業は当初、長崎W2号の小麦で栽培製粉を行ったが、そうめんには適していなかったので、昨年度から南の香に品種を変え、試作品を現在作っており、6年度試食会などを実施し、7年度商品化に向け取り組む予定にしているとの答弁でした。 それから、
重点プロジェクト事業で
中小企業等支援事業の奨励金の内容をとの質疑に対し、
南島原市内に企業が新設、増設する場合、施設の建設費また取得費に係る分の奨励費となっており、令和6年度は、
食品製造業で5件、
食品加工業で1件、観光業で1件を予定しているとの答弁でした。
空き家活用推進事業で、市が一定期間借り受けて改修し貸し出す事業と思うが、ニーズがあるのか、一定期間とはどの程度か、一定期間が過ぎた後どうなるのかとの質疑がありました。これに対しまして、今年度設計委託を進めており、1件は見つけております。来年度はあと2件を見つけ、3件を目標にしていきたい。一定期間については、家を10年借り入れて、10年たったら所有者に返す形を考えております。ニーズは、いい家があったら住みたいという
移住検討者が多くあり、リフォームしたら来てもらえるものと考えているとの答弁でした。 次に、
市民生活部関係について、
マイナンバーの申請受付が現在行われているが、来年度も行うのかとの質疑に対し、
マイナンバーの交付申請は、来年度も受付を行いますとの答弁でした。 それから、庁舎関係の
LED化リース契約のメリットはとの質疑に対しまして、
リース契約は、器具内の安定器や
インバーターを外し、外部から配線を端子に直結させる方法で、
照明器具交換工事と比較した場合、既存器具の改修があるため、
導入コストが大幅に抑え制限されるというメリットがありますとの答弁でした。 次に、
教育委員会関係についてであります。 B&G先進的
海洋センター事業は、採択された場合の事業内容と、今年度は
一般財源、次年度以降の建設事業は100%B&Gの補助を使うのかという質疑に対しまして、採択の場合、艇庫、
女島ハウス、
バンガローハウスの新築を要望している。全体で10億5,752万円を申請しており、解体費等は
補助対象外で、計画で約5,700万円程度の
一般財源が必要となります。採択されると10億円、不採択の場合はゼロとなります。なお、解体費、調査費は対象外のため、全体の95%以上は補助を考えております。完成後は
一般財源での運営になりますとの答弁でした。 次に、各小学校等の
防犯カメラ設置設計に70万円計上されているが、本体工事までの工事額と、現在設置されている学校はとの質疑に対しまして、
防犯カメラが現在設置している学校が
有家小学校、
有馬小学校、
西有家中学校、
加津佐中学校ですが、
有家小学校以外はカメラが映らないので、防犯の機能を果たしていない状況であります。今回、予算計上の理由といたしまして、令和5年度から7年度まで、国の補助率が3分の1から3分の2に引上げになり、
補助事業費の下限額が400万円から100万円までに引き下げられたことによるものです。近年、学校への不審事案もあったことから、来年度、
南有馬中学校、
深江中学校の工事を先行し、残り全ての小中学校については、設計業務を令和6年予算計上しており、
防犯カメラの
設計工事費は、
南有馬中学校で423万5千円、
深江中学校で502万3千円を予算計上しているとの答弁です。 次に、
奨学資金償還補助基金事業で何名ぐらいの実績があるのか、また
学校給食費管理費で
値上がり分の811万円の補助についての説明をとの質疑に対しまして、
奨学金補助の実績は新規の申請が令和3年度4名、令和4年度6名、令和5年度10名の実績となっております。
学校給食会原油価格・
物価高騰対策費補助金は、来年度、給食費が1人1食当たり15円上がり、月額、小中学校とも400円上がりますので、これに対する全児童生徒の
給食費補助ということですとの答弁です。 次に、
環境水道部関係について、
合併浄化槽の点検は、今まで市がしていた分を民間に移行するということだが、移行してくださいというお願いなのかとの質疑に対しまして、市が管理し清掃している
合併浄化槽に関して2年から3年かけて民間に移行するということで、今年度から始めております。
民間事業者が3社あり、できる限り民間のほうに移っていただけないでしょうかというお願いをしている状況ですとの答弁です。 次に、
建設部関係についてであります。
生活環境道路整備事業補助金として3千万円予算計上されているが、これを超える要望があった場合、補正を予定されているのかとの質疑に対しまして、地元の要望に沿った形で予算要求をしており、予算を超える要望があった場合、補正要求をお願いしていきたいと考えているとの答弁でした。 次に、
福祉保健部関係について。
妊産婦医療費助成金は、本年度から実施しているが、本年の実績はとの質疑に対し、現在、申請者23名で113万6千円ですとの答弁です。
新規事業の♯7119
救急安心センター事業で相談をしたときは、
アドバイスまでなのか。例えば、救急車を呼んだほうがいい場合、連絡してもらえるようなシステムと違うのか。
アドバイスだけで、あとは自分の判断となると、具合の悪い人は難しい面もあるのではとの質疑に対しまして、
新規事業の♯7119は救急車を呼んだほうがいいのか、通常の診察で構わないのか、悩んだときに相談するもので、常駐の医師、看護師の指導の下、救急車を呼んだほうがいいとなれば本人が電話をするようになっております。♯7119に連絡をした場合、そこから救急車につないでくれるように市町村からも要望が出ており、県と協議し改善していきたいと考えているとの答弁です。 次に、
農林水産部関係についてです。
重点プロジェクト事業の
トレーニングファームで、2名の
果樹農業者の
農業後継者の研修期間とその後の進路と小規模な
農業生産基盤整備事業の具体的な説明をとの質疑に対しまして、フロンティアで研修されている2人の進路は、今年の10月に新規就農する予定です。
農業用施設整備支援事業は上限が200万円、8割補助で、地元に補助金を出しているとの答弁でした。 質疑を終了いたしまして、次に、委員3名から提出をされました議案第15号「令和6年度南島原市
一般会計予算」に対する修正を求める動議を議題とし、提案者から修正案の説明がありました。 動議に対する質疑はなく、次に討論を行い、原案に賛成する討論として、
世界遺産センター整備事業については、国が起債を認定しているので、この予算を組んだと思う。これを否決して長引かせることは、二度と起債がつかないと思うので、原案に賛成しますとの討論でございました。原案及び修正案に反対する討論及び修正案に賛成する討論はなく、討論を終結し、議案第15号の修正案について起立採決の結果、起立少数で、議案第15号の修正案は否決されました。次に、原案について起立により採決の結果、起立多数により議案第15号「令和6年度南島原市
一般会計予算」は、原案のとおり可決することに決しました。 終わりに、
委員会運営に御協力いただきました理事者側の皆様並びに終始熱心に審議いただきました
委員皆さんに感謝申し上げ、
委員長報告といたします。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、各
常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、
総務委員長の報告を求めます。日向栄司副委員長。
◆総務副委員長(日向栄司君) (登壇) 皆さん、おはようございます。
総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました議案について、3月8日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので割愛し、各案件の結果及び主な質疑について御報告いたします。 初めに、承認第1号「
専決処分の承認を求めることについて(令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第9号))」における
総務部関係の歳入について、
財政課財務班長から説明がありました。 質疑、低
所得世帯支援給付金について説明をとの質疑に対して、答弁、今年度、低所得世帯、
非課税世帯への
臨時交付金7万円の交付というものがあり、それだけでは
物価高騰対応に不十分だということで、
住民税課税世帯の中でも均等割のみ課税をされているところにも10万円を給付するもので、それに係る財源は国が100%負担することになっていますとの答弁がありました。 質疑、今回の低
所得世帯支援給付金は、市民税の均等割の人たちだけなのかとの質疑に対して、答弁、今回の場合は均等割だけ課税されている世帯と、税金がかかっていない
子育て世帯となりますとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、承認第1号のうち
総務委員会に分割付託された関係分について承認することに決めました。 次に、議案第2号「
南島原市ふるさと応援寄附条例の一部を改正する条例について」、
地域づくり課長から説明がありました。 質疑、金額は幾らが一番多いのかとの質疑に対して、答弁、一番多いのは1万円ですとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第3号「
南島原市コミュニティ原城条例の一部を改正する条例について」、
商工観光課長から説明がありました。 質疑、真砂のお風呂の改修をするために、入浴料を引き上げなければならないのかとの質疑に対して、答弁、改修が目的ではなく、日常的な経費分を適正な価格にお願いしたいということですとの答弁がありました。 質疑、入浴料を500円から700円に上げるということかとの質疑に対して、答弁、今回、大人の入浴料の上限額を700円に設定し、子供は現行の300円です。上限額を超えない中で、今後、料金設定ができるということで、設定額は協議中で、全て700円に上がるわけではありませんとの答弁がありました。 質疑、例えば、市内、市外で料金の線引きは考えているのかとの質疑に対して、答弁、今のところ市民割は検討していないが、常時来られる方のことも考慮して、回数券や時間帯割引などで対応できないか検討していますとの答弁がありました。 質疑、
燃油高騰対策のために料金を上げるということだが、どの程度上げるのかの計算はしているのかとの質疑に対して、答弁、利用者は、過去平均約6万5千人で試算すると、今回料金を100円値上げしたとして約470万円の収入増につながるので、そのくらいでできないかと考えていますとの答弁がありました。 質疑、お風呂の改修費はどのくらい見込んでいるか、直近の入浴料金から経費を差し引いた残りの損失はとの質疑に対して、答弁、現在、お風呂の改修の予定はありません。5年度の入浴料を基に試算すると、赤字額が1日1万2千円なので、単純に365日とした場合、約450万円の赤字になりますとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論を行いました。反対討論として、料金が上がるということで、はっきりと幾らぐらいになるのか聞いていないし、地元の人に安い金額でと言われたけど、その回答もできていない。このまま、この議案には賛成しかねるので反対との討論がありました。 討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第12号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第10号)」について、担当課長、班長から説明がありました。 質疑、防火水槽の設置は、年に何か所予定しているのかとの質疑に対して、答弁、4か所程度予定していますとの答弁がありました。 質疑、地域おこし協力隊とはどういう人なのかとの質疑に対して、答弁、商工観光課の所管でそうめん後継者関係の方ですとの答弁がありました。 質疑、繰越明許の中で、有家庁舎LED化事業の繰越しの原因は何かとの質疑に対して、答弁、入札で1回目不落となり、2回目で業者が決まったが、部品の手配等で日数がかかったことによるものですとの答弁がありました。 質疑、西有家2分団の詰所の完成時期と、ポンプ車の納車時期はとの質疑に対して、答弁、消防詰所の竣工予定時期は6月上旬です。今発注している消防ポンプ車については、コロナ禍の影響で納車が遅れていますとの答弁がありました。 質疑、南島原市総合整備資金貸付金審査会のメンバーは誰なのかとの質疑に対して、答弁、委員については、副市長及び各部長、財政課長の計10名です。南島原市の審査会とふるさと財団の審査会で2回の審査を行っておりますとの答弁がありました。 質疑、地域産業雇用創出チャレンジ支援事業補助金は、どういう補助金なのかとの質疑に対して、答弁、雇用を条件として事業を拡大される事業者に対して行う補助金ですとの答弁がありました。 質疑、いーとばいチケット事業が繰り越されているが、今後の予定はとの質疑に対して、答弁、5月上旬を目安に交付する準備を進めていますとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第12号のうち
総務委員会に分割付託された部分については、原案のとおり可決することに決まりました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案の議会
総務委員会に関する5件について協議を行いました。 各項目について、事業の進捗に合わせて、表現の変更を行うよう、財政課に報告することに決定しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定しました。 以上で、
総務委員会の
委員長報告とします。(登壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。中村哲康委員長。
◆文教厚生委員長(中村哲康君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより文教厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案について、3月11日、当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要についてを報告いたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので割愛し、各案件の結果及び主な質疑についてを報告いたします。 初めに、承認第1号「
専決処分の承認を求める件について(令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第9号))」について福祉課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、承認第1号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、承認することに決しました。 次に、議案第4号「南島原市特定教育・保育施設及び特定地域型保健事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、こども未来課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第9号「
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」、生涯学習課長から説明を受けました。 質疑、白木野体育館は更地にした後どうするのか、また、計画的に廃止の予定の場所があるのかとの質疑に対しまして、答弁、更地後はそのままの状態です。次に、今後の計画は、利用が減っている北有馬の田平体育館を予定しておりますとの答弁がありました。 質疑、加津佐ゲートボール場の廃止後はどのような活用になるのか。また、土地は市の財産なのか、借地なのかとの質疑に対しまして、答弁、加津佐ゲートボール場はフェンスを撤去後、松林の状態に戻します。次に、白木野体育館は市の財産で、ゲートボール場は海浜地ですとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第9号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第12号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第10号)」
福祉保健部関係分について、福祉課長から説明を受けました。 質疑、島原地域広域市町村圏組合負担金、6,904万円の減額について、半島3市の負担金割合はどうなっているのか。また、高齢化率が関係しているのかとの質疑に対しまして、答弁、3市の負担割合は、島原市が32.97%、雲仙市が31.6%、南島原市が35.43%で、南島原市が一番高い割合となっています。また、人口割やサービスの給付に応じて負担割合も変わりますとの答弁がありました。 質疑、生活保護費3千万円の減額理由は、また、仕事により収入が増えて生活保護を廃止になる方はいるのかとの質疑に対しまして、答弁、減額理由は、生活保護受給者が年々減っているためです。また、就労で廃止になる方は令和5年度中は1件もありませんでしたとの答弁がありました。 質疑、就労以外で生活保護を受けられなくなることはあるのかとの質疑に対しまして、答弁、一番多い事例は、死亡や引取り扶養、あと、少しずつためられている累積金でしばらく生活ができる場合ですとの答弁がありました。 福祉保健関係分の質疑を終結し、続いて、
市民生活部関係分について、税務課長と市民課長から説明を受けました。 質疑、税金の納付でMINAコインの割合はどれくらいか。また、本市が負担する手数料は幾らかとの質疑に対しまして、答弁、MINAコインの納付については、令和4年度実績で1,607件、3,483万200円、令和5年度は、1月31日現在で2,060件、4,163万1,300円です。手数料は1件当たり56円ですとの答弁がありました。 質疑、
マイナンバーカードの普及率はどれぐらいなのかとの質疑に対しまして、答弁、
マイナンバーカードについて、1月31日現在で申請件数は3万3,567枚、申請率は78.88%ですとの答弁がありました。
市民生活部関係分の質疑を終結し、続いて、教育委員会事務局関係分について、教育総務課長から説明を受けました。 質疑、学力向上のための非常勤講師等配置支援事業費県補助金618万円の減額について、実際に非常勤講師が不足して減額になっているのか。それと、今現在、正規職員で急病や産休などにより人員が不足しているのかとの質疑に対しまして、答弁、支援員は21名を確保しており、全ての学校に1名ずつ配置できています。補助金については、実際予定していた県の補助金が少なかったためです。次に、小・中学校における産休、育休等の代替者の状況について、現在は全ての学校に代替者を充てることができていますとの答弁がありました。 質疑、埋蔵文化財発掘調査事業費3,099万円の減額については、発掘作業員が不足しているのかとの質疑に対しまして、答弁、作業員の不足ではなく、国のシーリングにより、補助金が少なくなったためですとの答弁がありました。 教育委員会事務局関係分の質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第12号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第13号「令和5年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」について、健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第13号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第14号「令和5年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について、健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第14号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第16号「令和6年度南島原市国民健康保険事業
特別会計予算」について、健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第16号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第17号「令和6年度南島原市後期高齢者医療
特別会計予算」について、健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、保険料率の引上げはどのぐらいなのかとの質疑に対しまして、答弁、均等割が4万9,400円から5万2,400円で3千円の増、所得割が9.03%から10.31%で1.28%の増となります。平均で1人当たり年額6,393円増えますとの答弁がありました。 質疑、国保の
特別会計は前年よりも減額で、後期高齢者医療は増えているが、なぜかとの質疑に対しまして、答弁、国保の被保険者で団塊の世代の方たち約700名が後期高齢者医療に移行するため、国保の予算は減って、後期高齢者の予算が増えていますとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第17号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案について、文教厚生委員会に関係する令和5年度既存項目の4件についてを協議いたしました。 8番、医師の確保と地域における医療機関偏在の是正について、昨年度意見を出して、ある程度返答があり、今回は取り下げるが、市内で開業医の閉院が続き、地域の医師確保が難しい状況にあるので、類似の要望を提案する。そのほかについては特段意見はなく、原案のとおり異議なしということで、報告することに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、文教厚生委員会の
委員長報告を終わります。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。小嶋光明委員長。
◆農林水産・建設委員長(小嶋光明君) (登壇) ただいまより、農林水産・建設委員会の報告をいたします。 去る3月4日の本会議で、本委員会に付託されました議案8件につきまして、3月12日、当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案の詳細については、本会議において説明されておりますので割愛し、案件の結果及び審査の過程の主な質疑について御報告いたします。 初めに、議案第5号「
南島原市漁港管理条例の一部を改正する条例について」でありますが、農林水産部水産課長より説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第6号「
南島原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について」、建設部管理課長から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、道路占用料が新旧対照表を見ると、値上がりした部分、値下がりした部分があるが、その根拠はとの質疑に対し、答弁、道路占用料は国が評価した路線価格課税の評価額に基づいて算定された占用料となりますとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第7号「南島原市自然環境、景観等と
太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の一部を改正する条例について」、環境水道部環境課長より説明を受け、質疑を行いました。 質疑、施行日以前に設置してあった事業所にも適用するということだが、その事業所の把握及び周知については何か考えているのかとの質疑に対し、答弁、事業者の把握はできていないが周知については、広報紙やホームページで図りたいとの答弁がありました。 質疑、太陽光発電設備を設置した場合、道路、田畑とかに被害があった場合、被害を受けた人はどういった対応をすればいいのかとの質疑に対し、答弁、0.5ヘクタール以上の事業者には雨水対策の指導もできるが、0.5ヘクタール未満の事業者については行政的な指導ができないため、地域住民とトラブルがないように、事前に事業者に話をし、事業者に地域住民に説明してくださいとお願いするしかないと思っているとの答弁でした。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第7号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第8号「
南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」、環境水道部上下水道課長から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、市内に六価クロムが混入する可能性がある事業所があるのかとの質疑に対し、答弁、下水道法における特定事業者は、市内にはないと考えているとの答弁でした。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第8号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第11号「市道路線の廃止及び変更について」、建設部管理課長から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、どういった理由で廃止するのか。また、廃止後の管理はどうなるのかとの質疑に対し、答弁、ほとんど利用されていないことを確認して廃止をしている。また、市道の廃止後は地元管理となり、地域の方々から要望があった場合、必要な部分については対応していきたいとの答弁。 質疑、市道廃止になると地元管理が発生する。廃止路線については、きちんと地元説明を行うべきではないのかとの質疑に対し、答弁、廃止路線の現地調査時、周知はしていない。今後説明は必要と考えるとの答弁でした。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第11号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第12号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第10号)」について、環境水道部、建設部、農林水産部各担当課長から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第12号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第18号「令和6年度南島原市水道事業会計予算」について、環境水道部水道総務課長から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、去年、南島原市水道料金審議会を設置し、検討していくとのことだったが、審議会の状況はとの質疑に対し、答弁、去年11月30日、審議会を設置し、今年2月の審議会において改定額の協議を実施し、答申を出したいと考えているとの答弁でした。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第18号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第19号「令和6年度南島原市
下水道事業会計予算」について、環境水道部水道総務課長から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、開田雨水ポンプ場のポンプは何年に設置したのかとの質疑に対し、答弁、平成8年に供用を開始していますとの答弁でした。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、議案第19号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案について、農林水産・建設委員会の関係する10件の項目について協議を行い、そのうち畑地帯総合整備事業(担い手育成型)の予算確保の要望内容について、新規地区の事業推進を追加し、要望していただきたいとの意見がありました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出することを決定しました。 以上で、農林水産・建設委員長の報告を終わります。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 以上で、
委員長報告を終わります。 ここで、各常任
委員長報告に対する質疑をまとめるため、11時5分まで休憩いたします。 午前10時51分 休憩 午前11時05分 再開
○議長(
吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、
予算審査特別委員長から訂正発言の申出があっておりますので、これを許可します。田中委員長。
◆
予算審査特別委員長(田中次廣君) 失礼いたします。 先ほど
予算審査特別委員長報告をいたしたわけでございますが、
教育委員会関係です。
防犯カメラ設置に係る国の補助率が3分の1から3分の2に引上げになりましたと私、報告をいたしたんですけれども、正しくは3分の1から2分の1に引上げということでございます。訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
○議長(
吉田幸一郎君) これより、各常任
委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、
総務委員長に対する質疑を行います。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 質疑なしと認めます。 これで
総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 質疑なしと認めます。 これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。10番、高木和惠議員。
◆10番(高木和惠君) 10番、高木です。 農林水産・建設委員会ですか、委員長にお尋ねいたします。 実は、私は12月定例会の一般質問で、省エネ家電買い換え事業費について報告をしております。そうすると、今年に入って担当の
環境水道部長からちょっとお話がありまして、補助金の支給を1人落としとったということで報告があったんですが、私が12月に報告した後に何か影響があるのかなと聞いたんですけども、このときの予算額が2,960万円だったんです。そして、執行額が2,870万3千円ということで、市民の方に報告していたんですけども、これには影響ないということですね。そのときはこれでよかったんだけども、その後、本人さんから申出が出て、1人だけの補助金を見落としとったということで、そのことについて、結局、12号ですか、12号の委員長の報告は、説明もらったから質疑、討論、何もなかったということで可決されておりますけども、ここで担当の
環境水道部長から、そういう間違っていたということの説明があったのかなということで、お尋ねしたいと思います。そうしなければ、決算額がちょっと私、分からないので、執行額が、あったのかどうかお尋ねしたいと思います。
○議長(
吉田幸一郎君) 農林水産・建設委員長。
◆農林水産・建設委員長(小嶋光明君) 全くそういう話は出ていませんので、説明もありませんでした。
○議長(
吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 今の委員長の発言、ありがとうございます。私、そこであったのかなと思っていたんです。それで、このことについては後でも結構ですけど、決算執行額を教えていただきたいと思います、担当のほうに。議長、よろしくお願いいたします。
○議長(
吉田幸一郎君) これで、農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 なお、議案第15号に対しまして、隈部和久議員ほか2名から、お手元に配付しております修正動議が提出され、地方自治法第115条の3及び
南島原市議会会議規則第17条の規定により、動議は成立しております。よって、これを原案と併せて議題といたします。 提出者に提案理由の説明を求めます。隈部和久議員。
◆11番(隈部和久君) 議案第15号「令和6年度南島原市
一般会計予算」に対する修正動議について、地方自治法第115条の3及び
南島原市議会会議規則第17条の規定により、修正案を提出します。提出者、隈部和久、松永忠次、林田久富。 提案理由の説明をいたします。 議題となっている議案第15号「令和6年度南島原市
一般会計予算」に対し、修正は、10款教育費、4項社会教育費、3目文化財保護費のうち、
世界遺産センター整備事業4億3,786万3千円を削除いたすべく、所要の修正をするものである。 理由としては、本予算は、センターの造成建築、展示工事等に関するものであり、当該施設関係の予算については、令和4年、5年度で合わせて2億4,143万円が設計費や土地購入費として、賛成多数で議決されています。 既に計画が進行中であり、今回のこの修正案に対し、今さらという異論を唱える者もいると思うが、そもそも我々は、過去2年間の基本設計に始まる予算案に対し、その進め方が拙速であり、当該施設が本市の将来への負の遺産となる懸念が拭えないとの理由で、2度にわたり修正案を提出してきました。 いずれも否決され、今回の予算上程となっておりますが、この間の市からの完成後の運営に関することや集客予想数、その根拠の説明等を受けた上で、なお、建設することのみが目的化され、この事業が本市の活性化の起爆剤になるとは到底思えません。 また、市民の声としても、中期財政見通しが大変厳しい中、何ゆえこの時代に建設する必要があるのかという否定的な意見しか聞こえてきません。 以上の理由と、市民の代弁者としての議会議員としての将来にわたる予算の議決への責任に鑑み、議案第15号に関し修正案を提出いたします。以上です。
○議長(
吉田幸一郎君) これより修正案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。高木和惠議員。
◆10番(高木和惠君) お尋ねいたします。私もこれに対しては何回も迷って質疑もしましたし、修正案にも賛成いたしましたが、最近よく本当に市民の方からの声ですけども、ここの敷地を買って、用地ですか、用地費が6,388万5千円ですね。これ、反で言えば幾らになるのかお尋ねしたいと思いますけれども。分かる。
○議長(
吉田幸一郎君) 隈部議員。
◆11番(隈部和久君) 多分1町歩ぐらいの広さだったと思うんですけれども、それで反で、10分の1にしたら六千数百万としたら六百数十万ということになるんじゃないかなと思います。
○議長(
吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) ごめんなさい、ありがとうございました。今おっしゃったように私も、あまり反という言葉を使わないので、農家でもないので、そういうのには疎かったんですが、反の600万円ということを市民の方に言うと、もう非常に驚かれるんですね。幾ら高くても300万円ぐらいと、もう100万円とか、もう非常にこの反の600万円ということになれば、市民の方から非常に、何と言えばいいか分かりませんけど、驚かれることと、そげん高くで買わすとやろかということで、私の耳に入りましたので、お尋ねいたしました。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) これで、修正案に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員会
委員長報告及び修正案に対する質疑を終結します。 これより順次、討論、採決を行います。 初めに、承認第1号「
専決処分の承認を求めることについて(令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第9号))」について討論を行います。 討論は、初めに承認することに反対する議員の発言を許します。討論ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより承認第1号を採決します。各
常任委員長の報告は承認です。お諮りいたします。本件は
委員長報告のとおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、承認第1号は承認することに決しました。 次に、議案第2号「
南島原市ふるさと応援寄附条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決します。
総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「
南島原市コミュニティ原城条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。10番、高木議員。
◆10番(高木和惠君) 10番、高木です。私も
総務委員会の委員ですけども、先ほどの
委員長報告にありましたように、私は委員会で反対討論をいたしました。その反対理由を申し上げたいと思います。 委員長の報告にはなかったんですが、お湯の温度、ここの原城、天然温泉ということの売りなんですが、温度が何度かということを尋ねたんですが、返ってきませんでした。 それで、500円を700円に上げるということは、報告にありましたように700円にするということではなくて、上限を700円とすると、大人がですね。子供は上限が現在300円です。しかし、現在200円ということになっているという説明を受けております。 私が一番これに疑問を持っているのは、市長が今後あそこをTEAMひまわりというところと連携してスポーツの合宿所、合宿みたいな感じでもあそこを売上げを上げたいというような報告を同僚議員の一般質問の中で答弁として聞いたんですけども、お湯の温度に対してでも、やはり光熱費、水道って要ると思うんですね。 子供を合宿にすれば泊まりになるので、私の一般質問で知ったんですが、入湯税という扱いがあると思うんですね。子供の300円は上限上げなくてそのままということですので、これにちょっと私は疑問を持ったのですね。入湯税もかさむので、宿泊が多くなれば、子供の。その辺でなぜ子供の上限が300円から上がらなかったのかなという疑問もありました。 そして、そのお湯の温度によってやはり電気代、水道代、要ると思いますので、その辺のところで私、この議案には賛成しかねますので、反対いたします。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、反対討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論、ほかにありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 以上で討論を終結します。 これより議案第3号を採決します。
総務委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
吉田幸一郎君) 起立多数です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「南島原市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「
南島原市漁港管理条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「
南島原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「南島原市自然環境、景観等と
太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「
南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「市道路線の廃止及び変更について」、討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第10号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。10番、高木議員。
◆10番(高木和惠君) 10番、高木です。 この12号の令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第10号)の中には、
総務委員会に付託されたんですけども、その関係というのがあるんですが、これ12月議会に、第4回定例会で、聖マリア観音像の建っているその土地に隣接するところにトイレを造るということになっておりましたが、この予算が執行されずに、まだこの繰越しでされるということを聞いておりますので、実はまだ建ってなかったのはよかったなと私も思っておりますが、約3千万円ぐらいのトイレを造るということには、市民の方は、3千万円もあれば家が建つとにということで、トイレに非常にそういう声がありました。 しかし、必要であればと私も思っていたんですが、実は、島原の何か被災地に、島原から、自走式トイレをやったことが度々私のほうに市民の方からあったんですけども、この間の国会でも、島原市ということでこういうのが発言されていたのが、非常に市民の方にとっては、南島原市でもやればよかろうに、買えばよかろうにという話があったんですが、私はそれで、それを考えたときに、約2,600万円ですか、一応設計費も入れて、予算があったんですけども、自走式トイレが幾らぐらいするのかなと思ってこの間担当にお尋ねしたところ、1台430万円しかしないそうなんです。だから、うちも2台ぐらいその隣接するところにしとってやればなと、同じにされるのであれば、予算も要らないし、私たち非常にお金がないということが耳についておりますので、430万円あれば、被災地にも貸すことができるし、また私たちもいつどこでどうなるか分からないので、私はそれに対しては、今まだ建設がなってないそうなので、その辺のところも入れて、当初予定されておったトイレの建設には反対したいと思います。自走式トイレを買ってほしいということでお願いして、これには反対討論といたします。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに討論ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 以上で討論を終結します。 これより議案第12号を採決します。各
常任委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
吉田幸一郎君) 起立多数です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「令和5年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第13号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「令和5年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第14号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩します。 午前11時30分 休憩 午前11時33分 再開
○議長(
吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第15号「令和6年度南島原市
一般会計予算」及び修正案に対して討論を行います。 なお、発言につきましては、原案に賛成、原案及び修正案に反対、修正案に賛成を明確にして発言ください。 討論は、初めに原案に賛成する議員の発言を許します。中村議員。
◆9番(中村哲康君) それでは、原案に賛成する立場で発言をいたします。 先ほど
世界遺産センター整備事業に関して反対意見が述べられましたが、この件につきましては、昨年の第1回定例会でも同様に反対意見が述べられました。 その際、議会として議論を尽くした結果、令和5年度当初予算が成立したものと考えており、既に実施設計に着手し、本格的に事業が実施されている中で、今回同じような議論を行うことは非常に違和感を覚える次第でございます。 さて、
世界遺産センター整備事業につきましては、3月には実施設計が完了し、令和6年度には、工事を着手する予定となっております。 現段階において理事者側から示された事業費から大きな変動はなく、事業計画については、遺産影響評価の関係で若干の遅れはあるものの、供用開始の時期に影響はないと聞いております。 財源の面では、国や長崎県から支援を受けて、
デジタル田園都市国家構想交付金が採択され、過疎対策事業債も充てられていることになっております。 事業費の大半が国からの支援が得られるものであり、市としては非常に有利な条件で事業が進められております。 現時点で事業を中止すれば、これまでに事業に投じた予算が無駄になることはもとより、世界遺産センター以外の事業の財源にも影響が出るのではないかと考えます。 令和6年度からは、運営面での検討が本格化し、PRなども始められ、市民の皆様にも事業内容を周知していただくことになっております。 原城跡が世界遺産に登録され5年が経過しましたが、原城周辺にはマリア像が設置され、団体客やインバウンドの立ち寄りも増えているようであります。 世界遺産センターができることによって、相乗効果により、世界遺産センター周辺も含む南島原市全体の活性化も期待できるものと考えております。 私としましては、この
世界遺産センター整備事業は、おおむね順調に進んでいると感じており、これから先は、市民の皆さんを巻き込みながら、南島原市一丸となって、10年先、20年先を見据えて事業を進めていくべきだと考えております。よって、私は世界遺産センターの建設費を含む原案に賛成をいたします。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、原案及び修正案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに討論ありませんか。小嶋委員。
◆14番(小嶋光明君) 私は、原案に賛成の立場で討論いたします。 令和6年度南島原市
一般会計予算について、
世界遺産センター整備事業に関する予算を削除する内容の修正や動議が出されております。この件につきましては、過去2回にわたり同様の趣旨で修正動議が出され、いずれも関係する動議が否決され、
世界遺産センター整備事業を含む予算案が可決された経緯がございます。 この経緯からも分かるとおり、既に議会としての意思は決定している。つまり、
世界遺産センター整備事業について、議会として実施を認めたということが市民に対して明確に示されております。 それ以降、事業が順調に進捗している中、情勢が大きな変化がないにかかわらず、再三にわたって同様の理由をもって修正動議を出すことは、事業の実施をいたずらに阻害する要因となり、市政運営そのものに悪影響を及ぼし、さらには、議会の見識を問われることになるものと考えています。 特に財源の面において、この事業は、国の
デジタル田園都市国家構想交付金及び過疎対策事業債をもって実施しているところでありますが、現時点で本事業を中止すれば、これまで投じた経費が無駄になることに加え、今まで交付を受けた交付金の返還や過疎債の繰上償還など、市の財政運営にとって大きな痛手となる事態を招くことが想定されます。 世界遺産センターを整備することの効果や必要性については、改めて詳しくは述べませんが、世界遺産原城跡の価値を高め、さらには、本市活性化の起爆剤ともなり得る施設です。 市議会は今後、この施設が順調に整備され、供用開始後は、より効果的に活用され、市の活性化に結びつくよう助言、協力をしていくことこそが責務であると考えます。 以上の理由から、私は、議案第15号の原案に賛成いたします。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに討論ありませんか。高木議員。
◆10番(高木和惠君) 原案に反対いたします。
○議長(
吉田幸一郎君) 原案修正案に反対。
◆10番(高木和惠君) 修正案に賛成。
○議長(
吉田幸一郎君) 修正案に賛成する賛成討論。
◆10番(高木和惠君) はい。いろいろこの原案に賛成される方に対しては、もう住民が望んでいるような発言がありますが、私も住民に何度かかけてみました。世界遺産センターができますよと言ったら、全く知りません、知られません。どこにと言っても、まだ建物が建ちかかれば話題になると思いますが、非常に私も苦労しました、説明するのに。 それで、国からと言われるんですが、私たちが一番大事にしたいのは、先のことですよね。2050年には2万人を切るんだと、働き手が7千人だと、南島原市に対しては、ワーストワンのように、もう本当に悲しい宣伝の中に私たち南島原市が今あることを非常に私は寂しく思います。 そういうことを考えながら、何をしていくのかと思ったときに、本当に市の負担になるこういう建物を建てるのはいかがなものかと。これ、ぜひとも将来的には私たちは負の財産になって、せっかくこれだけ国からのお金、過疎債の借金なんですが、こういうのを入れて建設されるのは、それはされる人たちの気持ちは分かります。しかし、先のことを考えれば、こんなのは要らないと、それよりももっともっと自分たちが生活に必要なところに財源を充てていただきたいという声が非常に私に入ってきておりますので、ここ、もう一度、やめるのは本当にやめることが大事だから一番最初に慎重に建設に対しては考えなければならなかったんですが、なかなか説明が私たちにスムーズに入ってきませんでした。 このように予算を立てるともう逆戻りはされないというようなこと、これ、政治家がやることなんですが、私は、住民、ほとんどよその人たちの話を聞いてもこれは厳しいぞというお叱りを受けておりますので、これに対しては、修正案に賛成したいと思います。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに討論ありませんか。日向議員。
◆3番(日向栄司君) 原案に賛成の立場で発言させてもらいます。 先ほどから負の遺産になるということをよく発言されておりますけども、私は今回この世界遺産センターをつくることによって、ゴールではなく、スタートになると思っております。 それはなぜかと言いますと、やはり自転車道も併設しておりますし、ちょうど中間地点になります。それと、ゴールというかスタートになるか、深江のほうもみずなし本陣のほうがあります。加津佐のほうもB&Gの補助金が決定を受ければ、スタート、中間、ゴールということで市の活性化になると思っております。 それと、市民の方々の声ということをよく言われますけど、私も聞きますけど、確かに反対の方もいらっしゃいますが、賛成の方もいらっしゃいます。 それと市外の方、キリスト教徒の方々は見に来られている方がいらっしゃいます。原城に何もないということも言われますが、原城に何もないところがいいということも、実際聞いております。 なぜかと言いますと、その当時のままの何もない状態を見るのが心に感じるところがあるということを言われて、また行きたい、ただ、途中で休憩する場所やお土産品を買う場所がないという声も、市外の方からお伺いしておりますので、今回の負の遺産ではなく、今後南島原市を今以上に発展していき、人口減少対策にもつながると思っておりますので、原案に賛成したいと思います。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに討論ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。 これより議案第15号を採決します。
予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。まず、修正案を起立により採決します。修正案に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
吉田幸一郎君) 起立少数であります。よって、修正案は否決されました。 次に、原案について起立により採決いたします。原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
吉田幸一郎君) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「令和6年度南島原市国民健康保険事業
特別会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第16号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「令和6年度南島原市後期高齢者医療
特別会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「令和6年度南島原市水道事業会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「令和6年度南島原市
下水道事業会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 日程第21、諮問第1号「人権擁護委員候補の推薦について」から日程第26、同意第3号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」まで、以上6件を一括議題といたします。 順次、討論を省略し、採決いたします。 まず、諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦について」、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。 次に、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦について」、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、諮問第2号は同意することに決しました。 次に、諮問第3号「
人権擁護委員候補者の推薦について」、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号は同意することに決しました。 次に、同意第1号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号は同意することに決しました。 次に、同意第2号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、同意2号は同意することに決しました。 次に、同意第3号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、同意3号は同意することに決しました。 日程第27、議案第20号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました議案第20号につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第20号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第11号)」は、770万円を増額し、総額を357億8,605万3千円とするものでございます。 今回の
補正予算(第11号)は、令和6年2月29日付国の令和5年度第1次
補正予算に係る令和5年度地域介護福祉空間整備等施設整備交付金の内示があったことから、市内事業者の施設改修等事業に対する支援として、地域介護福祉空間整備事業に要する経費を計上いたしております。 内容につきましては、この後担当部長から説明をさせますので、よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。以上です。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 引き続き、担当部長から説明を求めます。米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) それでは、議案第20号を説明させていただきます。 議案第20号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第11号)」でございますが、今回の
補正予算(第11号)につきましては、令和6年2月29日付で国の令和5年度第1次
補正予算に係る令和5年度地域介護福祉空間整備等施設整備交付金の内示がございました。 そのことから、市内事業所の施設改修等事業に対する支援として、必要な経費を計上したところでございます。 歳入歳出それぞれ770万円を増額し、歳入歳出総額をそれぞれ357億8,605万3千円とするものでございます。 予算書の3ページをお願いいたします。 第2表、繰越明許費の補正でございます。今回計上する地域介護福祉空間整備事業につきましては、年度内に事業が完了しない見込みであることから、繰越明許費の追加をお願いするものでございます。 次に、歳入補正について御説明いたします。 予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 15款2項2目民生費国庫補助金につきましては、今回の事業の財源として地域介護福祉空間整備等施設整備費補助金を770万円増額するものでございます。 次に、歳出補正について説明いたします。 4ページをお願いいたします。 3款1項7目高齢者福祉施設費におきまして該当する施設への補助金として、地域介護福祉空間整備事業補助金を770万円増額するものでございます。 以上で議案第20号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) それでは、議案第20号について質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、議案第20号の質疑を終結します。お諮りいたします。議案第20号については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。議案第20号について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 日程第28、報告第9号「
専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました報告第9号につきまして、その概要を御説明申し上げます。 報告第9号は、地方自治法第184条の規定により議会において指定されている事項について、3月15日に
専決処分いたしましたので、本定例会において報告するものでございます。 内容につきましては、この後担当部長から説明をさせますので、よろしくお願い申し上げます。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 引き続き、担当部長から説明を求めます。柘植建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) それでは、報告第9号を説明させていただきます。 報告第9号「
専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」でございますが、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項、損害賠償の額の決定について、令和6年3月15日に
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 令和6年1月10日午後7時頃、南島原市口之津町丙333番地先の市道小利線を自動車で職場から自宅へ帰宅途中、市道の横断側溝のグレーチング蓋が経年による劣化のため、走行中にグレーチング蓋が跳ね上がり、自動車の底を破損した事故について、損害賠償の額を決定したものでございます。 賠償の金額は12万802円、賠償する相手方につきましては、記載のとおりでございます。 なお、損害賠償額につきましては、全国町村会総合賠償補償保険の対象となっております。 以上で、報告第9号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) それでは、報告第9号について質疑を行います。質疑ありませんか。林田議員。
◆12番(林田久富君) 報告第9号、
専決処分の報告について1点だけ質疑をします。相手方への賠償については十分説明されて分かったんですけども、また同じことが起こらないように、多分補修はされたと思いますけども、側溝のほうの修繕はどういうふうにされたのか、お尋ねをしたいと思います。
○議長(
吉田幸一郎君) 建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 林田議員の御質問ですけども、側溝については、事故後、報告を受けまして速やかに応急措置を済ませております。 そこにはもうゴムを敷いたりとか、こういう跳ね上がりとかしない対策を行うところの応急をして、本改修につきましては、今、発注につけて準備を進めているところでございます。以上でございます。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに質疑ありませんか。10番、高木議員。
◆10番(高木和惠君) うちの保険の名前はよく聞くんですけども、この被害を受けられた方のかかっている保険会社というのは、発表できないんですかということをお尋ねしたいと思います。
○議長(
吉田幸一郎君) 建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 今回の損害といいますか示談につきましては、管理瑕疵というところで市の道路の構造物が原因となったものでございますので、今回は相手方の保険というのは省略しております。以上です。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに質疑ありませんか。高木議員。
◆10番(高木和惠君) いや、省略しておりますと言うけど、今回の事故は、分かるんです。ここで今質疑をしたいのは、よくこういう事故で損害賠償、分かるんですけども、保険屋の名前というのは、うちの保険屋の名前だけで、相手の保険の名前というのは聞けるのか聞けないのかというお尋ねです。総務部長でも結構です。
○議長(
吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 聞くことは可能だとは思いますが、公表することは個人情報の関係もあって差し控えるべきだと思っております。以上です。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに質疑。1番、寺澤議員。
◆1番(寺澤佳洋君) 一応確認ですが、このグレーチング蓋というのが市の管理のもので、そこに不備があったから賠償しているということでよいのかということと、加えてほかの市内に市道にグレーチング蓋という、多数あると思うんですけど、同様の事案が起こらないかどうかを確認しているかどうかということを確認します。
○議長(
吉田幸一郎君) 建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 寺澤議員の御質問ですけども、同様な形で横断する側溝のグレーチング蓋は、順次確認しながら改修は進めております。こういう事案も過去を振り返ってみると、ございます。こういう事故が起こらないようには、改修は進めているところでございます。あと通常でも、議員も御承知かなと思いますけど、道路パトロールにも、私たち3班で市内動いておりますので、その辺の状況もパトロールの業務として行っております。以上でございます。
○議長(
吉田幸一郎君) 瑕疵があったから100%。建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 申し遅れておりました。瑕疵については、資料にもありますとおり、管理瑕疵というところで、相手方はゼロというところの市が100というところになっております。以上でございます。
○議長(
吉田幸一郎君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で報告第9号の質疑を終結します。 なお、ただいまの報告第9号につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により議会に報告するものでございますので、以上の報告をもって御了承をお願いいたします。 日程第29、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」を議題といたします。 各委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては、議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から挨拶の申出があっておりますので、これを許します。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は2月22日から本日までの30日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして慎重なる御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて御報告を申し上げます。 本年1月に発生した能登半島地震に係る被災地支援のため、2月10日から2月16日まで石川県庁へ職員3名、3月1日から3月8日まで珠洲市へ職員2名、3月11日から3月17日まで輪島市へ職員4名、また、3月16日から3月23日まで珠洲市へ職員1名、計10名の職員を派遣しているところでございます。 今回の職員派遣は、国等及び全国知事会からの要請によるもので、短期派遣による仮設住宅関係事務、住家被害認定調査、避難所における住民の健康・衛生管理業務などの支援を行ってきたところでございます。 今後も能登半島の復興のため、できる限りの支援・協力を行ってまいりたいと考えております。 2月17日から2月25日まで、第22回セミナリヨ現代版画展を開催し、長崎県内はもとより、全国から1万845点もの出品をいただきました。 開催初日には、全国から多くの受賞者とその御家族をお迎えして表彰式を行いました。表彰式終了後、一般の部の受賞者は、アートビレッジ・シラキノで実施しているアーティスト・イン・レジデンス事業の招聘作家の工房見学に参加され、本市の魅力をPRさせていただいたところです。 議員の皆様には、お忙しい中に多数の御出席を賜り、感謝申し上げます。 次に、2月25日、第31回原城マラソン大会を開催をいたしましたところ、議員の皆様には、お忙しい中に多数の御出席を賜り、感謝申し上げるところでございます。 長崎県内はもとより、全国から、昨年の倍近い1,284人の選手の皆様にお集まりいただきました。 大会当日、前夜からの雨が心配されましたが、天候も回復し、参加されたランナーは、南島原市の美しい自然と早春の原城跡マラソン周回コースを堪能されたことと感じております。 また、競技終了後は、協賛店の御協力により、特産品や宿泊優待券などの抽せん会を行い、参加者に大変好評をいただきました。 実行委員会をはじめ、御協力いただきました皆様方に、この場をお借りして感謝を申し上げます。 次に、3月2日、深江ふるさと伝承館において、本市PR大使の美川憲一さんをゲストとしてお招きし、「南島原市歌ってスッキリ!のど自慢大会」を開催をいたしました。 たくさんの御応募をいただいた中から、市内外合わせて440名の皆さんに御来場いただき、歌い手として出場をしていただいた10組の皆さんは、堂々とした姿で観客の皆さんに自慢の歌声を披露されたところでございます。 また、美川さんにも、「さそり座の女」や「柳ケ瀬ブルース」などのヒット曲を計6曲も披露していただいたほか、観客の皆さんとのフリートークでも大いに盛り上げていただきました。 今後も美川さんには、PR大使として多くの人に本市の魅力を発信していただきたいと思っております。 次に、3月3日、「九州はひとつ」をテーマに、九州オルレウォーキングフェスティバル2024が九州オルレ南島原コースにおいて開催をされました。 当日は、駐福岡大韓民国総領事館の朴総領事をはじめ、九州各地からはもとより、遠くは宮城県や韓国からも多くの方に御参加いただき、約700名の方が本市の絶景を満喫されたところであります。 メイン会場の口之津港緑地公園やコース上において市内の太鼓団体による演奏で盛り上がりを見せるとともに、九州各コースからのおもてなしの提供や、本市特産である島原手延そうめんの振る舞いもあり、多くの参加者に楽しんでいただきました。 また、地元の新鮮な野菜や果物など、地元産品を一堂に集めた口之津ポートバザールも併せて開催をされ、オルレの参加者だけでなく、地域の方々にも多く来場していただき、にぎわいを見せたところでございます。 次に、3月10日、ありえコレジヨホールにおいて、令和5年度南島原市表彰式を執り行いました。 受賞者代表謝辞では、昨年、レスリングアンダー17の世界選手権大会で見事優勝した小川大和さんが、これまで支えていただいた御家族や先生方へ感謝の言葉を述べるとともに、自らの今後の目標であるアンダー20、アンダー23、シニアの全ての部門での世界選手権優勝とオリンピック優勝に向けて、感謝の心と謙虚な姿勢を忘れることなく、より一層励んでまいりたいと今後の抱負を述べられました。 受賞されました皆様方におかれましては、豊富な知識と尊い経験を生かされまして、今後さらに御活躍いただきますことを心から祈念を申し上げるところであります。 このほか、会期中に皆様からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政に反映させてまいりたいと存じます。引き続き、皆様の御協力をお願い申し上げます。 さて、日一日と春の色が濃くなりつつありますが、皆様方におかれましては、健康に十分留意していただきまして、ますます御活躍いただきますよう心からお祈り申し上げまして、閉会の挨拶といたします。 誠にありがとうございました。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和6年第1回南島原市議会定例会を閉会いたします。 午後0時13分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長
吉田幸一郎会議録署名議員 吉岡 巖会議録署名議員 寺澤佳洋会議録署名議員 松本添花...