令和 5年 9月 定例会(第3回)第1日 9月7日(木曜日)出席議員(19名) 1番 寺澤佳洋君 11番 隈部和久君 2番 松本添花君 12番 林田久富君 3番 日向栄司君 13番 松永忠次君 4番 井上修一君 14番 小嶋光明君 5番 田中克彦君 15番 黒岩英雄君 6番 末続浩二郎君 16番 井上末喜君 7番 永池充宏君 17番 吉岡 巖君 8番 酒井光則君 18番 田中次廣君 9番 中村哲康君 19番
吉田幸一郎君 10番 高木和惠君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長 松本政博君 建設部長 柘植善和君 副市長 山口周一君
環境水道部長 溝田勝幸君 教育長 松本弘明君 教育次長 五島裕一君 総務部長 米田伸也君
総務秘書課長 隈部修司君
地域振興部長 山口篤弘君 財政課長 石川伸吾君
市民生活部長 北村哲也君 会計管理者 吉田英雄君
福祉保健部長 栗田一政君
農業委員会事務局長 小渕 忍君
農林水産部長 内田繁治君
監査委員事務局長 松尾修一君
議会事務局出席者 局長 松藤義孝君 次長 高原 洋君 書記 永田麻真君第3回
定例会議事日程 第1号 令和5年9月7日(木)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議長報告 (
提案理由説明)日程第4 議案第28号
南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第29号
南島原市手数料条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第30号
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第31号 令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第4号)日程第8 議案第32号 令和5年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第9 議案第33号 令和5年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第10 議案第34号 令和5年度
南島原市水道事業会計補正予算(第1号)日程第11 認定第1号 令和4年度南島原市
一般会計歳入歳出決算の認定について日程第12 認定第2号 令和4年度南島原市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第13 認定第3号 令和4年度南島原市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第14 認定第4号 令和4年度南島原市
水道事業会計決算の認定について日程第15 認定第5号 令和4年度南島原市
下水道事業会計決算の認定について日程第16 報告第14号 専決処分の報告について(南島原市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について)日程第17 報告第15号 専決処分の報告について(南島原市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例について)日程第18 報告第16号 放棄した債権の報告について日程第19 報告第17号 令和4年度南島原市
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について日程第20 報告第18号
株式会社ミナサポの経営状況に関する書類の提出について日程第21 報告第19号
株式会社原城振興公社の経営状況に関する書類の提出について日程第22 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について日程第23 諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について (委員会付託) 請願の
委員会付託日程第24 請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い 午前10時00分 開会
○議長(
吉田幸一郎君) おはようございます。 今期定例会も、省エネ対策の一環といたしまして
クールビズ対応としておりますので、よろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員数は19名であります。 地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、これより令和5年第3回
南島原市議会定例会を開会いたします。 これより、議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、13番
松永忠次議員、14番
小嶋光明議員を指名いたします。 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。
議会運営委員長から報告を求めます。井上末喜委員長。
◆
議会運営委員長(井上末喜君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 令和5年8月30日に本定例会の運営につきまして
議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果を報告いたします。
市長提出議案は、条例3件、補正予算4件、決算認定5件、その他8件、合わせて20件となっております。 議案の審査の方法ですが、令和5年度
一般会計補正予算(第4号)については、所管の委員会で分割審査いたします。その他の議案につきましては、所管の委員会に付託して審査することといたします。 なお、認定第1号「令和4年度南島原市
一般会計歳入歳出決算の認定について」は、
従前どおり決算審査特別委員会を設置して審査することといたしました。 次に、議案に対する質疑の通告は、9月11日の正午までといたします。 議案の審査は、所管の委員会で十分に審査していただくことにしておりますので、質疑につきましては概要のみにとどめていただきますようお願いいたします。 一般質問は15名の議員から通告があっておりますので、9月11日から13日まで5名ずつ3日間行い、9月14日に議案質疑を行います。 そのほか、請願1件につきましては、所管の委員会に付託して審査いたします。 また、陳情1件、要望1件は配付のみとすることにいたしました。 以上の案件審議を考慮し、今定例会の会期は、皆様のお手元に配付いたしております日程表のとおり、本日9月7日から10月4日までの28日間と決定いたしました。 以上が
議会運営委員会の協議内容であります。議論を十分に行い、円滑な議事運営をお願いし、報告を終わります。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) お諮りいたします。今期定例会の会期は、
議会運営委員長の報告のとおり、本日から10月4日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、会期は28日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております会期日程のとおり御了承をお願いいたします。 日程第3、「議長報告」を行います。 議長報告につきましては、印刷して皆様のお手元に配付しておりますので、報告に代えさせていただきます。 日程第4号、議案第28号「
南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について」から日程第21、報告第19号「
株式会社原城振興公社の経営状況に関する書類の提出について」まで、以上18件を一括議題といたします。 市長から、提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) おはようございます。 本日ここに、令和5年第3回
南島原市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御健勝にて出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。 それでは、開会に当たり、前定例会以降、今日までの市政の重要事項について御報告を申し上げるとともに、当面する諸課題について所信を申し述べたいと思います。 8月28日、これまでの高規格道路の
建設促進期成会の名称を「
島原半島南部地域高規格道路建設促進期成会」に改め、これまでの要望路線、
島原天草長島連絡道路、深江町から口ノ之津港間に、今年度から新たに
島原半島西回り道路、雲仙市から南島原市を
追加要望路線とする総会を開催いたしました。 総会におきまして、
加藤竜祥衆議院議員、
古賀友一郎参議院議員、
山本啓介参議院議員並びに
中島浩介県議会議員、
中村一三県議会議員に御出席をいただき、顧問に国会議員の御三方に、相談役に県議会議員の御二方に、それぞれ就任いただく運びとなりました。 代表して、顧問の国会議員の御三方から、「これからの期成会活動が地元の機運醸成をさらに高めることを期待しつつ、事業の実現に向けて我々も後押しをしていきたい」旨の御挨拶をいただいたところであります。 地域産業の活性化と市民の安心・安全を担う命の道として、市民の皆様と共に、高規格道路の早期実現に向けて取り組むことを一同、意を強く決したところであります。今後とも、本市のよりよい未来のために、皆様の御協力、御支援をよろしくお願いをいたします。 8月18日、堂崎港埋立地に昨年から建設中であった
JA島原雲仙第2総合集荷場・
JAグリーン南島原店の落成式が執り行われ、21日にオープンをいたしました。 第2総合集荷場には、いちご、ブロッコリー、きゅうり、
ハウスみかんなどの施設果樹の選別機、予冷庫や
真空予冷装置などを備えており、JAにおける販売戦略や生産者における品質の確保にも、この施設は大きく貢献するものと考えております。
JA島原雲仙第2総合集荷場・
JAグリーン南島原店が拠点となり、本市の農業振興に寄与していただけるものと期待しているところでございます。 次に、本市の
公共交通空白地域における市民の移動手段を確保するため、予約制の
乗合タクシー「チョイソコみなみしまばら」について、昨年9月から開始をいたしました西部地区に引き続き、今月1日から東部地区の西有家・有家エリア、布津・深江エリアにおいても実証運行を開始をいたしました。 運行開始に先立ちまして、8月31日に、議員の皆様をはじめ、運行を執り行っています南島原市
地域公共交通活性化協議会の委員の皆様や、東部地区の
タクシー事業者の皆様の御出席の下、運行開始式を執り行いました。 この事業により、これまでタクシーやバスなどの交通手段に加え、日常生活を支える新たな移動手段を確保することで、特に高齢者を中心とした通院・買物等の交通需要に対応できるものと期待を寄せているところであります。 「チョイソコみなみしまばら」が、既存のタクシーや島鉄バスなどと連携を図りながら、新たな公共交通として本格運行へ移行できるよう推進してまいります。 かねてより検討しておりました小・中学生の医療費助成につきましては、予定しておりましたとおり、令和5年10月診療分から
現物給付方式を導入いたします。 対象となる区域は、島原半島3市のほか、長崎市、諫早市、大村市、西海市並びに西彼2町の長与町と時津町、それから東彼3町の東彼杵町、川棚町、波佐見町にある医療機関としており、助成の対象となる方々には、9月中旬までに新たな受給者証と御案内のリーフレットをお送りするようにいたしております。 今回の
現物給付方式の導入は、保護者の方々の負担軽減につながるものであり、御理解・御協力をいただきました医師会、歯科医師会、薬剤師会をはじめ各医療機関の皆様に、この場をお借りして改めて感謝を申し上げます。 次に、公共施設に電力を供給しております地域商社の
株式会社ミナサポでは、環境省の補助事業を活用し、令和5年3月から
口之津小学校と
布津福祉センター湯楽里の2か所で、
ソーラーパネルと蓄電池の設置工事を行っていましたが、工事がおおむね完成し、11月以降それぞれの施設で電気の供給を開始する予定となりました。 これにより、施設での使用電力の一部を太陽光で発電した
再生可能エネルギーで賄うことができ、発電で余った電気は蓄電装置に蓄えることで、災害時の非常用電源として使用することができます。 市といたしましても、
ゼロカーボンシティ宣言に基づき、公共施設への
再生エネルギーの供給を促進し、なお一層の脱炭素化を図ってまいります。 8月21日から受付を開始いたしました
省エネ家電買換え補助につきましては、皆様から御好評をいただき、予定しておりました件数を大幅に超える申請をいただいております。 この事業は、家庭における
エネルギー費用負担の軽減によるCO2の削減及び市内事業者の活性化に寄与するものであり、このような状況を考慮いたしまして、追加の予算につきましては、流用または補正予算を計上することで対応させていただきたいと考えております。 また、当初10月31日といたしておりました申請期間につきましては、10月2日月曜日までに短縮することといたしましたので、皆様の御理解と御協力をお願いをいたします。 このたび、
シティプロモーション事業の一環として、歌手の美川憲一さんを起用した
コマーシャル「水に流せるまち、南島原市」を制作をいたしました。 本市には、特産品「島原手延そうめん」をはじめ、
イルカウオッチング、谷水棚田、鮎帰りの滝など、水にまつわる地域資源が多く存在することから、南島原市でおいしい食材を味わい、美しい自然に触れ合い、歴史を感じ、イルカに癒やされることでささいなわだかりもそうめんのようにさらさらと水に流していただいて、心地よい時間を過ごしていただきたいとの思いを込めております。 今回、15秒
コマーシャルを7パターン制作しており、美川さんのほか、本市出身のJリーガーで、
レノファ山口で御活躍されている
吉岡雅和選手や、
ショートフィルム「夢」と「記憶の灯」のヒロイン役を務めていただいた女優の今泉マヤさんなどに御出演いただきました。 8月24日から「水に流せるまち、南島原市」の特設サイト並びに市の
公式ユーチューブチャンネルで公開をしたところ、「自治体の
コマーシャル動画としてはユニークである」や「美川さんは著名人でインパクトがある映像」などの反響が寄せられております。 今後も、多くの皆さんに本市の魅力を発信していきたいと考えております。 次に、本市におけるeスポーツの普及促進及びeスポーツを活用した
デジタル人材の育成、地域活性化・
地域課題解決に向けた様々な取組を推進することを目的に、現在、10月9日をめどに
一般社団法人長崎eスポーツ連合との
包括連携協定に向けた準備を進めているところでございます。
一般社団法人長崎県
eスポーツ連合と相互に連携・協力することにより、さらに市の重要施策であるDXの推進に取り組みたいと考えております。 7月31日からトルコ・イスタンブールで開催をされました
レスリングアンダー17
世界選手権大会で、西有家町出身で島原高校2年生の小川大和さんが
フリースタイル51キロ級で見事優勝をされました。また、8月21日からモンゴルで開催されました東アジア・ユース大会においても見事優勝されました。 世界1位となられた小川大和さんに心からお喜びを申し上げますとともに、今後、ますますの御活躍を期待をいたします。 では、これより、本定例市議会に提案いたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 今回、提案いたしました議案は、条例関係の議案が3件、令和5年度
一般会計補正予算ほか
補正予算関係議案が4件、決算の認定案件が5件、その他の議案が8件、合計20件でございます。 まず、条例関係でございますが、議案第30号「
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」は、南島原市口之津第一体育館を廃止するため、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、
補正予算関係でございますが、一般会計を含む4会計の補正予算でございます。
一般会計補正予算(第4号)は、
県央県南広域環境組合南部リレーセンター整備に要する経費、
分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープラン策定に要する経費、地方債の繰上償還に要する経費などを計上いたしております。 補正予算の総額は、一般会計13億6,156万4千円の増、特別会計445万2千円の増、企業会計500万円の増で、これを現計予算に合算をいたしますと、一般会計331億6,447万3千円、特別会計86億4,533万1千円、企業会計28億5,188万9千円となります。 続きまして、認定に関する議案でございますが、一般会計と2特別会計の令和4年度決算につきまして、地方自治法の規定により、議会の認定に付すものでございます。 また、水道会計と
下水道事業会計の令和4年度決算につきましては、
地方公営企業法の規定により、議会の認定に付すものでございます。 このほかの議案といたしましては、法改正に伴う関係諸条例の改正、議会において指定されている専決処分した事項の報告、南島原市
債権管理条例の規定に基づく放棄した債権の報告、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づく令和4年度南島原市
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告、地方自治法の規定による
株式会社ミナサポと
株式会社原城振興公社の経営状況の報告、
人権擁護委員候補者の推薦についてを提案をいたしております。 以上、このたび提案をいたしました案件の概要を申し上げました。各議案につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、何とぞよろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。以上でございます。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 引き続き、各議案について、担当部長から説明を求めます。 議案第28号「
南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について」説明を求めます。
米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 議案第28号を御説明させていただきます。 議案第28号「
南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について」でございますが、この条例の改正につきましては、
オンライン化を活用推進することを目的とした
情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律の一部改正により、所要の改正を行うものでございます。 新旧対照表を御覧ください。 第8条の適用除外の分が改正になっております。旧の欄の第8条の第2号、(2)ですが、その中に「その他の
情報通信技術を利用する方法」、これは
フロッピーディスクなどの記録媒体を提出する手続のことですが、これまでは電子申請は適用除外ということでうたってありました。この「その他の
情報通信技術を利用する方法」という文言を削除する改正を行うということで、
フロッピーディスクなどの記録媒体を提出する手続が電子申請として可能になるものでございます。 以上で、議案第28号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、議案第29号「
南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」説明を求めます。
柘植建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 議案第29号を説明させていただきます。 議案第29号「
南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」でございますが、マンションの管理の適正化の推進に関する法律が令和2年6月に改正され、
地方公共団体が
マンション管理に関与できるようになりました。 この法改正により実施可能となった
優良マンションを認定する管理計画の認定制度を本市において令和5年11月1日から運用することに伴い、必要となる手数料の額を定めるため、所要の改正を行うものでございます。 なお、具体的な改正にあたっては、県から示されました
手数料改定案により行うものでございます。 主な内容につきまして、新旧対照表により説明させていただきます。 新旧対照表の1ページから2ページを御覧ください。 別表第1、区分7、番号(1)において、「
マンション管理計画認定又は
認定更新申請手数料」について、基準適合を国指定の
マンション管理センターにおいて事前に確認がされた場合は
長期修繕計画1件につき4千円。事前に確認がない場合は同様に1件につき2万9千円となります。
長期修繕計画が2つ以上である場合は、それぞれ追加1件につき1千円及び1万6千円を加えた金額となります。 次に、2ページをお願いします。最後の行からとなります。 番号(2)
マンション管理計画変更認定申請手数料について、変更前管理計画に係る
長期修繕計画数が1つである場合、1件につき1万4,500円。あわせて、
長期修繕計画を新たに追加する場合は追加1件につき1万6千円を加えた金額となります。変更前管理計画に係る
長期修繕計画が2つ以上である場合、
長期修繕計画を追加しない場合は1万4,500円に1件を超える計画数につき8千円を加えた金額。新たに追加する場合は追加1件につき1万6千円を加えた金額となります。 以上で、議案第29号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、議案第30号「
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」説明を求めます。
五島教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) それでは、議案第30号を説明させていただきます。 議案第30号「
南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」でございますが、南島原市口之津第一体育館を廃止をするために、所要の改正を行うものでございます。 新旧対照表を御覧ください。 南島原市口之津第一体育館を廃止して解体予定のため、別表第1、別表第2及び別表第3から「南島原市口之津第一体育館」に係る部分を削除するものでございます。 以上で、議案第30号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、議案第31号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第4号)」について説明を求めます。
米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 議案第31号を説明させていただきます。 議案第31号「令和5年度南島原市
一般会計補正予算(第4号)」でございますが、今回の補正予算(第4号)は、
県央県南広域環境組合南部リレーセンター整備に要する経費、
分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープラン策定に要する経費、地方債の繰上償還に要する経費などについて計上するものでございます。 その結果、補正予算(第4号)は、歳入歳出それぞれ13億6,156万4千円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ331億6,447万3千円とするものでございます。 3ページを御覧ください。 第2
表地方債補正でございますが、新たに追加するものとして、
地域総合整備資金貸付事業の財源として、
地域総合整備資金貸付事業債を9千万円、
過疎対策事業債の振替として
水産業施設整備事業(
合併特例事業債)を3,370万円ほか3件、南有馬町白木野地区の
広域農道沿いに観光トイレを整備するための財源として、
観光地等周辺施設整備事業(
合併特例事業債)を2,620万円、計2億3,460万円追加するものでございます。 変更するものとして、
農道整備事業費の増額に伴い
農業基盤整備事業(
合併特例事業債)を9,950万円から2,370万円増額して1億2,320万円へ変更、
過疎対策事業債の振替に伴う変更を6件、発行可能額の決定によりまして、
臨時財政対策債を1億4千万円から6,600万円減額して7,400万円へ変更するものでございます。 歳入補正の主な事項について御説明いたします。 予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 11款1項1目地方交付税では、令和5年度
普通交付税額が決定したことから、5,838万6千円を増額、15款2項3目
衛生費国庫補助金では、
分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープラン策定事業の財源として、
地域経済循環創造事業交付金を2千万円増額、19款2項2目
減債基金繰入金では、繰上償還の財源として10億6,049万円を増額、21款5項3目雑入では、
県央県南広域環境組合南部リレーセンター整備事業に係る
物件移転補償費として、4,530万円を増額するものでございます。 4ページをお願いします。 22款地方債につきましては、先ほど御説明いたしましたので、割愛させていただきます。 次に、歳出補正の主な事項について御説明いたします。 5ページをお願いいたします。 1款1項1目議会費では、島原半島南部地域高規格道路建設促進特別委員会の要望活動等に要する経費として、議員活動費を221万3千円増額、2款1項1目一般管理費では、令和4年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の実績確定に伴う国庫返還金に要する経費として2,314万1千円を増額、6目地域振興費では、市内事業所の工場増築等に対する支援として、地域総合整備資金貸付金を9千万円増額、4款1項1目保健衛生総務費では、堂崎港埋立地など今後の水道使用量の増加が見込まれることから、飲用水等の安定供給に必要な水源調査に要する経費として、水道事業負担金を500万円増額、6目環境衛生費では、
県央県南広域環境組合南部リレーセンター整備に伴いまして、衛生センター車庫棟解体に要する経費として、1,421万5千円を増額するものでございます。 6ページをお願いいたします。 同じく環境衛生費ですが、地域資源を活用した
再生可能エネルギー由来の電力で、災害時の電力供給体制を構築することを目的とした分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープランの策定に要する経費として、策定委託料1,980万円を増額、4款2項3目
し尿処理費では、県央県南広域環境組合南部リレーセンターの整備に伴いまして、
し尿処理施設の放流水配管の布設替えが必要となったことから、
し尿処理施設改修工事費1,310万6千円を増額するものでございます。 7ページをお願いいたします。 6款3項1目水産業振興費では、県の漁協経費負担軽減対策事業に係る市の単独上乗せに要する経費として、漁協経費負担軽減対策事業費補助金を199万1千円増額、7款1項3目観光費では、原の館、いわゆる真砂の赤字補填に要する経費として、原の館指定管理運営委託料を2,500万円増額。 観光周遊ルート整備事業として、南有馬町白木野地区の
広域農道沿いに観光トイレを整備するための経費として、委託料・工事費合わせて2,765万円を増額、8款2項2目道路維持費では、市道の緊急補修に要する経費、修繕料を1,500万円、生活環境整備事業補助金を1,500万円など、市道維持管理事業を3,229万6千円増額するものでございます。 8ページをお願いいたします。 12款1項1目元金では、後年度の公債費負担軽減を図るため繰上償還に要する経費として、10億6,049万円を増額するものでございます。 以上で、議案第31号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、議案第32号「令和5年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について」、議案第33号「令和5年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算」、以上2件の説明を求めます。栗田
福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(栗田一政君) 議案第32号と議案第33号を続けて説明をさせていただきます。 議案第32号「令和5年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ259万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を78億9,354万9千円とするものでございます。 それでは、予算に関する説明書により説明をさせていただきます。 最初に、歳出でございますが、4ページを御覧ください。 1款1項1目一般管理費につきましては、国民健康保険法の一部改正により、令和6年1月から、出産する被保険者の産前産後の国民健康保険税を免除することに伴い、保険税の計算を行っている島原地域広域市町村圏組合のシステムを改修する必要が生じましたので、その負担金198万円を増額するものでございます。 次に、4款1項2目特定健康診査・特定保健指導費につきましては、令和6年4月から始まる第4期の特定健診・特定保健指導に対応するため、現在運用しております健康管理システムを改修する必要が生じましたので、その委託料を61万6千円増額するものでございます。 次に、歳入でございますが、3ページを御覧ください。 7款1項1目前年度繰越金につきましては、歳出予算で説明しましたシステム改修に係る負担金及び委託料の財源として259万6千円を増額するものでございます。 以上で、議案第32号の説明を終わります。 続きまして、議案第33号を説明させていただきます。 議案第33号「令和5年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ185万6千円を追加し、歳入歳出予算総額を7億5,178万2千円とするものでございます。 それでは、予算に関する説明書により説明をさせていただきます。 最初に、歳出でございますが、4ページを御覧ください。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、令和5年4月1日から5月31日までの出納整理期間に、令和4年度の保険料の納付があり、これに相当する負担金を後期高齢者医療広域連合に納付する必要が生じましたので、その負担金185万6千円を増額するものでございます。 次に、歳入でございますが、3ページを御覧ください。 4款1項1目繰越金につきましては、歳出予算で説明しました後期高齢者医療広域連合に納付する負担金の財源として185万6千円を増額するものでございます。 以上で、議案第33号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、議案第34号「令和5年度
南島原市水道事業会計補正予算(第1号)」について、説明を求めます。溝田
環境水道部長。
◎
環境水道部長(溝田勝幸君) 議案第34を説明させていただきます。 議案第34号「令和5年度
南島原市水道事業会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算は、堂崎港埋立整備事業の進捗状況を鑑み、今後の飲用水等の安定供給に必要な水資源確保のため、水源調査に要する費用の補正を行うもので、収益的収入及び支出をそれぞれ500万円増額するものでございます。 補正の内容につきましては、一番下に付けております予算実施計画明細書により説明をいたします。 収益的収入につきましては、1款水道事業収益、2項営業外収益、5目他会計負担金、1節他会計負担金、500万円の増額でございます。 収益的支出につきましては、1款水道事業費、1項営業費用、1目原水及び浄水費、14節委託料に500万円の増額でございます。 以上で、議案第34号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、認定第1号「令和4年度南島原市
一般会計歳入歳出決算の認定について」説明を求めます。
米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 認定第1号を説明させていただきます。 認定第1号「令和4年度南島原市
一般会計歳入歳出決算の認定について」でございますが、まず、決算書の230ページをお願いいたします。 実質収支に関する調書のページでございます。これに記載のとおり、南島原市一般会計の歳入総額は358億827万2,569円、歳出総額は337億4,232万6,623円でございました。 この結果、歳入歳出差引額は20億6,594万5,946円の黒字となり、翌年度へ繰り越すべき財源2億2,970万3千円を控除した実質収支額は18億3,624万2,946円となりました。 戻って同じ決算書の3ページをお願いいたします。 ここから、主な歳入科目について、御説明いたします。 1款市税につきましては、市民税や固定資産税の増によりまして、36億9,554万527円となりました。 次に、4ページをお願いいたします。 11款地方交付税につきましては、普通交付税の減によりまして、131億6,108万3千円となりました。 15款国庫支出金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減などによりまして、65億4,553万9,759円となりました。 16款県支出金は、長崎県新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金補助金や県知事選挙費委託金の減などによりまして、28億2,099万5,325円となりました。 17款財産収入は、堂崎港埋立地土地売払い収入の増などによりまして、2億3,173万1,555円となりました。 5ページをお願いいたします。 18款寄附金は、ふるさと応援寄附金や教育寄附金、企業版ふるさと納税寄附金の増などによりまして、7億1,929万6,243円となりました。 22款市債につきましては、学校給食関連施設整備事業、多目的運動広場整備事業完了による
合併特例事業債の減などによりまして、24億231万3千円となりました。 次に、主な歳出科目について御説明いたします。 6ページをお願いいたします。 2款総務費は、堂崎港埋立地土地購入事業や公共施設整備基金積立て等によりまして、51億6,474万185円となりました。 3款民生費は、臨時特別給付金の減などによりまして、104億4,302万1,389円となりました。 6款農林水産業費は、グリーンロード整備事業や燃油価格・物価高騰対策事業費等の増により、17億1,438万7,515円となりました。 7ページをお願いいたします。 7款商工費は、新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金等の減により、9億5,311万5,450円となりました。 8款土木費は、自転車歩行者専用道路整備事業、市道改良事業、須川団地建替整備事業等の増によりまして、36億5,937万3,611円となりました。 9款消防費は、口之津分署建替事業完成に伴う島原地域広域市町村圏組合常備消防負担金の減によりまして、10億3,939万3,349円となりました。 10款教育費は、学校給食関連施設整備事業、多目的運動広場整備事業等の完了によりまして、24億4,147万3,341円となりました。 11款災害復旧費は、公共土木施設、農地・農業用施設、原城跡、日野江城跡、北有馬ふれあい交流広場災害復旧事業の増によりまして、9億6,075万5,682円となりました。 以上で、認定第1号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) ここで11時5分まで休憩いたします。 午前10時53分 休憩 午前11時05分 再開
○議長(
吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 酒井光則議員は早退されました。 次に、認定第2号「令和4年度南島原市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、認定第3号「令和4年度南島原市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上2件の説明を求めます。栗田
福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(栗田一政君) 認定第2号と認定第3号を続けて説明をさせていただきます。 認定第2号「令和4年度南島原市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」でございますが、まず、令和4年度の国民健康保険の加入状況は、世帯数が7,970世帯で、市内全世帯数の43.3%、また、被保険者数は1万4,320人で、市内人口の34%となっており、いわゆる団塊の世代の後期高齢者医療保険への移行が進んだことなどから、前年度に比べ749人、5.0%の減となっております。 決算書の252ページの実質収支に関する調書を御覧ください。252ページでございます。 1、歳入総額は79億5,367万4,321円で、前年度に比べ5.9%の減、2、歳出総額は76億8,372万8,665円で、前年度に比べ6.4%の減となっており、3、歳入歳出差引額は2億6,994万5,656円となっております。 それでは、令和4年度決算の主な内容につきまして、事項別明細書により説明をさせていただきます。 最初に、歳入でございますが、236ページを御覧ください。 1款国民健康保険税の収入済額は15億7,802万2,831円で、収納率は、現年課税分が96.4%、滞納繰越分が21.7%でございます。 次に、237ページを御覧ください。 4款県支出金の収入済額は55億6,101万937円で、その内訳は、市が支払いました医療費に対する普通交付金が53億4,323万2,937円と、特別交付金が保険者努力支援分、特別調整交付金分、県繰入金分、特定健診等負担金分として、合わせて2億1,777万8千円でございます。 次に、238ページを御覧ください。 6款繰入金の収入済額は5億5,508万6,373円でございます。 続きまして、歳出を説明させていただきます。 242ページを御覧ください。 2款保険給付費の支出済額は53億7,789万7,623円で、前年度に比べ6.1%の減となっております。 次に、245ページを御覧ください。 3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は20億313万2,260円で、前年度に比べ5.4%の減となっております。 以上で、認定第2号の説明を終わります。 続きまして、認定第3号を説明をさせていただきます。 認定第3号「令和4年度南島原市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」でございますが、まず、後期高齢者医療保険の被保険者数は、令和4年度末で9,459人で、市内人口の22.4%を占めておりまして、前年度に比べ0.8%の増となっており、令和3年度から若干の増加傾向ということになってございます。 決算書の261ページの実質収支に関する調書を御覧ください。261ページでございます。 1、歳入総額は7億2,013万650円で、前年度に比べ4.3%の増、2、歳出総額は7億1,827万4,650円で、前年度に比べ4.3%の増、3、歳入歳出差引額は185万6千円となっております。 それでは、令和4年度決算の主な内容につきまして、事項別明細書により説明をさせていただきます。 まず最初に、歳入でございますが、257ページを御覧ください。 1款後期高齢者医療保険料の収入済額は4億9,335万9,500円で、収納率は、現年分が99.7%、滞納繰越分が37.5%でございます。 次に、3款繰入金の収入済額は2億2,296万2,350円でございます。 続きまして、歳出を説明させていただきます。 259ページを御覧ください。 2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は7億1,026万7,836円で、前年度に比べ4.4%の増となっております。 以上で、認定第3号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、認定第4号「令和4年度南島原市
水道事業会計決算の認定について」、認定第5号「令和4年度南島原市
下水道事業会計決算の認定について」、以上2件の説明を求めます。溝田
環境水道部長。
◎
環境水道部長(溝田勝幸君) 認定第4号と認定第5号を続けて説明させていただきます。 認定第4号「令和4年度南島原市
水道事業会計決算の認定について」でございますが、
地方公営企業法を適用の本市水道事業会計の決算について、同法第30条第4項の規定により、議会の認定に付すものでございます。
水道事業会計決算書の6ページを御覧ください。 令和4年度決算の状況につきまして、水道事業損益計算書により御説明いたします。 1、営業収益は6億5,588万4,063円で、この主なものは給水収益の6億1,909万532円となっております。 2、営業費用の10億3,567万4,189円は、水道施設の維持管理経費及び減価償却費で、営業利益はマイナス3億7,979万126円となっております。 3、営業外収益は5億6,352万4,192円で、その主なものは、みなし償却制度廃止に伴う減価償却見合い分の戻入である長期前受金戻入で1億6,926万4,437円と、会計統合に伴い一般会計からの繰入れを実施しており、人件費相当分の他会計負担金が1億8,662万1千円、企業債の償還金のうち交付税措置分の資本費繰入収益が2億416万2千円となっております。 4、営業外費用は6,924万2,948円で、その主なものは企業債利息であり、経常利益は1億1,449万1,118円となっております。 5、特別利益、6、特別損失ともございません。 以上のことにより、当年度純利益は1億1,449万1,118円となり、前年度繰越利益剰余金6億7,431万5,308円を加えた当年度未処分利益剰余金は7億8,880万6,426円となっております。 以上で、認定第4号の説明を終わります。 続きまして、認定第5号「令和4年度南島原市
下水道事業会計決算の認定について」でございますが、
地方公営企業法を適用の本市
下水道事業会計の決算について、同法第30条第4項の規定により議会の認定に付すものでございます。
下水道事業会計決算書の6ページを御覧ください。 令和4年度決算の状況につきまして、下水道事業損益計算書により御説明をいたします。 1、営業収益は2億423万9,858円で、その主なものは、下水道使用料5,719万5,358円と一般会計からの繰入れである雨水対策経費の他会計負担金1億4,693万1千円となっております。 2、営業費用の5億926万5,051円は、雨水施設及び下水道施設の維持管理費及び減価償却費で、営業利益はマイナス3億502万5,193円となっております。 3、営業外収益は4億3,230万641円で、その主なものは、一般会計からの繰入れ、人件費相当分、企業債の元利償還金分及び長期前受金戻入分を除いた減価償却費相当分などの繰入れである他会計補助金が2億3,470万5千円と、みなし償却制度廃止に伴う減価償却見合い分の戻入である長期前受金戻入で1億9,720万5,982円となっております。 4、営業外費用は4,480万9,503円で、その主なものは企業債利息であり、経常利益は8,246万5,945円となっております。 5、特別利益は3,100円で、これは過年度分の歳出還付3件について、調定の増額修正を行ったものでございます。 6、特別損失は8,040円で、これは自己破産に伴い納付義務が消滅した1名5件分の下水道使用料について、不納欠損処分を行ったものでございます。 以上のことにより、当年度純利益は8,246万1,005円となり、前年度繰越利益剰余金3億4,371万5,312円を加えた当年度未処分利益剰余金は4億2,617万6,317円となっております。 以上で、認定第5号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、報告第14号「専決処分の報告について(南島原市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について)」、説明を求めます。栗田
福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(栗田一政君) 報告第14号を説明させていただきます。 報告第14号「専決処分の報告について(南島原市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について)」でございますが、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項(既設条例の趣旨に変更を及ぼさない程度において、引用法令の改廃に伴う当該法令の題名、条項若しくは用語に係る規定の改正又は字句の修正をすること。)について、令和5年8月4日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 改正点につきまして、新旧対照表により説明をさせていただきます。 認定こども園法の一部改正に伴いまして、同法第3条の第10項が削られ、第11項が第10項に繰り上がりましたので、これを引用する条例第15条第1項第2号に該当する規定を改正したものでございます。 以上で、報告第14号の説明を終わります。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、報告第15号「専決処分の報告について(南島原市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例について」、説明を求めます。
米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 報告第15号を説明させていただきます。 報告第15号「専決処分の報告について(南島原市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例について)」説明を申し上げます。 地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項(既設条例の趣旨に変更を及ぼさない程度において、引用法令の改廃に伴う当該法令の題名、条項若しくは用語に係る規定の改正又は字句の修正をすること。)について、令和5年8月24日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 新旧対照表を御覧ください。 第1条でございますが、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部改正により、引用する条項にずれが生じたことから、第44条を第26条の8に改正したものでございます。 また、「新型インフルエンザ等緊急事態措置派遣職員」を「特定新型インフルエンザ等対策派遣職員」に、「新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当」を「特定新型インフルエンザ等対策派遣手当」に改正し、第2条、第3条においても、同様に手当の名称を改正するものでございます。 以上で、報告第15号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、報告第16号「放棄した債権の報告について」説明を求めます。溝田
環境水道部長。
◎
環境水道部長(溝田勝幸君) 報告第16号を説明させていただきます。 報告第16号「放棄した債権の報告について」でございますが、本件は、水道料金について、南島原市
債権管理条例第12条第1項の規定により、令和5年3月28日に債権を放棄したため、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 放棄した債権につきましては、対象者が17人、総数が169件で総額63万9,711円でございます。 内容につきましては、行方不明等に該当する者が、対象者17人、169件の63万9,711円となっております。 以上で、報告第16号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、報告第17号「令和4年度南島原市
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について」説明を求めます。
米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 報告第17号を説明させていただきます。 報告第17号「令和4年度南島原市
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について」でございますが、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、令和4年度の南島原市の全ての会計及び本市が構成団体となっている一部事務組合などを含めた決算による実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率を、法律第22条第1項の規定に基づき、公営企業会計の
資金不足比率を議会に報告するものでございます。 本市の令和4年度決算における一般会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率である実質赤字比率、全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率である連結実質赤字比率は一般会計だけでなく特別会計も歳入歳出差引額が赤字でなく黒字であったことから、前年度と同様にゼロでございます。 次に、一般会計及び特別会計などが交付税で措置されている額などを除いた実質的に負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模を基本とした額に対する比率である実質公債費比率はマイナスの4.9%、対前年度比マイナス0.1%となっております。 一般会計及び特別会計が交付税で措置される額や基金残高などを控除した将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模を基本とした額に対する比率である将来負担比率は、前年度と同様にゼロとなっております。 次に、公営企業ごとに流動負債から流動資産を控除した額、あるいは歳入総額から歳出総額を控除した額が赤字でなく黒字であることから、資金不足額の事業規模に対する比率である
資金不足比率についても前年度と同様にゼロとなっているところでございます。 以上で、報告第17号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 次に、報告第18号「
株式会社ミナサポの経営状況に関する書類の提出について」、報告第19号「
株式会社原城振興公社の経営状況に関する書類の提出について」、以上2件の説明を求めます。山口
地域振興部長。
◎
地域振興部長(山口篤弘君) 報告第18号「
株式会社ミナサポの経営状況に関する書類の提出について」でございますが、第5期事業報告について、概略を御説明いたします。 1ページから5ページに事業報告、会社の概要を記載しています。
株式会社ミナサポは、平成30年10月31日、本市を含む5者の出資により設立いたしました。 出資金は総額500万円で、このうち市は2分の1の250万円を出資しています。 第5期の主な事業内容は、小売電気事業では、太陽光パネルを用いた自社発電設備の整備に取り組み、令和5年度中に公共施設へ売電を開始する予定となっています。このほか、IT人材育成事業では、南島原市学校教育ICT支援業務を受託するなど、少しずつ事業の幅を広げております。 株主及び持ち株数は5ページに記載のとおりで、社員数は正社員3名となっています。 次に、財務状況につきまして、6ページから12ページに主な状況を記載しておりますが、損益計算書により御説明いたします。 8ページを御覧ください。 まず、総売上高は2億7,057万9,597円となっています。 売上げの主な事業は、小売電気事業の売上高2億6,598万3,014円となっています。 小売電気事業につきましては、これまで行っていた公共施設の高圧60施設、低圧26施設に加え、一般家庭・事業所69か所へ電力供給を行っています。 続きまして、売上原価ですが、小売電気事業を中心に電気の仕入費、電気の託送料金、
再生エネルギー納付金の仕入費など合計で2億4,442万5,172円となっています。 純売上高から売上原価を差し引いた売上総利益は2,615万4,425円となっています。 続きまして、販売費及び一般管理費は1,985万9,702円で、その主なものは人件費のほか、不測の事態のときに必要となる事業資金を調達するためのセーフティ共済への掛け金などです。 上段の売上純利益から販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益が629万4,723円となっています。 9ページを御覧ください。 この営業利益に営業外収益及び法人税等を加味した当期純利益は1,073万2,271円となっています。 次に、10ページは、株主資本等変動計算書です。 当期の発行済株数に変動はありません。 当期純利益が1,073万2,271円であったことから、純資産が1,674万2,576円となりました。 第5期につきましては、第3期から引き続き電力市場価格高騰の影響を受けており、公共施設に対して電気料金の一部値上げや仕入れ方法を変更するなどの対策を講じています。当期純利益については、2024年から電力事業者に課せられる容量市場拠出金の負担に備えて利益を留保しています。 以上で、報告第18号の説明を終わります。 続きまして、報告第19号を説明させていただきます。 報告第19号「
株式会社原城振興公社の経営状況に関する書類の提出について」でございますが、
株式会社原城振興公社は、コミュニティ原城及び原の館、通称原城温泉真砂を平成17年4月1日から指定管理者制度により管理運営を行っております。 地方自治法の規定により、その組織及び運営状況、事業実施状況について、概略御説明いたします。 決算報告書の1ページを御覧ください。 令和4年度事業報告、組織及び運営状況ですが、会社の設立は平成11年5月11日。役員は記載のとおりです。資本金は2千万円で、南島原市の100%出資となっています。社員数は正社員9名、パート社員20名となっています。 続きまして、事業実施状況につきまして、2ページから5ページに収入・支出部門の主な状況を記載しておりますが、8ページの損益計算書で御説明いたします。 まず、Ⅰの売上高は、総額で1億3,030万1,178円、前期比で3,494万5,714円の増となっています。 その売上げの明細ですが、宿泊収入は4,288万2,396円で、前期比1,371万3,015円の増となりました。新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、県や市の宿泊キャンペーンによる効果もあって、前期比でも約1.5倍の増額となりました。しかしながら、依然コロナの影響を受けたため、コロナ禍前の水準までは戻っていない状況です。 料理収入は4,450万9,526円で、前期比951万6,687円の増になっております。これについても、前期比として大きく増額となったものの、夜の会食といった会合は依然として利用控えの傾向がみられ、歓送迎会や忘新年会、年間を通した法要など、売上げの柱となる宴会が非常に少ない状況でありました。 浴場収入は2,081万6,909円で、前期比587万1,477円の増となり、前期比では大きく増額となりましたが、コロナ禍前の水準まではまだ戻っていない状況です。 売店収入は1,466万429円で、前期比472万7,820円の増となっています。これも、宿泊キャンペーンに附帯するクーポン券利用の効果が大きく、前期比も約1.5倍の売上げとなりました。 飲物収入は590万6,177円で、前期比95万8,792円の増となっています。 休憩料収入は25万3,369円で、前期比3万4,720円の増となっています。 その他の収入は127万2,372円で、前期比12万3,203円の増となっています。 続きまして、Ⅱの売上原価ですが、料理の材料費、飲物材料費、売店の仕入れ費の合計は3,617万5,267円で、前期比で684万3,786円の増となっています。 これは、売上げの増加に伴うもので、原価率につきましては例年同様の数値で推移しており、適正な原価管理が行われています。 Ⅰの売上高からⅡの売上原価を差し引いた売上総利益は9,412万5,911円で、前期比2,810万1,928円の増となっています。 続きまして、Ⅲの販売費及び一般管理費ですが、1億1,420万6,795円で、前期比2,359万307円の増となっています。 明細につきましては、9ページを御覧ください。 2段目の雑給2,131万2,722円は、臨時職員と当直職員の給料です。これは、料理長退職に伴い調理師を臨時雇用したことや、宿泊客の増加に伴う業務量の増加により雑給が増加したものです。 8段目の水道光熱費2,960万7,961円は、燃料費の高騰により増額となったものです。 昨年度と比較し、電気代と重油代で約720万円増となっております。 そのほか、4段目の雇用調整助成金マイナス24万3,011円は、臨時休業がなかったことにより雇用調整助成金が減少したものです。 8ページに戻っていただきまして、中段の売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益は2,008万884円の損失となっており、前期比で451万1,621円、損失額は小さくなっています。 次に、営業外利益のうち補助金収入1,534万324円は、市の指定管理業務委託料と物価高騰対策支援金によるものです。 営業利益に営業外利益を加え、営業外費用を差し引いた経常利益は440万8,386円の損失となっており、法人税等を差し引いた当期純利益は425万7,704円の損失となりました。 県や市の宿泊キャンペーンで宿泊などはコロナ禍前までの水準に戻ってきておりますが、売上げの柱となる宴会等の料理収入が年間を通して大人数での会食の利用控えもあって、令和4年度も厳しい状況となりました。 今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行したこともあり、宴会等の会食は増えてきており、少しずつではありますがコロナ禍前の状況に戻りつつあります。しかしながら、電気料金の値上げや燃油高騰による温泉経費の増大もあって、厳しい経営状況となっております。 原城温泉真砂は地域振興を支える重要な施設と位置づけていますので、今後も経営状況を注視していきたいと考えております。 以上で、報告第19号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
吉田幸一郎君) 日程第22、諮問第3号「
人権擁護委員候補者の推薦について」から、日程第23、諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」まで、以上2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、諮問第3号と諮問第4号を続けて説明させていただきます。 まず、諮問第3号「
人権擁護委員候補者の推薦について」でございますが、人権擁護委員の酒井久氏は、令和5年12月31日をもって任期満了となりますので、再度、
人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 なお、酒井久氏の経歴につきましては、別紙のとおりでございます。 以上で、諮問第3号の説明を終わります。 続きまして、諮問第4号を説明させていただきます。 諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」でございますが、湯治康信氏は、前任者が令和5年12月31日をもって任期満了となりますので、新たに
人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 なお、湯治康信氏の経歴につきましては、別紙のとおりでございます。 以上、諮問第4号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。以上でございます。(降壇)
○議長(
吉田幸一郎君) 日程第24、「請願の委員会付託」を行います。 請願第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」については、総務委員会に付託いたします。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、9月11日定刻より開きます。 本日は、これにて散会いたします。 午前11時47分 散会...