南島原市議会 > 2023-06-23 >
06月23日-03号

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  1. 南島原市議会 2023-06-23
    06月23日-03号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 5年  6月 定例会(第2回)第3日 6月23日(金曜日)出席議員(19名)       1番  寺澤佳洋君    11番  隈部和久君       2番  松本添花君    12番  林田久富君       3番  日向栄司君    13番  松永忠次君       4番  井上修一君    14番  小嶋光明君       5番  田中克彦君    15番  黒岩英雄君       6番  末続浩二郎君   16番  井上末喜君       7番  永池充宏君    17番  吉岡 巖君       8番  酒井光則君    18番  田中次廣君       9番  中村哲康君    19番  吉田幸一郎君       10番  高木和惠君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    環境水道部長    溝田勝幸君 副市長       山口周一君    教育次長      五島裕一君 教育長       松本弘明君    総務秘書課長    隈部修司君 総務部長      米田伸也君    財政課長      石川伸吾君 地域振興部長    山口篤弘君    会計管理者     吉田英雄君 市民生活部長    北村哲也君    農業委員会事務局長 小渕 忍君 福祉保健部長    栗田一政君    監査委員事務局長  松尾修一君 農林水産部長    内田繁治君    代表監査委員    宮崎 太君 建設部長      柘植善和君議会事務局出席者 局長        松藤義孝君 次長        高原 洋君 書記        永田麻真君 書記        山口梨沙君第2回定例会議事日程 第3号 令和5年6月23日(金)午前10時開議日程第1 市政一般質問月日質問者質問要旨ページ6月23日日向栄司議員デジタルトランスフォーメーションについて992令和5年度の災害対策について3コロナ定点把握について小嶋光明議員職員駐車場について1142建設部の補助金について3農林水産について4再生可能エネルギーについて5真砂のリニューアルについて高木和惠議員松本市長の政治姿勢について1252市民の声(市民からの提供)松本添花議員オーガニック給食について1432廃校跡の利用について3消防団について4第Ⅱ期南島原市総合計画後期基本計画子育て支援について林田久富議員加津佐地区の医療体制について1562口之津町にあるなんばん大橋の維持管理について3農業振興について4自治会長会議について5南島原市原城跡世界遺産センター整備事業について     午前10時00分 開議 ○議長(吉田幸一郎君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は18名であります。 中村哲康議員から遅刻の届出があっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第3号により、本日の会議を開きます。 まず、3番、日向栄司議員の質問を許します。3番、日向栄司議員。 ◆3番(日向栄司君) (登壇) 皆さん、おはようございます。3番、自民党創政会日向栄司です。 ただいま議長のお許しが出ましたので、通告に従い質問させていただきます。 今回、大きく分けて3つの質問をさせていただきます。1つ目がデジタルトランスフォーメーションについて、2つ目が令和5年度の災害対策について、3つ目がコロナの定点把握について。以上、一問一答でお願いいたします。 1つ目ですけどもデジタルトランスフォーメーションについて、プロジェクトチームの今後の活動スケジュール等、チームの構成メンバーをまずは教えていただければ、よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さんおはようございます。 それでは、日向栄司議員の御質問にお答えをいたします。 御質問はデジタルトランスフォーメーションについてということでございますが、最初に、プロジェクトチーム構成メンバーでございますが、まず、本市のDXを推進する組織として、南島原市DX推進本部を令和5年6月に設置をしております。その組織内に、今後さらなるDX推進に向けたアイデアの検討、提案を行うためのプロジェクトチームを設置いたしまして、推進施策の具体的な展開を図ることといたしております。 今回は、業務効率化と課題解決の2つのプロジェクトチームを設置いたしましたが、いずれのチームも構成員は12名であり、市職員で構成をしております。まず、以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。 私もずっとこのデジタルトランスフォーメーションに対しての質問をさせていただいておりますけども、昨年度から、やはり市役所の職員さん、行政だけではなくて、市民の方々の声をそこに取り入れてもらえないでしょうかというお話を幾度となくさせてもらっておりますけども、今回、その会議が行われたときに、なぜ市民の方々が入れなかったのか、その理由をお尋ねしたいです。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほど申し上げましたその会議の中に、なぜその市民を入れなかったのかということでありますが、これはまずスタートであります。DX推進につきましては、従来の仕事のやり方を改革し、地域の課題解決、そして魅力向上を目指すことであることから、職員自身による抜本的な意識改革を行わせることが重要であると、まずは認識をいたしております。 つまり、市民の皆さん方の利便性向上、職員の業務効率化、迅速化による行政サービスの向上につながる事業を考えるという自覚をまずプロジェクトチームの職員が持つことが優先すべきことであるというふうに考えております。その後、DX推進の考え方を理解した上で、民間業者等の意見を聞きながら事業を考えていく、考える事業の内容によって、関係する団体と市民の意見を伺って事業を考えていく、そういう方向で取り組んでいきたいというふうな考え方を持ちまして、今回のスタートとなったところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  今、もう昨年度、デジタル田園都市国家計画の中で認定を受けられている市町村があります。その中でやはり成功されているところは、最初にプロジェクトチームじゃなくても、そのプロジェクトチームと共に市民の方々の声を聞くためにワーケーション形式でしっかり声を聞かれているところが、いろんな機器を導入した後も成功を収めている確率が非常に高いです。そういったところがありましたので、最初に声を聞かれたらどうでしょうかと私が思ったところなんですけども。 先ほど市長が言われましたけども、昨年の令和4年の12月にデジタルトランスフォーメーション推進アクションプランを出されております。その中に、もう既に令和5年度に行う事業がたくさん書いてあります。 このプロジェクトチームができる前に、私も今年の6月にもDX推進班のほうに行きました。この中身が何かやることが決まっているのがあるのかということを、どういうふうにされるのかということを質問をしに行ったんですけども、そのときには何もないと、まだ今年度のデジタル田園都市国家計画の補助金の対象、どういったのがなるか分からないという返答をいただきましたけども、まず基本目標が書いてあるんですけども、その基本目標の1番目に徹底した市民目線による利便性の向上、これをこのアクションプランの中に14ページから24ページにかけて、全てこの基本目標1が書いてあるんですよね。徹底した市民目線による利便性の向上、これはどういった形で市民の利便性があるという判断をされたんでしょうか。市民の声を聞いていないのに、これが本当に市民の利便性があるという判断はどういった形でされたんでしょうか、御説明をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  このアクションプランは、職員で考えたプランでありますけれども、当然、職員としては常日頃から市民の意見を考えて、そういうサービスがどういったものにあるかということを念頭に置いて仕事に取り組むのが職員のまず心構えの第一歩だと考えております。そういった部分も含めて、そういう意味で市民目線の立場に立ったときにどういうものが必要かというものを職員が考えて、こういう部分を計画として上げているというところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  結局、行政の方が市民目線でという、今お答えですよね。市民の声ではありません。そちらは、その件はどうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  実際、このつくる段階で市民の立場に立って考えるということで考えられた部分があるかと思います。 それで、今後はそういった部分も含めて、そのプロジェクトチームのメンバーには、市民の実際の生の声をそれぞれ各自がいろんな場で聞くことがあると思いますので、そういった部分を聞いて、プロジェクトチームの意見に反映してもらうようにお願いすることとしております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  この令和5年度に行われる事業、書いてありますけども、基本的に支所とか本所とか、そちらで書かない窓口とか、マイナンバーの普及とか、マイナポータビリティとかです、いろいろ書いてありますけども、基本、市役所で行う業務のことを書かれております。これを確かに、書かないとか、手続とかがスムーズに行われればいいと思いますけども、それでは今、書かない電子システム、スマホの利用率というのはご存じでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長
    総務部長米田伸也君)  スマホで行政手続をするという率ということで考えると、現時点では高くはないと思っています。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  今、スマホを持たれて利用されている。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  市民の皆様がスマートフォンを利用しているのは私も存じていますが、その割合となると、ちょっと私は現時点で把握をしておりません。申し訳ないです。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  21年度のデータ、2022年に発表されたデータです。全国平均が68.5%、南島原市というちょっと断定的にはできなかったんですけども長崎県では59.3%、全国、下から10番目です。そこをまず踏まえて、何が便利になるのかというのも考えなくちゃいけないんじゃないでしょうか。このアクションプランを見ると、前提ありきで行われているように思うんですけども、今の数字を聞いてどう思われますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  当然、先ほど長崎県内のスマートフォンの利用率、6割弱ということでございますので、当然DXの中でスマホを利用する部分もありますが、ただ、DXの本来の目的というか、それはそのDXを利用できるところはそれを利用していただく。そちらのほうに、結局スマホで利用されるならスマホで利用していただく。そうすると職員がそこにかける手間が減るという言い方が適切かどうか分かりませんが、その分をそれ以外の人に対応していくという部分であると、新しい仕事のやり方が出てくるというふうなことを一番、最大の目的として取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  先ほど部長が言われました職員さんの手間が省けると。再三、先ほどから、このプランにも載っていますけども、市民目線でというところが完全に抜けているんじゃないでしょうか。違いますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  このアクションプランには、その窓口に関する手続に関しては、職員の事務が減ることによって市民の利便性が高まるという部分で、そういう分を載せている部分があります。 片や一方で、今年度実証する実験の中で、電子回覧板のシステム、あと健診の対面のサービス、こういったものを実証実験を行っていきます。その中で実際利用されて、例えば電子回覧板でいいますと、タブレットを自治会に貸し出して、要するに紙の回覧板で回っていたのを、それをタブレットを見ていただくことでもう回さなくて済むと、いつでも見られるという状態になりますので、そういった部分を利用していただいて、その中で利用した方たちの意見を聞いてどういう形がいいのか、このままでやっていいのか、また違うやり方があるのか、そういった部分の意見も取り入れる方向で考えておりますので、決して市民の意見を全く取り入れないということではございませんので、そこの部分で、そういう形を取り入れていきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  先ほどから取り入れてと言われますけども、実際に会議とかプロジェクトチームに市民の声が、その参加されている24名の方は何人から聞かれているか分かりませんけども、市民の方々、代表の方々、商業、農業、漁業、医療、介護、いろんな部分での声を聞かれたほうが早いと思いますけども。 それと、その会議が6月8日に第1回があったとお聞きしましたけども、次回の会議の日程等、その会議に傍聴はできるんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  次回の会議の日程は7月11日と13日ということでお伺いしております、報告を受けております。 ただ、内部の会議ということで傍聴は、予定はしておりません。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  それは、先ほどニーズは取られるということですけども、どうやって取られて、7月11日と13日の会議に反映させるおつもりでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  6月8日の第1回目の会議のときに市長からお話をしていただいて、結局、職員の考え、目線で考える部分と、いろんな人のそれぞれの職員のそれぞれの市民との交流があると思いますので、そういった中の意見を聞いてそれを反映するということをお願いしておりますので、全ての意見を把握できるかというのはちょっと、24名ですからなかなか難しいかもしれませんが、いろんな意見を聞いて、それを職員が紹介して提案していくと。それがどういう事業というのはまだ明確に出てきませんが、当然、市民のためになる、便利になる事業を考えてくださいということで指示をしておりますので、そういった部分で考えていただくということにしております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  先ほどから再三、私もお伝えしているんですけども、確かに24人の方々がいろんな方々、市民の方々に聞かれるのは分かるんですけども、私も介護の仕事をやっているんですけども、どうしても自分が経験してきたこととかが残ってしまっていて、新しい発想とか、そういった考えが思いつかないときが多々あります。そういったときに、本当に保育園の園児とかと交流を、最近コロナでやっていないんですけども、させていただいたときに、保育園の子供たちのたった一言でもいいアイデアが出たりします。 やはり行政にいらっしゃる24人の方々は、どうしてもやはり行政のことが頭に入った状態で市民の方の声を聞かれると思うんですよ。全く考えがない市民の方、岡山の吉備中央町では高校生の意見が採用されました。そういった形がありますので、いろんな方の意見をまず聞くべきじゃないんでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  先ほども申し上げましたように、その24名の方にはいろんな方の意見を聞くようにと。当然どういう場で聞くのかというところのそれぞれの手法の問題はあると思いますけども、やはりそれぞれのプロジェクトチームのメンバーの年代的な違いもありますので、それぞれの職員の立場で、市役所の仕事を、立場を離れた状態でいろんな付き合いがあると思いますので、そういった中でいうとそういった部分からヒントを得られるということも多々あろうかと思いますので、そういった部分にアンテナを張っていただいて、率直ないろんな意見を出してくださいということでお願いをしているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  確かに、24人いらっしゃるんで意見が全然出ないと私は言っているわけじゃないんです。幅広く意見を聞くためにという意味合いで言っているんです。意見が出ないとかということは言っていませんので、そこはちょっと誤解されないようにお願いします。 そしたら、その会議には参加できない。できないんですよね。そしたら、その会議録は見せてもらえるんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  プロジェクトチームの会議ということで、内部の職員の打合せ、打合せという言い方もおかしいですけども、会議ですので、会議録の公表は考えておりません。 ただ、いろんな状況で、その担当部署にそういう会議の内容はどうだったかということをお尋ねする場合は、丁寧に対応するように指示をしております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  会議録も見せられないということであれば、先ほど6月にDX推進班のほうに足を運ばせてもらって、その中で先ほども言いましたけれども、事業を何か行う予定があるのかということを聞いて何もないと言われましたけども。ここに公募型プロポーザル実施要領があるんですけども、これは令和5年4月14日に公募が始まって、令和5年5月26日に採択をされているみたいですけども、この公募もされて、もう業者も決定されていますけども、これはデジタルの窓口で行うシステムとか器具の購入のための公募ですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  その分は、先ほど言われましたように、窓口の書かない窓口をどうやってするかということで、その分の当然機器購入あたりが必要になっていると、システムの導入も必要になってくると、そういった部分で公募型プロポーザルを行って業者を決定したところでございます。今年度中にそういう部分の取組をして、書かない窓口での体制づくりを目指していくというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  そしたら、私がDXの推進班に行ったときに、こういったアクションプランの中に書かれている部分があるんですけども、なぜお答えをしてもらえなかったんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  その辺のやり取りがあれなんですが、正確にお答えするのは、私もそういうふうなお話を担当に聞きました。それで、日向議員さんがお尋ねされたときにどういうふうな対応をしたのかというような後から報告を受けたところでございますけども、その辺の中で、やはり行政として会議とかである程度決まっている部分、公表できる部分というのは多分公表するんじゃないかなという考えです。それで、まだ案の段階でどう転ぶか分からないという段階で申し上げるのは控えたんではないだろうかと思っております。だから、そういう案を話してしまうと、案が採用されなかったら、やはり何か違うことを言ったのではないかという心配をしてそういうふうな答え方になったのかと思っておりますので、その辺はちょっと御理解をいただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  このアクションプラン、昨年10月にそのときはDX推進班じゃなかったですね、デジタル班ですかね、へ行ったときに、アクションプランをつくる予定ですと。12月か1月か、なるだけ12月につくりたいということをそのとき教えてもらったんですけど、それができた際、教えていただけますかということをお尋ねしていたんですけども、できましたという連絡ももらえず、6月に行ったときに、先ほどのように聞いたらアクションプランに載せていますよと。どこにあるんですか、インターネットでホームページを検索すれば出てきますよという対応でした。 それを6月にちょっと見せてもらって、もうその時点で令和5年度と書いてあるんですよね、その時点で。それで調整とか書いてあるし、もう決定して金額が書いてあるのもあります。それで、達成度100%もあります。決まっているものであれば教えていただいてもよかったんじゃないでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  その辺のちょっと対応につきましては、議員さんに対してちょっと対応が不適切だったということで、その辺は注意を担当課のほうにはしてまいりました。 おっしゃるように、当然、決まってある部分について公表できる部分は、積極的に公表してお知らせすべきだという考えは持っておりますので、今後そういうことがないようにしていきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  今回、その1回目の会議があったときに、市長にお伺いしたいんですけども、市長は24人の職員さんに対してどういった言葉かけをされましたか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  言葉かけというよりも、その中で私が話したことは、今回、先ほど申し上げました2つのプロジェクトチームを立ち上げるそのときでございましたが、柔軟な意見交換によるプロジェクトの活性化を目指すことと、現在従事をしている仕事のみならず市の業務全てについて、失敗あるいは変化を恐れずに、課題の洗い出しや改善策の提案を積極的に行うことというふうなことをお話ししたというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。 それでは、今後、市民とか企業とか、その会議には参加できないんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、先ほども申し上げました今回のプロジェクトチームが、業務効率化あるいは課題解決、そういうことで2つのプロジェクトチームを立ち上げたんですが、これについては市民の皆さん方の利便性向上、先ほど申し上げましたけれども、そして職員の業務効率化、行政の迅速化によるサービスの向上、こういうことにつながる事業を考えるという自覚をしっかり持ってくれというふうなことでの今回のプロジェクトチームの発足でありますので、そういうことでしっかり地域課題等も含めて、その中で皆さん方が洗い出していく、そして必要であれば、必要であるというか、多分その中では市民の皆さん方、あるいは有識者、そういう方々の意見も聞いて、しっかり知恵を巡らしてしなきゃいけんというふうなことになろうかと思っているんですよ。 だから、今日、現在そういう形で職員だけでプロジェクトチームを2チームつくって、12名ずつでつくっておりますけれども、先まで、そのチームだけで完全に仕上げていくというか、進めていくというのはそういうことではないわけでありまして、必要であればそういう形で皆さん方の意見も聞いていくという段取りになろうかなというふうには思っております。それは、まず、そのプロジェクトチームにそれぞれ責任を持たせて現在のところさせておりますので、そこで考えていくだろうというふうには思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  必要に応じてそのときに、仮に、農業なりその専門の方の意見を聞きながらというお答えでよろしいでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員がおっしゃった意味合いが、私が言わんとしていることとそう違いはないというふうには思っているんですが、そういうことの分野の意見を聞きたい、あるいは先ほど議員がおっしゃった福祉の関係で、もっといろんなこう知恵をもらいたい、課題をもらいたいであるとか、そういうようなことには私はなっていくだろうというふうには思っているんです。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  要するに、24人のメンバーが話し合って決めて、疑問に思ったところを市民の方に聞くということになると思うんですよね。それだと、市民のニーズは完全には得られないんじゃないんでしょうか。 先ほどから再三お伝えしていますけども、部長の答弁もそうですけども、声がどうやって上がってくるかということが、ちょっと私が理解できないだけなのか、ちょっと分からないんですけども、今後、やはり市民の声を聞く、こういうふうにアクションプランをつくって市民目線でということを何ページにわたって書くのであれば、そういった場を持ったり、アンケートを取ったりしてもらえるようなことをやってもらえないでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  現時点では、先ほどからも申し上げているとおり、プロジェクトチームのメンバーでいろんな課題を見つけてどういうのが市民が便利になるかということを考えていただくようにしておりますので、それで先ほど市長が申し上げましたように、必要に応じて民間の団体の意見を聞く、業者の意見を聞くということが考えられますので、そういった部分で必要に応じて対応していきたいと考えております。 あとそれと、南島原市の課題は多岐にわたっております。それを全て解決するのは一遍に解決するのは無理ですから、できることをから取り組んでいくと。できることからDXを利用して取り組んで、一つずつ課題解決していくという考え方で、今、職員のほうに集まっていただいているということですから、一遍に解決しようとしてもなかなか無理ですから、少しずつ解決していって、そこである程度、成功体験というか成功事例が生まれれば、今度次の違う部分の業種であったり事業だったりに広げていくという考え方で進めていきたいと考えております。 最終目的は、DXを使って市民が豊かな暮らしを実現するという、最終目的は議員さんと同じ位置でございますので、若干、それまでのやり方というか、それが手法が少し違うというか、議員さんと違う手法というかで考えておりますので、こちらのほうは一応職員で考えていただいて、職員が市民の声を聞くと、そういう原点に戻っていろいろ考えていただくという思いを伝えておりますので、そういう部分で進めていきたいと思いますので、日向議員さんも温かい御指導、御助言をいただきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  すみません。誤解ないように、私は別にその24人の方が、何というか意見を出せないとかって、再三言っていますけれどもそういったこと全然思ってないんですよね。選ばれた24名の方は今から大変な時間との勝負になりますので、大変業務が多忙になられると思います。そういった方々が、やはりいらっしゃるということは、大変期待しているんですよ。期待して、うまくできれば全ての事業で成功してもらいたい。そのために、ちょっと発言をさせておりますので、そこは誤解されないようにお願いいたします。 すみません、次に移りたいと思います。 令和5年度の災害対策について御質問します。 南島原市の災害に対する備えについて伺いたいと思います。 災害が起きたときの対策の備えについて、南島原市としてはどういった御準備をされていますでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  市の災害が起きたときの対策、備えということでございますが、ある程度、市の備蓄品、備蓄状況というのがございます。これについては、長崎県から示されている備蓄の基準について、まず御説明をいたします。 長崎県からは、飲食物の備蓄の目安は人口の5%で3日間というふうに示されております。本市においては、その部分を食料品や飲料水を市内数か所に備蓄しているところでございます。主なものとしては、真空パックされたビスケットやお湯や水を注ぐとできるフリーズドライ製品による混ぜご飯やピラフなど、合計で3万7千食分、それで2リットルペットボトル入りの飲料水を7,900本、現在備蓄しております。 そのほか、備蓄資機材として発電機、投光器、ポップアップパーティション、仕切りとかテントのようなもの、そういう部分とか非常用仮設トイレ、扇風機などを備えているところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。 ということは、3日間、もしどこか災害があった場合は、非常食で対応できるということでよろしいですね。 それと、その災害は、いろんな災害があると思います。地震にしろ、最近多いですよね、豪雨とかあられると思いますけども、今、私、自分は加津佐の地区なんですけども、避難所を示されているところがあるんですけども、雨が降った場合だと、そこは建物は残るんですけども周りは道が見えないぐらい水がたまるんですよね。そういうところが指定されているんですけども、雨の場合の災害と地震とか、そういった場合で避難所を変えられているのか、それとも一緒の避難所の指定をされているのか、そこを教えていただければ。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  避難所の指定はしておりますけども、その災害の種類によって、地震だからここ、雨だからここということは現在決めておりません。 ただ、豪雨の場合ですと、最近はニュース報道でも避難対策として報道されているように、2階建ての場合は2階に避難するという事例も考えられますので、そういった部分で議員おっしゃるように、途中が水浸しで避難所に行けないということであれば、逆に、かえって自宅が2階建てであれば2階のほうが安全だという場合もありますので、そういった部分で、最近はいろんな避難所以外の避難の方法が示されておりますので、そういった部分で周知を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  最近、コロナがやっと落ち着いてきたということで言われていますけども、避難訓練とか先ほど言った地震とか、そういった場合の避難訓練は、町単位とか、大きな避難訓練等はされていらっしゃるでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  コロナがあった2年度、3年度はちょっと行えていませんが、昨年度から避難訓練は行っております。昨年度は、口之津地区、南有馬地区で行いました。今年度は、5月に深江地区で行ったところでございます。 全体でするというよりも、その地区地区でしたほうが、この災害に対する対応とかは若干違うと思いますので、そういった部分で地区を基に避難訓練を実施して、地域の方に協力をいただいているところでございます。 あと、今年度もう一回、加津佐で行う予定でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。 何年か前、南島原市も豪雨の警報が発令されて、高齢者避難ということで自分の施設も避難したんですけども、南島原市が長いためですか、加津佐ではそんなに雨が降ってなくて、ただ、よそでは確かにすごい降っていて。あれは、やはり市の単位での雨量で避難勧告が出るんですか。市で雨量を決めていらっしゃるんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  その辺の雨量の雨量計は、市内8か所か9か所設置しております。当然、おっしゃられるように、深江で雨が降ったのに加津佐では降らないとか、そういったケースも多々あるかと思いますけども、気象台とは市全体で報告すると。避難勧告の対象範囲も一応、自治体単位、市の区域で設定をするものですから、そういった部分でしているところが現状でございますので、その辺は気象庁と十分協議をして、避難の発表あたりをさせていただいているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。 やはり、警報が鳴って雨がひどくなる、今からひどくなると思って避難して、先ほど言われたように2階建てのある施設に集合をしたんですけども、外はちょっと雨がなかなか降ってなくて、何でここにおらんばいかんとねとかということがあったんで、そこを経緯をまた、災害がないのが一番いいんですけども、あったときに説明が御利用者様にできるのでと思って、ちょっと質問させてもらいました。 あと、現在、市内で災害が起こり得る、もし雨がひどくなってとか、そういった箇所の把握は当然されていると思うんですけども、それを市民に対して、その自治会に対して周知等はされていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  そういう危険な箇所、本市におきましては、土砂災害警戒区域や河川氾濫を想定した洪水想定区域、あるいはため池浸水想定区域等があります。当然、それについては全戸配布してあります防災マップに記載しておりますし、市のホームページについてもお知らせしているところでございます。また、市政の出前講座というところで、自治会や地域の団体を対象に、その地域における危険箇所の把握やその重要性について講話ということも行っておりますので、今後も引き続き、そういった部分で周知を図っていきたいと考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  そうですね、防災マップがあって線が引いてありますね、その地区地区で。ここのこの線だと、この雨量で何分後に水が浸水しますよとかというのも書いてありますか、その防災マップに。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  多分、現在はそこまではちょっと記載されていないような気がしておりますので、そういった部分の想定をするのを、かなりシミュレーションあたりが必要となってきますので、どういった形でそういう部分が反映できるのかはちょっと今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  それと次、堤とかため池があると思うんですけども、そちらの危険地域の近くに、その下に住んでらっしゃる住民の方々に対しての周知とかはされているんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  ため池についてでございますけども、市内に位置する農業用のため池のうち、地震や大雨によりましてため池が決壊した場合、下流域に位置する民家や公共施設に被害を及ぼすおそれがあるため池、これ79か所ございます。これを防災重点農業ため池として長崎県が指定をしております。その79か所の防災重点農業用ため池におきましては、浸水想定区域及び避難場所、あと避難経路などについて、ハザードマップを作成しまして関係自治会へ全戸配布をしており、また注意喚起の周知も行っているところでございます。 また、ため池ハザードマップにつきましては、市のホームページからも閲覧やダウンロードが可能となっておりますので、御利用いただければと思っております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  そしたら、今後また全戸配布されていますけども、あって見て分からない、この見方が分からないとか、あと配布されているはずであろうけど手元にないという場合は、各支所に行ってそれを頂くことができるんでしょうか。それで頂いたときに、これはどういう意味で書いているんですかとかというのを、質問があった場合には説明をしてもらえますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  ため池のマップにつきましては、今ちょっと在庫のほうがございません。ただ、インターネット上で見られますので、その部分をプリントアウトして、それを住民のほうにお渡しするということもできますので、その際には、マップの注意点であったり避難所の心得とかそういったものも記載しておりますので、そのような説明もできるかと思います。 先ほど、防災マップにおきましては浸水の到達時間とかございませんけども、このため池のハザードマップにつきましては、ため池が決壊したときにどれくらいで到達するかというそういったラインも記載がしてありますので、御自分の自宅のほうにどれくらいで到達するかというのがよく分かると思いますので、その辺も説明をするような形で、支所のほうにも連絡をしておきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。ありがとうございます。 やはり、今から梅雨時期はもうそろそろ終わりますけども、集中豪雨とか最近多いので、やはりそういったことをふだんから心がけて、市民の皆さんも自分で住んでいる地域、地区がどれぐらいで決壊したときに来るのかというのを、やはり自分で自分の身を守るということもまず大事なんじゃないでしょうかと思って、そういった資料が支所のほうに行ってもらえるのであれば、もらって備えるべきじゃないでしょうかと思って、今回ちょっと質問させてもらいました。 次、いきます。 コロナの定点把握についてですけども、この定点把握、今年の5月8日から分類が変わりまして、なかなかこうテレビとかでも説明をされますけども、なかなか分からないところ、どういった感染の今、人数があるとかが分からないので、すみません、今回それをちょっと御質問させてもらっていますので。 まず、データを定点把握するための医療機関、それが島原半島に何か所ぐらい、まずあるんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の把握方法でございますけれども、御承知のとおり、感染症法上の2類相当に位置づけられておりました5月7日までは、県が新規感染者数を毎日、日々把握する全数把握というのが行われておりまして、翌日にその結果が公表をされていたわけですけれども、新型コロナが季節性インフルエンザ等と同じ5類感染症に移行した5月8日からは、県が選定した県内で70か所の医療機関から週に1回、月曜日から日曜日までの感染者数を取りまとめる定点把握ということに変わってございまして、次の木曜日に医療圏域ごとに1週間の1医療機関当たりの平均感染者数が今公表をされているところです。 お尋ねの島原半島3市を範囲とする県内医療圏での県が選定している医療機関数でございますけれども、現在8か所でございます。 なお、どこの医療機関かということにつきましては、県のほうで公表をされていないところでございまして、私どもも把握できない状況でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。 島原半島に8か所あって、その8か所の医療機関からの情報が県南保健所にじゃなくて県に直接ですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  そこのところ、私どもちょっと聞いておりませんけれども、通常の事務処理でありましたら、保健所が取りまとめて本庁に報告するのではないかと思っておりますけれども。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  そして、そのデータをもって流行の目安とかという数値がよく出ます。2.幾つとかというのが出るんですけども、あれを前のように、大体全体の人数で把握する場合は何人からが流行の目安というのをちょっと御説明願えれば。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長
    福祉保健部長(栗田一政君)  新型コロナの流行の目安ですけれども、基準ですね。季節性インフルエンザの場合は、10人になりますと注意報が出るというふうな基準が明確に県のほうで定められております。ただし、新型コロナの場合は、これ県にお尋ねをしたところ、現段階では流行の具体的な目安、注意報の発令の目安とか警報の発令の目安というのは、現在のところ定めていないと。ただ、先ほどの定点把握の状況、あるいは医療機関の逼迫の状況とか、高齢者施設の状況あたりを当然観測はされておりますので、そういった状況を総合的に判断して、拡大しているような状況が見られれば、基本的な感染防止対策の呼びかけの強化とか、そういったものが行われるのではないかと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  その把握される医療機関があると思うんですけども、結局、今、コロナに感染、高齢者施設で感染した場合に、自社の抗原検査で陽性が出た場合、病院に連絡すると酸素、SpO2というんですけれども、それが数値が下がっていないとか発熱がない、そういった場合だともう来なくていいよということで指示を受けるんですよ。そういった医療機関からの指示を得まして施設でお世話をさせてもらうんですけども、そういった方々の人数は定点把握の中には入らないというふうにお聞きしたんですけども、それだとかなりの人数が把握されていない状態になっていると思うんですけども、その辺はお分かりになられますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  県が把握をいたしますのは、先ほど申しましたとおり、島原半島では県内8か所の医療機関からの報告と。ですから、その医療機関が報告をされるときに、そういった方々の人数を含められているのかどうか、その辺はもう私どもはちょっと分かりかねるところでございまして、具体的な報告のマニュアルといいますか、その辺もちょっと私どもは持っておりませんので、申し訳ございませんが、ちょっとお答えできない状況でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  そしたら、今後、南島原市でコロナの感染症に対する対応とかというのはどういうふうに行われるんでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  コロナ感染者に対する対応でございますけれども、5月8日から5類感染症に移行したことに伴っての主な変更でございますけれども、まず、国とか県の全体的な対応でございますけれども、日常での基本的な感染防止対策につきましては、個人や事業者の判断に委ねるということがもう基本とされておりまして、手指衛生や換気、3密の回避などが有効な手段ですよということで示されております。また、医療機関であったり高齢者施設などを訪れる際は、マスクを着用するように推奨をされているところでございます。 あと、これまで2類相当のときには、感染された場合には外出自粛が要請されておりましたけれども、これが廃止となっておりまして、ただ、感染した場合には療養の期間として発症の翌日から5日間、かつ軽快後、回復して症状が発熱とかなくなった後1日程度というふうな目安が示されているところでございます。 それと、これまでありました濃厚接触者、同居の御家族の方は濃厚接触者として特定をされておりましたけれども、そういった特定も廃止をされております。 それから、外来の医療機関にかかる場合の外来医療費や入院医療費の公費の負担、これも基本的にはなくなっておりまして、コロナの治療薬などは一部公費負担がございますけれども、基本自己負担ということになってございます。 なお、医療機関とかそういったところに配布をするマスク等の医療物品、そういった物の備蓄については、当面は継続をしたいということで県のほうから聞いているところでございます。 あと、市の対応でございますけれども、5類感染症に移行しました5月8日以降でございますが、まず市民の皆さんに対しましては、広報紙などで手洗い等の手指衛生、換気などの基本的な感染防止対策の励行の呼びかけ、それからマスク着用の効果的な場面等の情報提供であったり、ワクチン接種の推進を図っております。 県が公表します感染動向などを見ながら、必要に応じて防災行政無線やホームページなどで注意喚起をさらに行っていくというふうなことにいたしております。 あと、市役所とかの市の施設での対応でございますけれども、手洗い等の手指衛生、換気などの基本的な感染防止対策につきましては、もう施設内でも励行をするようにいたしておりまして、検温機器と消毒、手指消毒液は当面の間、設置を継続するようにいたしております。あと、来庁者の方とか職員のマスクの着用につきましては、それぞれ個々人の方の御判断ということにしておりますけれども、健康診査等の衛生管理上必要な場合は、職員、それから参加される方にマスクの着用をお願いするというふうにいたしております。 このほか、マスクとか手指消毒液などの衛生用品、抗原検査キットなどを、これまで市は備蓄をいたしておりますけれども、これにつきましても当面継続をするということにしておるところでございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  分かりました。ありがとうございます。 もう、この4番目の質問の今後の南島原市の独自の対応についてという部分も、多分、今の中にほとんど入っているんじゃないかなと思っておりますので、これはもう質問をやめたいと思います。 やはり、今回5月8日から5類に変わって、うちの施設も面会を一部解除して面会を始めたところすぐ、マスク、手洗い、消毒、徹底してやっていたんですけども感染がちょっと広がってしまいまして、やはり、まだコロナが落ち着いていないんだろうなというのをちょっと把握したもんですから、そのときに市役所の備蓄品、先ほどから言われている、突然感染はやってくるもんですから、防護服、マスク、キャップ、いろんな部分で手助けをしていただいて大変ありがたかったんで、今後もそういった南島原市としての独自のことも継続してやってもらえれば、安心して私たちも、市民の方々も暮らせるし、業務も行っていけると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 これで一般質問を終わらせてもらいたいと思います。ありがとうございました。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、3番、日向栄司議員の質問を終わります。 中村議員は出席されております。 ここで11時10分まで休憩いたします。     午前11時00分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、14番、小嶋光明議員の質問を許します。14番、小嶋光明議員。 ◆14番(小嶋光明君) (登壇) 14番、市民の会の小嶋光明です。 通告書に従って質問を行います。 まず初めに……(「一問一答」という声あり)一問一答方式です、すみません。 まず初めに、職員駐車場についてでありますが、梅雨も始まって、障害者の駐車場にカーポート的なものを設置してはどうかという質問をしておりましたが、その後検討されたのか、どのようになっているのか結果をお知らせ願いたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、小嶋議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、職員駐車場についてのことでありますが、最初に、障害者の駐車場のカーポートの設置についてということで、このことについては、令和3年の第4回定例会で御質問をいただきまして、障害者の職員の雨天の日の対策として、今後整備をしていきたいと答弁をしておりました。 現在、設置工事に着手をしております。今月末頃には設置が完了する予定でございます。以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  今月末に着手ということでございますが、本来ならば、梅雨の始まる前にしてほしかったなというのが本音であります。というのは、やはり私が言っているのは、重度の障害者、例えば車椅子の使用を強いられなきゃいけない障害者の方が、車は運転して来られますので、車から今度は車椅子を下ろさないかんということで、雨がしょぼしょぼと、ちらちらのときはいいかもしれません。しかし、大量の雨が降れば、時間がかかって下着までずぶぬれになるというのを障害者の団体の方からお聞きいたしまして、この質問をしたわけです。 なるだけこういうのは早めに、市長が日頃おっしゃっている、住みよいまち、暮らしやすいまちというのは、やっぱりそういうところから、小さなところから始めて、市長の思っているようになっていくんじゃないかと、そういうふうに私は思っていますので、今後はこういう困っている障害者と、これだけじゃなくてほかの面もいろいろあろうかと思いますけども、対応をなるだけ早くお願いしたいと思っております。どうぞ。 ○議長(吉田幸一郎君)  市長。 ◎市長(松本政博君)  この件については、この場所はこういうことを今おっしゃったような利用の仕方をする職員さんが、西有家庁舎におります。そういうことで、西有家の庁舎の裏の駐車場に、この準備を今しているところでありますが、裏からの通路の反対側には、私が駐車を自家用車をずっとしているわけでありますが、今日まで雨の日あたり、ふだんの日もですが、車椅子を出して、それにという日々のそういう職員さんの苦労も見ながら、今日まで至ったということを大変申し訳ないなというふうに思っております。 そういうことで、今月末までにはするように、もうその足元の穴は掘って、そういう準備をしておりますので、間もなくでございます。そういうことで、大変申し訳なかったというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そういうことであれば、障害者の皆さんも助かると思いますので、よろしくお願いしておきます。 次に、建設部の補助金についてでありますが、生活環境整備事業補助金の趣旨を、先に建設部長、話してもらえますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  小嶋議員の質問されました生活環境整備事業でございますけども、本生活環境整備事業につきましては、地域自治会の私道や生活道路の利用向上と、拡幅工事や舗装、そして、水路の機能改善を目指す事業として、平成28年度からが開始した事業でございます。 事業主につきましては、地元の自治会が主体となって、地元の業者様と請負契約を締結されて、その事業を実施されるという形になります。 補助事業の上限額としましては、200万円としております。補助率につきましては100%というところです。また、その改良工事事業に伴う用地潰れ地につきましては、工事完成後、市に寄附をしていただく形で事業を推進してもらっております。 なお、その潰れ地につきましては、もう市のほうで土地の分筆登記を行い、所有権もきちんと進めているところでございます。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  こういうすばらしい事業をしていくのに、やっぱり住民の方々が一番困っているんですよということを常々聞くわけですよ。それで、この事業を使うならば、寄附なんですよということを説明して、承諾を得て申請をしてくださいということでしておるんですけれども、大体今までの予算の中で、あまり予算がなくてということが多々あるもんだから、現在までの進捗状況というか、何件ぐらいして、あと、予算はどのくらい残っているのか。この点は分かれば、部長のほうから答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  事業の進捗といいますか、状況ですけども、先ほど申し上げました平成28年度から令和4年度までの箇所の実績としましては121か所、事業費としまして約2億200万円の実績となっております。 あわせまして、今年度の予算の状況でございますけども、事業予算額は現在のところ、御承知のとおり2,500万円において、令和5年5月末現在でございますけども、14件の事業申請がありまして、決定が7件、残りが7件となっているところでございます。 今後の対応としましても、残りの7件は速やかに着手していくような取組を行っていく予定でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  現在まで7件ということで、あと7件ということでございますが、計算したら200万でしたら2,800になるけですね。ざっと、私でも暗算ですぐできますから、このくらいまでは。 そこで、やっぱりまだ6月、当初予算を組んだばかりで何か月もたっていないわけですよね。こういう事業は、市が例えば市道の拡幅をしたり、側溝をはめたりすることですれば、最低でも5倍以上かかるわけですね、工事を市が入札にかけた場合。 この事業は、住民の方々が2メーターもないのに、車が大概ぎりぎりなんですよとか、そういうところが多いわけですよ。だから、お宅の石垣等を寄附していただければ、広くなれば3メーター、4メーターにしていただければ、こういう事業がありますと。1年でできなきゃ、次年度まで繰り越してでもしましょうということで、私も結構勧めております。 そこで、やっぱり市長にお尋ねをいたしますけども、今後は、もう少しこれの今半分以上使っているわけですから、全部使い切る予定でありますので、補正を組む気はあるのかないのかをお尋ねいたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、小嶋議員がおっしゃっている生活環境整備事業、これについては、先ほどからおっしゃるような本当に身近なそれぞれの環境整備であると。道路であるとか、ほかの部分もどこも大事だと、同じじゃないかという論も考えようによってはあるわけでありますが、やっぱり本当に少し地域が主体になってというか、先ほどおっしゃったような形で譲り合いをしながらでも改善をしていこうという、そういう地域の考え方の下で、この事業は今日まで皆さん方が有効に、この費用というかこれを活用して改善をされてきて、それをやっぱり私自身もずっと見てきておりまして、この事業は本当によかったなというふうには思っております。 そういうことで、先ほどから小嶋議員の今年度の申込件数と決定のこれを上げられて、この補正でもってそういう意味合いのことをおっしゃったところでありますが、やっぱりできるだけこういう部分は速やかに、地域の皆さん方の立場を考えれば、それは進めていかなければいけないというふうに思っておりますので、本年度の執行状況等を確認して、増額補正というふうな形で考えていきたいというふうに思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  そういうふうに考えていただければ、皆さん方が申請をしに来られたときに、担当部署でも、ああ分かりましたと、どういうふうな事業で内容を出してくださいということでされると思いますので、早急にあることであればしてほしいと。 それともう一点は、この事業が大体、令和7年度で終わるということですよね。10年の計画だったと記憶しとっとですけど。前は100万だったのが、市長になって200万に上げて倍にしていただいたので、物すごく皆さん方も喜んでおられる、住民の方々が。だから、今後も市長、この事業の期間が切れても継続をしていく気持ちはあるのかないのかをお聞かせ願います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それはやっぱり市として、それぞれ、それは私もいつまでするかという部分では私の責任で、そういうこともありますけれども、私としては、やはりこの10年という期限は間もなく来るわけでありますが、その後もこの事業は必要だというふうに思っております。以上であります。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  必要と思っていただければ、継続をしていただけるものと確信をしておりますので、よろしくお願いしておきます。 次に、農林水産についてですが、これも同じ、農業農産整備事業補助金、8割補助ですね。8割補助の進捗状況を伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  農業農村整備事業、通称8割補助と皆さん呼んでいただいているんですけども、この事業の進捗について申し上げますと、令和5年度の事業進捗が、直近の状況で申し上げますと、申請受理件数が全部で今22件でございます。うち交付決定件数が12件でございます。 今後、交付決定を行っていかなければならないという件数が10件で、計画的に順次交付決定を行っていこうということで考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  予算的にはどのようになっているのか。それともう一点は、圃場整備をできない地域、例えば私の出身地であります布津町の木場原遺跡の近辺、ここが、最近はハウス等がいっぱい建っております。それにマルチを張られたり、昔の青線になっているところが土手になっているもんだから、そういうところを水路にしたいんだけど申請してもなかなか通らんとですもんねという話を聞いております。 そういうことを聞いているので、この件数がどのくらいあったのかお尋ねして、また今後、残がどのくらいあるのか。市民の方々もこういう質問をしなきゃ、ほとんど分かっていない方が多いんじゃないかと思うので、そこら辺をちょっとお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  この8割補助の予算につきましては、2,500万ございます。先ほど申し上げました交付決定済みが12件、この金額が1,551万円でございます。 今後、あと10件残っているわけですけども、現在地元で調整ができる予定、これは2割が地元負担という形になりますので、実際調整ができるだろうというところが5件で、これが711万5千円でございます。あと、地元の調整中というところがございまして、それが5件で、今800万という、これ金額自体がちょっと動く可能性はあるんですけども、決定を予定している、また決定済みのところを合わせたところで、現在2,270万6千円で、未定を入れたところで大体3千万円ぐらいの予定と現在なっておるところでございます。 また、先ほど質問がありました圃場整備の事業につきましては、区画整理、あと、暗渠排水、それから湧水処理の改善を行う事業につきましてこの事業が使えるわけですけども、10アール当たりの事業費の限度額として100万円というところでございます。あと、面積につきましては、すみません、10アールから50アール。それから、受益者戸数が2戸以上で、隣接をしていなければならないというような要件がございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  今の説明で、あと僅かしか残っていないということですよね。これも市長、補正を組んでほしいと思いますが、いかがですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  この事業も、8割補助という200万の事業費で、2割は地元負担、関係者負担ということでしてきた事業でありまして、この関係についても、皆さん方はかなりこれを活用してきておられるということではあります。 それで、現在の状況は今、部長のほうから申し上げましたけれども、これも当初3千万までは多分予算をあれしたときに上げたのかなと思っておりましたけれども、現在はそういうような形で、状況を見ながら一旦下げてはきたというふうなことではあります。 ほかの予算の組み方も含めて、この辺は現段階では、いきなり補正をという約束のところまではできませんけれども、やっぱりそういうことは、皆さん方のそれぞれの地域、地域の思いも受け止めながら、これには関わっていかなければいけないなというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  それでは、総務部長にこれはお願いしておきますけど、財政と打合せしながら補正を組むということで、お願いしておきます。 皆さんが密接に関係する事業ですので、農林のほうで入札をかけて水路を造れば、先ほど建設部と同じ条件で額が上がるんですから、これを地元が2割負担をして、その利用価値を上げて、したいという希望があるところにはしてやるというような気持ちで、100%補正を組めというわけじゃないんですよ。やっぱり、できるところから今地元の調整で、2割を負担しないかんというので調整不足とか、いろいろ出てくるわけですから、そこら辺を踏まえながら、やっぱり当初予算からあと幾らぐらい要るんだろうという前年度の予算を基にして、減額じゃなくて、今までの予算の組み方が減額でずっとしてきているわけですよね、ほとんどの事業が。 だから、それをこういう事業は、逆に入札にかけるほうを減らしてでもこっちのほうの予算を上げるというのが、進捗状況も進んでいくし、市民の皆さん方も助かるし、何年も前から申請しているんですけど、なかなかできんとですよというようなこともありますので、よろしくお願いしておきます。これは、総務部長と財政と考えながらしていかなきゃいけないことだろうと思っておりますから、その点はお願いしておきます。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  この件につきましては、それぞれ補正の要求の段階、当初予算の査定の段階で、市長と協議をして決定してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  じゃ、次に今度、再生可能エネルギーについて、まず初めに、潮流発電の進捗状況についてを伺います。 ○議長(吉田幸一郎君)  環境水道部長。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  小嶋議員の御質問にお答えいたします。 令和5年第1回定例会でも御紹介いたしましたが、一般社団法人早崎潮流発電推進研究会が、日本財団に実証実験事業を申請されておりましたが、事業採択となり、今年度8月以降に早崎瀬戸での実証実験に取り組まれるとお聞きをしております。 また、今回の実証実験は、商業化するためのデータを収集するものでありまして、商用機の開発については、2025年以降を目指しているとお聞きをしております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  電気については、原油の高騰からして一般家庭も値上げになって苦慮しているところでございますので、この再生可能エネルギーを利用して、第三セクターであるミナサポのほうで、市の施設に枠を移行しているということでございますから、今後、原城の世界遺産の物産館、ここへも太陽光を設置するということでございましたけども、教育委員会のほうでどのくらいの何キロワットぐらいの設置をするのか、ちょっと分かれば答弁していただけますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  今の予定では、20キロワットを予定しているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  あの広さに20キロワットしかしないんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  今の対応、確かに規模の面積から小さいと思うんですけれども、遺産影響評価等々もございまして、あまりギラギラしてもどうなのかなというところもございまして、今のところは、3棟ある真ん中の部分、観光の部分に一応載せるという計画でおるところでございます。 ただ、これは決定というわけでございませんので、今のところは20キロワットを想定しているというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  屋根に上げるんだから、上から見ればそら黒いのが見えて格好悪いと思うんですけども、今の時代は、観光で来られた方々も各家庭にも上げているし、太陽光がうちの南島原市においては島原半島でも一番多いんじゃないかと、設置数としては。そういうものもあるんだから、別に見えても山の上から見ないと分からんことで、表は壁をするでしょう。そしたら、屋根の中は見えないわけですよね、表からは。設計を見た時点でですよ。前は真四角で完成図を見たら、屋根は見えないわけだから、それを考慮しながら、やっぱり少し上がってでも利益になる、電気代が浮くわけですから。 今皆さんは幾らで借りよっとか私も知りませんけども、物すごく高い値段になっておると思います、昔から比べたときに。だから、その辺を考慮しながら、市で使う電気は市の建物でつくるというような気持ちでやってもらえれば、今後、市民の皆さん方も、うちは市の電源はみんな自分ところの施設でつくっているんだということで、税金もそんなに高くならなくていいだろうし、そこら辺を踏まえながらやっていってもらいたいと思いますが。ここはどっちが、上げるのは市長ですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  再生可能エネルギーについてということですか。(「そうです」という小嶋議員の発言あり)副市長。 ◎副市長(山口周一君)  電力の地産地消につきましては、これはもう基本的にやっていくべきじゃないかというふうに考えているところでございます。 ミナサポを30年に設立いたしまして、市の公共施設の大半をミナサポで電力供給をさせていただいているわけなんですけれども、これにつきましても、相当のメリットが出てきているというふうに思っております。 年間で大体数千万ぐらいの削減効果が出てきているというふうに聞いておりますし、今後につきましても、やっぱり今、議員おっしゃられたとおり、市の公共施設、可能な限り太陽光とか、また、ほかのバイオマス発電とか、風力発電についても検討していくべきじゃないかというふうに思っております。 道の駅の中にも近々、風力発電を設置されるというふうに聞いておりますので、まだそれは商用じゃなくて、試験的なものだというふうに聞いておりますけども、そういうこともございますので、また、バイオマス発電についても手がけていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  通告はしていませんでしたけども、潮流発電だけということで、再生可能エネルギーということで質問しましたけども、今後は、この再生可能エネルギーが南島原にとって財産となるような努力をしていってもらいたいと思っております。 次に、もう何回も真砂のリニューアルについては質問をしておりますけども、物産館もでき、昨日の質問でも宿泊施設はどうするのかと、少ないじゃないかというような質問も出ておりましたけども、真砂が、現在に合う施設だと私は思っていません。 なぜかというのは、個室がないわけですよ。現在、皆さん夫婦であっても個室で泊まられる方も多いんですよ。だから、プライバシーの問題とか何とかじゃなくて、やっぱり自分が一人で泊まってゆっくりできるところがほしいというのが心情じゃないかと、私もそうですから。 だから、そこで現在までに検討されたと思うんですけども、どのような検討をされて、今後どのようにしていきたいのかというところまでいっているのか、その状況をお聞かせ願います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  原城温泉真砂のリニューアルについて、現在までの検討状況についてということでありますが、この真砂は、長崎県や本市の宿泊キャンペーンの効果で、昨年度よりも宿泊については増加をしている状況ではありますが、もう一つの柱であります宴会部門が、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続いているというところでございます。アフターコロナに向けた経営改善のための取組は、これはもうぜひ必要と考えております。 そこで、この7月に原城温泉真砂のあり方検討委員会、これを立ち上げまして、運営方法やリニューアルについても協議を行う予定であります。 なお、この協議結果につきましては、今年度末までに報告していきたいというふうに考えているところであります。 そのあり方検討委員会のメンバーとして、案としては、まず、学識経験者、近隣自治会の会長さん、これはもう南有馬、北有馬その辺になろうかと思うんですが、市の行政改革推進委員会、南島原ひまわり観光協会など、約10名以内というふうなことで一応考えているところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  あり方検討委員会を設立ということでございますが、私は、これについては地元の皆様方とも多々接する機会がありましてお話を伺う機会があるんですよ。毎日やっぱりお風呂に行くんですよと。それで、もう私たちのところはここが唯一の楽しみですねというような施設でございますので、それで今までコロナの前ぐらいにも、やっぱりビアガーデンふうな食事会として実績を上げております。 今後も、そういうふうなイベント等は組み入れて、なるだけ赤字の出ないような施設、それに対して、また、何で私が施設を増設するというのかといったら、やはり、宿泊に来られる方々は個室が欲しいというのが現況で聞いております。それで、私の友達も来て泊まりましたけども、兄弟で来て、家族も連れてきて1つの部屋だったと。やっぱり、できれば別々の家族で、1人の部屋が欲しいなというような要望も聞いておりますので、その辺を踏まえて個室を増設して、10個か20個造っていただければ。この施設は、隣接したところに宿泊室がようけあれば、客も増えるわけです。 そういう観点から、やっぱり物産館を造るんであったら、世界遺産を見に来られた方々がゆっくりしていただいて、個室に泊まっていただき、両方施設がありますから、今満室でございますというてほかの市に取られんでもいいんですよ。 だから、そういうところを踏まえながら、うちには4か所ぐらいですか、あるのが、施設が、泊まれるところは。深江に1軒、口之津に1軒とか、そのくらいしかないでしょう。南有馬に2軒でしたかね。だから、大きなところでそれくらいしかないのだったら、やっぱりその施設を生かして、多く集客をするんだったらそういうふうな考え方も必要じゃないかと思うんですけども、社長として、どういうような考えを持っていますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今、小嶋議員から、個室が足りないんじゃないかというふうなお話でございます。現に、部屋数としては14室です。7名部屋が1室、それから、5名が2室、4名が7室、2名が4室というような格好でこういうような状況でございますので、非常に最近の旅行者のニーズからして効率が悪いというふうに思っております。 最近ようやく宿泊者については、コロナ前に戻りつつありますけども、それでも部屋の稼働率からすると6割も満たないというふうなことでございます。だから、今部屋の稼働率を上げるためにも、もう少し個室を増やすべきじゃないかなというふうに考えておるところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  集客はおいおいと増えるはずですよ、個室を造っていけば。私たちも泊まれなくても、2人部屋で1人の値段でいいですよというと泊まりますよ。7名泊まれる部屋に1人でいいですから、同じ値段でいいですよと、誰も泊まりませんよ。大きな真ん中に寝ていいじゃないですかと言われても、人間的に大きな部屋に泊まるのは嫌だなという感覚もあろうかと思うし、また、この施設を改良する時期でもあろうかと思うんですよ。 それともう一点は、あり方委員を立ち上げるのは結構ですけども、これは、やっぱり市の旧町時代から原城振興公社に第三セクターとしてさせておるわけですから、これはそのまま維持してもらいたいというのが、地元の方々の率直な意見でございます。これは、心の中に入れておいてください。 それでもう一点は、告知がこういう施設、市の持っている施設、例えば布津の湯楽里とか、私たちはこれは当初から社会福祉協議会にお願いしたいということで旧町時代からお願いしていたわけですから、そこが、自分ところの施設に社会福祉協議会の会長が出さなくて、自分ところの施設が受けたということは、私は腑に落ちないわけですよ。 これはやっぱり施設は何年度に公募しますのでということが、周知不足じゃないかと。応募が1件しかなかったんですということでありましたので、深江のほうの憩いの家ですか、あそこも一緒でしたよね。1件しかなかったと。そういうことがないように周知をもっと徹底して、やりたいという人がおると思うんですよ。分からなかったと、もう済んどったですねということで話もありましたので、今後はその周知の徹底をお願いして、私の一般質問をこれで終わりにします。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員、すみません。農林水産のウニ養殖は。農林水産についてのウニ養殖が飛んでいます。 ◆14番(小嶋光明君)  すみません、飛んでおりました。やります。すみません、再度。ウニ養殖の試験養殖の現況を、すみません、飛んでおりました。よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  ウニの養殖について状況をお話しさせていただきます。 島原半島南部漁協が、今年3月13日から4月27日にかけまして、実証実験を行ったところでございます。 実験の方法としましては、南有馬町の菖蒲田沖、ここの沖合に穴が小さいコンテナの蓋つきのボックス、この1籠にウニを30から35個入れまして、いかだにつるす方法で、約500個を養殖いたしました。餌につきましては、週に2回、廃棄部分のワカメ、これとブロッコリーの葉っぱ、こちらのほうを分けて与えたところでございます。 分析につきましては、県南の水産業普及センターにお願いをして、養殖の当初ですが、ほとんど身入りがありませんでした。養殖後は、全体の7割程度が出荷できるぐらいの結果となっているということで報告を受けております。 今後は、今回の実証実験の結果を取りまとめまして、ウニの養殖の方法を確立するとともに、販売方法などの検討についても、漁協や商工会などと連携して、育てる漁協の推進を行い、漁業者の収入向上を目指していきたいというようなことで考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  ありがとうございます。ウニの養殖は7割も出荷をできる状態ということはすばらしいことであって、今回の実証実験に対して、こういうような結果が出るんであれば、漁業者の皆さん方と取り組んで、今、魚が捕れない捕れないとみんな嘆いていらっしゃる。今、だから漁業者の皆さん方は海藻をヒジキとかワカメとかに切り替えてやっておられる。そこで廃棄するワカメの葉っぱとか、ブロッコリーの葉っぱ、例えば出荷してちょっと傷があったら、ブロッコリーの実を与えて、葉っぱがいいなら実のほうがなおいいんじゃないかと思うんですけども、それはやってみにゃ分からんことであって。 こういうことも取り入れながら、漁業者と農業者がタッグを組めば、今まで廃棄物に対してお金をかけて処理をしなきゃいけなかったのが、ただで、無料でウニの養殖に使えるということであれば、農家の皆さん方も助かるだろうし、出荷元である農協さん、大きなのができますよね。南島原の全部の農業者があそこに持ってくるわけですから、廃棄物も相当出るだろうと考えられます。それを利用しながら、その養殖に取り組んでいただきたいと思っていますので、その辺、お考えはあるのかないのか、考えとは。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  議員さんおっしゃるとおり、漁業者の収入の向上に向けて頑張っていきたいという形で考えております。 それと先ほど、ブロッコリーのふわふわした花蕾というところ、これにつきましては、実際、農協の部長さんのほうから、雲仙のほうで集出荷施設をしているんだけども、どうしてもはねる花蕾があると。それは全体としては、数百万円ほどその処理料がかかっているという部分で、ぜひこれを使っていただくことはできないかということで、今現在、その花蕾自体を、葉っぱじゃなくて、そのもこもこした花蕾自体を食べられるかどうかというようなところを、まず実証を今現在ちょっとしているところです。もしもこれがブロッコリーの花蕾を食べるということであれば、JAさんのほうも今度、堂崎のほうで集出荷施設を造られていますけども、そこで大量の廃棄が出てきますので、そういった分を活用できないかなということで考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  数百万かかるというのは、みんな農家さんが、出荷した人が売上げから引かれて、もらう金が少ないんですよ。だから、それが無償で漁業者とタッグを組んでできるということになれば、農家の方も助かるし、漁業者も助かるんじゃないかと思うので、今後よろしくお願いしまして、今度でようやく一般質問を終わります。すみません、ありがとうございました。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、14番、小嶋光明議員の質問を終わります。 ここで1時30分まで休憩いたします。     午前11時52分 休憩     午後 1 時30分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、10番、高木和惠議員の一般質問ですが、代表監査委員に対する質問の通告があっておりますので、宮崎太代表監査委員に出席をしていただいております。 それでは、10番、高木和惠議員の質問を許します。10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君) (登壇) 10番、偏西風、高木和惠です。南島原市民の代表者として、令和5年第2回定例会での一般質問を一問一答で行います。 私は、市民全体の奉仕者であり、一部の奉仕者であってはならないことを自覚して、市長の考えを伺い、母の視点と母の思いを持って論議してみたいと思います。 それでは、通告順に質問します。 まず最初なんですが、何回かこれ質問したんですが、市長が2期目の公約として、市民の皆様とのお約束ということで、人を育てるの中の第一番に、保育料の無償化の推進を掲げておられました。私、これ何で確認するかといったら、今いろんな幅広く補助をされていますので、これを絶対しろではないんですが、やはり心待ちにされている方もいらっしゃいます。 ということは、前回、副市長は知らないということだったんですが、現在は国が3歳以上無償ということになりましたので、今現在、南島原市ではゼロから2歳の1子目だけが有料なんです。これは、住民税非課税の人は無料ですけども。その辺のところがありますので、当分このことはキャンセルではないけども、ちょっと念頭にないならないということでやめるか、それとも、近々これを取り入れてするかということを分かりやすく、素直に答えていただければすぐ済みますので。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、高木議員の御質問にお答えいたします。 御質問は、ゼロから2歳児の保育料の無償化をするかしないのかということでありますけれども、先ほど2期目の公約ということでおっしゃっていただきましたが、まさに、2期目の選挙に当たって、2子目以降の無償化推進ということで上げさせていたのが2期目でございました。それは、先ほど高木議員もおっしゃっていただいたところですね。 そういうことで、2期目務めさせていただいて、3期目がちょうど1年前の7月から始まったところでございますが、この保育料につきましては、これまで国が定める基準額より低く抑え、また、2子目以降について段階的に対象を拡大し、無償化を進めてきました。先ほど、私が2子目と言いましたけれども、ゼロから2歳児のことでしたよね、先ほど御質問のことについては。言葉は戻りますけれども、国が定める基準額より低く抑えて、2子目以降については、段階的にこれまで対象拡大をして、無償化を進めてきたというところであります。 令和5年度におきましては、小中学生の医療費助成の現物給付化、また、妊産婦医療費助成制度の創設など、妊娠、出産、子育て支援を拡充しております。(「前もそがん言いましたね」という高木議員の発言あり)前置きも皆さん方に理解をいただくためには必要でありますので……(「質問に答えてください」という高木議員の発言あり)だから、質問に答える前に前置きをさせていただいております。 国においては、児童手当の所得制限の撤廃、あるいは高校生年代までの支給期間延長など、子育て世帯の支援の拡充・強化の方針が決定をされて、令和6年度から順次実施をされるようになっております。 このように、子供・子育て世帯に対する支援は、全体として拡充・強化が図られて経済的負担の軽減が進んでおりますので、第1子目の保育料の完全無償化につきましては考えておりません。これについては、住民税非課税世帯は、これは無償化になっておりますので。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  考えておりませんということです。視聴者の皆様、皆様との約束は考えていないということですので、これ以上私は言いません。 2番目、真砂の経営状態を伺う。 このことについてお尋ねしますが、前回、真砂の社長は誰ですかと聞きましたよね、市長に。市長は、山口氏ですと答えられましたが、真砂の社長と副市長はどういう関係ですか。充て職ですか。副市長の充て職が真砂の社長ですか。市長にお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  真砂は、市が100%出資の原城振興公社として、今そこに……(「充て職か」という高木議員の発言あり)その前段で話をしないと、そこまでいきませんので。そういうことでありますので、取締役として私、市長と副市長、それから、民間からお2人になっていただいて、4人取締役がおります。その中で、取締役会の中で今の山口副市長が社長になっているというところであります。(「充て職かどうかと聞いたんですけど。副市長の充て職ですかと聞いたんです」という高木議員の発言あり)だから、今言ったような形の中で、社長を務めていただいているというところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、充て職ですか。もう一度聞きます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長
    ◎市長(松本政博君)  原城振興公社の取締役として、市のほうから私、市長と副市長が参加をし、そして、民間からお2人、4人の取締役がおります。この中での選考で、山口副市長が社長になっているというところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  前回、山口副市長は否決されて、副市長じゃなかったんです。真砂の社長は誰ですかと言ったら、山口周一氏ということでした。 ここでお尋ねします、本人さんに。山口副市長、あなたは充て職で、あそこの社長ということになっていると思っていますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  充て職とはなっていないように思っています。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  あなたは12月の議会のときに、私が原の館の由来を聞いたんです。そのときに、私は充て職でなっていると思いますと答えております。私よりも民間の人がいいと思っておりますという、そこまでです。これ絶対、会議録がありますので確認してください。今のはうその答弁と思います。 3番目、カムスの駐車場について。 前回、地域づくり課の菅さんと話をしました。あそこは、総務部長が答えてくれましたけども、行政財産でカムスの駐車場になっています。今あそこには、島原グループの看板が出ていますけど、市長にお尋ねします。あそこは行政財産でカムスの駐車場ということになっています。看板を立てさせてもらいたいというか、早くから言っているんですが、あそこに看板を立てる考えはどうですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  もう一度、質問を。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  市長、今日の質問は、松本市長の政治姿勢について質問していますので、カムスの駐車場という看板を立てるお考えはありませんかという質問です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  副市長にお尋ねします。あそこはカムスの駐車場ということで、西有家のときに買われた。あそこに看板を立ててほしいと私は思うんです。どうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  基本的には今、高木議員おっしゃったように、カムスの駐車場ということで位置づけされていると思っております。必要であれば、そういうような看板を立てるのはやぶさかじゃないと思っています。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  本当に副市長、ありがとうございます。あなたの答弁はよう分かりました。よかったら、あそこは駐車場ですから、鍵をかけずに、カムスに行く人、あなたたちを乗せていく運転手はあそこで待機してもらいたい。そういう考えでおりますので、駐車場ということを明記してほしいと思います。検討されて結構です。 4番目、農協選果場と市との関係についてお尋ねしたいんですが、これ前回、全協で契約書を一旦配付されて見ましたけども、あの契約書というのは、農協と旧3か町、布津、有家、西有家との契約書だったと思うんですけれども、市との契約書というのはないんですか、お尋ねします。市長です。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  担当からさせます。先ほど……(「先ほどの話はよか」という高木議員の発言あり) ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  農協と市の契約については、以前、合併前の3町で交わした部分が最後になっております。市との契約はございません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  いや、私たち西有家町だったけど、南島原市になった時点で何でもかんでも変わって、契約書なんかも南島原市という住所に変わっていたので、ええ、なかとかなと思って、やっぱり契約は、市との契約があるんじゃなかろうかと思ったのでお尋ねしたんです。じゃ、ないということですね。旧町とのですね。分かりました。 それでは、5番目です。旧布津給食センターについて。 当初の地主との解約の内容を伺いたい。これは地主さんが売られました、新しい人に。それで名義が変わった前日に、解約されているんですね、最初の地主さんと。 総務部長、お尋ねします。これ多分、市長じゃ無理と思うので、あなたに答弁を求めます、どういう内容か。 ○議長(吉田幸一郎君)  給食センターの……(「最初の人との解約」という高木議員の発言あり)地主との解約。分かる。高木議員、教育次長が分かると。(「よう分からん、あの人。この人から説明を受けたんです」という高木議員の発言あり)分かる人がいいんじゃないですか。(「いやいや、この人が分からすと。暫時休憩でよかですか」という高木議員の発言あり)総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  布津の賃貸借の契約の分ですね。これについては、6月17日付で最初の借地人との賃貸借契約合意解約書を結んでいるところでございます。6月16日付で……(「どういう内容ですかと聞きよる」という高木議員の発言あり)解約は、物件として土地の地番、面積を載せて、解約した日が令和4年6月16日。解約の理由は、賃貸借物件の売買契約があったためということで、合意解約書を結んでいるところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  補足はいいですか。(「いいです」という高木議員の発言あり)高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  合意解約書と、あなた合意と言うたけども、あなたたちが一番最初の地主さんから土地を借りていたんですよね。そこには建物が建っていますよね、給食センターが、布津。返しました。どういう返し方をしたのかと聞いているんです。分かりますか。分からなら分からんと言うてください。総務部長。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  そのときの解約の仕方は、市の建物が建ったままで土地の借地解約を、先ほど申したように賃貸借を解約したということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  土地は返した。建物はどうしたんですか、やったんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  建物はまだ市の財産のままですから、この時点では、建物はやっていないです。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  何のためにやらなかったんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  市の財産であるということで、これは市の財産を処分するに当たっては、議会の議決要件が必要であるということで、その時点では、処分をするということには至らなかったということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  ここで読みます、私が。これ、委員会での総務部長の説明です。 まず、流れですが、とにかく旧地権者の方が、最初、建物を壊さなくて返してくださいということだったんですけども、土地を早く売りたいので、もう建物も壊さなくていいから土地を売っていいですかという申出がありました。それを受けて、まず、市としては、こういうことで建物を壊さなくていいけれども、地権者が土地を売りたいということですから、そこはもういいですよということで認めたところでございます。これは、私たちに説明です、総務部長のね。 その後は結局、地権者が変わりますので、まず、旧地権者との契約を土地の貸借契約を解除しますと。これ違う、賃貸借契約です。そして、新しい人との土地貸借契約書を結びますということです。結局、結んだ中で、後で新しい地権者の方は、この土地、建物を使いたい。この土地、建物を使いたいと、これは新たに購入された平成産業です。当時、当然17日から新しい人との契約を結んでいますということですね。結んで、その建物を使いたいという新しい人からの申出があったので、6月28日に市の内部組織である公有財産活用評定委員会、これ市の財産ですから、これを売ったり貸したりするのを決める会議体でございますが、そこで審議をいたしまして、そういうふうな申出があっている、解体するよりもそうやって使ってもらったほうがいいということで、無償譲渡ということで決定いたしました。それであと、6月29日、市長決裁を済んで、7月4日に譲渡の議案を出そうということで決定したところでございます。 これ、あなた方が私たちに説明した文書ですよね。この会議体というのが、副市長、あなたたちの評定委員会ですよね。そこであなたたちが決めたんですよね。 この財産、建物を使いたいなら、あなた、市の財産を、もう給食センターはないんだから更地にして返さにゃならんかったんでしょう。それを市の財産です、財産ですと言って、ここでスムーズにただであげたんですよね、平成産業に。それを審議会というところで決められた。 副市長にお尋ねいたします。何人の協議内容で決められたのか。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  部長職の皆さん方で大体構成しております。大体ほとんどの部長が出席しております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今日は代表監査委員に出席を求めていましたので、ここで代表監査委員にちょっとお尋ねしたいんですが、監査というのはどういうのか分かりませんけども、今のように市の財産です、財産ですと言いながら、議会にかけるという前にやろうと、ただで。もうそうして使ってもろたがいっちよかねというてただでやったという、これどのようにお考えですか。何か意見があればどうぞ。言いにくかったら言わなくて結構です。 ○議長(吉田幸一郎君)  宮崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(宮崎太君)  市の内部組織である評定委員会で処分することを取りあえず決定してということについては、それは一つの行政が執行するための準備としてあり得ることだろうというふうに考えております。 それで、何もせずにそのまま相手方に渡したというんであれば、非常に大きな問題になります。当然、これは自治法上、財産の処分は議会の議決という大きな定めがございますので、これを無視するわけにいきません。ですから、今申し上げましたように、その段階で一応そういうふうな内部の意思決定をしたということは、それはあり得ることだというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  もう一つお尋ねします。土地は返されているんですが、5月2日に打診があって、5月31日に1年分支払っているんですね、市は。1年分支払っているにもかかわらず、売っていいですかと言ったら、売っていいですよと言っている。それで、土地は返した。1年分ですよ、前もって5月31日まで借地料を支払っているにもかかわらず、土地を勝手に返した。 この辺のところを議会に相談はなかったんですけども、全く説明もありませんでしたが、勝手に返していいですか。お金でも何でも払っとっとに。監査委員の見解を。 ○議長(吉田幸一郎君)  宮崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(宮崎太君)  1年分、前払いというんでしょうか。(「そうです」という高木議員の発言あり)恐らく契約して、その契約書に基づいて支払いをしておったんだろうと思うんです。事情が事情で、前の所有者が売買したいというふうな、そういった御意向があったもんだから、それを了承したということだと思うんです。 その後、当然、日数なのか月なのか、私はそこまでちょっと分かりませんが、返金といいますか、実際使用している分だけ払って、残りの分はもう戻してもらったというふうな説明を受けたと思います。それはそれでもよろしいと、私は思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  6番に進みます。 この6番は、前回も担当と話をしたんですが、コロナで亡くなったときに、10日目がコロナの火葬、11日目になったら一般火葬という説明を受けましたよね。もしも、10日目だったんですけども、友引というたら1日泊めるんですけど、普通、葬式せんで。それで、もしも友引のときに自分のところに泊めたらば、11日目になるんですけども、そのときには一般火葬ができるのかというのを市長にお尋ねしたいんです。市長に。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  詳しくは担当のほうからさせます。 ○議長(吉田幸一郎君)  環境水道部長。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  お答えいたします。 10日間という縛りの件なんですが、私どもがコロナ火葬かどうかという判断する場合は、医師の死亡診断書の中に、コロナ感染者で10日以内というふうな記載があった場合はコロナ感染ということで、24時間以内の火葬も可能というふうに判断しております。 今、議員がおっしゃったような診断書は10日なんだけど、自宅に連れ戻って一晩そこで泊めて、次の日、火葬すれば一般火葬じゃないかというお話ですが、そういう場合でもコロナ火葬という形で行います。基本は、必ず死亡診断書です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  分かりました。それは、私たちも医者には確認したいと思います。 7番目、南島原自転車道線についてお尋ねします。 これは民有地が4件あるということを市民からの通報で知ったんですが、いまだかつて、やはり民有地が4件あるのは事実ですか。市長にお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  高木議員のお尋ねの個人名義の土地でございますけど、道路を整備するに当たりまして再度精査いたしました。個人名義になっておりますのは29筆ございました。その中で同筆ではございません。その中で、もう名義変更を済ませておりますが14筆、まだ名義変更を行っているのが15筆です。反対というところ、難色を示されている土地が5筆となっております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、4件じゃなくて5件あるわけですか。そして、1年内にこれ延長になりましたよね。10億円の増額と1年の延長。あなたは、私が6年3月31日に絶対開通できますかと言ったら、絶対はありませんと。絶対というのは言えないと、どういう災害があるか分からんからということで、そうだったですよね。でも、それからすぐ1年延びましたよね。今延びていますよ、令和7年の3月31日まで。 今回、もう一遍聞きます。絶対7年の、豪雨災害は関係なく、1年延びました。これ開通可能ですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  絶対というところは言い切れませんけど、それに向けて取り組んでいるところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  私、前も聞いたんです。そしたら、取り組んでいっていますと言うたから、私はもうそういう筆界未定なところとかそういうトラブルなくて、もうスムーズに進めていきよると思っていたんです。でも、市民からの通報で確認したら、あんた、何かそんなことなかと答弁をしたことあったねと言ったら、いや、進めていきよりますと言うたと。今も進めていきよりますよね。これ、令和7年度までに片づきますか。 これ、1つの印鑑をもらうのに、何百人という人の印鑑をもらわんば解決しないということはあなたから聞いたんですけども、これ、今のうちにはっきり言ってください。無理なら無理と、これが終わらん限りできませんと。場所はどこですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  (「南有馬やろう」という高木議員の発言あり)まず、私が答えようかなと思ったんですけど、場所につきましては、南有馬の菖蒲田地区と、あと、口之津の大屋になります。 その中で、もう名義は変えられない。ここに至っては、小浜鉄道からの歴史もあって、何らかの事情もありながら名義が変わっていない。道路を整備する土地の確認をしたときに、譲渡を受けた852筆の中で、市の名義にもうきちんとなったのが823筆でした。そこで、今のところ5筆に併せて名義変更しているのが、15筆と申し上げましたけれども、その中には相続人も相当いらっしゃいまして、その相続人数は、今の現時点651名です。連絡を済ませておりまして、事業の同意もいただいて、相当電話でも頑張って説明をしていっているところで541人。そこで並行して頑張って、事業の同意をもらっているのが74人というところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  説明聞きよらんやろう。大丈夫ですかと。南有馬が開通しますと言うて、ならんかったから相当言われたでしょう。だから、また令和7年の3月31日には開通します、開通式もします、そういうことが今言われているんですけども、本当にそれでいいのかと。 私には、絶対できんと。絶対印鑑押さんと言う人がおらしたやけんと言われたから、まさかと思って聞いたら、進めていきよりますということだから、まだ進めていきよるところで、完璧に確信はないということだったので、またお尋ねしているんですが。 一応進みましょうか、8番に。 8番、チケット及びクーポン券を交通弱者に郵送または持参することとか、これは前回も言いましたよね。雲仙市は、とにかくもらいにこないと言われる方には送りますと。でも、私も絶対送れとは言いません。やはり、限られた財源ですから。 だから、交通弱者の人で、もうタクシーを使ってもらいに行く価値がないとかと、そういう人たちはやっぱり登録しておいて、職員が持っていくとか、少し市民に寄り添うような形であれば、郵送を絶対しろと私は言いません。持参するなり、郵送がよければ郵送でもいい。そういう形の考えは、市長、これは答弁できるでしょう。あなたもってこいだから。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  この件につきましては、チケット及びクーポン券を交通弱者に郵送できないかというのがこの質問の主眼でしたよね。間違いないですね。 現在計画をしております、いーとばいキャンペーン2023では、病気などでのやむを得ない特別な理由によって支所での申請ができない、また代理申請もできない、そういう方においては、事前に商工観光課へ御相談をいただければ、適切に対応をするというふうにいたしております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  市民の声に移ります。 須川団地の入居について書いています、退居費用とか。私もこれ知らなかったので、いまだに空き家が4軒あるということも聞いてびっくりしていますけども、あそこ退去費が出ているかどうか。そして、堀之内とか、銭谷、有家の人たちが入られるということですが、この人たちの家賃が幾らなのかというのをお尋ねしたいと思います。これ通告していましたので。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  今回新築されました新須川団地に伴います、旧といいますか須川団地の入居者、それと銭谷団地、堀之内の入居者の方には、移転補償費は出しております。移転補償費は支払いはしております。(「金額は言えない」という高木議員の発言あり)金額は、もう補償費ですから。(「言えるか、言えんかで」という議長の発言あり)もう言えません。(「金額は言えない」という高木議員の発言あり) ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、私言いましょうか。あんた言われんと、職員は何でか知らんから言われんのですかね。知っていれば言うとじゃろうけども。 これは私も知らなかったんですが、西有家の須川団地の人たちは、2回ほどあったんですね、退去費が出ているんですね。2回退去費が出ているんです。今おっしゃるのが、居座った人やもんと、今、優先的に入るような人はとおっしゃるんですけども、幾ら出たのかというのを聞いたんですよ、担当に。担当は来ていませんよね、ここには。都市計画。30万弱だったんですよ。出るときも30万弱、入るときも30万。これは堀之内の人たちにもやっているんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  すみません。須川団地入居者の方におきましては、建て替える住宅になりますので、一旦退去してもらう補償費と、仮住まいされている事情もあって、新しく新築された分の移転につきましては、補償費を支払っております。 銭谷団地の方、堀之内の方は、今年の3月までは入居された状態ですので、集約という事業でございますので、須川団地に入られる移転の補償について支払いをしております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  これ領収書は要らないということですね。須川団地の人は、2回この退去費が出ているんですよ。1回目のときに、言うこと聞かなかったというような立場の方と、1回目のときのと2回目の退去費というのが違っているんですよ、金額が。これは時間がないから、それは要らんけども。 その家賃が、私も家賃も知らんかったけど、堀之内の人、銭谷の人たちの家賃というたら1,100円、月に。須川団地は幾らか知りませんか、あなた。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  堀之内団地、銭谷団地の入居者の方は、新須川団地に入居された家賃は……(「須川団地の家賃は幾らかと聞いた」という高木議員の発言あり)今のところ、もう今回入居される方につきましては、5年間の……(「そがんこと聞きよらんですよ」という高木議員の発言あり)ですね。(「反論せんと、家賃だけ言うとったら」という議長の発言あり)3,900円です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  堀之内と銭谷は1,100円、1か月の家賃が。須川団地は7千円ぐらいと私が聞いていたというたら、3,900円だったんですか。須川団地ね、3,900円。間違いか。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長、簡単に答えてください。 ◎建設部長(柘植善和君)  家賃は、所得というところで算定した家賃になりますので、その方の所得で算定がされて、正式な部分の須川団地の家賃が、最低限のときに1万8,300円と2万7,300円という幅になります。 ですから、もう銭谷と堀之内の方は、3,900円がスタートという今年の家賃になってまいります。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  私、そういうことは聞いとらん。堀之内と銭谷の人は1,100円が家賃だと、そういうことだったんですかね。 今、須川団地の家賃が幾らかといったら、2DKと3DKで金額が出ていました。これを一番当初、1年目は6分の5の減額だそうです。1万7千やったら、1万7千の6分の5が減額だから、今あんたが言うこと、3千ぐらいしかありませんね。そういうことは私も勉強したんですよ。あなたのあやふやな答弁だと、私、余計分からなくなった。 ただ、今入りました、そしたら6分の5ずつ減額していって、6年目にやっとその1万7千だったら1万7千。ここの家賃というのは、本人の所得ですから、そこは知っていたんですよ。 ただ、皆さんが、1,100円、1万1千円だろうとかといろいろあったから、聞いてみたんです。1,100円ですと担当から聞いたので、1,100円という家賃もあるんだなと思って。そしたら、その6分の5ずつ減額していって、6年目にやっと1万7千円ぐらいの家賃になるそうです。 それと次、マイナンバーですけども、このマイナンバーの申請件数、申請率、県下で何番ぐらいなのか、うちは。お尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村哲也君)  マイナンバーの申請件数、申請率で、県下で何位かということでございますが、今確定する一番最新が4月30日でございますが、本市では、申請件数が3万2,425件で、申請率は74.6%でございます。県下では、本市は20位となっております。(「20位。何人中20位ですか」という高木議員の発言あり)21市町村。(「21の20位」という高木議員の発言あり) ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、手を挙げて言ってください。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  じゃ、次、マイナ保険証についてお尋ねします。 今、分かりやすく私が聞きたいんですが、紙の保険証とマイナ保険証の違いをお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  紙の保険証は、今まで交付をさせていただいていたものが紙の保険証でございます。マイナ保険証は、マイナンバーカードの中に保険証の機能が取り込まれた一体化になったものがマイナ保険証でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今まで保険証を送っていますよね、8月頃ですかね。8月送っているのかな、10月やったかはちょっと忘れたけど、保険証を送ってきますよね。今までも、多分、今年も送ってくると思いますが、マイナ保険証というのは、これ送ってくるんですか、ひもづけしている人は。紙の保険証じゃなくて。そういうのをお尋ねしたい。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  マイナ保険証は、マイナンバーカードの中に保険証機能が入っておりますので、別途保険証をお送りするとかというのはございません。そのマイナンバーカード自体が、保険証として使えるということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。
    ◆10番(高木和惠君)  テレビを見ておっての話ですけども、紙で送ってきますよね。これは保険料を払った人には、あなたは保険料を納めていますということで送ってくるそうなんですが、今度、ひもづけしていない、マイナンバーカードにしていない人には、マイナ保険証みたいな感じの申請せなならんというようなことを耳にしたんですが、それを持たなければ10割払わないとならんと、窓口で。だから、今までもらっていた保険証というのは、保険料を払っていますよということで保険証をもらっているんです。マイナ保険証というのは、自分たちが申請すればならん。申請しなかったら10割負担というようなことを耳にしたんです、テレビ見ておって。 その辺のところの今までの紙しか持たない人、これはどうなるか分かりませんよね、まだ。でも、そういうことで保険料を払っているというのがちゃんと証明されて保険証をもらっていた。それがマイナ保険証といってひもづけしていない人は、どのように考えればいいのかなと思って。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  既にマイナ保険証を持っておられる方は、これ問題ないことですね、来年の秋以降。マイナ保険証を来年の秋以降お持ちでいない方につきましては、被保険者である資格証明書というのが発行されるようになってございます。これで保険診療が受けられるということになってございます。 ただ、まだ国からはっきり通知が来ておりませんけれども、この被保険者の資格証明書を御本人さんから申請をいただかないと発行しないのか、それとも、職権で持たない人に全部、役所のほうで発行するのか。これについては、まだ国のほうからマニュアルが来ておりませんので、それを受けて決定したいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  私が言うのはそこなんです。もう高齢者の人たち、特にあなたたちが国保も年金から差し引いていいですか、よかったら申請も要りませんと、自分たちに都合のいい話。でも、ぼさっとしていて何もしていないと、引かれるとよ、年金からというて。それは来とるはずよ、ちゃんと。あなたたちがちゃんとしとらんけんと、読んで。だからそういうふうに扱わすと、自分たちが都合のいいように取り損なわないように。 だけど、今回のこれもそうなんですよ。申請をすることができればいいけど、忘れていなければいいんです。そちらのほうから保険料を払ったかちゃんと整理してくれて、そっちから送ってくれば問題ないと思ったから確認をしよる。自分たちで申請をするということは、なかなか難しいんですね、高齢者は、忙しいとか、何て書いてあるか分からんということで。そこをお尋ねしました。まだ分からんということですね。 次いきます。 有家川の2級河川、このことについて1回説明会があったということを聞いていますが、説明会じゃなかった、報告会やったと。もうせんというような報告だったということで、私も本当に報告なのか、説明会なのか見届けたいと言ったら、今回また説明会をしますということを聞きました。 これは、取りあえず、そこで説明会ですよね。市民の皆様の意見を集約する説明会ですよね。振興局の報告会と違いますよね。確認します。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  高木議員がおっしゃられました有家川の説明会でございますけど、来週の6月29日に夜7時から、ありえコレジヨホールで開催をいたします。 今回も、河川内の工作物という事情もありますので、その部分の説明をしながら、地域の方々の思いをきちっと取りまとめて、市のほうも対応する方向で検討していきたいというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  次です。自治会の交付金の実績について伺います。 市長、お尋ねします。ちょっと聞いておってくださいね。答弁できるような質問ですから。 加津佐地区に2か月に1回、自治会長がずっと変わって回っているということで、ご存じありますか。知らないなら知らないで結構なんですよ。ご存じですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  分かっております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  次、市政懇談会の予定について伺います。 市政懇談会を待たれている声があるんですが、市政懇談会、いつから開始されますか。開催の予定ありますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  市政懇談会は、開催する予定としておりますが、詳細につきましては、まだ決定をしておりません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  早めに決定をお願いします。 その次、入浴施設(3か所)廃止について伺います。 これ、口之津の入浴施設を廃止にされましたよね。このときに、丁重に口之津の市民の皆さんに回覧版を流したりなんかして、本当に廃止していいかというような確認をされたと説明を受けたんですが、今回、有家、西有家、北有馬、一斉に廃止と。これ早めに決めておって、12月に私たちに説明したと言っていて、何でもう少し早めにしていなかったのかということを言われておりますので。 私も、それを廃止する理由は少しは理解します。しかし、3か所を同時にぱっと閉めるということについては、やはりあまりにも厳しかったかなと。せめて、西有家か有家かどっちかを、徐々に理解を求めて閉めるんだったらいいけども、私たちどうしたらいいのかと言われたけども、私もどげんとも答えはしていませんけれども、なぜ一気に3か所閉められたのか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  有家、西有家、北有馬の3つの老人福祉センターの入浴施設につきましては、各施設とも利用者がそれぞれ数名から十数名というふうな利用の方々でございました。 また、施設の老朽化も3施設とも40年以上たっているということで、かなり配管とか電気施設、雨漏りあたりも補修が出てきておりましたので、どこを残すという話よりかは、もう3施設同じような状況でございましたので、今回やめさせていただいたというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  口之津のときには、私が気づいたときに皆さんに教えたんですが、ずっと1人のために沸かされていましたよね。それでもぱっと切らなかった。なぜかといったら、あそこのボイラーは一旦止めたらなかなか沸かそうと思ったとき沸かされんけんからということで、ボイラーのためにずっと沸かされていました。 今回は、もう3か所一気に閉めました。そういうことを今聞かれていると思いますので、議会が賛成しといけんと言われたけど賛成する前からちゃんとあなたたちはこれを決めて、そして、指定管理先に出したんですよね。社協に出したんですよね。そのときにしゃべられていましたよね、3か所閉めますって。 それは、予算上の都合もあるし、いろいろ私は分かった時点で、やはり議会が、議会がと言われれば、そういうことで私たちに相談ではありません、報告でしたということを私が伝えただけで。 あと、無償化はしないと。 もう一回、再質問したいと思いますが、真砂に、菅職員さんというのが一旦辞められたんじゃなくて、また再雇用ですよね。この人を出向されていますよね。この人の給料というのは、私は再雇用だから21万4,800円やろうと、だから行っとらすとやろうと言うたら、そうじゃなかごたいよと言わしたけど、あの人の待遇というのは支配人並みなのかというのをお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今、高木議員おっしゃられたように、支配人という位置づけで給料を支払っているということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  大体、真砂というのは、南有馬時代と違って指定管理先でしょう、うちの。指定管理先というのは、民間のノウハウで頑張れば利益が出るという施設なんですよね。また、21万4,800円かと思ったら、支配人並みの給料というのは、言えますかここで。幾らぐらいですか、支配人並みの給料とは。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  個人の情報に関することですので、ここでは控えさせていただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  控えられて結構ですが、21万4,800円じゃなくて、それよりも待遇がいいということは今確認しました、私は。 じゃ、あの人は、職員のノウハウでは利益が出ないと言うけど、あの人が行けばあそこは黒字になるわけですか、今度。7月に会議を開くと午前中で聞きましたけども。見届けましょうね。 個室も造れという話もありましたけども、あそこはもう全くゼロ円ですね、赤字ですもんね。まあ、分かりました。それ聞いてみますということだったので、支配人として行かれたということね、菅さんは。 もう一つ、これは質問しますと言っていたので、隈部課長さん。これ、翔南高校に行きました、私も。翔南高校に行って私がびっくりしたのは、湯の花で何かカラスの駆除にという研究をしているということで、私、あらって言って、ちょっと勉強になったという話で、あなたにも協力してもらいました。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、通告内の話なんでしょうか。 ◆10番(高木和惠君)  今、行ってきましたと、隈部さんに今から聞くという。自転車道路を今から言うとです。 ○議長(吉田幸一郎君)  そしたら、自転車道路に変えてください。 ◆10番(高木和惠君)  自転車道路は今から言うんですよ。自転車道線については、私は楽しみに行ったんですよ。高校生のいろんなアイデアは、あなたも参加されていたので、高校生のアイデアはどういうのがあったか、ここでお答え願います。 ○議長(吉田幸一郎君)  隈部総務秘書課長。 ◎総務秘書課長(隈部修司君)  先ほど、高木議員がお話をされました翔南高校の内容はどういったものかということでございますけれども、先ほどちょっとおっしゃられました自転車道路であったり、湯の花を使ったものであったり、それと、廃校活用ですね。(「自転車道路に対して答えて」という高木議員の発言あり)自転車道路は、イベントとか、どういったものをすれば市が盛り上がっていくかというようなことを、高校生の皆さんはおっしゃっていました。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  違っとったよ。私、楽しみに行ったんですよ、翔南高校に。そしたら、自転車道路のことか、道線か、サイクリングロードということでしたね、学生は。とにかく、ギネスに載せたいと。サイクリングロードとしてギネスに載せたいということのアイデアを言われた。 あなたたち、交差点には横断歩道を引かないとか、信号をつけないとか、そういうことというのは、高校生に話をされていますか。32キロの間に115か所交差点がありますとか、鉄橋が何か所ありますとか、水道管がしかれていますとか、そういう話をされていますか。お尋ねです、課長に。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  翔南高校の生徒さんたちには、自転車道路整備班の担当職員が、その発表前にそういう事業の説明はしたと、私は記憶しております。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  次、進みたいと思います。 農協の選果場の説明を受けたときに、15年の契約ですよね、市長。なぜ15年の契約にしたかという説明をお願いしてよろしいでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  まだ契約はしておりませんけども……(「聞いとらん。なぜ15年に」という高木議員の発言あり)15年の契約を結ぶ予定ということで御説明していますけども……(「なぜ15年ですか」という高木議員の発言あり)今後の市の方針といいますか、まだはっきり決まっていませんけども、いろいろあそこの土地自体の使用目的とかそういったものを考えると、15年がよかろうということで15年としています。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  考えると15年がよかろうじゃなくて、15年ぐらいにしておかないと、そこに本庁舎を建てようという話があっていたから、30年にしたらまた何か話が出てくるやろうと。15年ぐらいにしておこうということで。私も言いましたよね。建設計画にのせておかないと合併特例債が使えんからあそこは書いとっただけであって、新市長と市議会で本庁舎を建てる話はしていませんと。本庁舎を建てるという考えを持っているのは、松本市長だけですと。 今、基金を貯めよるんですもんね。私、この基金、ほかに使えるんですかと、いや本庁舎計画にしかできませんと。市長がこの間、何十億もかかるのだからしておかないとと言うから、私はしたら悪いと言うとらんとですよ。本庁舎を建てる考え方が松本市長にあるということを、私は皆さんに知ってほしかったんです、市民の方に。どうですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の段階で新築の本庁舎を建てる計画というのはありませんし、今の段階で年限を決めたような形では考えられません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  それは前、有家の庁舎の予算を出したときに、ちょうど地震があったんです。そしたら、このお金を地震の耐震に使わせてくれということで、議会の同意を取ってそうしましたと。 そしたら、本庁舎はどうするかと、議員側から質問が出たから、市長、せんならせんではっきりと言うてやったらどうですかと言ったら、今、耐震をしとるのに造られんやろうもんと言われたですよね。そういう言い方ですよ、私に対しても。まだ造られんやろうと。でも言うたですよ、15年ぐらいしたら有家がもうそういう時期に来るからと。しかし、西有家も南有馬もまだ耐震はよかったんですよね。絶対有家に造らんでも、西有家と南有馬でもよかとですよ。ほかの施設を改修してもよかとですよ。 何も今、5億ぐらいたまっていると思いますよ、基金が。これは、本庁の建設しか使いませんと、私予算のときに聞いたから、心配しているんですよ。違いますか。あなたは全く本庁舎を建てるということは考えていませんか。何で積立てをしているわけ。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、先々将来のときに、いざというときにそういう金額というのは、一、二の三では調達できないから、手前基金として準備をしていくということがいいという判断です。 そして、そのような口調であなたには言わなかったと思うんですが。できないと言ったような、そういうような口調では。 ○議長(吉田幸一郎君)  ちょっと座ってください。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  すみません。これ、私が通告した後に、私の郵便ポストに投稿がありましたので、どういう理由であったか知りませんが、これが、加津佐の長崎新聞に限定して入っていたということで、私のところに来ました。郵便ポストに入っていました。 市長がこういうことをしていいのかということで、誰が私のところに持ってこられたのか分かりませんが、これ見たら、広告塔になっていますよね、市長が。そして、30年以上悩んだ高血圧が、健康運動を始めてみたら、上が80台に下がりました。仰天ですと。こういうことも3枚入っていました。これもお知らせしておきます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  もう一つ、これ、保険がありますよね、500円、ワンコインでと。これに入られた方に対して、とにかく職員の説明が悪い。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、通告外ですので。 できますか、通告外も。松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほどの新聞折り込みだったと思うんですが、この方がそういう活動を、整体というか、それに似たようなあれをしていると。それは、さっきおっしゃった地域の方、これを市内全域で私がこういう思いでしたいんですと言って市役所のほうに、私のほうに挨拶に来られました。(「市長、まとめてください」という議長の発言あり)そのときに、そこにある文字自体、それは追加で写真でもあるように思いますが、ここに来たことで一緒に写真を撮っていいですかということでしたので、それはもうどなたでもおいでになったときには、記念写真というなことで皆さん方が撮られますので、いいですよと言って撮った写真がそこに使われているということで、私もそれを見て、いや、あなたはこういう使い方をしておるけど、これはあのときの写真撮りは違うでしょうと。ああ、すみませんでしたという本人はおわびというか、そういうふうな話をされました。 ということで、私が……(「市長、まとめて」という議長の発言あり)折り込みに入れることを容認して、そういう写真に写ってしたということではないということを私は言いたいと思うんです。これについて方々から電話なり、何なりが家のほうにもあったところでありました。 大変ある面では、私自身も不愉快な思いをしたところでありますが、そういう写真を一緒に撮ったということが、私の不用意だったなというふうに思っておりますが、写真に使われているその文言は、後で貼り付けた部分もあるかに思っております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、終わってください。 ◆10番(高木和惠君)  終わりますけども、一言言わせてください。市長、あなたが何て言おうと、あなたはトップです。脇が甘かったんだと思います。今のこといろいろ言うたって誰も、私も知らなかったんですよ。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、終わってください。 ◆10番(高木和惠君)  そういうことで、これが投げ込まれていた、うちに。だから聞いたんであって、あなたはどうのこうのと言っていないんですよね。それは、あなたが反省すればいい。 これで私の一般質問を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、10番、高木和惠議員の質問を終わります。 ここで2時45分まで休憩いたします。     午後2時33分 休憩     午後2時45分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、2番、松本添花議員の質問を許します。2番、松本添花議員。 ◆2番(松本添花君) (登壇) こんにちは。2番、新風南島原、松本添花です。 議長のお許しを得ましたので、通告に従い一問一答方式で一般質問をさせていただきます。今回、私は4つの項目について質問します。 まず、1つ目の質問です。オーガニック給食について。 前回の質問で、令和4年7月に南島原オーガニック協議会を設立し、3月末には南島原オーガニック農業推進計画を策定する予定との答弁でしたが、その政策もよければ教えてください。 そして、今月の6日に、市内で採れたオーガニック野菜を使った学校給食の提供がありましたが、正直こんなに早く提供されるとは思ってもいなく驚きました。実際この給食を食べた子供たちの反応はどのような感じだったのか、教えてください。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、松本議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、オーガニック給食について、子供たちの反応についてということでございますが、今月6日の給食当日、私は残念ながら全国市長会出席ということで東京出張で、参加はできませんでした。そういうことで、これにつきましては、ここに参加している教育長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  教育長。 ◎教育長(松本弘明君) (登壇) 松本添花議員の御質問にお答えをいたします。 オーガニック野菜を使った学校給食の提供について、子供たちの反応はどのような感じであったかというお尋ねでございますけれども、まず、オーガニック野菜を使った学校給食の提供についてですけれども、南島原オーガニック協議会の協力の下に、先ほど市長も申し上げましたけども、6月6日に市内全小・中学校の学校給食で実施をいたしました。 地元の子供たちに、オーガニック野菜を食べてもらいたいという生産者の方の思いから実現したものであります。当日の献立のうち、ポークカレーに使用するジャガイモ、タマネギ、そしてニンジン、これらの全てを南島原市産のオーガニック野菜で提供いたしました。 子供たちの反応といたしましては、おいしかった、野菜が甘く感じたなど、上々の反応であったと伺っております。また、帰宅してから、オーガニック野菜について親子で話すよい機会になったというようなことも伺っております。以上であります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  オーガニック協議会で策定をしました推進計画について、少しお話をさせていただきたいと思います。 先ほど議員のほうから話があったとおり、7月7日に協議会が策定されまして、それで、3月27日に市長のほうがオーガニック宣言を行ったわけですけども、ここの中で、協議会のほうで役員の皆さん、あと全体の会合でもワークショップあたりを開催して、推進計画のほうをつくりました。大きく3つに分けて、その計画を策定しているんですが、まず1つが生産の部分、それから2番目に消費流通部分、3番目に食育部分ということで、大きく3つ分けております。 生産部分におきましては、生産基盤の強化であったり、あと人材の育成、地域循環型農業の推進、有機JASの認証取得の拡大。 それから、消費流通の分野におきましては、販路の拡大、消費者への理解の促進、加工品の開発検討。 それから、食育のほうでは給食への利用検討であったり、食育の実施ということで、大きく推進計画については9つの計画を上げているところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 では、実際提供してくださった生産者の方は、給食に提供されてメリット、デメリット、どのような感想を持たれたのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  メリット、デメリットにつきましてですけども、メリットといたしましては、児童・生徒や保護者向けにオーガニック農業とは何かということを知っていただく機会がつくれたという点、それから、地域内外に南島原市がオーガニック野菜の生産が盛んであるということをアピールできたこともあると思います。また、新たな販路拡大につながることが期待できるということも挙げられるんじゃなかろうかと思っております。 デメリットをですけども、デメリットというよりも課題についてですが、現在、市内で生産されているオーガニック野菜につきましては、春作が多いんですが、給食に使用する数量を確保できる品目が、現在、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンに限られているということ、この点がデメリットといいますか、課題というところかなと思っているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 では今後、また学校給食への野菜の提供についてなんですが、今回提供された野菜は、ジャガイモ、ニンジン、タマネギと根物でしたが、次に提供となる物はどんな野菜が提供できそうか、また、葉物類の提供はどうお考えでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  オーガニック野菜の生産状況を含めて、今後、学校給食会、あともちろん生産者の皆さん、その方たちと協議をしていかないといけないのかなと思っています。 現在、根菜類がメイン、先ほど申し上げた3つが大きく生産をされているところです。それ以外につきましては、少量ということになっております。そういった部分で、学校給食を年間通じて出せるような形に今はなっていないと、特に先ほど申しました春作のジャガイモ、タマネギ、ニンジンということになっておりますので、この時期を逃したらオーガニック給食はできないということで、今回、教育委員会、給食会のほうにもお願いしてやったわけですけども。 今後、生産者の皆さんとその辺は、葉物あたりもできるかどうか、なかなか葉物は難しいんですけども、そのようなことについて今から協議をしていきたいという形で思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  生産者の方と協議を進めていくとのことでしたが、実際に給食を作ってくださった調理員の方も、今回、オーガニックの野菜を使用されたということで、現場の調理員の方はどのような感じだったのでしょうか。実際使用して。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  今回のオーガニック野菜を使ってとのことでしたが、結論から言いますと、ふだんの調理と変わらずに調理ができたということでした。当初は、野菜の大きさにばらつきが多いのではないかとか、いつもより泥が多くついているのではないか、また、虫がついていないかなどの心配の声もあったようでございますが、実際使ってみたら特に問題なくできたということをお伺いしております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  給食調理員の方も細心の注意を払って調理されているので、そちらの現場の方の声もしっかり聞き入れてもらいながら進めていってほしいです。 次に、オーガニック野菜を作られている生産者の方の収入のアップ、または、今後の計画、そして農業振興へもどのようにつなげていこうと思われているのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  農林業センサスの統計でいきますと、環境農業、有機農業と大きく2つ分かれるんですけども、現在、有機農業については、全体の約10%弱ぐらいの農家さんがいらっしゃいますけども、やっぱり作る上ではいろいろ大変なこともお伺いしております。今回、宣言したことによって、先ほど申し上げましたとおり、大きくPRにもつながったというところもあります。 また、販路のほうでは、今回の報道を受けて、オーガニック野菜自体を取り寄せしたいというような、そういった話もあっております。そういった部分で、まずは、販路拡大をすることによって、生産者のほうも増やすというような形の取組もできるかと思っております。 あと金額的な問題、どうしても手がかかるという部分では、今、若干、環境野菜に比べたら有機栽培の野菜のほうが高うございますけども、それでももう少し高くならないかというような御意見もいただいているところでございますけども、そういった部分につきましては、今から先ほど申し上げた9つの計画を着実に進めて、PRに努めて農家の収入、所得の向上、そのようなところにつなげていきたいという形で考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 今回、新聞やテレビで取り上げられたことにより、無料で本市の農業のPRにもなり大変いいことだと思いました。国が策定したみどりの食料システム戦略において、2050年までにオーガニック市場を拡大しつつ、耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%に拡大するということが目標とされています。 本市でもオーガニック協議会で様々な課題について協議されていることだと思います。環境にも優しく、CO2削減にもなるので、有機JAS認証の取得へとつながるよう今後も進めていただき、また、子供たちへの食育ともなります。学校給食への提供ではなく、オーガニック給食と言えるよう前進していってほしいと思います。そして、今後も本市の農業振興ともつなげていけるよう進めていってほしいです。 それで今回、市長は出張のため給食を食べに行けなかったとのことですが、今後、また子供たちのところへ一緒に食べに行く機会などあるのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今回、オーガニックの給食ということでしたので大変楽しみにしていたんですが、先ほどのようなことでできませんでした。 この7月になってから最終議会までのうちに、子供たちと一緒に給食を食べる機会をということで、今計画をいたしております。これはオーガニックになるかどうか、その辺はちょっと分かりませんけれども、そういう給食の状況を把握したいというふうに思っています。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 では、2つ目の廃校跡の利用についてです。 現在の廃校跡の利用の現状について、利用の現状を公開してほしいとの市民の方の声もあります。お聞かせください。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  廃校の状況でございますが、現在、廃校となった施設と合併前からも廃校となった施設がございます。その施設は22施設ございます。 その中で、現在活用している施設は、民間で活用されている分も含めて14施設活用されているというところでございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 現在、8施設が廃校となった跡だということが分かりました。 では次に、備品などの在庫管理についてです。備品の中でも、例えば楽器類だったり、理科室の道具、図工室の道具、体育に関する道具など、どの廃校に何がどれだけあるのか、例えば一覧表にしてほしいとの声もありますが、現在どのように管理されているのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  備品の在庫管理についてでございますが、廃校となった学校の備品につきましては、教育委員会の教育総務課のほうで管理をしております。 それで今現在、廃棄処分していない備品につきましては、備品台帳としてそのまま残っている、管理をしているというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  その備品台帳は、市民の方にも公表とか、見ることはできるんでしょうか。
    ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  基本的には公開はしておりません。情報開示請求等があれば、当然閲覧はいたしますけれども、通常は行政文書ですので、開示はしていないというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  では、その備品の活用について、市民の方に有効活用してもらうなどの考えはないのか。 また、市民の方に広くアイデアを募集し、有効活用となるよう、また、使用できるできないものを分別し整理整頓するなど、市としては、今後その備品についてどのように対応していかれるのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  あくまでも廃校備品の活用という点でのお話になるかと思うんですけれども、廃校備品につきましては、まずは市内の小・中学校で必要な物につきましては、各学校に移管をして活用をしているというところでございます。そして、そのほかでも活用ができる物については、市役所や公民館に移して使っているというところです。 今現在、廃校舎に残っている備品で状態がいいものというのはそんなにはないかと思うんですけれども、例えば校舎の解体時期だとかと合わせて、オークション等の開催なども検討はしていきたいというふうには考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  活用できるものもあると思うんですが、例えばある自治体とかでは、メルカリとかネットオークションなどで転売したり、本市は自主財源が少ないので、少しでもお金に換えて、市の財源に換えるよう努力が必要だとも思いますが、どうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  自主財源の活用ということであれば、費用対効果等も考えなければいけないのかなというふうには考えております。 例えば今、ネットオークションとかでの活用もしている部署等もございますので、その辺もちょっと検討させていただいて、有効な手段であるということであれば、その辺も検討していきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  学校施設の備品に限らず、例えば公用車を処分する場合は、年数が来ている分はオークションにかけて市民の皆様に購入していただく、そういうこともやっています。 それ以外に土地というか、市の土地、こういう部分も活用できる部分は、広報紙で公募して購入したい方にはお売りすることもございますので、そういった部分で、使わなくなった車の処分というか売却、土地も売却というものを随時考えております。そういった部分は適宜行ってまいりたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 では今後、解体される校舎がありますが、地元の方への周知やミニイベント等の予定は考えられているのでしょうか。 また、廃校となった跡地は、今後どのように建物自体を使用というか、残していくか。どういうふうに廃校跡について、廃校建物を考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  まず今回、今年度解体を行いますのが旧口之津第一小学校の解体を行います。当然、説明につきましては、地元の方への周知は行っております。イベント等につきましては、もうあそこは旧合併前からの閉校施設で、もう20年ぐらいたちますので、そういうイベント等は考えてはおりません。 また、そこの跡地につきましては、市の所有の部分と民間の部分とがあるかと思いますが、今のところは特に活用策はないということで、これからそこは考えていかなければいけないのかなというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  廃校となり、現在使用されていない校舎は、まず、企業に入ってもらい利用してもらうことが、本市にとって一番いいことだと思います。 また一方で、本市には児童館がないので、備品など使用できる物はそのまま利用して、児童館の設立はどうでしょうか。児童館とは、児童福祉施設の一つで、ゼロから18歳未満の子供たちが自由に利用することができる施設です。現在は、図書館が兼ねているような小さな子供向けイベントは児童館に集約でき、図書館は図書館独自の役割を果たしてもいいのではと考えます。 そして、児童館設立となると、その中に子供図書館であったり博物館、またミニシアター、科学館、そしてもっと視野を広げ、不登校や発達障害児等の相談施設、また、適応教室、放課後学校クラブなども含めた施設など、現在の電子メディアとの接触が多い子供たちだからこそ必要である施設だと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  現在、廃校をした学校をそういった児童館にするというふうな計画自体はございません、市には。ただ、将来的にそういったものが必要なのかどうかというのは、課題としてあるのかなと思っておりますので。市には、ほかにも子育て支援センターとか多くございますけれども、その辺も全体的に含めてどういったものが必要なのか、あるいはもうなくしていくものもあるかもしれません。新たに造らなければならないものもあるかもしれません。その辺は将来的な課題といいますか、そういったところで、現在は捉えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  廃校施設の活用については、先ほどおっしゃいました企業が入っている施設は、旧長野小学校、これには会社が入っているということで、あと貸すスペースもございます。あと、それ以外にも、いろんな地元の方々で活用されている施設もございます。 松本議員の御提案のいろんな児童館ということですが、本市には、図書館・図書室が8か所あります。子育てセンターとか、先ほど言われた放課後児童クラブなども民間の保育園、こども園で併設されているところもございます。 不登校施設に関しましては、布津の旧第一のところに不登校の児童・生徒を集めて対応している施設を設置しております。 そういった部分がございますので、あと民間の施設とのすみ分けを考えながら、どういった形が一番いいのかというのは検討してまいりたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。自分の考え、提案を発言させてもらいました。 次に、消防団について。 新入団員の加入促進への取組について伺います。 去年も質問しましたが、団員数については、条例定数1,323人に対し1,246人との答弁でしたが、今年の団員数は何名でしょうか。そしてまた、市の職員も率先して入団するよう推奨されているとのことでしたが、市の職員は何名入団されているのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  まず、新入団員の加入促進の取組についてでございますが、各地区消防団が主になりまして団員確保に努めていただいております。これは当然、地元の消防団の地区の方に活動していただいて勧誘していただくのが最適だろうということで、そういうふうにお願いをしているところでございます。また、市といたしましても、消防団の協力事業所等の市内企業へ協力を仰ぎながら、団員確保に努めているところでございます。その結果、令和5年4月の新入団員数は36名となっております。 それで、現在の条例定数は、消防団員は1,323名です。その実団員数につきましては、令和5年6月1日現在で1,211名、定数に対して92%という割合になっております。 それともう一点、市職員、これはもう積極的に加入するよう話をしておりまして、令和5年4月1日の時点で、110名の職員が消防団員として加入してる状況でございます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  市の職員の方も110名入団されているという数字に大変うれしく思いました。 それで次に、先月、深江町で防災訓練がありましたが、そういう地域での訓練なども市の職員の団員さんはもちろん、団員でなくても市職員の方にも率先して参加するよう推奨してほしいのですが、その辺はどうされているのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  前回というか、その深江で避難訓練をいたしました。そのときには自治会単位で呼びかけを行っておりまして、その自治会に加入しているか、そこに住んでいる市職員は当然参加されている方もいらっしゃいましたし、それ以外のサポートというか、スタッフとして参加をしていただいた職員もおりますので、消防団員ではなくてもそういう形で参加していただくようにしておりますので、そういったことを通じて消防活動の啓発に努めているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  スタッフとして参加していただているということもあります。分かりました。 また、率先して職員の方にも参加していただくことにより、地域の方ともつながりも増えて、また、避難経路や避難の仕方など、避難場所など危険箇所などの再確認となるメリットがあると思います。今後も引き続き推奨していただきたいです。 それと、加入促進についてなんですが、地域の団員は、地域の団員がそれぞれ加入へと活動されていると思うんですが、また、企業や建設業などを訪問し、消防団の協力、事業所となっていただくようお願いされているとのことでしたが、去年からこの1年で、協力事業所となっていただけた企業はどれくらいあるのですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  前回、私のほうで企業等を回って、事業所等を回って勧誘をしていきたいというふうなお話をしました。まだ、現時点で回り切っておりませんので、近々回ることで今計画をしていただいておりますので、できる限り、企業の事業所あたりには若い方もたくさんおられますので、消防団に加入していただくよう勧めていきたいというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  建設業などの方が協力事業所となっていただくと、ポイントをもらえるということなので、引き続き加入のほうをよろしくお願いします。 それと、人口減少に伴い消防団員の人員不足となり、市内には欠員の団もあります。第Ⅱ期南島原市後期基本計画にも、新入団員の加入促進を図るとともに適正な条例定員数について検討を進めるとありました。 県内では、諫早市では団の統合をされたと聞きました。本市でも、そのような時期になってきたのではと考えますが、どうお考えでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  おっしゃるとおり、人口減少が続く本市においても、消防団員の確保が困難な状況となっているということであれば、今後もなかなか十分な活動ができないのではないかという心配がございます。 そういった部分も含めて、どうするべきか、統合ありきではないんですけども、地域的によって統合が難しい箇所もあると思います。そうすると、その定数をどういった形で定数が適正なのか、そういった部分から定数の面と、場所、地域によっては一緒になったほうがいいというような部分もございます。 現に一緒になって、現在統合して新しい詰所を造って、一緒になって統合している分団もございますので、そういった事例を参考にしながら、いろいろ消防団の方たちと協議をして、どういった形が一番いいやり方なのかを、今後、協議して進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  地域や地区によって難しいということは分かるんですが、我々としても、やはり地域、地元が合同合併、消防団も統合するとなれば、できれば避けていきたいという考えなんですが、もう人がいないことには活動ができない、もうどうしても通らないといけない道だと思うので、今後もいろいろ難しいとは思いますが、話を進めていかないといけないのではないかと思います。 次に、去年、酒井議員も質問されたのですが、消防ポンプ車の運転免許取得助成について伺います。 平成29年3月12日以降に普通免許を取得された人は、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満なので、消防ポンプ車を運転することができません。現在、運転できない団員は何名ほどいるのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  その点について調査をお願いしている段階で、ちょっとまだ正確な数字は把握していない状況でございますので、把握できたらお知らせしたいと考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  消防ポンプ車を運転するには、準中型免許を取得しなければいけません。その免許取得助成に対して、例えば国の動きだったり県内の動きは、どのような感じなのでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  国のほうの動きでいいますと、そういうふうになり取得した免許では消防自動車が運転できないので、新たに免許を取るように進められるという経費に対して、特別交付税で見るという制度がございます。国のほうはそういうふうにして考えられていると。 県内の状況でございますが、県内の状況において、免許取得に対する助成状況については、県内21市町のうち6自治体において、助成制度が実施されているところでございます。 各自治体のこの助成の内容はそれぞれでございますので、その内容等も参考にしながら、本市でどういった形の助成の方法がいいのかというのは、今後、検討を進めるということにしております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  現在、消防ポンプ車両を運転することができない団員は何名か分からないとおっしゃいましたが、もし火事が発生したときに、起こったときに、その詰所に3人来られました。その3人とも消防ポンプ車を運転できないという状態ならば、どのように対応すればいいとお考えでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長米田伸也君)  多分そのような状態が発生する可能性はないとは言えませんので、そうなるとやはりどうするかとなると、現場の判断だけですけども、ただ、運転をしてくださいとは言えませんので、運転できる人が来るまで待機してくださいとしか現時点では言いようがないところですね。 大変で、現場に駆けつけなければいけないのは分かりますが、やっぱり制度、法律を守っていただくということが大前提でございますので、そこは運転できる人が来るまでちょっと待機していただくというふうな形にならざるを得ないのかなと考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  火事が発生したときは、もう3人集まったら即出動するということなので、もう一刻も早く出動したいので、そこで待機するということはちょっと団員にとってはやはりいい気持ちはしないと思います。 なので、やはり団員数も少なくなっている、入るとなれば若い人、若い人となればやはり今の普通免許じゃ乗れないということは、やっぱり運転できるように毎年何人かずつでも、全額補助とかでもなく、本市としてのいろいろな条件、いろいろないい方向に考えていただき、消防団、地域、市内のためにも前向きにこの助成については検討していただきたいと思います。お願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の問題は大きなことであります。本当に集まってすぐ出動できないということはあってはならないことでありますので、団員の皆さん方が100%とは言わないまでも、大方の皆さん方が消防車を運転できる免許は取っていただく。やっぱりそういう手だても、最近の方々はなかなかそういう免許まで取っていないということで、普通、ただ乗用車を回せばいいとか、いろんな形であるもんだから、そういう状況になっていない。 そこでどうするかということでありますので、市としても、その辺はしっかりと、やっぱり議員がおっしゃるような心配もありますので、当然何とか対策を起こしていこうという考え方は持っておりますので。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  ぜひよろしくお願いします。 次に、第Ⅱ期南島原市総合計画後期基本計画子育て支援について。 妊娠から出産、子育ての切れ目のない支援を整えるとありますが、今後、新たに取り組んでいく内容があるのか。 また、子供と子育て家庭が安心して暮らせる地域づくりが重要とありますが、具体的な内容はどのようなものでしょうか。 また、本市は子育て支援、すごいいい施策、支援をされていると思うんですが、まず、本市として、他市よりも優れているところはずばりどういった部分か、教えてください。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  他市より優れているところということでありますが、現在、取り組んできた、取り組んでいるそういう部分も含めてというか、その辺のところをここで発言をさせていただいてと思っております。 本市では、これまで保育料の減免、そしてまた、子ども医療費助成の拡充など、様々な子育て世帯への支援を行ってきました。新たに本年2月には、出産・子育て応援給付金、この支給を開始しまして、4月には、県内では初となる妊産婦医療費助成制度を創設いたしました。6月には、スマートフォンなどで気軽に相談ができる小児科・産婦人科オンラインを試験的に導入したところでございます。この件につきましては、何日か前の新聞にも取材というか、載せていただいたというところでもあります。 今後は、10月に小・中学生の医療費の現物給付化を行うほか、令和6年4月には、現在の子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点を一本化して、全ての妊産婦の方、子育て世帯、子供への相談支援を一体的に切れ目なく行うこども家庭センターを設置するようにいたしております。 また、国においては、6月13日にこども未来戦略方針が閣議決定をされたところでありまして、令和6年度から8年度までの3か年間を集中取組期間として、少子化対策の加速化プランが実施されるようになっております。 その具体化の近況を注視しながら、本市でも子供・子育て施策をさらに充実強化していきたいというふうに考えております。 それから、子供・子育て家庭が安心して暮らせる地域づくりが重要というふうな問いかけでありましたが、これについては、ただいまお答えしましたような子供・子育て家庭の経済的支援や相談支援体制の充実を図って、加えて、地域の子育て支援センターの活動支援など、地域ぐるみで子育て家庭を支援する機運を醸成することによって、子供を安心して産み、育て、暮らしていけるような、そういう南島原市にしていきたいというふうに考えているところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  南島原市の子育て施策、政策について、他市より優れているというところでございますけれども、これまで、市ではいろんな独自の施策を行ってまいりました。子育て施策をどこかがこう、例えば南島原市がし出すと、他市の県内の自治体もずっと同じようなことをまたやり出すということで、県内が大体同じような状況に今なってきております。 そういった中ではありますけれども、今、本市では、先ほど市長が申されたような妊産婦医療費助成を今回新たに始めましたし、小児科・産婦人科オンラインによる相談体制もしくように新たにいたしました。これはもう県下ではうちが初めてでございますし、それから、特に力を入れているのが、やはり子育て家庭、妊産婦の方々、そういった方々からの相談体制、これについてはしっかり力を入れていくようにしております。 いろんな制度をかなり設けてはおりますけれども、なかなかそれを御利用していただくには、そういった制度を知っていただくということが大事でありますので、こういった「こども子育てハンドブック」というのを現場の職員が一生懸命作って、分かりやすく作って、こういったものを保護者の方にお配りをしたり、相談体制につきましても今、南有馬庁舎にこども未来課がございますけれども、例えば支所に行かれれば、支所と南有馬庁舎が動画のオンラインで結んで相談できるような体制もしておりますし、助産師から妊婦の御家庭には定期的に連絡を入れて御相談に応じるような体制もしいとります。 中には不妊治療をされている方もいらっしゃって、先日は、市の支援のおかげで希望が持てましたというふうなお礼のお言葉もいただいておりますし、そういった相談体制には、特にうちは力を入れていきたいと、現に入れておりますし、今後も力を入れていきたいというふうに思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  県内でもすごいいろんな制度が整い、大変いいことに取り組まれているということが市民の皆さんも分かられたと思います。また、大変いいことなのでこれからも、今後も、本市は子育て支援にとてもいいところだという宣伝やアピールをもっとばんばんしていっていただきたいなと思います。 また、妊娠・出産、育児への切れ目のない支援は、もうとてもすばらしい支援施策があるんですが、そのもう一個手前に来て、結婚から妊娠・出産、育児というもう一個前の考え方、政策・施策のほうをもっと重点的に取り組んでいってほしいと思います。 結婚したいと思っていらっしゃる方もなかなか表に出せないというか、そこら辺の対応のほうも市としてもっと盛り上げて頑張っていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(山口篤弘君)  結婚の支援につきましても、将来的に子育てにつながる大事な施策でありますので、地域づくり課のほうで、現在、取り組んでいるところです。今後も引き続き、そういった支援ができるような体制を整えてまいりたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  ぜひ今後も、引き続き人口が少しでも増えていくよう盛り上げて頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 最後に、基本計画の中に、保育の質の向上に努めるとありますが、具体的にどのような内容なのか、お聞かせください。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  後期基本計画の中に、保育の質という表現が出てまいります。これは、よりよい保育を行うために、保育所とか認定こども園、これらの建物などの施設、それから設備の環境面の改善、それから、そこで従事していただく保育士の方の質であったり専門性の向上。 それから、国のほうでは、入所している園児何人について保育士は何人ですよというのが定められておりますけれども、その今まで人数が、例えば1歳児は、現在、園児6名に対して保育士が1名の配置基準になってございますけれども、国が新たに作成した方針では、園児5名に対して1名の配置、4歳児・5歳児では園児30名に対して保育士1名以上と、これが園児25名に対して保育士1名以上を配置するような方針が国から出ております。こういった園児の面から見て、保育の質の向上ということでなってございます。 また、保育士さんの賃金の給与の改定も処遇改善という形で、大きく言えば保育の質の向上につながってくるものと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本議員。 ◆2番(松本添花君)  分かりました。 子供に支援が必要な子が増えたり、保育士の業務内容が増えて大変だというふうな意見も時々聞きます。なので、現場で働く保育士のリアルな声も時々聞いていただき、また、行政と保育園、幼稚園、認定こども園などとも協力し合い、保育の質の向上を目指してもらっていきたいです。 これで2番、新風南島原、松本添花の一般質問を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、2番、松本添花議員の質問を終わります。 ここで3時45分まで休憩いたします。     午後3時35分 休憩     午後3時45分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 隈部和久議員、黒岩英雄議員、井上末喜議員は早退されました。 次に、12番、林田久富議員の質問を許します。12番、林田久富議員。 ◆12番(林田久富君) (登壇) 皆さん、こんにちは。今日の最後の質問者となりましたので、よろしくお願いをいたします。12番、会派経世会の林田久富です。 それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般通告書に従って5件の質問をさせていただきます。私の今回の質問は一問一答でお願いをいたします。 それでは、1件目、加津佐地区の医療体制についてでありますが、これまであった一般診療の2軒の医院の閉院に伴い、加津佐町の方々からは、少なくとも1軒は一般診療の医療機関を残してほしいというような声を聞いております。恐らくこのことに対しては、松本市長、酒井議員、日向議員も同じように聞かれておることだろうと思います。 そこで、このことについて第1回定例会でも2人の議員から質問があっていたと思いますけども、その後の経過はどうなっているのか、まずお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、林田議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、加津佐地区の医療体制についてでございますが、このことにつきましては、4月に開催をしました加津佐地区での自治会長会議におきましても、一般診療所が閉鎖となって、地域住民の医療の不安があるので何とかならないかとの御意見をいただいたところでありました。地域の方々の心配につきましては、私も十分理解をいたしているところであります。 これまで市では、県や地元医師会に相談をしながら、この対応について模索をしているところでございますが、根幹となる医師の確保などに苦慮しているところでございます。 このため、現在、県内の医療計画の策定を進めている長崎県に対して、医師の確保と地域における医療機関偏在の是正に関する本市独自の要望書の提出を行うようにいたしたところでございます。以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  努力はされているということは分かりました。 それでは、その次の、市長は市でできることはないかと検討をしたいと、この前の議会でも答弁をされておりましたけども、ここはもうあれですかね、先ほどの答弁の中に含まれている。どうぞお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほどもお答えをしましたように、県や地元医師会に相談をしながら対応について模索をしているところでございますが、根幹となる医師の確保などに苦慮をしておりまして、公立小浜温泉病院や雲仙・南島原保健組合にも相談をしているところであります。 具体的な支援策につきましては、長崎県への要望と並行して、加津佐地区で従事していただく医師の確保などの取組を進める中で検討していきたいというふうに思っているところでありますが。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  なかなかこの問題は一足飛びにいかないという事情もありますので、努力は続けてしていっていただきたいです。 そこで、部局のほうから、この一般質問について私のほうに聞き取りがあったときに、先ほど市長からも言われた長崎県の施策に関する要望・提案書の中、この前、20日の全員協議会で説明をされましたけども、その中身と重なりますけども、私がその部局から聞き取りをされたときに、でしたら南島原市の人口と医師の数というのはどうなのかということを再質問で聞きたいということを言っておりましたので、その件について少しお尋ねをしたいと思います。 それを聞くに当たって、長崎県の施策に関する要望・提案書の12ページ、持っておられれば開いていただきたいと思いますけども、ここに一覧表を見ると、医師数とその人口対10万人ということで、この一覧表を作っておられますね。これは多分、厚生労働省の統計等調査の表だと思いますけども、先ほど市長も言われました、実際これを見て分かるように、小児科医、産婦人科医、精神科医というのは、もう1人か2人しかいらっしゃらないので要望にお願いするということを書かれておりました。 これ福祉保健部長、お尋ねしますけども、この表でも分かりますように、全国平均からしたら統計調査では、長崎県は医師数は多いんですよね。そこで、私も確認をしておりましたけども、恐らく全国の順番からいけば、上のほうから6番か7番目ぐらいに長崎県は医師の確保数値といいますか、10万人対ということで考えれば上のほうに位置したと思いますけども、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  10万人当たりの医師の人数、その自治体の人口の10万人当たりに対する医師が何人いらっしゃるかということで他市と比較した場合でございますけれども、南島原市が125.2人、それから県南医療圏、これは島原半島、雲仙市まで島原市も含めたところが206.7、それから長崎県が335.2、それから全国が269.2の数字で、全国平均に比べて長崎県はかなり高い数値ということで、先ほど林田議員がおっしゃった全国で長崎県がどのくらいのレベル、位置にあるのかと、10番目ぐらいじゃないかというお話をされましたけれども、私は、すみません、ちょっとそこは確認をしていなくて、具体的に何番目ということはお答えできない状況でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  全国の順位については、先ほど言った6番目か7番目ぐらいだったという、私の調べたあれでは認識をしております。 これはあくまでも統計調査なので、そこで栗田部長、考えを言ってもらいたいのは、じゃ、そしたら南島原市の人口と医師の数はどうなのか。 先ほど言った専門医が1人、2人しかいないということで足りないということで、県にお願いをされているということを考えれば、足りない診療科目があるというのは分かりますけども、南島原市の人口と南島原市の医師数というのを単純に考えた場合、足りているんですか、足りていないんですかという部分はどういうふうに考えられますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  基本的には、全国平均の数字、先ほど申しました全国的には10万人当たり269.2人というのがありますので、ここまで行くのが理想とは考えております。 ただ、現在を見ますと、南島原市は125.2人ですので、半分以下という状況でございまして、特に専門医の先生、先ほど申し上げましたような小児科医とか産婦人科医、精神科医あたりの先生が少ないという状況の中で、全体の医師数も少ないし、そういった特に専門医の先生が少ないということで認識を持っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  そしたら、南島原市もやっぱり、この県南地域医療圏の数値を見て、南島原市の数値と比べても、今、栗田部長が言われたようなことが言えるということを思いますので、やはり医師の数というのは足りていないのではないかというように私も考えているところであります。ぜひとも市長、頑張ってせっかく県の施策に上げられておりますので、頑張っていただきたいと思います。 そこで、市長もご存じとは思いますけども、この先般行われた県議会議員選挙のときに中島県議が、このことについては加津佐の医療体制が軟弱だということは言われておったということは市長もご存じだと思いますけども、その辺の連携を含めて頑張っていただければもっと効果が上がるんじゃないかと思いますけども、最後に一言お願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  地元県議が、地元のそういう状況をよく知った上で県議会でそういう質問をし、考えていただいているということでありますので、しっかりと連携をしながら、今後、地域住民の皆さん方が心配なく暮らしていただけるような医療体制というのは必要でありますので、しっかりと取り組んでいかなければというふうに考えているところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  1件目については、これで終わりたいと思います。 次に、2件目の口之津町にあるなんばん大橋の維持管理についてということで、2点ほど質問をしておりましたけども、1点目は、橋の現状についてということは、昨日、田中克彦議員の一般質問の中で、もう今、着工して修繕をされているということで分かりましたので、ここはもう割愛していただいて結構だと思います。 その2点目の修繕が進まない経緯をお尋ねしますとしておりましたけども、ここは修繕が進まなかった経緯ということに変えてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  なんばん大橋の修繕の対応が遅くなった原因でございますけども、昨日、田中議員の答弁にも答えましたとおりでございますけど、適正な部分の対応がやっぱり失念しておったというところでございます。 応急的な部分のトラロープだけは対策はしていたんですけども、その後の本格的な修繕をというところに対応が至っていなかったというところでございます。深く反省しております。申し訳ございませんでした。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  部長、私はそういうふうには捉えていないんですね。だから、職員はもっと大事にされたほうがいいんじゃないかと思うのは、結局、職員は一生懸命やられたと思うんです。ただ、職員は、南島原市にお金がない。そこが原因で、国の補助金をもらった去年でしたか、橋の点検、そういったところにかけて、修繕をして、幾らかでも補助金をもらって修繕をすれば、市のお金の持ち出しが少なくて済むということで、これ職員は一生懸命やられていると思うんです。 私は、このなんばん大橋については、もう四、五年前、一回、直接職員さんにはお願いをした経緯があるんです。その中でそういう話もしておられましたので、そこはやっぱり職員さんはちょっとねぎらわんばいかんというふうに私は思っています。 そこで、ちょっと橋について質問ですけども、そういう補助金を使った場合には、例えば去年の点検でもいいです。そうしたときに、欄干、手すりなどはなぜ当てはまらなかったのか、そういう補助金の対象にはなっていなかったのか、その辺をちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  建設部長。 ◎建設部長(柘植善和君)  市の橋梁の修繕でございますけど、まず、市が管理しております橋梁が483橋ございます。5か年の点検の中で、健全なというところの結果がございますのが……。申し訳ございません、補修を要するというところの点検結果が、もう評価が出ておりますのが33橋、昨年です。その昨年から、その事業は積み重ねた橋梁がございますので、今年にかけて終わっていくのが6橋、今年度に着手していくのが4橋を計画し、今年度末から6年度の中旬にかけて約23橋の残数になるというところの補修計画、長寿命化計画を今進めておるところでございます。 事業数はもう23橋でございますけど、その中の概算事業費としましては約2億5千万から3億を想定しております。そこには、議員もおっしゃっていただきましたけど、防災・安全交付金というところの国の補助もいただきながら、その事業の推進を進めている事情もございますので、欄干だけというところになりますと道路橋自体の通行に確保できるという部分の評価も点検結果の中にはございまして、ちょっとその辺は、今回のような市の単独費で一定対応するという形にはなっているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。
    ◆12番(林田久富君)  分かりました。 この橋の件については、月曜日も同僚議員がされますので、深くはもうしないように思いますけども、せっかく聞いておりますので、このなんばん大橋というのは、ここでは市長は、なんばん大橋の位置づけについてはどのように考えておられるかということでお尋ねしておりますので、最後にその考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  なんばん大橋の位置づけについて、市長はどういうふうに考えとるかということでありますが、これ平成3年に当時の、皆さん御承知のとおりのふるさと創生事業によって、旧口之津町で観光の目玉として、旧口之津税関に渡る橋として設置をされたというふうに聞いておりますし、また、そうだったろうなというふうに思ってきたところであります。 現在も、地域のシンボルとして愛されて、地元の皆さんにとって身近で思い入れのある橋であろうというふうに認識をいたしております。手前から見てでも奥の赤い橋、あるいはそのフェリーで行き交うときに、思わずやっぱり自分にとってもカメラを向ける、そういう風景を醸し出す橋でもありまして、そういうことで、今後におきましても適切にやっぱり維持していく必要があろうというふうに思っております。安全を考慮しながら補修作業を進めていかなければというふうに思っております。以上であります。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  市長もそういう思いでいらっしゃるならば、そういう思いが表れるような維持管理をしていっていただきたいというふうに考えますので、よろしくお願いします。この件についてはこれで終わりたいと思います。 次に、3件目、農業振興についてであります。 農業後継者に対する各種の支援があると思うが、農業後継者がいるところの話を聞くと、ハードルが高くて南島原市の農業後継者には当てはまりにくい支援も多いと聞きます。 そこで、現状と課題の取組についてをお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  本市の農業におきましては、少子高齢化や後継者、あと担い手不足など、大きな課題がございます。新規就農者等に対する支援策は大変重要な施策と考えるところでございます。 そのため市では、今現在、新規就農者に対して独自の支援策を創設しまして、後継者の確保や営農の定着、それから経営発展のための支援に取組を行っているところでございます。 国の農業後継者等に対する支援策では、49歳以下の認定新規就農者に対しまして、経営開始から3年間、年額150万円を交付する経営開始資金や就農直後の経営発展のために必要な機械、それから施設の導入費用、そのような部分につきまして最大1千万円までの事業に対して支援を行う経営発展支援事業というのがございます。 しかしながら、先ほど説明をいたしましたが、年額150万円の経営開始資金におきましては、親元で就農する親元就農者ですが、が支援を受けるためには、親元とは別の作物を作らなければいけないと、また、経営の多角化に取り組むなど新規参入者と同じような経営のリスクを負わなければならないという要件がございまして、単に親の経営を引き継ぐ農業後継者は交付を受けられないというようなそういった課題がございます。そのような話が、議員さんのほうの耳にも入ってきたのではないかなということで思っております。 このために、市のほうといたしましては、国の施策が受けられない親元就農者に対しまして、独自に支援策などをつくって、親元就農の支援を行っているところでございます。 またあわせまして、先ほどの要件が厳しいというような部分につきましては、国の農業後継者に対する支援策について、今後、支援の拡充をしていただくような、そのような要望も県並びに国のほうに要請していきたいというような形で考えているところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  いろんな支援策の説明をありがとうございました。 農林水産部長、ちょっと何点かお尋ねしますけども、南島原市のその農業後継者がいる家庭というか、その辺の把握というのは、農林課のほうでは確認というか、把握できているんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  農業後継者がいる家庭というのは、基本的に大体は、すみません、新規就農者の調査等もありますので、その辺は分かっております。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  先ほどからの繰り返しになるかもしれませんけども、そういうところが把握できていれば、先ほど言ったような、いろんな支援策がハードルが高いと言われることに対してはもっと、例えば南島原市独自の支援もありますよね、そういうのでもちゃんと当てはまっていくような施策の考えをしたほうがいいんじゃないかというふうに考えますけども、その辺はどうなのかということと、例えば農業後継者がいるところを100とすれば、どれぐらいが支援を受けられているのか、その辺、分かりますか。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  先ほど市のほうで新たに農業後継者に対する施策のほうをつくったのが、令和3年度からだったと思います。それ以前はございませんでした。国の制度だけでした。 新規に就農される方につきましては、もちろんこの制度については十分説明を行っているところでございます。また、それ以外の方にも分かるような形で、今新たに市の施策の部分について、あと国の施策についてはパンフレットのほうを作っておりまして、これも令和2年度から始めたんですけども、新たに作って、こういった制度を受けられるという形で認定農家の皆様にも配付をさせていただいているところでございますので、一定新規就農者で、あと親元の後継者の皆さんには、十分この制度については周知できているかなという形で考えております。 100とした場合に……。もう一つ、もう一度、最後の質問のほうをよろしいでしょうか。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  例えば農業後継者の数を100とした場合に、結局やっぱりハードルが高いということは当てはまらない人もいるということですよね。だから、何%ぐらいの人が当てはまって、そういう助成をいただけているのかということを把握できていますかという話ですね。 ○議長(吉田幸一郎君)  農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  農業後継者、親元就農という形ですね、この方たちの中ではほとんど当てはまらない方が多いのかなと。ただ、親元と違う作物を作らなければいけないという要件があるので、どうしても親とちょっと考えが違って違う作物を作りたいという方については、この国の制度、年間150万円を3年間もらえる制度、これを使って新たに親と違う農業をされるという方もいらっしゃいますけども、ほとんど親元の就農というのは、ほとんどお父さんの仕事と同じ作物を作って規模を拡大していく方が多いですので、そういった方々については、この国の制度は実際当てはまらないという形になっております。 ただ、やはり市としましても、実際、新たに農業を始める方々にいろんな制度もつくっておりますけども、そういった方々よりも親元に実際就農してお父さんと一緒に農業される方が、まずもって土地もありますし、あと機械とか施設とかそういったものも備わっていますので、そういったもんをどんどん推進したいところですが、国の制度としては当てはまらないというようなことになっています。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  なかなか難しい、理解というかそういった部分になると思いますけども、とにかく農業に限らず後継者がいる家庭とか、後継者を取る家庭というのは大事なわけですから、もっといろんな施策を考慮して、そういう後継者になられた方には手厚い支援ができるような施策にしていただければというふうに考えます。これで、3件目の農業振興については終わりたいと思います。 次の4件目、今年は自治会長会議を開催されたということで聞いておりますけども、次の内容をちょっとお尋ねしたいと思います。 簡単で結構ですけども、自治会長会議で説明をされた内容、その辺からまず聞いていきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村哲也君)  自治会長会議で説明をした内容はどういうものかということでございますけども、令和5年度の自治会長会議は4月13日から19日までの間のうち4日間をかけて、各町で開催をいたしました。 説明につきましては、内容につきましては、自治会集会所改修、防犯灯、生活環境整備事業など、各部局で所管をする補助事業の紹介や特定健診の御案内、ワクチン接種、市民清掃などについて、全23項目を1冊にまとめました自治会長ハンドブックを用いて御説明をいたしました。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  分かりました。 それでは、2点目の各町別の自治会長さんの数に対しての参加をされた自治会数はということでお尋ねしておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村哲也君)  各町別の定数に対する参加された自治会とはということでございますが、まず、加津佐町が自治会が57に対して51、口之津町が25自治会に対して24、南有馬町が54に対して43、北有馬町が55に対して46、西有家町が83に対して70、有家町が82に対して62、布津町が32に対して28、深江町が39に対して37、全427自治会のうち、参加をされた自治会が361自治会となっております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  今の数字を聞いておりますと、結構、自治会長さんというのは自治会の代表でありますので、参加するのは当たり前ではありますけども、結構な数の方が参加をされているというふうに今認識をしたところであります。 そしたら、先ほども、加津佐町の医療体制についてということで加津佐町では出たというふうな話もあっておりましたけども、各町別に自治会長さんから出された質問、また、それに対する回答、なかなか全部が全部ここで言うというのが困難であれば、かいつまんで言ってもらっても結構と思いますけども、主なものについて答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村哲也君)  各町別の質問というのは、いろいろ各町で同じような内容が多うございまして、大まかに言いますと、まず、道路・河川維持管理に対するもの、高規格道路についてもありました。自転車歩行者専用道路、有害鳥獣問題と、先ほどもちょっと出ましたが、地域医療の問題、自治会加入対策など、大きく言えばそのような質問がありました。 それにつきましての質問に対しましては、会議の中で回答をいたしましたが、その場で回答できなかったものにつきましては、後日、各担当部署が現場へ確認を立会いとかをお願いいたしまして、検証を行い、対応や方針について自治会長へ説明を実施したところでございます。 また、本市のみで対応できない案件、県関係とかについては、その関係機関等に対し報告をしております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  分かりました。 そしたら、もうここも最後ですけども、今年が3年ぶりでしたかね、その自治会長会議が。その前もその自治会長会議がされていたと思いますけども、これは、その前はホームページに載せられていたと思いますけども、今回はこういった今聞いたような内容について、ホームページに載せる予定はあるのかないのか、まずお聞きをしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村哲也君)  ホームページに載せないのかということでございますが、議員御指摘どおり、今現在、その公表は行っておりませんが、今の議員さんの意見を踏まえて、自治会長会議の内容とかホームページに公開するよう進めていくところです。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  ホームページに載せるように努力をすると。 ○議長(吉田幸一郎君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村哲也君)  進めていくよう、もう努めてまいります。公開するよう進めてまいります。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  過去もそういうふうにしてこられたので、ホームページに載せていただければ、もうそのホームページを見ていろんなことは分かっていくと思いますので、できるだけ詳しく載せていただければというふうに。特に各自治会から出されたその質問とか回答については、やっぱりちゃんと載せていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。これで、4件目の自治会長会議についてを終わりたいと思います。 時間が、頑張らんといかんですね。 5件目、南島原市原城跡世界遺産センター事業についてでございますけども、維持管理費等が年間1,300万円程度のマイナスになる見込みとあるが、市長部局の説明では、有馬キリシタン遺産記念館の年間マイナスもほぼ同等のため、新たに負担が増大するとは想定していないという考えについてお尋ねをしたいと思います。 1点目に、維持管理費は一般財源で賄うとすれば、市の人口減少により財源の減少が考えられる。このことを考えれば維持管理費を財源に合わせて減らしていく計画を盛り込むべきだと考えますが、その辺についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  世界遺産センターの件についてでございますが、維持管理費を財源に合わせて減らしていく計画を盛り込むべきと考えるけれどもとのお尋ねでございますが、世界遺産センターの維持管理費につきましては、市内のほかの公共施設の維持管理費を基にして、施設の規模等を考慮しながら算定をした結果、現時点におきましては年間1,300万円程度と、市の負担になるものと積算をしているところであります。 これにつきましては、今後、実施設計を進めていく中で、入場料の設定なども含めながら、より具体的に精査をし、市の負担の軽減に努めてまいります。そういう考え方でいるところであります。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  単純に言えば、私の質問にはっきりした答えにはなっていないと思うんですけども、結局、やはり、でしたらちょうど財政課長もおりますので、市の人口の減少とそれと一般財源の今後の推移についてをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁できますか。財政課長。 ◎財政課長(石川伸吾君)  人口減少と市の財源、推移ということでよろしかったですかね。 これは一般的に考えますと、当然ながら人口が減ってくれば税収が減ってくる、あるいは交付税の算定基礎あたりにも影響を及ぼすということでございますので、端的に考えますと、市の今後のそういった部分での歳入、収入というのは少なくとも増えることはないと、恐らく減っていくんではないかというようなことは想定しているところでございます。 これにつきましては、先ほどもおっしゃられましたが、そういった様々な施設の維持管理あたりにつきましては、一般財源がほとんどでございますので、そういったものをいかに削減していくかというようなことは大きな課題であるというふうには認識をしております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  私の考えていることと同じ、人口減少に伴って、その財源が減っていくだろうということは間違いないということですね。 やはりそこを考えると、こういった教育委員会関係の施設でお金のことばっかり言うのはどうかとは思うんですけども、やはりない袖は振れなくなるわけだから、今のうちにそういうことを考えれば、少しでも年間の維持管理費を減らすような計画を立てたほうがいいというふうに私は考えているので、この計画をつくって盛り込まないかという質問をしています。 教育次長は、あれは全協はいつやったですか、20日やったですかね、その前のときか、説明のときに有馬キリシタン記念館でもそういうふうにかかっていたので、同じぐらいなので考えていないというようなことでしたので、こういうふうにしてお尋ねをしますけども、最終的には、ない袖は振れなくなっていくわけだから、もう少しこの辺については考えていくべきだと私は思いますけども。 何か手を挙げよったから、答弁をして。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  議員御指摘のとおり、ごもっともだと思っております。キリシタン遺産記念館がマイナス1千万ですので、新たな世界遺産センターも1,300万で、何の努力もしないということではございません。 当然ながら経費管理、支出の面におきましては、現時点の視点におきましては保守点検委託料とか、若干余裕を見ているというところもございます。この辺につきましては、実施設計において精査をしていくこととしております。 それから、太陽光の発電設備の導入もいたしますので、電気代の削減にもつながるんじゃないかというふうに考えております。 それから、収入面につきましては、イベント等の実施だとか、グッズ販売、また独自事業の増加を図ることで、その辺で増やしていくことも可能ではないかというふうに考えております。 それから、ガイダンスの入館料につきましては、今はキリシタン遺産記念館の平均で250円というふうにはじいておりますけれども、これもほかの資料館等を参考にしながら検討していく必要があろうかというふうに考えております。 決して1,300万同士で相殺されるんで努力はしないということではございません。そこの削減については一生懸命やっていきたいと思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  分かりました。 五島次長、その努力を数字にして計画にしていくということは難しいですか。努力されるということは、今聞いて分かりました。それを具体的に、私たちに分かりやすくするためには、計画をつくって盛り込んだほうが私たちも理解しやすいと思うんだけども、その辺は難しいですかね。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  正確な数字ではじくのはなかなか難しいと思いますが、実施設計を今から行っていく中で、そこは詰めていきたいと思います。これが1,300万と言ってたのが1,200万になるのか1千万になるのかと、そういう数字は当然出していかなければいけないと思っておりますので、そこはお示しできる段階があったらお示しをしていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  とにかく努力して頑張って、その経費がかからないようにやっていっていただきたいと思います。 それでは、2点目にいきたいと思います。 同じことですけども、多目的運動広場とか、アートビレッジ・シラキノあたりの維持管理費についても、やはり同じことが言えると思うんですけども、その辺についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  まず、多目的運動広場でございますけれども、ここは指定管理者に出しておりますので、指定管理者としての収入、支出を申し上げたいと思いますけれども、ここはまず、総合型地域スポーツクラブTEAMひまわりによる管理運営が行われておりまして、指定管理者としての令和4年度の収入が1,256万3,021円でございます。その内訳といたしましては、指定管理料、これはうちが払っているお金でございますが、これが953万4千円、それから施設利用料等、施設利用料だとか自動販売機の手数料、あるいは自主事業をやって広告料とかその辺が302万9,021円でございます。差引きの4万350円の黒字ということになっております。 続きまして、アートビレッジ・シラキノでございますけれども、ここは直営で行っておりまして、令和4年度につきましては、収入が9万4,800円ということになっておりまして、支出につきましてが、ここが1,052万4千円程度の支出ということで、ここにつきましては、収支的には非常にバランスは取れていない。ただし、計画段階では、まず、最初の計画が、歳入が84万6千円、支出が867万9千円という計画を最初は立てていたところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  単純に言えばその多目的運動広場は、ある程度、昨日の隈部議員の質問の中にありましたけども、ある程度予定どおりいって、市の負担は先ほど言われたようにほとんどないと。維持管理費はあるとじゃないか。 ○議長(吉田幸一郎君)  指定管理料。教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  指定管理料として953万円程度払っておりますので、それが市の負担ということでございます。 ただし、当初計画どおりには進んでいるということでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  指定管理料の950何万ですかね、は市の負担ということであれば、やはりいろんな施設があるとは思います。昨日の隈部議員への答弁でもありましたけども、ある程度、当初の計画どおりいっているということは分かったけども、やはりどうしても市の持ち出しが発生しているということについては変わりないわけですね。やっぱりそういうのが積もり積もって、全体になっていけば相当な金額になっていくわけだから、やっぱり少しでも減らしていくような努力はしていくべきだというふうに私は考えております。その辺について、最後に答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  教育次長。 ◎教育次長(五島裕一君)  アートビレッジ・シラキノについてでございますけれども、多目的運動広場につきましては議員御指摘のとおり、ほぼ計画どおりということでございます。 アートビレッジ・シラキノにつきましては、そもそも収益を目的とした施設ではないということではあるんですが、それにしましても当初計画よりはやはり大分少ないということで、一理的にはコロナの影響もあるかとは思うんですが、やはり我々のアピール、努力が足りないというのも、これは大きなものというふうに思っております。 それで今後は、やはり九州管内の美術系の大学とか、県内の美術系の高校と連携を図りながら、宿泊して制作をしていただけるというような機会を増やしていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  ありがとうございました。 とにかく、人口減少と財源減少というのは、市の重要な課題になっていくということでありますので、少しでもいろんな維持管理費が減るような施策は、市長部局も頑張ってやっていっていただきたいというふうに考えます。 以上5件で、私の準備した一般質問を終わりましたので、これで12番、林田久富の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで、12番、林田久富議員の質問を終わります。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、6月26日定刻から開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午後4時35分 散会...