南島原市議会 2022-12-07
12月07日-04号
令和 4年 12月 定例会(第4回)第4日 12月7日(水曜日)出席議員(19名) 1番 寺澤佳洋君 11番 隈部和久君 2番 松本添花君 12番 林田久富君 3番 日向栄司君 13番 松永忠次君 4番 井上修一君 14番 小嶋光明君 5番 田中克彦君 15番 黒岩英雄君 6番 末続浩二郎君 16番 井上末喜君 7番 永池充宏君 17番 吉岡 巖君 8番 酒井光則君 18番 田中次廣君 9番 中村哲康君 19番 吉田幸一郎君 10番 高木和惠君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長 松本政博君
環境水道部長 溝田勝幸君 副市長 山口周一君 教育次長 五島裕一君 教育長 松本弘明君 総務秘書課長 隈部修司君 総務部長 米田伸也君 財政課長 石川伸吾君
地域振興部長 菅 三郎君 会計管理者 笹田 勝君
市民生活部長 山崎康徳君
農業委員会事務局長 松尾 強君 福祉保健部長 栗田一政君
代表監査委員 宮崎 太君 農林水産部長 内田繁治君
監査委員事務局長 松尾修一君 建設部長 柘植善和君
議会事務局出席者 局長 綾部洋一君 次長 松藤義孝君 書記 高原 洋君 書記 近藤大輔君第4回
定例会議事日程 第4号 令和4年12月7日(水)午前10時開議日程第1
市政一般質問月日質問者質問要旨ページ12月7日
田中克彦議員1B&
G海洋センターについて1552
人口減少対策について3
中学校部活動改革について4教育環境について
高木和惠議員(松本市長の政治姿勢について)1721財産の処分について2監査について3
自転車歩行者専用道路について4市民の
声松本添花議員1学校給食について1892産業祭等のイベント開催について3子育てについて
末続浩二郎議員1二十歳のつどいについて2002農業支援について吉岡 巖議員1市政を問う209 午前10時00分 開議
○議長(吉田幸一郎君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 日程第1、
市政一般質問を行います。 まず、5番、
田中克彦議員の質問を許します。5番、
田中克彦議員。
◆5番(田中克彦君) (登壇) おはようございます。 5番、新風南島原、田中克彦です。 議長の許しを得ましたので、これから一般質問をさせていただきます。質問方式は一問一答方式で行います。 その前に、本日は
口之津中学校の3年生が傍聴に来てくれています。 皆さんおはようございます。この傍聴を機会に政治や議会に関心を持っていただき、政治やまちづくりに主体的に参画しようとする資質・能力を高めていってもらいたいなと考えております。将来的には南島原市を背負って立つ若者ですので、ぜひここで本当にしっかり興味を持っていただいて、市政に反映していただけたらなと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。 私の一般質問は大きく4点であります。 まず、1点目から行います。 B&
G海洋センター関係について伺います。 B&
G海洋センターは、
海洋性レクリエーションを軸とした
青少年健全育成活動や地域の方々の健康づくりなどで利用されております。体育館、プール、
艇庫--ボートハウスですね、などの機能がある
公共スポーツ施設です。我が市においても加津佐と西有家に施設があり、多くの方々に利用されているところであります。 私が伺いたいことは、その中で
先進的海洋センター整備事業ということがちょっとあることを知りました。この
先進的海洋センター整備事業というのは、既存の
海洋センターの増改築、または新規建設に基金を充てることを目的に事業化されていることが分かりました。 この整備事業の概要について、まずは市長のほうに伺います。よろしくお願いします。
○議長(吉田幸一郎君) これより答弁を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) おはようございます。 ただいま田中議員から
口之津中学校の生徒の皆さん方に期待する言葉がございましたが、私も同じような思いを持っております。そういうことで、この議会が皆さん方にどういう受け止め方をしていただくか、しっかりと勉強してほしいなという思いもあります。 それでは、
田中克彦議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、
先進的海洋センター整備事業についてのお尋ねでございます。これにつきましては、教育長のほうから答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 松本教育長。
◎教育長(松本弘明君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 今朝、有家庁舎に到着しますと、
口之津中学校の皆さんがもう既に集合されておりました。お会いすると大きな声でおはようございますという挨拶をいただき、今日一日、そのことで元気をもらったという感じがいたしました。ありがとうございます。 それでは、
田中克彦議員の御質問にお答えをいたします。
先進的海洋センター整備事業についてでございますが、全国のB&
G海洋センターを所有する自治体を対象に、既存の施設を核として、全国の公共施設のモデルとなるような先進的な
海洋センターの整備や取組に対して、B&G財団が公募を行い、審査を通過した場合に助成を行うという事業でございます。以上でございます。 詳細については、自席のほうで答弁をさせていただきたいと思います。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) その
先進的海洋センター整備事業というのは、過去に恐らく公募があっており、それから審査等もあっているんじゃないかなと思っているんですけど、まずその事業についての助成額は幾らになっているのかとか、助成される自治体、何か所ぐらいその助成が予定されていたのかとか、そういったところをお願いします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) まず、助成額についてのお尋ねでございますが、上限額が10億円、これ100%の事業と、100%の交付率となっております。 実施箇所につきましては、全国で若干数というふうにお伺いしております。1か所か2か所程度というふうに理解をしております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 上限100%で10億円、とてもすばらしい金額で、改修するには本当に大きなお金かなと思いますが、それについて、本市におかれましては、それに申請はされたのかということをお願いします。
◎教育次長(五島裕一君) 申請はいたしました。その経緯につきまして簡単に御説明したいと思いますが、よろしいでしょうか。(「「はい」という田中議員の発言あり) まず、この事業なんですけれども、
先ほど教育長も申しましたが、目的としましては、B&G財団が定めるものでございますけれども、地域づくりやSDGsにも寄与する持続可能なまちづくりなど、
海洋センターのみならず、全国の公共施設のモデルに資することを目的として実施するということになっております。 それで、まず事業の経緯についてでございますが、令和4年2月にB&G財団から本事業に関する説明会が行われまして、昨年度の3月に、本市におきましては参加を表明いたしたところでございます。これは、全国で100自治体程度というふうにお伺いしております。 そして、7月に企画提案書をB&G財団に提出をいたしたというところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 7月に企画提案を出されたということで、今12月ですよね、その結果についてはもう出ているんでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 結果は出ております。結論から言いますと、残念ながら落選をしたということでございますけれども、まずその申請内容についてお話をしてもよろしいでしょうか。(「はい」という田中議員の発言あり) まず、申請の内容としましては、事業要件の一つに、「海をはじめ水辺に艇庫機能を有する新たな複合型の
海洋性レクリエーション拠点施設を整備し、自然体験活動や環境・
海洋環境教育を実施すること」とございましたので、本市としましては、「海洋文化をつなげる地域・学び・アートによる心と体が整うまちをつくる」というコンセプトの下、加津佐B&
G海洋センター艇庫を中心とした整備事業について申請をしたところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 100自治体も出て残念ながら落選したということなんですけど、落選理由とかそういったところは分かりますか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) まず過程を申しますと、最初に書類選考が行われました。一次選考、これは通過をいたしました。それで、8月下旬に東京で行われました二次審査、これプレゼンテーションになるんですけれども、市長、教育長、そして生涯学習課長及び担当者で臨んだわけでございますけれども、残念ながら不採択となったところでございます。 なお、この最終審査の二次審査には本市のほか2団体が審査を受けたんですけれども、この2団体も残念ながら不採択ということで、最終的に今回の公募で採択された自治体はなかったと、合格した自治体はなかったという結果でございます。 落選理由ということなんですけれども、うちが掲げたコンセプトにつきましては、提案内容等については評価ができるということだったんですが、利用者のアクセス確保とか財源の確保等についてがちょっと不明瞭であるというふうな指摘を受けております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 落選理由がアクセス、財源、アクセスはもうどうしようもないですもんね、この土地は。だけど、魅力ある都市には人は寄ってくるんじゃないかなと思います。そういったところで、まちづくりなんかも進めていかなければいけないんでしょうけど、例えば財源確保とさっき言われたんですけど、10億円があって、それで改修をしてというようなことで提供していくわけですが、そのほかに係るような、考えられるような財源というのはどのようなところでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) その財源といいますのは、10億円につきましては建設するハード事業に対するもの、そして継続していくソフト事業に対するものが10億円でございます。 それ以外でB&G財団が求めていたのは、やはりちょっと目標が非常に高くて、独立採算で回せるかどうかというところがちょっと基準になったのかなというふうに理解をしております。 ただ、詳しくは落選理由の説明はございませんので、そういうふうにちょっと推測しているというところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 独立採算制で回せるのかといったところが課題になってくるんじゃないかなと思うんですけど、最終選考まで3団体が残って、いずれも残念だったと。ということは、この整備事業については、恐らく次もなされるだろう、恐らく。その辺はちょっと分からないんですけど、もし分かったら教えてください。 それと、残念ながら駄目だった、どこの自治体も本当に駄目だったということは、南島原市もまた次可能性があるんじゃないかなと思うんですけど、もし再度募集がある場合、今現在あっているのかどうかということと、もしなくて、恐らくあるであろうという場合には挑戦するのかといったところもお願いします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 今後申請されるのかというようなところの御質問だと感じておりますが、やはりまちづくりの起爆剤になるのかなという部分を私どもは十分考えております。そういったものの募集は恐らくあるであろうというふうに担当者がこう言っておりましたので、今後
ホームページ等を注視しながら、そこら辺は確認をしていきたいと思います。 申請につきましては、やはり財団から出される公募要件等を十分に精査をした上で、前向きに検討していきたいと考えているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 前向きにというようなところをお伺いしましたので、少しは安心しているんですけど、前回の一般質問で私が提案しました
スマートウエルネスシティ構想とも関わってくるところだと思いますし、そういったところはぜひ進めてもらう。そういったところがきちんと整備されると、南島原市に周りの人たち、県外からでもたくさんの人たちが足が向いてくるんじゃないかなと考えております。 また、知事にも笹川財団のほうに、ちょっとどういったところを推していけばいいのかとか、そういったアドバイスをもらえるよというようなことも聞いていますので、そういった意味ではぜひ調整していただき、今度、場所が悪い、遠いところとか、そういった財産の使い方とか、そういったところもきちんと煮詰めてもらってやっていただきたいと考えています。 それについて市長はどう思われますか。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 今、教育長も申し上げたところでありますが、私自身も、こういう財団の支援を受けて、十分今のB&Gのあれがしっかりとやっていけるような形で準備をしていきたいなというふうに思っておりますので、応募要件、要綱であるとか、そういうふうなところが出ました折には、しっかりと申請をさせていただく。 しかしその前に、やっぱり想定をしながら、準備を事前にやっぱりしっかりとしていくというのが大事だろうというふうには思っております。そういうことであります。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) もちろん準備は必要で、先の見通しを立てながら考えていかなければいけないところだと思うんですけど、ぜひその辺は取り組んでいただきたいと考えています。 次、2点目です。
人口減少対策についてでございます。 昨日までの一般質問においても、たくさんの同僚議員から質問されていました。
人口減少対策でいちばん大切なことは、いかに人口の流出を抑えることが鍵になるかと思います。昨日までのを聞いて、私も確かにそうだなと思いました。 そのためには、昨日市長も言われたとおり、若者を地元に残すこと、そのためには働く場所や環境づくりが大切となり、企業誘致や後継ぎ対策、地元企業への就職など、受皿をいかに準備できるかが課題になるかと思います。 しかし一方で、人口減少は南島原市だけに限らず、まあ言えば大きな都会とか近隣の地域とかそういったところになりますと、新興住宅街、そういったところになりますと、それ以外はそんなに課題になっていないかもしれませんが、ほとんどがそうなんですね。長崎県全体もそうなんですね。ということは、どこの自治体においても同じような悩みがあり、同じような課題を持ち、同じような政策を取っていくようなことをたくさん考えられているところだと思います。 これ一つの私の意見なんですけど、そういったどこの自治体とも同じようなことをやっては、なかなか人口減少問題には対処できないんじゃないか。 例えば観光誘致を進めていくとか
スポーツ合宿誘致とか、目先を変えた奇抜な取組も市が生き残っていく方法の一つじゃないかと私は考えております。その辺について市長の見解をお聞きしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) まさに田中議員がおっしゃること、やっぱりそうだと思っております。後ろに、今日傍聴に来ている中学生の皆さん、やがて高校、そして市内には高校までしかありません。あと大学、専門学校、それぞれ外へ行って勉強した後、ふるさとに帰って、ここでしっかりと仕事ができる状況、状態はどういうものかというふうなことは、それぞれがやっぱり日々考えているところでありますが、なかなか難しいという部分はありますが、将来に向かってこの市が、この地域がしっかりと存続していくためには、やはり若い人たちも含めて、ここに、ふるさとに思いを寄せてくれるそういう環境づくりというのは大事でありますので、議会も含めて行政も一緒になって、今もいろんな観光面、さっきおっしゃいましたけれども、世界遺産の原城跡を活用したいろんな事業、あるいはまた32キロにわたる島鉄廃線跡の
自転車歩行者専用道路の今整備をしておりますが、これを地域の皆さんだけではなくて、外部の方々もこれに関心を持って、どうやってたくさんおいでていただくか、もうそういうことがまたいろんな事業、仕事にもつながっていくだろうと思っております。 いろいろ先ほど議員がおっしゃった
スポーツ合宿であるとか、いろんなやっぱりそういうふうなことを含めながら、寄り合わせていかなければ、今の状態だけではやっぱり尻すぼみになっていくというふうには思っておりますので、皆さん方と一緒になって、若い人たちもいろんなアイデアもまた市に投げかけていただくと、こういうこともまた必要だろうというふうに思っております。 今この地にいる人たち、者が総力を挙げてやっぱり取り組まなければいけない。ただ行政頼みだけでは、なかなか思いがまとまっていかないという部分がありますので、どうぞその辺は議会共々、行政も含めて、そしてまた一般の皆さん方もいろいろアイデアであるとか思いであるとか届けてほしいなという部分はあります。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 本当ですね、アイデアをたくさん出し合って、どういうふうな道に進んでいくかというようなとこ、大切かと思うんですけど、やっぱりどこも本当に同じようなことをやっているので、南島原市はここが目玉なんだというような、特化したところに思い切って方向転換、かじ取りということも踏まえながら考えていく必要があるんじゃないかなと考えています。 今回、私は人口減少問題に対して、なかなか企業誘致とかなんとかといったらちょっと先の難しい問題かもしれませんが、即効性があるというか、そういうふうな考えで空き家対策と婚活事業に絞ってちょっと伺いたいと思います。 まず、空き家対策についてでありますが、一昨日の答弁で1,919件の空き家を確認しているとのことでした。今後も人口減少に伴い、空き家数がどんどん増えていくことは予想がつくところです。 そこで、今現在の空き家対策として、本市が行っている事業について伺います。お願いします。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 議員今おっしゃったとおり、本市においては空き家が増え続けております。これについては、私
ども地域振興部のほうではこれの有効活用、それと人口増を助長するような移住者の住居を確保すると、この2つを合わせた目的を基に、平成21年度から
空き家バンク制度を設けております。これによって、これまでに延べ224軒の空き家を登録していただき、その中で、移住者の方に118軒活用していただいております。現在のところ、このバンクの中で紹介できるような空き家は31軒でございます。 あと、その空き家の活用を奨励する意味で、
空き家バンクに登録された空き家を移住者の方が活用をする場合、その改修を対象にして、
移住促進空き家活用事業補助金を設けて活用を助長しております。以上でございます。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君)
空き家バンク、224軒登録、118軒が活用、31軒が提供できる状態というようなことを聞きました。 そういったときに、移住される方が借りて、その辺に補助金を出すというようなところがあると思うんですけど、その辺のちょっと金額等について詳しくお願いします。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 先ほど申しました改修補助金でございますけれども、その中身については、まず、空き家のオーナーの方が改修をされる場合、あと、移住者本人が改修する場合、そういうふうなパターンがあるわけですが、耐震化がなされている住宅については、事業費の3分の2を補助するという制度でございます。 あと、それ以外の古い住宅、もしくは移住者本人などが改修をされる場合は2分の1の補助率ということで、いずれも補助金の上限額は50万円ということで、今設定をいたしております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) オーナーがする場合は3分の2で50万、(「確かに。ええ。」という
地域振興部長の発言あり)、はい、借りる人は2分の1の50万ということですね。分かりました。これの要件については、恐らく市内の業者を使ってというようなところがかかってくるかと思いますが、移住者が自分で、市内の業者から資材を買って、DIYで自分の家を変えたいというようなところが、そういう方がいらっしゃって、そういうところにはちょっと補助金がないんですよというような話を聞いたんです。その辺については本当にそうなんでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 現在、あくまで市内の事業者さんに改修をしていただくと、そういうふうなことを対象にした制度しか今設けておりません。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) DIYも市内の業者で資材を買うということは、そこにまあ言えば恩恵が出てくるかと思うんです。その辺もぜひ、DIYのほうにもお金をつけてもらえるということはできないんでしょうか。お願いします。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 一つには、公的補助金を投入するに当たりまして、やっぱり免許といいますか資格といいますか、専門的なその技術を持った方の改修を、どうしても一定基準以上の施工結果を期待をした上での助成事業ということが、どうしても公的になりますと支援をするということになっておりますので、DIY分について、原材料の購入費についてはどう考えるかということについては、もちろん検討の余地は十分あるかと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 補助金で、これは国からもらうというようなところで、やっぱりそういったちょっと規制がかかってくるかと思いますが、もしできるならその辺のところもよろしくお願いします。 それと、昨日の市長の答弁の中で、令和5年度の予算の中で、
人口減少対策として手厚くしていくというようなことをおっしゃっていました。ぜひ、この辺についての上限が50万じゃなくて上限を80万とか100万とかできるなら、そういったところも手厚くしていただいて、やっぱりそれだけのお金が出るなら南島原市に住んでみようかというような人もいらっしゃるんじゃないかなと思いますけど、その辺についてはいかがでしょう。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 空き家の改修について、現在は50万上限だということでありますが、これをもっと上げる必要がありはせんかということであります。 移住者の皆さん方の中には、単に助成金の多い少ないだけでなく、本市の魅力を理解していただいて、この南島原市に住んでみたいと、そう思っていただける方に移り住んでいただきたいというふうに思っております。そういうことで、様々な情報発信を行っているところではあります。 しかし、田中議員が御指摘のとおり、助成金の多い少ない、助成金の多寡で自治体が選ばれている、そういう現状もあります。やっぱり。そういうことでありますので、今後、ほかの自治体の状況も見ながら検討を進めていきたいというふうに考えております。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) よその自治体の状況もといったところなんですけど、恐らくあまり近隣の自治体と変わらないところ、そしたら変わらないところだったら、こっちにしようか、こっちにしようか、ほんならこっちのほうがちょっと高いからこっちになろうかというようなところもあるかと思いますので、ちょっとよそよりもかっと上げてもらえればよかったかなと思ったりもします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 近隣ばかりじゃなくて、そういう形で、やっぱり全国を見れば、その辺のところが作用して、そこに移り住む方々が多い少ないというのはあると思いますので、そういうところを、状況を見ながら検討していく、そういうふうなあれで、近隣の半島の中でこうじゃ、あるいは県内のその辺でどうじゃということだけじゃなくて、という思いではおります。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) だからさっき私が言ったように、南島原市独自の目玉をつくってというようなところも大事かなと思います。 まず、移住者に私もちょっと話を聞いたところ、家を選ぶ視点は何なのかといったときに、まず水回り環境なんだと。水回り環境。やっぱり家を見て回って、水回りがあんまりよろしくなかったら、何か住みたくないなと。だけど水回りがしっかりしていたら、ここに住んでみたいなというようなところもあるんじゃないかなと思うし、また、例えば移住者が考えるところによると、雇用の場は重要なんですけれども、やっぱり家、住まいの環境、それと子育て環境といったところが大きな移住するに当たっての視点になっていくというようなところも伺っておりますし、ネット等を調べても、そういったところがちょっと大きな割合を組んでいるようですので、ぜひその辺は考えていただきたいと考えております。 ちょっと調べたところ、高知県の梼原町といったところが、人口は5千人にも満たないような町なんですけど、そこがやっている事業がとてもすばらしくて、ちょっと紹介します。 空き家を借り上げて、町は700万円を上限に台所、浴室、トイレなどの改修と耐震改修をしています。700万。かかった費用の50%は国庫補助金、25%が県の補助金、残りの25%が町の負担となるということになります。南島原市は県の補助金等は多分ないと思うので、50%が国庫の補助金のほうでなれるかと思うんですけど、例えば梼原町は、それを例えば700万かけて市が改修してあげる、で、1万5千円を12年を限度に貸し出すということになっております。そしたら、1万5千円掛ける12か月の12年で216万になります。216万というと、700万の半分が350万、350万の半分が175万、ということは、言えば市が手出す金はないというような、とてもいいやり方があるんじゃないかなと思います。 そこで、これを南島原市で考えてみますと、国庫補助金を50%と見たときに、700万はちょっと厳しいかもしれませんが、例えばリフォームが500万円かかるとします。補助金が250万、ということは市が250万出すわけなんですけど、家賃を2万円と見込んだときに、例えば年で24万、12年で288万になります。ということは、市は250万を手出ししているんですけど、家賃収入で288万を得るというような形になってきます。ということは、ほとんど手出しがなくて、移住者に対してのそういう空き家対策もできるんじゃないかというなところも考えております。 であるので、南島原市をそういうのに当てはめるといいし、例えば海水浴場近くの空き家だったら、マリンスポーツが好きな人たちにとっては、例えば改修したときにもう玄関の前でシャワーが浴びれて中に入れるようなところとか、畑仕事を中心にやっているところだったら、もう長靴を洗ったりとかそういった水回りをきちんとしたりとか、いろんな住みやすい、そこに何を求めてくるかと、そういう人たちを考えながらリフォームして、そうやって貸し出すというようなことも一つの手じゃないかなと思うんですけど、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 先ほど全国のいろんな地域の、ただ半島あるいはその近辺のことだけじゃなくて、やっぱりいろんなそういうふうな状況も得ながらというふうな思いで、先ほど私は表現をしたつもりではあったんですよ。議員の皆さん方から何かほっというような感じでちょっと笑われたような気分もしたんですが、まさにそういう他市の、ほかの町のそういう事例があるということを私は知りませんでしたけれども、十分その辺のところまで把握をしておりませんでしたけれども、今、田中議員からそういう事例の紹介がありましたので、そういうようなことも参考にしながら、この市でどういうふうにしたほうが市として一番いいか、この地でするにはどういうふうな状況が一番いいかということもありますので、検討していきたいというふうに思います。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 先ほどちょっと紹介した高知県の梼原町の取組については、ほとんど市の手出しが少なくて済む、もしくはなくて済むというような状況ですので、今朝の長崎新聞にも、市や議会は市のお金をどんなふうに考えているのかというようなことを突っ込まれた記事もありましたけど、やっぱりその辺も含めると、いかにお金を使わずに、いかに上手に政策を取っていくかということも大切かなと考えておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次に、婚活支援について伺います。 現在の本市において取り組んでいる婚活事業の内容について伺いますけど、どんなような婚活事業をなされているんでしょうか。お願いします。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) お尋ねの本市の婚活事業についてですが、一つには、平成28年度から出会いの場コーディネート事業ということで、県において実施されている婚活事業と連携を取りながら、その婚活事業に取り組んでおります。 その内容につきましては、市の社会福祉協議会に事業を委託しまして、内容としては婚活イベント、あとセミナー、そういうものの開催ですとか、県が運営するお見合いシステムに係る登録費用の助成とか、そういうふうなことを行っております。 また、経済的な理由から結婚をためらっている若年層の方に対して、婚姻に伴う経済的な負担を軽減するために、結婚新生活支援事業補助金ということで、住宅家賃など60万円を上限として支援を行っていると、そういうふうな状況でございます。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 社協を中心に、島鉄を利用しての婚活のイベントとか、あと梅谷小学校なんかを使っていろいろされているようなところもあります。それぞれの市の事業とか県の事業なんかも、例えば県の婚活サポーター縁結びとか県めぐりあい事業、お見合いシステム等あります。 本市もお見合いシステムというのがあって、2年間の会費1万円を助成しているというようなところがありますが、そういった今婚活を市としてやっている中で、実際にそこに参加されている方、または加入されている方、それでカップル成立、カップルというのは結婚まで至ったというその辺の数字等が分かれば教えてください。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 一つ、昨年、セミナーを3回、コロナ禍でなかなかできていないんですけれども、セミナーについては、特に男性の参加で10名程度で、普通でしたらそういうことで結構数を多くするんですけれども、コロナ禍ということで、大体その3回の中でのセミナーの参加者は10名程度。今年はまた、こういう婚姻については男性の積極性が必要ということで、男性を相手とした婚活プログラムを、そういうセミナーが中心なんですけれど、これについても7名程度の参加をいただいてやっております。 あと、こういうふうな婚活イベントをやって、どのくらいの成婚率があるのかというようなことなんですが、実は婚活イベントまでは実際こちらのほうでやるわけですけれども、その後お付き合いをされて、成婚に至ったかどうかというところは、そういうところまで、結果が出たら御連絡くださいとは言っているんですけれども、なかなかこちらのほうには御連絡ありませんので、ちょっと把握はできていないというふうな状況でございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 把握はできていないということになると、何のためにやっているのか、その成果をやっぱり見ていかなければいけないというようなところがあると思います。 だから、例えば結婚したら3万円の商品券を送りますよとか、そういったところをしておけば、結婚しましたと送ろうかとか云々になってくるんじゃないかなと思うんですけど、そういったちょっと、やっぱり事業をするに当たっては、その結果がどうなったのかといったところが大切じゃないかなと思います。 それと、この間、何か月か前、結婚のきっかけは何なのかというようなニュースが流れて、以前は職場とか知人の紹介とか、昔はおせっかい焼きのおばさんたち、おじさんとかおばさんとかいう方がいらっしゃって、そういうふうにして2人を結びつけるというようなことが多かったんですけど、今現在は何とマッチングアプリが多いと、トップに立ったということなんですよ。マッチングアプリで出会う。だから、顔を合わせなくても自分で登録できる。やっぱりナイーブな人はなかなかそこに足は向かない。だけど結婚はしたいなと考えているときに、やっぱりそこでスマホ等を使って登録していくと、この人どうかなというふうなところが見れるかもしれません。県がそういうふうな事業もやっているんですけど、その辺についても、南島原市も婚活イベントといって催してお金を使うよりも、ネット上の中でそういった出会いをつくる場というようなところを構築していくと、もっといいんじゃないかなと思っております。その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 議員が今まさにおっしゃったとおり、アプリでやるというのが、新聞でもそういうふうに出ていました。まさに似たようなものとして県がお見合いシステムというものをシステムとしてつくりまして、県下の団体でやっているわけですけど、当然私どももそこに参加をして、自分ではなかなか登録できないというふうな方についてはサポートをいたしますし、その登録料として1万円の部分については市のほうで助成をするということで、そういうシステムが今主流ということですので、そういうことを進めていくということも当然取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) ぜひよろしくお願いします。できれば私もそういう、アプリじゃないですけど、婚活のイベント等あればちょっと出向いて、盛り上げる係として頑張りたいと考えていますので、ぜひ誘ってください。 一つ、こういう婚活のことがたくさんあるということは、恐らく議員さんをはじめ、いろんな私も調べたらこの長崎県には7つ、8つというような、市も含めて、あるんですけど、なかなかその辺が周知できていないんじゃないかなと。 広報みなみしまばら5月号の中には、南島原市の婚活支援について紹介しますというようなことで一回載っています。だけどなかなかこの辺が目が通っていないところ、周知がちょっと少ないんじゃないかなというようなところもありますので、ぜひその辺は周知していただいて、あっ、こがんとんあったんなというようなところで分かると、またその辺の数も増えてくるんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。 もう時間がありません。次に進ませてもらいます。 次は中学校の部活動の地域移行についてでございます。 第2回定例会において中学校部活動の地域移行についてお尋ねしたところ、教育長から、アンケートを取り、教育委員会の中に特別チームを立ち上げ検討に入る、素早くスピード感を持って進めていきたいと答弁をいただきました。その後、この件につきましてはどのような進捗をしているのでしょうか、伺います。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 休日の部活動の段階的外部指導者への移行について、本市の計画についてということでお尋ねの部分だと思いますけれども、スピーディーにと今おっしゃいましたけど、なかなかそこが頭の痛いところでもありますけれども、本年度中に児童・生徒、保護者、教職員に対してアンケートを実施する、これ1月に行う予定であります。その実態やニーズを把握する予定です。また、部活動の受皿となる運営主体や地域人材についても検討を行っていきます。 令和5年度には、南島原市部活動のあり方検討委員会、これは仮称になりますけれども、それを設置し、開催し、南島原市の部活動の方向性について話し合っていきたいと思います。保護者、地域への周知も段階的に行ってまいります。 令和6年度から、準備が整った部活動から休日の地域移行を行い、令和7年度から、全ての部活動での休日の地域移行を目指していきたいと考えているところであります。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) スケジュールは示されました。部活動のあり方の検討委員会のメンバーはどのような考えでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) あり方検討委員会のメンバーでございますが、これはあくまでもまだ案ではございますけれども、学校教育関係者としまして校長会、市中体連、県中文連、そして保護者代表といたしまして市PTA連合会、スポーツ等に関する団体としまして市スポーツ協会、それから文化協会、スポーツ推進委員、そしてTEAMひまわりなどから委員を推薦していただくということを今想定しているというところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 地域移行については、いろんなお金の問題とか関わってきますので、私が考えるには、企業とか商工会を中心に、そういったところを、お金のところを援助してくださるようなところもひょっとしたらあるかもしれません。市によっては、そういった商売をしている方々が中心になってスポーツを盛り上げるというようなところもあるみたいです。その辺はちょっと詳しくは今日は申せませんけど、そういったところもありますので、その辺についてはよろしくお願いします。 まずもって、本市における部活動移行についての課題についてはどのように捉えているでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 部活動移行への課題という今御質問でありますけれども、初日、酒井議員からの児童生徒の減少というようなところの質問がありましたけれども、非常に子供たちが少なくなってきているということで、非常にそういった中で、各学校では部活をしたいけれども、自分が思うような部活がなかなかできないというような、今傍聴に来ている
口之津中学校の皆さんたちも、中にはこういう部活をしたいんだけども、学校にはこの部活しかないというような、そういった課題、少子化における当然課題もありますけども、あとは金銭的な面も非常に課題のところがあるんじゃないかなと思います。 長与町の取組が日曜日の新聞に記載をされておりましたけれども、地域移行をする中で、指導者への対価として保護者に月3千円程度の会費を徴収するというような文言がありましたけど、今までだったらそういう3千円を徴収されるようなことはなかったけれども、移行になっていくとそういう保護者が負担するようなお金、そういったものが発生するんだな、そうすると、こういったものをいかに緩和していくかとか助成をしていくかとか、そういったことも非常に大きな課題になってこようかと思いますし、あとは、それを支援していただく、いろんな、先ほど議員がおっしゃいましたけれども、そういう受皿になる地域総合型
スポーツクラブ等も含めながら、そういったものを探っていかなければならない。 課題といえばたくさんまだまだあるのじゃないかなと思いますけども、人材の確保であったりとか、生徒の移動の手段をどうするかとか、そういったものも含めてたくさん課題があると思いますので、精査をしていき、一つ一つクリアできるように努力をしていきたいと思います。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 様々な課題があると思います。私も課題をちょっと挙げたら、受皿とか指導者、また指導者の資格、今資格がないと大会にも出れないというようなところもあるし、拠点や施設、お金、子供の数、教員の兼業の許可などそれぞれいろんなところがあるかと思います。その辺についてはこれからやっていかなければいけないというようなところなんですけど、長与町もさっきおっしゃったとおり、土日の地域移行に対しては3千円を保護者に負担をし、入会として1千円、平日の部活動は3日以内というようなことを取り決めてされているみたいです。 南島原市においても、その辺についてはやらなければならないと思うんですけど、南島原市はどっちかというと、部活動の外部指導者が結構入っていらっしゃいます。だとしたら、土日の部活だけではなく、平日の部活動についても、地域の人材が入って学校と離れたところでやっているようなとこもありますので、令和7年にそれをやるというようなところなんですけど、もう土日だけに限らず、できるところからそこはやっていく、できる競技からやっていく、または学校と学校と地域でちょっと合併して一つのクラブを成り立とうとか、そういったのも検討委員会の中で話し合っていきながら、土日に限らずそういうようなところをやっていくというようなところが、これからの南島原市の中学生のためには、早急に進める必要があるんじゃないかなと考えておりますので、ぜひその辺も、幅広くいろんな意見が出てくると思いますので、そういったところも含めて、土日に限らずというようなところでお願いしたいと思いますけど、いかがでしょう。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 生徒数の減少、教職員の働き方改革といった面から、将来的には休日に限らず、平日においてもやはり部活動の地域移行というのは、進めることは非常に必要なことだろうと考えます。 まずその第一歩として、やはり休日の部活動の地域移行というのを進めてまいりたいと思います。 今後、学習指導要領がひょっとしたら改定をされるかもしれませんけれども、文科省のそういう
ホームページ等にも十分注視をしながら、今後の動向を考えていきたいと考えております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) ぜひよろしくお願います。 私もスポーツ協会のほうに所属しておりますので、そちらのほうの検討委員会に入らせていただいて、いろいろ御意見等を述べさせてもらいたいと考えております。 次に、教育環境についてというところで、スクールカウンセラー事業について伺います。 本市の不登校者数は私が7月の議会で尋ねたところ、小学校が7名、中学校31名というふうに伺いました。そのほかにも心に悩みを抱えている児童・生徒、さらには保護者も相当数いることが予想されます。 そこで、本市に派遣されているスクールカウンセラーの実績について伺います。例えば中学校に週に何回とか月何回、小学校はどうなのかといったところをお願いします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 臨床心理士の活用の状況というようなところでお答えをさせていただきたいと思いますけども、現在、市教育委員会では、県教育委員会の支援により、児童生徒の臨床心理に関して高度な専門的な知識・経験を有するスクールカウンセラー、これが3名、また臨床心理士の受験資格を有するなどスクールカウンセラーに準ずる者、これが2名、合計5名を有しております。 その5名の方は、一部兼務する形態ではございますけれども、市内の全ての中学校に配置をしているところです。 なお、スクールカウンセラーの3名というのは臨床心理士の資格を有しており、スクールカウンセラーに準ずる者も含めて、それぞれの学校で相談業務に当たっているところです。一応中学校に配置をしているんですけれども、小学校は定期的に、そこからスクールカウンセラーが訪問する学校と、それから必要な場合、申請による訪問を行う学校、こういった非常に少し人数が十分配置されていないためにちょっと複雑なシステムになっておりますけれども、そういうような感じでおります。 中学校における勤務形態というのは、原則週当たり5時間を基本としております。小学校では、原則として1校について年間9時間以上勤務をするということになっているようなところがあります。 いずれにしても、まだ十分この人員の配置というのが少ないなという印象を持っております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) はっきり言って少ないと思います。文科省のホームページのスクールカウンセラーについてというようなものが載っているんですけど、その中のいろんなアンケートを、結果、学校が望んでいるのは1週間のうち複数日、小学校、中学校、もちろん高校も入っているんですけど、そういうのを望まれているみたいです。外部の専門家という位置づけで、価値があるとか、そういったところが望ましいというようなことがあります。 小学校においては、年に9時間ですよね。9時間というのはちょっと少な過ぎるんじゃないかなと。恐らくやっぱりそういったところをどんどん活用する必要があるんですけど、この辺の事業については県の事業になってくるかと思いますので、そちらのほうにも声を上げていただいて、進めていただきたいと考えています。 私も実際、こうやってスクールカウンセラーの先生が来てくださって、授業の中に、私が授業している中にただ外から見るだけで、あの子ちょっと気になりますねとか、そういった専門的な見方、私たちの相談に乗ってくださる、そういったところもありますので、そこは今からやってもらわなければいけないし、保護者にもやっぱ子育てについて悩んでいる方には、そういう専門家の、私が幾らしゃべるよりも専門家の話として面会をしていただいて、お話をされる、そういったところは保護者にもとても有効じゃないかなと考えていますので、どうかよろしくお願いいたします。 最後です。 もう一つは、学校では虐待やいじめのほか、学校、教育委員会の過剰な要求や学校事故への対応等のいろんな課題が増加しています。全国でも、いろんなところでニュースに流れていますが、まず教育委員会として相談できる弁護士はいるのか、南島原市に、そこを伺います。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 南島原市顧問弁護士という名前でよろしいかと思いますけれども、そういう活用についてということでございますけれども、今議員がおっしゃったような、学校管理下における様々な事案というのは当然あるわけなんですけれども、そういう事案において、南島原市顧問弁護士に法律相談を行うことは当然可能でございます。教育委員会においても、これまでに活用した事例はございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 私が現役のときには、そういった法律相談ができる弁護士がいるとか、そういったことは全く知りませんでした。ぜひこの辺は各学校へ周知していただいて、先生方の、本当にすばらしい教育をする、自信を持って教育をする、そういう意味では、しっかりと相談できるところがあるというようなところを分かっているのと分かっていないのでは大きく違うと思いますので、その辺の周知はよろしくお願いします。 これは南島原市の顧問弁護士でよかったですよね。さっき……。その弁護士は。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) そうです。南島原市が委託しております顧問弁護士ということになります。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) そういったところでフォローしていただければいいんですけど、自治体によっては、教育行政に詳しい法務相談体制も構築されているところもあるようですが、その辺については考えはないんでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 教育委員会専門の弁護士ということだと思いますが、費用等の問題、あるいは利用回数等の問題もございますので、今のところは市が委託しております弁護士さんを有効に活用できればというふうに思っております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) これまでにも、学校から相談があった場合には、こういった顧問弁護士の活用を紹介しておりましたけれども、議員御指摘のとおり、周知が不十分だったなというところもあるかもしれません。今後は、市の校長会とか教頭会等で定期的に周知を図ってまいりたいと考えております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) 校長会、教頭会で周知を図っていく、恐らくこれまでもそういうふうにされていると思うんですけど、校長、教頭以下、教諭が知らない状態ではどうもなりません。ですから、もちろん、だから校長会、教頭会に行ったときは必ず学校で伝達をする。しっかりとそういうふうにして相談体制を築かれているので、自信を持ってしっかりと子供たちの教育のために頑張りなさいというようなことをぜひ言っていただきたいと思います。その辺についてもよろしくお願いします。どうぞ答弁をお願いします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 今田中議員がおっしゃったとおりです。校長や教頭に伝えればいいということじゃなくて、しっかりと教育現場にそういったことが通るような、そういう指導していきたいと考えております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 田中議員。
◆5番(田中克彦君) それでは、そういうふうにしていただくということを答弁いただきましたので、これからの南島原市の教育界は明るいというふうに私は確信をしております。2分ほど余りましたけど、これで私の一般質問を終わらせていただきます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) これで、5番、
田中克彦議員の質問を終わります。 ここで11時10分まで休憩いたします。 午前10時59分 休憩 午前11時10分 再開
○議長(吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、10番、
高木和惠議員の一般質問ですが、
代表監査委員に対する質問の通告があっておりますので、宮崎太
代表監査委員に出席をしていただいております。 それでは、10番、
高木和惠議員の質問を許します。10番、
高木和惠議員。
◆10番(高木和惠君) (登壇) 本日の2番目、10番、偏西風、高木和惠です。南島原市民の代表者として、令和4年第4回定例会での一般質問を一問一答で行います。 今回も幅広く、松本市長の政治姿勢についてと掲げて、前回に引き続き、1、財産の処分について、2つ、監査について、3つ、
自転車歩行者専用道路について、4つ、市民の声、以上4項目に分けて通告しています。 私はこれまで是々非々、是は是、非は非として、いいことはいい、悪いことは悪いということを主張してまいっております。税金の使い方を主に、市長の使い方については市長の考えを聞いてまいっております。公務員は、全体の奉仕者であり一部の奉仕者であってはならないことを心に決めて活動しております。 それでは、質問に入ります。 1つ目、松本市長の政治姿勢について、前回、これは給食センターの払下げというか、布津町の給食センターの払下げです。これについては、これはもう可決して結果が出ておりますけれども、私は異議があったので異議ありということで、納得できないところがあったので市長にお尋ねします。 市長は、6月16、17日に、新地権者と返した土地を新しく購入された地権者と契約を交わされております。その理由をお尋ねしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) これより答弁を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、
高木和惠議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、財産の処分についてでございますが、最初に、新地権者と土地の再契約の根拠はということについてでございますが、旧地権者と新地権者との間で売買契約が成立をし、土地の所有権がまず移転されました。旧布津学校給食センターの建物が現存することを根拠として、旧地権者とは6月16日を合意解約日とする賃貸借契約合意解約書を結んで、6月17日に新地権者と土地使用貸借契約を結んだということであります。以上です。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 今説明の中にちょっとなかったように思うんですが、返した土地をまた再び新しい地主と契約をしたということについて、もう一度簡単に結構です、そこだけを。 総務部長、市長でしょ。あなたに聞くけん、十分、後から。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 先ほど言ったとおりでありますが……。(「もう一回言ってと言ったんです、そこだけ」という高木議員の発言あり)聞こえませんでしたね。 旧地権者とは、6月16日を合意解約日とする賃貸借契約合意解約書を結び、6月17日に新地権者と土地使用貸借契約書を結んだということであります。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) なぜ結んだのかって、もう返したんでしょう。旧地権者の人が更地にせんでいいからそのまま返してくれろと言うとるのに、あなたたちは解体費が要らん、要らんと言うて、説明で、返したんでしょう。それで、売買契約を新地権者に移っていますけども、何でそこ借りたのかと、契約したのかというのを聞いているんです。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) これについては、部長のほうから説明をさせます。(「議長、私が聞くって。違う、違う、市長に聞くって、今のうちに。あんた黙っとかんね」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 新地権者と結んだという根拠ですが、結局、旧布津学校給食センターは市の財産であります。市の財産であることから、旧地権者から土地を借りていたと思います。土地の地権者が新しい人に替わった。ただ、建物は市の財産でありますから借りる必要があるということで、新地権者と契約を結んだというところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) じゃ、総務部長、あなたに質問します。 あなたは、7月21日やったかな、議案の説明をされました。どういうふうに説明されましたか、お答え願います。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 今、議事録を持っておりますので、そのときに発言したことを読み上げさせていただきます。 議案第34号「財産の無償譲渡について(旧布津学校給食センター)」でございますが、本財産は平成4年度建築、平成5年4月に供用開始され、令和3年8月末廃止された施設で、鉄筋コンクリート造り平家建て、一部地下がございます。給食調理棟と車庫、プロパン庫の合計628.11平方メートルでございます。 本財産の敷地が借地であり、土地所有者が同財産を活用したい要望を受けて公有財産活用評定委員会で審議した結果、財産を無償譲渡するものでございます。譲渡日は、令和4年9月1日を予定しております。 資料1は位置図、資料2は建物の写真ということでございます。なお、本箇所は布津町貝崎地区に位置しております。 以上で、議案第34号の説明を終わりますということでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 提案理由は述べられましたか。提案理由、述べてないです。早よ、言わんね。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) この中で言うと公有財産活用評定委員会で審議した結果、財産を無償譲渡するものでございますというところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 所有権者は誰ですか。無償譲渡を受ける人、誰ですか。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 株式会社平成産業でございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 株式会社平成産業に無償譲渡することを提案された提案理由は読まずに、議案の証明をされましたよね、説明をね。 私は、市民から、高木議員、あの布津の給食センターは誰が買われたんですかと聞かれたんです。いや、あれは誰も買うとらっさんとですよ、無償譲渡です。建物も全て、あの備品もということで説明したんです。誰ですか、その方はと言われたんです。ここでは、名前言うな、言うなと言われるんで、私も最初は提案理由に書いてあったから言ってよかとかなと思ったけど言わなかったんです。しかし、そういうふうに聞かれたので、私言いました。今、提案理由の中にありましたよね、平成産業ですよね。 あなたの一番最初の説明は、これ無償譲渡についての提案なんですが、平成4年に借りて建築して、5年から供用開始してと、そのようなことを最初からずっと言われているんですね。そして、廃止したのが令和4年8月に廃止したということですね。とにかく、このときの所有者といったら、やっぱり私たち最初に借りとった地権者が所有者と思っている、地権者ね。その人に無償譲渡さすとかなと私も思っていたんです。黙って説明ば聞いとったときには。 そして、これ委員会に付託されて、委員会でも何一つ出てきませんでした、契約書。流れも分からない。これ委員会の議員さんからも出ましたよ、議員からも。議長がちゃんと出してくれろと、これじゃ審議ができんということで、出してくれろと言ったのに何一つ出てきませんでした。 私が、そのとき、とにかくあなたたちは、もう更地にせんでよかけんと言われて、ああ、金が要らんけんか、もうやろうということでやっていると、もうとにかく更地にせんでいいということで、お金が要らんということはそこばかっしだったんで。 しかし、総務部長の答弁なかなか分かりづらくて、説明が。5月に打診があったと、そこですよ、5月に打診があった、更地にせんでもよかけんでと。更地にせんでよかけんやろうと決めたと、そのやろうと決めたのは誰がどこで協議して決めたのかお尋ねしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) これは、先ほども申しましたように公有財産活用評定委員会、そこで決定してということでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 5月2日に打診があったと、その打診については、更地にせんでよかけん返してくださいと言わしたけん返そうと思うたとでしょう。そのときの委員会の日付分かりますか。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 先ほども申しました公有財産活用評定委員会は、6月28日に開催しております。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) そのこと聞いとらん。5月2日の打診は、一番最初の平成産業じゃないでしょう。一番最初から借りた布津町の地主さんでしょう。その人から打診ばさしたとでしょう、更地にせんでよかけん返してくださいと、そのことについては誰がどこで決めたんですか。これ打診があったのはどこですかて、あなたの答弁では分からんけん、これどこに打診があったとねというたら教育委員会ですよね。私は聞きました。誰に、その打診は教育委員会に来てると。誰が受けたのかというたら職員ですと、職員が受けて、そういう大事なことは、あなたたちには言わんわけですか。電話がありましたと、書類も何も作っとらんじゃろう。更地にせんでよかけん返してくださいというのは、書類ば作らにゃんでしょう。それに基づいて返すんでしょう。違いますか。 そして、言っとく。今8月に廃止したてなりましたね。あなたにも聞きました。私は7月に廃止とか、8月に廃止とかて耳についとっとけど、どっちが正しいんですかとあなたに尋ねました。時間をもらって回答がありました。あなたは8月に廃止しましたと言いましたよね。それに対して。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) その8月に廃止したというのは、総務部長の提案理由の話だと思いますけれども、旧布津給食センターの廃止は、令和3年8月でございます。(「打診のとも言ってよ、打診」という高木議員の発言あり) 打診状況につきましては、教育委員会のほうに、令和4年5月に電話があったということでございます。ちょっと売りたいということで、こちらにお話があったというところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) その打診に基づいて動いているんですよね、今回。それに対しては、何もあっとらんよね、活用評定委員会も開いとらっさんとでしょ。開いて、それは6月28日でしょう。返したのは6月18日に返しているんでしょう。6月17日にもう売っとらしたとて。最初の地主さんと、今あんたの提案理由にあった平成産業にもう売っとらしたと。それば自分たちが見たけんで、その前日に解約を作っているんですね。総務部長、知っていますか、あなた。知っていますか、返事だけで結構です。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) そのいきさつは聞いておりますので、知っているということになると思います。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 私は書類をもらって今、回しましたよね。既に売ってあったと、もう売買があっとったと、6月17日に所有権移転もあっていますよね、法務局のとに。それを見て前日に解約しているんですよね。その解約は、もうその書類ば見たから解約の契約ば交わしとるだけであって。あなたたちは、そこに本当なら更地にせんでよかけん返してくださいといったら、そこに建物もやると私は思っていたんです。でも土地ば売るけんと言うたけん、もう買手がおったわけですから、自動的に一番最初の地主さんにそのまま建物ばやっとけば、それ、そのまま、そりゃその買わした人に行きますよ。 でも、今さっきからずっと言いよらすけど、活用評定委員会、これの委員長は副市長ですよね。ここの中には、7月に廃止となっているんです。あなた8月と言うたけど、私もどこかに書いてあったと思ったら、7月なんです。だから7月か8月かと、あなた8月と答えたとね、時間も取って答えました。これ7月ですよね、活用評定委員会、そこで書いてあります。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 先ほど私が申しましたのは、旧布津給食センターの廃止が令和3年8月……(「7月と書いてあると」という高木議員の発言あり)8月に廃止をしているということを申し上げたところでございます。(「それ一遍聞いた。あんた8月、ここは7月」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 学校給食センターの廃止じゃなくて、用途の廃止を7月ということで聞いております。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 用途の廃止が7月だそうです。あなたも言ったよね、用途の廃止は7月、普通財産に変わったのは10月か11月やったですよね。用途の廃止と聞いたんですね、8月ですと答えましたね。 あなたたちは答えが幾つもあるからどっちが本当て聞いただけで、そう重要な問題じゃないと私は思っているので、もう廃止するんだから、あそこは。前の議会でずっとあそこはもう少し延長してということだったけども、1か月だけ深江を延長しただけですよね。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員、答弁。副市長。
◎副市長(山口周一君) 用途の廃止というのは、給食が終わったということでの用途の廃止でございます。(「そうそう、それでよかとです」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) だから廃止、もうこれは使え使えといっても、深江でも使え使えと言ったけど、これを結局そのまま返した。何せ事前に聞いたんです、課長に。あそこ一番最初、更地にせんでよかというとで喜んで返したろうと。そして、17日にも所有権が移転されとった、法務局のあれば見とらすけんで、その前日に解約したことになっているんです。 その解約した内容、契約の内容にも、あの更地を望まんときに地権者と話をして、現状のまま返してくださいと、更地にせんでよかけんというのはうたってあるんです。だから、そのまま建物をつけて返してもいいんですね。 そしたら、それを欲しがっとる人ですね、あそこ食肉加工をされるんですから、だからそれはそれでいいんです。何でそのままでよかったのに、何で市長は、まだ契約ば交わしとらすとやろかいというのは、その建物を更地にせんで現状のまま返しますから、これ賃貸のお金も先払いしているんでしょ、1年分。5年3月まで払ってたんでしょう、総務部長。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 賃貸借契約は1年分を5月末に払っておりました。(「いつ払ろた」という高木議員の発言あり)5月31日です、払ったのは。日割りで戻してもらったというところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) ここでも私は発見したんですが、口之津のターミナルのあそこの売店、あの人たちが前納されていますよね。普通、部屋代は前納するんですけど前納だったと、それを返さんばならんということで条例をつくられた。 そのときに、市では使用料なんか最初にもらうというのはないんです。いつも使用料なんか後にもらうんですと、自分たちも後に払うんですて言わすけん、また家賃なんか誰でん手前で払うとが標準ですと、あなたたちはそうなんですかといって、そこでそういう疑問があったのに、今回のこの給食センターのとはもう既に5月に1年分払っていたと、1年分払っとったら勝手に売っていいんですか。あなたたちは黙って売っとらしたけん、その前の日に解約したことにしようかと、そういう説明なんですが、払とっでしょう、お金ば。それ取り戻しただけでよかとですか、契約ってそういうものですか。総務部長にお尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 契約に基づいて当然、借地料をお支払いをされているという……(「聞こえん」という高木議員の発言あり) 契約に基づいて、旧地権者に指定期日に支払いをされているというのは、契約書に基づいてされているということでございますので、それはそれで正当なやり方だと考えております。 当然、所有権が移転すればそこまでの分で、日割り計算で返還をしてもらうということも通常の在り方だと考えております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 総務部長、令和4年4月1日から令和5年3月までお金ば払とっとでしょ。で、そこ借りとっとでしょう。借りとっとを既に6月返したと、6月に売っとったということが発覚したときには、議会に説明せんでよかったとですか、そういうことを。ただ、後ば返してもろたけんよかですよと、総務部長、そういう考え方の持ち主ですか。契約があったら勝手に売ることならんでしょう、お金ば払っとって。 そして、これ私は思ったんで、余談になるかもしれんけども、5月19日に臨時議会が開かれました。選挙に出ない人も全部招集して、あれ何のことをやったか、堂崎の埋立地の農協の建築に対して補助金とか、あなたのあれですかね、答弁だったけど、今年中にあそこを建てたいということであって議会を招集したと。そのときに全協でも何でもよかったのにと私たち言っているんですよ。 だから、このことについては監査請求も出ていますよね。市長、副市長のところにも外野から電話かかりませんでしたか。備品も全部売らずに、全部、全て無償譲渡ということで、いや、それは備品はそがん黙ってくれちゃつまらんということで、いろいろ私にも来ていますけども、行政側にも来ていると思いますけど、市長、副市長どっちでもいいですけど来ていませんでしたか、そういう苦情が。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 私には直接来ていません。(「誰に来とっとですか」という高木議員の発言あり) それは、私は存じ上げません。(「市長、来てませんか」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) その件については、私も記憶がないです。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) じゃ、言わせていただきます。元議員です、元議員さんがそれはおかしかと、おどんだんのところがオークションで売りよったよて、備品ね。私たちも西有家も公民館ば解体したときには売りましたよ、オークションで。これ市民の持ち物ですということで幾らでもいいんですよ。 給食センターは特に売らんばならん、金に換えんばならん。建物だって売ってよかそうなもんですたい。更地にせんでよか、そのままでしょう。それはそれで終わりならいいけど、それ譲渡先が、平成産業が買うとらすとでしょう。そこに無償譲渡でしょう、全部。建物から何から備品から、そういう流れを知らなかった、私たちは。全然、総務委員会でそういう話出てきませんでした。何一つ出てきません。 このことについては、市民の人たちが何か監査請求して、要求して、契約書を求めたらぼんぼん出てきたと、びっくりしましたけど、市長、副市長には誰も外野から文句が出なかったということですが、私、言いましたよ。市長、副市長に言うたら、今後こういうことがないようにしますと言わしたと。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 今こういう人からあった、こういう人から、いろいろあなたがおっしゃった多分同じ人だろうと思います。今あなたの説明を、議員から説明を聞いて、ああ、俺も欲しかもんがあったと、そういうふうなことは電話がありました。これもたしかありました。 私は、今議員がおっしゃったような返事はしていないつもりです。聞いておったということであります。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 今私のほうにも元議員とそういう話があったもんだから今思い出しましたけども、これはもう既に議会の議決が終わった後での話であって、その前に議員がおっしゃったような格好での話はございませんでした。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 議決が終わった、終わらんの関係なく、市民が見て、元議員さんらも見て、おかしかと、備品ばあがんして全部やってしまうとおかしかと、財産であってね。そういうことをとにかく言われたんですよね。 だから、今市長はそういうことは言ってないということだから、どっちかがうそかもしれませんけども、今後こういうことがないようにしますと言うたばいねと言われたので、今回のことはやっぱり落ち度があったと思っとらすとかなと私は言ったんです、その人に。 これ進みます。監査請求が出ていますので、それじゃなくてその下、2番、残りの給食センターの取扱いについてはどうされるのか説明を、簡単で結構です。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 残りの旧給食センターの取扱いについてでございますが、土地が借地の旧給食センターについては、市において何か利活用ができないか検討した上で、利活用が見いだせない施設については、将来にわたり市が施設の維持や借地料の支払い義務を負うことになるため、土地所有者の意向を確認しながら、建物は譲渡または解体を行い、土地は返還していくという基本方針としております。 ただ、いろんなケースが考えられますので、そのときに対応したケース・バイ・ケースでの対応も取ることもあろうかと思います。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) そのときにあなたはそう言うたけど、委員会の中でもまた出ましたよね、そういうケース・バイ・ケースというようなことじゃいかんということでね。 これはもう議決が済みました、議会が通りましたとあなたたちは言っているけども、通るようにあなたたちが仕組んでいるんです。何一つ出さない。言いよること全然分からん、総務部長が言いよること全く分からん。あなたは全然関わっとらんとかねと、これは大体教育委員会ば連れてこんばならんやろうと。動いとっとは教育委員会ですから。この間一般質問したら、私たち知らんこと、令和3年のこと、3回行ったと、旧地権者のところに、更地にしてください、更地にしてくださいと言われたと。いろいろ、私はそこら辺も知らなかったんですが、あなたのおかげでいろいろ分かった。これが終わったのは最近です。誰が買われたんですかとか、これうそか本当か分かりませんけども、あなたたちどっちがうそ言うか分からんけども、この布津給食センターは相当欲しいという人たちが多かった。少なくとも私は5件知っています、5件。 それなのに、待っとってくださいと、広報紙ば見とってください、入札をしますからと言ったと。ずっと見とらしたと、全然なかったと、そうしよったら、議会で済んだと、あら誰かのところに行っとるという話を聞いて、私に聞かれたんです。 私は反対に言うどころじゃない。もう向こうから聞いたことが目からうろこ。あなたたちは何て言いよっと思う、今の後の活用。これ北有馬は絶対更地にせんばならんとです。これはどうがならんとです。言うとっとね、誰が言うとっか知らんけど。そして、西有家、これはまだ契約らしい。これも市のと地権者のとがあってちょっと難しかっですよと。 とにかく深江は売買ですよね。建物でも何でも金に換えて売っていますよね。これは完結してはおりませんけども、まだあそこは残っていますよね、深江ね。布津は売ってよかったろうにて、買手がたくさんあっとやけんで。深江の建物も備品も金に換えとっとですよ、あなたたちは、多分、計算はと私思う。時間があれば言うんですけど。 そういうことで、あなたたちは布津のところも地権者から土地ば買うてきてください、それ全部やりますからって言われて、どがんすればよかと。土地ば買うてきてください。行かれたそうです。何回も地主さんのとこに。あなたたちは考えられないことをしよる、陰で。 一般質問でいろいろ本当に、南島原市のことば考えて質問があっていますね。そのたびに市長は、皆さんと一緒になってと、あなたのカラーで進めんばならん。いいことには賛同しますよ。悪かったらブレーキかけますよ。皆さんで皆さんの意見をって進みません。あなたのカラーを出しなさいと。松本議員が市長になってからずっとあなたのカラーを出しなさいと、賛同するからって、みんな今までの議員言っていましたよ。あなたのカラー出ていません。だから進まないんですよ。あなたが決めんば進まんとって、職員はあなたについていく、議員もあなたについていくんですよ。悪いところはそれ訂正はさせますよ、いろいろ。やっぱり基本になるとのなかったら、何も南島原市のよさは出ませんよ。 子育てを基本にすれば仕事が要るんです。お年寄りを呼んでも人口は増えるんです。そしたら病院が要るんです、健康状態のために。このぐらいのこと分かりませんでしょう、あなたは。そうですよ、若者がおれば仕事が要るんです、仕事先が。お年寄りはもう年金を持って帰ってこられるようにしとっです。人口が1人増えると、男も子供も女も赤ちゃんも誰も一緒なんです、人口が増えるのは。そういうことも考えつかんようであったらトップとして失格です。 このことばかりは質問されませんけども、今の言うた跡地の考え方、跡の給食センター、あなたたちはそがん言うとっと。もう考えられん。ここでは収まりませんので、後でまた議員も入れて、この跡の給食センターの活用については聞かなきゃならないと思う。 せっかくですので、わざわざ来てもらっていますので監査委員にお尋ねですが、今回のこの問題ではいろいろ私の耳に入りました。前回も言いました。ちゃんと何か条例があるそうですよということも聞いていましたので、今回の財産の無償譲渡は、市が定めている条例の条件には該当していないけれどもと、条例違反じゃないのかという監査が出ていると思いますけども、これに対して監査委員事務局
代表監査委員にお尋ねしますけども、どういう結果を出されているのかというのをお尋ねしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 宮崎
代表監査委員。
◎
代表監査委員(宮崎太君) 今回、財産の無償譲渡につきまして住民監査請求がございました。今、高木議員がおっしゃりました市が定めている南島原市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例では、譲渡先を公共性が高いところに限定しているが、今回の場合はこの条例の条件には該当しない、条例違反ではないかという主張がございました。これについて監査を行いました。その結果を、今から述べさせていただきます。 財産を無償譲渡する場合は、その譲渡の決定でございますが、これは議会の議決事項となっております。根拠は、地方自治法第96条第1項第6号でございます。 しかし、条例に定めがあるものについては、議会の議決は要らないということになっております。議会の議決が要らないということはどういうことかといいますと、すなわち市長の権限でできるということでございます。 したがって、条例は議会の議決を得ないで市長権限でできるときの条件、内容等を定めているにすぎません。当然この条例の効力はこの条例を適用し譲渡を行った場合のみに限られます。この条例に該当しない場合は市長の権限では譲渡できませんので、当然議会の議決が要ることになります。 今回の場合もこの条例の適用外の案件でございますので、法律の規定に基づきまして議案を出され、そして可決をされています。可決されたということは、その時点で地方公共団体の意思決定がなされたということになります。 したがいまして、条例違反という主張につきましては、その事実もございませんし、理由がありませんでしたので、棄却という形で監査をしたということでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) なかなか私としては、その監査請求をされた人の気持ちというのは少し分かるんです。なぜならば、皆さん、国の金ででも何でもいいんですが、補助金をもろて建てた建物に対しての譲渡のやり方については、私の手元にも来ています。 譲渡する方法として、多分処分する方法としてはいろいろ書いてあるんです。譲渡とか譲与とか、そういうのに対してそういう監査をされたと思うんですが、今、監査事務局の監査委員の見解としては、条例で定まったことはもうそこでいい、定まってないことを結局こういう第三者にやるとかそういうことに、公共的なところじゃないところにやるときには、議会の議決が要るんだと。だから今、条例があるというのは、あれは公共的なところのやり取りの場合があそこで定まっているんだということだろうと私は思います。 であれば、市民の人が言っとらす、これに当てはめてやれるというのは、過去に何かありましたか。例えばば、話して聞かせていただければ分かると思うんですが、例えばどういうときにこの条例を使ってやったかというのが、前例が何かありますか。とっさに言ったので、すみません、誰か職員さん、分かっとったら教えていただきたい、この条例を使って。
○議長(吉田幸一郎君)
代表監査委員。
◎
代表監査委員(宮崎太君) 今その条例を使って譲渡したことが過去あるかという御質問でございますけれども、私の記憶ではこの条例を使って譲渡したという事例はないと思います。 今回と同じように、地方自治法第96条第1項第6号で議案を出すという事例は、過去いろいろ今までたくさんあっています。そういうことです。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 今出てきました。南島原市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例、平成18年3月31日、条例第48号とあるんです。南島原市の財産の交換。だから、南島原市の財産の取扱いの条例と多分思われていたと思うんですね。これ時間が限られておりますのでこのぐらいにしておきますけども。 監査について、私が監査の結果をもらいまして見ました。全部は言いませんが、私は、委員会のときに総務部長の答弁が、とにかくあなたは全然関わっとらんごた、誰かから聞いたとば何か私たちに言いよっとじゃないと、ここに教育委員会を連れてくればよかとに、関わっとらす人を、打診でん何でん受け取らすとやけんて私言いましたよね。そこがずっと抜け切れなかったんですがね。監査の結果に意見書がありましたよね、行政に対する意見が。短く、いいんです、その辺のところを指摘されたのは、私ちょっと喜んでいるんですけども、よく市長、聞いてください、監査委員の結果を。
○議長(吉田幸一郎君)
代表監査委員。
◎
代表監査委員(宮崎太君) 今回の住民監査請求の審査をしていく中で、市役所の対応が不十分じゃなかったのかなという点が見受けられました。 改善すべき点ということで、監査委員の意見として2点記載をさせていただいております。 まず1点目ですが、今回住民監査請求があった財産の無償譲渡の議案につきましては、所管の常任委員会に付託をされて審議が行われております。審議の過程を常任委員会の会議録や出席した担当部署への聞き取りにより確認をいたしましたが、その常任委員会での質疑に十分対応できてない様子がうかがわれました。議案として提案している以上、準備を行い、万全を期して議会には臨むべきであります。 今回の場合についていいますと、総務部で対応ができない場合のことを考え、普通財産に所管外になる前の担当部署でございました教育委員会も交えた中で議会対応するのがベターではなかったのかなと感じました。 そのようなことで、今後は議会軽視という疑念が生じないように、十分説明ができる対応をお願いしたいという思いで指摘をさせていただきました。 2点目、もう一つ、すみません。文書によらない電話でのやり取りなどにつきまして、一部文書として残されていない点が見受けられました。文書管理の在り方について、いま一度考えていただきたいということで、意見として申し上げております。以上でございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 大変ありがとうございます。 委員会の中でもいい質疑が出ているんです。ケース・バイ・ケースということじゃなくて、行政だからちゃんとしたことを考えて、そういうことも出ているんです。でも最後に、私はもう何もなかったけんで、ただ納得できなかったから異議ありと言ったんです。御異議ありませんかと、異議ありと。そしたら起立採決で、みんな立たれました。私はいつも常に言いたい。自分が聞かれたときに答えができるようなことであれば賛成されても結構ですが、いや、分からん、みんな立ったけん立ったて、これじゃ私は市民の代表とは言えないと思いますので、お願いしときます。そげんして、分からんときにはまた行政に突っ込んで、よく分かるまで説明がもらえるんですから、それを私は自覚してほしいと思います。 もう17分ですから到底時間足りませんけども、皆さんがおっしゃっています自転車道路、このことについて、私最近このぐらいの年齢ですから皆周りが。あれはあそこの完成したぎっと、歩かるっとやろうかいと、ええと私びっくりしたんです。自転車歩行者道路でしょ。いや、自転車とかサイクリングて言いよらすけん、歩かるっとやろかいと思ってて、こういうやはり差があります。自転車道路、サイクリングロードというけん、自転車が走るところと思っとらすわけね。歩かるっとですよと、私、便利になるところ歩かるっとですよと言っています。 そこで、西有家に対してお尋ねします。この間言っておりましたよね、建設部長。あの交差点、アムールと有家のところ、警察に聞いてくださいと、聞きます、はいていうて答えば、聞きましたか。
○議長(吉田幸一郎君) 建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 西有家町の以前から……(「そがんこと言わんでよかけん、聞きましたか」という高木議員の発言あり) 聞きました。今協議も進めておりますけども、仕上げ的な部分の整備の仕上がりというのは今、調整をしているところでございます。どうするという書面とかはまだ頂いておりません。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 今のごと読まずに、自分の頭の中を答えてもらえれば早かとですよ。私言いましたよね、聞いてくださいって、はいと言ったよね。すぐ聞いたろう、あんた聞いたねって、聞きましたと。何て言わしたねて、もう答えの出といけん聞かんねと言いよっとよね、市民に答えの出とるけん。そしたら聞いたと、なら今度はそがん発表しますよねと言うたら、何て言いましたか、あんたは。私が言うけん。 文書でもろとらんけんて言うたね、なして文書でもろとらんて。私は確認しましたか、警察がどう言いましたかと。警察が横断歩道を造ります、信号を造りますって言うとっとが本当かどうかあなたたちに確認をしてほしかったんです。 市民の方は、電話がかかってきた警察からて、私たちに申し上げらすけど、やっぱり私たちはあなたたちを信用したいので。そしたら、電話ありました。聞きました。そがん言わしたけど、そしたら発表せんでね、この次発表してねといったら、いや、文書でもろとらんけんでですよ。文書でもろとらんとの教育委員会、電話で受けただけで、それに基づいてくれとっじゃなかですか。もうよか、よか。 あと2つ、これは西有家のあそこ、誰でん言わすとけどトンネルを掘ろうかい、ぐるっと回らせようかいてあんたたちは言いよったけど、私はもう聞いとっとって。あそこのスロープを上って、緊急車両の前を通って下りて行かすとって、あそこ。そうですよね、イエスかノーかお答え願います。
○議長(吉田幸一郎君) 建設部長。
◎建設部長(柘植善和君) 御質問の引無田、長無田の消防署の前ですけども、道路の計画は、消防署の前、正面を上がって、埋立てのカルバートのほうに入り下っていくような計画です。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) もう私、詰めて聞いております。あそこは拠点地があります、災害防災拠点、あそこから上っていって、そして、緊急車両の前を通って下りていくと。あそこは龍石の子供たち中学生、あれが一番いいんですよ。浜浪屋のところのあそこの交差点までアムールのところのあそこまではスムーズにいくんですよ、本来は。トンネルば堀ればよね、でも、それは上って下らにゃん。 そして、この自転車道路については、ノーカーボンて市長も言うとらすけど、これ出来上がったらぜひ通勤として職員に自転車で走らせらすですよねと言わしたっですけど、聞いてみますと言いました。市長のお考えを。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 職員に、そういう自転車を活用した通勤体制というのも考えてもらうように今も言っておりますし、そういうふうなあれで考えておりますが、100%というわけにはいきません。 いいですか。職員もそういう沿線、あるいは山の上から仮に来とる職員あたりが来て、そして通勤する、そういうふうなこともありますので……(「100%じゃなかったでしょう」という高木議員の発言あり)100%はいかないと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 私が言うのは、何事でも100%無理でしょう。あなたのって言い訳やもん。自分が責められんために、かん言うとかにゃんけんて、そういうことじゃない。 あなた今、山手から来る人は自転車道路に入らっさんていうけど、方法はあるんですよ。山手から来てもどこから来ても、ある一定のところまでしか自分の自家用車は置かないと。いろいろあるけど、そういうのは言いよらん。 ただ、市民の人が通勤・通学といううたい文句もあっとだから、通勤というなら一番多いのは市役所の職員でしょう。そういうことになるんですかと言わしたけん、じゃ、聞いてみますと言ったんです。あなたはそう心配せんでいい。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) いや、いつも議会の後、あなたはそう言ったろうというふうなことで、やっぱり言われることが折々ありますので、100%、ああ言っとったけども職員はこのくらいしか行っとらんじゃないかと、そういうことはやっぱり私自身も言われたくない。それは上から来る分がよかです。帰りがけ、山の上に上っていく、かなりそういう起伏のあるところを上っていく、そういうふうな状況も考えれば、さっき私が言ったのは……(「分かった」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) 市長はもう前から私も気づいていたんですが、私はこれだけどんどん言います。私にも批判ありますよ。覚悟の上でしゃべっているんです。あなたは自分が言ったら、誰かれが、市長はあがん言わしたでしょうて言いますよね。それがやはり、それを払拭するために細かく何かぐずぐず言わすとけど、市長は何ば言いよらすとかいっちょん分からんというのはあります。 あなたはそう言うんであれば、これは通告していませんけど、あなたは自分で掲げたでしょう。ゼロ歳から無償、子育ての保育料の無償化の推進、前から言いよるでしょう。ゼロ歳か2歳だけの人が有料です。だから、自分が言うたことは、私が何回言うてもせんもんの。私が公で、全部じゃないんですよ、全部該当するってなかでしょう、何でも。 だから、そういう大ざっぱで市民の方が言われたけん聞いたんだから、それはそのようにしますと、あなたの配下ですから職員は。自分たちが考えたんですよ、この通勤・通学というのは。議会から出ていません。あなたが勝手にもらったとでしょうが、負の財産を。まだもう一つあるけど、何でもただより高つくのはないって、初めからずっと私言っていました。どれだけ高くつきますか。 あなたたちが私たちに内緒で35億ももろたとでしょ、国と。国も何なかとに南島原市だけにやりません、こういう金は。だから、観光のためにということでしょ。雲仙市なんか道路が広かけん自転車で走りよらすですよ、サイクリング。私が言いたいことはたくさんありますが、こういうしゃべりでするから批判はあるんです、覚悟の上ですたい。 私は、全体の奉仕者ですから一部の奉仕者じゃありません。口之津の390メーター、細かく言えば388メーター、なしてあそこだけ通さすとですかと言われました。いや、言われんとげな、広がるげなけん。そういう言われんようなことはしないほうがいいと思う、私は。堂々とこういう理由があって通したんですよと言わんばならんでしょ。地元の人は知っとらすと思う。なるだけ言いたくなかことも私も分かるから前回も聞きませんでした。しかし、なしてあそこだけと言われるから聞いてみてくださいと。 そしたら、もう時間がないけんで、マイナンバー、MINAコインでちょっと上げています、市民の声。これ職員はどのくらいですか、パーセントで。職員がマイナンバーの申請をしている職員のパーセント、それとMINAコインに関わっている職員、パーセントでお答え願います。
○議長(吉田幸一郎君)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(山崎康徳君) 職員の交付率でございますけど99.8%となっております。ちょっと職員が何人関わっているか、ちょっと今。(「よかよか、99%、そしてMINAコイン、分からんとやろう、職員な」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 分からんならもう分からんで。(「分からんなら分からんと言わな」という高木議員の発言あり)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) MINAコインについては把握をいたしておりません。(「把握しとらんね」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) ここで姿勢が大分変わりましたね。あなたたちは職員99%。 分からん、把握しとらん、仲間じゃいけんね、しゃべられんもんね。今度ほら給料の一部はやらにゃんとやいけん、把握しとかにゃんでしょう、そのぐらい。 そして、3番、私が市民の声の3番、これはもう聞いていました。そしたら、こういう空腹状態とか、その献立が足らなかったという生徒はおりませんという回答をもらっていますので、もう言いません。 それと食材について伺う。この食材については冷凍食品の使い方、普通の冷凍食品は絶対使わすということで私も思っておりましたけど、まさか野菜の冷凍食品を使っているということは思いもしませんでした。地場産業とかて、野菜は農業専門ですから、すごい簡単に結構です、もう6分しかなかけん。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 野菜につきまして、冷凍食品を使っているもの、ブロッコリーやホウレンソウなどを使用しているというところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) ブロッコリーとホウレンソウ、代表的な名前ですけど、うちにも食べ切らんごとホウレンソウできとっとけど。どこにでもホウレンソウはようできとって言わしたけど、何でそがんとばホウレンソウなんか、さっとゆがいたり何でも料理法は簡単なのに、何でこれは冷凍食品ですか、中国産ですか、冷凍食品は。ブロッコリーも増えて困るんですよ、あれ。出荷してすぐ料理ばせればね、本当においしいんですよ。こういうのは冷凍食品使うということは考えられん。ほかには批判されるような野菜はなかですか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 申し訳ございません、今私が把握しているのはその2点でございます。今、私が把握しているのはということです。(「分かった、分かった」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) じゃ、またの機会にまた言いましょうけども、ちょっと最後までいってみます。 4番、市民からの苦情で困っていることがあればどのようなことか伺いたいと、困ったことがあれば言うてください。なかならなかで結構です。総務部長が代表で。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 特に今のところございません。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) どういうことがあれば困ったことに入るんですか。相当出してるばってんかと言わすとん、出されれば困っとじゃなかですか。クレーマーという言葉、あんたたちはすぐ使うごたっけど。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 法律的にできないこと、条例的にできないこと、そういった部分で来ると、なかなか対応が難しいのではないかと考えております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) これ反対ね、法律で決まっとっとは法律ば前提にしてから文書ば出せばよかけん、困らんでよかですよ。そういうことはおかしかて思うね。法律で答えられんとは答えられんで、いっだん回答は簡単かと思いますよ。そういうことじゃなくて、ここに私がこの通告ば出したらね、何ば聞かすとですかというけん、いや、何か書きたかったて、この文書ば。何となく書いたとです、本当に。 そしたら、この通告をした後に、年金、何かほったらかしとったて戒告処分。市長にお尋ねします。戒告処分、前なんかこういう事務作業ばこんなことをしとった人は停職30日とかとあったと思うんですが、今回の人は優しかねと思ったんですが、何が戒告と30日の停職の違いだったんですか。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 今回の職員の停職の部分ですかね。
○議長(吉田幸一郎君) 停職とあの違いを言うてと。(「あなたが出したと、結果を」という高木議員の発言あり)
◎総務部長(米田伸也君) いえいえ、私じゃない。(「結果ば聞きよるでしょ、戒告とあれの違いば。あなたが説明しないということ、結果ば出しとらんとに。なんでんかんでん手ば挙げたらつまらんて。市長。市長に任せな」という高木議員の発言あり)
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 私が文言を間違えたら……(「よか、間違えて」という高木議員の発言あり) いやいや、部長にさせますので。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) そのことが恥ずかしかて思わなつまらん。部長は決めとらんて言わしたけん、決めた人に、前なんかそういうふうなときには30日の停職だったんです。今度、戒告、これは誰が決めたのかて、市長が決めとらんなら聞きませんけど、これ市長が決めたんですか。これを聞きます。市長が決めたんですか。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) こういう職員の処分については、ちょっと文言が間違っとったら訂正をさせますので……(発言する者あり)何ですか。 いや、懲罰処分の委員会があります。そこで審査をして、そして、それを私のところに上がってきて、それを見たときになるほどこれはこれに該当するなということで、私は最終決定をするということであります。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) すみません、私、最終決定は聞いとらんとけど、今の市長の答弁で分かりました。これは委員会で、それは副市長よね。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 最近3件ぐらい処分しておりますけども、一番ひどいのが停職2か月、最近の分が今おっしゃられた多分戒告じゃなかったかなというふうに思っております。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) だから、その違いば聞きよっとです。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 市民の皆様にどれだけ迷惑かけたか、また、実害があったかどうか、そこらあたりを勘案して、また、その期間の問題です。ある意味では事務を怠っていたと、その期間がどのくらいだったのか、そういうことで判断をしております。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員。
◆10番(高木和惠君) じゃ、同じ事務手続ば怠ったとも1か月と1年は違うわけたいね。ああ期間で、あら私たちは、職員が仕事ばしとらんとなら同等に扱ってほしか。1年であろうと1か月であろうと、その人にすれば……(発言する者あり)分かります。 今のこと大事な問題です。期間で決めちゃならん。やはり物事はその内容によって決めてもらいたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 高木議員、締めてください。
◆10番(高木和惠君) これで私の一般質問を終わります。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) これで、10番、高木議員の質問を終わります。 ここで1時30分まで休憩いたします。 午後0時11分 休憩 午後1時30分 再開
○議長(吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 酒井光則議員、隈部和久議員は早退されました。 次に、2番、松本添花議員の質問を許します。2番、松本添花議員。
◆2番(松本添花君) (登壇) こんにちは。2番、新風南島原、松本添花です。 議長のお許しを得ましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。今回、私は一問一答方式で質問いたします。 まず1つ目に、学校給食について。 初めての一般質問でも食育の中で地産地消を推進していましたが、地産地消はどれくらいされているか伺います。
○議長(吉田幸一郎君) これより答弁を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、松本添花議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、学校給食についてのお尋ねでありますが、これにつきましては教育長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) (登壇) 松本添花議員の御質問にお答えをいたします。 最初に、地産地消はどれくらいされているのかというお尋ねでございますが、改めて言うまでもありませんけれども、地産地消とは、地域で生産された農林水産物を地域で消費しようとする取組であり、子供たちにとって新鮮な食材を食べる機会となり、また、先ほど申し上げましたけども、食育の観点からはもちろん、輸送に伴う環境負荷の軽減、地域の活性化などいろいろな面で有益なものであると認識をしております。 本市の学校給食においては、食材全体のおよそ5割が県内産のものを使用し、そのうち約半分が南島原市産のものを使用しております。いわゆる25%程度になるかと思います。以上でございます。 詳細については、また自席のほうで対応させていただきます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 地産地消の目的は、今おっしゃっていただいたように、地域の活性化ともなり生産者の顔が見える関係ができることで、消費者の安全な食生活の確保、生産者と消費者との信頼関係づくり、また、伝統食や文化の浸透などにつながっていくと思います。 地産地消を進めることにより、地域住民や保護者の目により、生産者の方は生産物に対して安全、品質をより意識されることになると思います。学校給食は、安全でおいしい給食が大前提で、また、食教育になり得る給食の提供が求められています。安全の中には衛生管理面と食材の安定供給があるわけですが、この質問に関しては安定供給が一番と考えます。いろいろ難しい面もあると思いますが、まずは生産者の方々の声を聞きながら献立に入れていってほしいと思います。 今、南島原産は、県で50%、その中の南島市産が25%とおっしゃいましたが、もっと取り入れてほしいと思いますが、本市としてはどうお考えでしょうか。お尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) お答えいたします。 夏場など季節により必要な供給量が確保できないなどの課題もあるため、南島原市産の食材の使用率は、現在のところ先ほど申し上げましたとおりでございます。 しかしながら、種類によってはほぼ100%南島原市産の食材もございます。そういったものも後でお尋ねになれば紹介をしたいと思いますが、旬の地元食材を取り入れた献立を作成するなど、今後も引き続き地元食材を使った学校給食の提供に積極的に取り組んでいきたいと考えているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) よく分かりました。 次に、冷凍野菜はどんな野菜を使用されているか伺いますという質問ですが、午前中に高木議員が質問されて、その答えがブロッコリー、ホウレンソウと答えをいただきましたが、それで間違いないでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 先ほど午前中に高木議員の御質問の中で、私のほうでブロッコリー、ホウレンソウとお答えをしたんですが、大変申し訳ございません、私の確認不足で、それ以外にも今、私が確認しているもので、枝豆、あるいはコーン等がございます。大変失礼いたしました。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 例えば冷凍でブロッコリーを使用されているということですけど、ブロッコリーなんかは市内でもたくさん取れていると思います。ブロッコリーの生産者の方の子供さんが家で、家でもたくさん取れているのに、何で給食では冷凍のば使わすとやろう、冷凍ではなく今取れているこの旬のものがこんなにおいしいのにという市民の方の声も出ています。 しかし、安全であるべき給食となると、この質問に関しては、衛生管理を考えるとブロッコリーなど食材についている虫などで、異物混入などとなる可能性もゼロではないと思います。だけど、いい方向に考えると、おいしい野菜だからこそ虫もつくわけであって当たり前のことだと思います。明らかな異物が混入していたら絶対駄目だと思います。また、見るからに大きい虫やすぐ虫だと分かるのも駄目だと思います。しかし、よく見ないと虫だと分からないような小さな野菜についている虫に関しては、しっかり洗浄してもついている場合があるかもしれません。それに関しては、もう心を広く持って子供たちへの対応や指導をしていただきたいなと私は思います。 また、難しいこともあると思いますが、こういう異物混入などある可能性もあるので難しいとは思いますが、できる限り、可能な限り旬のものは産地のものを使用してほしいです。それに伴い献立の工夫もしていただき、給食へも取り入れてほしいと思いますが、市としてはどうでしょうか。お尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) お答えいたします。 先ほどブロッコリーのお話が出ましたけれども、議員も給食に携われた経験もあられると思いますけれども、やはりブロッコリー、ゆでる、蒸す、いろんな調理過程があるんですけども、先ほどおっしゃったとおり、下処理の段階で虫が出てくる。蒸した場合は、ひょっとしたら出てこないけども中にいる可能性がある。そうすると、本市の給食会の規定の中で、異物というようなことになってきますと、虫ですよね、この辺が非常に大きな課題でありまして、私どもも家庭で食べるときは、虫がちょっとぐらいおったり、葉っぱが虫にかじられとったって、これは虫が食べるのは安全だからということで、家庭では食べるんですけれども、やはり安定した学校給食を提供するという上では、なかなかそういうところは非常に難しい点があります。子供は私どもよりも目がよくて、小さな虫もやっぱ見つけるんですね。先生、虫がおりましたと。そうなると全部の給食を止めなくてはいけないような、そういう状況もやっぱり出てくるわけなんです。 そういったことにならないためには、議員がおっしゃることも非常に分かるんですけれども、安定して続けるということが非常になかなか難しいですけども、そういう意味合いも含めて冷凍野菜を使っているような部分があります。大変その辺はなかなか難しいんですけども、今後、世の中では昆虫食とか、そういったものも出てくるとかという話も聞いておりますけども、新たなそういう食に対する教育というのも、今後はあるのかなと思っているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 大変難しいとは分かりますが、できるだけ可能な限りでいいのでお願いします。 次に、お米の産地はどこか伺います。南島原産は何%でしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) お米で南島原市産が何%かというお尋ねでございますが、その前に、今、学校給食会で使っている米なんですが、購入先が長崎県の学校給食会などの2業者から購入をしておりまして、いずれの業者の米も長崎県内でございます。 ただし、その中にどれくらいの南島原市産の米が含まれているかというのは、大変申し訳ないんですが、把握できていないというところでございます。県内産であることは間違いないとは言えるんですけれども。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 長崎県内産であるということが分かったのでよかったです。 次に、南島原市でもオーガニック協議会ができているそうですが、このオーガニック給食への導入は難しいのか伺います。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) オーガニック給食の導入についてのお尋ねでございますけれども、オーガニック給食を実施するためには、地域で有機農法によって生産される農産物が必要になります。その有機農業を推進することを目的に、今年7月に南島原オーガニック協議会が設立をされ、本市における取組の広がりが期待されているところでございます。 オーガニック給食の導入につきましては、導入する場合のメリット、あるいは課題等を分析して、現在の施設・設備、また、給食センターの人員、保護者の理解度など様々な視点から導入が可能かどうか、今後検討をしていく予定でございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 今後、検討されていくというお答えですが、全国でも今導入している自治体はまだ少ないようです。例えば千葉県いすみ市は、学校給食において100%有機米を実現されているそうです。有機農業を通して、将来どのような地域を目指すのかという話合いを重ねてこられ、我が国の農業や食を取り巻く現状は深刻であること、とりわけ次代を担う子供たちの食が脅かされている現状を重く受け止め、環境保全や農産物のブランド化を意図して始まったいすみ市の有機稲作は、これを機に子供たちの食生活改善に向けられていったそうです。 いすみ市は、有機農産物の学校給食で子供たちをどのように育てたいのかといった議論に加え、地域の農業、そして地域の環境や食文化をどうしていきたいのか。また、どのような地域と認識され、どのような人たちに住んでもらいたいのか。自分たちの地域そのものをどんな感じの地域にしていきたいのかということにつながり、現にいすみ市では移住者の方が来られ、有機栽培を始められ、学校給食の食材として使用されることにより、安定した収入が得られ生活しておられるそうです。 南島原市もこのような取組がなされれば、南島原市へ移住しようというきっかけになるのではないかと思いますが、本市ではどうお考えでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 先ほどオーガニックに関して導入、検討をしていく予定でございますというふうにお話をさせていただきましたけれども、やはり私ども、課題は何かというようなところをいつも考えるわけなんですけれども、オーガニック給食の導入の課題ということで幾つか考えているところがございます。 安定した供給量の確保ができるのか。単価が高くなる場合があること、それから、農薬を使わないために、有機栽培であるため形がふぞろいであったりとか、また虫などがついていて取りにくくなるというような、そういったこともありますが、これらを踏まえた上で、保護者の理解とかそういったいろんな課題がやはり想定をされます。 こういった課題はあるものの対応を念頭に置いた上で、オーガニック協会等も立ち上がりましたので、そういった関係団体とも連携をしながら検討は一応していきたいと思います。 実際、そういったものを給食センターに持ち込んで、調理がどうなのかとか、オーガニック米を例えば炊飯器で炊いた場合にどんな課題があるのかとか、実際、現場での課題等もあろうと思いますので、十分そこは検討していきたいと思います。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 導入へとなるとハードルが高く、本当、難しいことだと思うんですけど、本市の子育ての魅力の一つはオーガニック給食がありますと胸を張って言えるようにしっかり検討していってもらいたいです。 次に、2つ目の質問に入ります。 産業祭等のイベント開催について。 各町での開催は、どのような状況であるか伺います。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 市内各種の産業祭などのイベントにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、令和2年度から延期でありますとか中止が続いておりましたが、令和4年度、今年度は市が示しております感染防止対策に沿って、各イベントの実行委員会においていろいろ協議を重ねられ、規模を縮小したりですとか人数制限をしたりとか、こういうふうな対策を取った上で実施をされる傾向にございます。 しかしながら、一部についてはやむを得ず延期及び中止となったイベントもあるというところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 例えば西有家町なんかは、みそ五郎まつりは早い段階で中止されたそうですが、なぜでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) みそ五郎まつりにつきましては、特にイベントの中身でステージイベント、毎回、芸能人とか呼んでこられるわけですが、こういうふうな形の準備については、相当期間がかかるということで、いつも4月に実行委員会での代表者会議あたりをされて、どうするかということを検討されるということでございます。 その中で、検討された結果、もうその時点で感染症の流行が今後、要するに秋口、予測ができないと、そういうふうなことと、コンサートをするに当たって効果的な十分な感染防止策を講じることがなかなか難しいんじゃないかと、そういうふうなことを考慮されて延期を決定されたというふうなことで聞いております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 分かりました。 では、来年度の見通しについて伺います。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) イベントの開催につきましては、当然ながらその都度、各実行委員会で協議をされるわけでございますけれど、今後、来年がコロナ感染症のこの状況がこのまま続くものか非常に判断は難しい、今の段階で難しいとは思いますが、市としては開催をされるということであれば、その前提で支援する準備は当然しておきたいというふうに考えております。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 分かりました。 今、支援される準備とおっしゃいましたが、それは各町への予算ということでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 第一義はそういうことでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) では、各町への予算はどれぐらいずつあるのでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君)
地域振興部長。
◎
地域振興部長(菅三郎君) 各イベントにつきましては、そのイベントの規模によりまして、いろいろ金額は多かったり少なかったりあります。ただ、市全体での予算で申しますと、今年度、令和4年度の予算では3,215万円を計上しているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 分かりました。 祭り自体のほうは、実行委員の方々で話されてされているそうですが、実行委員の方々も高齢化し、スタッフ不足や若手がおらず負担になるなどの意見も出ているようですが、本市としても8か町が合併して17年目となりますが、もうそろそろ一つの市にしていく時代ではないでしょうか。 市の予算は限られているのに、各町への予算配分ではなく、総額3,215万円の中から例えば1千万にして、残りの2,215万を市民の皆さんや子供たちのために使ってもらったほうがよっぽど喜ばれると思いますが、市長はどう思われますか。お尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 今のような議論もこれまでも多分あったやに思っております。もう合併して17年目になっているわけでありますが、市のどこかで、あるいは交代でというふうな、いろんな案といいましょうか、アイデア等もこれまで聞いたようにも思っているんですが、今のところ、各町それぞれ伝統ある祭りを継承していただいて、それがまたそれぞれの地域おこしの原動力になっているという部分もある。 そういう中で、今後どうしていくかということは検討していくべき課題であろうというふうには私自身も思っておりますが、まだそこまで、一つにして集約して、今松本議員がおっしゃったような、3,215万あるそれを半分なりとも3分の1なりとも使った祭りとして、後はほかに回したらどうかという部分、こういう意見は多分ほかの皆さん方もお持ちであろうというふうには、議員さん方もあるかもしれませんが、今いきなり、いや、そこまでいきますよということには、私自身、まだ気持ちが進んでいないと、私としてはということであります。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 最初から全部減らすのではなくて、例えば隣の町とやるとか、市全体で2つでやってみるとか、また、各町の特色を生かした南島原花火大会など、または、令和6年度完成となる
自転車歩行者専用道路開通に向けてイベントなどもやってみてはどうでしょうか、お尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 今後、いろんなそういう考え方も踏まえた上で、それぞれの地域、地域の皆さん方とも協議したりした上で、やがては将来的にはそういう形になっていくだろうというふうには思っておりますが、その前段でやっぱりいろんなすり合わせといいましょうか、そういう協議をしながら進めていくというのが手順じゃないかなというふうには思っておりますので、議員提案されていることを決して否定しているということではございません。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) また、これも大変難しいと思うんですけど、8か町の実行委員の皆様方や事業所の方などにも協力をいただき、話し合い、市としても積極的に推進していってほしいと思います。 次に、3つ目の質問に入ります。 子育てについて。 まず、市長の基本的考えを伺います。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 子育て支援について、市長の基本的な考え方をということでありますが、子育て支援につきましては、令和2年3月に策定をしました第2期南島原市子ども・子育て支援事業計画、これにおいて、基本理念を「地域の人の優しさに見守られながら心身ともに健やかな子供が育つまち」ということで、次の3つの視点において、1つ目が子供の健やかな育ちを守るという視点、2つ目に、子育てと子育てを通した親としての喜びを支えるという視点、3つ目に、地域と社会で子供と子育てを見守り支えるという視点。 これから、現在、放課後子供教室推進事業、寺子屋21、また、放課後児童クラブの運営支援などの子供の居場所づくりや保育料の減免、また、乳幼児から高校生世代までの医療費の助成などの子育て家庭の経済的支援のほか、ひとり親家庭などを支援する施策を進めるとともに、子育て世代包括支援センターや子ども家庭総合支援拠点、これを設置して、妊娠期を含め子育てに関する様々な相談に応じているところであります。 また、このような取組を妊娠期、乳児期、幼児期、小学校期などの年代別や対象者別に分かりやすく取りまとめた「こども子育てガイドブック」を作成し、保護者の皆さん方にお渡しをするとともに、市のホームページにおいても情報を発信しているところであります。これは、昨日、おととい、それから一般質問の中で同じような答弁もさせていただいたところでありますが、同じことでありますが、繰り返しまた今この答弁をさせていただいたところであります。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 何度も答えていただきすみません。 では、本市の出生率、出生数の状況をお聞きします。
○議長(吉田幸一郎君) 福祉保健部長。
◎福祉保健部長(栗田一政君) 本市の出生率は、平成20年度が363人、平成25年が337人、平成30年が260人と減少をしている状況でございまして、令和3年の出生数は219人でございます。 また、合計特殊出生率は、公表されている直近の数字が令和元年のデータになりますけれども、これでは本市は1.86となっております。全国の数字では1.36、長崎県では1.66でございますので、全国、長崎県と比べては高い数字を示しているということで、これまでの出生率から見ますと、これまでの様々な子育ての取組が効果を表しているのではないかと考えております。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 今聞いたところによると、平成20年から平成30年、10年の間で約100人もの数が減っています。100人も少なくなっていることということは、とても駄目なことだと思います。自分たちが同級生、西有家町の同級生でも160人ぐらいいたんですけど、南島原市内だけで、令和3年でいくと219人の同級生がいないということになります。もう毎年生まれる数が減っていますが、これは産む世代の人たちが減っていて少なくなっていることだと思います。ということは、若者が、子供を産む世代の人たちが市内から出ていくことを止めたり、また、帰ってきたいと思える施策が本当に必要だと思います。ここに力を入れてもらいたいと思いますが、具体的にどうお考えでしょうか。お尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 子供の出生数が少なくなる、なかなかこうして言いにくい部分もあるわけでありますが、適齢期といいましょうか、そういう方々の独身の方々は結構、男女ともに、そういう方々が結婚していただいて、子供を1人でも2人でも産んでいただくならばもっと増えるのかなと思いますけれども、それは個人の問題であります。 ここに、そういう子育て世代、子供を産み育てられる年代の皆さん方が、ここに定着していくための仕事、それはやはり今の段階で、議会でも企業誘致という話がございましたが、企業誘致もなかなか企業、そういう当てにする企業のほうにとっても、果たしてそこが進出して、どうやって働き手を確保できるかという部分もやっぱりあろうかと思うんですが、いろいろそういうふうなことも含めて難しい問題ではあろうというふうには思っておりますが、そういっておっては市の将来はないわけでありますので、何とかしてそういう子育て世代が、ここで働ける場、地場産業といいましょうか、そういうふうなことをしっかり、そこで生計が立てられる、そこに思いを持って働いていただける、そういう仕組みといいましょうか、雰囲気をつくっていくことが、やはりこの地にそういう世代の人たちがいっぱい残っていくことになるだろうと思っておりますが、決定打というのがなかなか難しいというのは正直考えています。市長がそんなことを言っとって駄目じゃないかとおっしゃるかもしれませんが、それはなかなか難しい。 しかし、そういう中で、どうやっていくかということで、皆さん方と一緒になって今行政もいろいろ進めているところでありますので、いろんな思いを持っていただく、大変ありがたいことであります。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) このことに関しては、本当に難しい問題だとは思いますけど、今できることから一つでもいいので施策を練っていって、次につながる子供たちのためにと思っています。 次に、子育ての中で子育て支援センターがありますが、市内にはどれくらいありますか。また、どのような内容がなされていますか。
○議長(吉田幸一郎君) 福祉保健部長。
◎福祉保健部長(栗田一政君) 子育て支援センターですけれども、これにつきましては、先ほど市長が答弁された中に、子育て世代包括支援センターというのがございますけれども、これとはちょっと異なるものでございまして、子育て支援センターは保育所などに併設をされて、子育て中の親子の交流や子育て相談などが行われているところでございます。 現在、各町に2か所から4か所ほど設置をされておりまして、市内に合わせて20か所がございます。それぞれの施設で独自に工夫したイベントなどもされておりますので、ぜひ足を運んで交流に参加していただければと思っております。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 市内には20か所あるということですが、これは島原半島でも一番多く、また、県内でもこれだけされているところはないようです。これだけ頑張ってされているのに、また知らない方や周知へのアピールなどはしっかりされているのでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 福祉保健部長。
◎福祉保健部長(栗田一政君) この取組につきまして、ご存じないという方がいらっしゃるということで、保護者の皆様への周知につきましては、先ほど市長が答弁されましたとおり、子育てガイドブック、こういったものでございますけれども、こういったものを作りまして保護者の皆様へ配布をしたり、あるいは市のホームページなどで情報発信をいたしております。 ただ松本議員おっしゃるとおりご存じない方もいらっしゃるということで、さらに乳幼児健診の機会などを利用して保護者の皆さんへの情報提供を充実していきたいというふうに考えております。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) これだけたくさん支援センターがある中で、職員、スタッフの方も頑張っていらっしゃるので、たくさんの人に足を運んでもらって楽しんでもらっていきたいなと思います。 次に、子供の遊び場について伺います。 子供たちの遊び場は、市内には現在どれくらいありますか。
○議長(吉田幸一郎君) 福祉保健部長。
◎福祉保健部長(栗田一政君) 子供の遊び場といたしましては、主なもので申しますとふかえ桜パーク、西有家町のみそ五郎の森総合公園、加津佐の加津佐権田公園など、主なものだけでも市内に16か所ございます。そういったものもこの子育てガイドブックの中には掲載をさせていただいているところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) では、公園、遊び場などのトイレの管理や草刈りの状況管理や、管理人さんの状況をお聞かせください。
○議長(吉田幸一郎君) 福祉保健部長。
◎福祉保健部長(栗田一政君) トイレの状況ですけれども、先ほど申しました主な施設16か所のトイレでございますが、全て水洗にはなってございます。ただ便器のほうでございますけれども、全て洋式となっているのが1か所、一部が洋式となっておりますのが14か所、和式のみが1か所ということになってございます。 あと管理の形態でございますけれども、先ほどの16か所のうち6か所については、委託職員さんなどが年間を通して草刈りなどをしていただいており、残りの10か所につきましては、必要な時期に業者のほうに委託をして草刈りなどを行っていただいているという状況でございます。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) やはりトイレがきれいであることや草刈りがしっかりされていると気持ちよく遊べると思いますので、今後も管理などよろしくお願いします。 また、今後、新たな遊具施設や遊び場を造ってほしいとは言いませんが、市内には16か所もあるのだから、ある場所でどんな遊び方をするのか考える力も子供たちには大事だと思います。保護者の方もそのときだけは携帯も触らず子供たちと共に遊ぶことにより学ぶことも増えてくるのではないかと思います。 例えば今ある遊具を今の時代に合った遊具へとリノベーション--リノベーションとは手を加えてよくすること、修復再生という意味ですが--リノベーションしたり、人気があるスケートボードができるような広場ができると利用度も上がるのではないでしょうか。市としてはどうお考えでしょうか、お尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 福祉保健部長。
◎福祉保健部長(栗田一政君) 松本議員おっしゃるように、各施設いろんな遊具がありますけれども、滑り台とか子供たちが利用しておりますけれども、今後については、市長からもちょっと指示を受けておりますけれども、もうちょっと今の時代に合った子供たちが喜んで来るような、そういった遊具に替えていくよう検討を進めるようにというふうな指示も受けておりますので、そういうことで、予算面などもございますので一気にはちょっと難しいこともあろうかと思いますが、状況を見ながら改善をしていきたいと思っております。
○議長(吉田幸一郎君) 松本議員。
◆2番(松本添花君) 例で挙げてみますと、有家の俵石運動公園なんかは、体を使って遊ぶ遊具がたくさんありますが、一部はもう故障して使用できないところとかもあるので、体を使って遊ぶ部分などで考えれば、あそこはいいなと自分的には思います。 また、そのほかの遊び場、公園なども、遊具など今後検討していく方向だという返事をもらいました。分かりました。 最後に、本市、南島原市は、子育て世代にとっては保育園、保育料の減免、またおむつ購入券など支援センターも充実しています。子供の遊び場もたくさんあり、とてもいい環境だと思います。 しかしながら、子供の数はどんどん減っていっています。何が原因かと考えると、親となる世代の人が少ないことであり深刻な問題であります。若者が住みたくなるようなまち、また帰ってきたいと思うような魅力あるまちとなるよう、今後、施策が今一番大事だと思っています。行政だけではなく市民の方の声も生かしながらよりよいまちづくりを目指していきましょう。 これで、2番、新風南島原、松本添花の一般質問を終わります。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) これで、2番、松本添花議員の質問を終わります。 ここで2時25分まで休憩します。 午後2時13分 休憩 午後2時25分 再開
○議長(吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、6番、
末続浩二郎議員の質問を許します。6番、
末続浩二郎議員。
◆6番(末続浩二郎君) (登壇) こんにちは。6番、新風南島原、末続浩二郎です。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。提出をしておりました通告書に沿って、一問一答方式で質問をさせていただきます。 最初に、二十歳のつどいについて質問をさせていただきます。 民法の一部を改正する法律が今年4月1日に施行をされ、成年年齢が18歳となり、これまでの成人式に代わり、二十歳のつどいが来年、令和5年1月4日に開催されることとなっております。 成年年齢が引き下げられて最初の集いということになりますが、成人式を行わず、令和4年度に二十歳になった人、そして二十歳になる人を対象に二十歳のつどいとして開催するということになった経緯をお聞かせいただきたいと思います。 また、参加申込みについては、本年10月7日を期限とされていたようですので、参加対象者及び参加者、参加率等をお知らせいただきたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) これより答弁を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、
末続浩二郎議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、二十歳のつどいの開催についてのお尋ねでありますが、これにつきましては教育長のほうから答弁をさせますので、よろしくお願いします。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 松本教育長。
◎教育長(松本弘明君) (登壇)
末続浩二郎議員の御質問にお答えいたします。 最初に、令和4年度に二十歳を迎えた人及び迎える人を対象に開催となっているが、決定までの経緯についてのお尋ねでございます。 民法の一部を改正する法律の改正後の成人式の在り方につきましては、令和4年度に18歳から二十歳を迎える方々及び市内高等学校に対して今後の開催時期などに関するアンケートを令和4年1月に行い、その結果を踏まえた上で検討を進めてきたところでございます。 アンケートの結果でございますが、回答者の92%の方々が「今までどおり二十歳がよい」と回答され、また、18歳の高校3年生は就職や受験を控え、行事への参加が難しいなどの御意見をいただいたことなどを踏まえ、対象年齢をこれまでどおり二十歳として、行事名を「二十歳のつどい」といたしたところでございます。 次に、現在の参加予定者の状況についてでございますが、対象者数は500人でありまして、現在の出席予定者、12月6日現在388名、77.6%でございます。もう既に欠席が54名、まだ意思表明をされていない方が58名いらっしゃいますので、もう少し率は上がっていくのかなと思いますが、過去3年度の出席率と見比べてもさほど低下しているようなところではなく、かえって少し80%に近づくのかなというふうに考えているところでございます。以上でございます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) 現在の参加率が最終的に80%程度いくだろうということで、高い参加率なのかなというふうに思っております。 アンケートの結果による今回の事業ということで、確かに最初、成人が18歳になるということで、その時期にできないかというような考えもありましたけど、確かに受験生でもあり、非常に忙しい時期でもあるので、18歳での開催というのは難しいのかなというふうに考えておりました。県下でもほとんどの団体が二十歳の集いというような形で開催をされるようです。 今回の二十歳のつどいについて、受付が10時から、そして式典が11時から行われ、その後写真撮影などを行われるということになっているようです。 10時の受付あたりについて、着物の着つけ等をされる利用者の方からはもう少し、できれば時間を午後にしていただけないかというような話も聞いております。現在は10時からの受付で、どうしても着つけのお手伝いをできる数に限りがあると。申込みをされてもお断りすることになっているので、できれば午後に開催していただければもっと多くの着つけのお手伝いができるという話も聞いておりますので、今後、時間を決定するときに午後も考慮に入れていただければと思いますけど、この時間の開催についてのアンケートの結果というのも取られたのか、その点をちょっとお伺いします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 「参加しやすい時間帯はいつですか」というアンケートを取っております。その結果、午前が191名、午後が279名と、やはり若干午後のほうが多いという結果は出ております。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) アンケートのただいま結果を聞いたところでは午後の要望が多かったというところであれば、ぜひ、今回の開催についてはもう既に周知をされているところでありますので、来年の開催については午後を考慮していただければというふうに思います。 その中で、新型コロナの感染者数については、現在、全数報告ではなく、市町別の感染者数というのは把握をできない状態になっておりますけど、二十歳のつどいの場合、今年度、来年開催をされますけど、これから年末年始にかけて感染者が増加するというようなことも懸念をされるところですけど、ホームページあたりによりますと、コロナ感染者数の状況によりまして中止をするようなことも記載をしてありましたが、市町ごとの感染者数が把握できない状態でどのような基準で中止をされるのか、その点をお伺いしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 二十歳のつどいの開催の可否につきましては、基本的には長崎県が行う感染防止対策を踏まえた上で、それに準じて判断したいと考えております。長崎県が行動規制を行わない限り、今のところ中止の予定はありません。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) さきの質問があった時点で、長崎県の動向と市の動向が今まで同じような動きをしてきたのでという話がありましたので、確かに県の動きを見て判断されるのが一番の状況なのかなというふうには思っておりますけど、できれば感染対策を十分にして、せっかくふるさとに帰ってきている皆さんがいらっしゃるんで、一緒に集う機会をつくって、記念になるような式にしていただければというふうに思っております。 過去の成人式においてコロナウイルスの感染の関係で式典を中止にされた部分については、今市議会の冒頭で市長のほうから話がありましたように、代わる22歳のつどいということで開催をされるという報告がありました。大変よかったなというふうに自分的には思っております。 そこで、今回、22歳のつどいということを開催されるのであれば、今回、二十歳のつどいを開催されますけど、これももしコロナの関係で中止にした場合は、やはり今回と同じように代替といいますか、時期を移して開催される考えがあるのか、そこを確認させていただきたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 市長。
◎市長(松本政博君) 今回こうやって22歳のつどいという形で令和3年の皆さん方をこういう形でするようにしました。ですから、今回新しく二十歳になった方々ができないという状況になったときは、やはりまた何とかしてどこかの時期で考えなければいけないでしょう。私はそういうふうに思っています。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) 二十歳の記念の式典でもありますので、ぜひ中止になった場合は時期を移して、今回のように開催をしていただければと思います。 次に、今年から成人式という形ではなく、二十歳のつどいとして開催されるわけですけど、ぜひ今後、30歳の節目など同様の集いというのが行政主導で開催をされないのかお尋ねをしたいと思います。 ふるさとを離れ生活をされている同窓生の皆さんが一堂に会して近況の報告をし合い、同窓会などを各年代開催されていますけど、そのように南島原市に来ていらっしゃる皆様に南島原市の行政のPRを行い、そしてUターンの推進、そしてふるさと納税の推進など、市が取っている政策のアピールをするいい機会だと思うんですよね。ぜひこういうふうな機会をつくって、そのメリットを十分に生かしていただきたいというふうに思っております。 同窓会の開催などを促すために30歳のつどいなどを開催する考えがあるか、お伺いします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 議員がおっしゃるお気持ちというのは、これは今おっしゃったことで、それはそれで受け止めるところでございますが、交流会や同窓会等の開催、市内外からの多くのここをふるさととする方々が集まる機会となり、市のPR等にもつながっていくというふうなことではありますが、市が主催しての30歳のつどいの開催につきましては、現在、私としては考えておりません。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) このような機会は、同窓会をきっかけとしてふるさとを再認していただくことが大変よい機会だというふうに思っております。2050年には2万人を下回る人口推計が出ている、この状態を何とかする一つの手段になればというふうに思っております。 近くは有明海を挟んだ熊本では、30歳の立志式、三益式というのを2012年から開催をされているようです。ふるさとで生まれ育ち、ふるさととの関わりを持ち続け、今も変わらずふるさとを愛し続けるというような立志式で、人生のターニングポイントである30歳が本気でまちづくりを一緒に考えましょうというような会になっているようです。 熊本の場合は、同年代の青年が主催者となって、地域企業の協賛金を得て開催をされているというところがありますけど、ぜひこういう機会をつくって、ふるさとに集まった皆さんに、ふるさとを今住んでいるところに持って帰っていただいて、ふるさとをPRしていただく、このようなことができればというふうに思っております。 市長のほうからは、今のところそういう行政主導のは考えていないということだったんですが、いろんな開催の仕方があるというふうに思っております。 滋賀県の甲賀市、ここは8万9千人の人口ですけど、ここでは30歳のつどい開催支援補助金として、交流会、同窓会の開催に市が補助を行っているようです。要件としましては、年度内に30歳を迎える方、そして市内で10名以上の開催をすること、そして市内在住者、出身者に参加を呼びかけること、そして市の移住施策、Uターン、就業のPR、そして市のアンケートを実施する。このような要件で、市内で開催される同窓会について1人当たり2千円の補助を行っているようです。 市の主催とする行事ができないというのであれば、当然、今現在も同窓会等は行われておりますので、それである程度、40歳以上とか、そういう点ではまた同窓会も一般には行われるのかなと思いますので、開催が少ないのかなと思われる30歳、このターニングポイントにこういう事業を導入されてはどうかなというふうに思っております。その点どうでしょうか。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 私としては先ほど申し上げたとおりでありますが、こうして末続議員がこういう場で発言をされていること、これはメディアを通じてやっぱり皆さん方に届くわけであります。これを聞かれた方、市内に在住の、やっぱりそういう年齢の方も毎年できていくわけでありますが、ああ、そうかと、こういうふうな方法もあるのかというふうな思いを持っていただいて、何か次の段階にステップしていくきっかけに今の発言はなるのかなというふうな思いはいたします。 それ以上、現在、市が主導してするというところまでは考えておりませんけれど、確かに今の発言は次の段階にステップしていく発言だというふうに私は受け止めておりますので。ありがとうございます。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) 市長がそういうふうに捉えていただいて、本当にありがとうございます。 人口減少が進む中で、今のままではいけないというふうに自分も思っております。このような集いを開催することでふるさとを思う、そういう方が少しでも増えて、ふるさとに何か協力をしようというような、そういう動機づけになればというふうに思っておりますので、ぜひこの支援事業あたりの開催に向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。 次に、農業支援についてお伺いをいたします。 松本市長の所信表明では、「豊かさの感じられる未来(まち)をつくる」という項目で、働く場の確保のために地場産業の振興に力を注ぐとされています。 南島原市の基幹産業である農業につきましては、施設・機械整備の支援、新興作物の拡大、スマート農業の推進、オーガニック農業の推進を掲げられていらっしゃいます。また、経営基盤強化のための基盤整備事業の早期完成、新規地区の掘り起こしにも努めるというふうなことで表現をされているところです。これまで基幹産業である農業に対して、地域振興対策に取り組まれていることに感謝を申し上げます。 しかしながら、先ほどから言いますように、2020年の人口に対し2050年の推計人口はマイナス53.4%というふうで、県下で最も高い減少率を示した推計が出ております。このような状況を見ると、本市の基幹産業である1次産業にもっと力を入れるべきじゃないのかなというふうに考えております。 そこでお尋ねをします。 本市の土地改良区は、合併により県下有数の団体となったところです。令和2年度に策定された農業振興基本計画によりますと、圃場整備については、令和6年度に26%の整備率を目指すということになっているようです。現時点での圃場整備率はどのようになっているのかお尋ねします。
○議長(吉田幸一郎君) 農林水産部長。
◎農林水産部長(内田繁治君) 末続議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。 御質問の現在の整備率につきましては、令和3年度までの実績で申し上げますと、水田のほうは、耕地面積1,660ヘクタールに対しまして整備済みが315.49ヘクタール、整備率で申しますと19%でございます。なお、畑のほうですが、耕地面積が2,586ヘクタールに対し整備済みが780.69ヘクタール、整備率は30.2%でございます。全体では、耕地面積4,246ヘクタールに対しまして整備済みが1,096.18ヘクタール、整備率は25.8%となっております。 今後の事業進捗予定を考慮しますと、現在、農業振興基本計画の令和6年度の目標であります圃場整備率26.2%につきましては達成できるものと考えているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) 圃場整備については計画を上回るような進捗を示しているようでありますけど、前回9月の議会で、永池議員から本市の耕地状況に合った小規模の区画整備について質問がありました。また、今議会でも中村議員のほうから質問があり、重複する部分がありますけど、再度お尋ねをいたします。 農地中間管理機構関連農地整備事業については、基本的には0.5ヘクタール以上の団地が集まって、合計で5ヘクタール以上の農地があれば補助の対象となり、補助対象事業費の負担は国・県・市で、農家の負担はゼロというふうに伺っています。大変農家にとっては有意義な事業なのかなというふうに思っております。 しかしながら、事業採択要件が難しいというような話があり、また、現在、地元との協議を進めているところであるが、なかなか話がまとまるところがないというような話でありましたけど、現在の取組状況についてお尋ねをします。 採択要件に難しいところがあるということでしたけど、その点についてはどのような対策を考えていらっしゃるのか、併せてお伺いしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 農林水産部長。
◎農林水産部長(内田繁治君) 本議会の一般質問の初日に中村議員さんにも同様な質問があって、同様の答弁をさせていただきましたけども、改めて、すみません、答弁をさせていただきたいと思います。 農地中間管理機構関連農地整備事業、通称機構関連と申しますけども、その状況につきましては、これまで10地区ほど相談があっております。また、10地区について協議等も全体で48回ほど行ってきたわけですけども、現在のところ、その1地区について地元での協議は行われておりますが、事業申請までには至っていないというところでございます。 また、事業採択要件につきまして、2日前もその採択要件についてちょっと申し上げましたけども、改めて申し上げると、1つが農地中間管理権、これを15年以上機構のほうに預けないといけないと。また、2つ目で、全ての事業実施区域内の農用地が担い手、ここに集積されて、それから、事業が完了後に、これは5年以内なんですが、農地の8割以上が担い手に集団化すると、集約しないといけないと。それから、3つ目、事業実施地域の収益性が事業完了後の5年以内に20%以上向上しなければならないと。また、整備費用の費用対効果が1以上なければならないと。また、換地に伴う事業であることから権利者全員の同意が必要になってくるというようないろんな要件がございまして、なかなか事業の採択といいますか、申請まで至らないというような状況でございます。 なお、これは30年度から始まっておりますけども、実際のところ、県内でもまだ3か所ぐらいしか申請に至っていないというような状況でございまして、なかなか厳しいような要件となっていると。 これについて議員のほうから何か対策をということで御質問がございましたけども、以前から申し上げているとおり、市長のほうも、今、農業農村整備推進協議会の県の会長をしていまして、この部分で要件緩和ということを強く訴えてきております。その中で今まで入っていなかった農道の整備であったりとか、あとは用排水路の整備、この辺を昨年度まで訴えておりました。その成果がありまして、本年度からその部分については事業要件として採択をされたわけですけども、それでも先ほどの要件等がございまして、なかなか申請まで至らないというのが現状でございます。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) 先ほど要件等の話をしていただきましたけど、農家にとっては非常に有意義といいますか、基本的な工事費の負担がゼロということでもありますので、ただ、現在のように後継者が不足し、土地の相続がなかなかできていないという条件の下では難しい点もあろうかと思いますけど、現在耕作しているものがオーケーであればとか、相続の関係なしにできるようになればもっと進むのかなというふうに思いますので、そういうふうな条件の緩和等に力を入れていただければというふうに思います。 このように、圃場整備というのは地域に非常に大切なことだというふうに思っております。特に私が育ちました北有馬辺りになると大変谷が多くて、一定の耕地というのがなかなか難しい。そのような中で、この0.5ヘクタールの耕地の集積で合計5ヘクタールというようなことになれば、道路と離れても1つの事業として認定をいただけるようですので、非常に有意義な、有効に使える事業なのかなというふうに思っております。ぜひそういう点で行政主導で推進をしていただければというふうに思います。 それで、なかなか新しく事業を始めるというのが難しいのは、どうしても農業後継者がいない、その点が一番大きいのかなというふうに思います。どうしても新しく資本投資をする部分がやっぱり二の足を踏まれるということがあると思いますけど、そのためには、どうしても農業が今のような状態ではなく、もっと収益が出る、もうかる、それが農業なんだというふうな形になればいいのかなというふうに思っております。 現在、先ほど26%近くまで圃場整備が済んでいるというようなところでありましたけど、この整備を進められた圃場整備の中で耕作をされていないというような土地があるのか。もしあるようであればそういう土地に対しての耕作計画とか、そのようなものがあれば教えてください。
○議長(吉田幸一郎君) 農林水産部長。
◎農林水産部長(内田繁治君) 御質問が優良農地の活用計画ということで、すみませんが答弁をさせていただきたいと思います。 圃場整備事業で整備されました優良な農地につきましては、農作業の作業効率の向上と生産コストの削減が図られ、農業農村の振興に大きく影響を与えるものということで認識をしているところでございます。担い手不足や高齢化が進む中、このような農地をフル活用するには、農地のやはり集積、集約を推進していく必要が一番重要であるかと思っております。 市としましては、農業委員会と連携しまして、農地中間管理事業を活用しまして農業振興地域内の農用地が遊休地化することのないよう、担い手へ集約することを推進を進めているところでございます。 ただ、先ほど議員から質問がございました、実際土地改良で整備された部分についても、一部使用されていないような土地もあったということで私も承知をしております。それは所有権の関係であったりとか、あと本人の意思とか、そういった関係で一部使われていないようなところもあるということは承知はしておりますけども、なるべく活用できるような形で市のほうとしても進めたいという形で考えているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) 農業集積、担い手の集積あたりにも、やはりどうしても農地の所有権移転が十分されていないということがネックになっているようですので、今現在になってはなかなかそこは難しいのかなというのは思うんですけど、何とかそれを、何か手だてがないのか、国・県あたりと協議をしていただいて、できるだけそういう名義が変わらないような農地についても現在の耕作者で何とかできないか、そういうふうな配慮をしていただければというふうに思います。 農業後継者が増加をし、優良農地が十分に活用され、さらに農業資本の投資を盛んにするためには、先ほど言いましたようにもうかる農業というのが大切だと思います。現在、新型コロナウイルスの蔓延に合わせて、ウクライナ情勢など生産コストが上昇をする一方でありまして、肥料、燃料については、価格高騰に対する補助事業があるようです。しかしながら、この補助事業については、全ての農家が受けることができるような制度になっていないという状況があります。 農産物の価格には農家が要した生産コストを反映させるシステムにはなっていなくて、市場原理という形になっておりますので、生産者によっても市場出荷がメインになっている現状ですので、その出荷を市場中心ではなくて、インターネットなどを利用できないかと。コロナの関係で、一時インターネット販売、そして給食センターへの農作物の利用などについて補助が出されたようでもあります。これからは農家が要した経費を市場価格だけに左右されるのではなくて、インターネットなど自分で販売できる、農家が値段をつけて販売できる、このような取組も必要なのではないかなというふうに思っております。 現在、このような販売、市場出荷だけではなくて、販売方法を何か取り組んでいる事例があれば教えていただきたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 農林水産部長。
◎農林水産部長(内田繁治君) 販路拡大の取組についての御質問でございますけども、販路拡大につきましては、市で開催している商工業者とのマッチングの事業、また、福岡や長崎市などの百貨店やあと大型の量販店、あと食品専門店、それからホテルなど、そういったところとの商談会のほうも開催をしております。 それからまた、商談力の向上のセミナーであったり、先ほど議員がおっしゃっていたとおり、農産物は市場のほうで価格が設定されるということで、そういった部分ではECサイト、インターネットを活用したそういった販売のことも必要ではないかという話があったんですけども、そのような販売推進のセミナーも開催を現在やっているところでございます。 直近で言いますと、農産物につきましては、特にコロナ禍によって家庭の食事が多くなったりとか、あと非接触型の宅配サービス、その辺の需要が大きくなってきたりもしております。そういったところでは、ECサイト、インターネット販売というところは、まず開業資金も要らないと、また広告宣伝料も要らないと、すごい経費が必要がないというところで価格設定が自分ができて販売できるというところもございますので、この部分につきましては、来年1月から2月にかけて、一応ECサイトのセミナーをちょっと開催する予定にしております。大手の企業さんのほうにお願いをして、職員の方がここ南島原市に来ていただいて、ECサイトのメリット、デメリット、あと商品説明のポイント、そういったところを一応2月の上旬に開催をする予定としております。 なお、募集につきましては、市のホームページ、あと広報紙、あと機会あるごとにチラシ等を配布して参加者を募って、そういったECサイトの取組についても積極的に進めていきたいという形で考えているところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 末続議員。
◆6番(末続浩二郎君) インターネットあたりの販売、セミナーの開催等取り組んでいただいているということで、大変ありがたく思います。ぜひそういうセミナーに参加をしていただいて、自分たちで作った品物を自信を持って消費者の手元に届けるというようなことに力を入れていただければというふうに思います。 先ほどから言いますように、農家は自分で価格をつけられないという状況がありますので、生産コスト等の縮減に努めているわけですけど、このように販売価格を向上させる取組をしていただいていることに引き続き取り組んでいただければというふうに思っています。 人口減少の歯止めのためには、半島の最南端に位置する南島原市においては、道路環境の整備、当然、今現在進められている高規格道路、島原道路、それの早期完成、それと島原天草長島連絡道路の島原半島、口之津までの道路、それと西回りの道路の早期実現、事業化に向けて市、議会共に頑張っているところですけど、そういう道路環境の整備に併せて1次産業である農業の振興に努めていただくのも大切なことだというふうに思っております。引き続き農業振興に力を注いでいただくようにお願いをし、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) これで、6番、
末続浩二郎議員の質問を終わります。 ここで、3時15分まで休憩いたします。 午後3時05分 休憩 午後3時15分 再開
○議長(吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、17番、吉岡巖議員の質問を許します。17番、吉岡巖議員。
◆17番(吉岡巖君) (登壇) ただいま議長から一般質問の許可をいただきましたので、今年最後の一般質問のトリを務めさせていただきますので、市長、副市長あたりの快い返事があれば、早く一般質問が終わって、また職員の皆さんのお疲れの顔もにこにこに変わると思いますので、どうぞ快い返事をお願いいたします。 それでは、自民党創政会吉岡がただいまより一般質問を始めますので、どうぞよろしくお願いいたします。 有家グラウンド雨天練習場を今後、有家グラウンドの横の小さいグラウンドのナイターがついておりますけども、あそこを雨天練習場に改修できないかどうか。いろんな大会前の練習に関して雨が降ってできないということが今まで多々あって、この前の全国大会ソフトボールの3年のチームについては、有商の跡に行ったりしておりましたけれども、やはり有家グラウンドの練習場は市の中央部でございまして、いろんな競技が練習されておられると思いますので、その点について屋根を張って練習場をしていただければ、もう小学生からシニアまで、みんないろんな競技が、練習が雨天の場合でもできると思いますけど、その点について、市長、改修をしていただけるようなお願いが聞いていただけるかどうか、その点についてお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員、一問一答方式でよろしいでしょうか。
◆17番(吉岡巖君) 一問一答方式でやりますので、どうぞよろしくお願いします。
○議長(吉田幸一郎君) これより答弁を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) 一般質問の最後の吉岡巖議員の御質問でございますが、最初に、有家グラウンド横、雨天練習場を造る考えはないのかとのお尋ねであります。 本年4月に供用を開始いたしました、先ほどもお話が出ましたが、多目的運動広場に雨天時にも利用可能な屋内交流広場を整備したところでございます。これは議員もあそこを活用、利用されてご存じのところでありますが、現在はサッカーをはじめ、ソフトボール、野球等の練習に御利用いただいているところであります。まずは既存の施設を有効に活用していただければというふうに思っております。 先ほどの質問の思いからいけば、それはもう吉岡議員の思いはどうかと思うところでありますが、一応そういうふうなことで御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) サイクリングロードに簡単に10億も予算追加ができる状態で、市のほうにもある程度の余裕はあるんじゃないかと思ってお願いをしとるわけでございます。サイクリングに30億、簡単に10億追加というのは、市政に対して財政がある程度余裕があるからそういうことができるんであって、だから、やはりこのまちの体力向上、また南島原市をスポーツで全国的に広めていくためにも、ぜひ必要な施設じゃないかと思っております。 その点について、市長、副市長、教育長も御理解のある方ばかりでございますので、これについてはぜひともやはり今のグラウンドの横のライトがついているサブグラウンドですか、サッカー、子供たちがする、あの場所について屋根を張って、やはり南島原市のスポーツ振興に役立つようにぜひともやってもらいたいと思いますけど、その点については教育長の考えは、ぜひすると思われるか、必要でないと思われますか、その点についてお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育長。
◎教育長(松本弘明君) 御質問はなかなか難しいところでございますが、市長も先ほど申し上げましたとおり、まずは私どもも、Arrivo!がまだ開設されて1年もたっておりませんので、そこら辺の実績をもっと積み上げていただいて、あとはそういう結果を見ながら検討させていただくというようなことになるのかなと思います。 結論的には今、市長が申し上げたとおりじゃないのかなと思っているところでございます。期待に添えない発言になっておりますけれども、申し訳ありません。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 教育長も必要な施設ということで、近い将来ということでございますので、もう我々もある程度やはり年齢も重ねとる、私だけではなく、教育長、市長も同じでございますけども、しかし、何かをやはり残して子供たちが将来、南島原市を宣伝できるような、やはり体力づくりをさせるため、ぜひ必要な施設でございまして、ぜひこれは市長、サイクリング道路を造るにしても、10億円の金をぽんと議会で提案されるわけですから、ぜひともこの雨天練習場については、御理解と決断をお願いしたいと思います。 副市長、いかがですか。あなたもそろそろ、もう今議会が終わったらまた任期の問題も出てきますので、やはり一役買って協力をしていただければ、我々は満場一致でもろ手を挙げて応援したいと思っておりますけど、ちょっと冗談も過ぎましたけども、その点について教育長、やはり子育てについていろんな議員からも質問が出ておりますけども、やはり何を言うても子育てに、子供たちには体力向上がまず第一で、体力があればいろんなこともできるし、また自信を持って運動でいい成績を上げればまた学業についても自信がついて、やはり成績向上というのにつながってきますよね。その点について副市長、どうお考えでございますか。副市長のお考えをお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 基本的には市長がただいま御答弁申し上げたとおりだと思いますけども、議員の気持ちは十分理解しておりますので、今後どういうような方向に行ったらいいのか、十分検討させていただきたいというふうに思っております。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 私がにこにこして笑ってお願いをしておるわけですが、これは本心でございまして、やはり子供たちの育成のためにもぜひ市長、サイクリングロードで足腰を鍛えたり、それでまたグラウンドの中でいろんな競技で体力をつくって、南島原をやはり国見の小嶺監督が全国に名前を広めたように、原城の世界遺産だけじゃ物足らんわけですから、だから、マスコミにいろんな宣伝をしていただけるよう、一日も早いやはり着工をですね、計画を立ててやっていただければと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。市長、絶対これだけはお忘れなくお願いしておきます。 それから、世界遺産センターの建設について、費用対効果をこの前市長にお尋ねしたら、まだ積算ができないということでございましたけど、その点について、世界遺産センターを建設した場合に、市に対してどのような費用対効果をもたらすか、また、年間何億、何十億ぐらいの費用対効果が出てくるか、その点についてお尋ねいたします。市長、お願いします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 世界遺産センターの費用対効果についてのお尋ねでありますが、世界遺産センターはガイダンス施設や観光案内、あるいはまた物産販売などの様々な機能を有する総合的な施設として整備を計画いたしております。 現在、建築、造成、展示の基本設計に着手をしておりまして、事業費等を算出していくことになります。現時点で費用対効果をもうお示しすることは難しいというふうに考えております。 世界遺産センターにつきましては、世界遺産の知名度を生かしながらPRなども積極的に実施をして、供用開始後には多くのお客様でにぎわい、十分な経済効果が得られるように準備を進めていくつもりで今取り組んでいるところであります。ですが、数字的なことは現段階ではお示しすることがまだできない状況であります。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 建物の維持管理については、年間大体どれくらいを予定されておるのか、その点についてお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 教育次長。
◎教育次長(五島裕一君) 建物の維持管理につきましてですけども、一応管理費用が大体3,100万程度を見込んでおります。それに対する入館料収入が1,800万程度で、年間1,200万程度のマイナスになるというふうに見込んでおるんですが、このマイナスの数字というのは、今のキリシタン遺産記念館を運営しておりますが、それとほぼ同等ということになります。 世界遺産センターができますと、キリシタン遺産記念館のほうは一応閉めるということになりますので、それがそっくりそのまま下に下りてくるというふうに我々は考えております。ですので、新たなマイナスが増えるというふうなことは思っておりません。 それから、例えばハード部分につきましても10億円程度それから幾らか伸びるだろうという話をしておりますけれども、それにつきましても今財源等の調整をしておりますので、実際の手出しにつきましては15%から30%ぐらいに収まるような計画で今行っているところではございます。 具体的な数字はまだ述べられませんが、総論的なところではそんなふうに一応考えているところでございます。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 計画だけは立派にできておるようでございますけど、この前の一般質問でも私は反対はしないと、しかし、今は時期尚早じゃないかと。何でかいうたら、農業、漁業、製造業、運送業、異常なまでの物価高、資材高騰によってみんな四苦八苦しているわけ。南島原は1次産業のまちでございます。 それに対して市長、こういうものは造っていいんですよ。でも時期を見て、あなたたち、さらに公務員あたりは景気が不景気でも何も給料は差し支えんのですけども、しかし1次産業については、やはり資材が高騰するたびに経営を圧迫するわけですよ。だから、もう廃業に追い込まれたり、後継者をもう外に、よそに働きに出す、そしたら南島原市は人口減少が起きてくる。悪循環ばかりですよ。 だから、私は世界遺産センター造るなとは言わないんですよ。今は1次産業をとにかく手助けしてやるべきじゃないか。それはもう自転車道路でも市長は10億をぼんと出したと。それはもう今着工しているから、それは仕方ない。 しかし、今から造る世界遺産センターについては、まだそれよりも地場産業に活力を入れてやる、それが行政の務めじゃないか。それは市長、あなたも同じ1次産業出身で一番分かっているはずです。だから、誰が何と言おうとこういう場合は頑固一徹で、やはり地場産業の支援がまず第一ということを信念を持って貫いていただきたい。 漁業関係にしても燃料高騰ばかりなので、とにかく資材はもう倍以上に上がっているんですよ。それで、農業あたりは肥料は上がるは農薬は上がるはビニールは上がるはで四苦八苦してみんなやっているんですよ。それに対して世界遺産センターを造るというので市民が納得すると思うんですか。 それよりも、1次産業にそれだけ活力を入れてやって、それから、落ち着いてきたらこれを造ろうかと言えば、我々も満場一致でそれはやりましょうと言いますけども、今の状態で世界遺産センターはとんでもない話で、一般市民が聞いたらそういう言葉しか返ってこないはずですよ。 だから、とにかく今は市長、ちょっと時間を置いて、1次産業に活力を入れるのが先じゃないかと思うんですけど、その点について市長、いかがお考えですか。市長の決断というものを期待しておりますが。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 議員がおっしゃったように、私も農業の出身であります。だから、そういう1次産業、漁業は私は知りませんけれども、南島原市の基幹産業は1次産業、農漁業、これがベースになっていろんな事業も発展してきたところであると思っております。 しかし、今、人口減少といいましょうか、そういう中で商売もなかなかしっかりといかないというふうな状況で、もともとあった小さい店から程々の店までもうほとんどなくなってしまって、そして地域に、各町に1つか2つ存在する大きな店しかなかなか買物ができる状況にないような状況になってきた。こういう中で、それぞれ皆さん方がこれまで営々と頑張ってこられてきたいろんな職種が縮小をされて今の状況になっております。 そういう中で、ここの議会の中でもこれからどうするのかと、人口減少をどうやって止めるのかと、将来に向けて、市はなくなっていかんようにどうするべきかと皆さんが一生懸命議会でも議論をしていただいております。私もそういう1次産業をないがしろにするつもりはありません。もう市を支えていただいている全ての産業に関わっている皆さん、そういう職種それぞれがこれはよかったよというふうなことでやっぱり存在してほしいと思っておりますし、先々にもつながっていってほしいと思っております。 そういう中で、現段階では1次産業、農業、漁業、これに特化したような形でしっかりとすべきじゃないか、その思いは私も分かります。しかし、ほかの全ての業種の皆さん方もそれぞれの立場でいろいろ思いは持っていらっしゃると思うんです。そういう中で私どももいろんな事業を、大きな金になっておりますけれども、将来に向けて何が今必要か、それぞれ皆さん方思いが、見方もあるかと思うんです。しかし、私としても、または行政としても、今すべきは何かというふうなことで取り組ませていただいているところであります。 そういうことを理解していただいて、議会の皆さん方にもお願いをしていきたいというふうには思っているところでありますが、この世界遺産センターについても、これをやっぱり何年かたって、それからというふうになっていったらやっぱり遅くなってしまうんじゃないかと。今は厳しいかもしれないけれども、皆さん方の御理解をいただいて、ぜひとも今の段階からこういう形で進めさせていただきたい、そういう思いで私はいっぱいであります。 そういうことで、吉岡議員の思いも分かります。お気持ちも分かります。ここで発言していただいて、いや、そうだと市民の皆さん方が賛同してくださる方もいっぱいいらっしゃるでしょう。しかしながら、私としても、行政としては今進めている事業をしっかりとやっぱり進めていくことが先々につながる、そういうことを考えておりますので、どうぞ御理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 近傍市に比べて、南島原市は1次産業に対してはやはり行政は本当に勝るとも劣っていない助成をしていただいておるわけでございますけれども、しかし、もう先が見えない業種については廃業。農業も高齢化と両方で物価高、資材高騰、肥料は高騰、それならもうよそに息子はやろうかといって、その後遺症が畑は荒れ放題、草畑で相当な耕作放棄地になっているわけです。 だから、人口減少を食い止めるにしても、やはり1次産業に対しては全ての業種に対して支援を手厚く、今しばらくやっぱりやっていただけるべきじゃないかと思っております。その点については、本当に松本市政におかれてはやっていただいておりますけれども、もう少し時間をかけて支援をお願いしたいと思っておりますので。 市長も私の質問に対しては本当につらい、自分も1次産業であるから分かっていながらも、やはり市全体のことを考えた答弁しかできないということは分かっておりますもので、そこのところ、副市長、あなたも補佐役として松本市長に対しての進言、知恵というものをやっぱり応援をしていただいて、一番人口減少につながらないためにも、また、1次産業が落ち込んで寂れてしまわないためにもやはりぜひとも、世界遺産は反対はしないけれども、そっちのほうを優先的にやっていただきたいと思っております。これは本当に市民のみんなの声でございますので、私が顔つくって言うわけじゃございません。 そういうことなので、よく市長もこういう問題を提起された苦しい立場は分かっておりますけども、それをあえてお願いしとるわけですので、どうぞ、また新しい年度になって変わってきますけども、それについて南島原に明るい日差しが来るような市政を取っていただきたいと、これはお願いと要望と両方でございますので、そういうことで肝に銘じていただきたいと思っております。 これはこれくらいにして、次に行きたいと思っているのは、真砂の運営についてどのような現在運用をされておるか。副市長が社長でございますので、簡単でございますけども、説明をお願いいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 先ほど来、吉岡議員も話をされておりますように、非常にコロナ以来、それは農林業も水産業も同じでございますけども、この真砂も同じでございます。一時の時期から比べますと半分以下、利用者の方が。これは宿泊含めて全てそうでございます。 そういうことで、令和2年の1月からコロナが始まりましたけども、それ以来ずっと赤字が続いております。それをどうやって今経営を支えていこうかと、維持していこうかということで私も頭がいっぱいでございますし、この間、国、県、市の支援、また雇用調整助成金等もありましてどうにかつないできていると。また、昨年度は1千万円の指定管理料も頂きました。そういうことでも累積では3年度末で2,100万円の赤字を抱えております。そういうことで、今後本当にどうやって経営していこうかということで頭を痛めているところでございます。 体制につきましては、新しい料理長も参りましたし、とにかく職員一丸となってどうにか再生していこうということで現在努力している最中でございます。今後ともどうぞ御支援のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) いろいろ話が出ておるわけでございますけれども、真砂で借入れがあるとかないとかとそういう話があるんですけど、1,500万ぐらいの借入れをしているかどうか。実際それは本当かどうか、その点について副市長にお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 先ほど来話をさせていただいていますけども、コロナの影響によりまして利用客が全ての面において減少してきているということで、3千万円の借り上げをしております。それで今の売上げの中から少しずつでも償還をさせていただいて、現時点では多分半分ぐらいになっているんじゃないかというふうに思っております。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 借入れをされるときは、あそこの社長ですから、副市長の名前で借入れをされると思いますが、仮に、例えばの話ですよ、副市長が替わられたときには、副市長の名前で借り入れた場合に、その後は、後になった人が払うのか、それとも山口副市長が払うてくれるのか、その点についてはどのようになっているのかお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 借入れにつきましては、原城振興公社社長の山口周一と借りておりますので、法人で借受けいたしております。利息については、コロナの対策のを入れて無利子ということになっております。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 借入れがどの分、もうこれだけ、コロナでもう観光事業が低迷しているんだから、これはもう当然のことですけれども、まだ出資金もあるから、借入れせずにそれを取り崩してでもいいんじゃないかなという。これは私個人の考えですけど、持っておりますけども、もうそれよりも、指定管理とか何とかでしたらいろいろな制約があるわけですよね。だから、いろんないいアイデアがあっても、それを実際に実行できない面があるわけですよね。 だから、もうこの際、もう真砂については民間に賃貸しでやって、それで10年なら10年スパンで契約をしたらある程度の投資も借主がやっていけるし、またいろんなアイデアを持って南島原に貢献できるような営業ができるんじゃないかと思う。 その点について、市長、もうこれを民間に賃貸しで出す考えは、現在のところ持っておるかどうか、その点についてお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 今、吉岡議員から、今の状態じゃなくてどこかに借りてもらうといいましょうか、受けてもらうというか、そういうふうなことが必要じゃないかというふうな話でございますが、現段階で私自身、まだそこまでどうするかというところまでは、一応原城振興公社として、これは100%市の出資の振興公社でありますが、ここで5年契約で受けて、今2年目……。(発言する者あり)7年の3月31日までが今回の契約期間ということでありますが、これはどういう形で、本当にそういうふうにする場合には、いろいろ手続は全くできないということでもないのかなというふうには思いますけれども、現段階ではそこまではまだ検討というか、そういうことはしておりません。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 今すぐじゃなくして、やはり行政でやって成功した例というのはあまりないわけですよね。経営自体が下手と言えば下手、制約があるからできないと言えばそれまで。 だから、あれを月に仮に100万200万で借りてくれる、月にそれくらいで借るところがあれば、それだけ経費をかけずに収入が入ってくるわけですよね。 だから、もうやはり副市長、そういうところも含めて検討をして、民間のいろんなアイデアを持って、ハウステンボスを見てください。社長が替わったときはあれだけにぎわって、黒字を出してやっているわけでしょう。 だからそういう、やはりいろんな経済効果が出るような運営の仕方というのもあるわけですから、原城、世界遺産も含めて、やはりあそこをまだ民間に貸してそれでまた拡張するような、そういうやはり真砂になるように、そのためぜひとも民間の力を活用して、それで民間の新しい経営者の下で、南島原の、やはり広げていけば、また世界遺産センターを造ってもやはり費用対効果が出てくると思いますけども、今の状態で造っただけじゃ、本当に事業効果があるかどうかというのは疑問でございますので、その点について、副市長、あなたが社長ですから、やはり原城振興公社というのは100%市が出しとるわけですから、いつでも解体すると思えばできないことはないはずですから、その点も含めてやはりよく検討していただきたいと思っておりますので。 市長、その点についてはですね、決断というものは、やはりどこでやるのかが肝要でございますので、思い切った手を打って、南島原市、真砂のためにもやはりそうすべきじゃないかと思っておりますので、その点については市長の考えをちょっとお尋ねしたいと思います。
○議長(吉田幸一郎君) 松本市長。
◎市長(松本政博君) 真砂についての現状を踏まえた今後のことについて、吉岡議員から御指摘、話をしていただいたところでありますが、現在の真砂に至るまでは、旧南有馬町の時代から、やっぱり地域の思いを込めてあれを建設されて今日に至ってきたと。今日というか。そして合併をして、やっぱりそういう精神といいましょうか、考え方を引き継いだ上で、市としても真砂を受け継いで経営をしてきたというふうに思っております。 今、特にこのコロナ禍の中でこの二、三年、もう先ほど話がありましたようにお客さんが減ってきた。そういうふうなことがもとで現在の状況、先ほどから話があっておりますような状況になってきたところであります。 私としては、吉岡議員がおっしゃった、そういう方法もやっぱり一つとしてあるわけであろうと思うんですが、旧南有馬町から営々と受け継いできた、そういう考え方もやっぱり無視できないなという思いでは今日まで来たところであります。 そういうことを踏まえながら、今後、どうやって真砂がしっかりと存続していけるか。あるいは地域も、あるいは外来の皆さん方もここがあることによって、まあ、ほかに渡ってもあるわけでありましょうけれども、おいでていただいた、利用していただく方々が、ああ、ここはよかったと、また来ようと、そういう思いをしていただくような施設としてやっぱり存続をしていかなければ、どこかで廃ってしまうわけでありますので、議員の考えといいましょうか、提案といいましょうか、思いも、それは私としては大事にしていきたいなというふうには思っています。しかし、現段階で、ほんだらそうしますよというところまではまだ私もいきません。以上私の思いでありますが。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 南有馬町で造られたところで、市長が言われるのはもっともでございますし、そこの地域の人たちの今までのやはり思いというものも考慮しながらそういう方向も検討していただいて、健全な経営ができるように努力していただきたいと思っております。 次に、南島原市基本計画というか、総合計画は何のためにあるのか、その点について総務部長にちょっとお尋ねいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) いろんな、市では計画を定めておりますが、計画を定めて、その目標達成に向けて事業を実行していくということで計画を定めて、市民のためによりよいところを……(「聞こえんって」という吉岡議員の発言あり)市民のためによりよい事業を進めていくという計画でありますので。 当然計画を定めて目標に届くように努力することが求められておると思いますので、それに向かって頑張るというところでございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 総務部長がさっき説明されましたけど、1番を飛び越えて2番3番が飛び入りをするということはどういう考えでやっておられるのか、その点についてお尋ねいたします。総務部長。 総合計画の中で順位を決めて計画を立てるでしょう。布津支所とか深江支所あたりをもうイの一番に建て替えを総合計画の中で決めておられるのに対して、ほかのやつを盛り込んでからあっちは後回しとか、これはちょっとおかしいんじゃないですかね。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 計画でいいますと、南島原市の公共施設等総合管理計画に基づきます個別施設計画では、先ほどおっしゃられた布津庁舎、これについては建て替えることを目標として、布津公民館、布津図書室との複合化を検討するということで計画を定めているところでございます。 現在はそれに向かって協議を進めているんですが、なかなか協議がまとまらないのが今の現状でございます。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 伊藤部長時代に総合計画が見直されたときに、それをもう公民館と支所を一つにして総合支所で造るという計画で説明がありましたけども、それがもう何年たってもまだ表に計画自体が出てこないもんですから、1番2番、イの一番に決まった品物がほかより後回しにされるというのは、これはちょっとおかしいんじゃないかと。総務部長が替わればまたこげん事業計画も変わってくるのかと、そう私たちはひがむわけですよね。 その点について副市長どうですか。やはり総合計画を何百万もかけて立てて、それでほかの割り込みをやってみたり、2番3番を先にやったりと、それはちょっと計画はあってないようなもんでございますけど、やはり計画するなら、よほどのことがない限り順番どおりやっていくのがやっぱり計画というもんじゃないんですかね。その意味で副市長、どうですか。
○議長(吉田幸一郎君) 副市長。
◎副市長(山口周一君) 先ほど総務部長が御説明申し上げましたけども、もう基本的には複合施設として布津庁舎を建て替えるということ、支所を建て替えるということで動いております。 ただ、まだ細部にわたって、要するに教育委員会の施設と、それから、私たちの総務部の施設と、それを一体化してする施設になっているもんですから、そこらあたりで調整に時間がかかっているということで、議員おっしゃったような格好で決して忘れてないがしろにしているということでございません。一生懸命調整していますので。 私も教育委員会と総務部長に早急に調整するようにということで指示をいたしておりますので、そんなに時間はかからなくて調整できるんじゃないかと私は思っております。 議員からも御指摘がございましたので、再度総務部長と教育委員会に催促をして調整をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) 私としてみれば、総務部長が替わったばかりにこの計画が後回しにされたかなとひがんでいるわけですよね。しかし、今、副市長の答弁を聞けば、半分ぐらいは安心しましたけど、来年ぐらい、事業計画の予算が布津庁舎、深江庁舎も増えるわけですから、上がってくるんだけど、期待をして待っていたいと思っているんですけど。 総務部長、副市長も高齢でございますので、度忘れしないようにちゃんとそばから支えて、その計画が来年度にはちゃんと議会にも上程できるようにお願いしていただけますか。 何か手ばもよもよすっとん、何か言いたかことあったらどうぞ。
○議長(吉田幸一郎君) 総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 忘れているわけではございません。計画で1番2番とかという部分はないということで考えておりますので。 布津庁舎の件につきましては、私も公民館と一緒に建て替えたほうがいいという意見は持って、そういうふうな話はしております。ただ、なかなかその内容が、どういったものを建てるのかというのがまだ決まっていない状態ですので、せっかくそういう複合化する施設であれば、市民にとって使いやすい、利用しやすい施設であることが一番でありますので、その点をもって協議を進めていきたいと思いますので御理解をお願いしたいと思います。以上です。
○議長(吉田幸一郎君) 吉岡議員。
◆17番(吉岡巖君) まだ決まっていないってそうではない。決まっていないって、そういうことはないですよ。なんだって、世界遺産センターは決まっていないと言われたのにどんどん進めてきて、ある程度煮詰まったら議会にぽんと出して、そらおかしかですよね。総務部長、私も議員してから古だぬきでおりますけど、まだあんたたちからちょろまかされるようにもうろくはしとらん。 それから、一応やはり何百万もかけた総合計画だから、やはりそれは着実に実行して一つずつやって、そうなれば私たち自体も、世界遺産についても市長のやはり要望というものは受け入れないかんと。それを反対、後回しされたら、我々もまた、それはちょっと待ってくださいと言わにゃいかん。自転車道路と一緒、昨年度ね。あるいは我々の要望ば聞かな工事が遅れるばかりですよ。 お互い譲り合って、お互いをやはり助け合って、事業がスムーズに進むようにやっていくのが、総務部長、あなたの役目ですよ。そういうことでございますので、苦いことも言いましたけども、新年度に対してはありがとうございますと言えるような返事が聞けるように骨折りしていただきたいと思うとるんで、副市長、その点については、あなたもよろしくお願いしときますので。 30分で終わろうかと思いましたけども、いろいろ枝葉がつきまして遅くなりましたけど、どうも皆さん、もう今年もあと僅かとなりましたけども、本当に皆さん御苦労さまでございました。 これで私の一般質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) これで、17番、吉岡巖議員の質問を終わります。 以上で、
市政一般質問を終結します。 本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、明日12月8日定刻から開きます。 本日は、これにて散会いたします。 午後3時59分 散会...