南島原市議会 > 2021-06-22 >
06月22日-03号

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  1. 南島原市議会 2021-06-22
    06月22日-03号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 3年  6月 定例会(第2回)第3日 6月22日(火曜日)出席議員(15名)       1番  中村哲康君    9番  隈部和久君       2番  近藤一宇君    10番  松永忠次君       3番  田中次廣君    11番  小嶋光明君       4番  金子憲太郎君   12番  黒岩英雄君       5番  小林知誠君    14番  中村久幸君       6番  柴田恭成君    16番  川田典秀君       7番  高木和惠君    18番  井上末喜君       8番  吉田幸一郎君欠席議員(2名)       17番  吉岡 巖君    19番  林田久富君説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    教育次長      栗田一政君 副市長       山口周一君    総務秘書課長    石川伸吾君 教育長       永田良二君    財政課長      米田伸也君 総務部長      川島進一君    こども未来課長   藤田哲也君 地域振興部長    菅 三郎君    会計管理者     笹田 勝君 市民生活部長    本多一郎君    農業委員会事務局長 松尾 強君 福祉保健部長    深松良蔵君    代表監査委員    宮崎 太君 農林水産部長    内田繁治君    監査委員事務局長  松藤邦夫君 建設部長      浅野 工君    選挙管理委員会委員長職務代理者                              山平 進君 環境水道部長    加納 孝君    選挙管理委員会書記長                              川島伸洋君 衛生局長      溝田勝幸君議会事務局出席者 局長        綾部洋一君 次長        松藤義孝君 書記        高原 洋君 書記        近藤大輔君第2回定例会議事日程 第3号 令和3年6月22日(火)午前10時開議日程第1 市政一般質問月日質問者質問要旨ページ22日小林知誠議員1学校給食について992コロナワクチン接種について中村久幸議員新型ウイルスワクチン接種について1152離島航路について3自転車歩行者専用道路について4スクールバスのバス停について隈部和久議員学校給食関連1272イベント関連3新型コロナ関連木製マリア像について高木和惠議員1松本市長の政治姿勢について1412監査事務局について3教育行政について4選挙管理委員会について5予算編成について松永忠次議員マリア像設置について1592防犯カメラの設置について3農業振興について4道路行政について     午前10時00分 開議 ○副議長(井上末喜君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は15名であります。 林田久富議員、吉岡巖議員から欠席の届けがあっております。 本日、林田議長が欠席されておりますので、代わりまして副議長の私が議長を務めます。よろしくお願いいたします。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第3号により、本日の会議を開きます。 日程第1、市政一般質問を行います。 まず、5番、小林知誠議員の質問を許します。小林議員。 ◆5番(小林知誠君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 今日の第1番は日本共産党南島原市議団の小林知誠です。一問一答方式で行います。 今回の質問項目は2つであります。1つが給食について、2つ目がコロナワクチン接種についてです。 では、給食についてから質問いたします。 今回の質問内容には、深江の多くの町民の熱い願いが詰まっております。答弁される方は誠意のある回答をお願いいたします。 1番、南島原市の学校給食センターの安全性について。 教育委員会は、基準に合った新給食センターで給食を開始するのが一番安心・安全だと言ってきました。しかし、南島原市内の給食センターでもノロウイルス感染者が出て、給食が1日中止になりました。全国でも、平成9年度から平成26年度までの18年間に食中毒発生件数は89件あり、有症者数は2万243名に上っております。 これら2つの事例から見ても、新給食センターでも細菌による食中毒が発生する可能性があると考えます。市教委は新給食センターでは食中毒は絶対出ないと言えますか。返答をお願いいたします。 ○副議長(井上末喜君)  答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 それでは、小林知誠議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、給食センターにおける食中毒についてでございますが、このことにつきましては教育長に答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君) (登壇) おはようございます。小林知誠議員の御質問にお答えいたします。 御質問は、給食センターにおける食中毒の発生についてでございますが、食中毒につきましては、どのような施設においても絶対に発生しないとは言えず、このことは新学校給食センターにおいても同様でございます。 平成8年9月に全国に多発した腸管出血性病原大腸菌O-157による食中毒の教訓を踏まえ、国においては、平成20年6月に学校給食法改正により学校給食衛生管理基準が法律上明確に位置づけられました。平成21年4月に学校給食衛生管理基準が定められております。 新学校給食センターは、国が定めた新基準に適合した施設・設備であり、食中毒の発生を抑える環境が整備できたものでございます。以上でございます。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  教育長、そういう長々と答弁は要りません。私が聞いているのは、絶対起こらないと考えるかと。だから、起きるなら、起きることもあるというふうに簡潔に答えてください。 私は白と黒というのが好きということで、教育長は、小林さんは白か黒かというふうに答えを待つとおっしゃいましたけど、僕もイエスかノーか、また聞いている人も「はい」か「いいえ」かということが分かりやすいんじゃないかなと思いますので、先ほどの答弁、前半は要らないというふうに言っておきたいと思います。 それで、2つ目。1つ目は起こり得ることもあるということでまとめたいと思います。 次、ノロウイルス、ヒスタミン、サルモネラ菌などによる食中毒から子供たちを守る安心・安全の学校給食の在り方は、1給食場より複数の給食場がより安心・安全だと考えます。市教委は、あくまでも基準に沿った1給食場が一番安心・安全だという立場か、そうでないのか。簡単にお願いいたします。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  1センターだからということではなく、新学校給食センターが国の学校給食衛生管理基準アレルギー対応指針を満たす適切な施設であること、これを基本に考えております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  今のも答えが非常に曖昧ですね。私は、1給食センター、1つがいいのか、それとも複数のほうが安全なのか、どちらが安全かと聞いたんです。それにきちんと答えてください。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私どもは、今、私が答弁した内容で、1センターの新たな学校給食で、というようなことが安全だというふうに認識しております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  結論は、1センターがいいということで捉えていいですか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  そのように認識しております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。
    ◆5番(小林知誠君)  教育長、現実をよく見てほしいと思うんです。この南島原市でも、2月27日に市内の給食センターノロウイルス患者が発生し、3月1日の給食が停止をしました。このとき、6センターと1給食調理場であったために、1つのセンターの給食が停止したというだけで終わりました。あとの5つと1給食調理場では給食がありました。 これから見ても、もし1つのセンターで調理しておったならば、市内全部が中止になったというふうに考えられます。この事実から見ても、1つではなくて複数のほうが安全だというふうに捉えますが、いかがですか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  1つのセンターがいいという話は誤解を招きますので、ちょっと補足させていただきますけど、あくまで新センターの1センターが、国の基準を満たした施設だから安全なんだという考えでおります、私どもは。 同じような基準を満たしていない施設であれば、それは当然分散したほうがいいわけですけども、1センターが新しい国の基準を満たしているから安全なんだという考えでおります。 今回のノロウイルスによります食中毒につきましては、給食センターそのもので発生したわけではございません。従事している職員さんの御家庭で発生したものでございます。それはちょっと誤解がないようにお答えをさせていただきますけれども、それと発生源が今回は明確になっていたというところがございます。 通常、食中毒の場合は、発生源がなかなか分かりませんので、複数センターあった場合も全体的に停止をするというのが多くでございますので、とにかく私どもは食中毒を発生させない、このことに重点を置いて施設運営を行っていきたいというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  給食基準に合ったセンターであれば絶対安心・安全ではないということは、先ほども言われたわけでしょう。どんなに立派な施設であっても、これは起こるんです。 というのは、ウイルスを持ってくるのは、設備じゃなくて給食の材料とか、また、そこで働く調理員さんが持ってくるわけです。そういうことから考えると、どんなに立派な安心・安全の設備であっても起こり得ると。これは認めるでしょう。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  先ほど答弁したとおりでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  もう一回聞きます。認めますか、認めませんか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  どのような基準を満たした施設でも起こり得るというふうに先ほど答弁したとおりでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  分かりました。時間がどんどんなくなっていきますので。 細菌については、今、コロナもあっていますけど、人間の力では絶対止めることができない。予防で一生懸命防ぐように努力をすることはできますけど、完全にストップはできない。これは今言った食中毒も同じだと思います。 今、教育次長がおっしゃったけども、全国の資料から見ても原因不明というのが多いんです。多分この原因不明というのが従業員さんじゃないかというふうに思いますけども、食材なんかが非常に多いんです。食パンとかショートケーキとか冷凍イワシだんごとか餅菓子とか、食品による食中毒が多いというふうにも理解しました。 それでは、次にいきます。 食物アレルギー対応についてです。 新給食センターの完成時の工事総額を伺いたい。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  工事総額につきましては、旧龍石小学校校舎等の解体費、それから用地取得費、設計費、施工監理費、食器・食缶購入費、配送車とか厨房物品、事務経費、これらを全て含みまして21億9千万円ほどを見込んでいるところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  じゃ、この中に、令和3年第1回定例会のときに可決をしました議案第16号、第17号、第18号の約2,500万円は含まれていますか、いませんか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  何年度とおっしゃいましたか。(「今年の1回目、3月」という小林議員の発言あり)給食センターの建設費の分については、全て加えたつもりでおります。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  つもりということは、まだきちんと正確に把握していないんですか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  給食費の予算の関係は、全て計上と申しますか、集計をさせて、今の金額を見込んでいるというところで、入っております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  じゃ、今年の第1回定例会の議案第16号、第17号、第18号の約2,500万円も含めて21億9千万円というのが総額の予想ということですね。 じゃ、次、市内の食物アレルギーを有する児童・生徒の数をお願いいたします。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  現在75名でございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  75名ですね。 では、その75名の児童・生徒がアレルギーを起こす材料を教えてください。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  食品表示法で特定原材料として定められているものが7品目ございます。この7品目と特定原材料に準ずるものとして21品目が指定されておりますけども、このうち12品目、それから、そのほかアジとかタコ、アサリ貝など18品目、合わせて37品目が先ほど申しました75名の子供さんのアレルゲンとして報告をされております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  結構多いんですね。37品目が75人に当てはまると。 それで、今度9月から供用開始になるわけですけども、親さんたちは9月になったらばみんなできるんだというふうな認識があるんです。私が回ってみたら、弁当を作らなくてよくなったので大変うれしいというふうにおっしゃっている児童・生徒の親がいらっしゃるんです。それには教育委員会は、後でまた言いますけど、きちんと説明をお願いしたいと思うんです。 それで、代替食は卵から始めるとしていますが、この75名のうちこれに該当する子供は何人いるんですか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  現在のところ12名のお子さんに代替食の給食の提供ができる予定でございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  この12名の中に深江の子供がおるのか分かりますか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  4名でございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  じゃ、次、この12名が、まず9月からするということですけども、その後、解消できない子供がまだ75から12を引くと63名残るわけですけども、この子供たちの解消は、どのような計画で、何年後ぐらいに大体終わるか。その計画を教えてください。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  食物アレルギーの対応は、現在、9月から新しく食物アレルギー対応マニュアルを施行するようにいたしております。 これによりますと、方法として、大きく分けて、代替食を提供する方法、それから、飲用の牛乳またはパンのみだけ停止をして、ほかのものはそのまま提供をする。それから、アレルゲンが含まれるおかずだけを停止し、その日は御家庭から補食なり弁当を持ってきてもらうという方法。それから、アレルゲンがかなり多くて給食で対応できないといった場合には、もう給食を停止して家庭から弁当を持参していただく方法。それから、保護者の方に献立の詳細な内容を月ごとに提供させていただきますので、その内容を保護者の方が確認して、学校では、先生方が管理の下で、子供が、これはちょっと口がひりひりするから食べないようにしとくとか、子供さんに除去をしていただくような方法。こういった方法で対応をするようにいたしております。 個々の児童・生徒によって、アレルゲンの種類とか数、またアレルギー症状の程度も様々でございます。食物アレルギーを有する全ての児童・生徒に代替食を提供するということは、はっきり申しまして難しい状況でございます。 現在、食物アレルギーを有する75名の児童・生徒のうち、73名につきましては、先ほど申しました何らかの方法で給食を提供することができる見込みでございます。 今後の代替食の計画につきましては、栄養教諭、学校栄養職員、それから学校給食会や当然学校とも相談をして、主治医の先生の意見も確認させていただきながら、子供たちの安全を最優先に対象を順次拡大していくようにしておりますけれども、具体的な目標といったものは定めておりません。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  具体的な目標は定めていないということは非常におかしい。21億9千万円使っているわけでしょう。だから、きちんと何年後には、今おっしゃったように73名までできるというんだから、ここまではやりますよという計画をつくらないと、今のように、分かっておりませんじゃ、私は納得できません。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  先ほど申しました73名のお子さんに対して何らかの方法で対応できるというのは、9月から対応できるということでございます。 私が目標を定めていないと申しましたのは、全ての子供さんに代替食の提供をいつまでにするという目標を定めていないということでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  ちょっと私はあなたに比べて頭がよくないんですかね。今のがよく分からないんですよ。 先ほどは、卵について代替食をきちんと作るのが12名だというふうに聞きましたね。今おっしゃると、9月から対応できるのは73名ができるんだと。ここのところの違いを教えてください。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  代替食の提供によりまして、一部除去をしたり日にちによっては給食をやめたりというふうなことをしないで完全に給食を毎日提供できるようにするというのが代替食でございますので、これにより対応できるお子さんが12名、場合によっては、日々、給食を献立によっては除去する、あるいは停止するかもしれないけれども、通常提供しながらそういった対応をしていくというお子さんも含めまして、73名に対応できるということでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  私もちょっと今の理解がしにくいので、理解しているだけでいきたいと思います。 今の答弁では、9月から完全に代替食ができるのが12名というふうに理解していいですね。 じゃ、それを基に話を進めていきたいと思います。 教育委員会は、給食センターの建設目的の第一が、アレルギーを有する児童・生徒の対応であり、より一層安心・安全な学校給食の提供を行うには、学校給食管理基準を遵守した学校給食センターで調理を行うことが不可欠であると、平成28年2月3日の全協で説明があっております。これは間違いないですね。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  はい、そのとおり説明をしたと思います。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  それでは、今の栗田教育次長の説明では、9月から75名に対して12名が完全に対応できるんだと。これは、75分の12、全体の16%で完全な対応ができるということですよね。 21億9千万円を投資して、始める段階になって完全にできるのが16%という、この数字は、私はあまりにも低過ぎるというふうに思いますが、教育長、この私の意見、いかがでしょうか。低過ぎるというふうな考えはお持ちでないですか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私は、段階的に応じてそういう改善をしていくということでありますので、途中経過における比率ではないかというふうに考えます。 今後については、しっかりと多くの子供たちに安心・安全の食が提供できるように、給食会ともしっかり話合いをしながら進めていきたいと思います。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  教育長は、段階的だからこれでいいというふうな考えですよね。 今の討論を聞いて、21億9千万円を投資して新給食センターを造った。ところが、出発時点で完全に代替食にできるのが僅か16%という達成率。このことを市民が納得するというふうに考えますか。これは市長と教育長、2人に、市民が納得するか納得しないかを聞きたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私は、先ほども答弁いたしましたように、完全にできるということではないというふうに次長からも答弁をしていただきました。 そういうことで、このことについて、当初、卵……黄卵、こういうものから始めていきたいということですので、それを広めていけば、確実に給食に対するアレルギー関係の提供ができるというふうに思っております。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  アレルギーの関係については、先ほどから説明が担当のほうからあっておりますが、これについては、これまでもこの給食センターについての協議、議論の中で、一度に全てのアレルギーを有する子供たちに提供することは無理だ、順次やっていくというふうなことでは、ずっと今までも担当のほうから説明をしてきているということは、議員も御承知のことだと思っております。 そういうことでまずは、先ほどから担当のほうから申し上げております卵から始めて、順次進めていくというふうなことであります。そういうことで、これまでも説明をさせていただいておりますので、市民の皆様方にも御理解をいただきたいというふうに、私としては思っているところであります。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  ここでいろいろすったもんだしても仕方がありませんので、この件については、議長にお願いしたいんですけども、この達成度、これは議会としても十分論議をせないかんというふうに僕は思います。それで、給食特別委員会で、議員で、この問題、論議をしていただけんでしょうか。お願いいたしますけども、いかがでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員、給食の特別委員会を隈部議員が設置していますので、そちらに相談してもらって、そちらのほうで進めてもらいたいと思うんですが、それが早道じゃないでしょうか。(「議長からお願いしたいんですけど」という小林議員の発言あり)どうしても私とおっしゃるなら、そういたします。(「はい、お願いします」という小林議員の発言あり)はい、分かりました。 小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  では、次に移ります。 深江給食センター供用についてです。 ここは、いろいろ詳しく書いていますけども、今度出された議案第34号を読みますと、9月1日から9月30日までは深江の給食センターは存続するような書き方ですけど、そのように、存続するというふうに捉えていいんですか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  深江の給食センター、9月1日から9月末までについては、恒常的に使うということで残したものではなく、何かあった場合に備えて念のため残すということにしたものでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  だから、もしかした場合は使うという考えで残すわけでしょう。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  そういうことでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  分かりました。そういうことと、何かあった場合は使うんだということで、残すんだということですので、3項の1つ目は飛ばしていきたいと思います。 次、令和3年3月2日の教育長答弁、1か所で給食を提供するという議会の議決をいただいていると。これは議会の議決をいただいたのかどうなのか回答をお願いします。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  今年の第1回定例会におきまして、私が「新しい給食センターを供用開始して、1か所で給食を提供するという議会の議決をいただいておりますので」と答弁しましたのは、事前に、新学校給食センターの1センター方式とする説明をした後、令和元年9月の市議会定例会に、そのための関連予算を提出し、議決をいただいておりましたので、そのことをもって「議決をいただいておりましたので」とお答えしたものでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  それは、意味は分かりますよ。しかし、1か所で給食を提供するという議会の議決というのは、1か所で給食を提供するという議案を出して、それを論議して議決をするというのが、今あなたがおっしゃっている意味だと僕は理解しているんですけど、違いますか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  結果としては、そのような解釈が成ると思います。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  そこは教育長が逃げの答弁で終わったわけですけど、1か所で給食を提供するという議会の議決はあっていないというふうに理解します。 次、深江の給食センターは使わないことを、議会で私は議決をしていないというふうに認識しているんですけど、したということですか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  御理解を……。 ちょっと失礼します。もう一度質問をお願いします。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  深江の給食センターは使わないことを議会では議決をしていないと私は記憶しているんですけど、議会で深江の給食センターを使わないということを議決しましたか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  深江学校給食センターを使わないという議決はありませんが、先ほど答弁しましたことをもって決裁いただいたというふうに考えて答弁したものでございます。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  まず、議決はあっていないということで止めておきたいと思います。 では、次、第4番です。保護者・教職員説明会について伺います。 平成28年10月6日の全協で、学校教育班参事からの説明、「保護者、教職員から建設についておおむね賛成意見を賜りました。」と、これはきちんと言っております。 平成29年12月8日、林田久富議員の一般質問への教育長答弁、「センター建設計画について、平成28年5月、深江町から加津佐町の8地区で保護者及び教職員説明会を開催し、御理解をいただきました。」というふうにあります。 そこで、質問ですけども、まず教育長の「御理解をいただきました。」ということは、賛成意見をいただいたというふうに解していいでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  新学校給食センターの建設計画の説明に特段の反対意見がなかったとの報告を受け、私は御理解いただいたものと捉え、そのような発言をしたものだと思います。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  特段の反対意見がなかったから賛成だというふうに理解したと、手前勝手な解釈ですね。 それで、先ほどあなたがおっしゃった、反対がなかったから賛成と受け取ったんだというふうな、その裏づける証拠というのはありますか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私たちがその建設をするための説明会であって、建設をするかしないかの賛否を問う説明会ではございませんでした、当時は。 そういう会合でありましたので、建設を前提としたお尋ねや、そういう御意見が多くて、反対の意見は出なかったというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。
    ◆5番(小林知誠君)  この給食センターは、21億9千万円というべらぼうな市の予算を使って計画を立てて造るわけです。それに対して、今のような建設に反対か賛成かという意見じゃなくて、ただ意見を聞くだけだというふうな説明会、これは非常に不誠実だと思うんです。 それで、私も、その後、教育委員会にお願いして資料をもらいました。皆様方の手元にあると思いますけども、令和元年12月13日付の当時の学校教育課長から頂いた資料です。それには、8か所で説明会があっております。参加者が保護者59名、教職員56名。PTAの延べ人数ですけども2,741名、それに対して59名の参加だと。これは南島原市の保護者の2%の参加です。 こういう2%の参加で、あなたがおっしゃるように「説明会を開いた、理解してもらった。」というふうな捉え方でいいんでしょうか。私は、非常に民主的でないと。本当にするならば、多くの意見を吸収しなければいけない。こういう僅か2%の数字で、資料としては有効ではないというふうに思いますが、有効というふうに理解されておりますか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私は、多くの保護者の方に参加していただくように、会場もいろいろなところを取り、お待ちしておったという報告を受けております。そういう中で、出席者が少ないというのは大変残念に思ったところでした。 そういうこともあって、その後、全家庭に詳細なプリントを差し上げて、御意見等があれば申出くださいというふうなことで、参加の人数が少ないことについての補足的な対応をさせていただいたわけです。 そういうことで、この2%がどうのということよりも、参加していただけない状況を残念に思っております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  残念に思うとおっしゃいますけども、参加しなかったのが悪いというふうに私は受け取ります。 では、より綿密な保護者の声、意見を聞くには、やっぱり保護者のアンケートをすべきと思うんです。 学校統廃合がありました。そのときにはアンケートを取っておるんです。有効回答数が2,307と、もうべらぼうに高いですよね。このくらいの回答があれば、私はいいと思うんですけども、僅か、2%。こういうことでは、行政、教育委員会として、私は意見を聞くということにはなっておらんというか、建設ありきというふうに受け取ってしまうんですよ。 だから、本当に保護者の意見を聞くならば、きちんとした対応を取るべきだと。これは取ろうと思えば取れるんですよ、学校を通じて。ところが、それもしなかった。後でも言いますけど、当時の次長は、取る必要はないというふうにおっしゃったんです。 だから、本当にこういう大きな建設事業をするには、綿密に、有権者である、主人公である市民の、または保護者の声を聞くべきだと。その手だてを取るべきだったと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  「だった」という求めの質問ですけども、私もそういう多くの人の意見を聞きたかったという思いはございました。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  もう一度、私に分かるようにお願いします。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  いろいろパブリックコメント的な行動については、やり方がございます。例えば、アンケートもそうでしょうし、集会を開いてやるやり方もあると思います。 この給食センターについては、担当課でアンケートではなく集会をもって説明会をしたほうを採用し、残念ながら人数は集まらなかったという結果になったわけですけども、そういうことで、方法について、いろんな方法があるということで御理解をいただければと思います。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  私は理解できません。参加者がそんなに少なかったという事実があるならば、それを補うために、あなた方はお知らせをまいて知らせたんだと言うんだけども、意見があったら出してくださいと、それでは不十分だと思うんです。 本当に生の声を実際つかもうと思うならば、保護者にアンケートを取るべきだったと。それをしなかったのは、僕は大変不十分だと思います。その点はいかがですか。不十分じゃないと思いますか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私は、いろんな市民の声を聞くチャンスの方法として、特に保護者に対しては、教職員も含めて、アンケートでなくて生の声を現に対面で集会を開いてお聞きするのがいいと担当課のほうで決めてきたもので、そういうことを考えたら、その方法もいいなと思って、そういう方法で説明会を開いておりますので、それはそれで、アンケートと違った意味での効果があったのではないかと思っております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  繰り返しですね。あなたがおっしゃったような、生の声を聞くということで開いたと。その結果が2%の参加率しかなかったということですよ。だから、私は、そういうことでは保護者の生の本当の声は集約できないと。 だから、2%の参加しかなかったということを受けて、きちんと保護者のアンケート調査をすべきじゃなかったかと言うんです。すべきじゃなかったかと聞いてるんですよ。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  当時の次長が、アンケートについてはしないという答弁をしておりますので、そのとおりの考えを私が当時持っておったんだろうと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  じゃ、そこに移りましょうか。なぜ市民、特に保護者の意見を聞くアンケートをしないというふうにおっしゃられたんですか。 先ほども言いましたけど、学校統廃合ではアンケート調査をしているんです、大事な問題だから。有効回答者が2,307もあっているんです。こういうふうに、本当に市民の声を聞くなら、多くの声を集約するためにアンケートは絶対実施すべきだというふうに思ってやったんです。それが必要ないという理由は何ですか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  当時、アンケートをしないというふうな答弁をしておりますので、次長同士で引継ぎがあったと思いますので、その件、次長に答弁させてもらいます。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  当時、アンケートを取らないとか、取る必要がないとかという発言につきましては、その時点で1センター方式でいくんだということを市のほうで決定をいたして、それを議会のほうに関連予算を提出させていただいておりました。それが令和元年の9月でございます。 9月の議会で関連予算を議決いただいた後の12月の時点でのお答えもありましたけれども、議決もいただいておりましたので、そのような答弁をされたんだということで、私は理解をいたしております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  そこのところは僕もきちんと調べていませんので、今度はもう一回調べ直して、したいと思います。 それでは、最後の「深江町民の声にどう応えるか」に移っていきたいと思います。 3月議会で、深江給食センターに寄せる深江町民の声を市長、教育長に届けました。3月議会では、その声は考慮してもらえませんでした。そこで、再度、深江給食センターに寄せる2,078名の深江町民の賛同の声を添えた要望書を6月9日、市長に届けました。 深江と口之津町民の要望については、令和元年の9月議会と12月議会で、深江と口之津の保護者のアンケートを取って調査せよと言って教育委員会に要請はしたけど、今、栗田次長がおっしゃったようなことで、取る必要はないと言って取り上げてもらえなかったということです。これは、また後ほど調べて、やりたいと思います。 そこで、先ほども言いましたけども、深江給食センターに寄せる深江町民の声の多くが、「深江給食センターを使って深江の子供たちに給食を提供してください。」という要望が大変多くありました。 そこで、幾つか市長に尋ねてみたいと思います。 1つ目が、「深江給食センターは、近いところにあったほうが子供たちのためによい、だから深江のセンターは残してほしい。」という要望ですけど、この要望は無理な要望かどうか、市長、答えてください。無理か、無理でないか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  端的に申し上げますと、深江の皆さん方がそういう思いでいらっしゃるということでしょう。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  いや、だから、深江の皆さんは、こういう要望だというのを伝えたんです。その要望は、市長にとって無理ですか、無理でないですかと聞いたんです。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  私にとって無理か無理でないかということよりも、深江の皆さん方がそういう思いでいらっしゃるということの表れだと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  それでは、全然、市長に要望書を出した意味がないんです。 あと、深江の給食センターに納入している業者を守りたいという声もあるんです。教育委員会は、現在、深江の給食センターに納入していらっしゃる業者の数は分かりますか。 ○副議長(井上末喜君)  ここで暫時休憩します。     午前10時50分 休憩     午前10時51分 再開 ○副議長(井上末喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  大変失礼をいたしました。 数字的に現在の分はちょっと今持っておりません。令和元年度の集計の分を持っておりまして、そうあまり変わりはないと思いますけれども、75業者ということで聞いております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  深江の給食センターに納入していらっしゃる業者の数を聞いたんですよ。今のは全部でしょう、70というのは。深江のは分かんとやろう。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  深江に納入しておられる業者さん、これについては、今、数字は持っておりません。 ◆5番(小林知誠君)  持っております。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  持っておりません。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  じゃ、もう聞いても一緒ですよね。僕の聞いたところによると、5つの業者だというふうに聞いております。新しくなった場合は、1つの業者しか残らない。後の4つはもう撤退というふうなことです。 ということで、深江の業者を守りたいという深江の町民の声、これが消されていくんです。ですから、私は、この深江の業者を守るためにも、深江のセンターを残してほしいという、この要望をぜひ市長に聞いてほしいというふうに思いますけど、いかがでしょう。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  新しい給食センターで納入していただく業者の皆さん方の中に、深江の業者の皆さん方も、加入といいましょうか、そこに関わっていただきたいというふうな思いは、私としてはあるわけであります。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  市長、あなた、もうちょっとしっかり教育委員会の話を聞いて、また、そういう現場にも足を運んで、生の実態をつかんでほしいんですけど、深江の給食センターに納める材料は少ないんです。だから小さな業者でも参加できるんです。 しかし、今度4千近くの給食を作るには、とてもじゃないけど賄い切らんと。賄い切らんから、やむなく撤退ということなんです。肉業者も1業者しか残らんでしょう。そういうことを考えると、1センターがいいというふうには言えないんです。 次に、地元の食材を使った給食を子供たちに食べさせたいという要望がたくさんあります。これは無理ではないと思うんですけど、どうでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、もちろん私もそう思いますし、市内で取れた地元の食材をしっかりとそこで使って対応していくという考え方には、私は変わりはないというふうに思っております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  これは教育委員会に聞きたいんですけど、今の深江または布津、6つの給食センターは小さいので、町内の各学校の行事がありますよね。その行事によって給食時間の配分を注文すると変えてくれるんです。ところが、今度、新センターになったら、それはできるんでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  現在、配送計画の案をしておりますけれども、非常に難しい状況と考えております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  非常に難しいというよりも、できないんですよ。現場の先生がおっしゃっています、「できない」と。 ですから、今のようなことを市長、教育長にも具体的に九十何名の意見として届けました。私は最後に市長にこの件でお願いしたいのは、賛同者2,078名の深江町民の声に、市長、誠実に応えてほしい。これは私案ですけど、何年か深江の給食センターを使ってやってみると。そして、その後きちんとアンケートを取って、そこで結論を出すということも、深江の町民の要望に応える一つの方法ではないかというふうに私は考えます。 何か、市長も、この深江の町民の声に応えるような努力をしてもらえないでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいまというよりも、小林議員から先ほどから、深江町民の皆さん方が、2千余名の(「2,078」という小林議員の発言あり)2千余名、78ですね。そういう方々の要望書を小林議員がお集めいただいて、そして私のほうに、せんだってお届けをいただきました。 その中身は、署名された皆さん方、こういう方々が、それぞれ深江のことについて思いを持って、そういう要望をされたんだなというふうなことは、私は受け止めたところであります。 基本的に、皆さん方の思いは、子供たちにしっかりとした給食を提供してもらって、深江の子供たちも学校生活の中で給食がしっかりできるように、そういう思いを持って、いろいろ御提案というか、お思いを寄せられたものだというふうに思っております。 市としては、今度できる新しい給食センター1か所で、ここで給食を作って、そして深江から加津佐まで8地区のそれぞれの学校に運んで、子供たちに食べてもらう。そういう形で今進んできております。9月からということです。 これはもう議員も御存じのとおりでありますが、そういう中で、深江の皆さん方の子供たちに対する思いをしっかりと受け止めながら、私どももやっていかなければというふうに思っております。 そういうことでありますが。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  結論は、「思いを受け止めない」というふうに僕は受け取っておきます。そうですよね。 大変残念です。これだけの深江町民の多くの願いというのが聞き入れられなかった。少しは、「市民が主人公、税金は市民のために使うんだ」ということがあるならば、もう少し歩み寄って、深江町民の願いをかなえる何かをしてほしいというふうに思ったんですけども、今の答弁では、それも駄目だというふうに受け止めました。 最後1分ですけども、コロナウイルスの件です。 もう今まで何人もの方が質問をしていらっしゃいますので、くどくは言いません。これまで市の不手際で大変な混乱が起きました。それは謝ってほしいと。 それから、今後、この教訓を基に混乱がないようにやってほしいというふうに思いますが、いかがでしょう。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  コロナワクチン接種において、市民の皆さん方に混乱を引き起こしたということでありますが、これについては、昨日、柴田議員の御質問にもお答えをしたとおりでございますが、このたびのワクチン接種の予約につきまして、本当に市民の皆さん方に混乱を招いて大変不愉快な思いをさせてしまった。こういうことでは大変御迷惑をおかけしたというところで、改めておわびを申し上げたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  1つ忘れました。教育長、市民の皆さんに、今の出発点では16%しかできなかったと。100%を希望していらっしゃった方に対して落胆をさせたということについて謝ってほしいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  陳謝するというよりも、そういう多くの人の意見をまとめられなかったというのについては、とても残念に思っております。 ○副議長(井上末喜君)  小林議員、簡潔にお願いします。 ◆5番(小林知誠君)  終わります。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  これで、5番、小林知誠議員の質問を終わります。 ここで11時10分まで休憩いたします。     午前11時01分 休憩     午前11時10分 再開 ○副議長(井上末喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、14番、中村久幸議員の質問を許します。中村議員。 ◆14番(中村久幸君) (登壇) 皆さん、おはようございます。公明党の中村久幸です。 議長の許可をいただきましたので、一問一答方式で質問をさせていただきます。 まず初めに、新型コロナウイルスワクチンについて。 1、現在、高齢者の接種状況と予約状況、終わるのはいつ頃になる予定か。 2、64歳以下の方々についての予約受付や接種計画など分かれば教えていただきたい。 3、ワクチンの正確な入荷情報の発表はあっているのか。 この3点を一応通告を出しておりましたけども、先日の同僚議員、また今日もありましたけども、ほとんどの方の質問と重複するところがかなりあると思います。市長の答弁としては重複するところは割愛されても構いませんけども、できれば少し答弁をいただければと思います。 ○副議長(井上末喜君)  答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、中村久幸議員の御質問にお答えをいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種についてのお尋ねでありますが、接種状況と今後の対応、計画につきましては、これまでに、昨日、黒岩議員をはじめ各議員の御質問にお答えしたとおりであります。 そして、次にワクチンの正確な入荷情報はあっているのかとのお尋ねでありますが、現在、ワクチン供給が第7回まで完了しており、第8回として7月2日に本市に7箱、人数にして4,095人分のワクチンが供給されます。 第8回をもって、65歳以上の高齢者に必要なワクチンは全て供給されることになります。 今後も国の配分に応じて県を通じて十分なワクチンが供給をされるというふうになっております。以上でございます。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございました。昨日ほとんど説明をいただいておりましたけども。ただ、重複するかもしれませんけれども、高齢者につきましては、大体これまで予約も接種も大分進んでいることは報告いただきました。 ただ、でも、まだ予約の受付中だと思っているんですが、予約自体はどれぐらい残っているのかです。今現在、予約を受け付けておられる分はいいですけども、あとどれぐらいの方が予約をまだされていないのか。一応それを先に教えていただけますか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  このたびのワクチン接種の予約につきまして、多大な混乱を招きまして誠に申し訳ございませんでした。 先ほど中村議員のほうから御質問がございました。予約をされていない高齢者は何人いるのかというふうな御質問でございますけれども、私どもで今、推定をしておりますのが、約3千人ほどの高齢者の方が、まだ予約をされていない、もちろん接種もされていないというふうな状況でございます。率にしますと、市内の高齢者のうち8割の方が接種あるいは予約をされているという状況でございます。 この方々の中には、もちろん今度6月29日から各支所で予約支援の窓口を設けて個別接種の予約を開始する予定にしておりますけれども、恐らく個別での接種を希望されている方々も一定数はいらっしゃるのではないかなというふうに推定をしております。以上でございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  分かりました。8割方ということは、当初市内の皆さんのうちの8割方が接種されるであろうという予測をされているようなことを聞いておりましたので、大体いったのかなと思いましたけども、まだ6月29日からの個別接種が残っているということであれば、できれば接種をしたいと希望される方は全員に打っていただきたいと思いますので、その点は予約のほう混乱のないようによろしくお願いいたします。 あと、次に64歳以下の方々についての予約の受付も、この間、特定疾患のある方といいますか、そういう心配な方は6月24日までに申請をしてくださいという申請書が回覧というか、各自治会に回ってきておりましたけども、このことについて、申請方法とか、なぜ24日までなのか、その辺の説明をいただけますか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  現在、先ほどおっしゃったとおり、基礎疾患を有する方の申出のほうを受け付けておりますけれども、これにつきましては、御承知のとおり、基礎疾患を有する方については御本人様の申出でございます。 私どもとしても、どれぐらいの方が申出をされるのかというのもございますし、それと、一旦そこで全ての方の……何人ぐらいいらっしゃるのかということで、今度はその方々に接種券の送付をいたす準備をいたしておりますので、当然その締切り以降も受付をして、その都度随時接種券の送付はいたします。 そして、今度、市民の皆様方に御迷惑をおかけすることがないよう、接種枠に応じた接種券の発送を行ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  私も回覧が来たとき、こども未来課の課長のほうに、何で24日までですかというのはちょろっと聞いたんです。ただ、そのときにはまだ回覧が回っているかどうかで、日にちがあまりないのでと思って聞いたんですけども。そのとき言われたのが、「24日までに申請をされた方については7月に接種できるような対応を」とかというような話もちょっとされたので、その辺の説明が聞ければと思って聞いたんです。 そういうことで、一応ワクチン関係では、64歳以下の方も含めて、9月までに終了するというようなことでしたけれども、そこら辺に終わること、高齢者は7月いっぱいには打ち終わるという今までの答弁であっていましたけども、この辺は大丈夫なのか確認をさせていただきたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  昨日も御答弁いたしましたとおり、高齢者の方の接種は7月末で、それ以降も接種を希望される方については一般の方に混じっていただいて、現時点では何らかの都合で、例えば体調が悪いとか、そういう場合もございますので、当然接種をしていただいて結構なんですけれども、大体7月末に完了をし、9月末に一般の方々が打てるような接種予定ですか、そこら辺のほうを計画いたしているところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。ぜひ、なるべく多くの人に打っていただいて、やはり早い時期に全員が打つことによって収束が早くいくんじゃないかと思いますので、何とかワクチン接種によってコロナウイルスの収束を願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次にいきます。 次は離島航路について質問いたします。 新しくなったターミナルの口ノ津港と天草市の鬼池港を島鉄フェリーで結ぶこの航路は、生活物資の輸送や通勤など生活道路として、住民の重要な足となっている航路であります。 この航路も、今回のコロナ禍の影響で大変厳しい経営状況であるということから、秋野参議院議員が国会で離島航路に位置づけるべきではないかと質疑をしてくださり、船舶以外の交通手段が著しく不便であることから離島航路に該当するという国土交通省の答弁があったということは、御存じだと思いますけども、このことで、本市や天草市、また島鉄、その他関係自治体など、当事者ではどう取り組んでいこうとされているのかお伺いいたします。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいまの件については、本年3月に島原鉄道から、同社が運航する口ノ津港から鬼池航路のフェリー2隻のうち1隻が数年後には耐用年数を迎えることから更新の必要があること、また、更新する費用を加味すると将来的に航路維持が困難になることが予想されるということから、国からの支援を受けるべく関係者へ要請をするとの話を聞いておりました。 これらの働きかけが功を奏した形で、国土交通省から口ノ津-鬼池航路が離島航路に該当し得るとの解釈をいただいたということを聞いております。 これからの取組でございますが、具体的に離島航路に認定されるための手続等の情報収集に努めて、また、認定後の具体策について、天草市、そして島鉄と協議を開始するところであります。 今後、県、運輸局などに指導をいただきながら、口ノ津-鬼池航路の維持に取り組んでいきたいという考えでいるところであります。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  後先になるようですけども、先ほども言ったように、この航路の重要性といいますか、これは本市、天草市は特にですけども、雲仙市の南串山辺りからの方は、向こうに農場を借りて農業をしに行かれている方もおられるし、通勤の方もおられます。だから相当重要なのがあると思うんですけど、その辺も含めて、市長、副市長に、あのフェリー、航路の重要性をどのように考えておられるかお尋ねいたします。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  口ノ津-鬼池航路は、ただいま中村議員がおっしゃったように、本市と天草をつなぐ大変重要な航路、これには南島原市内から天草のほうにジャガイモ栽培であるとか、そういうことで通っていらっしゃる方もいらっしゃいますし、天草と南島原市、特に南目のほうといいましょうか、西目といいましょうか、姻戚関係あたりもやはりあります。海の玄関口といいましょうか、そういうようなことで観光、経済交流の要衝でもあるというところでありまして、公共交通機関としても、また先ほど申し上げましたような形の地域住民の足としても、大変重要なところであるというふうに認識をいたしているところであります。 ○副議長(井上末喜君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  この航路につきましては、先ほど来市長が答弁したとおりの位置づけになっているんじゃないかというふうに思っております。 大体年間30万ぐらいの方が御利用なされていますし、そこらあたりで先般の国土交通省のああいうふうな見解になったんじゃないかなというふうに思っております。 これも先ほど来市長が申しましたとおり、基本的には県、それから運輸局、ここらあたりが主導してやっていくことになっていくんじゃないかと思いますけども、私たちも一緒になって、どういうことが市としてできるのか、協力してやっていきたいというふうに思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  そうですね。重要性は、もちろん思われているとおりですけれども、私は、せっかく原城が世界遺産登録になって、天草の世界遺産とつなぐこの航路に関しても、さらなる重要性があるんじゃないかと思っているんです。 今はコロナ禍で観光客かれこれの来られない状況ではありますけども、このコロナが収束した暁には、せっかく世界遺産になったこれを利用して、どのような活用をしていくか、市の発展のためにどのように貢献できるかということを考えていただいて、そのためにも、このフェリーの重要性といいますか、この航路の。ですから、島鉄の社長が、この前、市長も聞いておられたと思うんですけども、昨年のゴールデンウイークあたりからの赤字は25%、25%減じゃなくて25%しかなくなったと、75%の減だと。立っておくのもやっとですというような話をされていましたですよね。 だから、それぐらい厳しい状況。これが今年もまた続いて、こうやって赤字が膨らんでいって大変な状況になる前に、だからそのためにも一刻も早い取組が必要だと思うんです。 ですから、ぜひ関係団体と協議会あたりを立ち上げていただいて、やはり天草と一緒になってですけども、そこら辺を一刻も早く続けていっていただければと思うんですけども、どうなんでしょうか。
    ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、中村議員がおっしゃったように、南島原市、天草市、世界遺産がございます。長崎県、天草市も含めて12構成資産の2つがこの南島原市の原城と、それから天草市にあるわけであります。ほかの世界遺産のあれは長崎から遠く離島まで含めて、ですね、より天草とは近々のところにありまして、そういう世界遺産の関係の交流。あるいは、先ほどから申し上げましたいろんな形での、本当に真向かいにあるところでありますので、天草市と南島原市の交流を進めていくということで、今議会でもそれぞれ数百万の負担金を御理解いただいて、天草市と両方でそれを出し合いながら、今もそういうやり取りといいましょうか、天草との交流を進めさせていただいているところであります。 そういう関係でありますので、より天草と緊密に連携も取りながら、先ほど申し上げました県とも、あるいは運輸局ともしっかりと連携を取りながら進めていきたい。そういう強い思いは持っているところであります。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  県のほうも、この前も言われましたけども、また、県議会のほうでも聞いてますけども、このことに関しては、やはり当事者のほうからの協議会が立ち上がって、そこら辺で出てきたのは全面的に協力したいというような話もあっておりますので、いち早くですね。この離島航路に位置づけられますと、赤字分の2分の1が国から助成されるということで、ただ、残りの2分の1は各関係自治体も含めたところで補助するということですので、やはりそういう方たちをどこどこかというところも含めて協議会を早くしていくべきだと思うんですけども、その辺でよろしくお願いしたいと思います。 それでは、次に自転車歩行者専用道路について伺います。 現在の進捗状況をまずお伺いをしたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これについては、昨日も中村哲康議員の御質問にもお答えをしたとおりでございますが、南島原市自転車歩行者専用道路の整備については、令和2年度から測量設計に着手をして、旧加津佐駅から原城跡付近までの11キロメートルについて、測量設計を完了したというところであります。 本年度は、令和2年度の国の3次補正予算で事業費の交付決定も受けましたので、第1期地区のうち、7キロメートルの整備工事を発注し、第2期地区の南有馬町から有家町の堂崎間の約11キロメートルについても測量設計業務を発注し、委託契約まで現在終了したところであります。 さらに、第3期地区の有家町の堂崎から深江町の水無川まで約10キロメートル、この測量設計業務につきましても、発注のための準備も済ませて、近く入札を行う予定であります。以上でございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 そういうことで、今回第1期ですか、加津佐から南有馬までの分は、今、入札もある程度終わっているということと、工事にかかるということでしたので、ちょっとその区間の件でお尋ねをしたいと思いますけども、これは建設部長が御存じかと思いますので、お尋ねします。 線路敷の幅員です。これは狭いところ、広いところ、いろいろあると思うんですけども、その幅員が狭いところはどれぐらい、広いところはどれぐらいとかいう状況を教えていただけますか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  線路敷の敷地の幅につきましては、場所によっていろいろですけども、整備の方法としては、幅員4メートルをアスファルトで舗装を行って道路としてやっていくという計画でございます。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  すみません、4メートルというのは分かっているんですが、線路敷は、前、島鉄さんから聞いたときに、一番狭いところでも6メートルはあると。あと、広いところはまだ結構あるところもあるというか。だから、そういう狭いところ、広いところがあるので、どれぐらいあるのかと。その6メーターというのは間違いないんですか。 敷地ですから、のり面あたりも含めての幅だと思うんですけど、その点はどうですか。分かりませんか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  広いところは、確かに山といいますか、のり面まで含めて、相当広いところもありますけども、今言われた6メーターには満たないところもあると思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  私も加津佐から南有馬のほうにって、思ってちょっと見てみたところもあるんですけど、その点で、この通行帯を4メーターにするということですけども、4メーターを取ったその両脇が、かなり残るところもありますよね。12メーターぐらいあるところもありますし、そういうところも含めてですけども、通行帯に余裕ができる場所の線路敷の利活用関係なんかは何か予定がありますか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  通行帯は一応4メートルで舗装をしていくわけですけども、基本的にはその両サイドに50センチの路肩を設けようというふうにも考えて、そういうふうな形で整備を標準的にはしていこうと思っております。 それで、広いところについては、その外のほうに標識とか、いろんな附帯構造物を造るというふうにも考えておりますけども、特に10メーター以上あるところにつきましては、景観を損なわないような形で、できるだけ自然な形も残していきたい。それと、維持管理も含めて、どういうふうに整備していくのかというのは、その箇所箇所で検討をしていきたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  先ほど、一応測量して、その後、設計がもうできて、入札もされたところもあるということであれば、ある程度の図面ができていると思うんですけども。それで聞きますけども、結局、通行帯も先ほど言ったように路肩も含めて6メーター、または6メーター弱のところもあるということでいくと、私も南有馬関係とかあの辺から見てみると、かなり高いところを通っていますよね。 通っていると、路肩の分で、本当に電車が通りよった線路の跡というのは、線路の幅はそんなにないんですよね。だから、ほかはのり面になっていて、4メーターもないようなところも結構、確かに上の線路敷の平らな部分はなくて、のり面がかなり両脇……。それとか、通行帯の両側がのり面になっていたり片面になっていたりもありますけども、そういう高低差のあるのり面のところ、そこら辺はどのような対応をされるのか考えておられますか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  通行帯と隣地のほうに高低差があるというところがたくさんありますけども、そういう区間におきましては、2メートル以上の高低差を一定の基準として転落防止柵を設置するということで安全対策を施して、安全・安心な通行を確保したいという計画でございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  じゃ、もう少し聞けば、のり面というのは勾配を下って、ある程度の高さまでのりになっているんです。その下は石垣なんです。だから、そこを上げて幅員を取ってからされるのか、のり面のままされるのか。結局、通行帯は4メーターですけど、4メーター取ったら、もう即のり面ということであれば危険で、ガードパイプをつけるとしても真っ際につけにゃいかんじゃなかですか。 だから、そのためには、両脇を直に上げていって外側にパイプをつけるというような状況ならば、4メーターの脇に路肩がちょっとできるということもあるんですけど、そこら辺はどのように考えておられますか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  おおむね幅員は確保できるとは思っているんですけども、場所によってはそういう場所もあるかと思います。 そうした場合は、やはり一定切土をして、必要な幅員を確保して、安全防護柵をつけてというふうな形で施工していきたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ぜひ、お願いします。 あと、この前の質問でも1回やったんですが、周りの住民の皆さんから心配の声が上がっておりました雨水処理についても、いろんなところがあるので、一律じゃないんでしょうけども、やはり住宅のあるところとか、のり面をそのまんま斜めにした場合は、線路敷の雨が全部両脇に落ちますよね。その雨水処理もある程度考えておっていただかないと、この前、住民の皆さんから心配の声が上がっていたようですので、そこら辺の雨水処理のほうはどのような考えですか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  1期地区につきましては、4月に沿線住民の方々に現地説明会を開催させていただいております。 その中で、やはり住民の方から、ここのところはちょっと水がひどかとよとか、多いのよとか、そういうふうな御意見もいろいろいただいておりますので、そういったことも加味しながら排水対策を施していきたいというふうに思っております。 それで、基本的には路面水というのは、路肩を50センチ砕石等で設けるわけですけども、そこのところで一定浸透させると。それと、また別に、現在あります排水溝等、そこは基本的には、できるだけ今ある排水路を利用させていただきたいということで考えておりますけども、改修が必要な場合は改修をするし、路肩の水路につきましても一定現状のような形は確保して、排水で御迷惑をかけないようにという形で計画をしていきたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  先ほど路肩の砂利に浸透させると言われるんですけど、かなりな雨量があった場合も含めた対応を考えて、両脇に水路あたりがあるところもありますよね。ああいう感じのやつを、ある程度川の近くまでとか、水路の近くまでは引くとか、そこら辺も考えてもらっとかないかんとじゃないかなと思います。かなり大きな水が来た場合の対応も、してもらっといたほうがいいかなと思いますので。 あと、鉄橋やトンネルについてもちょっと聞きたいんですけど、この鉄橋自体は桁下からの段階では何か所ぐらい存在していますか。それで長さがどれぐらいのやつがありますか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  第1期地区につきましては、鉄橋につきましては14橋でございます。 そのうち、長さが10メートル未満のものが9か所、10メートル以上のものが5か所でございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  分かりました。 この前、ほとんどその鉄橋は使っていくということでしたけども、そのまま使える鉄橋はどれぐらいか。多分線路が通っていた鉄橋というのは狭いですよね。だから、どっちみち広げるためには、まだ補強したりするところもあると思うんですけども、そのまま使えるところも何か所かあるんですか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  既存の鉄橋におきましては、そのままでは4メートルの幅員というのが確保できませんので、そのまま使用するというところはございません。 しかしながら、鉄橋の跡の面影みたいなものをできるだけ残したいという思いもありますので、橋台とか橋脚は既存のものを使用して、上部については橋桁や床版というのを架け直して整備をしていきたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  景観も大事ですよね、確かに。ありがとうございます。 では、あと一つ、全線の中で唯一口之津と南有馬の間にトンネルが1つありますよね。あのトンネルは長さは何メーターぐらいですか。300メーターぐらいかな。幅も。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  口之津・南有馬間にありますトンネルについては、272メートルでございます。 幅員につきましては、現状では4メートルを少し下回っております。約3.6メートルぐらいで、ここを4メートル確保するためには、道路高を約50センチ程度上げますと、トンネルの広い部分に道路が接することになりますので、そこで4メートルを確保したいという考えでございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  なるほど、幅は取れるんですね。私も3.5ぐらいしかないのかなと思っていましたけど。 ただ、かなり古いと思うんですけども、あれは築何年ぐらいたっているんでしょうか。そのまま使えるんでしょうか。もし古いようだと、どのような工事をされる予定があるのか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  トンネルにおきましては、昭和3年頃に完成して、約93年がたっているというふうに聞いております。 トンネルにつきましては、傷んだ箇所というのも見られますので、今年度、トンネルの構造調査・診断というのを実施する予定でございます。 その調査・診断結果を基に補修工事の方法を検討して、安全・安心等を確保した上で道路として供用をしたいというふうに思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  93年もたっているというのは知りませんでしたけども、小さいときに電車で行ったときにトンネルが、初めて通ったトンネルで記憶があるんですけど、それを残していただけるのはありがたいので、ぜひしっかり安全・安心にしていただいて残していただきたいと思います。 また、トンネル内は、270メーターあれば、かなり暗い状況なので、電気設備なんかもつけていただければと思います。 これは市長にお尋ねしたいんですけども。まだ今、住民の皆さんも、「自転車道路は要るのか」というような話もあったりしていますので、この自転車道路ができることによって、本市のためにも市民のためにも、どのような利点・効果ができると考えておられるのか。その辺をお尋ねしたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  この自転車歩行者専用道路を整備するというか、造ることが、どのような効果といいますか、意味合いがあるのかということだろうというふうに思っております。 100年前に昔の口鉄と島原鉄道が一緒になって、それから続いてきた。一緒に合併した年限は、ちょっと私、ここではっきり分かりませんけれども、そういう歴史を踏まえてきたこの鉄道跡地を活用して今の計画を立てたところであります。 これは単に、ただサイクリングロード、自転車でスピードをもって競争みたいな形で走っていただく道路ではなくて、景観を楽しみながら、スローサイクルといいましょうか、そういう形で自転車に乗る方々は基本的には走っていただく。全く誰もいないときには程々のスピードで走られる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、基本的にはそういう形で。そして地域の皆さん方も、散歩である、ジョギングである。あるいは、今、お年寄りの方々が、ちょっと自転車でなくて、シニアカーみたいなものでも、そこを走っていただく、動いていただく。そういうことが地域の皆さん方にとっても健康になる一つの手だてでもあろうというふうには思っております。 そして、世界遺産も抱えているところであります。ほか、市外、県外、いろんな方々もおいでになって、あるいは自転車を持ってこなくても貸し自転車、レンタルといいましょうか、そういうふうなことを活用しながら、ここを走っていただく。様々な形で、この活用方法というものはあろうかというふうに思っております。 そういうことで、南島原市の将来にとって、一つの大きなイメージを持って、皆さん方がおいでていただくような、そういう雰囲気を醸し出す道路として整備をしていこうということでありますので、ぜひ市民の皆さん方も関心を持っていただいて。 それは、この件については賛否両論、皆さん方からいろいろ御意見もあろうかというふうには思っておりますけど、市としては前向きに、そういうふうな形でぜひ進めていきたいということで、先ほどから申し上げましたような計画でもって今進めております。そういうことであります。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 いや、私も推進派ですので、実際この自転車歩行者道路の必要性、一番最初の皆さんの意見を聞いて、よかったという意見がいっぱい出たのは、やはり中学生、高校生の自転車通学されている方たちの親御さんたちが、国道の路肩の狭いところ通っている、本当に危なくて見ておれんというような話がいっぱい出ていました。そこら辺ができて、中学生、高校生の安全な通学路としての活用は、これが住民方の一番の今のお願いで、早急にというのはそこが一番あります。 また、先ほど市長が言われましたように、住民の往来とか健康維持に関しても役に立つと私も思いますし、また、今はコロナ禍でなかなか皆さんも外出も自粛されておりますけども、これが続いておりまして、家に閉じ籠もりっきりとかいうような方も多いんですけども、コロナが収束後は、逆にそれが自粛を発散させようとして出られるんじゃないかなというところを考えると、これをできるだけ早く完成させておいて、コロナ収束後は自転車で健康維持も含めて利用して、ちょっとした買物は自転車で行けるような状況になればいいなと。そういう、なまった体を自転車でと、利用する方も増えるんじゃないかなと思いますし、また、市内の買物は自転車でという方も増えるだろうし。 もう一つは、観光面の方も、コロナが終われば、また行こうと思っている方もいっぱいおられますし、サイクリストの方々が、特に、世界遺産も含めて、この自転車道路が、国交省も秋野参議院議員も日本のモデルにしたいというような言葉を言われましたけども、そういうぐらいの海と山が両方景観できるすごい場所だと。地元におる者にはそう分からんかもしれんですけど、遠方から、外から見ると、物すごいいいところだという話も聞きますので、そこら辺を生かしていただいて。令和5年に一応通行できる状況になるということですので、それから両脇のいろんな観光面も含めて計画はされているんでしょうけども、そこら辺も含めて、ぜひこの計画どおり進めていただいて、完成していければいいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 観光面に関しては、市長はどのように考えていますか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  観光面というよりも、中村議員が今おっしゃっていただいたそれをまた聞きながら振り返ったところでありますが、1年半ちょっと前になりましょうか、中村議員も御一緒でございましたが、国交省の役人の皆さん方、そして話に出ましたけど秋野先生を含めて、その沿線の上は、なかなか普通の自転車では、今、砂利道だったりしますので、通ることができませんので、西有家から北有馬まで、本当に沿線に沿って自転車で走ったところであります。これはもう中村議員も御一緒でしたのでね。 そのときに私が思ったのは、何げなく車で自転車の傍らをすっと追い越していくわけでありますが、自転車に乗ってみて、こんなにも何げない形で自分は車を運転して自転車の脇を通っておるけれども、こんな思いをさせて通っているのかなと。やっぱりそういう思いはしました。 子供の頃は、通学とかそういうふうなところでは自転車に乗っておりましたけど、今こういう大変車の往来が激しい国道端でですね。だから、そういうふうな意味合いも含めれば、今、通学の話も出ましたけれども、子供たちが、中学生あるいは高校生あたりが、そしてまた、ある面では大人の方も、今、国道のところを自転車で動かれる方もいらっしゃいます。 そういうようなことを考えれば、これよりも下の下を通っている線路のほうを整備して、そこを通っていただけたら安心して行けるんだけどなという思いが近々さらに増しております。そういう意味では、大変この意味合いは深いものだというふうに思っております。 観光面ということになりますと、先ほどもちょっと申し上げましたけれど、こちらにおいでていただいた。レンタルでそういう自転車を借りて、あるいは、そういうような形で世界遺産に関する、あるいは地域の、南島原市のいろんな名所であるとか、いろんな形を巡っていただく。そういうふうなことのきっかけに、コースになる、大変意味ある自転車道路の建設だというふうに私は思っているところでありまして、それぞれ見方はありましょうけれども、そういう思いでしっかりと進めていきたいというふうには思っております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  やはり市長が言われるように計画どおり進めていただければ、本当に助かる人も多いので、よろしくお願いいたしたいと思います。 最後になりますけども、給食センター前スクールバスのバス停についてと通告しております。 これは、実際、今建っているのがあるんですけども、私は「ちょっと小さいんじゃないですか。」という話をさせていただいたらば、教育次長より、「改修します」ということで連絡をいただいておりますので、その内容の確認だけさせていただければと思います。 このバス停で乗り降りする児童は何人を想定しておられるのか。その人数に対するバス停の屋根は何メートルほど必要と思われるのか。その2点をまずお尋ねしたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  利用する児童数につきましては10名でございます。 その10名が利用するのに必要な幅につきましては、4メートルが必要ということで考えております。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  今現在できているのは195センチ、2メートル足らずぐらいしかない、屋根がそれぐらいしかない状況です。だから、約2倍ぐらいにはしていただけるということであればですね。 やはり、ちょうど工事をされている方に聞いて、「これは何でこんなにちっこいんですか」というような話をちょっとしたんですけども、造っている方々も、「これはあそこの記念碑か何かを置くんじゃないですか」というぐらいの返答だったんです。「まさかバス停とは思っていなかった」というような話があるぐらいの大きさだったので、私も言わせてもらいました。 取りあえず、そのように4メートルいければ、10名ならば何とかいけるのかなと思いますし、あと、その延長の完成ですけども、いつ頃の完成を思われていますか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  増設をすることになるわけでございますけれども、今の倍の幅にするようにいたしております。 使用につきましては、2学期からを想定いたしておりまして、それに間に合いますように既に発注の準備をさせているところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  だから、2学期からということですよね。大体夏休み前にはするような状況になるんでしょうか。発注さえしていただければ、そうかかる品物じゃなかけん、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 やはりあちこちのバス停も、いろいろ見直さないといけないところも出てきているとは思うんですけれども、スクールバスがこれだけ走るようになりましたので。ぜひそこら辺の対応もよろしくお願いをいたしまして、私の一般質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  これで、14番、中村久幸議員の質問を終わります。 ここで午後1時30分まで休憩いたします。     午後0時01分 休憩     午後1時30分 再開 ○副議長(井上末喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、9番、隈部和久議員の質問を許します。9番、隈部和久議員。 ◆9番(隈部和久君) (登壇) 9番、隈部和久です。昼からの1人目ですので、皆さんの目がぱちっと開くような質問をしたいと思いますので、よろしく御答弁をお願いします。一問一答にていたします。 まず、学校給食センター関連で、これも私も数度質問してきましたけれども、いよいよ9月から供用が開始されるということで、この開始された以降、本当にスムーズに給食が子供たちに届くようになればいいと願ってはおりますが、今までばらばらだったのを一つに統合してやるという事業ですので、やはり予測しないようなトラブル、ハプニング等がある可能性もあるということで、その辺の対応のシミュレーションを立てておくべきじゃないかという質問をしておりましたが、この対応についての作成はできたのか、現在どうなっているのかをまず質問いたします。 ○副議長(井上末喜君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、隈部和久議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、臨時に深江給食センターを使用しなければならなくなった場合の対応マニュアルについてでありますが、このことにつきまして教育長に答弁をさせます。そういうことで、よろしくお願いします。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君) (登壇) 隈部和久議員の御質問にお答えいたします。 御質問は、臨時に深江給食センターを使用しなければならなくなった場合の対応マニュアルについてでございますが、深江学校給食センターにつきましては、初日の議案説明の中で教育次長が説明したとおり、9月1日から運用を開始する新学校給食センターの初期段階におきまして、臨時に使用しなければならなくなった場合に備え、9月30日まで残すようにしております。 この深江学校給食センターを臨時に使用するとなった場合のマニュアルにつきましては、現在、学校給食会や栄養教諭と連携し、施設の再稼働の準備、献立、食材の調達、人員の配置、配送などに関して、それぞれの課題の洗い出しを進めている最中でございますが、遅くとも8月上旬には完成させるようにしております。以上でございます。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  ぜひそのように、1日から始まる前に、プレ給食作成というかな、フルに3,800食かな、作るというのは、1回。1千食というのを1回して、フルに作るのというのは1回ということですので、その1回した後に、1日から始まって、なかなかそのキャパをこなすのが厳しいなというような状況が出たときのために、先ほど言われたように700食ぐらいをカバーできるセンターに振り分けたら、しばらくはうまくいくんじゃないかなということも含めて。また、そのような状況が今日出て明日からすぐできるようにということで、今、教育長が言われたように、そのときには、すぐ、人員の配置とか食材調達もろもろを完全に想定して作っていってほしい。そのようにされるということですので、それは私は納得しました。 あと、ここに書いていないんですけど、これを出すときには知らんだったことで、確認としてですけども、分かっておったら答弁をもらいたいんですけど。 この新給食センターが、もう建設されて、先月の末に竣工検査をされたんでしょう。そこで、そのときにかどうかは知らないんですけど、関係者から、センターの床が一部波打っているとか、あとは、柱の位置が設計図と違う箇所があるのではないかとか、というような情報というかな、そういう声を聞いたんですけれども、これに関して確認したいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  すみません、私は検査に立ち会ったわけではないんですけども、検査の中で報告はあっておりませんので、そういうふうなことはなかったと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  そしたらば、そういう事実はないということで、了解してよろしいですね、大丈夫ですね。 あと、これはもう始まってから、とにかく始まりますので、遅滞なく、過不足なく、国の基準をクリアしたセンターを建設したということであるから、様々な基準をクリアした施設が稼働するということで、見守りたいとは思っております、今のところは。 次に、イベント関連ということで、前回も質問した中で、前回、私は今年の年頭の成人式をコロナの関係で中止した代わりに、とにかく何とか本市の新成人者に対して祝意を表す意味でできないかということで、盆の時期に帰省客も地元に残っている新成人も含めた浴衣の成人式などをと、ちょっと具体的でしたが、そういう提案をしましたが、それは考えていないということでした。 確かに、いろいろ準備とか、もろもろ大変であると思いますので、同じ盆の時期に市内の数か所から今年に限り花火を一斉に打ち上げて新成人に、8月の盆の頃は、ワクチンの接種も高齢者はほぼ国内では終わっておろうし、移動の制限も緩和されておるだろうし、当然オリンピックも終わり、パラリンピックが始まっている時期になるのかな。 この空気がかなり変わって、地元に正月に帰って来れなかった新成人たちも帰って来られると、数も増えると思うので、とにかく派手にというか、何とか本市の祝意を新成人のみんなに対して花火で盆の時期に祝ってやると。あとは、コロナの閉塞感を打ち破るんだというような思いも含めてどうかなということを、これは地域振興部のほうに直接提案しとったんですけれども、どのような返答でしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  隈部和久議員の御質問にお答えをいたします。 確かに議員のほうから、コロナウイルス感染の拡大で成人式を中止せざるを得なかったから、その代わりに花火をできないかというふうな御提案をいただきました。 内部のほうでも検討したわけですけれども、実は今年、各イベントの実行委員さんたちに3月に寄っていただきまして、こういう中で今年のイベントをどうされますかというような話を2回ほどイベント会議もやったんですけれど、その中には、密集はできないけれども、花火について検討をしたいというふうなところが、やっぱり例年やっているところについては時期を変えてでも検討したいと。 夏祭りでやられているところについては計画をしたいというふうなこともありましたので、市のほうでやるということについては考えないと。各イベント団体のほうでやっていただく分について支援をするというふうなことで考えております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  私は、今回に限り、市のほうが主導でやってくれというふうな。今、部長が言われたのは、例年しておった団体がそのままするならばという話でしょうけれども、私が言ったのは、やっぱり市として、そういう何か姿勢を示せないかと。 例えば、島原市は、皆さんも多分御存じだと思いますが、今年の5月、ゴールデンウイークの時期に、諫早もだったんですけど、延期して、やると決定しておったんですが、5月はあのような日本中さらにコロナの感染拡大で当然無理な状況だったので、私も島原はどうすっとかなと考えておったらば、年をまたいで来年の1月3日にすると。発表を聞いて、さすがにびっくりしました。その発想は本当になかったなと。 多分その次の日かその辺に来年の新成人もするんでしょうけれども、そのようにして成人者に対する祝意を表すという思いを島原市は持っとるんだなということで、非常に私は感銘を受けたんです。 そういうことも含めて、地域振興部のほうにも、うちも何か、今回は市が主導して、実行委員さんに人的なマンパワー的な部分をお願いしてでも、今回は南島原市としてお盆の時期に花火大会を数か所からやるんだということを、これはマスコミに対するアピールにも一つはなるだろうし、ということで言ったんですけれども、市長はその話は聞かれたんですか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今部長が申し上げました件については、それに関連することは、春先に一応聞いておりました。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  今の花火の件は聞いとったということですか。花火を盆の時期にどうかという提案があったというのは、聞いとったということですね。なるほど。 そうすれば今年度、秋祭り、夏祭り、大体、例年市から補助金が出てやる市内のまあまあ大きなイベントの中で、既に中止を決定したり、今は6月ですけれども、春のイベントで中止されたりしたイベントは幾つ、何々あるか、部長、お答えください。 ○副議長(井上末喜君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  現時点で、市のほうで補助金を出しているイベントが13あるわけですが、その中で、春先にあります原城一揆まつりは、今、未定ではあるんですけれども、いつもの春先には実施をされておりません。今後ちょっと検討するというようなことで未定になっております。 それと、西有家のみそ五郎まつり、これについては、ちょっともう今年の実施はできないということで、中止するというようなことで聞いております。 そのほかについては、今言っている以外で、実施をしたいんだけども、一応中止の決定はしていませんということで、未定が5つで、実施予定だというふうなことで、形は変えてでも実施をするんだというようなところが6つということになっております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  例えば、口之津のマリンフェスタは大体7月の後半の週にやられていますね。 ここは、なかなかああいう内容のイベントだから、今から例年と同様に企画をしてするというのは、ちょっと難しいんじゃないかなと思うんですけれども、そういうところとか、従来やっておる布津のサマーフェスタとか、加津佐の、ああいうところに頼んでですよ。その盆の時期に花火を上げてくれんかと。 どうせ布津と加津佐は多分そのまま盆の時期にするんでしょうから、それプラスほかのイベント全体は、なかなか難しいんだけれどもというところにお願いして、その花火代を少し今年は加算して出すからというようなことでもいいと思うんですよ。もう既に中止したところもあるんだから。 そういうところで、つじつまを合わせるわけじゃないんですけど、そうすれば市内の4か所ぐらいからは盆の時期に、1日に限定せんでも13、14、15のいずれかに上げることはできないかなというような交渉をしてみることはどうでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  今言ったうちの中で、マリンフェスタについては、実行委員会のほうからは、現時点の予定として、内容を変えて、最低でも花火について、秋口ぐらいに、自分たちの準備が整わないということもあるのかもしれませんが、そのぐらいに上げたいと。 それ以外の夏越まつりとか加津佐の花火大会とかは例年どおりやるというふうなことで、あと有家の浜んこらについては、時期自体はまだ今のところは聞いておりませんが、そういうふうなことで話ができるようであれば、こちらのほうで働きかけはしてみたいというふうに思います。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  もちろん各団体で例年だったら自主性を重んじて、市は側面補助で補助を出すという形やったんですが、「今回に限り協力してくれんか」というような形で、ぜひ交渉をしてください。 そうすれば、例年と違うそういうふうなイベントということで、せめてもの気持ちを、祝意を示せることになると思うので、よろしくお願いします。 次に、これもさんざん出てきましたが、新型コロナ関連についてですけれども、このワクチン接種券の配付について、柴田議員も小林議員も、数名の議員が混乱したことに関する質問をされましたけれども、私も全く同じように、3月の議会において、混乱を避けるために年齢を区切って段階的に行うべきであると。それに対する答弁も、柴田議員が言われたように5歳刻みでということも含めて考えるという、当時の部長の答弁でした。 当然そのようにするんだろうなと思っておりましたけれども、結局、65歳以上、対象者約1万8千人に全て一斉に配付をしてしまって、あの5月の頭の雨の降る中で、各支所に大勢の高齢者が訪れて。 私は布津の話を聞いて、あんまり個別の事例を取り上げて感情的に言うのは大体好かんのですけれども、お年寄りのおばあちゃんが、もうずっと立ちよって足がぷるぷる震えとらしたとかいうことを聞けば、非常に当時は憤慨しました。 ただ、ここで、もう皆さん、市長も担当の部長も陳謝はされましたが、別に陳謝が欲しいわけじゃなくて、なぜそういうふうな状況になるんだろうかということを、もう過ぎたから、謝ったから終わりじゃなくて、私は新給食センターのときにも1回ここで僣越ながら指摘させてもらいましたけれども、「ガバナンス、統治機能が効いていないんじゃないか、うちの行政は。」ということを言いました。 今回も、議員が3月の議会で2人が一生懸命言うて、担当の部長もそれに沿って検討するという答弁をして、それが、いざ蓋を開けて1か月あまりたって5月の頭には、1か月たったらば、結局それをしたら混乱を引き起こすよと。ワクチンの供給量と対象者の数が圧倒的に違う、需給バランスが完全に崩れておるのは分かった中での配付だから、絶対混乱するというのを完全に想定できた中で、あのときの質問答弁があった中で、それでもなぜ配ってしまったのか。ここのところの検証を誰が決定したのか。 たかだか1か月ちょっと前のことですから分かると思いますが、これの答弁をお願いします。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今回の手順でしていくということについては、市長が最終的には了とするような形で行政は進んでおりますので、基本的には私の責任であります。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  市長は行政府の長ですので、あらゆることの最終的な責任は当然市長ですけれども、そういう責任を言っとるんじゃなくて、じゃ、例えば、ああいう答弁があった後に、どうしましょうといったときに、市長が、いやいや、これは日本中の自治体で、65歳以上の全対象に配付したところも多数あるんです。 それで、結局ワクチンの担当大臣の河野大臣が、もっと強く干渉すべきだったと反省しているというようなことを言ったということも、私も認識しておるし、分かっちゃおるんですけれども、なかなか国が干渉するのは、今の御時世でメディア中心にいろいろ言われるもんだから、多分想定はしておったと思うんですけれども、結局ああいうふうな後から釈明の答弁をしなければならなくなったのは分かっとるし。 ただ、その中でも例えば長崎市は、当時85歳以上に最初に5月24日から接種券を配付して、75から84歳とか、その後は70から74歳とか、4段階ぐらいに区切ってやるとか、あとは佐世保市、諫早市、島原市等は75歳以上。75歳以上でも大分混乱していました。 だから、うちだけが今回したわけじゃないんだけれども、ただ、あれだけ議会から議員が一生懸命提言をして、それで、そのようにしたいと思う、検討するというような答弁の後に、このような結果になるという……。先ほども言いましたが、なぜそんなになってしまうんだろうかということで質問しているわけですけど、それは市長が結局、いやいや、やはり公平性の観点から65歳以上全部に配りなさいという指示を出されたということでいいんでしょうか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  予約受付をコールセンターでするということで、まずは電話でしていくというようなことでございましたけど、集中したらどうなるのかなという思いは、やっぱりよぎったところでありました。 しかし、もろもろ昨日から柴田議員にも申し上げておりましたんですけど、そういうふうな形で一斉にしてしまったということについては、私が、それは駄目だ、こういう形になるんじゃないかということをしっかりと押さえておけば、そういうことにならなかったというふうには大変反省をして、皆さん方に御迷惑をおかけしたということについては大変申し訳なく思っております。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。
    ◆9番(隈部和久君)  時間も、ほかにもありますので、反省の弁はもう取りあえず結構ですので。 今の市長の答弁を聞いとったらば、どうも市長がトップダウンで言ったんじゃないように聞こえるんですけれども、どこがやはり全部配るというふうにしたのか。 これは犯人探しじゃないんです。5年ぐらい前にも、自民党の石破大臣が地方創生担当大臣というのに任命されて、日本中に地方創生のためにばらまいたというか、それで、その年だけ2割プレミアがつく商品券を出したでしょう。皆さん覚えておられますね。 あのときも担当の部長には、前の年のように1人5万円、名前を書くだけでいいというやり方では、物すごい混乱すると。あっという間に商品券自体がなくなるよ、苦情が出るぞと、私もそのときも言ったし、ここの議会でもさんざん直前まで言ったんですけど、いやいや、それは去年までの状況を見ていたら大丈夫でしょうと、結局そのまましてしまって、それで1日で全部出てしまって、苦情が出て、その後、市長も覚えているでしょう、70歳以上に、あと1千万円分一般財源から追加の補助を出し直さにゃんということがあったでしょう。 ああいう轍を踏まないようにと思っとったら、結局踏んだでしょうが。あれだけ言うとったのに。 だから、これ、なぜうちの行政はこういうことを繰り返すのかという意味で、検証するということで今聞いているんです。市長は、そうせろと言ったわけじゃないんでしょう。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  最終的には、そういう方向を了としたというところであります。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  重ねて市民の皆様方には大変御迷惑と混乱を招いたことをおわび申し上げます。 福祉保健部のほうで、やはり一日でも早く市民の皆様方にワクチン接種をしていただきたいというふうな思いから、見込みを誤ったと。例えば、個別接種で何人、集団接種で何人来られるだろうというふうな、そういう見込み誤りをしていた。 予約を開始してみれば、個別接種だろうが、集団接種だろうが、とにかく接種をされたいというふうな高齢者の方が多かったということでございます。 いろいろそういうことを協議した結果、国が示したとおり、65歳以上の対象者に一斉に接種券を発送してしまったということでございます。 御指摘のとおり、予約枠の限度数以上に接種券を発送してしまったということで、これが一番の原因だというふうに深く反省をしておるところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  先ほどから市長答弁も聞いとって、今、部長が言われたように、その流れで市長も、じゃ、そういうことでというところで、あの状況になったのかなとは推測はしていますけれども、私も逆の立場なら、「いや、あれが言うたっで」とは多分言わんと思います。 ただ、一番反省して……反省ばっかしじゃどうがんならんとばってんですね。今回の原因は、まさに需給ギャップが完全にあるのが分かっておるのに、あとは見込み違いということですけど、やはり高齢者というのは、ばかにしとるとか卑下しておるわけじゃないんですけど、我々は理解しとっても、このぐらいのことならば分かってくれらすじゃろうということが、なかなか同じような共通理解はできない人が、やっぱり年を取っていけば、それは我々も順繰りですけれども、多いんですよ。 そういう面で、多分、受付を、窓口を開けたら、あっという間に来るだろうなと。これだけ連日連日、1年5か月、テレビで朝昼晩、コロナに対して、いろんな、私に言わせれば、非常にあおったような報道を見てきた高齢者は、一日も早く自分が先にという思いでされるはずだから、ああなるのは完全に予測できたということで質問していますが、各支所に当日訪れた高齢者を概算でざっと何人ぐらいだったか、上げていますので、お答えください。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  各支所に訪れた人数は何名だったのかというふうなお尋ねでございますけれども、本市では、各支所において予約支援の窓口を開設し、インターネットでの予約を支援してまいったところでございます。 窓口で多くの方に長時間お待たせをしたり、翌5月1日には全ての予約枠が埋まってしまうなど、大変御迷惑をおかけいたしました。 訪れた方の人数は、第1回集団接種の予約受付、4月30日から5月7日まで、約3千名の方が支所のほうに訪れられたというふうにしております。 そして、第1回の個別接種、5月17日から19日、これについては約4千名、そして第2回集団接種と個別接種の増枠分の予約受付、これは6月8日から11日まで行いましたけども、約820名の方が各支所のほうにおいでいただいたということでございます。 今後このようなことがないように、ワクチン接種の予約枠に対して、相応の接種券の送付を行いたいというふうに考えております。以上でございます。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  今後は、ワクチンの国内の確保量も、もう十分確保されているということであるし、接種する人たちも、ある程度確保できておるはずですから、今後はそう混乱することはないと思うんですけれども、それにしても今言われた人数が、特に一番最初のときには1週間で3千人とか言われましたが、そのうちの大部分、かなりの人数が初日に、それも早い時間から、早い人は5時半とかその辺からもう来とらしたという話です。これは来られる方の勝手でもあるんですが、そういうことで、すごい密状態でもあったということも含めて、あまり何事もなかったからよかったなとは思っておりますが。 とにかくあったことはあったことであるし、ほかの部局の人も今のを聞かれて、今後、あらゆるところで、とにかく様々な想定をして、いろんな不測が予想される場合は早めに手を打つとか、それに対応するということを、もう私もあんまりきついことを言いたくないもんだから、よろしくお願いしておきます。 また、台風やら豪雨の時期を迎えておりますけれども、公共施設への避難ということが今からまた非常に肝要になってくる中で、ソーシャルディスタンスという横文字が去年から入りましたが、その距離を取った中での避難ということも昨年から行われていますが、今年度も同様な形でやられるおつもりなのか。よろしくお願いします。 ○副議長(井上末喜君)  総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  台風や豪雨の季節を迎え、公共施設への避難について、昨年と同様の対応を考えているのかという御質問でございますけども、昨年の令和2年10号台風の際は、市内に避難所を25か所開設し、最大1,924名の方が避難をされたところでございます。 今年も梅雨入りをし、今後、大雨による土砂災害や風水害により、避難所を開設することもあろうかと思います。 新型コロナウイルス感染症対策の観点から、当面の間は避難所を各町2か所程度開設すること、また検温やアルコール消毒を実施しようというふうに考えております。 また、避難所内では、先ほど言われましたパーティション等で、しっかり間隔を空けて避難をしていただくというふうなことで、整備をしていきたいというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  2か所で足りないような状況が生じたときには、さらに増やすということですかね。 それで対応できるようならば、とにかく今まだコロナ禍にあるということで、特に国、県からの指示も急に変わるものじゃないとは思うんですが、私が昨年も言いましたけれども、避難者が、例えば旧町単位に分ければ、ある町でとか、あるエリアで非常に増えたときに、「ここは入れませんからどこかに行ってください。」と、大村の例を去年出しましたけども、そういうことだけは……。一応、今さっき言われたような基準でしておきながらも、あと1か所増やす準備ができんようなときに、急に豪雨が降ってきたとか、急に避難者が増えたときには、臨機応変に対応してほしいと思います。危険の優先順位というのを判断してほしいと思います。 そういうことで、コロナに関係してですけれども、ここに書いておりませんが、一言というか、今から暑くなっていく中で、高齢者に対するワクチンは今言うたように国内で進んでいきます。もう本市も7月中にはほとんど接種が終わってしまうだろうということで、子供たちのマスクです。 これを例えば行政が、いつから外しなさいとか、いつまでしておきなさいとかということは、当然言えないと思うんですけれども、やはり学校もエアコンが入っておるし、今から暑くなる時期ですので、例えば教育長あたりから各学校長に、室内は外して、屋外活動とかふだんの通学等のときにはマスクの使用を、それは保護者とも真剣に話をしてもらわにゃいかんけれども、これよりも熱中症とか、それに伴う重篤な状況に陥る可能性のほうがはるかにありますので。 コロナに関しては、当然、私も素人だし、皆さん素人でありますが、既に1年5か月の間に数字という強烈なはっきりした証左が、エビデンスが出ております。 1万4,500人近い死者が、現在、関連死も含めてというか、関連死がほとんどなんでしょうけれども、平均年齢が80歳ぐらいであるということも、これは事実。その中で、10代、二十歳以下の死者は0人。重症者が1人、これももう治癒しています。20代が3人、死者がね。という、これは数字が出ております。ということは、幼児とか乳児とか児童とか生徒にとっては、やはり熱中症とかのほうがはるかに怖いということが言えると思います。 とにかく、今からこの暑くなる時期に関しては、また先ほども言いましたように、高齢者がほとんどワクチンを打ち終わるということは、若年者の去年から始まった様々な行動制限というのは、前回も前々回も言っておりますが、高齢者が重症化リスクとか死亡リスクがあるから、若者はかかっても無症状あるいは軽症で済むけれども、若者が活発に動いたらば、高齢者が被害を受けるというような、ロジックというか、そういうふうな論理の立てつけの下に、この移動制限とか若者の様々なスポーツ大会等も含めたいろんなことを中止してきた中で、いよいよこれだけ高齢者に行き回ったということは、だから自由奔放にしていいとはならないと思いますが、先ほども言ったように子供たちの行動については、大阪の高槻やったかな、小学5年生がランニング中にマスクをして亡くなったという、このようなことが一件もあってはならないと思いますので、子供を守る委員会としては、ぜひその辺は学校と協議をしてほしいと思います。よろしくお願いしておきます。 最後に、木製マリア像についてですけれども、これは5月に(「先ほどの教育委員会の答弁」という声あり)。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  ただいま議員から御指摘をいただきました件については、教育委員会といたしましても、熱中症等について大変重要な位置づけで指導をしているところでございますけども、特に今年に至っては、マスク着用の中での呼吸困難状態での熱中症は、さらに重症化するおそれがありますので、しっかりと県教委の指導等も受けながら対応していきたいと思っております。 それから、この件については、既に通知も出しております。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  ぜひお願いします。 本当に、これはある程度、子供たちが自主的に、子供たちは自分で判断してできませんので、やはり学校なり教師なり校長なりが判断して、一部批判を受けようとも、やはり子供を守るんだという強い信念を持ってもらって、ぜひこの熱中症対策というかな、要らぬ熱中症にしないために、よろしくお願いします。 マリア像の件ですけれども、これがまだ動きがあったということを、5月に有線テレビだったかな、ちょっとニュースで見て、まだあるのかなと思って質問を上げたところ、その後、6月16日の長崎新聞に、このような記事が出ておりました。 作者の方が再度寄贈したいという意向があるということで、市内の有志が受け入れるために寄附を募ってやるんだということで載っておりますが、この件に関して、どの程度、市のほうは把握をしておられますか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員がおっしゃいました聖マリア観音像の設置につきましては、過去、市民の皆様方から様々な御意見があったことから、市政運営に混乱が起きることを避けるために、そういう判断をして設置を断念した経緯がございます。 今回、民間団体の法人設立、そして聖マリア観音像の受入れなどの状況につきましては、民間団体の皆さんからお話を伺っているところでございます。 現在の聖マリア観音像の所有は、作者であります親松英治先生であります。本市の民間団体に寄贈をしていただくということで話が進められておりまして、その設置に向けた取組をスタートされたというふうにお聞きをしているところであります。 現在、私どものほうでは、そういうことで聞いております。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  この件に関して、市民団体は寄附を募って、新たな一部2階建ての建物を南有馬の上のほうに造る予定ということですが、市のほうは、これはもうやはり全く関与しないということですか、今後も。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  聖マリア観音像につきましては、先ほど申し上げました親松英治先生や民間団体の皆様方の強い思いを、私としては十分理解をしているつもりではあります。 そして、この聖マリア観音像の設置は、やはり南島原市の地域振興に大きく貢献をするものだというふうに思っているところであります。 そういうことで、市といたしましては、できる範囲の中で協力をしてまいりたいと、そういう考えは持っているところであります。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  このマリア像移設計画というのは、当時、2015年、6年前ですね、本市の市議会も全会一致で一旦は移設費として2,800万余りの予算を1回は全会一致で可決しましたね。 その後、民間の宗教関係の方から、主に、政教分離であるとか、市がそういうものに金を使うのはいかがなものかというような強力な抗議があって、先ほど松本市長が言われたように、市長としては政教分離には反しないと思うが、市民を二分するのは本意ではないというような、当時そのような理由で白紙に戻ってしまったということがあります。 やはり、一旦は、これは非常に本市の活性化も含めて目玉になるという思いは、多分みんな同じ共通認識だったと思うんです。 どこが引っかかったかというたら、結局そこの政教分離みたいなところだけ。それによって、必要ないとか必要だと市民が紛糾するのがよくないことだったという、そこが原因ですね。 今回は、6年たったんですけれども、一旦は、ほごにされた作者の先生も、記事によると、今から3年前に、やはり寄贈したいという申出が石川会長のところにあったということが書いてありますけれども。 ただ、一般社団法人南島原世界遺産市民の会というものを設立して、今後進めていかれるということですが。1億1千万円の金額を寄附で募るということですが、なかなか厳しいんじゃないかと思います。 この作者の先生も87歳ということです。これが集まって、それからこの鉄骨一部2階建ての計画どおりやったら、これを建設してとなったら、物すごい先になるんじゃないかなと。うまくいってもですよ。 私としては、移設費用の分をこの民間の団体で募っていただいて、もともと最初の当初の計画は、今の有馬キリシタン遺産記念館のあそこに鎮座ましまして、そこで見てもらうという計画だったでしょう。(マイク外の声あり) 違ったかな。そういう計画だったでしょう。であるならば、市のほうも場所を提供するというような形で協力するような方向のほうが一番、私もぜひ、この木製のマリア像は美術品としても、この作者の思いを受けてでも、あとは世界遺産に登録にはなったけれども、なかなかうちにそういう象徴的なものがないと。 その中で、それは観光で来られたり、祈りで来られたり、来られる人はいろんな思いがあると思いますが、それはこっちのあずかり知らんところで、本市としては場所を提供するんだというような形で、観光に非常に寄与できると、本市のために寄与できるという市長判断の下に、あの場を提供するというような方法は取れないかなと思うんです。この場で即断はできないと思いますが、今の話を聞かれて、市長はどう思いますか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  あの像を隈部議員が直接見られたかどうか分かりませんけど、私も多分3回ほど、そこにお邪魔をして、像そのものを触ったりという表現がいいのか、そういう経験があります。 10メーター近くのあの彫刻でありますので、先ほども申し上げましたけど、南島原市の振興に大きく貢献をするものだという思いは、当時も、そして今も思っているところでありますが、これまで来た過去の経緯については、先ほど議員もおっしゃったような、私も申し上げたような事の経緯を踏まえて、今日に至って、それで現在、作者の親松先生と南島原市の民間団体の皆様方の強い思いで、今そういう段階になってきております。 しかし、先ほど市としてできる範囲の中で協力をしてまいりたいと私は申し上げたところでありますが、その場所を市が提供してとか、いろんなことについては、ちょっとここでそういうところまでは。まだできる範囲ということで、そのできる範囲がどういう範囲になるかという部分もありますけれど、今は、そういう思いを持っているところであります。 ○副議長(井上末喜君)  隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  それはそうだと思いますよ。 ただ、6年前に私は市長をかなり説得したような記憶があるんですけれども、まだ市長も割となられてそうたたないときで、そのような市民の声をむげにできないという思いもあったのかなと思いますが、やはりそれから6年たって、作者の先生も、ぜひ、やはり本市にという思いも持っておられるし、本当に縁が、えにしがあったのかなという思いもするし、とにかく今さっき私が言ったのは一つの私の思いですけれども。 なぜかというと、やはり先ほど言ったように1億1千万を集めるというのは大変時間がかかる。集まり得るのかなという思いも、ただ寄附だけじゃなくてクラウドファンディングとかいろんな方法も取れるのかどうか知りませんが、なるべく早く本市に寄贈してほしい、鎮座してほしいという思いで、そのための方策として、有馬キリシタン遺産記念館は、今、既に当時のクリスチャンの370年以上前の原城の乱のときのそれは様々な遺物が、これは完全にキリスト教関連グッズであるということからすれば、それを市の管理の下に、メダルであるとか十字架であるとか、管理をしとるということを考えれば、別に政教分離は問題なかろうと。 まさに、この世界遺産登録に対して様々な経費も出してきたというのもありますし、とにかく今回は、せっかくこういうチャンスであるので、先ほどの私の話も何とか意見として、提案として聞いてもらって、せっかくの機会ですので。先ほども言ったように、もう作者も高齢化しておられますし、市民の会も、なかなかこの1億1千万という金額を、結局これだけ必要だということは、入れる箱が必要だからということで、この金額になっていると思うんです。 運搬費は6年前に試算した額とそう大して変わっているわけやないと思いますので、もう一度言いますが、その分を市民の会で何とか集めて、その浄財をもって本市に持ってきて、場所を市が提供するというような、どうせその後もずっと維持管理も必要で、なかなか市民の会だけに、このような民間団体だけに任せておくというのは、その後も含めて厳しいと思うし。私は、これが来たら、かなり多くの観光客というか、日本にはクリスチャンはそういませんが、お隣の韓国はかなり多いし、世界中でしたら10億人以上おるということも含めれば、これだけ木造の木彫りのマリア像というのは、まずこれが来た瞬間にギネスに申請して、どうじゃこうじゃというふうな話題づくりにもなるし、いろんな派生効果があると思いますので、ぜひ今言ったことも参考にして、早くこれが実現できるように。 あとは、批判が少し出るかもしれませんが、今回はそれにめげずに、本市の将来に向けての、これは大きな、まさに聖母だという思いで、田舎弁で言う助け神さんだというような思いで、ぜひそこの市民の会とも交渉というか、話合いをしていただいて、一日も早く誘致できるように要望しておきます。以上で、私の一般質問を終わります。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  これで、9番、隈部和久議員の質問を終わります。 ここで2時40分まで休憩します。     午後2時26分 休憩     午後2時40分 再開 ○副議長(井上末喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 金子憲太郎議員は早退されました。 次に、7番、高木和惠議員の一般質問ですが、代表監査委員に対する質問の通告及び選挙管理委員会委員長に対する質問の通告があっておりますので、宮崎太代表監査委員、山平進選挙管理委員会委員長職務代理者に出席をしていただいております。 なお、担当部署より川島伸洋選挙管理委員会書記長が出席をいたしております。 それでは、7番、高木和惠議員の質問を許します。高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君) (登壇) 7番、高木です。偏西風ですね。今回も一問一答方式で質問いたします。今回も市民の代表として質問をしたいと思います。 まず最初に、早速ですけども、松本市長の政治姿勢について、コロナワクチン等について伺うということと、今回、通告は3月議会の一般質問の中で、市長、担当部長の説明は全く異なっていたと思うが、どうかという質問にしていますけども、これを分かりやすく私が今から尋ねますので、それに対する答弁をお願いしたいと思います。 それはなぜかというと、この3月議会時の3月2日、ここで多くの人がコロナについて説明を求めました。私なりに、私は質問していなかったんですが、聞いておりますと、なかなかワクチンの数が決まらないという結論だったと思うんです。1万8,500人の人、対象者が65歳以上、そういうこと、そして独自性を取ったという説明があったので、私はそこを楽しみにしていたんですが、独自性というのは、政府のほうは集団接種を行っていると。しかし、私たちは独自性ということでいえば、今回個別接種を行うということだったと思うんですが、始まってみたら個別じゃなくて集団だったと。その辺のところの私が指摘をしたいんですけども、それに対する答弁ですね。 それと、コールセンターへの委託料、これは他の議員に説明されていましたが、ほかのとが混じっておりましたので、コールセンターのみの委託料をお尋ねしたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 高木議員の御質問にお答えをいたします。 コロナワクチンの件で、質問は先ほど申し上げられたとおりでありますので、個別接種をするということであったけども変わっておったということについては、当初なぜ個別接種ということを考えたかということは、高齢者の皆さん方が、全部とはいかないかもしれませんが、やっぱり何かの疾患とかを抱えて、それぞれのかかりつけのお医者さんがおられるだろうと。そういうことであれば、お医者さんと相談をしながら接種に向けてしていただくほうが、より高齢の皆さん方にとっていいんじゃないかということで、個別接種をまずして、ということで考えておりました。 しかしながら、医師会との協議の中で、まず集団接種のほうから始めようという御提案をいただきまして、そのような順序になったところでありました。 次に、コールセンターの委託金につきましては、3,887万5,190円となっているところであります。以上でございます。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありがとうございました。 私も3月2日の日はよく聞いていたんです。だから、それはそれでよかったんですけども、ただ、今おっしゃるように、皆さん個別をしたいというのが私には伝わっていたんです。 ここで、深松部長、お尋ねします。 あのときは、ワクチンの供給量が決まっていなかったんです。だから、議員が何人もそんなこと言われているのが分かったら、需要ですね、それに応じた人数でというのは当然のことだったと思うんですが。このとき、第1回目は4,200のワクチンということを聞いていたんですが、これはいつ頃届いたのかというのは、部長は分からないと思えば、隣に課長さんを置いてもらっておりますので、詳しいことは課長さんで答弁をお願いしたいと思います。いつ頃来たのか、情報が。 ○副議長(井上末喜君)  藤田未来課長。 ◎こども未来課長(藤田哲也君)  高木議員の質問にお答えします。 ワクチンがいつ頃届いたかということ、(「数がね」という高木議員の発言あり)数は、最初のワクチンは4月12日の週に1箱届きました。その次に4月26日の週にまた1箱、それから5月3日の週に1箱ということで、段階的にワクチンは届いております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今のこと、私は多くの人からというのは、5月17日にいろいろハプニングがありましたね。それでお叱りを受けましたよね。あなたたちが、何回も言っているように1万8,500人に出したと。それはなぜかというと、担当部長が、もう既に準備しておりますと。1万8千の高齢者に出すように袋に入れて準備していました。早く出せば、紛失したり、もう予約を取ろうとすることもあるので、今のところまだ発送していないということだったんです。 発送は4月23日にしているんです。私たちがもらったのが、24日か25日に届いていますよね。そのときに、ワクチンの数はもうおたくたちに、情報は入っていましたか、4,200のワクチンをあげますということが。今、届いたのは聞きましたけども、その4,200のワクチンが入る、高齢者は1万8,500、そこの違いを、私はあなたたちを守りたいので、実際を聞きたいんですが、どうですか。供給量の分かった時期。 ○副議長(井上末喜君)  藤田こども未来課長。 ◎こども未来課長(藤田哲也君)  ワクチンが届くかどうかの(「数」という高木議員の発言あり)供給時期ということですけども、高齢者のワクチン自体につきましては、国からの発表もありまして、最初はなかなか届きにくいという話でしたけども、その後、だんだん十分届けられる見込みであるというふうに話がなってきたことを覚えております。それがいつだったかというと、今、記憶が、ちょっと、あれですけども。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私が言いたいこと、もう今までもずっとあなたたちに私は言っていましたよね。あなたたちは、今度ワクチンの供給量が幾つかは分かって、4,200で分かってから1万8千の人に出したのか、それとも出してしまってからそのワクチンの数を聞いたのかというのを、それを聞かなければあなたたちを守れないと、私は何回も言ってきましたよね。それに説明をもらっていたんですけども、今、発表できないですか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  その時期については、今ちょっと資料等がございませんけど、4,260というのはワクチンの数じゃなくて接種できるだけの予約枠ということですので。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、あなたたちは言えないという……。1万8,500人に出した後に打てる数を知ったのか、それとも、それを知ってから。いや、今言うたでしょう、4,260。4,260を聞いてから1万8,500人の人に出したのかて。そこを聞いているんですよ。 3月に分からんということやったけん。もうよか、もったいなか。 じゃ、あなたたちは言えないということやから、私は聞いたんです。1万8,500人に出した後に聞いたのかと言うたら、4,260を知ってから出したと。それは、あなたたちは怒られるのはしようがなかということで、ぼさっとしておったとよねということだったんですが。 実は、元部長は、もう準備しとると、4月に入るだろうということを言われていたんですが、23日に出して、私たちが受けましたよね。そのときには、もう福祉保健部長は深松君に替わっていましたよね。そのときに、何か、市役所のほうに市民からいろんなことの電話が殺到したと聞いたんですが、そういうことがありましたか、発送した後に。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  予約を開始したときですか。(「違う違う、発送してからって」という高木議員の発言あり)発送してからは特段。(「うそばっかり」という高木議員の発言あり) ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  深松君はどうも理解が足りないね、あなたは。 聞きますよ、深松君、あなたに。あなたと私は話をしましたよね。なんか、あなたたちね、市役所に、こども未来課に電話が殺到して、それを考えて、なんかしらん、支所で予約を受け付けるというように決めたらしいけども、私たちがもらった資料には市役所で予約ができると書いていないけど、「あなたどうするんですか。」と私は言いましたよね。あなたはどう答えましたか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  支所のほうで予約の支援の窓口を開設するということですか。(「あんた本当に分からんとね」という高木議員の発言あり) いや、というか、4月23日に発送いたしましたけれども、やはり皆様方からコールセンターへ電話がつながらないとか、そういう申出は4月30日からの予約受付開始と同時にということじゃないんですか。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  元部長は、3月2日の一般質問のときに、昨日コールセンターと契約しましたと、相談窓口をコールセンターに。誰も知らんけどもね。あそこに殺到することないと私は思うんですけども。そういうことで、あなたは私に「防災無線でお知らせします。」と言ったんですよ。 私たちの資料の中には、コールセンターとインターネットですよね。支所の窓口でするということは書いていないけど、これをどがんしてあんたたちは知らすっとねと言ったら、防災無線でしますと。 私は知った人に、防災無線で新たな情報があるけんか、あんたたちは聞いとってね、聞いとってねと言ったんですよ。で、ありました。どういうことがあったか。4月29日、「こちらは南島原市役所です。こども未来課からお知らせします。4月30日から5月7日まで新型コロナウイルスワクチン接種の相談窓口を各支所に開設します。ワクチン接種について御不明な点などはお尋ねください。なお、その他の手続はできませんので、御了承ください」。 市長、これを聞いてどう思いましたか。市役所で予約ができると分かりますか。返事してください。聞いとらんやった。はい、副市長。 ○副議長(井上末喜君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  当初は、(「これを聞いてどう思いますか」という高木議員の発言あり)今の放送を聞いた限りでは、相談窓口は設置するけども、受付はするかしないかはっきりしないというふうに私も感じました。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あなたは、予約を支所でしますと、そのことを防災無線で流しますと言ったんですよ。それで聞いとってくださいと誰にも言う、私も聞きました。 そしたら、ほら、4月30日から5月7日まで、これは連休なんですよ。「相談窓口を各支所に開設します」なんですね。あなたたちは相談窓口という言葉が非常に好きなようですけども、そしたら来られませんよね。私にすぐ電話が入りました。高木さん、全然つながらんとよと、電話の。それで私が、昨日は相談窓口と言うたけど、市役所で予約のできるげなけん行かっさんですかと。私もすぐ行きますということで、行きました。 そして、案外簡単にできたんですよ、混雑していませんので。たまたま午後からだったですね。黒岩さんと会った。黒岩議員も予約に来られました。あなたたちも早く帰って各支所で予約ができることを伝えてください、誰にでも、ということを私は言いました。 そして、総務部長、総務課長あたりに、私は2階に行って、このことを言ってください。みんな来らすけど、つながらん、つながらん。もう……(聴取不能)……と言うて来られたので、私は部長にお願いしたんです。とにかくマイクで言ってくださいと、防災無線で、今、各支所で予約ができることを伝えてくださいと言いましたよね、部長。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  はい、そのとおりです。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  4月30日のこれは午後のマイクです。「こちらは南島原市役所です。こども未来課からお知らせします。現在65歳以上の高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種の予約を受け付けております。電話が大変混み合っており、御迷惑をおかけしております。インターネットでの予約もできますので、御利用ください。また、本日から5月7日まで各支所に相談窓口を開設し、予約の支援を行っておりますので、御利用ください」。 これを聞いたら、市長、どう考えますか。支所の窓口に行くと思いますか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  当然、市民の皆さん方はおいでになるというふうに思いますが。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  それでおいでになったんです、皆さん。これが浸透していたんです。それで、私もこれをずっと言っていたんです、窓口に行ってくださいと。もうインターネットはし切らん、電話はつながらん。 で、5月1日の夕方、「こちらは南島原市役所です。こども未来課からお知らせします。新型コロナウイルスワクチン集団接種の6月までの予約は終了しました」。ここで、ああ、もう終わったげな。もうこれで終わり。後のことは耳に入らん。何て言うたかというと、「7月以降の集団接種の予約開始日は後日御案内いたします。医療機関での個別接種は5月17日から予約を開始します。なお、引き続き支所での相談窓口は開設していますので、御相談ください」。 あなたたち、行きますか。終了しました。相談窓口に行きますか。市長、行きますか。部長、行きますか。副市長、行きますか、行きませんか、相談窓口。 ○副議長(井上末喜君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  多分行かないと思います。(「市長は」という高木議員の発言あり) ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それはそれぞれに微妙な判断をされるのかなと思います。(「あなたは」という高木議員の発言あり)私が行くか行かんかですか。(「あなたは今の文章を聞いて行きますか」という高木議員の発言あり)今の立場、一般市民の立場になれば、(「あなたはどうしますかと、これば聞いたとき、マイクで」という高木議員の発言あり)だから、一般市民の立場に立てば、それはよう分からんなというふうなことになるかもしれませんね。(「ほら意味分からん。あなたはどうしますか」という高木議員の発言あり) ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  当初、相談窓口というふうな表現にして、大変御迷惑をおかけいたしまして、高木議員のほうから御指摘いただきまして、予約支援窓口というふうに統一をさせていただいているところでございます。(「違う」という高木議員の発言あり) ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  これ、終了しましたなんですよ。終了したとば聞いて、なんで相談に行きますか。 そして、私は5月6日に南有馬に行ったんです、ちょっと用事で。そしたら、受付をしていたんです、相談の。そこで仮予約ができているんですよ。 深松部長、5月1日から5月7日まで、仮予約は何名でしたか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  40名でございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  40なんです。何日間ですか、5月1日から7日まで。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  7日間でございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  よく聞いとって。7日間で40名ですよ。あなたたちはマイクで言うとらんけん、相談に来らした人たちは仮予約ができているんです。 そして、皆さんは自分のかかりつけで接種をしたいということで、個別を楽しみにされていたんです。その個別のあれが5月17日だったですよね、雨の日。私は、西有家は地元だからということで、南有馬に行ったんです。知り合いの人をわざわざ送っていくよりも、私が代わりにしてきてやろうかねということで、南有馬に行きました。8時頃行ったら、もう59番でした。雨が降っていましたよね。 南有馬支所は、市長の言葉を借りれば、御負担をかけました。窓口で時間を費やさせて、時間後も何か並ばせたような感じですけども、南有馬はシャットアウトです。玄関から入れないんですよ。支所に行っているのに。ずらっと外に並ばせて、私に、あら、高木さん、何で来らしたとですかと言うけん、あなたたちの生の声ば聞きに来たということで、ジョークを持っていったんですよ。入れないんですよ。どう思いますか。知っていましたか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  その件は後で聞きました。(「後で。どう思いましたか」という高木議員の発言あり)それは配慮が足りないというふうな思いをしました。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  配慮よりも、市民に寄り添う姿勢がない。思いますか。市民に寄り添う姿勢がない。 そして、私は、寒いとかいろいろされていたので、譲ってくださいと言ったんですが、動かっさん人は動かっさん、寒い人はどうぞ中のほうにと言うて、私は誘導しました。中に椅子は積んであるんですよ。職員に言った。この椅子は、万が一やっぱり必要なときに並べるための椅子やろうと言うたら「はい」と。じゃ、中に椅子ば置いて、それですればよかじゃろもん。 あの南有馬の支所で、自分たちだけが密にならんように椅子ば並べて、ほかの人は玄関から入れんとですばい。どう思いますか。そして、中に入れて、いろいろしましたがね。 このことについて、非常にやはり予約を取りに来るのは女性が多かった。旦那さんのとも自分が、女の方が。口之津からも電話がありました。もう口之津は駐車場がいっぱいで、また帰ってきたいよとか、昼から行くとか。もう昼からはありませんよと私は言っていたんです。とにかくどがんか言うてくれろということだったんです。 もうここまで一生懸命言いましたけど、もう文句言うたって一緒ですね。先ほどの同僚議員の質問に、市長が珍しく、私が責任ですと。責任を取ってもらえますか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今後しっかりとやっていくという、そういう思いではいるところでありますが。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  4月30日、5月17日、6月8日、ずっと行っても行っても予約が取れていない人、何回行かれましたか。タクシー券も使ったと。 それで、この集団。本当ならば、自分の打ちたいところで打てると思っていました、私も。しかし、この数が分からない。病院の数。後で聞いたんですが、6人とか10人とか何十人とか。泉川だけが1,800人ということでした。ほとんどだから最後の人たちは泉川なんですよね。そしたら、西有家から泉川に、足のない人、行けないから行かないと言って。そしたら、タクシー券ばやっておるでしょうがと、職員が言うらしいんですよ。タクシー券は1回に幾ら使えるんですか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  1回に100円券10枚、1千円でございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そういう職員がおるんですよ。タクシー券で行けばよかろうがとか。 あなたたちは、この接種に対する足の確保をどのように説明していますか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  昨日も答弁させていただきましたけれども、どうしても確保ができられない高齢者の皆様方には、乗合タクシーということで対応させていただいておるところでございます。
    ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  その乗合タクシーは、個別も集団も同じ対応ですか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  同じ対応というふうにさせていただいているところです。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あなたたち、ひきょうね。いつからですか、それは。同じ対応にさせたのはいつですか。していないでしょうが。していないでしょう。本当のことを言うてください。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  当初は集団接種のみの対応とさせていただいておったところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  その理由は。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  集団の場合には、やはり乗合タクシーということで、集団会場が現在2会場で行っておりますので、その集団会場に来ていただく。 個別のほうは、通常行きつけの病院ということで接種をしていただくということでしたので、通常病院に受診をされる方ということでございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あんた、私にもそう言うたね。個別は自分で行ってくださいということにしたと。何でと言ったら、自分が行きつけの病院だからと。 今回、行きつけの病院で希望どおりできていますか、予約が。できなかったでしょう。泉川が協力してくれらして、1,800人だったから、最後は泉川病院ね。 いつからこれは認めたんですか。深松部長、いつから認めましたか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  いつからというのが、ちょっと今、記憶にございません。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  記憶にないって。まだ10日ぐらい前に決まったでしょう。タクシーを使われた人は何名ですか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  昨日も御答弁しましたけれども、延べ32名の方が御利用されております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  タクシー券をやっている世帯って何人ぐらいおられますか。タクシー券を個人に配付しています。何名ですか。65歳以上じゃないけど、75歳以上で。大体分からんとですか。 深松君には分からんと思う。課長。ちょっと違うと思うけど。全然分からんの。担当が違うけんね。もしかすれば、後ろの人は分からんかな。環境、衛生課長か。衛生局長か。分からん。分かるやろう。衛生局長は分かるやろう。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  令和2年度の実績でございますけれども、5,101人に交付をいたしております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  だから、65歳以上の高齢者にワクチンば打つときには、足がない人がおるということは分かるでしょう。その説明をしとらんし、島原なんかはバスでチャーターしてできるということもあるんです。 これをいつもほら言われているように、同僚議員が言うごと、国が全面見ますと言っていたじゃない、田中議員だって、黒岩議員だって、このことは。山手のもんは降りてくっとにすぐ5千円ぐらいかかると。深江までも行たり来たりしいよったら5千円かかりますと私たちは言いましたという声もあるんですよ。 このことについて、今回、何回行ったり来たりしたか。接種も思ったところででけんで、あちこちやられて、それでも従ったと。このことについて、タクシー券を返還していただきたい。そういう声がありますけど、市長、責任としてこのことを考えてください。あなたたちは、連休でも仕事になって、負担じゃなくて収入につながっていると思うんですよ。それは労働もありますのでね。「御負担をおかけしました。」って、おかけっ放しじゃつまらん。タクシー券を返してください、市民の方に。どうですか、決断は。あなたが決めればすぐできる。はい、どうぞ。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  決めればすぐできるということでありますが、今の問題については検討します。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私んごとやかましゅう言うた議員の言うことは聞かんという話も聞いてますけど、これは私のためじゃないんですよ。私は乗せて行っています。でも、気の毒か気の毒かと言わすけんね。 私は、これは1万8千人に出したから、こがん混乱したと言うけども、出した後でも仮予約を連休時にしておけば、5月17日にあれだけ並ぶことない。思いませんか、仮予約。私は5月17日にも行きましたよ、仮予約を。5月17日の仮予約は、北有馬、西有家、有家、布津、深江。南有馬、口之津、加津佐は情報が入っていません。そういうこともあって、とにかく仮予約をさせてくださいと。そしたら、あげんして何回も行って、危ない思いもせんでもいい、寒い思いもせんでいいということをお願いしましたよね、副市長。私は、どういうお願いをしましたか。 ○副議長(井上末喜君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  せっかく支所にお越しいただいて、予約をしに来て、何もできなかったということであれば、非常に申し訳ないんじゃないかというふうなお話がございまして、そういうことで仮予約ということで対応させていただいたというふうに覚えております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私も知らなかったんですよ。私がお願いしたけど返事がなかったので、ああ、駄目だったんだなと思っていたんですが、仮予約は5月19日までという、私は放送を聞きました。その後に、いや、なんか高木議員、21日まで延期さしたげなですよと言われたけん、電話しましたよね。延期なら延期ごと、みんなに情報を同じようにやってくださいということで、5月21日まで延期しましたね。 5月17日から5月21日まで延期した。このときの仮予約の数字。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  2,500名ほどでございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  何日間ですか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  5日間でございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そうですね。7日間のときは何名やったですか、仮予約の数は。この5日間で2,488名と聞いています。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  40名でございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  その40名だった原因は何ですか。5日間でそれだけ……2,488か。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  やはり当初、仮予約をするというふうなことを皆さん方にお知らせしていなかったということが原因だと思います。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  よくできました。そうなんですよ。あなたたちは、舌足らずというか、寄り添っていない。反省をしていない。1万8千人に全部出したなら、その次、どがんすればよかかと考えれば分かるでしょう。仮予約をすればいいわけですよ。 こればっかり言われんけん、あと一つ。 今、3千人ですよね、接種をまだ予約していない人。この3千人をどう考えていますか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  3千人の方には、先ほども御答弁しましたけれども、次の個別接種等で対応をさせていただくというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は、6月8日の予約取りのときに、あら、まだ終わりましたとあんたたちは言わんねと言うて。私は南有馬で、まだ終わりましたと言わんということは残っとることよね。これ、どがんせえにゃんか分かっとると。そしたら、どがんせえにゃんとですかと言うたよね。いや、残っとったら売らなんじゃろうと。しとらん人は早う来てくださいと、あんたは言わなんやろうと言ったら、そうですねと言うけど、あなたは信用ならんけん、私は副市長に、とにかくマイクで言ってくださいと言いましたよね。マイクで言うてくださいと、言ってもろたんですよ、来てくださいと。そして、それでも、まだあると、ぼちぼち来よらすということですよね。 私は、この3千人の中には、打たないと決めている人、何かの支障で打てない人、それと、もう一つは、情報を持たない人。認知の入っている人もいらっしゃると思う。なぜかといったら、病院に行って、「今日は混雑しとるですね」と言わすけん、「今日はワクチン接種なんですよ。」と。「ああ、私のところは来とらんよ」と。それとか、電話しても電話してもかからんし、ネットばしてもらう人はおらんし、市役所に行くでん足はなかし、そういう人がたくさんおられます。 これは、もうそのときから私は言っていますよね。強制じゃなかけど、民生の力を借りる。社協の力を借りる。いろんな方法でそういう人たちで見つけて弱者を助けるという、あなたたちは気持ちがないのかと言ったら、最近までですよ。そういうことをしたいと思いますと。もうせえにゃんでしょう。 課長、していますか。 ○副議長(井上末喜君)  藤田こども未来課長。 ◎こども未来課長(藤田哲也君)  まだ実際にそういうことでしているということではありません。今後、早急に進めていきたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今からすることを早急にと言いますか。5月17日から私はこれを言っているんですよ。私は1千人ぐらいと思っておったら、3千人ぐらい残っている。 このときのワクチンは幾つ残っていますか。6月8日の7千ぐらい来とるワクチン。個別接種もこれと同時にされていますので、個別が1,400と聞いていましたけど。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  ワクチンではなく、接種できる枠ですね。それが2千ほど残っております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私に言い直さんでん分かっとる。ワクチンできるとが2,400人分残っておったということでしょう。終了しましたと言えないのは、2,400枠があったからでしょう。深松部長、そういうことですよね。2,400残っとるけん、終わりましたと言えなかったんでしょう。 だから、今度、6月29日は個別接種ですよね。ここに来られると思います。黙っとって来れると思いますか。それよりも探さんばならんでしょう。民生委員とか、いろんな人に頼んで、自治会長にも頼んで、一通り、やっぱりそういう人たちに声をかけて、しましたかとか、する気がありますかとか。できてないならお手伝いをすると。国から頼まれて接種をしてもらわんばならん立場でしょう。違いますか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  あくまでも接種については御本人さんが希望されれば接種をしていくということでございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  希望されればって。やはり弱者の人がおられるので、あなたたちが説明をして希望されるかどうか聞いて回ってもらいたいと私は言っているんです。分かりましたか。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  当然、先ほど課長も申し上げましたけれども、民生委員さん、あるいは児童委員さんに御協力いただきながら、ワクチン接種を希望される方が接種できるような対応を取っていきたいというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  もう一つ、もう厳しく言うて次のとにいかなければ、お客さんも呼んでいますのでね。 私は、今回、こういう後手後手のことを見たときに、まず最初に、私は本当は好きなんですよ、深松君、面白いから。しかし、なんでこの人、教育次長のときも、ああいうことで答弁できなかった人が、市民生活部長になって、まだ1年。それなのに今度は福祉部長になっとらすと、びっくりしたんですよ。そしたら、こういう問題が出てきたから。この人がやっぱりここに来たからと思ったときに、これは人事については、申し訳ない、市長の権限ですから言えないんですが、なぜ、私は深松部長がここやったとば、そこに、同じ部長なのに、懐は変わらんとでしょう。高っかですかね、福祉部長のほうが。どうですか。 これはもうちょっと気の毒かけど、ということで。副市長、何で深松君がここに来たんですか。言えないなら言えんでよかけど。 ○副議長(井上末喜君)  副市長、その個人的なあれは、ちょっと発言は控えてもらいたかですね。(「はい」という副市長の発言あり) 高木議員、個人的な攻撃はちょっと控えてもらって。 ◆7番(高木和惠君)  個人的じゃなかて。個人的じゃない。 ○副議長(井上末喜君)  それは、この席で言うごた言葉じゃないと思うんですけど、いかがですか。 ◆7番(高木和惠君)  ああ本当に。それならそうでどあろ。ごめんね。 いや、私はそんな思ったんですよ。今一番このコロナのウイルスに対しては、黒岩君だって、今は何も文句は浮かばん、次の議会のときは文句がありますよと言うたら、案の定こういうことでしたね。 私は、ほかの人たちと一緒で、頭ば下げるだけでは足りない。これはもう相当言われています、私は。だから、その辺のところは、タクシー券です。皆さん大事に使われている、タクシー券は。それを何回これで使われたか。ということは、あなたたちが足の確保をしてないから、説明してないから。 それで、タクシー業界にはどのようにして支払いますか、お金を。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  乗合タクシーを御利用していただいたタクシー会社からは、請求書を頂いて支給をいたします。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は言ったでしょう。個別もタクシーを使っていいということで、とにかく申出をしてくださいと。それで申出をした。そしたらタクシーが来たけん、乗って行きました。それで、済んだら電話しますと言うたら、いや、待っときますとおっしゃったと。待っとらしたとです。そして、聞きましたよね、タクシーにはどういうふうに金を払いますか。時間給でと。そいけん待ってくれらしとたいと、私は思ったんですよ。 だから、これいう裏ば取っとかんば、深松君とは話ができない。もう、自分が好いたような答弁しかさっさんけんね、裏を取っとかんばならん。 連休も一緒なんですよ。自分たちが決めたことで、いろんなことになっているのに、自分は連休ば取って、支所の職員に窓口対応をさせて、おかしいでしょう。私は支所の職員だけかと思ったら、よその職員も交代で、なんかみんなで、こども未来課を助けているんですよ、今回。深松部長、分かりますか。返事。 ○副議長(井上末喜君)  深松福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(深松良蔵君)  全部局挙げて協力をしていただいております。 それと、先ほど申し上げましたタクシーのほうは、タクシー会社のほうと「一般乗用旅客自動車運送事業の自動認可運賃等について」ということで、九州運輸局長が出しております時間制運賃、30分ごとですけれども、それで対応いたしておるところです。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  視聴者の皆様、ラジオをお聞きの皆様、すみません。時間がないので、お客様を呼んでおりますので、そこに移らせていただきます。 監査事務局について。 代表監査、ありがとうございます。じゃ、通告のように答弁をお願いしたいと思います。 前事務局長は、森事務局長やったかな、堂山団地と堂山自治会は同じ自治会という説明をされていたんですが、この辺のところを確認してもらいましたか。 ○副議長(井上末喜君)  宮崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(宮崎太君)  ただいま質問がございました「前事務局長が堂山団地と堂山自治会は同じ自治会と説明していた。本当か」という質問通告が上がっていました。 それで、「前事務局長」という表現だったものですから、前の事務局長、末續事務局長と思って、末續事務局長には、そういうふうな話をしたのかと聞きましたけども、今の話は森事務局長というお話だったので、元事務局長ですね。森さんには、話は伺っておりません。 ですから、ちょっと質問についてはお答えができない状況です。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  申し訳ありません。いいんです。もう一回チャンスをあげますので、聞いといてくださいね、森事務局長に。今は何かシルバー人材センターの事務局長ということなので、あそこに行けばおられると思いますので、よろしくお願いします。 そしたら、ここで時間を取らなくてよかったので、選挙管理委員会にお尋ねいたします。 ちょうど4年前のこの6月議会では、市長の選挙と議会の選挙は一緒やろか、どうやろかと、相当そういうのがあったんです。一緒にするかどうか、いつ決めるのかとか、これは私たちが決めるんですよとかという話があったんですが、4年前を思って、改選が、私たちは来年なんですけど、どのようなスケジュールになっているのか。今回も9月頃委員会を開かれて、そこで決定されるのかというお尋ねをしたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  山平選挙管理委員会委員長職務代理者。 ◎選挙管理委員会委員長職務代理者(山平進君)  高木和惠議員の御質問にお答えします。 来年の市長と、それから議員の改選、これについてのお尋ねですが、市長の任期満了日が令和4年7月19日となっております。市会議員の任期満了が令和4年6月9日ということで、それぞれ来年は選挙を迎えております。 そこで、選挙期日等については、9月の選挙管理委員会で決定し、記者発表をしたいというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、9月の委員会で決定されたら、翌日に報道関係者に流されるんですか。議会にも報告していただけるんですか。 ○副議長(井上末喜君)  山平選挙管理委員会委員長職務代理者。 ◎選挙管理委員会委員長職務代理者(山平進君)  9月に選挙管理委員会を開きまして、そこで決定するということでございますので、速やかに、なるだけ早めに発表したいというふうに考えております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありがとうございました。 そしたら、ここは終わりましたけども、教育行政について、給食センター建設について、龍石の自治会長の方々に説明をされているのかということを通告しておりますので、お尋ねいたします。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  工事に入る前、4月中旬でございますけれども、龍石地区の自治会長さん宅、全て訪問をさせていただきまして、工事概要を簡単に御説明させていただいております。 それと、給食センターの建物や現場事務所の配置、それから工事期間、作業の時間割などをお知らせするリーフレットを自治会長さんに、自治会内の住民の皆さんに配ってくださいということでお願いをして、各自治会では、5月初旬の市の広報紙と一緒にお配りをいただいているということでございます。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  お尋ねなんですが、給食センターが出てきましたね、シートをはぐって立派なとが。あれは何やろうかと聞かれたが、龍石の人たちから。あそこは給食センターなんですよと言ったんですが、それはもう分かられていると思うんですが。 ただ、プロパンかと思っていたら、プロパンじゃなくてタンクを造っていますよね。私はタンクを造っただけで、ちょっとちゅうちょしたんですが、龍石の方々に、プロパンのボンベじゃなくてあそこにはタンクを造ったんだということを知らせていますか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  地域住民の皆様にプロパンガスのタンクを設置するというところまでは御説明はしておりません。
    ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  なぜですか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  ガスタンクを設置するに当たりましては、施設基準を十分満たした施設としており、安全性を確保しておりますので、特にそこまでは必要性はなかったものと考えております。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  必要じゃなかったと。はい、分かりました。 実は、教育委員会のほうで、何か屋上の工事のことで1か月延びたというのを議会で聞きましたよね。よく考えとったら、給食センターの屋上というのは、とんがっとるよねと。屋上ってどう書きますかって聞いてもらえんやろうかと言われて、冗談も入れながら行きました。屋上ってどう書きますか。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  屋根の上です。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  屋根の上ですね。これ、見えますか。 私が教育委員会に行ったんです。私一人じゃなかったけど。何か分かるのがありますかと、モデルになっとを持ってこられました。どこが屋上ですかと聞いたんです。ここですと指さされたんですよ。ここが屋上と指さされた。あら、これは雨どいじゃなかろうかと、私は思ったんですが、声を聞いてみると、給食センターにはベランダがあっとやもんと、工事関係者が言ってたんですよ。ベランダというのは、このことかなと思ったんですが、これはベランダじゃなくて屋上ですか。1階の上にありますよね。これが2階ということですけど、屋上ですか、あれは。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  1階部分の屋上になると思います。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  1階の上の屋上、そがん言うてもらえば分かったとにね。 こういうことを教えてもらったから、ああ、そう、これが屋上と。それでいろいろ聞いたんですが、時間が足らんかな。給食センターに対しては、市長がおっしゃっていましたよね。給食センターば造らせてくれろ、道路ば造ってやるけんということで、あれは給食センターに付随した道路じゃないと。給食センターを造るために、道路が欲しいとおっしゃったということで、市長は、あれは付随した道路じゃなくて、そういう市民のお願いで計画しましたということでしたけども。今、私は市長にお願いしたいんですが、あそこに、通常、私たちが「四つ角」っていう店があるんです。ここが国道なんです。ここが店です。こっちが狭いんですよ。ここを買ってもらえんかなと思ったとけど。 これは確認しますけど、中村議員が教育長に、ここば買うてもらえんやろか、売ると言いよらすけどと言うたら、あなたは、私は土地交渉をする役目じゃないとか、そういうことを言われていますか。 教育長よ。言うたなら言うた、言わんなら言わんでよかけん。確認です。用地交渉。ここば買うてもらえばよかと。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  私はそのような記憶はございません。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  いや、そうやろうね。私には、ここの道路が狭いと言うたときに、いや、ここを買いますとおっしゃっていたんですが、結論的には売ってもらえなかったという報告をもらいましたけども。だけん用地交渉なんかは教育長もされてよかそうなもんねと言うていたんですけども。 市長、ここば買うてもらえば、本当にあそこは、こっちから車の来たともみんな分かるんですよ。今の龍石の人たちは、今、新しくできている、教育長の売られた土地のところに新しい道路がありますよね。あそこは行かないとおっしゃるんです。やっぱり下さんこう行って、あの角の潰れてくれれば、あそこば買うてもろて見通しばよくしてもらえば、本当によかとにということなんですけども。分かりますか、市長、私が今言っていること。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  場所は分かりますよ。(「あそこ用地交渉してもらえん」と高木議員の発言あり) まず、さっきから、給食センターを造る、この件で、ここに造らせろと。そうすれば道ば造ってやるけんと、そういう論法の話じゃなかったわけですよ。(「どういうことやったんですか」と高木議員の発言あり)だから、先ほどのような表現というのは、ちょっとおかしいなと私は思いました。(「本当はどういうこと」と高木議員の発言あり) いや、給食センターを龍石小学校の跡地に造るということで、地域の御理解をいただきたいということで説明会をしました。そのときに、「じゃ、道路はどうなるか」というふうな話になったと思うんです。そしたら手前のほうで、当初は、国道に橋がありますよね。そして、その手前で当時まで学校の先生方が駐車をされるようなスペースを多分お借りして、あれは民地だろうと思うんですが、そこを通って国道のほうに出るような、一応そういう考え方も持ち合わせておったんですが、そういうふうな話をする中で、それは国道にやっぱり橋の際だからできないということで、警察のほうからも指導がありまして、そこには最終的にはできませんでしたけれども。 そのときの話の中で、龍石の奥の上のほうから、ちょっと集落名は私も、幾つかありますから上げることができませんけど、あそこは電気の関係の奥に施設がありますよね、何百メーターか行った。その上からずっとおいでになる方々が国道に出るには、奥のほうばさっと行ったほうがいいから、そのような道路の計画はさっさんかというふうな話は、そのとき地域の方々から出ました。 そういうふうな形で、それは、なるほどな、角を曲がったりなんかして来る必要がないから、多分それは便利になるだろうということで、今のあの道路の建設に至った。建設すれば、それは給食センターの関係も利用して出入りはされるということでありましたのでね。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私たちは、今の道路の出口が狭いのでということで、あそこ用地交渉するとおっしゃったが、買えなかったと。上のほうを通るという話は聞いていたんです。 龍石は、給食センターを造ったために高い建物がないんですよ。教育長のところは高かけんよかかもしれんけど、本当に龍石には高い建物がないんです。道路は狭いんです。過疎債とか、お金の財源の話もありましたよね。そういうのでちょっと懸念しとるんですけど、龍石の道路は早めに造ってください。給食センターの立派なのもできたんですから、一応ここら辺は言っておきます。 もう一つ、3分しかないのでね。でも、これはちょっと言いたかとですが、予算のところに本当はいきたいんです。 市長は、どこまで予算に関係して知っておられるのかお尋ねしたかったんですが、実は、この宿直室ですか、8か町にそれぞれ今まで2人ずつだったと。西有家だけが6人と。270万の倍で540万ぐらいの予算があるということですが、何で西有家だけ特別扱いで6人なのか。予算が倍なのか。あとは全部270万ぐらい。西有家だけがそうなっているということですけども、これは本当かどうか。財政課長でも結構です。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  すみません。その辺については、詳細をちょっと今知りませんので、後でお答えします。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私も知らない、こういうことは。でも、いつの間にか、その宿直の人たちの採用をシルバー人材センターに頼んでいるんです。 それで、今まで2人ずつであって270万程度だったと。今もほかのところは変わらない、予算が。西有家だけが2人ずつして6名で、270万の倍、540万ぐらいの予算計上。 1,300万と、ここにはいろいろもらっています。今これを読みよったって時間があと1分しかないので、こういうのをゆっくりはできないんですが、今、部長は知っているかと思ったんですが、これはシルバー人材センターの委託料なんですよね。 それで、もう一つ、西有家にあけぼの会館ってあるんです。私は、ここも2人交代にすればと言っていたんですが、いつの間にか、あそこもシルバーに委託しているんです。市長、知っていましたか。知っていました。あなたが委託させたと。譲ったんですか。あなたが知らんわけなかけん。 あそこね、夫婦で委託しているということらしいんですよ。それで、あそこは民間なのに公金を扱わせておるということもあるんです。市の職員みんなが公金を扱うということにはなっていませんよね。あけぼの会館の今のあそこにおられる方は、シルバーから雇われて、あそこにおられて、それで公金を扱うという立場らしいんですけど、これはよろしいんですか。部長、知っていますか。市長、知っていますか。誰も知らんとですか。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長、簡潔にお願いします。 ◎総務部長(川島進一君)  すみません。その件については後でお答えをいたします。 ○副議長(井上末喜君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  すみません。また最後までゆっくりできませんでしたが。毎度のことですけども、もう少し歯切れよく言ってほしいなと思うんですが、自分だけ歯切れよく言ったんですけど。 ありがとうございました。私の一般質問はこれで終わります。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  これで、7番、高木和惠議員の質問を終わります。 これで3時50分まで休憩いたします。     午後3時41分 休憩     午後3時50分 再開 ○副議長(井上末喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、10番、松永忠次議員の質問を許します。10番、松永忠次議員。 ◆10番(松永忠次君) (登壇) 皆さん、こんにちは。 本日最後の一般質問者であります10番、経世会の松永でございます。大変お疲れと思いますが、お付き合いをしていただきたいと思います。 私は、一問一答方式を選択し、4項目を質問しております。 まず、マリア像設置について、1つ、防犯カメラの設置について、1つ、農業振興について、道路行政についてのこの4項目であります。 まず、マリア像の設置についてでありますが、正式名は「原城の聖マリア観音」との命名であります。今回、長崎新聞等で報道されておりますが、5月15日に有志でつくる南島原世界遺産市民の会の設置推進総会が開催されました。 市当局は、この設置に対し、また、いろんな意味でのお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副議長(井上末喜君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、松永忠次議員の御質問にお答えをいたします。 5月15日に有志でつくる南島原世界遺産市民の会が開催をされたが、市当局の考えは、ということでございますが、この民間団体の皆様の取組につきましては、お話を伺っているところでございます。 民間団体の皆様が取り組んでいただいております聖マリア観音堂の設置については、本市の地域振興に大きく貢献するものと思っております。これは先ほどの隈部議員のときも、こういう答弁をさせていただいているところであります。以上でございます。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  今、市長は民間団体のこの組織を、私はこの行動をどう思うのか、という考え方でもあるんですけど、どう思われますか。その行動をどう思うか。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいま申し上げましたように、本市の地域振興に大きく貢献するものという認識はあります。これを親松先生、そしてまた市内の皆さん方、民間団体の皆さん方が、南島原市の観光振興、市を大きくPRするものになるということで、一生懸命取り組んでおられる。そういうふうに私は受け止めているところであります。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  今、南島原の観光振興のためのこういう組織団体であるということですね。 この中で、先ほど同僚議員のほうから、親松英治さん、87歳の彫刻家が、市長も御存じだと思いますよ。神奈川県の藤沢市に在籍しておられますが、1つは高齢ということもあって、我々議員もまず5年前かな、先生にお会いしたことがあるんですね。そのとき、いろいろお話しした中で、このマリア像は1981年から40年間かけて彫刻家をしておるような先生が作成された。これこそが今我々が言っている世界遺産じゃないだろうか。ギネスブックに載るような、高さ9.5メートル。9.5メートルですよ。このビルの高さがありますよ。こういうのを南島原市のために、やろうと言っておられるんです。 この中で、大体この当時、松本市長は、市を二分する懸念があるから市から商工会のほうに要請されたとおっしゃるんですね。市は、頼むけん、どがんかしてくださいという要請をされているんですよ。事実ですか。ちょっとお聞きしたいんですが。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  その前段で、先ほど言葉が足りなかったと思うんですが、四十何年間にわたって親松先生が、当時、原城の乱の関係で亡くなられた皆さん方を慰霊するといいましょうか、そういう思いで取りかかられたということでありました。 そして、そういうお気持ちを察せられた民間団体の方々が、今回そういう思いをやっぱり自分たちもされるというふうなことで取り組まれて、結果的にそういうことが市の観光振興にもつながるというふうなことですね。先ほどちょっと言葉が足りませんでしたので、追加しておきますけど。 このいきさつについては、松永議員も御存じのとおりでありますが、このマリア像を、当時、マリア像、マリア像というふうな話でございましたが、市のほうで頂いて、有馬キリシタン遺産記念館に、というふうなことで予算づけもしていただいたところであります。そのことを市民の皆さん方の中から、それはおかしいじゃないかと、いろんなそういうふうなお話も寄せていただく形となりました。 私も、ちょうどこういう立場にならせていただいて、そこの何か月間かの間の出来事であったと思っておりますが、そういうことで、いろんな思いを含めながら進めていくということは、いいことだろうと思って、皆さん方にお願いをして、この議会でも通していただいてきたところでありますが、先ほど申し上げましたようなことで、そういうふうなことで、市の中で、いろんな御意見を聞く中で、二分するような形に今この問題でなるというようなことは、これはどうにもならんということで、市で頂くということは、お断りをしたところでありました。 その後、市が駄目ということであれば、民間団体で親松先生に御相談いただいて、そして行政が駄目なら皆さん方が動いていただくならば、それはそれでいいのかなという、当時は思いがありました。 しかし、そういった中で、親松先生もいろいろ思いを持たれて、いや、もうこちらにはというふうな話でございました。そこで一応この話は止まってというか、そこで切れたところでありました。 そして、近々また親松先生のほうから民間の方々に、こちらにやりたいというふうなお話があって、現在に至っている。経緯としては、そういう経緯をたどってきたとは思っております。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ですよね。だから、この作者は島原の乱の犠牲者の供養を目的にして造っているんです。よそにやっちゃいかんとです。他の地域にやってはいかんとです。島原の乱で亡くなった人のための供養なんですよ。それを念頭に造っているんだから、市が黙ってはいかんでしょう。あなたが要望したんだから、一応。頼むけんどがんかしてくれろと。「当時の市長は」と書いているんです、新聞にも。そうでしょう。 親松さんが、まだ若ければいいんです。もう時間もないんです。だから皆さん慌てるんですよ。この作成者がですね。 そこに、いろいろ市長は先ほどから南島原の地域の振興を図ると。図っていますか、今。今、二分化しよるでしょう、いっだん。島鉄のこれとかね。給食センターでもがたがたやっとった。私は言いたくない。サッカー場でもそうですよ。本当に市民の目線であなたは行政をやっているのかと、私は今、疑問に思う。よっぽどこの南島原の観光、これを重んじるべきだと思う。 1つは、この次、次2つ目ですが、今現在の世界遺産、原城跡の観光客。コロナで減りましたと言わんでよ。何名ぐらいですか、今、そんなら。去年、おととしと、ずっと出とるでしょう。何名ぐらいの観光客かな、お聞きします。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  原城跡への来訪者数でございますけれども、令和元年の11月にカウンターを設置いたしております。これによりますと、令和2年度につきましては約2万6千人。参考までに、その前年度の元年度につきましては、シャトルバスの利用人数を片道で換算をいたしますと約3万6千人でございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ですよね。2万人、3万人ぐらいですよ。 私が言いたいのは、魅力ある、原城自体はもうすてきでありますよ。でも、一遍来たら二度と来んですよ。何でと思いますか。魅力がないからです。見るもののなかけんですよ。市長、思いませんか。 だから、この観音像、マリア観音像が必要なんですよ、この南島原には。私はいつも思とった、南島原市にはシンボルというのがない。シンボルタワー、大阪へ行ったらどこがあるですか、道頓堀に行くでしょうが。東京でどこに行くですか、スカイツリーに行くでしょうが。南島原って、マリア観音堂ば見ろかいと、そういうインパクトが私は必要と思うんです。観光の振興がと、市長は言うでしょう。原城ば見てくださいと。ちょっと観点が違うと思う、私は。 だから、そのためには、今回のこの南島原世界遺産市民の会のメンバー、これ、今、会員数を御存じですか。市のほうで分かりますか。 ○副議長(井上末喜君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  そこまで私どもは、ちょっと今、存じ上げておりません。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  136名の方が今、会員として登録されておる。その中で、また役員というかな、それは各旧町から、深江から加津佐まで、優秀な方が、有能な方が名を連ねておりますよ。とにかく地域振興という観光振興なんだから、その辺を交えた中で、これはいい起爆剤になると思いますよ。そう思いませんか。 振興部長でも市長でも副市長でも誰でもいい、答弁してください。 ○副議長(井上末喜君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  この原城の聖マリア観音像については、議員御指摘のとおりだと思っております。 ただ、市としても、市長が先ほど答弁をされましたけれども、いろんな経緯もあって、ただ、協力できる分については、もちろん私たちもできる限りの範囲で協力したいというふうには考えております。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ありがとうございます。 できる範囲というのは、どこまでなんですか、ちょっと。私は、お金をくれとか、そがん言わんとよ。ただ、今回は特にこの会は、白木野のほうに、なんか、土地を購入しようという考えでおられるそうですが、本当は、この新聞の中にも、あがん上まで行って見らすとやろかいとか、足の便とか、いろんな面があると思うんです。 だから、できれば、今、サッカー場を造りよるでしょう……(聴取不能)……に。あの一枠にぼんと屋根をつけて置けばですよ。サッカーしながらマリア様を見られるとか、あれから原城は真正面になるとですよ。どこでんよか、市の一画を。原城の中は、されんでしょうもん。だって、原城の中は遺跡だけん、置かれんとでしょう。置けるとですか。 ○副議長(井上末喜君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  当然、置けないということで考えております。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  だから、今、団体に負担をできるだけ軽減する方法というのは考えるべきであると思う。だから、市としても窓口を、振興課でんよか、何でもいいんですよ、タイアップして、ここまではできます、これ以上はできませんと、いろいろやっぱりお話がでけんばね……。 というか、本当に衰退するですよ、今からこの南島原は。天草からいいルートができているんだから、そこにマリア観音像の造ってあるとを眺めて、そして雲仙さん行って、島原さん行って、あっちゃん帰るとか、いろんなルートができる。目玉というのが、今ちょっとインパクトが南島原は弱い。 教育長、思いませんか。世界遺産だけんですね、関連は。どう思いますか。 ○副議長(井上末喜君)  永田教育長。 ◎教育長(永田良二君)  議員の言われるマリア像について、私も当時、親松先生のところに出向いて、あの作品を見て、とても感動いたしました。それがこちらのほうに設置されるということになれば、とても一つのシンボルになるのではないかというふうには思っております。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ちょっと……分かりませんでした。 だけん、できるだけ市としてはこの組織と連携を取って、できる範囲内でやっていただきたい。そうせんば、先生は今あげると言うてくれらしたけん、予算を向こうで組んでいただいて。造る、設置する場所とか、その辺を協議して、協力するというやつですね。金を出すんじゃなくていい。その中で、またいろんな考えが出てくると思いますので、これは早急にやっていただきたいと思います。 これはもう長崎新聞で2回特集を組んどっとですよ。市は何もしないというのは、もっとおかしいですよ、これは。よろしくお願いします。 次にいきたいと思います。 防犯カメラの設置についてお伺いしたいんですが、今、全国各地でいろんな事件、事故があっておりますよね。こういう中で、今、特に南島原は小学校の統廃合が進んだ中で、最終的には各町1つずつの学校ぐらいになる予定になると思うんです。先はですね。そういう中で、小・中学校の通学路に防犯カメラを設置する考えはないかという今回の質問なんですが、どう思われますか、お聞きしたいんです。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  生徒、児童の安全・安心のために、各小・中学校周辺や主要道路などに防犯カメラを設置し、交通事故や犯罪抑止対策を図る考えはないのか、というお尋ねでございますけども。交通事故や犯罪の抑止につきましては、市独自だけではなく、警察と連携を図りながら進めていかなければならないと考えております。 議員がおっしゃる防犯カメラにつきましては、現在、南島原警察署が4か所、市役所が3か所に設置をしております。このほか、市内の小・中学校4校に11台を設置をしております。 また、今年より防犯用監視カメラを市内9か所に設置をしているところでございます。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、大方この8か町の小・中学校はクリアできているのかな。 ここで聞きたかったとは、有家の県道のある商店の看板がトラックで破損しているんです。そして、そのときに警察のほうに問い合わせたら、「ここには防犯カメラがなかですもんね。」で終わったそうです。4メートルぐらいの看板がぼんとやられておって、ひびがばっと入っておったですよ。警察はそれで終わったと。 要するに、もう有家小学校の真ん前なんですよ。だけん、これは本当に何がいつあってもおかしくないねと。特に、もう今、佐世保でもあった、大阪でも、いろんな学校関係とか、そういう子供たちの事故・事件が多発している時代だから、できれば、今、小学校9か所か、小・中学校に4校とか、あるんだけど、各小学校の周りに常備つけるというごた計画はないかなと思ってお聞きしたいんです。 ○副議長(井上末喜君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  学校周辺の道路などにつきましては、学校施設の敷地外となりますので、教育委員会のほうではちょっと設置は難しいかなと考えております。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  教育委員会で難しいなら、防犯だから、これは総務ですよね。総務部長、あなたのほうですよね。どう思われますか。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  必要であれば、今後、協議をして、その場所にそういうことも検討していきたいというふうに思います。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  市長たちの今までのいろんなマニフェストの中には、市民の安心・安全というのをしょっちゅううたっている。市民のよ。でも、子供たちも一緒なんですよ、市民なんだから。いざ何かの事故があったり何だり、セブンイレブンでん、あん玄関……ファミマどこでんつけとっとで、防犯灯は。市で、市民の安全対策のために設置するというのは、もう最低限のノルマだと思う。そう思いませんか。 特に今日ですよ、私はびっくりしたとが、西海市がドライブレコーダーの補助金を出している、市民の安全のためにと。新聞を見ましたか、教育長。見ていないでしょう。長崎新聞に載っとるですよ。100万組んどっとですよ、一般個人の車にとにかく1万円の補助金を出すと。今日の長崎新聞ですよ。私は、これば見て、私のために書いてあっとかなと思ったですね、これは。安全対策というのは第一なんですよ。どう思われますか。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  そういったことも含めて検討していきたいというふうに思います。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  とにかく市民の安全対策のためには、とことん市で守ってやらんばいかんですよ、弱者だから。そういうとも交えて、検討するんじゃなくて、「します」ぐらいの答弁を欲しいです。大体1機当たりカメラは幾らですか。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  固定カメラでいきますと大体20万から、可動式でいけば50万程度でございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  高くなっとるですね、いつの間にか。私が防災課に行ったときは「20万ぐらいですよ」と言われたですよ。倍になっとるじゃなかですか、それは。いつ、そがん上がったですか。コロナ対策でですか。20万ぐらいですよと担当課は言うたですよ。そんなら計算ばしたら、「600万あれば足るね。」と私は言うとったとん。いつの間に倍になっとっとですか。 ○副議長(井上末喜君)  川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  この値段については、店によってピンからキリまであると思いますけども、固定カメラについては20万、今言いましたように。可動式については50万程度ということで、今のところは調べておるところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  可動式のほうで。それなら、ぜひよろしく進めていただきたいと思います。 次にいきます。 農業振興についてでありますが、これも農業用廃プラスチック回収指定袋の料金が改正されたという。これは、ある農家の方から、「また上がっとげな」という話で、私のところに相談に来られたんです。どう思われますか。何でん上げればよかと、下げて……ということはないですね。税金も上がるし。いろんな面で、住みやすい南島原と思うならば、この農業用廃プラごみをどうにか考える余地はないんですか。ちょっとお聞きしたいんですが。 ○副議長(井上末喜君)  内田農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  農業用廃プラスチックの処理につきましては、今現在、市と農協と一緒になって南島原市農業用廃プラスチック等適正処理推進対策協議会というものを設置しまして、廃プラスチックや廃ビニール等を入れる袋代の金額を決定させていただいているところでございます。 回収された農業用廃プラスチックは、現在、廃プラごみということで海外への輸出が禁止されております。そのようなことから、平成29年にはその処理料がキロ当たり14円であったものが、現在では25円と金額が大変高騰しているような状況でございます。 袋代の値上げを行ったことについては、3月の協議会で既に決定をしているところでありまして、年度の途中で変更というのはなかなかできないだろうと。先ほど申し上げました処理料の高騰という部分もございますので、難しいという形で考えております。 なお、この処理料につきましては、半島3市においても同じような形で値上げが行われているということで聞いております。島原市については、130円上げて現在1袋600円、雲仙市につきましては、以前700円が800円に上がっています。本市におきましては500円を600円に値上げをさせていただいたというところでございますので、御理解をいただきたいと思っております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  そうですね。3月の協議会で島原半島3市が協定を組んだということは、価格をですね。ということは南島原のほうが安いんですか、これは、計算すれば、どうなるのかな。 ○副議長(井上末喜君)  内田農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  処理につきまして、各市ごとに協議会のほうが設置されております。そこで収支をしているんですけども、その中で、本市につきましては、南島原市の協議会のほうに補助として収入の2分の1を支援させていただいております。 雲仙市並びに島原市は3分の1の補助ということで、うちが一番多い補助金を支出させていただいている状況でございます。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、2分の1の補助を負担しているから若干安いというんですが、特に本南島原市の場合はジャガ、タマネギ、それぞれ。市長は常々、農業の所得の向上、コスト削減になるためにとか、いろいろうたっとるんですが、ジャガとかタマネギが特に南島原は多いんですよね。だから、下げろとは言わんけども、もっと余地のあるんじゃないかなと。農業振興をとうたうなら、2分の1じゃなくて3分の2を補助するとか、そういうぐらいのつもりで。また上がっとげなと言うて、うちのところに来らすもんだけん、ああ、そうですかという感じで。 本市の場合、若干補助率は高いということは分かるんですが、もっと補助せろとは言わんけども、できるだけコストを下げてやっていただければ、農業振興にはなると思う。やっぱり今からは若い後継者が「もうからんとげな」とか、そういう言い方をされたら困るとです、一番。 だから、できればどうにかして、雲仙市の場合はトラックスケールという、積んでいってぼんとすれば、コストが下がるんですよね。そういう導入は本市の場合は考えていないのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○副議長(井上末喜君)  内田農林水産部長。 ◎農林水産部長(内田繁治君)  雲仙市はトラックスケールを導入しているということで、雲仙市全ての町でトラックスケールを導入しているということではないと思います。一部の町においてトラックスケールが導入されているということは承知しております。 本市につきましても、このトラックスケールを入れることによって、キロ当たりの処分量がありますので、金額的に下がるということはないと思うんですけども、ただ、実際、うちの農家さん自体の労力につきましては軽減が図れるというところは考えております。 特には、先ほどマルチ、特に多いジャガイモ、タマネギ、最近ではブロッコリーのマルチがありますけども、そういったものについては、割と、袋に、600円の袋に入れやすくはなっているんですけども、機械等もありましてですね。 ただ、本市にはたくさんの施設栽培がありますけれども、このハウスのビニールを小さい袋に入れろというのは、なかなかやっぱり処理としては大変だということで、農家の皆さんからもお伺いをしております。そういった部分につきましては、本市も考える余地があるのかなという形で一応考えております。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。
    ◆10番(松永忠次君)  ということは、トラックスケールの導入余地はあるという、今、聞き方でいいんですか。ちょっと今、ハウス関係が特に多いから、切断してから持っていくとか、そういう、できないと思うんです。もうトラックに積んでいって、そこで計量する。そういう導入の仕方もぜひ検討していただきたいんです。 市長、どう思われますか。特にジャガを作っておる人間として、答弁をお願いします。 ○副議長(井上末喜君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、先ほどから部長も申し上げましたけれども、廃ビニール、廃マルチ、これを集めて、そしてまた収集場に持っていく。なかなか農家の立場からすれば、大変労力がかかる。大変不便な作業もしなければいけないというふうに思っております。 ジャガイモのマルチであるとかタマネギのマルチは、今、小さく丸めて袋の中に入れるというふうな状態でもあるわけでありますが、中でも、先ほど話が出ましたけど、ハウスのビニールについては、私も何年か前からストックしていた廃ビニールのあれを積んでおったんですが、何せ片づけにゃいけんということで、これを袋に入れるためには、やっぱり小さく切って入れる。これがなかなか大変なこと。皆さん方がそういうようなことで、今、南島原の皆さん方はされておる。 これは改善して、先ほど議員もおっしゃっていただいたような、トラックスケールで、そのまま持ってきて、そういうふうな労力節減をしなければ、大変農家の負担は大きいなというふうなことで、先ほど部長のほうも申し上げましたけれども、前向きにその機械導入費、トラックスケールの導入について検討をするということで今進んでおりますので。担当のほうもしっかりとそういうところは分かって対応していこうということでありますので、よろしく。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  早急に検討、実施していただきたいと思っております。 次にいきます。 道路行政についてでありますが、今回、私は、これも市道平野横線、白崎東線についてでありますが、はや4年以上になるんですけど、私も地権者と一緒に現場サイドに説明会に行ったことがあるんですが、その地権者の皆さんが、測量及び説明はされたが、現在の進捗状況はどがんなっとっとですか、もう4年も5年もなっとんと。だけん、そこまで全然説明していないのかなと思って。私も3回か4回、地権者の皆さんと、夜、説明会に参加したんですが、今どういう状況なのか。ちょっとその辺を早急にお伝え願いたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  御質問の市道平野横線、それから白崎東線の道路改良事業につきましては、平成29年度から概略設計に着手しまして、平成30年度に説明会を開催しまして道路計画案をお示しして、関係者の御理解をいただきながら、令和元年から道路の詳細設計並びに地質調査に着手をしてきたところでございます。 調査設計におきまして、白崎の新田地区は地盤が軟弱であったということで、その区間においての道路構造物の工法と国道との交差点の協議で、これまでちょっと日数を要してきたというところでございます。 それから、道路計画図はおおむね計画案が出来上がったということで、国道との協議、警察署との協議が済み次第、地元説明会を実施したいと考えているところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。 29年度から、もういろんな説明をやって、今、国とのというかな、国道だから、その辺の相談はなっているのか。「済み次第」と言うて、今のごたんなら全然進まんとじゃなかですか。 要するに、あれは市道になっとですか、県道になっとですか、どうなっとですか、市道でしょう、もしもするならば。県道にはならんとが、どうなっとですか。あれは計画でいけば西有家までつなぐでしょう、1本、予定では。取りあえず総合グラウンドまでほかすんだけど、これは市道になるの、県道になるの、最終的には。どうお考えなのか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  市道として改良を進めておるところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  市道ですよね。ということは、やっぱり市の負担が大きいよね、これね。 「済み次第」と言えば、いつ、どういう予定になっているんですか。国道のあそこが新田というんだけど、あの辺が柔いというか、その辺もあるけんでしょうばってん、どこまで今進んでいるのかな。 今、「済み次第」という答弁はあるんですけども、それは当分でけんとですか。どがんなっとですか。地権者に説明せんばいかんと。4年前に説明しとって、3年、4年前も測量を始めますよと言うとってして、それからなしのつぶてだけんね。地権者もびっくりするんですよ、「これはでくっとね」と。どういう姿勢でやっているのかな。ちょっとそこのところをお聞きしたい。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今ここは国道との交差点協議ということですけども、その辺をできるだけ早くということで今進めているところでございます。 地元説明会につきましては、今年の秋頃にはしたいというふうに、今、頑張っているところでございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  秋ですね。お願いしますよ。 とにかく何でも早急に。市長が替われば、みんな変わっとだけんね。来年いうたって、全部また選挙よ、みんな。市長は通されるばってん、俺たち分からんとだけん。だけん、計画はどんどん進めてくださいよ。本当て、市民のためにみんなやっている。市長もそうやろうと思う。計画したとおりに頓挫せんごてやってくださいよ。 とにかく今年の秋にはある程度のめどがつくんですね、部長。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  はい、そういうことで協議を進めてまいります。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  よろしくお願いします。 次にいきます。 県道尾上線の、これももう1年以上になるですが、あれは県道ですから、県との協議が必要だというお話でしたので、今どこまで行っているんですか。まだ協議なんですか。もう測量は入っていると思うんですが、ちょっとそこも進捗状況をお願いしたいと思います。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  御質問の県道雲仙有家線の尾上、中山、新切地区の道路整備事業でございますけども、これは、おっしゃるように県の事業として今進めていただいているところでございます。 平成29年度に長崎県の事業路線としていただいて、それから逐次、地元説明会を開催しまして、事業計画の御理解をいただきまして、詳細設計まで今完了したところでございます。 一部の区間におきまして、現在まで、用地の合意ということで、そこでちょっと時間を要しているところでございます。以上です。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ということは、もう用地の交渉に入っていますよね。ということは、解決すれば実施できると。何か所かあるんですか、その問題点というのは。ちょっとお聞きしたい。県のあれやから言えないということかな。答弁できますか。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  ちょっと具体的なところは申し上げられないんですけども、何か所かがやっぱりちょっと難航しているところがございます。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  分かりました。できるだけ建設課のほうも県と協力しながら早急な解決をしていただきたいと思います。 次に、もう一つ、国道の駅下、小川線ですよね。三差路のがっくんがっくんとなっとっとですもんね、かあちゃん寿司の手前のところですね。だけん、あの辺を、もう前から「できる、できる」と言わす割には全然でけんとですよ。これも建設課、でしょう。これはどがんなっとっとですか。これも三、四年になるですよ。もう四、五年になるですか。どういう状況なのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○副議長(井上末喜君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  御質問の国道251号線と県道雲仙有家線の小川交差点でございますけども、251号線の渋滞緩和対策として、県事業と連携をしながら、市道の交差点改良も併せた事業として計画を進めてまいったところでございます。 現在の状況としましては、道路の詳細設計までが完了しておりまして、国道の一部区間において用地の合意に至っていないというところがございます。 国道下の市道の交差点の改良につきましては、今年度、国道との交差点の協議を行いまして、整備区域の補償物件の調査をしまして、その後、用地の取得、補償物件の移転契約という形で今年度進めていきたいと思っております。 ○副議長(井上末喜君)  松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  その物件の調査を、今からやったって、どがんすっですか、これ。もう何年になるですか。この下は畑の許可は何か印鑑打っとっとよと言わすのにね。だけん、早急にせんばですよ、これは。しょっちゅうあそこのカーブは止まって出られんとか、特にそういう渋滞の一つの原因になっているんですよ、これ。 もう何年ですか。とにかく、どんどん足を運んで、もう本当に、なんか、「します」という答弁はあるんだけど、先に進んでいないんです、何でも。だけんね、建設課もいっぱいおるでしょうが、優秀な人間が。あなたたちもそうやけん、じかに行かんですか、あんたたちが、直談判せんばでしょう。特に、山口副市長は有家だけん、その辺もぼんぼん行って促進したほうがいい。やっぱり「副市長さんが来てくれらした」といえば、また全然違うですよ。 何でもいろんな行事を見ていますが、緩いね、みんな。我が家の仕事はするばってんか、市の仕事はぼちぼちでよかじゃなかっぞ。市民のためにするならば、もっとエンジンをかけて市民のために頑張っていただきたい。そのためには、市長、どんどんハッパをかけてください。よろしくお願いします。 もう時間もないので、この辺で終わりたいと思います。よろしくお願いします。(降壇) ○副議長(井上末喜君)  これで、10番、松永忠次議員の質問を終わります。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、明日23日、定刻から開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午後4時39分 散会...