南島原市議会 > 2021-03-22 >
03月22日-05号

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  1. 南島原市議会 2021-03-22
    03月22日-05号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    令和 3年  3月 定例会(第1回)第5日 3月22日(月曜日)出席議員(17名)       1番  中村哲康君    10番  松永忠次君       2番  近藤一宇君    11番  小嶋光明君       3番  田中次廣君    12番  黒岩英雄君       4番  金子憲太郎君   14番  中村久幸君       5番  小林知誠君    16番  川田典秀君       6番  柴田恭成君    17番  吉岡 巖君       7番  高木和惠君    18番  井上末喜君       8番  吉田幸一郎君   19番  林田久富君       9番  隈部和久君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    建設部長      浅野 工君 副市長       山口周一君    衛生局長      永田和彦君 教育長       永田良二君    教育次長      栗田一政君 総務部長      川島進一君    総務秘書課長    石川伸吾君 地域振興部長    菅 三郎君    財政課長      米田伸也君 市民生活部長    深松良蔵君    会計管理者     笹田 勝君 福祉保健部長    林田充敏君    農業委員会事務局長 松尾 強君 農林水産部長    本多一郎君    監査委員事務局長  松藤邦夫君議会事務局出席者 局長        林  誠君 次長        綾部洋一君 書記        高原 洋君 書記        成松洋子君第1回定例会議事日程 第5号 令和3年3月22日(月)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第3号 南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について日程第2 議案第4号 南島原市適応指導教室条例の制定について日程第3 議案第5号 南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第6号 南島原市新型コロナウイルス感染症対策資金利子補給等基金条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第7号 南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第8号 南島原市深江ふれあいの家条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第9号 南島原市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第10号 南島原市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第11号 南島原市立公園条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第12号 南島原市立小・中学校体育施設の利用等に関する条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第13号 南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第14号 南島原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第15号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第14 議案第16号 学校給食センター新築工事(建築)請負契約の変更について日程第15 議案第17号 学校給食センター新築工事(電気)請負契約の変更について日程第16 議案第18号 学校給食センター新築工事(機械)請負契約の変更について日程第17 議案第19号 市道路線の廃止及び認定について日程第18 議案第20号 令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)日程第19 議案第21号 令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第20 議案第22号 令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第21 議案第23号 令和3年度南島原市一般会計予算日程第22 議案第24号 令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算日程第23 議案第25号 令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算日程第24 議案第26号 令和3年度南島原市水道事業会計予算日程第25 議案第27号 令和3年度南島原市下水道事業会計予算日程第26 議案第28号 令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)日程第27 議案第29号 令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号) (採決)日程第28 同意第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第29 同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第30 同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第31 議案第30号 令和3年度南島原市一般会計補正予算(第1号) (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、採決)日程第32 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第33 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第34 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、採決)日程第35 同意第4号 教育委員会委員の任命について日程第36 閉会中における各委員会の継続調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第5号により、本日の会議を開きます。 本日は、加納環境水道部長から欠席の届けがあっております。 追加議案について、議会運営委員長から報告を求めます。柴田恭成委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 先ほど追加議案について、議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果を御報告いたします。 市長から令和3年度補正予算1件、諮問3件、同意1件を追加提案したいとの申出があっております。協議の結果、追加議案とすることを決定いたしました。 なお、令和3年度補正予算1件については、提案理由説明後、質疑、委員会付託省略、討論、採決、諮問3件については、提案理由説明後、質疑、委員会付託省略、採決となります。 なお、同意1件の議案については、慣例・申合せにより、提案理由説明後、質疑を行い、委員会付託、討論は省略して、採決は無記名投票で行います。 以上が議会運営委員会の協議内容であります。報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  日程第1、議案第3号「南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について」から日程第27、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」まで、以上27件を一括議題といたします。 最初に予算審査特別委員長から審査結果の報告を求めます。井上末喜委員長。 ◆予算審査特別委員長(井上末喜君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより予算審査特別委員会の報告をいたします。 去る3月4日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案第23号「令和3年度南島原市一般会計予算」について、3月5、8、9日の3日間、予算審査特別委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過及び結果を報告いたします。 審議に当たりましては、地方自治法などの関係法令にのっとっているのか、市民サービスや住民福祉の向上に資するものとなっているのかなどの視点から、資料の提出や詳細な説明を求め、活発な審議が行われました。 最初に、総務部から令和3年度南島原市当初予算(案)の概要、一般会計予算案の全体に係る総括説明がありました。 令和3年度当初予算(案)の総額は、一般会計は299億4,139万7千円で、令和2年度に比べて46億3,097万8千円、13.4%の減。特別会計は87億2,833万7千円で、令和2年度に比べて3億4,064万9千円、3.76%の減。 企業会計は27億6,854万6千円で、令和2年度に比べて2,464万4千円、0.90%の微増。 歳入内訳の特徴的な項目の減額について、説明を受けました。 市税は32億6,135万1千円で、固定資産税の評価替え及び新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、令和2年度に比べて1億5,113万7千円、4.4%の減。 次に、地方交付税のうち普通交付税は、合併算定替えの縮減の終了、測定単位である人口が令和2年度国勢調査人口に置き換わること、令和3年度地方財政計画に基づく推計などを勘案した上で113億円を計上。前年度に比べて1億円減。 国庫支出金は、自転車歩行者専用道路整備事業などの財源となる地方創生道整備推進交付金1億9,200万円の増、し尿処理施設整備事業の終了、有家小学校校舎建設事業の終了などに伴い、前年度に比べて2億9,611万3千円、7.3%の減。 県支出金は、長崎県畜産クラスター構築事業費補助金が2億700万円増となったことなどに伴い、前年度に比べて2億6,511万5千円、9.8%の増。 寄附金は、ふるさと応援寄附金に対する状況を踏まえ、寄附金の目標額を9億円から10億2千万円へ増額したことなどに伴い、前年度に比べて1億2,028万2千円、13.3%の増。 繰入金は、し尿処理施設整備事業の終了、有家小学校校舎建設事業の終了、給食センター整備事業のほぼ終了などに伴い、財源不足を賄う財政調整基金からの繰入金が4億4,904万1千円減となったことにより、前年度に比べて2億1,440万8千円、11.7%の減。 市債は、し尿処理施設整備事業の終了、有家小学校校舎建設事業の終了、給食センター整備事業のほぼ終了などに伴い、前年度に比べて43億3,090万円、58.8%の減。 市債の状況は、一般会計、企業会計の市債について、現時点で一般会計の令和3年度末現在高見込額は250億円程度となっている見込みです。 今後も市債残高が大きく増加しないように、計画的に繰上償還を行っていく予定です。 次に、一般会計基金合計は、令和3年度末現在高見込額で160億円程度となる見込みです。 以上が、令和3年度当初予算案の概要の説明でありました。 質疑では、まず、交付税はだんだん減ってくると思うが、特別交付税は全体の大体どのくらい入ってきて、前年度と比べてどうなっているのか。また、公債費が5.8%ぐらい増になっているが、今のように地方債が増えてくると公債費も増えてくると思う。そこを今後どういうふうに考えているのかとの質疑に対し、特別交付税については、ここ二、三年、9億から10億の間で毎年度交付されていることを踏まえ、当初予算では8億円を計上しています。昨年度も8億円、3年度も8億円という同額を計上して、過大な計上にならないよう留意しながら計上しており、特別交付税は増減していません。 次に、公債費の増加は、今まで繰上償還をして公債費の残高が減っていた。ただ令和元年度、2年度の分で、し尿処理施設と有家小学校、給食センターに関する起債の増額で、一時的に増える状況です。 2年、3年度は、ある程度増える部分はやむを得ないと考えています。ただ、増える時期の手前で繰上償還をし、増額の負担を抑えるという考え方で行っています。 今後は繰上償還も以前のようにできない可能性もあるので、全体的に建設事業費の見直し、借金の見直しをして、できるだけ残高が増えない状況に持っていきたいと考えていますとの答弁。 次に、特例債を使ってこれまで大型事業をしてきたが、特例債を使い過ぎていよいよ使えなくなったような状況だが、普通建設事業を今回大分減らされているが、農道関係は約1億増えている。ただ市道改良事業が10億以上から3億近く、7億余り減額になっているが、この理由を教えていただきたいとの質疑に対し、これに対し、市道改良の減額は、合併特例債の財源として市道改良を行ってきたが、残額が少ないので一旦精査すべきと考え、今年度は減額をお願いしました。 また、農道の増額は、地方創生道整備推進交付金として、国の補助金が2分の1入り、広域農道の舗装をする事業計画である。その2分の1の国の補助残には、過疎債を活用する。これは3年度からスタートする事業で、補助金を活用した事業です。 また、それ以外の補助事業は、自転車歩行者専用道路も国の補助金を活用して、その補助残には過疎債を活用し、一般財源の負担が少なくなるように進めていますとの答弁に対し、特例債を使えないような状況になっていて、減らさざるを得ないというのは分かるが、給食センターなどのように大幅に減額するようなやり方をしたため、しわ寄せが来るので、精査をすべきである。また、誰もこれまで責任も取っていない状況であり、反省されているのか。全体の意識がそういう面に向くべきじゃないかと思うとの質疑に対し、それに対し、その点についてはしっかり職員にも住民にもお知らせしていきたいとの答弁。 次に、施政方針で基金残高の大幅な増額と言われるが、基金現在高の状況では減っているようだが、なぜかとの質疑に対し、合併当初と比べて基金は増え、地方債の残高も減っていますが、ここ数年を比べると、極端には増えていない。その辺のバランスを取りながら、基金残高には注意をしているとの答弁でした。 続いて、会計課所管分の歳入について説明がありました。 利子及び配当金は、市が保有する各基金を運用して生じる利息など1,654万7千円を計上。 基金のうち、減債基金、地域福祉基金、合併振興基金については、その一部を定期預金より利率のよい地方債などの債権で運用しています。 債権で運用している基金のうち、地域福祉基金と合併振興基金は、令和2年9月に運用額を増額し、地域福祉基金は1億円増やし、合わせて10億円、合併振興基金で5億円増やし24億円を地方債などの債権で運用し、この基金の利息は昨年よりも増加しています。 移住に対する補助と助成金などの話を詳しく教えてもらいたいとの質疑に対し、地域産業雇用創出チャレンジ支援事業補助金は、東京23区からの移住者に対し、認定を受けた県内の事業所に勤められた方に対しての補助金で、市が補助した分への県からの補助金になります。 また、長崎県移住者向け住宅確保加速化支援事業補助金は、空き家活用団体が市内の空き家を改修し、移住者への貸付けを行うための改修費用に対する補助金で、県補助金2分の1の340万円を計上しています。 次に、財産貸付収入は財源の一つだが、口之津ターミナルや旧吉川小学校などの貸付収入の金額と算定根拠を教えていただきたいとの質疑に対し、そうめんの第一備蓄倉庫が95万円、第二倉庫が240万円、ふるさと交差点が12万円、旧吉川小学校が13万6,170円、布津小学校第二分校が10万6,083円、旧長野小学校が5万4,614円で、関係課と公有財産関係の会議を開き、価格決定をしています。 建物貸付料について、旧山口小学校が41万8,056円、口之津ターミナルビルの貸付料として、総額で240万7,900円。 この中での詳細として、売店1で26万4千円、売店2で27万4,600円、食事処で66万5,300円、イルカウオッチング1で25万3,500円、イルカウオッチング2で27万4,600円、フェリーの切符売場で67万5,900円の貸付収入です。 また、旧山口小学校は、建物価値などを含めて検討され、単価設定されたものです。ターミナルビルは、島原市の島原港のターミナルなどを参考に、建物の建設費などを考慮し、面積で算定をしていますとの答弁。 また、山口小学校など閉校になった学校は、遊ばせておくよりも貸し付けたほうが財産収入になると思うが、貸付方法や条件などはどうなっているのか。これは市民の財産だから、条例で定める必要があると思うがとの質疑に対し、財産の貸付けについては、公有財産活用委員会で審議をして決定している。ただ、管財契約課で一定の基準で提案していただき、内容が適正かということで審議されているが、その詳細については確認をしてきちんとしたいとの答弁がありました。 続いて、地域振興部より歳出の説明がありました。 電子地域通貨事業、電子地域通貨MINAコインチャージ時に付与するプレミアムポイントMINAコイン運営業務の委託料で、予算額は6,789万円で、主にプレミアムポイント分が5,400万円。 次に、島原手延そうめん生産性向上支援事業補助金は、そうめんの製造業の労働環境の改善や労働力不足に対応するため、機械性能の向上などによる生産性の向上や生産工程の自動化などのための機械設備の整備に対し補助をするもので、予算額は2,900万円、機械設備の自動化に対する補助を5件見込んでいます。 次に、そうめんを中心とした地場産業振興プロジェクト、そうめん首都圏PR事業、これはPRイベントやテレビCM放映を実施し、首都圏及び九州圏域での認知度向上とブランド化に取り組み、商品単価の上昇を図るとともに、島原手延そうめん産業全体の活性化と底上げを図るもので、予算額は7,365万6千円、主な内訳は、テレビCM放映、PRイベントなどですとの説明を受け、質疑を行いました。 PRのイベントが7,365万6千円計上されているが、PRや宣伝の効果はどのぐらいあるのか。また、様々な補助事業について、要綱などを定めているのかとの質疑に対して、そうめん首都圏PR事業の効果は、令和元年度と2年度の2年間続け、知名度は大分上がってきています。 令和2年度については、九州でもPRを開始し、効果が出てきていると思うが、課題として、生産者数が減ってきているのにもかかわらず、生産量はあまり変わっていないし、全体のそうめんの収入としては、昨年度よりも今年度のほうが上昇しています。 また、今回新しい制度の補助制度を設けているが、予算化をする時点で補助条件や基準など一定の詰めは終わっているが、交付要綱の例規整備は、年度内整備に向けて作業を進めているとの答弁でした。 次に、市民生活部関係の歳入に関して、市たばこ税は2億6,570万4千円で、前年度と比べ1,325万8千円、率にして5.3%の増を見込んでおります。これは、令和2年10月から税率が改正されたことによるものですとの説明があり、委員から、たばこ税は国税2種類、地方税2種類、それと市町村のたばこ税、この5種類になると思うが、小売価格に対して何%なのか、消費税を入れたところで何%なのかとの質疑に対し、小売価格に対して何%かということは調べておりませんが、1本当たり5.692円で、令和2年10月1日から6.122円になっております。43銭増加をしているということになります。 自転車道路につきましては、加津佐から南有馬町を1期としまして、本年度の委託費の中では、加津佐駅からおおむね常光寺までの測量設計が終わる見込みです。その分で来年度の予算では、南有馬の整備工事を進めていく予定でございますとの答弁がありました。 次に、道路ののり面のところはどういうふうに工事を考えているのかとの質疑に対し、もろ刃になった土羽の鉄道区間については、防草シートとか路肩のコンクリートで覆って、のり面の脆弱な形にならないよう検討していく必要があると思っています。高さあたりが相当ある区間につきましては、転落防止柵とかの設置はしようと思っていますとの答弁がありました。 次に、自転車歩行者専用道路について、14号補正とそれ以前の分を合わせると11億4,256万4千円、今度の令和3年度の一般会計予算で4億7,345万1千円、合わせて16億余りになるわけですが、この自転車歩行者専用道路が計画されたときに35億かけてやるんだということだったんですが、あと20億足らずで全線開通できる見込みで現在工事が進んでいるのかとの質疑に対し、35億というところは私たちも見て、事業費として見定めたところで計画は進めているところでございますとの答弁がありました。 次に、ちまたのうわさによると45億ぐらいになると言うような人もおり、非常に不安なんですが、新しい条例案には利便性の向上というのも入っていて、駅舎を使ったり椅子を高齢者のために置いたりするのはこの35億円の中に初めから入っていたのかとの質疑に対し、駅舎などについては休憩室等ということで、何か所かというのもまだ決めていませんが、その候補としてあるということでございます。その周辺整備も一定部分についてはその35億内でということで考えております。当然既設の施設もございますし、そういうところも活用しながら、そして全ての駅を、例えば全て休憩室にするわけではございませんので、そういうところで事業費内でやっていくというふうに考えておりますとの答弁がありました。 次に、農林水産部から歳入内訳の特徴的な項目の増減について、説明を受けました。 長崎県畜産クラスター構築事業費補助金2億2,500万円は、トウモロコシなどの配合飼料と干し草などの粗飼料を混ぜ込んだ牛の餌を作る工場(通称TMRセンター)と堆肥舎の整備に対する補助金であるとの説明がありました。 質疑では、まず、長崎県クラスターの事業で2億2,500万円とあるが、その辺を詳しく、何件なのか、どこどこ該当するのか、トウモロコシの機械だけでそれだけお金がかかるのかという質疑がありました。 これに対し、TMRセンターというのは、トウモロコシといった配合飼料と干し草を混ぜ合わせる部分の施設になっています。建物については1億2千万程度、肥舎の整備に8千万円ほど、それからあと機械で混ぜる分について2億5千万ほどかかっています。 全体の事業費が4億5千万で、その2分の1が補助の対象となっており、国が2分の1、市の補助金が20分の1で上限500万円ということで、合わせて2億2,500万円補助。事業主体は島原雲仙農協管内の畜産クラスター協議会ですとの答弁がありました。 続いて、農林水産部の歳出についての質疑では、バナナについて、昨年の実績が300万ぐらいあって、今年度900万ぐらい見込んであって、合わせれば1,200万、バナナ1本が300円という説明があったけれども、まだ1軒しか実施していないと。それに対して1,200万もかけるというのは非常に効率が悪い。バナナは、フィリピンとか南国の植物で、ここでやるのは見通しがないと思う。なぜ補助をするのかを聞きたいという質疑がありました。 これに対し、バナナは日本人で一番好まれる果物で、約99%が海外から、特にフィリピンなど東南アジアから輸入をされていますが、新バナナ病という病気も向こうではやっており、エクアドル産とかのほうからも輸入をされている状況です。 そういった中、国内産バナナも今あちこちたくさん栽培がされていて、一番北では北海道のほうでも栽培されて、1本1千円で販売されています。 本市の農家は野菜関係が多く、どうしても値が上がったり下がったりということで、その辺で収入が確実なところが見えないところで、高収益の作物を普及させようという試みで、まずバナナの募集をさせていただき、昨年、農業法人1社が申し込まれて、100本のバナナを植えられています。今年の夏過ぎぐらいには出荷が始まると思っていますが、これも高いバナナを一応想定されて販売をされる予定で、そういったところで支援させていただいています。 本年度は大体施設栽培でバナナを作るんですけれども、産地として1ヘクタールぐらいまで増やそうと考えております。事業の拡大と新規にバナナを作りたいという問合せなどもあっており、そういった部分も含めたところで500万円予算を今年計上させていただいております。 普通であれば、1年に1作できるんですけれども、このバナナについて、冷凍凍結覚醒法というバナナで、3年近くで5作できるバナナでございます。1回にできるのが1本のバナナの木に大体150から200本ぐらいが1回でできてきますとの答弁がありました。 次に、5年間その木がもてるということだったが、その点を。その子供はできてこないのか。それが終わったら、また3万の苗を買うのかという質疑がありました。 これに対し、この5作というのが冷凍凍結覚醒法という部分のマイナス60度に種子自体を冷やして、徐々に解凍して覚醒させることによって、違った環境でも、あと収益自体も1年よりももっと短く取れる。この覚醒法が効くのが5作までという形。基本的にそれ以後もずっとバナナ自体はなってきますけど、覚醒法の効力があるのが5回までということで言われています。 だから、覚醒法じゃなくて、年に1回ずつ取ろうと思えば、その覚醒法じゃない形でできると思いますとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論を行いました。 反対討論として、学校給食減免については、市長の答弁のように、まだ何も考えていないような状況で、予算にもありません。 MINAコイン事業について、不公平・不平等感があって、スマホを持っている方は非常に買物ができていいと思います。2万円のチャージで1万円のポイントと、それでいいと思いますが、スマホを持たない人、お金を2万円チャージすることができない人、そんな人がおるわけで、非常に不公平な情報が、ちまたではうわさが盛り上がっています。 それから、マイナンバーカード、これもマイナンバーカードをすると5千円のポイントがつくというふうに、ポイントをつけて実行させようとしていますけれども、今二十数%でなかなかこれも政府を挙げてやっているけれども、うまく伸びません。なぜ伸びないかというと、これ個人情報が全て入って、今個人情報が大切にされているにもかかわらず、加入させろ、加入させろと言っている。自治会ごとに説明会を開くとか、個人情報が漏れ漏れになってしまうという危険性があります。 次に、学校給食センター、龍石小学校跡地に1つ造ると、これはもう随分前から反対していますけれども、大きいことはいいことではないと思う。小さいところで、今6つの給食センター、1つの自校式でやっていますけれども、本当にこれまで討論がされてきたように、1つのメニューを全南島原8町に配るという、ちょっと大変なことだなと、まだ実行されていませんけれども、そう思い、反対です。 アートビレッジ・シラキノ事業について、これはできたときから100万円の収入にかけるお金は一千何万と、それが全く年がたつにつれても収入はないと。どんなことをしているのかなかなか目に見えないアートビレッジ・シラキノ事業です。これも反対です。 それから、農林水産部の1本3万円もするバナナの苗木、新規作物の導入とこれは今の状況では成功しないだろうと思うので、これにも反対。なぜバナナかという理由は納得できません。 それから、額が少ないけれども、3県架橋構想、口之津ターミナルビルができたばかりで、天草との行き来はうまくなっていますけれども、3県架橋、天草、熊本、それから鹿児島と、それは随分前から構想は立っていますけれども、そんなことは要らないと思います。 それから、国保会計への一般会計からの繰出しが全くないということで、2割、5割、7割の軽減については繰出しがあっていましたけれども、それは国の政策であって、市民の国保を減らすという状況になっていませんので、今述べたような理由で、一般会計予算については反対をいたしますとの討論があり、賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、予算審査特別委員会に付託されました令和3年度南島原市一般会計予算について、可決することに決しました。 終わりに、委員会運営に御協力いただきました理事者の皆様並びに長時間にわたり終始熱心に審議いただきました委員の皆様に、敬意と感謝を表しまして、委員長の報告を終わります。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。高木和惠委員長。 ◆総務委員長(高木和惠君) (登壇) 皆様、改めておはようございます。 総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第5号「南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について」のほか3件です。審査に当たりましては、担当部局から説明や考えを聴取し、審査をいたしました。 なお、議案説明については、本会議において説明があっておりますので割愛し、各案件の結果及び主な質疑について報告いたします。 初めに、地域振興部関係で、議案第5号「南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について」、地域振興部地域づくり課長から、宅地開発事業を中止することに伴い、特別会計を廃止するため、条例の一部改正を行うものでございますとの説明を受け、質疑を行いました。 質疑の内容は、口之津第一小学校の跡地を宅地にすることだったが、なぜやめたのか、また、その跡地はどうするのか計画を伺うとの質疑に対し、答弁、近年の宅地分譲の動向と口之津、加津佐地区の新築の状況を踏まえ、開発しても売れ残りが多数発生するんじゃないかとの判断で、その辺を見通し中止を決定した。また、跡地の活用については、現在校舎、体育館は、今後取壊しの方向で進め、跡地には借地もあるので、借地の返還も含め、今後残地の活用について、再度利活用について検討をしていきたいと考えているとの答弁。 借地があるということだが、借地はどのくらいなのか、また、市有地はどのくらいなのかとの質疑に対し、借地面積が1,489平米、市有地が約8,500平米程度になるとの答弁。 8,500平米あれば、いろんな計画ができると思う。何に使うにしても、道路開発はしたほうがいいと思う。売却する予定はあるのかとの質疑に対し、道路については、一旦宅地事業開発に伴う道路整備は白紙。ただし、地元のほうからこういう道路を造ってほしいということがあれば検討をしたい。跡地の処分については売却も考えられるのかとのことですが、跡地活用には宅地事業開発がなくなった現在では、もう一回、一から協議し直しになろうかと思うとの答弁。 質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第6号「南島原市新型コロナウイルス感染症対策資金利子補給等基金条例の一部を改正する条例について」、地域振興部商工振興課長から議案説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第20号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)」、総務部関係について、財政課長から歳入予算の総括説明を受けた後、各担当課長から歳出予算の説明を受け、質疑を行いました。 質疑の内容は、財政調整繰入金が1億2,903万7千円減額されているが、減額内容を教えていただきたいとの質疑に対し、財政調整基金繰入金は、一般財源が不足するときに予算計上をしている。今回のように事業費の減ということで、事業費の減に伴う一般財源が減額となり、必要となる一般財源が少なくなったため、市税より立て替えている財政調整基金を減額できるので、今回減額を行ったとの答弁。 人事課で1人職員が中途で辞めている理由を教えていただきたい。また、公債費の利子が予定より低かった理由は何かとの質疑に対し、退職者1名の理由は一身上の都合によるもので、退職時点では人事課付でした。また、借入利息は、当初で見込んでいる率よりも低かったこと、総額が少なくなったので利子が少なくなったとの答弁。 人事課と人事課付の違いの説明をとの質疑に対し、答弁、人事課とは、人事課に所属する職員が人事課、人事課付というのは、例えば派遣とか休職とか、どこの組織にも属さず、人事課に属させる職員のこととの答弁でした。 次に、地域振興部関係の歳入歳出予算について、各担当課長より説明を受け、質疑を行いました。 質疑の内容は、地方路線バス維持費補助金が増額されているが、補助金の内容をお聞きしたい。また、特別定額給付金給付事業で3,605万4千円減額の説明をお願いしたいとの質疑に対し、答弁、補助金の対象は、運行している路線全てが対象になっている。また、特別定額給付金給付事業については、事業確定に伴い、事務員報酬、印刷製本費及び通信運搬費の減額。また、給付金の実績に伴う減額との答弁。 質疑、地方バス路線維持費補助金を今回増額されたのは、赤字額に応じた補助をされているのか。また、商工振興課のその他の業務委託料7,839万円減額は、どういうものを減額されたのか。それと、輸出先国の市場変化に対応した食品製造施設整備支援事業費補助金の減額は、そうめん工場の分なのかということと、実際入札後の工事額で補助金も変わってくるのかとの質疑に対し、答弁、地方バス路線維持費補助金は、定額補助金ではなく、10月から9月までの1年間の実績額から必要な経常経費から収益を差し引いた分に対し、補助をしている。また、その他の業務委託料の減額については、MINAコイン事業関係の予算を減額している。それから、輸出先国の市場変化に対応した食品製造施設整備支援事業費補助金の減額はそうめん工場の工事の分で、入札後の工事費に対する補助金を減額したとの答弁。 質疑、当初の補助額は幾らだったのかとの質疑に対し、当初の補助額が4,169万8千円で、入札により最終的に補助枠が3,627万7千円になる予定で、補助率は2分の1との答弁。 質疑、MINAコインは、当初できない人は銀行の窓口で教えてもらえることだった。ところが、3月の広報紙に、銀行では全ての手続は行っていません。アプリのインストールやアカウント登録は御自身で設定をお願いします。御不明な点は、商工観光課へお問い合わせくださいと載っているのでいいとは思うが、なぜ変更したのか。また、ポイント残があるのであれば、このキャンペーンを知らない人が多いので、何かお知らせしなくてよいのかとの質疑に対し、自分でできない人は最初難しいということで、銀行で全てしていただくような対応をしていましたが、端末操作ができる人たちも何もしないで銀行に行っている場合が多く、銀行窓口が混雑したため、その解消策として、3月広報紙で端末操作ができる人は自分でインストールして銀行に行ってくださいと掲載したところです。また、キャンペーンの期間については、最初から3月15日までということでお知らせしていますが、使ってしまうのも3月15日までと勘違いされている方もいらっしゃるので、今後お知らせをしていきたいとの答弁でした。 次に、会計課所管の歳入について、会計課長より説明を受け、質疑を行いました。 利息が減ったということだが、利子が増えているようだが、増えた要因を教えていただきたいとの質疑に対し、令和2年当初予算要求時、低い利率で予算計上していたが、定期更新時に高い利率で定期ができたということで利子が増えたが、全体的に利率は下がってきているとの答弁でした。 次に、議会事務局関係の歳出予算について、事務局次長より説明を受け、質疑を行いました。 質疑、印刷製本費の150万減額については、当初400万円ぐらいだったと思うが、減額に至った要因は何かとの質疑に対し、答弁、昨年まで入札に参加していなかった新たな市内の業者が安価で入札をしていただいたためとの答弁でした。 以上で、議案第20号に対する質疑を終了し、討論を行いました。 まず最初に、反対討論として、MINAコインについては、税金の使い方として不公平である。市民に公平な政策をしなくてはならない。それに対し、MINAコインは反しているということで反対。 起立採決の結果、議案第20号のうち、総務委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」について、総務部関係の歳入、歳出予算について、財政課長より総括説明を受け、質疑を行いました。 質疑、地方債補正の自転車歩行者専用道路整備事業で3億1,700万円の利率欄を見ると、年4%以内の利息をつけて借りるようになっているが、総事業費35億円で自転車道路を造るということで、政府資金の低利率ですると思っていたが、4%の利息がつくのかとの質疑に対し、年4%以内ということで設定はしているが、最近の政府資金は0.00幾つぐらいの借入利率となっていることから、それぐらいの低利率になろうかと思うとの答弁でした。 質疑を終了し、討論を行いました。 まず最初に、反対討論として、自転車道路は負の遺産になるという考えがあり、賛成できない。また、今南島原市が進めている大型事業は負の遺産になる可能性が高いし、お金を使い過ぎるということでした。 次に、賛成討論としては、自転車道路は負の遺産と言われますが、世界遺産を含めたところで、観光面、市民の健康面、交流の場として考えると、他の大型事業よりもよい事業だと思う。しかも、35億のうち市の負担額は4億2千万円で、国の大きな補助事業を職員の皆さんの努力により取られたということで、今後も市の発展のために補助事業を取ってきていただきたい。 そういうことで討論を終了し、起立採決の結果、議案第28号は原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてです。 総務委員会に関係する島原・天草・長島架橋構想及び九州西岸軸構想の推進について、島原手延そうめんの産地振興について、土石流被災家屋保存公園の再整備については、特段の意見はなく、提案どおり異議なしということで報告することに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申し出ることに決定いたしました。 以上で、本委員会の報告を終わりますが、審査の過程において、このほかにも多くの意見や指摘が出されております。理事者におかれましては、真摯に受け止めていただき、今後の行政運営に生かされますようお願いし、総務委員会の委員長報告といたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  ここで、11時5分まで休憩いたします。     午前10時57分 休憩     午前11時05分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君) (登壇) 文教厚生委員会における審査の経過及び結果について御報告をいたします。 本委員会に付託された案件は、議案第4号「南島原市適応指導教室条例の制定について」のほか15件であります。審査に当たりましては、担当部局から説明や考えを聴取し、審査をいたしました。 その結果、文教厚生委員会に付託された案件のうち、14件については原案のとおり可決、1件については否決することに決しました。 それでは、審査の過程において、特に議論になった点について、順次報告をいたします。 まず、議案第4号「南島原市適応指導教室条例の制定について」であります。 質疑といたしまして、南島原市適応指導教室条例は、これまではなかったのか。それと、第4条、入室対象者は、誰がどうやって許可するのか。「適応指導教室に必要な職員を置く」とあるが、この職員はどんな人か。給食はあってしかりと思うが、どのようになっているのかという質疑でございました。 これに対しまして、これまで条例はありませんでした。入室対象者ですが、入室の手続につきましては、保護者が入室願を学校のほうに出していただき、校長が入室申請書を教育委員会のほうに提出をいたします。それで教育委員会で許可を出しますが、教育委員会では、その入室に適正な状態であるかを審査いたします。条項にある「不登校の状態又はその傾向の状態」であるのかを確認します。 それから、通級に耐え得る状態であるか。要するに、発達障害等や病気等があれば医師の判断をいただいて、通級が可能であると判断されれば、通級の許可に向けて検討をしていくということになると思います。それから、他の通級者もおりますので、他の通級者の通級に支障が出ないような状況であるかなど審査をし、決定したいと思っております。 指導員は、現在6名配置しております。さらに、ことばの教室指導員が1名いますが、常駐はしておらず、各学校を回っているという状況です。 指導員は、教員免許あるいはそれに準ずる資格が必要ということで規定をいたしております。 給食は、ここに通級する児童・生徒の多くが非常に不安定な状態ということで、常に来て指導を受ける、あるいは相談を受けるというような状況が難しい子供が多いということなので、来なかった日にはその給食が無駄になるという状況になりますので、今のところ弁当の持参を保護者にお願いし、通室をしているという状況で運営をしておりますという答弁でございました。 また、質疑といたしまして、この条例の一番の目的は、不登校児童・生徒等を学校へ復帰させることと思うが、今まで、例えば北有馬、堂崎、布津にあったと思うが、不登校の児童・生徒等が復帰したのは大体何名ぐらいだったのか。それと、不登校等が今まで何名いたのか。また、「不登校児童・生徒等」となっているが、この「等」の部分がどこまで範囲が含まれるのかという質疑です。 これに対しまして、学校に復帰をした児童・生徒の数ですが、復帰というのは難しい状況で、一旦復帰というふうに思えた児童・生徒も、再びまた通室に戻ってくるという状況があり、これまで多くの復帰が成し遂げたという児童・生徒は計上されていないという状況であります。記憶では二、三名かと思っております。 「不登校等」の基本的な基準ですが、「不登校等」とは、不登校の状態にある子供、それとその傾向の状態にある児童・生徒としております。まず、不登校の状態というのは、1か月の欠席日数が連続して7日間、または授業日数の半数以上の欠席がある状態というのを不登校の状態としています。もう一つ、「不登校の傾向にある状態」というのは、断続的な欠席が1か月以上続き、その間の欠席日数が授業日数の3分の1を超える状態で、これを不登校の傾向にある状態ということで、一定の基準を設けているところですという答弁です。 また、質疑といたしまして、不登校の児童・生徒は何名ぐらいかという質疑です。 これに対しまして、今の状況ですが、2月末現在で小学校が2名、中学校が25名となっておりますという答弁です。 また、この条例の設置の目的が、学校に復帰させることを目的としているが、復帰が今大体2名か3名ぐらいだろうとの答弁だった。また、小学校が2名、中学校が25名の不登校の児童・生徒たちを何とか学校のほうに復帰させるということがこの条例の目的ですが、この目的が全然達していないような気がするという質疑です。 これに対しまして、復帰させるためにということで日々努力をしておりますが、なかなか復帰に向けて進まないという状況で、このつばさの指導員だけでの力で復帰をさせるというのは非常に難しいです。学校の教職員も当然努力をすべきだろうと思いますが、そのほかにもスクールカウンセラーを県から配置をいただいて、スクールソーシャルワーカーも1名配置しております。これは福祉関係に非常にたけた人材であります。それと、県の教育機関、教育センターの相談機能とかを活用、連携して、復帰に向けて力を合わせて進めていきたいと考えておりますという答弁でございました。 また、不登校の原因は把握されているのかという質疑に対しまして、不登校の原因については、その子供さん次第というところがあります。主なものは、学力不振も当然ありますし、友達関係というのも非常に大きなものがあります。それから、増えてきているのは家庭の背景、こういったところでなかなか学校に行けないというような状況が生まれているというところもあります。そういった要素があって、あるいは複合的に関連して不登校の状態になっている児童・生徒がおりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第7号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」でございますが、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第7号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第8号「南島原市深江ふれあいの家条例の一部を改正する条例について」であります。 質疑といたしまして、「祝日を除く」という旧条例ですが、祝日であってもこれからは利用できるようになるのかという質疑です。 これに対しまして、「休みの日が特定されておらず、分かりにくいので、休日の固定を」という市民の方からの要望もあり、これを明確にするために、月曜日に固定するという改正をしました。今回の改正で月曜日のみが休館ということになりますので、その分、年間を通すと開所日数が増えますという答弁です。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第8号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第9号「南島原市国民健康保険条例の一部を改正する条例について」であります。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第9号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第12号「南島原市立小・中学校体育施設の利用等に関する条例の一部を改正する条例について」であります。 新切と蒲河の体育館の使用状況はという質疑でございます。 これに対しまして、年間の延べ人数で、令和元年度で、蒲河小学校では1,200名、新切小学校では約2千名、有家小学校では4,700名の方が利用されており、主に地域の個人、団体のグループの方が利用されておりますという答弁でした。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第12号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第13号「南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」であります。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第13号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第14号「南島原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例について」であります。 質疑といたしまして、精神障害者保健福祉手帳を持っている人とはどんな人か。また、療育手帳を持っている人とはどんな人かということに対しまして、精神の分については精神に疾患があられる方、療育手帳については知的障害があられる子供が対象となっておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第14号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第16号「学校給食センター新築工事(建築)請負契約の変更について」であります。 まず、質疑といたしまして、残土処理で、この前の説明では、堂崎の埋立地に置くから、敷きならしはその場でできるので金はかからないとの説明であったが、説明とは全然違って今度は49万円が必要となっているが、どうして変わったのか。前の説明とは違うが、その場その場のいい口実みたいに聞こえるがという質疑でございました。 これに対しまして、前回、敷きならしについては特に処分費は要らないと説明をしていましたが、処分の内容について再度精査をした結果、その敷きならしについては計上が漏れていたということで、今回計上をさせていただいたという答弁でした。 また、次のような質疑がございました。議案第16号、17号、18号についても、設計の段階で分からなかったのか。また、給食は、やはり一番安心・安全な給食をしないといけない。周囲に田んぼなんかがあると、虫は光に寄って飛んでくる。一番肝腎なそういうところをどうして設計の段階できちんとしなかったのか。非常に設計の段階が甘かったと思うという質疑でございました。 これに対しまして、設計の段階は目を通したつもりでありましたが、あまりにも膨大な量で、正直申しまして、隅々まで全てチェックするということが非常に困難な状況であったというところです。 施工段階に入り、月2回定例的な会議を施工業者、設計業者、教育委員会、建設部も入って行っております。具体的な施工が進んでいく中で運用状況を考えたときに、変えたほうがいいという話の中で、よりよいものに仕上げていくという形で変更させていただいているところですという答弁でした。 また、給食は、これからを担っていく子供たちに安心・安全な給食をしないといけない。そうしたときに、この虫なんかの対策というのは一番基本的なことであって、大体設計の段階からそこは考えていないといけないと思う。設計業者もそこまでどうして気づかなかったのか。 食をつくるというところですから、そこを基本的に、最初からおろそかにしていたというのは、いかに安心・安全な衛生面を真剣に考えていたのかどうか、非常に不思議でならない。その虫対策については、ほかはきちんと対策はしているのかという質疑でございました。 これに対しまして、このシャッター部分の虫対策については、当初設計段階ではシャッターそのものが通常のシャッターではなく、構造的に虫が侵入しにくいシャッターを採用していたということを聞いております。定期的な会合を開く中で、もうちょっと工夫したほうがいいだろうというような話が上がりまして、それはそういうふうにしようということで、今回変更させていただくということになったところですという答弁でした。 また、いつの段階で分かったのか。最近分かったのかという質疑でございました。 これに対しまして、定例会議の中で、それが分かったのが令和2年12月となっておりますという答弁でございました。 また、今まで給食センター、議会でもいろいろ意見が出ているところですから。どんどん工事は進んでいる、そういった中でこういったことがないように、もう一度きちんとチェックをすべきと思うがという質疑がございました。 これに対しまして、御指摘のとおりと思っております。今後しっかり確認をしながら、給食センターも最後の仕上げに入っておりますので、再度細部を確認し、進めていただきたいと思っておりますという答弁でした。 また、この計画はいろんな指摘、不審点を議会からも言ってきた。大体、この設計業者は平成29年のプロポーザルで5業者の中からプロポーザルの内容が一番すばらしいということで選ばれたということで、当然今回の給食センターが初めての設計ではないと思う。その中で、給食センターは一番衛生面には配慮しているだろうし、あとは景観も一緒です。そういうところを全て含めて、5業者の中でここが一番よかったということで選ばれているならば、先ほどからの衛生面、虫の問題、「このシャッターで大丈夫」と言ったのが、協議していく中で追加工事が出るようなことがあったということ。これに対し、市が丸々「じゃ、これだけかかりますから、追加で負担します」という形で出されているわけだが、設計業者に対する過失とまでは言わないが、そういうような交渉、話はしなかったのかという質疑でございました。 これに対しまして、シャッターについては、元のシャッター機能でも、もともと虫自体は入りにくい構造だったのを、さらによくするということで、別に過失があったとか、そういう分で追加をしたわけではなく、より以上に虫が入りにくくするために追加をした分です。市で負担して、設計業者には過失の請求とか、そういうものは行っておりませんという答弁でした。 また、質疑といたしまして、よりよくというのは、以前の段階で「大丈夫です」ということで設計の中に入っているはずなのに、市のほうから「さらに完璧に」ということで要望をしたのか。100%安全・安心はあるとは思っていないが、その中でもこれが一番防虫対策にはいいということで、そういうシャッターを選んだ中で、「さらによりよくするためには」というのは、言葉上聞いていればすばらしい表現に聞こえるけれど、明らかにおかしい。 それに対し、これだけの追加料金を出すのは、先ほど言った景観も一緒だが、あの地に建てるというのは分かってプロポーザルしているわけだから。 「周りの環境、風景、それに対して、建設中にこの鉄骨は塗り直さないといけない、追加工事でする」、こういうことをこのままうのみにして、業者の言うままに議会にこうして提出してきていいのかということ。 例えば、ペンキの塗り直し、塗装、シャッターにブラシをするというのも、こちら側から要望したわけなのかという質疑でございました。 これに対しまして、定例会を施工業者、管理業者、市役所とで行っております。その中で施工業者の建築のJVのほうから提案があって、それはいいということで採用いたしましたという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がございました。 反対討論といたしまして、実際建築はほぼ完成しかかっている。9月の供用開始も決まっている。結局、当初教育長も歴代担当次長も「すばらしいものを1か所に。子供たちに安心・安全な同一の食を提供するためにやるんです」ということで、この2年間以上3年近く、半数近くの議員からもいろんな疑義を呈したような質問もあった中で、さっきの質疑の中でも言ったように、「もっといいものにするために、これだけ必要になりました」ということを提出されて、「どうせもう進んでいるんだから、9月の供用開始だから反対はしないだろう」というような思いがあったかどうかは分かりませんが、いろんな苦言は言われても、通れば予算が可決するわけだから。職員だから、言われたことに従って粛々と進めるのが業務だと思う。ずっとこれに関わっている人もいないわけだから。 ただ、その中でも教育長なり市長なりが、心からの謝罪とか反省が全くない中で、我々議会議員として、またこういうことを出されて、「文句・苦言は言ったけれども、通すのは通さんと」というわけにはいかない。そういうことで反対をしますということでございました。 また、賛成討論として、子供たちには、やはりきちんとした給食をしないといけない。虫なんか一番注意しないといけないわけだから、虫なんか入ってこないように、安心・安全な給食を作るという意味で、私はやむを得ないと思う。 ただ問題は、もっと設計の段階からこういったことは詰めていないといけない。そして、施工業者からそういう指摘があったということだが、業者から指摘される前に、食の関係する問題ですから、そこはきちんとしておかないといけない。これは、教育委員会、建設部もそうだけれども、施工業者から指摘されることもあるでしょうが、指摘される前に、安心・安全ということを考えたときに、当初からきちんとすべきではなかったのか。 しかし、これから給食を迎える子供たちのことを考え、多少予算はかかるけれども、きちんとした給食をするためには、虫を防ぐ意味では、これはきちんとすべきだということで、賛成しますということでございました。 また、反対討論として、次長からも「隅々までチェックすることが非常に困難だった」とかいう発言もありました。 やはり大き過ぎるといろんな問題が出てくると思う。自校方式が全国的には増えつつあると言われております。学校給食センター自体を反対しておりますので、そのような問題が出てくるのはおかしいと思い、反対しますということでした。 また、賛成討論として、変更、変更とするのはあまり好ましくないと思うが、安全・安心という面で、虫が入らないようにして、おいしい給食を出すというのがいいかと思う。そういうことで賛成しますということでございました。 討論を終了し、起立採決の結果、賛成多数で議案第16号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第17号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の変更について」であります。 質疑といたしまして、説明の中で、建物内の電圧関係の変更とのことだが、そういうものが何か所あるのかということでございました。 これに対しまして、動力設備の工事において、機器の変更に伴い、電線と室内のブレーカーの変更の分は、厨房機器の同等品申請によって機種を変更したため、その機種を使っている一部分の電気の容量が増えたため、その対応で電線のサイズとブレーカーの容量を変更したものですという答弁でした。 また、その同等品等で、最初の業者に示した設計図書の中で同等品でも可能だということで出したということだが、そういう「機能変更の場合には業者の負担になる」というような文言があったと思う。これはそれには当てはまらないのかという質疑でございました。 これに対しまして、当初の厨房機器の納入業者の仕様書の中で、御指摘のような建築工事、設備工事等の変更に関する費用については受注者側が負担する、言わば、厨房機器の納入業者が負担するというような趣旨の文言がございます。この件については庁舎内でも十分協議をしたところですけれども、極端に壁を移動するとか、あるいは柱の位置を変えるとか、そういったものを防ぐためにこういった文言を入れたわけですが、今回の場合は軽微な変更ということで、これを厨房機器の納入業者側に負担させるということは、同等品申請の文言も別にありますので、これと若干矛盾するところがありますので、総合的に勘案して、これは同等品申請ができやすい環境があるべきだということで、厨房機器の納入業者の負担にはしなかった。軽微であったということを含めて、そういう判断をさせていただいたという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論として、この新学校給食センター建設については反対ですので、いろんなチェック機能、これからもまだ出てくるのでないかと思います。このようなことはおかしいと思うので、反対しますということです。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、起立多数で議案第17号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第18号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の変更について」であります。 まず、質疑といたしまして、この施工、掘削ですが、矢板を打って掘削をするに当たって、のり面を緩くしたため掘削量が増えたというのはどういう意味なのかという質疑でございました。 これに対しまして、矢板とのり面の勾配を緩やかにした部分の違いですけれども、矢板を打った部分については、隣接地との境界の間隔が少なかったため、勾配が取れなかったということで、そこの部分については矢板にさせていただいた。あと、勾配を緩やかに取れるような、敷地内でできる部分については掘削勾配を緩やかにさせていただいたということですという答弁でした。 また、矢板工事は、いつ頃の時期の工事になるのかという質疑がございました。 これに対しまして、検討を始めたのが令和2年4月です。実際の施工は5月、6月頃になっておりますという答弁でした。 また、1千万余りの今回の追加補正ですが、そのときに追加工事ということで、ある程度金額が大きくなるということは、当然分かっていたということかという質疑がございました。 これに対しまして、その頃、概算では分かっておりましたという答弁でございました。 また、このような質疑がございました。6月、9月、12月の議会もあるのに、そういう説明を受けずに、本体が建ってしまう段階で反対ができないような状況で出されるのは不本意だと思う。そのほか、担当課長が、ガス漏れセンサー等をプロパンガス関係の業者と協議した中で、市が負担するようになったということですが、そのいろんな取り付ける器具とか、屋外の延焼防止の耐火壁を造ったというのも追加です。 こういうのは、理由はあるだろうが、取りあえず給食センターを造る設計業者は初めてじゃないはずなのに、なぜこれだけ、全く専門性がないのかと思えるような追加があっているということはどういうことなのかという質疑でございました。 それに対しまして、まず、ガスのガス漏れ警報器とか感震センサーですが、これはガス納入業者さんが設置するのか、施設の設置者が設置するのかというのはまちまちになっているようです。 具体的に、ガスの納入業者が設計時点で決まっていなかったので、事前に話合いができなかった。ガス工事を始める中でガスの納入業者が決まりましたので、具体的な話をする中で、設置は市のほうでしましょうということになったということです。 それから、延焼防止の耐火壁につきましては、当初の設計では、液化石油ガスタンクの位置では耐火壁は要らなかったんですが、配管の都合もあり、ほかの部分の配管の都合でちょっとタンクを移動しなければならないような状況になり、そのために追加でその耐火壁が必要になったということを聞いておりますという答弁でございました。 また、この学校給食センターについては、議長を除くほかの全議員で特別委員会までつくっているが、設計変更は、早いのは昨年の4月ぐらいから始まり、月2回、役所と業者と設計者で話合いをしているわけだから、そこで「設計変更をしますよ」としたときにはある程度金額も出ているから、そういった報告は特別委員会にはする必要はなかったのかという質疑でございました。 これに対しまして、報告は、この契約に関してはいたしておりません。今、いろんな意見をいただいた中で、丁寧な説明をするべきではなかったんだろうかということで反省をしておりますという答弁でございました。 また、今、同僚委員から意見が出たけれども、給食センターは今までいろんな問題が発生している。やはり説明すべきはきちんと説明をし、工事をする中で多少の契約変更は、これは何の工事にしても出てくると思う。だから、その都度きちんと説明をしないと、不信を買う可能性が多々ある。ただ金額が膨れ上がったということでちゅうちょしたのか分からないが、いずれにしても、これは出さないといけないわけだから、分かった時点で正直に非は非で認めて、きちんと議会に説明をすべきだと、そのことを強く言っておきます。そうしないと、今後いろんなことがあったときに、何も説明しないで、こういう変更、変更で金額がどんどん上がってくる。こういうことになる前に、きちんと、特に重要課題である、重要問題であるのに関しては説明責任を果たしていくということをしていただくように、教育委員会のほうに強く求めるという質疑がございました。 答弁といたしまして、今後、教育委員会では、多目的運動広場あたりも抱えております。そういった中で、御意見を真摯に受け止めて、丁寧な説明をしていきたいと思っておりますという答弁でございました。 また、プロパンガス、これはもう契約をされたのか、取付けをしているのか。業者を変更すれば、業者がつけてくれるところを見つけて、そこと契約すれば、四十何万円ですか、五十何万円ですかが不要な金だと思う。業者がつけてくれれば、それだけの分は浮いてくるのではないのか。業者は1か所だけではなくて、そこがつけないと言うならばその時点で保留し、ほかの業者を当たるとか、そういったことはされなかったのかという質疑でございました。 これに対しまして、ガス業者については、ガス業者が負担しますと、ガス使用料に上乗せをされた形で、その金額が弁償されるまでその分が上乗せになるということで、話をガス業者から聞いております。契約については、まだ正式な契約とまでは至っておりません。ガス会社は、南島原市で組合を現在つくられているところでございますという答弁でございました。 また、先ほど説明の中で、ガス漏れ警報器とか感震センサーの追加というのは、最初設計に入っていなかったのかという質疑でございました。 これに対しまして、設計の図面には表記はあります。それを現場で施工するかしないかというところの工事の発注の中身には、その警報器の分を除いて発注をしております。その当時、ガス供給方法、納入業者が設置するか、市で設置するか決まっていなかったので、工事の内容からは外して入札を行っておりますという答弁でございました。 また、質疑といたしまして、市側の解釈によれば、設計ではちゃんとそういう設計図面を作ってあった。そして、一般的に考えて、業者がサービスというか設置する場合もあるし、市側が負担して設置する場合もあるから、それは参考資料というか、その設計図書からは外して発注をしたということになれば、話合い次第では、そこが増えてくるというのは当初から分かっていたことになる。だから、そこははっきりしておくべきだった部分かもしれない。その設計図書でうたうときに、誰が負担するかというのは、結局、後からこういう問題が発生すれば、契約変更で追加すればいいという考え方にしかならないことになってくると理解するがという質疑でございました。 それに対しまして、当初から入れておけば、どっちになろうと、逆に減額になるからそれでいいんじゃないかというようなところの御指摘だろうと思いますが、今回は先ほど説明したような形でさせていただきました。今後については、御意見を踏まえ、そういうふうなことがあれば対応を考えさせていただくようにしたいと思っておりますというような答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論として、今の質疑をいろいろ聞いていて、どうなるんだろうかという危惧をいたしました。6センターを残してというような考えでおりますので、大きいのはいいことじゃない。こんな問題がこの先も起きてくるということで、反対しますという反対討論でございました。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、起立少数で議案第18号は否決することに決しました。 議案第20号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)」についてであります。 福祉保健部関係でございます。 質疑といたしまして、地域医療介護総合確保基金補助金、これが不用額になっている。また、民生費県補助金の中の保育対策総合支援事業費補助金225万円減額になっている。これは一部事業がコロナウイルス感染症対策のためにされなかったということだったが、この事業はどういう事業なのかという質疑でございました。 これに対しまして、保育対策総合支援事業費補助金225万円は、保育士の負担軽減ということで、保育園などで臨時の職員などを雇い上げて、ほかの保育士さんの負担を軽減させるという事業です。その中で片づけや準備とか、もろもろ雑事をするようなことが業務でありまして、これに加えて、園児の見守り、園外活動見守りをしたときに5万円追加での助成ということがありますが、この園児の見守りをするに当たり、市のほうで実施をいたしました交通安全に関する講習会などを履修した後でなければその事業ができないということになっておりました。 このコロナウイルス関係で、その講習会自体も開くことができなくて、受講ができなかったということで、その部分について事業ができなかったということです。 地域医療介護総合確保基金事業補助金6,048万円減額の件ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、簡易陰圧装置の設置ということで、国から補助金がありますということで調査が参りました。 調査の時期が短かった関係もありますが、市内各事業者に照会したところ、5つの事業者からトータル19基設置したいという申出がございました。希望をそのまま県に上げて、国のほうに進達しましたが、結果として、これは県の財源を3分の1つけなければならないという条件がありましたので、県が予算を確保できないということで、各事業所に1か所ずつという内示ということになり、結果的に5基の内示という形になりました。14基分が内示をいただけなかったので、その分6,048万円減額という形になっておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第20号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第21号「令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」でございます。 質疑といたしまして、歳入の分で、一般被保険者国民健康保険税、医療給付費分現年課税分928万円、これがなぜ増えたのか。それから、一般会計繰入金、最後に説明された軽減分とか支援分とか、繰入金が減ったり増えたりしていますが、これは交付税が確定したためとのことなのか。交付税確定以前は多く高く見積もっていたということなのかという質疑でございました。 これに対しまして、一般被保険者、医療給付費現年課税分の増の理由としては、一般会計の繰入金で、保険基盤安定負担金で、それの保健者支援分と軽減分を合わせた分と財政安定化支援事業繰入金、この分を全部足したところで928万5千円、この分を財源を組み替えるというものです。 次に、財政安定化支援事業繰入金の減額ですが、交付税措置される分については県のほうから当初試算をされ、その試算に基づいて国保特会で予算を組んでおります。それで、実質年末ぐらいにその数値が確定することで、この減額という形になっておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第21号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第22号「令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」でございます。 質疑といたしまして、後期高齢者医療広域連合保険料負担金として2,957万5千円、これが本市の負担金になるわけで、その負担金2,957万5千円を補正で組んでいるが、この負担金の算出の根拠はという質疑でございました。 これに対しまして、保険料負担金については、後期高齢者医療保険料の課税は賦課があります。それに収納率を掛けた分をそのまま負担金として納めてくださいということになっております。収納率は今予算計上しているのが99.57%ですという答弁でした。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第22号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第24号「令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」についてでございます。 質疑としまして、以前は一般会計から出して被保険者が支払う分を少なくしていたが、現在はどうなっているのかという質疑でございました。 これに対しまして、法定外繰入れについては、今できない状況になっております。平成30年度から県が国保の財政を、全市町村の分を総括するような形になって、そのほか一般会計繰入れについては、どこの市町村も解消するようにということで、国からも指示があっております。平成30年度でしたか、1億5千万円繰り入れましたが、そのときは予算の時点で赤字予算という判断を県のほうからされましたので、その赤字解消については、赤字解消計画を出さないといけないということになっております。基本的に一般会計からの保険料を下げるための繰入れはできないようになっておりますということでございました。 それから、予備費1千万の中で50万円ぐらいの支出で、あとの950万ぐらいは使っていないということ。今年度も一緒のように予備費を上げている。予備費で上げていたら、万が一というときに使っていいから予備費は重要だと思うが、せっかく予備費で上がっているのに、急いで行わないとならないのを予備費を充当している。もう一つは、国からの補助とか県からの補助とかある場合もあるから、一旦予備費を使って、早急にするような考え方を持っていないといけない。その点はどのように考えているのかという質疑がございました。 答弁といたしまして、予備費の活用というのは、通常、突発的とか緊急的に出た経費に、財源がない場合に充てるというのが原則です。一般会計に限らず、特別会計も緊急事態とか予期せぬ事態、そういうものを想定して緊急に支出が必要だというときのための予備費と思っておりますということでございました。 質疑を終了し、反対討論として、市民に向けた医療費、保険料を下げるという考えがなく、一般財源からの繰入れもない。県からの指示でそのままやっているという感じがする。この国保関係も市独自でもう少し考えてもらいたいということで反対しますということでございました。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、賛成多数で議案第24号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第25号「令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。 質疑はなく、反対討論として、そもそもこの後期高齢者医療制度というものに対し反対をしております。75歳以上の方に、一般の国保と違ったような制度を設けて、後期高齢者からも金を取る。国では、窓口1割から2割という制度を設けようとしている。高齢者を守らないような行政になっていると思うので、この後期高齢者医療制度そのものに反対をするために、反対しますということでございました。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、賛成多数で議案第25号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」でございます。 福祉保健部関係です。 ワクチン接種委託料1億9,433万2千円、個別接種の医療機関が22ということで決定なのか。それと、看護師とか予防接種の調査委員とか、会計年度任用職員の費用弁償などいろいろ計上しているが、この人数をという質疑でございました。 これに対しまして、市内医療機関の数は25あります。今のところ、22の医療機関から個別の接種をするということで話を伺っております。今後増えるかどうかは、これからのことになるかと思います。会計年度任用職員ですが、この予算に計上してあるのは4名の看護師の分ということになります。予防接種健康被害調査委員は、全部で8名ですという答弁でございました。 また、質疑といたしまして、接種のワクチンは、今順調に入ってくる見通しがあるのか。また、注射器のことで、この前の一般質問で、6回で計算しているということだったが、国が示しているのは大体5回と思う。それと、この中でワクチンが一番問題と思うけれども、これから、例えば後期高齢者とか、あるいは基礎疾患を持っている人、あるいは一般の人とかいろいろ入ってくるけれども、なかなか対応できないと思うが、どのように考えているのかという質疑でございました。 これに対しまして、ワクチンの見通しについては、今のところ、国から通知があっているのが、4月12日の週に1箱195本、195バイアルということになります。それから4月26日の週にまた1箱については通知があっております。この分については何とか確保できるということを考えておりますが、その後については、今のところ見通しが立っていないという状況です。今後、国からどのような通知があり、十分な配送があるかということは、全く今のところは分からない状況になっております。 注射器の接種回数ですけれども、当初6回可能だということになっておりましたが、途中、シリンジの関係で5回しか取れないということになっており、今のところ国からのいろんな積算の基礎も5回で計算するようにということになっております。 また、どれくらいの人数かということですが、市内の人口約4万4千人という中で、接種が16歳以上になっております。まず、16歳から64歳まで、これが2万1,600人ぐらい、それから65歳以上が1万7,600人程度ということになっております。ゼロ歳から15歳、これが5千人強です。これを、例えば最大2箱ということで計算しますと、1箱で大体480人分、2回接種ということで考えますと、2箱で960人分ということになります。人口割からすると1割にも満たない数%のワクチンしか、今確保ができていないということになっておりますという答弁でございました。 また、質疑といたしまして、個別接種はなかなか難しいのではないかと思う。アナフィラキシーなどの問題が起きたときに、やはり個別接種となると、22ぐらいの医療機関でできるわけですから、もしものとき、緊急体制とかは、集団でした場合はやりやすいと思う。初めてのワクチンですから慎重にしないと、後で問題が起きたらいけないので、きちんとしていただきたいという質疑でございました。 これに対しまして、安全第一で取り組んでいかなければならないと思っております。今月27日に、午後から深江の伝承館で集団接種の訓練を予定しております。その際、消防署とかそういったところにも協力を依頼して、高齢者が先に始まりますから、老人クラブの方とかにお願いをし、訓練を十分したいということで考えておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、起立採決の結果、議案第28号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 最後に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてでございます。 文教厚生委員会の関係分については、「国指定等の文化財の保全・活用等に係る財政支援について」でございます。この関係については原案のまま要望するということで、また、「学校施設環境改善交付金について」は、数字等を確認し、理事者のほうへ報告するということで提案をすることに決定いたしました。 閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申し出ることを決定いたしました。 以上で、文教厚生委員会委員長の報告といたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。中村哲康委員長。 ◆農林水産・建設委員長(中村哲康君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより農林水産・建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案について、3月12日、当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので、説明の要点及び各案件の結果並びに主な質疑について報告いたします。 初めに、議案第3号「南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について」、環境水道部環境課長から、今回の条例の狙いは、山間部などの大規模開発の手続に対し、ワンクッションかけること、説明会により住民の理解と安心を担保すること、業者に地元住民と接触させて地元住民の意向をできるだけ反映させることが大きな狙いであり、条例の概要を説明しますと、条例の対象となる開発行為というのは、保全区域とされる都市計画区域、土砂災害警戒区域、景観重点区域における開発であるが、保全区域以外でも1ヘクタール以上の太陽光発電の開発は、市内全域で対象としている。 対象となる開発行為をする事業主は、市に事前協議書、事前計画書を添えて事前協議をしていただき、事前協議が終了した後に、該当する土地に標識を設置して周知をし、標識を設置してから14日以内に住民に説明会を開催していただき、その結果を市に報告していただきます。 事業主から開発許可の申請書が提出された場合は、市長はその案件を審議会に諮ることになり、その諮問結果を見て、最終的に市長が許可の可否を最終判断することになります。市長の許可を得て工事を行った場合、工事の完成後は市の完成検査も実施する。これが条例の概要であるとの説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑、この条例では、1ヘクタール以上になれば申請を出すということですが、都市計画区域以外の国道沿いとか住宅街の中の場合はどのようになるのかとの質疑に対しまして、答弁、対象となるのは3つの保全区域です。それ以外は1ヘクタール以上ということでありますので、1ヘクタール未満は届出がありません。こちらとしては、市内の今の太陽光の状態を見ても、国道沿いや住宅街に大きいものが建つというのは想定していませんでしたので、逆に議員が言いたいことは、小さいのであれば建ててもいいのかという話になると思いますが、住宅街となると建てる前に住民との折衝等もあると思いますので、私たちが想定しているのは山間部に大きなものが建つのにワンクッションかけたいというのが主な狙いでありますとの答弁がありました。 質疑、国道沿いや住宅街に大きいものが建つことはなかなかないかもしれませんが、例えば瀬野地区の下の畑などに1ヘクタール未満のものが建つ場合、届出がないということで考えていいのか。また、他のところの条例では、メガソーラーになると撤去も含んだような条例がされているところもあるが、そのあたりは考えられなかったのかとの質疑に対しまして、答弁、瀬野地区の下辺りに9千平方メートルで許可が下りるかとなると、この審議では該当しません。ただ、この条例においては、住民説明会などのいろいろな制約を課すことになるので、環境課では太陽光を推進する一面も持っていますが、大きいものを規制するために、今回の条例は結構規制をかぶせているのが主な狙いであります。それと、撤去については、この条例ではうたっておりませんとの答弁がありました。 質疑、今、1ヘクタール以上となっているが、1ヘクタールから少し減らして、ずっと追加していくやり方なら条例の抜け穴になるのではないか。その点について規制はどのように考えているのかとの質疑に対しまして、答弁、議員がおっしゃるような前例は何回か経験がありますが、今回の場合はおっしゃるようなケースが出た場合、審議会において審議ができますので、その段階でストップをかけることは可能だと考えているとの答弁がありました。 質疑、審議会でどれだけ審議しても、条例で規制がかかっていないと審議員がどうすることもできないはずである。その点についてどのように考えているのかとの質疑に対しまして、答弁、審議会の意見を市長に答弁して、市長からストップをかけるという方法しか、今の条例においてはないと思いますとの答弁がありました。 質疑、この条例に触れない限り、止めることはできないはずです。それを規制する条例を盛り込むべきではないのか。条例に反しない限りはやってもいいわけですから、そういうところは明確に条例で明記するべきではないかとの質疑に、答弁、御指摘のとおり、そこは今のこの条例ではストップできないと思います。届出の義務がなければそういう事態も想定できるということになります。 現状においては、1ヘクタール以上ならばストップをかけるのが適当でないか、それと林地開発が1ヘクタール以上ならばしてもいいと法律がなっているので、そこに準じて1ヘクタールということで、最初は3ヘクタール以上にしようという話だったのですが、準じて1ヘクタールがいいだろうということになったところであるとの答弁がありました。 質疑、私の質問は、この条例には抜け穴があるから、それを明確にするか、しないか、それだけの質問ですとの質疑に対しまして、答弁、それについては、明確に止める条文はありません。今のところつくっておりませんとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第3号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第10号「南島原市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例について」、建設部建設課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第10号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第11号「南島原市立公園条例の一部を改正する条例について」、建設部都市計画課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第11号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第15号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」、建設部管理課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第15号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第19号「市道路線の廃止及び認定について」、建設部管理課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第19号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第20号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)」、環境水道部関係で、環境課長、上下水道課長、衛生業務課長から説明を受けました。 続いて、建設部関係で、建設課長、管理課長、都市計画課長、地籍調査課長から説明を受けました。 続いて、農林水産部関係で、農林課長、農村整備課長、水産課長から説明を受けました。 続いて、農業委員会関係で、農業委員会事務局長から説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑、管理課のほうで、県道の整備事業の負担金と港湾工事事業負担金がなくなった件で、事業がされなかったということですが、それはどのような事業だったのか。また、それはなぜされなかったのかとの質疑に対しまして、答弁、まず、県道の分ですが、矢代地区の視距改良事業が実施されませんでした。これは予算の都合で島原振興局のほうにその予算配分がなかったということであります。それと港湾の分でありますが、堂崎港や須川港の浮き桟橋あたりが振興局のほうで計画されていましたが、これも予算の都合で実施できなかったということでありますとの答弁がありました。 質疑、港湾工事の浮き桟橋の分は、今年度はされなかったということですが、令和3年度の予算に入っているのかとの質疑に対しまして、答弁、2年度同様、3年度の予算に計上していますとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第20号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第26号「令和3年度南島原市水道事業会計予算」、環境水道部水道総務課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第26号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第27号「令和3年度南島原市下水道事業会計予算」、環境水道部水道総務課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第27号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」、建設部関係で、建設課長から説明を受け、続いて、農林水産部関係で、農村整備課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第28号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」、環境水道部水道総務課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第29号は原案のとおり可決することに決定しました。 長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案について、農林水産・建設委員会に関係する10件については、特段意見はなく、提案どおり異議なしということで報告することに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、農林水産・建設委員長の報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員長報告に対する質疑をまとめるため、午後1時30分まで休憩します。     午後0時11分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 吉岡巖議員は早退をされました。 これより各常任委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、総務委員長に対する質疑を行います。ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。8番、吉田議員。 ◆8番(吉田幸一郎君)  委員長に2点質問したいと思います。 今回、議案第18号が否決されたということでしたが、その否決の大体の理由というのはどのようなことが質疑、また意見として出たのか。その点をお聞かせください。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。田中次廣委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  質疑については、先ほどきめ細かく説明したとおりでございます。それから、反対の理由についても、先ほど申しましたとおりでございます。 ただ、反対の討論としては1件しかございませんで、再度御報告をさせていただきますと、議案第18号について先ほどいろんな質疑があったということを申しましたけれども、今のいろんな質疑を聞いていて、このままではどうなるんだという危惧を抱いたということです。そして、そのことは、反対討論された本人は、もともと1つのセンターを造るということが反対だということで、今までの既存の6センターを利用して行っていただきたいと、そういったことで反対をする。この先どういった問題が起きるか分からないから反対する。先ほどの繰り返しになりますが、そういったことでの反対でございました。そのほかには反対討論はございませんでした。 質疑については、先ほど答弁席で申しましたような、そういった多くの質疑等がございましたので、きめ細かく皆さん方に分かりやすく私のほうから説明をさせていただいたというような次第でございます。 ○議長(林田久富君)  8番、吉田議員。 ◆8番(吉田幸一郎君)  慎重な審議をされたなと、委員長報告を聞き、思っておりました。 その中で、この議案第18号、第16号から反対意見がずっとあり、第16号、第17号、第18号と行われてきたと思いますが、今回第18号が否決されたということで、その否決された場合の今後の流れ等に関しては、何か委員会のほうで協議されたのか。また、その点は全然、流れというか、今後どのようになるというような話はなかったのか、その点をお聞かせください。
    ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  今の質問でございますけれども、そういった否決された場合の今後の流れ、そういった等については質疑等ありませんし、文教厚生委員会の中で協議したということはございませんでした。 ○議長(林田久富君)  14番、中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  私も1つ、議案第18号についてですけども、委員長報告で言われた矢板とか何とかという追加工事の分で、令和2年4月頃の工事だと。検討を始めたのが2年の4月頃で、実際の施工は5月、6月頃だという説明があったということでしたけども、その後、質疑の中で、その頃、5月、6月頃されたことで、6月、9月、12月の議会もあるのにそういう説明もせずにというような質疑があったと言われましたけど、それの明確な委員会のほうから答弁というのはどういうのがあったのか。やはり今までも言っているとおり、そういう議会報告をしないなら、議会軽視するような兆候が度々あっていますので、やはりこういうぴしゃっとした説明をなぜしなかったのかというのに対して明確な答弁があったのかをお聞かせください。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  先ほど、中村議員がおっしゃったように、その工事については昨年の5月ないし6月に行われているわけでございますけれども、その後、議会に対しての説明というのはなかったということでございます。もちろんあっておりません。そのことについて教育次長のほうから、本当に申し訳なかった、今後についてはそういったことがないように十分配慮いたしますというような答弁があった次第でございます。 ○議長(林田久富君)  14番、中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  次長のほうからそういう話があったということですけども、やはり今までもその流れがあっていますので、もうそういうことが今まで、去年、おととしも、その前からも度々言ってきたことが全然実行されないという。そこがやっぱり。やはり今回否決をされたということも、この委員長報告を聞いていても、否決する理由というのが、先ほども言われましたけども、やっぱり議会軽視というのが治らない。それで、実際もう通ってしまえば、議会を通していただきましたのでという答弁になってしまうという、議会の重要性がどうしてもされるので、そこら辺が本当に誰が責任を取るのかというところをちゃんと明確にするのが、今まで度々言ってもそのことがされてこなかったのが一番理由かなと思うんですけど、そこら辺の誰が責任を取るということ自体は何か話はなかったですか。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  この責任問題については、文教厚生委員会また議員が、どういった責任を取りなさいとか取るべきだということは、当然理事者のほうに対してそういったことを言うことはできないわけでございます。したがって、文教厚生委員会の中でも誰の責任だとか、そういったことの責任の追及、そういったものについての発言というのは実際あっておりません。以上です。 ○議長(林田久富君)  14番、中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。もちろん委員会から責任を取れとかそんなことは言えないけども、やはり市長部局のほうで、そういうところは教育長なり市長なりがそう言うべきなので、そこら辺の話があればと思いまして聞きました。ありがとうございました。 ○議長(林田久富君)  ほかに。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今、責任問題ということで質疑が出ましたけども、委員長報告は本当に具体的に分かりやすい説明でありがたいと思ったんですが、1つだけ確認なんですけども、虫が入ってくるということに気づいたのが12月というような報告だったかなと思うんですが、その辺のところをもう一度確認したいと思います。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  この虫の件については、定例会議を行っているわけですけど、その中で分かったのが令和2年の12月になっておりますということの説明がございました。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  この虫のことについては、非常に私たちは記憶にあるということを今ここで言いたいんですが、私たち数名で教育委員会のほうに申入れをして、北有馬の給食センターを見に行きました。そして、口之津の給食センターも見せていただきたいということで、たまたま私は行けなかったんですが、虫が天井から落ちてきて、非常に給食を作る人たちはここに緊張感があったということで、その写真も見せてもらって、持っているんですけども、それが何月だった、12月じゃなかったかなと、今確認したら、見に行ったのが9月定例会前だったんです。もう本当に写真、私たちが見ただけですけども、そこで非常にこのことについて神経を使われていたということを聞いていたので、なぜそれならば12月にあなたたちの耳に入ってということを説明されたのかなと、今そこを確認したかったんですが、これは委員長にしか言えないんですけども。 今、責任をということですが、私はこの議案に対しては質疑をしたんですが、こういう業者から申出があったり何かでしていますよね。ガス化にしたって、どっちがするかと。これはガスを業者にさせれば、使用料に含めますと。それも当然のことと私は思うんですが、そういうことで市が負担しますと市が申出をしていると。 そういうことの決定というのはどこで誰がどのようにしてしたのかなということに対して、私はこのような議案に対して誰が決定したのかといったら、あくまでも市長じゃなくて担当と担当部局がこういう変更契約には係わっておると。市長には後から報告しますというようなことを聞いていたんですけども。だから、提案者は市長ですよね。常日頃、何にしたって、そらトップの責任だというのは簡単ですが、本当に今回このように、第16号、第17号、第18号というのに対しては、教育委員会というのは度々すみませんでしたと。そういう能力がありませんでした、そういう話を聞いただけで、誰が責任取るだろうかと。やっぱりその辺のところは、委員会で本当ならね、そういう話合いをしてほしかったかなと思うんですが。 長くなったんですけども、そういうのは全く、責任追及というのは、責任を感じるような発言はあっていますけれども、その責任ということは出ていないということを、すみません、もう一度確認させていただきます。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  先ほども答弁いたしましたように、誰が責任を取れとか、そういったことについての委員会での協議といいますか、発言等は委員からも一言もあっておりません。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありますか。10番、松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  ちょっとお聞きしたいんですが、今回、議案第16号、第17号、第18号、僕が一番びっくりしたのは、第16号、第17号は可決して、第18号だけ否決というのは、何かそこにあったのかなと。まず、数を教えていただきたいと思います。何対何で可決、否決、その辺ちょっとお聞きしたいんです。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  第16号は、賛成3、反対2です。それから、第17号は、賛成4、反対1です。それから、第18号は、賛成2、反対3です。以上です。 ○議長(林田久富君)  10番、松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  だから、私、同じ場所で、工事は違うんだけど、ここは何でかなと思ったんですよね。何かその機械だけに不祥事があったのか。2千万近くあるから反対しとけという方策だったのか。だから、できれば3つとも否決していただければ、私も否決しやすいんですよ。これだけ否決するというのもちょっと問題があるものだから、そこの理由が全然定かでなかったものですから、そういうあれはありますかね。どうなのか。賛成、反対はないですけど、質疑だけちょっとお聞きしたいんです。 ○議長(林田久富君)  文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  その賛成・反対については、質疑、それから答弁を聞かれて、それぞれの委員さんが判断されたことだと思っておりますし、委員さんがどういった思いでされたかというのは、私は定かではございません。 ○議長(林田久富君)  ほかにありますか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第3号「南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「南島原市適応指導教室条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「南島原市新型コロナウイルス感染症対策資金利子補給等基金条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「南島原市深江ふれあいの家条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「南島原市国民健康保険条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「南島原市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第10号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「南島原市立公園条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「南島原市立小・中学校体育施設の利用等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第12号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第13号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「南島原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第14号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第15号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「学校給食センター新築工事(建築)請負契約の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  私は、議案第16号に反対の立場で討論をいたします。 給食センター建設の歴史を振り返れば、おかしいことがいっぱいありました。平成28年2月3日の全員協議会での説明では、給食センターの建設の第一の目的がアレルギー対策であると。口之津、深江のセンターを除いて4センターの改修費が11億4,800万円、新センター建設費が11億2,400万円との説明で、議会を建設の方向へと教育委員会が引きずり込んでいったと考えます。その後、29年7月のプロポーザルを経て、12月には20億円超の金額が提示され、紛糾が始まりました。なぜ予算が2倍近くなるのかとの議員の質問には、納得のいく答弁はありませんでした。昨年の12月の建設費予定額は21億9千万円との説明がありました。うたい文句のアレルギー対策食も卵ただ一つであると。これでは市民の理解は得られないと考えます。 そして、今回の請負契約の変更であります。建設事業での入札の上、落札されたのであれば、請負業者が損失を出しても、事業は完成させるべきであると私は考えます。今回の建築請負工事契約の変更額は6億5,728万9,600円となっております。落札額は6億5,455万円でありました。その差は278万9,600円。一般的に考えて、事業者には1割の利益はあると考えてよいと思います。ですから、約300万円の不足分は、市のほうが事業者に支払うように言ってもよいと考えます。よって、議案第16号には反対いたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  今の反対の討論も一定理解はできますが、ペンキを塗り替えるという、これは安全・安心の給食を作るという上で特に関係ないと。誰に対して景観が悪いと思っているのか。給食センターの景観というのが何にそんなに急いで、今の時期にやらなきゃいけないのかというのはありますが、やっぱり一番大きな、虫が入ってこないようにというのが、同じ第16号の中にはありますので、虫が入ってこないようにということを優先して、賛成をしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今、賛成討論の中に、虫のことがこの変更契約に入っているということですが、それは虫のことがあって、口之津の給食センターは使わないというような判断をされたと聞いておりますけども、それは今こういう変更契約にならないような契約だったということを私は信じたいんです。それがこういうことによって、今になって、工期も延長されているし、いろんなことについて、自分たちの能力がなかったんだというようなことも委員長報告で聞きました。 教育長の責任が何なのか。教育長の指導、教育長は何が仕事でそこに座られておるのかですよ。次長というのは、そういう教育長の下で指示されて動く人だと思っているんですけども、教育長は黙って座られておるんですけども、そういう虫のことに対してでも何でも一緒なんですが、判断能力の一番高い人が私は教育長だろうと思っているんですけども。 だから、今の賛成討論を聞いとって、今回の契約の中に虫のことがとあるけど、虫は入ると思うんですよ。だから、そういう虫のことが入っているから賛成ということは私はちょっとおかしいなと思ったので、ここで今言っているんです。 今回、先ほどの反対討論にありましたように、最初から私たちが懸念をしたのは、道路のことだったんですよ。道路が上に移動して、その道路自体は市長が、いや、これは給食センターに係わる道路じゃないと一言おっしゃっただけで、全く給食センターに係わらない予算でやっているということですが、最初教育長が言われたのは、土地交渉をしますだったんですが、土地交渉ができないので、裏のほうに道路を造りますという説明をもらったんですね。だから、あそこの予算もこの給食センターに係わる予算と私は思っているんですけども。 そういうことで、今回、本当に虫のことを12月に知ったというのに私は疑問を持ちました。だから反対ということで、反対討論にいたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。6番、柴田議員。 ◆6番(柴田恭成君)  議案第16号、学校給食センター新築工事、これは請負契約の変更について、賛成の立場で討論をいたします。 先ほど、いろいろ反対討論出ましたけど、今回のこれは請負契約の変更ということで、この中には要するに防虫ブラシの追加、これが約219万円ですね。それとか機械設備の目隠し、こういったものを追加したから契約の変更ということで、今回のこの議案はなっています。道路とか何とか関係ありません。 そこで、この工事内容の変更は、先ほど申しましたとおり、シャッターについてはもともとの設計を、虫が侵入しにくい構造のものが採用されております。しかしながら、追加する防虫ブラシは、要するに虫の侵入を防ぐ効果を高めるために見直しが行われており、また外部の塗装、これはいわゆる機械設備等の目隠し用の鉄骨の塗装の追加ですね。これが外部の景観等考えて、配慮した塗装として追加をされております。 こうしたことから、いずれもこの給食センター、これからを担う子供たち、衛生面、安心・安全な面を考えなければなりません。そうした時、先ほどの賛成討論の中にもありましたとおり、やはりこの虫、これは給食を作る上では防除することは非常に大切なことです。ですから、そのために今回の計画変更をされております。 そうしたことで、やはり私は安心・安全な給食を与えるということで、これはやむを得ないと。そしてまた、私も所管する委員会でありますから、委員会でもいろいろと指摘をしております。そしてまた、先ほどの反対討論の中にもありましたとおり、いろんなことをもっと丁寧に説明すべきじゃないかと。そして、もっと早く我々議会に説明すべきじゃないかということも厳しく指摘をしておりますし、それは先ほどの委員長の報告の中にも、今後十分気をつけてまいりますということも聞いております。 そうしたことから、この議案第16号については、やはり子供たちに安全・安心なよい給食を与えるということで、この議案には賛成いたします。皆さん方の御同意をよろしくお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。9番、隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  この第16号、第17号、第18号は関連しておりますが、私が委員長報告の中で質疑であった中でも申しましたけれども、とにかく安全・安心な給食を提供するという名目でこの計画を進められてきて、その中で今回、防虫はしっかり考えておったけれども、関係者の話合いの中でさらによりよい防虫対策のためにということであがってきたと。とにかくそれが、質疑の中でも言いましたように、あれだけたんかを切るというか、市長も教育長も、そのときの担当次長あたりも、とにかく立派な、衛生面にもアレルギーにも対応した施設を造るんだと、1センターでやるんだということでやってきたのに、さらなる、さらによいというのは、やはりそれにこしたことはないんだけれどもというようなことで反対しました。 その後、大きく考えたら衛生面ということでいえば、今月の3月1日に北有馬の給食センターの職員さんのノロウイルスに対する陽性反応が出たということで、1日間センターを閉鎖して、提供ができなかったということが3月の頭にあったということを3月11日の文教厚生委員会でも報告を受けなかったし、その前の5日から3日間、全議員が出席する予算委員会の中でもそういうことはなかったと。なぜ、結局そういう大事な、最も大事なことを報告しないのかなということも含めて、いかに口頭で立派なよりよいと言いながらも、結局、そういうふうな隠ぺいとは言いません、報告すべきかすべきでないかは判断ができないのかどうか分からないんですけれども。そいうことも併せて本議案には反対いたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第16号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  今回の電気請負工事契約の変更額、これは2億1,791万7,700円となっております。落札価格は2億1,589万4,800円で、その差は202万2,900円と。この202万のお金は、事業者の利益から考えると、ほんの僅かと考えます。ですから、市のほうは事業者に支払ってもらうと、支払うようにと指導するのが適当ではないかと、そのほうがいいんじゃないかというふうに思います。ですから、市のほうが変更額を出すことについては反対であります。以上で反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。9番、隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  私も所管の委員会の委員で、委員会のときにはこの件に関しては反対はしなかったんですけれども、次長に対する私の質疑で、機器の変更等が生じた場合、最初の設計図書というのかな、それの説明書の中に、業者のほうが変更が生じた場合は、施設等の変更、手を加えてした場合はその請負業者が担保するんだと、その分は持つんだというような契約内容があったのにということで聞いたら、額も軽微であったし、同等の機種というか、それならばオーケーということで、そういう同等の機種の業者さんも入りやすいというか、そういうことも含めての判断で、今回このような業者さんには請求しなかったというかな、市のほうで持ちますというような説明で、そのときにはまあそうかなというか、まだ判断できかねたもので座っていたんですけど、やはりちゃんとそういうふうに最初に提示しておった契約内容というのはやはり重視すべきじゃなかろうかということを思い直したものですから、この議案に対しては反対いたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  小林議員が反対討論で、賛成がなくて、反対ということですよね。私も反対討論です。反対討論ですのでよろしくお願いします。 今3つ、これは2つ目なんですが、今回の変更3つに対しては、市長が判断して変更していいということじゃなくて、担当が聞き取りをして、これに合意したということで、市長には後から報告するというようなことを聞いておりますので、今回は信用ができませんので、市長の判断を得てしてほしかったなということを添えて、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 以上で討論を終結します。 これより議案第17号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の変更について」討論を行います。文教厚生委員長の報告は原案否決です。 討論は、初めに原案を可決することに賛成する議員の発言を許します。賛成ですよ。2番、近藤議員。賛成ですか。 ◆2番(近藤一宇君)  反対の立場です。 ○議長(林田久富君)  今回は賛成からです。8番、吉田幸一郎議員。 ◆8番(吉田幸一郎君)  議案第18号、給食センター新築工事請負契約の変更について、賛成討論を行います。 この議案の内容を主な増額の要点を考えますと、国からの公共工事設計労務単価等の運用に係る特例措置の通知に基づき請負業者からの請求があり、資材単価の見直しが行われたということ、これは南島原市建設工事請負契約書の第26条の賃金または物価の変動に基づく請負代金の変更によるものであります。排水処理槽の設置工事においては、土面の崩落対策のための矢板、床掘りの勾配の見直しは、梅雨時期の雨水対策の安全管理上、必要な工事であります。 また、ガス設備工事の屋外ガス漏れ警報器センサーの設置については、当初からガス業者決定後協議するとされていたと聞いております。業者が市内ガス組合と決定し、協議した結果、その内容は、ガス納入業者が設置した場合は設置代金をガス代に上乗せするということ、そのようなことから、今後の運営でガス代が安くなるために施設管理者が設置することとしたと考えております。 衛生機器設置工事については、作業部会などからの提案があったことなどを確認する中での増加ではないかと考えております。 また、この議案を否決された場合を考えますと、議案第16号、第17号、第18号の給食センターの工事は密接に連携しながら進められております。仮にこの議案が否決されると、給食センターの工事は中断することとなり、今後の再開では新たな設計変更や請負業者の施工見直しなどで工事が遅れ、財政措置が必要になると考えます。そうなると、夏休み期間中に予定されている調理人の充実した研修や実習ができなくなり、当然ながら今年9月の給食センターの開始もできなくなると思います。 給食センターの当初の目的、児童・生徒に安心・安全な給食が提供できなくなることはやめなければならないと私は思っております。 このようなことから、今回の契約変更はどれもやむを得ない事情や工事の安全などにより、よい給食センターを建設するための変更でありますので、賛成すべきであると思います。 給食センター建設事業については、厨房機器の購入の契約は否決されており、議会においてはこれまでも様々な意見が出てきております。また、市民から住民監査請求も行われ、心配や意見なども寄せられている事業であり、今まで以上に慎重に丁寧に説明し、理解してもらう必要がある事業だと考えております。その辺が、市長はじめ理事者、職員には欠けているのではないかと。「すればよかろう、してやっている」ような傲慢な態度ではないのか。もう一回襟を正し、真摯に行政に取り組んでいただきたいと思います。 これからも様々な事業が行われていきます。事業が実施される過程には、計画から設計、施工と一連の流れがあり、各事業は密接に連携が図られていなければなりません。その各段階で調査すべき事項や決定すべき事項、決すべき課題については、議会や市民への説明責任を果たすとともに、事業の成果に反映されることを目的として、効率的で効果的な事業を行っていただきたいと思います。以上、賛成意見に加えて、意見をつけて賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  議案第18号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の変更について」反対の立場で討論をいたします。 労務単価や資材単価の値上がりなどで請負金額が増額になったと説明がありました。入札で落札した請負業者は、初めに落札した額でやるべきでありますと思います。増額の一つに、ガス漏れ警報器代がありました。図面にはあったが、金額を充てていなかったといいます。プロパン納入業者が決まらず、業者に出してもらうはずが、市が出すことになったといいます。ガス漏れ警報器など、基本の基本です。初めから請負代金に入れておくべきだと思います。この第18号は2,048万9,700円の増額です。もっとしっかりした行政をやってもらいたい。 給食センター建設費、およそ11億円から22億円へと上がったことを認めさせ、今度は請負額変更で増額を認めさせようとしています。議会は行政の追認機関ではないと思います。よって、この議案に反対するものです。以上です。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。14番、中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  私も迷っておったんですけども、ただ先ほど吉田議員が言ったように、今回の予算に関しては、予算というよりもこのあれに関しては、やはり給食センターはもう間近というところもあって、よりよい給食センターを造るための必要な金だと、予算だと思いますので、だから、この件に関しては反対することはない。多分、今反対をされている方も、思っている方もそうだと思うんです。 やはり今までの流れが、給食センターの話になってからえらい、本当に市長も教育長も、誰も責任の所在を示してはいただけませんでした。毎回言うたびにですね。それとか、やはり説明が議会に対して、議会軽視のやり方でごまかしたり、先ほども言われたように報告をすぐに、もっと早くできたはずなのにしないとか、そういうところがやはり今後は変更して改めていただかないと、議会軽視、先ほど議会は追認かと言われるような、そういう立場になるので、議会がどうしても議会として成り立たないような状況になりますので、市長も教育長も含めてそういうところを戒めていただいて、ただ、給食センターはもうとにかく間近に迫っておりますので、よりよい給食センターになるように進めていただきたいと思います。 そこも含めて、とにかくその人たちにもそういう担当の不備があった場合、ちゃんとした責任関係を明示していただくとか、それがなければ一番長である市長、副市長、教育長あたりは自分が責任を取るような、そういうところまで厳しい状況もしていただくということを述べさせていただいて、賛成といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。9番、隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  私は反対の立場での討論をします。 賛成者とほぼ内容は変わらないながら反対するといういびつな、このような給食センターは、まさに私も折に触れて言ってきましたが、市内の子供たちの一番大事な食の安全をつかさどる施設で、ここまで紛糾したくなかった。 できれば全会一致でこういう施設の建設等には賛成をしたかったのに、とにかく説明が不足であったり、入札に関しても運営の仕方、いろんな現場との協議にしても、毎回議会のたびに説明が足らんとか、とにかく現場との会議があると行ってきて、その都度ちゃんと説明をするようにしますとか、ずっと繰り返してきて、なぜこんなに反対をしなきゃいけないのかと思いながら、非常にじくじたる思いできて、私はずっと反対してきたところがあるんですけれども、予算は通りました、この後、議会制民主主義だから、通った後は粛々と進んでおるし、この件に関して9月の運用、スムーズにいけばいいなと、言うことないなと思っておったんですが、結局、今回このようなまた追加が出てきて、先ほども委員会でも言いましたけれども、特にこの第18号議案は、特に矢板工事に関しては、昨年の5月、6月に工事はしておるものを、金額も分かっておるのに、なぜここまで説明をせずに、まさに必要なお金だから通さんわけにはいかんとみんなが思うような段階でまとめて出してくると。これで反対したらば、先ほどから賛成議員が言われるように、9月からの運用に影響があると、反対はできんだろうという感じで出されたままで、それで本当にいいのかなと思ってきました。やはりこれに関しては、長たる教育長なり市長なりが、建設が進んできました、途中で延期はあったけれども、ある程度計画どおりに、その中で何回か陳謝はされておりますが、今後このようなことはないようにと言われてきましたが、やはり目に見える責任というものを、痛みも伴うような形で示してもらわなければ、我々議会という議会議員が何のために存在するのかなということを非常に考えております。 今言ったように、責任というのはやはり上に立つ者には絶対伴うものだと思うし、別に法を犯したわけでも、不正をしたわけでもないというのは分かっておりますが、ここまでこの計画が右往左往しながらきたということに対する何らかの責任をしっかり示してもらいたいということを申し添え、とにかく私も議会議員としての矜持というものもありますし、そういう態度を示していただいたならば、早急にまた出し直してもらって、すぐにでも可決したいと思っておりますので、今回のこの出し方に関しては反対いたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。7番、高木議員。
    ◆7番(高木和惠君)  私も反対討論ですけども、よく安心・安全が、非常に言葉として走っておりますけども、この給食センターは最初から安心・安全の給食センターでないと。安心・安全ならば、今の既存の給食センターをいかに残すかということが、一番子供たちが望んでいることなんです。 今ここで、最初に賛成する立場の人は立派な、吉田議員のおっしゃるようにそう言うべきですね。もうそれ以上ありません。立派な賛成討論でしたよ。反対する人は、どこを言うかというと、自分自体はまた別でもいいんですけど、私たちのバックには市民がいることを私は本当に知っていただきたい。今でも「何であがんふとか給食センターの要るとか。」と。「何で1つにさすとやろか。」と。1つは今コロナでさ、先々まで心配なんです。 今この予算を通さなければとおっしゃるけども、何か悪いときに、ここで市民に分かるように議会はこのようにして反対しましたと。そして、また出してこられたらいいんですよ。給食センターは今も動いているんですから。1年延びても、2年延びてもいいわけですよ。この予算を絶対通さなければ、迷惑かかることないんです。これを通しても、安心・安全はまだ拭えません。まだあそこから出るときの信号の問題も、議会で言っていますけど、つかないと思いますよ。まだ安心・安全にはいきません。まだまだ出てきますよ。何でかと言ったら、あなたたち最初から私たちをだまして、そして本当に謝罪もなく、その都度、その都度……。それはなぜか、議会が悪いんです。通さなければならないと。今まで私も24年間になりますけども、一回も議会が否決するということはないんです。たまたま井上議員がいらっしゃらないときに、たまたま数の力でそうなったんですが、議員は市民のいること、市民に説明を求められてもちゃんとした答弁ができるような、そういうことで私はあってほしいと思う。 議会制民主主義とおっしゃるんですが、市民が法律ということなんです。私たちが偉そうに、ここの前にいらっしゃる方はみんな偉いんですよ、私たち以上に勉強されています。そこに常識ある言葉を言っても伝わらない。それは否決しかないんですよ、痛みを伴ってもらうためには。私はそういうことを言って、とにかくこの予算を否決しても、何も誰も困りません。1年でも2年でも延長していいんですから。そういうことで反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 以上で討論を終結します。 これより議案第18号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する文教厚生委員長の報告は原案否決です。 それでは、議案第18号を可決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 ここで、午後2時40分まで休憩します。     午後2時29分 休憩     午後2時40分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第19号「市道路線の廃止及び認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決します。農林水産建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第20号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第21号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第22号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「令和3年度南島原市一般会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  令和3年度南島原市一般会計予算に反対の立場で討論に参加します。 住んでみたいまち、住み続けたいまちの実現のためには、福祉政策を重点に取り組むことが大事だと思います。令和3年度南島原市一般会計予算には、住宅・店舗リフォーム制度の維持、高齢者への交通費助成、こども医療費の高校生までの無償化など、幾らかの福祉事業はあります。しかしながら、市長も公約に挙げている、私たち日本共産党は学校給食の無償化を迫ってきましたが、いまだに具体的な方策が示されていません。少子化対策や子育て支援を言うならば、いち早く実現してもらいたいものです。 また、市民の国保税を減額するため、一般会計から国保会計への繰出しも平成30年まで実施していたものが、その後、ぴたっと止まってしまいました。これも子育て支援や少子化対策を叫びながら、子供の均等割額の減免さえ検討しようともされていません。 2月から始まったMINAコイン事業、令和2年の補正で1億5千万円、今度の予算でも5,400万円を計上しています。スマホを持たなければ利用できない、また、チャージするお金がなかったら利用できない、不公平、不平等な制度です。また、行く行くは税金もMINAコインで払えるようにすると言います。これは、国が進めるキャッシュレス化、デジタル化に呼応するものだと思います。反対です。 次に、市民がマイナンバーカード取得を進めるための予算もつけています。マイナンバーカードは、2022年度末までに全国民が取得することを目標とし、来年3月から健康保険証としての利用を開始します。これは国のことです。運転免許証との一体化も計画しています。任意であるマイナンバーカード取得を実質的に強制とする危険なものです。この結果、国民の所得や資産、さらに医療、教育など、個人を丸ごと読み取った膨大なデータが政府に集中することになり、国家による個人データの管理が進むことになります。 新学校給食センターのことです。この予算もつけています。反対です。子供たちが食べる給食、その学校給食センター、大きいことはいいことだ、ではありません。食材納入業者、栄養職員、給食調理員、学校への運搬業務車、食器回収、食器洗浄、その他もろもろの課題が出てくると思います。今、使えるものを使わないで大きな施設を造る。時代に逆行していると私は思います。今では自校方式がだんだんと増えつつあると言われています。 最後に、新規作物の導入についてであります。一本3万円もする寒さに強いバナナの苗木を植え、一房に200本ぐらい実がつき、1本のバナナの価格が千円で売れると、そんなバナナを育てる事業者への助成です。私は反対です。岡山の業者は、今苗木を売ることでもうかっていると聞きます。中山間地の多い南島原市、もっと家族農業ができる環境に行政は力を尽くすべきだと思います。 以上のことを述べて、一般会計予算の反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木委員。 ◆7番(高木和惠君)  この予算に反対したいと思います。大きく言わせていただければ、今回の当初予算は、昨年の決算に基づいて変動していただきたいということは前にも私、述べたと思うんですが、小さいことだと思うんですけど、一つだけ私は聞いてみました。自治会が、私たち427。諫早、大村、ああいう大きいところだって200数十件なんですね、自治会が。そういうことで私たちは統合して、お金を5万円ずつやるという予算がありますので、これをどうされるのか。長いこと、そういうのをされておるんですが、この政策はどうしますかと。もう、そろそろ、こういうのを廃止して、違うところに予算つけたらということを言ったんですが。令和2年に実は統合をするために茶のこ代みたいな感じでお金をやると。そういう補正予算があると、今回当初予算の中に入っているということを聞きました。その話を聞いたときに、自治会が統合をしようという意思が表れておれば、それは話合いの中で補助金を出すということも必要かなと思うんですが、私たちが合併をしましたときに法定合併協議会というのがありましたが、そういうふうに似せたようなやり方で、これは連合自治会でそういう提案をされて、それを市長がすぐ予算に計上されたということ。今年の令和2年は自治会長会議があってないので、令和3年の自治会長会議の中でこのことを提案しますということだったんですが、私ならば、統合する、このことについては、以前に連合自治会で諫早、大村、3市の島原、雲仙、ここに提案されています。しかし、相手方はそういう予算はつけていないし、そういう考えはないと。自治会に統合しなさいとかいうような考えはないというような提案をもらっているんですよね、回答を。それでどうされるのかなと思っていたんですが、今回は何回でもいいと。統合しようという話合いを持てば、10万、20万、30万、世帯数に応じてやるんだと。何回でもいいということの説明を受けましたので、今回のこの当初予算にはほかにもありました。もっと慎重に私はやってもらいたいということで、決算に基づいて廃止することは廃止する。そして新たな、こういう新しい生活になっているんですから、必要な経費を予算化すると。これに私は徹底してもらいたいと思うんです。そういうことを入れて、今回のこれにはちょっと懸念材料が多いので反対ということにさせていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第23号を採決します。予算審査特別委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  私は、南島原市国民健康保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。 市民が今一番望んでいる要求に、国保税が高いと、引き下げてくれというのがあります。しかし、国民健康保険の制度が南島原市から長崎県に移行し、これまで一般会計から繰入れがされていたけれども、平成31年度からされていません。国保の都道府県化が実施された後も、地方自治の原則に基づいて自治体の判断で公費投入ができる、これは厚労省も答弁していることです。国保加入者の貧困化、高齢化が進む中で、高い国保料は住民の命と健康を脅かすことになります。一般会計からの繰入れを考え、子供の均等割税の減免を考慮するなど、国保税の引下げを求めます。この予算案は国保加入者の住民要求に沿っていないので反対です。以上です。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第24号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  議案第25号の反対討論を行います。 私も後期高齢者になりました。この後期高齢者医療制度は、医療を受ける権利を74歳までと75歳以上とを強引に年齢によって差別するものです。これは多くの国民が廃止をしてくれと望んでいます。その上、料金を国民年金から問答無用に天引きをしております。このような高齢者いじめの制度の予算なので反対といたします。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号「令和3年度南島原市水道事業会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第26号を採決します。農林水産建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号「令和3年度南島原市下水道事業会計予算」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより、議案第27号を採決します。農林水産建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  令和2年度の南島原市一般会計補正予算(第14号)に賛成の立場で討論をいたします。 令和2年度南島原市一般会計予算(第14号)、これは、国の補正予算(第3号)の成立を待ち構えていたようにして、その交付金で事業を賄っているのがほとんどです。この中の一つに新型コロナウイルス感染防止に要する経費、いわゆるワクチン接種事業があります。また、同じ補正予算案の中に、南島原市自転車歩行者専用道路整備事業が入っています。 ワクチン接種事業は否定するわけにはいきません。しかしながら、自転車歩行者専用道路については、まだ賛否が分かれていると思います。1,500人に無作為でアンケートを取り、504人から回答があったと、昨年、全員協議会で説明がありましたと聞きますけども、アンケートだけ、このアンケートの回収率34%に当たりますけども、アンケートだけでよしと言えるでしょうか。地元住民から、今測量とか、これから始まろうとしている工事に対して、いろいろ意見が出ていると思うんですね。地元住民から話を聞くことも必要ではないでしょうか。事業を一時ストップさせ、市民の意見を十分聞いて事業を進めるという姿勢が必要ではないでしょうか。大体このように賛成、反対がつけにくいような議案2つを同じ議案の中に入れたことに対して、私は大変憤りを感じるものです。しかしながら、ワクチン接種というのは大事なことですので、賛成をいたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第28号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第29号を採決します。農林水産建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 日程第28、同意第1号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」から、日程第30、同意第3号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」まで、以上3件を一括議題といたします。 順次、討論を省略し、採決します。 まず、同意第1号「固定資産評価委員審査委員会委員の選任について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、同意第1号は同意することに決しました。 次に、同意第2号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、同意第2号は同意することに決しました。 次に、同意第3号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、同意第3号は同意することに決しました。 日程第31、議案第30号「令和3年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日、追加提案をいたしました議案第30号につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第30号「令和3年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の追加配分に伴い、新型コロナウイルス感染症対策関連経費を追加するもので、今回1億437万5千円を増額し、総額を300億4,577万2千円とするものでございます。 今回の補正予算(第1号)は、新型コロナウイルス感染症対策関連経費として、宿泊事業者や観光バス事業者などを支援するための事業継続支援に要する経費、挙式や結婚披露宴を延期またはキャンセルした夫婦に対する結婚披露宴等の開催支援や、ふるさと支え愛プロジェクトの第2弾として、ふるさとを離れて暮らす学生を支援するための生活支援に要する経費、宿泊キャンペーン等の実施により観光客を誘致し、市内における経済活動を活性化させるための経済支援に要する経費などを計上いたしております。 内容につきましては、この後、担当部長のほうから説明をさせますので、何とぞよろしく御審議いただきますようにお願いを申し上げます。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  引き続き、担当部長から説明を求めます。川島総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  議案第30号を説明させていただきます。 議案第30号「令和3年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」でございますが、今回、今定例会に令和3年度当初予算を提案し、可決をしていただいたところでございますが、令和3年1月28日に成立をいたしました国の補正予算(第3号)に伴い、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金が追加配分をされることから、交付金を活用した事業を実施するため、令和3年度補正予算の追加提案を行うものでございます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策関連経費として、公民館等の空調設備改修などを行うための感染防止に要する経費、宿泊事業者や観光バス事業者などを支援するための事業継続支援に要する経費、挙式や結婚披露宴等を延期またはキャンセルした夫婦に対する結婚披露宴等の開催支援や、ふるさと支え愛プロジェクトの第2弾として、ふるさとを離れて暮らす学生を支援するための生活支援に要する経費、宿泊キャンペーン等の実施により観光客を誘致し、市内における経済活動を活性化するため、経済支援に要する経費を計上いたしました。 歳入補正について説明をいたします。 補正予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 15款、2項、1目、総務費国庫補助金では、今回の補正予算の財源として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を8,300万円増額するものでございます。 19款、2項、1目、財政調整基金繰入金では、今回の補正予算の財源として、財政調整基金繰入金を2,137万5千円増額するものでございます。 次に、歳出補正について御説明をいたします。 4ページをお願いいたします。 2款、1項、7目、企画費では、新型コロナウイルス感染症の影響により、挙式や結婚披露宴を延期またはキャンセルした夫婦に対し、結婚披露宴等の開催を支援するための南島原市withコロナ結婚応援事業補助金を500万円増額するものでございます。 3款、1項、2目、社会福祉施設費では、感染防止対策として、加津佐総合福祉センターの空調設備改修を行うための測量設計業務に要する経費として、福祉センター管理費を271万2千円増額するものでございます。 6款、1項、4目、農業振興施設費では、感染防止対策として、布津多目的集会施設(世紀の泉)の空調施設改修を行うため、農業用研修施設等活用推進事業を295万9千円増額するものでございます。 7款、1項、2目、商工振興費では、ふるさとを離れて暮らす学生を支援するためのふるさと支え愛プロジェクト第2弾に要する経費として、消耗品費、通信運搬費を338万7千円増額するものでございます。 3目、観光費では、宿泊事業者や観光バス事業者などを支援するための持続化支援金に要する経費として、観光諸費を1,731万3千円増額、観光客を誘致するための宿泊キャンペーン等の実施に要する経費として、観光情報発信事業を4,966万円増額、有馬キリシタン遺産記念館における感染防止対策に要する経費として、世界遺産ガイダンス施設維持管理事業を157万3千円増額するものでございます。 5ページをお願いいたします。 10款、4項、2目、社会教育施設費では、社会教育施設における感染防止対策に要する経費として、市民会館等管理費を253万4千円増額、公民館管理費を1,606万2千円増額、図書館管理費を317万5千円増額するものでございます。 以上で、議案第30号の説明を終わります。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久富君)  それでは、議案第30号について質疑を行います。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今聞いていたんですが、第2弾ということで、今までもあったような事業のように思ったんですが、事業をされている方に対してはそれぞれあると思うんですね。ただ一つだけ聞きたいんですが、結婚を延期されたとかキャンセルされた方とか、この方はそういう御夫婦の方にということで、その人たちは籍を入れて夫婦という方を対象なのかというのをちょっとお尋ねしたいと思います。今まだ籍は入れずに結婚式を挙げてから籍を入れよかとか、そういう人は対象外ということですよね。ということは立ってから言ってください。 ただ、私、今市民の声の中に、毎回、本当に全く外に出られんし、しゃべられんし、苦しかという話も聞くんです。いろんなイベントもないし、文化協会のそういう発表会もないと。いろんなことを聞いているんですが、皆さんの考えの中に、こういう事業所じゃなくて、全体に幾らかやろうかというようなことは考えなかったのかというのをお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  私のほうからは、withコロナ結婚応援事業補助金についてのお尋ねがありましたので、どのような方、既に籍を入れてらっしゃる方が該当にならないのかというふうな御質問でしたが、これにつきましては、あくまで支給要件としまして、令和2年、昨年の3月1日から令和3年、今年の8月31日までの間に予定をしていた披露宴等をキャンセルまたは延期された方で、なおかつ今年の4月、令和3年4月1日から来年の2月28日までの間にそういう挙式、披露宴等をされた方について応援をしたいというふうに考えています。籍は関係ないということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  全体についての答弁。総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  今の御質問の中で、全体的に幾らかやったらどうかというふうな御質問がありましたけども、これにつきましては、今の経済支援というのがコロナの影響を受けた方に対して取りあえず支援を行うというのが基本で、今いろんな事業を組み立てておりますので、全体的にやるという分については、現在のところは特に考えておりません。 ○議長(林田久富君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  すみません。答弁が舌足らずでございましたけれど、説明の中に、令和3年4月1日から令和4年2月28日までに結婚披露宴等を行った夫婦というふうなことでのお話、疑問だったと思うんですが、当然披露宴や結婚式等をされれば籍をその後入れられると。その後に申請をしていただくというのを前提にしておりますので、こういうふうな説明になっているということで御理解ください。よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  具体的に経済支援に要する経費というところで、南島原市誘客プロジェクト第3弾、それから、南島原市誘客プロジェクト第4弾、それから、③の南島原市送客支援事業第2弾というふうにしてありますけど、これは南島原市に市外または他県から人を呼ぶというのが前提じゃないかと思うんですね。今のコロナの状況を考えると、これを今すぐ実施するというのは問題じゃないかなと。だから、コロナの状況を十分考えてせんと、これを組んでやりますということは問題じゃないかと。今コロナも型が変わったのが来ていますよね。コロナだって生き延びるためにずっと型を変えていくんですよ。だから、ちょっと説明が十分でないかもしれんけども、コロナ感染、この菌の繁殖状況、流行状況、これを十分考えてせないかんだろうというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(林田久富君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  議員の御指摘はごもっともだと思います。こちらの分につきましては、一つ、誘客プロジェクトの第3弾につきましては、当然ですが、今すぐに年度明けでやろうということではありませんで、あくまで国全体のGoToキャンペーンが再開をされるとか、今議員がおっしゃったように、周囲の環境が許せばというふうなことで、この時期が、先が見通せないということで今予算化をお願いするということでございます。 それと、2つ目のプロジェクト第4弾につきましては、国のGoToキャンペーンの終わった後に、それを補完するといいますか、形でやりたいと思っておりますので、まだまだ先といいますか、国がやって、落ち着きを取り戻してから後の市の取組ということで御理解をいただきたいと思います。 それと、3つ目の送客支援事業につきましても同様に、議員御指摘のようなことに十分配慮しながら取り組むということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  9番、隈部議員。 ◆9番(隈部和久君)  1点、先ほど高木議員が質問した披露宴等をキャンセルした、これの対象者は例えば市内のホテル等の披露宴会場を利用したものに限るのか、市外の会場でしても構わないのか、あるいは夫婦としてありますけれども、例えば両方とも南島原在住である必要があるのか、片方だけが市内在住で、結婚して市外に行かれる方も対象になるのか、その辺はどのような基準になっているのか。 ○議長(林田久富君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  まず、御質問の第1点目、挙式等をするところは市内の会場に限るのかという御質問ですけれども、これについては場所は市内に限るということとはしておりません。ただ2つ目の御質問で、夫婦についてはどうなのかということですけれども、これについては、申請時点で両方とも市内、市民の方に限るということで考えております。以上です。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありませんか。2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  まず、出会いの場コーディネート事業のことですが、披露宴の出席人数100人未満は5万円と、100人以上の方は10万と書いてありますけども、これはキャンセルなんかして損害を被った人でないともらえないはずですよね。その辺を後で答えてください。 それから、観光諸費、概要の9ページには、これは去年も臨時会でこのようなバス・タクシーの事業者にも持続化給付金みたいなのをやりましたけども、去年、支給をして、その後どうだったのか。これも業者から申請を出してもらって支給するのか、その辺の支給の仕方ですね、条件、その辺を答えてください。 それから、地方創生費が国の第3次補正で出たというので、昨年、令和2年に臨時議会でも何回も開いてやったような支給の仕方をまたまねているというようなことを感じるんですが、国はなかなか実施をしないPCR検査。今ワクチンを接種すると、何かコロナの感染が少なくなるような感じがしますけども、PCR検査を徹底して、かかっていないと、コロナに、そのようなことを見つけ出すことも必要だと思うんですが、市独自でPCR検査に要する地方創生費用を、交付金を使うことはできないのか、その辺をお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  私のほうからは、2点ほどお答えをさせていただきたいと思います。 まず、withコロナ結婚応援事業補助金についてですけれども、キャンセル等で損害を出した人じゃないと該当しないのかというお尋ねですが、これにつきましては、結局、結婚式、披露宴をやろうというふうに思っていたのが、どうしてもできなかったと。コロナのためにできなかったという方々が、再度、日を改めてやろうという方に少しでも応援をしようというふうなことでやっておりますので、キャンセル料が生じる、生じないとかということについては関係ないということで御理解をいただきたいと思います。 次に、事業持続化の支援金、宿泊事業者でありますとか、観光バス、タクシーとか、観光関連事業者、これにつきましては、支給要件としましては、とにかく令和2年の売上げが対前年比もしくは対前々年比で50%以上減少している事業者、特に観光関係の方はほとんどお客さんがいないという状況ですので、そういう条件に当たられる方で例えば宿泊事業者でありますとか、そういう観光バス、タクシー、観光関連事業ですね、こういうふうな方について支援を行うと。 対象者については特殊なといいますか、ほぼ、こちらのほうで業種の方々については把握をしております。ただ、種々の条件については該当するかどうか分かりませんので、これはあくまでお知らせはそういうところにしまして、該当するような方々については、事業者については市のほうに申請をしていただくということで、それを受けて審査をして支払いをするということにしております。以上です。 ○議長(林田久富君)  林田福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  PCR検査についての件ですけれども、今PCR検査の簡易キットを市民の方にお配りして、検査を充実しようという動きもございますけれども、あの簡易検査も精度等がいろいろ問題もございます。そしてまた、その辺、自己判断といいましょうか、そういう部分と、保健所のほうで進めるPCR検査とのマッチングといいましょうか、そういう部分で、仮に陽性が出ても、また改めて保健所のほうに連絡をして、再度PCR検査を受けなくちゃいけないというようなこともございまして、本市の判断としては、まだそういう感染者があまり出ていないことから、キット等については見送ることといたしております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  今の福祉保健部長の答弁なんですが、僕は、自分はコロナに感染していないとはっきり分かるのがPCR検査なので、安心するためには、希望者にはぜひこの交付金を使ってできるようにしてもらいたいと。それが市民の非常に公平な福祉事業じゃないかと思うんですね。このように地方創生交付金を事業者の人にばらまく感じで使うというようなことが本当にいいのかどうか。これは全員には行き渡らないので、本当に健康のために、コロナをシャットアウトするためにぜひ実施してもらいたいなと、そんなふうに使ってもらいたいなと思って質問しました。 ○議長(林田久富君)  答弁は。林田福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  御要望としては承りましたけれども、当面、ワクチンの接種も始まりますので、そちらのほうに力を尽くしたいということで考えております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  6番、柴田議員。 ◆6番(柴田恭成君)  ちょっと2点だけお尋ねします。 出会いの場コーディネート事業で、ちょっとこれ分かりにくいんだけども、1番と2番、令和2年3月1日から令和2年8月までかな。そして、2番目が4月1日から来年度いっぱいたいね、というふうに分けてあります。これの1番目の令和2年3月1日から今現在まで、大体何組ぐらいをこれは見られておるのか。ほんで、500万の予算を組んでおられるけども、それぞれ何組ぐらいずつ、1番、2番見ておられるのかというのがまず第1点。 それと2点目は、1番目の令和2年3月1日から令和3年8月31日になっているけども、8月31日としたのは何か意味があるのか、根拠はあるのか。2番目は4月1日からとなっているわけね。要するに来年の4月1日ですから、来年度いっぱい、2番目はね。1番目のほうは、これは令和2年3月1日から8月31日までになっているんだけども、これはどうしてそのようにされたのか、2点。 ○議長(林田久富君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  まず、予算の見込みの件数ということでお尋ねがありましたが、一応この500万円の予算の根拠としましては、この支給の対象の中に100人以上の挙式・披露宴の方については10万円を支援するということにしておりますが、これの50組を一応予定しております。100人以下の5万円についてはその中にも含むと。取りあえず100人以上ということで50組ということで予算の計上をいたしております。 もう一つ、期間の考え方でございますけれども、これにつきましては、①番というのはキャンセルをした挙式・披露宴の日取りのことでございまして、去年の3月から大体今ぐらいまでがキャンセルは分かっているんですが、ただ、今のコロナウイルスの状況では、まだこの状況が8月ぐらいまでは続くんじゃないかというふうなことを考えまして、キャンセルした費用、披露宴のですね、対象期間としては去年の3月1日から今年の8月末までと、この間にキャンセルをされた方と。そういう方について、その方々が新年度に新たに挙式・披露宴等をされる場合に、②番の期間の考え方がそういうことなんですけれど、それはキャンセルした人たちが新たに挙式・披露宴をされるときの期間の考え方が②番ということで御理解をいただければと思います。以上です。 ○議長(林田久富君)  6番、柴田議員。 ◆6番(柴田恭成君)  今の大体、予算の500万というのは、2番目の100人以上の10万、これの50組ということでこの予算を計上しましたと。その中にいわゆる1番目の5万円の分、当然これも入っていますと、予算の中にね。しかし、予算を算出したのは、要するに100人以上の10万円を計算して、50組でしていますということですね。それは分かりました。 それと、コロナウイルスが今まだまだ収まっていないんですけども、一応8月31日、これまで何とか、終息はどうか分かりませんけど、幾らか下火になるだろうということで8月31日と限定されたと思うんですよ。しかし、そうするなら、何で8月31日としなくても、例えば来年度いっぱいまで、今年度ですから、4月1日からね、それいっぱいされなかったのか。そして、もしもそのときまでに、例えばまだまだコロナが収まらなかったと。ワクチン接種していきますから、幾らか収まるだろうと私も期待していますけども、もしも収まらなかったと、8月31日まで。そうすると、結婚披露宴の準備をいろいろしておったけども、またそれができなかったということになったときは、この8月31日を延期する可能性はあるんですか。 ○議長(林田久富君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  まさに今議員お尋ねのとおり、今現時点では8月末ぐらいまでには何とか感じが落ち着くんじゃないかということで、まず、今8月31日までというような考え方でやりました。ただおっしゃるように先が見通せませんで、その時点でまだまだ感染状況が落ち着いていないと、キャンセルもされるだろうというふうな状況になりましたら、当然対象期間の延期も考えております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今結婚披露宴をするとか、しないとかというけども、それはすればお祝い金ももらうとやから、金は入ってくるんですけど、反対にもう披露宴もしないと、迷惑かけるけん、披露宴はしないという人もいらっしゃると思うんですよ。これは披露宴ばしたときにということのようですけども、私、結婚祝い金に切り替えればと思う、一律に。結婚したら、結婚祝い金は今ないんでしょう。結婚祝い金ということにすれば、何もこがんしてせんでも、いつまでに結婚した人、ちょうどコロナウイルスでいろんなことのあったけん、それに遡って、その辺から、去年のいつ頃からでもよ。それでずっとして、結婚祝い金ば10万円やれば、それが一番私はいいと思う。 それと、これは市長にお尋ねしたいんですが、民泊のところがまた同じようなことなんですが、民泊は去年新たな計算方法で10万円、何かやりましたよね。20%以上、以下でその問題じゃなくて、あれじゃなくて、新たに民泊の人にはつくりましたよね、事業費を。そればもらって、それから止まっていますよね、修学旅行生に限っては。ほかの民泊は別としますけど、修学旅行生に対しては全く動いていないので、こればしてでも、1回もらった人ですよね。修学旅行生を受け入れらす人に対しては、これは当てはまらないということなのか、そこをお尋ねしたいんですが。 市長に発言を求めたいんですが、民泊をする人はあくまでも年金で暮らせる人で、アルバイトもせんでもよかし、年金で暮らせる人が片手間にするんだということだったので、そういう20%以下の減少て、その国の給付金は当てはまらないということだったけど、後日、別の枠で頂いたというのは私も知っているんですが、これはそのまま止まっとるけん、修学旅行生に対してはどうなのかというのをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  まず最初に、これは披露宴をした人だけじゃなくて、祝い金でしたらどうかというふうなお尋ねがございましたが、今回のこの予算につきましては、説明、提案理由にありましたように、新型コロナウイルス感染症対応の臨時交付金を原資としましてやる事業でございまして、通常の祝い金というものについてはコロナ対策で考えるのではなくて、本来の政策で考えることで、今後検討していきたいというふうに思いますが、今回についてはあくまでコロナウイルス感染によって影響を受けられた方への心ばかりの応援といいますか、そういうことで考えたということで御理解をいただきたいというふうに思います。 次に、民泊について、前回やったけれども、民泊事業者の方、その方々は今回は該当しないのかというふうなお話でございますけれども、これにつきましては、御存じのとおり、例えば一般的な事業継続支援金につきましては昨年やりまして、また今、いろいろ飲食とかそれ以外の補足的なということで今、2つ目といえば捉えられもするような事業をやっております。 民泊事業者につきましては、去年の秋、それと今年の春も全部受入れはやらないということで、それで結構な金額を、収入を得ていた方も全く収入がゼロになるということで、そういうことについて、前は6月ぐらいの補正でさせていただいたんですが、今回、それから期間が長くなっているということで、その方たちにもやはり今後民泊を続けてやっていただくということで、少しばかりそういうふうな気持ちで継続に意欲を持っていただきたいという気持ちがあって、今回、第2弾の支援を前回と同じような内容でさせていただくということで計上したところでございます。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありませんか。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  令和3年度南島原市一般会計補正予算(第1号)と表紙に書いてあるものの1ページです。 言葉、金額のことで、この地方創生交付金は今度の補正で国庫支出金、これは項では2、国庫補助金が8,300万、それから、基金繰入金が2,137万5千、合わせて1億437万5千円となっていますが、国庫補助金が地方創生交付金と考えて、あと、基金繰入金とは、これは説明があったと思うんですが、よう聞いていなかったのでどんなものか、ちょっと説明をお願いします。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長(川島進一君)  今回の国庫補助金につきましては、今御質問があったとおり、地方創生臨時交付金の分でございます。この分については、基本的には3次補正で約3億8千万程度きているわけですけども、この中の令和3年度の事業として、今後使う見込みがあるというふうなことから、その100%をそこに充当するんではなくて、一部においては執行残等も出ますので、8割で一応計上させていただいております。その中の一般財源については、財政調整基金を充てているというふうなことでございます。 ○議長(林田久富君)  以上で、議案第30号の質疑を終結します。お諮りいたします。議案第30号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第30号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。 議案第30号「令和3年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第30号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 ここで午後3時40分まで休憩します。 失礼しました。(「続けましょう」という声あり)いやいや、コロナの関係がありますので、まだ恐らく30分以上はかかると思いますので、3時50分まで休憩します。     午後3時39分 休憩     午後3時50分 再開
    ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 隈部和久議員は早退をされました。 日程第32、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」から日程第34、諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」まで、以上3件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日、追加提案をいたしました諮問第1号から諮問第3号までを続けて説明させていただきます。 まず、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」でございますが、平山智恵美氏は、前任者が令和3年6月30日をもって任期満了となりますので、新たに人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 なお、平山智恵美氏の経歴につきましては別紙のとおりでございます。以上で諮問第1号の説明を終わります。 続きまして、諮問第2号を説明させていただきます。 諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」でございますが、松島輝子氏は、前任者が令和3年6月30日をもって任期満了となりますので、新たに人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 なお、松島輝子氏の経歴につきましては別紙のとおりでございます。以上で諮問第2号の説明を終わります。 続きまして、諮問第3号を説明させていただきます。 諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」でございますが、中村信彦氏は、前任者が令和3年6月30日をもって任期満了となりますので、新たに人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 なお、中村信彦氏の経歴につきましては別紙のとおりでございます。以上で諮問第3号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようにお願いを申し上げます。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」の質疑を行います。10番、松永議員。 ◆10番(松永忠次君)  すみません、今回、今日の朝の議会運営委員会で追加議案として提出してきたんですが、私は2月22日の最初の議案が提出できたときに提出できるものと思ったんですよね。ここにも追加議案というか、いろいろ追加でどんどん出せばいいような感じで一瞬思ったものですから、何で間に合わなかったのか、それとも同意が得られなかったのか、その辺の質問をしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  深松市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  松永議員の御質疑にお答えいたします。 確かに開会日当日に提出を予定しておったんですけれども、議案の提出日までになかなか調整が、諮問第1号に限らず、諮問第1号から第3号までなんですけれども、御本人様の同意といいましょうか、そういうふうな調整がつかなかったため、議案の提出の締切りに間に合わなくて、提出の締切り後にこの議案を提出させていただいたということでございます。 先ほど市長の説明にもございましたけれども、それぞれ令和3年6月30日で任期満了となりますので、これが法務大臣の委嘱となりますので、やはり3か月程度前には、3か月ほど事務処理がかかりますので、今定例会に追加提案をさせていただいたというところでございます。御理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありませんか。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  何かいろいろ理由を言われたんですが、あなたたちは忘れていたということですけど、分かりやすくしてほしいんですが。御理解をとか何とかいろいろ今おっしゃったけど、本当なら議会の始まる前に出さんば、最初から出すんですよ、議案と一緒に。追加議案を出すことも失礼なんですよね。しかし、それを相手がなんか返事がもらえなかったとか言うけども、なんか聞いた話、忘れておったという話だけど、本当に忘れておったんじゃないんですね。もう一遍答弁願います。 ○議長(林田久富君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  御指摘のとおり、忘れていたということではございません。先ほど申し上げたとおり、議案の提出締切りに間に合わなかったということでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今提案された方なんですが、現在も先生という立場と思うんですけど、この方は退職されるんですか。それとも、現職のまま兼任されていいのかどうかというのをお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  退職されるというふうに聞いております。 ○議長(林田久富君)  これで、諮問第1号の質疑を終わります。 次に、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」の質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、諮問第2号の質疑を終わります。 次に、諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」の質疑を行います。質疑はありませんか。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  すみません、先ほど手を挙げ損ないましたので。 今回、これは第1、第2、第3、3つとも現職の方を選ばれておるという理由は何かあったんですかと思って。現職の方、みんな現在までずっとでしょう。諮問の2つ目は、現在までずっとこの方は5つされていますよね。そういう、頼めばすぐ「はい」て、了解してくれらすような人に頼まれたのかというのがちょっと見受けられるんですね。現在もしています。今もこれだけの仕事を現在も、また6個目ですよね、2号……3号議案は現在、この人も先生なんですよね…… ○議長(林田久富君)  高木議員、今3号です。 ◆7番(高木和惠君)  はい、3号議案。2つ目にちょっと忘れとったけん。だから、この3号議案についても、現在、学校の先生ということですよね。(発言する者あり)3を言いよるやろう。 ○議長(林田久富君)  今、3ですよ。 ◆7番(高木和惠君)  これ、1号。(発言する者あり)すみません。民生委員・児童委員、この方も今現在されておりますよね、1つ仕事をね。今度は人権擁護委員ということで2つ目の仕事ですけども、こういう受けてくれらすような人を選んでされたのかね。そういうことで、何もしてらっしゃらない人を選ばれたのか、そして、そういうことをお尋ねしたいと思うんですが。 なかなか出すまでに時間がかかったということで、先ほどの答弁としては「そういうふうには聞いております」て、「聞いております」じゃなくて、確認をちゃんとされたんだろうと思ったんですが、聞いておりますじゃなくて、確認するまでに時間がかかったんでしょう。じゃ、「そのように確認しています。」ということで答弁が欲しかったんですが、そういう答弁じゃなくてもいいけども、答弁願います。 ○議長(林田久富君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  諮問第3号についてですけれども、現在、民生委員・児童委員をされていますけれども、当然人権擁護委員としては初めてお願いをする方でございます。当然、経歴、社会活動への意欲、人権擁護委員として活発な活動が期待されるということでお願いをしたというところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  これで、諮問第3号の質疑を終わります。 以上で、諮問第1号から諮問第3号までの質疑を終結します。お諮りいたします。諮問第1号から諮問第3号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第1号から諮問第3号までは委員会付託を省略することに決しました。 順次、討論を省略し、採決いたします。 まず、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。 次に、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第2号は同意することに決しました。 次に、諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第3号は同意することに決しました。 日程第35、同意第4号「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日、追加提案をいたしました同意第4号を説明させていただきます。 同意第4号「教育委員会委員の任命について」でございますが、中村一也氏を新たに教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 中村一也氏は、別紙経歴のとおり、加津佐中学校校長を最後に退任され、教育者としての経験も豊富で、人格、識見とも卓越した方でございます。 以上で、同意第4号の説明を終わります。何とぞ御同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより、同意第4号「教育委員会委員の任命について」の質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、同意第4号の質疑を終わります。お諮りいたします。同意第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、同意第4号は委員会付託を省略することに決しました。 討論を省略し、これより同意第4号を採決します。この採決は無記名投票をもって行います。 ただいまから無記名投票を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(林田久富君)  ただいまの出席議員数は14人であります。 投票用紙を配付させます。     〔投票用紙配付〕 ○議長(林田久富君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○議長(林田久富君)  異状なしと認めます。 念のために申し上げます。本件に賛成の議員は賛成と、反対の議員は反対と点呼に応じて記載台で記載の上、順次投票を願います。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定により反対とみなします。 点呼を命じます。林事務局長。     〔議会事務局長の点呼に応じ投票〕 ○議長(林田久富君)  投票漏れはありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に5番、小林知誠議員、6番、柴田恭成議員を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。     〔開票〕 ○議長(林田久富君)  投票の結果を報告します。 投票総数14票、これは、先ほどの出席議員に符合いたしております。 そのうち、賛成  9票      反対  5票 以上のとおり賛成が多数であります。よって、同意第4号は同意することに決しました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○議長(林田久富君)  日程第36、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」を議題といたします。 各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては、議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から挨拶の申出があっておりますので、これを許します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、2月25日から本日までの26日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして慎重なる御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて御報告を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、1月5日に市内での感染が確認されて以来、これまで確認されておりませんでしたが、3月15日に本市9例目となる感染者が確認をされました。今回の患者は福岡県から旅行中の方でありましたが、同日お亡くなりになられました。お亡くなりになられた方の御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。 新型コロナウイルスのワクチン接種につきましては、現在、医療従事者の先行接種が県内で実施されており、本市におきましても、間もなく医療従事者の接種が始まる予定でございます。その後、65歳以上の高齢者の方から接種することとなりますが、ワクチンの配分数が限られており、接種時期につきましてはまだ流動的でございます。 そのような中ではありますが、市民の皆様が安心して接種できますよう、南高医師会などの関係機関と協力しながら準備を進めており、3月27日土曜日には、ワクチン接種の模擬訓練を深江ふるさと伝承館で実施する予定でございます。訓練に当たっては、地域の高齢者の方にも御協力をいただくことといたしております。 なお、予防接種の相談につきましては、3月1日に南島原市ワクチン接種コールセンターを開設いたしました。どうぞお気軽に御相談、お問合せをいただきたいと思います。 新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を踏まえた経済対策につきましては、本定例会の初日に、長崎県と共同で実施する南島原市事業継続支援金を、また、先ほど宿泊事業者や観光バス事業者などを支援するための事業継続支援に要する経費など関連する予算を可決いただいたところでございます。速やかに市民の皆様、事業者の皆様への支援を行ってまいりたいと存じます。 また、先般、国において、低所得の子育て世帯への緊急支援策として、生活支援特別給付金を支給することが示されたところであります。これは低所得のひとり親や住民税非課税の子育て世帯に向けて、児童1人当たり一律5万円を給付するものであり、全額国庫負担によって支給をされます。現時点において、制度内容の詳細が明らかになっておりませんが、低所得世帯への生活支援給付金となりますので、このための予算措置につきましては専決処分により対応させていただいた上で、早急な支給に努めてまいりますので、議員皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、2月1日から運用を開始した電子地域通貨、MINAコイン事業につきましては、登録店舗数、ユーザー登録者数ともに順調に増加をし、現在の登録店舗は324店舗、1万2,127人のユーザーに御利用いただいております。 3月15日まで実施をしました「コロナに負けるな!わくわくMINAコインキャンペーン」では、約1億2千万円分のポイントを付与し、その80%の達成率となっております。 また、これまでに市内の登録店舗で利用された金額は1億7,600万円を超え、着実に利用額も増加をしておりまして、順調なスタートを切れたものと思っております。今後も継続して、登録店舗及びユーザーの拡大に取り組み、キャッシュレスの普及、市内での消費拡大につなげてまいります。 次に、本市の魅力的な観光資源や物産品等を情報発信し、全国的な知名度向上を目的に制作いたしました南島原市ブランディングムービーが完成をし、2月15日からインターネットの動画配信サイト、ユーチューブで公開をいたしております。主演を務めた満島ひかりさんは、映画やコマーシャルなど多くの作品に出演されている全国的な人気女優でありまして、インターネットやテレビ、情報誌など多くのメディアにも取り上げられたことから、現在の再生回数は23万回を超え、地方自治体のPR動画としては異例の再生スピードだと聞いております。 公開直後から、動画内で紹介をされた本市の特産品に注目が集まり、多くのお問合せをいただいております。今後も様々な場面で活用し、本市のPRに役立てたいと考えております。 次に、3月21日、昨日でございますが、有家小学校校舎の落成式を執り行いました。校舎の建築に当たり、御協力をいただきました地域の皆様方、関係者の皆様に心から感謝を申し上げるところでございます。この新たな校舎が、子供たちにとって、活気に満ちあふれ、魅力ある場所となることを期待いたしており、そして、有家小学校が地域の皆様にもますます親しまれる学校となることを願っております。 次に、南有馬衛生センターの改修工事につきましては、皆様の御理解と御協力をいただき、無事、完成の運びとなりました。心から感謝を申し上げます。この改修工事により、施設の再生と処理機能の充実を図るとともに、汚泥を焼却施設で使用する助燃材に再生をする汚泥再生処理センターとしてリニューアルいたしました。今後とも、施設の適正な運転に注意を払い、よりよい生活環境づくりに努めてまいります。 次に、先日の3月11日で東日本大震災から10年を迎えたところであります。本市におきましても、同日、サイレンを吹鳴し、哀悼の意を表したところでございます。また、この10年間で復興の歩みを着実に進めてこられた被災地の皆様に改めて敬意を表するものであります。 本市におきましては、震災を機に、被災地支援の経験等を踏まえ、備蓄の充実、避難所の機能拡充などを図っており、西有家庁舎3階に災害対策室の準備を進めているところであります。今後も市民の皆様の安全・安心に寄与できるよう、防災・減災に努めてまいります。 次に、長崎県花き品評会が、3月2日から4日まで長崎県庁で開催をされました。その中で、布津町の松崎一章さんが栽培をされているトルコギキョウが最優秀賞となる農林水産大臣賞を、そして、有家町の中野剛伸さんが栽培をされているコチョウランが長崎県議会議長賞を見事受賞されたところであります。 また、3月4日、ながさき南部生産組合が運営をされている農産物直売所大地の恵みが、優れた地産地消の取組に送られる農林水産省の地産地消等優良活動表彰で九州農政局長賞を受賞されました。 このたび受賞されました皆様に心よりお喜びを申し上げますとともに、これからのますますの御活躍をお祈りいたします。 このほか、会期中に皆様からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政に反映をさせてまいりたいと存じますので、引き続き皆様の御協力をお願い申し上げます。 また、今後の新型コロナウイルス感染症対策のための緊急的な措置につきましては、国及び県の対処方針に沿って適切に対応してまいります。このための予算措置につきましては、特に緊急を要するものは、必要に応じて専決処分あるいは予備費により対応させていただくこともあるかと存じますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 さて、日一日と春の色が濃くなりつつありますが、皆様方におかれましてはくれぐれも健康に御留意いただき、ますます御活躍をいただきますように心からお祈り申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和3年第1回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後4時26分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長     林田久富会議録署名議員     近藤一宇会議録署名議員     田中次廣...