南島原市議会 > 2021-03-04 >
03月04日-04号

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  1. 南島原市議会 2021-03-04
    03月04日-04号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    令和 3年  3月 定例会(第1回)第4日 3月4日(木曜日)出席議員(16名)       1番  中村哲康君    9番  隈部和久君       2番  近藤一宇君    10番  松永忠次君       3番  田中次廣君    11番  小嶋光明君       4番  金子憲太郎君   12番  黒岩英雄君       5番  小林知誠君    14番  中村久幸君       6番  柴田恭成君    16番  川田典秀君       7番  高木和惠君    17番  吉岡 巖君       8番  吉田幸一郎君   19番  林田久富君欠席議員(1名)       18番  井上末喜君説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    環境水道部長    加納 孝君 副市長       山口周一君    衛生局長      永田和彦君 教育長       永田良二君    教育次長      栗田一政君 総務部長      川島進一君    総務秘書課長    石川伸吾君 地域振興部長    菅 三郎君    財政課長      米田伸也君 市民生活部長    深松良蔵君    会計管理者     笹田 勝君 福祉保健部長    林田充敏君    農業委員会事務局長 松尾 強君 農林水産部長    本多一郎君    監査委員事務局長  松藤邦夫君 建設部長      浅野 工君議会事務局出席者 局長        林  誠君 次長        綾部洋一君 書記        高原 洋君第1回定例会議事日程 第4号 令和3年3月4日(木)午前10時開議 日程第1 市政一般質問月日質問者質問要旨ページ3月4日金子憲太郎議員手話言語条例について1502組織機構改革について3コロナ感染症について4温水プールについて中村久幸議員多目的運動広場の整備について1572市道東浜堀戸線道路改良工事について3市長の施政方針について (議案質疑)日程第2 議案第3号 南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について日程第3 議案第4号 南島原市適応指導教室条例の制定について日程第4 議案第5号 南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第6号 南島原市新型コロナウイルス感染症対策資金利子補給等基金条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第7号 南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第8号 南島原市深江ふれあいの家条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第9号 南島原市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第10号 南島原市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第11号 南島原市立公園条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第12号 南島原市立小・中学校体育施設の利用等に関する条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第13号 南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第14号 南島原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第15号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第15 議案第16号 学校給食センター新築工事(建築)請負契約の変更について日程第16 議案第17号 学校給食センター新築工事(電気)請負契約の変更について日程第17 議案第18号 学校給食センター新築工事(機械)請負契約の変更について日程第18 議案第19号 市道路線の廃止及び認定について日程第19 議案第20号 令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)日程第20 議案第21号 令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第21 議案第22号 令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第22 議案第23号 令和3年度南島原市一般会計予算日程第23 議案第24号 令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算日程第24 議案第25号 令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算日程第25 議案第26号 令和3年度南島原市水道事業会計予算日程第26 議案第27号 令和3年度南島原市下水道事業会計予算 (質疑、委員会付託省略)日程第27 同意第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第28 同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第29 同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について (提案理由説明、質疑)日程第30 議案第28号 令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)日程第31 議案第29号 令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号) (委員会付託)日程第32  各議案の委員会付託     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は16名であります。 井上末喜議員から欠席の届けがあっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 ここで、追加議案について、議会運営委員長から報告を求めます。柴田恭成委員長。 ◆議会運営委員長柴田恭成君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 3月2日、追加議案について議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果を御報告いたします。 市長から、令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)及び令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)の2件を追加提案したいとの申出があっております。協議の結果、追加議案とすることを決定いたしました。 なお、追加議案については、提案理由説明の後、通告なしですぐに質疑を行い、その後、令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)につきましては所管の委員会に分割付託し、令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)については所管委員会へ分割付託いたします。 以上が議会運営委員会の協議内容であります。報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  日程第1、市政一般質問を行います。 まず、4番、金子憲太郎議員の質問を許します。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 それでは、早速、今回も一問一答で質問をさせていただきます。 1番、手話言語条例について、2点あります。 1点目は、島原市、雲仙市はホームページに記載がありますが、本市も記載するべきではないか。 2点目、この条例を活用するためには手話サークルなどとの連携が大切だと思いますが、今後どのように取り組まれるのか伺います。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 金子憲太郎議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、南島原市手話言語条例ホームページへ掲載すべきではないかとのお尋ねであります。 本条例は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話に対する理解の促進及び手話の普及に関する基本理念を定めたもので、令和2年第1回市議会定例会において、可決をいただいたものであります。 制定後、速やかに市のホームページへ掲載し、条例の内容等を広く周知すべきところでございましたが、具体的な普及に係る取組までは掲載できておりませんでした。 御指摘をいただき、早急に、条例の基本理念、市の責務、周知手段など、今後の活動予定について、ホームページへ掲載を行ったところでございます。 次に、本条例を活用するための取組についてのお尋ねでありますが、現在、福祉課に専任の手話通訳者を2名配置し、聴覚障害者等との意思疎通を図ることで、日常生活の支援を行うほか、養成講座を開講し、手話奉仕員及び手話通訳者の育成にも力を入れております。 普及活動の一環として、手話講座を市政出前講座に追加し、初心者向けの簡単な挨拶程度の手話と触れ合う機会を提供しております。 また、聴覚に障害がありコミュニケーションが困難な障害者が、地域で安心して暮らすことができる共生社会の実現のため、南島原市手話サークル等の関係団体と話合いを行っております。 今後も、聴覚障害者や南島原市手話サークル等と意見交換を行いながら、広報用パンフレットを作成するなど、手話に対する理解を広げる取組を実施していきたいと考えております。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  どうもありがとうございました。 まず、1番は、すぐにホームページを見せていただきました。もう掲載をされていましたし、一番思ったのは、ちゃんとホームページも、市のホームページからずっと追いかけていって手話言語条例というのにすれば既に載っていたんですが、長崎県の手話言語条例の制定されているマップというのがあって、それを見たときに南島原も載ってはいたんですけども、条例とか、それからホームページに記載していますよという、それが載っていなかったので、そのことを言いたかったというのでしました。そしたら、もう早速載っていましたので、本当にありがとうございました。 それと、2番ですけども、これもいろいろとやっていただいているようですので、これからもやっていただきたいと思います。 この条例は、今、市長が言われましたように基本理念というのも載っています。それから、市の責務というのも5項目ぐらい載せてあります。 だから、ぜひそこのところで推していただいて、今、答弁にもありましたように、手話通訳者も2名専任がおられるということですので、責務の中の確保と養成というのもできていると思います。 それから、この中には、必要な財政措置を講じるように努めるという項目もうたってあります。それも今回は予算が上がっているようですので、ぜひこうして進めていただいてアピールをしていただければというふうに思います。 それでは、次の組織機構改革について伺います。 今回、異動した部署で、結構大きな異動になっているので、何か職場での問題、それから住民との摩擦とかというようなのが起きていないのかというのを伺います。 ○議長(林田久富君)  川島総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  異動した部署で問題等は起きていないのかという御質問でございますけども、昨年の末に実施をいたしました庁舎の再編の配置によりまして、1月から業務を行っているところでございます。 引っ越し作業もスムーズに終了し、現在のところ、特に問題はないというふうに承知をしているところでございます。以上です。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  私は、ちらほら、遠くなって不便になったとか、それから、ちょっと駐車場がどうのというような声を聞くんですけども、遠くなったとかというのは、前回も一般質問をして答弁をいただいていたので、各支所で何でも受け付けるような体制ができているということだから、都合のいいところに行ってくださいというようなことは言えているんですが、駐車場が狭いというのか、何か止めるところが遠いとか、そんな意見もちょっと聞いたので、そういうふうなことでの問題みたいなのは起きていないんですか。そういうのも起きていないということですか。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  駐車場につきましては、現在のところ、私のほうで把握している状況では、そういった問題は起きていないというふうに承知をいたしておるところでございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  はい、分かりました。 じゃ、もう少し感じているのが衛生センター庁舎です。 これ、国道からの入り口がすごく狭いですよね。自分でも、ごみをあそこに運んでいくときもたまにあるんですけども、そのときにでも、ちょうど向こうから衛生センターの車が出てきたりとか、ほかの人たちが来るのと行き合ったりすると、すごく出入りしにくいなというのがあるので、特にそれは出勤とか退庁とかというときには、車が一緒に動くので、すごくごちゃつくんじゃないかなと思いますが、それは、まず現状としてはどうなんでしょうか。 ○議長(林田久富君)  加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  衛生センター庁舎の出入口のところの問題ですけど、あそこは以前よりも道路自体は広くなっております。徐行等の標識もつけられて、ごみ収集車し尿処理車等も譲り合いをされて通行されていますので、今のところ何ら問題は起きておりません。以上です。 ○議長(林田久富君)  金子議員
    ◆4番(金子憲太郎君)  じっくりあそこに止まって観察をしたわけではないんですけど、たまに通るときなんかで目にするのは、退庁のときしか見ていないんですが、中でずらっと並んでいるんですよね。だから、やっぱり不便だし、それから出るのも全部左方向にみんなが出ていくというならいいけど、やっぱり右に出る人たちもいるんだと思うんです。そうすると、やっぱり事故の危険とか、徐行というのを出しているということだから、それはみんな注意してやらなきゃいかんとですが、あそこに信号をつけたらどうでしょう。部長は答えられんでしょうから、市長か副市長。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  今、信号をつけたらどうかというふうな御意見でございますけれども、基本的には、信号をつけるとなると、公安委員会等のいろんな手続等も要りますし、今、衛生のほうの部長が申しましたとおり、交通ルールに従って徐行して、そこについては現在のところやっているということですので、現在はもう少し今のままやっていきたいというふうに思います。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  急いでやれというのではなくて、やっぱり国道なんかにも並んでいますし、こっちの出口のほうも並ぶというようなことがあるので、ぜひ検討していただいて、公安委員会のほうともちょっとお話をしていただければなというふうに思います。 どっち側の信号を見ても、多分100メーター以上はあるんじゃないかなと思うので、どうしても必要だとなれば、あそこはつくんじゃないのかなというふうに思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。 では、あともう一つ、じゃ、先に2番のほうにいきます。 今回、異動したのは、単純な異動じゃなくて、組織が大きく異動しているので、女性部門が南有馬庁舎のほうはたくさん異動していると思うんです。そこでの更衣室とかロッカーとか、そういうものの問題は起きていないのか。特に、現場はこちらのほうに来ましたのであれですけれども、やっぱり女性の保健師さんたちなんかは着替えて出なきゃいけない場合も出てくるでしょうし、ロッカーとか更衣室というのはどうしても必要だと思うんです。 男は、どこかちょろっと陰に隠れて着替えるなりして、それでも構わないでしょうけど、女性はそういうわけにはいかないので、何かそういう声が上がっているとかいうことはないですか。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  今の議員御指摘のとおり、今回、女性の職員の割合が高いこども未来課健康づくり課南有馬庁舎へ移転をいたしました。 女性専用の更衣室は現在ございますけども、非常に部屋に限りがあるという中で、現在20台のロッカーを配置しており、女性の職員に対する割合としては2名に1つぐらいの割合になっています。 このことについては、現在のところ、それで更衣室についての特に問題点という部分については聞いておりませんが、ただ、職場環境の改善という立場からは、今後、場所等のことについても検討していきたいというふうには思っておるところでございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  それは、ぜひ検討していただいて、改善をしていただきたいと思います。 やっぱり2人に1つは、2人で使いなさいということなのか、2人に1つで使っている人と使っていない人がいるのか、そこら辺はよく分かりませんけども、ぜひ場所も確保していただいてやっていただければと。 数的には、着替えなければいけない人たちのグループは、数はそんなに違わないんじゃないかなと。ただ、女性用なのか男性用なのかというような、そこら辺があるだけだと思うので、できるだけ早いうちに検討していただければと思いますけど。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  基本的に、男性についても女性についても、現場等で着替えるという部類についてはロッカーが全部配属をされていると。女性の職員においても、基本的に現場とかに行く職員については、ロッカーはあるというふうに考えております。 普通の一般の事務とかについては、当然そういう着替えるという行為が発生をしませんので、ロッカーは現状の部分で現在は足りるのかなというふうに思っておりますが、先ほども申しましたとおり、そういうふうな意見が今後あれば、当然、場所等に非常に限りがありまして、そのロッカーをほかの場所に配置をするという部分がなかなか現在のところ見当たりません。そういうことも、部屋の場所の関係もありますので、今後、そういうふうな状態になれば検討していきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ぜひ改善をお願いします。 そして、男女比率の問題があるということも言われていますけども、この男女比率が少し偏ったということで、災害が起きたときの人員配置とかというのに問題が起きるというような心配はないんですか。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  それはございません。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 また、これは災害が起きたときにも問題が出るかもしれないので、そのときは注意をしながらぜひお願いしたいと思います。 それでは、次のコロナ感染症についてお伺いしたいと思います。 これは、ほとんどもう分かったんですが、まず1番、これは出ていないので、市長の施政方針の中に、コロナウイルス感染症対策本部というのと、それから専門の対策チームという言葉が出てきます。これのメンバーと、それから職務内容というのを教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それでは、新型コロナウイルス感染症対策本部構成メンバーは、市長が本部長、副市長が副本部長となり、本部員は教育長、各部長、衛生局長、会計管理者、教育次長、議会事務局長農業委員会事務局長監査委員事務局長、各支所長、そして南島原消防署長でございます。また、事務局は、健康づくり課及び総務秘書課でございます。 内容としては、対策本部会議の職務というのは、新型コロナウイルス等対策を迅速かつ総合的に推進をして、市民の健康被害の防止及び社会機能維持を図るために、各分野における情報交換、そして連絡調整を円滑に行うことということでございます。 次に、専門の対策チームでありますが、予防接種の所管課がこども未来課になりますので、こども未来課こども保健班新型コロナウイルス感染症ワクチン接種対策チームを設置いたしております。 チームは、課長をチームリーダーとして、10名体制でございます。 職務内容については、接種体制の確保や医師会等関係機関との調整等、接種に当たっての準備、そして接種の実施、接種後の情報入力や予算執行など、全般にわたる業務であります。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  ありがとうございました。 この対策本部と専門の対策チームというものの関わりが少し読んだだけで理解できなったので、伺いました。大体分かりましたけども、専門チームは課長以下10名の体制ということですが、こども未来課だけでその10名のチームをつくれるのかどうかというのを伺いたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これについては、ここだけの任せっきりということではなくて、常にやっぱり対策本部、私も含めて、情報共有しながら進めているというところでございますので。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  そうなんでしょうけど、本部はいろいろ各部局長みたいなので大丈夫だと思うんですが、専門家チームというのが10名こども未来課から、課長を先頭にこども未来課が主幹をしてということで、10名これに全部がかかるとなると、本来の業務が回らなくなる可能性がありますよね。だから、そこら辺のところがどうなのかなと。ほかから借りてくるというのか、予防接種とかワクチンの接種とか何とかという、その関係でというと、あんまりどこでもここでもというわけにはいかないような気がしますけども、そこら辺どんなお考えでしょうか。 ○議長(林田久富君)  林田福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  体制についてのお尋ねでございますけれども、今現在、こども未来課こども保健班のほうを中心にチームを結成しております。 ただ、保健師さんが多いところでございまして、いろんなほかの健診等もございます。福祉保健部には、保健師がほかの福祉課ですとか、あるいは健康づくり課のほうにもいますので、そういうときには、そういった応援の体制を取るようなことにしております。 また、実際、接種等が始まりますと、大体一会場で30名ぐらいの人員が必要となってきますので、そのときは今度、課を超えて部で、部を超えて庁内全体でというような体制を取らなければいけないということで、そのような準備を行っているところでございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  じゃ、そういう場合には、また各課、部を超えてという話ですから、そういうときには超える場合もあるということなので、その場合には、しっかりと横の連絡を取って進めていただきたいなというふうに思います。 そして、ワクチンの接種ですけど、今、報道を見ていると、何かどたばたどたばた国もしていて、どうも遅れ込んでくるような状況ですよね。あんまりきちっとした情報も入ってきていない中で、準備を進めているんだろうと思うんですが、これはしっかり注意をして進めていっておかないと、何か事故があったりなんかすれば、もう国からあれされますので、地方自治体が間違ったような、失敗したようなというようなので押しつけられたりするようなことがありますから、そこら辺は十分注意をしながら、皆さんも体調に気をつけながらやっていただきたいと思うんですが。 基本、個別接種ということですのでいいんですが、一部は集団接種を行うということです。だから、集団接種を行うところには職員が配置をされますので、その職員はもう前もってワクチンの接種をしておくべきじゃないかと思いますけれども、その辺はどういうふうな予定というか、計画になっているでしょうか。 ○議長(林田久富君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  集団接種会場の従事者につきましても、優先的に接種をしていいというようなことでの通知があっております。 しかしながら、今、医療従事者を打っておりますけれども、医療従事者にでさえもワクチンが行き届かないというような事態があっております。 他県の報道で出ておりましたけれども、高齢者接種が始まるけど、医療従事者さえもまだ打てない状況というようなこともありますので、とにかくワクチンの供給体制が整えば、そこら辺は同様に従事者のほうも打つ必要があるのかなということで考えているところでございます。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  医療従事者の方もですけども、やっぱりそういう集団接種の場所で従事をする職員も十分注意をして、とにかくワクチンが手配できたなら、すぐにして、前もって事前にやるということじゃないと、その一番の最前線の人たちが感染をすると、あと全く進んでいかないような格好になりますので、ぜひ注意をしながら進めていただきたいと思います。 それでは、温水プールの件ですが、これは昨年の12月の議会のときに答弁いただいたので、理解はできているんですけれども、どうも理解はしましたけども、そんなに高額なお金がかかるのかなというのが、どうしても納得がいかなかったので、また再度しつこく質問をしましたけども、そこら辺をちょっと、どのような施設を検討されて、どれぐらいの額だったのかというのを教えていただければと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  温水プールの件ですが、これについては過日の議会でも金子議員から御質問をいただいたところでございましたが、この施設の検討を行う中で、他市の例を参考にして、施設面積が300平方メートルのメインプール、これを中心にして、幼児プール、あるいはジャグジー、プールサイド、採暖室、更衣室、温浴施設、倉庫、器具庫と申しましょうか、及びトレーニング室という、こういう条件といいましょうか、案件を基に、建設費は約10億円程度かかるという想定をいたしておりました。 取りあえず、一応そういう想定の数字であります。 ○議長(林田久富君)  金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  はい、分かりました。 10億もかかるようじゃ、やっぱりあんまり無理も言えないのかなというふうに思いますけども、前にも言いました、こういう障害がある人たちの問題での合理的配慮というのは、困っている人たちには、かわいそうだからしてやるというんじゃなくて、手を貸してやる。だけど、余分なあまりの負担をしないようにしながらしてやるというのが合理的配慮ということだそうですので、そういうふうにしていただければと思います。 さっきも言いました。困った人にできるだけの手を差し伸べるというような政策をぜひ進めていただきますようにお願いをしまして、私の一般質問を終わらせて(発言する者あり)もし…… ○議長(林田久富君)  もう時間が来ましたので。(「ちょっとさっきのあれだけでは」という声あり)あとは個人的に説明をしてもらえば。一応終わってください。 ◆4番(金子憲太郎君)  今、議長から言われましたように、市長に聞きに行こうと思いますので、これで私の一般質問を終わらせていただきます。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、4番、金子憲太郎議員の質問を終わります。 ここで10時40分まで休憩いたします。     午前10時33分 休憩     午前10時40分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、14番、中村久幸議員の質問を許します。14番、中村久幸議員。 ◆14番(中村久幸君) (登壇) おはようございます。 今定例会一般質問、最後の質問者となりました公明党の中村久幸です。議長の許可をいただきましたので、一問一答方式で質問させていただきます。 今回、3項目を通告しております。 まず最初に、項目1番目、多目的運動広場の整備について。 令和3年度中に供用開始ができるよう整備を進めていくとのことでありますので、これまでに示された幾つかの事業をひっくるめた漠然とした事業費ではなくて、この総事業費11億6千万円の詳細な内訳ごとの事業費をお示しください。 また、年間管理費も考えられる経費は全て含めて幾らになるのかを詳細にお示しください。以上、最初の質問といたしますので、お願いします。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、中村久幸議員の御質問にお答えをいたします。 御質問は、多目的運動広場の整備についてでございます。 既に、施設の整備工事のうち、天然芝の多目的広場、敷地造成・観客スタンド、駐車場、管理棟、屋外トイレ・倉庫の改修、及び電気設備に着手をいたしております。残っております人工芝の多目的広場と、屋内交流広場につきましては、7月をめどに着工できるようにしたいと考えております。 また、施設整備に要する事業費につきましては、工事関係委託料、備品の購入費、旧校舎等の解体費を含めて、11億6千万円を見込んでいるところでございます。 具体的な内訳につきましては、この後、教育次長から答弁をさせますので、よろしくお願いします。 次に、施設の維持管理費につきましては、年間約1,180万円を見込んでいるところでございます。 これらにつきましても、内訳は、この後、教育次長から答弁をさせます。よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  多目的運動広場の整備事業費の内訳でございますけれども、人工芝の多目的広場の整備が約2億8,500万円、それから天然芝の多目的広場の整備が約6,300万円、それから敷地造成・観客スタンドなどの整備が約1億3,100万円、駐車場の整備が約1億400万円、屋内交流広場の整備が約9,500万円、管理棟の整備が約1億円、屋外トイレ・倉庫の改修が約1,800万円、電気設備の整備が約1億400万円、工事費の合計で約9億円を見込んでいるところでございます。 このほか、工事関係委託料として約1億円、備品購入費として約1,900万円を見込んでいるところでございます。 これらの見込額に、旧有馬商業高校の校舎、それから体育館の解体に約1億4,100万円がかかりましたので、これを合わせますと全体で約11億6千万円という、この金額を見込んでいるところでございます。 それから、施設の年間の維持管理費でございますけれども、これは市が直営で運営した場合の想定額をお配りさせていただいているところでございますけれども、雇用者の報酬、会計年度任用職員を想定しておりますけれども、報酬、社会保険料などの人件費が約520万円、水道光熱費や天然芝の管理費などの施設管理費が約590万円、それから消耗品などの事務経費が約70万円、合計で年間約1,180万円の維持管理費を見込んでいるところでございます。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございました。 通告していましたように、事前に表にしたこの表を提出していただきました。ありがとうございます。 これを見まして、この事業費については、もう一部入札もされているというようなことも聞いておりますので、この額が最終的な決定だと大体思いますので、これまでのようにこれ以上大幅に増えるようなことはないでしょうねということです、一つは。 あと、管理費のほうですけども、考えられる経費は全て含めたところをと通告しておりましたけども、これで全てでしょうか、お尋ねします。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  先ほど申しました管理費につきましては、毎年恒常的にかかる維持管理費ということでお答えをさせていただいたところでございます。 今、お尋ねいただいたことの趣旨としましては、多分数年に一度、人工芝の張り替えとか、臨時的に出てくる分があるんではないか、そういったものも含めてどうなのかというふうなお尋ねかと思いますけれども、これにつきましては、人工芝の張り替えが想定できますのは、約10年に1回程度張り替えが必要かなと思っております、他の施設の運営状況を聞きましたところ。人工芝の張り替えに約1億6,500万円かかるのではなかろうかと見込んでおります。これを、10年に1回ですので、年間に換算しますと約1,650万円となるということになりまして、先ほどの施設の維持管理費の見込額、年間約1,180万円に人工芝張り替えの年間換算額の約1,650万円を加えますと、約2,830万円となるというところでございます。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございました。 この広場の完成を待ち望んでおられる方も多数おられるようですので。 ただ、これだけの事業費をかけ、年間経費もこれだけかかる市民のための多目的運動広場ですから、ぜひ、より多くの市民の皆さんに知っていただいて、使っていただけるような周知や取組が、今後、大変大事になってくると思うんです。そのような方法などはいかがお考えでしょうか。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  議員御指摘のとおり、多くの市民の皆さんに御活用いただいて、できてよかったなと思っていただくような施設にしたいと思っております。そのためには、こういう施設ができましたので御利用くださいとか、そういった周知は当然でございますけれども、愛称を事前に募集して市民の方に周知をするような予算も今度の令和3年度の当初予算に計上させていただいておりますので、その辺はしっかりやっていきたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 やはり広報もですけど、実際、今度は出来上がって使ったり、市民の皆さんの意見とか、利用された方がこういうところをというような意見も出てくると思いますので、そういうところにも今後やっていただきたいと思います。 この広場に関しては、令和3年度中の供用開始ということですので、来年のちょうど今頃には、この多目的運動広場の完成ということで、その完成とコロナの終息を祝って南島原全域の市民が集ってのイベントが開催できればいいなと思っているんです。そういう明るい希望を持って、この完成を待ちたいと思いますけども、市長も何かそういう思いがあれば、お聞かせください。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ありがとうございます。 今、中村議員から、完成した暁には、市民こぞって、そこでイベントといいますか、お祝いといいましょうか、そういう機会ができるようにというふうなことをおっしゃっていただきましたが、私どももそういうことで、ぜひコロナも終息し、そこで未来に向けて市民の皆さん方が相集う機会をつくりたいなという思いはあります。ありがとうございました。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。ぜひそういうのを楽しみにして完成を待ちたいと思います。 では、次に、2項目めですけども、市道東浜堀戸線道路改良工事について伺います。 新給食センターに隣接する山側のほうに、建設部で工事しているという道路が、令和2年度中には国道まで完成するようですけれども、当初、建設部長から同僚議員の質問で答えられたことがあったので、そのときはまだ計画中でしたので、今は大体分かると思いますので、この測量設計から用地買収費用も含めた総事業費、今回、国道まで出る分の2期分の総事業費、これをまずお伺いしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  御質問の市道におきましては、工事延長が220メートルを平成29年度から測量設計に着手しまして、令和2年度で改良工事を終了して、3年度に入ってから舗装工事を実施する。そして、完成という計画でございます。 お尋ねの総事業費につきましては、1億4千万円程度で完成を見込んでいるところでございます。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 この道路に関しては、当初は給食センターの道路かなと皆さん思っていたと思うんですけども、ただ、市長も建設部長も、単に給食センターの道路ということではなく、地元地域の方から要望が出されていた市道東浜堀戸線の道路だという趣旨の答弁をされておりますが、そういう認識でよろしいでしょうか。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今日までも何度か説明をさせていただいたんですけども、地元要望を受けまして、地元と協議を重ねながら、国道までのルートを決定させていただいて、そして着手をしたという道路でございます。 今後も引き続き地元と協議を行いながら、地域の利便性の向上、通行の安全確保のために、要望区間の改良事業に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  その声を聞いて、地元としてですけども、当初予想もしていなかった国道からの道路が示されて、早速工事が進められたことで、この東浜堀戸線の事業として引き続き、龍石のメイン通りというこの道路を地元の長年の悲願であるスクールバスが通行できるような道路にと、関係する10自治会の皆さんが大変期待をして待ち望んでおられます。 今年度はもう約300メートル先ぐらいまでの測量をしていただいておりますけども、測量した後も含めてですけども、現在の進捗状況と今後どのように上のほうに進めていただけるのか、事業計画をお知らせいただけますでしょうか。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今後の計画としましては、3月の中旬頃に、現在の工事区間から引き続く250メートルの区間の道路の線形等について、その計画について地元の説明会を開催したいと考えております。 その後、地元協議を経まして道路の線形が決定しましたら、道路の詳細設計を行いまして、順次事業の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 とにかく、今まで待ちに待って期待されておりますので、どうか完成まで切れ目なく進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、次に市長の施政方針について、最後の質問にいきます。 まず、島鉄跡地の自転車歩行者専用道路整備についてですけども、令和3年度は、1期地区の整備工事に着手するとともに、2期地区、3期地区の測量設計業務に着手し、早期完成に向け取り組むと言われました。 1期地区の整備工事についても、多額の財源確保が必要になるし、しかも、そのほとんどが国からの助成金なので、いかに早く申請して早く取り付けることができるかということが大事だと思います。 そういうことで、昨年の6月議会で、国の第3次補正予算に即対応できるような体制をと提案をしておりましたけども、早速、建設部のほうで、即対応していただいたようですが、その結果がどうだったのか。また、この令和3年度の事業費分の確保はどれぐらいできたのか。その点をお知らせください。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいまの自転車歩行者専用道路整備事業に係る国の第3次補正予算につきまして、8億5千万円の内示をいただいております。 予算については、この後、追加議案において補正予算を提出させていただくことといたしております。 後のほうについては、部長のほうから。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  令和3年度の事業費はどれくらい確保できているのかという御質問ですけども、交付決定は4月以降になってくるわけですけども、令和3年度の事業費につきまして、今回の議案第23号、令和3年度の一般会計当初予算(案)の中に、国の交付金事業分としては約4億5千万円を計上させていただいているところでございます。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  今、部長が言われたこの額ですけども、大体、今度の1期地区の分の工事としては今回のだと思うんですけど、今、先ほど言いましたように、市長の施政方針では、2期地区、3期地区の測量設計業務も並行してやっていくというような話だったんですけども、そこら辺の予算的な面も、この当初の分で足るという考えなんでしょうか。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  予算につきましては、先ほど市長から説明がありました国の3次補正の分、約8億5千万、これと合わせたところで執行をしてまいりたいというふうに思っております。 その中で、1期地区の完成と、そして2期、3期地区の測量設計、これを目指してまいりたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  安心いたしました。とにかく、せっかく国のを取り付けて、早めにやはり完成を目指してもらえれば、国からの62.7%の補助あたりももらえるうちに、この2期地区も3期地区も計画どおり完成するように目指していただきたいと思います。 次の光ファイバー網の整備についてお尋ねいたします。 施政方針では、令和4年3月末までに整備を完了し、令和4年4月からのサービスが提供できるよう取組を進めると言われました。そこで、現在どこまで整備がされており、残りをどのような計画で進めていかれるのか、お伺いをいたします。 ○議長(林田久富君)  川島総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  光ファイバー網の整備についての現在の状況についてのお尋ねですけども、これにつきましては、現在、NTT西日本に対し、令和3年1月29日付で国から補助金の交付決定がなされたところでございます。それを受けまして、NTT西日本から、本市の補助金に対する申請書の提出がなされたため、2月16日付で補助金の交付決定を行っております。 今後は、詳細設計・調査等を行いまして、直ちに工事に入るということでお聞きをいたしております。 議員おっしゃったとおり、令和4年2月までに全ての工事を完了し、回線開通の試験を行って、令和4年4月から一斉にサービスの提供を開始するということで、今お聞きをしているところでございます。以上です。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  それでは、その計画なんですけども、あくまでもNTT西日本に工事も全部任せられているのでしょうけども、今のところは、引かれているところも、かなり国道筋辺りでは結構あると思うんですけど、どこら辺までは大体今整備が行っていて、今後、山手のほうまで全世帯という考えは変わっていないと思うんですけども、そこら辺、どこまでされるのか。実際、全世帯やるんだというのは変わらないということでしょうか。 それと、これだけの広範囲ですので、どの辺からやっていくのか。それとも、何か所か場所場所、工事は、この日数からいけば、その1か所からずっと片詰めてというわけではないのかなと思うんですけども、その辺のことは聞いておりませんか。 ○議長(林田久富君)  総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  この光ファイバーの件につきましては、当初お話をしたとおり、各旧町単位で考えましても、深江、布津、有家、西有家、それに口之津、加津佐、この6町については、国道沿いについては引いてあると。ただ、山間部については、そういう状態ではないというふうなことで、やはり利用者が少ないところについては、NTTも自己資金を使っての整備というのはなかなか難しかったというふうに聞いております。 そういう中で、あとは全然引いていなかった北有馬と南有馬地区の2町と、あとの6町につきましては、山間部が全く現在引いてありませんので、そういう分を含めて全ての地域で光ファイバー網が整備できるようにやるということで、今回の国の臨時交付金を使いまして、その整備に着手をしているというふうなところでございます。 場所について、どこから進めていくかという部分ですけども、これについては全地域一緒に進めていくということで現在のところは聞いておりまして、どこから開通を先にするということでは今のところないということで、今お話をしましたように、令和4年2月までには全ての工事を完了するということで、今のところはNTTのほうからお聞きしているところでございます。以上です。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 安心しました。全体的に進めていただければ、特に山間部はかなり時間もかかるだろうしというのが、私も山の上におりますので、そこを心配しておりました。ありがとうございます。期待しております。 次に、公共交通対策で、コミュニティバス創設などの構想に、既存のスクールバスの活用を検討していくというような、市長も言われましたけども、このことは本当にありがたいなと思っております。 ただ、スクールバスだけではどうしようもないので、またコミュニティバスとかタクシーとの関連も含めて、地域の実態に応じたサービスの提供に向けてというような話もされておりましたので、ここのところをぜひしていただいて、今回通告していたように、市長が構想でこう言われたので、どの地域辺りが必要だなと思われているのかなというのがあれば、お伺いしたいと思いますけど。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  現時点では、具体的な地域を特定する段階にはまだ至っておりません。まず、市内の地域公共交通の再編については、市民の皆さん方に、それぞれの地域の実情、現状をお聞きし、既存の交通事業者とも協議を進めてまいりたいと。既存のバス会社であったり、いろいろなほかの交通会社がありますので、そういうところも含めたところで協議を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 もう一つ、前に、いつだったか、はっきりした年度はちょっと言えないんですけど、各町バスを3か月ずつシミュレーションというか、実際やられて、なかなか利用が少なくて断念された経緯があると思うんですけども、この場合も高齢者用に回したはずだったんですけども、自治会に1か所停留所があってということなんですけど、やはり高齢者の場合は、バス停まで行くのが困難というような方がかなりおられると思うんです。だから、ここのところが一番ネックにまたなると思うんです。 だから、本当に大きいバスとかを回すんじゃなくして、前、デマンド交通あたりの提案をしたこともあったんですけども、タクシー会社さんあたりも、タクシーが遊んでいてしているというようなこともあるので、そこら辺の活用で何とかできるような方法も考えていただけないかと思うんですけども、その点ではどうでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員がおっしゃった、市で計画をして市内をバスで回してという、3か月間でしたか、あれはもう10年は越したと思うんですが、なかなか利用度がないということで、以上もうその期間が終わったらそれでということでした。あれから十何年たって、市内の高齢化率も上がってきた。そういう年齢構成が上がってきた中で、各地域のそういうニーズがどういうふうにあるかということも含めたところで、今回、市内の皆さん方の現状というか、実情をよく聞いてといったのが、先ほどの私の発言でありました。 だから、通り一遍の大きなバスをばっと回すということも含めて、排除するということではありませんが、どういうものがその実態に合うかということになりましょうから、いろいろそういう部分は検討を重ねて進めていかなければというふうには思っております。 ○議長(林田久富君)  中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  ありがとうございます。 ぜひ、やはりそういうちょっと離れたところも考慮していただいて、検討していただければと思います。 最後に1つ残っています。マイナンバーカードの普及促進についてもちょっとお伺いしたいと思います。 令和2年10月から、出張申請の受付開催をされましたけども、この成果を聞いています。私も聞いたんですけども、ただ、今回、市長が施政方針で言われている出張申請のやり方を、もうこの前、終わったみたいな話だったんですけど、新たにまた続けていくと。これからも出向いて開催していただけるということで、これは大変皆さんありがたいと思います。できれば、小単位ででも希望があれば出張してもらえるような対応を。 あと、第4次の改革のやつでは、3年度は98%まで持っていくような予定が書かれてありますけども、その点も変わらないのか。その小単位と、もう時間が来ましたけども、答弁ができれば、お願いします。 ○議長(林田久富君)  最後の答弁でお願いします。深松市民生活部長、手短に。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  今御質問がございましたマイナンバーカードの出張申請受付会の成果は、大変好評でございまして、現在、深江から北有馬までを実施しておりますけれども、2,050人、深江から北有馬の人口に占める割合の約7%の方に御利用いただいておりまして、それ以外にも相乗効果等があって、一月当たりの申請数も3倍程度に増えているという状況でございます。 そして、最後におっしゃいました今後も、今年の6月までに加津佐まで市内全域を一通り終了した後については、また市内の公共施設などを利用して実施をしたいというふうに考えておるところでございます。 先ほどおっしゃった、また小単位でも希望があれば出張していただきたいということですけれども、会場とか日程調整等が終了いたしましたらば、柔軟に対応をしたいというふうに考えております。 本市としての加入率の目標については、令和5年3月末でほとんどの人がマイナンバーカードを所持することの目標設定が国のほうでなされておりますので、これに沿って、さらなる普及促進を図ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
    ○議長(林田久富君)  中村議員、締めてください。 ◆14番(中村久幸君)  どうもありがとうございました。 時間30分なので、全部は無理かなと思っていましたけど、何とか最後まで聞くことができました。皆さんの簡明な答弁のおかげです。ありがとうございました。 これで、中村久幸の質問を終わります。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、14番、中村久幸議員の質問を終わります。 以上で、市政一般質問を終結します。 ここで11時20分まで休憩いたします。     午前11時12分 休憩     午前11時20分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2、議案第3号「南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について」から日程第26、議案第27号「令和3年度南島原市下水道事業会計予算」まで、以上25件を一括議題といたします。 これより通告に基づいて質疑を行います。 なお、委員会付託前の質疑につきましては、概要・大綱にとどめ、詳細につきましては委員会でお尋ねいただきますよう御協力をお願いいたします。 また、質疑ですので、会議規則第55条の規定により、意見、要望は差し控えられますようにお願いいたします。 まず、議案第3号「南島原市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  それでは、質疑します。 この第35条は、附則に施行日が7月1日となっていますが、なぜ7月1日なのか伺います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  議案第3号につきまして、第35条、施行期日について、なぜ施行日が7月1日なのかという質疑でございますが、本条例は、大規模太陽光発電の設置を希望する事業主に対し、事前協議や住民説明会など、これまでになかった義務を負わせた上で、許可申請を行わせるというものであるため、事業主を含めた多くの市民に対して、3か月の周知期間を設けるため、施行日を7月1日としておるものでございます。以上です。(「分かりました」という金子議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  次に、7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は、この改正案に対して、規則で定めるという説明があっていましたので、規則表の提出を求めたいと思いますが、可能なのか。 それと、これまでに設置をされていると思うんです、太陽光はたくさん。今回のこの条例と照らし合わせてされるのか、もう既に建設されている分は対象外なのかということをお尋ねしたいと思います。一応1回目の質疑です。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  高木和惠議員の質疑にお答えいたします。 議案第3号につきまして、規則表の提出はとの質疑ですが、規則につきましては、現在、条例を基に整備中でございますので、現時点での提出はできないと思っております。 次に、これまで設置されているのは対象外なのかとの質疑でございますが、先ほど金子議員の質疑にもありましたように、条例の施行日が7月1日となっておりますので、それ以前に設置されている施設は今回適用はされないということです。以上です。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  規則について、今の提出ではなくてもいいんですが、作られたときに、後で結構なんですが、提出を求めたいと思います。 それと、第24条に、委員は学識経験を有する者のうちから市長が委嘱するというようになっております。この学識経験を有する者のうちからということになれば、この学識経験を有する者以外の人というのはどういうのがあられるのか。普通、今までは、学識経験を有する者を市長が委嘱するというようなことだったと私は感じているんですが、今回は学識経験を有する者のうちから市長が選ぶということになっているんです。この学識経験者のうちということになれば、何かそれだけの人数があられるのかなと思うので、その辺のところを説明求めたいと思います。 それと…… ○議長(林田久富君)  高木議員、通告外になっていますので。 ◆7番(高木和惠君)  通告外じゃなくて、この条例に対して、みんなを書かにゃんわけですか、通告は。関連でしょうもん。つまらんわけ。書いとっとだけしかされんわけですか。(「当たり前」という声あり)何が当たり前って。 ○議長(林田久富君)  うちの場合は通告制を取っておりますので、質問したいということについてはちゃんと書いていただいたほうがいいと思います。 ◆7番(高木和惠君)  書いていただいたほうがよかろうけども…… ○議長(林田久富君)  だから、一番最初に言ったように、概要・大綱と言っていますので、そういった部分には委員会に任せていただきたいと思います。 ◆7番(高木和惠君)  分かりました。委員会にお任せします。この辺のところを検討して、委員長報告でしていただきたいと思います。ありがとうございました。 もう一つ、ついでに、今までの条例の中では、この報酬は委員長と委員の区別があったのも私は記憶しているんですが、今回は6千円となっておりますので、6千円だけなのか、そこら辺の区別はしないのかということについて、委員会のほうで結構です。ありがとうございます。検討いただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  次に、近藤一宇議員の……(高木議員の発言あり)1回目の答弁はあったと思いますけど。(高木議員の発言あり)加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  規則のほうですけど、条例の承認をいただいた後、公布することになりますけど、規則についてもそのときに公布するようにしておりますので、そのときにはお渡しできるかと思います。 ○議長(林田久富君)  次に、2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  議案第3号で、条例案をよく読みまして、分からないところがありましたので、質問します。 第何条と書いていればよかったんですが、すみません、書いてなかったので、分かりにくいと思います。 まず、1つ目の、審議会委員は市長が委嘱すると、学識経験を有すると書いてあるんですが、ここが曖昧じゃないかと、学識経験。どんな人を選ぶのか。それから、選任が決定したら南島原市民に公表するのか。それから、10人以内とあるが、最少で何人以上ぐらい選ぶのか。初めから10人になればいいですけど。 2つ目に、南島原市景観条例、これは平成22年南島原市条例第21号に書いてあるということですが、この目的と基本理念は何か。今度の条例案に関係しますので、述べてもらいたい。 それから、3つ目、第13条、事業区域の面積が1ヘクタールを超える事業を行おうとするときは市長の許可を受けなければならないとあります。どうして1ヘクタールを超えるのか。それよりちょっと狭かったという場合にも影響があると思うんですが、その場合どうするのか。 最後に、報酬及び費用弁償は日額6千円とされていますけども、ほかの市とかいろんな事業と比べてこれが適当なのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  近藤一宇議員の御質疑にお答えいたします。 議案第3号につきまして、審議会委員は市長が委嘱、学識経験を有するといっても曖昧、どんな人を選ぶのか、選任したら公表するのか、10人以内とあるが最少で何人ぐらいかとの質疑でございますが、審議会委員につきましては、基本的に市役所の関係部局の職員であったりとか、農業委員会、自治会長会、漁業協同組合などの各種団体の関係者を予定しております。 選任者の公表につきましては、予定しておりません。 それと、人数につきましてですけど、特段最少人数の定めはございませんが、おおむね10人となるよう選任に努めてまいります。以上です。 ○議長(林田久富君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第3号につきまして、南島原市景観条例の目的と基本理念は何かとの御質疑でございましたが、目的は、南島原市景観条例第1条に、この条例は、南島原市における景観の形成に関し必要な事項及び景観法の規定に基づく手続等について必要な事項を定めることにより、市、市民及び事業者が協働し、市の良好な景観の形成によるまちづくりの実現を目指すことを目的とするというふうになっております。 また、基本理念につきましては、第2条に、本市固有の雄大な自然景観・農地景観、本市を代表する歴史的資源など、本市が有する特性に十分配慮し、南島原らしい景観の保全・育成・形成による豊かなまちづくりを実現するために、良好な景観形成を推進するものとするというふうになっております。 ○議長(林田久富君)  加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  3項目めですけど、事業区域の面積が1ヘクタールを超える事業を行おうとするときは市長の許可を受けなければならない。どうして1ヘクタールを超えるなのか。それより狭くても影響があると思うがとの質疑でございますけど、たとえ1ヘクタール未満であっても影響はあるとは思われます。 ですから、本条例では保全地区を定めており、土砂災害特別警戒区域や市景観条例で定めた重点地区など、開発面積に関係なく、全て許可の対象としております。 保全区域以外については、森林法の開発行為や市の景観条例に準じて1ヘクタール以上を対象とさせていただいたということでございます。 次に、報酬及び費用弁償は日額6千円となっているが、ほかと比べて妥当かとの質疑ですが、ほかの審議会の委員の職務と照らし合わせても妥当な金額であると考えております。以上です。 ○議長(林田久富君)  2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  ありがとうございました。 ○議長(林田久富君)  これで議案第3号の質疑を終わります。 次に、議案第4号「南島原市適応指導教室条例の制定について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  4号に質疑を出しておりますのは、指導員は何名か、資格は必要なのかどうかということを聞いています。 それと、現在の状況、児童数、生徒数、その辺のところを通告しておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  現在、6人の指導員を配置いたしております。免許あたりですけれども、6名のうち4名は教員の免許状を有しております。それから、残りの2人につきましては、民間の資格ではございますけれども、心理士の資格を有しております。 必ずこういった資格を持たなければならないということではございませんけれども、一定のやっぱり指導をしていかなければならないという業務の特徴がございますので、私どもとしては、こういった資格を所持している方を任用しているという状況でございます。 それから、現在の児童数につきましては、2月末現在で5人通っているという状況でございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  生徒数に対しては、中学校か小学校かということをお尋ねしてよろしいですか。 ここの布津の廃校になった学校、これは廃校になったときに私も初めて行ったんですが、この場所はいいですねと。今までの不登校の人を北有馬のほうでといって、あんまり場所的によくないようなことを聞いていましたので、ここは六角形か八角形か何かそういうイメージだったんですが、日当たりもよくて、ここはいいですねということで、ここをぜひそういうものにふさわしいからしてほしいねというのが、布津の統合のときのことですから、それから何年かたっていますよね。 説明を聞いたら、ずっと移動されてきて、この場所を今既にされていますと。そこに今回条例を設定するということですが、いつ頃から布津をその場所にされておったのかというのを尋ねてよろしいでしょうか。 ○議長(林田久富君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  児童生徒数の5名の内訳でございますけれども、小学生児童が1人、それから中学生生徒が4名ということでございます。 それから、現在の旧布津第一分校、これの跡地といいますか、使い始めたのが……。ちょっとすみません、確認をしますので。(「後からでもいいです」という高木議員の発言あり)すみません、ちょっと今資料を持ってきておりませんので、後もってお知らせをさせていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ここを8時頃から3時頃までという時間になっていますが、給食はここにもやっぱり持っていかれるのかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  ちょっと今そこまでは調べておりませんでしたので、恐らく多分弁当かなと思いはするんですけれども、後もってお答えさせていただいてよろしいでしょうか。(高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  これで議案第4号の質疑を終わります。 次に、議案第5号「南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  議案第5号について、分からないところがありましたので、質疑をします。 南島原市宅地開発事業特別会計で、宅地開発事業を中止することに伴い特別会計を廃止するためと提案理由にあります。宅地開発事業とはどんな事業だったのか教えてもらいたい。 それから、旧口之津第一小学校跡地を宅地開発して市内在住者を増やす計画は、全員協議会で詳しく説明がありました。宅地造成のためには、旧口之津第一小学校までの道路整備が必要で、予算も大分かかると、そのとき思っていましたが、特別会計を廃止するのは、宅地造成したときの需要者見込みがなくなったのか、道路整備のための土地交渉が進まなかったのか、その辺の状況をお聞きしたいと思います。以上です。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  近藤一宇議員の質疑にお答えをいたします。 議案第5号につきまして、1つ目、宅地開発事業とはどんな事業だったのかとの御質疑ですが、旧口之津第一小学校跡地の活用を検討する中で、人口減少対策として28区画の宅地を整備して分譲するというふうな計画でございました。 次に、この事業を廃止、中止するということについて、宅地造成したときの需要見込みがなくなったのか、それとも道路整備のための土地交渉が進まなかったのかという質疑でございますけれども、最近の宅地分譲の動向を踏まえて、住宅ニーズの減少など、事業の妥当性を検討した結果、需要の見込みは低いというふうに判断をしまして、中止をすることにしたということでございます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第5号の質疑を終わります。 次に、議案第6号「南島原市新型コロナウイルス感染症対策資金利子補給等基金条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  この議案第6号、このような議案、なかなか僕も分かりにくいので、質疑しました。 新型コロナ対策については、たくさんのこれまで対策、支援がありましたけども、その辺を聞こうと思いましたが、そうじゃなくて、利子及び保証料等補助対象融資ということで、この内容を知りたいと思います。以上です。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。菅地域振興部長。 ◎地域振興部長(菅三郎君)  議案第6号につきまして、利子及び保証料等補助対象融資の内容を知りたいという御質疑でございますけれども、これにつきましては、長崎県の制度融資と日本政策金融公庫の融資の、大きく分けて、この2つがございます。 まず、長崎県の制度融資についてですが、これについては、中小企業の資金繰り支援のための貸付原資の一部を長崎県が金融機関に一旦預託をしまして、それを基にした融資ということで、これにつきましては、国が創設した保証料・利子補助に係る統一保証制度というものを利用しまして、全てではありませんけれども、3年間実質無利子ということで融資が受けられるというふうなものでございます。 その中でも、対象となる資金につきましては、緊急資金繰り資金、これが環境変化対策というものだそうです。それと、新型コロナウイルス感染症対応資金、この2つの資金というふうなことでございます。 次に、国の日本政策金融公庫の融資についてですけれども、こちらにつきましても国の中小企業等に対する資金繰り支援として、特別利子補給制度が適用された資金ということでございます。これにつきましても、全てではありませんけれども、該当するものについては、3年間実質無利子で融資を受けられるというものでございます。 少し小さいところを言いますと、その対象となる資金として、国民生活事業という区分の中で、小規模事業者経営改善資金と新型コロナウイルス感染症特別貸付、中小企業事業の中で、新型コロナウイルス感染症特別貸付と、あと生活衛生事業という区分の中での生活衛生新型コロナウイルス感染症特別貸付、こういう資金が対象となるということで、市では、実質無利子分を除き、借り入れた日から5年以内について、先ほど国・県は3年と言いましたけれども、それを補完する目的として、5年以内についての利子、保証料を補助をするというような内容でございます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第6号の質疑を終わります。 次に、議案第7号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」は、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第8号「南島原市深江ふれあいの家条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  この議案については、社協に指定管理されていると思うんですけれども、社協に対して問題はなかったのかということと、私もふだん思っていたんです。月曜日が祭日だったら、それがまた次の日にいくと。日曜日に重なったら日曜日をまたずらしてというのがよくあるんですけども、今回この条例で、このふれあいの家は改正されますが、ほかにこういうのはないのかなということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。林田福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  高木和惠議員の質疑にお答えをいたします。 議案第8号につきまして、社協の管理と思うが問題はないのかとの質疑でございますが、この指定管理者でございます社協とは十分協議を行った結果、見直しを行うものでございます。特に問題はないものと認識をしております。 次に、ほかの施設の改正はとの質疑でございますけれども、今回のふれあいの家をほかの高齢者施設に合わせたということでの改正でございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第8号の質疑を終わります。 次に、議案第9号「南島原市国民健康保険条例の一部を改正する条例について」は、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第10号「南島原市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私の通告ですけども、通告を読みますと、島鉄跡地利用の事業によって条例の改正が必要となったのかということを通告しておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第10号につきまして、島鉄跡地利用の事業によって条例の改正が必要になったのかとの御質疑でございますが、今回の条例改正につきましては、島鉄跡地利用の事業によるものではございません。 国が定めます道路構造令が一部改正されたことを受けまして、その改正に対応するよう市の条例も改正を行うものでございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  国のほうがこういうことをしたので、うちもそれに伴って改正をするという説明ですが、たまたま今回、これが国のほうで条例化されるということになれば、すぐ思い浮かんだのが歩行者自転車道路、このことを私が思ったので、それには全くこれは当てはまらないのか。あそこは歩行者も歩く道路ですから、これによってすると、ベンチを置くとか、歩行者の利便のために、この条例が私は何かできたような感じだったんです。だから、その辺のところを、歩行者というのがありますよね、今度、自転車歩行者道路ですから。そのところに今のは全く関係ないとおっしゃっているんですか。これは2回目の質疑ですけど、その辺のところを求めたいと思います。 本当なら、私は歩行者の利便性よりも、国に対しては、国道に歩道がないんですよ、南島原市は。歩道がないところがたくさんあるんですよ。国に私はそれを言いたいの、本当は。国道に歩道がないんですよね。これは、それよりも歩行者の人に対する条例改正と思うんですけども、そうなれば、今回、歩行者優先の道路を造ろうとしてますよね、あなたたちは島鉄跡地に。それには全く関係ないとおっしゃるんですか。ベンチとか何とか置かないとか。歩行者の人が歩きながら、きつかけん休むとか、そういうのは関係ないのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今の御質疑ですけども、歩行者自転車道路を計画しているものについて、この条例改正に関係がないのかということですけども、今計画しております歩行者自転車専用道路については、やはり一定の休憩施設等は設けなければいけないということで考えております。 その中で、位置等はまだ今検討中でございますけども、中には駅舎等を活用したものとかも考えておりますし、場合によってはその道路敷内に休憩場所等を設置するということもあり得ます。 そういうことであれば、今回、道路構造令で新設されました歩行者利便増進道路というのには該当してくることになるかと思います。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そうですよね。歩行者利便増進道路なんですよね。この島鉄の跡地は、これ市長が勝手にもらわしたやけんですよ、市長が考えたごと今造ろうとされているんですから、市長の考えを求めたいと思います。 今、建設部長がそういうことになろうかと思いますということで、市長もその考えに基づいてやっていくんだということなのかどうなのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、部長が答弁したこととずれはしないと思います。(高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  次に、2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  議案第10号について質疑します。 私も自転車歩行者専用道路のことで、この条例が変わるのかと思っていましたが、道交法の改正でということでした。 第43条の2が新たに設けられて、4つの言葉が出てきます。歩行者利便増進道路、自転車歩行者道、自動車歩行者専用道路、歩行者専用道路、これらは似ている言葉ですが、それぞれの違いを説明してほしいということ。 それから、第33条に新たに加わった施設として、自動運行補助施設というのがあります。これはどんなものか説明をお願いします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第10号につきまして、まず第43条の2に新たに設けられた4つの言葉ということで、歩行者利便増進道路、それから自転車歩行者道、自転車歩行者専用道路、歩行者専用道路、それぞれの説明をしてほしいという質疑でございます。 まず、歩行者利便増進道路とは、今回、道路構造令の改正で新設されたものでございますけども、にぎわいのある道路空間を構築するため、歩道等の中に、歩行者の利便増進を図る空間、例えばベンチやテラス等の休憩施設など、そういうものを設けることができる道路ということでございます。 次に、自転車歩行者道とは、これは道路構造令第2条第1項第3号に規定をされておりまして、自転車及び歩行者の通行に供するため、縁石または柵その他の類する工作物にて区画して設けられる道路の部分ということでございます。 次に、自転車歩行者専用道路につきましては、これは道路法の第48条の13第2項に規定されておりますけども、自転車及び歩行者の一般の通行の用に供する道路。 そして、歩行者専用道路は、同じく第48条の13第3項に規定されておりますけども、歩行者の一般通行の用に供する道路として設けられる道路ということでございます。 次に、第33条に新たに加わった施設として自動運行補助施設、これはどういうものかという質疑でございますけども、自動運行補助施設とは、電気・電磁的な方法によりまして、自動車の自動運転の運行を補助するための施設で、電磁誘導線や電磁マーカー、そういうものを指しております。以上です。 ○議長(林田久富君)  これで議案第10号の質疑を終わります。 次に、議案第11号「南島原市立公園条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私が通告しておりますのは、公園の写真の提出をと通告しておりました。そしたら、事前に写真の提出をいただいております。これを見たところ、私がちょっと認識が間違っていたように感じますので、これはもう部長と相談した結果、ここに管理状態の説明とか書いていたんです。委託費などとか人数とか、そういうのを書いていたんですが、これを改めて見てみますと、その他の公園ということで、今回は農林とか地域振興かな、そういう3つのところからのとを約20ぐらい建設課のほうに移動されて管理をされるということになっています。 私は、この写真を見て気づいたんです。西有家に限れば、みそ五郎公園とか、管理棟とか、ああいうのがあるところの公園は教育委員会なんです。西有家に幼稚園があった、その隣のとは、小さいけども、これは建設課だったんです。建設課とか教育委員会とか、そういうのを私はまとめて今回なるのかなと、ちょっと勘違いをしていたんですが、今回は、その他の公園だけが建設課のほうに移行するというようなことなんですよね。 だから、その他の公園以外を建設課のほうに移動するということは全く可能性がないのかどうか、その辺のところの答弁を願いたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今、御指摘がありましたように、今回、市内全ての公園を都市計画課の管理とするというふうなことではございません。 その中で、おっしゃられたように、例えば、みそ五郎公園とかは、これは教育委員会が管理する体育施設と隣接して一体的な管理を行っていただいているので、引き続き教育委員会のほうで行っていただくということで、現時点で考えられる管理移行が可能なものということで、今回20施設を条例に加えさせていただいたところでございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  分かりました。 あとは、これは委員会で審議していただきたいんですが、公園の管理に対しては管理委託料があるそうなんですが。個々に、今までもその人たちからは訴えがあっているんですが、管理者の状態、委託費とか、何かそういうのが不満があられるようです。どこまですればいいのか、一生懸命されようとしていても、なかなかこちらの言うように草刈り機が届かないとか、こっちから要請して一生懸命しようかと思って言っているのに、今度は草刈り機の刃が届かないとか。 届かないということはせんでもいいということじゃないんですかと私は言っているんですが、本当はそうじゃなくて一生懸命されているんです。その人たちの考えにもう少し柔軟に対応してもらえんかなというのを、それは多くのここにいらっしゃる議員さん、皆さんの耳に入っていると思うんですよ。その辺のところを今回、私はここで質疑を終わりますけども、委員会のほうでその辺のところは十分理事者側に訴えていってほしいと思います。知らなければ私のところに聞きに来てください。私はたくさん聞いていますので、不満を。以上です。 ○議長(林田久富君)  本来なら答弁が要るんですけども、答弁ありますか。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今、いろんな委託、主に個人委託のほうだと思うんですけども、そちらのほうで管理をしていただいて、そういう方たちの中には、こちらが想定する以上に仕事を頑張って本当にやっていただいて、大変ありがたいと思っているところもございます。 ただ、そういう中で、中には、先ほど言われたように草刈り機がちょっと届かないとかいうところは、こちらで見ても危険だなというふうに考えるところがありますので、その辺は大変気持ちはありがたく思うところなんですけども、やはりけが等があると重大な事故につながるということがございますので、その辺はもうこちらで業者のほうに委託をしますということで、そういうお願いをしていることもございます。(高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  今2回です。高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  すみません、今の答弁ね、私は余分な仕事をされようとしとるとは言っていないんですよ。草を切らんばならんところに対して、刃が届かないとか、ガソリンが届かないとか、そういうのであって、危ないからもう切らんでもいい、こちらのほうで委託しますというのは、ちょっと今の私の考えとは合わないんです。 せんでもいい草刈りをしようと言うとらすとじゃなくて、草刈りも業務の一端として入っているところで、なかなかこっちの要望が届かないと。ガソリンも届かない、草刈り機の刃も届かない。最初は、草刈り機自体もあったのに、これを修理してなかなか届かない。自分たちのを持っていって使っているとか、いろいろあるんです。 建設部長が知らないだけと思っているんですから、市長、副市長、あなたたちが一番トップですから、こういうのをやっぱり聞いて、今度、委員会のほうで言われると思いますので、その辺のところをよろしく。ちょっと間違っている、建設部長が今したのは。新たに、こちらで業者のほうやりますのでしなくていいんですよという答弁では、これは納得できないですよね。ということですので、取りあえず一応ここで終わります。 ○議長(林田久富君)  答弁。浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  大変申し訳ございませんでした。 今、建設部のほうで委託している分につきましては、機械等は全て持込みでやっていただいていますので、その辺のところが違いがあれば、統一していきたいというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  次に、2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  議案第11号について、提案理由に、公園の維持管理業務の効率化を図るため公園の所管替えを行うものとあります。これまで20の公園の所管でありましたが、これはどこの所管であったのか。これまでの20の公園です。 それから、条例案では新たに20の公園が加わり40の公園になります。新たに加わった公園20はこれまでどこの所管だったのか。それぞれについては詳しくおっしゃらなくていいと思います。 効率化を図るというけども、これまでとこれからどう変わるのか教えてもらいたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  これまでの20の公園の所管はどこだったのかという御質疑でございますけども、これまで観光振興課で管理していたものが5か所、それから都市計画課で管理していたものが13か所、教育員会が2か所でございます。 次に、新たに加わった公園20はどこの所管だったのかという御質疑でございますけども、これは観光振興課が4か所、こども未来課が12か所、農村整備課が4か所でございます。 次に、効率化を図るというが、これまでとこれからどう変わるのかという御質疑でございますけども、これまで所管が複数の部局だったこともありまして、誰が管理して誰に言っていいのかというのが分かりづらくて、市民の方の問合せ等についても大変時間を要して、御迷惑をかけるということが多かったというふうに反省をしております。そういうことで、今回、管理部局を集約することで、その辺の対応がよりスムーズになるというふうに思っております。以上です。 ○議長(林田久富君)  これで議案第11号の質疑を終わります。 ここで午後1時30分まで休憩します。     午後0時05分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第12号「南島原市立小・中学校体育施設の利用等に関する条例の一部を改正する条例について」から議案第15号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」まで、以上4件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第16号「学校給食センター新築工事(建築)請負契約の変更について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  議案第16号について質疑いたします。 すみません、これは議案の説明のときに説明があったと思うんですけれども、ちょっとこの第16号、第17号、第18号、3つともきちっと聞いていなかったので、この変更内容について、すみませんが、もう一度教えてください。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  金子憲太郎議員の質疑にお答えをいたします。 議案第16号につきまして、工事内容の変更はどのような変更をしようとしているのかとの質疑でございますけれども、工事の増額となる主なものにつきましては、配送・回収前室のシャッターの隙間から虫が侵入しないよう防虫ブラシを追加したこと、機械設備の目隠し用の鉄骨を亜鉛メッキ仕上げとしておりましたが、周囲の景観に配慮した色彩とするために塗装を追加したこと、土工事において、搬出先の堂崎港で処分土の敷きならしを追加したことでございます。 また、減額の主なものにつきましては、建物下の支持地盤が全体的に想定より浅かったため、コンクリートの数量が減ったことでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  4番、金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  はい、分かりました。 これは、全部この3つそうですけど、設計の最初から分かっていたんじゃないかなと思いますので、委員会でそこら辺は詰めていただければと思います。 そして、この変更をするときには、一番かがみのところに今言われたようなことを書いていただくか、それでもなければ、最後にある図面を見て分かるように、色分けするなり、何か説明書きを入れてもらうかしておけば、こんな余計な質問はしなくてよかったと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  栗田教育次長、今の分の答弁。 ◎教育次長(栗田一政君)  ほかの工事の分の変更もございますので、検討をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  次に、7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私の通告です。変更が生じた時期はいつ頃なのか、変更について、誰が対応したのかということを通告しております。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第16号につきまして、変更が生じた時期、変更について、誰が対応したのかという質疑でございますけども、まず変更の原因が生じた時期につきましては、シャッターに防虫ブラシを追加した変更と、それから機械設備の目隠し用鉄骨に塗装を追加した変更、これにつきましては令和2年12月でございました。それから、土工事における搬出先での残土敷きならしを追加した変更とコンクリート工事の数量が変更したこと、これは5月に指示を行っております。 次に、誰が対応したかということですけども、工事内容については、都市計画課と学校教育課、それから受注者、監理業者で月2回の定例会を開催しておりまして、そこで、問題や課題が生じたとき、そういう情報を共有して、その取扱いについて協議を行いまして、最終的には工事の発注担当部署であります建設部において判断をいたしております。
    ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今、最初に金子議員のほうで説明をもう一回求められましたよね。こういうのは本当に1回ここで聞いたぐらいでは、なかなか私はのみ込めなかったんですが、いい提案をされたので、ありがたかったと思うんですけども、先ほどの中で説明を再度聞いておりますと、これは設計の変更には値しないのかなと思ったんです。今の建設課の答弁でしたけども、これは、所管は大体教育委員会ですよね、提案は。だから、教育委員会は全くことのことには触れていないのか。教育委員会の持ち物ですよね、給食センターは。 何か虫のどうとかということもあったんですが、その辺のところも一番最初に協議して設計をして行うときのちょっと言えばミスかなと思ったんです。私たちは、口之津の給食センターのときには、虫が落ちて支障があったということで、そういうことを問題にされて使えないというようなことを聞いておったんですが、そういうことであれば、まず最初に、虫が入らないということに対しては、慎重に私は検討されていたのかなと思ったんですが、何で今のこういう時期に、虫のどうのこうの入らんようにというのを後から付け加えて追加ということにされたのかというのは、これは教育委員会にもお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  栗田教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  設計段階において、事前に想定できるものについては、基本的に全て設計に盛り込んだつもりでおります。ただ、どうしても天候の影響などで工事を進める中で変更を余儀なくされるもの、雨が続いたり、そういったものや、具体的な施設、設備の運用を確認する中で、やはりあったほうがいいよねというふうなものが、どうしてもやっぱり正直申しまして出てきます。そういったものについては、よりよいということで判断できるものについては変更をするようにいたしているところでございます。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  先ほどの虫が侵入しないようにということで、防虫ブラシの件ですけども、シャッターの部分なんですけども、基本的には、そのシャッターも虫が入りにくい構造にはなっているんですけども、より防虫効果を高めるために、今回ブラシを追加したほうがいいのではないかということで協議をして、追加をさせていただいたということでございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  定期的に協議をされているというような説明があったと思うんですが、そこには市長は、教育長はとトップの人たちも参加されておるのかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  そこに参加するのは、先ほど申しました都市計画課、学校教育課の基本的には担当、場合によっては課長が参加するということもございます。(「もう3回かな」という高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  もう3回です。 これで議案第16号の質疑を終わります。 次に、議案第17号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の変更について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。4番、金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  これも第16号と同じです。電気工事の請負契約の変更について、どういう点を変更されたのか、お知らせください。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  議案第17号につきまして、工事内容の変更はどのような変更をしようとしているのかという質疑でございますけれども、工事の増額となる主なものにつきましては、令和2年3月から適用する公共工事設計労務単価等の運用に係る特例措置についての通知に基づきまして、請負業者から特例措置の請求がなされたことに伴い、労務単価、資材単価の見直しを行ったこと。構内通信経路の工事において、施設警備のための専用の通信回線を敷設するための配管及び総合分電盤内への警備機器を組み込む作業が生じたこと。動力設備の工事において、機器の変更に伴い電線サイズ及び室内盤のブレーカー容量に変更が生じたこと。それから、誘導灯・非常用設備の工事において、消防当局の指導に基づき、避難用の誘導灯、感知器、非常灯の内容及び数量に変更が生じたこと。電灯設備の工事において、場内へ侵入した虫の駆除方法として、電撃殺虫灯を用いることとしておりましたが、虫の死骸が殺虫灯の下に落ちることが危惧されたことから、虫を捕獲する捕虫器へ変更したことでございます。 また、減額の主なものにつきましては、専用通信回線の工事につきまして、供用開始後の維持管理面を考慮し、別途、専用通信事業者と直接契約をいたす方法で施工することといたしまして、本契約の設計から外したことでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  4番、金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  分かりました。 それで、この特例措置というのは、申し訳ないんですが、どういう措置かよく知りませんので、どういうことなのか措置を教えてもらいたいというのと、機器の変更があったからということですが、何で機器の変更をされたのか。それから、何かいろいろありましたけど、消防署から注意されて個数が足りなかったとかというようなのは何となく理解できますけども、そのほかは、みんな、これも先ほどと一緒で、設計の最初の段階から分かっていたことじゃないのかなというふうに思いますので、お願いします。 ○議長(林田久富君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置についての御質疑でございますけども、令和2年2月25日付で長崎県の土木部長から各建設関係団体に出されている通知がございまして、これによりますと、令和2年3月1日以降に契約を締結した工事で、その前の旧労務単価を適用して積算をしたものについては、新労務単価で積算したものへの金額の変更を請求することができるということがありまして、それに基づいて業者のほうから請求があって、変更したものでございます。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  お尋ねの機器の変更に伴い電線サイズ及び室内盤のブレーカーの容量に変更が生じた件でございますけども、これは、当初想定しておりました厨房機器と違った厨房機器を設置するということになりましたので、若干の変更が生じたというところでございます。 それから、誘導灯とか非常灯につきましては、設計段階で消防署にも一応確認は1回はしていたということで聞いておりますけれども、実際に届出をした段階でまた指摘を受けたということで、変更させていただいております。 それから、専用通信回線でございますけれども、設計段階では工事費の中に含んでできるだろうという想定でいっておったわけですけれども、工事を進めていく中で、やはりそこは直接通信事業者と契約していたほうが、後でトラブルあるいは故障が起きたときに速やかに対応ができますよというふうなことを聞きましたので、直接通信事業者と契約をするということに変更するようにしております。 ○議長(林田久富君)  4番、金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  大体分かりました。 ただ、機種の変更の件については、もう少し納得できないので、これも委員会で詳細は詰めていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  次に、7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私も第16号と同じ、変更が生じた時期、変更について、誰が対応したのかと通告しております。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第17号につきまして、変更が生じた時期、変更について、誰が対応したのかという質疑でございますけども、まず変更の原因が生じました主なものについてですけども、時期は、公共工事設計労務単価等の特例措置につきましては、令和2年3月でございます。それから、施設警備の構内通信経路工事の追加につきましては、令和2年8月でございます。そして、厨房機器の同等品による変更に伴う動力設備工事の変更につきましては、令和2年8月でございます。 次に、誰が対応したかということでございますけども、先ほどの議案第16号と同様の対応をしております。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  もう大分前の時期に、こういう話をされておりますが、これは金額の変更だけじゃなくて設計の変更ということには至らないのか。私たちは、もう何も関係なく契約して、それがスムーズに施工されていると思っていたんですが、早い時期からずっと変更が生じていますよね。これは設計変更じゃなくて、一番最後に、金額の変更でよろしいのかなというのを今ちょっと思ったんですが。これは、担当は給食の建物ですから、次長にお尋ねしたい。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  今回の変更につきましては、先ほどもお答えさせていただいておりますとおり、設計の変更の部分と、それから若干数量の変更、この辺も入ったところで、最終的な金額ということで、契約変更の議決のお願いを今回提出させていただいているところでございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  3回目ですけど。 自分たちは、こげんして変更、変更ですよね。私たちは懸念して、給食センター、在り方の検討をお願いしていたんですけど、これはずれているかもしれませんけども。 結局、今、話を聞きました、金子議員の質疑に対して。虫が落ちるから機種の変更とかですけど、さっき第16号では、私も言いましたけども、口之津の給食センターは、私は写真入りで見事な写真をもらいました。虫が落ちるからと、食べ物に入るからと。どういうことになっているのかなと思っていたんですが、今回そこは最初からそのことは頭に入れて設計をされているものと思っていたんですが、今の説明したら、もう早い時期から、その辺の機種の変更とか、下に虫が落ちるだろうということで変更したとかありますけど、虫が落ちるというのは、もうその前に生じているんです。だから、それを言いたかったんですけど、説明があればどうぞ。 それと、もう一つ、先ほどちょっと3回で足りませんでしたので、担当がこれは追加として認めんばならんなと思ったら認めるんですか。その辺のところ、これは3回ですので。市長の決裁というのもやっぱり要るんでしょう。違うんですか。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  先ほどの虫の捕獲器の件ですけれども、当初想定しておりましたのは、電撃殺虫灯ということで、そこで虫を死滅させた後に下に落ちるという機器でございます。今回変更したのは、虫自体を捕獲してしまうというふうな装置でございまして、その辺が運用を実際考えていく中で、よりよい物ということで変更をさせていただきたいということで考えておるところでございます。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  変更内容につきましてですけども、基本的に、まず現場の打合せの中で、そういう問題提起がどこからか出てきて、それで教育委員会、建設部が持ち帰って、それぞれその案件に応じて、課長まで相談とか部長までも相談というふうなことで、最終的な対応を決めさせていただいているところでございます。 市長につきましては、通常の工事の中での変更ということであれば、そこではもう市長まで相談というのはなかなかしていなくて、よほどの重要度があるということであれば、市長まで事前に相談もさせていただくことはあるかと思いますけど、今回の分はそういうことはあっておりません。 ○議長(林田久富君)  これで議案第17号の質疑を終わります。 次に、議案第18号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の変更について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  第16号、第17号と同じです。機械の請負契約の変更について伺います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  議案第18号につきまして、工事内容の変更とはどのような変更をしようとしているのかとの質疑でございますけれども、工事の増額となる主なものにつきましては、先ほどもお答えさせていただきました令和2年3月から適用する公共工事設計労務単価等の運用に係る特例措置についての通知に基づきまして、請負業者から特例措置の請求がなされたことに伴い、労務単価、資材単価の見直しを行ったこと。排水処理槽の設置工事におきまして、掘削時期が梅雨時期と重なり、雨水などによる切土面の崩落対策として、矢板による土留め工事を追加したことや、床掘りの勾配を緩やかにしたことにより、掘削及び埋め戻し量が増えたこと。ガス設備の工事におきまして、ガス漏れ警報器、感震センサーなどの機器を追加したこと。衛生器具設備工事におきまして、自動石けん液装置、自動消毒装置などを増やしたこと。屋外の設備配置におきまして、延焼防止のための耐火壁を追加したこと。排水処理設備の工事におきまして、残土処理の搬出先の堂崎港で処分土の敷きならしを追加したこと。排水処理水の放流先を変更したことに伴い、敷設配管が延びたことでございます。 また、減額の主なものにつきましては、給湯設備の工事におきまして、給湯器とガス配管を減らしたことでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  4番、金子議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  はい、分かりました。 特例措置は、もうやむを得ないと思います。それと、土留めの矢板というのも、これも本当は分からなかったのかなと思いますが、ガス漏れ警報器が抜けていたなんていうのは、ちょっと信じられないような気がします。それから、自動消毒の機器を増やしたというのも分かります。延焼防止は、何か特別な理由があったのかなというのは、想像するだけですので、これも委員会で詰めていただければと思います。 ○議長(林田久富君)  次に、7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  これも第16号、第17号、第18号、同じです。変更が生じた時期、変更について、誰が対応したのか、お尋ねします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第18号につきまして、変更が生じた時期、変更について、誰が対応したのかという質疑でございますけども、主なものの変更の原因が生じた時期としましては、公共工事設計労務単価等の特例措置につきましてということで令和2年3月、それから排水処理槽設置工事の崩落対策の変更につきましてが令和2年4月、そしてガス設備工事における警報器などの追加につきましては令和2年5月、そして衛生器具設備工事における自動石けん液装置などの追加につきましてが令和3年1月、屋外設備配置における防火壁の追加につきましてが令和2年8月となっております。 次に、誰が対応したかということですけども、これは議案第16号で説明をさせていただいたものと同様に対応をしております。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今、聞いておりますと、本当に早い時期から変更、変更なんですが、せっかく契約をされておってですよ、その契約に基づいて、やむを得ず変更しなければならないというのが、私は変更と思うんですが、追加工事なのか変更なのかというのが、私はちょっと今分からないんですが、これに関係して聞きたいんです、通告はしていませんが。 私は令和3年3月31日までかなと思っていたんです、工期が。改めて見てみますと4月27日となっていますけど、工期の変更はなされていないんですよねというのをお尋ねしたいと思います。 そして、後からでも結構なんですが、追加工事によってなのか、それとも、私、先ほど、お金が要らなくなったところは、これは設計変更だったら減額につながるけども、お金が要らなくなった、残土のところが浅くて、何か要らなくなったから減額したと言うけど、それは業者のプラスのほうであって、変更したことによって生じれば、それは減額とか、変更によってしなければならない事業が出てきたなら、それは増額ということになると思うんですが、その辺のところがいまいち分かりません。 第16号、第17号、第18号、これを整理して出していただきたいと思います。追加工事なのか、ちょっとそこら辺の変更なのか。最初の契約に基づいてどうなのかというのが、ちょっと私は分かりませんでした。その辺のところをもう一回説明してもらっていいですか。ここで済めばここで。後は委員会もありますので、委員会でも結構なんですが、ここで発言しようと思えば発言してください。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  お尋ねの工期の話でございますけれども、当初の契約につきましては、令和3年2月11日までとなってございました。それを、今年の1月でございますけれども、延長させていただいて、令和3年4月27日までということで、工期だけは変更をさせていただいているというところでございます。金額については、まだ変更はいたしていません。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  先ほど、泥が増えたのがということですけども、これは崩落対策で、設計よりも床掘りの角度を寝せた関係で土量が増えたということで増えたと。 コンクリートにつきましてが、当初想定していたよりも硬い地盤が上にあったので、その分がコンクリート工事が減ったということでございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今、工期が2月27日というのが4月27日までに変更になったと。これは今見てみますとみんな4月27日なんです。(発言する者あり)ごめん。いやいや、これは工期の延長が3つともなっていることを今知ったんですけども。 それと、もう一つ、ちょっと言ったのが、今までの一般質問の中で、私たちは金額の増額を相当あなたたちに問題視しましたよね、11億が21億とか22億とかって。最終的に12月議会までは21億9千万と。もう21億9千万、車を買っても21億9千万に入っていますということだったんですが、もし仮に、こがん早か時期にですよ、いろいろ変更したり追加したりしておれば、また金額が増えるという懸念はなかったとかなと。去年、21億9千万ば強く言わしたけども、今回は、こういう変更契約を出すから自動的にそこは理解が得られると思われたかは知りませんけども、ずっとこげんして変更されていますよね。今年になってから急遽変更じゃなくて、もう早い時期から、去年の3月ぐらいから、追加工事とかいろいろ出ていますよね。21億9千万というのは、どういう根拠で言われたんですか。こういうのは知っておきながら、21億9千万の中にこれは入れているんですか。 ○議長(林田久富君)  教育次長。 ◎教育次長(栗田一政君)  21億9千万と議会でお答えさせていただいている分については、見込額としてお答えをさせていただいている分でございます。 この変更分については、全てではございませんけれども、大体これぐらいは想定できるだろうなという金額は入れさせていただいているところでございます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第18号の質疑を終わります。 次に、議案第19号「市道路線の廃止及び認定について」、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  これは、今まで市に認定されていた道路の狭い部分で、もう最近使っていないと。そういうのを整理しまして、路線の廃止をする。そして、なぜか知らんけども、広い道路があったけども、今まで認定していなかったので、新たにそれを認定するというようになっておりますよね。 そしたら、認定されれば維持管理を市でしてもらえるけども、この廃止した路線に対してはどのような扱いをされるのかということをお尋ねしたいと思っています。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  廃止した路線につきましては、今おっしゃられたとおり、通行不能となっていたり、通り抜けができないというふうな道路でございますけども、一部利用できないことはないということもございます。そういう方で御利用される場合は、里道と同じような取扱いということで、利用される方々で管理を行っていただくというふうな形になろうかと思います。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、里道ということで、自分たち自治会でとか、困ったときには、そういう補助金を使ってするとかいうようなことになるんですか。 そしたら、私たちが今回も最終日にこれを議決すれば、そういうふうに決まりますよね。これは市民の方たちには周知されているんですか。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議決をいただいた場合は、その後、周知をさせていただくような形になると思います。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  この議案の提出は市長ですよね。それで、担当の人は市長の命令で動くのが普通だと思うんですが、市長の考え方として、市民の声を聞いてとか、市民にちょっと声をかけて、この議案を提出されているんですよね。後から市民とのもめごとはないようにお願いしたいので、ここで聞きたいんですが、市長、どうですか。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今回、廃止認定の手続、作業をさせていただいたのが、建設部のほうでやらせていただいておりますので、その辺のところは建設部で対応をさせていただきたいと思っております。(高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  市長の指示をもらって、建設部長が対応したわけだから、そこの確認までする必要はないと思いますけど。(高木議員の発言あり)議長が思ったんじゃなくて、市長の提案を受けて部長が……(高木議員の発言あり)だからそれでいいんじゃないですか。(高木議員の発言あり) 次に、2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  議案第19号の質疑をいたします。 ずっとこの廃止される一覧を見ていますと、廃止される路線は旧有家町、西有家町、布津町が多いのですが、それはなぜでしょうかということ。 もう一つは、今、廃止された路線は里道の扱いになるとおっしゃいましたけど、別の路線名に吸収されるのかと思っていましたので、その辺をよろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第19号につきまして、廃止される路線に有家町、西有家町、布津町が多いのはなぜかとの御質疑でございますけども、有家町、西有家町、布津町につきましてが、旧町当時、比較的幅員も狭くて、どちらかというと農林道的な性格の高い道路が町道となっていたということもありますようで、現地調査の結果、現在利用されなくなっている道路が数多くあったということでございます。 次に、廃止路線は別の路線に吸収されるのかという御質疑でございますけども、通行困難で現在利用がされなくなっている路線でございますので、市道として廃止するということでございまして、別の路線に含まれるということはございません。 ○議長(林田久富君)  これで議案第19号の質疑を終わります。 次に、議案第20号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)」について、質疑の通告がありますので、発言を許可します。3番、田中次廣議員。 ◆3番(田中次廣君)  議案第20号の中で、第2表繰越明許費補正、今度は追加で45路線になっているんですが、このうち、ここに挙げております原河地区排水路整備事業、北岡地区農道整備事業、それから市道吉川中谷線道路改良事業、これについて繰越しの要因、進捗状況、完成予定日についてお伺いをいたします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。本多農林水産部長。 ◎農林水産部長(本多一郎君)  議案第20号につきまして、原河地区排水路整備事業、北岡地区農道整備事業の繰越しの要因、進捗状況、完成予定日についてとの質疑でございますけども、まず原河地区排水路整備事業につきまして御説明いたします。 繰越しの要因といたしましては、農作物の作付の関係により、工事車両、重機などの搬入に必要な工事用道路の確保に多くの日数を要し、年度内完成が困難となったことによるものでございます。 進捗状況につきましては、現在、進捗率は約40%でございます。 完成予定日につきましては、令和3年5月末を見込んでいるところでございます。 続きまして、北岡地区農道整備事業について御説明いたします。 繰越しの要因といたしましては、用地買収事務に関し、土地の境界確認において、所有者が県外を含め数名が地元在住ではなく、確認作業に多くの日数を要し、工事発注が大幅に遅れることとなったことによるものでございます。 進捗状況につきましては、発注を今後に控えておりますので、現在、進捗率はゼロ%でございます。 完成予定日につきましては、令和3年12月末を見込んでいるところでございます。農林水産部は以上です。 ○議長(林田久富君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  議案第20号につきまして、市道吉川中谷線道路改良事業の繰越しの要因、進捗状況、完成予定日についてとの御質疑でございますけども、まず繰越しの要因につきましては、この改良工事の主要な構造物の一つに、高さが7メートル程度の大型の道路構造物、補強土壁があります。この工事区間は地滑り地域となっておりまして、また水路に沿った工事の施工となっていることから、周囲の出水を回避できる秋口から春先までの渇水期での施工というふうにならざるを得なかったという理由がございます。 また、工事費におきましても、大型構造物の費用が高額でありますし、今回、工事費も5千万を超えた額となっていること、また水路や住宅等が隣接していて工事としても難易度が高いということから、年度内の完成が困難であるということで、繰越しの承認をお願いするものでございます。 次に、進捗状況につきましては、現在、進捗率は約50%でございます。 完成予定につきましては、7月末頃を見込んでいるところでございます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第20号の質疑を終わります。 次に、議案第21号「令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」について、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私の通告です。 説明のときに、なんか事務の職員が途中で辞められたということの説明があったかと思うんですが、そうであったのならば、辞めたままじゃなくて、その人に代わる人を雇用する必要はなかったのかということを通告しております。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。深松市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  高木和惠議員の御質疑にお答えいたします。 議案第21号につきまして、事務員の交代員は必要なかったのかとの御質疑でございますが、この事務員と申しますのが、市税の徴収事務員でございます。徴収をしていただく事務の方でございますけれども、当然、今後も必要であるというふうに考えております。 しかしながら、御承知のとおり、本年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等のために戸別の訪問を自粛しておりました。それで募集を本年度は見送ったというところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今の市税の徴収ということで、保険のほうですから2人体制というのは変わらないのか。その分の1人でしょうもん、この人は。違うんですか、確認です。 ○議長(林田久富君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  今回の議案第21号につきましては、全部で362万4千円の減額の分でございます。 徴収事務員については2名でこれまでも行っておりました。以上です。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、通常2名で回りますよね、忘れてませんかと、保険料の催促みたいな感じで。それが、今回はウイルスのために、私はこの説明では、なんか事務員が途中で辞めたと思っていたので、その交代員はと思ったんですが、この事業は、そういう徴収する人をもう2名とも切ったということですか。何かちょっと分かりにくくなった。(「ちゃんと説明せんね」という声あり) ○議長(林田久富君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  この徴収事務員の方については、徴収事務をしていただいていたんですけれども、先ほど申し上げましたとおり、戸別訪問を自粛したことによりまして、御自分で、私は今、戸別の訪問で徴収ができなかったら辞めさせていただきたいということで、自主的に退職をされたものでございます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第21号の質疑を終わります。 次に、議案第22号「令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、議案第23号「令和3年度南島原市一般会計予算」、以上2件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第24号「令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」について、質疑の通告がありますので、発言を許可します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  議案第24号「令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」について質疑をします。 議案書に、6款、繰入金、1項、他会計繰入金、1目、一般会計繰入金、6節、その他一般会計繰入金として1千万円組んでありますよね。 昨日も近藤議員が一般質問でやったんですけど、市民の皆さんは、とにかく国保が高いと、何とかしてくれんかというのが非常に強いんです。 昨日もあったように、一番高いのが均等割額で3万6,600円、子供が1人生まれるとこれだけ増える。だから、家族が増えれば増えるほど国保の料金が高くなると。社会保険は、国保の半分ぐらいしかないんですよね。 これまでは、南島原市も国保の負担を下げるために、一般会計から繰入金をたくさんしておりました。それは御存じのとおりです。 ところが、2018年度からですか、国のほうが市町村の仕事はやめて県に統一するというふうになって、今、県のほうに統一されていると思います。それで繰入金が減ったと。全国的にも、だから市町村の繰入金がなくなったので、国保税が高くなっております。 しかし、その中でも繰入金という節が設けられているということは、これからもそれができるのかなというのがあって、質疑なんですけども、県からは一般会計繰入金はするなというふうな指導があったのか、もし繰入れをしたならば、ペナルティー、罰というのがあるのか。この2点をお聞きしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。林田福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  小林知誠議員の質疑にお答えをいたします。 議案第24号につきまして、6款、繰入金、1項、他会計繰入金、1目、一般会計繰入金、6節、その他一般会計繰入金は、議員、先ほど1千万とおっしゃられましたけども1千円でございます。(「1千円」という声あり)1千円です。 増やさないように県から指導があったのか、増やしたら罰則があるのかとの質疑でございますけれども、令和2年度までは、高齢者の糖尿病性腎臓病重症化予防事業で国保事業の一環として事業を実施していたために、一般会計からそこに繰入金として入れていた部分でございます。 この事業が、今度、一般会計の地域保健事業の中に一体として組み込まれたということで、そこでもう一般会計から繰り入れる必要がなくなったために、今回減額したものでございます。 したがいまして、これは県からの指示でも何でもございません。指導はあっておりません。そしてまた、これを増やしたときの罰則というものもございません。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  これは、結論は分かっていますけども、今後、一般会計から繰り入れることはないということですか。 ○議長(林田久富君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(林田充敏君)  全体の流れとして、そのようなことはないと思われます。 ○議長(林田久富君)  これで議案第24号の質疑を終わります。 次に、議案第25号「令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」から議案第27号「令和3年度南島原市下水道事業会計予算」まで、以上3件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 以上で議案第3号から議案第27号までの質疑を終結します。 日程第27、同意第1号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」から日程第29、同意第3号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」まで、以上3件を一括議題といたします。 これより質疑を行います。 まず、同意第1号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  固定資産評価委員ですか、私の通告です。 資格が要るのか要らないのか、審査会は年に何回か、予算として幾ら計上か、委員選任までの手続をということで通告しております。 この同意第1号に対しては、公務員の方です。当時、役場職員ということになっておりますが、最終的に24年5月26日から現在まで、今回3期目の再任をこの方にということで、私は本人に個人的にどうとかということはないんですが、ずっとこのようにして、松本市長はなかなか温厚な方で、切ったりすることは苦手な方なので。でも、任期があるので、その任期が来たら、やはり誰かに交代するというようなことを私は心がけてもらいたいと思っていたんですけど、そのようなことで、これを通告しましたので、よろしくお願いします。
    ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。深松市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  高木和惠議員の御質疑にお答えいたします。 同意第1号につきまして、資格の有無との質疑でございますが、資格について特に定めはございません。 次に、審査会は年何回、予算との質疑でございますが、定例的な委員会が年に1回と、納税義務者からの審査の申出があった場合に開催をいたすことといたしております。 また、予算についてでございますが、1日につき委員長6,500円、委員6千円で、年5回を想定いたしまして、9万3千円を予算計上させていただいております。 次に、委員選任までの手続についての御質疑でございますが、地方税法によりまして、当該市町村の住民、市町村税の納税義務がある者または固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから、議会の同意を得て市長が選任をするということになっております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  年間の予算を今聞きました。これは私ちょっと聞き取りにくかったので、年に1回ですか。2回目の質疑ですけど、年に1回だったのか、何人なのかということで、1回で人数で6千円とか6,500円を掛けて、その予算になるのかということで、再度の確認です。 ○議長(林田久富君)  市民生活部長。 ◎市民生活部長(深松良蔵君)  定例的な委員会が年に1回させていただいております。年に1回です。そして、何もない場合はそれで終了でございます。万が一、審査の申出があった場合に備えまして、年に5日を想定して9万3千円を計上させていただいています。委員は3人でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  よくこういうのに委員さんの報酬とか委員会があるんですけども、ほとんどこの報酬をもらえる人の委員会というのは、市長が委嘱状ばやるんです。案外、今決まっている審議会とか委員会なんかがあるんですが、ただ、その委嘱状を渡すために開かなければならないような、そういうことを私も自分が確認したんです。だから、ただ1回ということなのかと、5回計算をされていますけども。だから、なるべくならば、資格が要らないというのであれば、もう少し交代するような方向でやっていただけないかなと思ったんですけども。もう一回よか。 ○議長(林田久富君)  これに対して、市長、副市長は何かありますか。なければ、もう次にいきたいと思います。 次に、同意第2号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」、同意第3号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」、以上2件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 以上で同意第1号から同意第3号までの質疑を終結します。 お諮りいたします。同意第1号から同意第3号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、同意第1号から同意第3号までの3件につきましては委員会付託を省略することに決しました。 なお、採決につきましては、最終日の3月22日を予定しておりますので、御了承ください。 日程第30、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」、日程第31、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第28号及び議案第29号は、令和2年度の一般会計及び下水道事業会計の補正予算でございます。 議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」は、国の令和2年度補正予算(第3号)が1月28日に成立したことに伴い、関連する事業の予算について追加をするもので、今回、14億142万4千円を増額し、総額を446億3,629万8千円とするものでございます。 今回の補正予算(第14号)は、新型コロナウイルス感染症対策関連経費として、市民の皆様へのワクチン接種体制を整備するための予防対策(予防接種)事業に要する経費、小・中学校の感染防止に必要な備品等を購入するための小・中学校管理費に要する経費を計上したほか、自転車歩行者専用道路整備事業に要する経費、小・中学校施設整備・改修事業に要する経費、公共土木施設災害復旧事業に要する経費などを計上いたしております。 次に、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」につきましても、国の令和2年度補正予算(第3号)の成立に伴う追加内示により、ポンプ場建設改良費を増額するものでございます。 以上、このたび追加提案をいたしました議案の概要を申し上げました。各議案につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、何とぞよろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  引き続き、担当部長から説明を求めます。 まず、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」について説明を求めます。川島総務部長。 ◎総務部長川島進一君)  それでは、議案第28号を説明させていただきます。 議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」でございますが、今回の補正予算は、令和3年1月28日に成立をいたしました国の補正予算(第3号)に伴い、新型コロナウイルス感染症対策関連経費として、市民の皆様へのワクチン接種体制を整備するため、予防接種事業に要する経費、小・中学校の感染防止に必要な備品等を購入するため、小・中学校管理費に要する経費を計上したほか、自転車歩行者専用道路整備事業に要する経費、小・中学校施設整備・改修事業に要する経費、公共土木施設災害復旧事業に要する経費などを計上いたしました。 予算書の3ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費補正では、新たに11事業、2億5,896万6千円を追加し、既に設定をいたしておりました4事業につきましては、合計で11億7,253万4千円増額の変更を行うものでございます。 4ページをお願いいたします。 第3表地方債補正では、国の補正予算に伴い、補正予算債の対象となる4事業につきましては、新たに補正予算債を合計で4億8,960万円追加をし、農業基盤整備事業、合併特例債ですけども、これを110万円増額、現年発生補助災害復旧事業、公共土木債ですけども、これを520万円増額するものでございます。 次に、歳入補正の主な事項について御説明をいたします。 補正予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 14款、1項、2目、衛生費国庫負担金では、市民の皆様へのワクチン接種体制整備に対する財源として、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金を1億9,433万1千円増額するものでございます。 2項、3目、衛生費国庫補助金では、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金を5,006万8千円増額するものでございます。 5目、土木費国庫補助金では、自転車歩行者専用道路整備事業に対する財源として、社会資本整備総合交付金を5億5,890万4千円増額するものでございます。 7目、教育費国庫補助金では、小・中学校施設整備・改修事業に対する財源として、学校施設環境改善交付金(小学校)を2,606万8千円増額、学校施設環境改善交付金(中学校)を2,930万8千円増額、小・中学校の感染防止に必要な備品等の購入に対する財源といたしまして、学校保健特別対策事業費補助金(小学校)を620万円増額、学校保健特別対策事業費補助金(中学校)を320万円増額、原城跡及び日野江城跡における崩落箇所の災害復旧事業に対する財源として、指定文化財保存整備事業補助金を2,023万円増額するものでございます。 15款、2項、7目、教育費県補助金では、史跡等保存修理事業補助金を346万8千円増額するものでございます。 次に、歳出補正について御説明をいたします。 5ページをお願いいたします。 4款、1項、3目、予防費では、市民の皆様へのワクチン接種体制整備に要する経費として、予防接種事業を2億4,440万9千円増額するものでございます。 6款、1項、6目、農村整備費では、県営土地改良事業負担金が増額となることから、農業生産基盤整備事業を664万9千円増額するものでございます。 8款、2項、2目、道路維持費では、橋梁長寿命化事業に要する経費として、市道維持管理事業を4,140万円増額するものでございます。 3目、道路新設改良費では、1期地区、加津佐から原城区間の工事及び2期地区、原城から堂崎区間の測量設計業務に要する経費として、自転車歩行者専用道路整備事業を8億5千万円増額するものでございます。 6ページをお願いいたします。 10款、2項、1目、学校管理費では、小学校の感染防止に必要な備品等の購入に要する経費として、小学校管理費を1,240万円増額、小学校の改修事業に要する経費として、小学校施設整備・改修事業を8,673万9千円増額するものでございます。 3項、1目、学校管理費では、中学校の感染防止に必要な備品等の購入に要する経費として、中学校管理費を640万円増額、中学校の改修事業に要する経費として、中学校施設整備・改修事業を1億2,452万6千円増額するものでございます。 以上で、議案第28号の説明を終わります。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久富君)  次に、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」について説明を求めます。加納環境水道部長。 ◎環境水道部長(加納孝君)  議案第29号を説明させていただきます。 議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正は、国の令和2年度補正予算第3号により、社会資本整備総合交付金として事業費の追加内示がありましたストックマネジメント支援事業に係る1,350万円の増額補正をするものでございます。 第3条企業債を御覧ください。 企業債につきましては、540万円を計上し、その限度額を同額の540万円としております。 次に、補正の内容につきまして、一番下につけております予算実施計画明細書により説明いたします。 歳入について御説明いたします。 予算実施計画明細書、1ページを御覧ください。 1款、2項、国庫補助金、1目、国庫補助金を600万円の増額をいたしております。 1款、4項、企業債、1目、建設企業債として、540万円を新たに計上しております。 次に、歳出について御説明いたします。 1款、1項、建設改良費、2目、ポンプ場建設改良費として、開田雨水ポンプ場等の改築・更新実施設計委託料1,350万円を計上するものでございます。 以上で、議案第29号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久富君)  これより順次質疑を行います。 初めに、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」について質疑を行います。質疑はありませんか。3番、田中議員。 ◆3番(田中次廣君)  建設部長にお伺いしますが、この5ページ、道路改良工事、南有馬から加津佐まで6億6千万計上してありますけど、南有馬は原城からということを言われているが、どこから南有馬はされるのか。この6億6,100万で、この工事が南有馬から加津佐まで、この金額で完了するのかということ。もう一点、途中でどこかで用地買収を結構行わなくてはならないようなことがあるんじゃないかと思うんですけれども、その点についてどのように考えていらっしゃるのか。その2点についてお伺いいたします。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  まず、1期地区のということで、当初、原城までということでやっておりましたけども、令和2年度の設計委託をしていく中で、執行残が若干出たものですから、大手川近くまで業務を延ばしました。そのことで若干ずれが出ておるところでございます。 そして、用地買収については、32キロのうちで二十数筆が個人名義となっておりますので、そこのところは買収に取りかかろうと思っております。 それから、この予算で完成するのかということですけども、測量設計につきましては、2期地区として、この予算では北有馬から堂崎辺りまでを考えております。 工事については、今、これで6億6千万ぐらいを予定していますけれども、完成はいたしません。6キロから7キロぐらいの工事だと思っております。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありますか。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  自転車歩行者道路に8億以上の補正ですけども、当初予算には幾らぐらいついていたか。4億ぐらいついてなかったですかねと思って、質疑します。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  3年度当初予算で自転車関係のということですね。 当初予算ですと、この交付金事業の対象分としては、約4億5千万を計上させていただいております。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、これが1工区と2工区、南有馬までの完成分と今度は測量設計の分と合わせて12億くらいですかね。 ○議長(林田久富君)  建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今回この補正予算と当初予算を足したところでは、事業費が13億になります。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありますか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで議案第28号の質疑を終わります。 次に、議案第29号「令和2年度南島原市下水道事業会計補正予算(第1号)」について質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで議案第29号の質疑を終わります。 以上で、議案第28号及び議案第29号の質疑を終結します。 日程第32、これより各議案の委員会付託を行います。 お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。 なお、議案第20号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第13号)」、議案第28号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第14号)」については、それぞれ所管の常任委員会に分割付託いたします。 お諮りいたします。議案第23号「令和3年度南島原市一般会計予算」については、16人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第23号については、16人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任について、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、議長を除く議員全員を指名いたします。 ここで、ただいま選任されました予算審査特別委員会の正副委員長選任のため、委員会を開催いたしますので、暫時休憩します。     午後2時46分 休憩     午後2時56分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 予算審査特別委員会の正副委員長が選任されましたので、御報告いたします。委員長に井上末喜議員、副委員長に中村哲康議員、以上のとおりであります。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 なお、明日3月5日と来週3月8日、9日の3日間、予算審査特別委員会の開催を予定しております。 また、3月10日から12日までは常任委員会審査となっておりますので、それぞれ所属する委員会に出席をいただきますようお願いいたします。 次の本会議は3月22日、定刻より開きます。 本日は、これにて散会いたします。     午後2時58分 散会...