南島原市議会 > 2020-07-09 >
07月09日-04号

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  1. 南島原市議会 2020-07-09
    07月09日-04号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    令和 2年  6月 定例会(第2回)第4日 7月9日(木曜日)出席議員(17名)       1番  中村哲康君    10番  松永忠次君       2番  近藤一宇君    11番  小嶋光明君       3番  田中次廣君    12番  黒岩英雄君       4番  金子憲太郎君   14番  中村久幸君       5番  小林知誠君    16番  川田典秀君       6番  柴田恭成君    17番  吉岡 巖君       7番  高木和惠君    18番  井上末喜君       8番  吉田幸一郎君   19番  林田久富君       9番  隈部和久君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      川島進一君 地域振興部長    菅 三郎君    市民生活部長    深松良蔵君 衛生局長      永田和彦君    福祉保健部長    林田充敏君 農林水産部長    本多一郎君    建設部長      浅野 工君 環境水道部長    加納 孝君    教育次長      栗田一政君 総務秘書課長    石川伸吾君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     笹田 勝君    農業委員会事務局長 松尾 強君 監査委員事務局長  松藤邦夫君議会事務局出席者 局長        林  誠君 次長        綾部洋一君 書記        高原 洋君 書記        成松洋子君第2回定例会議事日程 第4号 令和2年7月9日(木)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第57号 南島原市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例について日程第2 議案第58号 南島原市有馬湧水「ホタルの里」条例の一部を改正する条例について日程第3 議案第59号 南島原市手数料条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第60号 南島原市税条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第61号 南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第62号 南島原市国民健康保険出産費資金貸付基金条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第63号 南島原市西有家引無田生活館条例及び南島原市ふかえ勤労者会館条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第64号 南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第65号 南島原市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第66号 南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第67号 南島原市環境改善センター条例等の一部を改正する条例について日程第12 議案第68号 南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第69号 南島原市奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第70号 南島原市立学校設置条例等の一部を改正する条例について日程第15 議案第71号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第16 議案第72号 長崎県病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の変更について日程第17 議案第73号 令和2年度南島原市一般会計補正予算(第4号)日程第18 議案第74号 令和2年度南島原市水道事業会計補正予算(第1号)日程第19 議案第75号 過疎地域自立促進計画の変更について日程第20 議案第76号 令和2年度南島原市一般会計補正予算(第5号)日程第21 請願第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第22 発議第1号 南島原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について日程第23 発議第2号 南島原市議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第24 発議第3号 「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について日程第25 閉会中における各委員会の継続調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 日程第1、議案第57号「南島原市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例について」から日程第21、請願第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」まで、以上21件を一括議題といたします。 各委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。高木和惠委員長。 ◆総務委員長(高木和惠君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 報告の前に、一言お話しさせていただきます。 常任委員会は任期を2年と定めてあります。今回の定例会で改選がありました。総務常任委員会の委員は、小林委員、金子委員、中村委員、松永委員、そして高木の5名です。2年間よろしくお願いいたします。 それから、現在1人2千円の食うポン券が支給されていると思います。使用できる店舗名は配布されているようですが、この食うポン券は、3密を避けるためにも、持ち帰りや出前などにも使用できることを皆さんにお知らせしたいと思います。知らなかった人がいると思いますので、知らせてほしいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第57号「南島原市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例について」の外4件と請願1件であります。 審査に当たりましては、担当部局から説明や考えを聴取し、審査いたしました。 なお、議案説明については、6月25日及び7月1日の本会議において説明があっておりますので、割愛し、各案件の結果及び主な質疑について報告いたします。 初めに、総務部関係で、議案第57号「南島原市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例について」、総務部財政課長から、「特例基準割合」という字句が「延滞金特例基準割合」に変更されたこと、「告示された割合」という字句が「平均貸付割合」に変更されたこと、「特例基準割合適用年」という説明がなくなったこと、以上が改正内容です。 字句の変更が行われただけで、実際の内容には変更はないとの説明に対し、委員から、今まで延滞金は書かなくてもよかったのか、延滞金もちゃんと入れろというのが法改正の内容かの質疑に対して、基本的に、特例基準割合といいますのは、もともと延滞金とか還付加算金の額の算出に用いられるもので、本来、特例基準割合というのは、そういう部分をもともと示し、その中で、市中の金利が非常に安い場合は、7.3%を超える以下の部分について、特例基準割合を基準として算出をするというふうになっています。基本的に0.6%プラス1%の1.6%が還付加算金等の基準割合となります。例えば、延滞金におきましては、その納期限から、納付するまでの期限によって違いますけれども、基本的には1か月を経過するまでは2.6%とか、そういう形になって、今の1.6%プラス1%がその基準になると、それを超した部分についてはプラス7.3%という形です。ずっと決まっていますので、そういう部分の基の基準ということで考えていただければと思いますとの答弁。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第57号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第58号「南島原市有馬湧水「ホタルの里」条例の一部を改正する条例について」、地域振興部観光振興課長から、北有馬町にあります南島原市有馬湧水「ホタルの里」の位置に誤りがあったことに伴い、所要の改正を行うもの。 「北有馬町己2236-イ外」を「北有馬町己2236番地1外」に改正するとの説明に対し、委員から、位置の誤りがあったということなんですが、今度、国土調査があったから判明したのかとの質疑に対し、今回、誤りが分かったというのは、先般の議会のときに、他のところにはないのかという御指示を受けまして、改めて確認をいたしましたところ、平成26年の国土調査で変わっていたところを、その時点で修正をかけていなかったということで、今回の調査で分かったということですとの答弁。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第58号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第73号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」、まず、総務部関係の歳入について、総務部財政課長から、地方債の変更として3項目を計上。まず、加津佐漁港県営整備事業が今年度当初予算より増額となることで、負担金の財源となる水産基盤整備事業合併特例債)4,560万円を930万円増額して5,490万円へ変更するもの。 次に、今年度当初予算に計上しておりました小中学校特別教室空調整備事業につきまして、国の令和元年度補正予算の採択を受け、令和元年度補正予算(第5号)として令和2年2月定例会で追加上程をして議決をいただいた。そのため、当初予算計上分小学校施設整備・改修事業(合併特例債)12億1,330万円を4,440万円減額して11億6,890万円へ、中学校施設整備・改修事業(合併特例債)5,500万円を5,190万円減額して310万円へ変更するものです。地方債合計では、73億4千万円を8,700万円減額して72億5,300万円へ変更するもの。 財政調整基金繰入金の補正額は、8,911万9千円の減額です。今回の補正予算では、人件費及び小中学校特別教室空調整備事業の減額を行ったことで、一般財源が減額となったもの。繰越金の補正額は、40万円の増額で、令和元年に部活動振興のための教育寄附金40万円。令和2年度で歳出予算を計上することから、今回の補正予算では、寄附金ではなく繰越金として計上して増額する。市債につきましては、先ほど説明いたしましたとおりですとの説明を受けました。 次に、総務部関係の歳出予算について、人事課長から、今回の総務部の歳出予算は人件費のみで、人件費の補正につきましては、当初予算で見込んでいた額が4月に実施しました人事異動などに伴いまして増額したことを受けて補正するものとの説明を受けました。 委員から、適正定数はどこで決めるのかとの質疑に対して、定員適正化計画というのが、基本的には目標として大体例年10名程度の採用をする。予算で減る分については、例えば新規採用職員を10名、再任用職員全員を採用すると見込みます。実際、再任用職員が全員しなかったとか、年度の途中で自己都合で辞めたとかいうことで、人数が減っていくということでございますとの答弁に対して、委員から、本当に必要な職員数なのか。466というのが適正数なのかというのが疑問の質疑に対して、答弁。 467の計画に対して、今455です。合併時が623人、今455になって、きついかなと印象を持っておりますとの答弁に対し、昔、パソコン等もない時代は、職員数は人口を基準にして100人に対して職員1人とうたわれていたと聞いている。人口を4万5千人としたときに450人です。この辺のところをどのようにお考えかとの質疑に対し、答弁。 類似団体と比べてみますと確かに多い。人口によって職員数はこれだけということにはいかない。一概に類似団体の人数とは比較ができない。各合併市それぞれの事情があると思いますので、それで適正な人数を図っていかなければならないと思っております。人員の適正化のお話ですけれども、支所の問題、60名ぐらいの人員をそこで抱えています。それと、あと衛生局の人員も別の他の市に比べたら要ります。本市機能とは別にあるものですから、最初の組織機構の見直しをやっていかなければいけない。そういう部分の人員というのは減らない。 その辺については、今の人員適正化計画もそうですし、今後の南島原市の総合計画等についても、人員、財政のスリム化について、当然検討していかなければならないというふうに思っておりますとの答弁に対し、委員から、定数25に対して、全部勤勉になっているが、勤勉手当支給の基準とは何かとの質疑に対し、答弁。 公務員のボーナスは、期末手当と勤勉手当に分かれます。期末手当というのが、いわゆる生活給に関する部分と、勤勉手当というのは、本来、勤勉成績に基づく成績率によって払わなければいけないということになっておりますが、今のところ大多数の市町村では一律の率になっておるということでございます。今、人事評価制度を導入しており、今年度から管理職については成績率を導入しております。それと、例えば病気で休んだり、勤務日数が少ない人、これについては成績率が下がるということで、もらえる人は全員もらえますが、率には差があるということでございますとの答弁。 次に、地域振興部関係歳入歳出予算について説明を受けました。 初めに、商工振興課長から、歳入について、商工費県補助金、輸出先国の市場変化に対応した食品製造施設整備支援事業交付金4,575万円は、民間事業者による食品製造施設整備事業に対する2分の1の交付金です。 次に、歳出予算について、地域づくり課長より、報償費から委託料までの減額は、田舎暮らし推進事業のうち、コロナウイルス感染拡大防止のため、都市部での開催を予定していた移住相談会や県内外の移動自粛に伴う移住体験ツアーを9月まで中止することにより、諸経費を減額するものです。オンライン業務委託料145万2千円は、ネット環境を活用したオンラインで移住相談・体験ツアーの企画開催等の運営を委託するものですとの説明を受けました。 次に、商工振興課長から、輸出先国の市場変化に対応した食品製造施設整備支援事業補助金4,575万円は、新型コロナウイルス感染症の影響により損なわれた輸出の維持・確保、海外ニーズの変化等に対応するため、輸出を行う市内そうめん業者が整備する食品製造施設整備事業に対する県補助金で、建設費・設備導入費の2分の1を補助するため、補正をお願いするものですとの説明に対し、委員から、先ほど、商工振興費の中の輸出先国の市場変化に対応とそうめんの工場の補助だと思う。個人なのか、企業なのかとの質疑に対し、答弁。 個人の製麺業者ということです。この事業自体は、本人さんがこの事業を見つけて国・県に市を通して申請されたというものです。ただ、この補助金事業自体は、そうめん屋さんじゃないと駄目だという補助事業じゃなくて、たまたま今回は、そうめん屋さんがこの補助事業をコロナ対策事業として活用をされたということです。輸出ですけれども、当然コロナ対策で、海外への輸出であったり輸入であったりというのがかなり制限をされていますとの答弁に対し、委員から、輸出先国はどこですかとの質疑に対して、答弁。 今のところシンガポールですけれども、今後、アジアを含めたところで広く拡大していく予定ですとの答弁に対し、今回のこのことを知った同業者が後に続こうとした場合、国の支援は得られるかの質疑に対して、答弁。 この事業は、コロナ関係緊急経済対策事業ということで、取りあえず今回限りの事業です。今後どのような形でこういった国の補助金が出てくるか分からないですけれども、この事業については今回だけと、取りあえずということです。 今回は、コロナの関係での緊急補助金ということで農水省のほうが募集をかけました。全国で24億、最高1億円の事業費ですので、単純に言うと24件、全国規模で言いますと24件を対象とした補助金ということです。この補助金というのが、食品製造事業者、加工業者、流通事業者中間加工業者など、どなたでも応募いただけますということで、4月中旬から5月中旬ぐらいまで、その事業計画の応募があっております。5月22日に県が取りまとめまして、熊本の農水省農政局のほうに5月末が締切りということになっておりますとの答弁。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第73号のうち、総務委員会に分割付託された関係部分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第75号「過疎地域自立促進計画の変更について」、総務部財政課長から説明を受けました。 国の令和2年度補正予算(第2号)の成立に伴い、光ファイバー整備に対する追加支援が決定し、整備目標につきましても令和3年度までとして前倒しされました。この国庫補助金を受けて実施する光ファイバー整備の財源として、過疎対策事業債の充当が可能である本制度を活用して光ファイバー未整備地区の解消を図るため、過疎地域自立促進計画光情報通信基盤整備事業を追加するという過疎地域自立促進計画の変更について、法律の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 委員から、光情報通信基盤整備事業の事業主体が事業所ということは、市じゃなくて、どこかの事業者がするという意味のことですかの質疑に対して、答弁。 そのとおりでございまして、今回の光情報通信基盤整備事業につきましては、市としての関わり方としては2通り、市が整備する部分と民間事業者が整備する、そして、それに対して補助金を出すやり方、2通りございます。南島原市におきましては、市が直接整備するのではなく、民間事業者に整備していただくという方式を取りましたので、ここの事業主体も事業者という表記になっております。 今回の光ファイバー整備計画は、新型コロナウイルス感染症対策の一環で、子供たちの学習環境を整備するため、GIGAスクールでのタブレット配付や新たな日常生活で外出が自粛される中、仕事をはじめいろいろなことに対応するため、国の2次補正で情報通信の基盤整備を図るため、高度無線環境整備事業を推進するものであります。 現状、南島原市においては、有家も上のほうは来ていませんし、西有家も一緒です。北有馬、南有馬は全域来ていなく、深江も上のほうは来ていない。あと、加津佐も口之津も上のほうは来ていないなど、光ファイバーの整備地域が40%ぐらいで、大半が光ファイバー高速通信網の恩恵に当たっていない状況なので、今回、光ファイバー通信ネットワークを市内全域に整備するものであります。 公営か民営かについては、公営でした場合、管理で毎年4千万円から5千万円経費が別に要り、民間でした場合は、その費用は全部民間で負担することになるため、基本的には民間会社に補助をするという形で対応していきたいというふうに思っておりますとの答弁に対し、委員から、取りあえずは全世帯に引くということですかの質疑に対し、基本的には、本人の申出があれば引くということです。最終的には利用料とかが要りますので、--民間に支払うものですね--何も要らんと言わすところには、当然引くということはあり得ません。引きたいというところがあれば、どんなところでも南島原市内であれば引くというふうなことで御理解いただければと思いますとの答弁。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第75号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第76号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」について、総務部財政課長から説明を受けました。 地方債の補正として、追加分を計上しております。国の補正予算成立を受けて、光ファイバー未整備地区の整備を行い、その財源として過疎債を活用する計画であることから、光情報通信基盤整備事業過疎対策事業債)を5億3,860万円増額するものでございます。総務費国庫補助金の補正額は2億7,888万円の増額で、光情報通信基盤整備事業補助金の財源として地方創生臨時交付金を増額するもの。次に、財政調整基金繰入金の補正額は456万2千円の増額で、今回の補正予算の一般財源として増額するもの。 引き続き、防災課長から説明を受けました。 システム管理費光情報通信基盤整備事業補助金8億1,750万円につきましては、テレワークや在宅学習など、新たな日常に必要となる市内全域での情報通信基盤整備のため、電気通信事業者等による光ファイバー網整備への補助金を計上しております。 その説明に対して、委員から、この事業に対する金額、総合的には先ほど歳出で8億1,750万という金額ですけど、総工費がこれでできるのか、この分が全体のどれぐらいの補助の割合になるのかの質疑に対し、答弁。 補助金につきまして、予算書には出てこないんですけれども、高度無線環境整備推進事業補助金といたしまして国の補助金があります。これは、実際に行う事業者が直接国に申請して行うことになりますので、その分を含めますと総額として約11億6千万円程度になりますとの答弁に対し、質疑。 全世帯をやろうとしたら、かなり山手のほうまで引いていくということになる。全体それだけでできるんだろうかという懸念があるんですけれど、その場合の不足分とか、そこら辺の関係は出てこないんですか、市の負担かれこれとの質疑に対し、答弁。 一応、加入率等については、県の平均あたりというか、市内の平均も約40%程度ぐらいが、その光情報を引いた場合に加入しているのが約40%、それを計算した上での概算事業費になりますので、あとは、これ以上になれば、もう業者のほうが負担するという形で聞いていますとの答弁。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第76号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」についてであります。 議会事務局より、請願第1号について説明を受けました。 請願第1号は、自治労南島原職員労働組合執行委員長、川口泰司氏からの請願で、地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願いでございます。内容は、2021年度の政府予算と地方財政の検討に当たり、歳入歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すよう、政府に11項目の実現を求めるものです。 討論はなく、採決の結果、請願第1号は採択することに決定しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定しました。 以上で、総務委員会委員長報告といたします。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君) (登壇) 文教厚生委員会の報告をいたします。 文教厚生委員会における審査の経過及び結果についての御報告でございます。 本委員会に付託された案件は、議案第59号「南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」の外12件であります。 審査に当たりましては、担当部局から説明を受け、また考え方を聴取し、審査をいたしました。その結果、文教厚生委員会に付託された案件につきましては、全て原案のとおり可決をいたしました。 それでは、審査の過程において、特に議論になった議案について順次報告をいたします。 最初に、議案第59号「南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、別表1の旧の(7)の通知カードとは何ですかという質疑がございました。これに対しまして、緑色の紙製のカードで、平成27年10月現在で手元に届いているものと思います。市町村長が個人番号を指定した場合に通知するもので、番号手続法に規定がありました。今回この規定が削除されたため、手数料条例の改正を行うものですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第59号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第60号「南島原市税条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、今回、新型コロナウイルス感染症の対策で、いろんな税が減免され、確かにいいことだと思うが、金額にして本市ではどれくらい税収入が減少するのか把握しているのかという質疑でございます。これに対しまして、今回のコロナウイルス関係の条例改正についてですが、どの方が該当するかというのが特定できない。実際、申告を受けてみないと、数字的には把握は難しいと思いますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第60号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第66号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、これまで指定都市の首長が行っていたけれども、なかなか研修への参加が少ないということで、中核市でも研修を行うということになったと捉えていいのかという質疑でございます。これに対しまして、そのとおりです。これまで、県知事とか政令指定都市に限られていたその研修の機会を増やすことで、より研修を受けやすくなるということで、研修を受ける人数を増やしていくために改正されたものですという答弁です。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第66号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第69号「南島原市奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、今回、この定額基金を「予算に定める」と改正しますが、現在、基金が6億5千万円ぐらい残っているが、今後の活用方法をどのように考えているのかという質疑です。これに対しまして、1つは貸付け対象の拡大です。大学院は、今まで貸付け対象にしていたが、明確ではなかったので、今回、「大学院」との言葉も入れ、これまで、基本的には学校教育法に定められた学校、大学、大学院、専修学校など想定しておりました。農業大学校、海上技術学校の上の大学、海上技術大学校とか短期大学校がありますので、今回はそういった貸付け対象の拡大を予定しております。また、今後は、市民の皆さんの要望を伺いながら、対象の拡大を図っていきたいという答弁でございます。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第69号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第70号「南島原市立学校設置条例等の一部を改正する条例について」であります。 委員から、今回、数多くの地番の改正、訂正が出ているが、これを防ぐためには、登記簿の事項別証明書を取って添付すると、こういう間違いは発生しない。この事項別証明書は、公用だったら無料で法務局から取れる。今回の場合は、ほとんど枝番なんかが間違っている。こういった質疑がございました。これに対しまして、土地の地番の確認については、御指摘のとおり、登記所の事項別証明書を取得して確認をしました。最初から取得して確認をしておくべきだったと思っておりますという答弁です。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第70号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第73号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」でございます。 まず、教育委員会関係からです。 委員から、GIGAスクール構想については、非常に早く南島原市はGIGAスクールを取り入れようとしているように思えるが、国のGIGAスクール構想には従わなければならないのかという質疑でございます。これに対しまして、国のGIGAスクール構想については全国的に展開をしているものです。補助金についても今年度で打ち切られます。この事業については、どの自治体も今年度中に実施するということになります。数年遅れると補助金が入らないということと、使い始めた子供たちとの差が開いてくるということが危惧されるので、今年度中に端末を導入し、この事業について実施を考えておりますという答弁です。 また、委員から、子供たち一人一人に個別最適化するため、そういったICT教育、また環境を充実するために、GIGAスクール、そういったことが前提だと思うが、県下13市で取り組んでいないところはあるのかという質疑でございます。これに対しまして、県下の状況は、6月22日時点で、このGIGAスクール構想については、全市町村で取り組んでおります。既に配備をされ、端末等も使ったり、また今後進めていくという自治体が幾つかありますが、取組自体は全市町で進めていますという答弁でございました。 また、委員から、それをどういったところで使うのか。例えば、家に持ち帰り使うのか、あるいは学校、教育現場だけで使うのか。家に持ち帰った場合、ユーチューブ等、何でも見られるわけで、そういったところをどういうふうに規制するのか。そこが一番大事だと思うがという質疑でございます。これに対しまして、御指摘のとおりで、何でも見られるような状況が生まれる。こういった場合に規制をすることは、逆に情報が制限されるといったところで、もろ刃のものになっていくということになります。しかしながら、こういった危険なサイトへアクセスをするということは、指導で賄っていくしかないと考えているところです。社会に出たとき誰が規制してくれるのかというと、自分で規制をしていかなければいけない。そういった情報モラル教育を今後は進めていきたいと思っておりますという答弁でございました。 また、委員から、非常に便利なツールですが、便利さの裏には、特に未成年者、精神的にも社会的にも未熟な人たちには、便利な学習のための道具プラス危険な武器を持たせるというような、それぐらいの意識を持って、導入に当たっては、そこをしっかり考えてほしい。例えば、インフルとかで学級閉鎖とか学年閉鎖は毎年ありますが、こういったときにも授業ができるのかという質疑でございました。これに対しまして、臨時休業だけではなく、長期休業とか学級閉鎖の折にも、健康観察、保護者への緊急の連絡も利用方法としては考えているところです。いろんな可能性が見えますので、整理をしながら進めていきたいと思っておりますという答弁でございました。 また、委員から、フィルタリング等の制限はかけないということだったが、ほかの市でも同様な仕方をしているのか。無制限というのは物すごく懸念がある。無責任じゃないかと思うがという質疑でございました。これに対しまして、6月22日現在では、県内21市町の中で、フィルタリングをしようと考えるところは、ほぼありませんでした。確かに危惧されるところではありますが、今後、自分から制限をしていく方法やハード的に何らかの措置をするという方法も検討をさせていただきたいと思っておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がありました。 反対討論の理由といたしまして、これまでの教育を崩すようなことをこの端末でやろうとしている。効率を求めるあまりに機器導入というのは、いさめるべきではないのか。それから、授業は教師と子供、教師が子供の様子を見ながら進めていく。教師と子供、子供と子供、このような中で使うならばいいが、物すごくこの端末を重視しているような状況なので、反対をしますという反対討論でございました。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、議案第73号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第76号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」についてであります。 まず、教育委員会関係からです。 委員から、ありえコレジヨへの入館者の発熱確認のため、温度を測る機器を購入するということだが、何基買うのかという質疑でございました。これに対しまして、この体表面温度チェッカーは10台購入する予定にしております。非接触型体温計と違い、入館者自体が顔を近づけることによって体表面温度を測定できる機器ですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論もなく、採決の結果、議案第76号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申し出ることに決しました。 以上、文教厚生委員会の報告といたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。中村哲康委員長。 ◆農林水産・建設委員長(中村哲康君) (登壇) 皆様、おはようございます。 このたび新たに新体制になり、私、中村哲康が農林水産・建設委員会の委員長を務めさせてもらうことになりました。本委員会は、吉田幸一郎、吉岡巖、川田典秀、小嶋光明、黒岩英雄の6名で行うことになりましたことを御報告いたします。2年間よろしくお願いいたします。 それでは、ただいまより農林水産・建設委員会報告をいたします。 去る7月1日、本会議で本委員会に付託されました議案5件につきまして、7月2日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案の詳細については、本会議で説明されておりますので、割愛し、各案件の結果及び主な質疑について報告いたします。 初めに、議案第67号「南島原市環境改善センター条例等の一部を改正する条例について」、農林課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第67号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第68号「南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」、水道総務課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第68号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第71号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」、建設部管理課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第71号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第73号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について、まず農林関係について農林課長から説明を受け、次に水産関係について水産課長から説明を受けた後、質疑を行いました。 質疑、新水産業経営協力化事業は、西有家と一緒のものなのかとの質疑に対しまして、新水産業経営強力化事業は、島原半島南部漁協の方がされる実績分でございますとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第73号のうち農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第74号「令和2年度南島原市水道事業会計補正予算(第1号)」について、環境水道部水道総務課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第74号は原案のとおり可決することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、農林水産・建設委員会の委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、委員長報告に対する質疑をまとめるため、11時5分まで休憩いたします。     午前10時46分 休憩     午前11時05分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、初めに総務委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長報告に対する質疑を終結します。 これより順次、討論、採決を行います。 初めに、議案第57号「南島原市税外収入督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第57号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号「南島原市有馬湧水「ホタルの里」条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第58号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号「南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第59号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕
    ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第60号「南島原市税条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第60号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第61号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第62号「南島原市国民健康保険出産費資金貸付基金条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第62号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号「南島原市西有家引無田生活館条例及び南島原市ふかえ勤労者会館条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第63号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号「南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第64号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号「南島原市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第65号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第66号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第67号「南島原市環境改善センター条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第67号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号「南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第68号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号「南島原市奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第69号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号「南島原市立学校設置条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第70号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第71号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第71号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第72号「長崎県病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第72号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第73号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤一宇です。議案第73号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」に反対の討論を行います。 議案第73号には、小学校教育振興費と中学校教育振興費として、国の補正予算に伴うGIGAスクール構想により、4年生以上の児童・生徒に1人1台の端末整備を行うためとして、小学校6,747万、中学校6,870万7千円が計上されています。 GIGAスクール構想とは、個別最適化された学びを推進するために、情報通信技術(ICT)や先端技術を使い、一人一人の子供の学習傾向やスポーツ・文化活動などのデータを分析して、それぞれの子供に最適化された学習内容を提供するとして、経済産業省や文部科学省の提起を受けて、昨年12月に打ち出されたものです。 私は、教育現場のICT環境の整備自体は重要であると思います。また、個々の子供に合った学習をきちんと保障することも大切です。 しかし、GIGAスクール構想による教育は、公教育への企業の参入を一層進め、集団的な学びがおろそかにされ、教育の画一化につながるおそれがあります。 授業では、教師が子供の様子を見ながら、教師と子供、子供と子供の発言や作業を基に進めていく集団的な思考が必要です。型から外れたような発想をする子がいて、そこからみんなが学ぶことで、考えが深まることがよくあります。個別最適化された学びで効率よく学ぶだけでは、学ぶ過程が平板になり、深みのない学びになります。 また、GIGAスクール構想による個別最適化では、学習意欲をどう引き出すかという視点もありません。やる気のある子はどんどん進むけれども、そうでない子は、幾らあなたに合った学習だと言われても、やる気にはならない。できる子だけがどんどん進み、ここで格差が広がります。 国のGIGAスクール構想についての予算のつけ方も陰険です。今年度に予算申請をしないと補助はしないというのですから。それに乗じて、あまり議論されていないGIGAスクール構想を取り入れ、1人1台の端末整備を行うのは、時期尚早ではないでしょうか。 現在でも超多忙な教師の勤務時間、GIGAスクール構想による授業で、研修やら準備でさらに忙しくなることは必至です。私は、今、子供たちに豊かな学びの実現を保障するためには、GIGAスクール構想を取り入れることではなく、多忙な勤務内容の軽減、教員の増員こそが必要であると考えます。 以上の理由をもって、私の反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第73号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第74号「令和2年度南島原市水道事業会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第74号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第75号「過疎地域自立促進計画の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第75号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号「令和2年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第76号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」に対する討論を行います。 討論は、初めに採択することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより請願第1号を採決します。総務委員長の報告は採択です。本件は採択することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、請願第1号は採択することに決しました。 日程第22、発議第1号「南島原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。柴田恭成議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君) (登壇) 皆さん、お疲れのところ、少々時間を頂きます。 発議第1号「南島原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」。 上記の議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。 令和2年7月9日。 南島原市議会議長、林田久富様。 提出者、南島原市議会、議会運営委員会委員長、柴田恭成。 それでは、提案理由の説明をさせていただきます。 本案は、議員が刑事事件の被疑者または被告人として逮捕・勾留等の処分を受けたときに、議員報酬及び期末手当の支給停止に関し、明確に規定するため、所要の改正を行うものであります。 それでは、新旧対照表を御覧ください。 第5条、議員報酬の支給停止を新たに規定するものであります。内容につきましては、議員が刑事事件の被疑者または被告人として逮捕、勾留等、身柄を拘束される処分を受けたときは、身柄を拘束される処分を受けた日から、不起訴処分が行われた日または無罪判決が確定した日まで、議員報酬を停止するものであります。 また、現行の第5条を第6条に、第6条を第7条とし、現行の第7条、期末手当の差止め及び第8条、期末手当の一時差止めを削り、期末手当の支給停止期間、支給要件等について明確に規定するため、新たに第8条から第12条を追加するものであります。 2ページをお開き願います。 第8条、期末手当の支給停止では、第5条の規定により議員報酬の支給を停止されている期間における期末手当の支給停止について規定しております。第9条では、第5条及び第8条の規定により支給を停止されていた議員報酬及び期末手当の支給、第10条では議員報酬等の不支給、第11条では、刑の執行により拘留される場合の議員報酬等の不支給及び第12条では、支給停止及び不支給の効力について規定しております。 なお、本条例は、公布の日から施行しようとするものであります。 以上で発議第1号の説明を終わります。よろしく御審議いただき、御賛同いただきますようお願いをいたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより、発議第1号「南島原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」質疑を行います。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  この発議は、議会議員で話し合った結果、出されることというのは分かりますが、市民の立場になって考えて質疑をさせていただきたいと思います。 刑事事件ということに明記されていますが、民事の場合というのは考えられないのかということと、まだ事件そのものの結果は出ていないのに、これだけのことを今回するということに当たっては、議員が拘束された場合は議員の活動ができないということが根拠にあったかと私は思っておるんですが、議員活動という、その定義について、ちょっと説明を求めたいと思います。 ○議長(林田久富君)  柴田恭成議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君)  それでは、高木和惠議員の質疑にお答えいたします。 まず、1点目が、民事を聞かれましたね。高木議員も御承知のとおり、民事事件と刑事事件があります。民事というのは、分かりやすく言ったら私人です。ですから、人と人、あるいは人と企業、あるいは企業と企業、これが民事です。それで、刑事事件というのは、検察官と被告人です。ですから、そこのところで、民事の場合は、高木議員も御承知かと思いますけども、いわゆる刑はないわけです。 ただ、民事事件の中でも刑事事件に発展する可能性もあるわけです。例えば、民事事件で人と人、例えば境界線の問題とか、これは民事なんですけれども、そこで、例えば脅したりなんかすると、これは脅迫になります。それで金銭なんかを取ろうとすると、これは恐喝になります。それはもう刑事事件ですね。ですから、刑事事件は刑に値するけれども、民事事件はあくまでも、要するに人と人ですから、民事事件では刑には値しないわけです。民事事件の中で、今言いましたとおり、刑事事件に発展する場合もあるわけです。それが、まず第1点目。 それと、2点目が活動ですね。議員の活動というのは、もう御承知のとおり、住民の皆さんの負託に応えて、いろんな要望等、こういったものに活動しなければなりません。しかしながら、身柄を拘束されておったら、その活動ができないわけです。それが議員としての活動です。ほかに何かありましたか。それだけですか。以上です。 ですから、私は強いて言うときますけれども、全協でも私は言いましたけど、この条例ができたから、この条例を適用するようなことがあっては駄目なんですよ。だから、この条例は、あくまでも、やはり自分たちの身をきちっとするという前提の下で、これをしています。ですから、そういうことで、よろしくお願いしておきます。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありますか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  これで、発議第1号の質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は、民事はあまり拘束されることはないのかなとか思ったんですけども、この拘束された場合に、議員活動ができなくなるというところで、今説明いただきましたが、最終的に、こういう停止されないようにするのがという、まさにもっともだと思うんです。 でも、やはり日常の中で、案外忘れて行動を、そういうのに発展しそうなことを私も見ていますし、聞いていますし、そういう中で、こういうのを提案されて、いざ拘束されたということで議員活動ができなくなる。この議員活動とは何ぞやということが、私は一番考えております。 そういうことで、今回、議会で出したのに、こういう反対討論をするというのは、やぶさかではないと思うんですけども、一言だけ。議員活動として、よく耳にするんです。議員が一般質問するということは、これは議員活動ではないのかということで、少なくとも1年に1回ぐらいはやはりやるべきだということを私も思っておりますし、市民からの声も聞いております。 だから、研修に対してでも、あまりここでは言いたくないんですが、本当に研修に行くんであれば研修しているような姿勢をね。(「それは発議に関係ない」という声あり)ちょっと待って、発議に関係ないって、私は議員の定義を言っているの。拘束されたらできなくなると。 ○議長(林田久富君)  高木議員、反対討論をしてください。 ◆7番(高木和惠君)  反対討論です。だから、議員活動ができなくなるという根拠が示され、そういうことだったので、私は、最終的には刑事事件で逮捕された人だけじゃないだろうと。常に議員は、非常勤の公務員ですけども、もう少しその辺が、私はちょっとそういう活動ができなくなるということで、こういうことをするというのに私は反対です。なるべくこういうことを書かれたくないということは思っております。 そういうことで、今回は、ここまでするのには反対ですので、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより発議第1号を採決します。本件は起立によって採決します。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 日程第23、発議第2号「南島原市議会委員会条例の一部を改正する条例について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。柴田恭成議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君) (登壇) それでは、発議第2号「南島原市議会委員会条例の一部を改正する条例について」。 上記の議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。 令和2年7月9日提出。 提出者、南島原市議会、議会運営委員会委員長、柴田恭成。 この条例は、委員会の変更についてされております。ここで、総務委員会常任委員会のほうで、今までは総務委員会のほうになっておったんですけれども、これを文教厚生委員会の所管にするという条例です。ですから、あとは新旧対照表にも書いていますし、条例のほうにも書いていますから、ひとつ御賛同いただきますようよろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより、発議第2号「南島原市議会委員会条例の一部を改正する条例について」質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、発議第2号の質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより発議第2号を採決します。本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。 日程第24、発議第3号「「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。高木和惠総務委員長。 ◆総務委員長(高木和惠君) (登壇) 発議第3号「「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」説明いたします。 今、地方自治体には、医療・介護などの社会保障への対応、子育て支援策の充実、地域交通の維持・確保など、より多く、また複雑化した行政需要への対応が求められています。しかし、現実に公的サービスを担う人材不足は深刻化しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス感染症や近年多発している大規模災害、そのための防災・減災事業の実施など、緊急な対応を要する課題にも直面しています。 こうした地方の財源対応について、政府はいわゆる「骨太方針2018」で、2021年度の地方財政計画まで、2018年度の地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとしています。実際に2020年度の地方財政計画の一般財源総額は63兆4,318億円、前年度比プラス1.0%と過去最高の水準となりました。しかし、人口減少・超高齢化に伴う社会保障関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには、さらなる地方財政の充実・強化が求められています。 このため、2021年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すよう、政府に11の事項の実現を求め、別紙意見書を提出するものでございます。 なお、提出先は、お手元に配付いたしております意見書提出先に記載のとおりです。 以上、提案の趣旨を御理解いただき、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより、発議第3号「「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで、発議第3号の質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより発議第3号を採決します。本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 日程第25、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」を議題といたします。 各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては議長に委任することに決しました。 閉会前に、市長から挨拶の申出があっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、6月25日から本日までの15日間にわたって開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして慎重なる審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて御報告を申し上げます。 初めに、7月4日に発生をいたしました熊本豪雨につきましては、熊本県南部の球磨川流域の市町村に甚大な被害をもたらしました。さらに、6日からの記録的大雨により、大村市をはじめ県内の各市町において、また九州全域、本州の東海・甲信地方におきましても、河川の氾濫、土砂災害等による被害が生じております。 犠牲となられました方々の御冥福をお祈りしますとともに、被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。 市内の被害状況につきましては、これまでに農地15件、農業施設5件、市道1か所のほか、原城跡の土砂崩落の報告があっております。速やかに現地を確認し、早期の復旧を図ってまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、6月19日から県をまたぐ移動が解除され、人々の往来が開始されたところでございますが、都心部を中心に感染者が増えてきており、九州においても福岡県、鹿児島県でクラスターが発生し、本県においても新たな感染者が確認されております。今後の感染拡大、第2波の到来が非常に心配されるところであります。 これに備えるため、本市におきましては、非接触型体温計の購入やマスク、消毒液、防護服など備蓄品の充実を図るとともに、市内で発生した場合は、県、医療機関と連携し、市民の皆様に迅速に情報提供を行い、発生を最小限度に抑えることができるように、引き続き新型コロナウイルス感染症対策に全力を傾けてまいります。 また、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、先日、国から追加の地方創生臨時交付金の通知があったところでございます。このことから、今後、早急に予算計上する必要がある案件等につきまして、臨時議会または専決処分により対応させていただくこともあるかと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、7月1日、新型コロナウイルス感染症対策として、避難所の段ボール製の間仕切り(パーティション)やベッドの調達について、諫早市の長崎段ボール株式会社と災害時における物資の調達に関する協定を締結いたしました。災害時に必要な物資につきましては、従来から備蓄を進めており、不測の事態に臨機応変に対応するため、災害時はもとより、平時から協定の相手方との連携に努めてまいります。 市内の消費喚起を図るための「元気に!食うポンキャンペーン」につきましては、6月29日から各支所で食うポン券の配布を開始しており、7月8日、昨日現在、全体の72%、3万2,258人の市民の皆様にお渡しをいたしております。 キャンペーンは、7月1日から9月30日までで、市内129軒の飲食店に御参加いただいております。初日から多くの方が食うポン券を御利用になられておりまして、この事業により、新型コロナウイルスによる大きな影響を受けられている飲食店、そして市民の皆様が元気を取り戻していくことにつながることを期待しているところでございます。 また、市では、現在、新型コロナウイルスに対する経済対策として、特別定額給付金をはじめ、食うポン券の配布など、各種の支援策を行っているところでございますが、その際、振込口座の誤りやチラシの配布誤りなどがあり、市民の皆様に御迷惑をおかけいたしましたことについて、おわびを申し上げます。緊急的な状況の中で、職員も一生懸命頑張っております。この難局を市民の皆さんと一緒に乗り越えていきたいと考えておりますので、御理解をお願いするものでございます。 次に、南島原市中学校総合体育大会につきましては、陸上競技大会が、6月25日にトランスコスモススタジアム長崎において、島原市、雲仙市、南島原市の3市合同で開催されました。また、7月4日、5日に、球技・武道大会が市内の各会場で行われたところであります。 今大会は、感染症対策を万全に講じた上で開催され、選手たちは、それぞれベストを尽くし、競技に臨んだところであります。全選手の健闘をたたえるとともに、大会運営に御尽力をいただいた大会事務局の皆様、そして選手を支えていただきました保護者の皆様方に心から感謝を申し上げます。 次に、本市の経済を活性化させるための電子地域通貨事業につきましては、今年3月に議員の皆様には事業概要について御説明をさせていただき、その後、関係機関と協議を重ねてまいりました。 新型コロナウイルス感染症拡大や十八・親和銀行の統合などの影響により、当初の計画より若干の遅れはございますが、現在、関係する6社、ふくおかフィナンシャルグループ、親和銀行、十八銀行、南島原市商工会、ミナサポ、そして本市との間で連携協定に向けての準備が進んでおり、今月中には正式な協定の締結ができる見通しが立ったところでございます。協定締結後は、令和3年2月の本格稼働に向け、実務的な調整などの取組を進めてまいります。 次に、令和元年度末に県営土地改良事業の採択を受けた加津佐町の津波見土地改良区が6月に設立されました。計画面積は95ヘクタールとなっており、今年度から10年間の計画で事業が実施されます。市といたしましても、県や土地改良区と一体となって、関係農家の調整や農地の集積等に取り組み、円滑な事業の推進を図ってまいります。 このほか、会期中に皆様方からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政に反映させてまいりたいと存じますので、引き続き皆様方の御協力をお願い申し上げる次第でございます。 さて、日ごとに暑さが増してまいります。先ほど申し上げましたように、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されております。皆様方におかれましては、どうか感染予防に努められるとともに、健康に一段と御留意をいただいて、ますます御活躍いただきますようにお祈りを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和2年第2回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午前11時56分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長    林田久富南島原市議会副議長    井上末喜会議録署名議員    高木和惠会議録署名議員    吉田幸一郎...