南島原市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 南島原市議会 2020-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    令和 2年  3月 定例会(第1回)第5日 3月19日(木曜日)出席議員(16名)       1番  中村哲康君    9番  隈部和久君       2番  近藤一宇君    10番  松永忠次君       3番  田中次廣君    11番  小嶋光明君       4番  金子憲太郎君   12番  黒岩英雄君       5番  小林知誠君    14番  中村久幸君       6番  柴田恭成君    16番  川田典秀君       7番  高木和惠君    17番  吉岡 巖君       8番  吉田幸一郎君   19番  林田久富君欠席議員(1名)       18番  井上末喜君説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      伊藤幸雄君 地域振興部長    菅 三郎君    市民生活部長    川島進一君 衛生局長      永田和彦君    福祉保健部長    林田充敏君 農林水産部長    森崎一成君    建設部長      浅野 工君 水道部長      金子邦彦君    教育次長      深松良蔵君 総務秘書課長    石川伸吾君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     綾部洋一君    農業委員会事務局長 松尾 強君 監査委員事務局長  末續正司君議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        永吉共泰君 書記        高原 洋君 書記        成松洋子君第1回定例会議事日程 第5号 令和2年3月19日(木)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第1号 南島原市公共施設整備基金条例の制定について日程第2 議案第2号 南島原市犯罪被害者等支援条例の制定について日程第3 議案第3号 南島原市手話言語条例の制定について日程第4 議案第4号 南島原市立認定こども園条例の制定について日程第5 議案第5号 南島原市公告式条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第6号 南島原市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第7号 南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第8号 南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第9号 南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第10号 南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について日程第11 議案第11号 南島原市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第12号 南島原市支所設置条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第13号 南島原市内部組織設置条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第14号 南島原市交通安全の保持に関する条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第15号 南島原市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第16号 南島原市保健センター条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第17号 南島原市し尿処理施設条例の一部を改正する条例について日程第18 議案第18号 南島原市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第19号 南島原市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第20号 南島原市健康づくり推進協議会条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第21号 南島原市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について日程第22 議案第22号 南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について日程第23 議案第23号 南島原市加津佐総合福祉センター条例の一部を改正する条例について日程第24 議案第24号 南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第25 議案第25号 南島原市へき地保育所条例を廃止する条例について日程第26 議案第26号 南島原市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第27 議案第27号 南島原市営住宅条例の一部を改正する条例について日程第28 議案第28号 南島原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第29 議案第29号 南島原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第30 議案第30号 南島原市議会の議決に付すべき公の施設に関する条例の一部を改正する条例について日程第31 議案第31号 南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について日程第32 議案第32号 南島原市立幼稚園一時預かり保育料徴収条例を廃止する条例について日程第33 議案第33号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第34 議案第34号 学校給食センター新築工事(建築)請負契約の締結について日程第35 議案第35号 学校給食センター新築工事(電気)請負契約の締結について日程第36 議案第36号 学校給食センター新築工事(機械)請負契約の締結について日程第37 議案第37号 財産の取得について(学校給食センター厨房機器購入)日程第38 議案第38号 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について日程第39 議案第39号 令和元年度南島原市一般会計補正予算(第4号)日程第40 議案第40号 令和元年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第41 議案第41号 令和元年度南島原市宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)日程第42 議案第42号 令和元年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第43 議案第43号 令和2年度南島原市一般会計予算日程第44 議案第44号 令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算日程第45 議案第45号 令和2年度南島原市宅地開発事業特別会計予算日程第46 議案第46号 令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算日程第47 議案第47号 令和2年度南島原市水道事業会計予算日程第48 議案第48号 令和2年度南島原市下水道事業会計予算日程第49 議案第49号 県央県南広域環境組合規約の一部を変更する規約について日程第50 議案第50号 令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号) (採決)日程第51 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第52 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第53 閉会中における各委員会の継続調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は16名であります。井上末喜議員から欠席の届があっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第5号により、本日の会議を開きます。 日程第1、議案第1号「南島原市公共施設整備基金条例の制定について」から日程第50、議案第50号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」まで、以上50件を一括議題といたします。 最初に予算審査特別副委員長から審査結果の報告を求めます。金子憲太郎副委員長。 ◆予算審査特別副委員長(金子憲太郎君) (登壇) おはようございます。 本日は委員長が欠席でございますので、委員長に代わりまして、副委員長の私が委員長報告をさせていただきます。 ただいまより予算審査特別委員会の報告をいたします。 去る2月27日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案第43号「令和2年度南島原市一般会計予算」について、2月28日から3月3日までの3日間、予算審査特別委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過及び結果を報告いたします。 審査にあたりましては、地方自治法などの関係法令にのっとっているのか、市民サービスや住民福祉の向上に資するものとなっているかなどの視点から、資料の提出や詳細な説明を求め、活発な審議が行われました。 令和2年度当初予算の編成にあたっては、基本方針は、財政の優遇措置である合併特例債が、令和7年度まで延長されたものの、平成28年度から始まった普通交付税の合併算定替えが段階的に縮減されるため、令和3年度までは普通交付税が大きく減少することを十分に認識した上で予算編成を行ったとされています。 また、第Ⅱ期南島原市総合計画が目指す本市の将来像実現に向けた事業、南島原市総合戦略に基づく人口減少対策、あるいは地方創生に関する事業、市長の所信表明に沿った事業などを推進していくため、総合計画に位置づけた14の重点プロジェクト、特に、本市の基幹産業である農業、素麺産業の振興、教育の充実及び子育て世代の支援に対し重点的に予算配分を行い、継続して取り組むとともに、新たな建設事業として、自転車歩行者専用道路整備事業多目的運動広場整備事業、継続的な建設事業として、有家小学校校舎建設事業し尿処理施設整備事業などが計上されております。 この結果、令和2年度一般会計当初予算の総額は、345億7,237万5千円で、前年度に比べて17億683万2千円、5.19%の増となっております。 本予算審査特別委員会は、議長を除く議員全員で構成された委員会ですので、詳細な説明は省略し、審査の過程での主な質疑を集約して報告いたします。 まず、総括説明に対する質疑として、財政調整基金が約14億ぐらい取崩しがされているが、どうしても14億取り崩さなければならないということかとの質疑に対し、当初予算を編成する段階においては、事業が確実に執行できるよう歳入を控えめに見積もり、歳出は最大限に見積もっておく必要があります。そのため、財源不足が生じる場合もあります。交付税が2億円減っているという点を鑑みると、現時点ではこういう計上の仕方をせざるを得ないという状況です。今後、交付税等の額が確定しますと、ある程度の財源組替えが可能になりますので、その時点でやりくりをしていきたいと思っていますとの答弁がありました。 次に、ふるさと応援寄附金のメニューの中で、一番多いのは何かとの質疑に対し、世界遺産登録に関する事業に対する寄附が一番多く、次が、子供たちの健全育成に関する事業、市民協働のまちづくり、市長のお任せコースの順です。また、今年度利用分で一番多いのは、子供たちの健全育成に関する事業に対してで、1億5千万円利用させていただいていますという答弁でした。 次に、合併特例債で本市が使える分の満額は338億だが、既に313億使っており、残りが約26億となっている。今後についてはどのように考えているのかとの質疑に対し、今年度は有家小学校や新給食センター、し尿処理施設の建設など20億前後の大型事業をまとめて計上したため、予算ベースで見ますとそうなります。しかし、大型事業が順次終了してくることなどを鑑みますと、使える額はもう少し増えると思っています。しかし、今後は今までのようにはいかないことをしっかりと肝に銘じ、活用に努めてまいりますとの答弁がありました。 次に、総務部関係の歳入歳出についてでございます。 今年度は、辺地債が3,800万円計上されているが、辺地債については一番充当率がよく、辺地地区で利用するには有利である。できるだけこれを利用すべきだと思うが、例年どれくらい見ているのかとの質疑に対し、辺地債は充当率や交付税の措置率が一番いいわけですが、その時々の辺地の地区、あるいは辺地計画に定めている事業費に基づいて予算を計上するため、その年度、年度で違ってくるという答弁がありました。 次に、過疎債の使い方として基本的にどう考えているのかという質疑に対し、過疎債は充当率が100%、交付税措置率が70%と合併特例債よりも有利なため、過疎債が該当する分は積極的に活用していきたいと考えていますとの答弁でした。 次に、今後、過疎債はどうなるかとの質疑に対し、過疎債の期間は現在、令和2年度までとなっていますが、この期間を再延長する動きがあり、期間や条件、どこが過疎の指定を受けるかなど、まだ具体的には決まっていませんが、恐らく延長する方向に進んでいくと思っていますとの答弁がありました。 次に、先ほど、財政は厳しいということだったが、そういう状況で給食センターの建設費11億円が20億円余りとなるとか、多目的運動広場も今になって2億7千万も8千万も増額してきている。財政課としてきちっとチェックしているのかという質疑に対し、そのような大型事業については、予算編成の過程において、財政課では判断をせず、市長査定で市長の判断を仰いでいるとの答弁でした。 次に、地域振興部関係で、商工使用料の減額と、商工費県補助金の減額の理由が知りたいという質疑に対して、商工使用料の減額は、各施設の昨年度末実績で入場料が減額となる見込みのためで、主には有馬キリシタン遺産記念館の入場者が減っています。また、21世紀まちづくり推進総合補助金の減額については、県の事業が縮小されたことに伴い、該当しない事業が増えたため、その分が減額となっております。地域産業雇用創出チャレンジ支援事業補助金の関係は、昨年度から事業が開始されることで、見込みを大きく見込んでいましたが、実績がそこまでなかったことにより、令和2年度については、減額して予算計上したとの答弁でした。 次に、建物貸付収入で布津第2分校はどこが幾らで借りているのかという質疑に、島原手延そうめん振興会に年額10万6,083円で貸し付けているという答弁でした。 次に、素麺産業振興費は、昨年より4千万ぐらい増額して約9千万になっているが、この内容はとの質疑に対し、イベントやテレビコマーシャルの経費で、イベントが5回、それからフェアを数回、そしてテレビコマーシャルについては約7,800万円で、関東での売行きがよかったために、来年度は関東のほかに九州圏内を追加していますとの答弁でした。 次に、婚活イベントについて、1団体に補助するのではなく、他の頑張っている団体にも活動を見極めた上で対処してほしいとの意見に対し、業務を社会福祉協議会に委託しているという形ですが、農業委員会など、他の部署とも相談しながら有効な活動をしてまいりますとの答弁がありました。 次に、移住者向け住宅確保加速化支援事業は、どういった団体を見込んでいるのかとの質疑に対し、この事業は、空き家を活用しようとする団体が、補助金を受けて空き家をリフォームし、その空き家を貸し出すという制度ですとの答弁でした。 次に、リフォーム制度については、住宅・店舗や移住時の支援、今回の団体に対する補助などいろいろあり、申請の仕方では重複申請が出てくる可能性がある。それに対してはどのような対策を行っているのかという質疑に対し、それぞれのリフォーム制度については、重複して利用できないよう全てデータと資料を管理しており、同じ建物について、2回補助することはありませんという答弁でした。 次に、人材育成事業補助金は、どのような事業が対象で、実績はどれくらいあるのかとの質疑に対し、人材育成ための研修や組織づくり、産業の育成、特産品の開発などの事業で、実績としては、姉妹都市である小豆島や与論島へのマラソン、史談会、サッカーなどの派遣を行ってまいりましたとの答弁がありました。委員からは、従来からの繰り返しではなく、人材育成になると思えるものなら選考の枠を広げるなど、もう少し弾力性を持って活用してほしいという要望がなされました。 次に、教育委員会関係の歳入に関してでございます。原城の土地購入については、どのくらい済んでいるのかとの質疑に対し、全体の65%を購入しているとの答弁でした。 次に、歳出について、ことばの教室指導員は何名か、また、準要保護児童生徒就学援助費の小・中学校の対象者は何人かとの質疑に対し、ことばの教室指導員は1名です。そして、準要保護児童生徒就学援助費の対象者は、小学校が337名、中学校は224名を想定しているとの答弁がありました。 次に、測量設計管理委託料は、布津公民館の解体に伴うものということだが、事業内容を説明してほしいとの質疑に対し、令和5年から6年度に布津公民館を布津支所との複合施設として建て替える計画の中で、布津公民館の後ろにある老人憩いの館を解体するため、それに伴う布津公民館解体の設計委託料ですという答弁でした。 次に、旧有馬商業高校跡地に計画している多目的運動広場の工事費については、我々に説明があった当初のままの計画だったら幾らになるのかという質疑に対し、当初の設計額は6億7,500万円で、類似施設の工事費を参考に積算していますが、その時の積算が甘かったということですとの答弁に対し、ということは、我々に説明した建設費の部分は、積算もせずに、ただ類似施設がこの規模ならこのぐらいだということで説明したのかとの質疑に、積算はしておりませんが、業者のほうに委託して、当初の分を出していますとの答弁でした。 次に、アートビレッジ・シラキノについては、多くの委員の質疑・討論がありましたので、できるだけ重複を避けて報告をいたします。 今年度は、予算が500万ほど増加している。あまり裕福でない財政で、収入もないのに支出が増えている。その理由を聞きたい。また、どのような効果が出ているのかとの質疑に対し、増額については、施設運営のための事業として行っているアーティスト・イン・レジデンスという事業で、若手芸術家を3名招聘していますが、最近、デジタルを用いた版画を作成する版画家もいるため、それに伴ってデジタルカメラ、パソコン、プリンターなどを備品として購入する予定です。また、現在、施設のホームページの中でアートビレッジのことを記載しておりますが、白木野をもっと広くアピールするため、独立したホームページを開設するための経費です。そして、効果ですが、アートビレッジで開催をしている版画講座やレジデンスのワークショップに参加されている市民の中から、セミナリヨ版画展で入選したり、入賞された方も出てきており、それなりの効果は上がっていると思っていますとの答弁でした。 さらに、アートビレッジ・シラキノ事業は、当初、1千万ぐらいが経費で、100万ぐらいの収入を見込んでいるという説明だったし、西望先生のお弟子さんとか、その関連の人を招聘するということだったが、現在、経費は倍増し、収入は5万円。さらに、今回は外国人を何人も呼んでいるようだが、この業務委託料というのがその人件費になると思うが、年額で1人幾らになるのか知りたい。また、版画のデジタル機材が必要だからということだが、その根拠はという質疑に対し、デジタルプリント製版を入れると、白木野において全ての種類の版画が制作できるようになるため、今回、導入を予定しました。また、西望先生の出身地であり、彫刻が主な地域でございますが、日本で最初の版画が有家のセミナリヨで作成されたということや、セミナリヨ版画展が開催されているということなどで、現在は版画に特化した施設として使用しております。そして、白木野に常駐しているエデュケーターの報酬に伴う委託料は、年額1人300万円、月額25万円で、アーティスト・イン・レジデンス事業で招聘する若手芸術家は、2か月滞在していただき、活動費として月額8万4千円で、基本的には年2回実施いたしています。 なお、今回、外国の方が来られていますが、たまたま東京で活動している外国人の方が来られたということで、基本的には国内で活動されている方を招聘していますとの答弁に、シラキノ事業に関しては、いろいろなことが耳に入ってくる。アーティスト関係の世界では、南島原のこの事業は、丸がかりで見てくれるし、給料もくれる、非常においしいというような話が出ているとも聞く。また、制作した作品は全て本市に残していってもらうという話だったが、どうも全部は残していかないような話も聞く。芸術活動に費用対効果を持ち込むのはあまりよろしくないと思うが、このようなやり方を毎年していくのは、あまりにも効果に対して予算をかけ過ぎではないかとの質疑に対し、滞在した芸術家に対しては、南島原市を題材にした作品を2~3点は必ず寄贈していただくということで、毎回寄贈を受けております。基本的にはよい作品を寄贈していただいておりますので、今後は、それらの作品を展示する機会をつくっていきたいとの答弁がありました。 次に、市民の方で絵を習いたいという方が結構おられるようで、市外から教えに来てくださっているようでございます。版画を勧めるのもいいけれども、絵画等に興味がある市民向けのものを年に何回か開催すれば、市民の関心も向いてくると思うが、どのように考えるかとの質疑に対し、御指摘どおり、現在のところは版画をしておりますけれども、当然、工房がありますので、今後は写真とか絵画、あるいは塑像などで活性化できるよう考えていきますとの答弁がありました。 次に、新給食センター建設問題について、まず、学校給食センターの機械器具購入費の4億5,800万。これは、一般質問時にカタログと特記仕様書の提出を要求した時提出できるということだったが、いつ頃出してもらえるのかとの質疑に対し、関係メーカーのカタログをということになると相当の量になるため、どうしたらよいか、議長も含めて相談をしようと考えておりましたとの答弁でした。そのほかにも数人の委員とのやり取りがありましたが、質疑・答弁がうまくかみ合わず、資料も揃わないことから、今後の新給食センター建設特別委員会での協議に期待いたします。 次に、語学指導の外国青年招致事業で、ALTとEATが今6人ずつ配置をされているが、その人たちのお世話係であるコーディネーターは現在何人で活動しているのかとの質疑に対し、現在1名を採用していますが、来年度からはもう一人コーディネーターが必要ではないかと検討しているところですとの答弁がありました。 次に、文化振興事業の業務委託料1,320万円は、コンサートが二つということだが、内容について伺いたい。それと、東京オリンピック聖火リレーの委託料は、どのようなことをするのかとの質疑に対し、コンサートについては、加藤登紀子コンサートと、ブロードウェイミュージカルを予定しています。そして、聖火リレーの業務委託については、出発式・聖火リレーの運営業務で、運営計画の作成、出発式の会場設営、沿道等の警備、市民の皆様への広報活動、交通規制の誘導看板などの作成業務、それから市内小・中学生移動用のバスの借り上げ料などですとの答弁がありました。 次に、奨学金は、今何名ぐらいに貸し付けているのか。また、未償還の人はどれくらいいて、その人たちに対してはどのような対策を行っているのかとの質疑に、毎年度20名程度に貸付けをしており、実数は257名です。また、未償還者は33名で、その対応については、昨年、条例改正を行いましたので、債務者の状況を十分に把握をしながら、償還に向けた対応をしていきたいという答弁がありました。 次に、建設部関係については、歳入歳出とも質疑がございませんでした。 次に、市民生活部関係の歳入について、本市でのマイナンバーカードの交付状況と申請方法を教えてほしいとの質疑に対し、2月23日現在での交付枚数は3,875件で、やっと9%に達したところです。また、申請方法は、各家庭に通知カードが送られてきたと思いますが、それを各支所の窓口に持って来ていただけば、申請をすることができます。もし通知カードがない方は、窓口で紛失届を出していただけば申請することができますので、免許証など自分の身分が証明できるものを持ってきていただければ結構ですとの答弁でした。 次に、歳出についてです。南有馬町のやすらぎ苑と布津町の桜苑は、市外の業者に委託して、その業者が地域の人を雇って仕事をしていると聞いたが、現在はどうなっているのかとの質疑に対し、以前は、職員や委託職員で実施しておりましたが、退職者の補充をするため何度も募集を行いましたが、応募者がいなかったため、やむを得ず火葬炉の設置業者に委託せざるを得なかったということでございますとの答弁に、新潟の業者だということだが、管理体制は大丈夫なのかとの質疑に対し、この業者は、火葬炉のメーカーで、他のところでも委託業務を行っていますし、九州支店が福岡にありますので、現在まで特に問題は生じておりません。 次に、機構改革で水道課を衛生センターに移動することによって、施設改修に6,295万円、駐車場整備に1,100万円計上してある。予算がかかり過ぎると思うが、どのような改修を行うのかとの質疑に対し、2階の会議室と隣の休憩室をつなげることによって、事務室としての広さを確保するための工事と、床をOAフロアにする工事、そしてエアコン等の改修をする予定でございますとの答弁がありました。 次に、食生活改善推進組織活動支援事業補助金がありますが、この組織は市内に何か所あるのかという質疑に対し、市内各地区に8支部ございます。会員は338名で、主な活動は、会員のスキルアップのための研修や料理の講習、生活習慣病予防のための減塩指導など、活発に活動していただいております。 次に、緑のカーテンについて、昨年どれくらいの希望者があったのか、今後も続けていくのか、また、レジ袋が4月から廃止とか禁止とかいう情報があるが、どうなるのか。さらに、レジ袋廃止といいながら、自治会配布文書がナイロンの袋に入ってくるが、これについては今後どうされるのかとの質疑に対し、緑のカーテンは4年前からスタートし、パッションフルーツの苗を配布し、2回の講演会を開催して、育て方とか緑のカーテンの必要性、そして温暖化などの講演会を受講された方60名に1人2本ずつ苗を配り、その後も毎年度継続して配布しています。そして、来年度が5年目となり、ある程度の広がりがあったため、事業所、一般市民、学校関係の3部門に分けて、その出来栄えを競っていただき、表彰してはどうかということで、今回、予算にも賞状やトロフィー代を計上してさせていただきました。それと、レジ袋関係については、環境課といたしましては、マイバッグを推進する活動を重視しており、レジ袋の有料化につきましては、商工関係との協議もありますので、まだ整理ができておりません。また、自治会配布文書が白いビニール袋に入ってくるという件でございますが、現在、口之津と加津佐がキャリーバッグを利用して自治会配布文書を配布しております。市内の全部の自治会もこのキャリーバッグに替えようということで、今回予算化をさせていただきました。新年度からは一つの自治会にキャリーバッグを二つずつ配布する予定ですとの答弁です。 次に、農林水産部関係の歳入についてでございます。 漁港施設使用料に該当する船は何隻で、年齢制限はあるのか。また、次代を担う漁業者の育成事業についてはどのような制度かとの質疑に対し、まず、漁港施設使用料関係ですが、漁船361隻、プレジャーボート82隻で、年齢制限は55歳以下という制限を設けています。そして、次代を担う漁業後継者育成事業補助金ですが、漁業者指定の制度で、3名を予定しています。なお、金額は、初年度が月10万円で、2年目は月8万円を予定しています。 次に、畜産クラスターについて、国、県の補助率はという質疑に対し、今回の事業費は3千万円を予定しております。国の補助金が2分の1、県の補助金が10分の1ですという答弁に、今後、県の上乗せ補助がなくなると聞くが、もしなくなったときの対応はどのように考えているのかとの質疑に対し、県の財政が厳しいという状況の中で、そういった方針が出されてきています。これに対しては、県内の農林水産部長・課長会議で、引下げをしないようにという要望を上げておりますが、なかなか厳しい状況です。仕方がないというところもありますが、引き続き要望活動を行っていきます。 次に、漁港施設使用料で、遊漁船は長さによって金額が違うが、詳しく知りたい。また、今年はヒヨドリの被害がかなり出ているが、鳥獣被害防止交付金の中にヒヨドリの駆除に対する補助はないのかとの質疑に対し、プレジャーボートについては、メーター当たり1日9.6円です。そして、鳥獣被害防止の交付金は、イノシシの防護柵、ワイヤーメッシュ、電気柵などで、現在、ヒヨドリについてはありませんとの答弁に、今年は特に被害がひどく、レタス、白菜などほとんどの葉物がやられた。そこで、防鳥ネットではなく、もっと目の詰まった防護ネットだと被害が防げると思うが、それに対しての補助は考えられないのかとの質疑に対して、確かに今はイノシシよりもヒヨドリの被害のほうが大きくなってきていると感じています。再度、国、県の制度を調査した上で、補助がなければ市のほうで考える必要が出てくるのではと思いますので、検討させていただきたいという答弁でございました。 次に、オリーブの産地化の事業については、南島原市の気候風土に合うのか疑問だが、大丈夫なのかとの質疑に対し、九州ではいろいろな所でオリーブが栽培され、産地化も進んでいます。本市でも平成28年度に取り組み始めてから、現在では12ヘクタール、5千本程度までに増えてきております。若干、大風に弱いというところはありますが、気候的には問題ないと考えており、さらに産地化を目指していきたいとの答弁がありました。 新規作物として、国産バナナ推進をあげているが、今後の計画について知りたいとの質疑に対し、バナナについては、現在全国で栽培されていますし、本市は施設栽培が盛んでございますので、この施設栽培でもっと高付加価値な、お金になるような作物の一つとしてバナナの研修をしてはどうかということで、今回、苗木の補助を計画いたしましたとの答弁がありました。 次に、森林譲与税を基金に積み立てていると思うが、今後どのように活用していくのかとの質疑に対し、この税は、基本、森林を整備するための費用でございますが、必要であれば作業道などにも活用できると考えておりますとの答弁でした。 次に、水道部関係についてでございます。水道使用料についてはどのような改正が行われ、時効の整理についてはどのように考えているかとの質疑に対して、水道使用料については、民法の改正により、今まで2年だった時効が5年になりました。また、不良債権の処理については、既に債権管理マニュアルはできておりますので、現在、債権管理条例の制定に向けて取り組んでおります。 次に、福祉保健部の歳入についてです。本市には、養護老人ホームが2か所あると思うが、入所率と人数を教えてほしい。そして、学童保育は現在、何人予定されているのかという質疑に対し、養護老人ホームは定員が60人と50人の2か所があり、それぞれ50%の入所率です。そして、学童保育ですが、定員が942名となっていますが、現在、実数は840人ですとの答弁でした。 歳出については、免許証の返納助成金の人数と、1人当たりの助成額は幾らかという質疑に対し、昨年度が141名で、今年度が現在200名ぐらいでございます。返納時助成金は、1人2万4千円で、1回限りとなります。 次に、北有馬保育所と北有馬幼稚園について、保育士と幼稚園教諭は何名で運営しようと考えているのか。報酬があまりにも安いのではないかとの質疑に対し、現在の北有馬幼稚園と北有馬保育所を合わせて19名です。4月1日から認定こども園として開園する予定をしておりますが、ここに上げている報酬は、現在の臨時職員にあたる職員の分ですという答弁でした。 次に、湯楽里と保健センターの舗装工事費が非常に高額だが、どのような工事をするのかとの質疑に対し、湯楽里の舗装工事ですが、面積は、湯楽里の駐車場が2,700平米、保健センターが2,900平米の合計5,600平米です。また、湯楽里の駐車場は、路面が波打っているため、地質調査を行ったところ、山側からの地下水が駐車場の舗装の下を流れ、土砂を洗い流したため、舗装面に凹凸ができたという結果を受け、山側にある水路の所に120メーターぐらいの暗渠を埋めて、駐車場の両方から水を排水する改修工事を行い、併せて路面の補修工事を予定していますとの答弁でした。 終わりに、当初予算とは直接関係ありませんが、今、早急に考えなければならないコロナウイルス問題の対応について、多くの委員から意見が出され、部局とのやり取りがありました。緊急性もあり、重要なことですので、参考のために報告いたします。 今、コロナがはやり、突然学校が休校になったため、共働き家庭など、子供を学童保育にやりたいという人が増えると思いますが、その人数をどうするのか。それと、学校を休校にした期間、春休みまでの間を補償するという話が出ていますが、個人に幾ら、市に幾らなのか、市として計算しているのかという質疑に対し、学童の人数については、私たちも相当増えるであろうと予想していましたが、今日、3月3日の午前中に調査した結果では、まだ、あまり増えていないということです。そして、保護者の負担分については、国が措置するということは言われておりますが、まだ私どものほうには何も情報が流れてきていませんので、積算はできておりません。 また、別の委員から、先ほど、学童が840名で、定員より100人ぐらい少ないと言っていたが、本市もコロナウイルスの関係で明日から学校の休業が始まる。非常事態の時だから、国は一律同じようなやり方を要請してきたわけでありますけれども、やはり地方自治体としては、この期間は、できることをやらなければならないと思っているが、学童では、今回の国の処置に対して対応できそうなのかという質疑に対して、今回の新型コロナウイルスの対応につきましては、安倍首相のメッセージを受けて、土曜日に緊急園長会議を開きました。そして、保育園の開所と学童クラブの23施設に対しては、通常ですと夕方から6時から7時までの短時間ですけれども、8時間の開所について要請をいたしましたところ、全ての施設で御協力していただけることになりました。そこで、学校側の説明を聞きましたところ、学校のほうは3月4日から3月24日までを臨時休業をするということで、その間の学校の開放は行わない、教職員の派遣は行わない、体育館の利用についても遠慮していただきたいとのことでした。ただ、私どもも、いよいよ明日から始まりますので、今日も午前中、緊急に開所していただく園の状況等について聞き取りをいたしましたが、現在のところは、定員よりも約100名ほどの余裕がある状況です。しかし、一部の学童保育のクラブにおいては、園とのやりくりの中で、本当にきついというところや、定員いっぱい入れた場合にはどうしても手狭で、学校等の利用とか、あるいは学校の先生方の協力があれば大変ありがたいというところもあります。併せて、弁当が必要になるものですから、弁当をご家庭から持ってきていただくというのも、保護者の方にとっては負担になられているようです。そのことを受けまして、今日この特別委員会が終わりましたら、改めて教育委員会のほうに情報の提供を行い、学校側の御理解と御支援をお願いしようと考えていますとの答弁がありました。 委員会のほうにも、学校側にも、全市を挙げてこの期間の対応をするという気持ちをぜひ持ってほしいという声が議会からも上がったということで要請してほしいと思いますという意見がありました。 そして、あと、結局、キャパが全体的に見れば少し余裕があっても、今言われたように非常に手狭になったり、濃厚接触度合いを見ると、学校で見ていたほうがはるかに安全だというような状況が出てくると思う。これは市長判断だと思いますが、よその地域では図書館を閉館する所もあるようですが、本市は八つある公民館をこの期間は一般の人に遠慮していただいて、子供たちが勉強する場所として開放してはいかがかと思います。また、昼間、親の目が届かないというのが一番親御さんたちは不安だと思うので、市内のいろいろな施設を活用して、例えば、白木野エリアならば、昨日も出ていましたが、何とかレジデンスで使っている教室があり、一人在駐している人もおられるというので、こういう所や公民館も含め、とにかくこの期間は何としてでもコロナの感染拡大を防がなければならない。そして、保護者の方たちも、仕事に行っている間に、家にいる子供たちがインフルや風邪の症状が出て熱が上がったり、万が一火事でも出したらどうしようかなどとの心配をしないで済む。とにかく、大人の目が行き渡らない時間帯がある子供たちがいるという現状を考え、教育委員会、学校、行政、保護者、全部が協力して、本気で子供たちを守るんだという思いでやってほしいということを要望しておきますという要望がありました。 その他にも、学校は開放し、子供たちは学校のほうに自由に来ていいよ、あとは職員が面倒を見ます。ただし、その時に責任問題があるので、親の責任で学校にやってくださいというように、もう少し緩やかな対応を取るよう教育委員会に要望しますという意見もありました。 そして、福祉保健部より、この件につきましては、私たちも今日入手しましたが、島原市は教育長名で、他に行く所がなければ学校でも受け入れますというような文書を既に出されています。また、保育会のほうも、職員の派遣ですとか、学校開放等について、何とか御理解をいただけないだろうかという要望を持たれていますので、先ほどの委員からありました図書館の有効活用なども含め、再度教育委員会と協議をしたいと考えていますという発言がありました。 以上、質疑を終了し、討論を行いました。反対討論として、新規就農支援事業を新たに市独自で取り入れたり、ほかにも市民のために努力された予算であることがところどころにたくさん見られますけれども、私たち日本共産党が主張しています学校給食費の無償化に向けた取組や、国民健康保険料の課税を減らすための一般会計からの繰入れなど、できていません。また、新学校給食センター建設に関する予算も、厨房機器購入の入札が不透明なまま実施されようとしているのにも賛成できません。よって、この予算案に反対いたしますとの討論があり、賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、予算審査特別委員会に付託されました令和2年度南島原市一般会計予算については、可決することに決定いたしました。 終わりに、委員会運営に御協力いただきました理事者の皆様並びに長時間にわたり終始熱心に審議いただきました委員の皆様に、敬意と感謝の意を表しまして、委員長の報告といたします。 以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務副委員長の報告を求めます。松永忠次副委員長。 ◆総務副委員長(松永忠次君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 総務委員長が辞職に伴い、現在、委員長職が不在のため、私、副委員長の松永が、委員長に代わって総務委員会の報告をいたします。 去る2月27日の本会議において、総務委員会に付託されました議案につきましては、3月4日並びに3月18日に総務委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 今回の付託議案は、議案第1号「南島原市公共施設整備基金条例の制定について」の外議案16件であります。 議案につきまして、担当部局より説明や考え方を聴取し、審査した結果、全ての議案について原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案の提案理由は、本会議において説明をされておりますので、審査の過程で出された主な質疑等について順次報告をいたします。 まずは、管財契約課関係でありますが、議案第1号「南島原市公共施設整備基金条例の制定について」の説明があり、質疑内容は、基金によって改修する施設はどのくらいあるかとの質疑に対し、公共施設等総合管理計画の作成時において367施設あるとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第1号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、総務秘書課関係でありますが、議案第5号「南島原市公告式条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第5号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、総務秘書課関係でありますが、議案第6号「南島原市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑の内容は、「記載してはならない」を「記載し、又は記録してならない」と改正してあるが、記載と記録の違いはとの質疑に対し、記載は紙での提出、記録は電子での提出を意味し、今回電子データで提出できることになったことによるものとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第6号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係で、議案第7号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、自治会長設置条例を作って報酬を支払うことはできないのかとの質疑に対して、国が厳格を図るということで、自治会長は専門的な知識は必要がないため非常勤の特別職にはならないということになった。報酬を払うことはできないとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第7号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係で、議案第8号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、園長は保育資格が必要なのかとの質疑に対し、資格は必要ないとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第8号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係で、議案第9号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、一般職の任期付職員は何人いるのかとの質疑に対し、現在、教育委員会に理事が1人いるが、今回の改正後に適用を受ける職員はいないとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第9号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係でありますが、議案第10号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第10号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係で、議案第11号「南島原市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、誤りに気づいたのはいつかとの質疑に対し、今回の条例改正をしていく中で、誤りに気づいた。期日は12月上旬頃だと答弁がありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第11号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係で、議案第12号「南島原市支所設置条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、番地が間違っている事例はほかにはないのかとの質疑に対し、今回の例規改正に伴うものだけで、全公共施設は調べていないとの答弁でありました。質疑として、全公共施設をなぜ調べないのかとの質疑に対し、答弁、全施設調査するとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第12号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、人事課関係で、議案第13号「南島原市内部組織設置条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、認定こども園を民間に払い下げるという考えは全くないのか。また、継続していくのかなどの審議はなされているのかとの質疑に対し、今のところないとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第13号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、防災課関係でありますが、議案第14号「南島原市交通安全の保持に関する条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、交通指導員の仕事内容はとの質疑に対し、主には年4回の交通安全運動中に、主要交差点に立哨して交通指導を行うとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第14号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、防災課関係で、議案第15号「南島原市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について」の説明があり、質疑内容は、現在の団員数と今後の方針はとの質疑に対し、現在は1,343人に対し、団員数は1,266人で、77名が欠員している。今後も引き続き方針について検討するとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第15号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、総務秘書課関係でありますが、議案第38号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」の説明があり、質疑として、事務組合から長崎市が脱退する理由はとの質疑に対し、市町村合併時に退職手当の予算の平準化ができることから加入されたが、それが落ち着いてきたという理由で脱退されるとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第38号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、総務部と地域振興部、議会事務局関係で、議案第39号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」の説明があり、結婚新生活支援事業補助金は何件ぐらいの人がもらわれるのかとの質疑に対し、現在13名の方が申請をされているとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第39号のうち、総務委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、地域振興部関係で、議案第41号「令和元年度南島原市宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)」の説明があり、質疑内容は、繰越し理由を具体的にとの質疑に対し、民間の宅地所有者が最近破産され、その調整に不測の日数がかかったことによるものとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第41号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、地域振興部関係でありますが、議案第45号「令和2年度南島原市宅地開発事業特別会計予算」の説明があり、質疑内容は、4万6千円の旅費の内訳はとの質疑に対し、弁護士相談のための長崎と福岡に行く旅費を計上しているとの答弁でありました。質疑が終了し、討論はなく、採決の結果、議案第45は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、総務部関係で、議案第50号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」の説明があり、総務委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてであります。総務委員会に関係する「世界遺産関連施設の整備について」、「島原・天草・長島架橋構想及び九州西岸軸構想の推進について」、「島原手延素麺の産地振興について」、「土石流被災家屋保存公園の再整備について」は、特段の意見はなく、提案のとおり、異議なしということで報告することに決定いたしました。 続きまして、閉会中における委員会の継続調査申出については、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、本委員会の報告を終わりますが、審査の過程におきまして、このほかにも多くの意見や指摘が出されております。理事者におかれましては、真摯に受け止めていただき、今後の行政運営に生かされますようお願い申し上げます。 また、今末をもちまして定年退職される伊藤総務部長、森崎農林水産部長、金子水道部長、末續監査事務局長におかれましては、長年にわたり本市の発展に御尽力いただきまして、誠にありがとうございました。皆様方には、今後もますますの御健勝と御多幸を祈念申し上げます。本当にお疲れさまでした。 これで、総務委員会の報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君) (登壇) 文教厚生委員会における審査の経過及び結果について御報告いたします。 本委員会に付託された案件は、議案第2号「南島原市犯罪被害者等支援条例の制定について」の外25件であります。 審査にあたりましては、担当部局から説明や考えを聴取し審査をいたしました。 その結果、文教厚生委員会に付託された案件につきましては、全て原案のとおり可決をいたしました。 それでは、審査の過程において、特に議論になった点について順次報告をいたします。 議案第2号「南島原市犯罪被害者等支援条例の制定について」でございます。 委員から、第2条の第1項、犯罪等(犯罪及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす行為)とあるが、どのようにして判断するのかという質疑がございました。これに対しまして、有害な影響を及ぼす行為とは、犯罪まではいかないが、これに類似するような行為であって、行為の相手方の心身に有害な影響を及ぼすような性質を有する行為を言います。また、犯罪とは、刑法その他の刑罰法令に触れる行為を意味し、交通事故等も含まれております。ただし、この見舞金に関しては、交通事故等を入れる予定は今のところありませんという答弁でございました。 また、委員から、その被害を被った方が、その届をして申請をするのか。規則において、見舞金30万円と10万円支給するとの説明だが、基準は設けているのかという質疑がございました。これに対しまして、規則で様式は定めており、申請が出た時点で判断し、決定したら請求書を出してもらうようにいたしております。遺族見舞金が30万円、重傷病見舞金10万円は、1か月以上病院にかかった場合ということになっておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第2号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第3号「南島原市手話言語条例の制定について」でございますが、特に議論になる質疑はなく、また討論もなく、採決の結果、議案第3号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第4号「南島原市立認定こども園条例の制定について」でございます。この条例についても質疑、討論はなく、採決の結果、議案第4号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第16号「南島原市保健センター条例の一部を改正する条例について」であります。 質疑といたしまして、今後、登記簿謄本を添付するなどすると、今回のような位置の表示の間違いがなくなると思うがという質疑がございました。これに対しまして、市民生活部管理においては、全てにおいてチェックをいたしました。ほかの各部署においても、そういうふうな指示があっているものと思っております。台帳等についても、登記簿の謄本を一緒に添付するというのも非常に大切なことだと思いますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第16号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第17号「南島原市し尿処理施設条例の一部を改正する条例について」でございます。この条例についても特に議論になる質疑はなく、また討論もなく、採決の結果、議案第17号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第18号「南島原市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例について」でありますが、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第18号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第19号「南島原市印鑑条例の一部を改正する条例について」でありますが、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第19号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第20号「南島原市健康づくり推進協議会条例の一部を改正する条例について」でありますが、この条例についても質疑、討論はなく、採決の結果、議案第20号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第21号「南島原市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について」であります。特に議論となる質疑はなく、討論もなく、採決の結果、議案第21号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第22号「南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について」でありますが、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第22号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第23号「南島原市加津佐総合福祉センター条例の一部を改正する条例について」であります。この件についても質疑、討論はなく、採決の結果、議案第23号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第24号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、放課後支援員の資格要件が平成32年から令和7年まで5年間延びた理由はという質疑がございました。これに対しまして、延長になった部分は、まず支援員の不足が大きな理由です。そして、都道府県等で研修の機会が少なく、その決められた期間の中で履修される方が少ないということで、今回さらに延長がされましたという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第24号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第25号「南島原市へき地保育所条例を廃止する条例について」であります。 委員から、北有馬田平保育所は、平成25年から休園しているが、今回、廃園にした根拠についてという質疑がございました。これに対しまして、平成25年に初めて入園児が途絶えた。ただ、その後も入園を希望されるお子様も出てくる可能性があるということで、休園をそのまま続けておりました。保育所あるいは幼稚園においても、児童の入所児童数が非常に激減をしてきているという状況で、今回の統合を機に、僻地の保育所を廃止するということですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第25号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第30号「南島原市議会の議決に付すべき公の施設に関する条例の一部を改正する条例について」でございます。この議案についても質疑、討論はなく、採決の結果、議案第30号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第31号「南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について」であります。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第31号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第32号「南島原市立幼稚園一時預かり保育料徴収条例を廃止する条例について」であります。この議案についても質疑、討論はなく、採決の結果、議案第32号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第34号「学校給食センター新築工事(建築)請負契約の締結について」であります。 委員から、予定価格に対する落札率はという質疑がございました。落札率は95.52%ですという答弁です。 また委員から、制限付一般競争入札で入札がなされているが、その制限付の制限は、どのような制限をかけたのか。また、地域要件というのはという質疑がございました。答弁といたしまして、クラスについては建築Aで、格付等級のA、それと地域要件、そういうものを設けています。地域要件は、市内に本社を有する者、あと市内に委任営業所を有する者、それと長崎県に本社、営業所を有する者、各それぞれ総合数値を設定し、それに該当する業者さんが参加できると、JVという形で企業体を組んでいただき参加していただいておりますという答弁でございます。 質疑を終了し、次のような反対討論がございました。初めから一つにする給食センターに反対であり、このような落札をされた状況を示されても反対でありますという反対討論でございました。賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、議案第34号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第35号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の締結について」であります。 委員から、落札率と、特定業者、これはどういうところで特定になっているのかという質疑がございました。落札率は90.55%。それと、このJVについては、ガイドラインを市のほうで作っており、これは、口之津のターミナルビルの時にJVのガイドラインを作成して、それを適用し、今回も実施をいたしました。電気については、発注契約が2億円以上であれば2JV、二つの企業が企業体という形で組織をしていただいて応札をいただくということです。そのような答弁でございました。 また委員から、建設業界はいろんな特定業者が指定されているが、何を基準に特定としているのかという質疑がございました。これに対しまして、建設業許可で特定建設業、その許可を受けている業者、今回、電気工事については、代表構成員は、その特定の建設許可を受けている方、市内で言えば、本社があって1億円以上、市内運営業者であれば1億5千万円以上と、年間平均完成工事高で、県内であれば2億円超というような設定をしております。建設業の許可に、特定と一般があります。一般と特定の違いは、特定建設業を認められるには、技術者の数とか会社の規模とか、そういったのを審査され許可をもらうのですが、特定建設業になると、自分のところで多額の工事を受注して、いくらでも下請に出せるというふうになります。一般の場合は、その下請に出せる金額が幾らまでと、金額が制限されておりますという答弁でございました。 また委員から、今回の制限の理由と、今回2社しか制限付一般競争入札に入っていないというのはどうしてなのかという質疑でございます。これに対しまして、要件ですが、地域要件として、構成員には市内業者を含めると、あと県内などの業者を基本とするというような地域要件を設定しております。それと、参加業者の件ですが、先ほどガイドラインという話をいたしましたが、それを適用した場合の想定として、代表構成員については、市内で1社、県内で33社を想定しております。それと、その他の構成員であれば、市内本社が2社、市内営業所が4社を想定しておりましたが、結果として、2企業体が応募され、参加されたということですという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がございました。反対の理由といたしまして、議案第34号で示した理由と同じで、一つの給食センターに反対でありますので、反対ですということです。賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、議案第35号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第36号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の締結について」であります。 委員から、今回のこの制限付の条件と落札率はという質疑がございました。落札率は90.42%です。それと、地域要件ですが、構成員には市内業者を含めると、それと県内までの業者を基本とする、先ほどの案件と同じですということです。それと、参加想定ですが、市内その他構成員として、市内に本社または営業所というのが11社ありますので、11社を想定しておりましたという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がありました。反対の理由として、前号、議案第34号、議案第35号と同じ理由をもって反対しますということです。賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、議案第36号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第37号「財産の取得について(学校給食センター厨房機器購入)」についてであります。 委員から、いろいろ疑念を抱かれているが、入札の結果、99.6%。確かに高いと思う。しかし、何ら不正とかというような情報も入っていないし、予定価格範囲内だから問題ないと理解してもいいのかという質疑でございました。答弁といたしまして、そのとおりですということです。 また委員から、今回、疑念を持たれているから、これからは疑念を抱かれないように透明性の確保、公正、競争性、そういったことを考えてすべきではないのか。そして、やはり指名する段階でもこういった疑念を抱かれるような業者については、十分検討して指名すべきではないかと思うがという質疑でございました。これに対しまして、今後はそういう疑念を持たれないような形で行っていきたいと考えておりますという答弁でございました。 また委員から、厨房機器の入札にはランダムをかけていないのかという質疑でございましたが、これに対しまして、ランダムの数値を公表していないだけで、物品についても予定価格のランダム係数0.999から1.000の範囲でかけていますという答弁でございました。 また委員から、このランダムについて公表できないのかという質疑でございました。これに対しまして、物品については、事前ランダムですので、公表するようにはなっておりませんという答弁でございました。 また委員から、長崎日調が落札したが、ほかの業者からは質疑や異議申立てはなかったのか。それと、不参加と辞退の理由はという質疑がございました。これに対しまして、質疑等については、1件もあっておりません。それと、一般質問の中でも答弁したとおり、不参加と辞退の理由については、1件が委任状の不備と技術者不足というふうに答弁したと記憶しております。入札後の異議申立て等もあっておりませんという答弁でございます。 また委員から、今回、3社から見積りを取ったということだが、なぜ3社だったのか。この見積りの単価が一番安いのを基本にして予定価格をつくったということだと思うが、その予定価格が、その低い見積価格と違うというのは、どのようにして出されるのかという質疑がございました。これに対しまして、見積りの3社については、規定はありません。10社あれば、10社から取ってもいいわけですが、その見積りをするという作業も、見積りを依頼される側も、むやみに多く取るのも大変だという問題があります。そこで、1社だったら傾向が分からない、2社、3社取って、その傾向と言いますか、3社の金額のばらつきがあるかないかを見て判断するために、最低3社というふうな考えで3社取っております。設計金額と予定価格の違いですが、設計金額にランダムの数値をかけて予定価格を出していますという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がございました。反対討論の理由といたしましては、これまで述べてきたように、厨房機器に対しては、入札の疑念の問題とか多くこれまでありました。それから、特別委員会がアンケート調査した中でも、これまでの計画、設計ができるまでに、もともと関係者に知らせるべきではなかったのか。その一つで大丈夫かとか、そのような意見もありますので、反対しますという反対討論でございました。賛成討論はなく、起立採決の結果、議案第37号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第39号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」でございます。市民生活部関係でございます。 委員から、し尿処理費の工事費で、年度内に執行できないということだが、当初予算に計上し工事を行い、それを今度減額しているが、当初の段階では検討できなかったのかという質疑がございました。これに対しまして、基本設計を行いながら工事を施工することになっておりますので、基本設計が固まっていくにつれ、設備の内容や規模、施工費用、時期など明確になり、このような結果になったと思っております。平成31年度の当初予算ですが、全体工事の67%での工事の進捗率を見込んで、その出来高払いの90%分を当初予算として計上しておりました。ただ、その工事進捗が若干遅れており、出来高を4割ちょっとに確定させて、当初予算をその出来高に合わせて減額するものですという答弁です。 また委員から、当初の段階できちっとした計画というか、積算をして予定を組んで計上していれば、5億6千万の減額は出ないと思う。また、全体の工事費はどれくらいかという質疑がございました。これに対しまして、全体の工事費は、2か年度事業で、委託料も含んだ総額で24億7,541万4千円です。当初入札をした段階で、1回不落になり、2回目の契約が12月にしたと思っております。その時点では、令和元年度の当初予算の積算がまだできてなく、工事が遅れてしまいましたという答弁でございました。 次に、福祉保健部関係です。 委員から、プレミアム付商品券事業の補助金が、1万3千人分を見込んでいたが、実際は6,045人ということだが、その原因はという質疑でございました。これに対しまして、国の制度で、低所得者に関しては、まず、該当するであろう方々が、市のほうに購入引換券の申請をし、そこで審査をして該当するということであれば、個人宛てに郵送で購入引換券を送付し、その送付した引換券と現金を持って郵便局に行き、商品券の購入という形で、申請で市役所に行き、交付券が来たら現金を持って郵便局に行くという複雑な制度になった関係で、全国的にも購入する方が少なかったとのことです。市でも再度、対象者に購入してくださいというような通知とか、広報紙、ホームページ、回覧、ラジオ等で、いろんな手段で広報活動を行った結果、全体で44%ぐらいの交付率になりました。県下で平均を少し上回った状況ですという答弁でございました。 次に、教育委員会関係です。 委員から、指定文化財保存整備事業で対象外として減額されたと思うが、対象外となった理由はという質疑がございました。これに対しまして、対象外となったのは、補助金のシーリングが40%ほどかかりましたので、その額相当分の事業を減額としたということですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第39号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第40号「令和元年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。特に議論になる質疑はなく、また討論もなく、採決の結果、議案第40号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第44号「令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」でございます。 委員から、歳入で退職被保険者等国民健康保険税が減額されているがという質疑がございました。これに対しまして、退職被保険者自体が、平成27年度の制度改正において、5年間の経過措置を設けて退職者医療制度をなくすというのが平成28年度に出され、それに伴い、5年後となるのが令和2年度になり、令和2年度退職者被保険者がいなくなるということで、現年課税分としては1千円だけを計上しておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がございました。その理由といたしまして、一般会計からの繰入れがなく、それと子供の均等割をなくすとか、いろんな工夫した取組が別にないので反対をしますということでした。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、議案第44号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第46号「令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。 委員から、歳入で保険料が前年と比較して金額が増えた要因はという質疑がございました。これに対しまして、保険料の税率と均等割が、令和2年度、3年度、上がります。均等割が4万5,800円から4万7,200円に、所得割が8.67%から8.98%に上がるためです。税率の決定は広域連合で行っておりますという答弁でございます。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第46号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第49号「県央県南広域環境組合規約の一部を変更する規約について」でございます。 委員から、ごみの関係は令和7年度まで実行し、8年度からどのようになるのか。また、し尿のほうはどうなるのかという質疑がございました。これに対しまして、答弁として、諫早に建設予定しております新施設の稼働予定が令和8年度からとなっております。それまでの間は、今の旧布津町、旧深江町の2町のみのごみを処理するということです。現在の南有馬クリーンセンターは、維持経費はかかりますが、6地区のごみ処理をすることになります。し尿関係については、このごみ焼却とは別のもので、その後も同じような形で稼働していくことになりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第49号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第50号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」でございます。 まず教育委員会関係でございます。委員から、国の補正予算はいつついたのが分かったのかという質疑でございます。これに対しまして、学校施設改善交付金ですが、予算が成立した後に、国のほうから照会があり、前倒しでできる事業はないかとの照会がありましたので、手を挙げて、実際、内定をいただいたのが2月17日ということですという答弁です。 また委員から、特別教室の空調設備の整備も行うとのことだが、空調も入札に出したら大きいところが取る状況になってくるが、市内業者を入れながらやっていくということも行っているので、大きい会社しか取れないとかという感じではなく、市内業者にも取れるように考えていただきたいという質疑がございました。これに対しまして、空調設備の発注については、発注工事ごとに技術者を配置しなければならないというのがございます。あまり細かく発注を分けると、入札に応じてくれる業者がいないという場合もありますので、その辺は、どの程度の大きさで発注するかということは検討をしていきたいと思いますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第50号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてでございます。文教厚生委員会に属する分は、「学校施設環境改善交付金について」と「国指定等の文化財の保全・活用等に係る財政支援について」の2件でありますが、意見や新しい項目の要望、提案はなく、市長から提案された提案書のとおり要望することに決定をいたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申し出ることに決定いたしました。 以上、文教厚生委員会委員長の報告といたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。金子憲太郎委員長。 ◆農林水産・建設委員長(金子憲太郎君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより農林水産・建設委員会の報告をいたします。 去る2月27日の本会議で本委員会に付託されました議案10件につきまして、3月6日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について御報告いたします。 なお、議案の詳細については、本会議で説明されておりますので割愛し、各案件の結果及び主な質疑について御報告いたします。 初めに、議案第26号「南島原市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について」、農林水産部農村整備課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第26号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第27号「南島原市営住宅条例の一部を改正する条例について」、建設部都市計画課長から説明を受けました。 質疑、法定利率が今回どのように変わるのか。答弁、民法の一部改正により、法定利率が年3%に改正され、固定利率が3年を1期として利率の見直しが行われることとなりますとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第27号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第28号「南島原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について」、水道部上水道課長から説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑、この条例の改正の内容を知りたいとの質疑に対しまして、答弁として、人事院勧告の趣旨に沿って改正を行うもので、企業職員の住居手当月額1万2千円を、一般職と同様の1万6千円に改正するものですとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第28号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第29号「南島原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」、水道部上水道課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第29号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第33号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」、建設部管理課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第33号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第39号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について、まず建設部関係について建設課長から説明を受けました。 質疑、歳出で減額になった市道改良事業は、どこの分か。また、何か所あるのかとの質疑に対しまして、減額することになった主な路線は、有家町の市道西広野2号線、北有馬町の市道西平清水線が主な路線で、全体の本数は6本ですとの答弁がありました。 次に、農林水産部関係について、農林課長、水産課長、農村整備課長から説明を受け、その後、一括して質疑を行いました。 質疑、歳入で強い農業づくり交付金を減額しているが、どこに振り替えたのか。また、歳出では鳥獣被害防止総合対策交付金を減額しているが、例年どおり2次募集をした結果の減額かとの質疑に対しまして、答弁として、強い農業づくり交付金は、同じ国庫補助事業の産地パワーアップ事業に振り替え、鳥獣被害防止総合対策交付金のイノシシの防護柵の減額分については、2次募集をした結果でございますとの答弁がありました。 なお、水道部関係では、下水道課長から説明を受け、質疑はありませんでした。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第39号のうち農林水産・建設委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第42号「令和元年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」について、水道部下水道課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第42号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第47号「令和2年度南島原市水道事業会計予算」について、水道部上水道課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第47号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第48号「令和2年度南島原市下水道事業会計予算」について、水道部下水道課長から説明を受けました。 質疑、地方債の残高はどれくらいかとの質疑に対しまして、答弁として、令和元年度末の見込みで、28億8,600万円ですとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第48号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第50号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」について、農林水産部農村整備課長から説明を受けました。質疑、討論はなく、採決の結果、議案第50号のうち農林水産・建設委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案について。このことについて、農林水産・建設委員会に関係する令和元年度既存項目の「地域高規格道路「島原天草長島連絡道路(深江町から口ノ津港)」の早期事業化について」をはじめ、その他9件については、特段の意見はなく、提案どおり異議なしということで報告することに決定いたしました。 また、農林水産・建設委員会に関する新しい項目の要望として、委員から、今年はワカメ養殖が原因不明の不漁だったため、漁業者の経営安定と所得の向上を図る観点から、県として、この原因を究明していただきたいこと、最近の異常気象や地球温暖化による海水の高水温化でも生育可能な種苗の改良などを研究する施設の設置について追加要望してほしいとの意見がありました。 協議の結果、新規項目「わかめ養殖の安定的な生産について」を農林水産・建設委員会の新規要望・提案として報告することに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、農林水産・建設委員会の報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員長報告に対する質疑をまとめるため、昼休みを含め、午後1時30分まで休憩いたします。     午前11時49分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各常任委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、総務副委員長に対する質疑を行います。2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  第1号議案について、総務副委員長にお尋ねをいたします。 第1号議案は、南島原市公共施設整備基金条例の制定についての議案です。何か月か前に、国の指導で、新しい施設はもう老朽化したら造らないということが全協でありましたけども、そのこととこの基金条例は関係があるのかどうか、話し合われたかどうかですね。新しく造らないために修理代とかきちんと基金をためておくという、それと関係があるのかなと思いました。 それから、改修する施設が367という報告がありましたが、えらいたくさんあるんだなと思いましたが、主にどんな所でしょうか。 それから、噂によれば、加津佐、口之津はいい支所があると。深江もいいと。あと布津と北有馬が非常に老朽化された支所なんですけども、支所を新しく作るためにこの基金条例が制定されるのではないかという噂も聞きました。そこのところはどんな審議がなされたのでしょうか。 それから、基金として積み立てる額、これは第2条に書いてありますが、一般会計歳入歳出予算で決めるとありますけども、当面どのくらいの額で毎年積み立てられるのか、それを聞きたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松永総務副委員長。 ◆総務副委員長(松永忠次君)  お答えします。 一応367の施設数は、総合計画にのっとって造られた、要するに公民館とか市の財産所有です。公民館とかそういうのが全体合わせて367という施設が存在するということで一応報告しました。 あと、基金がどのくらいのあれなのかというか、その内容については、我々総務委員会では質問は出ませんでしたので、答弁を差し控えたいと思います。以上です。 支所は、今回、布津の支所のほうを改修するということで、令和3年度以降について大体平均13億2,100万円、この程度が基金として必要であろうという計算はしてあるんですが、まだそこまで検討に入っていないと。ただ大まかに、こういう基金条例を立ち上げたというような条例の制定についてのお願いということで、一応可決したということで、まだ内容等については詳しくは説明を受けておりませんので。ただ、今回、布津町の公民館建て替え、庁舎のですね、あの辺を複合的に考えるという答弁は頂いたんですが、それ以上の内容についてはまだ検討しておりませんでしたので、質問はありませんでしたので、答弁を差し控えたいと思います。分からん時は、また担当部署にお願いして、私たちがまだそこまで勉強足らずでですね、内容等に不備があったというのは反省せざるを得ないと思っております。以上です。 ○議長(林田久富君)  近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  何かこの条例は、そのような中身がなかったら、夢をつかむような条例に思われるんですね。条例をつくるということは、目的があって、将来的にはここを建て直さないといけないと。そのために金が要るので基金として、しておこうということを条例として定めておくということですので、総務委員会で、やっぱりその辺を話し合っておかないと意味がないんじゃないでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松永総務副委員長。 ◆総務副委員長(松永忠次君)  大体、市の公共施設は、5割以上の建物が築30年以上たっているから、そのために備えをするというのが今回の趣旨だと思います。だから、基金をためて、はっきり言ってこの367の施設の中で、古いやつは取り壊したり、改修せんばいかんだろうと。そのために、大改修の建て替え等の時期を迎えている中で、総合計画、管理計画て言うかな。これを立ち上げたというのがまず前提であって、そういう必要経費のための、充てるための基金であるということを想定している。それだけですよ、まだね。内容については、また次回の総務委員会の時に、新たな総務委員長にお願いしたいと思っています。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  これで、総務副委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕
    ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第1号「南島原市公共施設整備基金条例の制定について」討論を行います。 討論は初めに原案に反対する議員の発言を求めます。 高木議員。 高木議員は総務委員でありますし、総務委員会では賛成をされておりますが、もし反対討論などをされるようであれば、その趣旨から説明をして反対討論に入っていただきたいので、お願いします。 ◆7番(高木和惠君)  私も総務委員会で、この審議には賛成をいたしました。先ほどから委員長の報告にはなかったんですが、2番議員の質疑に対していろいろ説明されましたけども、私は、この議案に対しては、公共施設の数を聞いて、そしてその答弁に対してはこの条例制定、1億円今回入れますということだったんですが、これは解体とか建て替えに使うという答弁が一番私になじんだんですけども、そこで気づいて、市長が加津佐の支所も新しく建てられましたけども、口之津のほうも新しく、ターミナルの建設の中に口之津支所を入れられました。 そういう方向でいけば、布津の支所とか北有馬の支所も建て替えですかと言ったら、そういうことになろうということを市長から聞いておりましたので、そしたらそういうもののために積み立てられるんだなということをお尋ねしました。 今回、先ほどの説明にありましたが、布津の公民館と支所を合わせて建設する予定のように聞いておりました。私は、この基金は維持管理とかいろいろ、今回は特に衛生局が南有馬に合流されますけども、あそこは6,200万改修費が出てましたので、私は、この基金でも使えるものと思っておったんです。 ところが、議案質疑の時に、柴田議員がこの議案に対して議案質疑をされました。その中では、維持管理には使いませんという部長の答弁があっておりますよね。要綱の作成もしたほうがいいとか、道路には使えないのかという質疑があっておりました。 ということで、私がこれに取りあえず反対しておこうと思ったのは、8か町を合併して箱物を建てないというのが、合併の趣旨だったと思うんですけれども、加津佐も口之津も布津も北有馬もそのようにして支所を建てていくということに対しては、市民にも伝えていないし、このようなことを聞いて、どんどんそのようにして建てられていくのかなと思ったので、取りあえず私は総務委員会ではそこまでは分かりませんでしたので、今回、私はこれには反対しておこうかなと思って。そうしなければ、支所建設に賛成という形になりますので。私は支所建設はあまり望んでおりません。そういうことで、この積立てに対しては反対したいと思います。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第1号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。副委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号「南島原市犯罪被害者等支援条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「南島原市手話言語条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「南島原市立認定こども園条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「南島原市公告式条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「南島原市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第10号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「南島原市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「南島原市支所設置条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第12号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「南島原市内部組織設置条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第13号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「南島原市交通安全の保持に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第14号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「南島原市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第15号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「南島原市保健センター条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第16号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「南島原市し尿処理施設条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第17号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「南島原市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第18号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「南島原市印鑑条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「南島原市健康づくり推進協議会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第20号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「南島原市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第21号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第22号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「南島原市加津佐総合福祉センター条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第23号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第24号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「南島原市へき地保育所条例を廃止する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第25号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号「南島原市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第26号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号「南島原市営住宅条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第27号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「南島原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第28号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「南島原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第29号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「南島原市議会の議決に付すべき公の施設に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第30号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第31号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号「南島原市立幼稚園一時預かり保育料徴収条例を廃止する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第32号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕
    ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第33号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号「学校給食センター新築工事(建築)請負契約の締結について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  日本共産党の小林です。議案第34号「学校給食センター新築工事(建築)請負契約の締結について」の反対討論をいたします。 全国市民オンブズマン連絡会議は、落札率90%以上は談合の疑いがあり、95%以上は疑いが極めて強いと指摘しております。 今回の南島原市給食センター建設に係わる厨房機器を落札した長崎日調の社長が、給食センター建設の協議会に2回、市教委所管の作業部会に7回も参加しています。このことは、確信の情報が長崎日調だけでなく他の業者へも流れている可能性が十分あると考えます。議案第34号の落札率は95.5%であり、市民オンブズマンの指摘にも当たります。よって、議案第34号に反対いたします。終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  議案第34号「学校給食センター新築工事(建築)の請負契約の締結について」、私もこれに反対討論をいたします。 給食センターの建設に対しては、七つの施設の中で深江と口之津を残して、五つに代わる新給食センターを建てるのに約11億という説明でしたが、これが後ほど2倍の20億ということに変わってきました。そのことについて慎重審議をしようということで、もう一度最初に戻って詳しい説明をお願いしたいということでしたが、それはなされぬまま、どんどん工事が進まれて、このような建設入札も今年になってからするということでしたが、これもうそで、昨年の12月に既に入札をされています。ずっとだまされ続けなんですね、私たち。理解して賛成しようと思いながらも、全くそういう姿勢がない。 私もこの間、前市長のあの事件に対して松本市長が誕生されて、入札に対する監視委員会を設置されておりますので、そこでこういう議会でのもやもやというか、本当に懸念している声があります、意見もあります、それに対して調査されてくださいというお願いをしておりましたが、その結果がないままに今日の採決を迎えております。 そういうのを理由として、この建設に対する入札は認められないということで、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第34号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の締結について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  議案第35号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の締結について」の反対討論をいたします。 先ほども言いましたけども、全国市民オンブズマン連絡会議は、落札率90%以上は談合の疑いあり、95%以上は疑いが極めて強いと指摘しています。第35号の落札率は90.5%であり、市民オンブズマンの指摘にも当たります。よって、議案第35号に反対いたします。終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  議案第35号「学校給食センター新築工事(電気)請負契約の締結について」、先ほども私も申し上げましたが、現在七つあるセンターを処分して、大型の新築給食センターを建てるということで進められたことに関する電気工事です。この入札に対しては認められないということで、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第35号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の締結について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  議案第36号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の締結について」、これも私たち、11億でなく20億になった時点で詳しい説明を求めました。市民の方たちも、一つの給食センターにやはり懸念の声があっております。まだ市民も私も納得しておりませんので、この大型建設事業に係わる機械の契約ということで反対いたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  先ほどとほとんど同じですけれども、議案第36号「学校給食センター新築工事(機械)請負契約の締結について」の反対討論をいたします。 全国市民オンブズマン連絡会議は、落札率90%以上は談合の疑いあり、95%以上は疑いが極めて強いと指摘しています。議案第36号の落札率は90.4%であり、市民オンブズマンの指摘にも当たります。よって、議案第36号に反対をいたします。終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第36号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号「財産の取得について(学校給食センター厨房機器購入)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  議案第37号「財産の取得について(学校給食センター厨房機器購入)」の反対討論をいたします。 全国市民オンブズマン連絡会議は、落札率90%以上は談合の疑いあり、95%以上は疑いが極めて強いと指摘をしています。 今回の南島原市給食センター建設に係わって厨房機器を落札した長崎日調の社長が、給食センター建設の協議会に2回、市教委所管の作業部会に7回も参加しています。このことは、確信の情報が長崎日調に筒抜けであったと考えます。 議案第37号の落札率は99.6%であり、常識では考えられない数字であります。このことは、市民からも高い批判が上がっています。よって、議案第37号に反対をいたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。8番、吉田幸一郎議員。 ◆8番(吉田幸一郎君)  議案第37号「財産の取得について」、賛成討論を行います。 賛成の理由として、厨房機器の設計に当たっては、3者から同等品の見積りを徴収し、これを比較検討して設計が行われていること、またランダム係数を掛け最低価格を決定し、入札制度に沿って行われていること。また、指名業者に配布された縦覧設計書、また購入仕様書には、特定の機器の形式が記載されていますが、これは入札業者が価格を見積もるための参考として記載されたものであり、また仕様書でも、同等品以上の機器への変更も可能とされており、購入する機器を限定したものではないこと。3点目、入札に参加する業者の指名は入札基準に沿って実績のある10者が指名されており、また入札にあたっては、質疑、疑義等、談合不正などの情報は寄せられていないこと、また入札率については、経済情勢等によって異なるものであり、工事の種類、規模、公共工事の発注件数、工事自体の難易度、危険性、地域性、業者の意欲、価格競争等、業者の諸条件が複雑に絡み合って形成されているべきであり、落札率、工事の特殊性を考慮して総合的に勘案して、結果的に実勢価格に近いことになったのではないかと思われ、今回の入札は適正に行われたものであり、この契約の締結に反対する理由はありません。そのようなことから賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。9番、隈部和久議員。 ◆9番(隈部和久君)  私は、反対の立場で討論いたします。 今回の落札業者は、平成29年9月26日に開催された第1回基本設計・実施設計作業部会及び協議会から設計業者の調理機器部門の協力業者として作業部会第1回から第7回まで、協議会第1回から第4回、全てに出席しております。市教委によれば、作業部会は設計に関する必要事項を検討するであり、各種厨房機器のサイズや設置場所、各部屋の位置や広さ、給食提供に係わる全ての動線、トイレや手洗いの形状や数、食器・食缶の形状など、細かいところまで検討するとしております。つまり、設計内容の全てにおいて落札業者会社は把握しており、入札に係る秘密情報の保持どころではなく、ほとんど筒抜け状態にありました。 落札業者は、東京の親会社の販売業者であり、この落札業者の代表取締役社長本人とその親会社の製造元の東京本社から製品担当2名が毎回この作業部会等に出席し、設計事務所のアドバイザーとしながら、実際は作業部会等を主導し、自社製品を基に説明と提案を行い、基本設計・実施設計に反映させ、自社販売製品のみが適合する設計図書、仕様書を作成させ、同業他社の事業活動を排除し、独占禁止法における私的独占に類似する状況を生み出したということであります。 また、作業部会を主宰する市教委は、最初から落札業者の参加を容認というか黙認し、むしろ積極的に配送計画の策定や再利用可能な残存備品の調査などに利用しております。ただ、その存在が露呈すると、あくまでも設計事務所の人員であると強弁し続け、ついには公平性を欠くと議会から指摘され、一旦は参加資格がないだろうという見解を示しながら、今入札に指名参加させた。その根拠というのが、参考見積りを徴した業者であれば本市は参加させることがあるということでしたが、先般の同僚議員の質問に対して、この落札業者からの見積りは取っていないとはっきり副市長も答弁されましたので、もうこの根拠も崩れております。まさに整合性が全くない答弁もありました。 実施された入札に係わる設計図書の仕様も、落札会社に有利な立場にあり、公正な競争が排除された状態での競争入札がなされております。 これほどまでに議会を軽視し、市民を愚弄することは極めて異例であり、職務に対する背信行為であります。無論、入札の公平性は担保されておらず、南島原市における競争入札制度そのものを著しく毀損するものであり、看過できるものではありません。よって、反対いたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  議案第37号「財産の取得について(学校給食センター厨房機器購入)」について。今回のこの最後の厨房の入札については、今まで三つの建築、電気、機械とはまた別に、非常に皆さんが懸念されている声をたくさん聴きました。それによって、先ほども申しましたが、市長に対しては、入札に対する監視委員会で調査をお願いしています。その結果はまだもらっておりません。 今、反対討論を詳しくしていただきましたけども、私として一番懸念されたのが、3業者から見積りを取ったと。その見積りの結果があまりにも、3業者ですが2千万から3千万違っている。とにかくこれに対して一番近い、一番最低の4億1,600万のとを採用されて、それが予定価格ということに近い価格で、そして、私はこれは長崎の調理師一家て、その名は短縮して東京の日調と言わせていただきますが、その方の見積りだろうと思います。 その業者だけが製造元なんです。あとの9社というのが営業所、販売する業者なんですよね。長崎日調さんと言ったら、この会社のとを販売しているということを聞いておりますので、やはりこの長崎日調さんは、今日書類もらったんですが、事前に南島原市の7つの給食センターを実際見て回って、必要な厨房器具と必要じゃないのと、いろいろ見て回ったということもされております。 そういうことを考えて、ただいまの反対討論にもありました、ずっと作業部会、協議会、いろんな部会にほとんど出られて、もう中身を一番知る、何でもかんでもみんな分かるような状態で入札に入るということは、一番近い、落札の可能性が高い業者と私も考えております。 そういうことで、今回はこれは反対、私も反対いたしますが、ぜひとも市長が設置されております監視委員会の結果の報告を私は知りたいと思います。それを待ちながら、今日までなかったので、今日はとにかくこれに対しては反対ということにさせていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  議案第37号について、賛成の立場で討論いたします。 この第37号の議案につきましては、私たち文教厚生委員会でもいろいろと審議をいたしました。それは先ほど委員長からも報告がありましたとおり、私たちは指名の段階、あるいはまた高落札99.6%、これは非常に高い、こういったところ、そしてまた落札後のその業者に対する審査等についても十分間違いないか、この議会で私たちが議決するからには、そこのところをきちんとしておかないと、私たちも議決できないと、賛成できないということで質疑をいたしました。その時は、それぞれ関係する部署であります教育委員会をはじめ、管財契約課、あるいは建設、そういったところが来て、みんなこれは間違いありませんということでございました。 そこで、私たちもいろいろ、私なりにも調べてみました。そうしたところで、先ほど賛成討論の中でも同僚議員が言いましたけれど、これは一番今問題になっています作業部会は、具体的にはどこのメーカーの製品を採用するのか、あるいはまた価格は幾らにするか、こういう検討をした会議ではないわけです、作業部会というのは。そこがまず第1点。 それと、先ほども3者からの見積りとおっしゃっていました。確かに3者から見積りを取っていますけれども、これを比較、検討して設計を行っていること。3者からの見積りを取ってですね。 そして、先ほども賛成討論の中にありましたけれども、確かに指名業者に配布された縦覧設計書、これよりは確かに特定の機器が明記されていると思いますけども、仕様書において、例えば変更もできると。後は同等品以上は変更できますということを仕様書の中に謳われております。そういったところですね。 それと、今回一番思うのは、いろんな疑念を持たれるようなことで、これは担当職員、特に教育委員会、説明がなかなか、丁寧な説明をされていない。そういったところも疑念を抱かれる一つの原因にもなっているわけです。ですから、そういうところを文教厚生委員会でも指摘をいたしました。 そういったことを考えて、一番考えなければならないのは、これが果たして不正があったのか、談合があったのか、憶測ではできないわけですから、そういったところを、そういう情報があったのか。あるいはまた、不正があったという情報があったのか。そこまで私は、文教厚生委員会の中でも聞き取りをしました。そうしましたところ、そういう情報等は一切入っておりませんということでございましたので、そうしますと、反対する根拠はないわけです。 ですから、私はこの議案については反対する理由はないということで、賛成の立場の討論といたします。どうか議員の皆さん方も十分御理解いただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  いろいろ賛成、反対、御意見を伺っておりましたけれども、私は、反対の立場で討論に参加をさせていただきたいと思います。 一番大きなところは、今までの説明で納得ができていないと。全体的にまだ納得ができていないところがありますが、この厨房機器については全く納得ができないというふうに思っています。 そして、給食会と話合いをしてくれということは何遍も言いましたけれども、会議はしているみたいですけれども、説得にかかっているだけなのか、本当に器具を使う人たちからの声を聴いていない。今度アンケートを取ってみました。給食会の聞き取りがまだできていなかった、特別委員会で取れていなかったので、急いでということでアンケートを取りましたけれども、読んでいて恥ずかしくなるような、本当に今頃、なんかと。なぜ、もっと早く私たちの声を聴いてくれないかというようなアンケート。それから、早くやってほしいというところもあります。それは、勝手な私の想像ですと、北有馬辺りの給食会、これはもうぼろぼろですので、やっぱりやってほしいという意見が強いのではないかと思います。そういうこともあります。 それで、よく次長も考えてもらいたいのは、自分の家に例えて考えてもらったら分かると思うんですが。台所を作ると、そのときに、俺が台所を作ってやっとやいけんか、あんたは料理をすればよかっさという感覚で、これはやったって駄目なんですよね。それと、90%、95%、共産党からのお話もありましたけども、私も、市のこんな大きなことに係わったことはありませんけれども、町の時代に10年は建設課におりました。入札、自分たちで測量をして、設計をして、入札にかけてというのをやりましたけれども、入札を分かっていない人たちのやり取りをいくら言ってもあれですけども、その当時でも、都会から入ってくる大企業はあるわけです。だから、そういうところとも職員として話合いに行って、95%ぐらいまでは認めようと。あと、下請、孫請というのは地元の業者がするようになるわけですから、そのたびにピンはねされていくので、だから95ぐらいまでは認めておかないと、もう孫請で地元の業者が取った時にはもうもうけはないというような状況になっているので、こちらも95ぐらいまでは目をつぶるというのか、知らんふりするというのか、そんなことを言ったって駄目ですけれどもね。 だから、それの中で、相手側も95ぐらいでということで、95%で落札をしようというようなことで、お互いに暗黙の了解があってそういうのをやってきてるんです。それが、今回のこれを見て、99.58だったか、6だったか、こんなことをさせるというのは全く市民の代表として、あなたたちは市民の立場にない、業者のほうを向いて、自分たちは何も分からんから、業者がこう言ったから、業者がああ言ったから。今まで1年以上あるわけで、次長からすれば新しく来たばかりだから1年ぐらいですかね。1年あれば十分勉強できますよ。 自分が車を買うときを思ってみんですか。欲しいのがあれば、あっちの車、こっちの車のカタログを取って、性能だとか燃費だとか、いろんなのをチェックしてみるでしょう。全く素人のくせして、やってみるじゃないですか。それと同じですよ。誰も厨房機器を作れと言いよっとじゃないですよ。厨房機器を買ってきて使うのを言っているので、そこら辺のところを市民の代表だという思いで、しっかりと業者とも渡り合ってもらう。今のこの問題は、法的にどうとかこうとかというのは、まず議会では無理ですね。きちっと手順を踏んでやってきているわけですから、それは法的にどうのこうのなんていうのはできない。今、議会では特にできない。それは、もっと上のところにいけば何かあるかもしれんけども。 そういうことなので、もっと、しっかりと市民の代表だという気持ちでやっていただきたいという意味で、私はこれに納得がいっていないというのを併せて反対をしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。14番、中村久幸議員。 ◆14番(中村久幸君)  私もこの議案に反対の立場で討論させていただきます。 反対討論が数々されましたので、内容的には分かっていただいたと思うんですけども、その内容もですけども、大体皆さんが反対するものの根本的には、やはり行政側のこれまでの態度、給食センターに対しても、私に対しても、特に隠す、だます、うそをつくという、そういうのをずっとしてきて、議会を軽視したやり方、それもあって、特に入札のこういうのがあれば、やはりこれのことに関しても、もっと丁寧に説明がしてもらえると思ったんですけども、今までどおり、本当に丁寧な説明、納得するような説明がもらえなかったということで、私も反対をさせていただきます。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。1番、中村哲康議員。 ◆1番(中村哲康君)  この議案第37号、私は賛成のほうで今回討論させていただきます。 今回見積りを取った3者の中で、多分一番最低のとこら辺のラインを出されて、それに対して99.6%というすばらしい金額で取られたと思っております。これも、もし最低制限が敷いてあれば、また失格業者とかいろいろ出てくっとやろばってんか、取った基準が最低やったと、私は認識しております。 そういった面で考えれば、この最低ラインの99.6%というのは、相手にしてみれば、もっとぐんと下げた気持ちで来られたかもしれないし、その辺は皆さんが言っておられるこういう高い落札パーセントでと、率で言われていますけども、私はこれに対しては全然何の疑いもなく、むしろ行政としては上手に見積りができていたのではないかなと、そういった気持ちでおります。以上です。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第37号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立少数です。よって、議案第37号は否決されました。 ここで、2時50分まで休憩します。     午後2時40分 休憩     午後2時50分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第38号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第38号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第39号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号「令和元年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第40号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号「令和元年度南島原市宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第41号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号「令和元年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第42号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号「令和2年度南島原市一般会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  2番、近藤です。日本共産党です。私は令和2年度南島原市一般会計予算について反対の討論をします。 令和2年度南島原市一般会計予算は、各分野にわたって市民のための事業が図られ、特に新規就農支援事業を市独自に取り入れたり、市民の生活向上に努力された部分が多々見受けられますが、まだまだ大きな問題が予算となって上がっています。 それは新学校給食センター建設に関する予算も厨房機器購入の入札が不透明のまま、今さっき賛成少数で否決されましたけども、このような問題、それから学校給食センターを1か所に建設するということのマイナス面を一顧だにしていません。 また、子育て世代の重要な手だて、学校給食費への助成や子供医療費の窓口での償還払いでなく現物給付をして完全無料化にすることにも目を向けられていません。 また、高齢者・障害者交通助成に係わる交通不便な所の解消の施策もありません。 それから、国保税の引下げが図られておらず、一般会計からの繰入れがゼロになり、高い国保税を払わされていることです。特に南島原は基幹産業が農業で、作物の生産が大きく係わる国保税、高齢者率が高いことも考慮しなければなりません。国保の都道府県化に従っているだけでは市民の生活を守ることはできないのではないでしょうか。以上の理由で令和2年度南島原市一般会計予算について反対の討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、小林です。議案第43号「令和2年度南島原市一般会計予算」に反対の討論をいたします。 令和2年度の当初予算は、歳入予算の科目別構成比を見ると、一般財源、これは市が自由に使えるお金は55.3%、191億円です。このような歳入状況の中で国庫支出金や地方債を使った多目的運動広場整備事業3億3,913万円、南島原市自転車歩行者専用道路整備事業2億9,256万4千円の箱物建設事業が計画をされております。これらの箱物事業は国庫支出金や地方債でカバーされる残りの部分については一般財源で賄わなければなりません。また、今後の管理運営費を考えても負の遺産と考えます。 次に、アートビレッジ・シラキノ事業も、昨年の収入は7万円しかないのに2,160万5千円の予算を計上しています。このような無責任な計画は認めるわけにはいきません。よって、議案第43号に反対の討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。議案第43号「令和2年度南島原市一般会計予算」に反対討論いたします。 先ほど私は34号から37号の議案に対して反対討論をしてまいりました。その建設費が今回この当初予算に約14億4,500万程度の予算が計上されておりますので、大事な予算もあることは重々存じております。 いつも反対するんであれば修正案を出せと同僚議員から言われておりました。初めて前々回、9月議会で出しました。ところが見事否決されました。 今回、それは十分大事な予算があることは分かっております。しかし、その除かなければならない、先ほど否決になりましたよね、厨房機器に対しても、こういうのは今度あなたたちが外して出し直していただきたいということで、今回この予算に対しては、議員はよく考えて反対をしていただきたいと思います。この行政がどうするか。私たちはこの間、修正案を出しました。見事否決でした。それに対して今回私たちがこれを否決してみたいと思います。14億4,500万円の建設費がここに入っているんですからね。そういうことをしたときに行政がどのような態度を取るのかというのも一つの勉強としていただきたいと思います。 そういうことをここにおられる議員の方、ここが最終の議決ですので、予算委員会の議決とはまた違うんですから、自分の胸によく手を当てて、この採決に臨んでいただきたいということを私はお願いしたい。私は反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  議案第43号「令和2年度南島原市一般会計予算」について賛成の立場で討論をいたします。 これは、ちょっと私も今、ちょっとぱっぱっと書いてみましたけど、この令和2年度の一般会計予算は歳入歳出予算の総額はそれぞれ345億7,237万5千円であり、この中には人口減少に伴い、市内への移住・定住促進を図るため、田舎暮らし推進事業として2,190万7千円や生活交通路線維持費やいわゆる代替バス運行費に対する補助や法に基づき、先ほどは一般会計から入れていないということでございましたけども、一般会計から国費、県費も含め、国民健康保険特別会計へも5億8,477万1千円繰り出し、そのうち一財から2億6,639万9千円繰り出して国保事業の安定した運営に努めたり、保育所や認定こども園のいわゆる入所に必要な給付費や保育料の軽減事業、保育所等の福祉職員を助成、あるいはまたし尿処理施設の老朽化や搬入量増加に伴う整備事業、あるいはまた農業にしましては農業後継者育成事業、あるいは農業生産基盤事業、あるいは農道整備事業や市道維持管理事業、これは市民の皆さん方から非常に要望が多いこの市道の維持管理、これが約5億965万1千円、あるいはまたこれも市民の皆さん方から要望が多い市道改良事業、これは継続事業も入れまして42路線の事業、あるいはまた小中学校の施設整備、あるいは改修事業やほかにも福祉、教育、環境など、住民に密接な事業が計上された予算であります。 この予算が否決されますと、この345億7,237万5千円がいわゆる支出ができない、予算が執行できなくなります。そうしますと、住民の皆さん方の要望にも応えることができませんし、いわゆるこの中にはいろんな人件費、扶助費、いろんなものが入っております。そうしたことも支出ができません。そうした意味で、この345億7,237万5千円の歳入歳出予算については、これはやはり私たちは通さんといかんということでこれを賛成討論といたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  ほかに。9番、隈部和久議員。 ◆9番(隈部和久君)  私は反対の立場で討論いたします。 反対と言いながら、今、賛成議員が言われた内容は、私も全くそのとおりだと思っております。ただ、その中で、やはりまず4款2項1目、清掃総務費、17節の施設工事費で6,295万8千円、これは行政改革といいますか、これの一環での改修工事だと思いますが、あまりにも高過ぎるんじゃないだろうかということ、次に10款5項2目、体育施設費の14節、施設工事費3億215万円、これは有馬商跡の多目的運動公園の予算だと思いますが、まさにこれの説明を受ける時にも、当初建設費は6億7,500万で、その完成予想図も市の広報紙にも載せて、こういう施設を造る予定ですということを載せておりましたが、その当初示された計画からかなりのダウングレード、施設を縮小したり、中の設備を縮小したり、人工芝の面積をはるかに削ったりと、とにかく我々に当初に示された6億7,500万の予定でというのが、はるかにそれだけ規模縮小をした中で2億7千万ぐらいの増額で約9億5千万ぐらいでしたか、今回示されたそれの一環の工事費であると、なぜそういうふうになったのかということに対する説明が、まさにこの学校給食センターの説明と全く同じ、当初の見積りが甘かったです、人件費等の高騰ですと、見積りが甘かったですということで、最初に我々に説明する時には低めに安めに説明しておいて、通るだろうなというような全協あたりでの感じを得たならば、いざこうやって予算に、特に当初でいろんな大事な予算と一緒にこれを提示される、このやり方自体をそろそろ行政も考えて是正していかなければ、まず行政というのは最少の経費で最大の効果を実現するというのが根幹であると思うし、皆さんも分かっておられると思いますが、今のような財源をあまり考慮しないというか、際限ないようなこの出し方では非常に将来に対する責任を持てないと懸念しております。 もうこの施設が必要であるとか不要であるとかそういう次元の話ではなくて、この予算の提案の仕方、これがあまりにも我が市は他市と比べても稚拙過ぎるんではないだろうか。議会軽視とは言いません。軽視をさせるようにしてしまった我々の責任も含めて、とにかく、さはさりながら、先ほどの賛成議員のように、大事な予算もありますので、私としてはこの二つを除いて早急に再提出をしてほしいということで反対いたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第43号を採決します。予算審査特別委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号「令和2年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤一宇です。議案第44号に反対の討論をします。 南島原市の国保税は2018年、平成30年にはモデル世帯で54万4,400円、次の年の2019年になると61万500円、何と長崎県内で一番高い値上げ率112.14%となりました。モデル世帯とは40代夫婦と子供2人、年間所得が300万、固定資産税が5万円の世帯です。2020年、令和2年は税率の値上げはする予定はありませんということですが、保険料が高いために減免制度を利用する人は増えています。南島原市では2013年度1億5千万、2014年度2億5千万、2015年度3億5千万、2016年度4億円と一般会計から国保会計に繰入れ、引上げを抑えてきました。 しかしながら、国保の都道府県化になり、一般会計から国保会計に繰入れがなくなると、国保税は大きな引上げになってしまいます。国民健康保険の加入者は高齢者の割合が多く、1人当たりの医療費が多いという構造的問題を抱えています。一方、所得水準が低いにもかかわらず、保険料の算定に均等割と平等割があります。世帯の人数を算定基準とする均等割は多人数世帯、特に子育て世代にとって、より負担が高く、重くなっています。また、各世帯に定額でかかる平等割があり、協会けんぽなどと比べ、国保は加入者に重い負担を強いる制度となっています。 国保の都道府県化の下でも、県が示す標準保険料率は参考値にすぎず、自治体に従う義務はありません。国保の都道府県化が実施された後も地方自治の原則に基づいて、自治体の判断で公費投入ができることは厚労省も答弁しています。 国保加入者の貧困化、高齢化が進む中で、高い国保料は住民の命と健康を脅かすことになります。一般会計からの繰入れを考え、国保料の引下げを求めるものです。特に子供の均等割減免を考えるべきではないかということを強調したいと思います。 また、一般質問でも言いましたが、全国市長会は国に1兆円の公費投入で国保料を協会けんぽ並みの負担率になるよう国に求めています。市長にもその辺の努力を一層されますことを望みます。以上を述べまして、議案第44号の反対討論とします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第44号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。すみません、もう一度起立をお願いします。賛成の議員の起立をお願いします。すみません。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号「令和2年度南島原市宅地開発事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第45号を採決します。総務副委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号「令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、小林です。議案第46号「令和2年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」に反対の討論をいたします。 この後期高齢者医療制度は、医療を受ける権利を74歳までと75歳以上とで年齢によって差別するもので、多くの国民がこの制度の廃止を望んでいます。その上、料金は少ない国民年金からの天引きで問答無用の徴収を行っています。以上の理由で議案第46号に反対をいたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第46号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号「令和2年度南島原市水道事業会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第47号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号「令和2年度南島原市下水道事業会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第48号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号「県央県南広域環境組合規約の一部を変更する規約について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第49号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕
    ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、小林です。議案第50号「令和元年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」に反対の討論をいたします。 この補正予算には、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金として、小学校に2,618万4千円、中学校に1,423万4千円が組まれています。この公立学校情報通信ネットワーク環境施設とは、国が打ち出しているGIGAスクール構想のことです。このGIGAスクール構想とは、子供たちがコンピューターを1人に1台使って学習すれば、一人ひとりの学校や家庭での学習状況やつまずきが学習履歴としてコンピューターに持続的に記録され、個々の子供に応じた最適な学びが可能になるという理屈です。 このような方法からは、現在これまで行われてきた学校教育の原理である集団の中で学び、人格の完成を目指すという学校教育の在り方が根底から壊れてしまいます。また、子供たちが人との関わりの中で豊かに学ぶ教育本来の姿も壊れてしまいます。GIGAスクール構想は、本来の学校教育の在り方を壊すもので賛成できません。議案第50号はGIGAスクール構想を進める内容であり、反対いたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第50号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 日程第51、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」、日程第52、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」、以上2件を一括議題といたします。 順次、討論を省略し、採決いたします。 まず、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。 次に、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第2号は同意することに決しました。 日程第53、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」を議題といたします。各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配布しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から、挨拶の申出があっておりますので、これを許します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会にあたりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、2月20日から本日までの29日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして、熱心に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて、御報告を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、3月13日、国において特別措置法が制定をされ、県においては対策本部が設置されました。また、14日には壱岐市において本県で1例目となる感染者が確認されたところでありました。 このような状況を受け、3月16日、南島原市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置をし、各部署において、感染の拡大状況や国・県の動向など情報の収集を行いつつ、あらゆる状況に迅速に対応できるよう指示をいたしました。 また、これまで国の基本方針や要請に基づき、本市におきましてもイベントや会議の中止、施設の一時閉鎖などの対策を実施いたしております。 市内小中学校につきましては、国及び県からの要請を踏まえ、子供たちの健康と安全を第一に臨時休業を行いました。 これに伴い、御家庭の状況及び休業期間中の児童の受入先である放課後児童クラブの状況を勘案し、希望される御家庭の小学校1年生から3年生の児童等を市内の各小学校で受け入れているところでございます。 また、保育所、放課後児童クラブ等の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、国の制度を活用し、子供用マスクや消毒用エタノール、体温計などの感染拡大を防止するために必要な経費に対し、新たな助成を行うこととしております。 所得税等の確定申告・納付につきましては、国税庁において令和2年4月16日まで期限を延長することとされました。市県民税におきましても、国と同様、申告期間を4月16日まで1か月延長いたしております。 また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、市内商工業事業者においても多大な影響が生じております。 国・県では雇用調整助成金の対象事業主の範囲拡大や小学校等の臨時休業等に伴う保護者の休暇支援、資金調達の円滑化を図るための緊急資金繰り支援資金の取扱い開始など、農林水産従事者や中小企業者等への支援を実施しております。市といたしましても、国・県と一体となり、支援を行ってまいります。 このほか、手指消毒液やマスクを市役所や社会教育施設などの窓口へ配置したほか、小中学校をはじめ医療機関、高齢者施設や保育所などへも配布を行い、感染拡大の防止に努めております。 市民の皆様におかれましても、手洗いやせきエチケットなど、お一人おひとりの感染症対策への御協力をお願いをいたします。 なお、新型コロナウイルス感染症対策のための緊急的な措置につきましては、国の支援を踏まえ、適切に対応してまいります。 次に、平成30年度から建設を開始いたしました口之津港ターミナルビルが竣工をし、旧口之津支所における56年間の業務を終え、3月9日から新ターミナルビル内において支所業務を開始いたしました。 さらに、明日20日からフェリー、バスなども供用開始することとなり、ビル全体がオープンをいたします。 オープンにあたり、落成式典を開催する予定としておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、やむなく中止させていただきました。 このをお借りしまして、ターミナル建設に御協力をいただきました議員の皆様をはじめ、関係各位に感謝申し上げます。 次に、かねてより建設中でありました雲仙・南島原保健組合公立新小浜病院につきましては、2月22日に開院式が執り行われ、3月1日に開院をいたしました。 新病院は病床数を150床とし、新たに透析部門が設置されております。また、入院患者のための温泉を利用した浴室やリハビリ用の足湯も設けられております。 これからも地域の皆様が安心して住み続けられるよう、医療体制の充実に努めてまいります。 次に、2月22日から3月1日まで、第19回セミナリヨ現代版画展を開催いたしました。県内はもとより、全国から昨年を1千点あまり上回る、過去最多の1万6,977点もの出品を頂いたところでございます。 開催初日には、受賞者とその家族をお迎えをして表彰式を行いました。新型コロナウイルスの感染予防対策として規模を縮小しての開催となったところでございますが、議員の皆様にはお忙しい中に御出席を賜りありがとうございました。 次に、有家町の原尾地区に計画をされている太陽光発電施設につきましては、県から開発事業者に対し、先月の25日に林地開発行為に係る許可を行った旨の通知がありました。 蒲河川流域の住民に対する開発事業者からの説明については、3月26日、ありえコレジヨホールで開催されることになっております。 工事着工につきましては、4月中を予定しているとのことでございますが、今後は県から示された林地開発に係る許可条件及び市と締結をした環境保全に関する協定書の内容が適正に遵守されるよう注視してまいります。 次に、平成22年度から取り組んでおりました布津漁港の整備に係る最終年度の工事が先月27日、完了いたしました。 10年の歳月と約19億円の事業費を要して完成を見た布津漁港につきましては、既に供用を開始しており、整備した沖防波堤や浮桟橋により安全で効率的な漁業活動が展開をされております。 本事業の推進にあたり、市議会の皆様方からは、国・県の予算獲得等、一方ならぬ御協力を賜ったところでございます。ありがとうございました。 次に、本定例会の冒頭、施政方針で本年度のふるさと応援寄附が9億円を超える見込みであると説明をいたしましたが、その後順調に推移をし、3月18日、昨日現在における寄附額が9億287万円となりました。 平成30年度の寄附実績が3億7,940万円でございましたので、現時点で前年度の2.4倍の大幅増となっております。 今後、より魅力的な返礼品を増やすなど工夫を凝らしながら、さらなる寄附額の増加を図るとともに、寄附を活用した事業を充実させてまいります。 なお、学校給食センター厨房機器購入の件につきましては、早急に内容を精査の上、改めて上程をしたいと考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。 このほか、会期中に皆様からお寄せを頂きました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政に反映させてまいりたいと存じます。引き続き皆様方の御協力をお願いを申し上げます。 さて、日一日と寒さも緩み、春の色が濃くなりつつありますが、新型コロナウイルス感染症が世界全体に広がり、日本国内においても感染者が増加している状況であります。 皆様方におかれましても、くれぐれも健康に御留意いただき、ますます御活躍いただきますように心からお祈りを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和2年第1回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後3時34分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長     林田久富南島原市議会副議長     井上末喜会議録署名議員     中村哲康会議録署名議員     近藤一宇...