南島原市議会 > 2019-07-01 >
07月01日-05号

  • 附帯決議(/)
ツイート シェア
  1. 南島原市議会 2019-07-01
    07月01日-05号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    令和 元年  6月 定例会(第1回)第5日 7月1日(月曜日)出席議員(18名)       1番  中村哲康君    10番  松永忠次君       2番  近藤一宇君    11番  小嶋光明君       3番  田中次廣君    12番  黒岩英雄君       4番  金子憲太郎君   14番  中村久幸君       5番  小林知誠君    15番  下田利春君       6番  柴田恭成君    16番  川田典秀君       7番  高木和惠君    17番  吉岡 巖君       8番  吉田幸一郎君   18番  井上末喜君       9番  隈部和久君    19番  林田久富君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      伊藤幸雄君 地域振興部長    菅 三郎君    市民生活部長    川島進一君 衛生局長      永田和彦君    福祉保健部長    林田充敏君 農林水産部長    森崎一成君    建設部長      浅野 工君 水道部長      金子邦彦君    教育次長      深松良蔵君 総務秘書課長    石川伸吾君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     綾部洋一君    農業委員会事務局長 松尾 強君 監査委員事務局長  末續正司君議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        永吉共泰君 書記        高原 洋君 書記        成松洋子君第1回定例会議事日程 第5号 令和元年7月1日(月)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市税条例等の一部を改正する条例について)日程第2 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)日程第3 議案第1号 南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第2号 南島原市税条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第3号 南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第4号 南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第5号 南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第6号 史跡原城跡・日野江城跡専門委員会条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第7号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)日程第10 議案第8号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)日程第11 議案第9号 市道の認定について日程第12 議案第10号 令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)日程第13 議案第11号 令和元年度南島原下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第14 請願第2号 国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書 (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第15 議案第12号 有家小学校新築工事(建築工事)請負契約の締結について日程第16 議案第13号 有家小学校新築工事電気設備工事)請負契約の締結について日程第17 議案第14号 有家小学校新築工事機械設備工事)請負契約の締結について (提案理由説明、質疑、受理)日程第18 報告第9号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について) (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、採決)日程第19 同意第1号 教育委員会委員の任命について (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第20 発議第1号 「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」の提出について日程第21 議員派遣について日程第22 閉会中における各委員会の継続審査・調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は18名であります。定足数に達しておりますので、これより議事日程第5号により、本日の会議を開きます。 ここで、追加議案等について、議会運営委員長から報告を求めます。柴田恭成委員長。 ◆議会運営委員長柴田恭成君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 先ほど追加議案について、議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果について報告をいたします。 市長から、工事請負契約の締結について3件、専決処分の報告について1件及び教育委員会委員の任命について1件を追加提案したいとの申し出があっております。協議の結果、追加議案とすることを決定いたしました。 なお、請負契約の締結については、提案理由説明後、質疑、委員会付託省略、討論、採決とし、専決処分の報告については、提案理由説明の後、質疑といたします。 次に、教育委員会委員の任命については、慣例申し合わせにより提案理由説明後、質疑、委員会付託、討論は省略して、採決は無記名投票で行います。また、総務委員長から、発議第1号「「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」の提出について」発議の申し出が議長に対してあっておりますので、本日の議事日程とすることに決定いたしました。 以上が議会運営委員会の協議内容であります。報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  ここで、松本市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) おはようございます。 急な申し出にも係わらず、発言の機会をいただきまして、議長をはじめ、議員の皆様に対し、厚くお礼を申し上げます。 また、今回、提案をいたしております議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」の取り扱いにつきましては、御心配をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。 さて、今回の補正予算に計上いたしております口ノ津港ターミナル整備事業関連経費につきましては、先般の総務常任委員会で御指摘がありましたが、事業の実施時期に対し、補正予算の計上時期が遅くなるなど、今回の取り扱いは不適切なものでございました。 このことにつきましては、深く反省をし、改めておわびを申し上げますとともに、今後このようなことがないよう努めてまいりますので、議員の皆様にも御理解を賜りますようお願いを申し上げるものでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  市長が今述べられたことについては、私たち総務委員会で、補正に対する質疑の中で、非常にそこら辺は問題になったんですが、今、市長がここで発言されているものは、何のことか私もわかりませんけれども。議長は、たびたび市長の発言の申し出に対しては許可されていますけども、どういうことを話されるのかというのは、内容を聞いてから許可されているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  今回の市長の申し出に対しては、発言を私としては許可をいたしました。 内容については、恐らく口ノ津港であろうということは想定しましたけども、内容の確認をしておりません。 このまま議事を進めます。 日程第1、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」から日程第14、請願第2号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」まで、以上14件を一括議題といたします。 各委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。下田利春委員長。 ◆総務委員長(下田利春君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより総務委員長報告を行います。 去る6月19日の本会議において、総務委員会に分割付託された議案4件、請願1件について、6月20日と予備日であります6月25日に総務委員会を開き、慎重な審査を行いました。 審査の過程及び審査の過程で出された主な質疑、答弁について報告をいたします。 議案第1号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」、担当より説明を受けました。質疑として、この案件は国からのお達しか、それとも南島原市独自の変更なのかに対し、第1条は国の法律の改正によるものである、第2条は史跡原城跡・日野江城跡専門委員会に特別委員を設けるものであるとの答弁。 質疑。今回の値上げの原因は何かに対して、国の報酬額基準の見直しが参議院選挙ごとに物価の変動とかを基準に見直しがされているとの答弁。 質疑。期日前投票立会人の13時間は長いのではないのか、2交代はできないのかといったことがあるが、これに対し、時間については特段の理由があればできないことはないが、選挙録とかの問題、立会人の変更とかの問題があり、基本的には途中での交代は難しいのではとの答弁であります。 質疑。13時間は問題ないのに、職員は5時で交代しているがに対し、地公法上、立会人は特別職であり勤務形態がなく、臨時職員は雇用の立場であり勤務形態があるとの答弁。 質疑。立会人の任務は何かに対し、不正な投票はないか、職員が適正に業務を遂行しているかの監視と認識をしているとの答弁。 質疑。投票管理者投票立会人の働く時間は違うのかに対して、基本は同じであるとの答弁。 質疑。第1条に国会議員の選挙等とあるが、県会議員、市議会議員も含むのかに対し、等については、国会議員選挙のほかに国民審査あたりが入っている。市議選については、それに準じて実施をしているとの答弁。 質疑終了、討論なし。採決の結果、議案第1号は原案のとおり決することに決しました。 議案第7号「財産の取得について(消防ポンプ自動車)」について、防災課長より説明。 質疑。参考資料の写真は実際の消防ポンプなのかに対し、議会で議決していただき本契約をし、車両の製作をするので、今までに納入した同等の写真をつけているとの答弁。 質疑。新しい消防ポンプ車を購入する時は、消防団は何も知らないのかに対し、直近に納入した車両を参考までに見てもらったりし、発注の際の仕様作成には消防団の意見を聞いているとの答弁。 質疑終了、討論なし。議案第7号は原案のとおり可決することに決しました。 続いて、議案第8号「財産の取得について(消防ポンプ自動車)」について。 質疑。入札結果表の辞退と不参加の違いの説明をとの質疑がありましたが、即、答弁がもらえず、管財契約課を呼ぶために、議案第8号の審査を一旦止めて、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」の総務部関係について審査をしましたが、報告は議案第8号の後で行います。管財契約課が委員会室に入室したので、議案第8号の審査を再開しました。 質疑として、入札結果の辞退と不参加の違いの説明をに対し、辞退は事前に辞退届が出されている、不参加は辞退届が出されずに入札会場に来なかったとの答弁。 質疑。辞退・不参加を繰り返す業者は、次回から指名しないと考えてよいのかに対し、基本的に、指名選考時にはそうした部分を勘案し選考しているが、ルールの線引きが必要であり、その辺を含めた検討をするとの答弁。 質疑。設計価格は何を根拠に価格を出すのか、また予定価格の設定方法はに対し、各メーカーあたりから見積もりを取り、それを参考に設計を組み、入札依頼を管財契約課に回し、パソコン等ランダム係数を掛けて予定価格を決定との答弁。 質疑終了、討論なし。議案第8号は原案のとおり可決することに決しました。 続いて、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」総務部関係分の歳入歳出について説明を受けました。 この件につきましては、ただいま市長から会議当初ありましたように、少しいろいろありましたので、中身の報告がちょっと長くなるかもしれませんけど、なるべくまとめて発表します。 質疑。口ノ津港のターミナルは何がメーンかに対し、県や国も、施設の建て替えや新築時には機能を備えた複合施設が望ましいと推奨している。支所、ターミナル、資料館を別々に造るより、一つの建物に押し込んだほうが利用価値がよいと考えるとの答弁。 質疑。口ノ津港の地盤沈下と発電設備についてありましたが、歳出の補正予算で、地域づくり課がこの説明をするので、私のところでよりも次のところでという答弁であります。 質疑。自治会長に支払う報酬の計算はどこでするのかに対し、報酬計算は担当課で行い、最後の年末調整は人事課で行うとの答弁。 総務部関係分の質疑は、これで終了いたしました。 次に、地域振興部関係の歳出について、説明を受けました。なお、地域振興部関係には建設部都市計画課も出席していただいての審査でありました。主な質疑について報告をいたします。 質疑。地盤沈下発電設備等の補正3,492万8,000円であるが、当初説明では発電機も設置、地盤沈下も説明を受けているが、設計ミスによる変更で補正を組むのかに対し、地盤沈下に関しては、県とも協議をしたが、正確な原因はわからない。通常の非常用発電とは別に火災が起きた時に、特別に排煙用の非常用電源の設置を建築確認時に指摘があったとの答弁。 質疑。建物か何かの着工が遅れた時に、2センチぐらいだったと思うが、地盤沈下には支障がない、大丈夫だとの市長答弁だったと思うが、今になって補正が出てくるのは疑問が生じるがに対し、地盤沈下で着工が遅れたのではない、くいの地質調査の分で確認のため遅れた分はあったとの答弁。 質疑。実際は何センチ下がったのかに対し、真ん中に駐車場が予定されているが、その部分で最大30センチですとの答弁。 ここで委員会が騒然となったので、暫時休憩を取り、ある程度説明を聞いた上で審査するために、もう少し詳しい説明と質疑を行いましたが、4月の人事異動等で担当者がかわったこともあり、質疑と答弁がどうしてもかみ合わないので、会議を再開し、委員長として、いろんな意見が出ましたが、補正予算追加の根拠をはっきりしなければ採決できない、はっきりした答弁をもらえないので、一応、議案第10号の審査をここで打ち切りますと皆さんに伝え、調査していただき、しっかりした答弁ができるようになってから、もう一度総務委員会を開こうと思いますがいかがでしょうかと提案し、全委員了承、答弁、調査がしっかりできるよう期間を取り、6月25日に委員会を再開しました。25日の委員会には建設部長も出席いただき、前回の質疑に対する答弁を求めました。 答弁。平成30年12月10日に、機構組織の改編・庁舎再配置計画(案)に関する協議会で、2.5センチぐらいの地盤沈下対策に対する市長の認識については、「埋め立て分が締まって土地が下がったという現象が起き、それによって4カ月遅れたとの話は聞いている」と発言されている。 確認したところ、地盤沈下があった数字的なものは報告していないが、地盤沈下があったが、措置を行って地盤が落ちついたことを確認しながら工事を進めているため、工事が4カ月ほど遅れている旨の報告を昨年10月下旬に行っている。 地盤沈下自体は、昨年6月から7月にかけて、今建設中のターミナル前の駐車場及び道路の一部に沈下が見られ、一番深い所で30センチ程度の沈下、全体の平均でおおよそ15センチ程度の沈下であった。これに対し、土を固める対策として、液体注入工事を行い、経過観察を行いながら、地盤が落ちつくのを待って工事を進めた。 地盤沈下については、もっと早く議会に報告し措置すべきとの指摘については、一般的に請負金額の20%以下の変更等は軽微なものとして工期末に一括して処理する取り扱いをしており、今回も安易にその例に倣ったものであるが、委員皆様の御指摘のとおり、事の重大さからもっと早く議会に報告、提案しなければならなかったと反省をしている。 補正予算の内訳を予算書に沿った説明しかしていないので、補正予算が必要になった追加工事を説明。地盤沈下対策工事費6,700万円、非常用発電設備760万円、内外装工事880万円、くい工事230万円、その他の工事512万8,000円、合計8,582万8,000円である。現予算・執行残が5,090万円あるので、差引不足3,492万8,000円の補正増をお願いするものであるとの答弁をいただきました。 質疑として、地盤沈下に対する埋め土分の新たな金額は入っていないのかに対し、地盤沈下の抑制をするための工事費であり、埋め土の分の金額は入っていないとの答弁。 質疑。埋め立ては県がしている。県が埋め立てすべきではないのかに対し、埋め立ては県が行っているが、埋め立て完了検査が終わり、適正に施工されている状況で、平成30年3月に完了している。完了後に生じた問題について、原因が特定できないことから、所管する自治体で対処すべきと県との協議でなったとの答弁であります。 質疑。詰めれば詰めるほど、疑問点が増える。駐車場の地盤沈下対策費を建築工事に入れ込んでいる。建築工事と駐車場の地盤沈下対策、厳密に言えば関係ないみたい。また、2割との区分で仕事は発注している。問題ないのか。一般的には、事を起こす前に議会に諮って承認を取ってからと思うが、今回は仕事をしてから議会を通してくれということである。もし、議会が通らなかったらどうなるのかまで考えるべきではないのかとの質疑に対し、事の重大さ、金額を考えると、その時点で安易に2割以下だからと考えるのではなく、報告し、補正の措置を取るべきだった。事業課のほうが安易に判断したことも大きな原因であるとの答弁。 その他、地盤沈下の埋め立てについて、かなり質疑がありましたが、この予算に入っていないことが判明、埋め立て費外構工事予算で対応するとの答弁であったことを報告をいたしておきます。 そこで、委員長より、なぜ今回補正上程をしたのかの根拠をはっきりしてくださいと進言をいたしました。 答弁として、ターミナル本体工事は、本年度内に終了予定である。今回の追加工事を含めた契約変更をして、議会の議決を受けなければならない。議会への変更契約議案を提案するのは9月がタイムリミットである。今回の補正予算で必要な分の予算をいただかないと変更ができないとの答弁であります。 質疑。既に工事が終わって、足らない分を今回補正しなければ、契約変更ができないのかに対して、そのとおりであるとの答弁。 質疑終了、討論あり。 反対討論として、反対すると市は大変困ると思うが、筋論として、やってしまってから予算を出す、これはおかしい、そういう筋論を通して反対である。 次に、賛成討論。市当局も間違いは認めていただいたが、附帯決議か何かをつけて、この予算は通してやらないと、実際工事をされている業者も困る。小工事ではなく、10億からの工事が進んでいるので、附帯決議か何かをつけるとの方向性で賛成するとの討論であります。 討論終了。採決の前に、可決なら附帯決議をつけるとの方向性で採決をお願いしますということを言って採決をいたしました。 採決の結果、起立多数、よって、議案第10号は附帯決議をつけた上で原案のとおり可決することに決しました。 なお、附帯決議についての趣旨は、「予算計上は十分に精査し、適切な時期に上程を、また事業執行は各課との連携を密にし、事業推進の改善を求める」が主であります。内容については、お手元に配布をしておりますので、御確認をお願いいたします。 請願第2号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」について、紹介議員に意見を聞きたいとの委員からの申し出があったので、紹介議員に出席をしていただきました。 ここからは質問ということでさせていただきます。質問として、今回が3回目である。趣旨は似たような趣旨と思うが、議会で不採択になっている。国も10月からの消費税増税で進めているが、3回目を出された説明をに対し、請願については、請願項目、請願内容、請願人も違う、前回から半年以上が経っており、消費税については全国で50%以上が反対しており、状況が変わっている。市民の力になりたいのでこのようなことをしている。 質問として、次の質問。今回不採択になっても、9月にも出されるのかに対し、日本の状況によっては9月にも出すかもしれないとの答弁。 その他、委員より、政党関係、税率に関する意見、質問がありました。 いろんな意見聴取を終了し、反対討論なし、賛成討論として、日本の経済が非常にマイナスになっていると、この請願の趣旨にも書いてある。項目は引き上げ中止を求める意見書であるが、情勢が変わっているから賛成する。 討論終了。採決に入り、異議ありがありました。そこで起立採決により、起立多数、よって、請願第2号は採択することに決しました。 意見書の文案は別紙のとおりとし、提案は委員会提案とすることに決しました。 次に、委員会として閉会中も継続調査したい旨の申し出を議長に申し出ることに決しました。 以上で総務委員長の報告を終わりますが、毎回申し上げております委員会で出された意見や指摘には留意され、行政運営にあたられるよう申し上げていますが、今回は特に感じたことが、わかりやすい説明、わかりやすい質疑、わかりやすい答弁がなされずに問題があったと思います。理事者におかれましては、上程議案についてはしっかり答弁できるような対応をお願いしておきます。 以上で、総務委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君) (登壇) それでは、文教厚生委員会における審査の経過及び結果について報告をいたします。 本委員会に付託された案件は、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」の外7件であります。 審査にあたりましては、担当部局から説明や考え方を聴取し、審査をいたしました。その結果、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」は、採決の結果、承認することと決しました。 次に、承認第2号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」は、採決の結果、承認することに決しました。 次に、議案第2号「南島原市税条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第3号「南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第4号「南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第5号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第6号「史跡原城跡・日野江城跡専門委員会条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、修正可決することに決しました。 次に、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 それでは、審査の過程において特に議論になった点について、順次報告をいたします。 初めに、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」でございますが、委員から、国からの改正令が3月29日に来たので、専決処分されたと言われたが、その時に議員を集めて議会を開いて決めることはできなかったのかとの質疑がございました。 これに対しまして、税条例等の改正は、その基本となる地方税法の改正法案の国会審議が年度末まで続き、3月29日に公布になっており、税においては、年度当初の4月1日を賦課期日として賦課を行わなければならず、また根拠法である地方税法との整合性を図る必要があるので、税条例を改正するために、議会を開く時間的余裕がなかったため、専決処分をさせていただいたという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がありました。議会を開いて決める時間がなかったということだが、どうにかできなかったのか。条例を設け、または改廃することは、地方自治法第96条で認められた議会の最も重要な権限である。承認第1号は、条例の改正であり、議会の権限に属するところであり、市長が独断で行い、後で議会の承認を求めることは、地方自治法違反でありますという反対討論でございました。 賛成討論はなく、討論を終了し、起立採決の結果、賛成多数で承認第1号は承認することに決しました。 次に、承認第2号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」でございます。 委員から、新旧対照表の第2条の2の中に、「所得割額及び資産割額並びに」とあるが、資産割額というのは、南島原市はなくなったのではないかという質疑がございました。 これに対しまして、南島原市においては、今回から資産割額はゼロとしましたので、文言においても不要であります。今後、訂正をしたいという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論がございました。反対討論の内容は、承認第1号の反対の理由と同じでございました。 賛成討論はなく、討論終了し、起立採決の結果、賛成多数で承認第2号は承認することに決しました。 次に、議案第2号「南島原市税条例の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、新しく買ったばかりの車は性能がいいから税金を安くするということなのかという質疑がございました。 これに対しまして、軽自動車については、今回消費税の改正により、今まで軽自動車税というのがあったが、これが環境性能割と種別割に分かれました。環境性能割というのは、今までの自動車取得税のことで、種別割は今までの自動車税がそのまま種別割という形になります。この環境性能割については、今まで県のほうが自動車取得税として取っておりましたが、10月からは市町村で取りなさいということでの改正は、前回の税法改正の中で行っている案件であります。 今回、いろんな、グリーン化特例とか、そういう部分について、新たに減免規定とか軽減規定が発生をいたしましたので、その分について、今回計上しているということで御理解いただければと思いますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第3号「南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、新と旧どう違うのか。旧のほうでも健康増進ということが謳ってあるし、福祉の充実も謳ってある。ただ、新のほう--新というのは改正ですね--改正のほうでは、事業が入ってきている。この中にも、「交流の促進、健康増進及び福祉の充実を図るための必要な事業を行うものとする」とあるが、どう違うのかという質疑がございました。 答弁といたしまして、今まで具体的な表現がなかったということで、特に「交流の促進」というのを文章として明記したいということで、この改正をさせていただいておりますということです。 事業内容としては、今、限定的な利用の仕方となっておりますので、いろんな年齢層の子供会とか高齢者の老人クラブ、婦人会とか、そういういろんな各種団体の方々に幅広く活用していただきたいということで、今回の改正をお願いしておりますという答弁でございました。 また、委員から、この第5条のところに「必要な事業を行うものとする」とあるが、一つの例は子供会なども利用できるようにするとのことだが、ほかにいろんな事業というのはどういったものを考えているのかという質疑がございました。 これに対しまして、子供会とか婦人会、老人クラブ等も含め、あとは市民の方、文化協会とかありますので、そこらで作られた作品の展示とか、あとは健康づくりの一面としては、健康器具を設置して健康づくりと体力づくり、その辺を含めてできたらと検討をしていますという答弁でございました。 それから、もう一つ、委員から、建設時、補助金など関係しているところの条件があると思うが、市民、一般の人から見ると、上と下に分かれているが、非常にわかりにくい。上下使えるように改定していかないと、上だけにルームランナーを置いたり、絵を飾ったりというだけでは、交流促進というものは難しいと思う。利用に関しては、もう少し幅を持たせるとか、例えば、合宿とか来られた時には、ある程度の責任者がいれば使えますとか、その辺に関しての考えはという質疑に対しまして、1階と2階が同じ建物という形で連動しておりますので、その辺は健康対策課と協議の上、利便性については考えたいと思います。 1階の部分は、補助金が確かに入っている建物です。2階部分以降は、補助金というものはありませんので、その辺のすみ分けというものもありますが、今後、活用という面で、1階、2階部分の連携というのは当然必要になってくると思いますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第4号「南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」は、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第5号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、学童の支援員で「都道府県知事が行う研修を修了したもの」と旧ではなっているが、どんな研修を受けた者が支援員になるのか。改正のところで、都道府県知事以外だったら「指定都市の長」と書いてある。どんな研修を経なければ、それになれないのかという質疑がございました。 今回の「都道府県知事が認める」という部分の幅を広げて「政令指定都市の長ができる」を加えるという改正ですという答弁でございました。また、研修については、子供さんをお預かりするわけで、安全管理とか発達心理とか、学童保育に必要な部分の研修を受けるのが内容ですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第6号「史跡原城跡・日野江城跡専門委員会条例の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、本会議でも複数の議員から質疑が出ました。この条例案を見て、おかしいところが何点かあります。第3条の中の第2項、ここで「専門委員会の特別の事項を調査審議させるために必要があるときは、特別委員を置くことができる」となっているが、これが非常に紛らわしい。専門委員会というのは一つの組織であって、その中に専門委員会と特別委員会が今度設けられるわけで、専門委員会は前からあります。そうすると、例えばこの第3条の第1項の中で「委員10人以内をもって組織する」となっています。この10人以内が、現在7人しかいないと、あとの3人は特別委員ということであるなら、この条例でも別に問題はない。しかし、この専門委員が10名以内となっているが、もう既に10名おられると思う。そうすると枠がないわけで、特別委員を別に設けないといけない。この専門委員会の中に特別事項を調査審議させる必要がある時は、「ほかに特別委員を置くことができる」というふうにするのが本当ではないか。 また、二つ目は、この中で、例えば委嘱、委嘱についても専門委員会はきちんとした任期、1年なら1年という任期が定められている。特別委員については、任期は、委嘱しても、その調査とかいろんなことをした時点で、これは終了するわけで、任期、委嘱の仕方が違う。そうすると、同じ専門委員会の組織の中ではあるけれども、これは区別すべきで、この第3条の第2項のところで、「特別委員を置くことができる」の前に「別に」とか「ほかに」を加える考えはないのか。 そして、3点目として、この特別委員を置く場合に日当は定められているが、今度の条例でも6,000円の日当が上がっているが、これの予算額が計上されていないのはおかしい。今度新たに設けられようとしている特別委員、これの人数がまた謳ってない。条例は、人数の制限をかけるべきで、この第3条の第1項で「専門委員会は、委員10人以内をもって組織する」と「10人以内」と謳ってあるわけだから、今回制定しようとする特別委員については、謳ってないわけで、極端な言い方をすると、20人でも30人でもいいことになる。制限がかかっていない、そういったところをどのように考えるのかという質疑がございました。 答弁といたしまして、御指摘のとおり、また本会議の議案質疑等でもありましたが、1点目について大変紛らわしい表現になっております。それと、任期の点についても、違うんじゃないかと。予算計上については、確かに現在想定しています専門委員については、明らかな人数、あるいはどういう方を特別委員として委嘱するのかはっきりしておりませんでしたので、予算計上をしておりません。条例を上程する場合には、補正予算等も計上するのが原則と考えます。本条例が可決いたしまして、特別委員等の設置に御理解をいただきましたならば、次回の議会で予算等については計上させていただきたい。 人数もきちんと明記していたほうがいいのではないかという御指摘であります。確かに、このままですと「置くことができる」ですので、置く場合には、1人でもいいし、20人でも30人でもいいというふうになりますので、「若干名」とか、制限をかけたほうがいいというのは、御指摘のとおりと考えますという答弁でございました。 委員から、この条例は修正をすべきであると思うがという質疑がございました。 答弁といたしまして、現在、委員会に上程をされている議案ですので、委員に発議で修正案等を提出していただければと思っておりますということでございました。 議案第6号の質疑を終了し、暫時休憩の後、議案第6号に対し、委員から修正案が提出され、修正案の提案の説明がございました。 委員から、議案第6号「史跡原城跡・日野江城跡専門委員会条例の一部を改正する条例について」に対する修正案の提出について、会議規則第93条の規定により提出しますということで、次のような修正案の内容について説明がございました。 史跡原城跡・日野江城跡専門委員会条例の一部を改正する条例案に対する修正案対照表で、修正前の欄の第3条第2項の「特別委員」を、修正後の欄のとおり「前項に規定する委員のほか、特別委員10人以内」と修正するものですという修正案の内容の説明がございました。 議案第6号修正案に対する質疑、討論はなく、採決の結果、議案第6号の修正案は可決することに決しました。 議案第6号修正案を除く原案に対する討論はなく、採決の結果、議案第6号の修正案を除く原案は可決することに決しました。 次に、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」についてでございます。 教育委員会関係からでございます。 委員から、歳入の学校施設環境改善交付金とはどういったものなのか、また、深江と布津、有家で負担割合が違うのはなぜかという質疑がございました。 これに対しまして、学校施設環境改善交付金は、公立の学校施設の施設整備を円滑に進めるために国が助成をするものです。補助金の割合が違うという点は、深江地区については、普賢岳災害等もあり、降灰地区に指定されております。特に深江地区については多量の降灰地域ということで指定を受けており、そのため補助率が3分の2となっております。布津町から北有馬町も降灰地域に指定されております。このため補助が受けられますが、補助率は深江町より若干低く2分の1となっておりますという答弁でございました。 教育委員会関係の質疑を終了し、次に市民生活部関係についてでございます。 市民生活部関係については、質疑はなく、次に、福祉保健部関係についてでございます。 委員から、プレミアム商品券のことで、非課税世帯とかひとり親世帯とか、また平成28年4月2日から令和元年9月30日までに生まれた子供、このそれぞれの対象になる人数はという質疑がございました。 これに対しまして、非課税世帯対象者が1万2,000人、3歳未満児の子供が約1,000人で、合計1万3,000人を予定しておりますという答弁でございました。 それから、また委員から、プレミアム商品券は、申請とか引き渡しとか、そういったのはいつごろから行うのか、それと有効期間があると思うが、10月から本年度末の3月31日までか、その周知はいつごろから行い、発行はいつごろからかという質疑がございました。 これに対しまして、今、店舗の登録をさせていただいております。それが終了した後に、利用者の方に、まず7月に通知を行い、引換券の集中受け付けというのを8月の頭ごろに行い、そこで審査をし、実際に該当するというふうな判断をした方々に対し、9月の中旬から下旬にかけて引換券の発送をいたします。使えるのは、本市の場合、10月1日から2月29日までの使用可能ということで、販売は1月末までですという答弁でございました。 委員から、利用期限を3月31日までとしているところもあるが、どうして本市は2月29日に締め切るのかという質疑がございました。 これに対しまして、国としては、3月31日をめどに各自治体で判断してくださいということになっております。利用期限を本市は2月29日としておりますが、県下の状況を見ると、21市町中、15市町が2月末までの利用となっております。3月末までが4団体、未定というところが2団体あります。 3月末までにしなかった理由としては、その後、4月に入ってから換金事務が入ってまいります。国のほうが、補助対象にするのは4月上旬までと示しています。それまでに決算をしないと、それ以降に換金した部分については、補助の対象にしないということになっており、その辺の事務処理を考えた時に、2月末までの販売にし、その後、換金を10日から2週間ぐらいにした時に、3月中旬ぐらいまでになる。それから決算処理をすると、どうしても4月前後になってしまいますので、そのようにいたしますという答弁でございました。 福祉保健部関係の質疑を終了し、文教厚生委員会に分割付託された関係分についての討論はなく、採決の結果、議案第10号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 それから、閉会中における委員会の継続調査申し出について、議長に申し出をすることに決定しました。 以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。金子憲太郎委員長。 ◆農林水産・建設委員長(金子憲太郎君) (登壇) おはようございます。 続きまして、農林水産・建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案について、6月24日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その各案件の結果及び主な質疑について報告いたします。 初めに、建設部関係で、議案第9号「市道の認定について」、管理課長から説明を受けた後、質疑、討論を行いました。 質疑。これは、廃校跡地の利用を考えた市道の認定だと思うが、残りのスペースについてはどのように考えているのか。 答弁。敷地の残りの分については、まず借地部分を返却し、その他については宅地分譲をして、移住・定住の促進を図る計画です。 質疑。何区画ぐらいできると考えているのか。 答弁。今から基本設計を行い決定していきますが、1区画250平米ぐらいで考えた場合、22~23区画になると考えております。 質疑。まず返却する位置はどの辺か。そして、返却する部分と市道が隣接している場合には、道路分を幾らか負担していただくようになると思うが、どのように考えているのか。 答弁。返却する部分は体育館あたりです。そして、道路と隣接する部分はありません。 質疑。宅地分譲ということだが、売れてしまうのに時間がかかる。一括して売るということは考えていないのか。 答弁。現段階での計画は、宅地分譲をし、家を建ててもらって、定住促進を図るという形での計画をしております。 質疑。定住促進と言うが、今の時代は、なかなか簡単に来てもらえず、空き家や荒れ地が増えるばかりなので、一括販売して工場などに来てもらえば、さっと処分もできるし、勤める職場ができて定住促進にもつながると思う。いろいろな角度から幅広く検討してはどうか。 答弁。返却した残りのスペースで道路以外の部分については、まず宅地分譲ということで進めさせていただきたいと考えておりますが、地域振興部と計画を一緒にしているので、十分協議をしてまいります。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第9号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」について、まず水道部関係で下水道課長から説明を受けました。その後、農林水産部関係で、各課長から説明を受けました。 結果、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第10号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決定しました。 議案第11号「令和元年度南島原下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について、下水道課長から説明を受けました。 質疑。下水道課職員が1名減ったということだが、定数が減ったということか。 答弁。4月1日に組織機構の改正があり、体制の見直しがなされたことにより、下水道課は9名体制が8名体制になったということです。 討論はなく、採決の結果、議案第11号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、請願第1号「市道認定の取り消しに関する請願」について、審議を行いました。 この請願については、約10年間にわたって請願者と建設部との間で解決がいまだにできていない懸案の事案であることから、まず紹介議員、そして請願者、建設部の聞き取りを行った後に審議を行いましたが、難しい問題を含んでおり、協議の結果、さらに資料の提供を受け調査を行わなければ、結論が出せないと判断し、継続審査とすることに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続審査・調査申出について、議長に申し出をすることに決定いたしました。 以上、このほかにも意見や指摘、要望が出されましたので、理事者におかれましては、こうした指摘や意見を真摯に受け止められ、今後の事務執行にあたられますようお願い申し上げ、農林水産・建設委員会の報告を終わります。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  下田議員から訂正の申し出がありますので、許可します。 ◆総務委員長(下田利春君)  すみません。私は、先ほど委員長報告において、今回予算が必要になった追加工事中の説明の中で、単価を1カ所間違ったようでございますので、訂正をお願いしたいと思います。 そのうちの内外装工事「380万円」を「880万円」と何か言ったというような指摘がありましたので、訂正をお願いいたしておきます。終わります。 ○議長(林田久富君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、委員長報告に対する質疑をまとめるため、11時20分まで休憩いたします。     午前11時00分 休憩     午前11時20分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、初めに総務委員長に対する質疑を行います。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  総務委員長の下田委員長さんが報告した中に附帯決議というのがありました。附帯決議については、1枚物にちゃんと書いてあります。そのことの中の2点について質疑をいたします。 中段に「また」というところがあります。「また、補正予算の計上時期についても」というところ、その次「計上すべき時期に計上せず」と書いてありますが、計上すべき時期というのはいつなのかというのが1点です。 もう一点は、その次の行で「地方自治法の趣旨に照らしても逸脱していると言わざるを得ない」、ここがちょっとわかりませんので、この文言はどういうことなのかを説明してください。以上です。 ○議長(林田久富君)  15番、下田総務委員長。 ◆総務委員長(下田利春君)  それでは、お答えいたします。 最初の「また、補正予算の計上時期についても、計上すべき時期に」ということでございますけれども、そうした予算が出てきた時に、出た予算が必要になってきた時期ということで判断をいたして、これは委員長、副委員長に任せられておりましたので、そういう点を勘案して、この文言を上げさせていただきました。予算の計上の時期について、計上すべき時期というのは、予算が必要となった時期ということで理解できると思いますけど。そういうことで、これを入れさせていただきました。 そして、自治法に照らしても逸脱しているということでございますけれども、やはりこうした、自治法というのは、予算を取ってから、議決を取って、それから仕事を始める。これが正常な、こうした入札関係の予算を取る時の原則であります。それを今回は、一部大きな工事が済んでいるということでありますので、その観点からして逸脱しているということを、相談の上、載せました。以上であります。
    ○議長(林田久富君)  近藤議員、よろしいですか。2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  必要になった時ということで、今回は必要になった時にそれを計上せずに、もう、一部使ってしまった後に計上したということで、非常に遅くなったということなんですが、そういうことでいいんでしょうか。 ○議長(林田久富君)  15番、下田委員長。 ◆総務委員長(下田利春君)  これは、報告でも言っているとおり、そういう面があったから、委員会として2日も審議をしたということは、この議会が始まってからまだないと思います。 そういう点で、いろんな件をいろいろ市とも話し合って、そういうことがあっているから、こういうことがないようにということの附帯決議でありますので、そういう件を直していただきたいという附帯決議であります。よろしいでしょうか。 ○議長(林田久富君)  2番、近藤議員。 ◆2番(近藤一宇君)  すみません。後ろからいろいろ、具体的にということですので。 補正予算に上げる前に使った額が幾らで、あと幾ら残っているのかというようなことは答弁できますか。 ○議長(林田久富君)  15番、下田委員長。 ◆総務委員長(下田利春君)  それはできますよ。ちょっと待ってください。 先ほどこれは説明したと思いますけど、沈下対策、6,700万だったかな、これが使ってあるんだと、私は自分では認識しておりますけど。 ○議長(林田久富君)  これで総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  これで農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長報告に対する質疑を終結します。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」討論を行います。 討論は、初めに承認することに反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」の反対討論を行います。 これまで、私たち日本共産党の議員団は、専決処分については基本的に反対の態度を貫いてきました。その理由は、地方自治法第96条で認められた議会の最も重要な権限である「条例を設け又は改廃すること」、これを市長が専決処分にしていることにあります。 今回の南島原市税条例等の一部を改正する条例の内容は、寄附金税額控除の改正、新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告、軽自動車税の税率の特例の3項目です。 国会の議決が3月29日、それをもとにした市の条例施行が4月1日となっているので、3月29日付で専決処分にしたということですが、臨時議会を開いてまでも条例審議はすべきだと思います。議員の審議権を奪う専決処分は極力避けるべきであります。 専決処分が許される場合は、地方自治法第179条に定められています、一つ目、議会が成立しないとき、二つ目、議会を開くことができないとき、三つ目、市長が議会を招集するいとまがないと認めるとき、四つ目、議会が議決すべき事件を議決しないときです。 今回市の対応は、三つ目で言った市長が議会を招集するいとまがないと認めるときを適用されたと思いますが、この項は、大雨、大災害などでの人命救助、施設の復旧工事などで、重機や物資の供給などの予算を議会を招集することなく使う時などに限られるのではないでしょうか。 国が市の条例改正のために4月1日施行を決めたにしても、4月上旬に議会を招集し、議会で審議し、施行日をさかのぼって4月1日にすればいいことなのではないでしょうか。 さらに問題なのは、専決処分をせざるを得ないような国会での決議から市の条例施行になっていることです。国は市が条例制定にあたり審議できるような法の整備をするべきだと思います。 以上のような反対理由をもって、承認第1号は承認できません。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより承認第1号を採決します。文教厚生委員長の報告は承認です。お諮りいたします。本件は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、承認第1号は承認することに決しました。 次に、承認第2号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」討論を行います。 討論は、初めに承認することに反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  承認第2号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」の反対討論を行います。 最初のほうは、先ほど専決処分第1号で言ったような、私たち日本共産党は基本的に反対の態度を貫いてきたということ、それから、私たちの議員の仕事というのは条例を設けまたは改廃すること、これを市長が専決処分にしているということであります。 今回の南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての内容は、国民健康保険税の基礎課税額の限度額を58万円から61万円に引き上げるものです。このような市民の生活が税を高く納めなくてはいけない状況になるのに、専決処分でするというのはもってのほかだと思います。 これも国会の議決が3月29日、市の施行が4月1日と、国から示されたので3月29日付で専決処分にしたと説明がありました。臨時議会を開いてまでも条例審議はすべきだと思います。議員の審議権を奪う専決処分は極力避けるべきです。 国が決めたことは、条例さえも無条件で従わなければならないのでしょうか。この条例は、高い国民健康保険税をさらに高くするものです。こんな条例を議会の審議もせず、専決処分にしてもよいのでしょうか。議会の最も重要な権限をないがしろにしていると言わざるを得ません。 専決処分が許される場合、先ほど言いました三つ目のことだと思いますが、これは、やはり専決処分にする時は、大雨、大災害などで、どうしても予算をつけて議会を開くことができない時にするべきではないでしょうか。 そして、さらに言いますが、第1号でも言いましたように、専決処分をせざるを得ないような国会での決議から市の条例制定になっている。こういうことです。 やっぱり国は市が条例制定にあたり審議できるような法の整備をするべきです。このようなことを市長からも上の機関に申し出る、意見を言うということをしてほしいと思います。 以上のような理由で、承認第2号は承認できません。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  承認第1号の反対討論も、第2号の反対討論も同じように思ったんですが、私も今回賛成討論するためには一言申し述べたいと思います。 国が決めたことを、私たちが臨時議会を開いて議会の議決を得るというようなことあってでも今までずっとしていたんですが、国が決めたことに対しては、ここで臨時議会開いても、多分私は可決だろうと思います。 それはいかがなものかとおっしゃれば、そうかもしれませんが、私たち南島原市の市民のための専決であれば、市民の生活に係わるようなことを市長が勝手に議会も開かずにするということについては私も目を光らせておりますけれども、国が決めたことについては、今までずっと私もしてきましたけれども、ここはやむを得ないということで、私は今回も賛成いたします。 できれば、決まったことは、近い定例会を待たずにお知らせしてほしいということは少しは考えておりますけれども、今回そういう事情で29日に決まったことで、やむを得ないということで、私は賛成討論いたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより承認第2号を採決します。文教厚生委員長の報告は承認です。本件は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、承認第2号は承認することに決しました。 次に、議案第1号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第1号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号「南島原市税条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「南島原市布津福祉センター条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「史跡原城跡・日野江城跡専門委員会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に賛成する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、原案及び修正案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、原案に賛成する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これより議案第6号を採決します。文教厚生委員長の報告は修正可決でありますので、まず委員会の修正案を起立により採決いたします。委員会の修正案に賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数であります。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数であります。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「財産の取得について(消防ポンプ自動車)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「財産の取得について(消防ポンプ自動車)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「市道の認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  議案第10号についての反対討論を行います。 最初、市長から、おわびというか、そういう説明がありましたけども、これはおわびだけで済む問題じゃないというふうに考えました。 反対は、歳出、6目、地域振興費、15節、工事請負費3,492万8,000円についてであります。この工事は口ノ津港ターミナルビルの整備事業であります。総務委員長からも報告がありましたけども、総務委員会で明らかになったことは、大きく言って次の四つの事項です。 平成30年3月、2工区埋め立て工事完了。2番目、埋め立て工事完了後の平成30年6月から7月にかけて地盤沈下が発見された。一番深い所で30センチメートル、平均15センチメートルの沈下であった。3番、この件については10月下旬市長に報告をした。4、追加工事費として3,492万8,000円が必要なので、令和元年の一般会計に補正予算を組ませていただいた。追加工事というよりも足りないということだと思います。 この件で問題になったのは、次の点であります。 工事費が必要とわかったのは、平成30年6月から7月にかけてであると考えます。市長に報告したのが10月下旬です。これは遅過ぎると思います。これは多分、市長軽視というふうに僕は受け取るんですけどね。もう少し職員は市長と緊密に提携して、市長には全て報告するというふうにすべきでないかと思います。3、補正を組んで承認を求めるなら、平成30年第4回の定例会に提出すべきであると。遅くても、平成31年3月第1回定例会で、本予算として提案すべきである。ところが、市側は3も5もしなかった。 これらのことを総合的に考えた場合、市側の議会軽視の態度は免れない。よって、議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」には反対いたします。 これで反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。15番、下田利春議員。 ◆15番(下田利春君)  私は、総務委員長として、この件の問題になっているところもしましたけど、今、反対意見があったところでございます。 この件については、1日で審査が済まずに、2日かけて、本当に何で問題だったのかということも徹底して審査を行っております。本当に今、議会軽視じゃないかということも、議会でも委員会でも出ております。しかし、そういうことを徹底して審査し、何が悪かったとかということまで徹底して今回は審査をして、でも本当はだめだというところまで来たんですけれども、附帯決議をこうしたことを、市当局側も本当にこれは改めなければいけないということで、今回のは市当局も悪いと思われているところまでこっちも確認しております。 そうした中で附帯決議をつけて、今後一切こういうことがないので、という条件で賛成をいたしております。そういう経緯で、私は、この附帯決議をつけて、ここまでぴしゃっと今回の件については悪いところは指摘してやっておりますので、この予算葉予算全体に係わってきますので、通すべきだと思っております。今、工事を止めるわけにはいきません。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  総務委員会で2日間にわたって審議いたしました。 まず最初、初日は、市長が昨年の12月10日に全協で言われたことについて、地盤沈下じゃありませんということで説明があったので、なぜ12月に地盤沈下じゃないのに今補正が上がってくるのかということで、実際何センチの沈下があっているのかと言ったら、30センチということから、その沈下に対することで、質問が殺到しました。 その中で、ここではなかなかわからないということで、もう一回、次の25日ですか、説明を受け質問をしました。その段階で、私も一番最初は何が問題かなと思っていたんですが、先ほどの説明にもありましたように、反対討論にも今ありましたように、沈下の抑制をするための工事費が6,700万、この6,700万は、多分昨年の県の埋め立て工事が終わって、調査も完了し、全て完了した後に、次の業者が建物を建てる時に沈下が認められたと。それを市長は沈下じゃないということで、結局、上の部分が潮の満ち引きで流れ出たというようなことも耳にしましたが、これを抑制するための工事が多分6,700万ということのようです。 この辺のところの、何でここで追加工事の予算を上げなかったのかと聞いた場合に、請負契約金額の約2割は追加工事をしてもいいような説明でした。じゃ、それで通せばということだったんですが、実はこの建物の工事は今年の12月15日が工期だそうです。 ということで、先ほども話があっていましたが、私はこの附帯決議というのは今初めて今日ここで見たんですが、計上すべき時期が違っていると書いてあるんですが、今回の補正の立て方としては、既に執行した6,700万とこれから補正を求めて仕事をする排煙の工事費と足して八千数百万の中から、今、執行残が5,090万ありますと、全体の金額から執行残を引いた差額が今回補正に上げられているという説明でした。 そこで、先ほどの反対討論の議員と同じで、執行に対しては、予算がなければ執行はできない。議会も財産の管理、南島原市の市民から負託を受けた議員としては、そういうところは、はっきりと、予算がないのに執行したというところは、附帯決議をつけて、これからこういうことをしないようにと。反省をしているからということでなくて、これは自治法違反だと私は思いますので、工事業者も自分の工事でなければ、追加の補正をしなければ、多分仕事はしないと思ったんですが、その辺のところがわかりません。その説明もできていませんので。だから、今のままでは、私としては、業者は今の契約でできるものと確認して着工されたのかなということで、これは、これからする補正については契約できますが、もう既に終わった工事としては、私は契約の変更はできないというふうに考えます。 そういうことで簡単に考えたら、これは本当のことについて自治法違反ですから、ここで賛成した議員は、その責任を負うことになると思います。私はその責任は負えませんので、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」について、賛成の立場で討論いたします。 ただいま反対討論もありましたけれども、今回のこの補正予算、総額で四億数千万のいわゆる補正額であります。その中には、いわゆるため池整備・調査等の予算も7,420万、あるいはまた漁船の機器整備支援に要する経費も1,333万2,000円、こういった予算が計上してあります。この予算を否決しますと、こういったことが執行できません。であるならば、いわゆる反対をされるのであれば、その部分だけを修正案を出して私はしていただきたいと、このように思います。 それから、もう一点、先ほどから口ノ津港のため池工事でいろんな問題が出ています。これは確かに、私から言わしても、理事者側としては、これは言語道断であります。やはり予算を計上し、そしてまた契約をする時には、きちんと予算の確保をしなければなりません。 先ほどから反対討論の中では、この予算をいわゆる本年の第1回定例会あるいはまた9月定例会、そういったところで出ていますけれども、それ以前の問題で、契約をする時には、やはりこれは予算の裏打ちがなければ契約はできません。 そういったことから、執行残があったにせよ、そこを甘く見て、要するに、された。これは市長が冒頭この本会議でも謝罪をされましたけれども、今後こういった不適切な事務処理がないよう、皆さん方にはそういうことは適切に判断していただくよう、これを私から要望いたしまして、この議案第10号「令和元年度南島原一般会計補正予算(第1号)」については、賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第10号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「令和元年度南島原下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第2号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」に対する討論を行います。 討論は、初めに採択することに反対する議員の発言を許します。15番、下田利春議員。 ◆15番(下田利春君)  これも私の委員会のことですけれども、今の消費税のこの件につきましては、内容については、もう皆さん、いつも出ていますから省きますけど、1点だけ。 今の政府あたりの現状としても、軽減税率対策として、レジ等の補助も4分の3、規制がありますけど、そういうこともやっております。 また、この請願は今回で3回目である。過去2回不採択になっている。特に前回は賛否同数であり、私は委員長採決で不採択にした経緯があります。今回は常任委員の異動があり、委員6名であり、採決できるのは私以外5名であります。賛成多数で採択されましたが、私は委員長として総務委員会の審査結果を報告する立場であって、自分の意見ではありません。つまり個人の意思を表すのが本会議の席であると思っております。 そういう観点から、私は個人として、こうした立場もあり、委員会で採択が、なぜおまえが不採択かという意見もありますので、そういうことを説明の意味でも反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。10番、松永忠次議員。 ◆10番(松永忠次君)  まず、この請願第2号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」についての賛成の討論を行います。 まず、この10%導入をする前に、その条件が幼児教育・保育の無償化に伴う導入であると思いますが、まず3点、私は賛成の立場で言いたい。 まず、国会議員の削減、これが第1であります。第2が、軽減税率の導入に伴う8%と10%の困惑する商品、そういうものが住民に対し十分な説明が行われていない。第3点目が、日本国の防衛費等の莫大な金を削減することによって、ある程度賄うことができるのではないかという点によって、この10%への引き上げの中止を求める意見書に賛成の立場ということで、意見を申し上げたいと思っております。以上です。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  私は、「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」の採択に賛成の立場で討論いたします。 私は、12月議会、3月議会、6月議会と3回の議会に連続して出された請願書の紹介議員にもなり、一般質問でもこの問題について取り上げてきました。これから、さらにこの問題について深めたいと思います。 内閣府は5月13日、3月分の景気動向指数の基調判断について、これまでの「下方への局面変化」から「悪化」に引き下げました。悪化は最も厳しい判断で6年2カ月ぶり、いわば非常事態であります。 自民党政権は消費税増税を3回実施しました。1980年の3%、1997年の5%、そして2014年の8%です。いずれも政府の景気判断は好景気か回復期、それでも5%、8%増税は消費不況への引き金を引きました。 今回の10%への増税は、政府自身が景気悪化の可能性を認める中でのものです。強行するなら、歴史的にも前例がない無謀きわまる増税です。世論調査でも増税中止は過半数に上ります。米中貿易戦争が深刻化し、世界経済も減速、リーマンショック級の状況になりかねないと、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの主席研究員、小林真一郎さんは警告を出しています。 さらに、この小林さんは、「日本経済は輸出、生産ともに弱含みで推移し、個人消費の勢いも弱いままです。消費者心理は悪化傾向で、消費を抑制する方向が強まっています。10月からの消費税率10%への引き上げは、家計には当然マイナスです。ポイント還元など、政府の増税対策は一時的なものにとどまります。米中貿易摩擦の影響で、日本経済の悪化が顕著になれば、消費税率10%への引き上げを延期すべきだという声がさらに強まってくると思います」と、こう言っています。 安倍政権は、消費税増税について、社会保障のため、財政健全化のためと言います。しかし、実際には消費税導入後も社会保障の改悪が続き、財政も大幅に悪化しました。1989年の消費税の導入以降、約400兆円の税収が入った一方で、ほぼ同じ時期に法人税と所得税、住民税は約570兆円減っています。3%から5%、8%と増税された消費税は、法人税と所得税の穴埋めに全て消えていったことになります。 なぜそうなったのでしょうか。大企業向けの減税や金持ち減税が繰り返されてきたことです。また、消費税増税をきっかけに、家計消費が冷え込み、経済が悪化して、法人税や所得税の税収が減ったことです。あるいは、消費税を当てにし、不要不急の大型開発を行い、戦争法のもとで憲法を踏みにじって大軍拡が行われたことなどが上げられます。 これでは、社会保障も財政もよくなるはずはありません。こんな経済状況で消費税を10%に増税してもよいのか。景気の悪化と国民の批判を受けて、政権与党の中からも同様の動きが出ています。 自民党の萩生田光一幹事長代行は、5月10日のインターネット番組で、経済はやや失速ぎみになっていると述べ、10%への増税が決まっているから、なりふり構わずゴールテープを切るという姿勢はよくないと語りました。 萩生田氏は、4月18日にもインターネット番組で、景気はちょっと落ちているとして、7月1日、今日ですね、発表される6月の日銀短観が悪ければ、増税の先送りもあり得ると発言しています。増税先送りはまだ間に合うと指摘し、その場合は国民の信を問うことになると述べました。 萩生田氏は、総裁特別補佐、官房副長官を歴任した安倍首相の側近中の側近の人です。その萩生田氏が、景気は失速と認め、7月以降でも増税見送りは可能だと語っています。 6年2カ月ぶりに景気の悪化を認定した景気動向指数、これに続き、5月20日に発表された今年1月から3月のGDP(国内総生産)では、個人消費や設備投資など内需の低調さが鮮明になりました。 内閣府が5月24日に公表した月例経済報告の基調判断も、緩やかに回復しているという表現は変えませんでしたが、輸出や生産の弱さが続いていると下方修正せざるを得ませんでした。 それにも係わらず、政府は、内需を支える、ここからおもしろいんですが、ファンダメンタルズ、これは基盤ということなんですが、内需を支える基盤はしっかりしている。これは官房長官。しかし、内需の大黒柱の家計消費は、2014年4月の8%への消費税増税以来、低迷しています。増税前の2013年と比べ、今年の1月から3月期の家計消費支出は3.3兆円も下回ったままです。家計消費を支える所得も、3月の毎月勤労統計調査では、実質賃金が3カ月連続して減少しました。 米中貿易摩擦が世界経済に大きな影を落としています。国際通貨基金は、貿易摩擦の激化で世界の経済成長率が0.3%低下すると試算しています。輸出減少など日本経済への波及は必至であります。こんな経済状況で消費税10%への増税を強行すれば、日本経済も家計も大打撃を受けることは明らかです。 同志社大学大学院教授の浜矩子教授は、ファンダメンタルズ、これは基盤ですね、健全について、次のように言っています。 経済の現状について、政府は内需を支えるファンダメンタルズ(基盤)はしっかりしている。これは先ほど言った菅官房長官。しかし、政策責任者たちがこのファンダメンタルズは健全と言い出したら、それこそが危機の現れです。 世界大恐慌に向かった1920年代末、当時のフーバー米大統領は、ファンダメンタルズは健全そのものと言いました。株価の暴落をした1987年10月のブラックマンデー、暗黒の月曜日の際には、レーガン大統領がファンダメンタルズは健全なままと断言しました。日本のバブル経済の前夜には、当時の橋本龍太郎蔵相は、日本の良好なファンダメンタルズに変化はないと言っています。 ファンダメンタルズ健全とは、ほかに言いようがない時に言う言葉です。経済は相当やばいというキーワード、だから日本経済は相当厳しい状況だと言わざるを得ません。 京都大学大学院工学部教授の藤井聡さんは、これは安倍内閣の内閣府の参与を務めた人ですが、藤井教授へのインタビューを紹介します。 10月からの消費税増税は凍結すべきとの理由は…… ○議長(林田久富君)  近藤議員、もう少しまとめることができませんか。 ◆2番(近藤一宇君)  どこにありますか。これは、経済学的にいえば、消費税増税が一番だめな理由は、成長率を長期的にかつ大幅に下落させてしまうことです。それから、今、日本はデフレに陥っています。このデフレがどうしたらいいのか。 もう少しで終わりますので、ちょっと御辛抱ください。 1997年の消費税5%への増税、1998年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、そして2014年の消費税8%、この中で消費税8%の増税が一番大変なことになっているということを言っています。 そして、法人税や所得税についても言及されているんですが、先ほど言ったように、法人税、所得税と消費税の額がほぼ同じになるということですね。 もうすぐ終わりますから。 逆に、消費税が減税されると消費は増える。そういうことになるんです。消費税を3%に減らして5%になると、消費が増えることになると。 しかし、政府は消費税増税の一方で、法人税を引き下げようとしています。これで、もうにっちもさっちもいかない状況になると、そういうことで--もう少しで終わります--消費税は保育所や幼稚園の無償化、大学の奨学金など社会保障費に使うと言います。その制度もまた問題を多く抱えています。 私たち日本共産党は、庶民を苦しめる消費税に頼らない別の道で財源を出しています。その財源額は、大企業に中小企業並みの法人税をかけることです。これで4兆円。大株主の優遇を正して--もうすぐ終わりますから--所得税の最高税率を上げることで3.1兆円、米軍の思いやり予算をやめることで0.5兆円、合わせて7.6兆円です。これは消費税を3%減額と同額の経済効果があると見込んでいます。 以上で、このようなわけで、今、消費税を10%上げると大変なことになるということで、請願第2号への賛成討論を終わります。長くなりましたが、失礼しました。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  私も賛成討論いたします。 なぜならば、委員会で一応私も賛成いたしておりますので、ここでやはり賛成をさせていただきたいと思います。 委員会の中では、たびたび消費税引き上げに対する請願が出てくるという批判に対しては、批判に負けずに何回でも出されても結構ですよということを私は言っています。中身が徐々に変わってきているんだということも承知しておりました。 今回は、私としては、今のこの出された紹介議員の近藤議員の発言、これを同じことで、ちょっと今騒がしかったんですが、もう少しみんながわかるようにまとめてほしいなというところは、批判のところはやめて、今回、私がなぜこれに賛成したかというと、私も消費税の引き上げには賛成した時期もありました。なぜかと言うと、やはり周りの市民の声に対して、やむを得んということで賛成をいたしましたが、消費税を上げる理由を聞いてでも、なかなかそれが反映されない。 今回は、まず低所得者に対して、食品に対しては減免とか軽減税率とかと、いろいろあったんですが、だんだん、ただいまテレビでもよく耳にしますレジスターですね、そういうのも買い替えましたか、というコマーシャルもあっております。 一番最近思うことが、2,000万円持っておかなければ95歳まで生きられないとか、そういうのに対して、非常に回避化へ、これからとにかく金はためていかんばならんねと、国は当てにならんとばいねというようなことで、そういう話を聞きます。 そして、これまでの消費に対しては、内税もあったんですが、最近はもう外税です。一応金額を見て買おうと思っても、外税、これに1割今度は加算しなければならない、1割というのはすぐわかりますよね。だから、それを考えれば、やめとこうかと、私たち、まあ、女性だけではないとは思いますが、主婦の立場で、今後やはり慎重にしていきたいと。 消費税の引き上げに対しては、水道料金も上がります。国が言っていることばかりじゃありません。これを上げたら、水道料金、ごみ出し、いろいろ私たちのところには増税ということで、これから回ってきます。 だから、今回、参議院選挙も控えておりますけれども、皆さんが1人ずつ、私は上げてもいいと思う人はそれでも結構ですが、私の周りには消費税の引き上げには反対という声が非常に多いので、今回はこの賛成討論といたします。紹介議員の言うことの全てではありませんけども、賛成したいということで、賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。8番、吉田幸一郎議員。 ◆8番(吉田幸一郎君)  よく賛成討論として出されておりますが、請願第2号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」について反対討論を行いたいと思います。 今、先ほど、るる賛成の意見があったんですが、今回の条例の中にも出てきています市税の条例の一部を改正する条例、また保育等の設備整備などの条例案、また令和元年度の一般会計の中にも、今回の消費税増税に合わせての事案が入っているということで、そこに対しての反対というのがなく、ここにだけ、聞こえがいいところにだけ反対だというのは、おかしいんじゃないかと思い、私はこの10%の請願に対する反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。14番、中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  私もこの請願に対する反対の討論とさせていただきます。 実際、この請願が前回も2回出てきて反対だったのに、今回また出てきたということで、もう今さらなのか、というのが正直なところです。 実は、前も消費税を上げるということで、ただ、その時は景気の動向を見ながらということで、政府のほうも決めて見送りましたね。その時に、今年度の10月には、もう景気がどうあろうと10%はやりますと宣言をされました。 そういうことで、レジとかの補助もあって、もうある程度、レジの交換をされているところもあります。そういうところもあって、また年金に対しても所得が少ないところには上げるということで、高齢者の方は逆に楽しみにしておられる方もおられるような状況です。 こういう今さらなのかということがありまして、だから、この社会保障自体は、財源的には、確かに今、共産党さんが言われましたけれども、今まで社会保障がずっと増えてきてどうにもならずにいるということは、もう皆さんもご存じだということもあって、政府が決めたことです。 ですから、これまで、反対がずっと続いてきて、今回また出てきたのかというところで、今回、賛成討論が非常に出ているということを懸念して、私は今回もまたどうせ反対だろうと思ったんですが、いや、絶対に今回はもうやむを得ないと。消費税は今の段階でやはりうちだけがそうやって意見書を出すべきかなというところで、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。17番、吉岡巖議員。 ◆17番(吉岡巖君)  反対の討論をしたいと思いますけれども、共産党の先生方は立派なことを申しておられますけれども、国の運営というものは、高齢化社会にとってだんだん厳しくなっていく状態でございます。また、共産党の先生方は、福祉の問題でも相当立派に力を入れて、すばらしいことを申しておりますけれども、財源がない。 経営というものは、国も民間企業も家庭も同じでございます。資金力があってこそ福祉も充実、また国の運営もスムーズにいくわけで、これだけ災害も多い、また高齢化社会になって、福祉の充実、子育て支援という相当立派なことを共産党の先生はおっしゃっておりますけれども、それには金がなくては絶対運営はできません。 そういうことをして、日本の福祉というものは、まだヨーロッパから比べれば、100年も200年も遅れているわけです。ポーランドとかフランス辺りへ行ったら、また福祉税というものは40%、50%をやっている。たかが10%でごたごた言う時代じゃございません。 それと、1,000万円以下の人たちは喜んでいる人もいます。今度は消費税が10%になれば2%余計ろうてよかと、そういういい面もあるわけです。だから、消費税が10%、8%というわけで、市民に全部被害が行くわけではないし、その税金によって、国の運営がスムーズにいけば、また先進国として世界に誇れる日本になっていくんじゃないかと思うので、そういうことで私の引き上げに対しての討論は反対といたします。以上です。(小林議員の声あり) ○議長(林田久富君)  議事進行ですか。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  今、吉岡議員は、共産党、共産党と。共産党の先生方とおっしゃいましたけど、今の発言は、もちろん近藤議員もされましたけども、松永議員は共産党議員でありませんし、高木議員も共産党議員ではありません。もうちょっときちんとした発言をしてほしいと思います。要望です。 ○議長(林田久富君)  吉岡議員、今のは訂正をお願いします。 ◆17番(吉岡巖君)  私は共産党議員を批判しているわけではございません。立派なことを言っているということで褒めているわけでございますので、それは勘違いないように、小林議員、そういうことは理解していただきたい。 ○議長(林田久富君)  6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」の提出を求める請願書」について反対の立場で討論をいたします。 これは社会保障と税の一体改革、これがベースになっております。また、少子高齢化が急速に進む中で、社会保障費の安定財源の確保をしなければならないという認識のもとで、この消費税アップが判断されたと思います。 今日、少子高齢化が急激に進み、そしてまた現役世代が急なスピードで減っていきます。こうした中で、社会保険料など、いわゆる現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために、所得税や法人税の引き上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することになり、特定の者に負担が集中せず、国民全体で平等に負担をし、そしてまた、これをするのが消費税だと思います。 そしてまた、いわゆる所得税、法人税は、景気にも左右されますが、消費税は所得税や法人税に比べますと安定的な税収が見込めると思いますし、そうした中で、やはり社会保障のための安定財源の確保が図られると私は思います。 そしてまた、今年10月からの引き上げを見据えて、国あるいは私たち地方自治体、あるいは事業所、企業等で、この事業に向かってさまざまな準備が着々と進められております。 こうした中で、政府はまた今回の増収分で、医療・介護、少子化対策に充てると言われております。その中でも、幼児教育の無償化、こういったところで、教育費についても、この増収分で見ていくということでありますので、これは大きな私は変化ではないかと思います。 そうした意味で、社会保障の機能が全世代に広がり、また、この機能が十分に発揮されることを私は期待したいと思いますので、そういった立場から、この消費税10%引き上げ中止に対する反対の討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより請願第2号を採決します。総務委員長の報告は採択です。本件は起立によって採決します。採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立少数です。よって、請願第2号は不採択にすることに決しました。 ここで、13時40分まで休憩します。     午後0時23分 休憩     午後1時40分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで暫時休憩します。     午後1時40分 休憩     午後1時46分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第15、議案第12号「有家小学校新築工事(建築工事)請負契約の締結について」から日程第17、議案第14号「有家小学校新築工事機械設備工事)請負契約の締結について」まで、以上3件を一括議題といたします。 なお、関係部署より管財契約課長が出席いたしております。 それでは、市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました議案第12号から議案第14号までにつきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第12号から議案第14号までは、いずれも有家小学校新築工事の請負契約の締結に関する議案でございます。 南島原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、予定価格が1億5,000万円以上のため、議会の議決を得ようとするものでございます。 なお、6月28日付で公立学校施設整備費国庫負担事業の認定を受けましたので、本日、追加提案をさせていただくものでございます。 内容につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  引き続き、各議案につきまして担当部長から説明を求めます。 議案第12号「有家小学校新築工事(建築工事)請負契約の締結について」から議案第14号「有家小学校新築工事機械設備工事)請負契約の締結について」まで、以上3件の説明を求めます。深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  それでは、議案第12号から議案第14号までを続けて説明をさせていただきます。 議案第12号「有家小学校新築工事(建築工事)請負契約の締結について」でございますが、これは、有家小学校新築工事(建築工事)の契約を締結するため、南島原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 資料として、仮契約書の写しのほか、図面と入札結果表を添付いたしております。 契約の目的は、有家小学校新築工事(建築工事)、契約の方法は一般競争入札、契約金額は16億2,529万2,000円、契約の相手方は上滝・川田建設工業・三青特定建設工事共同企業体、代表構成員、長崎県雲仙市愛野町乙413番地1、株式会社上滝島原営業所、営業所長郡家光徳、その他構成員①、長崎県南島原市深江町戊3987番地353、川田建設工業株式会社、代表取締役下田幸廣、その他構成員②、長崎県南島原市布津町丙2791番地1、株式会社三青南島原営業所、所長松本好生でございます。 この工事は、統合後の(仮称)有家小学校の校舎などを新築するための建築工事でございます。 建築工事の主な内容について御説明をいたします。 資料1の全体配置図をごらんください。 主要な構築物は、校舎、屋外倉庫・屋外便所、プールでございます。 校舎は、鉄筋コンクリートづくり3階建て、延べ床面積約5,150平方メートル、立面図は資料2(校舎立面図)のとおりでございます。 屋外倉庫・屋外便所は、鉄筋コンクリートづくり平家建て、延べ床面積約100平米でございます。 プールは、25メートルが6コースの大プールと縦10メートル・横6メートルの小プールを配置しており、平面図は資料3(プール平面図)のとおりでございます。 また、校舎の完成予想図は、資料4(校舎外観完成予想図)のとおりでございます。 以上で、議案第12号の説明を終わります。 続きまして、議案第13号を説明させていただきます。 議案第13号「有家小学校新築工事電気設備工事)請負契約の締結について」でございますが、これは、有家小学校新築工事電気設備工事)の契約を締結するため、南島原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 資料として、仮契約書の写し、それと入札結果表を添付いたしております。 契約の目的は、有家小学校新築工事電気設備工事)、契約の方法は一般競争入札、契約金額は1億6,335万円、契約の相手方は三恵・巧特定建設工事共同企業体、代表構成員、長崎県諫早市貝津町1426番地2、株式会社三恵電業、代表取締役田村瑞男、その他構成員、長崎県南島原市深江町乙1601-2、有限会社巧電設深江営業所、所長竹田充でございます。 この工事は、統合後の(仮称)有家小学校の校舎などを新築するための電気設備工事でございます。 電気設備工事の主な内容は、電気配線、動力設備、照明設備、情報設備、消防設備及び太陽光発電設備でございます。 以上で、議案第13号の説明を終わります。 続きまして、議案第14号を説明させていただきます。 議案第14号「有家小学校新築工事機械設備工事)請負契約の締結について」でございますが、これは、有家小学校新築工事機械設備工事)の契約を締結するため、南島原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 資料といたしまして、仮契約書の写しと入札結果表を添付いたしております。 契約の目的は、有家小学校新築工事機械設備工事)、契約の方法は一般競争入札、契約金額は2億9,685万9,600円、契約の相手方はフジエア・植木機械特定建設工事共同企業体、代表構成員、長崎県長崎市田中町599番地、株式会社フジエアテック、代表取締役藤川彰二、その他構成員、長崎県南島原市西有家町須川428-2、株式会社植木機械、代表取締役植木伸也でございます。 この工事は、統合後の(仮称)有家小学校の校舎などを新築するための機械設備工事でございます。 機械設備工事の主な内容は、空調設備、換気設備、衛生器具設備、給排水設備、浄化槽設備及び消火設備でございます。 以上で、議案第14号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久富君)  ここで、議案に対する質疑をまとめるため、14時10分まで休憩します。     午後1時55分 休憩     午後2時10分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑を行います。 議案第12号「有家小学校新築工事(建築工事)請負契約の締結について」から議案第14号「有家小学校新築工事機械設備工事)請負契約の締結について」までの3件については、一括質疑にしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。 それでは、議案第12号から議案第14号までの3件については一括質疑としたいと思います。 質疑ありませんか。7番、高木和惠議員。
    ◆7番(高木和惠君)  今、一括にまとめられましたけども、この事業費で請負契約なんですが、先ほどの補正の第10号で私たちも勉強したんですけども、あそこの工事は全体工事じゃなくて、それぞれの事業費の2割までは追加議案が出せると。執行残もまだ残っているところも聞いたんですが、いや、事業ごとに精算をするということだったので、そのことをもとにして、この第12号、第13号、第14号についてお尋ねしますけども、ここで執行残というのは、予定価格から落札価格を引いた残りが執行残となるのか。そして、2割ということは、どの金額に対して2割までが追加工事を出せるということになるのか。ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  執行残についてのお尋ねでございますけれども、執行残につきましては、現予算額と落札金額の差が執行残というふうに考えております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  もう一点。請負金額の2割までは、そのまま追加工事にできるかという(「執行残は事業ごとじゃなくて、現在のこの三つの議案の合計額に……」という高木議員の発言あり)もう一度、深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  予算につきましては、三つの合計で執行残のほうは計算するというふうになってくると思います。 ○議長(林田久富君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  2割の範囲ということでございますけども、現契約額に対しての2割かと思っております。(「三つのね」という高木議員の発言あり)はい、それぞれだと思っています。(発言する者あり) ○議長(林田久富君)  もう一度、浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  各契約ごとの2割と、それぞれの2割ということだと解釈しております。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  だけん、聞きます。ありがとうございました。 この三つの契約金額の予算額から落札金額を引いた残りが執行残ということですよね。追加議案を出すと言った時には、それぞれ事業費の2割までは追加議案が出せるということのように聞いたんですけども、先ほどの第10号議案で、あそこのターミナルの建設に対しては、合計が、建物が8億7,000万、それに足して10億ぐらいだったんです。だから、その10億に対した執行残というので考えたんですよ、あなたたちはというようなことを言ったんですが、事業ごとにしなければならないということを聞いていたんです。そしたら、いや、それは合計でよかとという意見があったので、今お尋ねしたんですけれども、そしたらここの執行残というものの合計金額をちょっと出してみてください。 それで、追加議案というのは、これは三つあるんですが、それぞれの契約の2割までは追加議案は出せるということですが、執行残は合計で、でも私たちは事業費ごとの執行残でという説明をもらったんです、第10号議案の時には。だから、執行残よりも追加議案の金額が大きくなった時には、あなたたちはどうされるんですか、お尋ねします。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  本事業につきましてはですね、単年度でできるような事業ですと、例えば1億円予算を取っていて、8,000万でしたと。2,000万が執行残になるというふうな計算が成り立つんでございますけれども。本事業につきましては、債務負担行為等で予算等をお願いして、今の現在の予算につきましては、平成31年度分の工事費、例えば今回契約金額の40%、前払い金ですね、その分につきまして、予算計上をしている段階でございますので、詳細な執行残金につきましては、現在ちょっと把握をしておりません。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  浅野建設部長。 ◎建設部長(浅野工君)  今お話がありました2割ということですけども、2割というのは、当初請負額に対して、2割までは、軽微な変更ということで、そのまま契約できますけれども、それを超えた場合は、再度見積もりを徴収する必要があるという縛りがあります。 変更そのものは2割を超えてもできるということでございます。(発言する者あり)執行はあくまでも予算の範囲内ということになると思います。(発言する者あり) ○議長(林田久富君)  もう一度、高木議員、質疑をお願いします。 ◆7番(高木和惠君)  すみません。もう一度言いますけども、結局、今回、議案第10号の一般会計の補正のところで、私たちは請負契約の2割以下の場合は軽微なということで追加ができるということを聞きました。 しかし、今回、追加が、執行残がなかったということで、執行残以上に工事をしておったと。契約もせんで、私たちに議会の議決もせんでね。それが結局…… ○議長(林田久富君)  高木議員、第12号から第14号までについての質疑をお願いします。 ◆7番(高木和惠君)  だから、今、話を聞いたら、執行残というのは三つの工事、この有家小学校の工事というのは、電気工事と、今、第12号、第13号、第14号までありましたよね。それの合計金額の予算から落札金額を引いたのが執行残ということで説明を受けました。 しかし、軽微なということで2割というのは、それぞれの事業に対して2割以下ということだったんですね。 そしたら、予算がですよ、もしも予算はどうされるのか。全体の執行残ということなのか。それとも、事業ごとの執行残をもしも上回った場合にはどうなのかというのが、私は聞きたかったんですよ。 そやけん、全体のか、それとも。でも、軽微なということは、それぞれの請負契約の2割以下というのが軽微ということでしょう。そしたら、今、それぞれの事業の執行残というならわかるんですけども、三つ足したとの執行残と聞いたので、もしも金額がない場合にはどのようにされるんですかというのを聞きたかったんです。 私たちは、そのターミナルの話ではね、まだ終わっとらんとやっけん、最後までいって最後の執行残で精算すればよかろうと言ったんですが、それぞれ事業費ごとの執行残でするから、使い過ぎたと。執行残が5,090万しかなかったのに6,700万使っていたということで、そういう説明を受けたのでですよ。今後どのように市役所はしてるのか、この際ちゃんと聞きたいと思います。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  工事の仕組みを簡単に御説明します。 まず、ここであります有家小学校新築工事、これは幾つかの事業があっております。ここでは三つの事業があっております。 予算的には、その三つの事業を一つにまとめて予算といたします。その中で、こういうような格好で事業費を振り分けて、入札をしてやっていきます。 あくまでも、それぞれの事業費は事業費であって、トータルの予算はその中で動いていくということになりますので、その予算をオーバーした時に補正をお願いするというふうな格好になっていくと思います。 ○議長(林田久富君)  あと一回だけですね。 ◆7番(高木和惠君)  すみません。そしたら、予算さえあれば、もう執行残が残っておれば、議会は別に開かんでも、してもらわんでもいいということですが、追加工事をする時には、やはり査定ですね。市長までいくのか、副市長までいくのか、どこまでいくか知りませんけども、議会の議決は要らんでもいいけども、そこら辺のところを聞きたいんです。いいんですか、事業課だけで進めて。それとも、査定をちゃんともらって追加の変更契約を交わされるんですか。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  議会に議決をお願いする案件は1億5,000万というようなあれがありますので、1億5,000万を超えた契約案件につきましては、額がわずかでも議会に御相談しなければいけませんので、いつの段階で議会にお願いするかというのは、またいろいろあるかもわかりませんけども、本来的には、最終の段階でするのか、途中でするのかわかりませんけども、軽微な変更的なものは若干遅らせるような格好になるかもわかりません。 最終的に、本当に予算をオーバーするというようなことになった場合は、議会にお諮りして予算を確保しなければいけないというふうに思っております。(発言する者あり) ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  それは当然予算を伴いますので、原課、財政課のほうに予算要求をいたしまして、そして担当部長の決裁を経て、最終的には市長まで決裁を受けるというふうな格好になっていきます。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありませんか。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  今それぞれの担当者がいろいろ説明されましたけれども、これは一つの事業費として予算を確保してあります。その中で、今回の契約は三つ。その予算の中で三つの契約に分けているだけであって、これは予算はいっしょなんですよ、全体的な予算なので。 ですから、執行残はそれぞれの契約で当然見てますけど、執行残は一つの事業費として全体で取っていますから、その中で、三つの契約で執行残が残ったのは、それは一つひとつではなくして、全体の事業費の執行残ということに、私はなると思うんです。 そこのところをきちんとやっぱり説明せんと、非常にわかりにくい。実は、これは全体の事業費で、ただ契約を中で三つに分けているだけなんですよ。そこのところをきちんと、あんたたち担当者はわかっておかんといかん。どうですか。そうでしょう。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今、柴田議員がお話しなされたとおりでございます。あくまでも一つの事業として予算を組んで、その中で工事を分けてやっているということでございますので、そこは御理解いただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で、議案第12号から議案第14号までの質疑を終結します。お諮りいたします。議案第12号から議案第14号までの3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第12号から議案第14号まで委員会付託を省略することに決しました。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第12号「有家小学校新築工事(建築工事)請負契約の締結について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第12号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「有家小学校新築工事電気設備工事)請負契約の締結について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第13号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「有家小学校新築工事機械設備工事)請負契約の締結について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第14号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 日程第18、報告第9号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました報告第9号につきまして、その概要を御説明申し上げます。 報告第9号は、地方自治法第180条の規定により、議会において指定されている事項について、6月19日に専決処分いたしましたので、本定例会において報告するものでございます。 内容につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  引き続き、担当部長から説明を求めます。川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  報告第9号を説明をさせていただきます。 報告第9号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」でございますが、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定をされている事項(損害賠償の額の決定)について、令和元年6月19日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、報告するものでございます。 平成31年4月23日午後1時37分ごろ、口之津町内の市道を作業車で走行中、相手方車両が自宅進入路から後退して市道に進入してきたため、相手方車両後部が作業車左側面に接触した事故について、損害賠償の額を決定したものでございます。賠償の金額は12万3,800円、賠償する相手方につきましては、記載のとおりでございます。 なお、損害賠償額につきましては、全国自治協会自動車損害共済の対象となっております。 以上で、報告第9号の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  これより報告第9号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」の質疑を行います。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  今その説明を聞いたんですけども、事前に私たちには届いておりました。これを見ると、今の説明になかった部分があるんですが、私は今までもよく考えたんですが、この賠償する相手方の名前とか住所とか、私たちはどうせここでは口にもされないし、これは外にも漏らすこともしません。 こういうものよりも、よく職員が100対0で事故をしたと。その職員の名前が書いていても、私たちしゃべりはしませんけども、そういうものは記載せんでね。だから、今回の説明でも事故の責任の割合というのは今出されましたかね。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  事故の割合ですけども、これについては、今御報告しておりませんが、8対2ということになります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  だから、私たちはもらっているからわかるんです。ここを強く言うつもりはないんですよ。今のこの放送だって市民も聞かれているんですよね。 そやけん、今までもこういうものはここで発言されてないんです。私は聞いたこともあるんですけど、やはり事故の責任の割合というのは、ここで発表していただきたいと思います。住所、氏名は結構なんです。 職員の場合は、名前までは結構ですけど、所管の課長、部長、係長とか、そこら辺までは言うてもらっても私はよかろうと思うんです。その辺も検討していただきたいとは思うんですが、2対8ですか、相手がだから事故の責任の度合いが大きかったということですよね。 こういうものも出さなければ、市民の人もやっぱり誤解されると思う。軽微なことで何でもかんでも損害賠償で見るのかとか、100%出とっとかとか、査定はどがんなっとっとやろうかというのもやっぱり疑問を持たれますので、今後はこのようなところまではどうされるのかというのは、今聞いてよろしいでしょうか。何でここを外したかというのも聞いてよろしいでしょうか。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  なぜ外したかというのは、特にあれはないんですが、そういうことで、今後その割合について、したほうがいいということであれば、そういうことも検討していきたいというふうに思います。 ○議長(林田久富君)  これで、報告第9号の質疑を終わります。 なお、ただいまの報告第9号につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により議会に報告するものでございますので、以上の報告をもって御了承をお願いいたします。 日程第19、同意第1号「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日、追加提案をいたしました同意第1号を説明させていただきます。 同意第1号「教育委員会委員の任命について」でございますが、塩田絹代氏は令和元年7月9日をもって任期満了となりますが、引き続き教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 塩田絹代氏は、人格、見識ともに高く、別紙経歴のとおり、平成27年7月10日から南島原市教育委員会委員として本市教育行政を支えていただいております。 以上で、同意第1号の説明を終わります。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより同意第1号「教育委員会委員の任命について」質疑を行います。 質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで同意第1号の質疑を終わります。お諮りいたします。同意第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、同意第1号は委員会付託を省略することに決しました。 討論を省略し、これより同意第1号を採決します。この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(林田久富君)  ただいまの出席議員数は17人であります。 投票用紙を配布させます。     〔投票用紙配布〕 ○議長(林田久富君)  投票用紙の配布漏れはありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  配布漏れなしと認めます。 投票額を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○議長(林田久富君)  異状なしと認めます。 念のために申し上げます。本件に賛成の議員は「賛成」と、反対の議員は「反対」と記載台において記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定により反対とみなします。 点呼を命じます。林事務局長。     〔議会事務局長の点呼に応じ投票〕 ○議長(林田久富君)  投票漏れはありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番、中村哲康議員、2番、近藤一宇議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。     〔開票〕 ○議長(林田久富君)  投票の結果を報告いたします。 投票総数17票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち、賛成  14票      反対   3票 以上のとおり賛成が多数であります。よって、同意第1号は同意することに決しました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○議長(林田久富君)  日程第20、発議第1号「「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」の提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。下田利春総務委員長。 ◆総務委員長(下田利春君) (登壇) 発議第1号「「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」の提出について」説明をいたします。 過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げてきたところであります。 しかながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃やたび重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面しております。 過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、癒やしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしてまいりました。 過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものであります。 現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は令和3年3月末をもって失効することとなりますが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要であります。 過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要であります。 以上のことにより、別紙意見書を提出するものでございます。 なお、提出先は、お手元に配布いたしております意見書(案)の文末に記載のとおりであります。 以上、提案の趣旨を御理解いただき、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  これより発議第1号「「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」の提出について」質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで発議第1号の質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより発議第1号を採決します。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 日程第21、「議員派遣について」を議題といたします。 本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第158条の規定により、議員の派遣について議決しようとするものであります。お諮りいたします。お手元に配布しております資料のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、お手元に配布しております資料のとおり、議員を派遣することに決しました。 日程第22、「閉会中における各委員会の継続審査・調査申出について」を議題といたします。 各委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配布しておりますとおり、閉会中の継続審査・調査の申し出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査とすることに決定いたしました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から挨拶の申し出があっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会にあたりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、6月13日から本日までの19日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして終始熱心に慎重なる御審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて御報告を申し上げます。 6月15日、島原・天草・長島架橋構想及び九州西岸軸構想推進地方大会が、熊本県天草市で開催をされ、私も出席をいたしました。 島原・天草・長島架橋構想は、九州縦貫自動車道、九州横断自動車道及び東九州自動車道と一体となって、九州を大きく一周する高速道路網、いわゆる「丸に十の字」型の交通ネットワークを形成するものであります。 三県架橋を結ぶ島原天草長島連絡道路は、本市の活性化のために重要であることから、今後も、国・県への要望活動など、実現に向け努力してまいりたいと存じます。 次に、島原半島全域を取り巻く国道を中心とする地域が「島原半島うみやま街道~歴史と水と温泉のまち~」として、日本風景街道九州ルートに登録をされ、その登録証交付式及び記念シンポジウムが、6月15日、島原復興アリーナにおいて開催をされました。 風景街道は、住民・NPO・企業などが主体となって、行政と連携しながら、道を舞台に風景や自然・歴史・文化など、地域ならではの資源を生かした美しい景観づくり、活力ある地域づくりや観光の振興を行っていく取り組みでございます。 原城跡が世界文化遺産に登録され、間もなく一周年を迎えるところでございます。このような時期に、日本風景街道への登録という新しい動きが加わったことは、大変喜ばしく、島原半島をめぐる道を通じて、本市のさまざまな魅力を相乗的に発信できるものと、期待をいたしております。 次に、本日7月1日から、本年度の新規事業として、すくすく赤ちゃん支援事業を開始いたします。 この事業は、子育て家庭の経済的負担を軽減し、安心して子供を産み育てられる環境と南島原市の将来を担う子供の健やかな成長を支援することを目的として、おむつ、離乳食などの育児用品に利用できる赤ちゃん券を、満2歳の誕生月までの子供に、年額最大で2万4,000円分を支給するものでございます。 今後も、子育て家庭への支援はもちろんのこと、住み続けたいと思っていただける南島原市を実現するための施策を進めてまいります。 次に、健康増進法の改正により、本日7月1日から、行政機関の庁舎は、原則敷地内を禁煙とすることとされました。 これは、望まない受動喫煙の防止を図るためのものであり、本市におきましても、市役所の各庁舎は、建物内はもとより敷地内が原則禁煙となります。喫煙は、標識を掲示している特定屋外喫煙場所のみに限定させていただきますので、御協力いただきますようにお願いを申し上げます。 このほか、会期中に皆様からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政に反映させてまいりたいと存じますので、引き続き皆様方の御協力をお願い申し上げる次第でございます。 さて、ようやく梅雨入りとなりました。夏を迎え、暑さも日ごとに増してまいります。どうか健康には一段と御留意いただいて、ますます御活躍されますようにお祈りを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。どうもありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和元年第1回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後2時57分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長    林田久富会議録署名議員    隈部和久会議録署名議員    黒岩英雄...