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03月20日-05号

  • 附帯決議(/)
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  1. 南島原市議会 2019-03-20
    03月20日-05号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    平成31年  3月 定例会(第1回)第5日 3月20日(水曜日)出席議員(18名)       1番  中村哲康君    10番  松永忠次君       2番  近藤一宇君    11番  小嶋光明君       3番  田中次廣君    12番  黒岩英雄君       4番  金子憲太郎君   14番  中村久幸君       5番  小林知誠君    15番  下田利春君       6番  柴田恭成君    16番  川田典秀君       7番  高木和惠君    17番  吉岡 巖君       8番  吉田幸一郎君   18番  井上末喜君       9番  隈部和久君    19番  林田久富君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      渡部 博君 企画振興部長    伊藤幸雄君    衛生局長      菅 三郎君 福祉保健部長    田口克哉君    農林水産部長    森崎一成君 建設部長      森永茂夫君    水道部長      金子邦彦君 教育次長      深松良蔵君    行革推進室長    栗田一政君 会計管理者     笹田 勝君    農業委員会事務局長 綾部洋一君 監査委員事務局長  末續正司君議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        森山博之君 書記        永吉共泰君 書記        鳥瀬美智君第1回定例会議事日程 第5号 平成31年3月20日(水)午前10時開議日程第1 議会運営委員会委員の選任について日程第2 雲仙・南島原保健組合議会議員の選挙について (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第3 議案第1号 南島原市長等政治倫理条例の制定について日程第4 議案第2号 南島原市庁舎建設基金条例の制定について日程第5 議案第3号 南島原市上下水道料金等審議会条例の制定について日程第6 議案第4号 南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第5号 南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第6号 南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第7号 南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について日程第10 議案第8号 南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第9号 南島原市職員定数条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第10号 南島原市内部組織設置条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第11号 南島原市行政改革推進委員会条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第12号 南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第13号 南島原市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第14号 南島原市営駐車場条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第15号 南島原市総合計画審議会条例の一部を改正する条例について日程第18 議案第16号 南島原市指定管理者選定委員会条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第17号 南島原市原の館条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第18号 おいしい南島原ブランド認定委員会条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第19号 南島原市有馬キリシタン遺産記念館資料収集検討委員会条例の一部を改正する条例について日程第22 議案第20号 南島原市世界遺産影響評価委員会条例の一部を改正する条例について日程第23 議案第21号 南島原市税条例等の一部を改正する条例について日程第24 議案第22号 南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第25 議案第23号 南島原市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について日程第26 議案第24号 南島原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について日程第27 議案第25号 南島原市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第28 議案第26号 南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第29 議案第27号 南島原市漁港管理条例の一部を改正する条例について日程第30 議案第28号 南島原市農村公園管理条例の一部を改正する条例について日程第31 議案第29号 南島原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について日程第32 議案第30号 南島原市一般公共海岸占用料及び土石採取料徴収等条例の一部を改正する条例について日程第33 議案第31号 南島原市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例について日程第34 議案第32号 南島原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第35 議案第33号 南島原市営農飲雑用水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第36 議案第34号 南島原市天ヶ瀬地区営農用水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第37 議案第35号 南島原市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第38 議案第36号 南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について日程第39 議案第37号 南島原市コミュニティ・プラント条例の一部を改正する条例について日程第40 議案第38号 南島原市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例について日程第41 議案第39号 南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について日程第42 議案第40号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第43 議案第41号 市道の認定について日程第44 議案第42号 市道の認定について日程第45 議案第43号 平成30年度南島原市一般会計補正予算(第5号)日程第46 議案第44号 平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第47 議案第45号 平成30年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第48 議案第46号 平成31年度南島原市一般会計予算日程第49 議案第47号 平成31年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算日程第50 議案第48号 平成31年度南島原市宅地開発事業特別会計予算日程第51 議案第49号 平成31年度南島原市下水道事業特別会計予算日程第52 議案第50号 平成31年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算日程第53 議案第51号 平成31年度南島原市水道事業会計予算日程第54 議案第52号 平成30年度南島原市一般会計補正予算(第6号)日程第55 議案第53号 平成30年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第56 請願第1号 国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」を提出することを求める請願日程第57 発議第1号 南島原市議会委員会条例の一部を改正する条例について (採決)日程第58 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第59 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第60 閉会中における各委員会の継続調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。吉岡巖議員から遅刻の届けがあっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第5号により、本日の会議を開きます。 本日は市民生活部長、財政課長から欠席の届けがあっております。 ここで、黒岩英雄議員から、2月27日の一般質問について訂正発言の申し出があっておりますので、これを許可します。12番、黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  去る2月27日の私の一般質問で、「堂崎港の埋め立ては、雲仙岳によって産業廃棄物の埋め立て護岸工事用として」と発言いたしましたが、「産業廃棄物」を訂正して「廃棄物」にさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(林田久富君)  日程第1、「議会運営委員会委員の選任について」を議題といたします。 欠員となっております議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、中村哲康議員を指名いたします。 日程第2、「雲仙・南島原保健組合議会議員の選挙について」を議題といたします。 欠員となっております雲仙・南島原保健組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。 雲仙・南島原保健組合議会議員に、井上末喜議員を指名いたします。お諮りします。ただいま議長が指名いたしました議員を雲仙・南島原保健組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、ただいま議長が指名した井上末喜議員が、雲仙・南島原保健組合議会議員に当選されました。 会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知いたします。 日程第3、議案第1号「南島原市長等政治倫理条例の制定について」から日程第56、請願第1号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」を提出することを求める請願」まで、以上54件を一括議題といたします。 最初に、予算審査特別委員長から審査結果の報告を求めます。井上末喜委員長。 ◆予算審査特別委員長(井上末喜君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより予算審査特別委員会の委員長報告を行います。 去る2月27日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第46号「平成31年度南島原市一般会計予算」について、審査の経過及び結果を報告いたします。 2月28日、3月4、5日の3日間、予算審査特別委員会を開催しました。 審査にあたりましては、地方自治法、地方財政法などの関係法令にのっとっているのか、また市民サービスや住民福祉の向上に資するものとなっているかなどの視点から、市政全般について活発な質疑が行われました。 まずは、総務部から平成31年度南島原市一般会計予算の総括説明がありました。 平成31年度当初予算案の総額は、一般会計は328億6,554万3,000円で、前年度に比べて28億5,787万1,000円、9.52%の増となっている。 次に、一般会計当初予算案の歳入内訳の特徴的な項目の増減について説明があった。 地方交付税のうち普通交付税については、合併算定替えの縮減が7割の年度であること、平成31年度地方財政計画に基づく推計などを勘案し116億円を計上、前年度は骨格予算で114億円の計上に止めたことから、前年度に比べて2億円増となる。 分担金及び負担金は、2子目以降の保育料無料化に伴い、保育所保護者負担金が3,238万8,000円減額となることなどから、前年度に比べて3,561万9,000円、24.1%の減となる。 国庫支出金は、有家小学校建設事業の財源として、新たに国庫負担金を1億6,174万5,000円計上、し尿処理施設整備事業の財源として、循環型社会形成推進交付金が3億2,319万4,000円増額などとなったことから、前年度に比べて5億3,841万6,000円、16.1%の増となる。 寄附金は、ふるさと応援寄附金に対する状況を踏まえ、寄附金目標額を2億円から3億5,000万円に増額したことなどに伴い、前年度に比べて1億4,999万7,000円、74.6%の増となる。 繰入金は、財源不足を賄う財政調整基金からの繰入金の増、ふるさと応援寄附基金繰入金の増などに伴い、前年度に比べて4億4,013万5,000円、37%の増となる。 市債は、し尿処理施設整備事業有家小学校建設事業、口ノ津港再編整備事業、新小浜病院建設負担金などの事業費増額などに伴い、前年度に比べて16億70万円、31.9%の増との説明がありました。 次に、歳出目的別内訳の特徴的な項目の増減について説明があった。 総務費では、口ノ津港ターミナル整備事業ふるさと応援寄附金積立金の増額、地域総合整備貸付金、庁舎建設基金を新たに計上したことなどに伴い、前年度に比べて8億4,989万9,000円、22.9%の増となる。 民生費では、国民健康保険特別会計繰出金児童福祉施設整備費補助金の減額はあるが、新たにゼロ歳から2歳になるまで、すくすく赤ちゃん券を支給すること、医療費の助成を高校生まで拡充すること、交通費助成を1万2,000円から1万4,000円へ拡充することなどに伴い、前年度に比べて5,828万7,000円、0.6%の微減となる。 衛生費では、し尿処理施設整備事業、新小浜病院建設工事に伴う負担金増額などに伴い、前年度に比べて15億9,816万8,000円、54.2%の増となる。 農林水産業費では、畜産クラスター構築事業の該当する事業がないこと、布津漁港整備事業費が減額となったことなどに伴い、前年度に比べて1億2,905万4,000円、6.8%の減となる。 商工費では、素麺の首都圏PR事業を新たに行うこと、国の食料産業・6次産業化事業費補助金を活用すること、雇用創出チャレンジ支援事業補助金及びHACCP導入支援事業補助金を新設することなどに伴い、前年度に比べて2億2,625万9,000円、39.7%の増となる。 土木費では、橋梁補修や市道舗装事業費の増額や市道改良事業費が増額したことなどに伴い、前年度に比べて3億1,475万5,000円、11.5%の増となる。 教育費では、学校給食センター建設事業費の計上は見送ったが、有家小学校建設事業費の増額などに伴い、前年度に比べて1億9,710万1,000円、5.2%の増となる。 公債費は、前年度に24億円の繰上償還を行って元金が減少したことに伴い、前年度に比べて1億3,717万9,000円、4.7%の減との説明があった。 次に、一般会計当初予算案の歳入予算の科目別構成比では、市税などの自主財源が19.2%、依存財源が80.8%という割合となる。平成31年度は、し尿処理施設整備事業有家小学校建設事業、口ノ津港ターミナル整備事業について工事費が増額になることに伴い、その財源として合併特例債などの市債を活用することで、市債の割合が20.2%ということになる。 歳出については、建設事業費が増えるので、科目別ではし尿処理施設の分で、衛生費が13.8%、性質別では普通建設事業費が23.4%となっている。 市債について、現時点で平成31年度末現在高見込額は243億円程度となる見込みで、今後も市債残高が大きく増加しないように計画的に繰上償還を行っていく予定との説明があった。 次に、一般会計基金の合計については、平成31年度末現在高見込額は171億円程度となる見込みとの説明があった。 次に、平成31年度一般会計当初予算案における主な新規事業については、素麺産業の振興事業、子育て世帯への支援など41事業、5億9,381万2,000円を計上、第Ⅱ期南島原市総合計画においては、いのちを守る安全安心プロジェクトなど14項目の重点プロジェクトを設定していることから、平成31年度一般会計当初予算案における重点プロジェクトとして66事業、58億201万2,000円を計上していると説明があった。 総括説明における質疑、答弁では、寄附金の中で、ふるさと応援寄附金の1億5,000万ぐらいの増額を見込んでいるが、その根拠はとの質疑に対し、平成30年度は3億4,000~5,000万ぐらい寄附金があっている。前年度の当初予算は2億で、31年度はそれを超える目標を設定して、PRに努めるとの答弁でした。 次に、交付税が合併算定替えなどでずっと減ってくる。その中に、臨時財政対策債がどのくらい入っているのかとの質疑に対し、臨時財政対策債は交付税の算定の中には含まれているが、今年度は5億5,000万を見込んでいる。31年度は、臨時財政対策債は、全国的に減額という方針が出ているので、それに沿った形で2割近く減額しているとの答弁でした。 次に、合併振興基金、大体40億の運用益が677万上がっている。合併振興基金の運用利率が高いと思うが、それは何%なのかとの質疑に対し、合併振興基金の運用益、利率、これは通常の銀行などの定期の金利だと0.01ぐらいだが、地方債の合併振興基金は、地方債を購入して、その運用利益を充てる。昨年度購入した分は0.25ぐらい。額にして0.何%だから、そんなに多くはないが、定期よりは収入は増えるというところで活用しているとの答弁でした。 次に、各部局から主な歳入歳出の説明が行われ、質疑、答弁がありましたので、その主な内容について報告いたします。 まずは、総務部関係の歳出で、遊休財産利活用事業について、ゆっくり説明願いたいとの質疑に対して、市有地の遊休地、普通財産で、この財産の管理にかかわる草刈りとか支障木、雑木などの撤去などの経費及びその普通財産を利活用するための工事請負費など9,861万円を計上しているとの答弁でした。 次に、南島原市のPR推進事業業務委託料というのがあるが、今までこういったPR効果をどういうふうに検証されているのかとの質疑に対して、シティプロモーション事業について、まずテレビ放映前の店舗の来客と放映後の来客とかアンケート調査などを実施している。あるいは、昨年はショートムービーを作成して、ユーチューブなどで流したが、見ていただいた方について、例えば今まで南島原市を知らなかった方が昨年は70%、これを見た後、南島原市を訪れたくなった方が94%とか、そういったような把握をしている。あと民泊とか、いろいろなイベントの増加数、来客者数とかそういったものを補足的に把握し、事業の効果を把握しているとの答弁でした。 次に、企画振興部関係で、エコ・パーク論所原の建物移転補償料と言われたがどうなるのか。何か売り払いも言われたようだがとの質疑に対して、エコ・パーク論所原の入り口の所の国道が拡幅される分、歳入の中で土地代の収入、移転補償の収入と両方が入ってくるようになっているとの答弁でした。 次に、自治会活動補助金が交付金になった。補助金と交付金の違いというのは、実績報告をするのが補助金、実績報告をしないのが交付金ですね。自治会長は実績報告をしなくていいのですよねとの質疑に対して、実際、交付金に変えたけども、実績報告をお願いしているとの答弁でした。 次に、世界遺産関連施設整備事業が1億2,811万1,000円組んであり、その中で土地購入費が4,995万9,000円と、測量設計が4,400万とか組んである。経済情勢が右肩下がりの時に、この箱物を本当に造っていいものか。後はどうしても管理運営費が要る。そういうことを考えた場合、しないのも一つの政策。本当にこれはやるのか。私は疑問を持っているとの質疑に対して、御指摘は重々分かります。ただ、世界遺産原城跡が何もないから、とにかく資料館を造らせていただきたい。資料館を造って、永続的にお客さんに来ていただくようにしたいと、今進めさせていただいている。現在の資料館は、もともと南有馬の公民館的施設を使用しており、面積が足りない。原城跡の展示面積はほんのわずか。ですから、有馬の歴史から日野江城、原城跡の説明をしたいと。そういう部分があるので、今回改めて国道沿いに造らせていただきたい。今後の維持管理費も分かるが、これを活用して世界遺産と一体となって相乗効果を持たせてやらせていただきたいと、そういう趣旨ですとの答弁でした。 次に、素麺関係で、その他業務委託料の5,800万あまりの説明と、この機械器具購入費の体験器具の体験はどこでさせるのかとの質疑に対して、素麺のPRの経費の件については、首都圏での島原手延べ素麺の認知度が低いということで、関東・首都圏を中心とした所へのテレビ・CMも含めたところのPRの経費が主なものとなっている。器具は、素麺の引き延ばし体験をするものを購入するが、市内に来られた修学旅行などの体験やみずなし本陣等で体験をする部分で、手延べ素麺のPRを図るための一環としてやっていくことを考えているとの答弁でした。 次に、教育委員会関係で、文化財のほうで、この権現脇はもうかなり前からずっと発掘調査があっているが、もう大分なる。これはまだまだ続きそうか。今何年目ぐらいかとの質疑に対して、権現脇遺跡については、もうかれこれ合併前から調査をしており、現在は発掘調査が終わり、最終的段階の報告書の作成をしているとの答弁でした。 次に、埋蔵文化財の調査事業補助金、買上事業は土地の買い上げで分かっているが、この調査事業補助金はどこの部分で何%ぐらい補助がきているのかとの質疑に対し、市内遺跡の発掘調査事業で、県の補助事業で約95%の補助事業ですとの答弁でした。 次に、学校給食費を少し補助してくださるように公約なんかで言いましたが、今年度はそれはないのかとの質疑に対し、今検討をしているところで、次年度については、まだなしということで御理解いただければと思っているとの答弁でした。 次に、文化財の発掘調査は6カ所と言われたが、どこどこか分かれば教えてとの質疑に対して、まず発掘調査ですが、諏訪地区です。あと西有家の見岳地区、加津佐の内野貝塚、山ノ寺梶木遺跡、あと市内遺跡。今度入ります。今から入る予定の調査です。あと有家の東大久保とか入ってくるとの答弁でした。 次に、建設部関係で、土木費県補助金が今回148万になっているが、前年度347万7,000円で、何で削減になっているのかとの質疑に対して、景観のまちづくりの補助金が昨年は200万円あったが、本年度は、そこの方が工事をされないということをあらかじめ確認をしており、今回はその分の計上を行っていない。それで200万円減っているとの答弁でした。 次に、土木費国庫補助金の中で、社会資本整備総合交付金は、橋梁とか通学路とかという説明だったが、橋梁は何件なのか。通学路はどういうふうにしてやっているのか。例えば延長の距離でやっているのかとの質疑に対して、社会資本整備総合交付金の補助事業については、橋梁が5件、通学路については、深江町の大野木場小学校の57号線との交差点になるが、コンビニの西側の歩道を新設して、通学路帯を確保したいというところで事業の計画を進めている。計画延長200メーターを計画しているとの答弁でした。 次に、住宅使用料が330万円減になった根拠は、どういうことを考えておられるのかとの質疑に対して、住宅使用料を330万円減にした根拠は、老朽化が進んでおり、入居できない住宅が何戸か出てきたとか、募集をしても入居者の応募がない住宅があったりして、少なくなっているとの答弁でした。 次に、住宅が今老朽化して入居できない分があるから、330万ぐらい減になっている。その対策はどういうふうに考えているのかとの質疑に対して、全部ではないが、まず建て替えを計画して取り組んでいきたいと思っている。それと長寿命化を図るために維持・管理等を行って健全に住めるような住宅を確保するというふうに考えているとの答弁でした。 次に、関連して、須川団地は解体するだけなのか。それとも、新築という説明があっているが、あれは補助事業ですよね。平屋なのか、二階建てなのか。どのくらいの規模を建てるつもりなのかとの質疑に対して、今の公営住宅の管理の計画では、廃止というふうになっている。ただ、30年度にその見直しを行って、建て替えという計画になる予定。なんでかと言いますと、廃止の場合は、入居者の費用とか、引っ越し費用とか、家賃が高くなった場合の軽減措置などがない。建て替えの場合には、そういう措置が受けられる。それをもって、平成30年12月に住民の方に建て替えを行う計画であるということを説明した。それで、31年度に建て替えの計画を作成する予定です。何階建てとか、構造が木造なのか、鉄筋なのか、そういうのを31年度に作成します。その後、国の許可をいただいて、建て替え計画になっていくという形になります。補助などはまだ決まっていないとの答弁でした。 次に、空き家行政相談員報酬374万7,000円の内容はとの質疑に対して、空き家対策を進める上で、必要な人件費2名分となっている。実際の仕事をされる内容は、相談とか、空き家の場合は、相続となっているケースが多くある。そういうので、所有者を調べたり、現地へ赴いて危険な状態を確認したり、相談を受け付けたりするような仕事になっている。その2名分を計上させていただいているとの答弁でした。 次に、水道部関係で、繰出金を4億2,200万ぐらい出しているが、この繰出金をなるだけしないように、もう少し料金を上げる検討をしたかとの質疑に対して、下水道課の特別会計への繰出金を今後減らしたほうがいいのではという質問だったと思うが、今年度は、工事委託料などの起債などの借入等ができないものは、そのまま一般会計からの繰入金となったり、そういう委託料が多く、その分が約7,000万円程度あり、その2分の1、工事で言えば補助残の1割という形の一般会計が少し増えている。料金は、今後検討する必要があるのではないかと考えているとの答弁でした。 次に、合併浄化槽を設置した人と公営の下水道で処理をされる方に格差がある。その辺の格差がないようにするのが、本来の市の姿と指摘しているが今年の予算も変わらない。今から検討すると言っても遅い。もう少し前向きな検討をして、事情がこうだから今年はこのままで予算を立てたというなら話は分かるがとの質疑に対して、下水道料金については、水道の使用量のメーターの部分が何トン使用という形になる。その使用量で基本料金が幾ら、それと、例えば10トンから1トンずつ上がると、例えば160円とかです。下水道の使用料はそういう段階的になっている。それと、繰出金が多いということですが、それについては企業会計が下水道も32年度から始まる予定で、今、公営企業会計へ移行するための準備などを始め、31年度が4年目になる。その中で、経営戦略の部分も若干、今年も行っている。その中でどういうふうな数字が出るのかは、大体予想もつきつつあるが、32年度に向け、できる限り行っていければと思っているとの答弁でした。 次に、市民生活部関係で、商工会に対するごみ袋の販売手数料が上がってきているような感じがする。販売量が多くなったかなと思うが、この辺の増減の説明を。それと、可燃物、不燃物のごみの量に対しても、増減の説明をお願いしたいとの質疑に対して、市商工会の販売手数料は、1枚当たり3円40銭の委託料を払っている。これは、消費税の見直しで1回、わずかだが上げている。また、これについては、10月に10%に上がるということで、10月からはその2%追加分で手数料を上げるというような単価の上昇の流れはある。袋の枚数は、29年度から不燃ごみのステーション収集を始め、これにより燃えないごみ袋の、特に小のほうが缶や瓶を入れるということで枚数が急に増えた。その分で販売収入が上がってきたものと検証しているとの答弁でした。 次に、ごみ焼却施設改修工事が1億6,000万組んであるが、ごみ焼却施設は高温でするから改修は必ずいると思う。何年に1回ぐらい、今までの経過からするとこういう金がいるのかとの質疑に対して、改修工事は毎年行っている。5月から7月ぐらいに毎年保守点検をする。この保守点検をして次年度の改修工事の見積もりを出し、1年先にこれくらいの改修工事が必要ということを見定める。しかし、実際の工事は次年度のごみの量が少ない2月ごろにするとの答弁でした。 次に、し尿処理施設改修工事14億円が組んである。これは、今度25億ぐらい組んであった、その中の一部なのかとの質疑に対して、し尿処理施設改修工事は14億6,854万7,000円を計上している。これは、全体事業として、それの約59%を31年度に予算計上しているとの答弁でした。 次に、健康づくり推進事業として、健康づくりポイント事業の説明があったが、この新規のところに「社会保険被保険者の健康意識を高めることを目的として」とある。社会保険被保険者というのは、国民健康保険でなくて公務員とか会社員とかそんな人を指すと思うが、国民健康被保険者はこれには該当しないのかとの質疑に対して、これは、国保の被保険者を除いた方を指している。国保については、国保のほうで予算を計上しているとの答弁でした。 次に、新規として風疹予防接種の未接種者に対して抗体検査を実施すると、この風疹予防接種で予算額が増えたのかとの質疑に対して、今回、国において風疹の感染拡大防止のために、子供のころ風疹の予防接種を受けておらず、抗体保有率が低い現在39歳から56歳までの男性を対象に風疹の予防接種を行うこととなった。風疹の予防接種を行う前に抗体検査を実施する必要があり、この抗体検査の分の費用として予算を計上し、その分で予算が増額しているとの答弁でした。 次に、農林水産部関係で、農業後継者育成事業で、基幹産業である農業の振興のため新規就農希望者がと書いてある。これはどのように実施していかれるのか。新規就農総合支援事業、これ3,975万ぐらい取ってあるが、高齢化、後継者不足のために自ら独立して農業を開始して間もない青年農業者に給付金を給付するのは、どのような対象者に与えて、募集はどうするのかとの質疑に対して、これは従来からの事業で、農業後継者育成事業120万は、市内の農業高校とか県外などの農業系大学、農業経営大学校、そういったところに就学される方々に対し、農業後継者となることを前提に毎月5,000円の補助をしている事業です。新規就農者総合支援事業は、新規就農者に対し、国の補助を使ってそのまま出すものです。現在、個人が22名、年間150万円、夫婦が3組、年間225万円のお金をということで、全く初めて農業をする、もしくは親元から離れて違う農業種目を始めるというような場合に、まだその経営がうまくいかないだろうからということで、頑張ってください、ひとり立ちしてくださいというような意味の5年間の補助金ですとの答弁でした。 次に、深江・有家・龍石漁港の海岸改善長寿命化は、計画策定だけでまだ工事は行っていないと思うが、どんなところを改善し長寿命化に結ぼうとされているのかとの質疑に対して、新規事業の漁港海岸整備事業で、深江漁港海岸、有家漁港海岸、龍石漁港海岸について、31年度から施設の老朽化を調査し、その長寿命化計画を策定し、その後工事という形になる。今説明をした3漁港海岸をする。次の年度が四つの漁港海岸がある。32年度までに長寿命化計画を策定しなければ国の補助対象事業でなくなるため、31年度、32年度で調査し、2カ年に渡って長寿命化計画を予定しているとの答弁でした。 次に、福祉保健部関係で、保育所を新築する時には、国・県から補助金があるのか。市・本人の負担金はどれくらいかとの質疑に対して、新設は補助の対象になる。負担割合については種類で変わってくるが、例えば、保育所を新しく新設というか、移設をする場合については、国が2分の1、市が4分の1、事業所が4分の1ですとの答弁でした。 次に、すくすく赤ちゃん助成費は、4月1日よりも開始が遅れるような話があるが、その開始時期はいつか。また、予防接種のロタウイルスの開始はいつからか。あと、産後ケアの分はとの質疑に対して、すくすく赤ちゃん券については、全く予算がない中でのスタートになる。ステッカーとか、券の印刷経費とか、そういう部分も必要になってくるので、予算成立後は早急にかかりたいと思う。31年度については、7月までに実施をしたいということで考えている。ただし、事業の対象者については、あくまでも4月1日で見ているということで御理解いただきたい。ロタウイルスについては、予算が成立したら、4月1日から打てるような形で医師会などと詰めの最終段階にきている。産後ケア、産婦健診についても、4月1日からできるように準備を進めているとの答弁でした。 次に、産後ケア事業をしているところだけに許される5,000円の医療費の分が要らなくなる。うちも産後ケア事業をやるなら、できないかということで聞いたが、まだうちはそれに取り組んでいないということだが。また、赤ちゃんすくすく事業は、7月からされて4月からの対象ということは、4月からゼロ歳から2歳ならば、さかのぼって2,000円分出すのかとの質疑に対して、産婦健診は産前産後サポート事業ということで、それが条件としてできるということで5カ月未満の母子が健診を受けられるような形になっている。赤ちゃん券については、4月1日を基準日とするので、支給開始は7月になったとしてでも、4月~6月はカウントして、一緒にお渡しするという形になるとの答弁でした。 質疑終了後、採決を諮りました。1名の議員から反対討論がありました。 高齢者・障がい者交通助成に係る山間地交通不便の解消、こども医療費の完全無料化、学校給食への助成、温水プールの建設など、市民要望の強い事業の実現がなされていないか、まだまだ不十分だということ、国保税の引き下げが図られておらず、一般会計からの繰り入れがゼロになり、2016年度比で1.8%引き上げられることになったこと、三県架橋、新幹線推進の立場に立っていること、以上3点の理由から反対討論がありました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、予算審査特別委員会に付託されました議案第46号「平成31年度南島原市一般会計予算」については可決することといたしました。 終わりに、委員会運営にご協力いただきました副委員長をはじめ理事者の皆様、並びに長時間にわたり終始熱心に審議をいただきました委員の皆様に敬意と感謝の意を表しまして、委員長の報告を終わります。どうもありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  吉岡巖議員は出席をされました。 次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。下田利春委員長。 ◆総務委員長(下田利春君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより総務委員会委員長報告を行います。 去る2月27日の本会議において、総務委員会に付託された案件につきまして、3月6日に総務委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 今回の付託案件は、分割付託案件を含めまして、議案22件、請願1件であります。 なお、議案説明につきましては、本会議で説明がなされておりますので割愛し、審査の過程で出されました主な質疑、答弁、各案件の結果について報告をいたします。 なお、通常は委員長報告はなるべく簡明にしておりますが、今回は議案数が多いことと質疑が多く出され、審査時間を大きくオーバーしての審査となったため、委員長報告が少し長くなることをあらかじめ申し上げておきます。 初めに、議案第1号「南島原市長等政治倫理条例の制定について」、総務部より説明を受けました。 質疑といいますか、意見といいますか、条例については異論はないが、本会議の一般質問において質問がなされた体育協会会長問題と政治倫理条例との関係についてはどうなるのかとの提議がありました。 このことについては、理事者側も答弁ができないのではないのか、また委員長報告において単なる意見があったでよいのか、参考意見等をつけたほうがよいのか等々、委員に確認するため暫時休憩を取り、これまでの事例等について、かなりの時間をかけて協議を行いました。 その結果、南島原市長等政治倫理条例の制定については、政治倫理の観点から、市長、副市長、教育長にあっては、補助金を受ける側の団体の代表になることは好ましくないとの意見が多く出されました。 このことから、南島原市長等政治倫理条例の施行にあたりましては、市長、副市長、教育長にあっては、補助金を受ける側の代表者となることについて、改善を求めるとの附帯決議をつけることに決まりました。 附帯決議につきましては、お手元に配布しております総務委員会審査結果報告書に添付しているとおりであります。配ってあると思いますので、目を通してください。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第1号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 続いて、議案第2号「南島原市庁舎建設基金条例の制定について」、総務部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、この基金の積み立ては、将来、市庁舎を建てる場合のための基金ということだが、これは合併特例債を使える期間が延びたので、行革推進室からこういう案が出たのか。また、建設計画の中に、庁舎を建てるということで、合併特例債絡みの基金づくりかとの質疑に対し、庁舎建設について、合併特例債が使える平成37年度までに庁舎を建てるということは想定していない。ただ、将来的には、やはり建てなければならないと考えているが、その時点では合併特例債は使えないため、ほかに使える財源もない。そのために今のうちから基金を積み立てておこうというものですとの答弁であります。 質疑を終了し、討論が行われました。 まず、反対討論として、庁舎建設については、いずれ造らなければならないという方向じゃなくて、まだこの先どうなるか分からないということで、このまま南島原市の存続や合併の声もある。現時点では市民の要望が非常に多く、市民が満足していない、苦しいとの声も聞いている。基金が無駄だとは言わないが、今は新庁舎を建てるということで、基金を作れば1億から2億と、そのように増える可能性が懸念されるという反対討論がなされました。 次に、賛成討論として、この庁舎建設基金条例は、住民のための業務執行がスムーズにいく条例と理解しているので、基金を増額してでも、一極集中型の庁舎にしていただきたいとの賛成討論がありました。 起立採決の結果、起立多数により、議案第2号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第4号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」、総務部より説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第4号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第5号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」、総務部局より説明を受け、質疑を行いました。 質疑として、一般職員と再任用職員の違いはあるのか。また、再任用の期間は何年かとの質疑に対し、基本的には同じですが、再任用職員は給料表2級職員であり、期末手当、勤勉手当はあるが、率が低くなっている。また、再任用期間は年金支給までとなっており、現在は3年間ですが、年金支給時期が延びていけば、再任用期間も3年、4年と変わっていくとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第5号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第6号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」、総務部局より説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第6号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第7号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」、総務部局より説明を受け、質疑を行いました。 質疑として、人事院勧告には絶対従わなければいけないのか。給与を上げろ、上げろという感じの勧告みたいだがとの質疑に対し、人事院勧告に100%必ず従わなければならないということはありません。また、過去には勧告に従って、ずっと下げてきた経緯もありますとの答弁であります。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第7号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第8号「南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」、総務部より説明。 質疑として、超過勤務の時間はどのようにして把握しているのか。また、超過勤務命令がなく、仕事が進まなくて自主的に残った時は超過勤務になるのかとの質疑に対し、超過勤務命令を出すのは各課の課長である。基本的に超過勤務というのは、あくまでも超過勤務命令が出た場合ということで理解しているとの答弁であります。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第8号は原案のとおり可決することに決定しました。 続きまして、議案第9号「南島原市職員定数条例の一部を改正する条例について」、総務部より説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第9号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第10号「南島原市内部組織設置条例の一部を改正する条例について」、総務部局より説明を受け、質疑を行いました。 質疑の内容は、今回、機構改革により「企画振興部」を「地域振興部」へと名称を変えた根拠は何かとの質疑に対し、「企画振興部」から「地域振興部」に名称を改めたのは、現在、企画振興部に政策企画部門があるが、それを総務部門に移すことになった。企画振興部から企画部門が外れ、地域振興を重点にした部局になるので、そういった意味を込めて「地域振興部」に改めようとするものでありますとの答弁であります。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第10号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第11号「南島原市行政改革推進委員会条例の一部を改正する条例について」、総務部より説明、質疑を行いました。 今回、条例の改正において、行政改革推進室をなくして財政課のほうにいくということは、言い方を変えれば、これだけ改革をしたから、もうしなくてもよいのかという方向性なのかとの質疑に対し、決して行政改革をしないということではない。合併以来、行革の専任の組織を設けて集中的にやってきたが、専任の組織として、一定の役割は終えた。そういった中で、今後の行財政改革については、財政課において担うということになるため、専任の組織としては、廃止させていただくということですとの答弁であります。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第11号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第12号「南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について」、総務部局より説明を受け、質疑を行いました。 質疑として、この条例は、宅地開発をするので、今回新たに条例を作るのか。それとも、今までの条例を変更するのかとの質疑に対し、特別会計は、国民健康保険、下水道、後期高齢者と三つ設けていたが、その特別会計に今回、宅地開発を追記するという答弁でありました。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第12号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第13号「南島原市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について」、総務部局より説明を受け、質疑を行いました。 質疑として、消費税率が8%から10%になるから、行政財産の使用料の改正を行うと言うが、もし消費税率が10%にならなかった場合は、また条例を改正しなければいけないと思うが、その辺の考えはとの質疑に対し、法律上は上がるとなっています。実施時期についても10月となっています。仮に、消費税率が10%にならなかった場合は、また条例を変える対応をしなければいけないと思っていますとの答弁でありました。 質疑を終了、討論が行われました。 反対討論として、わずかでも、消費税そのものについて累進課税でないということがあり、また今の経済情勢では消費税を上げるべきではないとの討論がなされました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、議案第13号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第14号「南島原市営駐車場条例の一部を改正する条例について」、総務部局より説明。 質疑として、この条例は、どこが利用するのか。口之津だけなのか、ほかの所もあてはまるところがどこかあるのかとの質疑に対し、口之津町にある6カ所だけとの答弁でありました。 質疑を終了し、討論が行われました。 反対討論として、議案第13号と同じ理由、今の経済情勢では消費税を上げるべきではないとの反対討論がなされました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、議案第14号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第15号「南島原市総合計画審議会条例の一部を改正する条例について」、企画振興部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、今回、市総合計画に関する事務分掌を企画振興部企画振興課から総務部財政課に移行するが、その要因は何かとの質疑に対し、これについては、あくまでも機構組織の改編であり、「企画振興部」を「地域振興部」に改称し、地域振興に特化した部分でやっていく。そして、企画振興部企画振興課が持っていた政策企画部門について、総務部財政課に移すということの答弁であります。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第15号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第16号「南島原市指定管理者選定委員会条例の一部を改正する条例について」、企画振興部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 機構組織の改編に伴い、指定管理者選定委員会の業務を行っていた企画振興部企画振興課が総務部の管財契約課と一緒になるということかとの質疑に対し、4月1日の機構改革により、指定管理者の選定委員会に関する業務が企画振興部企画振興課から総務部管財契約課に移るという議案ですとの答弁でありました。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第16号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第17号「南島原市原の館条例の一部を改正する条例について」、企画振興部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、今回、宿泊料金を6,000円から1万円に上げていますが、上げる原因は何かとの質疑に対し、全国的にほかの旅館、ホテルも休日前や正月料金、お盆料金の設定がある。そういった時の料金設定を可能にするためのもので、通常料金を上げるものではありませんとの答弁。 質疑を終了し、討論が行われました。 反対討論として、今回の料金の改正は、市民の要求とは言えず、また消費税分が外税になるため、消費税と関連するということで反対ですとの反対討論がなされました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛否同数、委員長採決により、議案第17号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第18号「おいしい南島原ブランド認定委員会条例の一部を改正する条例について」、企画振興部より説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第18号は原案のとおり可決することに決定しました。 続きまして、議案第19号「南島原市有馬キリシタン遺産記念館資料収集検討委員会条例の一部を改正する条例について」、企画振興部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、改正前の条例第2条では、記念館において収集する資料の選考及び評価について調査及び検討を行い、その結果を「市長」に報告するとなっているが、改正後の条例文では「南島原市教育委員会」に報告するとなっている。「教育長」でなくてよいのかとの質疑に対し、基本的に、個人ではなく、教育委員会であれば委員会への報告という形の条例改正になっていますとの答弁でありました。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第19号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第20号「南島原市世界遺産影響評価委員会条例の一部を改正する条例について」、企画振興部より説明。 質疑として、世界遺産影響評価に関することについて、今までのことを廃止して、改めてこういうところにするということではなく、中身はそのままで、庶務に関して「企画振興部世界遺産推進室」から「教育委員会事務局文化財課」に名称だけ変えるということかとの質疑に対し、世界遺産影響評価委員会を廃止するというものではなく、その委員会自体の所管する事務が教育委員会の文化財課に移るということの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第20号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第43号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」について、まず最初に総務部関係分について、総務部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、人件費のところの長期休職職員の人数、休職理由、休職期限はどうなっているのかとの質疑に対し、現在の休職者の人数は4人です。理由としては、身体が3名、精神疾患が1名となっており、休職期間が3年を超えると、分限による免職になりますとの答弁がありました。 総務部関係を終了し、引き続き、会計課分について会計課より説明を受けました。 質疑はなく、引き続き、監査委員事務局分について監査委員事務局より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、費用弁償の減額については監査委員関係の総会や研修会全て欠席したとのことだが、これについては、行けなかったのか、行くことができないのか、行けたが行かなかったのかとの質疑に対し、5月の九州各市監査委員会事務局定期総会においては、市長選挙、市議会議員選挙前であり、7月の全国都市監査委員総会・研修会は、議会定例会と重なりました。10月の西日本都市監査事務研修会については、監査委員が決まるのかどうかの時期で申し込みができなかった。そういう理由で欠席しましたとの答弁であります。 質疑を終了し、続いて企画振興部より説明を受け、その後、質疑を行いました。 質疑として、文化財保護費の埋蔵文化財発掘調査事業の不採択の原因は何かとの質疑に対し、平成29年度事業の繰り越し分を平成30年度で行った。そこを終わってからでないと採択できないということで不採択、実際予算の補助金がつかなかったということの答弁であります。 質疑を終了し、引き続き、議会事務局分について議会事務局より説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第43号のうち、総務委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第48号「平成31年度南島原市宅地開発事業特別会計予算」について、企画振興部より説明。 質疑として、測量設計業務委託料は、どのようにして算出されるのか。その算出根拠はとの質疑に対し、測量業務については、長崎県の土木部のほうに設計業務等の標準積算基準表というのがあります。この基準表に基づいて設計額を積算していますとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はありませんでした。 その結果、議案第48号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第52号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」について、総務部より説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第52号のうち、総務委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決定いたしました。 続いて、請願第1号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書」を提出することを求める請願」について意見を求めました。 意見として、同趣旨の請願が昨年の第4回定例会においても提出をされ、不採択になっている。今回も同じ趣旨の件につき、不採択でいいのではないかと思っているとの意見がありました。また、ほかの意見として、前回は紹介議員は同じだが、請願の提出者が違うし、請願の趣旨も変わっている。請願人の意見を尊重して、きちんと議論をするべきであると思うとの意見がなされました。 各委員から、その他いろいろ意見がありましたが、討論を行いました。 反対討論、賛成討論がありましたが、本日最後の採決において、多分討論がなされると思いますので、ここでの報告については割愛し、本会議での討論を楽しみにしていただきたいと思います。(発言する者あり)いや、それはまだ今から言います。 起立採決の結果、賛否同数、委員長採決になりました。 委員長としては、意見も申し述べておられなかったので、私の意見として、ある報道番組で、今回は消費税率改正の実施時期の延期はないとの報道もあっており、このことについては既に決定していることであるとの意見を述べ、請願第1号は不採択とすることに決定をいたしました。 なお、この件については、議会運営委員会でも取り上げられ、議会運営委員長の柴田委員長より、今回はこのような事例についてはよく考えて紹介議員にはなっていただくようにとの意見が、委員会で話し合っていただきたいとの提議もなされており、各議員に申し上げます。今後、紹介議員になられる時は、請願の内容等に十分留意されていただきますよう、総務委員長としてこの場でお願いをいたしておきます。 続いて、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてであります。 総務委員会に関係する「島原手延そうめんの産地振興について」は、特段の意見はなく、提案どおりに異議なしということで報告することに決定しました。 続いて、閉会中における委員会の継続調査申し出については、議長に申し出ることを決定しました。 以上で、本委員会の報告を終わりますが、審査の過程において、このほかにも多くの意見や指摘が出されております。 理事者におかれましては、こうした意見や指摘を真摯に受け止められ、今後の行政運営に活かしていただきますようお願いをいたします。 最後に、今期で退職される渡部総務部長、森永建設部長、田口福祉保健部長をはじめ、退職職員の皆様、長い間お疲れさまでございました。今後は、これまでの経験と知識を活かされ、側面から南島原市の発展に寄与していただきますようお願いいたします。退職者の皆様の今後ますますの御健勝、御活躍を祈念いたします。 これで総務委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(林田久富君)  ここで、11時30分まで休憩いたします。     午前11時17分 休憩     午前11時30分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君) (登壇) 文教厚生委員会における審査の経過及び結果について報告をいたします。 本委員会に付託された案件は、議案第21号「南島原市税条例等の一部を改正する条例について」の外11件であります。 審査にあたりましては、担当部局から説明や考えを聴取し、審査をいたしました。 その結果、議案第21号「南島原市税条例等の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第22号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第23号「南島原市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第24号「南島原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第25号「南島原市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第26号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第39号「南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第43号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第44号「平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第47号「平成31年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第50号「平成31年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 最後に、議案第52号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については、採決の結果、原案のとおり可決することに決しました。 それでは、審査の過程において特に議論になった点について、順次報告をいたします。 初めに、議案第21号「南島原市税条例等の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、ほかの条例等の改正にも関係してくるが、今定例会で条例案を提案されています。ほかの自治体については、県下13市の中で、今定例会でこの条例を提出しているところは、という質疑がございました。 これに対しまして、条例改正をどれだけしているかということだと思いますが、県下21市町のうち、10市町はもう既に条例改正を行っておりますという答弁でございます。 質疑を終了し、反対討論があり、理由といたしまして、消費税引き上げの反対をしている。それをいち早く南島原市は導入を前提に、このような条例を変えるということに対して、6月、9月議会もあるわけで、今出さなくてもいいのではないかというふうなことで反対の立場ですという反対討論でございました。 また、賛成討論があり、いずれにしても法律は成立している。今まで延長になっているが、10月1日ということになっているけれども、延長になった時は当然この条例は生きてこないので、改正しなくてはいけない。今後、少子高齢化が進んでいく中の社会保障、あるいは年金やいろんな問題が消費税に係っている。今後、事務的な問題もあるでしょうし、今定例会で出したことについてはやむを得ないということで、賛成をいたしますということでございました。 起立採決の結果、議案第21号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第22号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、全ての人に対して率が上がり、額も上がっている。国民健康保険は、これまで非常に高いと思われている。足りなくなるから簡単に率を上げる、額を上げるということのほかになかったのかというような質疑がございました。 これに対しまして、基本的には医療費を抑えるか、最終的には補助か税率を上げるしかないわけで、そういう中で、右肩上がりで抑制効果がなかった医療費についても、何らかの手を打たなければいけないということで、平成31年度から、健康ポイント事業というのを新たにつくったわけで、なるべく病院にかかる前に予防していただく。また一方で、どうしても足らない分については、今までのように一般会計からの繰り入れができないので、その分については国保税で賄うしかないということで、今後も皆さん方の知恵をかりながら、また市としても、できるだけの予防方策を取っていきながら、医療費の抑制に努めていきたいと思っているという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論があり、国保税を上げない工夫を考えてほしい。繰り入れもあると思う。これまで繰り入れをやっていたので、そういうことで反対をしますということでございました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、議案第22号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第23号「南島原市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、消費税が10月1日から10%に上がるからといって、市民の生活を圧迫するような率で上げなくてはいけないのか。例えば南島原市は上げない、そのようなことはできないのか。支障はないと思うがという質疑がございました。 これに対しまして、今回の手数料については、消費税率のアップで、法改正に伴って全てを点検するという作業が必要になります。ごみ袋は据え置きにしたが、この分の手数料については、ほかの条例改正と同じような取り扱いで今回改正するという方向に至っておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論があり、市民の生活を圧迫するもので、この条例改正には反対をしますということでございました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、議案第23号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第24号「南島原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について」であります。 この件については、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第24号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第25号「南島原市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、この条例、4月から15歳から18歳まで上げられたが、31年度の対象者は何名ぐらいなのかという質疑がございました。 これに対しまして、今回約400万円程度の増額になるわけですが、これも入院とか通院とか、そういった部分の件数で算出をいたしております。入院につきましては27件、金額としまして約65万円。通院につきましては1,890件あまりで計上しており、金額として335万円程度ですという答弁でございました。 質疑を終了し、賛成討論があり、中学卒業までから高校卒業までの医療費を援助ということで、高校生まで厚く見るということで賛成しますということでございました。 採決の結果、議案第25号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第26号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、新旧対照表で、専門職大学の前期課程を修了したものを含むというのは、まだ卒業していなくて、採用のために、後期の期間、学内にいながら採用試験を受けるとか、そのようなためにこの文言があるのかという質疑がございました。 答弁といたしまして、専門職大学は、短期大学の専門職大学もあります。おそらくこの分につきましては、短期大学の課程ということで考えておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第26号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第39号「南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について」であります。 委員から、工事の進捗状況はという質疑がございました。 これに対しまして、3月22日に本設計が仕上がる予定になっております。5月に入札を行うように、今現在進めております。本体工事につきましては、32年12月完成を目指して進めているところです。その後、引っ越し等をする予定にしておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第39号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第43号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」でございます。 まず、教育委員会関係でございます。 委員から、歳出で、学校給食センター新築工事費6億ぐらい減額していますが、この減額分は、契約の前払い金を30年度の当初予算で6億組んで、あとの15億を債務負担行為の31年度までとしていたが、いろいろ見直しを検討するということで、30年度に契約ができなかったので、その6億の前払い金を減額して、それを15億の債務負担行為、31年度までだったが、それにプラスして21億を1年間延ばしたというようなことで理解をしていいのかという質疑がございました。 答弁といたしまして、そのとおりですということです。 教育委員会関係の質疑を終了し、市民生活部及び福祉保健部関係の質疑はなく、討論はなく、採決の結果、議案第43号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第44号「平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 委員から、県の支出金が減額されたので、一般会計から繰り入れたと見ていいのかという質疑でございます。 答弁といたしまして、法定内繰り入れとして、本来一般会計に入ってくる分の国庫支出金をそのまま国保特会のほうに繰り入れるもので、その財源調整を行うためのものですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第44号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第47号「平成31年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」でございます。 委員から、一般会計からの繰り入れをすると、県からの支援が受けられないという話も聞いたが、それはどういうことなのかという質疑でございます。 これに対しまして、激変緩和措置ですが、法定外繰り入れをしている市町については、激変緩和措置は受けられないということになります。したがって、法定外繰り入れはもうできないという話で進んでおりますという答弁でございました。 また、委員から、国保加入世帯の所得階層による軽減世帯は、加入世帯全体の何割なのかという質疑がございました。 これに対しまして、大体の数字ですが、2割世帯、5割世帯、7割世帯、全部入れたところで、軽減世帯の対象者が約60%ということで御理解をいただきたいということでございます。その中で、2割が約15%、5割が約15%、7割が29%ぐらいと思っていますという答弁でございました。 また、委員から、所得割とか均等割とかは、毎年見直しを行いますが、そうした時に、例えば自治体で資産割とかを取らなくてもよいというところもあると思うが、今現在あるのかどうか。それと、法定外の繰り入れについては、例えば財務省などが一般会計から繰り入れを規制しているが、これから先、そのようになっていくのかという質疑がございました。 この件につきまして、答弁としまして、県の方針では、将来的には資産割をなくすという方向で調整をしております。徐々に減にしているところもあるので、今現在、資産割が残っているのは、2から3市町だと思っております。法定外繰り入れは、長崎県の運営方針にもあるように、5年間を計画的に削減計画をつくって、それに基づいて削減解消をしなさいというようなことで明記をされておりますという答弁でございました。 また、委員から、激変緩和措置を受けるためには、一般会計からの繰り入れができないということで、31年度は激変緩和措置により、どのくらい南島原市は金額を投入されたのか。また、激変緩和措置というのは何年続くのかという質疑がございました。 これに対しまして、28年度ベースで、法定外繰り入れをしている市町村については、激変緩和措置を受けられないということになるので、31年度はしていないからといって、激変緩和措置を受けられるということではないということです。激変緩和措置は、とりあえず国の方針として、5年間を見込んでおります。ただ、県の市長会、全国市長会が引き続き要望をしているという方針もあるので、今後変わることも考えられます。とりあえず国から財源措置は5年間ということですという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論があり、その理由といたしまして、31年度の国民健康保険税1人当たり予算ベースで10万3,544円と聞いている。30年度と比較して、1人当たり6,626円上がるという回答をもらっている。これまでは一般会計からの繰り入れで、引き上げがなされずにいたが、激変緩和措置も受けられないまま引き上げると、市民に対して申し訳ないと思い、この予算案に対して反対をしますということでございます。 賛成討論はなく、起立採決の結果、議案第47号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第50号「平成31年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」についてであります。 委員から、保険料軽減特例の廃止があるという話を聞いたが、保険料軽減特例の廃止により、どんな影響があるのかという質疑がございました。 このことに対しまして、31年度で9割軽減分で2,699人の人が対象になり、1,241万5,400円が影響額となりますという答弁でございました。 質疑を終了し、反対討論があり、その理由といたしまして、後期高齢者も75歳以上の方が非常に苦労されていると思うので、高い後期高齢者医療制度の予算に対して反対しますということでございます。 賛成討論はなく、起立採決の結果、議案第50号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第52号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」、市民生活部関係の質疑はなく、福祉保健部についてでございます。 委員から、プレミアム付商品券のことですが、国から10月1日には消費税を10%に引き上げると、そういう事業をしなさいという補助はいつごろ来るのかという質疑がございました。 答弁といたしまして、補助金についてはいつ来るか未定ですということでございます。 質疑を終了し、反対討論があり、消費税引き上げに反対しているので、消費の冷え込みを緩和するためにこのようなものを先取ってやっているということで反対しますということです。 賛成討論はなく、起立採決の結果、議案第52号のうち文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてでございますが、文教厚生委員会に関する分については、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産から除外となった構成資産への支援について」、それから「世界文化遺産等の構成資産保護に係る財政支援の拡充について」、それから「学校施設環境改善交付金について」の3件であります。新しい項目の要望はなく、事務局で内容を調整し、報告することに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申し出をすることに決定をいたしました。 以上、文教厚生委員会からの委員長報告といたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。金子憲太郎委員長。 ◆農林水産・建設委員長(金子憲太郎君) (登壇) 皆さん、こんにちは。 農林水産・建設委員会委員長報告を行います。 2月27日の本会議で、本委員会に付託されました議案22件について、3月8日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告をいたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので割愛をし、各案件の結果及び主な質疑について報告をいたします。 初めに、水道部関係で、議案第3号「南島原市上下水道料金等審議会条例の制定について」、下水道課長から説明を受けました。 質疑。委員の選任についての考え方を教えてほしい。 答弁。委員の選任については、条例の第5条に、自治会長、市内で活動する団体を代表する者、そして水道使用者、公共下水道使用者等の中で市長が適当と認める者と規定をしています。 質疑。上水道審議会の委員と下水道審議会の委員とは全く別々と考えていいのか。 答弁。全く別々ということではなく、重複する方も出てくると思いますが、十分協議しながら決定をしていきます。 質疑。上水道と下水道の審議会は、別々に二つあるということで理解してよいか。 答弁。そのように考えています。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第3号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第27号「南島原市漁港管理条例の一部を改正する条例について」、水産課長から説明がありました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第27号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第28号「南島原市農村公園管理条例の一部を改正する条例について」、農村整備課長から説明がありました。 質疑。今までも市が管理してきたと思うが、この条例をつくって、どのような管理をしようとしているのか。 答弁。花房展望所については、広域農道の展望所として整備がされ、市に移管されてからは、農村管理条例に沿った形ではなく、通常の維持管理をしていたが、今後条例に載せて、公園として管理を行っていく。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第28号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第29号「南島原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について」、建設部管理課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第29号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第30号「南島原市一般公共海岸占用料及び土石採取料徴収等条例の一部を改正する条例について」、建設部管理課長から説明がありました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第30号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第31号「南島原市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例について」、建設部管理課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第31号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第32号「南島原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」、上水道課長から説明がありました。 質疑。消費税の改正がなかった時はどうするつもりか。 答弁。それが明確になった時点で協議をするが、一般的には附則で改正を行うということになると考えています。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第32号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第33号「南島原市営農飲雑用水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」、上水道課長から説明がありました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第33号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第34号「南島原市天ヶ瀬地区営農用水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」、上水道課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第34号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第35号「南島原市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について」、上水道課長から説明がありました。 質疑。本市や水道部に対して、今後どのような影響があるのか教えてほしい。 答弁。これは、学校教育法の改正により、大学制度の中に専門職大学と専門職短期大学という制度が設けられ、専門職大学においては前期課程と後期課程があり、前期課程を修了した時点で短期大学卒業程度とみなされることとなったため、その資格基準を明記した。また、技術士法については、水道環境という項目がなくなり、上水道と工業用水道に統合されたことによる水道法の改正であり、本市または本市の水道事業に関して直ちに影響があるというものではありません。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第35号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第36号「南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」、下水道課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第36号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第37号「南島原市コミュニティ・プラント条例の一部を改正する条例について」、下水道課長から説明。 質疑。消費税が上がるということで提案をしているが、6月議会の提案でもよかったのではないか。 答弁。平成26年4月に8%に消費税が上がった時点では、10%引き上げの予定は29年4月でしたが、平成28年の一部改正により、31年10月1日に引き上げることが法的に定められました。このため、協議の結果、市全体として3月に条例改正を行うということになりました。 質疑。飲食物では、持ち帰る分の税金は8%でよく、そこで食べれば10%と言われている。水道料金はどのようになるのか。 答弁。水道料金については、軽減税率の対象にはなっていないため、現時点では10%と考えています。 質疑。水道関係は繰り入れが非常に多い。この機会に料金を上げるというような考えはないのか。 答弁。今回の条例改正については、あくまでも消費税に関するものであり、指摘された部分については、今後、上下水道審議会で検討されるべきと思っている。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第37号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第38号「南島原市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例について」、下水道課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第38号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第40号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」、水産課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第40号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第41号「市道の認定について」、建設部管理課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第41号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第42号「市道の認定について」、建設部管理課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第42号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第43号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」について、まず建設部関係について、建設課長、都市計画課長、管理課長から説明を受けました。 質疑。建設課長が道路改良工事を早期に仕上げるために補正を組んだと言われたが、道路はどこか。 答弁。加津佐中学校から広域農道に連絡している道路の町原線と、町原線から分岐して広域農道につながる北ヶ峰1号白岩線の2路線です。 質疑。都市計画課長が、景観資産保存整備助成について申し込みがなかったということだったが、これの説明をしてもらいたい。 答弁。長崎県景観資産に実際に登録されているものが対象で、その景観を保存するため改修等をする分が補助の対象となります。 質疑。個人的に申し込むようなものではないと思うが、どこを予定していたのか。 答弁。今回は、有家町の酒屋を計上していましたが、申請がなかったため減額をした。 質疑。道路維持費減額の財源内訳では、国・県支出金を1,170万減額しているが、一般財源は460万あまり増額している。この内訳について説明をしてほしい。 答弁。これは、橋梁点検、5カ年点検というのがあり、国交省が定めて、その分の執行残も減額になる。補助金の分では、現在、西有家町の新港橋の補修工事を行っているが、その補助金の額には、橋梁というパッケージがあり、その中で補助金は使用できるため、総合活用をしながら実施している。 質疑。補助金の減額分を一般財源で埋めたということではないのか。 答弁。そういうことではありません。 建設部の質疑を終了し、水道部関係について、下水道課長から説明。 水道部に対する質疑はありませんでした。 次に、農林水産部より説明がありました。 質疑。次世代人材投資事業補助金の減額については、その対象者が少なかったためにとの説明だったが、実際は何人ぐらいだったのか。また、繰越明許の金額について、あと少しで終わるというところは、その残った分だけの工事費の金額なのか。その割合はどういう決め方をしているのか。 答弁。まず、次世代人材投資事業の補助金は、当初10名を見込んでいたが、個人4名、夫婦1組の5組でした。 答弁。繰越明許の金額について、計上している金額は、まだ精算を行っていない金額ということで、丸々工事を計上しており、4月、5月ぐらいで終わるものがほとんどです。 質疑。4月、5月で終わるというのは、まだ契約をしていない工事のことだと思うが、そうではなく、半分か3分の2ぐらいが終わっている場合の繰越額はどうしているのか。 答弁。農村整備課分は全て契約が済んでいます。また、前金払いの請求があったものについては支払いをしますが、そうでない場合は、事業が完了した時に精算となるので、その分を丸々繰り越しています。 質疑。養殖産地育成計画実践推進事業補助金はどういう事業か。また、漁港整備事業で、測量設計管理委託料と漁港改修工事費、水産供給基盤機能保全事業で測量設計管理委託料とあるが、これらの場所はどこか。 答弁。まず、養殖産地育成計画実践推進事業補助金の減額については、島原半島南部漁協がやっている県の事業で、当初、省力化の器具を導入予定であったが、ワカメ養殖の改修という事業内容に変更されたため、それに伴った需用費分の減額を行った。次の漁港整備事業の場所については、布津漁港の改修工事分と機能保全分の有家漁港のしゅんせつ工事の2カ所で、県の交付額の減額決定に伴う事業費の減です。 質疑。今年は繰越明許の中で、不落はなかったのか。 答弁。災害については、農地で1カ所、施設で3カ所、不落がありました。 質疑。不落になるのは採算が合わないから不落になるのであって、条件のよい所と条件の悪い所を抱き合わせて入札をしたらということを前から言ってきたが、そういう努力はされたのか。 答弁。以前もご指摘をいただいていたため、条件が悪い所については、近くで工事があれば、それとくっつけてというふうなことも何件かしましたが、それでも不落になりました。一つには、時期の問題もあり、年が明けると業者は手持ち工事が多く、4月以降ならばいいがという意見もありますので、今後はよく検討して、不落がないように努めてまいります。 委員より、今後も不落がないように努めること、そして災害などは繰り越す可能性があることを、当初予算の時など最初から説明するようにという意見がありました。 農林水産部の質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第43号のうち農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決定しました。 議案第45号「平成30年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」について、下水道課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第45号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第49号「平成31年度南島原市下水道事業特別会計予算」について、下水道課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第49号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第51号「平成31年度南島原市水道事業会計予算」について、上水道課長から説明。 質疑。今度行った龍石の耐震化について説明をしてほしい。 答弁。龍石浄水場を全て更新し、耐震化を図るため、今年度詳細設計を出している。来年から工事に入り、大体3年間をめどに更新をしていこうと考えている。 質疑。何カ所か。 答弁。龍石浄水場の1カ所です。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第51号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第52号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」、水道部関係について、下水道課長から説明。 質疑、討論はなく、農林水産部関係について、農村水産課長から説明。 質疑、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第52号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決定いたしました。 議案第53号「平成30年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」について、下水道課長から説明。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第53号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 続いて、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案について。既存の項目の修正や除外、または新しい項目の展望について協議をした結果、農林水産・建設委員会として異議のないことを、企画振興課に報告することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申し出ることに決定いたしました。 以上、審査の過程では、このほかにも意見や指摘、要望が出されましたので、理事者におかれましては、こうした指摘や意見を真摯に受け止められ、今後の事務執行にあたられますようお願いを申し上げ、農林水産・建設委員会の報告を終わります。以上です。(降壇) ○議長(林田久富君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員会長報告に対する質疑をまとめるため、午後1時45分まで休憩いたします。     午後0時15分 休憩     午後1時45分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各常任委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、総務委員長に対する質疑を行います。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  質疑なしと認めます。 これで総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 報告は聞いたんですけども、報告に入ってない分だったかなと思ってお尋ねしたいんですが、消費税が10月から上がるということで、皆さんが今、一番関心持たれているのがプレミアム商品券なんです。私もテレビで聞いた話、2万円で2万5,000円分の商品券というようなことを耳にしたんですが、これ前回というか前もあったんですけど、今回、こういう国がプレミアム商品券を発行することについては、行政でするのか、また商工会のほうに委託するという考えがあるのか、そういうのは質疑にあったのかどうかお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  田中文教厚生委員長。
    ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  今回は、ただ事務的なもので531万だったと思いますが、計上いたすということでございまして、今、高木議員がおっしゃったようなことについては、一切質疑等はあっておりません。以上です。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、国が決めて一応予算を立ててもいいということで受け入れることを、事務的なことを受け入れたということで、そのプレミアム商品券については、あまり説明はなかったということですよね。 ○議長(林田久富君)  田中委員長。 ◆文教厚生委員長(田中次廣君)  先ほど報告をいたしましたとおり、ただ質疑が1件あっておりまして、ただいま高木議員から申された、そのような趣旨のことについての質疑等は一切あっておりません。以上です。 ○議長(林田久富君)  これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  水道のことの条例のところで、自治会長がその審査のメンバーに入ることは私も知っているんですけども、その辺のところで、その自治会長というのは427名今いらっしゃるんですが、どのような選出の方法を考えているのかというのを質疑されたのかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  金子農林水産・建設委員長。 ◆農林水産・建設委員長(金子憲太郎君)  その点についての質疑はございませんでした。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、この人数はどのぐらいかとか、どういうふうな選び方をするのかということは、全く出てないということですね。 ○議長(林田久富君)  金子委員長。 ◆農林水産・建設委員長(金子憲太郎君)  ちょっとお待ちください。自治会長の中の選出方法というのについての質疑もありませんでした。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、条例の中には自治会長とうたってあったんですが、全くその辺のところの方法はしてないわけですよね。たまたま、自治会長というのであれば、ダブって同じ人が、どの審議会とか、いろんなところに入っていらっしゃることも聞いているんです。なるべく、今回、何人か女性の方も自治会の中にはいらっしゃいますので、そういうことも考えて、いい選考をしていただきたいと考えたので質疑をしてみました。ありがとうございました。 ○議長(林田久富君)  以上で、各常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これより、順次、討論、採決を行います。 初めに、議案第1号「南島原市長等政治倫理条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第1号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号「南島原市庁舎建設基金条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 議案第2号「南島原市庁舎建設基金条例の制定について」、これは私たち委員会だったと思います。委員会の中でいろいろ話を聞けたんですが、10年内に庁舎を建設しなければならないというようなことには、今現在置かれておりません。将来ということで、20年ぐらい先になったら年数的に造らなければならないだろうというようなことで、今回1億円ですけれども、これは余裕があれば2億円とか、それ以上基金として積み立てていくようなことを聞いたので、今、私が反対討論したんですが、賛成討論もありましたけども、これ市民が今望んでいるかということであれば、合併した時に、新庁舎を一つにして本庁方式にするかという時に反対が多かったんですね。だから今まで分庁方式でやってきているんですけども。今、市民の要望の中では、防災とか災害の危機に対して相当いろんなことを要望されても、なかなか財政が厳しいということで思ったごとになってないということですので、今、この庁舎の基金条例を制定するということには、市民の声を聞きますと、今、ちょっと早いかなと思って、私はこの反対討論ということにさせていただきます。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。10番、松永忠次議員。 ◆10番(松永忠次君)  私、今回の議案第2号「南島原市庁舎建設基金条例の制定について」の賛成討論を行います。 なぜかといいますと、まず、合併して、もう13年になりますが、いまだ理事者側からはそういう提案もなければ何もない。合併する時の条件といたしましては、庁舎を一極集中するというような条件が10年内とうたっておりました。それにもかかわらず、今、現実、推進していないというような状況であります。 今回、この条例は、基金をためといて、いろんな利用もできると思うんです。だから私は、これは絶対必要な条例であると思って、賛成討論といたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第2号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「南島原市上下水道料金等審議会条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「南島原市職員定数条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「南島原市内部組織設置条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第10号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「南島原市行政改革推進委員会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「南島原市特別会計条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第12号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「南島原市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  日本共産党議員団の小林です。議案第13号の反対討論をいたします。 消費税、ご存じのようにこの消費税の特徴は、人々が生きるための衣食住の全てに一律にかかる税金であります。一律にかかることがこの税金の特徴です。ですから裕福な人たちより所得が少ない人ほど負担割合が重い税制で、不公平な税制であります。 消費税制度が導入されて30年経過します。消費税がなかった30年前は、法人税の税率は、これは1984年ですけども43.3%でした。消費税が導入されてから年々税率を下げ、2018年度は29.74%まで引き下げました。所得税の最高税率も70%の税率から45%まで下げました。この結果、この30年間で消費税の税収が累計372兆円も上がったにもかかわらず、法人3税の減収額は累計で291兆円、所得税・住民税の減収は累計270兆円にも達しました。 このことからも分かるとおり、いくら消費税を増税しても大企業や富裕層の法人税や所得税の減収の穴埋めに消えてしまいます。結論は、法人税も所得税も消費税導入前に戻せば解決すると考えます。この議案第13号も、この消費税制度を踏襲して税率を2%上げるもので、反対いたします。以上で反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。4番、金子憲太郎議員。 ◆4番(金子憲太郎君)  4番、金子です。 私は、本来、消費税の引き上げには反対の立場であります。そして、今、反対討論をされた意見とほとんど同じ意見を持っておりますが、ただし、この議案第13号は、国によって地方税法が改正をされ、それに伴って条例の改正を行うということで、これはやむを得ないものと考えます。それは、南島原市だけがそのことをしないということになれば、表には見えないにしても何らかのペナルティが来る可能性が十分に考えられるので、この議案第13号はやむを得ないものとして賛成をいたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第13号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「南島原市営駐車場条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林議員。 ◆5番(小林知誠君)  日本共産党議員団の小林です。議案第14号の反対討論をいたします。 討論の内容は、先ほど出た議案第13号と同じであります。以上で終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 この第14号、南島原市営駐車場条例ですね、これは、私は5%から3%に消費税が上がった時に聞いたんです。その時に、この条例は(発言する者あり)ごめん。5から8だったかな。すみません、申し訳ありません。初めから言います。消費税が過去に上がった時に、この条例はどこにあるんですかと聞いたら、この条例は口之津にあるということで、8カ町合併して、この駐車場条例のあるのは口之津だけだったと。どの場所か聞いたら、今、口之津の庁舎の前のところにあると。これは止めるところがない人のために設定された分であって、この中に盆正月に帰ってこられる人が止めるところがないということで、日割り計算みたいな感じとか、月額とか、そういう形であるということで、前回は口之津だけデメリットだなと思いながら、ほかの7カ町には市の持ち物のところに、空き地に自分の駐車場みたいに止めてあるよということを私は指摘されていたんですが、なかなか難しくて改革できてなかったんですが、今回、これに伴って、口之津のターミナルですか、庁舎が今度そこにできますけど、その大きい駐車場は無料ということを聞いたんです。だから、あのフェリーターミナル、あそこの駐車場が無料となれば、この条例も廃止にするか、ちょっと見直すかしていただきたいなということで、あえて条件つきの賛成はいけないかなと思ったので、一応問題提起で、この条例を見直すかどうかしていただきたいなと思ったんです。 反対のもう一つの考え方として、今、島鉄跡地がたくさんありますけど、近隣というか、そのそばの人たちは有効に使われております。市の持ち物の施設、場所ですね。土地を。そういうのを考えれば、口之津の時には立派な条例だったかもしれませんけども、今、8カ町で見た時にどうかなと思うものですから、やはり公平に欠けるかなとちょっと思ったので、一応問題提起として反対討論とさせていただきますので、検討のほどよろしくお願いしておきます。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第14号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「南島原市総合計画審議会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第15号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「南島原市指定管理者選定委員会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第16号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「南島原市原の館条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 これも総務委員会でいろいろ説明を聞いて、結果的に私は反対討論をするということに決めましたので。第17号、これは真砂のところなんですけども、宿泊費、これを1万円以内に上げる、1万円にはしないんですよということをあえて言われましたが、だったら9,000円以下でも8,000円以下でもいいんですけども。その民間並みにということで、民間がいつも、お正月とかお盆とかそういう季節の時に高く設定されるということで、それにあやかるというような説明ももらいました。そういう、民間がそうするからということがちょっと私は分からなかったんですね。泊まる人たちの負担になんだから、そういう時こそ、やはり真砂に泊まるというような人、この辺の親戚の人たちとか、やっぱり市民に関係の深い人たちもお泊まりになるということで、そういうところを考えれば、あまり絶対的なことではなく、今回、とにかく今、いろんなものが上がっています。便乗値上げのような形でこの条例を出されたのかなと。ということで、私はこれ慎重に考えたいと思ったんです。賛成は簡単なんですけども、一旦決まったらなかなか見直しできません。 ここで、私も言いました。何か宿泊費を上げるよりも、最近、あそこのサービス、食事のほうもあまりいいことは聞こえてないよと。その辺のところをしっかりして、そしてまた考えることはあるけども、やはり今の時点では苦情も入っておりますので、この条例に対しては私は賛成できかねるということで、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  日本共産党議員団の小林です。同僚議員の発言と重複しますけども、議案第17号の反対討論をいたします。 この条例の一部を改正する条例の内容は、原の館の使用料を民間並みに値上げするものです。消費税が上げられようとする時、内部の経営改革の努力で値上げは見送るべきだと、このように考えます。以上で反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第17号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「おいしい南島原ブランド認定委員会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第18号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「南島原市有馬キリシタン遺産記念館資料収集検討委員会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「南島原市世界遺産影響評価委員会条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第20号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「南島原市税条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  2番、近藤です。 議案第21号についての反対討論をします。日本共産党の近藤です。 安倍首相は、今年10月からの消費税10%の引き上げを表明しています。国民の多くが消費税10%の引き上げには反対しています。2014年に8%に引き上げられた消費の冷え込みがいまだ回復せずに、10%になったら低所得者、中小業者は特に大変な影響が出ます。増税対策に2%アップ分の税収5兆円以上を費やして冷え込みの対策をするというんですが、そんな冷え込むのが心配であるならば、増税しないのが景気対策と言えるのではないでしょうか。 消費税10%の引き上げの影響はいろいろな報道で紹介されており、国民を苦しめる消費税は、今、引き上げるべきではない。これまでの消費税が真に社会保障のために使われていたなら、もっと国民は豊かに暮らせていただろうと思います。衣食住の全てにかかる消費税。低所得者ほど重税がのしかかり、生活困難な状況がひどくなります。こんな不公平な税制は中止して、税は応能負担、累進課税にすべきです。この21号もこの消費税増税にのっとった改定がされようとしていますので、このような反対討論をしました。以上で終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第21号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。
    ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤一宇です。 この22号は、まさに国民健康保険のことでありますが、消費税が社会保障のために使われるということの大きな中身であります。 消費税は、当初、社会保障に使うからといって成立しました。3%、5%、8%と税が上がり、10月から10%にすると安倍首相は表明しています。消費税が本当にしっかりと社会保障に使われていたら、こんなことにはならなかったであろうと思います。国民健康保険税が不足になるのは、加入者の構成などから制度自体が成り立たなくなっている。国の国保への財源投入が不可欠です。南島原市も引き上げだけを考えずに、一般会計からの繰り入れなど工夫してほしいと思います。これで議案第22号の反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第22号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「南島原市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤です。 議案第23号の反対討論をしますが、これは、やはり消費税増税にのっとった議案です。それで反対の理由は、議案第21号に同じです。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第23号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「南島原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤です。議案第24号の賛成討論をします。 災害援護資金の扱いが利用者にとって非常に有利になっているから賛成をいたします。以上です。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第24号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「南島原市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤です。議案第25号の賛成討論を行います。 この議案第25号は、私たちが選挙公約でもうたった高校卒業までの医療費援助が実現できたからであります。これまで中学校卒業までの医療費援助でしたが、18歳までの青年が、けが・病気をしても保護者の負担が軽くなり、子供を大切にする市政に喜ぶ人も多いと思います。他市に誇れる条例改正です。そういうわけで賛成の討論をしました。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号「南島原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  賛成の立場で討論します。 条例の一部改正されたところを見てみますと、より、この放課後児童の健全育成に対して、専門職としての履修をした者が指導にあたることになったことで、目的が広がるということで賛成の討論をいたしました。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第26号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号「南島原市漁港管理条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第27号の反対討論をいたします。 討論の内容は、先ほど言いました議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第27号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「南島原市農村公園管理条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第28号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「南島原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第29号に反対の討論をいたします。 内容は、先ほど言いましたように議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第29号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「南島原市一般公共海岸占用料及び土石採取料徴収等条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  日本共産党の小林です。議案第30号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第30号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「南島原市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第31号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第31号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号「南島原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第32号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第32号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号「南島原市営農飲雑用水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  日本共産党議員団の小林です。議案第33号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第33号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号「南島原市天ヶ瀬地区営農用水供給施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第34号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第34号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号「南島原市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第35号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号「南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第36号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第36号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号「南島原市コミュニティ・プラント条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第37号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第37号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号「南島原市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第38号の反対討論をいたします。 討論の内容は、議案第13号と同じであります。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第38号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号「南島原市立学校設置条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕
    ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第39号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第40号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 ここで、14時55分まで休憩します。     午後2時41分 休憩     午後2時55分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第41号「市道の認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第41号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号「市道の認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第42号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第43号を採決します。常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号「平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第44号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号「平成30年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第45号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号「平成31年度南島原市一般会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤一宇です。平成31年度南島原市一般会計予算案に対しての反対討論を行います。 平成31年度南島原市一般会計予算は、各分野にわたって市民のための事業が図られ、特に子供医療費の助成が中学校卒業までから高校卒業までに拡大されたことは大いに評価できます。また、タクシー券の年額1万2,000円から1万4,000円に2,000円というわずかな増額ですが、増額されたことも評価できます。補正予算や次年度予算等で増額されることをこれから期待しておきます。 また、新学校給食センターの建設費の件では、設計費等が白紙に戻され、再検討することが確認されました。行政が突っ走るのではなく、議会を尊重して行政に当たられたことに感謝をいたします。 しかしながら、反対する理由が3点あります。 第1は、市民要望の強い事業の実現がなされていないか、まだまだ不十分だということです。高齢者、障がい者交通助成にかかわる山間地交通不便の解消、子供医療費の完全無料化、学校給食費への助成など必要です。住み続けたいまち、住んでみたいまちを目指すなら温水プールの建設も急ぐべき事業です。このような事業に必要な財源は、328億円の予算の見直し、171億円の基金や合併特例債の活用などによって十分活用できます。 反対の第2の理由は、国保税の引き下げが図られておらず、一般会計からの繰り入れがゼロになり、2016年度比で1.8%引き上げられることになりました。これまで2013年度、1億5,000万、2014年度、2億5,000万、2015年度、3億5,000万、2016年度、4億円と国保会計に繰り入れ、引き上げを抑えてきました。しかし、今回は繰り入れがないため、1人当たり6,000円以上の保険料アップとなります。住民の福祉の増進を図ることを基本とした地方自治の精神からも外れていると思います。 反対の第3の理由は、三県架橋、新幹線推進の立場に立っていることです。南島原市は、このような不要不急の大型事業よりも、市民の暮らし優先の立場に立つべきです。このような理由で平成31年度一般会計予算案に対する反対とします。以上で反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 私は、この三百数十億の予算に対して、全部反対ということではないということを事前にお伝えします。ただ、ここで審議する前から予算は通さにゃならんという考えの議員さんが多いことは分かっております。しかし、3日間、慎重審議までいきませんでした。今回、多くの議員の皆さんは欠席されたり早退されたりで、数が合うのかなと言いながら会議をしたことを覚えております。 3日間の中で、私も事業に対する説明をもらいながら、市民からの声をあわせて質問いたしました。その中で両手を挙げてこの予算に賛成できないという観点から、先ほどの条例の制定にも反対いたしましたけども、その辺をちょっと、私が発言したのをここで紹介して、それを反対討論にかえさせていただきます。 実は、自動販売機が14カ所設置してあるということでした。そして売り上げの20%を寄附としてもらっていますということだったんですが、この辺のところは民間の場合は入札で決めているということのようですので、その辺を検討していただきたい。一応検討しますということはありました。その辺のところ、よそは入札をして設置した場合に、思ったよりも数十倍収入があったと。これが自主財源にもつながることですので、頑張ってほしいと思います。 ごみ袋に対しては、上げないということで大変ありがたく思っております。上げないというところはよかったんですが、この理由としては、作製費が安いので上げなくていいということも聞きました。しかし、このごみ袋の販売を商工会に委託しておるんですね。それが800万以上手数料であるということでした。委託になると、うちのほうから消費税を支給するということになります。8%が10%に上がるということで、この予算も計上されておりました。 そこで、私の提案でした。商工会に依存すると、商工会にごみ袋を配達するのに嘱託職員を2名雇われた経過もあります。小売店の人はわざわざ商工会まで買いに行くということになっていますが、商工会が、八つの商工会が、今、五つになっておりますけども、この辺のところ支所で販売するということにして、手数料を丸々小売店に渡すということを提案したいと思います。 それと、次、口之津駐車場の条例です。これに対しては、また消費税が上がるということで駐車場料金も引き上げになります。しかし、そばの大型駐車場を無料にするということを聞きましたので、その辺のところを検討していただきたいということを申しました。これも消費税の引き上げの分が予算化されております。 真砂の宿泊料金引き上げ、これも先ほど反対討論いたしました。この辺のところも、せっかく遠いところから帰省されたお客様ですので、正月、お盆、そういう時に大変出費がかさみます。安いに越したことはありませんので、その辺のところも考えていただきたいということ。 そして、最後にもう一つ、スクールバスに対しては、早くから統合してスクールバスの利用をされておりますけども、もう長くなりますので、登下校の状況をということでお願いしておりましたが、いまだにその経過報告があっておりません。スクールバスの登下校に対しては、いろんな方の意見を聞いております。検討をお願いしたいと思います。 それと、最後になりますが、納税組合の廃止、またこれも決断されてなかったと。納税組合の組合長さんの報酬というのは、納付書を配してもらうと配布することが前提だそうですが、それともう一つ、催促することはされております。これは納税組合長と自治会長が80%以上兼務なので、実際は納税組合長じゃなしに自治会長から催促を受けたということで、非常に腹立たしいという声も聞いております。納税組合長の配布物は、これは自治会で、自治会の皆さんが協力して納付書を配布しているということも聞いております。 実際、私も自治会長をしました。多くのことを学びました。市民の方は役所になかなか盾突くことはできません。そのために職員に従って、うそでもいいからとにかく書いて出せよと言われて、書いて出しているという声も聞きました。実際どうかと思って、私もなってみましたが、本当に私に対して、今の時期ですが、ずっと1年間配りものをしました。65軒分。それなのに報酬はゼロという報告をもらいました。なぜかということは理由は分かりません。こういうことを私経験したんですが、そういうことになれば、本当にこの予算書、両手を挙げて賛成はできないということを学びました。以上のことで反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  反対討論があまりにも多いので、ちょっと私も賛成討論をいたします。 議案第46号、平成31年度一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 平成31年度の当初予算は、総額328億6,554万3,000円で、前年度と比較しまして、当初予算では28億5,787万1,000円の増となっております。これは9.52%の増であります。この歳入予算の科目別構成比を見てみますと、依然として市税等の自主財源、これは19.2%で、いわゆる地方交付税等の依存財源、これが80.8%であります。 このような厳しい中にあっても、例えば福祉関係にいたしましては、今年度この当初予算、31年度の当初予算には、2歳未満の子供を養育している保護者等に対して、おむつ等の購入できる赤ちゃんの券を1人につき2,000円支給すると。そしてまた普通河川、こういったものにも予算を配分されております。あるいはまた市道整備、あるいはまた農林水産業、そしてまた素麺業等にもこの予算をやはり配分されております。 こうした中で、この328億の、先ほどから反対討論があっていますけども、この予算を否決しますと、先ほどもありました、例えばタクシー券、あるいは子供、そういったこともおっしゃっておられましたけれども、こういった事業もできなくなります。これはあまりにも、やはり私たち議会としては非常に懸念するところでありまして、そうであるならば、きちんと減額をして対案を出すべきだということを私は主張したいと思います。 こういったことで31年度の当初予算には、教育費はもちろんのこと、福祉、農林水産業、あるいは市道、あるいは農道、こういったところにも予算を配分しておられますので、これが執行できますよう、そしてまたできるだけ住民の皆さん方の要望に対して、この予算が確実に執行されますことを希望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第46号を採決します。予算審査特別委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。もう一度起立をお願いします。本案に賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号「平成31年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤一宇です。議案第47号「平成31年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」に対する反対討論をいたします。 平成30年度から国保の運営主体が市町村から県に移りました。平成30年度は長崎県内で見ると、一般会計からの繰り入れや激変緩和措置により引き上げはあまりなかったということであります。本市でも1億5,000万ほどの一般会計からの繰り入れで引き下げには至りませんでしたが、引き上げは免れました。 しかしながら、平成31年度は1人平均6,000円以上の引き上げになるということでした。昨年までは引き上げをしないということで、2013年度、1億5,000万、これ先ほども言いましたね。2016年度まで4億円と国保会計に繰り入れ、引き上げを抑えてきました。平成31年度が引き上げになったのは、一般会計からの繰り入れがゼロで、繰り入れをしては県の激変緩和措置が受けられない、保険者努力支援制度で国から県へ金が入らないなどの県の方針を受け入れたからではないでしょうか。 県は、繰り入れは絶対してはいけないとは言っていません。住民の福祉の増進を図ることを基本とした地方自治の精神に立つならば、繰り入れをしても引き上げを止めるべきではないでしょうか。国保の運営主体が市町村から県に移るということは、現在の市町村で違う保険料の統一を目指すということです。国保の都道府県化によって標準保険料率が作られ、保険料の値上げを抑えたり、独自の減免措置をしないことが前提だとされています。 この標準保険料率は、高齢化や医療の高度化など給付費の増加などによって、毎年のように引き上げられる仕組みになっています。標準保険料率に合わせようとすれば、国保料の大幅な値上げが今後4~5年程度連続的に行われる危険性があることを強く告発しなければならないと、私たちがとっている赤旗の新聞には報道しています。 国保の都道府県化、このもとでも法令上、標準保険料率は参考値にすぎず自治体に従う義務はない、国保の都道府県化が実施された後も地方自治の原則に基づいて自治体で御判断をしていただく、これを制度によって禁止するというふうなことは考えていない。これは厚生労働省の唐澤保険局長が2015年に言った言葉であります。一般質問でも言いましたが、全国市長会は、今の国保制度には被保険者の所得水準が低く、保険料の負担率が高いという構造問題があることで、国に1兆円の公費投入で国保料を協会けんぽ並みの負担率になるよう市町に求めています。このようなわけでこの議案第47号に反対します。以上で反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  共産党のいつもおっしゃることは分かるんですが、あれもこれもしてくれろという要望は持ちながら、高くなってくると今のような発言をされるんですが、私は大きく考えて、この保険制度が日本にあるということは非常にいいことだと思います。外国にはないところがあるそうなんです。 そういうことからすれば、本来、これは互助の精神ですね。火災保険にしろ、自動車保険にしろ、保険料というのは互助の精神。ただ、今回、県に統一されるんですが、私たち今まで資産割ということが入っておりました。固定資産税を払いながら、給与所得者がいないということで、資産を持っている人にまた再び保険税としては掛けられておりました。これが今回から3分割ということでどうなるのかなと思ったら、やはり保険料は高くはなります。 病院に行かないようにしろということではないんです。私は自分なりに病院よりも針とかお灸とか、それで行っておりますし、いろいろ薬草とか昔のことを取り入れて、そういうことでなるべく病院にかからないように、薬を飲まないように努力をいたしておりますけども、やむを得ず病院にかかられた方は、非常に、1割負担、2割負担、3割負担、それぞれの方は助かっていると思う、その辺のところから、この保険、日本の国の保険制度、これに対してはいいことだと思っております。 ただ、毎回申しますが、何で社会保険とこの国保、そして今まで給与をたくさんもらって元気な人たちが、退職して弱ってきて病院にかかる可能性が高くなってくるとなぜ国保なのかと。ここ非常に、私もずっと国保のところにおりますけども、そういうところを考えて、できれば日本人一つの保険料にしていただきたいと、これは私も思っております。そしてテレビでも聞きました。この市長さんたちとか議長さん方が、非常にこのことについて国に要請をされていることはテレビのニュースで聞きました。そこは一日でも早く、一刻でも早くと願いながら、今回のこの議案に対しては賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  5番、日本共産党議員団の小林です。議案第47号の反対討論をいたします。 私たち日本共産党は、国民健康保険制度そのものに反対するものではありません。このことをまず最初に申し上げておきたいと思います。 公的医療保険には、主に六つがあります。1、協会けんぽ、2、組合健康保険、3、共済組合、4、後期高齢者医療制度--私も間もなくこれに入ります。5、組合健康保険、6、自治体国民健康保険です。この議案第47号は、今言った6の自治体国民健康保険です。この保険は、さっき言った1から5の加入者以外が加入でき、保険者は市町村と都道府県になっております。 ご存じのように、自治体が保険者になっている国民健康保険は、昨年4月から都道府県単位化に移行しました。これは、自治体国保の保険者は市町村だけでしたが、新たに都道府県も保険者に加えて、都道府県に財政運営の責任を負わせて、市町村の国保事業をコントロールさせようというものであります。 その都道府県単位化の狙いの一つが、赤字解消の名で市町村が行っている一般会計から国保会計への法定外繰り入れを解消することにあります。市町村は、国保事業の財源として国保特別会計を設けています。国保特別会計には、一般会計から市町村の自主的な判断で実施している法令に定めのない法定外繰り入れが行われています。 国が法定外繰り入れのうち計画的に削減・解消すべき赤字としているものには、加入者の保険負担の緩和や軽減、任意給付のための費用があります。国は、都道府県や市町村を競わせて、2023年度末までに、この国保税負担の緩和・軽減などのための法定外繰り入れの解消を進めさせようとしています。自治体国保の加入者は、他の公的医療保険の加入者と比べて低所得者が多いのに、保険税負担は一番多くなっています。 市町村が厳しい財政状況のもとでも国保税の負担緩和・軽減のために法定外繰り入れを行っている背景には、高過ぎる国保税の負担が限界に達していることがあります。保険外繰り入れの解消は、国保税の大幅な引き上げを招く危険性を高め、滞納世帯や保険証を持たない無保険者を増大させるだけです。国がやるべきことは、公費負担を増やして国保税の引き下げを行い、市町村の負担の軽減の努力を支援することであります。 我が党の試算モデル世帯でも、19年度標準保険税率の動向調査の結果、全国の8割の自治体で平均4万9,000円の値上げの危険性があるとしております。この議案は、国の政策にとって国保税の値上げをするもので、国保加入者の切実な要求に反するものであり、反対いたします。反対討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第47号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号「平成31年度南島原市宅地開発事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第48号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号「平成31年度南島原市下水道事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第49号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号「平成31年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  日本共産党の近藤一宇です。議案第50号の反対討論をします。 私たち日本共産党は、後期高齢者医療制度そのものをなくせという立場です。後期高齢者医療制度は、75歳以上の国民を国民健康保険や共済保険などから強制的に引き離し、別の医療制度に加入させるものです。これまで社会のために貢献してきた75歳以上の人たちを手厚く優遇する医療制度なら話は分かります。しかし、この制度の本質は逆であります。75歳以上の高齢者は病気にかかりやすい。しかも重い病気にかかりやすく医療費がかさむ。だから医療費を抑えるために別の医療制度を作って放り込む制度です。このような医療制度に基づく特別会計であるので反対します。以上で討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  賛成討論です。 私は、初め、後期高齢者って名前が悪いということは聞いておりましたが、私はずっと国保の該当者、国保対象者なんですが、社会保険のところは分かりませんでした。途中で分かったのが、なぜこの後期高齢者に分けられたのかなと思ったところで私が感じたことは、ここにおられる給料所得者の人たちは、自分の家族で扶養する親、子、孫、そういう人たちは社会保険で給料で計算すれば、何人おろうともその同じ社会保険で見てもらえるんですね。私はそれを知った時に、本当に国保のほうは不公平だなと思ったんです。今もそれは続いております。 今回、国保の改正があります。均等割のところで、子供を産め、産めとおっしゃるんですが、国保の人たちは、もう生まれた途端、均等割で、2万7,000円ですか、今。そういうことになって5人家族で5倍なんです。そういうことを考えて、ああ、社会保険のほうで分離されて、親さんたちとかそういう人たちは75歳になったら別なところに移されたんだなということで、給与をもらわれる、その養う立場の人にとってはちょっと不利になる、親にとってもちょっと不利だなと、違う保険に入るから、というところもあるのかなと。私は、そういうことで、今、共産党の方が反対討論されました。全く違うところでこの制度は認めたいと思います。そういうことで賛成討論といたします。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第50号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号「平成31年度南島原市水道事業会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第51号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  近藤一宇です。日本共産党です。議案第52号に反対の討論をします。 この議案を見ておりますと、もう既にプレミアム商品券の事業など消費税増税を見越した補正になっております。よって反対をいたします。 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより議案第52号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号「平成30年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「ありません」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより議案第53号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第1号「国に対し「2019年10月からの消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書を提出することを求める請願」」に対する討論を行います。 総務委員長の報告は不採択です。討論は、初めに原案を採択することに賛成する議員の発言を許します。2番、近藤一宇議員。 ◆2番(近藤一宇君)  請願第1号に賛成の討論をいたします。日本共産党の近藤です。 税金というものは、応能負担の原則といって納める能力によってその額や税率が決まるのが普通だと思います。しかしながら消費税は、年収200万の人にも、年収1,000万円の人にも等しく同じ税率でかかってくる非常に不公平な税制です。衣食住の全てにかかってくる消費税、低所得者ほど税負担は大きいことになります。増税するなら空前の大儲けを手にしている富裕層と大企業への優遇税制にこそメスを入れるべきです。富裕層の株の儲けの課税が軽過ぎます。20%です。これに欧米並みの課税を行うべきだと思います。大企業と中小企業、中小企業のほうが法人税の実質負担が高いのです。この不公平を正して大企業に中小企業並みの税負担を求める。これやっただけで2%増税の5兆円ぐらいは出てくるのです。消費税10%の増税分の税収は確保できます。消費税には頼らないこの別の道を選択すべきではないでしょうか。 所得税の負担率は所得1億円がピーク、これを超えると所得が増えれば増えるほど所得税率は下がっていくんです。株取引に係る税金が一律20%、これは非常に低いですね。この非常に低い富裕層への証券課税については、経済同友会の提言でも、株式譲渡所得及び配当所得課税の税率を5%程度引き上げると提言しています。また、OECDの対日経済審査報告書でも、税率を今の20%から25%に引き上げることで税収を増加させるという提案も出ています。 2014年の8%への増税。これが2012年、2013年と比べると、今も家計消費は年額でマイナス25万円。日本銀行が今年の1月9日に発表した生活に関するアンケート調査の結果では、この消費税が10%に上げられたら、1年後の景気は今よりも悪くなると答えた人の割合は39.8%、よくなるというのは7.8%でした。あるいはまた、東京商工リサーチというのが、全国の企業8,000社以上を対象に行った消費税増税に関するアンケート調査では、消費税増税で景気はどうなると予想されますかという問いに、景気は悪くなると答えた企業が57.8%、景気は現状維持と答えた会社は37.2%となっています。 このように家計消費は日本経済の6割を占める経済の土台であります。この土台が8%の増税の痛手を負ったまま、そこでさらに5兆円もの増税を追い討ちさせるとどうなるか。消費はますます冷え込み、日本経済に大きな破滅的影響を及ぼすのではないでしょうか。 また、ポイント還元、買う場所、買う商品、買い方で税率が3%、5%、6%、8%、10%の税率になっていくと。それから複数税率で業者は非常に大変だと思います。中小業者は現金で商売をしているのが多いと思いますが、機械を買ったり、カード会社に高い手数料を払ったり準備が大変です。またできない店も出てきます。プレミアム商品券、4,000円で5,000円分買える商品券ですが、5回まで買えると。2万5,000円までの買い物ができる。それも東京オリンピックまでの9カ月間ですね。対策に5兆円超えてそれをするくらいなら引き上げをやめるべきだ。 あるいは、3年後、4年後に実施されようとしているインボイス制度、売り上げが1,000万を超えない非課税業者とは取引ができなくなる制度が導入される恐れがあります。500万の中小業者が倒産すると言われています。取引ができないと、そもそも商業ができない。そしたら取引ができるようにするために課税業者になる。そうなると今度は消費税を納めなくてはいけないので、ますます経営が苦しくなると。このような状況で10%の増税は、この10月には上げない、こういう請願に賛成であります。以上で討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  次に、反対討論の発言を許します。10番、松永忠次議員。 ◆10番(松永忠次君)  議長、賛成討論をいたします。 私、今回…… ○議長(林田久富君)  松永議員、ちょっと待ってください。そしたら、もう反対討論はありませんね。そしたら賛成討論を許します。松永忠次議員。 ◆10番(松永忠次君)  10番、松永です。今回「国に対し「2019年10月の消費税10%への引き上げの中止を求める意見書」を提出を求める請願」について、私は賛成の立場で意見を言いたいと思います。 今回、この10月からのですね、10%の導入に対し、安倍政権の場合、2%を上げるために、2%、3%以上の垂れ流しのサービスをやっている。それよりもできれば頭から10%上げて、そういう方向で、先の方向で国営をしていただきたいと思います。よって、この請願には賛成の立場で述べさせていただきたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  委員会で賛成討論しましたので、ここでもさせていただきます。私の賛成討論は共産党の意見とは多々違っておりますので、私の考えをしたいと思います。 先ほどの松永議員ともちょっと重複しますけども、実は私も、消費税がどのようにして決まるかというのは、もうかないません。独裁と言えば悪いんですが、安倍総理大臣は、自民党が圧勝していますので、どんどん自分たちが思ったとおりに。だからこそ10%になった場合は、1割はすぐ分かりますよね、金額に対して。税は別ですから。今までは、内でやっていた時にはなかなか分からなくて計算しませんが、今度は外税ですので1割が分かるので、その時には必要じゃないものは買わないようにしようと私たちは言っています。もうぶつぶつ言ってもいっしょなので、自分たちもそういう考えで物を買おうと。 しかし、私、10%に上がるのは仕方がないという住民の声も多く聞いておりますので、消費税の引き上げには反対はしません。しかし弱者の立場の公明党が、やはり自民党の中におりまして、軽減税率とか、野菜にはかけるな、食べ物にはかけるなと言ってきて、最初は助かるなと思っていたんですが、持ち帰れば10%、そこで食べれば8%、そしたらみりん風は何%だったかな、こういうような状況で、本当のみりんは何%か、そこら辺の区別は分かりません。とにかく主婦としては損すっとじゃなかろうかと。しかし、これをぶつぶつ言いよったら、本当のレジが進まないだろうと。まだ進んでおりませんので、その時期が来てないので分かりませんけども、非常に心配しております。 もう一つ、何かカードで、カードでということなんですが、カードになったら再びまたいろんな問題が起きはせんだろうかということで、私は10%は10%に上げてもろて、そしてそれを社会にね、本当にまじめに困っているところとか、しなければならないところにまじめに還元していただきたいということで、実際やってみて、いろんなことが浮上した時には、またそれを考えていただきたいということも考えて。今のようなこういう、税よりも事業をするのがたくさん、消費税よりもたくさん出るんだという話を聞けば、何のための消費税の引き上げだろうかと、ますます分からなくなっておりますので、ここで意見書にはぜひ出したいということで、賛成をいたしました。以上です。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。8番、吉田幸一郎議員。 ◆8番(吉田幸一郎君)  あまりにも賛成討論が多いので、反対討論を行いたいと思います。 この国に対し消費税10%への引き上げを求める意見書請願は、昨年の11月26日、請願第3号で出されております。また、請願の名前も差出人の住所も同じ請願が出ております。代表者の名前が変わっているばかりであります。その折に、この請願に対しては市議会で不採択とされております。 消費税に関しては、誰しも、税が上がるということは反対であることは分かりますが、少子化の中、今後、年金、医療、介護などの社会保障費が膨らんでいく中で消費税を上げるということは、皆さん賛成ではないかなと思っております。 平成24年、社会保障の安定財源の確保を図る税制の基本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律により、来年10月に10%に変更する法律が可決されております。その中で附則では、施行前に経済状況の好転にあってさまざまな経済指標を確認し、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を求めて所要の措置を講ずると明記されており、延長を含め10%への税制改正をするかどうかを総理大臣が判断することになっております。その判断を我々は、法律で改正されておるので、今、待っておる状態ではないかと思います。今、このようにして2月、また同じような請願が出されたということで、我々議会としては、この請願に関しては不採択であるということが当たり前じゃないかなと思いますので、不採択という立場で討論をさせていただきます。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。14番、中村議員。 ◆14番(中村久幸君)  私も反対の立場で。今、お話が出ましたので、軽減税率等いろんな対応をするのに、その2%よりも多く使うようなやり方では何もならんような話をされたんですね。この軽減税率は、先ほど共産党のほうからもありましたように、高所得者と低所得者の同じような税率という、そこの負担が低所得者と高所得者の食品に対する割合を考えた時には、絶対に低所得者のほうが食品にかける割合というのは物すごい高いわけですね。その分が安くなるということは、低所得者に対しての負担が安くなると、軽減になるということは間違いないんですね、パーセントで言っても。それと、分かりにくいというのは、今いろんな、交錯しているから分かりにくいんであって、これはやってみてなれてくると思いますので。 それと、先ほどプレミアム商品券とかで余分に要るんじゃないかと。これはずっとやるわけじゃなくて、一時の消費が落ち込むのをするために、そこの最初の分だけですから。そういうことで、ずっとその金が要るということではないということで。ただ、そういうことで今回請願が出ていますけれども、これは先ほども吉田議員が言われたように、やはり社会保障関係をしていくためには、どうしても必要な財源だということを思いまして。だからわざわざ、今もう法的にも決まっている、これを中止しろというのを出すべきではないと私は思いまして、反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。5番、小林知誠議員。 ◆5番(小林知誠君)  途中でもう終わったのかなと思ったら、また再開しましたので、私も原稿を頑張って書いてきましたので、意見を述べさせていただきます。 日本共産党議員団の小林です。請願に賛成の討論をいたします。 賛成の第1の理由は、消費税制度そのものが逆進性の強い最悪の税制だと。収入の少ない人ほど負担がひどくなることです。例えば働けないで病院に入院している人にも、ミルクを飲む赤ちゃんにも容赦なく機械的に消費税はかかります。 第2の理由は、インフレ不況のこの時期には増税すべきでないことです。消費税制度に賛成の学者も、今のこの時期には増税すべきではないと発言しています。今の日本の経済状況は、物価が上昇しているにもかかわらず賃金が追い付いていません。今度の春闘でも上がっておらないようです。国民の購買力は弱く、物価高のインフレ不況という状況です。3月、4月から多くの食料品の値上げが実施されます。子供の大好きなアイスクリームにも大幅な値上げが実施されます。また、米国・中国の貿易摩擦、イギリスのEUからの離脱問題で日本の輸出も低下します。このように国内経済、国際経済状況も不透明な中で増税は中止すべきであります。 第3の理由は、買う場所や買い方で消費税のかかり方が違うということです。買うもの、買う場所、買う方法によって何通りもの税率になり、消費者はもちろん、中小小売店にも混乱と負担が広がることは間違いありません。 少し詳しく述べます。複数税率には消費税を10%に引き上げる際、食料品や定期購読の新聞は現在の8%に据え置くなどというものです。先ほど高木議員もおっしゃられましたけども、みりんは酒類なので税率10%で、みりん風調味料は食料品なので8%と、宅配の新聞は8%、コンビニや駅の売店で買う新聞は10%などというように大変複雑であります。生きた牛や豚、熱帯魚は10%で、牛肉や豚肉や食用の魚は8%になるなど、あまりにもややこしい仕組みです。これにポイント還元が加わると、中小小売店で買った食料品は持ち帰れば8%の税率から5%の還元分を引いた3%で、店内で食べれば10%から5%差し引いた5%になります。フランチャイズのコンビニで持ち帰れば8%から2%差し引いた6%、店内飲食は10%から2%差し引いた8%。大企業のスーパーなどでは持ち帰りでも店内飲食でも還元がなく、それぞれ8%と10%と。私は読みながらわけが分からなくなります。 このように、消費者に負担をかけないようにと分かりにくい制度をするくらいなら、消費税増税をしないほうが一番だというふうに思います。以上のような理由で請願に賛成いたします。討論を終わります。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  請願第1号に反対の立場で討論をいたします。 先ほどから反対討論、あるいはまた賛成討論ありました。私は、これは先ほど反対討論の中でも8番議員が言われましたけれども、これは誰でも税金が上がるのは、これ誰でも上がらんほうがいいんです。しかしながら、ここで私がこの請願に反対討論をする理由は、今後、少子高齢化が急激なスピードで進んでいき、現役世代、これが減少していきます。そうした時に、やはり社会保障の、四つの社会保障、年金とかいろいろあります。こういったものがどうしても財源不足になってしまう。 そうした中で、やはりこの消費税というのは、一番高齢化社会においても社会補正の財源となりますし、そしてまた、先ほどから所得税とかいろいろおっしゃっていましたけれども、やはり一番安定しているのはこの消費税ですね。これは年齢を問わず全国民にこれは充当するわけですから。そうした意味で、やはり安定的財源を考えると、消費税の増税はやむを得ないんじゃないかなというふうに思います。 そしてまた、ここで、今まで社会保障ということで言われていましたけれども、今までいろんな社会保障の使い道ですね、使途、これがいろいろ不安がられるところもあります。 しかし、今回、これを見てみますと、私もちょっと調べてみましたけれども、この中に、例えば皆さんご承知のとおり、幼児教育無償化、そして年金生活支援給付金、これら等も考えておられます。そしてまた、昨日でしたか、この幼児教育無償化については、参議院の予算審議の中でもおっしゃっていましたけれども、一応9月末まで生まれた人を対象にするというふうなこともおっしゃっていました。 それとまた、これは税制の改革、あるいはまた子育て世帯向けのプレミアム商品券、これも先ほどおっしゃっていました。このことが、先ほどもおっしゃっていましたけれども、昨日も言われていましたけれども、これもやはり9月末までの生まれた人たちを対象にすると。この中ではいろんなプレミアム商品券を、例えばゼロ、2歳児とか限られている、低所得者とか限られています。このことについては、いろんな批判もあろうかと思います。しかしながら、こういったことで、やはり景気が一時的に落ち込むのを何とか防いでいこうというふうなことを考えております。それとまた耐久の消費財、いわゆる自動車とか住宅ですね。この購入者に対する税制予算措置、こういったものを考えておられます。 そしてまた、先ほどもおっしゃっていましたけども、中小小売業者に対する消費者ポイントの還元ですね。これもされています。あるいはまた商店街の活性化、あるいはまた防災・減災、国土強靭化、こういったものにも、例えば災害等が起きた時にも、こういったのにも財源を使っていこうということですから。やはり私は、皆さんが本当にこの消費税、誰でも税が上がるのは、これを求めている人はいないと思います。しかしながら、やはり今この消費安定財源である消費税を2%増税して、そしてやはり社会保障、こういったものに使っていくと。ですから、この使い道を間違わないように、きちんと私は使っていただきたい。 それとまた、1点だけ言っておきます。この消費税の中には、私は一般質問でも質問しましたけれども、これは地方消費税交付金ですね、これもあります。こういったものも今回、市長の公約の中にも、幼児教育なんかのをいろいろうたわれています。こういったところに地方消費税の交付金、こうしたのも市独自で、私は、この政府の次の施策に非常に手厚い支援措置をしていただいて、そしてこの消費税が上がった効果を十分果たしていただきたい、こういうことを希望いたしまして、この請願第1号に反対討論といたします。 ○議長(林田久富君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  以上で討論を終結します。 これより請願第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本件に対する総務委員長の報告は、不採択です。それでは、請願第1号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立少数であります。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。 日程第57、発議第1号「南島原市議会委員会条例の一部を改正する条例について」を議題といたします。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  討論なしと認めます。 これより発議第1号を採決します。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 日程第58、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」、日程第59、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」、以上2件を一括議題といたします。 順次、討論を省略し、採決します。 まず、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。 次に、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」同意することに御異議ありませんか。     〔「異議あり」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議がありますので、本件は起立によって採決します。同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(林田久富君)  起立多数です。よって、諮問第2号は同意することに決しました。 日程第60、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」議題といたします。各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配布しておりますとおり、閉会中の継続調査の申し出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(林田久富君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から、あいさつの申し出があっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君)  閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 このたびの議会は、2月21日から本日までの28日間にわたりまして開かれたところでございますが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして、終始熱心に慎重なる御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて、御報告を申し上げます。 2月14日、北有馬町の「有馬の石橋群5橋」が長崎県指定有形文化財に指定をされました。今回の指定は、「有馬の石橋群5橋」が地域の特性を残した近代化を象徴する土木構造物で、長崎県を代表する石橋として高く評価されたものでございます。 今後は、保存に努めるとともに、ホームページ、また広報紙などで、その価値を皆様に紹介してまいりたいと考えております。 次に、2月23日から3月3日まで、第18回セミナリヨ現代版画展を開催いたしました。長崎県内はもとより、全国から昨年を2,000点あまり上回る、過去最高の1万5,869点もの出品をいただいたところでございます。 開催初日には、全国から多くの受賞者と、その御家族をお迎えして表彰式を行いました。議員の皆様にはお忙しい中に御出席を賜り、感謝を申し上げます。 次に、2月24日、第28回原城マラソン大会を開催いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中、御出席を賜り、ありがとうございました。 当日は天気にも恵まれ、長崎県内はもとより、遠くは千葉県からも。総勢1,749人の選手の皆様と、多くの応援の方々にお集まりいただき、盛会のうちに無事終了することができたところでございます。 ゲストランナーとして、マラソンランナーの谷川真理さん、北京オリンピック400メートルリレー銀メダリストの高平慎士さん、そして十八銀行女子陸上部、松浦高校の陸上競技部をお迎えし、一緒に走っていただきまして、「早春の原城」を十分に満喫していただいたのではなかろうかというふうに思っております。 実行委員会関係者をはじめ、御協力いただきました皆様方に感謝を申し上げます。 このほか、会期中に皆様方からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政運営に反映させてまいりたいと存じますので、引き続き御協力をお願い申し上げます。 日一日と寒さも緩み、春の色が濃くなりつつありますが、皆様方におかれましては、健康に留意していただきまして、ますます御活躍いただきますように心からお祈りを申し上げまして、閉会のあいさつといたします。 本当にありがとうございました。 ○議長(林田久富君)  これをもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。 これにて、平成31年第1回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後4時05分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長     林田久富南島原市議会副議長     井上末喜会議録署名議員     松永忠次会議録署名議員     小嶋光明...