南島原市議会 > 2017-10-06 >
10月06日-07号

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  1. 南島原市議会 2017-10-06
    10月06日-07号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    平成29年  9月 定例会(第3回)第7日 10月6日(金曜日)出席議員(21名)       1番  田中次廣君    12番  中村久幸君       2番  金子憲太郎君   13番  下田利春君       3番  小林知誠君    14番  川田典秀君       4番  柴田恭成君    15番  隈部政博君       5番  高木和惠君    16番  吉岡 巖君       6番  吉田幸一郎君   17番  山本芳文君       7番  隈部和久君    18番  草柳寛衛君       8番  林田久富君    19番  桑原幸治君       9番  小嶋光明君    20番  松永忠次君       10番  黒岩英雄君    21番  中村一三君       11番  井上末喜君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      渡部 博君 企画振興部長    伊藤幸雄君    市民生活部長    本多弘和君 衛生局長      菅 三郎君    福祉保健部長    田口克哉君 農林水産部長    森崎一成君    建設部長      森永茂夫君 水道部長      林田 亨君    教育次長      深松良蔵君 行革推進室長    栗田一政君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     笹田 勝君    農業委員会事務局長 綾部洋一君 監査委員事務局長  森 宗次君議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        森山博之君 書記        永吉共泰君 書記        鳥瀬美智君第3回定例会議事日程 第7号 平成29年10月6日(金)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第81号 南島原市農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について日程第2 議案第82号 南島原市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第3 議案第83号 平成29年度南島原市一般会計補正予算(第2号)日程第4 認定第1号 平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第5 認定第2号 平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 認定第3号 平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 認定第4号 平成28年度南島原市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 認定第5号 平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第9 認定第6号 平成28年度南島原市水道事業会計決算の認定について (採決)日程第10 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第11 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第12 諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦について (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第13 発議第7号 「道路整備事業に必要な予算確保に関する意見書」の提出について日程第14 発議第8号 議員政治倫理条例調査検討特別委員会の設置について日程第15 議員定数等調査検討特別委員会中間報告日程第16 閉会中における各委員会の継続審査調査申し出について     午前10時00分 開議 ○議長(中村一三君)  改めまして、おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。 山本芳文議員金子憲太郎議員から遅刻の届け出があっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第7号により、本日の会議を開きます。 ここで、発議等について、議会運営委員長から報告を求めます。柴田恭成委員長。 ◆議会運営委員長柴田恭成君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 発議等につきまして議会運営委員会を開きましたので、その協議結果をご報告いたします。 発議第7号「「道路整備事業に必要な予算確保に関する意見書」の提出について」は松永忠次議員から、発議第8号「議員政治倫理条例調査検討特別委員会の設置について」は議会運営委員長から、また議員定数等調査検討特別委員会委員長から中間報告をしたい旨の申し出が議長にあっております。つきましては、発議2件、中間報告1件を本日の議事日程とすることに決定いたしました。 以上が、議会運営委員会協議内容であります。よろしくお願いいたします。報告を終わります。(降壇) ○議長(中村一三君)  日程第1、議案第81号「南島原市農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について」から日程第9、認定第6号「平成28年度南島原市水道事業会計決算の認定について」まで、以上9件を一括議題といたします。 まず最初に、決算審査特別委員会委員長から、審査結果の報告を求めます。松永忠次委員長。 ◆決算審査特別委員長松永忠次君) (登壇) 皆さん、改めましておはようございます。 ただいまより決算審査特別委員会の報告をいたします。 去る9月20日の本会議におきまして、決算審査特別委員会に付託されました認定第1号「平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」、審査の結果並びに経過を報告いたします。 9月25、26、27日までの3日間にわたり決算審査特別委員会を開催いたしました。 まず、決算審査特別委員会の出欠状況であります。9月25日は、出席者18名、欠席者2名でありました。26日は、出席者16名、欠席者4名でありました。27日は、出席者17名、欠席者3名であります。 審査にあたりましては、執行部に対し決算書などに基づく詳細な説明を求めるとともに、必要な資料を請求いたしました。 その上で、予算の執行が関係法令に従って適正かつ効果的に行われているかどうか、また、施策や事業の目的がどの程度達成されているか、市民サービスや福祉の向上にどのように貢献したか等の視点から慎重に審査を行い、市政全般について、活発な質疑が行われました。 まず、冒頭に平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算について総括説明を受けました。歳入の状況につきましてですが、28年度決算額は340億2,722万8,000円で、前年度に比較して3億9,525万1,000円、率にして1.1%の減になっております。 増減の主なものにつきましては、市税が1億1,965万2,000円の増で、所得等の伸びに伴う市民税の増であるものであります。 地方交付税は3億1,338万1,000円の減で、これは熊本地震並びに豪雨災害等により特別交付税は増となったものの、普通交付税は合併算定替と国勢調査人口による減であります。 県支出金は1億9,406万7,000円の減で、これは長崎県こども基金事業補助金などの減によるものであります。 繰入金でありますが、これは4億8,365万6,000円の増であります。これは繰上償還の財源として減債基金の取り崩しなどによるものであります。 市債は4億3,510万の減であります。これは市道改善事業合併特例債の減によるものであります。平成28年度決算では市税の自主財源が26.8%、地方交付税など依存財源が73.2%であります。 本市の歳入財源の構成は、地方交付税国県支出金、地方債などに依存する体質であります。 続きまして、歳出の状況についてでありますが、28年度決算額は318億2,944万3,000円であります。前年度に比較して3億9,186万1,000円、率にして1.2%の減となっております。 増減の主なものは、人件費は1億7,172万1,000円の減であります。主に職員数の減に伴うものであります。 扶助費は2億6,067万1,000円の増で、これは臨時福祉給付金の増によるものであります。 公債費は6億8,166万2,000円の増で、これは繰上償還を行ったもので、増になっております。 普通建設事業費は3億2,699万4,000円の減で、主に四つの中学校外壁修繕工事の終了に伴い、それと市道改善事業費の減であります。 補助費等は3億5,465万5,000円の減で、これは国の補正予算で実施されたプレミアム商品券事業の終了に伴う減であります。 積立金は9億2,951万7,000円の減で、これは剰余金を減債基金へ積み立てを行ったことによる減であります。 本決算審査特別委員会は、議長を除く議員全員で構成された委員会でありますので、審査の過程での主な質疑などを集約して報告を行いたいと思います。 まず、地域総合整備資金貸付金収入は、どこからの返還金かとの質疑に対しまして、新たな雇用を創出する事業所に対して貸し付けをしており、返還は地域福祉総合財団からの返還金との答弁でありました。 次に、予算額等に対し不用額はどのくらいあるのかとの質疑に対しまして、全体で22億円程度との答弁でありました。その答弁に対し、補正で減額できるものは補正すべきだとの意見も出ました。 次に、ふるさと応援寄附金の報償費はお礼になるのか。また総務省から30%以下にしないとという通知があっていると思うが。この質疑に対しまして、報償費はお礼に係る費用である。総務省から通知が来ているが、平成27年度のポイント制に変更する時点において、お礼の品は3割ぐらいに制度設計をしており、該当するものはなかったとの答弁でありました。 次に、自動車運転の中止について大体分かったが、自動車走行技術を応用した農業IoTとの関連について、の質疑に対しまして、人工知能技術を活用し、農業IoTについて南島原市をフィールドとして事業展開できないか、長崎県内の企業と進めているとの答弁でありました。 次に、教育委員会の不用額がすごく多い。予算額に対しての執行率、執行額、不用額の合計とその理由はとの質疑に対しまして、不用額は12%ほど、執行率は73.1%、繰越額が15%ほどであり、不用額の出た理由について、5課からそれぞれ説明が行われました。答弁に対しまして、新年度予算を組む上で指摘されたことを念頭に置く必要があると思うが、どのように考えているのかという質疑に対しまして、突発的な事案等を除き、不用額が出ないよう予算を精査し、編成していきたいとの答弁でありました。 次に、公共施設災害ピロティー文化センターの修繕は保険で対応できなかったのかという質疑に対しまして、町村会に加入する建物災害共済保険の対象外となっているとの答弁でありました。 次に、住宅使用料の未済額に一番長いのはどのくらいかという質疑に対しまして、平成19年度からとの答弁でありました。 次に、河川費の執行率は55.9%、港湾費の執行率は56.2%と悪かった理由についての質疑に対しまして、河川費は昨年度発生した災害で執行できなかったために繰り越しをしている。港湾費は国庫補助が半分程度しか措置されなかったことによる県営事業負担金の減額が主な原因であるとの答弁でありました。 次に、農林水産施設災害復旧事業費補助金1億3,521万2,979円の収入未済額は平成29年度へ繰り越したとの説明であったが、現在の進捗状況はとの質疑に対しまして、施設39地区、農地64地区あったが、5地区を残して全て終了しているとの答弁でありました。 次に、オリーブ推進事業で1本5,000円の補助金が出ているが、何本オリーブを植えているのかとの質疑に対しまして、昨年度は846本分を補助したとの答弁でありました。 次に、固定資産税収入未済額が減っているが、特に違った取り組みをしたのかとの質疑に対しまして、10年ぐらいずっと上がっています。滞納者に対し預金調査給料調査生命保険調査、家宅捜索、隣戸訪問による生活実態調査やファイナンシャルプランナーによる生活改善を行っている。また、昨年も差し押さえを297件実施したとの取り組みで、このような取り組みにより収入未済額が減ったのではないかという答弁でありました。 次に、南島原保健組合負担金6,536万8,000円の内訳をとの質疑に対し、一般事務・議会費が191万円、病院管理負担金が985万9,000円、救急告示病院交付金負担金が339万4,000円、病院事業債元利償還金負担金943万5,000円、病床交付金負担金4,077万円との答弁でありました。 次に、簡易水道事業特別会計費、繰出金9億2,600万円の内訳についての質疑に対しまして、約7,540万円が人件費等の事務費であり、約9,530万円が施設整備費となっております。約7億5,599万円が公債費に充てているとの答弁でありました。 次に、社会福祉協議会への補助金の1割減の原因はとの質問に対しまして、平成28年度当初から1割減額と決めていたとの答弁でありました。 質疑を終了した後、討論がありましたが、まず、反対討論といたしまして、市民の高齢化、貧困化が急速に進んでいる中、福祉面の施策が不十分であること。二つ目に、国保会計への対応が不十分であること。一般会計から4億500万の繰り入れは評価するが、もっと増額して国保税を引き下げるべきではないか。三つ目は、長崎新幹線、三県架橋など大型事業の推進の立場に立っていること。以上、3点の反対討論が行われました。 賛成討論はなく、討論が終結し、起立採決の結果、賛成多数により、認定第1号「平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」は認定することと決定いたしました。 終わりに、委員会運営にご協力をいただいた理事者の皆様並びに長時間にわたり終始熱心に審議を賜りました委員の皆様に敬意と感謝を表しまして、決算審査特別委員会の報告にかえさせていただきたいと思います。お疲れさまでした。(降壇) ○議長(中村一三君)  次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆総務委員長(田中次廣君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 総務委員会における審査の経過及び結果についてご報告をいたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第82号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例について」の外1件と陳情1件であります。 審査にあたりましては、担当部局から説明や考え方を聴取し、審査をいたしました。その結果、議案第82号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例について」は、採決の結果、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第83号「平成29年度南島原市一般会計補正予算(第2号)」の総務委員会に分割付託された関係分につきましては、採決の結果、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、陳情第1号「南島原市交通安全協会の運営・活動費にかかる補助金の見直しをお願いする陳情」につきましては、採決の結果、継続審査とすることに決定しました。 それでは、審査の過程において特に議論になった点について、順次報告をいたします。 初めに、議案第82号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例について」でありますが、提案理由につきましては、本会議にて説明がありましたので、ここでは委員会での質疑について報告をいたします。 まず、委員から、酒気帯び運転は当然やってはいけないことだが、事故を起こした後、職員に厳しい注意をしたとのことだが、全職員に対し市長が行ったのかとの質疑がございました。これに対しまして、前回の嘱託職員が逮捕された時は、市長自ら西有家庁舎、有家庁舎、南有馬庁舎を回り、基本的には全職員、業務に支障のない職員に直接訓示を行った。その他の支所については、総務部長、人事課長が出向き訓示を行った。今回は緊急部局長会議を開き、市長が訓示を行った。それを受け、部局長が職場に帰り、部下に対し厳しく指導を行った。職員の教育はやってはいるが、このような案件が出てくると十分ではなかったと言わざるを得ない。5月の件を受けて、8月に2日間職員を対象に交通安全の研修会も行ったところだが、今回事故を起こした職員については、業務の都合で参加していなかった。やはり全員が受けていないという部分については、もう1回原点に立ち返って、もし時間帯に来られない場合のフォローもしっかりとやるような体制を、今構築にかかっているところです。今回は5月の件があった後、もう1回綱紀粛正についてしっかりとみんなで取り組もうとした矢先だっただけに残念であります。やはり十分ではなかったと反省をしているという答弁でございました。 また、委員から、市長が全員に訓示をしても、今回、綱紀粛正をかけていても効果がなかったというのが一番問題だと思う。その点については、一人ひとりの意識だと思う。厳しく職員にもう一度自覚してもらうよう、総務委員会でもこのような意見が出たということを皆さんに伝えて、職員としての自覚と尊厳を大切にしてもらい、それぞれ職務にあたってもらいたいと思いますとの意見がございました。これに対しまして、9月28日に部局長会議を開催する予定になっておりますので、その時にしっかりと今の委員会での議員の皆さん方のご意見を伝えますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、議案第82号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第83号「平成29年度南島原市一般会計補正予算(第2号)」、総務部関係についてでございます。 委員から、債務負担行為を起こした場合と、起こさなかった場合の説明をとの質疑がございました。これに対しまして、企画のほうの雇用基金委託事業ですが、一応計画は3月31日までの計画で出されていて、その分、人を雇いますという計画で予算を確保しましょうということで、今回の補正予算で計上をしている。実際、企業のほうが3月で終わって4月以降も雇うのではないかという部分もあるわけです。その分を通しでしたほうがいいのでないかということで、そうすると補正予算では3月31日までしか予算がないわけですので、4月以降の分も保証するために債務負担行為の設定をして1年間とのことでしたので、例えば11月ぐらいから翌年10月まで委託契約ができるというふうにしたほうがいいんではないかというお尋ねであったと思います。基本的に今回の補正予算は、3月31日までの計画に基づいた予算の措置をお願いしているところですという答弁でございました。 委員から、非常備消防費について、今まで使っていた消防団服が規格に合わなくなったということで、今回、消防団服を更新するということかとの質疑がございました。これに対しまして、消防団員には服制基準という国が決めた基準があります。これが平成26年2月に新しい服制基準が定められ、消防のシンボルカラーでありますオレンジ色の配色を多めにした新しい基準に変わり、これに伴って消防団の活動服のデザインが変わり、今の基準になったことに伴うものですという答弁でございました。 委員から、本来だと当初予算に計上するのが妥当であった、そのような考え方なのかとの質疑がございました。これに対しまして、当初5年計画で更新するという計画でございましたが、これはあまり長過ぎる。分けるんであれば2年なら2年ということで消防団のほうと十分協議を済ませてあれば2年でもいいと思ったが、その辺あまりうまく協議がなされていなかったとの認識をしましたので、今回計上させていただきました。本来であれば、当初での計上がよかったかと思っておりますという答弁でございました。 総務部の質疑を終了し、次に企画振興部関係についてでございます。 委員から、債務負担行為による予算書の作成と真砂の前の土地購入費の金額の根拠と使用目的についてとの質疑がございました。これに対しまして、基金事業の契約の件ですが、議案質疑の中で債務負担行為でするべきではなかったかとの指摘をいただき、原則は1年以上の雇用という事業の要件になっております。原則ということで1年間雇用契約を結ぶのが適当でない時には、その辺も認めていくというような文言も入れてあります。そういったことから、事業者がまず年度途中でありますが、年度末までの計画を提出いただき、そこで一旦契約のほうを完了させていただいて、次年度以降はさらに更新ができますので、そういった事業の状況を見ながら、次年度については、再度こちらのほうで精査をさせていただくというような対応をこれまでもとってきたところです。そのようなことから、雇用については原則1年以上ということですが、委託期間が3月31日までという期間で雇用いただいているということで応募をいただいた事業者の了解を得て、今回こういうお願いをさせていただいたということです。 次に、真砂の前の土地の件についてですが、まず金額の根拠です。交渉にあたって、昨年度、真砂の周辺の土地を3筆購入して、世界遺産に向けた駐車場の整備を行っております。その時購入した土地については、不動産の鑑定を行い、その金額に基づいて購入をいたしました。今回はその土地に隣接する土地ということになりますので、その辺を根拠に交渉させていただきたいと考えております。使用目的ですが、場所が現在整備している駐車場に隣接している土地でもありますし、また史跡と接した土地であります。それと真砂の周辺でもあり、将来的に現在の駐車場と一体的に整備をするのが適当であろうというようなことで、今回土地について相談を行い、交渉に応じていただける了解をいただいているところですという答弁でございました。 また、委員から、一応は土地だけ買うとのことだが、建物はどうするのか。また土地の面積はとの質疑がございました。これに対しまして、その土地には住宅も建っております。その住宅についてですが、今後交渉の中でそこをどうしていくのかというところを当然話していくわけですが、更地にしていただくのか、それとも建物を市のほうで使ってくださいというようなことであれば、市のほうとしても、そこら辺を交渉する中で考えていきたいということです。また土地面積は572.43平方メートル、173.4坪ですという答弁でございました。 委員から、あの家は建築されて40年ぐらい経っているようだが、例えば解体するなら、一般的にはその土地代から解体費用をある程度差し引いた金額で売買が行われている。建物はある程度方向づけをしてから交渉をすべきじゃないかとの質疑がございました。これに対しまして、建物については昭和46年建築です。ただし、途中で改修されており、解体するにはもったいない、そのように判断をしております。そこが売買に出たのが分かったのが、空き家バンクのほうに登録をしていただきました。そして1回中を見せていただいております。解体するには大変もったいない家屋だと思っておりますという答弁でございました。 委員から、家と土地で幾らと、そういう交渉をして、相手もその辺でいいということになれば予算をつけていいだろうけれども、ちょっと順序が逆のような気がするがとの質疑がございました。これに対しまして、既に売りに出ていたというのもあり、話をさせていただいている。その段階で所有者としては、土地建物一体でお譲りをしたいというようなことでありましたので、市としても、あくまで土地購入というようなことでの交渉の相談をさせていただいており、交渉に応じていただけるということで、内諾はいただいておりますということでした。そのような答弁でございました。 また、委員より、所有者の方は家、土地とも市に買ってもらいたい。ただし金額は土地代金だけでいいですよということで、大体所有者の内諾をもらっている。そして、その家については、今の段階では、雲仙市が行っている移住・定住に向けたお試し住宅など、そういうものに活用できるのではないか。そのような考えではないかとの質疑がございました。答弁といたしまして、そのとおりですということでございました。 次に、雇用創出基金事業について、委員からの質疑でございます。 委員から、鮮魚を使った新商品開発と販路開拓事業はどのようなことなのかとの質疑がございました。これに対しまして、雑魚の魚というものが今まで自家消費されていましたが、何らかの商品にならないか取り組みを今後やっていきたいというふうなことで計画があり、販路開発も含めて行うとのことですという答弁でした。 また、委員から、ダイレクトマーケティングBPO事業とはどのようなことを行うのかとの質疑がございました。これに対しまして、ダイレクトマーケティングBPO事業ですが、BPOというのは、ある会社が外部にその会社の業務を外注する、委託することをBPOと広くは言うとのことです。これまでは例えばコールセンター日本テレマーケティング株式会社のほうで受けているのは、その一定の部分をコールセンター業務として受注をしているとのことですが、今後につきましては、ある企業が例えば総務であったりとか、経理であったりとか、そういう一連の業務を一括して受注をし、そうすることによって、今までコールセンターでの電話での対応のみであった業務というのが、例えば顧客の管理であったりとか、販売の企画であったりとか、そういったところまで業務が広がる。そうすると、その通常の一般の事務であったり、そういったことも会社でやることになる。そのようなことから、新たな雇用の拡大というものにつながるということで、事業の計画を今いただいているという答弁でございました。 また、委員から、委託料は幾らかという質疑がございました。これに対しまして、日本トータルテレマーケティング株式会社に対しましては、本年度分で353万7,000円の計画ですということです。 次に、委員から、NPO法人のコミュニティーについての説明をとの質疑がございました。これに対しまして、NPO法人コミュニティースポーツクラブTEAMひまわりが実施する事業ですが、高齢者健康増進・サークル形成支援事業となっております。現在、子供のスポーツ教室などを中心に、地域に出向いて活動をされております。今後増加をしてまいります高齢者の皆さんにも健康づくりに取り組んでいただきたい。特にそういった部分に事業を広げたいとのことで、今回1名を雇用して事業に取り組むとのことです。高齢者の方の今現在の拠点になっているのが、西有家のB&Gの体育館ですが、そこに人を集めてやるというような状況ではありませんので、地域に出向いて高齢者の皆さんにそういう健康づくりの教室などを開催していくというような事業になっておりますということでございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第83号のうち、総務委員会に分割付託された関係部分につきましては、原案のとおり可決することに決しました。 次に、陳情第1号「南島原市交通安全協会の運営・活動費にかかる補助金の見直しをお願いする陳情」についてであります。 財務状況、決算書の提出をしていただき、審査をするとの理由で、前回継続審査になっておりました。今回、交通安全協会事務局長に出席をいただき審査いたしましたが、採決の結果、継続審査とすることに決定しました。 閉会中における委員会の継続審査調査申し出について、議長に申し出をすることに決定しました。 以上で、総務委員会委員長報告といたします。(降壇) ○議長(中村一三君)  山本芳文議員金子憲太郎議員は出席をされましたので、ご報告をいたします。 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。隈部和久委員長。 ◆文教厚生委員長(隈部和久君) (登壇) おはようございます。 早速、文教厚生委員会における審査の経過及び結果について報告いたします。 本委員会への付託案件は、議案1件、認定2件です。 なお、提案理由については、本会議において説明がありましたので割愛し、主な質疑について順次報告いたします。 まず、議案第83号「平成29年度南島原市一般会計補正予算(第2号)」について、教育委員会関係分で、子どもの悩み相談事業の言葉の指導とはどういうことをいうのかという質疑に対し、いわゆる言語障害と言われる発音が正しくない、言語の発育が遅れている、また吃音というような障害を持った児童に対し、通級型つばさにおいて指導員を1名配置して行っているという答弁です。 指定寄附金の53万円について、氏名の公表はできるのか。50万円は、以前も長野小学校に寄附していただいた安達株式会社さんからいただいている。3万円については、有家図書館の図書購入費に充当するが、個人のため公表は控えるという答弁でした。 次に、学校施設や周辺管理について、除草や樹木の剪定等はどのように行っているのかという質疑に対し、普段は用務員を配置して対応している。また、美化活動として保護者が夏休みに参加している。大野木場小学校については、地形的にそれだけではできない部分があるので、若干の予算措置をして、シルバー人材センターに依頼している。また、さらに専門性が必要な樹木等については、夏休み期間中等に造園業者に依頼しているという答弁です。 小・中学校の用務員の男女の内訳はという質疑に対し、小学校は男性4名、女性13名。中学校は男性1名、女性7名であるという答弁です。 服薬管理が必要な幼児や児童の受け入れについて、本市はどのようになっているのかという質疑に対し、個別案件になるので、保護者や医者と相談しながら個別に対応していくことになるであろうという答弁です。 次に、市民生活部関係分について、ごみ焼却施設改修工事は定期的にしなければならないのかという質疑に対し、今回の件は17年間で初めてであるということ。 次に、健康福祉まつりの内容についての説明をという質疑に対し、医師会や看護協会など協力団体が26団体あり、それらの団体に参加をお願いしている。西有家みそ五郎まつりが11団体の参加、深江産業まつりが8団体、加津佐の夢・手づくりふれあいまつりは現在5団体、これに健康対策課、保険年金課、環境課、こども未来課等の参加を予定している。経費の使途として、ティッシュ、ウエットティッシュ、エコバッグやがん検診、特定健診等の啓発グッズ購入費に充当し、参加者に配布する予定であるという答弁です。 この答弁に対し、エコバッグは今までもさまざまな場面で配布されてきたので、それよりもウォーキング時の反射材テープ等のほうが喜ばれるのではないかという質疑に、十分検討したいと思うという答弁でした。 また、今回は加津佐、西有家、深江の3カ所だが、次年度以降の計画はという質疑に対し、次年度は残りの5カ所のイベントと協賛する形で行いたいと思うという答弁でした。 次に、福祉保健部関係分で、質疑として保育所等整備交付金の一つの園とはどこかという質疑に対し、有家の恵光保育園であるという答弁です。 放課後児童クラブ事業の内容の説明をという質疑に対し、小学校に就学している児童で、保護者が仕事等で昼間家庭にいないものの、放課後及び長期休日等に児童クラブで預かり、適切な遊び及び生活の場を与えて健全育成を支援するという事業であるという答弁です。 放課後児童健全育成事業費補助金の引き上げ基準の内容はという質疑に対し、国が算定して決定するが、今回の改定で特に増額が大きかったものは、受け入れの児童数区分で1~19人の階層の基準額が144万7,000円から223万8,000円となっており、1施設当たり79万1,000円の増額である。また、20名~45名の階層では374万4,000円から430万6,000円となり、同様に56万2,000円の増額となっているという答弁です。 全ての質疑を終了し、討論なく、採決の結果、議案第83号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決することに決しました。 次に、認定第2号「平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」。 質疑、はり・きゅう・あんま・マッサージ助成事業の申請者数は、28年度分は対象者数1万3,276人のうち、1,098人が利用したという答弁です。 助成券はどんな所で使えるのかという質疑に対し、本市のはり・きゅうの要綱に基づき、市に登録をしている施術所になるということです。 はり・きゅうは保険がきくのかという質疑に対し、保険が適用される部分が限定されており、医師が対象となる病気、神経痛、リウマチ、頸腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症に関して、はり等の治療が有効であると認め、医師の同意書があれば保険適用となるが、この場合、自己負担は3割だが、この時の自己負担分として助成券を利用することはできないという答弁でした。 討論なく、採決の結果、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第5号「平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」。 保険料の不納欠損額2万9,800円は何名分なのかという質疑に対し、3件分で2名であるという答弁です。 収入未済額294万4,200円についての説明をという質疑に対し、この収入未済額には特別徴収保険料及び普通徴収保険料の過誤納金還付未済額102万6,000円を含んでおり、普通徴収保険料の現年度分と過年度分、合わせて603件の164人分、397万200円が滞納となっているということです。 これに反対討論あり、採決の結果、認定第5号は認定することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申し出について議長に申し出をすることに決定しました。 以上、審査の過程では、このほかにも意見や要望が出されましたので、理事者におかれては、指摘や意見を真摯に受け止められて、今後の事務執行にあたられるようお願いいたします。 以上で文教厚生委員会の報告を終わります。(降壇) ○議長(中村一三君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求ます。下田利春委員長。 ◆農林水産・建設委員長(下田利春君) (登壇) 農林水産・建設委員長報告を行います。 去る9月20日本会議において、農林水産・建設委員会に分割付託されました議案2件、認定3件について、9月22日、全委員出席のもと慎重に審査いたしました。議案2件原案可決、認定3件認定することに全会一致で決しました。 議案説明は、本会議において説明をされているので、審査の過程で出された主な質疑について報告をいたします。 農林水産部、農業委員会関係について、議案第81号「南島原市農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について」、農業委員会事務局長から説明。 質疑として、名前も制度も変わっているが、仕事的にはどのように変わるのか。答弁、今回農地等の利用の最適化の推進が義務となり、その分の業務量が増えるので、推進委員を投入して増えた分をカバーする。 質疑、農業委員が減り、新たに農地利用最適化推進委員が新設されたが、予算的なものはどうなるのか。答弁、財源としては農地利用最適化交付金が交付される。試算とて350万円程度の報酬額が増える。 質疑、農業委員が19名に減る旧8町での区割りはどうなるのか。地域の方が代表でなければ隅々までは分からないことがある。旧町に最低1人の隔たりのない配分が必要ではないのか。答弁、地域別の指定はないが、各地域から地元のこと、農業推進を分かっていられる方を推薦・公募していただき、選任することになっている。 質疑、農地利用最適化推進委員と中間管理機構との関係は。答弁、中間管理機構と協力して農地の適正な利用を促すことになっている。 質疑終了、討論なし。採決の結果、議案第81号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第83号「平成29年度南島原市一般会計補正予算(第2号)」について、農村整備課長、農林課長、水産課長より説明。 質疑として、アナグマ捕獲報償金が大幅に増額されているが、現在の捕獲数と大幅増減の根拠は何か。答弁、8月、9月の集計はまだだが、7月までに既に70頭を捕獲、既に当初予算では足りない状況であり、今回増額補正をお願いした。 質疑、アナグマの捕獲檻の現在数は。答弁として、現在までに各支部に2基ずつ配布をしており、今回の補正で合計80基を配布予定である。 質疑、今回の災害復旧を契約するのが11月、12月になると思うが、不落等も出て繰り越しになることもあるが、対応はどのようにするのか。答弁、入札方法も管財契約課、建設課、農林水産と随意契約の方向で検討段階である。2回の入札まで2回札を入れれば、その後は不落随契ができることが自治法施行令に謳ってあるので、契約がスムーズに早目にできるよう検討しており、繰り越しがないように頑張っていきたい。 質疑、アナグマについては、イノシシ同様に関係自治体と協力して強く要望していただきたい。また随契については先進地の随契要綱を参考にして、工事が早く進むように取り組むべきであるが。答弁、そのような方向で頑張っていきたい。 質疑終了、討論なし。議案第83号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 次に、水道部関係についてであります。 認定第3号「平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、上水道課長より説明。 質疑として、部分的に管の布設替えをしているが、全体的に布設替えの時期が来ているのではないのか。答弁、維持管理から老朽施設、漏水が多い、水が回らない一方通行等の問題が上がってくる。今回の布津の場合は有家配管とつなぐことで水の周りがよくなるということであります。 質疑、一般会計からの繰入金、前回は10億2,700万程度、今回は公債費と同額の9億2,600万円、何を根拠に繰り入れているのか。答弁、公債費は基準内繰り入れと基準外繰り入れがあるが、それをもとに計算し、不足がある時は基準外として繰り入れをする。今回は28年度繰上償還で6億5,000万円程度が含まれており、実質繰入金は3億5,000~6,000万円程度である。 質疑、維持管理の不用額1,300万円の主な要因は何か。答弁、工事は1件だが、業務委託は最低制限がなく、低い金額で落札された結果である。 質疑、公債費利子の不用額は。答弁、繰上償還分利子3月分の減である。 質疑、繰越明許不用額の原因は何か。答弁、27年度からの工事費全額の繰り越し分で、工事費の執行残である。 質疑終了、討論なし。採決の結果、認定第3号は認定することに決しました。 なお、認定第3号の審査に伴い、委員より発言があり、委員長より理事者側へ一言申し上げましたが、これは全常任委員会においても同様の問題であるので、あえてこの場でも申し上げます。 特に決算においては、予算に対しての執行率、事業の効果、繰越明許、不用額が主な審査の対象となります。審査の過程で質疑と答弁がかみ合わず、暫時休憩を幾度か取り、かなりの時間を要しました。申し上げたのは、明朗簡単な答弁を心がけていただきたいということであります。あわせて今回議員各位においても、今後は明朗簡単な質疑に心がけていただくようお願いをいたしておきます。 本題に返ります。 認定第4号「平成28年度南島原市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、下水道課長より説明。 質疑として、一般会計からの繰入金は認定第3号と同様、繰上償還に半分ぐらい充てるのか、また何を根拠にしているのか。答弁、一般会計からの繰入金の基本的なのは、公債費の償還関係、事業関係、給料等である。下水道と上水道が違うのは、現在は下水道においては繰上償還をしていないことである。 質疑、下水道工事が終わると一般会計からの繰入金が減ってくるのか。答弁、工事が終わっても繰入金が減ることはない。現在借り入れの部分も据え置き期間があり、今後は逆に償還が大きくなる部分もあり、ほぼ工事負担金の部分がなくなっても、基本的に一般会計繰入金は変わらないと考えている。 質疑終了、討論なし。採択の結果、認定第4号は認定することに決しました。 認定第6号「平成28年度南島原市水道事業会計決算の認定について」、上水道課長より説明。 質疑なし、討論なし。採決の結果、認定第6号は認定することに決しました。 このほかにも詳細な質疑や問題点の指摘、協議があったと思います。理事者の皆さんは質疑や問題点や提案等を真摯に受け止められ、今後の行政運営に反映されるよう期待をいたします。 最後に、閉会中における委員会の継続調査の申し出について、議長に申し出することに決定をいたしました。 以上で農林水産・建設委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(中村一三君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員長報告に対する質疑をまとめるため、11時20分まで休憩いたします。     午前10時58分 休憩     午前11時20分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各常任委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、総務委員長に対する質疑を行います。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  総務委員長にお尋ねいたします。 第83号の平成29年度南島原市一般会計補正予算の中で、非常に丁寧に説明は伺ったんですが、真砂の前、駐車場の購入費なんですが、ずっと聞いておったんですが、最終的にはあの土地に建っている建物が非常にまだ使えるような状態というようなことが聞こえましたので、まず最初に、この土地の購入費として議案が上程されたものと私は思っていたんですけれども、最終的に市役所のほうの考え方は、駐車場というのはもうやめて、その家を活かそうという考え方に変わっているのかどうかというのを、一応お尋ねしたいと思います。 ○議長(中村一三君)  田中委員長。 ◆総務委員長(田中次廣君)  今の高木議員の件でございますが、当初、市としては駐車場に整備をしたいというふうなことで、そのような考えを持っていたようでございますが、土地の所有者の方と内々話をする中で、土地・建物一体として購入をしていただけないか、そしてまた向こうの希望としては、やはり家も活かしてほしいというような考え等々もあったというようなこと等もお伺いをいたしております。 そういったこと等で、先ほど答弁いたしましたように、家はまだ改築等もされておりますので、雲仙市等が行っておりますお試し住宅等に使いたい、そのような考えであるというような委員会での答弁でございました。以上でございます。 ○議長(中村一三君)  5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  ありがとうございます。そうすれば、最初は駐車場として購入する予定だったが、お試し住宅と、雲仙市がやっているようなことを自分たちも考えてみようということで、総務委員会の中で目的が変わったんだなと、私、今思ったんですけれども、まず最初に駐車場が必要だということで、駐車場として購入した場合は、私は公有財産ということで、目的持った駐車場ということで考えておりました。そういうことになったら、この購入した物件を普通財産とされるのか分かりませんけれども、そこはそれでもう市のほうの考え方ですから。となると、駐車場として目的を持つことになっていたんですから、別な箇所をまた手に入れるというか、購入するというような考え方に対しては、行政間の説明はどうだったのか。先ほどの公有財産に私はなるべきだったと思っていたんですが、その辺のところの説明もあっていれば報告願いたいと思います。 ○議長(中村一三君)  田中委員長。 ◆総務委員長(田中次廣君)  今回購入する土地については、当初駐車場利用を考えていたんですけれども、別の用途というようなことで、先ほども申し上げましたが、それに代わる駐車場を別の所に購入する、そういったことについては、今回の総務委員会の中では、質疑等はありませんでした。
    ○議長(中村一三君)  5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  なぜ私がこういうことを質問したかというのに対しては、こことはまた別なんですが、公有財産、普通財産の扱い方に対して緊張感がないと思うんですね。西有家のカムスの駐車場はいまだに公有財産となっている所を民間に貸されておりますので、駐車場がないんですね。駐車場として購入したのを別な使い方をされているので、何回かな、私も普通財産か公有財産かちょっとちゃんとして、そしてカムスの駐車場を別に設けてほしいと。そうでなければ困っているというようなことを私は思っておりましたので、この辺のところを慎重にお尋ねしました。ありがとうございました。 ○議長(中村一三君)  ほかにありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  これで総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 これで、農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で各常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第81号「南島原市農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第81号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第82号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号「平成29年度南島原市一般会計補正予算(第2号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第83号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号「平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。19番、桑原議員。 ◆19番(桑原幸治君)  認定第1号「平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」、反対の討論をいたします。 市長初め、職員の皆さんが市民の福祉の向上のために、また教育文化の面で努力されていることに敬意を表します。その上であえて反対する理由は3点あります。 反対する理由の第1は、市の財政が改善される中で、福祉面の施策がまだ不十分だということであります。高齢化率は年々上昇し、65歳以上が3人に1人を超えております。また、住民税非課税世帯は南島原市全世帯の37%、約7,000世帯にも達しており、市民の貧困化は深刻であります。長崎県の子供の貧困率は16.4%、ひとり親家庭の貧困率は54%に達しております。高齢化対策、子供の貧困対策を充実させなければなりません。高齢者・障害者交通費助成の大幅増額、介護保険料や利用料、保育料の引き下げ、子ども医療費の病院窓口無料化、学校給食費助成などが必要です。 反対の理由の第2は、国保会計への応援が不十分だということであります。国保税の引き上げを抑えるために、一般会計から4億500万円を繰り入れていることは大いに評価をいたしますが、それでも国保税の重い負担に加入者は悲鳴を上げております。高過ぎる国保税の責任は国の怠慢によるものですが、国が責任を果たすまでは市でやりくりする以外にありません。もっと繰り入れを増額し、国保税を引き下げるべきだと思います。 反対の理由の第3は、大型事業推進の立場に立っているということです。長崎新幹線や三県架橋などの不要不急の事業には反対すべきではないでしょうか。それらが国家財政、県財政の危機に拍車をかけ、市民の暮らしを苦しめることは明らかであります。 以上で、認定第1号への反対討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。12番、中村議員。 ◆12番(中村久幸君)  私は、28年度決算について賛成の立場で討論させていただきます。 全体的に見てですけれども、歳入は全体的には前年度よりも減少しておりますけれども、市税など自主財源は増えておるということ、また歳出につきましても、前年度比減少をしている中で、福祉関係やこの災害復旧費等は増額して対応されている。特に豪雨による農地災害に対する重機の借り上げなどの寛大な措置に対しては評価をできるということも含めて、私はこの決算については賛成討論とさせていただきます。 ○議長(中村一三君)  次に、反対討論の発言を許します。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  反対討論、賛成討論をお聞きしましたが、私も今回豪雨に対して早速いろんな形で助けていただいたというのは分かっておりますけれども、私たち南島原市は3市の中でも自主財源に非常に乏しく、依存財源が3市の中でも高いんですね。 その中でも、私的には自治会長の報酬、納税組合等の報酬、自治会活動補助金、それらを足してでも億単位の予算がかかっております。その辺のところの行革を考えておりましたところ、平成26年に自治会の数が428ということを知って、後ほど確認をいたしました。ところがその後に426ということで、なぜだろうということで話し合った結果、堂山団地と新切団地が二つ増えていたんですが、それは増えていないんだということで話をしてきたんですが、別々に堂山団地も堂山自治会も新切団地も別々に自治会を持っているにもかかわらず、私の目の前に見えたのが、堂山自治会の自治会活動補助金が堂山団地と堂山自治会を足した46で支給してあるのに対して、今、訴訟に入っておりますので、このことについては私も納得できませんし、まだ結果も出ておりませんけれども、この予算に対しては、私は認められないということで、これを反対討論といたします。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。4番、柴田議員。 ◆4番(柴田恭成君)  平成28年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について賛成の立場で討論をいたします。 なお、賛成理由につきましては、少し細やかに説明をしたいと思います。 平成28年度一般歳入決算については、歳入総額が340億2,722万8,000円、歳出総額318億2,944万3,000円で、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支額は21億9,778万5,000円となり、この形式収支額から翌年度へ繰り越すべき財源、いわゆる3億2,299万4,000円を控除した実質収支額は、18億7,479万1,000円の黒字決算となっております。 また、市税等につきましては、税務課も一生懸命努力をされ、徴収率が91.8%で、前年対比1%の増であります。また、この中ではいわゆる市税等の自主財源は90億8,304万7,000円、国・県支出金や市債などの依存財源が240億4,418万1,000円で、構成比で見ますと自主財源は26.8%、依存財源が73.2%で、特にこの中の地方交付税であります交付税は43.2%の構成であります。この交付税の中も、主となる財源であります普通交付税も、いわゆる合併算定替の削減等で減額をいたしております。 しかしながら、こういった減額の中で約4億1,901万5,000円の減となっておりますが、こうした厳しい財政状況の中にあっても、例えば歳出につきましては、定員適正化計画に沿った人件費が1億7,172万1,000円の削減や、あるいはまた将来負担をかけないように、いわゆる繰上償還等も積極的に行っておられます。 そして、また先ほど反対討論の中でも、特別会計等に対する繰出金が少ないということでございましたけれども、この国保、あるいは後期高齢者、あるいは簡水、下水、こういった中にも、一般会計が苦しい中でも約二十数億の繰出金が行われております。 そして、またこの財政の中には、歳出の中には28年度決算を見てみますと、いわゆる戸別受信機に伴う設置・設計の委託料とか、あるいはまた鳥獣妨害の予算、そういったもの、あるいはまた福祉、教育、環境等によっても予算が計上されております。 しかしながら、この28年度決算を見てみますと、先ほど申しました約18億ぐらいが黒字決算となっておりますけれども、これは決算を見てみますと分かるように、約22億ぐらいの不用額が発生をいたしております。ですから、この不用額につきましては、いわゆるこれは財政課には特に、例えば事業が完了したところ、こういったところは補正で減額をするなりして、やはり私は対処をすべきだということを希望いたします。 そして、また経常収支比率を見てみましても、確かに前年度、いわゆる27年度から比べますと幾らかは減少しておりますけれども、これでもやはり85.4%から84.4%となっておりますけれども、これは経常収支比率はその地方自治体の財政構造の弾力性を示すものでありますし、また70%以下がいわゆる適正と言われております。しかしながら、本市はいずれにしてもこの経常収支比率はまだまだ高い状況であります。 そして、また今後は少子高齢化、特に人口減少、こういったところで、やはりそしてまた普通交付税の減額等も考えた時に、やはり地方自治法の第2条にも則り、きちんと事務処理に対しましては、最小の経費で最大の効果を上げるというのがこの行政運営の基本であります。そうしたことを鑑み、これからはいわゆる人口減少対策、定住化、あるいはまた市民皆さん方の福祉の向上、こういったものについても積極的に取り組んでいかれますことを希望し、この28年度一般会計歳入歳出決算認定につきましては賛成といたします。 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより認定第1号を採決します。決算審査特別委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は起立によって採決します。認定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、認定第1号は認定することに決しました。 次に、認定第2号「平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  認定第2号「平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」の反対討論を行います。 私たち日本共産党は、国民健康保険制度に反対するものではありません。大変すばらしい制度であると、このように評価をしております。 先ほどの一般会計でも話がありましたけれども、平成28年度決算でも加入者の負担を減らすために、一般会計から4億500万円の繰り入れをしております。これも大変評価をしております。 しかしながら、国民健康保険税は公務員や会社員の保険料と比べても2倍近くの高さになっております。私たち日本共産党議員団が実施をしたアンケート調査でも、市政への要求の1位が、国保税などの税金の引き下げであります。 市当局担当課などの努力にもかかわらず、国保会計の赤字が増大し、破綻に直面している原因は、国保加入者世帯の貧困化による税収の減少、高齢化による医療費の増加、医療技術の高度化による医療費の増加等があげられます。最大の原因は、国が責任を果たさず、国庫負担割合を半分に引き下げたことにあります。 このような情勢の中、当局の努力は認めるとしても、市民の要求に十分応えていないということで、反対せざるを得ません。以上で反対討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  今、反対討論の中に、市民の要求に応えていないということの原因が、国がこの国保に対してお金を半分にしたということ、これはそれなりに私たちも求めていきたいと思います、国のほうに。 でも、だからといってこれに反対するということになると、今、医療費を使わずに健康でいる人たちにとっては、本当に国保税は高いんです。しかし、いざ病気になったり、そういう医療費に係わった人の立場としては、この保険は本当に助かったと。75歳は1割負担、所得の高い人は3割ですね。それ以外に69までは3割ですね。これが70になると2割負担になったということで、喜ぶ声もあります。だから、お金は使えば医療費は上がると思います。 高齢者の中には、1割負担で孫、子供たちからはもんでもらえんけれども、そういう所に行けば300円、500円で気持ちがいい、楽になったと喜ぶ声もたくさん聞いておりますので、健康な方にとっては本当に国保税の高いのは私も同じですが、これはやはり助け合いで保険料というのは、いろいろ火災保険、自動車税、いろんなところで発生する、これはもうやむを得ないことです。 国に対しては、私もその考えは同じですので、言っていきたいと思います。行政側も努力してほしいと思います。だからといって反対はできないので、私はこれを賛成討論といたします。 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより認定第2号を採決します。文教厚生委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は起立によって採決します。認定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号「平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  認定第3号「平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、反対討論を行います。 これまでも何回も私はこの反対討論を述べてきました。大きな理由が、この簡易水道事業特別会計では、会計に欠損が出た場合には、一般会計からの繰り入れが簡易水道ではできると。そして料金値上げの防止ができるようになっております。 しかしながら、来年度から始まる水道会計になりますと独立採算性が原則になり、一般会計からの繰り入れができなくなり、欠損ができた場合には水道料金の値上げにつながることになります。平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算は、公営企業の水道会計につながるものであるということで反対いたします。以上で反対討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  反対討論を今聞いたんですが、この簡易会計、簡易水道、上水とかあるんですけれども、西有家と加津佐には上水道会計、既に企業会計でやっております。同じ市民が簡易水道会計では一般会計から補填ができるとかそういうことですが、今回市になって、国のほうから予算をもらって、南島原市の住民の水道事業に対しては一体となり、一つになりましたので、これは受益者負担ですので、一般会計から繰り入れができるとか、できないとかということでないと思います。国保も同じ特別会計ですが、一般会計から入っています。 そういうことで、そういうところじゃなくて、これが企業会計になって受益者負担だということを、私たちは認識すべきと思って、賛成討論といたします。 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより認定第3号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は起立によって採決します。認定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、認定第3号は認定することに決しました。 次に、認定第4号「平成28年度南島原市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより認定第4号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、認定第4号は認定することに決しました。 次に、認定第5号「平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  認定第5号「平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、反対討論を行います。 この制度は、ご存じのように、本人の意思に関係なく、75歳以上の高齢者を国民健康保険等から強制的に引き離し、後期高齢者医療制度に加入させるものとなっております。 この制度には次のような問題点があります。75歳以上になると受けられる医療が制限される別立て診療報酬制度となっております。二つ目に、保険料は年金から強制的に天引きされ、医療費が増えると保険料が引き上げられる仕組みになっております。三つ目に、高齢者であっても、保険料を払えない人は保険証が取り上げられるということになっております。 このように、この制度は長年国の繁栄のために働いてこられた高齢者が安心して医療を受けるべきところを、逆に差別をする仕組みになっております。このような理由で反対いたします。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  今、後期高齢者、非常にデメリットのところも発表されましたけれども、私たち後期高齢者になっていないんですが、いまだに若い世代で後期高齢者の分を私たち若い世代が負担しておるということも分かってほしいと思います。そして、医療費の増額に対してやむを得ないということもありますが、病院に行くことだけが元気な一つの要因になるということは私も考えておりませんが、予防に対していろいろ積極的に再建を働きかけられる制度がたくさんありますので、病院に行かないように、そして健康で長生き、これを私たちは望んでおりますが、だから医療費のところだけではなくて、若い世代は、自分たちはもとより、後期高齢者のところも負担をしておるということも分かってほしいと思いますので、私は、今回は賛成討論といたします。 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより認定第5号を採決します。文教厚生委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は起立によって採決します。認定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、認定第5号は認定することに決しました。 次に、認定第6号「平成28年度南島原市水道事業会計決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより認定第6号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、認定第6号は認定することに決しました。 日程第10、諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件は同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、諮問第3号は同意することに決しました。 日程第11、諮問第4号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件は同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、諮問第4号は同意することに決しました。 日程第12、諮問第5号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件は同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、諮問第5号は同意することに決しました。 日程第13、発議第7号「「道路整備事業に必要な予算確保に関する意見書」の提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。松永忠次議員。 ◆20番(松永忠次君) (登壇) 発議第7号「「道路整備事業に必要な予算確保に関する意見書」の提出について」の説明であります。 島原半島南端に位置する本市は、主要幹線道路として国道251号線が縦断しておりますが、高速道路の諌早インターチェンジまで約1時間30分の時間を要します。早急に道路ネットワークを構築する必要に迫られており、地域格差の解消、地方の自立を図るためにも、企業立地、観光振興及び緊急医療体制に支援する道路網の整備が極めて重要であります。 交通渋滞の緩和や暮らしの安全・安心の観点から、生活幹線道路の整備も必要であり、道路整備に対する市民の要望は非常に強く、それらの道路整備を計画的に進めるためにも、それに見合った財源確保が不可欠であります。 こうした中、地方創生に全力を傾けている地方自治体にとって、道路整備事業に関する国の財政上の特別措置に関する法律の規定により、補助率等のかさ上げがなされていますが、この特別措置は平成29年度末までの時限措置となっております。 しかしながら、依然として都市部と地方部の地域間格差がある中、この特別措置を廃止されると地方の財政は圧迫され、事業費が大幅に減少し、道路整備が遅れ、地域間格差がさらに拡大するものであります。 そこで、道路整備事業に必要な予算確保及び道路整備事業に関する国の財政上の特別措置に関する法律の規定により、補助率等のかさ上げを平成30年度以降も継続し、地方創生に大きく寄与する高規格幹線道路の新設事業や安全・安心な暮らしにつながる修繕事業にももっと特別措置を拡充するよう強く要望するものであります。 以上のことにより、別紙の意見書を提出するものでございます。なお、提出先はお手元に配布しておりますが、意見書の文末に記載のとおりであります。 以上、提案の趣旨をご理解いただき、議員各位のご賛同を賜りたく、よろしくお願いいたします。以上です。(降壇) ○議長(中村一三君)  これより発議第7号「「道路整備事業に必要な予算確保に関する意見書」の提出について」の質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。発議第7号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、発議第7号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより発議第7号を採決します。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、発議第7号は原案のとおり可決されました。 ここでお諮りいたしますけれども、あと30分か40分で終わりますけれども、続行してよろしいでしょうか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  それでは続行いたします。 日程第14、発議第8号「議員政治倫理条例調査検討特別委員会の設置について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。柴田恭成議会運営委員長。 ◆議会運営委員長柴田恭成君) (登壇) 発議第8号「議員政治倫理条例調査検討特別委員会の設置について」ご説明を申し上げます。 議員は政治倫理に関する規律をさらに高め、市民の代表であるという自覚と良識を持ち、自ら明確な政治倫理基準に基づき、公明正大な市政の推進に努めるとともに、誇りと使命感を持って市政を担いつつ、常に説明責任を果たしていく必要があります。 また、議員政治倫理条例は、議員の責務、政治倫理基準等を定めることにより、議会政治の根幹を成す政治倫理の確立を期するとともに、市民の厳粛な信託に応え、もって精錬で民主的な市政の発展に寄与するものと考えております。 つきましては、議員活動の指針として議員政治倫理条例の制定に向け調査検討するため、会派代表11人の委員で構成する議員政治倫理条例調査検討特別委員会の設置を提案するものでございます。 以上、発議第8号の説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。(降壇) ○議長(中村一三君)  これより発議第8号「議員政治倫理条例調査検討特別委員会の設置について」質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  これで質疑を終結します。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより発議第8号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、発議第8号は原案のとおり可決されました。 ただいま設置されました議員政治倫理条例調査検討特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配布した名簿のとおり、議長において指名をいたします。選任された特別委員会委員の氏名を朗読させます。林事務局長。 ◎議会事務局長(林誠君)  それでは、議員政治倫理条例調査検討特別委員会委員をご報告いたします。 金子憲太郎議員吉田幸一郎議員、黒岩英雄議員、林田久富議員、桑原幸治議員、松永忠次議員、田中次廣議員、中村久幸議員、隈部和久議員、高木和惠議員、下田利春議員、以上11名でございます。 ○議長(中村一三君)  ここで、議員政治倫理条例調査検討特別委員会の正・副委員長選任のため、直ちに特別委員会を招集いたします。 委員会開催のため、暫時休憩をいたします。     午後0時05分 休憩     午後0時14分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 吉田幸一郎議員は早退をされましたので、ご報告いたします。 議員政治倫理条例調査検討特別委員会の正・副委員長が選任をされましたので、その結果を報告いたします。 委員長に金子憲太郎議員、副委員長に高木和惠議員、以上であります。 日程第15、「議員定数等調査検討特別委員会中間報告」を議題といたします。 同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許します。高木和惠委員長。 ◆議員定数等調査検討特別委員長(高木和惠君) (登壇) 最後になりましたけれども、もう少しお願いいたします。 議員定数等調査検討特別委員会の中間報告をいたします。 ただいまより議員定数等調査検討特別委員会の中間報告を行います。 委員会は11会派の全ての代表が構成メンバーです。当市議会におきましては、地方議会を取り巻く現状に鑑み、今後の議会活動を行う上で、適正な議員定数等について議員自ら調査検討する必要があると判断し、本年3月、第1回定例会において議員定数等調査検討特別委員会を設置し、現在7回の委員会を開催いたしております。 特別委員会で調査検討する項目は、一つ、議員定数について、二つ、政務活動費の支給方法と情報公開について、三つ、議会改革についての3項目といたしました。 初めに、議員定数につきましては、県内各市をはじめ、九州管内や類似都市の状況について資料収集を行い、比較検討し、定数の方向性について協議検討する中、議員定数について現状維持と定数減、双方の意見が出されました。 現状維持の理由としては、合併してから議員数が相当減っていると。合併時は30人でした。市民から定数を減らせという多くの声をまだ聞いてない。定数を減らすと新旧交代がやりにくくなる。市民の声が届きにくくなるに対して、定数減の理由としては、近隣市の状況を比較すると、二市よりも本市は減少率が大きいので定数を減らすべき。人口は減少してきている。市民から定数を減らせという意見を聞いていると。議員定数等調査検討特別委員会を設置した時点で、市民は議員の人数が減になると思っていると考えるなどの意見があり、協議検討した結果、定数減の方向性に決定し、定数についても深く議論を交わした結果、当委員会では、現行の定数21人から2人減らし、定数を19人とすることに決定いたしました。 次に、政務活動費の支給方法及び情報公開について、県内各市の状況を調査し、協議検討を行いました。 政務活動費の支給方法については、後払いがよいのではとの意見もある中、当市議会議員は今までも政務活動の趣旨に基づき、領収書の添付ももとより、書類・資料についても正確な報告を行っているし、議員活動に必要な経費を支出しているなどの意見が出され、協議検討した結果、従前どおり前払いとすることに決定しました。 政務活動費の情報公開については、情報公開が非常に強く求められている今日、積極的にホームページで情報公開すべきであるとの意見が出され、平成29年度の政務活動費分から各会派の収支報告書及び領収書の写しをホームページ上で公開することに決定いたしました。 次に、議会改革については、タブレット端末の導入、議会報告会、インターネット中継など3項目について、先進地の情報を収集し、現在、調査研究を行っているところでございます。 ただいま報告いたしましたとおり、結論に至ってない各項目については、今後、慎重に検討し、12月定例会までに結論を出したいと考えています。 以上、中間報告といたします。ありがとうございます。(降壇) ○議長(中村一三君)  以上で議員定数等調査検討特別委員会中間報告を終わります。 日程第16、「閉会中における各委員会の継続審査調査申し出について」を議題といたします。 各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配布しておりますとおり、閉会中の継続審査・調査の申し出があっております。お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から挨拶の申し出があっておりますので、これを許します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、9月12日から本日までの25日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして、終始慎重なるご審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。 この際、これまでの主な動きについて、ご報告を申し上げます。 初めに、9月17日に鹿児島県に上陸をした台風18号による被害についてでありますが、9月末現在の推計で、本市においてメロン、梨、園芸ハウス等、農業関連の被害額が約450万円となっております。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げるところでございます。 次に、9月29日、長崎空港におきまして、株式会社ソラシドエアとの連携による「手延そうめんのまち おいしい南島原号」の運航開始記念セレモニーを開催いたしました。この「おいしい南島原号」は、本市の広告塔として、九州を拠点に東京、沖縄、神戸、名古屋などの都市を結んで飛行いたします。ソラシドエア社の機体に「島原手延そうめんのまち 南島原市」と表示するほか、機内アナウンス、客室乗務員のエプロンなどで南島原市をPRし、認知度向上を図ってまいります。 次に、先般、旧山口小学校において、市内の製麺業、農業、食品加工業などの異業種で組織されたA-flipと市内外の学生が連携をし、しょくシルin南島原が開催をされました。今回のイベントは、これまで市外の企業に就職していた学生の市内就職率を向上させるため、学生や地元企業との共同作業を通して、主体的な職業選択や高い職業意識の育成を図るほか、本市や地元企業の魅力を伝えることで、市内への定住につなげることを目的に開催されたものでございまして、こうした地域団体が積極的に活動されることは、市といたしましても大変力強く思っているところであります。 今後さらなる情報発信や販売促進を通じてスクラムを組むことで、各事業者の収益性の確保や認知度の向上につながり、地域の活性化に寄与されることを期待しているところでございます。 次に、宮中献穀事業における稲刈り式の儀式、抜穂祭が来週月曜日、9日に執り行われるところであります。職員の皆様にも既にご案内があっていることと思いますので、ご出席をよろしくお願いいたします。また、献穀米の宮中への奉納日は10月26日と決定をいたしましたので、ご報告いたします。 次に、議員の皆様には既にご案内をいたしておりますとおり、今月15日日曜日午前10時から、ありえコレジヨホールにおいて、平成29年南島原市表彰式を執り行います。今年は人命救助、地方自治、社会福祉、教育文化など、市の発展に大きく寄与された58名の方々を表彰いたします。議員の皆様におかれましては、ご多用とは存じますが、ご臨席を賜りますようお願いを申し上げます。 このほか、会期中に皆様からお寄せいただきました数々の貴重なご意見、ご提言などにつきましては、今後も市政に反映させてまいりたいと存じますので、引き続き皆様方のご協力をお願い申し上げる次第でございます。 さて、清々しい秋を迎えておりますが、皆様方には何かとご多用のことと存じます。どうか健康には一段とご留意の上、ますますご活躍いただきますようにお祈りを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。(降壇) ○議長(中村一三君)  これで、本日の日程は全て終了をいたしました。 閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る9月12日に開会をいたしました本定例会は、条例制定や補正予算、また平成28年度の決算の認定など、重要案件につきまして、慎重審査の上、適切なるご決定をいただき、ここに全ての日程を終了し、本日、閉会の運びとなりました。 会期中における議員各位の議事運営に対するご協力に対しまして、心から感謝を申し上げます。 執行部におかれましては、議員各位から述べられました意見並びに決算審査における指摘事項、提言等を十分に考慮して、新年度の予算編成及び市政執行に活かしていただきたいと存じます。 市議会におきましては、委員長から中間報告がありました議員定数等調査検討特別委員会をはじめ、本日設置をいたしました議員政治倫理条例調査検討特別委員会で今後活発な議論を交わしながら、さらなる議会改革に取り組んでいく所存であります。 結びに、皆様にはくれぐれも健康に留意され、本市のまちづくりに一層のご尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のご挨拶といたします。 これにて、平成29年第3回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後0時29分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長     中村一三会議録署名議員     隈部政博会議録署名議員     吉岡 巖...