◆6番(
平井満洋) 今回、議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」の議案に対して、反対の立場で討論させていただきます。 これは、私も
総括質疑等でも申し上げたように、要はこの
内容自体、先ほど
委員長報告があったんですが、行政側だけの一方的な言い分であって、相手の
長崎オランダ村株式会社に対しての配慮が全くなされていない議案を諮るのは間違っているんじゃないかということを、まず念頭に申し上げておりました。 そういう説明の中で西海市は、当時の契約の第18条及び第16条、あるいは協定書の中の修繕する項目の中に
鋼管杭等の修繕はその中に入っているにもかかわらず、その第18条等を用いて--それは、その他に入れているのかどうか知りませんけれども、入っている状況だと私は含んでおりますので、この
内容自体にもちょっと疑わしい面があると。議案第80号を出す前に、
前回質疑でも言ったように、これは行政側としてしっかり
オランダ村側と
話合い等をやるべき、結果を出すべきだと思っています。であれば、現時点で提訴されてあるのであれば応訴する、その姿勢を示す。わざわざ私たち議会に対して諮るべき議案ではないという判断の下に、反対とさせていただきます。
○議長(
宮本一昭) 次に、2番、
渕瀬栄子議員の発言を許可します。 (発言する者あり) 討論の通告が出ておりますので。2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) 議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」、反対の立場から討論を行います。 旧
長崎オランダ村施設の土地及び建物に関する
使用協定書にある
公有水面上の
附帯構造物における
修繕負担区分について定められている修繕を遵守せずに、
市有財産使用貸借契約書第18条にある「
甲乙双方の責めに帰すことのできない理由による契約の当然の終了」、また、第16条にある「ただし、甲が解約の申入れをすることができるのは正当な事由がある場合に限る」とする
期間内解約を主張できるのか、疑問を払拭することができません。 そもそも私は、旧
オランダ村
利活用事業としての約4億円の予算にも、
調査報告書から、
改修費用がこれにとどまらない恐れがあることも指摘し、
管理運営会社に10年間無償で貸す契約にも反対をしてきました。新
オランダ村
事業計画に基づく
管理運営業務が遂行されず、
代表取締役など、
管理運営体制が度々変わるなど危惧される状況に契約の見直しなどを求めてきましたが、適切に対応されなかったことが非常に悔やまれます。相手方と協議を続け、場合によっては和解すべく調停を申立てて解決を図ろうとしていたとの説明がありました。そうであるならば、相手方からの訴状が本市にはまだ届いていない状況、相手方から議員に訴状の写しが送られてくるという異例の状態での訴えの提起は、慎重に対応しなければ、この問題をさらに悪化させかねないと危惧することから、今訴えを提起すべきでないと判断し、反対といたします。
○議長(
宮本一昭) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (発言者なし) 以上で、議案第80号に対する討論を終わります。 次に、通告のある議案第82号「令和4年度西海市
一般会計補正予算(第8号)」の討論を行います。 初めに、6番、
平井満洋議員の発言を許可します。6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋) 今ご提示いただいた、議案第82号「令和4年度西海市
一般会計補正予算(第8号)」について、反対の立場で討論させていただきます。内容は、先ほど反対した議案第80号に関わる補正予算でございます。ついては、先ほども申し上げたように、本来であれば市のほうで解決しないといけないものを議会に振ってきた議案があった、それが議案第80号。そうしたときに、この議案第82号についてはそれに係る予算ということで、当然これは認めることができないという理由でございます。 以上です。
○議長(
宮本一昭) 次に、2番、
渕瀬栄子議員の発言を許可します。2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) 議案第82号「令和4年度西海市
一般会計補正予算(第8号)」について、反対の立場から討論を行います。 議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」のための予算が含まれる
長崎オランダ村関連の訴訟に係る弁護士委託料の増額450万円であることを理由に、反対いたします。
○議長(
宮本一昭) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (発言者なし) 以上で、議案第82号に対する討論を終わります。 これで、討論を終わります。 これから、採決を行います。 初めに、議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」を採決します。この採決は起立によって行います。 議案第80号に対する委員長の報告は
原案可決です。 お諮りします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立多数です。したがって、議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」は、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第82号「令和4年度西海市
一般会計補正予算(第8号)」を採決します。この採決は起立によって行います。 議案第82号に対する委員長の報告は
原案可決です。 お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立多数です。したがって、議案第82号「令和4年度西海市
一般会計補正予算(第8号)」は、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第62号から議案第79号まで、議案第81号及び議案第83号の20件を一括して採決します。 これら20件に対する各委員長の報告はいずれも
原案可決です。 お諮りします。これら20件は、いずれも各委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、議案第62号から議案第79号まで、議案第81号及び議案第83号の20件については、いずれも各委員長の報告のとおり可決されました。
△日程第23 請願第1号の上程
○議長(
宮本一昭) 日程第23、請願第1号「
消費税インボイス制度の
実施延期を求める請願書」を議題とします。
総務文教常任委員長の報告を求めます。
田川正毅総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(
田川正毅) 〔登壇〕それでは、
総務文教常任委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、
会議規則第141条第1項の規定により報告いたします。 受理番号、請願第1号。 付託年月日、令和4年12月2日。 件名、
消費税インボイス制度の
実施延期を求める請願書。 審査の結果、不採択とすべきもの。 委員会の意見、願意が妥当でないということで不採択とすべきものとしました。 その審査の過程におきまして、委員の中からまず意見として、延期を求める意見書の提出については反対です。令和3年10月から申請の開始が始まって、期間としては十分あったと。また、反対という意思はありますが、一方で制度が分かりにくく、業務量の増加が懸念される。引き続き丁寧なセミナーを開催していく必要がある。 また、委員によると、インボイス制度については消費税の複数税率化で適正な課税を確保するためには必要な制度であり、国においても補助制度などの取組や税務署等において説明会を行っている。税の公平性の観点から、周知、広報に取り組み進んでいくことが望ましい。 討論がございまして、委員の中から、この案件は非常に難しい問題ということを十分認識した上で、消費税を一定数払っている中で税の公平性をきちんと担保していく。零細企業で大変困られるというお話も十分聞いているけれども、制度をきちんと進めていく過程の中において、仕入れ税額控除が可能な6年間の経過措置を見ながら取り組んでいく。そういうことを考えて、進めながら柔軟な対応を図っていってほしいという討論がございました。 もう一つは、青色申告等の承認取消しという非常に大きな問題もございますが、不利益が起こらないような形で周知、広報を徹底していただきたい。あくまでも税の公平性という観点からということで反対意見が述べられております。 以上で、請願第1号の審査結果を報告いたします。よろしくお願いします。
○議長(
宮本一昭)
総務文教常任委員長の報告が終わりました。 これから、
総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) この請願の紹介議員として、
総務文教常任委員会で審査していただきましたことにお礼を申し上げます。ただし、審査の結果が不採択とすべきものということで、その審査過程、または討論内容について、今、委員長から報告があったところでございます。 ただし、税の公平性という観点で、財務省は、零細事業者にとってその事務の複雑さなどを考慮するような観点から免税制度というのを創設されております。そして、直接消費者と取引する場合には、その消費税をなかなか価格に転嫁できないという状況があります。それで、公平性の観点についてまだほかに質疑があっておれば、その点についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(
宮本一昭)
田川正毅総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(
田川正毅) 〔登壇〕ありがとうございます。ちなみに、今の質疑に対する答弁になるかどうか分かりませんけど、審査の過程において他市の状況についても調査しております。税の公平性の観点から反対、これは鹿児島市。確実な税の把握のため、これは京都府ですね。事業者の価格転嫁が容易、納税額の計算が簡単になる、これは台東区。税の公平性、透明性、消費税の適正な課税、これは大分県ということで参考にさせていただきました。 一方で税の公平性ということなんですけれども、商工会のインボイス制度の推進に当たってというパンフレット等がございます。これも委員の皆さんで検証していただいて、討論の中でもお話をさせていただきましたけれども、インボイス制度導入後は、原則として免税事業者との取引では仕入れ税額は控除できません。ただし、当初6年間は、一定割合を仕入れ控除できます。区分記載請求書等の保存と、経過措置の適用を受けることを記載した帳簿の保存が必要になる。こういうふうに、令和5年10月1日から令和8年9月30日までの3年間は控除可能額が80%、令和8年10月1日から令和11年9月30日までは控除額が50%、こういうふうに激変緩和措置も講じておられるということを考えると、先ほど言いました税の透明性に合わせて、零細事業者の皆さんが何とかこの制度に寄り添って対応していけるような、そしてまた、既に納められている方が平等性を認識できるような制度じゃないかなということで、答弁になるかどうか分かりませんけど、以上とします。
○議長(
宮本一昭) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、
総務文教常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これから、
自由討議を行います。
総務文教常任委員長報告に対する質疑に関して、討議はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、
自由討議を終わります。 これから、討論を行います。討論はありませんか。2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) ただいま議題となっております、西彼民主商工会から提出されました、
消費税インボイス制度の
実施延期を求める請願書について、付託審査されました
総務文教常任委員会では願意が妥当でないとして不採択との報告がありましたが、願意は妥当であり、採択すべきものと考えますことから、賛成の立場で討論を行います。 1つには、私が令和4年第2回定例市議会において消費税のインボイス制度導入による西海市内の免税事業者に及ぼす影響を質問したところ、農業、漁業を含む市内の個人事業者約1,900社のうち、約8割が免税事業者であると推測され、仕入れ税額控除が適用できないことを理由に取引から敬遠されたり値下げを求められたりする可能性があることに加え、事業者自身の新たな税負担が生じるなど、その影響は幅広い業種に及ぶと認識しているとの答弁があったこと。 2つには、
総務文教常任委員会に提出されました、資料②「他団体の意見書や声明等でも、全国中小企業中央会は今年から来年にかけて急激に経済がよくなることは期待できず、そのような中で、一層の混乱を招きかねないインボイス制度については、時期が好転するまで凍結すべきである」や「日本商工会議所は、免税店制度の創設趣旨等を踏まえ、制度導入に向けた影響最小化策が講じられず混乱が避けられない場合は、制度導入時期を延期すべき」などの意見が示されており、請願人の願意は妥当であること。 3つには、市内の個人事業者の約8割が免税事業者であると推測されていますが、インボイス制度についての周知が十分になされておらず、影響どころか、制度そのものを知らない方々がまだまだ多くおられるままになっていること。 4つには、実施中止や延期を求める自治体が全国で広がり、意見書提出は令和4年1月1日から11月30日までに財務省が受けたものが16道県を含む329自治体、646件に上っています。昨年の分を合わせると420自治体、743件になります。よって、
消費税インボイス制度の
実施延期を求める請願に賛成をいたします。ご賛同いただきますようお願いいたします。
○議長(
宮本一昭) 次に、採択に反対者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、採択に賛成者の発言を許可します。 (発言者なし) 次に、採択に反対者の発言を許可します。 (発言者なし) これで、討論を終わります。 これから、請願第1号を採決します。この採決は起立によって行います。 請願第1号に対する委員長の報告は不採択です。この際申し上げます。本請願の
委員長報告は不採択ですが、採決は、原則として可とすることについて諮ることとなっておりますので、採択することについて採決を行います。 お諮りします。請願第1号は採択することに賛成の方は起立を願います。 (賛成者起立) 起立少数です。したがって、請願第1号「
消費税インボイス制度の
実施延期を求める請願書」は不採択とすることに決定しました。
△日程第24 発議第2号の上程
○議長(
宮本一昭) 日程第24、発議第2号「
議員定数等調査特別委員会設置に関する決議」を議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。15番、
佐嘉田敏雄議員。
◆15番(
佐嘉田敏雄) 〔登壇〕発議第2号、別紙、
議員定数等調査特別委員会設置に関する決議の、「1.名称」から「6.その他」まで、順に読み上げて趣旨説明に代えさせていただきます。 1.名称 議員定数等調査特別委員会。 2.設置の根拠 地方自治法第109条第1項及び西海市議会委員会条例第6条第1項。 3.目的 議員定数及び議員報酬の在り方に関する必要な事項の調査。 4.設置の期間 設置の日から調査終了まで。 5.委員の定数 7人。 6.その他 本委員会は、閉会中もなお継続調査を行うことができる。 以上、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮本一昭) 発議第2号の趣旨説明が終わりました。 お諮りします。発議第2号は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって発議第2号について、委員会の付託を省略することは可決されました。 委員会の付託を省略します。 これから、質疑を行います質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。 これから、討論を行います。討論はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。 これから、発議第2号「
議員定数等調査特別委員会設置に関する決議」を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、発議第2号「
議員定数等調査特別委員会設置に関する決議」は、原案のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩します。 午前10時56分 休憩 午前10時58分 再開
○議長(
宮本一昭) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま設置されました議員定数等調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した委員名簿のとおり指名します。 なお、直ちに正副委員長を互選し、委員会の構成を終わるよう、委員会条例第10条第1項の規定により、議員定数等調査特別委員会をここに招集します。 ここで、暫時休憩します。 午前10時59分 休憩 午前10時59分 再開
○議長(
宮本一昭) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議員定数等調査特別委員会の正副委員長の互選が行われた旨通知を受けましたので、報告をします。議員定数等調査特別委員会委員長
渡辺督郎委員同 副委員長
荒木吉登委員 これで、議員定数等調査特別委員会の正副委員長の互選結果の報告を終わります。
△日程第25 各委員会の
所管事務調査報告
○議長(
宮本一昭) 日程第25、各委員会の
所管事務調査報告を行います。
産業建設常任委員会及び
厚生常任委員会から委員会
調査報告書が提出されておりますので、報告します。報告書についてはお手元に配付のとおりです。
△日程第26 閉会中の
継続調査申し出
○議長(
宮本一昭) 日程第26、閉会中の継続審査申出を議題とします。
総務文教常任委員会、
産業建設常任委員会及び
厚生常任委員会から、
会議規則第109条の規定により、お手元に配付した申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、
総務文教常任委員会、
産業建設常任委員会及び
厚生常任委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
△日程第27
議員派遣
○議長(
宮本一昭) 日程第27、
議員派遣を議題とします。 お諮りします。
議員派遣については、お手元に配付のとおり、1月に西彼杵郡時津町で開催される高規格道路「西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進大会」に議員を派遣することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、高規格道路「西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進大会」に議員を派遣することに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 ここでお諮りします。今定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。したがって、
会議規則第7条の規定により本日をもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、今定例会は本日をもって閉会することに決定しました。 ここで、市長から発言の申出があっておりますので、これを許可します。杉澤市長。
◎市長(
杉澤泰彦) 〔登壇〕おはようございます。令和4年西海市議会第4回定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 今回の議会で提出させていただきました23議案、報告1件、条例案8件、補正予算案8件、その他の議案6件につきましては、慎重なご審議を賜り、原案どおり可決いただきましたことを厚くお礼申し上げます。 特に議案第80号、それに伴う補正予算議案第82号につきましては、議員の皆様には長時間にわたりご審議、可決をいただきました。今後、本事案につきましては、粛々と対応してまいります。 さて、会期中の12月10日に大瀬戸町雪浦川流域の森林において、関係企業と市民、市職員など約130名が参加し、「チューリッヒの森」森林ボランティア活動を行いました。年々森林が荒廃し、環境悪化が懸念される中、荒廃森林約34ヘクタールを5年間で整備する計画で、今回、市の代表的な樹種であるヒノキ林の間伐、ツバキやセンダン等の広葉樹の植林、木材チップ撒き作業など、水源涵養、災害に強い森をつくるための整備を行いました。参加者からは、実際に自分たちの手で豊かな森づくりに参加できたことは、自然を感じながら、いい経験になったとの声が聞かれました。このような取組が、森林や自然環境に対する理解を深め、本市が目指す脱炭素社会の実現への一助となるよう、さらに市民や関係機関等と連携をしてまいります。 また、新たなデジタル社会を目指す取組といたしまして、デジタル機器、サービスを利用する方々に対して、個々のニーズを踏まえたきめ細かな対応ができるよう、職員一丸となって、情報に対するセキュリティ能力を向上させ、デジタル化への理解度向上に努めてまいります。 今年は、新型コロナウイルス感染症の予防接種等、感染防止対策を進めながら、市内でも、行事や各種イベントが徐々に再開され、少しずつではありますが、にぎわいを取り戻した年でもあります。しかし、ここに来て、市内及び市役所内で感染者が増加傾向にあるため、季節性インフルエンザとの重複感染の拡大を抑えるよう、気を許すことなく、感染予防対策及び医療体制を整え、地域経済の再生に取り組んでまいります。 結びに、来る令和5年が、議員各位をはじめ市民の皆様にとりまして幸多き最良の年となりますよう祈念申し上げ、第4回定例会の閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。お疲れさまでした。よいお年をお迎えください。
○議長(
宮本一昭) これで会議を閉じます。 令和4年第4回西海市議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。 午前11時06分 閉会会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 議長 署名議員 署名議員...