平成31年 3月 定例会(第1回) 平成31年第1回
西海市議会定例会議事日程(第1号) 平成31年2月28日(金) 午前10時
開会開会宣言日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸
報告日程第4
施政方針(日程第5 報告第1号の1件上程)日程第5 報告第1号
総務課公用車の事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについての専決処分の報告について(日程第6 同意第1号の1件上程)日程第6 同意第1号 西海市
教育委員会委員の任命同意について(日程第7 諮問第1号の1件上程)日程第7 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について(日程第8 議案第1号から日程第43 議案第36号までの36
議案一括上程)日程第8 議案第1号 西海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 議案第2号 西海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第3号 西海市
消防委員会条例の一部を改正する条例の制定について日程第11 議案第4号 西海市
過疎地域自立促進計画の変更について日程第12 議案第5号
江島辺地総合整備計画の変更について日程第13 議案第6号 西海市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第14 議案第7号 西海市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第15 議案第8号 西海市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について日程第16 議案第9号 西海市
生活支援体制整備協議体設置条例の制定について日程第17 議案第10号 西海市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について日程第18 議案第11号 西海市
県営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について日程第19 議案第12号 西海市
福島地区総合交流促進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第20 議案第13号 西海市柳の
浜海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定について日程第21 議案第14号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第22 議案第15号 市道の路線廃止について日程第23 議案第16号 市道の路線認定について日程第24 議案第17号 西海市
布設工事監督者の配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第25 議案第18号 平成30年度西海市
一般会計補正予算(第5号)日程第26 議案第19号 平成30年度西海市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第27 議案第20号 平成30年度西海市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第28 議案第21号 平成30年度西海市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第29 議案第22号 平成30年度西海市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第30 議案第23号 平成30年度西海市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)日程第31 議案第24号 平成30年度西海市
介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第32 議案第25号 平成30年度西海市
水道事業会計補正予算(第3号)日程第33 議案第26号 平成31年度西海市
一般会計予算日程第34 議案第27号 平成31年度西海市
国民健康保険特別会計予算日程第35 議案第28号 平成31年度西海市
後期高齢者医療特別会計予算日程第36 議案第29号 平成31年度西海市
簡易水道事業特別会計予算日程第37 議案第30号 平成31年度西海市
下水道事業特別会計予算日程第38 議案第31号 平成31年度西海市
工業団地整備事業特別会計予算日程第39 議案第32号 平成31年度西海市
交通船特別会計予算日程第40 議案第33号 平成31年度西海市
介護保険特別会計予算日程第41 議案第34号 平成31年度西海市
水道事業会計予算日程第42 議案第35号 平成31年度西海市
工業用水道事業会計予算日程第43 議案第36号 西海市新
コミュニティ交通の運行に関する条例の制定について 平成31年第1回
西海市議会定例会会議録 (第1号)
招集年月日 平成31年2月28日招集の場所
西海市議会議場開会(開議) 2月28日 午前10時0分 宣告(第1日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員(
凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不
応招 ▲◯公務欠席 1 中里 悟
◯ 10 清水正明
◯ 2 田崎耕太
◯ 11 永田良一
◯ 3 戸浦善彦
◯ 12 岩本利雄
◯ 4 朝長隆洋
◯ 13
平井満洋 ◯ 5 杉山誠治
◯ 14 小嶋俊樹
◯ 6 内野繁樹
◯ 15 浅田直幸
◯ 7 宮本一昭
◯ 16
佐嘉田敏雄 ◯ 8 中尾清敏
◯ 17 田川正毅
◯ 9 渕瀬栄子
◯ 18
平野直幸 ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名 市長
杉澤泰彦 教育長
中小路和久 副市長 小島 明 教育次長 中島義則
西海ブランド振興担当理事 総務課長 下田昭博 松川久和
検査指導担当理事 古賀健吾 財務課長 瀬川初浩 総務部長 山添秀士
さいかい力創造部長 森林良行
市民環境部長 山口美恵子 保健福祉部長 宮森好光
西海ブランド振興部長 村野幸喜 建設部長 十九本和敏
水道部長 松尾博之職務のため出席した者の職氏名 事務局長 今村史朗 書記 原 貴弘 書記 岩永志保 書記 山口義行 午前10時0分 開会
○議長(
平野直幸) ただ今の出席議員は18人です。定足数に達しておりますので、ただ今から平成31年第1回
西海市議会定例会を開会します。直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
平野直幸) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、5番
渕瀬栄子議員及び6番
清水正明議員を指名します。
△日程第2 会期の決定
○議長(
平野直幸) 日程第2 会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は本日2月28日から3月20日までの21日間とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって会期は本日2月28日から3月20日までの21日間と決定しました。
△日程第3 諸報告
○議長(
平野直幸) 日程第3 諸報告を行います。 まず、諸般の報告を行います。初めに、本日までに受理した請願については、お手元に配付した請願書の写しのとおりです。 請願第1号
核兵器禁止条約の署名・批准を求める
意見書採択願は、
総務文教常任委員会に付託します。 請願第2号 「協同労働の
協同組合法(仮称)」の速やかな制定について意見書の提出を求める請願は、
産業建設常任委員会に付託します。 次に、議長の諸報告については、お手元に配付のとおりです。会議の内容等の説明は省略させていただきます。なお、詳細については、資料を
議会事務局に備えておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、監査委員から、定期監査及び
例月出納検査の結果報告があっておりますので、報告します。報告書については、お手元に配付のとおりです。 次に、長崎県
後期高齢者医療広域連合議会議員から、会議の結果報告があっておりますので、報告します。報告書については、お手元に配付のとおりです。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、
行政報告を行います。 市長から、平成30年第4回定例会以降の
行政報告があっておりますので報告をします。報告書についてはお手元に配付のとおりです。 これで諸報告を終わります。
△日程第4
施政方針
○議長(
平野直幸) 日程第4
施政方針を行います。 市長から、
施政方針の申出がありますので、これを許可します。 (「議長」の声あり) 杉澤市長。
◎市長(
杉澤泰彦) 皆さん、おはようございます。平成31年度第1回の定例会でございますが、本日から3月20日までの21日間、どうかよろしくお願いいたします。 それでは、
施政方針を申し上げたいと思います。 本日、平成31年第1回
西海市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、お繰り合わせ御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。 平成最後の定例会にあたり、平成31年度予算案を初め、諸議案を御審議いただく前に、私の
市政運営に対する所信と主要施策の概要を御説明申し上げ、市民の皆様並びに議員の皆様の御理解、御賛同を賜りたいと存じます。 改元される5月1日は、奇しくも私の任期の
折り返し点に当たり、今回の
予算案提出につきましては、いささかの感慨を覚えているところでございます。 この2年間、公約で掲げた7つの
政策課題に沿って市政を進め、すぐに取りかかることができるものについては直ちに実施するように心がけてまいりましたが、この2年間は私の政策と思いをお伝えしながら、その具体策や進捗が市民に見える形にするための準備と企画の期間であったと思っております。 そして3年目は、いよいよ各種施策を市民の皆様に一定の成果として実感いただく年でなければならないと肝に銘じているところであります。 具体的には、
施策課題ごとに後ほど述べさせていただきますが、市民の皆様からいただいた御意見を重視し、限られた財源の中で職員と知恵を絞り、
市民目線で生活へのかかわりを真剣に考えながら、優先順位を選択し、具体的に事業化したものでございます。 また、執行にあたっては、常に最小の経費で最大の効果を上げることを目指して、市民の福利向上のため最善の努力を払う決意であります。 平成31年度は、人口が減少し、主要な産業である造船も不況下にあることから、市税の大幅な伸びを見込むことは難しいことに加え、
普通交付税も
合併算定替えから一本算定に段階的に減少していく中で、現行水準の一般財源も維持することは極めて困難な状況になることが見込まれます。 また、
合併特例債の
発行可能額も徐々に少なくなってきており、慎重な
財政運営が必要な時期にあるものと認識しております。 しかしながら、西海市の未来を考えた場合、機を逸することなく早期に解決すべき課題が数多く存在することも事実であります。 このような状況の下、平成31年度予算は将来の西海市の道しるべとなる非常に重要な予算であると考え、新年度の
市政運営のテーマを「飛躍への挑戦、新たな西海市」とし、議会及び市民の皆様と一丸となって取り組むことを念頭に
予算編成に臨みました。 その結果、
一般会計におきましては、
歳入歳出予算総額は216億9,632万6,000円、前年度から18億6,709万6,000円、9.4%の増と、当初予算としては合併後最大の規模になりました。 主な増減内容といたしましては、
西海クリーンセンター解体事業、
西彼中学校トイレ等改修事業、
多目的消防車購入事業などが減となった一方で、
防災無線デジタル化整備事業や光ケーブルによる超
高速ブロードバンド環境整備のための
さいかい光の
道構想補助金、
認定こども園施設整備費補助金や、
定住人口促進のための
緑ケ丘団地宅地造成分譲事業などが増加要素となっております。 また、
特別会計では、
工業団地整備事業特別会計が
大島地区工業団地整備事業の進捗に伴い、約12億円の増額、
施設介護サービス給付費等の増による
保険給付費の増に伴い、
介護保険が約2億1,000万円の増額となり、合計で121億9,030万2,000円、対前年比15億1,718万円、14.2%の増となっております。
企業会計は、
水道施設整備費の増により、
水道事業会計の支出が約2億1,000万円の増額となっており、
工業用水道事業会計と合わせると、対前年比11.9%増の18億4,196万7,000円となっております。 今後も引き続き、市民の皆様の声をよくお聞きしながら、国・県の政策の方向性、社会情勢の変化を的確に捉え、西海市をより住み良いまちにするため、より効果的な施策を展開するとともに、事業のスクラップ・アンド・ビルドも併せて行い、
合併支援措置終了後も安定的な
財政運営を維持することができるよう努めてまいります。 続きまして、平成31年度の主な取り組みについてですが、公約に掲げました7つの
政策課題に沿って説明いたします。 1つ目の
地場産業育成と地域力の強化でありますが、
地場産業の育成につきましては、
市発注事業の地元優先に努め、可能な限り分割発注するなど、地元企業の受注機会を増やすよう努めてまいります。 また、これまでも
中小企業振興条例に基づき、
市内事業者の
経営基盤強化や
事業拡大のための設備投資に対し支援を行ってきたところでありますが、このたび
小規模事業者施設整備費補助金を新たに創設し、国や
県補助等の要件に満たない小規模なものに対しても支援を行い、地元経済を支える事業者の
持続的発展を図ってまいります。 あわせまして、
事業拡充や
事業承継に対しても
支援施策を展開し、移住者や地元の若者が活躍できる雇用の場を創出するとともに、引き続き、
市内高校生を対象とした
企業説明会を開催し、市外への流出を抑制するなど、人口減少の対策と
地場産業の活性化に努めてまいります。 企業誘致については、
パールテクノ西海への誘致が実現した企業の工場が一部竣工し、今年から操業を開始しております。 残りの区画につきましても、現在、特定の企業と協議を行っているところであり、長崎県
産業振興財団と連携を密にしながら、私自身による
トップセールスも含め、効果的な誘致活動を進めてまいります。
大島地区工業団地の整備につきましては、平成32年度完成を目指し、
予算獲得に努力しているところであり、今後も県とともに国などへ積極的に要望活動を実施してまいります。 なお、県の
港湾施設等の整備にあわせまして肥前大島港
ターミナルの移転を行いますが、
ターミナルビル及び
周辺整備にあたっては、高齢者や障害者の方に配慮して
バリアフリー化を図ってまいります。 また、昨年決定した
大瀬戸町内への
ビジネスホテルの立地や、江島沖での
洋上風力発電事業については、新たな雇用や産業創出にとどまらず、さまざまな波及効果が期待されます。市民の積極的な参加を促しながら最大限の効果を生み出すよう、市民と企業との適切な調整に取り組んでまいります。 続いて、
教育政策の重点化としましては、教育については私も就任当初から未来への先行投資として重点的に取り組まなければならないとの強い思いがあります。特に、
子どもたちの学力向上は極めて重要な課題と考えております。 具体的には、児童・生徒が認め合い、互いに高め合う学びを推進するため、
有識者等を招いた講演会や
研修会等を開催する、「学びの
土台づくり推進事業」を展開してまいります。 また、西海市の未来を担う
子どもたちの学力を向上させるため、昨年に引き続き、
教育指導員「
学力向上スーパーバイザー」の学校への定期的な派遣や、小学校5年生・6年生の漢字検定と中学生の英語検定の受験料への支援を実施いたします。 さらに、小・中学生の
英語教育の充実のために、
英語教育指導員を配置するとともに、交流学習「エンジョイ・
イングリッシュin西海」を実施いたします。 また、
子ども未来創造事業として、「夢・あこがれ・志」を育むために、人生の先輩を招いた講演会「ようこそ先輩」、並びに郷土を愛する心を育む「西海学」を引き続き実施するとともに、特色ある
学校づくりを目指し、地域、保護者、学校が一体となって学校運営を進める
コミュニティスクール事業も引き続き推進してまいります。 小学生を対象に、学校・家庭・地域の
連携協力推進事業として「
放課後子ども教室」や「土曜学習」を継続いたします。 さらに、中学校の部活動について、
指導体制の充実を図り、質的な向上を推進するため、
新規事業として
部活動指導員を配置いたします。 また、
青少年スポーツ振興事業についても幅広い活用を目指し、拡充を図ってまいります。 市内3高校につきましては、
英語検定等資格試験などに対して、新たに支援を行うとともに、各校の魅力向上につながる支援を引き続き行ってまいります。
教育環境の整備としましては、
遠距離通学をする児童・生徒の保護者の
経済的負担を軽減するため、
遠距離通学費補助制度を拡充したほか、
西海東小学校校舎大
規模改修事業、
西海北小学校施設等整備事業を実施するとともに、校舎の長寿命化のための計画を策定いたします。 その他、小学校の適正配置の検討のため、審議会を大島、
崎戸地区で開催いたします。 また、社会教育においては、
西彼教育文化センター、
本郷公民館、
大島武道館、
大瀬戸総合運動公園プール、大島若人の
森総合運動公園野球場、
西海スポーツガーデン多目的運動場の
改修事業や、西海市の炭鉱の歴史を物語る遺構である崎戸炭鉱「
福浦坑巻揚機庫跡」の保存に取り組んでまいります。 施策3の
市民目線の行政と福祉政策でありますが、
職員一人ひとりが
行政サービスを提供する上で、常に
市民目線で対応を意識するよう努めているところですが、高齢化が進展する中で、市民の身近にある
総合支所は一層その重要性を増してまいります。 このため、本年度から本庁と
総合支所間に
テレビ電話システムを導入し、市民の皆様に
ワンストップで正確かつスピーディーな窓口対応を提供し、より身近で信頼できる
行政サービスに努めてまいります。 また、要望の多い
公共施設等の軽微な修繕等につきましては、各
総合支所で迅速に対応するための予算を確保するなど、
総合支所における要望、相談等の窓口機能の充実を図るとともに、地域の特性を生かした
まちづくりを支援する拠点としての機能も強化してまいります。 あわせて、
大島総合支所につきましては、平成33年度の新庁舎完成に向け設計及び別館部分の解体に着手いたします。 多くの要望があっている市道や農道に関わる
草刈り等の
環境整備につきましては、建設部に配置する
土木作業員を2人増員いたしまして6人体制とするとともに、農道の除草経費を倍増しております。 また、草の繁茂を未然に防ぐための路肩等の
張りコンクリートにつきましても、市道・農道ともに予算の大幅な増額を図りました。さらに、地域からの要望に迅速に対応するために、
総合支所ごとに100万円の
予算措置を行いました。 この結果、
道路環境整備に関する予算は約2,400万円、前年度比42%増加いたしました。 次に、市民の切実な要望である公共交通の充実を図るため、新
コミュニティ交通として、この4月1日から市内4地区に分けて予約型の
乗り合いワゴン車を実証運行いたします。路線等につきましては、運行実績や市民のニーズを検証しながら、今後改善を重ねてまいります。 なお、これに伴い、これまで運行していた3地区の
乗り合いタクシーは、藤原地区1地区のみを残して新
コミュニティ交通に移行することとしております。 また、西海町寄船地区及び
横瀬東地区で運行している
乗り合いタクシーにつきましては、9月末までの
実証期間終了後、
予約型乗り合いワゴンへ移行したいと考えております。 路線バスにつきましては、引き続き
運行事業者に対し、利用者のニーズに合った
ダイヤ編成等を要請するとともに、路線の維持存続のための各種支援を努めてまいります。 そのような中、松島地区においては、事業者により
運転士不足等により、ダイヤの一部減便の申し入れがあっており、現在、
代替交通手段を検討中であります。 海上交通につきましては、昨年度の瀬川汽船に続き、崎戸商船のリプレイスが6月に完了いたします。 エレベーターを搭載するなど、
バリアフリー化等の機能が整備され、利用者の利便性が向上するものと思っております。 4つ目の未来につながる
農林水産業、
商工観光業についてですが、農業につきましては、
農業従事者の高齢化、
後継者不足に加え、
有害鳥獣被害などによる営農意欲の減退などの課題があります。 この解決のためには、まず大型機械の導入が可能な生産性の高い効率的な農地を実現するため、
基盤整備事業を推進しているところであります。 既に着手している白崎地区及び小迎地区の早期完成に加え、計画中の面高地区ほか3カ所の
早期事業化に向けて引き続き努力するとともに、
大型基盤整備事業の対象とならない小規模な
基盤整備についても市単独で推進し、一層の
生産基盤の強化を図ってまいります。 また、地域の中心的となる
認定農業者が減少傾向にあることから、県や農協などと連携しながら、その確保に努めてまいります。 あわせて、
新規就農者の育成確保に向けても関係機関と連携し、国の
給付金事業などの活用、及びアボカドやオリーブなどの新規作物の普及支援などを行う一方、若年層や
定年帰農者等の就農支援に取り組み、多様な担い手の確保を図ってまいります。 林業につきましては、4月1日より施行される
森林経営管理法により、新たな
森林経営管理システムが始まります。市内には適齢伐期を迎えている森林が多くなっており、
森林所有者をはじめ、県や森林組合とともに連携し、間伐などの
素材生産活動に力点を置きながら、良質材の生産を図ってまいります。 これらの事業を推進するには、専門的な知識が必要なことから、地域の実情も熟知した
林政アドバイザーを新たに採用し、適切な森林管理と林業の活性化に取り組むこととしております。 水産業につきましては、本年度からスタートする「第2期浜の
活力再生プラン」を着実に推進し、収益性の高い
漁業づくりを目指すとともに、「浜の
活力再生広域プラン」の取り組みを後押ししながら、市内漁協が連携することによる
経営基盤の強化を図ってまいります。 また、「
西海ブランド戦略」による戦略商品のプロモーションをはじめ、「長崎西海の
魚流通促進事業」による販路拡大から販売力の強化に取り組んでまいります。 さらに、担い手の確保・育成対策といたしまして、
就業希望者、
新規就業者、魚家の改善強化に取り組む
漁業者等の技術研修や
機器整備などに対しましても引き続き支援し、次世代を担う人材の育成に努めてまいります。 商工業につきましては、県や商工会などと連携した
各種セミナーによる経営者の能力開発や、後継者の育成に引き続き取り組むこととし、
経営基盤の強化を目指すほか、
プレミアム付商品券発行への支援を引き続き行ってまいります。 観光につきましては、来年春に予定されている
ビジネスホテルの開業を見据え、
大瀬戸総合運動公園などの市内の
スポーツ施設を活用した
スポーツ合宿等の誘致を検討するなど、
宿泊事業の拡大に努めてまいります。 また、
農林漁業体験民宿等の更なる
受入れ態勢の整備と
体験メニューの開発を行い、国内のほか、台湾や中国など、海外からの修学旅行の積極的な誘致及び
音浴博物館など特別館のある観光素材を活用した
国内富裕層の誘客のほか、七
ツ釜鍾乳洞など、本市を代表する観光地の活性化に取り組んでまいります。 本市の情報発信につきましては、本市の
国内誘客地の重点地区である
福岡都市圏を中心に積極的に展開し、
認知度向上に努めてまいります。
西海ブランド戦略につきましては、昨年7月に策定した「
西海ブランド戦略」に基づき、生産者・生産出荷団体・経済団体・行政等が一体となって、「ぎゅぎゅっと西海」ブランドの構築を進め、生産者・サービス提供者の所得拡大、並びに本市への観光客誘客につなげてまいります。 このため、選定した15の戦略商品を中心に「ぎゅぎゅっと西海」ブランドの関東・関西・福岡市場への売り込みを拡大するとともに、広報やイベント活動を本格化させ浸透を図ってまいります。 なお、本年初めて開催しました阪急梅田駅での西海フェアでは、西海ポークやゑべす蛸などの戦略商品11品目を初め、西海市の農水産物・加工食品134品目を一堂に集め販売し、会期の7日間で目標とした420万円を超える506万円の売り上げを達成いたしました。 5つ目の子育て支援、女性の社会参画については、子育て支援については、保護者の就労の有無にかかわらず、児童に幼児教育、保育を提供できる環境を整備するため、市内の私立認定こども園化の施設整備に補助を行うとともに、公立の間瀬保育所及び大島幼稚園を統合して認定こども園に移行するための施設整備に着手いたします。 また、不足する保育士の確保に資するため、保育体制強化・保育補助雇上強化事業として、私立施設における保育支援者や保育補助者の雇用に対し補助を実施して、保育所や認定こども園における保育士の業務負担の軽減に取り組んでまいります。 全国的に増加傾向の続く児童虐待や子どもの貧困への対策といたしまして、こども課に児童虐待対応専門員1名を引き続き配置するとともに、職員の資質向上や関係機関との連携強化を図るため、関係者を対象とした研修会の開催や、子育て支援グループへの支援を行い、子どもを守るネットワークの充実強化を引き続き図ってまいります。 また、妊娠・出産・子育ての各ステージにおける支援を切れ目なく実施するため、母子保健と子育て支援を一体的に提供する子育て世代包括支援センターを引き続き設置し、あわせて産婦や新生児へのショートステイを提供する産後ケア事業を行い、育児不安の解消や産婦の健康管理体制のさらなる充実を図ってまいります。 さらに、不妊に悩むご夫婦の妊娠・出産の希望をかなえるため、これまでの特定不妊治療費助成事業に加え、新たに市単独による一般不妊治療費助成事業を実施いたします。 女性の社会参画につきましては、女性が起業するためのニーズを把握するなど、女性のさらなる活躍を支援するための施策に取り組んでまいります。 6項目の定住環境、高速ネットワーク整備については、定住促進を図るため、引き続き良質な住環境の整備を進めてまいります。 市営住宅では、老朽化が進んでいる徳万団地の旧大島東小学校跡地への移転、建替えを進めるとともに、必要な改修工事を年次計画で実施いたします。 さらに、先に取得した西海町の旧親和銀行支店跡地を活用し、所得制限のない単独住宅の整備を図り、子育て世帯や中階層所得世帯の住宅ニーズに対応してまいります。引き続き、民間事業者が行う賃貸住宅の建設に対して、建設費の一部を助成し、民間活力による良質な賃貸住宅の供給を促進いたします。 また、移住定住者の促進のため、空き家改修費用の補助を継続するとともに、戸建て住宅に対しては、
バリアフリー化など改修工事や3世代同居のための増改築工事等に対して支援を行ってまいります。 老朽化等による危険な空き家の除却に対しましても助成し、地域住民の生活環境の保全も図ってまいります。 高速通信網の整備については、当初の計画に沿って進めているところであり、4月からは西彼南部地域でサービスが開始されます。 本年度は西海町の全域と江島、平島地区の整備を開始するところであり、特段の事情がない限り、2022年には市内全域で接続が可能となります。 最後の7つ目の政策として、島の暮らし支援では、昨年4月に設置した「島の暮らし支援室」を窓口に、それぞれの島の生活課題に対応した取組みを行っているところでありますが、喫緊の課題といたしまして、平島におけるプロパンガス販売業の後継者対策、松島における路線バスの減便の影響の緩和対策、島における有害鳥獣処分対策に取り組んでまいります。 また、夜間の救急搬送時にヘリコプターの離着陸が安全に行われるよう、平島・江島・松島のヘリポートに照明設備を整備いたします。 さらに、島における産業振興等として、江島においては、有人国境離島法に基づく雇用機会拡充事業に継続して取り組むとともに、平島でも同法の一層の活用を働きかけるほか、養蜂についての研究や、島民による先進的離島の視察など、離島の特性を生かした取組みを進めてまいります。 続きまして、7つの政策とともに、市民の暮らしを守るため本年度取り組む主要事業を説明いたします。 医療、介護、救急体制につきましては、在宅生活を支える医療関係者や介護関係者などの連携を図り、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自立した生活ができるよう、地域包括ケアシステムの構築を推進するとともに、切れ目のない介護予防の実施に取り組んでまいります。 また、市民からの要望が強い医療対策については、新たに医療政策班(仮称)を設置し、医師会や県との連携を密にしながら、総合的な医療供給体制の構築を図ってまいります。 続いて、基地対策、消防、防災でございますが、基地対策につきましては、LCAC訓練の適正化や、モニタリングポストの設置について、引き続き粘り強く要望活動を展開してまいります。 消防、防災につきましては、西彼地区の防災行政無線のデジタル化整備を初め、小型動力ポンプ付き積載車、耐震性防火水槽、消防格納庫・詰所等の施設の整備拡充を引き続き計画的に進めてまいります。 また、万が一に備え、災害発生時の応急対策を迅速かつ的確に行うため、西海市として初めての総合防災訓練を9月1日に実施いたします。 つきまして、自衛隊、警察、消防と一体的に訓練を行うこととし、災害対策本部における業務内容・分担等を明確にしてまいります。 また、11月には長崎県と共同で国民保護訓練も実施いたします。 3番目の道路整備でございますが、道路等インフラの整備につきましては、道路が地域経済の活性化や生活環境の向上に資する最も基礎的な社会資本であると同時に、災害時には市民の生命、生活を守るライフラインとして重要な施設であることから、今後とも地域高規格道路である西彼杵道路の西彼町大串から長崎方面への延伸や、松島架橋の実現のため、国、県を初め関係機関に強く要望してまいります。 幹線道路の整備としまして、通行に支障を来している西彼町の市道伊ノ浦線の改良を初め、同町の市道河内岳3号線、西海町の市道車坂線、大島町の市道大浦線、大瀬戸町の市道山手2号線などの改良工事を進めるほか、市内の橋梁長寿命化事業として、5橋の補修事業を予定しております。 また、市道の維持及び舗装補修事業、交通安全施設整備事業等、地域住民の要望などを反映しながら、安全で快適な道づくりに引き続き取り組んでまいります。 上下水道につきましては、水道事業において、下水道事業の瀬戸処理地区及び大串処理区の
環境整備にあわせ布設替工事を実施するほか、老朽化した施設や改良が必要な施設について、更新や改良工事を実施してコスト縮減を図りながら、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。 下水道につきましては、大島地区の汚水処理施設の統廃合を進めるとともに、集合処理方式が困難な地区については、浄化槽設置整備事業の推進に努めてまいります。 また、老朽化が進んでいる農業集落排水施設の対策として、農業集落排水施設機能強化事業を活用し、機器の更新を実施してまいります。 5番目の環境対策につきましては、これまでの課題であった大島配水池、いわゆる「ひょうたん池」の入口部分の臭気対策工事を実施し、より良い生活環境の整備に努めてまいります。 また、廃炉となった3施設のクリーンセンターのうち、本年度、江島・平島のクリーンセンターの解体工事を実施するとともに、あわせて西彼クリーンセンターの施設解体に向けた基本設計等の諸準備を進めてまいります。 消費者行政につきましては、悪質・巧妙化する消費者トラブルに対して、今後も継続して消費生活センターによる相談体制の一層の充実を図り、暮らしの安全確保に努めてまいります。 また、被害に遭わないよう、出前講座等による啓発活動を行うとともに、若年者を対象とした消費者教育にも取り組んでまいります。 最後に、行政運営の進め方でありますが、行政運営の基本は、言うまでもなく市民ファーストであり、課題解決に向けた事業着手の優先順位は、市民生活にとっての重要性が基準となります。
職員一人ひとりが常に
市民目線に立ち、できないではなく、前例にこだわらず、どうしたらできるのかを考えながら、限りある財源と職員を活用していく必要があります。 また、目まぐるしい社会情勢の変化に即応しながら、スピード感を持って各種政策を実行しなければなりません。 そのため、職員の意識改革を促し、各種研修等を通じて意欲や能力の向上を図りながら、適材適所の人事配置を行うとともに、長期的には、今後いかに優秀な人材を持続的に確保していくのかという大きな課題にも取り組む必要がございます。 その上で、選択と集中を常に視点に入れながら、既成概念に捉われない適時・適切な事業評価を行い、限られた財源を効果的・効率的に活用して、第2次西海市総合計画前期基本計画の着実な進捗を図るとともに、「西海市まち・ひと・しごと総合戦略」に沿った実効性のある事業を強力に展開してまいります。 以上、
施政方針を述べさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○議長(
平野直幸) これで
施政方針を終わります。
△日程第5 報告第1号
○議長(
平野直幸) 「日程第5 報告第1号
総務課公用車の事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについての専決処分の報告について」を議題とします。報告内容の説明を求めます。 (「議長」の声あり) 杉澤市長。
◎市長(
杉澤泰彦) それでは、ただ今上程いただきました報告第1号について、報告内容の御説明を申し上げます。 報告第1号「
総務課公用車の事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについての専決処分の報告について」は、大瀬戸コミュニティセンター駐車場内で発生した自動車物損事故に関し、損害賠償の額を定め和解したので、報告するものです。 本件は、平成30年12月20日に西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷において、大瀬戸コミュニティセンター駐車場に駐車するため、財務課職員が公用車を後退させていたところ、後方から走行してきた車両と接触したものであります。 以上で、報告第1号についての報告内容の御説明を終わります。
○議長(
平野直幸) 山添総務部長。
◎総務部長(山添秀士) それでは、私のほうから、報告第1号「
総務課公用車の事故にかかわる損害賠償の額を定め、和解することについて」の専決処分の報告について補足説明をさせていただきます。 この報告第1号につきましては、事故の相手方とは平成31年1月28日に示談が成立しており、専決処分をさせていただいております。 事故の概要につきましては、先ほど市長が提案理由で申し上げましたとおりですけども、報告第1号 関係資料その1をご覧ください。 財務課職員が午後3時36分ごろ、現場から帰庁した際に、大瀬戸コミュニティセンター駐車場の道路側に後ろ向きで駐車しようとして後退いたしましたところ、後方から走行してきました車両と接触したものでございます。 報告第1号関係資料(その2)の写真のとおり、
総務課公用車は車両後部の中央部付近を、相手方の車両は右側前方部を損傷したものでございます。この事故においては、お互いのけがはございませんでした。事故の責任の割合でございますけれども、相手方が5割、西海市側が5割となっております。相手方の損害額は14万6,513円となっております。 したがいまして、相手方車両の損害額の5割であります7万3,257円を損害賠償額としてお支払いをしたという内容でございます。この損害賠償額につきましては、加入保険会社であります一般社団法人全国自治協会から直接支払われております。 今回の事故に関しましては、お互いの注意力不足が大きな原因でございます。今後とも車両の運転には十分注意を行い、安全運転を徹底するよう指導してまいりたいと思います。 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議願います。
○議長(
平野直幸) 報告第1号の報告内容の説明が終わりました。これから質疑を行います。質疑ありませんか。 戸浦善彦議員。
◆3番(戸浦善彦) 資料の相手方車両の状況の写真を見ると、雨ではなかったのかなと思う状況です。まず、その当時の天気と、また事故状況略図を見ると、一度「1」という駐車スペースに入っているということは、後ろから来られた相手方としたら、もう駐車をされたと認識する雰囲気もあるので、仮に運転手だけでは仕方ないとしても、仮に同乗者という方が乗ってらっしゃったのであれば、降りてから周りの確認等もあったのかと思いますので、同乗者がいたのかというのを2点お聞きしたいと思います。
○議長(
平野直幸) 山添総務部長。
◎総務部長(山添秀士) 天気につきましては、議員のおっしゃるとおり、小雨が降っていたのではないかと思っております。 同乗者につきましては、同乗しておらず、一人で運転しておりました。この「1」の方には入ろうとしましたのは、前の方に1回振って後ろのほうに入ろうとしたためでございますので、特別に「1」の方に深く入ったわけではございませんで、先ほど言いましたように、後ろに後退するために前方のほうに1回車を出して、「2」の駐車スペースの方に入ろうとしたものでございます。以上です。
○議長(
平野直幸) これで質疑を終わります。これから自由討議を行います。ただ今の質疑に関して討議ありませんか。 (「なし」の声あり) これで自由討議を終わります。報告第1号は「報告済み」とします。
△日程第6 同意第1号 西海市
教育委員会委員の任命同意について
○議長(
平野直幸) 「日程第6 同意第1号 西海市
教育委員会委員の任命同意について」を議題とします。提案理由の説明を求めます。 (「議長」の声あり) 杉澤市長。
◎市長(
杉澤泰彦) ただ今上程いただきました同意第1号について提案理由の御説明を申し上げます。 同意第1号「西海市
教育委員会委員の任命同意について」は、平成19年5月17日から教育委員を務めていただいております北島淳朗委員が、本年5月16日をもって4年間の任期が満了することによるもので、引き続き西海市の教育委員として再任いただくこととして御提案申し上げるものでございます。 御承知のように、教育委員は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、人格が高潔で教育、学術及び文化に関し識見を有する方の中から議会の同意を得て任命される要職となっております。 北島氏は、その温厚誠実なお人柄に加え、福祉、農林業、観光など、多方面にわたる豊富な知識と経験を有するとともに、教育行政全般に広く精通され、教育分野における豊富な知識をお持ちの方であり、これまでも西海市の教育委員として大いに活躍いただいている方でございます。まさに教育委員として適任であると存じますので、引き続き就任いただくこととして御提案申し上げるものでございます。 以上、同意第1号についての提案理由の御説明を終わります。何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
平野直幸) 提案理由の説明が終わりました。これから質疑を行います。本案は人事案件ですので、個人の人権に関わる発言がないようお願いします。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) これで質疑を終わります。 お諮りします。同意第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがいまして、同意第1号については、委員会付託を省略することに可決されました。委員会付託を省略します。 これから討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり) これで討論を終わります。これから「同意第1号 西海市
教育委員会委員の任命同意について」採決します。 お諮りします。本案は「同意する」ことに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、「同意第1号 西海市
教育委員会委員の任命同意について」は、「同意する」ことに決定しました。
△日程第7 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について
○議長(
平野直幸) 「日程第7 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について」を議題とします。提案理由の説明を求めます。 (「議長」の声あり) 杉澤市長。
◎市長(
杉澤泰彦) ただ今上程いただきました諮問第1号の提案理由の御説明を申し上げます。 この諮問は、「
人権擁護委員の候補者の推薦について」で、御承知のように、
人権擁護委員は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚を図るため、
人権擁護委員法に基づき法務大臣が委嘱し、各市町村に設置されます。 委嘱にあたっては、同法の規定により、市町村長が区域内の住民の中からその市町村の議会の意見を聞いて候補者を推薦することとなっております。 現在、本市で10名の委員さんが御活躍中ですが、そのうち、今年6月末をもって任期満了を迎えられる委員について、後任の候補者を推薦する必要がありますので、今回議会の御意見をお伺いするもので、本年6月末で退任される
崎戸地区委員の後任について、同地区の藤戸秀次氏を新たに推薦しようとするものです。 藤戸氏は、昭和45年に長崎県立大崎高等学校を卒業されたのち、食品関係の会社に長年勤務され、現在は佐世保港湾運輸株式会社大島事業所に勤務されております。 性格は温厚で親身に相談に応じられる人格者であり、現在、崎戸町「村地区」の行政区長を務められており、人望も厚く、地区の方や地域をよく理解され、またボランティア活動にも積極的に参加されるなど、
人権擁護委員として適格であると確信するものであります。 以上、諮問第1号についての提案理由の御説明を終わります。よろしく御意見賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
平野直幸) 提案理由の説明が終わりました。 この際、お諮りします。諮問第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、諮問第1号については、委員会の付託を省略することに可決されました。 これから質疑を行います。本案は人事案件ですので、個人の人権に関わる発言がないようお願いします。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり) これで討論を終わります。 これから「諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決します。 お諮りします。本案は「支障なし」とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) 「異議なし」と認めます。したがって、「諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について」は、「支障なし」とすることに決定しました。 ここで暫時休憩します。 午前10時58分 休憩 午前11時11分 再開
△日程第8 議案第1号から日程第43 議案第36号までの36
議案一括上程
○議長(
平野直幸) 休憩を閉じて再開します。 「日程第8 議案第1号 西海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から、「日程第43 議案第36号 西海市新
コミュニティ交通の運行に関する条例の制定について」までの36件を一括議題とします。提案理由の説明を求めます。 (「議長」の声あり) 杉澤市長。
◎市長(
杉澤泰彦) ただ今、上程いただきました議案第1号から議案第36号までの36議案について、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 はじめに、議案第1号「西海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、国における長時間労働の是正を目的とした人事院規則の改正にあわせ、超過勤務命令を行うことができる上限を新たに設けることとして、所要の改正を行うものです。 議案第2号「西海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、
介護保険法に規定する事業を実施し、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けるために必要な生活支援体制の充実・強化を図るため、新たに設置する「西海市生活支援体制整備協議会委員」の報酬額と、学校運営の改善や児童生徒の健全育成に取り組むことを目的に新たに設置する「西海市学校運営協議会委員」の報酬額を設けるもので、この度、西海市特別職報酬等審議会の答申を得たので、これらの条例を追加規定しようとするものです。 議案第3号「西海市
消防委員会条例の一部を改正する条例の制定について」は、西海市消防団条例の改正により、消防団副団長が置かれたことに伴い、委員数に係る規定を改正するものです。 議案第4号「西海市
過疎地域自立促進計画の変更について」は、平成27年度に策定した計画へ新たな事業を追加することにより、同計画の一部を変更したいので、
過疎地域自立促進計画の一部を変更したいので、過疎地域自立促進特別措置法の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 議案第5号「
江島辺地総合整備計画の変更について」は、計画期間である平成27年度から平成31年度に実施する江島診療所医療
機器整備事業の総事業費及び辺地対策事業債の予定額を変更したいので、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき議会の議決を求めるものです。 議案第6号「西海市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、西海市大島若人の
森総合運動公園野球場の照明設備設置に伴い、その使用料を規定するため、所要の改正を行うものです。 議案第7号「西海市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、「
災害弔慰金の支給等に関する法律」及び「
災害弔慰金の支給等に関する施行令」の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 改正の主な内容は、市町村の政策判断に基づき、低い利率での貸付けを可能とし、被災者ニーズに応じた貸付けを実施できることとなったことに伴い、西海市においては、現在3%の利率を無利子とする改正を行うものです。 議案第8号「西海市老人憩いの家の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」は、本施設が建築から80年以上を経過し、耐震性に問題があり老朽化が著しいことから、施設を解体し、周辺住民及び隣家の安全確保を図るため、設置及び管理に関する条例を廃止するものです。 議案第9号「西海市
生活支援体制整備協議体設置条例の制定について」は、
介護保険法に規定する事業を実施し、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために必要な生活支援体制の充実強化を図るため、関係する機関や団体等で組織する協議体を設置する条例を制定するものであります。 議案第10号「西海市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」は、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整理等に関する省令が、平成31年4月1日付で施行されることに伴い、所要の改正を行うものです。 議案第11号「西海市
県営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について」は、「丸田地区県営耕作放棄地解消・発生防止
基盤整備事業」が平成29年度で完了し、平成31年度からの
新規事業として「面高地区水利施設等保全高度化事業 特別型」が実施されるため、改正を行うものです。 議案第12号「西海市
福島地区総合交流促進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、当該施設の管理費用の増加に伴う使用料見直しについて、議会の議決を求めるものです。 議案第13号「西海市柳の
浜海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定について」は、当該施設を新規に設置し、管理運営をするための条例を制定するものです。 議案第14号「新たに生じた土地の確認及び字の区域変更について」は、公有水面埋め立てにより、西海市大瀬戸町において、あらたに土地が生じ、字の区域の変更を要することになったので、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものです。 議案第15号「市道の路線廃止について」及び議案第16号「市道の路線認定について」は、道路台帳の整備・更新を行う中で、起点及び終点の字名の表示に錯誤があったため、一旦路線の廃止を行い、あらたに起点及び終点の字名を変更し、路線の認定を行うものです。 議案第17号「西海市
布設工事監督者の配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、学校教育法の一部を改正する法律の成立に伴い改正された水道法施行令及び同法施行規則に基づき
布設工事監督者の配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準の一部を改正するものです。 議案第18号「平成30年度西海市
一般会計補正予算(第5号)」は、既存の予算に2,535万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を237億1,487万6,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳入では、特定防衛施設整備調整交付金において、交付額決定に伴う増額のほか、後期高齢者医療
特別会計の前年度繰越金の確定に伴う
一般会計への繰入金などを計上しております。 歳出では、国の補正予算(第2号)により
予算措置された西彼町白崎地区農業競争力強化
基盤整備事業に係る地元負担金のほか、国の政策に基づくプレミアム付商品券事業の増額、実績確定に伴う路線バス補助金の増額、負担額が確定した佐世保広域消防事務委託負担金の減額、その他、国県支出金等を財源とする事業の実績見込みによる減額などを計上しております。 なお、今回の補正に係る財源は、財政調整基金への積み立てにより調整をしております。 議案第19号「平成30年度西海市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」は、事業勘定において、既存の予算に396万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を41億6,858万3,000円とするものです。 補正の主な内容は、保険基盤安定繰入金、財政安定化支援事業繰入金等の額の決定に伴うもので、歳出において財源組替を行っております。 また、特別調整交付金直営診療所運営費分の金額の決定により、歳入において県支出金を増額し、直診勘定繰出金として同額を計上しております。 直診勘定においては、既定の歳入歳出の総額を増減なしとし、歳入歳出をそれぞれ2億1,102万6,000円とするものです。 補正の主な内容は、事業費の確定による県支出金、市債の減額及び事業勘定からの繰入金の増額によるもので、
一般会計繰入金を減額し調整しております。 また、それに伴い、歳出においては財源組替を行っております。 議案第20号「平成30年度西海市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、既存の予算から245万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3億5,986万5,000円とするものです。 補正の主な内容は、長崎県後期高齢者医療広域連合納付金の変更に伴う減額で、その財源につきましては、保険料及び
一般会計繰入金により調整しております。 また、繰越金については、歳入において確定額を増額計上し、歳出において
一般会計繰出金の増額を計上し、精算することとしております。 議案第21号「平成30年度西海市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、既存の予算から213万円を減額し、歳入歳出予算の総額を7,370万1,000円とするものです。 補正の主な内容は、施設管理費の委託料を減額するもので、財源につきましては、
一般会計繰入金を減額し調整しております。 議案第22号「平成30年度西海市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は、大串処理区公共下水道事業及び大島町汚水処理施設等統廃合事業に係る繰越明許費についてで、他事業の計画変更に伴い繰越を行うもので、翌年度繰越額は1億3,200万円となっております。 議案第23号「平成30年度西海市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)」は、既存の予算から7,341万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を5億951万8,000円とするものです。 補正の主な内容は、付替え河川用地の購入について、地権者との協議に時間を要したこと及び馬込川上流域の安全確保のため、河川幅を拡幅することにより購入面積が拡大したことで、平成31年度予算に改めて計上するため減額するものであります。 議案第24号「平成30年度西海市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」は、保険事業勘定の既存の予算に498万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を36億9,649万7,000円としております。 補正の主な内容は、国の保険者機能強化推進交付金制度の創設に伴う国庫補助金の増額及び第1号保険料の基金への積み立てによるものです。 議案第25号「平成30年度西海市
水道事業会計補正予算(第3号)」については、資本的収入額では既存の予算を3,150万円減額し、その総額を2億6,626万1,000円とするものです。 資本的支出額では、既存の予算を4,903万6,000円減額し、その総額を4億8,458万5,000円とするものです。 補正の主な内容は、県発注の国道側溝工事に伴い見込んでいた排水管布設替が不要となったことによる工事請負費の減額及びこれに伴う企業債の減額によるものです。 議案第26号は「平成31年度西海市
一般会計予算」で、歳入歳出予算の総額を前年度の当初予算と比較し18億6,709万6,000円、9.4%の増となる216億9,632万6,000円とするものです。 平成31年度当初予算は、私が就任して以来、これまでの市民の皆様の声、目線に立った政策実現に向けた取組みに重点を置いて編成を行いました。 本市が直面する全ての課題を一度に解決はできませんが、平成31年度を新のスタートとして、西海市の道しるべとなるよう着実に歩を進めてまいりたいと考えております。 予算の主な内容でありますが、歳出においては市内の光ケーブルによる超
高速ブロードバンド環境整備のため、「
さいかい光の
道構想補助金事業」や、「
防災無線デジタル化整備事業」においては、平成31年度に事業を実施する西彼町において市内全域をカバーすることとなります。 このように継続的に取り組んでいる事業のほか、
農林水産業の後継者づくりに最も必要な生産者の所得向上を図るため、新たな特産品や販売ルートの開発及び観光・商業とともに連携した「西海ブランド」の確立を図る「特産品ブランド力強化対策事業」や、離島にお住いの方々の生活に密着した課題の解決を図るため、「しまの有害鳥獣処分支援事業」など、市民の皆様がより便利に御利用いただける仕組みづくりなど、予算を計上しています。 また、ハード事業として、四本堂公園を初め、各市内小中学校などの市内公共施設の改修を行い、快適な
環境整備に努めるほか、定住人口の拡大や、宅地不足の解消を図るため、緑ケ丘団地宅地造成や定住促進住宅整備事業として旧親和銀行西海支店跡地の土地・建物を購入し、住宅を整備する予算などを計上しました。 一方、歳入においては、市内大型事業所からの法人市民税収入が減収見込みであるほか、
普通交付税の段階的縮減も4年目となり、
財政運営はさらに厳しさが増すことが予想されます。 そのため、今後も引き続き事務事業の見直しを図りながら、
政策課題の解決に効果が見込める事業への予算の重点配分などに努め、健全な
財政運営を目指してまいります。 議案第27号「平成31年度西海市国民健康保険
特別会計予算」は、事業勘定において歳入歳出予算の総額を40億7,253万3,000円、直営診療施設勘定において、歳入歳出予算の総額を2億437万5,000円とするものです。 事業勘定の歳出の主な内容は、総務費4,099万2,000円、
保険給付費29億3,054万1,000円、国民健康保険事業納付金9億5,856万2,000円、保健事業費5,963万2,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、国民健康保険税6億7,892万円、県支出金等30億4,608万3,000円、繰入金3億449万4,000円等により調整しております。
予算編成にあたり県から示された国民健康保険事業費納付金については、県支出金、
一般会計繰入金、国保税等を財源として計上しております。 また、
保険給付費については、医療費及び被保険者の動向により見込んでおり、その財源としての相当分の県支出金を計上しております。 なお、歳出予算の不足額については、基金繰入金により調整しております。 直営診療施設勘定の歳出の主な内容は、総務費1億4,424万円、医業費4,949万3,000円を計上しており、これに伴う財源は、診療収入等を充て、不足分は
一般会計繰入金で調整しております。 議案第28号「平成31年度西海市後期高齢者医療
特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を3億6,058万1,000円とするものです。 歳出の主なものは、総務費125万9,000円、後期高齢者医療広域連合納付金3億5,858万5,000円を計上しており、これに伴う財源は、後期高齢者医療保険料及び繰入金等で調整しております。 議案第29号「平成31年度西海市簡易水道事業
特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を8,967万6,000円とするものです。 歳出の主な内容は、総務費、事業費等を計上しており、これに伴う財源は、簡易水道事業収入、繰入金及び市債等で調整しております。 議案第30号「平成31年度西海市下水道事業
特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を17億6,683万1,000円とするものです。 歳出の主な内容は、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水施設機能強化事業並びに大島町汚水処理施設統廃合事業に係る建設改良費及び各施設の維持管理費の計上を行い、排水設備等改造工事資金利子助成金について、債務負担行為を設定しております。 財源につきましては、下水道事業収入、国庫支出金、繰入金及び市債等で調整しております。 議案第31号「平成31年度西海市
工業団地整備事業特別会計予算」は、歳入歳出の総額を18億1,877万9,000円とするものです。 歳出の主な内容は、
大島地区工業団地整備事業委託料及び市債償還に係る元金と利子を計上しており、これに伴う財源は地域開発事業債、県補助金及び
一般会計からの繰入金で調整しております。 議案第32号「平成31年度西海市交通船
特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を1億2,174万7,000円とするものです。 歳出の主な内容は、事業費1億2,124万7,000円を計上しており、これに伴う財源は、使用料及び手数料並びに
一般会計からの繰入金等で調整しております。 議案第33号「平成31年度西海市
介護保険特別会計予算」は、保険事業勘定において、歳入歳出の総額を37億3,809万9,000円、介護サービス事業勘定において、歳入歳出予算の総額を1,768万1,000円とするものです。 保険事業勘定の歳出の主な内容は、総務費4,533万1,000円、
保険給付費35億5,985万1,000円、地域支援事業費1億3,241万2,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は
介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等で調整しております。 介護サービス事業勘定の歳出の主な内容は、介護予防支援業務に係る居宅サービス事業費1,570万4,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は介護予防サービス計画費収入を充当しております。 議案第34号「平成31年度西海市
水道事業会計予算」は、水道施設の維持管理を目的とした収益的収入においては、収益的収入の総額を7億8,695万円、収益的支出の総額を9億5,267万9,000円とするものです。 水道施設の建設改良を目的とした資本的収支においては、資本的収入の総額を4億2,379万6,000円、資本的支出の総額を7億2,691万8,000円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額3億312万2,000円については、損益勘定留保資金等で補てんしております。 議案第35号「平成31年度西海市工業用水道会計予算」は、工業用水道施設の維持管理を目的とした収益的収支においては、収益的収入の総額を1億31万1,000円、収益的支出の総額を1億2,173万円とするものです。工業用水道施設の建設改良を目的とした資本的収支においては、資本的収入の総額を3,000円、資本的支出の総額を4,064万円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額4,063万7,000円においては、損益勘定留保資金等で補てんしております。 議案第36号「西海市
コミュニティ交通の運行に関する条例の制定について」は、高齢者等の通院、買い物等、市民生活に係る移動手段を確保し、公共交通の利便性を図るため、離島を除く市内全域を対象に、予約型の新
コミュニティ交通を平成31年4月から運行開始することに伴い、新たに条例を制定するものです。 以上で、議案第1号から議案第36号までの36議案について、提案理由の御説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
平野直幸) 議案第1号から議案第36号までの36件についての提案理由の説明が終わりました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 ただ今、提案理由の説明が終わりました議案第1号から議案第36号までの36件の議案につきましては、その質疑及び委員会付託を3月7日の本会議で行います。 これら36件の議案について、質疑の発言を希望される方は、3月5日の正午までにその質疑内容を所定の用紙に記入の上、通告願います。 次回の本会議は、3月4日、午前10時から開きます。所定の時刻までに参集願います。 本日は、これで散会します。 散会 午前11時45分...