五島市議会 > 2017-06-14 >
06月14日-01号

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  1. 五島市議会 2017-06-14
    06月14日-01号


    取得元: 五島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成29年  6月 定例会        平成29年6月五島市議会定例会会期日程表1 会期   6月14日~6月30日(17日間)2 会期日程月日曜開議時刻種別内容6月14日水10:00本会議開会、会期決定、諸報告、委員会付託省略案件上程質疑討論、採決、議案上程説明6月15日木 休会議案研究日6月16日金10:00本会議議案質疑委員会付託6月17日土 休会休会6月18日日 休会休会6月19日月10:00本会議市政一般質問6月20日火10:00本会議市政一般質問6月21日水 委員会付託案件審査6月22日木 委員会付託案件審査6月23日金 委員会付託案件審査6月24日土 休会休会6月25日日 休会休会6月26日月 委員会付託案件審査6月27日火 委員会付託案件審査6月28日水 委員会付託案件審査予算委員会)6月29日木 休会議事整理日議会運営委員会)6月30日金10:00本会議委員会付託省略案件上程質疑討論、採決、委員長報告質疑討論、採決、閉会      平成29年6月五島市議会定例会上程案件及び処理結果議案分類番号件名元号年月日処理結果監査報告26出納検査結果報告(平成29年1月分)平成29614報告監査報告27出納検査結果報告(水道事業会計・平成29年1月分)平成29614報告監査報告28平成28年度財政援助団体等監査結果報告平成29614報告監査報告出納検査結果報告(平成29年2月分)平成29614報告監査報告出納検査結果報告(水道事業会計・平成29年2月分)平成29614報告監査報告出納検査結果報告(平成29年3月分)平成29614報告  行政調査報告について平成29614報告  所管事項の管内行政調査報告について平成29614報告報告専決処分の報告について(五島税条例の一部改正について)平成29614承認報告専決処分の報告について(五島国民健康保険税条例の一部改正について)平成29614承認報告専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)平成29614報告報告専決処分の報告について(平成28年度五島一般会計補正予算(第6号))平成29614承認報告専決処分の報告について(平成28年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第5号))平成29614承認報告8平成28年度五島一般会計継続費繰越計算について平成29614報告報告9平成28年度五島一般会計繰越明許費繰越計算について平成29614報告報告10平成28年度五島一般会計事故繰越し繰越計算について平成29614報告報告11平成28年度五島簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算について平成29614報告議案63五島固定資産評価員の選任について平成29614同意監査報告出納検査結果報告(平成29年4月分)平成29630報告監査報告出納検査結果報告(水道事業会計・平成29年3月分)平成29630報告報告12専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)平成29630報告議案52五島特定個人情報保護条例及び五島行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について平成29630原案可決議案53五島特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部改正について平成29630原案可決議案54五島市立幼稚園条例の一部を改正する条例の一部改正について平成29630原案可決議案55五島単独住宅管理条例の一部改正について平成29630原案可決議案56財産の取得について平成29630原案可決議案57財産の取得について平成29630原案可決議案58財産の取得について平成29630原案可決議案59財産の取得について平成29630原案可決議案60あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について平成29630原案可決議案61あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について平成29630原案可決議案62和解及び損害賠償の額の決定について平成29630原案可決議案64五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案65五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案66五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案67五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案68五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案69五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案70五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案71五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案72五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案73五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案74五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案75五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案76五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案77五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案78五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案79五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案80五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案81五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案82五島農業委員会委員の任命について平成29630同意議案83平成29年度五島一般会計補正予算(第1号)平成29630原案可決議案84平成29年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第1号)平成29630原案可決請願子どもたちのゆたかな教育環境をつくるための教職員定数改善と学校現場における働き方改革の推進を求める請願平成29630採択議会議案子どもたちのゆたかな教育環境をつくるための教職員定数改善と学校現場における働き方改革の推進を求める意見書平成29630原案可決陳情1五島による物品の発注に関する陳情平成29630結審陳情2療養費不正請求チェック体制強化に関する陳情平成29630結審  地域産業の振興及び観光資源の活用についての調査研究平成29630閉会中の経済土木委付託  議員派遣について平成29630派遣  人口減少問題対策特別委員会の設置について平成29630設置◯出席議員(20名)   1番  三浦直人君      11番  神之浦伊佐男君   2番  木口利光君      12番  宗 藤人君   3番  野茂勇司臣君     13番  網本定信君   4番  明石博文君      14番  草野久幸君   5番  野口善朗君      15番  江川美津子君   6番  山田洋子君      16番  橋本憲治君   7番  古川雄一君      17番  相良尚彦君   8番  片峰 亨君      18番  村岡末男君   9番  清川久義君      19番  荒尾正登君  10番  林 睦浩君      20番  谷川 等君-----------------------------------◯欠席議員(0名)◯地方自治法第121条の規定に基づく出席者 市長        野口市太郎君  会計管理者     佐々野祐八君 副市長       吉谷清光君   監査委員      橋本平馬君 教育長       藤田清人君   監査委員事務局長  城山玲子君 総務企画部長    久保 実君   農業委員会事務局長 藤原淳一君 市民生活部長    川端久章君   教育委員会総務課長 蓮本光之君 地域振興部理事   山下 登君   税務課長      市川良二君 農林水産部長    田端正之君   長寿介護課長    中村邦夫君 建設水道部長    出口秀幸君   国保健康政策課長  出口法隆君 消防長       今村威徳君   商工雇用政策課長  橋口雅子君 総務課長選挙管理委員会事務局長  再生可能エネルギー推進室長           中村伸雄君             今村 晃君 政策企画課長    大賀義信君   観光物産課長    角野 隆君 財政課長      山本 強君   スポーツ振興課長  坂本 力君 富江支所長     小田昌広君   農林整備課長    田端広未君 玉之浦支所長    瀬川徳幸君   水産課長      井川吉幸君 三井楽支所長    白濱寿喜君   管理課長      濱里徳久君 岐宿支所長     中野邦彦君   水道課長      米山尚志君 奈留支所長     夏井勝幸君-----------------------------------◯議会事務局 局長        山田 栄君   書記        川邊 亮君 次長        鍋内秀明君   書記        灰谷まさみ君 議事係長      都々木俊明君          平成29年6月14日(水)議事日程表議事日程 第1号日程番号議案番号件名備考1 会期の決定について 2 議長報告について 3 市政報告について 4 監査報告について 5 行政調査報告について 6 所管事項の管内行政調査報告について総務・経済土木委員会報告7報告第3号専決処分の報告について(五島税条例の一部改正について)委員会付託省略8報告第4号専決処分の報告について(五島国民健康保険税条例の一部改正について)同上9報告第5号専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について) 10報告第6号専決処分の報告について(平成28年度五島一般会計補正予算(第6号))委員会付託省略11報告第7号専決処分の報告について(平成28年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第5号))同上12報告第8号平成28年度五島一般会計継続費繰越計算について 13報告第9号平成28年度五島一般会計繰越明許費繰越計算について 14報告第10号平成28年度五島一般会計事故繰越し繰越計算について 15報告第11号平成28年度五島簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算について 16議案第63号五島固定資産評価員の選任について委員会付託省略17議案第52号五島特定個人情報保護条例及び五島行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について上程・説明18議案第53号五島特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部改正について同上19議案第54号五島市立幼稚園条例の一部を改正する条例の一部改正について同上20議案第55号五島単独住宅管理条例の一部改正について同上21議案第56号財産の取得について上程・説明22議案第57号財産の取得について同上23議案第58号財産の取得について同上24議案第59号財産の取得について同上25議案第60号あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について同上26議案第61号あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について同上27議案第62号和解及び損害賠償の額の決定について同上28議案第83号平成29年度五島一般会計補正予算(第1号)同上29議案第84号平成29年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第1号)同上                        =午前10時00分 開会= ○議長(谷川等君) おはようございます。 出席議員は定足数に達しました。 これより平成29年6月五島市議会定例会を開会いたします。 初めに、4月1日付で議会事務局職員の異動があっておりますので、報告をいたします。 今回の異動では、部長制の導入があっており、議会事務局長も役職名は変わりませんが部長級となりますことから、ここで御紹介いたします。 議会事務局長、山田 栄君。 次に、事務局職員の紹介です。 次長兼庶務係長、鍋内秀明君。 書記、灰谷まさみ君。 以上、それぞれ任命をいたしましたので、報告申し上げ、紹介いたします。 次に、市長部局等においても4月1日付で副市長及び教育長の任命並びに職員の人事異動が行われていますので、この際、紹介を受けることにいたします。 ◎市長(野口市太郎君) (登壇)議長からお許しをいただきましたので、4月1日付で就任しました副市長及び教育長並びに人事異動がありました幹部職員を紹介させていただきます。 まず副市長でありますが、去る平成29年3月五島市議会定例会におきまして、議会から御同意を賜り、4月1日付で副市長として就任しました吉谷清光君でございます。 次に、同じく議会から御同意を賜り、4月1日付で教育長として就任しました藤田清人君でございます。 続きまして、4月1日付の人事異動により異動がありました幹部職員を紹介いたします。 まず、平成29年度の組織機構の見直しにおいて、新たに設置した部の部長及び理事並びに部長級として任命した職員を紹介いたします。 総務企画部長、久保 実君でございます。 市民生活部長、川端久章君でございます。 農林水産部長、田端正之君でございます。 地域振興部理事、山下 登君でございます。 建設水道部長、出口秀幸君でございます。 消防長、今村威徳君でございます。 次に、課長級でございます。 総務課長、中村伸雄君でございます。 政策企画課長、大賀義信君でございます。 税務課長、市川良二君でございます。 長寿介護課長、中村邦夫君でございます。 国保健康政策課長、出口法隆君でございます。 商工雇用政策課長、橋口雅子君でございます。 再生可能エネルギー推進室長、今村 晃君でございます。 観光物産課長、角野 隆君でございます。 スポーツ振興課長、坂本 力君でございます。 農林整備課長、田端広未君でございます。 水産課長、井川吉幸君でございます。 管理課長、濱里徳久君でございます。 水道課長、米山尚志君でございます。 教育委員会事務局総務課長、蓮本光之君でございます。 富江支所長、小田昌広君でございます。 玉之浦支所長、瀬川徳幸君でございます。 岐宿支所長、中野邦彦君でございます。 奈留支所長、夏井勝幸君でございます。 以上のとおり発令いたしておりますので、議員の皆様方にはどうぞよろしく御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。 以上で紹介を終わらせていただきます。(降壇) ○議長(谷川等君) この際、新たに就任された吉谷副市長及び藤田教育長から就任の御挨拶を受けたいと思います。 まず、吉谷副市長に御挨拶をお願いいたします。 ◎副市長(吉谷清光君) (登壇)本年3月定例会におきまして、議会の皆様の御同意をいただき、4月1日付で副市長に選任されました吉谷でございます。 まず、本壇から御挨拶をさせていただく機会にあずかり、議長を初め議員各位に厚くお礼を申し上げます。 私は、昭和54年8月、旧三井楽町役場に入庁し、以来38年間さまざまな行政分野を経験してまいりました。これまでの経験を職員の皆様と共有し、さまざまな課題に向き合い、五島の振興発展のため誠心誠意、全力を尽くしてまいりたいと存じます。 もとより、浅学非才の身であることは十分自覚しております。今後とも議会の皆様、市民の皆様の温かい御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(谷川等君) 次に、藤田教育長に御挨拶をお願いいたします。 ◎教育長(藤田清人君) (登壇)ただいま議長のお許しをいただきまして、就任に当たり一言御挨拶を申し上げます。 去る平成29年3月五島市議会定例会におきまして、議会の御同意を賜り、4月1日付で教育長に就任いたしました藤田清人でございます。改めまして、その責任の重さに身の引き締まる思いがしておりますが、五島の教育の充実・発展のために、誠心誠意取り組んでまいりますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、少子高齢化、社会や経済のグローバル化高度情報化が進み、より複雑で変化の激しい時代になり、特に教育分野では、将来の社会人としての基礎力を養い、職場や地域社会で活躍できる人材の育成が強く求められているところです。 そのために、子供たちに対して、自立して他者と協調しながらともに生き、その将来、未来を切り開いていく力、生きる力を育成していかなければならないというふうに考えております。 そこで、「子どもたちに島を託す」というスローガンのもと、五島の未来を開く子供たちの姿をうたい込んだ五島教育に関する大綱や、第2期五島教育振興基本計画に基づいた具体的な取り組みを一つ一つ充実させていくことにより、生きる力の育成に努めてまいりたいと思います。 学校教育につきましては、これまで同様、大綱に示された指針の一つでもあります「ふるさとを誇りに思う子どもの育成」を前面に掲げ、各学校において、地域に学び、地域のよさを継承するさまざまな機会を大切にし、学校が好き、ふるさとが好きと言える子供の育成に積極的に取り組んでまいります。 また、全ての学校において、特別支援教育の充実を図り、特別支援教育の視点を学校の隅々まで行き届かせることによって、安心で活力に満ちた学校づくりに努めてまいります。 さらに、学力向上やプロジェクトGの推進により、グローバル社会で躍動できる子供たちを育ててまいります。特に学力向上、確かな学力の保障やコミュニケーション能力の育成は、子供たちのこれからの人生の選択の幅を広げる大きな鍵になるものという認識を持って重点的に取り組んでまいります。そして、グローバル化の一層の進展を見据え、プロジェクトGの一環として、特例校措置により、本年度から、市内全ての小学校で小学1年生からの英語教育を開始し、英語を中心としたコミュニケーション能力の育成を図ってまいります。 次に、生涯学習につきましては、公民館活動の充実と活性化を図り、ともに学び合う生涯学習を推進し、人と人、人と地域のつながりを充実させるなど、協働する地域社会の形成に努力してまいります。 また、福江文化会館を初め観光歴史資料館、図書館等の既存施設の運営の充実を図り、文化・芸術の振興に努力するとともに、新図書館建設に向けての準備や(仮称)山本二三美術館の整備など、生涯学習環境の整備充実を図ってまいります。 次に、学校などの教育施設については、緑丘小学校の校舎改築を初め各教育施設の改修工事を行っております。子供たちが安全で安心して教育が受けられるように、教育環境整備充実に努めてまいります。 なお、諸施策の推進に当たりましては、児童生徒数の減少に伴う小中学校の適正配置やしま留学、地方創生に関する事業など、関係者の御意見をいただきながら、本市の将来を担う子供たち一人一人の健全な成長のために、また、市民一人一人の生きがいづくりのために、力を注いでまいりたいと思います。 議員の皆様におかれましては、御指導、御鞭撻いただきますよう重ねてお願いをし、就任に当たっての挨拶といたします。御清聴ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(谷川等君) 以上で、副市長及び教育長並びに人事異動した幹部職員の紹介を終わります。 議事日程第1号により、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会期の決定について を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期を、本日から6月30日までの17日間にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月30日までの17日間と決定いたします。 なお、会期日程は、お手元に印刷配付している日程表のとおりであります。 △日程第2によって議長報告をいたします。  去る3月29日、長崎県病院企業団議会平成29年第1回定例会が長崎で開催され、明石博文議員とともに出席をいたしました。 議会では、長崎県病院企業団病院事業の設置等に関する条例の一部改正及び平成29年度長崎県病院企業団病院事業会計予算など7議案を原案のとおり可決・同意し、閉会いたしました。 次に、4月11日、長崎県市議会議長会定期総会が壱岐で開催され、出席をいたしました。 総会では、平成28年度事務報告及び決算報告を承認し、平成29年度予算案を原案どおり可決した後、各市提出の22件の議案審議を行い、全て原案どおり採択いたしました。 その後、九州市議会議長会定期総会への提出議案の審議を行い、各市提出の議案を「離島海上高速交通体系の維持について」「西九州地域の交通網の整備促進について」及び「都市財政の充実強化について」以上3議案に集約し、長崎県13共同提出議案として提出することに決定をいたしました。 次に、4月27日、熊本で開催された第92回九州市議会議長会定期総会に出席をいたしました。 総会では、平成28年度事務報告及び決算報告を承認し、引き続き役員改選を行い、会長に熊本の議長が、副会長に佐賀の議長がそれぞれ選任されました。 次に、議事に入り、平成29年度予算案を原案どおり可決した後、各県提出の議題21件を審議し、いずれも原案どおり採択いたしました。 その後、理事会を挟んで、全国市議会議長会定期総会への提出議案の審議に入り、正議案として「日米地位協定の抜本的な改定について」「待機児童解消のための取り組みについて」「九州における高速交通網等の整備促進について」の3件を九州部会提出議案とすることに決定、さらに次期開催を佐賀に決定し、閉会いたしました。 次に、5月11日、長崎県離島振興市町村議会議長会の平成29年第1回臨時総会が長崎で開催され、出席いたしました。 会議では、2年に一度の役員改選を行い、会長には壱岐の鵜瀬議長が、副会長には私、谷川が、監事には新上五島町の坪井議長及び小値賀町の立石議長がそれぞれ選任されました。 次に、5月17日、私、谷川が会長を務める防衛省全国情報施設協議会の役員会が沖縄県糸満で開催され、出席いたしました。 会議では、7月19日、東京都で開催される総会の提出議題について協議を行い、事務局案のとおり提出することに決定いたしました。 次に、5月24日の午前中に長崎県市議会議長会として県選出国会議員への要望活動、午後には全国市議会議長会第93回定期総会が東京都においてそれぞれ開催され、出席いたしました。 まず、午前中の衆議院第一議員会館において開催された長崎県市議会議長会による県選出国会議員への要望活動については、県内各市提出の要望22項目について早期実現方を強く要望したところであります。 次に、午後からの東京国際フォーラムにおいて開催された全国市議会議長会第93回定期総会では、まず、高松市議会議長の岡下会長挨拶に次いで安倍内閣総理大臣大島衆議院議長、伊達参議院議長、山本地方創生担当大臣、原田総務副大臣から祝辞がありました。 次に、休憩を挟んで会長の選任を行い、札幌の山田一仁議長が新会長に選任され、引き続き、永年勤続議員の表彰状の贈呈が行われ、本市からは在職15年以上をもって網本定信議員、清川久義議員が、在職10年以上をもって村岡末男議員が、それぞれ表彰されました。 引き続いての会議では、一般事務報告及び会計報告並びに各委員会の活動報告を承認した後、議案審議を行い、九州部会提出の3議案を含めて27件の部会提出議案及び地方創生の推進に関する決議など4件の会長提出議案をいずれも原案どおり可決し、閉会いたしました。 次に、5月26日、東京都において全国民間空港所在都市議会協議会第91回定期総会が開催され、出席いたしました。 総会では、国土交通省航空局の空港計画課及び空港業務課の専門官から平成29年度国土交通省空港関係予算等について、それぞれ説明がありました。 続いて、議案審議に入り、事務報告を受けた後、平成29年度事業計画及び歳入歳出予算を原案どおり可決し、本年度の臨時総会を大阪府豊中市で開催することに決定し、閉会いたしました。 次に、6月7日、東京都において、全国過疎地域自立促進連盟第132回理事会が開催され、出席いたしました。 会議では、平成28年度の事業報告及び決算を原案どおり承認し、連盟規約の一部改正、さらに平成30年度過疎対策関係政府予算・施策に関する要望及び要請活動方法を原案のとおり決定し、閉会いたしました。 次に、6月8日、野口市長とともに海上保安庁を訪問、花角次長と面会し、五島海上保安署の保安部への昇格及び大型巡視艇の配置について要望を行い、さらに引き続き防衛省を訪問し、河野統合幕僚長、高橋整備計画局長と面会し、陸上自衛隊水陸機動団の誘致及び航空自衛隊福江島分屯基地の整備拡充について、特段の御配慮を賜りたく要望を行ったところであります。 以上で、議長の報告を終わりますが、詳細につきましては、事務局に関係書類を整備しておりますので、必要の向きは御参照願います。 ただいまから全国市議会議長会からの表彰状の伝達式を行います。 受賞者の名前を事務局次長に読み上げさせますので、順次御登壇を願います。 ◎次長(鍋内秀明君) それでは、読み上げます。 まず、議員在職15年、13番 網本定信議員。  〔13番 網本定信議員 登壇〕 ○議長(谷川等君)  表彰状              五島 網本定信殿 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第93回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成29年5月24日         全国市議会議長会会長 山田一仁  〔表彰状授与〕  〔拍手〕  〔13番 降壇〕 ◎次長(鍋内秀明君) 次に、同じく議員在職15年、9番 清川久義議員。  〔9番 清川久義議員 登壇〕 ○議長(谷川等君)  表彰状              五島 清川久義殿 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第93回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成29年5月24日         全国市議会議長会会長 山田一仁  〔表彰状授与〕  〔拍手〕  〔9番 降壇〕 ◎次長(鍋内秀明君) 次に、議員在職10年、18番 村岡末男議員。  〔18番 村岡末男議員 登壇〕 ○議長(谷川等君)  表彰状              五島 村岡末男殿 あなたは市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第93回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成29年5月24日         全国市議会議長会会長 山田一仁  〔表彰状授与〕  〔拍手〕  〔18番 降壇〕 ○議長(谷川等君) (登壇)ただいま表彰を受けられました皆様方に対し、議会を代表いたしまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。 このたび、全国市議会議長会会長から議員在職15年のゆえをもちまして表彰されました網本議員、清川議員、同じく議員在職10年のゆえをもちまして表彰されました村岡議員におかれましては、いずれも長きにわたり地方自治の伸展と市政の振興発展に貢献された御功績によりまして、このたび表彰の栄に浴されました。まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。 受賞されました網本議員、清川議員、村岡議員は、市政の振興と市民の福祉向上のため、不断の努力を続けてこられた方々であります。その御功績に対し、深く敬意を表する次第であります。何とぞ網本議員、清川議員、村岡議員におかれましては、このたびの栄誉を契機に、今後とも御自愛くださいまして、五島が直面いたしております諸課題の解決と市政発展のため、より一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。まことにおめでとうございました。(降壇) ○議長(谷川等君) 次に、受賞者を代表いたしまして、清川久義議員から謝辞を述べたいとの申し出があっておりますので、これを許します。 ◆9番(清川久義君) (登壇)受賞者を代表いたしまして、一言お礼の言葉を申し上げます。 ただいま全国市議会議長会会長から、私と網本議員が議員在職15年、また村岡議員が議員在職10年のゆえをもちまして表彰状並びに記念品を頂戴いたしました。本当に身に余る光栄でございます。 また、議会を代表いたしまして、谷川議長から丁重なるお褒めの言葉を賜り、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。 今回の永年勤続議員表彰は、町議時代を経験した者ばかりでございまして、私どもが町政・市政に参画させていただきましてから、今日まで議員としての職務、職責を務めることができましたのも、市民の皆様、理事者の皆様、議員の皆様並びに関係各位の長年にわたる格別の御指導、御協力のたまものでございまして、衷心より厚くお礼を申し上げます。 今後とも微力ではございますが、市民福祉の向上と五島発展のため、より一層精進いたす覚悟でございます。 関係各位におかれましては、今後とも変わらざる御支援と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 甚だ簡単ではございますが、多くの皆様に心からお礼と感謝を申し上げ、御挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。(降壇)
    ○議長(谷川等君) 以上で伝達式を終わります。 △日程第3 市政報告について 市長から市政報告についての発言の申し出があっておりますので、これを許します。 ◎市長(野口市太郎君) (登壇)おはようございます。 初めに、全国市議会議長会から永年勤続表彰を受けられました網本定信議員、清川久義議員、村岡末男議員に対しまして、心からお祝いを申し上げます。 このたびの受賞は、3名の議員の皆様方が長年にわたり議会議員として活躍され、地方自治の発展のために尽くされた功績によるものであり、深甚なる敬意を表する次第でございます。 今後とも健康にくれぐれも御留意の上、市政のさらなる発展のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、本日ここに、平成29年6月五島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御健勝にて御出席を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。 本定例会におきましては、条例案、補正予算案など、重要案件の御審議をお願いするものでありますが、開会冒頭に当たりまして、市政運営の概要を御報告申し上げます。 国境離島新法の施行について。 4月1日、長年の悲願でありました国境離島新法が施行されました。当日は、福江港と五島つばき空港において、国境離島新法施行セレモニーを開催し、多くの市民の皆様と喜びを共有いたしました。 平成29年度を国境離島新法元年と位置づけ、「航路・航空路運賃の低廉化」「輸送コストの軽減」「滞在型観光の促進」「雇用拡充」の4つのメニューを軸として、地方創生の取り組みを加速してまいります。 航路・航空路運賃低廉化については、これまでの運賃から、航路はJR運賃並みまで、航空路は新幹線運賃並みまで引き下げました。4月の航路・航空路の利用実績を昨年度と比較すると、約10%程度の増加となっており、市民の皆様が利用しやすくなったことが伺えます。 また、市民に準じて運賃低廉化の適用を受けることができる準住民の取り扱いについては、本年10月の適用に向けて、その対象基準について国と調整を図っているところであります。 輸送コスト支援事業については、4月から受け付けを開始したところ、農畜産品を扱う13事業者、水産品を扱う7事業者、合計20事業者から申請がありました。事業者の補助対象事業費を見ると、当初の予定額を超える申請となっておりますので、当面の措置として、補助金の上限額を2,000万円と設定いたしました。今後の執行状況や国の配分の状況を見きわめながら、追加の交付決定を行いたいと考えております。 また、従来の離島活性化交付金による輸送コスト支援については、農水産物以外の戦略産品4品目について実施しており、現時点では、飲料及び水産加工物を取り扱う3事業者から申請があっております。 滞在型観光の促進については、旅行者に、もう1泊したいと思わせるような島での食や体験などの旅行商品化や担い手の育成などに取り組んでまいります。九州百名山、しま山100選に選定された七ツ岳や大瀬崎トレッキングコースツアーの企画を初め、文化資産などを活用した滞在プランの展開を予定しており、観光資源の磨き上げにより五島の魅力を高め、観光客を呼び込みたいと考えております。 4月12日には、新しい国際交流員として金炯秀さんを採用しました。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の世界遺産登録を見据え、増加している韓国人誘客について、引き続き、県のソウル事務所、長崎県観光連盟などと連携し、五島観光の宣伝PR・セールス活動を展開してまいります。 雇用増を伴う創業または事業拡大を行う民間事業者に対して、その事業資金の一部を助成する事業の公募を4月から行ったところ、78件の応募がありました。提案については、外部有識者を含めた審査委員会の審査を経て、国からの交付金の範囲内で、創業5件、事業拡大32件、計37件の事業を採択いたしました。また、9件の事業については、国へ交付申請の追加を行い、採択に向け取り組んでまいります。 今回採択された事業者においては、計画に沿って事業を展開し、しっかりと雇用を確保していただくとともに、残念ながら採択とならなかった事業者及び今後、創業や事業拡大を考えている事業者については、次回の募集に向け、福江商工会議所、五島商工会等の関係団体と連携しながらサポートしてまいりますので、事業提案の検討をお願いする次第であります。 なお、私は、5月23日に開催された長崎県離島振興協議会定期総会で会長に選任されました。また、全国離島振興協議会の副会長にも選任されましたので、今後、県内及び全国の離島の市町村と力を合わせて、離島地域の発展に努めてまいりたいと考えております。 畜産の振興について。 5月13日から14日にかけて、今年度初めての子牛の競り市が開催され、平均価格は雌が82万2,242円、去勢が92万7,645円、全体で88万4,967円と依然として高値を維持しております。 繁殖雌牛については、新上五島町を含め4,316頭と昨年同期と比べ94頭ふえており、今後、施設整備が進むと増頭も加速されていくものと考えております。引き続き、国及び県と連携しながら、施設整備、繁殖雌牛の導入を支援してまいります。 また、養豚につきましても、事業者が畜産クラスター構築事業を活用し、規模拡大のための施設整備を計画しており、本議会に関係予算を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 寺脇地区農業基盤整備事業について。 平成26年度から準備を進めてきた寺脇地区の県営整備事業が、このほど採択されました。 水田52.3ヘクタール、畑地4.3ヘクタール、合わせて56.6ヘクタールの圃場が整備されることとなり、今後、平成29年度から30年度にかけて測量調査等を行い、平成31年度から36年度まで6年間での整備を予定しております。 圃場の大区画化や担い手への農地集積を実施することにより、効率的かつ安定的な農業経営の育成を図ってまいります。 全日本デパートメントストアーズ開発機構九州合同商談会について。 5月23日、長崎において、全日本デパートメントストアーズ開発機構九州合同商談会が開催されました。これは、全国の百貨店バイヤーが一堂に会し、百貨店での物産催事の出展業者を募るための商談会で、九州各県で毎年開催されております。五島からも20社が参加し、約100名のバイヤーと商談及び情報交換を行いました。また、翌日から2日間にわたり五島市内の産地や生産現場を視察され、助言等をいただきました。 五島では、五島物産振興協会が地域商社の役割を担い、東京事務所及び福岡事務所職員と連携しながら営業を強化しているところであります。また、島内産品を集荷して保管することができる物流倉庫を設置し、混載して発送することにより物流経費の軽減を図っていくこととしております。 長崎県においても、離島市町をサポートする拠点として、東京都内に「しまの商社ボン・フロンティエール長崎」を設置しており、今後も、県や離島市町と連携して、消費者ニーズに合致した商品開発や大都市圏での販路拡大に取り組み、生産者の所得向上につなげていきたいと考えております。 五島市内への企業進出について。 6月9日に既に報道されましたが、三重県津に本社を置く株式会社ビーイングが、子会社として株式会社ビーイングDCを五島に設立することとなりました。 株式会社ビーイングは、主にオリジナルソフトウェアの開発や販売を手がけている上場企業で、今回設立する子会社はシステムに必要なデータ入力作業が主な業務となり、今後3年間で45名の雇用を生み出す予定と伺っております。 株式会社ビーイングの会長は椛島の御出身で、今回の子会社設立については、会長の故郷への強い思いと、県の支援により実現したものであります。 また、新上五島町に本社を置く株式会社中本製麺が、吉久木町に福江工場を新設する予定で、7月中旬の開設に向けて、既に工事に着工しております。 株式会社中本製麺は、新上五島町内でも有数の製麺業者の一つであり、福江工場も450平方メートルと大規模な工場を建設中で、14名の雇用を予定していると伺っております。食事や工場内の見学ができる施設のつくりになっておりますので、市民の皆様や観光客なども楽しむことができます。 今後も引き続き、県と連携しながら、雇用の拡大及び企業誘致に取り組んでまいります。 大型客船の寄港について。 5月27日、大型客船「にっぽん丸」が乗員乗客合わせて480人を乗せて福江港に寄港しました。 今回の寄港は、神戸開港150年記念クルーズ「屋久島、壱岐、五島列島、軍艦島を巡る周遊クルーズ」の寄港地として福江島を選んでいただいたもので、上陸後、五島の自然、歴史、食を楽しんでいただきました。 当日は、すり身とアオサのみそ汁を振る舞い、出港の際には、福江中学校吹奏楽部の演奏や大漁旗による見送りを行いました。 今年度は、9月に1隻、10月に2隻の寄港が決定しており、大型客船は、一度に多くの観光客の方に五島を訪れていただく絶好の機会でありますので、今後とも官民一体となって誘致活動に努めてまいります。 体験型観光の推進について。 体験型観光の一つである民泊事業について、平成28年度の修学旅行は、一昨年度の2倍以上の25校、2,963人を受け入れ、今年度も25校、約4,400人の受け入れを予定しております。早速、5月から民泊による教育旅行の受け入れを開始し、これまで7校、876人の受け入れが無事に終了したところであります。 今年度から、11地区協議会のうち3地区において事務局を協議会の会員に移行し、民間主体の協議会として受け入れ体制の強化を図っており、引き続き、誘致拡大に取り組んでまいります。 五島列島ジオパーク推進協議会の設立について。 昨日、交流人口の増加や地域活性化の新たな切り口として、ジオパーク構想を推進するため、五島列島ジオパーク推進協議会を立ち上げました。構成員には、商工、観光、交通、教育、文化、地域、農協、漁協などの幅広い団体に参画していただき、官民一体となって取り組みを進めてまいります。 なお、現在は五島の関係団体のみの構成でありますが、今後、新上五島町とも連携しながら、五島列島全体でジオパーク構想を準備していきたいと考えております。 五島長崎国際トライアスロン大会について。 6月11日、五島の三大スポーツイベントの一つである五島長崎国際トライアスロン大会バラモンキングが開催されました。 心配された天候にも恵まれ、9名のプロアスリートを含む過去最多の989名が出場し、829名の選手が福江島を駆け抜け、バラモンキングの称号を勝ち取りました。この大会は、昨年12月の募集開始から数日で定員に達するなど、国内でも人気の大会となっております。 大会を支えていただきました約3,000名のボランティアを初め市民の皆様の御協力に心から感謝申し上げますとともに、今後もスポーツを通じた元気なまちづくりに取り組んでまいります。 スポーツ合宿について。 平成28年度は、一昨年度の86団体を大きく上回る過去最高の105団体1,987名の選手、関係者の皆様が来島されました。日本を代表するような陸上、ソフトボール、バスケットボール選手が所属している実業団やプロのチームも合宿に来ており、厳しい練習に取り組む中、市民の皆様との交流や子供たちへの指導を行っていただくなど、貴重な経験をさせていただいております。 今後もさらなる誘致を進め、未来を託す子供たちが選手と交流する機会をつくるとともに、一流の技術を学ぶ場を提供していきたいと考えております。 長崎県ねんりんピック大会について。 5月8日から大村を中心に開催された第14回長崎県ねんりんピック大会に、五島から9種目、98名の方が参加しました。 結果は、スポーツ交流種目では、水泳競技で男子1名が種目別で優勝、女子1名が入賞、卓球競技では3名が入賞しました。また、文化交流種目では、将棋のクラス別で1名が優勝、1名が入賞するなど好成績をおさめました。 今回の大会は、悪天候のため一部の競技で日程の変更がありましたが、参加された皆様は、日ごろの練習成果を十分に発揮するとともに、県内各地から集まった参加者と交流を深めるなど楽しいひとときを過ごしていました。 今後とも、高齢者の皆様がいつまでも健康で元気に暮らしていけるように支援してまいります。 NHKのど自慢の開催について。 4月30日、福江文化会館において、ゲストに氷川きよしさん、川野夏美さんを迎えNHKのど自慢が開催されました。五島での開催は8年ぶりということもあり、出場者と観覧者を募集したところ、出場者386名、観覧者6,103名の応募がありました。 当日は会場が埋め尽くされ、ゲストや出場者の歌声ですばらしい歌の祭典となり、五島の元気を全国に発信する絶好の機会となりました。 今後も、このような音楽の楽しみに触れる機会を提供できるように積極的に取り組んでまいります。 養護老人ホーム松寿園の民間移譲について。 五島市立養護老人ホーム松寿園については、指定管理制度を導入し、施設の管理運営を委託しておりますが、その期間が平成30年3月末で終了します。 養護老人ホームについては、サービスを提供する民間事業者が数多くあり、行政による管理運営の必要性が薄れてきていることから、第三次行政改革に基づき、効率的、効果的な運営を図るため、平成30年4月に民間に移譲する予定で進めたいと考えております。 五島・佐世保航路の開設について。 5月1日、福江港と佐世保港を結ぶ定期船が就航しました。就航している高速船「ありかわ8号」は約2時間で航行し、1日2往復の運航で、市民の県北地区への移動が格段に便利になりました。 また、佐世保はハウステンボスなど観光施設も充実しており、また、世界遺産登録を目指す長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成資産もあることから、この航路の開設によって周遊できる選択肢がふえ、新たな観光客の獲得につながるものと期待しております。 今後、県や佐世保及び県観光連盟と連携し、ツアー造成について旅行会社へ働きかけを行うなど、さらなる交流人口の拡大に努めてまいります。 ORC新規路線参入に係る初期費用の負担について。 ORCの新規路線参入に係る費用の負担につきましては、これまで市議会や交通網整備対策特別委員会で説明させていただきました。 ORCは、6月から土日の一部の便について、島民でない方も島民と同じ割安な料金で利用できる独自の支援も実施していただいております。 離島航空路線の維持・存続は、市民の利便性向上や交流人口の拡大及び物流の確保などの観点から、五島にとって大変重要なものと考えており、本議会に関係予算を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 長崎県総合防災訓練の実施について。 6月3日、長崎県総合防災訓練が下大津の埋立地で実施されました。自衛隊を初め海上保安部・警察・消防などの防災関係機関、電気・水道・ガス・通信・交通などのライフライン関係機関及び各町内会・医療などの災害ボランティア関係機関、合わせて56団体、総勢1,000名の方に御参加いただきました。 当日は、市内全域に緊急速報メール、エリアメールを配信し、緊急時の情報伝達訓練や避難訓練、避難所運営訓練など、多くの市民の皆様にさまざまな活動を体験していただきました。 大規模災害への対応は、平時の取り組みが重要であることから、今回の訓練を検証し、町内会単位あるいは地区単位で防災訓練を実施できる体制構築を目指していきたいと考えております。 防衛省及び海上保安庁への要望について。 6月8日、谷川弥一衆議院議員にも御同行いただき、谷川議長とともに、防衛省の河野克俊統合幕僚長及び高橋憲一整備計画局長に、陸上自衛隊水陸機動団の配置及び航空自衛隊福江島分屯基地の整備拡充をお願いしてまいりました。 また、海上保安庁を訪問し、花角英世次長に対し、五島海上保安署の部への昇格及び大型巡視艇の配備について要望してまいりました。 4月1日の国境離島新法施行に伴い、その基本方針に国の保全に関する施策が明記されており、国境離島は領海等の保全に関する活動の拠点として重要な機能を有していることから、引き続き、誘致の実現に向け市議会の皆様の御協力をいただきながら、国に要望してまいります。 市役所本庁舎の耐震化について。 市役所本庁舎のうち本館棟については、これまでの市議会での議論を踏まえ、平成31年度までに現在地に建てかえることとし、ことし3月に五島本庁舎建設基本計画を策定しました。 5月には、本庁及び各支所管内の6地区において、計画内容について住民説明会を開催しました。本年度は、基本設計及び実施設計業務を進めてまいります。 今後も引き続き、市民の皆様へ情報発信を行い、幅広く意見を伺いながら、計画の基本理念である「安全で利用しやすく、市民に親しまれる庁舎」の整備に向け取り組んでまいります。 新たなごみ焼却施設について。 新たなごみ焼却施設については、ごみ処理施設整備及び運営事業の入札公告を行い、4つのグループの参加があり、審査の結果、全てのグループが、の示す要求水準を満たしていることを確認しました。 5月15日から16日にかけて行われました事業者選定委員会において、技術提案のヒアリング及び統合評価が実施され、最優秀提案者が選定されました。その結果を踏まえ、5月19日、株式会社プランテックを代表企業とする事業者を落札者に決定しました。 現在、運営業務委託契約の詳細について落札者と確認作業を行っており、建設及び運営業務双方の仮契約が整い次第、建設工事請負契約について、議会にお諮りしたいと考えております。 また、焼却施設の建設に伴う大浜区との調停については、これまで長崎地方裁判所で3回実施されました。3月30日に行われた3回目の調停においては、調停員の勧告により、大浜区を利害関係人として協議に加えた上で、一旦、調停を離れ、地元で協議することになりました。現在、双方弁護士を交え、協議しているところであります。 今後も、市民の生活を守る安全で安定的な施設の建設を進めてまいります。 教育行政について。 平成29年度の学校数は併設校3校を含み小中合わせて24校、学級数は特別支援学級24学級を含み小中合わせて153学級、児童生徒数2,553名でスタートしました。 昨年度に比べ、学級数は20学級の減となっておりますが、岐宿地区3小学校の統合、特別支援学級9学級の減少が主な要因で、児童生徒数は88名の減となっております。 なお、小学校において複式学級を有する学校は16校中10校、小学校全通常学級89学級のうち17学級が複式学級となっており、岐宿地区3小学校の統合により若干改善されています。 また、本年度は、学年単独の学級がない、いわゆる完全複式の小学校はなくなりましたが、一方の学年に在籍がないために単独となっている学級のある学校が6校に増加し、新入生の入学がなかった小学校も4校ありました。 しま留学受入事業については、本年度、申し込みのあった9名全員を受け入れました。内訳は、久賀島が小学生3名、中学生2名の合計5名、奈留島が小学生2名、中学生2名の合計4名となっています。奈留島については、当初想定していた定員を超える受け入れとなりましたが、しま親の皆様を初めとする関係者の皆様の温かい御支援に感謝申し上げる次第であります。また、久賀島の中学生2名は、市中総体卓球競技団体戦に出場し、優勝の喜びを仲間とともに味わいました。 今年度は既に募集を開始しており、夏季休業中に現地見学ができるようにするなど、留学希望者のニーズに応えることができるよう事業の改善を図ってまいります。 平成28年度の決算見込みについて。 一般会計の決算見込みは、歳入が310億8,600万円、歳出が297億4,600万円で、差し引き13億4,000万円の繰越金を生じております。 なお、翌年度に繰り越すべき財源が3億8,600万円ありますので、これを控除した実質収支額は9億5,400万円の黒字となっております。 また、特別会計12会計の決算見込み総額でも、歳入が147億円、歳出が145億8,500万円で、差し引き1億1,500万円の繰越金を生じております。 水道事業会計については、収益的収入及び支出におきまして、消費税抜きで、収益6億1,839万円に対し、費用は5億4,044万円で、差し引き7,795万円の黒字となっております。 資本的収入及び支出におきましては、消費税込みで、収入2,217万円に対し、支出は3億844万円で、差し引き2億8,627万円の不足となり、過年度分損益勘定留保資金などで補填しております。 今後とも、事業の見直しを継続するとともに、限られた財源の重点配分と経費節減、支出の効率化に徹し、健全な財政運営に努めてまいります。 国民健康保険税の課税誤りについて。 国民健康保険税の軽減判定において、青色申告の方の、純損失の繰越控除を行う際、国民健康保険税の基準ではなく、所得税の基準で算定したことによる判定誤りが判明しました。 判定誤りによる影響は、納め過ぎによる還付が発生する方が58件221万7,400円、追加徴収となる方が21件69万5,200円、合わせまして79件291万2,600円となります。 対象となる方に対しては、速やかに自宅訪問をするなど十分な説明を行ってまいります。大変不愉快な思いと御迷惑をおかけしましたことについて、心からおわび申し上げます。 今後、このようなことがないよう関係法令を遵守し、チェック体制の強化を行い、再発防止に努めてまいります。 以上で市政報告を終わりますが、本定例会に提案いたします議案は、条例案、補正予算案、その他合わせまして42件となっております。 何とぞ慎重に御審議賜り、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。(降壇) ○議長(谷川等君) ただいまの市政報告に対し、質疑を行います。 質疑を終わります。 △日程第4 監査報告について 監査委員から、平成29年1月分、2月分、3月分の一般会計、特別会計出納検査3件及び平成29年1月分、2月分の水道事業会計出納検査2件並びに平成28年度財政援助団体等監査の結果1件、合計6件の結果が、それぞれ議長の手元まで報告されております。 その内容につきましては、お手元に印刷配付しております報告書のとおりであります。 △日程第5 行政調査報告について 議会運営委員会及び議会広報特別委員会の行政調査につきましては、調査を終了し、その結果が議長の手元まで報告されております。 その内容につきましては、お手元に印刷配付しております報告書のとおりであります。今後の議会運営及び議会広報活動の参考にされるよう望みます。 △日程第6 所管事項の管内行政調査報告について 去る3月定例会において、総務委員会及び経済土木委員会に閉会中の調査事件として付託しておりました所管事項の管内行政調査につきましては、両委員会ともに調査を終了し、その結果が議長の手元まで報告されております。 その内容につきましては、お手元に印刷配付しております報告書のとおりであります。 理事者におかれましては、両委員会の指摘要望事項を十分尊重され、適切に措置されるよう望みます。 市長から、議案の送付を受けておりますので、局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(山田栄君) 朗読いたします。                           29五総第575号                           平成29年6月14日 五島市議会議長様                         五島市長 野口市太郎             議案の送付について 平成29年6月14日招集の平成29年6月五島市議会定例会に、議案第52号 五島特定個人情報保護条例及び五島行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について外41件を別添のとおり送付します。 以上です。 ○議長(谷川等君) △日程第7 報告第3号 専決処分の報告について(五島税条例の一部改正について) 及び △日程第8 報告第4号 専決処分の報告について(五島国民健康保険税条例の一部改正について) 以上2件を一括して議題といたします。 お諮りいたします。 報告第3号外1件は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、報告第3号外1件は、委員会の付託を省略することに決しました。 報告第3号外1件に対する説明を求めます。 ◎総務課長(中村伸雄君) おはようございます。ただいま議題となりました報告第3号から報告第4号までについて、御説明をいたします。 議案表の61ページをお開き願います。 報告第3号 五島税条例の一部改正について及び報告第4号 五島国民健康保険税条例の一部改正については、いずれも専決処分の報告でありまして、その専決理由でありますが、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律等の法令が、平成29年3月31日に公布され、同年4月1日に施行されることに伴い、それぞれの条例の一部を改正する必要が生じたところでありますが、これらの条例の一部改正につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、平成29年3月31日付で専決処分したものであり、この専決処分につきましては、同条第3項の規定により、議会に報告し、承認を求める必要があることから提案いたすものであります。 報告第3号 五島税条例の一部改正について、改正の内容でありますが、まず、第33条において、特定配当等及び特定株式等譲渡所得金額に係る所得について、市長が分離課税又は総合課税の課税方式を決定できることを明確にする規定の整備を行っております。 次に、第34条の9及び第48条において、法の改正に伴う規定の整理を行うほか、文言の整備を行っております。 次に、第50条において、延滞金の計算の基礎となる期間に係る規定について、増額更正に係るものであることの明確化を行っております。 次に、第61条、第63条の2、第63条の3及び第74条の2において、法の改正に伴う規定の整理を行っております。 次に、附則第8条において、肉用牛の売却による所得に係る課税の特例について、3年の延長を行っております。 次に、附則第10条及び附則第10条の3において、規定の整理を行い、附則第16条では、平成29年度に引き続き、平成30年度及び平成31年度において、軽自動車の軽減特例(グリーン化特例)を実施する規定を設けております。 次に、附則第16条の2において、グリーン化特例の判断方法、自動車メーカーに起因する不足額の発生等の処理について規定を設けております。 次に、附則第16条の3において、特定配当等所得の課税の特例について、第33条の改正に伴う規定の整理及び市長による課税方式の決定の明確化を行っております。 次に、附則第17条の2において、優良住宅地の造成等に係る土地等の長期譲渡所得に係る課税の特例について、適用期限を3年延長をしております。 次に、附則第20条の2及び附則第20条の3において、特例適用配当等所得等について、市長による課税方式の決定の明確化を行っております。 なお、この条例の適用関係でありますが、附則第1条において、平成29年4月1日から施行することとしております。 また、附則第2条から第4条までにおいて所要の経過措置を規定し、附則第5条において、附則第16条の改正に伴う、五島税条例等の一部を改正する条例(平成26年五島条例第32号)について、規定の整理を行っております。 72ページをお開きください。 次に、報告第4号 五島国民健康保険税条例の一部改正についての改正内容でありますが、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の軽減判定所得の算定方法を変更する改正を行うものであります。 なお、この条例の適用関係でありますが、附則第1項において、平成29年4月1日から施行することとし、附則第2項において所要の経過措置を規定するものであります。 以上で報告を終わりますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(谷川等君) 各案件に対し、一括して質疑を行います。 質疑を終わります。 一括して討論を開きます。 討論を終結し、採決いたします。採決は一括して行います。 報告第3号外1件は、承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、報告第3号外1件は、承認されました。 △日程第9 報告第5号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について) を議題といたします。 報告第5号に対する説明を求めます。 ◎総務課長(中村伸雄君) ただいま議題となりました報告第5号について、御説明をいたします。 議案表の74ページをお開きください。 報告第5号 和解及び損害賠償の額の決定については、専決処分の報告でありまして、その専決の理由でありますが、和解及び損害賠償の額の決定については、本来、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を経ることとされておりますが、今回の和解は交通事故に係る損害賠償の額が50万円以下であることから、地方自治法第180条第1項及び平成23年3月2日議決の市長の専決処分事項の指定についてにより、平成29年5月19日付で専決処分したもので、同条第2項の規定により議会に報告いたすものであります。 和解及び損害賠償の相手方は、議案に記載のとおりであり、和解の要旨は、平成29年3月12日、の公用車が五島福江総合福祉保健センター正面玄関前の駐車場において、駐車していた小型乗用自動車に接触し、同車両の右フロントバンパーを損傷した交通事故について、は当該事故の責任を全て認め、当該事故により生じた損害の全てを賠償するもので、損害賠償の額は小型乗用自動車修理費9万5,061円となっております。 なお、専決処分の日及び示談成立日は平成29年5月19日、市費の支払い日は平成29年6月2日となっております。 また、今回の事故に関し、安全運転管理の厳守等について、職員に周知徹底し、再発防止に努めております。 以上で報告を終わりますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(谷川等君) 質疑を行います。 質疑を終わります。 報告第5号は、これを受けとどめることにいたします。 △日程第10 報告第6号 専決処分の報告について(平成28年度五島一般会計補正予算(第6号)) 及び △日程第11 報告第7号 専決処分の報告について(平成28年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第5号)) を議題といたします。 お諮りいたします。 報告第6号外1件は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、報告第6号外1件は、委員会の付託を省略することに決しました。 報告第6号外1件に対する説明を求めます。 ◎財政課長(山本強君) ただいま議題となりました報告第6号及び第7号について、御説明申し上げます。 別冊の専決処分の報告についてをごらんください。 報告第6号は、平成28年度五島一般会計補正予算(第6号)を専決処分したので、議会に報告し、承認を求めるものでございます。 専決処分の内容は、各種譲与税・交付金及び特別交付税等の交付決定、起債対象事業費の最終確定に伴う地方債の変更、これらに伴う積立金の調整等を行ったものが主なもので、市議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、平成29年3月31日付をもって専決処分したものでございます。 2ページをお開き願います。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,777万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ326億3,989万2,000円といたしております。 第2条では、繰越明許費の補正を行っております。6ページの「第2表 繰越明許費補正」をごらんください。 内容は、廃棄物処理施設整備に伴う事業者選定アドバイザリー事業外5件を追加し、経済対策臨時福祉給付金給付事業外1件を、表に記載のとおり変更するもので、いずれも年度内に完成する見込みがないため翌年度へ繰り越すものでございます。 第3条では、地方債の補正を行っております。7ページの「第3表 地方債補正」をごらんください。 今回の変更は、しま共通地域通貨事業費外32件について、各種起債対象事業費の確定により、起債の限度額をそれぞれ表に記載のとおり変更し、補正後の限度額を40億9,070万円といたしております。 8ページをごらんください。まず、歳入の主なものを説明いたします。 2款地方譲与税から16款県支出金までは、交付額等の確定に伴い、それぞれ調整を行っております。 次のページの18款寄附金は、ふるさとづくり寄附金の追加で、19款繰入金は、ふるさとづくり基金からの繰入金を、充当対象事業費の確定に伴い965万9,000円減額しています。 22款債は、起債対象事業費の確定に伴い、債の調整をそれぞれ行いまして1億1,970万円減額しております。 次に歳出ですが、10ページをごらんください。 2款総務費は、ふるさとづくり寄附金の収入実績に合わせてふるさとづくり基金への積立金を424万円追加し、今回の補正の剰余財源である3億1,088万5,000円を減債基金へ積み立てるよう調整しております。 3款民生費は、介護保険事業特別会計の介護サービス事業勘定への繰出金を159万9,000円追加計上しております。 6款農林水産業費は、経営体育成基盤整備事業費負担金105万円を追加計上しております。 次に、22ページをお開き願います。 報告第7号は、平成28年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を専決処分したので、議会に報告し、承認を求めるものでございます。 専決処分の内容は、事業費の確定に伴い、事業勘定では歳出予算の組み替えを行い、介護サービス事業勘定では介護サービス事業費を調整するもので、市議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、平成29年3月31日付をもって専決処分したものでございます。 23ページをお開き願います。 第1条で、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ159万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,668万7,000円といたしております。 24ページをお開き願います。 事業勘定の歳出ですが、3款地域支援事業費で、事業費の確定により項間で組み替えを行っております。 25ページをごらんください。 介護サービス事業勘定の歳入ですが、3款繰入金の一般会計繰入金を財源調整のため159万9,000円増額しております。 次に、介護サービス事業勘定の歳出ですが、1款介護サービス事業費は、介護予防サービス計画作成委託料の確定により159万9,000円増額しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(谷川等君) 各案件に対して、一括して質疑を行います。 質疑を終わります。 一括して討論を開きます。 討論を終結し、採決いたします。採決は一括して行います。 報告第6号外1件は、承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、報告第6号外1件は、承認されました。 △日程第12 報告第8号 平成28年度五島一般会計継続費繰越計算について から △日程第15 報告第11号 平成28年度五島簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算について まで、以上4件を一括して議題といたします。 報告第8号外3件に対する説明を求めます。 ◎財政課長(山本強君) ただいま議題となりました報告第8号から11号について、御説明申し上げます。 別冊の報告第8号 平成28年度五島一般会計継続費繰越計算についての1ページをごらんください。 継続費に係る歳出予算の経費を翌年度に逓次繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものでございます。 2ページをごらんください。 旧福江清掃センター解体事業の平成28年度継続費予算現額2億9,040万6,000円のうち1億2,436万3,000円を、事業の計画的、継続的な実施を図りたいため、平成29年度に逓次繰り越しして使用するものでございます。 同じく緑丘小学校校舎改築事業の平成28年度継続費予算現額9億9,778万5,000円のうち8億113万5,000円を、事業の計画的、継続的な実施を図りたいため、平成29年度に逓次繰り越しして使用するものでございます。 次に、4ページをお開き願います。 報告第9号 平成28年度五島一般会計繰越明許費繰越計算について御説明いたします。 繰越明許費に係る歳出予算の経費を翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。 繰越明許費の内容については、5ページから9ページに記載のとおり、個人番号カード交付事業費交付金事業外52件の事業費25億2,704万7,625円のうち18億5,478万3,730円を、いずれも平成28年度中に完成する見込みがないため、平成29年度に繰り越して使用するものであります。 次に、36ページをお開き願います。 報告第10号 平成28年度五島一般会計事故繰越し繰越計算について御説明いたします。 事故繰越しに係る歳出予算の経費を翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定により報告するものであります。 37ページをお開きください。 事故繰越しの内容でありますが、生活環境影響調査業務委託事業の事業費1,217万9,760円のうち368万2,760円を、平成28年度中に完成する見込みがないため、地方自治法第220条第3項の規定に基づき、平成29年度に繰り越したものであります。 次に、39ページをお開き願います。 報告第11号 平成28年度五島簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算について御説明いたします。 繰越明許費に係る歳出予算の経費を翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。 40ページをお開きください。 繰越明許費の内容でありますが、奈留地区生活基盤近代化事業の事業費4,181万3,000円のうち2,720万3,000円を、平成28年度中に完成する見込みがないため、平成29年度に繰り越して使用するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(谷川等君) 質疑を行います。 質疑を終わります。 報告第8号外3件は、これを受けとどめることにいたします。 △日程第16 議案第63号 五島固定資産評価員の選任について を議題といたします。 お諮りいたします。 議案第63号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は、委員会の付託を省略することに決しました。 議案第63号について、提案理由の説明を求めます。 ◎市長(野口市太郎君) (登壇)ただいま議題となりました議案第63号 五島固定資産評価員の選任について、提案の趣旨を御説明いたします。 固定資産評価員は、市長の指揮を受けて固定資産を適正に評価し、かつ、市長が行う価格の決定を補助するため、地方税法第404条第1項の規定により設置するもので、固定資産の評価に関する知識及び経験を有する者の中から、市長が議会の同意を得て選任することとなっております。 平成29年4月1日付の人事異動で、税務課長に任命した市川良二君を選任したいため、市議会の同意をお願いする次第であります。よろしく御同意賜りますようお願いいたします。(降壇) ○議長(谷川等君) 質疑を行います。 質疑を終わります。 討論を開きます。 討論を終結し、採決いたします。 議案第63号は、同意することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は、同意されました。 △日程第17 議案第52号 五島特定個人情報保護条例及び五島行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について から △日程第27 議案第62号 和解及び損害賠償の額の決定について まで、以上11件を一括して議題といたします。 議案第52号外10件に対する説明を求めます。 ◎総務課長(中村伸雄君) ただいま議題となりました各案件について、提案の趣旨を御説明いたします。 議案表の1ページをお開きください。 まず、議案第52号 五島特定個人情報保護条例及び五島行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の一部が改正されたことに伴い、条例において引用している条項にずれが生じたため、所要の規定の整備を行う必要があることから提案いたすものであります。 次に、議案第53号 五島特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、保育園等に係る保育費用の利用者負担について、低所得世帯及び多子世帯等の経済的負担の軽減を図ることを目的として、子ども・子育て支援法施行令の一部が改正されたことに伴い、所要の規定の整備を行う必要があることから提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、まず、幼稚園などで教育を受ける子供に係る負担額を定める別表第1項の表において、階層区分が第3階層に該当する世帯の負担額を引き下げるものであります。 次に、保育園などに通う子供に係る負担額について定める別表第2項及び第3項の表において、階層区分が第3階層に該当するひとり親世帯等及び階層区分が第4階層に該当する一部のひとり親世帯等の負担額を、それぞれ引き下げるものであります。 次に、当該年度に納付すべき所得割課税額が非課税となる世帯の第2子について、利用者負担額を無料とする規定を、別表の備考第5項に追加しております。 5ページをお開きください。 次に、議案第54号 五島市立幼稚園条例の一部を改正する条例の一部改正についてでありますが、本案は、先ほど議案第53号で御説明いたしました五島特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部改正に伴い、平成29年度分の福江幼稚園の保育料を引き下げるため、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、平成27年五島条例第18号による改正附則のうち、保育料の特例措置を規定する第5項において、議案第53号と同様に、一部の世帯に係る保育料を引き下げるものであります。 次に、議案第55号 五島単独住宅管理条例の一部改正についてでありますが、本案は、玉之浦地区の深浦住宅6号を、老朽化が著しく修繕に多額の経費を要すること及び今後住宅としての需要が見込めないことを理由に解体するため、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、別表、玉之浦の部中、深浦住宅6号の項を削るものであります。 次に、議案第56号から議案第59号までの財産の取得については、一括して御説明いたします。 これらは、いずれも五島消防本部備品の購入に係るものでありまして、財産の取得については、地方自治法第96条第1項第8号及び五島市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を経る必要があることから提案いたすものであります。 まず、議案第56号についてでありますが、消防署岐宿出張所に、配置後15年が経過した高規格救急自動車にかえて、新たに1台を購入するもので、県内12者を指名し、平成29年5月9日に競争入札を実施した結果、議案に記載のとおり西九州トヨタ自動車株式会社長崎支店が落札し、現在、同社と仮契約を締結しているところであります。 次に、議案第57号についてでありますが、消防署玉之浦出張所に、配置後18年が経過した常備消防ポンプ自動車にかえて、新たに1台を購入するもので、県内22者を指名し、平成29年5月15日に競争入札を実施した結果、議案に記載のとおりヤナセ産業株式会社が落札し、現在、同社と仮契約を締結しているところであります。 次に、議案第58号についてでありますが、消防団第1分団1部に、配置後22年が経過した非常備消防ポンプ自動車にかえて、新たに1台を購入するもので、県内22者を指名し、平成29年5月15日に競争入札をした結果、議案に記載のとおりヤナセ産業株式会社が落札し、現在、同社と仮契約を締結しているところであります。 次に、議案第59号についてでありますが、消防団各分団に、配置後20年以上が経過した小型動力ポンプ積載車にかえて、新たに4台を、消防団第1分団3部に、配置後20年が経過した小型動力ポンプ軽積載車にかえて、新たに1台をそれぞれ購入するもので、県内22者を指名し、平成29年5月15日に競争入札をした結果、議案に記載のとおり株式会社ユタカ防災サービスが落札をし、現在、同社と仮契約を締結しているところであります。 11ページをお開きください。 次に、議案第60号及び議案第61号のあらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更については、一括して御説明いたします。 これらは、いずれも長崎県出願の公有水面埋め立てに係るものでありまして、あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更については、地方自治法第9条の5第1項及び第260条第1項の規定により、議会の議決を経る必要があることから提案いたすものであります。 なお、あらたに生じた土地の位置、面積、編入する区域等につきましては、それぞれ議案に記載のとおりとなっておりますので、説明につきましては省略させていただきます。 21ページをお開きください。 次に、議案第62号 和解及び損害賠償の額の決定についてでありますが、本案は、公用車の交通事故について、相手方と和解し、損害賠償額を決定したいため、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を経る必要があることから提案いたすものであります。 和解及び損害賠償の相手は議案に記載のとおりであり、和解の要旨は、平成27年9月17日、の軽貨物自動車が、市道崎山48号線と市道崎山50号線との交差点において、相手方の軽乗用自動車に接触し、同車両を損傷した交通事故について、は、当該事故の責任割合を7割と認め、その損害を賠償するもので、損害賠償の額は軽乗用自動車修理費75万5,298円となっております。 なお、今回の交通事故に関し、所属長が本人に対して注意と指導を行うとともに、課の職員全員に対し、安全運転の徹底について指導を行っているところであります。 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(谷川等君) △日程第28 議案第83号 平成29年度五島一般会計補正予算(第1号) 及び △日程第29 議案第84号 平成29年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 以上2件を一括して議題といたします。 議案第83号外1件に対する説明を求めます。 ◎財政課長(山本強君) ただいま議題となりました議案第83号外1件について、御説明申し上げます。 別冊の平成29年6月五島市議会定例会予算関係議案、平成29年度補正予算の1ページをお開き願います。 まず、議案第83号 平成29年度五島一般会計補正予算(第1号)でございます。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億9,909万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を307億3,409万8,000円といたしております。 第2条では、地方債の補正を行っております。 4ページの「第2表 地方債補正」をごらんください。 商工業振興事業費外1件の限度額を変更して、補正後の起債限度額を35億4,490万円といたしております。 補正予算の主なものにつきまして御説明いたします。 7ページをお開き願います。 15款国庫支出金は4,500万2,000円を追加計上しており、地方創生推進交付金が主なものであります。 16款県支出金は、総額3億6,850万7,000円の追加計上で、強い農業づくり交付金、新構造改善加速化支援事業費、畜産クラスター構築事業費、3世代同居・近居促進事業費及び換地計画事務の県委託金の追加計上が主なものであります。 19款繰入金は、財源調整のため、財政調整基金繰入金を1億5,157万1,000円追加補正しております。 21款諸収入は、防災備品等を整備する財源としてのコミュニティ助成事業の計上が主なものであります。 8ページの22款債は、1億2,530万円の追加計上で、過疎債と辺地債を補正しております。 次に、9ページからの歳出ですが、2款総務費は664万9,000円の追加計上をしており、国際交流事業に係る経費、交通事故損害賠償金、コミュニティ助成事業費補助金を計上しております。 3款民生費は総額1,757万7,000円を追加計上しており、福江総合福祉保健センターのボイラー取りかえの経費、人工内耳体外機購入助成事業費、養護老人ホーム松寿園の敷地測量等の経費、3世代同居・近居促進事業費補助金の追加が主なものであります。 10ページからの6款農林水産業費は、総額5億373万8,000円を追加計上しており、強い農業づくり交付金事業費補助金、新構造改善加速化支援事業費補助金、畜産クラスター構築事業費補助金、換地業務委託料、自然災害防止事業、水産物販路拡大事業費補助金の計上が主なものであります。 11ページの7款商工費は、離島航空路新規路線対策事業費負担金と旅客航路事業対策補助金を計上しております。 8款土木費は、市道路線未登記用地の測量に係る経費と市道白這線道路整備事業を計上しております。 9款消防費は、防災備品・消耗品等、自主防災コミュニティ助成事業を計上しております。 12ページの10款教育費は、NHK音楽コンクール参加経費の補助金、福江城石垣清掃事業、バドミントン教室の開催経費を助成するコミュニティ助成事業費補助金を計上しております。 次に、14ページをお開き願います。 議案第84号 平成29年度五島介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、第1条で、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ427万円を追加し、歳入歳出予算の総額を57億4,060万7,000円としております。 17ページをお開き願います。 今回の補正内容は、平成28年度の支払基金交付金の額の確定による精算返納金を計上するもので、歳入の9款繰越金で前年度繰越金427万円を追加し、歳出の6款諸支出金で同額を支払基金交付金精算返納金として計上しております。 以上で説明を終わります。御審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(谷川等君) お諮りいたします。 明15日は、議案研究のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、明15日は休会といたします。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は、明後日6月16日午前10時から開きます。 本日はこれをもって散会いたします。                        =午前11時45分 散会=...