松浦市議会 > 2022-09-01 >
令和4年9月定例会(第2号) 名簿
令和4年9月定例会(第3号) 名簿
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令和4年9月定例会(第4号) 本文
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令和4年9月定例会(第5号) 本文
令和4年9月定例会(第5号) 本文
令和4年9月定例会(第5号) 名簿
令和4年9月定例会(第3号) 名簿
令和4年9月定例会(第6号) 名簿
令和4年9月定例会(第5号) 名簿
令和4年9月定例会(第6号) 本文
令和4年9月定例会(第6号) 本文
令和4年9月定例会(第6号) 名簿
令和4年9月定例会 目次
令和4年9月定例会(第1号) 名簿
令和4年9月定例会 通告表
令和4年9月定例会 通告表
令和4年9月定例会 処理結果
令和4年9月定例会(第1号) 本文
令和4年9月定例会(第1号) 本文
令和4年9月定例会(第1号) 名簿
令和4年9月定例会 処理結果
令和4年9月定例会 会期日程表
令和4年9月定例会 会期日程表
令和4年9月定例会 目次

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  1. 松浦市議会 2022-09-01
    令和4年9月定例会(第1号) 本文


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯ 議長(谷口一星君)  おはようございます。  出席議員は全員であります。  これより令和4年9月松浦市議会定例会を開会いたします。  ここで今期定例会の議事運営について協議のため、去る9月2日に議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 2 ◯ 議会運営委員長(和田大介君)(登壇)  おはようございます。  今期定例会の議事運営について協議のため、去る9月2日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。  会期日程につきましては、本日から9月22日までの14日間といたしております。  今期定例会に提出されます案件は、条例3件、補正予算10件、その他の議案1件、報告1件、認定3件、請願1件、陳情1件の合計20件となっております。  本日は、会期の決定、会議録署名議員の指名、議長の報告、市長の市政概況報告特別委員会の中間報告を行います。  続いて、市長提出の諸事項報告、市長提出案件の上程・説明・質疑及び主管委員会への審査の付託を行います。  次に、請願の受理報告・主管委員会への審査の付託を行います。  続いて、陳情の受理報告を行います。  明日10日と11日は土曜、日曜のため休会といたしております。  市政一般質問質問通告者が13名であり、12日から15日までの4日間といたしております。  質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で1人当たり5分以内、今会期中1回限りとしておりますので、よろしくお願いいたします。  15日の午後、16日及び20日は各常任委員会を開催することといたしております。  17日、18日及び19日は土曜、日曜及び祝日のため、21日は事務整理日のため休会といたし、22日を最終日といたしております。
     最終日には、各常任委員会付託案件について委員長報告・採決を行うとともに、市長提出案件として諮問1件、認定12件の追加上程を行います。  なお、追加案件の諮問1件につきましては、委員会付託を省略して全員審査とすることといたしております。  また、決算認定12件につきましては、決算審査特別委員会を設置し、審査を付託することといたしております。  以上、議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇) 3 ◯ 議長(谷口一星君)  これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。  日程第1 会期の決定 を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は本日から9月22日までの14日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から9月22日までの14日間と決定いたしました。  なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております会期日程表によることといたしますので、御了承願います。  次に、  日程第2 会議録署名議員の指名 を行います。  会議規則第87条の規定により、会議録署名議員に  9番  宮本議員  10番  武辺鈴枝議員 を指名いたします。  日程第3 議長の報告 につきましては、報告書を各議員に配付いたしております。  また、関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただきたいと思います。  日程第4 市長の市政概況報告 について説明を求めます。 4 ◯ 市長(友田吉泰君)(登壇)  おはようございます。  本日、ここに令和4年9月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  新型コロナウイルスの収束がいまだ見通せない中、医療従事者の方々をはじめ、最前線で対応いただいている皆様に心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。  去る7月28日に、文部科学大臣に対し、市議会議長並びに鷹島海底遺跡保存活用特別委員会委員長をはじめとする委員、松浦市歴史観光推進協議会の代表者と共に「鷹島神崎遺跡の保存と活用についての要望書」の提出を行いました。文部科学大臣からは、「水中考古学に力を入れるとともに、水中遺跡保護について一歩前に進み出したい」との発言をいただいたところです。  また、スポーツ、文化各方面において、本市の子どもたちが県の代表として全国大会の舞台で頑張ってくれています。晴れ舞台に立つ子どもたちを応援するとともに、全国各地でアジフライTシャツを着て本市のPR隊として活躍してもらいたいという思いから、子どもたちアジフライTシャツを贈る取組を行っています。  それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取組につきまして概況を御報告いたします。 1.学び育てるまち  松浦市総合教育会議については、本年度第1回のテーマを「これからの時代に求められる『学力』について」として、8月31日に市教育委員と意見交換の形で開催しました。その中で、子どもたちが自ら課題を見つけ、自ら考え判断して行動できる力を身につけさせる教育の充実、さらには、長崎県立松浦高等学校と連携した課題解決の能力の育成について必要性を共有したところです。  外国語指導助手(ALT)については、7月末に5年間の任期を満了した2人に代わり、2学期からは8月に新たに着任した2人を含む4人体制で英語教育の充実を図っております。  今福小学校校舎規模改修工事については、現在、校舎内部の床の仕上げに着手しており、今後は屋根及び外壁の改修を順次行うこととしております。また、鷹島中学校普通教室棟解体工事については、夏休み中に校舎上屋の解体を完了し、今後は基礎部分の解体等を行うこととしております。両工事ともに年内完成を目指し、引き続き進捗管理に努めてまいります。  コロナ禍において物価高騰の影響を受けた学校給食については、栄養バランスや量の確保及び保護者の負担を軽減する観点から、食材購入に充てるための賄い材料費の追加について今議会に関係予算を計上しております。  学校教育については、「ふるさとを愛し、誇りに思う心情」を育むことを目的に、中学生による子ども議会を8月3日に開催しました。「住み続けたいを実感できるまちづくり」をテーマに、松浦市や自分たちが住んでいる地域をよりよくするための質問、中学生として松浦市や地域の活性化に貢献しようとする意欲ある提案が行われ、「将来のまちづくりの担い手として、これからのふるさと松浦まちづくりをともに考え、取り組んでいくこと」が満場一致で決議されました。今回の子ども議会で出された質問や提案をしっかりと受け止め、これからのまちづくりに生かしてまいります。  令和4年度全国学力・学習状況調査については、小学校6年生で国語・算数・理科、中学校3年生で国語・数学・理科が実施されました。本市の結果は、中学校国語が全国平均と同等で、その他の教科は全国平均を下回りました。市全体の結果と学習状況結果を分析し、課題を明らかにするとともに、校長研修会において改善策を共有し、速やかに取り組んでいくことを確認いたしました。  「読書のカタチが選べるプロジェクト」については、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律及び松浦市読書活動推進計画に基づき、図書館の利用に際してハードルのある方に対し円滑な図書館サービスの提供ができる環境を整備するため、企業版ふるさと納税を活用して実施することとしており、今議会に関係予算を計上しております。  各種スポーツ競技においては、本市出身及び市内の児童生徒の目覚ましい活躍がありました。  志佐小学校出身の黒川心音さん(愛知県桜花学園高校2年生)は、2022年度バスケットボール女子16歳以下の日本代表に選出され、ヨルダンで開催された国際バスケットボール連盟女子アジア選手権大会に主将として出場し、準優勝を成し遂げました。  全国高等学校総合体育大会なぎなた競技大会第61回全国高等学校なぎなた選手権大会では、松浦高等学校なぎなた部が団体試合において5位に入り、3大会連続入賞を果たしました。  また、全国大会では、陸上、軟式野球、硬式野球、卓球、フットサルに多くの子どもたちが出場し、大舞台で活躍しました。  ソフトボール、水泳、ボクシング競技においても、九州大会、西日本大会という上位大会に出場を果たしています。  このほか、将来オリンピックや国際大会で活躍するトップレベルの選手を輩出することを目指し、優れた体力や運動能力を備える人材を早い段階から発掘、育成する目的で、公益社団法人長崎スポーツ協会において昨年度からスタートした、小学校4年生から6年生までを対象とする「ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト2022」に卓球、ボクシング競技で市内の児童3人が選出されており、今後の活躍にも期待をするところです。  中学生では、7月23日・24日に行われた長崎県中学校総合体育大会において、男子ソフトテニス競技個人戦では、志佐中学校3年の澤田博史君・吉松要瑠生君ペアが優勝、同じく市山颯太郎君・瀬川崇太郎君ペアが3位となりました。  柔道競技では、御厨中学校3年の大山美音さんが女子52キログラム級で2位となりました。  陸上競技では、志佐中学校3年の今里あんりさんが3年女子800メートルと共通女子1,500メートルの2種目で優勝しました。  水泳競技では、志佐中学校3年の下条岬希さんが女子平泳ぎ100メートルと200メートルの2種目で優勝しました。  同じく、志佐中学校3年の和田愛生さんが女子200メートル背泳ぎで2位となりました。  なお、8月5日から7日まで行われた九州大会においては、志佐中学校3年の今里あんりさんが陸上競技3年女子800メートルで4位、共通女子1,500メートルで5位に入賞、同じく志佐中学校3年の下条岬希さんが水泳競技女子100メートル平泳ぎと200メートル平泳ぎの2種目で6位に入賞しました。  珠算競技においても、鷹島小学校6年の坂本大河さんが全国大会に出場し、健闘されました。  国際交流事業については、松浦市国際親善協会において、7月29日にイングリッシュ・デー・キャンプが開催され、市内小学5・6年生6人が参加し、自己紹介や料理、インタビューゲームなどを通して、日常的な基礎英語を楽しく学びました。  また、8月19日には、青少年親善使節団派遣事業の代わりに、市内中学2・3年生を対象に、英語を用いて姉妹都市への理解を深める機会を提供する取組としてイングリッシュ・デー・フォー・ユースが開催され、5人の参加によりウェブ方式での交流を行いました。  国内交流事業については、8月7日から10日まで北海道鷹栖町から小学生6人、8月8日から11日まで長野県木曽町から7人と北海道福島町から4人、合計11人の中学生が本市を訪れ、市内見学や学校訪問等を通して交流を深めました。  新型コロナウイルス感染症の影響を受けた低所得の子育て世帯に対する特別給付金については、8月末現在、293人の養育者に対して児童1人当たり5万円を支給いたしました。  加えて、市独自に給付金を支給する子育て世帯生活支援特別給付金については、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、食費等の物価高騰による家計への影響が特に大きい就学支援等世帯及び3人以上の多子世帯の生活支援を行う観点から、対象の児童1人当たり5万円を支給することとしており、今議会に関係予算を計上しております。  国の施設整備補助金を活用した鷹島保育園の施設整備については、園を運営する社会福祉法人を主体に、年度内の整備完了に向け計画的に事業が進められております。  児童の健全な育成支援については、8月2日に松浦市児童館において、コロナに負けず楽しい思い出をつくろうと児童が主体となってビンゴ大会などの夏祭りを企画し、60人の参加がありました。 2.誇れるまち  「アジフライの聖地 松浦」については、9月23日の西九州新幹線開通に向けた周遊観光を目的として、松浦鉄道株式会社とタイアップし、松浦鉄道の広報担当という設定のアニメキャラクター【西浦ありさ】を松浦アジフライ大使に任命し、7月25日に就任イベントを開催しました。今後は松浦市の観光コンテンツとして活用し、さらなる交流人口の増加を図ってまいります。  また、コロナ禍の影響で2年間開催できなかった、九州各地の自慢の揚げ物を一堂に集めるイベント「アゲ揚げフェスティバル」については、去る8月5日に業務委託の事業者が決定いたしました。当該イベントを通じて、今後もさらなる「アジフライの聖地 松浦」のPRと本市の知名度向上を図ってまいります。  観光振興については、8月10日から市内に宿泊される方に、宿泊割引と市内のアジフライ連携店で使用できるクーポンを配付する「アジフライ聖地巡礼宿泊キャンペーン事業」を実施しております。  また、9月1日からは、市内の周遊観光を促進し交流人口の増加と消費の拡大を図るため、市内各地の連携店を巡って松浦市特産品が当たる「アジフライ聖地巡礼スタンプラリー」を実施しております。  歴史観光については、長崎県の「みんなで磨く!観光まちづくり推進事業補助金を活用し、元寇をテーマにした広報冊子の制作などを行うこととしており、今議会に関係予算を計上しております。  秋に市内各地で予定されている祭りなどのイベントについては、各主催者の実行委員会などが新型コロナウイルスの感染状況を考慮しながら実施の可否を判断されています。松浦水軍まつりについては、新型コロナウイルスの感染状況も懸念されますが、3年ぶりの20周年記念イベントとして、感染対策を徹底し開催に向けた準備が進められています。  体験型旅行事業については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により秋以降の修学旅行の受入れを断念することになりました。個人客については、感染対策を徹底した上で引き続き受入れを行ってまいります。7月中旬からは「体験型旅行事業再開に係る体制整備強化事業」を実施し、長期にわたり受入れを行っていない担い手に対する研修やモニターツアーの実施、インストラクターが少ない体験プログラム技術継承研修会などを行い、コロナ収束後に向けて受入れ体制の整備を行っております。  物産振興については、7月4日、福岡銀行本店でのイベントへ出展し、アジフライ、旬さば缶詰、いりこ、アジフライグッズ等を販売し、PRを図りました。今後も松浦市産品戦略の「松浦の極み」12品目を核とし、他の産品についても、地元商談会の開催や各種イベント等を通して生産者の販路拡大や所得向上を図ってまいります。  福島地域のオルレコースについては、九州観光推進機構などによる1次審査が終了し、済州オルレによる2次審査が10月8日に予定されており、認定に向けて準備を進めております。  鷹島モンゴル村については、本年4月以降、複数の企業の視察を受け入れたことから、視察企業に対し利活用の提案を募集したところ、残念ながら審査対象となる事業提案がありませんでした。引き続き民間事業者等により施設が有効に利活用されるよう取り組んでまいります。  鷹島海底遺跡については、一石型木製いかり引揚げ事業に係る調査を9月15日から10月4日まで実施するよう準備を進めております。  なお、ガバメントクラウドファンディングで寄附をいただいた方々への見学ツアーは10月1日・2日に行うこととしており、38人の方々から申込みをいただいております。  文化財保存活用地域計画については、昨年度実施した基礎調査を基に、骨子案の作成を行うべく関連する業務を発注いたしました。  長崎県が主催する「わくわく!!水中考古学体験講座in鷹島」については、8月22日から24日まで開催されました。全国の大学生や自治体職員及び県内関係者など28人が現地で、20人がオンラインにより受講されました。  松浦党梶谷城跡については景観対策業務に着手しており、山頂付近の樹木の一部伐採を行うこととしております。  ふるさと納税については、本年度7月末現在の寄附額が約1億8,700万円で、対前年度比で約10%増となっております。  この間の取組としては、7月15日に福岡市中央区において「ふるさと魅力発信フェア」を開催し、8月12日から14日まで開催された日本橋長崎館におけるイベントでは、ふるさと納税相談ブースを設け、制度のPRに努めました。  あわせて、8月27日・28日の両日には「博多ファーマーズマーケット」に出展し、本市農水産物の魅力発信とともに、継続した寄附促進の取組を行っております。  また、8月2日には、ふるさと納税お礼品事業に係る意見交換会を開催し、関係者のさらなる連携強化を図りました。  企業版ふるさと納税については、6月30日時点で15社、930万円の寄附の申出をいただいております。引き続き本市における地方創生事業に対し応援(御寄附)いただけるよう周知を図ってまいります。 3.仕事をつくるまち  伊万里湾における赤潮対策については、7月上旬には湾奥の福島東部・南部で赤潮の原因となるプランクトンの細胞数が増加し、高密度化、赤潮化したため、調査回数を増やし監視を強化しております。プランクトンの細胞数や水温などの調査結果については、ファクスやホームページ(テレメーター情報赤潮分布情報)のほか、SNS(グループライン)等を活用し、養殖業者などの関係者間で情報が共有されております。今後も10月末まで伊万里湾各所の調査を継続してまいります。  水産物の販売促進については、8月24日から26日まで東京都で開催された「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」をはじめとする各種イベントに出展し、鷹ふく、旬あじ、旬さば、長崎ハーブ鯖及びクルマエビといった松浦産水産物のPRを行っております。  漁業経営支援については、漁業者の経費負担軽減を図るため、漁業共済の掛金、国の漁業経営セーフティーネット構築事業の積立金、漁船の船底清掃及び漁協水産加工場加工機器導入を支援することとしており、今議会に関係予算を計上しております。  漁業就業者の確保については、県や市の補助事業を活用し、今福地域で一本釣りや採介採藻、刺し網、かご網などの漁業経営者や星鹿地域での養殖業の従事者を目指して、8月から2人が漁業就業実践研修を開始しております。  新たな水産加工団地用地造成計画については、7月に漁協の松浦地区と新星鹿地区の役員との協議、8月には組合長との協議を行い、環境調査などの事前調査の実施を了承いただけるようお願いしているところです。今後は漁業者を対象とした説明会の開催を予定しております。  本年の米の作柄については、米穀データバンクの発表によりますと、7月末現在の全国の作況指数が101の「平年並み」となる見込みです。  なお、長崎県の作況指数は98の「やや不良」と見込まれており、本市においても少雨と高温日が続いたことによる作柄への影響が懸念されているところです。  有害鳥獣対策については、捕獲対策において7月末までに216頭を駆除しましたが、対前年比約32.7%にとどまっております。捕獲頭数は減少していますが、農作物への被害は依然として続いている状況であるため、防護対策として、国庫補助事業を活用し、ワイヤーメッシュ柵を10集落で9,458メートル、電気柵を3集落で3,006メートル整備することとしています。  園芸振興については、輸入に頼っている燃油、肥料の価格高騰の長期化が深刻化しており、農業経営への影響が懸念されています。7月29日に国が閣議決定した肥料価格高騰対策事業や長崎県の農業資材価格高騰対策緊急支援事業等と併せ、市といたしましても、農業経営の継続と安定化を図るため支援を実施することとしており、今議会に関係予算を計上しております。  また、「松浦の極み」松浦メロンの産地維持を図るため、面積拡大や新たにメロン栽培を始める農家に対しての苗や施設整備のための支援を実施することとしており、今議会に関係予算を計上しております。  地域おこし協力隊については、産地維持と後継者育成の目的で8月1日から募集を開始しており、9月末までを募集期間としています。  畜産振興については、本年10月に行われます全国和牛能力共進会鹿児島大会の長崎県代表牛選考会が7月7日に平戸口中央家畜市場で行われ、5区・高等登録群の部で、志佐町の市山浩司さんが飼育する「やすさち号」、「はるさち号」、「ゆりさち号」の3頭が見事難関を突破し、松浦市勢では20年ぶり2人目となる快挙を果たし、代表牛に選出されました。  引き続き鹿児島大会において優秀な成績を収め、長崎和牛の産地として、さらなる知名度向上につなげることができるよう、市内各和牛改良組合、農協と協力し、候補牛の管理支援を行ってまいります。  林業振興については、国県補助事業と市の森林環境整備基金を活用し、今福町木場地区及び御厨町郭公尾地区で約18ヘクタールの搬出間伐、今福町寺上地区外4地区で約9ヘクタールの切捨て間伐を実施しております。搬出された木材については一般材やバイオマスとして活用し、森林資源の有効活用に努めてまいります。また、森林環境譲与税基金を活用した切捨て間伐の実施に向け、地元との調整を進めております。  地場企業の支援については、人材確保支援の一環として取り組んでいる高校生向け企業説明会を7月2日に実施いたしました。説明会では、長崎県立松浦高等学校及び長崎県立鹿町工業高等学校の就職希望の生徒43人に対して、市内企業12社に加え、市内を運行する交通事業者2社が企業説明を行いました。  また、中学生向け企業見学バスツアーを6月21日に志佐中学校、29日に今福中学校、7月12日に御厨中学校の生徒を対象に実施し、合計147人の生徒が参加しております。  再生可能エネルギーの導入推進については、民間事業者による公共施設やため池への太陽光発電の導入、営農型太陽光の導入など本格導入に向けた調査・研究業務の受託事業者が決定し、7月1日に契約を締結しております。今後、民間主体による再生可能エネルギーの導入に向けた取組を進めてまいります。  新型コロナウイルス感染症の影響による市内の経済対策については、「松浦市事業復活支援金」の申請受付が6月17日で終了し、35事業者に対し総額678万407円の支援金を交付いたしました。
     また、「第4弾プレミアム付商品券事業」と「チームナガサキセーフティ認証店利用促進事業」については、それぞれ事業の愛称を「松浦のお店を応援商品券」と「松浦の夜を応援利用券」とし、7月1日から販売を開始いたしました。商品券は7月29日付で完売し、利用券は8月29日現在、472セットを販売しております。商品券及び利用券ともに使用期限を10月31日までとしておりましたが、12月31日まで延長することとしました。さらに、利用券につきましては販売期間を11月30日まで延長し、購入限度数を2セットから8セット追加し、10セットまでと拡大しております。  令和4年就業構造基本調査については、10月1日を基準日として調査を実施することとしております。 4.未来へ続くまち  マイナンバーカードの普及促進については、7月末現在で交付件数9,832件、交付率は対前年同月比10.00ポイント増の44.41%となっております。さらなるカードの普及を図るためには、より多くの市民の皆様にマイナンバーカードの利便性や保有することの利点を実感していただくことが重要と考えております。  その利点の一つとして、令和5年度以降、マイナンバーカードを利用して住民票の写しや印鑑登録証明書等をコンビニエンスストアで取得することができるよう、関連システムの導入経費について今議会に関係予算を計上しております。  西九州自動車道については、佐世保市、平戸市、松浦市及び佐々町と長崎県西九州自動車道建設促進期成会の主催によって、佐々町文化会館において「西九州自動車道建設促進大会」が6月12日に開催されました。  昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた中での開催となりましたが、約330人が出席し、早期完成を願う地元沿線の熱意を伝えることができました。  公営住宅等長寿命化事業については、6月中旬に公営住宅等長寿命化計画(第三期)策定業務を発注いたしました。また、高野団地、仏崎団地の外部改修工事につきましても、着手に向けた準備を進めております。今後も計画的に長寿命化対策を実施してまいります。  旧養源小学校跡地の活用については、福岡市の美術教室運営事業者と市の共催による「松浦学校共生プロジェクト」を試験的に実施しており、8月11日から14日までのコースに26人、8月18日から21日までのコースに13人、福岡県在住の小中学生の参加がありました。各コース3泊4日の行程で、木造校舎に滞在し、自然を体験しながら創作活動を行いました。  「松浦市まち・ひと・しごと創生総合戦略」については、第1回松浦市まち・ひと・しごと創生協議会を8月25日に開催し、第2期総合戦略に基づく施策の成果及び効果等を検証していただきました。 5.安心、幸せのまち  新型コロナウイルスのワクチン接種については、現在、60歳以上の方と18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する方及び医療機関、高齢者施設等の従事者を対象とする4回目接種を進めており、また、若年層の接種率の低さが課題となっている3回目接種についても引き続き推進しております。8月28日時点での接種率は、それぞれ3回目が70.7%、4回目が32.9%となっております。加えて、秋に予定されているオミクロン株対応ワクチンについても、接種に向けて準備を進めております。今後も医療機関との連携を図りながら円滑なワクチン接種に努めてまいります。  健康増進、健康づくり事業については、予約制での住民健診を6月7日から7月8日まで実施し、延べ2,981人の方が受診されました。現在、健診結果説明会を開催し、生活習慣病予防の動機づけや積極的支援の必要な方、生活習慣病の重症化予防の必要な方に対し、保健指導を実施しているところです。  母子保健事業については、安心して子育てができる支援体制を確立するため、子育て世帯包括支援センター「だっこだっこ」において、相談や訪問に加え、子育て広場への出張や「だっこだっこ通信」の発行により、さらなる支援体制の充実を図っております。  ひとり親世帯の生活支援については、ひとり親世帯を対象とした小物作りなどを楽しむ親子のふれあい講習会を8月20日に開催し、30人の参加がありました。  児童虐待防止対策については、「ヤングケアラーについて知ろう」をテーマに、8月22日に子どもサポート推進協議会主催の研修会を開催し、民生委員・児童委員や教職員等40人の参加があり、ヤングケアラーについて理解を深めました。  地域支え合い活動については、介護予防・地域支え合いサポーター養成講座を6月15日から全5回にわたって開催し、新たに29人の方々に修了証を交付いたしました。今後も地域における介護予防や支え合い活動のリーダー育成に努めるとともに、住民主体による活動の普及促進に取り組んでまいります。また、8月2日に今福地域に初めて地域住民の支え合いの拠点となる集いの場「いま福の友の会」が元武部病院施設内に開設されました。ここでは健康相談のほか、世代を問わず交流できる場を目指し、参加者のアイデアを基に様々な活動が計画、実施される予定です。  高齢者福祉については、敬老行事補助金の申請受付を8月1日から15日まで行い、102件の申請を受理しました。  本年における7月末現在の70歳以上の高齢者は6,310人で、うち最高齢は105歳です。敬老の日を迎えられる皆様には、今後も末永くお元気でお過ごしいただきたいと願っております。  障害者福祉については、聴覚障害への理解と認識を深めるとともに、手話で日常会話を行うために必要な技術の習得を目的とした手話奉仕員養成講座を3年ぶりに開講しました。この講座は8月から令和5年1月まで全20回の予定で実施することとしており、現在10人の方が受講されております。  更生保護については、7月の社会を明るくする運動強調月間に合わせ、保護司会や更生保護女性会をはじめ、関係団体による啓発イベントが7月1日に実施されました。  民生委員・児童委員については、任期満了に伴う3年に1度の一斉改選を控えており、12月1日の委嘱状伝達交付に向け、8月から推薦会を開催するなど改選に向けた準備を進めております。  令和4年度住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金(1世帯10万円)については、7月29日に対象となる約400世帯のうち356世帯に対し、振込口座などを記載した確認書を送付いたしました。  また、令和4年1月以降、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し、住民税非課税相当となった世帯に対する臨時特別給付金(家計急変世帯分)についても随時受付を行っております。  市道整備については、電源立地地域対策交付金を活用した市道高野栢木線舗装補修工事及び松浦市道路図デジタル化業務委託を発注いたしました。  また、石油貯蔵施設立地対策交付金を活用した市道平野半島線舗装改良工事を発注いたしました。  その他の事業についても、計画的な発注に向けた準備を進めております。  令和元年8月に被災した公共土木施設において、特に被害が大きかった今福町浜ノ脇地区の地滑り災害については、令和3年度中に主な地滑り対策工事が完了し、令和4年度からは道路復旧工事に着手し順調な進捗が図られたことから、当初の計画どおり令和4年10月31日までに完成する見込みとなっております。  なお、工事内容の変更に伴う関係議案を今議会に提案しております。  また、不老山山腹の地滑り災害については、令和3年8月豪雨による再被災後、対策工法の決定に係る国との協議がなされ、現在、長崎県において対策工事が進められております。令和4年度はのり枠工、落石防護柵工などののり面工事が予定されており、令和5年度以降もアンカー工、横ボーリング工などの地滑り対策工事が予定されております。  今後も事業の進捗など新たな情報が入り次第、周知に努めてまいります。  志佐地区洪水対策事業については、2級河川志佐川の鹿爪橋下流右岸沿いにおいて、横町雨水ポンプ場新設工事の土木工事、機械設備を発注いたしました。引き続き当ポンプ場の電気設備工事の発注を予定しており、令和4年度末の供用開始に向け整備を進めてまいります。  国土調査事業については、志佐町赤木免の一部及び御厨町大崎免において一筆地調査を進めております。あわせて、令和3年度調査区域である志佐町高野免及び御厨町田原免と御厨町相坂免の一部に係る地籍簿案及び地籍図案について11月からの閲覧を予定しております。  常備消防については、消防・救急業務において、本年1月から8月25日現在で火災出動7件、救急出動700件であり、対前年比は火災出動で1件の減、救急出動で89件の増となっております。  また、熱中症については、8月25日現在で疑いを含め27人の方を救急搬送し、対前年比で17人の増となっております。今後しばらくは暑さが続くと予想されることから、市民皆様に対する熱中症予防の注意喚起に努めてまいります。  なお、コロナ感染者の搬送については、7月から8月25日現在で、市民及び保健所を含めた要請により15件の救急搬送を行っております。  水道事業については、浜ノ脇地区送配水管災害復旧工事、市道新波止線配水管災害復旧工事、志佐浄水場急速ろ過池耐震診断調査業務委託を発注いたしました。  下水道事業については、志佐町黒潮地区の枝線管渠布設工事を発注いたしました。  交通事業者支援については、新型コロナウイルス感染症の影響や燃油価格高騰などの悪条件下にあっても、引き続き市民生活の移動手段を確保する交通事業者等に対し、事業継続を後押しする目的で支援金を交付することとしており、今議会に関係予算を計上しております。 6.皆でチャレンジするまち  対話によるまちづくりについては、地域版未来会議を6月28日から7月7日まで市内4地域で開催しました。会議では、昨年度の未来会議の折に市民から出された各地域の課題などをテーマに対話形式による話合いを行いました。  また、8月22日には「青島まちづくり会議」を開催し、青島地区の方々と現状や課題を共有し意見交換を行ったところです。  今後、対話で出された提案や取組の実現に向けて、関係自治会や団体の皆さんと協議を行いながら、小学校区単位の協働によるまちづくりを進めてまいります。 7.補正予算について  今回の一般会計補正予算については、前年度繰越金、普通交付税の決定による補正額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る原油価格・物価高騰等に対応する経費の計上であり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。  また、後年度の健全な財政運営を確保する観点から、令和3年度決算剰余金の2分の1を財政調整基金へ積み立てることとしております。  補正前の額      181億5,047万3,000円  今回補正額      9億8,637万8,000円    計        191億3,685万1,000円 となります。  以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(降壇) 5 ◯ 議長(谷口一星君)  次に、特別委員会の中間報告を行います。  日程第5 鷹島海底遺跡保存活用特別委員会       の中間報告について を議題とし、特別委員長の報告を求めます。 6 ◯ 鷹島海底遺跡保存活用特別委員長(宮本啓史君)(登壇)  鷹島海底遺跡保存活用特別委員会の中間報告をいたします。  令和4年6月定例会以降における本特別委員会の活動経過について報告いたします。  7月4日に委員会を開催し、7月26日に開催される予定であった長崎県議会文教厚生委員会及び環境生活建設委員会の現地視察及び意見交換への対応について協議をいたしました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により視察は延期となりましたが、今後も長崎県議会との情報共有と連携を深めていきたいと考えております。  7月28日から29日にかけて、文部科学大臣並びに長崎県選出等国会議員に対し、市長並びに松浦市歴史観光推進協議会と共に鷹島神崎遺跡の保存と活用について要望を行いました。文部科学大臣からは、水中考古学に力を入れるとともに、水中遺跡保護については一歩前に進み出したいとの発言をいただきました。  また、8月23日開催の委員会では、鷹島海底遺跡に係る遺跡の保存及び今後の活用について、池田榮史國學院大学教授との意見交換を行いました。  今後も議会、行政と市民が一体となり活動を進めていきたいと考えております。  以上、鷹島海底遺跡保存活用特別委員会の中間報告といたします。 7 ◯ 議長(谷口一星君)  委員長報告に対する質疑は、質問通告があっておりませんので、質疑なしと認めます。  (宮本鷹島海底遺跡保存活用特別委員長 降壇)  お諮りいたします。  ただいまの鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。  日程第6 西九州自動車道整備促進特別委員       会の中間報告について を議題とし、特別委員長の報告を求めます。 8 ◯ 西九州自動車道整備促進特別委員長(神田 稔君)(登壇)  西九州自動車道整備促進特別委員会の中間報告をいたします。  令和4年6月定例会以降における本特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告をいたします。  7月20日、西九州自動車道各道の現地視察を行いました。松浦佐々道路の橋梁及び松浦2号トンネルでは、長崎河川国道事務所の担当者及び施工業者から進捗状況や工法、安全対策について説明を受けました。伊万里道路では各インターチェンジの現況調査、佐世保道路では佐々インターチェンジから佐世保大塔インターチェンジ間の4車線化事業について市担当課から説明を受けました。  7月29日、伊万里市において伊万里・平戸・松浦・佐世保市議会・佐々町議会西九州自動車道建設促進協議会総会が開催されました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から規模が縮小され、正副委員長及び議長の出席により開催され、西九州自動車道の早期完成に向けた令和4年度の活動計画等を決定するとともに、「道路整備予算の確保等に関する決議」を全会一致で採択し、政府及び関係機関へ決議文を送付いたしました。  また、8月22日、佐賀県知事、佐賀県議会議長及び佐賀国道事務所長並びに長崎県知事、長崎県議会議長及び長崎河川国道事務所長に対し、委員長が出席し、伊万里道路、伊万里松浦道路、松浦佐々道路の事業促進と早期完成、道路整備予算の安定的な予算確保を要望いたしました。それぞれにおいて、さらなる事業の推進のため、地元自治体と一致協力して取り組んでいきたいとの回答をいただきました。  以上、西九州自動車道整備促進特別委員会の中間報告といたします。 9 ◯ 議長(谷口一星君)  委員長報告に対する質疑は、質問通告があっておりませんので、質疑なしと認めます。  (神田西九州自動車道整備促進特別委員長 降壇)  お諮りいたします。  ただいまの西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。  次に、市長提出の諸事項報告を行います。  日程第7 報告第4号 令和3年度決算に基       づく松浦市健全化判断比率及び資       金不足比率の報告について を議題とし、理事者の報告を求めます。 10 ◯ 総務課長(山田一洋君)(登壇)  報告第4号「令和3年度決算に基づく松浦市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」御説明いたします。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を次のとおり報告するものでございます。  次のページをお願いいたします。  1.健全化判断比率(法第3条関係)でございます。  健全化判断比率とは、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率という4つの財政指標の総称でございます。  まず、実質赤字比率につきましては一般会計等が対象となり、決算統計で用いる普通会計という区分で算定いたしますが、令和3年度決算において実質収支は黒字であるため、当該数値はございません。
     次に、連結実質赤字比率につきましては企業会計を含む全会計が対象となりますが、連結対象会計の決算は黒字であるため、該当数値はございません。  次に、実質公債費比率につきましては、全会計に加えて一部事務組合、広域連合が対象となり、その中で一般会計が負担する公債費等の比率を3か年平均で示すものでございますが、前年度より0.7%改善し、10.8%となっております。これは令和元年度から令和3年度までの3年度の実質公債費比率を平均したものであり、早期健全化基準が25%、財政再生基準が35%でありますので、財政の健全化を図るべきという基準を下回っております。  次に、将来負担比率につきましては、地方公共団体が将来負担すべき実質的な負債を指標化したものでございますが、前年度より28.1%改善し、48.1%となっております。早期健全化基準は350%でありますので、財政の健全化を図るべき基準を下回っております。  続きまして、2の資金不足比率(法第22条関係)でございます。  これは公営企業会計ごとに資金の不足額を事業の規模と比較して指標化するものでございますが、水道事業会計以下、工業団地造成事業特別会計まで、いずれの会計も令和3年度決算において資金不足は生じておらず、該当数値はございません。  説明は以上でございますが、別紙にて監査委員の審査意見書を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。  御了承賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 11 ◯ 議長(谷口一星君)  これより報告第4号について質疑を行います。ありませんか。 12 ◯ 10番(武辺鈴枝君)  この財政指標の中から将来負担比率についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  個人的には随分と改善されたなという感想は持っておるんですが、まず、この将来負担比率の計算式、それから、令和2年度、3年度のこの具体的な数値、そして、この計算式によって出てくるでしょうが、分子の部分の充当可能財源、ここの資料3ページの中段のほうに「地方債の現在高の減少及び充当可能基金の増加」というふうな理由が書いてあるんですが、ここの部分の財源の内容をお知らせください。 13 ◯ 総務課長(山田一洋君)  まず、将来負担比率を算出する計算式でございますが、これは本市が現在抱えている実質的な負債の大きさを本市の実質的な財政規模に対する割合で計算いたします。  具体的には、計算式の分子につきましては、本市が現在抱えている将来負担額の総額から、この負担額の返済に充てることが可能な基金などの充当可能財源等を差し引くことで、本市が現在抱えている実質的な負債の大きさを算出しております。  そして、分母につきましては、標準財政規模から、普通交付税に算入されている公債費等の額を差し引くことで、本市の実質的な財政規模を算出しております。  繰り返しになりますが、分子が実質的な負債の大きさ、分母が実質的な財政規模で、この割合が将来負担比率ということになりますので、前年度と比較して分子が減少あるいは分母が増加することが将来負担比率の改善に資することとなります。  次に、将来負担比率が改善した要因でございますが、数値につきましては千万円単位で申し上げたいと思います。  まず、分子でございますが、将来負担額は2年度が283億6,000万円、3年度が271億2,000万円、12億4,000万円減少いたしております。加えて、この将来負担額から差し引かれる基金などの充当可能財源等につきまして、2年度が223億5,000万円、3年度が231億8,000万円と、逆に8億3,000万円増加していることから、分子についてはさらに大きく減少する結果となっております。  次に、分母でございますが、標準財政規模は2年度が94億2,000万円で、3年度が97億4,000万円と、3億2,000万円増加しております。これに対して、この標準財政規模から差し引かれる普通交付税に算入されている公債費等の額につきまして、2年度が15億3,000万円、3年度が15億6,000万円と、3,000万円増加しておりますが、標準財政規模の増加分より少額であることから、結果として分母について増加いたしております。  したがいまして、分子が減少、分母が増加したことから28.1%の大幅な改善になったということでございます。  それから、分子の将来負担額から差し引く基金などの充当可能財源等の内容でございますが、これは充当可能基金、充当可能特定歳入、基準財政需要額算入見込額で構成されております。  このうち、今回の将来負担比率の改善の主な要因となったものは充当可能基金でございまして、2年度が44億9,000万円、3年度が56億3,000万円と、11億4,000万円増加いたしております。増加した基金につきましては財政調整基金が主なものでございまして、2年度が12億円、3年度が20億円、約8億円増加いたしております。  以上でございます。 14 ◯ 10番(武辺鈴枝君)  なかなか数字が一人歩きするということがありまして、こういうのも全て今後新聞にばっと載るし、別に出てきたときに、松浦は借金多いなみたいなイメージが残るようなこともありはするんですが、私としては、ある程度改善されていくということで、今後も公共事業等もありますので、そんなに極端に数値がゼロになることはないとは思っているんですけれども、課長としては今後のこの財政運営に対してはどういうふうな考えをお持ちでしょうか。 15 ◯ 総務課長(山田一洋君)  今後の財政運営の考え方ということでございます。  今回報告させていただいた比率を県内13市の令和2年度の数値で比較しますと、本市は県内平均を上回っております。議員御指摘のとおりだと思っております。  将来負担比率の観点から申し上げますと、今後、人口減少や固定資産税等の市税収入の減少により、将来負担比率の分母をなす標準財政規模が減少していくと見込まれることから、今後においても能動的に数値を改善していくためは、分子をなす将来負担額の抑制を図る必要があると思っております。  したがいまして、市債の新規発行に当たっては、プライマリーバランスの黒字化、それから年度間の発行額の平準化を図り、長期的視点で公債費を抑制する必要があるとともに、その他の義務的経費についても引き続き削減を図り、弾力的な財政運営を確保していくなど計画的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。  なお、この弾力的な財政運営という観点から申し上げますと、財政の硬直度を示す指標として経常収支比率というものがございます。令和2年度の数値では本市は91%であり、県内13市の平均92.7%を下回っているため、財政の硬直度は県内平均よりも低い、つまり財政の自由度は県内平均よりも高いという状況でございます。さらに、令和3年度の数値でも87%まで改善できております。それから、財政力指数も県内13市平均を上回っております。  こういった財政指標も含めて、本市の財政状況を俯瞰的に捉え、引き続き健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 16 ◯ 議長(谷口一星君)  ほかにありませんか。 17 ◯ 11番(中塚祐介君)  今、答弁を聞いていまして見事な答弁だなと思ったんですが、報告第4号の資料がこの2枚だけ。どこを開ければ見れるんですか、今、総務課長が答弁した部分は。 18 ◯ 総務課長(山田一洋君)  ただいま御報告させていただいた資料につきましては、今回、参考資料として添付はいたしておりません。  以上です。 19 ◯ 11番(中塚祐介君)  さっき議案説明のときに参考資料を御覧くださいと言ったけど、参考資料を調べているんだけど出てこないんですよ。ところが、あなたの答弁は見事過ぎて、経常収支比率だとか何だかんだってのうのうと、すばらしい演説でしたけど、それを見たいんだけど、見れないんですね。 20 ◯ 総務課長(山田一洋君)  失礼いたしました。私が参考資料と申し上げましたのは、議案第4号関係、「健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見について」ということで、監査委員さんからの意見書のことについて申し上げておりました。  今、私が答弁いたしました具体的な数字については、資料が大きくなるものですから今回添付はいたしておりませんが、必要であれば御説明を別途させていただくことも可能かと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 21 ◯ 11番(中塚祐介君)  こういう部分について、タブレット化することによって簡略化する、ペーパーレスにすると言いながら、情報量があまりにも議会側と行政側と違うというのがここではっきりしとる。やはりこういったところはきちっとやってもらわないと、どうやってどういうふうに審査していくのか。これは一つの問題点として、今後つけるべき添付資料はきちっとつけないと、たった2枚に対してあれだけの答弁が出てくるわけだから、そこら辺、均衡を図っての今後の対応をお願いしておきます。 22 ◯ 市長(友田吉泰君)  資料については、お手元の議案を開いていただくと、第4号の横に報告第4号としての資料が添付されております。その中に監査委員の意見としてそれぞれ書かれています。  それと、武辺議員の質問に対して詳細を課長が述べましたが、基本的に将来負担比率などの指標については公表されています。どういったものが将来負担比率なのかということは調査をしていただければ分かるわけでありまして、そこは議会の調査の中で、ぜひそれぞれの議員皆様方の調査の中でやっていただきたいと思いますし、そういった中で松浦市はどうなのだということについては適宜お答えをしていきたいと思いますので、その辺はぜひ御理解賜りたいと思います。 23 ◯ 議長(谷口一星君)  ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  報告第4号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づいて報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承願います。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時9分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時20分 再開 24 ◯ 議長(谷口一星君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、市長提出案件の上程・説明・質疑・主管委員会付託を行います。  日程第8 議案第66号 松浦市公告式条例の       一部改正について から  日程第24 認定第3号 令和3年度松浦市下       水道事業の決算認定について まで、以上17件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。 25 ◯ 総務課長(山田一洋君)(登壇)  議案第66号「松浦市公告式条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市公告式条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、松浦市高齢者集会施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  松浦市公告式条例の一部を改正する条例。  本条例の一部を次のように改正するものでございます。  改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたします。  次のページをお願いいたします。  第2条第2項につきまして、条例の公布を行う掲示場の設置場所に関わる規定でございますが、松浦市高齢者集会施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に伴い、星鹿老人憩の家が廃止されることから、本条例においても「星鹿老人憩の家前」を「旧星鹿老人憩の家前」に改めるものでございます。  改正本文に戻りまして、附則、この条例は、令和4年10月1日から施行するものでございます。  御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 26 ◯ 長寿介護課長(荒木典子君)(登壇)  議案第67号「松浦市高齢者集会施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。  松浦市高齢者集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものです。  提案理由ですが、星鹿老人憩の家を廃止することに伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものです。  次のページを御覧ください。  松浦市高齢者集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例。  松浦市高齢者集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を次のように改正する。  第2条の表、星鹿老人憩の家の項を削る。  次のページ、新旧対照表を御覧ください。  現行の第2条の一番下の欄を削るものです。  附則、この条例は、令和4年10月1日から施行する。  以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 27 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)(登壇)  議案第68号「松浦市建築関係手数料条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市建築関係手数料条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由ですが、建築基準法及び長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  松浦市建築関係手数料条例の一部を改正する条例。  松浦市建築関係手数料条例の一部を次のように改正するものでございます。  改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたします。
     新旧対照表の1ページをお願いいたします。  別表9の項につきましては、建築基準法の一部改正に伴い同法の項ずれが起きたため、これに対応するものであり、事務の名称「第5項」を「第6項」に改めるものでございます。  別表16の2項につきましては、建築基準法の一部改正に伴い、既存建築物の用途変更を行う場合、この建築物は現行基準に適合するよう、一度に改修を行う必要がありましたが、増改築を伴わない用途変更の場合、地方公共団体が現行基準に適合するための全体計画の認定をすることで、改修を一度でなく段階的、計画的に行うことが可能となりました。この全体計画の認定を行うための手数料を加えるものでございます。  新旧対照表の1ページから2ページをお願いいたします。  別表16の3項につきましては、既存建築物を一時的に他用途に転用する場合、新築時の仮設建築物と同様に一部の規定の緩和を申請することが可能となりました。この申請に関する手数料を加えるものでございます。  別表17の項につきましては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、建築行為がなくても事後的に認定を受けられる仕組みを創設したことにより、事務の名称の「第5項」を「第7項」に改め、区分の「の増築又は改築」を削るものでございます。  新旧対照表の2ページから5ページをお願いいたします。  別表18の項につきましては、17の項と同様に既存建築物の認定手続の対応と区分の表現をより分かりやすくするため、県の手数料条例の文言に合わせ、区分の「旧基準」の次に「認定住宅」、「新基準」の次に「認定住宅」を加え、区分(4)、(8)の「の増築又は改築」を削るものでございます。  本文に戻っていただきまして、附則、この条例は、令和4年10月1日から施行することとしております。  以上で説明を終わります。御審議方よろしくお願いいたします。(降壇) 28 ◯ 総務課長(山田一洋君)(登壇)  議案第69号「令和4年度松浦市一般会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。  令和4年度松浦市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億8,637万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ191億3,685万1,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  (債務負担行為の補正)  第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によるものでございます。  (地方債の補正)  第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。  今回の補正の主なものにつきましては、歳入においては前年度繰越金を計上するほか、普通交付税や固定資産税の補正等を行っております。  歳出では、新型コロナウイルス感染症対策事業や公的証明書コンビニ交付導入事業、元寇(蒙古襲来)を活かした観光まちづくり推進事業、また、企業版ふるさと納税を財源として、読書のカタチが選べるプロジェクト事業などを追加しております。  このほか、令和3年度決算剰余金に係る財政調整基金等への積立金を計上しているものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 29 ◯ 健康ほけん課長(岡 正文君)(登壇)  議案第70号「令和4年度松浦市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  令和4年度松浦市の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,328万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ30億2,931万2,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正の主な内容は、決算見込みによる繰越金の計上と、それに伴う歳入歳出予算の調整でございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。  次に、議案第71号「令和4年度松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  令和4年度松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ168万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2,202万9,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の主な補正の内容は、歳入につきましては4回目コロナワクチン接種料及び決算見込みによる前年度繰越金の計上等でございます。  歳出につきましては、人事異動に伴う人件費の調整、備品購入費の計上、前年度へき地医療対策補助金の精算に伴う返還金の計上でございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。  議案第72号「令和4年度松浦市福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  令和4年度松浦市の福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ119万8,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2億5,827万6,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正の主な内容は、歳入につきましては4回目コロナワクチン接種料及び決算見込みによる前年度繰越金の計上等でございます。  歳出につきましては、人事異動に伴う人件費の調整等でございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。  議案第73号「令和4年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  令和4年度松浦市の鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ291万7,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ9,668万5,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の主な補正の内容は、歳入につきましては4回目コロナワクチン接種料及び決算見込みによる前年度繰越金の計上でございます。  歳出につきましては、人事異動に伴う人件費の調整及び医療用機械器具費の計上でございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。(降壇) 30 ◯ 長寿介護課長(荒木典子君)(登壇)  議案第74号「令和4年度松浦市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  令和4年度松浦市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,849万3,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ29億9,172万1,000円とするものでございます。  第2項 保険事業勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正は、前年度繰越金の計上、前年度決算に伴う国、県への介護給付費の返還金の計上、また、給与改定に伴う職員手当の調整が主なものでございます。  次ページ以降に関係書類を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。(降壇) 31 ◯ 水産課長(戸塚 悟君)(登壇)  議案第75号「令和4年度松浦市松浦魚市場特別会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。  令和4年度松浦市の松浦魚市場特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ878万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億4,193万1,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正の主な内容は、魚市場運営基金繰入金及び前年度繰越金の増と歳入の減、公課費の増でございます。  次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第76号「令和4年度松浦市臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。  令和4年度松浦市の臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ161万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3,949万8,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正の主な内容ですが、前年度繰越金の増と一般会計繰入金及び雑入の減、需用費の増及び備品購入費の計上でございます。水産加工団地の海水供給施設の既存の取水ポンプの修繕と新たな取水ポンプの購入でございます。  次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 32 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)  議案第77号「令和4年度松浦市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  令和4年度松浦市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ419万4,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ8,879万6,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の主な補正につきましては、職員の退職に伴う人件費の減でございます。  次ページ以降に関係書類をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。  続きまして、議案第78号「令和4年度松浦市工業用水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  第1条 令和4年度松浦市の工業用水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 令和4年度松浦市工業用水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  支出といたしまして、第1款.工業用水道事業費用といたしまして1,497万9,000円を増額し、計を4億4,826万9,000円とするものでございます。これは第1項の営業費用でございます。  第3条 予算第4条本文括弧書を──2行飛ばしまして3行目です──「資本的支出額32,500千円は過年度損益勘定留保資金8,012千円、当年度分損益勘定留保資金8,089千円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,681千円及び建設改良積立金13,718千円で補てんするものとする」に改めまして、資本的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  支出第1款.資本的支出といたしまして1,274万6,000円を減額し、計を3,250万円とするものでございます。これは第1項の建設改良費でございます。  今回の主な補正につきましては、収益的支出については黒潮と岸浜に工業用水のタンクがございますが、この貯水槽タンク2基につきまして、点検用階段が壁面についておりますが、当該年度、今年修繕を行おうと思っておりましたけれども、現地調査を十分に行った結果、再度、調査設計する必要があるということから、今回、詳細の設計業務を追加させていただいております。及び笛吹ダムの情報伝達の処理装置の更新に伴うところの県負担金の増。  資本的支出につきましては、先ほどの貯蔵タンク2基の詳細設計をまず行うということから、点検用階段の取替え工事の費用を取り下げることに伴う工事費の減。志佐川の工業用水の取水堰の下流における維持管理を行うための坂路工、管理用道路の設置に伴う工事費の増が主なものでございます。  次ページ以降に関係書類をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。  以上です。(降壇) 33 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)(登壇)  議案第79号「市道浜ノ脇線他道路災害復旧工事請負契約の変更について」御説明いたします。  令和2年9月16日、請負契約を締結した市道浜ノ脇線他道路災害復旧工事について、下記のとおり請負契約の内容を変更したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
     契約の目的、市道浜ノ脇線他道路災害復旧工事。  契約金額、3億734万円を3億1,716万1,900円に変更するものでございます。  契約の相手方、ウヱノ・七洋工業特定共同企業体。代表構成員、長崎県佐世保市木原町143番地4、株式会社ウヱノ佐世保営業所所長、倉津一美氏。構成員、長崎県松浦市今福町北免2009番地350、有限会社七洋工業代表取締役、関眞弓氏でございます。  提案理由でございますが、工事内容の変更に伴い契約を変更するものでございます。  次のページ以降に関係資料といたしまして、仮契約書の写し、変更理由書、工事平面図を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 34 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)  認定第1号「令和3年度松浦市水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき令和3年度松浦市水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。  恐れ入りますが、13ページのほうをお願いいたします。  報告書の概況、総括事項がございますが、前段の部分を読み上げます。  令和4年3月末現在、給水件数は1万484件で、年間総配水量361万4,176トン、前年度357万7,956トン、有収水量296万5,446トン、前年度297万2,031トンで、有収率は82.1%、前年度より若干落ちております。前年度が83.1%でありましたということでございます。  再度、すみません、1ページをお願いいたします。  令和3年度の松浦市水道事業決算報告書でございます。  1項、収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款.水道事業収益といたしまして、予算額が6億316万1,000円、決算額が6億2,439万9,043円、予算額に比べ決算額の増減といたしまして2,123万8,043円の増でございます。  続きまして、支出でございますが、第1款.水道事業費、予算額ですが、6億6,568万9,000円、決算額が6億3,382万3,573円、不用額といたしまして3,186万5,427円でございます。  次の3ページ、4ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出の項でございます。  収入ですが、第1款.資本的収入といたしまして、予算額2億2,199万5,000円、決算額が2億2,199万5,163円ということで、予算額に比べまして決算額の増減は163円の増でございます。  続きまして、支出ですが、第1款.資本的支出、予算額が4億1,462万1,000円、決算額が3億8,090万625円、翌年度繰越額といたしまして2,710万円、不用額が662万375円でございます。  次ページ以降に関係書類をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。  続きまして、認定第2号「令和3年度松浦市工業用水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づきまして、令和3年度松浦市工業用水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。  恐れ入りますが、14ページをお願いいたします。  令和3年度の工業用水道事業の報告書でございます。  概況、(1)総括事項の前段のところを読み上げます。  本年度の給水につきましては、昨年と同様でございますが、2事業所でございます。契約水量制1万5,850トン・パー・日で、年間給水量は385万8,144トンでございましたということでございます。  1ページのほうをお願いいたします。  工業用水道事業の決算報告書でございます。  1項、収益的収入及び支出の部でございます。  収入第1款.工業用水道事業収益、予算額といたしまして4億4,545万5,000円、決算額4億4,559万2,190円、予算額に比べて決算額の増額は13万7,190円の増でございます。  続きまして、支出ですが、第1款.工業用水道事業費用でございますが、予算額4億2,244万4,000円、決算額3億9,287万8,434円、不用額といたしまして2,956万5,566円でございます。  次の3、4ページをお願いいたします。  2項の資本的収入及び支出の収入はございません。  支出ですが、第1款.資本的支出、予算額313万2,000円、決算額が7万9,750円、翌年度繰越額はゼロ円で、不用額といたしまして305万2,250円でございます。  次ページ以降に関係書類をつけておりますので、御参照いただきまして、審議方よろしくお願いいたします。  続きまして、認定第3号「令和3年度松浦市下水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和3年度松浦市下水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。  恐れ入りますが、13ページをお願いいたします。  令和3年度松浦市下水道事業報告書でございます。  1.概況、(1)総括事項の2段落め、3段落めを読み上げます。  本年度は、管渠布設工事7件、1,395.0メートルを施工し、令和4年3月31日に4.7ヘクタールを供用開始いたしましたので、本年度末における供用開始面積は200.8ヘクタール、供用開始人口は5,218人となっております。  また、本年度末における排水設備設置戸数は1,713戸であり、今後も積極的に広報活動を行い、水洗化率の向上と有収水量の増加に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。  では、1ページ、2ページをお願いいたします。  令和3年度松浦市下水道事業決算報告書でございます。  (1)収益的収入及び支出、収入の部です。  第1款.下水道事業収益、予算額3億1,373万1,000円、決算額3億1,779万4,707円、予算額に比べ決算額の増減ですが、406万3,707円の増でございます。  続きまして、支出の部ですが、第1款.下水道事業費用、予算額3億567万7,000円、決算額3億231万7,019円、不用額344万9,981円でございます。  次、3ページ、4ページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出の部ですが、収入第1款.資本的収入、予算額2億6,107万5,000円、決算額2億5,672万円、予算額に比べ決算額の増減435万4,200円の減でございます。  支出の部ですが、第1款.資本的支出、予算額3億7,073万4,000円、決算額3億6,455万18円、翌年度繰越額ゼロ円ということで、不用額618万3,982円でございます。  次ページ以降に関係書類をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。(降壇) 35 ◯ 議長(谷口一星君)  以上で理事者の説明が終わりました。  これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、できるだけ事項に関する根本となる内容など大綱的に質疑し、細部にわたっての審査は各常任委員会に一任することとなりますので、議事進行に御協力をお願いいたします。  それでは、議事の整理上、まず、日程第8.議案第66号から日程第10.議案第68号までの条例3件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第11.議案第69号「令和4年度松浦市一般会計補正予算(第4号)」について質疑を行います。 36 ◯ 10番(武辺鈴枝君)  債務負担行為補正についてお尋ねをしたいと思います。  福島地区のスクールバスについては、西肥バスの循環線が廃止になるということで、3月の当初予算でスクールバスを2台購入するといたしております。  そこで、ここで係る債務負担行為というのは、運行業務等の委託料なんでしょうけれども、これを単年度でなさるということでしょうか。これが業務委託となると、数年あるいは長期にわたる契約ということになると、債務負担行為ではなく条例で定めている長期継続契約、こちらになるのではないかと思うんですが、ここを5年度の業務委託と債務負担行為という形を取られた理由をお願いします。 37 ◯ 教育総務課長(小熊 盛君)  議員おっしゃられたとおり、西肥バス自動車が運行する路線バスの福島循環線が令和5年度に廃止されるという予定で、福島養源小学校及び福島中学校に通う遠距離通学の児童生徒さん、そちらへの対応としてスクールバスの運行を予定いたしております。  今年度中に令和5年度から運行業務を委託するということについて、その協議を行うために、令和5年度に執行する分でございますけれども、運行業務の委託に向けた協議をさせていただくために、今回債務負担行為の設定をお願いさせていただいたところでございます。  以上です。 38 ◯ 10番(武辺鈴枝君)  すみません、ちょっと私がよく分からなかった。  この運行業務等に係る必要な額の、運行業務を契約するわけではなくて、これに係る費用の債務負担行為という理解でいいですか。 39 ◯ 教育総務課長(小熊 盛君)  費用自体は令和5年度から発生いたしますので、令和5年度予算で計上させていただく形になろうかと思います。  ただ、令和5年度からの事業について、まず契約に向けた交渉を行う必要がございますので、そのことについて議会に報告をして、債務負担という形で御了解をいただきたいというふうなことで、今回議案とさせていただいております。 40 ◯ 議長(谷口一星君)  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第12.議案第70号から日程第20.議案第78号までの特別会計及び企業会計補正予算9件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第21.議案第79号「市道浜ノ脇線他道路災害復旧工事請負契約の変更について」質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第22.認定第1号から日程第24.認定第3号までの認定3件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。  これより市長提出案件主管委員会付託を行います。  日程第8.議案第66号から日程第24.認定第3号まで以上17件を、お手元に配付いたしております委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。  次に、請願の受理報告・主管委員会付託を行います。  日程第25.請願第1号を受理いたしておりますので、委員会付託一覧表のとおり所管の委員会へ審査を付託いたします。  次に、陳情の受理報告を行います。  日程第26.陳情第4号を受理しておりますので、各議員に参考のため配付いたしております。  以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。       午後0時3分 散会 ───────── ◇ ───────── この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....