松浦市議会 2019-06-01
令和元年6月定例会(第1号) 本文
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時 開会
◯ 議長(椎山賢治君)
おはようございます。
出席議員は全員であります。
これより令和元年6月
松浦市議会定例会を開会いたします。
議事に入ります前に、去る6月11日、東京都において開催されました
全国市議会議長会第95回定期総会におきまして、議員15年以上の表彰状を久枝議員、崎田議員の2名に対し、
全国市議会議長会会長から贈呈されましたので、ただいまから議長より伝達を行います。
2
◯ 議会事務局長(末永和彦君)
それでは、久枝議員、御登壇をお願いします。
───────── ◇ ─────────
表 彰 状
松浦市
久 枝 邦 彦 殿
あなたは
市議会議員として15年市政の振興に
努められその功績は著しいものがありますので
第95回定期総会にあたり
本会表彰規程によって
表彰いたします
令和元年6月11日
全国市議会議長会
会長 野 尻 哲 雄
───────── ◇ ─────────
(表彰状及び
記念品伝達)(拍手)
3
◯ 議会事務局長(末永和彦君)
続きまして、崎田議員、御登壇をお願いいたします。
───────── ◇ ─────────
表 彰 状
松浦市
崎 田 廣 美 殿
あなたは
市議会議員として15年市政の振興に
努められその功績は著しいものがありますので
第95回定期総会にあたり
本会表彰規程によって
表彰いたします
令和元年6月11日
全国市議会議長会
会長 野 尻 哲 雄
───────── ◇ ─────────
(表彰状及び
記念品伝達)(拍手)
4 ◯ 議長(椎山賢治君)
久枝議員、崎田議員におかれましては、まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
続いて、4月の人事異動により課長等の交代があっておりますので、この際、副市長から紹介をお願いいたします。
5 ◯ 副市長(橋口忠美君)
おはようございます。
平成31年4月1日付で課長級へ昇任した者または所属が変更になった課長がおりますので、紹介をさせていただきます。
(
理事者紹介)
地域経済活性課長 福 守 尚 美
消防長 山 邊 覚
市民生活課長 山 口 玲 子
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
6 ◯ 議長(椎山賢治君)
新たに課長等になられた方におかれましては、今後さらに市政推進のため御尽力されますことを御期待いたします。
ここで
今期定例会の議事運営についての協議のため、去る6月7日に
議会運営委員会が開催されましたので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
7
◯ 議会運営委員長(和田大介君)(登壇)
今期定例会の議事運営についての協議のため、去る6月7日に
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。
会期日程につきましては、本日から6月26日までの13日間といたしております。
今期定例会に提出されます案件は、条例3件、補正予算3件、その他の議案8件、報告9件、請願1件、陳情4件の合計28件となっております。
本日は、会期の決定、
会議録署名議員の指名、議長の報告、市長の
市政概況報告、
常任委員会の中間報告を行います。
続いて、市長提出の諸事項報告、
市長提出案件の上程・説明・審議及び
主管委員会への審査の付託を行います。
なお、
市長提出案件のうち議案第1号及び議案第2号の「専決処分の承認について」、以上2件については、
委員会付託を省略して初日に全員審査とすることにしております。
次に、請願の受理報告・
主管委員会への審査の付託を行います。
続いて、陳情の受理報告を行います。
あす15日と16日は土曜・日曜のため、休会といたしております。
市政一般質問は、
質問通告者が14名であり、17日、18日、19日及び20日の4日間といたしております。
質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で、1人当たり5分以内、今会期中1回限りとしておりますので、よろしくお願いいたします。
20日、21日及び24日は、各
常任委員会を開催することといたしております。
22日、23日は土曜・日曜のため、25日は
事務整理日のため休会といたし、26日を最終日といたしております。
最終日には、各
常任委員会付託案件について
委員長報告・採決を行います。
以上、
議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇)
8 ◯ 議長(椎山賢治君)
これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。
日程第1 会期の決定
を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月26日までの13日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は本日から6月26日までの13日間と決定いたしました。
なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております会期日程表によることといたしますので、御了承願います。
次に、
日程第2
会議録署名議員の指名
を行います。
会議規則第87条の規定により、
会議録署名議員に
3番
武部周清議員
4番 山崎議員
を指名いたします。
日程第3 議長の報告
につきましては、報告書を各議員に印刷配付いたしております。
また、
関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただきたいと思います。
日程第4 市長の
市政概況報告
について説明を求めます。
9 ◯ 市長(友田吉泰君)(登壇)
おはようございます。
本日、ここに令和元年6月
市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて、本年5月1日、改元によって「令和」という新たな時代が始まりました。
松浦市においては、本年が
鷹島肥前大橋架橋から10周年に当たり、この架橋実現に大きく貢献され、さらに、これまで「
鷹島神崎遺跡」の国史跡の指定や「
鷹島地区畑地帯総合整備事業」の実現など、鷹島地域の発展はもとより、松浦市政の発展と住民福祉の向上に多大な御尽力を賜りました元
鷹島町長宮本正則様に対し、5月24日、議場において
松浦市名誉市民の称号を贈呈いたしました。
また、
鷹島肥前大橋開通10周年
記念イベントとして、「
鷹島肥前大橋ウォーキング大会」を6月8日に開催したところです。
アジの
水揚げ日本一という強みを生かし、本市の
知名度向上と
交流人口拡大を目的に取り組んできました「
アジフライの聖地松浦」については、去る4月27日に「松浦海のふるさと館」横の芝生広場において、聖地宣言をいたしました。
その後、5月6日までの
大型連休期間中を初め、これまで
産地ならではの
絶品アジフライを求め、市内外から多くの皆様にお越しいただいております。
今後も、
アジフライの聖地を切り口として、本市の豊かな資源などの魅力発信に努め、松浦市の
知名度向上による地域経済の活性化につながる取り組みを強めてまいります。
それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取り組みにつきまして概況を報告いたします。
1.住み続けたいを実感できる
まちづくり
第2次総合計画の策定に向けた取り組みについては、昨年度に引き続きできるだけ多くの市民皆様の御意見を伺い、計画に反映させるため、5月13日から30日にかけて
地域版松浦未来会議を開催し、約200人の方に参加いただきました。また、6月6日には第1回松浦市
総合計画審議会を開催しており、今後、この審議会を中心に
総合計画基本構想案をまとめていくこととなります。これまでの未来会議で示された貴重な御意見などを踏まえ、「行政の総合計画」から「市民の総合計画」となるよう取り組んでまいります。
3世代同居・近
居支援制度の充実については、多子世帯などを支援の対象に加え、住環境改善への支援を行うこととしております。また、移住促進と
空き家活用への支援については、
空き家バンク登録物件に係る空き店舗を含めた改修費などの助成や
空き家活用団体による
移住者向け住宅確保のための支援を計画しており、今議会に関係予算を計上しております。
西九州自動車道松浦佐々道路については、本年4月、御厨町寺ノ尾地区において、松浦2号トンネルの工事に着手されました。引き続き工事に伴う地元調整など積極的に取り組んでまいります。
また、
西九州自動車道松浦インターチェンジと国道204号を結ぶ
主要地方道佐世保日野松浦線の
松浦インター工区については、6月3日に暫定開通いたしました。引き続き県において、国道204号側の拡幅工事が行われることとなっております。
市道整備については、国の
社会資本整備総合交付金や
電源立地地域対策交付金事業及び県の補助事業を活用した8事業のうち、
西木場女山線改良事業の工事を発注いたしました。その他の事業についても計画的な発注に向け、準備を進めております。
また、
市道鷹島中学校線改良事業については、測量、調査及び設計業務を発注したところであり、あわせて用地取得などに向けた準備を進めているところです。
第23回不老山花と光のフェスタについては、
祭り実行委員会主催のもと、4月13日から5月6日まで開催されました。4月13日には
イベントデー、4月15日には
グラウンドゴルフ大会が開催され、期間中は約2万2,000人の人出でにぎわいました。
光ファイバーケーブルを用いた
民設民営方式による
地域情報化基盤整備事業については、松浦地区の基盤整備に係る
補助金交付決定を4月に行いました。事業者は、来年4月からの
サービス提供開始を目指して整備に着手されております。今後も事業者と連携しながら、計画的な事業の推進に努めてまいります。
国土調査事業については、志佐町里免、今福町木場免及び寺上免のそれぞれ一部について
所有者説明会を開催し、7月から一筆地調査を進めることとしております。
水道施設の整備については、
JCHO松浦中央病院(仮称)の建設に伴って、
市道市役所前線の
配水管移設工事を進めているところです。
公共下水道事業については、令和2年度以降の第4期認可変更に向けた業務委託に加え、調川町江口橋付近並びに志佐町黒汐地区、白浜地区及び高野地区の
管渠布設工事4件を発注いたしました。
なお、下水道への接続率は、本年3月末現在で71.05%となっております。引き続き下水道への接続を呼びかけながら、将来的な生活環境の向上につながる取り組みを進めてまいります。
2.地域が潤う
産業づくり
松浦魚市場の平成30年度の水揚げ量は7万5,300トンで、対前年度比91.1%と昨年度を大きく下回る一方、水揚げ金額は対前年度比99.6%の111億3,100万円と昨年度並みの実績となりました。これは、サバの水揚げが好調だったことに対し、アジやイワシの水揚げ不調が主な要因と捉えております。そのほか、水揚げ量の減少については、魚市場再整備事業の影響や選別作業員の不足などさまざまな要因が考えられますので、引き続き卸売業者と連携しながら集荷対策に取り組んでまいります。
松浦魚市場の再整備については、令和2年度までの確実な完了を目指し、令和元年度及び令和2年度の2カ年分を一括発注することによって、コスト縮減と工期短縮を図っているところです。現在、荷捌き所I・II・III工区新設工事の
建築本体工事に着手しており、あわせて機械及び電気工事についても仮契約に至ったことから、関係議案を今議会に提案しております。
伊万里湾における赤潮対策については、昨年4月に策定した「
伊万里湾赤潮対策ガイドライン」に基づき、新
松浦漁業協同組合、長崎県などの関係機関及び養殖業者と連携し、赤潮の
自主監視体制や
赤潮被害軽減対策に取り組んでおります。本年度は、昨年度より1カ月以上早い4月下旬から赤潮の早期発見のための調査を開始したところです。
農業経営の安定化については、関係機関の協力を得ながら本年度の
経営所得安定対策交付金制度の受付を5月8日から27日まで各支所などで実施いたしました。今後とも水田のフル活用とあわせ、需要に応じた米の生産ができるよう生産者への情報提供を行いながら、経営支援につながる取り組みを進めてまいります。
畜産振興については、繁殖雌牛の品質向上を目的に「長崎県
家畜導入事業」及び「松浦産
長崎和牛産地形成推進事業」を実施しております。これらの事業については、各
和牛改良組合の総会などにおいて事業を働きかけ、肉用牛の
産地力向上に取り組んでまいります。また、国の
畜産クラスター事業を活用し、鶏舎を建設される経営体への支援に取り組むこととし、今議会に関係予算を計上しております。
地場企業の支援については、新卒者の地元就職の促進と企業の
人材確保支援の取り組みの一環として、5月23日に
江迎公共職業安定所、
長崎県立松浦高等学校及び
近隣高等学校2校の進路指導の先生と松浦市工業会との
意見交換会を実施いたしました。
また、
長崎県立松浦高等学校の生徒を対象に、
企業見学バスツアーを6月18日に実施いたします。さらに、松浦市
合同企業面談会及び
高校生向け企業説明会を7月6日に開催することとしており、今後も人材確保の取り組みなどへの積極的な支援に努めてまいります。
加えて、名古屋市で6月1日に開催された「ながさき
暮らし相談会@名古屋」において、
松浦市内企業の求人情報を提供するとともに、市の
人材登録事業を紹介いたしました。今後も、あらゆる機会を捉えて、積極的な
人材確保支援に取り組んでまいります。
九州電力株式会社松浦発電所2号機については、6月1日から試運転による発電が開始されました。今後は、順次出力を上昇し、法令に定められた検査や試験などを経た上で、本年12月に営業運転を開始される予定となっております。
体験型旅行事業については、4月17日から本年度の春の受け入れがスタートし、4月に13校から2,336人、5月には36校から5,297人の受け入れを行いました。春季としては、対前年同時期比67.6%となる合計67校、約1万人の受け入れを行う予定となっております。
また、新たな体験観光の施設として、
上志佐柚木川内地区において、地元「
柚木川内地域活性化協議会」によるヤマメの釣り堀などを備えた「青龍の郷」づくりがおおむね完成しており、修学旅行の受け入れが始まっております。
福島地域全島公園化計画の具現化については、大山公園の桜の開花時期に合わせてライトアップを実施し、幻想的な夜桜を観賞する人でにぎわいました。さらに、
九州オルレコースエントリーに向けて申請を行ったところであり、今後とも来訪者が島内をめぐりながら地域振興と経済効果をもたらすような取り組みを進めてまいります。
物産振興については、4月10日から15日までの6日間、
大丸福岡天神店において、5月17日は
福岡銀行本店中庭での物産展に出展し、
アジフライを初め、サバ缶、食べるイリコ、スイーツなど市内の特産品のPRに取り組みました。
魅力発信については、千葉県の幕張メッセで4月27日・28日の両日に開催された「ニコニコ超会議」に参加し、地元産品の販売とあわせ、
大手出版社連載のなぎなたにかける少女たちを描いた「あさひなぐ」という青春漫画とのコラボ企画による魅力発信に取り組んだところです。今後も、特産品の全国発信を初めとする事業展開など、総合的かつ効果的な魅力発信に努め、松浦市の
知名度向上を図ってまいります。
鷹島海底遺跡については、
モニタリング調査を6月4日に実施し、海底で保全している沈没船の現況確認を行いました。
また、
琉球大学池田教授を
研究代表者とする
科学研究費助成事業として、大型木材の保存処理のための「
太陽熱集熱含浸処理装置」が完成し、試験稼働も順調に進んでいることから、間もなく保存処理が開始される予定となっております。この研究の成果が将来的な元寇船の引き揚げにつながるものと大きく期待をしているところです。
3.安全・安心に暮らせる
まちづくり
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)による
JCHO松浦中央病院(仮称)の開設に向け、
JCHO主催の新
病院建設工事概要の
地元説明会が6月5日に開催されました。なお、
病院本体工事については、本年7月から着手される予定となっております。
松浦市立青島診療所の医師確保については、6月1日から常勤医師に赴任していただきました。
松浦市立福島診療所については、現所長が今月末をもって退任されることから、新所長となる医師の確保に努めてきたところでありますが、このたび、8月から新所長として就任いただける医師の確保にめどがついたところです。なお、7月からの1カ月間は、ながさき
地域医療人材センター及び
僻地医療拠点病院からの医師派遣によって対応してまいります。
健康増進及び
健康づくり事業については、住民健診を6月4日から鷹島地域を皮切りに実施しており、福島地域、松浦地域と順次7月5日まで実施してまいります。また、6月から住民健診や
介護予防事業など市が実施する
健康づくり事業に参加していただいた場合にポイントを付与し、一定以上のポイントをためると景品がもらえる「
健康ポイント事業」を開始しております。この事業の周知については、ホームページや市報6月号で紹介しており、楽しみながら市民の皆様に「自分の健康は自分でつくり、守る」という意識を高めていただき、健康寿命の延伸に努めてまいります。
風疹の追加的対策については、
風疹抗体検査及び
風疹予防接種を6月から実施することとし、初年度の対象者に対して個別通知を行いました。
鷹島地域における
認知症高齢者グループホーム事業者の公募については、
鷹島物産株式会社の1事業者から応募があり、
選定委員会を経て、4月23日付で同社を
施設整備事業者に決定いたしました。
高齢者福祉については、高齢者のスポーツと文化活動の祭典である第16回長崎県ねんりんピックが4月20日から6月9日まで大村市のシーハットおお
むらメインアリーナを主会場に、県内の各会場において開催されました。
本市からも8競技に79人の選手が出場され、
バウンドテニス競技の
団体ダブルス戦及び
BTラリー戦で優勝、水泳競技の2種目で第1位となるなど好成績をおさめられました。
地域支え合い活動については、触れ合いの輪を若者にも拡げていくことを目的として、
長崎県立松浦高等学校の生徒と高齢者などが木製遊具などを製作し、多世代が触れ合うための空間をつくる「みくりや
駅前元気カフェ」に対して、
一般財団法人九電みらい財団から助成金が5月9日に交付されました。また、調川地域で高齢者の集いの場「お寄りまっせ」を運営されているつきのかわ支えあいサポーター「
ムーンリバー」が
公益財団法人日本生命財団の「
ニッセイ財団生き生き
シニア活動顕彰」を受けられることになりました。
地域支え合い活動として主体的に取り組んでいる地域団体に対しましては、引き続き技術的助言と並行し、立ち上げや運営などの支援を進めてまいります。
高齢者などの外出支援については、わくわく・おでかけ券の交付を5月7日から開始しました。5月31日現在、対象者約6,700人に対し、おおむね51%となる3,404人の利用申請があっております。
また、高齢者などによる
交通事故防止を促進するため、運転免許証の
自主返納者に対して交付している外出支援券については、同期間中に32人の利用申請があっております。
障害者福祉については、第19回長崎県
障害者スポーツ大会が
長崎県立総合運動公園を主会場として5月26日に開催されました。陸上競技100メートルやソフトボール投げなどの投てき競技、ユニカールなどに本市から30人を超える選手が出場され、それぞれの競技において健闘されました。今後も
障害者スポーツを奨励し、障害がある人の積極的な社会参加を促してまいります。
戦没者を慰霊する行事については、4月4日の志佐地区、青島地区を皮切りに、市内7地区において奉賛会などの主催のもとで厳粛にとり行われました。平和の礎となられた戦没者の御霊に対しまして哀悼の誠をささげるとともに、恒久平和への誓いを新たにしたところです。
鷹島地域の
一般廃棄物の処理については、本年4月から
北松北部クリーンセンターでの処理へと移行しており、これまで特に大きな混乱もなく、円滑に移行できたものと捉えております。
し尿処理手数料については、業務に要する経費などの詳細を検証した上で、松浦市
廃棄物処理等対策審議会へ
手数料見直しに関し、諮問したところです。その後、3回に及ぶ審議会での慎重審議を経て、5月31日に答申を受け取ったところであります。市としましては、諮問に対して了とする答申をいただいたことから、
し尿処理手数料の改定に係る関係議案を今議会に提案しております。
自然災害対策については、梅雨時期の大雨、本格的な
台風シーズンといった出水期を迎えるに当たり、市内の
災害危険箇所現地踏査を
松浦警察署及び消防団との合同によって、5月17日に実施しました。
原子力防災対策の一環として、
九州電力株式会社が長崎県へ申し入れを行っていた「周辺住民の避難道路への
アクセス道路の改善等」に基づく支援については、PAZに準じる鷹島地域の市道の側溝改修や
カーブミラー設置などを支援の対象とし、今議会に関係予算を計上しております。
交通安全対策については、春の
全国交通安全運動が5月11日から20日までの10日間実施され、高齢者と子どもの
交通事故防止、飲酒運転の根絶、全ての座席のシートベルトと
チャイルドシートの正しい着用の徹底及び夕暮れどきの早目の点灯などを運動の
重点推進事項として、市内各地域での啓発活動に取り組みました。また、交差点での街頭指導及び
交通少年団による
防災行政無線での広報などを実施し、交通安全の呼びかけに努めたところです。なお、春の
全国交通安全運動期間中においては、4件の事故が発生したものの、対前年比10件の減となっております。
常備消防については、
水難救助隊整備5カ年計画の3年目を迎え、現在、水難救助業務に当たる資格取得者11人の潜水隊員が継続的な訓練を行っております。本年度は、新たに5人の潜水隊員の養成に取り組んでおり、あわせて水難救助に必要な潜水器材の計画的な整備と拡充にも努めてまいります。
火災については、本年1月から5月末まで対前年同時期比5件の増となる10件の火災が発生しております。今後とも地域住民を対象とした防火指導と火災予防の強化に取り組み、火災のない
まちづくりに努めてまいります。
4.次代を担う人づくり
子育て支援については、保護者の経済的負担の軽減を図るため、本市独自の施策を実施しているところですが、10月に導入される国の3歳児以上の幼児教育及び保育の無償化制度に向けた準備のため、今議会に関係予算を計上しております。
不妊治療費助成については、昨年度において13組の夫婦に助成し、うち3組の妊娠につながっております。今後も医療機関の御協力のもと、助成制度のさらなる周知に努めてまいります。
保育所などの施設整備については、国の保育所等整備交付金を活用し、旧上志佐保育所の解体とみくりや保育園の改築に加え、松浦幼稚園の防犯対策を支援することとしております。
また、調川保育所の民営化については、市の基本方針を説明するため、住民説明会を5月22日に開催いたしました。今後、令和2年度の民営化に向けて手続を進めてまいります。
木育の推進については、基本計画を策定するために木育推進計画策定委員会を設置し、1回目となる委員会を6月24日に開催することとしております。今後も関係機関との連携によって取り組みを進めてまいります。
市民の読書活動の総合的な推進については、現在、「松浦市読書活動推進計画」を策定しております。今後、この計画に基づき、家庭、地域、学校及び市が連携を図り、市民挙げての読書活動を推進してまいります。
総合教育会議については、昨年度末に開催した会議において、今後整備される市内
光ファイバーケーブルなどの環境を効果的に活用した学校間の交流や、ふるさと学習の意義と今後の計画並びに読書活動の推進などについて議論を深めました。
また、本年度の第1回会議を5月23日に開催し、昨年度に実施した中学生による子ども議会後の進捗状況及び7月実施予定の小学生による子ども議会に向け、意見交換を行いました。
鷹島地域における小中学校の整備については、令和3年4月の供用開始を目指し、現在、小学校棟、中学校棟及び共有棟の新築工事に係る設計を進めております。設計完了後、速やかな本体工事に着手するため、今議会に関係予算を計上しております。
学校教育については、本年度から2カ年の事業として、調川中学校が長崎県教育委員会研究指定校となり、「ふるさとを活性化するキャリア教育充実事業」に取り組んでおります。
具体的には「優良企業見学」や「起業体験活動」を核とした職業体験学習プログラムを通じて、ふるさとへの愛着と誇りを持ち、ふるさとの将来を担おうとする実践力の育成を図ることとしております。
また、確かな学力の育成及び子どもたちの多様な学びを充実させるため、長崎大学と連携した教員の授業力向上及び出張出前講座などに取り組んでいるところです。既に、4月1日には長崎大学のサテライトオフィスが学校教育課内に設置され、長崎大学雇用の非常勤職員が週2日間勤務し、市内小中学校と連携した活動を進めております。
特別支援教育については、通級指導教室を御厨小学校、今福小学校、福島養源小学校及び今福中学校に続き、志佐小学校と志佐中学校においても開設し、子どもたち一人一人の特性に応じた指導が受けられる体制づくりに努めております。
さらに、市内の小中学校12校に合わせて22人の教育支援員を配置し、個に応じた指導及びきめ細かな指導の充実を図っております。
社会体育の振興については、第4回なぎなたふれあい交流事業「青島錬成会」を5月3日から5日にかけて実施しました。全国レベルの高校生、大学生及び一般選手の総勢65人が一堂に会し、競技力の向上と親睦を図りました。
5.民間の感覚を活かした市役所づくり
ふるさと納税の平成30年度の実績については、寄附件数が対前年度比136%の約11万1,500件、寄附額が対前年度比129%の約12億3,625万円となっております。
総務省は、全国で問題となっている過度な返礼品競争を規制するため、地方税法を改正し、6月1日から新たな制度を導入しました。具体的な内容としては、寄附額に占める返礼品の割合を3割以下とすること、加えて、返礼品は総務省が示す地場産品基準を満たすことなどの要件が明確にされたところです。さらに、総務省の告示では、返礼品の調達費用に加え運送料、広告費及び募集に要した全体経費を寄附額の5割以下に抑える方針が示されております。
なお、総務省は新制度に移行するに当たって、ふるさと納税の対象団体を去る5月15日に公表しており、本市は来年9月30日までの指定を受けたところです。
6.補正予算について
今回の一般会計補正予算については、鷹島小中学校校舎新築事業費の計上、人事異動に伴う人件費の調整、補助金の内示による事業費の補正などであり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。
補正前の額 194億9,294万9,000円
今回補正額 12億1,997万2,000円
計 207億1,292万1,000円
となります。
以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には、一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
10 ◯ 議長(椎山賢治君)
次に、
常任委員会の中間報告を行います。
日程第5 文教厚生委員会の中間報告につい
て
を議題とし、文教厚生委員長の報告を求めます。
11 ◯ 文教厚生委員長(武辺鈴枝君)(登壇)
おはようございます。
文教厚生委員会中間報告を行います。
平成31年第1回定例会以降における本委員会の活動経過について報告いたします。
6月5日に委員会を開催し、
鷹島神崎遺跡に関する調査として、琉球大学国際地域創造学部池田榮史教授より、「
鷹島神崎遺跡と海外を含めた水中考古学調査の事例について」と題し、これまでの調査研究の歩みと成果、日本の水中遺跡保護のあり方、世界における水中遺跡への対応、今後に向けた課題について講演いただきました。
その中で、船の引き揚げを実現させるためには、松浦市が「国指定史跡
鷹島神崎遺跡保存管理計画書」で定めた整備活用事業の中・長期計画に沿って市の考えを国や県に示していくことが重要であるとの話がありました。本委員会として、計画を着実に推進できるように、今後も池田教授を初めとする学識経験者などの御助言をいただきながら、行政と密に連携を取り合っていくことといたしました。
以上、文教厚生委員会の中間報告といたします。
12 ◯ 議長(椎山賢治君)
これより
委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
(武辺文教厚生委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの文教厚生委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、文教厚生委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
次に、市長提出の諸事項報告を行います。
日程第6 報告第1号 平成30年度松浦市一
般会計予算繰越の報告について
から
日程第14 報告第9号 専決処分の報告につ
いて
まで、以上9件を一括して議題とし、理事者の報告を求めます。
13 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
報告第1号「平成30年度松浦市一般会計予算繰越の報告について」御説明いたします。
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成30年度松浦市一般会計予算の繰越について報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
平成30年度松浦市一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。
繰り越した事業は全部で24件でございます。これらの事業につきましては、12月議会の補正予算(第4号)及び3月議会の補正予算(第8号)並びに4月臨時会に報告しました専決処分の補正予算(第9号)において、それぞれ繰越明許費の議決または承認をいただいていたものでございます。
款、項、事業名、金額、翌年度繰越額の順に読み上げ、御報告いたしますが、財源内訳につきましては記載のとおりということで省略させていただきます。
金額につきましては予算に定めた繰越明許費の金額でございます。これは限度額でありまして、翌年度繰越額というものが令和元年度に繰り越した確定した金額でございます。
それでは、御報告いたします。
3款.民生費、1項.社会福祉費、市民福祉総合プラザ整備事業、2,211万8,000円のうち312万1,000円を繰り越しております。
プレミアム付商品券事業、248万4,000円に対し同額を繰り越しております。
6款.農林水産業費、1項.農業費、県営農村地域防災減災事業、1,782万4,000円に対し同額を繰り越しております。
ため池ハザードマップ作成事業、209万8,000円に対し同額を繰り越しております。
農業水路等長寿命化・防災減災事業、300万円に対し同額を繰り越しております。
2項.林業費、自然災害防止事業、120万円に対し同額を繰り越しております。
3項.水産業費、県営漁港整備事業、145万5,000円に対し同額を繰り越しております。
8款.土木費、2項.道路橋りょう費、国県道整備事業、763万6,000円に対し同額を繰り越しております。
道路維持費、300万円のうち276万5,000円を繰り越しております。
道路改良事業、1億764万2,000円のうち8,442万2,000円を繰り越しております。
市道法面・落石対策事業、7,368万8,000円のうち7,368万2,000円を繰り越しております。
市道白浜中央線改良事業、1,380万3,000円のうち336万7,000円を繰り越しております。
4項.港湾費、県営港湾整備事業、1億4,723万2,000円に対しまして同額を繰り越しております。
5項.都市計画費、志佐地区洪水対策検討事業、1億530万円のうち9,187万5,000円を繰り越しております。
西九州自動車道関連事業、989万円に対し同額を繰り越しております。
次のページをお願いいたします。
都市計画施設管理事業、80万6,000円に対し同額を繰り越しております。
松浦市中央公園再整備事業、645万6,000円に対し同額を繰り越しております。
10款.教育費、2項.小学校費、鷹島小中学校校舎等改築事業、5,122万3,000万円のうち4,864万円3,000円を繰り越しております。
小学校空調設備設置事業、2億2,507万9,000円に対し同額を繰り越しております。
3項.中学校費、中学校空調設備設置事業、1億7,613万円に対しまして同額を繰り越しております。
4項.社会教育費、調川公民館整備事業、2,775万円に対し同額を繰り越しております。
11款.災害復旧費、1項.農林水産施設災害復旧費、農地農業用施設災害復旧費、2,500万円のうち2,237万1,000円を繰り越しております。
2項.公共土木施設災害復旧費、災害応急対策事業、4,030万6,000円のうち3,368万6,000円を繰り越しております。
公共土木施設災害復旧費、2億1,909万4,000円のうち1億8,491万7,000円を繰り越しております。
合計でございますが、繰越明許費の金額12億9,021万4,000円に対しまして、実際に翌年度に繰り越した額は11億7,788万9,000円でございます。
以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。(降壇)
14 ◯ 水産課長(鈴木正昭君)(登壇)
報告第2号「平成30年度松浦市
松浦魚市場特別会計予算繰越の報告について」御説明いたします。
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成30年度松浦市
松浦魚市場特別会計予算の繰越について報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
平成30年度松浦市
松浦魚市場特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。
1款.農林水産業費、1項.水産業費、事業名、
松浦魚市場施設再整備事業でございまして、金額16億4,300万円を全額翌年に繰り越すものでございます。
財源内訳については記載のとおりでございます。
以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。(降壇)
15 ◯
地域経済活性課長(福守尚美君)(登壇)
報告第3号「平成30年度松浦市工業団地造成事業特別会計予算繰越の報告について」御説明いたします。
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成30年度松浦市工業団地造成事業特別会計予算の繰越について報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
平成30年度松浦市工業団地造成事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。
2款1項.内陸型工業団地整備事業費、事業名、内陸型工業団地整備事業でございまして、金額1,052万7,000円に対しまして同額を繰り越しております。
財源につきましては記載のとおりでございます。
以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。(降壇)
16 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)(登壇)
報告第4号「平成30年度松浦市水道事業会計予算繰越の報告について」御説明いたします。
地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、平成30年度松浦市水道事業会計予算の繰越について報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
平成30年度松浦市水道事業会計予算繰越計算書でございます。
地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございます。
1款.資本的支出、1項.建設改良費、
市道市役所前線配水管移設工事につきまして、予算計上額1,000万円に対し同額を翌年度に繰り越し、その財源は自己資金となっております。
繰越理由につきましては、
独立行政法人地域医療機能推進機構による病院建設設計に時間を要し、当該事業の設計及び工期が確保できなかったためでございます。
以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。
続きまして、報告第5号「平成30年度松浦市工業用水道事業会計予算事故繰越の報告について」御説明いたします。
地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、平成30年度松浦市工業用水道事業会計予算の事故繰越について報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
平成30年度松浦市工業用水道事業会計予算事故繰越計算書でございます。
地方公営企業法第26条第2項ただし書きの規定による営業費用の事故繰越額でございます。
1款.工業用水道事業費、1項.営業費用、工水用地岸浜護岸復旧工事につきまして、予算計上額2,750万円に対し1,794万円を翌年度に繰り越し、その財源は給水収益等となっております。
繰越理由につきましては、冬季の強風及び高波により日中における工事時間が大きく制限され、不測の日数を要したためでございます。
以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。(降壇)
17 ◯ 税務課長(石川章浩君)(登壇)
報告第6号「私債権等の放棄の報告について」御説明いたします。
松浦市債権管理条例第10条第1項の規定により、別紙調書のとおり私債権等を放棄いたしましたので、同条第3項の規定により報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
別紙、私債権等放棄調書でございます。
1 債権放棄日は平成31年3月31日でございます。
2 債権内容は記載のとおりでございます。
それぞれ番号を記載しておりますが、総数28件の771万4,073円であります。
調書につきましては、番号、債権の名称、債務者、調定年度、債権額、放棄の事由をそれぞれ記載しております。
債権額及び放棄の事由を報告させていただきます。
1番は一般退去滞納者の空き家補修費用で、債権額42万4,725円であります。放棄の事由は、松浦市債権管理条例第10条第1項第3号の消滅時効によるものでございます。
2番から11番は住宅使用料で、債権額合計165万2,203円であります。放棄の事由は、同条例第10条第1項第3号の消滅時効によるものと第4号の強制執行等によるものでございます。
12番は老人保護措置費負担金で、債権額6万5,093円であります。放棄の事由は、同条例第10条第1項第5号の徴収停止によるものでございます。
13番から28番は、生活保護法第63条返還金、同法第78条徴収金及び生活保護費戻入金で、債権額合計557万2,052円であります。放棄の事由は、同条例第10条第1項第1号の生活保護等と第2号の破産等及び第5号の徴収停止によるものでございます。
以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。(降壇)
18 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)(登壇)
報告第7号「専決処分の報告について」御説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会において市長の専決事項に指定されている市の金銭債権に係る訴えの提起について、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第2号
専決処分書
次の者を相手とした不当利得返還請求に関する訴えの提起について地方自治法第180条第1項の規定により専決処分する。
1、訴えの相手方、2、訴えの対象物につきましては、記載のとおりでございます。
3、管轄裁判所は平戸簡易裁判所でございます。
専決処分日は平成31年3月28日でございます。
なお、本件につきましては、子ども医療費の助成につきまして付加給付分の過支給分が発生したため、その分の返還を請求することとしたものでございまして、結果といたしましては4月に全額完納されております。
以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。(降壇)
19 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)(登壇)
報告第8号「専決処分の報告について」御説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会において市長の専決事項に指定されている市営住宅の明け渡し及び未払い賃料支払い請求に関する和解申し立てについて、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第4号
専決処分書
次の者を相手とした、市営住宅の明け渡し及び未払い賃料支払い請求につき、起訴前の和解の申し立てについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分する。
1、相手方につきましては記載のとおりでございます。
2、管轄裁判所は平戸簡易裁判所。
専決処分日は平成31年4月11日でございます。
続きまして、報告第9号「専決処分の報告について」御説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会において市長の専決事項に指定されている市営住宅の明け渡し及び未払い賃料支払い請求に関する訴えの提起について、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第5号
専決処分書
次の者を相手とした、市営住宅の明け渡し及び未払い賃料支払い請求に関する訴えの提起について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分する。
訴えの相手方、訴えの対象物につきましては、記載のとおりでございます。
3、管轄裁判所は長崎地方裁判所平戸支部。
専決処分日は平成31年4月26日でございます。
以上、御報告いたします。(降壇)
20 ◯ 議長(椎山賢治君)
それでは、議事の進行上、まず、日程第6.報告第1号から日程第10.報告第5号までの以上5件について質疑を行います。
21 ◯ 10番(安江結子君)
報告第5号について伺いますが、11月に契約変更があって3,500万円の工事になっていることを聞いておりますが、予算計上額が2,750万円となっているところの理由をもう少し詳しく説明してください。
22 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)
今回、事故繰越の御報告をさせていただいた金額は2,750万円でございます。そのうち翌年度に繰り越した金額が1,794万円でございます。
その後、基礎の部分の崩壊、ブロックというもののずれが発見されましたものですから、その部分の変更契約を行いました。その結果、変更後の契約額は約3,500万円程度になっております。
その財源につきましては、前年度の予算を補正することはできませんので、今年度、令和元年度の工業用水道事業会計の予算の中に緊急的な修繕等に対応するための予算を確保しておりますので、その部分を充てて変更契約を行ったというものでございます。
以上です。
23 ◯ 10番(安江結子君)
そうしますと、この事故繰越をして完成はいつぐらいになるんですか。護岸の整備というか、それは。
24 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)
完成予定は令和元年9月30日となっております。
25 ◯ 議長(椎山賢治君)
ほかに。──なければ、次に、日程第11.報告第6号について質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第12.報告第7号から日程第14.報告第9号まで、以上3件について質疑を行います。
26 ◯ 10番(安江結子君)
報告第7号について伺いますが、この裁判、訴えのもともとは、その申請書を受け取るときに付加給付に気がつかなかったということから始まっているんですが、市が職員を訴えるになるまで話し合いで解決できなかった理由というのは何ですか。
27 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)
平成30年の発生時から返還金の決定を通知いたしまして今回の手続に至るまでの間、催告、支払いの督促など返還の依頼をいたしてまいりましたけれども、支払いに至らなかったということで、報告どおりに進めたというものでございます。
以上です。
28 ◯ 10番(安江結子君)
いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、それは債権管理になったらこういうふうに進みますよという決まりがあるというのじゃなくて、もともと市の職員なのに、最初のつまずきというか、それは付加給付があるというのを見過ごして起こったことなのに、どうしてこんなふうに話し合いで解決できなかったのか。その対応されたところの担当課がもっと誠意を持ってすれば、お互いの言いたいことというのを話し合いで解決できなかったという点は何ですかって伺っているんです。途中の気持ちの問題、手続上じゃなくて、そこのところはやっぱり市の職員同士、何というか、あってはならないというか、市の職員をそういう目で見ちゃいけないというか、一生懸命仕事をしている中で、両方一生懸命仕事をされていたと思うんですよ、付加給付がついていないということを知らないで取って、その決裁を課長補佐も課長も決裁印を押している、そういうところがもともとの発端なのに、結果として相手を訴えたというところ、反省も込めてやっぱり伺いたいと思います。
29 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)
議員おっしゃるように、制度の内容をよりわかりやすく、また、こちらのチェック内容も今後見直しを図りたいと思って、実際に周知をわかりやすくするために、そういった整理を図っておるところでございます。
今回のこのような件を受けまして、今後このようなことが生じないようにしてまいりたいと思っております。
30 ◯ 10番(安江結子君)
最後に伺いますが、そうすると、その制度、8条の1項はあったけど、2項がなかったということで、3月議会でも2項が追加になったりとか対応されたというのはわかりますが、やっぱりもともとの、市が訴えた相手方に対して、市としての対応もまずかったというか、そこら辺をきちんとやっぱり謝るべきじゃないかというふうに考えますが、その点どうですか。
31 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)
担当課といたしましては、一市民として通常の対応をして御理解いただけるようにお話もさせていただきましたが、最終的にこのような流れになったということで御理解いただきたいと思います。
32 ◯ 10番(安江結子君)
いや、今の質問は、担当課じゃなくてやっぱり市長に答弁いただきたいと思います。
33 ◯ 市長(友田吉泰君)
お答えをいたします。
今御指摘のありましたとおり、手続に瑕疵があった点は否めないと思っております。しかしながら、実際にほかの支給があれば、その分については支給できないという規定もございましたので、これまで数度にわたってその返還について相談をしてきたところでありますし、それについて支払うようにということで市役所としても対応してきたところでございますが、最初の、議員の御指摘のような手続の不備という点もございまして、なかなか納得をしてもらえなかったということについては、やはり市民という立場においても市役所の信頼を損なうことがありますので、今後このようなことがないように適切に対応していかなければならないと思っておりますし、こういった形で今御指摘のような内容になったということについては、我々としても反省をしなければならないと思いますし、再発防止に今後努めてまいりたいと、このように考えております。
34 ◯ 議長(椎山賢治君)
ほかに。──なければ、質疑をとどめます。
報告第1号から報告第9号まで、以上9件については、地方自治法施行令第146条第2項、地方公営企業法第26条第3項、松浦市債権管理条例第10条第3項及び地方自治法第180条第2項の規定に基づき、それぞれ報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承を願います。
ここで暫時休憩をいたします。
午前11時10分 休憩
───────── ◇ ─────────
午前11時25分 再開
35 ◯ 議長(椎山賢治君)
再開いたします。
次に、
市長提出案件の上程・説明・審議を行います。
日程第15 議案第1号 専決処分の承認につ
いて(松浦市税条例等の一部改正
について)
及び
日程第16 議案第2号 専決処分の承認につ
いて(松浦市国民健康保険税条例
の一部改正について)
の以上2件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
36 ◯ 税務課長(石川章浩君)(登壇)
議案第1号「専決処分の承認について」御説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分をしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求めるものでございます。
提案理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が平成31年3月29日に公布され、平成31年4月1日から施行されたことに伴い、松浦市税条例等の一部を改正し、公布したものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第1号
専決処分書
松浦市税条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり専決処分するとしたものでございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市税条例等の一部を改正する条例。
松浦市税条例等の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、改正本文から6枚めくった後にあります新旧対照表をごらんください。
下線を引いている部分が改正箇所でございます。
なお、改正箇所のうち法改正による参照条項のずれや語句の修正などにつきましては、説明を省略させていただきます。
まず、1ページでございますが、第1条による松浦市税条例の一部改正でございます。
第34条の7につきましては、法改正に合わせ、いわゆるふるさと納税において個人の市民税の寄附金税額控除に係る申告の特例──ワンストップ特例と申しますが──につきまして、適用対象を特例控除対象寄附金に改めるものであります。
その要件としましては、総務大臣が定める基準に適合し、総務大臣が指定した都道府県等への寄附金に適用されるというものであります。
2ページの附則第7条の3の2は、住宅借入金特別控除に係る特定取得をした場合の控除期間の拡充と住宅借入金特別税額控除に係る申告要件の廃止による改正でございます。
3ページ目の附則第7条の4は、法第314条の7の改正に伴う規定の整備でございます。
4ページの附則第9条及び5ページの附則第9条の2は、申告特例の対象を特例控除対象寄附金とする等の規定の整備でございます。
6ページから8ページは、法改正による参照条項のずれでございます。
8ページの附則第10条の3は法規定の新設に合わせて新設したもので、高規格堤防の整備に伴う建て替え家屋に係る税額の軽減措置の適用を受ける場合の申告についての規定でございます。
11ページの附則第16条は、軽自動車税のグリーン化特例についての改正でございます。
グリーン化特例には重課──重く課税する、それと軽課──軽く課税ということで、標準税率よりも重くする場合と軽くする場合がございます。この改正は、重課につきましては令和元年度に限るとし、軽課につきましては平成29年度分に限るという規定を削除し、平成30年度分及び平成31年度分に限るという規定では所要の改定を行ったものであります。
15ページの附則第16条の2は、軽自動車税の賦課徴収の特例について、附則第16条の改正に伴う改正でございます。
16ページの附則第22条は、所要の規定の整備でございます。
18ページは、第2条による松浦市税条例の一部改正でございます。
第36条の2は市民税の申告に関する規定でございまして、法改正により確定申告書記載事項の簡便化に合わせた改正でございます。
第36条の3の2は、児童扶養手当の支給を受け、かつ前年の合計所得金額が135万円以下の単身児童扶養者を非課税とする法改正に伴う扶養親族等申告書の記載事項の追加の改正でございまして、ここでは給与所得者について改正しております。
19ページの第36条の3の3は第36条の3の2と同様の改正でございまして、公的年金等受給者について改正しております。
21ページの第36条の4は、第36条の2の改正に伴う規定の整備でございます。
21ページの附則第15条の2は、軽自動車の環境性能割を非課税とする臨時的軽減の規定を法改正に合わせて新設しているものでございます。
22ページの附則第15条の2の2は、附則第15条の2を新設したことによる条ずれでございます。また、軽自動車税の環境性能割の賦課徴収の特例を新設したものでございます。
23ページの附則第15条の6は、環境性能割の税率を1%減とする臨時的軽減の規定を法改正に合わせて新設しているものでございます。
附則第16条は、軽自動車税の種別割のグリーン化特例について、第1項では重課の規定を整備し、第2項から第4項では令和2年度分及び令和3年度分の軽課の減税対象者及び減税率を法改正に合わせ新設したものでございます。
26ページの附則第16条の2は、附則第16条の改正に伴う軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例の新設でございます。
28ページは、第3条による松浦市税条例の一部改正でございます。
第24条は、単身児童扶養者の非課税措置対象者への追加の規定でございます。
附則第16条は、軽自動車税のグリーン化特例について、令和4年度分及び令和5年度分の軽課の対象を電気自動車等に限った上で新設したものでございます。
29ページの附則第16条の2は、附則第16条の改正に伴い軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例の規定の整備でございます。
31ページは、第4条による松浦市税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございます。
附則第16条第1項は、重課の規定を整備したものでございます。
33ページは、第5条による松浦市税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございます。
第1条の改正は、大法人に対する申告書の電子情報処理組織、eLTAX(エルタックス)と申しますけど、それによる提出義務の創設に伴う申告書等の提出方法の柔軟化及び電気通信回線の故障、災害その他の理由により電子情報処理組織を使用することが困難であると認められる場合の特別な軽減措置としての規定でございます。
以上が新旧対照表による改正本文の御説明でございます。
最後に、施行期日等につきまして、改正本文の冒頭から5枚目の下段にあります附則をごらんください。
附則第1条、本文にありますとおり、この条例は公布の日から施行し、平成31年4月1日から適用しておりますが、以下の各号にお示ししておりますとおり、改正箇所による令和3年4月1日まで順次施行する内容となっております。
続く附則第2条以降は、施行日の異なる条項ごとにそれぞれ経過措置を規定したものであります。
以上でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第2号「専決処分の承認について」御説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分をしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求めるものでございます。
提案理由でございますが、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、松浦市国民健康保険税条例の一部を改正し、公布したものでございます。
今回の専決処分につきましては、政令改正に合わせた規定の整備を課税処分の前に行う必要があるため、地方自治法第179条の規定に基づき、松浦市国民健康保険税条例の一部を改正したものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第2号
専決処分書
松浦市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり専決処分するとしたものでございます。
専決の期日は令和元年5月14日でございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市国民健康保険税条例の一部を改正する条例。
松浦市国民健康保険税条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、改正本文の次にあります新旧対照表をごらんください。
下線を引いている箇所が改正箇所でございます。
1ページの第2条につきましては、国民健康保険税のうち基礎課税額の部分について、課税限度額を58万円から3万円引き上げ61万円に改めたものでございますが、これは課税総額を拡大することにより被保険者の所得に対して課税する所得割の税率の伸びを抑制することを目的としております。
続く第23条につきましては、国民健康保険税の世帯別平等割及び被保険者別均等割の軽減についての規定となっておりまして、この条の本文では、軽減後の税額に適用する課税限度額を第2条の改正に伴い改めております。
次の2ページ目も引き続き同条の改正でございますが、第2号は軽減割合を5割とする場合の世帯合計所得額の基準を規定しておりまして、その算定において被保険者等の人数に乗じる金額を27万5,000円から5,000円引き上げて28万円と改めております。
また、続く第3号につきましては、軽減割合を2割とする場合の基準を第2号同様に規定しておりまして、被保険者等の人数に乗ずる金額を50万円から1万円引き上げまして51万円と改めております。
これらの改正により、税額軽減の範囲適用を一部拡大いたしております。
施行期日等につきましては、改正本文に戻っていただき、附則を御参照ください。
第1項 施行期日、この条例は、公布の日から施行し、改正後の松浦市国民健康保険税条例の規定は、平成31年4月1日から適用する。
第2項 適用区分、改正後の松浦市国民健康保険税条例の規定は、令和元年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成30年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるといたしております。
以上でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇)
37 ◯ 議長(椎山賢治君)
理事者の説明が終わりました。
ここでお諮りいたします。
日程第15.議案第1号及び日程第16.議案第2号の以上2件については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
異議なしと認めます。よって、日程第15.議案第1号及び日程第16.議案第2号の以上2件については
委員会付託を省略することに決しました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、日程第15.議案第1号及び日程第16.議案第2号について一括して質疑を行います。
38 ◯ 10番(安江結子君)
議案第1号について質問しますが、この改正によって市民の納税への影響額というのは大体どれぐらいってわかりますか。令和元年分でいいですけど。
39 ◯ 税務課長(石川章浩君)
今回の改正につきまして特に税額に反映されるというものが、軽自動車税の種別割でございます。この分につきまして、総額は把握しておりませんけど、台数を調べておりますので、御報告させていただきます。
令和元年度課税状況ということで、4輪乗用自家用の場合で、75%軽減はゼロであります。50%軽減が66台、25%軽減が171台。4輪貨物営業になりますと、25%軽減の4台、これだけでございます。4輪貨物自家用につきましては、25%軽減8台が減税対象車ということになっております。
なお、このグリーン化特例につきましては、軽減対象につきましてはその年限りで、次年度からは標準税率に戻るということになっております。
以上でございます。
40 ◯ 議長(椎山賢治君)
ほかに。──なければ、以上で質疑をとどめます。
これより一括して討論を行います。ありませんか。──なければ、討論を終結し、採決いたします。
まず、日程第15.議案第1号「専決処分の承認について(松浦市税条例等の一部改正について)」を採決いたします。
議案第1号について、これを承認することに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第1号については、これを承認することに決しました。
次に、日程第16.議案第2号「専決処分の承認について(松浦市国民健康保険税条例の一部改正について)」を採決いたします。
議案第2号について、これを承認することに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第2号については、これを承認することに決しました。
次に、
市長提出案件の上程・説明・質疑・
主管委員会付託を行います。
日程第17 議案第3号 松浦市手数料条例の
一部改正について
から
日程第28 議案第14号 松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・
II・III工区新設工事(機械)請負
契約の締結について
まで、以上12件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
41 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第3号「松浦市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市手数料条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、消費税及び地方消費税の税率が引き上げられること、長期優良住宅に係る手数料の算定に用いる人件費単価の見直し並びに地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市手数料条例の一部を改正する条例。
松浦市手数料条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたします。
新旧対照表の1ページをお願いいたします。
下線を引いている分が改正箇所でございます。
別表第1、39の項、長期優良住宅建築等計画の認定申請手数料につきましては、現行の手数料の額は長崎県建築関係手数料条例に定める金額と同額で定めておりますが、このたび長崎県において手数料の算定に用いる人件費単価の見直しと消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることに伴い手数料の額が改正されましたので、それに合わせまして改正をするものであります。
39の項の改正は1ページから6ページにわたっておりますが、対象建築物の種類、性能評価書、または適合証の提出の有無によって区分別に手数料の額を定めており、記載のとおりに改めるものでございます。
次に、2ページをお願いいたします。
文字の記載がある左側の欄の改正ですが、消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることから、現行1.08を1.10に改めるものであります。この欄は、当該認定の申請に合わせて建築確認の申し出がある場合に関連する手数料を加算する規定ですが、そのうち構造計算、適合性判定手数料に関する部分を改めるものでございます。
次に、6ページから7ページをお願いいたします。
40の項、長期優良住宅建築等計画の変更認定申請手数料につきましては、認定を受けた長期優良住宅建築等計画の変更に関する規定であります。
改正理由は先ほど説明いたしました39の項の改正理由と同じでございまして、記載のとおりに改めるものでございます。
次に、8ページに記載しております43の項、低炭素建築物新築等計画認定手数料、それから、9ページの44の項、低炭素建築物新築等計画変更認定申請手数料、10ページの45の項、建築物エネルギー消費性能向上計画認定申請手数料、それから、12ページの46の項、建築物エネルギー消費性能向上計画変更認定申請手数料につきましては、消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることから、現行1.08を1.10に改めるものであります。
いずれも当該認定の申請に合わせて建築確認の申し出がある場合に、関連する手数料を加算する規定でございますが、そのうち構造計算、適合性判定手数料に関する部分を改めるものであります。
続きまして、14ページをお願いいたします。
別表第2は火災予防条例の規定による手数料を定めております。
改正部分は、2の項に定める浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付き特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可に係る手数料の額であります。
改正理由につきましては、消費税及び地方消費税の税率の引き上げに伴い、直近の人件費や物件費等の変動を加味しまして、地方公共団体の手数料の標準に関する政令に規定する手数料の額の標準を引き上げる改正が行われたことによるものでございます。
今回改正いたします手数料は、全国的に統一して定めることが特に必要と認められるものとして政令で定める事務に掲げられておりますので、政令のとおりに手数料の額を改めるものでございます。
改正本文に戻りまして、附則、この条例は、令和元年10月1日から施行するものでございます。
御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
42 ◯ 福祉事務所長(福岡一男君)(登壇)
議案第4号「松浦市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案の理由でございますが、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正により、災害援護資金の貸し付けに関する制度改正が行われたことに伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例。
松浦市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を次のように改正する。
改正内容につきましては、次ページの新旧対照表により御説明いたします。
次ページをお願いいたします。
今回、法令改正に伴い、まず1つ目に、法律により固定されておりました災害援護資金の貸し付け利率が市町村の判断に基づき低い利率での貸し付けが可能となったこと。2つ目に、東日本大震災時の特例により、保証人がいない場合であっても貸し付けが認められたことを踏まえまして、内閣府の通知に基づき所要の改正を行っております。
まず、現行の第14条に改正案のとおり2項を加えております。
第1項では、貸し付けを受けようとする者は、保証人を立てることができることを規定しています。
第2項では、保証人を立てる場合と立てない場合の貸し付け利率の取り扱いを規定しております。利率につきましては、東日本大震災時の特例の利率及び生活福祉資金の利率に倣っております。
第3項では、保証人は連帯債務であること及びその保証債務について規定をしております。
次に、第15条では政令の改正に伴う文言、保証人の削除と条番号の整理を行っております。
それでは、改正本文に戻っていただきまして、附則、この条例は、公布の日から施行し、改正後の松浦市災害弔慰金の支給等に関する条例の規定は、平成31年4月1日から適用する。
以上、御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇)
43 ◯
市民生活課長(山口玲子君)(登壇)
議案第5号「松浦市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。
松浦市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
条例改正の提案理由でございますが、
一般廃棄物の適正な処理が継続的かつ安定的に実施できるよう、
し尿処理手数料を改定することに伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
それでは、ページをめくっていただいて、条例本文で御説明申し上げます。
松浦市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例。
本条例の一部を次のように改正するものでございます。
別表第2、
し尿処理手数料の項中「170円」を「190円」に改めるものでございます。
附則といたしまして、この条例は、令和元年10月1日から施行することといたしております。
今回の改正は、本年10月に消費税が増税されることを機に、これまで据え置いてきた
し尿処理手数料が近年の社会・経済情勢に対応した適切な料金であるかを改めて検討する必要があり、松浦市
廃棄物処理等対策審議会で
手数料見直しについて諮問をいたしました。
審議の結果、諮問に対して了とする答申をいただきましたので、今回、手数料の改定をお願いするものでございます。
次のページに新旧対照表を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
44 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第6号「令和元年度松浦市一般会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。
令和元年度松浦市の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億1,997万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ207億1,292万1,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(債務負担行為の補正)
第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によるものでございます。
(地方債の補正)
第3条 地方債の追加・変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。
今回の補正の主なものといたしましては、1つには鷹島小中学校校舎新築事業費を計上しております。この事業は、令和2年度までの2カ年事業として債務負担行為を設定するものであります。
また、長崎県畜産クラスター構築事業費補助金やプレミアム付商品券事業に係る委託料を追加しております。
このほか、
九州電力株式会社からの支援金を財源とした原子力災害対策施設整備事業費を新規に計上しているところであります。
それから、人件費につきましては人事異動等に伴う調整を行うものであります。
次のページ以降に関係書類を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
45 ◯
地域経済活性課長(福守尚美君)(登壇)
議案第7号「令和元年度松浦市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和元年度松浦市の工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ145万1,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3,971万6,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正は、御厨町の寺ノ尾工業団地排水路の改修工事を行うためのものでございます。
次ページ以降に関係書類を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
46 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)(登壇)
議案第8号「令和元年度松浦市工業用水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
第1条 令和元年度松浦市の工業用水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
第2条 令和元年度工業用水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
支出、第1款.工業用水道事業費に14万円を追加し、計を4億4,074万8,000円とするものでございます。第1項.営業費用でございます。
第3条 予算第6条を第7条とし、第5条を第6条とし、第4条を第5条とし、第3条の次に次の1条を加えるものでございます。
(資本的支出)
第4条 資本的支出の予定額は、次のとおりと定めるもので、資本的支出額591万9,000円の財源は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額43万9,000円、建設改良積立金548万円を充てるものとするとし、第1款.資本的支出を591万9,000円としており、項につきましては記載のとおりでございます。
次のページをお願いいたします。
第4条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。
第1号 職員給与費に14万円を追加し、計を2,795万6,000円とするものでございます。
今回の補正は、収益的支出においては人事異動に伴う人件費の調整、資本的支出においては水道メーター取り替えに伴う建設改良費の計上でございます。
次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
47 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第9号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」御説明いたします。
地方自治法第9条の5第1項の規定により本市内に新たに生じた次の土地を確認し、同法第260条第1項の規定により字の区域を次のとおり変更するものでございます。
位置につきましては松浦市志佐町白浜免字瀬崎477の13地先でございます。
面積は5,348.16平方メートルでございます。
編入する区域につきましては字瀬崎でございます。
提案理由でございますが、平成31年1月22日付で
九州電力株式会社及び電源開発株式会社が申請した松浦港内公有水面埋め立てに関する工事の竣工について、平成31年2月7日付で県知事から竣工認可がなされたため、本案を提出するものでございます。
次のページ以降に関係資料として埋立位置図及び字図を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
48 ◯ 会計管理者(橋本真一君)(登壇)
議案第10号「市有財産の無償貸付けについて」。
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、次のとおり市有財産を無償で貸し付けることについて、議会の議決を求めるものでございます。
貸し付けの財産としましては、松浦市御厨町田代免字熊高599番2、600番3及び601番1に位置する旧松浦市立田代小学校の土地の一部でありまして、2,505平米であります。
貸し付けの目的、西九州自動車道工事に係る現場事務所としてでございます。
貸し付けの期間、契約締結の日から令和3年7月31日まででございまして、貸し付けの相手方は、福岡県福岡市中央区大名1丁目8-10、株式会社安藤・間九州支店執行役員支店長、大西亮氏でございます。
提案の理由としましては、旧松浦市立田代小学校跡地において、西九州自動車道の工事を施工する業者に市有財産を無償で貸し付けるため、本案を提出するものでございます。
次のページをお願いします。
次のページが旧田代小学校の配置図でございまして、貸し付けの申請地としましてはグラウンドの一部でありまして、2,505平米、大体ほぼグラウンドの全体部分に当たると思われます。
この旧田代小学校につきましては、跡地利用策としまして、まつうら党交流公社の事務所を移転することが決定されておりまして、今回の本議案の貸し付けの相手方が、このグラウンドに現場事務所、宿舎、駐車場等を整備することになります。その後、アスファルト舗装された駐車場を移転後のまつうら党交流公社も共同で使用することができ、また、工事完了後も引き続き駐車場は残しておいて、そのまままつうら党交流公社が利用できるということ、以上のようなことについて、貸し付けの相手方さんの理解もありまして、松浦市やまつうら党交流公社にとって独自で駐車場等を整備するよりも有益であると判断しまして、本議案を提出したところでございます。
御審議方お願いします。
続きまして、議案第11号「損害賠償額の決定について」であります。
地方自治法第96条第1項第13項の規定に基づきまして、議会の議決を求めるものでございます。
損害賠償の額を次のとおり決定するもので、損害賠償義務の発生の原因となる事実でありますけど、平成31年4月1日午後1時20分ごろ、松浦市調川町下免136番地、ここは調川公民館の駐車場内になりますけど、ここで発生しました松浦市の公用車による公務上の車両事故でございます。
損害賠償の相手方は記載のとおりでございまして、損害賠償の額は10万8,810円となっております。
次のページをお願いいたします。
この事故につきましては、調川公民館に併設されております調川出張所で公務を終えて、次の現場へ向かうため公用車を後進させた際に、相手車両が坂道──入り口のところですね、上がってきたことに気づきませんで、公用車の右側後方と相手方の右側前方が接触したものでございます。
今後、このような事故が発生しないように安全運転意識の高揚を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践によりまして、公用車の事故防止に努めてまいりたいと思っております。
御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
49 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)(登壇)
議案第12号「損害賠償額の決定について」御説明いたします。
地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
記
損害賠償の額を次のとおり決定するものでございます。
1 損害賠償義務の発生の原因となる事実。
平成31年4月23日午前9時30分ごろ、市道大浜線内において、側溝ぶたが外れた縦断側溝に脱輪したことにより発生した自動車の物損事故でございます。
2 損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。
3 損害賠償の額は7万6,464円でございます。
なお、事故の責任割合は松浦市が100%でございます。
次のページに関係資料として、事故発生場所の位置図、事故の概要を添付しておりますので、御参照の上、御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
50 ◯ 水産課長(鈴木正昭君)(登壇)
議案第13号「松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・II・III工区新設工事(電気)請負契約の締結について」御説明いたします。
令和元年5月15日、制限つき一般競争入札に付した松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・II・III工区新設工事(電気)について、下記のとおり請負契約を締結したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的、松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・II・III工区新設工事(電気)。
契約の方法、制限つき一般競争入札。
契約金額、3億1,680万円。
契約の相手方、長崎県松浦市調川町下免字大毛358番地11、堤電気株式会社松浦営業所所長、宮本亮二でございます。
次のページ以降に関係資料としまして、仮契約書の写し、それから工事現場の図面を添付してございますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第14号「松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・II・III工区新設工事(機械)請負契約の締結について」御説明いたします。
令和元年5月15日、制限つき一般競争入札に付した松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・II・III工区新設工事(機械)について、下記のとおり請負契約を締結したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的、松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再整備 荷捌き所I・II・III工区新設工事(機械)。
契約の方法、制限つき一般競争入札。
契約金額、4億9,904万9,100円。
契約の相手方、長崎県松浦市志佐町里免398番1、山口組・松浦建設特定共同企業体、代表者、株式会社山口組松浦営業所所長、古賀貴之でございます。
次のページ以降に関係資料といたしまして、仮契約書の写し、それから工事図面を添付してございますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
51 ◯ 議長(椎山賢治君)
以上で理事者の説明が終わりました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、できるだけ事項に関する根本となる内容など大綱的に質疑し、細部にわたっての審査は各
常任委員会に一任することとなりますので、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、議事の整理上、まず、日程第17.議案第3号から日程第19.議案第5号までの条例3件について一括して質疑を行います。ありませんか。
〔「ありません」と言う者あり〕
なければ、次に、日程第20.議案第6号「令和元年度松浦市一般会計補正予算(第2号)」について質疑を行います。
52 ◯ 10番(安江結子君)
議案第6号の15ページ、財産管理費で、工事請負費が1,600万円ありますが、これは施設整備工事費とありますが、どこの工事でしょうか。
53 ◯ 会計管理者(橋本真一君)
庁舎の電話交換機が大分古くなっておりまして、メンテナンスの期間も過ぎておって、あと、故障したときの部品も調達することができない状況になっておりますので、入れ替える予定です。
54 ◯ 10番(安江結子君)
庁舎内だけで、ほかのところはしない、本庁だけということですか。
55 ◯ 会計管理者(橋本真一君)
今度、横に建ちます総合プラザですね、そこと本庁を結ぶ機械になります。
56 ◯ 議長(椎山賢治君)
ほかに。──なければ、次に、日程第21.議案第7号及び日程第22.議案第8号の補正予算2件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第23.議案第9号及び日程第24.議案第10号について一括して質疑を行います。
57 ◯ 9番(武辺鈴枝君)
議案第10号の旧田代小学校の貸し付けの件なんですが、本来こういう市有財産を貸し付けるときというのが、まず、評価額の何%ぐらいなのかということと、今回、全て整地してもらったほうが有利だろうという話でしたが、実際貸し付けた場合の金額と市が整地した場合の金額というのは、どんな感じで推移したんでしょうか。
58 ◯ 会計管理者(橋本真一君)
まず、市が土地を貸し付けた場合につきましては、固定資産の評価額の年6%が年間の使用料でございます。今回の使用料ですけど、2,505平米を丸々貸し付けた場合、年間で約40万円、2年間で80万円ということになりまして、今回、駐車場とか、その他遊具とかあるんですけど、それを撤去していただいたりとかというものもありまして、その使用料と、整備していただいて、あと、松浦市とまつうら党交流公社が使用する分の、当然使用するには整備していく金額が出るんですけど、それと見比べた場合、業者に駐車場とか遊具を撤去してもらったほうが有利であるということで、今回の議案を提案させていただいております。
59 ◯ 9番(武辺鈴枝君)
もう一点だけ。宿舎も建つということで、大きな車も出入りするだろうということで、出入り口について地元とちょっと協議をなさったんですが、基本的に、まずは地元としては、旧正門ですね、そこを使っていただきたいということで、そうすると、もともと陳情に上げていた下からの体育館の道とかっていうのも全て安藤・間さんにお願いできるんじゃないかというような話が出ていたんですよね。
そういうふうに、グラウンドを整備したり、これをアスファルトにしたり、あるいは現場事務所をお建てになることと、実際もともとあった形状がこうやって変わっていくということに関しては、どこまで市のほうとの協議というか、何かもともとあった形じゃなくなってくるわけですよね、道とかなんとかって。そこら辺のことはどういうふうに今後されていくというような感じなんですかね。
60 ◯ 議長(椎山賢治君)
暫時休憩します。
午後0時17分 休憩
───────── ◇ ─────────
午後0時18分 再開
61 ◯ 議長(椎山賢治君)
再開します。
62 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)
現場に関しましては、県道沿いの学校側の擁壁フェンスを一部取り壊して、そこに入り口を設けさせていただきます。
あと、宿舎、そして現場事務所に入る、そこに関しましては、大きな工事車両は入ってきませんので、もともとの入り口を使うことも可能だというふうに考えております。
以上でございます。
63 ◯ 9番(武辺鈴枝君)
確認ですけども、そうすると、この形状は全く壊さずに、ちょっと下側にあるフェンスをあけて、そこから大型車両の出入りを工事中はやるということで、それで決まりなんですね、そういう解釈でいいわけですね。
64 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)
そういう方針でやらせていただきます。
65 ◯ 議長(椎山賢治君)
ほかに。──なければ、次に、日程第25.議案第11号及び日程第26.議案第12号について一括して質疑を行います。ありませんか。
〔「ありません」と言う者あり〕
なければ、次に、日程第27.議案第13号及び日程第28.議案第14号について一括して質疑を行います。
66 ◯ 10番(安江結子君)
議案第13号と14号、一緒ですけど、応札者数と落札率をそれぞれにお願いします。
67 ◯ 水産課長(鈴木正昭君)
お答えします。
まず、議案第13号、電気のほうでございますが、こちらにつきましては単体の制限つき一般競争入札でございまして、9者が応札しております。落札率につきましては88.2%となっております。
それから、議案第14号の機械のほうでございますが、こちらにつきましては2者JVということで一般競争入札を行いまして、4JVが応札しておりまして、落札率は91.2%となっております。
68 ◯ 議長(椎山賢治君)
ほかに。──なければ、以上で質疑をとどめます。
これより
市長提出案件の
主管委員会付託を行います。
日程第17.議案第3号から日程第28.議案第14号までの以上12件を、お手元に配付しております
委員会付託一覧表のとおりそれぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。
次に、請願の受理報告・
主管委員会付託を行います。
日程第29.請願第1号を受理いたしておりますので、
委員会付託一覧表のとおり所管の委員会へ審査を付託いたします。
次に、陳情の受理報告を行います。
日程第30.陳情第1号から日程第33.陳情第4号まで、以上4件を受理いたしておりますので、その写しを各議員に参考のため配付しております。
以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。
午後0時22分 散会
───────── ◇ ─────────
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