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  1. 松浦市議会 2017-06-09
    平成29年第2回定例会(第1号) 本文 開催日:2017年06月09日


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯ 議長(高橋勝幸君)  おはようございます。  出席議員は全員であります。  これより平成29年第2回松浦市議会定例会を開会いたします。  ここで、今期定例会の議事運営について協議のため、去る6月2日に議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 2 ◯ 議会運営委員長(崎田廣美君)(登壇)  おはようございます。  平成29年第2回定例会議会運営委員長の報告を行います。  今期定例会の議事運営について協議のため、去る6月2日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。  会期日程につきましては、本日から6月21日までの13日間といたしております。  今期定例会に提出されます案件は、条例5件、補正予算9件、その他の議案7件、報告5件、請願1件の合計27件となっております。  本日は、会期の決定、会議録署名議員の指名、議長の報告、市長の市政概況報告を行います。  続いて、特別委員会の中間報告、市長提出の諸事項報告、市長提出案件の上程・説明・審議及び主管委員会への審査の付託を行います。  なお、市長提出案件のうち、議案第44号、議案第45号、議案第46号及び議案第47号の「専決処分の承認について」、以上4件については、委員会付託を省略して初日に全員審査とすることにしております。  次に、請願の受理報告・主管委員会付託を行います。  明日10日と11日は土曜、日曜日のため休会といたしております。  市政一般質問は、質問通告者が12名であり、12日、13日及び14日の3日間といたしております。  質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は本質問者と同一会派に属する議員のみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で、1人当たり5分以内、今会期中1回限りといたしておりますので、よろしくお願いいたします。  15日、16日及び19日は、常任委員会を開催することといたしております。
     17日、18日は土曜、日曜日のため、20日は事務整理日のため休会といたし、21日を最終日といたしております。  最終日には、各常任委員会付託案件について、委員長報告・採決を行うとともに、市長提出案件として議案1件の追加上程を行います。  なお、追加案件の議案1件につきましては、委員会付託を省略して全員審査とすることにいたしております。  以上、議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇) 3 ◯ 議長(高橋勝幸君)  これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。  日程第1 会期の決定 を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から6月21日までの13日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から6月21日までの13日間と決定いたしました。  なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付いたしております会期日程表によることといたしますので、御了承を願います。  次に、  日程第2 会議録署名議員の指名 を行います。  会議規則第87条の規定により、会議録署名議員に  12番  尾野議員  14番  鈴立議員 を指名いたします。  日程第3 議長の報告 につきましては、報告書を各議員に印刷配付いたしております。  また、関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただきたいと思います。  日程第4 市長の市政概況報告 について説明を求めます。 4 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  おはようございます。  市政の概況を御報告いたします。  本日、ここに平成29年第2回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  さて、九州電力株式会社玄海原子力発電所3号機、4号機の再稼働に関する動きにつきましては、去る3月15日に鷹島スポーツ・文化交流センターにて、3月16日には松浦市文化会館にて長崎県主催による「玄海原子力発電所に係る市民説明会」が開催されました。  説明会に参加された市民の多くは、国からの説明を受けた後もいまだ原子力発電所安全性そのものに不安を抱かれており、私としましても安全が確保できない以上、再稼働は容認できないと判断したところでございます。  加えて、4月12日には市議会臨時会において「玄海原子力発電所の再稼働に反対する意見書」が提出され、全会一致で可決されました。このような声を重く受けとめ、4月21日に長崎県知事に対して九州電力株式会社玄海原子力発電所から半径30キロメートル圏内(UPZ)に位置する本市及び平戸市・壱岐市・佐世保市の4市合同で避難道路及び港、放射線防護施設などの原子力防災対策の強化を国主導で行うように働きかけること、あわせて、電力事業者による安全対策の拡充と住民へのわかりやすい説明を九州電力株式会社へ働きかけるよう要望してまいりました。県は、この要望の趣旨を御理解いただき、4月23日に国に対し、原子力安全対策の充実等に関する申し入れをされたところでございます。  市としましては、今後も、同意権の法制化や不断の安全対策などについて、関係機関へ要請を行ってまいります。  また、松浦市が抱える喫緊の課題として、「独立行政法人地域医療機能推進機構病院の開設」、「松浦魚市場再整備への財政支援」を初めとする10項目について、松浦市議会とともに長崎県及び長崎県議会へ対し、5月25日に要望活動を行っております。  今後とも引き続き御支援、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取り組みにつきまして概況を報告いたします。 1.総務企画行政について  松浦市まち・ひと・しごと創生総合戦略については、各種施策の充実、具現化を図るとともに、財源の確保に努めております。特に、国の地方創生推進交付金については積極的に活用しており、本年度も一次産品販売対策事業を初め、7事業について交付決定をいただいたところであり、事業効果を高めるよう取り組んでまいります。  佐世保市が中核市へ移行したことに伴う連携中枢都市圏の形成については、佐世保市との連携に可能性がある長崎県及び佐賀県の14市町の首長でつくる「西九州北部地域(仮称)連携中枢都市圏協議会」の初会合が5月17日に開催されました。今後は、連携する事業について協議、検討を進め、本年10月をめどに都市圏の枠組みを決定することについて了承されたところです。また、来年10月に「連携中枢都市圏宣言」、12月に連携協約締結と都市圏ビジョンの公表を行う計画で取り組むこととなりました。本市といたしましても、地域経済の活性化、人口減少対策、医療体制の確保や災害時の連携など、議会の御意見もお聞きしながら効果的な連携を図ってまいります。  広聴事業として取り組んでおります「市長とみんなで対話しゅうかい」については、本年度は「まち」、「ひと」、「しごと」をテーマとして計画しており、市報7月号において周知を予定しています。この事業を初め、市民皆様から広く御意見をいただき、住みたい、住み続けたいまちづくりにつなげてまいります。  長崎県立松浦高等学校支援事業については、地域連携事業の一環とし、地域課題解決学習プログラム「まつナビ」を開始いたしました。この事業は、年間を通して総合的な学習の時間を活用し、地域が抱える課題を高校生と行政、地域などが協働して模索することによって課題解決能力を育成することを目的としております。あわせて、高校生が地域課題の解決へ当事者としてかかわることで郷土への理解を深め、地域を支える人材としての資質向上を図る取り組みとなっております。  情報通信基盤整備については、市内全域における高速通信網整備実施計画策定に向けて、整備運営手法などの情報収集を進めております。また、青島地区においては、無線による高速通信網の整備が完了し、4月から運用が開始されております。 2.防災消防行政について  松浦市地域防災計画については、松浦市防災会議を4月24日に開催し、災害対策基本法の一部改正などを反映するため基本計画編、震災対策編、原子力災害対策編の全編の見直しを行いました。  市内の風水害などによる被害状況については、4月17日の局地的な大雨による影響によって、農地8カ所1,000万円、農業用施設5カ所500万円の被害が出ております。  常備消防については、水難救助業務の実施に向け、本年度からの5カ年計画で15人の潜水隊員育成を計画しております。本年度については、潜水士の資格を所持している5人の隊員の中から2人が7月5日から13日まで佐賀県消防学校において現任課程水難救助コースを受講予定です。  また、既にスキューバダイビングの専門家との間に水難救助訓練の業務委託契約を締結し、知識・技術の向上を目的として月2回をめどに訓練を行っております。  非常備消防については、今回から松浦市消防団の入退団や階級変更の時期を暦年制から年度制に変更したため、4月16日に辞令交付式を開催し、新入団者29人及び階級昇任者93人に対し、松浦市消防団長から辞令を交付いたしました。  また、本年度の消防団夏季訓練は、6月4日の福島地区を皮切りに、7月22日に鷹島地区、7月30日に松浦地区で訓練を実施する予定です。 3.農林水産行政について  本年度の農業経営所得安定対策交付金制度の受付については、関係機関の協力をいただきながら、各地区の公民館や支所などで5月8日から5月29日まで実施いたしました。米の直接支払交付金については、平成29年産をもって時限措置が切れることとなります。また、国からの米の生産数量に係る目標の配分についても平成30年産から廃止されることとなりますが、市としましては需要に応じた米の生産ができるよう生産者への情報提供を行いながら、農業経営の安定化を図るため、引き続き水田を最大限に有効活用するための支援並びに推進を図ってまいります。  中山間地域等直接支払制度については、本年度が第4期対策5年間における事業実施期間の中間年となるため、114集落の協定に掲げられた事業の達成に向けて適切な活動が行われるよう助言、指導を行ってまいります。  水産業については、先般公表された農林水産省の海面漁業生産統計調査によりますと、平成27年における本市の養殖フグ類生産量は、596トンで、アジの水揚げ量とともに2年連続で日本一となりました。  松浦魚市場の水揚げ量については、平成28年の暦年では約8万トンとなり、昨年よりも約2万1,000トンの減少となりました。減少の主な要因としては、西日本海域における大中型まき網漁業の漁獲量の減少で、魚種別ではアジ、サバの減少によるものと分析しております。松浦魚市場の再整備については、仕向け作業場の建設工事に係る準備を進めております。今後、仮契約が整いましたら、関係議案をお諮りしたいと考えております。  養殖漁業については、昨年12月から鷹島地先に置いて試験養殖を実施しておりましたトラウトサーモンが、導入時の約300グラムから4月末の出荷時期には大きいもので約2キログラムまで成長しております。水揚げした魚については、漁協加工場と連携してフィーレ加工を行い、海のふるさと館において販売されております。  また、青島に移住し、新たに漁業への就業を希望されている方がおられますので、漁協や地元と連携して取り組んでおり、漁業技術習得に係る費用について、今議会に関係予算を計上しております。 4.商工観光行政について  企業誘致については、積極的な誘致活動が実を結び株式会社エレナの関連会社である、有限会社まさるフーズと4月11日に立地協定を締結いたしました。  同社は、御厨町坊ノ上地区に約2,000平方メートルの用地を取得し、水産加工場を建設中であります。  また、智洋水産株式会社も同地区において、今月中に第2冷凍工場の完成が予定されております。  さらに、株式会社三陽が、3月に調川水産加工団地内に加工場が完成し、既に操業を開始するなど、地域経済への効果が期待されているところでございます。  地場企業の人材確保の支援については、長崎県立松浦高等学校商業科の3年生を対象とし、6月13日に企業見学バスツアーを計画しており、地場企業の現場に触れ、魅力を知る機会を設けるとともに、松浦市合同企業面談会を7月1日に計画しております。  商工業の振興については、志佐地区並びに今福地区において、「商店街活性化プラン」に基づき、本年度から3カ年計画で取り組む事業について、地元商工団体と実施内容などの協議を進めております。  公共交通については、昨年度策定した「松浦市地域公共交通網形成計画」に基づき、本年度から5カ年計画で事業を実施することとしており、第1回松浦市地域公共交通活性化協議会を6月2日に開催し、本年度の事業計画及び関係予算について協議をいたしました。今後とも「誰もが便利に移動できる、持続可能な公共交通ネットワークの実現」に向け、取り組みを進めてまいります。  観光振興については、まつり実行委員会主催による第21回不老山花と光のフェスタが、4月15日から5月7日までの23日間にわたり開催されました。4月16日にはステージイベントなど、4月24日にはグラウンド・ゴルフ大会が開催され、期間中は約2万人の人出でにぎわいました。  また、昨年11月1日から休村しております鷹島モンゴル村については、4月30日まで期間を延長し、利活用に係る公募を行いました。この間、11事業者からの問い合わせや現地視察がなされたものの、残念ながら応募には至りませんでした。今後は、関心を示していただいた事業者に対し、個別に誘致活動を行ってまいります。  福島町観光宿泊施設「つばき荘」については、平成23年度から平成32年度までの10年間を指定期間として指定管理者による管理運営を行っております。この間、運営に係る指定管理料は負担しておりませんでしたが、今般、これまでの運営状況及び本年度事業計画を検証し、安定的な管理運営を継続するため、運営に係る経費を支出する必要があると判断し、今議会に関係予算を計上しております。  体験型修学旅行事業については、4月20日から本年度の受け入れがスタートし、4月に14校、5月に52校を受け入れられたところです。さらに、6月に24校の受け入れが予定されていることから、春季の受け入れは、合計90校、約1万8,000人が見込まれています。  これは、一昨年の同時期とほぼ同規模となっており、昨年の熊本震災の影響から順調に回復しているものと捉えております。  物産振興については、昨年度本市の主要な産物を用いて開発した、ペットボトル入りの緑茶のほか5品を市のホームページ、市報へ掲載してPRするとともに、ふるさと納税返礼品としても登録を予定しております。  福岡都市圏交流事業については、福岡都市圏などのフランス・イタリア料理のシェフで構成されるNPO法人「博多ミラベル21」との共催で、3月28日に松浦市ファンクラブ交流会を開催いたしました。また、元寇に関する遺跡がある本市と福岡市今津校区自治協議会との間で交流連携協定を5月1日に締結し、新設された「今津公民館・老人いこいの家」に松浦市立埋蔵文化財センター所蔵の遺物3点を展示するとともに、福岡市西部地域交流センター「さいとぴあ」に本市の紹介パネルを設置いたしました。今後も元寇を中心とする歴史観光分野での交流を深めていくこととしております。  さらに、福岡事務所では、昨年度策定した第3期松浦市福岡都市圏交流促進基本計画の実現に向けた情報発信にも努めており、現在、毎週木曜日に福岡市天神地区のコミュニティラジオで本市PR番組を放送するなど、引き続き「食」を最大のテーマに「松浦を知る」「松浦を歩く」「松浦を食べる」の3つの視点で福岡都市圏からの誘客活動を展開してまいります。 5.建設都市計画行政について  西九州自動車道伊万里松浦道路については、松浦インター(仮称)部の国道204号及び松浦鉄道別荘踏切をまたぐ松浦1号橋の架設が、6月中に予定されております。架設工事については夜間に一部通行どめの規制を行うなど、安全を最優先に作業が行われます。  また、松浦インター(仮称)へのアクセス道路となる佐世保日野松浦線松浦インター工区)については、長崎県におかれまして、物件調査及び用地交渉が進められております。  また、松浦佐々道路については、現在、用地買収が進められており、工事についても文化会館駐車場横臨海グラウンド付近において、地盤改良などが行われております。  加えて、本市の産業振興と松浦佐々道路のトンネル掘削残土を受け入れるための調川港埋立護岸整備事業について、漁業権補償業務に着手する必要があることから、今議会に関係予算を計上いたしております。  市道整備の西木場女山線改良事業ほか5事業並びに志佐地区洪水対策事業については、社会資本整備総合交付金事業の国庫補助申請を行っており、速やかな発注に向けて準備を進めております。 6.福祉ほけん行政について  伊万里松浦病院関係については、4月6日に独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)本部へ出向き、「松浦市医療再編実施計画」に基づき、本市の核となる公的医療機関の役割を担うJCHO病院の開設について要請を行いました。このことを受け、4月19日にJCHO本部による地元医師会へのJCHO病院構想の説明及び意見交換が行われました。  また、4月25日に開催されました平成29年度松浦市地域自治会連合会総会において、「独立行政法人地域医療機能推進機構病院の開設を求める決議」がなされ、自治会連合会長からの決議書を受理したところです。  加えて、5月25日には、冒頭で申し上げましたとおり、市議会とともに長崎県及び長崎県議会に対し、病院開設について要望活動を行っております。病院開設には、佐世保県北医療圏が基準病床過剰地域であることから、医療法に基づく病床過剰地域における特例の適用が不可欠でありますので、特例の許可申請をJCHOが行い、長崎県医療審議会での審議を踏まえ、国と県との協議によって病院開設が決まっていくこととなります。  引き続きJCHO病院の実現に向け全力を傾注してまいりますので、市議会を初め市民皆様の御支援をよろしくお願いいたします。  国民健康保険事業については、本年度の国民健康保険税の税率・税額を据え置くことで、5月18日に開催されました本市国民健康保険運営協議会に対しまして諮問を行い、了承をいただいたところでございます。  健康増進、健康づくり事業については、住民健診を6月6日から鷹島地域を皮切りに実施しており、福島地域、松浦地域と順次7月5日まで実施してまいります。  なお、松浦市保健センター敷地の一部が西九州自動車道路用地となっており、来年3月末までに施設を解体する必要があることから、関係議案を今議会に提案しております。  保育所等入所状況については、5月1日現在で市内16カ所の保育所などに市外の児童を含む884人、保護者の勤務先の都合などによって市外の20カ所の保育所に37人が入所しております。  また、3保育所の改築及び大規模修繕について、国の保育所等整備交付金制度負担割合見直しによる国庫補助金の増額に伴い、今議会に関係予算を計上しております。  不妊治療費助成については、昨年度の1年間に22組の夫婦に助成し、8組の妊娠につながっております。今後も医療機関の協力のもとホームページやSNSなどを活用しながらさらなる周知を図ってまいります。  子育て・支援施設「みんなの子育て広場」については、昨年度の利用者が延べ8,271人で、計画の6,000人を大きく上回る利用状況となっております。今後も施設利用の拡大を図るとともに、子育てしやすいまちづくりに努めてまいります。  介護保険事業については、本年4月から介護予防・日常生活支援総合事業を開始しています。この事業では、要支援相当の方が簡単なチェックリストにより心身の状況を確認することで、早期に必要な生活支援を受けることが可能となります。これまでに40人の方が対象となられ、そのうち、簡単な家事支援や見守りなどが必要な方については、住民ボランティアによる支援を活用されるなど、迅速かつ多様な生活支援が提供できております。  高齢者支援については、現在19団体がいきいき百歳体操などを通して介護予防に取り組んでおられます。また、簡単な生活支援や見守り活動、地域の集いの場の立ち上げなど、地域の支え手として多くの高齢者が活躍されています。市といたしましても、介護予防と生きがいをテーマとした取り組みを行っている地域団体に対し、技術的な助言とあわせて運営費の支援を行っております。  地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みについては、地元医師会との研修会を5月10日に開催いたしました。また、地域ケア会議を5月25日に開催し、住みなれた地域に住み続けられるための諸課題について情報の共有を図りました。  わくわく・おでかけ券の発行については、5月8日から申請受付を開始し、5月18日現在の交付率は、40%となっております。  去る5月13日には、第14回長崎県ねんりんピックが大村市を中心に県内の各会場において開催されました。本市からも9競技に83人の選手が出場され、そのうち、グラウンド・ゴルフ競技で志佐町の里クラブAチーム健康マージャン競技で吉野智子様が優勝され、秋田県で開催されるねんりんピック全国大会に出場されます。  また、5月28日には、第17回長崎県障害者スポーツ大会長崎県立総合運動公園を主会場に開催されました。陸上競技100メートルやソフトボール投げなどの投てき競技、ユニカールなどに本市から33人の選手が出場し、それぞれの競技において健闘されました。今後も、障害者の健康保持増進のため、スポーツの奨励に努めてまいります。  臨時福祉給付金(経済対策分)については、4月から支給を開始しております。申請をされていない方については、今後、申請の漏れがないよう勧奨を行ってまいります。  市外の特別支援学校に通学する児童生徒の通学支援サービス事業につきましては、2学期からの実施に向けて関係事業所との協議を進めております。  戦没者慰霊行事については、4月4日の志佐地区、青島地区を皮切りに7地区において、奉賛会などの主催によって戦没者慰霊祭が厳粛にとり行われました。平和の礎となられた戦没者のみたまに対しまして哀悼の誠を捧げますとともに、恒久平和への誓いを新たにしたところでございます。 7.市民生活行政について
     鷹島地区の一般廃棄物処理については、松浦市廃棄物処理等対策審議会の答申を踏まえ、平成31年度の収集及び運搬方法に関し、円滑な移行のための準備を進めております。  あわせて、鷹島地区のし尿及び浄化槽汚泥の収集運搬に必要となる貯留施設についても、速やかな施設の完成に向けた取り組みを進めてまいります。 8.上下水道事業について  6月1日から7日まで実施されました第59回水道週間については、「あたりまえ、そんなみずこそ、たからもの」のスローガンのもと、水道への市民の理解と関心を高めるため、水道週間の懸垂幕とのぼり及びポスターを掲示するなど、広報活動を行いました。  公共下水道事業については、下水道管の推進工事など本年度の社会資本整備総合交付金事業とて総額2億円の国庫補助申請を行いました。  なお、下水道への接続状況は、4月末現在で1,314世帯、3,249人、145店舗となっており、接続率は65.8%で、前年度比2.6%の伸びとなっております。引き続き下水道への接続を呼びかけ、将来的な生活環境の向上を見据えた取り組みを進めてまいります。 9.教育行政について  学校教育については、昨年度に続き中学校3校に1人ずつ、数学科の非常勤講師を配置するとともに、小中学校11校に教育支援員20人を配置し、個に応じたきめ細かな指導の充実を図っております。  教職員の資質の向上のために、本年度も学校指導訪問を5月から始めております。また、志佐小学校と調川中学校に研究指定を行い、その研究の成果を市内全体へ広げることで、教職員の指導力の向上を図ってまいります。  市内における特別支援教育については、本年度から通級指導教室を今福小学校、志佐中学校に続き、御厨小学校にも開設し、通級指導が受けられる体制を一層充実したところです。  福島中学校校舎の改築については、現在まで順調に工事が進捗しております。6月末の工事完了後は、完了検査、設備や備品の機能移転作業などを行い、2学期が始まる9月から新校舎での授業を開始する予定です。このことによって、福島地区においては小学校棟、中学校棟及び共有棟の3棟から成る小中一体型の校舎が完成することとなります。  鷹島地区における小中学校の校舎整備については、地元関係者、教育委員会及び関係課の職員で構成する鷹島地区学校整備検討会において、6月下旬から学校整備方針策定に向けた協議を進めていくこととしております。  芸術文化の振興については、本年度も文化会館において市主催の自主事業として演劇の開催を計画しており、今議会に関係予算を計上しております。  社会体育の振興については、「なぎなたのまち松浦」を推進するため、本年度はジュニア層の育成を目的として長崎県立松浦高等学校との共催により、4月から週2回のなぎなた教室を開催しております。また、全国から高校生、一般選手を招待し総勢41人による合同合宿を5月3日から5日まで、青島において実施いたしました。なお、国民体育大会第37回九州ブロック大会のなぎなた競技(少年女子)が、8月20日に松浦市文化会館において開催されます。長崎県立松浦高等学校も上位入賞が期待されておりますので、多くの市民の皆様の御声援をよろしくお願いいたします。  体育施設の整備については、田代体育館の第2期工事として屋根などの改修を実施することとしており、今議会に関係予算を計上しております。  旧長醫家住宅主屋については、本市初の登録有形文化財として文部科学省より登録の告示が、5月2日になされました。この登録を受け、旧長醫家住宅主屋の公開、活用策などについて検討を進めてまいります。  九州国立博物館において、「水の中からよみがえる歴史-水中考古学最前線-」と題して文化交流展特別展示が、7月15日から9月10日にかけて催され、鷹島海底遺跡の出土遺物などが展示されます。なお、8月下旬には、特別展示のイベントの一環としてヘッドマウントディスプレイによる鷹島2号沈没船の3次元映像などを出張公開することとしております。 10.補正予算について  今回の一般会計補正予算については、人事異動などに伴う人件費の調整、補助金の内示などによる事業費の補正及び4月17日から18日までに発生した豪雨に係る災害復旧費などであり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。  補正前の額        188億5,500万円  今回補正額      1億3,629万5,000円    計        189億9,129万5,000円 となります。  以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には、一層の御支援、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げ、市政概況の報告といたします。ありがとうございました。(降壇) 5 ◯ 議長(高橋勝幸君)  次に、特別委員会の中間報告を行います。  日程第5 企業対策特別委員会の中間報告に       ついて を議題とし、特別委員長の報告を求めます。 6 ◯ 企業対策特別委員長(徳田詳吾君)(登壇)  おはようございます。  企業対策特別委員会の中間報告書を読み上げて報告といたします。  平成29年第1回定例会以降における本特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。  5月10日に委員会を開催し、理事者から企業の誘致・進出の動向と市の取り組み状況について説明を受けた後、本特別委員会の今後の取り組みについて協議を行いました。  坊ノ上用地への進出企業について、4月11日に立地協定を結んだ有限会社まさるフーズへ用地面積1,964.53平方メートルを売却した旨報告がありました。同社は、株式会社エレナの協力企業で、本社を佐世保市に置き、事業内容は、主に養殖のタイ、ヒラス、ハマチなどの水産物の加工製造とのことでした。現在、建設工事が始まっており、計画では、操業開始は平成29年10月で、雇用15人を予定されているとのことであり、うち12人については市内からの新規雇用で、そのほか3人については本社から松浦市への異動とのことでした。  また、平成28年度に進出した企業の動向についても、雇用者数等の報告を受けました。  特別委員会の今後の取り組みとして、報告のあった企業について視察を行うこととしております。  以上、企業対策特別委員会の中間報告といたします。 7 ◯ 議長(高橋勝幸君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。 8 ◯ 8番(安江結子君)  市内の雇用があるということで15名のうち12名、それで3名は本社から松浦市に異動ということです。それで、よかったなと思いますけど、この材料であるタイ、ヒラス、ハマチの養殖のものですけど、これって松浦市で養殖されたものを使うんですかね。そこら辺はどういうふうな計画かというのはお聞きですか。 9 ◯ 企業対策特別委員長(徳田詳吾君)  「青島○(まる)」と協力して養殖魚の仕入れを行いたいということで、「青島○(まる)」だけではなくて、地元の魚を仕入れてもらうように水産課が話をしているということでございました。 10 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (徳田企業対策特別委員長 降壇)  お諮りいたします。  ただいまの企業対策特別委員長の報告については、これを了承することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、企業対策特別委員長の報告については、これを了承することに決しました。  ここで暫時休憩いたします。       午前10時48分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時   再開 11 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、市長提出の諸事項報告を行います。  日程第6 報告第2号 から  日程第10 報告第6号 まで、以上5件を一括して議題とし、理事者の報告を求めます。 12 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)  おはようございます。  報告第2号「平成28年度松浦市一般会計予算繰越の報告について」御説明いたします。  地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成28年度松浦市一般会計予算の繰越について報告するものでございます。  次のページをお願いいたします。  平成28年度松浦市一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。  繰り越した事業は全部で19件でございます。そのうち1件につきましては、3月31日に専決処分をしました平成28年度松浦市一般会計補正予算(第10号)において、繰越明許費の追加をいたしております。  本日配付しております報告第2号及び議案第45号の参考資料に繰越理由を記載しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  なお、そのほかの事業につきましては、これまでの補正予算(第6号)及び(第9号)において繰越明許費の議決をいただいていたものでございます。  款、項、事業名、金額、翌年度繰越額の順に読み上げ御報告いたしますが、財源内訳につきましては記載のとおりということで省略させていただきます。  金額につきましては、予算に定めた繰越明許費の金額でございます。これは限度額でありまして、翌年度繰越額というものが平成29年度に繰り越した確定した金額でございます。  それでは、御報告いたします。  2款.総務費、3項.戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付関連事業につきましては、187万円に対しまして同額を繰り越しております。  3款.民生費、1項.社会福祉費の臨時福祉給付金支給事業につきましては、9,698万1,000円に対しまして同額を繰り越しております。  4款.衛生費、2項.清掃費の海岸漂着物地域対策推進事業につきましては、200万円に対しまして同額を繰り越しております。  6款.農林水産業費、1項.農業費の畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業につきましては、1億2,059万4,000円に対しまして同額を繰り越しております。  県営農村地域防災減災事業、これが3月31日に専決処分をしたものでございますが、2,718万9,000円に対しまして同額を繰り越しております。  3項.水産業費、漁港施設整備事業につきましては、325万3,000円に対しまして同額を繰り越しております。  8款.土木費、2項.道路橋りょう費、国県道整備事業につきましては、722万1,000円に対しまして510万円を繰り越しております。  道路改良事業につきましては、2億490万9,000円に対しまして1億8,535万6,000円を繰り越しております。  道路維持補修事業につきましては、2,291万2,000円に対しまして2,212万1,000円を繰り越しております。  4項.港湾費、松浦港坊ノ上地区整備事業につきましては、2,570万5,000円に対しまして731万7,000円を繰り越しております。  県営港湾整備事業につきましては、4,732万2,000円に対しまして3,971万8,000円を繰り越しております。  5項.都市計画費、都市計画用途地域再編事業につきましては、691万2,000円に対し同額を繰り越しております。  9款.消防費、1項.消防費の原子力災害対策施設整備事業につきましては、3億9,800万円に対しまして同額を繰り越しております。  原子力災害対策施設管理事業につきましては、200万円に対し同額を繰り越しております。  10款.教育費、3項.中学校費、福島中学校校舎・屋内運動場改築事業につきましては、5億9,898万2,000円に対しまして同額を繰り越しております。  5項.保健体育費、体育施設整備事業につきましては、6,817万円に対しまして同額を繰り越しております。  11款.災害復旧費、1項.農林水産施設災害復旧費の過年発生農地農業用施設災害復旧事業につきましては、395万7,000円に対しまして172万2,000円を繰り越しております。  農地農業用施設災害復旧費につきましては、5,450万円に対しまして4,900万円を繰り越しております。  11款.災害復旧費、2項.公共土木施設災害復旧費の公共土木施設災害復旧費につきましては、4,545万4,000円に対しまして1,247万1,000円を繰り越しております。  合計でございますが、繰越明許費の総額17億3,793万1,000円に対しまして、実際に平成29年度に繰り越した額は16億4,875万6,000円でございます。  以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。(降壇) 13 ◯ 水産課長(齋藤周二朗君)(登壇)  報告第3号「平成28年度松浦市松浦魚市場特別会計予算繰越の報告について」を御説明いたします。  地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成28年度松浦市松浦魚市場特別会計予算の繰越について議会に報告するものでございます。  次のページをお願いいたします。
     平成28年度松浦市松浦魚市場特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。  1款.農林水産業費、1項.水産業費、事業名、魚市場施設再整備事業でございまして、金額9億3,475万2,000円のうち実際に繰り越した額は9億3,384万3,000円でございます。財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。(降壇) 14 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)(登壇)  おはようございます。  報告第4号「平成28年度松浦市水道事業会計予算事故繰越の報告について」御説明いたします。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、平成28年度松浦市水道事業会計予算の事故繰越について御報告するものでございます。  次のページをお願いいたします。  平成28年度松浦市水道事業会計予算事故繰越計算書でございます。  地方公営企業法第26条第2項ただし書の規定による営業費用の事故繰越額でございます。  1款.水道事業費、1項.営業費用、松浦市簡易水道事業資産調査業務委託につきまして、予算計上額4,104万円に対し同額の4,104万円を翌年度に繰り越し、その財源は給水収益等となっております。  繰越理由につきましては、本業務は、決算書等の過去の資料をもとに固定資産台帳を作成するものでありますが、調査の結果、現有稼働施設との突合及び現地確認において不測の日数を要したためでございます。  以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。(降壇) 15 ◯ 税務課長(石川章浩君)(登壇)  報告第5号「私債権等の放棄の報告について」御説明いたします。  松浦市債権管理条例第10条第1項の規定により、別紙調書のとおり私債権等を放棄いたしましたので、同条第3項の規定により報告するものでございます。  次のページをお願いいたします。  別紙、私債権等放棄調書でございます。  1.債権放棄日は、平成29年3月31日でございます。  2.債権内容は、記載のとおりでございます。それぞれ番号を記載しておりますが、総数4件の17万1,424円であります。  調書につきましては、番号、債権の名称、債務者、調定年度、債権額、放棄の事由をそれぞれ記載しております。  債権の名称ごとにまとめて、債権額及び放棄の事由を御報告させていただきます。  1番と2番は住宅使用料で、債権額合計16万8,564円であります。放棄の事由は、松浦市債権管理条例第10条第1項第1号の生活保護等によるものでございます。  3番と4番は水道使用料で、債権額合計2,860円であります。放棄の事由は、同条例第10条第1項第3号の消滅時効によるものでございます。  以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。(降壇) 16 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)(登壇)  報告第6号「専決処分の報告について」御説明いたします。  地方自治法第180条第1項の規定により、議会において市長の専決事項に指定されている市営住宅の明け渡し及び未払い賃料支払い請求に関する訴えの提起について、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものです。  次のページをお願いいたします。  専決第7号         専決処分書  次の者を相手とした、市営住宅の明け渡し及び未払い賃料支払い請求に関する訴えの提起について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分する。  1、訴えの相手方、2、訴えの対象物につきましては記載のとおりでございます。  3、管轄裁判所は長崎地方裁判所平戸支部、専決処分日は平成29年4月3日でございます。  以上、御報告いたします。(降壇) 17 ◯ 議長(高橋勝幸君)  それでは、議事の進行上、まず、日程第6.報告第2号、日程第7.報告第3号及び日程第8.報告第4号、以上3件について一括して質疑を行います。ありませんか。 18 ◯ 8番(安江結子君)  報告第2号で繰越があっていますけど、その中で、11款.災害復旧費で農林水産施設災害復旧費というのがございますが、これは今年度の作付に間に合うように工事が行われるというところは予定としてありますか。 19 ◯ 農林課長(吉田安秀君)  おはようございます。  私のほうからお答えさせていただきます。  今、議員が申されましたように、繰越のほうをですね、過年発生農地農業用施設災害復旧事業で、これは1件でございまして、繰越させていただきました。これが5月30日をもちまして完成をしております。  それから、現年債でございますけれども、28件の工事を繰越させてもらって今実施をしておるところでございまして、そのうち21件が既に完成をしております。残り3件についても、作付に間に合わせるように努力しているところでございます。  以上でございます。 20 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 21 ◯ 8番(安江結子君)  報告の4号ですけど、水道事業費で事故繰越ですけど、これは簡水と上水の統合のために資産を調査するというのでできとった項目じゃないかというふうに思っているんですけど、そうであれば、その後の統合への日程への影響というのはどういうふうになるものでしょうか。 22 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)  お答えします。  予定としまして、9月末をこの業務の履行期間の終了と予定しておりまして、その後、貸借対照表等を作成するということになってまいります。  それと並行して、会計の統合事務とか条例の整備とか、そういった事務をやってまいりますので、この業務がおくれたことによって全体的な統合への工期の影響はないものというふうに考えております。  以上です。 23 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  次に、日程第9.報告第5号及び日程第10.報告第6号、以上2件について一括して質疑を行います。ありませんか。 24 ◯ 8番(安江結子君)  報告第5号で、私債権の放棄で住宅使用料がございます。  それで、放棄の事由で、生活保護等で放棄されているんですけど、この放棄の前に住宅使用料の減免とかっていうのがなされたものかどうか、その点を1点確認させてください。 25 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)  そこにつきましては、申しわけございません、手元に資料がございません。ここで答弁は控えさせてもらいます。 26 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  報告第2号から報告第6号まで、以上5件については、地方自治法施行令第146条第2項及び松浦市債権管理条例第10号第3項の規定に基づき、それぞれ報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承を願います。  次に、市長提出案件の上程・説明・審議を行います。  日程第11 議案第44号 から  日程第14 議案第47号 まで、以上4件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。 27 ◯ 税務課長(石川章浩君)(登壇)  議案第44号「専決処分の承認について」御説明いたします。  地方自治法第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分をしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。  提案理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が平成29年3月31日に公布され、平成29年4月1日から施行されたことに伴い、松浦市税条例の一部を改正し、公布したものでございます。  今回の専決処分につきましては、法律改正に合わせた規定の整備を平成29年度の課税処分の前に行う必要があるため、地方自治法第179条の規定に基づき、松浦市税条例の一部を改正したものでございます。  次のページをお願いいたします。  専決第8号「松浦市税条例等の一部を改正する条例」を別紙のとおり専決処分するとしたものでございます。  専決の期日は、平成29年5月11日でございます。  次のページをお願いいたします。   松浦市税条例の一部を改正する条例  松浦市税条例の一部を次のように改正するものでございます。  改正内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、改正本文の後ろのほうに付しております新旧対照表の1ページをごらんください。  下線を引いている部分が改正箇所であります。  第33条第4項の改正は、上場株式等の配当所得等に係る個人市民税の課税方式の選択について、所得税確定申告と住民税申告の両方の異なる手続がなされた場合に、市長が住民税申告をもとに勘案して取り扱うことが明記されたものでございます。  2ページの同条第6項の改正は、上場株式等の譲渡所得等に係る部分について、第4項と同様に取り扱うように追加されたものでございます。  2ページの下段から3ページにかけての第34条の9の改正は、前の第33条第4項及び第5項の改正に応じて条文を改めたものでございます。  3ページ下段の第48条から次の第50条までの改正は、法人市民税について不足税額に係る延滞金算定の基礎となる期間の規定の整備をしたものでございます。  9ページ以降は、固定資産税についての改正でございます。  第61条第8項は、震災等により滅失した償却資産の代替資産に対する特例を追加するもの、次の第61条の2は、家庭的保育事業、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業に係る家屋等に対して課税標準額を2分の1とする従来の特例について、地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例でございますが、それの対象とした上で、特例の割合は据え置いたものでございます。  次の第63条の2から12ページの第63条の3までの改正は、高さが60メートルを超える居住用超高層建築物で区分所有されるものに係る税額の新たな算定方法を導入するに当たり、所要の手続に係る規定を改めるものでございます。  12ページ下段から13ページ下段までの第74条の2の改正は、震災等により滅失した家屋の敷地に対して住宅用地特例を継続適用する被災住宅用地の特例について、被災市街地復興推進地域に移行した場合の適用期間延長などの規定を追加したものでございます。  ここまでが本則の改正でございます。  13ページ下段以降は、各税目についての条例附則の改正でございます。  14ページの附則第8条の改正は、肉用牛所得に係る個人の市民税の免税特例を延長して、平成33年度までとするものでございます。  附則第10条及び第10条の2の改正は、固定資産税に係る地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例について、これらを適用するための本則に対する読み替え規定の適用条項を改めるとともに、一部の特例対象を削除し、新たに企業主導型保育事業に係る家屋等に対する課税標準額を2分の1とする特例を追加するものでございます。  16ページの下段から20ページまでの附則第10条の3の改正は、固定資産税の新築家屋等に対する減額について、耐震改修及び省エネ改修が行われた認定長期優良住宅等に対する減額割合を2分の1から3分の2とするなどの拡充とあわせ、条項等の整理をしたものでございます。  21ページの附則第16条の改正は、軽自動車税の燃費性能に対して税率を低く設定するグリーン化特例について、対象車両の取得期間を平成30年度末まで延長し、燃費性能をより高い基準に改めたものでございます。  22ページ後段からの附則第16条の2の改正は、前条等の規定の適用に当たり、自動車メーカーが燃費偽装等の不正を行った場合に、購入者である納税義務者の負担増分をメーカー等の責任者に負担させる旨の賦課徴収の特例を新たに設けるものでございます。  24ページの附則第16条の3の改正は、先に御説明いたしました本則第33条の配当所得等に関する改正に応じて、配当控除の取り扱いを整合させるためのものでございます。  25ページの附則第17条の2の改正は、個人住民税について、優良住宅の造成等のために土地を譲渡した場合に税率を軽減する特例の適用期間を延長して平成32年度までとするものでございます。
     26ページ後段以降の附則第20条の2及び附則第20条の3の改正は、特例適用利子及び配当等並びに条約適用利子及び配当等に係る個人市民税について、本則第33条と同様に市長が課税方式を決定できることを明記したものでございます。  残りの30ページ以降は、この改正条例の附則第5条による改正部分に係るものでございます。  この改正は、平成29年条例第5号として公布、施行された軽自動車税のグリーン化特例期間終了後の税率等の読み替えの規定について、特例期間が延長されたことにより不要となったため、この改正条例からこれらの読み替え規定を除くなどの整理をしたものでございます。  以上が新旧対照表による改正本文の説明でございます。  次に附則でございますが、要点をまとめまして御説明させていただきたいと思います。  第1条は、施行期日として、改正後の条例及び平成26年度改正条例の施行部分に対する改正について、公布日から施行し、平成29年4月1日から適用させるというものでございます。  第2条は、個人市民税に係る改正部分について平成29年度分から適用させ、それ以前は旧条例による取り扱いとし、また、法人住民税の延滞金に係る改正について、平成29年1月1日以降分からとするものでございます。  第3条は、固定資産税に係る改正部分について平成29年度分から適用させ、それ以前は旧条例による取り扱いとし、例外として第61条の2の規定のみ平成30年度からの適用とし、また、災害関連の特例に係るものについては平成28年4月1日以後発生の震災等に起因するものとしたものでございます。  第4条は、軽自動車税に係る改正部分について平成29年度分から適用させ、それ以前は旧条例による取り扱いとし、また、附則第16条の2の改正に係る燃費偽装等の不正の際にメーカー等の第三者に不足額を負担させる規定について、納税通知前に当該第三者からの申し出がなされた場合に所有者とみなす手続とするものでございます。  第5条は、平成29年3月に公布された松浦市税条例の一部を改正する条例の未施行に係る部分について、軽自動車税のグリーン化特例の期間延長等に整合させるための改正を行うというものでございます。  以上でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇) 28 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)  議案第45号「専決処分の承認について」御説明いたします。  地方自治法第179条第1項の規定により、平成28年度松浦市一般会計補正予算(第10号)を別紙のとおり専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認をお願いするものでございます。  専決の主な理由でございますが、例年のとおり、年度末に特別交付税及び地方譲与税等の交付額が決定したこと、また、県営農村地域防災減災事業について繰越措置が必要となったこと等により、3月31日で専決処分をいたしたものでございます。  次のページをお願いいたします。  専決第4号 平成28年度松浦市一般会計補正予算(第10号)  平成28年度松浦市の一般会計補正予算(第10号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,866万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ214億7,918万1,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  (繰越明許費の補正)  第2条 繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」によるものでございます。  (地方債の補正)  第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正。  まず、歳入でございますが、2款.地方譲与税に546万7,000円を追加するものでございます。項につきましては、1項.地方揮発油譲与税、2項.自動車重量譲与税、3項.特別とん譲与税の補正でございます。  3款.利子割交付金から133万8,000円を減額するものでございます。  4款.配当割交付金から757万3,000円を減額するものでございます。  5款.株式等譲渡所得割交付金から511万4,000円を減額するものでございます。  6款.地方消費税交付金に54万円を追加するものでございます。  7款.自動車取得税交付金に707万3,000円を追加するものでございます。  8款.地方特例交付金に62万6,000円を追加するものでございます。  9款.地方交付税に3億1,738万9,000円を追加するものでございます。  10款.交通安全対策特別交付金に8,000円を追加するものでございます。  14款.県支出金から2,651万4,000円を減額するものでございます。2項の県補助金の補正でございます。  20款.市債から190万円を減額するものでございます。  歳入合計ですが、2億8,866万4,000円を追加いたしまして、合計を214億7,918万1,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  歳出でございますが、2款.総務費に2億8,866万4,000円を追加するものでございます。1項.総務管理費の補正でございます。  11款.災害復旧費は、財源組み替えでありまして、補正額はございません。  歳出合計ですが、2億8,866万4,000円を追加いたしまして、合計を214億7,918万1,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  第2表 繰越明許費補正。  1の追加でございますが、6款.農林水産業費、1項.農業費の県営農村地域防災減災事業につきまして、2,718万9,000円を繰り越すものでございます。  繰越理由につきましては、本日配付しております報告第2号と共通の参考資料に記載しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  次のページをお願いいたします。  第3表 地方債補正でございますが、1の変更、記載の目的、過年補助災害復旧事業費につきまして、補正前の限度額100万円から30万円を減額し、補正後の限度額を70万円とするものでございます。  農地農業用施設災害復旧費につきましては、補正前の限度額330万円から160万円を減額し、補正後の限度額を170万円とするものでございます。  続きまして、事項別明細につきまして御説明いたします。  7ページをお願いいたします。  2款1項1目.地方揮発油譲与税につきましては、1節.地方揮発油譲与税を232万9,000円減額するものでございます。  2款2項.自動車重量税につきましては、1節.自動車重量譲与税を134万円減額するものでございます。  2款3項.特別とん譲与税につきましては、1節.特別とん譲与税に913万6,000円を追加するものでございます。  8ページをお願いいたします。  3款1項1目.利子割交付金につきましては、1節.利子割交付金を133万8,000円減額するものでございます。  4款1項1目.配当割交付金につきましては、1節.配当割交付金を757万3,000円減額するものでございます。  5款1項1目.株式等譲渡所得割交付金につきましては、1節.株式等譲渡所得割交付金を511万4,000円減額するものでございます。  9ページをお願いいたします。  6款1項1目.地方消費税交付金につきましては、1節.地方消費税交付金に54万円を追加するものでございます。  7款1項.自動車取得税交付金につきましては、1節.自動車取得税交付金に707万3,000円を追加するものでございます。  8款1項1目.地方特例交付金につきましては、1節.地方特例交付金に62万6,000円を追加するものでございます。  10ページをお願いいたします。  9款1項1目.地方交付税につきましては、1節.地方交付税に3億1,738万9,000円を追加するものです。特別交付税の追加でございます。  10款1項1目.交通安全対策特別交付金につきましては、1節.交通安全対策特別交付金に8,000円を追加するものでございます。  14款2項8目.災害復旧費県補助金につきましては、1節.農地農業用施設災害復旧費補助金を2,651万4,000円減額するものです。平成27年発生農地農業用施設災害復旧費補助金で147万1,000円の減額、現年農地農業用施設災害復旧費補助金で2,504万3,000円の減額でございます。  20款1項3目.災害復旧費につきましては、1節.農林水産施設災害復旧費を190万円減額するものです。平成27年発生農地農業用施設災害復旧費で30万円の減額、農地農業用施設災害復旧費で160万円の減額でございます。  12ページをお願いいたします。  歳出でございますが、2款1項1目.財政調整基金費につきまして、25節.積立金に2億8,866万4,000円を追加し、財政調整基金に積み立てるものでございます。これによりまして、平成28年度末の財政調整基金の残高は13億4,287万9,000円となるものでございます。  11款1項2目.過年発生農地農業用施設災害復旧費及び3目.農地農業用施設災害復旧費につきましては、一部翌年度に補助金が交付されることとなったため、財源の組み替えを行うものでございます。  次のページに地方債に関する調書を添付いたしております。御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 29 ◯ 鷹島診療所事務長(木山智明君)(登壇)  それでは、議案第46号「専決処分の承認について」御説明いたします。  地方自治法第179条第1項の規定により、平成28年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第3号)を別紙のとおり専決処分したので、同条第3号の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  専決の主な理由でございますが、歯科診療事業は、歯科診療報酬収入を歯科診療業務運営委託料として歯科医師に支払っておりますが、各月の診療報酬が2カ月後に決定することにより、年度末の医科診療報酬が延びたことにより委託料の見込み誤りにより不足が生じ、今回、専決による補正予算をお願いするものでございます。  次のページをお願いいたします。  専決第6号「平成28年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第3号)」について御説明いたします。  平成28年度松浦市の鷹島診療所事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ36万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億5,916万2,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  これは、平成29年3月31日に専決したものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正でございます。  まず、歳入でございますが、3款.歯科診療収入に36万2,000円を追加するもので、項につきましては1項の歯科診療収入でございます。  歳入合計でございますが、今回36万2,000円を追加し、計を1億5,916万2,000円とするものでございます。  次に、歳出でございます。  4款.歯科事業費に36万2,000円を追加するもので、項につきましては1項の歯科事業費でございます。  歳出合計でございますが、今回36万2,000円を追加し、計を1億5,916万2,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  歳入歳出補正予算事項別明細書でございますが、内容につきましては次の3ページで御説明をいたします。  まず、2 歳入でございます。  3款1項1目.歯科診療報酬収入に36万2,000円を追加し、計を756万2,000円とするものでございます。内容は、歯科医療報酬収入でございます。  次に、3 歳出でございます。  4款1項1目.歯科事業費に36万2,000円を追加し、計を766万2,000円とするものでございまして、13節の委託料でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議賜り、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇) 30 ◯ 水産課長(齋藤周二朗君)(登壇)  議案第47号「専決処分の承認について」を御説明いたします。
     地方自治法第179条第1項の規定により、平成28年度松浦市松浦魚市場特別会計補正予算(第5号)を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認をお願いするものでございます。  次のページをお願いいたします。  専決第5号「平成28年度松浦市松浦魚市場特別会計補正予算(第5号)」について御説明いたします。  本文でございますが、平成28年度松浦市の松浦魚市場特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  これは、平成29年3月31日に専決したものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正でございます。  歳入でございますが、1款.使用料及び手数料から828万3,000円を減額するもので、1項の使用料でございます。  3款.繰入金に128万3,000円を追加するもので、1項の基金繰入金でございます。  8款.寄附金に700万円を追加するもので、1項の寄附金でございます。  歳入合計につきましては額に変更がございませんで、計は10億7,370万6,000円でございます。  歳出についても変更はなく、計は10億7,370万6,000円でございます。  次のページをお願いいたします。  歳入歳出補正予算事項別明細書でございますが、内容につきましては3ページの2 歳入で御説明をいたします。  1款.使用料及び手数料、1項.使用料、1目.魚市場使用料から828万3,000円減額し、計を9,687万8,000円とするもので、水揚げ量の減少に伴う受託物使用料の減収によるものでございます。  3款.繰入金、1項.基金繰入金、1目.魚市場運営基金繰入金に128万3,000円を追加し、計を365万2,000円とするもので、魚市場運営基金からの繰入でございます。  8款.寄附金、1項.寄附金、1目.農林水産業費寄附金に700万円を追加し、計を700万円とするものでございます。内容は水産業費寄附金で、西日本魚市株式会社様から350万円、日本遠洋旋網漁業協同組合様から350万円の寄附金でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議いただきまして、御承認賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 31 ◯ 議長(高橋勝幸君)  理事者の説明が終わりました。  ここでお諮りいたします。  日程第11.議案第44号から日程第14.議案第47号まで、以上4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第44号から議案第47号まで、以上4件については委員会付託を省略することに決しました。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時48分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時   再開 32 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。  それでは、議事の進行上、まず、日程第11.議案第44号の条例改正に関する「専決処分の承認について」質疑を行います。ありませんか。 33 ◯ 8番(安江結子君)  44号の条例改正ですけど、この中で、固定資産税等の特例措置が3年間の時限措置だったけど延びたということですけど、その地域の中小企業における設備投資の支援ということになっているんですけど、松浦市内でこういう条例の改正でかかわるというのは、そういうところがあるんですか。具体的にどういうところがどうかかわっている、それで金額がどういうふうになるって、そこら辺までもしわかればお示し願いたいです。 34 ◯ 税務課長(石川章浩君)  今回、固定資産税関係の改正の分でございますけど、実際松浦市で適用するものはございません。  以上であります。 35 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 36 ◯ 12番(尾野一男君)  44号について、先ほどの説明を私が聞き漏らしたかもしれませんので、確認の意味を含めて二、三点お尋ねをしたいと思います。  まず、私たちが理事者から議案提案されるときの専決というのは、大体基本は3月31日と。この議案は5月11日に専決をしましたという報告がありました。このことは、地方税法の改正等々と関係するものだと思いますが、5月11日になったわけを1つ。  それから2点目に、国が示す準則どおりの条例改正をしてあるのかどうか、2点目。  3点目に、今ちょっと質問があっておりましたけれども、これがもしも準則どおりの条例改正であった場合、松浦市に直接適用される条文じゃないのもあるのかないのか、その3点についてお尋ねします。 37 ◯ 税務課長(石川章浩君)  お答えいたします。  専決処分についてでございますけど、国の改正が3月31日とぎりぎりで行われておりまして、それから松浦市税条例の整理をしていくことから、例年この時期に改正の提案をさせていただいております。  条例の施行日につきましては、国と同様の施行日で4月1日としておるところでございます。  あと、国どおりの準則かということでございますけど、現在は条例例というふうな言い方をいたしまして、国から条例例が示されてきておりまして、それに基づいて改正を行っております。  最後に、条例改正の中で本市に適用しないものもあるのかというところでございますけど、先ほどお答えいたしましたように、そういった物件等がないものにつきましても、国の示すとおり条例改正を行っているところであります。  以上であります。 38 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第12.議案第45号、日程第13.議案第46号及び日程第14.議案第47号、以上3件の補正予算に関する「専決処分の承認について」、一括して質疑を行います。ありませんか。 39 ◯ 8番(安江結子君)  議案第45号で、11ページですけど、現年で農地農業用施設災害復旧費補助金2,500万円の減となっておりますが、災害を受けたところの農地や農業用施設というのはどういうふうになったんでしょうか。その点だけ。 40 ◯ 農林課長(吉田安秀君)  お答えさせていただきます。  今、議員申されますように、県支出金──補助金ですね、これが2,500万円ほど減額されているのは、3月に繰越をお願いしております、28年度で災害復旧事業を実施しました平成27年に起きた災害4件、それから28年度には68件あったんでございますけれども、28年度事業としては28件を事業させていただきました。  その分につきまして、当初予算として6,000万円ほど補助金が入るものということで計上させていただいておりましたけれども、国からの補助金の額が3,500万円ということでございまして、それで今回2,600万円ほど減額をさせていただいております。  事業自体は繰越をさせていただきまして、先ほどお答えをしましたように、事業を実施されているところでございまして、残りの金額につきましては平成29年度に予算措置が行われるようになっております。  以上でございます。 41 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 42 ◯ 5番(宮本啓史君)  議案の45号かな、歳出に財政調整基金費というのがありますけど、これは松浦市の財政では、財政調整基金というのは今13億円残があるとかという説明がありましたけど、一番多く積み立てたときはどのくらいの基金があったんですか。  この松浦市の財政では、財政基金とはどの程度目安があるんですか、ちょっと質問します。 43 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)  新市になりましてからの部分で見ますと、一番多い時期で23年度末で20億700万円、これが一番多いときでございます。  目安ということでございますが、特に適当な目安というものは決まっておりません。 44 ◯ 5番(宮本啓史君)  それとこの中で、地方債のことですけども、一番最後に地方債が208億9,000万円とかって補正後なっていますけど、これは松浦市の財政では年々地方債というこの借金はふえているんですか、減っているんですか。 45 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)  ちょっと資料を持ち合わせておりませんけども、合併後は緊縮財政といいますか、行革にも取り組みましたので、繰り上げ償還などを行いまして大分減った時期がございます。  その後、ここ3年、それぐらいでは、毎年大型事業も実施しておりますので、起債残高が膨らんでいると、そのような状況でございます。 46 ◯ 5番(宮本啓史君)  私も松浦市の財政を非常に心配しているんですが、年々人口が減少しているもんですから、毎年毎年減っているもんですから、市民1人当たりかなりの借金を背負うことになりますけど、こういう財政の借金を減らす努力というのはされていると思うんですけども、その点では今の松浦市の人口2万3,700人ですか、この借金は適正なんですか、この200億円というのは。 47 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)  起債制限比率とか、そういうもので制限を受けるような悪い状況までには至っておりませんが、県内の他自治体と比較いたしますと、本市の財政指数というものは若干悪いほうに位置をしているということでございますので、この辺は現在、財政健全化計画も定めておりますし、それに従って改善を目指しているという状況でございます。 48 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。  これより一括して討論を行います。ありませんか。 49 ◯ 8番(安江結子君)(登壇)  日本共産党の安江結子です。  議案第46号、専決の承認「平成28年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第3号)」に承認の討論をいたします。  鷹島診療所歯科診療収入が、年度末にかけて通常より多くあったことで36万2,000円の補正がされています。見込みの誤りと理由を説明されましたが、鷹島診療所歯科診療所に伺いましたら、口の中ががたがたになって来院される方が多くて、いよいよまで放っておられている。きちんとした形にしないといけなく、本人にとっては決死の覚悟で来院されているので、一生もつようなものにしてやりたい。診療費がかさんでいるが、かむ力、咬合力の回復をやっているのでそうなっております。来院患者数はそう変わりませんが、治療が口の中全体まで必要な人がふえております、このように話されました。要するに、かむ力の低下した方が来院された、そのための補正となっております。  歯の喪失は、食生活や社会生活等に支障を来し、ひいては全身の健康に影響を与えます。また、歯及び口腔の健康を保つことは、単に食物をそしゃくするという点からだけでなく、食事や会話を楽しむなど豊かな人生を送るための基礎となります。ひいては、認知症の予防にもかかわっていると言われております。  厚労省の80歳高齢者を対象とした統計分析等から、歯の喪失が少なく、よくかめている者は、生活の質及び活動能力が高く、運動、視覚機能にすぐれていることが明らかになっている。また、要介護者における調査においても、口腔衛生状態の改善や、そしゃく能力の改善を図ることが、誤嚥性肺炎の減少やADLの改善に有効であることが示されております。  鷹島町民の、市民の健康を守る第一線で歯科診療に取り組まれている歯科医師に敬意を表し、補正予算の承認の討論といたします。(降壇) 50 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、討論を終結し、採決いたします。  日程第11.議案第44号を採決いたします。  議案第44号について、これを承認することに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第44号については、これを承認することに決しました。  次に、日程第12.議案第45号から日程第14.議案第47号の以上3件を一括して採決いたします。  議案第45号、議案第46号及び議案第47号、以上3件について、これを承認することに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕
     挙手全員であります。よって、議案第45号、議案第46号及び議案第47号、以上3件については、これを承認することに決しました。  次に、市長提出案件の上程・説明・質疑・主管委員会付託を行います。  日程第15 議案第48号 から  日程第30 議案第63号 まで、以上16件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。 51 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)  議案第48号「松浦市特定個人情報保護条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市特定個人情報保護条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  松浦市特定個人情報保護条例の一部を改正する条例。  松浦市特定個人情報保護条例の一部を次のように改正するものでございます。  改正内容につきましては、新旧対照表で御説明いたします。  新旧対照表の1ページをお願いいたします。  下線を引いている部分が改正箇所でございます。  第2条第6号の改正につきましては、改正案のとおりに括弧書きの部分を加えるものであります。行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、これを条例上の略称は番号法としておりますが、この法律の改正に伴いまして引用部分を整理するものであります。  次に、第35条の改正でありますが、情報提供等記録の訂正を行った場合の通知先として、条例事務関係情報照会者と条例事務関係情報提供者の規定を追加するものであります。  続きまして、第36条の改正でございますが、新旧対照表の2ページをお願いいたします。  第36条第1項第1号オにおいて番号法第28条を引用しておりますが、番号法の改正に伴い、1条ずつ繰り下げられているため、第29条に改めるものであります。  改正本文に戻りまして、附則、この条例は、公布の日から施行するものでございます。  御審議方よろしくお願いいたします。(降壇) 52 ◯ 税務課長(石川章浩君)(登壇)  議案第49号「松浦市国民健康保険税条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市国民健康保険税条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、地方税法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  改正内容につきましては、国民健康保険税の算定における低所得者に係る保険税軽減の拡充でございます。  次のページをお願いいたします。  松浦市国民健康保険税条例の一部を改正する条例。  松浦市国民健康保険税条例の一部を次のように改正するものでございます。  第23条第2号に規定しております5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定について、世帯の被保険者の人数に乗じる金額を「26万5,000円」から「27万円」に引き上げ、同条第3号に規定しております2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定について、世帯の被保険者の人数に乗じる金額を「48万円」から「49万円」に引き上げるものでございます。  附則でございます。  第1項、施行期日でございますが、この条例は、公布の日から施行し、改正後の松浦市国民健康保険税条例の規定は、平成29年4月1日から適用する。  第2項、経過措置でございますが、改正後の松浦市国民健康保険税条例の規定は、平成29年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成28年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるとするものでございます。  以上でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇) 53 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)  議案第50号「松浦市保健センター設置及び管理等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。  松浦市保健センター設置及び管理等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、一般国道497号松浦佐々道路の建設によりまして、松浦市保健センターを解体することに伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市保健センター設置及び管理等に関する条例の一部を改正する条例。  松浦市保健センター設置及び管理等に関する条例の一部を次のように改正するものでございます。  改正内容につきましては、新旧対照表により御説明申し上げますので、新旧対照表のほうをごらんいただきたいと思います。  下線部分が改正箇所でございます。  題名中の「保健センター」を「福島保健センター」に改めるものでございます。  同じく第1条及び第4条から第6条中の「保健センター」を「福島保健センター」に改めるものでございます。  第2条、名称及び位置について、同条中の表を削除し、名称を「松浦市福島保健センター」、位置を「松浦市福島町塩浜免2944番地41」と定めるものでございます。  第3条の施設の利用について、同条中「保健センターの利用は」を「福島保健センターは」に改めるものでございます。  改正本文にお戻りいただきたいと思います。  附則でございます。  この条例は、平成29年10月1日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 54 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)(登壇)  議案第51号「松浦市公営住宅条例及び松浦市特定公共賃貸住宅条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市公営住宅条例及び松浦市特定公共賃貸住宅条例の一部を別紙のとおり改正するものです。  提案理由ですが、松浦市営住宅の入居者の明け渡し請求の要件として、共益費を滞納した者を追加することに伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市公営住宅条例及び松浦市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例。  松浦市公営住宅条例の一部を次のように改正するものです。  改正内容につきましては、新旧対照表で御説明いたします。  新旧対照表の1ページをごらんください。  第40条第1項第2号につきましては、「家賃」を「家賃又は共益費」に改めるものでございます。  次に、松浦市特定公共賃貸住宅条例の一部を次のように改正するものです。  新旧対照表の1ページ及び2ページをごらんください。  第30条第1項第2号につきましては、「家賃又は入居者負担額」を「家賃、入居者負担額又は共益費」に改めるものでございます。  本文に戻っていただきまして、附則、この条例は、公布の日から施行する。  以上で説明を終わります。御審議方よろしくお願いいたします。(降壇) 55 ◯ 教育総務課長(星野真嗣君)(登壇)  議案第52号「松浦市立学校設置条例の一部改正について」御説明いたします。  松浦市立学校設置条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。  提案理由でございますが、松浦市立福島中学校の改築による位置変更に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  松浦市立学校設置条例の一部を改正する条例。  松浦市立学校設置条例の一部を次のように改正するものでございます。  別表第2松浦市立福島中学校の項位置の欄中「松浦市福島町塩浜免2944番地51」を「松浦市福島町塩浜免2953番地1」に改めるものでございます。  附則としまして、この条例は、平成29年9月1日から施行するとしております。  次ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇) 56 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)  議案第53号「平成29年度松浦市一般会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。  平成29年度松浦市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,629万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ189億9,129万5,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  (地方債の補正)  第2条 地方債の追加・変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。  今回の補正の主なものといたしましては、1つには保育所等整備事業について、国庫負担割合の見直し等に伴い補助金を増額しております。  また、耐震性貯水槽の整備について、国庫補助金の内示を受けて今回2カ所分の事業費を計上しております。  このほか、福島町観光宿泊施設「つばき荘」の管理運営に係る指定管理料や、田代体育館の改修費用を新規に計上しているところであります。  それから、人件費につきましては人事異動に伴う調整を行うものであります。  次のページ以降に、各表の内訳及び事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 57 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)  議案第54号「平成29年度松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正の主な内容につきましては、人事異動等により看護師を正規職員から嘱託職員としたことにより人件費の調整を行ったものでございます。  本文に戻りまして、平成29年度松浦市の青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ473万7,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3,414万9,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 58 ◯ 福島診療所事務長(松永 毅君)(登壇)  議案第55号「平成29年度松浦市福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
     平成29年度松浦市の福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ632万2,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2億4,008万6,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正につきましては、歳入については繰入金の減と諸収入の増によるもので、歳出につきましては人事異動に伴う人件費の調整によるものでございます。  次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いします。(降壇) 59 ◯ 鷹島診療所事務長(木山智明君)(登壇)  議案第56号「平成29年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、歳入については繰入金の減によるもので、歳出については人事異動に伴う人件費の調整によるものが主なものでございます。  平成29年度松浦市の鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ763万1,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億5,548万8,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次ページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。(降壇) 60 ◯ 水産課長(齋藤周二朗君)(登壇)  議案第57号「平成29年度松浦市臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。  今回の補正は、調川港湾埋立整備事業に伴う漁業権等の消滅に関して、補償コンサルタントへの漁業補償調査業務の委託に伴う増額補正でございます。  本文でございますが、平成29年度松浦市の臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,025万円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億1,242万2,000円とする。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 61 ◯ 上下水道課長(山田一洋君)(登壇)  議案第58号「平成29年度松浦市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  平成29年度松浦市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ210万円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3億1,832万1,000円とするものでございます。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  今回の補正は、人事異動に伴います人件費の調整が主なものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第59号「平成29年度松浦市水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  第1条 平成29年度水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 平成29年度水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  支出、第1款.水道事業費から282万4,000円を減額し、計を3億8,381万5,000円にするものでございます。第1項.営業費用でございます。  第3条 予算第4条本文括弧書き「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額127,782千円は過年度分損益勘定留保資金106,869千円及び当年度分損益勘定留保資金20,913千円で補てんするものとする。」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額127,566千円は過年度分損益勘定留保資金106,869千円及び当年度分損益勘定留保資金20,697千円で補てんするものとする。」に改め、資本的収入の予定額を次のとおり補正するものでございます。  収入、第1款.資本的収入に21万6,000円を追加し、計を2,548万円にするものでございます。第1項.負担金でございます。  次のページをお願いいたします。  第4条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。  第1項.職員給与費から282万4,000円を減額し、計を6,682万9,000円にするものでございます。  今回の補正は、人事異動に伴います人件費の調整が主なものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第60号「平成29年度松浦市工業用水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。  第1条 平成29年度工業用水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 平成29年度工業用水道事業会計予算(第3条)に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  支出、第1款.工業用水道事業費から58万4,000円を減額し、計を4億258万2,000円にするものです。第1項.営業費用でございます。  第3条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。第1項.職員給与費から54万2,000円を減額し、計を2,667万円にするものでございます。  今回の補正は、人事異動に伴います人件費の調整が主なものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第61号「平成29年度松浦市下水道事業会計補正予算(第1号)」について、御説明申し上げます。  第1条 平成29年度松浦市の下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  収入、第1款.下水道事業収益から298万7,000円を減額し、計を2億358万8,000円にするものです。  第2項.営業外費用でございます。  支出、第1款.下水道事業費用から298万7,000円を減額し、計を2億9,618万6,000円にするものです。第1項.営業費用でございます。  第3条 予算第9条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。第1項.職員給与費から398万7,000円を減額し、計を4,153万7,000円にするものです。  第4条 予算第10条中一般会計からこの会計へ補助を受ける金額「197,121千円」を「194,134千円」に改めるものでございます。  今回の補正は、人事異動に伴います人件費の調整が主なものでございます。  次のページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) 62 ◯ 水産課長(齋藤周二朗君)(登壇)  議案第62号「損害賠償額の決定について」御説明をいたします。  地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。  損害賠償の額を次のとおり決定するものでございます。  1 損害賠償義務の発生の原因となる事実でございますが、平成29年3月9日午後3時ごろ、松浦市志佐町庄野免269番地2付近で発生した松浦市公用車による公務上の車両事故でございます。  2 損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。  3 損害賠償の額は40万7,155円でございます。  なお、事故の責任割合は松浦市が100%でございます。  次のページをお願いいたします。  関係資料といたしまして、事故発生場所の位置図を掲載いたしております。  現場は、松浦市消防本部付近の国道204号線でございまして、公務により黒潮港に向かう途中、道中にあるガソリンスタンドに対向車が進入する際、歩道の縁石に乗り上げたことに気をとられ、自車の前を走行していた車両が同じスタンドに進入しようと停車していたのに気づくのがおくれ、ブレーキをかけたが間に合わず、衝突をしたものでございます。  全庁的に公用車の事故防止に取り組み、日ごろから安全運転の注意を喚起している中で、再度このような事故を発生させてしまいまして、まことに申しわけございませんでした。  今後さらなる安全運転意識の高揚を図るとともに、運転前の注意喚起など事故防止の徹底に努めてまいります。  よろしく御審議賜りますようお願いいたします。(降壇) 63 ◯ 生涯学習課長(近藤寿一君)(登壇)  議案第63号「松浦市文化会館の指定管理者の指定事項の変更について」御説明申し上げます。  松浦市文化会館の指定管理者の指定事項を次のとおり変更したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  指定事項、変更前、変更後で御説明します。  指定事項ですけれども、指定管理者の所在地、名称及び代表者でございます。  変更前は、東京都港区虎ノ門二丁目2番5号、株式会社ケイミックス、代表取締役橋本鉄司氏でございます。  変更後ですけれども、東京都港区虎ノ門二丁目2番5号、株式会社ケイミックスパブリックビジネス、代表取締役橋本鉄司氏でございます。  指定の期間ですけども、変更前、平成28年4月1日から平成33年3月31日まで、変更後、平成29年7月1日から平成33年3月31日まででございます。  提案の理由ですけれども、現在の指定管理者が会社法第762条の規定による新設分割を行ったことに伴い、指定管理者としての権利義務を当該新設分割設立会社へ継承させるため、本案を提出するものでございます。  次のページをお願いいたします。  関係資料をつけております。  変更内容の概要ですけれども、松浦市の文化会館の指定管理者であります株式会社ケイミックスさんは、PPP事業部門、これはパブリック・プライベート・パートナーシップの頭文字でございます。いわゆる官民パートナーシップということで、PPP事業部門(指定管理者制度やPFIなどを含む官民パートナーシップ事業部門)をさらに発展させる基盤づくりを目的としまして、平成29年4月3日に会社法に基づく新設分割により株式会社ケイミックスパブリックビジネスを設立され、事業承継をすることとなりました。  このことによりまして、経営の効率化と専門性を追求することで、より質の高いサービスの開発と提供が期待されるものでございます。  次、その下に新設分割設立会社のイメージをつけております。  左側が、従来これまでの段階でございまして、いわゆるケイミックスホールディングスさんという親の持ち株会社がございまして、その100%子会社で株式会社ケイミックスがありまして、その中に主に4つの事業部門があったということで、この分のPPP事業部門のみを分割させて特化させた会社が、右側にありますように、同じ持ち株会社のケイミックスホールディングスさんの100%子会社でケイミックスパブリックビジネスをつくり上げたということと、それ以外の部分は従来のケイミックスのほうでの事業になるというふうな形の新設分割でございます。  御審議方よろしくお願いいたします。(降壇) 64 ◯ 議長(高橋勝幸君)  以上で理事者の説明が終わりました。  ここで暫時休憩いたします。       午後1時48分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時   再開 65 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。  それでは、議事の進行上、まず、日程第15.議案第48号から日程第19.議案第52号までの条例5件について一括して質疑を行います。ありませんか。 66 ◯ 11番(久枝邦彦君)
     議案第50号、この保健センターの移転につきましては道路が通るということで、致し方ないところでございますけど、この志佐町大浜から突然、突飛に福島町に移転するということは、余りにかけ離れているんじゃないかと思いますけど。また、そういう移転に対して利用者の方々の意見も聞いたのか、その辺はどうなんですか。 67 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)  お答えいたします。  保健センターにつきましては、現在の松浦市保健センターと福島保健センターの2カ所がございます。そういうことで、保健センターとしての機能が残るのが福島保健センターのみとなるということから、今回条例の改正をさせていただいたところでございます。  今ある保健センターの機能につきましては、今後、今現在検討しております総合プラザ構想の中に保健センター機能を盛り込むようなこととして、今のところ考えているところでございます。  あと、新しい保健センター機能を設けるまでの間につきましては、文化会館とか生涯学習センターとか、そういう公共施設を利用しながら業務を行っていくこととしております。  以上でございます。 68 ◯ 11番(久枝邦彦君)  今の答えで少し納得できましたけど、そういう機能の面においては文化会館などを使うということで、昨年、志佐町のほうにおいては利用者はどのくらいあったんですか。 69 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)  利用者については、ちょっとこの場に数字的なものを持ち合わせておりませんけれども、業務といたしましては、介護保険の高齢者教室とか介護予防教室、それから子育て・こども課で行っております乳幼児の健診等々に使っておったところでございまして、大体週3回程度の利用というような状況でございます。 70 ◯ 11番(久枝邦彦君)  このセンターの現在の機能的なものを、正式な場所になったときに、何年後ぐらいから利用できそうですか。 71 ◯ 市長(友広郁洋君)  先ほど健康ほけん課長がお答えいたしましたとおり、今、総合プラザ構想を詰めておるところでございますが、その前提となりますのは地域医療機能推進機構病院の開設ということが前提になるわけでございまして、今後その進捗を見ながらこの総合プラザ構想も進めてまいりたいということで、まことに申しわけございませんが、今の段階でいつ開設ができるというところのスケジュールはお示しできない、このことについては御理解いただきたいと思います。 72 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 73 ◯ 2番(川下高広君)  議案第51号についてお尋ねをいたします。  これまで共益費を払っていないことが明け渡しを請求する事由にはならなかったということで、今回共益費というのが項目として加わったというふうに理解をしているんですが、これに至った背景といいますか、理由あたりを教えてください。 74 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)  共益費につきましては、住宅の管理人のほうで集金されまして、それを市が委託業務を契約している業者のほうに支払っているというふうなことで共益費は取っていただいているんですけど、実際、共益費のほうについても、若干、各団地の管理人さんの中でなかなか集まらないというふうなお話が出てきましたので、今回この条例を改正させてもらったものでございます。 75 ◯ 2番(川下高広君)  同じ団地の利用者の方にこういう不公平感があったんだなというふうに理解をしております。  一応3カ月以上というふうな条件が書いてありますけれども、例えば、この施行日に既に共益費を3カ月以上滞納しとった場合には、これはもう該当するというふうに考えてよろしいんでしょうか。 76 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)  現在はそういうふうに考えております。 77 ◯ 2番(川下高広君)  そしたら、見込みになりますが、この施行をされたとしまして、もう既に該当するような件数があるのかないのか、あるとすれば何件ぐらいありそうなのか、見込みになると思いますが、お願いします。 78 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)  細かい数字は持ち合わせていませんが、団地として1団地、浄化槽の管理費がちょっと滞っているところがございます。  以上でございます。 79 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第20.議案第53号「平成29年度松浦市一般会計補正予算(第1号)」について質疑を行います。ありませんか。 80 ◯ 8番(安江結子君)  33ページの福島町観光宿泊施設指定管理料1,600万円の出た根拠というのを教えてください。 81 ◯ 食と観光のまち推進課長(川上利幸君)  この施設につきましては、平成23年度から平成32年度までの10年間を指定期間として、現在運営をしていただいておりますが、これまで6年を経過したところで、以前からなかなか運営が厳しいというお話もございまして、1年間かけて協議をしてまいりました。  これまでの指定管理の運営状況、そして平成29年度、今年度の収支計画を出していただいたところで検証をして1,600万円というのを出したんですが、細かいところはいろいろあるんですが、大まかに言いますと、指定管理者のほうからは平成29年度の計画として、収支計画ではマイナスの2,300万円ほどの積算でございました。  その中で、これまでもずっと赤字ということだったんですが、その中でこちらのほうで、支出のほうで抑えられるものについての検証、あるいは収入についてはもっと稼働率を上げていただくような努力もしていただくということで、そういったところも含めたところで協議を重ねて、今年度に入ってからも10回ほど協議をしたんですが、その中でこの金額で提案をさせていただいているという状況でございます。 82 ◯ 8番(安江結子君)  つばき荘については、平成22年ですかね、そのときの後に、私が議会で赤字になったら経営責任というのはこのつばき荘の株式会社がとられるんですかとお尋ねしたときに、当時の観光物産課長が、指定管理者制度そのものが赤字になったら自分のところが補填する、そういうのが指定管理者制度なので、「管理者が責任を負うのは当然のことでございます」と答弁されているんですけども、それにもかかわらず、今回その指定管理料が1,600万円発生というのはどういうことですかと思って質問をしているんです。  そのことが1つと、つばき荘の浴室改修工事も予定されているわけなんですけど、そこら辺でつばき荘に対してどういう──この答弁と、それから今回の1,600万円を渡すことと、それからつばき荘の浴室改修、そこら辺の関係をもうちょっとわかりやすく言ってください。赤字があったので、それの補填じゃなくて、最初から指定管理が赤字オーケーですよというか、持ちますよということだったじゃないですか、最初から。そこのところを言ってください。 83 ◯ 食と観光のまち推進課長(川上利幸君)  まず、これまでの赤字の件でございますが、6年度が過ぎたんですが、この間、約1億円の赤字がございます。この分につきましては補填はしないということにしております。  それから、1,600万円を払うというのは、これは赤字補填ということではなくて、これまでの運営状況を見たところで1,600万円の指定管理料が必要だという判断に至ったということで、今回1,600万円を支出するような形をしております。  それから、浴室改修ですが、今回の指定管理料もそうなんですけど、あと残り4年間、指定管理期間があるんですが、それを継続するということを条件にして話し合いをさせていただいて、今年度は浴室改修及び今回の指定管理料の計上をさせていただいているということでございます。 84 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 85 ◯ 5番(宮本啓史君)  この指定管理料、今の安江議員の話を聞いているとね、この指定管理料って限度があるの。1,600万円っていうけど、これは要するに黒字やったら指定管理料せんでいいわけよね。そうでしょう。指定管理料は払わないと、やらないと。例えば、鷹島物産、松浦物産、これは指定管理料を払っていないよね。今言うのは、この限度はどこまであるの、1,600万円の限度。2,000万円なの。ちょっと説明して、指定管理料の限度。 86 ◯ 食と観光のまち推進課長(川上利幸君)  指定管理料の限度というものはございません。 87 ◯ 5番(宮本啓史君)  ここで赤字って言うけどね、じゃ、黒字にするための経営努力というのが僕は見えないんだよ。一生懸命やっているけどね。  そういうものに対して私たちは、運営してきた、ここで個人のことを言っているけど、一生懸命努力している。黒字の経営でね。だから、みんなに言うんだけどさ、もう少し今の市政はね、民間に広く支援者の協力を求めてやるべきだと私は思うんだね。できるだけ税金の負担を少なくすると、補填をね。  それから、モンゴル村は、今度は募集するのに指定管理料を減らして、ないと、従来あったやつをね。それを募集したけど、来なかったと。どこにも根拠がないんだよね。やっぱりしっかりしてもらわないかんな。産業経済委員会はこの点しっかりと審議してもらわな困りますよね、委員長ね。よろしくお願いします。もう答弁要りませんけど、市長うなずいとるけどね、しっかりしてよ。私はずっと事業をやってきたから見えるんですよ。やっている方は悩んでいるけどね、そこしっかりやってもらわな困りますよ。いいですね。 88 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 89 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  予算書の37ページになります。  8款2項4目.社会資本整備総合交付金事業費で、市道改良舗装工事費で6,000万円減額が出ていますけども、ちょっと詳しく説明をお願いします。 90 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)  社会資本整備総合交付金事業の市道改良舗装工事費の金額の件ですけども、こちらにつきましては国の配分が減額をされたということにかかわりまして減額するものでございます。  市道改良舗装費6,060万円です。(発言する者あり) 91 ◯ 議長(高橋勝幸君)  暫時休憩いたします。       午後2時16分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時17分 再開 92 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。 93 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)  失礼いたしました。  今回減額をしておりますのは、社会資本整備総合交付金で申請しておりました市道西木場女山線の改良分でございまして、当初予算を1億5,000万円で要求をしておりましたところ、内示が9,000万円ということで、減額をしております。大変申しわけございませんでした。 94 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。 95 ◯ 5番(宮本啓史君)  さっきのつばき荘の問題ですけど、これだけ管理料を払う──さっき1億円の赤字と言ったけど、私もいろいろと協力できるものは協力しますけど、経営のあれはね。一遍見せてくれんですか、つばき荘の。税金投入するんだから議員にも。再建計画とか企業計画とか決算とか。それできますか、見せられますか、我々には。 96 ◯ 議長(高橋勝幸君)  暫時休憩します。       午後2時19分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時19分 再開 97 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。 98 ◯ 食と観光のまち推進課長(川上利幸君)  この件につきましては、委員会のほうでお示ししたいと思います。 99 ◯ 5番(宮本啓史君)  ふるさと納税やりよるでしょう、ふるさと納税。ああいうのともリンクして、つばき荘を黒字にするごと、みんなに知恵もかりなきゃ。産業経済委員長、しっかり審議お願いします。 100 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第21.議案第54号、日程第22.議案第55号及び日程第23.議案第56号の補正予算3件について一括して質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、次に、日程第24.議案第57号から日程第28.議案第61号の補正予算5件について一括して質疑を行います。ありませんか。 101 ◯ 8番(安江結子君)  議案第57号で、臨海土地造成事業特別会計があっていますけど、大体この埋め立てる広さというのは、どれぐらいを予測されて、どれぐらいで完成するというか、そこら辺のことはどうなっていますか。 102 ◯ 市長(友広郁洋君)  計画といたしましては、松浦インターの背後地、ニッチツ周辺を考えておりまして、現在の想定しております面積は7万6,000平方メートルでございます。
     この埋め土は、西九州自動車道松浦-佐々間に計画されておりますトンネルの掘削土を埋め立てるということで、計画といたしましては約30万立米を予定しておりまして、この工期等につきましてはトンネル工事との調整が今後必要であろうと、このようなところでございますので、工期等については今後詰めていくということになります。 103 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第29.議案第62号及び日程第30.議案第63号の2件について一括して質疑を行います。ありませんか。 104 ◯ 8番(安江結子君)  議案第62号で損害賠償が40万7,000円ということですけど、この追突されたほうの方のむち打ちとかなんとかというのは、そういうことはなかったんですか。 105 ◯ 水産課長(齋藤周二朗君)  やはり後ろからの追突ということで病院のほうに通われておりまして、またその補償というのも今後出てくるのではないかというふうに考えておるところでございます。  以上です。 106 ◯ 議長(高橋勝幸君)  ほかにありませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。  ここで議事の進行上、山口副議長にかわりますので、暫時休憩いたします。  〔高橋議長 退場〕       午後2時22分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時23分 再開 107 ◯ 副議長(山口芳正君)  それでは、再開いたします。  議長にかわり職務を行います。  それでは、  日程第31 議案第64号 について理事者の説明を求めます。 108 ◯ 防災課長(福岡一男君)(登壇)  議案第64号「原子力災害対策事業飛島地区放射線防護施設新築工事(建築)請負契約の締結について」御説明いたします。  平成29年6月1日指名競争入札に付した原子力災害対策事業飛島地区放射線防護施設新築工事(建築)につきまして、下記のとおり請負契約を締結したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。           記  1 契約の目的、原子力災害対策事業飛島地区放射線防護施設新築工事(建築)  2 契約の方法、指名競争入札  3 契約金額、1億6,891万2,000円  4 契約の相手方、松浦市御厨町北平免211番地第2、下條建設株式会社、代表取締役高橋博之氏でございます。  次ページ以降に、関係資料といたしまして、請負仮契約書の写しと配置図、平面図を添付いたしております。  御参照いただき、御審議賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。(降壇) 109 ◯ 副議長(山口芳正君)  理事者の説明が終わりました。  日程第31.議案第64号について質疑を行います。ありませんか。 110 ◯ 11番(久枝邦彦君)  まず、これは審議する委員会はどちらですかね。総務であれば質問できるけど。 111 ◯ 副議長(山口芳正君)  総務のほうです。 112 ◯ 11番(久枝邦彦君)続  私は産経ですので。  それでは、お聞きいたします。  これは、飛島はわかりますけど、島のどこでつくるのか、また、地元の意見も既に集約されたのか。その中で、県のほうも現地調査など来られたと思いますけど、その部分においてはどうですかね。 113 ◯ 防災課長(福岡一男君)  まず、場所でございますが、この建設予定地は旧飛島小学校──分校ですね、この学校の運動場部分、港側から向かって左側になりますが、この旧運動場部分にこの施設を予定しております。  このことにつきましては、飛島の区長会ですね、そういったところで説明をさせていただいて、御理解をいただいております。  県のほうには、この計画につきましては説明をして、現地の視察もですね、担当部署から見てもらっているという状況でございます。 114 ◯ 11番(久枝邦彦君)  学校の跡地の高さは大体推定できますけど、運動場がどこにあったかちょっと記憶がないんですけど、平地と変わらないんですかね。校舎の跡地と一緒ぐらいの高さだったですかね。 115 ◯ 防災課長(福岡一男君)  関係資料としまして添付させていただいております配置図のほうを見ていただきますと、字が小さくてわかりにくいかもしれませんが、おおよそ海抜が7メートル以上はあるということで、小さい数字になっていますので、見にくいかと思いますが、そういう状況でございます。 116 ◯ 11番(久枝邦彦君)  過去のことを言っちゃなんですけど、黒島においては立派な施設がつくっておられるのに、地区の方は全然喜んでおられません。あのとき、黒島小学校の手前の集会所が木造だということで、そこにはつくられない、鉄骨、鉄筋がある場所だということで黒島小学校の跡地になったんですけど、全然感謝されておられないのが現状であります。皆さんがふだん利用しやすいようなところを地元の方が納得されたのかと思います。  またここに、仮契約になりますけど、指名することは、これは何社が指名されて、どういう根拠で指名が成り立つのか。また、落とされるであろうところの、これは単独でされるのか、JVでされるのか、どんなものなのでしょうか。 117 ◯ 都市計画課長(田中敬三君)  現場と指名のほうを担当させていただきました都市計画課から答弁させてもらいます。  まず、指名の根拠ですが、設計額からしまして、Aランク、Bランク、Cランクというふうに工事業者が格付されております。設計額からしましてAランクに入る業者に発注する工事ということで、指名理由といたしましては、松浦市内に本店及び営業所を有する格付Aグループの業者ということで指名をさせていただきました。  あと、入札の数は11社でございます。  それと、契約の方法ですが、これは議案書にも書いてありますが、指名競争入札で行っており、単独での指名競争入札ということで発注しております。  以上でございます。 118 ◯ 副議長(山口芳正君)  ほかにありませんか。 119 ◯ 4番(徳田詳吾君)  この入札についてお尋ねしますけれども、この会社につきましては、最近、議会に上程されます契約議案というのが結構多いと思うんですけれども、前は、入札の指名をする場合は手持ち業務といいますか、手持ち工事を調査して、できるだけ市内業者に均等に入札の機会を与えるということで、手持ち工事といいますか、そういうことを加味して入札がなされていたと思うんですけど、その辺はどうなされたんでしょうか。 120 ◯ 副議長(山口芳正君)  今の質問にどなたか。 121 ◯ 副市長(橋口忠美君)  指名に関しては、私どもが指名選定要領というのを市で持っておりまして、それに基づいて指名をさせていただいているんですけれども、その中に手持ち工事についての制限と申しますか、そういった条件は付しておりませんので、今回も手持ち工事についての要素は入れていないという形でやらせてもらっております。  年度当初の指名と工事発注ということでありまして、そういうところからしても、手持ち事業というところは今回は加味していないという状況で指名をさせてもらっております。 122 ◯ 4番(徳田詳吾君)  以前からそういったことでやっていたんですけれども、それはどこでなくなったんでしょうか。 123 ◯ 副市長(橋口忠美君)  私、こちらに参ってから3年余りたっていますけれども、来た当初からそういう制約、条項というか、要素は加味しておりません。どこにもなかったと思っております。 124 ◯ 副議長(山口芳正君)  ほかにありませんか。 125 ◯ 8番(安江結子君)  この設計のところですけど、基本設計と実施設計は入札を行われていますけど、不調となっておるわけですよね。不調となったところが、ここに設計事務所が書いてあるんですけど、その設計事務所が決まった経過っていうのが1点。  それから、工事の管理業務、このことについてはどうなっているかという点が1点。  それからもう一点、機械とか電気についての入札がなされていなくて、それがわからないんですけど、そこら辺は、前の青島とか黒島のほうだったら一緒に、たしか同日に入札が行われて、そういうのも決まっていたはずなんですけど、今回の場合は機械と電気が入札されていなくて、建設、建築だけなので、その点を3点お伺いします。 126 ◯ 防災課長(福岡一男君)  まず、不調になった後の決定の経緯ということでございますが、2回の入札を行いまして、最終的に2社が2回目に応札をされたんですけれども、それでも不調に終わったと。  その結果として、この業務の特性上、当初から指名を行っておりました業者については、専門的な知識を有することや、避難施設等の設計業務にかかわるなどの実績を考慮しての選定ということで行ったわけですが、それらの業者による入札の結果として不調となったことから、改めて実績がない業者を含めることは現実的ではないというような判断の中で、対象施設の規模等から長崎県建築設計監理業務委託料算定基準に基づきまして、業務に要する費用を積み上げて委託料を算定して算定基準の条件等を見直すと、そういった状況というか、そういった箇所もなかったと。このままの額でいくということになりますので、予定価格の変更もないと。こういった状況の中で、一番予定価格に近かった会社のほうに随契という形で、最終的に契約をさせていただいたというふうなことになります。  飛島の機械と電気の入札のことですけれども、これはまだこれから行うということになりますが、機械と電気、今後この建築とあわせまして、実際、手続的な流れで申しますと、同じような時期からの工事着手というふうなことになるのではないかというふうに現在思っておりますが、入札そのものは今月下旬ぐらいを予定しているという状況にあるということでございます。 127 ◯ 8番(安江結子君)  一番最初に、基本と実施設計で2回入札を行ったと言われましたけど、1回目は28年9月1日ですけど、2回目の入札はいつですか。 128 ◯ 副議長(山口芳正君)  すぐわかりますか。 129 ◯ 防災課長(福岡一男君)  済みません、同日に再度入札を行って、そこで2社というふうなことになっております。 130 ◯ 8番(安江結子君)  入札情報って、ホームページには1回の分しか出ていないんですけど、2回目はネットに公表はされているんですか、そしたら。私が見落としたんですかね。 131 ◯ 防災課長(福岡一男君)  済みません、表現が不適切でした。  再入札ということで実施させてもらっております。 132 ◯ 副議長(山口芳正君)  ほかにありませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。  これより市長提出案件主管委員会付託を行います。  日程第15.議案第48号から日程第31.議案第64号まで、以上17件を、お手元に配付いたしております委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。  次に、請願の受理報告・主管委員会付託を行います。  日程第32 請願第2号
    を受理いたしておりますので、委員会付託一覧表のとおり、所管の委員会へ審査を付託いたします。  以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。       午後2時40分 散会 ───────── ◇ ───────── この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....