松浦市議会 > 2017-03-06 >
平成29年第1回定例会(第2号) 名簿 開催日:2017年03月06日
平成29年第1回定例会(第2号) 本文 開催日:2017年03月06日
平成29年第1回定例会(第2号) 名簿 開催日:2017年03月06日
平成29年第1回定例会(第2号) 本文 開催日:2017年03月06日

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  1. 松浦市議会 2017-03-06
    平成29年第1回定例会(第2号) 本文 開催日:2017年03月06日


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開議 ◯ 議長(高橋勝幸君)  おはようございます。  出席議員は全員であります。  大久保長寿介護課長から、病気療養のため、本日から8日まで欠席の申し出があっており、山口課長補佐がかわって出席しております。  また、松永福島支所長から、忌引のため、本日から8日まで欠席の申し出があっており、力武課長補佐がかわって出席をしております。  これより、議事日程第2号により本日の会議を開きます。  日程第1 市政一般質問 を行います。  さきにお手元に配付いたしておりました質問通告表によりまして順次登壇を願いますが、ここで念のため申し上げます。  登壇順位につきましては、  1番・久枝議員    2番・武辺議員  3番・鈴立議員    4番・安江議員  5番・白石議員    6番・宮本議員  7番・川下議員    8番・徳田議員  9番・森田議員  以上の順序となっております。  質問要項につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は、本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で、1人当たり5分以内、今会期中1回限りとなっております。  また、関連質問は、本質問者の質問要旨に直接かつ具体的に関連のあるもののみ許可することといたしております。  発言に当たっては、初めに関連する事項を明確に指摘されますようお願いいたします。
     それでは、質問順位に従い、11番・久枝議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (久枝議員 一般質問席 登壇)(拍手) 2 ◯ 11番(久枝邦彦君)  おはようございます。  日新会の久枝です。12月議会が終わりまして3カ月たつと、いろいろあります。去年の暮れ、12月18日に私の携帯、サイレントにしていましたけど、音色としては優しかったですけど、音信が入りました。伊万里市の避難訓練のための緊急メールでした。松浦市には何の恩恵もないながら、避難訓練だけをさせている現実であります。  今回、3月議会トップバッター、久方ぶりです。前回は母の告別式の日にトップバッターで質問をさせていただきました。人様の前で涙が出ないようにということでやってきましたけど、そのときの質問に対しても担当課長が冷たい返事だったので、涙が出てこなかったので、ああ、よかったなと思っております。  本来なら質問に入れるべきでしょうが、今回も新年度から新しい職員さんが何人か入られるでしょう。時間があったら、まだ給料が出ていない中ですので時間があったら傍聴に一回ぐらい来てほしかったなと思います。いざ正式に仕事をされると、傍聴に来る時間はないかと思います。  それでは、本題に入らせていただきます。  まず最初に、「松浦高校支援事業継続等について」であります。  先週3月1日、市長も出席されておりましたけど、松浦高校で第53回卒業証書授与式が挙行されました。そこで卒業生代表、答辞の中で冒頭1番、松浦市並びに松浦市民に対する就学支援制度へのお礼の言葉を述べられておられ、大変感謝されていましたことを報告しておきます。  当初、4年間の期限つきでの補助制度であり、新年度、29年度からの継続、松高支援補助制度が既に28年度に決まっていました。  この支援事業につきましては、4年前の秋に、白石議員と前議員であった吉原さんと3人会派で北海道美瑛に農業関係の視察で、そのころの呼び名であります政務調査費での調査で行った折、その年から美瑛道立美瑛高校に対し自治体として支援していると、情報をそのときに入手し、次の議会である24年12月議会にぶつけ、当初、845万円でスタートし、現在に至っています。  先月、2月21日での県内公立高出願状況の一覧表が新聞に掲載されていました。普通科定員、松高80名に対し、既にスポーツ等での推薦入学内定者11名を入れて81名、商業科定員40名に対し43名が応募され、合計4名がオーバーしていました。その後1週間以内に変更ができるそうで、その結果、現在、それぞれ1名ずつ定員オーバーをしています。これはまさに松浦市からの支援が大いに貢献された結果が出ているものと推察されます。  しかしながら、今年度の市内の卒業予定者は243名でありますが、新年度、29年度は197名、今年度より46名減少するそうです。  そこで、市長か教育長どちらでもいいですけど、お尋ねいたします。現在、鷹島中、福島中から佐賀県の高校に30名から40名行かれている。現在、松高には鷹島中の卒業生は1年生から3年生が5名、福島中から11名だそうです。その中で当然ながら長崎県内の受験はフリーでありますが、松浦高校に対しまして、県境として、伊万里市の山代、国見、滝野中から松高への受験は長崎県内と同等でありますが、例年二、三名が来ておられるそうで、そこで普通科は、伊万里市におきましては伊万里高校が大半を占めています。そこで苦肉の策として伊万里高校での普通科で不合格者が出たとき、路頭に迷う者もいるであろうと推察されます。そのためにも松高に門扉を広げる必要もあろうかと思います。  ここ隣、清峰高校にも松浦から3年生まで例年40名程度が行っているようです。今年度は猶興館に、国公立の大学に対し、合格率において負けていないようであります。そこで一踏ん張り、伝統ある猶興館に追いつき、追い越すには来年度に間に合うように、伊万里中や啓成中にも働きかけるようにできないものか。この件は教育委員会でしょうね、松浦市の教育委員会から伊万里市の教育委員会に直に言えるものか、松浦市の教育委員会から、長崎県の教育委員会に言うて佐賀県の教育委員会から伊万里の教育委員会に行けるのか、どういうシステムがあるんでしょうか。 3 ◯ 教育長(今西誠司君)(登壇)  おはようございます。  佐賀県から松浦高校への入学につきましては、長崎県教育委員会と佐賀県教育委員会の協議によりまして、議員御指摘のとおり、現在、県境である伊万里市の山代中学校国見中学校、滝野中学校の3校が認められております。  ただ、この県を越えての入学につきましては県教育委員会同士の協議によって決定されるため、市教委同士の協議では残念ながら決定できません。  現在のところ、松浦高校からは伊万里市から入学できる学校数をふやしてほしいと長崎県教育委員会に要望しているとのことです。  松浦市教育委員会としましては、年に2回開催されている松高未来教育懇話会、これは市教委、松浦高校、中学校の関係者で組織されているものですけれども、この会議の折に県教育委員会からもオブザーバーとして出席されておりますので、そういう機会を利用しまして積極的にお願いをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。(降壇) 4 ◯ 11番(久枝邦彦君)  伊万里のほうからもそういう申し出があっているということですか。ちょっと今ようと……。 5 ◯ 教育長(今西誠司君)(登壇)  現在、伊万里市のほうから松浦高校に通う中学校の枠をふやしてほしいというふうなことは聞いておりません。  以上でございます。(降壇) 6 ◯ 11番(久枝邦彦君)  済みません。去年の秋からちょっと顎を痛めてまして耳が、ちょっとそのときにトラブルがありまして、申しわけありません。  教育長、これを、こういう提案に対して、まず長崎県に申し込むことに熱意はどんなもんでしょうか。 7 ◯ 教育長(今西誠司君)(登壇)  松浦高校の発展は松浦市の発展につながるものと私も思います。少しでも松浦高校の生徒数をふやすために伊万里市からも通う学校がふえるよう、県教育委員会にしっかりと働きかけてまいりたいと思います。  以上です。(降壇) 8 ◯ 11番(久枝邦彦君)  教育長にぜひ何度も通っていただいてですね、強力に。日にちはまだありますし、まず、今の2年生の、伊万里市にせよ、松浦市にせよ、2年生が3年生になり、多分9月ぐらいまでには第1回目の決定がありますので、その間に大いに努力してほしいと思います。  また、五島におきましても県内外から離島の高校に生徒を受け入れる、全国からの公募ができる離島留学制度について、2018年度から、これまでの3校に比べ、県立五島南奈留高校でも導入するそうで、2年前に宮本議員と同行した隠岐島の島前高校におきましても、もう既に3割を全国から受け入れ、年2回の帰省費用も全額補助するような、できる限りの手段を取り入れ教育内容の充実や進路を確保され、あげくの果てに出生率も上がっていると伺っております。  今回、当初の24年12月議会での私の質問に対しまして、そのときに、離島からの通学生の船賃を全額補助すべきだと訴えました。既に県がそのとき2分の1を補助しているとのことで、松浦市が2分の1を補助することで、船賃に対しては、そのときに解決したものと思っていましたが、2分の1の補助適用は、そのときは青島だけの補助であったと。鷹島・福島からの通学生には既に橋がかかっているとのことで離島扱いではなく、県の補助には適用外であったのですが、現在、鷹島中卒業生が5名、福島中の卒業生からは11名が松高に来ているようですけど、その後、その鷹島・福島からの通学の船賃におきましては、県の負担金と合わせて2分の1ですか、もう100%なんですか。もう解決済みなんですかね。 9 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  おはようございます。  航路の通学費の補助の関係でございますけれども、平成27年度まで、議員のほうから御紹介にございましたように、2分の1でございましたけれども、28年度からは実費全額支援するように改正をいたしております。 10 ◯ 11番(久枝邦彦君)  ありがとうございます。  その中でですね、現在、5月1日を基準に、入学準備金を3万円保護者に対し出してもらっていただいております。銀行経由ですので銀行手数料が500円差し引かれているようでございます。だから、保護者に2万9,500円が納金されています。その500円がどうにかならないものかと思っておりますけど、担当課長、その500円、銀行さんも手数料もうからなくちゃいけないでしょうけど、丸々保護者の家庭に3万円入る方法がありませんでしょうか。 11 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  入学準備金に限らず、私どもからの支援金につきましては、松浦市のほうから、松高の保護者会のほうに一括して振り込みをしておるところでございます。  振込手数料につきましては、議員のほうから500円という御紹介がございましたけれども、一律に500円ではございませんで、金融機関によっては金額が変わってくるという状況でございます。  先ほど申し上げましたような流れで、一括して保護者会に振り込みまして、その後に、保護者会のほうから各保護者の口座へ振り込まれておりまして、この際に今議員がおっしゃったような振込手数料、それが発生しておるという状況でございます。  したがいまして、各保護者への直接の受け渡し、あるいは生徒さんを通じましての受け渡しが可能であれば、支援金の全額を保護者の皆様へお届けすることができるというふうに考えております。しかしながら、現状の取り扱いといたしましては、保護者会の事務作業の軽減、それから保護者の皆様が、やはり受け取りに出向かれる際の御負担、こういったものを考慮いたしまして、現在のような振り込み方式がとられているというふうに伺っております。 12 ◯ 11番(久枝邦彦君)  確かに理解できる範囲であると思います。  当時12月議会の質問事項には私は入れていなかったんですけど、この支援内容、進学模擬試験費補習授業費、就職試験、模擬試験の受験費各試験等、全て2分の1の支援、当時のまちづくり担当課の皆さんの英知を集め支援案件の内容の充実にあったことを、自分なりに、わあ、すごいなと、私も思って感心した次第です。  今回、卒業生の方とおしゃべりする機会がありまして、本当にこの補習授業にせよ、就職模擬試験などの2分の1の費用に対して助かったと、本当に喜んでおられました。  ここで再度の要求でありますけど、先ほどの質問したときに陸上部、そのときに、よく頑張っておりました。今も頑張っております。陸上部に3万円、よそから来る子もいますので。  本来この支援事業というのは、保護者が松浦市に納税していただいたということで支援ができるものだということは自分なりに理解しておりますけど、離島──対馬とか五島から、小値賀から来てくれる生徒に対して3万円、そしてまた勉学で来ておられる方、ちょっと平等じゃないなと心で思いながらも1万円は補助すべきだという質問をした思い出があります。  今年度の中で、新年度、29年度、今までと支援内容、違ったところはあるんですかね、課長。 13 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  冒頭の議員のほうから御紹介ございましたように、28年度までの支援事業が一旦終わりましたので、29年以降の支援事業につきまして、高校のほうといろんな検討をさせていただいたところでございます。  従前どおり、変更がない分もございますけれども、主な変更点だけ申し上げますと、下宿費を含む寮費の補助の関係でございましたけれども、現行は1万円でございます。これを特別推薦、それから離島枠、それと長崎県外、それから福島・鷹島という2つのグループ分けをいたしまして段階的に、それに1万円、2万円の上乗せをするようなことで考えております。  なお、入学準備金につきましては、今回から2分の1に減額を予定いたしておるところでございます。 14 ◯ 11番(久枝邦彦君)  じゃ、入学準備金はやはり5月1日が基準ですよね。4月に入学されてすぐやめられる方もおられますので、2分の1だと。そういう中で特別枠として離島、それから県外、鷹島・福島の方にということ、そういう配分というのはここでは言えない。しかし、もう新年度から既に決まっているということですよね。それは4月1日から実行されるということですか。 15 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  議員おっしゃるとおり、平成29年度からそのように対応いたします。 16 ◯ 11番(久枝邦彦君)  せんだっても美瑛に電話してきました。美瑛では、そのときもそうだったんですけど、美瑛高校に対し、修学旅行費が12万円以上であれば2分の1。12万円を基本として、2分の1、6万円を補助しています。今回は、この場におきましては修学旅行費の6万円、これはなかなかの金額ですので、控えておきます。  そこで現在、松浦市では、MRに対して施設整備事業補助として、年平均916万円を補助していますが、先ほど言いました鷹島・福島中エリアからの松高への通学生にMRの収益増にもなります。  北海道JRでは既に4割の路線が廃止の対象となっており、美瑛高校もその渦中にあります。今後、大きな課題であると事務長は嘆いておられました。  伊万里市からの生徒も同様に、先日、MRの費用を調べてきました。福島口から松浦駅まで定期代が1カ月8,190円、3カ月で2万3,350円、御厨駅から松浦駅まで1カ月7,020円、3カ月2万10円だそうです。今後、入学準備金が2分の1減らされる苦肉の策をとっておられます中で、発言しづらいけど、補助を、この分など全額、あるいは2分の1補助する方向でできないものか。これは担当課長が答えるのは難しいよね、政策的なものだから。市長が答えられますか。急にいいとかな。 17 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  おはようございます。  会計課長、長寿介護課長福島支所長が病気、忌引のために、課長補佐等が出席していることについてはお許しをいただきたいと思います。  ただいま久枝議員から御提案がございましたMRの件でございますが、平成29年度からは、この支援事業ということについて、これまでの保護者負担の軽減から次のステップとして、魅力向上、そして地域連携と、こういうことを柱として取り組みをしていきたいというふうに考えているところでございまして、せっかくの御提案でございますが、MRによる通学補助を新たに設けるということは保護者の負担軽減になるということから、現在のところは考えていないというところでございまして、御理解をいただければと、このように思います。(降壇) 18 ◯ 11番(久枝邦彦君)  理解できないことは私なりにないという思いもありますけどね。  この提案に対しまして、ここでも反対する方も大いにおられると思います。平等なものは平等に、不平等なものを不平等に扱うのが平等であるとは思っております。しかしながら、不平等を平等にするのも政治じゃないかと私は思っております。今後、また機会があるごとに市長にぶつけていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  2番目に「公共下水道並びに集落排水事業との平行導入について」であります。  伊万里市は、下水道事業創業昭和63年、1988年とのことであります。対象者が2万9,000人、接続率は54%。  29年度、西九州自動車道インターチェンジ供用開始の予定の府招や南波多付近は、農業集落排水事業と合併浄化槽との併用であります。  公共下水事業は、50年間で管渠の交換等をするそうです。管渠でしょうと聞いたら、専門家は、管路──管路という言い方もあるそうでございます。まだ30年しか使用していないにもかかわらず、老朽化が進み、維持管理に多額の費用が費やされているようであります。  今後、汚泥処理で生じるメタンガス等を資源として、発電に活用した上で、発電排熱を汚泥軽量化に利用する実験を現在しているそうで、汚泥処理は、有田の業者に依頼し、トン当たりの処理費用は松浦市とほとんど同額でありました。そのときに金額、こっちから、松浦はトン当たり1万3,500円ぐらいだと思いますよと言うたら、うちもその程度ですと言われたから、1円単位までは聞いておりません。  そこで担当課長にお尋ねいたします。本来ゆっくり答えをしていただきたいと思いますけど、時間の都合上、普通ぐらいではいいですけど、どうぞよろしくお願いします。  施政方針の中で3月末に大浜東、岸浜、里2区、迎上地区の一部に拡大、29年度には調川、江口2区、3区、志佐、岸浜、黒潮地区の一部の幹線整備を計画していくと報告されています。  まず当初の計画、最初のときに一番ちょうど私、新人議員で一生懸命勉強させていただきました。そのときに、青森の軽米町──どこにあるか知りません。福島県の会津、熊本県の泗水、鹿児島県の末吉それから佐賀県の江北、島原市のほうとあちこち電話して消毒方法からいろんなことを勉強させていただきました。その中で松浦市においては、当初1万4,800名で平成34年完了との予定が、何年か前に43年度と計画変更がなされました中での現在3期目、26年度から32年度の工事の継続事業でありますが、幹線整備事業認可を受けての工事延長であろうと思いますが、現在3期目の認可区域でどこまで認定されているのか──認定されているのかというのはおかしい。認定されているからされているんでしょうけど、3期目のどの範囲までなんですか、3期目の最後までなのか、お伺いいたします。 19 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  現在、第3期の事業認可で事業を進めておりますが、その第3期事業認可までの認可区域ということでお答えをさせていただきます。  まず東側でございますが、これは今福方面に向かっての東側でございますが、これは今、調川にありますレストラン庄屋の手前付近まででございまして、調川の、今度は山手になりますが、南側につきましては、調川小・中学校付近及び江口地区の一部、調川保育所付近までとなっております。  それから西側でございますが、これは御厨のほうに向かっての区域でございますが、志佐の白浜地区の一部付近までというふうになっております。  それから志佐の南側、これも山手のほうになりますが、上高野地区の一部までというふうな認可区域になっております。  以上でございます。 20 ◯ 11番(久枝邦彦君)  じゃ、この概況報告に記載されておりました28年度分と29年度分の今、課長が言われた分の東と西の接続したときに、どの程度の接続率を計算されていますか。 21 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  接続率でございますが、平成28年度の事業完了後、これは今月の3月末での接続率の見込みでありますが、約65%ということで見込んでおります。昨年度に比べて約2%の伸びという状況でございます。  それから、来年度の接続率、平成29年度末の接続率につきましては、29年度の工事が、御存じのとおり幹線の管渠整備を優先する工事となっております関係で、新規の供用開始区域の予定がございません。したがいまして、今年度に比べますと、接続率の伸びは落ちるんじゃないかというふうに予想をしておりますので、約66%を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 22 ◯ 11番(久枝邦彦君)  課長、この東側でも28年度分は65%というのは、これは記載されたデータ分ですよね。今、下の分と合わせてじゃなくて、この記載の分だけですよね。ちょっと確認しておきます。 23 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  全て網羅したところでの全体の接続率でございます。
    24 ◯ 11番(久枝邦彦君)  この29年度分までを完了したときに、この残りの公共建物以外に合併浄化槽等で旧松浦市内、既に合併浄化槽も設置されているところもあります。そのときにこのまま公共事業を43年度まで完了したときと、その認可されたところまでは現在終わって、その後の部分で、合併浄化槽だけでいったときとの金額の、比較的にはどんなものなんでしょうか。 25 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  金額の比較ということでございますので、平成23年度に行いました全体計画見直しの折に算定いたしました金額でお答えをさせていただきます。  なお、処理場、管渠、マンホールポンプ及び合併浄化槽それぞれ耐用年数なるものが異なっておりますので、年額に算定し直した金額ということで御了承をお願いいたします。  平成30年度以降の整備区域及び星鹿、御厨、それから、今福地区を合併浄化槽で整備した場合の事業費は年約2億3,000万円というふうに算定をいたしております。それから、その部分を公共下水道で整備した場合、これが年約1億6,700万円という金額が出ておるところでございまして、比較いたしますと、約6,300万円公共下水道で整備していったほうが経済性で有利というふうな結果が出ているところでございます。 26 ◯ 11番(久枝邦彦君)  これは、合併浄化槽の場合は、国、県、市が3分の1ずつですね。それは県の金も国の金も税金でありますけど、課長、これはそれを3つ合わせた分で合併浄化槽が2億3,000万円であるというふうに答えられたんですか。 27 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  はい。議員おっしゃられましたとおり、整備費ということですので、全体、国、県、市含め、それから、設置される市民の皆様方の負担も含めたところでの全体の金額ということで算定をいたしているところでございます。 28 ◯ 11番(久枝邦彦君)  こうなれば私の言葉が行き詰まるところでありますけど、実際にこの公共事業を進めたときのほうが安くなるということでありますか。じゃ、ちょっとこれは後に置きまして。  今回32年度までということでありますけど、次の32年度からという言い方をするんですか、33年度って言い方をするんですかね──のことに対して何年前から、また検討とかされるんですかね。 29 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  整備計画の見直しというものが下水道法の事業計画の中で、おおむね5年から6年の間に整備する区域を定めなさいというふうにうたってあります。松浦市につきましても、その中間であります6年をめどに見直しを行っているところでありまして、現在、第3期の認可が32年までというふうになっておりますので、その2年前、したがいまして、平成30年に次の見直しを行う予定ということにしておるところでございます。 30 ◯ 11番(久枝邦彦君)  ずっと前でありましたけど、県公共事業評価監視委員会なる会が五島市でしたか、この公共下水道に対しまして待ったをかけたんじゃないかと思います。南島原市でもそういうことがあったんじゃないかということで新聞に載っておりまして、この評価監視委員会という名称を知りました。  この松浦市に対しまして、この評価監視委員会での審査など、また再評価などのそういうのがあったんですか、お伺いするんですか、向こうから来るもんですか。書類がないと審査もできないから、お伺いした結果がこうやってあったんだろうけど、松浦市においてはどうなんですかね。 31 ◯ 上下水道課長(丸形啓二君)  まず、その再評価のことでございますが、評価対象事業につきましては、事業採択後5年間未着工並びに準備計画段階で5年間を経過している事業等は、5年ごとの評価の実施、それから継続している事業で下水道事業は事業採択後10年ごとに再評価の審議を受ける対象事業ということになっております。  松浦市につきましては、平成25年に一度審査を受けて継続の判断を受けているところでございます。  県に次の再評価実施時期を確認しましたところ、10年後ということで、平成35年に次回の再評価を受けるという段取りになっているということでございました。 32 ◯ 11番(久枝邦彦君)  平成35年であれば、私が質問するときはもうないだろうと思うんだけどね、そうですか、はい。  これから先は、ちょっと政策的でありますので、市長にお尋ねいたします。  3期目、26年度から32年度の中での松浦市の人口減少の続く中で下水道事業の延長が進んでいます。浄水しての排水は当然でありますが、平戸市や西有田では以前から合併浄化槽でいくと決めていました。現在は知りません。  人口減少の中、4期目の検討、32年度の──今、担当課長が答えられましたのでわかりましたけど、前倒しででも今後の事業内容、検討、検証。私はね、前もね、何で今回も取り上げたかというと、この延長をすることで行くことが本当に松浦市民のためになるのかですね。  私はそこを憂いて、現在接続する人に、これは必ず使用料などの負担増が行くのは間違いないんじゃないかという思いの中で質問しています。  そこで、先ほど調川、江口川──あれ本当は調川川というんですけど、通称、江口川というんですけど、あれから、まず東側を検討しますと、つき合いはないですけど、私、調川出身ですので、隣もほとんど名前知っています。こうして行ったときに庄屋のほうから、またその手前の魚市は、また独自の浄化槽を持っていますし、前浜団地におきましては、建物が古いということで接続はされないでしょう。そこで、また平尾から雇尾に行ったときに人家がどこもないというときに、今福は今福で集落排水か何かでいくべきであって、そこで合併浄化槽と併用するべきじゃないか。また、志佐から見て西側である白浜地区を見たときに、接続する方は白浜地区まではあるだろうと思いますし、行政のパーセントの計算の仕方は、白浜団地も1軒1軒が接続することによってパーセンテージは上がると思いますけど、旧菱光コンクリートのほうから北平、そして、慈光寺の近辺まで、その次また、これが向こうから今後送るときに御厨は1つ、星鹿は1つでいいのか、御厨と星鹿を1つでいいのか、これは専門家が決められることですけど、そこでの集落排水と、また周りの合併浄化槽でいったほうが経済的にもいいんじゃないか、松浦市民の負担も助かるんじゃないかということで言っているんですけど、私のとり方が間違っているんでしょうか。市長は、それは間違っているとは言わないでしょうけど、その辺を憂いて質問しているわけですけど、市長としては完成、完了したときの、もうそのときには市長もおられないわけですけど、その辺はどう思われますか。 33 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  松浦市の下水道事業については今、久枝議員が申されますとおり、この処理区域をどういう関係で定めていくかということが1つあったというふうに思いますし、また、その処理方法もオキシデーションディッチ法でいくのか、活性汚泥法でいくのかというふうなことでの議論があって、下水道事業については区域と処理方法が長年議論をされまして、結果的には、松浦地区における公共下水道事業は終末処理場を1カ所でやると。そして星鹿から今福地域まで連結をするということで決定をさせていただいたところでございまして、そのことについては、やはり今、久枝議員が申されますとおり、今福地区、あるいは御厨・星鹿地区、あるいは志佐、調川地区という個別の処理方式がいいのかということでいろいろ議論の結果、最終的には1カ所での処理が経済的であるという結論に至って、現在進めさせていただいておるわけでございます。  しかしですね、やはり今、申されますとおり、この下水道事業ということについては人口減少等、あるいは高齢世帯というところもございまして、国のほうから、このことについては、やはり将来の事業予測をしっかりと検証しながら、計画の定期的な点検、見直しを求めていくところでございます。そういうことから、国がそういう計画の見直しを認めておりますので、本市においても、先ほど上下水道課長がお答えいたしましたとおり、平成30年度に全体計画を見直すことといたしております。  この見直しに当たりましては、やはり先ほど申しましたけれども、経済性とか将来の人口推移、それと松浦市の財政状況を総合的に勘案いたしまして、現在の下水道計画にとらわれることなく、やはり松浦市にとって最も適した公共下水道事業計画はどうあるべきかと、そこら辺をしっかりと計画を立てて、今後、今、久枝議員が申されましたとおり、この松浦市の公共下水道事業というのはどういう計画が一番ふさわしいかということについては、見直しのたびに全体計画も検証しながら進めさせていただきたいと、このように考えているところでございます。(降壇) 34 ◯ 11番(久枝邦彦君)  その2年前に、最も適した方法で検討をしていくと。久枝はこう言うけど、このまま真っすぐ行くんだと言われることなく、そういうふうに謙虚に答えていただきましたので、余り言えないということで。私は今回いろいろ、あそこにも電話した、ここにも電話したとの思いの中で、パソコンに入れとった当時の質問書を見ていましたら、福島会津に電話したときに、営業係数はどうですかと聞きました。ここでも営業係数を聞いたことがあります。今回の質問に入れていませんので、課長、大丈夫です。100円稼ぐのに会津ではそのとき180円かかっているということでございました。そして、そこの場合、処理場も大きいんでしょうね。市の職員も3名派遣していると。もちろん業者に委託した中でのことですけど。  そういう中で、ああいうところでも100円稼ぐのに180円かかったと。今後も松浦市が100円稼ぐときにもっと係数が上がるんじゃないかという思いであります。ぜひ市長もそのとき、もしおられましたら大いにそれは専門家はね、担当課が進めていく中で、最後、市長が印鑑を押すんでしょうけど、やはりこの松浦市だけの出費3分の1を考えたときに方向チェンジ、この勇気ある事業返還も必要なことが前進であるかもわからないということを申し上げたいと思います。  それでは3番目、「県下一周駅伝に対する助成金について」であります。  本年も2月の第3週、金、土、日と3日間にわたる約407キロメートルを11チームが郷土と個人の名誉をかけて行われました。29年度も北松・松浦駅伝チームに対しまして、当初予算で年間15万円の助成金が記載されています。  合併前は、一自治体から3万円の助成を受けていたそうです。市町村合併によるの数の減少により、現在、1市2──松浦市、佐々小値賀での、北松・松浦で合同してのチーム編成であり、毎年、出場選手数はほとんど変わりません。何でほとんどかというと、近年、小学生なども参加するようになってふえているというのが現実であります。その年によって、先ほど言いましたように出場選手の数は変わりませんけど、この選手などを配置していくときに車1台、2台では足らないわけですね。補助員なども何名もおられます。また初日でも長崎のほうに選手などを送り、2日目も佐世保から川棚から、ずっと配置されます。3日目も島原半島に置くことに対して1台、2台じゃなくて、また人数、仕事の都合などをやりくりしてランナーを置いていく、そういうこと。それ誰も人件費などは望んでおられません。みんな仕事のやりくりをした中で、しかし、油賃などガソリン代は出ていることだと思います。  現在、松浦市だけが、その方たちだけが頑張って金銭的にやっておられるようでございますが、そういう中で何でこれを入れたかといいますと、そういう陸上部関係のOBの方の懸命なる頑張りによって成り立っているわけでございますけど、先ほど言いましたように、大学生であれば東京から帰ってくる飛行機賃なども加わりますし、旅館代も要ります。その年によって変動があるのは当然でありますけど、現在、佐々や小値賀もそういう費用分担はしておられますけど、先ほど言いましたように寄附的なお願いはされていないと聞いております。そういう中で、個人で出しておられるのが松浦市で、そういうことで頑張っておられるのが現状であります。  今回、大会前に教育長の英断によりまして10万円の増額がありました。大変ありがとうございました。  私は前の松尾教育長のときに、10年間分の金額の一覧表を出していたと思うんですけど、その分、課長、これ10年間で幾らのマイナスと出ていましたか。また年平均、生涯課長、わかる範囲でいいですよ。 35 ◯ 生涯学習課長(近藤寿一君)  県下一周駅伝のことですけれども、今の議員がおっしゃられたように、過去は、市町村合併前は多くの自治体さんがありましたけれども、市町村合併等でだんだん減ってきているということから、過去10年(61ページで「12年」に訂正)、12年間ぐらいのトータルで見ますと、約180万円ほどがマイナスになっているという状況にございます。 36 ◯ 11番(久枝邦彦君)  10年間でマイナス180万円、平均すると簡単ですね、18万円ですね。こうやって28年度も関係者が頑張ってこられた中での寄附金、協力企業や個人から集められ、またこうやって役所から今回は──今回だけであるのかどうか知りませんけど、役所の職員の方からも協力していただいて──これ金額を言うのはやめましょう。かなりの金額を職員の方にも協力していただいたそうです。そういう中で、もう29年度は頼めないだろうと言われていました。  松浦市の陸上競技会の大先輩である、これは今までよくしていただいておりますので、許可なく名前を出させていただきますけど、皆川さん、石井さん、吉田さん等が一生懸命頑張られた中で、こういう多くの寄附を集められ、その中で年間18万円の赤字、それに対して北松の陸協からの補填でもやってこられたということを聞いております。非常に頭が下がる思いであります。  そこで教育長──近藤課長がいいですかね。ここで新年度も15万円と記載されておりますけど、先ほど言いましたように12年間で180万円からの赤字が出ております。現在、白浜地区の太陽光発電などもありますけど、あれは独立したものですので無理かと思います。その中でふるさと納税など相談していただきまして、何らかの増額、今回先ほど言いましたように10万円増額していただきましたけど、ふるさと寄附金からの利用などは固定できるものかどうか。ふるさと納税というのは固定されたものじゃないから、なかなか難しいかもわかりませんけど、そこに幾ばくか使わせていただければ、寄附していただいた方も納得していただけるんじゃないかという思いで質問しておりますけど、どうでしょうか。 37 ◯ 生涯学習課長(近藤寿一君)  先に、先ほど言いました180万円というのは、10年じゃなく、約12年間でございましたので、ちょっと訂正させてもらいます。  今の議員がおっしゃられた件につきましては、言われましたように、この県下一周駅伝というのが郷土の代表として頑張ってこられて、今回が66回目という歴史ある大会で市民にとっても活力のもととなるすばらしい大会であるというふうに認識しているところでございますので、市長のほうからもちょっとこの件につきましては、しっかりルール化というか、そこをちゃんと毎年幾ら、どうのこうのだから、この年はこうだということじゃなくてですね。これから先も含めて、大体35名ほど今回も出られている中で、松浦市の市民の方が約30名ほどいらっしゃってという大多数、今、松浦市出身の選手が占めている状況にはございますけれども、北松からのやっぱり歴史があって北松・松浦チームということで、その看板を背負って駅伝頑張っていただいているというふうな状況にありますので、いわゆる陸協さんであるとか、体協さんとか、自治体さんとか、そういう1市2今の北松・松浦チームを構成する自治体関係、あるいは離島3島と関係者とのいわゆる協議を行って、一定のルール化を進めていくように、市としては支援する立場にありますので、北松・松浦チーム、あるいは陸協さん方という、その主体になられるところに、そういったふうな協議の場というか、そういうのを進めていくように働きかけていきたいなと。その中で我々も一緒になって協議をして一定のルールによっての支援というか、今回は当初で一応15万円ということで予算は上程させていただいておりますけれども、来年度の大会に向けて、そういったルール化を踏まえて、また改めて議会のほうにも相談させていただきたいと思っております。 38 ◯ 11番(久枝邦彦君)  まだ日数がありますので、今は市長からもそういう指示を受けているということでございますので、ぜひ前進した金額が出ることを願っております。よろしくお願いいたします。  それでは4番目、最後になります。「成人式のあり方について」であります。  例年、成人者男女、司会のもとで式典が始められ、華やかな式典の中、国旗に、また国歌斉唱のもと始められております。最後は、交通安全宣言と松浦市からの式典のCDプレゼントで閉会しているところでありますが、先日、よその自治体ではA4の2分の1の、紙の大きさがA5というらしいですけど、そのA5の表彰状に成人式の個人的な成人証明書を代表者に手渡されていました。各代表者か中学校代表者かに手渡せば余り時間はかからないと思いますが、実行されないものか。このA5というのが、A5という言い方を知らなかったんですけど、このくらいの大きさですね。こういうのを成人しましたよと、立志式などでもされているところありますけど、そういうのを考えられませんでしょうか。どうぞ。 39 ◯ 生涯学習課長(近藤寿一君)  成人式につきましては御存じと思いますけど、毎年、市内の7地区ございます松浦の星鹿、御厨、志佐、調川、今福、福島、鷹島の新成人になられる代表者の方で協議の場を設けて、次の成人式をどんなふうにしていこうかというふうなことで、毎年、式の内容を検討するようにしていただいておりますので、いわゆる成人式をみずから運営、形づくっていくことを心がけているところでございます。  議員からの御提案点につきましては、来年度の成人式の内容につきましても、ことしも新成人の皆さんと協議、検討の場を設けるようにしておりますので、その中で御提案の件を含めて検討してみたいと思っております。 40 ◯ 11番(久枝邦彦君)  この成人式のあり方につきましてはテレビからの受け入りでございます。また、別には以前、その成人者が生まれたときのエピソードとか、病弱だったんだけど、ここまで元気になったんだよとかいうのを保護者が言われることに対して、また会場の皆様が涙ぐむとか、そういうことを見たことがありますので、例年から行っている者から見たら何かちょっと物足りないなという思いがあります。しかし、成人式に出席される方は、そのとき一度だけですのでわからないかと思いますけど、また、そういう事前に協議をされているということであれば、何か目新しいものも一つぐらいふやしてほしいなという思いであります。どうぞよろしくお願いいたします。  これをもって終わります。    (久枝議員 一般質問席 降壇) 41 ◯ 議長(高橋勝幸君)  以上をもって久枝議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時1分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時15分 再開 42 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  NBC放送局から撮影及び録音の許可願があり、これを許可いたしております。  それでは、質問順に従い、7番・武辺議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (武辺議員 一般質問席 登壇)(拍手) 43 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  皆さんこんにちは。  虫たちが地中から顔を出して活動を始める啓蟄、これも過ぎまして、いよいよ春本番でございます。桜3月、さあ、張り切ってまいりたいと思います。  まず、第1項目め、「御厨地域振興について」、この中から今回3点ほど質問をさせていただきます。  御厨湾埋立後の土地利用計画ですが、正式名称としては松浦港埋め立てと言うんですけども、地元のほうではいつも御厨湾の埋め立てということなので、今回あえて「御厨湾埋立後の土地利用計画について」ということで質問をお願いしております。  長い年月がたちました。平成13年に始まったこの事業ですが、2月17日に、御厨地域からの陳情で県北振興局を訪れまして、そのときに、この埋立地について完成というところのちょっと質問させていただきまして、県の見解としては、今の状態がほぼ完成であると、埋め立てに関してはですね。ほぼ完成とはどういうことですかとお尋ねをしたんですが、きれいに更地にするというわけではない、ほぼというのはもう大体今の状態と考えられて結構ですというのが県のほうの見解でございました。平成13年に始まりまして、もうかれこれそのころ生まれた子どもが中3か、高校生かってなるような随分長い月日を待たされましたが、やっとここに来て完成という言葉を聞いたというところでございます。  まず、お尋ねしたいのは、この後、完成後、土地利用までの手続というのがいろいろあると思いますけども、その流れをお尋ねいたします。 44 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  工事の関係につきましては、今、議員のほうからございましたように、今年度、平成28年度で完了予定でございまして、次の年度、平成29年度には竣工認可、それから、土地登記の手続が行われます。そして、具体的に用地の活用が可能となりますのは、最短で平成30年度以降ということでございます。 45 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  最短で平成30年というのはもうすぐ目の前に来ているわけですが、ずっとこの土地利用に関してはいろんな方面から御厨、星鹿地区の人たちにいろんな知恵を出してもらってという話し合いもずっと重ねてきたところです。  それで、この埋立後の土地利用計画というのがある程度、松浦市としての土地利用の具体案というのが出ています。これちょっと読み上げますけども、「松浦港の埋立地の利用は、御厨、星鹿地域の振興発展の実現に資するものでなければならない。そのためには平成27年度に意見を集約した結果であるコミュニティー機能、経済機能での活用ということを踏まえることはもちろん、長崎県と歩調を合わせ、事業の進捗状況を十分に把握しながら、埋立地のポテンシャルを最大限に活用することが必要である。」と書いてあります。  ポテンシャル、潜在的な能力というか、可能性ということなんでしょうけど、もう日本語で書いてよというところですよね。  これを見ていますと、緑地区域、それから、コミュニティー機能活用区域、それから、経済活動区域、こういうふうなこととして活用するということで、ある程度の結論が出たと解釈してよろしいのでしょうか。 46 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  議員のほうから御紹介ございましたように、これまで地域住民、それから、団体の代表の方と積み上げてきたものをもとにいたしまして、土地利用計画書といいまして、まとめたところでございます。  この計画書につきましては、昨年の12月に関係者の皆様にお集まりをいただきまして、今、議員のほうからお話がございましたように、3つのゾーン、具体的に申し上げますと、県に整備をお願いいたします緑地区域、それから、民間活力が中心となります経済活動区域、それから、市が主体となって整備を進めます公民館などを中心としますコミュニティー機能活用区域の3つのゾーニングにつきましてお示しをしまして、皆様のほうから大筋の了解をいただいたというところでございます。 47 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  了解を得たということは、ある程度のこれでいくと、結論が出たということでよろしいわけですね。  それでは、まず、緑地地域についてお尋ねをいたします。  今、課長がおっしゃったように、県が主体となる。緑地というと、つきの島ということになろうかと思いますが、ある程度ああいうふうなレベルと解釈していいのかなと思っておりますが、ここには防災緑地として整備をすると。災害時の緊急避難場所ですね。そういうのにもやっていくというようなことが書いてあります。御存じのように、ここら辺は北松玄武岩台地、有名な北松型地すべり地帯です。平成27年度から県北振興局においても土砂災害危険箇所の現地調査を実施し、それを完了されております。それの土砂災害地域区域等の指定範囲の事前縦覧というのも星鹿公民館、それから、御厨公民館でありました。その土砂災害警戒区域等対象地域、これはもう星鹿全域、それから、御厨もほぼ全域と言っていいのかなというほど入っておりますが、こういうことを踏まえて、例えば、防災ヘリだったり、ドクターヘリのヘリポートも一緒に整備していただけるという、そういうふうなところの可能性というのはどういうふうにお考えでしょうか。 48 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  今回、この緑地につきましては、今、議員のほうから御紹介ございましたように、防災緑地として位置づけて整備を進めていくというのが現段階の話でございます。  こういうことからいたしますと、議員御提案のドクターヘリにつきましては、やはり今現在の防災緑地という位置づけにマッチしているものと考えております。  ヘリ発着場とするためにも一定の条件もございますが、消防、それから、県の医療政策課、こういった関係機関と協議、調整をいたしまして、ぜひ許可、決定されるように、今後取り組みを進めてまいりたいと考えております。 49 ◯ 7番(武辺鈴枝君)
     何かさい先いい答弁をいただきまして。  実際、今、御厨中学校にドクターヘリがおりているんですよね。授業中だろうと、もちろん急病ですから、授業中だろうが、部活中だろうが、もうとにかく運動場をばあっとあけて水をまいてということをやっている状況で、あちこち学校のグラウンドを使っているところは多いということではあるんですが、せっかくすぐ近くにこれだけの大きな埋立地、広範囲がありますし、ここだと青島とかというところも近くになりますので、ぜひこれはお願いをしたいと思っております。  それから、あと2つ、コミュニティー機能活用区域、課長の答弁にもありましたように、支所機能を含む御厨公民館の移転建て替え、それから、経済活動区域、農水産物の集荷、貯蔵機能、または物流の中継基地的な機能を備え、雇用を生み出すような施設整備と書いてあります。これだけのことを一遍にやろうと思っても相当な費用もかかりますし、この財源の確保というのが大変な課題になってくるかと思うんですが、全部一遍にお願いをするというわけにはいかないんでしょうけども、まずは公民館ですね。以前も申し上げましたように、もう御厨の公民館ももう老朽化も進みまして、駐車場もまず少ないということ、それから、2階に上がって何かをしようと思っても高齢者の方にはもう到底無理かなというような古い昭和50年代にできた建物です。まずは公民館をどうにかしてもらえないかなというような思いもあるんですが、この公民館について年次計画とか、そういうのがどうなっていくのか、具体的な答弁をお願いいたします。 50 ◯ 生涯学習課長(近藤寿一君)  御厨の公民館の件ですけども、今回の、今、お話出ていますように、埋立地に御厨公民館の移転の建設を計画しております。  ただ、市内の公民館は多くが老朽化、御存じのとおり、構造の問題等抱えておりまして、現在では、今のところ、まず、来年度、29年度に上志佐の公民館のバリアフリー化の対策としてのエレベーターの事業、それから、平成31年度までには調川公民館、こちらの建て替え事業を計画しているところです。  御厨公民館につきましても昭和53年の建設ということで、あと市内には福島の公民館、こちらが昭和43年、それと、鷹島の公民館、こちらも同じく御厨と同じ昭和53年の建設がありまして、こちらの3つの建て替えも重要な課題であると認識しているところでございますが、今、言われるように、財源の確保の問題であるとか、危険性とか、そういったふうなところを勘案していかなければいけないところもございますので、一応今年度、公共施設等の整備管理計画というのもつくられるようになりますので、こちらとの整合性というか、こちらとも合わせながら、今後、市内の各公民館の整備方針を固めていきたいなと思っておりますので、具体的な年度までは現在では明記できない状況にございます。 51 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  あと御厨、以前、市長が御厨・星鹿地域に対してはちょっと自分もおくれがちかなというところはあるとおっしゃいましたよね。この埋め立てもそうなんですけど、地元としては平成13年からいろんな思いをして、やっとここまでこぎつけていただいたという経過があるわけですね。途中で異臭がしたりとか、そういうこともありました。ずっととまって、景観の悪さの中ですね。それでも、でき上がったときには何とかしてもらえるんじゃないだろうかという思いで皆さんじっと我慢をしていたというところもあるわけですね。  よその老朽化した公民館をほったらかして御厨をしてとはなかなか言えないんですけど、御厨のほうも大概我慢をしているわけですよね。そこら辺はちょっとやっぱり頭の隅に入れていただきたい。  それから、子育て世代ですね、そういうところに対するそういった施設というのも志佐にがっと集中していて、御厨にはそういうものが、御厨小学校の放課後児童クラブが使っているところに1カ所あるだけです。うちの家の前なんですけど、ちょっと不便ちゃ不便ですよね。そういうものも備えた公民館機能であっていただきたい。  それから、そこにはある程度図書も置いていただきたい。それから、御厨蛇踊り、その蛇もきちんとそこに、今、どこでしたっけ、何か遠くのほうでちょっと保存してもらっているんですけれども、常時展示できるようなというような、だんだんだんだんやっぱり夢が膨らんできて、だけど、そんなにぜいたくなことを言っているという気も私はしないんですよね。  なので、この公民館に関してはやっぱり御厨もだというところはもうちょっとお願いをしたいと思うんですが、公民館を建てるとなると、今度は用地の買い上げとかということになるかなと思うんですよ。ある程度、用地を買い上げるのにどのくらいの平米を買い上げて、それから、どのくらいの金額がかかるというのは計算はされていますでしょうか。 52 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  公民館などコミュニティー機能区域として活用する際には松浦市が県のほうから購入する予定となっております。  なお、具体的な面積、規模等につきましては生涯学習課、それから、市民課、こういった関係課のほうとも調整しながら、できるだけ早く皆様にお示しできるようにしたいと考えております。 53 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  もうなるべく早くお願いしますね。  それでは、次に、「田代、大崎小学校に残存する備品の有効活用について」お尋ねをいたします。  前回の先駆的事例として2件紹介いたしました。ここで注目すべき点としては、旧廃校で使われなくなった学校備品をただ販売するという一面だけではなくて、行政と地域住民とで共同してイベントを行うと、こういうことによって、まちに活気を生み出したということですね。それから、現地に足を運んでもらって、そこで地元の特産物の販売とか、そういったイベントを行えば、その地域のよさを知ってもらえるだろうと、こういうきっかけになるということが注目すべき点でございます。  こういった行政と地域住民とで共同して学校備品と地域の特産物、こういったものをコラボさせた販売イベント、こういうことを行うことにより、地域にやっぱり活性化が何か取り戻せるというか、にぎわうんじゃないかなと思って、前回もこれ質問させていただいたんですが、ちょうど1年前です。前教育長のそのときの答弁が、うちも4校を廃校していると、そうすると、理科室、家庭科室、いろんな分野において、大きい三角定規だったり、そろばんとかの大きいやつとか、いろんなものがあると思うという答弁をいただいております。再度、教育委員会なりで打ち合わせもしたい。子どもたちの教育予算にプラスになればなということもおっしゃっていますし、あわせて、政策企画課とも相談しながら、そういったイベントが開催できるかどうかとか、そういうのもやっていきたいという、ちょっと時間をいただきたいということだったんですが、そういう答弁を教育長から去年いただいております。  それで、まずは去年の11月6日、田代コスモス祭りで田代小学校の消耗品を販売されましたね。私もけん玉を買って帰ったんですけど、その結果、コスモス祭りに訪れた方たちの反応とか評価というのはどういったものだったでしょうか。 54 ◯ 教育総務課長(星野真嗣君)  閉校となった学校の残存物品の有効活用への取り組みということでございますけれども、議員、先ほどおっしゃいましたとおり、昨年11月6日に田代地区で開催されました第13回コスモス畑の収穫祭というイベントにおきまして、旧田代小学校に残っておりましたはかりですとか、大鍋等の調理用品、それから、議員にも御購入いただきましたけん玉、ラケット等の遊具といった物品約400点を販売いたしております。  イベント当日につきましては約100人のお客様に御購入をいただいておりまして、当日のスタッフ皆様の御協力もございまして、出品した物品につきましてはほぼ完売することができております。  地元の皆様初め、来場された方々には喜んでいただけたものと思っております。 55 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  何かうれしかったですよね。田代小学校と書いてあるんですけど、もう卒業生でもないのに、そういうのをちょっと買ってうれしかったんですけど。  それでは、福島地区ですね。消耗品を今度販売されたと思うんですけど、どんなイベントでどういったものを販売されて、その結果はどうだったのでしょうか。 56 ◯ 教育総務課長(星野真嗣君)  福島地区につきましては、一昨日、4日に開催されました福島つばき祭りにおきまして、家事用品や室内用品、作業用具、文具、植木鉢、こういった物品約400点の購買を実施し、完売をいたしております。 57 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  消耗品だったので、簡単にというか、いろいろ手続上も大丈夫で、さっと売れたのかなと思ったりしたんですけども、今後、まだまだいっぱい残っている備品ですよね。この有効活用に対する教育長のお考えをお尋ねいたします。 58 ◯ 教育長(今西誠司君)(登壇)  閉校した学校の残った物品につきましては、今後もいろんな地域でのイベントの際に販売をして、少しでもその益金を子どもたちの教育活動のために生かしてまいりたいと考えております。  以上です。(降壇) 59 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  今後、何かこういった具体的なことをやりたいなんていうのはないんですかね、教育長。 60 ◯ 教育長(今西誠司君)(登壇)  まず、旧大崎小学校の残存物品の販売につきましては、これは随分たくさんのものが残っているわけですけれども、例えば、地区の方が集まるグラウンドゴルフ大会などのときに販売できないか検討してまいりたいと思います。  それから、イベント等の開催をという前教育長の回答もあったわけですけれども、これにつきましてはやはり地域振興会であるとか、老人会など地域の方を中心に考えてもらうというのが真の地域振興のためには大切なことだと考えております。そこで出ました意見をもとに、教育委員会としてできることをしっかりと支援をしてまいりたいと思います。  例えば、地域の方がレクリエーションをしたいというふうなことが出た場合に、それを閉校した学校でするというふうになったとしますれば、その開催時に給食調理場を生かして昼食を提供したり、残存物品や地元の農産物の販売などの開催については可能ではないかなと考えております。  以上です。(降壇) 61 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  これからぼちぼちということになるかなと思いますけども、ぜひにぎわいを取り戻せるような、そういった何かほんのひとときでもいいんですので、地域ににぎわいを取り戻せたらいいなと思いながらお願いをいたしまして、次の質問に入らせていただきます。  「西九州自動車道松浦佐々間の進捗状況について」です。  この松浦-佐々間についての開通時期のめどは立っていますでしょうか。今後の整備内容も含めて答弁をお願いします。 62 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  それでは、西九州自動車道松浦佐々道路につきましてお答えをいたします。  この松浦佐々道路につきましては、平成26年度に事業化をされまして、平成27年度には一部用地買収がなされております。  また、平成28年度からは用地買収支援のため、長崎県にも西九州道推進室が設置され、現在、志佐地区及び御厨地区において本格的に用地買収が進められているところでございます。  また、平成28年11月20日には、松浦市武道館におきまして、長崎県知事を初め、地域代表者等の関係者約130名の出席によりまして盛大に着工式が開催され、現在の文化会館の駐車場横、旧の臨海グラウンド付近におきましては既に工事が発注をされているということでございます。  このように事業開始から約3年で工事着手という異例の速さで事業進捗が図られておるところでございますが、供用開通の予定とか、そういう詳細につきましてはまだ公表されていない状況でございます。  以上でございます。 63 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  何か着々と進んでそうなんですが、ちょっとお尋ねしたいのは伊万里道路ですね、そっちの進捗はどうなっているのかなと思っているんですよ。唐津伊万里道路、唐津伊万里東、これは平成29年度完成ということでよろしいんですかね。  市長も就任以来、福岡都市圏への施策というのを数多く行ってこられました。それには西九州自動車道の福岡から松浦までの乗り入れ、まず、当然、伊万里側の道路、そちらの全線開通を見据えた上での施策だったと私は解釈しているんですよね。このままいくと、伊万里中心部で一旦おりられて、また乗って、また松浦でおりてもらう、これちょっと難しくなるんじゃないかなと思っているんですよね。松浦市としてはまずは伊万里側の道路、こちらが全線開通していただく、それから松浦まで開通、そして、松浦佐々道路というのが基本的な考えだったんじゃないかなと思うんですけども、私だけじゃないと思うんですよね。  伊万里側とすれば、当然、中心部でおりてもらいたいと考えるのは当然のことですよね。なら、松浦ももうこれ以上つながんよと私はもう言いたい気分なんですよ。とんでもないことになるような気がするんですよね。それはもちろん予算措置上の問題があるというのも承知はしております。だけど、松浦市としてこの状態を看過していいのかなとも思っているんですよ。  伊万里市側との折衝とか、今後、県のほうに働きかけて伊万里も一緒につないでくださいよみたいな、そういうふうな働きかけというのはなさる予定とかはありますでしょうか。 64 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  今、武辺議員が申されましたとおり、私といたしましては西九州自動車道を一日も早く松浦まで開通をさせる、そのことによって、福岡都市圏の活力を松浦市にという思いで、これまでアンテナショップとか、福岡事務所を設けて取り組んできたところでございますが、そのためにはやはり、今、御指摘のとおり、伊万里、おくれている区間の供用開始ということを急がなければならないというところでございます。  御承知のとおり、現在、唐津伊万里道路である南波多谷口インターまでは開通しておりまして、伊万里東インターは、先ほど申されましたとおり、平成29年度に開通予定となっているところでございます。  問題は残りの区間でございまして、伊万里道路の6.6キロ、これは伊万里東インターから伊万里中、そして、伊万里西という区間の6.6キロと、伊万里松浦道路の伊万里市区域の6.9キロ、これは伊万里西から楠久インター、山代久原までの区間でございまして、合わせますと、6.6キロと6.9キロ、13.5キロについて供用開始が公表されていないというのが現状でございます。  いずれにいたしましても、この区間を一日も早く供用開始するように、全力を挙げていかなければならないという思いを持っておりまして、私といたしましては、福岡、佐賀、長崎県の3県の西九州自動車道沿線の自治体で構成しております西九州自動車道整備促進期成会において、ぜひこの伊万里区間の供用開始ということについて進めていただきたいということで、国土交通省、あるいは財務省等にも強く要望活動を行っているところが一つでございます。  また、長崎県内の自治体で構成しております長崎県西九州自動車道促進期成会においても、平成28年度から国への要望項目として、長崎県内の伊万里松浦道路、松浦佐賀道路の整備促進に加えまして、この佐賀県内の、先ほど申しました唐津伊万里道路、あるいは伊万里道路の整備促進も要望項目に加えまして強力にお願いしているところでございます。  御指摘のように、この西九州自動車道は、今、伊万里区間がネックになっておりますので、この伊万里区域の整備促進が図られるように、今後もあらゆる機会に要望活動をして、一日も早く供用開始の年度が公表されるように全力で取り組んでまいりたいと、このように思っているところでございます。(降壇) 65 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  道路はつながって初めてその体をなすと言うそうなんですけども、もうお願いしておきますね。もう強くここはですね、これちょっとせっかく今まで福岡、福岡と、近くなるし、私たちにしてみれば、それこそ今でも、申しわけないんですけど、長崎空港に行くよりも福岡空港が近いというような場所には松浦はあるわけですよね。せっかくここまで来ていますので、この伊万里の道路、これはもうぜひとも一緒につないでもらって、できれば、松浦-佐々間と一緒に、ばんとその体をなしたというような形に持っていけるようにしていただきたいと思います。よろしく、これお願いしておきます。  それでは、次に、「国登録有形文化財旧長醫家住宅の活用策について」お尋ねをいたします。  11月18日にこの旧長醫家住宅主屋を登録有形文化財にするように答申をされたということで、県内で124件目、57カ所、うちでは初めてのこの国登録有形文化財になります。  これ毎日新聞の地方版なんですけど、文化財課としては、地域づくりに生かせるようリフォームなどを検討したいというふうにおっしゃったと新聞には載っておりました。  まず、この国登録有形文化財というのが、国宝とか、重要文化財とかありますけども、一体どの立ち位置にあるものなのか。これに指定されることによるメリット、設計監理費の2分の1とかを国が補助してくれるのかな、そういうメリットがあるのかなと思いますが、その規制とかというデメリット、そういうのも含めて、ちょっとお願いいたします。 66 ◯ 文化財課長(中田敦之君)  登録有形文化財につきましては、平成8年10月1日に施行されました文化財保護法の一部を改正する法律によって、従来の文化財指定制度に加えて、文化財登録制度が創設されております。有形文化財の中でも国法や重要文化財指定制度を補うものになっております。この文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財を登録有形文化財と称しております。この登録物件につきましては、近代、明治以降に建造、製作されたものが主流となっております。  登録によるメリットでございますけども、この登録有形文化財に登録されることによって、登録による建造物の価値が上がります。また、対外的にも建造物の価値をアピールすることができます。また、所有者である市は登録された建造物の修理や公開活用を推進する国の補助を申請することが可能となっております。  一例としてですが、先ほど言われました設計監理の一部補助や保存活用計画の策定、耐震対策工事の一部補助が受けられることになっております。  以上でございます。(発言する者あり)  失礼いたしました。  文化財としての価値を損なわない範囲での工事となりますので、文化庁の管理、修理に関する技術的指導と公開及び公開に係る管理に関する指導、助言を受けることにはなろうかと思っております。  デメリットといたしましては、保存活用計画の策定から設計、本工事、監理、技術指導などを経ることになりますので、着手から公開に至るまで相当な時間が必要になるのではないかと考えるところでございます。  以上です。 67 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  この登録ということの有形文化財というのは、保存と活用が特に必要なものというのもあって登録という形になっているのじゃないかなと思うんですけども、ちょっと行かれたことがあられる方はおわかりだと思うんですが、今の状態、ロープ1本ちょっと張ってあるだけなんですよ。入ろうと思えば、誰でも入れます。敷地内にですね。建物内も何かちょっとこじあければ、入れるんじゃないかなというようなレベルです。盗難、あるいは失火、そういうことがあれば、もう取り返しがつかなくなるんじゃないかなと考えているんですよ。そこら辺に対して、このセキュリティー対策というのをまずやっておかないと、登録有形文化財というのがせっかくでき上がりつつあるのに、あの状態ではちょっといかがなものかなと思うんですけども、このセキュリティー対策についてどういうふうにお考えでしょうか。 68 ◯ 会計課長補佐(白石郁夫君)  旧長醫家住宅敷地への進入路が2カ所あります。現在はロープを張って、ただ通行どめをしているというふうな状況でございます。御指摘のように、誰でもロープを越えたり、くぐったりして侵入できる状況となっております。  今後、公開に向けてさまざまな整備が必要となりますが、登録を受けたものにふさわしいセキュリティー対策に取り組むことにしております。当面は現状のまま保存ができますよう、進入路の対策を検討いたします。 69 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  とにかく早急にこれはやっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  今後の活用について、今後の予定ということになります。これもまた財源の確保等が必要になってくるんでしょうが、どういった活用法があるのかなとお考えでしょうか。 70 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  旧長醫家住宅の今後の予定ということでお答えをしたいと思いますが、まず、建物の公開活用の安全性の確保ということに必要な工事について、まず、検討してまいりたいと思っております。  保存と安全性の確保の観点から、まず、耐震改修工事が必要ということですが、これにつきましては文化庁の文化財建造物等を活用した地域活性化事業というものを活用すれば、補助事業ということで設計と施工が可能であるというふうに考えております。補助率が2分の1程度ということでございます。  しかしながら、耐震改修工事以外の改修につきましては、文化庁に適用可能な補助事業がないということでございまして、長崎県の景観資産の保全活用事業が利用できるように長崎県の景観資産登録というものを目指してまいりたいということを考えております。  次に、具体的な活用ということでございますが、文化庁にNPO等による文化財建造物の管理活用事業の支援制度がございますので、活用法については広く市民の方々から意見を求め、民間主力による運営も検討する必要があるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 71 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  その活用策の今のお話ですけどね、例えば、さっき言った埋立地のときも広く市民の皆さんにいろんな意見を聞いてということで結構時間もかかり、お金も使ってコンサルティング、何かそういうのに結構金も使って、こぎつけたというのがあるんですよね。私はそのときにもお願いしたんですけども、市のほうである程度こういうふうに使いたいんだというような策は出してもらえないのかなと。そうしないと、広く市民の意見を聞いて、ああしましょう、こうしましょう、そうそう出てくるもんじゃないわけですよね。  だから、そこら辺を同じようなまた形で市が市民の意見を広く聞いてと言われても、また進まないんじゃないかなという気はするんですけども、そこら辺はちょっと考えをと言ってもあれでしょうけど、これからちょっとまたお尋ねをするときが来ると思います。  もう一つ、お願いをしたいのは、まずは市民への公開ということです。星鹿とか御厨では、ある程度なじみのある長醫様という方なんですけども、多分、志佐からあちらの方たちにしてみれば、一体誰で、何をされていて、一体何のこっちゃというのが多分そう思っていらっしゃる方が多いと思うんですよね。せっかくこうやって国の登録有形文化財として登録されるわけですから、まずは足元、地元松浦市民の皆さんに見せられる分だけでいいですので、見ていただくとか、それから、そうするがためには、まず、敷地の下とかちょっとどうにかせんばいかんとかなと思ったりもするんですけども、今ちょっと木が生い茂っておりますけども、御厨湾を多分大正時代に一望できていたはずです。御厨湾から対馬行きの船が出たりしていたころの話ですので、それは御厨の港も大概にぎわっていたころなんでしょうが、そういう一望できていたという、そのころに思いをはせるというのもいいんじゃないかなと思うんですけども、この市民への公開、これをまずお願いしたいんですけども、それについての答弁をお願いいたします。 72 ◯ 文化財課長(中田敦之君)
     議員も先ほど申されましたとおり、昨年11月18日に旧長醫家住宅主屋として文部科学大臣へ文化財審議会から答申がされたところです。  ただ、現在まで官報告示での登録までには至っておりませんけども、3月末には官報告示でされるだろうと思っております。  この旧長醫家住宅主屋が国の登録有形文化財として登録された暁には、地元の皆様等に市ホームページとか、市報とか、データ放送などを活用して市民への周知に努めていきたいと思っております。また、期間限定での公開にも積極的に取り組んでいきたいと考えております。また、文化的価値を正しく理解するためにも、学校教育、生涯学習の活動においても活用を進めるとともに、地域の振興や観光資源につなげていければと思っているところでございます。  今後の予定と活用につきましては、都市計画課よりの答弁でさせていただければと思っております。  以上でございます。 73 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  先ほど述べましたように、旧長醫家住宅の全面公開ということにつきましては、安全対策が必要ということを申し上げました。文化財課長が申し上げましたように、文化庁の主任技術者の監修というのも必要になってまいりますので、実際の公開につきましては完成後の公開ということにつきましては相当な期間が必要になると思います。  そこで、工事の長期化に伴いまして興味が喪失するというふうなことがないように、工事現場の段階で部分的な現場を公開するというふうなことも考えておりまして、松浦市で初めての国登録有形文化財の貴重な建物であるということもお示ししながら、継続的な工事をしていきたいというふうに考えております。  また、活用方法につきましても、公開見学、見学をしていただくということだけでなくて、例えば、晴れの日の思い出の場所であるとか、教育文化の活動、さまざまな使用方法を制限しないような形で利用していただいて、皆さんに使っていただくことによって、この建ったものの価値を上げていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 74 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  よろしくお願いをいたします。  それでは、お待たせいたしました。「玄海原子力発電所の再稼働に対する市長の考え方について」お尋ねをいたします。  2月24日、玄海町議会原子力対策特別委員会、ここが玄海原子力発電所の3、4号機の再稼働を賛成多数で可決採決されております。  玄海町長、報道によりますと、立地自治体としての同意を3月上旬にも九電に伝える予定であると、これがきょうなのか、あしたなのかというような報道もございました。  それから、佐賀県の知事ですね、山口知事、2月28日の県議会で、玄海原発再稼働に同意するかどうかの判断に役立てるため、3月18日に県内の全20市町が参加する会合を開き、再稼働に関し意見を聞くと正式に表明をされました。  これは再稼働の前提となる地元同意に向けて首長間の調整を図るものなのかなというところなんですが、伊万里市の市長、再稼働反対を表明されております。東日本大震災後も変わらない電力会社の体質、原発抜きでも経済や生活に大きな影響がない現実などを挙げて、再稼働反対は民意であると、市民の声を代弁していると朝日新聞のインタビューに応じられております。  伊万里市といえば、安全協定のときに事前了解をずっとお願いをされましたけども、それが平成13年8月から何と九電と30回以上個別交渉を重ねてこられた経緯がございます。結局、去年の2月に事前了解なしの協定というのを結ばれたんですが、その事前了解の件を持っている県と伊万里市の意向に十分配慮するという覚書を交わされたということでございます。  毎日新聞のアンケートがあっているんですが、これが再稼働に同意が必要な地元、地元というのはどこまでが適切かと思うかというアンケートをされております。再稼働に必要な地元という範囲拡大を求めるというふうに、伊万里市長は、事故が発生したら立地自治体だけの問題じゃなくて周辺も運命共同体であると、伊万里市長はそのアンケートにお答えになっております。そして、佐賀県外で唯一この拡大を求めたのはうちの友広市長でございます。放射線による影響が考えられる地域は地元と同様に考えられるべきだ、そういうふうに答えられましたね。市長は安全協定についてもずっと事前了解の旗、これはおろしていないんだともおっしゃってまいりました。  今、この状態ですけども、一例を挙げれば、鷹島町民の市民の皆さんの避難ですよね。曲川線、これがネックになっておりまして、この整備は必要不可欠でございます。だけども、これもまだまだこれからの話です。これだけではないんですよね。避難計画についてもちょっと現実性に乏しいかなと私は考えておりますが。  さて、市長、再稼働が目の前まで来ております。市長の玄海原発3、4号機再稼働に対する考え、同意するのか、反対するのか、お答えをお願いします。 75 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  初めに、原子力発電所の今後のあり方については、これまでも申し上げてきましたように、減原発から将来的には原発ゼロということについての考え方は変わっておりません。  玄海原子力発電所3、4号機の再稼働につきましては、今月の15日に鷹島スポーツ文化交流センターで、16日には松浦市文化会館で、長崎県の主催による市民の皆様に対する原発の安全対策等についての説明会が開催されますので、これを受けて、市民の皆様の理解がどうなのか、また、市民の代表である市議会議員の皆様の意見を聞かせていただいて考えていきたいというふうに思っているところでございます。  私といたしましては、国、九州電力に対し、万全な安全対策を求めていくことはもちろんでございますけれども、この容認する、あるいは反対を表明する、このことも一つの選択肢ではあると思いますが、市の責務は、玄海原発再稼働の有無に関係なく、市民の生命と財産を守るため、万一の原子力災害に備えた防災対策をしっかりと行っていく必要がある、このように思っているところでございます。  一方、同意についてでございますが、先ほど武辺議員が申されましたとおり、現在は立地自治体と立地県というふうになって、そういう方向で調整がなされているわけでございますが、私は国がその範囲を示すべきだと考えておりまして、その根拠となる法令等をやはり整備してほしいというふうに思っておりまして、先ほど武辺議員申されましたとおり、私は、立地自治体だけじゃなく、30キロ圏内の周辺自治体でも同様の権利を担保するといいますか、その権利が行使できるように、しっかりと国のほうで整備をしていただく必要があると、このように思っているところでございます。(降壇) 76 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  想定内の答弁をいただきました。  住民説明会、今度3月15日、16日にありますね。市長はその結果を待つような言い方をされましたけども、どうやってその民意をはかるんですか。伊万里市長の、先ほど私が申し上げたところは、伊万里市長は市民の声を代弁したとおっしゃったんですよね。民意をはかっていらっしゃるわけじゃないんです。市民の声を代弁して再稼働反対であるとはっきり明言されたわけですね。今の市長のお話を聞いていますと、前回、12月にも同じような質問をされた議員さんに対して答弁をされているんですけどね。この議事録読み直しても、何のこっちゃようわからなかったんですよ、何度読んでも。私の能力では多分理解ができないんでしょうね。  私は、今、聞いていて、ちょっとだけわかったのは、結局、拡大ですよね、その範囲拡大は国が進めるべきであると。だけど、そういうことが進まないから、皆さんが不安に思っているわけですよ。  同意する、反対するという話になると、もうこれは明言を避けられたということで、それではなくて、万が一何か起こったときのためのそちらのほうが大事であるということは、もう同意すると、反対するというような表明はしないと捉えていいんですかね。 77 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  先ほど申しましたとおり、私といたしましては、やはりこの市民の皆さん方がいかなる事態になろうとも住み続けられるような安全対策ということが最優先でなければならないというふうに思っておりまして、それは容認する、あるいは反対、あるいはその容認反対を表明しないという選択肢もあるというふうに御理解いただきたいと思います。(降壇) 78 ◯ 7番(武辺鈴枝君)  あとは私がどう理解するかという話になってくるんでしょうね。同じこと言うても時間が過ぎていくだけですから。  市民はあなたを市長にしたわけですよね。だから、私はあなたの考えでいいんだと思うんです。だけど、知りたいのは、同意するのか、反対するのかということであって、どっちも明言はせんということは誰も思っていないんじゃないかなと。今まではそうやってずっとかわし、かわしで来られましたけど、それよかったかもしれんけど、もう時間はありませんよと私は思います。  茨城県の東海村ですけど、ここが日本原子力発電所東海第2原発、これをめぐる再稼働の判断について、この東海村自身が周辺5の市にも再稼働の判断に関与できるよう、日本原電に安全協定の見直しを要求されております。再稼働に伴う事前了解の対象を広げようとする動きという、立地自治体がですね。異例でございますが、もううらやましい限りでございます。注目していきたいと思います。  ちょっと残しましたけど、これで終わります。    (武辺議員 一般質問席 降壇) 79 ◯ 議長(高橋勝幸君)  以上をもって武辺議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午後0時9分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時15分 再開 80 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、質問順位に従い、14番・鈴立議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (鈴立議員 一般質問席 登壇)(拍手) 81 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  昼の1番バッターでございまして、今から質問をいたしたいと思います。  いつものとおり、3項目質問を皆様方に提出いたしております。1項目が枝分かれをいたしまして、3点小項目にいたしております。  まず、「上志佐の志佐川水域環境整備」ということで質問をいたしておりまして、これは前回もいたしました。自分はその後、その効果がどういうふうに進捗をされているのかなというのをお聞きしようということで、前回に引き続き質問をいたしたところでございます。  私の考える川というものは、まず、定義的なところはまた皆さんと違うかわかりませんけども、私の考える川というのを位置づけますと、水生植物に非常に優しい、そして、水生昆虫もいつも川の中で生を育んでいる、そして、それを取り巻く環境がすばらしい、川のほとりにトンボも飛び、チョウチョも飛び、せせらぎの音がし、そして、非常に優しい、こういうふうなのが本来川ではないかなと、こう思っております。今は防災が力点を置いて、ただの川水を流していく水路的な川がほとんど多くなっている。その証拠に、間知ブロックで目締めをし、最悪には、川底もきれいな畳のように敷き詰めていく、そういう川が見られますけども、あれは本来の川ではないなと思っています。やはり人類だけの安全じゃなしに、水生昆虫、植物にも優しい配慮をすべきこと、これは人間の責任じゃないかなと、こう思っております。地球上で非常に絶滅、消滅していく生き物がたくさんおります。しかし、私どもはそういう今の時代というものをそう深刻に考えないで開発をし、生活をしていく。これは自分としてはゆゆしき事態になってきていると、こう思っております。  そこで、お聞きいたしますけれども、河川は県でございまして県が管理をしていく。この窓口が松浦市のそれぞれの担当課になっていくんではないかなと思いますが、私が前回質問をした、そのこと等については、県のほうにどのようにそれを打診をし、意見を述べ、その改善策をどうしていこうかというふうに対策方法をとっておられるのか。また、松浦市議会の議員の方々が県にかかわる質問をずっとしていきますけれども、こういうのは担当課独自で判断して県のほうに上げているのか、それとも、松浦市の理事者が一括してそういうのをしているのか、ばらばらなのか、そして、その質問を松浦の議会でされた議員の質問というものの回答という、その後の進捗状況等々は県のほうから戻ってきているのかどうか、そういうところをお聞きしたいと思います。 82 ◯ 建設課長(田中敬三君)  まず、志佐川の設計、また工事についての説明をいたします。  現在の河川の役割としましては、河川法の改正を経まして、治水、利水の役割だけでなく、貴重な水と緑の空間として人々に潤いを与え、さまざまな生物の生息、生育環境を形成するものとして、その役割が……(発言する者あり) 83 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  大変失礼しました。今、鈴立議員が、住民、あるいは議会から県に対する要望についてどのような対応をしているかということでございますが、市といたしましては、やはり市が直接かかわるものと県に要望していかなきゃならないというものがございまして、鈴立議員は後者のほうの県にかかわるものについては、一応、議会、あるいは住民、振興会等から要望ございましたものを取りまとめまして、市長名をもって県のほうへ公文書でこの要望があっておるということについての要望書として出させていただいております。  県においては、市の要望をしっかりと受けとめていただきまして、一定の時期に、その対応の方法については、また公文書で御返事をいただいているというのが現在の状況でございます。(降壇) 84 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  往々に私ども議員の立場から質問をしたことが県にかかわっているのが質問が出ます。今回も私の場合は志佐川ですけど、この方法、過程というのは今わかりましたけども、結果がどのように県のほうから返ってきているのかと、返答が返ってきているのかというのが今までわからない、それぞれのところ。だから、志佐川を私は何回か質問をしてきましたが、それに対して県の対応は今どういうふうな状況です、ただ、全部はできませんので、この中の一部を今年度の予算に計上することにしておりますとかいう、そういう質問を私どもがしたことに対する結果の報告が私どもには届かないというところがありますので、そこのところはしっかりと踏まえてもらわないと、質問はしたけども、県のほうでどのように対応したのかな、しっかりと県に伝達したのかなというところがいつも思っているところですので、そこのところをもう一度しっかりと担当課のほうで、今のとは志佐川ですので、それについての返事をいただきたいと思います。 85 ◯ 建設課長(田中敬三君)  先ほどは失礼いたしました。  建設課に関係する志佐川の御要望につきましては、先ほど市長が申されたとおり、松浦市を市としまして長崎県のほうに要望しまして、その後回答をいただいて、文書による回答をしているところでございます。  以上でございます。(発言する者あり) 86 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  御要望をいただいたことにつきまして、先ほど申しましたように、市に対してと県に対してとあるわけでございますが、市に対しましての御要望の中で市が対応するものについては、御要望をいただいてから約1カ月ぐらい後に、一応御返事を申し上げております。そして、その年度の末にもう一度整理をさせていただいて、御要望をいただいた項目については年度末の状況はこういうことですということで御報告をさせていただいておりますが、今、鈴立議員が申されましたとおり、県に対する要望が、この一般質問等でなされたものについての県の回答が届いていないということであれば、私のほうの手落ちでございましておわびを申し上げたいと思いますが、今後は市のほうがそういう対応をしておりますので、それに倣った対応を県の要望項目についても対応させていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。(降壇) 87 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  そうしないと、地域の方々からいろいろな声を聞いて、市のほうの窓口に行って、市から県のほうに届いた、その県のほうがどのような意向なのかというのがわからない。それがわかれば、その地域住民のかかわった方も、そういう方向で向こうには届いたなと、そして、返事はこのように来たなと、それができるできんとかは別で、これはもう今のところは当分できませんならできません、その理由として、大きなのがこれですよといって、その問題が解決すれば、そこのところは検討していくと、そういう回答があればいいんじゃないかなと、こう思います。  志佐川については、前から非常に魚が少なくなっているということが言われてきております。アユにしても、上志佐の保育園の子どもたちがバケツリレーでしているところがよくテレビとか新聞で見ます。しかし、放流したのが激減をしているということは、水質ではないかなと。従事する人は、水質の高いところで養殖をし、そしてタンクで持ってきてバケツリレーをする、そして、急激にこの志佐川の水質に、温度に変わるというところからして、放していっときしたらもう浮いてくるアユもいるよというのを、アユ漁に従事しておる人からちょっとお聞きしたんですが、どうも遡上は上志佐の保育所のところでしているので、下からだったら遡上する堰がありますから堰が悪いのかなとか思いますけども、もう遡上するずっと上のほうの笛吹の小学校の裏あたりで放流しているのがほとんど少なくなっている。ちょっとお聞きしたのは、石とかなんかをしても、回遊する場がないからじゃないかという。それと、自分が一番懸念しているのは、堆積物で水生植物の根が川の中でゆらゆらするぐらい根が出ている、そういうところにやはり回遊するところに卵は産みつけるというところからすると、そういうところがない。岸があるのは暖竹だけと。  それと、聞き取りのときに担当課にも申し上げましたけども、日本は、土木、建築、そういうふうなのはもう世界有数のたくみの技の技術を持っているんだから、防災も完璧、そして、水面の生き物にも非常に優しい、そういう川はつくれるはずじゃないかというふうに話をしました。やはり防災も大事だけども、防災を完璧にしながら、そして、水面のところの下は自然石で組み合わせて目締めをしていく。それと、目締めをすると、上のほうはいいけども、下のほうを目締めをしないと、防災上よくないとか言われますけども、しっかりと防災の護岸をして、そして、川のほうに自然石をして、ドンコもフナもウナギもカワガ二も隠れて顔をのぞくような優しい川づくりというものをすべきじゃないかなと、このように思うんですが、県とか松浦の担当課の課長としては、そこのところの認識はどのように考えておられるのかをお聞きしたいと思います。 88 ◯ 建設課長(田中敬三君)  長崎県におかれましては、志佐川の河川整備につきましては、現場での設計条件、そして、自然環境のほうを十分に把握されまして、今、議員がおっしゃられました生物、昆虫などが生息できる、環境に配慮した工法選定に努められているところでございます。 89 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  川についてはコンサルタントに1年間300万円、5年間したんですかね、1,500万円か、コンサルタント、前、その金額はちょっと自分も300万円の5年の1,500万円だったかなとも思うんですが、コンサルタントにそれだけの資金を投入して調査をした結果、アユは少のうなっていると。これが調査をし、それを改善し、そして、右上がりに上がっていけば、その税金を投入した、その効果というのが納得できるわけですけども、それだけのお金を投入して、そして、結果的には、その投入しただけの効果があらわれていないんじゃないかと。少なくなってきているということは、やはりこれはコンサルタントとしての松浦市が行ったことによって効果がないコンサルタント料を払うことになるということは一般市民としては理解ができないと。そこのところがどういう状況か、現在、志佐川の中に生きているアユが右上がりに上がっていない、上がるためのコンサルタント料ではなかったのかなと思いますが、そこのところの整合性を担当課かどちらかがひとつ答えをいただきたいと思います。 90 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  鈴立議員が志佐川を中心としてあるべき姿というのを申されておるわけでございますが、やはり私も鈴立議員同様、川は住民の母の役割を果たすものでなければならないと、このように思っておりまして、当然ながら治山治水、あるいは市民生活、あるいは経済活動に加えて、今御指摘のように、水生生物の生息にも快適な河川として保全をしていくという、それが基本的な考えでなければならないというふうに思っているところでございますが、今御指摘のように、志佐川から工業用水道、あるいは上水道の水源として取水をさせていただいておりまして、今後この水生生物、特にアユ、あるいはモクズガニとかウナギの生育環境を回復するということにどういう対応が必要かということでコンサルに委託をいたしまして、この経費については工業用水道のほうで負担をさせていただいたわけでございますが、そして、調査をいたしまして、今、鈴立議員が御指摘のように、調査、調査だけではなかなか成果が上がらないので、もう調査はやめにして、今後は効果がある事業化に進めていくべきじゃないかということで、今、上下水道課のほうでいろいろ検討をしているところでございます。まずは、やはり産卵時期の取水のあり方、あるいは取水口がそこに迷入しないような対応をすべきじゃないかということもあるわけでございますが、一方、先ほど建設課長がお答えしたかもしれませんけれども、今、別当頭首工のエプロンといいますか、そこら辺の関係も、今、工事を県のほうでされるということになっておりまして、魚道を新しく設けるというようなことも県のほうにも御検討いただいているということで、私といたしましては、コンサルに委託していろいろな検討をしていただいたものを、しっかりと今後は、志佐川の回復といいますか、そういうことにつなげるような事業に取り組んでまいりたいと、このように思っておりますので、その具体的な事業についてはまだお示しできませんけれども、しっかりと志佐川が本来の川らしい川になるような対応は今後進めてまいりたいというふうに思っております。(降壇) 91 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  今、市長言われるように、川というのは、生命の源、空気も一緒ですけども、田畑に水を引く、そしてそのすばらしい水がすばらしい米を育む、非常に健康な食ができるという、非常に一番大事な川でございます。ただ、上のほうから流れてくる川を防災の視点で全部河口に流していくなら、水路であって川とは言わないというのが自分の持論でございまして、どこまでも優しい、そして、潤いのある川に、少し県の担当課もしっかりとそこを踏まえて、より一層、川とは何ぞやというところを考えて県政の中で生かしていってもらわにゃいけないんじゃないかなと、こう思っております。  それと、もう一つ私が思うのは、これだけ非常に会社によっては残業、残業というのが新聞にも出ておりました。支払いがなされていないとか、それから上限をどれぐらいと、これは何かといいますと、時代の中で非常に多忙な時間、仕事勤務になってきていると。そうすると、心身ともに疲れる、そうすると、躁鬱病、鬱病、そしてひきこもりになって家の中からも出ないという、そういうふうな人たちが、もう日本全国いろいろと一年一年多いと。こういうことからしますと、志佐川だけじゃなし、竜尾川も、今福川も調川もそれぞれ、鷹島、福島にも川があるでしょう。その川のせせらぎというので心の癒やしのできるということは非常に大事だと、こう思っています。  だから、1つ例を言いますと、志佐川は、県道がありますけども、ここを散歩するよりも、河川敷の土手をずっと犬を連れたり、孫を連れたり、夫婦ずっと何十年と夫婦として生きてきた、そういう思い出を話しながら散策をする、秋風に触れ、そして西日に当たり、そしてせせらぎの音を聞き、そしてチョウ、トンボ、そういうふうなのを見ながら、そして、ヒガンバナ等を見ながら、そして散策をする、そして、心の癒やしをする。非常に自分は心身的な効果を及ぼす河川敷じゃないかなと、こう思っております。そして、河川敷の途中には椅子を置いて老夫婦が憩う場もつくってあげればいいじゃないかと。そうすると、保険料も下がる、健康増進のため、病気等々が少なくなると、そういう非常に多大な影響を与える、いい方向に向かっていく川じゃないかと思うんですが、前から話すように、河川敷の改修、それは暖竹、自分も何回もずっと見ますけども、市長も行ったり来たりするときはいつも見ておられると思いますけど、あ、ここの暖竹を払ってここに桜を植え、秋はもみじを植え、すると、ここもいい場所になるなと思うところはたくさんあります。こういうところはやはり県の職員の人たちも、まち部のところで育った県の担当者になると、そこまではなかなか深刻には思われないのかなと、こう思うとですが、やはりそこを踏まえてもう一度、河川、川というものはどういうものか、河川敷というのはどういうものか、ここを改修するとどのように健康にも、それから心の潤いにも影響するかということをもう一度考えて事を進めてもらいたいと。1つの河川敷はもう微々たるもので、開発はなされていないと、こう思います。何十年と暖竹が生い茂っている状況を見てどのように感じておられるかをお聞きしたいと思います。 92 ◯ 建設課長(田中敬三君)  議員から御提案をいただきました、環境に配慮した河川公園の整備といいますか、それにつきましては、親水護岸や管理道路を兼ねた散策道路を整備することにより、水と触れ合う機会がふえ、人々の生活に潤いを与える癒やしの空間になることと私も思っております。  近年は、地元である上志佐地域振興会からも河川整備についての御要望をいただいておりますので、河川護岸の整備の際に、管理道路の機能も兼ねた散策道路を整備するなど、治水、利水とともに環境に優しい工法を採用していただくよう、引き続き長崎県へ、伐採も含めまして要望してまいりたいと考えております。 93 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  お金は要りますけども、お金がかかった以上に健康増進に寄与する、それと、保険料、病院に行く回数も少なくなる、散策することによって足腰も筋肉を鍛えられると、それと、足腰の悪くなった、早く老化していく、その筋肉も保持ができるということからすると、相当数の金額が要りますよと言われても、相当以上の利益といいますか、福祉関係で健康増進のほうで返ってくるんじゃないかなと思いますので、河川敷の整備というものは非常に自分は大事だと、こう思っております。耳を通して、目を通して、四季折々を通していく、そして、1日、1年の移り変わりというのを思い出す、そして夫婦のより一層の健康、そして1世代の孫とばあちゃんとの会話、そういうのが家族のきずなをより一層深めていくことになる、そういうところまで関係をしてくる、それが河川敷の開発、整備じゃないかなと思いますので、そういうところの視点に立って、県ともいろいろ話をしていただきたいと、こう思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、次に、上志佐小学校の子どもたちが今年度また少しは入学出ますけども、もうなかなかと減少の一途をたどっております。行き着くところはどこに向くかとなりますと、複式学級がふえ、そして、その後は統廃合という言葉が出てくることになる。その言葉が出てきてからでは非常にもう遅いと、こう思っております。私は田代小学校、大崎小学校、養源小学校等々が非常に歴史を踏んだ中で統廃合になりました。関係の方々は断腸の思いでその日を迎えられただろうと思います。ただ、その一部においては、もう統廃合はしたほうがいいんだよという方もおられますので、一概に統廃合が悪いとは申し上げはしませんが、私は、上志佐小学校は万策尽き果てるまで知恵を出し合あって存続の知恵を出し合う、これに徹する、これが大事じゃないかなと、こう思っております。そのためには、いろいろと市長として、私どもは私どもとして、地域の方々は地域の方々として、一生懸命その万策尽き果てる直前まで努力に努力を重ね、知恵を出し合って、存続をしていくためにはどうしたらいいかということに燃焼をしていかなければいけないなと、こう思っております。そのためには、空き家対策もあるだろうし、定住促進住宅もあるだろうし、最後の最後には校区変更というのもあるだろうし、いろんな模索を講じていく必要があると思いますけども、まず、空き家対策にして、松浦市全体で空き家がどれぐらいあるのか。そして、上志佐でどれぐらいあるのか。その中で朽ち果てる寸前の空き家が幾らぐらいあるのか。それと、リフォームすれば使える空き家がどれぐらいなのか。もう一つ、即でも利用できる空き家がどれぐらいあるのかというぐらいは把握をしておられるのかなと私は前も質問をいたしておりますので、それぐらいの最低の調査はしておられるんじゃないかなと思いますので、その数値をお教えいただきたいと思います。 94 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  今、空き家についての具体的な数値をということでございましたが、今、申しわけないんですけども、手元にその数字的なものは持っておりませんので、ただ、松浦市内を全域としまして、松浦市空き家等対策計画というのを策定を今しております。その中で、今、1月か2月にかけてパブリックコメントもさせていただいたんですけども、その結果をもとにしました空き家等対策計画、これは今議会中に産経委員会のほうにお示しをしまして、9月末で公表をするというふうな形をとっております。  この計画の中で、市内の空き家の状況、また、活用についてもそういうふうな特措法も含めて措置を定めておりますが、ただ、空き家の状況についてということでございますが、具体的に公表するに当たっては、個人情報等もありますので、個々にどの位置にどういうふうな空き家がある、どういう活用ができるものはどうあるというのはお示しできないような形で計画をつくっております。数字については、申しわけありませんが、ちょっと手元に持っておりません。 95 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  自分は、聞き取りのときにお話をしたんですが、例えば上志佐の場合は上志佐の地図の上にピンで、赤いのはもう朽ち果てる寸前とかいうとあたりも全部して、自分たちに見せる必要はないので、その部署でちゃんとぱっと一目瞭然わかるように、そして、即そこに入ることのできる空き家というのが、数字が具体的でなければ、ちょっとまずければ、何件ありますよと。それから、リフォームをして、ある程度のお金を投入するとすばらしいリフォームの部屋になりますよと、それとこれは、もう所在がわからなくて連絡のとりようがない空き家があります。それから、これについては、もう朽ち果てる寸前で、空き家とはなかなか言いにくいけども、一応空き家ですよというとは、その担当部署で把握するぐらいしなけりゃ、自分はもう何回も空き家というとは今まで質問してきておるのに、会の中でしますけどと言うけど、何かスピードが遅いんじゃないかなと。これだけ自分も、前のときも減少をしておりますよと、だから、空き家対策等々を早く進めて、人口増ができるならできるようにして、そして、統廃合を免れるように何とかしてもらえんかという質問をしているんだから、そういうところは素早くぱっと各区長さん、区長会とかいろいろあるけど、区長さんが大体把握しておられます。自分のところはどこに何件空き家があって、その中で、たまには帰ってきておられるから貸すわけいかんとですよという人もおらすし、これはもう貸してもいいと言っておられると、もう娘さん、息子さんのところに行ってしまわれましたという空き家もある。それから、もう空き家にしておりますけども、とてもじゃないですよと、責任を伴いますので、貸せませんというところもある、それぐらいの色分けはちゃんともうしなければいけないんじゃないかなと思いますが、もう一度、その点についてお答えをお願いしたいと思います。 96 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  申しわけございません。手元にちょっと資料を持ってきていないということで、先ほど申し上げました空き家等対策計画の中にでも、実際、空き家がどういうふうな形であるというのは、数的には把握はしております。ちょっと今手元に持っていないということでお答えできないんですが。  それと、さきの議会、9月議会のときでも、星鹿地区と上志佐地区については、個別に区長さんから聞き取りをしましたアンケート結果というところで数字をお示ししておったかと思うんですけれども、そういう内容も含めて全市的な調査、これは実際に現地を歩いたという調査ではございませんが、水道の休栓状態でありますとか、いろんな手続上の中で空き家と思われるような数値は把握してございます。それをもとに、今後、先ほど言いました空き家等対策計画をもとに、個々具体的な施策の中で取り入れていきたいと、そういうふうな考えを持っているところでございます。 97 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  これは日本的にも、松浦だけじゃないとですよ、人口減少はと言いますけども、結果的には松浦市以外でも人口が増加している地域はあるんだから、ある以上は松浦市も可能だというのを私は考えている。ほかのところでも全く、もうどこ聞いても減少する自治体だけで増加する自治体はないですよというとならですけども、日本全国の中には、人口増加になっている自治体があるということからすると、松浦市も人口増に努力をし、あらゆる知恵を出し合うて対策を講じれば人口が右向きに少しずつでも上がっていくということは可能だと思いますので、担当課にかかっては、そこをしっかり踏まえて、何とかして──松浦はよく増加し始めたぞ、どういう施策を講じているのかなとよそから注目されるような自治体の人口増加策というものを進めてもらいたいと思います。
     それと、前質問をしたときに、定住促進住宅をつくろうというふうな話、市長のほうからも話があり、そのためには28年度中に土地の取得についてのめどを立てたいという、そして、その後、建設に取りかかるというニュアンスの答弁をしておられますが、この件について、その後どのように進捗が図られているのかを具体的にお答えをいただきたいと思います。 98 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  上志佐地域の定住促進住宅の建設ということでお答えをしておりましたが、以前の、9月議会だったと思うんですけども、建設予定地、候補地が、通学のことを考えますと、上志佐小学校からおおむね半径500メートル以内。それと、規模的には面積が3,000平米程度ということをお答えしていたと思います。その後、地域のほうとお話をするということでお約束をしておりまして、「市長とみんなで対話しゅうかい」という機会を捉えまして、実は、上志佐地域振興会と12月1日の日に、それと、上志佐起興会におきましては1月24日の日に、両組織と地域の組織の中で協議をさせていただきました。その折に、先ほど申し上げましたような建設候補の予定地をお示ししたところなんですけども、ただ、地元の対策等かれこれにつきましては地元のほうに今お願いをしているところなんですが、実際に事業化をするということにつきましては、まず、住宅需要があるかどうかというところが重要な課題になってこようかと思います。入居していただけるような子育て世代がどの程度あるのかという需要予測を具体的に立てて、その結果をもって建設計画、実際に需要があるということでないとなかなか具体的な計画に踏み込めないということなんですけども、現状におきましては、住宅需要が実際のところは低いと言わざるを得ないような状況でないかというふうに考えております。  であればどうするかということなんですけども、この住宅需要を増加させるということに関しましては、行政の力だけということでなくて、行政と一緒に上志佐地域が一緒になって魅力を発信していただける、地域の皆様方が中心になって地域主体の取り組みをしていただくということも重要ではないかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 99 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  今、担当課から聞くと、どうも停滞ぎみのようでございますけども、アパートをよく業者の方々がマンションとか、福岡あたりでも姪浜あたりもずっと行きますと、マンションが建っています。だけども、マンションが建つと同時に、建つ前から入居者募集、いついつオープンといってあらゆる手だてをとって広報をしている。だから、あの方々も調査をして、よし、需要があると思ってしておられるのかどうかわかりませんが、やはりあの業者の方々も、建てるときから、何年の何月オープンといって入居者募集、マンションあたりでもしていると。だから、それぐらい入居にしても何にしても早い、業者の人たちは早い。そして広報をし、そして、建ったときにはもう定員いっぱいだというぐらいに素早い。  だから、その調査をして調査がうまく数字が上がらんなら、そんじゃ、それやめるのかなと。自分たちは、地域の人たちは、定住促進住宅ができる、あたかもできるみたい、土地交渉をしてって、こういうふうに期待を持っているのに、調査をして、もし調査のとおりに思うように調査ができんなら、それはもう断ち切るかなと。そういうふうじゃなしに、建てるとなると、今度はその広報をどうしていくのかというところあたりも鋭意努力をしながら、建ったときには募集分が入っていくぐらいの並行してしていくというのが大事なのであって、先を見ながらしていって、そして、建てるか建てないかばするといったらいつになるのかというのはわからないんじゃないかなと。もう少ししっかりと意欲を持って前に一歩二歩進んでいって形にあらわれるような定住促進の建設実現というのを目指してもらいたいと思いますが、この件について答弁を求めます。 100 ◯ 都市計画課長(和田大介君)  先ほども申し上げましたけども、地域のほうに、上志佐地域振興会とか起興会とかいうところにお話をしたときに申し上げたんですが、一応、建設候補予定地につきましては、場所を設定してございます。それにつきまして、地域の方々からいろんなお話もしていただくこともあるんですけども、要は、先ほど申し上げましたように、上志佐地域に人が住む魅力の向上ということが重要ではないかなと。先ほど議員が、建ててからいろいろ公表しながら人を呼び込むということもあるかと思いますが、民間のマンション建設なんかにおきましても、基本は、住宅需要の予測が先だろうと考えます。ですから、まず、住宅の需要の予測がないところに公費をもって投資をするということはなかなか考えにくいのかなと。ですから、まずは住宅の需要予測を上げる努力をするということが重要なのかなというふうに考えています。  以上でございます。 101 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  例えて言いますと、大都会の近郊の道路は、つくればすぐ車両は多いんですよ。ところが、この地方になっていけばいくほど、費用対効果でできないとですよ。そして、道路の交通量の予測をしてといったら、地方はどこも道路はできんごとなりますよ。これが地方創生でどうしていこうかというのが今度出ておるのであって、地方の格差と都会の格差をどうするのかというとを、今の課長の言うようなことをすれば、道路の交通量の予測を見ましょうとなったら道路はできないですよ。なぜかって、全体数の車両と人口がいないんだから。東京のど真ん中のすぐ近くあたりは、もういい道路をつくればどんどん入ってきますよ。費用対効果は抜群。ところが地方はそれを言われたら、もう1日何台だから費用対効果は合わんとですよと言われれば、いつまでたったっちゃ道路はできない。それでは地方は疲弊するので、地方創生というとで、その観点からしていこうと、今、国も動きよるんじゃないですか。  そういうところからすると、生ぬるい計画じゃなしに、もう少し積極的に、どうしてもつくろうじゃないかと、つくるためにはどうしたらいいかというところあたりをもう少し積極的にしていくべきじゃないかなと、こう思いますので、そこのところは心を引き締めて取りかかっていただきたいと思います。そして、土地の確保をきちっと目指し、そして、近いうちに定住促進住宅が建つ目鼻がつくという、そういう時期を一日でも早くつくっていく、そういうことでお願いをいたしたいと思います。  これについて市長の答弁を求めます。 102 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  これまでの経過につきましては、都市計画課長がお答えいたしましたとおり、鶏が先か卵が先かという議論もあろうと思いますけれども、やはり上志佐地域の住宅建設というのは、都会と違いまして、やっぱり需要がどれだけあるかということは大事なことだというふうに私も認識をいたしております。  そういうことから、特に上志佐地域振興会については、こういう魅力化があるんじゃないかと。例えば、上志佐小学校の英語教育ということからして英語村というものをつくったらどうかとか、ほかにもいろいろな上志佐の魅力があると。それに磨きをかけて、上志佐にも住んでみたい、あるいは上志佐地域の子どもさんが市外に出ておられる、そういう方々が上志佐に住宅を確保できれば、帰ってきて上志佐小学校に通学をさせるというようなこともできるんじゃないかと、そういうことについての働きかけも上志佐地域振興会のほうでひとつ取り組んでいただかないことには、市ばっかり先に走ってもなかなかいけませんということで、実は私もその用地の約3,000平米については個人的に御相談をしておりますが、その先は進めないわけでございます。いずれにいたしましても、やはり市と地域とが一体となって、上志佐小学校の校区内住宅を建設して、上志佐小学校の児童が確保できるようにしていかなきゃならないと思っていますし、そのこととあわせて上志佐保育所の存続にもかかわってくるということでございますので、今後、特に上志佐地域振興会にはしっかりとした取り組みをしていただくよう私からもお願いしてまいりたいと、このように思います。(降壇) 103 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  上志佐ばかりじゃなしに、西木場、大崎、今福、木場、寺上等々、調川も、上の松山田あたり、山村、里山は最高の子育ての環境なんですよ。もう静かだし、空気はきれいですし、騒音は少ないし、そして、自然の小鳥もおるし、そして蛍も飛び、非常に環境はいいところです。そういうところに住宅をつくって、そして子育てをする、心豊か、自然豊かな子どもの育っていく最高の環境だと。そういうところの学校を統廃合するということは、自分は忍び得ない。それと、やはり百数十年の学びやを後にした長老の方々、大先輩の方々、その方々は百数十年という歴史をその学校で積み重ねてきた、そういうのをいとも簡単じゃないですけども、あ、もう時代の流れだからと、これで片づけることができるのかなというのが自分の心の痛むところでございます。先ほど言いましたように、万策尽き果てるまで、知恵を出し合うて存続をするためにはどうしたらいいかというところを踏まえて、そして、事に当たっていくべきじゃないかなと、こう思っております。それが、どうぞ定住促進、あるいは池成地区にある九電の社宅あたりも、今、子育て真っ最中の人を人事異動してくださいといって前も申し上げたことはあります。瓜生社長直々に申し上げました。  そういうことで、社会的貢献をしていただいて大変ありがたいけども、今後は教育的貢献をしていただけませんかというふうに申し上げた。そういう方向でひとつお願いをいたしたいと思います。  このことをお願いして次に入りたいと思いますが、民具関係ですね。ここ五、六年でどれぐらいの民具が収集されているのか、そして、あと調川とか今福あたりもありますが、全体でどれぐらいの個数が収集されているのかをお聞きしたいと思います。 104 ◯ 文化財課長(中田敦之君)  文化財課では、昨年11月に松浦市の歴史と民俗に係る史料・資料収集ガイドラインを作成いたしました。このガイドラインに沿って収集をしているところですけども、これまで周知した後につきまして、3件の連絡を受けております。先月の2月にも現地に赴き調査を実施しているところです。  現在、足踏み脱穀機とか、唐箕とかを寄贈したいということでお話を受けていたわけですけども、既存の資料の重複等を検討した結果、所有者に受け入れのお断りをしたところでございます。この足踏み脱穀機とか唐箕とか、農具関係を含めまして、鷹島歴史民俗資料館及び福島歴史民俗資料館、調川民俗資料館に農具関係で約400点近い資料は保管し、展示をし、公開をしているところでございます。  以上でございます。 105 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  どうして何回か民具について質問するかといいますと、自分はこれまで、農業、漁業で一生懸命働いて、そして今の松浦がある、そして、今、私たちが生きておるわけですけども、大先祖の方々が使ってきた道具、その生活の糧とした道具が朽ち果ててなくなっていくということについては、子どもたちの郷土愛という教育の観点からも、それから、松浦をこよなく、市長がいつも言われる住み続けたい松浦にするためにも、昔を振り返り、そして、その中で税金を納め、食べるお米は麦なんかで粗食にしながら、供出米に出し、そして一生懸命働いて、子どもはこのころ、今のように1人、2人じゃなし、6人も7人も子育てをして、そして現金収入はない、何が唯一かというと、農作物を売る、そういうふうにして今の松浦がある。大先輩の使った道具というものをじかに目で見、そして、その説明を受け、芽生えをさせていく、これは非常に教育的にも効果があるし、郷土愛を芽生えさせる効果もあるんじゃないかなと、こう思っています。  皆さん方、課長の中で、ブリという農機具を知っておられますか──知らないですね、千歯こき、いろいろある。ブリというのは、ちょっと言いますと、棒の長いとに回転するとがあって、そして、大豆とか豆類を、穀物を分離するのがブリというんですよね。あれは非常に難しい、自分たちがさっとしてって言ったってならない。回転をしてぽとん、回転してぽとんとするやつですね。これ1つ、あなたたちとは、時代がもう変わってしまって、何じゃその名前はって。だから、そういうとも陳列をする。これはこういうとに使って、分類をして、そしてそれを大豆として市場に流していたんだな、売っていたんだなというのがわかってくる。ねこぼくとは知っておられるだろうと思うんですが、ねこぼくというのは、ずっと豆とか、これを広げるとに使う、分厚いとですよ、なかなか持ち上げられない、これを丸めて持ち上げようと思っても持ち上がらない。ただそれはネズミが入らないように、両側は杉の葉を入れてしている。そういうふうに、もうここにお集まりの課長さんたちは知らない言葉の道具がいっぱいある。だから、そういうのは、千歯こきも知らない、蓑も知らないと。オコって知っています──オコも知らないでしょうね。そういうふうなことで、そういうとをこれからの子どもたちにも目を通して、ああ、こういう道具を使って私たちを育ててくれたんだ、私たちのお父さんは育てたんだなと、そういうふうにして家族愛をし、その労力の御苦労さんというものも知ってもらわにゃいけない。  そういうことからすると、民具は、資料館ができてから、さ、集めましょうって、集まらない。聞き取りの教育委員会の人にも申し上げましたけど、集まらないんですよ。もうそのときずっとどこかの空き家に収集して集めておいて、そして、市長が今回、制度が変わりまして資料館側の補助ができるごとなりまして、制度が変わりましてつくることになりましたよって市長が幾ら言っても、中はあっけらかんになって棚はない、そういう状態になる。うちの家のほうにも、結構な品物を置いておりましたけど、ブルーシートが破れて、きのう、おととい見ましたけど、1つは朽ち果てて、そんななんですよ。だから、一年一年、そして今思いますのは、ちょうど篠屋とか牛のうまやを建て替えるのがもう今の時期なんですね。どんどん建て替えられてきます。そうすると、隅のほうに置いておったのが、もう邪魔になって捨ててしまうことになる。だから、今のうちに全てピンポイントでずっと探して、区長会あたりでもお願いして、そして、とりあえず現物を収集するというところにもう少し力を入れないと、市報に載せたりしたぐらいではとてもじゃない、もうやっぱり靴底を減らして協力体制をとって集めていくべきと思いますが、担当課としての、その意気込みをお聞きしたいと思います。 106 ◯ 文化財課長(中田敦之君)  ただいま鈴立議員さんが申されたとおり、市としましても、関係団体等との連絡を密にして情報の収集に努めるとともに、しっかりと取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 107 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  なんか担当課の取り組みが遅い。自分からすると遅いと思います。もう少し、お願いすれば集まってくるんだから。だから、市役所のデスクにおるのもいいけども、もう靴底を減らして、あっちこっち探して回りなさいよ。そうすると、必ず集まってくる。一年一年朽ち果てていく数が多いということを深刻に受けとめておいてください。  それから、次に進みますが、今福から道路公園の調川、志佐、ここは最高のいいところですね。なぜかと。海岸がすぐ下にあって、線路があって、道路があって、非常にこういうふうにそろった地形はないですよ。県北あたりもなかなかない。海岸はあるけども、道路がない、電車は通ってない。ところが、松浦は、海岸と電車と道路ごとある。ここの周囲を開発するよりかは天然の車景ですよ。  自分は何回かもうこれ、質問したがことある。城山に夕日がするとは今福の議員さんたちも知っておられるでしょうけど、非常にきれい。もう天然、夕方、夕日が沈むときのあの情景はすばらしい。だから、あそこの県道から上あたりは土地所有者の方々と交渉して、そして、暖竹の山のごとして、あそこの土地も喜んでいないですよ。もう失礼ばってん、地主の人には。だからやっぱりあそこも、皆さんが平戸に泊まる、ハウステンボスに泊まる、だけど、時間が少しあるからちょっと休憩していこうか、散策しようかと、そのときに夕日がちょうど落ちたときなんかは最高の場所ですよ。それで、道路公園を少し拡張して散策道路をして、そして、そこにはずっと植え込むところの場所をつくって、そしてオーナー制度にするといいじゃないですかって。結婚祝いに植樹をする、退職祝いに植樹をする、金婚式で植樹をする、孫が幼稚園に入るごとなってから記念に植えようと、そして、全部オーナーのその人たちにお金を出し合ってもろうて、そして5年間は手入れしてくださいよと、そして5年間は市も全然手入れする必要はない、そして、四季折々の桜が舞う、もみじが舞う、そして、MRには協力をしてもらって、そこを通るときだけは低速にして、そして窓から桜が入ってくるような情景の地域づくりをすると福岡あたりで心の癒やしに行ってみようだいという方々も、休憩をし、そして、あそこで心を癒やしながら、すばらしいところ、あそこはどこだったんだろうかと、地図を見て、後から家族の中で、あ、松浦よと、伊万里の先だから松浦よと。松浦になってからごろっと景色が変わったねと、そういうふうな開発というのが必要じゃないかと思いますが、それについての担当課、市長、どちらでもお願いをします。 108 ◯ 商工観光課長(川上利幸君)  調川道路公園周辺でございますが、議員がおっしゃるように、波穏やかで伊万里湾と島々が流れ、また、夕日も眺められるというすばらしい景観でございます。ただ、国道下になりますが、木や竹、暖竹などが茂って景観の妨げになっているという状況にございます。私どもが調川道路公園の管理をしているということもございますので、道路公園からの見晴らしをよくするというために道路公園内の国道沿いにありました大きなケヤキを2本、昨年伐採したところでございます。  議員が御提案されております遊歩道整備、あるいはオーナー制度の導入ということでございますが、当該地域は、先ほど議員がおっしゃられたように、民有地ということでもございます。それで、遊歩道をどこが整備するのかという問題、さらに、地すべり地域であるということでもございますので、多くの制限もございます。そういうこともございますので、こういう整備をするというのは、今の段階では非常に難しいのかなと思っております。  いずれにいたしましても、先ほど言いましたように、国道からの眺望を確保するというのが第一というふうに考えているところでございます。 109 ◯ 14番(鈴立靖幸君)  今の課長も、もう何か知らんけど積極性がないなと思うのは、私有地なら私有地の方々と何回も何回も会って、そして、その説明をして、それをすることがいかに意義あることかというのを説得して理解をしてもろうて、努力はせん前から──もう自分は何回も質問しているんですよ。だから、本来は行って、こういうのはどうしたものと、県もですね、県の職員の担当の人も、そういうとに一層知識というか、感触がなければ何ということないけども、あ、本当ですねと、ここは最高のところですよと、ああいうやぶのままもうあそこは何十年ってたっているんですよ。だから、そういうとも、やっぱり地域ぐるみで地域おこしをしていくということは、松浦の活性化にもなるし、あそこの土地も喜ぶ、今のままの土地よりも喜ぶ。そういうことからすると、オーナー制度にするとか、いろんな方法がある。歩道はどうのこうのと言うけど、歩道とかなんかも打ち合わせれば、水がどうのと言うけども、地すべりは水抜きすればできることで何も難しかことない。お金を水抜きに幾らかかるかはわからんけども、それよりも金に換算できない非常に付加価値の高い開発をして、今度は市民に戻ってくる、それも、福岡とかよそからの人たちの心の潤いにもなるんですよ、金にはかえられない、水抜きをすると金が要るとかなって言われるだろうけど、計画をして前へ進んでみなきゃ自分はできんじゃないかなと。だから、全て、あ、ちょっと難しいですよ、私有地ですよって。私有地なら私有地のように私有地の人に説明をして理解を得るようにしていけばいいんじゃないですか。  だから、そういうところの前へ一歩進むという意思、意欲、それをもう一度奮い立たせてもらわないと、全てが停滞をし、松浦市の発展というのがスピードが遅くなっていく。そうすると、ある予算も、ある制度もよその自治体に持っていかれてしまう。そういうことがないように、ほかに自治体の予算でもこっちに持ってくるぐらいの気迫と努力と非常なる話し合い、理解を深める汗かきをしなけりゃいけないと思いますけども、その点について市長の答弁を求めたいと思います。 110 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  鈴立議員が申されますとおり、204号の今福から道路公園一帯は非常に絶景でございまして、特に夕日の沈むあの風景はどこにも見られないようなすばらしいものでございますけれども、そういうことから、ながさきサンセットロードとして指定を受けているわけでございますが、このながさきサンセットロードも、指定をするだけで何ら支援策がないというところでございますし、これまでも、鈴立議員を初め多くの議員から、何とか眺望がきくような取り組みができないかという御質問をいただいておりまして、実際、民有地の所有者、あるいはMRにこのことについて協議をしたことがございますけれども、なかなか所有者に交渉をするということでの協議が進んでいないということと、MRは、はっきり申し上げて手も足も出ないということでございまして、結果といたしまして、やはり市の単独財源でやるほかに方法がないということから、現時点においてはまだそこまで財政的な余裕はないということで、残念ながら対応できていないわけでございます。やはりこのすばらしい景観をどう今後生かしていくかということについては、まずは、やはり伐採をすることだというふうに思います。そういうことについては、今後どういう方法でやっていけるか、検討してまいりたいと思います。(降壇)(「終わります」と言う者あり)    (鈴立議員 一般質問席 降壇) 111 ◯ 議長(高橋勝幸君)  以上をもって鈴立議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。       午後2時16分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時25分 再開 112 ◯ 議長(高橋勝幸君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、質問順位に従い、8番・安江議員の登壇を願いますが、質問方法は一問一答方式となっておりますので、よろしくお願いいたします。  (安江議員 一般質問席 登壇)(拍手) 113 ◯ 8番(安江結子君)  日本共産党の安江結子です。質問通告に従い一問一答方式で質問いたします。  まず初めに、「時間外勤務実態調査結果について」伺います。  前回、12月議会で、「夜遅くまで明かりがついていますが、職員の健康は守られていますか」と質問いたしましたら、答弁は、「平成23年から28年までの間30日以上の病休者が49名、うち精神科29名、休職者数24名、退職者数6名、死亡1名、で、鬱傾向がふえている」ということでございまして、全数調査を行うということでしたが、その調査結果はどうだったでしょうか、お尋ねします。 114 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  昨年の末からことしの初めにかけまして、各課の課長、それから課長補佐、係長等に対しまして職場ヒアリングを実施しております。  中身といたしましては、時間外勤務の状況でありますとか、特定の職員に時間外勤務が偏っていないか、こういったことについて聞き取り調査を行っております。  時間外の勤務につきましては、職場によりまして、業務が集中する時期的なもの、それからいわゆる災害の発生、それから特に事業課のほうは、各課からの工事、修繕等々の設計施行、それから監理についての業務委託を受けておりますので、昼間そういった業務委託を受けた業務を行って時間外に本来の仕事を行っていると、そういった場合が見受けられております。  一番心配しておりました特定の職員に偏っていないかという部分につきましては、実態としてございませんでした。  以上でございます。 115 ◯ 8番(安江結子君)  前回のときは、全数調査を求めておりまして、全数調査をいたしますということでしたので、その結果をお聞きしているわけですけど、先ほどの課長の答弁では、各課、課長とか係長など課長補佐も含めて職場ヒアリングということでしたので、全数調査にはやっぱり状況としてはほど遠いと思っております。その全数調査をされなかった理由というのはどういうことで全数調査ということをされなかったわけですか。 116 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  前回の答弁で、まずは事前命令を行う、管理者側の所属長による職場ヒアリングを行うということでの調査を行ったところでございます。これで全てが当然わかったわけではございませんので、今後、今議員がおっしゃいましたように、いわゆる実際に時間外の勤務をいたします職員を対象とした調査を新年度の早々にやっていきたいと考えております。 117 ◯ 8番(安江結子君)  新年度になったら時間外勤務をする職員について調査をするということですけど、時間外勤務というのは、法的には事前命令がなされるわけですけど、事前命令を必ず実行されるということにも受け取っていいんですかね、今の答弁ですと。 118 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  原則は、今おっしゃいましたように、事前命令というのが原則でございます。ただ、災害等の緊急時には事前命令でなく後から確認をするということもございます。 119 ◯ 8番(安江結子君)  なるほど、時間外勤務の場合は、非常な場合というか、そういう災害の場合とか、どうしても急いでしなくちゃいけないようなことが起こったときは事後でもいいけど、それ以外は事前命令が原則なんですと書いてありますので、やっぱり法令はきちんと守るという、その立場でしっかり調査をしていただけるというふうに今の答弁は受け取ります。  そして、ノー残業デーが徹底できていないということで、週1回を確保するということでしたけど、ここら辺もできていないように思いますけど、副市長そこのところはどうですか。 120 ◯ 副市長(橋口忠美君)(登壇)  御指摘のように、全庁一斉の水曜日、ノー残業デーということで設定しているんですけれども、一斉に徹底されているかということになりますと、されていないというのが実態でございます。したがいまして、それぞれ当然ながら各課業務の形態が違いますので、そこら辺は少し工夫の余地があるのかなというふうに感じております。  なかなか土日と一緒で全庁一律して設定するほうがいい場合もあるんです。そこに徹底するというか、そこに合わせて通常の業務を計画的にやっていくというような意識の仕方というのが大事なんですけれども、必ずしもそれで徹底できない部分も市の場合は見受けられますので、各課ごとに、それプラス各課ごとにノー残業デーの日を設定するというのも一つの方策かなという思いもいたしておりますので、今後そういった面も含めてノー残業デーのあり方、どうしたら徹底できるかというところも含めて検討していきたいなと思っております。(降壇) 121 ◯ 8番(安江結子君)  ノー残業デー、水曜日というのは生理学的に仕事の能率が一番、じゃ、どういう状態で落ちるか、どういう状況ですれば能率が上がるかというので生理学的に水曜日というのが今までの経験で設定したほうがいいということで水曜日に設定されていますので、それを厚生労働省も進めているわけですよね。松浦市役所の場合、業務上どうしてもできないときがあると言われるのは、それはわかりますので、各課ごとに設定するというふうにおっしゃいましたので、それはよしとしますけど、いつまでにそういうあり方というかを検討されてノー残業デーが徹底するようにいつまでに決められるという、期間はどれぐらい要りますか。 122 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  先ほど副市長が答弁しました分につきましては、今年度中に方針を出しまして、4月1日からやっていけるように対応したいと考えております。 123 ◯ 8番(安江結子君)  前回の月平均の勤務外時間ということで10時間が48%、10から20時間が32%ということで、大体半数近くが20時間以下になっておりますけども、悉皆調査を進める中では、やっぱりこの状況と大分乖離が必ずあると思います。その乖離があった場合に、やっぱり来年4月1日からいろんな調査をされてノー残業デーも決められて徹底するということでしたので、この前の調査結果とこれからの調査で乖離があった場合、やっぱりそれを是正するということを6月ぐらいには出していただきたいというふうに求めますけど、いかがでしょうか。 124 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  これまでの調査の結果、それから新年度に入りまして早々に行います結果、そこら辺を早急に取りまとめいたしまして、なるべく早い時期に今後の対応策といいますか、そこら辺を示したいと考えております。 125 ◯ 8番(安江結子君)  次に、「玄海原発の再稼働について」質問いたします。  福島原発事故から6年がたちまして、7年目に入ろうとしておりますけども、福島原発の核燃料のデブリの存在さえつかめない、所在さえつかめない状況ですが、先ほどの質問にもありましたように、いよいよ玄海原発再稼働というのが俎上に上がっております。九州電力は玄海原子力発電所の再稼働をこの秋にもと言われていますが、できるだけ早く再稼働を行って九電の経営を黒字化させたいとの思いが言われています。一旦事故が起こればふるさとに住み続けることができなく命と生活が脅かされますので、再稼働には反対の声が多くありますが、この声に市長はどう応えられますか、お尋ねします。 126 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  市民の中にはいろいろな御意見をお持ちであるということは承知をいたしておりますが、その割合がどの程度理解をされておるのか、あるいは反対されているのかという実態の把握までには至っておりません。この15日と16日に説明会等がございますので、そのときにどういう御意見があるかということを見きわめてまいりたいと、このように思っております。(降壇) 127 ◯ 8番(安江結子君)  松浦市で鷹島と松浦市の旧の中で2カ所で説明会がございますけど、その説明会の結果をもって市民がどう思っているかというのを判断されるということだったんですかね、今のお答えは。 128 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  そのことが全てではございませんが、重きを置いて判断したいと思います。(降壇) 129 ◯ 8番(安江結子君)
     じゃ、その判断する根拠というか、材料は15、16日の説明会が全てではないということであれば、ほかの部分はどういうことで判断なさるということなんですか。 130 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  先ほど武辺議員の御質問にお答えいたしましたとおり、市民の代表である議員の皆さん方の御意見もお聞きしたいというふうに思っているところでございます。(降壇) 131 ◯ 8番(安江結子君)  議会の意思と、それから説明会での市民の意思ということでしたけど、市民の意思を判断材料の一つになさるんでしたら、鷹島とそれから旧松浦だけじゃなく、福島とか今福とか星鹿とか、そういうところの方の意見はどういうふうにして把握されるおつもりなんでしょうか。 132 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  15日の鷹島と16日の松浦会場はその地域の人を限定しておるわけではございません。全ての市民を対象としておるところでございます。(降壇) 133 ◯ 8番(安江結子君)  15日、16日の鷹島と旧松浦の説明会は、それは人数的には、鷹島が1,000人、それから松浦のほうが2,000人、3,000人で、2万人のこの松浦市の3,000人しか意思表明はできないわけですよね、全員が来たにしても。夜の18時開場で19時から21時までの2時間しかないわけですので、やっぱりその中で市民全体の意見がそこに出るというのはなかなか難しいし、福島でも九電だけの説明会をぜひとも開催すべきと考えます。そのことと、それから住民の意思を、2つ一緒に言いますけど、住民の意思をと言われるんだったら、住民投票なんかにもするべきではないでしょうか。福島での開催と住民投票、2つについてお答えお願いします。 134 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  安江議員が申されますとおり、私といたしましても、市民の理解が大変重要であるということを認識しておりまして、鷹島では1,000人、松浦市文化会館では2,000人の市民の皆さん方がおいでいただけるような会場の設定を考えているところでございまして、私といたしましては、できるだけ多くの市民の皆さん方に説明会にお出向きいただきたいという、そういう思いを持っているところでございまして、その方々の御意見等を今後反映する対応は考えていく必要があろうというふうに思っているところでございます。  それから、住民投票ということについての関係でございますけれども、残念ながら、現在原発の再稼働に伴う国が求める同意については立地自治体を含め法的な根拠はございません。新エネルギー基本計画に「立地自治体と関係者の理解と協力を得るよう取り組む」と明記されておるところでございます。これに基づいて国が立地県と立地自治体に理解を求める行為が同意を求めるということになっていることからいたしますと、その他の自治体については国から同意を求められていないというところでございますので、私といたしましては、住民投票については考えていないところでございます。(降壇) 135 ◯ 8番(安江結子君)  その玄海原発で一旦事故が起これば避難、帰宅困難区域にも指定されますし、避難をずっとしとかなくちゃいけないので、住民、市民としては再稼働はしたら、もうここに住めなくなるから再稼働は反対ということなんですよね。先ほど市長が、再稼働の同意のところの自治体に含まれていないから住民投票は考えていないとおっしゃいますけど、私は、市民が再稼働に賛成か反対かどちらを選ぶかを、やっぱり住民投票でして、そして、再稼働はしてほしくないという声が多ければ、やっぱり市長として、先ほど態度を表明しない場合もあり得るとおっしゃいましたけど、態度を表明しないじゃなくて、市民の声が再稼働反対なんだという声が多ければ再稼働は反対という市民の声が多いので市民の声に従いますって、そういうことを言っていただければいいんですよ。そうじゃないんですかね。国に対してどうこう言うて、国に対して立地自治体として認められていないから住民投票をしないじゃなくて、市民が再稼働は反対なんだという声を、いかに多いかというのを聞くための住民投票を私は提案しておりますので、その声を聞いて住民のことを、住民の生命と財産を守るのが市長の立場ですので、生命と財産を守るために住民投票では反対が多かったので市長としては反対なんです。その立場を表明していただけませんかと申し上げているんですけど、いかがですか。 136 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  安江議員が申されますとおり、住民がどのような原発再稼働についてのお考えがあられるかということについてはしっかりと私も把握する必要があろうと思っております。その一つとして、安江議員は住民投票ということを申されておるわけでございますが、私は15日、16日の住民説明会をもっていろいろな市民のお考えは聞けるんじゃないかというふうに思いますし、また、議会の議員の皆さんの御意見もお聞きできれば市民のお考えというのはある程度把握できるものというふうに思っているところでございまして、安江議員が申されますとおり、住民投票ということになりますと、やはり今期をもって住民投票条例等を設定する必要があろうというふうに思っております。このことについては、今後しっかりとした議論は必要と思いますが、私は住民投票条例をつくって住民投票をするというところに持っていく考えは現在のところはないということを申し上げておるわけでございます。(降壇) 137 ◯ 8番(安江結子君)  では、15日と16日の鷹島と松浦の説明会にできるだけ多くの参加ということですけど、できるだけ多くて、交通手段がない方もいらっしゃいますよね、その方々に対しての支援策というのはどんなふうに考えておりますか、行ける人だけ行ってくださいね、そういうことですか。 138 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  住民の皆さん方が説明会に出席される交通手段までは考えておりません。(降壇) 139 ◯ 8番(安江結子君)  やっぱりですね、住民が夕方6時もなって、交通手段を持たない方が星鹿の大石のほうから6時から開場になっているのに、やっぱり交通手段がない方いらっしゃるわけですよ。バスぐらいはやっぱり準備して、この説明会での皆さんの意見を見るんだとおっしゃるんだったら、やっぱりそこは担保しないといけないんじゃないですか。バスなどを出すということをぜひとも、あと10日ほどありますかね、ですので、ぜひとも検討していただかないといけないと私は思いますけど、再度答弁をお願いします。 140 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  今回の住民説明会は、佐賀県、長崎県それぞれの自治体、1カ所で説明会がなされるということは御承知のとおりでございまして、松浦の場合、鷹島が玄海原発から8.3キロの至近距離にあるということから特別に松浦は2会場をお願いしますということを無理にお願いしてやっと認めていただいたという経過がございますので、私はその辺については御理解いただきたいというふうに思っております。  なお、先ほど交通の手段は考えておりませんと申し上げましたけれども、黒島の方につきましては、船を確保して、黒島の方が説明会においでになったときにお帰りの船というのは確保するということで、黒島の方にとっては事前に御出席される方の人数を把握して、その方々がお帰りできるような船を準備するということにしておることを申し添えておきたいと思います。(降壇) 141 ◯ 8番(安江結子君)  青島、飛島はどうなりますかという声もあります。ぜひとも住民が参加できる条件というのを整備していただくことを求めます。 142 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  青島、飛島も含まれております。黒島、青島、飛島でございます。失礼します。(降壇) 143 ◯ 8番(安江結子君)  青島、黒島、飛島とおっしゃいました。次はやっぱり福島での開催というのを求めていかないといけないかなというふうに思います。  次に、玄海原発には使用済み核燃料が2,000体を超える核燃料が冷却中ですので、放射能漏れの危険は常に存在しております。事故時の避難に関して、星鹿沖の青島から避難する場合、現在は青島港から御厨港まで船でということで避難経路が設定されておりますけども、ここにございますように、青島から星鹿大石の岳崎港というところまではすぐ近くなんですよね。目の前に見えますし、ここら辺に住んである方は昔は櫓をこいで渡りよったとか、若いときは泳ぎよったという声も聞きますので、ぜひとも万一の事故時のときにはこの岳崎港に青島からピストン輸送で市民を運んで、そして、岳崎港から大石公民館までは300メートルかぐらいしかありませんので、そこは市道になっていますもんね、そこをきちんと整備して大石の公民館から避難のルートに乗るというふうなことを提案したいと思うんですけど、それについていかがでしょうか。 144 ◯ 防災課長(福岡一男君)  ただいまの議員が言われました岳崎港につきましては、もう議員さん御存じのとおり、非常に小さい港であるということがございます。この港が現在干潮時には完全に引いてしまって船が入れないと、係船する施設としての整備が整っていないという状況にあります。また、市道につきましても、もう道幅も狭く離合もできない、市道ではありますけども、こういう状況にもございますので、現段階では、避難経路としての港の利用ということは困難であろうと考えておりますが、市の関係部局及び県のほうと協議をしながら、岳崎港に限らず、船舶での避難を余儀なくされている離島住民の係船等も含めまして、避難時に利用できる港について今後も模索は続けていきたいというふうに考えているところでございます。 145 ◯ 8番(安江結子君)  青島から避難する場合は、もう青島の港から御厨の桟橋まで一つの避難経路ですね。風とかなんとかのときはヘリコプターでしょうけど、避難経路は1つで、放射線の一次退避施設をつくりますよということでつくってありますけど、経路としては一つの避難経路ですので、やっぱり災害時には複数の避難経路を準備するというのがもう基本中の基本ですので、ぜひとも県が管理の岳崎港を県と相談しながら何とか青島の住民の命と暮らしを守るという点で複数の避難経路ということを検討されていただきたいというふうに考えますけど、もう一回市長の答弁を伺います。 146 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  やはり万一の原子力災害ということになりますと、避難、これしかないわけでございます。そのためには、安江議員御指摘のとおり、複数の避難経路の確保は、これは必要なことでございますので、どのような複数の避難経路が確保できるかということについては今後も十分県とか関係の機関と協議をしてまいりたいと思っておりますが、岳崎港につきましては、先ほど言いましたように、非常に厳しい状況にあるということは御理解いただきたいと思います。(降壇) 147 ◯ 8番(安江結子君)  先ほど市長が説明会でできるだけ多くの市民に参加してもらって、そして、そのときの意思というか、市民の意思を再稼働に対しては参考にするじゃないですけど、その意思も大事にするというふうにおっしゃったんですけど、もし再稼働は絶対やめてくれという意見が多かったら再稼働反対ということを表明されると、そういうことですかね。 148 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  15日、16日にどのような御意見があるかということはいろいろ想定はされますけど、仮定の段階でお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。(降壇) 149 ◯ 8番(安江結子君)  そうすると、市長のその再稼働に対しての判断というか、それはいつごろだったら表明されるということになるんですか。 150 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  先ほど申し上げておりますとおり、議員皆様の御意見も聞く必要があろうというふうに、お聞きさせていただきたいというふうに思っております。日程の調整が必要でございますが、年度内を一つのめどに私としては考えているところでございます。(降壇) 151 ◯ 8番(安江結子君)  市民は、やっぱり再稼働、今の暮らしがだめになる、松浦に住めなくなる、だから再稼働反対という市民の声が多くあります。ぜひとも年度内、市民の声に耳を傾けられて、再稼働反対というのを表明していただきたいというふうに表明を求めて、この再稼働については終わります。  次に、「国民健康保険税について」伺います。  市民の方から、「年金が少なくやっと食べています。国保税が高くて払うのが大変です」と言われています。そして、例えば年収、総支給額が310万円の方が国保税が幾らになるか試算してみましたら、40代の御夫婦と、妻は専業主婦、子どもが2人というときの保険税を計算しましたら、年額37万4,000円になります。ただ、この総支給が310万円で所得が200万円になりますので、2割軽減に当たります。2割軽減して34万2,000円が年額の保険料になります。この総支給310万円で月々ボーナスなしで幾らかということをしますと、月々26万円になって、そして、保険料が3万4,000円になります。だから、こういうふうに1割を超える国保料なので、高くて払えない、困っているんですという声をたくさん聞きます。  国保税を納めたいが生活が苦しくて納められないという世帯のために、先ほども2割軽減と申しましたけど、低所得者保険税の軽減措置というのがございます。  27年度の軽減世帯についてお尋ねしますが、国保の7・5・2割の軽減の世帯と、それから国保世帯に占める割合をどうなっているか、お示しください。 152 ◯ 税務課長(石川章浩君)  国民健康保険の軽減世帯でございますけど、7割、5割、2割がございます。2月末現在で数値で御回答させていただきます。  7割軽減世帯が1,334世帯、5割軽減世帯が580世帯、2割軽減世帯が470世帯、合計で2,392世帯でございます。  軽減世帯の国保全世帯に占める割合でございますけど、63.5%となっております。  以上でございます。 153 ◯ 8番(安江結子君)  7割軽減1,337世帯ていうことですけど、7割軽減というのは所得から33万円引いたらゼロになる。要するに無所得世帯ということで間違いありませんね。 154 ◯ 税務課長(石川章浩君)  今議員がおっしゃられたように、所得金額が33万円未満の世帯が7割軽減該当でございます。 155 ◯ 8番(安江結子君)  所得が33万円にならないというところが1,334世帯ということは、松浦市は大体1万世帯と言われていましたけど、結構世帯として割合が高いということでびっくりいたします。それだけ市民の生活というのが厳しいということの裏返しですね。納税が滞れば保険証の交付は、短期保険証は平成28年に200世帯と資格証が3世帯ですけど、保険証の更新がされていない世帯というのは平成27年、28年何件ぐらいありましたか。 156 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)  健康保険証の短期証の交付、現在更新されていないというような状況でございますけども、今直近のところで申しますと、42世帯51被保険者に対しまして更新がなされていないという状況でございます。 157 ◯ 8番(安江結子君)  保険証が資格者証も、10割払いなさいという資格者証も届いていない。期間が区切られた、1カ月とか3カ月に区切られた短期も届いていないという世帯が42人というのは、これは国保法に反しておりますよ。国保法では保険証を渡しなさいねとなっているんですね。だから、ここのところは改善しないといけません。必ず42名の方には保険証が渡されないといけないので、ここのところは指摘しておきます。  それで、国は国保の構造的な財政が被保険者証が高齢で医療水準が高い、先ほど言ったように、所得が低いというので軽減というのがありまして、それの軽減に対して保険者支援制度というのができていまして、27年度から1,700億円ほど国から支援がされて、国のパンフレットなんかには1世帯で5,000円の財政効果があるように、そして、2年間たてば1世帯で1万円の財政効果があるようにという方針を、方針というか、方向が出されておりますが、松浦市においては、どれぐらいの軽減の額があっておりますでしょうか、お尋ねします。 158 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)  議員申されるとおり、平成27年度から国は1,700億円の財政支援を行っております。被保険者1人当たり5,000円程度の軽減措置があるということでございます。  松浦市の場合、今年度28年度の状況で見てみますと、保険安定基盤負担金の保険者支援分、この分につきましては5,499万円が見込まれております。この財政支援前の26年度までの率で計算しますと2,709万円ということになりまして、支援額といたしましては2,790万円の増になっているのかなというふうに見込んでおります。1人当たりにしますと約4,200円という状況でございます。 159 ◯ 8番(安江結子君)  1人当たり4,200円の効果額ということですけど、被保険者にとっては、その4,200円の効果があらわれていないんですよね。  市長にお尋ねしますけど、もうこれから、今の担当課はもうこれで精いっぱいの答えだと思います。あとは市長がこの4,200円を被保険者の1人分に回すかどうかというのは、もう市長の政治判断にかかっているんですよ。そこのところはどうですか。 160 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  国民健康保険の被保険者の負担の軽減ということは、常に私たちといたしましても、検証し、また、そうなるような努力をしていかなければならないということは常日ごろから考えているわけでございますが、今、健康ほけん課長が答えましたとおり、4,200円のさらなるところについては現段階では非常に難しいといいますか、厳しいというふうに受けとめているといいますか、そこは御理解いただきたいというふうに思っているところでございます。(降壇) 161 ◯ 8番(安江結子君)  1人当たり4,200円ということで、この低所得者分などの支援は、毎年度続いて、そして国全体としては平成27年度から3,400億円支援することになって、低所得者に対しての1,700億円はずっと続くわけですよね。ですので、今、市長は、被保険者1人当たりにじゃなくて、国保全体に回っているのを理解していただきたいというふうに言われましたけど、私としては、やっぱり市民が国保税が高くて払えなくて滞納もあって無保険者のある状況ができているというところから見て、市民に1人当たり4,200円の分を還元していただけないか、で、この場をかりて質問しているわけですよ。  基金の残高をずっと見てみますと、平成25年は3億1,500万円、26年が2億2,200万円、約ですけどね、27年が2,030万円、28年が2億9,700万円あります。ふえてきているわけですよ、こういう支援があるために。徴収率も98%されているから、やっぱり支援がたくさん来て、そして基金が積み上がってきているというのがありますので、この1人当たり4,200円の分を低所得者の軽減分に、今7、5、2ですけど、それを8・6、3にするとかに振り替えて使ってもらえないでしょうかという提案、お聞きをしているんです。市民の生活が苦しいからこそ、消費税も8%に上がって生活が厳しくなっているのでできませんかと、市長の判断でお願いしますというふうに聞いているんです。 162 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  先ほど応じることはできないということを申し上げたわけでございますが、具体的に申し上げますと、平成29年度の当初予算では、財政調整基金から約1億5,300万円国保会計に繰り入れるということにしておるところでございまして、繰り入れ後のこの基金残高は1億4,400万円でございます。そういうことからいたしますと、平成30年度からは、御承知のとおり国保の都道府県化ということも実施されるわけでございますので、国保税の保険税の変動を抑制するために、そのことについても充てさせていただきたいというふうに思っているところでございまして、繰り返しになりますけれども、このことを理由として国保税額の引き下げということについてはどうしてもできないということを申し上げておきたいと思います。(降壇) 163 ◯ 8番(安江結子君)  やっぱり市民の生活が、給料はずっと上がらないですね、アベノミクスで大都会というか、大企業はいいでしょうけど、中小というか、地方はもう疲弊してきているという中でやっぱり国保税、払える国保税にかじを切っていただきたいということを求めて、この項の質問は終わります。  次に、「高齢者の運転免許証返納について」伺います。  高齢者の交通事故対策が課題となっておりまして、道路交通法も3月から改正されるようになっておりますが、運転をしなくても移動手段が確保されて生活の質が維持される、そして、安心して暮らせる高齢者が納得して免許を自主返納できるということが必要だというふうに言われていますけど、松浦市における高齢者の運転免許証自主返納の状況はどのようになっておりますか、お尋ねします。 164 ◯ 長寿介護課長補佐(山口 武君)  松浦市の高齢者に係る運転免許証返納状況についてお答えいたします。  松浦警察署に確認しましたところ、平成29年1月1日現在で65歳以上の運転免許保有者数が3,959人となっております。そのうち自主返納者は32人で、返納率にして0.8%となっております。  参考までに、長崎県全体の自主返納率は1.74%となっておりますので、本市の返納率はかなり低い状況となっております。日々の高齢者相談の中でお聞きしている中でも、理由はさまざまですが、車の運転に不安を感じながら運転をしているという声をお聞きしておりますので、議員御指摘のとおり、長寿介護課としても大きな課題だと感じておるところでございます。 165 ◯ 8番(安江結子君)  日本神経学会、日本神経治療学会、日本認知症学会、日本老年医学会の4団体が1月6日に高齢者の運転問題に関して提言を行っておりますが、その中で、やっぱり先ほど申しましたように、運転免許証の自主返納促進のために公共交通の再整備、それから代替交通支援システムの開発、それから利用者負担の軽減がかなめと提言されておりますが、市としてのお考えは、先ほど担当課の方がちょっと言われましたけど、具体的にどういうふうになっておりますでしょうか、伺います。 166 ◯ 企業立地課長(吉永弘治君)  交通対策についての御質問でございますので、御答弁させていただきます。  現在、松浦市地域公共交通活性化協議会におきまして、3月末の策定を目指しまして松浦市地域公共交通網形成計画を策定中であります。この計画の中で高齢者の免許返納施策と連携した利用促進として施策を実施することとしております。  議員御指摘の交通弱者のための交通網整備につきましては、高齢者などの交通弱者の日常の移動手段として、交通不便地区を解消し、公共交通ネットワークを維持することを基本目標として、それぞれの地域や陸上交通、海上交通のモードごとに個別事業を定めております。  計画期間といたしましては、平成29年度から平成33年度までの5カ年間とし、段階的に実施していくように計画をいたしております。  バス等の乗り継ぎ時間の短縮を図るための運行ダイヤや接続の見直し等につきましては、適宜運行事業者と検討して実施してまいりたいと考えておりますが、予約制の乗り合いタクシーの導入等につきましては、運行事業者や国、県の関係機関と検討協議、準備等に時間を要すると考えられますので、課題を解決しつつ、段階的に実施していく必要があると考えております。  以上です。 167 ◯ 8番(安江結子君)  公共交通の整備ということで、交通弱者をなくしていくというふうに答弁されたわけですけど、これがことしの3月策定中で、29年から33年の5カ年計画ということですけど、一部新聞なんかによりますと、この道路交通法が改正されて認知症て診断されて運転免許証を返納しなくちゃいけない人が年間5万人ふえるというふうに試算があるわけですよね。この交通システムの担当のところでは、随時というか、計画が29年から33年までということですけど、そんな悠長なことでは認知症の方の運転免許証返納と実際の計画とはもう追いついていかないんですよ。道路交通法は3月12日改正になって、そして、認知症のおそれのある方と認知症の方、どうもない方て、1・2・3類、3つに分けてあって、3の人はもう免許証を返さないといけなくなるんじゃないですかね。その3の方がやっぱり今でも不安でという相談があっているんですから、もっと早急に、返納された方に対してどういうふうに対応していくか、そんな悠長に、あとこれから計画立ててずっと打ち合わせしていくんですよじゃなくて、もう何カ月間の間には誰かが認知症になって本当に返さなくちゃいけないけど、認知症と診断されて返さなくちゃいけないけど、生活の質が落ちるので返せなくなって、そして事故が起きるということが、今ここまで来ているもんですから、だから私は今質問しているんですよ。もっと早急に切迫感を持って問題解決していただかないと市民の生活を安心して守れませんよ。市長どうですか、そこのところは。
    168 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  今、安江議員が申されますこの運転免許証の返納ということについては、大きな課題であろうというふうに思っているところでございます。  この痛ましい高齢者の交通事故を報じられることに心を痛めておるわけでございますが、この事故を防止する一つの対策として道路交通法が改正されて返納ということが取り組まれることとなっておるわけでございますが、また一方、運転免許証を返納された方々が今後いろいろな面で、特に公共交通が十分でない松浦にとっては、通院とか買い物、加えて日ごろの外出ということについても少なくなると、結果としてそのことが認知機能とか運動機能の低下を招くということにもなろうというふうに思っております。  この運転免許証を返納するということによって運転ができなくなる。そのことについての自信が喪失されるとか、あるいは生きがいが失われるということの懸念があるわけでございますので、そこはやはり地域包括支援センター、あるいは介護事業所とか地域での声かけや誘いなどが十二分になされてサポートをしていく必要があろうというふうに思っております。このことにつきましては、今議員御指摘のとおり、やはり今後の高齢者対策の一つとしてどのようなことがしっかりと対応できるかということを取り組んでいかなければならないと、このように思っているところでございますが、やはり私といたしましては、高齢者の生きがいということをしっかりと取り組んでいくということにいたしますと、現在の制度として設けておりますわくわくおでかけ支援事業のほかに地域の集いの場における介護予防、あるいは集いの場を通した住民同士の支え合い、そういうことがさらに充実できるような取り組みを進めていく必要があるということで、今申されますとおり、時間がないということでございますので、市といたしましても、今後このことについてはしっかりと長寿介護課を中心とした取り組みを進めてまいりたいと、このように思います。(降壇) 169 ◯ 8番(安江結子君)  介護施設の職員の方から、このごろ利用者さんがちょっと不安な様子があるので、よう話を聞いたら、子どもが免許証ば返せというので返したけど、家にばっかりおって外に出られなくなったので気力がなくなったと言われる方が目につきますて、もう既に言われているんですよ。ですので、今市長がおっしゃったように、運転をやめた方に対して認知症予防などへのサポートは高齢者の担当のところでしっかりしていただくという考えというのはわかりましたけど、だけど、実際買い物が不自由になる、不便になる、いろんなところに出ていけない、病院にも行けないという方に対しての支援を早急に考えてくださいって申し上げて今回の質問にしましたので、そこのところはやっぱり早急に全体の計画を待つまでもなく、そこのところは特化してやっていただきたいというふうに改めて要望しますけど、いかがでしょうか。 170 ◯ 市長(友広郁洋君)(登壇)  安江議員の御要望に十分応えることができるかどうかは定かではございませんけれども、御質問の趣旨には十分対応してまいりたいと思います。(降壇) 171 ◯ 8番(安江結子君)  次に、市役所ロビーに設置されている加椎敬將さんが制作された木彫の「幻想」という作品がございますが、これでございますね。(写真を示す)この「幻想」という作品ですけど、台座に亀裂が入ったり、ほこりがというか、作品の中にあったりとか、最初寄贈されたときの状況よりも大分劣化が進んでいると申し上げていいのか、ちょっと専門的な言葉はわからないんですけど、もうちょっと手入れをしたほうが寄贈された方も喜ばれるし、市民の方も、ああ、いいのがあるなと目にかかられるんじゃないかなと思って今回この問題を取り上げております。  この維持管理といいますか、これについて政策企画課が担当でしょうけど、これを管理するに当たってのどういうことに注意されておるか、それから今後どういうふうにされようとしているかという点を伺います。 172 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  加椎先生のほうから贈られました木彫の「幻想」でございますけども、昭和56年11月に寄贈されたものでございます。長年展示いたしておりますので、全体が乾燥によって白くなっていることと、それから、今議員もおっしゃいましたように、台座のほうにもひび割れが生じていることを確認いたしております。  やはり、議員がおっしゃいましたように、しっかりとした管理をしていくことが贈った方の気持ちに応えることになるというふうに考えておりますので、今後必要な対応をとってまいりたいというふうに考えております。 173 ◯ 8番(安江結子君)  しっかり管理していくということですけど、それは加椎先生とも連絡調整しながら対応されるて、そういうことで理解してよろしいですか。 174 ◯ 政策企画課長(末永和彦君)  加椎先生が3月にお帰りになるということも聞いておりますので、先生のアドバイスもいただきながら効果的な管理方法を検討してまいりたいと考えております。 175 ◯ 8番(安江結子君)  この写真の横にも写っているんですけどね、松浦市民憲章が、「歴史と伝統に学び、文化を育て、未来と世界につながるまちをつくります」というのが市民憲章なんですよね。だから、市民憲章に恥じない松浦市になることを願って質問を終わります。    (安江議員 一般質問席 降壇) 176 ◯ 議長(高橋勝幸君)  以上をもって安江議員の一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程を終了いたしましたので、これにて散会いたします。       午後3時22分 散会 ───────── ◇ ───────── この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....